皆さんは、パートナーの行動に腹を立てた経験はありますか?今回は「泥酔して失言を繰り返す夫」を紹介します。イラスト:モナ・リザの戯言結婚3年目主人公は結婚3年目のグラフィックデザイナーです。仕事が忙しく、残業が続くこともありました。しかし共働きの夫は主人公よりも早く帰宅するにもかかわらず、家のことをなにもしてくれません。さらに夫は夜遅くまで飲み歩き、酔っぱらって帰ってくることもあり…。失言を連発する夫出典:モナ・リザの戯言酔った勢いで主人公の前で失言を繰り返す夫。翌日には自分が失言したことを覚えておらず、主人公に逆ギレしてくるのです。そんな夫の態度に腹が立った主人公は、夫への仕返しを決意。グラフィックデザイナーの技術を駆使して夫の合成写真を作り、義実家に差出人不明で送りました。するとその写真を見た義母と夫は大慌て…。写真が本物だと信じ込んだ夫は、酔って記憶をなくすことを恐れて、酒を控えるようになったのでした。酒癖の悪い夫泥酔して失言を繰り返しては、記憶をなくす夫に迷惑していた主人公。仕事で培った技術を駆使して酒癖の悪い夫を見事制裁した主人公のエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(Grapps編集部)
2023年11月19日東京五輪の開会式まで残り58日と迫るなか、IOCトップの失言が相次いでいる。「五輪の夢を実現するために、誰もがいくらかの犠牲を払わないといけない」5月22日に開かれた国際ホッケー連盟のオンライン総会で、こう挨拶したトーマス・バッハ会長。“誰に向けたのか”が物議を醸し、後にIOC側は「日本国民にではなく、五輪関係者、五輪運動に向けた発言」と釈明。しかしバッハ会長はこれまでも、日本国民から反感を買うような発言をしてきた。4月22日には、緊急事態宣言が発出される方針を受けて「五輪とは関係ない」と発言。同月28日にも、「日本の社会は連帯感をもって、しなやかに対応している。日本国民の精神は賞賛の的です」などとコメント。そして、「今回の五輪についても非常に厳しい状況であるなかで、乗り越えることが可能になってきます」と“精神論”を展開した。さらにジョン・コーツ副会長も5月21日に、「緊急事態宣言下でも五輪を実施する」と強調し批判が相次いだ。そんな強腰のバッハ会長とコーツ副会長の訪日も近づいている。各紙によると、まずコーツ氏が6月15日に来日予定。当初5月に来日する予定だったバッハ会長も、6月中旬に来日すると報じられている。その後、開幕10日前の7月12日に改めて来日するという。■指摘されてきたIOC役員のセレブ体質現在10都道府県に発令されている緊急事態宣言は、再延長される見通しだ。変異株の感染拡大や医療逼迫、ワクチン接種の拡大は喫緊の課題となっている。また百貨店や映画館など休業要請を強いられている業界もあり、経済活動面でも厳しい状況が続いている。国内では五輪の「中止論」が高まるいっぽう、“厚待遇”とされるバッハ会長らの訪日には冷視線が注がれている。大会計画の「立候補ファイル」によると、IOC関係者は5つ星ホテルでの宿泊が提供されるという。そのホテルとは、「The Okura Tokyo」「ANAインターコンチネンタルホテル東京」「ザ・プリンス パークタワー東京」「グランドハイアット東京」の4つのホテル。提供率は「100%」と記載されており、全室貸切となるようだ。また「特別交渉による宿泊料金」としてシングル、ダブル/ツイン、スイートに関わらず、IOC役員は一泊の上限料金が一律35,200円と定められている。いっぽう立候補ファイルには、《大会組織委員会は、この特別料金と大会時の実際の宿泊料金との差額を保証するため、予算として適切な額を見積もっている》とも明記。なかでも「The Okura Tokyo」には、720平米で1泊300万円の国内最大級のスイートルームが備えられている。仮に同室にIOC役員が宿泊するとなれば、1泊290万円以上の差額を組織委が負担することに。つまり税金で賄うことになるが、IOCの“VIP扱い”は譲れなかったようだ。「昨年9月に組織委とIOCはコロナ禍に配慮し、人数削減や運営を簡素化することで合意。IOC関係者が集まる総会の開会式を中止し、彼ら向けのラウンジを縮小するなどしました。いっぽうで感染防止策とはいえ、IOC関係者の移動手段は新幹線の一両借りやハイヤーなど“VIP扱い”のようです。もともとIOC役員は、“セレブ体質”ともいわれていました。コロナ禍以前にも組織委が『ホテルのグレードを下げる。もしくは全額負担』を提案したところ、IOCは強く反発したそうです。『立候補ファイル』に5つ星ホテルが保証されているのは、彼らが最後まで譲らなかったということなのでしょう。そのため、早くも冷ややかな声が上がっています」(全国紙記者)各紙によると、招致段階では約7,340億円と見積もられていた五輪大会経費。しかし延長に伴う追加経費や新型コロナ対策費用も追加され、昨年12月に発表された予算は1兆6,440億円まで膨らんだ。日本国民の信頼を失いつつあるなか、“厚待遇”で迎えられるIOCトップには冷視線が注がれそうだ。
2021年05月27日自民党の杉田水脈衆議院議員が「女性はいくらでもウソをつける」と発言したことを自身のブログで謝罪し、話題となっています。ことの発端は、一部のメディアが、2020年9月25日の自民党会議で杉田議員が「女性はいくらでもウソをつける」と発言したと報道。その報道に対し、杉田議員は自身のブログで「そのような発言はしていない」と反論しました。しかしその後、同年10月1日のブログでは発言を認め、謝罪したのです。9月26日に投稿いたしましたブログ記事「一部報道における私の発言について」につきまして、一部訂正を致します。件の内閣第一部会・内閣第二部会合同会議において私は大変長い発言をしており、ご指摘のような発言は行っていないという認識でおり、「報道にありましたような女性を蔑視する趣旨の発言(「女性はいくらでも嘘をつく」)はしていない」旨を投稿いたしました。しかし、今回改めて関係者から当時の私の発言を精査致しましたところ、最近報じられている慰安婦関係の民間団体の女性代表者の資金流用問題の例をあげて、なにごとも聖域視することなく議論すべきだと述べる中で、ご指摘の発言があったことを確認しましたので、先のブログの記載を訂正します。事実と違っていたことをお詫びいたします。杉田水脈オフィシャルブログーより引用また、杉田議員は2018年にも月刊誌に「LGBTは『生産性』がない」という内容の論文を寄稿し、その後謝罪しています。りんたろー。と兼近大樹が苦言「なんで逆に軽視しちゃうんだろう?」2020年10月1日放送の情報番組『ABEMA Prime』(ABEMA)では、杉田議員の一連の騒動を、過去の失言とともに紹介。同番組の司会として出演していた、お笑いコンビ『EXIT』のりんたろー。さんは、この騒動について持論を展開しました。「生産性がない」っていってたのが、すごい印象的で覚えてたんですけど。目の前の人を愛おしく思うってことは、性別関係なく素晴らしいことだと思ってて。こういう人が…あんまり性別のことはいいたくないんですけど、女性の社会進出だったり、育児だったり、先頭に立ってやっていってくれたら嬉しいのに。なんで逆に軽視しちゃうんだろうっていう想いが、すごい強かったですね。ABEMA Primeーより引用また、りんたろー。さんは「そんな思想を持っている人が政治の中心にいるということが嫌だなと思う」と苦言を呈しています。一方、相方の兼近大樹さんは「誰かの支持を得るためにいったのでは」と、杉田議員の発言の意図を推測。なんでこういうことをいうのかって考えた時に、周りにいる人たちが全体的にそういう人たちの中に、たぶん、あの人はいて。周りの人たちから支持されるから、より強い口調でああいうことを平気でいっちゃうんだと思うんですよ。(杉田議員が)どこから支持されているのかっていうのが見れる感じがしますよね。それで得られる支持もあると思うので。それを失言と思って、本人はいっているのか、それとも味方に誰かをつけるためにいっているのかっていうところが気になりますね。ABEMA Primeーより引用さらに、「杉田議員は『失言をした人』という印象が強い。でも、能力があるから党にいるんだと思う。それを発揮してくれないと『なぜこの人が党にいるんだろう』と思ってしまう」ともコメントしました。『EXIT』の2人のコメントに、視聴者からはいろいろな意見が上がっています。・りんたろー。さんのいう通り。女性議員には女性の味方として引っ張っていってほしい。・兼近さんの考え方、確かにそうだなと思った。もし、杉田議員の周りに、女性軽視の発言で喜ぶ人がいるのだったら、それはそれで問題だと思う。・「杉田議員の発言は、誰かへのアピールだったのかもしれない」って、新しい見方でした。感心したな、見習いたい。兼近さんが推測した通り、失言内容だけに注目するのではなく、誰に対してのメッセージだったかを考えるなど、広い視点で物事をとらえることが大事なのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年10月03日男性の“失言”によって、浮気が発覚する話は後をたちません。そこで今回は、まさかの浮気発覚に至った“彼の不用意なひと言”を、複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが3つご紹介します。文・並木まき1:「名古屋に行ったらアレを食おうぜ!」「元カレの浮気が発覚したのは、彼の口から飛び出した『来週、名古屋に行ったらアレを食おうぜ!』のひと言。その翌週に彼が関西に出張するとは聞いていたのですが、行き先も聞いていなかった私にすでに行き先を言っているかのような口ぶりで“名古屋”という地名を出したことに違和感を感じたんです。しかも“アレを食おうぜ”と言うのも、一緒に行く約束をしていないのにおかしいじゃないですか。それで、“彼は別の女性と名古屋に行くんだな”とピンときたんです。その場で問い詰めると最初はシラを切ろうとしていた彼も、そのうちに観念。浮気を白状しました。聞けば半年ほど前から浮気をしていたとのこと。その場で速攻別れてやりましたよ!」(35歳女性/PR)隠し事をしていると、まさかのシチュエーションでボロが出てしまう男性も多いようです。油断したタイミングのひと言で、見事に浮気が判明したパターンですね。2:「浮気じゃないよね?」「彼はそんな人ではなかったのに、あるときからやたらと私に対して『浮気してないよね?』と確認してくるようになったんです。友達と遊びに行くと伝えたときとか、仕事で遅くなると言ったときとかに、あまりに確認してくるので“なんだか変だなー”と思っていて……。よくよく考えてみたら、そのころは私より彼のほうが連絡がつかないタイミングが増えていたんです。しかも、スマホにもロックをかけるようになっていて、なんだか変な行動が増えていたんですよね。そこで『ひょっとして彼が浮気をしているから、私も浮気をしていないか気になっているんじゃないのか?』と思いました。彼に会ったときに、そのまま疑問をぶつけてみると、なんとその場で浮気を白状してきましたよ。“自分がやっていたから、相手にも同じことをされているんじゃないかと不安だった”と言われましたが、“どこまで自分勝手なんだ!”と呆れてしまい、すぐに別れました」(33歳女性/美容関係)自分が彼女を裏切っていると、相手も同じことをしているのではないか……と不安になる男性もいるようです。特に小心者の浮気男性は、自分の行動を棚に上げて相手の行動を監視したがる傾向にあります。3:「何時ごろ、どこにいる?」「同棲していた元カレの浮気が判明したのは、私が出かけるときに『今日は、何時ごろどこにいる?』とその日の予定を細かく確認してくるようになったことがきっかけです。それまではお互いに自由にしていましたし束縛する関係でもなかったのですが、あるときから彼がやけに私の予定を細かく知りたがるようになったんですよ。最初のうちはなぜそんなに知りたがるのかわからなかったのですが、よくよく考えたら“何か私に見られると都合の悪いことがあるんだろうな”と気づきました。そこであるとき、わざと嘘の予定を伝えてみたんです。本当はその夜は家にいる予定だったんですが、ちょっと遠方の繁華街の地名を出してそこで会食があることにしたんです。するとその夜、彼は帰宅時に見知らぬ女性を家に連れて帰ってきました。『彼女さんにバレたらヤバいねー!』なんて玄関でキャッキャしていた女性の前に、仁王立ちしてやりましたよ。ドアを開けた瞬間、彼もその女性も固まっていました(笑)」(36歳女性/専門職)浮気をしている男性は、パートナーの女性の行動を把握したがる傾向にあります。あえてダミーの予定を伝えることにより彼の浮気を暴くとは、完全に彼女のほうが上手でしたね。浮気が発覚する瞬間が予想外のタイミングということも珍しくありません。彼女が彼の発言に違和感を覚えるときは、実際に隠し事がある可能性が高め。女性の直感は鋭いということですね。©laflor/gettyimages©PeopleImages/gettyimages
2020年09月28日長い間付き合っていれば、時にはケンカをしたりすれ違うこともあるかもしれません。ちょっとしたケンカなら、それをきっかけに仲良くなる…なんてこともありますが、時には取り返しがつかないことも。たった一言で別れる原因にまでなってしまうこんな失言、してしまっていませんか?「仕事と私どっちが大事なの?」女性からしたら、「だって、最近かまってもらえなくて寂しいんだもん…」と思ってしまうだろうこの言葉。言われた側からしたらかなりショックな言葉なんです。仕事を頑張っていて時には仕事を優先しているんじゃないか、というふうに見えてしまうような男性にとっては、仕事は自分が打ち込んでいる大切なものなのです。容姿に気を使う女性が時間とお金をエステや美容整形、コスメや筋トレにつぎ込むことに近い部分があるかもしれません。彼らにとって、仕事はアイデンティティーの一つなのです。もちろん、仕事がいくら重要だとしても、その性質は全く違うもので恋人と比べられるものではありません。特に、仕事のストレスと疲れがたまっているときにこう言われてしまったら「俺のこと分かってくれてないな」と感じて、そのまま別れ話に発展してしまうことがあります。言いたい気持ちはグッと堪えて、相手の体を気遣って、寂しいなら寂しいと素直に伝えると良いでしょう。「別れる」ケンカ中につい言ってしまいがちな捨て台詞ですが、売り言葉に買い言葉です。お互いに引っ込みがつかなくなり、そのまま音信不通になってしまうことは多々ありますし、こんな重大なセリフを簡単に使われ続けていたら、「もう疲れたな、やっぱり別れた方がいいかもしれない」と彼が冷めてしまうことも十分考えられます。激昂せずにうまく話し合いができればそれに越したことはありませんが、怒りに任せて投げやりな感情になってしまうことが多いなら、イライラしてきたなと感じたときは「ごめん、いまは冷静に慣れないから後で話そう」と、少し距離を置くようにしましょう。とりあえず彼から距離を置くことで、しばらくすると怒りも収まってくることでしょう。冷静になって考えてみれば、そのきっかけは些細なことかもしれませんし、別れたいなんて言ってしまったことに後悔も湧いてくるのではないでしょうか。「元カレの方がよかった」前に付き合っていた人と比べられたら、元カレより劣っていると自分を否定されたように感じて、プライドが深く傷付きます。「じゃあ元カレと付き合ったら?」なんて言われて、溝ができてしまうことにもなりかねません。そもそも、元カレと結局別れてしまったということは、別の部分ではその彼にも嫌な部分があったからではないでしょうか?素直に「こういうふうにされると嫌だ」「もっとこうしてほしい」と改善を求めた方が、彼も意固地にならず話を聞いてくれるはずですよ。「付き合わなければ良かった」言われた男性は、出会ってからの期間を全否定されたように感じられて、彼女への本気度が高いほど傷付きます。「じゃあどうすればいいの?」なんて思い悩み、とても悲しい気持ちになってしまいます。せっかくご縁があってお付き合いしてきた大切な相手なのですから、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。なにかショックなことがあったならその時に「やめて」と言えばいいのです。もし、彼からの好意を感じられなくて不安や寂しさでそう感じてしまったとしても、こんな言い方をしてしまったらその気持ちが伝わるどころかむしろ彼の気持ちは離れ、逆効果になってしまいかねません。
2020年06月01日子どもってよくも悪くもとっても素直です。思ったことをストレートに口に出して周りの大人が冷や汗…! なんて体験、皆様もお持ちかと。今回は我が家の4人が幼いころのそんなエピソード集めてみました。まずは長女から。ママが見てくれないからって名前と年齢を暴露するという暴挙に出た長女5歳! 私を知らない方も目線や反応で私を簡単に見つけられたようで…注目させる(スルーさせない)スキルは現在もパワーアップしております(笑)お次は次女。痛くないって聞いたのに痛いじゃないか~~~!ってことでお医者さんに知ってる限りの言葉でやり場のない怒りをぶつける次女3歳。笑ってくれるお医者さんで良かった、本当に良かった(汗)小児科を選ぶときはこういう時の反応が重要でした(笑)お次は長男。若めなのに髪の毛が無い人に会うことが無かったせいかこの発言! 子どもあるあるですが、ほんとひやひやします!(汗)そのあとのやり取りでさらに追い打ちかけるような展開になりませんようにとヘンな汗出ますよね~。特徴的であってもいいんだってこと分かってほしいけど、子どもは経験がまだまだ足りないのでごめんなさいです。最後は末っ子次男。他の子もこのような時期があった気がしますが、次男はこの下ネタ期が激しかった…!(笑)徹底した枕詞ならぬ下詞!?どれも外でやられたわけですがそんなときに思うのがこれ↓今こうして並べてみると笑い話なのですが、当時はこんな言い訳したくてもできるチャンスなんてなく、「どんな躾してるんだ」って思われてるんだろうなぁ…って複雑な気持ちになったものです。しかし、今こんなシチュエーションに出くわしたとしたら、「可愛いなぁ、面白いなあ」としか思わないです。今まさにこんな最中にいるママ、あなたが思ってるより周りはずっと微笑ましく感じていると思いますよ! ってこと。そして、今は困るような言動も成長とともに見られなくなる…そうこんなハプニングは小さいからならではなので、楽しんでいきましょう!
2018年10月14日こんにちは。コラムニストの鈴木かつよしです。大臣や国会議員による“失言”が後を絶たちません。精神科医で元衆議院議員の水島広子さんがその著書『国会議員を精神分析する』で述べているように“どうして民主主義国家のはずの日本で、よりによってこんなにおかしな人たちばかりが政治の世界に集まるのだろうか……”といった指摘は本当にあたっています。で、よく聴いてみると彼(彼女)らの“失言”といわれるものの実態は「心にもないことが何故か口を滑って出た」のではなく、「常日頃から心底そう思っているような本音がついつい出てしまった」ものばかりであることが分かります。そうだとするとどんなママたち・パパたちにも、職場や仲間の集まりでついつい失言をしてしまう怖れというのはあるわけで、今回はママやパパが気をつけるべき失言の3つのパターンについて考えてみたいと思います。●この人たちなら本音を喋っても解ってくれると思い込んだ結果の失言『私がよくやってしまうのは、職場の食堂で親しいパート仲間のママたちと社内の人間関係について話しているときに、同僚の直属上司や同僚と関わりの深い部署の人の悪口を“本音”で喋ってしまうというパターンの失言です。私の話しを“痛快だわ”と言って楽しんでくれる人は多いものの、一方で批判の対象とされた人を直属上司に持つ場合やその上司と職務上頻繁に関わらなければならないような場合、痛快だなどと言って一緒に大笑いしているわけにはいきません。そんなことも考えずにパート仲間なら共に働く戦友として本音で何を喋っても解ってくれるだろうと思い込むのはおおきな間違いでした』(40代女性/東京都在住、大規模小売店パート)こちらの40代女性は筆者のお知り合いの一人で、よく「本音」のご意見をおっしゃってくださる貴重な存在のかたです。たしかに「自分にとってはこき下ろしてスカッとしたい嫌な奴」であっても同僚にとっては「それでも同じ部署で働くパートナー」ですから、悪口を言われてけっしていい気持ちはしないものです。仲間になら何を話しても解ってもらえるだろう といった思い込みは、とんだ失言を招くよくあるパターンに当てはまるのです。●知らず知らず誰かを「見下している」ことに起因する失言『うちの課の課長は社内で“失言王”と呼ばれるほど失言が多い人です。本当ならとっくに役員になっていておかしくないような仕事のできる人なのですが、ことある度に失言をして、昇進が見送りになっています。見ていると、「女の子ははじめから当てにしていないから残業せずに帰っていいよ」とか「その仕事は契約社員のきみにはムリだろうから心配せんでいい」といったように、女性や非正規社員のことをそもそも“見下している”ところに失言の原因があるのです。多分ご本人は気づいていらっしゃらないのだろうと思われますが、知らず知らずのうちに人を見下していることから来る“本音”が失言となって口から出てしまうという悪しき例ですよね』(30代女性/神奈川県在住、医療機器メーカー勤務)こちらの女性もしばしば筆者のインタビューに協力してくださるかたですが、この課長さんのようなパターンに当てはまる人、いますよね。というよりも筆者の世代の男性にはこのタイプの失言癖のある人が悲しいかな少なくありません。悪い人ではないのかもしれませんが、根底にある“上から目線 ”に気づいて自覚し、直さない限り、ずっと“失言王”から卒業できないのではないでしょうか。●揺るぎない信念や信条を持っていて、折にふれてそれを語ってしまう失言『職場の同僚のK子さんは仕事がテキパキとよくできるうえに普段は物静かで素敵な女性です。ところがこのK子さん、「女性は一度は子どもを産まなければ絶対に駄目」という、ある意味で宗教的ともいえるような信念を持っていて、折にふれてそれを語ってしまいます。会議などでそれが始まってしまうと場が一気に「またいつもの失言かよ」という雰囲気になり、女性の列席者たちから猛反発が出て会議にならなくなってしまいます』(40代女性/東京都在住、出版社勤務)この話しをしてくださったかたは、出産経験のある女性からしても「こんな女性蔑視の差別的な発言はけっして許容できない」とおっしゃっています。この“揺るぎない信念・信条を語ってしまう”という失言のパターンは、政治家の失言には最も多いパターンだといえるでしょう。冒頭でご紹介した精神科医の水島広子さんは著書の『国会議員を精神分析する』の中で政治家に失言する人が多い理由の一つとして政治家の多くが“自己愛パーソナリティー”の持ち主であることを指摘しています。筆者は医師ではありませんので巷にあふれる失言の数々を精神医学的・心理学的に分析することはできませんが、インタビューに答えてくださったママのみなさんの貴重なお話しを筆者自信の社会経験などをもとに考察した結果、このような“失言の3パターン”に行き着きました。読者のみなさんはいかがお感じになられますでしょうか。いずれにしても『沈黙は金 』です。失言をしないようにするためには、余計なことは言わないように心がけるのが一番なのかもしれませんね。参考文献『国会議員を精神分析する』水島広子・著(朝日選書)●ライター/鈴木かつよし●モデル/赤松侑里
2017年10月12日あなたは今まで、パートナーについうっかり失言しちゃったこと、ありますか?ちょっとした意見の食い違いから口にした一言が、後になって「言わなきゃよかった……」と思うほどの大失言だったら、辛いですよね。それで、後悔しちゃって心に引っかかっている人もいるんじゃないかと思い、30代の男女100人にこっそり聞いてみました。「パートナーに対して“言わなきゃよかった!”と後悔している一言はありますか?」蓋を開けてみると、29%の人が「あ~あんなこと、言わなきゃよかった……」と悶々とした思いを心に秘めていることが判明!どんな失言をしちゃったのでしょうか……?■既婚者が18%も「言わなきゃよかった」アリ!パートナーに対して失言を投げつけ、言わなきゃよかった……と後悔している29%の中で、既婚者が18%という事実を発見!まずは、その失言内容を既婚者のコメントから抜粋してみましょう。「“稼ぎが少ない!”と言ってしまった」「妻の稼ぎは少ないので、妻に“仕事と言っても遊びでしょ!”と言ってしまった」「“食事を作るのが遅い!”と言ってしまった」「“あんたなんかと結婚するんじゃなかった。最悪物件だ!”と夫に向けて言った」「“無能!”と一言」あまりにも分かりやすく「それ言っちゃおしまいでしょ!」的な失言が多すぎて、読んでいてクラクラしてきました。こんな言葉を口に出したその後は、どんな風にその場をおさめるのでしょうか……?それでは、未婚者の失言は?「アイドルの子って“可愛い!”と連呼したら嫉妬された」「“服のセンスが悪い”と言っちゃった」「嘘が続いたので、“オオカミ少年!」と言ってしまった」「存在がうざいと言った」最後の「存在がうざい」は、間違いなくこの後は別れたのではないでしょうか……。やっぱり独身者の失言は既婚者に比べると、かわいいもんでしたね!■今まで失言したことない派はみんな精神的にタフ「失言などしたことない!」と答えた71%の人達は、ほとんどが「ノーコメント」。失言ナッシングのしっかり者ですから、易々とコメントはしないのかと思いきや、数名の個性的な声を見つけましたよ!「絶対言われたくないのは、“ゴミはゴミ箱へ!”。私が夫にいつも口を酸っぱくして言っているから、同じ言葉を言い返されたら悔しい」「ない。でも、嫁になら何を言われても構わない」「特にないけれど、あんたなんかどうでもいいと言われる」どれも若干トホホなコメントでしたね。何と言ったらいいのやら……。今回、様々な人の失言を調査してみると、「うっかりなのか?」「文句なのか?」それとも限界までストレスが溜まった挙句の「別れの言葉なのか……?」。その状況やパートナーとの関係性によっても、失言に対する捉え方が違ってくるのかな~と感じました。何よりも、その失言を受け取った側がどう感じているかによっても、相手へのフォローが変わってきますよね!もし、今後あなたが失言をしちゃったら!ついうっかりの可愛い失言ならば、話題をすり替えてごまかしちゃうのも手でしょう。しかし、傷つくような一言を言ってしまったときには、素直に謝るのが一番!もちろん、2人の関係性が終わっているのなら、そのままサヨナラするのもアリでしょう?ただし、後味が悪いのは覚悟して、言葉を選んでくださいね!(文/二葉)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年11月28日(金)調査対象:全国の20~30代の男女100名
2014年12月08日ついうっかり口にした言葉が原因で彼女にフラれた、彼氏が激怒して別れを告げられた……など恋愛の失敗や失言は人生で一度や二度ありますよね?そんな皆さまの「恋愛における失言エピソード」をアンケートで聞いてみました。笑ってはいけないけど、なんだか笑ってしまう恋愛失言集、みんなで明るく笑い飛ばしましょう!調査期間:2010/12/4~2010/12/6アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数 499件(ウェブログイン式)■「ドランクドラゴンの塚地さんが好きで、彼氏に『すっごく似てる、だから好き』と熱弁をふるってしまった。あとから『顔じゃなくてやさしそうな雰囲気が……』と付け加えたけど、完全にスネられた」(23歳/女性)■「彼女に真顔で『頭皮のこと、気にしてる?』と聞かれた。その次のデートは開き直って、二人でヘッドスパに行った」(29歳/男性)なるほど、まだ取り返しのつくレベルですね。私も感動的なテレビ番組を見て涙を流していたとき、当時の彼氏に「ザブングルの加藤みたい」と言われた記憶があります。悔しいです。次、いってみましょう。■「過去の恋愛の話になったとき、『初恋はまだ』と言ってしまった。彼氏はしばらく落ち込んでいた」(21歳女性)怖いですね。深層心理が吐露してしまう瞬間ですね。とは言え、恋愛は付き合い始めないと分からないこともありますからね。失言した側が、自分の失言を機に別れを決意することも少なくないようです。■「愛を確かめ合っている最中、名前を間違えて呼んでしまった。すかさず平手打ちされた」(28歳/男性)■「良い形かと自負していたのに、『犬のお乳』と言われた」(32歳/女性)何かに夢中になっているときほど、思わぬ失言のピンチは待っているもの。夢中になったときほど、みなさん、冷静にっ、冷静にーっ!それにしても、「犬のお乳」って、どんなお乳なんでしょうか……?次、いきましょう。■「彼の両親は再婚で、本当の母親ではないのに、『お母さんに似てるね』と言ってしまった。気まずくなった」(22歳/女性)■「実家に遊びに来た彼がテレビを見ながら、『○○って会社やばいよね、裏で汚いことしてるよ』と何気なくつぶやいた。しかし実は、その会社は私の父が重役を務める会社。その場には父も母もいて、父は激怒。以来なんとなくぎくしゃくしてしまって別れました」(27歳/女性)家族を巻き込んでの失言はツライですね。特に不慣れな相手方の実家では、どこに地雷が潜んでいるかわかりません。実家イコール戦場と心得て、気を抜かないよう注意しましょう。次は、こんなほほ笑ましいエピソードをどうぞ。■「小学4年のとき、臨時教師がクラスに配属されたので、クラス全員の自己紹介をしました。なぜか、その場でひそかに付き合っていた女子の名前を、クラス全員+先生の前で『好きな人』として発表してしまいました!その後、彼女にドン引きされ、数日後、ふられました……」(29歳/男性)いやーん、なんだか甘酸っぱ~い。付き合っている秘密を暴露されて、ご機嫌を損ねる女心。小学生とは言え、つくづく恋愛とは難しいものですね。いずれにしても、相手と状況を考えた発言を心がけたいものです。最後に、相手に言われて傷ついたエピソードで、男女ともにもっとも多く寄せられたのが「太った?」発言。軽い気持ちで言ったつもりでも、言われた本人は根強く覚えているようです。思わず「太っ……」まで口にしてしまった場合は、「太……巻き食べたくない?」、「太……サル(フットサル)でもやらない?」など、ぜひごまかしましょう。それでは!(野口美緒/文鳴館)【関連リンク】【コラム】日常に潜む、「あなたとは違うんです」に勝る失言集【コラム】にっくき上司を理論で言い負かせたい!【コラム】よく使う顔文字ランキング3位は「(>_<)」では1位は?
2010年12月23日