長男は赤ちゃんの頃から好き嫌いが全くといっていいほどなく、少し大きくなってから「ナス」と「麻婆豆腐」は食べたがらないと判明した程度。成長過程では食べムラがあった時期もありましたし、料理によっては味付けや盛り付けなんかで食べないこともありますが、(丼物は食べたがらないが、おかずとご飯を別の皿に盛れば食べる、など)何か特定の食材に関しての好き嫌いは(ナス以外)ないです。一方、次男は離乳食の頃は何でも食べていたんですが、そのうちあれもこれもと食べなくなり…。兄弟でもこんなに違いがあるとは…と、驚愕しましたね。長男に食べムラがあった頃は、野菜の産地を話しながら食べてみたり、「これはおばあちゃんが送ってくれた野菜だよ~」などと言って食べてみたり、野菜を一緒に育ててみたり…。それぞれ効果がありましたが、次男の場合は一時の食べムラではないですし、嫌いなものが多すぎてそれどころの話じゃなさそう(^^;そこで私が現在とっている方法は…今は形が大きいと見ただけで食べないし、口に入れてもべーしてしまうので、とにかく次男が食べる料理には非常に細かくした野菜を混ぜ込むこと。昔からある初歩的なやり方ではありますが、細かくしてしまえば色は見えてても食べてくれるので…。市販で細か~く刻んである冷凍野菜などもありますし、そういうのも使っています。あとはもう食べないものは「食べないでも仕方ない」と諦めて、食べるもので栄養を補給する。魚はあんまり食べないけど、鮭と魚団子や魚ソーセージ、しらす、練り物は食べるのでそれでよし。栄養分が配合された麦芽飲料や乳酸菌飲料、ホットケーキミックスなど、色々ありがたいものが売っているので助かります。あと、緑色の野菜は食べたがらないですが、何故か野菜ジュースは緑色野菜のジュースを愛しているので… それもよく飲んでいます。おやつとかもカルシウムやビタミンなど栄養が入っているようなものをなるべく選んだりしてます。こんな状態の次男ですが、私自身はさほど心配もやきもきもしてないです。というのも、私自身が好き嫌いも多い上にあまり食べない子どもだったので(笑)そもそも食にほとんど興味がなくて、野菜も米も魚も肉も味噌汁の具もほっっっとんど食べなかった上に、子どもが一般的に好きなシチューやグラタン、すき焼きやおでんなども食べなかったです。白ご飯はほとんど食べないけれど、おにぎりや炊き込みご飯なら食べるとか、かぼちゃ煮は食べないけどスープならOKとか。量も食べないし、考えてみれば今の次男より大変だったかも…。母と祖母にはかなり面倒かけたでしょうね。それでも成長に従って味覚が変わり、いろんなものを食べるようになり、中学生の頃には「箸をまったくつけないほどの好き嫌い」は、もうありませんでした。だから次男も成長すれば変わっていくだろうと思っています。あと、実はいま次男はプレ保育中でお弁当を食べる日があるのですが、驚いたことにそのお弁当に入れておくと、何故かほうれん草炒めでもなんでも完食してくるんですよ!!!(なんと、先生には「好き嫌いなくよく食べる子ですね」と言われています)友だちが一緒の食事だと、おそらく食べる気になるんだと思います。今後、園に入っても給食はきっとちゃんと食べるんだろうと思いますし、そうして過ごすうちに徐々に家で食べるものも広がっていくのではないかと期待しています。
2020年01月28日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。新しい年を迎え、とてもワクワクしている私です。今年もどうぞよろしくお願いいたします!さて今回は、息子の食べ物の好き嫌いについて、書いていこうと思います。■息子の好き嫌いに鬼になっていたが…そんな息子にも、苦手な食べ物があります。苦手な食べ物でも、せめて一口は食べられるように…と、鬼になることもしばしば…。しかし、その度にこれでいいのだろうか…と悩みました。それでも厳しくしてしまうのは、私が子どもの頃の経験があるからかもしれません。私は好き嫌いが多いほうだったと思います。嫌いな食べ物を残すと、母にひっぱたかれて、家の外にだされたりしました。小学生の頃は、厳しい先生がいて、給食を全部食べるまで、お昼休みにさせてもらえないこともありました。いまでは、あまり食べたいと思わない物はありますが、食べようと思えば基本的に何でも食べられます。食べられるようになったのは、母や学校の先生が厳しかったからかもしれない…息子に厳しくしてしまうのは、その考えが抜けないからということもあるのかもしれません。とはいえ… ■あまり厳しくするのも、お互いにしんどいあまり厳しくするのも、お互いにしんどいものです。よくよく考えてみたら、子どもの頃の私は、苦手な食べ物を、意地でも食べませんでした。苦手なものは、苦手なのです。大人になって、自然と苦手な物も、食べられるようになった気がします。息子も同じく、自然と食べるようになるかもしれません。息子が苦手な食べ物をまったく食卓に出さない、というわけではなく、おいしく食べられるように工夫したいと思います。苦手な食べ物でも調理方法によっては、食べてくれることもあります。息子の食に厳しい私でしたが…あまりうるさいことを言わずに、楽しく食事をしたいな、と思うのです。
2020年01月27日みなさま、私のコミックエッセイに足をお運びくださりありがとうございます。mochiko.です。連載も6回目、これからもがんばっていきたいと思います。さて今回は、息子の食事事情について書いていきたいと思います。離乳食期の息子は、好き嫌いゼロで、アレルギー(卵と落花生にアレルギーあり)のあるもの以外は、ひと通りなんでも自分で食べる、という「食のエリートか!?」と思うほど、食事に関してはすべてがスムーズでした。しかし、幼稚園に入園し、はじめての夏休みを迎えた頃から変化が起こり始めました。『ご飯の掃除機』とまで言われた息子の食欲が、集中力散漫になり、パッタリとなくなったのです。■息子の集中力が散漫になり…おそらく、話し始めるのが遅かったせいもあると思うのですが…「とにかく食べるよりしゃべりたい! お母さんに話しかけたい! 永遠にしゃべっていたい! どうしてもしゃべりたい! 何はなくとも話したくてたまらない!」という状態のようで、ここ数か月、落ち着いて食事をしている息子を見ておりません。全然「食べることに」集中していないため、ごはんを食べず、残しまくりの状態。ようやくお箸でご飯をつまんだかと思えば、そのままボーッと遠くを眺め始め、お箸ごと床に落下…。片づけはもちろん私。なんでやねん。 ■思いつくことはいろいろと試してみたが…「ちゃんと食べなさい」「キチンと食べなさい」と口酸っぱく言ってみたり、息子に食べこぼしの片づけをさせてみたり、スーパーで流れていた「食べ物が食卓へ来るまでの映像(野菜や牛が出荷されていくシーンがあります)」を一緒に見てみたり、料理の手伝いをさせてみたり…思いつくことはいろいろとしてみました。ですが、正直、解決の糸口はつかめておりません。幼稚園でのお弁当は完食してくるのになぜなのか?小盛り作戦も毎回は通用しないというのも発覚し、もうお手上げ状態…。というわけで、いまは「そういう時期、そのうち食べる。多分、小学校高学年とか、中学生とかになったら爆発的に食べる!」と割り切って、日々、小盛りのお皿を提供しております。(食品ロス防止も兼ねております)割り切ってるつもりではいますが…なかなかつらいのが、現状です…。
2020年01月26日こんにちは! おにぎり2525です~。今日は息子の好き嫌いとどう向き合うかのお話です!わたしの息子は離乳食を始めてから、ほとんど好き嫌いなく育ったのですが…■突然あらわれた息子の好き嫌い!突然のナス嫌いが発覚!?今までなんにも言っていなかったような…?もちろん母親として、ちゃんと食べるように言いたいところなんですが…わたしには息子に強く言えない理由があって、それは… ■好き嫌いが多くて強く言えない…!自分が嫌いな食べ物が多いのに、息子に無理に食べさせてもいいものなのか。給食で無理やり教室に残されて、泣きながら椎茸を食べた思い出が…。ううう、今でも泣けてきます。とりあえず今わたしが息子にしてあげれることは…息子にできるだけ、ナスのおいしさを伝えること!!小さく切って料理に隠すことはできるんですが、それじゃ嫌いな物の克服にはなりません。(栄養面で考えたらアリと思います!)それでも食べれないのなら…そのときはまた考えます!!(笑)息子と一緒にわたしも嫌いな食べ物を克服できたらいいなぁ、と思っています。まずはママが頑張らないと! ですね。
2020年01月24日どうもこんにちは、のばらです!突然ですが我が家の次女と末っ子、安定の野菜嫌いでございます。2人目3人目ともなると「食べムラは通過点だしまぁいつか食べるでしょ」くらいのお気楽母さんになってしまってる訳ですが夕飯をほんのちょっと工夫することで、自らすすんで野菜を食べてくれました…!ポイントは「いつもと違う特別感」校外学習など楽しい日に持っていく=お弁当! という図式が出来上がっているのかお弁当は残さず食べる! という幼稚園からのイメージが残っているのかなにはともあれ美味しく楽しく完食してくれるお弁当ディナー!小皿などを使うより洗い物も少なくて済むのでなかなかオススメです♪
2020年01月24日こんにちは。こいしさんと申します。4歳差の姉妹を育てる主婦です。私は上の娘が未就学児の頃、娘の食べムラや、好き嫌いがあること、そもそも食が細いことがとても気になっていました。今回は、その頃起こった娘とのエピソードと、その時に周りからいただいた言葉について、つづりたいと思います。■食べない娘と、ショックだった出来事娘は最初っから食べない子どもだったわけではなく、離乳食が終わったあたりから少しずつ食べムラが始まりました。あれは嫌、これは嫌、食べるのにものすごく時間がかかる。その一方、食べないけれど、運動量が多く、人よりも痩せている。そんな娘の健康が気になって仕方なかった私は、少しでもご飯を食べて欲しいと、毎日頭を悩ませていました。ある時、いつものように食事を終えた(ように見えた)娘が、トイレに入っていきました。たまたまトイレの近くの廊下で用事をしていた私は、何気なくトイレに目をやると、娘が口いっぱいに入れたおかずを、トイレに捨てているのが目に入ったんです。それを見つけてしまって、驚きと、悲しさと、いろいろな気持ちが混ざり合い、とてもショックだったことを覚えています。 ■ブログに思いをつづった私が小さかった頃、好き嫌いはなかったし、出されたものは普通に食べる子どもでした。そのため、自分が悩んだことのない悩みに出会い、食べない娘の気持ちをどう受け止めればいいのか、まったく分かりませんでした。数日たっても気持ちを消化できず、私は当時、書いていたブログに、娘が隠れてご飯を捨てたこと、そして、そのことに対する私の正直な気持ちをつらつらと、つづりました。すると、その記事に、たくさんの方から長文のコメントが届きました。その大半が、「小さい頃にご飯を食べられなかった」読者の方からのコメントでした。■食べられない子どもの気持ちと読者さんからのコメント「娘さんの気持ちがわかります。私も幼い頃、お母さんのご飯をこっそり捨てたことがあります」「お母さんを傷つけたいわけじゃないんです。申し訳ないと思っているから、傷つけたくないから、隠れて捨てていました」「小さい頃、もう直感として嫌だと思ったものが食べられませんでした。例えば野菜なら虫を想像して食べられなかったし、ゴボウは土を食べている感じがして食べられませんでした」「食べたほうがいいことは分かっているけど、食べられない」ブログのコメントを読んで、多くの方が「母親からの食べて欲しいというプレッシャーが重荷だと感じていた」という事実を知り、私は娘に申し訳ない気持ちになりました。娘は当時、4歳か5歳くらいで、おしゃべりは上手になってきたものの、複雑な気持ちをすべて言葉にできるほど大人ではありませんでした。読者の方からコメントをいただいたことで、娘の気持ちを少し理解することができたように思います。この記事を見ているか分からないけど、本当にありがとうございました。 ■育児で一番難しいこといま、娘は小学生になり、まだ好き嫌いはあるけれど、食べられる量がグン! と増えました。昨晩は鍋に入れたうどんを3回おかわりしたあと、シメの雑炊まで食べていました。当時を思うと、本当に考えられないことです。あの頃、間違いなく私は頑張っていたと思います。頑張りすぎていたかもしれません。でも、その努力のおかげで、いま娘がご飯を食べるようになった、とはまったく思いません。これは娘自身が自分で成長した結果です。当時の私にいちばん難しかったのが、この「娘の成長を信じて見守ること」でした。ただ信じて見守ることが、子どもの成長や笑顔につながることもあるのだと思います。子どもがご飯を食べてくれないという悩みは、想像以上につらいものです。私も当時は本当に悩んで試行錯誤したし、当時の努力は否定しません。でも、「身体の健康と同じくらい心の健康も大事」ということに、当時、みなさんのコメントを読んでハッと気づきました。たくさんの方からいただいたコメントが、あの頃の私と同じように悩む親御さんの参考になればうれしいです。
2020年01月23日こんにちは、けえこです。今回は今まさに悩んでいる、また悩んだことのあるママも多い「子どもの食べ物の好き嫌い」のお話です。長男は好き嫌いが非常に多く、食べられるものが極端に少なかったです。次男も長男ほどではないですが、わりと好き嫌いが多かったです。そして長女は…なんでも食べました。ガツガツ食べる長女の横で兄2人がもそもそと食べられるおかずを少しずつ食べるという感じ。これは長男が7才、次男が4才、長女が2才のころのお話しです。■食べない長男の何気ない一言に…長女は何でもよく食べたんです! でも兄2人が食べない…。そして次男よりも長男が食べない!!もそもそと食べる姿を見てたらやっぱり切ないですよね。私としては一生懸命作った料理だし。(小学校でも給食を食べてないんだろうなぁ)とか、(食べられるようになるのかなぁ)とか、知らず知らずのうちに私は悲しそうな顔で子供たちを見てたんだと思います。長男に言われてハッとしました。お母さんが悲しそうな顔してる食卓なんて楽しくないし、食べててもおいしくないですよね!食べないといっても前よりも食べるようになってるし。長い目でみようとあらためて思いました。■幼少時に食べない子も中学生になると…さて、好き嫌いが多かった長男のその後はというと…。担任の先生が「一口だけ食べよう」とか「残りのご飯はおにぎりにしてあげよう」とか、上手に指導してくださったおかげもあり、少しずつ少しずついろんなものを食べられるようになりました。言葉がけや食べるための工夫も大切なんですね。そして大きくなるにしたがって食べるものに興味を持ったり、動くことでおなかが空いたりとなり、中学生の今ではなんでもよーく食べます!だから今、悩んでるママさん。そんなに心配しなくてもきっと大丈夫ですよ。ゆったりと子育てを楽しんでくださいね。
2020年01月23日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。まつざきしおりです!今回は、子どもの食べ物の好き嫌いと、わが家の克服法について書きたいと思います。それではさっそくどうぞ~!■わが家の好き嫌い克服法おにぎりなら、むさぼるように食べますが、野菜や、かみ切ったり飲み込みにくいお肉は苦手な娘。給食もいつも食べ終わるのは最後の方で、本人も四苦八苦しているようです。ある日、幼稚園で調理実習があり、その時はしっかり全部食べられたようで、「もしかして自分の作ったご飯なら、うれしくて食べられたりするのかも?」と思って、ご飯の準備を手伝ってもらうことにしました。さすがに、野菜をモリモリ食べる! とまではいきませんでしたが、いままでまるで食べる気を起こさなかった野菜にも興味を持って、食べようと努力するようになったので、大きな進歩かと…。 ■誰だって嫌いなものはあるちなみに、カレーは好きなようなので、野菜を食べてもらいたい時は、細かく切った野菜をドライカレー風にすると、もれなくちゃんと食べてくれるので、本当にカレーにはお世話になっております 笑。大人になっても、嫌いな食べ物は嫌いだし、「食べなさい!」と口酸っぱく言われても、楽しい気分で食べられるものではないので、できるだけ、プラスの気持ちで向き合ってもらえるようにしたいなぁ、と思っております。(まぁ、いつもそんな、できた母さんではいられませんけどもー!)そんな母さんは、グリンピースが大の苦手で、いつも水で流し込んで、うへえぇってなりながら食べています。誰だって嫌いなものはあるじゃない。人間だもの 笑。
2020年01月22日こんにちは!甥&姪大好き平八です。今回は子どもの食べムラ…食事の好き嫌い対策についてのお話です。わが家の甥っ子は食への興味が強く「食べること」が大好きです。好物が食卓に上がると、飛び跳ねて大喜び!食べる量はもう大人以上!とても3歳とは思えない食べっぷりです。しかし、ひとたび気に入らないメニューだと…。テンションの差が激しい!!ただこれ、本当に味噌汁が嫌いで食べられないのではなく、気分や甘えによるところが大きいようです。味が嫌いなどの問題でなければ…気分を変えるしかありません。こんな時にわが家でよくやる子どもの食べたい気持ちを高めてくれる方法は… 「食事の準備をしてもらうこと」です!お皿を選んだり盛り付けをしたりと、子どもが自分で食事の準備をすることで、わりと高確率で食事への姿勢が変わります。 時間に余裕がある時には、材料を切ってもらったり、鍋に具材を入れたりと調理に参加してもらうと、さらに食べるモチベーションがアップ! 普段食べたがらない葉野菜もパクパク食べてくれます。甥が誇らしい顔で食べる姿にこちらも思わずほっこり。食事は料理も大事ですが、雰囲気や気分も同じくらい大切ですよね~!
2020年01月19日子供の好き嫌い…頭を抱える問題ですよね。私も色々と悩んできました。■頑張りすぎて、ストレスに…好き嫌いなく食べられるようになってほしい…。子どものためを思ってのことがストレスになって、子どもにイライラしてしまうという本末転倒。これではお互いのために良くないと思い、好き嫌い克服よりもストレスのない食事時間を優先することにしました。最低限の栄養バランスさえとれていれば、細かいことは考えなくていいや!ということで、最近はもう「これなら食べる」とわかってるものしか出してません。ひよりについては、それですら食べなかったり時間がかかったりするので、まだまだ食事の悩みは解決していないのですが…。でもだいぶマシにはなりました!そして時々はチャレンジメニューも出します。私自身好き嫌いが多く、苦手なものを無理に食べることの苦痛はよくわかるので、食べてみてどうしてもダメなら完食出来なくてもいいということにしています。子供のためにも、自分のためにも。ただ、子供達が小学校や幼稚園に通うようになって一つわかったことは…。 ■みんなで食べることがよい刺激に!結局これなのかなと。残してしまう子もいればおかわりする子もいて、励ましたり励まされたりしながら、友達みんなで同じものを食べる。子どもにとってはこの環境が与える影響が一番自然で大きいものなんじゃないかと思います。なんて、御託(ごたく)はともかく一言で言えば「ありがとう、給食様」ってことですね。親としてはつい神経質に気にしてしまう好き嫌い問題ですが、なるべくおおらかに構えて楽しい食事タイムにしたいですね!(…と、自分にも言い聞かせています)
2020年01月19日偏食大王として育ってきた長女ムスメ。ただ、現在のムスメの食事の様子をあらためて見直すと、かなり食べられるものが増えてきたなぁと思います。嫌いなものも、ひと口ふた口は食べられるようになりました。成長したなぁ…。そんなムスメが、今も昔も苦手なものは、主に「野菜と果物」。その中で克服できた食べ物と、そのきっかけについてのお話です。■ムスメの偏食に効果絶大だったのは…うちの庭が家庭菜園に適していないので、作れるのはミニトマトくらいなのが悔やしい…!それくらい、ムスメには効果を感じましたね。今年はもう少し、育てられる野菜がないか調べてみようかな!■思わず母が泣いてしまったムスメの一言そして偏食な子どもアルアルかもしれませんが、食事中にひとつ、(私にとって)ちょっと嫌なことがありました。それは…このときが初めてじゃなかったと思うのですが、多分私に余裕がなかったんですよね…。本気泣きしました。子どもの純粋な言葉だからこそ、余計に突き刺さる一言。私の様子と、「悲しい」という言葉を深く受け止めてくれただろうムスメ。「まずい」という言葉はその日から聞いていないと思います。それから「食べられない」と私に伝える時に、伝え方を考えているムスメを見て、ちょっと気を使わせてしまったなぁと思ったのですが…ただ、私だけの問題ではなくて、外で食べたときや、今後、誰かにごちそうになったときなどにも、絶対言ってほしくない言葉ではあるので、伝えてよかったと思っています。(号泣したのはちょっとどうかと思いつつ)と言いつつ、本当にまずかったらどうしよう、ドキドキしています。これからも、食べられないものゼロを目指してがんばります!以上、ムスメの好き嫌い話でした~。次女オコメもいろいろあるんですけどね。またその話はいずれ。
2020年01月18日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!PUKUTY(プクティ)です!離乳食を始めた頃から全然食べてくれず、苦労したうちの息子。…2歳を目前にした今!…やっぱりなかなか食べてくれません(笑)今回はそんな息子の食事についてのお話です!■超偏食で野菜は一切食べない…離乳食を始めてから今現在、たくさんもりもり食べてくれた!という事は一度もないうちの息子です。とにかく好き嫌いが多く、野菜は一切食べません!好きなものは麺類、ポテト、ウインナー、から揚げなどの鶏肉。トマト味は好きなようで、トマトパスタ、ピザやケチャップライスは比較的よく食べてくれます。■形を変えてみた!だけどやっぱり野菜も食べてもらいたいし、少しでも多く食べてもらおうといろいろな事を試しました。その中でも成功したものをご紹介します!星や動物など形をつけてあげることで興味が出たようで、楽しんで食べてくれました!■「楽しく食べさせる」作戦が有効だった!他にもぬいぐるみや人形を使う作戦もうまくいきました!「楽しく食べさせる」作戦がよかったようです。とはいえ…いまだに食べさせるのにすごく苦労していますが…いつかきっとママのごはん美味しい~!とパクパクもりもり食べてくれる日を目指してがんばりたいと思います!
2020年01月18日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは! タキノユキです。今回は子どものごはんの好き嫌いの話を描きたいと思います。離乳食をはじめたころは好き嫌いなくよく食べる子だったのですが、1歳半を過ぎたあたりから好き嫌いが出てきて、好きなものがあるとそればっかり食べるようになりました。かぼちゃサラダが大ヒット!それが判明したきっかけとなったできごとは、はじめてかぼちゃサラダを作った時のこと。結局この時から、かぼちゃサラダを作るとボウル半分以上を1人で食べるように…。なぜ…? 突然食べなくなるの?逆に、前はたくさん食べていたのに突然食べなくなったものもあります。大好きなお鍋のシメに雑炊を作ってみたり、リゾットを作ってみたりもしたのですが全部気に入らないようで、柔らかいお米がいつの間にか嫌いになったようです。好き嫌いにうまく付き合っていくために…子どものことを考えて作ったものを拒絶されて心が折れる…という経験のあるママはたくさんいるのではないかと思います。そういうダメージを受けたくないので、私はごはんを作る時は私はこんな心構えでいます。私は食べ物で遊ばれることや粗末にされることが本当に嫌で、その度に心を痛めてきたのですが、もう今はそういう時期と割り切って「また今度食べてみようね!」と、気持ちを切り替えることを大事にしてます。
2020年01月15日5歳のイチコと2歳の二太郎、2人とも好き嫌いがあります。それぞれこんな感じ。■姉弟の好き嫌い。同じところ、違うところ見ておわかりの通り、二太郎がまあ厄介です。笑好きなものもその時々で変わるのでさらにややこしい〜!そんな2人が共通して好きなのが…とにかく甘党!おやつはチョコやアイスやあめが好き!(私も)ポップコーンも塩よりキャラメル派、おせんべいも塩やサラダ味ではなく、砂糖で味付けたり、ザラメがかかったりなど、甘い味のせんべいが好み。(私も)そこで悩むのが、ご飯の味付けです…。■ご飯の味付け、最終判断を下すのは?好きそうな味に寄せるか、糖分控えるか…な、悩ましい!とはいえどちらを選んでもメリットデメリットあるので、最終的には…私の好みの味にしてます。作る人の特権!夫のチチオは好き嫌いがほとんどないので、そこはすごくありがたいです。私の食べたいもの作ったらOK!子どもたち(とくに二太郎)がそうなるのはいつになるやら…。どんな味付けでも、パクパク食べてくれる日が待ち遠しいです。
2020年01月13日肉や魚、野菜も好き嫌いなく何でも食べる娘の姿を見て「どうして好き嫌いがないの?」と友人によく聞かれます。わが家では、娘が「食」に興味を持ったきっかけと思われる、乳幼児期におこなっていた習慣がありました。今回はその習慣を紹介します。 ママがおいしそうに食べる表情は大切子育てを振り返ると、娘を産んでからの私は1日3回の食事とは別に軽食をとっていました。なぜかというと、娘に母乳を与えると空腹になるからです。母乳を与えながらきゅうりやちくわなど片手で食べられるものを、「あぁこのきゅうり(ちくわ)、おいしい」と娘に話しかけながら食べていました。 生後4カ月くらいのときの娘は、母乳を飲みながら時折、私が食べている食べ物に手を伸ばすようになった記憶があります。 食に興味を持ったタイミングで離乳食スタート生後5カ月になったばかりのころ、保育園の先生から「はぁちゃん、ミルクじゃなくて離乳食に興味があるみたいなんです」と言われました。 月齢に差があるクラスで離乳食を食べているお友だちの姿を目で追うようになったこと、生後4カ月のころから食べ物に興味を示すようになっていたこともあり、保育園の給食を育児用ミルクから離乳食に変更してもらいました。 スムーズに離乳食をスタートできたのは、娘の様子を見てくれる保育士さんの協力があったからだと感謝しています。 保育園帰りに買い物で野菜の名前を覚える0歳児から保育園に預けていたので仕事先から保育園へお迎えに行き、その帰りにスーパーで買い物をするというのが習慣でした。買い物中は、前向き抱っこをして「これはおいしいにんじんだよ」などと娘に食材を見せて常にコミュニケーションをとります。 歩き始めた1歳のころには野菜をカゴに入れるお手伝いをしてくれるようになりました。カゴに入れるときに「トマト」「キューキュ(きゅうり)」などと話すようになったので、野菜の名前を覚えているんだなぁと感心しました。 台所のお手伝いは1歳から台所で食事を作る私にずっとくっついていた娘に、「レタス剥いてみる?」とお手伝いをしてもらったのは1歳になったばかりのころです。娘に初めて包丁を持たせたのは1歳の終わりごろでした。一緒に食事の用意をしながら、野菜や魚の話をよくしました。 そのころ娘がお気に入りだった本は、野菜の絵が大きく描かれた絵本や魚の図鑑でした。 野菜に触れることで興味を持つようになってくれた、とうれしくなったのを覚えています。 現在、小学生の娘の夢は「シェフになること」です。私がおいしそうに食事する姿を見て、「食べることは楽しいこと」が娘に伝わっていたのだと思います。また、食材を身近にすることで娘は「食」に興味を持ち、自然と好き嫌いのない子になりました。 監修/助産師REIKO 著者:佐藤つかさ軽度発達障がいの1女の母。子育てに迷いながらも最後は楽しむことをモットーにしている。農業の経験を活かした野菜のコラムや大好きな芸能関係の執筆などフリーランスとして活動中。
2020年01月11日あけましておめでとうございます! エェコです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。さて、みなさん。お子さんの食べものの好き嫌い、どうしていますか?今回は私なりの対処方法…というか、ある意味で悟りをひらいたお話です。■刻んでも混ぜても食べない子どもたち大抵は食べますが、2人ともセロリとレバーが食べられません。昔は離乳食で食べてたんだけどなぁ…。どんなに細かくしてもバレる! 味でバレないようにカレーなどの濃いめのメニューに入れてもバレる!超高性能な嫌いなものセンサーが舌に内蔵されてるに違いない…!私の努力もむなしくバレます。そして…■食事のときにイライラする自分が嫌になりバレたら最後。いっさい食べません!! 食を放棄し、ダラダラしはじめる子どもたち。こうなるとどうやってもダメなんです…。ちっとも片付かないし、だらしなく食べてる図にイライラしだす私。誰も楽しくない! 誰も幸せじゃない!ってことで…思わずキャラが変わるほど振り切れる私。自分でも極論だってことはわかってます…! でもいまのところ、これが一番平和〜…!■食事を楽しくとることを最優先実は私も小さいころ、レバーが大嫌いだったんです。なのに、大人になったら大好きになりました。今では焼き鳥でもレバー一択です。今はダメでもいつか食べられるようになるかもしれない…。そんな期待もこもってます。大人だって嫌いなものをわざわざ食べたりしないんだから、子どもにだけ「食べろ食べろ」って言っても説得力なかったかも…とも考えています。毎日3回はある食事の時間。憂うつでおっくうな義務みたいな時間にしたくないなって思って、悩んだ末のことです…。今後も子どもたちの様子を見つつ、いつかひょんなことから食べられるようになってほしいなって淡い期待もしております。
2020年01月05日「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、お子さんが母乳好きで離乳食の食べ方にムラがあるとお悩みのママからのご相談です。 Q.母乳が大好きで離乳食の食べムラがあります生後9カ月の子どもを完母で育てています。子どもはいつも6時代に起床して、7時から8時を離乳食の時間としています。時間はバラバラですが、まだ夜中に授乳が1〜2回あり、それによって朝の離乳食も食べる度合いが変わります。また、手づかみはするものの、まだ手でぐちゃぐちゃにするだけです。昼寝の時間もバラバラで、9時ごろに寝ることもあれば、昼前からグズグズ言って寝ることもあったり、それもリズムが日によります。以前は9時ごろに軽く朝寝、13時前後より昼寝とリズムがいい感じでできていましたが、崩れるとまったくペースがつかめません。また、寝るときもトントンして寝てくれるときと、授乳しないと寝てくれないときがあります。また、母乳大好きで離乳食も好きなものは好んで食べますが、嫌いなものはとことん食べません。この調子で卒乳できるのか不安になります。 小林亜希管理栄養士からの回答生後9カ月の完母のお子さんが母乳大好きで、離乳食の食べ方にムラがあることにお悩みなのですね。 まだまだ生活リズムが乱れてしまったり、すんなり寝てくれるとき、そうでないときがあって難しいですよね。毎日きっちり同じ時間に同じ行動をするのはなかなか難しいと思いますので、だいたいで大丈夫ですよ。 離乳食の進め方として、苦手なものには注目しないことが原則ですので、嫌いなもの食べさせようと頑張らなくてよいと思います。この時期の好き嫌いは、その日の気分や体調によって変わることも多いので、あきらめずに食卓にはのせ、今日はどう? という感じで進めていただき、普段食べないものを食べられたときには大げさなくらい褒めてお子さんの食べる意欲を引き出してあげてくださいね。手づかみにも興味がある様子ですので、今は、食べ物の触感や温度を手で触って確かめているときだと思いますよ。手についた状態で、お子さんのお口の前に誘導してあげてもよいかと思います。 また、卒乳は1歳ごろが目安になりますので、まだ生後9カ月全然焦らなくて大丈夫ですよ。卒乳に向けて、母乳以外で水分が摂れるように、マグやコップの練習をしておくと安心だと思います。※参考:ベビーカレンダー「管理栄養士に相談」コーナーより 離乳食は食べる練習期間離乳食初期・中期の赤ちゃん。このころの離乳食は「食べる練習をする期間」と思ってくださいね。栄養のほとんどは母乳です。たとえ、ひと口も食べてくれなくても「次の離乳食の時間に食べてくれるかな?」と思えばOKです。離乳食後の母乳は欲しがるだけ飲ませていいですよ。 母乳を飲ませる時間より少し早めに離乳食を与えるいつも10時に母乳を与えているのなら、その少し前、たとえば9時半に離乳食の時間をとってみてください。赤ちゃんが「おなかが空いた!」という少し前。そこでひと口でも食べてくれたら、大げさにほめてみましょう。食べたらママが喜んでくれる楽しい離乳食の時間を赤ちゃんに体験してもらいましょう。 母乳で満足してから離乳食を食べる離乳食を食べなかったら、離乳食をいったん中止して母乳を与えてみましょう。赤ちゃんが満足して心が満たされたら、再度、離乳食にチャレンジです。もしかすると母乳でおなかも満たされていて食べてくれないかもしれません。そんなときは、食べなくてもいいですし、30分ほど時間を置いてチャレンジするのもひとつの方法です。※参考: ニュース(食・レシピ):「おっぱい好きで離乳食が進まない子への対処法」を保育士がアドバイス!」【著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨】
2019年10月13日自分が嫌いな食べ物でも子どもに食べさせる?食べさせない?あんふぁんWebの「どっちだポン!」コーナーで「自分が嫌いな食べ物を子どもに食べさせる?」と聞いたところ、約6割が「食べさせる」という結果に。コメントを見ると「とにかくひと口は」という声が多いようです。それぞれの理由や食べさせる工夫を聞きました。苦手でも何でもひと口は…「食べさせます」■ これは以前悩みましたが、自分が嫌いだからと子どもに口にする機会を奪うのはよくないとの思いで食べさせてみました。私も一緒に食べるため、自分にとっても挑戦です。味がダイレクトに分からないように煮込み料理に放り込みました。結果は姿も味もあまり感じず、お互い何事もなく食しました!ちなみにその食材は「セロリ」! (ふみさん/36歳)■ 何でもひと口は食べないとダメと…。 嫌いな物でもとりあえず食べさせています (はぁぶちゃんママさん/42歳)■ 私自身が口の中がパサパサ、モサモサするような食べ物…ゆで卵や高野豆腐やパン、そして魚全般が苦手です!でも子どもの前では苦手な物もちゃんと食べるようにしていますし、子どもにはいろいろな食材を食べて欲しいので、メニューに取り入れています!食べる前に食べられる量を調節した上で、出された物は残さず食べるを徹底していきたいと思っています。 (リトルさん/29歳)■ 私は嫌いな食べ物はないのですが、主人はあるので、娘たちには何でも食べてほしいと思い、主人の嫌いなものでも出しています。また、何でもひと口は食べさせるようにしています。 (ふわりママさん/30歳)■ ひと口は食べてもらうようにしている。味付けや料理の仕方で食べられる場合もあるかもしれないので (017さん/32歳)■ 食べず嫌いはダメだから、ひと口は絶対食べなさいと言ってます。 嫌いな食べ物でも、料理によっては食べれたりするので、とりあえずひと口食べてみて、それでもダメなら残していいよと言ってます。 (ちーーーーずさん/38歳)■ 私はオクラが苦手ですが、子どもが給食でオクラ納豆をもりもり食べているのを見て、家庭でも子どもにだけオクラを出すようになりました。それ以外では、私が苦手な刺身を回転ずしで食べてほしいけど、食べてくれず、好き嫌いが私に似てきていて不安です。 (りょりょさん/39歳)ムリさせるのはちょっと…「食べさせません」■ 自分たちが手本みせられないのに、強要できない (ひかるさん/36歳)■ ムリには食べさせないです。 余計に嫌いになってしまったらイヤなので…。 そのかわり、細かくしたりして他のものと混ぜます。 食べる前に、入っていることを伝えたり、 食べている途中に、細かくして入れたんだよ~とタネ明かし。 全然イケるじゃーん!と克服できたものも多々ありますよ!(ちいさん/32歳)■ ムリには食べさせない。自分から食べてくれたら。 (mmさん/35歳)■ 私はナスが苦手。でも夫は大好き。なので、ナスのおかず率が高いです。でも、子どもには「ムリに食べなくてもいいよ」と言っています(笑) (きっこさん/35歳)■ 私が小さいころムリやりたべさせられた思い出がないし 好き嫌いがあっても死なないから (ぢゅぢさん)■ そもそも食卓に出さない(きのこさん/39歳)■ 私は子どものころ、トマトとキュウリがとても苦手でした。今、長女が同じくトマトとキュウリをまったく食べませんが、特に食べさせようとはしていません。私自身が大人になったら食べられるようなったので、いつか食べるようになるだろうと思っています。 (このかさん/35歳)投票期間/2019年9月5日〜18日<あんふぁんWeb編集部>
2019年10月01日みなさん、こんにちは! かわベーコンです。毎日毎日ごはんの献立を考える親御さん…いつもお疲れさまです! 疲れているから、「簡単で、なおかつ栄養が取れるごはん」を子どもに作ってあげたい…と考えるかと思います。そこで今回は、晩ごはんを作るときの“娘とのやりとり”をマンガにしました。■夕食のメニューに子どもが大ブーイング作ろうと思っていたメニューが子どもの気分と合わなくて、文句を言われることってあると思います…。この日、息子は牛丼でも良かったんですが、娘はもともと牛肉がそこまで好きじゃないこともあって、大ブーイング!「このまま作って出しても食べないだろうなぁ…。仕方ないメニューを変更しよう…」そう思ってあるものでどうにかしようと、とりあえず冷蔵庫をパカリ。■同じ素材も味付け変更で、子どもが大好きな料理に!そうだ、ハンバーグはあいびき肉…形は違えど牛肉も含まれている! 細かく切って味付けをハンバーグの味付けにすればハンバーグになる!?ダメもとでしたが、娘にその考えを話してみると受け入れてくれました!味見のときには「ほんとだー! ハンバーグ味だー!」とよろこび、夕飯時には2杯おかわりしました! そして息子も牛丼ではなく、ハンバーグ丼にしてとのこと…(笑)わが家のハンバーグは、玉ねぎの他にピーマンと人参を刻んで入れています。あったらエリンギ、しいたけとかのキノコも。味付けは基本塩こしょうとケチャップとソースです。今回はハンバーグ型に成形せずごはんにのせて食べたので、いわゆる「即席ハンバーグ丼」といったところでしょうか。子どもたちの胃袋大満足に、こちらも大満足な母なのでした。
2019年08月16日匂いに敏感な次男は動物園や牧場が苦手です。そんな次男には動物以外にも苦手な匂いがありました。匂いも防げるけど、味もわからないんじゃ…苦手な匂いを克服して食べてくれるのは嬉しいけど、複雑な心境の母でした。
2019年06月19日「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は赤ちゃんが嫌がる食材に関するご質問です。 Q.嫌がる食材は無理に食べさせなくてもいい?現在、離乳食を始めて2カ月になる生後7カ月の子どもがいます。この2カ月間でいろいろな食材を試しましたが、2回食べさせても嫌がる食材は無理に食べさせなくてもいいかと思い、その後食べさせていません。嫌いな物がたくさんあり、同じ食材を食べていることが多いのですが、以前に嫌がった食材でも時間を空けてまた試した方がいいでしょうか? 小林亜希管理栄養士からの回答嫌がる食材には注目せず、食べられる食材を増やしていければよいですよ。この時期の好き嫌いは固定化したものでなく、体調や気分によって変わったりしますので、食べなくてもいいやくらいの気持ちで、たまに食べてみるのも1つの方法だと思います。お子さんそれぞれ食べられる量がありますので、目安量を食べられなくても心配はいりません。※参考:ベビーカレンダー「管理栄養士に相談」コーナーより いつ食べるようになるかはわからない食の細い赤ちゃんがいつ食べるようになるのか、それは正直わかりません。長年、0~2歳の赤ちゃんを保育している私ですが、同じアプローチをしても、食べてくれる子もいれば、そうでない子もいます。それは、一人ひとり個性が違うからです。 その時期その時期で現れる、食べムラや選り好みもあります。 食べられるようになるきっかけは、いつも突然やってきます。 多少の好き嫌いは目をつぶろう「何でも食べますよ!」という好き嫌いのない人。大人でもそんな人を見つけるのは難しくありませんか? 苦手な食材があって大丈夫。赤ちゃんは本能的に「この色は、この味は食べたくない」とわかっているのです。 でも、苦手だからと言って、食卓から消えるとその食材を見るという経験をできなくなります。そのため、時々はメニューに取り入れてみるのもいいと思いますよ。 大人のできることは、子どもの「食べたい」をじっくりと待つことと、楽しく食べる雰囲気づくりをすること。これは、長期戦になるかもしれませんが、焦らずにこの時期に「食べるって楽しい!」ということを学ぶと、その後も食べることが好きな子に育ってくれますよ。※参考: ニュース(食・レシピ)「好き嫌いの少ない子どもに育てるコツはある?離乳食のプロが答えます!」【著者:保育士・一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田馨】
2019年06月13日毎日食べる食事について、「パートナーとその好みが合うかどうか」を重要だと考える人は多いのではないでしょうか。好き嫌いや味付けの種類など、食の好みには、その人が育ってきた環境や地域性など、さまざまなものが反映されると言っても過言ではありません。今回は、食の好みについて、アンケート結果をもとに考えてみたいと思います。■パートナーとの食の好み、半数以上は「合っている」と回答アンケートでは、パートナーと食の好みが合っているかどうか聞きました。その結果「どちらかというと合っていると思う」と答えた人が39.2%で、もっとも多いことがわかりました。また「合っている」と答えた人とあわせると約55%となり、半数以上の人たちは、多かれ少なかれ、「パートナーとの食の好みは合っている」と考えているようです。Q.パートナーと食の好みは合っている?どちらかというと合っていると思う 39.2%どちらともいえない 18.7%合っている 16.6%あまり合っていないと思う 7.6%合わないと思う 7.6%その他 3.0%■結婚において食の好みは大切なキーとなる?「どちらかというと合っていると思う」、「合っている」と答えた半数以上の人たち。どのような点で、食の好みが合うと感じているのでしょうか。「結婚して16年、付き合っているときから味の好みは同じ。だから、いまも奥さんの料理は好き。最近自分が料理することが増えたが、『おいしい』と言ってくれてとても作りがいがある」(神奈川県 40代男性)「作った夕飯を見ていつも、『これ! 今日食べたかったやつ!』と言われたりする。結婚の決め手が食の好みというのもありましたが、正解でした」(岩手県 30代女性)「食へのこだわりはもとより、食の相性は大切な要素だと考えています。私は食事を残すことがタブーと考えていますが、妻も同じ考えです」(埼玉県 40代男性)「これほど好みが同じな男性と出会ったことがないというほど合っています。好きな物から嫌いなものまで同じです」(千葉県 30代女性)そのほか、「趣味や嗜好(しこう)は違うが、食の好みだけは合うから結婚生活を続けてこられた」としみじみ振り返るような声も寄せられました。たしかに、食事は生活と切っても切り離せないもの。好みが合えば、毎回お互いに合わせる、合わせないといったストレスがない食生活を送ることができるでしょう。半数以上のパパやママたちが、パートナーとの食の好みが合っていると答えたということは、それだけ結婚において「食事」がキーとなっていくることがわかります。■「食の好みが違いすぎて疲れた…」つらい声もそれでは、「合わない」と答えた約15%の人たちの声を見ていきたいと思います。「旦那は食わず嫌いなので、作るメニューや外食はほぼ決まっています。せめて子どもには好き嫌いなく何でも食べてもらいたいと思っていますが、旦那が食べないので微妙。やっぱり食の好みが合わないと大変ですね」(茨城県 40代女性)「旦那は味が濃いもの、私は薄味が好きなので、夜ご飯は毎度子どもたちの分、旦那の分、私の分とみんながバラバラでおかずも違います」(茨城県 40代女性)「旦那は料理人です。小さい頃からおいしいものをぜいたくに食べていたせいか、農家出身の私とは違い、舌がこえていて、私がおいしいと思う田舎料理など食べません。結婚前になんとなく好みが違うのはわかってたけど、こんなに苦労するとは思わなかった」(神奈川県 40代女性)「私は薄味、旦那は濃い味。私は甘い方が好き、旦那はしょっぱいのが好き。すべてが違い過ぎて私は疲れています」(栃木県 40代女性)多かったのは、ご飯を作る側から寄せられた、食の好みが合わないつらさを訴える声でした。「からい物好きな夫が味見をせずに何にでも一味をかけるのでイライラする」という意見もあり、作った料理を前にモヤモヤとした気持ちを抱く妻とそれに気がつかない夫の様子が目に浮かびます。食の好みが合わないと、たしかに食事のたびに同じようなことが起こりかねないため、それをストレスだと感じる人もいるでしょう。■夫婦で食生活を楽しむためのヒントは夫婦でうまく食生活を楽しむためのヒントを「好みが合わない」という人から寄せられたコメントから探してみたいと思います。▼パートナーがいないときに好きなものを食べる「旦那は好き嫌いが多いので、普段はそれに合わせて料理を作っています。子どもたちは私の好みと合っているので、旦那がいないときに好きなものを作って食べています」(福島県 40代女性)夫婦といっても、四六時中いっしょにいるわけではないため、お互いが別々に過ごす時間に、自分が好きな食べ物を楽しむという声は多く寄せられました。「好きなものを食べずに我慢する」ということより、自分の好きなものを食べる機会を設けることでお互いにストレスが減るかもしれません。パートナーの作る料理の薄味に物足りないと思っているときは、ランチをガッツリ、こってり系にするなども食の楽しみのひとつです。ただ健康的問題で食生活を見直している場合には、どのくらいまでなら許容なのか確認しないと、せっかくの家での努力が無駄になるかもしれないので注意したいところですね。▼健康のために食生活を見直した「結婚当初は、私は濃い味付けが好みで、妻が作ってくれる食事は私からすると薄味でした。しかし、妻から『濃い味付けの食事を食べ続けると体に良くない』と言われ、少しずつ薄味にしてもらい薄味に慣れていきました」(千葉県 50代男性)年齢とともに食生活の見直しが必要と考える人は多いでしょう。もしパートナーの濃い味付けやこってりした料理が好きなことが気になる場合には、健康診断の数値も夫婦で相談する1つの材料として役立つこともありそうです。▼最初は夫婦の好みが合わなくても…「合ってきた!!って感じです。 濃い味付けだった私が、主人の好みのダシしっかりの薄味になり、甘いものを食べなかった主人が、私が甘味を大好きなせいか、甘味が好きになりました」(神奈川県 30代女性)夫婦は、最初は別々の家庭で育ってきた二人が、一つの家庭を作っていきます。長年一緒にいることで、合わなかった食の好みも次第に合ってきたと考える人は多いようです。筆者も、結婚当初は甘い物が大好きな夫に合わせて、自分が好きな味付けに少し砂糖を加えて調整していました。しかし、結婚して7年目となった近頃では、自分の好みの味が「わが家の味」になってきたと感じています。自分が変わったのか、相手が変わったのか、それともお互いが歩み寄ったのかはわかりませんが、毎日同じ食卓を囲むことで、積み重ねていけるものがありそうです。また「合う合わないより、お互いに合わせようとする気持ちが大事」という方、なかには「食の好みが違うから食べ物の取り合いにならなくて快適」と考える方も。お互いに食事の時間が窮屈ではなく楽しめていれば、食事の好みが合わなくても問題ないように思えます。また、最後にこんなコメントも紹介したいと思います。「主人が母子家庭だったので、母の帰りが遅いため夕食は一人で市販のお弁当を食べてたみたいです。家に帰ると妻と子どもがいて手料理がある幸せが、当たり前ではないと知っている主人は、私が作る料理は好き嫌いなく食べてくれます」(沖縄県 30代女性)「お互いに好き嫌いはあまりないですが、ごはんを残す人はお互いに嫌いなので食の好みというより、価値観は近いかと思います。子どもたちにもごはんは残さないということを徹底して伝えています」(東京都 30代女性)これらのコメントからは、食生活や食に対する考え方には、その人が人生で大切にしていることが影響しているとも考えられそうです。たしかに、毎日食事を用意するかげには、食材の準備から調理、配膳まで、たくさんの工程があり、手間がかかっています。まずは、そのことに感謝することの大切さをあらためて感じさせられます。食事にとてもこだわる人、作ってくれるだけでありがたいと思う人、おいしければ何でもいいという人、そしてこだわりがないという人。さまざまでしょう。もしパートナーと食事の好みが合わないという場合には、お互いに相手の価値観を認めて、自分なりのおりあいをつけることも必要となってくるかもしれません。食生活を豊かにするという方法は各家庭ごとに違っていると思いますが、楽しい食事時間が過ごせるといいですね。Q.パートナーと食の好みは合っている?アンケート回答数: 4602件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年05月12日炊き込みごはんを作ったときのこと。5歳の息子が「今日のごはん、おいしくない!」と言ってきました。「せっかく作ったのに悲しいよ~」と私が泣きマネをしたところ、2歳の娘が思いがけない言葉を発してきたほっこりエピソードをお伝えします。 「ごはん、おいしくない!」と言われてショック根菜や野菜類が苦手な子どもたち。どう調理したらおいしく食べられるのか、私は毎日、試行錯誤をして食事を作っていました。 ごぼうを細かく刻んだ炊き込みごはんを作ったときのこと。5歳の息子が「おいしくない!」と言ってきました。食べやすいよう工夫して作ったのに……。地味にショックを受けますよね。そこで私は「せっかく作ったのに悲しいよ、えーん」なんて言いながら泣きマネをしてみたんです。すると隣にいた2歳の娘が思いがけない言葉を発したんです。 ウソ泣きのはずが、本物の涙に娘はママが泣いている、悲しそうと思ったのでしょう。「ママ、おいしいよ!」と言ってきたんです。そして苦手なはずのごぼうを口に入れています。さらに「ママ、泣かないで」と。 その瞬間、ウソ泣きをしていたはずなのに、本物の涙が溢れてきました。人を思いやる気持ちが育っているんだなと感じた瞬間でした。ほうれん草の和え物もペロリ。そんな光景を見た息子も「やっぱりおいしいよ」と言って、食べ始めてくれました。 子どもたちのやさしさがうれしいごはんを食べなかったらママが悲しむ。そう思うと子どもたちは食べてくれるのかもしれません。それ以来、子どもたちの食事が進まないときは、「食べてくれないとママ悲しいな」と気持ちを伝えると、頑張って食べてくれることが増えました。 また、お菓子が人数分ないとき、私が食べずにいると「ママどうぞ!」と半分くれることも。子どもたちのやさしさが垣間見え、とってもうれしくなりました。 苦手なものを無理に食べさせなくてもいい、楽しく食事ができればいいなど、食の意見はさまざま。私はできることならいろいろな食材を食べてもらいたいなと思っています。みなさんはご家庭で心がけている食事の工夫はありますか?著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年04月29日子どもを育てるお母さんの悩みは尽きません。さまざまな解決法を編み出してきたお母さんにも「これは困ったぞ…」という事態が必ずあるものですよね。なかでもよく耳にするのが「子どもの食事」に関するもの。「野菜が入っていると、手をつけてくれない」「好きなものしか食べない」「食事の時間が嫌い」などなど、多くのお母さんが子どもの好き嫌い、食わず嫌いに悩んでいます。大人と比べ、子どもは好き嫌いが多い気がしますが、何か理由があるのでしょうか? 小児科医でありお茶の水女子大学名誉教授・榊原先生に、「子どもの味覚」にまつわる悩み、疑問に答えてもらいました。お話をうかがったのは…医師・お茶の水女子大学名誉教授榊原洋一先生お茶の水女子大学人間発達教育研究センター教授。東京大学医学部卒業。専門は小児科学、小児神経学、発達神経学など。小児科医として発達障害児の治療にかかわる。著書は『大人が知らない子どもの体の不思議』(講談社)など多数。■食べ物の好き嫌い、子どもはどうして多い?――先生。今回は子どもの味覚についていろいろ教えてください! 世のママたちは「子どもの好き嫌い」に悩んでいる人が多いと思います。私も子どもは好き嫌いが多い気がするのですが、どうしてなのでしょう?榊原洋一先生(以下、榊原先生):そうですね…。これは子どもの好き嫌いが多いというよりも「大人がたくさんの味を好んでいるだけ」といえるでしょうね。――えっ…。榊原先生:考えてみてほしいのですが、この世界には食べられるものが本当にたくさんありますよね。食べものであふれている、といってもいい。だから大人はいろいろな種類の味を子どもに与えようとします。でもそんなにたくさんの味を与える必要は全然ないんですね。――栄養バランスの整った食事を与えるためには、いろいろな食材を使って、品数も多くしたほうがいいと思っていたんですが…。そうではないんですか?榊原先生:ある研究者が赤ちゃんの食の好みを調べたところ、刺激の少ない、味の薄いものを好むことが分かりました。赤ちゃんは濃い味、苦い味、酸っぱい味などは、ペッとはき出すんです。これは「刺激のあるものは体に害がある」ということを無意識に感じとっているからなんです。――刺激のある味は体に良くないと、無意識に感じている?榊原先生:そうです。だから食べようとしません。そして刺激の少ない薄い味と同様に、甘い味も好むんです。母乳やミルクには甘みがありますよね。これをペッとはき出す赤ちゃんはいないと思います。これは甘いもの=栄養があるものと認識しているからです。生きていくために栄養のあるものを欲しているんですね。刺激のある味をうけつけないこと、栄養のあるものを欲することは「生物的に自然な反応」なんです。■「好き嫌い」は生き物として当たり前!?――自然な反応…ということは好き嫌いするのは「当たり前のこと」なんですか?榊原先生:そうです。当たり前です。「好き嫌いがある」という言葉自体、私はあまり好きじゃない(笑)。大人が「うちの子は好き嫌いが多くて…」というのは、大人自身がいろいろな味が好きなだけなんですよ。――私たち大人がいろいろなものを食べているだけ…。では、なぜ大人になるといろいろな味が好きになるんでしょう?榊原先生:大きくなってくると、刺激がある味でも体に害がないことが経験から分かってきますよね。また食べ慣れることで、平気になってくる。それに味だけじゃなく、においや雰囲気などから「食べてみよう」というチャレンジ精神で食事を楽しめるようになる。文化の中で、味のバラエティを楽しめるようになってくるんです。――確かに私も生姜や大葉、辛いものなど大人になって食べられるようになったもの、好きになったものがたくさんあります…!榊原先生:子どもに好き嫌いが多い、というのではなくて、そもそも食べられるレパートリーが少ないのは生物的に当たり前のこと。生き物として当たり前の反応、といえるでしょうね。■赤ちゃんはいつから味覚を感じている?――素朴な質問ですが、赤ちゃんはいつから味覚を感じているのでしょうか?榊原先生:お母さんのおなかの中にいるときから味覚を感じていますよ。――本当ですか…! おなかの赤ちゃんが味覚を感じていることは、どうやって分かるんでしょうか?榊原先生:たまたま妊娠中のお母さんに、ある薬品を注射する必要がありました。体には無害な薬品です。この物質は血管の中をめぐり、舌の中の血管を流れるときに苦みとして感じられます。だからお母さんは当然、苦みを感じますよね。そしてこの物質は胎盤を通じて、おなかにいる赤ちゃんの舌の中の血管にも流れます。そのとき「苦そうな表情」をした赤ちゃんの様子がエコーで観察できたんです。――興味深いですね…! それで赤ちゃんは味覚を感じていることが分かったんですね…!榊原先生:そうです。先ほどお話ししたように、赤ちゃんの好きな味は最初は刺激のないもの、薄味ですが、甘い味も好むようになります。これはどうして分かるかというと、さまざまな味の液体をほ乳びんに入れ、乳首を吸う時間を比較してみたんです。その結果、甘い味を含む乳首を吸う時間が長かった。反対に苦い味、酸っぱい味は苦手であることも分かりました。――なるほど…。じゃあ、塩味はどうでしょう? 味覚の中には先生のおっしゃったように甘み、酸味、苦みなどがありますが、塩味もありますよね。塩味はどのように感じているのでしょうか。榊原先生:おもしろいことに「好きでも嫌いでもない」ようなんです。――え、好きでも嫌いでもない…?榊原先生:正確にいうと、塩味の薄い、濃いの微妙な違いは区別できず、どんな塩味でもニュートラル。つまり反応がないんです。――塩味を受け入れはする。でも、薄い・濃いなどの塩の割合について「好き・嫌い」とは感じていないということですか?榊原先生:そうです。――味によって、違う感じ方をしている…。子どもの味覚っておもしろいですね!今回は、子どもの好き嫌い、そして味覚にまつわる不思議について、お話をうかがいました。子どもの好き嫌いは、ママの大きなお悩みの一つとしてあげられますが、実は好き嫌いは当たり前のこと、自然なことという先生の言葉に胸をなでおろしたママも多いのではないでしょうか。嫌いなものを減らしてほしい、少しでもいろいろな食材を食べてほしい…。今まではそう思ってがんばっていましたが、お皿に盛りつけた瞬間に子どもから嫌な顔をされて、食事の時間が楽しめないときもありました。子どもにプレッシャーをかけていたことも…。気にする必要はない、自然な反応ならそこまで気を張らなくてもいいんだ、との先生の言葉にホッとしました。次回は「子どもの手足の不思議」についてお話をうかがいます。お楽しみに!参考図書: 『大人が知らない子どもの体の不思議』 (講談社)榊原洋一著子どもと大人はどう違うのか。それは単に大きさだけの違いではありません。どうして夜泣きをするの? どうして寝相が悪いの? どうして落ち着きがないの? 子育て中に親が抱く「答えが見つかりにくい質問」にエビデンスの精神で解答することを試みました。子どもの心と体の不思議を理解する、手助けとなる一冊。
2019年04月05日せっかく作ったご飯を数口しか食べてくれない!食の細い子どもにイライラしてしまうことはありませんか?親になってびっくり!わが子が少食過ぎる筆者が保育士をしていた頃、受け持ちの子どもたちは、好き嫌いがあったり、食べる量であったり、個人差があるものの、ほとんどの子が給食をある程度食べる、もしくは残さず食べる。それが当たり前の食事風景でした。しかし、ママとしてわが子をいざ育ててみると、びっくりするほど食べないのです!保育園の子どもたちが給食をよく食べるのはなぜ?保育園でどの子どももよく食べていた理由は、友達の存在が大きいと思います。1~3歳は、友達がしていることは何でもしたくなる年頃。友達が隣で食べる、その環境だけで「ぼくも!」「わたしも!」と、自然に食事への意欲につながります。また栄養士が食事を用意し、数名の保育士が協力して保育するので、子どもを待たせず楽しい雰囲気で食事をスタートできるところも、よいのだと思います。普段からおままごとや絵本、制作あそび、野菜を育てるなど、あそびの中で食育をしているということも意欲につながっています。ママがそれら役目をすべてひとりでこなすなんて、至難の業ですよね。少食な子ども、解決策はあるの?そんな時、一般的に言われているのが・もっと運動をさせましょう・一緒にいる大人がおいしそうに食べましょう(楽しい雰囲気作り)・おやつを減らしましょう・彩りや見た目を工夫しましょう・絵本や遊びの中で食への興味をもたせましょうこのようなアドバイスです。筆者も保育士として勤務していたころ、保護者に伝えていたことです。忙しいママでもすぐできる!おすすめの声かけ忙しいママでもすぐできる、子どもの気分がのらない時におすすめの声かけ法を紹介します。・「ごはんが逃げていくよ~お口で捕まえて!」これはあまのじゃくな子どもにぴったり。食べたら「いててー!」と痛がると大笑い。・「りすさんのお口で小さく食べよう」「次はライオンさんのお口で大きく食べよう」変化をつけると楽しく食べられます。・野菜を食べたら「わ!ほっぺがつるつるになったみたい!」、お肉を食べたら「あれ?筋肉ムキムキになったね!」子どもが喜ぶ食べ物の効果を伝えます。なるべく具体的なことを伝えると、だんだんと自分から意識して食べるようになってくるのでおすすめです。それでも少食、悩んだ日々から出した答えは筆者は上記のことを心がけながら、息子に食事を与えていましたが、離乳食は数口食べればよい方、という感じで卒乳を迎えました。卒乳してから、とにかく栄養面が心配でした。数口食べたら「もういらない」となってしまうのであとは必死に気を引いて1時間近くかけてやっと用意した量の半分を食べる、なんてことも。毎食とても辛かったことを思い出します。おやつを減らす作戦をした時は息子にぐずられて大変だったうえに、さらに不安になりました。おやつを減らしてもご飯の量は増えなかったので、単純に1日の食べる量が減っただけになってしまったのです。どうしてこんなに少食なんだろう…と悩みに悩んだ結果、もしかして息子にはこれで足りているのでは?という結論に。その理由は・少しずつでも大きくなっている・元気でよく動きまわっている・ほとんど風邪もひかず体が強いということ。実は、少量しか食べなくて困る理由はなかったのです。与えるものの質を変え、おやつもひと工夫食事を摂取する量が少ない分、与えるものは、栄養価の高いものを選ぶよう気をつけました。おやつも大事な栄養摂取と考えひと工夫。【おやつの一例】・煮干し、プリン、チーズ、ゆで卵、ミートボール、お魚ソーセージ、枝豆などのたんぱく質・おにぎり、パン、さつま芋、ジャガイモ、トウモロコシなどの炭水化物・おからや野菜入りのパンケーキ、蒸しパン、お麩ラスク、クッキーなどの手作りおやつ・バナナ、ミカン、リンゴなどのフルーツ食事は、何種類も出しても手をつけないので、スープや炒め物1品の中に野菜もたんぱく質も入れて、おかずを1種類しか食べなくても栄養が偏らないような工夫をしました。そして例え夕食を少ししか食べなくても、おやつで栄養を摂れているからOK!こう考えることが、お守りのように不安やイライラを和らげてくれました。この子はたくさん食べなくても大丈夫、と思うようになってかなり気持ちはラクになりました。心配しすぎず、笑顔でごはんそして現在6歳になった息子。好き嫌いせず、何でも食べるけれどやっぱり少食。決して大きくはないものの、標準体重身長内、体は強く運動が大好き!問題なくたくましく育っています。驚くことに、最近よく食べるな、という日が数日続いたら背がぐーんと伸びて、また少食にもどることも多々あります。自分の必要な量をわかって食べているのかなと不思議な力を感じます。健診や育児書などで「これくらい食べさせましょう」と提示される量はあくまでも目安。その目安に苦しむママはたくさんいるのではないでしょうか?うちの子、その量が本当に必要?一度じっくり考えてみるとラクになるかもしれません。ちなみに今3歳の娘の場合、ご飯が進まないのは、お兄ちゃんと同じ量のおやつを食べてしまうから。単純におやつの食べ過ぎですから、ママの対策が必要です…。育児の悩みは尽きませんが、それはまた余裕のあるときに考えるとして、楽しく心の栄養いっぱいの食事タイムにすること、そのためにママが肩の力を抜くこと。これこそが、子どもの心身の健康な育ちに、1番大切なことだと思います。<文・写真:フリーランス記者nicoai>
2019年04月02日4月から新生活が始まり、給食が始まる幼稚園もあるかと思います。ちゃんと食べられるかな…と特に不安になるのが、子どもが苦手な野菜。苦手な野菜ナンバーワンとされることが多い“ピーマン”が出てきても困らないように、苦手意識を減らしておきたいところです。そこで、わが家が実践してピーマン嫌いを克服した簡単レシピを3つ紹介します。細かくして、存在を消す「ピーマンミートソース」ピーマンを見るのもイヤ!ピーマンそのものが見えると、まったく食べようとしてくれない子におすすめです。【ピーマンミートソース4人分】【材料】・ピーマン 2個・合い挽き肉 400g・玉ねぎ 1/2個・ケチャップ 120g・小麦粉 大さじ1・水 50ml・コンソメ 小さじ1.5・サラダ油 適量・塩こしょう 少々【作り方】1. ピーマンは種を取ってみじん切りに、玉ねぎもみじん切りにします2. サラダ油を敷いた鍋に、ピーマンと玉ねぎ、合い挽き肉を入れて中火で火が通るまで炒めます3.2にふるいにかけた小麦粉を入れて軽く混ぜ、ケチャップ、水、コンソメを入れ、弱火で5分ほど煮込みます4.塩こしょうで味を整えて、できあがり子どもが好きなメニューの中に、細かくして入れるのは定番ですよね。ケチャップ味でピーマンの苦みを消し、緑色もほぼ隠れてしまうので、克服の第一歩になると思いますよ。苦みをまったく感じない「無限ピーマン」数年前にはやった“無限シリーズ”のレシピは、ピーマン独特の苦みが苦手な子におすすめ。【無限ピーマン4人分】【材料】・ピーマン 4~5個・ツナ缶 1缶・ごま油 大さじ1・鶏ガラスープの素 小さじ1・塩こしょう 少々【作り方】1. ピーマンは種を取って、0.5センチほどの細切りにし、耐熱容器に入れます2. 1にツナ缶、ごま油、鶏ガラスープの素、塩こしょうを入れます※ツナ缶の油は完全に切らないほうが旨みがアップします3.電子レンジ500wで3分加熱し、混ぜ合わせて、できあがりこんなにピーマンの存在感があるのに、苦みはまったくといっていいほどありません!わが家の子どもたちは、この「無限ピーマン」でピーマン嫌いを克服しました。ピーマン以外にも、ニンジンやもやしと一緒に調理してもおいしいので、アレンジ自在です。自分で作るとおいしく食べる「餃子の皮ピザ」ママのお手伝いが大好き!お料理が好きな子に。【餃子の皮ピザ4人分】【材料】・餃子の皮 12枚・ピーマン 1個・ウインナー 6本・コーン 適量・ケチャップ 大さじ2・マヨネーズ 大さじ1・ピザ用チーズ 適量【作り方】1. ピーマンとウインナーを輪切りにします2. 餃子の皮にケチャップとマヨネーズを混ぜ合わせたものを塗り、ピーマン、ウインナー、コーンをトッピングし、ピザ用チーズをのせます3.フライパン(油は不要です)に2を並べてフタをし、弱火よりの中火で、餃子の皮がパリっとするまで様子を見ながら6~7分ほど加熱をすれば、できあがり苦手なものでも、自分で作った喜びのほうが勝って、食べようとしてくれることも。みんなでワイワイ楽しめるところもポイントです。「食べられた!」という成功体験をさせてあげることで自信がつき、その後も意外とすんなりチャレンジしてくれることが多いと思います。食べやすい工夫で、ピーマン嫌いを克服する1歩を踏み出せますように。
2019年03月30日幼稚園の毎日のお弁当作り大変ですよね。我が家のアリッサも好き嫌いが多く、献立に頭を悩ませます。でも、ちょっとした工夫で好き嫌いが克服できるかもしれません…。先生の指導もあり、まずはお弁当を残さず食べてもらおうと、最初はアリッサの好きなものばかり入れていました。年少の頃は全部自分で食べられたという達成感が自信につながるそうなのです。お弁当を食べられるようになってきた頃、しだいに欲も出てきて野菜を食べさせようとコチラも試行錯誤。でも、見た目ですぐバレてなかなか食べてくれません。「何の野菜なら食べられるの?」とアリッサに聞くと「ブロッコリーなら食べられる」と言うので試しに入れてみたら、小さな前歯で茎だけかじったブロッコリーの残骸が…。まるでハムスターの食べ残しみたい。これでも彼女なりに頑張って食べてくれたんでしょう。「枝豆も食べられそう」と言うので入れてみると、今度は皮の部分が嫌だと言うのです。ほうれん草・ブロッコリーの葉・枝豆の皮…。「…!?」どうやら、濃い緑の部分を嫌がる傾向に気付きました。枝豆を串刺しにすることで食べれるようになったアリッサ。ちょっとした親の工夫が好き嫌い克服の第一歩なのかもしれません。最近では、お弁当の食べ残しで、好みの傾向やその日の体調なども伺えるようになりました。そしてキレイに食べてくれていると本当に嬉しい。毎日のお弁当作りは大変だけど、お弁当を通じて子供の成長を感じることができるのです。まるで子供との交換日記みたいだなと思うと、また明日も頑張れるママンなのでした。
2019年03月22日真っ赤な紅玉リンゴ。そのままむいて食べられる甘いものは消費も早いのですが、酸味の強いリンゴはいつもどうやって食べようか悩みます。というのも、私は加熱された果物が苦手。今回はそんな私もおいしく食べられたレシピを紹介します。果肉感ゼロのトロトロジャム加熱されて柔らかくなった果肉が苦手な私は、市販のジャムもあまり得意ではありません。最近のジャムは果肉感アップをうたったものが多く、その果肉が苦手なのです。そこで私は、果肉感ゼロのジャムを作ることにしました。【材料】リンゴ…1個砂糖…大さじ3杯ほどレモン汁…適量(なくても大丈夫)紅玉リンゴは皮ごとすりおろし、砂糖と一緒にとろみが出るまで弱火で煮詰めます。甘ったるいのが好きではないので砂糖は極力少なめ。皮ごとすりおろしているので、でき上がりはきれいなピンク色になりました。定番からつけ合せまで、ジャムの活用方法いろいろ・定番! パンに塗るわが子はパンが大好きで、朝食はパンになることが多いわが家。ジャムはとても喜ばれました。子どもの最近のブームであるクリームチーズと一緒にいただくのがとてもおいしかったです。・マフィンに混ぜ込む朝食に時々作るマグカップマフィン(60gのホットケーキと50gの牛乳を混ぜて、レンジで2分ほど)に、甘さを足すため混ぜ込みました。ふんわりと香るリンゴが朝食を豊かにしてくれました。・ローストポークの付け合わせ家族でフレンチを食べに行ったとき、豚のパテにリンゴジャムが付いてきたことがありました。そのおいしさが忘れられずローストポークの付け合わせにしてみたところ、家族に大好評!娘も朝食のときにしか見ないジャムを不思議がりながらひと口食べてみると、おいしいおいしいとよく食べてくれました。ローストポークはコショウをよく効かせた方がおいしいです。コショウの辛さとジャムの甘さでパクパクと食が進みます。ただし大人はしっかりと効かせましたが、いちおう子ども用は少し控えめに。調理したリンゴが苦手な私のリンゴジャム。これなら食べられそうだと自信が持てました。特に豚肉との組み合わせはおすすめです。普段子どもに好き嫌いしないよう声をかけている手前、今回おいしく食べることができて良かったです。夫はグリーンピースが苦手です。次はグリンピースをどう調理してみようかと試してみたくなりました!<文・写真:フリーランス記者幸森陽子>
2019年02月10日子育てにおいて、食事における悩みは尽きないものですが中でも一番ママを悩ませるものが「好き嫌い」ではないでしょうか。好き嫌いの多い子どもが多い理由とは何でしょうか。そして、克服していくためにはどんな工夫をすると効果的なのでしょうか。なぜ好き嫌いが起きるのか?親は子どもにバランスの良い食事を食べて欲しいと願いますが、特に野菜を嫌がる子は多いと思います。子どもの好き嫌いが始まるのは一般的に2~4歳頃と言われています。野菜を嫌いになる理由はいくつかあります。・野菜独特の食感と舌ざわりが嫌い・青臭さや強い臭いを苦手と感じる・見た目が嫌い・渋みや辛みが苦手このような理由から本能的に「食べてはいけないもの」と認識してしまうこともあるようです。また、口の中にあり味覚を感じる「味蕾(みらい)」の数にも原因があるといいます。味蕾が多いほど味を感知する能力が高くなりますが、生後3ヶ月くらいから徐々に増えて1万個まで成長し、年齢とともに徐々に減っていきます。20代になると5千個まで減ってしまう人もいるので、大人は子どもの半分しか味覚センサーがないということになります。味蕾の数が多いため、子どもの方が味に敏感となり、苦みや酸味を強く感じるのです。好き嫌いを克服する方法好き嫌いを克服するためにはどんな方法が良いのでしょうか。 (1) 離乳食のメニューを意識する生後3~6ヶ月の赤ちゃんを対象に行われた実験では、初めて口にするものよりも継続して与えたものの方が摂取量が増えたという結果があります。また、様々な種類の野菜を食べさせていると、それ以外の初めて口にする野菜でも拒否反応を示すことが少なかったと言われています。好き嫌いが顕著になる前の離乳食の段階で、たくさんの種類の食材を継続して与えることは効果があるようです。 (2) 形や見た目に気を付ける初めて食べたものの記憶が強烈に残る為、初めて口にするものは特に食べやすさを意識します。例えば肉のスジが残らないように処理したり、魚の骨はしっかり抜いたりするなどして、食べることへの抵抗が少なくなるようにしましょう。見た目についても、良くないものは警戒されてしまいます。ニンジンを星やハートの形に切り抜くなど、見るからに口にしやすいように意識しましょう。 (3) 調理方法を工夫する野菜を細かくしたりミキサーにかけたりして、原型が分からないようにすると嫌いな食べ物だということを気づかずに食べることがあります。同じ野菜であっても、調理方法を変えるだけで食べられる場合もあります。例えばブロッコリーを茹でたものは食べなくてもグラタンやシチューの具材なら食べられるかもしれません。ほうれん草ならごま和えに、ニンジンならグラッセやキャロットケーキなどにすると甘みが感じられ食べやすくなるかもしれません。 (4) 食材に触れる回数を増やす嫌いな食べ物でも、接触する回数が増えることで嫌悪感が薄れていくことがあります。これを「単純接触効果」と呼びますが、見る回数を増やすだけでも効果があります。家族が美味しそうに食べる姿を何度も見せていると、いつの間にか食べられるようになるということもあるといいます。 (5) 一緒に料理したり家庭菜園をしたりするただ出された料理よりは、自分で作ったものの方が当然愛着がわきます。自分で育てた野菜なら食べてみたいと思うのも自然でしょう。食材の買い物も、自分が選んだものは食べてみたいという気持ちがわいてくることがあります。料理についても、ほんの少しでも作ることに関わることで自分に関係している、という意識を持つことができます。調味料や水を入れてもらったり、混ぜてもらったりするだけでも良いので一緒に食に関わってみましょう。食べさせたくても無理強いは禁物好き嫌いには個人差があり、大人になってもどうしても食べられないものがあるという人は少なくないですよね。欧米などでは個々の相違を尊重する意識が強いためか、「嫌いなものは食べなくていい」と考える人が多い文化のようです。また、味蕾の数が成長と共に変わると前述しましたが、味覚の好みも成長によって変化することがほとんどです。「子どもの頃は食べられなかったけど今は大好き」という食材がある方も多いのではないでしょうか。「栄養が偏るから食べさせたい」と考える方も「嫌いなものは食べなくていい」という考え方も、家庭によってそれぞれだと思います。しかし、色々な工夫をしてみたけどやっぱり食べられない、という時は肩の力を抜いて長い目で見ていきましょう。無理に食べさせようとしたり強く叱ったりするのは逆効果です。「いつか食べられるようになるといいね」「この前よりも多く食べられたね」と声をかけながら、時間や心に余裕を持って少しずつ克服していきましょう。最近では、小さい頃の偏食や小食は無理に直さなくても良いという考え方が増えてきているようです。それは、親がいくら直そうとしても本人が納得しなければ直るものではなく、園や学校などの社会に出て色々な価値観に触れることで自分で気づいて身につければ良いという考えからです。がむしゃらに直そうとするのではなく、親の価値観を伝えながら何でも美味しそうに食べる姿を見せていけば少なからず伝わるはずです。色々工夫をしても直らないとがっかりするのではなく、時間がかかるものだという認識で長い目で見守りましょう。そしてなにより大切なのは、楽しい食卓を囲むことですね。
2019年01月25日園のママたちからの食に関する悩み・なかなか自分でスプーンやフォークを使わなくて…・自分で食べるのに時間がかかって飽きてしまう・家では自分で食べることに疲れちゃうので、ついついママがあーんしてあげちゃいます筆者が勤務する園ではママたちからこういった声を聞くことがよくあります。そして私自身も、「朝は忙しいし、部屋も服も汚れるし…」と、本当は息子が自分でスプーンやフォークを使えるとわかりながらも「あーん」で食べさせていました。実際、寝起きで着替えさせた洋服を食後にまた着替えさせたり、それにともなって洗濯物が増えたり、床掃除が増えたりといったことはできれば避けたいのが本音ですよね。食材の大きさを変えてみたらですがあるとき、わが家で料理するときに、食材の大きさを変えてみたら驚くことが。なんと子どもの食べる意欲が劇的に変わったのです。そういえば園でも、その子にとってちょうどいい大きさの食材が使われた献立の時は先生に助けを求めなくとも自分でスプーンとフォークを使って食べる子が多いのです。もちろんママや先生に甘えたい気持ちもあります。あーんしてもらうと嬉しい気持ちになる子もいます。ですが、成長の過程で「自分でやってみたい」という気持ちを持ってほしいのも親心。今回は子どもをやる気にさせるちょうどいい食材の大きさの法則を、簡単にわかりやすく紹介します。子どもの口に合う食材のサイズはその子によりけり食べやすい大きさと言っても、月齢や年齢、食材、調理法によって異なりますよね。それがとても簡単に、3秒でわかるのです。用意するのは家庭にある鏡だけ。鏡の前に子どもと並んで、子どもに「口を開けてみて」と言い、その口の大きさに合わせて、自分の口を開けてみてください。どうでしょうか?子どもの口の開きは、ママが思っているより小さいのではないでしょうか?もちろん、成長に合わせて子どもの食べやすい大きさは変化していきます。なので、「あれ?なんだか最近また食べづらそうにしているな」と感じたら、簡単なので何度でも試してみてください。そして、ママは子ども用のスプーンとフォークを使って、子どもの口のサイズで食事をとってみてください。そうすると、「豆腐なら柔らかいからもう少し大きめでも食べれるな」「ほうれん草のお浸しはこの長さだと食べづらいな」などといった子ども目線に気づくことができます。麺類も同じで、子どもにとっては長すぎても食べにくい、短すぎても食べにくいようです。ついつい手づかみ食べが出てきてしまう子どもも、食材が食べやすい大きさや長さになっていれば、スプーンやフォーク、箸を使ってみようと思います。そして、「自分でできる!」という意識から、さらに挑戦してみようという意欲がうまれるようです。たまには思いっきり噛みつかせたい、あえて細かくして箸の使い方を上達させたいなど、そのときどきで変化をつけていくのもいいですね。食べる意欲アップのためには、子どもの食べやすい一口サイズをわかっておくことが大切。わが子にとって食べやすいのはどのサイズ?ぜひご家庭でお試しください。
2019年01月20日