とっても気分屋の息子。宿題をしようとすると…出典 : 我が家の次男は、とても気分屋です。例えば学校の宿題は、やりたくないときは全く取り掛かろうとせず、一緒にやろうとしてもイライラして机に向かいません。でも時々スイッチが入る時があります。他のことには目もくれず、一生懸命に宿題をします。今度は頑張りすぎるぐらいです。気分のムラは0か100か、黒か白かといった感じです。息子は学習障害もあったので、学校の勉強では自信喪失気味でした。そのため私は、学習以外で多くの経験をさせて、少しでも自信をつけてもらいたいと思っていました。遊びの中でも「身体を使うこと」を「自分の好きなようにやってみる」ことを大切にして、息子にできるだけたくさんの経験を積ませようとしています。昨日は「やりたい!」って言っていたのに!出典 : しかし、勉強以外のところでもやっぱり、息子は気分屋です。息子が珍しく、「お母さん!○○やりたい!」と言ったそのときに、私の都合が悪く「明日にしようよ。」と言って次の日まで待たせると、もうそのやる気は失せています。私は「昨日やりたいと言ってたからお母さん準備したよ!」「やりたいと言ったじゃない?」と言っても「オレはもうやりたくないもん。」と言われてしまいます。いったんそうなれば今度はもう絶対にやろうとはしません。息子の「やりたい気持ち」は持続しないのです。そんなとき、私はこの子が何か経験する機会をひとつ逃してしまったなと反省するのです。息子の興味はくるくる変わる。だからその前に出典 : 気分屋ということは、興味が次から次へと移り変わるということです。だから、待たせている間に息子の興味は変わってしまいます。そして何より、息子は待つことが大の苦手でした。私は、息子の「やりたい気持ち」にできるだけ早く対応してみることにしました。少し面倒でもすぐに材料を準備したり、やり方を教えたり、見せたりして一緒に関わったのです。例えば、クッキー焼いてみたい!理科の実験してみたい!木工道具でロボット作りたい!この容器に穴を開けたい!などなど…。子どもは意外なところに興味を持ちます。その興味を生かしてどんなことも経験させれば、子どもは充実した満足感を得て、いろんなことに対する想像力も育つのではないでしょうか。親子でできるだけたくさんの経験をしよう出典 : 息子はやりたかったことが叶うと、生き生きとチャレンジしていきます。楽しそうに、身体を揺らしながらいろんな経験をしていきます。できたことを褒められ、なにか達成した気持ちを私と共有すると、息子はとても良い表情をします。そんな様子を見ていると、私も楽しくなってきます。もちろん、常に子どもの要望は答えられるわけではありません。でも、子どもの「やりたい!」という気持ちを大事につかみ取って、これからも一緒にたくさんの経験を楽しめたらと思っています。
2016年08月30日絵本や図鑑にふれる年齢になると、動物に興味をもつ子どもは多いですよね。ペットと暮らす家庭なら、生活しながら動物とのふれあいを教えられますが、そうではない場合は動物園や友だちの家で初めてふれあうことになるでしょう。このとき、ふれあい方がわからない子どもは、トラブルを招いてしまうことも。ケガなどをさせないためにも、正しい動物とのふれあいを覚えておきましょう。■散歩中の犬にさわるときには声をかけて散歩中に見知らぬ子どもが駆け寄ってきて、いきなり犬の頭をさわろうとすることがあります。しかし、これはとても危険なことです。急に頭をさわられそうになると、犬は「攻撃される」と思うことがあるからです。ふだんは温厚な犬でも、吠えたり噛みついたりする可能性があります。最近では、飼い主さんの許可なく犬をさわったり、写真を撮ったりするマナー違反が多く、愛犬家のあいだでも問題視されています。思わぬトラブルに発展するケースがあることから、知らない人にはさわらせないようにしている飼い主さんも少なくありません。子どもが犬に興味をもったら、まずは飼い主さんに「さわってもいいですか?」と声をかけましょう。トラブル回避のためや、人見知りする犬なら断られることもありますが、それでも不機嫌な顔をしないこと。私たちが子どもを守ろうとするように、飼い主さんだって愛犬を守りたいのですから。子どもに対して警戒心を抱く飼い主さんでも、まずはコミュニケーションをとることでなでさせてくれることは多いもの。ですから、節度ある行動を心がけたいですね。■まずはママが動物とふれあう飼い主さんからOKがでたら、名前を聞いて呼び掛けてあげましょう。そこで犬が近寄ってくれたら、ママが先になでてあげます。首や体からなでますが、このとき正面ではなく、側面から近付くこと。犬が警戒心をもたないことがわかってから、子どもにも体をなでさせます。子どもはフリフリしているシッポにさわりたがったりしますが、ここは多くの犬が嫌がる場所。また、抱っこされた犬をさわるときに足の先をなでようとする人もいますが、ここをさわられるのが苦手な犬も多いです。飼い主さんに嫌がるパーツをきいてからさわるといいでしょう。なでさせてもらったらお礼を忘れずに。これは、友だちの家のペットとふれあうときも同様です。ただし、猫の場合は飼い主さんにさわられることすら嫌がる場合があります。なでさせてもらうときには、飼い主さんに猫を抱っこしてもらうといいかもしれません。野良猫の場合は、むやみにさわらせないほうが無難です。子どもが近づきたがっても、「猫さんはいま、お休みしたいみたいだよ」といった言葉をかけてフォローしてあげましょう。■動物園ではタオルが活躍モルモットなどの小動物とふれあえる動物園もふえています。小さくて愛らしい姿をしていますが、鋭い歯を持っているので注意が必要です。子どもは力加減がわからず、ムギュッとつかんで持ち上げることがあるので、大人が動物を抱き上げること。そして、まずは膝の上にのせてあげます。膝の上にタオルを敷いておくと、小動物が落ち着きやすくなるようです。膝に乗せたら、毛並みにそって体をなでてあげます。お尻の方をさわられると嫌がる場合があるので、頭から背中にかけてなでるといいでしょう。突然、動物が暴れる可能性もあるので、子どもがふれあっているときも目を離さないように。抱っこは慣れないと難しいものです。ママやパパにその動物の飼育経験がなければ、飼育員の指示に従いましょう。正しい抱き方を教えてくれます。事前にぬいぐるみなどで練習しておくのもいいですね。絵本に登場する動物たちは優しいので、子どもはすぐに仲良くなれると思うかもしれません。しかし、そうではないことがあるのも事実。動物とのふれあいが「怖い」体験にならないようにするためには、ママのサポートが必要不可欠です。
2016年07月22日【ママからのご相談】子どもが「どうして勉強しないといけないの?」と繰り返し聞いてきます。どうやら、勉強がつまらないらしく、やる気が出ずにこんなことを言っているようです。超有名な学校に入ってほしいとは思わないですが、せめて勉強を嫌いになってほしくありません。家でできることはありますか。●A. 子どもが興味をもつ4つのツボをおさえる!ご相談ありがとうございます。教育コンサルタントの佐々木です。これまで勉強に興味のない子どもに対して勉強を教え、興味を持たせることに取り組んできました。●勉強が嫌いになる理由勉強が嫌いになってしまう理由は大きく2つあります。1つは「できない」から 。上手にできないことを好きになるのは、大人であっても難しいですよね。上手にできないとき、頑張っても成果が出ないとき、一生懸命頑張れば頑張るほど、子どもは勉強を嫌いになっていきます。もう1つは「つまらない」から 。自分のやっていることに意義が見いだせていないのです。意味のわからないことを1日何時間もやらされていれば、嫌いになるのも無理はありません。大人はつい「勉強は我慢してするものだ!」なんて言ってしまいますが、子どもは楽しみが見いだせないとどんどん勉強が嫌いになります 。●勉強のやる気を引き出すツボ4つそこで、勉強が「できない」「つまらない」を解消するために、『ARCSモデル』 をご紹介します。ARCSモデルは、アメリカの教育工学者ジョン・M・ケラーが「学習のやる気を出す方法」をモデル化したもので、4つの要素の頭文字をとって、このように呼ばれています。『ダイヤモンド社』の人材開発用語集サイトでは、以下のように説明されています。**********①注意(Attention)学習者の興味関心を引き、探究心を喚起する。マンネリを避け、学習者に「面白そうだなぁ」 と思わせることである。②関連性(Relevance)学習の目標に対して親しみをもたせ、与えられた課題を受身的にこなすのでなく、学習者が自分のものとして積極的に取り組めるようにする。目標に向かうプロセスを楽しめるようにし、学習者に「やりがいありそうだなぁ」 と思わせることである。③自信(Confidence)ゴールを明示し、成功の機会を与える。自分の努力によって成功したと思える教材にし、「やればできそうだ」 と思わせることである。④満足感(Satisfaction)学習の結果を無駄に終わらせない。目標に到達した学習者をほめて認める。公平な評価を行い、「やってよかったなぁ」 と思わせることである。**********この4つを順番に刺激できればやる気がアップします。どれか単体として刺激しても、効果が現れます。おうちで子どもと一緒に勉強する際には、この4つ全てを考えながら勉強を教えるのは難しいかもしれません。しかし、どれか1つをおさえることはできそうなのではないでしょうか。例えば、・勉強のときに一緒に絵を書いて「おもしろい!」と思わせる・勉強することやその内容が、日常生活と密接に関わっていることを教えて「やりがいがありそうだ」と思わせる・たくさんある、やるべきことを細かく小さく分解して、「これならできそうだ」と思わせる・勉強が終わったらほめて、「やってよかった」と思わせるこれだけなら、普段の取り組みと心がけ次第で、おうちでできることがたくさんあるはずです。むしろ学校よりも家でこのような話をしておいたほうが、勉強に対して興味関心を持てるかもしれません。この4つのツボをおさえて、お子さんと話をしてみてくださいね。【参考リンク】・ARCS(アークス)モデルとは | ダイヤモンド社の適性検査・社員教育・研修()●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)
2016年05月22日【ママからのご相談】2歳の子どものママです。最近周りでは、習い事をしているお友達が増えてきました。専業ママのおうちだけではなく、私と同じように平日は仕事をしているおうちでも、土曜に通わせている人もいます。やはり子どもには、 何かしらの習い事をさせてあげなければかわいそうでしょうか……?●A. 子どもにも親にも無理のない範囲で、まずは“楽しむこと”が大事。こんにちは、ライターの佐原チハルです。子どもの教育・養育環境については、どれだけ考えても“答え”なんて見つからない!というくらい、迷うことも多いですよね。特に3歳が近づいてくると習い事をしている人も増えてきて、迷いはますます大きくなることかと思います。●習い事をさせていないのは“ダメ”じゃない結論から言えば、“習い事をさせていないこと=ダメ”ということはありません。「みんな何かしら習い事をしている」ように感じられるかもしれませんが、そんなこともありません。ベネッセの教育情報サイトによると、「Yahoo!クラウドソーシング」でのWebアンケートでは、「習い事をさせていない」家庭の割合は27% となっています。4人に1人以上の子どもが、特に習い事はしていないということです。習い事をしていないのは、決して“珍しい”ことではないのですね。また習い事は、「何かを“続ける”力がつく」というメリットがあげられることがあるのに対し、リスクとして「やめてしまうと、やめぐせがついてしまう可能性がある 」と言われることもあります。「えっ、じゃあどうしたらいいの!?」という感じですよね。習い事をする・しないことによって、誰にとってもメリットになる・デメリットになる、というようなポイントは存在しないのかもしれません。●子どもの興味関心には、可能な限り応える準備はしよう子どもは、いろいろなものに興味を持つことがあります。「あれがやってみたい」「これもやってみたい」と、際限なくリクエストされる保護者さんもいらっしゃることでしょう。その全てを、“習い事としてやらせてあげる”という形で叶えることは、残念ながらできません。しかし、せっかく子どもが興味・関心を持ったのであれば、その好奇心が存在しているうちにいろいろと体験させてあげたいですよね。“好奇心が満たされる”というのは、子どもにとって大切な経験です。習い事という形でなくとも、地域のクラブチームへの参加や、試合の観戦に行ってみるなど、好奇心に応えてあげる方法はさまざまあります 。できる範囲で、検討してみてあげたいですね。●“習い事をしない・できない”理由を明確化して、クリアできるものを探してみる習い事をしない・できない背景には、さまざまな理由があります。「お金の余裕がない」「時間の余裕がない」「近くにその習い事を教えてくれる場所がない」などです。「教えてくれる場所がない」となると解決は難しいですが、お金と時間に関しては、活動主体を“地域のボランティアサークル”に切り替えて探してみると、案外解決できる場合もあります。地域のサークルであれば、参加費が安価 だったり、主体が同じく“ママさん・パパさん”たちだったりするため、活動日が土日 であることも少なくありません。----------習い事をしているか否かは、大きな問題ではありません。しかし、保護者が子どもの興味・関心・好奇心に対して“無関心である”という姿勢が子ども自身に伝わってしまうのでは、ネグレクトの一種ともなりかねません。“習い事”という形にこだわる必要はありませんが、子どもの“気持ち”にはできる範囲で応えてあげられるようにしたいですね。【参考リンク】・初めての習い事。何歳から始めるとスムーズ? | ベネッセ教育情報サイト()●ライター/佐原チハル(フリーライター)●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2016年03月30日【相談者:20代女性】最近、全く興味がなかった人から、「食事をしない?」と誘いを受けました。しかも私が行ってみたいと思っていたレストランで2人きりでのお誘いに、びっくりしています。友人に相談してみましたが、どうしても嫌じゃなかったら、行ってきたらと言われています。レストランでの食事には魅力があるのですが、その彼は特に何とも思いません。行ってその気があると思われたら、面倒なことになるかもと思ってしまいます。時間の無駄になるので、行かないほうがいいでしょうか?それとも、行ったほうがいいでしょうか?●A. 出会いはいつもひょんなところからやってくるものです。こんにちは、恋愛コーチの田端裕司です。ご質問、ありがとうございました。興味のない人からのお誘いって、ありがたいような迷惑のようなって感じですよね。まずは、私の周囲にいる人に出会いのきっかけについて、インタビューしてみました。まずは、そちらをお伝えしましょう。●(1)たまたま一緒に行ったライブから発展『私が彼と知り合ったのは、趣味のサークルでした。でも、そこそこ人数がいるサークルなので、最初は特に意識もしてなかったんです。深く話をするようになったきっかけは、たまたまチケットが余っていたライブに一緒に行ったから 。彼の職場がライブ会場に近かったからなんです。ライブが終わってご飯を食べにいったときに話しやすい人だったってことが分かって、距離が一気に縮まりました 』(32歳教師/女性)●(2)コンパで知り合った男性との帰り道トークから発展『帰る方向が一緒だったんです。コンパで知り合ったんですけど、飲み会の最中は当たり障りのない会話しかしてなかったんです。帰りの電車が一緒だったんで、2人で話をして帰りました。一つ共通の話題が見つかって、すっごく盛り上がったんです 。彼との関係は、そこからスタートしました』(28歳フリーランス/女性)●(3)職場での異動をきっかけに発展『私は旦那と職場恋愛で結婚しました。きっかけは、彼が私の部署に異動してきて、一緒の仕事をまかされたから。それまでは、顔は知っているけれど、ほとんど話をしたことがなくて。一緒に仕事をして話をしてみると、そのときはいい男と思って結婚したんです 。今は……ですけど』(31歳主婦/女性)----------いかがでしたでしょうか。どこでどう転ぶかわからないと思いませんか。出会いは星の数ほどあるけれど、話をする機会がある人はほとんどいない 。もちろん、彼の誘いを断る選択をするのもありだと思います。ただ、私は行くことをお勧めします。世の中、出会いは星の数ほど転がっていると私は思っています。ただし、出会った人としっかり話ができるチャンスは、ほとんど転がっていません。実際、職場でも、学校でも、サークルでも、ある特定の人を除けば、当たり障りのない会話しかしていないというのが現実だと思います。そんな中で、男の人と2人で話をする時間はとても貴重です。なぜなら、ある程度深く話ができる機会がなければ、恋愛関係には発展しにくいからです。どういうわけか彼はあなたに興味を持ってくれたんです。しかも、断りづらいようにあなたが好きなレストランを餌にして。●お誘いにのってみないと彼の人柄は分からない食事をしながら、ゆったり彼と話をしてみてください。2時間くらい食事をしながら話をしてみれば、彼の人となりが今までよりずっとよくわかると思います。彼はあなたにとって全く興味のない男なのか、それとも意外にいい男なのかそれは誘いにのってみなければ分かりません。せっかく勇気をだして誘ってきた彼です。彼にあなたの口から、「イエス」を引きだす魅力があるのかどうか チャンスを与えてあげてください。それは、あなたにとっても損をするような機会ではないはずです。もちろん、あなたにとって生理的に受け付けない気持ちワルイ男なら、その時点で、お断りすればよいと思います。●ライター/田端裕司(恋愛コーチ)
2016年03月20日前編 では、読書を通じて子どもの興味の幅を広げる方法を紹介しました。後編では、いよいよ、「なぜ自分の子だけできないことがあるのか」の答えを、再び読書を通じて考えてみます。「なぜこんなこともできないの?」と感じたときが、自分の子育てを振り返るとき子どもが自分から本を読み、しかも本の種類の幅を広げていくには、親の関わりが必要不可欠です。幼いころから読み聞かせの時間をたっぷりととり、子どものボキャブラリーが自然と増え、自分で読むようになったら、子どもが選ぶ本の種類の幅を広げるよう聞き役に回るなどの工夫をする。そうすることで、子どもの脳が、一人で本を読み、しかもいろいろな種類の本に興味を持つように、自然と成長するのです。当然、今まできちんと関わってこなかった場合(読み聞かせをしていない、聞き役に回っていない等)は、いきなり本を読めと言っても、子どもは読むことができないのです。でも、そのような成長プロセスを知らなければ「どうしてあなたはそんなに本を読まないの!」「もうそろそろ自分で読めるでしょ。なんで読めないの!」なんて言ってしまいがちです。これは読書だけに限りません。「なぜできないのだろう」と親が感じ、その言葉をそのまま子どもにぶつけてしまう場面は、思いのほか多いものです。「もうできるだろう」「こんな簡単なこと、できるに違いない」親からするとそう思っていたのに、実際やらせてみたらできなかった。そんな時「なぜできない!?」という気持ちが湧き上がったり、子どもに直接そう言ってしまったりするのでしょう。ですが、読書の例からもおわかりの通り、そのことに対する子どもとの適切な関わり方が今までなかったのであれば、子どもの脳はそこまでに発達しておらず、「できない」ということになってしまうのです。「なぜできないんだ!」と子どもに言ったって、子どもにはその理由がわかるわけがありません。「わからない」と答える程度でしょう。この場合の質問は、無茶な質問です。というのも、「自分の脳はそこまで発達していないからだ」なんて、わかるわけがないからです。ですから、お父さん、お母さん、このような言葉を子どもにぶつけるのはやめてください。反省すべきはむしろ、自分自身なのです。子どもに対して「なんでできないの!?」という気持ちになったら、一度深呼吸してみてください。それだけで少し冷静になれます。そうなったら次に、自分のこれまでの育児を振り返ってみてください。適切にかかわってきたかな? 必要なことを面倒だからと言ってやらないできたのではないかな? 冷静に考えて思いつくことがあれば、「なぜできないの!」とイライラしたり、子どもを責めたりすることは、きっと低減するはずです。(子育ての達人)
2016年02月27日子どもの遊びはひとつのことだけに集中することは少なく、あれこれと興味関心が移っていくものです。その中に「これは大好き」という遊びや関心事があったなら、ぜひその遊びにママも興味を持って、一緒に楽しんでみてください。もしかすると子どもよりも夢中になってしまうことがあるかもしれませんよ。やってみると意外と楽しい、子どもの好きな遊び私は昔小学校教員をしていました。その当時受け持っていたクラスに、休み時間になると「指編み」という編み物をしていた女の子がいました。まだ9歳だというのに、とっても上手に編んでいきます。編み物は苦手な私。器用に動く指に興味津々でした。そこで、その子にやり方を教えてもらい、少しやってみると、これがとっても楽しい。それからは休み時間に一緒にやるようになりました。すると、ほかの女の子も次々と一緒にやるようになったのです。しかも男の子も…。そんなクラスの子どもたちと「指編み」をする休み時間は、とても楽しいひとときとなりました。また、同じように、小学1年生の子どもに教えてもらいながら、一緒に折り紙でたくさんの動物をつくって、教室の棚の上に「動物園」をつくったこともあります。子どもたちはもちろん楽しそうでしたが、私にとっても安らげる時間になっていたことを覚えています。子どもと一緒に遊びを楽しむことのメリット子どもと一緒に楽しむことのメリットは、なんといっても「幸せな時間の共有」にあります。特に子どもと一緒に遊ぶことができる時間は、子どもが大きくなるにしたがって少なくなっていきます。親子で幸せな時間を共有することで、子どもは自分のしていることを認めてもらえているという安心や満足を感じ、ママにとっては、自分が楽しいという満足を感じることができるので、お互いにとって、とても価値のある時間になると言えるのではないでしょうか。成長してからも共通の趣味になる共通の経験をすることで、子どもたちが大きくなったときにも、小さい頃に一緒に楽しんだ遊びを懐かしく語ることができるでしょう。そして、もしかしたら、その遊びはママの趣味としてずっと楽しんでいけるだけではなく、子どもとの共通の趣味になるかもしれません。私の子どもは、大人になった今でもブロックが好きです。特にオリジナルで組み立てることが好きで、小さい頃はたくさんのお城や船をよくつくっていました。私も、わが子が夢中になる世界を知りたくて、当時専門店で同じブロックを自分用に購入しました。すると、いつの間にかすっかりブロックのとりこに。今では、ブロックでありとあらゆるものをつくることができてしまうほどです。種類が豊富なブロックは親子で共通の趣味のひとつになっています。大きくなっても子どもと同じ趣味をもてるなんて幸せですね。そんなことを想い描いてみたら、子どもの「すき」を自分の趣味にしたくなってしまうかもしれませんよ。(のりこ<フォークラス>)
2016年02月23日子どもと一緒に小さな商店やお祭りに行くと、子どもに小銭を持たせてお金を払う体験をさせる親は多いですね。子どもがお金に興味を持つ頃になると、親も子どものお小遣いについて考えるサインです。他の家庭がいつ頃から、どの頻度で、どの程度、お小遣いを渡しているのか気になりますね。○小学生低学年でも8割がお小遣いをもらっている金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査(第2回)平成22年度」でも、小学生からお小遣いをもらう子が多くなることがわかります。小学生低学年では79.1%、小学校中学年では80.0%、小学校高学年では77.2%と、全体で約8割の子どもがお小遣いをもらっています。そのうち、低学年では「ときどきもらう」が58.5%と最も多く、月に1回・週に1回などと定期的にもらう子を上回っています。中学年になると定期的なお小遣いが「ときどきもらう」を逆転、「ときどきもらう」が43.9%に下がります。月に1回は低学年の13.2%に対し、中学年では34.3%にアップ。高学年になると、月に1回の割合が最も高く52.2%です。「ときどき」もらうお小遣いで最も多くでてきた金額は、低学年と中学年では100円、高学年では1,000円です。回答金額を多い順から少ない順に並べて真ん中に位置する中央値は、低学年が100円、中学年が300円、高学年で500円となりました。月に1回のお小遣いで最も多くでてきた金額は、どの学年でも500円。中央値をみると、低学年が400円、中学年が500円、高学年が1,000円です。使う内容はお菓子やジュース、マンガやおもちゃなどの購入が多く、金額的にも大きくはなさそうですが、お小遣いが不足した経験も少なからずあるようです。低学年で46.6%、中学年で48.1%、高学年では52.2%の子どもが不足した経験が「よくある」または「ときどきある」と答えています。せっかくお小遣いを渡すのなら、自分でお金の「やりくり」をすることを身につけさせたいというのが親心でしょう。お金が不足するといっても子どものうちは大した金額ではないでしょう。しかし学生や大人になってお金のトラブルに巻き込まれる人が増えていることを考えると、正しい金銭感覚を養うためにも、できるだけ早いうちから金銭教育を始めたいものですね。そのための第一歩が、「入ったお金」と「出たお金」、そして「残ったお金」をきちんと把握させること。お小遣い帳をつけている子はまだまだ少数派で、低学年で20.3%、中学年で27.9%、高学年で24.1%の子しかいません。暮らしに身近な金融に関する幅広い広報活動を行っている金融広報中央委員会では、そのウェブサイト「知るぽると」で幼稚園生や小学生から楽しめるお金教育ツールやおこづかい帳などの便利ツールを利用できるので、試してみてはいかがでしょうか。○著者プロフィール武田明日香エフピーウーマン所属ファイナンシャル・プランナー南山大学経済学部卒業後、大手印刷会社に入社。2010年に、法人営業の仕事をしながら自己啓発のためにファイナンシャルプランナーの資格を取得。「女性がライフステージで選択を迫られたときに、諦めではなく自ら選択できるための支援がしたい」という想いから、2013年にファイナンシャルプランナーに転身。日本テレビ「ZIP!」やTBSテレビ「あなたの損を取り戻せ 差がつく!トラベル!」、「Saita」「andGIRL」等の雑誌、「webR25」「わたしのマネー術」等のウェブサイトなど幅広いメディアを通じ、お金とキャリアの両面から女性が豊かな人生を送るための知識を伝えている。お金の知識が身につく初心者向けマネーセミナー受付中(受講料無料)
2015年11月26日【相談者:30代女性】私は彼氏いない歴が長いせいもあるのか、よく、「男性に興味なさそうだね」と同性に限らず異性の友人からも言われます。でも、決して興味がないワケではなく、むしろ彼氏は欲しいのです。ただ、軽く口説いてくるようなチャラ男は大嫌いだし、 自分自身、男性に媚びたり軽い女になったりするのにはすごく抵抗があります。真面目な付き合いが希望です。軽い女に見られず口説かれる方法ってあるのでしょうか?●A. 自分自身で男性が入れないようにドアを閉めてしまっているのかもしれません。恋愛心理パティシエのともです。ご質問ありがとうございます。恋愛に興味がないワケでもないのに、「恋愛に興味がなさそう」と男性からレッテルを貼られる女性。そういう女性って、知らないうちに自分自身で男性が入れないようにドアを閉めてしまっているのですね。恋愛で重要なのは、最初の一歩の“男性が入れるドアが開いているかどうか”ということなのです。●「恋愛に興味なさそう」と思われる人の特徴3つ●(1)何でも自分でやりたがる『重そうな物を持っている同僚を見かけたので、「持ってあげようか」と聞いたら、嫌そうな顔をして断られた。そういう女性は男嫌いなのかと思う』(30代男性/会社員)男性の好意を素直に受け取れないタイプ、つまり、同性であれ異性であれ、「依存するのはいけないことだ」と思っている人は危険信号です。人は一人ではどっちにしろ生きていけないもの。きれいな水でさえ、自分一人では飲むことすらできないのです。皆、“他人の力で生きている”というのが事実。だからこそ、男性に甘えることは全然悪いことではないのです。「他人に依存せずに生きるのなんて不可能である」。そう思うと他人に依存すること、そして男性に依存することに対しての罪悪感が緩和されるかもしれません。「大人だから何でも一人でやらないと」という自立心が男性を遠ざけてしまっているのかもしれません。●(2)可能性をまったく感じさせてくれない『軽い気持ちで口説いたら、「そんな軽く誘わないで」って怒られた』(20代男性/インストラクター)真面目すぎる人に多いのがこのタイプです。真面目すぎて男性の軽い誘いに対してはすごく冷たくしてしまう。「軽い女に見られたくない」という気持ちからかもしれませんが、男性は“誘いをうまくかわしながら可能性を残してくれる”女性を好むのです。英語で言うと“may”ですね(笑)。“may”を含んだ返事をするには、「彼氏いるの?」と聞かれたときは、「いるけど、うまくはいっていないです」という風に、相手にもチャンスがあるかのように返事をするのがポイントです。「ひょっとしたら俺にも」という気持ちを相手に持たせることができるのが、モテる女性の秘訣だと思います。●(3)服装が奇抜すぎる『カジュアルな格好はかわいいけれど、カジュアルを通り越してあまりにも個性的な格好をしている子に声をかけようとは思わない』(20代男性/美容師)まず、男性は外見で女性を判断します。そして、外見とは美人とかそういうことより、モテ服と呼ばれるような男性が好むベタな格好をしている女性の方が声をかけやすいです。どんなに性格が良くても、個性的な格好をしている人はまず、「変わり者、男性に興味がないだろう」と思われがち。その点、ワンピース等、分かりやすく男性が好むような格好をしている女性の方が男性は安心して口説けます。男性も断わられそうな女性に声をかけるのには躊躇するのです。「私は男性に興味があります!」的な格好をすることが大切。どんな格好か分からない場合は、すぐにファッション雑誌を買いに行きましょう。“愛され女子になるためのファッション特集”なんていくらでも載っています。●スキがある女性になりましょう男性もやっぱり本音を言うと、「断られるのがこわい」のです。だから、「男性が好きですよ」アピールが分かりやすく出ている子の方が誘いやすい。それが行動だったり服装だったり、“あからさま”であればあるほど男性は安心して声をかけてきます。ただ、それだけではただの軽い女性として扱われてしまうので、やはりポイントは“may”。可能性を感じさせる女性になること!そして、それは女性としての魅力なのです。決して軽いというわけでも媚びているというわけでもなく、“女性としての資質を最大限にいかそうとしているだけ”。そう思うようにすると、男性から好かれようと努力することに対して積極的になれて、男性に対しての物腰も柔らかくなるのではないでしょうか。せっかく女性として生まれたのですから、女性であることを大切にしていきましょうね。それが女性として生まれた相談者さんの宿命なのですから。●ライター/とも(恋愛心理パティシエ)
2015年10月22日女性が興味津々で普段から大好きなことでも、じつは男性からすると全然興味をもってもらえないことがあります。自分が好きだからといって気合いを入れたり一緒に楽しみたいと思っていても、男性からすると意味が分からなかったり、メンドウだと思われてしまうかも・・・今回は女性が大好きでも、男性はあまり好んでいない4つのものを紹介しましょう。■1.メール「メールって基本的にめんどくさい。相手が送ってくるから仕方なくやってるけど、できたらほとんどやりたくない。けどやらないと女の子の機嫌損ねそうだし。だから連発されると本当にメンドウ」(20代/会社員)メールは直接会えないときでもやり取りできる重要なコミュニケーションツール。女性にとっては用事がなくてもつい連絡を取りたくなりますよね。けれど、男性は基本的にメールに無関心です。むしろやり過ぎるとウザがられるので、男性のことを考えずに送信しすぎるのは危険です。■2.ネイル「あまり意識して見てないんですよ。というよりぜんぜん気づかないことも多いですし。あんなに指先に気合い入れるのが不思議です。むしろ派手だとけっこう印象も悪いですし、ナチュラルな方が好きですから」(30代/公務員)これは傷つきますよね・・・女性目線では純粋に興味の対象ですし、爪はたびたび自分で見るからテンションも上がります。しかし、男性は多くの方がネイルに興味を示してくれません。むしろ何も塗っていない爪の方が好感度は高いようです・・・男性ウケを考えるのであれば、ネイルをするにしてもできるだけシンプルなデザインを心がけた方がいいでしょう。■3.ウィンドウショッピング「目的の物が買えれば満足なのに、なんで女性はあれこれムダな物を見ようとするんだ。買いもせず必要もないものをいろいろ見て回るでしょ。しかも何時間でも。つき合ってられないですよ」(20代/専門職)女性の楽しみを真っ向から否定するがごとき意見ですね・・・女性がウィンドウショッピングを楽しんでいても、気乗りしてくれない男性は多いようです。男性は計画を立てて行動したい性質のため、予定にない行動をあまりとりたくないのだとか。だとすれば、ウィンドウショッピング自体をデートの予定に組み込み、かつどんなお店を回りたいのかもあらかじめ伝えておくと吉です。時間も男性と相談して決めましょう。長すぎるとまずイラつかれます。■4.ファッション「女性って正直見た目の比重が多いですけど、ファッションの細かいところまで見てませんよ。アクセサリーがどうだとか、色の組み合わせがどうとか。女性らしくてかわいい服で、あとエロかったらそれで満足するんですけどね」(20代/商社)ファッションは自信をもてる大切な要素ですから外せませんよね。けれど、あまりに細やかなこだわりや努力は男性にとって気にも留められない可能性が高いようです。いろんな小物やコーディネートがあって楽しいんですが・・・男性ウケを狙うのであれば、パッと見の女性らしい印象が大事なようですね。ちなみにスカートやワンピースは鉄板です。■おわりに女性的には興味関心がとても強くても、男性にとってはただメンドウなだけか、もしくは無関心ですらあることも珍しくないのです。男女の違いを少しでも理解しておいた方が、良好な関係を築くためにもプラスになりますよ。(大西薫/ハウコレ)
2014年10月20日