皆さんは、電車でのトラブルで悩んでしまったことはありますか?今回は妊婦に舌打ちする男性の話とともに、そんなときの対処法をアンケートをもとに紹介します。イラスト:美吉香胡舌打ちに怯えて…主人公が妊娠3ヶ月のころ、電車に乗っていたときのことです。つわりがひどい主人公は、マタニティマークをつけて座っていましたが…。出典:CoordiSnap主人公の目の前に立った男性が、わざとらしく何度も咳払いをしてきました。そのうえ舌打ちまでされた主人公は、怯えて男性に席を譲ることに。そして主人公がそばで立っていると…。隣に座っていた妊婦が「マタニティマークつけてるから私と同じですよね」と話しかけてきたのです。さらに「座れず立っているのつらいでしょう…」と優しい一言をかけてくれて…。その言葉を聞いた男性は、気まずそうに席を移動したのでした。こんなとき、あなたならどうしますか?無視する直接何か言ってくるわけでもなく、あからさまな咳払いや舌打ちをするなんて感じが悪いです。気を遣ってあげる必要はないので、咳払いや舌打ちをされても無視します。(30代/女性)妊婦であることを説明する咳払いや舌打ちで悪意を伝えてくる男性は、毅然とした態度に弱い気がします。妊婦であるから席を譲れない旨をきっぱり言えば引き下がるかもしれません。(20代/女性)今回はあからさまな咳払いや舌打ちをされたときの対処法を、みなさんのアンケートをもとに紹介しました。もし同じような出来事があったときは、ぜひ参考にしてみてください。(CoordiSnap編集部)※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2024年04月10日世の中に存在するさまざまな『マナー』。ビジネスシーンのみならず、日常の中でも意識すべきポイントが多くありますよね。漫画家の芋一郎(@cheesesama24)さんが描いた、マナーに関する創作漫画を紹介します。登場するのは、マナー講師の女性。電車の中で見かけた数々の『マナー違反』にイライラとしていたようで…。「私がいうことがマナーだ」と信じて疑わないマナー講師。いらだちながら、電車内で立ちながら談笑していた2人の女性を注意します。ですが、よく見てみるとマナー講師が腰掛けてスマホを操作しているのは優先席で、注意された女性は妊婦のようです。「『マナー違反』なのはどちらなのか?」と思わずツッコミを入れたくなりますね。この漫画には、「最高に皮肉が効いている」「これがブーメランか」と多くの反響が寄せられています。・これは、自分のルールを他人に押し付けているだけだね。・完璧な風刺漫画。・「マナーとは何か」を考えさせられますね。人と人が関わる中で、お互いが心地よくすごすためには、マナーが大切であることは間違いありません。しかし、近年では「それ、必要?」と思わず首をかしげてしまうような『謎マナー』もあるといいます。細かすぎるマナーを追い求めすぎて、本来の目的である思いやりの気持ちを忘れないようにしたいですね。grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2024年04月06日皆さんは、電車で嫌な思いをした経験はありますか? 今回は「電車で妊婦を突き飛ばす男性」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!電車内で妊婦の同僚が…主人公は人事部長として働く女性です。妊婦の同僚と電車通勤をしていると、同僚が「さっきとても失礼な人がいたんです」と言ってきました。話を聞くと、同僚は譲ってもらった席に座ろうとしたところを男性に突き飛ばされてしまったようで…。妊婦であるにもかかわらず、ひどい目に遭ってしまった同僚を心配する主人公。その後主人公たちが電車を降りると、歩きたばこをする男性を見かけました。さらに男性は、植木のなかにたばこをポイ捨てしてしまいます。主人公が注意すると、男性は「うっせーな!」と逆ギレしてきて…。たばこを拾わない男性出典:エトラちゃんは見た!たばこを拾うことなく、男性はその場を去っていきました。男性の代わりにたばこを捨てながら「朝からやんなっちゃうわね」と呟く主人公。しかし数時間後、主人公の会社の面接会場にたばこをポイ捨てした男性が入ってきたのです。入社試験を受けにきた男性は、面接官の主人公と同僚を見て顔面蒼白になるのでした。読者の感想歩きたばこを注意された男性の態度に、思わず腹が立ちました。自分の行いは必ず誰かに見られているものだと意識して、マナーを守っていきたいですね。(30代/女性)主人公と同僚にひどい態度をとった男性が、その後入社試験を受けに来たことに驚きです。お互いに面接会場で顔を合わせてしまい、気まずいだろうと思いました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年03月30日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言妊婦の嫁をイビる鬼畜姑主人公は夫と二人暮らしの妊婦です。妊娠9ヶ月に入ったタイミングで夫の長期出張が決まりました。妊婦が自宅で1人でいるのは不安だという夫の希望で、出張の間は義実家でお世話になることになった主人公。そして夫が出張へ向かうと、義母は嫁いびりをするようになったのです。義母は妊婦の主人公に毎日家事を押しつけ、大量のダメ出しをしてきました。なんとか耐えていた主人公は、ある日、同窓会にいく義母から送迎を頼まれます。さらに、真冬にもかかわらず「車で2時間待機ね」と命じられました。反論しても義母は聞く耳を持たないので、しぶしぶ了承しできる限りの防寒対策をする主人公。そして、ある計画を実行するのでした。義母を送り届けた後に出典:モナ・リザの戯言主人公は、おとなしく従うふりをして義母を送り届けます。それから30分後、主人公はお腹をおさえながら同窓会会場の店に乗り込み…。「お、お腹が…」と仮病を使って、店員に助けを求めました。問題さあ、ここで問題です。仮病を使った主人公に起きた異変とは?ヒント仮病だったはずですが…。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「本当にお腹が痛みだした」でした。義母を懲らしめようとわざと仮病を使った主人公。同窓会会場の店に乗り込み「お義母さんが車で待ってろって…」と話すと…。その場にいた全員が義母にドン引きし、白い目を向けます。その後、本当にお腹が痛みだした主人公は「今すぐ病院へ!」と言われ、病院に運ばれるのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2024年03月30日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!満員電車での出来事妊婦である主人公が満員電車で立っていたときのことです。1人の女性から「よかったらここどうぞ」と席を譲ってもらいました。お礼を言いながら座ろうとすると、突然現れた男に押しのけられ…。そのまま男は平然と席を横取りしたのです。失礼な男出典:エトラちゃんは見た!男の行動を許せなかった主人公は「ある行動」をとります。問題さあ、ここで問題です。この後、主人公がとった行動とは?ヒント主人公は元から気が強いタイプでした。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:エトラちゃんは見た!正解は「男の前に仁王立ち」でした。怒りがおさまらず、男の前に仁王立ちした主人公。その話を会社の同僚に話すと「次会ったらなるべく離れるのよ?」と助言され…。危ない行動はしないよう注意を受ける主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年03月13日加齢とともに感じる症状の中で、割と自覚しやすかったのが目の症状でした。新聞や本を読むときに、遠ざけたり近づけたりしてピントを合わせようとし、「まさか私って老眼?」とショックを受けた経験があります。もちろん老眼だけではなく、加齢による目の症状はさまざまあります。私の体験した目の症状を紹介します。小さい文字を見ていると頭が痛い!私が41歳で転職したときのことです。初めての仕事で緊張もするし、とにかく書類の見方と処理の仕方を覚えねばと必死でした。初めて見る書類の文字はとても小さく見づらかったけれど、「数をたくさんこなせば覚えられるはず!」と、若いころと同じ感覚で頑張っていました。ところが、最初の数枚は余裕で見えていたのに、数を重ねていくごとに文字がぼやけて見えるようになり、だんだん頭が痛くなってきました。30代のうちはどんなに小さな文字の書類を見ても、ぼやけたり、頭痛が起きたりすることなんてなかったのに……。「ハッ! まさかこれって加齢によるものなの?」。初めて目のことで年齢を意識し、なんとも言えないショックを受けました。こすってないのに目が真っ赤!また、書類をパソコンに入力して初めて仕事が完了するので、転職したての私はとにかく数をこなして覚えていかねばと頑張っていました。小さな文字を見てパソコンにひたすら入力する毎日。加齢は関係なく目が疲れる生活を送っていましたが、2週間たったころの朝、ふと鏡を見ると「何? 右目がめちゃくちゃ真っ赤! 白いところがない! コワイコワイ!」。でも痛かったりかゆかったりしないので、結膜炎ではなさそうだと思い、眼科にも行かずそのまま出勤しました。私の隣の席の同世代の女性に充血した目を指摘されて言われたのが、「私も同じように充血したよ。3日くらいで治まったから疲れから来るものだろうけど、若いころはならなかったから年のせいかも」と。人に言われると余計ショック! たしかに若いころ充血したのは、かゆくてこすったりしたときやコンタクトレンズが合わなくて結膜炎になったときくらいだった……と加齢のせいであることを否定もできず。とりあえず隣の席の彼女と無理はしないようにしようと慰め合いました。まつげをちょっと触っただけなのに!私は自慢ではありませんが、まつげが長くて多いほうです。若いころは黒いマスカラをつけると濃くなり過ぎるので、カラーマスカラを付けてメイクを楽しんでいました。ビューラーでまつげを上げてマスカラを付け、帰ったらポイントメイク落としでマスカラを落とす。考えてみればだいぶまつげを酷使してたのですが、あまり抜けることもなく、豊かなまつげをキープしていました。ところが40歳を過ぎたころから、まつげの抜ける量が明らかに増えてきました。20代のころみたいにマスカラを付けたりしていないのに……。しかも仕事で目を酷使した日は、お風呂で湯船に浸かりながらちょっとまつげを触っただけで一気に5本はまつげが抜けちゃう! 鏡をよく見たら、若いときよりまつげが明らかに減っていることに気付きました!加齢による衰えがまつげにも来るのかと本当にショックでした。今も湯船でついまつげを触ってしまい、抜けるまつげの数にどんよりした気持ちになっています。まとめ以上が私が体験した加齢による目の症状の一部です。年齢を重ねると、若いころと同じように行動しただけで、思ってもみない不調が現れたりするのかと複雑な気持ちです。しかし、若いころには考えてもみなかった「自分を大切にいたわること」について考えるようになりました。まずは目を酷使し過ぎないように、スマホやパソコンを使うときはきちんと休憩を挟むこと、何よりきちんと眠って目をしっかり休めることを意識し始めました。加齢による症状は長く生きてきた証なんだと前向きに割り切って、これからは自分を大切に過ごしていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/hereher(45歳)中学2年生と小学3年生の男子がいるお酒と歌を愛する母ちゃん。健康診断で指摘された数値が気になり、近ごろお酒は控えめに。将来元気なおばあちゃんになるため、移動はなるべく歩くよう心がけている。
2024年03月02日皆さんは、電車でトラブルに巻き込まれた経験はありますか?今回は「電車で妊婦を恫喝する男性」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!酔っ払いに絡まれて…仕事帰り、電車に乗っていた妊婦の主人公。そのとき、泥酔した様子の男性が電車に乗ってきました。そして男性は主人公を見ると「テメェ席替われや!!」と、お腹を蹴ろうとしてきたのです。何とか逃げ出した主人公ですが、心には大きな傷を負ってしまい…。それから1年後、主人公が夫と一緒に会社の親睦会に参加したときのことです。無事に生まれた子どもを連れて行き、夫の取引相手とも挨拶したのですが…。思い出した!出典:エトラちゃんは見た!なんと取引相手は、電車で主人公を蹴ろうとした男性だったのです。まさかの形で再会することとなり、あのときの出来事を思い出した男性は顔面蒼白になったのでした。読者の感想相手が妊婦でなくとも、電車で出会った見知らぬ人を蹴ろうとするなんてありえないですよね。思い出して後悔するくらいなら、そんな行動しなければよかったのに…と呆れてしまいました。(50代/女性)妊婦を蹴ろうとしたとは、決して許されるものではないですよね…。怖い思いをした主人公が心に傷を負ってしまい、悲しくなりました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年02月28日皆さんは、妊娠中に恐ろしい思いをした経験はありますか?今回は「妊婦が突然転んだ理由」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!後ろから押されて…夫と幼い息子と出かけていた妊婦の主人公。夫が息子をトイレに連れて行っている間、主人公は外で1人待っていました。そしてベンチに座ろうとしたそのとき…。主人公は突然、後ろから強く押されて「きゃ!」と悲鳴を上げました。見知らぬ女性から…出典:エトラちゃんは見た!突然のことに混乱し、その場に転んでしまった主人公。するとすぐに、見知らぬ女性が背後から「大丈夫ですか?」と声をかけてきました。主人公は女性がいる方向を見て、後ろから押した犯人は女性だと思い…。駆け寄ってきた別の男性に「この人に押されたと思うんですけど」と訴えました。主人公の主張に「え!?」と焦り出した女性。「証拠はあるの!?ないのに疑わないでよ!」と逆ギレする女性なのでした。読者の感想見知らぬ人に、突然後ろから押されてしまうとは怖いですね。主人公の体のことも心配ですので、早めに病院にかかってほしいなと思いました。(20代/女性)声をかけてきた女性が背後にいると、主人公を押した犯人だと思ってしまうかもしれません。まずは落ち着いて話し合いができるといいですね。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月24日胃酸が逆流して食道に炎症を起こす「逆流性食道炎」。40~50代に多い病気ですが、実は意外な日常習慣が原因になることも。症状や注意するべきポイントについて、きくち総合診療クリニック院長の菊池大和先生に教えてもらいました。教えてくれたのは…監修/菊池大和先生(医療法人ONEきくち総合診療クリニック理事長・院長)地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。逆流性食道炎の症状とは?逆流性食道炎とはどんな病気でしょうか?「逆流性食道炎とは胃液や食べ物など胃の内容物が逆流し、食道に炎症を起こす病気です。胃液に含まれる胃酸は強力な酸性であるため、症状が進むと食道のただれ、食道潰瘍(しょくどうかいよう:食道の粘膜に深い傷が見られる症状)を引き起こします」(菊池先生)どんな症状が起こりますか?「初期症状としては胃の内容物がせり上がったことによる胸焼け、げっぷが見られます。げっぷは健康なときでも出ますが、逆流性食道炎の場合は頻回なのが特徴です。慢性化してくると食道のダメージが深くなり、食べ物が飲み込みにくくなる、喉から胸にかけて痛みが生じるなどの症状が現れます」(菊池先生)逆流性食道炎の主な原因は?原因1:暴飲暴食・早食い「暴飲暴食や早食いをすると、胃酸の分泌が増えます。また胃の中に食べ物が長く残っているため食道に逆流しやすい状態になります」(菊池先生)原因2:食べてすぐに横になる「食後、すぐに横になると胃の内容物が食道に流れやすくなり、逆流性食道炎を招く原因に。食べ物を消化するには時間がかかるため、夕飯は就寝の2時間前には済ませるようにしましょう。特に胸焼けが強いときは食べる量も少なめにしてください」(菊池先生)原因3:脂っこいものやアルコールのとり過ぎ「脂肪の多い食事やアルコールは胃酸の分泌を促します。アルコールは胃の入り口を締める下部食道括約筋を緩みやすくします」(菊池先生)原因4:ストレス「ストレスにより自律神経のバランスが崩れると胃酸の分泌が過剰になり、逆流性食道炎の原因になります」(菊池先生)原因5:便秘「便秘で腹圧が高まると胃が圧迫され、食べ物が腸に流れず食道に逆流しやすい状況になります」(菊池先生)40~50代はストレスから来る逆流性食道炎に注意逆流性食道炎は中高年の患者さんが多いと菊池先生は言います。「子育てや仕事、介護と多方面でストレスを抱えやすい40~50代は逆流性食道炎に注意したい年代です。加齢により、下部食道括約筋の働きも低下しますから、規則正しい食生活を心がける、できるだけリラックスする時間を作るなどして日ごろから予防に努めましょう」(菊池先生)逆流性食道炎になったら早めに受診を逆流性食道炎の市販薬もありますが、どんなときに受診すると良いでしょうか?「食道の病気の中でも、逆流性食道炎は軽症の部類です。とはいえ、食道がんなど大きな病気が隠れている恐れもありますから、症状があったら受診しましょう。病院に行くまでの応急処置として、市販薬を使用してください。セルフケアとしては消化の良いもの、小食を心がけて胃酸の分泌を抑えるようにすると良いですね。20年くらい前までは食道潰瘍になる患者さんが多くいましたが、近年は良い薬が出ているので重症化するケースはあまり見られなくなりました。逆流性食道炎は生活習慣の改善と処方薬で十分治る病気です」(菊池先生)まとめ心と体の負荷は意外なところに現れます。げっぷ、胸焼け、喉のつかえ……。気になるときは逆流性食道炎を疑って、病院を訪れてみることをおすすめします。取材・文/中澤夕美恵(50歳)出版社、編集プロダクションを経てフリーになって約20年。スポーツジム通いに目覚め、せっせと運動に励むものの1年で1kgしか減量しておらず、ズッコケる。いつか痩せると信じて今日もジムへ……。著者/監修/菊池 大和 先生医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長。地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
2024年02月23日皆さんは、電車内で理不尽なことを言われた経験はありますか?今回は妊婦に怒声を浴びせた女性のエピソードとその感想を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:つるなこ電車で移動主人公が妊娠していたときのことです。普段は車で移動していましたが、その日はどうしても電車で移動しなければならない用事がありました。電車に乗り込むと、想像していたよりも電車内は混雑しています。バランスが取りづらい…出典:CoordiSnap電車内は揺れ、お腹の大きな主人公はバランスを取るのも大変です。すると主人公の目の前に座る女が「お腹を突き出してこないでよ!」と、主人公に怒声を浴びせたのです。女性は続けて「邪魔なんだけど!」と言い放ち…。主人公は突然のことに驚きますが、すぐに謝りました。しかし女性に無視をされ、思わず泣きそうになってしまいます。すると女性の隣に座っていた男子高校生が立ち上がり、席を譲ってくれたのでした。読者の感想妊娠中は体調の変化もあり、電車での移動は気を遣うと思います。乗客の心ない言葉には傷つきますが、男子高校生の親切心あふれる行動には救われましたね。(30代/男性)妊婦のお腹に「邪魔」と言う女性の一言がひどすぎて悲しくなりました…。無神経な言動で傷つける女性は、席を譲ってくれた男子高校生の気遣いを見習ってほしいですね。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2024年02月17日妊娠中または出産後間もない人が携帯する、マタニティマーク。外見からは分かりづらい情報を周囲に示すことで、つわりや貧血など体調不良の時だけでなく、事故や災害などの際にも、適切な対応を受けられます。母子健康手帳の交付時に自治体でもらえるほか、鉄道各社でも無料で配布されているため、入手は容易でしょう。子育て系の雑誌の付録だと、ストラップ型などデザイン性に富んでいます。マタニティマークの体験談第2子妊娠中の、るしこ(@39baby_com)さんは、買い物に出かけた時のちょっとしたトラブルをX(Twitter)で紹介しました。るしこさんが使用しているマタニティマークは、リュックに取り付ける紐部分がゴム製なのですが…。うっかりマタニティマークを引っ張ってしまったため、まさかの負傷!マタニティマークの縁は硬いため、取り扱いには注意が必要だったようです。『優しさの塊』といえるアイテムで流血したエピソードに、心配する声や共感のコメントが寄せられました。・他人事とは思えない…お大事にしてください!・マタニティマークは端が硬いので、手をちょっと擦っても痛いですよね…。・私も妊娠中、上の子にマタニティマークを引っ張られて、パチーンとやられました。・私がもらった時はボールチェーンでした!落としやすかったから、痛い思いをしてもゴムがよかったな。紐をゴムではなく、バネ状のストラップにしていれば、ぶつかって負傷するほどの勢いは出なかったことでしょう。マタニティマークを持ち歩く人は、紐部分の素材をいろいろと試してみてもいい…かもしれません![文・構成/grape編集部]
2024年02月08日外出先のトイレで下着にあるものが付着しているのを発見した私。「何か大きな病気なのかも……」と不安になっていたところ? トイレでビックリ中学1年生のころ。休日に、母と仲良しの友だち親子と一緒に買い物に出かけた私。ショッピングを満喫して帰ろうとしたとき、私はお手洗いに行くことにしました。 トイレに入りズボンと下着を脱いだ瞬間、まさかの光景が。なんと下着に血がべっとりとついていたのです! 何が起きたのかわからずフリーズした私。とりあえず、トイレットペーパーで下着についた血を拭き取ってみたのですが、染み付いておりきれいにならず……。 まさか…病気?私は「何か大きな病気にかかったのでは?」と不安な気持ちになってしまいました。というのも当時、テレビで隠れた病気のサインを紹介する番組があり、ガンなど大きな病気のサインとして吐血や下血などの「出血」が絡んでいたことを思い出したからです。まさか自分が……と私は大ショック。 きっとこの出血を家族に打ち明けたら悲しむに違いないと思い、誰にも相談する気になれなかった私。また血が出てきたら怖いからとトイレットペーパーをぐるぐる巻きにして下着に挟み、母たちの元へ戻り帰宅しました。 たまらず母に相談しかし、帰宅後トイレで下着を確認するとさらに出血が。「このまま出血が止まらなかったら……」と不安が大きくなった私は、母と2人で話せるタイミングを見計らい打ち明けることにしました。すると、母はクスッと笑い、「それ生理が始まったんじゃないかな?」と言いました。 大きな病気かもと思っていた私は、ハッと目が覚め、そういえば小学生のころに「生理」って授業で習ったなと思い出しました。そして一気に不安だった気持ちが解け、「これが生理なのか~」とすごく安心しました。 初めての生理は、自分が想像していたよりもしっかり血が出ていて病気かもと不安になった私。学校の保健の授業でしか習っていなかったこともあり、初潮を実際に迎えたときに適切に対応するのは難しかったです。今は1人の娘がいる母親になったので、大きくなったら生理について詳しく教えてあげたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者/杉野 ひまわり作画/加藤 みちか監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2024年01月31日皆さんは、電車内でトラブルに巻き込まれた経験はありますか? 今回は「満員電車に乗っていた妊婦」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!電車内で…妊娠している主人公。安定期に入ったため電車で通勤していました。そんなある日、妊婦だと気づいた乗客に席を譲ってもらいます。しかし、そんなやり取りをしている最中に1人の男性が主人公たちのもとへ勢いよく向かってきました。主人公を…出典:エトラちゃんは見た!なんと、妊婦である主人公を突き飛ばして席に座ったのです。まさかの事態に腹を立てる主人公。突き飛ばしてきた男性の前で仁王立ちをして圧をかけ攻撃をしかけます。しかし、男性は何食わぬ顔、主人公の反撃を気にも留めず座り続けるのでした。読者の感想席を横取りすることもマナー違反ですが、その上妊婦を押しのけるなんて最低だと思います。赤ちゃんは大丈夫なのか心配です。(20代/女性)電車はみんなの場所なので、必要としている人に譲り合うべきですね…。男性にもワケがあったかもしれませんが、突き飛ばすのは違うと思いました…。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年01月30日糖尿病は、体が血糖値を適切に管理できなくなる病気です。重症化するまでほとんど自覚症状がなく、気づいたときには合併症が進行しているケースも。また、妊娠出産時に女性が発症することのある妊娠糖尿病は、将来の糖尿病発症のリスクとなるほか、妊娠出産自体にも悪影響を与えることもあります。そこで今回は、女医の筆者が「糖尿病になりやすい人」の特徴や「糖尿病を防ぐための生活習慣」などを解説します。そもそも、糖尿病って?糖尿病は、体が血糖値を適切に管理できなくなる病気です(※1)。糖尿病の怖いところは、重症化するまでほとんど自覚症状がなく、気づいたときには合併症が進行していること。糖尿病は年齢とともに有病率が上がっていくことが知られていますが(※2)、若い女性でも罹患することはあります。また、糖尿病を発症するに至らなかったとしても、糖尿病になりやすい生活習慣を持続していたら、将来糖尿病を発症するリスクが高まります。糖尿病の分類:ほとんどの方は生活習慣病です糖尿病には大きくわけて1型糖尿病と2型糖尿病があります。このうち、2型糖尿病は体質や高カロリー食、高脂肪食、運動不足などが原因と考えられている生活習慣病です(※1)。2型糖尿病は最も一般的な糖尿病で、糖尿病患者さんの大多数はこのタイプとされています。一方、1型糖尿病は自己免疫疾患の一種で、発病と生活習慣にはあまり関係がないタイプ。今回の記事では、日本で予備軍も含め2,000万人以上の患者さんがいるといわれる(※4)、2型糖尿病の予防と対策について解説していきます。日本人はもともとインスリンの分泌量が少なく、糖尿病になりやすい体質だといわれていますので、注意が必要ですね。あなたはいくつあてはまる? 糖尿病のリスク要因そもそも糖尿病とはどういう状態かについて見てみましょう。まず、食事をして血糖値が上昇すると、それを低下させるためにすい臓からインスリンというホルモンが分泌されます。このインスリンの分泌量が低下したり、あるいはインスリンの効き具合が低下したりすると、体内でインスリンの作用が不足する状態になります。これによって上昇してしまった血糖値のコントロールができなくなっている状態が糖尿病です。2型糖尿病のリスク要因として、以下のようなものが指摘されています(※3)。遺伝的要因(祖父母、父母、兄弟姉妹などが糖尿病)肥満不健康な食生活ストレス運動不足加齢ただ、適切な食事をとり、適度な運動をして肥満に気をつけていれば、2型糖尿病を防ぐ、あるいは発症を遅らせることができるとされています。要注意! 糖尿病の初期症状糖尿病の初期や軽度のうちは、実は症状がかなり乏しいため、なかなか自分では気づかないことが多いとされています。何かの症状を自覚する前に、健康診断などでたまたま指摘されるというケースが多いんですね。ただ、気づかないまま放置していると、のどが渇く、水をたくさん飲む、トイレに行く回数が増える、疲れやすくなるといった症状が出てくるといわれています。女性なら知っておきたい、妊娠糖尿病とは?妊娠糖尿病という病気を聞いたことがありますか?それまで異常がなかった女性でも、妊娠によって身体への負担がかかることで、糖代謝に異常が現れることがあります。それが、妊娠糖尿病です。妊娠糖尿病になると、巨大児のリスクが高まったり、最悪の場合は子宮内胎児死亡につながるなどの悪影響があるとされます。また、帝王切開率や妊娠高血圧症候群のリスクが上がるなど、妊娠や出産に関するトラブルにつながるともいわれています。妊娠糖尿病は、出産してしまえば改善することが多いとされますが、将来的に2型糖尿病を発症する人が多いと考えられています。それだけではなく、脳卒中や狭心症、心筋梗塞といった動脈硬化で起こる心血管病のリスクも高いことが知られています。健康に過ごすためだけでなく、大切な妊娠出産のためにも糖尿病予防が重要なんですね。糖尿病にならないための生活習慣のポイント健康的な食生活、定期的な運動、十分な睡眠、ストレス管理と適正体重の維持は、2型糖尿病の予防につながると考えられています。特に血糖値を上げない食生活を送ることが大切です。健康的な食事野菜は一日350g以上の摂取が推奨されています(※5)。食事のはじめに野菜をしっかり摂ると、血糖値の上昇がゆるやかになり、すい臓への負担も減少して、糖尿病予防につながります。また、糖分を多く含んだ甘いジュースやお菓子の摂取は血糖値の急上昇を起こして糖尿病のリスクになるため、なるべく控えましょう。ご飯やパン、麺類などの主食類はおいしいですが、でんぷん質を多く含む主食類の摂りすぎは血糖値を上昇させ、すい臓の疲弊や肥満を招きやすいとされるので注意が必要です。主食がないとおなかが減るという方は、食物繊維の含有量が多いものを選ぶようにしましょう。全粒粉パンや全粒粉小麦を使ったパスタなどは血糖値の上昇がゆるやかであるとされています。間食したい場合は、チーズなどの乳製品やナッツ類のように糖質の含有量が少ないものをチョイスするようにしましょう。定期的な運動週に数回、30分以上の運動を心がけるとよいでしょう。運動は、筋力を鍛えるレジスタンス運動と、有酸素運動を組み合わせて行うのがおすすめです。運動それ自体でのカロリー燃焼効果は実は少ないのですが、運動によって代謝が活性化することや、適度な疲労感で夜によく眠れること、ストレスホルモンによる身体への悪影響を緩和する効果など様々な作用が期待でき、糖尿病予防だけでなく総合的な身体への好影響があるとされています。ストレス管理上記のように、運動は効果的なストレス対策になります。また、十分な睡眠をとることも、ストレス解消とともにメンタルヘルスを保つためにもとても大切です。睡眠不足だとストレスホルモンが高まり、食べすぎや肥満につながりやすくなるので注意しましょう。自分でできる対策を2型糖尿病は、生活習慣の影響を大きく受ける病気です。日々の小さな行動が、長期的な健康に大きな影響を与えることを忘れずに、健康的な生活を心がけましょう。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット 糖尿病※2 厚生労働省.図表1-2-8糖尿病患者数の状況※3 厚生労働省.糖尿病※4 厚生労働省.平成28年 国民健康・栄養調査結果の概要※5 厚生労働省.e-ヘルスネット 野菜、食べていますか?筆者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは4人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は15万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2024年01月18日タレントの薬丸裕英が17日に自身のアメブロを更新。自身の病気の経過を報告した。2023年8月18日のブログで、薬丸は「テニス肘が治らない」と自身の症状について告白。2023年12月4日には「PRP治療をして完治することを願っておりましたが3ヶ月経っても改善されず」だったことを明かし「別のクリニックを受診しました」と説明。「エコー検査の結果、左肘の炎症がひどくカテーテル治療をする事になりました」と報告し「治療は1時間で終了しました」とつづっていた。この日は「3回目のテニス肘(外傷性動静脈瘻)の治療」と説明し「今回のCT画像 前回のCT画像」とCT画像の比較写真を公開。「前回より改善はしているが…まだ痛みがあるので再度、薬を投与しました」と明かし「あと2週間経過観察です…」と報告した。
2024年01月17日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言SNS中毒の夫がした衝撃発言主人公はSNS中毒の夫を持つ妊婦です。何かとSNS映えを気にする夫は、妊婦である主人公を悪びれもせずに振り回します。「妊婦の妻を大事にしている」アピールに余念がない夫。相談もせず赤ちゃんのおくるみを買いSNSに投稿するなど、夫の言動はいつも「妻の為」を装った「自分の為」なのです。ある日、高熱が出てしまい苦しむ主人公。そんな中、夫はSNS映えのために主人公を無理やり食事に誘います。買い出しを頼んだ出典:モナ・リザの戯言夫の態度に主人公は激怒し、買い出しをお願いしました。すると夫は、衝撃的なものを買ってきたのです。問題さあ、ここで問題です。風邪をひいてしまった妊婦の主人公。夫が買ってきた”まさかのもの”とは!?ヒント夫はこんなときも主人公ではなくSNSを意識します。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「SNS映えする花」でした。「花見たら元気になるだろ!」と頼んでもいない花束を買ってきた夫。その後も主人公の話を無視し、花の写真をSNSへ投稿するのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2024年01月13日現在40歳の私。同世代の友人の間でも増えているある病気に、正直「かゆみだけでしょう」と、甘く見ていた私。しかし、実際に私がかかると激痛で寝込んでしまうほどの症状でした。私が病気を発症したときの症状と治療についてお話しします。突然の腰痛から始まったある日、急に腰痛を感じて起床しました。重いものを持ったり、子どもを抱っこしたりすることがあるので、腰痛が起きることは珍しくなかったのですが、そのときはぎっくり腰をしてしまったかのような痛みでした。その日は痛みが強く、家事などもできずに寝込むほどでした。翌日は動けるほどになったものの、まだピリピリとした痛みが続いていたので、整形外科に行きました。症状を伝えると、神経痛だろうとのことで、湿布と痛み止めが処方されたのです。赤い発疹が出現!しばらく様子を見ようと、湿布と痛み止めを使用しましたが、痛みはなくならず、2、3日すると、今度は背中、胸下、腰にかけて赤い発疹ができてきました。発疹は虫刺されのようなものではなく、赤い小さな発疹がまとまってできていました。腰の痛みに加えて、発疹部分が痛がゆくなってきました。以前ヘルペスになったことがあり、同じような形状だったので皮膚科に行くと、「これは、帯状疱疹(たいじょうほうしん)です」と即、診断されたのです。50代から急増するそうです。まさか腰痛の原因が帯状疱疹だったとはつゆ知らず、もう少し早く気付ければよかったと思いました。幸い皮膚症状が出てからすぐに病院に行ったので、治療を早く始めることができました。帯状疱疹の治療私の場合、発疹を抑える抗ウイルス薬と、痛み止めの薬が処方されました。治療を始める前は、1日中日焼けをしたときのようなピリピリとした痛みに加えて、電気の衝撃が走るような痛みを時々感じて満足に睡眠できない状態でした。皮膚科の先生は、「皮膚の症状が出てから5日以内だったからよかったです」と言っていました。腰痛やヘルペスだろうと勘違いして放っておいたら、帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)の後遺症が発症するリスクが上がっていたかもしれません。まとめ抗ウイルス薬を飲んで1週間ほどで赤い発疹は治り、痛みも2週間ほどで治まってきました。今思えば、ストレスがたまっていて、風邪から回復したばかりで免疫力がだいぶ落ちたタイミングだったと思います。帯状疱疹は発疹だけのイメージだったので、腰痛や体の痛みが帯状疱疹とは思いもせず……。体に異変を感じたら自己判断するのではなく、すぐに病院にかかるべきだと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。文/武田優子著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年12月04日皆さんは、勘違いをしてしまったことはありますか?今回は「バスで妊婦さんに声をかけた話」を紹介します!イラスト:シイダバスで妊婦さんを発見主人公がバスに乗っていたときの話です。座席に座っていた主人公の前に、妊婦さんが乗車してきたため…。席を譲る主人公出典:愛カツ主人公はとっさに「よかったらここ座ってください」と声をかけ、席を譲ろうとします。しかし、妊婦さんは赤面し「結構です!!」と怒鳴ったのです。主人公は「あれ…怒らせるようなこと言っちゃったかな…?」と疑問に思いました。少し考えた主人公は「あっ…」と思います。その人は妊婦さんではなく、そう見える服を着ていただけだったのです。「やらかした〜!!」と恥ずかしくなった主人公。しばらくその出来事を引きずってしまったのでした。妊婦さんと勘違い妊婦さんと勘違いをして、席を譲ろうとした主人公。間違われた女性も主人公も赤面してしまうエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月28日生理がいつもと違うなと感じたことはありませんか?大きな症状はなくても、婦人科疾患が隠れている可能性もあるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Bさんの場合…卵巣のう腫が見つかりました。きっかけは、生理の周期が乱れていたことで、婦人科の病院に行って気づきました。とくに症状はありませんでしたが、おへそのあたりが張っていて、うつぶせになるとボールが入っているような感覚でした。辛かったことは、妙に体が重くなったことです。どんな治療を受けましたか?大きくなりすぎていたので1週間程度入院し、検査をして手術を行いました。治療についてですが、基本的に進行を遅くする薬などはないようです。また、卵巣のう腫ができる原因も明らかにされていないようなので、対策を講じることはできないと思います。世の女性陣へ伝えたいことは?おなかに何かあると思ったら、すぐ病院に行ったほうがよいと思います。大きくなりすぎると腫瘍が破裂してしまうこともあるようです。再発の可能性が高く、付き合いが長くなる病気なので一緒に頑張りましょう。このエピソードに読者は『手術は怖いと思いますが、放っておいても良い事は無いので、お医者さんの言う通りに手術するのが1番ベストだと思います。自覚症状が少ない病気は厄介ですね。』『破裂する恐れもあるとは、かなり怖いですね……。』『生理周期はかなり重要で、私は常に異常がなかったので良かったのですが、今は閉経前。周期がバラバラになって不安でしかありません。この年になって生理の大切さを改めて知った感じで、この話を聞いて更に感じました。』『婦人系の病気は症状がないことが多いと聞きます。生理周期の乱れがあったようですが、それが当たり前になってしまうと危機感が薄れてしまうのだと感じました。症状がないながらも体に感じた違和感から受診したことで発覚しており、少しの変化にも敏感であることが発覚の近道だと感じました。変化を見逃さないためにも受診の重要性を強く感じました。』と実にさまざまな声が寄せられました。違和感を覚えたときは婦人科へBさんは生理周期が乱れたことがきっかけで婦人科を受診すると、卵巣のう腫が原因だったと判明しました。治療として1週間の入院と手術を受け、完治したようですね。皆さんも、体に違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月15日怠けやサボりだと思われがちな症状が、病気によるものだったら……?そこで今回は、MOREDOORのオリジナル創作漫画「起立性調節障害って知ってますか?」よりワンシーンをお届けします。本当に困っている……毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。夜更かししたいわけでもないのに寝付けないのも朝が異様に辛いのもただの“怠け”ではなくて……。どうしても起きられない……昔はそうではなかった……変化が起きた時期は……中学校に入学した頃から症状が……朝起きれないことや、食欲のなさなどは、中学入学頃から続いている佳純。しかし、すぐに原因は判明せず、先生たちからサボるなと怒鳴られてしまうのでした……。この漫画に読者は『私が学生の頃もこの症状を抱えてる子がいましたが、誰も病気だとは思わず本人が辛そうでした。』『思春期は特に変化が起きやすい時期なので、子どもだけでなく、親も些細な変化を見逃さないようにする必要があると思います。』『起立性調節障害というのを初めて知りましたが、何も知らない状態だったら自分ですら怠けだと捉えてしまいそうですよね。もしこんな風になったら病院にすぐ診てもらいたいと思いました。』など、実にさまざまな声が集まりました。成長期の変化……?中学生は、成長期真っただ中でもあるため、身体に起こる変化に戸惑いを感じる人も多いのではないでしょうか?今回の佳純は、朝起きられないという体調の変化を感じ、周りからサボりと勘違いされてしまいますが、「起立性調節障害」と医師から診断を受けることになります。そして担任の先生や保健室の先生に相談して、自分のペースで登校させてもらい、次第に症状も緩和に向かうのでした……。もし、あなたが同じような状況になったら、どうしますか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)
2023年11月12日今回は、物語を元にしたクイズを紹介します!クイズの回答を考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!電車内で妊婦に体当たり主人公は、電車で出会った妊婦の同僚に「電車内で男性に体当たりされた」と聞かされ、同僚を心配します。その後、電車から降りた2人はタバコをポイ捨てする男性を目撃。どうやらその男性は、同僚に体当たりをした男性と同一人物のようです。主人公が男性にタバコのポイ捨てについて注意すると…。逆ギレする男性出典:エトラちゃんは見た!注意された男性は逆ギレし、タバコを拾うことなくその場を立ち去りました。しかしこの後、主人公と男性にとって驚きの出来事が起こるのでした。問題さあ、ここで問題です。このあと起きた驚きの出来事とは?ヒント主人公と男性はある場所で再会しました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:エトラちゃんは見た!正解は「男性が主人公の会社の面接にやってきた」でした。面接官である主人公は、男性が面接を受けにきたので驚きを隠せません。同僚はすでにそのことに気づいていたようで、今日の出来事について男性を問い詰め始めたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2023年11月11日更年期症状の1つである落ち込みやイライラなどの精神症状。これから寒い季節に向かっていきますが、一般的にはうつの症状は冬に多いといわれています。更年期の精神症状にも、季節と関係はあるのでしょうか。また、その場合、精神症状を悪化させないためにできることはあるのか、産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。冬に更年期の精神症状が悪化するってホント?季節の変化に体がついていけないことでさまざまな不調が冬になると精神症状が悪化するとよく聞きますが、実際はどうなのでしょうか。「精神症状には脳内の神経物質であるセロトニンが関係するとされています。セロトニンはストレス耐性をもたせ、精神の安定や脳の活発化を促します。セロトニンは日光を浴びることで分泌されますが、冬は日照時間が減り、気温が下がるので外出する機会も減ります。そのためセロトニンも減るとされ、精神症状が増えると考えられています。ただ、冬になると全員に精神症状が表れるわけではないので、理由の1つ、くらいに考えると良いと思います。それよりも、女性の場合は秋から冬へ向かう変化についていけないことの影響が大きいと思います。季節の変化への対応は自律神経でコントロールしますが、更年期に入ると女性ホルモンの分泌の乱れとともに自律神経も不安定になります。季節の変化への対応についていけず、さまざまな不調を引き起こしやすくなるのです」(駒形先生)落ち込みを和らげる対策は?1.日光を意識的に浴びる「セロトニンは日光を浴びることで分泌されます。1日15分ほど浴びれば十分とされていますが、冬は光量が減るので気持ち長めが良いでしょう。紫外線が気になる人もいると思いますが、日光浴は手のひらだけでも十分とされています。手のひらは日焼けしにくい箇所なので、気になる方は『手のひら浴』が良いでしょう。また、朝のウォーキングもおすすめです。脳が活性化され、1日を活動的に動けるからです。そのとき、全身に日焼け止めを塗るなど紫外線対策をしっかりしてしまうと効果が薄れてしまうので注意しましょう」(駒形先生)2.体調に合わせた生活にシフトする「体調が良くないときも普段の生活は変えない、という人がいます。体調が良くない、というときは体から『休んだほうがいい』というサインが出ているということです。季節の変わり目に体調を崩しがちな人は頑張り過ぎないことが大切です。家事や仕事などのペースを少し落として、体が新しい季節に慣れるまでは休息をこまめに取るなど無理をしない生活を心がけましょう」(駒形先生)3.体内時計に合わせた生活を心がける「よく、規則正しい生活を送りましょうと言われますが、季節は変わるのに生活はそのまま変わらないというギャップが、体への負担になるときがあります。欧米では古くからサマータイムなど季節に合わせた生活リズムが取られていますが、日本も導入してほしいと感じます。季節の巡りに合わせた生活にすること、またそれに伴う自分の体の変化に合わせて生活することで体への負担は軽減されます。夜寝る時間も、『22時には必ず寝る』と、眠くもないのに布団でゴロゴロするのはよくありません。時間よりも自分の体を軸にして、『眠くなったら寝る』ほうが体へのストレスは減るはずです。育児や仕事は自分のペースだけで進められるわけではありませんが、自分の体や体内時計にできるだけ忠実に行動すれば、心も体もラクになるでしょう」(駒形先生)4.婦人科に相談する「私のクリニックにも精神症状を訴える患者さんはたくさんいらっしゃいます。その多くは心療内科や精神科でまだ相談をしていない方です。精神症状に悩んでいても、心療内科などはハードルが高いと思っている方は多いようです。そんなときはまず、婦人科で相談するのも良いと思います。正直、婦人科では心療内科などよりもカウンセリングの時間は多く取れませんが、誰かに話すことで自分を客観視できるのではないでしょうか。また、精神症状の裏に体の不調や気分の落ち込み、イライラなどを引き起こす甲状腺疾患が隠れている場合もあります。婦人科では症状に合わせて甲状腺疾患の検査もおこなうことが多いので、悩みがある方は相談してみてはいかがでしょうか」(駒形先生)5.不安やイライラの原因を明らかにする「デスノート」を書く「私たちは知らず知らずのうちにいろいろなことを我慢してしまっています。一度我慢してフタをしてしまった感情は勝手になくなることはなく、いつまでも心の中でくすぶり続けています。その結果、ふとしたきっかけで落ち込んだり、不安になったり、人によってはイライラしたりという不調が表れるのです。ですから、ため込んだ感情は向き合い、処理することが大切です。そこでおすすめしているのが『デスノート』です。納得できなかったことをひたすら書き出し、その理由をとことんまで突き止めます。そのうち『あ、こういうことだったのか』と、ふに落ちるときがきます。そこでやっと我慢してきた気持ちが成仏するのです。落ち込んでいた理由が『なんとなく』ではなく、はっきりするだけで心はかなりラクになります。お気に入りのノートとペンで試してみてください」(駒形先生)まとめいかがでしょうか。紹介した5つの対策はすべておこなわないといけないものではありません。ご自身の生活やスタイルに合わせて選んでほしいと思います。落ち込みもため込まず、「今日はやる気が出ないな」という日は思い切って休む勇気を持ちたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(51歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年11月09日「更年期障害=病気」という認識が薄かった私。その症状を実感するようになったとき、「ついに来たか!」と思ったものです。更年期障害と似たような別の病気もあると知り、自己判断は危険だと思った私の体験談です。まさか自分に来るとは…私の母親は更年期障害になったことがありません。実感していなかっただけなのかもしれませんが、「特に悩まされることはなかった」ということでした。体質が似ていることもあり、それなら私も更年期障害にはならないかもしれないと思っていたのです。ところが、実際には違っていました。40歳を過ぎたころから「ホットフラッシュ」に悩まされるようになったのです。最初は更年期障害だとは思っていませんでした。なんでこんなに暑く感じるのだろうと不思議に思っていたのですが、更年期障害の症状だということに気付きました。まさか自分に更年期が来るとは思ってもいませんでした。いくつかの科を受診してとはいえ、自分で勝手に更年期障害だと決めつけてはいけないと思った私。インターネットで調べたところ、似たような症状の病気がいくつかあることがわかったからです。例えば、内科を受診すると自律神経失調症と診断されることもあったり、婦人科へ行けば更年期障害、さらにうつ病などの精神疾患と診断されることもあると知りました。そんな話をネット上のみならず、周囲の身近な人たちからも聞いたことがありました。私は、婦人科を受診するのが一番良いと思いました。あとは内科や症状に合わせて皮膚科、消化器科などを受診しようと思い、早速私は婦人科と内科を受診しました。婦人科での診断結果は婦人科では更年期障害と診断を受けましたが、内科では自律神経失調症と言われました。診断名が違ったものの、私は子宮内膜症の検診で定期的に通っている婦人科での診断を信用することに。婦人科ではホルモン数値などもしっかり検査をして、漢方を処方されました。まとめ婦人科で処方された漢方を服用するようになってから症状が緩和されたので、やはり更年期障害で間違いなかったと思います。40代になってからの体調不良は、まずは婦人科受診から始めるのがいいと身をもって体験しました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。【駒形先生からのアドバイス】更年期症状と自律神経失調症は同じです。45~55歳の更年期に自律神経が乱れれば「更年期症状」、更年期以外に乱れれば「自律神経失調症」となります。また、家事が進まない、出かける気も起きない、自分で気分転換もできないなど日常生活に支障が出るようなら、まずは婦人科に相談してみるのが良いでしょう。婦人科ではカウンセリングや問診をして、生活習慣の見直しを提案します。通常、婦人科では女性ホルモンの採血ともに甲状腺ホルモンの検査もおこないます。もし異常があれば内科の受診が勧められます。文/そのここのこ著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年11月08日病気は、目に見えるものだけではない……。今回は、実話を元にしたMOREDOORのオリジナル創作漫画『起立性調節障害って知ってますか?』よりワンシーンをお届けします。検査後……毎朝起きることがとても辛く寝坊を繰り返してしまう主人公・佳純(かすみ)。佳純は寝つきが悪く、朝起きれずに遅刻を繰り返します。学校の先生や母は佳純を責めます。しかしその後、病院で検査すると“起立性調節障害”だと判明。先生や母の理解も得て、佳純は日々の習慣を改め……。先生が声をかけ……佳純の体調が最悪になるタイミングとは?生理中は特に大変……自分の病気に寄り添ってくれる人も多く、次第に症状も改善してきた様子。しかし、生理のときはしっかり体を休めることが大事になってくるようですね。この漫画に読者は『とても読んでいて辛かったです。自分が学生時代にも似たような子がいてたので今思うとそうだったのかなと思いますが当時はどうしてだろうと思っていたので。生理中は貧血も相まってしんどい中よく学校に行っていたなと主人公がまじめさゆえに我慢していたこともあったのではと思いました。』『女性でも、生理のときに体調が悪くなる人とそうでない人がいるし、起立性調節障害という耳慣れない病気の場合は、周囲の理解を得づらく、診断がつくまでは苦労しただろうと思います。このような病気の人もいるということを、もっと多くの人に知ってもらえると良いと思いました。』『お母さんと先生が理解してくれるようになって本当に良かったですね。生理中は、そうですよね。余計にしんどいですね。無理せず休むことも大事です。』など、佳純への暖かい声が多く集まりました。助けは薬になる……佳純は、病気だからと諦めず、周りの助けも借りながら、しっかりと起立性障害の症状と向き合っているよう。やはり様々な病気への理解と助けは、症状の改善にとって大切な要素の一つと言えるのではないでしょうか。みなさんはこの漫画を読んでどのように感じましたか?※この物語は実話を元にしたフィクションです。※起立性調節障害は、「怠け」でも「甘え」でもありません。■監修:大和行男(こころと美容のクリニック東京院長)子どものこころ専門医、精神科専門医■イラスト:ミノル■脚本:石川ナオ(MOREDOOR編集部)(イラスト/ミノル)
2023年11月08日20代後半に受けた健康診断で、子宮内膜症が見つかりました。この病気になってから生理痛がだんだんと強くなり、感情の揺らぎが大きくなりました。それだけでなく、冷えやのぼせのような症状に悩まされることもしばしば……。主治医に話すと、症状の出方は人それぞれとのことでした。そして40代になると、子宮内膜症の症状と更年期と思われる不定愁訴がミックスされたような症状が出るようになり……。経血量の増加に痛みが悪化、生理の変化に気付く仕事に、人間関係の付き合いにと忙しかった20代後半。私は睡眠時間を削って毎日忙しくしていました。そのころ生理の経血量がだんだんと増えてきており、2日目、3日目は多い日用のナプキンを1時間おきに取り替えなければならないほど。また、生理痛もひどくなる一方で、おなか周りだけでなく、頭痛や吐き気を感じるときすらありました。仕事中は長時間座りっぱなしになるため、生理の時期はむくみがいつも以上にひどくなったり、ナプキンから血が漏れたり。そんな状況に私は「どこか変だな」と思いつつも、他の人と痛みのレベルや経血量を比べることもできないので、「生理はそんなもの」と思って受け入れていたのです。しかし、そのうち生理前や生理中に決まって怒りの感情が湧き出てくるように。以前よりも生理の経血量や痛みが増したばかりか、感情まで揺らぎやすくなったことで、私はようやく自分の生理の状態が変化しているのではないかと目を向け始めました。そして、ちょうどそのころたまたま会社で受けた健康診断で、子宮内膜症と診断されたのです。生理痛が悪化し更年期と思われる症状も子宮内膜症と診断されて医師に言われたことは、「不妊になりやすくなる」ということ、妊娠出産を含めて「閉経まで排卵をコントロールする必要がある」ということでした。子宮内膜症は生理が来るたびに症状が悪化していく病気だそうです。私の場合、不妊の治療のために37歳で子宮内膜症の腹腔鏡下手術を受け、何とか念願の子どもを出産することができました。しかし42歳で授乳が終了して生理が戻ってくると、以前よりも強く生理痛を感じるようになりました。感情面でも、怒りだけではなくイライラや気分の落ち込みも感じることが増えました。さらには冷えやホットフラッシュ、関節痛といった更年期と思われるような症状も出るように……。自分なりの症状緩和の方法を模索40代半ばからは、生理周期の乱れも大きくなってきました。時には月に2回生理が来ることも。子宮内膜症の経過観察で通院を続けていたので、生理を止める薬をもらって試しましたが、副作用が強く続けられませんでした。生理周期が乱れると感情面にも大きく影響するため、私は薬以外でなんとかすることはできないかと思うようになりました。そして、ちょうどコロナ禍が始まったころから生理周期の乱れが大きくなったことに気付き、もしかしてストレスも症状を強める一因なのではないかと思い至りました。そこで、ストレスを緩和すべく、食事や睡眠といった基本的な生活習慣を見直すことに。加えて、気持ちを穏やかに保つため、寝る前にアロマを使って呼吸を深くする、1杯のハーブティーを飲むようにしました。また、ひとりになれる時間を確保する工夫もしました。ほんの数分でもひとりになれるだけで、心と体が癒やされていくのを感じました。そうするうちに、少しずつ生理周期が整い、心身が整ってきました。そして、私はこれまで子宮内膜症を気にするあまり、少しでも自分で症状を緩和する努力をしてこなかったことに気が付きました。まとめ子宮内膜症に更年期と思われる症状が重なり、感情が乱れたりして散々でしたが、生活習慣を整えてストレスをこまめに解消することで症状の軽減につながったと実感しています。閉経すれば徐々に症状が軽くなると言われている子宮内膜症ですが、私はまだ40代半ば。閉経までまだ時間がかかりそうですし、更年期もしばらく続くのでうまく付き合っていかなければならなりません。今回、感情が乱れてもリラックスの仕方を自分なりに持っておくと安心感につながるとわかったことは大きな収穫でした。これからもできることは試して、少しでもラクに暮らせる自分なりの方法を見つけていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/はな(44歳)小学生の子どもがいる。料理をすること、ヨガや瞑想にハマっており、シニア犬とともにマイペースな暮らしを実践中。
2023年11月04日コロナ禍の入院で面会ダメ!?泣いて夫に電話をする日々…→妊婦さんの心を支えてくれた人とは?「つわりで動くことも辛い」寝たきりで過ごしていた妊婦さん→気持ちが楽になったキッカケとは孤独や不安などの感情が出てきた経験はありませんか?中には、妊娠初期に孤独を感じていたものの、安定期に入り気持ちの余裕ができた方もいるようです。今回は、「妊娠中、出産後の孤独を乗り越えた」エピソードをご紹介します。Bさんの場合……つわり中に家から出ることもできず、自宅保育の子どもと寝たきりで過ごしていた日々はとても孤独に感じていました。初期のころは少し動いたりするのも辛く……。子どもと外に遊びに行くことや家の中でさえ満足に遊んであげられないこと、また、ずっとテレビなどに頼っていたこともとても辛かったです。子どもに悪いなと思う気持ちと、体調が悪化してしまうのではという不安でとても怖かったです。不安な気持ちをどう乗り越えましたか?安定期に入ると、つわりが徐々におさまっていき、少しずつですが気持ちに余裕が出てきました。そのころは、気分転換に近所を散歩したりして、気持ちを安定させました。(36歳/専業主婦)家族の言葉に助けられ……MOREDOORオリジナル漫画の「言われた側は覚えている。」でも、産後に孤独を感じたシーンが描かれています。2人目の子どもを出産した主人公。子どもを可愛いと思う反面、1人で育てなければという気持ちになり……。家に帰宅すると……主人公は赤ちゃんが生まれて幸せなはずなのに、孤独を感じているようです。その後、出産してようやく家に帰ることができた主人公。家で待っていた夫や長女に、思いやりのある言葉をかけてもらったことで、1人でやらなきゃという不安な気持ちが和らいだようです。こんなときどうする?つわりが辛く、動くこともできずに孤独を感じていたというBさん。安定期に入り、気分転換に散歩をしたいして、気持ちが楽になったようですね。また、漫画では、夫や長女が主人公に「無理しないでね」「休めるときに休んで」と言ってくれました。皆さんは孤独を感じた時、または頑張りすぎている人が周りにいる時、どんな風に対応していますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※この漫画はフィクションです。■作画:長月よーこ■脚本:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年11月03日生理の症状は、個人によって異なります。中には、仕事に集中できないほどつらい症状に悩まされる方もいるでしょう。今回は実際にあった「生理に関する驚いたエピソード」をご紹介します。Dさんの場合……職場に厳格な女性の先輩がいました。しかし、同じ女性として、生理のときのつらさには理解があると期待していました。その先輩は、とにかく新人には厳しく、仕事も妥協しない、ストイックな女性です。その日は、どうしても昼までに片付けなければならない仕事がありましたが、生理がひどく、朝会社に行くこと自体が困難でした。吐き気もあり、トイレにこもっているかのような午前中を過ごし、同期にも心配されながら仕事をこなし、あと少しでしたが、時間内に仕事は終わりませんでした。先輩に「間に合わなかったけど、必ず今日中に終わらせます」と報告しに行ったのですが、「生理って病気じゃないのよ?それは言い訳になりません」と言われてしまいました。そのときの心情は?確かに生理を言い訳にするのはよくないし、体調不良は自己管理不足かもしれません。しかし、私も薬を常備して鎮痛剤を飲んだり、体を温めるアイテムを利用したりと何も手を打たなかったわけではありません。心のどこかで「同じ女性なので、わかってくれる」と思っていたのでショックでした。どんな世の中になって欲しいですか?生理の症状には個人差があります。不快感が約1週間続く人もいます。女性も男性も不調なときは、気軽に声を上げられ、理解されるような世の中になってほしいです。(36歳/会社員)同棲中の彼からのひと言自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理にまつわる驚きのひと言が描かれています。主人公のみわ柴さんは、知り合いから月経前症候群(PMS)のことを聞き、産婦人科を受診。同棲中の彼のもとへ帰宅すると……?日常生活に支障が出る生理前の症状は、「月経前症候群」という病気です。それを相談しに産婦人科へ行っただけなのに、「ついに浮気でもした?」と彼から疑われて弁明する羽目に。この後、さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。こんな時どうする?生理についてもっと全ての人が理解を深められる機会があれば、Dさんや漫画の主人公が言われたような言動はなかったかもしれません。もしあなたが「自分の症状に心ない言葉」を言われたら、どう対処しますか……?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方、予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年11月02日歳と共に身体も変化するため、病気を見逃してしまいますよね。なかには、下腹の膨らみから病気に気が付いた方も……。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Dさんの場合……私の場合は、子宮筋腫でした。3年ほど前に、ちょっと下腹が出てきて、太ったのかなと思っていました。その年の健康診断で、内臓エコーの結果に「下腹膨満」と書かれ、婦人科で受診することに。どんな治療を受けましたか?近くの婦人科で内診を受け、筋腫の大きさを計り、10cmを超える大きさだったので「手術をした方がよい」と言われました。「大きな病院を紹介する。希望はありますか」と聞かれたので、家から近い大学病院を紹介してもらいました。即手術かと思ったら、私の場合は月経過多などの自覚症状がなく、生活に不便がないので、「希望するなら手術もできるけれども、希望しないなら、閉経までそれほど長くないと思われるし半年ごとの経過観察で十分」との診断を受け、今も経過観察中です。世の女性陣へ伝えたいことは?「大きな筋腫=手術」と思うかもしれませんが、辛い自覚症状がなければ私のように経過観察で閉経を待つ手もあります。月経過多などの辛い症状がある場合は、なおのこと婦人科で受診しましょう。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのも良い選択肢ですので、検討してみてください。この話を見た読者は『もっと気楽に産婦人科にも行けるように慣れば良いのにと思います。』『単なる太り過ぎだと自己判断しそうな時こそ、体調に気を使おうと思いました。』『大きな手術をしなくても経過観察ができるならそっちのほうが負担もなく良い。』『年取れば下腹が出るなんて当たり前ですし、まさか病気の原因なんて思わないですね。』など、さまざまなコメントが寄せられました。違和感を覚えたら早めに病院へ今回の体験談は子宮筋腫が原因で下腹が大きくなっていたというDさん。幸いにも、手術の必要はなく経過観察を続けるだけでよいようですね。皆さんも、自分の身体に違和感を覚えたらお医者様に相談や受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年10月25日皆さんは、電車やバスを利用することはありますか?今回は満員電車に乗っていたときのエピソードを紹介します。座っていた妊婦さんに向かって…満員電車に、ある男性が乗ってきました。車内は満員のため、もちろん座る場所はありませんが…。あろうことか妊婦さんの前に立って「妊婦はどけ」と言い放ちました。妊婦さんが座っていたところは、優先席ではありません。女性のナイスなひと言私はそんなことを言う人がいるんだと驚いていると、1人の女性が「妊婦さんになんてことを言うんですか」とその男性に言ったのです。男性は居心地が悪くなったのか、ぶつぶつろ言いながら違う車両に移動していきました。はっきりと伝えた女性のおかげで、周囲に居合わせた人もスカッとしました。妊婦さんは、女性に感謝してホッとしている様子でした。(40代/女性)お互いに譲り合い…座っている妊婦さんに向かって、わざわざ席を替わってもらおうとした男性。見かねた女性が反論してくれて、妊婦さんは救われたことでしょう。お互いに譲り合い、電車を利用したいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年10月14日現代病としてさまざまな症状を引き起こす心の病気。中でも私が診断された双極性障害は、心の病気の中でも最も治癒率が低いと言われている病気の1つだそうです。どのような症状があるのかについて私の体験を紹介します。双極性障害になった経緯は私は16年間介護の仕事をしてきました。21歳のときに夫の金づかいの荒さをきっかけにうつ病になり、通院していましたが、息子が1歳半のときに離婚。一時的に良くなったものの、再婚後、夫との性格の不一致で離婚し、うつ病を再発。それまで通院していた病院では正式な診断名がついていなかったため、紹介状をもらい、現在の主治医がいる病院へ転院しました。もうそのころには最初の通院から10年以上の時間を費やしていました。新しい主治医から「あなたは月にお金はどのくらい使いますか?」と聞かれ、「あるだけ」と答えると、「あなたは躁うつ病だね」と言われました。双極性障害とは?躁うつ病とは、正式には双極性障害といわれる病気です。いわゆる躁といわれる気持ちが高揚している時間と、うつといわれる気持ちが低下している時間が短期的もしくは長期的に続く病気で、薬を飲んでコントロールしないと難しい病気です。私の場合は躁状態になると気分が高揚し過ぎて、暴力行為を起こして何度か警察の厄介になったこともあり、うつ状態になると仕事に行けなくなったりとずいぶん差がありました。双極性障害と診断されてから薬が変更され、しばらくは2週間に1回通院していました。もともとうつ病だと思っていたので、カウセリングも必要かと思っていました。ですが、躁うつ病にはカウセリングは合わないと主治医から言われため、カウセリングは受けませんでした。躁うつ混合状態で入院することに!あるとき急に怒りっぽくなったり、どうかするとうつ状態でぐったりするようなことが続きました。主治医に相談すると、「ちょっと入院してみようか」という話になり、自分で入院手続きをしました。まだ息子も小学生のころだったので、元夫と実家に入院中の生活計画を作り、そのように動いてもらうようにお願いし、主治医のいる病院へ入院となったのでした。入院中は、4人部屋の大部屋でした。私のように家庭のある入院患者さんはほとんどいない療養病棟でした。入院中はさまざまな検査がおこなわれ、時には脳波検査のように器具を取り付けることで髪の毛がグチャグチャになってしまう検査もありました。その姿を心配してくださった看護助手の方が、入浴日ではないのに「ここで髪の毛を洗いなさいよ」と気をつかってくださるなど、大変快適な生活を送っていました。また、介護職をしている私が入院してきたということで、介護業界に興味を持つ看護師から声をかけられることも多くありました。本来であれば3カ月間の治療が必要と言われていたのですが、毎週日曜日に面会に来ていた元夫から金銭的なこともあり、悪いけど1カ月で退院してほしいと頼まれました。主治医と相談し、結局1カ月で退院することに。その後、自宅療養をすることになりましたが、結局数カ月もしないうちに介護職へ復帰することになりました。薬と主治医とうまく関わることで、症状も安定していき、それまで2週間1回の診察も1カ月に1回になりました。まとめ双極性障害に限らず、心の病気は誰でもかかる可能性があるものだと思います。薬と主治医との信頼関係ができていれば症状が安定し毎日を過ごすことができるので、休むべきときは休み、できるときはやるというふうに自分のペースを守ることが大事だと感じました。私はグレーな状態が嫌だったので3級の精神障害者保健福祉手帳を取りました。手帳を取得して10年ほどになりますが、だいぶラクな毎日を送れるようになり、気持ちもラクになりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。マンガ/あさり著者/にゃたろう(46歳)3年前に離婚してひとり暮らしをしている。元介護職。更年期にはなっているが精神疾患の症状のほうがひどく、どこからか更年期障害なのかはわからない。
2023年10月12日