東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が、17日に開催される「SUITS OF THE YEAR 2022」でスポーツ部門の受賞者に選ばれたことが11日、わかった。日本経済新聞 Nブランドスタジオ「NIKKEI STYLE Men’s Fashion」とファッション誌『MEN’S EX』が共同開催する、ビジネスや自分のフィールドで情熱を持ってチャレンジし、時代を変えていく才能や志を持つ人を表彰する同イベント。今年はオンライン配信に加え、約3年ぶりに有観客でも開催される。メインMCを枡田絵理奈、ゲストMCは第1回から「SUITS OF THE YEAR」に参加し、雑誌『MEN’S EX』でモデルを務める前川泰之が担当する。今回、同イベントの受賞者が発表。「チャレンジ精神、フェアプレー精神で結果を残し、世界中から称賛されている人」にフォーカスするスポーツ部門からは、今年、史上最年少で三冠王に輝き、王貞治氏を抜くシーズン56本塁打を記録した村上が選ばれた。そのほか、アート&カルチャー部門で俳優の山崎育三郎、ビジネス部門で平井良典氏と日本プロサッカーリーグ チェアマンの野々村芳和氏、イノベーション部門で平野未来氏の受賞が決定した。
2022年11月11日卓越した才覚と統率力で激動の時代を生き抜き、仙台藩62万石の基礎を築いた伊達政宗。のちに“独眼竜”と称えられた人気戦国武将の素顔に迫る『特別展 独眼竜伊達政宗』が、福岡市博物館で開催されている。初日に行なわれた開会式と内覧会の模様を交えて、本展の見どころをご紹介。この展覧会は、現在、大規模改修のため休館中という仙台市博物館の特別協力で実現したもの。政宗の人柄を伝える直筆の手紙や肖像画、斬新なデザインで都びとを魅了した伊達軍団の武具・甲冑、政宗の多才ぶりをうかがわせる書画、さらには政宗の家臣・支倉常長(はせくらつねなが)がヨーロッパから持ち帰った国宝「慶長遣欧使節関係資料」など、約100点が公開されている。興味深いのは、政宗とは“戦国武将の同級生”ともいえる、福岡藩初代藩主・黒田長政、柳川藩初代藩主・立花宗茂とのコラボ企画。政宗の甲冑の中で最も有名な「黒漆五枚胴具足(くろうるしごまいどうぐそく)」や、長政・宗茂所用の甲冑を同じ空間で見られるのが、本展最大の見どころの1つだ。長政や宗茂の鎧が、細長い鉄板を重ねて作られているのに対し、政宗の甲冑は厚さ4.5ミリほど鉄の板を5枚繋げて作られた「五枚胴具足」と呼ばれるもの。伝統的に馬上戦が主流だった東北の名家・伊達家ならではのスタイルで、兜を含む総重量は21㎏を超えるそう。有名な三日月の前立てが付いた兜、密教の大日如来(だいにちにょらい)を象徴した旗印、「伊達=かっこいい」といわれるようになった由来ともいわれる紺地に金星(金色の丸)の旗印などにも注目だ。非常に筆まめだったという政宗。直筆の書簡には、旅先から母に送った手紙や、愛娘たちへの愛情こもった手紙もある。日々の出来事を小まめに書き綴っていた政宗は「今でいえばLINEやTwitterをよくしているようなタイプだったのかもしれない」という学芸員の解説にも納得。なかには「昨日飲みすぎて二日酔いのため、今日の会議には出られない」という内容の書付などもあり、人間味あふれる政宗の人となりがうかがえる。武将としての才覚だけでなく、文芸全般に秀でた文化人としての資質、1613年家臣をローマに遣わすなど、いち早く世界を見ていたグローバル思考のリーダーシップを兼ね備えていた政宗。その魅力に全方位から迫る本展覧会をぜひお見逃しなく!『特別展 独眼竜 伊達政宗』は11月27日(日)まで福岡市博物館にて開催。※会期中、10月30日(日)までの前期、11月1日(火)~11月27日(日)の後期で一部展示の入れ替えあり
2022年10月31日新橋演舞場シリーズ第9弾となる『東京喜劇「熱海五郎一座」』が、2023年6月に新橋演舞場にて上演されることが決定した。「熱海五郎一座」は、第一線で活躍中の喜劇人たちが三宅裕司を座長に集結し、観客が心の底から本当に面白いと思える東京の喜劇“軽演劇”を上演しようと2006年に旗揚げされた。2014年に新橋演舞場へ初登場すると好評のためシリーズ化し、豪華なゲストを迎えた華やかなステージを毎年お届けしている。第9弾となる今回は宝塚歌劇団トップ娘役として一時代を築き、現在は女優として大活躍中の檀れいと、女性アイドル界で他の追随を許さないももいろクローバーZの玉井詩織がゲストとして出演する。<公演情報>『東京喜劇「熱海五郎一座」』2023年6月 新橋演舞場出演・構成・演出:三宅裕司出演:渡辺正行 / ラサール石井 / 小倉久寛 / 春風亭昇太 / 東 貴博(交互出演)、深沢邦之(交互出演)ゲスト出演:檀れい / 玉井詩織(ももいろクローバーZ)
2022年10月21日歌手の野口五郎さんが、2022年9月24日に自身のブログを更新。ファンから寄せられるコメントの中に、違和感を抱くものがあるとつづっています。日頃からブログを更新し、日常をつづっている野口さん。更新するたび、ファンからコメントを寄せられるといいますが、中には内容と関係のないものまで書き込まれることもあると明かしました。僕のブログはコメントがとても多いです!とても嬉しいのですが,それはこの場所?と思うものも。ごめんなさい野口五郎オフィシャルブログーより引用野口さんは、一つひとつのコメントに目を通しているからこそ、ブログの内容と関係ないものまで書き込まれていると気付いているのでしょう。ファンからのコメントについて野口さんがつづった言葉に、さまざまな反応が上がりました。・「自分のことを知ってもらいたい!」という考えによって、少し場違いな内容のコメントを残す人もいるのでしょうか…。私自身、気を付けてコメントを書き込もうと思います。・野口さんとファンとの、大切なコミュニティですから、あまり関係のないことは書かないようにしようと思いました。・ブログのコメントについて、正直に伝えていただきありがとうございます!野口さんにとって、ブログは自分の活動を見返したり、ファンとの交流を楽しめたりする場であるはずです。気軽にコメントを残せるからこそ、どんな言葉を贈るかを考えたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年09月27日2022年9月13日、東京都新宿区にある明治神宮野球場で、『東京ヤクルトスワローズ(以下、ヤクルト)』と『読売ジャイアンツ(以下、巨人)』の試合が行われました。この日の試合で、『ヤクルト』に所属する村上宗隆選手は、九回に55号本塁打を放ち、シーズンの日本選手最多本塁打数を記録。なんと、1964年に『巨人』の王貞治さんが記録した本塁打数に並ぶものであり、歴史的快挙です。22歳という若さで快挙を成し遂げた、村上選手。その目覚ましい活躍について、2022年現在『福岡ソフトバンクホークス』の代表取締役を務める王さんは、このようにコメントをしています。「今の時代、ある程度広角に打てるということが求められている。それが十分できますし、普段の練習から本塁打の飛距離がすごい。彼は常にチャレンジして、飛距離にも、技術にもチャレンジしているだろうと思う。今の成績も全然慢心しているところも見えない。『今が俺にとっては一番大事な時だ』という感じで取り組んでいると思う」サンケイスポーツーより引用村上宗隆選手本日の試合で54号、55号本塁打記録を達成しました。野村克也さんが『とりあえず俺の記録を破れ』その次は、とおっしゃっていましたが王貞治さんの55号に並ぶことができました。 #熱燕 #swallows #村上宗隆 #55号 pic.twitter.com/uyNkmTsWRh — 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) September 13, 2022 自身が55号本塁打を記録した時を思い出しながら、王さんは村上選手について「技術的にも精神的にも成長していて、今後が本当に楽しみです」と想いを明かしました。国内外から「素晴らしい!」「胸が熱くなった」といった声が上がった、村上選手の活躍。日本の野球界をけん引する期待の選手として、今後も活躍をしてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年09月14日プロ野球球団『東京ヤクルトスワローズ』に所属する、村上宗隆選手。2022年9月4日に行われた中日ドラゴンズ戦で、今シーズン51本目となるホームランを打ちました。同月現在で22歳の村上選手が1シーズンに50本目を打つのは、王貞治さんがマークした24歳を抜いて史上最年少記録に。また、51号を打ったことにより、2002年に松井秀喜さんが記録した50本を超え、歴代8位タイの数字となりました。次に村上選手に期待されているのは、1964年に王さんらが記録している55本を超えること。そこで、同球団のトップスポンサーである、株式会社オープンハウスグループは、村上選手の大記録達成を祈念した、特別なホームラン賞を実施することにしました。56本目のホームランを特定の条件のもとで村上選手が打てば、なんと同社が販売する1億円を上限にした家をプレゼントするというのです! #swallows イカれた対象ゾーンを紹介するぜ!簡単に言うと、56本目以降のホームランを赤いところに放り込めば家プレゼントだ! pic.twitter.com/BGklQbUTQB — オープンハウス(ゆる運用) (@openhouse_group) September 4, 2022 受賞対象は、ホームランボールが赤いエリアに入るかどうか。通常の企画は、同社の看板にホームランボールが直撃すればもらえるものでした。そのため、56本目以降の場合、「看板に当たらなくとも、ホームランになればいい」という大胆な企画といえます!村上選手が56本目、そして日本記録となる60本目まで伸ばせるかに期待が高まりますね![文・構成/grape編集部]
2022年09月05日浄土宗(総本山知恩院、大本山増上寺ほか)は、開宗850年を2024年(令和6年)に迎えるにあたり、今秋より法然フォーラム「これからの幸せ」を全国9か所で開催します。まずは、第1回京都(10月)第2回東京(11月)の開催概要を発表し、参加応募を広く呼びかけます。以降は札幌、仙台、金沢、名古屋、広島、福岡などで開催の予定です。1175年、平安期~鎌倉期へ転換する騒然とした世に法然上人は浄土宗を開き、それまでの国家鎮護の仏教から、「すべての人の幸せ」を願う仏教へ転換を図りました。当時と同じように紛争・疫病・自然災害が頻発し、世界の平穏が揺らぐ今、あらためて「幸せとは何か」を問い、「私の幸せ」「みんなの幸せ」「これからの幸せ」について、全国で語り合いたいと思います。京都チラシ 1■開催概要(第一回・第二回)<第一回・京都 10月11日(火)18:30より ※参加無料>会場:京都劇場(JR京都駅ビル内)講演:山極壽一(人類学者、総合地球環境学研究所所長、京都大学前総長)座談:三浦瑠麗(国際政治学者)、稲田ズイキ(浄土宗僧侶)、山極壽一、戸松義晴(浄土宗総合研究所副所長)※コメンテーター司会:笑い飯・哲夫(漫才師)◎参加申込方法参加無料です。申込締切9月21日(水)必着。抽選で900名様に参加券を発送します。はがき・インターネット・Email・FAXのいずれかで、郵便番号・住所・氏名・年齢・メールアドレス・電話番号を記入し下記へ応募して下さい(同時に2名まで可能)。★法然フォーラム京都事務局URL : 所在地: 〒100-0013東京都千代田区霞が関1-4-2 日本コンベンションサービス内Email : honen@convention.co.jp TEL : 03-3508-1216FAX : 03-3508-1752<第二回・東京 11月14日(月)18:00より ※参加無料>会場:有楽町よみうりホール講演:五木寛之(作家)座談:田中優子(法政大学名誉教授)、井上広法(浄土宗僧侶)戸松義晴(浄土宗総合研究所副所長)※コメンテーター司会:笑い飯・哲夫(漫才師)◎参加申込方法参加無料です。申込締切10月24日(月)必着。抽選で1,100名様に参加券を発送します。はがき・インターネット・Email・FAXのいずれかで、郵便番号・住所・氏名・年齢・メールアドレス・電話番号を記入し下記へ応募して下さい(同時に2名まで可能)。★法然フォーラム東京事務局URL : 所在地: 〒100-0013東京都千代田区霞が関1-4-2 日本コンベンションサービス内Email : honen@convention.co.jp TEL : 03-3508-1216FAX : 03-3508-1752■登壇者プロフィール<共通(京都&東京)>笑い飯・哲夫(芸人) ※司会進行1974年、奈良県桜井市生まれ。関西学院大学文学部哲学科卒。2000年、西田幸治と「笑い飯」を結成し2010年、M-1グランプリ優勝。自称“仏教マニア”で関連番組・催事の出演多数。スポーツ、農業、料理、写経、純文学、学習塾、花火観賞など趣味多彩。著書に『えてこでもわかる・笑い飯哲夫訳<般若心経>』『ブッダも笑う仏教のはなし』ほか。戸松義晴(浄土宗総合研究所副所長)※コメンテーター1953年、東京生まれ。心光院住職。慶應義塾大学卒。ハーバード大学神学大学院で応用神学、生命倫理学を学び神学修士号取得。日本宗教連盟理事長、全日本仏教会理事長を歴任。医療従事者への死生観教育に携わり、現在、国際医療福祉大学特任教授。編著『寄り添いの死生学 ―外国人が語る“浄土”の魅力―』共著『じゃあ、仏教の話をしよう。』がある。<京都>山極壽一(総合地球環境学研究所所長・人類学者)※講演・座談1952年、東京生まれ。京都大学総長を経て2021年より現職。ゴリラ研究の第一人者。霊長類の様々な調査研究から人間社会の由来と未来を探る。著書に『家族の起源』『父という余分なもの』『ジャングルで学んだこと』『暴力はどこからきたか 人間性の起源を探る』『「サル化」する人間社会』『ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」』など。2021年、南方熊楠賞を受賞。三浦瑠麗(国際政治学者)※座談1980年、神奈川県生まれ。東京大学農学部卒、大学院法学政治学研究科博士課程修了。株式会社山猫総合研究所代表。著書に『シビリアンの戦争』『21世紀の戦争と平和』等のほか、自伝的著作『孤独の意味も、女であることの味わいも』、近著に中野信子氏との共著『不倫と正義』がある。「朝まで生テレビ」はじめTV出演も多々。稲田ズイキ(浄土宗僧侶・文筆家・編集者)※座談1992年、京都府久御山町生まれ。称名寺副住職。同志社大学卒。雑誌『フリースタイルな僧侶たち』3代目編集長。コラム、漫画原作、小説など文筆活動を中心に、アーティストと共同で、お寺ミュージカル映画『DOPE寺』や仏教NFT・メタバース「BUDDHA VERSE」「浄土開発機構」などを企画。著書に『世界が仏教であふれだす』がある。<東京>五木寛之(作家) ※講演1932年、福岡県生まれ。戦後、北朝鮮より引揚げ。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。ほか代表作に『風に吹かれて』『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『蓮如』『風の王国』『大河の一滴』『TARIKI』『親鸞』、近著に『捨てない生き方』がある。田中優子(法政大学名誉教授・江戸文化研究)※座談1952年、横浜市生まれ。法政大学教授を経て2021年まで法政大学総長を務める。専門は日本近世文学、江戸文化、アジア比較文化。江戸時代の価値観から現代社会を様々に照射する。著書に『江戸の想像力』『近世アジア漂流』『江戸百夢』『カムイ伝講義』『未来のための江戸学』『グローバリゼーションの中の江戸』など。近著に『遊郭と日本人』。井上広法(浄土宗僧侶・宇都宮共和大学非常勤講師)※座談1979年、宇都宮市生まれ。光琳寺住職。佛教大で浄土学、東京学芸大学で臨床心理学を学ぶ。東日本大震災を機に、僧侶が答えるQ&Aサービス「hasunoha」創設。著書に『心理学を学んだお坊さんの幸せに満たされる練習』、大学講座「現代ビジネス時代の幸福論」を担当。TV番組「お坊さんバラエティ・ぶっちゃけ寺」などメディアにも様々出演。■浄土宗について法然上人が1175年に開宗。総本山は知恩院(京都)、大本山は増上寺(東京)金戒光明寺(京都)百萬遍知恩寺(京都)清浄華院(京都)善導寺(久留米)光明寺(鎌倉)善光寺大本願(長野)で全国の寺院数は約7,000カ寺。浄土宗開宗850年特設サイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月04日2022年6月12日、『野口五郎・岩崎宏美2022 プレミアムオーケストラコンサート ~Eternal Voices~』が石川県立音楽堂コンサートホールにて開催された。天候に恵まれ、晴れの日の金沢公演15時スタート。チケットは既に完売し3階まで待ち望んでたお客様で埋め尽くされたホールに開演のベルがなり響く。第1部、先ずはバンド編成に8人のストリングスとの共演でスタート。バンドサウンドと生のストリングスが二人の数々のヒット曲を盛り立てる、会場は一気にヒートアップ!前半の第1部が終わり、20分の休憩をはさみ第2部。いよいよ、オーケストラ・アンサンブル金沢フル奏者との共演が始まる。第2部の曲は全てオーケストラバージョンでアレンジ、演奏され二人の歌唱力に更に磨きがかかる。オーケストラ・アンサンブル金沢と二人のハーモニーはホールに響き渡り、観客はいつにない緊張感とオーケストラの迫力に魅了された。レミゼラブル曲をフルオーケストラで二人が歌唱するのは約35年ぶりになる。指揮者、「渡辺俊幸さん」の紹介で会場は割れんばかりの拍手喝采。サプライズのメンバー紹介では「今回はピアノに文音が参加してくれました。先日はN響のメンバーの方々とご一緒させて頂けたからこそ、今回もチャレンジ出来た!と思います。皆さんに教えて頂いた事を大切にしてくれればと願ってます。楽器で歌う!とは?テンポをどう感じるか?ほんの一歩ですが、前に進んでくれたのではと昨日リハーサルが終わってから、2人で2時間程練習しました(笑)」と、コメントし会場はざわめいた。特別ゲストの文音は、野口五郎の娘でありクラシックを学ぶ音大に通う大学生だ。アンコール前のMCでは、野口五郎から追加公演の情報が発表された。「ここ石川県立音楽堂も完売し、7月1日東京国際フォーラムホールAもお陰様で完売致しました。そこでチケットをお求めになれなかった方の為に8月28日東京NHKホールにて追加公演を致します。もちろんフルオーケストラ東京フィルハーモニー管弦楽団とそして渡辺俊幸先生指揮のもと開催されます」との、サプライズの発表に会場は拍手と歓声で応える。そして、2度のカーテンコールで初のフルオーケストラのコラボ公演は大成功で幕を閉じた。本ツアーは全11公演の内、2公演がオーケストラとのコラボコンサートとして予定されていた。記念すべき1本目が6月12日金沢公演のオーケストラ・アンサンブル金沢とのコンサート、2本目は7月1日東京国際フォーラムホールAでの東京フィルハーモニー交響楽団との共演。そこに追加公演として8月28日東京NHKホールが加わり、計12公演3カ所のフルオーケストラの公演となった。オーケストラ公演は指揮者に渡辺俊幸氏を迎え行われる。<公演情報>追加公演『野口五郎・岩崎宏美2022 プレミアムオーケストラコンサート ~Eternal Voices~』2022年8月28日(日) NHKホール開演時間未定(6月下旬に発表)席種:S席 12,000円 / A席 10,000円 / B席 8,000円指揮:渡辺俊幸管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団<ツアー情報>『野口五郎・岩崎宏美2022 プレミアムコンサート ~Eternal Voices~』6月22日(水) 岡山・岡山シンフォニーホール7月1日(金) 東京・東京国際フォーラム・ホールA7月6日(水) 群馬・高崎芸術劇場7月10日(日) 愛媛・愛媛県県民文化会館メインホール7月15日(金) 広島・JMS アステールプラザ大ホール7月18日(月) 岩手・盛岡市民文化ホール7月22日(金) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru7月25日(月) 福岡・キャナルシティ劇場8月28日(日) 東京・NHKホール(追加公演)※東京(国際フォーラムホールA、NHKホール)は東京フィルハーモニー交響楽団との共演公演に関するHP:<リリース情報>野口五郎・岩崎宏美初のコラボレーションアルバム『Eternal Voices』発売中●【CD+テイクアウトライブ】価格:3,560円(税込)【CD収録】・恋人よ・ワインレッドの心【テイクアウトライブ】・恋人よ・ワインレッドの心■6月13日(月) テイクアウトライブへ配信・バラ色の人生・18才の彼■7月13日(水) テイクアウトライブへ配信・楽曲5・楽曲6・楽曲7■7月25日(月) テイクアウトライブへ配信・楽曲8・楽曲9・楽曲10・MV(楽曲未定)予約リンク:
2022年06月14日鎌倉五郎本店は、夏のスイーツ「水あんみつ」を2022年5月20日(金)から8月下旬頃まで、期間限定で発売する。まるで“水玉”進化系あんみつ「水あんみつ」再びまるで“食べる水玉”、ぷるぷる食感の進化系あんみつ「水あんみつ」が、2022年夏も鎌倉五郎本店から期間限定で登場。この水あんみつは、「常識を覆すぷるぷる食感!」「飲める!」と口コミやSNSで人気を集める、極上のくちどけを叶えたスイーツだ。メインとなるのは、ぷるぷるの天然水ゼリー。ギリギリのふるふる感を実現させるため、旧来の寒天は使用せず、富士山のふもと富士宮市山宮の地下180mから汲み上げた雲上水を用いた天然水ゼリーを起用している。すっきりとした味わいの天然水ゼリーは、付属の小豆あんと黒蜜を組み合わせることで、より贅沢な味わいに。口に入れるととろりととろけて、あんと蜜のマリアージュを楽しむことができる。【詳細】鎌倉五郎本店「水あんみつ」1個270円、3個入864円、6個入1,836円、9個入2,732円発売期間:2022年5月20日(金)~8月下旬頃取扱店舗:鎌倉五郎本店 鎌倉小町通り本店(神奈川県鎌倉市小町2-9-2)・大丸東京店(東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店 1F)・西武池袋店(東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店 地下1階)・パクとモグ 小田急町田店(東京都町田市原町田6-12-20 小田急町田店 地下1階)※ほか、姉妹店の一部や交通機関でも取扱あり
2022年05月20日2月23日、野口五郎が東京・Bunkamuraオーチャードホールでコンサート「Goro Noguchi in Orchard 2022 Set Sail for the Mirai!〜未来への出帆〜」を開催した。切ないフレーズをエレキギターで奏でる「哀愁のアトランタ」、そしてアカペラ始まりの「歌がある限り」でコンサートの幕が上がった。この日は野口の誕生日。「私、誕生日でございまして、“6”のワンペア(66歳)でございます。今年は皆さんとご一緒させていただいて、こんな嬉しいことはございません」とファンに感謝の気持ちを込めてあいさつすると、温かい拍手が会場に響いた。次のコーナーでは、惜しくもオリコン1位を取れなかった2位の楽曲「むさしの詩人」「針葉樹」「哀しみの終るとき」など数曲をメドレーで披露。それでもみんなが歌えるのが野口五郎の楽曲の素晴らしさだ。「僕が二十歳の頃、大人になった感覚も無いまま別れや出会いの歌を歌っていました」と振り返り、盟友・西城秀樹との若き日のエピソードを話した後、西城の「若き獅子たち」をカバー。2コーラス目に入ると、西城の歌声が会場に響き、最後は野口が声を重ねてハーモニーを奏でた。憧れの御三家(橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦)との共演時のことを話し、「敬愛と尊敬の想いを込めて」と今月20日に亡くなった西郷輝彦を偲び、「星のフラメンコ」を即興でギターの弾き語りで披露。そのサプライズに会場は大興奮。後半、昨年11月に岩崎宏美とコンサートを行ったことについて語り、「僕の中で2度と歌うことはないだろうと思っていた『レ・ミゼラブル』の曲を歌うことができました。自分の中で完全に卒業したと思っていた曲を歌える喜びは格別でした」と言って聴かせた「THE CAFÉ SONG」「Bring him home」はまさしく貴重な2曲。コンサートもいよいよ終盤というところで、「岩崎宏美さんと東名阪でコンサートをやらせていただきました。好評で『またやってほしい』という声も届きました。僕も彼女と一緒にやっているとメラメラとファイトが湧いてくるし、岩崎さんもそうおっしゃってくれるので、『また違う形でできたらいいね』って話していて、僕たちはまだ進化したいという思いがあるので、『じゃあ、やるか!』ってことになりました」と嬉しい知らせが届けられた。5月14日から2人によるコンサートツアーがスタートし、7月1日の東京公演・東京国際フォーラム ホールAでは東京フィルハーモニー交響楽団が参加する「野口五郎・岩崎宏美2022プレミアムオーケストラコンサート〜Eternal Voices〜」となることを発表。そして、「人は歳を重ねるごとに生きる意味の理解も深まっていくのかもしれません。僕も少しずつ考えが変わって、以前は“永遠”なんてないと思っていましたが、僕ができることは永遠に歌うことなんだ。永遠に歌うことができるんだ。今はそんな気持ちです」と想いを伝えて、「水平線へ」「哀しみのソレアード」で本編が終了。アンコールでも「今日、こうして歌うことができるのは奇跡だと思っています。でも、これを永遠だと思って歌い続けていきたいと思います」と改めて誓い、最後は、歌への想い、ファンへの感謝を込めて「A Song For You」を、ピアノとヴァイオリンだけのシンプルな演奏で、マイクを使わず生の歌声を会場に響かせ、この日のコンサートの幕が下ろされた。【公演名】野口五郎・岩崎宏美2022プレミアムオーケストラコンサート〜Eternal Voices〜【券種】S席12,000円(税込)/A席10,000円(税込)/B席8,000円(税込)※未就学児の入場はご遠慮ください。【チケット発売日】2022年3月26日(土)※ただいま、チケット先行予約受付中!良い席はお早めに! 【オフィシャルホームページ】野口五郎 岩崎宏美 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月25日鎌倉の和菓子・鎌倉五郎本店から新スイーツ「鎌倉はさんだょ」が登場。2021年10月1日(金)より鎌倉五郎本店 各店などで発売される。厚切りクランチを挟んだ“しゃりしゃり”ショコラサンドサクサクとした食感が魅力のゴーフレット「鎌倉半月」で知られる鎌倉五郎本店の新スイーツ「鎌倉はさんだょ」は、「鎌倉半月」に厚切りのクランチショコラを挟んだショコラサンドだ。クランチショコラは、 ココアビスケットを砕いた「ほろにがブラッククランチ」、アーモンドビスケットを砕いた「香ばしアーモンドクランチ」、粗挽き煎り大豆を使用した「ザクザク大豆クラッシュ」といった3つのクランチ素材をミックス。ショコラの風味豊かな味わいに合わせ、アーモンドを焼き込んだ香ばしいキャラメルナッツ味のゴーフレットでサンドした。「鎌倉はさんだょ」は、その香ばしい味わいだけでなく、食感にもこだわっている。食べ応えのある厚切りクランチ、ゴーフレットともに“しゃりしゃり”とした食感に仕上げており、食べ進めるごとにその繊細な歯触りを楽しむことができる。詳細鎌倉五郎本店「鎌倉はさんだょ」発売日:2021年10月1日(金)販売店舗:鎌倉五郎本店 各店(小町通り本店、大丸東京店、西武池袋店、パクとモグ 小田急町田店、ぶどうの木&鎌倉座 阿佐ヶ谷店、羽田空港第1ターミナル 特選和菓子館)、公式オンラインショップ「パクとモグ」※店舗により取り扱いのない入数あり。※他一部姉妹店でも発売する可能性あり。価格:2個入 259円、6個入 648円、10個入 1,188円
2021年10月01日中島健人&小芝風花W主演「彼女はキレイだった」の8話が8月31日放送。宗介の“告白”を遮り、先に自分から好きだと想いを伝える愛に喜びの声が上がる一方、ラストの宗介の“倒れ方”に注目が集まっている。子供の頃は冴えなかったが現在はエリートに成長した長谷部宗介を中島さんが、逆に子供の頃は優秀だったが、自分に自信を失っていた佐藤愛を小芝さんがそれぞれ演じ、2人の“すれ違う初恋”の行方を描く胸キュンラブストーリーが展開してきた本作。宗介が副編集長を務める「ザ・モスト」日本語版の編集部員で、前回愛に告白するもフラれてしまった樋口拓也には赤楚衛二。愛のふりをして宗介と会っていたが、本当のことを告白しようとするもできなかった桐山梨沙に佐久間由衣。編集部の心優しい弟分的存在でもある里中純一に高橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)。里中を狙う編集部員の須田絵里花には宇垣美里。編集部のデジタル班・宮城文太に本多力。「ザ・モスト」に愛を注ぐ岡島唯子に片瀬那奈。「ザ・モスト」編集長の池沢蘭子にLiLiCo。宗介に対し当たりが強い文講出版常務の岸田に木村祐一といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今想いを寄せる愛こそが16年間、再会を夢見てきた初恋の相手“佐藤愛”その人だとわかった宗介。梨沙が宗介に本気で恋をしていたことを知った愛は、宗介の恋人になることをちゅうちょする。翌日、宗介が岸田と廃刊について話しているのを、たまたま里中が聞いてしまい、廃刊の話は編集部員の知るところとなる。事実を隠していた宗介に腹を立てた唯子たちは、廃刊をかけた次号の制作を拒否。孤立した宗介が1人で作ることになってしまう…というのが今回のストーリー。ラスト間際、宗介の手を握り「たくさん待たせちゃってごめんね」と彼を見つめる愛。宗介は「改めて言わせて、僕は愛の事が…」と言いかけるが、そんな宗介の言葉を遮って「宗介が好き!」と先に告白する愛。「いつも宗介から言ってもらってばっかりで、私はいつも逃げて言えなくて…だから私から言いたかった」という愛からの“告白”に「愛が…愛が…!!ついに…!!やったぜ」「きちんと告白しあえる関係っていいなあ。」「めちゃくちゃキュンキュンするんですけどー!」などの反応多数。その後、愛の口ぐせである「よし、出発!」とつぶやいて横断歩道を渡り始めた宗介だが、突如路上に倒れてしまう…という展開に。タブレットを落とし目を閉じ、路上に倒れる宗介に「倒れ方が上手すぎ」「倒れ方も美しかったよ宗介」「宗介倒れ方もキレイだった」「倒れ方もきれいだった・・いや、セクシーだった」などの声が続々と投稿されている。(笠緒)
2021年09月01日「邦さんは亡くなったけど、五郎はきっとまだここに住んでいる。ひょっこり顔を出す気がする」田中邦衛さん(享年88)が亡くなってから2週間ほどがたった4月上旬、北海道富良野市につくられた献花台の前で、脚本家・倉本聰氏(86)はそんなふうに話していたという。“五郎”とは、もちろん『北の国から』シリーズで邦衛さんが演じた黒板五郎のことである。「『北の国から2002遺言』でシリーズは完結したことになっています。ただ倉本先生には、その後の続編の構想があったようです。邦衛さんの訃報の直後には“続編は頭の中だけにしておこうと思う”なんておっしゃっていたんですが……。だから今回のインタビューを読んで興奮しましたね!」そう『北の国から』ファンが話す“インタビュー”とは次のもの。《実は今年は『北の国から』が放送開始40周年に当たります。10月に向けて最後のドラマを書いているんです》(「財界オンライン」6月12日配信)倉本氏自ら“続編執筆中”だと明かしたのだ。40年前の10月に『北の国から』の初回が放送されたことにちなみ、今年、その前後の時期に富良野で記念行事が予定されている。続編は、テレビではなく、そのイベントでの公開を想定しているようだ。倉本氏はこう続けていた。《それは主人公の黒板五郎が死ぬドラマです》五郎も天国へ――。邦衛さんへの倉本氏なりの供養だろうか。さらにその“死に方”まで――。■「五郎は自ら山に入って死に、肉は動物たちに…」《黒板五郎は自分から山に入って死ぬんです。それで、自分の肉が動物たちに食われ、骨は微生物が分解する》かなり衝撃的な最後である。「海外には遺体を鳥に食べさせる“鳥葬”の風習があるところもありますが、富良野の動物で考えると“ヒグマ葬”“キタキツネ葬”といったところでしょうか。衝撃的ですが、倉本先生は自然のなかで生きてきた五郎の人生を、自然の循環のなかで完結させたいというこだわりを込めているそうです」(前出・『北の国から』ファン)本誌は、地井武男さん(享年70)が演じた五郎の親友・中畑和夫のモデル、富良野市の麓郷木材工業株式会社社長・仲世古善雄さんに話を聞くことができた。仲世古さんは倉本氏とも交流があり、『北の国から』シリーズを長年見守ってきた人物。倉本氏の続編の構想の内容を伝えると、「いやぁ、初めて聞いた。驚いています……。でも倉本先生らしいな……」仲世古さんは“五郎の衝撃の死”にショックを隠せぬ様子を見せながらも、しみじみと次のように話してくれた。「やっぱり倉本先生なりに『北の国から』の最後をね、五郎さんが亡くなるところまでやりたかったんだと思いますね」北海道の自然を愛した自らの分身・五郎の最期を、天国の邦衛さんも見守ることだろう――。
2021年07月12日和菓子屋「鎌倉五郎本店」より、夏限定スイーツ「水あんみつ」が登場。2021年8月下旬頃までの期間、「鎌倉五郎本店」各店にて発売される。「鎌倉五郎本店」が提供する「水あんみつ」は、まるで“食べる水玉”の様な、口の中で“ぷるん”ととろける新食感の天然水ゼリーが人気の夏限定スイーツ。富士山のふもと富士宮市山宮の地下180mから汲み上げた雲上水を使用しており、透き通るようなすっきりとした味わいに仕上げている。冷やした後に、小豆あんと蜜と一緒に絡めて食べれば、口の中が今まで体験したことのないような食感とひんやりとした感覚、和の味わいでいっぱいに。暑い季節にぴったりな涼感で溢れた限定スイーツとなっている。なお、1個から最大9個までのパッケージで販売。手土産にも最適だ。【詳細】鎌倉五郎本店「水あんみつ」販売期間:2021年5月20日(木)~8月下旬頃販売店舗:鎌倉五郎本店各店(鎌倉小町通り本店・大丸東京店・西武池袋店・ラゾーナ川崎店・阿佐ヶ谷店)、一部姉妹店および交通機関価格:1個 270円(税込)、3個 864円(税込)、6個 1,836円(税込)、9個 2,732円(税込)【問い合わせ先】グレープストーンTEL:0120-151-560
2021年06月03日鎌倉五郎本店は、新スイーツ「お茶一ぷく」を鎌倉五郎本店各店、ぶどうの木&鎌倉座 阿佐ヶ谷店ほかで発売する。“まるで食べる抹茶ラテ”抹茶リッチな和スイーツ花の古都・鎌倉で生まれたスイーツショップ・鎌倉五郎本店から、“まるで食べる抹茶ラテ”和フレーバーの新作スイーツ「お茶一ぷく」が登場。抹茶好きを虜にするほど“抹茶リッチ”な味わいで、2021年4月発表の「大丸東京店 お茶スイーツランキング」で1位に輝いたほどの人気ぶりだ。抹茶本来の甘みと色を最大限に引き出すため、石臼挽き宇治抹茶を使用。抹茶フレーバーの生地で、風味豊かな宇治抹茶あんをまるっと包み、中には、ミルキーなミルクあんを閉じ込めた。ひとくち頬張れば、抹茶の芳醇な香りとミルクのやさしい甘みが広がり、まさに“食べる抹茶ラテ”という贅沢な味わい。小ぶりながらも抹茶の香り・風味を存分に楽しめる和スイーツとなっている。【詳細】鎌倉五郎本店「お茶一ぷく」5個入 594円、8個入 950円、12個入 1,425円※価格はすべて税込。発売日:2021年4月10日(土)取扱店舗:鎌倉五郎本店 各店(小町通り本店、羽田空港第1ターミナルビル店、大丸東京店、西武池袋店、ラゾーナ川崎店)、ぶどうの木&鎌倉座 阿佐ヶ谷店、公式オンラインショップ「パクとモグ」※ほか姉妹店でも販売する場合あり。※販売店により取り扱いのない場合あり。
2021年05月01日鎌倉の和菓子店・鎌倉五郎本店から、人気のゴーフレット「鎌倉半月」の夏季限定バージョン「鎌倉白桃半月」が登場。2021年4月10日(土)から8月下旬頃までの期間限定で発売される。「鎌倉白桃半月」白桃のおいしさを閉じ込めたフルーツゴーフレット鎌倉五郎本店を代表するスイーツ「鎌倉半月」を白桃でアレンジした「鎌倉白桃半月」は、ジューシーな白桃のおいしさをそのまま閉じ込めたフルーツゴーフレット。香ばしく焼き上げた半月型のゴーフレットに甘酸っぱく軽やかな白桃のクリームをサンドした、初夏にぴったりの瑞々しい味わいが楽しめる。「月うさぎ」と白桃を描いたパッケージ鎌倉五郎名物の「月うさぎ」がひょっこりと顔を出すパッケージもポイント。初夏の空のように澄んだ水色に白桃と月うさぎを描いた愛くるしいパッケージで、ギフトやちょっとした手土産としても喜ばれそうだ。商品情報鎌倉五郎本店「鎌倉白桃半月」発売期間:2021年4月10日(土)〜8月下旬頃まで価格:6枚入 648円(税込)、10枚入 1,080円(税込)販売店舗:・鎌倉五郎本店 各店(小町通り本店、大丸東京店、西武池袋店、ラゾーナ川崎店)、パクとモグ 小田急町田店、ぶどうの木&鎌倉座 阿佐ヶ谷店※ほか姉妹店でも販売する場合あり。・公式オンラインショップ「パクとモグ」
2021年04月10日和菓子店「鎌倉五郎本店」のショコラサンド「花かまくら」が2021年4月上旬頃までの期間限定で登場。鎌倉五郎本店各店にて販売する。ショコラサンド「花かまくら」"いつ訪れても花に出会える鎌倉"をイメージして名付けた「花かまくら」は、2020年で発売19年目を迎える鎌倉五郎本店のロングセラークッキーだ。薄く焼き上げた「抹茶風味/さくら風味」のラングドシャクッキーで、「抹茶/さくら」が香るチョコレートをサンド。サクッと一口かじればショコラがとろけて、繊細な香りが広がる、まさに"花びら"のようなショコラサンドだ。市松模様のチョコレート特に注目は、市松模様のチョコレートだ。濃い味の抹茶やさくらのチョコレートに、ミルク味のチョコレートを合体させることで、抹茶やさくらにミルクをたらしたような絶妙な味わいを実現した。紫陽花や桜のパッケージパッケージには、あじさいや桜の名所としても有名な鎌倉らしく、柔らかいタッチでそれぞれの花を描いた。上品な雰囲気のパッケージで包んだ焼菓子は、年末年始の帰省の手土産にもおすすめだ。詳細ショコラサンド「花かまくら」発売期間:2020年9月18日(木)~2021年4月上旬頃取扱店舗:・鎌倉小町通り本店住所:神奈川県鎌倉市小町2-9-2・大丸東京店住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店(1階)・西武池袋店住所:東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店(地下1階)※ほか、姉妹店の一部や交通機関でも取扱あり。・公式オンラインショップ 「パクとモグ」価格:8枚入540円(税込)、16枚入 1,080円(税込)、24枚入 1,595円(税込)【問い合わせ先】お客様窓口TEL:0120-151-560
2020年12月07日株式会社グレープストーンが展開するスイーツブランド「鎌倉五郎本店」は、2020年9月1日より『和菓子屋のモンブラン~小波~』の取扱い店舗を拡大いたします。● SNSで話題も入手困難だった栗づくしの『小波』。ついに首都圏で発売を開始!『和菓子屋のモンブラン~小波~』(以下、小波)は、今年で発売18年目を迎える鎌倉五郎本店のロングセラーモンブラン。や口コミでは「栗感がすごくて満足…」「余すところなく栗!」「あの手この手で栗が押し寄せる!」と、多彩な栗のおいしさを楽しめるモンブランとして好評です。これまでは一部の店舗でしか販売をしていなかったため、なかなか手に入れることができなかった『小波』ですが、9月より首都圏の各店(小町通り本店を除く)でも発売を開始いたします。● 素材そのものの自然なおいしさを生かした、和菓子屋ならではのモンブラン!風味豊かでほくほく美味しい「きんとん」を贅沢に使用した、和菓子屋ならではのモンブラン『小波』。ベースにはおいもと栗のきんとんをしきつめて、中には蜜漬け渋皮栗の刻みにクリームをとじこめています。さらに上から栗のペーストを波模様に重ねて、金箔をあしらいました。タルトやスポンジは一切使っていないので、どこから食べても栗の様々な味わいが楽しめるモンブランです。■商品概要【名 称】 和菓子屋のモンブラン~小波~【価 格】 1箱9個入 972円(本体価格900円)【販 売 店】 鎌倉五郎本店 各店(大丸東京店、西武池袋店、ラゾーナ川崎店、羽田空港第一ターミナル店) ※大丸東京店・西武池袋店は9月1日(火)より発売開始 ※小町通り本店での販売はありません■鎌倉五郎本店とは 公式HP 八百年の時をきざむ、花の古都鎌倉にうまれた鎌倉五郎本店。鎌倉を代表する神社である鶴岡八幡宮へと通じる小町通りの中程に本店を構えています。花と文学の古都にふさわしい味わいを求め、愛らしいうさぎ印の名物「鎌倉半月」をはじめ、幅広い年代に親しまれる可憐な風情の鎌倉菓子をお作りしています。お客様窓口 0120-151-560企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月03日中村倫也主演、小池栄子、小芝風花らが共演した「美食探偵 明智五郎」が6月28日の放送で最終回を迎え、SNSには中村さんの“和装”と“風呂上がり&パジャマ”姿に視聴者が歓喜の声を上げているほか、キャストに対する賞賛もあふれている。中村さん演じる明智五郎が、自ら生み出した殺人鬼“マグダラのマリア”と対決していく本作。小池さんが“マグダラのマリア”を、小芝さんが移動弁当屋「いちご・デリ」の店主で明智の助手となる小林苺をそれぞれ演じる。また北村有起哉が捜査一課の刑事・上遠野透役、佐藤寛太が上遠野の部下・高橋達臣役、富田望生が苺の友人・桃子役、マリアファミリーとして武田真治がシェフ・伊藤役、志田未来が林檎役、仲里依紗がれいぞう子役、武田玲奈が地下アイドルのココ役で出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。苺が拉致され救出に向かった明智だが、マリアは明智とともに奈落の底に落ち遺体も発見されない。だが事務所で待つ苺と桃子のもとに明智が無事戻る。それからマリアがらみの犯罪は起こらなくなり、苺は“明智がマリアを手にかけたのでは?”という疑惑を抱きながら過ごしていた。それから半年、明智の母・寿々栄すずえ(財前直見)が事務所を訪ね、実家「扇屋」の系列ホテルで開かれるサミットで供出される和菓子の選定会に駆り出される。しかし当日、会場にマリアファミリーが現れ、毒入り和菓子を紛れ込ませたことで、総理ら要人が毒に侵され外務大臣が死亡するという国家的事態に…というのが最終話のストーリー。苺はファミリーに再び拉致され、明智も呼び出され、明智とマリアの“最期の晩餐”が繰り広げられるのだが、そこに上遠野たちがやってきて、マリアをかばった伊藤が撃たれ、マリアは再び崖に落ち、明智は探偵を辞める…というラストだった。冒頭で明智の和服姿、ラストで風呂上がり&パジャマ姿が披露され、視聴者からは「明智さん和服お似合い」「和装爆イケすぎて直視できない」「風呂上がりのパジャマの中村倫也の破壊力」「さすがこのドラマは中村倫也のことをよくわかってる!」などの声がSNSに殺到。また和装に黒ドレスと様々な衣装で明智との“最終対決”に臨んだマリアを演じた小池さんにも「かっこいいがあってるのか?色っぽいのが正しいのか?いや美しい?もう言葉じゃ無理」「マグダラのマリアは小池栄子さんのハマり役」「気迫と妖艶さと切なさと。毎回すごかった」という感想が。前回の放送でもその演技力が高く評価されていた苺役の小芝さんにも「小芝風花ちゃん可愛すぎじゃちくしょう!」「やっぱり風花ちゃんが最高すぎる」など、改めて賞賛の声が送られていた。(笠緒)
2020年06月29日東村アキコの原作を中村倫也主演でドラマ化した「美食探偵 明智五郎」の8話が6月21日にオンエア。マリアから苺を守る明智に「過保護」の声が殺到するとともに、ラストの小芝風花の演技に「胸が痛い」「心震える演技」と賞賛する声も上がっている。食に通じる私立探偵・明智五郎に中村さん、明智が愛する移動弁当屋「いちご・デリ」の小林苺に小芝さん、明智が生み出した“マグダラのマリア”に小池栄子。苺の友人で“助手二号”の桃子に富田望生。マリアの手に堕ちたファミリーたちとして志田未来、武田真治、仲里依紗。捜査一課の刑事・上遠野透に北村有起哉、高橋達臣に佐藤寛太といったキャストが集った本作。苺の友人で地下アイドル“爆音エンジェルズ”メンバーのココ(武田玲奈)が、ストーカーと化したファンの“ルシファー”こと田畑(森永悠希)の暴走に悩み、苺の紹介で明智がボディーガードをすることになったが、マリアがココに接触。毒キノコを使ったナポリタンを田畑にふるまわせ、田畑はライブハウスで倒れる…というのが前回のあらすじ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。その後意識を取り戻す田畑だが、マリアファミリーによって病院から連れ去られてしまう。一方、ココが田畑に食べさせたのが、一度症状が改善してから7日後に死に至る“ドクツルタケ”だと気づいた明智も病院へ急ぐが、そこに田畑の姿はなく代わりに現れたマリアから、次は苺を殺すと告げられる。明智は苺を守るため「事務所で一緒に暮らさないか」と提案。桃子と3人での生活が始まるが…というのが今回のストーリー。苺の代わりに食材に買い出しに出かけ、デリの仕事も自粛しろと告げる…苺を守ろうとするあまり彼女を束縛しまくる明智の姿に、ネット上では一斉に「過保護」の声が上がる。「過保護の明智さんたまらん」「明智さん、、、セコムみたい」といった反応が上がる一方で「急に過保護になった明智さん、好きー」という声も多数。だが、明智の心配をよそにデリの仕事を再開した苺に、マリアの魔の手が迫る。ケータリングで向かった先で捕われの身となった苺。そこに現れた明智にマリアは自らと共に最期を迎えようとせまる。そんな明智に苺は「私はあなたのことが好きです。だから行かないで!」と絶叫する…。この“涙の絶叫告白”に「小芝風花ちゃんめっちゃ演技上手い」「心震える演技を魅せる」「泣きの演技だれよりも好き」など絶賛の声が集まる。そんな苺と対峙するマリアを演じた小池さんにも「小池栄子史上最高の小池栄子」「小池栄子さんの芝居はさすがすぎ」などの感想が寄せられている。(笠緒)
2020年06月22日和菓子店「鎌倉五郎本店」から、夏の名物スイーツ「水あんみつ」が今年も登場。2020年6月18日(木)より、鎌倉五郎本店全店にて発売される。夏限定の名物スイーツ「水あんみつ」の人気のヒミツは、口の中で“ぷるん”ととろける、みずみずしい口どけ。まるで“食べる水玉”のようにも感じる、その新食感は、こだわりの富士天然水を贅沢に使用することで実現させたものだ。ぷるぷる天然ゼリーをつるりと飲み込むと、口の中にはすっきりとした爽やかな味わいでいっぱいに。ひんやり冷やした後に、付属の小豆あんと黒蜜をたっぷりと絡めることで、より美味しさUP!した夏の味わいを楽しむことができる。なお「水あんみつ」は、1個から最大20個まで販売しているため、日頃のご褒美スイーツにはもちろん、大切な人への夏の贈り物にもオススメだ。【詳細】鎌倉五郎本店「水あんみつ」販売期間:2020年6月18日(木)~8月下旬頃取扱店舗:鎌倉五郎本店全店(鎌倉小町通り本店・大丸東京店・三越銀座店・西武池袋店)、公式オンラインショップ※姉妹店の一部や交通機関でも取扱あり。価格:1個270円、3個入864円、6個入1,836円、9個入2,732円、どっさり箱20個入5,180円※どっさり箱20個入は公式オンラインショップ限定※価格は全て税込み。【問い合わせ先】お客様窓口TEL:0120-151-560
2020年06月20日中村倫也主演、小池栄子、小芝風花、佐藤寛太らが出演する「美食探偵 明智五郎」の特別編が先週より放送されているが、5月31日(日)今夜はその第二夜が放送される。“マリアファミリー”たちの秘密に迫るエピソードを明智のナビゲートで楽しめる。一流デパートの御曹司として育ち、食に対し尋常ならざるこだわりを見せる私立探偵の明智五郎に中村さん。中村さんによって地味な主婦から連続殺人鬼へと変貌した“マグダラのマリア”に小池さん。なかば強引に明智の助手役になってしまった移動弁当屋「いちご・デリ」の店主・小林苺に小芝風花。明智に捜査を邪魔され疎ましく思っている捜査一課の刑事・上遠野透に北村有起哉。上遠野の部下・高橋達臣に佐藤寛太。超お嬢様な苺の友人・桃子に富田望生。マリアに取り込まれ“ファミリー”となったフレンチ店のオーナーシェフ・伊藤役で武田真治。青森のリンゴ農家の娘、林檎に志田未来といったキャスト。今回の「特別編 第二夜」では、自分の店を批判していた悪質レビュアーを殺めた伊藤が、その事件の数日後、ギャルソン・野中(赤楚衛二)から驚愕の秘密を打ち明けられる…というサイドストーリー。そして夫・和宏(落合モトキ)を殺害、バラバラに解体した仲里依紗演じる主婦・みどりの“キッチンハラスメント”の実態に迫るエピソードをメインに、明智のナビゲートで“スペシャルメニュー”をお届けしていく。撮影休止に伴いいったん放送が休止している本編だが、近日放送予定の7話では、新たな“マリア・ファミリー”として武田玲奈が出演。武田さんが演じるのは地下アイドル・ココ。ココは苺の高校時代の同級生で、ファンのストーカー行為を苺に相談したことから明智と知り合い、ボディガードをしてもらうことになるが、それを知ったマリアがココのSNSにDMを送って…というストーリーが展開するという。ココのストーカー・田畑役で「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」も記憶に新しい森永悠希も出演。豪華なゲストの共演にオンエアへの期待が高まる。「美食探偵 明智五郎」特別編 第二夜は5月31日(日)22時30分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年05月31日ハン・ソッキュとチェ・ミンシクがW主演を務める、2人の男の身分を超えた熱きロマンを描いた史劇エンターテインメントが、邦題を『世宗大王 星を追う者たち』として公開することが決定。併せて、ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。■ストーリー朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗(セジョン)は、奴婢の身分だったチャン・ヨンシルの優れた才能を認め、科学者として武官に任命。豊富な科学知識と高い技術を持つヨンシルは「水時計」や「天体観測機器」を次々に発明。それらは庶民の生活に大いに役立てられた。また、「明の従属国という立場から脱し、朝鮮の自立を成し遂げたい」という夢をもつ世宗も、朝鮮独自の文字であるハングルを創ろうとしていた。天と地ほどの身分の差を超え、特別な絆を結んでいく2人。だが朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、密かに2人を引き離そうとする。そしてある日、世宗を乗せた輿が大破する大事故が発生。輿の製作責任者であるヨンシルに疑いの目が向けられるが…。■ハン・ソッキュ&チェ・ミンシクがW主演、豪華絢爛な史劇エンターテインメント本作は、実在の人物の生き様に大胆な想像力を加えドラマティックに映画化した史劇エンターテインメント。社会現象を巻き起こした伝説の傑作『シュリ』での初共演から20年、再び名優2人が顔を合わせ、固い絆で結ばれた君臣の美学を披露する。主演を務めるのは、『ベルリンファイル』や『白夜行 -白い闇の中を歩く-』などのほか、6月26日(金)公開予定の『悪の偶像』にも出演する深奥の演技派ハン・ソッキュ。本作では、のちにハングルを創り出した世宗大王を圧巻のカリスマ性で演じ2020年大鐘賞主演男優賞にノミネートされた。同じく主演のチェ・ミンシクは、『悪いやつら』や『新しき世界』などに出演し、『オールドボーイ』では青龍映画賞と大鐘賞の主演男優賞を受賞した名優。本作では天才科学者に扮し、君主と共に夢を見ながら数奇な運命に翻弄される男・ヨンシルを熱演する。監督は、『四月の雪』『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』の名匠ホ・ジノ。2人の名優への確かな信頼と、とにかくこの2人の世宗大王とヨンシルを描きたかったという想いから配役については脚本を同時に渡し、どちらがどちらの役をやるかは当人たちで決めてくれとオファーしたという。今回解禁されたポスタービジュアルには、「天空に見えるのは、この国の未来―」というコピーとともに、世宗とヨンシルの横顔が左右に配置され、2人の固い絆を感じさせる1枚に仕上がっている。『世宗大王 星を追う者たち』は9月4日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年05月29日中村倫也が超グルメな私立探偵を演じる「美食探偵 明智五郎」。5月24日(日)の放送回は「特別編」として地上波未放送のオリジナルストーリーを主人公・明智五郎のナビゲートでお届けする。「海月姫」「東京タラレバ娘」「偽装不倫」など多くの作品がドラマ、映画化されてきた東村アキコの初サスペンス漫画を映像化した本作。一流デパートの御曹司で美食家、類まれなグルメの見識を使い殺人事件を解決しながら、自らが生み出した殺人鬼“マグダラのマリア”と対決する探偵・明智五郎に中村さん。明智がランチに利用している移動弁当屋「いちご・デリ」の店主で、無理やり助手として事件解決に加わるはめになった小林苺に小芝風花。平凡な専業主婦だったが明智に夫の浮気調査を依頼したことをきっかけに、本当の自分に目覚め殺人鬼へと変貌していく“マグダラのマリア”に小池栄子。いつも明智に捜査を邪魔され疎ましく思っているが、愛娘にかける想いは強く“良きパパ”でもある捜査一課の刑事・上遠野透に北村有起哉。上遠野の部下だが、明智に崇拝に近い尊敬の念を抱き、捜査情報などを伝えてしまう高橋達臣に佐藤寛太。苺の友人で実家は超お金持ち、いつの間にか助手“二号”となっていた桃子に富田望生。マリアに取り込まれ“ファミリー”となった青森のリンゴ農家の娘・林檎に志田未来、同じくファミリーのフレンチ店オーナーシェフ・伊藤に武田真治といったキャスト。今夜の特別編第1弾は、明智が“美食家”になったきっかけとなった少年時代や、“マリアファミリー”林檎の哀しい生い立ちに迫るエピソードが描かれた地上波未放送のエピソードをお届け。「美食探偵 明智五郎 特別編」は5月24日(日)22時30分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年05月24日奇想の天才作家・石川宗生さんの第2作となる『ホテル・アルカディア』は、またも突き抜けた博覧強記の世界がどーんと眼前に現れる。突き抜けた先に広がる無限大の奇想。読書の喜びに浸る理想郷(アルカディア)へようこそ。ホテルに投宿していた7人の芸術家たちが、引きこもりになってしまった支配人の娘プルデンシアを癒すために朗読会を開く、というところから物語は進んでいく。物語は、愛、死生、文化など7章からなる。「月に2本ずつショートショートの連載をすることになり、好きだった『千夜一夜物語』や『デカメロン』のような枠構造にすることを思いつきました。カルヴィーノの『見えない都市』にも影響を受けています」カルヴィーノのその作品は、収録されている掌編の数の配置に工夫があるのだが、石川さんも、そんなふうに数で遊んでみようと思ったそう。「僕は完全数を採用することにしました。7、6、5……と1まで順番に足していくと完全数の28になるのですが、掌編を大まかなテーマで区切って7編、6編……と配し、全体でひとつの完結した世界を表現してみようと挑戦しました。その過程で、愛や都市など世界の構成要素みたいなものとして、アトラスという章のテーマを7つ考え、分けました」また、美女プルデンシアのエピソードは、ジョン・レノンがインド滞在中に書いたというビートルズの楽曲の誕生秘話がベースだとか。「瞑想小屋から出てこなくなった女の子に、外に出ておいでよと優しく呼びかける曲『ディア・プルーデンス』。僕はその小説版でいこう、と。『古事記』の天の岩屋戸のようなイメージが重なるのも面白いかなと」各掌編は、意中の女性と“ファックする”ための練習相手がガイア(大地)だの、語り手が訪ね歩くさまざまな専門家たちの専門性が変わりすぎだの、どれも「よくもまあ、こんなことを思いつくな」の連続だ。「エッシャーのだまし絵のように、最初に決めた物語の枠自体も変化させていこうと思いました。本作の裏テーマに物語で世界一周というのがあります。現実の世界も、隣り合う国や地域はなだらかに文化や言語や人種が移り変わっていくものです。この作品でもそんなふうに、ゆるやかな変化のなかで各章を動かしていこうと。そのたくらみが成功しているといいのですが」いやもう、脱帽です。いしかわ・むねお作家、翻訳家。1984年、千葉県生まれ。オハイオ・ウェスリアン大学天体物理学部卒業。「吉田同名」で創元SF短編賞受賞、2018年、同作を収録した『半分世界』を出版。『ホテル・アルカディア』文学や芸術作品への言及やくすぐりが随所に。次回作は、’17年の中央アジア、コーカサス、東欧訪問の記録をまとめた旅行記を予定。集英社2000円※『anan』2020年5月27日号より。写真・土佐麻理子(石川さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2020年05月21日東村アキコの原作を中村倫也主演でドラマ化した「美食探偵 明智五郎」の6話が5月17日放送。苺の男装に、明智とマリアとの衝撃キスシーン。そして新型コロナウイルスの影響で行われた“特殊な撮影”によるラストに多くの視聴者が反応を寄せている。本作は代々続く一流デパート・扇屋百貨店の御曹司として育ったことで、優れた味覚を持つようになり、今は私立探偵となった明智五郎を中村さんが演じ、明智が自ら生み出してしまった殺人鬼と対決しながら惹かれあっていく“恋する毒殺サスペンス”。明智が生み出してしまった連続殺人鬼“マグダラのマリア”に小池栄子。移動弁当屋「いちご・デリ」の店主にして明智の助手でもある小林苺に小芝風花。食べることが大好きな苺の友人にして助手“2号”の桃子に富田望生。捜査一課の刑事・上遠野透に北村有起哉、明智が大好きな刑事・高橋達臣に佐藤寛太。明智の弟・六郎に草川拓弥。“マリアファミリー”の林檎に志田未来、伊藤に武田真治といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。6話では明智が母・すずえ(財前直見)の強引な薦めにより、弟の六郎も含めお見合いをすることに。苺の車で現地についてみると弟が遅刻。苺を男装させられ六郎としてお見合いに参加するはめに。なんと会場となった料亭には上遠野に高橋、桃子がいて、さらに不審な動きをする林檎と伊藤の姿も。実はお見合い相手を紹介した百貨店の役員・伊達(小市慢太郎)が明智の殺害計画を立てていたのだが、その計画自体がマリアによって乗っ取られていた…というストーリー。前半で登場した苺の男装姿に「男装の1号、悪くない」「予想以上のハイクオリティー」といった声が上がったほか、“本物”六郎を演じる草川さんにも「可愛かった」の声が続出。その後、伊達は明智を拉致、閉じ込めた小屋に火を放つ。それに気づいた苺は助けようとするも恐怖で足がすくんで動けない。そこにマリアが現れ「愛する人のためなら迷わず命を捧げる」と炎の中に。そして明智と口づけを交わす…「キスシーンドキドキしたわ」「苺目線で切なくもなったけど美しかったな」「すごく綺麗でお洒落で情熱的」など、炎の中のキスに多くの視聴者が目を奪われた模様。そしてラスト、昨今の状況を踏まえ朗読劇のようなスタイルで撮影された、苺が明智に自分の思いをぶつけるシーンには「いつか完全版で観たい」という声がある一方「このお芝居観てた時、息を飲むってこういうことを言うんだと思った」「物語の世界観そのままのお2人の演技に圧巻されました」「芸術作品みたいだった」など賞賛の声が相次いで寄せられている。(笠緒)
2020年05月18日中村倫也が美食家探偵を演じ、連続殺人鬼“マグダラのマリア”と対決する「美食探偵 明智五郎」の5話が5月10日放送。中村さん演じる明智の“無精ひげ&ボサボサ頭”と「君のことも僕が守る」というセリフに視聴者からの反応が殺到している。一流デパートの御曹司で美食に親しんできた私立探偵の明智五郎を中村さんが、明智によって“生み出された”殺人鬼マグダラのマリアを小池栄子が、明智がランチに利用している移動弁当屋「いちご・デリ」の店主・小林苺を小芝風花がそれぞれ演じる本作。また、明智をライバル視する捜査一課の刑事・上遠野透に北村有起哉、明智が大好きな上遠野の部下・高橋達臣に佐藤寛太、食べることが大好きな苺の友人・桃子に富田望生。明智に事件を暴かれた青森のリンゴ農家の娘・林檎に志田未来、フレンチ店のオーナーシェフ・伊藤に武田真治。彼らが“マリアファミリー”として明智との対決に加わる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。友人を亡くし憔悴する明智を元気づけようと買い物に連れ出した苺は、離婚のため別居中の小5の娘・小春(横溝菜帆)と月1の面会を楽しむ上遠野に遭遇。娘の様子がいつもと違うことを心配する上遠野に同情した苺は、小春の身辺調査を引き受けるのだが、明智の推理で小春は乳製品アレルギーを持っており、クラスで陰湿ないじめを受けていることがわかる。しかもいじめの原因は担任の教師がアレルギーを軽視したことがきっかけだった。ショック症状を起こし倒れた小春がSNSに投稿した書き込みに目をつけたマリアは、小春の絶望につけいり、“給食による集団毒殺計画”を実行に移そうとする…というのが今回のストーリー。冒頭で明智の事務所に顔を出した苺が出くわしたのは、憔悴して無精ひげを生やしボサボサ頭の明智…今までと打って変わってワイルドめな明智の姿に「ヤバいヤバい 無精髭」「髭来たぁぁあぁあ!!」「ボサボサの髪も無精髭もカッコいい」と歓喜する視聴者が多数。またラストでは自らの周囲の人間に危険が及んでることを察した明智が、苺に対し「君のことも僕が守る」と告げる…そのセリフにも「かっこよすぎて泣いた」「500回脳みそ揺さぶられた」「助手3号になりたい」などの反応が続出している。(笠緒)
2020年05月11日真っ暗なステージにスポットライトが当たると、ギターを抱えた歌手・野口五郎(64)の姿が浮かび上がった。野口が特別な思いを寄せる場所、Bunkamuraオーチャードホールで2月22日、『Goro Noguchi 50TH ANNIVERSARY CONCERT TOUR 2020 I can sing here~今ここで歌える奇跡~』が開かれた。今年は、デビュー50年目に突入する大きな節目の年でもある。野口は、10代の頃から共に走ってきた“戦友”、『新御三家』について語ってくれた。「3人は仲間だったけど、いいライバルでしたね」その仲間とは、郷ひろみであり、西城秀樹さんだ。『新御三家』と呼ばれ、3人でスターダムに上りつめた。中でも、西城さんとは家族ぐるみの付き合いになった。妻同士、子ども同士も仲がよく、西城さんの子どもたちからは「五郎パパ」と呼ばれている。「当時は近所に住んでいて、ふらっと秀樹が遊びに来たり、僕が行ったり。何でも話し合える仲。彼は何でも話してくれました」15年、西城さんは還暦コンサートを開催。11年に脳梗塞を再発し、右半身マヒと言語障害の後遺症で苦しんだが、リハビリを重ね、復活した祝いのステージでもあった。『Happy Birthday』を観客全員が歌うなか、舞台袖からケーキを乗せたワゴンを押して出てきたのは、サプライズ・ゲストの野口だ。西城さんは心底、驚いて、「なんだよ」と、照れた。握手をした野口は思わず言った。「恥ずかしいけど、いままでやったことないけど、やっていい?……抱いていいか?」一瞬、戸惑ったが、西城さんも笑みを浮かべた。ファンが歓声をあげるなか、抱き合った、そのときの感触を思い出したのか、野口の目に涙が光る。「何であんなこと言ったのか。抱いた感触は……。つらいから思い出したくないけれど。彼がどんな思いであのステージに立っていたのか、僕は自分の体で感じていました。そこまでして、このステージに立ちたかったのか、と。あいつの男として、アーティストとして、父親としての生きざま、すべてを感じ取った一瞬でした」ふたりの交流は、西城さんが亡くなる直前まで続いた。「おーい。体調はどう?」「寒いときはちょっとね」そんな短いやりとりの電話がしばらく続いた。訃報は突然、やってきた。2年前の5月16日だった。すぐには現実を受け止め切れない。しばらく心にぽっかり穴があいた感覚だった。葬儀後初めての仕事で西城さんの故郷の広島へ行った。瀬戸内に臨むホテルから見上げた空が雲ひとつない青空だった。「ふと、秀樹の『ブルースカイブルー』を思い出した。それをきっかけに、そういえば、あいつ、うちで歌っている曲があったよなぁって思い出して」探してみると、段ボール箱に、西城さんが歌ったオープンリールの古いテープ音源が残っていた。野口のスタジオで録った西城さんの歌声だ。その未発表音源に、自分の歌を加えて録音した“時を超えたデュエット”を、テレビ番組で発表。さらに、野口が特許を持つ「テイクアウトライブ」というスマホアプリで「HIDEKI&GORO」として配信した『LOVE SONGを永遠に』は、野口と西城さんの子どもたちからも、一緒に歌いたいと声が上がり、みんなで歌った。「秀樹の若い声を聞くと、泣けてくるから、僕は少し鼻声になっちゃった。顔は映さなかったけれど、子どもたちの後ろ姿が未来を象徴していてね。この姿を見たら、秀樹もきっと喜ぶかなって……」冒頭のコンサートのMCで野口は、思い出話でこの50年を振り返った。「あるとき、雑誌から新御三家の鼎談(ていだん)企画がきて。こういうとき、僕も秀樹も『ひろみがOKなら受けます』と答える(笑)。でも、このときは、ひろみがOKしたんです。秀樹から電話がきて『どうしようか』と話したくらい(笑)」西城秀樹さん、郷ひろみ(64)と3人で『新御三家』と呼ばれた時代のエピソードは、同世代のファンにとって宝物だ。2年前、63歳で逝去した「秀樹」の名前を聞き、涙するファンの姿もあった――。「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月09日真っ暗なステージにスポットライトが当たると、ギターを抱えた歌手・野口五郎(64)の姿が浮かび上がった。野口が特別な思いを寄せる場所、Bunkamuraオーチャードホールで2月22日、『Goro Noguchi 50TH ANNIVERSARY CONCERT TOUR 2020 I can sing here~今ここで歌える奇跡~』が開かれた。今年は、デビュー50年目に突入する大きな節目の年でもある。会場が揺れるほどの「ゴロー」コールを巻き起こしたかと思うと、しっとり聴かせる。その緩急織りまぜた演出に圧倒された。そんな、ファンを魅了し続ける彼が、知られざる苦悩を語ってくれた――。野口のブレイクのきっかけはデビューの3カ月後。演歌からポップスに転向した野口の2枚目のシングル『青いリンゴ』がスマッシュヒットを飛ばす。売れることは夢だったが、想像を超えたアイドルブームに、別の葛藤も芽生えていた。緞帳が上がった途端、観客が一斉にステージに駆け上がろうとしたため、すぐさま緞帳が下りて、歌えないまま終わったことも。公演中は何百、何千人もの歓喜の声に包まれ、ホテルへ戻ると一転、誰の声もない孤独な空間だ。「歌を聴いてほしいのに、聴いてもらえない。アイドルの自分に違和感があった。どうしたら大人のプロ歌手に成長できるんだろうと、いつも考えていました」人気におごることなく、歌手としての成長をひたすら目指した野口。海外レコーディング、コンサート録音、ディナーショーなど他より先駆けて取り組んできたのが野口だ。20代後半からは、ミュージカルも。野口五郎は常に挑戦してきた。しかし、ハードスケジュールと突き詰めすぎる性格がたたったか、『レ・ミゼラブル』の初演で突然、パニック症候群に襲われた。その後も何度も再発を繰り返す。「でも、35~36歳くらいで病気のコントロール法を習得したんです。あるとき、芝居中、自らパニック症状を起こしてみた。観客には芝居に見えるけど、実はリアル。医師に安定剤の注射を打ってもらいながら、繰り返しやっているうちに、病気との距離感がわかるようになった」パニック症状に苦しみながらも、音楽活動を一度も休まなかった。「かなりの音楽オタクですよね」そんな野口に、別の世界を開いてくれたのが、タレントの三井ゆりだ。コンサートを見に来てくれた歌手仲間と一緒に、彼女が来ていた。それが初対面。その後、共通の知人に呼ばれて少し、話した。「そしたら雑誌か新聞に“交際”って出た。参ったなぁと思っていたら、彼女から電話がきて。『ご迷惑をおかけして』って」それがきっかけで、本当の交際が始まった。縁は異なものだ。野口は01年2月に結婚。父親になると、野口の“音楽オタク”生活は一変する。「初めてプライベートでデパートに行きました。デパートなんて売れない時代に営業に行ったくらい。買い物するのは初めてで、前日、下見に行って、駐車場から売場までの行き方を調査した(苦笑)。僕が世間のことをあまりにも知らないっていうことが恥ずかしくて」ディズニーランドへ行ったときは、まだ小さかった子どもから「お父さん、子どもよりはしゃいでる」と、言われてしまった。結婚して19年たつが、いまも仲よし夫婦だ。「(妻は)スポンジみたい。音楽オタクの僕が、変なことをしても、わがままを言っても吸収してくれる。だから、けんかにならない。芸能活動からも少し離れて、家族のために頑張ってくれています」家族の温かさを感じながら活躍を続ける野口だが、実は18年、食道がんが見つかって手術を受けている。支えたのは、やはり家族だった。「奥さんは強いですね。僕には動揺する姿も見せず、『大丈夫だから』と安心感を与えてくれました。それでもなかなか寝られない。そんな夜、子供2人に病気を告白したんです。2人を両脇に抱えて、ギュッと強く抱きしめて」その時、ある種の“覚悟”ができた。そう語った野口は、それ以来、ステージに立つたびに『これが最後だ』という気持ちで歌うようになった。強い気持ちのこもった曲は、変わらぬ少年のような歌声とともに、私たちを魅了し続ける――。「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月09日真っ暗なステージにスポットライトが当たると、ギターを抱えた歌手・野口五郎(64)の姿が浮かび上がった。野口が特別な思いを寄せる場所、Bunkamuraオーチャードホールで2月22日、『Goro Noguchi 50TH ANNIVERSARY CONCERT TOUR 2020 I can sing here~今ここで歌える奇跡~』が開かれた。今年は、デビュー50年目に突入する大きな節目の年でもある。会場が揺れるほどの「ゴロー」コールを巻き起こしたかと思うと、しっとり聴かせる。その緩急織りまぜた演出に圧倒された――。そんな、ファンを魅了し続ける彼の、大ブレイクに至るまでの道を語ってもらった。野口五郎(本名・佐藤靖)は、56年、岐阜県美濃市で生まれた。「父方の祖父が人形浄瑠璃の語りをやっていて、親父も歌手を目指して頑張っていたんです」ところが、太平洋戦争で召集され、歌手の夢は断たれてしまう。「母も歌手志望で、ポリドールレコードからデビューする話もあったんです。でも、家族に大反対されて断念。戦後、ボランティアの青空楽団の専属歌手をしていて、父と知り合った。だから、家族全員、歌が好き。家族みんなでよく、しりとり歌合戦をしましたね。いちばん古い僕の記憶は3歳。町内ののど自慢大会に出たんです」小学生になると頻繁に全国のど自慢大会に参加するようになった両親は全力でバックアップ。息子に自らの夢を重ねていた。小6から、のど自慢の審査員をしていた米山正夫氏に師事。月1回、東京に通ってレッスンを受け、米山氏作詞作曲の『友情の花束』でデビューすることが決まった。中学2年の5月。いよいよ上京。「米山先生に上京のご挨拶に行き、声を出したら、なぜか声が出なかった。先生に『少し休みましょう』と言われて、デビューの話もなくなったと思っちゃったんです」一緒に上京した母とともに4畳半の部屋を借り、母は、印刷工場の作業を手伝うかたわら、夜は洋裁の内職にも励んで、支えてくれた。慣れない土地で、朝から晩まで働きづめの母に申し訳なくて、弱音も吐けない。月に1度、仕送りを持って上京する父には何度、「俺、ダメだから」と、言おうとしたかわからない。「頑張れよ」と言って、帰っていく父を追い、わざと見つかるように地下鉄の駅までついていった。「見つかったら、『親父、もう帰るよ』って言おうと決めていたのに、親父は振り向いてもくれなくて。あとで聞くと、実は気づいていたみたい。振り返って抱きしめたかったけど、心を鬼にして気づかないふりをしていた。そんなことも当時の僕にはわからなくて」頑張るほかに道はない。新聞でオーディションの告知を知り、スクールメイツにも入った。友人のバンドに入って、赤坂のライブハウスで歌ったりもした。歌への情熱だけはなくさなかった。上京から2年、15歳で演歌でのデビューが決まった。デビューしても、歌番組の仕事ではなく、九州など地方での営業ばかり。レコード店を回り、みかん箱に乗って拡声器で歌ってレコードを1枚1枚手売りする。夜は、年齢をごまかしてストリップ劇場やキャバレーで歌った。「お客さんは踊り子さんやホステスさんが目的だから、僕は邪魔。指で弾いた火がついたままのたばこがビーンッて飛んでくる。それを素早くよけるのが、ずいぶんうまくなりました(笑)」「坊主、レコード買ってやるよ」と呼ばれて行くと、いきなり酒を頭からかけられる、というような日々が続く。しかし、チャンスは突然やってきた。転機はデビューの3カ月後。演歌からポップスに転向した野口の2枚目のシングル『青いリンゴ』がスマッシュヒットを飛ばす。スターダムに上りつめるきっかけだった。「正直、思い出したくない過去もある。それでも50年、歌い続けている。これは奇跡。ファンや仲間の支えがあって、ずっと『この思いを届けたい』という信念があったから、できたんじゃないかな」少しホッとしたような表情で語った野口。50年目の今も、彼の声のキーは、デビュー当時から全く変わらない。今も、そしてこれからも、美しく伸びやかな高音を響かせ続ける――。「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月09日