■これまでのあらすじ早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかしなかなか結果が出ず、最初こそ夫婦で笑って励まし合っていたけれど、月日がたつにつれふたりの心も身体も重くなっていく。妊活の目途としていた1年が過ぎて、拓也が「病院へ行こう」と提案。1年前、自分は美咲の不妊治療の提案を断ったけれど、今は「美咲をお母さんにしてあげたいし、俺も父親になってみたい」と強く思うようになったと言うのだった。ふたりの気持ちが一緒になり不妊治療の開始を決意、1ヶ月半後にクリニックの予約を取る。しかしある夜、美咲が寝ていると犬がやってきて…!?■コロが来てくれた!■トイレに行くと…!?かつて飼っていた犬のコロが、寝ている美咲を訪ねてくれました。「いっぱい遊んであげる!」と、夢の中でコロとたくさん遊び、涙を流しながら目を覚ます美咲。立ち上がり、体のだるさを感じながらトイレへ行くと、想像もしていなかった出来事が起こり…!?「拓也…!」まだ眠っていた拓也は美咲に大きな声で呼ばれ…。いったい何が起きたのでしょうか。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月10日「絶対、絶対絶対女性の方が大変」おばたのお兄さんは2018年にフジテレビアナウンサーの山崎夕貴さんと結婚。昨年8月に第一子の男の子が誕生しました。不妊治療を経ての妊娠だったことも明かしており、おばたさんは8日に自身のブログを更新し、不妊治療や妊活について雑誌の取材を受けたと報告。「不妊治療って、いかにパートナーとコミュニケーションを取れているかが、うまくいく秘訣だと思う」と持論を綴っています。この場合の「うまくいく」は赤ちゃんを授かるかどうかということではなく、「妊活における夫婦間の話。良好な関係性のこと」をさします。「男性はどれだけ頑張っても自分のお腹に命が宿ることはない。妊娠〜出産において、奥さんよりも大変な想いをすることは無いんです」「絶対、絶対絶対女性の方が大変。我慢するモノ、事ばかりだし、つわりもくるし、ホルモンバランスも崩れるし僕だったら、と言うか男は耐えられないと思う」「男性はこれらに置いて『楽しみ』だけを選ぶことも出来てしまう」と、おばたさん。だからこそ、パートナーが大変であることを十分に理解して「2人でひとつだと思って自分のことを気にかけるように、常に相手を気にかけることが大切」だと記していました。相手が今「してほしい」と望んでいるであろうことを考えて実行する、そんな思いやりの積み重ねが、夫婦の絆を作っていくのですね。そんなおばたさんと山崎さんは今、長男の「夜泣き対応」に夫婦交代で対応しているのだそう。「これからが夜泣きの本領発揮」最近すっかり「寝不足」のおばたさん、その理由は「ここ数日、息子の夜泣きが凄くて1時間半ごとくらいに妻と交代で息子の夜泣き対応」しているためだといいます。これまで長男は「9時間連続で寝たり」「起きたとしても朝方5時くらいに一度起きるくらい」で、おばたさんがひどい寝不足になるようなこともなく、「もう夜泣きは終わったんだ」と思っていたそう。しかし山崎さんが調べたところによれば「これからが夜泣きの本領発揮」「むしろ4ヶ月の我が子は少し早くその時期が来てしまったとか、、、」。これは序の口で、今以上に夜泣きがひどくなることもあるかもしれません。おばたさんはこれから出演するミュージカルの本番が控える大事な時期。しかし、だからといってこの夜泣き対応を山崎さんに任せきりにしてしまうと「妻が逼迫(ひっぱく)してしまう」ため、困っているようです。このような状況ではあるものの、「また急にめっちゃ寝るようになるかもしれないしコロコロ変わっていくものだと思うので大人のこっちが順応していかないとね!」とポジティブに綴っていたおばたのお兄さん。「妻と話し合って作戦を立てよう」と、今後の対策を夫婦で話し合っていくとか。夜泣きは本当に大変ですが、いつか終わりは来るもの。なんとかこの時期を乗り越えられるといいですね。生後半年ごろまでは「睡眠リズムの変化」から夜泣きすることも夜泣きの医学的な定義はありませんが、一般的に「夜ある程度まとめて眠るようになってから突然泣き始めるもの」をいいます。始まる時期や程度は個人差が大きく、生後3ヶ月ごろから始まり、1歳を過ぎるとおさまることが比較的多く、3歳を過ぎるとほとんど見られなくなると言われています。中でも「生後6~11ヶ月」の赤ちゃんによくみられ、最も多いのは「生後7~9ヶ月」、つまり、生後8ヶ月前後と言われるので、生後4ヶ月は確かにやや早めかもしれません。生後半年ごろまでの赤ちゃんの場合は「睡眠のリズムが大きく変わりつつある」ことが夜泣きの原因になりやすいと考えられます。生後半年ごろまでの時期は、新生児期のこま切れ睡眠からまとまって眠るパターンへ大きく変わっているタイミングでもあるので、その途中で睡眠と覚醒をうまく切り替えられないこともあります。そのとき「眠いのに眠れない」「すっきり目覚められない」ために夜泣きにつながる場合があります。夜泣きは赤ちゃんの発達過程で起こることなので、何らかの対策をしたからといってすぐおさまるわけではありませんが、いつかは終わります。生活リズムや寝る部屋の環境を整えるなど工夫しつつ、パパとママで交代しながらお世話するなどして、大人も睡眠時間を確保しましょう。参照:【医師監修】子育ての悩み! 夜泣きのピークはいつまで?
2024年01月10日■これまでのあらすじ早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかしなかなか結果が出ず、最初こそ夫婦で笑って励まし合っていたけれど、月日がたつにつれふたりの心も身体も重くなっていく。妊活の目途としていた1年が過ぎて、拓也が「病院へ行こう」と提案。1年前、自分は美咲の不妊治療の提案を断ったけれど、今は「美咲をお母さんにしてあげたいし、俺も父親になってみたい」と強く思うようになったことを伝え、不妊治療をやろうと言うのだった。■予約が1ヶ月半後!?■妻をたずねてきた者は…?拓也と美咲、ふたりの気持ちがひとつになり、不妊治療の開始を決意。早速予約を取ろうとするが、クリニックは混んでいて予約が取れたのは1ヶ月半後で…。少子化と言われているけれど、子どもがほしい人はたくさんいるのだと気づかされるのでした。そして不妊治療を決めた日から1ヶ月後、美咲が夜寝ていると、犬が現れて…!?次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月09日■これまでのあらすじ早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかしなかなか結果が出ず、最初こそ夫婦で笑って励まし合っていたけれど、月日がたつにつれふたりの心も身体も重くなっていく。妊活の目途としていた1年が過ぎて、拓也が「病院へ行こう」と提案。しかし、美咲は1年前、不妊治療の話をしたときに拓也が「自然妊娠しなければ俺はそういう運命なのかもしれないなって思う」と言って断ったことを思い出し、拓也の心境の変化に戸惑ってしまうのだった…。■妊活開始から起きた変化■それでも美咲を母にしたい!1年前は不妊治療をしたくないと言っていた拓也が、自分から「病院へ行こう」と言い出した理由を語り出します。妊活を始めてから街中の親子を見るようになって、これまで想像できなかった「家庭」というものが見えてきたこと。それによって、想像以上に大変なことはたくさんあると思うけれど「美咲をお母さんにしてあげたいし、俺も父親になってみたい…!」と強く思ったこと…。そして、「ここまで頑張ってきたのに、このまま諦めたら絶対後悔する。やろう、不妊治療」と美咲に言うのでした。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月08日「新婚旅行に行くか妊活を優先するか……」ワタベウェディング株式会社の新婚旅行とフォトウェディングに関する調査によると、フォトウエディングを希望している20代~30代の既婚男女400名のうち新婚旅行を希望する人は約8割。行きたい新婚旅行先について、半数が「ハワイ」と回答しました。そんな中、「いつ妊娠するか」に悩む女性が増えています。その背景にはどんな壁があるのでしょうか?今回のMOREDOORは「いつ妊娠するのがいいか悩んだ背景」を女性たちに聞いてみました。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。いつ妊娠するのがいいか33歳Aさんの場合結婚後すぐコロナが流行り、海外へ新婚旅行に行きたかったので1、2年待ってました。20代後半で結婚し、年も年だったのでコロナが落ち着いて新婚旅行へ行ってから妊娠するか、すぐに妊娠するかかなり悩みました。パートナーとは、新婚旅行に行きたいか、妊活を優先したいかどっちがいいか相談しました。今振り返って当時の自分に伝えたいことは?妊活を始めてすぐに妊娠できるものではなく、結果的に不妊治療をする事になったのでその際は年齢の壁が大きくぶち当たります。新婚旅行に行った事には全く後悔はないけれど、子どもを授かりたいと思っても授かれるものではない事を知っておくべきと伝えたいです。(33歳/会社員)こんな理由も!20代後半で子どもを出産したいと初めの頃は考えていました。しかし実際に20代後半を迎えてみると、仕事に比重が傾いており、今は仕事を頑張る時だなぁと感じ、妊娠したいとは思いつつも行動が伴っていませんでした。その時の彼とはまだ籍を入れておらず、子どもが欲しいことは話していましたが進展がなくそのままお別れしてしまいました。今振り返って当時の自分に伝えたいことは?限られた時間の中で、妊娠が出来るかどうかも不確実なのだから、仕事も大切だけど何を優先したいかまずは自分の中で答えを出したら?と声をかけたいです。お金のこと、出産への不安、色んな心配はありますが、案ずるより産むが易しだよと言いたいです。(30歳/会社員)新婚旅行を優先するかどうか悩んだAさんと、仕事との兼ね合いで悩んだBさん。どちらも自分の大切なライフステージとの間で揺れていましたね。1人で抱えず相談してみて妊娠に関する決断は、女性それぞれの人生において異なる意味を持ちます。「自分自身のこころとからだを大切に」という視点を忘れずに、似た経験をした人の話もいろいろ聞いてみるとよいかもしれません。悩んでいる方には“決して1人で抱え込まなくて大丈夫”だと伝えていきたいですね。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@mochi_mikan_0123)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年01月07日■これまでのあらすじ早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかしなかなか結果が出ず、最初こそ夫婦で笑って励まし合っていたけれど、月日がたつにつれふたりの心も身体も重くなっていく。妊活の目途としていた1年が過ぎて、拓也が「病院へ行こう」と提案。しかし、美咲は1年前、不妊治療の話をしたときに拓也に「病院には行かないでおこう」と断られたことを思い出し…。■自然妊娠しなければ…■もしダメだったら…!?拓也には何か両親との関係にトラウマがあるようで、自分自身の問題だと説明しながら「自然妊娠しなければ俺はそういう運命なのかもしれないなって思う」と、不妊治療を受けたくない想いを明かします。さらに不妊治療をしてうまくいかなかった場合、「今回もダメだった」「次もダメだった」と落ち込むことになりそうだし、お金がかかってくると夫婦関係が悪くなっていく未来しか見えないとまで言い出して…。そんなかたくなだった拓也とのやり取りを思い出した美咲は…?次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月07日■これまでのあらすじ早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかしなかなか結果が出ず、最初こそ夫婦で笑って励まし合っていたけれど、月日がたつにつれふたりの心も身体も重くなっていく。妊活の目途としていた1年が過ぎる頃には、美咲に対して「妊娠をほかの人と比べるものじゃない」と思っていた拓也が、芸能人や周囲の人の妊娠報告を聞きたくないと感じるようになっていたのだった…。■病院へ行く!?■1年前のことが引っ掛かる妻諦めなければきっと授かると信じ頑張っていた拓也だったが、結果がなかなか出ないためある決心をする。婦人科を受診しようと言うのです。それを聞いた美咲は複雑な表情を浮かべ、1年前のことを思い出して…。拓也に不妊治療を受けようと提案したところ、「病院には行かないでおこう」と断られたのです。なのに…。拓也の心境の変化に戸惑い、改めて拓也が不妊治療を断った理由について考えてみるのだが…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月06日■これまでのあらすじ早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかし「まずは1年頑張る」という目標と目途を決めたものの、美咲の生理周期が安定せず排卵日の予測が難しいためタイミングを増やすことに。ただ「諦めなければきっと自分たちのところにも赤ちゃんが来てくれる」と信じて過ごすが、結果が伴わず追い詰められていく。そして妊活をスタートして約1年、美咲から「今月も生理きちゃった」と報告があり、ふたりの心と体は限界に達してしまうのだった…。■妊娠なんて簡単だと思ってた■妊娠報告がきつい…妊娠なんてすぐできるものだと思っていた拓也だったが、妊活を始めてみて、それが簡単ではないという現実に打ちのめされて…。そして美咲に対して「ほかの人と比べるものじゃない」なんて思っていたくせに、自分も芸能人や周囲の人の妊娠報告を耳にするのが苦しくなっていることに気づきます。「たしかにこれはくるものがある」妊活をスタートして、拓也は美咲がこれまでひとりで抱えていた気持ちを同じように感じるようになるのでした…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月05日■これまでのあらすじ早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかし「まずは1年頑張る」という目標と目途を決めたものの、美咲の生理周期が安定せず排卵日の予測が難しいためタイミングを増やすことに。ただ「諦めなければきっと自分たちのところにも赤ちゃんが来てくれる」と信じて過ごすが、結果が伴わず肉体的にも精神的にも追い詰められていく。そして、美咲から「今月も生理きちゃった」と告げられ…。■心が言葉についていけない…■最初は励まし合っていたのに生理がきたと報告を受けた拓也は、振り絞るように「気持ち切り替えて来月また…」と言葉にするが、心がついていかなくて…。「来月はきっと」「今月こそは」そうやって、最初は夫婦で笑いながら声を掛け合えたのに…、今はできない。笑えない…、苦しい…。抱き合って悲しみを分け合うふたり。ついに妊活を初めて1年のリミットが過ぎようとしていたのでした…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月04日■これまでのあらすじ早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかし「まずは1年頑張る」という目標と目途を決めたものの、美咲の生理周期が安定せず排卵日の予測が難しいためタイミングを増やすことにした結果、拓也はどっと疲れるようになる。さらに、毎月「今月もダメだったみたい」と報告してくる美咲の悲しそうな顔を見るのが拓也には1番きつくて…。■諦めなければきっと…!■信じて頑張るが…なかなか結果が出ない妊活の現実。拓也は、これまで美咲ひとりにこの想いをさせてきたのだと知ります。たまらず会社の同僚に妊活の愚痴を漏らす拓也だったが、「諦めずに頑張ってくださいね」と言われ…。「そうだ、諦めなければ俺たちのところにも赤ちゃんが来てくれるはず…!」そう信じて、美咲とひたすら妊活を続けるのでした。しかし努力が報われることはなく、美咲からの「今月も生理きちゃった」の言葉に拓也は心が折れそうになり…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月03日晩婚化や少子化が憂慮される今の世の中、高齢で不妊治療する人も少なくないようです。私もご多分に漏れず、結婚が遅かったため40歳になってから不妊治療を開始。うまくいかずにあちこち病院をさすらったのち、待ち受けていたまさかの診断とは! そんな私の体験談です。県内の病院では無理ですと門前払いされ…30歳を過ぎてから結婚した私は当時、東京の実家から某県へ引っ越して不慣れな生活に四苦八苦。電車やバスの本数が1時間に1本だったり、駅前に店はなく、スーパーまでが遠かったりと、慣れない環境での生活にいっぱいいっぱいで、自分の人生設計など考える余裕はありませんでした。気付いたら40歳を超える年齢になっており、「子どもが欲しい」と慌てて思い立ち、市内にある評判の良い女医の産婦人科を受診したのです。まずは問診票を書き「不妊治療」にチェックを入れ受付に提出。人気のクリニックだけあって、1時間以上待たされ、やっと診察室に呼ばれると、女医は開口一番「最初から年齢を聞いていたら待たせなかったのに。すぐお帰りください」とひどい言葉を放ちました。「いや、ちょっと待ってください」。話だけでも聞いてほしかったので食い下がると、「あなたの年齢ではうちのクリニックだけでなく、県内ではもう無理ですよ。東京でも大阪でも自分の納得のいくお好きなところへ行きなさい」と門前払いされました。不妊治療の通院を始めたが結果は出ず妊活の一環で、SNSで知り合いになった院長が経営する鍼灸院にも通っていたのですが、その鍼灸師に「女医にひどいことを言われ、診察してもらえなかった」と愚痴りました。すると「あのクリニックは、うちのお客さんもボロクソに言われて泣かされたんですよ。気にしないで〇〇クリニックへ行ってごらんなさい、あなたより年上の人も通っていますよ」とすすめられたのが、わが家から電車を乗り継いで1時間半かかり、ローカルテレビでCMも流れる、県内でおそらく一番有名な不妊治療クリニック。そちらに通院することにしました。しかし、1年以上通院するも結果は出ず……。排卵誘発から採卵、受精、胚移植まで、結果が出ていないのに毎月同じ処方の繰り返しで、ひと月に数十万円の治療費ばかりが飛んでいき、どこが悪いのか調べてはくれないのです。漠然とした不安の中で、なぜか思い出されるのが一番初めに受診した、嫌なことを言う女医の「県内では無理です、東京でも大阪でも行きなさい」という言葉でした。当時ブログで不妊治療日記を書いていた私は、フォロワーの皆さんとの交流の中で、東京や大阪には日本国内でトップクラスの不妊治療クリニックがいくつかあることを知りました。患者は当たり前のように新幹線や飛行機で通院していると知り、私も憧れるようになりました。ぜひそちらで診てもらいたいと思い、勇気を振りしぼって在来線と新幹線を乗り継いで4時間ほどかけて大阪の超有名クリニックの門をたたいたのです。診断結果はまさかの病気疑いだった!超有名クリニックだけあって患者層はどことなくセレブに見え、場違いを感じつつも待合室で待つこと2時間。メディアで拝見していた超有名医師の診察です。医師は気さくでやさしく話を聞いてくれ、その場で必要な検査をいくつか提案してくれました。その内容は血液検査をはじめ、BCE(慢性子宮内膜炎)検査、子宮の収縮検査、銅亜鉛検査、不育症の検査など「え?」と思うようなことばかりで、県内の病院ではまずなかった検査です。10個ほど検査があったでしょうか、すべての診断結果が出るまでの半月ほどは、期待と不安でとても待ち遠しかったです。しかしその結果は! なんと「糖尿の疑い」で薬が処方されたのです。毎年の健康診断でも血液検査はしますが、一度も糖尿病と言われたことはありません。医師が言うに「一般的な健康のための適正値と、妊活のための適正値は違うんですよ」とのことでした。そのような考え方があるのだと、初めて知りました。驚くとともに、最初の県内のクリニックではどうしてそれを教えてくれなかったのだろう。「少しでも早く治療していたらもっと早くに授かれたかもしれないのに」と残念な気持ちにもなりましたが、結果がわかり、遠方まで通ったかいがあったなと思いました。まとめ近場の産婦人科で、私が高齢妊活者であるがゆえに「お帰りください」とまさかの門前払いをされ、その後テレビCMで有名な県内の不妊治療クリニックに通うも思うような結果が出ず。ただ時だけが過ぎてもんもんとした気持ちでいた私が、不妊治療のブロガーたちの後押しもあり、奮起して新幹線通院を決断したことによって、まさかの糖尿病(妊活基準)が判明しました。私がネットの民と交流せず、何も疑問に思わずに県内の病院にそのまま通い続けていたら何の結果も得られなかったでしょう。不妊治療は風邪などの一般的な病気とは違い、どこの病院でも通えば良いというものではないようでした。近場で済ませようとせず、思い切って県外へ飛び出す勇気も必要なのだと思い知りました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/村澤綾香著者/こぴあ(50歳)園芸店店主。園芸ライター。県の里親として虐待児童の一時保護など児童の福祉に携わる。主に1歳前後の里子がお泊りに来るので、日々奮闘中!
2024年01月02日■これまでのあらすじ早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかし「まずは1年頑張る」という目標とめどを決めたものの、想像以上につらくなるふたり。そもそも月に一度しかチャンスがない中で、美咲の生理周期が安定せず排卵日の予測が難しいため、タイミングを増やすことにしたのだ。しかし結果が伴わないこともあって、拓也はどっと疲れてしまい…。■ぐったりの日々■1番きついのは…この1年頑張ろうと、美咲とふたりで決めたことだけど…。拓也は、体力的にも精神的にもぐったり。特に出勤前にタイミングを持つのは、かなり体にダメージが大きいようで…。しかし、本当にキツいのは「今月もダメだったみたい」と、結果を告げるときの美咲の悲しそうな表情を見ること。その度に拓也の胸は張り裂けそうになるのでした…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月02日■これまでのあらすじ拓也と美咲の夫婦には、まだ子どもがいない。妊活して早く子どもがほしい美咲だが拓也からは毎月かわされ続け、夫婦間に温度差があることにストレスや焦りを募らせていく。一方の拓也は、そんな美咲の姿を見ると、より妊活に対して後ろ向きに。しかし、大学の先輩に相談したことをキッカケに、拓也は美咲と向き合うことを決意し、「この1年頑張ってみないか?」と提案。子どもを持つことに恐怖や不安を抱いていた拓也だったが、美咲がそれは自分も同じだから「一緒に知っていこう」と声を掛け、ふたりは気持ちをひとつにして妊活をスタートさせるのだった…。■1年頑張れる!?■悩んだ末の解決策は…ついに始まった妊活。「まずは1年頑張る」と決めたふたりだったが、簡単にはいかなくて…。そもそもタイミングが月に一度しかない上に、美咲の生理周期がまちまちで排卵日の特定が難しいため、ふたりは頻度を増すことで確率を高めることにチャレンジする。しかし、それが拓也にはしんどくて…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2024年01月01日■これまでのあらすじ拓也と美咲の夫婦には、まだ子どもがいない。妊活して早く子どもがほしい美咲だが拓也からは毎月かわされ続け、夫婦間に温度差があることにストレスや焦りを募らせていく。一方の拓也は、そんな美咲の姿を見ると、より妊活に対して後ろ向きに。しかし、大学の先輩に相談したことをキッカケに、拓也は美咲と向き合うことを決意し、「この1年頑張ってみないか?」と提案。そして、拓也はなぜ美咲が焦っているのかを調べる中で自分が妊活のことを何も知らなかったと謝罪。美咲は美咲で、拓也に対し責め立てるようなことばかりしていたことを謝り、やっと夫婦の心が触れ合うのだった。■知らないのは一緒■妊活スタート「ふたりでも楽しいけど、私は愛した人の子どもも育ててみたい」。美咲は「子どもを産むために拓也と結婚したわけではない」と言いつつも、拓也を愛しているからこそ拓也の子どもがほしいことを素直に伝えようとする。そして、子どもを作って親になることに恐怖や不安を抱く拓也に、自分も同じだし、だからこそ「これから一緒に知っていこう」とやさしく語り掛ける。ふたりの心がひとつになり、妊活をスタートさせるのでした。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2023年12月31日■これまでのあらすじ拓也と美咲の夫婦には、まだ子どもがいない。妊活して早く子どもがほしい美咲だが拓也からは毎月かわされ続け、夫婦間に温度差があることにストレスや焦りを募らせていく。一方の拓也は、そんな美咲の姿を見るとより妊活に対して萎えていく日々。しかし、大学の先輩に相談したことをキッカケに、拓也は美咲と向き合うことを決意する。自分の生い立ちから親になることへの不安があり、子どもができることによって生活が変わることが怖くて逃げていたのだと打ち明け、美咲に謝罪。そして、「美咲となら自分の家族を作れるのかもしれない」と、妊活を「この1年頑張ってみないか?」と提案するが…!?■何も知らなかったと反省■一方の妻も…なぜこんなに美咲は焦っているのか。調べてみた拓也は、自分が何も知らなかったと反省。そして美咲の方も、自分は子どもを産むために拓也と結婚したのではなく、拓也となら歳を重ねても笑い合ってるだろうなと思えたからだと気づき…。ふたりは、やっとお互いの気持ちを考えることができ、そして相手の大切さを再確認するのでした。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2023年12月30日■これまでのあらすじ拓也と美咲の夫婦には、まだ子どもがいない。妊活して早く子どもがほしい美咲だが拓也からは毎月かわされ続け、夫婦間に温度差があることにストレスや焦りを募らせていく。一方の拓也は、そんな美咲の姿を見るとより妊活に対して萎えていく日々。そんな夫婦の気持ちがすれ違っていたある日、大学の先輩に親になることへの不安を打ち明けた拓也が、心境の変化を見せる。ついに美咲の気持ちと向き合い、「子どものことについて話し合いたい」「美咲が子どもをほしがっているから、今までは合わせていた」と言うのだった…。■ちゃんとした親になれるのか…■もう逃げない宣言!拓也は、親が離婚していて、つらい生い立ちを持っていたようで…。先輩と話したことをキッカケに、やっと自分の口からこれまで妊活に積極的になれなかった理由と、子どもを持つことへの不安を、美咲に打ち明ける。さらにこれまで向き合って来なかったことを謝り、「もう逃げない」と宣言。そして、ついに「この1年一緒に頑張ってみないか?」と提案するが…!?次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2023年12月29日■これまでのあらすじ拓也と美咲の夫婦には、まだ子どもがいない。妊活して早く子どもがほしい美咲だが拓也からは毎月かわされ続け、夫婦間に温度差があって、気持ちがすれ違っていることにストレスや焦りを募らせていく。一方の拓也は、そんな美咲の姿を見るとより妊活に対して萎えていく日々。そんな状態のある日、大学の先輩と飲みに行った拓也は、子どもができたときの不安を語り、そのせいで妊活から逃げてしまうのかもしれないと打ち明ける。すると先輩は、美咲の29歳という年齢を考えれば焦って当たり前、男性の29歳と女性のそれとでは全然感覚が違うだろうと指摘するのだった。■夫婦で話し合おう■不安になる妻だが…大学の先輩と本音で話した拓也は、ついに夫婦で子どものことについてきちんと話し合う決心をする。急に拓也が向き合う姿勢を見せたことから、不安になる美咲。すると拓也は、子どもについて本当は「いても、いなくてもいい」と思っていて、今までは「美咲がほしいと言ってるから、合わせてた」と正直な気持ちを打ち明け…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2023年12月28日“妊活を女性だけのものにしない”を合言葉に掲げ、男性不妊の予防に着目したアイテムの販売や啓蒙活動をおこなっているウェルネスブランド「HOMTECH[オムテック]」から、男性・女性ふたりの妊活のためのカラダづくりをサポートする「はぐくむお出汁」が発売されました。「HOMTECH[オムテック]」はぐくむお出汁栄養機能食品:鉄、亜鉛 容量:140g 価格:2,300円(税込)男女どちらの妊活にも欠かせない栄養と美味しさが凝縮!「そろそろもうひとり…」と考え始めたときに大切なのは、パートナーとふたりで協力すること。妊活というと女性側の問題と捉える人も少なくないですが、じつはうまくいかない理由の約半分は男性側に原因があるともいわれています。そこで“ふたりで始める妊活”として取り入れやすいのが、日常生活に何かを加えるのではなく、日常生活そのものを妊活とすること。アンケート(※1)でも、「(具体的な妊活のスタートとして)まずは食生活を見直すことから始める」と回答した人が58%いたことからも、日常の食事を妊活習慣にアップデートすると、男性も女性もムリなく進められるようです。今回ご紹介する「はぐくむお出汁」は、そんな食事から始めるふたりの妊活アイテムとしてぴったり! 妊活に良いとされる素材に着目し、国産かつお節や国産牡蠣、11種の野菜(※3)をブレンドしたお出汁で、旨味やコクがプラスされた粉末タイプとなっています。定番のかつお節に野菜の甘みが加わり、さらに味をギュッと引き締めるコハク酸を含有する牡蠣をプラス。旨味成分が濃縮され、濃い褐色をした“にごり黄金お出汁”は絶妙なバランスの風味で、毎日摂っても飽きのこない美味しさです。また、男女ふたりのカラダづくりに欠かせない葉酸・鉄・亜鉛を中心に、その他8種類の成分(※2)を配合し、ふたりの妊活に大事な栄養を補給します。さらに、妊活に悪影響を及ぼすストレスや冷えへの対策として、生姜エキスとGABAを配合。温かいお出汁を飲むことで、カラダも心もホッとできるようなひとときをサポートしてくれます。銀座の名店の味で毎日美味しく続けられる!専門医監修の妊活お出汁お出汁の監修は、多くの美食家たちを魅了してきた銀座の名店「小熊」。和食・洋食・中華等、さまざまな料理に使用できる使いやすさや味にこだわっています。普段の料理が手間をかけずにワンランクアップするというのはうれしいですよね。なおかつ、妊活に必要な栄養も補ってくれて、美味しいから続けたくなるというのも高ポイントです。「HOMTECH[オムテック]」ブランドの監修をつとめているのは、日本でも数少ない生殖医療専門医で男性不妊治療のエキスパートでもある、辻村晃医師。「妊活を始めようとする方は、妊活のための行動として、生活習慣の見直しからスタートする方がほとんどです。なかでも、食事は重要なポイントのひとつです。栄養バランスを考えた食事を摂り、さらには男性であれば亜鉛、女性であれば葉酸など妊活に良いとされる成分を摂取することも良いでしょう。また、ストレスや冷えも妊活には良くないとされていますので、食事でリラックスさせたり、体を温めたり、といったことも大切です。そして、妊活は男女ふたりでの協力が欠かせません。そのためにも、ふたりでしっかり向き合うことが大切ですし、私ども医師としても予防啓発は勿論、妊活が上手くいかない場合にサポートできる環境をより整えていくことが、今後の役目だと思っております。一人でも不妊に悩む夫婦が減っていくことを目指していきます」(辻村先生)辻村 晃(つじむら あきら)プロフィール日本泌尿器科学会 専門医・指導医/日本生殖医学会 生殖医療専門医・指導医順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科 教授/Dクリニック東京 医師兵庫医科大学卒業。国立病院機構大阪医療センター勤務後、ニューヨーク大学に留学し細胞生物学臨床研究員を務める。大阪大学医学部泌尿器科准教授などを経て、順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科教授。Dクリニック東京でも従事。夫婦ふたりで始める妊活。まずは手軽に、毎日の食事から取り入れてみると気持ちのハードルが下がるかもしれませんね。【ご紹介した商品】 ・「HOMTECH[オムテック]」 はぐくむお出汁 お問い合わせ:アンファー ※1:アンファー調べ、2023年9月実施、20歳~40歳の男女300名※2:ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンD・DHA・EPA・アスタキサンチン※3:ケール、ブロッコリー、ヨモギ、アスパラガス、オクラ、コマツナ、カボチャ、ダイコン葉、パセリ、ホウレンソウ、生姜
2023年12月27日■これまでのあらすじ拓也と美咲の夫婦には、まだ子どもがいない。子どもがほしい美咲が、初めて拓也に妊活を拒否されたのは3年前。「疲れてるから」「また今度」と、毎月かわされ続けている。だから、そろそろ美咲の精神状態も限界。早く子どもがほしいのに、夫婦ふたりに温度差があり、気持ちがすれ違っていることにストレスや焦りが募っていく。一方の拓也は、そんな美咲の姿を見るとより妊活に対して萎えていく日々。そんな状態のある日、大学の先輩と飲みに行った拓也は、美咲に迫られるのが怖いこと、ふたりだけでも仲良くやっていける自信があるから妊活に必死になれないこと、子どもをそんなにかわいいと思えないことなど本音を打ち明け始め…。■親になったときの不安■先輩は何を語る!?拓也は、自分が子どもができたときのことを想像して不安になってしまうと言う。そんな不安が妊活から自分が逃げてしまう原因なのではないか、と言うのだ。しかし、拓也の妻、美咲が29歳だと知った先輩は「そりゃ焦るだろう? 男の29歳と女性の29歳は感覚が全然違うんじゃないかな」と返す。拓也はそれを聞き、自分が美咲の気持ちを本当の意味で理解していなかったことに気づくのだった…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2023年12月27日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で人工授精に2回チャレンジしたもののうまくいかず、体外受精の3度目で念願の妊娠をしたアマさん。数値も安定し、夫と乾杯して喜んでいるとき、夫が「正直、お金がもったいなかった。治療をしなくてもいずれ妊娠はしたと思う」とサラリと言ったのです。さらに不妊治療についても……。不妊症にかける金は無駄とまで…「治療をしなくてもいずれ妊娠はしたと思う」と言い、「不妊治療自体が必要か疑問だった」と言いだした夫。さらに、「転勤で仕事を辞めさせる形になったから許容してきたけど、甘えてるなーとも思ってたんだよね。妊娠なんて、タダでできるもんじゃん?」とまで言ったのです。アマさんが固まっていることにも気付かずに夫は……。「妊娠なんて、タダでできるもんじゃん?」と言いだした夫・ハルト。さらに夫の口は止まらず、「それなのにアマが深刻になり過ぎるし、何かと金をかけようとするし、正直、ついていけなかった」とまで言ったのです。そして、「不妊症なんて別に病気じゃないでしょ? そんなのにかける金が無駄なのにって気が気じゃなかった」とまで……。それまでずっと黙っていましたが、「そうね。病気じゃないね。それが何?」と思わず強い口調になりました。-----------------------アマさんは妊娠できないかもと悩み、妊娠するため懸命に不妊治療に取り組んできました。お金はかかったかもしれないけれど、それを「無駄なのに」の言葉で終わらせられたら、あまりにつらいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2023年12月26日私には10歳年上の夫と2人の子どもがいます。そして今は、第3子の妊活中。順調そうに見えるかもしれませんが、実は、私が第2子を授かる前、一時的なレスを経験しました。 結婚後、すぐに授かった第1子結婚前から生活リズムが合っていなかった私たち夫婦。夫は朝型で私は夜型。そして、夫は自分のペースを崩されることを嫌い、今でも自分が眠たければ子どもを1人で遊ばせて寝てしまいます。それでも結婚後は夫との性生活に不満はなく、すぐに第1子の長男を授かり出産、長男が1歳のころに第2子を考え始めました。わざと生活リズムをずらした私そして、次は女の子を熱望していた私たち。私は、「女の子を授かるためには……」とネットで調べ、情報収集に励みました。しかし、そんな私とは裏腹に、まったく興味を示さない夫。仕事が忙しくなったこともあり「疲れてるから」と理由をつけて寝てしまい……。指摘すると「女の子は望んでいない」と手のひらを返すようになりました。そんな夫に嫌気が差し、今度は私がセックスを拒否するように。夫が眠るまで寝室には行かない、夫が起床する前に起きるなど、生活リズムをずらすことで、セックスのタイミングをなくしたのです。そうするうちに、私にも第2子の女の子が欲しいという気持ちがいつの間にかなくなっていました。 話し合いの末、妊活を再開それから半年が経過したころ、「そろそろ本格的に第2子を考えてみないか」と、夫から話がありました。私は、これまでの不満をすべてぶつけた後、夫の話を聞いてみると、私からセックスを拒否されたこの半年間で、「女の子が欲しい」と強く思うようになったと言うのです。2人で話し合い再び妊活を再開すると、すぐに第2子を授かることができました。まとめ結果的には第2子も男の子だったのですが、私たち夫婦間のレスは解消されました。もし夫から切り出してくれなければずっとレスが続いていたかもしれません。お互いにぶっちゃけて話し合えたおかげで次男と出会えることができました。そして今は、「次こそは女の子を!」と第3子の妊活中です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/鈴本玲樺イラスト/さくら著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年12月26日■これまでのあらすじ拓也と美咲の夫婦には、まだ子どもがいない。子どもがほしい美咲が、初めて拓也に妊活を拒否されたのは3年前。「疲れてるから」「また今度」と、毎月のらりくらりとかわされ続けている。だから、そろそろ美咲の精神状態も限界。早く子どもがほしいのに、夫婦ふたりに温度差があり、気持ちがすれ違っていることにストレスや焦りが募っていく。一方の拓也は、そんな美咲の姿を見るとより妊活に対して萎えていく日々。そんな状態のある日、次の妊活タイミングに出張に行くことになった拓也は大学の先輩に、妊活しないで済むことにホッとしていると漏らす。しかし、美咲のことは好きだし、子どもも授かったらと思うが、「いざ迫られると怖い」と言い出して…。■妻と温度差を感じる■そんなに必死にならなくても…妻の美咲との間で「子どもがほしいという気持ちに差を感じてます」と、大学の先輩に打ち明ける拓也。ふたりでも仲良くやっていける自信があるから、そんなに必死にならなくても…と思ってしまうのだと、本音を漏らすのだった。美咲に比べ、そんなに子どもをかわいい、ほしいと思えない様子の拓也。その原因と、妊活を迫られた男性の心理が徐々に明かされていき…!?次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2023年12月26日「我が子がほしい…」妻は早く子どもがほしくてたまらないのに、夫はそんな妻の焦る姿を見ると気持ちがなえていく…。傷ついている美咲さんに対して再び謝ることにした拓也さんだが、「体が言うことを聞かないんだ」「この埋め合わせは必ずするから…」と言い訳を並べる。さらに次の月も出張を入れてしまい、美咲さんを失望させるのだった…。夫婦の温度差、すれ違い、うまくいかないストレスや悩み、男性の心理など、多くの不妊夫婦が妊活でぶつかる問題を描く家族の物語。多くの困難や奇跡を経て、ふたりがたどり着く運命とは…?■前回のあらすじ拓也は寝る直前、再度改めて美咲に謝罪する。「体が言うことを聞かない」「この埋め合わせは必ずする」と言う拓也だったが、次のタイミングは出張で家を離れることに。美咲はそれを知りショックを受け…。■ショックを受ける妻■妻のことが好きだけど…「仕方ない」と美咲が言ってくれたことにホッとした拓也。美咲のことは好きだし、子どもも授かれたら…と思うのに、「迫られると怖い」と学生時代の先輩に漏らすのでした…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2023年12月25日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で人工授精に2回チャレンジしたもののうまくいかず、体外受精の3度目で念願の妊娠をしたアマさん。検査の数値が低く不安でしたが、妊婦健診で「来週も順調でしたら卒業です」と言われました。帰宅して夫と乾杯しているとき、今までのことを思い出して泣いていると、夫はプッと吹き出して……。今、それを言うんだ…医師に「来週も順調でしたら卒業です」と言われたことを夫に報告し、2人で乾杯したアマさん。夫から「本当に長かった」と言われ、「言い方はモヤるけど、喜んでくれてるんだ」と思いました。アマさんも今までを振り返って泣いていると、「え? 泣いているの?」と吹き出した夫。思わずムッとしたアマさんでした。アマさんが「何、その表情」と思っていると……。妊娠までの長い道のりを思い出して思わず泣いた私を見て、「泣いているの?」と吹き出した夫・ハルト。「何、その表情」と思ってムカムカしていると、「それよりここまでトータルいくらかかった? 後で金額をまとめて見せてね」と言いだしたのです。「今、それを言うんだ……」と思っていると、さらに「正直、もったいなかったな」とまで……。私が「もし不妊治療しなかったら、この子を妊娠できなかったかもしれないじゃない」と言うと、「別に治療しなくても、いずれ妊娠はしたと思うよ」とサラリと言ったのです。-----------------------妊娠はいつするか、何回するか医師でもわからないもの。「いずれ妊娠した」と言われたら、それも反論のしようがありません。ハルトさんはずっとそう思っていたから、お金のことばかり気になったのかもしれませんんね※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2023年12月24日「我が子がほしい…」妻は早く子どもがほしくてたまらないのに、夫はそんな妻の焦る姿を見ると気持ちがなえていく…。自分よりも後に結婚した友だちが妊娠したこと、会社の同期が産休に入ることに傷ついた美咲さんに対し、「妊娠は人と比較するものではない」と思う拓也さん。さらに、美咲さんのこの「焦っている感じ」に追い詰められているような気分になり、妊活から気持ちが遠ざかっていくのだった…。夫婦の温度差、すれ違い、うまくいかないストレスや悩み、男性の心理など、多くの不妊夫婦が妊活でぶつかる問題を描く家族の物語。多くの困難や奇跡を経て、ふたりがたどり着く運命とは…?■前回のあらすじ拓也は、妊娠は競争するものではなく、自分たちのペースやスタイルがあるから他人と比較すべきではないと思う。だから、美咲が妊娠を焦る気持ちが理解できず、プレッシャーに感じてしまう。■本当にごめん…■埋め合わせは!?「体が言うことを聞かない」「埋め合わせは必ずする」そう言ってもう一度改めて美咲に謝る拓也だったが、次の月は出張に行くことになり…!?次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2023年12月24日「我が子がほしい…」妻は早く子どもがほしくてたまらないのに、夫はそんな妻の焦る姿を見ると気持ちがなえていく…。家を飛び出した美咲さんを見つけた拓也さんは「帰って……する…?」と誘うが、断られてしまう。帰宅すると美咲さんは、自分よりも後に結婚した友だちが妊娠したこと、会社の同期が産休に入ることを挙げ、自分がどんなにつらいか訴える。しかし、それが逆に拓也さんの気持ちをなえさせるのだった…。夫婦の温度差、すれ違い、うまくいかないストレスや悩み、男性の心理など、多くの不妊夫婦が妊活でぶつかる問題を描く家族の物語。多くの困難や奇跡を経て、ふたりがたどり着く運命とは…?■前回のあらすじ家を飛び出した美咲に「する?」と誘う拓也だったが、断られてしまう。ふたりで自宅に戻ると、美咲から自分よりも後に結婚した友だちが妊娠したこと、会社の同期が産休に入ることを聞かされ、うんざりしてしまう。■比較するのが間違い■焦ってる感じが苦しい…夫婦それぞれにペースがありライフスタイルも違うのだから、妊娠なんて比較するものではないと拓也は思う。だからこそ、美咲の焦っている感じが息苦しくて…。ただでさえ仕事でプレッシャーを掛けられているのに、勘弁してほしいと思うのだった。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2023年12月23日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で受けた人工授精はうまくいかなかったものの、体外受精の3度目で念願の妊娠をしたアマさん。しかし、検査の数値が低いため、不安が拭えませんでした。すると夫から「大げさだなあ。そんなにネガティブだったっけ?」という言葉が。「今までの不妊治療はささいなことだったの?」と思うアマさんでした。感激のあまりぼーっとして夫の言葉にモヤモヤしつつも、おなかの子と自分の体を守るため、ストレスをためないようにしようと思ったアマさん。不安と緊張の日々を過ごしていましたが、数カ月後の妊婦健診で「来週も順調でしたら卒業です。母子手帳ももらっておいてください」と言われました。「やっとここまで来た」と自然に涙が出てきました。アマさんは病院から出た後もぼーっとして……。病院を出た後、ぼーっとしながら歩いている自分に気付き、「いけない! 気を引き締めないと!」と思いました。これまで2回、妊娠検査薬で陽性が出たものの、そのすぐ後に流れてしまいました。また、人工授精も2回受けたものの、うまくいきませんでした。その経験があるだけに、出産まではまだまだ長いのだから、これからだって悲しい結果にならないとは限らないと思ったのです。でも、今だけは喜びたいと強く思いました。-----------------------あまりにうれし過ぎると現実感がなくて、思わずぼーっとしてしまうことがありますよね。アマさんにとってそれほど大きな出来事だったのでしょう。こういうときは思い切り喜びたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2023年12月22日「我が子がほしい…」妻は早く子どもがほしくてたまらないのに、夫はそんな妻の焦る姿を見ると気持ちがなえていく…。子どもについて「経験としていたほうがいいかなって思ってる」と言う拓也さんに絶望した美咲さんは、衝動的に家を飛び出してしまう。次の日の朝が早いことがネックだったが、美咲さんを探し回る拓也さん。ついに彼女を見つけると謝罪し、「帰って……する…?」と尋ねるが…。夫婦の温度差、すれ違い、うまくいかないストレスや悩み、男性の心理など、多くの不妊夫婦が妊活でぶつかる問題を描く家族の物語。多くの困難や奇跡を経て、ふたりがたどり着く運命とは…?■前回のあらすじ拓也の心ない発言にショックを受けた美咲は、そのまま家を飛び出してしまう。そんな美咲を心配し探し回ってやっと発見した拓也は、美咲に謝罪した上で「帰って……する?」と誘うのだった。■しない…!?■その話、聞きたくない「しない」と言った美咲から、自分より後に結婚した友だちが妊娠したこと、会社の同期にも産休に入る人がいることを知らされ…。拓也は余計、妊活から気持ちが離れていくのでした…。次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2023年12月22日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で人工授精に2回チャレンジしたもののうまくいかず、体外受精を受けたアマさん。3度目の移植で医師から「妊娠しています」と言われました。しかし、検査の数値が低いと言われて不安が拭えないアマさん。妊娠を喜ぶ夫にそれを伝えると、「大げさだなぁ」と言われました。おなかの子を守るために…妊娠はしたものの、数値が低いと言われて不安がっているアマさんに、「大丈夫だって! みんなサクサク産んでるじゃん!」と笑顔で言う夫。「アマってそんなにネガティブだったっけ?」と言われたアマさんは「大事なものができて、急に失って、なんとかここまできて、私は変わった」と思いつつ、「今までのことは夫にとってささいなことだったの?」と思うのでした。それでもアマさんは「こんなことは何でもない」と……。夫・ハルトの言葉にモヤモヤしつつも、「こんなことは何でもない」と自分に言い聞かせました。おなかの子と自分の体を守るために、ストレスをためないようにしようと思ったのです。そうは言っても不安はあり、緊張もする日々でした。でも数カ月後、妊婦健診で医師から「来週も順調でしたら卒業ですね。母子手帳ももらっておいてくださいね」との言葉が。母子手帳と聞いて「やっとここまで来た」と涙が出てきました。-----------------------これまでずっと妊娠に至らず、アマさんは何度もめげそうになったことでしょう。そうした経験を重ねていただけに、母子手帳と言われたときの喜びは、ひとしおだったでしょうね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2023年12月21日「我が子がほしい…」妻は早く子どもがほしくてたまらないのに、夫はそんな妻の焦る姿を見ると気持ちがなえていく…。3年前から妊活を断り続けている拓也さんに、美咲さんは「子どもがほしくないの?」と問い掛ける。しかし、拓也さんは「経験としていたほうがいいかなって思ってる」と軽く答え、さらに「授かりものだから、待っていればいずれ」と。すると美咲さんは泣き出してしまい…。夫婦の温度差、すれ違い、うまくいかないストレスや悩み、男性の心理など、多くの不妊夫婦が妊活でぶつかる問題を描く家族の物語。多くの困難や奇跡を経て、ふたりがたどり着く運命とは…?■前回のあらすじ美咲が子どもがほしいかと問うと、「もちろんほしい」と言う拓也。しかし、それは「人の経験としていたほうがいい」ことであり、いずれタイミングが来れば授かると軽く考える拓也に、美咲は涙が出てきてしまう。■妻が出て行ってしまった…!■見つけたけど…!?突然、家を飛び出してしまった美咲を探しに行く拓也。走り回りやっと見つけ出し、妊活をするか声を掛けるが…!?次回に続く「僕たちは親になりたい」(全64話)は12時更新!
2023年12月21日