わざとらしくてあざとい女の子って身近にいませんか?そんなあざかわgirlはいつもあざといわけではありません。ここぞという場面で必殺の決め台詞を男の子に言うことで効果的に男の子の気を引いているんです。わざとらしくても憎めないあざかわgirlを好きな男の子はたくさん!ここではあざかわgirlの恋愛テクニックを紹介していきます。男の子気持ちを揺さぶる決め台詞を使うあざかわgirlは行動に意味を持たせるのがうまいです。例えば、ヒールの靴を履いてデートに来たとします。デートでヒールの靴を履くと歩きにくくて動きにくいです。しかし、それを狙ってヒールを履いてきます。動きにくいことを男の子から指摘されたときに言うのが「ゆっくり歩けば長く一緒にいられるでしょ」。長く一緒にいたいと思っていることをさらりと言うのはあざといですが、しっかりと前ふりをしているので男の子は信じてしまいます。あざとい言葉を伝えるときにはその前に前提があるので、言われた方が納得してしまうのがあざかわgirlのスゴさです。デートの予定を決める時も男の子の気を引く予定を決めるときもしっかり心をつかむテクニックがあります。あざかわgirlはすぐに予定が空いているとは言いません。一度確認すると言って、予定がなくても確認するふりをします。その上で、予定をあなたのために空けたとさらっと言うのです。この一言で男の子はデートがすごく楽しみになります。普通であれば予定はないという一言で終わる会話です。それをあざかわgirlは待たせて決め台詞を加えることで、デートを楽しみにしてもらえるように演出をしています。このテクニックは色々な場面で応用できますよ。シンクロのテクニックを利用するどこに連れて行ったらいいのかわからず、デートの食事に困る男の子は多いです。そんな男の子にあざかわgirlは男子の提案に「ちょうどこれが食べたかった!」と言ったりします。たった一言であざかわgirlは男の子のハートをがっちりキャッチ。彼女と気が合ったと思えば、男の子は楽しい気持ちになるでしょう。
2019年07月01日いつまでもずーっと彼氏と仲良く暮らしたいというのは誰もが夢見る未来ですよね。その夢を叶えたラブラブ老夫婦の秘訣を探ってみました。挨拶は毎日、欠かさずに朝起きたら「おはよう」、帰って来たら「おかえり」「ただいま」など、挨拶は生活の潤滑油です。たとえ、ケンカをしてしまって気まずいなと思っていても、無視は絶対にダメです。挨拶ひとつで、お互いの心が和みます。ケンカを長引かせないコツとも言えます。ケンカが長引くと思わぬ行動を引き起こし、取り返しのつかないことになりかねません。どんな時でも、必ず挨拶をしようというのを二人の決め事にしておくとよいでしょう。過干渉は避ける相手のことが好きになればなるほど、何もかも知りたいと思う気持ちが募ります。それは自然なことですが、たとえ夫婦といえども踏み込んではいけない境界線があります。「昨日、誰とどこで何をしていたの」と聞きたい気持ちをぐっと抑えることも大切です。相手が言いたくないことを、細かく聞いたりしてはいけません。携帯電話や封書など勝手に見るのはもってのほかです。お互いのプライバシーを尊重し、なおかつ、相手を心配させない気遣いを身につけることが長くラブラブ度を保つ秘訣です。家族の悪口は言わない結婚は、お互いの愛情の合意により成立します。しかし、相手の家族との付き合い方も大切なことです。嫁姑の関係や、相手の兄弟姉妹と気が合わないなど、難しいこともあるでしょう。時には我慢も必要です。そういった悩みを相談するのは構いませんが、相手の家族を貶めるような悪口はNGです。感謝の気持ちを伝える長く仲良くしたいと思うならば、常に相手に感謝をしましょう。それは言葉にしなければ伝わりません。言わなくてもわかっていると思っていたというのは幻想です。どんな小さなことでも「ありがとう」と声に出して言いましょう。「ありがとう」はずっとラブラブでいるための魔法の言葉です。運転をしてもらった時、荷物を持って貰った時など、やってもらって当たり前だと思わずに、「ありがとう」と言ってみてください。もっと愛情が深まるはずです。
2019年05月16日デートをするのであれば、当然魅力的な女性に思われたいものです。あざとい女性のテクニックを活用して、男性の心を掴みましょう。服装はセクシーにするあまりにも露出が多い服装はあざと過ぎるかもしれませんが、なるべく女性の体のラインが見えるような服装を選ぶと効果的です。やはり男性は女性の体を見てしまうので、それだけで魅力的に思われるのであれば大きな武器になります。女性らしさを感じさせないラフな服装や、サイズの合わないダボダボの服装などはあまり魅力的に思われないのでなるべく避けたいものです。絶妙なボディータッチ何か質問する時に体を触ったり、笑った時に男性の体にもたれ掛かるなどは効果的です。男性は女性にボディータッチをされるとドキドキしますし、好意を持たれているのではないかと思うケースもあります。混んでいる場所でさりげなく男性の手を握るのも、キュートな印象を与えます。他の人から連絡が来ても、返信しないデート中は目の前の相手に集中するのがマナーではありますが、他の人から連絡が来てもスルーをすると良い印象を与えることができます。緊急の連絡であれば別ですが、目の前のデートに集中するという姿勢は大切です。男性を無視して、スマホを操作するような姿を見せてしまうと印象が悪くなりかねません。ジュースなどは奢るデートは基本的に男性が支払いを済ませますが、やはり毎回全てを支払わせると懐が寂しくなります。また、お金を1円も出さない女という印象が強くなってしまう可能性もあります。そんな状況を避ける為にも、ジュースやコーヒーぐらいは奢るように心掛けたいものです。可愛く酔うお酒を飲んだ時はチャンスで、酔った勢いで大胆な行動ができるからです。無言で見つめ合うのも良い雰囲気になりますし、頻繁にボディータッチをするのも良いです。男性に身をゆだねるような言動を心掛けると、更に仲が深まります。
2019年03月05日「みなさんの時代の学校と今の学校は違う。自分たちの時代とはまったく違う国になっていると思ってください」と話すのは、「ダンシング掃除」「勝手に観光大使」などがメディアに取り上げられ、その斬新な授業法がアクティブラーニングの先駆けといわれ、AI時代に負けない教育法といわれている沼田晶弘先生。「子どもにやる気があれば、勝手にがんばって子どもは伸びていきます。それが子どもの自信につながります」と沼田先生は話します。しかしそれを阻害する「大人の都合で貼られてしまうレッテル」についてお話を伺います。【AI時代を生き抜く「自信が持てる子」の育て方】 第1回 子どものやる気を引き出す親、ブレーキをかける親 第2回 子どもの「考える力」を見逃さない方法 ■子どもの前にある「すべての石」を拾うことはできない沼田先生のお話をうかがっているうちに、小学生の娘がいる筆者が思ったことがあります。それは、親として子どもに対して説明し尽くさなければいけないことを曖昧に終わらせて、本来ならば見守らないといけないことを手とり、足とり教えてはいないかということ。沼田先生はこう言葉を寄せます。「僕からすると、今のお母さんとお父さんはがんばりすぎています。自分の子どもが進もうとする道があるとします。そこにいっぱいの石ころが落ちている。子どもがつまずいたり、転んだりすることを心配し、先回りして親御さんは石ころを拾い始める。しかも、そのすべてを。何もないまっさらな道にしようとしているように見えるときがあります」さらにこう続けます。「僕の意見ですけど、石ころを拾いきることは不可能です。それよりは転んだときの受け身の仕方や、起き上がり方を教えてあげたほうがいい。転んだら、こういうリスクがあることを伝えることの方が重要。そこにあるものをないものにしてしまっては、なんの対処もできない人間になってしまうのではないでしょうか」沼田先生は、昔に比べて、親の目が子どもに行き届いていないという指摘に対しても、「むしろ届きすぎている。しかも、そこは届かなくてもいいのではというところに届いている気がします」と話します。■子どもを成長させるのは「失敗」からたしかに思い当たるところがあります。筆者も「上着を1枚余分に着なさい」とか、「マフラーをしていきなさい」と、子どもに任せていいことも、ついつい先んじて注意をしてしまう。子どもの自主性に任せていいところまで口を出してしまっているのかもしれません。沼田先生はこう続けます。「目が届きすぎるということは、子どもの学ぶ機会を奪っていることになりかねないんです。学ぶ機会がなければ、そのことはいつまでたって上達しないし、子どもの成長を妨げることにもなってしまう」たとえば、箸が苦手な子どもにスプーンでばかり食べさせていたら、箸がうまくなるはずがないし、野菜が嫌いな子だからと、ずっと食卓にあげないでいたら、あたり前ですけど食べられなくなると沼田先生はいいます。「たとえば、子どもに洗い物を頼んで、水浸しにされて、怒ったなんて経験がある方もいるのではないでしょうか? でも、任せると自身が決めたなら、怒るのは子どもに理不尽。もし、水浸しにされたくなかったら、子どもに事前にしっかりと洗い方を教える。それができないなら、頼まない。その上で、頼んだなら、黙って途中で口を出したりしない。失敗したら怒るのではなく、何が原因だったか教えてあげればいい。そうでないと、子どもの成長はないと思います。」そんな沼田先生ですが、「日々失敗の連続」だといいます。ある日の給食がポトフだったとき、沼田先生は、忙しくて子どもに配膳を任せてしまったところ、ポトフの鍋がどうなってしまったか…!?ここで大人は「汁だけが大量に残った」と思いがち。しかし実際には、具だけが残ってしまったそうです。「汁だけが大量に残っていたと考えるのは、大人の考え。逆なんです。なぜかというと、子どもたちにとって、ポトフはスープ。スープだと味噌汁ぐらいの具の量でいいと認識して、結果、具だけが残る。これは僕の失敗。説明すべきことを怠ってしまった。だから、子どもを責められないんです」■「トイレに行ってもいいですか?」と聞いてはいけないワケ「目が届きすぎるということは、子どもの学ぶ機会を奪っていることになりかねない」という考えは、授業においても常に頭に入れていることだと沼田先生は言います。「先生が教えすぎることって必ずしも正解ではない。もしかしたら、子どもの学ぶ機会を奪っている可能性がある。教えすぎると、本当はもっと伸ばせた子どもの能力を伸ばせないで終わってしまう可能性がある。だから、僕は常にそうならないように注意を払っています。ついつい口を出したくなる気持ちはわかるのですが、時には黙って見守ることも大切かなと」また沼田先生が重んじるのは自主性。沼田先生のクラスでは「やっていい」とか「やっていいですか?」という言葉が、学期が進むにつれどんどん減っていくそうです。なぜかというと、沼田先生から「自分で考えろ」と言われることが生徒たちはわかっているから。「授業中に『トイレに行ってもいいですか?』と聞かれたら、『尋ねるな、ダメといったらもれちゃうだろう』と。『トイレに行ってきます』でいいと言います。言い切れと教えています。まずは自分で判断させる。そこで間違ったことをしたら教えてあげればいい。先回りして、それはダメとしてしまうのも子どもの学ぶ機会を奪っていること。もっと子どもの自主性を大切にしていいと僕は思っています」■大人の一言が子どもを「いい子」にも「悪い子」にもするまた、子どもの能力を伸ばすために、“うちの子はこんな子”と決めつけるのも注意したいところと沼田先生。ついつい、「うちの子は得意なことがなくて」なんて人前で言ってしまったりすることないでしょうか?沼田先生は「この子はこんな子」と決めつけないでと訴えます。「ボクは教師として、いろんな子どもたちと出会ってきました。明るい子、おとなしい子、勉強が得意な子・苦手な子、スポーツが得な子・苦手な子。「いい子」といわれる子もいれば、「悪い子」といわれる子もいます。でも、本来子どもに良いも悪いもない。大人が大人の都合で、レッテルを貼っているにすぎません」出典: 『家でできる「自信が持てる子」の育て方』 (沼田晶弘(著)/あさ出版)「子どもたちはみんな、まだまだ伸びている最中です。いろんな一面があるのに、大人の都合や常識に照らし合わせ、一部を取り上げて、『この子はこんな子』とするのは、その子なりの事情がまったく考慮されていません。決めつけると、『自分はそうなんだ』と子どもは思ってしまう。そこで成長をやめてしまうかもしれません。」さらにこう続けます。「大人の何気ないひと言が、その子を『いい子』にすることもあれば、『悪い子』にすることもあります。そのことを忘れないでいてください」この言葉はちょっと子を持つ親としては胸にぐさりと刺さるのではないでしょうか。そして沼田先生は最後にこうメッセージを贈ります。「親が子どもに期待することは上限がない。少しでも上を目指してほしいと願う。そして、子どもをけっして見捨てることはありません。なので、悩みは尽きない。たぶん、親御さんたちは子どものことでずっと悩み続けるんです(苦笑)。ですから、力まず、ほどよく距離をとって、その大きな愛をもって、子どもと寄り添ってもらえればと思います。」日々、子どもたちと向き合うお父さん、お母さんにとって、沼田先生の言葉は、何かしらの気づきを与えてくれることでしょう。■今回のお話を伺った沼田晶弘さんのご著書 『家でできる「自信が持てる子」の育て方』 (沼田晶弘/あさ出版 ¥1,400(税込み))「ダンシング掃除」「勝手に観光大使」など、ユニークな授業で各種メディアの話題を集める東京学芸大学附属世田谷小学校教諭 沼田晶弘の最新刊。どうしたら子どもたちの中に自信が芽生えるのか? どうしたら何事にもやる気が起きるのか?そんな子どもの自主性や自立性、自己肯定感、やる気を引き出す方法のヒントになるメソッドが満載の一冊です。沼田晶弘さん国立大学法人東京学芸大学附属世田谷小学校教諭。学校図書生活科教科書著者。東京学芸大学教育学部卒業後、アメリカへ。インディアナ州立ボールステイト大学大学院で学び、インディアナ州マンシー市名誉市民賞を受賞。スポーツ経営学の修士を修了後、同大学の教職員などを務める。その後、2006年から東京学芸大学附属世田谷小学校に赴任。児童の自主性や自立性を引き出す、ユニークな授業が新聞やテレビに取り上げられ、大きな話題に。その授業はアクティブラーニングの先駆けと言われる。
2019年02月19日京都サンガでは「サンガに関係する全ての人々の心を明るくすると同時に、サッカーを通じて地域を振興し、連帯を深めること」を理念としています。この理念をもとに「子ども」に焦点を当て、「子どもまんなかプロジェクト」と題し、2012年から「サンガつながり隊」という活動を行っています。これまで福中善久コーチの「エガオノミカタ」としてお送りしてきたコラムがリニューアル。よっしぃコーチの「みんながつながり隊っ!」としてお送りしますのでお楽しみに。第五回目のコラムをどうぞ。「サンガつながり隊」では最後にゲームを行っています。私も中に入って子どもたちと一緒にプレーすることがあるのですが、私が得点したら「大人なのに本気でゴールしてズルイ」と言う子が多いです。確かに子どもがゴールできるように、大人がお膳立てしてあげるのもひとつの接し方ですが、本気でプレーした先に真の楽しさや喜びがあったり、選手が本気でプレーする姿に見る人が心打たれたりするのがスポーツの本質。そして、子どもたちにとって、スポーツは大人が真剣に取り組んでいる姿を見たり、大人の力を体感できる良い機会です。「大人ってすごいんだ」、「本気ってすごいんだ」という姿を見せるのも大切な学びのひとつだと私は考えています。<<前回:口に出す、誰かに教えることで伝える力がつく!サッカーで体験するアクティブラーニング大人が真剣な姿を見せることも大事。子どもの興味関心を広げたいなら大人がその姿を見せましょう。■①学びの原点は模倣にあります例えば今ほど便利なものであふれていなかった時代、火を起こしたり、食料となる動物を狩ったりすることを、人はどうやって学んだのでしょう?大人が火を起こしたり、狩りをしたりする姿を見た子どもが真似しながら学んでいったのではないでしょうか?「いいか、よく見とけよ」と言いつつ得意げにナイフで鉛筆を削る父親の姿を見て、「大人ってカッコいいな」とか「お父さんってスゴイな」と思った経験をひとつやふたつお持ちの方もきっと多いはずです。現代の日常生活の中であれば、「あいさつをしなさい!」と言って聞かせるのではなく、大人が率先してあいさつする。あるいは「千ャレンジしなさい!」ではなく、大人がいろんなことに興味を持って実践する姿を見せることが大切です。■②大人であっても完璧ではありません大人が子どもの前で何かをやって見せようとする時、どうしても完璧にこなす姿をお手本として見せようとします。でも、大人といえども何事も成功するとは限りませんよね?子どもは大人の失敗からも多くのことを学ぶことができます。「大人も失敗するんだから、子どもの自分が失敗しても大丈夫なんだ」とか、「失敗した時はこうやってフォローすれば大丈夫なんだ」と子どもに感じてもらうことができれば、それは素晴らしい学びの機会になったということです。■③本気で取り組める環境設定をしてあけましょう大人が子どもたちに混じってサッカーをすると「どうせ大人にかなわないんだ」とあきらめる子がいます。でも、「大人がゴールしたら1点、子どもがゴールしたら10点」というルールがあれば大人が3点取っても子どもは全力でゴールを目指します。以前、子どもチーム、大人の女性チーム、男性チームが参加する「田んぼラグビー」を見学する機会がありました。大人の方が技術や力では勝るものの、体の重みでぬかるみに足を取られてしまいますが、子どもは大人たちの間を軽快にすり抜けることができるので、おのずと皆が全力でプレーしないといけない環境がありました。また真剣に取り組むほど勝ちたい気持ちが強くなるのが人間です。大人も子どもも本気でプレーし、その先にある勝利の喜びを爆発させていた田んぼラグビーを見て、スポーツの中にある学びを改めて感じました。<<前回:口に出す、誰かに教えることで伝える力がつく!サッカーで体験するアクティブラーニング福中善久(ふくなか・よしひさ)大阪体育大学卒業後、大阪YMCAで幼児~小学生を中心に様々なスポーツやキャンプ指導にあたった。また、大学生の指導者育成や高齢者スポーツなど幅広く活動。京都サンガでは未来を担う子どもたちに、スポーツを通じて「人と人がつながっていくことの大切さ」を伝える「サンガつながり隊」のコーチとして活動。地域の小学校を中心に年間2万人の子どもと関わっている。
2019年01月31日「賢い子どもに育てたい」と、子どもが幼い頃からさまざまな習い事に通わせている親御さんも多いでしょう。でも、「自宅でできる『育脳法』があるのに」と少し残念がるのは、オリジナルの育脳レシピ開発で子どもを持つ親御さんのファンも多い管理栄養士・小山浩子さん。その育脳法とは、なんと「料理」なのだそう。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹(ESS)写真/玉井美世子(インタビューカットのみ)料理にはPDCAサイクルのすべてが含まれている子どもをより賢く育てたいと思えば、子どもであってもPDCAサイクルをまわせるような人間にしていく必要があります。なぜかというと、結局、勉強ができる子どもというのは、自分で勉強の計画を立て、実行し、自分の問題点を見つけ、それを改善してくことができる人間だからです。まわりの優秀な子どもを観察して、どういう勉強法がもっとも無駄がなく効果的なのかということを導ける観察眼も必要とされるものでしょう。もちろん、こういった能力は大人になれば仕事などその他のことにも応用できるもの。人間としての成長を大きく助けてくれるものです。子どもにPDCAサイクルをまわさせるというと、驚く人も多いはずです。でも、じつは5歳くらいまでの間に大人の脳の9割ができあがるとされています。つまり、5歳児の脳は、その能力でいえば大人の脳とそれほど変わらないということ。もちろん、知識や経験は圧倒的に足りませんから、子どもがPDCAサイクルをまわせるようになるには、大人がそのやり方を教えてあげる必要があります。そして、そのやり方を教えるために最適なものが、「料理」なのです。なぜかというと、料理にはPDCAサイクルのすべてが含まれるからです。レシピという計画書があり、実際に調理をして、美味しくできたのかを確認して、失敗すれば改善点を探す。まさに、PDCAサイクルそのものですよね。それに、お母さんの料理の仕方を観察して、うまく取り入れるということもできます。料理は脳を育てるためのメリットだらけ!また、料理には他にも「育脳」に適した点がたくさんあります。まずは、「指」をいっぱい使うこと。脳の発達には指を動かすことが効果的だという話は耳にしたことがある人も多いでしょう。料理は、どんなプロセスも指を使うものばかりです。また、「五感」のすべてを使う点でも料理は育脳に効果的です。料理をするには、指でさまざまな道具や食材に触れることはもちろん、音の変化で火の通り具合をたしかめたり、匂いを嗅いだり、美しく盛り付けようと視覚を働かせる必要がある。そして最後は美味しい料理をしっかり味わう。料理をして食すという過程で、五感のすべてを使い、脳をたくさん刺激することができるのです。さらには、「結果」がすぐにわかるということも料理のメリットです。小さい子どもの場合、はっきりした結果がすぐにわからないと、なかなか次へのやる気にはつながっていきません。じつは、こういう脳に対するメリットを持った行為は、ありそうでなかなかないもの。お絵描きも育脳にはいいとされますが、明白な結果が見えるかというと、ちょっとちがいますよね。子どものお絵描きコンクールで受賞などすれば話は変わりますが、それも受賞発表までには時間が必要です。それに、アートの世界ですからその評価は見る人によってまったくちがってきます。その点、料理の結果は美味しいかどうか。子どもであっても、美味しいものは美味しい、美味しくないものは美味しくないときちんと判断できます。それが、「次はもっと美味しくしたい」「今度こそ頑張る!」というやる気につながるのです。母親との料理体験は子どもの一生の宝もの料理に育脳効果があることを知ってか知らずか、子どもに料理の手伝いをさせているという親御さんは少なくないでしょう。ただ、そのやり方には問題があるというケースが多いようですね。カレーをつくるにも、米をとがせたり、ジャガイモやニンジンの皮むきだけをやらせたりしていないでしょうか。それは、ただ親の指示に従ってやる作業、つまり、下働きです。残念ながらそれでは脳はまったく育ちません。そうではなくて、皮をむいた材料を切る、炒める、味つけをする、味をみるといった、レストランでいえば料理長がやるようなメインのプロセスを子どもにやらせてあげてください。そのときは、一切、指示を出してはいけません。責任を子どもに持たせるのです。そうしてできた料理を家族みんなで食べる。たとえばニンジンが硬かったとしましょう。そうすると、子どもは「次はもう少し小さく切ってみよう」「煮込む時間を長くしてみよう」と自分で考えるようになる。なぜかというと、そのプロセスを子ども自身がおこなったからです。そうして、子どもは徐々にPDCAサイクルのまわし方を身につけていくのです。そして、美味しく料理ができたのならうんと褒めてあげてください。そうすれば、子どもは自信を持ち、料理以外のことにも意欲的に取り組める人間になっていくはずです。できれば、10歳頃までの間にこういう料理の経験をたくさんさせてあげてほしいですね。10歳を過ぎると、子どもの行動範囲や興味の範囲は大きく広がります。でも、それ以前の子どもにとっては、お母さんがこの世界のすべて。大好きなお母さんから教わったり、褒められたりしたことは、子どもの一生の宝ものになるのですからね。『かしこい子どもに育つ! 「育脳離乳食」:脳をはぐくむ食事は0歳から』小山浩子 著/小学館(2018)『こどもの脳は、「朝ごはん」で決まる!』小山浩子 著/小学館(2015)■ 管理栄養士・小山浩子さん インタビュー一覧第1回:子どもの脳は“親の愛情”と“食事”で育つ!「育脳」に効く食材の選びかた第2回:“パン&〇〇”で最高の朝食になる!脳が育つ食べ合わせ「5つの黄金ルール」第3回:“美味しい”か“美味しくない”か。結果がすぐにわかる料理は、子どもがPDCAを学ぶのに最適第4回:「お米さえ食べさせておけば大丈夫」が危険な理由。手抜きでも脳に効く朝ごはんとは(※近日公開)【プロフィール】小山浩子(こやま・ひろこ)1971年9月5日生まれ、愛知県出身。料理家、管理栄養士、フードコーディネーター。大手食品メーカー勤務を経て2003年にフリーに。料理教室の講師やコーディネート、メニュー開発、健康番組への出演など幅広く活動する。料理家としてのキャリアは20年以上。これまで指導した生徒は5万人以上に及ぶ。著書『目からウロコのおいしい減塩「乳和食」』(社会保険出版社)で、2014年グルマン世界料理本大賞イノベイティブ部門世界第2位を受賞。健康とつくりやすさに配慮したオリジナルレシピにファンが多い。2015年には日本高血圧協会理事に就任。また、日本ではじめて育脳をコンセプトにした離乳食を監修()。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年01月19日子どもをやる気にさせる、勉強好きにさせる方法をいろいろと学んで実践しているのに、あまり効果を感じられない——。もしかしたらそれは、選択した方法が子どもの「遺伝的な脳の癖」に合っていないからかもしれません。お話を聞いたのは、脳科学者・篠原菊紀先生。先生によると、同じ方法も「脳の癖によるタイプのちがいによっては効果が半分以下になる」こともあるそう。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹(ESS)写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)どんなことに子どもの脳が快楽を感じるのかを知る一般的に「やる気スイッチ」とも呼ばれる脳の線条体(せんじょうたい)と呼ばれる部分が活動している(インタビュー第2回参照)と、ただやる気になるということ以上のメリットがあります。線条体とは、行動と快楽を結びつける器官。つまり、線条体が活動しているということは、いまおこなっている行動が望ましいものだと感じているということです。そして、快楽を感じているために記憶がつくられやすい状態でもある。であるのなら、子どもをやる気にさせ勉強効率を上げるには、それぞれの子どもの脳がどんなことに対して快楽を感じやすいのかということを知る必要があります。これには一種の、「遺伝的な癖」があります。「気質」と言ったほうがわかりやすいかもしれませんね。たとえば、将来的にマスコミの道に進むような子どもは、もともと新しもの好きな子が多いでしょう。新しい刺激やスリリングな事柄に対して快楽を感じるのです。そういう子どもの場合、新しいことにチャレンジをしたら褒めてあげるとか、チャレンジできる環境を用意してあげると、やる気の維持につながります。一方で、逆にとにかくリスクを嫌う子どももいます。そういう子どもだと、新しいことにチャレンジをしたからといって褒めても、やる気の維持といった効果は半分以下。そうではなくて、「この勉強をしておくとあとで安心だよ、役立つよ」といった、保険外交員のような言葉が効果的です。そうした脳の癖を知るのに、以下のようなチェックテストも役に立ちます。子どもにあてはまる項目、あるいは親御さん自身にあてはまる項目をチェックしてください。というのも、親子が一致していれば親が自分をモデルにして考えればいいし、不一致なら親の思いはすれ違いを生みやすくなると自覚できるからです。【A】~【D】まで、それぞれいくつチェックしてもらっても大丈夫です。【A】□ ヘアスタイルをよく変える□ コンビニやドラッグストアの新製品は必ずチェックする□ 急に新しいことをはじめたくなる□ 進学するならやっぱり都会がいい□ ルールを守るのが苦手□ お金は使うためにある【B】□ 安心、安全が一番□ 疲れやすい□ 人見知りするほうだ□ 友だちと直接話すよりメールのほうが気楽□ 外出するより家にいるほうが好きだ□ 目立つことはあまり好きじゃない【C】□ 「親友」と呼べる友だちが多い□ ドラマや映画を見てつい涙が出る□ 甘いものが大好き□ 人にプレゼントをする、他人をよろこばせることが好き□ 褒められ好きで、褒められるとやる気が出る□ 友だちの誘いはなるべく断らない【D】□ 自分の部屋はいつも整理整頓されている□ 朝ごはんは、毎日決まった時間に食べたい□ バッグのなかには「いざ」というときのアイテムがけっこう入っている□ DVDを借りたら必ず特典映像を見る□ 空気が読めない人やノロノロしている人には我慢できない□ 少しでも太ったら「ダイエット」の文字が頭に浮かぶ子どもの脳の癖に合わせて言葉や環境を選ぶ人の行動特性はこの【A】〜【D】のベクトルの組み合わせになります。チェックの多い上位ふたつぐらいの傾向に留意するといいでしょう。【A】新しものの好きの「新奇探索傾向」感性が豊かでチャレンジ精神旺盛ですが、飽きっぽい傾向もあります。ですから、この傾向を持つ子どもはスタートダッシュが重要。じっくりスケジュールを立てて勉強の準備に時間をかけるとその段階で飽きてしまうことも。宿題でもテスト勉強でも、一気にやらせてしまうのがいいですね。また、子どもが新しいことをはじめたら、なんらかの「ゴール」を設定してみてください。飽きさせないという意味もありますが、達成感は脳の活性化に重要なもので、次なるステップへのモチベーションとなるからです。【B】リスクを嫌う「損害回避傾向」安定を好む心配性で、日本人に多い傾向です。この傾向を持つ子どもは、基本的に習慣的な勉強を苦としません。反面、一度スケジュールが狂うと、「もういいや」と一気にやる気を失う可能性もある。急に割り込む用事にも対応できるよう、勉強のスケジュールには余裕を持たせておきましょう。また、習慣的なことを好むので、次々に新しい参考書や問題集に取り組むのではなく、1冊に決めてじっくり勉強するほうが向いています。【C】承認欲求が強い「報酬依存傾向」この傾向にとっての報酬とは、「まわりから認められているという実感」です。この実感がなくなると不安に陥ってしまいますが、自分を認めてくれる人の前では存分に力を発揮できます。この傾向の子どもが期待しているのは「頑張ったね」「すごいね」という褒め言葉です。家での勉強についてはもちろん、学校での勉強についても話を聞いて、「今日もよく頑張ったね」と褒めてあげてください。【D】完璧主義の「固執傾向傾向」【C】とは逆に周囲の評価はほとんど気にしません。なにかをはじめると完璧にやり遂げないと気が済まず、ものごとに白黒をつけたがる傾向もあります。この傾向を持つ子どもは一つひとつ着実に勉強していくことを好みます。一度に複数のことをするとストレスを感じるので、勉強の優先順位をつけさせるといいでしょう。また、完璧主義ゆえに自己評価が低い一面もあるため、勉強したら「今日できた勉強」を書き出すなどして、勉強の成果を肯定的にとらえられるよう工夫してあげてください。子どもがどういうことに快楽を感じるのか、それに合わせて言葉や環境を選んであげることが大切です。中学入試を受けるにしても、「この学校に行けば世界が開けるぞ」と言うのが子どものやる気アップに効果的なのか、あるいは「あとあと安全だよ」「みんなに褒められるよ」「こんなすごいことができるぞ」と言うのがいいのか。特に気を使いたいのは一見矛盾する傾向がいずれも強いとき。そういう場合、子どもはストレスを抱えやすいので、子どもの「ああでもない、こうでもない」に粘り強く付き合ってあげてください。『男の子がさいごまでできる めいろ』『女の子がさいごまでできる めいろ』篠原菊紀 監修/KADOKAWA(2018)■ 脳科学者・篠原菊紀先生 インタビュー一覧第1回:記憶力の要は「記憶の仕方」にあり。親が知っておくべき「記憶の脳科学」第2回:子どもの「やる気」と「集中力」を引き出す脳科学的テクニック第3回:子どもの気質をテストで診断。脳のタイプ別「“勉強好き”に育てる方法」第4回:「間違った褒め方」していませんか?子どものやる気を維持させる「褒め方」メソッド(※近日公開)【プロフィール】篠原菊紀(しのはら・きくのり)1960年生まれ、長野県出身。東京大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。東京理科大学諏訪短期大学講師、助教授を経て、現在は諏訪東京理科大学工学部情報応用工学科教授、地域連携研究開発機構・医療介護・健康工学部門長、学生相談室長。「茅野市縄文ふるさと大使」という肩書も持つ。応用健康科学、脳科学を専門とし、「遊んでいるとき」「運動しているとき」「学習しているとき」など日常的な場面での脳活動の研究をしている。教育関連の他、アミューズメント、自動車産業などとの共同研究も多数。子どものための「脳トレ」に関する著書も数多い。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2018年12月20日悔しいけれど既婚女性は男性から人気があるものです。どうせなら、どんな点がモテるのかその秘訣を盗んでみましょう。参考にしたい既婚女性のモテテクについて紹介します。既婚女性の気配り力は男性からの評価も高い!既婚女性は、自分のことだけをしておけば良いわけではありません。夫や子どもの世話をはじめ、夫の親や親戚付き合いなども頑張っているわけです。そうした生活により自然と身に付くのが、他人への気配り力です。ふとしたときに垣間見ることができる配慮や思いやりは、非常に女性らしく異性から見ても好感が持てるのです。周りの空気を読んでさり気なく気配りできる女性になりたいものですね。男性の胃袋を掴む料理の腕を見習おう!男性は、料理が上手な女性に対して恋愛感情を抱くことが多いです。美味しいお弁当や料理を食べると、その女性に対して遊びではなく本気になりやすいでしょう。この先もずっと一緒にいたいと感じさせるのも、料理の力であったりもします。男性の胃袋を掴むことは、やはり重要なのです。既婚女性は毎日食事の用意をするために、料理するのが当たり前になってきます。それに伴い、料理上手な人も多いのではないでしょうか。男性の胃袋を掴めるように、料理の勉強をしたいものです。料理が苦手な人は、まずは調理することを好きになることから始めてみましょう。料理学校などに通ってみるのも良い方法です。男性が居心地良く感じる「落ち着き」の重要性既婚女性は落ち着いている人が多いです。落ち着きがあると、一緒にいる相手も落ち着くので男性にとって居心地が良く感じるのです。特に男性が疲れているときは、騒がしい女性よりも落ち着いている女性と過ごすほうが男性も楽ですよね。落ち着きを身に付けるためにはいろいろな経験も必要ですが、読書や編み物など静かに集中できる趣味を始めてみるのもひとつの方法かもしれませんね。ナチュラルなメイクで大人の色気を既婚女性は、そこまでメイクも派手な人は少ないのではないでしょうか。ナチュラルに見えて、それでいて大人の色気を放っているのです。服装も過度な露出などはしていないものの、センスの良い着こなしで自然体に見える人が多いでしょう。あまりにも濃いメイクや派手な服装よりも、落ち着いたナチュラルな雰囲気の容姿の女性のほうが好きという男性は多いものです。メイクやおしゃれはあまり頑張り過ぎるのではなく、あくまでも自然体で美しく見えるテクニックを取り入れてみましょう。
2018年11月27日男性からモテたいと思っても、なかなかうまくいかない…そんなあなたは、あざとい女が使っているモテテクを知っていますか?あざとい女のモテテクを参考にして、最強のモテ女を目指しましょう。あざとい女の特徴いつもモテることを意識しているあざとい女は、常に男性の目を気にして行動しています。男性が興味を引きそうなファッションを取り入れてみたり、仕草を女の子らしくしてみたりして、周りにいる男性の視線を独り占めしているため、女性からするとあまりよく思われていない場合も…。しかし、男性からはモテモテで人気を集めています。性格に表裏があり、男女の前で対応が変わるモテることを考えるあまり、表の顔は優しくて接しやすい素振りを見せますが、裏では誰かの悪口を言っていたり、口が悪かったりと、表と裏でギャップがある場合が多いです。あざとい女は、男性の前だと可愛い子ぶって、テンションを上げてキャピキャピして見せたりします。そして、男性がいる場では女性に対しても丁寧に接しますが、女性しかいなかったり、気になる男性が一人もいない場所などでは、テンションも低く別人のような雑な対応になります。マネするのは注意が必要?あざとい女になりたいと思って、このような行動をそのままマネしてしまうと、あなたも同じようにただのあざとい女になってしまいます。男性からモテることも大切ですが、同性から嫌われてしまうと職場に居づらくなったり、友達が離れて行ってしまう可能性もあります。あざとい女を見て、嫌だと思ったことなどはしないように気を付けて、モテテクだけをうまく取り入れましょう。あざとい女のモテテク【身だしなみ編】女性らしさを感じさせるファッションあざとい女は、どんな服装をしたら男性の目を引けるかを知っています。露出は多くなくても、体のラインがしっかり出る洋服は、男性をドキッとさせることが出来ます。体のラインを出すことを意識しているので、露出が少なく上品な服装なのにもかかわらず男性からモテるのです。体にフィットするカットソーやニット、タイトスカートなど、取り入れやすいものから挑戦してみてはどうでしょうか。隙を見せるメイク可愛く見せようとして、アイメイクを盛ったり、リップを濃くしている人もいるのではないでしょうか。また、肌に自信がなく、ファンデーションを厚く塗りすぎてしまっている人もいるでしょう。しかし、あざいとい女は、顔のすべてを盛るのではなく、あえてどこかに抜け感を出し、隙を作り出しています。例えばアイメイクに力を入れるならリップをナチュラルにしてみたり、アイラインは引かずにマスカラだけで仕上げるなど、ファッションやその日の気分で抜け感、隙を作るのを意識してみましょう。イメージに合わせたヘアスタイルあざとい女は、その日のファッションやシチュエーションに合わせてヘアスタイルを変えています。また、気になる男性には、与えたいイメージに合わせてヘアスタイルを自在に変えてアピールします。大人っぽく見せたかったらコテで巻いて前髪を流してみたり、色っぽさをアピールしたい時には髪をアップにしてうなじを出したり、可愛く見せたかったら髪を結んでヘアアレンジをするなど色々な方法があります。毎日同じ髪型をしているという人は、ぜひ新しい髪型に挑戦して、イメージの違う自分を発見してみてくださいね。あざとい女のモテテク【モテ仕草編】目を見つめる気になる男性はもちろん、恋愛対象になりえる男性がいたら、しっかりと相手の目を見て話します。そうすることで、男性は自分の話を真剣に聞いてくれる人だと思ってくれるでしょう。また、少し遠くにいて目が合った場合も、すぐにそらすのではなく、ニコッと笑顔を見せることで男性をキュンとさせることが出来ますよ。ボディタッチをする何とも思っていない人ならともかく、気になる男性にはなかなかボディタッチすることが出来ないという人も多いのではないでしょうか。しかし、あざとい女は日常生活の中でさりげなくボディタッチを取り入れています。会った時はただ挨拶するのではなく、「〇〇さん、おはようございます」などと相手の名前を言いながら、腕などに軽くタッチしてみたり、用事をある時などに、「○○さん」と肩を軽くトントンと触れて声をかけてみるなどしてみましょう。ここで注意しておきたいのは、あまりにもしつこくベタベタ触ったりしないということです。また、誰に対してもボディタッチをし続けると、男好きというレッテルが張られる可能性もあります。自分の気になる人だけに使うようにしましょう。男性のいいところを褒めるあざとい女は、男性のいいところを見つけることが得意です。男性も、女性から褒められて悪い気はしません。最初は恥ずかしいかもしれませんが、勇気を出して相手を褒めてみるようにしてください。例えば、「髪型変えたんですね、素敵ですね」「〇〇さんといると楽しいです」など、思ったことを素直に伝えることが大切です。男性の心をくすぐるテクニックを取り入れてみよう!あざとい女に対して敵対心を持っていたり、男性からモテることに嫉妬してしまったこともあるかもしれません。しかし、そんなあざとい女の言動は、男性の心をくすぐるテクニックにあふれています。今までやったことがないモテテクを挑戦するときは勇気が必要かもしれませんが、素敵な男性をつかまえるためにもぜひ取り入れてみてくださいね。
2018年10月21日チームラボキッズ代表松本明耐さんチームラボの教育プロジェクト「学ぶ!未来の遊園地」の運営会社として2013年に設立されたチームラボキッズ株式会社の代表。プライベートでは3児(9歳、7歳、1歳)の父。世界各国で常設展や企画展を行っているチームラボ。1万㎡もの広大なスペースに約500台のプロジェクターとコンピューターが稼働し60を超える作品が展示されている「チームラボボーダレス」は、これまでにない新しいミュージアムとも評され見どころもたくさん。そこでチームラボとして子どもたちに伝えたいメッセージを、チームラボキッズ株式会社の代表であり自身も3人の子育て真っ最中でもある松本さんに聞いてきました。大切なのは世界を身体的にとらえ、共同で創造的な体験をすること子どもたちにとって「チームラボ ボーダーレス」はどういった場所なのか。企画に携わった松本さんから教えていただけますか?松本:これまでチームラボは「共同で創造的な体験をする場所として、学ぶ!未来の遊園地という教育プロジェクトを行って来ました。これは、「一人でやるよりも、他者とともに何かを創ることは素晴らしいよ」と子供に感じてもらうことを一つの目的にしています。そしてそれは、チームラボそのものでもあります。というのも、これまでチームラボの作品は様々な職種のプロフェッショナルが集まり、共同で創造的な作業をしていく中で生まれてきました。作品を1つ完成させるにあたっても、エンジニアや建築士、センサーエンジニア、デザイナーなど多くのメンバーの力を集結して作っているんです。今回の「チームラボボーダーレス」は、それらの作品群を擁する巨大なミュージアムです。「自分1人ではなく他者がいるからできること」の重要性を伝えたい、ということなんですね。松本:はい。でもそれは「チームラボだから」という特別なことではないと思います。誰しもが社会に出たら基本はチームで仕事をすることがほとんどで、どんな職種であっても1人で何かを解決するというシーンは少ないと思っています。チームの中で他者と互いに影響を与えあってプロジェクトを遂行し、そうして仕事を進めていく。かたや学校の教育現場で考えると、宿題や試験など個人でやることがものすごく多く、チームでやることは文化祭の出し物や部活など限られている。チームでものづくりをするという経験は社会に出た時に必ず力になるし役立つのに、かたや教育現場ではその体験が非常に少ない。そこに対する疑問だったり、チームラボの根幹にある「みんなで一緒に何かを作るのは楽しいし、素晴らしい」という考え方を、社会に対して提案できたらいいなと思っています。“共創の体験” が観るだけ、ではなく身体を使ったものという点も斬新でした。松本:「身体性」は重要なキーワードです。今の子どもたちってスマホが大好きですよね。でも、小さな子が1人で時間を忘れてスマホに没頭し続けている状況ってどうなんだろう?指と脳だけじゃなくて身体的に世界を感じていく機会が、もっとあったらいいと思いました。そうした背景があって、これまで以上に身体を通じた体験ができる空間を意識されているんですね。松本:「未来の遊園地」を4年ほどやり、新たなプロジェクトとして、「チームラボアスレチックス 運動の森(以下、運動の森)」を始めました。ここでは子どもたちに脳だけではなく “身体を通じて世界に触れ、理解してほしい” というテーマを掲げています。例えば現代の都市は圧倒的に平たい空間で作られていますよね。地面も平らで坂道など多少の凸凹はあっても大予想がつく範囲内です。知らない街に行ったとしても「次の角を曲がったらコンビニがありそうだ」と大体は想像がつくし、スマホを見ながらでも歩くこともできます。しかし、山や森など自然に足を踏み入れると地面は整備されていないし、丘の向こうには何があるかわからない。当然スマホを見ながら歩くなんて不可能です。でも実は、そうした複雑な環境に身を置いた方が脳と身体を使って処理しなければならない情報が増え、より高次元でものごとを捉えられるようになります。この “立体的に物事を考える能力” が、人間を強くしていくんだと僕らは考えています。確かにボーダレスは2mもの高低差があるエリアや、そもそも道順がないなど、「この先はどうなっているんだろう?」という好奇心を刺激されました。また、1つの作品が複数の部屋にまたがって存在しているという構成も斬新でした。松本:今回は、館全体が1つの作品という構成になっています。デジタル技術で壁に映し出された蝶やカラスは部屋をまたがって移動していくので、たとえ同じ部屋にずっと居たとしても、時間により目の前に現れる作品は異なります。なので、一つの部屋にとどまって色々な作品を見ても良いし、移動する生き物について行き色々な部屋に行っても良い。そして作品はその空間にいる私たちからも影響を受け変化していくので、二度と同じ世界は有りません。“鑑賞者の存在によって作品が変化していく” というのが面白いですね。松本:ボーダレスでの体験がきっかけで、他者の存在をポジティブに考えられたらと思っています。例えば、美術館で作品を鑑賞する時、混雑していると他人に対して「作品が見えないし邪魔だな」と思うのが普通だと思います。でも、僕らの場合は “他者がいる” と作品が豊かになる。例えば「花の部屋」では人が多ければ多いほどが花が咲き、あるいは散っていく。水の流れは割れ、書は世界を創っていく。そうやって、他者を肯定していく体験を通じて、実際の社会でも、他者をもっと理解し肯定していくきっかけになるのではないかと思っているんです。子育て中の親の希望として「子どもをアートに触れさせたい」と考える親も多いですが、何かアドバイスはありますか?松本:文化的教養に触れさせようとする親は多いと思いますが、子どもにとってみたら「それがアートかどうか」というのは関係ないとおもいます。純粋に面白い形や美しいものを見せたり、新しい体験をさせたり。だから頭でっかちに「アート!」と考えなくていいんじゃないかなと思います。「未来の社会では答えのないものを解決する力が重要」とよく言われています。そうした時代に生きる子供たちに、ボーダレスで体験したことで何かヒントが得られればいいなと思います。何を美しいと思うかはバラバラでいい。ボーダレスを体験して「正解は1つじゃなくていいんだな」と肯定されているように感じました。あらかじめ決められた正解が1つしかなかったり、勝ち負けの価値観しかない社会は少し息苦しいのかな、と思うので。松本:社会に出たら正解は一つじゃない。例えばひとくちに「書店」といっても、インターネットで本を売るのも正解だし、かっこいいカフェ付きのこだわりの本屋だって正解。チームワークでなにかをするといっても「何を美しいと思うか」はバラバラでいい。だってそれが他者を肯定的に捉えることに繋がっていきますから。松本さん個人のお話として、実際にパパになったことで仕事に生かされていると感じることはありますか?松本:めちゃめちゃ影響ありますよ。そもそもチームラボが「お絵かき水族館」のような教育事業をはじめたのは、メンバーに子を持つ親が増えたことも大きいですね。自分の子供の教育環境を見たりするなかで、身体性や創造性がある体験をさせたいと思う事が増えていった。また、かたやぼくらは世界中で展覧会を行っていて、海外で子供たちが美術館で走り回る姿を目撃して衝撃を受けたりした。そうした複合的な要素があわさって今に至っています。3人のお子さんたちへの教育として何か体験させていることはありますか?松本:まずは「子どもに何を体験させるか」ではなく「自分が子どもとどう向き合うか」が絶対先にくるべきですよね。意識として、子ども扱いせずに基本的には1人の人間として接するようにしています。だから、僕は子どもに対して仕事の話や自分の話もたくさんします。子どもが内容を100%理解していなくても根気よく話します。それも単に仕事の業務内容ではなく、「お父さんは何を考えて仕事をしているのか」「お父さんはこう思っている」と、自分の仕事を通じて自分の思想を伝えていく。仕事場に連れて行くことも多いです。僕が働く現場を見せることで、、どういった姿勢で問題に向き合っているのか、伝わることもあるはずですから。とはいっても僕は特殊な例で、親が働く現場を見せることが難しい場合がほとんどですよね。だからこそ、“自分が1番好きなことをやりつづけること、そしてその姿を子どもに見せること” が1番の教育なんじゃないかなと思っています。パパが楽しく働いている姿を見せることで、子にとっては社会に出ることが楽しみになるんじゃないかと。要は親の背中を見せる、ということですね。松本:幸いなことに、だんだんと自分が好きなことをやり続けることはそんなに難しい話ゃない時代になってきていますよね。例えば最初は本業じゃなかったとしても、自分だけの視点で100ているSNSが世界中の人に支持されればそれでご飯が食べられるようになるかもしれない。ある統計で目にしたのですが、勉強が好きな子どもの割合が高い親の職業は医者だそうです。所得が高い人の中でも、特に医者の子供は勉強が好きな割合が多い。なぜ医者かと言うと、親の所得ではなく、お父さんが常に勉強している姿を子どもに見せられるから、いう説があります。基本的に医者は新しいことを学ぶこと多く、学会や論文雑誌などで新しい医学情報が出るとそれを勉強する機会が多い。仕事場以外でも、家で論文を執筆したり机に向かって勉強しているという姿勢を子に見せることが、“知識をつけたり、何かを学ぶのは楽しい“ という子どもの知的好奇心へと繋がっていく。親はつい子どもに対して口うるさく「勉強しなさい」と注意してしまいがちですが、それよりも親が何かを学ぼうとしている姿勢を見せることの方が子に伝わる。それは先程の話にも通じることで、誰かに説明してもらうことではなく、自分で発見し想像していくことが何より大切だと信じています。Photo:Nanako HidakaText&Composition:Shiho Kodama▼体験するアート「チームラボ ボーダレス」
2018年09月06日子どもがある程度の年齢になってくると、「そろそろ文字を書く勉強をさせたい」と考える親は多いもの。しかし突然、紙と鉛筆を持たせて「やりなさい!」と言っても子どもの反応は…。子どもが自分から積極的に文字を学ぶようにするために、ママたちが気を付けているポイントについて調べてみました。子どもに「楽しそう」と思わせることが大切ネット上のママたちの声を見てみると、「文字の勉強は、小学校に入学すれば必ずするものだから、急いでする必要はない」という声もありますが、勉強させたいママたちも散見されます。そんなママたちが工夫していることは、たとえば塗り絵を使う方法。まずは、文字の勉強よりも色鉛筆(鉛筆)に慣れさせるようです。塗り絵は鉛筆の持ち方や線を描く練習にピッタリ。子どもの好きなキャラクターの塗り絵なら、子どもは喜んで描いてくれますよね。子どもが鉛筆と紙になれたら、徐々にひらがなドリルに移行したママもいるようです。他には、トランプやカルタを使う方法も。文字や数字が書かれたカードで遊ぶことで、子どもが興味を持てるように誘導してあげるのもいいのだとか。または、ママが子どもへ手書きのメッセージを書いてあげる方法も。簡単なメモでもいいので、実際に書いて渡して、読んで教えてあげる。こういったことを繰り返すことで、子どもが文字に興味を持つキッカケにつなげるそうです。重要なのは、子どもが“自分から興味を持ち、楽しそう”と思え、知的好奇心を高めてあげることなのだとか。子どもが学ぶ前にママが楽しむこと!前述などの方法をおこなうにしても、大切なことがあります。それは“まずはママ本人が楽しむこと”。塗り絵にしてもトランプにしても、ママやパパが楽しそうにやっていれば、子どもは自然と興味を持ち、“自分もやってみたい”と思うもの。たとえば、子どもとお絵かきをしているときに、子どもがママの描いた絵をマネしたり、絵に描き加えたりしますよね。文字もそれと同じこと。ママが楽しく文字を書いていれば、子どもも書きたがってくれる可能性があります。ここで注意しなければならないのは、「やりなさい!」と無理にやらせること。子どもが楽しいと思えないことを無理やりさせてしまうと、文字を嫌いになってしまうこともあるといいます。子どもが楽しく文字を学ぶためには、ママのちょっとした工夫が必要。「もうそろそろ勉強を…」と考えているなら、まずはママが楽しむことから始めてみましょう。(文・山手チカコ/考務店)
2018年06月13日2020年から小学校で必修化される、プログラミング教育。我が家でも夫婦ともに「息子にプログラミングを学ばせたい」という考え。だけど「プログラミングを学ぶメリットはなんだろう」という疑問が浮かんできました。そこで、子ども向けプログラミング教室「富士通オープンカレッジ F@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ)山形校」を運営する高梨晃一さんに、プログラミングとはどんなものなのか、話を聞いてきました。ファイトキッズクラブは全国で40校以上あり、初めてプログラミングに触れる子どもたちにも、楽しみながら学べるプログラムが用意されています。コンピューターに命令を出して命令通りに動かす=プログラミング「簡単なプログラミングの経験を積み重ねていくことで、徐々にできることを増やしていきます。成功体験を積み重ねていくと自信にも繋がります」と高梨さん。プログラミングを学ぶ=プログラミング言語を学ぶと思われがちですが、子どもの場合、プログラミング言語は学ばないそう。プログラミング言語の代わりになるブロックをパズルのように組み合わせてコンピューターに命令を出します。プログラミングの簡単な原理を教えてもらいました。1)コンピューターにどのようなことをさせたいかを考える2)そのためにはどんな順番でどんな命令を出せばいいか考える3)考えた手順でやってみる4)思い通りに動かない5)問題を分析、新しいやり方を試してみる6)⑷と⑸を繰り返す7)完成8)さらに良くするために分析プログラミングから学べる、人生に必要な3つのこと高梨さんのお話しを聞きプログラミングを学ぶことで身に付く力は、主に3つあると思いました。1、論理的思考力(客観的に物事に道筋を立てて考える力。わかりやすく説明する力)プログラミングでは道筋を立てることが必須。そして、コンピューターでも理解できるようにわかりやすく順を追って命令するスキルが求められます。プログラミングを行うときは論理的思考になるので、自然と論理的思考力が身に付いていきます。道筋を立てると言えば、うちでは子どもにやるべきことに番号を付けさせてリスト化させています。例えば、お風呂に入っているときに「寝るまでにすることは?」と聞くと、「1、お風呂を上がる。2、体を拭く。3、パジャマに着替える。4、歯を磨く。5、トイレへ行く。6、お布団で絵本を読む」といった感じで、やることリストを自分で考えてくれます。小さい頃から物事の道筋を立てる練習が、後々プラグラミングを学ぶときに役立ってくれたら嬉しいです。2、問題解決力(問題を発見し明確化。分析して解決策を立案する力)プログラミングにはバグが付きもの。思った通りに動かない原因を分析して、新たな方法でトライすることの繰り返しです。何度も失敗して、検証していくうちに問題を解決する力が養われます。問題解決能力は、生きていく上で重要な能力。人生で壁にぶつかったとき、客観的に問題に向き合い解決しようとする力は、折れない心レジリエンスを育てることにも繋がりそうです。3、創造力(新しいものを創り出す能力)プログラミングは新しいものを一から作り上げる作業です。「今は何でもある時代。プログラミングに触れることで"なかったら作ってみよう!"と発想してほしい。子どもたちにもの作りの大切さを伝えたい」と、高梨さんは話してくれました。「新しくこんなものを作りたい!」と思ったとき、プログラミングで養った問題解決力があれば自発的に調べて知識を身に付けることもできるはず。社会で生きていくために必要なスキルを少しずつ積み重ねていけるプログラミングを、「子どもの頃から学ばせたい!」と改めて思いました。自宅でプログラミングに挑戦できるアプリ自宅で楽しめる方法も。5歳〜7歳向けに開発された「スクラッチJr」というタブレット専用アプリは、タッチパネルで操作できるので、キーボードやマウスが使えなくても大丈夫。使い方次第ではアニメーションや簡単なゲームも作れるので、5歳から小学生まで楽しめる内容になっています。早速インストールして使ってみました。内容はシンプルですが、プログラミングの基礎が詰まっていると感じました。命令はジグソーパズルのような形になっていて、組み合わせるとその通りにキャラクターが動きます。最初は、塗り絵やお絵描き感覚で遊ぶかもしれませんが、操作に慣れてきたら、自分が動かしたいように命令する練習をしてみました。完成図をイメージして、それを実現するには「どのような手順を踏めばいいか」「失敗したらどうすればいいか」を親子で一緒に考えながら作品を作ると、より楽しく遊べますよ。<文:フリーランス記者三浦麻耶/取材協力:富士通オープンカレッジ ファイトキッズクラブ山形校/富士通オープンカレッジファイトキッズクラブ>
2018年03月31日~映画に学ぶ〜今日は映画のお話をしましょう。好きな映画は、『おしゃれ大図鑑』にも書きましたが、今から50年~60年前の映画ばかりですが、登場人物のファッションや会話のセンスは、イキでおしゃれでかっこよくて、始めから終わりまで目が離せません。白黒の映画でも、実際の色が伝わってくるようなファッションや小道具やセットばかりです。美しくて、甘くて、質の良い映画は、観た人の細胞に刻まれていきます。ステキな恋愛映画をたくさん観れば、たくさんのロマンティックな恋愛をしたのと同じで、人生をより多彩で豊かなものにすることでしょう。そして、感動の涙を流すことは、心を浄化してくれます。感動の涙には、人を優しくする効果がありますし、心に潤いを与えてくれるのです。『天井桟敷の人々』『カサブランカ』『哀愁』『麗しのサブリナ』などなど、数えあげればキリがありませんが、どうぞ美しい恋愛映画をたくさんご覧になって、感動の涙で心の部屋をキレイに飾りましょう。
2017年10月30日~読書から何を学ぶのか?読書の意義〜読書の秋です。読書は異空間に瞬間移動する想像力を養うとともに、読む本によっては表現力や美しい日本語を学ぶことができます。例えば、泉鏡花や三島由紀夫さんの作品からは美しい日本語を学ぶことができ、竹久夢二、寺山修二、中原中也、石川啄木、ヴェルレーヌ、ランボー、コクトーらの詩人からは面白く、楽しく、美しい空想の世界と言葉使いを習得できます。詩や美しい言葉や表現法になれたら次は小説です。樋口一葉、夏目漱石、芥川龍之介など“文豪”と呼ばれる作家の作品からも日本語の上手な表現方法を学ぶことができます。表現力を数多く学んでいくうちに、実は想像力も養われていく。そして読書から学んだ美しい日本語や語彙、表現方法を日常生活の中で活用すれば、自分自身の人生が楽しいだけでなく、周囲をもユーモアで包み込み、一目置かれ敬愛されるようになります。皆様も読書を通じ多くのことを習得して、日常生活を楽しくしましょう。
2017年10月02日子どもと接していると、どうしてもイライラしたり怒ることが増えて疲れたりしてしまうと思います。そんな状況を解消するために、心理学者アドラーの本が人気となっています。「嫌われる勇気」などはベストセラーとなり、ドラマ化もされましたよね。心理学というと難しいイメージがありますが、実は子育てにも応用できるということで注目を浴びています。どんな内容で、どのように活用すればよいのか見てみましょう。アドラー心理学とはアドラーとは1900年代に生存した精神科医で、同時期に心理学者として活躍したフロイト、ユングと並び“心理学の三巨匠”と呼ばれています。人は変われないのではなく、ただ「変わらない」という決心を下しているに過ぎなく、いま幸せを実感できない人に足りないのは、能力でもお金でも恵まれた環境でもなく、変わること(幸せになること)に伴う「勇気」が足りないという主張を唱え、「勇気の心理学」と呼ばれました。「叱らない」「褒めない」「叱らない子育て」「褒める子育て」が浸透していますが、アドラーの心理学ではどちらも推奨していません。「叱る」と「褒める」には共通点があります。どちらも「親の判断基準で子どもを評価している」という点です。確かに、叱ってばかりいるよりも、褒めていいところを注目すれば、自信がついてやる気にもなります。しかし親の基準で褒め続けると、「親の評価を気にする子」「評価されないと頑張らない子」になってしまうのです。子どもが自らやる気を感じて行動するためには「内発的動機づけ」が必要であり、「勇気づける子育て」をすることで子どもが自分で判断基準を持ち、自発的に行動するように育つのです。どうしても叱ってしまう、という親も多いと思います。叱る前にちょっと考える時間を作り、子どもの行動を理解することに努めてみましょう。例えば子どもが石を投げていたら、「危ないからやめなさい!」と注意することがほとんどだと思います。しかし子どもは、なぜ石を投げたらいけないのかが分からないので、自分の行動を否定されたと感じます。叱る人のいないところでこっそり投げるようになるかもしれません。まずは石を投げる気持ちを考え、本人にも聞いてみましょう。その上で「もし人に当たったらどうなるかな?」と考えさせたり、「もし誰かの石が〇〇ちゃんに当たったらママは嫌だな。ケガしたら心配だもの」と自分の気持ちを伝えてみましょう。叱らずに、子どもに行動を考えさせることができます。「褒めない」というのが難しいと感じるかもしれませんが、子どもを上から見るのではなく対等に見てみると分かりやすいです。例えばお皿を洗ってもらった時、パパに対して「お皿を洗って偉いわね」と言ったら、バカにされている?と相手は不快に感じるかもしれませんよね。対等な相手に言うのであれば「お皿を洗ってくれてありがとう、助かったわ」などと言うことができるでしょう。子どもを対等に見るという考えが根本にあると、言い方を工夫することができます。「勇気づける子育て」に変えるためのポイントとは勇気づけは、「子どもが自らの力で課題を乗り越え解決できるように応援すること」です。そのために有効なのは「Iメッセージ、プラス質問」です。主語を自分にして「〇〇してくれてママは嬉しい」などと伝えることで、子どもと同じ目線で会話をすることができます。お手伝いをしてくれた、テストでいい点を取ったなどいいことがあれば、「褒める」のではなく一緒に喜びます。自分の感情として表現すれば、相手に強制や決めつけをすることがありません。おすすめの言葉は「ありがとう」「うれしい」「助かるわ」「だいすき」です。そこに、「お母さんはいいと思うけど〇〇ちゃんはどう思う?」と質問を付け足すことで、子どもが自分の頭で考えるようになります。最近、私自身が子どもに叱ることが増えてしまい、イライラした後で後悔する日々を送っていたので、「叱らない子育て」に注目しました。「子どもを対等に見る」ということが一番大事であり、一番難しいことだと思います。しかし、自立を促し正しい判断ができるようになるために必要だと感じました。「こういう時はどう言えばいいかな?」と思った時は、対等に見るという根本を思い出して言葉かけしていこうと思いました。「1ヶ月続けたら子どもの行動が変わってきてママのイライラも減った」という声もあります。叱ってばかりになっているママは、実践してみてはいかがでしょうか。Written by Carinofilo
2017年09月21日2020年度から、小学校で「プログラミング」が必修科目となります。それに向けて、プログラミングを学ぶ教室が増えたり、関連本や子供向けのおもちゃもたくさん発売されており、幼少期から関われる機会が増えています。プログラミングとはどういったもので、なぜ子どもにプログラミング教育が必要なのでしょうか。そして、楽しみながらプログラミングの世界に入っていくことのできるおもちゃを紹介します。これからはプログラミングが必須の時代にプログラミングとは「コンピュータプログラムを作成することにより、人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える行為である」(Wikipediaより)とあるように、コンピュータ言語のことです。IT業界の人材不足という背景から、文部科学省が小中学生のプログラミング教育を推進するという動きが高まり、中学校では既に必修科目となっています。小学校では2020年度から必修科目となることが決定しています。「プログラマーになるわけでもないのにそんな教育は必要ないのでは?」と思う方もいるかもしれませんね。しかし、現代ではどんな仕事を選んでも情報技術は欠かせません。プログラミングの基本的な知識があるかないかで、リーダーシップや他者とのコミュニケーション能力に差がついてしまいます。実際、他の先進国でもプログラミング教育の推進を進める国がどんどん増えています。どのような仕事に就くとしても、プログラミングは基礎的な教養として身につけておく必要があるのです。さらにプログラミングを学ぶことで得られるのは知識だけではなく、課題を発見して解決方法を論理的に考えたり、新たな価値を想像したりする思考方法を育むことができます。コンピュータに指示をする「考える力」が育ち、思うように動かないという失敗をすることでチャレンジする・成功するという体験から自信や達成感を得られるようになります。プログラミング教室に通ったことで、何に対しても飽きっぽかった子が集中して取り組むようになったという例もあり、集中力を強化する役割もあります。子どもの頃から取り組むことは、子どもの潜在的能力を引き出す可能性をたくさん秘めています。おすすめのプログラミングおもちゃプログラミングの導入としておすすめなのがおもちゃです。低年齢から扱えるものが多く、プログラミングの仕組みを考えなくとも基礎的な考え方を吸収していけるからです。・プログラミンロボコード・A・ピラー(対象年齢3~6歳)[caption id="" align="aligncenter" width="321"][/caption]こちらはアメリカのマテル社から発売されているイモムシ型のロボットです。胴体のパーツをどう組み合わせるかによって、動きを指示することができます。子どもがモノをつなげて遊ぶことが好きなことに着目し、プログラミングの基礎的なスキルを遊びながら身につけることができます。・キュベット(対象年齢3歳~小学生低学年)[caption id="" align="aligncenter" width="435"][/caption]イギリス、プリモトイズのキュベットは、ボードに動き方を決めるブロックをはめると木製のロボットが指示に従い動きます。ブロックの組み合わせによって動きが変わり、マップ上で目的地までの最短ルートなどを考えて遊ぶことができます。可愛らしい見た目と、手触りのよい木製のおもちゃで、子どもがひきつけられる作りになっています。・ソビーゴ(対象年齢5歳以上)[caption id="" align="aligncenter" width="434"][/caption]開発社のワイズインテグレーションが「日本でも面白いプログラミング教材を作りたかった」として発売した、日本製のプログラミングおもちゃ。付属の子ども用プログラミングパソコンを使い、段ボール製のロボットを動かします。「wait60(1秒待つ)」などの決められた言語を打って指示を出します。ロボットは自分で組み立てると共に、色を塗ったりシールを貼ったりして好きなようにカスタマイズができます。関連した「ソビーゴこどもブロックプログラミング」では、ブロック遊びをするだけでプログラミングを学ぶことができ、対象年齢も3歳からと小さいうちからプログラミングに触れることができます。こちらは一般販売されていませんが、多くの幼児教室などで教材として取り入れられています。書店には関連本が多く出ているだけではなく、体験コーナーなどがあるところもあり、必修科目化に向けて、関心が高まっていると感じます。プログラミングと聞くと難しいイメージがありましたが、既にスマホやタブレットがあるのが当たり前になっている子ども達には抵抗がないようです。早いうちから触れることで能力を伸ばしていくことでしょう。これからの時代に必要不可欠なプログラミング。まずはおもちゃから慣れてみてはいかがでしょうか。
2017年08月31日こんにちは。コラムニストの鈴木かつよしです。義務教育で何年間も英語を学ぶのに、日本人ほど英語が身につかない国民は他に例がないといわれます。しかし、仕事で否応なしに英語を使う必要性に迫られれば誰でも英語ができるようになることを考えると、ビジネスマンたちがどんな方法で英語を習得しているかを参考にすることには意味があるように思えます。ここでは、「ビジネス英語を習得する」ということではなく、「ビジネスの世界で使われてきた知恵を応用して英語が苦手なお子さんでも社会生活の場で実際に英語が使えるようになる」ための方法をご提案させていただきます。キーワードは“映画”と“歌”です。●英語が苦手な人でも英語を習得する方法1:英語圏の映画をとことん観るこれから紹介させていただく英語を習得する方法“その1”は、「英語圏の映画をとことん観る」という方法です。みなさんも“都市伝説”として聞かれたことがあるかもしれませんが、日本の総合商社では英語圏への海外赴任が決まると赴任前の3か月は「通常の仕事はしなくていいから英語の映画を一日中観てきなさい 」と上司から命令されるというお話があります。もちろん、それで“ビジネス英語”が習得できるほど甘くないのが現実で、映画を観ることの他にも体系だったその企業特有の英語教育プログラムが盛りだくさんに用意されています。ただ、英語圏の映画を観ることによって、実際の社会で行われているやりとりや言い回しがかなり身につくということは、筆者の経験からいっても事実です。筆者は1980年代の中ごろ英国の芳香雑貨商品の輸入業を始めるための準備を兼ねて、まだ正式な修士課程になる前の早稲田大学ビジネススクール(WBS)という学校に通っていた時期がありました。その学校には大手のゼネコンや広告代理店、各分野の専門商社、銀行・保険会社などなど日本を代表するような大企業から優秀な人たちが企業派遣の形で学びに来ていました。いずれ英語圏の国々に赴任する可能性が高い彼らにWBSの英語教師陣が言っていたことは、『いざ赴任が決まれば各企業でその業種・業態に応じた専門的な英語教育がある。今はとにかく英語圏で暮らす普通の人たちと不自由なくコミュニケーションできるようになっておくこと。そのためには英語の映画を飽きるほど観るのが一番いい 』ということでした。その教えを筆者自身は信じて実践し、おかげさまでその後商事会社を経営するようになってから仕入れに訪れた英国や米国、カナダといった国々では、WBSの学生時代とその後のおよそ10年間にむさぼり観た映画で覚えた言い回しがずい分と役に立ったという実感があります。それでは筆者が何度も何度も繰り返し観て劇中の台詞のほとんどを覚えてしまった、おススメの映画を3つご紹介しましょう。【バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)】1985年公開のアメリカ映画。全編を通して使われている英語に“クセ”がないため、一般的な英語の言い回しを身につけるにはおススメの映画です。【フォレスト・ガンプ/一期一会(Forrest Gump)】1994年公開のアメリカ映画。主人公のフォレストに知的障がいがあるということもあってゆっくりとした英語で話してくれるため、とても勉強になります。【追憶(The Way We Were)】1973年公開のアメリカ映画。マツコ・デラックスさんもこよなく愛するという切ないラブストーリー。「Never.」とか「I can’t.」といったシンプルな表現がいかに使えるかを教えてくれます。●英語が苦手な人でも英語が使えるようになる方法2:英語圏の歌をとことん聴く英語の習得方法“その2”。それは、「英語圏の歌をとことん聴く」という方法です。今から40年ほど前、筆者が高校生のときでした。林育男さんという塾で英語を教えている英語講師の方が『ビートルズで英語を学ぼう』という本を出版されました。ビートルズの楽曲から168曲を選んでその歌詞を文法的に解説するとともに英語独特の言い回しについて教えてくれる本で、当時「寝ても覚めてもビートルズ」で学校にもギターを抱えて通っていた筆者はこの本をそれこそボロボロになるまで読みました。それまで歌詞カードを読んでも今一つその曲の本当の意味がわからずにモヤモヤしていた筆者は、林さんの説明を読むことによって英語の歌詞の理解を格段に深めることができました。文法的なことよりも英語独特の言い回しについての解説が特に役立ったように思います。これによってビートルズの主だった楽曲のほとんどを英語で歌えるようになった筆者ではありましたが、筆者が横着して書物で得たような英語の言い回しに関する知識は、インターネットがある今の時代であれば「もっと深く意味を知りたい英語の楽曲」がありさえすれば、自分で調べてどんどん自分のものにすることがより容易に可能であろうかと思います。こうなってくると今度はビートルズ以外の英語の歌も、好きな曲でさえあれば何度か聴けば意味がわかるようになりました。カーペンターズもクイーンもビリー・ジョエルもボストンもスティーヴィー・ワンダーも、何を歌っているのかが理解できるようになり、特に好きな楽曲は何度も聴くことによってやはり歌えるようになったのです。英語を学ぶのに、自分が大好きな英語圏の歌手の歌をとことん聴き歌う ことは他のどんな方法よりも有効です。これは大手の総合商社に勤めていて、商社マン生活の大半をアメリカやオーストラリアといった英語圏で過ごした筆者の学生時代の親友から聞いた話ですが、やはり実際に現地に赴く3か月ほど前からは、専門的なビジネス用の英語教育プログラムの他には“カラオケで英語の歌を歌いまくる ”ことで『とにかく、英語に慣れ、親しむようにした』(50代・男性/会社相談役)ということです。----------いかがでしたでしょうか。今回のお話は、英語の成績が抜群でTOEICのスコアも高いお子さんには特に読んでいただく必要はございません。ただ、どちらかというと英語は苦手なのだけれど海外の映画や音楽は大好きなため、英語ができるようになったらもっと楽しいだろうなあと感じているようなお子さんには、ぜひパパ・ママのほうから読ませてさしあげてください。一つの参考にはなろうかと存じます。【参考文献】・『ビートルズで英語を学ぼう―168曲を楽しみながらバッチリ,マスター!!』林育男・著●ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年07月25日~雨を学ぶ〜皆さんは、雨の種類をどれくらいご存知でしょうか。小雨、夕立、霧雨、五月雨、時雨くらいはご存知でしょう。正確に数えたことはありませんが、この日本には雨の種類がとても多いのです。最近はあまり耳にすることはなくなりましたが、小糠雨、驟雨、篠突く雨、宿雨、地雨、などもあります。ご存知ない方は、ぜひお調べくださいましね。日本人の感性って面白いですよ。雨一つをとっても、「雨が降っている」というのと、「篠突く雨が窓をたたく」というのでは、情景が変わってくるでしょう。一つの言葉だけでは表現方法を単調にしがちですが、いくつもの言葉を知ると表現の幅が広がりますし、人生をより何倍も楽しむことができるのです。晴耕雨読という四字熟語があります。文字通り、晴れの日は耕し外で働き、雨の日は家の中で本を読んで知識や教養を身につけるという生活の方法の意味です。雨の多いこの季節にこそ、雨の種類も勉強して知識を少し増やしてはいかがでしょう。そういえば、いつの頃からでしょうか、この日本でゲリラ豪雨という言葉が生まれましたが、何だか「下痢」しているみたいであまり美しい言葉ではありませんね。ゲリラ豪雨に代わる、美しい雨の言葉を、あなた作ってくださいません?例えば「パチンコ大当たり雨」とか?「天女のよだれ雨」とか?いかが?美しいでしょ?あれ?
2017年06月29日~ジャンヌモローに学ぶ〜安倍総理は、これまで女性の社会進出を促進することを公言してきました。そのための一つとしては、主婦たちが働きやすくする為に待機児童を減らすことが重要なのですが、それだけではなく、自立した女性が増えるべきだと私は考えます。かつて、フランスの大女優のジャンヌモローは、インタビューで、「どんな男性が好みですか?」と聞かれ、「男は美しければそれだけで結構」と答えたものです。記者は「経済力や包容力、知性や教養は相手に求めないのですか?」と聞いたところ、「そんなものは私が全部持っているから結構です。必要ありません」と答えたそうです。かっこいいでしょう!そう言える女性こそが、自立した女性と言えるのではないでしょうか。仕事の面では男女平等を主張しながら、結婚となると愛よりも年収が多い相手を選ぼうとするなんて、なぜ女は自らを落としめようとするのでしょう。いまは、女性が経済的に自立できる時代です。利害関係や世間の常識に支配されない愛、本物の愛の価値観を自分自身の中に見出していただきたいのです。ジャンヌモローのような、自立したカッコいい女性が一人でも増えることを願っています。貴方ならなれます。
2017年04月17日「大きくなったら何になるの?」と聞くと、「ゾウ!」と答えたり「あそこのコップを持ってきて」と頼むと、見当違いのコップを持ってきたり…。子どもはママの意図と違った返事や行動をすることがありますね。でもそれは、子どもなりに一生懸命に考えた結果です。広野幼稚園(京都府宇治市)では、そんな子どもの言動を28年間記録し続けて、日常の保育や避難訓練に生かしています。あんふぁん読者の「子どもに伝わらなかったこと」を取り上げながら、子どもが勘違いしない伝え方や子どもの勘違いを楽しむ姿勢について聞きました。お話を聞いたのは広野幼稚園(京都府宇治市)/吉村裕園長(左)/木村典子主任(右)よしむら・ゆたか/保育内容から施設まで、さまざまな領域において「オンリーワン」でありたいという考えの下に、幼稚園教育を展開している。著書に「子どもの心とからだを育てる広野幼稚園からのメッセージ」(大修館書店)など。きむら・のりこ/学生時代に広野幼稚園にて教育実習を受けて以来、同幼稚園で23年間教諭を務める。3人の子どもの母。Q.ママが伝えたかった意図が子どもに伝わらなかったことは?※2017年1月11日~31日、Webアンケート、有効回答数1081記録し続けている子どもの言動は約5500件!広野幼稚園の先生たちが、保育中、意外に感じた子どもたちの言葉や行動を記録し始めたのは、1989年のことです。「目的は保育者の実力向上のためです。保育者は子どもの言葉・行動を学ばなければいけませんが、大人の言い方・やり方を押し通してしまうことがあります。記録することで、反省し、次に生かしていくために始めました」と、記録の発案者である吉村裕園長。今では約5500件の事例がデータに保存され、日々更新されています。先生たちは必要に応じて、「音楽会」「避難訓練」などのキーワードを入れて検索し、過去の事例を読むことができるのです。保育歴23年のベテランである主任の木村典子先生も記録を活用しています。「私たちの伝え方がちょっと足りないと、子どもたちはこちらの意図と違った動きをします。それを記録することで、どんな言葉が足りなかったのか、どう言えば伝わったのかを考えます。他の先生たちの記録も読めるので、一人の経験だけで終わらずに、みんなで共有できるのがいいですね」子どもの勘違いを楽しむ気持ちも忘れない子どもの勘違いは子どもが悪いのではなく、大人側の言葉が足りないため、と捉えている先生たちですが、全てにおいて子どもが勘違いしないように大人が伝え方を配慮しなければいけないとは考えていません。「子どもは勘違いをすることで学んでいくことがたくさんあります。例えば、『頭を使って考えなさい』『腹が立つ』などの体の部位を使った表現は、多くの子どもが勘違いします。でも、それによって新しい表現を覚えていきますから、勘違いさせないことが全ていいわけではないですね」と吉村園長。このページで紹介している読者ママの伝わらなかった例の中にも、笑って済ませていいものがあります。吉村園長も、勘違いによって、危険なことが起こらないように注意して、他は「かわいいな」と味わってほしいと言います。■伝わらなかった…1「赤ちゃんを見ててね」と言ってトイレに行ったら…赤ちゃんが転んで泣いているのに、じーっと見ていました。そして誇らし気な顔で「ちゃんと見てたよ」。[宮城県・年中ママ]こう伝えたら?「赤ちゃんが転ばないように」「椅子から落ちないように」などと具体例を出してあげるといいと思います。年中、年長さんだったら「見ててね」よりも、「守ってあげてね」の方がママの意図が伝わるように思います。[木村先生]■伝わらなかった…2「目をパチパチして」と言ったら…目薬を差して言ったのですが、手をパチパチと叩いていました。[愛知県・年少ママ]こう伝えたら?子どもは自分のやってきたことに結び付けて考えることが多いものです。言葉だけでなく、「こうやるんだよ」とやり方を見せてあげるといいですね。[木村先生]■伝わらなかった…3「ちょっと揺らして」と言っておいたら…下の子をバウンサーに座らせ、「泣いたらちょっと揺らしてあげて」と言ったら、下の子が飛んでいきそうな勢いで揺らしていました。[奈良県・年中ママ]こう伝えたら?「ちょっと」「少し」などの加減が分からないことが多いので、「このくらい揺らしてね」と見本を見せると伝わります。[木村先生]■伝わらなかった…4「みんながそろったらご飯を食べよう」と言ったら…白米以外のおかずを全部食べてしまい、「ご飯(白米)はみんながそろってからだよね」と言ってました。[埼玉県・年中ママ]こう伝えたら?人生経験が少ないので、ご飯が米そのものを指す場合と、食事の意味で使われる場合があることを知りません。「ご飯」を「夕ご飯」と言い換えれば、勘違いしないと思います。[木村先生]■伝わらなかった…5「左右をよく確認して」と交差点で言ってるけど…首を左右に向けているだけで、「安全を確認する」ということが伝わっていないと感じます。[大阪府・年少ママ]こう伝えたら?「右に車が来ていないかな?左に車が来ていないかな?」など、「車が来ていないか見るんだ」ということが分かるように伝えましょう。「右・左」を理解するのが難しいので、指で方向を示してあげてください。[木村先生]子ども目線の分かりやすい伝え方毎日、忙しいママたち。子どもの勘違いに困ったり、ちょっとイラッとなったりすることもありますね。木村先生と吉村園長に、子ども目線の伝え方を聞きました。知っておきたい子どもの苦手な表現 (木村先生)子どもは大人の言っていることが理解できなくても、「分からない」とはあまり言いません。自分の知っている知識や経験に結び付けて、一生懸命に考えます。その結果、時々とんでもない事態になることがあり、大人は「どうしてそんなことするの?」と驚いたり、叱ったりしますが、子どもからしたら考えた上での行動です。例えば、子どもに対して「同じことを繰り返し叱っている」というような場合は、もしかするとお母さんの言っていることを理解できていないのかもしれません。それだけが原因とは限りませんが、まずは伝え方を変えてはどうでしょうか?子どもが苦手とする表現や理解の仕方を覚えておくと、普段の生活でも役立ちます。マンガのように、初めての作業をやってもらうときは、完成形を見せてあげると、勘違いが少なくなります。「ちょっと待ってて」なども、どのくらい待てばいいのか分からないので、「この番組が終わるまで」「長い針が6の所まで」など、具体的に伝えるのがオススメです。苦手な表現と理解の仕方● 「これ」「そこ」などの代名詞「こそあど」が苦手● 時間や程度を表す「ちょっと」「少し」が苦手● 「見ててね」と言われたら、「見ること」を忠実に守るなど、言葉通りに行動する防災・安全のための伝え方の工夫 (吉村園長)地震や火災を想定した避難訓練の際、子どもが予想外の動きをして驚かされることがあります。例えば、火事のときは「ハンカチを口に当てる」と子どもに教えていますが、「さあ、逃げましょう」というときにハンカチが手元にない子は、逃げる経路と反対方向であってもハンカチを取りに行こうとします。2、3年前にあった事例です。子どもはある意味、言葉に忠実です。それ以来、「ハンカチがなければ、着ている服の袖口でもいい」とか、「地震が起きたとき、頭にのせる座布団が近くになければ、絵本でもいい」など、方法は一つではないことをできるだけ伝えるように心掛けています。子どもに正しく伝えたいものの一つに、交通安全のためのルールがあります。それには、「右・左」の理解が重要ですが「右・左」は空間把握の中でも子どもたちには難しい概念です。本園では30年以上前から、視力検査のランドルト環(Cの形)を使って「右・左」を教えています。ランドルト環の形に切り出した厚紙を先生が持ち、「右」を伝えたいときは穴を子どもたちから見て右に向け、「左」の場合は穴を左に向けます。普段の保育の中で、「コップを右側に置きましょう」「椅子の左側に立ちましょう」などと使っているうちに、徐々に「右・左」が分かるようになります。「天使のひと言」を聞き逃していませんか?広野幼稚園の先生たちが日々記録しているのは、子どもたちの言葉や行動の勘違いだけではありません。思わずほほ笑んでしまうような印象深いエピソードも忘れずに書き留めています。それらは先生たちが保育に役立てるだけでなく、保護者の皆さんに楽しんでもらおうと、毎月の園便りの「ほほえみ」というコーナーと、ホームページの「天使のひと言」というコーナーにアップしています。「紹介しているものは特別な例でも何でもなく、子どもは普段の生活の中で、何気なくこうした姿を見せてくれます。きっと園以外の場所でも、子どもたちは大人を笑顔にしてくれるひと言を発したり、行動をしているはずです。お母さん・お父さんたちは毎日忙しいので、もしかすると気付いていないかもしれません。ぜひ、子どもの話に耳を傾けてみてください。今よりもっと育児が楽しくなると思います」と木村先生。先生たちの真似をして、うちの子の「天使のひと言」を書き留めておくと、いい思い出にもなりますね!広野幼稚園HPから 天使のひと言強いからかな朝から少し元気がなかったSくんの手に、 彼が好きな虎の絵を油性ペンで描きました。しばらくして手洗いうがいをして帰ってきた彼は「先生! 先生が描いてくれた虎、強いからまだ残ってるわ!」と嬉しそうでした。赤ちゃんの手みたいだねY君が「先生、赤ちゃんの手だよ」と言いながら袋を渡してくれました。不思議に思いながら中を見ると、そこにはもみじが入っていました。小さな音で合奏の練習で初めて音量の調整に取り組んだときのこと。木琴を演奏している子どもたちに、「ここは優しく、小さめに演奏して」と言うと、 Rちゃんは、肩をすぼめ、膝を少し下げ腰をかがめ、 全身で小さな音を表現しました。監修/西東桂子(あんふぁんサポーター)illustrationYAMAMOTO Mamoru
2017年04月12日子どもの好き嫌いはママにとって悩みのタネ。バランスよく食べる子になるには、子ども自身が食事の大切さを実感できることが大事。絵本『 こども栄養学 どうして野菜を食べなきゃいけないの? 』(新星出版社/監修:川端輝江)には、子どもに食べる楽しさや意味を伝えるヒントがたくさんありました。その一部をご紹介します。■どうして、ごはんを食べなきゃいけないの? 「どうして、野菜を食べなきゃいけないの?」「どうして、おやつばかりじゃだめなの?」そんな疑問をもっているお子さんは意外に多いものです。まずは、子どもの食に関する素朴な疑問に答えながら、食への興味を引きだしてあげるとよいでしょう。たとえば、私たちがごはんを食べなければいけない理由は、生きるために食べ物に含まれる「栄養素」が必要だから。食べ物によって含まれる栄養素はちがい、それぞれ別の働きがあります。野菜にしかない栄養素もあれば、魚にしかない栄養素もある。だから、どんなにおいしくてもおやつばかり食べるのはだめで、バランスよく食事をすることが大切なのです。■緑黄色野菜は病気をふきとばすスーパーマン!野菜嫌いな子どもには、野菜の働きをわかりやすい言葉で伝えましょう。たとえばピーマンは、「病気をふきとばすスーパーマン」。緑色が濃いほど栄養素が濃く、体が酸化(さびつく)するのを防いでくれるので、子どもはもちろんママもたくさんとりたいところです。また、ニンジンも抗酸化作用をもつα-カロテンを豊富に含み、風邪にかかりづらくしたり、活性酸素をやっつけてガンなどを防いだりしてくれます。子どもには「ピーマンやニンジンを食べると、こわい病気が防げるよ。病気にならなければ、毎日公園で元気に遊べるね」など、食べることによってどんないいことがあるのかも伝えると、食べる意欲のアップにつながります。■子どもが大好きおやつにも栄養はあるおやつにも栄養があります。たとえば、ショートケーキの材料である小麦粉や砂糖は炭水化物なので、エネルギーになり、つかれをとってくれます。また、生クリームは牛乳からつくられるのでカルシウムもおぎなえます。そんな話をしながら食べると、おやつタイムも楽しくなるし、子どもが食べ物の栄養に興味をもつきっかけにもなります。■のどがかわくのは、体から水分がなくなったサインのどがかわくのは、体から水分がなくなったサイン。「人の体の半分以上が水でできている」と聞くと、驚く子も多いようです。体の水が減りつづけると、つばやおしっこが減り、20%を切るといのちも危なくなります。子どもには「のどがかわいたらすぐに水分をとろうね」ということもあわせて伝えておくと、脱水対策になり、暑くなるこれからのシーズンにも安心です。■うんちの色や形を毎回チェックしよう!うんちを見れば、健康がわかります。コロコロかたいうんちは野菜が足りない証拠。ドロドロやわらかいうんちは脂肪分のとりすぎかも。そんなふうにうんちの見方を教えてあげると、子どもは毎回はりきってチェックしてくれるはず。理想のバナナうんちを出すために、苦手な野菜もがんばって食べてくれるようになるかもしれません。■親子で一緒に栄養を学べる絵本この記事で紹介した内容は、すべて『 子ども栄養学 どうして野菜を食べなきゃいけないの? 』に書かれています。野菜やおやつのほか、肉、魚、くだもの、乳製品など80品目の食材が、かわいいキャラクターとして描かれ、身近な食べ物への理解を楽しく深められます。また、栄養素や体のしくみの説明もあります。字は小さめですが、ふりがながあり、イラストもかわいいので、小学生以上なら一人でも読めそうです。栄養素の説明などすこし難しいところもあるので、最初は親子で、いずれは一人で……と成長につれて長く読んでいける一冊です。子どもがごはんを食べてくれないと、ついイライラして「はやく食べなさい!」なんて怒ってしまうこともありますよね。こうした絵本を使いながら、楽しい会話のなかで食事の大切さを伝えていけば、子どもの食べる意欲も自然に高まりそうです。
2017年03月31日不妊治療に励む夫婦もいる中、自然に妊娠したにも関わらず中絶という選択をする夫婦もいます。今回は、既婚者が中絶する理由についてのお話です。お金と時間がないある看護師の話によると、中絶の件数は圧倒的に既婚者の方が多いそうです。その理由でいちばん多いのが「経済的にも時間的にも子育てをする余裕がない」というもの。育児と家事に専念できる環境にいる、つまり専業主婦なら違うでしょう。でも、今は皆さんもご存じの通り“共働きが当たり前”の時代。妊娠中と出産後の少なくとも数ヶ月~1年程度は収入が減ってしまうことや、働きながら子育てをするハードな環境を想像したら、無理という判断に至ってしまうようです。これ以上は増やせないもう1つの理由は家庭によって様々ですが、大きくまとめると「これ以上は増やせないから」というもの。子どもは1人と決めていた、もう3人もいる、子どもが思春期で理解を得られない、上の子との年が離れすぎる…etc.なら避妊すれば良いのに!と思う人もいると思いますが、実は避妊していたのに出来たという人は多いようです。コンドームの避妊率は90%とも言われていて、これは言い換えると“10人に1人は避妊に失敗する可能性がある”ということ。本当に出産が難しいなら、他の避妊方法を検討した方が良いかもしれませんね。死産の可能性先日、資格を持っていない医師による中絶手術を受けた女性が術後1週間ほど経った頃に亡くなるという悲しい事件がありました。その夫婦の場合は、医師から「赤ちゃんがお腹の中でちゃんと育っていない」という話を聞かされたことで中絶を決めたそうです。このような理由で中絶に至るケースは少ないかもしれません。でも、誰もが“想定外の妊娠”を理由に中絶する訳ではないということですね。実は10代よりも40代の中絶件数の方が多いというデータもあります。将来のためにも、家族計画や避妊についてパートナーと話をする習慣は必要なのではないでしょうか。
2017年02月27日「家庭」は社会の最小単位だとよくいわれます。子どもは、親やきょうだいとの関係を通じて、他者とのコミュニケーションを学んでいくもの。だから家庭でのマナーは必要です。隠しごとなく何でも相談しあい、いつも安心して一緒にすごせる親子関係が理想。でもそんな関係を築くのは簡単ではありません。子どもへの接し方について、マナーという観点からあらためて考えてみましょう。■子どもの部屋に入るときにチェック!家庭の中でも、尊重されるべきプライバシーがあります。それは、子どもであっても同じ。「子どもを守り、助け、育てていくためにはプライバシーなんて言っていられない」と思うこともあるかもしれません。子どもを守ることは親の務めですが、それでも子どものプライバシーを尊重することも大切です。家庭によって時期は異なると思いますが、成長にあわせて「子ども部屋」を用意する家庭は多いでしょう。子どもが自分の部屋ですごしているときに、突然ドアを開けて入室するのはやはりマナー違反。プライバシーを尊重し、ノックや「入るよ~」という声かけを忘れないようにしましょう。中高生になると、「勝手に部屋に入られたくない!」という意識が強まってくるものです。しかし、自分の部屋を与えられたときからノックや声かけが習慣化されていると、「勝手に入ることはない」と親に対して安心と信頼感を持つことができます。そうすると、部屋に鍵をかけたがるなど、必要以上にプライバシーを気にすることがなくなるかもしれません。■子どもの物を借りる・移動させるときにチェック!物を借りたり触れたりするときに承諾を得るのは、大人同士ならあたり前のこと。しかし、自分の子どもの持ち物となると、ついそのあたり前が忘れがちです。子どもの持ち物を借りるとき、また移動させるときは、ひと声かけて承諾を得るように心がけましょう。これは、子どもに「自分の持ち物は、自分できちんと管理する」という意識を持たせることにもつながります。「おかたづけ」ができるようになるのは生後10ヶ月くらいから。「片づける」ということの意味がわかるようになるのは1歳前後といわれています。パパ・ママは早い段階から子どもの持ち物の扱い方を意識しておくと良さそうです。■何かをしてもらったときにチェック!家族だからこそ、基本的なあいさつは大切。朝の「おはよう」から「いただきます」「ごちそうさま」「ありがとう」「ごめんなさい」、そして夜の「おやすみ」まで。しっかりお互いの顔を見てあいさつする習慣を身につけておくと、子どもが学校など外の社会に出たときに、きっと役立ちます。とくに「ありがとう」は、きちんと言えない大人も多いため要注意。たとえば、「ちょっとティッシュとって!」と言ってティッシュの箱をこちらへ渡してもらったとき。受け取る際に、自然に「ありがとう」の一言が出ていますか?家庭の中では、物を取ってもらう・借りるなど、誰かに何かをしてもらう場面がたくさんあります。そんなときについ、お礼の言葉を忘れてしまうパパ・ママも多いのでは?どんなささいなことであっても、「してもらって当然」ということはありません。まずはパパ・ママが、子どもへのお礼の言葉を忘れないようにしましょう。0~1歳ごろは、身近な大人の発する言葉を懸命にとらえようとする時期だといわれています。赤ちゃんのうちから、パパ・ママが「ありがとう」の言葉を積極的に使うよう心がけていれば、子どもにも自然に身についていくでしょう。■名前を呼ばれたときにチェック!「名前を呼ばれたら、元気な声でお返事しようね!」子どものころ、誰もが教わったはずですが、これも大人になるとつい忘れがちです。たとえば、「ママ~」と呼びかけられたとき、スマホを見ながら「何~?」なんて返事をしていないでしょうか? パパ・ママ間で、きちんと相手を見て返事をしていますか?家庭で返事の習慣を身につけていない子どもは、幼稚園や小学校で突然「お返事」を求められたときに、困惑してしまうかもしれません。まだ会話でコミュニケーションを取れない小さな子どもでも、パパ・ママの様子はしっかり見ているもの。まずは自分自身が「返事」の習慣を見直してみませんか? マナーとは、相手に不快な気持ちを起こさないようにする立ち居振る舞いで、相手への感謝や敬意も示すものだと思います。親子間のマナーを大切にするということは、子どもをひとりの人間として尊重し、敬意を払うということにもつながります。家庭で身につけたマナーは、きっと学校・職場などの社会へ出てから役立つはずです。
2017年01月17日12月も半分を過ぎました。月が替わればすぐにお正月となります。お正月といえばやっぱり、おせち料理ですね。今は元日からスーパーも営業しているので、おせちを食べる人や割合は減少しています。しかし日本の伝統を少しでも子どもに受け継いでいきたいですよね。改めておせちの由来や意味を知ると食べることが楽しくなりますよ。おせち料理の由来や意味を知ろうおせち料理は元々、年5回ある季節の区切りに食べるものでした。庶民に広まった後、江戸時代には新年と豊作を祝うものとして、お正月に食べるという今のおせち料理の形になりました。お正月には火を使わないようにする風習と、お正月くらいは女性を食事の支度から解放させてあげるという配慮から、昔の人は3日間食べ続けていました。そのために日持ちするもので構成されています。おせつ料理の意味おせち料理はたくさんの種類がありますが、ひとつひとつに意味が込められています。メジャーなものは覚えておくとよいでしょう。・栗きんとん見た目の色から、輝く財宝として豊かな1年を願う料理です。・黒豆「豆に働く」という語呂合わせから、元気に働けるようにという意味が込められています。・昆布巻き昆布は「喜ぶ」にかけて正月の鏡飾りにも用いられます。健康長寿の意味が込められています。・数の子親であるにしんから多くの子が出るということで、子宝と子孫繁栄を祈ります。・えび見た目から、腰が曲がるまで長生きすることを願います。他にもたくさんの意味や由来がおせち料理には込められています。語呂合わせが多いので、意味を知ることは子どもも喜びそう。子どもと一緒に調べてみるのも楽しいですね。子どもが喜ぶおせちを作ろうおせち料理を伝承することも大切ですが、なかなか子どもの口に合うものが少ないというのも事実でしょう。比較的子どもが食べやすいものをご紹介しますので、一緒に食べてみてはいかがでしょうか。買ってきて由来を話しながら食べてもいいですし、これを機会におせち作りにチャレンジできるような簡単なものをご紹介します。・伊達巻き色や形が華やかなので、おせちなどの晴れがましい料理に使われます。「伊達」とはオシャレ、目立つという意味もあります。きれいな黄色と焼き色の渦が、重箱を華やかに彩ってくれますね。卵料理は子どもが大好き。食感も合わせて、気に入ってくれるはずです。フライパンで作ることのできる簡単レシピです。レシピ紹介:cookpad「お節フライパンで簡単伊達巻」・栗きんとん子どもが大好きなさつまいもを甘く煮る栗きんとんは、絶対に子どもが食べたくなる一品です。レシピ紹介:cookpad「子どもとおやつに☆簡単!芋・栗きんとん♬」・黒豆黒豆も甘くて子どもが好きな一品です。圧力鍋があると比較的簡単にできるようですが、さらに簡単に炊飯器で作れるレシピをご紹介します。レシピ紹介:楽天レシピ「炊飯器で超簡単☆ふっくらつやつや黒豆煮 レシピ・作り方」他にも子どもがすきな食材として、えび・かまぼこ・いくらなどがあります。さらに最近では洋風や中華風にアレンジしたレシピもたくさんあります。まずは子どもが食べやすそうなものを選び簡単な物から挑戦してみてはいかがでしょうか。
2016年12月15日~戦前の“商人道”から学ぶもの〜 戦前と戦後では“商人”の心構えが異なりました。戦前の商いは商人が品物に対し研究熱心で命がけで高品質の商品を適正価格で売っていました。必死のマーケティングリサーチで良いモノを作り、責任を持ってお客様に売る。サービスは礼儀作法から接客まで丁寧に、正に“商人道”でした。しかし、戦後はモノがない時代となり出せば売れるので上から目線で暴利をふっかける泥棒商売は蔓延し、日本が豊かになり大量消費時代、バブル期になる迄は本当に酷かったものです。しかし、バブルがはじけ、不景気時代が長くなるにつれてモノが売れなくなり泥棒商売では通用しなくなり、そんな商いはすべて潰れています。今は昔ながらの“商人道”を守っているところはやはり生き残っております。いまこそ良心的で誇りを持った、“商人道”を再認識し、努力するそんな時代になったのです。
2016年11月10日博物館は独特な雰囲気があってワクワクしますよね。好奇心旺盛な子どもなら、博物館と聞いただけでよろこぶことでしょう。博物館は子どもが自発的に学べる最高の学び場です。博物館大好きな私が親子一緒に博物館で楽しく学ぶポイントを解説します。■ジャンルやプログラムなど、場所によってさまざま博物館には、恐竜博物館や歴史博物館、電力博物館、携帯博物館など数多くあります。私は子どものころ、歴史博物館が好きでした。両国の江戸東京博物館では、鹿鳴館の模型の屋根が時間ごとに開いて、なかの舞踏会の様子を見ることができました。展示室では模型のなかの人たちが和服を着ていて、とても驚いた記憶があります。男の子にいちばん人気があるのは恐竜博物館でしょうか。よく展示されているのが実物大で復元した骨格。迫力満点でインパクトがあります。博物館は展示品を見るだけでなく、自分でつくって楽しむワークショップや専門家が説明してくれる講座など、多彩なプログラムが用意されているところもあります。予約が必要な場合もあるので、事前に調べておくといいでしょう。■子ども自身が感じて学べるような雰囲気づくりを博物館の魅力は体験できること。恐竜なら図鑑で見るよりも実物大の複製を見たほうが「もっと詳しく知りたい!」と思うはず。「勉強しなさい」と言うよりも、「こんなにおもしろいものがあるよ」と導いてあげたほうがスムーズに受けいれてくれることでしょう。子どもが興味をしめしたら、積極的に学ぶチャンスです。ほかの来場者に迷惑をかけず、館内ルールを守っているかぎり、自由に学ばせてあげましょう。親があれこれ解説するよりも、子ども自身に読ませ、聞かせ、さわらせる。子どもが自発的に学ぶ力をはぐくむことができるような雰囲気づくりをしましょう。■質問されたら一緒に調べて考えよう子どもと博物館へ行くと、好奇心が旺盛なことに驚くでしょう。私も展示物について片っぱしから父に聞いていました。父は教えるのが好きで博識だったので、くだらない質問にも、いつもていねいに答えてくれました。展示物を見ているときに、子どもから質問されることもあるでしょう。知りたい気持ちが高まっている証拠なので、質問されたらできる範囲で答えてあげてください。問題を追及する力が養われます。答えられない質問をされた場合は、一緒に考えてみることをおすすめします。「なぜブラックホールはものを吸いこむの?」なんて聞かれても即答できませんよね。そういうときは、「調べてみよう」と親子で答えを探してみましょう。大きな博物館では学芸員が常駐しているところもあります。子どもと一緒に質問をしてみるのもいいですね。お台場の日本科学未来館では、親子で科学に触れることができる、”おや?”っこひろばや、科学技術の簡単な質問に答え、自分の意見を発信できるオピニオン・バンクなどのアクティビティが用意されています。博物館ならではのプログラムをどんどん活用しましょう。子ども時代に好きだったものは将来にも影響を与えます。いろいろな博物館を訪れて、好奇心が刺激される経験ができるといいですね。最高の学び場で、お子さんと一緒にたくさんの知識を蓄えましょう!(雨宮紫苑<フォークラス>)
2016年08月13日大好きな彼からの突然の別れ…辛くてなかなか立ち直れないですよね。そんな苦しい失恋、ただただ時間が癒してくれるのを待っているだけじゃもったいないんです!失恋を学びに変えて次へのステップへと繋げましょう!相手も自分も否定しないことまず、失恋から学ぶ為に「誰のことも否定しないこと」が絶対条件です。相手の不貞や性格、価値観、そして自分の魅力や努力など。あなたの所為で…どうせ私なんて…と失恋の原因をどちらか一方に欠点があったからだと、相手または自分を否定しているだけではきっとまた同じことが起こってしまいます。恋愛だけでなく、人間関係が破綻してしまう要因の多くは気持ちの「行違い」です。誰が悪いのかではなく、なぜ行違いが起きてしまったのか?を考えることが大切なんです!恋人に求めていたものは何か?別れる原因は様々ですが、その根っこの部分はやはり「価値観の違い」ではないでしょうか?それぞれが恋人に求めているもの、相手との距離感や束縛度合いなど。どちらかが我慢していたり不満を抱えている場合、付き合い続けることが難しくなります。では、今回の恋愛では自分はどんなことを相手に求めていたのでしょうか?関係が上手く行かなかったときほど自身の「価値観」が浮き彫りになります。自身の価値観を知ることが、次の恋愛でよりピッタリなパートナーを見つける武器となるでしょう。恋人に求められていたものは何か?人間関係の破綻は「行違い」から起こる、と言うことは自分だけではなく、相手の我慢や不満についても考える必要がありますよね。相手はあなたに何を求めていたのでしょうか?受け入れ、歩み寄ることは出来ていたでしょうか?そもそも理解しようとしていたでしょうか?これらのことを考えることは最も自身を成長させます。たとえそれが今の自分には受け入れがたいことでも、多くの価値観に触れることが理解力や広い心を育て、結果あなたの魅力を高めるのです。「学ぶ」ことで気持ちを未来に向けましょう!
2016年08月10日長い夏休みが始まりました。長期間、園や学校に行かない生活は、普段と違ったことをするチャンスといえるでしょう。お出かけも楽しみな季節ですが、時には家でゆっくりと親子クッキングをするのはいかがでしょうか。どんなお手伝いをさせたらよいのか、気を付ける点はどんなことかを知って是非チャレンジしてみましょう。まずはできることから始めよう料理のお手伝いといっても、年齢やその子の手先のレベルによってできることは様々です。しかし「この子にはまだできないから」と決めつけるのではなく、些細な事からで構わないのでやる気がある子にはどんどん挑戦させてあげましょう。簡単にできるものは「丸める」「混ぜる」「こねる」「卵を割る」などがあります。特に丸める・こねるは遊びに似ているため子どもがとても好きな作業です。まずは大人が手本を見せて、子どもが行う時には手を添えて教えてあげましょう。粉類をまぶす場合は、ポリ袋に粉と材料を入れて口を閉じれば簡単に、しかも手を汚さずに混ぜることができます。1つできたらたくさん褒めてあげ、徐々にレベルアップしていくと子どもに自信がつきますね。年齢別のお手伝い内容とはお手伝いをさせる内容は年齢だけで決められるものではありませんが、ある程度の目安を知っておきましょう。2~3歳は真似をしたがる時期です。手でできる「洗う」「(炊飯器などの)スイッチを押す」「パンに具を乗せる」などをやらせてみましょう。その際、必ず最初に手を洗ってから行うことを教えます。毎回教えることで自然と習慣になります。4~6歳は手先も器用になるので、調理器具を使ったお手伝いも取り入れてみましょう。包丁がまだ早いと思えばピーラーを使うなど、工夫するといいですね。IHも含めた火の扱いはまだ行わない方が無難でしょう。その代わり、火の危険性をしっかりと教えます。他にも、生肉は食べない、生のものを触ったら必ず手を洗う、など、理解力が増す時期に基本的なことを徐々に教えていくと良いでしょう。小学生になったら、当然親の監視のもととなりますが料理を最初から最後までやり遂げるところを目標としましょう。火を使わず、電子レンジやホットプレートなどを使用すると安全にできますね。学年があがってくれば、徐々に「焼く」「茹でる」「揚げる」などの調理にも挑戦しましょう。包丁の使い方を覚えましょう包丁を使い始める年齢については、早い子では3歳という子も、小学校にあがってからという子もいます。器用さや性別などを考慮して判断しましょう。始めに使い方をしっかりと教える必要があります。まずは正しい姿勢と持ち方。おへその中央がまな板の中心になるように、踏み台などを使用してセッティングします。持つ際は柄の真ん中を利き手でしっかりと握ります。左手(利き手と反対の手)はネコの手が基本です。力加減は、子どもの後ろから手を添えて一緒に切ってみるといいですね。最初は柔らかいものから挑戦し、固いものを切る時はしっかりとつかんで切ることを教えましょう。また、意外と忘れがちなのが包丁の置き方です。まな板と平行に、刃を人と反対側に向けて遠い位置に置くということをしっかりと教えましょう。適当に置く習慣がついてしまうと、いざという時に落ちてケガをする可能性があります。使い方と一緒に、始めにしっかりと教えましょう。 私の息子は年中になってからとても手伝いをしたがるようになり、最近は必ず卵を割る・混ぜるを行います。たったそれだけでも食事をする際は「僕が作ったご飯おいしいね」と喜んで食べます。一緒に料理を体験して得た達成感や満足感は、食の大切さを実感することにもつながるでしょう。是非たくさん時間がとれる夏休みに、親子でクッキングを楽しんでみてください。
2016年07月28日テレビを見れば不倫の報道ばかり。よくよく考えてみればあの知り合いがしていることも不倫だったりします。そんな世に蔓延する不倫なのですが、私の元にこのような相談事が舞い込んできました。「いつまで経っても彼が奥さんと別れてくれない。どうしよう・・・」よくある相談事です。ですが相談してきたのは50代も半ばの女性です。同じ男性との不倫関係を何十年と続けているというのです。「すぐに別れるから」 彼女が彼と何十年も不倫を続けている理由。それは彼の甘い言葉にあります。「妻とはすぐに別れるから」この「すぐに」が「子どもが成長してから」になり、「子どもが成長してから」が「子どもが成人してから」になり、子どもが成人すれば「両親が死んでから」になり、両親が他界しても自身の介護のことを考えて中々離婚しようとしないのです。社会的地位を脅かされることを恐れる では、なぜ離婚をしようとしないのか。それはですね、男性が離婚によって今まで築き上げてきた社会的地位を脅かされることに怯えているからです。これは何も離婚に限ったことではありません。どのようなことでも、男性は自身の社会的地位が脅かされるリスクを回避する傾向にあります。離婚が本当にそのような危険性があるのかは関係ありません。そのような危険性があるかもしれないと男性が判断すれば、離婚しないのです。離婚して良かったと周囲から思われるならもし、あなたが不倫をしていたとします。そのときの不倫相手はどのような状況でしょうか。環境は?周囲の人間関係は?そもそもその男性の資質は?離婚に抵抗があること自体はいいことです。もしあなたと結婚したとするならば、離婚しようとしないのですから。しかしながら、あなたは考えなければなりません。不倫相手の状況が、もし離婚をしても、周囲から「離婚して良かったね」と思われるような状況かどうかを。離婚にダメージがない状況であれば、その男性は、奥様と別れる決断をするでしょう。
2016年07月11日フランスでは「人は死ぬまで恋愛をするが、その相手は変わる」と言う諺があります。日本では愛する対象を変えることは悪いこととされていますが、フランスでは生きてたらそういうことってけっこう有るよね、で終わります。フランス人の恋愛感とは愛は育てることができますが、ある一瞬で消えてしまいます。恋愛は臆病な小鳥のようなもの。捕まえようとジタバタすると余計遠ざかってしまいます。フランス人の心とはフランス人は自分と他人は「違う」ことを徹底的に教えられます。これは他人の「心」を想像しない、ということです。自分の心や意識は瞬間でハラハラと変わります。他人の心も同じように変わることを幼児の頃から叩き込まれます。以下は、フランス人が考えないことです。一方、あなたはどうですか?×あの人はこう思っているに違いない×今、こっちを見たから私のことを考えているに違いない×こうしたら、こういう人だと思われちゃう×嫌な人だと思われたかも×いわなくても判ってくれるはずフランス人は他人と自分が違うからこそ、余計恋愛を喜ぶ違うからと人の気持ちを無視したり、否定するとのではありません。違う人間が集まっている、そこで何かしらの接点があったことを喜びます。フランス人は他人と共感することを好みます。さいごにいかがでしたでしょうか。フランス人の恋愛感をご紹介させていただきました。あなたの恋愛のお役に立てれば幸いです。愛を込めて。
2016年07月01日