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女優として活躍している小芝風花(こしば・ふうか)さん。デビュー当初から、圧倒的なかわいさはもちろん、高い演技力で注目されていました。そんな小芝風花さんの子役時代と現在の写真を比べてみました!小芝風花の子役時代が「かわいすぎる…」小芝風花さんは2011年に、女優の武井咲(たけい・えみ)さんの妹キャラを発掘するために行われたオーディション『ガールズオーディション2011』に参加。見事グランプリを獲得し、14歳の時に、芸能界デビューを果たします。その時の小芝風花さんの姿がこちらです!小芝風花(右)と武井咲(左) 2011年まだ、あどけなさが残るビジュアルが、とってもかわいらしいですね。少し緊張した笑顔にも初々しさを感じます。2012年には、武井咲さん主演のドラマ『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビュー。同作で武井咲さんの妹役を演じ、「あのかわいい子は誰!?」と話題になりました。その当時の小芝風花さんがこちらです!小芝風花 2012年この時、都内にある『日枝神社』で七五三広報大使の任命式に出席していた小芝風花さん。デビューを決めたオーディションの時と比べ、顔つきがグッと大人っぽくなった印象です。以降も数々のドラマや映画に出演。2014年の公開の実写映画『魔女の宅急便』をはじめ、2019年1月に放送されたドラマ『トクサツガガガ』(NHK)、2020年放送のドラマ『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)などの作品で主演を務め、演技力の高さも注目されています。小芝風花の現在は?インスタでチェック!小芝風花さんはインスタグラムを利用しており、撮影オフショットやかわいさあふれる自撮りを投稿しています。ファンはそんな小芝風花さんを見て、「日に日にきれいになっている!」「美女感、ハンパない」とメロメロに。子役時代と比べ、さらに美しく進化した小芝風花さんの写真は要チェックです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 小芝風花 (@fuka_koshiba_official)がシェアした投稿 - 2020年10月月15日午前5時53分PDT この投稿をInstagramで見る お知らせです 現在発売中の 「CanCam 11月号」に掲載して頂いております☺︎ ぜひお手に取って下さい(。・・。) #cancam 小芝風花 (@fuka_koshiba_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月23日午後6時09分PDT この投稿をInstagramで見る お知らせです 本日、9月21日(月) NHK Eテレ 19:25〜19:55 「いつもと違う夏 17音にのせて〜俳句甲子園2020〜」でナレーションを務めさせて頂きました☺︎ ぜひご覧ください(。・・。) #Eテレ #俳句甲子園 小芝風花 (@fuka_koshiba_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月20日午後7時54分PDT この投稿をInstagramで見る お知らせです 今夜、9月13日(日) TBS 20:00〜 「バナナマンのせっかくグルメ!!」に出演させて頂きます☺︎ ぜひご覧ください(。・・。) #バナナマンのせっかくグルメ 小芝風花 (@fuka_koshiba_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月12日午後6時35分PDT人々を元気づける明るい笑顔は昔のままな小芝風花さん。これからも若手女優の代表格として、活躍し続けてほしいと思います!小芝風花は朝ドラや実写『魔女の宅急便』で人気に!私服がかわいいと評判[文・構成/grape編集部]
2020年10月21日2020年9月18日、トーク番組『A-Studio+』(TBS系)に俳優の伊藤沙莉さんがゲストとして出演。子役出身の伊藤さんは9歳という若さでデビューし、2005年に放送されたテレビドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)では、生徒の田中桃役として出演していました。天海祐希が『女王の教室』で、子役だった伊藤沙莉にかけた言葉『女王の教室』に出演していた際、収録時の待機場所で主演の天海祐希さんから呼び出されたことがあるという、伊藤さん。MCの笑福亭鶴瓶さんが笑いながら「めっちゃ怖かったやろ?」と聞くと、伊藤さんは「めっちゃ怖かったです!」と同意しました。クールな顔立ちであり、役者として大先輩の天海さんに個別で呼び出されたら、おびえてしまうのも無理はないでしょう。身構えていた伊藤さんですが、天海さんにかけられた言葉は予想外のものだったといいます。「沙莉ちょっと来て」っていわれて。「はい」って。絶対怒られると思って「なんですか?」って感じで行ったら、「あなたは、なんかこうメインで(カメラに)抜かれるところじゃなくても、必ずしっかり気を抜かずお芝居をしてる」って。「当たり前かもしれないけれど、それができる子は少ない」っていわれて。「この先、何があってもその気持ちを絶対に忘れないで。どっかで誰かが見てるし、絶対誰かが見つけてくれるから、そのままでいて」っていわれて。「それ以上もそれ以下もない、そのままでいて」っていわれて、「分かりました」っていったのがずっと残ってたんで。その後も結構、学園モノが私、多かったので。メインじゃないキャラクターっていうのもめちゃくちゃやってきたんですけど、それだけはずっと忘れないで、やってきた。A-Studio+ーより引用天海さんが発したのは、「自分が主役じゃない時も、気を抜かないでいることを忘れないでいて」という役者としてのアドバイス。きっと天海さんは子役に対しても、同じ1人の役者として見守っていたのでしょう。だからこそ伊藤さんの長所を見抜き、助言したのかもしれません。現に、2020年に伊藤さんが初めて声優として主演を務めたテレビアニメ『映像研には手を出すな!』(NHK)では、音響監督が当時『女王の教室』の伊藤さんを見て「いつかこの子と仕事をしたい」と思っていたそうです。番組を見た多くの人が天海さんと伊藤さんの素敵なエピソードに心打たれ、ネットで拡散されました。・天海さんも、先輩からそういわれたことがあるのかも。素敵な気遣いですね。・宝塚出身の天海さんだからこそ、テレビの現場でもその意識を持っていたのかな。・これぞプロ!伊藤さんも忘れずにいてえらい。立派な役者になったよね。伊藤さんが子役時代からずっと忘れずに心に留めていた、天海さんのメッセージ。きっと今後もその言葉を忘れず、伊藤さんは素敵な役者として活躍することでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年09月19日映画『ハニーボーイ』が、2020年8月7日(金)より全国順次公開される。父とのトラウマを抱える天才子役の成長と苦悩の物語『ハニーボーイ』は、天才子役として活躍する主人公オーティスが、マネージャーを務めるトラブルメーカーの父親とぶつかり合いながらも、周りの人々との出会いを経て成長していく人間ドラマ。若くしてハリウッドのトップスターに躍り出たオーティスは、撮影に忙殺されるストレスの多い日々の中で、アルコールに溺れるようになっていた。2005年のある夜、泥酔して車を運転し事故を起こしたオーティスは、更生施設へ送られる。そこでPTSDの兆候があると診断される。原因を突き止めるために、今までの思い出をノートに書くようにと言われたオーティスは、過去の記憶を辿り始める。真っ先に思い出すのは、父のこと…。次世代のスター、ノア・ジュプ初主演作主演を務めるのは、『ワンダー 君は太陽』『クワイエット・プレイス』シリーズ、『フォード vs フェラーリ』など次々と話題作に出演してきたノア・ジュプだ。本作は、次世代のスターとしての呼び声が高いジュプにとって初の主演作。トラウマを抱えた12歳の天才子役オーティスを、アカデミー賞俳優に劣らぬ圧倒的な存在感で演じきる。また、10年後のオーティスには、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞にノミネートされたルーカス・ヘッジズが抜擢された。トラブルメーカーの父親はシャイア・ラブーフオーティスのマネージャーを務める父・ジェームズは、『トランスフォーマー』シリーズや『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』のシャイア・ラブーフ。心に傷を受けた退役軍人、前科者、元ロデオ道化師、そして短気なアルコール依存症など多くの問題を抱える難しい役どころを、見事に具現化した。なお、シャイアにとって本作が長編映画の脚本家デビュー作。脚本について最初に連絡を取った親友のアルマ・ハレルが監督を務めている。【詳細】ハニーボーイ公開日:2020年8月7日(金)監督:アルマ・ハレル脚本:シャイア・ラブーフ出演:ノア・ジュプ、ルーカス・ヘッジズ、シャイア・ラブーフ配給:ギャガ原題:HONEY BOY
2020年08月10日多くの人に衝撃を与えた、俳優として活躍していた三浦春馬さんの訃報。2020年7月18日に急逝した三浦さんに対し、「あまりにも早すぎる」「もっと三浦さんの活躍を見たかった」といった悲しむ声が相次ぎました。数々の作品に出演し、俳優として高い評価を得ていた三浦さん。警察の調べでは自ら命を絶ったとみられていますが、死因は判明していません。子役・井伊巧、共演した三浦春馬に手書きのメッセージ子役として舞台やドラマなどに出演している、8歳の井伊巧(いい・たくみ)さんが同月25日にTwitterを更新しました。同年3月に上演された、三浦さん主演の舞台『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~』で共演した井伊さん。投稿に「伝えたかった僕の気持ち」とつづり、雲の上に旅立った三浦さんに向けた手書きのメッセージを公開しました。僕は春馬さんの事がずっとずっと大好きです。いつも「おぅ!巧おはよー!」と声をかけてくれた春馬さんのやさしい笑顔が忘れられません。たまに面白いことをして笑わせてくれたこと…たくさんの思い出があります。ぼくは、舞台おけいこの時、ちょっとだけ自信がない事がありました。でも、春馬さんは、そんなぼくのことを気にかけてくれて、だれもいない所で、よく、ほめてくれました。そして、えんぎのアドバイスもしてくれました。だから、ぼくは自信を持って、えんぎをすることができるようになりました。春馬さんが、「また一緒にやろうね」とぼくにいってくれたあの日、あの最後の言葉を思い出すと、今もなみだが止まりません。ぼくはまだ、元気にはなれないけど、いつかきっと春馬さんのように、たくさんの人にあいされる、すてきな俳ゆうになりたいです。春馬さんのことを、ぜったいに忘れません。@takumirose1ーより引用三浦春馬さんへ伝えたかった ぼくの気持ち pic.twitter.com/2rCtMn10ZN — 井伊巧 (@takumirose1) July 25, 2020 手紙の右下に描かれているのは、井伊さんによる自画像と三浦さんの似顔絵。キリッとした表情の三浦さんの隣には、ハートマークが描かれています。自らも子役出身であり、若い頃から芸能界で活躍してきた三浦さん。きっとこれまで役者としていろいろな壁にぶつかり、時には誰かの助けを得ながら乗り越えてきたのでしょう。そんな彼だからこそ、小さい身体で頑張る井伊さんを応援していたのかもしれません。手紙につづられた2人のエピソードからは、三浦さんの温かい人柄が伝わってきます。井伊さんの投稿に多くの人が心打たれ、「巧くんも春馬くんみたいな俳優になれるよ!」「春馬くんに届いてるはず」といったコメントが寄せられました。30歳という若さでこの世を旅立った、三浦さん。しかし、多くの作品や共演者、ファンの心に彼は生き続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年07月26日第31回東京国際映画祭で審査員の満場一致で東京グランプリ&最優秀脚本賞のW受賞に輝いた『アマンダと僕』から、本作が演技初経験となる子役イゾール・ミュルトリエのアマンダを演じる姿が確認できる本編映像がシネマカフェに到着した。「人間が立ち直る力を、静かに感動的に祝福している」(ハリウッド・リポーター)、「深く胸を打つ、まさに完璧な映画!」(フィガロ)と世界が賞賛の声を贈っている本作。マスコミ試写会では「人を信じる力を感じた!」「健気な二人の姿に涙が止まらなかった」と感動の波が広がっている。今回解禁された本編映像では、本作が演技初経験となるアマンダ役のイゾール・ミュルトリエが大人顔負けの名演技を見せる。映し出されるのは、親戚宅に預けられるアマンダが叔父のダヴィッドと離れたくないと駄々をこねるシーン。アマンダの思わず抱きしめたくなるような、切なそうにダヴィッドを見つめる表情。なぜこんなにも自然な涙が流せるのか…。奇跡の子役誕生の瞬間が確認できる映像となっている。監督のミカエル・アースは「演技経験のある子にもオーディションをしたのですが、どうにも計算して演じているように見えてしまって気に入らなかったのです。そこで、実際に学校から出てくる一般の子たちを待って探すことにしたら、体育教室の習い事から出てくるイゾールを見つけたのです。声をかけてオーディションに来てもらいました。いわゆる“ワイルドキャスティング”というやつです」と、イゾールがアマンダ役に抜擢されるまでの経緯を明かした。また、ミカエル監督は「彼女は幼い部分と円熟味のある部分と両方持ち合わせており、その時点ですごく役柄とマッチしていると思いました」と彼女について絶賛している。叔父と姪の2人が“家族”になっていく過程を描いた感動の物語。「将来大女優になる予感がする!」「泣きの演技が素晴らしい!ポネットに並ぶ名演技だ」との呼び声も高いイゾールの名演技にも注目してほしい。スクリーンで観るときはハンカチをお忘れなく!『アマンダと僕』は6月22日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アマンダと僕 2019年6月22日よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© 2018 NORD-OUEST FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA
2019年05月29日神木隆之介が、25歳になる。この言いようのない感慨深さに、共感する方は多いだろう。子役から活躍し、20年以上も第一線で活躍している俳優はそうそういるものではない。しかも、日本映画歴代興行収入ランキングベスト5のうち、第1位の『千と千尋の神隠し』から第2位『君の名は。』、第3位『ハウルの動く城』、そして第5位の『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(実写作品としては歴代1位)と4作品に出演する栄誉を持つのは神木さんだけだ。代表作を数え上げればキリがないが、この世代トップの実力派俳優であるのはもちろんのこと、上記3作品をはじめとする声優の仕事にも定評のある神木さん。少々寂しくもあるが、もう学生服は卒業する年ごろだ。そんな神木さんの軌跡と、現在、そして未来に迫った。“声優”神木隆之介の経歴のすごさ、そのポテンシャル1993年5月19日生まれ、2歳のときに子役の有名事務所として知られる「セントラル子供タレント」に入り、CMでデビュー。1999年には「グッドニュース」でドラマデビューを果たした。筆者が初めて神木さんを知ったのは、“人間ではない”少年役を演じた平成仮面ライダーシリーズ2作目「仮面ライダーアギト」。中性的で謎めいた美少年であることが重要なキャラだったが、そのころから演技力が際立っており、“神童だ!”と衝撃を受けたことをよく覚えている。その麗しさは、滝沢秀明主演の大河ドラマ「義経」(2005)で牛若(義経の幼少期)を、さらには、その7年後の「平清盛」(2012)でも義経を演じたことからもよく分かる。その一方で、まず注目したいのが、神木さんの声の仕事。『千と千尋の神隠し』(2001)で湯婆婆の息子“坊”の声を務めたのが、8歳のとき。その後、『ハウルの動く城』(2004)のマルクル役、声変わりをしてからは『借りぐらしのアリエッティ』(2010)ではアリエッティが出会う病弱な少年・翔の声を務め、スタジオジブリの3作品に出演。『アリエッティ』米林宏昌監督とは、スタジオポノックの『メアリと魔女の花』(2017)でも再タッグを組んだことが記憶に新しい。また、新・声優陣による劇場版ドラえもん1作目『のび太の恐竜2006』で、恐竜“ピー助”の声を務めていたのは神木さん。一色まことの人気コミックを原作にした『ピアノの森』ではピアニストを目指す雨宮修平の声を演じたが、彼に影響を与えていく天才的なピアノの才能を持つ少年・一ノ瀬海を上戸彩が務めて話題となった。細田守監督の『サマーウォーズ』では主人公・小磯健二の声を演じ、代表作の1つに。そのクライマックスの決めセリフ「よろしくおねがいしましまぁぁぁすっ」は『天空の城 ラピュタ』の「バルス!」並に(?)SNSを沸かせるものとなっている。今夏、続編が公開されるアカデミー賞受賞作『皇帝ペンギン』(2005)ではかわいい子ペンギンの声を務めたことも。『アーサーとミニモイの不思議な国』、そして『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』ではハリウッドの人気子役(現在も活躍中)フレディ・ハイモアの吹き替えの声を務めている。彼以外には考えられない『君の名は。』瀧くんのほかにも、これだけ数多くの作品に起用されてきた神木さん。声の発し方や間、抑揚などでキャラクターに息吹を与え、説得力を持たせる卓越した演技力があればこそで、“俳優が声の出演をする”以上のものを作品に残している。俳優・神木隆之介の転機は『SPEC』、そして『桐島』か2003年の『踊る大捜査線THE MOVIE2』で、“万引き家族”ならぬ“スリ家族”の長男役を演じていた神木さん。少年係のすみれ(深津絵里)にお世話されていた可愛い姿が、懐かしく思い出される。その後、主人公タダシ役を演じた『妖怪大戦争』(2005年)では12歳にして日本アカデミー賞新人賞を受賞。2007年には、あどけない少年ぽさを残しつつ行定勲監督のジュブナイル『遠くの空に消えた』で同じく子役として活躍していた大後寿々花と共演。その後、大後さんとは『桐島、部活やめるってよ』やドラマ「刑事ゆがみ」でも共演する。また、『Little DJ ~小さな恋の物語~』では、同じく福田麻由子と淡い初恋を演じる姿にときめかされた。病院内放送のDJを務める少年という役柄によって、その声の良さも存分に活かされた。そして、2010年にスタートしたドラマ「SPEC」は神木さんにとって、転機の1つとなった作品だろう。演じたのは、時を止める能力をもつ“ニノマエ”。最終章となる2013年の劇場版『SPEC~結~』(漸ノ篇、爻ノ篇) 公開時のシネマカフェインタビューでは、この“ニノマエ”として過ごした時間を「役と一緒に成長してきた3年だった」と大切にふり返っている。これまでのイメージとはがらりと変わって、「何を考えているか分からない」無邪気さを持つ悪役を熱演し、新境地を開いた。何度も蘇っており、「連続ドラマが終わって死んだはずなのにスペシャルドラマに呼ばれ、『おつかれさま』と言われたはずが映画にも呼ばれ…まだそのパターンが続いているような気がします。撮影を終えてしばらく経って『終わったんだな』と思っているのですが、心のどこかでまだ終わっていないような…それくらい、この3年は長く特別でした」と、当時の神木さんはその入り込みようを明かしていた。また、ドラマでは2011年、脚本を務めた宮藤官九郎が「向田邦子賞」を受賞した深夜ドラマ「11人もいる!」であろうか。約4年ぶりの連ドラ主演で、進学をあきらめ、バイト三昧だった大家族の長男(高3)がバイト先のお姉さんと勢いでHしてしまい、妊娠させてしまうという役回りだった。同作には長女役の有村架純ほか、星野源や高橋一生、矢本悠馬、加藤清史郎なども出演しており、宮藤さんとは監督作『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016)でも再タッグを組むことに。あのハイテンション芝居を引き出した宮藤さんとのタッグは、後述する大河ドラマでも期待されている。さらに、主要映画賞を席巻した2010年代を代表する青春映画、いや日本映画の金字塔『桐島、部活やめるってよ』(2012)では、いわゆるスクールカーストの“底辺”に属する映画部の前田という、とても“らしい”高校生がハマり役となった。「高校を卒業して『桐島』のプロモーションが始まって、おこがましい言い方だけど“座長”としてしっかりしなくちゃという意識、責任感を強く感じていました」と、先の『SPEC』のインタビューで神木さんは語っている。“職業・役者”としての実感が、さらなる高みを目指す後押しになったのだろう。例えば、『太陽』(2015)での、近未来の超絶的な2分化社会に生きる、屈辱と劣等感にまみれた役どころは新鮮味があった。『るろ剣』『バクマン。』…人気漫画の原作もハマる!また、2007年のドラマ初主演作「探偵学園Q」を始め、大人気漫画原作の実写作品がハマる男でもある。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(2014)では原作でも人気の高い瀬田宗次郎役を演じ、高速殺陣アクションにも挑戦した。主演の佐藤健とは『バクマン。』(2015)でも息の合ったコンビを見せてくれたが、同作では当初、主演2人の“キャスティングが逆では?”と話題となった。真面目な作画担当のサイコー役を演じたのが佐藤さんで、神木さんは原作担当のチャラくて調子のいいところもあるシュージン役。だが、これがまたハマッた。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017)でも、友達思いの明るいキャラ・広瀬康一はぴったりだった。さらに、『3月のライオン』(2017)の桐山零に至っては、原作ファンやアニメファンも納得のキャスティングとなった。弱々しいほどの見た目とは裏腹に、内に秘めた将棋への呪縛のような熱量や愛に飢えた心を表現できるのは、やはり神木さんしかいない。このギャップは、「SPEC」や『るろ剣』ともどこか近しいものを感じる。実際、神木さんも『るろ剣』公開当時のインタビューで「宗次郎も、ニノマエも、何で演じられたんだろう?と思いつつも楽しい。たぶん、自分に何ができるのか、自分がどんな人間なのか、いまだに分かっていないのが面白いんでしょうね。そういう意味では、自分自身に興味を持ち続けています」と語り、「陰の部分も、陽の部分も、もっと自分に何かがあってほしい。そこを探りながら、いろいろな役を演じていくのが楽しいんです」とも述べている。学生服は卒業…!?刑事や弁護士、サラリーマンを演じるいままた、先の『SPEC~結~』でのインタビュー当時、“社会人”になったばかりの神木さんは、「スーツを着て会社勤めをする役がやりたいです。上司や部下や同期の仲間がいて、ほかの部署の女の人と社内恋愛したりとか(笑)」と語っていた。その願いがついに叶ってか(?)、会社員ではないが、2017年10月期に放送されたドラマ「刑事ゆがみ」では、正義感と上昇志向が強い刑事・羽生虎夫に扮し、ルール&常識度外視の破天荒な刑事・弓神(浅野忠信)とバディを組んだ。もちろんスーツ姿ではあるが、何度も弓神にからかわれていたように残念ながら「25歳で童貞」という設定…。だが、この羽生役は視聴者にとっても感慨があったようで、「“学生”じゃなくて“大人”の役を演じてる神木くんが新鮮」「スーツ神木かっけえええええ」など“大人の男”にネット上は盛り上がった。さらに、この4月21日にスタートしたNHK土曜ドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」がまた、抜群に面白い役どころだ。本作では、アメリカでは一般的となっているモンスターペアレントや、パワハラ、モラハラ、いじめなど学校で起こる出来事に法が介入していく「スクールロイヤー(学校弁護士)制度」が取り上げられている。神木さんが演じるのは、やけに弁の立つ弁護士・田口章太郎。スーツ姿に弁護士バッジを着けた神木さんは「凛々しい」のひと言に尽き、成長を感じさせるが、実はまだ“法廷デビュー”はできていない新米。弁護士事務所のボス・高城(南果歩)によって、ある中学校にスクールロイヤーとして派遣される。田口は「僕は先生の先生ですから」と、弁護士として常に正論をぶちまけるが、現代の伏魔殿・学校には暗黙のルールが多々あり、とにかく穏便に済ませたい校長たちとも対立しがち。中でも、教務主任とは何かと意見が衝突するが、演じているのが「11人もいる!」で父親役だった田辺誠一なのは、ファンにはツボかもしれない。ものすごいセリフ量だが、まったく言いよどむことのない“弁の立つ”神木さんに、「滑舌がすごくいいですね」と何度も繰り返す田辺さんには納得するばかり。しかも、学校のチャイムや吹奏楽の放課後練習を思わせる音楽をバックにしながら、映画部員でも、天才棋士でも、漫画作家でもなく校内にいるスーツ姿の神木さんというのは初めて見る光景。子役時代の神木さんと共演経験があるという南さんも「こんなに立派になって。叔母のような目線で喜んでいる」としみじみ。今回は弁護士先生だが、学園ドラマの先生役を演じてもいいころだ。とはいえ、auのCMシリーズ「意識高杉、高杉くん」では、『桐島』の前田よりは社交的だが、IQが高そうで“意識が高すぎる”高校生・高杉くんに扮していて、貴重な制服姿を目にすることができる。その一方、この5月からは、20代を中心にした第二新卒の転職・就職サイト「Re就活」のCMキャラクターにも起用されている。通勤途中の若手サラリーマンを演じており、満員電車の洗礼も受けるひと幕も!サラリーマンの恋と仕事の成長物語もぜひ見てみたい、と思わせてくれる。今後は、実写映画『フォルトゥナの瞳』で初めての本格ラブストーリーにも挑む。相手役は、『3月のライオン』でもぶつかり合う義理の姉弟を演じた有村架純だ。さらに、宮藤さん脚本で“知られざるオリンピックの歴史”を描く、2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」にも出演が決定。1912年の「ストックホルム」から1936年「ベルリン」、1964年「東京」までの3大会を描く中で、東京五輪前後の人気落語家・古今亭志ん生をビートたけしが演じ、神木さんはその弟子となる、その名も“五りん”役を務め、川栄李奈が恋人役になるという。まだまだ25歳!神木さんが挑戦し続ける未来を、これからも見守っていきたい。(text:Reiko Uehara)
2018年05月19日ロシア、アメリカ…数多の才能から見いだされた子役たちと、世界の名匠や鬼才監督がタッグを組んだ映画が、この春、続々公開される。ロシアからは、かねてより子役の演出にも定評のあるアンドレイ・ズビャギンツェフ監督が大人の間に挟まれ、愛の結晶であるはずのわが子の失踪を起因として人間関係を鋭く描き出し、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『ラブレス』。また、『キャロル』の名匠トッド・ヘインズ監督は最新作『ワンダーストラック』で時代を越えた2人の子どもの絆を、『ウォールフラワー』のスティーブン・チョボスキー監督は『ワンダー 君は太陽』で生まれ持った個性を受け入れ認め合う姿を温かく見つめた。世界中の映画祭で話題をさらった、この3作品の子役たちの名演に注目した。■マトヴェイ・ノヴィコフ/『ラブレス』4月7日(土)全国公開失踪した息子を追う身勝手な両親が見つけるのは、本当の愛か、空虚な幸せか初長編『父、帰る』(03)でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞し、センセーショナルなデビューを果たしたズビャギンツェフ監督の最新作にして、最高傑作との呼び声が高い本作は緊張感が緩むことなく進んでいく不穏なサスペンス。それぞれすでに別のパートナーがおり、早く新しい生活を始めたいと苛立ちを募らせる離婚協議中の夫婦の元には、12歳になる息子のアレクセイがいた。自分をどちらが引きとるかについての口論を耳をふさぎながら聞いていたアレクセイは、ある朝、学校に出かけたまま行方不明になってしまう。彼らは自分たちの未来のために息子を探すが…。ある夫婦の物語が軸としてある中で、出演シーンこそ少ないものの圧倒的な存在感を見せているのが、マトヴェイ・ノヴィコフ。大人たちの身勝手に涙するその姿をみた途端に、彼のその瞳に引き込まれ、ラストまで目が離せなくなるはず。そんな息子の行方を追う両親が、あまりにも大切な存在を見失って初めて見つけたものとは…?映画史に残る慟哭のクライマックスは見逃せない。■オークス・フェグリー&ミリセント・シモンズ/『ワンダーストラック』4月6日(金)全国公開居場所をなくした子どもたちが勇気を出して踏み出す、人生という名のワンダーランド『キャロル』『エデンより彼方に』のヘインズ監督の新境地であり、デヴィッド・ボウイの名曲にのせて奏でる物語。ベンはまだ見ぬ父に、ローズは憧れの女優に、それぞれの大切な人に会うためにニューヨークへ旅立つ。新たな一歩を踏み出した2人は謎の絆に引き寄せられながら、大停電の夜、自然博物館に迷い込む――。2つの時代を行き来する壮大な世界観の中、母親を亡くした少年と耳の聞こえない少女という、愛する人も居場所も失くした2人が初めてぶつかる人生の壁を懸命に越えようとする姿を描き出す。『ピートと秘密の友達』で天才子役の称号を手にしたオークス・フェグリーと、役柄と同様に自身も耳がきこえずオーディションでヘインズ監督をひと目ぼれさせたミリセント・シモンズが、それぞれ主人公の少年ベンと少女ローズを見事に演じている。いまなお壁にぶつかる大人たちに、人生のきらめきを取り戻す術を教えてくれる物語が誕生した。■ジェイコブ・トレンブレイ/『ワンダー 君は太陽』6月全国公開10歳で初めて学校に行ったその日から、僕のワンダーな旅がはじまった――全世界で800万部以上を売り上げたR・J・パラシオのベストセラー小説を、チョボスキー監督・脚本で映画化。それぞれの個性を尊重し、お互いを受け入れることをまっすぐに描いた心揺さぶるヒューマンドラマだ。幼い頃からずっと母イザベル(ジュリア・ロバーツ)と自宅学習をしてきたオギー(ジェイコブ)は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。クラスメイトと仲良くなりたいという彼の思いとは裏腹に、その外見から、奇異な目で眺められたり避けられたりするオギーだったが、彼の行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンと共に極限下の世界で生きた母子を演じ、世界中から注目を集めた天才子役ジェイコブ・トレンブレイが、外見に生まれつきの障がいを抱える少年という難しい役どころを熱演する。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーストラック 2018年4月、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLCラブレス 2018年4月7日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2017 NON-STOP PRODUCTIONS - WHY NOT PRODUCTIONSワンダー 君は太陽 2018年6月よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2017 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.
2018年03月30日『天才子役』という言葉が流行するようになって随分たちましたが、人気子役そのまま芸能界で大活躍する人、全く異なる分野で活躍する人など様々です。では今現在子役の中で注目を集めている、将来期待できる子役は誰なのか。今回はパピマミユーザーのリアルな声をお届けします!●将来が期待できる子役は誰?・1位:芦田愛菜……36%(257人)・2位:本田望結……32%(229人)・3位:鈴木梨央……16%(118人)・4位:谷花音……5%(38人)・5位:エヴァ……4%(31人)・6位:小林星蘭……3%(19人)・7位:早坂ひらら……2%(17人)・8位:窪寺百合愛……1%(5人)・9位:太田しずく……1%(5人)・10位:佐藤芽……0%(0人)※有効回答者数:719人※集計期間:2017年10月2日〜2017年11月2日(パピマミ調べ)●1位:芦田愛菜やはり1位は芦田愛菜さん(257票)!『小さい時はかわいさ、大きくなって来て少しずつ女性の色気も出て来た。(20代女性会社員)』『どんなジャンルに出ても、違うカラーの役を見せてくれるから飽きない。(40代女性主婦)』芸能界入りはなんと3歳で2010年ごろからドラマデビュー。大河ドラマ、ハリウッド映画などにも出演しています。ブレイクは何と言っても『マルモのおきて』ですが、そんな芦田さんのやりきる力は芸能界だけではなく勉学でも同様。月に10冊以上の本を読むのは有名な話です。子役といえば芦田愛菜、という圧倒的な存在感を築いているのかもしれませんね。●2位:本田望結第2位は本田望結さん(229票)!『穏やかな表情に似つかわしく、鬼気迫る表情がとても心動かされます。(40代女性主婦)』『芦田愛菜さんと2人が本当に子役を引っ張っているという感じがしますね。(30代女性自営業)』本田さんといえば何と言っても『家政婦のミタ』でブレイクしました。子役がメインとなって出演したドラマではもっとも人気なドラマかもしれません。そして進学した中学校は関西大学中等部という関西の名門校。姉の本田真凜さんもフィギュアスケートで日々メディアの注目を集めている、なんともできすぎた兄弟と言えるかもしれません。●3位:鈴木梨央第3位は鈴木梨央さん(118票)。『圧倒的に演技がうまい、子供らしい愛嬌も残ったまま成長していますよね。(30代女性会社員)』『大人になって可愛いより美しい、キリッとした女性になりそう(20代女性会社員)』鈴木梨央さんといえば2013年の『八重の桜』でしょうか?芦田愛菜さんに憧れ、そして大好きな存在として芸能界に入ったと言われています。可愛くてそして演技もうまい鈴木さんは芦田さん、本田さんに継ぐ存在になっていって欲しいですね。・【アンケート結果(1位〜10位)】(将来が期待できる子役は誰?)使用するタグ:●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年11月02日バットマンらDCヒーロー集結の映画『ジャスティス・リーグ』公開を前に、人気子役たちが「子どもジャスティス・リーグ」を結成! 10月26日(木)にお披露目され、鈴木福がバットマン姿で登場したほか新井美羽、加藤憲史郎、大智、高月雪乃介もそれぞれの扮装で登場した。福くんのバットマンをリーダーに、『ワンダーウーマン』で幼少期のダイアナの日本語吹き替えを担当した美羽ちゃんがそのままワンダーウーマン、2代目こども店長の憲史郎くんはフラッシュ、ドラマ「ごめん、愛してる」に出演した大智くんはサイボーグ、「PS Vita」のCMに出演の雪乃介くんはアクアマンの衣装に身を包んで登場!「オンリーワンが集まれば、世界も救える!ジャスティス・リーグ!」とポーズを決めた5人だが、トークではキャラクターを離れて素顔を垣間見せる。バットマンの正体が資産家であることにちなんで、司会者から子役として長く活躍してきた福くんに「福くんも資産は相当あるんじゃ?資産運用は?」などという生臭い質問も飛んだが、福くんは「よくわかんないですけど…大人になったら、ちゃんとそういうことをできるようになりたいです」と堂々の回答!そんな福くんに年下の後輩たちは「面白いし、優しい。いろんなこと教えてくれるお友達でもあり、お兄ちゃんのような存在」(美羽ちゃん)、「昔からTVで活躍している目標の先輩」(大智くん)など憧れの視線を送る。また、それぞれのキャラクターの特性や能力を活かしてやってみたいことを尋ねると、福くんは「資産家なので自分の国を作りたい。バットマン帝国的な」と野心(?)をのぞかせ、美羽ちゃんも満面の笑みとキュートな口調で「世界を制覇したいです」と語る。海の王子ことアクアマン・雪乃介くんも、芝居で鍛えられたよく通る声で「東京は土地が高いので、東京湾に豪邸を建てたい!」と語るなど、さすが引く手あまたの人気子役のスケールの大きさをうかがわせる夢を語り、会場は笑いに包まれていた。『ジャスティス・リーグ』は11月23日(木・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開
2017年10月26日映画『銀魂』夏休みスペシャル舞台挨拶が18日に都内で行われ、子役の田中悠太、萩原壮志、大西統眞が登場した。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗)の間に起こるさまざまな事件を描く。現在、興行収入33億円を突破し2017年公開の実写邦画ナンバーワンヒットを記録している同作。スペシャル舞台挨拶に銀時(小栗)の少年時代を演じた田中、桂小太郎(岡田将生)の少年時代を演じた萩原、高杉晋助(堂本剛)の少年時代を演じた大西の3人が作中衣装で登場すると、会場からは「かわいい~」と声が漏れた。田中は映画について「迫力があって面白くて、すごいよかったです。小栗さんも、かっこよくて、ああなりたいなと思いました」と憧れを語る。小栗とは撮影時にすれ違ったと明かし、「銀髪が似合ってて、オーラがすごかった」と印象を振り返った。また大西は「お仕事で、カツラをよくかぶるんですが、カツラがかっこいいことが少ないので、高杉のカツラが気に入りました」と役について語った。もともと原作の大ファンで、映画も3回観たという萩原も「岡田将生さんは存在感がすごくて、憧れです」と笑顔を見せる。大西も「堂本剛さんが演じる高杉がすっごくかっこよくて、演技もとってもうまくて、僕も将来、あんな存在感のある俳優さんになれたらいいなと思いました」とキャストについての憧れを表し、目標とする俳優は「堂本剛さんです」と答えた。回想シーンに登場しセリフのなかった3人だが、舞台あいさつでは憧れの3人のセリフに挑戦。田中は「しかとその目ん玉に焼きつけな!」、萩原は「ヅラじゃない、桂だ!」、大西は「今日はまた、随分とでけえ月が出てるなあ」と再現した。大西は「映画の中で堂本剛さんの高杉がものすごくカッコよかったので、それが真似できて嬉しかったです」と喜んでいた。
2017年08月18日「子役」の演技に泣いた、笑った、感動した! ということや、「子役」が見たくてドラマを見つづけたことがある、ということはありませんか。毎年新しい「子役」が現れ、誰だろうと思うことや小さかった「子役」が成長した姿を見て驚いた、ということもあるでしょう。そんな「これからが楽しみ」「このまま見つづけていたい」と思わせてくれる今後の活躍が楽しみな、気になる子役たちをまとめてみました。ドラマ「母になる」息子 柏崎広(こう)役のふたりの子役たち■吉武歓(よしたけ・かん)男の子2012年2月21日生まれ セントラル所属・TVドラマ日本TV『母になる』TBS『砂の塔』NTV24時間テレビドラマスペシャル『母さん、俺は大丈夫』関西TV『GTOお正月スペシャル』・雑誌広告花王『メリーズパンツ』たまごクラブ・ひよこクラブ(通販コスメ)2013年7月号など『母になる』出演の吉武歓くん。かわいいと評判です。ドラマの仕事から認知度も高まり、仕事が増えていく可能性もあります。期待の高まる子役のひとりでしょう。 吉武歓くんプロフィール(セントラル) ■道枝駿佑(みちえだ・しゅんすけ)男の子2002年7月25日生まれ ジャニーズ事務所所属・TVドラマ日本TV『母になる』・映画『関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生』・舞台『少年たち 世界の夢が…戦争を知らない子供たち』『ANOTHER & Summer Show』・コンサート関西ジャニーズJr.として多数出演2014年11月にジャニーズ事務所に入ったという道枝駿佑くん。プロフィールを見ると芸能界に入り、1年もしないうちに舞台の仕事を始めています。ジャニーズ事務所のタレントは多才な子も多いので、これからどんな才能がみられるのか楽しみですね。CM「Y!mobile」SIM太郎役の子役■早坂ひらら(はやさか・ひらら)女の子2011年10月8日生まれ テアトルアカデミー所属・TVドラマ日本TV『天才!バカボン2 ~世界にひとつだけの家族~』NHK『真田丸』第25回日本TV『天才バカボン ~家族の絆』など、多数出演・映画『横道世之介』・CMCM『Y!mobile』ライオン『ソフラン』協和『ふわりぃランドセル』などCM『Y!mobile』SIM太郎役のあの子はだれ?と思った方もいるのではないでしょうか。あのSIM太郎は早坂ひららちゃんという女の子でした。『天才バカボン』でハジメちゃん役も演じています。これからもびっくりさせてくれる役柄を演じていくのでしょうか。 早坂ひららちゃんプロフィール(テアトルアカデミー) ドラマ『下剋上受験』佳織役の子役■山田美紅羽(やまだ・みくう)女の子2005年11月14日生まれ ベリーベリープロダクション所属・ユニット『ミラクルキャンディーベリー』2016年4月~・TVドラマTBS『下剋上受験』テレビ朝日スペシャルドラマ『瀬戸内少年野球団』など・映画『母と暮らせば』『ボクの妻と結婚していください』など・他、舞台・CM・雑誌など、多数出演『下剋上受験』で素直な心の優しい「佳織」役を演じた山田美紅羽ちゃん。4人組アイドルユニット『ミラクルキャンディーベリー』として活動中。ホームページによると「平成のアイドルユニットが昭和の良きテイストを織り交ぜながら活動を開始する」とあります。どんなユニットになるのか、これからの活躍にも注目ですね。 『ミラクルキャンディーベリー』ウェブサイト 老若男女に愛される「NHKドラマ」注目の子役たちNHKの大河ドラマや朝ドラからは、過去にもたくさんの子役が人気者になっています。NHKは子どもからお年寄りまで幅広い方たちが見ています。そのなかでひときわ目をひく存在になれば、人気子役の座も間違いないでしょう。■新井美羽(あらい・みう)女の子2006年9月17日生まれ スマイルモンキー所属・TVドラマNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』テレビ朝日『家政夫のミタゾノ』など、多数出演・映画『謝罪の王様』など・CMAGF『ブレンディコーヒー』など、多数出演多くのドラマやCMに出演している新井美羽ちゃん。『おんな城主 直虎』では直虎の幼少期「おとわ」を演じました。事務所のホームページには「乗馬(かけあし)」が得意とあります。だから、おとわ役では馬に乗るシーンも上手にこなしていたんですね。原田知世さんとのAGF「ブレンディコーヒー」のCMでは女の子らしい表情ものぞかせています。これからも仕事の幅を広げ、お茶の間を楽しませてくれそうです。 新井美羽ちゃんプロフィール(スマイルモンキー) ■藤本哉汰(ふじもと・かなた)男の子2003年7月14日生まれ ジョビィキッズプロダクション所属・TVドラマNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』『平清盛』日本TV『家政婦のミタ』、『明日、ママがいない』など、多数出演・映画『ひまわりと子犬の7日間』・CMセイバン『天使のはね』モデルロイヤル2011年版など『おんな城主 直虎』では、おとわの許嫁(いいなずけ)である「亀之丞」役を演じた藤本哉汰くん。優しくてかわいい表情が病弱な役にはまっていました。ほくろが印象的なイケメン候補です。 藤本哉汰くんプロフィール(ジョビィキッズプロダクション) ■小林颯(こばやし・かい)男の子2005年11月12日生まれ キャロット所属・TVドラマNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』NHK放送90年大河ファンタジー『精霊の守り人』関西テレビ『嘘の戦争』など、多数出演・映画『呪怨―ザ・ファイナル―』、『呪怨―終わりの始まり―』『脳男』など・CM富士通『Tech Shop篇』ベネッセ『小学1年生』など、多数出演『おんな城主 直虎』ではおとわの幼なじみ「鶴丸」役を演じた小林颯くん。映画『呪怨』では存在感のある「としお」役も演じていました。公式ツイッターによると、将来はアクションもできる俳優を目指しているとか。これから、どんな風に成長していくのか楽しみです。 小林颯くんプロフィール(キャロット) ■宮原和(みやはら・かなう)女の子2004年11月10日生まれ キャロット所属・TVドラマNHK連続テレビ小説『ひよっこ』テレビ朝日スペシャルドラマ『瀬戸内少年野球団』NHKEテレ『エイゴビート』、NHKBS『花咲くあした』など、多数出演・映画『潔く柔く』・舞台『真夏の夜の夢』『ひよっこ』で、主人公みね子の妹「ちよ子」役を演じています。ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍してるようです。 宮原和ちゃんプロフィール(キャロット) ■高橋來(たかはし・らい)男の子2009年2月4日生まれ テアトルアカデミー所属・TVドラマNHK連続テレビ小説『ひよっこ』、『まれ』テレビ朝日『アイムホーム』など、多数出演・映画『海賊と呼ばれた男』・CM永谷園『すし太郎 パーティ<ハロウィン篇>』大正製薬『ヴィックスヴェポラッブ 塗るかぜ薬篇』など『ひよっこ』で、主人公みね子の弟「進」役の高橋來くん。『アイムホーム』放送前の番組宣伝でよく見かけました。その頃よりも少し大きくなり「進」役を自然に演じています。 高橋來くんプロフィール(テアトルアカデミー) 見逃せない! 2017年話題の演技派子役■住田萌乃(すみだ・もえの)女の子2008年3月29日生まれ ジョビィキッズプロダクション所属・TVドラマNHK連続テレビ小説『マッサン』、NHKBSプレミアム『奇跡の人』日本TV『視覚探偵 日暮旅人』、『明日、ママがいない』など、多数出演・映画『湯を沸かすほどの熱い愛』・CMSHARP『プラズマクラスター』花王『リセッシュ』『キュキュット』などハキハキとした話し方が印象的な住田萌乃ちゃん。『マッサン』の「エマ」役では、画面のこちら側が釘付けになってしまうほどの演技力で、バツグンの存在感でした。 住田萌乃ちゃんプロフィール(ジョビィキッズプロダクション) ■横山歩(よこやま・あゆむ)男の子2008年7月31日生まれ テアトルアカデミー所属・TVドラマ日本TV『スーパーサラリーマン左江内氏』NHK『あなたにドロップキックを』テレビ朝日『はじめまして、愛しています』日本TV『ドクターカー~絶対絶命を救え~』、『ぼくのいのち』TBS『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』NHK連続テレビ小説『花子とアン』NHK『サイレント・プア』など、多数出演・映画『星ガ丘ワンダーランド』『おかあさんの木』・CMアース製薬『アース渦巻香』コカ・コーラ『アクエリアス』『花子とアン』では病気で亡くなってしまう「あゆむ」役を熱演。かわいらしさと切ない演技が、多くの人の胸を打ちました。『はじめまして、愛しています』では、親に捨てられ施設で暮らす「ハジメ」役に挑戦。里親制度となる新しい両親との暮らしのなかで、変化する気持ちの過程や切なさなど繊細な心の葛藤を表現していて、引きこまれる演技でした。横山歩くんが出演するドラマは、これからも要チェックです。 横山歩くんプロフィール(テアトルアカデミー) 2017年もたくさんの子役が注目されています。気になるかわいい子役、将来が楽しみな子役、縁起が光る子役。お気に入りの「子役」の今後の活躍に期待です。
2017年05月19日’83年にキッコーマンの「ガンバレ!玄さん」のCMに出演するや、一躍国民的子役スターへと駆け上がった間下このみ(38)。現在は1児の母となり、タレント・写真家として活躍中だ。 「きっかけは、当時向かいに住んでいた人が私の母を『一緒に子どもをモデルにしませんか?』と誘ったからでした。当時まだ2歳半でしたから、母は親子で楽しめればと軽い気持ちだったんです」 社会現象となった「ガンバレ!玄さん」のCM出演は4歳半のとき。放送が始まると、舌足らずの愛くるしさが大人気になった。’84年にはドラマ『スクール☆ウォーズ』(TBS系)でドラマにも初挑戦。 「共演した父役の山下真司さんはいたずら好きでした。階段から転げ落ちたとニセの血で驚かされたり(笑)。松村雄基さんは子ども好きで、一緒にお昼を食べたりとかわいがってもらい楽しかった記憶があります。現場では子どもながら、仕事は最後まで責任を持ってやらなくちゃと思っていましたね。ドラマに舞台にと、台本を4冊抱えていたこともあります。でも学校もなるべく休まないように通っていました。どれほど忙しくても、母からは『天狗になるな』とよく言われたことを覚えています」 そして中学入学を機に、仕事をセーブしていったという。学生時代にはコンビニやファミレスでのアルバイトも経験した。 「間下このみは本名なので、『なんでこんなところにいるの?』と驚かれました。その後、写真専門学校から、アメリカへ留学して、親元を離れ、ようやく誰も自分の名前を知らない世界を経験できたんですよ」 帰国後、’04年26歳で結婚。そして写真作家デビュー。だが’06年死産を経験する--。 「つらかったです。自分を責めて家にこもりがちになって。でも私がいつまでも泣いていると、亡くなった子どもが悲しむんじゃないかと思ったんです。それから、ささやかな暮らしで感じる喜びを夫婦で語り合うようにしました。主人とのそういう会話が、だんだんと私を立ち直らせてくれましたね」 その後、再び妊娠。だが、「不育症」のひとつの原因と言われる「抗リン脂質抗体症候群」という2万人に1人の難病と宣告された。「無事出産できるかわからない」と医師に言われたという。 「すごくショックでしたが、次の瞬間には、『絶対におなかの赤ちゃんを全力で守る!』と強く決心していたんです」 そこで彼女を助けたのは、子役時代に培った自身の知名度だった。 「あまり知られていないこの病気を認知してもらいたい、とテレビを通じて発表したんです。するとそれを見た、この病気のデータを持つ大学病院の先生から連絡をいただいて。それから毎日、血液が固まるのを抑制する注射を打ちに病院に通いました。子役時代で海外のロケで熱を出したとき、ものすごい太い針で注射されて卒倒して以来、注射がトラウマだったのですが、それでも生まれてくるわが子のためなら、そんなことくらいと思えて。きっと母として生きる決心ができたんでしょうね」 毎日の注射治療と同時に、聴診器で胎動を確認した。そして帝王切開で長女を出産。命がけの出産をつづった夫との著書『ママになりたい…~ハイリスク出産を越えて~/たまご日記~ちいさな命の記録~』は’13年にNHKでドラマ化された。出産から今年で10年……。 「妊娠中よりも子育てのほうが大変ですね(笑)。10歳になった娘は、私が子役で人気だったことを周りの人から聞いて、うれしいみたいです。娘は歌が大好きです。芸能活動ですか?本人がやりたいといえば応援しますね。でも義務教育を終えて大人になってからがいいかな。やはり普通の小学生のつもりが“天才”みたいに呼ばれてギャップを感じていたので(笑)。でも私が子役をしていた時代よりも、今の子役さんたちを見ていると、すごく大人のように感じますね」
2017年05月02日「子役は、成長してしまうと、かつての愛くるしさをお茶の間が感じなくなってしまう。“子役は大成しない”と言われている理由のひとつはそこにあるんです」 そう語るのは、芸能レポーターの川内天子さん。40年近いレポーター人生のなかで、さまざまな子役のはやりすたりを目の当たりにしてきた。 「世界80ヵ国で放送された『おしん』の幼少時代を演じた小林綾子さんは、当時は国賓扱い!まだ芸能人が登壇するイベント会見がなかった時代でしたから、インタビューに成功したレポーターたちは誇らしげでしたよ」 しかし、『おしん』ブームが去り、小林自身も年齢を重ねていく。 「高校、大学と成長しても芝居のうまさはピカイチでした。ただ、もう『おしん』を演じていた“子役”の小林綾子ではなかった。彼女に対してお茶の間が抱いていたかつての熱は、冷めてしまっていたんです」 しかし、現在も映画や舞台に精力的に出演している小林。芝居への愛情は常に川内さんも感じていたという。 ずっと子役でい続けることはできない――。「それを誰よりも感じていたのは安達祐実さんでしょう」と川内さん。安達祐実といえば、’94年にドラマ『家なき子』(日本テレビ系)で、12歳とは思えない演技力で脚光を浴びた。 「小林さんとは真逆で、いくつになっても童顔だった彼女。『大人になれない自分に葛藤していた』と語っていたのを覚えています。しかし、あどけないなりに役を演じきり、30歳を超えたときにはセクシーな役もこなせるようになりました。彼女はこれからも、女優として活躍し続けるでしょうね」 “大成しない”理由のもうひとつは、収入が増えたことで、“周囲のトラブル”に巻き込まれてしまうからかもしれない、と川内さんはいう。 「’76年、『ケンちゃん』シリーズで人気を集めた宮脇健さんは、運転手付きで学校や現場に行くほどの超売れっ子でした。しかし、父の借金、兄の自殺未遂、両親の離婚に加えて自身も2億円の借金を抱えるなど、代償は大きかったと思います。NHKの連続テレビ小説『鳩子の海』でお茶の間の心をつかんだ斎藤こず恵さんも、周囲とあまりに環境が違うことから、『学校に友達がいないのがさびしい』と吐露していました。そして彼女は中学生のとき、芸能活動をやめてしまうわけです」 斎藤こず恵と同期であり、“天才子役”といわれた坂上忍も、父が経営していた出版社の倒産により、実家の借金は1億円に。自分の仕事の現場まで借金取りが押しかけたという。しかし現在、昼の情報番組『バイキング』でMCを務め、バラエティ番組で“再ブレーク”を果たしている。 「“素”を見せたことが、再ブレークのきっかけになったんでしょう。子役のころとは違った“毒舌キャラ”が受けていますよね。同様に、小林さんもテレビ番組で披露した『猫語を話せる』という変わったキャラも話題に。バラエティ番組で『あ、面白いかも』と思われることはこの時代には大事。『俳優さんはトークが苦手』と思われている場合が多いですから」
2017年05月01日タレントの内山信二が、13日深夜に放送されたテレビ東京系トーク番組『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(毎週木曜24:12~)に出演し、人気子役時代の仰天エピソードを語った。6歳のときに出演した『あっぱれさんま大先生』(フジテレビ系)でブレイクし、人気子役として活躍していた内山。10歳でマックス月収は「3,000万円」だったそうで、家族の生活が一変したという。内山は「実家が下町の鮮魚店なんですけど、持ち物が変わってくる。お父さんがイボイボがついたセカンドバッグみたいのを持ちだして、お母さんも至る所にルイ・ヴィトンの文字が見えだして…。車も軽トラから高級車に」と両親の変化を告白。「旅行も、石川県に家族でキャンプに行ったりしていたのが、気付いたらワイハー(ハワイ)に。しかも家族全員ファーストクラスみたいな感じで」と振り返った。自身はマネージャーへの態度がひどかったそうで、「いろんなことに使いました。『ドラゴンクエスト』の発売日に早朝から並ばせたり…」と打ち明けると、共演者から驚きの声があがり、ネプチューンの名倉潤は「ひどいなあ」とツッコんだ。また、「今でも反省しているんですけど…」と前置きした上で、「10歳の頃とか、(マネージャーのことを)ジャーマネって呼んでいた」と告白。「おい、ジャーマネ! ウナギ食ったことあるか? ちょっとウナギ食いに行くか? 俺がお金出してやるから」などとかなり上から目線な態度をとっていたことを打ち明けた。
2016年10月14日女優の松嶋菜々子がこのほど、都内のスタジオで、7月スタートのフジテレビ系主演ドラマ『営業部長 吉良奈津子』(毎週木曜22:00~22:54)の取材に応じ、子役の男の子に「キュンとするようなことがいっぱいあります」と、はにかんだ。このドラマは、松嶋演じる広告代理店・東邦広告の売れっ子クリエイティブディレクター・吉良奈津子が、結婚・出産・育児休暇をへて、3年ぶりに営業部長として職場復帰したことをきっかけに起こる問題と向き合いながら、仕事と家庭を両立させるために奮闘していく姿を、井上由美子の脚本と、河毛俊作の演出で描くもの。松嶋は、実生活で2人の女の子の母親だが、今作での子供は4歳の子役が演じる男の子。ある時、その子から「奈津子さんかわいい」と言われたことが印象に残っているそうで、「(普段)娘が『かわいい』って言ってくれると、『あっ、ありがとう』って(普通に)返せるんですけど、男の子に言われると『ありがとう~!!』っていう感じになるんですね(笑)」と、小さい子でも同性とは違った喜びを感じたことを明かした。こうしたやり取りも含め、「キュンとするようなことがいっぱいあります」と言い、今後の撮影も楽しみな様子。「すごい人懐っこくて、いっつも何かとちょっかいを出してくれるので、すごくやりやすいですね」と、家庭でのシーンでは癒やされているようだ。一方、職場のシーンでは、松田龍平と初共演。奈津子の後輩クリエイティブディレクターで、バディを組むことになる高木啓介役を演じる松田だが、松嶋はその第一印象について「必要なときにしか動かない…(笑)。("動かない鳥"と言われる)ハシビロコウのようなドーンとした落ち着きと、オーラを持ってらっしゃる」と表現した。さらに、「勝手な私の想像ですが、目と目を合わせてお芝居をする相手と考えるのは、特に違うような気がして…」と分析。「それが、水と油のような関係としてすごくピッタリだなと思っているので、今後の撮影で楽しみな部分でもありますね」と期待を述べたが、松田に聞いてみたいことを問われると、「質問してはいけないような雰囲気が…」と警戒していた。フジテレビの三竿玲子プロデューサーは、今作について「働くママたちの応援歌になるような物語。仕事に家庭に愛に悩みながら、時には戦いながら頑張っていく姿を描いていければ」と狙いを説明。松嶋も「これから仕事を続けていきたい方にも、職場に復帰される方にも、共感部分の多いドラマになっていると思いますので、楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを寄せた。
2016年06月16日ドラマ「トットてれび」で黒柳徹子役を演じる満島ひかり。同世代の女優の中で演技派としてひときわ輝く満島さんは、本役を通して自身が通るべき新たな道筋を発見したようだ。その先に広がる世界とは…?黒柳さんのエッセイ「トットひとり」「トットチャンネル」が原作の本作は、テレビ放送が始まった昭和28年にNHK専属テレビ女優第1号となった黒柳さんを主人公に、自由で創造的だったテレビ草創期の熱気と、森繁久彌、渥美清、坂本九、向田邦子らそうそうたる面々との友情を描いたバラエティドラマ。懐かしいヒットソングを現代風にアレンジしたミュージカル仕立ての演出も見どころのひとつ。当初、満島さんは「新しい印象で煌めき続ける徹子さんのパワーをそのままドラマに出せるのだろうか?」と疑問を抱くとともに、「再現ドラマになってしまうのが怖い」と思ったことを素直に打ち明ける。しかし、井上剛監督の「テレビの初めから歩んできた黒柳さんのパワーを借りて、もう一度新しいテレビを探したい!」という情熱に突き動かされ、「じゃあ、やってみようかな」と心変わり。「徹子さんからは『満島さんなら、まぁいいわ』と承諾をもらえたみたい」と笑みをこぼす。撮影するにあたり、黒柳さんからのアドバイスは、やはりあの独特の口調についてで、「『わたし、速いだけじゃないの。良く聞こえるの』と言われたので、それは気を付けています」と肝に銘じている様子。また、黒柳さんのことを「可愛い。魂の魅力を丸ごと発信できる人」と評する満島さんは、どんな時でも可愛くいるように心がけているとも。中村獅童(渥美清役)、ミムラ(向田邦子役)、吉田鋼太郎(森繁久彌役)ら共演者とも「モノマネではなく、それぞれが(演じる人物の)エッセンスを取り入れて、自分自身で体験することが一番の目標」と話し、当時生放送だった番組のシーンでは「自分たちならどう解決するか?徹子さんたちならどう解決するか?をダブらせて演じるので、半分リアルでドタバタしています」と述懐する。とは言え、「あまり臆病にならないで、そのときやりたいことをカメラの前でやれたらいいな」と目を輝かせる満島さん。ショーの場面では「歌い方も踊り方も決まりごとにならないようにやれたらと思っています」と、子供時代に所属していた音楽グループ「Folder」で培ってきたキャリアを活かす意欲ものぞかせた。多彩なキャラクターを演じてきた満島さんだが、唯一無二の存在感を放つ黒柳さんを演じることはやはり難解で、とりわけ「戦争を経験された方々の、これからは新しく楽しく生きていこうとするユーモアは真似できない」としみじみ。そんな思いもあって、黒柳さんに「(撮影)楽しいでしょ?」と聞かれた時、満島さんは「徹子さんの何十年を何か月でやることは楽しいだけじゃないです!」と訴え笑われたこともあったとか。かつてない体験を通して、さらに役者道をまい進する決意が固まったかと思われたが、満島さんは「女優さんは向いていない気がしています」と意外な言葉を口にする。その真意は「音楽やファッション、バラエティもコントも笑いもある中で仕事をするのが楽しい」。本作の「総合芸術な感じ」に魅了された満島さんは、「パフォーマンス・アーティストがいいな。フラフラーっとトボけながら、自分ができることをやって楽しみたい。だから徹子さんは理想的」と笑顔を向ける。未来に新たな夢を見出した満島さんの目は、黒柳さんにも負けないパワーに満ちあふれていた。「トットてれび」(連続7回)は4月30日(土)20時15分からNHK総合で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月30日子役の寺田心が10日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた同局系ドラマ『OUR HOUSE』(17日スタート、毎週日曜21:00~21:54 ※初回は15分拡大)の制作発表会見に登場し、撮影に出てくる料理の"爆食い"ぶりを告白した。同作は、野島伸司氏が脚本を手がけ、東京の下町にある大家族で繰り広げられるホームドラマ。母が他界してから中学1年生の伴桜子(芦田)が一家を仕切っていた中、父・奏太(山本耕史)がアメリカにて交際0日で電撃結婚したアリス・シェパード(シャーロット・ケイト・フォックス)を、新しい母親として連れ帰ってきてしまい、桜子とアリスが対立していく様子を描く。寺田は、この伴家の次男・新太郎を演じているが、食卓のシーンに出てくる料理がとてもおいしいとのこと。長男・光太郎役の加藤清史郎から「心くんがすごい食べるんですよ。食べなくてもいい時も食べるんです」と明かされると、「恥ずかしい…恥ずかしい~!!」と顔を赤らめた。食いしん坊という役柄であることを強調しながらも、「ちょっとご飯があると、やめられなくなっちゃう…」と、一人暮らしのOLのような悩みを打ち明け、司会の西山喜久恵アナウンサーから「食べる子は成長するっていうからね、いいことですよ」とフォローされていた。今作は1シーンの撮影が長いそうだが、加藤は食事シーンで途中でカットがかかっても、寺田の皿だけ極端に量が減っていることも暴露。寺田は食卓のシーンになると「(本番前の)段取りの時は我慢するんですけど、テストもランスルーも、ぜ~んぶ本番だと思って食べちゃいます!」といい、この日も「お弁当を4皿食べて、サンドイッチも食べたし、キャラ弁のパンダ弁当とか、いっぱい食べすぎちゃいました。おなかポコってなっちゃいました!」と報告して、会場を笑わせた。
2016年04月10日子役の鈴木梨央、歌手でタレントの錦野旦が16日、東京・台場のデックス東京ビーチで行われた「お台場イルミネーション"YAKEI"『リトルプリンセス 星の王子さまと私』ver.」点灯式に出席した。昨年の点灯開始以来、家族連れやカップルなど多くの来場者が足を運ぶなどお台場の冬の風物詩として人気を集めている同イルミネーション。今年の点灯式は、11月21日に公開される映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』とのコラボ企画で、本作でアニメ声優初挑戦を果たした人気子役の鈴木梨央が登場し、関係者とともに点灯式に登場した。点灯されたイルミネーションを目の前にした鈴木は「夢の中にいるみたいです!」と目を輝かせながら「家族と一緒に来たいと思いました」と満面の笑顔。お台場といえば、カップルのデートコースとしても人気のあるスポットだが、将来は「海で夜景を見てワインで乾杯するのが理想のデートです!」とおませな一面を明かしながら「海もあるしお台場は(デートコースに)ピッタリですね!」と関係者を喜ばせる場面も。また、王子様を探して冒険する女の子の声を担当した本作について「すごく楽しかったですが、難しいところもありました」と本音を漏らすも「笑いや涙、ハラハラドキドキするシーンもあって、目が離せません! 自分の声も流れて感動したし、映像もすごくキレイでした」と満足げ。役柄にちなんで「憧れの王子様は?」という質問には「三浦春馬さんに阿部寛さん、ジャニーズJr.の岸優太さん!」とイケメンの名前を挙げて観客を沸かせた。イベント途中からは、星の王子様を探すキャラクターを鈴木が演じたということで、スターの錦野旦が登場。錦野の衣装についていた星の形の電球にスイッチを入れた鈴木は「まさに"星"のおじさまですね!」と無邪気に感想を述べると会場は大盛り上がり。そんな鈴木について錦野は「映画を試写で見ましたが、もうビックリしましたよ!梨央ちゃんが出ている感じで感動しました。本当、あなた天才だね。どっちが子どもかわからないよ。そろそろハリウッドデビューかな」と大絶賛。錦野に褒められた鈴木は「うれしいです」と笑顔を見せながら「オーラがあってすごくて素敵な方だと思いました」と錦野を喜ばせた。
2015年11月17日元極道の司法書士が活躍する人気漫画を映画化した『劇場版 びったれ!!!』の完成披露試写会が11月3日(火・祝)、都内で行われ、ドラマに続き主演を務める田中圭、子役の岩崎未来(みく)ちゃん、金田敬監督が舞台挨拶に立った。田中さんが「お人好しで頼りないシングルファーザー」「切れ者の司法書士」「元・極道」という3つの顔を持つ伊武努を演じ、理不尽な目にあう庶民を助けるべく奮闘する。タイトルは広島弁で、小心者の意味。今年1月から全国10局でドラマ版が放送され、第8話にて広島のチャンネル占有率が33.5%をマークした。今回の劇場版で、ついにオール広島ロケが実現し、田中さんも「すごくパワーをもらった」と感激しきり。「タイトなスケジュールだった」とグチもこぼしたが、すぐさま金田監督から「でも、毎晩飲みに行ってたよね」とツッコミが入るなど、和やかな雰囲気。「伊武は大好きな役なので、何年後かにまた演じたい」(田中さん)と強い思い入れを示した。亡き姉の子どもを演じる未来ちゃんは現在7歳。親代わりともいえる役柄の田中さんの第一印象は「ヤクザの格好をしていたから、怖かったけど、おしゃべりしたらカッコ良かった」と無垢なコメント。一方、田中さんは「未来のお絵かきや漢字を書く姿を見ながら『すごいねー』って褒めても、すぐカンナちゃん(共演する森カンナ)になついちゃって、一瞬さみしかった」と“父の顔”を見せていた。『劇場版 びったれ!!!』は11月7日(土)よりバルト11ほか広島にて先行上映、11月28日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月04日『岸辺の旅』『夏の庭』の原作で知られる湯本香樹実の同名ロングセラー小説を映画した『ポプラの秋』。本作で主人公の8歳の少女を演じるのが、子役として活躍を続けてきた本田望結。満を持して映画初主演を務める本作を始め、話題作への出演作が相次ぐ望結ちゃんは、子役から女優へ、着実にステップアップを図っているようだ。本作『ポプラの秋』は、天国の父への想いを手紙に綴る少女と、大きなポプラの木が立つアパートの大家のおばあさんとの心の触れ合いを描く物語。深津絵里&浅野忠信共演で映画化された『岸辺の旅』と同じ湯本香樹実による原作は、1997年の発表以来、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界10か国で翻訳・出版され、言葉や文化の壁を越えて愛されている。大好きだった父を突然亡くした8歳の千秋は、失意の母(大塚寧々)と共に引っ越してきたポプラ荘で、大家のおばあさん(中村玉緒)と出会う。「自分は亡くなった人に手紙を届けることができる」と話すおばあさんの言葉を信じた千秋は、死んだ父に向けて手紙を書き続けるのだが――。今年は、1月クールに放送されたTBS系連続ドラマ「警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル」で、谷原章介の娘役を好演していた望結ちゃん。さらにこの秋には、香取慎吾主演のCX系スペシャルドラマ「一千兆円の身代金」にヒロイン役で出演。映画も、9月19日(土)より全国公開となる本作を皮切りに、12月には山田洋次監督作品『母と暮らせば』に出演するなど、これからテレビ・映画の出演が相次いでいる。望結ちゃんの連続ドラマレギュラー出演は、2012年の「サマーレスキュー~天空の診療所~」(TBS)以来、約2年半ぶり。映画も2013年の『コドモ警察』以来、2年ぶりの出演となった。2014年は単発のドラマ出演などはあったが、目立った女優活動は多くなかった。フィギュア・スケーターしても活躍するだけに2足のわらじの影響があったのかもしれないが、もしかすると、女優へのステップアップに向けた準備段階だった可能性もある。これからの目標を聞かれた望結ちゃんは、「人を感動させることができる女優さんになりたい」と語り、自身の憧れの女優はターニングポイントというべき作品「家政婦のミタ」(日本テレビ)で共演した松嶋菜々子だと明かす。「あのドラマがなければ、いまの自分はないと思います。主演の松嶋菜々子さんは憧れの女優さんの一人ですが、共演させていただけて幸せでした」と当時7歳で出演した大ヒット作をふり返る。今年11歳になり、心身ともに大人への階段を上り始める時期となった望結ちゃん。子役は女優へシフトするタイミングが非常に重要といわれているが、この秋、本格的に女優業に力を注ぎ、芦田愛菜や鈴木福、小林星蘭、谷花音といった同年代の子役たちと一気に差をつけることになるのか、注目を集めている。『ポプラの秋』は9月19日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ポプラの秋 2015年9月19日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C) 2015『ポプラの秋』製作委員会
2015年09月15日この9月、奇しくも、“次世代を担う天才子役”が演じる少年たちが、ある出会いを通じて力強く生きていく姿を魅せる映画が、3週連続で公開される。この3作品に共通するのは、彼らが自分たちの前に立ちはだかる脅威と懸命に闘っていること。そんな少年たちが大人に伝えてくれる、人生の切り開き方に迫った。1.少年VSコドモなジジイ『ヴィンセントが教えてくれたこと』9月4日(金)公開の『ヴィンセントが教えてくれたこと』は、人生に空しさを感じ始めていた“不良老人”が、年の離れた少年との友情を通して、もう一度“生きる力”を取り戻していく物語。アルコールとギャンブルをこよなく愛する、ちょい悪オヤジのヴィンセントを演じるのは、ビル・マーレイ。2015年ゴールデン・グローブ賞で「作品賞」「主演男優賞」(コメディ/ミュージカル部門)にWノミネートされた。本作で少年オリバーが闘うのは、アルコールとギャンブルにおぼれ、口を開けば毒舌を連発する偏屈老人ヴィンセント。大人になりきれないコドモなヴィンセントに、大人な子ども、オリバーは悪戦苦闘する。このオリバーを演じるのはジェイデン・リーベラー。ビル・マーレイ相手に堂々と渡り合った彼は、ラスベガス映画批評家協会賞始め、数々の「ベスト子役賞」を獲得している。2.少年VS限られた時間『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』翌9月11日(金)に公開となる『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』は、厳しい生活環境下で生き抜いてきた少年が、突然の事故をきっかけに米国一のエリート少年合唱団を有する私立高に入学し、才能を開花させ、自身の人生を切り開いていく感動のドラマ。少年合唱団を率いるベテラン団長を2度のオスカーに輝くダスティン・ホフマンが演じる。本作で、少年ステットが対峙するのは“時間”。これはステットだけではなく、少年合唱団員全員に言えることで、ボーイ・ソプラノは永久的に出せるものではなく、少年から大人になるまでのわずかな間だけしか出せない“奇跡の歌声”であるからこそ。夢の舞台を目指しながらも、いずれは終わりが訪れる才能の儚さが秀逸に描かれている。ステット役のギャレット・ウェアリングは、本作が長編映画初出演となったが、それまでモデルとしても活躍し、プリティーン男子モデル賞などを獲得。早くもハリウッドでは、近年まれに見る天才子役と言われ、「リバー・フェニックスの再来なのでは?」と注目を集めており、先日の来日でも話題を呼んだ。3.少年VSアルプス『ベル&セバスチャン』最後に、9月19日(土)公開の『ベル&セバスチャン』は、第二次世界大戦中のナチス占領下のフランスで、ユダヤ人家族を救うため、冬の“アルプス越え”に挑む孤児セバスチャンと野犬ベルの絆を描いた感動物語。孤児セバスチャンが闘うのは、極寒の冬のアルプス。第二次大戦下、山の麓の小さな村で暮らすセバスチャンは、野犬ベルと共にまだ見ぬ母親の帰りを待っていたが、ナチスの捜索の手が伸び、ユダヤ人一家を救うため、道案内人として危険な冬のアルプス越えに命がけで挑む。本作でセバスチャンを演じるのは、2,400人の候補者の中から選ばれた新星フェリックス・ボシュエ。無邪気さとたくましさをあわせ持つ少年を素直な感性で見事に演じ、ベル役の真っ白で大きなグレートピレニーズとの絶妙なコンビネーションを観客を魅せている。純粋な心を持つ少年たちが、素直にまっすぐな眼差しで前を向いて進む姿は、観ている私たちが多くのことを学ばされるかも…。天才子役たちの期待を裏切らない名演は必見だ。(text:cinemacafe.net)
2015年08月31日映画『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』(9月11日公開)の日本公開を記念して、主人公を演じる子役ギャレット・ウェアリングとフランソワ・ジラール監督が8月初旬に来日することが16日、明らかになった。来日が決定したギャレットは、ハリウッドで天才子役と高く評価され、「リバー・フェニックスの再来なのでは?」という声も上がっている役者。幼い頃から芸術に強い興味を抱き、中学に入り教師の導きを通して演技を始め、才能を開花させていった。その後、タレント協会に加わり、プリンティーン男子モデル賞をはじめとする数多くの賞を獲得。注目が集まる中、11歳の頃、演技を追及するためロサンゼルスに移住。そして、本作の主人公役を獲得し、長編映画デビューを飾った。一方の製作陣は、ステット役を見つけるために世界中を探し回り、役のプロフィールと同じ、テキサス州出身で当時12歳のギャレットを発見した。共演したダスティン・ホフマンは、ギャレットを「最高だよ」と絶賛し、「見たままの素晴らしい子供だ。豊かな精神と真実を捉える感覚を備えている」と語る。監督も「12歳の子供を配役するのはいつだって恐怖を伴う。オーディション以外に証拠がないんだ。しかもオーディションには惑わされることが多いから、僕は好きじゃない」としながらも、「でもギャレットはステット役に必要な素晴らしい演技力があることがすぐにわかった」と告白。さらに、「彼の年代にはめったに見られない集中力がある。彼の強烈さと鍛錬に感心した。俳優としての彼にとってこの映画はエキサイティングな旅の始まりになると思う」と太鼓判を押す。本作は、複雑な家庭環境に育った問題児ステット(ギャレット・ウェアリング)が、米国一のエリート少年合唱団を有する私立高に入学し、ベテラン合唱団団長(ダスティン・ホフマン)と出会い才能を開花させ、人生を切り開いていく姿を描くヒューマンドラマ。若い頃に音楽を学び、挫折した経験を持つホフマンの自伝的映画にもなっているという。監督は、アカデミー賞最優秀作曲賞を受賞した映画『レッド・バイオリン』をはじめ、シルク・ドゥ・ソレイユ『ZED』といった舞台の演出も手掛けるフランソワ・ジラールが務める。
2015年07月17日アカデミー俳優であるダスティン・ホフマンが出演する『ボーイ・ソプラノただひとつの歌声』の公開を記念し、フランソワ・ジラール監督と、天才子役と称されるギャレット・ウェアリングの来日がこのほど決定した。複雑な家庭環境に育ち、トラブルばかり起こしていた少年ステットだが、実はたぐいまれな美声の持ち主だった。そんな彼に飛び込む名門少年合唱団への入学。そこで少年たちの育成を任されているのは、厳しい指導で知られているカーヴェル。彼は若いころに才能を否定され、指導者の道に入った過去があり、才能がありながらも、無駄にしているステットに対して厳しく接する。楽譜も読めず同級生たちからのいじめに遭いながら、カーヴェルの導きにより、次第に“歌う”事に魅了されていくステット。そんな時、由緒正しいコンサートでソロを歌うチャンスが与えられる――。若い頃音楽を学び、挫折した経験を持つダスティン・ホフマンの自伝的映画とも言える本作。ホフマンのほか、『ミザリー』『タイタニック』のキャシー・ベイツらベテラン俳優たちが勢揃いする中、主人公である少年ステットを、本作が長編デビュー作である新星ギャレット・ウェアリングが演じている。幼い頃より芸術に強い興味を抱き、中学の頃教師に導かれ演技を始め、プリティーン男子モデル賞をはじめとする数多くの賞を獲得し注目を集めた彼は、11歳の時に演技の夢を追及するためロサンゼルスに移り住み、本作のオーディションに見事合格。はれて銀幕デビューを飾ることとなった。ジラール監督は、「12歳の子どもを配役するのはいつだって恐怖を伴う。以前仕事をしたことがある子はほとんどいない。だからオーディション以外に証拠がないんだ。しかもオーディションは惑わされることが多いから、僕は好きじゃない。でもギャレットにはステット役に必要な素晴らしい演技力があることがすぐに分かった。彼の年代にはめったに見られない集中力がある。彼の強烈さと鍛錬に感心した。俳優としての彼にとってこの映画はエキサイティングな旅の始まりになると思う」と、ギャレットの才能への賛辞を送っている。そしてこのほど、ギャレット・ウェアリングとフランソワ・ジラール監督の来日が決定。ジラール監督は、アレッサンドラ・バリッコのベストセラーの映画化『シルク』にて、中谷美紀と役所広司を起用しており、日本にも馴染みのある人物としても知られている。ダスティンが「彼は最高だよ。見たままの素晴らしい子どもだ。豊かな精神と真実を捉える感覚を備えている」と絶賛するギャレット。次世代のスター来日で、さらなる話題を呼びそうだ。『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』は9月11日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月17日映画『トワイライト ささらさや』の完成披露試写会が10月28日(火)に開催され、主演の新垣結衣をはじめ、大泉洋、中村蒼、小松政夫、富司純子、子役の寺田心くん、そして深川栄洋監督が舞台挨拶に登壇した。加納朋子のベストセラー「ささら さや」の映画化。息子を生んだばかりで夫に先立たれたさやが、風変わりな町の人々に支えられて成長していく姿と、死んだはずの夫のユウタロウが、他人の体に乗り移ってさやと息子を見守るさまを描いた、現実とファンタジーの交錯したドラマが展開する。キャスト陣が姿を見せると客席からは黄色い歓声がわき起こったが、大泉さんは、主演の新垣さんに大きな声援が飛ぶことは理解しつつも、心くんに「かわいい!」との声が集中したことに納得がいかない様子。「私だって子どもの頃はあれくらいかわいかったんですが…」と仏頂面で負け惜しみを口にし、いきなり会場を笑いに包む。挨拶でも心くんが、なんともかわいい声で「はい!よろしくお願いします」と受け応えをし声援を受けるが、大泉さんは「調子に乗るなよ!おれだってそうやれば『かわいい』って言われるんだ」とライバル心を露わにする。新垣さんは本作で母親役、そして妻役に初めて挑戦したが「私を知っている方は学生服姿の新垣結衣の方がイメージしやすいと思うので、そう(=母・妻に)見えるか不安はあったけど、成長していく役なので、気負わずに成長していければと思いました」と語る。大泉さんは、すぐに亡くなってしまうとはいえ新垣さんの夫を演じたことについて「新垣さんと夫婦役ってだけで、この仕事を受けたようなもの」と語るが、新垣さんは「普段からこちらの伝えたいことをくみ取ってくださる方なので、夫婦の近い距離を出せたと思います」と充実の表情を見せた。中村さん、小松さん、富司さん、心くんは、大泉さんが演じる死んだユウタロウが乗り移る役をそれぞれ演じたが、中村さんは、大泉さんの動きや表情を事細かに研究したそう。大泉さんは「僕の顔を見たら、うんざりって顔されました(笑)。僕が乗り移った時から、このイケメンがブサイクに見えるんですよ!」と苦笑交じりに中村さんの演技を称賛する。同様に大泉さんは、自身が乗り移った富司さんの演技についても「あんな下品な富司さんは見たことない(苦笑)!」と絶賛。深川監督も、普段は美しく上品で優雅な富司さんに大泉さんそっくりの芝居をさせることへの葛藤を明かしつつ「普段の富司さんの3倍か4倍汚く見せています!」と語り、笑いを誘っていた。心くんもこどもながらに大人のユウタロウが乗り移った演技を見せているが「乗り移られちゃいました!カッコよく大人みたいにコップを回すのが難しかったです」と語りつつ、セリフを覚えるのは大変だった?という質問に「簡単でしたね」とあっさりと答え、大物ぶりを発揮し、会場は再び笑いに包まれた。『トワイライト ささらさや』は11月8日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トワイライト ささらさや 2014年11月8日より全国にて公開(C) 2014 映画「トワイライト ささらさや」製作委員
2014年10月28日『アメリ』で日本でも人気のジャン=ピエール・ジュネ監督が新作『天才スピヴェット』が第27回東京国際映画祭で上映されるのに合わせ、主演で天才子役と称されるカイル・キャトレットと共に来日。10月27日(月)に舞台挨拶に臨んだ。ジュネ監督が3Dに挑戦した本作。生まれついての天才ながら、周囲に理解されず孤独を抱えた少年・スピヴェットの心の成長を描き出す。ジュネ監督は自ら見出したカイルくんについて「絶対に現場で『疲れた』と言わないし、アクションも全て自分でやってます。小さいけど立派なスターです!」と紹介。そのカイルは「コンニチハ、カイル・キャトレットです」と日本語で挨拶したかと思えば、劇中のスピヴェットさながらに6か国語で自己紹介をして会場を沸かせた。ジュネ監督は満員の客席を見渡し「日本に私のファンが少しはいらっしゃるというのは知ってます(笑)。モンマルトルのカフェの近くに住んでるんですが、そこのカフェには『アメリ』のポスターが貼ってあり、日本から来た観光客の女性がよく写真を撮っているので。『すいません、写真を撮るのでどいていただけますか?』とよく言われるんです」といたずらっぽい笑みを浮かべる。アメリカを舞台にした本作だが、ジュネ監督は“反ハリウッド”を掲げており「カナダとフランスの共同制作による“ニセアメリカ映画”です」と語る。「なぜか?フランスには自由があります。自由の素晴らしいところは、全てが私の責任だということ。この映画をみなさんが気に入ってくれようと、つまらないと思っても、その責任は全て私にあります」と反骨精神を垣間見せる。この日は、ゲストとしてカイルくんと同い年の日本が誇る人気子役の鈴木福が来場!「映画の中のスピヴェットくんを意識した」というオールバックとタキシードでビシッと決めて登場し、花束を手渡した。カイルくんは7歳以下の武道選手権で3年連続のチャンピオンという経歴を持っており、この日は三節棍、剣にヌンチャクを使って華麗なアクションパフォーマンスを披露。福くんも負けじと、いま学校で流行っているというけん玉の腕前を見せてくれたが、惜しくも大技に失敗し「カッコいいところを見せられず、負けちゃいました。緊張しまくっててヤバいです!」と苦笑い。それでも、ジュネ監督が2人の天才子役を大絶賛し「次はけん玉で戦う少年とヌンチャク使いの少年の脚本を書きたいと思います」と語り、福くんも「ぜひお願いします!」と笑顔を見せた。第27回東京国際映画祭は10月31日(金)まで開催。『天才スピヴェット』は11月15日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月27日ハリウッドの第一線で活躍するスターの中には、子役やティーン時代から映画・ドラマに出演しキャリアを積んできた俳優たちは数多い。『レオン』で2,000人以上の候補者から選ばれ、マチルダで鮮烈なデビューを果たしたナタリー・ポートマン。芸能一家に生まれ、7歳のときに出演した『E.T.』で一躍有名になったドリュー・バリモア。また青春映画の傑作『スタンド・バイ・ミー』で注目され、世界を熱狂させながら23歳の若さでこの世を去ったリヴァー・フェニックスなど、挙げれば切りがない。中でも意外なデビュー作を持つ俳優たちが、いま話題作に続々と主演し、注目を集めている。そのひとりは、スパイク・リーが韓国の鬼才パク・チャヌクによって映画化された日本原作のコミックのハリウッド版に挑む『オールド・ボーイ』に主演する、ジョシュ・ブローリンだろう。本作の直前には『マイレージ、マイライフ』のジェイソン・ライトマン監督が描く、ケイト・ウィンスレット共演の切ないラブストーリー『とらわれて夏』(5月1日)の公開も控えている。彼のデビュー作は、1985年に公開され全世界で大ヒットを記録した『グーニーズ』。最近、続編の計画が進行中と明かされたばかりの、カルト的人気を誇る青春アドベンチャーだ。伝説の海賊が隠した財宝を探す少年たちの冒険と成長を描き、ジョシュは主人公・マイキーの兄・ブランド役でスクリーンデビューを果たした。計画の続編では、監督がオリジナルキャストについて「できれば全員」の出演を希望しているとあって、新旧ファンの期待値は急上昇中。そんなジョシュは、近年、『メン・イン・ブラック3』『L.A.ギャング ストーリー』と大ヒット作への出演が続き、いずれも強い印象を残した。スパイク・リー監督が大胆にアレンジを加えた最新作『オールド・ボーイ』では、20年間理由も分からず監禁されるも、やがて解放され、ハンマーを片手に復讐の鬼と化していく男を熱演する。共演者も『GODZILLA』、『アベンジャーズ』続編『The Avengers: Age of Ultron』(原題)のエリザベス・オルセン、『第9地区』のシャールト・コプリー、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のサミュエル・L・ジャクソンと個性派俳優揃いだ。また、自身初の長編監督作で、自ら主演・脚本も手がけた『ドン・ジョン』が公開中のジョセフ・ゴードン=レヴィットも、子役からキャリアをスタートさせており、その芸歴は長い。1992年に公開されたロバート・レッドフォード監督、ブラッド・ピット主演の『リバー・ランズ・スルー・イット』ではブラピの子ども時代を演じ、映画デビュー。テレビの人気コメディ番組でも活躍していたが、一時、学業を優先させて一線から退くも、その後復帰。以来、順調にキャリアを重ねてきており、『(500)日のサマー』ではゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞、『インセプション』『ダークナイト ライジング』『LOOPER/ルーパー』など超大作にも出演するほか、最近ではインターネットを通じたプロデュース業にも進出するなど、幅広く活躍している。さらに、『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』シリーズのフロド役で世界的な人気俳優となったイライジャ・ウッドの映画デビュー作は、なんとマイケル・J・フォックス主演の『バック・トゥー・ザ・フューチャー PART2』。マイケル演じるマーティが立ち寄る “カフェ80’s”にて、ビデオゲームで遊ぶ少年を演じているのだ。その後、1990年公開の『わが心のボルチモア』ではメインキャラクターとして本格的に出演し、『危険な遊び』では当時大人気だったマコーレー・カルキンとW主演を務めるなど、子役スターとして成長。最近では、連続殺人犯を演じた『マニアック』、命を狙われる天才ピアニストを熱演した『グランドピアノ~狙われた黒鍵~』など、これまでのイメージを脱却するべくチャレンジを見せており、今後の活躍も目が離せない。子役時代から現在もなお第一線にいるスターは、まさしく“芸達者”な実力派俳優ばかりと言えそうだ。『オールド・ボーイ』は6月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))
2014年04月17日映画やドラマで子役俳優の存在が注目を浴びることが増えている。時に大人の俳優をも上回るような強烈な印象を残す小さな名優たち。その中でもここ最近、人気が急上昇し、あちこちで見かける機会が多くなっているのが濱田龍臣。昨年は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で主人公・龍馬の少年時代を演じたのをはじめ、映画化も決まったドラマ「怪物くん」(日本テレビ)など、次々と話題作に出演、さらには舞台でも主演を務めるなど、愛くるしい笑顔と大人顔負けの天性の演技力を見せている。そんな彼が、常に厳しい審査の下で声優を決定することで知られるディズニーアニメーションの最新作『少年マイロの火星冒険記 3D』の日本語吹替え版で主人公・マイロの声を担当することに。映画の公開を前に濱田くんに直撃インタビュー!「もし火星に行けるなら、低重力の中でジャンプしてみたい」さらわれたママを助けるため、ロケットに乗り込んで火星へ向かった少年・マイロの冒険と成長を描く本作。物語の冒頭では、ママの言いつけを守らない反抗的なマイロの姿が映し出される。濱田くんもマイロと同じようにお母さんに叱られたり、時にお母さんに“反抗”を試みることがあるそう。「朝、布団から出たくなくて『おれは出ないぞ!』って隠れたり、お母さんに『着替えなさい』と言われてもこたつから出なかったり(笑)。でもそうするとお母さんに『コラッ!』って怒られて、それでもほっといてボーっとしてて、引きずり出されたりしてます。でも、ケンカになると、最後は僕が泣いて『ごめんなさい』って言います」。劇中のマイロの一家と同じように、どちらかというとお母さんが厳しくて、お父さんは甘くてお願いしやすい?「うーん、2人ともお願いしづらいかな…?相談するならお母さんですね。でも、お母さんが分からなくて『お父さんに言ったら?』とか言われたりするんです。『そこでそう言うかなぁ…』って、ちょっと残念ですね(笑)」。マイロと似ているところ、似てないところを尋ねると「僕は、(食べ物の)好き嫌いはないので、そこは似てないですね。でも、やりなさいって言われたことを嫌々やるところは同じ。マイロみたいに、何か言われても(低い声で)『はぁーーい…』とか『えぇーー』って感じ(笑)」とのこと。それでも、お母さんが火星人にさらわれてしまったら「そういうときは…やります。やるときはやります(笑)!」と頼もしい(?)返事が。好きなシーンは「(火星で知り合った)グリブル、キーと一緒に冒険するところ」。さらに男の子らしいこんな願望も。「(グリブルが作った機械のペット)ツーキャットがかわいくて好きですね。いつか、自分で作ってみたい!そうやってものを作るのは好きです。でも、設計図を書くのができないかな…(苦笑)。もし火星に行けるなら、低重力の中でジャンプしてみたい」。意外(?)なもうひとつの夢「棋士にもなりたいです」目覚ましい活躍を見せるが、今後について「このお仕事を続けていきたい」と語る一方で、いま、もうひとつ熱中していることが。「将棋が好きで棋士にもなりたいです。学校ではまだ負けたことないけど、家ではいつもお父さんにボロボロにやられてます。これまでお父さんとは500回くらいやったけど、3回しか勝ったことないんです」。では、この1年の中で自分が成長したと思うのはどんなところ?「仕事で髪をいじられても大丈夫になりました!前はカツラのピンが当たって痛かったり、かゆかったりしてヘアメイクさんから逃げ回ってたんです。プライベートでは…ちゃんと布団で寝るようになりました。前はこたつで寝ちゃうこともあったけど…(笑)。でも、めんどくさがりで、ゴミをゴミ箱に投げて入れようとしたり、それで入らないと取りに行ってわざわざまた遠くから投げたり…そういうところは成長してないですね(笑)」。現在10歳、成長はまだまだこれから。この先、やりたいこともいくらでも増えそう。では、もしいますぐ大人になれるとしたら、思う存分やってみたいことや“大人買い”してみたいものは?「友達でやってる子はいるんですが、モンハン(※人気ゲームの『モンスターハンター』)やってみたいですね。お父さんがやってるのをいつも見てます(笑)。あとはレゴをいっぱい買って、設計図に書いてないような大きなもの作ってみたいです」。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:少年マイロの火星冒険記 3D 2011年4月23日より全国にて3D公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:バナナマン設楽統、“わが子” 濱田龍臣にメロメロ「天才ですから」スペシャルゲスト登壇『少年マイロの火星冒険記』親子試写会に5組10名様ご招待J・デップ声優出演の『ランゴ』9,000万ドル突破全米1位はあのイケメン主演作バナナマン設楽娘が日村のような恋人を連れていたら「気絶」若手芸人もアウト「龍馬伝」の人気子役・濱田龍臣がディズニー声優に大抜擢!火星を舞台に大冒険
2011年04月14日有川浩による、60万部に迫る同名ベストセラーを映画化した『阪急電車』に、宮本信子と“天才子役”と名高い芦田愛菜が祖母と孫娘として出演することが明らかになった。兵庫県宝塚市の宝塚駅から西宮市の西宮北口駅を経て今津駅を結ぶ阪急今津線。この片道わずか14分の路線を利用する人々のドラマ、人間模様を温かいタッチで描き出す本作。すでに中谷美紀と戸田恵梨香の出演が発表されていたが、このたび、年齢差60の新コンビ結成が発表された。2007年公開の『眉山 -びざん-』で松嶋菜々子演じる主人公の母親を演じて以来の映画出演となる宮本さんは、曲がったことが大嫌いな時江を演じる。愛菜ちゃんは、そんな時江を慕う孫娘の亜美に扮する。宮本さんは「阪急電車と共に人生を歩んできた時江役。地元の方々に共感していただけるよう、全力投球で演じさせていただきます。かわいい愛菜ちゃんとの共演も待ちきれません」と語る。地元・兵庫出身の愛菜ちゃんは、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞にも輝いたことのある宮本さんに演技を教えてもらおうと、撮影を楽しみにしているとか。「大好きな阪急電車にたくさん乗れるのがすごく楽しみです。有名な役者さんたちと一緒に映画に出るのは緊張するけど、憧れの宮本さんと一緒に頑張ります!」とこちらも気合十分のコメントを寄せてくれた。撮影は11月26日(金)より宝塚市でスタート!ご当地の阪急電車沿線では、運がよければ撮影が垣間見えるということで、早くも話題になっているとか。今津線を中心に12月下旬までの予定でオール兵庫ロケが敢行される。『阪急電車』は2011年4月、全国東宝系にて公開。■関連作品:阪急電車 2011年4月、全国東宝系にて公開■関連記事:丸刈りで登場の加瀬亮戸田恵梨香の暴走に「ハメられています」
2010年11月29日人気子役の芦田愛菜が10月30日(土)、東京・千代田区のTOHOシネマズ有楽座で前日29日(金)より公開されている、自身が日本語吹替版の声優を務めるアニメーション映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』の大ヒット御礼舞台挨拶を行い、本作の劇中ソングを生披露した。人気アニメーションシリーズ『アイス・エイジ』のスタッフによる最新作で、月を盗もうと企む怪盗グル―&ミニオンが孤児の3姉妹をやむなく引きとったことから起こる騒動を描くアドベンチャー。愛菜ちゃんは3姉妹の末っ子・アグネスの声を担当。劇中ソングのワンフレーズをアカペラで初披露した愛菜ちゃんは、会場から大きな拍手を浴びて「自分では上手く歌えたと思います。100点です」と満面の笑み。取材陣から将来は歌手に?と聞かれ、「いえ、女優とピアニストになりたいです」とハキハキ答えたが、「ピアノで得意な曲は?」の問いには「ないです」とキッパリ。素直な回答で取材陣の笑いを誘った。これまで本作のPRイベントでは、同じく声優を務める笑福亭鶴瓶と一緒だったが、この日は単独で初めての舞台挨拶。「ちょっとドキドキしましたけど、意外と楽しかった」と“大物ぶり”をうかがわせ、「ジェットコースターのシーンでは『キャーッ』って言って楽しんでください」としっかりPRしていた。『怪盗グルーの月泥棒 3D』はTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開中。(text:Yoko Saito)■関連作品:怪盗グルーの月泥棒 3D 2010年10月29日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:芦田愛菜インタビュー“天才子役”と呼ばれるのは「恥ずかしいです…(笑)」手塚治虫×浦沢直樹の人気漫画「PLUTO」が実写映画化!アトム実写で登場は…?東京の南160キロ映画館のない式根島に初の3D『怪盗グルーの月泥棒』&鶴瓶上陸天才子役・芦田愛菜ちゃんが東国原知事を表敬訪問!知事のストレスを和らげる?鶴瓶小林桂樹さんに哀悼の言葉「ものすごい優しい人でした」
2010年10月30日連続ドラマ「Mother」(日本テレビ)や映画『告白』に出演し、“天才子役”として注目を集めている芦田愛菜が、日本語吹き替え版の声優を務めるアニメーション映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』のキャンペーンの一環で、口蹄疫などの被害からの復興を応援すべく宮崎県の東国原英夫知事を“表敬訪問”。つい先日、2期目の宮崎県知事選への不出馬を表明した、渦中の東国原知事と対談を行った。月を盗むという途方もない計画を立てた大泥棒のグルーと、彼がひょんなことから面倒を見ることになった3姉妹との交流を描くアニメーション映画で、グルーの声を笑福亭鶴瓶が担当。愛菜ちゃんは3姉妹の一番下の妹・アグネスの声を演じている。知事の質問に6歳とは思えないハキハキした口調で答える愛菜ちゃん。「アグネス役は重要な役割なんですか?」という知事の問いかけに「笑福亭鶴瓶さんが声を担当している怪盗グルーとの関係の中で重要な役です」とアグネスをしっかりアピール!また、アフレコ収録については「映像のアグネスの口に合わせて喋るのが難しかったです」とふり返った。先日、来年のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」で、宮沢りえさんが演じる茶々の幼少時代を演じることも明らかになった愛菜ちゃん。「売れる役者さんですね。雰囲気で分かりますよ」という知事の言葉に「いやいや(笑)」と照れくさそうに謙遜。知事は、愛菜ちゃんから映画のキャラクターのストラップと、握ってストレスを解消するグッズをプレゼントされると、すぐに握り締め「昨日からストレスが溜まることが多すぎて…」と苦笑いを浮かべていた。対談後に愛菜ちゃんに東国原知事の印象を尋ねると「優しくて面白い人でした」とのこと。宮崎については「今日の朝、来たばかりなんですけどマンゴージュースを飲みました。おいしかったです」と愛くるしい笑顔を浮かべていた。『怪盗グルーの月泥棒 3D』は10月29日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。■関連作品:怪盗グルーの月泥棒 3D 2010年10月29日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:鶴瓶小林桂樹さんに哀悼の言葉「ものすごい優しい人でした」少女時代が『怪盗グルー』で声優を担当!レッドカーペット登場にソウル大興奮鶴瓶、天才子役の堂々たる姿にびっくり『怪盗グルー』ワールド・プレミア動画が到着おじいちゃんと孫?鶴瓶&天才子役が『怪盗グルーの月泥棒 3D』吹き替えを担当
2010年10月01日