2023年6月15日、映画監督の中島貞夫さんが亡くなったことが分かりました。88歳でした。サンケイスポーツによると、中島さんは同月11日、肺炎のため亡くなったとのこと。葬儀はすでに、家族葬で営まれたといいます。中島さんは東映株式会社への入社後、1964年に映画『くノ一忍法』で監督としてデビュー。『893愚連隊』や『まむしの兄弟』シリーズ、『木枯し紋次郎』シリーズ、『日本の首領』シリーズ、『極道の妻たち』シリーズなど、数多くの映画を生み出したほか、脚本家としても活躍をしてきました。ヤクザ映画の大物監督として、多くの人の心をつかんできた、中島さん。訃報に対し、ネットでは中島さんの作品に触れてきた人から「中島監督の作品は、自分にとって青春の映画でした」「素晴らしい作品をありがとう」といった声が上がっています。中島さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年06月15日映画『多十郎殉愛記』(たじゅうろうじゅんあいき)が、2019年4月12日(金)より全国ロードショー。“伝説の監督”中島貞夫が東映で20年ぶりの復活。高良健吾を主演に迎え、長編時代劇を描き出す。高良健吾が本格的なチャンバラに挑戦、色気のある“サムライ男子“に映画『多十郎殉愛記』は、俳優・高良健吾が初の本格的なチャンバラに挑んだ時代劇。高良健吾は、ひとたび剣を持てば強さと色気を放つ新ヒーロー“サムライ男子”を熱演する。映画『多十郎殉愛記』の舞台は幕末の京都。高良健吾演じる主人公の清川多十郎は、親の残した借金から逃げるように長州藩より脱藩して、京の都へ上洛してきた。大義も夢もなく、すべてを捨て日々を無為に過ごす毎日。多十郎に惚れ込んだ、悲恋のヒロインは多部未華子そんな清川多十郎の周りを取り囲むのは、2人の人物。根無し草のように生きる多十郎に不思議な魅力を感じ、その身を投げうち惚れ込んでしまう悲恋のヒロイン、おとよ。訳ありの小料理屋で女将として働くヒロイン役は、映画『あやしい彼女』『深夜食堂』に出演した多部未華子だ。多十郎の腹違いの弟・数馬役は、木村了が担当。大志を抱き京へ上り、兄の元へとやってくる若き青年役を演じる。その他、後に“維新の三傑”と呼ばれた桂小五郎を永瀬正敏、多十郎に前に立ち塞がる最強の敵・溝口蔵人を寺島進が演じる。“伝説の監督”中島貞夫20年ぶりの復活監督は、菅原文太「木枯らし紋次郎」シリーズ、「まむしの兄弟」シリーズ、「真田幸村の謀略」など、50年以上に渡り娯楽大作を世に送り出してきた中島貞夫。映画『多十郎殉愛記』で20年ぶりの長編時代劇復活となる。あらすじ幕末の京都。長州脱藩浪人・清川多十郎は大義も夢もなく日々を無為に過ごしている。一途に想いを寄せるおとよの想いに気付きながらも、頑なに孤独であろうとする多十郎。京都見廻組に浪人の取り締まりが強まる中、腹違いの弟・数馬が大志を抱いて、兄の元へとやってくる。その頃、町方からの注進で多十郎の存在を知った京都見廻組は、新撰組に先んじて手柄を立てようと多十郎の捕縛に動き出す。三者三様、それぞれの想いを胸に死闘が繰り広げられる。【作品情報】映画『多十郎殉愛記』公開日:2019年4月12日(金)より全国ロードショー出演:高良健吾、多部未華子、木村了、永瀬正敏(特別出演)/寺島進監督:中島貞夫脚本:中島貞夫、谷慶子
2019年01月20日四国初の大型水族館「四国水族館」が、香川県・宇多津町に誕生。四国4県の居住者限定で4月1日(水)より先行オープン。なお、4月8日(水)からは全館休館し、再オープンは未定に。“四国水景”がテーマの次世代型水族館四国最大級の水族館「四国水族館」では、四国水景をテーマに、四方を海に囲まれた四国ならではの水中世界をダイナミックに再現。「四国水族館」を体験すれば、四国を巡ってみたくなる仕掛けが館内の随所に盛り込まれている。また、時間帯や季節により変化する空間演出を取り入れた「次世代型水族館」を目指す。開業地である香川県・宇多津町は、四国と本州を結ぶ瀬戸大橋のふもとにあり、高松空港からも近い、“四国の玄関口”のような場所。アクセス良好な立地で、四国の新たなランドマークとなることが期待される。大海原をイメージした巨大水槽館内には「四国水族館」ならではの工夫をこらした展示が溢れている。「綿津見(わたつみ)の景」では、四国最大となる幅11m・高さ5.5m・水量650㎥の大水槽で、スマ、マサバ、シイラ、マダラトビエイなど約20種類の回遊魚を展示予定。四国の南岸を洗うように流れる世界最大の暖流「黒潮」と、その先に広がる北太平洋海域をイメージした、ダイナミックな世界を感じることができる。海の底から見上げるようなサメ水槽「神無月の景」ではアカシュモクザメの群れを展示。アカシュモクザメの特徴的なシルエットを、直径約4mの巨大な丸窓から見上げるようにして眺めることができる。サメを海の底から見上げているかのような、臨場感のある展示手法が魅力だ。荒々しい“うずしお”を体感できる水槽鳴門の荒々しい潮流をイメージしたのは、「渦潮(うずしお)の景」だ。世界三大潮流に数えられる鳴門海峡中央部の激流と、海峡両岸の穏やかな流れの境に発生する鳴門のうずしお。水槽の前に立つと、海の中でうずしおを覗いているような感覚を体験することができる。瀬戸内海と一体化しているかのようなイルカプール四国唯一の本格的なイルカライブが開催される「イルカプール」にも注目。海面との高低差を減らすことで、プールがまるで目の前の瀬戸内海と一体化しているかのような感覚を楽しむことができる。また、見る場所によって楽しみ方が変わるように空間設計されている点もポイントだ。季節や時間によってさまざまな表情を見せる瀬戸内海の美しい景観と共に、躍動感あふれるイルカライブを楽しむことができる「イルカプール」は、「四国水族館」の人気エリアになるだろう。龍宮伝説をテーマとした「龍宮の景」「龍宮の景」は、香川県三豊市の龍宮伝説と四国八十八カ所霊場をモチーフに、仏画と書、光のアートを融合させ、四国の歴史と文化を表現した空間。館内で唯一水槽を使わない展示となっている。仏師・仏絵師の松久佳遊が描いたうみ月の姫神やウミガメや海の生きものがその世界へと誘い、書家の柏木白光による神や仏を組み合わせた壁画の回廊へと続いていく。回廊を抜けた先にある龍宮殿では、海中世界や四季の移ろいを色とりどりの魚たちの切り絵で再現した切り絵作家・酒井敦美の作品を眺められる。全国の水族館初、AIによる解説システムで館内を案内「四国水族館」では、全国の水族館では初となるAIによる解説システムを導入。館内の生きものや館内を案内してくれるAIシステムとなっており、聞きたい内容について電話横のタッチパネルで選択し、レトロな黒電話のダイヤルを回すと、質問によって3人の案内スタッフが答えてくれる仕組みになっている。【詳細】四国水族館オープン日:未定※2020年4月1日(水)より四国4県の居住者限定で先行オープンを実施していたが全館休館。再オープンは未定。※最新情報については、公式HPの確認を推奨。※当初は、2020年3月20日(金・祝)のグランドオープンを予定していた。住所:香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4番地一般料金:大人2,200円※16歳以上/高校生、小・中学生1,200円/幼児600円※3歳以上営業時間:・3月20日~9月30日 9:00~18:00・10月1日~3月19日 10:00~18:00・GW・夏期 9:00~21:00※最終入館は閉館の30分前まで■チケット払い戻しに関して2020年3月19日より販売を予定していたWEB入館チケットの販売は、グランドオープン延期に伴い販売開始を延期。既に購入したJR四国 四国水族館切符(2020年2月20日販売開始)は、購入場所で手数料なしで払い戻しが可能。【問い合わせ先】四国水族館TEL:0877-49-4590
2018年07月05日