ホラー映画の金字塔『エクソシスト』の恐怖を再び現代によみがえらせた『エクソシスト 信じる者』より、監督のコメントが到着。悪魔に取り憑かれる少女を演じた子役たちへのサポート体制について語っている。本作で子役のリディア・ジュエットとオリヴィア・オニールが演じた少女のアンジェラとキャサリンは、ごく普通の学生であるが、悪魔に憑りつかれてしまったことをきっかけにその見た目も言動も次第に狂気を帯びていくこととなる、非常に複雑で難しい役どころ。また、10代の俳優にとって本作の題材は精神的な負担が大きい上に、大作で主要キャラクターを演じるという重圧もあった。そのため製作陣はジュエットとオニールが快適に撮影に挑めるよう努めた。「2人が演じる少女たちは非常に厳しい環境に置かれるから、感情的に複雑な過程を演じるうえで問題がないか細心の注意を払った」と、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督はふり返る。現場へ2人の家族に来てもらってサポートをお願いしたほか、心理学者と教育者も手配するなど、撮影現場だけでなく、セットの外でも2人にとって健全な環境を用意したのだという。また、「2人にとってはセリフを覚えて悪魔に憑かれたような演技をするだけでなく、毎日2時間半も椅子にじっと座ってメイクを施され、学校に行き、現場ではクレイジーな大人のスタッフたちと仕事をしなければならなかったから、特にこうしたケアが不可欠だった。若手俳優にとって、精神的にものすごく困難な役だったはずだ」と彼女らが過酷な撮影と学校生活の両立などで負担がかかることに配慮し、できる限りのケアを尽くしたそうだ。ジュエットとオニール、そして2人の家族の活躍によって撮影はさらに素晴らしいものになったようで「オリヴィアとリディアのおかげで毎日の撮影が大きな喜びだった。2人は完璧に準備ができた状態でセットに現れ、果敢に困難に向き合ってくれた」と喜びとともに、期待をはるかに超えた彼女たちの演技の出来栄えに賞賛を送っている。アンジェラ役を演じ、普段の優しい姿と攻撃的な姿の演じ分けに挑戦したジュエットは「あんな映画は初めて見た。鏡を見ながらセリフの練習をすると、そこに映っているのは普段の私の姿だから、何だか変な感じだった。でも悪魔のメイクを施すと、キャラクターに完全に変身している。照明を当てられ、椅子に縛り付けられていると、すごく自然な感じがした。精神的にも、肉体的にも、声も、完全に役を体現できていた」と自身も役に憑依してやり遂げられたことに対して、自信を覗かせている。『エクソシスト 信じる者』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:エクソシスト 信じる者 2023年12月1日より全国にて公開© Universal Studios. All Rights Reserved.
2023年11月28日子役の真木ことかが10日、都内で行われたAmazon Original映画『次元大介』(10月13日より世界独占配信)のワールドプレミアに、玉山鉄二、さとうほなみ、草笛光子、橋本一監督とともに登壇した。ルパン三世の無二の相棒で早撃ちの天才であるガンマン、次元大介を主役に据えた本作。小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』(14)でも次元大介を演じた玉山が、9年ぶりに同役を演じた。真木は、悲しい過去を抱え声を失った少女・水沢オト役として出演。「初めての声が出ない役だったので、どう表そうか考えていたんですけど、自分がオトの気持ちになって、しっかりオトの過去を振り返って、表情で表せたんじゃないかなと思いました」と振り返った。すると、玉山は「彼女はすごかったですよ。集中力も高いし、泣くお芝居も、1回スイッチを踏むともう次出るわからないからって、撮影時間3~4時間ぐらいずっと泣いているんです。彼女の集中力は大人顔負けで、我々が勉強させられる感じでした」と絶賛。「初心の思いというか、昔の自分を思い返して、全然できなかったのになと思いました」と話した。また、本作にちなみ、“相棒のように欠かせないもの”についてトーク。真木は「ぬいぐるみ」と答え、「小さいときからぬいぐるみが大好きで、撮影のときに欠かせないもので、気分によってぬいぐるみを持ち歩いているんですけど、今日も相棒を持ってきていて、この子はクリスマスプレゼントに玉山さんからもらいました」と、玉山からもらったというぬいぐるみをお披露目した。玉山は「本当に彼女撮影頑張っていて、せっかくのクリスマスも、見知らぬ土地の京都で撮影だったんです。どうにかクリスマスの日もテンションを上げてあげたいなと思って、どのぬいぐるみがいいかなといろいろ調べて、一つ一つドイツの職人さんが手作りで作っているやつだったので、これがいいと思って、トランクもついていたので、それをプレゼントしました」と説明。真木は「宝物、相棒ですね」と笑顔を見せていた。
2023年10月10日ジャック・ブラックが主演した『スクール・オブ・ロック』が、今年公開20周年を迎える。これを記念し、ジャックは当時の子役たちとの再会を計画していると「Entertainment Weekly」に明かした。「あの映画を撮った時に10歳だった子どもたちみんなが、いまや30歳くらいになっているんだよ。集まって20周年記念をやらなきゃね。ジャムセッションをやりたいな。『スクール・オブ・ロック』出身の大人になった彼らに会うのが楽しみだ」と語った。なお、撮影当時ジャックは33歳だった。現在、子役たちは当時のジャックに近い年齢になっている。『スクール・オブ・ロック』は、バンドからクビにされ、家賃を稼ぐために教師の友人になりすまして小学校で働きだすロックミュージシャンのデューイ(ジャック)の物語。子どもたちの音楽の才能に気づいたデューイは、彼らとバンドを組み、バンドバトルに出場することを思いつく。劇中のバンドメンバーやマネージャーを務めた子役たちは、ミランダ・コスグローヴのように現在も俳優業を続けている人もいれば、違う道に進んだ人も。それでもメンバーたちは10周年記念にも同窓会イベントを開いており、コンタクトを取り合っている模様だ。ジャックによると、今回の20周年記念イベントで撮影される動画や写真は「100%確実に」SNSで公開するという。(賀来比呂美)
2023年04月06日2023年1月30日に放送されたバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、俳優の木村拓哉さんが出演。番組の企画で、かつてドラマで共演した子役が登場し、木村さんとの思い出を明かしました。負の感情に沈んだ子役に、木村拓哉がかけた言葉番組には、木村さんに感謝している1人として、6歳の時に木村さん主演のドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系)で共演した、髙橋來(たかはし・らい)さんが登場しました。髙橋さんが演じたのは、木村さんの息子役。当時、髙橋さんが早く現場に慣れるよう、木村さんは一緒にサッカーをやったり、かっこいいポージングを教えたりしていました。そんなある日のこと。連日の撮影に疲れた髙橋さんは、スタッフに対する態度が悪くなってしまいます。すると、「來、スタッフにそういう態度はよくないぞ」と、木村さんが先輩として本気で注意。当時の説教について、木村さんは次のように語りました。彼は彼なりに、すっごい嫌な思いを何かでしたらしく「僕なんていなくなっちゃえばいいんだ」と、そっち系のことをいったんですよ。その時に「いい加減にしろ」っていって。「やりたくない」とか、「もう嫌だ」「帰りたい」とかだったら全然いいんですけど、「僕なんていなくなっちゃえばいいんだ」っていうことをいってしまった、当時の來くんに対して「絶対それだけはいうなよ」って。真剣に説教したのを覚えています。しゃべくり007ーより引用木村さんの言葉を受け、髙橋さんは号泣したといいます。心が弱った時、ネガティブな思考に偏るのは、仕方がない部分もあるかもしれません。ですが、他者に当たったり、自己否定をして自らを傷付けたりしては、負のスパイラルに陥ってしまいます。木村さんから学んだ、周囲の人との関わり方や、自分を大切にする考え方は、髙橋さんの生きる指針となっていることでしょう。木村さんと髙橋さんのエピソードに、心を打たれる人が続出し、このような反響が上がりました。・子供の将来を想っているからこその説教。親のような愛情を感じました。・「自己否定なんてしてはダメだ」と、きちんと教えてもらえてよかったね。・人と向き合ったうえで、本気で怒れる人なんだなぁ。・深夜に、自分もキムタクの言葉を噛みしめて泣いた。また、髙橋さんは一番残っている記憶として遊んでもらったことを挙げ、宝物である『絵しりとり』をした際の紙を持参。絵からは、木村さんと髙橋さん、母親役を務めた俳優の上戸彩さんの、3人で楽しく遊んでいた様子が伝わり、出演者たちを笑顔にしました。ラストに髙橋さんは、「また親子役として共演する機会を作れるように、これからも腕を上げていきたいと思います」と抱負を語っています。いつの日か念願が叶い、2人で再び共演する日が来るよう、応援したくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月01日毎年、「最低」映画賞を表彰しているゴールデンラズベリー賞(通称ラジー賞)が、23日にノミネーションを発表した。最低主演女優賞に12歳の子役ライアン・キーラ・アームストロング(『炎の少女チャーリー』)をノミネートしたことから、批判が殺到。11歳の子役ジュリアン・ヒリアード(「ワンダヴィジョン」)は「ラジー賞はそもそも意地悪く低俗なものだが、子どもをノミネートするのはひどく不快だし間違っている」とSNSに投稿。ジョー・ルッソ監督は「11歳の女の子を候補に挙げたことで、ラジー賞はまたしても評判を下げた。私はあの子の演技を高く評価したよ。人々のがんばりをけなし続ける(するべきではないが)のであれば、ターゲットは大人であるべきだ」などと映画人も怒りの声を上げ、同賞創設者のジョン・ウィルソンがライアンの候補入りを取り消して謝罪する騒動となった。多くの批判を受け、「自分たちがどれだけ無神経であったか」を気づかされたというウィルソンは、ライアンへの謝罪声明を発表。今後、18歳未満の俳優や映画製作者を選考対象外とすることも約束した。ラジー賞は、これまでにも『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のジェイク・ロイドやマコーレー・カルキンなど、10代前半の子役をノミネートしていた。(賀来比呂美)■関連作品:炎の少女チャーリー 2022年6月17日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2023年01月26日ミュージカル『SPY×FAMILY』でアーニャ・フォージャー役を務める子役4名が発表された。『SPY×FAMILY』は、2019年より集英社『少年ジャンプ+』で連載中の遠藤達哉による同名スパイアクション&ホームコメディマンガが原作のミュージカル。凄腕スパイのロイド・フォージャー(コードネーム・黄昏)役を森崎ウィンと鈴木拡樹、殺し屋のヨル・フォージャー(コードネーム・いばら姫)役を唯月ふうか、佐々木美玲(日向坂46)がそれぞれWキャストで演じるほか、岡宮来夢、瀧澤翼(円神)、山口乃々華、木内健人、鈴木壮麻、朝夏まなと、楢木和也らが名を連ねている。原作・アニメでも圧倒的人気を誇るアーニャは<黄昏>の養女で、心を読むことができる超能力者。このたび、数々のワークショップ・レッスンを含んだ育成型ロングオーディションを経てアーニャ役に選ばれたのは、池村碧彩、井澤美遥、福地美晴、増田梨沙の4名。併せて扮装ビジュアルと4名によるコメントが到着した。ミュージカル『SPY×FAMILY』は、2023年3月8日(水) から29日(水) に東京・帝国劇場で上演。その後全国ツアー公演として、4月11日(火) から16日(日) に兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール、5月3日(水) から21日(日) に福岡・博多座で上演される予定だ。ミュージカル『SPY×FAMILY』アーニャ役最終オーディション映像<アーニャ・フォージャー役プロフィール&コメント>■池村碧彩(いけむら あおい)製作:東宝 (C)遠藤達哉/集英社【プロフィール】2016年5月10日生まれ、東京都出身。2019年より活動を始め、テレビCM、カタログモデル、WEB広告など数多くに出演。2021年放送のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で、ヒロイン百音の幼少期を演じて話題となる。ミュージカル『SPY×FAMILY』が初舞台となる。特技は、でんぐり返り、歌、変顔。【コメント】「ニコニコがかわいいアーニャだな」「踊りが上手なアーニャだな」と思ってもらえるように一生懸命頑張りたいです。見てくれるたくさんのお客さんも同じくらいニコニコな気持ちになるようなアーニャになりたいです。がんばるぞー!オー!!■井澤美遥(いざわ みはる)製作:東宝 (C)遠藤達哉/集英社【プロフィール】2016年12月17日生まれ、東京都出身。2020年より歌・ジャズダンスのレッスンを始め、2021年に『エーデルワイスの歌』のグレーテル役で初舞台。2021年『くまのがっこうミニコンサート』、2022年『巴里の猫たち』などで着実に経験を積む。特技は、歌、ピアノ、ジャズダンス。【コメント】ミュージカルが大好きなので、観に来てくれたみなさんにもミュージカルのわくわくを感じてもらって、にこにこ笑顔になってもらいたいです。みなさんの心に残る、かわいくておもしろいアーニャになれるように一生懸命がんばります!■福地美晴(ふくち みはる)製作:東宝 (C)遠藤達哉/集英社【プロフィール】2015年3月31日生まれ、大阪府出身。2019年からジャズダンスのレッスンを始める。2021年、初めてミュージカル『ロミオ&ジュリエット』を観劇してから、自分も舞台に立ってみたいという思いを抱き、今回、『SPY×FAMILY』のオーディションに人生で初めて応募し、見事に大役を射止める。特技は、ジャズダンス、歴史。【コメント】アーニャ役の福地美晴です。オーディションで選んで頂いた時は驚きと嬉しさでいっぱいになりました。アーニャとして舞台に立てることにワクワクしています。観に来て頂いた方々にスパイファミリーの世界を楽しんで頂けるように一生懸命頑張ります。よろしくお願いします。■増田梨沙(ますだ りさ)製作:東宝 (C)遠藤達哉/集英社【プロフィール】2013年10月22日生まれ、東京都出身。2018年より活動を始める。2019年よりNHK Eテレ『みいつけた!』のスイちゃん役でレギュラー出演中。『みいつけた!ステージでショー!』で舞台は経験済みだが、ミュージカル作品は『SPY×FAMILY』が初出演となる。特技は、バレエ、ヒップホップダンス、歌。【コメント】私はカリカリベーコンが好きなところや性格がアーニャと似ているなと思いました。アーニャ役をやってみたいと思い歌などたくさん練習しました。合格の連絡がきた時には家族でハンバーグを食べていて皆でひゃ~っ!と喜びました。可愛くてお茶目なアーニャを皆さんに見て頂けたらとても嬉しいです。<公演情報>ミュージカル『SPY×FAMILY』ミュージカル『SPY×FAMILY』扮装メインビジュアル製作:東宝 (C)遠藤達哉/集英社原作:遠藤達哉(集英社『少年ジャンプ+』連載)脚本・作詞・演出:G2作曲・編曲・音楽監督:かみむら周平【出演者】ロイド・フォージャー(凄腕スパイ:コードネーム〈黄昏(たそがれ)〉:森崎ウィン / 鈴木拡樹 ※Wキャストヨル・フォージャー(殺し屋:コードネーム〈いばら姫〉):唯月ふうか / 佐々木美玲(日向坂46) ※Wキャストアーニャ・フォージャー(<黄昏>の養女:テレパシー能力の持ち主):池村碧彩 / 井澤美遥 / 福地美晴 / 増田梨沙 ※交互出演ユーリ・ブライア(姉のヨルを溺愛する、東国の秘密警察):岡宮来夢 / 瀧澤翼(円神) ※Wキャストフィオナ・フロスト(〈黄昏〉の後輩スパイ、コードネーム〈夜帷(とばり)〉):山口乃々華フランキー・フランクリン(〈黄昏〉に協力する情報屋):木内健人ヘンリー・ヘンダーソン(アーニャが入学を目指す名門イーデン校の教諭):鈴木壮麻シルヴィア・シャーウッド(〈鋼鉄の淑女〉の異名を持つ〈黄昏〉の上官):朝夏まなとドミニクほか:楢木和也新井海人、大津裕哉、小倉優佳、鎌田誠樹、栗山絵美、桑原柊、柴田実奈島田彩、丹宗立峰、堤梨菜、LEI’OH、般若愛実、福田えり、深掘景介藤岡義樹、湊陽奈、宮野怜雄奈、武者真由、元榮菜摘、山野靖博、ユーリック武蔵【公演日程】■帝国劇場:2023年3月8日(水)~29日(水)チケット料金(税込)S席15,000円、A席10,000円、B席5,000円チケット一般発売日:12月24日(土)お問い合わせ:東宝テレザーブTEL:03-3201-7777【全国ツアー公演】■兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール:2023年4月11日(火)~16日(日)チケット料金(税込)S席15,000円、A席10,000円、B席5,500円、C席3,500円チケット一般発売日:2023年2月11日(土)お問い合わせ:梅田芸術劇場TEL:06-6377-3800■博多座:2023年5月3日(水)~21日(日)チケット料金(税込)A席15,000円、B席10,000円、C席5,500円チケット一般発売日:2023年3月11日(土)お問い合わせ:博多座TEL:092-263-5555チケット購入リンク:ミュージカル『SPY×FAMILY』プロモーション映像関連リンクミュージカル『SPY×FAMILY』公式サイト:ミュージカル『SPY×FAMILY』公式Twitter:「SPY×FAMILY」集英社公式サイト:アニメ「SPY×FAMILY」公式サイト:
2022年12月14日2023年5月に上演されるミュージカル『ファインディング・ネバーランド』の子役キャストとツアー公演の詳細が発表された。本作は、アラン・ニーによる戯曲『The Man Who Was Peter Pan』と、ジョニー・デップ主演で2004年(日本では2005年)に公開された同タイトルの映画(邦題『ネバーランド』)を元に創られたミュージカル作品。2015年にブロードウェイで開幕し、 多数メディアから「何年も心に残るであろう必見の舞台」と絶賛された人気作だ。今回は注目の演出家・小山ゆうなによる新演出版での上演となる。子役キャストは、ジョージ役に越永健太郎、ポピエルマレック健太朗、ジャック役に生出真太郎、豊田侑泉、ピーター役に小野桜介、長谷川悠大、マイケル役に奥田奏太、谷慶人がそれぞれWキャストとして出演。子役の出演スケジュールは後日発表される。ツアー公演は、大阪公演が2023年6月9日(金)~12日(月) 梅田芸術劇場メインホール、久留米公演が6月17日(土)・18日(日) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール、富山公演が、6月24日(土)・25日(日) オーバード・ホール、名古屋公演が6月30日(金)・7月1日(土) 愛知県芸術劇場 大ホールにて上演される。なお、東京公演のチケット最速抽選先行は1月21日(土) より開始される。また、12月14日(水) 18時30分より放送されるフジテレビ『FNS歌謡祭 第2夜』にて、山崎育三郎が『ファインディング・ネバーランド』の劇中歌「♪NEVERLAND」を初披露することが決定した。<番組情報>フジテレビ『FNS歌謡祭 第2夜』2022年12月14日(水) 18:30~詳細はこちら:<公演情報>ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』【キャスト】ジェームズ・バリ:山崎育三郎シルヴィア・デイヴィス:濱田めぐみフック船長/チャールズ・フローマン:武田真治メアリー・バリ:夢咲ねねデュ・モーリエ夫人:杜けあきキャナン卿:遠山裕介クローマー:廣川三憲ヘンショー:星 智也家塚敦子/石川 剛/伊藤かの子/榎本成志/大久保芽依/工藤 彩/塩川ちひろ/永松 樹/福島玖宇也/MAOTO/ルイス魅麗セーラ(50音順)ジョージ:越永健太郎/ポピエルマレック健太朗(Wキャスト)ジャック:生出真太郎/豊田侑泉(Wキャスト)ピーター:小野桜介/長谷川悠大(Wキャスト)マイケル:奥田奏太/谷慶人(Wキャスト)※子役の出演スケジュールは後日発表【スタッフ】原作:デヴィッド・マギー脚本によるミラマックス映画作品 / アラン・ニーによる戯曲『The Man Who Was Peter Pan』台本:ジェームズ・グラハム作曲・作詞:ゲイリー・バーロウ&エリオット・ケネディ演出:小山ゆうな【東京公演】期間:2023年5月15日(月)~6月5日(月)■チケット料金(全席指定・税込)S席:14,000円A席:8,000円Yシート:2,000円 ※20歳以下対象・当日引換券・要証明書・10月24日より枚数限定販売■チケット発売スケジュール・ホリプロステージプレミアム会員抽選先行:2023年1月21日(土) 12:00~1月29日(日) 23:59先着先行:2023年2月11日(土) 9:00~2月20日(月) 23:59・ホリプロステージ無料会員先着先行:2023年2月11日(土) 12:00~2月20日(月) 23:59・一般発売:2月22日(水) 11:00・ Yシート(20歳以下限定):2023年2月27日(月) 17:00~3月5日(日) 23:59※A席の販売は一般発売からとなります。(ホリプロステージ貸切公演を除く)※未就学児入場不可。※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。※やむを得ない事情により、 出演者並びにスケジュールが変更になる可能性がございます。※公演中止の場合を除き、 払い戻し、 他公演へのお振替はいたしかねます。 ご了承のうえ、 お申込みください。【大阪公演】期間:2023年6月9日(金)~12日(月)6月9日(金) 18:006月10日(土) 12:30 / 17:306月11日(日) 12:306月12日(月) 13:00会場:梅田芸術劇場メインホール問合せ:梅田芸術劇場06-6377-3800(10:00~18:00)【久留米公演】期間:2023年6月17日(土)・18日(日)6月17日(土) 12:30 / 17:306月18日(日) 12:30会場:久留米シティプラザ ザ・グランドホール問合せ:インプレサリオinfo@impresario-ent.co.jp(Mailto:info@impresario-ent.co.jp)【富山公演】期間:2023年6月24日(土)・25日(日)6月24日(土) 12:306月25日(日) 12:30会場:オーバード・ホール【名古屋公演】期間:2023年6月30日(金)・7月1日(土)会場:愛知県芸術劇場 大ホール※公演時間は後日発表『ファインディング・ネバーランド』PV公式HP:公式Twitter:
2022年12月12日俳優の間宮祥太朗、子役の小野井奈々が出演する、ロッテ「クーリッシュ バニラ」の新CM「ぬくぬく〜りっしゅ」編が18日より放送される。新CMは、外では雪が舞うなか、間宮と小野井が家のこたつに入り体が火照るまでじっと待つシーンからスタート。「今です!」と小野井の合図があり、冷蔵庫まで走り出す二人。その後、「いきかえる〜!」と言い、「クーリッシュ バニラ」をおいしそうに飲む姿が描かれる。間宮と小野井にとって、3回目の共演となる今回の撮影。小学生になった小野井の成⻑ぶりに驚く間宮だったが、撮影の途中で一緒に遊んだり、あやとりを楽しむ二人の姿は今までと変わらず。少し年の差がある兄妹のような仲の良さがうかがえた。○■間宮祥太朗、小野井奈々インタビュー――撮影の感想を教えてください。小野井:楽しかったです! いっぱい「クーリッシュ」も飲みました。間宮:(奈々が)全然人見知りしなかったですね。あやとりも教えてくれました。撮影中、「なんか間宮さん面白い。なぜなのかは分からないけど」って言われましたし、監督が「お兄ちゃん(間宮さん)のほうを見るんだよ」って指示したら、「大人は“間宮さん”って呼ぶんでしょ。私は”祥太朗さん”って呼ぶけど」って(笑)。動物の知識もすごく増えていて、すごい色々と喋って楽しんでいました!――今回は「こたつ」での撮影が多くありました。お二人は、こたつで過ごした経験はありますか?間宮:過ごしたことはありますが、実家にはなかったので宿とかですね。やっぱり気持ち良いです。家にも置きたいなと何度か思ったことはありますが、なかなか踏み切れずにいます。小野井:今、家にあります! でも、こたつの足の部品が壊れていて。壊れてるけど、まだ使ってます。こたつは大好きです!間宮:(現場に来ていた、奈々ちゃんのお母さんを探しながら)お母さん、直して〜!(笑)――小野井さんの「今です!」という合図が出るまで我慢する二人の様子が印象的でした。日頃から我慢強いほうですか?間宮:我慢強いほうだとは思いますね。さっきも撮影の空き時間に、メイクさんにマッサージしてもらったんですけど、結構な強さで。たぶんこんなに強く押す人があまりいないのではと思うくらい、強いです(笑)。あと、お味噌汁とかも、とにかく熱いほうが良いですね。奈々は? 我慢強い?小野井:我慢強くない!間宮:あはは、即答! 我慢強くないか? たしかに、いつも我慢できなくて撮影中も「クーリッシュ」飲んじゃうものね(笑)。○■間宮祥太朗インタビュー――今回、冬ならではのおいしさを表現した「クーリッシュ」のTVCMとなりました。「こたつでクーリッシュ」のように、冬だからこそ楽しみにしている行事や趣味などはありますでしょうか?冬だからこそ、キャンプとか温泉ですね。雪の景色の中に入りたい思いが結構強くあります。(自然が多いところは)空気も澄んでいて、おいしく感じますね。小さい頃から自然と動物がすごく好きだったというベースが自分のなかにあったからこそ、自然の中に入りたいんだと思います。――冬だからこそ、つい気持ちが「いきかえる〜!」ようなシチュエーションがあれば教えてください。灯油ストーブを買ったんです。これで、とてもいきかえっています。(他の)暖房を使わなくなりましたし、灯油ストーブならではの暖かさがすごく良いなと思っています。キャンプでも使えますし、家にはリビング用と寝室用に1台ずつあるのですが、(使用しても)部屋内で乾燥があまりしないのですごく良いですね。鍋に水を入れて(灯油ストーブの上に)置いておくだけで加湿もできるので、すごく便利ですよ(笑)。――品質を変えて「濃いめ」になっている、冬のクーリッシュ。間宮さん自身は、これから変わっていきたいところ、最近変わったことなど、ご自身で感じられることはありますか?釣りをはじめました。小さい頃は父とフライフィッシングをしていたんですが、最近なかなか行けていなかったので、今年からバス釣りを趣味にしたいなと思っています。川や湖、ダムなど行って釣りたいですね!――通常商品の「クーリッシュ バニラ」と冬限定の新商品「クーリッシュ バニラ」を飲み比べていただき、その味の感想を教えてください。やっぱりおいしいですね。僕が好きな、いつものクーリッシュです。パッケージも変わっているんですね。雪の結晶が入っていて。(試飲して)……あ、思ったより違います! 些細な違いかなと思っていましたが、濃いめということがよく分かります。冬にはやっぱり、濃いめが合いますね。――ご覧の皆さんにメッセージをお願いします。ご覧の皆さん、間宮祥太朗です。この度の「クーリッシュ」のTVCM、見ていただけましたでしょうか。今回は、前回のTVCM撮影から期間がそこまで空かなかったので、奈々が(自分に)ちょっと緊張することもなく(笑)、(撮影の)最初から現場が温まった状態だったのですごく面白かったです。また先ほど飲ませていただいた冬季限定の「クーリッシュ バニラ」を、ぜひこたつに入って温まりながら味わってもらえればと思います。間宮も奈々も、新しく出た「クーリッシュ バニラ」もよろしくお願いします!
2022年10月18日子役の川原瑛都が5日、都内で行われたディズニー実写映画『ピノキオ』の配信直前イベントに登壇した。ディズニーを象徴する名曲「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」を生んだ名作アニメーション『ピノキオ』を実写映画化した本作は、9月8日よりDisney+(ディズニープラス)独占で日米同時配信される。イベントには、日本語吹き替えを務めたピノキオ役の川原瑛都、ジミニー・クリケット役の山本耕史、ブルー・フェアリー役の妃海風、正直ジョン役の村田秀亮が登壇した。川原は、一歩踏み出して叶えたい願いを聞かれると、「僕、趣味が読書なんですけど、いろんな本を読んでいたら自分でもお話を考えて書いてみたいって思ったんです。でもちょっと考えてみたけれど、これって本当に面白いのかなって自信がなかったので今まで書いたことがなかったんです。なので一歩踏み出して書いてみたいです」と執筆に意欲。村田は「素晴らしいですね。9歳ですか」と感嘆していた。イベントでは、名曲「星に願いを」を4人で生歌唱。川原は「すっごいメロディーも素敵で楽しかったです。僕、前から素敵な曲だなって思っていたんですけど、今回改めて歌ってみて、寂しいなって思っている人に寄り添ってくれる素敵な歌だなって感じました」と語った。
2022年09月05日俳優の間宮祥太朗と6歳の子役“ななちゃん”こと小野井奈々が出演する、ロッテ・クーリッシュの新CM「ミッションインクーリッシュ」編が、28日より放送される。新CMでは、暑い夏の日に家の中で仕事を頑張る間宮に、サングラスをかけたななちゃんが「ターゲットは頑張りすぎています。ただちに補給が必要です」と登場。同商品を間宮に届けるべく、元気を補給する“ミッション”に挑む様子が描かれている。2人は昨年に引き続きの出演となり、間宮がななちゃんを抱っこしながら現場入り。撮影の合間も寄り添っていた間宮は、2人のシーンで監督からOKが出ると歩み寄り、ななちゃんとハイタッチする場面も見られた。■間宮祥太朗&小野井奈々インタビュー――撮影を終えていかがですか?小野井:楽しかったけど、(撮影がうまく進行して)クーリッシュがあんまり飲めなくて、ちょっとだけ悲しかった。間宮:前作ではいっぱい飲んだもんね。(スタッフに向かって)今日奈々は、100個飲むことを目指していたんです。何個飲んだか覚えてる? 5、6個くらいかな……?小野井:覚えてない!間宮:(目標には)足りなかったけど、撮影スタッフに渡されるとすぐさま口にしていましたね。覚えていないぐらいは飲んでいるはずです(笑)。――前回の撮影から約1年経ちましたが、奈々ちゃんの成長を感じましたか?間宮:それはもちろんありましたね。1年前と比べて成長を感じました。でもちょっと久しぶりだから、最初の方は人見知りしてたよね(笑)。でも人見知りは成長すればするほどするものだから、前回よりも大人になっている感じはすごくしました。そうだ、小学校に入学するんだよね! (撮影日の)3、4日後に入学式と聞いているけれど……緊張はしてる?小野井:(きっぱりと)してない!間宮:そりゃそうだよね。このような撮影現場に慣れていたら、緊張しないよね(笑)。――奈々ちゃんにとって、間宮さんはどんな人ですか?間宮:奈々にとって、祥太朗さんはどんな人?小野井:(答えに困る様子)間宮:(この空気)気まずいって(笑)どんな人だと思う……?小野井:……クーリッシュの人!間宮:クーリッシュの人!! あはは、そりゃそうだよね! そうだよ間違ってない!――奈々ちゃんから、俳優の先輩にあたる間宮さんに聞いてみたいことはありますか?間宮:俺に聞きたいことある……?小野井:祥太朗さんみたいにドラマに出るにはどうすればよいの?間宮:すごく(俳優業の)真髄に迫る質問ですね(笑)。俺もね、最初は全然出られていなかったけれど、自分のイメージや印象を覚えてもらえる人になろうと思った。そうすると、オーディションで覚えてもらえるから。その時にはドラマに出れなくても、次の機会で呼んでもらえたりするから、とにかく覚えてもらおうとしたよ。あと、奈々自身が楽しんでいる時が一番良い顔をしているから、どんどん楽しもうとすることが重要だと思うよ。ちゃんとしなきゃって大人たちはたぶん言うと思うけど……(笑)。(照れるようににっこり笑う奈々ちゃんを見て)ほら、その顔が一番かわいい!――間宮さんは、奈々ちゃんからどんな一言をかけられると元気が出ますか?間宮:祥太朗さんと呼ばれるの、すごく良いですよね。元気が出ます。さっき一人での撮影に入る前に「行ってきます!」と言ったら「行ってらっしゃい!」って返してくれたんです。すごく、ぐっときましたね。嬉しかったです。
2022年06月21日1975年公開の映画『ジョーズ』で端役を務めた子役が、同作の撮影が行われた街に“凱旋”する。米マサチューセッツ州デュークス郡にある島、マーサズ・ヴィニヤード。その北東に位置する街オーク・ブラフスの警察署長に、ジョナサン・サール氏が就任することになったと、地元紙のVineyard Gazetteが報じた。マーサズ・ヴィニヤードは『ジョーズ』の撮影が行われた島として知られ、サール氏は子役として同作に出演していた。サール氏はマーサズ・ヴィニヤード出身。幼少時、『ジョーズ』で段ボールのヒレを使ってサメのふりをし、架空の街アミティの住民を騙す子どもを演じた。一緒に出演していたのは実の兄だという。出演後は、’85年からオーク・ブラフス警察署に勤めている。NBCフィラデルフィアによると、2008年に「サメが出た」と嘘をついた男が逮捕され、その後治安紊乱罪で起訴された事件にも、サール氏は関わっていたという。
2022年05月25日A24製作『カモン カモン』より、出演の子役ウディ・ノーマンの魅力やオーディション秘話について語るホアキン・フェニックスとマイク・ミルズ監督のコメントが到着した。本作は、突如共同生活をすることになった甥っ子とラジオジャーナリストのかけがえのない体験を描く感動作。社会現象を巻き起こした大ヒット作『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックスが主演し、『人生はビギナーズ』などのマイク・ミルズが監督を務めた。本作で注目されるのが、甥っ子ジェシー役を演じた子役ウディ・ノーマン。2009年生まれの13歳。2015年、TVドラマ「法医学捜査班 silent witness シーズン18」にて俳優デビューし、主演のベネディクト・カンバーバッチの息子役を演じた『エジソンズ・ゲーム』(17/アルフォンソ・ゴメス=レホン監督)など話題作に出演。本作では、圧巻の演技力と存在感で英国アカデミー賞助演男優賞にノミネートを果たしたほか、ロンドン映画批評家協会の若手イギリス/アイルランド人俳優賞受賞、ワシントンDC映画批評家協会賞でベスト・ユース演技賞を受賞するなど数々の映画祭を席巻した。『天才スピヴェット』のカイル・キャトレットや『ルーム』のジェイコブ・トレンブレイ、『gifted/ギフテッド』のマッケナ・グレイスに次ぐ天才子役として、ネクストブレイクが期待されている注目の逸材だ。ジェシーは、ホアキン演じる主人公ジョニーのバディとも言える役どころで、物語の中心となる存在。ジェシー役の役者を探すのは至難の業だったそうで、ミルズ監督は「魅力的でキュートで遊び心があるだけでなく、複雑な陰影を漂わせている子を求めていたんだ」とふり返る。「ホアキンとも、ずば抜けた役者で、この子しかいないと100パーセント確信が持てない場合は、撮るのをやめようと決めていた」といかに、ジェシー役のキャスティングが重要だったことが分かる。そんな作品を左右する難役を、数多のライバルがいる中、見事オーディションで勝ち取ったウディ。オーディションで脚本には書かれていないことをアドリブで演じてみせたウディに、「衝撃的に感動」したホアキンとミルズ監督は彼に即決。さらにホアキンを驚かせたのは、イギリス人のウディがアメリカ英語を完全マスターしていたということ。「アメリカ英語のアクセントがあまりに説得力があるから、僕は彼がイギリス人だと知って本当に驚いたんだ」と明かす。ミルズ監督も「この子しかいないというのは明らかだったね」と断言。「映画の神様に助けられたと思った」とまで言わしめている。撮影を経たホアキンは、ウディについて「社交的で、非常に頭がよく、とんでもなく面白い子供だ」とふり返り、続けて「それでいて、舌を巻くようなアドリブを繰り出すんだよ。それもパーソナルで心地がいい、そしてその役柄の人生を象徴するようなものをね」と絶賛。映画の中では突拍子もない言動で叔父を振り回す役どころを演じたウディだったが、演技の面ではホアキンにとって「彼が目標を示してくれて、色々な意味で僕のガイドになってくれた」という。ホアキンとウディの相性の良さは、「ウディとホアキンは強い絆で結ばれていた。彼ら自身の本当の関係と親密さがリアルタイムで展開されているのが分かった。それは見せかけじゃない」とミルズ監督のお墨付き。「“子供との仕事はどうですか?”とよく聞かれるけど、“子供ってホアキンのこと?”って感じだね(笑)」と冗談交じりに語っている。本作で繰り広げられる2人の親密な掛け合いに注目したい。ティモシー・シャラメに憧れているというウディ。次回作の公開も控えており、今後の目標について訊かれると「これからも役者として活躍して、いつかは素敵な家にも住みたい。役者として限界まで挑み、やめなければいけない時がくるまで続けたい。いずれ監督にもチャレンジしたい」と即答、その明確なビジョンからは聡明さがうかがえる。好きな日本のカルチャーを尋ねたところ、「好きなアーティストのジャケットを手掛けてる村上隆かな」と朗らかに答えた。これからの活躍が見逃せない早熟の天才子役ウディ・ノーマン、本作での熱演に注目だ。『カモン カモン』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2022年03月17日子役として活躍していた女優の美山加恋が30日、東京国際フォーラムで行われた「第34回東京国際映画祭」(TIFF)レッドカーペットに登場した。ジャパニーズ・アニメーション部門に選出された『フラ・フラダンス』(12月3日公開)で声優を務める美山。共演の富田望生、水島精二監督とともに登場した。福島県いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称・フラガール。本作は、フラガールの新入社員・夏凪日羽(なつなぎ・ひわ)と同期の仲間たち、彼女たちを取り巻く人々との絆を描くオリジナルアニメで、主人公の夏凪日羽を福原遥が演じるほか、山田裕貴、ディーン・フジオカらも声優として参加している。美山が演じるのは、日羽の同期となる新人フラガールで実力のある鎌倉環奈。自身もフラダンスを特技とする美山は「どの国の方にも言葉がなくとも伝わるものがたくさん詰まっているダンス。この映画も、どの国の方に見ていただいても楽しめる作品になっていると思います」と語った。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。2004年から六本木をメイン会場に開催してきたが、今年から日比谷・有楽町・銀座地区に移し、10月30日から11月8日まで開催する。コンペティション部門は、113の国と地域、1,533本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは松居大悟監督による『ちょっと思い出しただけ』と野原位監督による『三度目の、正直』の2作品が選出されている。撮影:蔦野裕
2021年10月30日パントマイムの神様と言われたマルセル・マルソーの実体験に基づく物語『沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~』より、公開に先駆けて今回、子役&往年の名優の熱演を捉えた、本編冒頭映像をシネマカフェが独占入手した。2007年に84歳で亡くなるまで、世界中の俳優やミュージシャン、ダンサーたちに影響を与えたマルセル。本作は、第二次大戦中、ナチと協力関係にあったフランス政権に立ち向かうべく、レジスタンス運動に身を投じていた、これまで語られてこなかった彼の実体験が明らかになる。その後の展開を支える重要なスタートラインとなる物語の導入部分。本作では、静から動へと移行するサスペンスフルなストーリーを見せながら、時間軸をジャンプさせて厳粛なムードへと突入。冒頭映像は、作品全体の完成度を期待させる至極のオープニングシーンだ。ユダヤ人差別が激化するナチ政権下のドイツ・ミュンヘン。ユダヤ人のエルスベート(ベラ・ラムジー)は、「(私たちは)なぜ憎まれてるの?」と父親に尋ねると、「ヒトラーが言っている。“失業が多いのはユダヤ人のせいだ” 皆それを信じている」と語りかける。そして眠りに就こうとしたエルスベートだったが、ナチの突撃隊がやって来て、平穏な家庭の幸せを切り裂いていく…。そんな表情のみでこの切迫感を伝えるエルスベート役のベラ・ラムジーは、「ミルドレッドの魔女学校」や「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演した名子役。エルスベートがどのようにマルセルと出会い、物語を動かしていくのか注目だ。一方、1945年のドイツ・ニュルンベルクにあるナチ党党大会跡地では、エド・ハリス扮するアメリカ陸軍大将ジョージ・S・パットンがジープで颯爽と登場。パットン将軍は、打倒ナチスドイツを成し遂げた連合軍兵士を前に、「勇敢さの定義が恐怖を知らぬことなら、勇敢な人間などいない。物語の主人公はかけがえのない市民の一人だ。諸君のあらゆる犠牲と英雄的行為は彼らのためにあった」などと演説。一体、その“物語の主人公”とは誰を指すのか?その後のストーリー展開がより気になる映像となっている。『沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~』は8月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~ 2021年8月27日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2019 Resistance Pictures Limited.
2021年08月08日フィギュアスケート選手、俳優、タレントとマルチな活躍を見せる、本田望結さん。当時6歳で出演したテレビドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で、一躍、人気子役の仲間入りを果たしました。そんな本田さんも、2021年6月1日で17歳に。誕生日当日、『美人3姉妹』とたびたび話題になる、姉・真凛さんと妹・紗来さんらとの3ショットを公開しました。17歳になり、すっかり大人びた現在の本田さんの姿に「もう大人だ…!」「かわいすぎる」と、大きな反響を呼んでいます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 本田望結(@miyu_honda_official)がシェアした投稿 カメラに向かって、さまざまな表情を見せる本田さん。まだ17歳ということもあり、あどけなさは感じるものの、どこか大人びた雰囲気もただよわせています。【ネットの声】・もう17歳だと…!?時の流れの早さに驚く。・子役時代に比べると、すっかり大人の女性ですね!・相変わらず、かわいい!また、誕生日当日にシングル『サクラクライ』で歌手デビューを果たすことも分かった本田さん。フィギュアスケート選手、俳優、さらに歌手と今後も多方面に活躍する本田さんから、目が離せません![文・構成/grape編集部]
2021年06月06日「こんなに大きくなって…!」『リクナビNEXT』のCMに出演している俳優の鈴木福さんに、そんな親目線にも似た声が上がっています。鈴木福、子役時代からグッと成長した姿に驚きの声テレビドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)への出演を機に、子役として知名度を上げた鈴木さん。『福くん』の愛称でも親しまれ、同ドラマで共演した芦田愛菜さんとともに、バラエティ番組に引っ張りだこな存在でした。そんな鈴木さんも、2021年で16歳。すっかり成長した現在の姿をCM内で披露し、子役時代を知る人たちからは驚きの声が上がっています。ジャケットを羽織り、オフィスカジュアルなファッションに身を包んだ鈴木さんに、『マルモのおきて』に出演していた当時の幼さはありません。16歳ながら、新社会人を思わせる大人びた雰囲気を放つ鈴木さんに、「これは『福さん』と呼ばなければ」なんて声も寄せられたほど。・福くんが、一気にお兄ちゃんになったように見えた!・いつの間に、就職とか転職とかの話をする年齢になったんだ!そりゃ、『鈴木福さん』っていわないといけなくなるな。・子役の福くんが、すっかり大人っぽくなっていて、歳をとるわけだわとしみじみ。鈴木さんにとって、久々のメディア出演であれば、子役時代からの成長ぶりに、ここまで驚きの声が上がるのも納得できます。しかし、鈴木さんは『マルモのおきて』放送終了後も、コンスタントにテレビ番組に出演しており、そこまで現在の姿にギャップを覚えることはないはずでしょう。それでも、「こんなに大きくなって!」といった声が上がるのは、多くの人にとって、鈴木さんのイメージが子役時代でとまっていることの証明なのかもしれません。今後、さらに俳優として成長していくであろう鈴木さんから目が離せませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月10日映画『ドクター・ドリトル』より、Blu-ray&DVDのリリースを記念して、ロバート・ダウニー・Jrが子役にレッスンする様子を映した特典映像「ロバートとハリーの師弟関係」の一部が公開された。映像でロバートが演技指導しているのは、ロバート扮するドリトル先生の助手スタビンズを演じたハリー・コレット。なかなかカメラに照準を合わせられないハリーが謝ると、ロバートがすかさず「君の謝罪は聞き飽きた(笑)」とジョークでフォローしたり、「何度も繰り返してうまくなる、サーフィンと同じさ」と繰り返し練習することの大切さを説いているかと思えば、「よく知らないけど!(笑)」と真剣さとユーモアを交えたアドバイスをしたり。また、今作では全く使用するシーンがないのに、ハリーになぜか格闘技を伝授するロバートの姿も。ハリーの上達ぶりには「筋がいい!あとで鼻を折られるかも!(笑)」と冗談を言いつつ、ハリー自身も「どこかで役に立つかも!」と笑顔で話しており、和やかな撮影の様子を覗くことができる。『ドクター・ドリトル』Blu-ray&DVDは11月20日(金)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・ドリトル(2020) 2020年6月19日より全国にて公開© 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
2020年11月18日女優として活躍している小芝風花(こしば・ふうか)さん。デビュー当初から、圧倒的なかわいさはもちろん、高い演技力で注目されていました。そんな小芝風花さんの子役時代と現在の写真を比べてみました!小芝風花の子役時代が「かわいすぎる…」小芝風花さんは2011年に、女優の武井咲(たけい・えみ)さんの妹キャラを発掘するために行われたオーディション『ガールズオーディション2011』に参加。見事グランプリを獲得し、14歳の時に、芸能界デビューを果たします。その時の小芝風花さんの姿がこちらです!小芝風花(右)と武井咲(左) 2011年まだ、あどけなさが残るビジュアルが、とってもかわいらしいですね。少し緊張した笑顔にも初々しさを感じます。2012年には、武井咲さん主演のドラマ『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビュー。同作で武井咲さんの妹役を演じ、「あのかわいい子は誰!?」と話題になりました。その当時の小芝風花さんがこちらです!小芝風花 2012年この時、都内にある『日枝神社』で七五三広報大使の任命式に出席していた小芝風花さん。デビューを決めたオーディションの時と比べ、顔つきがグッと大人っぽくなった印象です。以降も数々のドラマや映画に出演。2014年の公開の実写映画『魔女の宅急便』をはじめ、2019年1月に放送されたドラマ『トクサツガガガ』(NHK)、2020年放送のドラマ『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)などの作品で主演を務め、演技力の高さも注目されています。小芝風花の現在は?インスタでチェック!小芝風花さんはインスタグラムを利用しており、撮影オフショットやかわいさあふれる自撮りを投稿しています。ファンはそんな小芝風花さんを見て、「日に日にきれいになっている!」「美女感、ハンパない」とメロメロに。子役時代と比べ、さらに美しく進化した小芝風花さんの写真は要チェックです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 小芝風花 (@fuka_koshiba_official)がシェアした投稿 - 2020年10月月15日午前5時53分PDT この投稿をInstagramで見る お知らせです 現在発売中の 「CanCam 11月号」に掲載して頂いております☺︎ ぜひお手に取って下さい(。・・。) #cancam 小芝風花 (@fuka_koshiba_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月23日午後6時09分PDT この投稿をInstagramで見る お知らせです 本日、9月21日(月) NHK Eテレ 19:25〜19:55 「いつもと違う夏 17音にのせて〜俳句甲子園2020〜」でナレーションを務めさせて頂きました☺︎ ぜひご覧ください(。・・。) #Eテレ #俳句甲子園 小芝風花 (@fuka_koshiba_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月20日午後7時54分PDT この投稿をInstagramで見る お知らせです 今夜、9月13日(日) TBS 20:00〜 「バナナマンのせっかくグルメ!!」に出演させて頂きます☺︎ ぜひご覧ください(。・・。) #バナナマンのせっかくグルメ 小芝風花 (@fuka_koshiba_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月12日午後6時35分PDT人々を元気づける明るい笑顔は昔のままな小芝風花さん。これからも若手女優の代表格として、活躍し続けてほしいと思います!小芝風花は朝ドラや実写『魔女の宅急便』で人気に!私服がかわいいと評判[文・構成/grape編集部]
2020年10月21日2020年9月18日、トーク番組『A-Studio+』(TBS系)に俳優の伊藤沙莉さんがゲストとして出演。子役出身の伊藤さんは9歳という若さでデビューし、2005年に放送されたテレビドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)では、生徒の田中桃役として出演していました。天海祐希が『女王の教室』で、子役だった伊藤沙莉にかけた言葉『女王の教室』に出演していた際、収録時の待機場所で主演の天海祐希さんから呼び出されたことがあるという、伊藤さん。MCの笑福亭鶴瓶さんが笑いながら「めっちゃ怖かったやろ?」と聞くと、伊藤さんは「めっちゃ怖かったです!」と同意しました。クールな顔立ちであり、役者として大先輩の天海さんに個別で呼び出されたら、おびえてしまうのも無理はないでしょう。身構えていた伊藤さんですが、天海さんにかけられた言葉は予想外のものだったといいます。「沙莉ちょっと来て」っていわれて。「はい」って。絶対怒られると思って「なんですか?」って感じで行ったら、「あなたは、なんかこうメインで(カメラに)抜かれるところじゃなくても、必ずしっかり気を抜かずお芝居をしてる」って。「当たり前かもしれないけれど、それができる子は少ない」っていわれて。「この先、何があってもその気持ちを絶対に忘れないで。どっかで誰かが見てるし、絶対誰かが見つけてくれるから、そのままでいて」っていわれて。「それ以上もそれ以下もない、そのままでいて」っていわれて、「分かりました」っていったのがずっと残ってたんで。その後も結構、学園モノが私、多かったので。メインじゃないキャラクターっていうのもめちゃくちゃやってきたんですけど、それだけはずっと忘れないで、やってきた。A-Studio+ーより引用天海さんが発したのは、「自分が主役じゃない時も、気を抜かないでいることを忘れないでいて」という役者としてのアドバイス。きっと天海さんは子役に対しても、同じ1人の役者として見守っていたのでしょう。だからこそ伊藤さんの長所を見抜き、助言したのかもしれません。現に、2020年に伊藤さんが初めて声優として主演を務めたテレビアニメ『映像研には手を出すな!』(NHK)では、音響監督が当時『女王の教室』の伊藤さんを見て「いつかこの子と仕事をしたい」と思っていたそうです。番組を見た多くの人が天海さんと伊藤さんの素敵なエピソードに心打たれ、ネットで拡散されました。・天海さんも、先輩からそういわれたことがあるのかも。素敵な気遣いですね。・宝塚出身の天海さんだからこそ、テレビの現場でもその意識を持っていたのかな。・これぞプロ!伊藤さんも忘れずにいてえらい。立派な役者になったよね。伊藤さんが子役時代からずっと忘れずに心に留めていた、天海さんのメッセージ。きっと今後もその言葉を忘れず、伊藤さんは素敵な役者として活躍することでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年09月19日映画『ハニーボーイ』が、2020年8月7日(金)より全国順次公開される。父とのトラウマを抱える天才子役の成長と苦悩の物語『ハニーボーイ』は、天才子役として活躍する主人公オーティスが、マネージャーを務めるトラブルメーカーの父親とぶつかり合いながらも、周りの人々との出会いを経て成長していく人間ドラマ。若くしてハリウッドのトップスターに躍り出たオーティスは、撮影に忙殺されるストレスの多い日々の中で、アルコールに溺れるようになっていた。2005年のある夜、泥酔して車を運転し事故を起こしたオーティスは、更生施設へ送られる。そこでPTSDの兆候があると診断される。原因を突き止めるために、今までの思い出をノートに書くようにと言われたオーティスは、過去の記憶を辿り始める。真っ先に思い出すのは、父のこと…。次世代のスター、ノア・ジュプ初主演作主演を務めるのは、『ワンダー 君は太陽』『クワイエット・プレイス』シリーズ、『フォード vs フェラーリ』など次々と話題作に出演してきたノア・ジュプだ。本作は、次世代のスターとしての呼び声が高いジュプにとって初の主演作。トラウマを抱えた12歳の天才子役オーティスを、アカデミー賞俳優に劣らぬ圧倒的な存在感で演じきる。また、10年後のオーティスには、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞にノミネートされたルーカス・ヘッジズが抜擢された。トラブルメーカーの父親はシャイア・ラブーフオーティスのマネージャーを務める父・ジェームズは、『トランスフォーマー』シリーズや『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』のシャイア・ラブーフ。心に傷を受けた退役軍人、前科者、元ロデオ道化師、そして短気なアルコール依存症など多くの問題を抱える難しい役どころを、見事に具現化した。なお、シャイアにとって本作が長編映画の脚本家デビュー作。脚本について最初に連絡を取った親友のアルマ・ハレルが監督を務めている。【詳細】ハニーボーイ公開日:2020年8月7日(金)監督:アルマ・ハレル脚本:シャイア・ラブーフ出演:ノア・ジュプ、ルーカス・ヘッジズ、シャイア・ラブーフ配給:ギャガ原題:HONEY BOY
2020年08月10日多くの人に衝撃を与えた、俳優として活躍していた三浦春馬さんの訃報。2020年7月18日に急逝した三浦さんに対し、「あまりにも早すぎる」「もっと三浦さんの活躍を見たかった」といった悲しむ声が相次ぎました。数々の作品に出演し、俳優として高い評価を得ていた三浦さん。警察の調べでは自ら命を絶ったとみられていますが、死因は判明していません。子役・井伊巧、共演した三浦春馬に手書きのメッセージ子役として舞台やドラマなどに出演している、8歳の井伊巧(いい・たくみ)さんが同月25日にTwitterを更新しました。同年3月に上演された、三浦さん主演の舞台『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~』で共演した井伊さん。投稿に「伝えたかった僕の気持ち」とつづり、雲の上に旅立った三浦さんに向けた手書きのメッセージを公開しました。僕は春馬さんの事がずっとずっと大好きです。いつも「おぅ!巧おはよー!」と声をかけてくれた春馬さんのやさしい笑顔が忘れられません。たまに面白いことをして笑わせてくれたこと…たくさんの思い出があります。ぼくは、舞台おけいこの時、ちょっとだけ自信がない事がありました。でも、春馬さんは、そんなぼくのことを気にかけてくれて、だれもいない所で、よく、ほめてくれました。そして、えんぎのアドバイスもしてくれました。だから、ぼくは自信を持って、えんぎをすることができるようになりました。春馬さんが、「また一緒にやろうね」とぼくにいってくれたあの日、あの最後の言葉を思い出すと、今もなみだが止まりません。ぼくはまだ、元気にはなれないけど、いつかきっと春馬さんのように、たくさんの人にあいされる、すてきな俳ゆうになりたいです。春馬さんのことを、ぜったいに忘れません。@takumirose1ーより引用三浦春馬さんへ伝えたかった ぼくの気持ち pic.twitter.com/2rCtMn10ZN — 井伊巧 (@takumirose1) July 25, 2020 手紙の右下に描かれているのは、井伊さんによる自画像と三浦さんの似顔絵。キリッとした表情の三浦さんの隣には、ハートマークが描かれています。自らも子役出身であり、若い頃から芸能界で活躍してきた三浦さん。きっとこれまで役者としていろいろな壁にぶつかり、時には誰かの助けを得ながら乗り越えてきたのでしょう。そんな彼だからこそ、小さい身体で頑張る井伊さんを応援していたのかもしれません。手紙につづられた2人のエピソードからは、三浦さんの温かい人柄が伝わってきます。井伊さんの投稿に多くの人が心打たれ、「巧くんも春馬くんみたいな俳優になれるよ!」「春馬くんに届いてるはず」といったコメントが寄せられました。30歳という若さでこの世を旅立った、三浦さん。しかし、多くの作品や共演者、ファンの心に彼は生き続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年07月26日子役時代から数々のドラマや映画で活躍している田中偉登(たなか・たけと)さん。映画『るろうに剣心』の明神弥彦役をはじめ、ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)や2020年度前期の朝の連続テレビ小説『エール』(NHK)でも注目を集めています。そんな田中偉登さんがドラマ『セトウツミ』(テレビ東京系)に出演していたことやインスタグラム、兄弟のように慕う俳優についてなど、さまざまな情報をご紹介します!田中偉登がドラマ『エール』で存在感を見せる成長ぶりに驚く人も…小さい頃から読者モデルをしていた田中偉登さんは役者に転向後、数々の作品で存在感を発揮。2020年6月現在、『エール』にもレギュラー出演を果たし、窪田正孝さん演じる主人公・古山裕一の実家が営む老舗呉服店『喜多一』の従業員・及川志津雄役を演じています。及川志津雄は大好きな『喜多一』を、「一体、誰が継ぐことになるのか」とやきもき。その可能性のある古山裕一の勝手な行動にいらだつ、シリアスなシーンを迫力満点に演じて話題となりました。これを機にファンになったという人も現れ、同作の公式ツイッターに投稿された笑顔のオフショットには「癒された」という声が寄せられています。喜多一を支える浩二と及川。昨年末に撮影された喜多一のシーンは、シリアスな場面が多くありましたが、前室では和気あいあいと過ごされていました♪ #朝ドラエール #佐久本宝 #田中偉登 pic.twitter.com/78xjDjhkW8 — 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) May 10, 2020 川俣へと出発する裕一を喜多一の一同が見送りました。裕一、がんばれ! #朝ドラエール #窪田正孝 #唐沢寿明 #菊池桃子 #菅原大吉 #清水伸 #田中偉登 pic.twitter.com/PZI9FJqSkH — 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) April 18, 2020 また、子役時代から田中偉登さんを知っている人からは「こんなに大きくなったの!?」と驚きの声も。かっこよく成長した姿にメロメロになっているようです。田中偉登は子役として弥彦役を務めていた田中偉登さんは子役時代、2012年公開の映画『るろうに剣心』に明神弥彦役として出演。撮影は田中偉登さんが小学校5年生の時に行われたといい、同作の注目度の高さもあって、その姿が印象に残っている人も多いようです。7年前の今日、大友啓史監督×佐藤健さん主演『るろうに剣心』公開日!その前年、5年生の夏に撮影でした。5年生の田中偉登はこちら。来年は二十歳成長し続ける田中偉登も引き続きお楽しみに!! @TeamOTOMO @warnerjp #aoao #田中偉登 #るろうに剣心 #弥彦 pic.twitter.com/R2Rz1cvQHd — aoao (@aoao_tt_) August 25, 2019 田中偉登は『相棒』や『セトウツミ』に登場ほかのドラマは?田中偉登さんは、2017年放送のドラマ『相棒 season15』(テレビ朝日系)の第13話『声なき者~籠城』と14話『声なき者~突入』に出演。立てこもり犯の高校生・新堂司役を演じ、物語のキーマンとして注目を集めました。また、2017年放送のドラマ『セトウツミ』(テレビ東京系)の第4話と第6話にも出演。主人公たちに、どうしても顔を覚えてもらえない野球部の馬場役をコミカルに演じています。そんな田中偉登さんがこれまでに出演したドラマはこちらです。田中偉登主な出演ドラマ・『風の峠~銀漢の賦~』(NHK)・『コンデラタロウ』(NHK)・『エール』(NHK)・『覚悟はいいかそこの女子。』(TBS系)・『素敵な選TAXI』(関西テレビ系)・『東京男子図鑑』(関西テレビ系)・『大阪環状線 Part3 ひと駅ごとのスマイル 桃谷駅篇』(関西テレビ系)・『13歳のハローワーク』(テレビ朝日系)・『仮面ライダー鎧武/ガイム 』(テレビ朝日系)・『家政夫のミタゾノ』 (テレビ朝日系)・『相棒 season15』(テレビ朝日系)・『セトウツミ』(テレビ東京系)・『無用庵隠居修行』(BS朝日)・『無用庵隠居修行2』(BS朝日)・『無用庵隠居修行3』(BS朝日)・『まどろみバーメイド』(BSテレ東)田中偉登のインスタ画像がクール!田中偉登さんは2020年1月24日に、20歳になったことを記念して公式インスタグラムを開始。 View this post on Instagram A post shared by 田中 偉登 / Taketo Tanaka (@taketo_tanaka) on Jan 23, 2020 at 7:17am PSTここでは主に、撮影オフショットや自作のイラストを公開しています。また、プライベート感あふれるショットも満載で、ファンを喜ばせています。 View this post on Instagram 皆様、エールは届いていますでしょうか? 朝ドラエール第6週始まりました。 この週を勝手に、 「及川の想い」と名付けて撮影していました。 是非、ご覧ください。 #朝ドラエール @nhk_yell #及川志津雄 #田中偉登 #taketotanaka A post shared by 田中 偉登 / Taketo Tanaka (@taketo_tanaka) on May 3, 2020 at 4:04pm PDT View this post on Instagram 楽しく、早く、簡単に、ミニシアター支援 東京シネマサロンが窓口の寄付型Tシャツ・グッズのチャリティー ※利益は全て寄付金とさせて頂きます。 僕がデザインしたTシャツはこちらです。 様々な人が様々な映画を観にくる事をイメージしてデザインしました。 このTシャツで皆様と一緒にミニシアターを支援できれば嬉しいです! . ▼SHOPページ @save_the_cinema #MiniTheaterAID #SAVEtheCINEMA #東京シネマサロン #下北沢トリウッド #田中偉登 #taketotanaka A post shared by 田中 偉登 / Taketo Tanaka (@taketo_tanaka) on Apr 28, 2020 at 1:10am PDT View this post on Instagram CANADA PLACE I prefer cold weather to hot weather. But Canada is too cold !! #田中偉登 #taketotanaka #Canadaplace #たけ旅話 A post shared by 田中 偉登 / Taketo Tanaka (@taketo_tanaka) on Feb 25, 2020 at 12:46am PST View this post on Instagram 「のぼる小寺さん」に出演させていただきます。 ボルダリング部で小寺の先輩・津田役。 少しチャラい、でもボルダリングに対する愛は皆に負けない強さを持った人物を演じます。 ちなみに人生初、髪を染めました。 ボルダリング部みんな、本気で壁を駆け登っています。小寺も四条も益子も津田も。 お互いに高め合い競い合える仲間でした。 好きなことに一直線な小寺さん。 やりたい事、やってみたい事、 今好きなことがある皆様。 自分の好きなことに一直線に取り組んでみてください。 それが周りの人を動かすエネルギーになり自分を動かす大きなエネルギーになって返ってきます。 そんなことを小寺さんから学びました。 6月8日全国ロードショーです。 公式SNS、30秒予告も解禁されています。 是非チェックしてください! @noboru_kotera #のぼる小寺さん #ボルダリング #津田 #田中偉登 #taketotanaka A post shared by 田中 偉登 / Taketo Tanaka (@taketo_tanaka) on Feb 20, 2020 at 11:44pm PST View this post on Instagram 皆様にチラ見せ。 . #田中偉登 #taketotanaka A post shared by 田中 偉登 / Taketo Tanaka (@taketo_tanaka) on Jan 27, 2020 at 4:10am PST View this post on Instagram #ホンキノタケトカイ 僕が描いたこの落書きに、色を塗ったり、音楽をつけたり、ストーリーを考えたり、または僕の絵から生まれたイメージで料理を作ったり。何でも構いません。 皆様の得意な事や本気で遊べるもの、面白いと思う事を絵に乗せてみてほしいです! 『みんなでホンキの遊びをしよう。』 という企画です。 この落書きを1から仕上げても構いません。 誰かが作った作品に、 自分のアイデアをプラスしても構いません。 #ホンキノタケトカイ をつけてSNSに投稿していただければ僕が見に伺います! 画像の取り込み方や、遊び方のオススメがあれば是非、コメントなどで共有してください! ルールは1つです。 ・皆さんが本気で遊ぶということ 皆様の作品を楽しみにしております! #ホンキノタケトカイ #田中偉登 #taketotanaka A post shared by 田中 偉登 / Taketo Tanaka (@taketo_tanaka) on Apr 29, 2020 at 12:59am PDT田中偉登兄弟のように慕う俳優について語る田中偉登さんは2020年3月8日にインスタグラムを更新し、自身が兄のように慕っている俳優・松波健斗(まつなみ・けんと)さんを紹介しています。 View this post on Instagram カナダで兄のような存在だった役者さんのお話。 カナダでお会いした役者の松波健斗さん 同じ役者として世界を相手に活躍している方に、知らない世界の話をたくさん聞ける貴重な時間を過ごしました。 誰よりも芝居を楽しく語るお方です。 一緒に過ごした時間は半日程ですが、魅力が溢れていて僕も魅せられました。 すごく熱を持った人が世界に溢れていると実感した瞬間でした。 @kento.matsunami #田中偉登 #taketotanaka #松波健斗 さん #たけ旅話 A post shared by 田中 偉登 / Taketo Tanaka (@taketo_tanaka) on Mar 8, 2020 at 12:56am PST松波健斗さんは2014年に渡米し、ロサンゼルスの大学で演劇学部に入学。卒業後は俳優として海外ドラマへの出演や『Amazon Prime』、『Apple』などの有名企業の広告で活躍しています。2人はカナダで出会い、意気投合。一緒にいたのは半日程度だったそうですが、田中偉登さんは松波健斗さんについて「魅力があふれていて僕も魅せられました」とつづり、世界で活躍し続ける先輩との貴重な時間を過ごせたことを感謝しています。いろいろな出会いを糧に、俳優として成長し続けている田中偉登さん。さらなる活躍に期待です!田中偉登プロフィール生年月日:2000年1月24日出身地:大阪府血液型:O型身長:1743所属事務所:aoaoキッズモデルとして活動し、2012年にドラマ『13歳のハローワーク』でデビュー。以降、映画『るろうに剣心』やドラマ『セトウツミ』などの話題作で存在感を示している。2020年には朝の連続テレビ小説『エール』に出演。実力派の若手俳優として今後が期待されている。[文・構成/grape編集部]
2020年06月04日第31回東京国際映画祭で審査員の満場一致で東京グランプリ&最優秀脚本賞のW受賞に輝いた『アマンダと僕』から、本作が演技初経験となる子役イゾール・ミュルトリエのアマンダを演じる姿が確認できる本編映像がシネマカフェに到着した。「人間が立ち直る力を、静かに感動的に祝福している」(ハリウッド・リポーター)、「深く胸を打つ、まさに完璧な映画!」(フィガロ)と世界が賞賛の声を贈っている本作。マスコミ試写会では「人を信じる力を感じた!」「健気な二人の姿に涙が止まらなかった」と感動の波が広がっている。今回解禁された本編映像では、本作が演技初経験となるアマンダ役のイゾール・ミュルトリエが大人顔負けの名演技を見せる。映し出されるのは、親戚宅に預けられるアマンダが叔父のダヴィッドと離れたくないと駄々をこねるシーン。アマンダの思わず抱きしめたくなるような、切なそうにダヴィッドを見つめる表情。なぜこんなにも自然な涙が流せるのか…。奇跡の子役誕生の瞬間が確認できる映像となっている。監督のミカエル・アースは「演技経験のある子にもオーディションをしたのですが、どうにも計算して演じているように見えてしまって気に入らなかったのです。そこで、実際に学校から出てくる一般の子たちを待って探すことにしたら、体育教室の習い事から出てくるイゾールを見つけたのです。声をかけてオーディションに来てもらいました。いわゆる“ワイルドキャスティング”というやつです」と、イゾールがアマンダ役に抜擢されるまでの経緯を明かした。また、ミカエル監督は「彼女は幼い部分と円熟味のある部分と両方持ち合わせており、その時点ですごく役柄とマッチしていると思いました」と彼女について絶賛している。叔父と姪の2人が“家族”になっていく過程を描いた感動の物語。「将来大女優になる予感がする!」「泣きの演技が素晴らしい!ポネットに並ぶ名演技だ」との呼び声も高いイゾールの名演技にも注目してほしい。スクリーンで観るときはハンカチをお忘れなく!『アマンダと僕』は6月22日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アマンダと僕 2019年6月22日よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© 2018 NORD-OUEST FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA
2019年05月29日大人の俳優も顔負けの演技力と存在感で、観る者を映画の世界に引き込む子役たち。幼くしてブレイクし、一躍スターへの階段を駆け上がることも。1月はそんな“ダイヤの原石”のような子役たちの演技が光る作品が連続公開!全員が映画初出演ながら、繊細かつ豊かな表現力で世界中の観客を魅了している。■『マチルド、翼を広げ』フクロウが相棒!表情豊かなリュス・ロドリゲスフランス、パリで情緒不安定な母と2人で暮らす9歳のマチルド。ある日、母が喋るフクロウを連れてきた。マチルドを守護天使のように守るフクロウのおかげもあり、幸せな生活が続くと思われたのもつかの間、母がまた騒ぎを起こしてしまい――。見た目は40代のまま、学生時代にタイムスリップしてしまうヒロインを自ら演じた『カミーユ、恋はふたたび』がフランスで90万人動員の大ヒットを記録したノエミ・ルヴォウスキー監督が、色彩豊かでファンタジックに創り上げた自伝的な物語。主演を務めた新星リュス・ロドリゲスは、オーディションでルヴォウスキー監督に見出され、情緒不安定な母に振り回されながらも2人の生活を守ろうと奔走するマチルドを熱演。初めてとは思えない演技を披露し、本物のフクロウを相手にしたシーンも堂々と演じきった。リュスは母親役を演じた監督とともに2~3か月のあいだ脚本を読み練習した後、それらを全て忘れ熟成させる期間を置き、直感で演じることを可能にしたという。監督は「2人は同じように非常に勇敢で熱心な子。瓜ふたつね」と語り、マチルドはリュスのハマり役であると絶賛。リュス本人は撮影後のインタビューで「この映画に力を与えたかった。それを常に意識していた」と語っており、早くも女優としての風格を漂わせている。1月12日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。■『バジュランギおじさんと、小さな迷子』新人賞総なめで大ブレイク!ハルシャーリー・マルホートラ底抜けに正直者のインド人・パワンは、幼いころから声を出せないパキスタン人の迷子シャヒーダーと出会う。歴史、宗教、経済など様々な面で激しく対立するパキスタンとインドのしがらみを物ともせず、国境を越えてシャヒーダーを家に送り届けることを決意したパワンだが、ふたりを待っていたのは波乱万丈の旅だった――。2015年にインドで公開され大ヒット、『ダンガル きっと、つよくなる』『バーフバリ 王の凱旋』に次ぐインド映画の世界興収歴代NO.3を継続中の笑いと感動の物語。発話障がいを持つ少女という難役シャヒーダーを演じ、誰もが心惹かれる豊かな表情を見せたのは、5,000人のオーディションから選ばれたハルシャーリー・マルホートラ。撮影当時6歳ながら、表情と目だけで強い印象を残す好演で新人賞を多数受賞した。インド映画界で最も影響力のある“3大カーン”のひとりで、主人公パワン役を演じたサルマン・カーンは「彼女と一緒に演技ができて、素晴らしい時間になった。6歳にして俳優が必要な全てのものを持っている」と褒め称えている。ハルシャーリーは本作への出演を機にインドで超人気子役となり、スター俳優への仲間入りを果たした。1月18日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。■『ジュリアン』離婚した両親の間で揺れ動く息子を繊細に演じたトーマス・ジオリア両親の離婚により、母、姉と暮らすことになった11歳の少年ジュリアン。父は面会の度に母の連絡先を執拗に求めるが、ジュリアンは母を守るため必死でうそをつき続け…。家族の関係に緊張が走る中、事態は想像を超える衝撃の展開を迎える。俳優でもあるグザヴィエ・ルグラン監督の長編デビュー作にして、第74回ヴェネチア国際映画祭にて最優秀監督賞にあたる銀獅子賞を受賞した本作。フランスで40万人を動員し、世界でも35か国で公開され大ヒットした傑作サスペンスだ。離婚した両親の間で葛藤する主人公ジュリアンを演じたのは、トーマス・ジオリア。子どもながらに両親の複雑な関係を理解し、健気に母を守ろうと闘う役どころで魅せる絶妙な表情は観るものの胸を締めつける。トーマスを主役に大抜擢したルグラン監督は、「あの年齢にしては珍しい資質の持ち主で、トップレベルの俳優に匹敵する聞き方と息遣いが身についている」と絶賛。『万引き家族』の城桧吏や、『ルーム』『ワンダー君は太陽』のジェイコブ・トレンブレイの登場を彷彿とさせるトーマス。次回作には、エマニュエル・ベアールとベアトリス・ダルが出演する『Adoration』(原題)への出演が決まっている。1月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マチルド、翼を広げ 2019年1月12日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開© 2017 F Comme Film / Gaumont / France 2 Cinémaジュリアン(2017) 2019年1月25日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開© 2016 - KG Productions – France 3 Cinémaバジュランギおじさんと、小さな迷子 2019年1月18日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開©Eros international all rights reserved. ©SKF all rights reserved.
2019年01月11日神木隆之介が、25歳になる。この言いようのない感慨深さに、共感する方は多いだろう。子役から活躍し、20年以上も第一線で活躍している俳優はそうそういるものではない。しかも、日本映画歴代興行収入ランキングベスト5のうち、第1位の『千と千尋の神隠し』から第2位『君の名は。』、第3位『ハウルの動く城』、そして第5位の『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(実写作品としては歴代1位)と4作品に出演する栄誉を持つのは神木さんだけだ。代表作を数え上げればキリがないが、この世代トップの実力派俳優であるのはもちろんのこと、上記3作品をはじめとする声優の仕事にも定評のある神木さん。少々寂しくもあるが、もう学生服は卒業する年ごろだ。そんな神木さんの軌跡と、現在、そして未来に迫った。“声優”神木隆之介の経歴のすごさ、そのポテンシャル1993年5月19日生まれ、2歳のときに子役の有名事務所として知られる「セントラル子供タレント」に入り、CMでデビュー。1999年には「グッドニュース」でドラマデビューを果たした。筆者が初めて神木さんを知ったのは、“人間ではない”少年役を演じた平成仮面ライダーシリーズ2作目「仮面ライダーアギト」。中性的で謎めいた美少年であることが重要なキャラだったが、そのころから演技力が際立っており、“神童だ!”と衝撃を受けたことをよく覚えている。その麗しさは、滝沢秀明主演の大河ドラマ「義経」(2005)で牛若(義経の幼少期)を、さらには、その7年後の「平清盛」(2012)でも義経を演じたことからもよく分かる。その一方で、まず注目したいのが、神木さんの声の仕事。『千と千尋の神隠し』(2001)で湯婆婆の息子“坊”の声を務めたのが、8歳のとき。その後、『ハウルの動く城』(2004)のマルクル役、声変わりをしてからは『借りぐらしのアリエッティ』(2010)ではアリエッティが出会う病弱な少年・翔の声を務め、スタジオジブリの3作品に出演。『アリエッティ』米林宏昌監督とは、スタジオポノックの『メアリと魔女の花』(2017)でも再タッグを組んだことが記憶に新しい。また、新・声優陣による劇場版ドラえもん1作目『のび太の恐竜2006』で、恐竜“ピー助”の声を務めていたのは神木さん。一色まことの人気コミックを原作にした『ピアノの森』ではピアニストを目指す雨宮修平の声を演じたが、彼に影響を与えていく天才的なピアノの才能を持つ少年・一ノ瀬海を上戸彩が務めて話題となった。細田守監督の『サマーウォーズ』では主人公・小磯健二の声を演じ、代表作の1つに。そのクライマックスの決めセリフ「よろしくおねがいしましまぁぁぁすっ」は『天空の城 ラピュタ』の「バルス!」並に(?)SNSを沸かせるものとなっている。今夏、続編が公開されるアカデミー賞受賞作『皇帝ペンギン』(2005)ではかわいい子ペンギンの声を務めたことも。『アーサーとミニモイの不思議な国』、そして『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』ではハリウッドの人気子役(現在も活躍中)フレディ・ハイモアの吹き替えの声を務めている。彼以外には考えられない『君の名は。』瀧くんのほかにも、これだけ数多くの作品に起用されてきた神木さん。声の発し方や間、抑揚などでキャラクターに息吹を与え、説得力を持たせる卓越した演技力があればこそで、“俳優が声の出演をする”以上のものを作品に残している。俳優・神木隆之介の転機は『SPEC』、そして『桐島』か2003年の『踊る大捜査線THE MOVIE2』で、“万引き家族”ならぬ“スリ家族”の長男役を演じていた神木さん。少年係のすみれ(深津絵里)にお世話されていた可愛い姿が、懐かしく思い出される。その後、主人公タダシ役を演じた『妖怪大戦争』(2005年)では12歳にして日本アカデミー賞新人賞を受賞。2007年には、あどけない少年ぽさを残しつつ行定勲監督のジュブナイル『遠くの空に消えた』で同じく子役として活躍していた大後寿々花と共演。その後、大後さんとは『桐島、部活やめるってよ』やドラマ「刑事ゆがみ」でも共演する。また、『Little DJ ~小さな恋の物語~』では、同じく福田麻由子と淡い初恋を演じる姿にときめかされた。病院内放送のDJを務める少年という役柄によって、その声の良さも存分に活かされた。そして、2010年にスタートしたドラマ「SPEC」は神木さんにとって、転機の1つとなった作品だろう。演じたのは、時を止める能力をもつ“ニノマエ”。最終章となる2013年の劇場版『SPEC~結~』(漸ノ篇、爻ノ篇) 公開時のシネマカフェインタビューでは、この“ニノマエ”として過ごした時間を「役と一緒に成長してきた3年だった」と大切にふり返っている。これまでのイメージとはがらりと変わって、「何を考えているか分からない」無邪気さを持つ悪役を熱演し、新境地を開いた。何度も蘇っており、「連続ドラマが終わって死んだはずなのにスペシャルドラマに呼ばれ、『おつかれさま』と言われたはずが映画にも呼ばれ…まだそのパターンが続いているような気がします。撮影を終えてしばらく経って『終わったんだな』と思っているのですが、心のどこかでまだ終わっていないような…それくらい、この3年は長く特別でした」と、当時の神木さんはその入り込みようを明かしていた。また、ドラマでは2011年、脚本を務めた宮藤官九郎が「向田邦子賞」を受賞した深夜ドラマ「11人もいる!」であろうか。約4年ぶりの連ドラ主演で、進学をあきらめ、バイト三昧だった大家族の長男(高3)がバイト先のお姉さんと勢いでHしてしまい、妊娠させてしまうという役回りだった。同作には長女役の有村架純ほか、星野源や高橋一生、矢本悠馬、加藤清史郎なども出演しており、宮藤さんとは監督作『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016)でも再タッグを組むことに。あのハイテンション芝居を引き出した宮藤さんとのタッグは、後述する大河ドラマでも期待されている。さらに、主要映画賞を席巻した2010年代を代表する青春映画、いや日本映画の金字塔『桐島、部活やめるってよ』(2012)では、いわゆるスクールカーストの“底辺”に属する映画部の前田という、とても“らしい”高校生がハマり役となった。「高校を卒業して『桐島』のプロモーションが始まって、おこがましい言い方だけど“座長”としてしっかりしなくちゃという意識、責任感を強く感じていました」と、先の『SPEC』のインタビューで神木さんは語っている。“職業・役者”としての実感が、さらなる高みを目指す後押しになったのだろう。例えば、『太陽』(2015)での、近未来の超絶的な2分化社会に生きる、屈辱と劣等感にまみれた役どころは新鮮味があった。『るろ剣』『バクマン。』…人気漫画の原作もハマる!また、2007年のドラマ初主演作「探偵学園Q」を始め、大人気漫画原作の実写作品がハマる男でもある。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(2014)では原作でも人気の高い瀬田宗次郎役を演じ、高速殺陣アクションにも挑戦した。主演の佐藤健とは『バクマン。』(2015)でも息の合ったコンビを見せてくれたが、同作では当初、主演2人の“キャスティングが逆では?”と話題となった。真面目な作画担当のサイコー役を演じたのが佐藤さんで、神木さんは原作担当のチャラくて調子のいいところもあるシュージン役。だが、これがまたハマッた。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017)でも、友達思いの明るいキャラ・広瀬康一はぴったりだった。さらに、『3月のライオン』(2017)の桐山零に至っては、原作ファンやアニメファンも納得のキャスティングとなった。弱々しいほどの見た目とは裏腹に、内に秘めた将棋への呪縛のような熱量や愛に飢えた心を表現できるのは、やはり神木さんしかいない。このギャップは、「SPEC」や『るろ剣』ともどこか近しいものを感じる。実際、神木さんも『るろ剣』公開当時のインタビューで「宗次郎も、ニノマエも、何で演じられたんだろう?と思いつつも楽しい。たぶん、自分に何ができるのか、自分がどんな人間なのか、いまだに分かっていないのが面白いんでしょうね。そういう意味では、自分自身に興味を持ち続けています」と語り、「陰の部分も、陽の部分も、もっと自分に何かがあってほしい。そこを探りながら、いろいろな役を演じていくのが楽しいんです」とも述べている。学生服は卒業…!?刑事や弁護士、サラリーマンを演じるいままた、先の『SPEC~結~』でのインタビュー当時、“社会人”になったばかりの神木さんは、「スーツを着て会社勤めをする役がやりたいです。上司や部下や同期の仲間がいて、ほかの部署の女の人と社内恋愛したりとか(笑)」と語っていた。その願いがついに叶ってか(?)、会社員ではないが、2017年10月期に放送されたドラマ「刑事ゆがみ」では、正義感と上昇志向が強い刑事・羽生虎夫に扮し、ルール&常識度外視の破天荒な刑事・弓神(浅野忠信)とバディを組んだ。もちろんスーツ姿ではあるが、何度も弓神にからかわれていたように残念ながら「25歳で童貞」という設定…。だが、この羽生役は視聴者にとっても感慨があったようで、「“学生”じゃなくて“大人”の役を演じてる神木くんが新鮮」「スーツ神木かっけえええええ」など“大人の男”にネット上は盛り上がった。さらに、この4月21日にスタートしたNHK土曜ドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」がまた、抜群に面白い役どころだ。本作では、アメリカでは一般的となっているモンスターペアレントや、パワハラ、モラハラ、いじめなど学校で起こる出来事に法が介入していく「スクールロイヤー(学校弁護士)制度」が取り上げられている。神木さんが演じるのは、やけに弁の立つ弁護士・田口章太郎。スーツ姿に弁護士バッジを着けた神木さんは「凛々しい」のひと言に尽き、成長を感じさせるが、実はまだ“法廷デビュー”はできていない新米。弁護士事務所のボス・高城(南果歩)によって、ある中学校にスクールロイヤーとして派遣される。田口は「僕は先生の先生ですから」と、弁護士として常に正論をぶちまけるが、現代の伏魔殿・学校には暗黙のルールが多々あり、とにかく穏便に済ませたい校長たちとも対立しがち。中でも、教務主任とは何かと意見が衝突するが、演じているのが「11人もいる!」で父親役だった田辺誠一なのは、ファンにはツボかもしれない。ものすごいセリフ量だが、まったく言いよどむことのない“弁の立つ”神木さんに、「滑舌がすごくいいですね」と何度も繰り返す田辺さんには納得するばかり。しかも、学校のチャイムや吹奏楽の放課後練習を思わせる音楽をバックにしながら、映画部員でも、天才棋士でも、漫画作家でもなく校内にいるスーツ姿の神木さんというのは初めて見る光景。子役時代の神木さんと共演経験があるという南さんも「こんなに立派になって。叔母のような目線で喜んでいる」としみじみ。今回は弁護士先生だが、学園ドラマの先生役を演じてもいいころだ。とはいえ、auのCMシリーズ「意識高杉、高杉くん」では、『桐島』の前田よりは社交的だが、IQが高そうで“意識が高すぎる”高校生・高杉くんに扮していて、貴重な制服姿を目にすることができる。その一方、この5月からは、20代を中心にした第二新卒の転職・就職サイト「Re就活」のCMキャラクターにも起用されている。通勤途中の若手サラリーマンを演じており、満員電車の洗礼も受けるひと幕も!サラリーマンの恋と仕事の成長物語もぜひ見てみたい、と思わせてくれる。今後は、実写映画『フォルトゥナの瞳』で初めての本格ラブストーリーにも挑む。相手役は、『3月のライオン』でもぶつかり合う義理の姉弟を演じた有村架純だ。さらに、宮藤さん脚本で“知られざるオリンピックの歴史”を描く、2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」にも出演が決定。1912年の「ストックホルム」から1936年「ベルリン」、1964年「東京」までの3大会を描く中で、東京五輪前後の人気落語家・古今亭志ん生をビートたけしが演じ、神木さんはその弟子となる、その名も“五りん”役を務め、川栄李奈が恋人役になるという。まだまだ25歳!神木さんが挑戦し続ける未来を、これからも見守っていきたい。(text:Reiko Uehara)
2018年05月19日ロシア、アメリカ…数多の才能から見いだされた子役たちと、世界の名匠や鬼才監督がタッグを組んだ映画が、この春、続々公開される。ロシアからは、かねてより子役の演出にも定評のあるアンドレイ・ズビャギンツェフ監督が大人の間に挟まれ、愛の結晶であるはずのわが子の失踪を起因として人間関係を鋭く描き出し、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『ラブレス』。また、『キャロル』の名匠トッド・ヘインズ監督は最新作『ワンダーストラック』で時代を越えた2人の子どもの絆を、『ウォールフラワー』のスティーブン・チョボスキー監督は『ワンダー 君は太陽』で生まれ持った個性を受け入れ認め合う姿を温かく見つめた。世界中の映画祭で話題をさらった、この3作品の子役たちの名演に注目した。■マトヴェイ・ノヴィコフ/『ラブレス』4月7日(土)全国公開失踪した息子を追う身勝手な両親が見つけるのは、本当の愛か、空虚な幸せか初長編『父、帰る』(03)でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞し、センセーショナルなデビューを果たしたズビャギンツェフ監督の最新作にして、最高傑作との呼び声が高い本作は緊張感が緩むことなく進んでいく不穏なサスペンス。それぞれすでに別のパートナーがおり、早く新しい生活を始めたいと苛立ちを募らせる離婚協議中の夫婦の元には、12歳になる息子のアレクセイがいた。自分をどちらが引きとるかについての口論を耳をふさぎながら聞いていたアレクセイは、ある朝、学校に出かけたまま行方不明になってしまう。彼らは自分たちの未来のために息子を探すが…。ある夫婦の物語が軸としてある中で、出演シーンこそ少ないものの圧倒的な存在感を見せているのが、マトヴェイ・ノヴィコフ。大人たちの身勝手に涙するその姿をみた途端に、彼のその瞳に引き込まれ、ラストまで目が離せなくなるはず。そんな息子の行方を追う両親が、あまりにも大切な存在を見失って初めて見つけたものとは…?映画史に残る慟哭のクライマックスは見逃せない。■オークス・フェグリー&ミリセント・シモンズ/『ワンダーストラック』4月6日(金)全国公開居場所をなくした子どもたちが勇気を出して踏み出す、人生という名のワンダーランド『キャロル』『エデンより彼方に』のヘインズ監督の新境地であり、デヴィッド・ボウイの名曲にのせて奏でる物語。ベンはまだ見ぬ父に、ローズは憧れの女優に、それぞれの大切な人に会うためにニューヨークへ旅立つ。新たな一歩を踏み出した2人は謎の絆に引き寄せられながら、大停電の夜、自然博物館に迷い込む――。2つの時代を行き来する壮大な世界観の中、母親を亡くした少年と耳の聞こえない少女という、愛する人も居場所も失くした2人が初めてぶつかる人生の壁を懸命に越えようとする姿を描き出す。『ピートと秘密の友達』で天才子役の称号を手にしたオークス・フェグリーと、役柄と同様に自身も耳がきこえずオーディションでヘインズ監督をひと目ぼれさせたミリセント・シモンズが、それぞれ主人公の少年ベンと少女ローズを見事に演じている。いまなお壁にぶつかる大人たちに、人生のきらめきを取り戻す術を教えてくれる物語が誕生した。■ジェイコブ・トレンブレイ/『ワンダー 君は太陽』6月全国公開10歳で初めて学校に行ったその日から、僕のワンダーな旅がはじまった――全世界で800万部以上を売り上げたR・J・パラシオのベストセラー小説を、チョボスキー監督・脚本で映画化。それぞれの個性を尊重し、お互いを受け入れることをまっすぐに描いた心揺さぶるヒューマンドラマだ。幼い頃からずっと母イザベル(ジュリア・ロバーツ)と自宅学習をしてきたオギー(ジェイコブ)は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。クラスメイトと仲良くなりたいという彼の思いとは裏腹に、その外見から、奇異な目で眺められたり避けられたりするオギーだったが、彼の行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンと共に極限下の世界で生きた母子を演じ、世界中から注目を集めた天才子役ジェイコブ・トレンブレイが、外見に生まれつきの障がいを抱える少年という難しい役どころを熱演する。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーストラック 2018年4月、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLCラブレス 2018年4月7日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2017 NON-STOP PRODUCTIONS - WHY NOT PRODUCTIONSワンダー 君は太陽 2018年6月よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2017 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.
2018年03月30日『天才子役』という言葉が流行するようになって随分たちましたが、人気子役そのまま芸能界で大活躍する人、全く異なる分野で活躍する人など様々です。では今現在子役の中で注目を集めている、将来期待できる子役は誰なのか。今回はパピマミユーザーのリアルな声をお届けします!●将来が期待できる子役は誰?・1位:芦田愛菜……36%(257人)・2位:本田望結……32%(229人)・3位:鈴木梨央……16%(118人)・4位:谷花音……5%(38人)・5位:エヴァ……4%(31人)・6位:小林星蘭……3%(19人)・7位:早坂ひらら……2%(17人)・8位:窪寺百合愛……1%(5人)・9位:太田しずく……1%(5人)・10位:佐藤芽……0%(0人)※有効回答者数:719人※集計期間:2017年10月2日〜2017年11月2日(パピマミ調べ)●1位:芦田愛菜やはり1位は芦田愛菜さん(257票)!『小さい時はかわいさ、大きくなって来て少しずつ女性の色気も出て来た。(20代女性会社員)』『どんなジャンルに出ても、違うカラーの役を見せてくれるから飽きない。(40代女性主婦)』芸能界入りはなんと3歳で2010年ごろからドラマデビュー。大河ドラマ、ハリウッド映画などにも出演しています。ブレイクは何と言っても『マルモのおきて』ですが、そんな芦田さんのやりきる力は芸能界だけではなく勉学でも同様。月に10冊以上の本を読むのは有名な話です。子役といえば芦田愛菜、という圧倒的な存在感を築いているのかもしれませんね。●2位:本田望結第2位は本田望結さん(229票)!『穏やかな表情に似つかわしく、鬼気迫る表情がとても心動かされます。(40代女性主婦)』『芦田愛菜さんと2人が本当に子役を引っ張っているという感じがしますね。(30代女性自営業)』本田さんといえば何と言っても『家政婦のミタ』でブレイクしました。子役がメインとなって出演したドラマではもっとも人気なドラマかもしれません。そして進学した中学校は関西大学中等部という関西の名門校。姉の本田真凜さんもフィギュアスケートで日々メディアの注目を集めている、なんともできすぎた兄弟と言えるかもしれません。●3位:鈴木梨央第3位は鈴木梨央さん(118票)。『圧倒的に演技がうまい、子供らしい愛嬌も残ったまま成長していますよね。(30代女性会社員)』『大人になって可愛いより美しい、キリッとした女性になりそう(20代女性会社員)』鈴木梨央さんといえば2013年の『八重の桜』でしょうか?芦田愛菜さんに憧れ、そして大好きな存在として芸能界に入ったと言われています。可愛くてそして演技もうまい鈴木さんは芦田さん、本田さんに継ぐ存在になっていって欲しいですね。・【アンケート結果(1位〜10位)】(将来が期待できる子役は誰?)使用するタグ:●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年11月02日バットマンらDCヒーロー集結の映画『ジャスティス・リーグ』公開を前に、人気子役たちが「子どもジャスティス・リーグ」を結成! 10月26日(木)にお披露目され、鈴木福がバットマン姿で登場したほか新井美羽、加藤憲史郎、大智、高月雪乃介もそれぞれの扮装で登場した。福くんのバットマンをリーダーに、『ワンダーウーマン』で幼少期のダイアナの日本語吹き替えを担当した美羽ちゃんがそのままワンダーウーマン、2代目こども店長の憲史郎くんはフラッシュ、ドラマ「ごめん、愛してる」に出演した大智くんはサイボーグ、「PS Vita」のCMに出演の雪乃介くんはアクアマンの衣装に身を包んで登場!「オンリーワンが集まれば、世界も救える!ジャスティス・リーグ!」とポーズを決めた5人だが、トークではキャラクターを離れて素顔を垣間見せる。バットマンの正体が資産家であることにちなんで、司会者から子役として長く活躍してきた福くんに「福くんも資産は相当あるんじゃ?資産運用は?」などという生臭い質問も飛んだが、福くんは「よくわかんないですけど…大人になったら、ちゃんとそういうことをできるようになりたいです」と堂々の回答!そんな福くんに年下の後輩たちは「面白いし、優しい。いろんなこと教えてくれるお友達でもあり、お兄ちゃんのような存在」(美羽ちゃん)、「昔からTVで活躍している目標の先輩」(大智くん)など憧れの視線を送る。また、それぞれのキャラクターの特性や能力を活かしてやってみたいことを尋ねると、福くんは「資産家なので自分の国を作りたい。バットマン帝国的な」と野心(?)をのぞかせ、美羽ちゃんも満面の笑みとキュートな口調で「世界を制覇したいです」と語る。海の王子ことアクアマン・雪乃介くんも、芝居で鍛えられたよく通る声で「東京は土地が高いので、東京湾に豪邸を建てたい!」と語るなど、さすが引く手あまたの人気子役のスケールの大きさをうかがわせる夢を語り、会場は笑いに包まれていた。『ジャスティス・リーグ』は11月23日(木・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開
2017年10月26日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、5歳から子役として活躍していた吉川愛さんです。5歳から子役として活躍。引退期間を経て、再び女優の道へ!ドラマ『愛してたって、秘密はある。』で演じた、ミステリアスな女子高生役が記憶に新しい吉川さん。実は学業に専念するために昨年引退しており、この作品が約1年ぶりの復帰作に。「引退期間中は勉強を頑張りつつ、初めてのバイトも経験。また演技をしたいな…と思い始めた矢先、スカウトされて。今、とても新鮮な気持ちでお仕事させてもらっています」。クールな役を演じることが多いけれど、素顔は?「周りの人いわく、テレビでの顔とは違うって。自分ではクールなつもりなんですけどね…(笑)」愛犬と戯れるのが一番の幸せタイム。パピヨンとミニチュアピンシャーの女の子。見事に性格が違って面白い!ドキンちゃんの大ファンです!好きすぎて、テレビはもちろん、映画も観ます。一途でかわいいの。セレーナ・ゴメスのグッズを集めています。彼女のルックスや歌声が大好き。昨年の初来日公演も行きました♪よしかわ・あい1999年生まれ。映画『ひみつのアッコちゃん』、ドラマ『ホタルノヒカリ』や『あまちゃん』など数々の作品に出演。※『anan』2017年10月4日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年09月30日映画『銀魂』夏休みスペシャル舞台挨拶が18日に都内で行われ、子役の田中悠太、萩原壮志、大西統眞が登場した。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。現在、興行収入33億円を突破し2017年公開の実写邦画ナンバーワンヒットを記録している同作。スペシャル舞台挨拶に銀時(小栗)の少年時代を演じた田中、桂小太郎(岡田将生)の少年時代を演じた萩原、高杉晋助(堂本剛)の少年時代を演じた大西の3人が作中衣装で登場すると、会場からは「かわいい~」と声が漏れた。田中は映画について「迫力があって面白くて、すごいよかったです。小栗さんも、かっこよくて、ああなりたいなと思いました」と憧れを語る。小栗とは撮影時にすれ違ったと明かし、「銀髪が似合ってて、オーラがすごかった」と印象を振り返った。また大西は「お仕事で、カツラをよくかぶるんですが、カツラがかっこいいことが少ないので、高杉のカツラが気に入りました」と役について語った。もともと原作の大ファンで、映画も3回観たという萩原も「岡田将生さんは存在感がすごくて、憧れです」と笑顔を見せる。大西も「堂本剛さんが演じる高杉がすっごくかっこよくて、演技もとってもうまくて、僕も将来、あんな存在感のある俳優さんになれたらいいなと思いました」とキャストについての憧れを表し、目標とする俳優は「堂本剛さんです」と答えた。回想シーンに登場しセリフのなかった3人だが、舞台あいさつでは憧れの3人のセリフに挑戦。田中は「しかとその目ん玉に焼きつけな!」、萩原は「ヅラじゃない、桂だ!」、大西は「今日はまた、随分とでけえ月が出てるなあ」と再現した。大西は「映画の中で堂本剛さんの高杉がものすごくカッコよかったので、それが真似できて嬉しかったです」と喜んでいた。
2017年08月18日