駆け足で大人になっていく君に贈る100の映画幼い頃からYouTubeに親しみ、サブスクを通じて新旧問わずさまざまな映画に触れられる機会が増えているいま、著者・有坂塁氏のもとには「子どもに何を観せたらいい?」「どんな作品があるの?」という問い合わせや上映依頼が急増中だそう。同書では、学校では教えてくれないことも大切な歴史や文化もすべて詰まっている映画を、有坂氏がさまざまなテーマに沿って100作品厳選しています。セレクトするだけに留まらず、有坂氏ならではの視点で見どころを解説し、ひとつとして同じではない映画の魅力とそれを体験することの素晴らしさを1冊に凝縮!関連作と合わせて計300作品を紹介しています。まだ言葉の話せない赤ちゃんから18歳の成人まで、親子で楽しめる映画ガイドブックの決定版です。<作品セレクトテーマ > ※一部●子どもたちだけの冒険●学校をズル休みした日に観る映画●僕だけのヒーロー/ヒロイン●ほぼ1人で作ったアニメーション●落ち込んだとき/上手くいかないとき●ドキュメンタリー映画も観てみよう●こんな職業もアリかも!?●映画に音がなかったとき●初恋●学校では教えてくれないこと●父の大きな愛/母の深い愛●君は君のままでいい●かっこいい先輩●友達は大事にしろよ●大人ってサイコー!●さあ、旅に出よう<コラム>「日本で一番映画を観ていない19歳」「映画パンフレット、という文化」「映画監督という人間って?」「私のパンフレットコレクション」発売記念イベントについて同書の発売を記念して、代官山蔦屋書店にてイベントを実施予定。詳細は以下にて確認してください。著者プロフィール有坂 塁(ありさか るい)/移動映画館「キノ・イグルー」館長中学校の同級生・渡辺順也氏と共に2003年に「キノ・イグルー」を設立。東京を拠点に全国各地のカフェ、雑貨屋、書店、パン屋、美術館、無人島など、様々な空間で世界各国の映画を上映している。また、映画カウンセリング「あなたのために映画をえらびます」や、毎朝インスタグラム「ねおきシネマ」を投稿するなど、自由な発想で映画の楽しさを伝える。“映画パンフレット愛好家”としても活動中。どんなときでも、映画の味方です。「キノ・イグルー」Web Site:(2023年11月現在)書誌概要『18歳までに子どもにみせたい映画100』著者:有坂塁定価:2,530円発売日:2023年12月4日(月)判型:A5変形判ページ数:224PISBN:978-4-04-897649-7発行:KADOKAWAKADOKAWAオフィシャル 書誌詳細ページ:(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅知育ゲームや英語学習アプリも搭載! 遊びながら学べる「キッズスマートウォッチ」の予約受付が開始✅大人も子供も楽しめる!「北欧クリスマスマーケット」マルシェや手づくりワークショップ、蚤の市など開催@大阪・大東市✅形を作って焼くだけ! クリスマスクッキーが簡単に作れる「coloridoh(コロリドー)クリスマスキット」が発売
2023年12月01日ろうの親から生まれた、耳の聴こえるコーダの子どもたちが揺らぎながらも自らを語り、成長していく物語を描いたドキュメンタリー映画『私だけ聴こえる』が、文化庁映画賞(文化記録映画部門)大賞を受賞した。映画芸術の向上とその発展に資するため、2003年度より始まった文化庁映画賞。文化記録映画部門は、選考委員会における審査に基づき、優れた文化記録映画作品に対する顕彰を実施しており、今年度で19回目を迎える。選考委員を務めた藤岡朝子は、「ろう者の子として生まれ育った少女たちが家族との関係にゆれ動く思春期を丁寧で的確な観察でとらえた。障がいの有無でなく、アイデンティティと自分探しの問題として描くことで、福祉や差別を越える普遍的な視点を提案し、コーダについての問題意識を開放し喚起する」と語り、「観客のスクリーンへの集中度と読み解く力を育てる『映画』という形にこだわり、国際共同製作にも挑戦した制作者の姿勢は、時代に合致したひとつの指針を示している」と制作陣を称えた。一方、受賞を受けた本作の松井至監督は、「栄誉ある賞に選んでいただき、ありがとうございます。制作をはじめた7年前、コーダという言葉は知られていませんでした。この賞は、ドキュメンタリーという場に向かって勇気を持って自己を開いていった出演者たち、全感覚でコーダの世界を感じようとした制作者たち、映画館の暗闇で切実に他者に触れようとした観客の方々、そしてろう文化に生きるみなさんのものです」とコメント。「他者と生きる未来の社会への入口として、時代がコーダの存在を求めたのだと思います」と語っている。『私だけ聴こえる』は全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私だけ聴こえる 2022年5月28日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開©TEMJIN / RITORNELLO FILMS
2022年09月20日有限会社アルファープロデュースが制作する映画「中洲の子ども」は、小説「真夜中の子供」を原作に、原作者でもある辻 仁成が監督・脚本を務め、福岡の若い映画制作チームや地元有志の方々の協力のもと、2022年8月15日より福岡市博多区 中洲にて撮影を開始いたしました。本作品は、原作を基に、福岡・中洲の街の情景やそこで生活する人々の暖かさの中で生きる少年の物語を描く、100%新たな映画の制作プロジェクトとなります。完成は来年の夏を予定しております。福岡発の文芸大作映画。みなさま是非応援・ご支援お願いします!作品イメージ■制作スタッフ監督・脚本 :辻 仁成助監督 :長谷川 徹撮影 :宗 大介(9029works)録音 :地福 聖二美術 :中島 信知(兄弟船)ヘアスタイリスト :松下 史典メイクアップアーティスト:大久保 絹枝衣装 :平田 美紀(Badu)プロデューサー :相川 満寿美 平田 武志制作 :アルファープロデュース原作書籍■原作小説「真夜中の子供」について 出版社:河出書房新社あの夜を越え、「真夜中」を生きる無戸籍の少年がいた。蓮司のよき理解者でテント暮らしの源太、心優しい客引き・井島、お腹を満たしてくれるスナックのママや屋台の主人、憧れの山笠の重鎮・カエル、兄のような存在の平治、警察官の響、そして中洲育ちの少女 緋真―土地と人とに育まれ、少年は強く成長していく。家族を超えた絆を描く感動作!有限会社アルファープロデュースURL: 【お問い合わせ先】有限会社アルファープロデュース担当: 相川TEL : 090-4475-9635Mail: masumi-a@apjpqsyu.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月16日「こどもかいぎ」って?――子どもたちによる傾聴、そして話し合う大切な時間Upload By 発達ナビニュース映画『こどもかいぎ』は、子どもたちが「かいぎ」をする保育園を1年間に渡って撮影したドキュメンタリー作品です。「こどもかいぎ」では子どもたちが輪になって自由に話し合います。何を話してもいいけれど、相手の言うことはきちんと聞くのがルール。テーマはそのときによってさまざまです。ふしぎに思うこと、最近知ったこと、保育園でいやなこと…。さて、どんな意見が飛び出すのでしょうか。「こどもかいぎ」では結論を出すわけではありません。それぞれが自分の思いを伝え合う中で、子どもたちは成長していきます。子どもたちは、 自分にも相手にも全力でまっすぐ。気持ちを伝えるというのは単に「言葉で」だけではありません。子どもたちは何を考え、自分の可能性や、人と人との関係をどのように育んでいくのでしょうか。映画『こどもかいぎ』、そこには社会の中で生きていくために大切なヒントがあふれていました。コロナ禍だからこそ、対話をテーマにしたこの映画を届けたいUpload By 発達ナビニュース今回、監督の豪田トモさんにお話をうかがいました。発達ナビ編集部(以下、ーー):映画『こどもかいぎ』の完成に至るまでの背景を教えて下さい。豪田トモ監督(以下、監督):2017年から映画『こどもかいぎ』のプロジェクトがスタートしました。撮影場所探しに1年。ようやくご縁があって舞台となる保育園で2018年の春から1年に渡り撮影させていただきました。150時間の撮影を映画として1時間半にまとめるまでに2年かかりました。しかし、 完成したタイミングで新型コロナウィルスの流行がはじまり、その当初、映画を公開できるような状況でなくなってしまいました。仕方なく、この映画はお蔵入りにするしかないと思ったんです。ーーそのような中、公開に踏み切ったきっかけはなんでしょうか?監督:わが家には娘がいるのですが、当時小5で、分散登校をしていました。ある日、タブレット端末で学校の様子を見せてもらったんですが、そこには給食の時間に黙食している子どもたちの姿があり、ショックを受けました。そのとき一番に思ったのは、「この子たちは、きっと言いたいことがあるはず。大人は子どもの声を聞けているんだろうか」ということでした。一度は公開をあきらめた『こどもかいぎ』だったのですが、このことがきっかけになり、コロナ禍だからこそ、対話をテーマにしたこの映画を公開しようと決意したんです。「対話」とは、思考と思想を交換するものUpload By 発達ナビニュースーーこの映画の大きなテーマである「対話」というキーワードですが、豪田監督が思う「対話」とはどのようなものでしょうか。監督:「対話」についてお話するときに、「『会話』と『対話』はどうちがうんですか?」と聞かれることが多くあります。「会話」と「対話」は、それぞれ辞書で調べると同じようなことが書いてあるのですが、僕自身はそこには大きな違いがあると思っています。「会話」というのは、感情と情報を交換するものだと思っています。今日会ったこと、楽しかったことを聞いて、それに答えたり、ときに怒っていること、悲しかったことなど感情をぶつけることもあると思います。一方で、「対話」というのは、思考と思想を交換するものだと思っています。会話よりも、もっと深いところにある、考えていることに根ざしている哲学を相手に伝えるものではないかと感じています。今回、子どもたちが対話する姿をみて、子どもは周りの子たちと考え方や、その裏にある気持ちを交換していると感じました。違う考え方に出合ったとき、大人はときに偏見につながることもあると思うのですが、子どもにとって対話で出合った「自分と違う意見」は、発見になるんだと感じました。ーーお話するのが得意な子ども、苦手な子ども、どちらもいると思います。それぞれがその子らしく対話の場に参加するために、大人ができることはどんなことでしょうか。監督:対話って言葉で話すことだけではないと思うんです。「お話しないといけないんですか?」と聞かれることもよくあるのですが、無理して話す必要はありません。対話では、その場にいて話を聞くということがとても重要です。それだけでも対話を重ねることで、対話の場に自分の居場所を感じることができる、子どもたちの姿を見てそう感じました。「対話」がもたらす3つの影響Upload By 発達ナビニュースーー「対話」することは、子どもたちへどのような影響があると感じていますか?監督:これはたくさんありますね! その中でも大きく3つの影響があると思っています。1つ目は、その子なりの力がのびていくこと。聴く力、表現する力、思考する力、想像する力、語彙力、タイミングを見極める力など。 対話は相手がいることなので、相手と関係性の中で場を良くしていく力や仲間意識、共感性なども育まれると感じます。また「何でも話していい居場所」があることで、自尊心や自己肯定感が育まれていると感じました。2つ目は、子どもたちを取り巻くさまざまな社会問題の解決につながるのではないかということです。対話を重ねることで話してみないと分からないこと、話してみたら分かり合えることがあると気づくことができると思います。それは不登校、ひきこもり、いじめ、貧困、ヤングケアラー、精神疾患があることからの困りごとなどの問題解決のヒントにもなると思います。対話ができるようになることで、「困っていることがある」とSOSを出したり、自分の感情を言葉にする力が育まれ、それは自分の抱えている問題を解決する力になっていくと感じています。3つ目は、将来をつくる力です。たとえば、年中から高校まで週1回「対話の授業」があったら、それまでに400〜500回は対話ができるんです。自分の思いを話す、相手の話を聞くという経験を重ねることで暴力、暴言、DV、依存症などのコミュニケーション上の社会問題の予防になるのではないかと思っています。子どもの思いを聞いてほしいUpload By 発達ナビニュースーー最後に発達ナビの読者である、障害や特性があるお子さんを育てる保護者の方へのメッセージをお願いいたします。対話は保育園や幼稚園、学校だけでなく、家庭でもできます。子どもの話を聞く、思っていることを知るというのは、愛情表現です。その子の心の中にある声を、時には待って、すべてを受け止めていく。お子さんが小さいころは身体的なスキンシップが多いかもしれませんが、思春期以降そのようなスキンシップが減っていくことが多いと思います。スキンシップが減り、精神的なスキンシップもとらなくなるとだんだんと対話できなくなり、会話もなくなっていく…そうなってくると子どもに親の愛情が伝わらないということが多くあることを感じました。「対話」さえできていれば、大丈夫ではないかと僕は思っています。「対話」は自己肯定感を育み、子どもたちの可能性を広げます。ぜひ子どもの思いを聞いてほしいなと思っています。ーーありがとうございました!たとえ一見対話は難しいと思えるような子どもや場面であっても、きっとその子の中に「思い」があるはず。それを聞き、受け止めようとする姿勢の大切さを教えてくれる映画でもあると感じました。子どもとの関わり方に迷ったり悩んだりする大人に、きっとたくさんのヒントをもたらしてくれる映画だろうと思います。映画『こどもかいぎ』上演情報Upload By 発達ナビニュース『こどもかいぎ』2022年7月22日(金)よりロードショー。東京都・シネスイッチ銀座、シネリーブル池袋、イオンシネマ多摩センターほか、全国順次公開予定です映画『こどもかいぎ』劇場情報※クリックすると発達ナビから映画『こどもかいぎ』の公式サイトに遷移します企画・監督・撮影:豪田トモプロデューサー:牛山朋子編集:池宮三葉プロダクションマネージャー:徳田香織、宮澤朋子後援:内閣府、日本保育協会、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、認定NPO法人フローレンス推薦:厚生労働省※クリックすると発達ナビから映画『こどもかいぎ』の公式サイトに遷移します
2022年07月27日耳の聴こえないろうの両親から生まれた、耳の聴こえる“コーダ”の子どもたちが揺らぎながらも自らを語り、成長していく物語を描いたドキュメンタリー映画『私だけ聴こえる』が5月28日(土)より順次公開決定。メインビジュアルが完成した。ろうの両親から生まれた、耳の聴こえる子どもたちはコーダ(CODA:Children Of Deaf Adults)と呼ばれる。家では手話で、外では口話で話す彼らは、学校に行けば“障がい者の子”扱い、ろうからは「耳が聞こえるから」と距離を置かれる。コーダという言葉が生まれたアメリカでコーダ・コミュニティを取材した初めての長編ドキュメンタリーとなる本作は、15歳というアイデンティティ形成期の多感な時期を過ごすコーダの子どもたちの3年間を追う。聞こえる世界にもDeaf(デフ)の世界にも居場所のない彼らは、1年に一度の“CODAサマーキャンプ”のときだけ、ありのままの自分を解放し無邪気な子どもに戻れる。15歳。サマーキャンプは終わり、進路を決める大切な時期に入る。「私はろうになりたい」という深い欲望に突き動かされ、聴力に異変をきたすナイラ、自分を育ててくれたろうの母から離れて大学に行こうと葛藤するジェシカ、コーダである自分の人生を手話で物語ることで肯定し友達を作ろうとするMJ、さらに日本とアメリカを行き来し手話通訳士をするアシュリーが、妊娠を機に「お腹の子がろうになるか聞こえる子になるか」という悩みを抱えながら出産に向かう――。メインビジュアルでは、主人公ナイラの横顔を基調に、手や耳のイラストを加えて、他者と繋がりが象徴的に描かれている。「私はずっとろうになりたかった」というナイラの言葉と共に、まだ広く知られていないコーダの世界を表現し、社会に知らせていく。監督は、“社会の周縁に生きる人々の知られざる物語”をテーマに映像作品を制作してきた松井至。本作は2016年、「TokyoDocs」にて最優秀企画賞を受賞。その後取材を続け、2021年に北米最大のドキュメンタリー映画祭「HotDocs」に選出、現在、世界各国で上映を行っている。音のない世界と聴こえる世界のあいだで居場所を失い、揺らぎながらも自らを語り、成長していく子どもたちの姿からコーダの知られざる物語を綴る本作。コーダの少女を主人公にした『コーダ あいのうた』もアカデミー賞作品賞を受賞し、話題となっている。『私だけ聴こえる』は5月28日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私だけ聴こえる 2022年5月28日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開©TEMJIN / RITORNELLO FILMS
2022年04月03日人気作家・沖方丁氏のベストセラー小説を実写化したミステリーサスペンス映画『十二人の死にたい子どもたち』が、dTVで配信スタートした。『SPEC』シリーズ、『イニシエーション・ラブ』など多くの話題作を手掛けてきた稀代のヒットメーカーである堤幸彦氏が監督を務め、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈ら注目の若手俳優陣が共演した同作。次々と降ってくる謎、迫り来る危機、絶望と希望のはざまで悩み苦しみながら目的を成し遂げるために果敢に挑む子どもたちの姿が描かれる。手に汗握るような緊張感を漂わせる演出、高度なカメラワークと編集を駆使した怪しげな映像表現、まるで登場人物の一員になったような気持ちで謎解きに挑戦する面白さ、そして注目の俳優たちの“新鮮な輝きを放ついま”を見ることができる点にも注目だ。
2021年07月14日dTVが18日、全国の20代~50代の父親を対象に実施した「父の日に子どもと観たい映画作品」のアンケート結果を発表した。アンケートの結果からは、父親の子を思う気持ちが浮き彫りに。子どもが成長していく姿を伝えることができる作品や、仲間との葛藤や挑戦、友情を育む物語が選ばれている。大ヒットを記録したSFアドベンチャー『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と回答した40代男性は「複雑なようでシンプルに分かりやすく、主人公の成長も伝わるから」と理由を説明。また、邦画『踊る大捜査線 THE MOVIE』と回答した30代男性は「笑える部分もあり、信念と仲間の大切さも教えてくれるから」としている。他には、家族全員で楽しめる映画や、父親の気持ちがクローズアップされた作品がアニメ作品を中心に見受けられた。また、同時に「子どもの頃に親と観た思い出の作品」についてのアンケート調査の結果も発表。こちらは30代〜50代の男性が子どもの頃ということもあり、『ドラゴンボール』『キン肉マン』といった懐かしいアニメ作品や『インディ・ジョーンズ』『E.T.』『南極物語』などの名作が目立つ結果となった。
2021年06月18日子どものための映画祭「キネコ国際映画祭」が明日から開幕する。本映画祭では国内外の24か国・54作品が集まり、作品の審査も子どもたちが行う。キネコ国際映画祭は子どもたちがスクリーンで映画を楽しめる恒例行事で、今年で27回目を迎える。プログラムは年齢別に組まれているため、言葉をまだ完全におぼえていない小さな子どもが楽しめる作品もあれば、観たあとに親と一緒に内容について話し合ったり、考えさせられるような作品も。4日(月)には字幕ナシで『スーパーパワー・ドッグス』をIMAX上映するプログラムも予定されている。また野外映画上映やミュージックライブ、気球体験、クイズ大会など、家族そろって、友達と一緒に参加できる催しも多数用意されている。毎年、会場は子どもたちでにぎわっており、小さな子どもが思わず泣きだしたり、大声をあげてしまっても周囲がそれを受け入れて、会場がより楽しいムードになることも。日ごろはあまり映画館に足を運べない、まだ一度も映画館に行ったことのない子どもが“映画館デビュー”を果たすのにも適したイベントになっている。なお、スマートフォンアプリ「ぴあ」をダウンロードして、アプリ内で表示できる“マルぴ“マークを映画祭期間中に子玉川ライズ中央広場インフォメーション&チケットカウンターに提示すると、先着100人に「キネコ国際映画祭」特製クリアファイルがプレゼントされる。27th キネコ国際映画祭11月1日(金)から11月5日(火)まで公式ホームページ:会場:109 シネマズ二子玉川、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ、二子玉川公園、二子玉川ライズ ガレリア・二子玉川ライズ 中央広場
2019年10月31日日本最大規模の子ども国際映画祭「27th キネコ国際映画祭」が11月1日(金)に開幕するが、映画祭で活動する子ども審査員“キネコ審査員”の応募が本日からスタートした。キネコ国際映画祭は参加する子どもの年齢に合わせてプログラムが組まれており、劇場の出入りも自由。大きなスクリーンで存分に映画を楽しめるイベントとして長年に渡って親しまれている。映画祭では、海外の長編・短編の審査を子ども審査員が行っており、小学4~6年生の応募者から選出された15人(予定)が作品を鑑賞し、話し合いを経て、グランプリを決定する。またキネコ審査員はオープニングイベントや国際交流パーティにも参加。世界の映画人と触れ合い、仲間と話し合い、華やかなイベントも同時に体験できる貴重な機会だ。応募は10月7日(月)まで受け付けており、応募用紙をエントリーした後に書類選考と電話でのインタビューが実施され、キネコ審査員が決定する。応募用紙や詳細な募集要項は映画祭公式サイトに掲載中。27th キネコ国際映画祭11月1日(金)から5日(火)まで会場:109 シネマズ二子玉川、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ、二子玉川ライズ ガレリア・二子玉川ライズ 中央広場ほか周辺キネコ審査員 応募条件参加条件:小学校 4~6年生(男女問わず)映画祭開催期間中および映画祭が指定する日時に全日参加可能であること参加費:無料募集定員:15名(予定)募集期間:10月7日(月)まで応募方法や詳細は映画祭公式ホームページ( )に掲載中
2019年09月06日アンジェリーナ・ジョリーが、来年11月6日に公開される『The Eternals』(原題)でマーベル映画デビューを果たす。「People」誌に6人の子どもたちーーマドックスくん、パックスくん、ザハラちゃん、シャイロちゃん、双子のノックスくん&ヴィヴィアンちゃんが大喜びしていることを語った。「私がすごく感動したのは、子どもたちが私の強い姿を見たがっているということ。私が強く、そして楽しんでいる姿にとても喜んでいるのよ」。超人的なパワーを持つエターナルズのひとり、セナを演じるアンジーは、「剣からバレエ」に至るまで様々なトレーニングを積んでいるという。「彼女は戦士だから。MCUにふさわしいセナを演じるには、本当にしっかりとトレーニングをしなきゃいけないと思っているわ」。過去には女優業を引退して監督業に専念すると宣言し、ファンにショックを与えたアンジーだが、今後も『マレフィセント』の続編『Maleficent: Mistress of Evil』(原題)、映画版『世界一幸せなゴリラ、イバン』、スリラー映画の『Those Who Wish Me Dead』(原題)など、出演作が目白押しだ。(Hiromi Kaku)
2019年08月01日私は自宅でパソコン作業していますが、そのときに映画やアニメドラマなどを流すことが多いです。その日は映画を流していたのですが…気がつくと、次男がうしろからパソコン画面を見ていた!そんなに気に入ったんなら、居間のテレビで一緒に見よう~となりました。映画を子どもと一緒に見れるのは楽しい時間です。しかし映画は2時間。中盤あたりでそろそろお風呂の時間になってしまいました。まだ見たい! という次男に「明日一緒に見ようね」と約束して、その日はおしまい。翌日…。昨日の映画が気になる…。でも一緒に見るって約束したし、次男が帰ってくるまでは、まだまだ何時間もあるわけだし…でも見たい…ええ、見ちゃいました!!!でも安心してください。その夜…見てないという設定で、次男と一緒に(私だけ2度目の)映画を楽しみました~。
2019年05月04日マーゴット・ロビーとエリザベス・バンクスが、英語圏で長年人気を誇る子ども向けの絵本「The Paper Bag Princess」を映画化するようだ。映画化権を獲得したユニバーサルが発表した。エリザベスとユニバーサルは、彼女が製作(続編では監督も)した『ピッチ・パーフェクト』シリーズでもタッグを組んでおり、今回はロバート・マンチ著のベストセラー絵本の映画化で再び手を組むことに。エリザベスは監督とプロデューサーを務めるとのこと。「The Paper Bag Princess」は子ども向けの絵本であり、1980年という昔に出版されながら、なかなかのフェミニストな内容であることが知られている。主人公はロナルド王子との結婚を控えたエリザベス王女。結婚式の前日に城がドラゴンの攻撃を受け、ロナルド王子が連れ去られてしまう。ドラゴンに着るものさえも焼き尽くされてしまったエリザベス王女は、紙袋を身につけて、王子の救出に向かうという話だ。フェミニストと呼ばれる理由は結末にある。自分を助けに来た王女に対し「お姫様らしくないね」と諭す王子。その後、王女が王子に対して取るある行動が、強い女性像を象徴し、フェミニストに支持されているのだ。エリザベスとともにプロデューサーに名を連ねるマーゴットがエリザベス王女を演じる可能性もあるが、「The Hollywood Reporter」によれば脚本の仕上がりやスケジュールに左右されそうだという。(Hiromi Kaku)
2017年11月01日10日(現地時間)、アンジェリーナ・ジョリーが長男マドックスくんを除く5人の子どもたちとトロント映画祭に出席した。アンジーがプロデュースしたアニメ映画『The Breadwinner』(原題)のプレミア上映とだけあって、アンジーは白の爽やかなドレス、女子の中では年長のザハラちゃん(12)も総レースの赤いワンピースでおめかし。パックスくん(13)、ノックスくん(9)、双子のシャイロくん(11)&ヴィヴィアンちゃん(9)はカジュアルな装いでレッドカーペットに登場した。「People」誌によると、アンジーたちは、『The Breadwinner』の監督ノラ・トゥーミー、主人公パルヴァナ役の声を担当したサアラ・チョウドリーと合流し、和やかムードで記念撮影。アンジーは集まっていたファンにサインしたり一緒にセルフィーを撮ったりとファンサービスにも気軽に応じたようだ。アンジーは製作に携わったこの作品だけでなく、11日には自身が監督した『最初に父が殺された(原題:First They Killed My Father)』のプレミア上映も控えている。同作はカンボジアの人権擁護活動家ルオン・ウンの回想録を映画化したもので、アンジーは製作と脚本にも名を連ねている。(Hiromi Kaku)
2017年09月11日アニメの実写化や人気シリーズの続編など、今年の夏も子どもが喜ぶ映画が続々と公開されています。夏休みを利用して、子どもの映画館デビューを計画するママも多いかもしれません。しかし、大きな音に驚いてしまう子は少なくなく、子連れでの映画鑑賞はマナーも気になるところ。まずは、親子向けのサービスを活用してみましょう。■子どもが泣いても大丈夫! ママに嬉しい映画館のサービス子ども向けの映画とはいえ、幼い子と一緒では心配事が多く、落ち着いて鑑賞できないことがあります。そこでおすすめなのが、ママを応援するサービスです。子連れを前提としているので、子どもが泣き出してしまっても大丈夫。まずはこうしたサービスを利用して、映画館のムードを味わわせてみては。●MOVIX『ほっとママシネマ』照明を明るくしたり、音響を控えめにしたりと、子どもが驚かない工夫がされています。スクリーン前に子ども用のプレイスポットも設けているので、飽きてしまっても安心。おむつ替えや授乳のためのスペースもあります。大人1200円、3歳以上は800円(3歳未満は無料!)と、料金的にもお得です。上映作品は子ども向けのアニメが多いのが特徴。開催劇場はWEBで公開されており、平日に開催されることが多いようです。●TOHOシネマズ『ママズクラブシアター』毎月1~2回、木曜日に実施。アニメが中心ですが、話題の新作や恋愛モノなど、ママが楽しめる作品も公開されます。赤ちゃん連れを前提としているので、泣き出してしまっても冷たい目で見られることはありません。ただし、あやすなどの努力はもちろん必要です。●109シネマズ『ふれあいシネマ』子連れ専用の上映会で、女性スタッフがシアター内に常駐。映画館デビュープログラムとして、一緒に歌ったりできる参加型イベントが用意されていることも。にぎやかな雰囲気のなか、気軽に鑑賞できるのが魅力です。映画館以外にも、地域の子ども会などが開催する映画鑑賞会に参加する方法も。子どもが中心のイベントなので、気兼ねなく参加できるでしょう。■いよいよ映画館デビュー! 注意した方がいいこととは?子どもが初めて映画館に行く場合、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか。映画館デビューの注意点をご紹介します。●作品の選び方さきほどご紹介した子連れOKのサービスは平日が中心なので、働くママはなかなか利用できないかもしれません。そのときは、できるだけ子ども向けの作品を選ぶのが無難。子どもに作品をチョイスしてもらいましょう。ママにはまったく興味がない作品を選ぶこともありますが、口出しは厳禁。自分で選べば最後まで見ようとするものです。大切な映画館デビューとなるわけですから、子どもの希望を尊重してあげましょう。しかし、いくら見たいからといって、小さな子には3Dを避けたほうが無難かも。大人でも映像酔いすることがあるため、注意したいところです。●映画館デビューのタイミング個人差はありますが、映画館デビューは物語を理解できるようになる、3~5歳くらいが適しているといわれています。DVDなどで映画に興味を持ちだしたら、映画館に行ってみたいかを尋ねてみるといいかもしれません。子どもが「行きたい」というタイミングで行くのがいいですね。とくに興味がないのに無理に連れ出すと、映画が嫌いになることもあるので注意してくださいね。●事前に映画館のルールを教えておくまた、映画館へ行く前には、静かに鑑賞しなくてはいけないことを教えます。ぐずったり騒いだりしたらすぐに退出することも子どもと約束しておくといいでしょう。家で静かにDVDを見る練習をして、大丈夫と思えるようになってから出かけてもいいですね。それでも、暗闇や大きい音に驚いてしまう可能性もあります。そのときは、無理をせずに退出しましょう。友人の子は大きな物音が苦手で、映画館の音響にびっくりしてパニックになったそうです。●子連れにおすすめの座席位置チケットを購入するときは入退場しやすい通路側の席を選ぶのがおすすめ。騒いだりしたら外に出やすいし、トイレにも行きやすい。帰りも混雑を避けられます。子ども向けの作品や、子連れを対象としたサービスでも、周囲への配慮は必要。騒いだら注意する、泣き出したらあやしたり外へ出たりするなどの気配りをしつつ、楽しい思い出を作ってあげましょう。※2017年7月27日現在の情報です。詳細は各施設のWEBサイトでご確認ください・松竹マルチプレックスシアターズ ・TOHOシネマズ ママズクラブシアター ・109シネマズ ふれあいシネマ
2017年08月12日ひと昔前は、女の子の憧れの習い事だったバレエ。それが今ではグッと身近な習い事となりました。バレエが好きで、娘に習わせているママも多いのでは?そんなバレエ人気を受けてか、今年の夏休みはバレエ映画が目白押し! バレエ公演をみに行くのはとてもお金がかかるけれど、バレエ映画ならお手頃に楽しめる上に、モチベーションアップやバレエへの理解を深めることにもつながりそうです。今年の夏休みは、親子でバレエ映画に出かけませんか? バレエ大好き少年少女なら見ておきたい、バレエ映画3本をピックアップしてみました。■小さな子どもでも楽しめる、フランス発のアニメ『フェリシーと夢のトウシューズ』バレエを始めたばかりの小さな頃は、まだピンクのバレエシューズやキラキラの衣装がお目当てだったりします。しかし、華やかな世界とは裏腹に、バレエは単調で地味。まだまだ集中力もガマンも足りない時期は、先生に厳しくされただけでイヤになってしまうことも。そんな時、施設育ちの不遇の環境から、持ち前の情熱で様々な困難を乗り越え、パリ・オペラ座のバレリーナを目指すフェリシーの姿をみたらモチベーションが上がるかも。バレエの本場、パリが舞台だけあって、バレエシーンの振付は、パリ・オペラ座の芸術監督のオレリー・デュポンとエトワールのジェレミー・べランガールが担当するという徹底ぶり。日本語吹き替え版も、自身もバレエ経験者の女優・土屋太鳳、日本バレエ界を牽引する熊川哲也が声優で参加しています。▼『フェリシーと夢のトウシューズ』 2017年8月12日から新宿ピカデリー他 にて全国公開■海外留学を夢見るバレリーナには『パリ・オペラ座バレエ 夢を継ぐ者たち』そして、こちらはまさに本物のパリ・オペラ座の舞台裏を描いたドキュメンタリー。これだけ日本でバレエ人口が増えた背景には、海外で活躍する日本人ダンサーたちの存在があります。みんなが憧れてやまないパリ・オペラ座ってどんなところ? その舞台裏をのぞかせてくれるこのドキュメンタリーは、海外のバレエ団に憧れる子どもたちの胸をときめかせてくれるでしょう。日本人ハーフのバレリーナ、オニール八菜さんの美しさにもウットリ!▼『パリ・オペラ座バレエ 夢を継ぐ者たち』 Bunkamuraル・シネマ他 公開中■小学生高学年以上&アーティストタイプには『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』もう少し大きくなってバレエに本格的にハマってくると、甘い世界ではないことに気づき、思うように踊れない、コンクールの結果が出ないなど、悩みも大きくなっていきます。「才能がないのでは?」「何のために踊っているの?」とバレエの苦しみもわかり始めたそんなバレリーナの卵たちには、もがき苦しみながらダンサーとしての自分と向き合う元英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルのセルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリーがオススメ。19歳の時、史上最年少でロイヤル・バレエ団のプリンシパルまで上りつめた天才バレリーナは、キャリアの頂点であっさりとその座を捨てます。一体彼に何があったのか? 彼の壮絶な心の葛藤もさることながら、その美しすぎる踊りと肢体に、子どもよりもママが夢中になりそう!?▼『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』 2017年7月15日よりBunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館他 全国順次公開 ■おまけ:バレエ男子だって負けてはいない──ミュージカル『ビリー・エリオット』の日本版がついに完成!「バレエは女の子のもの」は過去の価値観。今や日本のバレエ男子の活躍にはめざましいものがあります。ついこの間行われたユース・アメリカ・グランプリでも、日本人男子が2人も一位になるという快挙を成し遂げました。バレエ男子の映画といえば、貧困に喘ぐイギリスの炭坑町に住む少年ビリーがバレエに目覚め、ロイヤル・バレエ団を目指す『リトル・ダンサー』が有名ですが、そのミュージカルの日本版がついにこの夏誕生。バレエにタップ、さらに歌までをイキイキとこなす子どもたちのエネルギーは圧巻。バレエ男子のカッコよさに釘付けになります!▼ミュージカル『ビリー・エリオット』 ■親子でバレエ映画を楽しむときの注意事項 堅苦しくない映画といえども、マナーはあります。子ども連れで映画館に行く時は、特に次の点に気をつけましょう。▼字幕:『フェリシーと夢のトウシューズ』のような子供向けのアニメは、吹き替え上映がありますが、ドキュメンタリー映画などは日本語字幕での上映になります。まだ漢字がたくさん読めないお子さんには少し厳しいかも。ダンスシーンも多いし、それでもみに行きたいという場合は、事前にお子さんに内容を少し話しておくといいでしょう。途中でお子さんはいろいろママに聞きたくなるのもわかりますが、終わってから聞くよう事前に伝えておきましょう。また、下のお子さんを連れて行く場合はなるべく端の席に座って、グズったら席を立つようにしましょう。▼服装:特にドレスコードはありませんが、芸術の映画を観に行く上に、東急文化村など大人な雰囲気の映画館での上映が多いので、普段より少しオシャレをしていくと、テンションも上がります。映画のあとは、ヨーロッパの雰囲気をそのままに、クロックムッシュやガレットや食べながら、お子さんとバレエ談義に花を咲かせるのもいいですね。なんでもそうですが、おけいこはいいものをたくさんみなければ始まりません。時間がたくさんある夏休みは、お子さんが成長できるチャンス! バレエ映画が花盛りな今年の夏休みこそ、親子ででかけてバレエへの理解をもっと深めてみては?ライター:まちとこ出版社 狩野綾子
2017年08月07日アニメや戦隊モノ、冒険ストーリー。子ども向けの映画作品はさまざまありますね。映画館で一緒に楽しめるといいな、と思う一方で、「騒いだらどうしよう?」「最後まで観ていられるかしら?」と心配になってしまうママも多いはず。 特に初めて映画館に連れていくなら、なおさら不安は大きいことでしょう。そこで今回は、先輩ママたちに「子連れで映画館に行くときに注意すべきこと」をインタビューしてみました。●(1)初めて見せるなら、「テレビで見慣れているもの」「館内が真っ暗にならない映画」を!まずは、見せる作品を選ぶときのコツを聞いてみましょう。『子どもが2歳のときのこと。普段見せていない某パンアニメの劇場版につれていきましたが、開始早々大号泣。オープニングに出てくる敵キャラが怖かったみたいです。初めて見せる映画は、テレビで見慣れている作品にすべき と思い知りました』(30代女性/5歳女児のママ)『ディズニー系はNG です。意外と大人も見に来ているので、迷惑がられます。実際にうちの娘は騒いでしまい、隣のカップルに睨まれちゃってました』(20代女性/3歳女児のママ)なるほど、「この作品なら好きなはず」というだけで安易に選んではいけないのですね。では、映画鑑賞デビューにふさわしい作品とはどのようなものなのでしょうか。『子ども向け映画のなかには、本編のまえに短い手遊びコーナーがあったり、館内の照明を落としきらないで上映したりするもの があります。こういったものなら恐怖感なく、すんなりお話の世界に入り込むことができますよ』(40代女性/6歳男児のママ)●(2)映画館がどんなところか、出発前にしっかり説明しておこう見せる作品を決めたら、出発の準備にとりかかりましょう。言葉がわかる年齢の子には、事前にしっかり言い含めておくべきことがあるようです。『絵も音も、これまで経験したことがないくらい大きなものだということを何度も伝えました。それでも映画が始まるとビックリして泣きましたね』(30代女性/3歳男児のママ)『暗いところで見るけれど、ママは隣に必ずいるし、安心していいんだよ と言っておきました』(20代女性/4歳女児のママ)館内は子どもにとって未知の世界。入ったときにパニックにならないよう、あらかじめ十分に説明しておくことが大切なのですね。●(3)ポップコーンはNG!? おやつ・飲み物は迷惑にならないようにほとんどの先輩ママが、映画を見せるときにはおやつを持っていくと回答しました。しかし、どんな食べ物でもいいというわけではありません。映画館の中だからこそ、気をつけたいポイントを聞いてみましょう。『ポップコーンはバラ撒くことがある ためオススメしません』(30代女性/4歳男児のママ)『大袋に入っているスナック菓子は避けています。ガサガサ音が耳障りなので。どうしてもそれしかないときは、袋は親が持つよう心がけています』(40代女性/5歳女児のママ)『食べられる年齢なら、グミやラムネがいい でしょう。食べる音もしないし、飴と違いずっと口に残らないので虫歯の心配も少ないですよ』(30代女性/6歳男児のママ)『飲み物はストローつきのマグや水筒に入れて持っていき、こぼさないよう細心の注意を払いながら与えます』(20代女性/3歳女児のママ)おやつ・飲み物があれば、少しグズっても大丈夫。上手に使って、ストレスなく上映を楽しみましょう。●(4)座席は「退出しやすい」「スクリーンからなるべく遠く」のシートを選ぼう最後に気になるのは、子どもを連れて座る場所ですね。子ども自身にも、まわりの人たちにも負担にならないシートはどのあたりなのでしょうか。『できるだけ後方の端っこ ですね。子どもはトイレ以外にも、怖かったり、飽きてしまったりで退出したがることがあります。万が一のときに周りに迷惑をかけないようにするには、この場所がイチバンです』(30代女性/5歳男児のママ)『子どもが小さいころは、とにかくスクリーンから遠い場所を選んでいました 。あのサイズ感って、子どもにとっては相当な恐怖みたいです』(40代女性/8歳女児のママ)このように、多くの先輩ママたちが選んでいたのは“後ろのほうの座席”。見やすい場所を自由に選べるようになるのは、子どもが映画館に慣れてから……というのがセオリーのようでした。----------いかがでしたか?子どもと楽しめるレジャーが増えるのは、ママにとってもうれしいこと。また、つたない言葉で映画の感想を一生けんめい述べるお子さんの姿には、きっと成長を感じてしまうはず。ぜひ今回の記事を参考にして、子連れ映画デビューにチャレンジしてみてくださいね!●文/パピマミ編集部
2016年09月26日動物が好きな子なら、一度は「犬を飼いたい」といいだすことがあるのではないでしょうか。犬を飼うといいことだけではなく、大変なこともたくさんあることを伝えたい…そんなときには、子どもと一緒にこんな映画を見てみてはいかがでしょうか?■『犬と私の10の約束』犬の立場から飼い主へのお願いをつづった、「犬の十戒」をモチーフにした作品。母からこの犬の十戒を教わった少女がおとなになり、愛犬とのきずなを再確認させられます。「いつも一緒にいたい」「最期までそばにいてほしい」という十戒に反し、少女は引っ越しやひとり暮らしによって、愛犬と離れて暮らすことに。それでも飼い主を思う犬の姿は感動的で、「この約束を絶対に守る!」と思わずにはいられません。登場するゴールデン・レトリーバーのかわいさもあり、子どもにも楽しめるでしょう。鑑賞後は犬の十戒を振り返りながら、おとなになっても守れるかどうか、話し合うといいですね。■『ひまわりと子犬の7日間』宮崎県中央保健所の実話をもとにした作品。保健所に収容された犬と職員が、次第に心を通わせる姿を描いています。殺処分の問題から悪者にされがちな保健所ですが、愛情を持って接している職員もいることが伝わるのではないでしょうか。飼い主が死んだら、その犬は誰が面倒を見るのか? 保健所に収容された犬たちはどうなってしまうのか? そんな犬の飼育にまつわる問題も描かれていて、命の大切さや犬を飼うことの責任を教えられます。■『いぬのえいが』ポチという柴犬の話を中心に、犬と人との日常を全11話のリレー形式で描いたオムニバス映画。ひとつずつの話が長くないうえに、柴犬やコーギーなど、さまざまな犬種が登場するので、飽きっぽい子どもでも見やすいのが特徴です。犬との楽しい暮らしぶりだけではなく、愛犬を失った悲しみや犬に対するイライラなど、さまざまな感情を伝えてくれます。犬との生活をリアルに想像しやすいかもしれませんね。第2弾『犬とあなたの物語 いぬのえいが』も、69犬種111頭もの犬が登場。さまざまな事情で犬が飼えない人にとっても、見るだけでいやされる作品です。子どもは犬を“動くぬいぐるみ”のように考えていることがあります。一緒に暮らす大変さや責任感は、言葉で説明するよりも、映像で見せたほうが効果的。たとえ実際に飼えなかったとしても、子どもが動物を愛する気持ちは大切にしてあげたいですね。
2016年04月26日子どもが産まれてから、一度も映画館に足を運んでいない…なんてママはいませんか? 自宅でDVD鑑賞はできても「これは映画館で観たい!」と思う作品もありますよね。でも、子どもは小さいし、子連れで映画なんて…と諦めているママのために、最近は映画館が子連れママ向けの映画鑑賞サービスを行っているんです。上映作品多数! TOHOシネマズの「ママズクラブシアター」毎月1~2回、木曜日に実施されているTOHOシネマズの「ママズクラブシアター」は、ママやパパでも赤ちゃんを連れて気兼ねなく映画が楽しめます。参考サイト: 私も子どもが3歳の時に六本木ヒルズのママズクラブシアターを利用しました。上映前は劇場外のスペースにベビーカーがずらっと並べられ、赤ちゃんの声やママたちの話し声でにぎやかな印象です。上映中の照明は普段より明るく、見渡しがききます。赤ちゃんの泣き声や笑い声がときおり聞こえますが、気にしている人はいませんでした。周りはすべてママという環境が「うるさくしたら迷惑になる」というストレスをまったく感じさせず、映画に集中して楽しむことができました!1,200円の料金設定が魅力の「ほっとママシネマ」松竹が提供する「ほっとママシネマ」も、赤ちゃん連れのママのためのシアターです。こちらはママひとりにつき、補助席1席がついて1,200円と鑑賞料金の安さも魅力です(3歳以上から800円)。参考サイト: 映画鑑賞は予約・定員制となっているため、公式Webサイトからの申し込みが必要です。子どもの体調不良などでキャンセルしなければならなくなった時には、参加予約した劇場宛にメールか電話で連絡すれば大丈夫。子ども用の飲食物も自由に持ち込みできますし、授乳スペースにはミルク用のお湯もあるようです。子どものシネマデビューを応援「ウィズキッズシネマ」東京ディズニーランド近くにあるイクスピアリの「ウィズキッズシネマ」では、子どもの映画デビューを応援しています。参考サイト: 毎月上映作品や日時、時間などは決められていますが全席指定となっており、3歳未満の幼児は無料(3~6歳は900円)でママやパパと気軽に映画を楽しむことができます。当日は館内にスタッフが常駐しているので、困ったことがあれば相談することができますし、鑑賞中の空調や照明、音量も子ども向けに調整されています。ベビーカー置き場や、おむつ交換用のスペースもあるので、不安なく映画に集中することができそうです。本当は映画館で観たいけど、DVD化されるまで我慢…と思っていたママも、気兼ねなく映画が楽しめたらいいですよね。こうした子連れ向けのサービスは、どんどん充実しているようです。家でも外でも、親子が楽しめる時間が増えるとうれしいですね!
2015年09月20日ワーナー・マイカル・シネマズ高松は27日、来る「歯の衛生週間」(6月4日~10日)に先駆け、映画を見に来た子ども向けに歯科検診&フッ素塗布を無料で提供するイベント「シネマDEデンタル」を開催する。むし歯の早期発見・予防を映画の楽しみと合わせることで、検診の習慣付けのきっかけづくりとしても期待できる試みだ。同イベント当日に上映される作品は、子どもに人気の「れっしゃムービー:しんかんせん★とっきゅう大集合」で、多くの子ども連れの来客が見込まれる。そこで、上映の合間の11:00~12:00に、地元歯科医院「サンシャイン歯科」の協力を得て、未就学の子どもを対象に歯科検診を行うという(キシリトールガムと歯ブラシのおまけつき)。子どもの口腔ケアにはむし歯の早期発見はもとより、正しい歯磨きやフッ素塗布などの予防行動が重要だ。しかし、こうした情報が知られた現在でも、保護者の意識が「痛みが出てから受診」というパターンから抜け出せない例が多いのが実情という。同社ではこの試みを、「映画が楽しめ、おまけに歯医者さんに行く手間も省ける!」という大人にも子どもにもうれしいイベントと位置づけている。高松では初開催であるが、定着すれば市民の口腔衛生意識の向上に大いに貢献することになりそうだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月22日世界中から集まった映画を観られる、子どもたちのための映画祭、『キンダー・フィルム・フェスティバル』が今年も開催される。今年19回目となるこの映画祭。今回は『リサとガスパール』や『きかんしゃトーマス』など、子どもたちに人気の高い11作品のほか、日本ではなかなか観ることができない、ヨーロッパやアジアのアニメーションや短編の最新作が12作品上映される。日本初上映となる『どうぶつ会議』。(c)2010 Constantin Film Verleih, GmbH.ポップでかわいいこどもミュージカル『ローラ!』。(c)Gordon A. Timpken/Bavaria Filmverleih- und Produktions GmbH字幕の読めない小さな子どもたちでも楽しめるよう、戸田恵子さんなど人気の声優たちがスクリーンの前に立ち、目の前で吹き替える迫力のあるライブシネマや、プロの声優と一緒に声優体験ができたり、アニメーション映画作りを体験できるなどのワークショップも開催。今年のフェスティバルディレクターは、日本の人気アニメーション『こま撮りえいが こまねこ』のこまちゃん。(c)TYO/dwarf・こまねこフィルムパートナーズ映画以外にも、駄菓子屋や世界中のごはんが食べられる屋台村など、子どもが飽きることなく楽しめるイベントが盛りだくさん。アニメーション映画好きな大人もぜひ足を運んでほしい。小さなお子さんの映画デビューにもぴったりのイベントだ。『19回キンダー・フィルム・フェスティバル』会期:2011年8月12日(金)〜13日(土)日比谷会場2011年8月18日(木)〜21日(日)調布会場場所:日比谷会場:日比谷公会堂 東京都千代田区日比谷公園1−3調布会場:調布市文化会館たづくり 東京都調布市小島町2-33-1料金:日比谷会場当日券:18歳~60歳未満1,000円、3歳~18歳未満・60歳以上500円、3歳未満無料前売券:18歳~60歳未満700円/3歳~18歳未満・60歳以上300円/3歳未満無料調布会場当日券:18歳~60歳未満500円/3歳~18歳未満・60歳以上100円/3歳未満無料前売券:18歳~60歳未満400円/3歳~18歳未満・60歳以上100円/3歳未満無料※未就学のお子さんについては、大人の方もご一緒にご入場をお願い致します。※3歳未満のお子さんは、保護者と一緒の座席でお願い致します。(座席を確保したい場合は、3歳以上の券をお買い求め下さい。)お問い合わせ:TOKYO KINDER FILM 一般社団法人キンダ-・フィルム03-5355-1225公式HP: www.kinder.co.jp 取材/赤木真弓
2011年08月12日