「仮面夫婦」ってご存知ですか? 仮面夫婦とは、他人や子どもの前では仲の良い夫婦として振る舞っていながらも、実際は関係が冷え切った夫婦のこと。そうした夫婦にならないためにはどうしたらよいのでしょうか。一緒に考えてみましょう。 1. 仮面夫婦ってどんな夫婦?その特徴仮面夫婦がどんな夫婦なのか、実際に想像するのは難しいですよね。特徴をいくつかご紹介します。お互いに無関心相手がいつどこで何をしようと興味がない、一緒に何かをしようと思わないなど、お互いに無関心な状態です。お互いに自分中心自分が欲しいもの、やりたいことを優先させ、夫婦に困ったことが起きても解決しようとしないで逃げてしまうといったことも特徴です。家でのコミュニケーションがないふたりきりのときの会話は必要最低限。スケジュールのことや子どものことなど、生活に必要な事務連絡のみ。世間話をしたり一緒にテレビを見て笑い合うなどはしません。スキンシップもしない会話をしないのだから、当然触れ合ったりなどしません。セックスレスになることも多いでしょう。他に相手がいることも仮面夫婦を続ける中で「癒し」を求めるために、不倫をしているかたも中にはいるようです。関心がないために相手の不倫に気づかない、気づいても放置・黙認していることもあるのだとか。周りの人からはわからない外では夫婦円満を「演じている」ので、気づかない人も多いでしょう。子どもや親族にも仮面をつけて接しているパターンが多いため、他人からは仮面夫婦だと見抜けません。ただし、子どもにはバレている可能性大です。 2. 仮面夫婦はどうして別れないの?気になるのは「なぜ別れないのか」ですよね。夫婦関係が破綻しているのに、夫婦円満を演じてまで夫婦生活を続けることが不思議です。世間体や子どものため、金銭的問題といった理由が多いと思いますが、今回は「心理的な面」から別れない理由を探ってみます。愛情が残っている?片方もしくは両方に、わずかでも愛情が残っているのかもしれません。まだ離婚までとはいかない関係を保ちたい、より良くしたいと思っていて、きっかけがつかめないままずるずる仮面夫婦を続けているパターンもありそうです。さらに、ふたりでいるときは会話もスキンシップもないので、「相手が何を考えているのかわからない」状態が続きます。仮面夫婦から第一歩を踏み込む勇気はないし、相手のことを知りたがっている自分を認めないように、より厚い仮面を被ってしまうのかも。割り切っている?「夫婦はこんなもの」と割り切って、同居人がいる感覚で生活をしているのかもしれません。離婚に至る大きなきっかけがない限りは、仮面夫婦として生きていくほうが楽な人も中にはいるでしょう。意地になっている?仮面夫婦になるきっかけが、「相手の不倫」「セックスレス」など相手に不満がある場合、意地になって形だけの夫婦生活を続けている可能性も考えられます。特に不倫の場合は、別れないことで相手に罰を与えているのかもしれません。 3. 仮面夫婦にならないためのコミュニケーション悲しくて恐ろしい仮面夫婦ですが、一度そうなってしまえば、解消するのにかなりの時間と根気がいりそうです。仮面夫婦にならないよう、予防を行ったほうが良いでしょう。仮面夫婦にならないためのコミュニケーション術や予防法をご紹介します。スキンシップをたっぷりと夫婦の会話の時間を大切にするのはもちろんですが、「スキンシップ」も非常に重要です。日ごろから手をつないだり、抱きしめたりキスをしたりすることで、セックスレス予防にもつながります。また、スキンシップをすることでさまざまな物質が分泌され、ストレス緩和や幸福感の高まりなどの効果があります。夫婦にとって良いこと尽くしなので、積極的に取り入れていきましょう。> いってらっしゃいのキスで事故に遭わない?驚くべき効果とは> 夫婦のキス事情!キスがもたらす夫婦円満へのカギ夫婦で「一緒に」する運動やゲームなど、夫婦で一緒になにかに取り組んでみるのもおすすめです。共通の趣味ができることで話題も増えますし、それをしている夫婦はしていない夫婦に比べて「仲が良い」というのも、データとして出ているんですよ。身近にあることから一緒に行ってみましょう。> ダイエット効果も上がる?夫婦で運動すると良い理由> 40代が一番危険?いつまでもラブラブ夫婦でいられる方法喧嘩をしたら仲直りお互いの気持ちをぶつけ合うのも大切なことですが、必ず仲直りをするようにしましょう。仲直りの方法は人それぞれかもしれませんが、なによりも「お互いが納得する」ことが大切です。喧嘩と仲直りのルールを作って、お互いにそれを守るようにしましょう。> 【保存版】夫婦喧嘩の仲直りをするための5つの方法> 仲直りのきっかけは?わが家の夫婦喧嘩マイルール 仮面夫婦になるきっかけはさまざまあるでしょう。でも、なってしまったら修復は大変ですし、子どもにも悪影響を与えてしまいます。なによりせっかく愛し合って結婚をしたのに、形だけになってしまうのは悲しいことですよね。仮面夫婦にならないためにも、コミュニケーションやスキンシップは積極的に行うようにしましょう。喧嘩をしても相手を傷つけない、仲直りをするなどのルールを設けてくださいね。ずっと夫婦円満が続くよう意識して行動することが大切です。 参考:「仮面夫婦」を10年続けた人の苦悩と活路なぜか離婚しない・・・仮面夫婦の意味と心理的特徴
2018年02月15日子どもの教育費や夫婦の老後のために、毎日節約生活をがんばっている夫婦は少なくないはず。とくに、食費を安く抑えるために、夫の昼食用に弁当を持参させることはよくある話ですよね。でも、仕事から帰宅した夫が弁当箱をそのまま放置していたら…。弁当袋に弁当箱を入れっぱなしで放置する夫ネット掲示板に、「夫が弁当箱を弁当袋に入れたままキッチン前のカウンターに置きっぱなしにする」と悩みを投稿している女性がいます。弁当を作るのも弁当箱を洗うのも、基本的には投稿主が行っているようです。ただし、夫が“弁当箱を弁当袋から取り出し、その他の洗いものと一緒にしているときだけ”洗うそう。しかし今回は、弁当袋のままカウンターに放置され、数日後に夫が自ら洗ったのだとか。ここまでであれば、さほど問題はなさそうですが、夫から「(今回の一件は)悪いのはオレだけじゃない」と言われてしまい、投稿主としては納得がいかない様子。投稿主の気持ちはわかるけど…話し合いも大切そんな投稿に対して「置きっぱなしは腹が立つよね」と、共感の声が集まる一方で、「お弁当箱は、袋から出して他の洗いものと一緒にしておいてね」と、夫に伝えておけばいいだけでは?とアドバイスをする人もちらほら。たしかに、とくにルールも話し合いもなければ、夫としては何がダメだったのかわかりづらいもの。夫婦間で、「弁当箱を洗ってもらいたいなら、シンク内で水に浸けておく」などのルールを事前に設けておくだけで、こういった問題は回避できそうな気もします。また、こういったルールさえあれば、もしも置きっぱなしにされていても、それは夫の責任になるので、放置すればいいという判断ができるのだとか。他には、「洗いものを出してくれないと、自分がイライラするだけだから、夫のカバンを勝手にあさって、弁当箱やハンカチなど、洗わなければいけないものは勝手に洗う」とコメントしている人もいます。仮に、夫婦ともにフルタイムの共働きであれば、仕事の疲れはどちらも同じはず。であれば、せめて弁当箱くらいは夫に洗ってもらうか、洗いやすいように協力してもらいたいもの。みなさんのご家庭では、誰が弁当箱を洗っていますか?(文・山手チカコ/考務店)
2018年02月14日共働き世帯には「手の内は見せない」かのように、お金の管理を別々に行っている夫婦も多いようです。結婚前からの個人口座をそのまま使い続けながら、生活費として設定した口座にそれぞれが決まった額を振り込むパターンも多く、夫婦間で細かな話し合いをせずとも、それはそれで「なんとなく」回ってしまう家庭も多いのではないでしょうか。そして、そんなふうに共働き夫婦のお金の管理には、さまざまな「あるある」があります。例えば、新居購入の負担割合や部屋の修繕は誰が払うのかなど・・・たどり着く先は夫婦喧嘩。今回は、共働き夫婦がお金の管理について話し合っていない「あるある」を3選ご紹介しましょう。相手の収入も預金額も知らないそれぞれに収入のある夫婦で、お金の管理を別々にしている場合「お互いの給与明細すらも見せあわず、預貯金の額も不明」という夫婦も、決して珍しくありません。毎月の生活費は、決めた額をどちらか、あるいは両方が決めた口座に入れていれば日々の生活は賄えてしまうため、なんとなくそのままきてしまった、というケースもあります。このパターンの夫婦の場合、貯金は「相手が貯め込んでいるだろう」と考え合っていたのに、マイホーム購入など大きな出費をする際に「蓋を開けてみたら、それほど貯まっていなかった!」と、期待ハズレな結果から慌てる夫婦も。不慮の出費でケンカになる日々の生活費は賄えていても、生活費以外の不慮の出費が発生した際に「どっちが払うか」「どちらがどのくらいの割合で負担するか」などで喧嘩が始まりやすいのも、別会計夫婦の「あるある」です。例えば、お風呂が壊れた、壁紙が破れたなどで自宅の修繕費が発生した!というときには「お風呂をよく使っているのは君なんだから、君が払えよ」「あなたのほうが長風呂だし稼ぎも多そうだから、あなたが払うものでしょ!」などと言い争いが生じてしまうパターンです。夫婦の金銭管理を一緒に行っていれば喧嘩にならずに済むシチュエーションでも、別会計にしていると、どちらも「自分のお金からは出したくない」という心理が働きやすい傾向にあります。「なんとなく」が多くそもそも自分の収入すら管理できていない別会計をしている夫婦ほど、どんな出費も「なんとなく」で払ってしまい、相手の収入や貯蓄に期待しすぎた結果として「そもそも自分の収入すら管理できていない」という事態も起こりがちです。出費のたびに喧嘩までは勃発しなくとも、どちらかが「なんとなく」で負担し合っていて、場当たり的にお金を払う機会が多いため、夫婦の家計管理はおろか自分の会計管理すらできていない!となってしまっているのも「あるある」に。最初は自分の出費だけを家計簿につけていても「これだと、全体像がわからないから無意味かもしれない」などと馬鹿馬鹿しくなってしまい、貯金も「とりあえず、余ったお金を貯めてる」という具合に、なんでも「なんとなく」になってしまっているケースです。共働きをしていて、お財布を別々に管理している夫婦の場合には、相手の収入や貯金が見えなくなりがちです。さらに、相手の金銭事情がわからないことから生じる特有の「あるある」も珍しくなく、その結果として、喧嘩や不信感が生まれてしまうケースもあります。マイホーム購入や家の大きな修繕が発生したときなど、大きなお金が必要になった機会に、はじめて相手の金銭事情を知ったという声も少なくありません。お財布を別にしているご家庭も、共働きが主流となった昨今ではそこまで珍しいパターンではないようですが、同一会計の夫婦とは異なる管理の方法ならではの「あるある」によって、夫婦不仲に陥ってしまっているようです。会計を別にしている家庭でも、夫婦間でお金について話し合っておくのは鉄則。不意の出費が発生した際に「こんなはずではなかった」にならないよう、備えておく心がけが、円満夫婦への近道なのではないでしょうか。
2018年01月19日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。前回の記事でいちばん大変だった3兄弟赤ちゃん時代を振り返りましたところで…。■とにかく夫に早く帰ってきてほしいあらためて今、私がひとつだけ「どうすれば4人目を生みたいと思えますか?」と聞かれたら、「夫が毎日早く帰ってきてくれるようになれば、具体的に言うと17時30分に帰ってきてくれるようになれば生みたいと思えるかもしれない」と答えます。夫に、世のお父さんたちに、もっと早く仕事を終えて家に帰ってきてほしいです!!!三男が保育園に行っていたころ、次男、三男それぞれ預け先が違ったので迎えにいくだけで時間がかかりました。夫がお迎えに行けるなどという選択肢はそもそもないので、毎日私が両方お迎えです。そこからお風呂にいれて、晩ごはんを食べさせて、寝かしつけて、すべてがひとりです。働いても働かなくても状況は一緒。結局育児、家事は全部私の仕事でした。だって、夫がそもそも家にいないのですから。頑張ってくれている夫には申し訳ないけど、いい加減にしてよって思ってる奥さん、いっっっぱいいると思います。ひとりで頑張ってるお母さん、いっっっっぱいいると思います。ひとりでやらざるを得ないから鍛えているうちに、ひとりでなんでも出来るようになっちゃって、「夫なんて留守で元気がいちばんいい!」と鋼の女化した奥さん、いっぱいいると思います。そんなに夜遅くまで働かなくちゃダメ?! 夜遅くまで何をそんなにしないといけないの!?お願いだからはやく帰ってきてよ。誰かが帰れないと帰れない雰囲気なんだったらいっそのこと会社の鍵を18時に鍵閉めてほしい!保育園も必要。待機児童も解決してほしい。幼児教育だってそりゃ無償化できるんならしてほしいですよ。でも、子育てのパートナーである夫にももっとはやく家に帰って来られるように、今の働き方、なんとかなりませんかね?お給料は減らさずに、もっと早く家に帰れるようになりません?男性の働き方改革をもっと推し進めてほしいです。だけれども、これについて夫から言われたんです。■夫に言われた衝撃のホンネ「夕方17時30分に帰れるようになったとしても、家にまっすぐ帰る男がどれだけいるかなぁ?」衝撃でした。いやいや、そりゃ帰るでしょうよ!! 家で奥さんと子どもが待ってるんですから。「頭ではそうするべきだって分かっていても、あえて帰ろうとしない男性だって一定数いるはず。仕事から帰って子どものお風呂入れてご飯食べさせて皿洗って寝かしつけて・・正直しんどいもん。子ども相手だから思い通りいかないし、家事なんて喜んでしたいものでもないし。なにかしら理由つけて忙しいフリして帰ろうとしない人だっていっぱいいると思うけど。」そ…そんな!!そんなひどい話ないでしょう!? と思ったのですが、冷静になって考えてみたら…男性のリアルな本音でもあると思います。仮に私が男だったとしても仕事から帰って子どもと20分ぐらい顔を合わせていちばんかわいい瞬間だけ味わったら、あとはもうすんなり寝てほしいですもん。早く帰ろうと思えば帰れるのにあえて仕事をしていたい(すでにそうしてる)お父さん。なぜなら子育てのほうが仕事より大変だからです。となると働き方改革を進めても効果があるのかどうか怪しくなってきました。■ママの負担は「夫の働き改革」だけでは解消されない働き方の改革だけでなく、日本の男性の家事育児に携わる意識を変えていかなければいけないような気がします。日本はどうしてこうも子育て=お母さんのイメージが強すぎるんでしょうか。お父さんの影が全然ありません。男性の子育てにたいする意識は子どもを持ってから急に培おうとするものでなく、子どもを持つずっと前から根付かせていかなければ、帰宅時間を早めたところであまり意味がないような気がします。たーだーし、それがいつになればその意識が浸透するのかを考えると果てしなく気が遠くなります。いつか根付く時が来るのでしょうか。今はまだ想像がつかなさすぎて…。いったい日本のお母さんはいつまでひとりで頑張らないといけないのかなと、気が遠くなります。
2017年11月09日世の中には平穏で幸せな生活を送っている夫婦は沢山います。でも、いつまでもこの幸せが続くとは限りません。ある日突然、ほんの些細なことで夫婦生活が悪化し破局を迎えることがある……。今回はそんな急転直下で破綻してしまった夫婦のケースを、本人の体験を交えてご紹介しましょう!文・塚田牧夫生前贈与をめぐるトラブル「ある日突然、私の祖父母から『いいものあげるから取りにおいで』と呼び出されました。最初は妻と『旅行のお土産かな』と話していましたが、受け取ってビックリ。紙袋のなかには、なんと現金数千万円が入っていました。帰宅してこのお金の管理方法について妻と大きく意見が分かれ、険悪なムードに。最終的に妻の名義で銀行口座を開設し入金しましたが、私は一切手を付けることができません。にも関わらず、生前贈与税について調べたり、手続きしたり等はすべて私に丸投げ。初めて妻に対して不満が生まれました。更に祖父母と仲が悪い私の母親からは妬みの対象になってしまい、妻と母親の嫁姑関係が悪化。それも私のフォローが足りないせいだと当たられる始末です。現在は夫婦の会話はなくなり、目も合わせてもらえません。このような生活に耐えられず、離婚の二文字が頭をよぎります」カツヤ(仮名)/35歳マッサージサロンの開業失敗「夫はマッサージサロンで働いていました。腕が良くお客さんから指名を受け、リピーターがつくほどの人気だったんです。夫の夢は、独立して自分のマッサージサロンを持つことでした。その夢の実現のために夫婦二人三脚でコツコツ資金を貯め、去年の暮れに念願のサロンを開業しました。ところがです! ある女性のお客さんが、『胸を触られた』と文句を言ってきました。施術中にたまたま触れてしまっただけで、結局は誤解だということになったんですけどね。そんなクレーマーのせいで悪い評判が立ってしまい、客足が遠のいてしまいました。私はなんとかお客さんを呼び込もうと、ホームページを工夫したり新しいサービスを提案したりするのですが、夫は『腕がいいんだから、そのうちお客さんも増えるだろう』と危機感がありません。今では、ほぼ毎日家で寝て過ごしていて、夢に燃えていた起業前の夫の姿は見る影もない……。サロンの家賃も払えないほどになり、生活費はほとんど私のパートの収入で賄っています。この状況が続くようであれば、離婚するしかないです」タカコ(仮名)/36歳円満夫婦が急転直下で破綻したケースをご紹介しました。このようなことが起きないようにするには、日々のコミュニケーションが非常に大切なのではないでしょうか。どんなトラブルも乗り越えられるような、確固たる信頼関係を築いていきたいですね。(C) nongamt / Shutterstock(C) Albina Glisic / Shutterstock(C) wk1003mike / Shutterstock
2017年11月05日生涯愛するという誓いを立てて結婚したはずの夫婦。好きな人と毎日一緒にいられるという生活はうれしいものですよね。しかし、結婚生活は楽しいことばかりではなく、さまざまな問題に直面しぶつかり合うことも少なくありません。結婚前は知らなかった相手の一面を知り、生活を続けていくことに不安を抱える人もいるでしょう。日本では3組に1組のカップルは離婚しているとも言われていますが、特に若い世代での離婚率が高くなっている様子。新婚でありながら“スピード離婚”をしてしまう夫婦は、いったい何が原因で別れてしまうのでしょうか。今回は、スピード離婚する夫婦の特徴などについて見ていきましょう。●スピード離婚とはスピード離婚に、明確に婚姻期間の定義があるわけではありませんが、3年未満での離婚はスピード離婚と言ってもいいでしょう。厚生労働省の調査によると、平成26年の離婚件数は22万2104組で、そのうち同居期間が1年未満での離婚は13,499組。およそ6%が同居して1年未満で離婚にいたっている ということで、これは非常に多いと言えるのではないでしょうか。●スピード離婚の原因と対処法●(1)若すぎる時期の結婚『好きという気持ちだけで結婚してしまい、一緒に生活していくということがどういうことなのか全く考えていませんでした。将来のことなどもお互いに何も考えずに結婚してしまい、問題が起こるたびにケンカになりましたが、解決策もなく仲が悪くなる一方でした。2人とも未熟だったんだと思います』(20代女性/結婚1年で離婚)20代前半や10代で結婚した夫婦の離婚率は高いと言われており、これは恋愛の延長で夢見ながら結婚してしまうからだと考えられます。生活していく苦労などを知らず、お金や仕事の問題に直面し、その解決策も持たないことから事態は悪化するだけ ということも少なくありません。また、結婚は家族や親族を巻き込むものでもあります。「今後、仕事をどうしていきたいのか」「どこで暮らすのか」「子どもはどうするのか」など共有すべき考え方もありますが、若いうちにはそういったことまで考えが及ばず、問題に直面してから慌てふためくこともあるでしょう。まだ早いと思われる2人が結婚を焦っているような場合には、周りの大人がアドバイスし、思いとどまらせることも必要です。●(2)相手をよく見ていない『30代に入っても結婚できる気配が全くなくて、正直焦っていました。35を過ぎてからは「誰でもいいから結婚したい!」とまで思うほどに。運良く婚活パーティーで出会った人と結婚することができたのですが、相手のことをよく見ておらず、違和感があっても見てみぬふりをしてしまいました。しかし、そんな相手とうまくいくはずもなく、結婚生活は「こんなはずじゃなかった」の連続。焦ってするとろくなことにはならないと実感しました』(30代女性/結婚2年で離婚)特に女性は、妊娠や出産のことなどを考えると、できるだけ早く結婚したいと焦ってしまうこともあるでしょう。さらに、年齢を重ねていると、結婚相手に求める条件が「仕事」「年収」などのスペック面にばかり目が向くようになり、相手の本質を見誤ってしまう こともあります。そのため、結婚後に性格面で不一致が起こることがあり、すぐに冷めきった状態になってしまうことも少なくありません。表面的な条件だけを見るのではなく、一生を添い遂げることができる相手なのか慎重に判断する必要があるでしょう。「思っていた人と違った」となっては、急いだはずの結婚も意味がないものとなってしまいます。●(3)浮気『出会ってすぐに付き合うことになり、同棲から結婚とトントン拍子で話が進みました。いわゆるスピード結婚。順調だと思っていたのですが、夫が早々に浮気してスピード離婚することに……。ケンカしたのも初めてで、仲直りできなかったというのもあるかもしれません』(30代女性/結婚半年で離婚)スピード離婚かそうでないかに関わらず、離婚の大きな原因となるのが浮気です。さらに、付き合いが長くケンカをしてきた関係であればうまく仲直りすることもできますが、結婚直後に重大な問題が起きてしまうと一気に距離ができてしまうことになります。また子どもがいる家庭では、「一度の過ちなら……」と離婚には至らないことも珍しくありませんが、結婚したばかりでまだ子どもがいないという状態では、離婚することのハードルが比較的低く 、すぐさま離婚に至るということになってしまうでしょう。●スピード離婚する夫婦に見られる傾向ひと昔前までは、離婚することは不名誉なことだとされていましたが、近年、離婚は珍しいものではなくなり、周囲に離婚経験者が多くいるという人も少なくありません。離婚後も、離婚経験者であることに抵抗を持たない相手と再婚することは困難ではなく、再びスタートを切ることも難しくないはずです。特に、夫婦がお互いに経済的に自立していれば、離婚に対する抵抗感は薄れる と言えるでしょう。さらに、自分一人で生活していけるということは、相手の欠点などを許しにくくなるような、いわゆる“自分を持っている人”であることもあります。そのため、少しでも不都合なことがあると、すぐさま相手と離れることを選択しがちと言えるでしょう。----------いかがでしたか?できれば一生を添い遂げる結婚生活を送りたいものですが、苦痛を感じながら嫌な相手と生活を続けるのはつらいもの。早く相手を見切って、次のスタートが切れたと思えば、スピード離婚も良いものと言えるかもしれません。焦って後悔することのないよう、相手のことはしっかりと見極めたいものですね。【参考リンク】・平成26年人口動態統計月報年計(概数)の概況 | 厚生労働省(PDF)()●文/パピマミ編集部●モデル/福永桃子、藤沢リキヤ
2017年08月09日「共働き世帯が増えていますが、今、共働きこそ、お金が貯まらない夫婦も多いです。その理由は、互いのお金の使い道をチェックしていない夫婦が多いこと。共働きで生活も楽になるはずが、『2人に収入があり、少しぜいたくしても平気』『相手がちゃんと貯める計画をしているはず』と気をゆるめてしまい、気づくとお金が残ってないケースがしばしばあります」 そう語るのは、これまで1万人以上の家計を再生してきたというファイナンシャルプランナーの横山光昭さん。なかなかお金が貯まらない、という夫婦の特徴は、お互いの資産状況を知らないことに加えて、消費傾向を把握できていないことだという。 「断言できますが、お金が貯まる、貯まらないということに年収は関係ありません。年収以上に大切なのは、家計の貯蓄・収入の状況を知り、自分の消費の傾向を知ること。そのうえで、貯蓄するときに夫婦が同じ目標を持ち、どうすれば貯まるかを知り行動することです」 2月21日に、『〈貯蓄のプロ〉と〈ディグラム診断のプロ〉が教える「夫婦のお金」の増やし方』(扶桑社)を出版した横山さん。共著者の木原誠太郎さんは、性格分析プログラム「ディグラム診断」の研究を進める“心理分析のプロ”でもある。 「ディグラム診断とは、心理学と37万人のデータをベースにした統計学をかけ合わせ、人間の行動データと本音を分析する性格診断ツールのことです。自分の性格は、そのまま消費行動に表れますから、性格と資産形成の関係性は非常に深いんです」 そこで、次の行動パターンから、自分が5つの中のどのタイプかを診断してみよう。その5つのタイプ別に横山さんがワンポイントマネーアドバイス。 ■すぐ泣いてしまうほうだ■信じやすいタイプだ■絶叫マシンが好きだ■歩いていてよくつまずいたり、転倒する■新しいもの、特に新商品には目がない■突然の食事の誘いにも応じるなど、フットワークは軽いほうだ■サウナや長風呂が好きだ■イヤなことがあると弱音・愚痴をつい言ってしまう■見えを張って身の丈以上のことをしてしまうことがある■かばんの中が汚ない 【診断結果】あてはまる数が8~10個「セレブ妻タイプ」6~7個「お調子者妻タイプ」、4~5個「流され消費妻タイプ」、2~3個「テキパキ合理主義妻タイプ」、0~1個「コツコツ職人妻タイプ」。 【セレブ妻タイプ】「このタイプに必要なのは、予算の管理。散財しそうな費目『交際費』『食費』『衣服費』に月の上限を設定し、用途別に封筒に小分けをしてみてください。そして『封筒の中身以上は絶対に使わない』を心がけましょう」 【お調子者妻タイプ】「計画性があまり持てないこのタイプの人は、数字のデータを“見える化”することが必要。夫と一緒に、おおまかなライフプランや夫婦の貯蓄額を見直し、簡単にざっくり家計簿を“続けてつける”を目標にしてみてほしい。もちろん、家計管理にご主人を巻き込むのはアリ。長続きするかもしれません」 【流され消費妻タイプ】「『私は人に流されやすい』と自覚があれば、付き合う人を選び、変えることで自分の内面も変化させられます。そしてノートや手帳に、『○歳のときにはこうしたい』という願いと、そのために必要な目標金額を書き出しましょう。あなた自身がどうしたいかの軸が生まれ、“だらだら消費”に歯止めがかかります。夫と一緒に本やネットでお金の勉強をして、将来の貯蓄金額の目標を立てましょう」 【テキパキ合理主義妻タイプ】「普通に過ごせばいちばんお金が貯められるタイプ。しかし、“家の家具を同じブランドに統一したい”などといった『こだわり消費』に気をつけたいもの。ある程度の消費は生活を楽しくするものになりますから、毎月『こだわり消費』の上限を決めて徹底的に守りましょう。夫と一緒に収入を定期預金や投資に回し、簡単に引き出せないところにお金をおいておきましょう」 【コツコツ職人妻タイプ】「積み立てや定期で貯めてきた方が多いはず。それを『子どもの進学』『夫婦の老後』と用途をハッキリと設定し、“貯める”から“生かす”という視点を持ちましょう。余裕があれば投資で増やすにシフトしてみては。そのとき、夫婦会議を開いて、夫と情報を共有しておくことは必須!」
2017年03月08日元は他人どうしの二人の人間が夫婦として生活していく以上、必ずといっていいほど衝突が生まれます。時には、ささいなきっかけが原因で大喧嘩に発展することも。できれば喧嘩せず仲良く気持ちよく過ごしたいものですが、実は夫婦喧嘩は“しちゃダメ”というわけでもないようです。夫婦喧嘩も大事なコミュニケーション! 喧嘩の原因や仲直りの方法を知って、喧嘩上手な夫婦を目指してみませんか。気になるみんなの夫婦喧嘩の頻度?街中で仲のいい夫婦を見かけたり、友人夫婦のようすを見ていたりして「喧嘩なんてしなそうだな…それにくらべてなんでウチはこんなに喧嘩しちゃうの」と疑問に思ったことはありませんか。じっさい世の中の夫婦はどのくらいの頻度で喧嘩しているのか、気になりますよね。■最も多かったのは月1~2回結婚情報センターが2008年に実施した「夫婦喧嘩と仲直り」に関するアンケート(対象は20~60歳の既婚男女660人)によると、夫婦喧嘩の頻度として最も多かったのは「月1~2回」の27.0%、続いて「年1~2回(25.3%)」「週1~2回(16.2%)」となっています。一方で「しない」はわずか10.0%でした。つまり、10組の夫婦がいたら9組は(頻度の差はあるものの)日常的に喧嘩をしていて、夫婦喧嘩をまったくしないのは1組だけ、ということになります。参照資料: 「夫婦喧嘩と仲直り」に関するアンケート調査報告|株式会社結婚情報センター ■喧嘩しない夫婦は少数派別のデータも見てみましょう。ライフメディアが2015年に実施した「夫婦喧嘩に関するアンケート」(対象は20歳以上の既婚男女1000人)では、夫婦喧嘩をする頻度として多かったのは「年に数回(30.7%)」で、「しない」は23.6%でした。参照資料: 夫婦喧嘩に関するアンケート|ライフメディア おそらく「どこまでを喧嘩と考えるか」などによっても結果は変わってくると思いますが、夫婦喧嘩を「まったくしない」のは、かなり少数派のようです。外には見えにくいものの、実は世の中の夫婦の大半が日常的に喧嘩をしているわけです。「隣の芝生は青く見える」ということわざがあるように、よその夫婦関係はよく見えるものなのかもしれませんね。夫婦喧嘩のきっかけや原因は? つぎに、夫婦喧嘩のきっかけや原因をさぐってみましょう。■喧嘩の原因1位は相手の「態度・価値観」先ほどご紹介した結婚情報センターのアンケートによると、「夫婦喧嘩の話題」は多い順に「態度・価値観」「子供関係(学校・教育方針など)」「家事関係(掃除洗濯・整理整頓など)」でした。「生活習慣」「家計関係」も高い割合になっています。いかがでしょうか? 筆者はすべての原因に、思い当たるフシがあります…。筆者個人の経験や周囲の意見をふまえても、夫婦喧嘩の原因はつきつめれば価値観のちがいだと思います。そして、価値観のちがいが浮き彫りになるきっかけとして家事の分担・やり方、育児、子どもの教育、生活習慣、家庭のお金問題などがあるのです。恋人のころは、たとえ同棲や半同棲をしていても、あくまで他人どうし。家事の分担や生活習慣でひっかかることがあっても、根本的な価値観のちがいにいたるまではシビアに考えないものです。たとえば彼の酒グセが悪かったとしても「イヤだなぁ。でもここで彼と喧嘩したくないし、正気に戻るまでちょっとガマンすればいいか」と流しがちです。ところが夫婦となると、日々の生活やその先の長い人生をともにするわけですから、日常のちょっとしたひっかかりもシビアに考える必要が出てきます。「また酔っぱらって帰ってきて……ちょっとガマン……いやこれいつまでガマンするの!? 無理!! どうしてその習慣を変えられないの!?」となるわけです。みんなどうやって仲直りしてるの? 男女別の傾向は? 夫婦喧嘩をゼロにするのはむずかしい。それなら、せめて上手に仲直りしたいものです。世の中の夫婦は、どうやって仲直りしているのでしょうか?■仲直りの方法と秘訣先にご紹介したライフメディア実施のアンケートでは、仲直りの方法や秘訣としてこんな意見が挙げられています。・ケンカをするときはお互い言いたいことを全部言い、絶対に次の日に持ち越さない。一晩寝たら昨日の事は無かったことにする。(三重県 50代女性)・たいていどんな時でも夫が先に謝ってくれる。それから自分で反省してこちらも謝って仲直りをする。(神奈川県 40代女性)・夫婦喧嘩はつまらない事が原因。とにかく、スピーディーに謝った方が大きくならない。(宮城県 40代男性)・相手が嫌だと思う言い方をしない。多少きついことを言われても、お互い様と諦める。(北海道 40代男性)また、先にご紹介した結婚情報センターのアンケートでは「仲直りまでの平均時間」として約半数の夫婦が「寝て、起きたら仲直りする(している)」と答えています。「仲直りするとき、どちらから歩み寄ることが多いですか」という質問に対しては「夫」が過半数(64.1%)という結果でした。これらの結果を見てみると、夫婦喧嘩をこじらせないためには「自分が悪かったら早めに謝る」「翌日まで持ち越さない」のが基本のようです。また、一般的に夫は「とりあえず謝る」「夫婦喧嘩はささいなこと」と考えるのに対して、妻は「自分からは謝らない」「言いたいことを言うべき」と考える傾向があるようです。せっかく仲直りしようとしているのに、なぜか喧嘩がこじれてしまった……という経験は筆者にもありますが、その原因はこうした男女の考えかたのちがいにもありそうです。男女のコミュニケーションがうまくいかない原因として一般によく指摘されるのが、たとえばグチや不満に対して「男性は論理的な解決策や正論を示しがち」「女性は純粋に聞いてほしい、共感してほしい」というちがいです。喧嘩もコミュニケーションの一種と考えれば、こういった男女の思考回路のちがいも頭に入れておくと、変にこじれるのを避けられるでしょう。「離婚」「人格否定」は絶対ダメ! 夫婦喧嘩の禁句とは夫婦喧嘩にも「これだけは言ってはいけない」という禁句や「やってはいけない」NG行動があります。■夫婦喧嘩の禁句【離婚】本気で離婚する覚悟がないかぎり、言ってはいけません。頭に血が上ってつい「離婚しよう」と言ってしまい、相手も売り言葉に買い言葉で「いいよ」と、引くに引けなくなってしまったら最悪です。【モラハラ的な発言】「だからあなたはダメだ」といった相手の人格を否定する発言は、モラル・ハラスメント=精神的な暴力です。外見などを否定するのもNG。【暴言】「死ね」「消えろ」などの暴言は、どんなに身近な人であっても絶対に言ってはいけません。【収入のこと】「給料が安い」など相手の収入を否定する発言は、結果として相手の仕事そのものへの否定になってしまいます。とくに男性に言うとプライドが大きく傷つく傾向があるので、注意してください。■夫婦喧嘩のNG行動【暴力】DV(ドメスティック・バイオレンス)は犯罪です。自分では軽い力のつもりでも、相手に手をあげてしまったら、まぎれもない暴力です。絶対にやめましょう。【無視】相手に対してシャッターを閉じてしまっては、何も解決しません。また、相手の存在を無視し続けることはモラハラの一種です。【子どもの前での激しい喧嘩】喧嘩はお子さんが見ていないところでしてください。とくに幼いお子さんの場合、言い争っている内容は理解できず両親が「怒っている」という状態への恐怖だけが残ってしまいます。夫婦喧嘩を解決するコツは? 「喧嘩するほど仲がいい」とはいうものの、できれば避けたい夫婦喧嘩。喧嘩にならないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?日常生活では、次のようなポイントを心がけましょう。■相手に感謝の気持ちを伝えるいつも当たり前にしてもらっていることも、意識して「ありがとう」と伝えましょう。心の中で感謝していても、なかなか相手には伝わりません。「不満を伝えるなら同じくらい感謝も伝える」という意識をもつだけで、言われるほうの気持ちは全然ちがってきます。■相手は自分とはちがう人間だと理解する冷たいようですが、夫婦といえども他人どうし。「価値観が合わないからこの人とはダメだ」と悲観する人もいますが、そもそもあなたと完全に価値観のあう他人はまずいません。いない相手を求めるよりも「どうちがうのか」「お互いに納得できるのはどのラインか」を考えるほうが建設的でしょう。そしてもし喧嘩のきっかけになりそうなひっかかりを感じたら、時間をかけて話し合うことを心がけましょう。相手は価値観のちがう人間だという前提を意識して、自分と相手の考えをなるべく冷静に出し合うようにすれば、喧嘩ではなく話し合いになるはずです。「喧嘩ゼロ」より「喧嘩上手」の夫婦になろう!今回は、夫婦喧嘩の原因や禁句、仲直りの方法などをご紹介しました。いかがでしたか。夫婦喧嘩も悪いばかりではありません。極端な例ですが、長年言いたいことを溜め込みつづけた結果、どちらかが爆発して【熟年離婚】となってしまうこともあります。それよりは日常的に喧嘩をして言いたいことを言い合い、きちんと仲直りをする【喧嘩上手】な夫婦のほうが、結果としていい関係を築いていけるでしょう。まずは仲直りや解決方法の1つから実践してみて、じょじょに自分たち夫婦に合う解決パターンを増やしていってみてくださいね。
2017年02月20日夫婦喧嘩ってどれくらいしますか? 喧嘩してしまったあと謝るのは、夫婦だからこそなかなかむずかしいもの。あなたの家庭では、誰が謝ることが多いですか。みんなのアンケート結果を見てみましょう。意外にもお互い謝らない夫婦もたくさんいました。Q.夫婦喧嘩をした時、どちらが謝る?1.悪い方や原因がある方が謝る 34.0%2.たいてい夫側から謝る 19.6%3.たいてい妻側から謝る 10.2%4.お互い謝らない 27.7%3.その他 8.5%喧嘩をするということはやはり原因があるわけで、「悪い方や原因がある方が謝る」がもっとも多い34.0%という結果になりました。おどろいたのは「お互いに謝らない」が次に多かったこと。長い夫婦生活では喧嘩も生活の一部なのかもしれませんね。■お互いに謝りません喧嘩をしてもわざわざ謝ったりはしないで時が過ぎるのを待つ夫婦たち。中には娘が仲裁役として入ってくれることもあるそうです。心の中で反省していれば言葉は必要ないのかもしれません。「お互い謝らず、時間が過ぎるのを待ちます」(青森県 30代女性)「うちの旦那は何が気に入らないのか、突然機嫌が悪くなり口をきかなくなる。1週間くらいお互い口をきかない。時が過ぎるのを待つのみ」(神奈川県 40代女性)「お互い謝りません!旦那からも話しかけてこない限り私からは話しません。旦那もなかなか話しかけてこないです。それを見ている娘がいつも仲介してくれます。娘がいなかったらとっくに離婚していたかも。娘さまさまです」(三重県 40代女性)「うちは両方とも謝らないけど、そのあと声をかけてくれれば自然に仲直りします」(千葉県 40代女性)■絶対謝らないうちの夫&妻喧嘩しても絶対謝らないという人もいますよね。うちの夫、うちの妻がそうです! という人からの証言が集まりました。夫の場合は口下手のパターンが多く、妻の場合は強がりからきているようです。「旦那からごめんなんて言葉、聞いたことない!」(栃木県 30代女性)「おはよう、ただいま、ありがとうの言葉さえない旦那!当然ごめんねも言いません。喧嘩中は用事がある時はラインで会話。最高1ヶ月もしゃべらなかった」(千葉県 40代女性)「うちでは妻の権力に逆らえず、常に自分から謝りますね。そうなることがわかっていながら権力に逆らいたくなるんですね」(茨城県 40代女性)■喧嘩をしたことがない夫婦も結婚してから喧嘩をしたことがないという穏やかな夫婦もいました。他の人とは喧嘩するのに、夫とは喧嘩しないというのは、相性がいい証拠なのかもしれません。「結婚して7年になりますが、喧嘩をしたことがありません。キレやすい私が主人と喧嘩したことがないので、自分でも不思議です。特別ラブラブってわけでもないんですが」(千葉県 30代女性)「今まで25年間、喧嘩したことないです。穏やかな生活です」(神奈川県 40代女性)Q.夫婦喧嘩をした時、どちらが謝る?アンケート回答数:10815件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年12月07日家事の分担やお金の使い方など、一緒に生活するにあたり何かしらのルールを夫婦間で設けている家庭がほとんどかと思います。ルールが破られることなく円満に生活を送ることができれば何の問題もないのでしょうが、長年一緒に過ごしている以上、うっかりしていたり忘れてしまってルールを破ってしまうこともあるでしょう。ルールを破らないように、抑止力を持たせるために「浮気をしたら100万円を払ってね」といったルールを設けているご家庭もあるようです。この「浮気をしたら100万円」というルールですが、もしも一方が浮気をした場合は支払う必要があるのでしょうか?解説していきたいと思います。*画像はイメージです:■「婚姻契約」の効力について民法は、夫婦間の契約は、婚姻中、いつでも取り消すことができる、と定めています。他人間で交わした通常の契約には、このような定めはありません。つまり、夫婦間の契約の拘束力は、他の契約に比べて弱いものということができます。しかし、だからといって、契約に効力がないというわけではありません。原則として、契約を交わせば、どちらかが取り消さない限りは、夫婦間の契約は原則として有効です。また、法律上は「婚姻中」いつでも取り消すことができる、とされていますが、判例には、離婚に至らなくても夫婦関係が破たんしてしまった後は、取消が認められないとしているものがあります。破綻してしまえば、たとえ戸籍上は夫婦となっていても、実質的には他人同士と考えて、契約に対する拘束力も同様に考える趣旨といえます。 ■「浮気したら100万円」ルールは有効か?「浮気したら100万円支払う」というルールは、社会道徳に反しているような内容ではありません。ペナルティの「100万円」も特に法外な金額とはいえないでしょう。このように「浮気をしたら」という条件が成就することによって契約の効力が発生する契約は、「停止条件付契約」といわれるもので、一応は、有効と考えられます。ただ、「浮気」という言葉は抽象的なもので、どこまでの意味を含むのかについては、いざというときに夫婦間で争いとなる可能性もあります。例えば「性交渉をしたら」「キスをしたら」など、ある程度具体的に内容を詰めておく必要があるでしょう(但し、内容を詰める段階で夫婦間に軋轢が生じる可能性も否定できません)。 ■ルールを定めることの懸念浮気・不貞の中には、いわゆる火遊び程度の軽いものから、「家族を捨てた」ともいえる悪質なもの(長期間に及ぶ、生活費を入れない、婚外子が生まれる)まであります。不貞による離婚については、その内容によって、高額の慰謝料を請求できる場合も少なくありません。しかし、このような契約を結んでしまうと、どんなに悪質な事案でも、100万円しか受け取ることができない可能性も否定できません。個人的には、このようなルールを定めるのであれば、(1)婚姻契約で定める「100万円」が慰謝料とは異なるペナルティの意味を有するもので、浮気された方は別途慰謝料を請求できる、あるいは、(2)最低100万円を支払う、などと、場合によっては、もっと高額の請求をしうる余地を残しておくべきだろうと考えます。ただ、結婚しようという時点で、このような約束を求めると、かえって相手からの信頼を損なう場合もあり得ます。いずれにせよ、安易なルール作りは、かえって将来的な責任追及の機会を失う可能性もあることに、ご注意いただきたいと思います。 *この記事は2015年2月に公開されたものを再編集したものです。*著者:弁護士 寺林智栄(ともえ法律事務所。法テラス、琥珀法律事務所を経て、2014年10月22日、ともえ法律事務所を開業。安心できる日常生活を守るお手伝いをすべく、頑張ります。)【画像】*わたなべ りょう / PIXTA(ピクスタ)
2016年12月01日なんだか近頃、夫婦の会話が減った気がする。ズバリ、倦怠期だと思う。もう夫婦の仲が冷えきっている……そんなご夫婦のみなさん!諦めるのはまだ早いです!ご主人が「愛妻家」になればすべて解決するんです。愛妻家って…なに?「イクメン」はよく聞きますが、「愛妻家」という言葉は「イクメン」に比べて影が薄いような気もします。そもそも、愛妻家ってどんなひとのことを言うのでしょう?たしかに「お宅のご主人は愛妻家ね~」なんて言われたら嬉しいけど、うちの夫は愛妻家に当てはまるの…?という奥様。自分が愛妻家になるってそんなの無理だ!と思っているご主人。『サラリーマン 妻夫木マモルの愛妻生活』を(ご主人が)読めばその答えが見つかります!サラリーマン 妻夫木マモルの愛妻生活本の監修は「日本愛妻家協会」が担当。ちなみに、お値段も1,122円、「いい夫婦」プライスというこだわり!『サラリーマン 妻夫木マモルの愛妻生活』(竹書房)この本は、結婚10年のサラリーマン妻夫木氏(35歳)が周りの友人と愛妻家を目指す、実践的な専門書。妻夫木夫婦は最近会話もなく関係は冷め切っており、「熟年離婚」も頭をよぎる日々。妻夫木氏の友人は、「それは妻がモンスター化している!愛妻家になるしかない!」と強くアドバイスします。でもいきなり愛妻家になると言っても、どうしたら……。妻夫木氏が悩んでいると、「実はオレも!」と仲間が集結。ひとりではできないことも仲間がいたら大丈夫!こうして、妻夫木氏の愛妻家になるためのクエストが始まったのです!内容は漫画とコラムで構成され、1…いえ、ゼロから「愛妻家になるため」の方法が詳しく書かれています。料理本に例えるなら“どこのスーパーで買い物するか”から書いているぐらい、本当に初歩からです。どうして妻がモンスターに?「妻は、夫婦関係が冷めてくるとモンスター化してしまう」とこの本には書かれており、妻夫木氏の妻は頭に角が生えたモンスターとして描かれています。え…妻がモンスターに見えてしまうって、それまで一体何があったの!?とツッコまずにはいられません。私はまだ結婚3年目のペーペーですが、10年も経つと女はモンスターになってしまうんでしょうか…。この奥さん、残業で帰ってきた妻夫木氏にご飯も用意していませんが…。妻夫木氏が実践していく「愛妻家の道」。まずは残業せずに早く帰ること。家事を習うこと。妻に「ありがとう」と言うこと。…妻夫木氏よ、今までこれ、してなかったんか! そらあかんわ!奥さんもモンスターになるわ!…つい素の関西弁でつっこんでしまいました。いや、もしかしたら結婚当初はしていたのかもしれない。けれども年数を重ねて当たり前になり、倦怠期を迎える。もしくは忙しくなり、余裕がなくなってそのままになってしまった…。妻夫木夫婦はそうだったのかもしれません。そんな妻夫木氏がこなしていくクエストは、女性から見ても「たしかにこれをされたら嬉しいなぁ」と思ってしまう納得の内容です。日本愛妻家協会の活動が感動的巻末にはクエストスペシャルとして、日本愛妻家協会の詳しい活動内容が掲載されています。「キャベチュー」こと「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」、愛妻の日の1月31日に花を買って早く帰る「男の帰宅花作戦」などなど…。特に気になったのが、夫婦がハグをするためにお互いの足の置く位置が書かれている「ハグマット」を使った、30代から60代のご夫婦の体験談。「恥ずかしかったけどよかった」「妻が一回り小さくなった気がしてさらに愛おしくなった」「お互いお腹が出て、年を取ったねと笑いあった」などのコメントに胸がじんわりと温かくなりました。「愛妻家」を軸とした夫婦のありかたを提案するこの本。愛妻家の定義は、きっと夫婦の数だけあると思います。だからこの本すべて実践してもよし、ポイントだけ試してもよし。カバー裏にも素敵な仕掛けがあるので、こちらは奥様から活用してもいいかもしれません。さぁ、あなたも「愛妻生活」で素敵な夫婦関係、はじめてみませんか!?日本愛妻家協会ライター:三谷 アイ
2016年09月03日楽しいことばかりじゃない結婚生活。山あり谷ありで、ときには“もうダメ”と思うこともあるでしょう。しかし、そんな困難を乗り越えてこそ夫婦の絆は深まるもの。それは、セレブ夫婦に関しても同じみたいです。そこで今回は、海外の恋愛情報を発信するWEBサイト・Lovepankyの記事を参考に、ハリウッドセレブが心がけている“夫婦円満の秘訣”についてご紹介します。■夫であり最高の親友ウィル・スミス&ジェイダ夫妻は結婚して18年目。業界でも仲の良い夫婦として有名ですが、その秘訣はお互いがお互いにとって親友でなければならないとこのこと。奥さんのジェイダは夫婦関係について、「ウィルは夫であり最高の親友。結婚しても、ベストフレンドな関係が大切」と話しています。親友のように打ち解け許し合える関係こそが、幸せとよべる結婚生活を続けるうえでの鍵。一緒にいることが当たり前に思えてくる夫婦だからこそ、フレンドな関係性が求められるのかもしれませんね。■とにかく話し合うこと結婚生活17年目のサラ・ジェシカパーカー夫妻。とっても仲のいい二人が心がけていることは夫婦間のコミュニケーション。サラは夫婦円満の秘訣について、「とにかく話し合うことが大事。黙っていても伝わらないし、何も解決しない。ちゃんと話し合って、理解すること」だそうです。コミュニケーションは基本ですが、重要なのは「話し合い」と「理解し合う」こと。「言わなくても伝わる」という思い込みを捨てるところから始める必要があるのではないでしょうか ■思いやりを続けるハリウッドの“おしどり夫婦”と言えば、デヴィッド・ベッカム&ヴィクトリア夫妻。結婚15年目に入り、4人の子供と夫婦円満に暮らす日々。結婚生活について聞かれたデヴィッドは、「愛する人は尊重して愛していることを伝え続けることが大切。サプライズや思いやりも忘れない」と答えています。良好な夫婦関係を築くためには、喜ばせたり思いやったりしながら愛を伝え、いつまでもパートナーを敬うことが重要だそうです。■継続は力なりどんな夫婦でも、それぞれ努力なしでは円満な結婚生活を手にすることはできません。それは、ハリウッドセレブについても同じ。また、継続してやり続けることが最も重要な課題と言えるでしょう。その場しのぎの“愛情表現”ではなく、相手を思いやって接する態度が大切なようです。ハリウッドセレブに学ぶ夫婦円満の秘訣、あなたも参考にしてみてはいかがでしょうか。これからの夫婦関係を見直す、良いきっかけになるかもしれません。
2016年04月26日日本法規情報株式会社の調査で、夫婦間のモラハラを経験した夫婦は5割もいることがわかっています。離婚を意識していない夫婦に「結婚生活において相手の言動を自分の責任と思い込み、自分を責めたことがあるか」と質問したところ、「なぜ、私は夫(もしくは妻)を怒らせてしまうのだろうと思ったことがある」との回答が52%だったというのです。つまり、モラハラによる離婚は決して他人事ではないということ。そこで『モラ夫のトリセツ: モラハラ夫と幸せに暮らす、秘密のテクニック』(合同フォレスト)の著者・夫婦関係修復専門はあとふるアドバイザーの麻野祐香さんに、モラハラの傾向から対策までを詳しくお聞きしてきました。(ちなみに「モラ夫」とは、モラルハラスメントを行う夫の通称として、麻野さんが著書の中で使われている言葉です)■モラハラ被害に遭いやすい人の特徴まず気になるのは、「モラハラは治るのか?」ということではないでしょうか。「私は治らないと思っています。ただ、改善していくとは思っています」そして大切なのは、モラハラをする人側としてではなく、モラハラを受ける人側の問題として、状況の改善を目指していくことだとか。モラハラ被害に遭いやすい人の共通点をお聞きしたところ、「責任感が強い人、母性愛が強い人、やさしい人、我慢強い人」という答えが返ってきました。相手に責められたときに、「自分が悪いのではないか」「がまんしないといけないのではないか」と思ってしまう人が多いそうなのです。■モラハラを受けている自覚をすべしでは、数多く存在する「モラハラの習性」に、ひとつでも当てはまったら要注意だというのは本当なのでしょうか?これについては「自分の状況を、『もしかしてモラハラなのではないか?』と気がついた時点で、『モラハラを克服しよう』という心構えを持った方がいいと思います」と麻野さん。実際に、麻野さんのところにモラハラを疑ってカウンセリングを受けにくる人で、モラハラ被害者に当てはまらない人は、ほぼいないそうです。彼女らの多くは、ひとしきり自分の体験を話した後に、麻野さんから「それはモラハラですね」という言葉が出ると、ホッとするといいます。自分の状態をはっきりと明言してもらうことで、安心するわけですね。「それまではひとりで『モラハラなんじゃないか』と悩んでいた方が、私のサロンに来て、自分の現在の状況をモラハラだとはっきりさせることで、『自分は悪くないんだ』とわかってホッとするのだと思います」また、「ご夫婦で相談に来られる方もいらっしゃいますが、モラハラの見本のような方も少なくありません」と麻野さん。夫婦でカウンセリングを受けること自体はとても前向きですが、いったんカウンセリングがはじまると、カウンセラーである麻野さんに、「聞いてくださいよ、こんなバカなことをいう女なんて他にいないでしょ」なんて主張するご主人もいるのだそうです。■モラハラされても自信をなくさないでは、実際にモラハラを受けた場合、どのように状況を克服していけばいいのでしょうか。まず大切なのは、精神的にダメージを受けるような言葉を投げつけられても「スルー」すること。感情的に対処しないこと、笑顔を忘れないこと、モラ夫への反論は9割ほめて1割本音で……などなど、いろいろな対処法があるそうです。とくに大事なことは、どのような状況においても、自分が傷つかず、自信を失わず、「自分が幸せになる舵取りをする」と決断することにあるのではないかと感じました。「お客様のなかで、本当に自分に自信がなくて、なにをしても『私なんか……』と引きこもり状態になってしまった方がいらっしゃいました。とにかく、『あなたは悪くないんですよ、よくやっていますよ』ということを繰り返しお伝えし、笑うことと、ポジティブに考えることを、毎日メールでお伝えしていったところ、物事をポジティブに考えることを取り戻され、お仕事にも出られるようになりました」参考までに、その方の結婚年数と、カウンセリングを受けてモラハラを克服するまでにかかった年数をお聞きしたところ、結婚年数は6年、カウンセリングにかった年数は2年だったそうです。ただしモラハラを克服するプロセスは、回復と再発の繰り返し。だからこそ、少しずつ自分を取り戻していくことが必要なのでしょう。■未来のモラハラ被害者をなくすにはところで恋愛期には、なかなか相手の本性が見えないものだと思います。結婚して後悔しないために、未婚の女性にあてたメッセージを麻野さんにお願いしたところ、「私が愛して尽くせば、この人は変わってくれると思うのは間違いです」という言葉をいただきました。だとすれば、おつきあいの段階で、モラハラの匂いを感じ取ることも必要なのかもしれません。また、「結婚して子どもが生まれると自由がきかなくなるので、経済的・精神的に相手に依存した結婚はしない方がいいかもしれませんね」とのことでした。まずは自立した女性になるべし、ということでしょうか。*とはいえ結婚生活において、よくも悪くも相手から影響を受けることは避けられません。ですから、気をつけるべきは、悪い影響。大事なのは、モラ夫からの「洗脳」で自分を愛せなくなる前に、まず自分で自分を認め、愛してあげることだと麻野さんは説いてくださいました。(文/石渡紀美)【取材協力】※麻野祐香・・・夫婦関係修復専門 はあとふるアドバイザー。NPO法人日本家族問題相談連盟認定カウンセラー。フラワーエッセンスカウンセラー。アロマセラピスト。リフレクソロジスト。レイキヒーラー。1996年にリラクゼーションサロン「ベルガモット」を立ち上げる。オーナーセラピストとして活動。オーナーセラピスト時代に、お客様の悩み相談を数多くうけ、心理カウンセリングの勉強をし、資格取得をする。現在までのカウンセリング人数は800人を超える。サロン経営で培ったカウンセリング技術を生かして、2007年に「夫婦関係修復カウンセリング」「モラルハラスメントカウンセリング」を専門とするSmile Plusを立ち上げる。「別れたくないけど、どうしたらいいのか」そんなジレンマに苦しむ、女性の心に寄り添うカウンセラーとして活躍中。【参考】※カウンセリングルームSmile Plus※麻野祐香(2015)『モラ夫のトリセツ: モラハラ夫と幸せに暮らす、秘密のテクニック』合同フォレスト
2016年02月14日マザーファーストはこのほど、夫婦の呼び方や時間などに関するアンケート調査の結果を発表した。調査は8月4日、20代~40代の既婚女性を対象にインターネットで実施された。回答者数は58名。○夫婦互いの呼び方は「名前」が最多調査ではまず、お互いをどのように呼び合っているのか教えてもらったところ、およそ半数が「下の名前、もしくは「くん」「ちゃん」付け(48.3%)」で呼び合っていることが判明。また、「パパ・ママ、おとうさん・おかあさん(20.7%)」と、親になって呼び方が変わった夫婦も2割いることがわかった。その一方で、およそ1割の人が「あまり呼び合わない(10.3%)」と回答しており、会話がなく、あまり相手のことを呼ぶことがない夫婦も一定数いることがうかがえた。○55.2%が、夫婦二人の時間が減って「寂しい」子どもとの時間は尊くて大切なものではあるが、そのために、夫婦二人で過ごせる時間が減ったことをどのように感じているか教えてもらったところ、半数以上が「寂しい(5.2%)」または「たまに寂しいが、少しだけでも二人の時間を取れればよい(50.0%)」と回答した。しかしながら、「寂しくない」という人も44.8%と、ご主人との時間はあまり必要ないと感じている人も多くいることが明らかとなった。では、夫婦二人の時間はどのくらいあるのだろうか。「お子さんが寝ている時など、夫婦二人でお話ししたりテレビを観たりする時間はありますか?」と尋ねたところ、一日に「30分程度」と「2時間以上」が同率(25.9%)でトップとなった。次いで「1時間程度(20.7%)」と続き、多かれ少なかれ夫婦二人の時間を取っている人が多数いることがわかった。一方で「夫婦二人だけの時間はない」という人も17.2%と割と多かった。○77.6%が「産後、夜の夫婦生活が減った」と回答次に、「夜の夫婦生活」について調べたところ、実に77.6%もの人が「減った」と回答。理由として、「旦那は仕事で疲れ、私は家事育児で疲れているので、二人とも子供と一緒に寝てしまう」(25~29歳)、「育児、家事に仕事でそんな時間があるなら寝たい…」(30~34歳)、「子供がいつ起きるかわからないから、なかなかそういう雰囲気にならない」(30~34歳)など、お互いに疲れていることや、子どもに関する理由が寄せられたほか、「もう無理」(40~44歳)、「夫への愛情がなくなった」(30~34歳)、「恋人というより、"自分の一部"という感じで、性的な対象としての興味がなくなってしまった」(30~34歳)など、夫に対する気持ちの変化を理由に挙げる人も目立った。一方、産後も夫婦生活の回数は「変わらない(20.7%)」と回答した人からは、「子供が寝てからなので、特に変わらない」(25~29歳)、「子供が増えても特に変わりません。私は家事や子育てで疲れてるので少し減らしてほしいのですが……旦那の要求を断ると機嫌が悪くなるので仕方なく相手してます」(35~39歳)、「子供がいても夫婦生活は欠かせない。好きだからする」(20~24歳)といったコメントが寄せられた。
2015年08月06日お料理コンシェルジュアプリ「Ohganic」を提供する東京エレクトロン デバイスはこのほど、夫婦生活を営む一般生活者の最新の家事事情と食行動について調査すべく、30代~40代の子育て夫婦600名(男女300名ずつ)を対象に「家事と夫婦生活」に関する意識調査を実施し結果を発表した。調査期間は11月6日~10日。○夫婦間での家事の分担割合、56.7%が「ほとんど妻」調査ではまず、「夫婦間での家事の分担割合」について調査したところ、56.7%が「ほとんど妻(妻8~9割、夫1~2割)」と回答した。次いで「妻の方が多い(妻6~7割、夫3~4割)」が19.8%、「すべて妻(妻10割)」が17.5%と続き、94.0%が「妻のほうが多い」という結果となった。○手抜きNGの家事は断トツ「料理」『掃除』『洗濯』『料理』の三大家事のうち、最も手を抜きたくない(抜いてほしくない)家事は何かと尋ねたところ、「料理(55.5%)」が断トツ1位となった。続いて、料理をすると答えた490名を対象に、料理をする時のストレスについて聞いたところ、「献立を考えるのが面倒なこと(38.8%)」や「献立のレパートリーが少ないこと(30.3%)」、「料理が苦手なこと(15.2%)」などが上位を占めた。○献立決めは「検索」よりも「提案」された方がラク次に、夕食を作ると答えた442名に対し、献立を考える際に参考にするものを聞いたところ、「インターネットのレシピサイトやアプリ(55.3%)」が最も多く、次いで「レシピ本や雑誌(28.8%)」「テレビ番組(22.4%)」と続いた。続いて、献立決めの際にインターネットやアプリを利用していると答えた271名のうち、73.4%が「レシピを検索すること自体が面倒」と回答。さらに、同対象者の86.7%が「献立を『探す』よりも『提案』されたほうがラク」だと感じていることが明らかとなった。○現在の生活に満足している人、69.2%最後に、本調査対象者全員に「あなたは、現在の生活にどの程度満足していますか?」と尋ねたところ、「満足している(69.2%)」「満足していない(30.8%)」となった。また、1週間のうち「家族全員がそろって夕食をとれている頻度」に基づいて生活満足度を調査した結果、「週に4日以上」では73.2%、「週に1日以上3日以下」では69.0%、「週に1日未満」では47.5%が「満足している」と回答。家族そろっての食事ができている夫婦ほど、生活満足度が高い傾向にあることがわかった。
2014年11月22日夫婦によって睡眠環境は異なります。多くの夫婦は一緒に寝ているのでしょうか?それとも別々?多くの夫婦がどうやって寝ているのか、なかなか聞けないところですよね。今回は、夫婦の睡眠事情についてご紹介します。約9割の夫婦は一緒の睡眠環境で寝ている!女性向けサイトで、いまどきの夫婦の寝室事情を調査することを目的として、「旦那様と一緒に寝ているかどうか」を調査したそうです。その結果、『一緒に寝ている』と答えた人は87%。約9割の夫婦が、一緒の寝室で寝ているそうです。別々の寝室で寝ている夫婦は、13%で全体の1割程度という結果がでています。しかし、これは結婚年数によっても変化するようです。夫婦は結婚○年目から別々に寝始める?!次は、結婚年数ごとの結果をみてみたいと思います。結婚1年目だと96%の夫婦が一緒に寝ているとのこと。しかし、6~10年になると80%までその割合は下がります。さらに、11~20年になると65%にまで下がります。結婚5年目あたりから一気に一緒に寝る割合が下がっていき、10年を超えるとそこからさらに15%下がる傾向にあることがわかりました。結婚年数が経つにつれて、寝室やベッドを分ける夫婦が増える傾向にあります。睡眠環境を別々にしたい理由別々で寝ている夫婦にもさまざまな理由があるようです。まずはイビキ問題。相手のイビキがうるさくて眠れない、ということも多いようです。また、ひとりの時間を確保したいという人もいます。さらに大きく影響するのが子どもの問題です。夫婦で寝ていたが、子どもが生まれたことで別々で眠るようになった、という家庭もあるようです。また、生活リズムが違うと、一緒に眠ることも難しくなります。睡眠環境が違うからといって、家庭に問題があるわけではありません。夫婦にとって最適な睡眠環境を選ぶようにしましょう。【参考】朝日新聞『【引越し侍/エイチーム】夫婦が別々で寝始めるタイミングは、結婚○年目だった!?~誰と寝ている?ベッドのサイズは?いまどき夫婦の寝室を徹底調査!~』Photo by Vladimir Pustovit
2014年10月07日いつまでも変わることなくラブラブの仲良し夫婦でありたい! 結婚している人なら誰でもそう願うもの。夫婦生活を円満に続けるため、日々努力していることを、マイナビニュースの既婚女性会員300名に聞いてみた。>>男性編も見るQ.夫婦円満のために努力していることを教えてください(複数回答)1位 「ありがとう」を言う 52.3%2位 話をする時間を持つようにしている 29.3%3位 束縛しすぎない 26.0%4位 記念日は忘れない 23.0%5位 できる限り一緒に食事をとる 22.0%「ありがとう」を言う・「やっぱり感謝の気持ちを伝えることでお互いに思いやれる気がする」(30歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「夫もありがとうとよく言ってくれるようになった」(27歳女性/不動産/営業職)・「ありがとう・ごめんなさいを言っていれば大抵大丈夫」(32歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)■話をする時間を持つようにしている・「お互い伝わっていると思ってても意外と伝わってないから話すのは大事で、効果絶大」(29歳女性/医療・福祉/専門職)・「きちんと話す時間を持って、お互いにストレスを溜めないようにする」(29歳女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・「話をたくさんすると、夫のことがよくわかると思う」(24歳女性/金融・証券/営業職)■束縛しすぎない・「相手にべったりしすぎないことで、息苦しくならない」(24歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「お互いに少しだけ距離がある方がうまくいくと思います」(28歳女性/その他/その他)・「それぞれの時間を持つのが必要」(27歳女性/小売店/営業職)■記念日は忘れない・「ま、なんとなく付き合っていたころの雰囲気になりますね」(29歳女性/機械・精密機器/技術職)・「相手を思う気持ちは大切です」(30歳女性/建設・土木/技術職)・「笑顔が見られた」(34歳女性/医療・福祉/事務系専門職)■できる限り一緒に食事をとる・「仕事で疲れて帰ってくるので、おいしい食事を作っておいて二人で食べると夫も嬉しいらしい」(26歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「会話ができるから」(30歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「一緒に住んでいるが、休日は別の部屋で好きな事をして、ご飯の時間になったら一緒に食事をするというのが、実家のようにすごく楽で自然体で接することができる」(27歳女性/商社・卸/事務系専門職)■番外編: ガス抜き上手は夫婦円満!・「仕事のストレスを忘れられるように、週1回はWiiなどで遊んでいますが、お互いに笑いながら、ストレス発散ができるので、喧嘩はあまりありません」(28歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)・「喧嘩してしまうこともあるけど、スキンシップをとったり好きであることを伝えたりしてなんとか仲直りしながらやっていっています」(26歳女性/医療・福祉/専門職)■総評1位は「『ありがとう』を言う」。半数以上の人がこれを選んでの1位だったが、同時に他の選択肢を選んでいる人が多かったのも特徴的だった。「これだけではダメだけど……」という回答から察するに、「ありがとう」は夫婦として守っておきたい最低ラインとして考えられているようだ。2位は「話をする時間を持つようにしている」。これは大事、という人が多く、「喧嘩していても解決に向かう」という意見もあった。3位の「束縛しすぎない」は男性のアンケートでは目立たなかった回答。夫を泳がせつつ、上手に舵取りしている妻の様子が目に浮かぶ。続く4位は「記念日は忘れない」。男性が33.7%で2位だったことを考えると、女性は記念日よりは日常を重視しているのかもしれない。5位の「できる限り一緒に食事をとる」では、「料理がおいしいと帰ってくるのは確実」という意見も。胃袋をつかむ作戦は、今も昔も健在のよう。「感謝」や「思いやり」という言葉がアチラコチラに見られた今回のアンケート。親しき仲にも礼儀あり、ちょっとした「ありがとう」が毎日積み重なることで、お互いの信頼関係が作られているのかもしれない。(文・アリウープ 中嶋絵里)調査時期: 2012年9月15日~2012年9月22日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性300名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日家庭円満と肥満の関係アメリカ・テネシー大学が発表した研究結果によると、夫よりも妻のほうが体重が軽い夫婦は、円満な夫婦生活を送っているということです。これは、35歳以下の新婚夫婦169組を対象に、4年以上にわたって、肥満判定基準であるBMI指数と結婚への満足度について半年ごとのアンケートを通じて調べたものです。その結果、妻よりBMI指数が高い夫は、4年経っても、夫婦関係に幸せを感じており、夫よりBMI指数の低い妻も同様に、二人の関係に対する満足度が高いということです。研究者は、結果について、夫は、もともと、自分より痩せている女性を好み、妻は、夫が求める姿であるということで、長期的にわたり満足を得るようだと結論付けています。セレブカップルに見る調査結果イギリスのデイリーメール紙は、この調査結果を今話題のセレブ夫婦に当てはめ、分析しています。まず、7月10日に、第4子となる長女ハーパー・セブンが誕生したばかりのデビッド・ベッカムとビクトリア夫妻。結婚して12年経過する二人ですが、夫婦で仲のよい姿をたびたび目撃されています。確かに、37歳となるビクトリアは、4人の子持ちとは思えないスタイル。最近では、洋服のデザインも手がけるなど、美容とファッションには、まったく気を抜くということはないようです。4月末に世界中が見守る中、結婚式を挙げたイギリスのウィリアム王子とキャサリン妃。キャサリン妃は、良質なたんぱく質とオートブランを中心にした「デュカンダイエット」で、婚約会見から結婚式までの5ヶ月間で、約10キロの減量に成功したそう。最近では、痩せすぎとの声もあり、慣れない王室でのストレスを心配する声もありますが、こちらのカップルも妻のほうが夫より明らかに痩せています。ただし、無謀なダイエットは不要。調査を行った研究者は、体重だけの問題ではなく、夫のほうが"強い"ほうが、女性はより幸せであり、必ずしも低体重がよいというものではない。と語っています。実際、体重だけが夫婦関係に影響を及ぼすとも考えにくいものです。太っていても、痩せていても、運命の相手と一緒ならば、いつまでも幸せでいられるのではないでしょうか。ただし油断は禁物。いつまでも新鮮な気持ちで結婚を続けるには、自分を磨く努力も必要でしょう。元の記事を読む
2011年07月22日