清水富美加と飯豊まりえのW主演で、ミステリー小説『暗黒女子』(秋吉理香子著)が実写映画化されることが発表になった。共演は清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏、平祐奈らで、耶雲哉治監督がメガホンを執り、ひとりの女子高生の死から始まる密室ミステリーを映像化する。その他の画像物語は、文学サークルを主宰していた学院一のカリスマ美少女・白石いつみの謎の死をきっかけに、サークルのメンバーそれぞれが、彼女の死をテーマにした小説を書き、“犯人”を告発していく。5人の女子高生が書いた5本の小説は、動機と結末も食い違い、さらにメンバーそれぞれの黒い秘密さえも暴露していく。脚本は、『心が叫びたがってるんだ。』『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などを手がけた岡田麿里。白石いつみの親友・澄川小百合役を演じる清水は「もはや女子高は現実にあるものの異世界だと思っているので、とっても不安でした。が、撮影に入ってみて同世代の可愛い女の子達が頑張っていて、勇気をもらいました」といい、役を演じるにあたり「澄川小百合という女子高生を、慎ましく、そして貪欲に、演じたいです。女子のブラックな部分が存分に出る作品だと思います。それから人間関係での悩みや鬱憤を晴らすつもりで臨みたいです。ごめんなさい。笑」とコメント。白石いつみ役を演じる飯豊は「女の子のリアルな世界観を、よりダークに暗黒女子というスパイスを加えて描いている作品です。後味は正直悪いです。でもそれが、他にはなくて新鮮で面白いなと思います」と話し、「いつみは誰もが憧れる太陽の存在だけど、自分の世界に入り込めるスイッチがはっきりしている女の子。自分自身はじめての役柄で、戸惑いや不安もありますが、監督やキャストのみんなと一緒に精一杯頑張っていきたいと思います」と意気込みを語っている。耶雲監督は作品について「この映画の世界観は、個性的で非現実的。10代の女の子たちの憧れだったりキラキラしている部分もあれば、すごくグロテスクな部分もある。女の子たちが集まるというのは、美しく生き生きとしていて、そしてパワフルでエネルギッシュ!だけど、実はそうじゃない!どす黒い部分もあるという二面性というのが、この映画の面白さに繋がればいいなと思っています」と説明。原作者の秋吉は「『暗黒女子』は私の中でも特に思い入れの深い作品で、実写映画化のお知らせをいただいてからずっと夢を見ているようでした。文学サロンに集う女生徒役のみなさんは、私の脳内から抜け出てきたのではと驚くほどイメージ通りで、『この方たちしかいない!』と確信しています。ミステリアスで煌びやかな世界、そして美しくも危険な少女たちをスクリーンで見られる日が待ち遠しいです!」と期待を寄せている。本作は、8月8日から撮影を開始しており、9月9日(金)にクランクアップする予定。来年の春に全国公開される。『暗黒女子』2017年春全国ロードショー
2016年09月08日漫画誌『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載中の人気コミック『咲-Saki-』の実写化プロジェクトが進行していることが2日、発表された。12月に地上波深夜ドラマが4話放送され、2017年初頭には映画が公開される。同作は、麻雀競技人口が1億人を超え、日本でも大規模な大会が開催される麻雀界を舞台に、女子高校生たちが麻雀に打ち込むスポ根漫画。これまでに、3度テレビアニメ化もされており、麻雀になじみのない層からの人気も獲得してきた。原作となる漫画の主人公は、奇跡的な麻雀を打ってのける高校1年生の美少女・宮永咲。同じ高校で天才的な打ち方を見せる原村和に魅了された彼女が麻雀部に入部し、2人でインターハイの頂点を目指す模様が描かれている。今回、発表されたのは、実写化プロジェクトによる深夜ドラマ化と劇場映画化のみ。キャストやスタッフといった詳細は、近日明かされるという。
2016年09月02日日本だけでなく世界でも多くの人々を魅了してきた「鋼の錬金術師」。「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で実写映画化されることが話題となっているが、この度8月26日(金)に本作が無事クランクアップを迎えたことが分かった。幼い頃、亡くなった母にもう一度会いたいという想いから“錬金術”において最大の禁忌とされる人体錬成を行ったエドワード・エルリックと、その弟アルフォンス・エルリック。しかし錬成は失敗。エドワードは左脚を、アルフォンスは体全てを失ってしまう。エドワードは自身の右腕を代償にアルフォンスの魂を錬成して、鎧に定着させることに成功し、アルフォンスは一命を取り留める。時が経ち、エドワードは自ら失った右腕と左脚に機械鎧(オートメール)を装着し、失った身体を取り戻す手掛かりを得るために国家錬金術師となり、“鋼”の錬金術師と呼ばれていた。そしてその手掛かりが“賢者の石”と呼ばれる伝説の石であることを確信する。弟の体を取り戻すために命をかける兄と、彼を支える鎧姿の心優しい弟。亡き母の「人体錬成」の代償として失った全てを取り戻すため、不可能を可能にするほどの絶大な力を秘めると言われる“賢者の石”を探す冒険の旅に出る。やがてその旅は、国家をも揺るがす巨大な陰謀をめぐる熾烈な戦いへ変貌していく――。原作は月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)にて連載された荒川弘の同名代表作。全世界シリーズ累計部数は7,000万部超という大ヒットを記録し人気を誇っている。今回の映画化にあたり、キャストには主演の山田さんを始め、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子といった日本を代表する俳優陣が勢揃い。また、監督には『ピンポン』の曽利文彦がメガホンを取っている。3か月の長期間におよんだ本作の撮影。世界観の表現を追求し、街の建物などにかつて実際に錬金術師が存在した名残があるイタリアで6月にクランクインした本作が、日本各地でのロケ撮影も経てこの度クランクアップを迎えた。山田さんらキャスト陣は、ハードなアクションからエモーショナルなシーンまでを見事に演じ分け、国民的漫画原作の映画化という重責を担い、緊張感を保ちながらも監督・スタッフとの厚い信頼関係を築き全力で撮影に臨んだ今回。撮影中盤8月5日(金)には、原作者に荒川氏が撮影現場を訪れ、映画のクライマックスシーンを見学。そして、荒川氏は精巧に作られた衣装やセットを興味深く見入り、作品の世界観が見事に表現されていることに満足気な様子。また出演キャストとも会話を交わし、見学後の記念撮影では撮影ボードに実筆イラストを描くなど、スタッフにとってもサプライズな出来事となり、これにより一同の士気は高まり、撮影のラストスパートを一気に駆け抜けていた。撮影を終えて曽利監督は、「制作においてはこれまでの日本映画ではやったことのない撮影スタイルを取るなど、新たな日本映画の可能性を追求してきました」とふり返り、「イタリアでの撮影から始まり、約3か月、キャスト、スタッフと共にリアルな映像については撮るべきものは撮れましたので、後は私には作品を完成させる義務があります。これから1歩1歩作りあげて行こうと思っています」とこれからについて語る。また、「ファンの皆様には、原作やコミックのテーマ、魅力を込めつつ、実写だからこその“カタチ”をスタッフ、キャストで議論を重ねながら、作りあげたものとなりますので、ぜひ応援頂けたらと思っております」とコメントしている。『鋼の錬金術師』は2017年冬、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年08月31日今更ではあるが、人気漫画の実写化企画が相次ぐ日本映画界。最近だけでも『銀魂』(空知英秋原作、小栗旬主演、2017年公開)、『BLEACH』(久保帯人原作、福士蒼汰主演、2018年公開)の製作が発表され、ファンの間で大きな話題になったばかりだ。なぜ、漫画の実写化が多いのか?…という疑問については、「映画離れしている若い世代の関心を引くため」「製作委員会方式が定着しているから」「映像技術の進歩」など、すでに語り尽くされた感があり、そのどれもが正論に聞こえるし、仕組みとしては以前であれば「まずはアニメ化で盛り上げる」、近年は「雑誌連載との連動」を経て、満を持しての劇場公開という流れが存在している。批判もあるだろうが、ビジネスモデルとして優良だ。一方で、『るろうに剣心 京都大火編』『伝説の最期編』が2部作合わせて興収95億円を記録したのを最後に、『寄生獣』『進撃の巨人』(ともに2部作)といった肝いりの実写化作品が爆発的な大ヒットにつながっていない現状がある。最近の例外は、興収40億円を優に超えた『信長協奏曲』で、こちらは原作やアニメ人気に加えて、実写ドラマの好評ぶりが動員に結びついた(そう考えると『ルパン三世』も成功させた小栗旬ってやっぱりすごい)。今年もGW、夏休みと主演級のスターが勢ぞろいした大型プロジェクトが相次いで、低迷している。その一因は「原作と映画は別物」という発想から、大胆なアレンジを加えた結果、ファンから総スカンを食らったから。安易な改悪は論外だが、たとえ映画の作り手が新たなビジョンを提示したつもりでも、それが“逃げ”に見えてしまえば、負け戦だ。成否の分かれ道は、いかに原作に宿るテーマや精神性を、慎重に見極めるかにかかっている。さらにこの夏は東宝が単独製作した『シン・ゴジラ』が社会現象を巻き起こし、漫画実写化の地位を大きく揺さぶっている。胸キュン案件はさておき、この先、漫画実写化の未来を占う上で注目すべきは『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)、『3月のライオン』2部作(2017年春公開)、『鋼の錬金術師』(2017年冬公開)の3本。どれも原作の知名度、豪華なキャスト、実力派監督と「コケるわけにはいかない」勝負作だ。(text:Ryo Uchida)
2016年08月27日アーケード版ゲームとしてデビューして以来、アニメ化・コミック化・ライブ開催と様々な展開でファンを魅了する日本の人気コンテンツ「アイドルマスター」が、韓国にて実写ドラマ化することが決定。「アイドルマスター.KR」と題して、初の韓国発Amazonオリジナル作品として、Amazonプライム・ビデオにて独占配信されることが分かった。原案となる「アイドルマスター」シリーズは、2005年にアーケード版ゲームとして登場。その後、テレビゲームやスマートフォン向けのゲーム、次いではアニメや漫画などに姿を変え、数々のヒット曲とともにライブ・コンサートも開催。その人気は日本にとどまらず、ほかのアジアの地域でも多数のファンを獲得し、ムーブメントを巻き起こしている。今回、新展開として韓国の実写ドラマシリーズになることが決定。タイトルは「アイドルマスター.KR」。エンターテインメント業界で成長していく若い女性たちの汗と涙、夢と希望が描かれ、劇中には韓国はもちろん日本やタイ出身のアイドルも登場する予定だという。本ドラマシリーズは、日本語や英語を含む複数の言語に翻訳され、2017年初頭よりAmazon プライム・ビデオで世界的に配信。既存の12本以上の日本オリジナル作品に続き、初めての韓国発のAmazon オリジナル作品となる。「アイドルマスター」シリーズ総合プロデューサーであるバンダイナムコエンターテインメントの坂上陽三は、今回の実写化について「これまで架空の世界の中で創造されてきた『アイドルマスター』が、今回こうして初めて実写TVドラマ化されるという、これまでにないチャレンジは大変面白いと思いました。少女たちが社会に出て経験する色々な苦労を乗り越えて、アイドルとして成長し、自分たちの夢を実現していく物語。実写ならではといえる身近な感覚で、韓国の皆さんだけでなく世界中の皆さんにドラマを通じて彼女たちの活躍を応援してもらいたいと思っています。私自身もこのドラマの完成をとても楽しみにしています」と期待を寄せた。日本のAmazonオリジナルの作品としては、「仮面ライダーアマゾンズ」「はぴまり~Happy Marriage!?」「クレヨンしんちゃん外伝 エイリアン vs.しんのすけ」「ベイビーステップ」などがすでに発表され、話題を集めている。そのラインナップに本作が加わることで、「アイドルマスター」のコンテンツが世界中から注目を集めることは必至だろう。(text:cinemacafe.net)
2016年08月25日映画『曇天に笑う』が、2018年3月21日(水・祝)に全国の劇場で公開される。主演は福士蒼汰、監督は本広克行が務める。原作は、累計発行部数120万部を突破している唐々煙による同名の人気漫画。明治11年の日本を舞台に、絶対脱獄不可能な監獄「獄門処」に重犯罪者を護送する“橋渡し”役を務める、曇三兄弟の活躍を描く冒険活劇だ。明治時代の監獄を舞台に、福士蒼汰がアクションに挑戦三兄弟の長男で主人公の曇 天火(くもう てんか)役を務めるのは、福士蒼汰。また、兄を慕いながらも、その存在をいつかは超えたいと悩む次男・空丸役を中山優馬が、甘えん坊で長男の天火が大好きな三男・宙太郎を若山耀人がそれぞれ演じる本作のメガホンを取るのは、「踊る大捜査線」シリーズやアニメ「サイコパス」などで知られる本広克行。アニメ版でも脚本を務めた高橋悠也とタッグを組み、本格時代劇アクションに挑む。主題歌はサカナクションの新曲『陽炎』主題歌にはサカナクションが新曲『陽炎』を描き下ろす。本広監督の熱烈オファーにより実現したこの楽曲は、2017年3月末にライブツアーで披露されて以降、現在も修正を重ね続けている。締め切り直前まで試行錯誤を繰り返す予定で、フロントマンの山口一郎が「この曲が今後のサカナクションの方向性を決める」と言い切るほど、渾身の一曲になることがほのめかされている。また、オープニング曲「曇天に笑う-opening&ending‐with GOCOO」も楽曲提供する。『曇天に笑う』あらすじ「どんな時でも笑っていられる強い男になれ」が信条のお調子者、曇天火(福士蒼汰)は、3兄弟の長男で、弟思いで人々から慕われていた。どんな悪党にも負けない最強の男として村を守っている一方で、実は弟にも言えない秘密を抱えていた。彼らの暮らす地では、300年に1度曇り空が続く日、世界を滅ぼす破壊の神・オロチ(大蛇)が復活し、人々に災いをもたらすという伝説があったのだ。ついに曇り空が続き、オロチ復活がささやかれるある日、オロチの力を利用し、政府転覆を目論む忍者集団・風魔一族が村を襲い、明治政府と大闘争がおき、それに巻き込まれた天火の弟・空丸(中山優馬)は、命を狙われ捕らわれの身になってしまう。弟を救うため、単身で風魔一族に戦いを挑む天火だが、仲間の裏切りに遭い絶体絶命の窮地に。果たして天火は愛する弟を守れるのか?そして彼が隠し続けてきた秘密とは?史上最悪の運命をひっくり返せ!奇跡の大逆転エンターテイメントがはじまる。【作品情報】映画『曇天に笑う』公開時期:2018年3月21日(水・祝)出演:福士蒼汰、中山優馬、若山耀人ほか原作:唐々煙「曇天に笑う」(マッグガーデン刊)全6巻+外伝監督:本広克行脚本:高橋悠也© 映画『曇天に笑う』製作委員会 ©︎唐々煙/マックガーデン
2016年08月19日俳優・福士蒼汰が、人気漫画を実写化する映画『BLEACH』(2018年公開)で主演を務めることが19日、発表された。原作は、久保帯人氏が2001年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載してきた同名コミック。既刊73巻で、累計発行部数8,700万部のヒットを記録している。主人公は、霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護。彼は、突然現れた死神・朽木ルキアから死神の力を与えられ、家族や仲間たちのために虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊たちと戦っていく。映画では、原作の中でもファンから根強い人気を獲得している"死神代行編"の物語を中心に描く。福士が演じるのは、ぶっきらぼうながらも心優しい死神代行の一護。『GANTZ』シリーズや『アイアムアヒーロー』(16年)、10月に公開を控える『デスノート Light up the NEW world』を手掛ける佐藤信介監督がメガホンを取り、『るろうに剣心』シリーズのワーナー・ブラザース映画が製作する。「まず『BLEACH』が実写になると聞いて自分も驚き」と漏らす福士。「自分が一護となり死神の代行として、責任を持って演じたい」と意気込みを見せる。また、原作の完結が発表されていることについては、「15年連載が続いた大人気作品が終わりを迎えたことも感慨深い」とし、「読者としては一護や死神たちの雄姿をまだ見ていたい気もしますが、実写でもその雄姿を感じていただければ」と呼びかけている。一方の佐藤監督は、「想像力の限りが尽くされたこの世界を、映像の力の限りを尽くして描きます」とアピール。原作の久保氏は、「ボンヤリ浮かんでは、なんやかんやで(主に俺のイチャモンにより)立ち消えてた実写映画がついに実現することになりました」と背景をかいま見せつつ、「幸運にも連載完結のタイミングと重なったので、原作者としてできる限り協力して、『BLEACH』を知らない人にも楽しんでもらえ、『BLEACH』の読者にも満足してもらえるものに近づける一助になれば」と語る。加えて、「唯一心配なのは一護の髪の色かなー! あの色実写だとヘンだけどどうすんだろなー!」とおどけても見せた。
2016年08月19日先日、15年続いた連載の終了が発表された人気コミック「BLEACH」が、2018年に実写映画化されることが決定。 主演には福士蒼汰、監督には『GANTZ』シリーズの佐藤信介の最強タッグで贈ることも分かった。2001年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載を開始するやいなや、瞬く間に国民的人気コミックへと上り詰め、既刊73巻で累計発行部数8,700万部というメガヒットを記録。日本だけでなく海外のファンも多数持つ久保帯人の代表作「BLEACH」が、満を持してついに今回実写映画化となった。本作は、霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護が、ある日突然現れた死神・朽木ルキアから死神の力を与えられ、家族や仲間たちのために虚<ホロウ>と呼ばれる悪霊たちと戦う物語。ただのバトルアクションにとどまらず、ルキアとの友情、勝てるはずのない相手に挑むひとりの男としての成長、かつ高校生らしい仲間たちや家族との明るい笑いに満ちたストーリーテリングも絶妙に織り交ぜられ、ならではのテンポ感が人気の秘訣となっている。また、今回の映画では、シリーズの中でもファンに根強い人気を誇る“死神代行編”の物語を中心に描くようだ。このほど、主人公・黒崎一護を演じることが決定したのは、『好きっていいなよ。』『ストロボ・エッジ』や来年公開予定の『曇天に笑う』などコミック原作の映画に続出する福士さん。今回の実写化に驚いたと話す福士さんは、「自分が一護となり死神の代行として、責任を持って演じたいと思います」と意気込み、「15年連載が続いた大人気作品が終わりを迎えたことも感慨深いです。読者としては一護や死神たちの雄姿をまだ見ていたい気もしますが、実写でもその雄姿を感じていただければと思います」とメッセージを寄せた。また、メガホンを取るのは『GANTZ』『アイアムアヒーロー』や最新作『デスノートLight up the NEW world』の佐藤監督。福士さんとは『図書館戦争』シリーズ以来のタッグとなった。佐藤監督は、本作について「想像力の限りが尽くされたこの世界を、映像の力の限りを尽くして描きます。尸魂界<ソウルソサエティ>、虚<ホロウ>、 斬魄刀、そして福士蒼汰が一護として暴れまくる姿、お楽しみに」とコメントした。さらに原作者の久保氏は「幸運にも連載完結のタイミングと重なったので、原作者としてできる限り協力して、BLEACHを知らない人にも楽しんで貰え、BLEACHの読者にも満足して貰えるものに近づける一助になればと思っています」と映画化について語り、「唯一心配なのは一護の髪の色かなー! あの色実写だとヘンだけどどうすんだろなー!」と福士さん演じる黒崎のビジュアルに期待を寄せた。『BLEACH』は2018年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年08月19日空知英秋による人気コミック『銀魂(ぎんたま)』が実写化。映画『銀魂』が2017年7月14日(金)に全国公開される。坂田銀時役は小栗旬、神楽役は橋本環奈、志村新八役は菅田将暉、高杉晋助役は堂本剛が熱演。キャストやスタッフ、公開されたビジュアル・動画などを網羅しながら実写映画『銀魂』を紹介する。予告編銀魂 とは2004年より週刊少年ジャンプで連載がスタートし、単行本発行部数累計5,000万部を超える「銀魂」。思わず笑ってしまうギャグ、壮絶なアクション、熱血漢でグッとくる痛快エンターテイメント。テレビアニメ化と2度の劇場アニメ化『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』(2010年)、『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』(2013年)を経て、実写映画化が実現した。簡単なあらすじ「銀魂」の舞台はパラレルワールドの江戸。江戸時代末期なのに、街には高層ビルが立ち並び、空には無数の宇宙船。SFと時代劇がミックスされた混沌とした世界で人情、笑い、そしてド派手なアクションが怒涛のように繰り広げられる。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍が衰退の一途をたどる時代に、侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時(小栗旬)と、銀時とひょんなことから出会った仲間の志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)たちの身におきる様々な事件を描いていく、笑いあり感動ありの物語。監督を務めるのは、福田雄一。活動は幅広く、劇団ブラボーカンパニー旗揚げ以来の座長、劇作家、放送作家、ドラマ・映画脚本家、映画監督として活躍している。「勇者ヨシヒコ」や『HK 変態仮面』シリーズで、究極にバカバカしく、そして笑える世界観を作り上げたことが記憶に新しい。また、日本テレビの「スーパーサラリーマン左江内氏」でも脚本・演出を行う。キャスト・スタッフ坂田銀時(小栗旬)主人公の万事屋(なんでも屋)の坂田銀時を演じるのは小栗旬。本人も銀魂ファンだそうで、27巻には「小栗旬之介」というパロディキャラも登場している。2か月間に渡り殺陣などのアクショントレーニングに専念したという小栗の姿に注目だ。志村新八(菅田将暉)また、銀時が営む“万事屋”で働く志村新八役に菅田将暉。志村新八は、姉の妙(長澤まさみ)とともに、廃刀令のあおりで閉鎖の危機に陥った父親の遺した剣術道場を切り盛りしている少年で、ひょんなことから銀時と出会い、万事屋で働くことになる。メガネキャラをいじられ続ける『銀魂』の人気キャラクター。なにより、物語の要とも言える重要なツッコミ役だ。劇中では、もちろん、「銀さーん!!」と叫ぶ、マンガでおなじみのシーンも映画に盛り込まれている。神楽(橋本環奈)宇宙最強を誇る絶滅寸前の戦闘種族・夜兎(やと)族の生き残りの少女・神楽役に橋本環奈が決定。漫画の中では、神楽はとてつもない怪力の持ち主で、岩を砕いたり、鼻をほじったりする、規格外の美少女(?)キャラクター。「天使すぎるアイドル」の異名を持つ橋本は、劇中で本当に鼻をほじるなどの熱演を見せているという。さらに、小栗旬と橋本環奈は、役作りのためにそれぞれ地毛を銀髪とオレンジ色に染め上げ役柄を完全再現した。桂小太郎(岡田将生)銀時の幼馴染であり、かつての盟友の桂小太郎役に岡田将生。隣にいる桂のペット・謎の地球外生物は“エリザベス”だ。キュートな外見とは裏腹に戦闘能力が高く、桂の単なるペットではなく相棒として存在している。意思の疎通はプラカードを使用し、ごくまれにドスの聞いた言葉を発することもある。実写映画化発表時には誰が演じるのかと噂され、高杉晋助役の堂本剛からは「正直、エリザベスがやりたかった…」との発言が飛び出す程の人気者。桂小太郎は「狂乱の貴公子」との異名を持つ幕府指名手配中の攘夷志士の生き残り。銀時と高杉晋助(堂本剛)と共に吉田松陽の元で学んでいた幼馴染であり、攘夷戦争時代の盟友。旧友からは“ヅラ”と呼ばれている。『銀魂』に登場する一癖も二癖もある濃いキャラクターたちの中で、シュールなボケキャラとして異質な存在感を放ち、銀時同様、決める所はビシッと決めるギャップを持つ人気キャラクター。ちなみに、岡田は本作の実写化について次のようにコメントを残している。「原作ファンの方々にガッカリされないようにしっかり演じさせて頂きます。逃げの小太郎と呼ばれてますが、岡田は逃げません!」。新八の実姉・志村妙(長澤まさみ)そして、容姿端麗でありながら腕っぷしの強い新八の姉・妙役に長澤まさみ。ポニーテールにピンクの着物、買い物袋を手に、優しい笑顔を向ける妙。再現度は、かなり高めだろう。長澤は劇中、これまでの印象を覆すほどの変顔も披露していると噂され・・その名演に注目が集まる。平賀源外(ムロツヨシ)からくり堂の店主・平賀源外役にムロツヨシ。銀時が頼りにするからくり堂の店主で、江戸一番の発明家。キャスト情報解禁時には「いざ現場に入ると意外とハゲの髪型とひげが似合うので、ゆくゆくはこの髪型にしたいなと思っています(笑)」とコメントしたムロ。特殊メイクとハゲのカツラ、口ひげ姿が、やけに完成度が高い。ジャスタウェイ長澤まさみの“志村妙”と、ムロツヨシの平賀源外のビジュアルの中に「奇妙なキャラクター」が映っていることに気がついたファンは多いはず。そう、ジャスタウェイだ。本来は爆弾・・・のはずだが、風鈴になっていたり、料理のダシに使われたりと、至る所に現れる、隠れた人気キャラクターを忘れないでほしい。「鬼兵隊」メンバー・攘夷過激派武装集団さらに、2005年公開映画『ファンタスティポ』以来12年ぶりの映画出演となる堂本剛が、小栗演じる銀時のかつての仲間であり、最大のライバルの1人となる高杉晋助役を演じる。攘夷過激派武装集団<鬼兵隊>を率いる頭領であり“最も危険な男”と称されるキャラクターだ。妖艶な魅力とカリスマ性を兼ね、剣術も達人級の腕前を持つ。なお、アクションシーンは小栗の提案で韓国からアクション演出チームを招聘し撮影したという。2人の対決にも注目が集まりそうだ。来島また子 菜々緒二丁拳銃の使い手で“紅い弾丸”と呼ばれる美女、来島また子役に菜々緒。抜群のスタイルで露出度の高い来島また子を完全再現した菜々緒は役作りについて「口癖の「○○ッス」いう言葉をほとんど口にしたことがないので、発音の仕方等が不安でした。何度かお芝居を重ねてくると、口癖になるほど定着しました。」と実写表現の難しさに直面したことを明かしている。また、演じる来島また子が個性的な衣装のキャラクターとあって「不安要素が強かったのですが、一から手作りで繊細に作っていただいて、衣装やウィッグを初めて身に着けた時、これなら、“来島また子”に近づけるかもしれないと感じました。こうみえてけっこう燃えるタイプなので、やるからには頑張ってやらせていただこう!という想いで臨みました。」と語っている。武市変平太(佐藤二朗)飛び抜けた策略家である武市変平太役に佐藤二朗。鬼兵隊の頭脳で冷静沈着、個性あふれる鬼兵隊の中でも“変人”と呼ばれる“変人謀略家”。演じた佐藤二朗は次のようにコメント。「高杉一派の一人でありますし、鬼のように強い鬼兵隊の一人ということで、それをちゃんと意識してやりました。という今の僕のコメントが逆に原作ファンの感情を逆なでしないことを祈っています。」。岡田似蔵(新井浩文)同隊の中で人斬り似蔵の異名を持つ岡田似蔵役に新井浩文を起用。盲目にもかかわらず、居合い切りの達人。危険な空気を漂わせる岡田役を怪演した新井浩文は小栗との激しいバトルシーンを振り返り、「大前提として怪我をさせてはいけないが、その中でも本気でやらないと迫力が出ない。怪我をさせないようにだけは、注意してやりました」とギリギリのアクションシーンに挑んだことを語っている。鍛冶屋の村田兄妹2人は物語の鍵をにぎる名刀“紅桜(べにざくら)”を生み出した江戸一の刀匠である父・村田仁鉄の後を継ぎ、鍛冶屋を営んでいる。対照的なキャラクターの兄妹が、物語に与える影響に注目だ。村田鉄矢(安田顕)安田顕演じる鉄矢は、父を超えようとするあまりにとんでもない刀を生み出してしまう男。人の話を聞かずに大きな声で話すという原作の中でもかなりクセのあるキャラクターだ。長髪に印象的な眉毛の鉄矢姿が似合う安田は撮影を経て、「原作でも描かれているようにとにかく大きな声をだすことを意識して演じましたが、いざやってみると結構難しかったです…。きっと面白い「銀魂」の世界が映像で繰り広げられると思います」とコメントしている。村田鉄子(早見あかり)早見あかり演じる鉄子は、鉄矢とは真逆に気が弱く内気な性格で、声も小さめ。鉄子は父を超えるため“最強の剣”を作ることに一心不乱な鉄矢とは異なり、“人を護る剣”を作ることを目指している。キャスト情報解禁時に「現場では、監督とキャスト陣の距離が近くてまるで学校のようでとても楽しいです」とコメントしている。真選組メンバー - 江戸の治安を守る特殊警察真選組は、江戸の治安を守る特殊警察のこと。主な仕事は攘夷浪士の捕縛・将軍の護衛など。万事屋とは腐れ縁のような関係で町で顔を合わせる度に、いさかいを起こす。真選組局長の近藤勲(中村勘九郎)真選組局長の近藤勲役の中村勘九郎。真選組をまとめあげ、お人好しで人情溢れる人柄から隊士たちの信頼と尊敬は絶大。しかし、下ネタ行動に走ることが多い上に、新八の姉・志村妙(長澤まさみ)に一方的な好意を抱き、度々ストーカー行為を繰り返す近藤は周囲の人間に呆れられてしまうこともしばしば。中村勘九郎は、小学生のころから「週刊少年ジャンプ」を愛読し中でも「銀魂」は特別に好きな作品だったと話しており、実写化にあたり次のようにコメントを残している。「小栗くんから電話で『勘ちゃん、銀魂やるんだけど…』と言われまして、私の口から『俺ゴリラでしょ?』と言わせてもらいました。小栗くんもとても驚いていました。週刊少年ジャンプは小学生の頃から今も購入している愛読書で、実写化するなら近藤勲役をやりたいと思っていたので本当に光栄です。小栗くんとは前々から知り合いで、いつか一緒にやりたいねと話していたのですが、最初の共演が「銀魂」になりました。僕自身、元々下ヨリの発言・行動、そして思考しかありませんので近藤の役に素直に入れました。通称“ゴリラ”ということで、一月半前くらいからジムに通いまして、体を鍛えています。原作・アニメをご存じの方もわかるように(近藤は)ムキムキですから、そこまでは到底追いつかなかったですが、精一杯やりますのでぜひ劇場で体感してください。」。副長・土方十四郎(柳楽優弥)刀を手に、くわえタバコ姿を披露しているのは真選組一のモテ男、柳楽優弥演じる副長・土方十四郎(ひじかた・とうしろう)。「鬼の副長」と呼ばれ、テロリストのみならず、隊士からも恐れられる真選組No.2だ。個性溢れる「銀魂」の登場人物の中でもファンから絶大な人気を誇り、人気投票では常に上位にランクイン。ヘビースモーカーで、重度のマヨラー、原作ではどちらかというとツッコミキャラ。沖田総悟(吉沢亮)さらに、沖田総悟には吉沢亮が出演。腹黒で毒舌、ドSのキャラクターを演じる。江戸っ子口調が特徴で、真選組随一の剣の使い手。バズーカを愛用し、隙あらば副長の座・土方の命を狙っている。ビジュアルでは、バズーカを担ぎ、手には刀、そしてトレードマークの、目玉が描かれたアイマスク姿を披露。銀時・桂・高杉の師「吉田松陽」小栗旬演じる坂田銀時、岡田将生扮する桂小太郎、堂本剛が務める高杉晋助の師である、吉田松陽の情報をついに解禁。テレビアニメ「銀魂」でも声を吉田松陽の声優を務めた、山寺宏一担当することが明らかに。松陽は銀時・桂・高杉に大きな影響をもたらし、物語のキーパーソンとなる人物。実写でも、松陽先生に山寺が息を吹き込み、物語の面白さを加速させる。主題歌にUVERworld主題歌は、ロックバンド「UVERworld」が担当。2005年シングル「D-tecnoLife」でメジャーデビュー以降、リリースしたシングル、アルバムのほとんどがチャート上位にランクインする人気グループが、新曲「DECIDED」を本作のために書き下ろす。作詞・作曲を手掛けるボーカルのTAKUYA∞(タクヤ)は、「豪華キャストとスタッフ、世界的な人気漫画の実写化いうことで制作発表からすでに大きな話題になっていた作品にまさかUVERworldが関われるとは思ってもいませんでした。笑いあり、アクションあり、感動ありの銀魂の世界を盛り上げる起爆剤を提供できればという思いで作りました」と楽曲に込めた思いを語っている。原作者・空知英秋からのコメント原作者の空知英秋は本作について、「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟。実写化はイメージと違うと叩かれるのが常ですが、もう今さら何をやっても読者の皆さんの銀魂のキャラ像はブレないと信じています。(映画の制作に参加する方々は)そういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから銀魂に乗りたいと言ってくれた方々ですから、そんな人達の作るまた別の形の銀魂ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです」とコメントしている。春の挨拶「銀魂音頭 春休み篇」公開5日間で再生回数500万回超える大反響を呼んだ映画『銀魂』季節のご挨拶映像“銀魂音頭 正月篇”。春の足音が聞こえる今、銀時・新八・神楽ら万事屋3人によるご機嫌な映像が再び公開される。正月編に引き続き作詞・小栗旬、振り付け・菅田将暉、作曲・橋本環奈が担当。春休み篇では、桜舞い散る中で、「春だ!桜だ!銀魂だ!」との掛け声からスタート。前回の銀魂音頭から歌詞と振り付けに少しアレンジを加え、楽しそうに銀魂音頭を3人が歌い踊る。ストーリー舞台はパラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。主人公は、そんな時代に己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時。銀時とひょんなことから出会った仲間の身におきる様々な事件を描いていく。作品情報映画『銀魂』公開:2017年7月14日(金)脚本・監督:福田雄一キャスト:小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、岡田将生、ムロツヨシ、中村勘九郎、柳楽優弥、吉沢亮ほか原作:「銀魂」空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)主題歌:未定©空知英秋/集英社 ©2017「銀魂」製作委員会
2016年08月07日映画『ちょっと今から仕事やめてくる』が、2017年5月27日(土)に全国の劇場で公開される。原作は、第21回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>受賞、発行部数50万部を突破している北川恵海による同名の小説。ブラック企業にこき使われ精神的に追い詰められていた青山隆と、爽やかな笑顔でその彼を何かと助ける謎の男・ヤマモトをめぐるヒューマンドラマだ。本作の主演で、最大の魅力である謎の男・ヤマモトを演じるのは、2011年俳優デビュー後、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で一躍全国区となり、数々のドラマや映画で活躍している福士蒼汰。爽やかな笑顔で、社会に疲弊する若者の人生を絶望から希望へと導いていく。また、就職した会社の厳しいノルマとパワハラに心身ともに疲弊した若者・青山 隆役に、注目の若手俳優・工藤阿須加。そして営業部のエースで、隆の職場での先輩である五十嵐 美紀役を、ドラマ「重版出来!」では初の連ドラ主演を務めるなど、今最も勢いに乗る女優の一人、黒木華が務める。ほかにも、謎の男ヤマモトの過去を知る人物・大場 玲子役の小池栄子や、疲弊する若者・青山を容赦なく追い詰める部長・山上役の吉田鋼太郎ら実力派俳優が脇を固める。監督・脚本は、『八日目の蝉』で第38回日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀作品賞を受賞し、『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』でも高い評価を受けた成島出。原作とは異なるクライマックスが用意されているという本作で、社会でもがいている若者、そしてその親たちに贈る“希望”の物語を描き出す。主題歌は、コブクロの小渕健太郎が映画を見て書き下ろした楽曲「心」。コブクロとして、オーケストラだけで歌うのは初の試みである。サラリーマン時代の記憶をリアルに思い出し制作された、映画とリンクする楽曲にも注目だ。【作品情報】映画『ちょっと今から仕事やめてくる』公開日:2017年5月27日(土)キャスト:福士蒼汰、工藤阿須加、黒木華、小池栄子、吉田鋼太郎ほか監督・脚本:成島出原作:北川恵海「ちょっと今から仕事やめてくる」©2017『ちょっと今から仕事やめてくる』製作委員会【あらすじ】仕事のノルマが厳しく、精神的に追い詰められていた青山隆(工藤阿須加)。疲労のあまり隆が駅で意識を失い倒れるところに、電車が来てはねられそうになってしまう。すんでのところで隆を救ったのは幼馴染みと名乗る男だったが、隆には彼の記憶がまったく無い。大阪弁でいつでも爽やかな笑顔をみせる謎の男、ヤマモト(福士蒼汰)と出会ってからというもの、隆は本来の明るさを取り戻し仕事の成績も次第に上がってゆく。そんなある日、隆はヤマモトが深刻な表情で墓地行きのバスに乗車するところを見かける。不審に思った隆がヤマモトについて調べてゆくと、何とヤマモトは3年前に自殺していたことが分かる。それではヤマモトと名乗る、あの男は一体何者なのか?その真実が明らかとなるラストに、誰もが涙する感動の物語。
2016年08月01日現在放送中の月9ドラマ「好きな人がいること」に出演中で、主演映画『四月は君の嘘』、『一週間フレンズ。』など出演作が続く山崎賢人と、小栗旬主演で「銀魂」実写映画化を手掛けることでも話題の福田雄一監督がタッグを組み、「週刊少年ジャンプ」にて連載中の人気学園ギャグコミック「斉木楠雄のサイ難」(さいきくすおのサイなん)を実写映画化することが分かった。生まれながらにして超能力が使える16歳の高校生・斉木楠雄は、超能力が使えるゆえの悩みを抱えて日々を過ごしている。楠雄の周りには、勝手に超個性的な面々が集まって来てしまい、彼らが巻き起こすトラブルを超能力を使って回避するという、なんともサイキックな学園生活。しかし、楠雄の超能力をもってしても、回避不可能な災難が訪れようとしていた…。果たして、楠雄は大切な日常を守り抜くことができるのか――?原作は、その独特な世界観が熱狂的な支持を受け、コミックス累計発行部数は400万部を記録、さらに2016年にはアニメ化もされている大ヒットコミック。監督を務めるのは、山田孝之主演TVドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズの続編を控え、鈴木亮平主演『HK/変態仮面』などヒット作を連発する、コメディを描かせたら右に出る者はいない福田雄一。原作者・麻生周一から「映画化するなら、ぜひとも福田監督で!」と熱望された監督は、もともと原作の大ファン。さらに、その福田監督から「自分が監督するなら、どうしても山崎賢人で!」と熱望されたのが山崎さん。最強の超能力を持ってしまったばかりに、日々災難に見舞われてしまう主人公・斉木楠雄を演じる。山崎さんも、もともと福田監督作品の大ファンであり、監督からのオファーを快諾。いま最も旬な監督と俳優の最強タッグで、満を持して“サイキック学園ギャグコメディ"に挑む。最初の映画化発表の後、しばらく続報がなかった本作。原作者の麻生氏は今回コメントの中で「『あっ消えたな』って思いました」と当時の複雑な心境を吐露している。しかし、本作のプロデューサーの松橋氏は、 「1年ほどの準備期間をいただき、素晴らしい脚本が出来上がり、製作準備も整ったのでいよいよ発表してよいタイミングになりました。決して麻生先生の懸念するようなことはありません。まだ秘密ですが、山崎さん以外の豪華なキャスティングもできました」と、今後の続報も気になるコメントを寄せている。<原作者・監督コメント>■原作・麻生周一実写映画化が発表されたとき、家族や親戚、友達などから沢山のお祝いの言葉をいただきました。しかし、いまでは誰もそのことに触れません。それもそのはず…だって発表から約1年半、一切続報がない!!主演も監督も決まってたはずなのに全く発表しないもんだから正直僕も「あっ消えたな」って思いました。ともあれ発表から続報までにここまで時間がかかるとは予想外でしたが、映画化はとても嬉しく思っております!!ただ、できることなら僕も『銀魂』くらいサクサク発表したかった…。ていうか監督一緒じゃん!!誌面で見て思わず「これのせいかァァァァァァ!!」ってツッコミましたけど違いますよね?『銀魂』の片手間でやったりしませんよね?いまをときめく山崎賢人さんを起用してまさかそんな訳ないとは思いますが…。信じてますよ!福田雄一監督…!■監督・福田雄一待ちに待った『斉木楠雄のサイ難』の発表です。ご承知の通り、1年半前の発表のときに、監督をやらせていただくことは決まっていました。大人の事情で、黙っていましたが、その間に『銀魂』の発表があるなんて「斉木楠雄! ジャンプ内での権力がないのかっっ!?」と。「集英社っ! 明らかに発表のタイミング、間違ったよね!?」と。そんなことを思ったりもしました。でも僕には関係ありません!ジャンプ原作の漫画を立て続けに2つやらせていただくことにプレッシャーを感じていますが(あ、『変態仮面』を含めると3つ。含めていいんですよね?) この作品も、いろんな大人に力を貸してもらえるようなのでっ! 原作ファンのみなさまにも楽しんでいただけるよう、精一杯がんばりたいと思います! なんつってもこれの脚本、『銀魂』よりはるかに前に上がってましたからっ! 決して二股とかじゃないんでっっ!そして山崎賢人は本来、ツンデレとかじゃないのです!めっちゃおもろい男なのです!そして緑のメガネが似合います!とにかく笑えるギャグ映画に仕上げたいと思います! “銀”も“ピンク”も頑張りますよ!『斉木楠雄のサイ難』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月01日累計1,000万部を突破している人気漫画を原作にした実写版「闇金ウシジマくん」の新シリーズの制作が決定。2016年7月よりTVドラマ「闇金ウシジマくん Season3」の放送がスタートするほか、同年9月22日(木・祝)に映画『闇金ウシジマくん Part3』、10月22日(土)に映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』の2本の劇場版が公開される。新・TVドラマ「闇金ウシジマくん Season3」には、社長のウシジマこと丑嶋馨役の山田孝之を筆頭に、ウシジマの幼なじみにして情報屋・戌亥役の綾野剛、カウカウファイナンスの社員・高田役の崎本大海、柄崎役のやべきょうすけらおなじみのメンバーがラインナップ。また、映画『Part2』に登場したウシジマの宿敵、女闇金・犀原茜役の高橋メアリージュン、犀原の右腕・村井役のマキタスポーツも、本シリーズのレギュラーメンバーに仲間入りして登場する。さらに、新キャストとして女性向け雑誌編集部で働く・上原まゆみ役にモデル・女優として活躍する光宗薫、謎の男・神堂役に若手実力派俳優の中村倫也らを加え、“原作史上最も危険”との呼び声高いエピソード「洗脳くん編」を実写化する。ウシジマに襲いかかる22人の刺客が登場する劇場版2本にも注目。こちらにも、ネットビジネス界での成功を目指す派遣労働者・沢村真司役の本郷奏多や、夢を追う新人タレント・りな役の乃木坂46・白石麻衣、ネットビジネス・マルチ商法のカリスマ天生役の浜野謙太、二股不倫のゲス男・加茂役のオリエンタルラジオ・藤森慎吾と、個性豊かなキャストが集結している。8月20日(土)には、白石麻衣の24歳の誕生日を記念し彼女の場面写真が公開された。白石が演じる夢を追う新人タレント・りなは、本郷奏多演じるフリーターの真司がネットビジネスで一発逆転を狙うきっかけを作ったキーパーソン。アイドルとしての顔ではなく、1人の女優として真剣に役に取り組む姿に注目だ。崖っぷちの人間たちの“スリル”がどう実写化されるのか。現代社会の闇を描く人気シリーズ待望の続編に期待が高まる。【ドラマ情報】■ドラマ「闇金ウシジマくん Season3」放送時期:MBS・TBSほかにて2016年7月深夜放送スタート キャスト:山田孝之、綾野剛、光宗薫、中村倫也、佐々木心音、本多力、久松郁実、小瀬田麻由、今野鮎莉、佐々木麻衣、卯水咲流、希崎ジェシカ、倖田李梨、ムートン伊藤、マキタスポーツ、高橋メアリーシジュン、崎本大海、やべきょうすけ原作:真鍋昌平『闇金ウシジマくん』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)(C)2016真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん3」製作委員会・MBS【映画情報】■映画『闇金ウシジマくん Part3』公開時期:2016年9月22日(木・祝)キャスト:山田孝之、綾野剛、崎本大海、やべきょうすけ、高橋メアリージュン、マキタスポーツほか監督:山口雅俊(C)2016真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん3」製作委員会■映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』公開時期:2016年10月22日(土)キャスト:山田孝之、綾野剛、崎本大海、やべきょうすけ、高橋メアリージュン、マキタスポーツほか監督:山口雅俊(C)2016真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」製作委員会
2016年07月31日「週刊ヤングマガジン」(講談社刊)にて連載中の爆笑衝撃作「でぶせん」が、「Hulu」にてオリジナルドラマとして実写化されることが決定しているが、この度、本作の主要キャストが決定。主演には、森田甘路が務めることが明らかとなった。コスプレ衣装の買い過ぎで借金地獄に陥ったぽっちゃりの“キモメン”福島満は、自殺しようと思い立ち、富士の樹海へ。ところが、うっかり穴に落ちてしまった満は、ぽっちゃりの白骨死体とご対面。しかも、死体のバッグの中を改めた満は驚愕する。そこには大金とマンションの鍵、そして女装した自分にそっくりな女性の顔写真が載った免許証が入っていたのだ!しかも何の偶然か、名前までもが「福島満子」と、自分にそっくりではないか。奇妙な遭遇にしばし考えを巡らす満。その矢先、満子の死体が着けていたダイヤの指輪がキラリと光る。その光に吸い寄せられるように指輪をはめた満は、彼女の魂が乗り移ったかのように…。気がつくと、満は女装し、「帝辺高校」の入学式に出席していた。どうやら、満子はこの高校に国語教師として赴任してきたらしい。状況はあまり飲み込めないが、満はひとまず満子として新任の挨拶をすることに。だが、目の前には殺気立った不良たちがズラリ…!「デブ!」「でぶせん!」と野次が飛び交う中、筋金入りのいじめられっ子人生の記憶がよみがえった満は、恐怖で失神してしまう。とその時。指輪が光り、満が唐突に上体を起こした。満の頭が額にヒットした教頭は、そのままぶっ倒れて失神。生徒たちがどよめく中、何かに憑りつかれたように眼光が鋭くなった満は「暴れたり、他人を傷つけた方は容赦なく叩きのめします」と、宣戦布告。ところが、満自身はたったいま自分が何をしたのか、まったく把握していなかった。我に返った満は、逃げ出したい気持ちでいっぱいになりながら、担当クラスの寅組へ。そこでは、満をさらにビビらせる、生徒たちの荒々しいにも程がある“歓迎”が待っていて…!?今回、初主演を飾ることとなったのは森田さん。森田さんは、人気劇団「ナイロン100度」の劇団員で、『イニシエーション・ラブ』や「モテキ」「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」などに出演していた、ぽっちゃり俳優。個性的な風貌と空気感、確かな演技力で異彩を放ち、いまちまたでは密かに“気になる存在”として注目を集めている俳優なのだ。そして、原作者・安童夕馬からの熱いラブコールを受け、今回の初主演が実現したという。 過去に仕事で経験したことがあるという女装姿を惜しみなく披露しながら、ヘタレで性欲旺盛な“伝説の教師”みっちゃんをオチャメに熱演する。今回が初主演ということで森田さんは、「撮影初日にスタッフから『座長!』と呼ばれ、『こんなふざけた役なのに座長って…』と、そのギャップに戸惑うと同時に(笑)、責任の重さを感じました」とコメント。ここ数年、女装する役が多いと語る森田さん。新宿2丁目でも人気のようで、「オカマの役をやるとガッとツイッターのフォロワーが増えるんです。で、アイコンを見ると、結構ゴリゴリの方ばかりで(笑)。今回の役がそちらの方面の方々にも受け入れていただけるかどうかは分かりませんけど、自分では姉にそっくりな女装姿を見て、血のつながりを感じて安心すると同時に、“新しい自分の可能性”を感じました(笑)」と新たな発見もあったそう。また、楽しみなシーンは混浴シーンだと話す森田さんは「このドラマはいかに真面目にふざけるかが勝負となる、“夜のサザエさん”的な作品。ぜひ平和なエロ描写を見て、くだらないなって笑い飛ばしながら、息抜きをしていただきたい!『教育委員会、かかってこい!』って感じです(笑)」とメッセージを寄せた。森田さんを取り囲むキャストも“これからの逸材”で固めている。みっちゃんが受け持つ2年寅組の生徒たちを演じる顔ぶれは、フレッシュさが溢れている。シャレにならないレベルの攻撃性を放つセクシー美少女・神夜晶役に、ファッション誌のモデルやグラビアで活躍している池上紗理依。ある理由で失った左腕の義手の中に鋭利な刀を仕込み、凶暴な不良たちとも互角に戦いまくる神夜を演じる。そのほか、真面目な美少女・麻生祥子役に、タレント&グラビアアイドルとして活躍する芝崎唯奈。クマばりの野生ぶりを炸裂させる単細胞な巨体不良・緋熊五郎役に、本作で鮮烈デビューを果たす新人・東使友亮。そして、いじめられっ子だが、誰よりも立派な巨根を持つ優等生・小山大器役に、次世代若手俳優輩出ユニット「恵比チリDAN」のメンバー・渕野右登をキャスティングしている。まだまだ無名だが、粒ぞろいの原石たちが大集合する本作。彼らは一体どんな輝きを放つのか。捨て身の演技にも注目だ。Huluオリジナル連続ドラマ「でぶせん」は8月末、「Hulu」にて配信開始予定(全6話)。(cinemacafe.net)
2016年07月11日漫画『3月のライオン』が実写映画化。主演に神木隆之介を迎え、2017年3月18日(土)に前編が、4月22日(土)に後編が公開される。原作の『3月のライオン』は、大ヒット漫画『ハチミツとクローバー』で世に名を知らしめ、「第4回マンガ大賞2011」大賞をはじめ数多くの受賞歴を持つ、羽海野チカによる漫画。中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士である桐山零を主人公に、数々の対局と温かな人々との交流を通じて彼の成長を描く人気作品だ。実写映画化にあたり、桐山零役を神木隆之介が演じ、零のライバルであり“心友”の二海堂晴信役は染谷将太が務める。他にも、新星から重鎮まで豪華キャストが集結。零の義理の姉役に有村架純(幸田香子役)、彼女が恋をする強面のプロ棋士に伊藤英明(後藤正宗役)、皆を脅かす天才棋士に加瀬亮(宗谷冬司役)、さらに零を支える川本姉妹には倉科カナ(川本あかり役)、清原果耶(川本ひなた役)、彼の相談にのる担任教師には高橋一生が抜擢された。他にも、佐々木蔵之介(島田開役)、豊川悦司(幸田柾近役)、後編にキーパーソンとして登場する伊勢谷友介らが共演者に名を連ねる。監督を務めるのは、連続テレビ小説「ちゅらさん」や大河ドラマ「龍馬伝」、映画『るろうに剣心』シリーズ、『ミュージアム』などを手掛けた大友啓史。温かい家族ドラマから、身を削るような血の匂いがするアクション、そして近未来ものまで、様々な作品を残してきた大友が漫画賞を総ナメにする人気作品の実写化に挑む。大友啓史は映画について次のようにコメントしている。「どこへ向かって、どんなふうに生きていけばいいのだろうかと悩む桐山零は、誰もが自分の青春期を思い浮かべた時に、自己投影できる主人公だと思います。今まさに家族や学校のこと、自分の居場所や人との付き合い方に悩んでいる若い世代にとっては、口に出せない想いや衝動を共有できるのではないでしょうか」今回公開に先駆け、主演・神木隆之介と有村架純にインタビューを実施。役柄や本作への思い、原作への感想について話を聞くことができた。神木さんは演じられた桐山零とご自身、何か共通点は感じましたか。神木:監督に「神木と零は境遇が一緒だよね。神木は小さい頃からプロとして生きていて、零も中学生でプロの将棋士になっていて」とおっしゃって頂いて、考えてみたら共有できるところがたくさんあるなと思いました。零は若くしてプロとなり、でも戦う棋士は60代の方もいる。しかしその人達が本気でプロとして倒そうとしてくる。若くても「プロとして目の前に座っている」という見られ方は、幼少の頃の自分と一緒なのかなと感じました。なので僕もふき飛ばされないように、頑張ってプロとして立っていないといけないと思います。幼い頃から「プロ」として見られているという点が似ているんですね。神木:僕は親からずっと「この世界は年齢とか関係なく、わがままもダメだし、できることが当たり前。一人のプロとして立たないといけない。」と言われてきました。確かに自分が年上になって、子役の人と芝居をしている時は、相手を子供だと思っていなくて、1人の役者さんとして見ています。なので、僕も小さい頃そう見られていたのかなと今となっては思うんです。本作を語る上で欠かせない「将棋」。特に映画を彩る数々の対局シーンは、棋士たちの内面の激しい戦いが描かれ、まさに生々しい魂のぶつかり合いを見ているよう。思わずこちらまで緊張してしまう。劇中のハイライトの1つでもある、緊張感とリアリティのある「将棋の対局」シーン。どんな役作りや準備をしたのか教えてください。神木:プロ棋士の方は、幼い頃から将棋に関わっているので、僕達が箸をもって食べるのと同じくらいの感覚で指していると思ったんです。そのレベルまでいかなくてはいけなかったので、難しかったです。とにかく将棋をたくさん練習しました。ひたすら指して。でも元々将棋が好きだったので、とても楽しかったです。血の繋がっていない姉弟という微妙な距離感の零と香子、お互い演じるに当たり何か話し合いはしましたか。神木:零と香子は原作の中でも、一番ふわふわしている関係なんです。恋人にも見えますし、家族、姉弟にも見える、だけどやはり他人かと思ったり。心の中を共有できるような関係でもあるので、香子は零を打とうが、何をしようが、彼の家に行き不安を吐き出し、それを零が受け入れる。歯車が合っているようで、合っていない。そこが零と香子の関係性の魅力だよねと話していました。有村:香子にとって零は、もちろん義理の弟として見ていますが、血が繋がっていない。彼女は後藤が好きで一緒にいますが、穴を埋めきれないでいて。その寂しさをぶつけられる唯一の相手が零なんですよね。すごく特別な存在で、多分彼は香子の居場所を作ってくれる存在なのかなと思っていました。今回有村が演じる香子は、プライドが高く気性が荒い人物だ。きつい目付きで罵倒を浴びせたり、感情任せに手を出したり、これまでの「正統派」「清純派」というイメージを覆す、今まで見たことのない有村架純に出会える。有村さん、演じられた香子は初の悪女役ですね。演じる上でチャレンジングだったことは何でしょうか。有村:ワイルドな感じを意識しましたが、彼女は強いだけではなく脆い部分もあるので、そのバランスを演じるのがチャレンジングで。声のトーンや喋り方は全部変えて、そのキャラクターというものを作るようにしました。演じたことのない役柄だったので難しかったです。原作ファンの方もたくさんいらっしゃるので、すごく緊張もしましたし、どうやって香子を演じようかと思っていましたね。今作の魅力の1つである、個性豊かなキャラクターたち。零の育ての親や義理の姉弟、将棋に捧げる棋士たち、そして彼を支える川本3姉妹や担任教師など。そんな個性豊かな人物を演じる豪華キャストも公開前から話題となっている。『3月のライオン』には個性豊かな様々なキャラクターがいますが、中でも印象深い人物はいますか。神木:加瀬さんが演じる、宗谷です。静寂と同時に、圧倒的な強さを持っていて、この人には勝てないという迫力があります。原作の後藤と全然違うのが面白くて、後藤は向き合ったときに見える圧力があるのですが、宗谷の圧力はどこからかかっているか分からないので、怖いんです。そこが原作でも宗谷の好きなところですし、それを加瀬さんが表現できるというのがすごいなと思いました。不確かな存在なのに、圧倒的。矛盾しているものがあるんです。普通なのにゾクッと背筋が凍る感じです。有村:私も宗谷です。この役は本当に難しいなと思うのが、足し引きを間違えると、ただ空気のような存在になってしまいそうなんですよね。加瀬さんが一体何を考えてそこに立っていたんだろうってすごく興味が湧くし、やはり加瀬さんだからあの雰囲気が出せるんだろうなと思いますね。劇中でお気に入りのシーンがあったら教えてください。有村:私は零が家で寝込んだ時に、三人姉妹がマスクしながら来て「病院行こう!」って言うシーンです。すごくかわいくて胸キュンしました。神木:印象的なのは、香子が「全て将棋に奪われた」と言うシーンです。今まで強がっている姿しか見たことがなかったので、初めて涙を流すような彼女を見て、この人も苦しんでいるんだなと思いました。迫力や叫びのようなものが見えました。お2人が考える、今後お互いにこんな役をやってほしいというのがあれば教えてください。神木:猟奇的な役をして頂きたいです。全然イメージがないので、見てみたいです。どんな顔をするんだろうと思います。有村:ラブストーリーを見たことないので、やってほしいですね。まっすぐにはいけない、試練があるようなヒューマンラブストーリーです。最後に、観客に向けて一言お願いします。神木:前編は熱い映画、後編は温かい映画。後半の最後の零の表情は自分で演じていながらも自分で良かったなと救われた気持ちになりました。まるでお味噌汁を飲んだような温かい気持ちになり、家族にありがとうと言いたくなる作品になっていると思います。有村:登場人物みんなが思いを抱えて、それぞれの苦しみがわかる前編とそれを回収するのが後編。みんなが報われて終わる映画です。前後編通して1本の作品になっています。【ストーリー】中学生という異例の若さで将棋のプロ棋士としてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士、桐山零(きりやまれい)。彼は、幼い頃に両親と妹を交通事故で亡くし、孤独を抱え、来る日も来る日も、すがりつくように将棋を指し続けた。そんなある日、零は同じ下町に住む3姉妹・川本あかり、ひなた、モモと出会う。それは、将棋盤以外の“自分の居場所”との出会いでもあった…。激しい才能と激情がうごめく棋士たちの生きる将棋の世界と、陽だまりのような川本家の食卓。数々の対局とあたたかな人々との交流を通じ、零は棋士として、人として、ある覚悟を決めていく――。【作品情報】映画『3月のライオン』公開日:前編 2017年3月18日(土)、後編 4月22日(土)監督:大友啓史出演:神木隆之介、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊勢谷友介、前田吟、高橋一生、岩松了、斉木しげる、中村倫也、尾上寛之、奥野瑛太、甲本雅裕、新津ちせ、板谷由夏、伊藤英明、豊川悦司原作:羽海野チカ「3月のライオン」(白泉社刊・ヤングアニマル連載)■配役神木隆之介(桐山零役)有村架純(幸田香子役)倉科カナ(川本あかり役)染谷将太(二海堂晴信役)清原果耶(川本ひなた役)佐々木蔵之介(島田開役)加瀬亮(宗谷冬司役)伊勢谷友介(甘麻井戸誠二郎役)前田吟(川本相米二役)高橋一生(林田高志役)岩松了(神宮寺崇徳役)斉木しげる(柳原朔太郎役)中村倫也(三角龍雪役)尾上寛之(松本一砂役)奥野瑛太(山崎順慶役)甲本雅裕(安井学役)新津ちせ(川本モモ役)板谷由夏(美咲役)伊藤英明(後藤正宗役)豊川悦司(幸田柾近役)© 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2016年07月11日大人気コミック『曇天に笑う』が、福士蒼汰主演、本広克行監督で実写映画化されることが発表になった。すでに撮影が行われており、2017年に公開される。その他の画像唐々煙の原作は累計で120万部のヒットを記録しており、2014年にはアニメ化、昨年には舞台化された。明治維新後の滋賀県・大津を舞台に、人に災いをもたらすという大蛇を阻止しようとする曇家(くもうけ)の曇天三兄弟、彼らと異なる方法で大蛇を封印しようとする明治政府大臣の直属部隊、政府転覆を企む忍者集団・風魔一族の戦いを描く。三兄弟の長男・曇天火(くもう・てんか)を演じる福士は「本広監督作品はとてもキャラクター達が格好良く描かれていて、かつ、リアリティに溢れていると思います。今回も『曇天に笑う』の各キャラクターをクールに、そして温かく作って頂けると信じているので、僕も監督の力をお借りして、曇天火を精一杯演じていきたいです」とコメント。劇中には激しいアクションシーンも多いが「日本のスペシャルエンタテイメントとして、ド派手に盛り上げていきたいです。日本国内に限らず世界中の人にも見て欲しいです」と意気込んでいる。本広監督は「昨今、マンガ原作の実写映画化が相次ぐ中、なぜこの作品のメガホンが私に託されたのか改めて深く考えてみますと、これまで私が関わってきたヒット作品はほとんど全て“オトコたちの物語”であったことに気がつきました。ならば映画『曇天に笑う』は、自分の関わった作品を全て超える勢いで作って行きたいと思ってます!」と言い、原作者の唐々煙は「どんな世界になるのか、単純に作品を愛し、映像が好きな身として、ただただ楽しみにお待ちしております」とコメントを寄せている。『曇天に笑う』2017年全国公開
2016年07月04日週刊ヤングジャンプにて連載中の『東京喰種 トーキョーグール』が実写映画化。2017年7月29日(土)に全国公開される。原作はヤングジャンプの人気コミック『東京喰種 トーキョーグール』原作の『東京喰種 トーキョーグール』は、2011年のコミック連載開始から10代、20代の男女を中心にファンがつき、2014年にアニメ化、そして2015年からは舞台化、ゲーム化など様々なメディアで人気を博す大ヒット作となった。物語の舞台は、人を喰らう怪人“喰種(グール)”がのさばる東京。日常に隠れて生きる、正体が謎に包まれた“喰種”の脅威に、人々は恐れを感じ始めていた。読書好きの平凡な大学生・カネキは、通い詰める喫茶店「あんていく」で、自分と同じく高槻泉という作家を愛読する少女・リゼと出会う。その出会いから、この物語は動き出す……。映画館に行く前に、喰種(グール)を知る人の姿をしながらもヒトを喰らう喰種たちが口にできるものは、植物連鎖の頂点とされるヒト。彼らは、人間の食べ物はひどく不味く感じてしまい、口にできない。しかし、水とコーヒーだけは人間と同様に摂取することができる。戦闘時に発動する赫眼(カクガン)喰種と人間との違いを見分けるのが、目が赤く変化する状態”赫眼(カクガン)”。目が赤くなるのは、人間を捕食したり、喰種捜査官と戦う時のみ。普段は赫眼を発動しないため、人間との区別がつかない。捕食器官である赫子(カグネ)赫子(カグネ)は、喰種の捕食器官。体内から放出される「Rc細胞」を自由に動かすことで、捕食だけでなく、攻撃にも使用する。彼らの治癒力は驚異的であり、ダメージを受けたとしても骨折などは短時間で治るが、赫子または赫子を材料にした武器「クインケ」からは大きなダメージを追う。また、赫子は喰種ひとりひとりが異なるものを持っている。自らを守るマスクは必須アイテム喰種たちは、それぞれに個別のマスクを持っている。それは、喰種対策局・CCGの捜査官と闘う際に素顔を隠すのが目的。彼らにとって、人間の世界で生きるには必要不可欠なものである。登場人物半喰種の主人公・カネキ(金木研)は窪田正孝主人公であるカネキは、読書が趣味のごくさえない普通の大学生。しかし、リゼに襲われたことで半喰種となってしまい、行きつけの喫茶店「あんていく」に助けを求めることとなる。半喰種のため、片目のみ赫眼。また、そのコントロールができないため普段は眼帯を着用している。演じるのは、現在(2017年7月)関西テレビ・フジテレビ系のTVドラマ『僕たちがやりました』に出演中、今や日本映画界の若手俳優を代表する存在となった窪田正孝だ。人間と喰種の狭間で苦悩するカネキを熱演する。喰種の女子高生トーカ(霧島董香)に清水富美香ヒロインのトーカ役は、普段はドライな性格だが、仲間思いで優しい一面もある女子高生。この役を清水富美加が演じる。清水はこの映画のために、トレードマークだったロングヘアを30cmもカットし、漫画やアニメで見たトーカのイメージを忠実に再現している。カネキの憧れ、リゼ(神代利世)に蒼井優蒼井優演じるリゼ(神代利世)は、喫茶店に通っているカネキが憧れる女性。表向きは理知的で清楚な女性だが、実は喰種の世界でも恐れられるほどの大喰い喰種。カネキとは「あんていく」で出会い、読書好きという共通点から意気投合するが、その後、彼を襲う。本作では、これまでの蒼井優とはまた違う、狂気じみた一面を垣間見ることとなる。喫茶店「あんていく」の人々カネキが行きつけの喫茶店「あんていく」に集うメンバーにも豪華メンバーが集結。カネキを助ける店長役である村井國夫をはじめ、浜野謙太、佐々木希、柳俊太郎らが名を連ねる。一見、どこにでもある普通の喫茶店であるが、ここは喰種が集う店。一見穏やかそうな店員たちも、実はみな喰種である。マスク屋を営む喰種ウタは坂東巳之助マスク屋を営む喰種は、坂東巳之助演じるウタ。多くの喰種のマスクを制作しており、カネキのためにもマスクを用意する。他の喰種とは違い常に赫眼状態。性格は穏やかでマイペースだがファッションはパンク。左半分を大胆に刈り上げたワンサイドのツーブロックの髪型に、ピアス、全身タトゥーという個性派だ。喰種と対抗するCCG本局の捜査官を演じる大泉洋喰種に対抗するCCG本局所属の上等捜査官・真戸呉緒を演じる大泉洋。鋭い勘と冷酷な姿勢で様々な喰種を仕留めてきた、ベテラン喰種捜査官という役どころだ。白く縮れたヘアスタイルと、喰種と闘うための武器「クインケ」を装着した姿は、原作から飛び出してきたようなクオリティに仕上がっている。CCGの捜査官・亜門鋼太朗に鈴木伸之鈴木伸之が演じるのは、CCGの捜査官・亜門鋼太朗。秀才でありながら高い格闘能力も持ち合わせる。「世界を歪めているのは喰種」という思想から喰種を徐々に追い詰める。喰種被害者やその遺族を思う正義感の強い男。クリスチャンダダ・デザイナー森川マサノリが衣装担当劇中衣装を担当するのはクリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)のデザイナー森川マサノリ。かねてから本作のファンだったこともあり、製作サイドのラブコールに応え、監督とともに原作のイメージを膨らませて映画オリジナルの衣装を担当した。カネキとトーカの戦闘服、真戸と亜門のスーツ、そして「あんていく」の制服など、物語のなかでも印象的である衣装を手掛けた森川に、製作の裏話を聞いた。原作ファンだったとのことで、衣装のイメージはしやすかったのではないですか。漫画は、連載スタート時からずっと読んでいて、大体のイメージはありました。でも、映画の衣装製作は初めてで、どう立ち回ればいいのか分からないというのが正直な思いでしたね。CGシーンも多かったですし、完成形が見えているわけではなくて。監督の意見を基本に、最後の決定権は監督に委ねるかたちでアイディアを出していきました。製作する中で、大切にしていたことはありますか。映画は漫画と違い、紙ではなくて映像。やりすぎるとコスプレっぽくなるだろうし、それだけは避けたかった。コスプレ感を出さないためにも、監督からは「これは世界に発信する作品だから、映画としてのオリジナリティーを持たせてほしい」とお願いされていました。だから、ファンタジーを求める場所とリアリティを求める場所のバランス、原作に寄り添う部分と切り離す部分のバランスは大事にしていました。その両立というのは、例えばどのような表現ですか。原作に近づけた部分でいうと「あんていく」の制服。シーン自体も映画の中で占める時間が長いですし、漫画やアニメにかなり近づけて再現しました。少しアレンジを加えた部分でいうと、赫子を使うシーン。赫子って、戦闘時のみ体内から出てくるわけで、その出てくる場所が服にもないと変じゃないですか。映像として見るのだから、そこは汚れや破れでリアリティをもたせました。それから、トーカの戦闘衣装も。原作だとマントみたいなものを着ているのですが「現実的に考えて、マントを付けていると、あんな俊敏な動きはできないですよね。」ということを監督と話して、マント付きの戦闘服ではなくミリタリーベースのオリジナルデザインに変えてみました。それぞれの衣装のデザインは、何を軸に決められたのでしょうか。軸にしたのは、登場人物それぞれのキャラクターイメージです。カネキは、普通の大学生という設定ですし、あんまりかっこ良すぎない感じ。100点ではなく60点ぐらいのデザインを目指したかったので、原作もパーカーでしたしそのまま戦闘服に選びました。スタイリングもよりカネキっぽくするために、インナーにはシャツをあわせて、裾からは切り替えてネルシャツを出した大学生っぽいスタイルにしています。でも、パーカーといっても戦うための服だから、素材にはコーティングをかけてしっかり強いイメージを出しました。喰種に対抗するCCGの2人の衣装もキャラクターイメージからインスピレーションを得ていて、真戸さんはくたっとしたようなスーツ、亜門君はリアリティな部分を軽減してファンタジーな部分を誇張し、彼の正義感を表す戦闘服のようなコートにしました。このように初めて映画の衣装を手掛けてみて、森川はこれまでのクリエーションとは何か違うものを感じたという。映画衣装には、コレクション製作時とは異なる面があったようだ。クリスチャンダダらしさは表現されなかったのでしょうか。そうですね、今回はあまり出していません。というのも、映画での衣装製作は、コレクションのようにブランドの個性を出すものではないのかなと。監督からお願いされていたのも、あくまで“映画としてのオリジナリティ”。レザーの使い方などに、クリスチャンダダっぽさを少しだけ感じられるかもしれませんが、素材の提案も含め、基本的に第一に考えたのはスクリーンで見る絵としてのかっこよさです。これまでツアー衣装なども手掛けられていると思いますが、それともまた違ったのでしょうか。全く別物でした。衣装とひと口に言っても目的が異なっていて、ライブの場合は、“どのようにしたらアーティストさんがその瞬間をかっこよく見せれるか”を考えますけど、映画の場合は“絵としていかに映像をかっこよく見せられるか”ということに拘りながら取り組みます。それに、若手のアーティストさんだと、僕から「こういうのは?」と提案するとそのまま引き受けて下さることも多くて。どちらかというとツアー衣装はデザインの中にエゴも入れられるのです。今回の映画は森川さんにとって新たな新境地だったんですね。はい、僕にとってはかなり挑戦でした。ライブ衣装は、レディー・ガガさんの衣装を務めて以来、ゆずさんやその他アーティストの方々からもたくさんお話をいただくようになっていたのですが、映画は初めて。『東京喰種 トーキョーグール』は特殊な経験でした。でも、こうして新しいクリエーションが出来たことは、クリスチャンダダにとっても新しいアプローチになったと感じています。主題歌はRADWIMPS野田洋次郎のソロプロジェクト「illion」主題歌は、野田洋次郎(RADWIMPS)のソロプロジェクト、illionによる「BANKA」。illionによる映画主題歌は本作が初となる。その楽曲にのせた特別映像では、今までベールに包まれていた“喰種”と、それに対抗する“人間”の姿が。また、「人間と喰種、2つの世界に居場所を持てるただ一人の存在」であるカネキの葛藤も描かれている。本作にインスパイアされ、書き下ろされた楽曲では、主人公の心情に寄り添う歌詞世界を、はかなくも美しい旋律にのせて奏でている。ストーリー人の姿をしながらも人を喰らう怪人“喰種”。東京では彼らが人間と同じように暮らしている。ごく普通のさえない大学生・カネキは、ある日、事故に遭い重傷を負う。病院に運び込まれたカネキは、知人のリゼという少女の臓器を移植されたことで、半喰種となる。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店「あんていく」で働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・トーカと出会う。ぶっきらぼうな態度を取りつつもカネキを助ける存在となっていくトーカ。彼女もまた喰種。カネキは愛する人や友人とどう向き合うか葛藤する中、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いが始まる…。作品情報『東京喰種』公開日:2017年7月29日(土)全国公開原作:石田スイ「東京喰種トーキョーグール」 集英社「週刊ヤングジャンプ」連載出演:窪田正孝、清水富美加、鈴木伸之、蒼井優、大泉洋、村井國夫、桜田ひより、相田翔子、浜野謙太、佐々木希、栁俊太郎、白石隼也、古畑星夏、前野朋哉、ダンカン、岩松了ほか監督:萩原健太郎配給:松竹©石田スイ/集英社 ©「東京喰種」製作委員会
2016年07月03日映画『ピーチガール』が2017年5月20日(土)より公開される。原作は、上田美和による累計発行部数1,300万部を超える伝説ヒットの同名少女漫画。見た目と本当の自分とのギャップに悩むヒロインが、自分の気持ちに素直になり、勇気を出して一歩踏み出していく、前向きでパワフルなストーリーだ。登場人物たちの様々な想いが交錯し、全くタイプの違う2人の男性の間で気持ちが揺れるヒロイン。最後までどちらを選ぶか分からない、予測不可能で波乱に満ちた展開が注目を浴びた。キャストはもも役に山本美月、学校一のイケメン男子・カイリ役にHey! Say! JUMPの伊野尾慧、そして小悪魔・沙絵役に永野芽郁という顔ぶれ。さらに今回、カイリと三角関係を繰り広げる、野球一筋の硬派なさわやか男子・とーじ役が真剣佑が担当する。脇を固める追加キャストとして本仮屋ユイカ、水上剣星、升毅、菊池桃子らが参加することも発表された。解禁された予告映像では、主人公・ももが元気をくれた人・カイリと、ずっと好きだった人・とーじの2人の間で揺れる乙女心をくすぐられるポイントで溢れており、さらに山本美月の顔面白塗り姿や伊野尾によるウィンク、そして永野芽郁の白目むき出し姿など、コミカルなシーンが満載だ。また場面写真には、いい雰囲気で見つめ合うももととーじや、窓越しに何かを見ながらにやりと微笑む小悪魔な沙絵の姿が映し出されている。また公開されたイラストバージョンのビジュアルは、もも・カイリ・とーじ・沙絵の4人が“ピーチ”を持った映画のポスタービジュアルを原作のキャラクターたちで再現したデザイン。劇中の4人と同じ制服を身にまとったイラストを、原作者・上田美和が特別に描き下ろした。外見と中身でギャップを持ったそれぞれのキャラクターの特徴を表したキャッチコピーにも注目したい。■ストーリー元水泳部のももは、日焼けした肌と赤い髪という外見のせいでいつも周囲から「遊んでる」などと誤解されてしまうが、実は誰よりも純粋な心をもつ女子高生。ももには、とーじという中学時代からずっと想い続けている人がいた。そして、そんな一途なももに興味を持つ、学校一のイケメン男子・カイリ。そんな中、もものお気に入りを何でも欲しがる最強最悪の小悪魔・沙絵は、とーじを横取りしようと、ももに様々な罠を仕掛ける。沙絵の罠によるピンチから、いつもももを救ってくれたカイリは、いつしかももの一番の理解者となっていく。お調子者のカイリと硬派なとーじ、全くタイプの違う二人の間で気持ちが揺れるもも。果たしてももが最後に選ぶのはー―?【作品詳細】『ピーチガール』公開日:2017年5月20日(土)原作:上田美和『ピーチガール』(講談社「別冊フレンド」刊)監督:神徳幸治 / 脚本:山岡潤平出演:山本美月、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、真剣佑、永野芽郁、本仮屋ユイカ、水上剣星、升毅、菊池桃子配給:松竹Ⓒ上田美和/講談社
2016年07月02日週刊少年ジャンプで連載中の人気コミック『銀魂』が、小栗旬主演、福田雄一監督で実写映画化されることが正式に発表された。原作者の空知英秋は「『銀魂』ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです」とコメントを寄せている。その他の画像『銀魂(ぎんたま)』(既刊64巻)は、2004年より連載を開始した、単行本発行部数累計5000万部を超えるジャンプの看板コミック。パラレルワールドの江戸を舞台に、己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった侍・坂田銀時と、ひょんなことから出会った仲間の身におきる様々な事件が描かれる。小栗は、天パの銀髪が特徴で、普段は気の抜けたような向上心ゼロの怠け者だが、かつては攘夷戦争に参加し“白夜叉”の異名を持つ伝説の侍“銀さん”を演じる。小栗自身、銀魂ファンを公言しており、コミック27巻には“小栗旬之介”というパロディキャラが登場した。実写映画化に際し、松橋プロデューサーは「連載がクライマックスに向けて大いに盛り上がっている今というタイミングと、そして何より、福田雄一という作品と相性がピッタリの稀有な作家で作りたい、という提案に空知先生も興味を示してくれました」と説明。「私は何も心配していないし、ファンの皆さんにも期待してほしい。なぜなら、私の手元にある福田さんの書いた台本、すげえ面白いんです。」と自信をのぞかせる。空知英秋は「“ジャンプ”でやってる“幕末”の“侍”ものというキーワードで『るろうに剣心』並みの大作漫画と勘違いした、こんな豪華なスタッフとキャストが集まってくれました」と自虐的に話し、「漫画の実写化はイメージと違うと叩かれるのが常ですが、もう今さら何をやっても読者の皆さんの銀魂のキャラ像はブレないと信じていますし、ここに集まってくれた方々はそういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから銀魂に乗りたいと言ってくれた方々ですから、皆さん。わざわざ沈む船に乗り込んだ“現代”の“侍”達の姿を見て、笑うも結構、泣くのも結構。映画と一緒にその顛末もお楽しみあ~れ」と読者へ向けてコメント。福田監督は「空知先生から大切な作品を任せていただいたこと、本当に光栄です」といい、「空知先生にお会いした時に『福田監督ということは今回ももちろん低予算ですよね!』と言われたのですが、銀魂ともなると、残念ながら? たくさんの予算を頂けました。この予算、たくさん笑えて感動出来る銀魂のために使い切りたいと思います」と宣言。原作のどこを実写化するのかストーリーや他のキャスティングについてはまだ明かされていないが、福田監督は「僕が確たる信頼を寄せている最強のキャスト、スタッフに集結していただきました」と話しており、今後の発表に注目が集まる。本作は7月から撮影を開始し、ワーナー・ブラザース映画の配給で2017年に公開される。『銀魂』2017年 全国ロードショー
2016年07月01日「週刊少年ジャンプ」が誇る大人気看板コミック「銀魂」が、まさかの実写映画化!小栗旬が主人公の“銀さん”こと坂田銀時として主演、「勇者ヨシヒコ」や『HK/変態仮面』の福田雄一が監督を務めることになった。舞台は、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。主人公は、そんな時代に己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった男、万事屋(なんでも屋)の坂田銀時。彼と、ひょんなことから出会った仲間の身に起きる、さまざまな事件を描いていく。原作は、2004年より連載を開始し、発行部数は累計5,000万部を超える空知英秋による大人気コミック。抱腹絶倒のギャグと壮絶アクション、そして厚い人情をも詰め込んだ痛快なエンターテイメントは、アニメ化でも絶大な支持を獲得しており、『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』(‘10)、『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』(’13)と2度の劇場アニメ化を経て、今回ついに実写映画化が実現した。原作の空知さんは、「メンバーが豪華だろうと、原作が原作ですから基本“泥舟”。原作の実写化はイメージと違うと叩かれるのが常ですが、もう今さら何をやっても読者の皆さんの『銀魂』のキャラ像はブレないと信じていますし、ここに集まってくれた方々はそういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから『銀魂』に乗りたいと言ってくれた方々ですから、そんな人たちの作る、また別の形の『銀魂』ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです」とコメントを寄せている。原作者もそう語る、まさかの実写化で主演を務めるのは、『信長協奏曲』の大ヒットも記憶に新しい小栗さん。今年で映画デビュー15周年を迎える、まさに日本映画界のトップ俳優の1人だが、自身も「銀魂」ファン。コミック27巻には「小栗旬之介」という名のパロディキャラも登場している。演じる主人公・坂田銀時は、“天パ”の銀髪が特徴で、かつては攘夷戦争に参加し「白夜叉」の異名を持つ伝説の侍。普段は気の抜けたような向上心ゼロの怠け者だが、剣の腕はかなりのもの。決めるときはビシッと決めるそのギャップには、女性ファンも数多い。さらに、脚本・監督を務めるのは、山田孝之主演「勇者ヨシヒコ」シリーズ、鈴木亮平主演『HK/変態仮面』シリーズなどで高い評価を受ける、福田監督。以前から本作の実写映画化のうわさが出るたび、「もし実写化されるなら、福田雄一で実写化して欲しい」「福田雄一だったら見る」という声も上がるほど。これまで幾度となく実写化の企画が持ち込まれている中、今回、満を持して実現に至ったのも福田監督によるところが大きかったという。本作の松橋プロデューサーは、「連載がクライマックスに向けて大いに盛り上がっているいまというタイミングと、そして何より、福田雄一という作品と相性がピッタリの稀有な作家で作りたい、という提案に空知先生も興味を示してくれました」とコメント。「これだったら見てみたい、という先生や集英社の皆さんの琴線に触れたのだと思います。それ相当の覚悟で、福田監督もリスクある舟に乗ってくれました。私は何も心配していないし、ファンの皆さんにも期待してほしい。なぜなら、私の手元にある福田さんの書いた台本、すげえ面白いんです」と語り、早くも自信をのぞかせている。この2人について空知さんは、「福田監督は『勇者ヨシヒコ』でコスプレ感丸出しながらも、そんなのお構いなしで物語に引き込み爆笑させてしまう剛腕振りを見たときから、嫉妬からこのオッさん死んで欲しいなと思っていたし、小栗くんも『クローズ』がカッコ良かったんで、漫画に無断で登場させたときから訴えられるんじゃないかとドキドキしていたし…」とコメント。撮影はこの7月から開始されるが、実写化されるストーリーや他のキャスティングについてはまだ明らかになっていない。小栗旬×福田組が「銀魂」をどう料理してみせるのか、期待は尽きない。『銀魂』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月01日俳優・小栗旬が、人気漫画を実写化する映画『銀魂』(2017年公開)で主演を務めることが1日、発表された。原作は、空知英秋氏が漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミック。強烈なギャグセンスと激しいアクション、厚い人情も見られる作風で5,000万部を記録し、これまでTVアニメや劇場アニメなどのメディアミックスも好成績を収めてきた。舞台は、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた"天人 (あまんと)"の台頭と廃刀令により、隆盛を極めた侍が衰退の一途をたどっている時代を背景として、己を信じる侍魂を堅持する変わった男・坂田銀時と、ひょんなことから出会った仲間の身に起きるさまざまな事件を描く。小栗が演じるのが、この万事屋(なんでも屋)の主人公・銀時。天然パーマの銀髪が特徴で、向上心ゼロの怠け者だが、剣の腕はかなりのもので、かつて攘夷(じょうい)戦争に参加し"白夜叉"と称される伝説の侍だ。普段は気が抜けているものの肝心な時には、しっかりした面持ちを見せるギャップから、多くの女性ファンを獲得している。原作ファンの小栗だが、27巻には"小栗旬之介"というパロディキャラも登場していた。脚本を執筆しながらメガホンを取るのは、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督。実写映画化のうわさが出る度に「福田雄一で」「福田雄一だったら見る」という声も上がるほどで、実写企画が幾度となく集英社に持ち込まれる中、今回実現に至ったのは福田監督によるところが大きかったという。「空知先生から大切な作品を任せていただいたこと、本当に光栄です」と力強く告げる福田監督。原作の空知氏からは「『福田監督ということは今回ももちろん低予算ですよね!』と言われた」と振り返るが、「『銀魂』ともなると、残念ながら? たくさんの予算を頂けました」と明かし「原作の魅力を実写化でも表現できればと、僕が確たる信頼を寄せている最強のキャスト、スタッフに集結していただきました」と強調する。そんな空知氏は「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟」とコメント。「原作の実写化はイメージと違うとたたかれるのが常」と前置きしながらも「もう今更何をやっても読者の皆さんの『銀魂』のキャラ像はブレないと信じていますし、ここに集まってくれた方々はそういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから『銀魂』に乗りたいと言ってくれた方々」と信頼を寄せる。その上で、「そんな人たちの作るまた別の形の『銀魂』ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです」と胸の内を打ち明けている。さらに松橋プロデューサーは、「連載がクライマックスに向けて大いに盛り上がっている今というタイミングと、そして何より、福田雄一という作品と相性がピッタリの稀有(けう)な作家で作りたい、という提案に空知先生も興味を示してくれました」と今回の実写化実現を補足。「それ相当の覚悟で、福田監督もリスクある舟に乗ってくれました」とし、「私は何も心配していないし、ファンの皆さんにも期待してほしい」と呼びかけた。(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会
2016年07月01日石田スイ原作の人気コミックを実写映画化する『東京喰種 トーキョーグール』で、窪田正孝が主人公の金木研(カネキ)を、清水富美加が霧嶋董香(トーカ)を演じることが発表になった。その他の情報映画は、人の姿をしながら人をくらう“喰種(グール)”が暮らしている東京を舞台に、事故で少女の臓器を移植されたことをきっかけに“半喰種”になってしまったカネキが、“喰種”のトーカの助けをかりながら、喰種を駆逐しようとする人間たちと戦いを繰り広げる様を描く。窪田は「たくさんの原作ファンの方の意見、思いがあると強く受け止めています」とした上で「先生をはじめ、ファンの方の大切な大切な東京喰種という作品。誠に微力でありますが金木研くんという大役に寄り添い、深く大事に演じさせてただきたく思います。いち原作ファンとして。石田先生、原作ファンの方、東京喰種の名に恥じないよう現場でスタッフキャストの皆さんと精一杯作り上げて行きたいと思いますので、どうかよろしくお願い致します」とコメント。清水は「声をかけて下さった方々に後悔をさせたくない、という思いと、役を頂いた以上、物語の持つテーマを感じとっていただけるように、いや、そのテーマが何かも今は分からないのですが、詰めて詰めて、撮影が終わったら死んでもいいくらいの気持ちで真摯に作品に望んでいきたいと思っております」と語っている。作者の石田は「実写化に関して、もちろん不安はあります。映画の製作側の方々が本当に根気良く、原作者である自分の意見を聞いてくださっていて、自身の不安は少しずつですが取り除かれました。ものをつくる環境としては、とても健全な場所だなと感じておりますし、本来そうあるべきだと思います。しかし、それによって映画が良くなるのかはわかりませんし、結局ダメになっちゃうかもしれません。ただ、個人的な望みを申し上げれば、“健全な環境でつくればちゃんと良いものが出来るんだ”ということを、監督の萩原健太郎さんには、証明していただければ良いな、と願っております」とコメントを寄せている。『東京喰種 トーキョーグール』2017年夏全国公開
2016年06月24日累計1800万部を誇る超人気コミックス「東京喰種 トーキョーグール」の実写映画化が発表され話題を集めているが、この度、映画の主演に窪田正孝、ヒロインに清水富美加が抜擢されたことが明らかとなった。人の姿をしながらも人を喰らう怪人【喰種(グール)】。水とコーヒー以外で摂取できるのは人体のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ)は、ある日、事故に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故の時一緒にいた知人のリゼという少女の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧島董香(トーカ)と出会う。あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつもカネキを助ける存在となっていく。カネキは愛する人や友人とどう向き合うか葛藤する中、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いが始まるのだった…。原作は、2011年のコミック連載開始からその魅力的な世界観に10代・20代の男女を中心に熱狂的なファンがつき、アニメ化、は舞台化、ゲーム化など、様々なメディアで人気を博す、大ヒット作だ。そして今回、待望のキャストが発表! 主人公のカネキこと金木研役には、「デスノート」や、現在公開中の映画『MARS~ただ、君を愛してる~』など出演作が立て続き、人気、実力共に日本映画界の若手俳優を代表する存在の窪田さん。今回の主演抜擢にあたって窪田さんは「自分もビビっているのが本音です。先生をはじめ、ファンの方の大切な大切な東京喰種という作品。誠に微力でありますが金木研くんという大役に寄り添い、深く大事に演じさせてただきたく思います」と想いを語った。また「石田先生、原作ファンの方、東京喰種の名に恥じないよう現場でスタッフキャストの皆さんと精一杯作り上げていきたいと思います」と意気込んでいた。そんな窪田さんは今回、人間でありながらも、人間を食べることでしか生きることができない【喰種(グール)】に半分変化してしまったカネキの悲しみと運命を、魅力たっぷりに演じていく。また、ヒロイン・トーカこと霧島董香役には、連続テレビ小説「まれ」や、先日最終回を迎えた「世界一難しい恋」などで存在感が光る演技力と、バラエティ番組での魅力的なトークなど幅広いジャンルでの活躍が注目されている清水さんが好演。役柄とは真逆のタイプと語る清水さんは「自分は平和にぬくぬく生きてきたなぁとも思います」と一言。そして「生まれてから大した地獄を知らなければ、見たこともないです。故に、どういったものを、どのように、どのくらい削ぎ落とさなくてはいけないのか、どのくらい自分を追い込まなくてはいけないかということが、計り知れないことは分かります」と話し、「声をかけて下さった方々に後悔をさせたくない、という思いと、役を頂いた以上、物語の持つテーマを感じとっていただけるように、いや、そのテーマが何かも今は分からないのですが、詰めて詰めて、撮影が終わったら死んでもいいくらいの気持ちで真摯に作品に望んでいきたいと思っております」と熱い想いを述べていた。そして原作者の石田スイがキャスト2人に関してコメントを寄せている。映画CMにて涙を流す窪田さんに「この人すごい」と衝撃を受けたと語る石田氏は「演技の素晴らしさは勿論、『カネキが実際にこの世界にいたらこういう感じ』というキャラのイメージぴったりのお姿で」と窪田さんを絶賛。一方清水さんについては「どう演じられるのか想像がついておりません」と一言。しかし「その部分に、『どうなるか分からないけど面白そう』という興味を抱きまして、自分が推させていただきました。(それと、見た目が可愛らしかったので)」とオファーの経緯を明かした。『東京喰種』は2017年夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年06月24日俳優・窪田正孝が、人気漫画の実写化映画『東京喰種トーキョーグール』(2017年夏公開)で主演を務めることが23日、明らかになった。ヒロインを演じる女優・清水富美加と初共演する。原作は、石田スイ氏によって漫画誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載されている同コミック。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種に襲われたことで、半喰種と化してしまった金木研(カネキ)は、他の喰種に翻弄(ほんろう)されながらも、自分自身に向き合っていく。窪田が演じるのが、この主人公・カネキ。読書好きの平凡な大学生だったカネキは、半喰種となって人間の命を奪い生き永らえる喰種、そして己自身に疑問と葛藤を抱きつつ、世界のあり方を模索する。一方、清水が務めるのは、霧嶋董香(トーカ)役。ショートフィルムなどを手掛け、海外で数々の賞を受けている萩原健太郎監督がメガホンを取る。「たくさんの原作ファンの方の意見、思いがあると強く受け止めています」と緊張気味に口にする窪田。原作の石田氏からも、キャスティングの称賛を受け「有り難すぎるお言葉に気持ちが救われました」と告げながらも、「実際は自分もビビっているのが本音」と身震いする。それでも「微力でありますが金木研くんという大役に寄り添い、深く大事に演じさせてただきたく思います。いち原作ファンとして」と意気込んでいる。清水は、演じるトーカを自身とは「真逆のタイプ」と断言。加えて、「どういったものを、どのように、どのくらい削ぎ落とさなくてはいけないのか、どのくらい自分を追い込まなくてはいけないかということが、計り知れない」と窪田同様にプレッシャーを語るが、「『声をかけてくださった方々に後悔をさせたくない』という思いと、役を頂いた以上、物語の持つテーマを感じとっていただけるように」と強調し、「詰めて詰めて『撮影が終わったら死んでもいい』くらいの気持ちで真摯に作品に望んでいきたい」とアピールしている。そんな2人に対して、石田氏は、まず窪田について「演技の素晴らしさはもちろん、『カネキが実際にこの世界にいたらこういう感じ』というキャラのイメージぴったりのお姿」と絶賛。また、「窪田さんのすごさは、皆さんにもすでにバレつつあるとは思うのですが、自分の作品を踏み台にして、さらに『窪田正孝すごい』という事を知っていただけると、映画化はうまくいったと言ってもいいのではないか」とまで熱烈なラブコールを寄せている。一方、清水については、「どう演じられるのか想像がついておりません」としつつも、「その部分に『どうなるかわからないけど面白そう』という興味を抱きまして、自分が推させていただきました(それと、見た目がかわいらしかったので)」と抜てきの背景を告白。その上で、「言及して良いものかわかりませんが」と前置きしながら、「正式にオファーさせていただいた際に、トーカを演(や)る上で、一つこちらから"無理"をお願いしまして、清水さんがそれを受けてくださったとお聞きしました」とも打ち明け、「そこに清水さんの強い意志を感じましたし、トーカに通じる部分を持っていらっしゃるように思いました」と太鼓判を押す。これらを踏まえ、あらためて清水演じる「トーカ、楽しみにしております」と期待を寄せた。(C)石田スイ/集英社 (C)「東京喰種」製作委員会
2016年06月24日累計1800万部を記録している人気漫画『東京喰種トーキョーグール』が実写映画化されることが17日、発表された。石田スイ氏によって漫画誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載されている同コミック。2014年にはTVアニメ第1期が放送、2015年からはTVアニメ第2期、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され、若い世代を中心に話題となっている。舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種に襲われたことで、半喰種と化してしまった主人公の金木研は、他の"喰種"に翻弄(ほんろう)されながらも、自分自身に向き合っていく。実写映画化発表と共に、公式サイトもオープン。原作ファンにもなじみ深い印象的なセリフを背景に、金木(カネキ)や霧嶋董香(トーカ)のシルエットが、背景で切り替わるビジュアルとなっている。(C)石田スイ/集英社 (C)「東京喰種」製作委員会
2016年06月17日週刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載中の人気コミック「東京喰種トーキョーグール」が、実写映画化されることがこのほど決定した。人を喰らう怪人“喰種(グール)”が跋扈(ばっこ)する東京。日常に隠れて生きる、正体が謎に包まれた“喰種”の脅威に、 人々は恐れを感じ始めていた。読書好きの平凡な大学生・カネキは、通い詰める喫茶店「あんていく」にて、自分と同じく高槻泉という作家を愛読する少女・リゼと出会う。 自分の運命を大きく変えることになるとは知らずに…。人間の命を奪い、喰い生き永らえる怪人の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、あるべき世界のあり方を模索する青年の未来は――!?「東京喰種トーキョーグール」は、2011年の連載開始からその魅力的な世界観に10代、20代の男女を中心に熱狂的なファンがつき、コミック累計は1800万部を誇る超人気を博している。また、2014年にはアニメ化もされ、 花江夏樹、花澤香菜、宮野真守、梶裕貴、下野紘、浪川大輔ら大人気声優陣が出演していることでも話題となった。さらに、2015年からは舞台化、そしてゲーム化と、様々なメディアで人気を博す大ヒット作となっている。そして、この実写映画化発表と共に、配給の松竹より公式サイトがオープン。原作ファンにも馴染みの深い作中の印象的なセリフをベースに、主人公・カネキ、ヒロイン・トーカのシルエットが背景で切り替わるビジュアルとなっている。今回、実写映画化が発表されたものの、公開日、キャストなどに至ってはまだベールに包まれたまま。大人気の作品だけあって、誰がどんな役を演じるのか、続報に大きな期待が集まりそう。(cinemacafe.net)
2016年06月17日和田竜のベストセラー小説を実写化した映画『忍びの国』が、2017年7月1日(土)に全国の劇場で公開される。従来の時代小説とは異なるテイスト、そして明瞭で痛快にテンポよく進むストーリーの「のぼうの城」で脚光を浴びた和田竜。その後も「村上海賊の娘」など、圧倒的なスケールで読者を戦国の世界へ誘う作品を発表し続ける和田の小説「忍びの国」(発行部数50万部)が、本作の原作だ。時は戦国。伊賀一の腕を持ちながらも無類の怠け者でもある忍び・無門を主人公に、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と、百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との壮絶な戦いが描かれる。主人公・無門(むもん)を演じるのは、今回、時代劇映画初主演となる大野智。嵐のメンバーとしてはもちろん、ドラマ、舞台、映画、アートと様々なステージでその存在感を発揮している大野が、“金の亡者”で“無類の怠け者”、けれど“史上最強の忍び”という破天荒な人物像にチャレンジする。また、無門の妻で、安芸の武家から無門にさらわれてきた女性・お国役の石原さとみ、伊賀・下山家の嫡男で、ある事件により忍びに失望してしまう下山平兵衛の鈴木亮平、伊賀を治める十二家評定集の一人・百地三太夫役の立川談春、剛力で名を馳せる信雄の家臣・日置大膳役の伊勢谷友介と、豪華キャストが脇を固める。メガホンを取るのは、『予告犯』、『殿、利息でござる!』など次々と話題作を手掛ける中村義洋監督。そして、原作者の和田竜が本作の脚本も合わせて務める。さらに、本作の主題歌が嵐52枚目のシングル「つなぐ」に決定。今回新たに公開された特報では、いち早く主題歌が聴けるので、是非チャックしてみて。【作品概要】『忍びの国』公開:2017年7月1日(土)キャスト:大野智、石原さとみ、鈴木亮平、立川談春、知念侑李、マキタスポーツ、平祐奈、國村隼、伊勢谷友介、でんでん、満島真之介、きたろう ほか監督:中村義洋原作・脚本:和田竜『忍びの国』(新潮文庫刊)製作:映画『忍びの国』製作委員会主題歌:嵐「つなぐ」(C)2017 映画『忍びの国』製作委員会 (C)2008 和田竜/新潮社【ストーリー】時は戦国。織田信長は諸国を次々と滅ぼし、天下統一に向けひた走っていた。しかし、ただ一国だけ手出しすることを禁じた国があった。あの魔王・信長が最も恐れたども。伊賀・忍び軍団――。彼らは己の超人的能力を駆使し、戦場では金のためだけに人を殺める戦闘兵器。人を人とも思わぬ人でなし。と呼ばれていた。そんな忍びの一人、無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。女房のお国に嫁ぎのなさを詰め寄られる日々を過ごしていた。天正七年九月、信長の次男・は、父の命に背き、伊賀に攻め込む決意をした。かつての主君を裏切り信雄の家臣になった、無門に弟を殺され伊賀への復讐を誓う忍びの下山平兵衛。対する伊賀十二評定の重鎮・と下山甲斐、そして忍びたち…。様々な人間たちの思惑が入り乱れ、知略謀略が張り巡らされた末、織田軍と伊賀忍び軍団は、壮絶な大合戦に突き進んでいく…。
2016年06月03日映画『溺れるナイフ』が2016年11月5日(土)に公開。ジョージ朝倉原作の同名コミックを実写化する。小松菜奈、菅田将暉が主演2004年から13年にかけて「別冊フレンド」に連載され、世界観と、リアルな心理描写で熱狂的に愛され続ける「溺れるナイフ」。本作を手掛けるのは、若手女性監督の山戸結希。小松菜奈、菅田将暉がW主演。二人の脇を固めるのは、ジャニーズWESTの重岡大毅、上白石萌音、志磨遼平、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチスら。予告編に先駆けて公開された特報映像では、旬なキャストたちの個性あふれる演技も垣間見える。東京から転校してきた美少女モデルの夏芽と強烈なオーラを放つ地元の少年コウの物語。まだ何者でもなく、何者にでもなれると感じる「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生が、10代の少年少女たちを通して、激しくも儚く、そして美しく描いていくという。主題歌は志磨遼平ソロプロジェクト・ドレスコーズなお、映画初出演となる志磨遼平ソロプロジェクト・ドレスコーズが、主題歌を担当。主題歌は志磨が在籍していた伝説のバンド・毛皮のマリーズの名曲「コミック・ジェネレイション」で、ニューバージョンを再録するそうだ。ストーリーストーリー:東京から転校してきた美少女モデルの夏芽は強烈なオーラを放つ地元の少年コウに出会い一瞬にして惹かれていく。コウも夏芽の美しさに同類の力を感じ、ぶつかり合いながらも付き合うことに。しかし、火祭りの夜にある悲劇が二人を襲う・・・。深く傷つきコウと別れてしまった夏芽。孤独な彼女を救ったのは同級生の大友だった。彼の優しさに癒されながらも、コウに急接近する幼馴染のカナに心を乱され、行き場を失う夏芽。そんなある日、芸能界復帰のチャンスが訪れる―。夏芽の決断は?コウの想いは?永遠を信じていた二人の恋の行方は?作品情報『溺れるナイフ』公開日:2016年11月5日(土)TOHOシネマズ渋谷ほか全国公開出演:小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコーズ)、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチス原作:ジョージ朝倉『溺れるナイフ』(講談社「別フレKC」刊) (C)ジョージ朝倉/講談社監督:山戸結希脚本:井土紀州、山戸結希音楽:坂本秀一(C)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年05月29日ディズニー・アニメーション『美女と野獣』が、ベル役にエマ・ワトソンを迎えついに実写映画化。アニメーション公開から26年の時を経て、2017年4月21日(金)日本公開となる。ディズニーと『美女と野獣』ディズニーがアニメーション映画『美女と野獣』を公開したのは、1991年のこと。1740年にヴィルヌーヴ夫人によって最初に書かれた「美女と野獣」は、これまで文学やテレビドラマ、バレエ、舞台など、様々な解釈によって感動の物語を綴ってきた。映画化は幾度となく行われ、1940年代にジャン・コクトー監督が、2014年にもレア・セドゥ主演で実写化されている。しかし、ディズニーアニメーションの誕生は、その中でも決定的な存在であった。アニメーション映画史上初となるアカデミー賞作品賞にノミネート。さらに、一つの作品から「朝の風景」「ひとりぼっちの晩餐会」「美女と野獣」と3つの楽曲がアカデミー歌曲賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞、グラミー賞でも次々に賞を獲得。社会現象といえるほどの勢いで、一大センセーションを巻き起こすこととなった。ベル役に女優エマ・ワトソンを迎え実写化公開から25周年を迎えたディズニー『美女と野獣』は、実写映画化され現代へ。主人公ベルを演じるのは「4歳からベルに夢中!」とキャラクターの大ファンであるエマ・ワトソン。『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で、世代や性別を超えて人々に愛された彼女が、抜群の歌唱力を手に、21世紀のニューヒロインを演じる。ベルの相手役・野獣には、TVドラマ『ダウントン・アビー』で脚光を浴びたダン・スティーヴンスが抜擢。フェイシャル・キャプチャーとパフォーマンス・キャプチャーといった映像テクノロジーを用いて、現代版野獣がリアルに描かれる。なぜベルは野獣を愛したのか?知られざる真実が明かされる『美女と野獣』は、魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子と、一人の少女ベルとの物語。”人と違う外見に縛られ”本当の自分を受け入れられない野獣が、”人と違うことを自分の輝きに変える”ベルと出会い、人を愛し愛されることを学んでいく。実写映画化に伴い、大きなテーマとなるのは「なぜベルは野獣を愛したのか?」という一つの問いだ。ビル・コンドン監督インタビュー日本公開に先駆け、監督ビル・コンドンが来日。映画『シカゴ』『ドリームガールズ』と数々のミュージカル映画を世に送り出してきた彼が、ディズニー作品をどう描いたのか。『美女と野獣』実写化にかける思いについて話を聞くことができた。Q:数多くのディズニー作品の中から、なぜ『美女と野獣』が実写化されたのでしょう。コンドン:ディズニーにとって大きなチャレンジだったと思います。ここ数年、ディズニーは、スタジオ部門の会長ララ・ホーンを中心に、いわゆる古典と呼ばれる作品を実写化して現代風にリメイクしてきました。これらの作品と比べると『美女と野獣』は近年のもの。実際、アニメーション作品もとても多くの人に愛され、子供の頃に見た人々が今は自分の子供たちと見ている。早い段階で、舞台・ミュージカル化もされ、もちろん日本でも上演されていますよね。またアニメーション映画『美女と野獣』が生まれた時期は、ディズニースタジオの中でルネッサンスを迎えた時期でした。そういう点で、他の過去のアニメーション作品と『美女と野獣』は立ち位置が異なる。近代作品を実写化することはもちろん、人気のある『美女と野獣』を選ぶことは、ディズニーにとって大きな決断に繋がったと思います。Q:人気作品を実写化する上で、ビル監督が挑戦したことはどんなことでしょうか。コンドン:物語をリアルに描くこと。私が実写化する上で必要だと思ったことは、主人公のベルや野獣、そして城の住人たちであるルミエールやポット夫人といったキャラクターたちに新たな観点からさらなる深みを与えることです。アニメーションで描かれているキャラクターたちは、いわゆる「典型」という形でしか表現されていない。様々な側面やニュアンスを持った、人間味が描かれているわけではないんですよね。今回、本物の役者たちに演じてもらうということで、各キャラクターに人間性を持たせました。バックストーリー、心理描写を掘り下げることによって、それぞれのキャラクターたちの個性をきちんと描き出す。特に、ベルが野獣に恋に落ちるところは、現実世界のようにリアルに映し出したかったんです。Q:ベルと野獣はどういった人物だと捉えましたか。コンドン:ベルと野獣に共通しているところは、喪失感を持っているのに、未だそれが解決していないことです。ベルに関しては、頭の中に雲がかかっているというか。現実を飛び出して、冒険に出たいんだけれど、彼女の中にあるいくつかの疑問を脱ぎされない。父親がなぜ彼女に対して過保護なのか。どうしてパリからこの小さな村へ引っ越したのか。母親の死因は何なのか。父親は、ベルを大切にするあまり守ることしか考えていない。結果、彼があまりに秘密にしすぎたため、ベルは自分の過去や母親について疑問を抱いてしまうんですよね。野獣の方も、母親を失ったことによって、愛情を感じられる唯一の相手がいなくなってしまった。その後はひどい父親と残されてしまう。本作では、ストーリーを通して二人の過去を解いていく。野獣はベルの母親の死因を知り、ベルは母親を亡くして野獣が変化したことに気付く。二人がお互いを理解していく中で、心の接点を見つけ、互いに心の傷を癒していく。そして、似たような過去の心の痛みを持っている人と出会うことで、自分の問題も解決できるように成長していきます。Q:二人の成長シーンに、込めたメッセージとは。コンドン:基本的なメッセージは、「美女と野獣」で語り継がれているもので、「表面的なものにとらわれず、さらに深いところを見ることが大切だ」ということです。現代は、表面的なものが明るみになりやすいく、そういったものばかりが取り上げられやすい。だからこそ、特に若い世代には作品を通して、表面に惑わされずちゃんと知識を持つ必要があることを感じて欲しい。愛の道筋は、見つけ出さなくてはいけないものですので。と同時に、ベルと野獣は互いに心を開くことによって、自分でも知らなかった自分自身を知る。その当たりも作品から感じとって欲しいですね。ベルと野獣の生い立ちの秘密、美しい城で贅沢な暮らしをしていた王子が呪いにかけられた理由など、アニメーション映画では知り得なかったキャラクターたちの過去や人間性が明らかとなるのが、実写映画版『美女と野獣』の魅力だと教えてくれた、ビル・コンドン監督。そして、彼の手元から生まれた、美しい楽曲、壮麗なセット、華美な衣装も実写化ならではの面白さだろう。3つの新曲、アリアナ・グランデが聞かせる主題歌『美女と野獣』アニメーション版に登場したすべてのミュージカル・ナンバーを起用。オープニングは、アカデミー歌曲賞にノミネートした「朝の風景」から。エマ・ワトソン演じる主人公ベルが朝の町を歌いながら歩き、パンを手に取り馬に果物を上げ、人々と会話を繰り広げる。豊かな歌声で描き出されるのは、明るいベルのキャラクターと物語の舞台だ。実写版から加わる新曲は3つ。野獣の住む城の住人たちがかつての思い出に振り返りながら歌うナンバー「デイズ・イン・ザ・サン~日差しをあびて~」、ベルに向けた野獣の切ないバラード「ひそかな夢」、ベルと父との過去が明かされる「時は永遠に」。どれもストーリーとキャラクターに深みを与える役割を担う。また、アニメーション版でセリーヌ・ディオンを一躍歌姫の地位へと送り出した主題歌『美女と野獣』は、歌い手をアリアナ・グランデへバトンタッチ。キュートなルックスからは想像できない声量と歌唱力でよりドラマティックに作品を盛り上げる。デュエット相手は、ジョン・レジェンドだ。まさにあの野獣の城だ、見事に再現された豪華なセット『美女と野獣』の撮影は、3か月に渡ってイギリスの各地で行われた。ベルの家、校舎、婦人服店、教会などが並ぶベルの住む村は、ディテールにまでこだわり再現されている。中でも、「まさにあのお城だ」と感動させられるのは、野獣の城だろう。何か月にもわたるリサーチを重ね、ベルと野獣が距離を縮める図書室、魔法のバラを隠し置く西塔が個性豊かに表現されている。ベルのイエロードレスはアニメーション作品へのオマージュオスカー受賞者の衣装デザイナー、ジャクリーヌ・デュランが村人たちの素朴な衣装から、舞踏会で踊る娘たちのドレスまでデザイン。中でも、最大の挑戦となったのは、ベルのイエロードレスだ。物語の中で印象的なこのドレスは、アニメーションへのオマージュとして黄色いカラーがポイント。「踊った時に最も美しいドレス」を目指し、オーガンザとスワロフスキーを組み合わせてプリンセスドレスを完成させた。『美女と野獣』キャラクター&キャスト紹介また、愛すべきキャラクターたちが実力派キャストで蘇るのも実写版の醍醐味。『美女と野獣』を盛り上げるキャラクターたちを演者と共に紹介する。ベル:エマ・ワトソン / 吹き替え声優:昆夏美受動的なヒロインの殻を破り、自ら行動を起こすヒロインとして熱い支持を集めた主人公のベル。演じるのは、「ベルは独立心旺盛で自分の目で世界を見たいと思っている」とベルへの思いを語るエマ・ワトソンだ。撮影中はビル・コンドン監督と話し合いを重ね、現代に生きる私たちの心へ訴えかけるベルを作り上げた。外の世界に出て人生を謳歌したいと情熱を持ち続ける、ベルの心を表現したエマ・ワトソンの歌声にも注目。野獣:ダン・スティーヴンス / 吹き替え声優:山崎育三郎呪いによって野獣に変えられた美しく傲慢な王子。孤独の中で心を閉ざす男の姿は、物語の情感面で中心の担う存在である。今回はダン・スティーヴンスが、”獣の中に人間が囚われている”という複雑な心を切り取る。映像テクノロジーを使った、キャラクター再現法も見どころの一つ。ガストン:ルーク・エヴァンス / 吹き替え声優:吉原光夫ベルとの結婚を心に決める、村一番のプレイボーイ・ガストン。アニメーション版から多くのファンが存在する、どこか憎めないその悪役は、『ホビット 竜に奪われた王国』のルーク・エヴァンスが務める。ル・フウ:ジョシュ・キャッド / 吹き替え声優:藤井隆ガストンの子分のル・フウ役には『アナと雪の女王』でオラフの声を務めた、ジョシュ・キャッドを起用。圧倒的な歌唱力でユーモラスな悪役を見事に演じきる。ベルの父・モーリス:ケヴィン・クライン / 吹き替え声優:村井國夫ベルに深い愛情を注ぐ父・モーリス役は、アカデミー賞・トニー賞に輝くケヴィン・クライン。深い演技力で妻を亡くした喪失感や切ない心情を描き出す。ルミエール:ユアン・マクレガー / 吹き替え声優:成河蝋台の姿に変えられた城の給仕長ルミエールは、『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガーが担当。手足が動かせるルミエールは、城の住人たちの中でもとりわけ人間味があふれる役どころ。パフォーマンス・キャプチャーという技術を駆使し、実際にユアンの人間性も加えられている。コグスワース:イアン・ユッケラン / 吹き替え声優:小倉久寛置時計に変えられた生真面目な執事・コグスワース役で参加したのは、イアン・ユッケラン。過去にビル・コンドン監督と組んだことのある彼は、「ビルは本作のような映画に最適な監督」と評価。ポット夫人:エマ・トンプソン / 吹き替え声優:岩崎宏美世話好きな料理番・ポット夫人は、2度のアカデミー賞に輝くエマ・トンプソンが演じる。物語の中では、ベルと野獣との間に芽生える愛を見守る包容力のある存在。プリュメット:ググ・バサ=ロー / 吹き替え声優:島田歌穂メイド城で働くメイド・プリュメットは、ルミエールの恋人。羽ぼうきに姿を変えられたてしまったが、ダンス好きでセクシーなところは変わらず。マダム・ド・ガルドローブ:オードラ・マクドナルド / 吹き替え声優:濱田めぐみかつてヨーロッパでも評判のオペラ歌手だった、マダム・ド・ガルドローブ。華やかな生活を送る歌姫だったが、現在では洋服ダンスに。カデンツァ:スタンリー・トゥッチ / 吹き替え声優:オペラ歌手マダム・ド・ガルドローブを妻に持つマエストロは、ちょっぴり神経質な性格。王子(野獣)の舞踏会で、妻とともに音楽を奏でていた時に呪いにかけられ、ハープシコードに変化した。映画『美女と野獣』あらすじ魔女によって野獣の姿に変えられた美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること―。絶望のなか、彼はベルという女性に出会う。自分らしく生きながらも心に孤独を抱えるベル。はたして、その王子の運命を変えることができるか?作品詳細映画『美女と野獣』公開日:2017年4月21日(金)監督:ビル・コンドン出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス原題:Beauty and the Beast配給:ウォルト・ディズニー・ジャパンプレミアム吹替版キャスト:昆夏美、山崎育三郎、岩崎宏美、村井國夫、吉原光夫、藤井隆、成河、小倉久寛、濱田めぐみ、島田歌穂、池田優斗ほか(c)2017 Disney Enterprises, Inc. 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2016年05月27日漫画家・荒川弘の代表コミック「鋼の錬金術師」を実写化。主役のエドワード役に山田涼介を起用し、映画『鋼の錬金術師』が2017年12月1日(金)に日本で公開される。それに先駆け、アジア最大級の映画の祭典、第30回 東京国際映画祭にて、日本のコミック原作は史上初となるオープニング上映されたほか、全米、ヨーロッパを含めた190ヶ国以上の国々での公開される。鋼の錬金術師とは?「鋼の錬金術師」は、2001年から2010年にかけて月刊「少年ガンガン」で連載された人気コミック。全世界累計7,000万部、少年誌での連載にもかかわらず、オリジナリティ溢れる設定とビジュアルが男性ファンのみならず熱狂的な女性ファンも獲得、深いメッセージ性は大人層の支持を得ていた。連載開始から16年で2度アニメ化された。原作者の荒川弘は、次のように映画と出演キャストへの期待と絶大な信頼を寄せている。「色々なメディア展開をしてきた鋼の錬金術師ですが、なんと実写化!曽利監督はマンガ表現とリアル部分をつなぐCGを上手に使われる方なので、アニメやゲームとはまた違った表現を見せていただけそうで楽しみです!」錬金術とは…錬金術とは物質の構成や形状を変化させ新たなものに作り替える技術。魔法のようでもあるが、無から有を生む万能の術ではなく、「等価交換」を原則とする厳正科学である。“人間”自体を作ることは禁止。エドワード&アルフォンスの兄弟は、幼いころ亡き母親にどうしても会いたく、蘇らせる人体錬成を行ったが、失敗。その代償として身体の一部を失った。亡き母を想い、幼きエルリック兄弟が“人体錬成”を試みる全ての始まりのシーンやアルの石獣と戦う姿、そしてエドが武器を錬成するシーンなど、ファン待望の映像が既に予告として披露されている。錬金術を駆使した壮大で圧巻のアクションを予感させる。主演のエドワード役に山田涼介を起用主役のエドワードを演じるのは「暗殺教室」シリーズの山田涼介(Hey! Say! JUMP)。ヒロインで、エドたちの幼馴染・機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役は本田翼が演じる。さらに、兄弟の良き理解者で、若き士官“焔の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング役はディーン・フジオカ。ほかにも、佐藤隆太、蓮佛美沙子、夏菜、大泉洋、松雪泰子たちの出演も決定。アルの声は新人俳優・水石亜飛夢が担当エドの弟であるアルの声に抜擢されたのは新人・水石亜飛夢。「星の王子様」(15)など、舞台やドラマで活動する期待の俳優だ。声はもちろん、アルに動きを与えるため、撮影現場でモーションキャプチャーも演じた。もともとは”動き”を吹き込むだけだったが、芽生え始めた不信感を兄にぶつける激しい喧嘩のシーンは、もはや吹き替えなど不要なほどの出来栄えで、そのまま水石がアルの声を担当することが決まったそうだ。配役エドワード役:山田涼介ウィンリィ・ロックベル役:本田翼ロイ・マスタング役:ディーン・フジオカ親友ヒューズ中佐役:佐藤隆太ホークアイ中尉役:蓮佛美沙子ロス少尉役:夏菜タッカ―役:大泉洋ドクター・マルコ―役:國村隼ハクロ将軍役:小日向文世ラスト役:松雪泰子エンヴィー役:本郷奏多グラトニー役:内山信二コーネロ教役:石丸謙二郎MISIA新曲「君のそばにいるよ」が主題歌主題歌にはMISIA書き下ろしの楽曲「君のそばにいるよ」。デビュー20周年を控えた40枚目となるシングルを、2017年11月29日(水)にリリース。初回仕様限定盤には、映画「鋼の錬金術師」とコラボしたオリジナルステッカーが封入される。エドとアルの二人の兄弟の絆の物語から着想を得たそうで、MISIAは次のように話している。「鋼の錬金術師は、もともと好きな作品なので嬉しかった。山田涼介さん演じるエドワードとアルフォンスの兄弟から感じとった歌詞に、果てしない希望を感じるメロディーとアレンジ楽曲、そして私の歌、それらを錬金して完成したものが『君のそばにいるよ』です。」監督・曽利文彦による映像技術監督は、「ピンポン」などを手掛けてきた曽利文彦。曽利はジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGも手掛けた映像のスペシャリストでもあり、まさに“ハガレン”の錬金術を駆使したアクションシーンを映像化するために必要不可欠な技量を持つ監督だ。『鋼の錬金術師』では、弟、アルフォス・エリックが日本映画では不可能とされていた最先端の技術を駆使した全編フルCGのリアリティあふれる姿で登場し圧倒する。また本作は、高品質なデジタル映像とクリアなサウンドが特長のIMAXでの上映が決定しており、IMAXの予告映像も公開された。床から天井、左右の 壁いっぱいに広がる大型スクリーンの IMAX上映で鑑賞すればより一層、大迫力の映像美を楽しむことができる。“ハガレン”史上初の大規模原画展映画公開を記念して、2017年秋に“ハガレン”史上初の大規模原画展「鋼の錬金術師展」の開催が決定。2017年9月16日(土)から10月29日(日)まで、東京ドームシティ・ギャラリー アーモで開催される。さらに、2017年11月3日(金・祝)から30日(木)まで大阪・大阪南港ATCミュージアムでも行われることが決定した。”ハガレン”あらすじ「返せよ、足だろうが、両腕だろうが、心臓だろうが、くれてやる。だから返せよ!たった1人の弟なんだよ!」錬金術の天才的な才能を見せる兄 エドワード・エルリックと、その弟 アルフォンス・エルリック。「この理論なら完璧だ!母を生き返らせることができる!」と人体錬成"の理論を考える。「母さんの笑顔がもう1度見たくて…」と幼い頃、亡くなった母にもう一度会いたいという想いから “錬金術”において最大のタブーとされる人体錬成を行う兄弟。しかし、錬成は失敗。エドワードは左足を、アルフォンスは体全てを失ってしまう。エドワードは自身の右腕を代償にアルフォンスの魂を錬成して、鎧に定着させることに成功し、アルフォンスは一命を取り留める。時が経ち、エドワードは自ら失った右腕と左脚に機械鎧(オートメール)を装着し、失った身体を取り戻す手掛かりを得るために国家錬金術師となり、“鋼”の錬金術師と呼ばれていた。そしてその手掛かりが“賢者の石”と呼ばれる伝説の石であることを確信する。弟の体を取り戻すために命をかける兄と、彼を支える鎧姿の心優しい弟。亡き母の「人体錬成」の代償として失った全てを取り戻すため、不可能を可能にするほどの絶大な力を秘めると言われる“賢者の石”を探す二人の壮大な冒険の旅が今、始まる――やがて“賢者の石”を探す旅は国家をも揺るがす巨大な陰謀をめぐる熾烈な戦いへ変貌していく―。作品概要映画『鋼の錬金術師』公開時期:2017年12月1日(金)、全国ロードショー監督:曽利文彦原作:「鋼の錬金術師」荒川弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)エグゼクティブ・プロデューサー:濱名一哉配給:ワーナー・ブラザース映画※荒川の描き下ろし特別編コミックスが映画『鋼の錬金術師』の入場者特典にとして配布される。7年ぶりに荒川が新作エピソードを描き下ろす。©2017 荒川弘/SQUARE ENIX ©2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
2016年05月27日“ハガレン”こと荒川弘の人気コミック『鋼の錬金術師』が、山田涼介主演、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子らで実写映画化されることが発表になった。ワーナー・ブラザース映画が巨額の予算を投じて手がける本作は、アクションやCG映像にも力を入れ、日本映画の枠を超えたワールドワイドな展開を視野に入れていると言う。その他の写真原作(全27巻)は、世界21カ国で発売されており、全世界でのシリーズ累計部数は7000万部超。これまでTVアニメ化、アニメ劇場版がなどが製作されている。原作者の荒川は「色々なメディア展開をしてきた鋼の錬金術師ですが、なんと実写化!マンガでは豆粒ドチビのすぐキレる主人公なので、山田さんに演じていただくのは、なんだか申し訳ない気分です…!!(あ、ヒロインもすぐキレますね。すみません…)」とコメント。本作は、幼き日に最愛の母親を亡くした兄・エドワードと弟・アルフォンスの波乱に満ちた冒険と成長のストーリーで、『ピンポン』『あしたのジョー』の曽利文彦監督がメガホンを執る。主役のエドワードを演じる山田は原作について「僕自身も小さな頃から読んでいたのですが、現実離れした世界観でありながらもヒューマンドラマがちゃんと描かれている、そこに多くの人が心を惹きつけられているのだと思います」と話し、「今回主演という立場を頂いた時は、原作が好きだからこそ、どんな作品になるのか疑問と想像が膨らみ、自分がこのプレッシャーに勝てるのか?という気持ちもありました」と告白。アクションについては「できる限りスタントは入れず、自分を追い込んでやってみたいと思っています」といい、「原作ファンの方には勿論、原作を知らない方にも、この作品の凄さをスタッフ・キャスト一同で作り上げていけたらと、身体を鍛え役への理解を深めることで、今は決意が固まりました」と意気込みを語っている。本田翼がエドワードたちの幼馴染で機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役、ディーン・フジオカが兄弟の良き理解者で、若き士官“焔の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング役、松雪泰子がふたりの前に立ちはだかるホムンクルス(人造人間)で謀略に長けた“色欲”のラスト役を演じる。そのほか、佐藤隆太(マスタング大佐の親友ヒューズ中佐役)、蓮佛美沙子(マスタングの側近ホークアイ中尉役)、夏菜(ロス少尉役)、大泉洋(本作で重要な役割を担う国家錬金術師のタッカー役)、國村隼(ドクター・マルコー役)、小日向文世(ハクロ将軍役)、本郷奏多(“嫉妬”のエンヴィー役)、内山信二(“暴食”のグラトニー役)、石丸謙二郎(ホムンクルスと共謀するコーネロ教主役)が出演する。撮影は6月に世界観の表現を追求してイタリアロケから開始され、日本での撮影を経て8月下旬に撮影終了を予定している。映画『鋼の錬金術師』2017年冬、全国ロードショー
2016年05月24日