この内容は、作者の体験談です。個人差があるため、気になる症状は医師に確認をとってください。毎日暑くて溶けちゃいそうですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?暑くて夜も寝苦しいですよね。良い睡眠が取れないと疲れもとれないですし、成長期の子どもたちにとっては結構大問題だったりするんですよね。今回は、睡眠にまつわる我が家のエピソードを書きたいと思います。■花粉症になり、同時にいびきがひどくなった息子今年の春、息子が花粉症になってしまい…目のかゆみと鼻水ジュルジュルでとてもつらそうでした。それと同時にいびきもひどくなって、時々無呼吸になることがありました。大人の睡眠時無呼吸症候群は知っていたのですが、その原因は「肥満」が多いと聞いていたので…子どもでしかも肥満ではない息子がなぜ??という気持ちで心配になりました。耳鼻科の先生が、鼻の穴にカメラを入れて診た結果、鼻の奥にあるアデノイドという組織が、息子は普通の人より大きいことがわかりました。睡眠時の呼吸の状態を調べる機械を装着して、二晩寝ました。息子は寝相が悪いので、途中ではずれないか心配でしたが、わりと簡単にデータをとることができました。結果が出るのは一週間後なので、それまで病院からもらった薬を服用して様子を見ていたのですが…なんと!いびきが良くなったと感じるようになりました。病院へ行く前は、苦しいからか寝相がとんでもなく悪かったのですが、それも落ち着きました。■検査結果はよくなかったけれど…先生がおっしゃるには、アデノイドは2歳ごろから大きくなり、6歳ごろをピークに自然に小さくなっていくものだそうです。そのため、この時期に睡眠時無呼吸症候群を発症する子どもは結構多いんだとか。また、花粉症などのアレルギー性鼻炎や肥満も、睡眠時無呼吸症候群の原因となるそうです。息子は、鼻炎症状がある時以外は鼻呼吸もできているようなので、このままアデノイドが小さくなってくれるのを待つ予定です。睡眠時無呼吸症候群が続くと、質の低い睡眠となり、睡眠不足から集中力低下、落ち着きがない、学習能力の低下などを引き起こすそうです。たかがいびきと考えがちですが、睡眠時無呼吸症候群が続くと子どもの成長に大きく影響することを今回知りました。いびきが気になるなぁ…。発育が遅いの気になるなぁ…。日中よく眠そうだなぁ…。と思ったら、早めに医師に相談してみてくださいね。息子の症状もまだまだ心配ですが、医師と相談しながら注意深く見守ろうと思います。
2023年08月16日皆さんは、ママ友とのお付き合いに困ったことはありますか?今回は、ママ友に衝撃を受けたエピソードを紹介します。子どもの発育が気になるママ友同じ時期に子どもを産み、産んだ直後から子どもの身長や体重、発達をやたら比較してくるママ友がいました。その人とは知り合いの紹介でママ友になったので、関係がまだ浅いにもかかわらず私の子どもの成長度合いをLINEで聞いてきました。子どもが生後5ヶ月のとき、そのママ友の家へ子どもを連れて遊びに行ったときのことです。家に上がらせてもらうなりいきなりメジャーを取り出し、私の子どもを床にゴロンと寝かせて身長を測り始めました。いきなり子どもを測りだして…!そして「ほら、5cmも身長違う!成長ってそれぞれ違うんだね~!体重は何キロ?」と失礼な質問攻めをするママ友に私は我慢の限界でした。「成長がそれぞれ違うっていうなら、なんで比べるの?自分がもしそれされたらどんな気持ちになる?自分の子どもがされたら子どもはどんな気持ちになるかわかる?」と言い、そのまま子どもを連れて滞在時間10分で帰宅しました。マウントを取ってくるプライドが高いママ友はこりごりです。(30代/女性)こんなママ友だと…ママ友は子どもの発達具合が気になったのかもしれませんが、いきなり体を測られたら子どももいい気はしませんよね。性格や価値観が異なるママ友の場合、モヤモヤを抱えてしまうことが多いかもしれません。お互いに気遣い、良好なママ友関係を築いていけることが理想ですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月22日長男が生後10カ月のころ、私は児童館で1人のママ友と出会いました。彼女は、誕生日が3週間違いの自分の子どもと私の長男をなにかと比較し、長男のほうが発育が遅れているとでも言うような発言を繰り返してきたのです……。自分とは合わないと感じたママ友への、私なりの対処法をお話しします。 「うちの子より小さい」と言うママ友…長男が生後10カ月のころ、当時住んでいた家から徒歩5分の児童館によく通っていました。そこで顔見知りになった1人のママ友。はじめは当たり障りのない会話をしていましたが、長男とママ友の子どもの誕生日が3週間違いとわかると、「もっと小さい子かと思った! 体が小さいんですね」と言われたのです。 そのときは深い意味はない発言かと思いましたが、その後も何度も「うちの子より小さい」と言われ、少し嫌な気持ちになってしまいました。 児童館を変えてママ友から離れることにそれから児童館で会うたびにママ友は、「まだつかまり立ちしかできないの? うちの子はもうすぐ歩けそう」「まだ習い事に興味ないの? うちの子はリトミックに興味があるから、今度見学に行くの」と自分の子と長男を比較する発言をするようになりました。 「うちの子のほうが後に生まれたのにね」というのが決まり文句のようで、私はだんだんママ友に会うのが苦痛になってしまったのです。ついに私は、通う児童館を変えることでこのママ友に会わないようにしようと決心しました。 考え方が合わないなら離れて正解その後、ママ友に会うことはなくなり、平和な気持ちで児童館に通えるようになった私。しかし、児童館を変えた3カ月後に、市が主催する1歳児向けのイベントでそのママ友と近い席に……! 彼女は私に気付かず、隣の席のママに「まだあんまり歯が生えていないんですね。うちの子は8本生えているのに」と、私にしていたのと同じように比較する発言をしていました。本人は嫌みではなく世間話のつもりなのかもしれませんが、私とは考え方が合わないようなので、離れて正解だと思いました。 私は特別、長男の発育に悩みを持っていたわけではありませんが、やはり何度も比較するようなことを言われると不安な気持ちになってしまいます。しかし本人はそんなつもりで言っているわけではないかもしれないので、「比べないでほしい」と直接言うより、離れるほうが良いと考えました。考え方や価値観が合わない人とは、距離を置くのが一番だと私は思っています。 作画/ぐら子著者:香川えりか3歳と1歳の2児の母。管理栄養士・登録販売者・調剤事務管理士の資格を取得。ドラッグストアで開催されるベビー相談会を担当し、多くのママさんに寄り添ってきた。
2022年12月16日私はどちらかといえば仕事が好きで、結婚もしないだろうと思っていました。夫と縁があって結婚してからも仕事をしていないと不安を感じるため、なかなか赤ちゃんのことを考えることができませんでした。そんな私が結婚3年目に妊娠したエピソードです。 生理が来ない…まさか?!ここ数年、毎月順調に来ていた生理が来なくて、まさか、まさか、と焦っていました。 当時、仕事で昇進できるかもしれない、そして店が繁忙期ということもあり少しくらい体調が悪くてもつらいなんて言えない時期でした。慢性的にあった胃痛を薬でごまかしていましたが、今から思うとあれはつわりだったと思います。もし妊娠していたらどうしよう。仕事ができなくなる。昇進ができなくなる……。 当時の私はそんなことばかり考えていました。 生理が止まって4カ月目に、やっぱり妊娠したのかな、と意を決して産婦人科へ行きました。先生から「うん、妊娠5カ月目に入ったところだね」と言われ、私のなかでストンと何かが落ち、うれしいとか幸せとかはわからなかったのですが、ただぼんやりと私にも赤ちゃんができたんだ、と思いました。 赤ちゃんが発育不全と診断されて妊娠がわかってから夫の転勤が決まり、引越やら産休・育休の申請やらで大忙しでした。任せてもらえる仕事が減り、昇進もなくなって虚無感があったのですが、ふとおなかでもぞもぞ、ころころ、とする感触があリました。それが胎動だとわかり、「あぁ、赤ちゃんが生きているんだ」と思ったら幸福感が込み上げてきて、仕事にこだわっていたことが馬鹿らしく思えました。 妊娠7カ月目に入り、引越先でかかった産婦人科で「胎児発育不全」と診断され、総合病院を紹介してもらい、入院することに! 小さめの赤ちゃんだね、と言われていましたが、やはりショックでした。約1カ月半の入院生活。なかなか大きくなってくれない赤ちゃんに不安と、なんで無理して仕事をしてしまったんだろう、なんであんなに仕事にこだわってしまったんだろう、ちゃんと病院に行けばよかった、とどうすることもできないのに後悔して泣いていました。 赤ちゃんは少しずつおなかの中で育ってくれていましたが、妊娠38週目にもうあまり母体で育つことは期待できないだろうと言われ、妊娠39週目から陣痛促進剤を入れることを決意しました。 子どもの命の大切さ出産してからは時間が過ぎるのが早かったです。 激痛ともうろうとする意識のなかで元気良く泣いて生まれてきてくれて本当に幸せで、安心しました。体重は2,300gもあり、先天性の異常も見られず健康児。救われた思いでした。次の日会ったわが子はびっくりするくらいかわいくて、抱き上げたらあたたかくて……。赤ちゃんってこんなにかわいいものだなんて思いもしませんでした。 女性にとって子どもと仕事、どちらをとるか即答できない人もいるかと思います。今の私は、仕事よりも赤ちゃんが大切! と思えましたが、20代のときなら、もしかしたら仕事をとっていたかもしれません。ただ、やはり無理をしてすぐに病院に行かなかったことは今でも悔やまれます。早めにきちんと自分の状況を把握していればその後の行動もとりやすかっただろうな、と強く思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト:(c)chicchimama著者:藤原妃葵お母さん1年目。仕事に復帰するか、在宅でできる仕事をするかで悩み中。
2020年03月14日寝返りがうてるようになった、お座りできるようになった…。子どもの成長は本当に早いですよね。どんどん動きが活発になる赤ちゃんを見ていると「がんばれ、がんばれ!」と心からエールを送りたくなります。でも、その成長の途中で「ちょっと心配」と思ってしまうこともあるかもしれません。例えば、ハイハイ。「ハイハイが遅くて心配…」「ハイハイをほとんどせずに立ち始めたけど、大丈夫かな?」といったお悩みを持つお母さんは多いようです。今回は、榊原先生にハイハイを含めた「子どもの手足」にまつわる不思議について教えていただきました。お話をうかがったのは…医師・お茶の水女子大学名誉教授榊原洋一先生お茶の水女子大学人間発達教育研究センター教授。東京大学医学部卒業。専門は小児科学、小児神経学、発達神経学など。小児科医として発達障害児の治療にかかわる。著書は『大人が知らない子どもの体の不思議』(講談社)など多数。■子どもの成長に「ハイハイ」は必要?――先生。今回は子どもの手足についていろいろ教えてください! 成長の過程としてハイハイから二足歩行へ…といわれていますが、「なかなかハイハイがはじまらない」と心配になってしまうお母さんも多いようです。榊原洋一先生(以下、榊原先生):ハイハイは必ずするもの、と思っているお母さんは多いかもしれませんね。でも赤ちゃんの中にはハイハイせずに歩き出す子もいるんですよ。――えっ…。いきなり歩きはじめる子がいるんですか?榊原先生:います。全体の3%くらいの赤ちゃんは、おしりでずり歩きして移動し、そのまま歩きはじめるようになる子がいます。――そうなんですか…! ハイハイは「歩くための準備期間」のようにとらえていたのですが、違うのでしょうか?榊原先生:「ハイハイができる」というのは腕と手足が交互に動かせる。首が座り、前方を向いていられる。奥行きを理解できる。これらができている、という証拠なんです。ハイハイは赤ちゃんの運動として、とても良いものだと思います。でも「歩きはじめるために必ず必要か」といわれると、そういうわけではないんです。――「ハイハイをしはじめる時期はこのくらい」というのがあって、その時期になかなかハイハイがはじまらないと「何か体に問題があるのでは?」と不安に思うお母さんも多いと思うのですが。榊原先生:ハイハイしないからといって運動発達に問題がある、という事実はありません。先ほどの、おしりでずり歩きしているうちに歩きはじめるお子さんがいるように、ハイハイしなくても正常に運動機能は発達していくんです。――つまりハイハイの時期が遅いとか、ハイハイしないことで悩みすぎることはない…?榊原先生:医者目線でいうと、脳の発達やほかの病気に関係していることも一部あるので「絶対に問題ない」とはいえないものの、ハイハイしなくても歩きはじめる場合があるのは本当ですよ。■赤ちゃんが手足をバタバタ…どうして?――先生。わが子が赤ちゃんのとき足をふんばったり、ゆるめたり、バタバタさせたりをずーっと繰り返していたことがあって「疲れないのかな~」と不思議でした。何か理由があるのでしょうか?榊原先生:赤ちゃんが手足をバタバタさせる理由ははっきりしていないのですが、私は「手足を動かしているときの感覚を確かめている」のだと思いますね。――感覚を確かめている…?榊原先生:そうです。例えば人間には視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など五感と呼ばれるものがありますよね。その五感以外に「体性感覚」というものがあります。体性感覚とは何かを簡単にいうと、すみませんが目を閉じてみてもらえますか…? ――はい(目を閉じる)。榊原先生:左手をあげてみてください。――はい(左手をあげる)。榊原先生:今どうなっていますか…?――左手が上がっている感じがします(笑)。榊原先生:見えていなくても、手が上がっている感覚がありますよね。手がどのへんにあるかも感じています。体の一部が動いていることの感覚があるはずです。これが体性感覚なんですね。――自分の体の一部がどこにあるか、という感覚…。榊原先生:例えば、授乳するとき、赤ちゃんの口元に乳首を持っていくと吸うようなしぐさをしますよね。これは、「反射」と呼ばれる無意識の動きです。それとは逆に、自分の意志で動かそうとする「随意運動」というものもあります。赤ちゃんが手足をバタバタさせるのは、これらの動きとはまったく違うものなんです。――意図的に動かしているわけでもなければ、反射でもない?榊原先生:いわゆる「体の試運転」ともいえる動きなんです。大人が手を前に出すとき「手を前に出そう」と思う間もなく、とっさにできますよね。でも子どもは最初、どうやって手を前に出すのかも分かりません。運動するとき、人には必ず感覚があります。筋肉がどのくらいの強さで収縮しているのか、脳から情報を受け取っているんです。けれど子どもは、どうやったら、どう動くかという経験が少ない。だから、まずは経験するしかないんです。手足をバタバタ動かすのはその感覚を感じて、試しているからだと私は思います。――すごい! 一生懸命に自分の体の動かし方を試しているんですね!榊原先生:体の取扱説明書なんて、ありませんからね(笑)。「手足の試し運転をしている」と表現する人もいますね。■指しゃぶり、こぶししゃぶりをするのはなぜ?――先生、手足のバタバタと同じように不思議なのが指しゃぶりや、グーにした自分の手を口の中に入れようとする「こぶししゃぶり」といわれるものです。これはなぜするのでしょうか?榊原先生:ひとつに、赤ちゃんは口まわりがいちばん発達していることが関係しています。1歳くらいまでは目にしたものを自分で口に持っていき、確かめようとします。もうひとつは、人の体の中で「指先」や「舌」などが敏感な部分だからです。発達している口まわり、そして感覚のするどい舌で何かを確認しようとするわけですね。何も持っていない状態で、赤ちゃんが確認できるものといったら、何だと思いますか?――…自分の手、ですか?榊原先生:そうです。何も与えなければ、自分の手しかありませんよね。足もありますが、体勢的に口に含むのは難しいでしょう。手を口に入れるのは、手しか口に入れるものがないからなんです。――…なるほど。榊原先生:手を口に持っていくことで、口は手を感じますし、手は口を感じますよね。感覚のするどい手と口がお互いの感覚を楽しむことができる。赤ちゃんは口と手の感覚を楽しみながら、探索しているのだと思います。こぶしごと口に入れてしまうのは、まだ手と指を別々に動かすのが難しいからです。赤ちゃんは最初、手をにぎった状態で生まれますし、パーだと大きくて口に入りませんよね。たまたまグーにした状態のときに手が口の中に入り、それがこぶししゃぶりと呼ばれているのかもしれませんね。うちの孫は手を開いているときに口に入れて、指先が鼻の穴に入ってしまうこともありますよ。――そうなんですね(笑)。面白いお話をたくさんありがとうございました!今回は、子どもの手足にまつわる不思議について、お話をうかがいました。赤ちゃんは必ずハイハイするものと思っていましたが、いきなり歩き出す子も一定数おり、必ずしも通る道ではないことを知りました。また、赤ちゃんの不思議行動は、自分の体を知るための探索行動であることも興味深く感じました。そうと分かると、手足をバタバタしたり、こぶししゃぶりをしている我が子を見る目が変わりますよね。「あ、試しているな~」とママも楽しい気持ちになるでしょう。次回も子どもの体の不思議についてお話をうかがいます。お楽しみに!参考図書: 『大人が知らない子どもの体の不思議』 (講談社)榊原洋一著子どもと大人はどう違うのか。それは単に大きさだけの違いではありません。どうして夜泣きをするの? どうして寝相が悪いの? どうして落ち着きがないの? 子育て中に親が抱く「答えが見つかりにくい質問」にエビデンスの精神で解答することを試みました。子どもの心と体の不思議を理解する、手助けとなる一冊。
2019年04月12日夏に紫外線ダメージを受けた髪は、できるだけ早めにケアしたいですよね。それなら、卵黄ペプチド配合の「美発育」で内側からケアしませんか?そこで今回は、ツヤのある美髪をゲットできる美容サプリ「美発育」をご紹介します。夏に紫外線ダメージを受けてパサパサになった髪…出典:byBirth夏に紫外線を浴びた髪は、見てわかる通りダメージを受けてパサパサになっているはずです。こうなると、シャンプーやトリートメントにこだわったぐらいでは、以前のようなツヤのある美髪を取り戻すことは難しいですよね……。多くの女性は、夏になると顔や手足の紫外線対策をするでしょう。しかし、頭皮の紫外線対策は忘れがち。気付いたときには、コシのあった髪は枝毛や切れ毛が増え、ツヤのあった髪は茶色や赤色になってしまっているものです。それもそのはず、頭皮は顔の3~5倍もの紫外線を浴びているといわれています。紫外線によって頭皮や髪が受けるダメージは、ヘアアイロン、パーマ、カラーなどの傷みの原因よりもはるかに多いのです。そこで今回は、夏の間に手が付けられなくなってしまった髪に、内側から働きかけてくれる美容サプリをご紹介します。トリートメントなどのケアが面倒…、カラーリングを繰り返してトリートメントが浸透しない…、そんな方にも最適ですよ!ひよこのフワフワ産毛に着目した「美発育(びはついく)」提供:株式会社協和プラセンタ商品売上げNo.1の株式会社協和から発売された「美発育(びはついく)」は、女性の髪の悩み、とくにハリ・コシ・ツヤの悩みに働きかける美容サプリメントです。夏に紫外線を浴びた髪を内側からケアしてくれるサプリとして、じわじわと注目を集めています。美発育の特徴は、卵黄ペプチドを250mg配合していることです。ひよこはフワフワした羽毛をまとって生まれますが、実は生まれる直前に卵の中で一気に成長しているそうです。美発育は、そんなひよこのフワフワ産毛からヒントを得て開発されました。髪によいものといえば、昔からワカメやひじきなどの海藻類、黒ゴマなどいろいろとありますが、最近注目されているのが美発育にも配合されている「卵黄ペプチド」という成分です。卵黄ペプチドとは、卵の黄身を特殊加工した成分で、卵を食べるだけでは摂取できないのです。食品から摂れないなら、サプリで手軽に補ってみてはいかがでしょうか?また、美発育に配合されているのは、卵黄ペプチドだけではありません。その他にプラセンタ、ケラチン、ビタミンE、ビタミンB2、亜鉛、ヒハツエキスといった6つのサポート成分も配合しています。1日2粒飲むだけで「髪がふんわりしてきた」「髪質が変わった」と口コミも高評価。口コミの中には男性からの嬉しい声もあったので、女性のみならず男性にもおすすめしたいサプリです!親子で試してみませんか?出典:byBirth女性のみならず、男性にもおすすめの美発育。そんな美発育は、20代~30代のミレニアル世代にも、50代のバブル世代にも効果的だといわれています。株式会社協和が実施した「髪の毛に対する世代間調査」では、娘の73.7%は母の髪の毛が傷んでいると思っていた85.5%のミレニアル世代は将来の薄毛に不安を感じている母の過半数以上がカラーリングやパーマなどしている娘世代は、母世代よりも約10年も早くカラーリングを開始しているのにも関わらず、約7割がヘアケアに取り組んでおらずダメージは深刻に…約7割が“外側ケアのみ”で髪のハリ・コシ・ツヤが叶うと思っていたヘアケアをしていないのは「面倒くさい」からという興味深い結果が出ました。さらに掘り下げると、母の6割以上は自分の髪の毛は傷んでいないと認識していても、娘の7割は母の髪の毛が傷んでいると思っていたなど、母と娘のお互いの印象の違いが浮き彫りに!髪が傷んでいないと思い込んでいるお母さまに、面倒だからとヘアケアを怠るお子さまに。美発育は、ぜひ親子間で試してほしいですね!美発育を飲むときの注意点提供:株式会社協和外側からのケアだけでは物足りない気がしていた方におすすめな美発育ですが、美発育を飲むときは注意しなければならないこともあります。そのひとつが、アレルギーです。美発育には「卵」や「ゼラチン」が含まれています。食品アレルギーのある方は、原材料名を確認してから試してくださいね。また、通院・入院中の方や妊娠・授乳中の方は、ご使用になる前に医師にご相談ください。
2018年10月03日子育てをしていると、子どもの発育や夫との家事・育児分担、夜泣きなどなど、いろんな悩みが出てきますよね。そんななかでも、身近な問題といえば、子どものおむつのニオイ…。とくに、これから暑くなる季節に関してはニオイも強烈になりがち。そこで、世のママたちがおむつをどうやって処理しているのか調べてみました。おむつのニオイは二重三重でブロックする多くのママたちの声によると、おむつのニオイ対策としておこなっていることは、みなさん似たような方法であることがわかりました。まずは、おむつ専用のゴミ箱を用意すること。ベビー用品メーカーが販売する専用のゴミ箱やインテリアショップなどで購入できる蓋つきのゴミ箱、または蓋つきのバケツなど、種類はさまざまですが、“蓋つき”のおむつだけを捨てるゴミ箱を用意するのがポイント。さらにこだわりのある人では、パッキンつきで隙間がなく密閉度の高いものを選んだり、プラスチック製よりもステンレス製を使っているなんて声も見受けられました。次にすることは、ビニール袋の用意です。いくら蓋つきのゴミ箱であっても、おむつをそのまま捨ててしまうと、ニオイが大変なことに…。そこで、ビニール袋におむつを入れて、口をしっかりと縛ってゴミ箱へ捨てます。ビニール袋に関しては、100均一ショップで調達している人が多いようです。ほかにも、100円均一ショップよりも値段は高くなってしまいますが、おむつ用の消臭袋も販売されており、こちらのほうがニオイが軽減されるという意見もありました。また、ゆるい便の場合は難しいですが、ある程度しっかり便の場合は、トイレに流してからおむつを捨てるのが基本。人によっては、さらに新聞紙でおむつを包み、ビニール袋に入れるなんて方法もあるのだとか。おむつ専用のゴミ箱はどこに置く?前述の方法でニオイはかなり軽減されるようですが、もうひとつ問題になるのは、おむつ専用のゴミ箱をどこに置くか。ご家庭によっても異なるようで、「リビング」や「寝室」、「トイレ」、「ベランダ」、「キッチン」などさまざま。スペースがあるならば、換気機能の優れた「トイレ」や「キッチン」がよさそうですよね。ですが、気をつけなければならないのは「ベランダ」。お住まいの住宅によっては、隣家の部屋までニオイが届いてしまうケースがあり、迷惑になってしまうこともあるそう。ニオイは仕方のことですが、できるだけ迷惑にならないよう気を配る必要があるかもしれません。毎日のおむつ処理は本当に大変ですが、ひと手間加えてニオイの少ない環境を作れるようにしましょう。(文・山手チカコ/考務店)
2018年05月23日2歳児を子育て中のママライター、なかやまあぽろです。1歳を過ぎたころから、周りのママ友たちの間から“おけいこ”の話題がポツポツと出始め、気にはなっていましたが、 うちの子はまだ早いのかな、人見知りだしな、と二の足を踏んでいるうちに2歳を迎えてしまいました。小さなころから習い事で外国語や音楽などに触れる機会を作ったり、体を鍛えるスクールに通い始めたりすることによって、子どもの成長を助けるさまざまなメリットがあるようです。今回は、各お教室の先生や関係者の方のインタビューを元に、人気の習い事3つの紹介を簡単にまとめてみました。迷っているママさんたちの参考になれば幸いです!●(1)根気よく続けることで丈夫な体と心が育つスイミングBenesse教育研究開発センターのデータによると、幼児期の『スポーツの習い事ランキング』で一番人気があるのがスイミングです。その背景には、保護者の「体を動かすことを楽しんでほしい」という気持ちや、「丈夫で健康な体になってほしい」といった子どもに対する希望を反映しているのでしょう。保育園や幼稚園、小学校で、子どもたちが避けては通れない“水泳”の授業。水が怖かったり、泳ぐことが苦手な子どももたくさんいたりしますが、水泳の授業のたびに憂鬱になる……というのは、親としても心配ですね。スイミングスクールのコーチいわく、水慣れがスムーズにいく幼児期 から始めることによって、その後も水泳が「楽しい!」と思えるようになるそう。また、水中での全身を使った運動は、皮膚や心肺機能が鍛えられ、さらに免疫力が高まり丈夫な体作りを助ける と言われています。最初は泳げないのが当たり前なので、根気よく練習することが必要です。練習を重ね、できなかったことができるようになると、子どもの自信につながり、体だけではなく心も共に強くなるのが最大の魅力。パパやママは、水泳を通じて子どもの「できた!」や「頑張った!」の一つひとつを褒めることによって、子どもに成功体験を多く積ませてあげることができます。自信を身につけた子どもは、積極的に行動することができるそう!●(2)さまざまなタイプの教室で、楽しみながら学べる英会話一番人気のある英会話教室。各教室のタイプによって異なりますが、0歳からママやパパと通い始める子も珍しくないとか。母語である日本語を大切にし、親子で楽しめる環境が整っているのであれば、小さなうちからスタートさせるのも考えてもいい そう。幼児期から外国語に楽しみながら触れることによって、学校の授業などでも抵抗なく学習できるというメリットも。英会話教室と言っても、音楽を通して学んだり、ゲームやレクリエーションなどで体を使って学ぶタイプであったりと、さまざまなタイプの教室があります。見学を通してわが子が楽しめる、ぴったりの教室を探してみましょう!●(3)感性を豊かに育てる音楽教室小さな子どもは音楽に合わせて手を叩いたり、ダンスをしたりするのが大好きです。「うちの子は興味がありそう!」と感じたら、まずはレッスンの体験だけでもしてみるといいとか。1~2歳の子どもにピッタリなのは、リトミックなどの音楽を使った“体操教室”。主にグループレッスンなので、小さなころから協調性や社会性も同時に育んでいけます。音楽的な耳の力が発達すると言われているのは4~5歳 から。家庭でも練習を重ねることで上達していく、ピアノなどの楽器のレッスンはそれまでに始めることをオススメされています。小さなうちから音楽に積極的に触れることによって、音楽を聞く耳や感じる心が育ち、自分でも歌や楽器を使って表現できるようになるなど、心の豊かさも育んでいけるでしょう。----------習い事を通じて、子どもの成長を見届けることができるのは本当にうれしいことです。お子様にピッタリのおけいこが見つかりますように!【参考文献】・『Happy‐Note2016夏号』【参考リンク】・【5】 幼児の塾や習い事 ―スポーツは5歳から | ベネッセ教育総合研究所()・習っている・習わせたいお稽古ランキング2016 | ケイコとマナブ.net()●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
2016年11月13日前編 で説明したように、赤ちゃんを腹ばいにして筋肉をつける訓練をすると、背中や首、そして両腕の筋肉が早く発達しますので、首のすわりやハイハイといった赤ちゃんの発育もまた早まるほか、呼吸を活発に促進する効果もあります。生後3ヵ月目ぐらいの赤ちゃんは、ちょうど近くのおもちゃに自分から手を伸ばし始めるぐらいの時期ですので、おもちゃに興味を示したなら赤ちゃんの近くにおもちゃを置き、腹ばいにしてあげるというやり方でやってもいいかと思います。生後3ヵ月までの赤ちゃんを寝かせるときの注意点ところで、こういった赤ちゃんを腹ばいに寝かせることは欧米では習慣的に行われていますが、日本ではあまり行われていません。実は、日本でも過去に取り入れられた時期があったのですが、窒息事故が起きた報告があり、危険ではないかといううわさが広まって実施する人がほとんどいなくなりました。腹ばいによる窒息事故に関しては、「赤ちゃんを寝かせる布団が柔らかすぎたためではないか」と原因づけられています。日本では、「赤ちゃんが気持ちいい」など、よかれと思ってふかふかの柔らかい布団にする方が多いのかもしれませんが、発育や安全のことを考えると、実はかための布団のほうがいいのです。というのも、赤ちゃんははじめの頃は鼻でしか息ができません。そのため、柔らかい布団に鼻まで埋まってしまうと窒息しかねないのです。また、布団が柔らかすぎるとまっすぐな背骨を曲げてしまうリスクもあります。赤ちゃんにふかふか枕も要注意同じように、赤ちゃんの窒息という点から見れば、柔らかくふかふかした枕を使わせるのも考えものです。赤ちゃんの頃に枕は不要で、頭の下に汗を吸わせるためのタオルを敷く程度で十分なのです。なお、寝かせるときとはちょっと離れますが、生後3ヵ月目ぐらいの赤ちゃんは首がすわっていないこともあり、激しく体を揺すったり、「高い高い」をしたりする行為も危険を招くおそれがあります。場合によっては「揺さぶられっ子症候群」になることもあり、脳障害の危険もあります。「揺さぶられっ子症候群」については次のページに詳しく解説されていますので参考にしてください。・ こういうのは危険! 赤ちゃんの頭はとってもデリケート 赤ちゃんを揺り動かす際にはきちんと首を支えるようにするほか、「高い高い」はまだ行わないようにしましょう。(子育ての達人)
2016年01月22日日本ではあまり行われませんが、生後3ヵ月までぐらいの赤ちゃんを腹ばいにしてあげるとその後の発育が早まるということで、欧米などでは積極的に取り入れられています。腹ばいにするとなぜ発育にいいのか、見てみましょう。腹ばいにすることで赤ちゃんの首や背中が鍛えられる生後1ヵ月目に入るぐらいになった頃、赤ちゃんを腹ばいに寝かせると、わずかな間ですが頭を上に持ち上げるようになります。この時期になると生まれた直後よりも首や背中に筋肉がついてくるため、こうした動作をします。欧米では赤ちゃんを腹ばいで寝かせる習慣があるのは、こうした筋肉の力を訓練してあげることで首がすわるのを早くすることができるからです。また、背中の筋肉がつくことによって、赤ちゃんがよく呼吸できるようになってきますので、この時期の成長に重要となる酸素が脳に行き渡りやすくなります。あおむけでずっと寝ていた赤ちゃんは背中の筋肉の発達が遅くなりやすい傾向にあるので、意識的に腹ばいにさせてあげることが大切と言えるでしょう。赤ちゃんを腹ばいにさせる方法では、具体的にどんなふうに赤ちゃんに腹ばいの訓練をさせればよいのでしょう。まずは、赤ちゃんを寝かせている布団の上に座布団をしき、その上に赤ちゃんの胸やお腹がのるようにして赤ちゃんを腹ばいにします。このような体勢になると、赤ちゃんは顔が胸などよりも下の位置に来ることから、数秒間程度かもしれませんが、手やひじを使って上体を支え、首を持ち上げようとします。このとき、赤ちゃんの背中を上から下にさするようにしてやると、その部分を意識して力を込めやすくなりますので、赤ちゃんは首を持ち上げやすくなります。しかし、この時期の赤ちゃんはまだずっと首を上げていることはできず、数秒たつとまた首を布団に落としてしまうでしょう。そうなったら再び背中をゆっくりとさすってあげると、赤ちゃんは刺激に反応して首を再び上げようとします。腹ばい訓練を行う頻度1日に1回か2回、こういった筋肉の訓練をしてあげていると、最初は30度程度しか持ち上げられなかったところが2ヵ月ぐらいで45度ぐらいまで上がるようになり、3ヵ月目ぐらいには垂直に近い高さまで上げられるように、4ヵ月目ぐらいにはこうした体勢を30秒ほど維持できるようにもなってきます。首だけでなく、手の使い方も変わってきます。最初はひじを使って体を持ち上げていたものが、3ヵ月目ぐらいには両腕をしっかり伸ばして手首で体を支えることができるようになってくるのです。こうした訓練を行っていると4ヵ月目ぐらいで、赤ちゃんをあおむけの状態から抱き起こすときに、首がついてくるようになるのがわかるでしょう。< 後編 に続く>(子育ての達人)
2016年01月21日国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は10月16日、低酸素ストレスにさらされたラット胎児の発育不良を人工赤血球で予防することに成功したと発表した。同研究はNCNP精神保健研究所知的障害研究部の太田英伸 室長、神経研究所疾病第二部の李コウ 研究員、奈良県立医科大学の酒井宏水 教授、東北大学、早稲田大学、崇城大学、理化学研究所によるもので、10月16日に英科学誌「Scientific Reports」に掲載された。同研究では、妊娠高血圧症候群で低酸素ストレスが加わる胎児への治療法を開発した。妊娠高血圧症候群は約5%の妊婦に発症し、重症例では母体死亡、胎児・新生児死亡を引き起こす。特に、高齢出産が進む日本では増加傾向にある。これまで同症候群の原因物質として胎盤由来の可溶型VEGF受容体-1(sFlt-1)などが発見されており、これらの物質が胎盤血管を狭小化し血行不全を引き起こすため、胎盤の血液循環が妨げられ母子間のガス交換、栄養物質の運搬、老廃物の代謝が低下し、胎児が低酸素状態・子宮内発育不全になることがわかっている。そこで同研究グループは、狭小化した胎盤血管を通過できる小粒径(250nm)でかつ高い酸素運搬機能をもつ人工赤血球を用いて、母体胎盤および胎児の低酸素状態を改善。その結果、妊娠高血圧症候群の原因物質である母体血中のsFlt-1が低下し、胎児発育も促されることを確認した。また、低酸素ストレスが与えた胎児の脳へのダメージも人工赤血球の投与で抑えられることがわかった。今後、人工赤血球をベースとした新しいタイプの輸液を作製することで、妊娠高血圧症候群の治療法として帝王切開や早産など妊娠の終了だけでなく、その症状を軽減させる輸液療法も選択肢の1つとなる可能性が期待される。
2015年10月16日ムーンスターは8月より順次、子どもの足の健全な発育をサポートする4大機能搭載のベビーブーツ2型を、全国の靴専門店、量販店にて発売する。○4大機能搭載で、子どもの足の健全な発育をサポート両商品は、赤ちゃんの足にあわせたつくりで歩きやすいベビーブーツ。かかとをしっかりとサポートする「カウンターボックス」、靴底が正しく曲がる「フレックスジョイント」、つま先にゆとりがある「ゆびがのびのび」、インソールを取り外して洗濯ができる「洗えて清潔」の、4大機能を搭載している。子どもの足は踵の骨ができ上がっておらず、非常に小さいため、踵が小さく扇を広げたような形をしている。また、筋肉や靭帯も発育途上のため、足のアーチ(土踏まず)も完成していない。4大機能は、そんな子どもの足の成長と健康をサポートするための機能となっているという。"しっかりサポートするシックなフレンチテイスト"の「CR B69」は、大きく開いて足入れしやすく、甲バンドで足首を固定することで脱げにくい作りとした。すり足で歩く赤ちゃんがつまづきにくいよう少しつま先を上げ、かかとのカウンターボックス構造で不安定な足元をしっかり支える。シンプルなフレンチテイストでどんなコーディネートにも合わせやすいデザインとなっている。価格は4,644円(税込)。「CR B70」は、"ほっこり北欧ナチュラル"がテーマ。側面が面ファスナーで大きく開いて履かせやすく、しっかりとめることでフィットさせることができる。トナカイの角をイメージしたトグルとふわふわなファーでさらにかわいさをプラス。滑りにくく屈曲性のあるソール設計で、まだ不安定な赤ちゃんの歩きをサポートする。価格は3,564円(税込)。
2015年08月10日味の素はこのほど、母親および教員を対象とした「最近の子どもの生活態度」に関する調査の結果を発表した。同調査は、5月GWが明けた2014年6月初旬、全国の3歳保育園児から小学校3年生までの子どもをもつ母親200名、および全国の3歳保育園児から小学校3年生までを担当する教員200名を対象に行ったもの。○教員の5割以上が、ここ数年の園児・児童の心身の発育バランスに不安教員向け調査の結果、以前の児童との比較において、ここ数年の園児・児童の「心理・精神状態の安定」は約5割の教員が「安定していると思わない」(52.5%)と回答。「運動能力」については約8割が「十分に発達していない」(79.5%)と答えた。○「キレる」「暴力的に振る舞う」「顔から転ぶ」子どもが以前より増えた「心理・精神の状態と行動」についても、以前の子どもに比べ現在の子どもは、精神面での発育バランスの悪さを推測させる「落ち着きがない」(42.5%)、「必要な時に感情を抑えられない」(40.5%)、「噛みつく・叩くなど、暴力的な振る舞いが多い」(35.0%)などが増加傾向にあることがわかった。また、運動面での発育バランスの悪さを推測させる「顔から転ぶことがある」(28.5%)、「予想外の部位に怪我・骨折をする」(30.5%)などについても「以前よりも当てはまる」と回答した教員は高い水準で一定数いた。○生活習慣の乱れに伴う"手を掛けすぎる母親"像が浮き彫りに母親向け調査の結果、子どもの「睡眠」については、95%以上の母親が「平均睡眠時間は8~10時間」以上と回答した。しかしながら、「就寝時間」に関しては約5割の母親が「まちまち/決まっていない」(47.0%)と回答し、「寝るように言わないと就寝しない/言っても就寝しない」との回答は約7割にのぼった。また、子どもの「起床」に関しては「朝決まった時間に起こさないと起きない/起こしても起きない」(55.0%)、「声を掛けないと支度を始めない/声を掛けても支度を始めない」(42.5%)との回答が寄せられ、朝の始動には時間が掛かる子どもの様子がうかがえた。さらに、「食べるように言わないと、朝食を食べない」(28%)、「起こさないと、布団の中でグズグズして起きない」(28%)、「親と一緒でないと眠れない」(38.5%)などの結果なったことから、最近の母親は就寝・起床、食事など、子どものあらゆる生活面に対して手を掛けていることがうかがえた。「子どもの食事」のうち「母親が食べさせたい食材」について、子どもが慢性的に嫌いとされる緑黄色野菜が1位(84.0%)、第2位が魚介類(77.0%)となっており、脳の発育に必要なDHAを含む魚介類の必要性は高く認識されていることがわかった。「子どものおやつ」に関して、「おやつを食べる頻度」は「ほぼ毎日」(63.5%)だったが、「おやつの与え方」に関しては「好きなものを食べさせる」が22.0%、気を遣うとしても「塩分」(26.0%)、「糖分」(20.5%)、「カロリー」(20.5%)であり、「栄養素」への考慮は6.0%と低かった。
2014年09月30日