今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。隣人からの苦情主人公は隣人からよく子どもの声について苦情を受けていました。主人公は子どもがそこまで騒いでいるとは思えなかったのですが…。隣人は迷惑していると言い「これ以上ひどくなれば退去」と脅してきます。再び隣人からの苦情出典:Youtube「Lineドラマ」ある日、再び隣人から「あなたの子どもの声がうるさい!」と連絡がありました。しかし主人公は「え?でも今私…」と言い…。問題さあ、ここで問題です。主人公の返答とは?ヒント主人公は自宅にはいませんでした。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「Lineドラマ」正解は「子どもと一緒に外出している」でした。まさかの事実を聞かされ青ざめる隣人。なんと隣人は主人公に文句を言うために警察を呼んでしまっていたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年04月09日わが家の次男は絵本が好きで、よく図書館を利用します。図書館の子ども用スペースで過ごしていたある日、見知らぬ中年男性が声をかけてきたのです――。 絵本を読む次男3歳の次男は、絵本が大好きです。まだ字が読めないものの、何度も読んだことのある絵本は自分でページをめくりながら、自分の言葉でストーリーを展開していきます。 わが家はよく図書館も利用するのですが、先日次男が図書館の子ども用スペースで好きな絵本を自分なりに声に出して読んでいました。 他のお友だちも何人かおり、話し声も聞こえていました。すると、そこで突然びっくりすることが……。 近くの中年男性が…子ども用スペースの近くのソファに座った中年の男性から、「なぁおい」と声をかけられました。そして「やかましいだろ! 静かにさせろ! そんなこともわからんのか!」と怒鳴られてしまったのです。周りにいたお友だちも同じように怒鳴られていました。 こども用スペースについては「おはなしのへや」という愛称もあり、「おしゃべりOK」とされており、親子で絵本を読むことがOKとされています。心のなかで、「子ども用スペースでは話してもいいはずなのに……」と思いながらも、男性の勢いに圧倒され、私は「すみません……」と平謝り。次男もそこまで大きな声で読んでいるわけではなかったので、びっくりした様子でした。居心地がとても悪くなったので、その日は帰宅することにしました。 帰り際、近くにいた図書館員の女性からは、男性が去ったあとに「子ども用スペースでは話してもらっても大丈夫ですよ」と言われたものの、男性に説明してくれるわけではなく、少しモヤモヤが残りました……。また、次男を混乱させてしまったことも心苦しく感じました。 ただ、自分たちは控えめに話していたつもりでも周りの人から見ると大きな声に感じて、不快にさせてしまったのかもしれません。この時はモヤモヤしましたが、近くに人がいるときなどはもっと配慮しようと思います。 イラスト/まげよ著者:鬼頭いちか
2024年03月30日皆さんは、隣人トラブルに悩んだ経験はありますか?今回は「何かとクレームをつけてくる隣人」にまつわる物語とその感想を紹介します。子どもの声に激怒いつも子どもの声がうるさいと言ってくる隣人に、悩んでいた主人公。子どもには静かにさせていましたが、隣人は神経質にクレームを入れてきました。そんなある日、主人公が子どもとスーパーに来ていたときのこと。隣人が「子どもの声がうるさい」と連絡をしてきたのです。主人公は隣人に「今家にいませんですけど…」と伝えることに。そしてわけがわからず「そんな」と慌てる隣人に…。声の正体は…出典:Youtube「Lineドラマ」主人公は、声の正体が近所の人が飼っているインコだと明かします。主人公の家には近所の人とインコが遊びにきており、隣人はその声を子どもの声と勘違いしていたのでした。読者の感想育ち盛りの子どもに少しも騒がないよう言うのは、なかなか酷なことだと思いました。子どもの声を気にするあまり、インコの声を聞き間違えてクレームを入れるなんて驚きですね。(30代/女性)隣人トラブルはよく聞きますが、子どもの声など完全に抑えられないものだと困ってしまいますよね…。飼っている動物の鳴き声なども極力気をつけていきたいなと思いました。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月26日保育士の中田馨さんが、子どもの支度や切り替えの際の声かけについてのNGや、おすすめの方法について教えてくれました。外出時の支度や、生活におけるさまざまな場面での切り替え。子どもがなかなか支度をしてくれなくてついつい怒ってしまう……というパパやママも多いのではないでしょうか? お悩みの方はぜひ、参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。 子どもと生活していると、「この時間がホントに大変!」と思うのが、お出かけの支度や、生活の節目の切り替え時。子どもは、大人の思うようにはなかなか動いてくれません。特に長い休み明けは、余計に大変に思ってしまうかも! そんなときに、普段から使える子どもが動きやすくなる声かけのポイントをお話しします。 「早くして」は言わないように心がけよう!時間がないときに思わず言ってしまう言葉のNo. 1は「早くして」かもしれませんね。早くしなくてもよい場面でも、口癖のように「早くして」と言っているかもしれません。私の経験上、この「早くして」を言って「子どもが素早く準備ができた!」「子どもが機嫌よく出発できた!」ということはありません。 つまり、逆なんですね。大人が「早くして」と言うと、子どもは焦ります。焦るので早くしようとするのですがうまくいきません。うまくいかないのでまた「早くしてって言ってるでしょう!」と大人に言われるんです。どうしてこんなに詳しくわかるのかというと、私も自分の子に言っていたからなんです。 大人は新幹線、子どもは普通電車出かけるときは口癖のように「早くして」と言っていたある日の事。いつものように「早くして」と言うと、「僕なりに、早く準備をしている!!」と逆に息子から言われたんです。その時に「はっ!!」と気づきました。 私たち大人は人生経験が豊富にあります。要領よく準備することもできるんです。例えば、大人が新幹線の速さで準備ができるなら、子どもは普通電車のスピードなんです。息子にそれを言われたときから、私は「早くして」を言わないようにしました。あまりにも日常になっていた「早くして」ですから、言わないようにするには努力が必要でしたが、言わなくなるのが習慣になってきたら、私もイライラが少なくなってきたのです。 皆さんも、「早くして」という言葉を言わないようにしてみてください。では、何と言えばいいのか? それは次にお話しします。 子どもにも都合があることを知る私たち大人は、あまり気づいていないかも知れませんが、実は子どもにも「都合」があるんです。「今は、ブロックで遊んでるねん」「絵本が面白いねん」という、大切な都合がね。その、大切なことをしているときに、「もう出かけるよ。片づけて準備して」と言われたらどうでしょう? 「え? まだ終わってないけど??」と思うはず。大人もTVドラマを見ている途中に「スーパー行きたいんだけど、車出してくれる?」と言われたら「え? 今すぐ? なんで?」と思いますよね。 「早くして!」と言わないでいいようにするためには、出かけたい、片づけてほしいなど、親の目標時間の前から予告があるといいですね。「目標の時間の前」は何分前がいいのかというと、それは子どもの年齢や性格、今遊んでいる物にもよるでしょう。 例えばブロックで遊んでいたら、10分後。絵本を読んでいたらその絵本を読み終えるころ。「絵本を読んだら、出かけるよ」など、予告の声かけをしてみましょう。 「早くして」に代わる言葉はある?とはいえ、早くしてほしいときにのんびりしていると、やっぱり「早くしてよ!!」と思うものです。「早くしてほしいな」と思うときには、別の言葉で言い換えてみましょう。 言い換えの言葉はいくつかあります。「ママ(パパ)が少し手伝ってもいいかな?」「よし! 少しスピードアップしてみよう!」「ママ(パパ)と競争するぞ~よーいドン!(協奏曲を歌う)」「自分で片づけるなんて、さすがだなあ~!」などなど。 その場にあった言葉で、準備や片づけに向けて子どもがやる気になるように励ましたりほめたりしてみましょう。もちろん「早くして」という日もあります。絶対言ってはいけない言葉ではなく、別の言葉に言い換えできないかを声かけ前に考える時間を取れるとよいですね。思わず「早くして」と言ってしまったら、「(早くして)ほしいな~ママからのお願い!」と語尾につけるだけで、子どもに伝わる印象も変わりますね。 子どもと一緒に支度するときや、生活の切り替えの時の声かけは、親主導にしつつも、親主導になりすぎず、子ども目線に立つことも大切ですね。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年02月23日皆さんは、隣人との関係に悩んだ経験はありますか?今回は「子どもの声に苦情を言う隣人」にまつわる物語とその感想を紹介します。隣人からの苦情育ち盛りの子どもと暮らす主人公。近隣に迷惑をかけないよう、子どもの声量には注意していました。しかし隣人は「お子さんの声が大きすぎる」と言ってきたのです。主人公はこれ以上静かにさせることはできないと、隣人に伝えました。家庭環境に文句出典:Youtube「Lineドラマ」突然「どんな家庭環境で育ってきたわけ?」と言い出した隣人。主人公は戸惑いつつも、兄が2人いることを話しました。すると隣人は「男兄弟がいる人はワガママで、その子どももろくな子にならない」と偏見を話し出したのです。思わぬ形で隣人からバカにされた主人公は、困惑するのでした。読者の感想育ち盛りの子どもの、多少の声は微笑ましく見守ってほしいですよね。子どもの声だけでなく、主人公の家庭環境にまで文句を言ってバカにした隣人には驚きました。(30代/女性)子どもの声に対する近所からのクレームは親としては困ってしまいますよね。そこまで大きな声を出していなくても、子どもだからと言う理由で言いがかりをつけてく人もいると思います。(50代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月13日皆さんは、思わずゾッとするような経験をしたことはありますか?今回は「子どもの声にまつわる恐怖のエピソード」とその対処法を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:ツマ子(@tumakonofamily)さんドアの向こうから声が…息子と双子の3人の子どもがいる主人公。ある日の深夜、主人公はトイレに行った息子のことを寝室で待っていました。数分後…数分後、ドアの向こうから「あけてー」と呼ぶ声が聞こえます。最初、主人公はトイレに行った息子が戻ってきたと思ったのですが…。何度も「あけてー」と呼ぶ声に「この声、息子じゃない…」と違和感を覚えます。出典:Instagramそして次の瞬間、主人公はドアの下から複数の影が見えることに気づいてしまうのです。意を決した主人公が「今すぐそこから立ち去れ!」と叫ぶと、声が止まりました。トイレから戻ってきた息子を見て、主人公は思わずホッとしますが…。翌朝、昨夜のことを思い出したかのように語る息子の話にゾッとするのでした。こんなとき、あなたならどうしますか?室内を暗くしないようにする恐怖体験をすると、トラウマになってしまいそうです。どこか1つでもいいので、室内の電気をつけておくようにします。完全に真っ暗よりも、少しでも明るいところがあると違うでしょう。(30代/女性)子どもと一緒に行動する子どものことを思うと、怖い目にあわせたくないです。深夜にトイレへ行くときなど、子どもと一緒に行動するよう心がけます。(40代/女性)今回は恐怖体験をしたときの対処法を、みなさんのアンケートをもとに紹介しました。もし同じような出来事があったときは、ぜひ参考にしてみてください。※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2024年02月02日今回は、LINEをもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。【LINE】ご近所トラブルの真相集合住宅に夫と5歳の息子と暮らしている主人公。最近、隣人から「子どもの声がうるさい」とクレームをつけられ…。主人公は息子に気をつけるよう言い聞かせていました。しかし隣人は納得せず、主人公の生い立ちにまで文句をつける始末。隣人の理不尽な言い分に頭を悩ませていたある日のこと。隣人からの脅迫出典:Youtube「Lineドラマ」突然隣人から「退去する覚悟はできてる?」と連絡がありました。隣人からの脅迫ともとれる内容に困惑する主人公。もちろんこのようなことを言われる覚えはありません。問題さあ、ここで問題です。隣人から突然脅迫のような連絡が…。その理由とは?ヒント隣人とのトラブルの原因を考えてみましょう。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「Lineドラマ」正解は「主人公の部屋から子どもの声がしてうるさいから」でした。しかしそれを聞いた主人公はさらに困惑します。主人公はそのとき、息子と一緒に買い物に出かけており…。部屋から息子の声がするがずがなかったのです。そのことを説明すると「え?どういうこと?」と焦り始める隣人。実は騒音の正体は、他の住人が飼っているインコの鳴き声だったのです。主人公はたまにその住人に息子を預けており…。隣人が聞いたのはインコが真似した息子の声だったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年01月30日皆さんは、思わずゾッとするような経験をしたことはありますか?今回は「子どもの声にまつわる恐怖のエピソード」とその対処法を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:ツマ子(@tumakonofamily)さん※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。ドアの向こう側から…主人公には息子と双子の3人の子どもがいました。ある日の深夜、1人でトイレに行った息子を寝室で待っていた主人公。数分後「あけてー」と呼ぶ声がしました。トイレに行った息子が戻ってきたのかと思い、主人公はその場で返事をしますが…。何度も「あけてー」と言う声に、主人公は「この声、息子じゃない…」と違和感を覚えます。出典:Instagramさらに、ドアの下の隙間から複数の影が見えることに気づいてしまいます。影と息子と鉢合わせしないように、主人公が「今すぐそこから立ち去れ!」と叫ぶと…。声は止まり、ドアの向こうにはトイレから戻ってきた息子の姿がありました。息子を抱き締め、主人公は安堵するのですが…。翌朝、思い出したかのように語る息子の話に、ゾッとすることになるのでした。こんなとき、あなたならどうしますか?なるべく子どもを1人にさせない家の中でホラー体験があったと思うと怖いです…。昼夜を問わず、しばらくの間は家の中で子どもを1人にさせないようにします。(30代/女性)家族に恐怖体験を話す夫や自分の親に、自分の恐怖体験を話してみます。少しでも心を落ち着かせるためにも、話すことで解消されると思います。(40代/女性)今回は恐怖体験をしたときの対処法を、みなさんのアンケートをもとに紹介しました。もし同じような出来事があったときは、ぜひ参考にしてみてください。
2024年01月29日皆さんは、思わずゾッとするような体験をしたことはありますか?今回は「子どもの声にまつわる恐怖エピソード」とその対処法を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:ツマ子(@tumakonofamily)さん※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。ドアの向こうから…主人公には息子と双子の3人の子どもがいました。ある日の深夜、息子がトイレに起きたので主人公は寝室で待つことに。すると、ドアの外から「あけてー」と主人公を呼ぶ声が聞こえてきて…。出典:Instagram1人でトイレに行った息子が呼んでいるのかと思いましたが…。主人公は「違う声…?」と、息子の声に違和感を覚えます。さらに、ドアの下の隙間から複数の影が見えることに気づいてしまった主人公。息子が戻ってくる前に追い払わねばと、主人公が「立ち去れ!」と叫びます。すると声は止まり、トイレから戻ってきた息子と無事に対面することができました。そして翌朝、思い出したかのように語る息子の話に、ゾッとすることになるのでした。こんなとき、あなたならどうしますか?恐怖体験を話す恐怖体験をすると、しばらく落ち着かない気持ちになるでしょう。家族や友人に「こんなことがあったよ」と話すことで、恐怖心やソワソワした気持ちを落ち着かせようとします。(20代/女性)深夜の行動に注意する息子が深夜にトイレに行くなど、深夜帯の行動に注意していきます。とくに子どものことは心配なので、なるべく子どものそばを離れないようにします。(40代/女性)今回は恐怖体験をしたときの対処法を、みなさんのアンケートをもとに紹介しました。もし同じような出来事があったときは、ぜひ参考にしてみてください。
2024年01月25日皆さんは、恐怖の体験をしたことはありますか?今回は「知らない子どもの声の話」と、その感想を紹介します!作者:ツマ子(@tumakonofamily)あけてー深夜、息子が1人でトイレに行ったためドアの前で待っていた主人公。すると、中から「あけてー」と声がしたのです。息子かと思う主人公ですが、聞いていると「この声息子じゃない…」とわかります。だれ…?一体誰の声かと思っていると…。最初は子どもの声だったのに、そのうち全然違う声に変っていきます。出典:Instagramさらに、主人公はドアの下の隙間から複数の人影がいることに気づき…。主人公はゾッとしつつも「今すぐそこから立ち去れ!」と叫びました。するとドアが開いて、息子が部屋に入ってきたのです。主人公は息子の無事を確認して、心の底から安堵しますが…。翌日、思い出したかのように語る息子の話に、ゾッとすることになるのでした。読者の感想息子の声だと思っていたのに、違うなんて怖すぎます!あのとき開けてたら…と思うと余計にゾッとします。(30代/女性)息子しかいないはずのトイレでこんな事件が起きたら怖いですね…。息子が無事でよかったと思いました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年11月27日みなさんは、子どものために「貯金」をしてあげていますか?今回は「子どものための貯金をしている?」に関する、皆さんのアンケート結果を紹介します。子どものための貯金をしている?していない?【調査期間】2023年9月5日〜2023年9月19日【調査方法】Grapps編集部によるインターネット調査(アンケート調査)【調査人数】男女計50名※Grapps編集部にて50名男女に調査「している」の皆さんの意見一人っ子なので毎月3万円貯金して結婚するときに渡そうと思っています。(40代/男性)祖父母などから貰ったお年玉や幼稚園や小学校入学のお祝い金のみ貯金しています。金額にして7歳の子で30万円ほどだと思います。まだ小さいのでそれほど大きな金額が必要になることは無いですし、高校や大学費用は将来的には家計の貯蓄から捻出すれば良いと考えています。(35歳/男性)長女には月1万円ずつ貯めており、年で「12万円」ほど。長男には月9000円ずつ貯めており、年で「10万8000円」ほど。子供たちの将来のために少しでも役に立てばと思い、貯金をしています。(30代/男性)「していない」の皆さんの意見今のタイミングでは不要だと考えているため。(40代/女性)今は出費が多く貯金できないので、貯金できる余裕が出来たらしてあげたい。(50代/女性)家庭それぞれのスタイル貯金をしている人の声で「子どもたちの将来のために少しでも役に立てば」という想いが込められていました。していない人のなかにも、状況やタイミング次第でしてあげるといった声も多くあげられました。家庭それぞれのスタイルで、子どもの将来について考えていきましょう。※こちらは実際に募集した50名のアンケート結果をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年09月24日お互いのフォローをするために声を出すことが大事だと言い続けているが、実際声を出せる子が限られている。大人しい子でも声を出せるようにするには、具体例を挙げて教えるのが良いか、サッカーの理解を深めるべきか、教えて。とお父さんコーチからの相談。ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、子どもたちが声を出せるようになるおすすめメニューなども交えてアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<レベル差があるから学年ミックスのグループ分けを検討するも、保護者から「劣等感を抱く」と反対が......。レベル差のあるチームの指導、どうすればいい?<お父さんコーチからの質問>こんにちは。少年団でU-9年代を指導しています。サッカーではお互いに声をかけあってプレーすること、フォローすることが大事だと思っており、練習中も試合中も声を出すことが大切だと言い続けていますが、声を出せる子が限られています。性格によるものも大きいと思いますが、おとなしい子でも声を出せるようにするにはどのような指導法がありますか?状況ごとにどんな声を出せばいいか、いくつか具体例を教えてあげるのが良いですか?それとも、サッカーへの理解を深めることが大事なのでしょうか。だとしたら、どんな風に理解させるのが良いか、ヒントをいただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。今に限らず、かなり以前から子どもは声を出すことが苦手です。サッカーをしているときに声を出す以外でも、トレーニングの際に「今の練習はどうでしたか?」と質問しても、ほとんどの子どもは自分から答えません。■声を出さない背景に、自信がない、間違えるのが恥ずかしいという感情がある同じ集団を教えると、私の質問に積極的に自分から答えるのがひとりか二人の"決まった子ども"になる印象です。多くの子が、小学校のように「はい、君、答えてください」とあてられない限り、じっと黙って誰かが何か言うのを待っています。そうなってしまう背景に目をやると、そもそも自分に自信がなかったり、間違えることをとても嫌がる。間違えることが恥ずかしいという感情があるようです。加えて、彼らの日常生活で「大声を出す」という状況があまりありません。逆に、ちょっと声が大きくなると「どうしてそんな大声出すの?」と大人に言われたり、仲間から「静かにしろよ」と注意されてしまう。感情を表に出す、一緒になって大声でわいわいやる、みたいな経験が、親世代よりも圧倒的に少なくなっているようです。まずは、そのような子どもの実態と背景を理解しなくてはいけません。そうすれば、あの子は声を出せないと否定するような考えや態度にならずに済みます。そのように考えると、声を出すことはサッカーをするうえで必要なので、できるようになるトレーニングをすればよいのです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■空間認知力を養うためにもおすすめの「ハンドパスゲーム」例えば、私がよく行うメニューに「ハンドパスゲーム」があります。子どもたちがバスケットボールの手前で行う、ポートボールのような感覚です。バスケットはリングにシュートしますが、ポートボールは台の上に立った味方に直接渡します。サッカーで行う鳥かごのような形にして、真ん中に守備を入れます。守備をうまく避けてボールをつないでいくポートボールのイメージで、手から手にボールを渡す動作から始めます。次に「鳥かごから、全員動いていいよ」と言って、固定ではなく動くのをOKにします。つまりはサッカーボールで行うバスケットです。どこに走って、どこに投げるとつながるか。このメニューは空間認知力を養うことにも役立ちます。このハンドパスゲームで、味方同士で5本つなぐと1点というルールにします。最初のパスを出す人は「1」と言ってパスを出す。次の人は「2」と言ってパスを出すようにして、6人目がパスを受けた瞬間にチーム全員で「一点!」と叫ばなくてはいけない。そんな決まりをつけます。パスの数を告げる声もコーチに聞こえなくてはいけません。ここで声が小さいと「おーい、聞こえないよ~」と言ってあげてもいいでしょう。子どもたちは勢いづいて大声を出すようになります。全員で一点!と叫ぶのを誰かが忘れたりします。子どもたちが笑顔になるので、アイスブレークにも最適なメニューです。■「左側に相手DFが来ているから右行って」など、どんな声を出せばいいかこの夏休み中にドイツから帰国し全国をまわって指導していた、育成コーチの中野吉之伴さんが行っていたトレーニングも自然に声を出すものです。2メートルくらいの範囲にマーカーを置いてグリッドを作り、そこでボールコントロールの練習をします。パス出す人に「右」と言われたら、右足でコントロールします。右へ出ていかなくてはいけません。グリッドの外にボールを置く決まりです。「後ろ」と言ったら、後方にボールを動かします。つまり指示されたほうにボールを動かさなくてはなりません。このような状況は試合の中でも起こります。仲間から「右行って」とか「左行って」と言われることがあります。言うほうも、聞くほうも瞬時に判断しなくてはなりません。このトレーニングをすると、子どもたちは声を出します。最初はパスを出すときに相手に言うのを忘れてしまうこともあります。決められなくて口ごもり「早く言えよ!」と言われたりします。が、よく考えたら試合の中でもそんなことが起きます。そのことをぜひ子どもたちに伝えてください。「試合の中でも起きるよね。左側に相手のディフェンスがきてるから右に行けよと言ってあげよう」そんなふうに、どんな声を出せばいいのかを明確にしてあげてください。■「最終形は何か」を話し合うこと(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)練習するなかで「最終形は何か」ということも話し合ってください。声を出さなくても通じ合うこと。そんな話が出るでしょう。子どもが賢くなれば「どっちに欲しいか指示しなさい。右足に欲しいときは右手を出すように」とコーチに言われても、それでは相手にばれてしまう、と考えます。そうしながら逆に出すことを考え出す子もいます。チームとしてサッカーの理解が進むと、逆に声は出さなくなります。相手をだまして、かわしてゴールに進む。サッカーのようなボールゲームはその連続なのです。そのなかでお互いの阿吽(あうん)の呼吸みたいなものを作っていきます。そのためにプロ選手は毎日一緒に練習するし、代表でも長く一緒にやっていればそれが強みになります。「サッカーってチームでやるよね。右に行ってほしいなと思ってたら、行ってよって言ったほうがいい。もらう側も、ちょうだいって言えばいい。そこはオフサイドポジションだからパスしないよ、というのもあるね。チームで助け合ってサッカーをするために声を出そう」例えば、そんなふうに子どもたちに話してみてください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年08月25日皆さんは、子どもを連れて公共交通機関を利用したことはありますか? 今回は電車で子どもが泣いてしまった女性のエピソードを紹介します!息子を連れて実家に帰省中電車の中で息子が泣き出してしまい…周りの人の声が刺さる助けてくれたのは…?電車で子どもが泣き止まないと、とても焦ってしまうでしょう。困っている人がいたら、積極的に声をかけられる人でありたいものですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月22日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します! マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:モナ・リザの戯言『子どもの仕業なら何でも許されると思っている迷惑客』主人公はスーパーでアルバイトをしています。ある日、女性客から声をかけられました。「子どもが落としてしまった商品を買う気がないから返す」と言われ…。そそくさと帰ろうとする女性客と子ども出典:モナ・リザの戯言主人公は慌てて呼び止めました。問題さあ、ここで問題です。買うつもりがない商品に触らないようお願いすると…。女性客は何と答えたでしょうか?ヒント女性客は親としての責任感があまりないようです。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「子どもが勝手に触るんだから仕方ない」でした。女性客は子どもがカートを押して遊んでいても知らん顔。主人公は呆れつつ、子どもに「危ないよ」と優しく注意するのでした。大変…いろいろな客が来るので店員は大変ですね。責任感のない女性客にモヤモヤしてしまいました。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月24日保育士の中田馨さんが、子どもの支度や切り替えの際の声かけについてのNGや、おすすめの方法について教えてくれました。外出時の支度や、生活におけるさまざまな場面での切り替え。子どもがなかなか支度をしてくれなくてついつい怒ってしまう……というパパやママも多いのではないでしょうか? お悩みの方はぜひ、参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。 子どもと生活していると、「この時間がホントに大変!」と思うのが、お出かけの支度や、生活の節目の切り替え時。子どもは、大人の思うようにはなかなか動いてくれません。特に長い休み明けは、余計に大変に思ってしまうかも! そんなときに、普段から使える子どもが動きやすくなる声かけのポイントをお話しします。 「早くして」は言わないように心がけよう!時間がないときに思わず言ってしまう言葉のNo. 1は「早くして」かもしれませんね。早くしなくてもよい場面でも、口癖のように「早くして」と言っているかもしれません。私の経験上、この「早くして」を言って「子どもが素早く準備ができた!」「子どもが機嫌よく出発できた!」ということはありません。 つまり、逆なんですね。大人が「早くして」と言うと、子どもは焦ります。焦るので早くしようとするのですがうまくいきません。うまくいかないのでまた「早くしてって言ってるでしょう!」と大人に言われるんです。どうしてこんなに詳しくわかるのかというと、私も自分の子に言っていたからなんです。 大人は新幹線、子どもは普通電車出かけるときは口癖のように「早くして」と言っていたある日の事。いつものように「早くして」と言うと、「僕なりに、早く準備をしている!!」と逆に息子から言われたんです。その時に「はっ!!」と気づきました。 私たち大人は人生経験が豊富にあります。要領よく準備することもできるんです。例えば、大人が新幹線の速さで準備ができるなら、子どもは普通電車のスピードなんです。息子にそれを言われたときから、私は「早くして」を言わないようにしました。あまりにも日常になっていた「早くして」ですから、言わないようにするには努力が必要でしたが、言わなくなるのが習慣になってきたら、私もイライラが少なくなってきたのです。 皆さんも、「早くして」という言葉を言わないようにしてみてください。では、何と言えばいいのか? それは次にお話しします。 子どもにも都合があることを知る私たち大人は、あまり気づいていないかも知れませんが、実は子どもにも「都合」があるんです。「今は、ブロックで遊んでるねん」「絵本が面白いねん」という、大切な都合がね。その、大切なことをしているときに、「もう出かけるよ。片づけて準備して」と言われたらどうでしょう? 「え? まだ終わってないけど??」と思うはず。大人もTVドラマを見ている途中に「スーパー行きたいんだけど、車出してくれる?」と言われたら「え? 今すぐ? なんで?」と思いますよね。 「早くして!」と言わないでいいようにするためには、出かけたい、片づけてほしいなど、親の目標時間の前から予告があるといいですね。「目標の時間の前」は何分前がいいのかというと、それは子どもの年齢や性格、今遊んでいる物にもよるでしょう。 例えばブロックで遊んでいたら、10分後。絵本を読んでいたらその絵本を読み終えるころ。「絵本を読んだら、出かけるよ」など、予告の声かけをしてみましょう。 「早くして」に代わる言葉はある?とはいえ、早くしてほしいときにのんびりしていると、やっぱり「早くしてよ!!」と思うものです。「早くしてほしいな」と思うときには、別の言葉で言い換えてみましょう。 言い換えの言葉はいくつかあります。「ママ(パパ)が少し手伝ってもいいかな?」「よし! 少しスピードアップしてみよう!」「ママ(パパ)と競争するぞ~よーいドン!(協奏曲を歌う)」「自分で片づけるなんて、さすがだなあ~!」などなど。 その場にあった言葉で、準備や片づけに向けて子どもがやる気になるように励ましたりほめたりしてみましょう。もちろん「早くして」という日もあります。絶対言ってはいけない言葉ではなく、別の言葉に言い換えできないかを声かけ前に考える時間を取れるとよいですね。思わず「早くして」と言ってしまったら、「(早くして)ほしいな~ママからのお願い!」と語尾につけるだけで、子どもに伝わる印象も変わりますね。 子どもと一緒に支度するときや、生活の切り替えの時の声かけは、親主導にしつつも、親主導になりすぎず、子ども目線に立つことも大切ですね。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年01月16日現在、4歳の息子がいます。夫とは子どもの叱り方や子どもへの声かけの仕方について、幾度となく話をしてきました。しかし夫は私の話を聞いて同意はしてくれるものの、理解はできていないことが多々あります。その中でも、私が一番やめてほしいのは「ママに怒られるよ!」と、私に怒られることを理由に息子を叱ることです。 私が考える子どもへの叱り方私は息子を叱るとき、できるだけ理論的に話すよう心がけています。例えば、息子が歯ブラシを口にくわえたまま部屋の中を走り回っていたとき。「歯ブラシで喉をついたら危ないから、歯磨きは座ってやろうね」などと声をかけます。同じことを繰り返すようであれば「危ないからしないで!」と感情的にはなりますが、理由を添えて話します。 そのように意識しているのは、息子が今より大きくなって何か行動をするときに、それが危険なことではないか、人を傷つけることではないか、などを息子自身が考えて判断できるように育てたいからです。決して“母親が怒るか怒らないか”を判断基準にしないでほしいと思っています。 なぜ「ママが怒るから」はダメ?夫の疑問ところが夫は同じ状況でも「こら! 歯ブラシをくわえて走ったらママに怒られるよ!」と「ママに怒られる」ことを理由にして叱るのです。何度も「ママが怒るから、と言わないでほしい」と伝えても改善しません。 ある日、また「ママが怒るから!」と息子に言っているのが聞こえ指摘をすると、夫は自分でそのように言っていたことさえ気づいていませんでした。無意識で口癖になっているようです。さらに夫からは「その声かけの何が悪いの?」と聞かれました。そもそも夫は、私がそのような叱り方をしないでほしい理由も理解できていないのです。 夫へも声のかけ方の工夫が必要だった!私は子どもへの叱り方、声のかけ方はいつも考えていましたが、私から夫への声のかけ方を気にすることはありませんでした。大人だから、親だから、これだけ言えばわかるだろうと思って話していたのです。 私は夫にも子どもへの声かけと同じように「なぜママに怒られるよ!と言わないでほしいのか」という私の考えをしっかりと伝えました。夫は「そんな声かけひとつで息子の成長に影響するかな……」と腑に落ちない様子でしたが、私の気持ちを知ったことでなるべく「ママに怒られるよ」という言葉を使わないように気をつけているようです。 子育てにおいて価値観はさまざまで、必ずしも私が正しく夫が間違っているわけではないと思います。夫がいまだに「ほら、ママが怒るよ?」などと言っている場面もあります。夫は口癖で言っているので、急にやめるのは難しいようです。それでも、これからもしっかり私の思いを伝えて、子どもにとってプラスになるような声かけを“夫婦で”工夫していきたいと思っています。 作画/キヨ著者:海原えめ4歳の男の子を育てるアラフォー母。幼児食インストラクターの資格を保有。育児において食生活を大切にすることを重視している。
2022年08月29日ここがポイント!時間のかかる習慣づけには、声をかけるタイミングが重要挨拶やお礼をする、靴を揃えるなど「子どもには良い習慣を身につけてほしい」と願うお母さんも多いでしょう。“しつけ”は、漢字で“身を美しくすること”と書きます。普段から美しく振る舞えるよう、導いてあげたいですね。とはいえ、子どもがマナーを身につけるには時間がかかるし、その間お母さんは声をかけ続けなければなりません。でも大丈夫!声をかける適切なタイミングを守れば、しつけの期間はギュッと縮まります。効果絶大!「靴を揃えなさい」といつも言われていた子どもが、今や言う側にわんぱくな4歳のAくん。靴はいつも脱ぎっぱなし、全く揃えようともしません。そこで、玄関に入る前に「靴を脱いだらどうするんだっけ?」と声かけを始めました。初めはこの声かけに答えられないこともあったAくんでしたが、コツコツ続けていくうちに習慣として定着したよう。今ではドアの前に来ると自分から「お家に入ったらお靴を揃えて、おててを洗うんだよ!」と言い、皆を促すようになりました。指示待ち?それとも自分で?声かけのタイミングがしつけに大きく影響するしつけの最適なタイミングは、物事が始まる前です。例えば靴を揃えることを教えたいとき、子どもが靴を脱いで家に入った後にお母さんが「揃えなさい」と言っている場合「言われたら揃える」という行動パターンが習慣になっている可能性があります。そうならないために、玄関に入る前に「靴を脱いだらどうするんだっけ?」と声をかけましょう。子どもが「揃える!」と言えるようになると行動につながります。これを“プロミス法”と言います。しつけはタイミングが命。事前の声かけを守れば、素敵な未来が待っている習慣を身につけるには、3週間ほどかかると言われています。しつけについて考え始めたら、まず3週間“プロミス法”を使った事前の声かけを続けてみましょう。例えば玄関ドアなど、約束を思い出す“トリガー(引き金)”になるものを触らせながら声をかけるのも効果的です。3週間経てば行動が習慣化し、お母さんがガミガミ言わなくても素敵な振る舞いができるようになります。子どもの成長を楽しみに、レッツトライ!今日の1日1成長しつけはタイミングが命。身につけたいマナーは“事前の声かけ”を続けよう子どもの行動力も1成長、お母さんの忍耐力も1成長。宮本まどな(文)わたなべゆみ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)
2022年02月25日みなさんは、子ども用ハーネスに対してどのようなイメージを持っていますか? ネットで賛否両論の声があがる育児グッズの1つだと思います。私には4人の子どもがいて、3番目の娘にだけ使用した経験があります。今回は、私が子ども用ハーネスの使用を決めた経緯と、使ってみたときの周りの反応などをお伝えしたいと思います。 3番目の娘は非常に活発長男が3歳、次男が2歳のときに、娘が誕生しました。長男と次男はいつも大人しく、外ではあまり走り回ったりしない子どもでした。一方、娘は歩けるようになってくると、非常に活発に! 1歳後半には早く走れるようになりました。 ベビーカーに乗せていても、自分でベルトを外しスルッと脱出。そのまま怖がることなく道路に一直線です。4人分の荷物が入ったベビーカーを押し、娘だけでなく、長男や次男にも気を配らなければいけない。手も足りず、目も配れない状況でした。 「いつか車にひかれてしまうかもしれない」私の手から離れて道路に向かって走っていく娘を見てから、「いつか事故にあってしまうかもしれない……」という恐怖が、外出時に付きまといました。 そんなとき、子ども服売り場でかわいいリュック型ハーネスを見つけたのです。娘も欲しがったので、すぐに購入しました。当時はスマホが出回り始めたばかり。ネットから育児情報を得る機会も今より少なかったため、マイナスなイメージを持つことなく購入し、使い始めました。 子ども用ハーネスの安心感は忘れられない初めてリュック型ハーネスをつけての外出。本当に安心してお散歩ができ、ホッとした気持ちは忘れられません。娘本人もかわいいリュックに小さなぬいぐるみを入れて楽しそうにお散歩していました。 手は極力つないでいますが、息子たちのくつを直したりなど、両手が使えなくて娘と手をつないでいられないときでも、ハーネスがあるだけで安心していられました。ハーネスがめずらしいのか、周囲の人たちからはたくさん声をかけてもらいましたが、否定的な声はありませんでした。 4人目の子が現在2歳。この子は落ち着いているので、ハーネスは使っていません。賛否両論ありますが、周りにハーネスを使っている方がいたら「子どもの命が心配で使用しているんだな」と、温かく見守ってあげてほしいと私は思っています。 作画/みいの監修/助産師REIKO著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2021年05月26日小6だけど、プレー中どんな声を出せばいいかわかっていない子どもたち。自分のプレーで手いっぱいで周りを見る余裕がない。コーチもサッカー経験がなく、どんな場面でどう声を出させればいいのか上手く指導できない。とのご相談をいただきました。みなさんのチームではどうしていますか?ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、ご自身も実践しているメニューを例にアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<目的は一緒なのに、コーチ間で練習メニューやアプローチに相違が。指導方針のギャップを埋めるにはどうしたらいい?<お父さんコーチからの質問>こんにちは。地方のスポーツ少年団で6年生の指導をしています。サッカー経験はほとんどなく、前任の指導者が引っ越されることになり、お父さんコーチとして補助していた自分が引き継ぐことになりました。指導は3年目です。池上さんの本やサイトの記事なども読んで勉強中ですが、質問したいことは「どういう声を出させたらいいのか」です。小6でしょ?と思われるかもしれませんが、自分のプレーで手いっぱいで、周りをよく見る余裕や味方に声をかける場面がほとんどないのです。どんな時に声を出せばいいのか、サッカーをまだわかっていないという事だと思います。私がそれをちゃんと教えられてないということでもありますが......。中学以降もサッカーを続ける子はいると思うので、今のうちに声を出して味方をサポートすることを教えたいのですが、何かいい練習方法はありますでしょうか。チームのメンバーは14人で、全員同じ学校の子たちです。学年に1クラスしかない地域なので、みんな未就学のころからの付き合いなので、声をかけにくいということはないと思います。<池上さんのアドバイス>ご相談、ありがとうございます。子どもたちは、周りが見えていないのでしょう。その点も考えながら、私が実際にやっている声を出すためのトレーニングを紹介します。■まずは仲間の声を聞くことを意識させるまず、事前に以下のような説明をします。「パスをもらいたいときは、パス!って声をかけてください。そして、ボールをもらった人は、また他の人からパス!と言われたら、パスをします」これは7~8人くらいでやります。人数は適当に決めていただいて大丈夫で、もっと少なくてもかまいません。最初は、ディフェンスはつけずに、みんながフリーランニングしている状態で、ボール持ってドリブルしながら周りを見ます。周りも動きながら「パス!」と呼ぶ。呼ばれたら必ず、そこにパスをします。一度に3人くらいから呼ばれることもあります。誰にパスするのかは、無論ボール保持者が決めてパスをする。そういう練習です。これは、声を出してパスを呼ぶ、つまりコーチングも大事ですが、仲間の声を聞くトレーニングでもあります。ずっと「パス!」と言っているのに、聞いてないことがよくあります。そうすると、子どもたちは声を出さなくなりますね。そんな現象を注意深く観察してみてください。■慣れたら守備をつけレベルアップ慣れてきたら、例えば「7対1」にして、ひとり守備をつけます。ただ、やることは同じです。声が聞こえたら、必ず呼ばれた人にパスをする。複数の声がかけられますから、ディフェンスの位置を確認してボールをカットされない、取られないような味方に出さなくてはいけません。声を出していない人にはパスしません。最初にやると、子どもたちは一斉に「パス!パス!」と呼びます。そこを少しずつ整理してあげます。例えば、呼ばれた方向に守備者がいないときは、呼ばれたらすぐに出せます。そういうことを考えて、やってもらいます。そうすると、パッサーは自分の体が向いているほうにパスをします。そこで「もらったら、なるべく早くパスしよう」と言います。後ろから呼ばれたからと言って、ターンしていてはボールを素早く出せません。たくさんの声を選んで、できるだけ早くパスができる人を選ぶように促します。そうすると、子どもたちは、自分が受け手になったときに、周りを見ていないとパスをもらいづらいことがわかります。パッサーがどちらを向いているか、味方はどこにいるか。自分はもらいやすい位置なのか、そうでないのか。そこを学ぶと、徐々に声を出すタイミングが絞られてきます。■状況判断ができるようになると、かける声のレベルが上がるボールをもらうためにはどのスペースに走り込むのか。視野と判断が求められます。例えば、ディフェンスの子から一番遠いところを選ぶ。もしくは、ディフェンスが自分の近くにいれば、そこは安全ではないから声をかけないでおこうという判断もできます。「僕には今、守備がついてるから」と気を使えます。そんなふうに「パス!」と呼ぶだけでなく「こっちにはパスしちゃダメ」という声も出てきます。そうなると「左が開いてるぞ」「右が開いてるぞ」と自分がかかわらないところにもコーチングするようになります。そういう声が出始めたら、「いい声だ」「ナイスコーチング」と褒めます。そんな練習を5~6回やれば、声を出すようになります。声を出すように!と認識を。うまくいくようになったら、デイフェンスを2人にしたり「声を出さずにやってこごらんよ」と一段ハードルを上げてもいいでしょう。声がないので、そこにはさらに判断が生まれます。声出されたからパスを出すのではなくて、パッサーが自分で選ぶという判断です。■練習でやったことを試合で使わなければ意味がない私が今、一番気になっているのは、練習のときは元気なのに試合ではそうでない子どもたちです。まさしく、練習でやったことを試合でやっていません。もちろん、練習したからすぐ使えというのは難しいのですが、トライしてもらうことが肝要なのでミスしても叱らずにどんどんやってもらいましょう。「リアリティのあるトレーニングをしてください」と日本サッカー協会も言っています。「今練習したこと、使った?」と確認してあげてください。特に、小学生は夢中になると、考えなくなります。したがって、その日の試合は、その日やその週に練習したことをやるよう、コーチが仕向けてください。そうでなければ、練習をやる意味がありません。「今週練習したのだから、フリーのときは声を出そう」そんな声が子どもたちから聞こえてくるといいですね。■大きくて速くて強い、以外の武器を持ってないと中学、高校で困る先日、高校生の試合を見に行きました。ボールを繋ぐサッカーを2年生はできるようですが、3年生は裏に蹴って競争をしてしまうサッカーになってしまう引退試合だったので、3年生中心に試合をしました。すると、どんどん蹴ってしまいます。対戦相手もそういうタイプだったので、そうなってしまったのかもしれませんが、ほぼ制御不能な状態です。監督さんは「こうしかできないんですよ」とあきらめ顔でした。そういう選手たちが育っています。「考えながらやるよ」などと言われずに育ってしまったようです。勝つために頑張ろうという感覚で育った子たちです。そうなってしまうと、スピードが速い方が勝てるし、体が大きいほうが強い。それ以外の武器を持っていなければ、中学、高校と上に行ったときに困ってしまいます。次ページ:コーチングは頭の整理になるので、いいプレーにつながる■コーチングは頭の整理になるので、いいプレーにつながる(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)声を出すのも大事ですが、コーチングの意味を知ってほしいと思います。「もっとつなごうぜ」とか「練習したことやろうぜ」などと、みんなが言い合えることがいいですね。そうすると、夢中になって忘れてしまいがちな子が、いいプレーをするようになります。そのように、頭の中の整理をするための声掛けも重要です。みんながコーチングできるということは、やりたいサッカーを言い合える、ということ。またベンチにいる選手からの声も重要です。練習でやったことをベンチにいる選手も言ってあげられるといいですね!技術ではなく、頭の中の問題です。そこを指導者側が理解しなければいけません。例えば、そこを選んだのはいいことで、そこを見てパスしたことをOKにして、やり続けるよう促してください。そうすれば、ミスすることを気にしなくなります。チャレンジすることを子どもが選べたら、自分たちから声を出し続けるはずです。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年05月14日ピンクのパンダが親子を救う…かもしれない。3人目のママの登場です。■幸せな日常のはずがなぜか重く感じる…「ママ、ママ」と1日中何度も呼ぶ子どもとの毎日。我が子はかわいい。でもかわいいだけじゃなくて…まとわりつかれてるようなずっしり感に疲れているママ。窓の外から見ているのは…パンダ!→次回に続く! 【同じテーマの連載はこちら】 あさひが丘の人々 この連載の全話を見る >>
2021年01月15日子どもが「幼稚園キライ」「幼稚園に行きたくない」と言い出したら、どんな声かけをしていますか?「先生や友達も待っているよ」「〇〇が楽しみだね」と親が一生懸命に励ましても子どもには響かず、ますます嫌がるばかり…。幼稚園教諭をしていた私は、このような場面を何度も見てきました。今回は、登園を嫌がる子に言ってはいけないこと、嫌がった時の対処法をお伝えします。脅しの言葉はかけないで!必要なのはスキンシップの時間子どもが「幼稚園に行きたくない」と言うのはどんな時でしょうか。それはなんとなく「不安」な気持ちを抱えている時です。不安な気持ちがあるとその気持ちを埋めるためにママから離れたくなくなります。そして、満たされていると「楽しい事をしたい」という意欲が出て、幼稚園に行くことに対して前向きになります。そのため、子どもが登園を嫌がる時に、「先生や友達が待っているよ」「〇〇があるんだって!」と園での楽しいことを伝えても、不安な気持ちは消えていないため、子どもには響かないのです。ましてや「行かないと恥ずかしいよ」「みんな行ってるのに」などの脅しの言葉は、不安をあおってしまうので絶対にNGです。まずは、「なんとなく不安」な気持ちを「安心感」に変えるためのスキンシップの時間をもつことが、一番の近道です。帰ってきたらホッとできるようにわがままOKどうしても登園を嫌がる場合は、無理に行かずに家でゆっくり過ごす日があってもいいと思います。ただ、子どもが「行きたくない」と言うたびに、幼稚園をお休みをするワケにはいきませんよね。なので、嫌がりながらも登園できた日は、帰ってきたらたくさん甘えさせてあげてください。抱っこやおんぶといったスキンシップ以外にも、楽しくできる触れ合い遊びもおすすめです。くすぐり合いや、向かい合ってにらめっこ、じゃんけんをして負けたら肩もみなど、触れ合いながら親子で大笑いできるといいですね。少しの時間スマホを手放し、テレビを消して、子どもの話に耳を傾け、好きな遊びにつきあう時間をとりましょう。それを続けていると、子どもは心に余裕ができ、幼稚園を嫌がることが少なくなっていくと思います。赤ちゃん返り状態になっても叱らないでしかし、ママがゆったり楽しく関わろうとしても、子どもがワガママを言って、赤ちゃん返りのような状態になり困らせることもあります。それは園生活を頑張っている証拠。ワガママな性格になってしまったわけではなく、家では素直な気持ちを出して発散しているだけなので、叱らず受け止めるのが◎。ママに甘える時間が幼稚園に行く力に!わが家の年中の娘も、疲れがたまったり、園でいろいろなことを我慢して頑張りすぎたりした時は、家で爆発することがあります。自分でできることを「ママやって」と言ったり、思い通りにならないと理由も話さずグズグズしたり…。娘がワガママになった時、幼稚園児と思って関わるとついイライラしてしまうので、赤ちゃんに戻ったつもりで関わっています。「まだ赤ちゃんだから、なんでもしてあげるよ~」という感じで。しかし、プライドは高い娘。それを口にだすと怒ってさらに大変なことになるので、心の中で密かに思って対応しています(笑)。ほんの少しだけの時間で満足する日もあれば、帰ってから寝るまでワガママを続ける日も。かと思えば友達の誘いを断って「ママと遊ぶ」と言ったり、「抱っこして~」と、素直に甘える日もあります。それでも翌日は「いってきまーす!」と、はりきって園に行く姿を見ると、家で過ごしながら自分を取り戻す時間の大切さを感じます。パワーを充電できればがんばれる子どもにとってママやパパとの時間はとても大切なもの。「幼稚園に行きたくない」と言う時は、ママやパパに甘えられる時間をいつもより多くとって、パワーを充電させてあげてくださいね。そのパワーがあるからこそ、子どもたちは幼稚園でさまざまなことに挑戦できるのです。<文・写真:ライターnicoai>
2020年09月08日子どもは素直で、正直に何でも話をするものと思う人も多いかもしれません。でも中には、友達や先生に対して言いたいことを伝えられない子どももいます。友達に上手に「イヤだ、やめて」を伝えられなかったり、本当は一緒に遊びたくても言い出せずにひとりになってしまったり…。そんなわが子に対して、親はどう関わればよいのでしょうか。今回は心理カウンセラーの筆者が、言いたいことをなかなか言えない子どもへの親の関わり方についてお話しします。言いたいことが言えない理由1:すぐ諦めてしまうから友だちに言いたいことがあるのに、すぐ諦めてしまう子がいます。「どうせ言っても聞いてくれない」といったような考え方をしがちな子です。わが家の次女がこのタイプなのですが、お友達と遊びたいという気持ちはあっても、「この前、イヤだって言われたから…」と誘うのを諦めてしまいます。本人は遊びたくないわけではありません。しかし、前回イヤだと言われた時の悲しい気持ちが忘れられないのです。「またイヤだと言われるのは辛いし、どうせ断られるかもしれない」と思うと、誘うことが面倒くさいという心理も働きます。このようなことは、いつも仲良くしている子との間にもよく起こるようです。子ども自信喪失してしまう、よくあるシーンです。こんな時は、大人が「この前はそうだったかもしれないけれど、今回は違うかもしれないよ。また誘ってみてごらん」という声がけをしてみてはどうでしょうか。子どもが小さいうちは、ほんの気まぐれで遊ぶのを断られてしまうこともあります。この前ダメだったけれど、今回誘って「いいよ」と言われればそれが成功体験となり、その次も誘えるようになる子は多いのです。緩やかな、強制しない言葉がけで、諦めない気持ちを伝えたいですね。言いたいことが言えない理由2:ケンカになるのがイヤだからトラブルを避けたいあまりに、自分の言いたいことを言わない子もいます。友達から時折、嫌がらせをされてしまうという小学校低学年の子に出会ったことがあります。彼女は基本的に、その子に言い返さないようにしているようで、理由を聞くと「ケンカになるのがイヤだ」とのことでした。このような子は、自分が相手から言われてイヤな気持ちになったという現実をしっかりと見つめることに加えて、相手に同じような気分を味わわせたくないという優しさをもっている芯の強い子どもであることが多いようです。したがって、大人からは、その子の優しさを認めてあげる声がけが最も重要です。ケンカをしたくないという気持ちも、優しさからくることが多いので、その優しさを長所として認めてあげることで、子どもとしても自信をもつことができます。たとえば「〇〇ちゃんは優しいね、そんなあなたが大好きだよ」と声がけしてみましょう。優しさを認められることによって、自己肯定感が育ち、相手の子から多少きつい言葉をかけられても、忍耐強く、柔軟にかわすことができるようになっていきます。ただし「つらい時は大人に相談したり、相手の子に辛いと伝えることも必要だよ」とも、日頃から伝えておくとよいでしょう。言いたいことが言えない理由3:どう言葉にしていいかわからないから言葉で感情や状況を表現することが難しいと感じる子どもの中には、相手を叩くなど力に訴える子もいます。そういう子どもに、友達とトラブルがあったときに話を聞こうとしても、何も言わずに黙っているということも。わが家の長女が小学校の低学年だった頃の友達に、とても口下手な子がいました。普段は決して物静かな子ではありません。ふざける時はよくしゃべり、大騒ぎをするのに、ケンカになってお互いの気持ちを相手に話す時や、先生に事情を話すべき時などになると黙りこくってしまうのです。このような子どもに多いのが、気持ちを表現したり、理解したりするような語彙力が足りないということ。絵本などをあまり読んだ経験がないということも多いようです。その場合には、語彙力を伸ばし、同時に様々なシチュエーションの本を通して疑似体験できるよう、意識して本を読むのがおすすめです。また、日頃から大人が気持ちをゆっくりと聞いてあげることも非常に効果的です。最初は、今何を考えているのか、どう思っているのか、聞いてもなかなか言葉にはなりません。しかし時間をかけて待ってあげましょう。身近な大人に気持ちを聞いてもらえることは、自分の気持ちを上手に表現できるようになる重要なステップです。子どものペースを大切にゆったり見守っていずれの場合も大切なのは、子どものペースや、子ども自身の気持ちです。本人から言葉が出てこないうちに大人が急かしても、子どもにとってはますます言いたいことが言えない状況になってしまうので、注意したいですね。大人はあくまでも促すだけに留め、子どもから言葉が出てくるようになるのを助けてあげる意識を持ちましょう。継続していくうちに、子ども自身で「言うべきだ」と判断したことを言葉にできるようになりますよ。<文・写真:ライターあん茉莉安>
2019年12月26日子どもを犯罪から守るために子どもが巻き込まれる怖い事件・犯罪が後を絶ちません。親として、いかにしてわが子を安全に守っていくかは、大きな課題でもあると思います。幼稚園・保育園時代とは違い、小学校に入ると子どもだけで行動することも多くなりますよね。わが家では、子どもがひとりで行動する時に守るべき約束事をいくつか子どもに伝えてあります。・子どもだけで家にいる時は、チャイムがなっても出ない、電話には出ない・外から家のカギを開ける時にはまわりに誰かいないか確認する・出かける時は、誰とどこに出かけて何時に帰るのかわかるようにしてから、カギをしめて出るなど、ごく基本的なことを伝えてありました。そして、「ひとりの時はエレベーターは使わない」もそのひとつでした。エレベーターは危ないから階段で…と伝えた結果エレベーターの形状は、住んでいるマンションなどによっても違うと思います。わが家はマンションの4階住まいですが、入口がオートロック式ではなく、エレベーターも階段も誰でも自由に使用することができるような造りになっています。エレベーターはひとりで乗っている時に、悪い人が乗ってきたら逃げられないから危ない、と子どもたちには伝えてありました。うちのマンションは、両端に階段があるのですが、片側の階段は大きな道路に面していて、まわりの手すりがオープンで人が使用しているのが外から見えるようになっています。そして、面している道路は比較的人通りの多い通り。加えて、そちらの階段側の部屋は小学生の子どもがいる家庭だったり、お付き合いのあるご近所さんだということもあり、大きい道路に面した側の階段を使用すること、という約束にしていました。万が一の場合も何かあったら大きな声を出す、防犯ブザーを使用するなどすれば、誰かが気づいてくれるであろうというつもりで、子どもたちにはエレベーターではなく階段を使用するように伝えていました。素直すぎる子どもの理解その結果…。2年生のある日、2歳上のお姉ちゃんから、「〇〇(妹)が、自転車持って階段あがってた」との報告が。私の頭の中、?????どういうこと?「なんで?」と私。「知らん」とお姉ちゃん。次女に確認してみたら、4階においてある自転車に乗って友達と遊びに行くのに、4階から階段で自転車を下ろし、帰ってきたらまた4階まで自転車を運んだとのこと。それを聞いても私の頭はまだ?????よくよく聞いてみたら、お母さんからエレベーターには怖い人が乗ってくるからひとりの時は階段を使いなさいと言われていた→「エレベーターは怖い」「エレベーターはひとりで乗ってはいけない」=自転車で遊びに行く時も階段を使わないといけないこういう図式ができあがっていたようです。もう本当に驚きました!その後、苦渋の決断として、「自転車を使う時にはエレベーターを使いなさい」と言い直したのでした。ブレブレな親の態度で振りまわしているようで申し訳ないなと思いつつも、それしか方法が思いつかず。現在小4の次女。この記事を書くにあたり、本当にそんなことをしていたのか再度確認すると、「5回くらいはやったと」。今でもできる?と聞いてみたら、実演してくれました。当時より一回り大きい自転車になっていますが、割と軽々と持ち運んでいました大事なことを、子どもに正しく伝えるにはどうしたらいいのか?それ以来、子どもたちに何か伝える時には、できる限りきちんと伝わっているか確認するようにしています。「うん、わかった」という返事があった場合でも、「何がわかったの?」と聞き直して、子どもがどう理解したつもりになっているのかを確認します。子どもの中の常識と、大人の常識との認識のズレというのがおおいにある、ということに気づいたからです。そうは言っても、大人としての経験の積み重ねからの常識というのは、なかなかそこから出るのは難しい!まさかこんな発想が?と思えるような、大人の常識では考えられないような変換が子どもの脳内で行われることもしばしば。気をつけているつもりでしたが、今年の夏はこんなことがありました。子どもたちだけで留守番する時に、「暑い部屋にいたらダメ。涼しい部屋にいなさい」という指示をしていました。仕事中、子どもから電話がかかってきました。「頭が痛い」と。熱中症での死亡事故などがニュースになっていた時期です。その日はきょうだいがでかけていて、留守番は4年生の娘ひとり。私は心配になり、仕事を抜けて家に向かいました。帰ってみると、エアコン設定25度に扇風機をつけていて、体が冷え切っていました。子どもたちは学校でも熱中症の危険を聞かされています。ニュースを一緒に見た時には、「熱中症で死んだんやって!」というような話題を親子でもしていました。そのため「暑い→熱中症→死ぬ」と考えた結果、どんなに体が冷えてきてもエアコンの温度を上げるという選択肢はなかったようです。結論、大人はありとあらゆる想像力をふくらませて!子どもに4階から階段で自転車を上げ下ろしさせたのは、本当に私の言い方が悪かったのだと思います。私が、「〇〇ちゃんとどこどこで遊ぶのに自転車で行っていい?」と聞かれ、「いいよ」と許可したのですから。常々「エレベーターは危ないから階段を使いなさい」と言われ、「エレベーター=怖い」という恐怖感を持った子どもは、「自転車で遊びに行きたいからエレベーター使っていい?」とは聞いてこないんです。聞かれなければ、一般的な大人の感覚として、「まさか自転車を4階から階段で下ろさないでしょ」と思うのは私だけではないのではないでしょうか。でも今は、〝エレベーターを怖がっている子どもなら階段を使うかもしれない〟という、そんな壮大な想像力を持って子どもに接することができるようになりたいと思っています。その大人の想像力こそが、子どもを守るカギになるのではないでしょうか。<文:フリーランス記者・絵本セラピスト®鳥山由紀>
2018年10月07日■親のなにげないひと言で…ふだんから声かけを気にしていたんですが…大失態です。私は軽い冗談のつもりで「重い~」だったのですが、娘にとっては「いけないコト」として聞こえたようで…。■謝る娘を目の前に猛省!「ごめんね」と言われて心臓がひゅっとなりました。「こっちこそごめんね!!」と猛省でした。その後「重くなったのはナナちゃんがお姉ちゃんになったからだよ。もっともっとお姉ちゃんになっていいんだよ」と言いました。子どもに大人の冗談は通じません。子どもはいつだって一生懸命生きています。なのでこれ以降、発言にはより一層気をつけるようにしています。娘に二度とあんなことを言わせないように、気が引き締まる出来事でした。
2018年09月28日よくある風景だけど...解決策はどこにあるの?出典 : わが家には自閉症スペクトラム症候群と診断されている9歳の娘と7歳の息子がいます。現在は2人とも小学校には通っていません。不登校が続くうちに、「お家で楽しく学べばいいじゃない!」とホームスクールという概念に切り替えたわが家では、自宅で自ら勉強をし毎日を過ごしています。発達障害の娘と息子、そして同じような特性を抱える私が同じ屋根の下で24時間一緒に過ごしていると、いろいろな問題が生じます。先日、こんな会話がありました。息子「今日は録画しているお気に入りのドラマを全部見ようと思うんだ!ねぇ、いいでしょ?」私「うんうん、ママも一緒に見たいな〜!じゃあ、やるべきことをさっさと終らせて、お昼すぎから見始めたら、寝るまでに全部見れるんじゃないかな」そう言った途端、涙目の息子が私を睨みつけてこう言い放ったのです。「ママはどうしていつも僕に意地悪を言うの!」「やりたいことはやっていいって言ったくせに!」「嘘つき!僕の邪魔ばっかりしてひどい!」思わぬ息子の感情の高ぶりに驚く私の隣で、娘も息子の意見に賛同します。娘「そうだよ。私だっていっぱいやりたいことがあるのに、あれこれやらされて時間が全然ないよ」なるほど、そんな風に思っていたのね。ADHDでもある2人は集中力が途切れがちで、例えばパジャマから洋服に着替えるだけでも放っておくと30分かかってしまうこともあります。食事も放っておけば、ようやく朝ごはんを食べ終わった頃には、お昼ご飯を食べる時間になっていたり...。ともかくあらゆる場面で声をかけなければ、現実ではないどこかの世界に飛んでいって、あっという間に時間が過ぎ去ってしまうのです。子どもたちは、きっとその声かけを「ダメ出しをされる」というふうに捉えているのでしょう。また、「検定に合格したい」「もっと上手にピアノを弾けるようになりたい」などという、子どもたちが自分で決めた目標でも、「○○をする時間だよ」と私に声をかけられることで、いつしか「やらされている」という意識に変わっていったのだと思います。私も子どものときには同じように感じていたので、よく理解はできるのですが、この親子の摩擦の解決策はいったいどこにあるのでしょうか?楽しいことは応援しなくてもできるから...出典 : 私はまずあなたたちにはママが意地悪を言っているように見えてたんだね、といったん子どもたちの意見を受け止めた後、意地悪な気持ちで声かけをしたことは一度もないことを伝えました。「じゃあ、どうしていつも楽しい時間を取り上げるようなことを言うの?」納得できない子どもたちは、ほっぺを膨らませて抗議します。「あのね、ちょっと頑張らないといけないことって、取り掛かるのにエネルギーがいるでしょ?それは大人も子どもも同じでね、ママだって洗濯物干さなきゃとか、お風呂を掃除しなきゃとか、頭ではわかってるけど面倒くさくなってサボりたい〜!って思うことよくあるのよ」「ええ〜!ママも私たちと同じじゃない〜!」今度は顔を見合わせてくすくす笑いながら聞いています。「でもサボっちゃったらそのときは楽でも、後から家事がたまって大変だったり、洗濯物が臭くなったりして余計嫌になっちゃうこともあるでしょ。だからそうなる前に、『お風呂沸かしてくれてありがとう!今日も沸かしてくれる?』ってあなたたちに言われると、なんだか応援してもらってる気持ちになってがんばれるんだよ」「そうだったの〜!ママに感謝してることを普通に言うだけでいいなら、いくらでも言うよ!」「ありがとう。それでね、実はママが『○○をする時間だよ』『○○した方がいいよ』って声をかけるのも、あなたたちを応援してるからなんだよ」「ええ〜!?それがどうして応援になるの?」心底に不思議そうな顔で私を見つめる瞳に、どうか私の意図が届きますようにと思いながら話を続けます。「あなたたちにはいろんな目標があるよね?ピアノを上手く弾けるようになりたいとか、検定に合格したいとか。目標を立てるだけで何もしないでいると、目標は達成できるのかな?」「それは天才でもない限り無理無理!」「そうでしょ?じゃあ、今からピアノの発表会を想像してみて。自分の音色で満足いく演奏ができた自分と、ボロボロ間違えて悔し泣きをする自分。あなたたちはどちらの自分になりたい?」「そりゃもちろん、満足いく演奏を披露できる方だよ!」「そうだよね。じゃあ、なりたい自分になるためにはどうすればいい?」「毎日少しずつ練習して上達していく!」「やっぱり努力が必要だよね。でも面倒くさいからつい後回しにして、やったりやらなかったりになっちゃうでしょ?大人でも努力を続けることは難しいのに、子どものあなたたちが自分だけの力で継続することはまず不可能だと思うの。だからママが声かけをして、面倒だけどなりたい自分になるためにがんばれ〜!って応援してるんだよ」「そうだったの...。」 「全然知らなかった」「楽しいことは応援してもらえなくてもできるから『さあ、がんばって遊びましょう〜!』なんてあえて言わないんだけなんだよ。でも、あなたたちが『やらされてる』『邪魔されてる』って感じちゃったら意味がないから、ママもこれから伝え方を工夫してみるね」「なりたい自分になるために努力する」時間を決める出典 : そんなわけで、翌日からわが家では午前中を「なりたい自分になる努力をするための時間」と位置づけて過ごすようになりました。せっかくの勉強も『やらされている』と思った瞬間に苦痛に感じてしまう気持ちも理解できるので、その時の自分に必要なものを自由に選べるように、テキストやドリルなど、それまで私が管理していたものはすべて子供たちに渡してしまいました。私「今日はどんなことをするの?」息子「うーん、今日は書けるようになりたい漢字があるから、辞書で調べて書いてみる!」娘「今日はちょっとピアノに力を入れたいから、2時間ぐらい弾いてみようと思ってる」私「そう!いいね〜!じゃあ、ママもお掃除と洗濯を頑張ってくるから、あなたたちも頑張ってね!」そうやって私が少し部屋を離れても、自分たちで「なりたい自分になるための努力」ができるようになってきました。また、丸付けが必要なときや大人の助けが必要なときは、子どもたちから私にお願いする形をとることにしました。凸凹が激しく、支えが必要な子たちだからこそ、他人に力を貸してもらうときのマナーについても、日常の中で幾度も練習を繰り返せるようになってよい学びの機会となっています。たくさんのご家庭で「もう宿題はやったの?」「今やろうと思ってたところなのにやる気をなくした!」という戦いが繰り広げられていることだと思いますが、なぜ大人がそのような声かけをするのか、一度お子さんと話し合ってみませんか?私たちが子どもだったとき、やはり大人の正論を疎ましく感じてしまうことは多かったと思うのです。そのとき、 どんな風に接してもらえれば嬉しかったのか、どんな声かけをしてもらえれば前向きに物事に向かうことができたのか。それを一度思い出してみるといいかも知れません。「お前のためだ」と上から目線で会話されてしまうと、お説教の時間が早く過ぎることだけを考えて適当に返事をしてみたり、親が望んでいるであろう答えを口にしてみたり。実は親の思いはちっとも届いてなかった、ということもよくあることだと思うのです。もし、いろんなことを話し合う機会ができましたら、どうか親の演説を聞かせるだけではなく、お子さんと同じ高さに立って会話をしてみてください。親も子も応援しあってがんばれるような、そんな結論に達することができるといいですね。
2018年01月13日「ちっちゃい木の声なんて、俺、無理だからって思ったんだけど、英語版のほうも子どもの声に加工しているから、とにかく気持ちをいれてほしいんだと言われて、それなら大丈夫かなと」 そう語るのは、俳優の遠藤憲一(55)。宇宙の落ちこぼれ達がノリノリで宇宙を救っちゃうアクション・アドベンチャー超大作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が5月21日に公開。前作では身長2メートル超えの巨木だったグルートが、今作では25センチの愛らしい姿で登場。日本版の吹き替えは前作同様、遠藤が担当している。 前作でせりふは「私はグルート」の一言で全感情を表すユニークな?木に挑んだが、そこには、せりふが少ないからこその難しさがあったと話す。 「せりふを覚える苦労はないけれど、たった一言でいろんな感情のニュアンスを出すのがいちばん難しかったかな。それに前作のグルートは基本素朴な性格だけど凶暴な部分もあった。でも、今回のベビー・グルートは、基本、かわいいのでね。だからといって自分がかわいらしく芝居するのも、ね。そのへんが難しかったです」 そんなベビー・グルートと自身の共通点を聞いてみると。 「ぶきっちょなところは似ているかな。芝居は覚えたことを言えばいいんだけど、カットが掛かって終わった瞬間に、ぼーっとしているのか、よく、人の名前を間違ったりとか(笑)。グルートの場合は幼い不器用さだけど、そういうところは似ていると思います」
2017年05月02日新年度になると「またいやいや期が来たんです!」とか「最近、おもらしするようになって…」など、お母さんから相談を受けることがあります。その正体は「新年度へのプレッシャー」かもしれません。そんな時、パパとママの声がけの方法次第で子どもはよりプレッシャーを感じてしまう場合も。そこで、そんな時どうしたらいいのか、対処法をお伝えします。イヤイヤ気はリラックスしている証拠でもあるこの時期になると保育士たちは次年度のクラス担任との引き継ぎを行い、1年間の計画を立てます。担任にとっても3月は1年間の集大成で、完璧な状態で新担任に引き渡したいと考えてしまいます。そのため「もうすぐ○○組のお兄さん、お姉さんになるんでしょう」といった言葉がけをついしてしまうのです。そんな言葉を受け、子どもたちは「お兄ちゃん、お姉ちゃんになるために」と保育園にいるあいだ頑張っています。保育園にいるあいだ緊張状態が続くため、お母さんの顔をみると緊張の糸がほぐれワガママやイヤイヤな態度を取ってしまうのです。緊張が続くと「おもらし」や「どもり」の原因にお母さんが会社で頑張っているように子どもたちも保育園でプレッシャーと戦っています。帰宅後、「お兄さん、お姉さんになるんでしょう」とつい言ってしまうことで、家でも保育園と同じように緊張するようになります。緊張している状態が長く続くのは、子どもにとって極度のストレスにつながります。その結果「おもらし」や「どもり」といった症状が出るようになります。そういった症状を防ぐために、イヤイヤやわがままな態度が出たときは「そっか、保育園で今日も頑張ったんだね~」と優しく声をかけ抱きしめてあげましょう。もし「おもらし」や「どもり」が始まっていたらもし既に「おもらし」や「どもり」が始まっていたら、否定や注意をするのは一旦やめることをおすすめします。この2つは注意を受けて「なおそう」と思うことで酷くなることが多いので、離れているあいだ頑張っていることを認めてあげることが大切です。オムツが取れていてもオムツをはかせよう睡眠中は日中の緊張感から開放されるためおもらしをすることがあります。そういったおもらしの相談を受けたときは、体を暖かくしてあげることとオムツをはかせることをすすめています。オムツをはかせるとなると「せっかくトイレトレーニングを頑張ったのに」という反応をするお母さんがいますが、何よりも大切なのは子どもの精神面です。大人は長年おもらしをしていないので、おもらしをしたときの気持ちを忘れてしまっていますが、トイレを失敗してしまった罪悪感と怒られる恐怖、そして睡眠不足など良いことは1つもありません。そのため一時的にオムツをすることは安心感を子どもに与えることができます。ただし、その際に忘れてはいけないポイントがあります。大切なのは子ども自信に判断させること単にオムツをはかせればよいということではなく、子どもに「オムツをはく」という決断をさせることが大切です。そのためには責めるような言葉がけではなく気持ちよく決断できるような言葉がけが必要になります。例えばこんな言葉がけをしてみてはいかがでしょうか。「最近おもらししちゃうことがあるね。夜すっきり眠れないと元気に保育園でお友達と遊べないから、久しぶりにオムツはいてみる? ずっとじゃなくておもらしが無くなるまでちょっとはいてみない?」こういった言葉がけで子どもが「はく!」と返事をしたらオムツをはかせて寝かせましょう。「はかない!」といったら子どもの気持ちを尊重してあげることが大切です。オムツは単なる応急処置そして、起床時オムツにおしっこが出ていなかったときは、ちょっとだけ褒めてあげてください。目一杯褒めてしまうと、子どもの頭のなかでオムツにおしっこがでていなかった→褒めてもらえる→今日もオムツをして寝よう!という思考になってしまうからです。おもらしが減ってきたら「そろそろオムツやめても大丈夫そうだね!」と子どもに聞いてみてください。もしオムツを続けたいという反応が返ってきたらカレンダーをみて「さよなら」する日にちを決めましょう。どもりは気持ちの焦り。大人はどう対応すればいい?言葉がどもってしまうのは、焦っている証拠です。家族に対して何かを訴えようと一生懸命になることでどもってしまいます。どもりが出たときは否定をするのではなく「ママがちゃんとお話聞いてあげるからゆっくりお話してごらん」と時間をとってお話を聞いてあげるようにしてください。「おもらし」や「どもり」が出たら必ず先生に伝えようストレスがたまったときに出る症状は「おもらし」や「どもり」だけでなく「あくび」や「チック症」などさまざまです。普段と違う様子が伺えるときは、必ず先生に相談しましょう。中でも「チック症」や「どもり」は、お友達からからかわれてしまう原因にもなるので、保育中の子どもの精神面を守ってあげるためにも報告するのが大切です。報告することによってきっと担任の先生からお子さんに合った対応方法を話し合えるきっかけになると思います。
2017年04月17日「セクシーさ」を出すなら、声はとても大切なのを知っていましたか?考えている以上に声は魅力を感じさせるのに重要な役割を果たしています。低い声と高い声、一体どちらがセクシーなのでしょうか?魅力的な声は聞いた人の脳の快感を感じさせるゾーンを活性化させ、ドーパミンのようなホルモンを生成させます。恋愛の扉が開く声に関する大切な話です。女性が考える 男性のセクシーな声温かみがあり深みのある声でゆっくりと穏やかな話し方。または、少し渋みのある声が人気があります。この「声の深み」実は男性ホルモンからなされる業なんです。最近の研究で、多くの女性は目の情報よりも声の深みによる耳の感覚から、男性の成熟、健康、セクシーさを感じとることがわかりました。男性のセクシーボイスの効果ペンシルバニア大学の研究で111人の男性を対象に「女性の獲得数」実験をしました。話すペースを早くした男性よりも、ゆっくりとした口調でデートの約束をした男性の方がデート数の獲得が多くなりました。このことから研究員によると、単調でゆっくりとした話し方はその人の力となり支配力へとつながります。逆に早く話をする人は女性に不安と積極的過ぎると思わせる感覚を与えます。男性が考える女性のセクシーな声一体どんな声が男性に人気があるのでしょうか?声が高く、クリスタルのような透き通った声が人気です。たくさんの研究でも男性は「声の高い女性」に魅力を感じることが証明されています。この高い声もホルモンのおかげなのです。エストロゲンが多くなると声も高くなります。男性心をくすぐる声の高い女性は身体も繊細な人が多く、このデリケートさが男性心を刺激します。これはDNAにインプットされた男性の性です。気になる人の前で無意識に声が変わる最近の研究で女性が気になる男性の前では無意識に声が高くなることもわかっています。声が高くなる事は人間学的見解では、「子孫を残す能力がある」ことを伝える役割があります。男性も無意識で、高い声の女性に魅力を感じます。女性特有のセックスアピールの1種なのです。大人の声は変わる声は感情、アルコールやタバコなどの習慣、環境などから変わります。しかし環境が変わると声も戻ります。実は声のトーンは自由自在なのです。もっと言うと、声帯の手術で変えることもできます。若い声を保つために声帯の手術をする人もいます。50代あたりからは女性の声は低くなり、男性の声は少し上がります。どうしたら男性心をくすぐる声になれるの?できるだけ、高い声で話すようにしましょう。男性の心をつかみやすくします。高い声は聞く相手の脳を刺激し注意を引きます。特に電話で話す時やデートの約束をする時は、高くて透明感のある声を意識して使ってみましょう。
2016年11月23日「夫が、結婚しても子どもができても子どもっぽくて困る」という女性の声は、珍しくありません。子どもができてもフィギュアやゲーム、漫画にはまり続けたり、よくわからない高価なものを買ってきたり。失敗したら素直に謝ればいいものを、小学生のような言い訳をする。そんな、大人になっても子どもな感じは、女性よりも男性に多いのではないでしょうか。どうして男性は、いつまでたっても子どもっぽいのでしょうか。○幼少期が与える影響子どもっぽいということを精神年齢が低いという言葉に置き換えるとして、本当に男性のほうが女性よりも精神年齢が低いかというと、そんなことはないでしょう。とはいえ、「男性って子どもだな」と感じる女性が多いのも事実です。では一体、なぜ女性は男性を子どもっぽいと感じてしまうのか。逆にいえば、女性は男性よりも大人っぽいのか。そこには、幼少期の家庭環境が影響しているのではないでしょうか。幼少期にどのような環境に置かれていたかということは、その後の人生に大きな影響を与えます。例えば、乳幼児期の親子関係が、成人してからの恋愛スタイルに影響を与えたりするようにです。そして、今回の女性が男性を子どもっぽいと感じてしまうという問題は、幼少期のジェンダーが影響していると考えられるのです。現代でも、伝統的な性役割(男らしさ・女らしさ)を無意識の中でも意識して、それを子育てに反映させることがあります。例えば女の子の場合。「女の子なんだからお母さんのお手伝いしてね」と掃除や料理の手伝いが期待されます。つまり、女の子の場合は、「大人」とまではいわなくても、大人のように振る舞うことが期待されているわけです。そして、実際に家庭の中で女の子は幼いながらも一家の働き手として活躍します。それに対して男の子は、一家の働き手として期待されるということはあまりなく、いつでも自由に遊ぶことができたるわけです。つまり、女性のほうが早く自立することになるといえるかもしれません。それが結果として、女性は早く"大人"になり、男性はいつまでたっても"子ども"ということにつながっているのでしょう。少年の心を持った大人なのではなく、少年のままの大人が男性なのでしょうね。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール平松隆円化粧心理学者 / 大学教員1980年滋賀県生まれ。2008年世界でも類をみない化粧研究で博士(教育学)の学位を取得。京都大学研究員、国際日本文化研究センター講師、チュラロンコーン大学講師などを歴任。専門は、化粧心理学や化粧文化論など。魅力や男女の恋ゴコロに関する心理に詳しい。現在は、生活の拠点をバンコクに移し、日本と往復しながら、大学の講義のみならず、テレビ、雑誌、講演会などの仕事を行う。主著は「化粧にみる日本文化」「黒髪と美女の日本史」(共に水曜社)など。
2015年02月18日先日、東京都が子どもの声を騒音から外すかどうか検討していると発表しました。えっ、子どもの声が騒音!?そんな規制があったことの方に驚きです。それで少子化対策とか言ってるんだから、役人の考えることは矛盾に満ちていますね。もっと取り締まるべき騒音があるだろうに。電車に赤ちゃんが乗ってきたと顔をしかめる前に、まずは自分の言動をチェックしてみませんか。わたしたちこそ騒音の元凶になっているかもしれないのですから。あなたが公害になっている!?オンナの発する騒音がすごい持論ですが、子どもの声よりも、よっぽど世の女性の声の方が公害です。だって女性陣の大好物といえば、ゴシップ、陰口、愚痴、悪口。これぞまさにノイズ!女子会は本音の話ができる有意義な会であると、依然として人気が高いようですが、本当に有意義なのでしょうか?そこで語られる他人の悪口を聞いて、何か得たことがありますか?気の合う女友達と会っては、上司の悪口を言ってみたり、女友達の愚痴をこぼしてみたり。日ごろのストレスを発散するだけと、軽い気持ちで悪口を言っていませんか。でも繰り返していると、悪口以外の会話ができなくなりますよ。だって、わたし自身がそうでしたから。ノイズは心も体も蝕む公害です悪口は心にフィルターをかけます。実際のモノを見ずに、固定観念で物事を決め付けてしまう強力なフィルターです。だから大切なことも見逃してしまいます。悪口を言っている瞬間は、気分が高揚して確かに気持ち良いのですが、だからといって嫌なことがなくなるわけではありません。わたしの場合、女子会の翌日に仕事が元気に頑張れたかというと、その逆でした。上司も仕事も嫌いになる一方だったし、友達もどんどん少なくなりました。わたしはそうやって、大事なことを見逃し、失ってきたのだと思います。ノイズを発しているうちに、大切な会話や人を逃してしまったのです。ディスって優位に立ったつもりでも、実は自分の心が蝕ばまれているだけでした。東京都が乗り出して頃には、時すでに遅し! 今すぐ止めて、そのノイズ習慣あの頃のことを悔やんでも取り返しはつかないけれど、気づいたときが変わり時です。自分がノイズをカットすれば、他人もノイズを発しなくなります。わたしたちが思うよりも、世の中はもっと善意に満ちているし、フィルターのない世界はもっと輝いて見えるはず。そんなに甘いこと言ってちゃダメ?でも、そう思った方が、人生は楽しいじゃないですか。Photo by Pinterest
2014年10月22日