イラストレーター・宇野亞喜良の作品集『宇野亞喜良 ファンタジー挿絵の世界』が、2016年5月16日(月)に発売される。本書は、初期から現在までの絵本挿絵やブックデザインを中心に、「ファンタジー」をテーマにした作品を収録。宇野自ら「自分の作品集なのに、自分のものでないように見え、とても新鮮」と語る作品群は、往年のファンにとっても見応えたっぷり。リボン・水玉・猫・花・お姫様。大人になっても忘れることのない宝石箱のようにキラキラした世界観を詰め込んだこの1冊で、新しい宇野亞喜良を出来るかもしれない。なお、資生堂「マジョリカ マジョルカ」クリエーターによるヘア&メーキャップ展「百合 佐和子 x 金澤 正人『ユリカナ展 Ⅱ』 byマジョリカ マジョルカ」では、宇野亞喜良とコラボレートした作品も展示されている。【書籍情報】『宇野亞喜良 ファンタジー挿絵の世界』発売日:2016年5月16日(月)定価:3,200円+税仕様:B5版変形(257×186mm)/ソフトカバー/280Pages(Full color)ISBN:978-4-7562-4776-6 C0071【問い合わせ先】株式会社パイ インターナショナルTEL:03-3944-3981
2016年05月01日『さよなら渓谷』『まほろ駅前狂騒曲』を手掛けた大森立嗣監督が描く最新作『セトウツミ』。この度、先日公開された主演の池松壮亮と菅田将暉の撮りおろしショートムービー第1弾「けん玉」に続き、第2弾「タイミング」が解禁された。関西のとある河原。男子高校生の瀬戸と内海が放課後にまったりゆったり喋るだけ。ウィットに富んだ台詞、絶妙なユーモアと“間”のセンスでクスッと笑えて、なんだかしんみり胸打つ。シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了するという超シンプルなコミックを実写映画化。原作は、「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)にて連載中の此元和津也の同名コミック。タイトルの“セトウツミ”とは、主人公の瀬戸(せと)と内海(うつみ)の名前を組み合わせたもの。キャストには、クールな塾通いの内海役に『無伴奏』『ディストラクション・ベイビーズ』『デスノート2016』の公開を控える池松さん、天然な元サッカー部の瀬戸役に、“月9”の出演が決定した菅田さん、そしてヒロインの女子高生・樫村役には『ライチ☆光クラブ』などに出演し、人気急上昇中の中条あやみといった人気実力派若手キャストが集結している。そのほか宇野祥平、岡山天音、成田瑛基などが脇を固めている。今回解禁された映像は、原作者・此元氏が描き下した短編を、本編同様に大森監督が演出した特別撮り下ろしショートムービーの第2弾。その名も「タイミング」。特報としては異例の約3分間のショートムービー仕様となっており、「いつもの放課後…関西の男子高校生瀬戸と内海」このシンプルなテロップから始まる。内海と瀬戸が繰り広げる関西弁の掛け合いトークは、「この間…」「そういえば…」と言いたいことがあるのに相手とかぶって言えない、まさにそんな“タイミング”をテーマに、絶妙な“間”と台詞まわしが癖になること間違いなしの映像となっている。既に公開されている第1弾「けん玉」は、解禁されるやいなや、「めっちゃかわいい」「見たら普通に声出して笑ってしまって世界観がツボだった」「二人の演技すごく好き 観に行く」など、SNS上でも話題となっている。さらにこの特報は、3パターンを予定しており、次の「スタンディングオベーション」にも期待が高まる。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月13日「あさが来た」のディーン・フジオカをはじめ、「あまちゃん」の福士蒼汰、「ごちそうさん」の東出昌大、「カーネーション」の綾野剛、「まれ」の柳楽優弥など、NHK朝の連続テレビ小説をきっかけに、さらなるブレイクを果たした男性俳優陣は数知れず。そんな中、4月よりスタートする「とと姉ちゃん」への出演が決まり、ブレイク必至といわれる若手俳優が大野拓朗だ。3月5日(土)より公開となった『セーラー服と機関銃 -卒業-』では、橋本環奈演じる星泉が率いる目高組の組員を演じ、その存在感を発揮している。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は、セーラー服の女子高生が機関銃を撃ちまくり、「カ・イ・カ・ン……」とつぶやく、一度見たら忘れられないインパクトあるシーンで知られる名作の続編を、“1000年に一人の逸材”といわれるアイドル・橋本さん主演で映画化。普通の高校生活を送っていた女の子・星泉が、弱小ヤクザの目高(めだか)組の4代目を襲名、一時は“かたぎ”として女子高生に戻ったものの、再び敵対する組織と抗争を繰り広げるという本作。大野さんは、曲がったことの嫌いな女子高生組長・泉をサポートする子分の1人、祐次を好演する。本作の撮影現場で大野さんは、本作が初主演となった橋本さんの目を見張る成長に嫉妬しながらも、安藤政信、武田鉄矢といったベテランの姿勢に感服。そして、同じく組員・晴雄を演じた宇野祥平とは演技について議論を交わし、切磋琢磨しながらつくりあげた本作で大きな刺激を受けたという。当初は思い出づくりのつもりで受けた役者のオーディションで、周囲の必死な姿に引っ張られる形で芝居の魅力にはまったという大野さん。「役者を初めて6年目に入ったいまでも、常に成長していきたい、死ぬまで成長していきたいと思っています。一生、役者でいたいし、僕の夢は現場で死ぬこと」と、熱く言い切るほどになった。ドラマ「三匹のおっさん」で共演した大先輩・北大路欣也の「ヤクザ役もできるのが良い役者だ!」という言葉を聞いてから、本作は待望の役柄だったことを明かし、目高組の組員を演じるにあたり、高倉健のヤクザぶりやジェームズ・ディーンの不良性を参考にしたという。これから「さらにいろいろな役柄に挑戦したい」とまっすぐに語る大野さん。次期朝ドラのほか、綾瀬はるか、斎藤工、水原希子など人気俳優が集結する『高台家の人々』では「マッサン」のヒロインを務めたシャーロット・ケイト・フォックスの夫役となるだけに、ますます注目度は上昇するはず。本作でも、彼の熱い演技は要チェックだ。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は3月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月06日公開初日を迎えた映画『セーラー服と機関銃―卒業―』の舞台あいさつが5日、東京・角川シネマ新宿で行われ、キャストの橋本環奈(Rev.from DVL)、長谷川博己、武田鉄矢、大野拓朗、宇野祥平と前田弘二監督が出席した。ステージに上がると客席から溢れんばかりの拍手を受けた橋本は「昨日は緊張して全然眠れなくてドキドキしてました。でも今お客さんから温かい握手をいただいてホッと落ち着きました」と安堵した表情を見せながら「今日まで星泉としてこの映画とともに歩んできましたが、公開初日を迎えた今日こそ星泉から卒業する日だと思います」と初めての主演映画で演じたキャラクターからの卒業宣言。続けて「本当にこの映画に関わった皆さんのお陰で女優というお仕事が大好きになりました。星泉は卒業しますが、この作品で学んだことを大切な糧としてこれからも色んな作品や役柄に向かっていきたいとです」と今後の女優活動に意欲を見せた。また、舞台あいさつ中にはサプライズで橋本の両親からの手紙を朗読するコーナーも。それを聞いて思わず目頭を熱くさせた橋本は「このお仕事を始めたいと私が言った時に何の反対もせずに1番応援してくれたのが両親なんです。この映画も喜んでくれたし、本当にありがたいと思っています」と感謝しきりだった。その橋本は、現在地元・福岡に在住しながら芸能活動を展開しているが、芸能界の大先輩で同郷の武田は「僕も1番最初の映画で同郷の人たちとスタートを切りました。映画の素晴らしさを橋本環奈に伝えたいという思いで今回は演じましたよ」と温かい眼差しを向けるも「この映画でアイドルではなくて女優さんとして、一歩歩き始めました。大変申し上げにくいが、いつか博多を旅立って東京で生きていく決心をどこかでしないと。冷たいようだけど一人前にならない。九州の人がみんな味わった足あとを環奈さんには辿って欲しいです。同郷の先輩として心よりお祈りしています」と金言を授けた。1981年公開の映画『セーラー服と機関銃』をはじめ、これまでに薬師丸ひろ子、原田知世、長澤まさみが主演の泉を演じた本作は、赤川次郎の小説を実写化したアクション・ドラマ。組員4人の弱小ヤクザ・目高組の組長だった高校3年生の星泉(橋本)は、普通の女子高校生として過ごすも街を乗っ取ろうとしている勢力に立ち向かっていく。主題歌も橋本が担当している。
2016年03月05日アイドルの橋本環奈が3月5日(土)、都内で行われた初主演作『セーラー服と機関銃 -卒業-』の初日舞台挨拶に登壇。「今日こそ、この映画から“卒業”する日。学んだことを大切な糧にし、女優として歩んでまいります」と決意表明した。80年代に大ブームを巻き起こした角川映画の代表作をリメイク。弱小ヤクザ・目高組の組長だったという驚きの経歴をもつ18歳の高校三年生・星泉(橋本さん)が、親しい友人が巻き込まれたニセモデル詐欺をきっかけに、再び裏社会の抗争に身を投じる。この日は橋本さんのご両親から、お祝いの手紙がサプライズで届き、橋本さんは「こういうの、本当に(事前に)教えてもらえないんですね」と驚きの表情。手紙の代読が終わると、「私が芸能のお仕事をしたいと言ったとき、何の反対もせず、応援してくれたのは両親。この映画への出演が決まったときも、とても喜んでくれた。本当にありがたくて…、言葉が浮かばないですね」と瞳をうるませ、感無量の面持ちだった。舞台挨拶には橋本さんをはじめ、共演する長谷川博己、大野拓朗、宇野祥平、武田鉄矢、前田弘二監督が登壇。出席予定だった安藤政信は、体調不良を理由に欠席した。組の若頭補佐を演じた長谷川さんは、「昔気質のヤクザという、普段とは違う役柄をぜひ演じてみたいと思った」といい、「アクションや男くさい映画もいいですね。『96時間』のリーアム・ニーソンみたいになりたい」と思わぬ宣言も。初共演した橋本さんについては、「新人の女優さんとはいえ、こちらは容赦しちゃいけないなと思った。日々、女優の表情に変わっていく姿を見られた」と話していた。また、橋本さんと同じ福岡出身の武田さんは「あえて橋本環奈と呼び捨てさせてもらいますが、彼女が生まれた街の名前を聞くと、その風景が目に浮かぶほど」と目を細め、「同郷の先輩として、映画、芝居の面白さを伝えたかった。この作品が環奈にとって、女優さんとしての一歩を踏み出す、良きスタートになることを祈っています」と“贈る言葉”を捧げた。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月05日1960年代から現在に至るまで第一線で活躍するイラストレーター・宇野亞喜良の描きおろし新作が公開される「~をかし愛らし~宇野亞喜良展@ISETAN」が、伊勢丹新宿店本館5階のアート&フレームで3月2日から15日まで開催される。同展では、平安時代の日本文学上における美的理念のひとつである「をかし」をテーマにした宇野の描きおろし新作を公開。平安時代に書かれた短編集『堤中納言物語』からの物語で『風の谷のナウシカ』の原案ともいわれている「虫めずる姫」を描いた作品などが登場する。その他、新作版画約20点、グッズ、書籍なども販売される予定だ。なお、3月5日、13日の14時から16時までは、宇野のサイン会を実施。作品やグッズを5,400円以上購入した先着100名に整理券が配布される。【イベント情報】「~をかし愛らし~宇野亞喜良展@ISETAN」会場:新宿伊勢丹本館5階 アート&フレーム住所:東京都新宿区新宿3-14-1会期:3月2日~15日時間:10:30~20:00
2016年03月04日かつてセーラー服姿でヤクザの組長を務めた過去を持つ女子高校生が、街にはびこり出した新たな悪と対決すべく、解散した目高組を再開させて巨大な勢力と立ち向かう『セーラー服と機関銃-卒業-』。小さな体に正義感をみなぎらせ、何も恐れずにまっすぐ突き進むヒロイン、星泉を演じたのは橋本環奈。福岡県出身で17歳の現役高校生の彼女は、去年のひと夏を女子高生組長・星泉として過ごした。完成作を見て、「もう本当に感無量そして感謝でした」と橋本さん。「撮影時、ロケ地の群馬県は日本一暑かったんです。暑かったあの高崎市でみんなが全力を注いで作りあげたシーンがつむがれていて。こうやって作品になるんだなと思って、すごく感動しました。多くの方が関わってくださって出来上がった映画なので、すごくありがたいと思いました」。プライベートで映画館に行くのも大好きだという橋本さんだが、自身の主演作をスクリーンで見るのは「全然違いますね」と語る。「今回、最初に見たときの感覚は、様々な思いがこみ上げて何も考えられなかったというのが一番近いのかもしれないです。皆さんに感謝してもし切れない気持ちで一杯になりました。もう言葉が見つからないほど。そんな感覚は初めてでした」。1981年公開の相米慎二監督、薬師丸ひろ子主演の『セーラー服と機関銃』、原田知世や長澤まさみがヒロインを演じたTVドラマ、とこれまで数々の星泉が登場してきたが、橋本さんもまた彼女ならではのオリジナルな星泉としてスクリーンに映し出されている。「撮影の前にリハーサルを2か月間させていただきました。前田弘二監督のもと、組員役の祐次君(大野拓朗)、晴雄君(宇野祥平)やスタッフのみなさんとともに、星泉を作り上げていくことが出来たというのが実感です。泉はすごく正義感が強くて、心の中は愛情深くて。同時にすごく負けたくない気持ちも強いと思うんです。大きな敵が居て圧倒されもするけど、一歩下がるんじゃなくて、もっと前に出てやるぞっていう負けず嫌いな面もあって。遠回りしていくよりは真っすぐに突き進む気持ちも強いと思います。どんな大人に対しても態度を変えることなく、真っすぐに気持ちをぶつけることは意識していました」。共演者はほぼ男性ばかり、それもかなり年上のベテランぞろいという状況だが、撮影現場の雰囲気は「すごく楽しくて」と言う。月永を演じた長谷川博己には「今の高校生ってどういう感じなの?」と質問をされたり、いろいろな映画のお話をしたりとか。「『映画って、時間をかけて撮れるからいいよね』『みんなが最高を求めるからこそいい作品ができる』と仰っていたのが印象的でした」。そんな和やかな雰囲気もカメラが回り始めれば一転して緊張感あふれるものになる。「リハーサルの最後に、監督が『これまでの2か月のこと忘れてください』と仰ったんです。その言葉の意味が映画の撮影中にすごくよくわかりました。セットが完成して、キャストも全員そろうと、動きも変わってきますし、そこで生まれる生のものを大事にしたいという監督の思いをあらためて強く感じました。リハーサルでやったことを忘れたからこそ、新鮮な気持ちでできた面もあります」。例えば、街を乗っ取ろうとする黒幕の安井(安藤政信)のいるナイトクラブに泉たちが乗り込むシーンでは、安藤さんがアドリブを連発した。「私の真後ろでミラーボールを叩いたり、ボイスレコーダーを灰皿に叩きつけて壊したり、全部アドリブだったんです。ものすごい迫力に圧倒されましたが、泉は負けずに前に出るんだと思って」と動じず、女優魂を見せた。撮影が始まって最初に撮ったシーンも印象深いという。月永の背後に敵が迫るのに気づいた泉が危険を知らせる場面で、橋本さんの口からは台本に書かれていたのとは違う台詞が飛び出した。「監督は即座に『OKです』と仰ってくださって。『本当に危ないと思って出たものなら、それが一番近い言葉だよ』と。台本には書かれていなかったけれど、それが正解だったということですよね。あらためて奥が深いなと学ばせていただきました」。星泉を演じたことで自分自身の中から何か現れた、引き出されたような感覚は「実は撮影中にはあまり感じることはなかったんです」と言う。「何かが変わったのかなっていう、ぼやっとしたものもあったのですけれど。泉のすごく負けず嫌いなところも、もともとの私に似ていますし(笑)。私自身、何事にも全力でいきたいといつも思っていますが、そういう面も泉に通じていたのかなって思います」。小学校3年生から芸能活動をしている橋本さんは「事務所に入ったときは、純粋にスクリーンに映りたいとかテレビに出たいという気持ちがきっかけだったのですが、オーディションを受けてお仕事をしていくうちに楽しくなっていって」と振り返る。「小学校の卒業文集にも『女優になりたい』って書いているんです」。それからわずか数年で、映画に初主演という形で夢の第一歩は実現した。「後から聞いた話ですが、(目高組若頭・土井役の)武田鉄矢さんも監督も『映画を好きになってほしかった』と仰ってくださっていたようで。その言葉のとおり、映画がもっと好きになりました。演じることには正解がないからこそ、いろいろな面――私自身もまだ知らない新しい面を見出していけたら嬉しいなって思いますし、もっともっとっていう欲が出てきました。いろんな役に挑戦して、いろんな色に変われる。でも、やっぱり根底に強さや愛情を持ち合わせている、芯のある女優さんになっていけたらなと思います」。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月02日映画『セーラー服と機関銃―卒業―』の完成披露試写会が3日、都内で行われ、キャストの橋本環奈(Rev.from DVL)、長谷川博己、武田鉄矢、大野拓朗、宇野祥平と前田弘二監督が出席した。3月5日に全国公開する本作は、赤川次郎の小説を実写化したアクション・ドラマ。組員4人の弱小ヤクザ・目高組の組長だった高校3年生の星泉(橋本)。普通の女子高校生として過ごす泉は、街を乗っ取ろうとしている勢力に気づき、立ち向かっていく――というストーリーで、主題歌も橋本が担当している。1981年公開の映画『セーラー服と機関銃』をはじめ、薬師丸ひろ子、原田知世、長澤まさみが熱演した泉役を演じた橋本は、本作が映画初主演。「俳優部のみなさんの圧がすごかった。ウッと負けそうになったけど、泉らしく真正面から立ち向かっていけたかなと思う」とプレッシャーもあった撮影を振り返り、「この映画に関わったみなさんへの感謝の気持ちしかない。私の両親や家族も応援して支えてくれた。ありがとうございます」と感謝の気持ちを述べた。そんな橋本に対し、「組長っぷりがすごかった。スタッフ全員の名前を覚えてちょっかいを出したり。組長として座長として、現場を盛り上げてくれました」(大野)、「『助けて支えてあげたい』という気持ちがあったけど…、現場では組長に怒られないようにしてました」(宇野)と2人の"舎弟"は大絶賛。一方、初のヤクザ役を演じた長谷川は、「堅苦しい役ばかり続いていたので、暴力と暴言がすごく楽しかった。僕の良いアクションシーンもあったのに、カットされてましたが」と打ち明けて笑いを誘った。また、イベント当日は橋本の17歳の誕生日。機関銃があしらわれたバースデーケーキでお祝いされると、「今まで生きてきた中で、こんなに多くの方に祝ってもらったのは初めて。本当にありがとうございます!」と大感激で、「この映画を機に、芯があって色んな役ができる女優になりたい。演技も歌も頑張っていきたい」と力強い抱負を。武田から、「王に向かって進んでいく"環"の名に恥じないよう、17歳のスタートを切って」と"金八節"で祝福されると、「私の先生は一生、武田さんです!」と笑顔をこぼしていた。
2016年02月04日“奇跡の1枚”と言われる写真がネット上で話題を呼んだアイドル橋本環奈が2月3日(水)、初主演映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』の完成披露試写会に出席。この日が17歳の誕生日ということで特製ケーキで祝福され、共演の武田鉄矢からも祝いの言葉を贈られた。原作は赤川次郎の小説。過去に薬師丸ひろ子、原田知世、長澤まさみという錚々たる女優が演じてきた女子高生組長・星泉役に橋本さんが挑んだ。この日は、橋本さん、武田さんに加え、共演の長谷川博己、大野拓朗、宇野祥平、前田弘二監督も舞台挨拶に登壇した。橋本さんは、大先輩の俳優に囲まれての映画初主演となったが「今日、一番びっくりしたのは、武田さんと50歳離れてるってこと!素晴らしい俳優のみなさんが前にいるだけで“圧”がすごかったです。ここにはいないですが、伊武雅刀さんがお肉を食べているだけで迫力がありました!負けそうになりましたが、泉らしく真正面から立ち向かって行けたかなと思います」と語る。舞台挨拶中、“舎弟”の大野さんと宇野さんが「おれの方が(組の中での立場は)上なのにいつも僕が運転してた」(大野さん)、「僕は武田さんが演じた土井さんの舎弟のつもりだから」(宇野さん)などと、舎弟同士で言い合いを始めると、橋本さんはすかさず「その前に私が組長だから!」と一喝!舞台挨拶でも大野さんや宇野さんから「組長」と呼ばれ、「現場でスタッフさん全員の名前をすぐに憶えていた」(大野さん)など、大器の片鱗を見せつける。武田さんは、そんな橋本さんを常にフォローしていたとのことだが「私も27歳のとき、47歳の高倉健という俳優の映画でデビューして、高倉健さんはすごく気を遣ってくださいました。恩返しで渡していかないと、健さんに申し訳ない」と語る。橋本さんの誕生日のために「ケーキ屋を脅して作らせた(笑)」(大野さん)という機関銃が設置された特製ケーキが運び込まれると、武田さんは“先生”の口調で橋本さんの名前の「環」の字の意味を説きつつ、祝福した。橋本さんは「武田さんは、映画の打ち上げでも『贈る言葉』を歌ってくださりました。一生、私の先生です」と感激の面持ち。そして「芯のある、いろんな役のできる女優になりたい。演技も歌ももっと頑張ります!」と抱負を口にした。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は3月5日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日俳優の池松壮亮と菅田将暉がW主演を務め、男子高校生2人の会話で構成された漫画を実写化する映画『セトウツミ』(7月2日公開)の場面写真と追加キャストが2日、発表された。原作は漫画誌『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)にて連載中のコミック。関西の男子高校生・瀬戸(菅田)と内海(池松)が川沿いで淡々と放課後トークを繰り広げるという作風で、シンプルな内容ながらクールでシニカル、ウイットに富んだセリフなどで読者の心をつかんできた。この独特な世界観を、『まほろ駅前狂騒曲』(14年)や『さよなら渓谷』(13年)の大森立嗣監督がメガホンを取って、実写化する。また、池松と菅田のほかに女子高生ヒロイン・樫村役として女優の中条あやみが出演することも決定している。公開された場面写真は、そんな元サッカー部の天然キャラ・瀬戸と塾通いのクールな内海が放課後に"ダベっている"光景を捉えた4枚と、通学路らしき場所で中条演じる樫村が内海に声をかけている模様を写した1枚。川沿いでの写真はいずれも、仲睦まじい2人のゆったりした青春の時間を感じさせる。その内の1枚は、なぜか瀬戸と内海に加わってピエロの格好をした大道芸人もおり、どことなく浮かない表情を見せる2人の姿が披露されている。一方の樫村と内海のものは朗らかな面持ちの樫村、戸惑ったような顔の内海と川沿いでのシーンとは異なる、どこか甘酸っぱい青春の一端を垣間見ることができる。新たに発表された追加キャストは現在公開中の『俳優 亀岡拓次』でも主人公・亀岡の盟友を演じている宇野祥平、『ライチ☆光クラブ』(2月13日公開)の岡山天音のほか、鈴木卓爾、成田瑛基、奥村勲、笠久美、牧口元美ら7人。これら特徴的な面々が瀬戸と内海のまったりした日常を彩る。(C)此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013 (C)2016映画「セトウツミ」製作委員会
2016年02月03日池松壮亮と菅田将暉という“最旬”の若手実力派2人がW主演、さらにヒロインを中条あやみが務めることでも話題の映画『セトウツミ』。このほど、その劇場公開日が7月2日(土)に決定、併せて、いまにも男子高校生2人のやりとりが聞こえてきそうな、本作初の場面写真も解禁となった。関西のとある河原。男子高校生の瀬戸と内海が、放課後にまったりゆったり喋るだけ。ウィットに富んだ台詞、絶妙なユーモアと“間”のセンスでクスっと笑えて、何だか、しんみり胸を打つ。シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了する傑作漫画を実写映画化した本作。『セトウツミ』というタイトルは、主人公の瀬戸と内海の名前を組み合わせたものだ。塾通いのクールな内海役には、官能ドラマ「裏切りの街」がdTVにて配信中、『無伴奏』『シェル・コレクター』などの公開も控える池松さん。天然な元サッカー部の瀬戸役には、“鬼ちゃん”としてもおなじみ、今年『ピンクとグレー』『暗殺教室-卒業編-』ほか6作に出演する菅田さん。また、これからの日本映画界を背負う実力派2人と三角関係(!?)を繰り広げる、高校のマドンナ・樫村役には人気急上昇中の中条さんが扮している。さらに、今回は追加キャストも明らかになり、“リアル『俳優 亀岡拓次』”といわれる名脇役の宇野祥平、『ゲゲゲの女房』『楽隊のうさぎ』などの監督・鈴木卓爾、『ライチ☆光クラブ』の岡山天音ほか、成田瑛基、奥村勲、笠久美、牧口元美といった実力派、個性派たちが集結。男子高校生2人が、まったりゆったり喋り続ける、脱力系“ムダ話”の脇を固めている。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月02日安田顕主演の映画『俳優 亀岡拓次』が明日から公開になる。本作は、小さな脇役ばかり演じている37歳の俳優が主人公の作品だが、三田佳子や山崎努、宇野祥平、新井浩文、染谷将太、浅香航大、杉田かおるら豪華なキャストが出演している。その他の画像主人公の亀岡は“最強の脇役”として撮影現場を渡り歩き、夜はひとりで酒を飲む地味な生活をおくっている俳優だ。しかし、彼が現場で出会う人々を演じている俳優は、“主演クラス”のキャストが揃った。山崎努、新井浩文、染谷将太は亀岡が渡り歩く撮影現場を仕切る“監督”役で登場し、また三田佳子は大女優の松村夏子を、宇野祥平は亀岡の仲間の俳優を演じる。また、浅香航大は亀岡が出演した映画の主演を務めるイケメン俳優を、杉田は亀岡の行きつけのスナックのママに扮している。豪華キャストに囲まれて、脇役俳優の役で“主演”を務めた安田顕は「三田さんは、カット割りや“こうなるだろうな”という予想を覆す方でした。その場にいる誰しもに“三田さんを撮ろう”と思わせる力があるんです。至近距離でお芝居をしたときは、文字通り目に吸い込まれそうな感覚に陥りました。あと、山崎努さんが橋の上からずぶ濡れの僕に“ご苦労さん”と言ってくれたときは、逆光で後光が差している山崎さんがあまりにもかっこよくてグッときました」と撮影を振り返っている。『俳優 亀岡拓次』1月30日(土) テアトル新宿ほか全国ロードショー
2016年01月29日『俳優 亀岡拓次』公開を前に、横浜聡子監督の作品を上映する“横浜ナイト”が1月28日(木)に開催。横浜監督、監督と同郷出身で同い年であり同作にも出演している新井浩文が上映前にトークを繰り広げた。この日は、横浜監督の自主製作映画『ジャーマン+雨』と松山ケンイチ主演で『俳優 亀岡拓次』でもヒロインを演じている麻生久美子も出演している商業映画デビュー作『ウルトラミラクルラブストーリー』が上映された。2人は共に津軽弁を“ネイティブ”として操る青森県出身で同い年。映画プロデューサーの紹介で、原宿で酒を飲んだのが出会いだったそうで、その時、監督は新井さんに『ジャーマン+雨』のDVDを手渡したという。新井さんは「それを見て『なんだこれ!すごい』と思った」とのことで、ひと目でその才能に衝撃を受け、一緒に仕事をしたいと感じたそう。改めて、横浜監督について「いま、映画業界での評判ピカイチです!みんな『出たい』と言う。すごい人です」と絶賛しつつ「山下敦弘監督っていますよね?彼も業界での評価はピカイチなんですけど、お客さんが入らない…(苦笑)。そのニオイがプンプンするから『亀岡拓次』はなんとか当たってほしい!」と切実に訴えた。横浜監督は新井さんのことは初期の『GO』のころから見ていたそうで「弘前出身ですごい人が出てきた」と感じていたと明かす。その後、紆余曲折があって、新井さん主演で進めていた企画が実現しなかったこともあり、『亀岡拓次』でようやくコラボレーションが実現した。新井さんは、『亀岡拓次』の中で、Vシネの監督を演じており、劇中、他にも染谷将太、山崎努らが映画監督を演じているが、横浜監督によると「染谷くんはコメディ系、山崎さんは大物の風格がある監督、唯一、新井さんが演じた山之上さんは。亀岡のことが大好きでそれをつたえる役」と説明。実際、付き合いは長いが、演出するのは初めてで、監督なりに不安もあったよう。「俳優さんのタイプで、自分の気持ちが乗らないと動けない人がいるけど、新井さんは見事に、理由を聞かずに動いてくれる俳優さんでした」と振り返る。新井さんは「俳優あるあるですが(笑)、いるんですよ。監督が言っても『その気持ちじゃ動けない』とかいう人。動けよ!監督が言ってるんだから!」と語り、会場は笑いに包まれる。徐々に、新井さんのトークは熱を帯びていき、『ウルトラミラクルラブストーリー』の話題では劇中の津軽弁について「みんな上手いんですけど…生きてるときは言えなかったけど、(故・原田)芳雄さんが一番ヘタ(笑)。言えなかったけどね」と、その存在感を絶賛しつつも、津軽弁に関してはネイティブとしてきっちりダメ出し。リクエストに応じて、横浜監督とその場でリアル津軽弁でのトークを展開し、会場は笑いに包まれた。また最後に『亀岡拓次』の見どころについて尋ねられると、安田顕演じる亀岡の俳優仲間を演じている宇野祥平について言及し「ハゲ散らかし過ぎ!おれと1コしか違わないのに、ヒドいでしょ」と最後までアクセルを緩めることなく、会場をわかせていた。『俳優 亀岡拓次』は1月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俳優 亀岡拓次 2016年1月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2016年01月28日俳優・安田顕主演の映画『俳優 亀岡拓次』(1月30日公開)で、安田演じる酒好きの主人公・亀岡拓次の姿を参考にした"お酒マナー講座動画"がこのほど、公開された。原作は、戌井昭人氏が2011年にフォイルより刊行した同名小説。37歳独身で脇役メインの俳優・亀岡(安田)を主人公に、うだつのあがらない仕事風景やプライベートでの出会いを描く。メガホンを取るのは、映画『ウルトラミラクルラブストーリー』(09年)などで知られる横浜聡子監督。本作を鑑賞した作家・石田千氏は「安田顕さんが、あまりに亀岡拓次なので、涙ぐんでしまった。お酒も妄想も濃く、深く。情けなくて、ミラクルな映画」、柴崎友香氏は「見終わった瞬間から、亀岡拓次のことばかり考えてしまっている。今頃どんな町にいて、どんな映画に出て、どんな世界をさまよっているんだろう」とそれぞれ語っているという。動画は、年始の新年会などの酒宴シーズンに「お酒飲み過ぎの方へ」送る企画。"おすすめメニュー"編、"三次会"編、"翌日の仕事"編の全3編で構成されており、劇中の名シーンにのせて、酒をたしなむ上での教訓や格言が提示される。"おすすめメニュー"編では、亀岡がロケ先の居酒屋ムロタで女性・室田安曇(麻生久美子)と初めて出会うシーンを披露。安曇は「寒天は食べました? この辺の名産なんですよ」と口にしながら、それを食べる亀岡に「どうです? なんて事ない味でしょ」と謙遜して尋ねる。「まぁ…そうですねぇ」と率直に感想を述べる亀岡。それに安曇は、「あら、そんなこと言ったら地元の人は皆怒りますよ?」といたずらげに笑う。ここでの教訓は「美人の女将さんや上司におすすめのメニューを出してもらったら、真面目に味の批評などせず、『おいしいおいしい』といただきましょう」だ。"三次会"編は、亀岡が役者仲間の宇野(宇野祥平)としっとりとしたバーで飲む場面。カラオケでの女性の歌唱をBGMにして、亀岡はゆっくりと酒を飲み干す。格言は「来し方行く末に思いを馳せ、素直に歌が心に、染み入るのに任せましょう」。"翌日の仕事"編は、そのバーで酔いつぶれてしまう亀岡と宇野を捉えるも、場面は一転し、二日酔いの吐き気を我慢しながら、次の仕事場へ向かう車中の亀岡が映される。格言は、職業人の基本である「どんなに飲んではしゃいでも、翌日には必ず出社しましょう。いつも通り仕事に取り組みましょう」。終盤では、時代劇の撮影中にやりで腹を突かれ、今にも吐き出しそうな亀岡が描かれたコミカルなものになっている。(C)2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2016年01月12日1982年に一大ブームを巻き起こし、邦画興収第1位を記録した角川映画の代表作『セーラー服と機関銃』。伝説的シリーズの最新作に橋本環奈を主演に迎え『セーラー服と機関銃 -卒業-』として公開することで注目されている本作だが、今回主人公・星泉が、劇場での鑑賞マナーを諭す特別動画が解禁された。18歳、高校三年生の星泉には、組員わずか4名の弱小ヤクザ・目高組の組長という驚きの過去があった。伯父を殺した敵を機関銃で襲撃する大事件を起こしたあと、組は解散。いまは、シャッター商店街の中で「メダカカフェ」を経営し、「組長」あらため「店長」として活躍する日々。卒業を間近に、普通の女子高生としての日常を取り戻していた。そんなある日、ニセモデル詐欺に巻き込まれた友達の相談から、泉の周辺には、ふたたび危ない影が忍び寄ってきて…。原作は、シリーズ累計260万部を超える赤川次郎のメガヒット長編小説。映画化した後に、その後2度もTVドラマ化されるなど、角川映画40周年の歴史が誇る伝説的シリーズだ。また、トップスター女優の登竜門とも言える本作の主人公・星泉を演じるのは「1000年に一人の逸材」「天使すぎる!」と話題沸騰中の橋本さん。本作で映画初主演を果たし、主題歌「セーラー服と機関銃」でソロデビューする事も決定している。ほかにも、長谷川博己、安藤政信、伊武雅刀、大野拓朗、宇野祥平、武田鉄矢など俳優陣が出演する。今回解禁された映像は、劇場で流れるマナーCM。橋本さん演じる星泉が登場し、曲がったことが大嫌いな彼女が、ルールを守らない輩に目を光らせる映像。長谷川さん、武田さん、伊武さんが演じているクセのあるヤクザ達のお行儀に、劇場マナー的視点から「映画館では禁煙」「携帯はオフに」など、ズバっと注意し、諭している。大人にも負けない気の強い女子高生組長ならではの内容だが、最後は自ら愛用している機関銃を引っ張り出し、“危険物の持ち込みは厳禁”というメッセージを投げかけている。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は2016年3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月18日“1000年に一人の逸材”と話題の橋本環奈が映画初主演を務めることでも注目を集める『セーラー服と機関銃 -卒業-』からこの度、最新予告編が公開。併せて橋本さんが歌う主題歌「セーラー服と機関銃」がお披露目された。18歳、高校三年生の星泉には、組員わずか4名の弱小ヤクザ・目高組の組長という驚きの過去があった。伯父を殺した敵を機関銃で襲撃する大事件を起こしたあと、組は解散。いまは、シャッター商店街の中で「メダカカフェ」を経営し、「組長」あらため「店長」として活躍する日々。卒業を間近に、普通の女子高生としての日常を取り戻していた。そんなある日、ニセモデル詐欺に巻き込まれた友達の相談から、泉の周辺には、ふたたび危ない影が忍び寄ってきて…。本作の監督を務めるのは『婚前特急』、『夫婦フーフー日記』を手掛けた若き才能・前田弘二。主人公・星泉には、アイドルグループ「Rev. from DVL」に所属しながらも『暗殺教室』や「水球ヤンキース」(フジテレビ)など女優業にも力を入れる橋本さん。また星泉が憧れる年上男性・月永役に長谷川博己、組織の男・安井役に安藤政信、目高組の若頭に武田鉄矢、組員に大野拓朗、宇野祥平らも集結している。今回公開された予告編は、橋本さん演じる星泉のナレーションと共に、店長をする“メダカカフェ”に登場するシーンから始まる。本シリーズの名シーン機関銃乱射はもちろん、激しいバットアクションに挑む長谷川さん、危険な雰囲気全開の安藤さん、女子高生組長に頭が上がらない武田さんの姿も公開し、ラストの「絶対気に入らない!」と叫び、機関銃を乱射する名シーンには往年のシリーズファンだけでなく、星泉と同世代のファンもテンションがあがること間違いなしの映像となっている。本映像では、橋本さんが歌い上げる名曲「セーラー服と機関銃」が初披露。橋本さんは本楽曲がソロデビューとなった。また、予告編と同時に公開された新ポスターは、堂々とした姿勢で機関銃を片手に立ち尽くす星泉の姿が。橋本さんの凛とした表情で、女子高生ながら大人に頼らない強い意思を感じさせる一枚だ。まずはこちらの予告編から橋本さん演じる新・星泉をご覧あれ。『セーラー服と機関銃-卒業-』は2016年3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月08日女優の吉岡里帆(22)、俳優の森永悠希(19)らが、石倉三郎(68)の初主演映画『つむぐもの』(2016年春公開)に出演することが20日、発表された。本作は、福井県丹南地域と、その友好交流都市で世界遺産に登録された韓国の百済時代の古都・扶余郡で撮影されたエンターテイメント作品。無職になって実家に居づらくなり、ワーキングホリデーで福井に来た韓国人のヨナ(キム・コッピ)は、越前和紙作りの手伝いに就く。しかし、職人の剛生(石倉)が脳腫瘍で倒れてしまい、介護をすることに。妻に先立たれ、1人暮らしの剛生は誰にも心開かず、偏見に満ちた悪態をつくばかり。それでもヨナはひるまず対応し、剛生の心境にも変化が訪れる。劇中では、人が最期まで自分らしく生きること、相手を理解することなどをテーマに人間ドラマを描く。吉岡が演じるのは、主人公・剛生の介護を担当する介護福祉士役。若手ならば誰もがぶつかる問題に直面する、介護施設の現場で奮闘する新人という難しい役どころを務める。森永もまた、伝統工芸の現場で奮闘する新人役で出演。そして、2人とともに追加キャストとして発表された日野陽仁、内田慈、宇野祥平らが脇を固める。吉岡は、1993年1月15日生まれの京都府出身。チャットモンチーの楽曲「いたちごっこ」(14年)のミュージックビデオで話題を呼び、2015年に『マンゴーと赤い車いす』で銀幕デビューを飾った。今年5月に公開された福田雄一監督作『明烏』ではヒロインに抜てき、菅田将暉らと軽妙な掛け合いを披露した。一方の森永は、1996年6月29日生まれの大阪府出身。子役としてキャリアをスタートし、これまでに『しゃべれども しゃべれども』(07年)や『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(13年)などに出演している。2016年春に公開される『ちはやふる』2部作でもメインキャストの1人・駒野勉役を担当。現在放送中のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』では、主人公の弟・杉敏三郎を演じている。(C)2016「つむぐもの」製作委員会
2015年11月21日秋の夜長にお家でゆっくり映画鑑賞なんていかがですか?「2014年は邦画の当たり年で、『永遠の0』『るろうに剣心』『テルマエ・ロマエII』など、大ヒット作品が目立ちました。しかし、今年はガラリと変わり、派手さはないけれど、ひと昔前の日本映画のような、心が揺さぶられる感動作が注目を浴び、邦画ファンを魅了した一年だったと思います」というのは、TSUTAYAのMD・販促部、北川未記さん。映画通の北川さんに心にジーンとくるオススメ邦画を教えてもらいました。■豪華キャスト!小さな嘘が大騒動を引き起こします。『エイプリルフールズ』エイプリルフールの東京を舞台に、7つの嘘が奇跡を起こす愛と感動の物語。「大人気ドラマ『リーガルハイ』の製作陣と、総勢27名のとにかく豪華&多彩なキャストが集結したことで話題になりました。嘘がテーマなんですが、最終的にみんなが幸せな気分になれちゃう!笑いあり涙ありの群像劇としてよくできている傑作です」『エイプリルフールズ Blu‐ray豪華版』¥5,800発売中発売元:フジテレビジョン販売元:東宝監督/石川淳一脚本/古沢良太出演/戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、富司純子、里見浩太朗ほか(C)2015フジテレビジョン■主演の渋谷すばるが魅せる圧巻の歌声に絶賛の嵐! 『味園ユニバース』歌以外全てを忘れた男と、その男の歌声に興味を持った女の人間ドラマ。「山下敦弘監督が、渋谷すばるさんに当て書きした作品なので、もう見事なハマり役!和田アキ子さんの『古い日記』をアカペラで披露するなど、渋谷さんの歌声に終始ゾクゾクさせられっぱなし。恋愛の要素は少ないけれど、ふたりの空気感が素敵でした」『味園ユニバース ブルーレイ通常版』¥4,700発売中発売元:ジェイ・ストーム販売元:ギャガ監督/山下敦弘出演/渋谷すばる、二階堂ふみ、鈴木紗理奈、赤犬、川原克巳、松岡依都美、宇野祥平ほか(C)2015「味園ユニバース」製作委員会■大自然の中で暮らす女の子の自給自足の生活に注目! 『リトル・フォレスト 冬・春』春夏秋冬の4部作で、昨年公開された『リトル・フォレスト 夏・秋』の続編。東北のとある村の集落で、ひとりの女性が自給自足の生活を通して、自らを見つめ直していく。「夏・秋篇は、主人公のスローな生活が淡々と描かれているんですが、冬・春篇は非常に力強い仕上がりで、パワーがもらえます。主人公が踊る伝統の舞に注目です」『リトル・フォレスト 冬・春』ブルーレイ¥4,700発売中発売・販売元:松竹監督/森淳一出演/橋本愛、三浦貴大、松岡茉優、温水洋一、桐島かれんほか『リトル・フォレスト 夏・秋』も発売中(C)「リトル・フォレスト」製作委員会◇きたがわ・みきMD・販促部 映像ユニットレンタルチーム邦画・バラエティ担当。学生時代に『かもめ食堂』を観て、邦画の素晴らしさに目覚めた。※『anan』2015 年11月11日号より。写真・石原敦志土佐麻理子取材、文・鈴木恵美
2015年11月07日俳優の安田顕が主演を務める映画『俳優 亀岡拓次』(2016年1月30日公開)の予告映像とポスタービジュアルが16日、公開された。本作は、戌井昭人氏が2011年にフォイルより刊行した同名小説が原作。37歳独身で脇役メインの俳優・亀岡拓次(安田)を主人公に、うだつのあがらない仕事風景やプライベートでの出会いを描く。メガホンを取るのは、映画『ウルトラミラクルラブストーリー』(09年)などで知られる横浜聡子監督。不器用ながらも愛すべきキャラクター・亀岡の脇役人生に転機が訪れる様が映される。公開された予告映像では、諏訪、山形・庄内、東京・三ノ輪、モロッコ、四谷と呼ばれればどこへでも撮影現場へ飛んで行く"最強脇役"亀岡の仕事風景から始まる。続けて、行きつけのスナック・キャロットのママ(杉田かおる)に、「ちょうど亀ちゃん、昼間テレビで見たよ。あれってどんな役だっけ」と尋ねられ、「ホームレスで流れ弾に当たってすぐ死ぬ役ですね」とその作品をキャプション付きで説明。美容室で「今年入ってもう7回目、泥棒…」とこぼす通り、チンピラなどスポットライトに当たらない役ばかりをこなす亀岡。しかし、映画に奇跡を呼ぶ男としても知られ、大御所監督(山崎努)やVシネマ監督(新井浩文)に「良かったよ」「神がかってました」とも褒められる。「金なし、女なし、お酒大好き」とテロップも入り、さえない姿も映される。そこでシーンは一転。そんな亀岡が「恋をした」とのテロップの後に、ロケ先の居酒屋ムロタで出会い恋に落ちる女性・室田安曇(麻生久美子)が登場する。「出戻りなの、あたし。寂しいでしょう?」と口にする室田に亀岡は惹かれていく。脇役仲間の宇野(宇野祥平)に、「ねぇ宇野くんさぁ、恋はしてる?」と相談するも、「俺、結婚してるんです」と返されるズッコケっぷりも収録。ラストシーンでは、花束を隠しながら、「今日は安曇さんに…」と打ち明けようとする。ポスタービジュアルは、亀岡演じる安田が、無造作なヘアスタイルにカメラ目線で「すんません。不器用に恋してます」と語りかけ、それを麻生が穏やかに見つめているのが印象的な仕上がり。上部には2人のほか、杉田、宇野、新井、山崎、染谷将太、三田佳子、工藤夕貴らのカットが映されている。なお、本作は22日から31日までの会期で開催される第28回東京国際映画祭"アジアの未来"部門に正式出品されることも決定している。(C)2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2015年10月17日いま「日本一チケットが取れない」と言われる5人組の人気演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバー・安田顕が待望の映画主演に挑む『俳優 亀岡拓次』。これまで多くの脇役を演じてきた安田さんが、主演で“最強の脇役俳優”を演じる本作の予告編映像とポスタービジュアルがこのほど解禁となった。亀岡拓次、37歳独身。職業は脇役メインの俳優。“最強の脇役”ぶりで仕事が途切れることはないが、プライベートは安い居酒屋を一人飲み歩く地味な生活。そんな亀岡がロケ先で出会った飲み屋の女将・安曇に恋をしてしまう。世界的巨匠からもオーディションの声がかかり、脇役人生に大きな転機が訪れるのか――。テレビや映画で見たことがない人はいないであろうと思われる今旬な大人の男、安田顕が主人公・亀岡拓次を演じる本作。共演には麻生久美子、宇野祥平、新井浩文、染谷将太、浅香航大、杉田かおる、工藤夕貴、三田佳子、山崎努ら実力派俳優陣が名を連ねる。そして今回解禁となった予告編映像では、諏訪、山形、三ノ輪、モロッコ、そして四谷と呼ばれればどこへでも撮影現場へ飛んでいく名脇役・亀岡の姿が映し出される。スナックのママ扮する杉田かおるやインディーズ監督扮する染谷将太など、コミカルな出演者も登場し、本作の世界観にぐっと引き込まれる映像に仕上がっている。また、同時に解禁されたのは、“亀拓”こと亀岡拓次とその想い寄せる麻生久美子演じる女将との2ショットが目立つポップなカラーのポスター・ビジュアル。“奇跡を呼ぶ男”に引き寄せられたキャストたちのコミカルで素敵な表情が印象的な一枚となっている。第28回東京国際映画祭「アジアの未来部門」に正式出品も決定した本作、ますます注目を集めることとなりそうだ。『俳優 亀岡拓次』は、2016年1月30日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:俳優 亀岡拓次 2016年1月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2015年10月16日俳優の安田顕が主演を務める映画『俳優 亀岡拓次』(2016年1月30日公開)に麻生久美子、染谷将太、杉田かおる、三田佳子らが出演していることが、このほど発表された。本作は、戌井昭人氏が2011年にフォイルより刊行した同名小説が原作。37歳独身で脇役メインの俳優・亀岡拓次(安田)を主人公に、うだつのあがらない仕事風景やプライベートでの出会いを描く。メガホンを取るのは、映画『ウルトラミラクルラブストーリー』(09年)などで知られる横浜聡子監督。不器用ながらも愛すべきキャラクター・亀岡の脇役人生に転機が訪れる様が映される。発表された追加キャストは、麻生、染谷、杉田、三田のほか、宇野祥平、新井浩文、浅香航大、工藤夕貴、山崎努の9名。麻生が演じるのは、亀岡がロケ先の居酒屋ムロタで出会い恋に落ちる女性・室田安曇。「監督は、前(『ウルトラミラクルラブストーリー』とロックバンド・100sによる2009年の楽曲「モノアイ」のミュージックビデオ)と変わらず妥協しない姿がとてもカッコよくてすてきで、その姿が見られただけに幸せでした」と横浜監督との3度目のタッグに喜びを見せた。安田のことは「リアリティを追求する役者さん」と分析。「お酒を飲んでいるシーンでどんどん酔っていく姿が亀岡さんにしか見えず、すてきだなと思いました」とそのリアルな演技を認めている。染谷は、インディーズ監督の横田監督役。安田とは『映画 みんな!エスパーだよ!』(2015年)で共演したが、「打ち明けるまでに約2年かかりました」と明かしつつ「シャイだけど打ち解けるととてもダンディでおちゃめなヤスケンさんが出てくる」と評した。亀岡の行きつけのスナック・キャロットのママを演じた杉田は、「とても真面目で真摯な姿勢で役に取り組んでいらっしゃるところと底抜けに明るいところが北海道の大地を彷彿とさせる素晴らしい俳優さん」と室蘭市出身の安田の二面性も指摘した。「横浜監督は、鋭い感性で、確固たる独自の世界を持っていらっしゃる」と話すのは、劇中の大女優・陽光座座長の松村夏子役の三田。横浜監督の醸し出す空気を称賛する一方、「女性らしい細やかさと柔らかさで、懐深く私の女優人生をまるごと受け止めていただけた思いがいたします」と感動をあらわにした。安田については、「よくぞ、もんでくれたわね(笑)」と意味深なコメント。加えて「オンもオフも、本当に自然体で役に集中し続けていらっしゃったのが印象的でした」と語った。このほか、劇中で亀岡の俳優仲間・宇野泰平役を宇野が、Vシネマ監督の山之上監督役を新井が、亀岡が参加した作品の主演俳優でイケメン人気俳優の貝塚トオル役を浅香が、亀岡のマネージャー役・藤井役を工藤が、大御所監督の古藤監督役を山崎がそれぞれ務めることが、決定している。(C)2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2015年10月01日「日本一チケットが取れない」といわれる人気演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーにして、硬から軟、男性から女性まで(!?)演じ分ける個性派俳優、安田顕が待望の映画主演に挑む『俳優 亀岡拓次』。このほど、本作に麻生久美子、新井浩文、染谷将太、三田佳子、山崎努ら大ベテランから超個性派、若手イケメンまで、総勢9名の豪華俳優が参加することが明らかとなった。今年に入り、映画だけでも『龍三と七人の子分たち』『ビリギャル』『新宿スワン』と大ヒット話題作に立て続けに出演、最近では『小川町セレナーデ』やTVドラマ「問題のあるレストラン」での女装も大きな話題となった安田さんが、昨今の脇役俳優ブームの中、“脇役”で映画初主演を果たす本作。安田さんが演じるのは、TVでも映画でも、時代劇でもドラマでも、それが何という作品だったのか、ぱっと名前が思い浮かぶこともないけれど、見かけたことはある…という名脇役俳優・亀岡拓次。泥棒、チンピラ、ホームレスなどなど、演じた役は数知れず。大作(の脇役)から自主映画(の脇役)まで、声がかかる限り、どこにでもどんな役でも駆けつける、監督から重宝される俳優役だ。今回、発表されたのは、SNS上などでも話題となっていた、安田さん演じる俳優・亀岡拓次が撮影現場で出会う個性的な面々の共演者たちだ。まず、亀岡がロケ先の居酒屋「ムロタ」で出会い、恋に落ちる安曇(あづみ)を演じるのは、本作の横浜聡子監督と『ウルトラミラクルラブストーリー』などでも組んだ麻生久美子。亀岡の俳優仲間・宇野泰平を演じるのは、『深夜食堂』などこれまで100本以上の映画に出演してきた宇野祥平、亀岡が参加するVシネの監督・山之上に新井浩文、インディーズ映画の監督・横田に染谷将太が参加。また、亀岡が参加した作品の主演をつとめるイケメン人気俳優・貝塚トオルには連続テレビ小説「マッサン」『脳漿炸裂ガール』の浅香航大、亀岡行きつけのスナック・キャロットのママには杉田かおる、亀岡のマネージャー・藤井役に工藤夕貴、さらに亀岡が初舞台を踏むことになる陽光座の座長で、大女優の松村夏子には三田佳子、日本映画の大御所、古藤監督を山崎努が演じる。文字通りに、日本映画界を背負ってきた超ベテラン大御所俳優から、亀岡同様(?)、欠かすことのできない超個性派バイプレイヤー、これからの邦画界を背負う新鋭、演技派イケメンまで、錚々たる豪華キャスト陣たち。このひと癖もふた癖もある俳優たちが演じる個性豊かなキャラクターと、安田さん演じる亀岡がどんな絡みをみせるのか、6年ぶりの長編新作に挑む横浜監督が彼らをどう“料理”するのか、ますます期待が高まるところだ。<以下、キャストコメント>■麻生久美子(居酒屋「ムロタ」室田安曇)監督は、前と変わらず妥協しない姿がとてもカッコよくて素敵で、その姿が見られただけで幸せでした。私の撮影はすぐ終わってしまいましたが、居心地が良く楽しかったです。(安田さんは)リアリティを追求する役者さんだなと思いました。お酒を飲んでいるシーンでどんどん酔っていく姿が亀岡さんにしか見えず、素敵だなと思いました。■宇野祥平(俳優・宇野泰平 亀岡の俳優仲間)横浜組に参加すると、いつも映画を超えて自分自身のことも考えさせられます。普段、他人のことをわかろうとしてしまう自分がいますが、他人どころか自分のことも全然わからないということを突きつけられます。とても大事な時間でした。安田さんが劇中の関係性を撮影外でも作ってくれたので、もしかしたら僕だけが知っている安田さんの印象は俳優 亀岡拓次そのままなのかもしれません。■新井浩文(山之上監督 Vシネ監督)幸薄そうな顔の横浜監督が、結婚できたと聞いてほっとしました。■染谷将太(横田監督 インディーズ監督)現場には1日の参加でしたが、横浜さんが意図せず作り出すあの現場の空気感は忘れません。っあ、横浜さんの映画の匂いがするって思いました。安田さんは、シャイだけど打ち解けるととてもダンディでお茶目なヤスケンさんが出てくる。(打ち解けるまでに約2年かかりました)またゆっくり呑みましょう。■浅香航大(イケメン人気俳優 貝塚トオル)とても面白い本だと思いました。横浜監督の穏やかで独特な雰囲気から溢れ出る情熱的な気持ちをヒシヒシと感じました。この作品に参加できたことをとても嬉しく思います。■杉田かおる(亀岡行きつけの「スナックキャロット」のママ)横浜監督は、感性が素晴らしく繊細なのに大胆で隅々まで演出が生き生きしていてとても新鮮でした!安田さんとは以前舞台でもご一緒させていただいたのですが、とても真面目で真摯な姿勢で役に取り組んでいらっしゃるところと、底抜けに明るいところが北海道の大地を彷彿とさせる素晴らしい俳優さんだなぁと思います!■工藤夕貴(亀岡のマネージャー 藤井)私は横浜聡子監督が好きだ!映像から溢れる独特のオフビート、そこはかとなく子どもが唇を突き出して拗ねているようなその世界観には、シュールで荒廃した空気が漂っている。それなのに、なぜだか温かい気持ちになる。監督がちあきなおみの歌を歌うその声も好きだ!私が男なら監督と結婚したい…!?とさえ思っている。この作品にも監督の愛がある。そして私はその中に新しい自分を探しているのだ。■三田佳子(陽光座座長 大女優 松村夏子)(横浜監督に)作家であり演出家でもある横浜監督は、鋭い感性で、確固たる独自の世界を持っていらっしゃる。一方で女性らしい細やかさと柔らかさで、懐深く私の女優人生をまるごと受け止めていただけた思いが致します。ご一緒できて、ほんとうに嬉しかった。作品の完成を、心から楽しみにしています。(安田さんに)よくぞ、揉んでくれたわね(笑)。安田さんが「俳優 亀岡拓次」を演じているのか、「俳優 亀岡拓次」が安田さんの身を借りてそこにいるのか。衣裳合わせで初めてお会いした時から、オンもオフも、ほんとうに自然体で役に集中し続けていらっしゃったのが印象的でした。また、ご一緒したいですね。『俳優 亀岡拓次』は2016年1月30日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月28日アイドルグループ・Rev.from DVLの橋本環奈が映画初主演を務める『セーラー服と機関銃 -卒業-』(2016年3月5日公開)のポスタービジュアルと特報映像が14日、公開された。小説家・赤川次郎氏によるシリーズ累計260万部突破の原作をもとに、1982年に邦画興収第1位となる47億円を記録した薬師丸ひろ子主演『セーラー服と機関銃』。本作はその後を描いた物語で、『婚前特急』(2011年)、『夫婦フーフー日記』(2015年)を手がけた前田弘二監督がメガホンを取り、『そこのみにて光輝く』(2014年)で第88回キネマ旬報日本映画脚本賞を受けた高田亮氏が脚本を務める。ポスタービジュアルで大写しにされているのは、橋本演じる主役・目高組4代目組長の星泉の姿。トレードマークといえるロングヘアを30cmカットし、セーラー服姿で堂々とした風格を見せる。「1000年に1人の逸材」「天使すぎる!」と評されている橋本だが、ポスターでは、力強い眼力で迫力満点の機関銃を担ぎ、新たな星泉像を体現している。同時に公開された特報映像では、夕暮れの通学路らしき風景をバックに、制服姿の星が映される。それもつかの間、次の瞬間には、機関銃に弾を込め、そのままぶっ放す衝撃的な展開に。「目高組四代目組長、星泉です!」と宣言したかと思えば、無邪気に居眠りする様子や夏祭りの浴衣姿など、普通の高校生活を送るカットも収録。タイトルコールの後には、「カ・イ・カ・ン」の名セリフも挿入されている。そのほか、追加キャストも発表。星が憧れる年上の男性・月永役に長谷川博己、2人に立ちはだかる組織の男・安井役に安藤政信、目高組の若頭に武田鉄矢、組員には大野拓朗や宇野祥平らが出演する。(C)2016「セーラー服と機関銃・その後 -卒業-」製作委員会
2015年09月16日“天使すぎる”と話題の橋本環奈が映画初主演を果たす、角川映画40周年記念作品『セーラー服と機関銃 -卒業-』。本作から、初お披露目となる機関銃を抱えたセーラー服姿の橋本さんが眩しいポスタービジュアルと、主人公・星泉のあの名セリフが盛り込まれた特報が解禁。さらに、長谷川博己、安藤政信、武田鉄矢ら豪華共演陣が明らかとなった。シリーズ累計260万部超という赤川次郎のメガヒット原作をもとに、1982 年に一大ブームを巻き起こした、相米慎二監督、薬師丸ひろ子主演の角川映画の代表作『セーラー服と機関銃』。本作は、その伝説的タイトルの最新作となる。初の映像素材となった特報では、橋本さんが主人公の高校生・星泉(ほしいずみ)を爽やかに等身大で演じる…かと思いきや、突如、機関銃に弾を込め、ぶっ放すという衝撃の映像が登場する。「目高組四代目組長、星泉です!」と高らかに宣言するものの、無邪気に居眠りしたり、夏祭りの浴衣姿を披露したりと、ごく普通の高校生活を送る星泉の姿もお披露目。そして、タイトルコールに続いて、「カ・イ・カ・ン」というあの名セリフも登場する。また、ポスタービジュアルでは、橋本さん演じる主役・目高組4代目組長・星泉の姿が!トレードマークともいえるロングヘアを30cmもばっさりカットし、セーラー服姿で堂々たる風格を見せつけている。「四代目組長、はじめます!!」のキャッチコピーととともに、力強い目力、そしてド迫力の機関銃を担ぎ、全く新しい“星泉像”を体現。歴史あるタイトルの歴史ある役に「プレッシャーも感じる」と製作会見で語っていた橋本さんだが、撮影が始まると役に入りきり、大役を演じ切っているという。さらに、併せて、豪華な共演者もカ・イ・キ・ン!星泉が憧れる年上の男性・月永役には長谷川博己、彼らに立ちはだかる組織の男・安井役に安藤政信、そして星泉が束ねる目高組の若頭に武田鉄矢、組員として大野拓朗、宇野祥平らが集結。監督は『婚前特急』『夫婦フーフー日記』などを手掛けてきた若き才能・前田弘二。脚本は『そこのみにて光輝く』で第88回キネマ旬報「日本映画脚本賞」を受賞した高田亮。“現代日本映画界の俊英たち”が紡ぎだす、新時代の『セーラー服と機関銃』にますます期待が高まるばかりだ。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は2016年3月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月14日デザイナーでアーティストとしても活動するコシノヒロコのアート作品を展示する東京・銀座のKH ギャラリーで、イラストレーターの宇野亞喜良とのコラボレーションによる展覧会「コシノヒロコ + 宇野亞喜良」が6月26日から7月26日まで開催される。同展では、ファッションとイラストレーションというそれぞれの分野で日本を代表する表現者である2人が、“肖像画”を主題に競演する。コシノヒロコは世界各地の民族衣装を身につけた人物画群を中心に、宇野亞喜良は世界的ミュージシャンの肖像画群から歌舞伎のポスター原画まで約60作品を出展。それぞれがジャンルを超えた活躍が注目を集める2人のアーティストの世界観が融合した、新たな切り口で魅せる空間となっている。同展について、コシノヒロコは「無言劇のように私の中を通り抜ける宇野さんの作品と出会って、もう何年が経つのでしょうか。昔から互いの活躍を意識し、それぞれに舞台を築き上げた今、肖像画を介してその世界を静かに見つめ合おうと思うのです」とコメント。宇野亞喜良は、「コシノヒロコさんは、まるで画家のように絵がうまい。水墨画から油彩まで、抽象から具象まで、その表現領域は広いのである。その中の肖像画というジャンルで2人展が企画された。同じ空間にぼくの絵のコレクターである岩田照雄さんの好意で50号大の肖像画群をお借りできることになり、ヒロコさんのエネルギーにやっと対応できるような気がしている」と語っている。【イベント情報】展覧会「コシノヒロコ + 宇野亞喜良」会場:KHギャラリー銀座住所:東京都中央区銀座4-3-13和光並木通ビル 地下1階会期:6月26日~7月26日※会期中無休時間:10:30~19:00
2015年06月25日映画『深夜食堂』の完成披露イベントが13日、東京・中央区の東映本社で行われ、キャストの小林薫、不破万作、綾田俊樹、光石研、安藤玉恵、須藤理沙、小林麻子、吉本菜穂子、山中崇、宇野祥平、金子清文と松岡錠司監督が出席した。安倍夜郎の同名漫画(小学館刊)を実写化した本作は、TBS系で放送されたドラマシリーズの劇場版。繁華街の路地裏にある小さな食堂・めしやは、人々から親しまれている"深夜食堂"。店を切り盛りするマスター(小林)が出す懐かしい味を前に、ちょっとワケありな客たちの人生が交錯する――というストーリーで、31日から全国公開する。松岡監督と共に鏡開きを行った主演の小林薫は、本作の魅力を、「ズバリ、今日登場してる常連客のみなさん。店に馴染んでホッとしてる姿を通して、マスターなり店なりが見えてくる」とずらりと並んだ"常連客"の面々をアピール。劇中では、映画『かもめ食堂』やNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』などで活躍したフードスタイリスト・飯島奈美氏による料理も見どころとなっており、小林が、「たらこを焼いたのとかタコウィンナーとか、たいしたもん出てないんですよ。でも、それがやたら美味かったりする。隠し味とかじゃなく、当たり前のものが本当に美味しい」と顔をほころばせると、綾田も、「カットがかかってもみんな食べ続けてる」と明かしていた。また、決まってお茶漬けを注文する独身OL3人組“お茶漬けシスターズ”の1人である須藤は、「常連客は好き勝手言ってるけど、マスターは『うん』とか『あぁ』とか、聞き役に徹してくれる。家に帰るみたいな感覚になる店です」と話しつつ、“お茶漬けシスターズ”の小林麻子、吉本と賑やかにトークを展開。その様子に、松岡監督は、「しゃべり過ぎでしょ!?仕事中なのに、現場でも世間話してて……。想像力が不足してるのがこの3人のミソ。それくらい良い空間なんだろうな」と苦笑いを浮かべながら、「小林薫さんが『本当に問題がない作品』と言っていた。何でもないものがこの映画の魅力。気軽に肩の力を抜いて最後まで楽しめるんじゃないか」と、本作の仕上がりに胸を張った。イベント後に行われた舞台あいさつでは、300坪の倉庫で制作された巨大セットの話になり、小林は、「光石さんのデビュー作『博多っ子純情』のポスターが見えないところに貼ってあったり、キメ細かいんですよ。ツアーを組んで、チラシ探しをしてました」とディティールにこだわったセットを大絶賛し、最後に、「戸をガラガラっと開けてカウンターで料理を食べるお客になってみたいなという気分になってくれると思います」と自信を持ってアピールしていた。
2015年01月14日映画『深夜食堂』の完成披露試写会が1月13日(火)に開催され、舞台挨拶に先立って行われた記者会見で、主演の小林薫、松岡錠司監督に、劇中の「めしや」の常連客を演じる10名の俳優陣が一堂に会した。安倍夜郎によるシリーズ累計230万部超のコミックを原作に、2009年から3シーズンにわたって深夜枠でドラマ化された人気作品の劇場版。繁華街の路地裏で夜更けにひっそりと営業する「めしや」のマスターと店に集う常連客たちが織りなす人間ドラマを静かに描き出す。これまで3シーズンにわたってマスターを演じてきた小林さんは「映画は監督のものですから、松岡さんに映画に仕上げてもらってよかったなという思いでいっぱいです」と言葉少なに感慨を口にする。マスターがお客に頼まれて作る料理が陰の主役とも言われる本作だが、小林さんはフードコーディネーターとして本シリーズの料理を担当する飯島奈美さんの名を挙げ「たいしたものは出てないんですよ、ホント(笑)。タコさんウィンナーとかタラコ、しょうがの天ぷらとかですから。でもそれがやたらうまかったりする。飯島さんが出してくれるものは、当たり前に出してくれるありがたさがあって、本当においしいんです。温かいものを温かい状態でちゃんと出してくれる、そういう現場も意外とないです」と感謝の言葉を口にする。食事のみならず、今回の映画では300坪の敷地に「めしや」のある街の一角を実際に建てて撮影が行われるなどスケールもアップ。キャスト陣からは美術や衣装など陰で作品を支えるスタッフを称賛する言葉が聞かれた。改めて、小林さんは本作の魅力について尋ねられると「ずばり、常連客のみなさん」と回答。「『居心地のいい場所だから、そうやって演じてください』と言われても、(その空気は)出せないですよ。僕が何もやらなくても、常連客のみなさんが見せの雰囲気を作ってくれる」と語る。松岡監督は「この作品は“寄り道”。“道草”とか“雨宿り”とかいろいろ言い方はありますが、これだけいろんな問題作がある中で、本当に問題のない作品です。決して“不足”ではなく、それがこの作品の魅力なんです」と語った。この日は、常連客を演じる不破万作、綾田俊樹、光石研、安藤玉恵、須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子、山中崇、宇野祥平、金子清文が出席。松岡監督は壇上を見渡し「これだけアングラ俳優がひな壇で喋る完成披露も珍しい(笑)。真情あふるる俳優陣が、作品をより奥行きあるものにしてくれた」と称えた。『深夜食堂』は2015年1月31日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月13日安倍夜郎の人気コミックを映画化する『深夜食堂』の完成披露舞台あいさつが1月13日(火)に丸の内TOEIで開催される。当日は、小林薫らキャスト9名と松岡錠司監督が登壇する。その他の写真本作は、ビッグコミックオリジナルで連載中の安倍夜郎の人気コミックをドラマ化に続いて映画化するもの。繁華街の路地裏にある小さな“めしや”にやってくるさまざまな客たちの人生模様を描く。ドラマ版に引き続き“めしや”のマスターを小林薫が演じている。完成披露舞台あいさつには、小林のほか、ドラマ版で常連客を演じた不破万作、綾田俊樹、安藤玉恵、須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子、宇野祥平、金子清文と松岡監督が登壇する。チケットは、いち早プレリザーブ(最速抽選)が12月27日(土)より受付開始。プレリザーブ(先行抽選)は、来年1月1日(木・祝)より受付を開始し、一般発売は、1月8日(木)より発売される。『深夜食堂』完成披露舞台あいさつ1月13日(火)会場:丸の内TOEI開場18:00/開映18:30(上映前舞台あいさつ)登壇者(予定):小林薫、不破万作、綾田俊樹、安藤玉恵、須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子、宇野祥平、金子清文、松岡錠司監督料金:大人 2000円、大学・高校生 1700円、3才~中学生 1200円、シニア 1300円、障がい者手帳お持ちの方(付き添い1名様まで同額)1200円いち早プレリザーブ:12月27日(土)11:00AMより~1月5日(月)11:00AMまでプレリザーブ:1月1日(木・祝)11:00AMより~7日(水)11:00AMまでチケット発売:1月8日(木)10:00AMより
2014年12月25日お笑いコンビ「アジアン」の馬場園梓を主演迎え、第26回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作「隣のレジの梅木さん」がドラマとなり放送される決定。共演者にテレビ・映画・舞台と幅広い分野で活躍する有村架純、実力派女優の神野三鈴や、特別出演として安達祐実らが出演していることが明らかになった。本作は、「自分のラーメンを作りたい」という情熱をもって、昼はスーパー、夜はラーメン店・永楽で働く主人公が、ぽっちゃりした体型を同僚からからかわれ、恋人の家族からはイジメに遭うも、妊娠をきっかけに、新たな一歩を踏み出すまでを描く物語。坂元裕二(『東京ラブストーリー』『最高の離婚』)や野島伸司(『101回目のプロポーズ』『高校教師』『ひとつ屋根の下』)といった数々の有名脚本家を輩出してきた「フジテレビヤングシナリオ大賞」において第26回の大賞を受賞した作品だ。主人公・梅木響子を演じるのは、芸人として活躍する一方、12月27日(土)より公開される能年玲奈・主演映画『海月姫』でもオタク女子のひとりとして強烈なキャラクターを演じる馬場園梓(アジアン)。主演が決まったとき馬場園さんは「(主演の話が来た時には)『え、マジですか?え?マジですか?ん?え?マジで?マジ!?マジですか?』って5、6分聞いてました(笑)。(梅木さんの境遇は)私自身とリンクするところが多い。卑屈な部分もあるんですけど、思ったことは全部口に出したり、平気で舌打ちしたりとか、“人にどう思われてもいい”みたいなところが好きです」と語る。馬場園さん演じる響子の同僚で、人には言えない悩みを抱えた美人女子大生・沢村美香を演じるのは、朝ドラをきっかけに幅広い活躍を見せる若手女優・有村架純。そんな2人を温かく見守りつつも、自身も家庭に悩みを抱えて生きる黒崎清子を、実力派女優の神野三鈴。そして特別出演として、黒崎清子の夫の不倫相手を安達祐実が出演する。そのほかにも山中崇、永岡卓也、宇野祥平、小篠恵奈、高泉淳子、田島令子と実力派俳優陣が脇を固める。共演の有村さんは、「一人ひとりのキャラクターが、決して仲良しでもなければ特別な関係でもないんですが、お互いが“私よりももっとつらい人がいた”と思いながら比べ合って、影響し合って、支え合っている。楽しんで見ていただいて、いろいろと感じていただければ嬉しいです」とコメント。主演の馬場園さんとの共演については、「馬場園さんは、すごく優しく素敵な方。お互い関西人なので、話すときは関西弁で『どんな食べ物が好き?』とか、他愛もないお話をしてます」と和気あいあいとした雰囲気の中で撮影が行われているようだ。スーパーを舞台に繰り広げられる、幸せのためにもがくヒューマンコメディー。馬場園さんを始めとした豪華女優陣が扮する個性的なキャラクターに注目してみて。「隣のレジの梅木さん」を12月21日(日)深夜24時40分~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日小さなめし屋で繰り広げられるユーモラスで、時に切なくなる人間模様を描き、人気を博してきた小林薫主演のドラマの映画化作品『深夜食堂』。このほど、炊きたてご飯や煮込みカレーなど美味そうな“めし”も収められた予告編が到着した。ネオン煌めく繁華街の路地裏にある小さな食堂。夜も更けた頃に「めしや」と書かれた提灯に明かりが灯ることから、人は「深夜食堂」と呼ぶ。メニューは酒と豚汁定食だけだが、頼めば大抵の物なら作ってくれる。そんなマスターが出す懐かしい味を前に、客たちの悲喜こもごもな人生模様が交差する。春夏秋冬、ちょっとワケありな客たちが現れては、マスターの作る懐かしい味に心の重荷を下ろし、胃袋を満たしては新しい明日への一歩を踏み出していく――。今回公開されたのは、深夜食堂ファンおなじみの「赤いウインナー」から始まる予告編。小林さんが焼く卵焼きの音や、炊きたてご飯の土鍋をあけた瞬間の湯気、じっくりとカレーを煮込む音、見ているだけでお腹が空いてきそうな映像だ。そんな美味しい食べ物の中に描かれるのは、登場人物の人生。もちろんカナ・ミキ・ルミの“お茶漬けシスターズ”や常連客の姿も映し出されている。また、「めしや」の二階で煙草を燻らせるマスターや、昼間の路地にいるマスターなど、日常の姿も垣間見え、映画でしか観ることのできないマスターの日常の様子はファン必見!「できるもんならなんでも作るよ」というお決まりのセリフも健在だ。「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の安倍夜郎の大ヒット漫画を原作に描かれる本作。キャストには、マスターの小林さんを始め、ドラマ版でもおなじみの常連客に、綾田俊樹、不破万作、松重豊、安藤玉恵、山中崇、宇野祥平、光石研はもちろん、オダギリジョーも前作までとは一変、新たなキャラクターとして登場。さらに、疲れた顔で誰しもがなじみのあるカレーを頬張る謙三役の筒井道隆、至福のときを味わうかのような笑顔でとろろご飯を見つめるみちる役・多部未華子、一見楽しげだが真の心は隠したままのミステリアスに微笑むたまこ役・高岡早紀など大切なメニューとともにそれぞれの人間ドラマを温かく描いていく。『深夜食堂』は2015年1月31日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日