当時3歳の息子と1歳の娘を連れて、四国へ行ったときのこと。帰りの電車まで時間があったので売店でおみやげを買ったりしながら、時間をつぶしていました。そして、いざ電車に乗ろうとしたとき、あることに気づいてとても焦りました。 子ども2人を連れて改札へ向かうと…帰りの電車に乗ろうと改札へ向かう前。娘を抱っこして息子に切符を持たせました。「さぁ、改札を通ろう」としたとき、息子の手を見ると何も持っていません。 「切符はどうしたの」と聞くと、駅構内の掲示板を指さし、その隙間に入れてしまったとのこと。出発5分前の出来事で私はパニック。駅員さんに事情を話しましたが、掲示板は別会社のものなので何もできないとのこと。泣く泣く新しい特急切符を買いました。 この出来事以降、大事なものは親が持つように。子どもに持たせた場合は、常に気にかけるようになりました。子どもは目を離した一瞬で想像を超えることをする、と学んだ体験です。 ◇ ◇ ◇ ちょっとした好奇心から切符を隙間に入れたくなった息子さんの気持ちもわかります!いつもと違う場所などで親の目が届きにくいと、ハプニングやトラブルが起こりやすくなりますよね。そんなときこそ、何かあるかも……と気を引き締めて行動したいですね。 イラスト/森田家著者:加藤実登里
2024年03月13日散歩タイムは、飼い主と犬の双方にとって、大切なもの。普段は室内で暮らす犬も、この時間は大好きな飼い主とともに『外の世界』に触れ、さまざまな刺激を受けているのです。道行く人たちを見たり、時には交流したりするのも、心の成長において必要なコミュニケーションといえるでしょう。犬の飼い主の『呼びかけ』に共感の声大型犬のボルゾイである、ベルくんと暮らす飼い主(@velzoi)さん。ベルくんは、おっとりとした顔立ちに似合う、温厚な性格の持ち主なのだそうです。日課の散歩を、ベルくんと楽しんでいる飼い主さん。しかし時々、心がモヤモヤとする出来事に遭遇するといいます。散歩中、時には幼い子供を連れた親とすれ違うことも。ベルくんを見るやいなや、こんな言葉を発する親もいるのだそうです。「見て、大きなワンちゃんだねー!触ってみようか?」幼い子供にそう問いかけると、無言でベルくんを触ってくる親。きっと、「我が子に、かわいい犬を触らせてあげたい」と思っての行動なのでしょう。そういったケースを受け、飼い主さんはネットを通して「やめてください。『うちの子に限って』なんてものは、ないです」と苦言。優しいベルくんは、めったなことでは吠えたり、怒ったりしません。しかしどんな犬も、突然触られたことで驚いてしまい、パニックになる可能性はゼロではないでしょう。前述したように、コミュニケーションも必要な刺激といえます。しかし、それはいうまでもなく、双方の合意が必要です。人間同士のコミュニケーションで考えても、それは同じ。見ず知らずの人が突然身体を触ってきたら、誰もが恐怖心を覚えるはずです。もし『最悪のケース』に発展した場合、触った子供がケガを負うだけでは終わりません。たとえ相手が勝手に触ってきたとしても、犬は自治体の条例に基づいて指導されるほか、飼い主が法的責任を問われる可能性もあるでしょう。悲しい事故を防ぐためにも、ベルくんの飼い主さんは、多くの人に向けてこのように呼びかけました。どんなにうちの子がいい子で、今までそんなことが起こっていなくても、いつ『最悪のケース』になるかが分からないのが、動物です。声をかけてもらえたら、もちろん「どうぞ」となるけれど、一瞥(いちべつ)もしないで触りにくる人たちに伝えたい。私とこの子が、あなたの責任を負わなくてはならないのですよ。私はうちの子が大事なので、そのような方々には今日も「触るなら触るといってください」と、冷たくいい放ちます。全国の犬の飼い主から「絶対にやめて」の声大切な『家族』を守るため、あえて強い言葉で苦言を呈している、飼い主さん。そのひと言は、相手の子供を守ることにもつながっているはずです。飼い主さんの呼びかけは拡散され、全国の犬の飼い主から「マジでそれ!怖すぎる」「絶句した…本当にやめてほしい」といった共感の声が続出。また、犬と暮らした経験のない人からも、「そんなことをいう人がいるだなんて、絶句した」という声が上がっています。犬も、人間と同じ尊い命であり、さまざまな感情を持っています。相手の気持ちをしっかりと想像した上で、適切なコミュニケーションをとりたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年03月12日息子と買い物に出かけた帰り、駐車場で手が痛いと訴えてきました。「どうしたんだろう?」と息子の手のひらを見て、ビックリしてしまい……。 どこで?どうしたら?そんなことに?息子とパン屋さんに行った帰り、駐車場で手が痛いと言ってきました。ぶつけたのかなと思い、手のひらを見てびっくり!指と手のひらに黒いトゲのようなものがびっしりと刺さっていました。 話を聞くと、駐車場の植え込みを触ったらこうなったと……。植え込みにはトゲのある植物は見当たらなかったのですが、何かに触れてしまったのは間違いなさそうです。 迷わず、病院へ直行。受診すると、かなり深く刺さっているものもあるとのこと。麻酔テープを貼り、切って取り出すことになりました。子どもは意外なところでケガをするので、より気をつけていきたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 目を離したほんの少しの間に、子どもが予想外の行動をとっていることってありますよね。気をつけても妨げないこともあるので、何かあれば病院を受診するなど大事にならないよう気をつけたいですね。 イラスト/森田家著者:月野ぷんこ
2024年03月11日家族で参列した結婚式でのこと。場所見知りをした息子が大泣きし、暴れだしました。落ち着かせようと会場の外であやしていたところ……。 場所見知りをした息子が大泣き当時3歳の息子と私たち夫婦で結婚式に参列。道中は元気いっぱいでしたが、会場に入るやいなやギャン泣き。泣き出した息子を落ち着かせるために会場の外へ出たものの、背中をのけぞらせて泣く息子。 この世の終わりかというくらい泣きはじめ、ドレスを着ていることも忘れて必死にあやしていました。気づくとお股を広げて踏ん張っていたようで……。「ママ、それはちょっと…」とみんなに下着をさらす前に夫が気付いてくれたことで事なきを得ました。ですが、穏やかにあやす方法はないものかと思った次第です。 子どもを泣き止ますためとはいえ、最低限の所作には気を付けようと自分を戒めました。息子はしばらくすると落ち着き、花嫁さんに花びらを投げてお祝いしていました。 ◇ ◇ ◇ 公共の場で大泣きが始まると、親は焦って早く泣き止ませようと奮闘しますよね。必死になるあまり赤っ恥!なんてこともあると思いますが、子どもは泣くこともあるくらいの気持ちで、気負い過ぎずに子育てを楽しみたいですね。 イラスト/シュー子著者:なみ ななみ
2024年03月07日元タレントで現在はクリエーターとして活動するおかもとまりが5日に自身のアメブロを更新。夫が子連れ再婚を決意できた理由を明かした。この日、おかもとは「夫が子連れ再婚を決意できた理由」と切り出し「私を好きすぎることもあるだろうけど」とお茶目に述べつつ「1番は息子の存在が大きかったと思います」とコメント。「息子が、最初からめちゃくちゃ夫に馴染んだことが、大きかった」といい「1番最初は、『こんな髭のおじさんが急に来て大丈夫かな?』って夫も心配していました」と明かした。続けて「会った瞬間から息子は、『ねぇマリカしよー』『だいちゃーん』『パパになってー』のテンションだった」と述べ「夫も『全然心配いらなかった』とびっくり。笑」と説明。「『息子が自分のこと嫌がっていたり、気を遣っていたら、結構気持ちがキツかったかも』と言っていました」と明かし「そうだよね。わかるよ」とつづった。また、自身についても「息子がこんなに人懐っこくて、こんなにだいちゃんを受け入れて大好きでいてくれて、救われました」と述べ「息子が、パパ欲しくないって言ってたら絶対再婚していなかったです」とコメント。「本当、私の息子が、息子だったから再婚できたんだなと思います」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月06日土日や祝日にも出勤日のある職場で、保育園に預けられないときは義母にお願いしていました。その日も義母に娘を預けて会社へ。すると勤務中に電話があり、娘が救急車で運ばれたというのです……。 目を離した隙に起こった事故3歳になる娘を義母に預けて仕事をしていたとき、義母から連絡がありました。話を聞くと、娘は救急車で運ばれて病院にいるとのこと。どうやら、2人で買い物へ行ったとき、義母がレジで袋詰めをしているときに目を離してしまったようで……。 近くにあった階段をひとりで降りた娘はそのまま転んで頭を打ち、嘔吐して救急車で運ばれたとのこと。びっくりして病院に駆けつけるとグッタリした娘が。嘔吐の原因は「脳しんとう」によるものとのことで、様子見で一泊入院することに。頭も縫うほどの傷ができており、とても動揺しました。 それから義母と話し合い、娘と出かける際は家の近くの公園までなど行動範囲を狭めてもらいました。また1〜2年の間だけ、週末の出勤を減らしてもらえないかと会社に相談。義母とは子育ての情報を共有しつつ、今も協力してもらいながら働いています。 ◇ ◇ ◇ 事故が起こるのは一瞬ですが、子どものことをずっと見ているのも難しいですよね。子どもの性格や日頃の行動を考慮しつつ、その子に応じた対策をとっていきたいですね。 作画/さくら著者:石坂らん
2024年03月04日子どもが生まれる前まで10分前行動が染みついているタイプの人間だった。特に人との待ち合わせの前や、「○時開始」など時間が決まっている場合は10分と言わず、出られるものなら可能な限り早めに出発して20分以上は余裕をもっておきたいタイプであった。しかし子どもが生まれてからこれほどまでにたった10分前に行動するということが難しいと思ったことはない。どんなに事前に準備をしていてもすべて「その日の我が子の様子で決まる」といっても過言ではないのが子連れの行動。「要領の悪さを理由にした言い訳では?」と思う人もいるかもしれないが、とにかく子どもと一緒だとどんなに予想していても、さらなる予想外のことが巻き起こってしまうのである。そして我が子が1人目の子育ての場合「そのパターンは知ってるよ」「それも知ってる」なんて場面はなく、大体のピンチは初めましてのピンチである。しかしあるときそんなお出かけ前のバタバタに終止符が打たれた。そんな乳幼児期を終え息子が幼稚園年長さんくらいからだろうか、ある程度自分の準備を自分でしてくれるようになったため、息子の分も同時進行でこなしていた計2人分の準備から、私1人の分と気持ち手伝いくらいの息子の準備1.2人分くらいの量になった。しかし…子どもといて10~20分の時間をつぶすなどはできないので、もうこうなったら目的地に行ってその前で時間が過ぎるのを待とう!けど…子どもといてこの微妙な時間をなんとかやり過ごすってなんと難しいこと…。子どもって暇が嫌いだよね。時間をもたせる暇つぶしグッズも移動の電車などですべて遊びつくしたし、なにより「現地に着いた!」のテンションなのでもうそんな小手先の時間つぶしは通用しない。そんな息子も現在小学2年生になり、10分程度ならトイレ、20~30分なら本屋に行ったり近くのカフェでジュースを一杯飲むなどして大分大人と同じペースでサクッと行動ができるようになった。時計もよめるようになったので「あと何分?」も大分体感で理解してくれるお年頃に。なので目的地に行って時間がかかる場合もしりとりをしたりおしゃべりしたりして目的時間までを過ごすことができるようになった。大人と同じである、楽になった…!!息子が幼稚園小学校に入るくらいまでは「ああ…外出ひとつでいつまでこんな大変なことが…」と思っていたが、過ぎてみるとちゃんとゴールはあったなぁと思う。
2024年03月03日熱4歳の長男が発熱して保育園をお休みしたときのことです。私が仕事を休んで看病しました。2日目は夫が「俺が仕事休んで、長男を見ているよ」と言ってくれたので、夫に任せて私は出勤。とても頼もしいと思ったのですが、現実は違いました。帰宅後にわかったのはありえない夫の行動だったのです……。 熱を出した長男と留守番の夫普段は保育園に通っている長男が、朝に38度台後半の熱を出したことがありました。幸い、その日は私が仕事休みだったため、長男を病院に連れて行き、インフルエンザなどの感染症の検査をしてもらいましたが、陰性。 翌日は私も夫も仕事でしたが、夫が「明日は俺が仕事休むよ」と言ってくれたので、私は仕事に出ることにしました。長男の熱は解熱剤を使ってもすっきり下がらず、翌朝も37度台後半……。 帰宅後に知った衝撃の事実夫に長男をお願いして私は仕事に行き、15時ごろに仕事から上がり家に帰ると「ばぁばが来てくれて、おもちゃ買ってもらってファミレスも行ってきたよ」と、夫の発言にびっくり。 私が「お義母さんが来るのは全然構わないんだけど……。朝も熱があったよね?保育園も休ませてるのに、何で連れて行ったの?」と聞くと、夫は「午後には平熱に下がってたし、元気だから大丈夫かなと思った」と言ったのです。 私は「日中に熱が下がっても、夜にまた上がるって長男によくあるパターンだし、大人でも午前中に38度近くあって午後から出かけるって体つらくない?休ませてあげてほしかった。それに周りの人にもうつしてしまうかもしれないし」と伝えると、夫は「軽率な行動だった、ごめんね」と言いました。 結局その夜長男は熱をぶり返し、翌朝も下がらず、その姿を見た夫は「昨日外に連れ出さなければよかった……」と反省していました。たまたま週末で仕事も保育園も休みだったのでよかったことですが、夫との育児の価値観の違いに気付けた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ぽん子監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな
2024年02月29日長男が1歳のとき、天気が良い冬の日にベビーカーで最寄り駅近くを散歩していました。眠くなってきたこともあり段々ぐずり始めた息子。周りからの視線を気にしつつあやしていると、突然見知らぬご年配の女性が近づいてきて強い口調で声をかけてきたのです――。 突然、見知らぬ女性が…どうにかあやしている私に、ご年配の女性が近づいてきたかと思うと、強い口調でこう言いました。 「わからない? 暑いのよ。とってあげなさいよ」とブランケットを指差していました。 全く知らない人から強い口調で指摘されたことが悲しいような恥ずかしいような……。とても複雑な気持ちになり、歩きながら涙があふれてきてしまいました。 今思えば、話しかけてきた女性に悪気はなかったのかもしれないと思いますし、教えてくれたのだと思います。ただ、慣れない育児に試行錯誤しながらも頑張っていた私は傷つき、言い方に少し気を遣ってほしかったというのが本音です。自分が育児の先輩になったとき、この気持ちを忘れずに、頑張ってるママたちにやさしく声をかけようと心に誓った出来事でした。 イラスト/ぽん子著者:大野来未
2024年02月29日子ども2人を連れ、初めて電車で帰省したときのこと。ベビーカーと抱っこで移動していたのですが、電車に乗ると2人がギャン泣き。必死であやしていると、さらに悲劇が起こり……。 子ども2人を連れて電車で帰省2歳の上の子をベビーカーに、0歳の子を抱っこ紐で抱っこして3人で実家に帰省しました。電車での帰省は初めて。静岡から奈良までの移動で肩はパンパン。静岡から京都までの新幹線は2人とも寝ていて何とかクリア。あともう少し、京都から奈良までの電車は残念ながら混んでいて座席に座れませんでした。 乗車してしばらくするとベビーカーで寝ていた上の子が起きて泣き出し、それに反応して抱っこしていた下の子まで泣き出しました。泣き止んでもらおうと必死であやしていたとき、上の子がベビーカーから降りたいと言うので降ろしたところ……。 ベビーカーのハンドル部分に荷物をぶら下げていた事を忘れ、バランスが崩れてベビーカーがひっくり返ってしまい……。どこから手をつけていいのか私はあたふたし、びっくりした子どもたちの泣き声が車内に響きました。 困り果てていると少し離れた席に座っていた女性が手招きしていることに気づき……。何か言われるかもと思いましたが、「気づかなくてごめんね」と席を譲ってくださいました。 座って気分が変わったのか子どもは泣き止み、女性のおかげで本当に助かりました。 それからは困ってる人がいたらすぐに手助けをしようと心に決めています。 ◇ ◇ ◇ 閉ざされた空間で同時に泣かれると困ってしまいますよね。女性の声かけでお子さんが落ち着いてよかったです。ベビーカーのハンドルに荷物をかけると操作がしづらくなり、またバランスを崩して転倒につながることも。安全にベビーカーを利用するためにも、メーカーで推奨されていないものは使わないよう気をつけましょう。 作画/しおん著者:阿部まるこ
2024年02月29日義祖母が亡くなり、通夜と葬儀があったときのこと。お通夜の前に時間があったため、やっと歩けるぐらいになったばかりの1歳の息子と一緒に控え室で待つことに……。すると、控え室で遊んでいた子どもがとんでもない事態に陥ってしまったのです――。 目の前で起きたハプニング1歳の息子は控え室にあるロールタイプのカーテンを見つけると、そのカーテンの紐が気に入ったようで引っ張ったり、触ったりして遊んでいました。 しかし、いつの間にか頭に引っ掛かかってしまったようで、取って欲しかったのか、そのままこちらへ向かって来たのです……! 危うくそのまま首に引っ掛かってしまって首吊り状態になりそうに! 走ってくる姿を見た瞬間、私はパニックになりながら、急いで子どもに駆け寄りました。 危機一髪!紐を外すことができたので大事には至りませんでした。 見守っていたつもりなのに、瞬時に事故は起きるものなのだと痛感。また、小さな子どもにとってはどんなものも危険に変わってしまう事があることを思い知らされました。今後は見守るだけでなく、子どもが遊んでいるものは安全かどうか、危険なものが周りにないかどうかあらかじめしっかりチェックして、必要に応じて対策をしようと思います。 ◇◇◇大事に至らなくて本当によかったです。子どもの周りにはどんな危険が潜んでいるか、想像したり予期したりする力が必要なのだと感じさせられる出来事ですね。小さな子どもの身の回りは何が起こるかわからないので、しっかり安全確認と対策をおこないたいですね。 イラスト/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:山田はな
2024年02月28日6歳の息子、4歳の娘、7カ月の娘と一緒にマンションのエレベーターに乗っているときのこと。なんだか臭いのです……?帰宅時の自宅エレベータ内の異臭に、何が起こっているのか最初はわからなかったのですが――!? 臭いの根源エレベーター内の異臭に、何の臭いだろうと思いながら耐えていました。 すると息子が「かあか、○○ちゃん(7カ月の娘)の髪の毛にカメムシ!」 と叫んだのです。その途端、私はすぐに状況を理解しました……。 「ギャーーーー!」と叫んだと同時にエレベータの扉は開き、カメムシは娘の髪の毛から飛び去っていきました。 しかし、その後も臭いは取れず…‥。お風呂で何度も何度もシャンプーしましたが、鼻につくあの青くさい臭いがとれません。 カメムシの臭いを知らない息子たちは 「なんかキューリの臭いがするー」なんてのんきなものでした。ネットでいろいろと調べたらベビーオイルを使うと臭いを落とせるというのを見つけ、半信半疑でしたが何かしなくてはと思ったので、すぐさまベビーオイルを使用。しかし、わずかに臭いが薄まったかな?程度でした。 もうどうしようもないと判断し、「ごめんね」と娘に謝った後、断髪式となりました……。すごい髪型になってしまったけれど、あの凄まじい臭いはなくなり一件落着。その年は洗濯物を外に干すのもためらうほどカメムシが大量発生していて、それからは外出の度ビクビクしながらも注意して扉を開閉することになりました。 イラスト/海乃けだま著者:やすだはなこ
2024年02月24日大型スーパーにあるキャラクターの子ども用カートが大好きな3歳の次男。スーパーに行くたびに急いで探しに行きます。この日は、カートをゲットしたのですが――!? 最後の1台をなんとかゲット!子ども用カートは数に限りがあり、とても人気があるため、特に休日は取り合い状態です。この日はなんとか最後の1台をゲットし、次男の機嫌も上々に。 大人の買い物を済ませたあと、しばらく次男のリクエスト通り、子ども用のちょっとした遊具がある広場で遊ぶことにしました。広場にはカート置き場もあったので、私はカートにはハンカチを乗せておき、置いておきました。 あれ? 置いておいたカートは…!?20分ほど遊んだあと、お昼ごはんを食べに行くためにカートのところへ行くと、あるはずのカートが見当たりません。そして代わりに、私のハンカチが乗った通常のカートが置いてあったのです。 「まさか勝手に交換された?」と思いながら、次男を見ると今にも泣き出しそうな顔をしていました。使っていた子ども用のカートが無いことを伝えると、案の定泣き叫ぶ次男。どうすることもできなかったため諦めるしかなく、泣き叫ぶ次男を抱きかかえながら、その場を去りました。 スーパーのフードコートでお昼ごはんを食べるつもりでしたが、帰り道にあるファストフードチェーンのテイクアウトに変更。注文したセットにおもちゃが付いていたので、なんとか次男の機嫌も直りました。 勝手にカートを交換するのは、いかがなものかと思います。しかし、次男と同じように子ども用カートを使いたい子どもたちがいるとは思うので、一定時間使わない場合はキープしておくのはやめておくべきだったかなと、私の行動も反省した出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:鬼頭いちか
2024年02月24日2人目を妊娠していたときのこと。1人目の長女が予定日を遥かに過ぎてから生まれたこともあり、予定日の5日後に入院日をして出産することになっていました。案の定、予定日になっても生まれる気配がないので、近所のイベントに出かけたのですが……。 自宅近くのイルミネーション会場へ出産予定日は祝日で、自宅近くの山でイルミネーションイベントが開催されていました。どうしても行きたいという娘。安静にして家にいるのが正解だと思いましたが、入院前の最後の思い出づくりにと車で向かうことに。何か異変があったらすぐに引き返そうと思っていました。 イルミネーションはとてもきれいで、娘も大喜び。「3人でのお出かけはこれで最後だね」と感慨深い気持ちになっていました。イルミネーションを見終え、いざ帰ろうとしたときです。なんと、車のタイヤがパンクしていました。 急いで業者に連絡しましたが、道路が混んでいるので何時間かかるかわからないと言われ……。その間に私のおなかはどんどん痛くなっていき……、すぐに病院へ行けない状況に恐怖を感じました。 結局、おなかの痛みは前駆陣痛で大変な事態は免れました。妊娠中は何があるかわからないので、自宅近くの場所でも気をつけたいと思いました。 ◇ ◇ ◇ 自宅から近い場所であっても渋滞で車が動かなくなる可能性もあるので、妊娠中とくに臨月に入ったら人が集まる場所やイベントは避けたほうが安心かもしれません。何かあった際の行動も考えつつ、マタニティライフを楽しみたいですね。 作画/森田家著者:晴田ちえり
2024年02月20日息子は幼稚園に通う前まで、遊び場として支援センターを頻繁に利用していました。息子が2歳のとき、おもちゃで遊んでいると、息子と同じくらいの年齢のある男の子が息子の遊んでいるおもちゃをいつも取ってしまいます。その男の子のママさんの態度にあ然としてしまいました……。 何度も取られるおもちゃに逃げる息子ある日息子が車で遊んでいると、ある男の子に取られてしまいました。ほかのおもちゃで遊ぼうかと息子に言い、他のおもちゃで遊んでいると、また取られる。息子も男の子におもちゃを取られるのが嫌で逃げていました。 「順番だよ」と私から男の子にやさしく伝えましたが、まだ2歳の息子と同じくらいの年の子ども。伝わりません。「そう言えば男の子のママやパパがいない」と思い、辺りを見渡すと、男の子のママらしき人物がスマートフォンを触っていました。 驚愕した保護者の態度息子が逃げても逃げても追いかけてきておもちゃを奪っていく男の子。息子は大泣きしてしまい、「ごめんね。おうちに帰ろう」と息子に言いました。それでも男の子のママはこちらを見ようともしません。 さすがに腹が立ったので、男の子に「ママを呼んできてくれるかな?」と言うと、男の子はママのところに行きましたが、一部始終を見ていなかったので、「なに?」という顔をしている男の子のママ。 私は呆れて言葉も出てこず、その場を後にしました。帰りに窓から中の様子を覗きましたが、男の子のママはまたスマートフォンを触っていました。 まだ2歳。順番を守れないことやおもちゃを取ってしまうことはよくあることですが、親が必ず見ていなければいけない年齢だと思います。私にとって、子どもより大事な物はありません。 スマートフォンは子どもが寝てからいくらでも見られると思います。わが子が安全に遊べるように、わが子が他の子に嫌な思いをさせないように、自分の子は自分で責任を持って見るべきだと再確認した出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち監修/助産師 松田玲子著者:宮﨑るか
2024年02月20日息子が3歳だったころ。電車に乗ってお出かけしたのですが、そのときの車内で息子がとんでもないことを言ってしまい……。 まさかここで…それを言う!?子どもと電車に乗っているとき。3歳になった息子が私の顔をじっと見て、「ママ、お化粧ぽんぽんしないとパパみたいな顔!」とすごく大きな声で叫んだんです。静まりかえる車内……クスクスと何人かの笑い声が聞こえました。確かに、ノーメイクのときは髪をひとつに結んでメガネをかけ、自分でも夫に似ているなと思うことも……。ですが、電車のなかで言わなくてもいいでしょ!と思ってしまいました。そのときは恥ずかしかったのですが、思い出すとちょっと笑ってしまいます。 ◇ ◇ ◇ 子どもって意外と大人の言動をしっかり観察していますよね。今回はクスッと笑えるエピソードですが、子育て中は子どものお手本になっていることを意識しながら過ごしたいですね。 作画/てる子著者:岩堀ゆう
2024年02月16日子ども2人を連れてお花見へ。2歳になった下の子が人通りの多い道に飛び出しそうになったので、急いで止めようとしたときのことです。 子ども2人を連れて出かけたところ…3人目が生まれる前、上野公園に子ども2人を連れてお花見へ行きました。当時2歳だった下の子が人の往来が多い通りに飛び出したので、とっさにパーカーのフードを引っ張ったところ……。 取り外しできるフードだったため、引っ張るとホックがブチブチっと外れ、バランスをくずした息子が顔面から石畳に転がってしまいました。上の前歯を打ってしまい、ダラダラと出血して大泣きする事態に。止血のティッシュが足りなくなったのですが、道行く方がポケットティッシュをサッと差し出してくれて、すごく助かりました。よく見ると前歯が黄色く変色しているのに気付き、歯医者に行くと「神経が死んでますね」と言われてしまいました。 可哀想なことをしてしまったと反省し、私1人で子ども2人を連れて外出するときは無理な行動をしないよう心がけています。現在、小1になった息子。まだ上の前歯は生え変わっていませんが、大人の歯が綺麗に生えてくることを願っています。 ◇ ◇ ◇ 子どもの上着のフードは遊具などに引っ掛かって窒息につながる恐れがあるため、取り外し可能なものが増えているようです。ですが、予期せぬこともあるので遊ばせる際は目を離さず、また今回のような場合は洋服ではなく、手や腕など体の一部をつかむよう気をつけたいですね。 作画/森田家著者:O.N.
2024年02月14日電車に乗っている時に子どもが泣き出してしまい、どうしようかと焦っていたときの出来事です。ある女性の行動に感激!そこにズカズカと年配の男性が来て「うるさい!!母親なんだから子どもを今すぐ泣き止ませろ!!」と大声で怒鳴ってきたのです。私は本当にびっくりしたのと悲しさが両方押し寄せてくるような感じで硬直してしまいました。すると、隣にいた年配の女性が「子どもを簡単に泣き止ますなんて無理!うるさいと思うならあっち行ってなさい」と男性に一喝してくれたのです。男性はトボトボとどこかに行ってしまいましたが、その女性がいなければ他にも色々言われていたのかと思うととても怖いです。 子どもが泣き出してしまったことで、周りに迷惑をかけてしまったと思います。電車の中はそこから逃げることができませんし、全ての人が助けてくれるというわけではありません。赤ちゃんと一緒に電車に乗るというのは大変なことなのだと実感した出来事でした。 作画/まげよ著者:佐々木玲
2024年02月14日ママ友たちと子どもを連れて温泉に行ったときのこと。テンションが上がって脱衣所で走り回っている子どもたちを捕まえ、1人ずつ服を脱がせて、子どもを順にママ友に任せてお風呂場に行かせました。そして自分も服を脱ぎ、お風呂に向かおうとしたとき、とんでもない事件が起こったのです……! ドアを開けた瞬間…散乱した服をカゴに入れ、自分も早く子どものところへ行かなければと焦りつつ、急いでお風呂場に行くドアに向かいました。勢いよくドアを開けると……。 そこはなぜかさっき通ってきた廊下だったのです! そして、ちょうど通りかかった女性がギョッとした顔で私を見つめているではありませんか……。 それもそのはず。一糸まとわぬ姿の私がいきなりドアを開けて、男性も通る廊下に出てきたのですから……。恥ずかしすぎて無になった私は何事もなかったような顔でドアを閉めました。振り返って反対側を見ると、お風呂場に続くであろうドアが。廊下にいたのが女性で良かったですが、あのときの女性の表情が今も忘れられない苦い思い出です。 子ども連れだとどうしてもバタバタしてしまい、注意力が散漫になりがちな私。この出来事以来、子ども連れで出かける際には深呼吸して周りを見渡したり、一度考え直したりして行動するようになりました。 イラスト/きりぷち著者:わかもあみ
2024年02月12日私には双子の子どもがいます。外出先では、さまざまな人に「かわいいね」「育児頑張ってね」と声をかけてもらうことが多いです。しかし、中にはとんでもない行動をした人も……。「双子だ!」と走ってきた高齢の女性ある日、双子用ベビーカーに当時6カ月の双子の姉弟を乗せてスーパーで買い物をしていると、前から「双子だ!」と大きな声を出して駆け寄ってくる高齢の女性がいました。 私は、「走ってまで来る人は初めてだ」と女性の行動に少し違和感を覚えました。女性が、「赤ちゃん見てもいい?」と聞いてきたので、私は断る理由が思い浮かばず、「いいですよ」と答えたのですが……。 女性のとんでもない行動にあぜん最初、女性は「かわいいね」「いくつなの?」など話をしていましたが、だんだんと「住所はどこ? あなたたちのフルネームは?」と、個人情報を執拗に聞いてくるように。私は恐怖を覚え、適当に話をはぐらかし、その場を去ろうとしたときです。女性が、素早くスマホを構え、子どもたちを無断で撮影したのです。 私はすぐに、「写真を撮るのはやめてください! 消してください!」と怒りましたが、女性は私を無視したのです。しかし私も引き下がらずに消去するよう求め続け、女性は渋々、子どもたちの写真を消去。女性は何も言わず、逃げるように去っていったのです。 突然の出来事に驚き、怖がっていた子どもたち。私が見ていいと許可したせいで、子どもたちに怖い思いをさせてしまい後悔しました。育児中に、さまざまな人に声をかけてもらえるのはとてもうれしいことです。しかし、違和感を覚えた時点でもっと警戒しておくべきだったと反省し、今でも思い出すと悔しくなります。 イラスト/ななぎ著者:長谷川 なぎ
2024年02月12日上の子が6歳、下の子が3歳のとき。私は上の子を習い事へ連れて行くため、下の子を夫に預けて家を出ました。1時間くらいだったのですが、帰ってきたら……。 夫に下の子を預けて外出したら…私の夫は釣りが趣味で、夜中に釣りに出かけて朝方帰宅することがあります。いつも通り、休日の朝に帰宅した夫に3歳になる息子を預け、娘の習い事の送り迎えと買い物へ出かけました。 息子はお昼寝をしていたので、起こさないように外出。1時間くらい家を空けて帰宅すると、寝室で爆睡している夫が……。そして、子どもの姿が見当たりません。家のなかにはおらず、焦って外をみるとひとりで庭で遊んでいました。 家の前は車通りが多く、私を探して道路に出ていたらと今考えてもゾッとします。夫の無神経さに呆れ、怒りしかありませんでした。 ◇ ◇ ◇ 小さな子どもは予期せぬ行動をとることもあり、一瞬の出来事が命とりになることも。ワンオペとわかっている日は釣りを控え、子どもとたっぷり遊ぶ日と割り切った方がいいかもしれませんね。 作画/シュー子著者:田中佐保
2024年02月11日下の子どもが4歳のころ、遠方での法事に出席するため宿泊施設に泊まったときの話です。宿泊する個室はリビングと寝室が分かれた、とても広い部屋でした。到着直後から子どもたちのテンションは最高潮。はしゃぐ姿をほほえましく見ていたのですが……子どもたちを夫に任せてお風呂に入っていたときに事件が起こったのです―。 ほほえましい光景から衝撃の光景へ1日目の法事が終わり、食事後お風呂を済ませた子どもたちは、広いお部屋に大はしゃぎ。私はそんな子どもたちを夫に任せて、お風呂に入ることにしました。 そしてお湯にゆっくり浸かっていると、突然「わぁー!」という泣き声がしたのです。私は何事かと、慌ててお風呂から出てみました。すると……。 目の上から血を流して泣いている下の子と、その血をタオルで押さえている夫が……!どうやら、下の子がベッドからベッドを飛びはねて行き来していていたら、バランスを崩して床に落ちてしまったようです。落ちたときに目と眉の間を切ってしまったようで、急いで病院に連れて行きました。 幸い、目のほうは心配なく、傷口も縫わなくても大丈夫と言われたので安心したものの、目を直接傷つけていたら……と思うとゾッとしました。 傷は成長する過程で目立たなくなりましたが、そもそもベッドで飛び跳ねていたなら夫に注意して止めてほしかったですし、私が子どもをよく見ておけば……と、傷を見るたびに思い出して反省しています。夫にも危険なこと、やってはいけないことはきちんと注意してほしいとお願いしました。 イラスト/きりぷち著者:韓本どり
2024年01月25日長男が6歳の頃、家族4人で地元の市民プールに出かけました。着替え終わったあと、夫も私も子どもたちと手をつないでプールへ。しかし、長男が急に夫の手を振りほどいてプールへと走っていってしまったのです――。しかも、どこを見渡しても長男の姿はなくて――!? つないでいた手を振り払った長男は長男が6歳の頃、子ども2人を連れて夫と地元の市民プールに出かけました。長男は男子更衣室で夫と着替え、次男は女子更衣室で私と着替えていました。 着替え終わってプールに向かうと、すでに長男は、久しぶりのプールを心から楽しみにしていた様子で夫と手をつないで待っていました。そんな長男を見て、私は笑みがこぼれてしまいました。 すると長男は、早くプールに入りたいという気持ちが先走ったのか、つないでいた夫の手を急に振りほどいてプールへと走って行ってしまいました。 そして恐ろしいことに、次の瞬間どこを見渡しても長男の姿はなく……!私は血の気が引くのを感じました。 私は焦って長男の姿を探しましたが見つけられず……。ふとプールに目を移すと、水面から手が見えているのを発見しました。もしかしてと思った夫が飛び込んで持ち上げると、その正体は溺れかけていた長男だったのです。 私も夫も、長男が見つかり、そして無事だったことに安堵しました。そして今後プールや海などに行く時には、どんなことがあっても子どもの手を離さないと夫婦で誓いました。子どもを守るためなら「もしかしたらこうなるかもしれない」と考えすぎる方がいいのだろうと思った出来事でした。 ※プールや海や川などに子どもを連れていくときは水の事故に注意する必要があります。必ず大人が付き添い、子どもから目を離さないようにしましょう。また、公共施設内などにあるプールでは監視員などの指示に従うことが大切です。子どもは静かに溺れていくと言われています。知識を持って一刻も早く事故に気付くようにしましょう。 イラスト/海乃けだま 著者:うくレレ大好き
2024年01月22日生後8カ月の娘を抱っこして出かけたある日の話です。その日は遅延の影響と重なり帰りの電車が大混雑。それでも乗らなければ帰れないため、どうにかこうにか乗ったのですが、娘が今にも押し潰されそうになってしまったのです!このままではヤバイ!と私は大ピンチだったのですが――!? 女性2人が…電車に乗ることはできたものの、遅延の影響で車両内はすし詰め状態!!人の多さと電車の揺れで、抱っこしていた娘が今にも押し潰されそうになっていました。 このままではさすがにヤバい!と慌てていると、私達に背を向けて立っていた女性2人が娘に気付いてくださり、「息できないと大変!もう大丈夫よ!」と、こちら側を向き、娘の周りに少し隙間を空けてくださったのです。 満員電車の子連れ乗車は正直不安で心細い状況でしたが、女性2人に娘を守ってもらった私は感謝の気持ちと申し訳なさで胸がいっぱいに。感謝の思いを伝えると、その女性も子育て経験者だそうで、私のことを気遣い、やさしい言葉で自分の経験も語ってくださいました。15分ほどのことでしたが、気遣って行動をしてくれる人に出会うことができて心が温まりました。私もいつか同じように、困っているママがいたら気付いて行動できるようになりたいなと感じた出来事でした。 イラスト/きりぷち著者:村井みぃ
2024年01月20日私は喜怒哀楽が豊かなタイプですが、私の夫は、どちらかというと大人しいタイプです。理不尽な不動産屋さんの言動に爆発寸前の私と、冷静な夫。夫と私は何かあったときの対応もまったく違いました。ある日、一人で子どもを連れて外出したときに、駐車場で私は隣の車の男性に「ぶつけた」と言われてしまいました。私はドキドキしてややパニックになって――!? 理不尽な不動産屋新婚当時から住んでいたアパートを引っ越しするときのこと。私が電話を通じて不動産屋とやり取りをしていたのですが、入居前からあったキズに対して「証拠がない。修繕費を支払って」と理不尽なことを言われました。私は頭に来て爆発寸前! どうにもならなかったため、後日夫1人で改めて不動産屋に行くことになりました。結果、こちらの言い分が認められ、修繕費の支払いはなしに! 夫は「言いがかりをつけられないように、次からは元からあるキズは写真に残しておこう」とこのときの出来事を冷静に受け止めていました。 車のドアが隣の車にぶつかった!?役場の駐車場で1歳の娘を車から降ろしたときのことです。隣の車には、50代くらいの男性が乗っており、「今、当たりましたよね?」と私に問い詰めてきました。ドアが隣の車に当たってしまったようなのですが、娘を降ろすときに荷物を落としたことに気を取られ、気が付かなかったのです。 ドキドキしながら私が「申し訳ありません。警察を呼びましょうか?」と言うと、男性は「いや、そこまでは……」という反応。どうしていいかわからずややパニックになった私は夫に電話をしました。すぐに電話に出てくれたので、私は夫にすぐさま状況を説明。 夫は「相手の方に電話を代わって」と相手の男性ともスムーズにやり取り。わが家が個人賠償責任保険に加入していたので、それで保障されることを男性に伝え、保険会社とも連絡を取ってくれました。 このような思わぬトラブルの際、夫はとても頼りになります。私が感情的になったときや、パニックになってしまうときも、夫は至って冷静。結婚前は大人しい夫に対して「私がしっかりしなきゃ!」と思っていたのですが、とんだ勘違い! 頼りになる夫と結婚してよかったと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:都 うめこ
2024年01月19日人間なら誰しもオナラをするものですが、長男の保育園の発表会で事件は起こりました。静まり返ったホールで大きなオナラの音が聞こえたのです。そして、そのあととんでもない展開が私を待ち受けていて―!? 発表会で「ブリッ!」響き渡るオナラ音6歳の長男は、人前で発表するのが大好きなタイプ。家でも毎日張り切って歌や劇の練習をしていました。発表会は保育園にあるホールにておこなわれ、保護者は床に座って観覧します。 わが家からは、私と夫、3歳の次男が参加。目の前には、長男が仲良くしてもらっている友だち家族がおり、パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんの4人が見に来ていました。 最初の劇が終わり、次の合唱が始まるまで一旦舞台の幕が降ろされました。シーンと静まり返ったホール。そのときです。 いきなり「ブリッ!」という勢いのあるオナラの音が! 次男のひと言オナラの音は、前方に座るおばあちゃんのほうから確かに聞こえました。しかし、わが家の次男が、オナラの音が聞こえるや否や「ママ、今オナラした?」と笑いながら私に聞いてきたのです。 「ちがーう! おばあちゃんだよ!」と大声で言いたい気持ちを抑えて、「ちがうよ、ママじゃないよ」と冷静に答えました。 次男はもっとオナラについて話したそうにしていましたが、なんとか夫が阻止。周りの人は私がしたと思っているだろうなと思うと、とても恥ずかしく、顔から火が出そうになりました。 オナラをしたと思われるおばあちゃんからの「失礼しました」の一言を私は期待していたのですが、さすがにあの場で発言するのは難しかったのかもしれません。でも、濡れ衣を着せられた私は、恥ずかしいやら悲しいやらで、なんとも言えない気持ちになりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/まげよ著者:鬼頭いちか
2024年01月18日家族でファミリーレストランで食事をしていたときのこと。すぐ近くにいた10カ月くらいの男の子が泣き始めました。かわいい泣き声だなとほほえましく思っていたのですが……。 ファミレスで食事をしていたら…娘が1歳のとき、家族でファミリーレストランで食事をしていたときのこと。お昼過ぎで店内は人がまばら、住宅地だったので子連れの方が多い印象でした。家族で楽しく食事をしていると、すぐ近くにいた10カ月くらいの男の子が泣き始めてしまいました。まだ幼い泣き声にかわいいなと思いつつ、声が聞こえなくなったのでふと座席を見るとびっくり!男の子のママが「おしっこしちゃったのね~おむつ取り替えようね~」とその子に話しかけていました。まさかとは思ったのですが、次の瞬間その席でおむつ替えが始まりました。夫も私も思わずギョっとしてその席を見ましたが、そのママはお構いなし。いくらファミリー層が多いとはいえ、食事をする場でおむつ替えはさすがに非常識だと感じました。何か理由があってトイレに立てなかったのかもとも思いましたが、食事をする場でのおむつ替えはマナー違反ですよね。子育てをしていると焦って周りにまで気が回らないこともありますが、マナーを守れる母親になりたいと思いました。 ◇ ◇ ◇ 飲食店の座席でのおむつ替えはマナー違反ですし、衛生面の観点からもよくないですね。子どもが小さいうちは、おむつ台や授乳室の有無、設置場所などをあらかじめチェックしておきたいですね。 作画/森田家著者:藤平ちか
2024年01月18日独身時代から音楽が大好きだった私は、外出時に欠かさずイヤホンで好きな曲を聴いていました。その習慣は出産してからも変わらず、子どもが寝ている間など、自分の時間ができるとイヤホンで音楽を楽しんでいたのですが……。片耳だけイヤホンをする訳出産してからは、自分の時間ができると、片耳だけワイヤレスイヤホンをつけるのが習慣になっています。 抱っこひもで電車に乗るときも、子どもが眠っている間だけは周囲の音や子どものわずかな物音に気が付くように配慮して、片耳だけ小さな音で音楽を聴くのが楽しみでした。 「ちょっと、それ」いつものように抱っこひもで電車に乗ろうとしたときのことです。電車を待っていると、たまたま子どもが寝てくれたので、私はいつものように片耳だけイヤホンをつけました。 そして、そのまま電車を待っていると、後ろから「ちょっと、それ」と年配の女性に声をかけられたのです。最初、女性が何を指摘しているのかわかりませんでした。 私が不思議そうにしていると、女性はさらに「子どもがいるのに、それ」と怪訝な顔で続けました。 子育て中にイヤホンは絶対NG?そこで私はやっと、イヤホンのことを指摘されていると気づいたのでした。私が呆気に取られて何も返せずにいると、女性はあきれた様子で立ち去っていきました。 本心はわかりませんがおそらく、「子どもと一緒なのにイヤホンで音楽を聴きながらホームを歩くなんて危ない」と伝えたかったのだと思います。 たしかにパッと見ただけでは片耳だけイヤホンをしているのはわかりづらく、危ないと勘違いさせてしまうのも仕方のない状況だったのかもしれません。 「子どもが寝ている間だけの楽しみなんです、ちゃんと外の音も子どもの声も聞こえているんです」。あのとき、女性にそう伝えられたらな、と今思い出してもとても悲しい気持ちがよみがえる出来事です。 イラスト/森田家著者:河原りさ
2024年01月09日2歳の息子を連れてスーパーに行ったときのこと。買い物を終えて車に戻り、さぁ家に帰ろう!と発進すると声が聞こえてきて……。 子どもを車に乗せて発進したところ…2歳の息子を連れて家の近くのスーパーへ行ったときのこと。買い物を終えて車に戻り、荷物を積み込んで家に帰ろう!と出発。 車を発進させたところ、「ちょっと!あんた、車のドア!ドアがあいてるよー」とおばあちゃんの声がするのです。後ろを見てびっくり!後部座席のスライドドアが全開になっており……心臓が止まりそうになりました。息子はというと、キョトンとした様子で座っていました。すぐに車をとめてドアを閉め、おばあちゃんにお礼を言いました。それからは車に乗るとき、しつこいくらいチェックするように。あのとき、声を出して教えてくれてありがとう。おばあちゃんに感謝です。 ◇ ◇ ◇ 子どもがぐずっていたり、焦っていたりするとついうっかりということがありますよね。とはいえ、それが事故につながることもあるので、余裕がないときこそヒヤリハットに気をつけたいですね。 作画/秋やま花著者:きなこもち
2024年01月08日高校の同級生だった友だちはとっても潔癖です。ある日、そんな友だちと、子連れで外食に行きました。友だちが子どもを常に消毒するのは当たり前で、それは理解できます。しかし、友だちの行動はそれだけではなかったのです――。 そこまでするんだ…友だちの娘は小学2年生。一緒に子ども連れで食事に行くと、友だちは自分の娘に持参した食事用をエプロンをつけさせました。友だちの娘も、エプロンをつけることを当たり前のように受け入れています。もうこぼしたりすることはないようですが、友だちは万が一服に着いたら嫌だから、家でもつけさせているとのことでした。 かたやうちの子は4歳。床にこぼしたりせずに食べられるようになったものの、服や、口の周りは汚れることがあります。けれども、お店に迷惑がかかるわけではないので、そのことは私はよしとしています。この日も口の周りに食べ物がついていました。食事中、ふと友だちの方に目を向けると……。 冷たい目で私の子どもを見ているではありませんか。友だちの、今にも「汚い……」と言いたげな表情に価値観の違いを感じてしまいました。 私は子どもが汚してしまった経験から、汚さないように自分で食べ方を工夫することも大切だと思っているので、友だちのやり方には「そこまでするんだ」と驚いたのが正直な気持ちです。また、冷たい目で見られて悲しくなってしまいました。育児にはいろいろな方法や考え方があるので、今回私も驚いたものの、私は自分と違う方法でも尊重できるようになりたいなと感じた出来事でした。 イラスト/はたこ 著者:なかたゆか
2023年12月29日