自民党執行部が、派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受け、立件対象とならなかった安倍派幹部について、自発的な離党や議員辞職を求めたことが1月25日に明らかになった。自民党内からは派閥の政治資金事件を受けて”離党”を求める声が上がっていて、自ら判断しない場合、党として厳重な処分を科すことを検討しているという。安倍派幹部とは、同派座長の塩谷立元文部科学相や、事務総長の高木毅前国対委員長、松野博一前官房長官、下村博文元文科相など同派中枢の“5人衆”らが念頭にあるとみられている。「茂木敏充幹事長は、安倍派幹部に対して“自発的”に政治責任をとるよう伝えているそうです。ただ、安倍派の幹部はすでに処分は受けているとして反発を強めている上に、党による処分の場合、どこまでが処分の対象となるかの“線引き”で反発される可能性も高い。もし離党となれば、安倍派から岸田派や二階派の幹部にも同じ対応を求める声が上がるかもしれません」(全国紙政治部記者)東京地検特捜部は政治資金規正法違反の虚偽記載の罪で、安倍派と二階派の会計責任者を在宅起訴、岸田派の元会計責任者を略式起訴している。3派閥による収入の虚偽記入は2018〜22年に安倍派が約6億7000万円、二階派が約2億6000万円。岸田派は18〜20年に約3000万円とされる。「関係者が立件された二階派や岸田派などにも“飛び火”する可能性もある上に、自民党内でもかなりの人数からの反発が予想されるため、“安倍派の切り捨て”に岸田首相は慎重にならざるを得ません。また、裏金問題は安倍派に限らず自民党全体の問題にもかかわらず、安倍派幹部にだけ責任を取らせようという茂木氏の動きは、次の総裁選を狙う茂木氏による“邪魔者の排除”との味方も強く、自民党内の政治闘争は泥沼化するかもしれません」(前出の記者)これには立憲民主党の小沢一郎氏もXで《非常にわかりやすい。これで邪魔者を完全に消せると。もはや自民党は国民など見ておらず誰もが敵をいかに潰して生き残るかということしか頭にない》と痛烈に批判。元財務官僚で経済評論家の高橋洋一氏も《いくら人事が好きでも、この権力闘争はやりすぎ》と批判した。Xでは「安倍派幹部」が一時政治のトレンド入り。ネット上では自民党が筋の通らない“粛清”を計画していることに呆れる声が多く上がった。《会計責任者が立件されたという意味では岸田派と二階派も同罪。派閥のトップである岸田文雄と二階俊博にも、安倍派幹部と同様に離党か議員辞職を求めるべき》《ようするに猿山の権力闘争なんですね。情けない》《派閥を無くすとかいいつつ結局やってる事は派閥間闘争っていうどうしようもない状態》《収入を無かったことにして裏金化していたことが問題なのに、この大問題を解決する気はなく、派閥問題にすり替えて、最終的に権力闘争しているだけ。全く意味なし!》
2024年01月26日自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題で、渦中の人となっている西村康稔元経済産業大臣(61)。その行動が、波紋を呼んでいる。1月23日、西村元大臣は地元である兵庫県明石市の明石駅前で午前6時半ごろからビラ配りを行ったことが報じられた。西村元大臣は市民に「お騒がせしました」と謝罪しながらビラを配り、そのビラには「裏金は一切ありません」とキックバック騒動について書かれているという。しかし、このビラ配りで世論は納得するだろうかーー。自民党派閥の政治資金を巡る問題では、安倍派などの会計責任者や現職議員ら合計8人が立件された。西村元大臣は不起訴となったが、20日の会見では’22年までの5年間で100万円のキックバックを受けていたことを認めている。「西村元大臣は会見で、政治資金収支報告書に記載していなかったことについて『長年の慣行だった』『問題が表面化するまで知らなかった』と釈明。また還付が廃止になる方向だったにも関わらず、一部議員に継続された経緯に対しては『詳細は控える』と回答しませんでした。さらに今回配られたビラでは『私は、秘書に対し、ノルマ分を売ればいいと伝えていましたので、これら清和会からの還付金について、私自身は把握しておらず、私の政治団体の収支報告書は適正に作成・提出されているものと認識しておりました』『十分に目が行き届いていなかったことについて、深く反省しているところです』と主張しています。SNSでは『秘書が勝手にやるのか?』と不可解な点を指摘して、訝しむ声もあります。それでも“知らぬ存ぜぬ”の姿勢なので、説明をし尽くしているとは言い難いでしょう」(全国紙記者)「裏金は一切ありません」と書いたビラを配った西村元大臣だが、ネットでは《帳簿に記載しないが裏金ではない?》《「頑張ってビラ撒いとけば具体的な説明はなくても明石の人間なら誤魔化せる」とか思ってんのかな》《説明差し控えNGの記者会見を望む》と呆れ声が。さらに明石市民のなかには西村元大臣の説明に納得がいかず、不信感を募らせている人たちもおり、ビラ配りに対してこんな怒りの声が噴出している。《明石市民です。今まで逃げ回って、不起訴が決まったら準備してたかの様にビラを配る。誰も信用してないでしょ?たかが一票かもしれないけれど、僕がこの人に投票することはこの先ずっとない》《明石市を汚しに来ないでもらいたい。何のつもりのビラ配り?》《西村さん、市民を舐めておられます?という感想しかない》《明石市民は騙されない》
2024年01月23日自民党の安倍派(清和政策研究会)の“5人衆”と呼ばれる幹部が、同派執行部の役職を辞任する検討に入ったことが1月17日に『毎日新聞』によって報じられ、安倍派や自民党に対する批判の声が上がっている。「派閥の政治資金規正法違反事件で、刑事告発が出ていた安倍派幹部7人について、東京地検特捜部はいずれも不起訴とする方向だと報じられていますが、同派の中では『幹部はしっかりと責任を取るつもりだ』として、派を立て直すために今後は若手中心で運営する案などを検討しているそうです」(全国紙政治部記者)安倍派“5人衆”とは、西村康稔前経済産業相(61)、萩生田光一前党政調会長(60)、松野博一前官房長官(61)、世耕弘成前党参院幹事長(61)、高木毅前党国対委員長(68)のことで、安倍晋三元首相の死後に派閥運営を取り仕切ってきた。「特捜部は過去最大規模の検察官らを投入し本気を示したものの、安倍派の複数の幹部が任意の事情聴取でキックバックの処理は“会長案件”だったとしました。直近の派閥会長は安倍元首相や細田博之前衆院議長ですが、すでに亡くなっています。まるで彼らに責任を押し付けたような形ですが、特捜部は幹部らと会計責任者との共謀は認定できないと判断。同派の会計責任者のみを立件して在宅起訴する方針です」(前出の記者)現時点で逮捕されているのはすでに自民党を除名されている池田佳隆容疑者(57)1人。政治資金収支報告書の不記載額が4000万円を越えていて、さらに証拠隠滅を図ったことが悪質とみなされ、在宅起訴ではなく逮捕となった。同じく不記載額が4000万円を越えている大野泰正参院議員(64)と谷川弥一衆院議員(82)も立件される見通しだ。「そもそも不記載なのは単純な書類の記載ミスなどではなく、ましてやただの事務職員である会計責任者の一存で決められることではありません。正当な政治活動に使うならば隠す必要はなく、裏金にするということは選挙買収など違法行為に使われた可能性や脱税になっていた可能性もあります。それを派閥主導で組織的に行っていた可能性があるため、“死人に口なし”とばかりに有耶無耶にしてはいけないのです」(前出の記者)自民党はこれらの問題を受けて「政治刷新本部」を発足させ、派閥改革などの議論を始めたばかり。17日に開かれた会合でも有識者から派閥は「解消すべき」との意見も出ている中で、安倍派にとって「しっかりと責任を取る」ことが“派閥幹部の辞任”とあって、Xでは批判が続出した。《派閥幹部辞任じゃなくて議員辞職だろうが》《議員辞職ではなく、派閥幹部を辞任?何の意味があるのでしょうか》《派閥幹部を辞めることが、なんの責任を果たしたことになるんだ?》《そもそもなんで派閥が存続する前提なんだ》
2024年01月18日吉高由里子主演の24年大河ドラマ「光る君へ」が1月7日スタート。ユースケ・サンタマリア演じる安倍晴明に「のっけから胡散臭い」「新しいジャンルの安倍晴明」などの反応続出。リアルな人間としての描写にも高い評価が巻き起こっている。大河ドラマ63作目となる本作は、「大恋愛~僕を忘れる君と」や「知らなくていいコト」などの大石静が脚本を手がけ、平安中期を舞台に、世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描いていく。下級の貴族の家に生まれ、並外れた文学の才を発揮、考え深く鋭い感性を持つ女性へと成長していく主人公の紫式部/まひろを吉高さんが演じ、幼いまひろと出会い、のちに「源氏物語」の執筆をバックアップすることになる藤原道長には柄本佑。まひろの父で和歌や漢籍に通じる文人の藤原為時に岸谷五朗。まひろの母・ちやはに国仲涼子。道長の母で兼家の嫡妻・時姫に三石琴乃。道長の長兄で兼家の嫡男・藤原道隆に井浦新。道長の次兄・藤原道兼に玉置玲央。道長の姉で円融天皇と皇子をもうける藤原詮子に吉田羊。藤原道隆の嫡妻・高階貴子に板谷由夏。並外れた占いの才能を持ち、常人にはない力があると畏怖される陰陽師・安倍晴明にユースケさん。為時の職場の同僚で同年配の友人でもある藤原宣孝に佐々木蔵之介。漢籍を暗唱できるほど学問好きな幼いまひろには落井実結子。偶然出会ったまひろと親しくなるのちの藤原道長、三郎には木村皐誠。そのほか多彩なキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話「約束の月」はまひろがある日、三郎と出会い、親しくなっていく一方、官職につけず貧しい暮らしをしている為時が円融天皇の甥で東宮(皇太子)の師貞親王(伊藤駿太)に漢籍を教えることになる。為時の任官を祝したお礼参りの帰り、三郎との待ち合わせに急ごうとするまひろは道兼の馬とぶつかりそうになり、道兼の怒りをかう。さらに怒りを抑えられない道兼は、彼を制したちはやを刀で刺し殺してしまう。道兼が母を殺したと言うまひろに、為時はちはやが病で死んだこととし、母が殺されたことは忘れろと命じる…という展開。冒頭から登場、星を見て「都に凶事が起こる」と予言する晴明。ユースケさん演じる晴明に視聴者からは「冒頭の不穏なユースケ・晴明・サンタマリアからの始まりだけで優勝」「のっけから胡散臭い安倍晴明の登場で不安しかない」「新しいジャンルの安倍晴明」などの反応が続出。また晴明の役名が“せいめい”ではなく“はるあきら”となっている点に触れ、「ファンタジーの味付けをされることが多い平安中期を今回はリアルに描きます」というスタンスを視聴者に打ち出す役割」「あべ の はるあきら」として「官職としての陰陽師」に徹しているのは、「平安中期という時代そのものをしっかり描く」という制作サイドの決意表明ですね!」など、これまでファンタジック、オカルティックに描かれることが多かった晴明を、リアルな1人の人間として描写していることを評価する声もSNSに上がっている。【第2話あらすじ】母の死から6年、まひろは15歳となり成人の儀式を迎える。母の死因を隠した為時との関係は冷めきる中、まひろは代筆仕事に生きがいを感じていた。一方の道長は官職を得て宮仕え。姉の詮子は帝との間に皇子をもうけ、道長の一家は権力を拡大していく。道長の父・兼家(段田安則)は権力をさらに強固なものにしようと、道兼を動かし天皇が退位するよう陰謀を計る…。「光る君へ」はNHK総合で毎週日曜20時~(再放送は翌週土曜13時5分~)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。(笠緒)
2024年01月08日5年間で5億円とも報じられる自民党安倍派の裏金疑惑。東京地検特捜部の捜査が本格化し、議員本人に対する任意聴取も始まった。安倍派の凋落は、財政・金融力学をも変容させ、アベノミクス第一の矢として放たれたままの大規模な金融緩和策にも波及しそうだ。裏金疑惑が表面化して以降、緩和の「出口」を探る日銀の中枢から前のめりな発言が次々と飛び出している。金権の浄化とともに、金融正常化が近づく。安倍派中枢の「5人衆」全員が政府と党要職から一掃され、さっそく特捜部が任意聴取の要請に動いた。自民党最大派閥である安倍派の衰勢により、「最も影響を受けるのは日銀の金融政策だろう」とエコノミストはにらむ。なぜか。安倍派は積極的な金融緩和や財政出動を求める「リフレ派」を推進してきたからだ。なかでも、5人衆の萩生田光一・前政調会長と世耕弘成・前参院幹事長はアベノミクスを継承する積極財政論の急先鋒だ。■後ろ盾の自滅で「ほぼフリーハンドを得た」そもそも、安倍晋三元首相の死去後、日銀内でリフレ派の影響力はしぼんだ。「黒田バズーカ」として大量の国債購入と資金供給の拡大による緩和策を打ち出した黒田東彦総裁が退任し、植田和男体制に移行すると、正副総裁からリフレ派が消えた。現体制のリフレ派は政策委員会全体で審議委員2人にとどまる。リフレ派の縮小に、安倍派という後ろ盾の自滅が重なり、日銀は2013年から続ける金融緩和の「出口」に向かって「ほぼフリーハンドを得た」(エコノミスト)というわけだ。事実、自民党の裏金疑惑が浮上後、日銀幹部から「出口」を思わせる発言が相次ぐ。植田総裁は「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになると思っている」(今月7日、国会)と答弁。マイナス金利の早期解除観測が広がり、円相場は瞬時に円高ドル安に振れた。氷見野良三副総裁も「出口を良い結果につなげることは十分可能」(今月6日、講演)と言及。「出口」の時期は「特段の予想を持っていない」とかわしたが、市場では金融正常化の「地ならし」と受け止められた。■「1月か4月」囁かれる正常化の2つの有力論植田総裁はチャレンジング発言を「今後の仕事の取り組み姿勢一般」(今月19日、金融政策決定会合後の記者会見)と説明し、火消しを図っているが、「出口」は確実に近づく。正常化の前提である2%の物価目標は3年連続で達成される見込みで、日銀が重視する来春闘の賃上げ機運も高まっているからだ。経済界から「できるだけ早く正常化すべきだ」(十倉雅和・経団連会長)と外圧も強まる。インフレ退治で金融引き締めを続けてきた米連邦準備理事会(FRB)は2024年に利下げを始めると示唆し、日米の金利差が縮小して円高方向に一層振れれば、日銀は判断を急ぐ可能性もある。では、金融正常化はいつか。日銀が新たな物価見通しを示す「24年1月」と、春闘の動向が見極められる「24年4月」が専ら有力だ。安倍派の退場で聞こえ始めた「蛍の光」。さらば、アベノミクス。(文:笹川賢一)
2023年12月25日元モーニング娘。の安倍なつみが7日、都内で行われた映画『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』(12月15日公開)ベイビークラブシアター特別試写会に出席し、子育ての大変さを語った。本作は、2021年に劇場公開され人気を博した『パウ・パトロール』シリーズ第2弾。個性豊かな子犬たちのチーム「パウ・パトロール」が、魔法の隕石の落下によってもたらされたマイティパワーによって最強の子犬たち「マイティ・パウ・パトロール」に変身したことによって巻き起こる騒動を描く。前作『パウ・パトロール ザ・ムービー』でオリジナルキャラクター・リバティの声を担当した安倍は、今作も続投。「リバティは前作より大活躍しています。大事な任務をしっかりやり遂げていますよ」と期待を煽る。この日は、赤ちゃん連れでも周囲に気兼ねすることなく映画を楽しめる「ベイビークラブシアター」で特別試写会が実施された。安倍も昨年12月に第3子を出産したお母さん。「いざ映画を観に行こうと思っても、子供が赤ちゃんのときは、いろいろなアクシデントが起きることも多く難しいですよね」と自身の体験を回顧し、「こういったシアターがあると、子供が泣いてしまったらどうしようとか、周りに迷惑にならないかなとか、怖がらないかなというような懸念材料が減るので、ママのリラックスになると思う」とこうしたシアターの広がりに期待していた。映画館が大好きという安倍は「子供が3、4歳ぐらいになって、観られる作品も増えてきました。いまでは何度も子供と一緒に映画館に行っています」と語ると、子供連れで来た劇場のパパとママに「毎日お疲れ様です」と労いの言葉をかけていた。3児の母である安倍。子供の個性を伸ばすために意識していることを聞かれると「褒めることですかね。まだまだいろいろなことをアピールしてくる年齢なので、多少オーバーでもいっぱい褒めることにしています。そうすると自己肯定感が高まるのかな」と回答。さらに安倍は、自身が“パウジョンアップ(バージョンアップ)”したことを聞かれると「子供が2人から3人に増えたので、いつもいっぱいいっぱいで反省することばかり」と苦笑いを浮かべつつも「限られた時間でいろいろなことをしなければいけないので、その意味ではパウジョンアップできているかもしれません」と照れくさそうに語っていた。
2023年12月07日俳優・沢村一樹の次男で俳優の野村康太が9月30日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2023 AUTUMN/WINTER」に出演した。GirlsAward初出演となった野村は、「Top of the Hill」のステージに登場。デニムにシャツ、アウターをあわせ、マフラーとベレー帽がアクセントに。クールな表情でランウェイを歩いた。また、『MEN’S NON-NO』(メンズノンノ)のステージで「メンズノンノモデルオーディション2023」の結果が発表され、野村は準グランプリに。『MEN’S NON-NO』のモデルに仲間入りした。「GirlsAward」(ガルアワ)は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。24回目の開催となる今回のテーマは「美美樂樂(びびらくがく)」という造語で、ファッション・ビューティー・音楽が集う日本最大級のイベントを楽しんでほしいという思いが込められている。撮影:蔦野裕
2023年10月01日関西屈指の育成クラブとして知られ、カタールW杯で大活躍した堂安律選手の出身クラブとしても有名な、西宮サッカースクール。個の成長にアプローチする指導方針のもと、たくさんの子どもたちが力をつけ、上の年代でもサッカーを楽しんでいます。西宮サッカースクールの3年生は、昨年夏に開催された『ジュニアサッカーワールドチャレンジ』がきっかけとなり、『サカイクサッカーノート』を導入してくれました。そこで今回は3年生の監督をつとめる大禮剛さんと子どもたちに、サッカーノートの使い方と効果をうかがいました。(取材・文鈴木智之)西宮サッカースクール3年生の選手たちと大禮監督(後列右)写真提供:西宮サッカースクールサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■これまでは指導した内容が頭の中に残っていなかった西宮サッカースクールの3年生は、2年生のときからサッカーノートを導入しているそうで、大禮剛監督は「うちのクラブは練習試合をたくさんするのですが、試合をして終わりという感じで、子どもたちの頭の中に残っていないと感じることがありました」と話します。そこで「考える力をつけるために、サッカーノートが良いのではないか」と考え、子どもたちにノートを書いてもらうようにしたそうです。「サッカーノートを始めた頃は、私が書く項目を考えていました。将来の夢や1年間の目標、日々の目標を書くところがあり、毎回の試合後に、今日の試合で『できたこと』『できなかったこと』『その理由』『どうしたらできるようになるか』の4つを書いて、提出してもらっていました」書き始めた頃は、小学2年生ということもあり、「支離滅裂な文章も多かったですが、書き続けることで、少しずつ内容も変わってきました」と言います。■ノートを見れば言われたことをどれだけ理解しているかわかるサッカーノートの活用は、指導者側にもメリットがあるようです。大禮監督は次のように話します。「コーチが言ったことを、どれだけ理解しているかが、ノートを見ることでわかります。この子は、心と頭では理解はしているけど、プレーで表現することはまだできていないんだなど、コーチが気がつくようになりました」2022年10月には、サカイクサッカーノートを導入。質問に沿って答えていく形式のノートなので「子どもたちは書きやすくなったのか、書く量が増えて、提出するスピードも早くなりました」と笑顔を見せます。「以前は私が考えた項目に答えてもらう形で書いていたのですが、サカイクさんのノートにしたことで、内容がさらに細分化されて、具体的な回答が増えてきました。それはこのフォーマットというかノートのおかげだと思います。子どもたちの頭の中が、整理されてきていると感じることが増えました」サッカーが上手くなる仕掛けがあるサッカーノートの秘密とは■子どもたち自身も自分の成長を感じている子どもたち自身も自分の成長を感じているDF 福島誠哉くん好きな選手:ガレス・ベイル得意なプレー:パスとドリブルで切れ込んでシュート「サカイクサッカーノートは、詳しく書けるので、頭の中に入ってきやすいです。目標とか、前回は何ができなかったとか、試合のときに思い出します。最近は『絶対に相手にボールを触らせない』『ロングパスのボールを味方に届ける』などを書きました。書くときは、試合でどんなプレーがあるかを考えながら書いています。試合の後は、できなかったことについて書いています。できなかったことが、できるようになりたいからです」FW/MF清野羽雲くん好きな選手:エムバペ得意なプレー:ドリブルで駆け引きをして、サイドを突破してクロスを入れること「サカイクサッカーノートは、質問があるので書きやすいです。うまくいかなかったことやどうすればよくなるとか、考えるための質問があるのが良いと思います。ノートに書いたことを、プレーに活かしています。最近は、周りを見て相手の位置を確認することや、パススピードを意識することなどを書いています。ノートを試合前に読んで、目標を確認して試合に入ることで、良いプレーができるようになった気がします」MF グロス大河モリスくん好きな選手:クリスティアーノ・ロナウド得意なプレー:ボールを奪って、味方にパスをつなぐこと「サカイクサッカーノートは細かく書けるので良いと思います。試合前と試合後に書いているのですが、前の試合で自分はどこがよくなくて、次にできるようにしたいことを書いています。ノートを書くことで、試合中に意識するようになりました。前の試合でうまくできたプレーをもう一回しようとしたり、似たようなプレーをしようという気持ちになります。監督がノートにコメントを書いてくれるので、自分が思ったことと監督が思ったことの両方を、試合に活かしていきたいです」GK 大禮篤矢くん好きな選手:オリバー・カーン、オチョア得意なプレー:シュートを止めること「ノートには失点場面や自分が止めたところを書いています。いままでのノートとは違って、細かくていねいに書くようになりましたし、あそこができなかったから、ここを頑張ろうと思ったり、自分で自分の評価をできるようになりました。また、質問に沿って考えられるので、表現も変わってきたと思います」みなさん、3年生とは思えないほど、しっかりと答えてくれました。これも普段から、自分のプレーについて考えることを習慣化しているからかもしれません。▼以前のノート▼サカイクサッカーノート■続けると続けないでは成長に雲泥の差が出る大禮監督は「この子たちが卒業するまで、ノートを書くことは続けていきたい」と話します。「ノートを書くことで考える力がつきますし、記憶にも残りやすいですよね。試合前に目標を書いて、試合に臨むことで、入り方も変わってきました。頭で考えたことを、プレーで表現することができるようにもなってきたので、ノートは続けていきたいです。これを卒業までの3年間、続けると続けないのとでは、成長に雲泥の差が出ると思います」ノートを書くことで「考える力、整理する力がついてきた」と話す大禮監督。サッカーだけでなく、勉強や日常生活にも影響を及ぼしてくれることでしょう。ノートを成長に活かす彼らの今後の成長、そして活躍に期待大です。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2023年02月14日テレビ東京のドラマプレミア23枠では、来年1月より秋元康が企画・原作・脚本を務める完全オリジナルドラマ「ダ・カーポしませんか?」を放送する。金も運もなく、生きていくことができない状況に陥った8人の男女の前に現れた謎の男・二宮。彼らの共通点は、多重債務者であること。事業の失敗、ギャンブル、慰謝料など、“運の悪い”彼らが集められたのは、休業中のとあるホテル。人生の一発逆転を掛け生きるチャンスを与えられた彼らが挑むのは、金と命を懸けた“くじ引き”。一体、誰が何のために?このゲームを主宰する“ミスターX”の狙いとは?最後まで生き残り人生をやり直すのは誰だ――。運命を懸けた殺人ゲームを描く本作。キャストには、武田鉄矢、伊野尾慧 (Hey! Say! JUMP)、マキタスポーツ、迫田孝也、平田敦子、小林涼子、長谷川百々花、杉本哲太、観月ありさらが決定。登場人物全員がくせ者。本作は、全く先が読めないスリリングな展開となる。<キャストコメント>■二宮辰之助役:武田鉄矢“人生をかけた運試し”がドラマのテーマとか。それも秋元先生の企画・原作・脚本の作品と聞きまして、どのような展開になるかも分かりませんと伝えられました。妙な物知り顔で演じるのではなく、手探りで依頼した人物を演じて下さいという秋元演出がもうここから始まっていると覚悟しました。しばらく、本格的なドラマから離れておりましたので、その人物が善人か悪人か冷酷非情か清濁併呑の人かも分からず、運試しで演じてみようと思っております。試してみなければ、分からないのが“運”ですね。■真澄太一役:伊野尾慧 (Hey! Say! JUMP)今年はグループとしても秋元さんに楽曲提供していただき、ラジオでも共演した際にどこかでお仕事でご一緒できたらとお話していたところから早い段階で願いがかなって嬉しかったです。オリジナル脚本で先が読めないということもあり、どうなってくるのか非常にワクワクしています。正直一話の台本もどうなるのかわからないので毎日ドキドキしています。自分の役は長生きして最終回まで無事でいて欲しいなと思います。とにかく予想ができない展開に僕もワクワクしています。初回の放送が1月なので、これから撮影が始まることを考えると我々が内容を知るタイミングと皆さんの知るタイミングがかなり近いので一緒に楽しめたらいいなと思います。■大田原善弥役:マキタスポーツいつかご一緒したいと思っていた秋元さんの企画ですので、お声かけ頂き光栄です。今回は「人生をかけた運試し」という題材ですが、そもそも芸能界というところは人生をかけた運試し要素が強いので、ドラマとはいえ、そこからさらにふるいにかけられるのかと思うと、勘弁して欲しいですね(笑)出演キャストを見ると「マキタにフラグが立っている」と思うでしょう。私もです。皆さんが感じるそのフラグを裏切るのか、その通りなのかは、確認して頂ければと思います。もしかしたら視聴者の反応いかんで展開も変わるかも知れません。そんな参加意識と責任を持って見て欲しいです。■四門英治役:迫田孝也今回の作品は"人生をかけた運試し"がテーマらしい。運試しと語っているがそんなわけはない。そこには何かしら人間の意思が存在するはずだ。それにしても…不穏だ。しかし私には不穏な世界を生き延びた経験がある。そこを見込まれてのキャスティングだと思っている。今回演じる四門英治ものらりくらりと危機をすり抜けて、必ずやこの不穏な世界を乗り切るだろう。もしかしたら…また太ももあたりを刺されるかもしれないが…。全ては秋元さん次第である。■前山恵理子役:平田敦子他局の話で恐縮ですが、昨年秋元康さん企画・原作の作品に初めて関わらせていただきまして、こんなにすぐ再びお話をいただくなんて驚きました。私の演じる役がこれからどうなっていくのか全く想像がつかないのですが、私、多分これまで映像のお仕事で一度も命を落としたことがないんです。だから死にたくないです。笑。せっかく出演できるのだから、なるべく長く生きていたいです。笑。私も俳優として今後の人生がかかっていますので宜しくお願いします。■三橋愛菜役:小林涼子まさか、まさか…秋元先生の企画にお声がけいただけるなんて…なんて幸運なんでしょう!!お声がけいただけて感謝と共に、まさかここで、すべての運を使っちゃったのではないか?とヒヤヒヤです。実は、普段の私の人生は、あまり運の良い方ではないので、一話の台本を読ませていただき、ハラハラ…「死にませんように」と祈るような気持ちでページをめくりました。笑どこまで生き延びられるか…頑張ってみようかと思います。見守っていただければと思います。■櫻木駒希役:長谷川百々花再び秋元先生の作品に出演させていただけることを嬉しく思います。秋元先生の作品は、理由があって起こる事件などを扱っているイメージを抱いていたので、“人生をかけた運試し” がテーマと聞いた時は驚きました。すごく面白そうだと思いました。私が演じる櫻木駒希は私と同い年の高校生です!16歳という年齢で今後の人生を運試しのゲームで決めなければいけないのは一見酷いと思います。しかし、よく考えたら私のこれまでの人生もどちらに進むのか選択を迫られたこと、全て運だったといえるのではないだろうかと思いました。駒希には運を味方につけて生き延びて欲しいです。結末が予想できない面白いドラマになると思います。全身全霊で頑張ります!■稲葉忠康役:杉本哲太今回、秋元さん企画ということで、どんなエンターテイメントになるのだろうとワクワクしています。僕が演じる稲葉役は、何やら訳ありの役どころということなので、まだ結末が見えない中ですが、僕自身探りながら楽しんで演じていけたらと思っています。初共演の方も多く緊張していますが、いい意味で緊張感のあるデスゲームをお届けできると思いますので、どうぞお楽しみに!■南雲洋子役:観月ありさ秋元康先生の作品に出演してみたいとずっと思っていたので、オファーをいただいた時はとても嬉しく、自分で強運だと思いました。今作は"人生をかけた運試し"がテーマということで、ハラハラしながらも先が読めない展開を楽しんでいただけるのではないかと思っています。私が演じさせていただく南雲洋子は華やかな外見と繊細なパーソナルな部分にギャップを持つキャラクターのように感じます。"人生をかけた運試し"にどのように絡んでいくのか、私自身楽しみです。ドラマプレミア23「ダ・カーポしませんか?」は2023年1月16日より毎週月曜日23時6分~テレビ東京ほかにて放送。地上波放送終了後、Paravi&ひかり TVにて配信。(cinemacafe.net)
2022年12月24日東京・神田にある3階建てのビルで、安倍晋三元首相(享年67)の妻・昭恵さん(60)が和食居酒屋「UZU」を経営していた。「『UZU』がオープンしたのは12年10月です。ビルはもともと印刷会社が所有していましたが、税金の滞納があり、差し押さえられ、競売にかけられたのです。それを購入したのが、昭恵さんが代表取締役を務める会社でした」(全国紙・政治部記者)「UZU」は、山口県の地酒や食材などを使った料理を提供し、「無農薬、低農薬、無添加、露地もの」を食材の基本として掲げていた。15年には当時のアメリカ大統領夫人だったミシェル・オバマさん(58)が来日、「UZU」でもてなされている。7月8日に安倍元首相が銃撃されてから約4カ月後の10月31日が最後の営業日となった。当日の夕方18時ごろに昭恵さん本人も現れ、常連客とおぼしき人々たちと歓談していた。それから1カ月あまり、「UZU」の跡地を本誌記者が訪れると、店舗の窓のカーテンは閉まっており、ドアには閉店のお知らせが1枚貼ったままだった。《閉店のお知らせ日頃より当店をご利用いただき誠にありがとうございます。2012年10月より営業してまいりましたが、2022年10月31日をもちまして閉店させていただきます。……》「将来は山口県に移住するのではないか」とも報じられている昭恵さん。だが12月13日時点では、「UZU」の入っていたビルは、昭恵さんの会社が所有し続けている。いつの日か、またこの地で昭恵さんが新しい活動を始める日は来るのか。
2022年12月15日「主人が愛した山口県、私も本当に大好きです。この地域のためにこれから活動していきたい」10月15日、安倍元首相(享年67)の地元山口県下関市で県民葬が執り行われ、喪主挨拶に立った昭恵夫人は冒頭のように述べた。【解説】安倍元首相の公開資産の内訳安倍元首相の公開資産は1億793万円。山口県内に宅地、畑、山林など複数の不動産、2475万円の定期預金やゴルフ会員権(6口)があり、相続人である昭恵夫人の動向と、遺産相続の行方にも注目が集まる。「この場合、法定相続人は昭恵さんと安倍元首相の実母の2人。配偶者の法定相続分は3分の2、親は3分の1なので、昭恵さんは約7195万円を相続することになります」こう話すのは、相続問題に詳しい税理士の山本宏氏だ。では、夫妻の居住していた家はどうなるのだろう。東京・富ヶ谷にある推定20億円超ともいわれる豪邸だが、ここは安倍元首相の実母・洋子氏と実兄の名義となっている。「こちらは安倍元首相名義でないので、相続できません。ずっと居住していれば引き続き住むことも可能ですが、今後、たとえば山口県などに昭恵さんが転居すると、法律的には戻る道は閉ざされてしまいます」(山本さん・以下同)また、法定相続分があるとはいっても、土地や不動産などの資産を額面どおりに分けることは困難。多くの場合で、相続人同士での話し合いが必須となるのだ。「近年、働き盛りの男性が急死し、相続でもめることが増えています」では、私たちが当事者になった場合、どうしたら損をせずに夫の遺産を相続できるのだろうか。まずは、3つのパターンに分けて、法定相続分を整理しよう。安倍夫妻のように子どものいない夫婦は約4割に上る(2019年)が、子どもがいなかった場合だとーー。〈1〉故人の親が健在→配偶者3分の2、父母が3分の1となる。〈2〉親が亡くなり兄弟姉妹がいる→配偶者4分の3、兄弟姉妹4分の1となる。〈3〉親、兄弟姉妹が他界し、子である甥・姪がいる→配偶者4分の3、甥・姪が4分の1となる。しかし、これだけで簡単に話がまとまらない場合も。遺言書があると、そちらが優先されるからだ。「たとえば、『(妻ではない)第三者に財産を譲る』というケースも。この場合、長年連れ添った配偶者は生活が脅かされてしまいます」■遺留分申請が損をしないカギそんなときの救済措置として設定されている制度が「遺留分」だ。「『遺留分』とは、遺言書があったとしても残された家族が生活に困らないよう、決して侵されることのない権利。近年、この遺留分で争うケースも多いのです」たとえば、「妻に財産は相続させず、土地や不動産を実家のきょうだいに相続させる」旨の遺言書を残すこともある、と山本さん。「〇〇家の代々の財産を妻に渡さず『実のきょうだいに相続させたい』などという遺言は、地方都市の、代々資産が受け継がれてきた家では珍しい話ではありません。そうした場合、妻(配偶者)が遺留分を申し立てることができます」遺留分の分配は表(画像参照)のとおり。相続人の順位(子・親・きょうだい等)により、取り分は変わる。安倍家の場合は、妻と親が相続人のため、昭恵さんには遺産のうち3分の1は遺留分として確保されることに。「また、『妻に全財産を相続させる』と遺言が残されていた場合でも、ほかの相続人から遺留分を申し立てられることもあります」もしも安倍元首相がそのような遺言を残していた場合、遺留分を申し立てることができるのは実母だが、妻の取り分ももちろん残る。つまり、遺言にどんな内容が書かれてあっても、基本的に配偶者は相続できる立場にあるのだ。では、実務的にはどのように相続の手続きが進むのだろうか。「遺言がある場合は、遺言執行人が財産一覧を作成し、それを法定相続人全員に示します。その報告を受け、遺留分権を持つ親族は自分の権利が侵害されていないかどうかを確認。もしも遺言に自分の名前がないなど、損をするような内容だったら、速やかに遺留分の申し立てをしましょう。1年以内に権利を行使しなければ、時効となってしまいます」しかし、先に述べたとおり、現金以外の財産をきっちり額面どおりに分けることは困難だ。「現実では分割協議・法定相続分などというのは『絵空事』でしかありません。換金性の低い不動産などは結局、どこで妥協点を見つけるかです」そうなると、泥沼の争いは避けられないーー。そこで、山本さんがおすすめするのは、「まだまだ先」だと思わずに遺言書を作っておくことだという。「遺言があれば、受益者(財産をもらう人)が納得できないからといっても、遺言のとおり執行することも可能です。相続人間で話し合いができるなら、遺言を撤回し分割協議をする、という手立てを講じることもできるのです」できれば、残された人がもめないように遺留分を配慮しながら、この土地はこの人のもの、この建物はあの人のもの、などと明言するのがベスト。泥沼の争いを避けるためにも遺留分制度をしっかり覚えておき、財産の確認や遺言書の作成を進めておこう。
2022年11月09日日本中の注目を集めた安倍晋三元首相「国葬」の翌々日、昭恵夫人(60)の姿は、東京・神田にあった。5人のSPが警戒するなか、自身が経営する和食居酒屋「UZU」から現れた彼女は、さわやかな紺のワンピースにヒール姿。国葬の際は和装で喪主を務め、涙をぬぐいながら参列者に頭を下げていたが、少しは元気を取り戻したように見える。「現在、夫人は都内にある安倍元首相の自宅で、義母の洋子さんと暮らしています。しかし、自宅は晋三氏の所有ではないため、相続することはありません。今後は山口県に移住するのでは、とも言われています」(政治部記者)「UZU」は10周年を迎えるこのタイミングで突然の閉店を発表し、話題になっている。夫人を見送った店員に話を聞いてみると、「(夫人の来訪は)ミーティングですよ。10月末に閉店するので」と言い残し店内に戻っていった。一方で、安倍元首相の地元・山口県には、やはり夫人が経営に関わる宿泊施設「uzuhouse」がある。問い合わせるとこちらは「閉館の予定はありません」とのこと。ではやはり山口に移住するのだろうか。彼女の近況を、仕事関係者が明かす。「いまの昭恵さんの心の拠りどころは、晋三さんと一緒にかわいがっていた愛犬・ロンと、お酒。深酒することもあるそうです」国葬前は閉じこもっていたが、メンタルケアの専門家もついているという。「皇族や市川海老蔵さんの母も診ている知る人ぞ知る女性カウンセラーで、心の不安を相談しているとか」(前出・仕事関係者)これから“第二の人生”を始める昭恵夫人。彼女の友人が、今後について明かした。「晋三さんが亡くなる少し前は出雲大社に出かけていましたが、気ままに世界を旅したいそうです。昭恵さんの友人で、パリに住む老舗画廊創業者の娘さんに、“パリ五輪を見に行くわね”なんて言っています。家のことが落ち着いたら、中田英寿さんみたいな“世界の旅人”になりそうです」居酒屋を閉めたのも、身軽になるためなのだろう。これからは世界中の人々を自身の“渦”に巻き込んでいくに違いない。
2022年10月03日「安倍元首相が培った外交的遺産をしっかりと受け継ぎ、発展させるという意思を内外に示すとともに相手国からわが国に示された敬意にしっかり答えていきたい」こう語ったのは岸田文雄首相(65)。8月31日に行われた記者会見で、岸田首相は9月27日に実施される予定の安倍元首相の国葬における「弔問外交」の意味を強調した。岸田政権が、国葬を執り行う意義の一つとして挙げられる弔問外交。しかし、本当に理由になっているのだろうか?「弔問外交というのもひとつの外交の形態としては評価できます。国際舞台のいろんな場所で対話の場所をつくるというのは重要ですから。ただし、国葬にしなければならないかという問題と、弔問外交は別問題。小渕恵三元首相が亡くなったときは、自民党・内閣合同葬ですが各国から要人がきています」そう語るのは、元外務省情報局長で駐日イラン大使などを務めた孫崎享さん。弔問外交自体は、自民党・内閣合同葬でも行われており国葬とする理由にはならないという。実際に、‘00年に行われた小渕元首相の合同葬にはアメリカからはクリントン大統領、韓国からは金大中大統領が来訪。東南アジアからは、フィリピン、インドネシアの大統領、タイ、カンボジア、マレーシア、ラオスの首相が弔問に訪れた。9月8日に行われた国会の閉会中審査では、岸田文雄首相(65)は参列する外国首脳の一部を公表。米国のハリス副大統領、カナダ、インド、オーストラリア、シンガポールの首相、ベトナムの国家主席らが訪れるという。小渕元首相の合同葬よりも上級の要人が訪れるのは、カナダ、シンガポール、インドの3国のみだ。“外交的遺産”がある割に、ランクダウンしたように感じられるが、なぜだろうか。「第一に時期があまりにも悪いことがあります。9月後半には、ニューヨークで国連総会が行われ、そこで各国の首脳が演説をするんです。そうすると国連のほうがいろんな人たちが来ているわけですから、わざわざ日本に来る必要がありません。本来、外務官僚は、すくなくとも国連の首脳レベルが集まるときとは外すべきと進言するべきです。しかし、安倍・菅時代には“政府の方針と違うことをいったらとばされる”という因習がありました。岸田政権になってなくなりつつあるとは思うのですが、やはり官僚もまだ様子見をしているのでしょう」(以下、「」内は孫崎さん)■メルケル元独首相が忘れられない、安倍元首相の振る舞いさらに、外交は“話し合いで解決する可能性”があってこそ。しかし、日本を訪れてもそのような機会は得られないのだという。「たとえば、今ウクライナ問題が非常に重要になっています。日本に来たときに和平が行われる可能性があればいいですが、日本の姿勢はどっぷりアメリカと一緒。そういう意味では日本に来て、外交的に話し合いが進展するとは思えないわけですね。一方、ロシアのプーチン大統領は11月のインドネシアでのG8に出るといっています。このときにインドネシアは、ウクライナのゼレンスキー大統領も招待しているんです。そういう形で、ロシアとウクライナの仲介を図るなど、具体的に和平にむかって努力をしているということであれば、そこへ行くことのインセンティブがありますが、今回の国葬にそんなものはありません」“安倍元首相は海外から評価が高かった”ということを、政府は国葬の意味のひとつとして打ち出している。では、実際の安倍元首相の評価はどうなのか。「まず非常に典型的なのはアメリカの対応です。アメリカ外交を基軸としてきた安倍元首相は、トランプ元大統領やオバマ元大統領と個人的な関係があることを全面的にアピールしてきました。ならば、安倍元首相の死に前大統領ふたりが駆けつけるわけですよね。それだけトランプ、トランプといっていたわけですから……。でも、今回トランプ元大統領は来日しません。つまり結局は言葉だけであって、実際にそれほど深い関係を作っていたわけではないということです」さらに、ドイツのメルケル元首相がとる対応も安倍元首相への評価の表れだ。「メルケル元首相は、安倍さんと長い期間一緒にやってきました。首脳会議でもいちばんよく顔を合わせていたわけですから、本来は彼女が来てもおかしくないわけです。しかし、メルケル元首相は出席を見送りました。それはやはり、安倍元首相に対する評価が高いわけではないということでしょう。当時メルケル元首相は、首脳会議等々においても、アメリカに言うべきことは言うという姿勢を貫いてきました。2018年にカナダで開催されたG7サミットでは、メルケル元首相がトランプ元大統領に詰め寄っているときに、安倍元首相はその様子をトランプのとなりで腕組みして眺めていた。“日本というのは独自に動く国ではなく、日本と本当の意味での対話というのはない”そうメルケル元首相は思っているのではないでしょうか。外交の安倍とか、個人的な関係を作ったとか言われていたけれど、それは結局たんなる言葉遊びみたいなものであったということが、今露呈しているんです」
2022年09月12日関西有数の育成クラブとして知られ、堂安律選手を始めとするプロ選手を輩出する西宮サッカースクール。U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2022では、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)でPK戦の末に敗退しましたが、随所に高い技術が光る好チームでした。U-12の監督を務める上野洋輔さん(以下、上野)と選手たちに、試合の感想と選手育成について話をうかがいました。(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一)随所に高い技術力を見せつけた西宮サッカースクールだったが、惜しくもPK戦で敗れた(C)新井賢一<<関連記事:バルサのPKを3連続ストップで勝ち上がったヴィッセル神戸を制し、malvaスクール選抜が優勝■ワーチャレは中学生年代に繋げる良い大会――ラウンド16はPKで敗退となりました。試合の感想をお願いします。上野前半はリードして折り返したのですが、もう1点取るチャンスがあった中で決めきれなかったのが残念です。ただ、初戦は負けから入って、引き分け、勝ちといい流れを作ることはできたかなと思います。子どもたちも初めての11人制でしたが、一戦一戦自信を持ってやってくれました。中学生年代に繋げる意味でも、いい大会だったと思います。■ピッチを大きく使うとゴールまでの距離が遠くなるので、「逆の発想」で戦った――ボールを保持して攻める場面も多かったですが、チームとしての狙いはどのようなことだったのでしょうか?上野11人制のフルコートとなると、ピッチがかなり広いです。最初はピッチを大きく使ってプレーしようとしていたのですが、この年代のフィジカル、走力は大人とは違うので、ピッチを広く使うとゴールまでの距離が遠くなってしまいます。そこは試合をするごとに修正しながら、「逆に距離を狭くしてやろう」と言いました。選手同士の距離を近くして、狭いスペースの中でプレーすることで、日頃トレーニングしている足元の技術や、自分たちの良さが活きてくるのではないかと考えました。距離を近くすることで点も入るようになりましたし、選手の特徴も発揮しやすくなったのではないかと思います。サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■年代に応じた指導、低学年のうちはパスを使わない試合もする狙い――西宮SSは技術を重視する指導で有名ですが、どのような考えで育成しているのでしょうか?上野外国人と試合するとなると、日本人はフィジカルで勝つことはできません。どこで勝負するかというと、狭いスペースであったり、局面の技術だと思っています。そのために、低学年のうちはドリブルやリフティングの練習ばかりしますし、パスを使わないで試合をすることもあります。高学年になるとパスも使うようになり、相手がパスを警戒するとドリブルが活きてきます。まずはドリブルができないと、パスも活きてこないと思っているので、パスを活かすためにもドリブルは必要です。――年代に応じて、すべきことを分けて指導しているわけですね。上野はい。低学年と高学年では、少しずつサッカーが変わってきます。それは、年代に応じてやるべきことが違うからです。低学年のときは足元の技術、ドリブルを中心に、試合の結果にはこだわらないスタンスで指導しています。私はジュニアを11年見ていますが、1年生から6年生まで続けて指導して、その後1年生に戻るという形なんですね。なので、いまは2周り目です。それも踏まえて「この年代ではこうしていきます」という方針のもとでやっています。■中学年代に繋げる上で、12歳時点で重要なこと年代に応じてやるべきことが違うので、それぞれの年齢に合わせた指導を行っていると語ってくれた上野監督(C)新井賢一――中学生年代につなげる上で、小学6年生の時点で重要なことはなんでしょうか?上野ジュニアユースになっても、技術が必要なことに変わりはありません。中学年代を見ていると、ジュニア年代で技術をやっている子と、蹴るサッカーやフィジカルに頼ったプレーをしていた子では、差が出るように思います。足元の技術があることで、狭いところでもプレーできますし、ジュニアユースで求められる、いろんなサッカーに対応できるのかなと思います。■年代に応じた指導、低学年のうちはパスを使わない試合もする狙い――OBとして、堂安律選手が有名ですね。上野うちに来てくれる子たちは、足元の技術が上手くなりたい、ドリブルで抜けるようになりたいという子が多いです。うちでサッカーをするとは、そういうことなので、中学生になったときに伸びる選手が多いのかなと思います。小学生年代でBチームだったとしても、中学、高校で活躍している選手もたくさんいます。長い目で見て指導していますし、Bチームの子にも「しっかりと伸びるサッカーを教えてます」と、自信を持っています。――ジュニアユースからJクラブのアカデミーに進む選手も多いですが、どのようなところが評価されていると思いますか?上野Jに行く子は武器があります。西宮の選手はベースとして足元の技術はありますが、それに加えてスピードがある、強い、視野が広いなどの武器がある選手が、Jクラブの育成組織に行っている印象です。Jクラブに限らず、全国の強豪校でプレーしている選手もいるので彼らの活躍は嬉しいです。■中学にあがる前に11人制を経験できるのは良い体験――あらためて、ワールドチャレンジという大会を振り返って、感想をお願いします。上野この大会に出られるのは、すごく光栄なことだと思います。予選から勝ち上がり、強豪チームと試合をすることができて、いい経験になりました。海外のクラブと試合ができなかったのは残念でしたが、ワーチャレの良さは、中学校に上がる前に、11人制を経験できることです。そこも含めて、良い経験ができた大会だったと思います。■選手たちが4日間の大会を通じて得たもの選手にも話をうかがいました。大会を通じて「戦う気持ち」を得られたと語った鹿島正成くん(C)新井賢一背番号20番・MF鹿島正成(かしままさしげ)――ラウンド16の試合を振り返って、感想をお願いします。鹿島前半からペースをつかんでいましたが、そこで決めきれなかったのが敗因だと思います。――大会を通じて得たものはありますか?鹿島メンタルというか、戦う気持ちが得られました。――西宮SSのサッカーの特徴は?鹿島高い技術とパスワークで、相手ゴールに襲いかかるところです。――憧れの選手はいますか?鹿島遠藤航選手です。守備の要で、ボールを奪って攻撃につなげていくところが好きです。ワーチャレを通じて選手間の会話が増え、一人ひとりが意思表示できるようになったと語った上原颯介くん(C)新井賢一背番号23番・MF上原颯介(うえはらそうすけ)――試合を振り返って、感想をお願いします。上原全体的にラインを上げて、自分たちの流れが来ていましたが、決めきることができませんでした。カウンターの場面で、最後はボールを奪うことができたけど、はっきりするところと、中途半端になるところがあったので、もっと明確にやればよかったです。――大会を通じて得たものは?上原チームワークです。Bチームの子たちと話す機会が増えたことで、一人ひとりが意思表示できるようになったのは良かったです。――憧れの選手は?上原特にいなくて、自分らしくプレーできたらいいなと思います。「自分たちで勝利を失った感じ」と試合を振り返った林祐未くん(C)新井賢一背番号10番・DF林祐未(はやしゆうみ)――試合を振り返って、感想をお願いします。林先制点を決めて流れをつかめたけど、相手に決められた後、流れがちょっと悪くなって、シュートを打てるタイミングで打たずにPKに持ち込んでしまいました。自分たちで勝利を失った感じです。――西宮SSで身についていることは?林ボールタッチや技術、パスワークなどが身についていると思います。岡部遥希くんは「決めるところで決めきれなかった」ことを悔やんだ(C)新井賢一背番号7番・FW岡部遥希(おかべはるき)――試合を振り返って、感想をお願いします。岡部全体的に押し込めたけど、決めるところで決めきれませんでした。自分のプレーとしては1対1で負けてしまい、ゴールに結びつけられなかったのが悔しいです。――憧れの選手は?岡部グリーリッシュ選手です。ドリブルで切り込んで、シュートを決めるところが好きです。先制点を決めた野山悠行くんは、将来「わかっていても止められない」選手になりたいと語った(C)新井賢一背番号21番・MF野山悠行(のやまゆあん)――試合を振り返って、感想をお願いします。野山自分が先制点を決めることができて嬉しいですが、負けてしまったので悔しいです。――大会を通じて得たものは?野山自分の得意な、スピードを活かすドリブルはできたかなと思います。この大会は強い相手が多かったので、メンタルを強く持ってプレーすることができました。――憧れの選手は?野山エムバペ選手です。足が速くて、わかっていても止められない。僕もそういう選手になりたいです。西宮サッカースクールのトレーニングを紹介>>ワールドチャレンジ2022決勝戦の動画はこちら>>サッカーにおける認知・判断を高める賢いサッカー選手を育てるトレーニング
2022年09月02日9月に入り、実施が近づいてきた安倍元首相の国葬。しかし、このままスムーズに開催できそうな雰囲気ではない。「岸田文雄首相(65)は安倍元首相が亡くなったわずか6日後の7月14日に記者会見で、国葬を行うと表明。その後、7月22日の閣議で正式に実施が決定されました。しかし、安倍元首相と統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)との関係性が疑問視されており、生前報じられていたモリカケ問題や桜を見る会についての疑惑から反対する声も少なくありませんでした。さらに国葬に税金が投じられることからも“政治家のポケットマネーでやって!”という声も相次いでいたのです」(全国紙記者)毎日新聞と社会調査研究センターが実施した全国世論調査(8月20日、21日)では、「賛成」30%に対して、「反対」が53%と上回る結果に。しかし、“言い出しっぺ”である岸田首相がきちんと国民の声に耳を傾けてきたとは言い難いようだ。「閣議決定と同日に行われた講演では『さまざまな意見があることも十分承知をしているが、引き続き丁寧に説明し、できるだけ多くの国民の皆さんに納得していただきたい』と語りましたが、8月3日から開かれた臨時国会はわずか3日間で閉会。野党が要求していた国葬に関する閉会中の審査の開催についても、これまで自民党は消極的な姿勢を示しており、岸田首相も出席させない方針でした」(前出・全国紙記者)“丁寧な説明”を明言しておきながら、その機会を設けることはしなかった岸田首相だが、8月31日、ついに口を開いた。会見で岸田首相はこう語った。「国葬儀については様々なご意見、あるいはご批判を真摯に受け止め、政権の初心に返り丁寧な説明を尽くしたい。そのため、早急に国会の場で私自身が出席し、テレビ入りで、国民に見える形で国葬儀に関する質疑にお答えする場を設けるよう、幹事長以下に指示した。野党の皆様にもご協力をいただきたい」さらに、いまだ全体像を示していない警備費などの国葬経費にも言及。「既定予算の範囲内で対応するが、できるだけ早く示すよう努力する」と語った。開催を宣言してから1カ月半後にようやく説明の場を設けることを約束した岸田首相。しかし、その説明は遅すぎたようだ。署名サイト「Change.org」では、安倍元首相の国葬について中止や反対を求める署名活動が複数件実施されている。9月1日時点で、それらに寄せられた署名の合計数は40万件を突破しているのだ。前出の全国紙記者は首をかしげる。「国葬実施を急いで発表したものの、岸田首相は大切な説明を後回しにしてきました。国葬の費用として2.5億円支出することを閣議決定したのは8月26日。この金額に加えて、海外要人の警護に35億円ほどかかるとも報じられています。もっと前から丁寧に説明していればここまでの反感を招くこともなかったのではないでしょうか」(全国紙記者)ネット上では遅きに失した岸田首相に対して嫌悪感を示す声が相次いでいる。《今更遅いよね。もう国民の国葬に対する憎悪は高まりきってるよ。》《当たり前、遅過ぎる。》《今更しゃしゃり出て何を言う。順序が逆でしょう》
2022年09月02日「すべて選挙応援に収れんします。安倍さんは、自民党総裁として、選挙に勝つための、支援組織の一つとして位置づけていたのでしょう。特に参議院の比例区は、雲をつかむような選挙。1万でも2万でも候補者にとってはのどから手が出るほど票が欲しいのです」国会議員が旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と関係を築くメリットを、前参議院議員で統一教会に詳しいジャーナリストの有田芳生さんがこう語る。統一教会の組織票の投票先を決めていたのは安倍晋三元首相(享年67)だったという。伊達忠一元参議院議長(83)は北海道テレビの取材に対し、2016年の参院選挙で比例区から出馬した宮島喜文氏(71)に統一教会の票を回すように安倍氏に依頼。宮島氏は12万2833票を獲得して当選したが、6万人の信者がいるとされる統一教会の票の存在は大きかったとみられる。さらに、今年7月の参院選において伊達氏は、ふたたび宮島氏に統一教会の票を回すように安倍氏に口利きを頼んだが、井上義行氏を支援することを理由に断られたという。宮島氏は当選の見込みなしとして出馬を断念、井上氏は当選を果たしている。選挙経験が豊富な、ある自民党関係者はこう語る。「支持母体が弱い議員にとっては頼みの綱になりますし、安倍さんにとっても党内で影響力を強めることができます。複数の議員が統一教会と関係を深めたのも、助けてくれるならばなんでもお願いしたいという思いがあったからでしょう」■安倍氏が統一教会との関係を“党公認”状態に自民党関係者は「票以上に影響があるのは、無償ボランティアの派遣」だという。「告示期間で使える資金は1500万円から2000万円などと決まっています。ところがカラー印刷のポスターや名刺は、ほとんどゴミになってしまうんですが(笑)、地元のミニ会合などでは何百枚も配り、数百万円かかります。さらに選挙管理委員会に届出したスタッフの給与、選挙カーの手配などで活動資金はなくなり、ボランティア全員の弁当を満足に配ることもできないのが現状。それでも、選挙スタッフの仕事は多忙です。たとえば『◯◯氏、来たる』のような、大物政治家の応援演説を知らせる立て看板も、電柱にくくりつけます。本当は違反で警察に黙認してもらっているので、演説が終わればすぐに撤去しなくてはなりません。ポスターが剥がれ落ちたりすると、有権者からクレームの電話がかかってくるので、雨や風の翌日は、朝4時、5時に見回らなければならないんです。こうした条件で働いてくれるスタッフなんて、そうそう見つかりません」宗教的な動機を背景に非常に勤勉に働く統一教会から派遣されたスタッフは選挙戦の大きな戦力になったという。しかし、そんなありがたい存在だとしても、統一教会は霊感商法や合同結婚式などで社会問題になってきた団体だ。「かつては統一教会の行事への出席は躊躇されるものでした。ところが、自民党総裁で首相の立場でもあった安倍さんが教団との関係を深めたことで状況は一変。安倍派の議員を中心に、堂々と名前を出して祝電を送り、イベントに参加するようになっていったのです」(自民党関係者)統一教会の霊感商法の被害額は35年で1237億円、直近5年でも54億円。だが、そんな団体との交際は、もはや“党公認”状態といってもよかった。「党のトップの安倍さんが堂々とやっているから、議員たちが統一教会との関係を広げることに、党として誰も忠告できなくなったのです」(自民党関係者)
2022年08月17日安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件が発生してから2週間あまり経った7月25日。安倍元首相を背後から銃撃し殺害した山上徹也容疑者(41)が、勾留先の奈良県警奈良西署から大阪拘置所に移送され鑑定留置が始まった。そのようななか、同日には思いも寄らない事故が起きた。安倍元首相の妻・昭恵さん(60)が乗った警護車両が、別の警護車両に後ろから追突されたのだ。複数の報道によると、事故は同日午前8時45分ごろ、東京都千代田区の首都高速道路都心環状線の三宅坂ジャンクション内で発生。車線の合流地点で起き、運転していた警視庁警護課の男性巡査部長の前方不注意が原因とのこと。昭恵さんを含め、ケガ人はいなかったという。無事だった昭恵さんに、ネット上では安堵の声が寄せられている。《こんな時期だから、事故の瞬間は本当に怖かっただろうな。ケガがなくてとにかく良かったです》《安倍さんが亡くなって間もないのに、こんな事が起きるなんてヒヤリとしましたけど無事で良かったです》《これはさすがに気の毒…けが人いなくてよかった》しかし、安倍元首相の銃撃事件をめぐっては警護態勢の不備も指摘されたばかり。岸田文雄首相(64)も14日の記者会見で、「率直に言って警備態勢に問題があったと考えている」と問題視していた。「事件当時、安倍氏の警護を担当したのは奈良県警の警察官と警視庁のSPでした。しかし背後の警護が手薄だったことから山上容疑者の接近を許してしまい、2度も発砲されてしまいました。1発目の発砲は約7m離れた位置から、そして2発目は約5mにまで近づいた上での発砲でした。さらに2発目の発砲までに約3秒ありましたが、その間に安倍氏の被弾を食い止めようとする警察官の姿は確認できませんでした。現場にいた警察官らが、1発目の発砲音を『タイヤの破裂音と思った』と証言していることも報じられています。このような失態を招いたのは奈良県警の警護運用にも問題があるとして、警視庁は12日に検証チームを立ち上げました。にも関わらず、よりにもよって昭恵さんが乗る警護車両に追突するとは、意識が低いと言わざるをえません」(全国紙記者)安倍元首相の銃撃事件で警護の甘さが問題視されているなか、昭恵さんを危険に晒した警視庁に更なる批判の声が相次いでいる。《守ってくれなさ過ぎて心配になる》《奈良県警察官だけでなく警視庁警察官もプロ意識がないのね》《銃撃に気を取られ、旦那はほったらかしにされ、合流地点に気を取られ、妻は追突されるって、この国の警察はどうなっとるんかね》今回の追突事故を受けて警視庁は、「今後、教養訓練を徹底して、同種事案の再発防止を徹底する」とコメントしたという。しかし、日本の警護態勢への信頼は大きく揺らぐいっぽうだ。
2022年07月25日俳優の沢村一樹さん(55)の息子さんで同じく俳優の野村康太さん(18)。7月24日スタートの日本テレビ系ドラマ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』に、前田利家役で出演することが決定。漫画原作ということもあり、原作ファンからの期待も高まっているようです。先月、自身のインスタグラムを開設しイケメンな素顔が公開され注目を集めました。早速チェックしてみましょう!人生初の取材に家族と事前練習したことを明かす この投稿をInstagramで見る 野村康太(@kouta_nomura_official)がシェアした投稿 「前日の夜、母と弟にインタビューの練習を手伝ってもらいました」と苦笑いの絵文字を添えてインスタグラムを更新した康太さん。父である沢村一樹さんと同じく爽やかなルックスでイケメンな写真が複数投稿。それを見たフォロワーからは「これ以上小顔になってどうするの」「口元がお父さんにそっくり」「お父さんに似てビジュが良い♡」と称賛のコメントが相次いで寄せられておりました。人気グループKing & Princeの永瀬廉さん(23)が主演する『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』に初出演する野村康太さん。どんな演技を見せてくれるのか楽しみですね!
2022年07月22日「まだ夢を見ているようだ。主人のおかげで経験できない色々なことを経験できた。すごく感謝している」こう語ったのは、安倍昭恵さん(60)。7月12日、奈良市で演説中に銃撃を受けて死亡した安倍晋三元首相(享年67)の告別式が東京・港区の増上寺で行われた。各メディアによると、近親者のみで行う家族葬の形だったが、麻生太郎副総裁(81)や岸田文雄首相(64)といった安倍元首相ら約1000人が参列。また昭恵さんは冒頭のように挨拶したという。告別式後、安倍元首相は都内の斎場で荼毘に付された。全世界に衝撃を与えた銃撃事件から5日。事件の全容解明に向けて捜査が進むなか、連日、議論を呼んでいるのが当日の警備体制だ。「事件当日、7メートルの距離から撃たれた1発目は命中しなかったものの、5メートルの距離に近づいて発射した2発目が安倍元首相に命中し、結果的に命を奪いました。事件の前日に急遽演説が決まったことで、普段より警備計画の構築に時間がなかったとはいえ、1発目と2発目の間に約3秒の時間があいていたことや容疑者の接近を阻止できていないことなどから、警備体制の不備を指摘する声が相次いでいます」(全国紙・政治部記者)各メディアによると、事件当日、警視庁警護課からのSPを含めた奈良県警や奈良西署で構成された7名のSPと15名の県連スタッフが警備や警護にあたっていた。7月9日、奈良県警察本部の鬼塚友章本部長は会見を開き、「警護、警備に関する問題があったことは否定できない」と説明し、警備に問題があったことを認めたという。この問題は連日、ワイドショーでも取り上げられ、専門家たちは警備体制の問題点を指摘。さらに、鈴木俊一財務大臣(69)も12日の閣議後の会見で、「「悲惨な結末になってしまったことは、警備に不備があったと言わざるを得ない。しっかりと検証し、改めてもらいたい」と注文していた。さらに、インターネット上でも《奈良県警とSPが無能すぎる。SPは2発目の時安倍さんに覆い被さったりして身を守れよ、それが仕事だろ》などと指摘する声が噴出。さらに、事件後、県警には11日午前7時までに電話やメールなど約1300件が寄せられていることも各メディアで報じられている。大半が警備に関する批判で、電話がつながりにくくなっている時間帯もあるという。安倍元首相の警備体制への批判が高まるなか、いっぽうでネット上では警備にあたっていた人たちを慮る声も少なくない。《現場にいたSPさんのメンタルが心配きっと守れなかった自分を責めてると思うんだ結果は受け止めるとして過度に自分を責めないで欲しいなぁ…》《安倍氏死去でSPのメンタルも気になるなあ。守れなかった罪悪感は絶対ある》《奈良県警察やSPも心配だよ。仕事の責任はあるけど、それをいつまでも責められたり、気に病むと本当にメンタルやられるからね。彼らも人間なんだから。彼らのケアもしてあげないと連鎖するよ》「鬼塚本部長が会見で『警護実施上の問題点を洗い出す』と話していたように、今後原因の解明が進んでいくことでしょう。県警も問題はあったと認めていますし、今後、こうしたことが二度と起こらないよう徹底的に検証していくことが求められると思います。同時に、当日警備や警護にあたっていた人のメンタルケアも必要ではないでしょうか」(前出・政治部記者)
2022年07月13日《回復を心から祈っていましたが、その願い叶わず、誠に痛恨の極みです》7月8日に安倍晋三元首相(享年67)が奈良市内で銃撃されて亡くなったことを受け、菅義偉前首相(73)はTwitterでこう追悼の意を表した。安倍元首相の在任時、官房長官として長く支えた菅前首相。追悼の声は広がり続け、芸能界やスポーツ界からもコメントが寄せられている。「和田アキ子さん(72)は10日の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で『ショックですね』とコメント。X JAPANのYOSHIKIさんもInstagramに安倍元首相と昭恵夫人(60)とのスリーショットを投稿し、『とても親切でやさしい方でした』と綴りました。巨人の原辰徳監督(63)も8日の試合後に『非常に尊敬できるリーダーでした』と追悼しました」(全国紙記者)各界から広がり続ける悲しみの声。それは著名人にとどまらず、安倍元首相が生前更新していた公式YouTubeチャンネルにも寄せられている。「安倍元首相は昨年10月にYouTubeチャンネルを開設し、政治に関する考えを述べた動画はもちろん、コンサートでピアノを演奏する姿も投稿していました」(スポーツ紙記者)36万人ほどだったチャンネル登録者数は、銃撃事件後に激増。11日現在、109万人を超えている。「最後の投稿となったのは7月6日。《福島県小野町でソウルフードをいただきました》と題された動画で、小野町での演説の様子とともに、小野町の名物・アイスバーガーを食べるという内容のものでした。再生回数は300万を突破しています」(前出・スポーツ紙記者)突然の出来事だっただけに、コメント欄には事件の衝撃とともに喪失感が多く寄せられていた。《当たり前にいた人が急に亡くなる辛さ。改めて両親を大事にしようと思いました。安倍さんは日本にとっても世界にとっても影響力のある偉大な人でした。ご冥福をお祈りします》《この動画以降はもう一生更新されることがないと考えると物凄く悲しくなります。今まで日本のためにそして世界のために様々な面で一生懸命に努力をしていただき本当にありがとうございました。今まで本当にお疲れ様でした》《未だに自分の中で総理大臣って言ったらこの人だった….生きてほしかった…》
2022年07月11日7月8日午前に奈良市での街頭演説中に男からの銃撃を受け、その後、搬送された病院で息を引き取った安倍晋三元首相(67)。与野党問わず、凶弾でこの世を去った安倍元首相への哀悼の声が寄せられるなか、立憲民主党の小沢一郎衆院議員(80)の発言に批判が集まっている。10日に投開票を控える参院選に向けた選挙活動真っ只中に起きた今回の事件。凶行を起こした犯人の具体的な理由について捜査が進められているが、民主主義の根底を揺るがしかねない事件に対して、これまで国会などで厳しく安倍元首相を追及してきた立憲民主党の蓮舫議員(54)は、訃報を受けてTwitterにこう綴っている。《政治的思想や目指す社会像などの違いはありましたが、予算委員会で最も多く質疑をした総理で、思い入れがあります。言葉が出ません。暴力で訴える正しさは間違いだ。毅然と跳ね返す社会にしないといけません。どうか安らかにお眠りください。》そんななか、波紋を呼ぶ発言をしたのが同党の小沢氏。銃撃事件が報じられた直後、Twitterに《安倍元総理が倒れられたとの報道。さまざまな情報が錯綜しておりますが、今はとにかく安倍元総理の無事を祈ります》と投稿していた。しかし、各メディアによると、その後行われた岩手県一関市での街頭演説で「安倍氏のこの災難は、むしろ自民党に有利に作用するかもしれない」と主張したという。さらに安倍元首相の訃報が流れた後に行われた同県奥州市での応援演説では、安倍元首相の父とも親交があったことを語り、「大変残念で心からお悔やみ申し上げます」と述べた小沢氏。そのうえで、「端的に言えば、自民党の長期政権が招いた事件と言わざるを得ない」とも持論を展開。その後、報道陣にこの発言の真意について問われた小沢氏は「社会が安定して良い政治が行われていれば、こんな過激な事件は起きない。自民党がおごり高ぶり、勝手なことをやった結果だ」と説明したという。真相が解明されていないなか、凶行の原因を自民党によるものとした小沢氏の考えに、インターネット上では批判が集まっている。《普通に人間としてどうかと思うような発言。偉大な政治家の1人が亡くなったのだから普通に、追悼の意を述べるだけでいいのに、なぜ自民党に有利とか言うのかね。自民党に有利に働くのは同感だが、わざわざ言うことではないと思う。こういう発言の積み重ねが今の野党の信頼のなさを作っている》《与野党問わずデリカシーの無い人は沢山いるけど、ここまで人の道を外れた暴言は聞いた事が無い》《信じられない発言。生命をなんだと思っているのか。国会で問題にすべき》《なんなのこの人。ほんとにこのセリフだけを言ったのであれば、人間としてどうなのかと思います》
2022年07月08日安倍晋三元首相が銃撃され、死亡するという事件が7月8日に発生した。67歳だった。各メディアによると、逮捕された山上徹也容疑者(41)は手製の銃を用いて、狙撃したという。岸田文雄首相(64)は、犯行に怒りを表明した。銃撃事件の直後に開いた会見で「民主主義の根幹である選挙が行われている中で起きた卑劣な蛮行であり、決して許すことはできない」と強い言葉で非難した。日本では銃砲刀剣類所持等取締法によって、銃の所持などが厳しく規制されている。そんなわが国で起こった悲劇は、世界中に衝撃を与えている。「G20外相会合では『日本は銃規制が厳しい国なのに、銃撃事件が起きたことに驚いている』との声が上がり、アメリカの『ワシントンポスト』は『世界で最も銃規制の厳しい国で極めて稀な事件が起こった』とオンライン版で報道。さらにドイツの公共テレビ放送ARDは『日本は武器を持つことについて世界でも最も厳しい法律があり、世界で最も安全な国だ』と伝えています」(全国紙記者)またTwitterでも、英語圏の人々から「銃に厳しい日本でなぜ?」という“悲鳴”が上がっている。《安部晋三元首相が撃たれた。日本で銃は厳しく規制されているのに》《どうして?日本は安全で、銃が許される余地はほぼゼロのはずなのに》《銃による暴力は、日本では珍しいよね?》恐ろしい事件で命を落とした安倍元首相。いまは、冥福を祈るばかりだ。
2022年07月08日7月8日午後5時過ぎ、安倍晋三元首相(享年67歳)の死亡が報じられた。安倍元首相は、同日午前11時半ごろ奈良市で街頭演説中に男に銃撃をうけ、病院に搬送されていた。各メディアによると、安倍元総理大臣は首の右側に傷や出血があったほか左胸に皮下出血があり、傷は「心臓にまで達する深さだった」という。自身が主催する「桜を見る会」には多くの芸能人を招待するなど、芸能界とも縁の深かった安倍元首相。突然の訃報を受け、芸能界からもSNSなどで死を悼む声が相次いだ。歌舞伎役者の市川海老蔵(44)は、8日18時過ぎに自身のブログを更新。《言葉がでない、舞台終わりニュース速報を見ました、あってはならないこと、日本は安全な社会である民主主義でありながらも、起こってしまった。色々な事を見直して行かなくてはならないと強く感じます。安倍元総理のご冥福を心からお祈り申し上げます。》と弔意を表した。海老蔵は’14年に歌舞伎公演の鑑賞に来た安倍氏とのツーショットをブログに投稿。さらに、‘19年に安倍氏が「即位礼正殿の儀」参列のため来日した外国賓客らとの晩さん会を主催した際には、狂言師の野村萬斎さん(56)らとともに舞を披露している。銃撃が報じられた昼過ぎにも《何が起こっているのかよくわかりません。とにかくご回復を心から願います。》と安倍氏の容態を案じていた海老蔵。安倍氏との縁が深かっただけに、憤りは大きいようだ。また、過去に産経新聞のインタビューで安倍元首相と対談をしたことのある音楽プロデューサーのつんく♂さん(53)も、自身のツイッターで悲しみをにじませた。《・・・残念無念すぎます。こんな事があっていいのか。悔しすぎます。心の奥底よりご冥福をお祈りいたします。安倍元総理、本当にありがとうございました。》さらに、かねて政治・経済問題に関して多くの意見を発してきたミュージシャンの世良公則(66)も、訃報が報じられるとすぐに自身のツイッターを更新。《安倍晋三元総理死亡との報無念ご冥福を心よりお祈り致します世良公則》と哀悼の意を示した。日本中が、不条理な安倍氏の死を嘆いている。
2022年07月08日2022年7月8日、安倍晋三元首相が亡くなりました。安倍元首相は同日午前11時半頃、奈良県奈良市内で街頭演説をしていたところ、男性に背後から襲われ負傷。その後、男性は奈良県警によって取り押さえられました。安倍元首相はドクターヘリで搬送され心肺停止の重体でしたが、同日17時46分に死亡が報じられました。事件について、引き続き警察は調査を進めるとのことです。安倍元首相のご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年07月08日7月8日午前11時25分ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅周辺で街頭演説をしていた安倍晋三元首相(67)が銃撃された。安倍元首相は首の右側を撃たれ、心肺停止の状態だという。参議院選挙の投開票を目前に控えた中での衝撃的な事件に、政界をはじめとした各界に動揺が走っている。岸田文雄首相(64)は緊急会見を開き「まずは安倍元総理がなんとか一命をとりとめていただくよう心から祈りたいと思っております」と安倍元首相の容態を案じた。フェンシング協会会長でタレントの武井壮(49)は自身のツイッターで《美しい国・日本の姿はどこへ残念だ》と事件への衝撃をつづっている。殺人未遂の疑いで逮捕された奈良市在住の容疑者は、元海上自衛隊員だったということが報じられている。また、「安倍元総理大臣に対して不満があり、殺そうと思って狙った」という趣旨の供述をしているという。しかし、詳細な犯行の理由については明らかになっていない。そんななか、犯人を凶行に走らせた理由について持論を展開したのが、実業家の堀江貴文氏(49)だ。事件直後、自身のツイッター上で《安倍さん撃たれたの??え?》《首相経験者が銃撃されるって、高橋是清さん以来じゃないか??》など発言し、驚きをあらわにしていた堀江氏。その後、今回の事件の原因についてこのように綴っている。《反省すべきはネット上に無数にいたアベカー達だよな。そいつらに犯人は洗脳されてたようなもんだ。》(原文ママ引用)一刻も早い真相解明が待たれる。
2022年07月08日2022年7月8日午前11時半頃、奈良県奈良市内で街頭演説をしていた安倍晋三元首相が、不審な男に背後から襲われ負傷しました。産経ニュースによると、安倍元首相を襲った不審な男は、奈良県警によって取り押さえられたとのことです。安倍元首相は血を流して倒れたと報じられています。また、銃で撃たれたという情報もあり、奈良県警察本部が確認を進めています。[文・構成/grape編集部]
2022年07月08日山田涼介主演「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」の第5話が5月14日放送。康介や和泉、一ノ瀬らのコスプレ姿に多くの反応が集まるとともに、康介と和泉のキスシーンにも反響の声多数。また松岡昌宏演じる“スーパー家政夫”ミタゾノの登場も話題になっている。老舗酒造の長男として生まれ、整った可愛らしい顔立ちで幼い頃から人気者で常に“主役”の人生を歩んできたが、未来の自分だというおっさんに“可愛い”という武器が使えなくなることを宣告される丸谷康介を山田さんが演じる本作。また康介が好きになった真田和泉に芳根京子。康介の後輩・一ノ瀬圭に大橋和也(なにわ男子)。康介の先輩・鏑木悟に迫田孝也。康介の上司・山室つかさに西田尚美。前回のラストで和泉をバックハグした商品開発部チーフの須藤周平に津田健次郎といった面々も共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。イメージキャラクターの大原美波(上西星来)が、弥生ビールの新商品「夏浪漫」に合うレシピを紹介する番組の収録でテレビ局を訪れた康介は、和泉が須藤と廊下の片隅で食事に行く約束をしているところを見かけ、落ち込んでしまう。その翌日、康介と和泉は夏浪漫と人気アニメとのコラボ缶発売イベントの準備をするが、到着予定時間を過ぎてもコラボ缶が届かない。和泉がこの後須藤と食事の約束があることを思い出した康介は彼女を先に帰らせるが、その後発注ミスが発覚。康介たちは必死にコラボ缶の在庫をかき集めようとするが難しく…というのが5話のおはなし。発注ミスを知った和泉が考えた奇策、それは康介たちがアニメのコスプレをして試飲会をするというものだった。乗り気ではなかった康介だが、コスプレの画像がネットで拡散され原作者からも「カワイイ」と認められる…という展開に。「涼介くんのコス最高です!銀髪可愛い…!」「山田さんのコスプレ最強!!銀髪めっちゃ似合う」と山田さんの“銀髪コスプレ”に注目が集まったほか、「真田さんのメガネなし+水色アイラインめっちゃかわええ」「ワンコのコスプレ姿の一ノ瀬くん最強に可愛かった」など、和泉役の芳根さんや一ノ瀬役の大橋さんのコスプレにも反響多数。その後イベントが終わり先に帰路についた康介を、和泉が追いかけ「丸屋さんのおかげで未来を変えることができた気がします」と感謝の思いを伝える。そんな和泉に「好きに、なっちゃった…俺、真田さんのこと」と“告白”する康介。すると和泉は康介に駆け寄ってくちびるを重ね…。康介と和泉のキスにも「「好きに…なっちゃった…///」照れる顔が好き」「待ち望んだキスシーン!すごい良かった!」「第5話のキスシーンは最高だし完璧だったと思う」といった声が。また今回「家政夫のミタゾノ」から松岡昌宏演じる三田園薫がゲスト出演。康介のスマイルにも全く動じない三田園に「お得意の丸谷スマイルもミタゾノさんには通じずで面白かった」「丸谷スマイルがきかないミタゾノさんにじわってる」などの反応も投稿されている。【第6話あらすじ】和泉から突然キスされた康介だったが、その後また何事もなかったかのように…いやむしろ、そっけなさを増した和泉に康介は戸惑いを隠せない。康介は和泉も自分の見た目の可愛さが好きなのかもと考え始め、未来の自分が言う“消費期限”を迎えたら和泉も去って行くのではと焦りを覚えた康介は、せめて最後に思い出作りだけでもと、勇気を出して和泉をデートに誘う。初デートを楽しく過ごす2人だったが休日出勤中の一ノ瀬から康介に電話がかかってきて…。「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」は毎週土曜23:30~テレビ朝日系にて放送。(笠緒)
2022年05月15日「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」第3話が4月30日放送。康介が気付いた人に対する“バイアス”に「深いな」「グサっとくる」などの感想多数。康介と和泉を見つめる周平の表情にも「切なかった」「複雑な表情が気になります」といった声が上がっている。29歳まで“可愛い”という武器を使って仕事も恋愛も絶好調なまま生きてきたが、ここに来て突如人生の歯車が狂いだした丸谷康介を山田涼介が演じ、康介から“ロボット”呼ばわりされる真田和泉には芳根京子。康介のお株を奪う後輩の一ノ瀬圭に大橋和也(なにわ男子)。康介の元カノ・森保莉子に鞘師里保。商品開発部チーフの須藤周平に津田健次郎といったキャストが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。新商品のビール・夏浪漫の売れ行きが伸び悩んでいることを受け会議が開かれ、そこで商品開発部のチーフ・須藤周平から、イメージキャラクターを務めるタレントがテレビ番組で夏浪漫に合う料理を紹介することになったため、そのレシピを考えて欲しいと営業部メンバーに依頼が。料理が得意ではない康介は断ろうとするも結局、和泉、一ノ瀬の3人で休日にレシピを考えることになる。日曜日になり康介を和泉を自宅に招くが、一ノ瀬がマンションで漏水があり遅刻すると連絡が。康介と和泉は一ノ瀬から頼まれた食材の買い出しをして、先に下処理を済ませることに。だが康介は和泉のジャガイモの皮むきを見て驚愕する…というのが今回のおはなし。和泉の包丁さばきを見て「真田さんってもしかしてぶきっちょ」と口にする康介。和泉が資料作りなど普段の仕事は完璧にこなしていることや、彼女が以前在籍した商品開発部が原材料の細かな調合などを行っていることから、勝手に料理が得意だと思っていたと「商品開発部バイアス」があったと話す康介は、“自分にかけられたバイアスはむちゃくちゃ気になるけど、人にかけてるバイアスってなかなか気づけないもの”と気づく…。この康介のモノローグに「自分にかけられてるバイアスと人にかけてるバイアス…深いな」「人にかけてるバイアスには気付けない、なかなかグサっとくる言葉だった」「お互いにバイアスが外れて中身を認め合える関係になりつつあるのが本当に本当に素敵なんだよ」といった感想や、「顔の先入観(バイアス)に囚われずちゃんとお互いの中身を知って惹かれあってる感じとても質が良くて好き」と今回の展開を評価するコメントも。結局一ノ瀬は自宅の水トラブルの解決が遅れて参加できず、2人で出来上がったコロッケを食べているとそこに莉子が訪ねてくる。康介が莉子をなだめ部屋に戻ると、畳まれたニットと共に付箋が。和泉は康介が自身の美容のために調べていたカシューナッツに関する資料を仕事のためのものと誤解、そこからカシューナッツを衣にしたコロッケを考えついていた。そのアイデアがテレビで採用されることになる…というラストだった。自身のアイデアが採用されたことにほのかな笑みを浮かべる和泉と、その様を見て“ときめき”を感じる康介…だが、その影で和泉と飲むつもりであっただろう2つの紙コップを持って、2人の様子を見つめる周平の姿が。「最後のコーヒー2つが切なかった」「ラストの、切ないだけではないような何か複雑な表情が気になります」「あの甘いマスクでの切ない表情に心撃たれました」「最後のコーヒー持ってる時の表情……台詞がなくても伝わるのが津田さん凄い」など、ラストシーンでみせた周平の表情にも注目が集まっている。(笠緒)
2022年05月01日「(攻撃を)基地に限定する必要はないわけでありまして、向こうの中枢を攻撃するということも含むべきなんだろうと」安倍晋三元首相(67)のこんな発言が波紋を呼んでいる。自民党の安全保障調査会は、ミサイル発射など日本に対する攻撃の兆候が見られた場合、敵基地を攻撃する「敵基地攻撃能力」の必要性を、今月中にも岸田文雄首相(64)に提言する予定だ。しかし、安倍氏は「敵基地」では生ぬるいとばかりに、4月3日の講演で「敵の中枢」も攻撃の対象に含むべきだと主張したのだ。「敵国の『中枢』とは、政府機関がある首都になるでしょう。しかし、日本国憲法は、戦争のための戦力と、交戦権の不保持を明記しています。専守防衛だけ認められるため、『中枢への攻撃』はもちろん『敵基地攻撃』でさえ憲法違反にあたります」そう語るのは、慶應義塾大学名誉教授で憲法学者の小林節さんだ。また、武蔵野美術大学造形学部教授で憲法学者の志田陽子さんもこう指摘する。「相手が大国で、国内外に多数の基地がある場合はどうするのでしょうか。また、潜水艦などからの攻撃は?それらすべてに対処しようとすれば、際限のない“軍拡”が待っています。そうなれば、私たち国民の生活を脅かすほどの税金が必要になることでしょう。また、相手が攻撃しようとしているという情報が誤っている可能性もある。実際に、米国がイラクに侵攻したきっかけは誤った情報によるものでした。その場合、日本から侵略行為をすることになってしまいます」敵の“中枢”を攻撃した場合、当然敵も躊躇なく日本の“中枢”に反撃してくることになる。安倍氏の構想は非現実的なばかりか、いたずらに国民を戦禍に巻き込むリスクを高めるものだという。■ウクライナ戦争に便乗する「核共有」論2月24日のロシアの侵攻によって始まったウクライナ戦争は、いまだに終戦の兆しが見えない。侵攻に前後して、冒頭の安倍氏の発言のように、政治家や一部の識者が、“軍備”増強の必要性を喧伝する声が大きくなっている。【自民党安倍晋三元首相】〈核シェアリング(核共有)を含め、様々な選択肢を議論すべき時に来ています〉(『文藝春秋』2022年5月号にて)【橋下徹元大阪府知事】「核シェアリングもやっぱりこれからの日本で議論していくべき。NATOは現実、核シェアリングをしているからロシアも簡単には手を出せない」(2月27日『日曜報道THE PRIME』[フジテレビ系]安倍元首相との対談で)安倍元首相や橋下徹氏(52)などは、「核共有」にも言及。米国の核兵器を国内に配備し、共同で運用するという構想のことだ。「日本国憲法には《核保有の禁止》という記述はありませんが、核兵器は自衛の範囲を上回るので、保有や配備することは違憲です。’71年には、核兵器を『持たず、つくらず、持ち込まさず』という非核三原則が国会で決議されています」(志田さん)しかし、安倍氏は非核三原則についても議論をする必要があると主張。そして、日本は長年、米国の“核の傘”の下にあるが、〈この「核の傘」がどこまでの抑止力を持っているのか、改めて精査する必要がある〉。抑止力は、日本が核攻撃を受けた場合、米国が反撃してくれると相手国がどの程度信じるかにかかっているので、報復の可能性に現実味を持たせるために、〈日本は核を巡る意思決定に、深く関与すべき〉だという(〈 〉内は『文藝春秋』2022年5月号より)。“他国が日米の関係について疑念を持って攻撃してくるかもしれない”というお考えの安倍氏。長年、いたるところで日米同盟の強固さをアピールしてきたのはいったい何だったのか気になるところではあるが、小林さんはこう指摘する。「日本列島は米国にとって重要で失ってはいけない土地です。そのためにも、在日米軍基地を130カ所以上も置いている。日本が攻撃されても、米国が反撃しないなどと思う国はない。核共有はまったく必要のない議論でしょう」仮に核共有が実現した場合について、志田さんは懸念する。「日米の力関係を見ると、結局米国の都合で運用されることになる。日本が敵基地や中枢の攻撃ができるように法整備もされ、米国に『日米の自衛のために核攻撃をせよ』と言われたら、集団的自衛権行使の延長線上において、行われてしまうのではないでしょうか」日本が核武装することは、憲法以前に倫理的にも許されないことだと小林さんは考えている。「日本は唯一の被爆国です。あの悲劇で、核兵器は作れるけれど、使ってはいけないものだと人類は学んだはず。日本の核保有は、人類の“退化”であり、政治倫理的に許されないことです」■先制攻撃の口実を与えることになるそれそも、敵基地や中枢への攻撃能力、核共有の整備は、むしろ戦争のリスクを高めることになるという。「第二次世界大戦で敗北した日本は国連憲章では『敵国』にあたります。敵国が侵略行為を再現しようとした場合、国連加盟国は安保理の許可なく軍事制裁してもいいという『敵国条項』は、いまだ国連憲章に残っています(第53条)。日本が攻撃能力や核整備を進めることは、侵略行為を再現しようとしていると、他国に日本を先制攻撃する口実を与えてしまうことになるのです」志田さんは、「声の大きい権力者の考えを、日本人の総意と混同してはいけない」という。「安倍さんや松井さんたちは、国内の自分の支持者に向けて言っているところがあります。しかし、こうした発信を続ければ、国際世論に『日本は軍拡の方向に舵を切るんだ』と誤解されかねない。そうならないために、私たちが『なってほしくない』方向の考えにはハッキリ『NO』を表明していくべき。政治家は結局、民意には勝てないのです」他国の悲劇に便乗して、恐怖と猜疑心を煽ってくる権力者たちの声を、冷静に検証しよう。
2022年04月22日山田涼介主演、芳根京子と共演する「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」が4月17日スタート。康介を演じる山田さんと、康介の後輩・一ノ瀬を演じる大橋和也(なにわ男子)に“可愛い”の声が殺到、「可愛いのオンパレード」などの投稿がSNSにあふれている。山田さんが「セミオトコ」以来3年ぶりにテレビ朝日連続ドラマ主演を務める本作。老舗酒造の長男として生まれ、整った可愛らしい顔立ちで幼い頃から人気者、常に“主役”の人生を歩み、“可愛い”という武器を使って仕事も恋愛も絶好調なまま29歳まで生きてきた丸谷康介を山田さんが演じる。共演には過去の体験から“自分は脇役”と思いながら人生を歩んできて、商品開発部から営業部に異動、康介と一緒に働くことになる真田和泉に芳根さん。康介の前に現れ、康介の可愛さに興奮して悶えながらも意味深な言葉をつぶやく謎多きおっさんに古田新太。和泉と同期で関西支社から異動してきた若手社員の一ノ瀬圭に大橋さん(なにわ男子)。康介とタッグを組んできた先輩社員で康介を溺愛している鏑木悟に迫田孝也。営業1部部長で康介の上司の山室つかさに西田尚美。康介と付き合って1年になる恋人の森保莉子に鞘師里保といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。康介は新商品発表イベント会場のステージでタレントよりも注目を浴びてしまい、取材を受けることに。取材のため大急ぎでエレベーターに乗り込んだ康介は、乗り合わせたおっさんに「超絶可愛い!」と顔を触られる。その直後、おっさんは切ない表情を浮かべて立ち去ってしまう…。翌日康介は異動してきた和泉と一ノ瀬を紹介され、和泉の教育係に任命される。その後和泉と一ノ瀬を連れ得意先へあいさつに向かった康介だが、後日得意先から担当を一ノ瀬に変更するよう言われ、さらに恋人の莉子からも別れを切り出される。突然人生の歯車が狂い始め絶望する康介は、彼の様子をこっそり見ているおっさんを発見。彼は自分を“59歳の康介”だと言い、30年後の未来からやってきたと話す…というのが1話の展開。視聴者からは「かわいいかわいい丸谷くん(山田涼介)見ちゃったせいでアドレナリン出まくって寝れねー」「可愛い効果が効かなくなってくる康介さん可哀想でしたけど、可愛いかったです!」「かわいいという才能って最強…。山田くんこのドラマぴったりすぎ」など、康介を演じる山田さんの“可愛さ”に触れた投稿が多数寄せられる。また康介から担当の座を奪う後輩、一ノ瀬にも「一ノ瀬くんめちゃくちゃ可愛かった~」「一ノ瀬くんかわいすぎて泣ける」など“可愛い”の声が殺到。「ひたすら山田くんと大橋くん可愛かった」「大橋くんも山田くんも可愛すぎて可愛いのオンパレードで幸せすぎる!」など、山田さんと大橋さんの“可愛い”共演に多くの視聴者が盛り上がっている模様だ。(笠緒)
2022年04月17日