外出中、他人のバッグなどに十字マークとハートマークが描かれたストラップ状のアイテムを目にしたことはありませんか。このアイテムは、2012年から配布が開始された『ヘルプマーク』。難病や内部障害などの、外見からは分からない疾患を持っている人が身に着けており、配慮や援助を視覚的に伝える役割があります。配布開始からおよそ10年が経ち、ヘルプマークは少しずつ認知されるようになってきました。それでも、意味を知らない人は少なくないのだとか。子連れ「そのストラップ、うちの子にちょうだい」Twitterに体験談を投稿したのは、ヘルプマークのユーザーである女性。ある日、女性はいつものように、ヘルプマークをバッグに付けて外出をしていました。すると、突然ヘルプマークを見知らぬ子供に引っ張られたのだといいます。強い力で引っ張られたため、ヘルプマークのストラップの部分は壊れてしまい、そのまま子供に取られてしまう展開に。その様子を見ていた子供の母親は、我が子を止めて謝罪をするのではなく、女性に向かってこういいました。「子供が欲しがってるんだから、そっちもちょうだい」あろうことか、母親は女性が持っていたヘルプマークを奪おうとしてきたのです。普通であれば、急いで子供の行為を謝罪し、引きちぎったストラップを返却するのが親として正しい行動のはず。「うちの子が好きな色なんだから」と迫る母親の行動に面くらいながらも、女性は手元のヘルプマークを奪われないように抵抗。あまりの恐怖感に、その場から速やかに立ち去ることを優先し、なんとかヘルプマークの本体は守り抜いたといいます。その後、女性は「このヘルプマークと同じ種類の物を探しています」とTwitterに投稿。このタイプのヘルプマークは配布が終了していたものの、幸い、投稿を読んだ親切な人が譲ってくれることになりました。ヘルプマークを奪おうとした親子に、「怖い」の声先述したように、ヘルプマークは視覚的に見えない病気などで困っている人が、生活を送るうえで必要としているアイテム。また、子供とその母親の行動は、たとえ欲しがっているのがヘルプマークでなかったとしても、常識に欠けているといえるでしょう。投稿を読んだ人からは、被害に遭った女性を気遣う声や、親子の行動に苦言を呈す声が上がりました。・何その親、怖すぎる…。子供も将来どんな子に育つのかが心配。・知らない人がいなくなるくらいに、ヘルプマークの認知が世間に広まってほしい。・ゾッとした。そこをしっかりと怒って諭すのが親なのに…。親子がヘルプマークについて知らなかった可能性もあることから、ヘルプマークを所持している人からは「もっと認知されてほしい」という声も。困っている人を視覚的に認識しやすくなると、周囲の人も事情を察しやすく、何かあった時は行動に移しやすいもの。ヘルプマークを所持している人たちが安心して街を歩くことができる社会になることを、多くの人が祈っています。※掲載許可はいただいておりますが、投稿者様のご希望により匿名にしております。[文・構成/grape編集部]
2022年06月06日幼かった我が子も成長し、保育園、幼稚園へと入園。 そんな喜びも束の間、ママ友との交流、園での謎ルール、しつけの強要などなど…園トラブルに悩む人も…!? 今回はそんな皆さんの投稿から集めたエピソードをご紹介します。自粛要請このご時世になり、県から登園自粛の要請が出た頃の話です。幼稚園からも「県の要請を受け、自由登園とします」と通達があり、家で子どもの面倒を見られる環境だったので我が家はしばらくお休みすることにしました。ですが実際お休みしていたのは各クラス1名程度。自粛明けに久々に登園すると「お子さんのためにも登園したらよかったんじゃないですか?ずっと家にいても可哀想でしょう」と園長先生に言われてしまいました。こちらは県と園から自粛要請があり、子どもの体調面も踏まえての選択でしたが…。何だかモヤモヤしてしまいました。(女性/主婦)個人情報が筒抜け第2子妊娠後、ひどいつわりに悩まされていたときの話です。まだ安定期に入っていないことあり、あまり妊娠のことは口外していませんでした。しかし、娘が不安定なことやお迎えの関係もあり、保育園の担任の先生には妊娠したこと、つわりがひどいこと、まだ周りにはあまり伝えていないことを話すことに。するとその次の日から、送迎に行くたびに大きな声で「ママつわりはどう?」などと聞かれるように…。悪意がないのはわかりますが、まだ妊娠を報告していないご近所の方や職場の方も通っている園なので、個人情報が筒抜けな気がしてモヤっとしました。(女性/看護師)園生活では、様々なトラブルが起きているようですね。トラブルを回避するには適度な距離感が必要なのかもしれません。以上、保育園・幼稚園トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月26日大人気サレ妻シリーズ、今回はサレ妻みか(@sare_mika)さんの投稿をご紹介!「後輩が妊娠したのは夫の子ども!?」第6話です。他の部員にも事情を聞いてみることにしたみかさん。部員に話を聞いてみると、なんとのぞみさんが英子さんの彼氏を奪ったという…!?初めての彼氏だったのに…出典:instagram本当のことは…出典:instagram前にも!?出典:instagram英子さんの初めての彼氏を奪ってしまったのぞみさん。のぞみさんと同じ高校出身の子に聞くと前にも同じことがあったようで…!?次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@sare_mika)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年03月18日気になる男性と仲よくなるためには彼をドキドキさせることが重要です。とは言っても、具体的にどうすればよいか難しいですよね。そこで今回は、男性の心を奪う「アプローチ」をご紹介します。大切なのは、〇〇を近くすることです!■ 膝の位置を近づける気になる彼の隣に座ることがあればチャンスです。自分の膝を彼のほうへ向けて座ってみましょう。彼のほうへ膝を向けて座ると体の正面が自然に彼のほうへ向き、彼を見やすくなります。これにより自然と視線を合わせることもできるはず。膝の距離が近くなれば、脚が偶然触れ合うなんてこともあってドキドキさせることが可能です。■ 手の位置を近づける彼が隣に座っているときは、手の位置を近づけてみるのがおすすめです。彼がテーブルの上に手や腕を置いているときは自分の手や腕もテーブルに、彼がイスのほうに腕をおろしたりひじかけに手を置いたりしたら、真似してみましょう。片方の手がテーブルで片方の手がイスだと、触れ合うチャンスも減ってしまいます。同じ手や腕の位置なら触れ合うチャンスに加えて、視覚的あるいは感覚的にこちらを意識してもらうことも可能です。■ 顔を近づける大勢での飲み会やカラオケなど、周りに大勢いて盛り上がっているときに、顔を近づけてみて。盛り上がっていると、周りの声のボリュームも大きくなるので、隣の彼へ話す声が聞こえにくくなります。そんなときは大チャンス!少し顔を近づけて話してみましょう。顔の距離が近づけばおのずと彼もドキドキしますし、ふたりだけの会話のようで一体感も生まれます。ただしあくまでも、自然に行いましょうね。■ 物理的に距離を近づけて物理的な距離が近くなるシチュエーションでは、相手もついつい意識してドキドキしてしまうもの。とはいえ、自然だったり偶然だったりするからこそ、その効果は大きくなります。さりげなく男性に近づくことで、精神的な距離も近づくはずです。(山田あいこ/ライター)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年03月14日Instagramで漫画を発信されているじむさん(@jim.0384)。そんな、じむさんの漫画『人の彼氏を奪う女』を紹介します!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら<前回までのおはなし>妹の彼からのアプローチは続き、好かれているのではないかと疑い始める。そのことを妹に伝えると、うばうちゃんのせいにされてしまい、姉妹仲は最悪に……。うばうちゃん改心してます……。彼女が幸せになれるといいのですが。その他にも、じむさんのInstagramではさまざまな漫画を配信中!ぜひチェックしてみてくださいね!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら■ご協力じむさん(@jim.0384)(漫画:じむ、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2022年03月08日Instagramで漫画を発信されているじむさん(@jim.0384)。そんな、じむさんの漫画『人の彼氏を奪う女』を紹介します!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら<前回までのおはなし>うばうちゃんの男運のなさに嘆く、妹・うばみちゃん。しかし、ちゃんと彼氏を作っていることに安心している様子で……。はっきり言ってくれる人がいてよかったですね。とりあえずお互いのわだかまりもなく、進み……。その他にも、じむさんのInstagramではさまざまな漫画を配信中!ぜひチェックしてみてくださいね!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら■ご協力じむさん(@jim.0384)(漫画:じむ、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2022年02月13日Instagramで漫画を発信されているじむさん(@jim.0384)。そんな、じむさんの漫画『人の彼氏を奪う女』を紹介します!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら<前回までのおはなし>うばうちゃんの妹・うばみちゃんにもついに彼氏ができる。ぜひ会ってほしいと言われて喜ぶうばうちゃん。一体どんな人なのでしょうか?うばみちゃんの彼氏、そんな悪い人じゃなさそうだけど、実際はどんななんでしょう。その他にも、じむさんのInstagramではさまざまな漫画を配信中!ぜひチェックしてみてくださいね!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら■ご協力じむさん(@jim.0384)(漫画:じむ、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2022年02月10日塩山(@mt_fujimaru)さんがTwitterに投稿した動画に「なんてかわいいの」「心を奪われた」などの声が寄せられています。その動画に映っているのは、塩山さんの愛猫である富士丸くん。普段、塩山さんが「おいで」と呼ぶと、駆け寄って来てくれるそうですが、この日の富士丸くんの行動はひと味違いました。その動画をご覧ください。いつもはタッタカタ〜て来るじゃん pic.twitter.com/lk2YUymWwp — 塩山 (@mt_fujimaru) January 29, 2022 塩山さんの元へやってくる前に気が変わってしまったのか、ぽてっと寝転んだ富士丸くん。かわいらしい姿を見せつけながら「飼い主がこっちに来てよ」といわんばかりの表情です!富士丸くんの愛らしい姿に、さまざまな声が寄せられています。・猫ちゃんのお腹がぽっこり、ぽんぽんだー!かわいい!・ころんと転がる瞬間がたまらん…!・心を奪われてしまった!なんでこんなにかわいいの!?気まぐれに、人間をもてあそぶ猫。富士丸くんのかわいすぎる行動は、多くの人の目をくぎ付けにしました![文・構成/grape編集部]
2022年01月30日Instagramで漫画を発信されているじむさん(@jim.0384)。そんな、じむさんの漫画『人の彼氏を奪う女』を紹介します!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら<前回までのおはなし>うばうちゃんとホテルに向かう途中で、本命彼女のいよちゃんと遭遇。修羅場がはじまる……。自分が彼女と信じていたうばうちゃんに、放たれたいよちゃんの一言……。その他にも、じむさんのInstagramではさまざまな漫画を配信中!ぜひチェックしてみてくださいね!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら■ご協力じむさん(@jim.0384)(漫画:じむ、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2022年01月26日Instagramで漫画を発信されているじむさん(@jim.0384)。そんな、じむさんの漫画『人の彼氏を奪う女』を紹介します!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら<前回までのおはなし>「もう一度真剣な恋愛がしたい」「助けてほしい」と言ったうばうちゃん。わせちゃんはどう答える?どこまでも優しいわせちゃんに、涙するうばうちゃん。ここから、うばうちゃんの本気の恋が始まる!?その他にも、じむさんのInstagramではさまざまな漫画を配信中!ぜひチェックしてみてくださいね!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら■ご協力じむさん(@jim.0384)(漫画:じむ、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2021年12月16日Instagramで漫画を発信されているじむさん(@jim.0384)。そんな、じむさんの漫画『人の彼氏を奪う女』を紹介します!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら<前回までのおはなし>うばうちゃんのつらい過去を想い、涙するわせちゃん。どんなひどいことをされても、わせちゃんはうばうちゃんのことが……。核心をつく一言……!うばうちゃんは、ここまで言われても改心しないのだろうか?その他にも、じむさんのInstagramではさまざまな漫画を配信中!ぜひチェックしてみてくださいね!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら■ご協力じむさん(@jim.0384)(漫画:じむ、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2021年12月13日Instagramで漫画を発信されているじむさん(@jim.0384)。そんな、じむさんの漫画『人の彼氏を奪う女』を紹介します!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら<前回までのおはなし>「顔以外に良いところがなかった」という理由から、彼氏にフラれたうばうちゃん。セフレ女が教えてくれるいいこととは!?うばうちゃんが人の彼氏を奪い始めたのには、こんな理由があったんですね……!でも、それじゃうばうちゃんもセフレ女と一緒だよ……。その他にも、じむさんのInstagramではさまざまな漫画を配信中!ぜひチェックしてみてくださいね!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら■ご協力じむさん(@jim.0384)(漫画:じむ、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2021年12月11日Instagramで漫画を発信されているじむさん(@jim.0384)。そんな、じむさんの漫画『人の彼氏を奪う女』を紹介します!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら<前回までのおはなし>うばうちゃんの前に現れたのは、彼氏のセフレで週2回会っていると言う謎の女。一体どういうことなのか……?そして、「どっちと一緒になるか決めない?」って言うけど、既にうばうちゃんは彼女なはずで……。何だこの女!!!ていうか、この女になびく男なら、固執する必要はないんじゃ……。その他にも、じむさんのInstagramではさまざまな漫画を配信中!ぜひチェックしてみてくださいね!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら■ご協力じむさん(@jim.0384)(漫画:じむ、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2021年12月08日「奪い愛」シリーズ最新作となる「奪い愛、高校教師」が4夜連続配信・放送されることが決定した。ノンストップで描かれる前代未聞のドロドロの愛憎劇や、豪華実力派俳優陣の怪演が話題となった「奪い愛」シリーズ。「奪い愛、冬」「奪い愛、夏」に続き、鈴木おさむが脚本を務める本作は、高校が舞台。ひとりの男性教師を巡り、婚約者の女性教師、女子生徒、そしてその母親が壮絶な奪い愛を繰り広げる。今作の主演は、シリーズ初出演となる観月ありさ。演じる看護師の星野露子は、病院の都合で新しい街に引っ越してきた。たまたま入ったカフェで、冬野三太と一緒にバイオリンとフルートでセッションをすることで運命を感じ、徐々に惹かれていく。「とにかく狂った女を演じてもらいますと始めに言われました(笑)」と明かした観月さんは、「物語が進むにつれて愛情が狂気に変わっていく露子を、全4話という短い作品でなかなか描ききれない部分もあるので、自分の中で裏設定を考えて演じようと思いました。台本上の『ダメーーー!』『悪い子だ~~~!』などの狂気じみたセリフが実際にどのような描写になるのか楽しみです!」と脚本を読んだ感想を述べる。また、三太役には、「奪い愛、冬」にも出演した大谷亮平。蘭桜女学院高等学校の音楽教師である三太は、同じ学校の英語教師・十仲華子と婚約中。しかし、生徒である灯、そして露子と、それぞれ別の場で出会い、奪い愛の恋の真ん中に立たされていくことに。大谷さんは「女性陣の豹変ぶりが怖かったですね。ただ、豹変させたのは私が演じる三太の言動にもよるものなので、自分の役に突っ込みどころ満載ではありましたが、最後までハラハラドキドキが止まりませんでした」と物語について話し、「見る人によって感情移入するキャラクターがそれぞれ違うでしょうし、愛を奪い合う者たちの究極の世界観が楽しめると思います。奪い愛シリーズの最新作、是非お楽しみに!」とメッセージを寄せた。そして、蘭桜女学院高等学校に転校してきた露子の娘・灯役は「AKB48」の岡田奈々。三太の婚約者・十仲華子役は、「奪い愛、夏」にも出演した松本まりかが演じる。岡田さんは「1番ピュアな星野灯ちゃんの目線で視聴者の皆様が見てくださったら、本当に嬉しいです…!」とコメントし、松本さんは「みなさんにケラケラっと笑って貰える年末をお届け出来たら嬉しいです」と語っている。「奪い愛、高校教師」は12月20日(月)21時~「ABEMA」第1話独占先行無料配信。12月27日(月)21時~放送開始。(cinemacafe.net)
2021年12月07日あなたの周りに、妙にモテる女性っていませんか?そんな女性たちには、どんな秘密があるのでしょうか。そこで今回は、「目を奪われる女性の姿」について、男性に聞いてみました。特別なことをしなくても、一気に印象アップを狙えるかもしれません♡■ 美味しそうに頬張る姿「食事やスイーツを幸せそうに食べる女性は、素敵だなあって思います。その無邪気な表情にキュンとするんですよね」(29歳男性/販売)食事のシーンは向き合うことが多いので、お互いの表情がよく見えますよね。このとき、おなかがすいているからといって黙々と食べたり、食事マナーを気にしすぎて表情が硬くなったりするのはもったいない!食べ物をおいしそうに、幸せそうな表情で食べる女性を見ると、無邪気なかわいらしさに心温まる男性も多いようです。無理につくる表情ではなく、食事を楽しむ自然な姿でOK。食事マナーが気になるなら、普段から練習しておくことで、本番で硬くなることを防げますよ。■ ニコッと笑いかける姿「職場で目があうと、必ずニコッとしてくれる女性がいます。家に帰ってからも、あの上品で明るい笑顔が思い出されるんですよね」(33歳男性/出版)目が合ったときにニコッとされると、女性でもうれしい気持ちになりますよね。このときの笑顔は、口角をきゅっとあげて微笑むのがベストです。でも慣れていないと、口角を上げるのは意外と難しく、不自然な笑顔になってしまいます。自然にこの表情を作り出すには、日ごろから顔をたくさん動かしたり、鏡を見ながら口角を上げる練習をしてみるのが大事。きっと華やかで品のよいイメージを与えることができますよ。■ トラブルに困り果てる姿「後輩の女の子が、返答に困ったときになにげなくする困り顔。小動物のようななんとも言えないかわいらしい表情を見ると、守ってあげたくなりますね」(24歳男性/IT関係)男性のなかには、女性の困り顔が好きな人も多いのだとか。なにかに悩んだ顔や不安な顔も、それにあたります。女性の困り顔は、男性に「放っておけない」「守ってあげたい」という心理を働かせ、気になる存在として認識させることができるようです。しかし、困り顔はわざと作ろうとするとぶりっこに見えてしまうので、加減が大事。深刻すぎず、適度な困った顔を演出できるように、練習しておくといいかもしれませんね。■ 表情の豊かさがポイント!表情によって、男性に与える印象は大きくかわります。まずは表情の癖に気づくために、普段から自分の表情を意識してみてください。いつでも素敵な表情を自然に作れるようになれば、きっと恋のチャンスも広がるはずですよ♡(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年11月30日Instagramで漫画を発信されているじむさん(@jim.0384)。そんな、じむさんの漫画『人の彼氏を奪う女』を紹介します!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら<前回までのおはなし>彼氏から愛されるわせちゃんを、羨ましいと思ってしまっているうばうちゃん。でも、そんなことよりも「彼氏持ちの女に勝てる自分が好き」ともやっぱり思っていて……。また悪い顔をして……。今度は何をしようっていうの!?その他にも、じむさんのInstagramではさまざまな漫画を配信中!ぜひチェックしてみてくださいね!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら■ご協力じむさん(@jim.0384)(漫画:じむ、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2021年11月26日Instagramで漫画を発信されているじむさん(@jim.0384)。そんな、じむさんの漫画『人の彼氏を奪う女』を紹介します!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら<前回までのおはなし>「何か協力できることがあれば……」といううばうちゃんに対して、「わせちゃんへの不満は一切ありません!」と答える彼氏。このままうばうちゃんは引き下がるのか!?なぜか、わせちゃんに負けたという発想になるうばうちゃん。「それよりも……」ってその言葉の続きは!?その他にも、じむさんのInstagramではさまざまな漫画を配信中!ぜひチェックしてみてくださいね!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら■ご協力じむさん(@jim.0384)(漫画:じむ、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2021年11月24日Instagramで漫画を発信されているじむさん(@jim.0384)。そんな、じむさんの漫画『人の彼氏を奪う女』を紹介します!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら<前回までのおはなし>うばうちゃんの「目指せ彼氏横取り100人突破ー!!」発言には、もう言葉もでないわせちゃん。数日後、うばうちゃんは「何を」余裕だと言っているのか?何がしたいんだ……。恋愛をゲームのように楽しむのは勝手だけど、それに人を巻き込まないでほしい……。その他にも、じむさんのInstagramではさまざまな漫画を配信中!ぜひチェックしてみてくださいね!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら■ご協力じむさん(@jim.0384)(漫画:じむ、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2021年11月07日Instagramで漫画を発信されているじむさん(@jim.0384)。そんな、じむさんの漫画『人の彼氏を奪う女』を紹介します!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちら<前回までのおはなし>わせちゃんの女友達のうばうちゃんは、合コンに参加する理由が人とは違う。合コン当日に彼女が言ったのは「今日の合コン彼女持ちいるかな!?」で……。結婚してなけりゃいいって……。わせちゃんとうばうちゃんの価値観は真逆のよう。さあ、合コンはどうなる?その他にも、じむさんのInstagramではさまざまな漫画を配信中!ぜひチェックしてみてくださいね!■ご協力じむさん(@jim.0384)(漫画:じむ、文:マイナビウーマン編集部)※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2021年10月28日この漫画は書籍『主婦の給料、5兆円ほしーー!!!』(鳥谷 丁子)の内容から一部を掲載しています(全17話)。■前回のあらすじついパートナーのキャパシティを勝手にわかったつもりになってしまう。でも、長く一緒にいる相手だからこそ、思いやりが大事なことも… >>1話目を見る 干渉しないわけにいかないけれど、干渉しすぎもよくない。自分だって1度しか歩んだことのない人生。その経験から行う子育てが自分の子どもに合うのか…見極めるのは難しいものです。 『主婦の給料、5兆円ほしーー!!!』 鳥谷 丁子(KADOKAWA) \1,210(税込) \ この後どうなる!? /書籍「主婦の給料、5兆円ほしーー!!!」はこちら 公園で遊ぶ、買い物するだけ、お風呂にいれるだけ、家にいるだけなのに…家事育児ってこんな大変なのになんで無給なの!?私は主婦の給料5億円…いや…5兆円ほしいです!主婦の奮闘、その中にある幸せをユーモア満載でお届けする注目漫画!
2021年10月05日日本サッカー協会(JFA)は、子どもたちが楽しく、安全に、安心してサッカーに打ち込めるようリスペクト・フェアプレー委員会を中心に様々な取り組みを行い、暴力や暴言、ハラスメントのない健全なサッカー環境の実現を目指しています。JFAでは毎年、Jリーグや各種連盟、地域・都道府県サッカー協会と協力し、スポーツの現場での差別や暴力に断固反対し、リスペクト(大切に思うこと)とフェアプレー精神を広く伝えることを目的とした活動を行っており、今年は9月10日(金)から19日(日)まで「JFA リスペクト フェアプレーデイズ2021」を設置しています。その一環で9月11日(土)、「JFA リスペクトシンポジウム2021~子どもたちの明るい未来のために」をオンラインにて開催しました。JFAの田嶋会長や現在JFAロールモデルコーチを務める中村憲剛さんが語った内容を紹介します。■田嶋会長「子どもたちが自由に笑顔でプレーができるようにしないとサッカーの未来はない」第一部の基調講演では田嶋幸三会長が、9/12(日)に開幕したWEリーグに触れ「女性の社会進出が日本はOECD(経済協力開発機構)の中で遅れている。サッカー界から変えていきたい」とコメント。そして「子どもたちが自由に笑顔でプレーができるようにしないとサッカーの未来はない。子どもたちの環境をプロテクトする。未来に責任を持つという事は、今いる子どもたちを大切にすることだ」と、子どもたちが安心してサッカーができる環境を守ると強く宣言。また、「サッカーは男性だけのものではない」とし、子どもや障がいのある方、LBGTQの世界にも門戸を開きたいという意向も明かし挨拶を締めくくりました。■FIFA「子どもを危害から守り、保護することは道徳であり法律」今回のシンポジウムでは、特に子どもを守ることに焦点が当てられており、FIFAのセーフガーディングマネージャー(※)、マリー=ロール ルミナーさんは、FIFAがどれほどに子どもがサッカーに親しむ環境を大事に考え、大人による暴言や暴力といったハラスメントを根絶させるために尽力しているかをスライドで説明。サッカーを愛し、プレーを続けるためには安全な環境を作ることが大事なことであり「子どもを危害から守り、保護することは道徳であり法律」であるとマリーさんは言います。また、ハラスメントの問題を根絶させるためには全員が当事者意識を持つことが重要であると強調しました。※セーフガーディングとは、18歳以下の子どもたちや社会的弱者を、肉体的、精神的、心理的、性的虐待から守り、安心安全を高めることをまとめたプログラムで、各国が参考にしている。■JFAはハラスメントに容赦なしの対処をするJFAでも、もちろん子どもを守る活動に力を入れており、担当者から暴力等根絶相談窓口の現状報告もありました。それによると、暴力暴言窓口への相談は2020年は109件でそのうちの47%が4種年代、内訳としては「暴言・威圧」が訳50%とのこと。近年は目に見える暴力は減少しているものの、その代わりに心にダメージを与えるような暴言や威圧の割合が増えています。これらのハラスメントに対して「ゼロ・トレランス」(容赦なし)で対処するというJFAセーフガーディングポリシーについて報告されました。今年5月にはトライアルとして「JFAセーフガーディング・ワークショップ」を開催。暴力、体罰はダメ!で思考停止するのではなく、子どもたちが笑顔でプレーするために自分たちに何ができるのか、を考える場を設けたそうです。この取り組みは始まったばかりですが、今後も継続して続けていきたいと発表がありました。■中村憲剛さん「自分が受けた指導を繰り返す指導者がいる」現在JFAのロールモデルコーチを務める中村憲剛さんが参加したパネルディスカッションでは、子どもたちを守るために大人はどうすればいいかが話し合われました。「暴力暴言指導は受けたことがない」という中村憲剛さんは、自信のサッカー人生を振り返り「指導者たちはサッカーが楽しめるようにしてくれた。子どものころから強制されることのない、主体的に取り組める環境で育ったから40歳までプレーできたと思う」とコメント。現在は指導に関わることも増えてきて、他の指導者を見て「自分が受けた指導を繰り返してしまう人もいる」という事を実感することもあるそう。子どもを守る、という当たり前ができていない人もいるという現状の課題はあるけれど、自分自身は子どもを守る大人になりたい、と意思を明かし「僕自身もこの活動をより多くの指導者、保護者に広めていけるように、みんなで一緒にやっていきたい」と意気込みを語ってくれました。FIFAのセーフガーディングマネージャーのマリーさんは、JFAの子どもを守る取り組みを、「十分にやっている」と高く評価。日本の取り組みもまだ完ぺきではないとしながらも、できることをやっていくことが大事として、「この取り組みを継続してください。FIFAはJFAをサポートします」と力強く宣言し、会を締めくくりました。
2021年09月13日白く丸いビジュアルが人気を博す、北海道の野鳥・シマエナガ。『雪の妖精』と呼ばれるシマエナガの魅力を発信している、『ぼく、シマエナガ。』(@daily_simaenaga)さんは、Twitterに3枚の写真を投稿しました。写っているのは、投稿者さんが作った、シマエナガをモチーフにした料理!多くの人の心を奪った『日本一可愛い天むす』がこちらです。日本一可愛い天むす作っちゃった pic.twitter.com/y27wntSpWs — ぼく、シマエナガ。 (@daily_simaenaga) August 21, 2021 白いご飯と海苔で再現された、愛らしいシマエナガ。中にはエビの天ぷらが入っています!縦長の帽子をかぶっているような見た目から、「烏帽子みたい!」という声も。確かに、どことなく雅な雰囲気がありますね!『日本一可愛い天むす』は8万人以上のハートを射抜き、拡散されたことでさらに多くの人がシマエナガの魅力に気付かされたようです。しかし、ほとんどの人は「かわいすぎて食べられない!」と思ったことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2021年08月23日夏休みの宿題で一番困る・後回しになるのが「自由研究」ではないでしょうか。ただ問題を解くだけのドリルと違い、テーマから考えなくてはいけないため、苦手とする子どもも多そうです。そんな自由研究のテーマ探しのヒントが得られる、すてきな企画を取材してきました。「キットカット」のパッケージに印刷された“未来クエスチョン”「キットカット」より7月から販売されている「キットカット ミニ サマーアイスクリーム味」の個包装には、夏休みの自由研究のテーマ探しのヒントになる“未来クエスチョン”がデザインされています。「宇宙・食・地球環境・人体・くらし・テクノロジー」の 6つのカテゴリーで未来への想像を膨らませる、計30種類の“未来クエスチョン”。たとえば「宇宙」がテーマのクエスチョンには「宇宙で使う時計ってどんなの?」という、正解がありそうでなさそうな問いが描かれています。これらのクエスチョンは、「日本科学未来館」が監修。自由研究のテーマを見つける心強い味方になりそうです。ネスレ日本と日本科学未来館のスタッフも“未来クエスチョン”をディスカッション実際に「キットカット」の個包装にデザインされた“未来クエスチョン”について、ネスレ日本と日本科学未来館の方々はどのようなディスカッションをされたのか聞いてみました。・子どもたちが分かりやすい内容かどうか・少し先の未来を想像し、自由に発想できるような内容になっているかどうか・面白い、考えてみたい、描いてみたいと興味を持ってもらえる内容かどうか・家族や友達とコミュニケーションが弾むきっかけになりそうかどうかなどの観点を中心に話し合いを進め、最終的に30種類の質問を選定したそうです。たとえば「宇宙で使う時計ってどんなの?」という質問については、国際宇宙ステーションで使う時計なのか、火星滞在中に使う時計なのか、はたまた太陽系の果てに行く探査機に搭載する時計なのかで、形状のみならず1日の長さの定義が変わってくるかもしれないといった意見が出たそう。星によって1日の長さが違うことだけでも、自由研究のヒントになります。ネスレ日本と日本科学未来館では、「子どもたちから、かっこよくて機能的な時計のアイデアが出てきたら面白いね」と話題になったそうです。日本科学未来館の描く未来とは「未来」にフォーカスしたクエスチョンが「キットカット」の個包装にデザインされていますが、日本科学未来館の描く「理想の未来」はどのような世界なのでしょうか。質問してみると、「あらゆる人たちが立場や場所をこえてつながり、よりよい未来をつくるためにはどうしたらいいか、想像し、考え、行動していける社会」という答えが返ってきました。具体的な解決策がすぐには思いつかなくても、いろいろな人たちが一緒に考えて行動していけば、その先に素晴らしい未来がつながっていきそうです。お子さんが考える「理想の未来」はどんな社会なのか、「キットカット」を食べながら親子で話し合っても良いですね。「キットカット ミニ サマーアイスクリーム味」の特設サイトでは、“未来クエスチョン”に対するアイデアを投稿するコンテスト「?から未来をつくろ」を8月31日(火)23:59まで開催中です。サイト上で他の参加者のアイデアを閲覧することもできるため、自分の考えも広がりそう。コンテストを通し、お子さんと未来を想像してみませんか。【参考】※アイデアコンテスト WEB サイト内
2021年08月18日2001年6月8日、刃物を持った男が学校に侵入し教室にいた児童を次々と殺傷。8人の尊い命が奪われ、13人の児童と教員が重軽傷を負った。日本中、いや世界中を震撼させた付属池田小児童殺傷事件を覚えている方も多いだろう。あれから20年が経った。最近では、危険運転による池袋母子死亡事件、千葉八街市の児童5人死傷事件があり、尊い命がある日突然奪われる事件・事故はなくならない。遺された人たちは、喪失の悲しみをかかえてどう生きていけばいいのだろうか。「生きる」とは何かを問い続けた20年池田小の事件で、愛してやまない娘の優希ちゃん(当時7歳)を亡くした本郷由美子さん。一度は自死することも考えた。しかし、グリーフケアを学ぶことで喪失の悲しみを生きる力に変え、今では同じように大切な人を失い悲しみを抱える人をサポートする側にいる。昨年の11月には、東京都台東区にグリーフケアのためのライブラリー「ひこばえ」を開設した。しかし、私は改めて本郷さんに聞いてみたいと思った。本郷さんにとって、この20年間はどのようなものだったのか。人はどのようにして、喪失の悲しみから立ち直ることができるのかと。「この20年間、『いのち』とは『生きる』とは何だろうと向き合い、その意味は何かを探し続ける日々だった」と本郷さんは語る。考えて、考えて、考えた末にたどりついたのは、「愛しみ(かなしみ)」の心、そして「“精神的”ないのちをつないでいく」ことの大切さだ。悲しみに寄り添うことで立ち直りを支援するグリーフケアに出会う「私は阪神淡路大震災にも被災しています。あの頃から心のケアという言葉がよく聞かれるようになりました。池田小の事件のあとも、さまざまなサポートを受けました。でも、サポートを受けながら、心が伴っていかない感覚がありました」「薬を飲んでも、何をしても治らない、この苦悩を伴う悲しみの正体って何だろう」と思い続けていたとき、世界各国から届いた励ましの手紙の中に、たまたま目に入ったものがあった。それは、1999年のコロンバイン高校銃乱射事件で子どもを亡くした方からのメッセージだった。「今の心の状態は、あなたが異常になったのではなくて起きたことが異常だからなんだよ。グリーフ(大切なものを失うことによっておこる、心や体の不調、苦しみ)は誰にでも起こることで、悲しんでいいんだよ、ありのままの気持ちを表出していいんだよ、ということが書かれていました」そこでグリーフケアという言葉を知った。グリーフケアとは、グリーフを抱えている人に寄り添い、ありのままを受け入れて、その人が立ち直れるように支援すること。当時、日本には「グリーフケア」の情報が少なく相談できる場所がなかった。「泣きたくても泣けない、安心して悲しみを分かち合ったり表出できる場所がない」と感じていた本郷さんは、何か響くものを感じたという。「グリーフケアのような寄り添い型のケアが必要だ、自分で勉強して実践しようと思いました」本を読んだり情報を集め、精神対話士という資格を取得し、喪失の悲しみを抱えるたくさんの人にも出会った。いつしか、「世の中にはたくさんの悲しみがある。その悲しみを支える人材になりたい」と思うようになっていた。憎しみよりも、いのちを守るためにエネルギーを使いたい事件直後は羽をもぎとられるような苦しみの日々だったと本郷さん。しかし、グリーフケアに出会うことで、「かなしみと共に生き、かなしみに寄り添っていきたい」と決意し、そこに生きる意味を見出した。だが、加害者に対する憎しみはなかったのだろうか。「憎みましたよ。憎んで憎んで……。でも、憎むのにもものすごくエネルギーがいるんです。エネルギーを使うということはいのちを使うこと。大切ないのちを憎しみではなくて違うことに使いたいと思うようになりました。不思議なことに、憎しみでいっぱいだったときは、悲しんでいる娘の顔しか思い浮かばなかったのに、そのエネルギーを別のことに使おうと思うようになってからは、笑顔の娘が目に浮かんでくるようになりました。私が誰かを恨んだり憎んだりしていたら娘の魂が救われないと思えたんです」「加害者の宅間守(元死刑囚。2004年に死刑執行)が、親から『産まなければよかった』と言われていたことなどを聞き、今ならばネグレクトや虐待といわれるような扱いを受けていたのではないかと思いました。幼い頃から起こしていたといわれる様々な行為は、もしかしたらSOSだったのではないのだろうか。幼い頃は被害者だったのではないか。実際に加害者の地域にお住いの方が弔問に来てくれた時に『あの時に何かできていたら』と話していました。その時に、もし誰かがSOSを受け止め、寄り添っていたらあの事件は起きなかったかもしれないと思えて、社会を構成する一員として自責の念をもちました」「グリーフケアは様々な悲しみに寄り添います。被害者も加害者も関係なく、一つひとつの『いのち』をただひたすら大切に思い、救えるいのちを守りたい。そのために自分のいのちを使っていきたい。そうすることで、娘がいのちがけで私に伝えてくれたメッセージを受け止め、娘と共に生きているように感じられるんです」悲しみは愛しみ(かなしみ)に変わっていく今でも悲しみが消えたわけではない。「現在進行形です。悲しみは私が人生を閉じるまで続くと思います。でも、悲しみの質が変わってきたと感じています」「なぜ悲しいかというと、愛する人を失ったからですよね。愛着があるからこそ、愛するからこそそれだけ悲しみが深いのでしょう。かなしみは漢字で、『悲』『哀』そして『愛』と書きます。悲しみ、哀しみ尽くしたその先には、ああ私はこれほどこの子を愛していたんだ、愛おしい娘が確かに存在したのだという気持ちに行き着きました。深く辛い悲しみがいつしかやさしく穏やかな愛しみ(かなしみ)に変わっていったんです。娘を失った悲しみは一生消えないけれど、それは悲しみではなく愛しみ(かなしみ)なのだと」グリーフは誰にでもある。普通のことだと思って受け止めてグリーフを抱えている人にどう接すればいいのかということも、本郷さんに聞いてみたいことだった。慰めていいのか、慰めが逆に相手を傷つけることになるのではないかと。「声をかけづらい、と避けてしまうことってありますよね。でも、避けられると孤立してしまい寂しい。できるだけ普通に接することが大事だと思います。何か話したくなったらその人から話しだすと思うから、あれこれ聞かず、ただそばにいてくれたり、いっしょにお茶を飲んでくれたり。それだけでも支えになります。声をかける勇気がなければ、月命日にお花を届けるとかでもいい。『ああ、気にかけてくれているんだな』と伝わりますから。『つながる・見守る・声をかける』が大事だと思います。何かをしてあげるというよりも、負担のない形でそばにいること。大切なことはその人のことを本当に大切に思う気持ちではないでしょうか」避けたいのは人と比較すること。「『あの人はこういうふうに回復したわよ』というアドバイスは、よかれと思ってだとしても、『同じように回復できない自分はダメなんだ』と自己否定につながる人もいます。また、『私もこんな辛い経験をした』と話すのも、それはあなたの経験であって、その人の経験ではないので、悲しみ比べが起きてしまうことがあります。悪気のない言葉に傷ついてしまう人は多いようです」泣いても怒ってもいい。ありのままの自分でいられる場所、「ひこばえ」をオープングリーフケアについて学び始めた頃から、ありのままの自分でいられる場所、悲しみや苦しみに自分のペースで向き合える場所を作りたかったと本郷さん。「家庭でも職場でも誰にも言えないことがある。でも、そこに行ったらありのままの自分でいられる。怒ってもいいし、悲しんでもいいし、泣いてもいい。ありのままの自分を受け止めてくれる。そんな居場所があればどれほど救われるでしょうか」資金集めのために、全国の大学や学校、時には刑務所でも、命の授業やグリーフケアに関する講演をしてきた。念じれば通ず。縁あって、自宅近くの光照院の住職から建物の一部を借りられることになり、賛同してくれる人たちのお力添えもいただき、2020年11月に「ひこばえ」がオープンした。「ひこばえ」とは、切り株から出る若い芽のこと。「喪失って、切り株のようにスパッと切られたような感じはするけれど、根っこはありますよね。生きているから、また芽が出てくる。前と同じ形にもどることはできないけれど、新たな形で生き直すことができる。大事なのはどう生き直すか」それが「ひこばえ」に込められた思いだ。「ひこばえ」には、800冊近くのグリーフケアに関する絵本や児童書などが並んでいる。「絵本は、どれを選ぼうがどう解釈しようがその人の自由。おしつけもなく心にそっと寄り添ってくれます。誰とも話す気になれないとき、私も絵本に救われた経験があります。絵本を通して悲しみと向き合えるようになったと話してくれる人にもたくさん出会いました」ライブラリーで本を読んでもいいし、絵を描いたり、塗り絵をしたり、壁に落書きをしたり、ただソファーに座ってぼんやりしたり、思い思いに感情表出ができるスペースもある。グリーフケアを学んだスタッフも常駐している。悲しみに寄り添い支え合い、“精神的”ないのちをつないでいく「一人の人の悲しみって、実は地域の中の悲しみ。地域の悲しみは社会の悲しみなんです。その一人の悲しんでいる人が生きる力を取り戻したら、それは地域の生きる力になり、社会の生きる力になる。愛しみ(かなしみ)に寄り添う社会、寄り添い合える社会は優しい社会だと思います。グリーフ(喪失)は誰にでも起こりうること。グリーフケアが当たり前になって、優しい社会につながっていってほしい。そう思いながら活動しています」今の境地に至るまでに、どれほどの葛藤があったかしれない。しかし、本郷さんは、「自分のことを不幸だとは思っていない」と言い切る。「一度は、いのちを断とうと思うほどどん底にいましたが、それでも生きているのは、いろんな人が支えてくれているから。だから、人が人を傷つけるけど、人が人を救いもすると本当に思っています。人間って肉体のいのちもあるけれど“精神的”ないのちもあると思っていて、人を思いやること、愛しいと思うことで、たとえ亡くなった人でも精神的ないのちは生き続けると思うんです。そのいのちは脈々と受け継がれ、次の世代の人の生きる力になり、またその次の世代につながっていく。そのいのちを大切にしたい。こんなふうに考えられるようになったことを、今、本当に幸せだと思っています」グリーフケアライブラリー「ひこばえ」所在地:東京都台東区清川1-8-4利用時間:毎週日曜午後1~5時(新型コロナウイルス対策のため、現在は事前予約制)お問い合わせ:支援団体「下町グリーフサポート響和国」(shitamachigrief@gmail.com)(ライター/石井栄子)
2021年08月03日生まれたころは身動きが取れない赤ちゃんも、早い子で生後6カ月ごろから徐々に動き始めます。はじめは予測できていた行動も、いつの間にか「え! もうこんなことできるの?」と予想を裏切ってきて、想定外の片付けが増えるとママは大変……。そんな苦労がぐんと少なくなるお部屋のレイアウトをご紹介します。 基本は「触られていいもの」しか置かない ベビースペースを作るとき、必要なものは「いずれ触る」ことを想定して購入しました。お世話セットを入れるカゴもそのうちの1つで、ケガをしない柔らかいものを選びました。1歳のころには息子がおもちゃ入れとしても使っており、倒れ込んでも痛がることはなく、使い道もひとつではないので重宝しています。また、赤ちゃんが成長したときに移動させなければならないものがないように、家全体で収納を見直して、必要なもの以外は徹底してベビースペースに置かないことにしました。 子どもの行動にあわせて対策グッズを購入 第一子で成長の見通しが漠然としか立たなかったため、様子を見ながら必要なものを購入しました。つかまり立ちが始まってからは家具の角をガードし、戸棚を開け始めたら戸棚ガードを購入しました。 しかし、息子は慎重派でゆっくり動くため、あまり効果的な場面がない状況が続いています。幸いながら転んだときに頭をガードするクッションも活躍していないので、「子どもの様子を見たうえで事故・ケガ対策に本当に必要なものを考えて購入する」ことが不要な出費を防ぐポイントだと思いました。 家具も赤ちゃんのおもちゃになる 息子は生後8カ月ごろ引き出しを開けるようになりました。戸棚や引き出しは開けられないようにしましたが、どうしても開けたそうだったのでひとつだけおもちゃ入れにしてみたところ、自分から物を出し入れして遊ぶようになりました。テレビ台の棚も空けてみると、こちらも本や物を出し入れして遊ぶようになりました。家具を遊びの一部として使うことで、息子の動きのバリエーションが増え、開けたい欲求も満たせるので一石二鳥な発見でした。 赤ちゃんがストレスなく動ける環境は、ママにとっても心配の種が少なく安心して遊ばせてあげられます。そのためには、触られていいものしか置かないことが理想です。そして今後も、子どもの成長をよく観察しながら必要なグッズを購入していきたいと思います。 著者:歌 啓子1歳男児の母、転勤族の妻。子育てはフランス流を実践、夫は息子の爪切り以外はすべてこなせる育メン。2018年9月より在宅勤務にて復職し、転居先の地で友達作りに勤しんでいる。
2021年05月21日登場人物■ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意な男の子。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。■ねむ:2020年7月生まれ。よく寝る女の子。■つぶみ:ほにゅ&ねむの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。■ぺー:ほにゅ&ねむの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。3歳児の自由な発想とは?編集後記子どもと遊んでいると、大人が思いもよらない発想することがありますよね。子どもならではの発想は、思わず笑ってしまうこともあるでしょう。さて、今回はつぶみさんの息子・ほにゅくんの手遊びについてです。「グーチョキパー」の手遊びは、カタツムリになったりヘリコプターになったり…幅広い遊びができます。ほにゅくんは両手が「グー」(片方は「ぬー(?)」)と言っていたにも関わらず、いつのまにか「チョキ」になって、カニに変身してしまいました。子どもの自由な発想は面白いですね。ままのて編集部員も思わず笑ってしまいました。楽しいエピソードをありがとうございました!ままのて編集部つぶみさんのお宅のパパのエピソードつぶみさんの二人目育児のマンガはこちらつぶみさんの二人目妊娠のマンガはこちらままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描く漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2021年03月03日男性からされる刺激たっぷりのキスには、女性は心を奪われっぱなしです。大好きな彼女には、男性らしく積極的なキスをたくさんして、もっとラブラブになりたいですよね。そこで今回は、女性が心奪われるキスの方法を見ていきます♪(1)体に触れながらキスをするやはり鉄板は、体に触れながらする色っぽさあふれるキスです。大人っぽい雰囲気がたっぷり出るので、それだけで心奪われてしまう女性は多いもの。今すぐにでもとろけそう……と思い、彼にすっかりメロメロです。ゆっくりと優しく触れてくる感じが、女性にとっては非常に心地よく、幸せ感がアップするんですね。(2)「もっとキスしてほしい?」と聞くキスを何度か重ねるときは、途中に「もっとキスしてほしい?」といたずらっぽく聞くのも効果的ですね。心地よさを感じている彼女からしてみれば、そんなふうに聞かれるのはずるいもの。恥ずかしそうに顔を赤らめながら、「うん」と彼女は答えてくれるはずです。刺激的にリードしてくれる彼に、彼女はまさに心を奪われっぱなしでしょう。(3)人前でキスをするのもたまには男らしくてアリ人前でキスをして大胆不敵な男性らしさをアピールするのも、たまにはありですね。なんだかんだ周りにラブラブぶりを見せつけるのには、憧れている女性は多いです。いつもと違う積極的な彼の様子を感じて、ますます彼女の中でドキドキ感は上がるでしょう。(4)耳をふさぐキスはとても刺激的大人っぽく色気あるキスをするなら、彼女の耳をふさぎながらキスをするのも素敵ですね。耳をふさげば、唇や舌で感じる感覚は、より敏感に感じられるもの。いつもより色っぽい感じでドキドキする……と彼女はすっかりノックアウトされてしまうでしょう。彼女とラブラブなキスをするなら、やっぱり女性が心奪われるキステクニックを意識することは大事なもの。ぜひ大人っぽさのある素敵なキスで彼女をメロメロにして、ずっと長続きする関係を目指してくださいね!(恋愛jp編集部)
2021年02月17日彼とキスするときは、いい雰囲気を作ってその雰囲気をとにかくたっぷり堪能したいですよね。では、彼にとってつい唇を奪いたくなる瞬間とはどんなときなのでしょうか?今回は男性のキスしたい気持ちが高まるタイミングをまとめてみました!(1)彼女の服装がいつもより可愛かったとき彼女の可愛いコーディネートを見て、いつも以上にキュンキュンしてしまう男性は多いもの。今日の服装はいつもより割増しで可愛いな……♡と思えば、ときめきのあまりすぐにでも彼はキスしたくなります。デートの待ち合わせで会えば、外でも構わずキスしようとするほどです。(2)「カッコいいね♡」と褒められたとき男性にとって彼女に「カッコいい」と褒められれば、ときめくのは当然ですよね。俺って愛されてて幸せ!と今の充実した状況を実感し、彼女のことをもっと好きになります。だからこそカッコいいと言われれば、積極的にキスもしたくなるもの。そんな風に慕ってくれる彼女が愛おしくて、たっぷりキスして愛情表現したくなるんです。(3)彼女が恥ずかしそうに真っ赤になっているとき彼がキスしたくなる瞬間は、彼女が恥ずかしがっているタイミングで来ることも多いです。彼女が恥ずかしそうに真っ赤になっていれば、彼もその可愛さにキュンキュンしてしまうもの。可愛さもあまり、とにかくたっぷり愛でてあげたくなるんです。多くの男性にとって、女性が恥ずかしがっている純粋な姿は、可愛く映るものでしょう。(4)大好きと言われて愛情表現されたとき彼女に素直に愛情表現されれば、それがきっかけとなってキスしたくなることも多いです。「大好き!」と笑顔いっぱいで言われれば、彼女のことはもっと大事にしたくなるはず。たくさん愛情いっぱいのキスをして、いいムードを作ろうとするはずです。彼とラブラブな時間を堪能するなら、いい雰囲気作りは二人で心がけていくことが大切ですね。ぜひ以上の瞬間やシチュエーションを意識して、素敵な恋人タイムを味わいましょう♡(恋愛jp編集部)
2020年12月20日ボールを奪われると取り返しに行けない子。ドリブルで前へ進むイメージはあるけれど、相手にボールを奪われるとどう動いていいかわからない様子。頭でサッカーを理解していないから、ボールの奪い方が分からない?どんな指導で理解させたらいいのか、というご相談をいただきました。池上正さんは、そういった事を講演などでもよく聞くそうです。また、そのような事象が起こるのは「大人の責任」であるとも。これまでジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、ボールを奪いに行く習慣を身につけるための指導をお伝えしますので、参考にしてください。(取材・文島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<目立たないけどいい選手、なのにセレクション全滅。受かるためにわかりやすい個性をつけさせるべき?<お父さんコーチからの質問>こんにちは。学校の少年団(U-8)で指導をしている者です。チームの中に1人、足が速く身体も大きめな子がいるのですが、ボールを奪われると取り返す動作が出来ない子がいます。これまでの記事で、日本は技術から教えていて頭で理解できていない、海外では幼少期から頭でサッカーを理解しているといったことを提言されているかと思いますが、まさにそうだと思います。ドリブルで前進していくイメージはあるけれど、相手にボールを奪われるとどう動けばいいのかわからず、一瞬立ち止まってしまったり、振り返って眺めているといった感じです。一生懸命に追いかけてボールを奪うように教えているものの、追いついても並走するのみでボールの奪い方がまだ理解できていないようです。攻撃と守備は瞬時に入れ替わるものなので、今のうちから理解してほしいと思っているのですが、おすすめの練習法などはありますか。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。「ボールを奪われるとそこで諦めてしまい、自分で取り返しに行かないのです」講習会や講演で、指導者の方たちからよく聞く話です。ボールの奪い方が理解できていないというのもあるかもしれませんが、それよりも子どもたちが勝ち負けに注目していないから起こる現象だと感じています。そこは大人たちにも責任がありそうです。■「個を育てる」の意味を取り違えていないか少年サッカーにかかわる大人たち、コーチや保護者の皆さんは「誰が点を取ったか?」に注目しがちではないでしょうか。例えば練習中のミニゲームなどで、どちらかが負けているという場面があります。そこで、大人は「負けてるほうは、どうするの?」と問いかけて、考えさせなければいけません。この場合、「負けてるチームのみんなは、どうするの?」は、しっかりやれと発奮させるための言葉がけではなくてどうすればいいか?に注目してもらうのです。そうすると、おのずとボールを自分たちのものにしなくてはいけないことがわかり、子どもたちは動き始めます。ところが、大人は個人の評価ばかりしているように見えます。日本の育成では、長らく「個を育てる」ことが言われてきましたが、意味を取り間違えてはいないでしょうか?■みんなでボールを奪いに行く意識づけができない背景「個人の技術を高めるために、個人の技術を増やすと、チームを感じられない選手を育ててしまう」そんなことを、ドイツの体育学の学者が論文に書いています。日本では、子どもがボールを持つと「いけ!」「勝負!」と盛んに言われます。ひとりでやるプレーだけでなく、チームのために走る、みんなでボールを奪いに行くといった意識づけがなぜできないのかを考える必要がありそうです。私が考える「奪い返しに行かない理由」は、日ごろの練習がゲームやオープンスキルのメニューが中心になっていないから。点数をちゃんと数える、勝ち負けを子どもに理解させる、など彼らの「勝ちたい」という気持ちを育ててあげることが重要です。「どうしたら勝てるかな?」「点を取っても、取られると負けちゃうよね?」「相手に点を取られないようにするのは、どうしたらいいですか?そんなことを問いかけ続けてください。そうやって練習や試合で勝ち負けをたくさん経験し、負けたくない気持ちに火をつけてあげてください。■勝ち負けに執着する気持ち自体を育てないといけない時代。成功体験を積ませようしたがって、今実践している練習を変えたり、この選手の「大切な時間を潰してしまったのではないか」などと思い悩む必要はありません。この指導をぜひ続けてください。まずは賢い選手を育てることに軸足を置きましょう。それが私の指導の大前提でもあります。自分で考えられる子どもに育てていけば、カテゴリーが進むにつれて次々とハードルが現れても「チャレンジしよう。どんなふうにやればいいかな」と自分で考えられます。指導者の要求にも応えられる思考や創造力を発揮できるはずです。例えば、ここはドリブルで抜くよりもパスを選択しよう、と考えられる。その時々で最も選択すべきプレーを選べるようになります。ドリブルで抜いたり、ゴールを決めることよりも、その力を磨くことのほうが重要です。■個人の特長を伸ばすだけでなく、頭脳を育てるのが指導者の役目ひと昔前ならば、子どもは負けるとみんな泣いてしまい、勝ち負けに執着していました。が、今はそういう気持ちを育てないといけない時代になってしまいました。「あのチームとやってもどうせ勝てない」「あの子と1対1をしても勝つのは絶対無理」そう言う子どもたちには、ぜひ勝ち負けのあるメニューを与えてください。2対1や、3対2などの対人練習、つまり点を取り合うようなオープンスキルの練習を増やすことで変わってきます。勝つにはどうしたらいいか。そこを考えると、自然に自分が奪われたボールを追いかけるようになります。一度追いかけてみて奪い返せたなら、その成功体験をもとに「次も取れるかもしれない」と思うのです。そういった勝ち負けを味わうことなく中学生、高校生になってしまうと、自分がドリブルを止められてボールを奪われると、下を向いてしまいます。コーチから「取り返しに行けよ」と怒られるから仕方なく走る、という場面が多く見受けられます。しかし、この年代になって「自分が奪われたボールは取り返しに行かなくてはいけない」と理屈で教わっても、なかなか浸透しません。この習慣は、小学生時代に身につけておくべきものです。そのためにぜひメニューや指導の在り方を見直してください。■自分が点を取るのは好きだけど、チームの勝敗に興味がない子も先日も小学4年生の試合を観に行きましたが、子どもたちは自分が点を取るのは大好きです。ゴールするのは快感ですので理解できますが、それ以上に大人がそこに注目していることを知っているからかもしれません。積極的にシュートを打ちますが、相手が攻撃し始めると歩いて見ていることが多いのです。自分がシュートを入れると満足してしまい、自分のチームが勝ったか負けたかには興味がなさそうでした。ひとりでいろいろやらせすぎると、そうなってしまいます。■カウンターを食らうと足が止まってしまう子どもたち(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)もうひとつ、ボールを相手に奪われた。パスミスをしてカウンターを食らった。その際に、がくんと腰を落としたり、下を向いて足が止まってしまう子どもが多く見受けられます。けれども、ミスのスポーツといわれるサッカーでは、ボールを奪われたらすぐに取り返しにいかなくていけません。つまり、ミスにタフになる必要があります。そのため、子どもたちには「ミスしてもOKだよ」「できなくても大丈夫」といった声がけを、皆さんに勧めてきました。ミスを責めない。勝ち負けのあるメニューをたくさんやる。そこを心がけながら、子どもたちが「コーチ、もう一回やらせてよ!」と言ってくるように育ててほしいと思います。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2020年12月18日新緑の映える季節が過ぎ、木々が色づき始める秋。なんともいえないさびしさと、初冬の澄んだ空気を感じる素敵な季節です。冬と夏の間に、見付けた季節イナガキヤスト(@inagakiyasuto)さんがTwitterへ投稿し、8万件以上の『いいね』がつくほど反響を呼んだ写真をご紹介します。撮影されたのは、1998年冬季オリンピックの開催地となった長野県の『白馬村』。思わず息をのむ、一瞬を切り取った1枚がこちらです。秋に白馬村をタップするとこうなる。 pic.twitter.com/UfdgW9rQt8 — イナガキヤスト (@inagakiyasuto) November 1, 2020 冠雪した北アルプスの山々の手前に見えるのは、秋色に染まった広葉樹林。眼下に広がる街にも、まもなく秋が訪れることを予感させる1枚です。木々の緑や赤、空の青色など自然のつくる美しい色のコントラストが見事に写されています。2両編成で走り抜ける『大糸線』も、見る人をどこか懐かしい気持ちにさせますね。季節の移ろいを凝縮したような奇跡の1枚を見た人からは、このようなコメントが寄せられました。・美しすぎます…。こんなに美しい四季のある日本に生まれてよかった!・携帯の待ち受け画面にさせていただきました。見るたびに疲れが吹っ飛びます。・構図が素晴らしすぎる。上から紅葉が下りてきて、段々と染まっていく白馬の魅力がここに集約されてますね!・このポスターが欲しいです…。撮影したイナガキさんによると、「3段紅葉を綺麗に見れる日や時間帯、大糸線が走るタイミングなどを細かく計算して撮影した」のだとか。紅葉の見れる季節は、1年の中でもほんの一瞬です。しかし一瞬だからこそ、儚い美しさを感じるのかもしれませんね。イナガキさんの素敵な作品は、こちらからも見ることができます。気になる人は、ぜひチェックしてみてください!・Instagram:イナガキヤスト(inagakiyasuto)・Twitter:イナガキヤスト(@inagakiyasuto)・Facebook:イナガキ ヤスト・ブログ:ファミリーキャンプで「カシャッとな」[文・構成/grape編集部]
2020年11月05日