【2分で読める子育てエッセイ】想定外!購入のタイミングが違ったあれ!我が子から学ぶ、言葉と行動の奥深さ。日常生活の「あるある」から子どもの成長まで、思わずクスッと笑えて共感できる、まいまいまま(mymymama)さんのエッセイをお届けします。題名の通り、2分でサクッと読めるので日々の家事の合間やお仕事の休憩時間にぜひご覧ください。前回はこちら▼【2分で読める子育てエッセイ】花粉並に多すぎる!春休みのあれこれランドセルと学習机を買いました。娘が入学する時、お義母さんからは学習机を、ワタクシの親からはランドセルをお祝いとしてもらった。ランドセルと学習机は必要。助かる~!感謝感謝。娘が入学の年は、息子も入園の年。息子は、まだまだ手がかかるし、目も離せない。リビングから離れた子供部屋とリビングを行ったり来たりするのが嫌で、学習机をリビングの片隅に置くことにした。実際に入学して思ったのは、小学生の宿題は想像以上に「親がする事」と「親の確認サイン」が多い事。さらに、夕方に宿題をするので、ワタクシが夕飯を作るタイミングとカブリがち。なので、リビングの片隅の学習机ではなく、台所で夕飯を作るワタクシと会話しやすい、台所のすぐそばにあるテーブルの方に自然と座るようになった。「お母さん、宿題の本読みするね。聞いててよ~」の時も「宿題の足し算の計算カードするから、時間計って」の時も、「このプリント、終わったから答え合わせして~。終ったらサインして」の時も、使うのはテーブルの方。いわゆる「リビング学習」ふと思い出す、学習机の購入前に母からのアドバイス「友達のお孫さん、ほとんど学習机使わなかったらしいよ。様子を見て買ったら?」が脳内にリフレインする。お母さん、その通りだったよ~!学習机の出番が泣けるほど少なかったけれど、学習机用の椅子だけ、テーブルの方に仲間入りしたのがせめてもの救い。学習机購入問題、再び!それから3年後。今度は息子が入学時に、息子の学習机を買いたいだんなとモメた。だんなの主張2番目の子は、写真の数も少ないし、服もお下がりが多め、記念日もちょっぴりスルー。「だって、お姉ちゃんにはあるのに、自分にはないって酷くない?お姉ちゃんと一緒が基本!」過去の自分に、息子を重ねているらしい。「うそ~ん。お姉ちゃんの学習机新品同様だよ?使ってないじゃーん。」結局買ったのは、学習用品をおく棚とランドセル。学習机は保留にしようと、だんなを説得した。それからさらに1年後。新2年生になる息子からただの1度も、「僕の学習机は?」と言ってくることはなかった。今日も、お姉ちゃんと一緒にリビングのテーブルで宿題中。あーだ、こーだと喧嘩はするものの問題はない。確認やサインが必要な宿題事情を考えると「リビング学習」は、合っているのだと思った。他の学校はどうなのかな?ついでに自分の子供の頃と比較してみる。・・・ワタクシが小学生の頃って、親に自分の宿題を見てもらったり、サインをもらった事な~い!もしかしたら、宿題終わった~って適当に誤魔化していたのかも。そんなほどほど適当だった時代が、ズボラなワタクシには丁度良かった気がする。リビング学習のデメリット逆に、ワタクシが感じるリビング学習のデメリット。宿題を始めるのが遅くなった日は、子供達に占領されたテーブルに、出来たて熱々の夕飯は出しにくい。「もう6時過ぎちゃってるんだけどな」と、モヤモヤしながら子供達の様子を見守る事になる。そして、毎日毎日、そんなことが続くと、思わず言いたくなる。「宿題終わらないと、ご飯がお預けなんてナシだ~!」ちなみに、現在二人とも小学生。以前とは違うので、「もし、リビング学習をやめたらどうなるか」と、考えてみた。「子供部屋に学習机を置いても、子供部屋に呼びつけられて、ご飯が作れない。逆にワタクシが台所にいたら子供達が行ったり来たり。ただただ、ウロウロする家族が増える。」それには大規模な部屋の模様替えが必要だと頭の片隅にチラつく。「ぶっちゃけメンドクサ~イ!」一人作戦会議の結果「ご飯が少々遅くなるくらいいいや」と、先送りを決めた。台所にいると、しょっちゅう子供達に声を掛けられるので、料理に集中出来ない。「ぎゃーっ!焦げてる~!」料理の失敗は、お母さんだけのせいではないと思う。と、言い訳には超最適。だめ?―完―
2022年04月11日【2分で読める子育てエッセイ】花粉並に多すぎる!春休みのあれこれ我が子から学ぶ、言葉と行動の奥深さ。日常生活の「あるある」から子どもの成長まで、思わずクスッと笑えて共感できる、まいまいまま(mymymama)さんのエッセイをお届けします。題名の通り、2分でサクッと読めるので日々の家事の合間やお仕事の休憩時間にぜひご覧ください。前回はこちら▼【2分で読める子育てエッセイ】我が家が静まりかえる必殺技〇〇宿題のやる気アップ作戦ああ春休み。遅々として進まない子供の「宿題」と親の「入園・入学・新年度の準備」は花粉と相まってちょっぴり頭が痛い時。「宿題がた~っぷり出たの!」という小4の娘の担任は、知る人ぞ知る『学校イチ宿題が多い先生』「お母さん見て!こ~んなに厚いプリント!他にも、計算カードや一言日記があるのに!」枚数を数えるのに疲れた娘もまた文句多め。そうなるよね。するとだんなが、娘と小1の息子に向かってこう言い出す。「宿題を○○日までに出来る人!宿題が終ったら、みんなが大好きな『クルクル回るお寿司屋』に行こう」だんなからのご褒美作戦はお寿司と食後のデザート付き!子供達が大喜び。もちろんワタクシも、大賛成!やったー!ご飯作らなくてもいいー!しかも家計には影響なーし!棚ぼた式の幸福がやってきた。途端に息子がこう言い出した。「今日は、プリント全~部やる!」う~ん、それはきっと無理。でも、やる気はアップしたよね?いいね!これからは、宿題が完了するまで、「お寿司食べにいけそう?」と声をかける食いしん坊お母さんになるのみ。「宿題した?」より、断然言いやすいし、お互い気まずさ減。後はお寿司を食べに行く前、「アイス食べない?肉まんは?」とだんなが言い出したら要注意。お寿司代の節約に、事前にガッツリお腹に入れておく作戦。ワタクシと子供達、だんなのオゴリの時は、心置きなくデザートまで堪能する派。どうぞお構いなく!「進級の準備」と「親の宿題」小2以降の新年度の準備は気が楽。☆制服や体操服、給食着のサイズは合っている?☆名札の学年を書き換えた?☆お道具箱や絵の具の補充は必要?など、簡単なチェックでOK。服のサイズが変わっていなければチョロい。ただし、新2年生のみ「ランドセルの黄色いカバーを外す」という作業が追加される。娘の時には、うっかり忘れてしまい、通学途中に気が付いただんなと娘から帰宅早々文句を言われた。「うそ~ん!だんなもお姉ちゃんも何も言わなかったじゃーん。」今年、新2年生の息子のランドセル。今度こそ「もう1回1年生なの?」と、誰からもイエローカードを出されない様、確実に外す!マジで。強敵『名前つけ』一方、入園・入学などの準備は桁違いに大変。ママ友と必ずこの時期に話題になる強敵「名前つけ」去年「息子が入学なの」と言ったら、ママ友から一斉に同情と声援を受けた。「名前つけ大変ね。頑張って!」ですよね~。娘の時にはえらい目にあいました。だんなは手伝わないし。そんな「名前つけの苦労」を先輩ママから聞いていたので、出産後名前が決まるとすぐに「お名前ハンコ」を用意した。大中小、さらに対おはじき用のミニミニサイズも。これで、イケる!はずだった!でも、予想以上に数が多すぎ!教科書一式。制服や体操服、袋類一式。鉛筆や色鉛筆は1本1本まで、持ち物という持ち物には全~部、名前・名前・名前!ラスボスは算数の教材。その中には、小さな「ブロック」や小さな小さな「おはじき」が大量に潜み、やる気をゴッツリと削がれる。「細かすぎて、手が震えるんですけど」眉間にしわをよせ、目つきを悪くしながらの作業。すっごく孤独、増える独り言。そこに、娘から思わぬ助け舟が。「お母さん『名前つけ』やってあげようか?こういうの好きなんだよね~」ポンポンポン!それはそれは楽しそうにリズミカルに。プラスチック、紙、布に使えるインクは、超便利。「あ!自分の名前書いちゃった!お母さん、どうしよう!」手書きが必要な所にうっかりと書いた自分の名前。あるよね~。娘のお手伝いにより、息子の持ち物に全部名前がついた。ありがとーう!ところが「ねえ、もうないの?」まさかの名前つけをアンコール。え?マジで?思わぬ形で、娘のコツコツ出来る才能のかけらをみつけた気分だった。それにしても、今後は「名前つけ」頑張ってね!と言える側で心底ホッとしている。―完―
2022年04月04日【2分で読める子育てエッセイ】我が家が静まりかえる必殺技〇〇我が子から学ぶ、言葉と行動の奥深さ。日常生活の「あるある」から子どもの成長まで、思わずクスッと笑えて共感できる、まいまいまま(mymymama)さんのエッセイをお届けします。題名の通り、2分でサクッと読めるので日々の家事の合間やお仕事の休憩時間にぜひご覧ください。リビングでの独り言うちのだんなはテレビを観ながら独り言がやたらと多い。リビングに家族がいるのにも関わらずマイペースで、映画やドラマの主人公の行動やセリフにいちいちツッコミを入れる。「そんなバカな!あんな怖そうな人が来たら、アワアワ言わずに逃げるよ?普通」さらに、アナウンサーの発音や言い間違いに訂正と解説を入れるので、我が家のテレビは知らず知らずのうちに二重音声。挙句の果てにはCMの背景にまで、イチャモンを入れるという念の入れよう。テレビを観ているより、だんなを眺めている方が断然面白い。※※※ある日、小1の息子と小4の娘が学校に行っている間、ワタクシ、大好きなドラマを観ていたら、在宅勤務のだんながお茶を取りにリビングにやってきた。すると、反射的にポツリポツリといつものが始まった。おかげで泣ける場面も、イケメンの甘~いシーンも台無し。「ちょっと~!早く仕事に戻りなさいよ~!」こうして静けさを求めて、夜中にこっそりドラマを見るという悪習慣が出来上がる。※※※なかなか静かにならないリビングだんなは一人暮らしが長かったので、独り言が多くなったのかな。でも、結婚してもう10年以上経つよ?そのテレビへの独り言、いる?必需品なの?大人げなく小4の娘に愚痴ったら、娘が大きくうなずきながら同意してくれた。「私も思ってた~。お父さんのツッコミがうるさくて、ゆっくり観られないのよね~。」ところが、気が付くと今では娘もだんなと同様、テレビに向かってこんな事を言い始めた。「え~。現実ではそんな訳ないよね~。」え!?今言ったのお姉ちゃん?それってだんなのいつものセリフじゃーん。テレビにツッコミを入れる家族が、また一人増えた。だんなによる、英才教育。お見事。「ちょっと!お姉ちゃん。お父さんみたいにテレビに向かってツッコミ入れてるよ!」と注意したら、驚いたのは娘でなく、だんなの方だった。「え、俺?何か言ってる?」ー賑やかにテレビにツッコミ入れてる「うそ。俺、いつも?いつも言ってるの?」今度はこっちが驚いた。うそ~ん。今?今気が付いたの?もっと早く言っておけばよかった!この後、ワタクシ10年分後悔した。※※※別の日の夕食後。さらに、騒音が増え、我が家のリビングはますます賑やかに。だんながニュースを見始めると、1ミリも興味がなく退屈になった息子が、暇つぶしを始めた。今お気に入りのキャスター付きの椅子に乗って、リビングのわずかなスペースを行ったり来たり、それはそれは楽しそうにシャーシャーしている。ところがそのスペースはよりによってテレビの画面の前。画面に映るキレ~イな風景が、息子のシャーシャーとマルかぶり。「テレビが観えなーい!」何度も何度も息子を注意するだんなの声と相まって、テレビどころではなくなる。※※※我が家が静まりかえる必殺技!『家族が揃っている状態で、リビングでくつろぐことは無理なのかな?』と諦めかけたワタクシ。そのタイミングで、しゃべり疲れた娘のリクエストで甘~いあれを作る事になった。●あれの準備物●☆スライスしたリンゴ+ザラメ(砂糖)☆テレビでよく見るあれ、焼き目をつける道具ガスバーナーザラメをガスバーナーで炙ると、あっという間に即席の「りんご飴」の出来上がり!作った直後は熱いので要注意!「わ!これ、パリパリするよ!音、聞いて!聞いて」娘が食べる、その音を聞こうとする他の3人。「・・・。」なんと!奇跡的に静まりかえる我が家のリビング!直後に聞こえてくるおいしそうな音。「わ!本当だ!パリパリ言ってる」みんな思い思いに食感を確かめる。※※※「おおっ!めっちゃ静か!」ワタクシ、美味しいより、その静けさに驚いた。結局、おいしい物を食べている時が手っ取り早く静かになるのではないかと思った。ほんのひと時の静かな時間の作り方。ほんのひと時だけね。ちなみに、バナナバージョンのバナナ飴もイケます。ー完ー
2022年03月28日アイドルグループ・HKT48の田中美久と矢吹奈子が10日、福岡・住吉神社で成人式を行い、振袖姿を披露した。例年、国内のAKBグループの新成人は東京・神田明神で合同成人式を行っていたが、昨年に引き続き新型コロナウイルスの影響により、HKT48は本拠地である福岡で開催。昨年、1st写真集『1/2少女』で話題を集めた田中と、グローバルアイドルグループ・IZ*ONEとしての活動を終えてHKT48に復帰した矢吹が参加した。小学6年生の12歳に同グループ3期生として加入し、“なこみく”の愛称で親しまれてきた2人は、自身で選んだという艶やかな振袖姿で登場。その後は神殿にて、新成人として健やかに過ごせるよう祈祷を受けた。毎年恒例となっている“今年の新成人を表現するなら何世代?”という問いに、2人は声を揃えて「ミラクル世代」と回答。田中は「小学6年生から奈子と一緒に活動を頑張ってきて、成人式を一緒に迎えられたことが本当に奇跡」と話し、矢吹は「これからミラクル(奇跡)を起こせるような世代になれたらという意味を込めてミラクル世代にしました」と笑顔を見せた。個人の抱負として矢吹は「去年はドラマ(顔だけ先生)に出演させていただいて、お芝居することが楽しいと感じたので、演技のお仕事を今年もやっていきたいです」と女優業への意欲を語り、田中は「去年は写真集を出させていただいて、それから色々な雑誌に出させていただけるようになったので、これからはいろんな面で活躍できるように、そしてたくさんの方にもっと名前を知っていただけたら」と意気込んだ。コメントは以下の通り。■田中美久小学6年生の時にHKT48に加入した私も、本日無事に成人式を迎えることができ、また一つ大人に近づけたような気がしています。このような大切な節目を、ここまで一緒に頑張ってきた奈子と迎えられて、とても嬉しいです。振袖は、何色にも染まらない、自分自身をしっかりと持った人になりたいという思いを込めて白にしました。家族や支えてくださる皆様への感謝の気持ちを忘れずに、これからも精一杯活動に励むので、温かく見守ってくださると嬉しいです。■矢吹奈子本日、無事に成人の日を迎えることができました。日々の生活を当たり前と思わず、日常にある小さな幸せを大切にできる大人になれたらと思います。これまで支えてくださったファンの皆様、関係者の皆様、家族や友人に感謝の気持ちを忘れず、これからもたくさんの方に勇気や元気を与えられる太陽のような存在になりたいです! 20歳の矢吹奈子もよろしくお願い致します。
2022年01月11日2021年のウーマンエキサイトの「コミックエッセイ」記事を閲覧数別TOP10にして発表! 現役ママたちに支持されたコミックエッセイを一挙に紹介します!■【第1位】 小学生のお友達トラブル/じゃがいもころりんさん子どもにはお友達とのトラブルがつきもの。しかし、もし大切なわが子が怪我をして帰ってきたら…。実体験を元にしたじゃがいもころりんさんのエッセイが、2021年もっとも読まれたコミックエッセイ第1位に輝きました! 【じゃがいもころりんさんの受賞コメント】このたび、コミック大賞を受賞する事ができ心より嬉しく思います! 第一子の時のエピソードなので、私自身どうしたら良いのやら迷い悩みつつではありましたが、「罪を憎んで人を憎まず」という言葉を忘れないように心がけた記憶があります(笑)。今となっては、(重大な取り返しつかないことでなければですが)子どもに起きたトラブルは親子で経験値を積むチャンスだと思っています。読んでくださった皆様本当にありがとうございました! >>この作品を見る ■【第2位】 親に整形させられた私が、母になる/グラハム子さん中学を卒業した春、「あなたのためになんでもしてあげる」と実の母親から言われ、整形させられてしまう主人公。それから20年、主人公が結婚して母になるまでのストーリーが描かれます。母になった自分自身と、そして実母とどう向き合っていくのか…。最終回を迎えたばかりの本作は一気読み必須です!【グラハム子さんの受賞コメント】こんなにたくさんの方に読んでいただけたなんて嬉しいです。この作品は、虐待まではいかないけれど、親の過干渉により心が少しずつ歪んでいってしまう女の子の話です。フィクションは混ぜていますが、私の体験談でもあります。どこまでが親の愛や教育で、どこからが虐待という明確な基準がないからこそ、親子関係は難しいんですよね。読者の皆様からいただいた感想もとても嬉しかったし、励みになりました。どうもありがとうございました! >>この作品を見る ■【第3位】 サヨナラ、心がくじけたパパ/もりりんパパさん家では育児、会社では新しい仕事…。あらゆるプレッシャーを抱える中、自分の病気が見つかり…。心がくじけてしまったパパの目線で描かれるリアルストーリー。今回のTOP10内で唯一パパ目線で描かれた作品です!【もりりんパパさんの受賞コメント】ま…まさか僕の記事がランクインしてしまうとは。編集部の方からご連絡を受けた際に、驚きすぎて時間がとまってしまいました。これも読者の皆様や編集部の方々のおかげです。本当にありがとうございます。当時はとにかく大変な時期でしたが、子ども達も含めて家族が一丸となることでどうにか乗り越えることが出来ました。今も似たような状況でまた大変なのですが、また乗り越えてみせます!これからもどうぞ宜しくお願い致します! >>この作品を見る ■【第4位】 娘が夜驚症になった話/ケイコモエナさん夜中突然スイッチが入ったように泣き出してしまう「夜驚症」。医師に原因はないと言われるものの、お友達のマリーが関係しているような気がして…。原因がはっきりしないがゆえに悩んでしまう母の葛藤が描かれています。【ケイコモエナさんの受賞コメント】とてもとても嬉しです! ありがとうございますー!人間関係って自分のことならどうにかなるものですが、我が子のこととなると、そんなわけにも到底行かず…。あーだ、こーだ悩みまくって、一母のリアルな心の葛藤をそのまま描いてみました。今では問題になったマリーとは大大大親友で、この時のお話が嘘のようです。 >>この作品を見る ■【第5位】 産後バセドウ病になった話/まつざきしおりさん「いいお母さんになるんだ」と張り切っていた産前。しかし、実際に育児が始まると現実は理想通りにはいかず…。ある日体が悲鳴を上げしまい、バセドウ病であることが分かり…。【まつざきしおりさんの受賞コメント】この度は、このような素敵な賞をありがとうございます! 病気について書くのは今回が初めてで、デリケートな題材でもあるので、筆を執るのもとても悩み、試行錯誤しつつドキドキしながら描きました。私自身、当時病気の原因がわかるまで本当に怖くて不安だったので、私の体験が少しでもみなさまのお役に立てたら幸いです。本当にありがとうございました!! >>この作品を見る ■【第6位】授乳が気持ち悪い…「私は母性がないの?」と苦しんだあの感覚の正体がわかった/オギャ子さん授乳している時間が尊い、わが子がおっぱいを飲む姿が愛おしい…。そんな感情は母親なら感じて当たり前? 授乳が苦痛で仕方がなかったオギャ子さんは、その不快な感覚に名前があることを知り…。同じような悩みを持つママたちから多くの共感を呼んだコミックエッセイがラインクイン!【オギャ子さんの受賞コメント】この度は6位に入賞をさせて頂きまして大変光栄です。言葉にできなかった授乳時の不快感に名前があることがわかり、大変多くの反響があったように感じています。同じような経験をしてきたお母さん同士が共感しあえる場所を作る事ができ、まるで当時の私の気持ちも浮かばれたような気がしています。そして何より私の「授乳が辛かった」というつぶやきに対して「それってD-MERじゃない?」と教えてくれた読者さんに何より感謝しています。 >>この作品を見る ■【第7位】4年間の不妊治療の記録〜私の願いと夫の気持ち〜/にわゆりさん当たり前のように子どもができると思っていた夫婦が、4年近くかけて不妊治療に挑んだリアルストーリー。治療をステップアップしていくたびに、夫婦が感じるプレッシャーやゴールの見えない辛さ…。そして最後に迎えた結末とは…!【にわゆりさんの受賞コメント】この度は7位に選んでいただきありがとうございます! 不妊治療というデリケートなテーマ。全体を通して治療過程での苦労や感情の流れを丁寧に、時には涙ぐみながら描きました。とても思い入れが強い作品なので、たくさんの方に読んでいただけてとても嬉しく思います。そしてこのお話の主人公となった本人も、大変喜んでいます!本当に、読んでいただいてありがとうございました! >>この作品を見る ■【第8位】お風呂を促すのやめてみたら…子どもたちはいつ動き出すのかを実験してみた!/ホリカンさん5人の子どもを育てるホリカンさんの課題は、子どもたちがすんなりお風呂に入ってくれないこと。そこでお風呂に入ることを促すのをやめてみたところ、子ども達はある理由で自主的にお風呂に入ることが分かり…。【ホリカンさんの受賞コメント】この度は誠にありがとうございます!わが家のお風呂事情を(笑)沢山の方に読んでいただけて嬉しいです!全員が幼かった頃はいっぺんにまとめて入れていましたが、大きくなってくるとそういうわけにもいかず。人数が多い分、一人一人がいかに素早く入るかが毎日の課題なんですが…なかなかすんなりいきません(笑)子どもたちの【なんでやねん(怒)!】ということほど観察すると面白い発見があったりするので日々学びだな~と思う今日この頃です! >>この作品を見る ■【第9位】それは違う…親の職業について問われた息子がまさかの回答を!/ちょっ子さんデザインの仕事をしているちょっ子さんご夫婦は、日ごろから公表できない制作物を手掛けているケースもあるため、息子のきゃん太くんを仕事部屋には入れないようにしていたとか。そしてある日、友達に両親の職業を聞かれるとまさかの回答が…!【ちょっ子さんの受賞コメント】この度のランクイン、大変うれしいです。いつも読んでくださる読者さまと、編集部の皆さまに感謝です!両親に言われたことを守らなければと、おそらく息子なりに一生懸命考えて出したこの返答…。息子に必要以上に気をつかわせてしまっていたのかな、と少し申し訳ない気持ちにもなった出来事でした。ちなみに今も我が家は息子のお友達から「怪しい家庭」と思われたままだと思います。 >>この作品を見る ■【第10位】やって良かった習い事は…? 何度も間違ってようやく本質に気がついた!/tomekkoさん同じマンションのお友達に誘われて入ったサッカーチーム、体力づくりのためにもと始めたスイミングスクール…。しかし、どちらも長男くんは辞めたいと言い…。初めての習い事、親がわが子に身につけさせてあげたいことや、苦手そうなことの克服のために習い事を勝手に選んでしまった後悔の後、行き着いた着地点とは…!【tomekkoさんの受賞コメント】習い事って子どものためのはずなのに、ついつい親のコンプレックスやエゴを押し付けてしまったり、子ども自身のモチベーション低下にイライラしてしまったり…そんな経験は誰しもあるのではないでしょうか。今回は毒親道まっしぐらだった長男幼児期からの大反省会のようになってしまいましたが、習い事で得られる本当のメリットって、身につける内容とはまたちがうところにあるのかも…と描きながらつくづく実感しました。私の失敗談が読んでくださった方の参考になれば幸いです。ありがとうございました。 >>この作品を見る 以上、2021年に読者の皆さんに読んでいただいたコミックエッセイランキングTOP10でした! コミックライターのみなさんが綴るエッセイは、現役ママたちが抱える悩みや葛藤から笑いや感動まで、さまざまな感情が動かされるテーマばかりです。2022年も引き続きウーマンエキサイトのコミックエッセイをお楽しみに!
2021年12月25日アイドルグループ・HKT48の田中美久が12日、都内で行われた1st写真集『1/2少女』(双葉社)発売記念囲み取材に出席し、20歳の抱負を語った。12歳でHKT48に加入し、8年が経つ田中。20歳の誕生日である本日12日に発売された同写真集は地元・熊本でロケを行い、水着や寝起きのスッピン姿、温泉でのショットなど、今まで見せたことのない“みくりん”が満載の1冊に。田中は「昔の自分だったら絶対にできないだろうなという大人っぽいカットも詰まっていて、私の今がギュッと詰まった写真集になっていると思います」とアピール。自己採点は「100点満点中、99点」で、「すごく自分で満足のいく出来上がりでうれしいですし、残りの1点は今後の期待の分の点数として、あえて満点ではなく99点です」と説明した。20歳の抱負を聞かれると、「私は抜けていると言われがちなんですけど、HKT48を引っ張っていける自立した大人になれるようにさらに精一杯頑張りたいなと思います」と答え、「HKT48を国民的アイドルグループに導ける人になりたいので、自分もさらに頑張っていきたいですし、グループを引っ張っていける存在になりたいです」と力を込めた。また、「1st写真集を発売させていただいたので、これを機に48グループのグラビアクイーンになれるように、たくさんの雑誌の表紙をジャックしたい。グラビアクイーンを目指して頑張ります」とも話した。20歳になりお酒も解禁となったが、「最初に飲むお酒は、指原(莉乃)さんと一緒に飲むと決めていて、それまでお酒は飲まないように我慢しようと思っています」とのこと。「昔からさしこちゃんと『一緒にお酒を飲もうね』って約束していたので、その約束が叶うと思うと感慨深いです。飲むってなったときは私の写真集を持っていって、飾って見ながら一緒に飲みたいです」と語った。
2021年09月12日アイドルグループ・HKT48の田中美久が12日、都内で行われた1st写真集『1/2少女』(双葉社)発売記念囲み取材に出席し、同写真集へのメンバーや家族の反応を明かした。12歳でHKT48に加入し、8年が経つ田中。20歳の誕生日である本日12日に発売された同写真集は地元・熊本でロケを行い、水着や寝起きのスッピン姿、温泉でのショットなど、今まで見せたことのない“みくりん”が満載の1冊に。田中は「昔の自分だったら絶対にできないだろうなという大人っぽいカットも詰まっていて、私の今がギュッと詰まった写真集になっていると思います」とアピール。自己採点は「100点満点中、99点」で、「すごく自分で満足のいく出来上がりでうれしいですし、残りの1点は今後の期待の分の点数として、あえて満点ではなく99点です」と説明した。周囲の人たちの反応を聞かれると、「メンバーのみんなも家族もべた褒めで……」とうれしそうに答え、「『ほぼ裸じゃん』って言われるカットがあるんですけど、そのカットはそう見せようとして撮ったカットではなく、いろんな奇跡が重なってそう見えました。(両親は)『あんた、これ着てるの!?』ってびっくりしていました。『ちゃんと着てるよ。奇跡が何個か重なっちゃって』って」と笑いながら両親とのやりとりを明かした。写真集カット撮影/細居幸次郎HKT48田中美久写真集『1/2少女』(双葉社)
2021年09月12日アイドルグループ・HKT48の田中美久が12日、都内で行われた1st写真集『1/2少女』(双葉社)発売記念囲み取材に出席。お気に入りのカットや撮影の裏話について語った。12歳でHKT48に加入し、8年が経つ田中。20歳の誕生日である本日12日に発売された同写真集は地元・熊本でロケを行い、水着や寝起きのスッピン姿、温泉でのショットなど、今まで見せたことのない“みくりん”が満載の1冊に。田中は「ファンの皆さんも自分も写真集が夢だったので、10代のうちに写真を撮れて、20歳の誕生日の発売できることがうれしいです」とにっこり。「昔の自分だったら絶対にできないだろうなという大人っぽいカットも詰まっていて、私の今がギュッと詰まった写真集になっていると思います」と見どころを伝えた。お気に入りは白ビキニ姿の一枚。「緑の背景に白いビキニで三つ編み姿が、ザ・少女という感じもありつつ、この日は雨が降っていたのでちょっと濡れているところが大人っぽさもあって、タイトルの『1/2少女』にぴったりのカットだなと思ってすごく好きです」と説明した。ロケの思い出を聞かれると、「撮影初日が終わった夜に、少しでもきれいに写りたいなと思ってボディクリームを塗って脚のマッサージをしたら、自分が思ったよりも強くマッサージしすぎて、翌日脚全体がアザだらけになってしまって、スタッフさんから『1日で何があったの!?』って言われてしまって」とハプニングを告白。「その日はコンシーラーとファンデーションで必死に隠して撮影に臨みました。メイクさんの技術できれいな脚を作り上げてくださいました。久々の水着で気合いが入りすぎてやらかしてしまいました」と笑顔で振り返った。写真集の自己採点は「100点満点中、99点」とのこと。「すごく自分で満足のいく出来上がりでうれしいですし、残りの1点は私の今後の期待の分の点数として、あえて満点ではなく99点です」と話した。
2021年09月12日モデルでタレントの井手上漠が21日、東京・護国寺の講談社でフォトエッセイ『井手上漠フォトエッセイ normal?』(発売中 1,430円税込 講談社刊)の刊行記者会見を行った。"可愛すぎるジュノンボーイ"として話題沸騰中の井手上漠が、初めてのフォトエッセイを発売。彼のルーツでもある島根県隠岐諸島にある海士町での撮り下ろし写真はもちろん、エッセイパートでは生い立ちから家族、SNSや性など多岐にわたり自身の言葉で綴っている。初めてのフォトエッセイについて井手上は「オファーを受けた時はうれしかったです。作っている時は不安が大きかったんですが、自分の思っていることや生い立ちを本という形で誰かに伝えることができるというのは楽しみでした。最後の1カ月は中々納得が行かず間に合うのか心配でしたが、皆さんに読んでいただくには完璧に完成したものを読んでいただきたかったので、何度も書き直しました」と4カ月掛けて作り上げたエッセイパートは苦労した様子。続けて、「ジェンターを救える本になって欲しいという思いもありますし、当事者ではない人にも届くエッセイになっています。メディアで喋ったことがないことや深いことまで語っています」と紹介。3割を占める写真のパートは「隠岐の島で撮ったので普段の表情やラフな感じが伝われば。中々出せない表情が奇跡的に撮れたと思います」とアピールし、「(自己採点は)120点です。自分でも何でこんなに素晴らしい物ができたんだろうと思いますし、そのぐらい私の思いが詰まった作品になっています」と自信を見せた。この春から故郷の隠岐諸島を離れ、東京で一人暮らしを始めたという井手上。「楽しいですね。何でも自分でやるというのは楽しいですよ。お洗濯や家事全般も面倒とは思ってないですし、何でも自分でできるのがすごく楽しいです」と笑顔を見せ、「最近は帰ったらソファーでくつろぐのが一番幸せだと思っています。一人になれる時間が家しかないので、ソファーで落ち着くと抜けていく感じがするし、毎日家に帰ったらソファーでくつろぐのがルーティンになっています」と東京生活を楽しんでいるという。また、今後の芸能活動については「これからはお芝居にも挑戦していきたいですね。役は与えられてやるモノだと思っているので、やってみたい役はあまりないですが、自分と真逆の役を演じられたらすごいと思います。与えられた役を精一杯やりたいです」と目を輝かせていた。
2021年04月22日ウェブメディア『grape』では、エッセイコンテスト『grape Award 2020』を開催。今回のコンテストには、888本もの応募作品が寄せられました。その中から、最優秀賞が1作品、タカラレーベン賞が1作品、優秀賞が2作品、佳作が3作品選ばれています。grape Award 2020 入選作品一覧最優秀賞『リンツァートルテの想い出』/作者:一期一会ツアーコンダクターとして働いている女性。海外で出会った旅行客から、あることを頼まれて…。旅先のホテルで、固い表情のままたたずむ高齢女性添乗員が声をかけると?タカラレーベン賞『心を拾ってくれたタクシー』/作者:飯沼 綾激務に疲れて、泣きながら都会の街を歩いていた若い女性。そこへ、1台のタクシーがやってきます。泣いている女性の前に停まった、タクシー運転手の行動に心打たれる優秀賞『子育て応援バス』/作者:鵠 更紗慣れない育児に不安でいっぱいだった母親。2歳の息子を連れて、バスに乗った際のエピソードです。2歳息子とバスに乗ったら…運転手の『行動』に、母親が涙こらえた理由優秀賞『優しき山バア』/作者:安部 飯駄友達と駄菓子店を訪れた女の子。お金が足りなくて、友達とおそろいのお菓子を買えずに困っていたら…。駄菓子店でお菓子を買えず、落ち込む子供店主の『行動』に、目頭が熱くなる佳作『母ちゃんと作業着』/作者:よもぎ焼き鳥の店を営む母親。常連客との触れ合いに、じんわりと胸が熱くなります。作業服の男性客が「こんな格好でごめん」というと…店員の『返答』に、胸が熱くなる佳作『『生まれてはじめて』』/作者:村上 敬亮小学生の頃に、初めて猫を飼った男性。一緒に過ごした10年間を振り返って感じたことは…。愛猫が旅立って飼い主が『知ったこと』に涙10年間を振り返ると…佳作『特別授業』/作者:奥村 敏生東日本大震災の影響で、避難していた時に出会った、見知らぬ女の子。意外なお願いをされた男性の行動に、グッときます。3.11の日、恐怖で固まっていた少女男性に告げた『まさかのお願い』は…『grape Award』に関する詳細はこちらからご確認ください。『grape Award 2020』詳細はこちら[文・構成/grape編集部]
2020年12月18日お笑い芸人のふかわりょうが、エッセイ集『世の中と足並みがそろわない』(新潮社 1,350円税別)を、11月17日に発売する。本書は、芸歴26年を迎えるふかわが「世の中との隔たり」を考察したエッセイ集。「誰も触れなくなった結婚」「“ポスト出川”から舵を切った30歳のこと」「タモリからの突然の電話」といったエピソードにふれながら、どこにも馴染めず、何にも染まれない“隔たリスト”としての内面をつづった。長髪に白いヘアターバンを装着した「小心者克服講座」のネタでブレイクし、「シュールの貴公子」から「いじられ芸人」を経て、現在は『5時に夢中!』のMCや『ひるおび!』のコメンテーターを長きにわたって務めるふかわ。同書でその「頭の中」を覗くと、ふかわの“不器用すぎる歪(いびつ)な日常”が浮かび上がる。
2020年10月22日現在放送中の玉木宏主演ドラマ「極主夫道」に出演する新たなキャストが発表。川口春奈扮する美久の両親役をYOUと正名僕蔵が演じることが分かった。玉木さんが元極道のスーパー専業主夫・龍、その妻・美久を川口さんが演じるほか、志尊淳、古川雄大、玉城ティナ、MEGUMIらが参加している本作。美久の母を演じることが決定したYOUさんは「2年くらい前に春奈ちゃんとはドラマでご一緒していて、それ以来だったので、楽しみだなと思いましたし、嬉しかったです」と出演を喜び、本作での玉木さんについて「いやいいですね!なんか、番組PRで、チャリに乗ってるところをちょっと見て、『あぁこういう感じでやってんのね、現場は。』と思って。非常に楽しみです。今日もお父さんとの絡みが合って楽しかったです」とコメント。一方、美久の父を演じる正名さんは「正直この私が川口春奈さんのお父さんという事で、いやーこれは頑張らないとと思いました」と心境を明かし、「美久の父として、龍さんの義父として、一世一代のアクションがこざいますので、そこをぜひ楽しんでいただけたらと思います」と見どころをアピールした。正名さんは、玉木さんとのキャッチボールシーンを撮影し、笑いがあふれるシーンのあと、アクションシーンの撮影では、歓声が沸いたそう。また、YOUさんにとっては、初のおばあちゃん役ということで、孫・向日葵(白鳥玉季)と仲睦まじく抱き合うシーンには、撮影スタッフもほっこりとなったとか。なお、第4話から登場予定となっている。「極主夫道」は毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2020年10月21日アイドルグループ・HKT48の田中美久が、30日発売の『BUBKA』11月号増刊の表紙を飾っている。今回の撮影は、9月に誕生日を迎えた田中の19歳になって初めてとなるグラビア。加入当時は12歳の小学6年生だった田中がアイドル活動を通じて成長し、ひとりの大人の女性として輝く“今”に焦点を当てた写真が満載だ。表紙カットからもうかがえる“大人の田中美久”の魅力はもちろんのこと、「元気いっぱいなみくりんも見たい!」というファンの声に応え、庭のプールで大はしゃぎする“水遊びみくりん”のキュート&セクシーなカットも。例年よりも猛暑続きだった今年の長い夏を思い出せるようなグラビアに仕上がっている。インタビューでは、20歳になるまでに叶えたい夢、大先輩であり大親友である指原莉乃とのエピソード、HKT48の配信ライブ、間もなくオープン予定の専用劇場などについて語っている。10代ラストイヤーを駆け抜けようとしている田中。「大人の田中美久」と「キュートなみくりん」両方の魅力を詰め込んだ、ハイブリットな「大人みくりん」に注目だ。
2020年09月30日大容量オールカラーのセルフプロデュース本モデルやタレントなどとして活躍している益若つばささんのセルフプロデュースフォトエッセイ『TSUBASA REAL』が発売された。同書では「つばさファッション」を大公開しているほか、メイクのプロセスからヘアアレンジまでを詳細に紹介。鈴木奈々さんや、佐藤ノアさんなどとの対談も収録されている。オールカラー208ページでA5判。2,145円(税込)の価格にて、KADOKAWAより発売中である。SNSの自撮り 写真を撮るポイントも細かく解説益若つばささんは、「セルフプロデュースの天才」とされ、カリスマ読者モデルとして人気を博していた当時は使用や着用のものがヒット商品になるなど「経済効果100億円」などと言われていた。1児の母である現在も大人気であり、SNSで約180万人のフォロワーを持つインフルエンサーである。新刊では、ピンク&ミルクティーヘアのヘアメイク、全私服のファッションページ、「私流NGコーデ」を紹介。メイクのプロセスまでもが掲載されている。そのほか、基礎化粧品、料理、ネイル、生き方、仕事、恋愛などについても語られており、インタビューには6時間を要している。また、SNSでの自撮りの方法や写真を撮るポイントまで細かく解説されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※TSUBASA REAL 益若 つばさ:コミック - KADOKAWA
2020年03月28日THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの川村壱馬の初フォトエッセイ集『SINCERE』(シンシア)が、6月23日(予定)に発売される。人気急上昇中のTHE RAMPAGEでセンターのボーカリストを務め、映画『HiGH&LOW THE WORST』など俳優としても活躍している川村。ファンから熱狂的な支持を受けながら、これまでグループ活動以外、あまり多くを語ってこなかった川村が、今回、BOOKコンセプトから加わり、自身について深く内面をさらした。撮影は川村の憧れの地、ロサンゼルスにて敢行。このたび、表紙カットと中面カットが公開され、カメラを見つめる真剣な表情や、料理をしている笑顔、色気漂う寝起き風のショットなど、さまざまな姿を披露した。タイトル『SINCERE(シンシア)』(誠実な、心からの)は、何事にも一途に懸命に取り組む、川村の生きる姿勢を表している。川村は「(このフォトエッセイは)人生かけて向き合って作った作品です。表現者としての幅を伝えられたら……、なのでページをめくっていただくと、あれ? 違う人? と間違えるぐらい、何人もの登場人物が存在するような感覚になってもらえると思います。イメージにとらわれない、自分のスタイルを感じてもらえれば嬉しいです。エッセイの部分は、仲のいい友達同士だと、僕はああでこうで、とかまどろっこしい説明をしないですよね。だからこの作品でも、俺こうだから! とズバッと伝えるような距離感で作らせてもらいました」とコメントしている。
2020年03月18日漫画家・蟻子氏の20kg減の物語2月13日、漫画家・蟻子氏が体重20kgの減量に成功するまでの実録エッセイマンガ『脱ぽちゃ。20kgヤセてぽっちゃり人生脱出しました。(1)』が講談社から「ワイドKC」シリーズとして発売された。A5判で160ページ、価格は1,000円(税別)である。敵は「ダイエットおじゃまシスターズ」子どもの頃から太っていたという主人公は、いつもダイエットのことを考え悩んでいながらも、お菓子を食べ続け、ダイエットを繰り返しては失敗続きだったという。新刊ではダイエットに失敗してしまう要因として「どうせ自分は」という『ヒガミ』、「今日ぐらいは」という『アマエ』、「ヤセたいと思わなければ傷つかずにすむ」という『ミエ』の「ダイエットおじゃまシスターズ」が登場している。「なれるよ」と信じること作中、ダイエットで大切なのは目指すべき「ヤセビジョン」であり、「なれるよ」と信じることだとしている。また、主人公は自分の好みを「ヤセそう」と「太りそう」に分類。ヤセそうで好きなヨーグルトなどはメイン武器に、ヤセそうではあるのものの苦手なこんにゃくなどは克服、または別のものに置き換えている。一方、太りそうでも好きなスイーツや揚げ物は頻度を決めて「ごほうび」にしている。同書には、知っておくべきダイエットメソッドも豊富に盛り込まれており、ダイエット以外でも、あきらめそうな自分のことを応援してくれるポジティブな作品となっている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※『脱ぽちゃ。20kgヤセてぽっちゃり人生脱出しました。(1)』(蟻子) - 講談社コミックプラス
2020年02月19日登場人物ママ/なつみ:とにかく面倒くさがり屋のB型パパ/ゆたか:女子力高い雑学王な子煩悩がすぎるパパさっちゃん:2017年7月生まれ。お歌大好き元気で明るい気分屋さんれーちゃん:2018年11月生まれ。お姉ちゃん大好きパパっ子。お姉ちゃんに冷たくされると大泣きなちょっと大袈裟さん2歳3ヶ月の「さっちゃん」と0歳11ヶ月の「れーちゃん」、 1歳4ヶ月差の年子姉妹を育てているアラサーママです。そして現在妊娠5ヶ月。お腹野中の3人目はれーちゃんとは1歳5ヶ月差とまたまた年子になる予定です。年子というとまわりには、「大変だね」「すごいね」などと言われることが多いですが、そんな年子育児と年子妊娠のことをお話ししたいと思います!第2子の妊娠が分かったのは、さっちゃんが0歳8ヶ月頃のことでした。私と夫は10歳離れている歳の差婚(夫が上)なので、なるべく早く2人目を希望していました。妊娠が分かったときは嬉しくて嬉しくて!びっくりしたのを覚えています。しかし!喜びで浮かれていられるのも最初のうちだけ。つわりが始まって一番きつかったのは上の子の離乳食。見た目と匂いに完全にノックアウト!離乳食の時間は度々吐きました。月齢的に三回食に進んだ頃で、初めての育児ということもあり「毎日ちゃんと三食あげなくちゃいけない!栄養バランスも考えなくちゃいけない!」と考えていたこともあり精神的にとてもきつかったです。今は、「外国では毎食ベビーフードだし!栄養あるし!美味しいだろうし!」と割りきることができますが、当時は自分を追い詰めていました。悪阻が明けると、次は「外に出て色んな刺激を与えなくちゃいけない、他の赤ちゃんと遊ばせるのも大事かな...」と身重だけど動き回らなくては、、と自分を追い詰めるようになりました。なるべく外に行き、支援センターでよその子と一緒に過ごすという刺激を経験させて、毎日ヘトヘト。初めての育児は分からないことだらけで、自分のせいでこの子に不自由な思いをさせて、私はいけないママなんだと自暴自棄になっていました。今は、ママがゆったりとした気持ちでいるだけで赤ちゃんも満足だよねと思えます。なんだかんだで臨月。臨月になると突然さっちゃん(上の子)が変貌。後追いに拍車がかかりました。どこに行っても泣きながらどこまでもついてくる!離れない!「ママのお腹に誰かいる」とはっきり気付いたのかもしれません。不安になっているさっちゃんを見ると泣けてきました。毎日夜泣きもするようになりました。背中をトントンすれば良いというレベルではない!立ち上がって徘徊しながらギャンギャン泣いていました。れーちゃん(下の子)が生まれてからもしばらくは夜泣きと焼きもちとで情緒不安定でした。時が過ぎ、今は仲良しの二人。当時は明けない夜はないと思いながら毎日ひたすら過ごしていましたが、今となれば本当にその通りで、あっという間に過ぎてしまう日々。これからも大切に過ごしていきたいと思います。さっちゃんいつもありがとう!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!著者情報合わせて読みたい
2019年11月08日この春、コミックエッセイ『母ハハハ!』を出版したお笑い芸人で夫婦コンビ「夫婦のじかん」(相方は元・トンファー 山西章博)兼イラストレーターとして活動している大貫さん。相方であり夫でもある山西さんと付き合って10年で結婚、偶然が重なり夫婦でお笑いコンビを組むことになり、妊娠、出産、ドタバタの育児……。『母ハハハ!』に掲載されているエピソードはすべて、大貫さんのインスタグラムにアップされていた漫画がベース。現在、1歳の男の子のママである大貫さんに、子どもができて夫婦関係の変化と、“妻が稼いで夫は主夫” という夫婦の形についてお話を伺ってきました。PROFILE夫婦のじかん 大貫さん1981年栃木県生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。夫婦コンビ「夫婦のじかん」として活動中。大貫ミキエ名義でイラストレーター、漫画家としても活動中。Instagram:@ohnuki_fufutimeTwitter:@takada_ohnuki貧乏2人暮らし、リアル夫婦コンビを組んだ矢先に妊娠、出産…編集部:『母ハハハ!』の出版おめでとうございます。つわりで絶不調だった妊娠中から出産、産後……と、タスクが山積みになる怒涛の生活の中で、毎日漫画を更新されていたことに驚きました。大貫さん/以下、大:ありがとうございます。漫画は、元々、お笑いコンビを夫婦でやることになったときに、一人でも多くの人に知ってもらえるきっかけになれば!と、コンビ結成の日から更新を始めて、わたしたち夫婦の日常についてアップしていたんです。その時は書籍化は全く考えていなくて、純粋に宣伝のためにやっていただけなんです。それまでは私と旦那が結婚したことを知らない吉本の先輩も多く、SNSをきっかけに「え、おまえら結婚したの!おめでとう」と声をかけられることもあったので、よかったですけど。毎日漫画を描いてアップするのは正直大変ですが、コンビ結成から1年後に妊娠するまで毎日更新していたので、ここで流れを止めない方がいいなって。育児は未知のできごとだし、大変だと耳にしていたので漫画を描くのはしんどいかな?と少し不安だったんですけど……結果的に出産数ヵ月で書籍化の話がいただけたのはラッキーでした。編集部:それでも毎日更新するのは大変だと思います。「夫婦のじかん」を組む前、インスタグラムはされていなかったんですか?山西/以下、山:はい、僕はSNS自体やっていませんでした。大:私は……実は、アカウントを持ってました(笑)。ただ大好きなBIGBANG関連の投稿に「いいね!」をするためだけに、仕事は無関係のアカウントを(笑)。山:そうだったの?今知りました(笑)。大:でも、芸人として公に始めたのは旦那とコンビを組んでからです。漫画で日常を描くのはしんどそうだなと思ったんですけど、モノマネでブレイクしたガリットチュウの福島さんを始め、周りの芸人が褒めてくれたことが大きかったですね。福島さんはアカウントを開設した当初からフォローしてくれていて。「毎日描くのは大変だけど絶対にやった方がいいぞ。フォロワーが全然いなくても、意外とテレビ業界の人は見ていたりするから仕事に繋がるかもしれないし、とりあえず続けろ」とアドバイスしてくれて。最初はフォロワー数もなかなか増えなくて、大変な思いをしてまでなんのためにやっているんだろうと思うこともあったんですが、いいタイミングで、ムーディ勝山さんやハリセンボンの(近藤)春菜さんが「漫画めっちゃ面白かったよ!」と褒めてくれて。自分が面白いと思っている人が面白かったよ、と言ってくれたことが、励みになりました。編集部:大貫さんが漫画を描いている間、山西さんはどのようにサポートされていたんですか?山:コーヒーをいれたり肩をもんだり。彼女が仕事に集中できる環境を整えていました。編集部:漫画について独学で学んだと聞いて驚きました。大:漫画を描くのは大好きで、昔は芸人になるか漫画家になるか本気で悩んだこともあったんです。漫画は自己流なんです。プロの漫画家の元でアシスタント経験があるわけではないので必死に勉強して。美大で学ぶようなパースをとったり構図を考えるのは独学で、イラストは描くことによって上達するのでとにかく経験を積むようにしました。ハリセンボンの単独ライブ用に、春菜さんを『NANA』(矢沢あい作)風に描いたりと、吉本はイラストを描く仕事も沢山あったんです。気がつくとほぼほぼ吉本専属イラストレーターみたいになってました(笑)。編集部:その後、プロになろう!と奮起して「ちびまる子ちゃんファンコミック大賞」や「小学館漫画賞」を始めとする各漫画賞にも入選され、CMの絵コンテやゲームアプリなどのイラストも手がけられたんですよね。大:イラストも描ける芸人のままだと悲しいほどギャラが安いので、受ける仕事の幅を広げるためにもプロになってやろう!と思ったんですよね(笑)。たまに、芸人もイラストもやっているので、「どっちかに絞った方がいい」と言われることもあるけど、自分の中で「息子のことは一番にする!」と決めてさえいれば、あとは楽しんでやればいいなと。流れに身を流せて。楽しんで生きる方がいいやって。編集部:大貫さんがイラストで稼ぎ、山西さんが主夫として家事を担当と、いわゆる一般的とされている男女の役割とは正反対な点も興味深かったです。大:私は家事が苦手で。それよりもイラストを描いたり、何をどう描いてどうPRすれば営業利益が上がるのか、という経営の視点で考えることも含めて、仕事をする方が向いてるし、得意(笑)。といっても、付き合い始めた頃は今のように考えていたわけじゃなくて。自分は料理だってできる方だと思っていたんです。といっても実際は料理を作るといってもインスタントラーメンを作ったり、レトルトカレーを温めることぐらいしかやったことがなくて。ある日、ぶり大根を作ろうとしてボヤ騒ぎを起こしたことをきっかけに、料理から完全に手を引き、家事は旦那に担当してもらうことにしました(笑)。編集部:漫画でも、山西さんが常に携帯で近所のスーパーの安売り情報をチェックしていたり、そんな山西さんのために大貫さんが新しいフライパンを買ってあげたり、といったエピソードがあって微笑ましいです。大:私達、性格が正反対なんです。私は感情的で、なにかあると言わずにいられないタイプ。でも夫は達観しているというか。穏やかなんですよね。つわりで吐いてしまった時も、「吐瀉物を見たらまた気持ち悪くなっちゃうでしょ?俺が片付けておくからゆっくり寝ていて」と言ってくれて。本当に優しいんです。だから、子どもを生むことに関して小さな不安はあったけれど、「旦那がこういう人なので絶対大丈夫!」と確信がしていました。夫には天才って言って!とピンポイントでオーダーしています(笑)編集部:優しいですね。ちなみに、お子さんが生まれて大きく変わったことはありますか?大:私も旦那もあまり変わっていないんですけど、夫が感情を出すようになりましたね!それまではずっとフラットというか起伏がない人だったんですけど、子どもをあやすために歌を歌っていたり。山:音痴ということもあり、それまでは鼻歌すら歌ったことがなかったんですけど、赤ちゃんって歌が大好きじゃないですか?だからあやしたり寝かしつけたり、年がら年中歌っていますね。大:子どものこと好きなんだ!って新しい発見でしたね。山:自分の子どもが生まれて一気に変わりましたね。生まれた瞬間から可愛くて仕方がなくって。他人の子もめちゃくちゃ可愛く感じるし、ホンマ人生観が変わりました。大:旦那が息子をものすごく可愛がるので、つい「私のことも同じぐらい丁重に扱って欲しいんだけど」と言ったことも。普通は奥さんが子ども一直線になるっていうじゃないですか?でもうちは反対で、しかもここまで子ども命!になるとは思わなくて。だから思わず「ちょっとまってよ、産んだのは私なんだから、まず私のことをねぎらってよ」と(笑)。編集部:子どもが生まれると夫婦喧嘩が増えることが多いと言われますが、お二人はどうでしたか?大:一方的に私が怒ることはあるけれど、旦那はそこで反論してこないので大喧嘩には発展しないんです。山:僕は常に奥さんと子どもの機嫌をとっていますから(笑)。というのも、そこさえおさえていたら家庭がまわりますから。夫婦喧嘩って、だいたいがきっかけは些細なことなのに、お互い主張をしているうちにヒートアップするじゃないですか?それってもったいない。「なんでこんなことになってんねん。こんなにもめてるねん!」て思うんですよね。編集部:夫婦でバランスがとれているんですね。大:自覚はあるんですが……私はそれでも言わないと気がすまない(笑)。ある日、いつもは優しく受け止めてくれる夫が、珍しく言い返してきたときに「ちょっと、刃向かわないでよ!」と言ったことがあって(笑)。それは自分でもさすがに横暴だなと思いました(笑)。まぁでも結局、10年付き合ってお互いの性格は理解しあえているので喧嘩の引きどころも心得ているんですよね。そもそもなんで夫婦喧嘩をするかというと、女の人は別に小言を言いたいわけじゃないんです。共感したり話を聞いてほしくて話しているのに、それが伝わらないから口うるさくなっているだけなんですよね。だからとりあえず聞いてもらって。でもリアクションがないのは嫌なので、コメントや謝罪は欲しい。だから男の人が優しければ家庭はまわると思います!編集部:1歳の息子さんを育てる中で大変だったこと、忘れられないことはありますか?山:一番大変だったのは、僕がぎっくり背中になった時。ウチの息子は抱っこでしか寝ない時期があり、基本ぼくが寝かしつけをしていたんですが、物理的にできなくなってしまって。で、奥さんにスイッチしたいと思っても彼女は漫画を描く作業があるし。そのときに「ウチの家は奥さんが動けなくなるよりオレが動けなくなる方がやばいな。家庭が回らなくなるんやな、と思いましたね(笑)」大:そうなんです!旦那が倒れたらご飯作ってくれる人がいないんで困る(笑)。ウーバーイーツを頼むにしても高いし。山:ウチの場合経済を回してるのは妻だけど、家庭を回してるのは夫。夫がダウンしてしまったら息子に専念することになるので、家事も仕事もできなくなるし。山:だから俺が健康に気をつけないとな、と再確認しましたね。編集部:お互い、今後こうしてほしいという希望はありますか?山:『母ハハハ!』の出版をきっかけに大先生になってもらって、お金をじゃんじゃん稼いで潤していただきたいです!大:私は特にこれといって旦那に変わってほしいところはないんですが……。あ、でも、たまに旦那が若手の仲間たちの「バイトは大変だ、辛い」という話を聞いて、アルバイトしようとするのはやめて欲しい。うちはそんなに余裕がない生活はしてないでしょ?苦労はしてないでしょ?って。単刀直入に言っちゃうと、旦那が働きに出るより、その時間私が仕事した方が稼げるからって(笑)。山:若手のみんなが苦労している話を聞くと、おれだけ全然やってないんじゃないかと思っちゃうんですよね。大:いやいや。だってあなたは家事をやってるから。家事と仕事って同じぐらい大変じゃないですか?あなたが家事育児を一生懸命やってくれているから私は漫画に集中できるんだし。だから、仕事をしている方が偉いとかいう世の中の風潮は変わっていくべきだなと思いますね。『母ハハハ!』絶賛発売中!『母ハハハ!』 著/夫婦のじかん 大貫さん税別1200円PARCO出版:Shiho Kodama
2019年04月09日シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイストとして、多才さを発揮するソウル出身のイ・ラン(Lang Lee)が、エッセイ集『悲しくてかっこいい人』を発売した。音楽のみならず、詞やエッセイが人々の心をつかみ、日本のカルチャーシーンからもオファー殺到中のイ・ラン。 2017年には、韓国のグラミーともいわれる、韓国大衆音楽賞最優秀フォーク賞を受賞した。同書は、2016年冬に韓国で発売し、7刷のヒット作となった待望の日本語版となる。ままならない日々の葛藤や疑問。生きることにつきものの、労働、孤独、恋愛、退屈、自意識との戦い…。アーティストとしての創作、社会との接点を通して、「いったい何者なのか? 」と自分をみつめる。日常を悲しみながら、あははと笑い飛ばすイ・ランの洒脱なユーモアあふれるひとりごとエッセイとなっている。撮影:熊谷直子すべてが過ぎ去ったあとに ようやく君は泣くのかい? 境界もピラミッドもない世界を願い、イ・ランが今日もまた問う。 「ほんとうにそうすべき?」「何をしたら面白い?」「わたしは何になれるだろうか?」【プロフィール】イ・ラン(이랑 Lang Lee)1986 年ソウル生まれ。シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイスト。16 歳で高校中退、家出、独立後、イラストレーター、漫画家として仕事を始める。その後、国立の芸術大学に入り、映画の演出を専攻。日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、歌手デビュー。短編映画『変わらなくてはいけない』、『ゆとり』、コミック『イ・ラン 4 コマ漫画』、『私が 30 代になった』、アルバム『ヨンヨンスン』、『神様ごっこ』を発表(2016 年、スウィート・ドリームス・プレスより日本盤リリース)。『神様ごっこ』で、2017 年の第 14 回韓国大衆音楽賞最優秀フォーク楽曲賞を受賞。授賞式では、スピーチの最中にトロフィーをオークションにかけ、50 万ウォンで売ったことが話題となった(その顛末を『早稲田文学女性号』に本人が寄稿している)。【書籍情報】『悲しくてかっこいい人』著者:イ・ラン出版社:リトルモアソフトカバー/280ページ/四六判翻訳:呉永雅(オ・ヨンア)装幀:名久井直子価格:1,800円
2019年02月04日若いころは、泣き続ける子どもが不思議だったけど…。出産後、価値観が180度変わったというグラハム子さんが出会ったある出来事とは。人気インスタグラマーグラハム子さんの書き下ろしコミックエッセイです。■出産で価値観ががらっと変わった!若いころ、私は子どもが好きでもなければ嫌いでもない、まぁいわゆる普通の人でした。たまにレストランや電車など、公共の場で泣いている赤ちゃんを見かけると、不快とは思いませんでしたが なんて思っていました。しかし実際に自分が子育てをしてみると… 子どもを産む前と産んだ後では、価値観が180度近く変わりました。「育て方の違いで、『泣く子になる』、『泣かない子になる』」なんてこともありませんでした。わが家の場合、上の子も下の子も同じ環境で同じように育てていますが、上の子の方が圧倒的に泣きます。きっと育つ環境よりも、生まれ持った性格もあるのだと思います。■レジに並んでいるとき…子どもが急に泣き出した!ある日、まだ赤ちゃんだった2人を連れてスーパーに行ったことがありました。買い物は順調にできたのですが、レジに並んでいる最中に 上の息子が突然泣き出してしまいました。でも、この状況で抱っこはできないし、だからと言って今レジを抜けるわけにもいかない。「泣かないで。お買い物が終わったら抱っこするからね。もうちょっとだからね」泣いている息子に、そう繰り返し言うしかありませんでした。もう、まわりの人の目も気になるし、申し訳ないし、恐縮してその場がものすごく長く感じました。そんなとき…。 後ろに並んでいたお客さんが笑顔で話しかけてくれました。するとレジの方も スーパーのキャラクターのシールをくれました。息子はシールを受けとったあとも泣き続けていたのですが、それを見てまた、「元気だ、元気だ」と笑ってくれました。 最後まで泣き止ませることはできなかったけれど、まわりの方が笑顔で話しかけてくれたことで、気持ちがグッと楽になりました。また、まわりで笑顔で暖かく見守ってくれていた方もいて、それにもすごく救われました。■子育てを見守ってくれている人がきっといますこのとき以来、外で赤ちゃんが泣いて困っているママさんを見かけると、必ず笑顔でいるようにしています。本当は「大丈夫ですよ」と声をかけられれば一番なのかもしれませんが、なんせ私はコミュ障なもので…。話しかけられていないのにこちらから話しかけるのは緊張してしまいます(もし「すみません」と話しかけられたら、もちろん「大丈夫ですよ」とお返しします!)。なので少しでもママさんの気持ちが楽になるよう、あたたかいオーラをかもし出すようにしています。 子育て真っ最中のママさん、外で赤ちゃんが泣いてしまっても、そんなに恐縮しないでください。声はかけらなくても優しく見守っている人、応援している人、きっといっぱいいるはずです。\おかげさまで2周年/ WEラブ赤ちゃんプロジェクト ~赤ちゃんの泣き声を温かく見守っている人たち、集まれ!~公共の場で泣いてしまった赤ちゃんを、温かく見守っているという人たちのポジティブな思いを可視化するために、ウーマンエキサイトが立ち上げたプロジェクト。公式サイトではワンクリックで賛同できだけでなく、温かいコメントが4000件以上も集まっています。賛同や応援の声はこちらから
2018年11月02日先週、占いのことについて書いたエッセイが大反響だったので、もうひとつとっておきのお話をさせていただきます。30代後半のある日のこと。芥川賞を受賞し、『冷静と情熱のあいだ』が累計300万部も売れ、私が歌った『ZOO』がゴールドディスクを獲得、武道館ライブもやって、破竹の勢いの頃のお話です。私は弟が運転する車で仕事先のラジオ局を後にしました。当時は弟がマネージャーだったのです。ラジオ局から出た瞬間、不意に頭の中にある人物の顔が浮かびました。高名な占星術師が外苑並木通りのカフェのテラス席にいるから会いなさい、というお告げのようなものを受けたのです。弟に「悪いけど外苑に向かって。セランというカフェがあるはずだから」と言いました。自分で発していながらとっても奇妙な感じがしたのを覚えています。果たしてセランに到着するとその人がテラス席にいてタロットカードをやっていたのです。私は一度面識があったので彼の前に行き、ご挨拶をし、ごく自然に腰を落ち着けました。不思議でしょ?当然のように、タロットが始まりました。不思議なことに彼がめくるカードがすべて自分に対して反対側を向いていったのです。ところが中心に置かれた最後の1枚だけが私の方を向いていました。「さて」と占星術師が口にしました。私はそれを遮るように「これから私に最悪な時代が待ち受けているということですね?でも、この真ん中のカードが私の方を向いているからこのカードが私を救ってくれる、のでしょ?」。すると暗い顔をしていた占星術師の顔がぱっと明るくなり「辻さん、そうです。私はいつも皆さんに言うんです。悪い判断がすべてそのまま悪いことだと思わないでほしい。それをどう自分の教訓として受け止めるかでその人生は違うものになるのですよ」と。その時、のんきな私は笑っていました。でも、笑えなくなるような、それまでとはまるで違う時代が私を待ち受けていたのです。何もかもが思い通りにならない時代のはじまりでした。でも、私の脳裏にはずっと1枚のカードの絵が明滅していたのです。このカードが私を救い続けることになるのは事実でした。え?そのカードは何のカードだったのか?はい、それはクリエーション(創作の意)のカードでした。絵柄は、想像力の女神。「じゃあ、僕は困難な時代が来ても創作と向き合うことでなんとか救われていくのですね?」。そう告げると、占星術師は小さく頷きました。希望というものは闇の中にあるものです。皆さん、占いを信じますか?さて、今日は、お酒のお供としても最高、ご飯にもばっちり合う白身魚のエスカベッシュ(地中海風の南蛮漬け)のレシピをご紹介したいと思います。材料:白身魚250g、赤パプリカ4分の1個、紫玉ねぎ2分の1個、きゅうり2分の1本、にんじん3分の1本、塩・こしょう適量、小麦粉・揚げ油適量。つけだれ材料:にんにく(みじん切りにしたもの)1片分、醤油大さじ2、ナンプラー大さじ1、酢大さじ2、ライムの搾り汁大さじ1、砂糖大さじ2。まず、一口大に切った白身魚に塩・こしょうをし、小麦粉を薄くつけます。野菜は全て千切りにしておきましょう。小鍋につけだれの材料を全て入れ、一度煮立たせます。粗熱が取れたら野菜をそこにつけておいてください。180度に熱した油で白身魚をカリッと揚げ、熱々のうちにつけだれの中へ。野菜と馴染ませます。タッパーに入れて冷蔵庫で半日から一晩冷やし、味が染み込んだら完成です。器に盛り、お好みでパクチー(分量外)などを添えてください。ボナペティ!
2018年07月31日歌手・俳優として活躍する星野源のエッセイ「いのちの車窓から」が、3月30日(木)より発売されることが決定しているが、この度その著書の発売に先駆け、カバービジュアルが公開された。「コウノドリ」「逃げるは恥だが役に立つ」や大河ドラマ「真田丸」に出演し、4月には劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』で主演を務めるなど話題作に立て続けに出演する星野さん。本著書は、星野さんが雑誌「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)で2014年12月号より現在も連載中のエッセイ「いのちの車窓から」に、新たに書き下ろしを加えて単行本化したもの。話題のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」撮影現場での秘話から、念願だった紅白出場、“兄さん”こと大泉洋の存在…などなど、約2年間にわたり彼がが見てきたもの、感じてきたことが満載の一冊となっている。そして今回、発売される著書のカバービジュアルがいち早く公開!今回カバーイラストを手掛けたのは、TVアニメ「キルラキル」のキャラクターデザインも務めたすしお。装丁は大ヒットシングル「恋」のジャケットなども担当した吉田ユニが手掛けている。また、このカバーにはちょっとしたサプライズ(?)が隠されているという。どんなサプライスなのかは、ぜひ手に取って確認してみて。星野源著書「いのちの車窓から」は3月30日(木)より発売。(cinemacafe.net)
2017年02月17日アンバー・ハードが雑誌にドメスティック・バイオレンス(DV)についてのエッセイを発表した。アンバーは今年5月にジョニー・デップとの離婚を申請、顔にあざができた写真を公表してジョニーからDVを受けたと主張し、否定するジョニー側と争ったが、8月に離婚の合意に達した。アンバーはファッション誌「Porter」に「あなたは1人じゃない。閉ざされた扉の後ろで1人苦しんでいるかもしれないけれど、あなたは1人じゃない。それを知ってほしい」と、DVに苦しむ女性たちに訴えかけた。「自分に強さがあることを思い出してほしい。あなたを背後から静かに支える何人もの女性たちの数も掛け合わせてきた強さです」「冷たくつらい真実から始めましょう。女性が前に出て、不正や彼女の苦しみについて語ると、助けや尊重、支えの代わりに彼女が直面するのは敵意と懐疑の眼差し、そして恥辱です。彼女の真意や目的は疑われ、真実は無視されます」と綴った。「私は、自立して他者を頼らない人間になるよう育てられました」とふり返るアンバーは誰かが自分を救ってくれるとは思わなかったという。「 “被害者”というレッテルを貼られることに憤慨しました」というアンバーは「今日、これを書きながら、私は沈黙の中で苦しんでいる女性たち1人1人に約束できる。あなたは1人じゃない。私たちの姿は見えないかもしれないけれど、私たちはここにいます」と結んだ。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月14日大泉洋が自ら綴った、北海道時代や「水曜どうでしょう」の裏話などを凝縮したエッセイ「大泉エッセイ ~僕が綴った16年」が、台湾・香港・マカオにて発売されることが決定。大泉さんから感謝のコメントが到着した。北海道を拠点に活動していた1997年から雑誌3誌で連載・執筆していた幻の原稿108編に加え、「水曜どうでしょう」秘話、「TEAM NACS」にまつわる爆笑話、“大泉洋の在り方”についての自身の考察、また自身の“プロポーズ”時に起きた思わず泣ける感動エピソードなど、大量書き下ろしを加え、「大泉洋が綴った16年のすべて」を一挙収録したこのエッセイ。2013年に発売され、2015年に角川文庫化、日本国内でエッセイとしては驚異の累計発行部数40万部を突破している。今回の“海外進出”は、大泉さんのファンである台湾の編集者から、「大泉洋さんは何か特別なものを持っている人。彼の青春、仕事への情熱、何かを信じて自分や家族に向き合うこと、そういった彼の面白さが詰まったこのエッセイを広めたく、ぜひ自分の手でこの本を手掛けさせていただきたい」と、熱い手紙が届いたことがきっかけ。熱烈なオファーを受け、翻訳版が発売されることになった。マンガ家・あだち充が描いた装画はそのままに、来年1月には台湾、香港、マカオの書店に並ぶ予定。ついに、彼の唯一無二な“面白さ”が海を越える!<大泉洋コメント>果たして、私の人生の失敗ばかりを綴ったあの赤裸々なエッセイを、私をよく知らない海外の人たちがどう読んでくれるのか?そもそも誰が読んでくれるのか(笑)?不安と期待でいっぱいです。でも、めちゃめちゃ嬉しいです!ありがとう!台湾、香港、マカオ!「大泉エッセイ」(海外版)は台湾、香港、マカオにて2017年1月予定。「大泉エッセイ~僕が綴った16年」(日本版)はKADOKAWAにて発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月08日大ヒット痛快エッセイ「世界一周ひとりメシ」の著書で旅人、エッセイストのイシコの新刊大人旅エッセイ「世界一周飲み歩き」(朝日文庫/620円+税)が好評発売中だ。著者のイシコは、旅のエッセイやブログを中心に執筆活動を行う旅人エッセイスト。2008年より1都市1週間のペースで旅をするプロジェクト「セカイサンポ」を始め、世界一周を達成。帰国後に発行された「世界一周ひとりメシ」は、2万5千部を突破(2016年7月時点)。自称旅ベタで人見知り、どこへ行ってもピンチの連続なのに、どんな場所でもそれを楽しんでしまうような底なしの明るさを秘めた著者が贈る肩に力の抜けたエピソードが満載の一冊。本書は、アジア編、ヨーロッパ編、南米・アフリカ編の3部構成で、犬ぞりで向かう雪原の店(スウェーデン)、地元のおじさんとビールを片手に見た夕日(タイ)、朝から立ち飲み屋をはしご(スペイン)、デモから逃げ込んだバーには…(アルゼンチン)など、著者の目を通した世界中の街角が一冊の中に詰め込まれている。「今年の夏は旅行に行けなかった」、「これからバカンスを計画中」という人にもぴったり。ゴーイングマイウェイな旅のすすめに一冊いかが?(text:Miwa Ogata)
2016年09月01日移動中でもリラックスタイムでも、場所と時間を選ばないで読めるエッセイ。笑いがついつい噴き出してしまうものから、人生を少し考えさせられるものまで、大人女子のためのエッセイを3冊紹介します。■爆笑必至「生きるコント」(大宮エリー/文藝春秋)作者の大宮エリーさんは、高学歴で元大手広告代理店に勤めていたという経歴をもつ女性。現在は映画監督から芸術家までと、あらゆる才能を発揮されています。そんな彼女が実際に体験したエピソードをつづったエッセイが「生きるコント」です。電車の中で読むことは絶対にオススメしません!なぜなら面白くて笑いが抑えられないから。ひとりで大爆笑すること間違いなしの一冊です。大宮エリーさんはたびたびトークショーも開催しているので、内容の濃い話を聞きに行ってみるのもおススメです。■衝撃の仕事内容が満載「督促OL 修行日記」(榎本まみ/文藝春秋)クレジットカード会社に新卒採用された榎本まみさん。配属となった部署では毎日が督促の電話業務。ときおり四コマ漫画が描かれており楽しみながら読める本ですが、仕事内容に関しては大変さがうかがえます。督促電話をしてこんなことをいわれた! など日々の業務を愉快に紹介しています。どんな仕事でも苦労は絶えないものですが、笑いあり涙あり自分も頑張ろうと奮起させられる一冊です。■女性なら誰もが考える「結婚願望」(山本文緒/角川書店)結婚願望がある人も、ない人にもオススメな一冊。山本文緒さん自身の結婚と離婚経験について書かれているエッセイ。最終的に結婚とは何なのか、に対するヒントがこの本で見つかるかもしれません。ただただ笑いたい時間をつくりたいときと、じっくり自分と向きあう時間をつくりたいときと、自分のペースに合わせて読めるエッセイをチョイスしてみました。本を手にとって週末に自宅でゆっくり、リフレッシュしてみてはいかが。
2016年01月21日これまでポップカルチャーを中心に執筆してきた“ロック漫筆家”安田謙一の、初の全編書き下ろしによるエッセイ『神戸、書いてどうなるのか』が11月26日(木)に発売される。本書は、神戸生まれ神戸在住の氏がこれまでに体感してきた“神戸というまち”の魅力を、さまざまな角度から綴った内容となっている。神戸を知る人はもちろん、そうでない人にとっても、神戸という街が浮かび上がってくるような、“ガイドブックには載らない神戸案内”と言える1冊だ。また、発売に先駆けてVIDEOTAPEMUSICが手がけた予告編プロモーション・ビデオも2バージョン公開されている。そして、12月には本書の刊行記念イベントが続々と決定。東京では「Time Out Cafe & Diner」にて前述のVIDEOTAPEMUSICのほか、町あかり、DJ2741、松永良平らが出演するパーティが開催される。さらに書店等でのトークショウも各地で開催。神戸は「旧グッゲンハイム邸」にて、ゲストにtofubeatsを迎えるほか、京都は元・恵文社一乗寺店店長の堀部篤史による新店「誠光社」で堀部篤史と、そして大阪は「FOLK old bookstore」にて、著者の盟友でありPVのナレーションも担当したキングジョーと、それぞれトークイベントを行う。■安田謙一『神戸、書いてどうなるのか』刊行記念イベント「ビデオナイトラウンジ -世界各国の夜。そして神戸の夜-」12月11日(金)東京・恵比寿Time Out Cafe&Diner[リキッドルーム2F]ライブ:町あかりDJ:VIDEOTAPEMUSIC、DJ2741、キングジョー、松永良平トーク:安田謙一×松永良平「電波の届かない場所 2015 思い出し怒りのデス・ロード」12月12日(土)東京・高円寺円盤トーク:安田謙一×キングジョー「神戸、喋ってどうなるのか 神戸編」12月17日(木)神戸・旧グッゲンハイム邸トーク:安田謙一×tofubeats「神戸、喋ってどうなるのか 京都編」12月23日(水・祝)京都・誠光社トーク:安田謙一×堀部篤史「神戸、喋ってどうなるのか 大阪編」12月26日(土)大阪・FOLK old book storeトーク:安田謙一×キングジョー※番外編「藤脇邦夫×安田謙一 ダブル刊行記念トークショー&サイン会」12月16日(水)大阪・スタンダードブックストア心斎橋トーク:藤脇邦夫×安田謙一■『神戸、書いてどうなるのか』安田謙一2015年11月26日(木)発売1500円+税978-4-8356-2853-0四六版並製本256ページ
2015年11月05日肩ヒジ張らずに読めて、爽快な読後感を味わえる秀逸なエッセイに出会った時の歓びは、ささくれた心を、洒脱なユーモアで包み込んでくれる親友を得たようなもの。そのおもしろさに快哉を叫びながら、大きく深呼吸できるような気分になれるから不思議です。著者がアラフォー、あるいは、アラフォーの頃に書かれたエッセイ集で、クスリと笑えるのにジンとくる、味わい深い珠玉の3冊をご紹介しましょう。類まれなるセンス。片桐はいりさんの文才にハマる!▼『わたしのマトカ』片桐はいり(幻冬舎文庫)片桐はいりさんという俳優をもともと好きだったのですが、2006年に出版された彼女の初エッセイ集「わたしのマトカ」を読んだとき、あまりのおもしろさと類まれな文章センスにぶっ飛びました。2005年、映画「かもめ食堂」の撮影のため、フィンランドに1カ月間滞在したことをきっかけに、書き下ろされたエッセイが本書。マトカは、フィンランド語で「旅」という意味だそうです。撮影の待ち時間、フィンランド人の若手俳優と「ヤッチマイナ!」と「キル・ビル」ごっこをしたり、フィンランドの鬼才、アキ・カウリスマキ監督映画の常連俳優との共演に胸ときめかせたり、サルミアッキという甘塩っぱいゴムみたいなお菓子に驚いたり、「大根おろしが食べたい」と発作のように思ったり、フィンランドの魅力のみならず、片桐さんの役者人生と世界各地への旅がレイヤーで描かれ、息もつかせぬおもしろさ。映画好き、芝居好きという芳醇な愛情が根底にピシッと1本通っており、生き方にも感銘を受けずにおれません。この後に出た『グアテマラの弟』(幻冬舎)、『もぎりよ今夜も有難う』(キネマ旬報社)も間違いなくおもしろいので、心から一読をお勧めします。電車で読んだら危険!? 報復絶倒のエッセイ『ワタシは最高にツイている』小林聡美(幻冬舎文庫)女優の小林聡美さんが、30代から40代にかけての3年間に書いたエッセイがまとめられ、2007年に出版されたもの。「かもめ食堂」つながりというわけではないのですが、主演された映画の撮影期間はこの3年間に含まれるので、ヘルシンキ滞在中のエッセイも2編。もちろん映画を観ていない人にも楽しめる内容で、笑いなしには読めません。長期滞在者向けのアパート型ホテルで、鉢植えの花を窓辺に飾って愛で、ささやかな幸せを満喫しながらも、控えめそうな国民性なのになぜか目立つ若者の尻出し率(パンツの位置が下過ぎ)を憂う。また、フィンランドと日本のスタッフが双方の言葉を覚えて、互いに「ホンバンイキマ~ス」「ウスコマトンタ(信じられない)!」などとやりとりする現場の雰囲気を活写。それ以外にも、3年分のリアルアラフォー感が味わえます。かつて夫であった三谷幸喜さんが、原稿が書けなくて七転八倒し、リビングルームで気分転換に彼女の本を手に取ったら、おもしろ過ぎてかえって自信をなくした…というエピソードが残っているくらいの名文家。同じく幻冬舎から出ている『マダム小林の優雅な生活』『マダムだもの』なども、報復絶倒なので電車の中では読まないほうがいいかもしれません。一切ハンパなし! 妄想炸裂の爆笑エッセイ『お友だちからお願いします』三浦しをん(大和書房)作家の三浦しをんさんは、もちろん小説も素晴らしいですが、エッセイの絶品さは他の追随を許さないものが。脳内で妄想が炸裂し、血中濃度の臨界点を振り切った描写は、一切ハンパなし。とはいえ、これは、様々な新聞や雑誌に書かれたものが1冊にまとめられ、2012年に刊行されたエッセイ集。帯に「よそゆき仕様・自社比」とある通り、初心者の方にも非常に入りやすく、食わず嫌いの方にも読みやすい内容となっています。「私はふだん、『アホ』としか言いようのないエッセイを書いているのだが、本書においてはちがう!(自社比) よそゆき仕様である!(あくまで自社比)」という前書きから始まり、個々のタイトルからして、「オヤジギャグのマナー」「加齢の初心者」「ヴィゴ・モーテンセンと妄想旅行」「町田も東京だったんだ」など、妙にそそられるものばかり。また、後書きで「いかがでしたでしょうか。お友だち以上になっていただけそうですか? 『なれるわけないだろ、ごるぁ!』という怒声が聞こえてくるようだ。精一杯よそゆきの姿勢を装ってみたつもりなのだが、ほうぼうで本性が表れてしまってるもんなあ……。今回読み返して、自分のあまりのダメぶりに、『お友だちですらご免です』と思った」としをんさん。いえいえ、もうお友だちですってば。よそゆきじゃないほうをお望みなら、新潮文庫の『しをんのしおり』『人生激場』『乙女なげやり』をぜひ!この3冊は、すべて“旅”が通底しています。それも魅力のひとつかもしれません。笑ったりジワッとしたりスカッとしたり…脳内の果てしない旅をどうぞお楽しみください。・ 『わたしのマトカ』(幻冬舎文庫) 片桐はいり ・ 『ワタシは最高にツイている』(幻冬舎文庫) 小林聡美 ・ 『お友だちからお願いします』(大和書房) 三浦しをん
2015年05月18日アート引越センターを展開するアートコーポレーションは23日から、「引越にまつわる大切な思い出のエッセイ」を募集する。○人生の節目のエピソードを募集引越は、結婚・進学・就職など人生の節目に発生する大きなイベント。そこには家族・同僚・恋人など大切な人との別れや決意、引越中の思い出、新天地で触れたやさしさなど、人それぞれのエピソードがあるとし、それらの経験をエッセイとして募集する。優秀作品には賞状・賞金を贈呈する他、作品の中から映像化や書籍化なども計画しているという。応募資格は、引越時期、利用された引越会社を問わず、全国の引越を経験をした人。応募期間は、3月21日まで。内容は、引越の際に経験した感動的なエピソードを、400文字以上2000文字以内にまとめたもの。郵送またはe-mailで受け付ける。最優秀賞1名には、賞状・賞金10万円と記念品を進呈。優秀賞2名には、賞状・賞金5万円と記念品。アート賞3名には、賞状・賞金3万円と記念品。佳作123名には、クオカード1,000円分を進呈する。結果は、6月中旬頃、アート引越センターのWEBサイトで発表する予定。※画像は本文とは関係ありません
2015年01月23日「いい仏壇.com」は、フォトエッセイ「手を合わせてつながる絆~お仏壇と家族のストーリー~」を募集する。今回募集するエッセイは、家族の絆が失われていく現代社会において、古来より家族のつながりの場として存在していた仏壇を通じ、家族とのつながりの大切さを伝えようというもの。入選作品はWebサイト上に掲載し、金賞1名には賞状および現金10万円、銀賞2名には賞状および現金3万円、銅賞5名には賞状および現金1万円が贈られる。応募は、仏壇と家族にまつわるエッセイと写真を合わせて投稿する。エッセイの文字数は600字以内で、写真は仏壇と人物(または仏壇のみ)が写っているもの。応募方法はメールまたは郵送、ファクスで。締め切りは10月31日。詳細は「いい仏壇.com」のキャンペーン概要を参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月04日