■前回のあらすじ新興住宅地でお隣同士として暮らす3人の母親は、同じ保育園に子どもを通わせていた。義母と同居する葵は良い母親でいたいという気持ちが強く一生懸命育児をしているが、義母から口出しされることが悩みの種で…。 >>1話目を見る 【葵side story】お義母さんに育児について口を出されると、より自分できちんとやらなきゃという気持ちが強くなってしまいます。その結果、やらなければいけないことが増えてしまい、結果的に焦ってイライラしてしまうことがあって…。お義母さんには頼らず、母親である自分がしっかり育児をすることが大事。そう思っている私ですが、夫には父親として育児に参加してほしいと思っています。だけど夫は母親にその役割を担わせようとしていてモヤモヤする日々。しかもお隣の緑さんは、全部自分で頑張ろうとする私に対してマウントするかのような発言を連発。周囲から見た私の子育て方針ってそんなにおかしいの…!?次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年05月21日ママ会の頻度は? どこで行う?「ママ会をする頻度」について尋ねたところ、49.9%と約半数が「年に一回以上したことある」と回答しました。その内訳を見ると、「月1~3回」が一番多いことがわかりました。ママ会をしたことある子育てママに、ママ会を開催した場所を聞くと、最も多い回答は「カフェ・飲食店」(61.6%)で、「ママ友の家」(54.8%)、「自宅」(46.6%)と続きました。ママ会の場所を決めるにあたって重視するポイントとしては、「子供の遊び場の有無」(39.4%)、「安さ」(29.6%)、「貸切など周りに気を使わない」(28.9%)が多くなっています。しかし、「子連れでも気兼ねなく利用できる場所探し」には、41%が「なかなか見つけられずに探すのを苦労した」、17.6%が「見つからずに諦めた」と答えました。次に、ママ会をして面倒と感じたことがあるか聞くと、87.3%と9割近くが「ある」と回答。面倒と感じた項目の1位は「自宅に招く際の掃除」、2位は「ママ友の家に招かれた際の手土産等の準備」、3位は「自宅に招く際の料理準備」となりました。レンタルスペースでママ会を開催したことがあると回答した人の中から、「ママ会にレンタルスペースを選んだ理由」について聞くと、「貸切なので周りの目を気にしなくていいから」(46%)が最も多く、「気を使わずに割り勘できるから」(42%)、「自宅に呼ぶ際の掃除や料理などの準備がいらないから」(38%)と続きました。レンタルスペースを選んだ理由を年齢別で見ると、多くの違いがありました。25歳~29歳は「オフ会など初対面同士でもレンタルスペースなら安心して会えるから」、「SNSに写真をアップする際に誰かの家だと気を使うから」など、初対面でも気を使わなくて良いことや、気軽にSNS投稿できるかどうかを重視しています。一方、30歳~34歳は「終わりの時間が決まっているのでダラダラと延長することがないから」、35歳~39歳では「自分たちの集まりやすい場所を見つけられるから」を重視しています。調査概要調査対象:全国25~39歳の既婚かつ子供を持つ女性調査期間:2023年3月23日~3月25日調査方法:インターネット調査有効回答数:551人スペースマーケット(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅店でカバンをひっくり返し「ごめーん。お財布忘れちゃったみたい」これが彼女の手口だった『ママ友の財布』#1✅【あれ…立て替えたお金は?】ママ友に体操服代を踏み倒された話『本当にあった! ママ友リアル怪談』✅「お菓子が有料」「家が綺麗すぎ」ママ友の家に行ってびっくり! 現場では言えなかったあれこれ
2023年05月12日神経質で負けずぎらいな4歳の息子。そんな息子の言動が理解できずに悩んでいるときにママ友と子育て講話に行くことに。そこで出会った講師からの言葉に、私は衝撃を受けます。講師が教えてくれた目からウロコの考え方でした。 理解しがたい息子の見方が180°変わった! 神経質で負けずぎらいな4歳の息子は、納得いかないことがあると長くて1時間くらい泣き続けます。そこで、育児本を買ってきて私なりに対処法を探すことに。育児本には「子どもの言うことを肯定しよう」とあったので、「これだ!」と期待を膨らませる私がいました。 ある日、友だちの影響を受けて、自宅の前でなわとびの練習をすることに…。しかしうまく跳べず、「できない」と息子は泣いていました。「今だ!」と思い、「頑張っているね。大丈夫だよ!跳べるようになるから、またにしようか?」と声をかけるも、負けずぎらいの息子には逆効果。息子は「やめない!」と言って泣き続け、やめようとはしないのです。もう何が正解かわからず、息子を理解してあげられない自分がイヤになりました。 ある日、ママ友から子育て講話に誘われて行くことに。その講師の方は「男の子を育てている方、子どもはカブトムシと思って接してくださいね」と言うのです。続けて「カブトムシの思考なんてわからないでしょ?わからないことを考え続けてもしょうがないんです。だって理解できないんだから」とも……。その言葉に私は衝撃が走りました! その日以降「男の子はカブトムシ」は私にとって、魔法の言葉になったのです。息子の行動に困惑しても「息子はカブトムシ!」と思い出すだけで、気持ちがラクになりました。息子の行動が理解できなくても、神経質な息子への対応が面倒だとしても、「全部ひっくるめて子育てを楽しもう。子どもが納得するまでとことん付き合えるママになろう」と思えるようになりました。 作画/CHIHIRO著者:杉山藍
2023年04月25日新しい生命の誕生は感動的なものです。アメリカのミシガン州にある動物保護施設『ジャクソン郡アニマルシェルター』で、保護犬が子犬を出産しました。グレートデーンのミックス犬であるケラちゃんが産んだのは、10匹の子犬たち!母子ともに健康で、子犬たちは母乳をたくさん飲んですくすくと成長しています。母犬に甘える『11匹目』の赤ちゃん?ケラちゃんの出産から4日後、『ジャクソン郡アニマルシェルター』のFacebookでその後の親子の写真が公開されました。その投稿には「この写真には何が隠されているでしょう?」という説明がついています。写っているのは穏やかな表情で子犬たちに授乳をするケラちゃんの様子。ところがよく見ると…子犬たちに混じって1匹だけ違う動物がいるのです。ケラちゃんが優しく手を添えているのは…子猫!実は、この子猫は『ジャクソン郡アニマルシェルター』にやってきたばかりで、箱の中で鳴いていたのだそうです。すると、隣の部屋にいたケラちゃんは、子猫がいる部屋のドアをひっかき続けていたのだとか。ケラちゃんは食事もトイレも済ませたばかりだったため、スタッフが「何が欲しいのだろう?」とドアを開けたところ、ケラちゃんは箱の中にいる子猫のほうへ直行したのです。「ケラちゃんは子猫の世話をしたいのではないか」そう感じたスタッフは、子猫をケラちゃんと子犬たちがいるプールの中に置いてみることに。すると、ケラちゃんはすぐに子猫の体を舐めてきれいにし始めたのです!この投稿には「最高のママだ!」「なんて優しい犬なんだろう」「母の愛は偉大だね」などの声が上がっています。ケラちゃんと子犬たちと子猫は、もう少し成長したら里親を募集するということです。子猫が自分が産んだ赤ちゃんではないことを、ケラちゃんは分かっていたはず。それでも、「この子猫には母親が必要だ」と感じたのかもしれません。種の違いをものともしないケラちゃんの母性本能に、心が温かくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月18日長男が入園した幼稚園に、性格がとても明るく話し方も豪快なママAさんがいました。自身の子育ての失敗も笑い飛ばしながら周りのママに話し、他のママ友の失敗に対しても「そんなの大丈夫! 大丈夫~!」とママ友の背中をたたきながら笑うのです。楽観的だなと思っていたAさんですが、実は、過去があることがわかりました……。 勝手な印象とママ友の過去そのころの私はというと、次男が生まれたばかりで、長男の幼稚園の準備を忘れがちに。「忘れ物などの失敗をして、先生に迷惑をかけたくない。先生にダメな母親だと思われたくない」とそんなことばかりを気にしていました。 そんな私にとって、どんな失敗も「大丈夫」と笑ってしまうAさんを失礼ながら「楽観的な人だな」と勝手な印象をもち、うらやましくも感じていました。 時間がたつにつれてAさんと関わることも増えていきました。私は「私と性格の違うAさんには理解してもらえないかも」と思いつつも、ワンオペのつらさや子育ての失敗や悩みをAさんに言いました。するとAさんは「……わかる」と言ってAさんの話も聞かせてくれました。 「子どもたちがもっと小さかったころ、私もワンオペで無理をしてしまった。そのせいで、胃潰瘍になって倒れてしまったことがある。先生に入院するように言われたけれど、子どもたちを残して入院するわけにはいかない!と言ってさらに無理を重ねて体をボロボロにした過去があるの」と。 「生きていればいい」さらに「そのときに思ったのは、母親は元気でいることが一番だということ。そのためには多少手を抜いたってかまわないんだよ。失敗は誰にだってある。そんなことで先生たちは私たちを責めたりしない。生きていればいいの。子どもも親も元気に生きられていたら、それだけで充分なんだよ」と言ってくれました。 いつも明るく元気なAさんにそんな過去があったなんて知らなかった私。Aさんは決して何も考えずに「大丈夫」と笑い飛ばしていたのではなく、自身の経験から皆を励ましてくれていたのだと気付きました。 思えばAさんの周りにはいつも人がいました。頑張っているママたちはAさんに「大丈夫」と言ってもらいたかったのかなと思います。自身の過去から周りを励まし支えようとしてくれるAさんは、私にとってとても尊敬できる人でした。私も失敗を悔やむだけではなく、経験から学び直し、周りの人も助けてあげられる人になりたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:山下亜衣10歳と7歳のサッカー小僧の母。子どもたちを応援するため、アスリートフードマイスターを取得。転勤族で現在は地方での生活を満喫中。趣味はキャンプ。
2023年03月01日合同会社SUNNY SUMMER(本社:東京都世田谷区、代表:北村 晴夏、 )は、子育てママの2STEP時短美容『VIBOTA(ビボタ)』の定期販売を2022年12月5日(月)より開始いたしました。2STEP5役【開発ストーリー】子育て中もずっとキレイでいたい。多忙な子育てに頑張るママ達のキレイを応援したいという想いから「VIBOTA」が誕生しました。代表は、元々美容部員で美容が大好きなため、洗顔後5.6STEPのお手入れを欠かさなかったのですが、子育ての忙しさから、気が付いたらオールインワンのみになっていました。久しぶりに撮った写真の肌の老化にショックを受け、色々スキンケアを探しましたが、時短美容となるとオールインワンばかり。それではどうしても満足出来きずに辿り着いたのが2STEPケアでした。国内製薬会社と共同開発【次世代レチノール「バクチオール」の効果とは?】2STEPでデパコス5STEPの効果を目指すために注目した成分が『バクチオール*』アメリカや韓国を始めとする海外で「次世代レチノール」と呼ばれブームになっている成分です。レチノールと同じようにエイジングケア*2として肌にハリ・弾力を与える効果が期待できて、刺激などのデメリットが少なく、敏感肌でも使いやすいと注目を集めています。* 整肌成分*2 年齢に応じたお手入れレチノール バクチオール【時短だけじゃない2STEPの理由】実は化粧水成分の8~9割は水の場合が殆ど。そのため、海外では化粧水は保湿のためではなく、ふき取り用アイテムとして使用することが一般的です。VIBOTA〈ビボタ〉は、洗顔後の一番吸収力のあるお肌に使用するべきアイテムは美容成分がたっぷり入った美容液が最適であると考えます。美容成分を角質層の隅々まで浸透させてうるおいをキープし、そのあとに植物由来の保湿成分が豊富なクリームで肌を柔軟にし、うるおいの蓋をします。2STEPで時短をしながら最大限の効果が実感出来るように開発しました。2STEP5役【肌への優しさにもこだわりました】6つの無添加に加えて、シリコンフリー、動物性原料フリーのプラントベース。敏感肌の方によるパッチテスト、スティンギングテスト済みのため、産後の敏感なママのお肌にも刺激が無いと好評です。6つの無添加【主婦目線でこだわった価格とサブスクプラン】2STEPケアのサブスクプランは初回40%オフに加えて、2回目以降も10%~どんどんお得になり、最大30%オフの割引になるようにしました。定期便は初回は安いのに、2回目からは突然高いと感じていた主婦目線から、どんどん割引率が高くなるようにしました。VIBOTA グラフ【VIBOTA〈ビボタ〉公式サイトURL】 【AmazonVIBOTA〈ビボタ〉ブランドページURL】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月21日引っ越しをしたばかりでママ友がいなかった私でしたが、子育て支援センターであるママ友と仲良くなりました。ですが、ママ友の目的が宗教への勧誘だったと知り、私はショックで落ち込むことに。伝えにくいこととはいえ、嫌なことはきちんと嫌だと相手に伝えようと思った私の体験談です。「無料の子育てサロンに遊びにこない?」ある日、ママ友が1枚のチラシを取り出して言いました。「子育て中のママの気分転換になればって気持ちで、個人の方が毎月開催しているの。ちょっとしたお話とヨガのレッスンが受けられるよ。私も毎月参加しているんだけれど、同じように悩んでいるママともっと出会えるよ!」。 ママ友の話を聞いた私は、同じ月齢の子どもを持つママと気軽に情報交換ができるのはありがたいなと思い、ママ友に紹介された子育てサロンに遊びに行きました。 参加しているママたちの顔が無表情にまずは、ヨガ講師による子どもと一緒にできる軽いヨガレッスンがありました。数分間でしたが体を動かせたことは楽しかったのです。しかし、そのあとサロン主催者が登場すると、その場の空気が一気に変わり、参加者たちの顔が無表情に……。 還暦ほどの年齢の女性が、災害が起こる理由について語り出し、「偉大な先生がいる」と語尾が強くなり、「暗示をかけられているのか?」と勘違いしそうになるほどでした。話の内容から宗教だと気がついた私は、「とにかく、ここから帰らなければ」と強く思いました。 とにかく、興味が一切ないことを伝える恐怖を感じた私は、「体調が悪くなった」と言い、すぐに帰りました。そのあとママ友からは何度も電話がかかってきました。「すごくいいお話だったでしょ? 来月も一緒に参加しよう」とママ友は言うのですが、宗教勧誘と言わずに誘い出されたことに対し、私は不信感を抱いてしまいました。 「あなたのことはいい人だと思うけど、私は宗教には興味がないから誘わないでほしい」ときっぱり伝えました。それでもママ友からの勧誘は続き、「あぁ、この人とはわかり合えない」と、私は残念な気持ちになりました。 宗教の勧誘をされてからは、ママ友と2人で会うことはなくなりました。しつこく何度も子育てサロンに誘われたため、ママ友とは距離を置くと決めたからです。定期的に電話もかかってきましたが、電話に出ないようにしていると、そのうち連絡はこなくなりました。関係を絶つと決めたことは間違っていないと、今でも思っています。 著者:西垣かおり7歳女児のママ。元転勤族の妻で、子どもは1人だが、3度の保活経験あり。縁もゆかりもない街で戸惑いながらも、初めての子育てを楽しんだエピソード中心に執筆中。
2022年12月08日原黒ゆうこさんの幼稚園のママ友トラブル体験談をマンガ化!ユウコさんの幼稚園のママ友・ミカさんは、子どもが幼稚園で起こしたトラブルを認められず、ママ友に必死で弁解していました。そんなミカさんに、ボスママ的存在のマサエさんは、「ミカさんは子どものことが何も見えてない!」と指摘します。「育児書も読んでるし、向き合って大切に育ててる」と反論するミカさんですが……。ミカさんの育児に対する考え方を否定する、マサエさん。反論していたミカさんですが、子どもがトラブルを起こしてしまったこともあり、次第に不安な気持ちに。マサエさんに助けを求めると……。 思うツボ…!?ボスママの不敵な笑み マサエさんの指摘に反論していたミカさんですが、次第に不安になり、マサエさんに助けを求めます。 「マサエさん……。私これからどうすればいいの?」 その問いに、一瞬、不敵な笑みを浮かべるマサエさん。 「私たち仲間がいるじゃない。ひとりで乗り越えられない壁も、仲間となら乗り越えられるでしょ」「母親も、子どもと一緒に成長していけばいいんじゃない?」 感動するミカさんですが、このようにやさしい言葉をかけ、裏で悪口を言うマサエさんを知っているユウコさん。シラけた気持ちで2人を眺めます……。 その後、ユウコさんが憂うつな気持ちでスーパーに立ち寄ると、すっかり元気になったミカさんの姿がありました。 子どもがトラブルを起こして不安なママ友に、「あなたの子育ては独りよがり」と言うマサエさん。気弱になったところをもっともらしい言葉で励まし、仲間だとアピールします。そんなマサエさんの言葉に、救われるミカさん。そして、その光景をどこか冷めた気持ちで見ている、ユウコさん。マサエさんの言い方は、極端なようにも思えますが、悩みから救われる言葉は、人それぞれですよね。皆さんが子育てで悩んだとき、救ってくれた言葉はどのようなものでしたか?作画:松本うち 著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ2人の子持ち主婦。実話を基にしたマンガをInstagramに投稿中。出産してから毒親育ちだと気づく。
2022年11月28日ママ友が1人もいないママが、ママ友がたくさんいる義理の姉の場合と比較して、ママ友を作るメリットについて考察! ママ友に限らず、子育て情報を共有できる仲間がいることの重要性を感じたようです。 息子は2歳になりますが、私には今のところママ友が1人もいません。6歳と2歳の姉弟を育てている義姉は逆にママ友が多く、ママ友との親子イベントも盛りだくさん。そんな違うタイプの2人の子育てを比較し、ママ友について考えてみました。 ママ友ってそもそも必要?私は息子が生後3カ月になるころから児童館の赤ちゃんクラスや一時保育施設など、子どもを連れて行けるイベントには積極的に参加してきました。息子の保育園生活もかれこれ1年半になりますが、ママ友は1人もいません。作りたくないと思っている訳ではないのですが、作るきっかけもありませんでした。 代わりに、学生時代からの友だちと未だに仲良くしていて、彼女たちも出産し、今では子育て話もするし子連れで遊ぶことも多いです。会社の先輩もママさんが多く、おもちゃや洋服のお古もたくさんもらえます。今のところ、ママ友がいなくて困ったり、寂しい思いをしたりすることは一度もなく、今後もあえて必要とは思っていません。 ママ友付き合いも楽しそうだけど…そんな私とは正反対に、義姉はママ友がとても多く、予定もママ友とのイベントが中心。帰省すると必ずと言っていいほど兄の家には義姉のママ友と子どもたちが遊びにきていて、子ども抜きのママ会の話を聞いたりするとうらやましく思うこともあります。 しかし以前、義姉が翌日に公園で遊ぶお誘いを、LINEで仲良しの4人グループに送るか少し広げて6人グループに送るかについて10分以上悩んでいるのを見たことがあり、楽しそうな付き合いの裏には複雑な人間関係もあるのだろうと察しました。ママ友は年齢もバックグラウンドもさまざま……ただ子ども同士の仲が良いだけだと考えると、やはり普通の友だちよりは気をつかうのかもしれません。 ママ友がいたほうが子どもにとって良いかも義姉は結婚を機に地元を離れたため、身近で子ども同士を遊ばせたり、子育て情報を共有したりするために積極的にママ友を作ったそう。産院の母親学級や幼稚園や子どもの習い事など、あらゆる方面に気の合うママ友がいて驚かされますし、ママ友付き合いはドラマやネットで見るほどドロドロした関係ではないのだと義姉から教わりました。 私も友だちと子ども同士を遊ばせることはありますが、やはり子どもたちが打ち解けるまでにどうしても時間がかかってしまい、同じ保育園の子と遊ばせたらもっと喜ぶのかな?と考えることもあります。かといって今もママ友を作る努力は特にしていませんが、いらない!と決めつけないようにもしています。 私はママ友がいなくても全然アリだと思いますが、子ども同士の距離感を考えると、幼稚園や保育園が一緒のママ友を作るメリットは大きいようです。親の私としては、新しくできたママ友であっても旧友であっても、育児について共感できる仲間がそばにいてくれれば心強くて頼りになるし、子育てをより楽しめると感じています。 作画/Michika監修/助産師 REIKO著者:鈴木ゆり2歳の男の子の母。現在第2子を妊娠中。結婚後は夫の実家で義両親と同居しながら、旅行会社にフルタイムで勤務。その傍ら、自身の体験をもとに子育てに関する体験談を執筆している。
2022年11月26日フランスで3歳半と1歳5カ月の男の子を育てている私。私は長男が2歳半になるころ、初めて地域の子育てサークルに参加しました。子育てサークルが開催されている部屋の扉を開けたとき、多種多様の家族がいてびっくり! 外国に住んでいて私自身も外国人、多国籍な環境は当たり前なはずなのに私は緊張して戸惑ってしまいました。そんな中、苦手だと思っていたママが声をかけてきてくれたのですが……。 初めての育児サークル子育てサークルの部屋の扉を開けたとき、私は自分が外国人なんだということに改めて気付かされました。参加していた家族はフランス人、アフリカ人、東欧人など見た目も文化もまったく異なる人ばかりで、アジア人は私ひとり。 私は言葉も通じるのかわからず、そのサークルのスタッフの問いかけにただ答えるだけでした。そんな中、たまたま私の横に座っていたアフリカ人のママが「今日初めて? 私も最近通い出したのよ」と声をかけてくれたのです。 アフリカ人のママ今までアフリカ系の友だちはいなかったので、普段触れ合う機会も少なかった私。肌の色も言葉も違うことが、私の中でコミュニケーションの大きな壁になっていました。話しかけてくれた彼女に私は「私も初めて。こういう場所があっていいよね」と返事をしたきり、その日はサークルが終わったのです。 正直、私は彼女の見た目の違いに圧倒されて、会話が続きませんでした。家に帰った私は「せっかく話しかけてくれた唯一のママだったのに」と少し後悔も……。 今では仲良しママ友の1人次の週、同じ子育てサークルに行くと、彼女が子どもを連れて参加していました。前回のことを後悔していたため、今度は私から「お子さんはいくつ? どこに住んでいるの?」と積極的に話しかけました。すると、彼女は変わらず愛想よく答えてくれました。 それから、サークルでよく出会うようになり、その後、お互い困ったときは助け合う仲の良いママ友の1人になったのです。私は「見た目が違っても関係ない」ということを改めて学びました。 外見の違いに圧倒されて、勝手に壁を作ってしまっていた私。しかし、実際彼女と会話をしてみると「国や文化の違いなんて関係ないんだ」ということを改めて痛感しました。私にとっては初めてのママ友。これからも大事にしていきたいと思います。また、見た目で判断せず、自分から積極的に声をかけ、ママ友がさらに増えればうれしいです。 監修/助産師 REIKO著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2022年11月18日[PR]ヤーマン下の子が1歳になって活発になり、ドタバタな毎日を送っている働くママ、ゆり子です。突然ですが、子育て中はいつもの家事にプラスして「手を洗う機会」が増えませんか? ▼一児のママ、ゆり子の日常料理をして食器を洗って、子どものおむつを替えて手を洗って、食べこぼしを片付けて手を洗って、いっしょに粘土やお絵描きをして手を洗って…。1日に何回洗えばいいの〜!? おまけにコロナ禍で前より念入りに洗うようになり、手はいつも以上に過酷な状態。手肌の荒れが気になってハンドクリームを塗るけれど、ベタつくからすぐにスマホやパソコンも触れないし、子どもやペットに触れることも多くて、ベタつきだけでなく「成分」まで気になっちゃう。結局、ハンドクリームを塗るタイミングを逃してしまうことに。手は目につきやすいパーツだし、年齢も出やすいから、本当はもっときちんとケアしたいのに……!プロも愛用者多数! 多忙なママにおすすめの「ハンドクリーム」そんなプチストレスを抱えていたゆり子ママの前に突然現れたのは、ハンドケアのプロ「もうベタつかないマン」!?こんにちは! ゆり子さんのように家事に育児にがんばるママにぴったりのハンドクリームがあるよ。それが、「プロ・業務用 ハンドクリーム(無香料)」。ハンドモデルや料理教室の先生など、業界のプロにも長年愛されているんだ。わっ! 突然でびっくりしたけどプロも使うハンドクリーム、めちゃくちゃ気になる~!「プロ・業務用 ハンドクリーム(無香料)」は、天然由来保湿成分100%(※1)でできているから、塗ったあとすぐに子どもやペットとすぐに触れ合えるし、しっとりしているのにベタつかない“サラしと”なテクスチャーが絶妙! 塗ってすぐにスマホやパソコン作業をしても、ベタつかないから、ストレスフリー!!それって… ママたちが求めているもの、全部満たしてくれるじゃないですか~!※1:天然由来保湿成分100%……ハイブリッドヒマワリ油、グリセリン、ホホバ種子油、スクワラン、ベヘン酸、ステアリン酸、パルミチン酸の7種類の天然由来保湿成分を配合「プロ・業務用 ハンドクリーム」がママにぴったりな3つの理由ママたちにおすすめのポイントは、この3つ!その1塗ってすぐに料理ができる!プロの料理家さんも「ハンドクリームをつけたまま食材に触ることができるのがいい!」と愛用者が多く、累計150万本以上も売れている(※2)大ヒット商品。植物由来の成分のみで作られているから“料理をする前”や、子どもと手を繋いだりペットと戯れたりするときでも気にせず使えます。人の皮脂に近いオレイン酸をたっぷり含む「ハイブリッドヒマワリ油」や水と食品添加物に使用される「グリセリン」など、天然由来の保湿成分(※1)を配合。デリケートな手肌をやさしくケアすることができます。※1:天然由来保湿成分100%……ハイブリッドヒマワリ油、グリセリン、ホホバ種子油、スクワラン、ベヘン酸、ステアリン酸、パルミチン酸の7種類の天然由来保湿成分を配合※2:2005年~2022年3月までのシリーズ累計販売数その2ベタつかないから時短できる!するする伸びるテクスチャーで使い心地も抜群! 塗った直後もしっとりするのにベタつかず、肌表面に膜が張ったようなサラっとした感触で、スマホやパソコンなど手先を使う作業にもすぐに移れます。その使用感の良さは、プロのピアニストやネイリストの方も認めるほど。発売から15年のロングセラーで、幅広い層から支持されています。家事や育児が忙しいときでも合間にサッと塗れるから時短にもつながるし、こまめにケアできるので美容のモチベーションもアップ! ベタつかないから犬や猫などのペットがいるご家庭でも使い勝手が良く、おすすめです。その3クオリティの高さはお墨付き!「プロ・業務用 ハンドクリーム」は、肌荒れの原因と指摘されることもある合成界面活性剤を一切使用していません。100年以上の歴史をもつ油脂のプロによって生み出された、石けん(カリ石ケン素地)を乳化する技術で、乳化安定性に優れたハンドクリームを作ることに成功。水分は手肌に浸透(※3)するけれど油分は手肌表面に残って潤いベールとなり、肌をまんべんなく包み込んでくれます。敏感肌の方や小さなお子さまにもぜひ試してみて欲しいハンドクリームです。※3:角質層まで\まとめ/1)天然由来保湿成分100%! 家事や育児中でも気にせず使える!2)ベタつかない“サラしと”な使い心地で、時短につながる!3)たしかな技術で手肌が潤う! プロから敏感肌の方にもおすすめ 実際に使ってみると、スッと塗れてすぐにサラッとするのが気持ちよくて、ハンドクリームでケアする習慣がつきそう。これはもう手放せない~!手って意外と見られているから~! これからもぜひ続けてみて~!手元がキレイだと自分をもっと好きになれる!家事に育児にバタバタな毎日でつい自分自身のケアを怠りがちだけれど、「プロ・業務用 ハンドクリーム」を使うようになってから、少しでも自分を大事にする時間ができて、自己肯定感がアップしてきたかも。自分の手って一番目に入りやすいパーツだから、キレイな状態をキープできると気持ちも前向きになれますよね。ママ友へのちょっとしたプレゼントにもいいかも。私と同じようにハンドクリーム選びに悩んでいるママにもおすすめしたい逸品です! ヤーマン「プロ・業務用 ハンドクリーム」を見る しっとり…でも、ベタつかない!料理前、料理途中でも使える「プロ・業務用 ハンドクリーム」発売から15年のロングセラー、シリーズ累計150万本を突破(※2)した「プロ・業務用 ハンドクリーム」には、「無香料」のほか、天然精油を使用した「天然ゆずの香り」と「のばらの香り」も。気分に合わせて選べます。※2:2005年~2022年3月までのシリーズ累計販売数 しっとり…でも、ベタつかないヤーマン「プロ・業務用 ハンドクリーム」 \平野レミさんも愛用中/ \業務用シリーズをチェック/ このページについて イラスト:つん 本文:佐々木彩子※本記事に登場する人物とストーリーは、商品特長をお伝えする目的で作られたフィクションとなります
2022年11月09日娘が2歳のとき、子育てに自信がなくなっていた私。周りのママたちのキラキラ子育てを見ては、「なんで自分はできないんだろう」とため息ばかりでした。しかしあるとき、ちょっとしたことをきっかけに周りのママたちのリアルな日常を聞くことができたのです。私はとても気持ちが救われました……。 みんな余裕があっていいな娘が2歳のとき、地域の子育て支援センターに通っていました。そこでは多くのママと顔見知りになり、会えば立ち話をするように。「○○くん走るの早い!」「△△ちゃんお話じょうずになったね」などママたちと話すのは子育ての息抜きになっていました。 どのママにも余裕があり、大きな心で子どもを受け止めているように見えていました。そんなママたちを見るたびに「みんなちゃんと子育てしていてすごいなぁ……」と心の中ではため息ばかり。 私は不甲斐ないママだ2歳の娘は自分の意思がしっかり出てきて、特に家の中では自分のやりたいことを貫く姿勢が強い子でした。待ってあげられるときは良いのですが、自分に余裕がないと自分を曲げない娘と衝突してイライラ。 娘は自分の主張をしているだけなのに、八つ当たりするように「いいから言うこと聞け! 」と理不尽に怒鳴ったり、イライラをぶつけたりしていました。そのたびに、「こんな汚い言葉今まで使ったことなかったのに……」「自分のストレスを娘で発散している……不甲斐ない」ととても落ち込んでいました。 実はみんなも…ある日、支援センターで子どもを遊ばせてママ友たちと話をしているとき、私が「みんな余裕があってすごいなぁ」とぽつりと言いました。すると1人のママが、「全然! 家じゃ怒ってばっかだし! それで毎回落ち込んでるよ」と言いました。 そしてまた他のママが「うちも! ぐずられると大人げなく黙れ!とか言っちゃうよ」などママたちが「うちもそうだよ!」「うちなんかYouTubeばっかり!」と家での日常を赤裸々に話し始めたのです。みんなの子育ての生臭い部分を聞いて私は「みんなそうなの? 私だけじゃないの?」と、なんだかほっとしたような気持ちに。同じ境遇の人がたくさんいると思えただけで、ずいぶん気持ちがラクになりました。 支援センターでは周りの親子の表面的な部分しか見えておらず、勝手に「自分だけちゃんとできていない……」と落ち込んでいました。しかし、いざフタを開けてみると同じように子育てに悪戦苦闘していて、それがわかっただけでもかなり心が救われた出来事でした。 監修/助産師 REIKO著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2022年10月15日アメリカ・ミシガン州にお住まいのママさん。日本人ママ友との出会いは意外と多いものの、別れも多いようです。それでも人付き合いに積極的になれたというアメリカ在住ママの体験談です。※コロナ禍前の体験談です。 いろいろな境遇の日本人ママとの出会い私たち家族は永住者としてアメリカに住んでいます。しかし、こちらの土地で出会う日本人ママ友のほとんどは短期間での滞在者。主に旦那さんが企業からの駐在員か、大学で学ばれている方です。数は少ないですが、国際結婚されてアメリカに来られたママさんや、旦那さんが大学で就業されている永住者のママさんにも出会うことがあります。 子どもを遊ばせながら日本人ママさんを見掛けると、話しかけたいな!と思ってしまいます。みなさん子どもを通じて、気さくに交流されているようです。 十人十色な境遇、そして感じるその格差!いろいろな境遇で生活されている方が多いので、生活レベルもさまざまです。日本の有名企業から来られている方は手厚い生活サポートがあり、お子さんが託児所や保育園に行っている間に英会話や趣味の教室を楽しむことができるようです。また、おむつなどの必需品の購入補助費などもあるようで、うらやましいな、と格差を感じ嫉妬することも。 しかし、慣れない海外勤務をされる旦那さんやそこで新たに生活するお子さんをサポートするという、ママとしての大変な側面もあるようです。 いつか来る別れ、うれしい新たな出会い通常は駐在任期を終えると、多くの日本人家族は帰国します。「実は、来年帰国するんです」と仲良くなったときには帰国間近で、数カ月後には切ない別れになってしまうことも。別れを考えると寂しいですが、同じ年頃のお子さんを持つ見知らぬ日本人ママさんを見掛けると、「ママ友になれるかもしれない」と期待が湧いてくるのです。 アメリカで子育てをしながら、本当にたくさんのママ友との別れを経験しましたが、同時に積極的に人と関わっていこうという気持ちも持てるようになりました。 日本人ママさんが多い土地なので出会いはありますが、短い期間の滞在の方が多く、出会いと別れの繰り返しでした。うれしくもあり、寂しくもありですが、新たな出会いによって積極的な人との関わりができるようになりました。著者:岡みちこアメリカ中西部の小さな町で日本人の夫と1歳の娘の3人暮らし。アメリカの子育て事情や、自身の妊娠・出産・子育てに関する体験談について執筆中。 イラストレーター/ライコミ
2022年09月25日ママ友と話していると、子育て中の「あるある!」という笑えるネタで盛り上がることが結構あります。今回は、共感してもらえなかったものも含めて、わが家の子育てあるあるをご紹介します。1.寝かしつけ後、おもちゃが動き出す子育て中のママにとって、夕方は本当に慌ただしい時間ですよね。夕食の準備や片付けをしたり、子どもをお風呂に入れたり、とにかく忙しい! やっと子どもたちを寝かしつけて、静けさに包まれたそのときです。突然、鳴り響くおもちゃの音にはとっても驚かされます。電車がガーッと走りだしたり、光りながらメロディが流れたり。「赤ちゃんが起きちゃうから早く止めなきゃ!」と焦ったら、夫を踏んづけてしまいました。 2.ママも育児用ミルクを飲んじゃう♪私は、母乳と育児用ミルクの混合栄養で子どもを育てていました。赤ちゃんの育児用ミルクをココアなどに入れると結構おいしいんですよ。そして、そのココアを飲みながら授乳していたのです。 想像してみてください、なんだか変な感じがしますよね。飲ませているのはホントに母乳なのか? これぞ混合?ってことで、ちょっと笑えます。「私もやっていた!」という方はいませんか? 3.おしりふきの使いすぎ不経済だと思いながらも、つい「おしりふき」を多用してしまいました。ふきんをキッチンからわざわざ取ってくるのが面倒になり、目の前のおしりふきでテーブル拭きを済ませてしまうんです。私は日常的に使っていました。 もったいないけれど、便利だからついやってしまうという方もいると思います。おしりふきを箱買いしていると、なおさら「たくさんあるから」と思ってしまいます。 子育て中は疲れやストレスが溜まることもありますが、ママ友と楽しくおしゃべりに花を咲かせて気分転換しています。 監修/助産師REIKOイラスト/imasaku著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2022年09月20日1歳の次男と平日によく出かけるのが、市の子育て支援センターです。近所に知り合いが少ない私にとって、同世代のママたちと気軽におしゃべりができる場所は本当にありがたい存在なのですが……。1人のママの言動にモヤモヤが止まらなかった出来事がありました。ママ友ではないママとの距離感子育て支援センターで出会った、ママ友ではないけれど顔見知りのママと、1歳の息子Aくん。人懐っこい子だったので、いつもすぐお友だちの近くに寄っていき、ちょっかいをかけていました。私の息子と仲良く遊べたらよかったのですが、自分が使っているおもちゃを人に貸してあげたり、ひとつのおもちゃを一緒に使ったりすることが年齢的にもなかなか難しい息子。 Aくんにちょっかいをかけられた息子が泣いて終わる、というのが定番になっていました。Aくんのママはあまり他のママたちと話し込んでいる様子もなく、いつもAくんの後を付いて回っている印象でした。私とそのAくんのママとは、会ったらあいさつをする程度の仲。笑顔もあまり見せない方なので、ちょっと避けてしまっている自分がおり、仲が深まることはありませんでした。 ショック! 息子の髪の毛を……Aくんはどうやら同じ1歳後半の息子の髪の毛が気になる様子。息子の髪の毛を触りだしたと思ったら、次の瞬間ものすごい勢いで髪の毛を5、6本一気に引っこ抜いたのです。当然息子は痛くてギャン泣き。髪の毛を引っ張るというのは子ども同士ではよくあることだと思うのですが、そのママはAくんに「引っ張らないよ」と言うだけ。 子どもがしたことだから仕方ないと思ったのか、息子に対しての謝罪がまったくなかったのです。Aくんはその後も何もなかったかのように、泣いている息子をよそにおもちゃで遊んでいました。私はこの状況にモヤモヤが止まりませんでした。 先生がいなかったら謝罪なしだった!?運よく、離れたところからその様子を先生が見てくれていました。Aくんもママも謝る様子がなかったからか、しばらくすると先生が近づいてきて「大丈夫? 痛かったね」と息子に声をかけてくれました。「Aくん、お友だちの髪の毛は引っ張らないよ。一緒にごめんねって言おうか」とAくんをやさしく諭す先生。 それを聞いたAくんママは「Aくん、ごめんねは? 」と発言。やっと、泣きじゃくる息子に謝罪の言葉をかけてくれました。先生が来てくれなかったら、ずっと謝罪はされないままだったのか……と悪い想像もしてしまい、また私はモヤモヤしてしまいました。 私がAくんのママの立場だったら、言葉が話せないわが子の代わりに、相手の子どもとその親御さんにすぐさま謝罪をしていたと思います。考え方は人それぞれですが、人に痛い思いをさせてしまったとき、わが子には自ら「ごめんなさい」を言える子になってほしい、と心から思った出来事でした。 著者:鬼頭いちか5歳と2歳の男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。
2022年08月13日福利厚生としての子育て支援—働くパパ・ママをエビデンスに基づく子育てプログラムで応援しよう―日本公認心理師ネットワーク(事務局:一般社団法人パーマネント・クリエイティブ・マインド)は、福利厚生としての子育て支援についてのオンラインセミナー「福利厚生としての子育て支援—働くパパ・ママをエビデンスに基づく子育てプログラムで応援しよう―」を2022年8月25日(木)に開催いたします。セミナー講師香川葉月(公認心理師、臨床心理士、前向き子育てプログラムトリプルPトレーナー)モデレーター安東大起(公認心理師、臨床心理士、一般社団法人パーマネント・クリエイティブ・マインド代表理事)離職せずに働くことができる環境を整えていくことが、企業の喫緊の課題子どもを育てている人でも、離職せずに働くことができる環境を整えていくことは、企業の喫緊の課題となっています。例えば、しつけがうまくいかないなどの子育て上の悩みを持っていると、そのストレスが仕事に悪影響を及ぼし、仕事に集中できない、生産性の低下、ミスの増加などにつながることは容易に想像できるのではないでしょうか。それでは、子育てにおけるウェルビーイングを高めて、気持ちよく働いてもらうことの支援をどのように企業は福利厚生として提供できるのでしょうか。・子どもと良好な関係を築く知識・スキルを親(従業員)が身に着けることを支援する・子どもの発達を促すための知識・スキルを親(従業員)が身に着けることを支援する・子どもに新しい行動やスキルを教えるための知識・スキルを親(従業員)が身に着けることを支援する・子どもの行動の問題を予防するための知識・スキルを親(従業員)が身に着けることを支援する・子どもの行動に対応する知識・スキルを親(従業員)が身に着けることを支援する・親(従業員)が自信をもって子育てを行うことができるように支援するというようなことが考えられます。このセミナーの内容今回のセミナーでは、上記のような子育てスキルの向上や子どもの行動の問題の軽減にエビデンスが認められている、「前向き子育てプログラムトリプルP」について紹介します。トリプルPは、国連が「世界一の子育てプログラム」と認め、世界保健機関(WHO)が推奨している子育てプログラムです。前向き子育てを使いましょう|効果が認められた対応策| Triple P日本 - Triple P ―前向き子育て : 今回は、福利厚生を担当されている方や経営者向けに、「福利厚生としての子育て支援」についての公開セミナーを行います。子育てを支援することは、企業のブランディングに非常に良い影響を及ぼします。このセミナーでは、以下の内容を含む予定です。・なぜ福利厚生としての子育て支援が重要なのか・エビデンスに基づく子育てプログラムとは前向き子育てプログラムトリプルPの紹介・企業での導入パッケージのご紹介開催概要日時:2022年8月25日(木)14:00~15:00方法:オンラインお申し込み方法下記のURLよりお申し込みください。福利厚生としての子育て支援—働くパパ・ママをエビデンスに基づく子育てプログラムで応援しよう― : お申し込みはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月05日娘とのお出掛けでは、もっぱらリュックを愛用しているわたしですが、子育て以前はトート派でした。子ども抜きでお出掛けする日だと「またトートを持ちたいな」と思うものの、わたしももう40代。定番のキャンバストートはカジュアルすぎるし、かといって子育てしているとあまりカチッとしたものも持ちにくい。そこで見付けたのが、Agreable(アグレアーブル)の舟形トートバッグです。大人っぽさのさじ加減が、今のわたしにちょうどいい。ママ友ランチや保護者会などで大活躍しています。ナイロンなのに上品、その理由は?一見キャンバス地のように見えますが、本体は撥水加工されたナイロン100%素材。普通ナイロンバッグというとカジュアルすぎたり、スポーティーになりやすいのですが、そんなイメージをまったく感じさせません。上品見えする3つのポイント1.程よい厚みがきちんと感を演出クタッとなりやすいナイロン素材ですが、こちらは程よく厚みがあるタイプ。ハリがあってきちんとした雰囲気が漂います。2.効果的なレザーのアクセント持ち手部分には牛革をポイント使い。アクセントとしてのレザーが、バッグ全体をグッと大人っぽく見せてくれます。3.大きすぎないサイズ感バッグは小さいほど上品に見えるもの。こちらのトートは本体をA4が入るギリギリ大きさにし、持ち手はショートハンドルでスッキリと。収納力はあるのにコンパクトに持つことができます。見た目以上に軽くてたっぷり入る!持った印象は、「軽い!」そして使ってみると、「こんなに入るの?!」ナイロン製ということで、本体はたったの350g。そして小さく見えて収納力がしっかりあります。お財布やスマホといった必需品のほか、日よけ帽子、晴雨兼用傘、水筒といった今の季節ならではのアイテム(しかもかさばるもの)が余裕でイン。日によってはここに携帯用の室内履きやおやつを入れることもあります。そして嬉しいのが、コンパクトながらA4のクリアファイルが入れられること。▲荷物が多いと書類が少し曲がります。またA4を入れるとスナップボタンは留まらなくなります。参観日や保護者会など園の用事では、持ち帰り用の書類をもらうことがよくあります。だからA4が収納できるのはわたしにとって、バッグの必須条件。気負わず持てるから、自然と出番が増えていくナイロン製バッグといえば耐久性の高さも魅力ですが、こちらはさらに、デイリーユースしやすい機能がいろいろ備わっています。◎撥水加工(小雨程度なら平気)◎置いた時に自立する(出し入れスムーズ)◎底の金具(直置きしても汚れにくい)屋外でも、多少の雨でも、荷物がパンパンになっても、ぜんぜん平気。取扱いに気を使わなくていい、というのが本当にラクちんで。もともとは、わたしがひとりで出掛ける日だけ使う予定でしたが、子どもとのお出掛けでもつい手に取ってしまいます。カジュアルからきれいめまで、ニュートラルなトートバッグママ友ランチできれいめの装いをする日は、コーデにきちんと感を添え、公園遊びの日は、子育てカジュアルを底上げしてくれる存在。カジュアルすぎず、カチッとしすぎず、そのバランスがすごく絶妙。このニュートラルさは、ありそうでないなと感じます。通勤や休日のお出掛けはもちろん、子育てママにもフィットするAgreableの舟形トート。子どもの手が少し離れて自分の時間が取れるようになった方や、マザーズバッグを卒業して次のバッグを考えている方は、ぜひチェックしてみてください。 【ご紹介したアイテム】光沢を抑えたナイロン素材に牛革をポイント使いした大人のトートバッグ。コンパクトに見えてA4サイズもぴったり入ります。通勤からカジュアルスタイルまで幅広くマッチ。⇒ 撥水ナイロン 舟形トートバッグ/アグレアーブル Agreable【送料無料】 池田奈未好きなものは、まち歩き、カメラ、淹れたてコーヒー。収納の少ない家で3人暮らし。すっきり心地よい暮らしを目指しています。
2022年08月02日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!
2022年05月06日2歳7カ月と生後6カ月の男の子を育てている私は、最近地元の子育てサークルに参加し始めました。子育てサークルには保育士さんが1人と毎回約5家族ほどのママと子どもが2時間一緒に遊んで過ごします。いろいろな家庭がいて、子どもの性格もさまざま。私はアグレッシブなほかの子どもの様子を見ると、「息子たちに悪い影響を与えないだろうか」と不安になってしまいました……。 サークルへ行くと…来年幼稚園に入る予定の長男は超人見知り。私は社交性を身につけてほしいと思い、地元の子育てサークルに通い始めました。サークル初日、私は子どもたちのアグレッシブな姿にビックリ! おもちゃをひとり占めにする子や、走り回っていてママの言うことを一切聞かない子たち……。さらに驚いたのは、ママが子どもへ真剣に注意しないことだったのです。私は、そんなあまりの自由な環境に驚き戸惑いました。 大喜びの息子たちと私の不安それでも息子たちは、たくさんの子どもたちと同じ空間で遊べることをとても楽しんでいました。新しいおもちゃを触ったり、お絵描きをしたり、歌ったり。特に長男は、サークルに通い始めて3日で人見知りが治ったと思うくらい性格に変化が見られていたのです。 私は、その姿を見ると「サークルにきてよかった!」と思う反面、「息子たちがほかの子どもの良くない行動をまねしないかな」と不安を抱くようになっていきました。 保育士さんの言葉ある日、私は思い切って保育士さんに悩みを相談することにしました。すると保育士さんは、「ほかの子どがやっていることをお子さんが興味本位でまねるのは自然なこと。もしそれが悪い行動だったとしても、そこで絶対的な存在のママが注意すればお子さんはまねをやめます。そして、幼稚園へ行っても良いか悪いか自分で判断できるようになります」と言ってくれました。それを聞いて私は安心できたのです。 サークルを楽しんでいる息子たちと反して不安は募るばかりだった私。保育士さんの言葉を聞いて私は救われる思いでした。「自分の信じる方法で育てれば、子どもはしっかり良し悪しを判断していきますよ」と声をかけてもらい、私は勇気づけられたのです。私自身、毎日息子たちに教えてもらうことが多く、息子たちと一緒に学んでいけたらと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2022年04月30日子育てに孤独を感じる「孤育て」。妊娠・出産・子育てにひとりで向き合う多くのママたちが直面しています。長引くコロナ禍で、さらに閉塞感や孤独感が高まった人も少なくありません。そこでベビーカレンダーでは読者を対象に孤育てに関するアンケートを実施。浮き上がってきたのは、ひとりで向き合うことへの絶望感や悲しみの感情でした。それでも苦境から脱しようと立ち向かうエピソードも多数寄せられました。孤育てのリアルをお伝えします。周囲の助けのない育児は、ママの産後うつリスクを高める一因といわれています。ただでさえ妊娠・出産でホルモンバランスが崩れ、不安定になります。睡眠不足や疲労も蓄積します。そして、ワンオペ育児はプレッシャーと孤独感も襲ってきます。一番手を貸してほしい夫は仕事へ……。 べビーカレンダーのアンケートから、転職や出張、残業など夫の「仕事」に翻弄され、孤育てに陥いるママの実態が見えてきました。まだまだ子育てしやすい社会とは程遠い現実を、ママたちの声とともにお伝えします。 ■Episode1なんの相談もなく転職を決めた夫に翻弄され孤独に…(1歳男の子のママ)息子が生後3カ月のころ、夫が私に黙って突然転職活動を開始しました。最終面接が決まった時点で「転職するので引っ越すことになる」と事後報告されました。子どもが生まれたばかりのタイミング。慣れ親しんだ愛知から東京への突然の引っ越しは不安だったので、私は猛反発しました。何十回も話し合いを重ねましたが、結局東京の会社に転職することに……。「これから二人で子どもを育てるのに、スタートから足並みがそろわないなんて」と本当に孤独を感じました。 家事、育児を毎日頑張っても誰も褒めてくれません。寂しくなると涙もろくなります。夫に涙を見せるのが悔しいのでお風呂で泣くか、公園のブランコでよく泣いていました。離れてしまった地元の友達とLINEしたり、先輩ママに相談したりして孤独を解消しています。 ■Episode2第2子出産直後に夫が2カ月間の海外出張へ。2児を抱えた完全ワンオペ(0歳女の子、2歳男の子のママ) コロナ禍で第2子となる娘を出産し、1カ月が過ぎたころ、夫がヨーロッパに海外出張となりました。期間は2カ月間。時差もあってほとんど連絡が取れず……。息子のイヤイヤ期と娘の頻回授乳を繰り返す毎日で、産後の自分の体もつらく、心身ともにボロボロになりました。コロナ禍で外出もほとんどできず、夫不在で話し相手もない毎日。子どもが2人とも泣き止まないときもあり、八つ当たりしてしまうことも。毎日叫ぶくらいつらかったです。 そんな私を支えてくれたのは、同じくワンオペ育児をしている友人でした。たまたまLINEが来て、現状を伝えるとその日から毎日LINEでやり取りするように。お互いの子育てエピソードやたわいない話など、いろいろな話をLINEでやりとりしました。対面じゃなくても「誰かとつながっている」と感じられることで、孤独を乗り越えられました。友達がいなかったら今頃どうなっていたか……。その友人とは今も毎日LINEをしています。 ■Episode3出産予定日前後に夫が海外出張!隔離のため産後も会えず不安に(0歳女の子のママ)夫の海外出張の予定が決まったのは出産2カ月前のこと。ちょうど出産予定日前後に日程が重なってしまったのです。コロナ禍で夫の出産の立ち会いができなくなることは覚悟していましたが、まさか退院後も会えないとは予想していませんでした。 海外出張から帰国しても、10日間の隔離期間が必要で、私自身の気持ちを強く持ち続けることが大変でした。夫は臨月から退院後までの私の様子を直接知ることがなかったため、帰宅後もしばらく育児の感覚がつかめず、「本当に2人で子どもを育てていけるの?」と不安になりました。 孤独を解消するために産後ケア施設を利用しました。助産師さんに話を聞いてもらうことで心が落ち着き、家事や育児を家事代行、一時保育等のサービスに頼むことで何とかやっていける自信を持てた気がします。夫は今も休日出勤あり、月の残業時間100時程度という激務のためワンオペです。 ■Episode4朝早く夜遅い美容師の夫。1日中抱っこでワンオペ、楽しみがない日々(2歳、13歳の女の子のママ) 長女が0歳のとき、夫は美容師で朝早く夜遅い仕事なので、1日中ワンオペでした。初めての子育てということもあり、何をしても「これで合ってる?」「なんで泣いてる?」とずっと悩みっぱなし。1日中抱っこなので、自分のことは何もできず、楽しみも趣味もなくなり、ストレスが溜まる一方でした。 実家にも帰りましたが、母は職場で骨折してしまい入院。頼る人が誰もいなくなり、本当に孤独でした。孤独を解消するためにSNSなどに頼りましたが、解決策は見つからず、ただただ娘が大きくなるまで孤独な状況は続きました。1日中大人と話していないと落ち込みやすくなり、笑顔でいられなくなるので、実家の母とおしゃべりして発散していました。 ■Episode5夫が単身赴任に…育児の責任をひとりで背負う孤独感(1歳男の子、3歳女の子のママ)長女が生後11カ月のころ、夫の3カ月間の出張が決まりました。当時は誰も知り合いがいない町での賃貸暮らし。実家は祖父母の介護、義実家は遠方のため、2人っきりの生活が始まりました。 専門職の夫は出張先の後任がうまく決まらず、なんとそこから1年間帰って来ませんでした。2カ月に一度、週末だけ帰る単身赴任になりました。家族そろって一緒にいられる時間は本当に短く、泣いてお別れする娘の姿を見るのがとてもつらかったです。 夫不在の日々は育児の責任が私ひとりになり、夜は不安であまり眠れず、疲れやすくなっていました。成長を一緒に喜べる身近な人がいないのはとても寂しかったです。振り返ると、よくノイローゼにならずに乗り越えられたなと思います。賃貸の狭い部屋で、まだ会話ができない赤ちゃんの娘と2人っきりで過ごすことは私にとってもしんどかったです。 気晴らしに市の赤ちゃん広場を曜日ごとに巡っていました。そこで職員の方や一緒になったお母さんと話をすることで救われました。また、週末にはショッピングモールなどに出かけ、曜日感覚を失わないようにしていました。とにかく外出し、店員さんとでもいいので大人と話をするようにしていました。育児以外の意思決定(服の買い物など)をして、気分転換していました。 孤育ては、決して当事者だけの問題ではありません。養育者の長期出張や転勤、残業が原因でワンオペ育児になってしまわぬよう、企業側が配慮する必要もあるのではないでしょうか。2022年4月から育児・介護休業法が改正され、パパの育休の在り方も大きく変わろうとしています。企業の意識改革こそ、ママの孤独感を解消する近道なのかもしれません。 文・編集/大楽眞衣子 著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年04月29日育児中に利用したい「子育てタクシー」とは?子育て世帯の移動をサポート「子育てタクシー®」とは、一般社団法人全国子育てタクシー協会に加盟しているタクシー会社および子育て支援団体で運営されているサービスです。妊婦さんと0~15歳の子ども、その保護者を対象とした子育て支援が受けられます。タクシーといっても、子育てタクシーで提供されるサービスは単なる移動手段としての機能にとどまりません。保護者の代わりに保育園や塾などの送迎をしたり玄関先まで荷物を運んだりと、ドライバーが親身になって赤ちゃんやきょうだいがいる家庭のさまざまなニーズに対応しています。「子連れでタクシーを利用するのは迷惑ではないか」「子どもひとりで外出させるのは心配」という不安に子育てタクシーは寄り添い、やさしくサポートしてくれることでしょう。養成講座課程を修了したドライバーが支援子育てタクシーを運転するのは「子育てタクシードライバー養成講座」と「保育実習」の課程を修了したドライバーです。サービスを提供するにあたって運行手順を細かく定め、安心・安全に運用しています。さらに、安心して利用できるブランドとしての品質を保つため、子育てタクシーは商標登録を行っています。つまり、子育てタクシーを名乗れるのは、加盟社と認定を受けたドライバーだけなのです。こうして類似のサービスとの差別化を図り、信頼性を高めています。子育てタクシーに加盟しているタクシーは、オリジナルロゴや専用のステッカーが目印です。万が一に備えた補償制度も整備子育てタクシーの登録ドライバーは、協会が定めた「子育てタクシー保険」に加入しています。事故などが起こった際に自動車保険の補償でカバーするのはもちろん、子育てタクシー保険では持ち物の破損やタクシーを降車したあとの転倒によって負ったケガなども補償します。セクハラやモラハラなども対象としており、万が一の備えも万全です。子育てタクシーのコースは?かんがるーコース子ども連れでの外出は、おむつに着替えにとどうしても荷物がふくらみますね。保育園や幼稚園の送迎時など、かさばる荷物に苦労した経験があるママ・パパもいることでしょう。そんなときに子連れでの外出をサポートするのが「かんがるーコース」です。赤ちゃんの健診や通院、保育園・幼稚園の送迎など、日常的な外出にも便利に使えます。要望に応じて、玄関先まで荷物やベビーカーを届けてくれるので、途中で赤ちゃんが寝てしまっても起こさずに済みそうですね。ひよこコース通園・通学・通塾の際に保護者が帯同せず、子どもひとりでの送迎を請け負ってくれるのが「ひよこコース」です。事前に登録しておけば急な仕事で保育園のお迎えに間に合わないときや、下の子のお世話できょうだいの塾への送迎ができないときなどにも利用できる便利なサービスです。対象年齢は0歳から15歳ですが、ひとりで乗車できる年齢の下限を設定していることもあるため確認しておきましょう。利用に際しては送迎時の対応、完了報告の連絡先などを事前に打ち合わせします。第三者によるお迎えの場合は園や塾などへの登録が必要なこともあるので、こちらもあわせて確認しておくと良いでしょう。こうのとりコース「こうのとりコース」は、子育てタクシーを陣痛タクシーとして運用するサービスです。出産予定日や産院を事前登録しておけば、準備を整えたタクシーが産院までの送迎を行ってくれます。子育てタクシーがあれば、ママがひとりのときに陣痛がきても安心ですね。ふくろうコース夜間の急な体調不良やトラブルに対応してくれるのが「ふくろうコース」です。たとえば、子どもが夜間に高熱を出して病院に連れて行こうとなったとき、子育てタクシーを利用すれば子どもの様子を見ながら移動できます。ママが車を運転するとなるとそうもいきませんね。訓練を受けたドライバーが近くにいることで、心強さも違うことでしょう。子育てタクシーを利用できる地域は?子育てタクシーに加盟している会社は28都道府県123社、登録ドライバーは1,672名です(令和4年3月末現在)。全国へとエリアを拡大中ですが、すべてのエリアで対応しているわけではありません。地域によって運行していない場合もあるので、近くに加盟会社があるか確認してみましょう。特に里帰り先での利用を検討している場合は、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。子育てタクシーが運行している地域は(社)全国子育てタクシー協会のホームページで確認できます。子育てタクシーの利用料金は?子育てタクシーは原則として事前の利用登録を推奨しており、その際の登録料は無料です。利用料金は通常のタクシー料金と同じメーターによる距離制運賃もしくは時間制運賃を採用しています。時間制運賃の相場は1時間当たり5,000円~6,000円です。料金設定は加盟社ごとに異なり、運賃のほか迎車料、予約料、深夜早朝割増、チャイルドシート使用料などを設定していることもあります。地域によって子育て支援の助成が受けられます。また、子どもだけで利用するひよこコースでは、現金での徴収は行わず振り込みやクレジットカードでの支払いを指定している会社もあります。利用するタクシー会社がどのような決済方法を採用しているのか、利用に際して確認しておくと良いでしょう。子育てタクシーの登録方法は?子育てタクシーを利用するときは、サービスを提供している会社に利用登録をしておくと必要なときに優先的にサービスが受けられます。里帰り先などで利用するときも、滞在先の加盟社に登録しておきましょう。登録方法はWEB、電話、FAXなどが用意されています。子育てタクシーはコースによっては事前登録をしなくても利用できますが、乗員や車両の利用状況により配車を断られることがあるかもしれません。スムーズな配車には、事前の利用登録がおすすめです。子育てタクシーなら移動も安心子ども連れでの外出は子どもが寝たとき、騒いだとき、帰りの荷物が増えたときなど考えることがたくさんありますね。外出先で必要になるものを準備するのも大変です。いろいろ考えると、外出に二の足を踏んでしまうこともあるのではないでしょうか。子育てタクシーはこうしたママ・パパたちの負担に配慮し、細やかに手を差しのべてくれるサービスです。介護タクシーや観光タクシーなど、タクシー会社がこれまで培ってきたノウハウも生きています。登録したからといって必ず利用しなければいけないわけでもありません。通常のタクシーを利用する感覚で、手軽に利用していきたいですね。※この記事は2022年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2022年04月18日■前回のあらすじ働きながら娘を保育園に通わせている結衣。そこで出会ったママ友とたまにランチをするが、2人とも同じワーママのはずなのに生活に余裕を感じる。そんな2人にあこがれていた結衣だったが…。 >>1話目を見る 麻子さんと里美さんは、いつも余裕で羨ましい。憧れのママさんたちだけれど、話も時間も合わないため、ついていけないなと思うことも増えました。何より仕事をしながら平日になぜそんなに時間を取れるのか…?という疑問も浮かんでいたのです。そして私はついにその疑問をぶつけてしまいます…! 次回に続く(全6話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 落志ゆう /イラスト・ ますまゆ
2022年04月13日「ママをやめた日」第16話。7歳差兄弟を子育て中のyokaさんの体験漫画「ママをやめた日」。仕事、家事、子育てをしながら順調だと思っていた私でしたが……。「ママをやめた日」第16話とにかく家にいたくない、1人になりたかったyokaさんは1人で家を出ました。市内に向かう電車の中では、色んな感情がうずまきます。2日間ママを休んだyokaさんは、自分なりに向き合う覚悟を決めて家に帰ります。 帰ってみると子どもたちは泣くわけでもなく、怒るわけでもなく、普通に接してくれました。いや、普通に接してくれようとしていたように感じました。子どもたちに気を使わせてしまったと申し訳なく思いました。 パパの前だと、良い顔を見せる子どもたち。特にトモたんはそういうタイプなので、パパは本当の意味でのワンオペの大変さをわからないと思います。 そして、パパと今後についての話し合い。時間もお金も使うオンラインセミナー。パパは「仕事を辞めて、セミナーを受けた分野で起業する」と言い出しました! 「ナオたんの幼稚園の送り迎えができるようになる」「病院にも連れて行けるよ」と言うのですが、私は内心“会社勤めのように勤務時間が決まっていないから送り迎え以外はずっと部屋にこもるのでは?他の家事は?”と思いましたが、言っても話が進まず、もめるだけなので期限付きということで妥協をしました。 そんなに言うならやって貰おうじゃない! 次回、yokaさんは自分自身の問題と向き合うために... ※この話は現在のものではなく、過去の体験談です。 著者:マンガ家・イラストレーター yoka2010年、2017年生まれの7歳差兄弟を育てるワーママです。子育て漫画や日常で思った事など色々描いてます♪
2022年04月09日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんはいませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいものです…。今回は実際に募集したママ友トラブルエピソード「自論押しつけママ友」を漫画にしてご紹介します!「自論押しつけママ友」出典:lamire私をディスっていることになるのに…出典:lamireかなり面倒な人…出典:lamireいかがでしたか?自分の考えがあることは素晴らしいのですが、それを他人に押しつけるのは間違っていますよね…。適度な距離を保ってお付き合いしてくのがいいかもしれません。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。(lamire編集部)(イラスト/@まひろ)"
2022年04月08日「ママをやめた日」第14話。7歳差兄弟を子育て中のyokaさんの体験漫画「ママをやめた日」。仕事、家事、子育てをしながら順調だと思っていた私でしたが・・・・・・。パパが手伝ってくれないこと、子どもに非難され続けること、理不尽な八つ当たり、ついにyokaさんの負の感情は爆発。急に溢れ出る涙。初めて、小学校に行くトモたんを見送らずに部屋に閉じこもりました。 「ママをやめた日」第14話 トモたんが学校へ行った後、無理矢理自分を奮い立たせてナオたんを幼稚園に送りました。気晴らしに買い物に来たけどずっと涙が止まらない! 抑えきれない感情に、あれ?もしかして鬱なの?と不安に... 実家は兄夫婦が跡を継ぎ、手のかかる子どもたちもいる。めちゃくちゃ心配性の祖母は血圧が上がってしまうのでは?と言い出せませんでした。 とにかく、誰も私のことを知らない場所で一度一人になりたかったのです。パパに子どもたちをお願いして、一度家を出ることに。 遂に、家から逃げ出したyokaさんがとった行動とは...!?最初から読む:「同じ障害の子がわかる」え!?発達障害を持つママ友が息子を見ながら言い出して... ママをやめた日 1※この話は現在のものではなく、過去の体験談です。 著者:マンガ家・イラストレーター yoka2010年、2017年生まれの7歳差兄弟を育てるワーママです。子育て漫画や日常で思った事など色々描いてます♪
2022年04月07日7歳差兄弟を子育て中のyokaさんの体験漫画「ママをやめた日」。仕事、家事、子育てをしながら順調だと思っていた私でしたが……。家のこと、仕事のこと、子どもたちのこと、コロナのことに加え、yokaさんを苦しめていたPMSとPMDD。パパも子どもたちも自分のことばっかり。全部あいつらのせいとyokaさんの頭の中は黒い妄想でいっぱいに。そして、負の感情は溢れ出して…… 「ママをやめた日」第13話 パパはオンラインセミナーを受けるために、毎日部屋に閉じこもって。トモたんは小学校で孤立、ナオたんは通い始めた幼稚園に行きたくないとグズって。 私は、近所付き合いやオンオペ育児に、自分の体調不良や職探しでいっぱいいっぱいの状態になっていました。 本当に何気ない、いつもなら気にも留めないトモたんの一言でブチ切れ状態に。自分の感情が抑えきれずに、2階の部屋に閉じこもりトモたんが呼んでも返事をしない。その日、初めて学校に行くトモたんの見送りをしなかった。 次回、ついにyokaさんはママをやめてしまいます... ※PMSの症状には個人差があります。生理開始と共に、軽快または消失するのがPMSの特徴です。気になる症状がある方は病院に行ってみてください。※この話は現在のものではなく、過去の体験談です。 著者:マンガ家・イラストレーター yoka2010年、2017年生まれの7歳差兄弟を育てるワーママです。子育て漫画や日常で思った事など色々描いてます♪
2022年04月06日「ママをやめた日」第12話。7歳差兄弟を子育て中のyokaさんの体験漫画「ママをやめた日」。仕事、家事、子育てをしながら順調だと思っていた私でしたが……。コロナ休校明けから、小学校に行くことを毎日シンドそうにするトモたん。4年生になってからクラスに親しい友達が出来ずに悩んでいたのです。中々、解決の糸口が見つからないまま、yokaさんの心と体にも異変が…… 「ママをやめた日」第12話 家のこと、仕事のこと、子どもたちのこと、コロナのことに加え、私を苦しめていた問題がPMSです。特にひどかったのは、気分の落ち込みと怒りの感情。 パパも子どもたちも自分のことばっかり。全部あいつらのせい... 「ちょっと大袈裟な表現に思われるかもしれませんが、本当はもっとマンガで描けないような怖い妄想が脳内を支配していました」 PMSの中でも、抑うつ気分、情緒不安定、怒り、イライラが強い症状をPMDDというそうです。 次回は、負の感情が爆発してしまい... ※PMSの症状には個人差があります。生理開始と共に、軽快または消失するのがPMSの特徴です。気になる症状がある方は病院に行ってみてください。 ※この話は現在のものではなく、過去の体験談です。 著者:マンガ家・イラストレーター yoka2010年、2017年生まれの7歳差兄弟を育てるワーママです。子育て漫画や日常で思った事など色々描いてます♪
2022年04月05日「ママをやめた日」第10話。7歳差兄弟を子育て中のyokaさんの体験漫画「ママをやめた日」。仕事、家事、子育てをしながら順調だと思っていた私でしたが……。メディア漬けの日々から脱却すべく行った公園では、ヨカを含め周りの親はみんなスマホばかり見て、子どもたちを見ていない。以前は、そんなママたちに不満があったヨカだけど、同じような境遇になって初めて“公園に付き添いで来ている時くらい、子どもが危険なことをしていない限りはママもゆっくりしても良いんだ”と気づく。 「ママをやめた日」第10話 片付けてもすぐに散らかされ、汚される部屋や、壊されていくものたち。育児、家族との時間を取らず、自分のしたいことを優先するパパ。反抗期、イヤイヤ期を爆発させる子どもたち。 とにかく、あらゆるもの全てが気に入らなくて吐き出すところがない毎日。 トモたんの学校は再開し、ナオたんは幼稚園に通い始め、ヨカは3年ぶりに1人時間を手に入れた! 元々、外で働くことが好きだったヨカは仕事を探し始めるも中々見つからず焦る日々。 子どもたちは幼稚園や小学校、パパは仕事を頑張っているのに自分は何もないと責めてしまう。 次回は、長男トモたんに異変!学校に行くことを嫌がるようになり...... ※この話は現在のものではなく、過去の体験談です。 著者:マンガ家・イラストレーター yoka2010年、2017年生まれの7歳差兄弟を育てるワーママです。子育て漫画や日常で思った事など色々描いてます♪
2022年04月03日ママたちが子育てやパパとの関係で悩んだりするように、もちろんパパだって子育てやママとの関係に悩むことがあります。「パパが育児に対して悩みを持つというのは、育児に関わりたい気持ちがあるからこそ」と、大阪教育大学教育学部教授の小崎恭弘先生は言います。小崎先生は、父親の育児支援に関する専門家で、3人のお子さんのパパでもあります。今回、パパたちが抱える育児の悩みにアドバイスをいただきました。 パパが育児で悩みだしたこと自体が大きな変化小崎先生:「『イクメン』が流行語大賞に選ばれたのは2010年でした。そのひと昔前までは、『パパは仕事、育児はママ』という固定的性別役割分業が明確で、社会全体にパパが育児をする前提もなかったから、そもそも当時のパパたちは育児の悩みが少なかったでしょうね。今のパパは積極的に子どもと関わりたいけど、社会の雰囲気やママのハードルが高めに感じたりして、どうしたらいいかわからない、ママのようにうまくいかないなどの悩みが出てくるのでしょう」 とはいえ、パパ側にも原因がある場合があると言います。 小崎先生:「“産んだ=育てられる”と勘違いしているパパは多いです。自分はどこか関係ない、ママは育児ができて当然、と思っていませんか? 当事者意識を持って育児に向き合うことが大切です。お産と直接授乳する以外のことは、パパは全部できるんだと認識しましょう」 Q.子育てはわからないことだらけ。小さな赤ちゃんはどう扱っていいかわからない。(生後1カ月)小崎先生:「パパがわからないように、ママも実はよくわかっていないのです。わからなくてもやるしかないので、わかっているように見えるんですよ。わからないだらけのことを、ママと一緒に考えていく・積み重ねていく中で、2人でだんだんと育児に慣れていけばいいんです。新生児期は一番変化する時だから、成長をより実感できるときでもあります。そのためには、日ごろの様子を知ることと、原始反射など赤ちゃん特有の成長・発達について、勉強・理解することがポイントです。そのうえでお世話などの経験をしていけば、少しずつ赤ちゃんの接し方もわかってコツがつかめてくるでしょう」 そのためにはママにもお願いがあるとか。 小崎先生:「日常の様子を写真や動画でパパと共有しましょう。私は妻とずっと“育児日誌”を交換していましたが、今はスマホですぐに記録を残せるし、共有するのも簡単ですよね。パパにどんどん送って、赤ちゃんの日々の様子や成長を知ってもらいましょう」 Q.子どもに「ママがいい!」「こっち来ないで」と言われてつらいです…(年齢2歳6カ月)小崎先生:「たしかに子どもに『ママがいい!』と言われたら落ち込みますよね。ですが、ママと過ごす時間が長い場合などに、ママとの関係性が生活の基本となって子どもが安心感を持ちやすいということはよくあることだし、自然なことでもあります。 さらに、お風呂や寝かしつけがいつもママなら、それは子どもの中でそういうルール(儀式)ができあがっているんです。子どもにとっては“いつもどおり”が安心だから、「ママがいい!」と言うんですね。これを言うと、そこで諦めちゃうパパが多いんですが、そのルールは変更可能だということも知ってほしい。子どものルールは日常の中で作られています。仕事から帰宅した後や休日は、積極的に子どもと関わってスキンシップをはかりながら一緒に過ごす時間を増やしましょう。そうしていうくちに、パパとのお風呂もねんねも安心だと伝わるでしょう。また、パパの方が楽しいという時期もでてくるものです。体を動かす遊びなど、パパは得意なことで積極的に関わっていくとよいですね」 Q.一生懸命やっているのに、ママが認めてくれません。仕事で疲れているなか、ぼくだって頑張っているのに。(生後9カ月)小崎先生:「今のパパたちは頑張っていると思います。けれどママも、日中は後追いが始まって息つく暇がなかったり、夜泣きなどで寝不足になったりしているかも。そんなママの日ごろの家事・育児の頑張りを認めたり感謝の気持ちを伝えたりしていますか? していないなら、どこかで家事・育児より仕事の方が大変と思っているのでは? まずは“どちらが大変”などの考えは改めて、ママの日ごろの家事育児を認めることが先決かもしれません」 それでも、ママに自分の気持ちを伝えることは良いことだとも小崎先生は言います。 小崎先生:「今までは、男がそんなことでグチグチ言うなよという空気があったと思います。でも『しんどい』とか『認めてほしい』と口にするのは悪いことではないし、なによりパパたちの本音ですよね。ぜひパパにはそういう不満を言い合える“パパ友”を作って発散してほしいですね。NPOや行政のセミナーなどを活用したり、SNSやネットの繋がりを利用したりして、パパ友の輪を広げましょう。そして、ママにも伝えて、お互いに、楽しいことだけでなくつらいことやしんどいことを言い合える、話し合える関係を築いてほしいと思います」 Q. 妻と子育て方針や価値観が合わないときは、どうしたらいいでしょうか。(叱り方、習い事など…)(年齢:1歳9カ月)小崎先生:「子育てに関しては、お互いに育った環境が異なることもあり、価値観が合わないことは自然なことです。まずはお互いに子育てへの想いを理解することが大事です。 その上で、いろいろな事をすり合わせしていきましょう。細かいルールを決めるのは大変なので、子育てで大事にしたいこと、どういうことをしたら叱るのかなどの、大まかな方向性を確認するといいと思います。その方針も、生活をしていく中でズレや意識の違いが生じることもあるので、そういったときにその都度話し合って、確認・修正していくこともとても大切です。 また、習い事に関してはその種類を相談するよりも、習い事でどういう経験をしてほしいのか、子どもに何を身につけさせたいのかということを話し合うといいでしょう。親の思いだけで決めるのではなく、子どの個性や特性を大切にすることも忘れずに!」 Q. 妻が妊娠中ですが、父親になるという実感がわきません……。小崎先生:「妊娠するとおなかが大きくなったり、ホルモンの影響などで感覚や気持ちに変化があったりするママと比べると、パパは自覚がしにくいということはあると思います。人によって、実感が持てるタイミングもさまざまでしょう。無理して父性を自覚する必要はなく、これから育児グッズなどの準備をしたり、生まれてからスキンシップを重ねたりして芽生えていくので焦らなくても大丈夫です。ママと2人でどんな子育てがしたいかを話し合ったりしながら、親になる歩調を合わせていきましょう。 ママにはぜひ『パパスイッチ』をたくさん見つけて、押してほしいです。赤ちゃんの名前を考えたり、胎動を一緒に感じたり、保険の見直し、お金の手続きなんかもいいスイッチですね。その際にもしパパが「俺、それわからない」と言ってきたら、「私もわからない!」と返答してみてください(笑)お互いに初めての育児なんだから、どんどんパパを巻き込んで、2人で一緒に親として成長していきましょう」 Q. 育児に協力する気持ちはあるけど、簡単に会社に休むって言えない…。(妻が妊娠中)小崎先生:「今の社会がまだまだ追いついてないというか、これはパパだけの問題ではないことをママにも理解してほしい。だけどパパは、仕事も大切だけど、同時に家族も大切なはずです。これからはその二つの視点を持って、キャリアと家族・子育てを考えていきましょう。仕事の工夫や取り組みも、子育ての一つです。 4月からは育児・介護休業法が改正されて、企業側は育児休業を取得しやすい環境整備や、育児休暇を従業員に促すことが義務化されます。10月からは“パパのための産休”もスタートしますから、そういった制度をうまく活用しましょう。ちょっとずつですが社会も変化しています。ほかのパパや後輩たちのためにも、そういう文化を根付かせていく意識も大切でしょう」 関連記事:いよいよ4月から男性の育児休暇が変わる!?パパの産休もできるって本当?改正後のポイントは 子育てというミッションを共にやっていくという気持ちを大切に「育児の悩みの根底には、『自分の方が大変』、『自分ばっかり頑張っている』といった『自分だけ』という思いがあるからかもしれません。しんどいことも大変なこともある子育てというミッションを、2人で共にやっていくという意識を持ちましょう。パパがママの頑張りを認めている夫婦は、ママもパパを認めているはず。お互いさま精神ですね。 そしてパパは、『出産』というとてもすごいことを控えている or 成し遂げてくれたママへの配慮を絶対に忘れないこと。妊娠〜1歳ぐらいまでの期間は、ママが心身ともに一番大変なときです。大変なときこそ、ママをしっかりサポートして一緒に子育て経験を積み重ねましょう」 取材・文/早田佳代監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。著者:ライター 早田佳代編集プロダクション勤務を経て、フリーの編集・ライターに。不妊治療、妊娠・出産、健康、ダイエットなどの企画を中心に活動中。取材先などで得た情報を、よりわかりやすく伝えることがモットー。
2022年03月30日第一子のイチコが幼稚園に入って嬉しかったことのひとつが…。イチコが1歳半ぐらいの頃、大人の話し相手がいないこともあり、育児ノイローゼっぽくなってしまった私…。ママ友ができて日常的に会話するようになり、それは解消されました!その効果は今も同じで…。最近、子どもたちが体調を崩し、小児科を受診すると風邪と診断されたときのこと。子どもと家の中で過ごして煮詰まった休み明け…ママ友と喋るだけでストレス発散~!急なお誘いに応じてくれたママ友ちゃんたちに感謝です…。ママ友に助けてもらっていることはものすごくたくさんあります!たとえば…学校や習い事の情報交換とかお互い忙しいときやピンチのときに子どもを預かりあうとか…本当に数え切れないほど!そんな助けてもらっているなかでも、私にとって1番大きい感謝は「楽しくおしゃべりができること」!これからもママ友とは仲良く子育てを楽しんでいきたいと思っています。【モチコさんが陥った『私、育児ノイローゼかも』のお話はコチラ】引越しをした先で、ママ友ができず、大人とずっとしゃべらない生活、イヤイヤ期のイチコちゃんと二人きり。楽しいこともしんどいことも自分ひとりで消化する日々を過ごすうちに、「イチコとふたりで過ごす時間が苦痛」と思い始めて…。
2022年03月28日