■これまでのあらすじ中学受験専門塾のあるクラスで、常に成績トップをキープしている良子がいじめられたことがわかる。良子をひいきしていた先生はすぐにクラス全員の持ち物検査を開始。すると、ツム子のカバンから、良子の机に入っていた嫌がらせの手紙と同じメモ帳が出てきて、ツム子は加害者と決めつけられてしまう。別室で自分を加害者と信じて疑わない先生と一対一で話す怖さで、トラウマを植え付けられるツム子。しかしなんとか「やっていない」「信じてください」と伝えるが、先生はそれも信じてくれなくて…。最終的に先生はツム子の母に連絡、ツム子は帰宅することに。ツム子から「やっていない」と聞いた母は、先生の決めつけた言い方もあって再度ツム子に確認するが、娘を信じるのだった。しかし翌日、先生との面談で母は「娘はやっていないと言っている」と伝えるが、先生からツム子が加害者で間違いないこと、反省させてほしいと言われ…。■それは無理がある…!■言いなりになるものか!定規で書かれた、良子宛ての嫌がらせメッセージの文字が、先生はツム子の字と「似ている」と言い張ります。しかし母は「それは無理がありませんか?」と反論。ほかの字を見てみても、ツム子の字の癖とはかなり違っていたのです。つまり、こんな証拠では「不十分」。ツム子も実際、「違う」と言っているので、母は先生にお願いします。この不確定な証拠を持って娘を疑うならば、この件は今後自分に対応させてほしいと。もし必要であれば良子側に謝罪するとまで言い…。その代わり「娘を呼び出すのは金輪際やめてください」と、強く訴えるのでした…。次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月25日わが家には4人の子どもがいます。子育て中で一番苦戦したのが、寝かしつけ。特に、上の子2人のときは、頼れる人もいない孤育て状態。添い寝すると自分も一緒に寝てしまったり、なかなか寝てくれなくてイライラしたりする日々でした。そこで、3人目から思い切って方法を変えてみたところ、自分の時間ができるようになったのです。上の子たちのときもこうすればよかった、と今は後悔しています。ワンオペの寝かしつけわが家には17歳の長男、15歳の長女、6歳の次女、2歳の次男の4人の子どもがいます。夫は仕事だからと育児に参加せず、ワンオペです。私も仕事をしながらの育児は毎日がバタバタで、添い寝すると私も疲れて一緒に寝てしまい、家事を残していることに夜中に気づいて、起きて家事をすることもありました。 抱っこやおんぶをして、やっと寝たと思って布団に置くと起きてしまう子ども。添い寝して寝たと思って離れると起きてしまうことも。家事もはかどらず、イライラするばかりでした。 家事を優先させてみた3人目ともなると、まずは家事を終わらせようと割り切るように。首がすわるまではベビーラックに寝かせておき、長女に見ていてもらっていました。そして、家事を終わらせてから自分が寝るタイミングで布団に連れて行っていました。おんぶができるようになったころからはおんぶをしながら家事をして、終わってから布団へ。 1歳ごろになってくると、おんぶも重くなり、先に寝かせられないかと思うようになりました。そこで寝室へ連れて行き、部屋を暗くして寝る体制を整えてから「ママ、もう少しお仕事してからくるから先に寝ててね」と言って部屋を出ることに。 意外と寝てくれた初めての日はちゃんと寝てくれるか心配でしたが、意外とすんなり寝てくれたので、もっと早くやっていればよかったと思いました。それまでの「絵本を読んで!」や、遊んでなかなか寝てくれない状況から開放され、家事を早く終わらせられるようになったのです。 4人目は夜泣きの時期が終わると、次女(3人目)と一緒に寝る前のトイレと歯みがきを済ませて寝室へ連れて行けば「おやすみ~」と2人で寝てくれるように。 日中はたくさん遊んでいたので、昼間に体を動かして、夜は寝る環境を整えれば、ちゃんと寝てくれることがわかりました。私自身が、寝るまでそばにいないと心配で離れられなかっただけかもしれない……と、今になって感じています。ワンオペで家事と育児に余裕のない私でしたが、寝かしつけがラクになって家事がはかどり、自分ひとりの時間を楽しんでいます。 著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月25日鈴木亮平を主演に迎え、アニメ化をはじめ一大ブームを巻き起こした北条司原作の伝説コミック「シティーハンター」がNetflixで実写映画化。日本での初実写化としても大きな注目を集めている中、10年前から「冴羽獠を演じてみたい」と宣言していたのは他ならぬ鈴木さん。映画『シティーハンター』では現代の新宿歌舞伎町を舞台に、鈴木さんが「大きな愛情と責任をもって」演じたシティーハンター・冴羽獠がついに世界に放たれる!「お待たせ!」日本初実写化Netflix映画『シティーハンター』原作コミックは累計発行部数5,000万部突破、台湾・香港・中国・韓国・タイ・インドネシア・フランス・イタリア・スペイン・メキシコ・ポーランドと世界各国で出版され、2019年に公開されたアニメーション映画『シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉』は興行収入15億円を超える大ヒットとなった「シティーハンター」。実写映像化はこれまでに3度。ジャッキー・チェン主演の1993年公開の香港映画(後藤久美子が出演していた)、世界的知名度を誇るイ・ミンホが主演、槇村香にあたる役をパク・ミニョンが演じた韓国ドラマ「シティーハンター in Seoul」(2011)、そして原作者・北条氏が太鼓判を押したフランス版『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(2018)の逆輸入公開は日本でも絶賛を集めた。今回は本家である日本で満を持しての初実写化。主人公・冴羽獠を演じる鈴木さんはいまからちょうど10年前、朝ドラ「花子とアン」でヒロイン・村岡花子(吉高由里子)の夫となる村岡英治役を演じて大ブレイク。実はその年に行われたフォトブック「鈴木亮平 FIRST PHOTO BOOK 鼓動」の発売イベントで、次に演じてみたい役として「子どもの頃から大好きな『シティーハンター』の冴羽獠をぜひやりたい」と語っていた。北条氏によれば、構想約10年だという。「長い時間がかかりましたが、亮平さんの情熱が絶えなかったおかげでようやくこの日を迎えることができました」とクランクイン時にコメントしており、まさに「お待たせ」とばかりに鈴木亮平演じる<令和の冴羽獠>が登場する。本作では現代の新宿・歌舞伎町が舞台となっていることも見どころ。歌舞伎町の地元商店街、新宿行政関係者、警視庁・新宿署などの全面協力による大規模なロケ撮影が行われている。先日、解禁された予告編でも令和の新宿の街並みが印象的。そんな“地元”で獠と香との出会い、2人が唯一無二の相棒となるまでの“はじまりの物語”がオリジナルエピソードを交えて描かれていく。獠は、捜索依頼を受けた有名コスプレイヤーくるみ(華村あすか)の捜査中、相棒・槇村の死に直面する。なぜ兄が亡くなってしまったのか、死の真相を獠に問いただす槇村の妹・香。一方、同時期に新宿で勃発していた人が突然凶暴化する事件に、謎の薬<エンジェルダスト>が関わっていること、くるみがその薬の重要な鍵を握ることが判明する。香を演じるのは現在放送中の朝ドラ「虎に翼」が話題の森田望智、香の兄で獠の相棒である槇村秀幸役に安藤政信、獠とは腐れ縁の刑事・野上冴子役には木村文乃ら、鈴木さんを取り囲むキャスト陣も申し分ない。「これまでに培った経験の全てを注ぎ込み、誠心誠意向き合わせていただく」「大きな愛情と責任を持って、大切にお預かりさせていただく」と熱くコメントしていた鈴木さん。スピード感あふれるアクションと、狙ったターゲットは絶対に外さない怒涛の銃撃戦をこなす獠へのハマりっぷりとともに、原作やアニメの“持ち味”である獠の二面性についても、「ただふざけているだけのキャラになってしまうことは避けたかったし、どうやっておふざけシーンを挿入していくのかはたくさん話し合いました」と真摯に取り組んだことを明かしている。Netflix映画『シティーハンター』は4月25日(木)よりNetflixにて世界独占配信。定評のあるストイックな役づくり1983年生まれ、2006年に映画『椿三十郎』(故・森田芳光監督)で俳優デビューした鈴木さん。佐藤健の兄役を演じたTBS日曜劇場「天皇の料理番」(2015)では20kg減量した後、人気漫画を実写化した主演映画『俺物語!!』では40日間で30kg増量して主人公の体格を再現するなど、肉体を含めた徹底した役づくりで知られる。注目を集めるきっかけの1つとなった映画『HK/変態仮面』(2013)でも、15kg増量してから脂肪をそぎ落とす方法で彫刻のようなボディを仕上げていったという。『俺物語!!』(C)アルコ・河原和音/集英社 (C)2015映画「俺物語!!」製作委員会3月に日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021)で共演した賀来賢人とTVのトーク番組に出演した際には、そうした経験から得た「役者のための体のつくり方と見せ方」を独自でまとめたものが存在し、これまで賀来さんと小栗旬にのみ共有してきたことを話していた。これも愚直なまでに誠実に、役と向き合おうとすればこそだ。また、韓国エンタメと比べて「20年くらい差を開けられたという危機感がある」と言及し、日本のエンタメの現状を大変動が起きた「幕末に似ている」と語ったことも話題に。同志ともいえる賀来さんの原案で、Netflixでシリーズ化された「忍びの家 House of Ninjas」はNetflix週間グローバルTOP10の1位(非英語シリーズ)を獲得(集計期間:2/19~2/25)しており、鈴木さんも映画『シティーハンター』で新しい世界を見据えているだろう。連続ドラマW「宮沢賢治の食卓」(2017)ユーモアにあふれ、文学やクラシック音楽のみならず、食をこよなく愛する“好奇心の人”だった宮沢賢治の若かりし頃を描いた物語。魚乃目三太による同名漫画を原作に、鋭い感受性をもつ天真爛漫な賢治像を表情豊かに演じた。幸せを分かち合うことに喜びを見出していく賢治の人生の楽しみ方は、いまこそ必見かも。映画『忍びの国』(2017)『忍びの国』(C)2017 映画『忍びの国』製作委員会『予告犯』の中村義洋監督と再タッグ、和田竜・原作の大ヒット小説を映画化した本作では、史実である天正伊賀の乱を題材に織田軍と伊賀忍びとの合戦を映像化、ある事件により忍びに失望してしまう下山平兵衛役を演じた。「2か月間コツコツと稽古を重ねてきた」という“忍びとしてのアクション”を披露する、“伊賀最強”の忍び・無門(大野智)との一騎打ちは最大の見せ場。大河ドラマ「西郷どん」(2018)シネマカフェのインタビューで「俳優人生の第一章を締めくくる作品」とも語っていた代表作。「花子とアン」脚本家・中園ミホとの再タッグで、身長約180cm、体重110kg超といわれた幕末~維新の重要人物・西郷隆盛を好演。「日本史上最もモテた男」という異名を持つ西郷どんの愛され方は冴羽獠にも通じる!?日曜劇場「テセウスの船」(2020)警察官の父親の無実を晴らすため、主人公・田村心(竹内涼真)が平成という新しい時代が始まろうとしていた冬にタイムスリップ。鈴木亮平オフィシャルブログ「Neutral」よりその運命のカギを握った父・佐野文吾は家族からも村民からも慕われる“正義の味方”であり、毎週加熱していく考察ブームを盛り上げた。週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載されていた東元俊哉による同名漫画が原作。映画『孤狼の血 LEVEL2』(2021)人のよい、頼りになる警察官から一転、組の上層部の言うことなどまるで聞かない冷徹にして残虐、極悪非道なヤクザ・上林成浩を怪演し、第45回日本アカデミー賞にて最優秀助演男優賞を初受賞。クライマックスの刑事・日岡(松坂桃李)との激闘がいつまでも後を引く外道ぶりだ。ドラマ「エルピスー希望、あるいは災いー」(2022)スキャンダルによって落ち目になったアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)が若手ディレクター(眞栄田郷敦)ら仲間たちを巻き込み、10代女性の連続殺害事件の冤罪疑惑を追う。“溢れる才能は厄災”といわれるほどの知性と政治力で、元警察庁長官である副総理に近づく報道のエース記者・斎藤正一をカリスマたっぷりに演じた。世の中を変えるため、権力の中枢に入り込もうとする斎藤なりの正義も見逃せない。映画『エゴイスト』(2023)日本アカデミー賞優秀主演男優賞ほか、第16回アジア・フィルム・アワードで主演男優賞にノミネート(相手役の宮沢氷魚が最優秀助演男優賞を受賞)し、北米で最も由緒あるアジア系映画祭、ニューヨーク・アジアン映画祭にてライジングスター・アジア賞を受賞。この4月からニューヨーク、ロサンゼルスにてアメリカ公開される。自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、龍太に出会うまでどこか虚勢を張って生きていたゲイの浩輔を演じた鈴木さん。今作を通じて得た学びを、いま変わりつつある世の中に向けて積極的に発信もしている。劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2023)日曜劇場では「天皇の料理番」「テセウスの船」、直近で「下剋上球児」と爪あとを残してきた鈴木さんがスーパー救命救急医に。「TOKYO MER~走る緊急救命室~」は「待っているだけじゃ、救えない命がある」という信念のもと、オペ室を搭載した大型車両“ERカー”で事故や災害の現場に駆けつける医療チーム「TOKYO MER」の活躍を描いた。2022年、韓国・釜山で開催された第4回アジアコンテンツアワード(ACA)にて主演男優賞を受賞する。横浜・ランドマークタワーを舞台にした劇場版では、ある試練が「TOKYO MER」のチーフドクター・喜多見幸太を襲うが、“誰かのために必死に戦うヒーロー”を体現。興行収入45億円、観客動員340万人を突破し、2023年上半期実写映画No.1大ヒットという好成績を残している。(シネマカフェ編集部)■関連作品:テセウスの船© 2012 Fortissimo Amsterdam【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-忍びの国 2017年7月1日より全国東宝系にて公開© 2017 映画『忍びの国』製作委員会孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~ 2023年4月28日より公開©2023劇場版『TOKYO MER』製作委員会
2024年04月25日●子育ての情報をシェアしたいとの思いで本を出版10歳の長男と8歳の次男の子育てに奮闘しているフリーアナウンサーの青木裕子にインタビュー。子育てで大切にしていることや夫であるナインティナインの矢部浩之との夫婦生活について話を聞いた。4月19日にFRaUwebの連載『子育て歳時記』を書籍化した『3歳からの子育て歳時記』(講談社)を発売。同書では、自身が実践してきた親子で楽しめる体験を紹介し、子育てに悩むリアルな姿をつづったエッセイや、小学校受験や中学受験などのプロによるアドバイスも掲載しており、「子供の受験を経て、子育てに関する情報をシェアしたいというところから連載を始めさせてもらい、この本は集大成。念願でした」と熱い思いが込められている。「我が家は全く小学校受験を考えてなかった」というところから、長男が受験に興味をもったことで受験を意識するようになったという青木。「自宅から一番近い幼稚園に通っていたのですが、受験する子が多い幼稚園で、周りの子たちが受験をする、こんな塾に通っているという話を聞いて、『僕も塾に通いたい』と言い出したんです。習い事も好きなタイプなので、じゃあやってみようかということになりました」長男に言われるまで小学校受験を考えてなかったため、親として受験のスイッチが入るのは遅かったという。「塾に通っているから大丈夫かなぐらいの感じでしたが、ありがたいことにいろんな方から『どうせ通うならしっかり合う先生を見つけたほうがいいよ』とアドバイスをいただいて、家庭教師の先生を紹介してもらったり。そして、興味が湧いた学校があったので、そこに入るためにやるべきことをやっていくという感じでした」子供の小学校受験を経験し、就職活動と似ていると感じたという。「どこの小学校がいいとか悪いとか、この学校のほうがレベルが上というのは全くなく、教育方針が合致するところを見つけるという作業。この学校の教育方針が素敵だなと思ったら、その学校の求めるものを考えるというのが小学校受験だなと感じています」長男と次男は結果的に同じ小学校に通うことに。「2人の性格が全く違うので、それぞれに合う学校をと考えていましたが、結果的に同じ学校になったので、まさにご縁だなと感じています」2人とも楽しく通っているそうで、青木は「結果的に今の学校と合うところがあり、学校が見抜いてくださったのかなと。だから、あえて言うなら、この学校を受験したことが、私が受験のためにできた一番大きなことだったなと思います」と笑顔を見せる。●矢部は基本「そうやな」 しっかり意見することも子供たちが相性のいい学校に入れたという点では、夫である矢部と教育方針などについてしっかり話し合えたことがよかったと考えている。「受験に臨むにあたって、我が家はどんな子育てをしてきて、これからどうしていきたいのかというのを夫と一緒に考えて、うちはこうですと伝えられたのがよかったのかなと思います。日々家族で楽しんでいろんなことに取り組んだり、子供としっかり向き合っていたり、うちが大事にしているのはそういう教育だよねというところにたどり着きました」矢部のおかげで、無理せず、ありのままの姿でいられていることもよかったと振り返る。「私はかっこよく見られたいとか、いいママって思われたいとか、欲が出てしまうタイプですが、うちの夫はかっこつけず、このままでいいじゃんというタイプなので、うちの家庭はこうで、これ以上ではないよねと。大きく見せすぎず、本質のところを見定められたというのも大きかったと思います」『3歳からの子育て歳時記』で漫画化されているエピソードだが、矢部に相談すると口癖のように「そうやな」と返されることが多いそうで、「ちゃんと聞いているのかな」と思うことはあるそうだが、違うと思ったときにはしっかり「それは違う」と言ってくれるという。「例えば、『こういう学校に入ってバリバリ勉強させたほうがいいんじゃないかな』『こういう塾に通ったほうが優秀になるんじゃないかな』という話をすると、『そういう風にさせたかったわけではないよね。何のために始めたんだっけ?』と言ってくれます」と、矢部の助言で子供がやりたいことを応援するという受験を始めた原点に戻ることができたと感謝。「私はすぐブレるんです。旅行の時も、宿を決めても、こっちの宿のほうが良かったかなという思いが出てきたりするんですけど、そういう時に『もう決めたやん』と夫に言われます」とも話した。●さまざまな体験を通して親子の時間が作れている小学校受験をきっかけに“体験からの学び”の大切さを知ったという青木。同書では、青木が親子で楽しんだ潮干狩りや登山、昆虫飼育など、さまざまな体験を紹介している。「小学校受験は、『いろんな体験をしましょう』と言われるんです。最初は何のためにやっているかわからないまま、山に登ったり果物を収穫したりしていましたが、そこから何を学べるかが大事なのだと知り、今回の本では、身近に家で楽しめる体験をたくさんご紹介しています」体験教育によって親子で多くの時間を過ごせていることもいい経験になっていると感じているそうだ。「これをしたからこの成果が出ましたと現時点で胸を張って言えることはありませんが、何かに結びついていると信じて取り組んでいます。実際、体験することで親子の時間を作ることはできている気がしていて、会話は多いほうだと思います。こう話していて、うちの子がグレたらごめんなさいという感じですが、こればかりはまだ子育て中なので探り探りです」いろいろな体験を通して視野の広がりも期待しつつ、正解はわからないという子育ての難しさを感じる日々だという。「もしかしたら小さい頃から体験なんてそんなにしていないという子のほうが最終的に視野が広がる可能性だってあるというのが子育ての難しいところだなと。子育ては正解というものはないので、とにかく自分が楽しいなと思うことや、子供たちが楽しんでくれているなと思うことを信じてやっていくしかないなと思っています」また、子育てにおいて「一人ひとりとしっかり向き合うこと」も大切にしているという。「特にうちは、本当にタイプの違う兄弟で、お兄ちゃんの時こうだったからこうでしょというのも成立しないし、もちろん兄弟間だけでなく、他の子がこうだからあなたもこうでしょというのも成立しないので、一人ひとりとよく向き合うことを大切にしていきたいと思っています。全力でぶつかっているよというのが伝わると、安心感にもつながると思うので」そして、2人の子供の今後について「自分の考えを持って、自分の言葉できちんと発信できる人間になってほしい」と願う青木。「あとは、人に迷惑をかけないとか、曲がったことはしないとか、親なら当然抱くような思い以上の思いはありません(こんな職業についてほしいとか)」と話した。●矢部は次男が生まれてから家事や子育てに参加3月27日に結婚11周年を迎えた青木。結婚記念日に矢部から贈られたという、「毎日ありがとう! 感謝しています!」というメッセージを添えた花をインスタグラムで公開し、「素敵です」「おめでとうございます」といったコメントが寄せられた。夫婦円満の秘訣を尋ねると、「期待しすぎないことと、相手の一生懸命を認めること」と回答。「この間、『宇宙兄弟』を読んですごく響いたのが、相手に与える優しさもですが、与えられた優しさに気づく優しさもすごく大切だと。本当にそう思うんですよね。ほかのパパを見て、うちのパパもこうなったらいいのにという思いはたくさんありますけど、きっと矢部さんは矢部さんの100をやっていると信じてお互い歩んでいる感じです」矢部は次男が生まれてから家事や子育てに参加するようになったという。「次男が生まれるまでの2年間ぐらいはぶつかることも多かったです。それまではお皿を下げることもやらないぐらいの人だったので。次男が生まれて物理的に手が足りなくなって、やってほしいと私から言いました。どこまで求めていいかもわからなかったので全部言って、そうするとぶつかることもありましたが、徐々に、ここまで頑張ってくれているからここまででよしとしようとか、お互いのいい妥協点が見つかってきたのかなと」衝突もしながら、しっかりと関係を築いてきた2人。夫婦としての抱負を尋ねると、「どうなるか全くわかりません」と笑い、「私と夫は正反対のタイプで、趣味も共通したものがないので、子供が育った後、2人で旅行に行くかといったらたぶん行かないと思います。それぞれで行動しながらも、互いを尊重しながら存在できればいいなと思っています」と話していた。■青木裕子1983年1月7日生まれ、埼玉県出身。2005年に慶応義塾大学を卒業し、TBSテレビにアナウンサーとして入社。『サンデージャポン』や『News23X』をはじめ、バラエティ・報道・スポーツ等多くの番組を担当。2012年12月末にTBSテレビを退職し、フリーアナウンサーとして活動スタート。2014年3月に第1子、2016年1月に第2子を出産し、2児の母として子育てに奮闘中。また、モデル、ナレーション等、活動の幅を広げている。
2024年04月25日先日、女優の安達祐実(42)と俳優の鈴木勝大(31)が交際中であると『スポーツ報知』が報じた。安達の事務所は報道を否定したが、世間の彼女への評価がまた変わりそうだ。報道によると、鈴木と安達は、昨年5月に上演された安達主演の舞台での共演をきっかけに意気投合。その後交際に発展したと報じられている。安達がカメラマンで元夫の桑島智輝氏と離婚したのは昨年12月。離婚から4カ月での交際報道とあって、そのスピード感には驚く声が上がった。現在バツ2となった安達だが、昨年10月には「週刊女性PRIME」が子育てに関する不穏な状況を報じていた。もともと安達の子供たちは実母・有里さんの元で育てられていたというが、夏ごろに安達が子どもたちと旅行に行くと言って外出したまま、子どもたちとの同居を開始。転校手続きなどをおこない、生活拠点を実母の元から勝手に変えてしまったのだという。こうしたトラブル後の熱愛報道とあって、母親の「女としての人生」に振り回されているのではないかと安達の子供達のメンタルを心配する声も。一方、こうした母親であることよりも一人の女性としてのイメージを支持する声も多い。コラムニストのおおしまりえさんは、「そこはかとなく漂う女感は、ハタから見た時、儚さといった魅力につながることもある。ただし、現実的な安定感には難しさも生じる」と分析する。■滲み出る「女感」がもたらす未来安達祐実さんは近年、「奇跡の40代」などと称さ、美のアイコンとして語られることも増えていました。そこへ来ての不倫報道ですから、やはり「いつまでも女でいたい人」といったイメージを持たれるのは無理もないでしょう。どこか儚さなどを覚える安達さんの「女感」は女優という職業であれば大きなアドバンテージになるでしょう。しかし、現実の生活で女を優先した状況を続けると、様々な問題が生じます。よく起きる問題の1つは、家族関係の不協和です。母になっても「女としての割合」が感覚的に大きいと、子供からしたら親との距離のとり方が分からなくなったり、愛着形成が不十分のまま育ったりして、各種問題につながるといった流れです。安達さんの場合、子育ては母親が担っていたそうですから、過度な愛情不足といった可能性はないかもしれません。ただ、昨夏からは同居しているのであれば、恋愛と子育てをどう両立させているのかは気になるところです。■恋愛を追い求めた人生は、良いときと悪い時が激しいまた問題の2つ目は、女を求めて人生を歩むということは、いわゆる恋愛的な満足度を求めることとなり、その結果アップダウンの激しい人生になる可能性が高まる点です。これについては、女優の斉藤由貴さん(57)の報道を振り返ると、イメージしやすいでしょう。彼女は若い頃から数々の恋愛遍歴があり、それは50代になってからも健在です。定期的に明るみになる不倫報道は、彼女のプライベートを困難なものにしていると思われます。また、近年では過去に不倫を報じられた男性の職場前で泣き叫び、警察が出動するといった騒ぎも報じられました。それでも活動を続けられるのは、それだけ女優としての魅力に長けていることの証拠ですが、冷静に考えたら、このような危うい状況を50代になっても続けたくはないでしょう。安達さんがそうなると言いたいわけではありません。ただ、自分の中の女を常に満たすことを優先的に考える人生は、すなわち恋愛において傷ついたりすることも増えるということです。■年下彼氏に行くのはイメージダウンになるのか?安達さんの熱愛報道では、お相手の男性が9歳年下である点も大きな注目を集めました。人を年齢で区切るなんて…と言いたくなる気持ちもありますが、とはいえ「バツ2で9歳年下の新彼氏」と字面だけ見ると、いい印象には繋がりにくいと感じる人も多いかもしれません。そもそも、男性が極端に年下の恋愛関係は、長い目でみると破局しやすい側面があります。年齢差によって力関係に偏りが出てしまったり、年齢を重ねていくうちに起きる関係性の変化に男性側がついていけない場合があるからです。こうしたイメージを払拭するには、地道に長い年月交際を続け、「年齢を超えた関係」を体現していくしかありません。昨今では、タレントの新山千春さん(43)が、14歳年下の男性と再婚を発表しました。交際期間は4年。当初はお子さんとの関係も含め最初は賛否両論ありましたが、イメージを払拭していきました。いくつかの要素を見ても、安達さんの人生は、職業も含めて波乱万丈に輝き続けるのかもしれません。最近では女優業に加えてコスメのプロデュースなど、多忙に多忙を極める彼女ですが、離婚しさらなる輝きを増すのか、引き続き注目したいところです。
2024年04月25日毎日、野鳥のハヤブサを観察しているという、山瀬美猫(@Yamasemineko)さん。ハヤブサの生態に詳しく、雌雄の体格差や羽の色、顔の特徴などを見分けられるようです。ある日、複数のヒナを育てるハヤブサの家族を観察すると…母鳥と父鳥とでは、子育ての違いがあることに気付いたといいます。まずは、母鳥がヒナを温めている様子がこちらです。大きな体を生かして、ヒナたちを包み込んでいます。子育てに慣れていそうな感じが伝わってくるでしょう。続いて、父鳥がヒナたちと一緒にいると…。山瀬さんがつづったコメントとともに、写真をご覧ください。「パパだと、はみ出し感があります」パパも子育てに必死…!ハヤブサは、一般的にオスのほうが体が小さい鳥。そのため、父鳥の下に4羽のヒナが収まりきらなかったようです。それでも、母鳥と交代して子育てをする姿に、一生懸命な様子が伝わってくるでしょう。ハヤブサの家族の様子を見た人からは「子育てに奮闘するパパみたい」「必死に守ろうとしているのね。かわいいです」といったコメントが集まりました。父鳥の様子に「頑張れ~」と応援したくなった人も多いはず。母鳥と父鳥の愛情をたっぷりと受けて、ヒナたちがすくすく育ってほしいですね![文・構成/grape編集部]
2024年04月24日■これまでのあらすじ中学受験のため塾に通うツム子はある日、クラス1の優等生・良子をいじめた加害者として先生から糾弾されてしまう。しかし、ツム子はいじめなどしておらず、先生から呼び出された別室で怖い思いをしながらも「やっていない」ことを必死に伝えつづける。一方の先生は決していじめをしたと言わないツム子にしびれを切らし、ツム子の母に連絡すると言い、ツム子を帰宅させる。「お母さんが先生の言うことを信じてしまったらどうしよう…」と思い悩みながら帰宅するツム子だったが、「やっていない」と話すと母は信じてくれる。しかし先生はツム子が「加害者だ」と信じて疑わない言い方だったようで…。翌日、先生と会うことになった母だったが、ツム子のことが心配で「学校休んだら?」と声をかける。しかし、ツム子は前日のトラウマで先生の夢を見た上に、気を抜いたら先生の顔が浮かんでくるので、少しでも忘れられるよう「ひとりになりたくない」と学校に行くのだった。■ついに面談…!■話を聞く気がない!?自分の娘をいじめの「加害者」だと決めつけられたことについて、母は塾で先生と話すことに。しかし先生が良子への嫌がらせのメモを出しながら言ったことは、「よく反省するように言っておいてください」。なぜツム子が書いたとわかったのか聞き、本人からは「やっていない」と聞いたことを母は訴えるが…。かぶせ気味に「あーれー?」と言い出す先生…。「もしかして娘さん、あのことは話してないのかなぁ」「娘さんが犯人で間違いないかと」とにかく嫌味ったらしい言い方で悪いのはツム子だと、母の疑問や訴えを跳ね除けようとします。さらに薄ら笑いしながら、ツム子が加害者だと思う出来事を話そうとして…!?次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月24日【広島ホームテレビ】子ども・子育て応援 新プロジェクトをスタートさせます広島ホームテレビ(本社:広島市中区)は、2024年度より、これまで以上に子どもたち・子育てに携わるすべての人を応援するプロジェクト ”ひろしま共育宣言『子ども未来花(みらいか)』” を立ち上げました。ひろしま共育宣言「子ども未来花(みらいか)」子どもたちがありのまま咲き誇り、もっとワクワクする未来を共に育てたいひろしま共育宣言「子ども未来花(みらいか)」は、子どもたち・子育てに携わるすべての人を応援するプロジェクトであり、<つながってるHOME>の企業理念のもと、番組やイベントなどを通じ、広島の企業・団体、自治体や学校と一緒に子どもたちの輝く未来づくりに取り組んでいきます。イベントや子育てお役立ち情報満載の公式サイトも公開中!公式サイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月24日【関連】「電車での迷惑行為」といえば?1位となったのは「リュックを前に持たない」でも「音漏れ」でもなく…
2024年04月24日子どもをベビーカーに乗せ、初めて電車に乗ることに(※写真はイメージです)あれは子どもが生後5~6ヶ月ぐらいのことだったと思います。私は初めての子育てで、慣れないことばかりの状況に日々疲労困ぱい。とくに子ども連れでの外出は非常にハードルが高いと感じて、極力控えていました。しかし、その日はどうしても外出しなければならない用事があり、気が重いながら支度をすることに。うちの子どもは発達が遅めで当時まだ首元がしっかりすわっているか不安定だったので、身体を縦に固定する抱っこ紐は怖くてまだ使えませんでした。そうなるとベビーカーを使うしか選択肢はないのですが、首がまだすわり切ってない我が子を抱きながら、ベビーカーを畳むことはできそうにありません。「他の人に迷惑と思われないだろうか……」と、ものすごく不安でした。ベビーカーをうまく電車に乗せれらない!(※写真はイメージです)そして当日、電車に乗った時のことです。できる限り空いていそうな時間帯を選んだおかげで、車内はスペースに余裕がある状態でした。少しホッとしつつ電車に乗ろうとしたのですが、ベビーカーの取り回しに慣れていない私は、ホームの段差に手間取りスムーズにベビーカーを乗せることができず……。「ここでモタモタしていたら迷惑をかけてしまう」とパニックになってしまいました。今思うと、子どもの安全を確保しながら速やかに電車にベビーカーを乗せるということを、意識し過ぎていたような気がします。もう焦って何が何だか分からなくなってしまった私。すると、車内にいた男性2人と女性1人が近づいてきました。自分が思っているよりも周りの方が優しくて、感謝で胸がいっぱいに(※写真はイメージです)思わず「怒られる!」と思い、体が強ばってしまったのですが、その3人はベビーカーを一緒に持ち上げ、車内の空いているスペースまで誘導してくれたのです。こんなに親切にしていただけるとは思っていなかったので、ただ「ありがとうございます」と繰り返すしかできませんでした。さらにその方々は、電車を降りる時にもサポートしてくれたのです。「子育てをしている中でたびたび起こる困り事は、すべて親がなんとかすべき。できなければ親は失格。そう考える人ばかりなんだろうな……」と思い込んでいたのですが、そうではありませんでした。私もあの時いただいた親切を返せるよう、困っている人がいたら積極的にお声がけするようにしています。本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2024年04月24日出産・子育てで疲れても走り続けるしかなかった30代。当時の私は疲れたり睡眠不足になったりしても、気合で乗り切ってきました。しかし、40代から疲れがたまるように。特に夜更かしをすると翌日体がだるくて思うように動かなくなり、やっと元気が出てきたと思ったら夕方という残念な事態を何度も経験。自己嫌悪に陥ることが増えました。そこでそんな生活から脱出するために、睡眠の習慣を変えてみた結果……。自分にとって心地良い睡眠時間を探ってみたまず始めたのは、「自分にとって心地良い睡眠時間を探る」ことでした。30代までは5時間ほど睡眠が取れれば十分で、授乳中は「5時間も寝られるなんて幸せ~!」と思っていました。しかし、最近は5時間ではまったく足りません。睡眠時間を6時間確保しても、朝が絶望的につらくなっていました。「それでは、今の私にとってスッキリ起きられる睡眠時間はどれくらいなんだろう?」と思い、試しに2週間ほど睡眠時間を日によって変え、朝の目覚め具合を記録してみることにしました。その結果、眠気がなく一番スッキリと起きられたのは7時間30分眠ったときだと判明! この時間きちんと眠れれば、朝から気持ち良く過ごせるだけでなく、家事や仕事の効率も上がることに気付きました。そこで、この睡眠時間を確保することを優先にして、生活を立て直すことにしたのです。寝かしつけはやめて子どもと一緒に寝る!それまで6時間前後の睡眠時間しか確保していなかった私。睡眠時間を毎日あと90分も延ばすためには、多少強引な手段を選ばないと実現できないなと感じました。そこで、小学校と幼稚園に通う子どもたちの寝かしつけのときに一緒に寝てしまおうと思い付きました。寝かしつけのとき、子どもたちと一緒に寝そべるとウトウトしてしまうことが多くありました。完全に寝落ちして深夜に気付いたときはショックでしたし、寝落ちしなくてもその後1、2時間ほど仕事や家事をすると、今度は頭がさえて眠れなくなるという悪循環に陥っていました。思い切って寝かしつけをやめて一緒に寝てしまえば、悪循環を断ち切れるのではないかと考えたのです。寝かしつけ後におこなっていた仕事や家事は、翌朝早くに回すことに。それでも片付かない分は夫の協力を得ることでやりくりしました。夫が私の睡眠時間の改善に理解を示してくれたことが大きな救いでした。その結果、毎日とは言えないまでも理想に近い睡眠時間を確保することに成功! さらに、どうすればより効率的かを考えながら仕事や家事に取り組めるようになり、思わぬ副産物もゲットできました。寝る前にストレッチで体を緩めるもう1つ、睡眠の習慣を変えるために始めたのがストレッチ。以前からネットや書籍で「寝る前の軽いストレッチは良い眠りにつながる」という記事を見かけていたものの、面倒臭くて実践していませんでした。しかし、とにかく睡眠を改善したい私は「今やらなくていつやるんだ!?」と気持ちを奮い立たせ、ついに実践してみることにしました。好きな音楽を流してアロマオイルをたきながら、自分のペースでじっくりできたらとっても理想的なのですが、現実はバタバタしていてそんな時間もありません。それならば!と子どもを巻き込んで、寝る前のスキンシップとして簡単なヨガやストレッチをすることにしました。特にヨガは不思議なポーズに子どもたちが食い付き、体操感覚で楽しんでいました。そして、実際に体を伸ばしてみると、こわばっていた肩や腰が緩み心身ともにリラックスすることを実感。気持ち良く眠りにつくことができるようになりました。今まで面倒臭がっていたことを激しく後悔しています……。まとめ「睡眠時間を延ばしたら、自分の時間が減ってしまうのではないか?」と思っていました。しかし実際におこなってみると、家事や仕事を効率的にこなせるようになったからなのか、自分の時間が減ったようには感じませんでした。むしろ一つひとつの行動が短時間に凝縮されてきて、充実感を覚えています。私の睡眠については寝具や寝る前の入浴方法の改善などまだまだできることがありそうですが、これからも「翌日に疲れを残さないための質の良い睡眠」を確保すべく、子育て中でもできることにいろいろチャレンジしてみようと思います!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/やまっこ(40歳)元気な男の子2人の子育てを頑張るママライター。自分のケアもそこそこに子どもたちに振り回される生活を送っていたら、あっという間に40代に突入! だんだん体力や肌、髪など不調を感じるように……。それでも心豊かな生活を目指して、できることから実践中。
2024年04月24日50歳を超えた私ですが、まだ子育ての終盤にいます。結婚と出産が遅かったこともあり、義母の認知症が始まったときには、2人目の子どもがまだ2歳になったばかりでした。子育てに介護に仕事にと慌ただしくしているうちに、15年近くが過ぎ去りました。その後、義母を見送り、そろそろ身の回りの整理をしていこうと片付けを始めたときのエピソードです。物に埋もれて生き埋めになりそう!!わが家は築40年以上と古く、昔からの物もたくさんあります。私が嫁いだときには、私の嫁入り道具を入れるために、夫が頑張って曽祖父母の遺品を整理してスペースを作ってくれたようでした。それから約20年が経過。その間に家族が増えたり介護用品が増えたり……。当然のように現在はさらに物があふれている状態です。片付けが苦手な家族は、その一方で物を集める・ためることは得意。しまう場所もないのに次々と物を買ってしまうので、物が床に山積みとなり、結果として自分たちの居住スペースがだんだんと物に追いやられて狭くなっています。足の踏み場もないほどの物で埋め尽くされてしまっている部屋が、納戸以外になんと3部屋もあります。スッキリした環境でストレスフリーになりたい更年期となった私は、そんな状態が我慢できなくなりました。ただでさえイライラすることが増え、ささいなことにも一喜一憂する毎日です。家の中でくらいゆっくりと気持ち良く過ごしたいのです。義母が生きている間は、どうしても義母の物を整理することができませんでした。「まだ生きているのにお義母さんの物を処分することなんて嫁の私にはできない」。そう思うと、さすがに気が引けてしまっていたのです。でも、義母の死をきっかけに、生きている家族が気持ち良く生活していくため思い切って整理することに。休みの日のたびに、朝から少しずつごみの分別をして、片付け始めました。物を捨てたら、思い出がよみがえった手始めに、おしゃれが好きだった義母の洋服をごみ袋に入れたところ、10袋を超えることになりました。捨てるのもひと苦労です。それから、部屋の中に積み上げられたいろいろな物を家族で協力して分別しながらごみ袋に入れていきました。「ずいぶん畳が見えてきたね」「こんな写真もあったんだ」と思い出話も交えながら、片付けを進めていきました。たくさんの物が山積みになった環境で育ったせいで、すっかり片付けが苦手になってしまった子どもたちも片付けに参加してくれました。すると、埋もれていた物から発掘した思い出をもとに、日々の夕食時にいろいろな話が出てくるようになったのです。家族の会話が増えたことで、家の中の見た目だけでなく心の中も明るくなっていきました。まとめ思ったことを心の中にため込んでしまうとイライラするように、家の中に物をためてしまうとイライラの原因になるのだと今回の片付けで気付きました。また、埋もれていた思い出を取り戻し、家族の会話に花を咲かせることもできました。これからは物をため込むことのないように心がけていきたいと思います。スッキリすることで、更年期のイライラもラクになると思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/サトウユカ著者/かのんそら(51歳)大学1年生と高校2年生の子どもを持つ50代の主婦。現在は高校生の下の子と、夫、夫の父プラス柴犬と暮らしている。肩や腰の痛みと、老眼に近づいて小さい字が見づらくなった日々に奮闘しながら接客業で働いている。気が向くと小説などを書いたりすることも。
2024年04月23日未就学児の子育てサークルに参加したときのこと。動きやすい服装であればいいかなと考えていた私は、スウェットの上着とデニムパンツで出かけました。ですが、このコーデが思わぬ事態を引き起こすことになり……焦った出来事です。 その日に限って、いつもと違い…未就学児の子育てサークルに参加していたときのこと。おしゃれなママたちは毎回違う洋服を着ていましたが、私はそんなレパートリーもないので、持っている服の中から動きやすい服装を選んでいました。 その日の服装は、スエットの上着とデニムパンツ。子育てサークルの会場は暖房が入っていたので暖かく、先生は「みなさん、上着を脱いで集まってくださいね」と言っています。わたしは、ヤバい!と思いました。なぜなら、上着の下は黒のインナーだけ……。 先生の言葉は聞こえなかったふりをして集まると、「おかあさん、動きにくいので上着は脱いでください!」と言われてしまいました。インナーは分厚い生地だったのでTシャツにも見えたと思います。ですが、ピタッと体にフィットしているためボディラインをひろい、お腹の肉がバレバレの状態になりました。 しかも、その日に限って活発に動く内容で……。もう、早く帰りたくて仕方がありませんでした。今さらですが、「私、上着の下は下着なんです」とどうして言えなかったんだろう、勇気を出して言えばよかった、と思い出す度に感じています。 ◇ ◇ ◇ 知らないママばかりのなかで、自分の意見を述べるのは勇気がいりますよね。日常の失敗や恥ずかしい思いは笑いに昇華し、子育てを楽しんでいきたいですね! イラスト/森田家著者:那波あこ
2024年04月23日日々、子育てを頑張る親は、朝から晩まで子供に付きっきりで世話をしています。しかし、それは人間だけではなく、動物も同じなようです。ヒナを温める母鳥の羽から?ヒメウズラと暮らす、飼い主(@SSfXF4RtLRwh22F)さん。飼い主さんは、子育て奮闘中の母鳥の姿を見て「かわいすぎるでしょ」とX(Twitter)につづりました。ある日、母鳥が2匹のヒナを温めていると…。背中からヒナが生えている…!ヒナたちは羽のすき間から顔をのぞかせており、まるで温泉にでも浸かっているかのような姿をしています。母鳥のぬくもり満載の『天然の羽毛布団』は、ヒナたちにとって、さぞ心地がよいでしょう。飼い主さんによると母鳥は、以前に育児放棄をしてしまったことがあったそうです。しかし、今回はしっかり育児をする母親の顔になっていますね!6万件を超える『いいね』が集まる反響となった、飼い主さんの投稿。ネットでは「なんか強そう」「キノコかと思った」「私も埋まりたい…」などの声が寄せられました。育児をする母鳥と、羽毛からチョコンと顔を出すヒナたちの姿は、なんともいえない愛らしさですね。きっと、ヒナたちは母鳥の愛情をたっぷりと受けて、すくすくと育っていくでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年04月23日子供が幼稚園や保育園などを卒園し、小学校に入学すると、さまざまな違いに初めは戸惑うもの。1日の授業が終わった後に開かれる『帰りの会』など、馴染みのないルーティンに驚いた人もいるのではないでしょうか。そんな『小学1年生の初体験』を題材にした、伊東(@ito_44_3)さんの作品をご紹介します。『帰りの会』小学校に入学した子供たちに「小学校では1日の終わりに『帰りの会』をします」と説明する、担任の先生。しかし、子供たちは「何それ~」と、ピンとこなかったようなので、先生は内容を詳しく教えることにしました。『帰りの会』について、説明し始める先生。すると、ある子供が先生の言葉をゲーム用語に、次々といい換えていきます。・リザルト画面:ゲームの結果が表示される画面。・tips(ティップス):ゲームを進めるためのヒント。・チュートリアル:ゲームの進め方の説明。「最後は元気に『さようなら』といっておしまいだよ」と先生がいうと、「『サ終(サービス終了)』するの、早くないですか?」と、やはりゲームに置き換えて考えていたのでした。ネット上では、子供ならではの発想でありつつ、きちんと特徴をとらえていて、クスッときてしまった人からのコメントも見られました。小学校には『帰りの会』以外にも『朝の集会』『給食』『席替え』などがありますが、この子供たちは一体どんな例えをするのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2024年04月23日外出した時に困ることの1つが、ティッシュやお菓子の包装など、こまごまと出るゴミ。ゴミ箱が付近になければ、ビニール袋に入れて自宅まで持ち帰ることになりますが、いちいち口を結んだり解いたりするのが面倒ですよね。そんな手間をなくす画期的な方法を、1歳の息子さんを育てる母親の、はむたろ(@hamutaromom)さんが紹介して、大きな反響が上がっています。お尻拭きの空き袋を有効活用!ゴミがラクラク「ねぇ、これ天才かもしれない」そんなコメントとともに、はむたろさんがX(Twitter)に投稿したのは、お尻拭きの空き袋の活用方法。子育て中は、お尻拭きシートをたくさん消費するため、どの家庭も空き袋が溜まりやすいでしょう。空になったお尻拭きの袋を、貼り付けるタイプの蓋を付けたままバッグに入れれば、持ち歩きできるゴミ箱になるといいます!ゴミがこぼれる心配がない、しっかりとした蓋付きで、開閉も楽な簡易ゴミ箱。プラスチックの袋も『燃やすゴミ』に出して問題ない地域なら、帰宅した時に蓋だけ外して、丸ごとポイと捨てるだけで済みます。空き袋の使い道に、子育て中の人々は賛辞を贈りました。・なんて便利なんだ。やりまぁす!・蓋付きの柔らかいゴミ箱にするとか、天才かよ…。・私はジップロックとかのフリーザーバッグを活用していたなぁ。・子供がいなくてお尻拭きがないので、除菌シートの空き袋で真似しようかな。・もっと早く知りたかった…。空き袋を、もう絶対にそのまま捨てない!お尻拭きの空き袋に限らず、蓋が取り付けられる袋なら似た活用ができそうですね。ゴミの持ち運びについてプチストレスがあった人は、取り入れてみてはいかがでしょうか!はむたろさんは、ほかにも出産準備や育児グッズなどの情報をXアカウントで多数紹介しています。気になる人は覗いてみてください。@hamutaromom[文・構成/grape編集部]
2024年04月23日■これまでのあらすじ通っている塾である日突然、クラス1位の成績を誇る良子をいじめた加害者にさせられてしまったツム子。別室で先生と話し合いが設けられるが、先生はツム子が、良子宛に送られてきたひどいメモと同じメモ帳を持っていることが証拠だと主張する。身に覚えがないツム子はいじめを何度も否定するが、先生は「認めろ!」「おまえがやったんだ」と怖い顔で迫り、ツム子の心は脅かされる。先生はツム子の母にも連絡すると言い、ツム子は帰りのバスの中で、母が自分のことを信じてくれるだろうかと不安に包まれる。やがてバスを降り、母と面と向かって話したツム子は「いじめていない」と伝え、母にも「信じる」と言ってもらえるのだった。その夜ツム子は寝ようとするが、目を閉じると先生の怖い顔が思い出されなかなか寝付けず、夢にまで先生が出て来る。翌朝母から「学校を休んだら?」と言われるツム子だったが、塾の先生と母が話す日なので、その間ひとりで家にいることは耐えられないと思い学校に行く、と伝えるのでした。■お母さんの言うことはわかるけど…■学校に行くほうがマシツム子のことを心配して、「無理しないで」「何かあったら我慢しないで保健室に行くんだよ」と言うお母さん。それはわかってるけれど、ツム子にとってはひとりになることが怖かったのです…。気を抜くと、先生の顔が浮かんでしまうから。ひとりでいない方がいい。早く友だちに会いたい。学校に行けば思い出さずに済む、そう信じて外に出るのでした…。次回はいよいよ先生と母との面談です!次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月23日皆さんは、上司の指示に困惑した経験はありますか? 今回は「勝手なルールを押しつける上司」にまつわる物語とその感想を紹介します。娘の体調不良を伝えると…子育て中の母親が多い職場で、働いていた主人公。あるとき店長に、娘の体調不良が理由で休むことを伝えました。すると店長は怒り「有給は使わせません」と言います。さらに「誰かにシフトを代わってもらいなさい」と言われ、主人公は他の従業員に急いで頼みました。それから数日後、再び娘が体調を崩し…。休みを報告出典:Youtube「スカッとドラマ」休む理由を聞いてきた店長に「子どもが病気で3日間入院します」と伝えた主人公。すると店長は「では、罰金を払ってもらいます」と言い…。「子どもが理由で4回休んだから罰金は4万円ね」と主張します。まさかのルールを提示する店長に、主人公は「そんな…」と愕然とするのでした。読者の感想休むたびにイヤミを言われたり勝手なルールを押しつけられたりすると、仕事がやりづらいですね…。子育て中の親でも働きやすいような環境を、整えてほしいと感じました。(20代/女性)有給を使わせようとしない店長の考えには納得いきませんね。ズル休みをしているわけではないのに、罰金はひどすぎるなと思います。(30代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年04月23日【関連】保育士さぁぁぁん神!!!漫画THE・イヤイヤ期あるある(※画像は白鳥久美子さんオフィシャルブログより)白鳥久美子さんは2018年にお笑い芸人のチェリー吉武さんと結婚し、2021年8月に第一子のチェリ子ちゃん(愛称)を出産。昨年10月には第二子となる男の子・チェリ坊くん(同)も誕生しました。このところ、2歳のチェリ子ちゃんがイヤイヤ期に突入しているとブログで明かした白鳥さん。「なんでも自分でやりたいが、できない」ため「こんにゃろー!イヤイヤイヤよー!」と泣いているその様子は、まるで「イヤイヤを通り越してイヤイヤイヤイヤ期」で、「何がイヤだったのかすら忘れてしまうほどイヤイヤ」しているほどだそうです。たとえば、「用意した服を着ない」「ギャピー!!これがいいのー!!と、泣き叫び柄と柄のファッションに」と、イヤイヤの末に自分流のコーディネートを完成させていることも。また、普段は保育園まで徒歩で通っているのに、ある日はいきなり「ベビーカーがいいのー!!と、泣き叫」んでしまい……。エレベーターでマンションの外に出る間にいったんベビーカーのことを忘れたかと思いきや、他の子どもがベビーカーに乗っているのを見て「ギャピー!!ベビーカーがいいのー!!ベビーカーがいいのー!!」とイヤイヤが再燃し、「地べたにひれ伏し」てしまったとか。そのときの様子を白鳥さんは、「これ以上の絶望はないぞな!おお!神よ!!なぜに母は我が望みを聞き入れないのか!許すまじー!許すまじー!!天よ!母に怒りのいかづちをー!と、全身で表現しながら泣いています」と述懐。かなり激しかったようで、ご近所さんも「大丈夫?と心配そうに見ている」……。結局、観念していったん自宅にベビーカーを取りに行き、なんとか保育園まで送り届けたという白鳥さん。朝から散々だっただけに、保育園に着いて無事に受け渡すときには「先生がマリア様に見えました」と綴っていました。ちなみに同じ保育園の保護者であるお父さんお母さんは「同志」だそう。イヤイヤ期ではありますが、ママのことはもちろん大好き。「かっか(母)だいしゅき〜!」と言われて「天使期キター!!!」と思った次の瞬間、「指でバツを作り『ブッブよ!!』腰に両手を当て口を尖らせながら『だめよ!あっち行って!』」と拒否してくるといいますから、まさに天使と悪魔が同居している状態でしょうか。まだまだイヤイヤ期は終わらないようです。イヤイヤ期は大事な子どもの成長過程。白鳥さんは「これがいつか思い出になるんですね。面白いから目に焼き付けておこう!」と前向きに綴っていました。イヤイヤ期は子どもの自我がしっかり育っている証拠子どもが何かにつけて「イヤ!」と反抗し、泣いて大暴れするイヤイヤ期。個人差は大きいものですが、1歳半~2歳ごろから見られることが多くあります。すべて大人にお世話してもらっていた赤ちゃんも、やがて「自分と他人は違う」ということがわかり始めると同時に、「自分はこうしたい」「自分でやりたい」という気持ちが芽生えてきます。しかしそれを言葉でうまく伝えられませんし、やろうとしても思った通りにできないことがほとんどなので、大声で泣いてしまうのですね。これは子どもの中で自我がしっかり育っている証拠です。できないことを自分でやりたがるケースがよくあります。親からすれば「どうせできないのに……」と予測して先回りしがちですが、子どもの意欲を育てるためにも、やりたい気持ちは尊重したいものです。子どもの気持ちを受け止めて、まずはやらせて見守りましょう。手伝うことも嫌がるかもしれませんが、「ここまでできたね」「ここは難しいから手伝おうか?」などと声をかけてサポートするのが良いでしょう。ただし危険なことやしてはいけないことに関しては、しっかり注意してやめさせるようにします。子どもがそれでかんしゃくを起こしたとしても、ダメなものはダメ。落ち着いた後に、あらためて言葉で理由を説明してあげましょう。一度で理解できなくて当たり前なので、繰り返し伝えていくことが大切です。参照:イヤイヤ期はいつから始まる?ピークは何歳? 魔の時期を乗り切る7つの対処法【医師監修】
2024年04月23日つわりで寝不足だった妻(※写真はイメージです)妻が妊娠4ヶ月の頃、つわりがピークで十分な睡眠時間が取れなくなり、寝不足で毎日イライラしている時期がありました。夫である私は妻の話を聞いてあげたり、ネットの情報などをもとにアドバイスをしたりするものの、所詮は妊娠経験のない男性からの意見。当然ながら妻の気が晴れることはなく、モヤモヤした日々を過ごしていました。「妻のために何かしてやれることはないか」と悩んでいると……妻の姉妹や同僚などの“先輩ママ”に、たくさん助けられた(※写真はイメージです)そんなある日、妻の姉妹や子どもがいる同僚などの“先輩ママ”から話を聞く機会があったようで、その直後から妻の顔がだいぶ明るくなりました。男である私が何をしても、妻の気を晴らしてあげることができませんでしたが、やはり実際に出産を経験した女性から「生の声」が聞けたのは、妻にとって大きかったようです。明るくなった妻を見て、周囲の女性たちの存在が本当にありがたいなと感じた瞬間でした。「子どもは泣くのが仕事」エレベーターで会ったご婦人の一言に感謝(※写真はイメージです)その後、妻は無事に出産。子どもがまだ2ヶ月でぐずり泣きすることも多かった頃、外気浴も兼ねて近くのショッピングモールに行くことになりました。その日は子どもの機嫌もよく、授乳後にはスヤスヤ眠ってくれていたのですが、帰る間際にエレベーターに乗ろうとした瞬間、ギャン泣きしてしまい……。エレベーターのドアは開いたのですが、子どもが泣き止んでいなかったので一旦見送ろうとしたところ、中に乗っていたご婦人が「子どもは泣くのが仕事なんだし、遠慮せずに乗って」と声をかけてくださいました。久々の外出で不安な気持ちもあった我々夫婦にとっては、非常にうれしい言葉でした。妊娠中から今に至るまで、さまざまな形で妻をサポートしてくださった周囲の皆さんに、妻に代わってお礼を言いたいです。本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2024年04月23日保護者自身の不安や悩みに対してできることとは?LITALICO発達特性検査は、お子さま一人ひとりの特性や困りごと、対応方法が分かるようになるオンライン検査ツールです。子育てのなかで、「どうしたらいいか分からない」「頑張ってもうまくいかないかも」などの悩みが出てきた場合、お子さまの理解や支援方法を考える際にLITALICO発達特性検査の結果を参考にすることができます。LITALICO発達特性検査の利用とあわせて、サポートしてもらえる相談先を見つけることや、保護者の方自身の心身のケアが必要になる場合があります。例えば、実家が遠く離れている、パートナーが忙しく子育てにかかわれないなど、子育ての状況は家庭によってさまざまです。周りに頼れずに一人で困っている、相談できる人がいない、誰に相談していいか分からないという人もいると思います。また、特性のあるお子さまの子育てに関してなど、周りに同じような悩みのある人がいないなどの理由から、孤独感や不安を感じている人もいるのではないでしょうか。次にご紹介する中から、悩みに合わせた解決方法を探してみてください。少しでもご自身の状況について話せる場所をつくることで、気持ちが軽くなるかもしれません。LITALICO発達特性検査の検査結果では、お子さまの特性に合ったサポート例をご紹介しています。たくさんのサポート例が表示される場合、すべてのサポートに一度で取り組む必要はありません。できそうなものから試してみることで、今までよりも子育てやサポートがスムーズになる場合があります。子育てをしていると、子どもの発達だけでなく、自分自身のことなど悩みは尽きないと思います。そして、たくさんのことを調べたり学んだり、頑張っている方も多いでしょう。しかし、自分だけで対応するのは、難しい場合があります。保護者の方の心身の健康を守るためにも、それぞれの悩みに合わせた相談先や対応方法を知ることで、負担をできるだけ少なくしたいものです。保護者自身が心身の不調や、強い不安、落ち込みなどを感じることもあるかもしれません。もし、少しでもつらいと感じたり、「起きられない」「疲れが溜まっている」など身体の不調が出ている場合は、相談や休息をとるなど、自分自身のケアを考えてみましょう。もちろん、不調が出る前に、相談できる人や場所を複数持っておくのがおすすめです。子育てを一緒に見守っていく「チーム」をつくっていけると、親子ともに過ごしやすくなるでしょう。「誰かに相談したい」と思ったときの相談先地域にある相談機関や支援サービスは、さまざまなものがあります。子育てについての主な相談機関としては以下があげられます。心理士などの専門家に相談できる自治体もあります。・保健センター…乳幼児検診を行うほか、主に成長や発達について相談できます。・子育て支援センター…子育て全般について相談できます。どこに相談すればいいか分からない場合は、まずは幅広い相談を受けつける市区町村の子育て支援課など、公的機関の健康や保育に関する相談窓口に問い合わせてみましょう。また、自治体のWebサイトでも子育て相談についての情報や連絡先を調べられます。「◯◯(お住まいの市区町村名)+子育て相談・発達相談」などと検索するといいでしょう。児童発達支援センターは子どもの発達支援に特化した施設です。設置している自治体はまだまだ多くはありませんが、子どもの発達について具体的な相談ができ、発達検査などが受けられることもあります。必要に応じて医療機関の紹介や、児童発達支援など、より専門的な相談や支援にもつなげてくれます。児童発達支援センターの位置づけについて|厚生労働省日頃関わっている園や学校の先生に、LITALICO発達特性検査の結果を共有して相談してみるのも一つの方法です。合理的配慮の求め方について、こちらの記事も参考にしてみてください。全国の学校には、スクールカウンセラーが在籍しています。子どもからの相談も、保護者のみでの相談も幅広く受け付けています。具体的な解決策を相談したい場合や、ただ話を聞いてもらいたい場合、どちらのケースでも相談できます。なお、スクールカウンセラーには守秘義務があります。必要に応じて、相談した内容を担任の先生に共有してもらえば、学校での支援につなげてもらいやすくなります。予約方法は、学校や担任の先生に問い合わせる場合が多いので、学校からプリントなどでスクールカウンセラーの来校日を確認してみましょう。学校生活や就学など、教育にまつわることを中心に、就学期の子どもの困りごとが相談できるのが教育センターです。教育相談のほか、子どもの発達相談や検査ができるケースもあります。また教育支援センター(適応指導教室)は主に小中学校を長期で休んでいる子どものために、学籍のある学校とは別の場所に教育委員会等が用意した公的機関です。不登校の子どものための支援のほか、相談することで、学校との連携がより深まることもあります。各都道府県に設けられた児童福祉の専門機関です。児童相談所というと、虐待の報告や相談のイメージがありますが、それだけではなく子育ての相談を幅広く受け付けています。医師や児童心理司などのスタッフもいるので、専門的な相談やサポートが受けられるのも特徴です。同じような境遇の方と話すことで、理解が深まり気持ちが楽になることがあるかもしれません。自治体や医療機関によっては、子育てに悩んでいる保護者同士が交流できる会や、ペアレントメンター活動(当事者や経験者が互いを支え合う活動)のプログラムなどがあるので、調べてみましょう。例えば、不登校の子どもの「親の会」や、子どもの発達に困りを感じる「親の会」などがあります。具体的な相談先や支援先などの情報が得られる場合もあるでしょう。最近はオンラインでの交流の場も増えています。ペアレントメンター活動については、各自治体の発達障害者支援センターにお問い合わせください。保護者自身のストレスを軽くするためには保護者が自分のストレス発散方法を持つことも大切です。ストレスを発散できる環境を簡単にはつくれないと感じている方もいると思いますが、上述した相談先も、悩みを話せる環境の一つです。相談先や居場所など頼れる場所、依存先をたくさんつくることをおすすめします。保護者が休息を取れる環境をつくるための相談やサポートを受けることも大切です。子どもと離れて休息するために、身内に預けることや一時預かりを利用するのも一つの方法です。子どもに悪いと思う必要はありません。また、困りの状況によっては、児童発達支援・放課後等デイサービスなど、発達支援を行う事業所もあります。ヨガや読書、映画鑑賞、推し活など、趣味の時間を持つことは、リフレッシュになるでしょう。また、自宅、学校、職場以外の居心地のいい場所を「サードプレイス」とも呼びます。サードプレイスを持つことで、ストレスや精神的な不安が軽減し、心の豊かさが生まれるとも言われています。もし、朝起きるのがつらい、何もしていないのに涙が出てくるなど、心身に不調を感じる場合は、精神科や心療内科など、自分自身のケアのための相談機関や医療機関とつながることも考えてみてください。まとめ子育てについての悩みは、「自分はまだ大丈夫」と思っていてもいつのまにか少しずつ心にストレスを積み重ねていきます。また、自分の心だけではなく、パートナーや子どもにも影響を与えてしまうことも。LITALICO発達特性検査の検査結果を子育てをスムーズにするためのヒントとして活用しつつ、ぜひ相談先や頼り先の数を増やし、保護者の方自身の心身のケアも大切にしてください。一歩を踏み出すのは勇気がいるかもしれませんが、探してみることで、いろいろな種類の相談窓口が見つかるでしょう。話し相手がいると「悩んでいるのは自分だけではない」ことに気づけたり、「自分は今までこんなに頑張っていたんだ」と自分の頑張りを認めてあげられたりする場合があります。皆さんの心が軽くなることを願っています。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2024年04月22日掲示物を毎日チェック見通し不安の解消?Upload By ゆきみ3歳の時にASD(自閉スペクトラム症)と診断を受けた長男けんとは、現在小学3年生。特別支援学級に在籍しています。昔から文字を読むのが好きで、どこへ行ってもポスターや貼り紙、カレンダーなどをチェック。在籍している特別支援学級の教室内は時間割表、年間行事表、給食の献立表、各学年で習う漢字一覧表……など、とにかく壁に掲示物が多いのです。視覚優位で、視覚的な刺激を受けやすいけんとは、毎日のように貼り紙が替わっていないか確認しています。親や先生よりも学校スケジュールが詳しいときもあるほど。掲示物を読んで、自分がどこで何をするのか頭の中に入れているようで、見通し不安を自分で解消しているのかもしれません。そんなわが子は、小学校に入ったばかりの1年生の時、学校のスケジュール変更の多さにパニックになることが多々ありました。予定変更でパニック!参加できない全校集会けんとは小学1年生の1学期頃、予定されていた内容が変更になってしまい、それが楽しみにしていたものだったりすると「なぜ変更になったんですか?」と先生に詰め寄り、パニック状態になってしまうことがよくあったそうです。学校には、見通しが崩れると不安になってしまうことを伝えていたつもりでしたが、いつも先生は口頭で軽く説明する程度。先生もパニック状態になってしまったけんとに、どのように対応していいのか分からず、困っている様子でした。私も見通し不安を解消してあげたいと思いつつ、視覚支援などの対応を学校にどこまでお願いしていいものなのか分からず悩んでいました。けんとが小学校に入ってから知ったのですが、学校では時間割の変更が毎日のようにあるようです。「朝会の内容が変更になった」「雨のため、集会の場所が校庭から体育館になった」「3時間目の授業が国語から学活になった」「算数の授業でテストが予定されていたが、前回の授業で終わらなかった内容の勉強になった」など、さまざまです。Upload By ゆきみけんとは、朝の全校集会が特に苦手でした。まず何が行われるのか、内容が不明なことが多いのです。感覚過敏も影響しているのか、人が多い場所も苦手な様子。しかも集会は、天気に左右されることも多く、開催場所が校庭なのか体育館なのかが直前に決まったりします。見通し不安が強いけんとにとっては苦手なことがいっぱいだったと思います。1年生の時は、ほぼ全校集会に出られず教室に残っていたそうですが、ほんの少しだけ参加することを目標にして参加。それを長い期間をかけて、少しずつ参加時間をのばしながら自信をつけ、2年生くらいから全校集会に長い時間参加できるようになりました。保育所等訪問支援を受け変化したこと専門知識のある方が学校で子どもの様子をみてくださり、先生とお話をしてくださる保育所等訪問支援施設と契約していたので、担当の方が学校を訪問してくださることに。先生から学校での様子を聞いてくださったり、実際にけんとの様子を見てくださったりしました。そして、夏休み明け頃に訪問してくださった際、「けんとくんの場合、スケジュールが変更になったときは、変更になった時点で視覚を使い、説明することがとにかく大事」ということを、しっかり先生に伝えてくださいました。私が説明するより、専門の方が先生に伝えてくださるほうが説得力があり、とても心強かったです。学校の先生方も、しっかり保育所等訪問支援の方の話を聞いてくださり、それを参考に考え、支援方法を変えてくださいました。Upload By ゆきみ大きなホワイトボードを使い、時間割や、その日にやる授業内容を細かく説明。予定が変更になる場合は、視覚的に見通しを立てる支援をしてくださり、変更された予定がもし今後ある場合は「明日やる予定だよ」などと、分かる範囲で伝えてくださったよう。すると、落ち着きがなく何かがあるとよく情緒不安定になっていたけんとが、先生がすぐに実感するほど「落ち着く時間が増えた」と効果絶大だったとのこと。そしてさらにそれを繰り返していくことで、けんともスケジュール変更を受け入れられることが多くなり、1年生の冬頃からは、「スケジュールは、変更もあってのスケジュール」ということや、自身の心の折り合いを少しずつ学んでいった様子でした。曖昧な予定が苦手…?現在の息子はUpload By ゆきみ小学2年生になると、時間割や授業内容の変更は視覚支援で丁寧には説明せず、口頭指示のみでも受け入れられるようになりました。しかし、夏休み明けなどに「全校生徒が借りている本を返し終えたら、通常の図書貸出を始める」などの曖昧な日程は大の苦手で、納得がいかないこともあるようです。現在、小学3年生になりました。いつかは曖昧なスケジュールも受け入れられるようになったらいいなーと願いながら、今のけんとのペースを見守っていきたいと思います。執筆/ゆきみ(監修:藤井先生より)けんとさんが学校で穏やかに過ごすことができるよう、訪問支援も併用し、学校とゆみきさん、訪問支援担当者が連携されたのはとても良かったですね。視覚指示を使うことで、予定の変更を受け入れられ、さらには口頭指示のみでも受け入れられるようにと、けんとさんのペースで、パニックが軽減されてきましたね。少しずつ変更があっても大丈夫という経験を積むことで、できたという実感が積み重なっていき、けんとさんのペースで曖昧なスケジュールも受け入れるようになっていくと思います。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年04月22日■これまでのあらすじ塾に通う小6のツム子は、中学受験を控えている。そんなある日、同じクラスでいつも成績1位の良子がいじめによって教室を泣き出してしまう。誰かからの悪意あるメモが良子の机の中に入っていたのだ。そこで先生によって、クラス全員が荷物検査を受けることに。すると、そのメモの書かれた紙が、ツム子の持っているメモ帳と同じだったことから、先生はツム子がやったのだと信じ込む。身に覚えのないツム子は何度も「やっていない」と否定するが、先生は聞き入れず「認めろ」と苛立ちはじめるのだった。そこで先生はツム子を帰宅させ、母親にツム子がやったのだと連絡。帰宅したツム子が改めて無罪だと伝えると、母は「信じる」「安心して寝て」と言ってくれる。しかし、目を閉じると先生の怖い顔が浮かび、なかなか眠れないツム子。いつの間にか眠れたけれど、先生が自分に罪を認めさせようと詰め寄る場面が夢に出て来て…!?■学校には絶対行きたい■私、耐えられないかも…朝、ツム子の眠れなかった様子を見て、お母さんは「大丈夫? 今日学校休む?」と言ってくれました。しかしツム子の答えは、「絶対行く」。ツム子は当時持病があり、ただでさえ休みがちだったので行ける時には行かなきゃと思っていたのです。そして何より、塾の先生と話し合う母の帰りを、ひとりで家で待つなんてとても耐えられそうになかったということでした…。次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月22日【関連】迷惑を通り越してもはや犯罪?私が友人はヤバすぎる人だった…「電車やホームでの迷惑行為」といえば?1位は「化粧」電車通勤者に「電車やホームでの迷惑行為」を聞いたところ、全体では1位「お化粧をする」、2位「リュックを前に持たない」、3位「食事をする」という結果になりました。男女別で見た場合迷惑行為に対する意識で男女差はあまりありませんが、男女とも1位「化粧をする」、2位「リュックを前に持たない」に対し、3位は男性「食事をする」、女性は「音漏れするヘッドフォン」が3位となっています。年代別で見た場合年代別でみると、年代により1位と2位が「化粧をする」と「リュックを前に持たない」いずれかとなっています。今回の調査では性別、年齢に関わらず迷惑を感じる行為は「化粧をする」「リュックを前に持たない」のスコアが高いという結果になりました。調査概要調査タイトル:「電車通勤者に聞く、電車やホームでの迷惑行為」に関するアンケート調査対象: 30歳以上の男女有効サンプル:1,174名うち男性:795名、女性:379名うち30代:128名、40代:188名、50代:309名、60代:327名、70代以上:222名調査期間:2023年9月25日〜10月4日調査方法:MaxDiffを用いたインターネット調査今回調査では電車やホームでの迷惑行為を14項目抽出し、1画面につき6項目をランダムに呈示、その中から「最も迷惑だと思う行為」と「最も迷惑だと思わない行為」をそれぞれ一つずつ選択、それを7回繰り返し聴取マーケティングテクノロジー(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅「妻が専業主婦の上司」より「共働きの上司」の方が良い人は何と9割!違和感ありすぎな上司の発言にドン引き!?✅8割がリモートワークでサボった経験あり!サボりやすい理由2位は「メリハリがつかない」、1位は?✅ギャンブルはメジャーな娯楽?「趣味の範囲で楽しむもの」が約4割と最多、最も人気なのは意外にも「競馬」ではなく…
2024年04月22日健常者の長男、ダウン症と自閉症スペクトラム障害がある次男、100万人に1人という小児交互性片麻痺で車椅子生活の三男、そんな三兄弟の日々を、Instagramやブログで綴っている父・masaさん。「子どもが笑っている時は、気持ちが安らぐ」というお父さんに、息子さんたちの日常と子育てについて聞いた。◆医師よりダウン症の可能性を指摘され、不安で寝付けなかった――Instagramやブログでは、日々の様子を綴っていますが、始めたきっかけを教えてください。「最初は情報収集のうちのひとつでした。同じように障がいのある子どもの投稿を見て、楽しいことや可愛いところ、そして大変なこともたくさん投稿されていました。それを見てなんとなく“自分も投稿してみようかな”くらいの気持ちで始めて、気付いたら数年経っていました」――12歳の次男・侑万(ゆま)さんはダウン症と自閉症スペクトラム障害があります。ダウン症がわかった時の状況を教えてください。「侑万が生まれて落ち着いた頃に、医師よりダウン症の可能性を指摘されました。その後すぐに近くの県立病院へ転院することになりました。あの日の夜は、“将来どうなるんだろう”という不安もあり、スマホでダウン症についていろいろ調べていたのでなかなか寝付けませんでした」――3年前には、自閉症スペクトラム障害であることも発覚しました。当時の状況を教えてください。「自閉症であるとは、思いもしなかったです。比較的軽めだったので、わかりにくかったのだと思います。学校やデイサービスの方たちも同じように驚かれていました。振り返れば、妙なこだわりやたまにかんしゃくを起こしたりと思い当たるところがあります。ただそれ以上に面倒見が良く、率先してお手伝いをしていたので、とても自閉症とは思えませんでした」――侑万さんは、どんなお子さんなのでしょうか?「とても明るく、人懐っこい性格です。面倒見が良いようで、学校やデイサービスでも誰かを気遣っているようです。ただ押しが強いことがあるので、迷惑がられることもあります。お風呂掃除や洗濯物を畳んだり、ご飯を作るのを手伝おうとしたり、普段から積極的に家事を手伝ってくれます」――最近、侑万さんの成長を感じた出来事を教えてください。「小さい時からよくお手伝いをしてくれていました。最初はタオルから始めましたが、いまは服も畳むようになりました。ほかにも掃除やごみ捨てを自発的にやりたいと言います。1人では難しいこともあるので、誰かが付き添う必要はありますが、むしろ“一緒にできる””もっとやりたい”とお手伝いは楽しいことだと理解しているようです」――学校などでも面倒見の良い侑万さんですが、お兄ちゃんだなと感じる一面を教えてください。「侑万は、弟の友波に愛情いっぱいで世話をしたがります。お風呂上がりに友波を迎えに行ったり、オムツ交換をしたがったり、出掛けた時は友波が乗っているカートを押したりと、自分がお世話係だと思っているようです」◆三男は“100万人に1人”という指定難病が発覚、当初は実感がわかなかった――9歳の三男・友波(ゆは)さんは、100万人に1人という小児交互性片麻痺で車椅子生活です。医者でもあまり知られていない病気のため、診断が出るまで時間がかかったそうです。不安な日々を過ごす中、病名がわかるまでの状況を教えてください。「侑万の時と同様、直ぐに県立病院へ転院することになりました。ただ友波の時は原因がわからない状態での転院だったので、とても不安でした。ですが2度目ということもあり、比較的気持ちは落ち着いていました。それに妻がとても落ち込んでいたので、私も同じような状態ではいけないという想いがありました。ただ何度も発作が出て、入退院の繰り返しだったので、体力的にもしんどかったです」――病名がわかった時の心境は?「脳波や遺伝子など、いろいろ検査しました。ようやく病名が判明しても聞いたことがなく、生まれてから時間も経っていたので、あまりにもわからなさすぎて『そうなんだ…』と実感がわきませんでした。小児交互性片麻痺は、乳児~幼児初期までに発症する左右不定の一貫性麻痺症状です。主な症状は、麻痺、眼球異常、筋緊張低下、重度精神運動発達遅延、痙攣などがあります」――普段の生活はいかがでしょうか?「いまは特別支援学校に通っていますが、発作があるため送迎バスに乗れず、片道30分ほどの道のりを毎朝送っています。学校後はデイサービスへ行きますが、調子が悪いと早退するので、急遽お迎えに行くことになります。これまで何度も発作で早退しましたが、3年生になってようやく体が大きくなってきたこともあるのか、ここ1年は少し早退が減ってきました」――友波さんは、どんなお子さんなのでしょうか?「好奇心が旺盛で、いろんなことに挑戦したいようです。たくさんの本をめくってみたり、いたるところの棚を開けたり、扉をトントンしたり何事にも興味津々です」――最近、友波さんの成長を感じた出来事を教えてください。「学校で使ったコップを自分でキッチンに運べるようになりました。まだ立つことができないので、ずりばいですが、“父ちゃんに渡す”という強い意思のもと、袋を持って移動できることは、とても大きな進歩です。あと侑万が友波のそばで歯磨きをすることが多く、それを見ていた友波が真似して自分で歯磨きをするようになりました。侑万が良いお手本になってくれています」◆弟たちの面倒を率先して見る長男の姿に父は何を思う「長男には自分の幸せを考えてほしい」――ブログでは「長男はとにかく甘えっ子だけど、ここぞって時は頼りになる」と紹介されていました。長男は健常者とのことですが、どんなお子さんなのでしょうか?「いまは高校生なので甘えっ子という感じはなのですが、頼りになるところは変わりません。最近では、春休みでいろいろな用事が重なり、私が夜勤明けで夕方まで寝れずにいると、『後はやっておくから寝てきて良いよ』と言ってくれます。おかげで出勤まで仮眠ができました。侑万や友波をお風呂に入れてくれたりもします。とてもありがたいことなのですが、親としては高校生なのでもっと自分の時間を大切にし、将来のことを考えた行動をしてもらいたいと思っています」――SNSでは、弟さんたちの世話する長男の様子が投稿されています。周りからさまざまな声があるかと思いますが、親としては不憫に感じることもあるのでしょうか?「どうしても侑万や友波にかかりっきりになってしまうのですが、長男との時間を極力大切にしてきたつもりです。家族のために何かができることは、良いことだと思います。ただ自分を犠牲にしてまでやることではないので、許容範囲内でできることがあれば、本人のやりたいと思う時に、自分の判断でしてくれていたと思います。ですが、まだまだ子どもなので論理的な考え方ができないこともあり、親としては『そこまではやらなくて良いよ。ありがとね!』と止めるようにしています」――長男に対する想いや親として伝えたいことはありますか?「とにかく自分の幸せを考えてほしいです。親として長男のこともしっかり考えていますし、侑万と友波のことも考えています。『障害児の兄弟は可哀想』という方もいますが、そう思うのも人それぞれです。自分の人生をしっかりと考えて向き合ってほしいと思っています」――長男の成長を感じる瞬間や最近の様子を教えてください。「最近は、年頃で反抗期かなと思うこともありますが、人に優しく、時には厳しくもできるようになりました。小さい頃から世間一般の子どもとは少し違う暮らしだったので、同級生よりもたくさんの経験をしてきたからだと思います。面倒見が良く、子ども好きな一面もあり、長男に子どもが生まれたら良い父親になってくれそうです」◆親が辛い状態では子どもたちも楽しめない、障がいがあっても子育ては楽しめる「子どもの笑顔で気持ちが安らぐ」――子どもを通して学んだことはありますか?「家族で力を合わせて大変な時を乗り越えて行かなければならない。親・兄弟も、皆の将来を尊重できるように、向き合っていかなければならないと感じています。そして親が辛い状態では子どもたちも楽しめないので、私も日々楽しむようにしています。子どもたちは学校やデイサービスでいろいろなことを学び経験し、日々楽しませてもらえています。特別なことはしていませんが、家では子どもたちの話にしっかり耳を傾け、リラックスできるように心がけています」――Instagramの投稿が記事になり、事実とは異なる心無い声も寄せられました。改めてどのように感じたのか教えてください。「疑問については、可能な限りお答えしたいと思っています。そして寄せられた声は、今後の子育ての参考にさせてもらっています。特に他の方の経験談は、とても勉強になり、そうした声をもらえると嬉しいです。ただ、批判についてはとても残念なことです。投稿する前に一旦止めて、自分のコメントを振り返ってもらいたいと思っています」――Instagramやブログを通して伝えたいことはありますか?「侑万と友波は、生まれて直ぐに転院したので、子どもたちの将来がどうなるのかとても不安でした。ほかにも子育てで大変なこと、辛いこともたくさんありました。でも同じような経験をした方やそうでない人にも、『同じようなことがあったな!』とか『子どもに障がいがあっても子育てを楽しめるんだ』ということを知ってもらいたいです」――仲良し家族ですが、日々の生活で幸せだと感じることを教えてください。「間違いなく子どもの笑顔です。彼らが笑っている時は、気持ちが安らぎます」
2024年04月22日高齢でできた一人息子、つい神経質に(※写真はイメージです)初めての子どもは、遅くにできたこともあり一人っ子です。周りにも子育てしている家族が居なかったので、どうして良いか分からない状態でした。体が小さいことが気になって気になって「吐き戻しが多いのか」と悩み、夜中に泣いたら「どこが悪いの」と悩み、「おっぱいを飲むのが下手だ」と悩み、涙も流しました。さらに乳児性湿疹ができてしまい、顔がブツブツに……。些細な変化も不安でスマホ検索の日々(※写真はイメージです)スマホで検索し始めると止まらなくなってしまい、対策を調べまくっていました。「石鹸できれいに洗った方がよい」という記事があったり、「ガーゼで優しく」「ガーゼは使わずに素手で」という記事もあったり……。もう、真逆の意見にパニックでした。中には「男の赤ちゃんは、お母さんの女性ホルモンの影響で湿疹が出やすい」という記事もあり、私のせいで湿疹が出ちゃったんだ……と悲しくなってしまいました。今思うと、産後うつもあったんだと思います。ベテランの保健士さんに感謝(※写真はイメージです)そんなある日、保健士さんの自宅訪問があり、体重や身長を測った後に話を聞いてもらうことに。見るからにベテランの保健士さんは「みんなそうだよ!心配要らない、心配なら皮膚科に行って安心をもらってもいいと思う。でも、私はたくさん赤ちゃんを見てるけど自然と治る子がほとんどよ!色んな子がいて色んなお母さんがいるから、何も問題ないよ」と言ってくれました。その言葉を聞いたとき、まるで憑き物が落ちたように安心感が広がったことを覚えています。それまで孤独の中で育児をしてきましたが、他にも同じような思いをしている人はいると気づくことができました。本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2024年04月22日長男が7歳のときに次男が誕生。30歳を超えての出産&育児に、産後の私は手いっぱいで、ヘトヘトです。私は長男のことも気にかけていたつもりでしたが、長男はそうは思っていなかったようで……? ええ!?三者面談の日程が勝手に決まってる?ある日、7歳の長男の連絡袋のなかに1枚の紙が入っているのを見つけました。なんとそれは三者面談の日にち決定書。「え!? いつも先に希望の日程を聞くアンケートが配られるはずなのに、もう決定してる……?」ととても驚きました。すぐさま長男に確認すると、なんと自分で記入して提出したと言うのです! 「大切なお知らせなのにどうして言ってくれなかったの!?」と怒ると、「だって最近話を聞いてくれないから……」と長男は泣きそうな顔で言いました。忙しい私に気を使って、長男が自ら提出したようです。決定した日はたまたま都合がつく日だったので一安心でしたが、私は長男の相手をするのが疎かになっていたことをとても反省。夫にもこの話を共有し、夫婦で長男の話をたくさん聞き、家族で出かける機会を増やすことに。また、夫も産後でヘトヘトになっている私を以前より気使ってくれるようになり、家事や育児に少しずつ余裕が生まれ、より子どもたちとゆっくり話す機会を増やすことができました。以来、長男は小さなことでも話をしてくれるように。 長男への接し方を見直したことで、以前より家族の会話が増えたように思います。自分では兄弟平等に接していると思っていても、実際子どもの気持ちは聞いてみないとわからないと気づかされた出来事です。 作画/yoichigo著者:羽川忍
2024年04月21日娘が小学校3年生のときのお話です。初めて同じクラスになったAちゃんは、お友達がいなくクラスでも何となく浮いていると娘から聞いていました。娘よ…ごめん!ある日突然、Aちゃんのお母さんから電話がかかってきて「うちの子がどうしてもお宅の娘さんと遊びたいと言っている」とのこと。娘に聞いたら、1回くらいいいよと言うので、次の日の放課後に遊ぶことに。なんの問題もなく公園で一緒に遊んだようなのですが、その日の夜にAちゃんとお母さんが高級なお菓子を持って我が家にやってきたのです。そして「とても楽しかったので、毎日遊びたい。毎日遊ぶと約束してもらいたい」とお母さんが私と娘に強い口調で言ったのです。Aちゃんの目の前で断るのも気が引けてしまい、「毎日は無理だけど、一緒に遊べる時は遊ぼうね」とAちゃんに言った私でしたが、娘はその後しばらくの間、毎日毎日「今日は遊べる?絶対遊びたい」と学校で追い回され、大変だったようです。 ◇ ◇ ◇ Aちゃんのお母さんの気持ちも分かるなと思ってしまい、親の私が断れなかったせいで、娘に迷惑をかけました。またAちゃんにも変な期待をさせてしまって、結果的には申し訳なかったと思います。子どもたちにすべて任せておけばよかったと反省しました。 作画/さくら著者:河野直子大学生の娘と高校生の息子の母。ジムのパートで座りっぱなしのため、運動不足に悩み中。
2024年04月21日■これまでのあらすじ小6のツム子は中学受験専門の塾に通っていたが、ある日、同じクラスで成績がずば抜けている良子をいじめた加害者だと先生に決めつけられてしまう。別室に呼ばれたツム子は何度もやっていないこと、信じてほしいと訴えるが、先生は良子に宛てられた加害者からのメモの紙をツム子が持っていることが証拠だと主張。執拗(しつよう)に問い詰められ、ツム子は次第に恐怖で震え出すのだった。それでも認めないツム子にしびれを切らした先生はツム子の母に電話で連絡すると言う。母は自分のことを信じてくれるだろうか…。不安な気持ちに包まれながらバスに乗るツム子。バス停で待っていた母と顔を合わせ、「いじめてない」と伝えると、母は「信じる」「何も心配しないで」と言ってくれる。しかしツム子はお風呂に入っても寒いままで温かさを感じることができず、布団に入ってもなかなか寝付けなくて…。■先生の怖い顔が…■これは夢だったの…?眠ろうとして目をつぶると、浮かんでくるのは先生の怖い顔。今日あった悪夢のような出来事が鮮明に…。怖くて眠れない…。でも当時のツムママさんは、小6となると親と寝る年齢でもないし、ただただひとりで耐えるしかないと思ったと言います。やっと眠れたと思ったら、先生が夢にまで出てきて…。その心は深い傷を負ってしまったのでした…。次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年04月21日イヤイヤ期がひどかった息子、毎朝のように格闘になって……(※写真はイメージです)息子のイヤイヤ期は、本当に毎日大変でした。朝ごはんは食べず、着替えも嫌がり、保育園に行こうとすると家を出るのを拒んでギャン泣き。それでも、我が家は共働きなので、保育園に預けるしかありません。朝から何十分も格闘し、暴れる息子を無理矢理抱えてチャイルドシートに座らせ、なんとか保育園に連れて行く毎日でした。全力で着替えを拒否され、仕方なくパジャマで登園した朝(※写真はイメージです)その日は特に朝から機嫌が悪く、朝ごはんも着替えもまったく進みませんでした。そうしている間にも、家を出なければいけない時間が迫ってきます。ごはんを食べさせるのを諦め、とにかく着替えだけはさせなければとパジャマを脱がそうとしても、手足をバタバタさせて全力で拒否。時間がない中、だんだんと私の心にも余裕がなくなっていき、「もう最終手段!」と、パジャマのままの息子と着替え用の洋服を抱えて車に乗り込みました。やさしく受け入れ、笑顔で送り出してくれた先生(※写真はイメージです)急いで車を走らせ、保育園に到着。パジャマ姿の息子を抱いて保育園の門をくぐる私を、ほかのママたちがギョッとした顔で見ています。保育園の先生にも呆れられるだろうか……と思いながら玄関へ。先生は、私と息子を見ると、瞬時に事情を察したのか、「パジャマで大丈夫ですよ!あとでお着替えしますから」と言ってくれました。そして申し訳ない気持ちでいる私を、「お母さん、いってらっしゃい!」と笑顔で送り出してくれました。パジャマのまま登園したのはあの日が最初で最後でしたが、先生の笑顔に救われた瞬間でした。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
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