結婚後、3人の子どもに恵まれたさつ丸さん。責任感が強くまじめなタイプで、家事や育児にも積極的に取り組み、毎日を幸せに送っていました。ところがある日、自宅に届いた督促状がきっかけで、平穏な日々は崩れ去っていくのです。さつ丸さんのやさしさにつけ込むように、怠け癖がエスカレートしていく元妻・キュラ子。育児放棄や夜遊びが続いたことで、さつ丸さんも我慢の限界でした。嘘つきなキュラ子が言い逃れできないように協定離婚を選択します。いざ離婚に向けて準備を進めるさつ丸さんでしたが、次々とキュラ子が隠してきた嘘が明らかとなるのです。ある日、自治体から三男の予防接種のお知らせが届きます。それを見たさつ丸さんは、無性に嫌な予感がして……?思った通り! 未接種のまま放置された三男の予防接種 キュラ子は受けさせるのが面倒臭いからと、自治体からの通知を捨てていたようです。 三男の予防接種が未接種のまま放置されていたということは……と長男・次男の母子手帳も確認することにしたさつ丸さん。 案の定、長男も次男も未接種のままにしている予防接種がありました。 すぐにさつ丸さんはキュラ子に連絡を取りますが「世の中には反ワクチン派だって存在するんだよ!」 とよくわからない理由で言い返されてしまいます……。さつ丸さんはすぐに病院に連れて行き子どもたちに予防接種を受けさせますが、無料接種の期間が過ぎていたため、全額実費負担という痛い出費。その後も別居を始めたことで、三男が一度も乳児検診を受けていないなど、次々とキュラ子が隠していた事実が明るみになったのでした。 ここまでキュラ子のなまけ癖がひどいとは、さつ丸さんも思っていなかったのかもしれませんね……。 ですが、予防接種も検診も子どもの健康に関わること。これまで元気に大きくなってくれていたからよかったものの、何かあってからでは後悔してもしきれません。 過ぎてしまったことはどうしようもありませんが、これからはきっとさつ丸さんが子どもの健康を守るために、受けるべき検診・予防接種などはきちんと確認して受診してくれることでしょう。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。
2023年03月15日結婚後、3人の子どもに恵まれたさつ丸さん。責任感が強くまじめなタイプで、家事や育児にも積極的に参加し、毎日を幸せに送っていました。ところがある日、自宅に届いた督促状がきっかけで、平穏な日々は崩れ去っていくのです。さつ丸さんのやさしさにつけ込むように、怠け癖がエスカレートしていく元妻・キュラ子。子どもを放置して毎晩夜遊びする生活が続き、これまで我慢してきたさつ丸さんもとうとう離婚を決意します。泣きながら仲直りをお願いしてくる子どもたちに心を痛めながらも、自分の信念を貫くため、さつ丸さんは離婚調停の申し立てをすることにします。これ以上キュラ子の嘘に振り回されないよう、法律の力を借りることにしたさつ丸さん。いよいよ本格的に離婚に向けて動き出します。状況整理をしていくうちに、驚きの事実が明らかに… 虚言癖のあるキュラ子との協議離婚は危険と判断したさつ丸さんは、調停離婚を選択します。調停離婚は顔を合わせず話し合いが進められるので、感情的にならずに済むことも大きなポイントだったようです。さっそく手続きの準備をおこない、家庭裁判所からの調停期日通知書を待つことに。 しかしさつ丸さんも離婚の手続きで忙しくする中でも、仕事を休むわけにはいきません。2歳になったばかりの三男を両親に預けつつ、保活も並行しておこないます。 定員オーバーで保育園に入れないとキュラ子から聞いていたさつ丸さんでしたが、保育園にダメ元で電話したところあっさり入園OK。なんとキュラ子は、自分が働きたくないがために、保育園に入れないと状況を偽っていたのです。調停期日通知書をまだかまだかと待つころ、先に届いたのは三男の予防接種のお知らせでした。それを見た瞬間、嫌な予感がしたというさつ丸さん。慌てて母子手帳を確認すると、案の定、三男の予防接種は2歳になる今の今まで未接種のまま放置されていたのです! まさかキュラ子がここまで子どものお世話を面倒臭がっていたとは、呆れて言葉も出てきません。下手すれば子どもの健康にも関わることを放置し続けられるなんて、とても信じられませんね。 それでも、今この状況にさつ丸さんが気づけたことは、不幸中の幸いなのかもしれません。これからはさつ丸さんがきちんと子どもに関わる手続きを管理して、子どもたちが健やかに成長していけるように守ってあげてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。
2023年03月14日結婚後、3人の子どもに恵まれたさつ丸さん。責任感が強くまじめなタイプで、家事や育児にも積極的に参加し、毎日を幸せに送っていました。ところがある日、自宅に届いた督促状がきっかけで、平穏な日々は崩れ去っていくのです。さつ丸さんのやさしさにつけ込むように、怠け癖がエスカレートしていく元妻・キュラ子。子どもを放置して毎晩夜遊びする生活が続き、これまで我慢してきたさつ丸さんもとうとう離婚を決意します。ところが母親が帰ってこないことに気付いた長男が、泣きながら仲直りするよう訴えてきて……。長男の涙を見て「本当にこれでよかったのか」 と離婚の決心が揺らいでしまうさつ丸さん。それでも子どもたちを守るため、長男を説得します。いつでも会わせてあげるから、今は我慢してほしい… 子どもたちの悲しむ姿を見て、一生分の涙を流したというさつ丸さん。子どもたちを思えばこその決断ですが、すべてを子どもに説明することはできず、つらい時期だったでしょう……。 ですがさつ丸さんは「どんなことがあっても子どもを守る!」 という信念のもと、自分の意思を貫くことを決意! ここが踏ん張りどき! と自分を奮い立たせ、さつ丸さんが向かった先は裁判所でした。はったりだとは思っていても、キュラ子に訴えられているかどうかを確認したかったよう。 問い合わせてみたところ、ひとまずは訴えられていないという事実がわかり、ホッと胸をなでおろします。 それでも嘘が日常化しているキュラ子のことです。これ以上トラブルを起こさないためにも、さつ丸さんは離婚調停の申し立てをすることにしました。 今は子どもたちのケアや離婚へ向けた手続きなどで、さつ丸さんにとって一番しんどい時期のはず。 ですがさつ丸さんがゆるぎない信念を貫く限り、きっと道はひらけるでしょう。 キュラ子が言い逃れできない状況で離婚できるよう、しっかりと手続きを進めてほしいですね!著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。
2023年03月13日結婚後、3人の子どもに恵まれたさつ丸さん。責任感が強くまじめなタイプで、家事や育児にも積極的に参加し、毎日を幸せに送っていました。ところがある日、自宅に届いた督促状がきっかけで、平穏な日々は崩れ去っていくのです。さつ丸さんのやさしさにつけ込むように、怠け癖がエスカレートしていく元妻・キュラ子。子どもを放置し夜遊びを始めたことで、さすがのさつ丸さんも我慢の限界を迎えます。キュラ子を自宅から追い出し、別居を開始。具体的に、離婚に向けた話し合いを始めます。内緒で自分の通帳を作っていたキュラ子。その通帳には、売春行為で多数の男性から得たお金が入っていました。あっさりとキュラ子は自分の不貞を白状し、親権も放棄すると言いますが……?最初は「譲る」と言っていた親権。ところが… 自分には育てられないとわかっているのか、あっさりと親権を放棄したキュラ子。あまりにも簡単に子どもを手放すので、思わずさつ丸さんも一言。 「お前に育てられるわけないしなっ!!」 その数日後、荷物をとりに来たキュラ子が「やっぱり子どもの親権、私がもらおうかな。」とポツリ。 キュラ子が親権を欲しがっている理由がお金目的なのか、さみしいのかはわかりませんが、あまりにも自分勝手な発言にさつ丸さんは再び憤怒。 激しい言い争いの末「訴えてやる!!」 と出ていったキュラ子ですが、実はこのとき、さつ丸さんの精神状態はギリギリでした。 母親と一番長く関わってきた長男が、キュラ子が帰ってこないことを悲しんでいたのです。「お母さんとケンカしたの? 仲直りしてよ!!」 と涙ながらに訴える長男。 さつ丸さんの一番つらかったことは子どもの悲しむ姿。それでも離婚の意思は揺らがないさつ丸さんでした。 子どもはどんな親でもまっすぐに愛してくれるもの。いくら世話をされなかったとしても、大切な母親であることに変わりはないのです。 ですがキュラ子が本当に変わらない限りは、一緒に暮らすのは難しいでしょう……。夜遊びや浪費癖が、子どもたちに悪影響となる可能性は十分にあります。 子どもの涙を見ると、本当にこれでいいのか悩んでしまいますが、さつ丸さんが子どものことを一生懸命考えて出した答えは、子どもたちにとっても正解のはずです。 いつかきっと子どもたちに、さつ丸さんの愛情が伝わる日が来ることを願わずにはいられませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。
2023年03月12日マンションの取り壊しに伴い、1年以内に退去しなければならないと告げられた一家。妻は長女を出産し、育児に奮闘中。増税前に、小さな子を抱えながらの家探し・引っ越し……妻は不安が募ります。気に入った土地も見つかり、申し込みも済ませ、いよいよ家づくりがスタート!打ち合わせに設計担当の岸さんが加わり、これから具体的なマイホームの話を……と思っていた矢先、思いもよらない提案を受けます。 9カ月で家を建てることも不可能ではない。しかしそれを実行するためには、みほさん夫婦の協力が必要不可欠になる、というものでした。 スケジュールを聞いてみると、かなりタイト。 「問題は、このスケジュールをこなせるか……9カ月で家を建てられるかどうかは、いなで様次第なんです」 岸さんから説明を受け、みほさん夫婦が出した結論は……?! 9カ月で家、建てられました! 「9カ月で家を建てることも不可能ではないが、タイトなスケジュールをこなせるかどうか、いなで様次第です」という説明を受けたみほさん夫婦。 最初にスケジュールを立ててみて、やっぱり無理だと思ったら途中でスケジュールを延ばすことも可能。ただしその場合は9カ月後には間に合わないということでした。 それを聞いたみほさん夫婦は「このスケジュールでお願いします」と返答しました。そして9カ月後……。 怒涛のスケジュールをこなして、マンションの退去日までに家を建てることができたみほさん夫婦! 引っ越して1年が経ち、今考えると間取りの部分では後悔した点もあるようですが、選んだ土地やハウスメーカーに後悔はないそうです。 そして色々な出会いがあり、自分たちがどのような家に住みたいのかを考えるきっかけになったそうです。たくさんの縁で完成したマイホームで、みほさん家族は幸せに暮らしているのでした♪ 家づくりを通して夫婦で「理想の暮らし方」について共有できたのはもちろん、怒涛のスケジュールをこなしながら夫婦の絆は深まっていったのではないでしょうか。一生に一度の家づくりはもちろん慎重にじっくり進めることも大切ですが、縁やタイミングも大切。結果的に退去日までにマイホームを建てて引っ越すことができて、本当によかったですね!著者:マンガ家・イラストレーター みほ
2023年03月12日結婚後、3人の子どもに恵まれたさつ丸さん。責任感が強くまじめなタイプで、家事や育児にも積極的に参加し、毎日を幸せに送っていました。ところがある日、自宅に届いた督促状がきっかけで、平穏な日々は崩れ去っていくのです。さつ丸さんのやさしさにつけ込むように、怠け癖がエスカレートしていく元妻・キュラ子。離婚を考えるも、親権を妻が獲得する可能性が高いことを考えるとさつ丸さんも躊躇せざるを得ません。ところがそんな折、キュラ子の度重なる約束を無視した行動にさつ丸さんは我慢の限界を突破!夫婦2人での話し合いが平行線のため、義母を呼ぶことにしたさつ丸さん。ところが予想に反し、義母は話し合いには参加しないと言い張ります。お義母さんは理解ある人だと思っていたのに… 怒りで我を忘れてしまったさつ丸さん。娘の悪行は知りたくないからと、話し合いに参加しようとしない義母へも怒りが止まりません。ですがこれをきっかけに、子どもには母親が必要ということよりも、自分と子どもを守ることが大切と気づきました。 「出ていけ!!」ついにキュラ子を家から追い出します。 翌日母親がいなくなったことに、気づく気配のない子どもたち。普段不在が多かったことが、子どもたちにとっては不幸中の幸いでした。後日、離婚に向けた話し合いと通帳を持ち出されていることに気づいたさつ丸さんはキュラ子を呼び出しました。しかし通帳にほとんどお金が残っていません……。 さらにキュラ子は自分の通帳の存在を隠そうとしますが、さつ丸さんにはすべてお見通し。キュラ子もとうとう自分の浮気という悪事を認めます。 それでも謝罪のひとつすらせず開き直るキュラ子でした。 キュラ子は親である前に人として何か大切なものが欠けているように感じてしまいますね。これまで「子どものため」 と離婚を踏みとどまってきたさつ丸さん。 たしかに「離婚」 は簡単なことではないですよね。しかし、子どものことを考え、全力で守るために離婚を選択するというのも時として必要なのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。
2023年03月11日結婚後、3人の子どもに恵まれたさつ丸さん。責任感が強くまじめなタイプで、家事や育児にも積極的に参加し、毎日を幸せに送っていました。ところがある日、自宅に届いた督促状がきっかけで、平穏な日々は崩れ去っていくのです。さつ丸さんのやさしさにつけ込むように、怠け癖がエスカレートしていく元妻・キュラ子。子どもを放置して毎晩夜遊びする生活が続き、これまで我慢してきたさつ丸さんもとうとう離婚を決意します。親権を得るために妻の悪事となる証拠を集めますが……?友人の話から、妻が悪くても親権獲得は母親が有利としったさつ丸さん。一瞬離婚をためらってしまいますが、我慢が限界を迎えるタイミングはそう遠くありませんでした。約束を無視して遊び続ける妻に怒りが爆発! 外出せざるを得ない事情が発生した場合は、キュラ子を頼るしかなかったさつ丸さん。ところがキュラ子は遊びに夢中で、帰ってこないこともしばしばだったようです。 それでも土壇場でのキャンセルは、約束していた相手に迷惑がかかること。やむを得ずさつ丸さんは自分の両親に子どもの世話を頼むことにしますが、約束の時間を大幅に過ぎてキュラ子も帰宅。 イライラを募らせた2人は、顔を見るなり言い合いの喧嘩を開始してしまいました。口論は数時間にも及びますが、話が平行線で進む気配はありません。 我慢の限界を迎えたさつ丸さんは、とうとうキュラ子の親も交えて話し合うことを提案。ところがさつ丸さんの思惑は外れ、話し合いにはいかないと義母に断固拒否されてしまいました。 たしかに、シングルマザーとして大切に育てた娘の悪事を聞くのは堪えがたいことかもしれません。 ですが、いくつになってもキュラ子が自分の子どもであることに変わりはないはず。 本当に子どもを大切に思っているのであれば、間違いを正してあげることが愛情なのではないでしょうか。とはいえ、キュラ子自身「お母さんは関係ない!! 呼ぶ必要ない」 と慌てているところを見ると、自分が悪いことをしている自覚はあるのかもしれませんね。 悪いとわかっていてもやめられない、何度注意されてもやめられない……となるとこれは依存症に片足浸かっている状態ではないでしょうか。 キュラ子は反省や悔いなどがあるようにはみえずとてもひどい状態……。これ以上家族を失望させないためにも、一度自身の言動を振り返り大切なことに気付いてほしいと願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。
2023年03月10日マンションの取り壊しに伴い、1年以内に退去しなければならないと告げられた一家。妻は長女を出産し、育児に奮闘中。増税前に、小さな子を抱えながらの家探し・引っ越し……妻は不安が募ります。担当の内海さんに紹介してもらった土地を購入し、家を建てることを決意したみほさん夫婦。 当初は自宅の退去日までに引っ越したいと考えていましたが、内海さんからの助言もあり、一旦別のマンションに引っ越して、焦らずゆっくりと納得のいく家を建てることに決めます。 申し込み時のトラブルもありましたが、なんとか家づくりの打ち合わせがスタート。設計担当の岸さんという男性も加わり、いよいよ家づくりが本格化。そこで、岸さんから思いもよらない提案が! 9カ月で家を建てるのは不可能ではない! 打ち合わせに設計担当の岸さんが加わり、これから具体的なマイホームの話を……と思っていた矢先、岸さんから思いもよらない言葉をかけられます。 「9カ月で家を建てるのは不可能ではないんです。その方法を少しお話しさせてもらってもいいですか?」というものでした。 「仮に家が建つのが退去の1カ月後だとしたら、引っ越してまたすぐに引っ越すことになります。お金もかかるし、色々と面倒です。小さなお子様もいらっしゃいますし…」 内海さんから事情を聞いた岸さんは、みほさん夫婦の置かれた状況をしっかり考えてくれていました。そして、「9カ月で家を建てたいという気持ちが少しでもあるのなら、そうできるスケジュールを組みましょう」と提案してくれました。 ただ、そのスケジュールで家づくりをするには、みほさん夫婦の協力が必要になるようです。 退去日までの引っ越しを一度は諦めていたみほさん夫婦ですが、確かに引っ越しが続くのは大変です。そんななか、このように提案してもらえるのは心強いですし、「やってみよう!」という気持ちになりますよね。素敵な担当の方に巡り合えてよかったですね。著者:マンガ家・イラストレーター みほ
2023年03月10日結婚後、3人の子どもに恵まれたさつ丸さん。責任感が強くまじめなタイプで、家事や育児にも積極的に取り組み、毎日を幸せに送っていました。ところがある日、自宅に届いた督促状がきっかけで、平穏な日々は崩れ去っていくのです……。ある日偶然見つけた複数の督促状。身に覚えのないさつ丸さんは、元妻のキュラ子にどういうことなのか事情を聞きます。はじめはシラを切っていたジュラ子でしたが、次々と出てくる請求書の数々についに多額の借金していることを白状しました。借金の理由は生活費だと言うキュラ子の言葉を信じ、一旦借金のことは水に流したさつ丸さん。すると、さつ丸さんのやさしさにつけ込むように、怠け癖がエスカレートしていくキュラ子。子どもを病院に連れていくことすら面倒臭がり、だんだんと嘘をつくことも日常化していきます。 次第にキュラ子への関心がなくなっていったさつ丸さんは、必要以上にキュラ子に声をかけることを止めました。それを自分の都合のいいように捉えたキュラ子は、昼夜逆転状態で好きなだけ遊び惚け、日中は子どものお世話もろくにしないというありえない生活を続けます。 虫歯だらけの子どもの歯を見たさつ丸さんは、子どもを守るためにとうとう離婚を決意しますが……。夫が親権を取るために必要なものは… キュラ子への嫌悪感でいっぱいのさつ丸さんでしたが、離婚に向けた証拠集めは冷静に行っていきます。 そんな中、無造作に置かれた妻の預金通帳から、複数の男性が入金している履歴を確認。それはお金を稼ぐために、キュラ子が不特定多数の男性と不貞行為をしているゆるぎない証拠でした。 子どもも夫もほったらかしにして、キュラ子が選んだのはお金。ここまでくると怒りよりも侮蔑の感情が沸いてしまいますね……。 妻の悪事が次々と明らかになり、離婚の決意もだんだんと強固になっていくさつ丸さん。ところが友人に「いくら落ち度があっても、親権は妻にわたる可能性が高い」と教えられます。 しかし、今のキュラ子に子育てをする能力がないのは誰が見ても明らか。もし、万が一にでもキュラ子に親権が渡ったとしたら、間違いなく子どもたちは悲惨な末路をたどることになってしまうだろうと、迷いが生じてしまうさつ丸さんでした。 どれだけ妻に非があっても、親権が母親に渡る可能性が高いとのことでしたが、もしそうだとしたらなんとも納得しきれませんね。さつ丸さん夫婦の場合ももしかしたらキュラ子の方が親権獲得に有利なのかもしれませんが、現実的に考えて、子どもたちがキュラ子と一緒にいて平穏な生活を送れるとは到底思えません……。 親権の決定についてはさまざまなケースがあるのかもしれませんが、公平なジャッジでさつ丸さんの子どもたちの親権が決まることを祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。
2023年03月09日結婚後、3人の子どもに恵まれたさつ丸さん。責任感が強くまじめなタイプで、家事や育児にも積極的に取り組み、毎日を幸せに送っていました。ところがある日、自宅に届いた督促状がきっかけで、平穏な日々は崩れ去っていくのです……。ある日偶然見つけた複数の督促状。身に覚えのないさつ丸さんは、元妻のキュラ子にどういうことなのか事情を聞きます。はじめはシラを切っていたジュラ子でしたが、次々と出てくる請求書の数々についに多額の借金していることを白状しました。借金の理由は生活費だと言うキュラ子の言葉を信じ、一旦借金のことは水に流したさつ丸さん。すると、さつ丸さんのやさしさにつけ込むように、怠け癖がエスカレートしていくキュラ子。子どもを病院に連れていくことすら面倒臭がり、だんだんと嘘をつくことも日常化していきます。 そんなある日、市役所員が滞納金の取り立てに来訪。キュラ子に金銭管理を任せきりにしていたさつ丸さんは、誰が管理しているのかではなく「名義人に支払う義務がある」という市役所員の言葉に、改めて自分の行動を反省するとともに、自分にもしっかりと責任があったことを痛感します。頭をよぎる「離婚」の文字…。でも今は子どものために我慢…! ※子どもが触ると怪我につながるものを赤ちゃんの手に届く場所に放置する行為は危険ですので絶対にやめてください。また赤ちゃんからは目を離さないようにしましょう。※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがありま す。赤ちゃんの手の届くところに置いたり、渡したりしないでください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー これまでの注意もむなしく、何ひとつ改善の兆しが見えないキュラ子に疲れてしまったさつ丸さん。そんなさつ丸さんはいよいよキュラ子への関心もなくなり、口出しすることさえもしなくなってしまいました。 ところが見限られたことに気づいていないキュラ子は「ラッキー」 とばかりに自己中心的な行動をエスカレート。夜中にさつ丸さんの車を使って遊びに出かけるようになってしまいました。 しかし、明け方に帰ってくるキュラ子が、昼間眠くないわけがありません。昼夜逆転の生活が当たり前になったキュラ子は、日中は子どもをほったらかして自分は昼寝をするというありえない生活を送り始めたのです。ある日遅い時間にさつ丸さんが帰宅すると、そこは荒れ果てた無法地帯が広がっていました。 歯磨きもお風呂も済んでいない子どもたちは遊び疲れてそのまま寝ており、台所も散らかり放題。子どものお世話をした形跡がなく、ネグレクトに近い状態を目の当たりにしたさつ丸さんは、子どもたちの安全のことも考え、とうとう離婚を決意します。 幼い子どもにとっては、親の存在がすべて。だからこそ、親の責任は重大なのではないでしょうか。 さつ丸さんが言うように、何かあってから後悔したのでは悔やんでも悔やみきれません。子どもを守る立場として「離婚」という決断をしたさつ丸さんは、間違っていないのではないかと思います。 これをきっかけに子どもを健全な環境で育ててあげられるよう、早く正常な生活習慣へ戻してあげられるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。
2023年03月08日結婚後、3人の子どもに恵まれたさつ丸さん。責任感が強くまじめなタイプで、家事や育児にも積極的に取り組み、毎日を幸せに送っていました。ところがある日、自宅に届いた督促状がきっかけで、平穏な日々は崩れ去っていくのです……。ある日偶然見つけた複数の督促状。身に覚えのないさつ丸さんは、元妻のキュラ子にどういうことなのか事情を聞きます。はじめはシラを切っていたジュラ子でしたが、次々と出てくる請求書の数々についに多額の借金していることを白状しました。さつ丸さんのやさしさにつけ込むように、怠け癖がエスカレートしていくキュラ子。子どもを病院に連れていくことすら面倒臭がり、だんだんと嘘をつくことも日常化していきます。 もともと隠れて借金をしていたキュラ子が信用できなくなったさつ丸さんは、通帳を見せるように言いますが……?妻の言動は嘘だらけ! 何が本当で何が嘘…? さつ丸さんの仕事中に親や一時保育を利用し、内緒で出かけていたという自制心の弱いキュラ子。出かけた形跡はあるものの、嘘をつきすぎて何が本当で何が嘘なのか自分でもわからなくなってしまった様子です。そんなキュラ子にさつ丸さんは「そろそろ仕事始めてもいいんじゃないか?」 と提案。ところがキュラ子は断固拒否。 こういうときの言い訳にだけは「子ども」 を使うキュラ子。さすがのさつ丸さんも怒りを抑えられなくなり喧嘩に……。 そんなある日、市役所員が税金の滞納金を取り立てるためやってきました。 キュラ子に通帳を隠され、お金の管理ができないさつ丸さんでしたが、「この通知の名義はさつ丸さんあなたの名前ですよね? 払っていないのはあなたですよ!?」という市役所員の言葉にハッとし、「名義が自分=支払う責任も自分にある」と痛感したのでした。 仕事に家事、育児と、負担の多いさつ丸さんがお金まで管理することは大変かもしれませんが、納税は国民の義務。キュラ子が考え方を変えない限りは、お金の管理もさつ丸さんがするしかないようですね……。これ以上事態が悪化し、差し押さえという最悪のケースにならないためにも、金銭管理の見直しは早急に必要と言えます。まずは滞納金をきれいに清算して、それから夫婦でお金の管理をどうするか話し合わないといけませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。
2023年03月07日結婚後、3人の子どもに恵まれたさつ丸さん。責任感が強くまじめなタイプで、家事や育児にも積極的に取り組み、毎日を幸せに送っていました。ところがある日、自宅に届いた督促状がきっかけで、平穏な日々は崩れ去っていくのです……。ある日偶然見つけた複数の督促状。身に覚えのないさつ丸さんは、元妻のキュラ子にどういうことなのか事情を聞きます。はじめはシラを切っていたジュラ子でしたが、次々と出てくる請求書の数々についに多額の借金していることを白状しました。借金の理由は生活費だと言うキュラ子の言葉を信じ、一旦借金のことは水に流したさつ丸さん。しかし、キュラ子はさつ丸さんのやさしさにつけ込むように、だんだんと怠け癖がエスカレートしていきます。 ついには子どものためには時間を使わず、自分だけで遊んでばかり。そのうちさつ丸さんはキュラ子に期待することをやめていきます。子どもを病院に連れていく約束をしたものの… 園からの連絡帳で、キュラ子が次男を病院に連れて行っていないことが判明。さつ丸さんの「病院行ってないのか?」 という問いかけに「うるさいな~!!」 と逆ギレで返すキュラ子……。 さらにキュラ子の信じられない行動は止まりません。微々たる金額の長男の写真代の未払いに始まり、そのほかにも未払い金の請求書を隠すようになっていきました。 さつ丸さんは不信感がぬぐい切れず、「ちょっと通帳見せて!!」と切り出しました。ところがキュラ子は頑なに通帳を見せようとはしません。「家族のお金なんだから!! 渡さない!」 と言うキュラ子の逆ギレぶりは、その切迫した状況を露呈していたのでした。 もともとさつ丸さんに隠れて借金をしていたキュラ子です。さつ丸さんが信用できなくなるのも当然のことでしょう。むしろ通帳の確認が遅すぎたと言ってもいいくらいです。 家族のお金ならば、その一員であるさつ丸さんにも当然見る権利はあるはずです。支離滅裂な言い訳で、通帳を隠そうとするキュラ子の行動には嫌な予感しかしませんね……。 人には得手不得手があるもの。キュラ子はお金の管理が特に苦手なのでしょう。これ以上借金が膨れ上がってしまわないために、お金の管理は夫婦どちらか得意なほうが担当すべきかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。
2023年03月06日結婚後、3人の子どもに恵まれたさつ丸さん。責任感が強くまじめなタイプで、家事や育児にも積極的に取り組み、毎日を幸せに送っていました。ところがある日、自宅に届いた督促状がきっかけで、平穏な日々は崩れ去っていくのです……。ある日偶然見つけた複数の督促状。身に覚えのないさつ丸さんは、元妻のキュラ子にどういうことなのか事情を聞きます。はじめはシラを切っていたジュラ子でしたが、次々と出てくる請求書の数々についに多額の借金していることを白状しました。借金の理由は生活費だと言うキュラ子の言葉を信じ、借金のことは水に流したさつ丸さん。しかし、それがきっかけでキュラ子はどんどんさつ丸さんのやさしさにつけこみ始めます。さつ丸さんのやさしさに甘え、怠け癖がどんどんエスカレートしていくキュラ子。次第に家事や育児に手をつけなくなっていきます。しかし、フォローしてくれているさつ丸さんを尻目に、自分のことは棚に上げて「息抜きが必要だ」と主張するのです。怠け癖のある妻はどんどんラクなほうへと流されていき… そのうち家事育児をさつ丸さんに押し付け、パチンコへ行くようになったキュラ子。見かねたさつ丸さんは、キュラ子に問いかけます。「もっと子供のために時間使えないの? 一緒に遊んであげるとか、公園に連れてくとか!」 ところがキュラ子は「私だって公園くらい連れてったことあるわっっ!!」 今まで1回しか連れて行ったことがないのに過剰にアピールしてきたのです。 そして外面がよく、ええカッコしいのキュラ子にはさらに拍車がかかります。 義母が突然訪ねてきたときも親にバレると怒られるからとさつ丸さんがしていた裁縫道具を隠す始末……。 さつ丸さんは自分がやってしまうからキュラ子がやらなくなるのでは…… と考え、一度は期限のギリギリまで放置したことも。結局、提出当日になっても、キュラ子が動くことはありませんでした。 相手に怒りや悲しみを感じてしまうのは、期待しているからこそ。さつ丸さんの言うように、自分が我慢すればいいと思うっているといつの間にか、お互いすれ違ってしまうのではないでしょうか。 お互いが歩み寄りながら生活できたら、一方だけが我慢して苦しい思いをすることはないのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。
2023年03月05日結婚後、3人の子どもに恵まれたさつ丸さん。責任感が強くまじめなタイプで、家事や育児にも積極的に取り組み、毎日を幸せに送っていました。ところがある日、自宅に届いた督促状がきっかけで、平穏な日々は崩れ去っていくのです……。ある日偶然見つけた複数の督促状。身に覚えのないさつ丸さんは、妻のキュラ子にどういうことなのか事情を聞きます。さつ丸さんの「公共料金支払ってないの?」という質問に、はじめはシラを切っていたキュラ子。しかし次々と出てくる請求書の数々についに多額の借金していることを白状しました。借金の目的は「生活費に充てるためだった」と話すキュラ子。さつ丸さんはキュラ子の言い分を素直に信じ、「自分がもっと頑張ろう!」 と思い直したようですが……? 夫のやさしさの陰でほくそ笑む元妻 借金を水に流したのをいいことに、キュラ子はさつ丸さんに何もかも丸投げするようになってしまいます。 保育園の持ち物への記名にはじまり、日を追うごとに家のことや子どもの世話に関しても手を抜くようになっていきました。そしていつしか正社員でフルタイム勤務のさつ丸さんが、家事育児のほとんどを請け負っている状態に……。 さらにあろうことか、キュラ子は専業主婦としての義務も果たさず、権利ばかりを主張します。 「母親だって遊びたい!! 息抜きも必要だ!」自分のことに関してだけはフットワーク軽く出かけていくキュラ子は、次第にギャンブルにハマっていくのでした……。 育児は休みがなく24時間フル稼働です。ですから、専業主婦が家事育児のすべてを完璧にこなす必要はありません。そして、夫婦の家事育児に関する分担は家庭によってさまざまです。とはいえ、どちらかに負担が重くのしかかれば、夫婦としてのバランスも崩れてしまうものかもしれません。相手を思いやる心を忘れずに、協力し合って生活できるといいですよね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。
2023年03月04日結婚後、3人の子どもに恵まれたさつ丸さん。責任感が強くまじめなタイプで、家事や育児にも積極的に取り組み、毎日を幸せに送っていました。ところがある日、自宅に届いた督促状がきっかけで、平穏な日々は崩れ去っていくのです……。ある日見つけた公共料金の督促状。しかもその数も1つや2つではなく……。状況を確認するためさつ丸さんは元妻のキュラ子を問いただします。ある日突然、妻から衝撃の事実が明かされる…! 「督促状きてるけどどーゆーこと?支払ってないの?」 というさつ丸さんの質問に最初は「…知らない」 としらを切っていたキュラ子。 ところが、次々と出てくる請求書の数々……さすがにごまかしきることは不可能でした。なんとキュラ子はさつ丸さんに黙って、多額の借金をしていたことが判明します。 「何に使ったの!?」 と問い詰めるさつ丸さんに、「生活費」 と答えるキュラ子。夫ひとりの稼ぎで3人の子どもを育てることがキツかったと白状します。 反省しているキュラ子の様子を見て、「追及したところで証明のしようがない。」「俺の稼ぎが少ないからいけないんだな…もっと頑張ろう」 と考えることにしたさつ丸さん。しかし妻には何か別の思惑があるようです。 「事前に一言相談してほしかった」 や「具体的に何を買ったのか」 など、思わず追及してしまいそうな場面ですが、さつ丸さんはグッとこらえることにしたのですね。 妻のことを信頼しているのでしょう。ですが、そんなさつ丸さんの陰ではキュラ子が怪しげな笑みを浮かべています。 追及しなかったのはさつ丸さんのやさしさですが、場合によってはしっかりと話し合っておくことが必要なケースもあるかもしれません。 さつ丸さんのやさしさに、キュラ子がこれ以上つけ込まないことを祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログでエッセイ漫画連載中。自身の体験談やフォロワー様から寄せられたエピソードをスズメのキャラで漫画にしています。
2023年03月03日毎日新聞出版株式会社(代表取締役社長:小島明日奈)は、芥川賞作家・津村記久子さんの長編小説『水車小屋のネネ』を、2023年3月2日に発売いたします。本書は毎日新聞夕刊で話題となった連載小説の書籍化です。『水車小屋のネネ』書影誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なものですよ身勝手な親から逃れ、姉妹で生きることに決めた18歳の理佐と8歳の律。二人がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥・ネネ。ネネのいる水車小屋で番人として働き始める青年・聡。水車小屋に現れた中学生・研司……ネネに見守られ、助け合い支え合う人々の40年を描く長編小説です。【発売前から全国の書店員さんから共感の声が続々と寄せられています!】■いつまでもこの町で、この人たちの暮らしを見ていたい。思いやりの体温が伝播していく様はとても癒やされました。久しぶりに「あぁ、読み終わりたくないな」と思えた作品でした。(紀伊國屋書店仙台店 齊藤一弥さん)■どうしようもないほどに激しく心が震えました。「とにかく読んで!」と叫びたい。心を鷲掴みにされる名作です!(MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店 関咲蘭さん)■2人を支えてくれた人たちが本当にあたたかくて、10年後の未来では支えられてきた自分たちが、また別の誰かを支えることが恩送りのように伝わっていくのが感動的でした!(紀伊國屋書店京橋店 坂上麻季さん)■姉妹2人が40年にわたり過ごしてきた心の軌跡をたどる日だまりにように温かい家族小説。優しい人と人とのつながりに心がほっこりとした気持ちで包まれました。(紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん)■どうでもいいとあきらめていた人生が、人とのつながりで一緒に生きたいと思える。あぁ、なんて素敵なんだ。この物語に包まれて人っていいな、人って温かいなと心の底からぽかぽかした。愛しい物語に出会わせてもらってありがとう。この物語が大好きだ。(ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん)■優しくされた人は、優しさを忘れないし、他者へも優しくなれる。優しさのお裾分け本!(未来屋書店入間店 佐々木知香子さん)■人が生きていくということ。まさに人生を描いた物語でした。(ダイハン書房本店 山ノ上純さん)【目次】第一話 一九八一年第二話 一九九一年第三話 ニ〇〇一年第四話 ニ〇一一年エピローグ ニ〇ニ一年【書誌情報】書名 :『水車小屋のネネ』著者 :津村記久子定価 :1,980円(税込)発行 :毎日新聞出版判型 :四六判並製、488頁ISBN :978-4-620-10862-9発売日:2023年3月2日装画 :北澤平祐 【著者プロフィール】津村記久子(つむら・きくこ)1978年大阪市生まれ。2005年『マンイーター』(のちに『君は永遠にそいつらより若い』に改題)で太宰治賞を受賞してデビュー。2008年『ミュージック・ブレス・ユー!!』で野間文芸新人賞、2009年『ポトスライムの舟』で芥川賞、2011年『ワーカーズ・ダイジェスト』で織田作之助賞、2013年『給水塔と亀』で川端康成文学賞、2016年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨新人賞、2017年『浮遊霊ブラジル』で紫式部文学賞、2019年『ディス・イズ・ザ・デイ』 でサッカー本大賞、2020年『給水塔と亀(The Water Tower and the Turtle)』(ポリー・バートン訳)でPEN/ロバート・J・ダウ新人作家短編小説賞を受賞。近著に『サキの忘れ物』『つまらない住宅地のすべての家』『現代生活独習ノート』『やりなおし世界文学』などがある。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月02日「母親だから、家事も育児もきちんとやらねば」という見えない圧力に押しつぶされそうになりながら、家事育児に奮闘するなな子さん。一方の夫は、「父親になったのだから、たくさん働いて稼がないといけない」そう思ってがむしゃらに働きます。この思いが、のちに夫婦のすれ違いをうんでしまうとは、2人は知らなかったのです――。スーパーで見知らぬ人に「かわいそうに…」と言われてから、なな子さんはスーパーに行く頻度を減らしました。 しかし、そうすることで家の中で息子と2人きりの時間が長くなってしまいます。 「雨だと散歩にも行けない……。どうしよう……。」 そのとき、支援センターという文字が目に入ってきたのです。なな子さんは、早速支援センターに行くことにしました。 やさしそうなママだと思ったのに… 支援センターに着いたなな子さん。たくさんのおもちゃがあることに驚いた様子。受付で支援センターの利用の仕方を教わり、子どもと遊んでいると、何やらヒソヒソ声が聞こえてきました。そして、「あのっ……」「お子さん今何カ月ですか?」とやさしそうなママが話しかけてきたのです。 なな子さんが「もうすぐ3カ月になります」と答えると……。「まだお座りもできないのに連れてきたの?」「赤ちゃんはつまらないと思うけど……」と言ってきたのです。 そのとき、なな子さんは「あなたは母親として未熟」と言われたような気がしました。 支援センターで出会ったママたちに、「お座りできていないのに連れてきたの?」と言われてしまったなな子さん。3カ月だからといって支援センターに行っちゃいけないという決まりはありません。支援センターには育児の相談をできる場所もあるので、うまく活用できるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター みほはは男の子ふたりの母。専業主婦だったが「お母さんでもきっとできることがある!」と一念発起し、フリーランスのイラストレーターとして独立。SNSでは子どもたちとの思い出や夫婦のことをテーマにマンガを公開している。
2023年02月28日某ファミレスの“まちがいさがし”が大好きなわが子。家でも夢中なのですが、それで終わらないのがアリッサなのです…。“まちがいさがし”が只今アリッサのマイブーム。一人でも夢中になるほどハマっている様子です。まさか自分で作るなんて! どれどれ…その挑戦受けてしんぜよう! 手書きなら、そりゃこうなるよね…(汗)。結局、全問不正解のパパンなのでした。
2023年02月24日2018年生まれの男の子と2021年生まれの女の子の育児に奮闘中のイラストレーター・あきばさやかさんの連載。育児はいつだって予想外! もはや、笑うしかない育児のエピソードを毎月ご紹介。みなさんのお家でも似たようなこと、起こっていませんか?おもちゃ入りのバスボムって結構高い!(息子が好きなキャラクターのものは、500円近くします! 泣)だけどたまに奮発すると喜んでくれるので、こういうタイミングでつい買ってしまいます。ニッコニコの子どもたちを見ると、ストレスも吹き飛ぶ!(まぁそれとは別に晩酌はするけど……! 笑)嫌なことがあった日に、「お風呂入りたくない〜〜!!」とグズられると余計ぐったりするので、その自己防衛の意味もあるかもしれないです。笑PROFILEあきばさやかさん2018年生まれの息子「おっくん」と2021年生まれの娘「とりちゃん」の育児中。漫画をブログやInstagramで描いています。書籍『おしゃれなママっていわれたい!』(マイナビ出版)など()
2023年02月22日株式会社旗本(本社:東京都千代田区、代表取締役:山田 勝義)は『老人ホーム施設長奮闘記~入居者と暮らしを創る30のエピソード~』を2023年2月1日に発売いたします。ブックカバー●ありのままの老人ホームの生活に向き合う。施設長として、一人の人間として入居者に向き合い続けた著者が綴る、ありのままの老人ホーム。温かく情熱溢れる日々がここに。多くの入居者が自分らしく一生懸命生きること。一緒に愚直に生きて生活を創ること。そこにはひとりひとりのエピソードがあり、私はそのエピソードが自分らしく完結を迎えるよう微力ながら支えたいと思っています。(はじめにより)講演依頼多数の著者が紡ぐ、渾身の初エッセイ集。第一章 入居者と暮らしを創る30のエピソード第二章 きっかけ 他●著者「山田 勝義」コメント今、介護業界は空前の人手不足、そして介護保険制度を持続可能とならしめるため、あらゆるところでAI化、DX、ロボット、積極的な外国人採用等の話が取り上げられている。しかし、そこが本当に介護事業に対する本筋の話なのか。私は違うと思う。いくら業務を効率化、職員の賃金を改善しても、介護本来の魅力をしっかり伝えることができなければ、誰もそこで働こうと思わないからだ。今回、老人ホームの施設長であり、税理士資格保有者の私が、エッセイを通じ介護という仕事の本質をえぐりだすことを試みた。老人ホームでの生活が分かるよう、施設長として、一人の人間として、入居者に向き合い、ありのままの老人ホームを描き出したノンフィクション作品。この小さな灯が皆さんの心を少しでも暖かく照らすことができますように。●著者「山田 勝義」プロフィール■山田 勝義/ヤマダ カツヨシ高齢者施設の運営会社、介護コンサルタントとして17年間の経験を有し、うち約4 年間を高齢者施設の施設長として勤務。MATOIホールディングス、株式会社旗本 代表取締役。保有資格: 税理士・行政書士・宅地建物取引士著書 : 『介護報酬改定資料から読む「介護事業の方向性」』(日本橋出版)URL : 【書籍概要】書名 : 老人ホーム施設長奮闘記~入居者と暮らしを創る30のエピソード~著者 : 山田 勝義 著出版社 : 幻冬舎出版年月日: 2023年2月1日ページ数 : 164ページ定価 : 1,430円(税込)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月07日生後8カ月の娘の育児に奮闘中のわが家。夫は私を労うような言葉をかけてくれるものの、家事・育児は気が向いたときと私の機嫌が悪いときに少々手伝う程度。新型コロナウイルスが流行り始めたときの危機感も私に比べて薄かったです。そんな夫にモヤモヤしていた私ですが、夫の仕事が感染症対策で在宅勤務に切り替わってから、夫の意識がいろいろと変わってきたように思います。今回はそのことについてお伝えします。※コロナ禍の体験談です。 以前から夫に対してモヤモヤしていたこと結婚の話が出たときからずっと「子どもがほしい」と言っていた夫は、娘が生まれた当初は抱っこや寝かしつけ、おむつ替えなどを積極的におこなっていました。それが3、4カ月も経つと、初心をあっさりと忘れて子どもよりもアニメやスマホゲームへ時間を費やすように……。 夫がおこなう家事は、本人がなぜか大好きな掃除機がけと、何となく担当する雰囲気になっていた浴室の床掃除のみ。その他のことは本当に気が向いたときか、私の機嫌や体調の悪いときに少々おこなうだけでした。 あとは、「いつもありがとう〜」と息をするかのようにさらっと労うような言葉を口にしながらスマホを片手にゴロゴロ。労ってくれるのはありがたいけれど、なんだか「こう言っておけばしばらくは機嫌いいでしょ」といった感覚で労われているようで、モヤモヤしていました。 新型コロナウイルスに対する危機感のズレ新型コロナウイルスが流行してさらに私をモヤモヤさせたのは、危機感のズレでした。観光客の多い場所で接客業をする義両親へ娘を会わせるために電車で実家へ帰ろうと提案したり、自粛ムードの中飲み会や趣味の集まりに参加したり……。 当時はまだ乳児への感染例がなかったため、娘への感染を心配した私がどんなに注意しても「大丈夫だよ」の一点張り。年齢はいくつであれ同じ人間。乳児への感染率はゼロではないと考えていた私は、夫の考え方が理解できませんでした。 在宅勤務で見えたママの日常でパパに変化が…!そんな夫の意識が変わり始めたきっかけは、夫の仕事が在宅勤務になったことでした。在宅勤務中は私と娘がリビングで過ごし、隣の部屋で夫が仕事をすることになりました。 普段から私にべったりで、抱っこ要求が激しい娘。ギャン泣きの娘をおんぶしながら家事をこなしていました。以前夫にその話をしたときも「大変だねぇ、お疲れ様」と言いながらゴロゴロしていました。 ところが、在宅勤務中、食事や飲み物を取りにリビングへ入るたび、夫は実際の光景を目の当たりにするわけです。この世の終わりかのように泣く娘と、疲弊しきった顔で家事をする私。夫は次第に「家事は昼休みと勤務後に俺がするから、休んでて」と言ってくれるようになりました。 しかも今回は口だけでなく、実際にいろいろな家事を率先してするようになりました。また、私が外で散歩できる時間を作ってくれるようにもなりました。夫曰く、在宅勤務になったことで、1日中家にいるストレスを実感したのだそうです。 家事に続いて育児に関しても変化が!在宅勤務になったことで娘と顔を合わせる時間が増え、抱っこを試みても、ことごとくギャン泣きされる夫。これまで娘の面倒を最小限で見ていたツケが回ってきていることを察したのか、「臭いが嫌だから」というなんとも父親らしからぬ理由で一切しなくなっていたおむつ替えを積極的にするようになりました。 さらに、私が料理などで手が離せなくなったときには娘としっかり遊んでくれるように。おむつ替えがスムーズにできたり、遊んでいるときに娘が笑ったりするとうれしいようで、育児へのやる気が増したようです。 感染症に対する意識も変わった!新型コロナウイルスが流行り始めたときには「赤ちゃんにはうつらないから」と言い張っていた夫。しかし、乳児の感染例が出たことで「絶対に大丈夫」という考えを捨てて、何事も慎重に考えてくれるようになりました。また、緊急事態宣言が出たことでようやく危機感を持ったのか、飲み会や趣味の集まりをすべてキャンセルしてくれました。 新型コロナウイルスの影響で環境が変わり、戸惑うことも多いですが、夫の家事や育児などに対する意識が変わるきっかけにもなりました。私も、夫から「できることがあったら言ってね」と声をかけてもらったことで、もっと頼ってもいいのだなと思えるようになり、心身ともに少しラクになりました。 家事と家事の間の休憩が多い&長いなど、まだまだツッコミどころはありますが、こうして少しずつパパらしくなっていくのだなぁと思いました。 イラストレーター/ライコミ著者:たにあやか
2023年01月28日マンションの取り壊しに伴い、1年以内に退去しなければならないと告げられた一家。妻は長女を出産し、育児に奮闘中。増税前に、小さな子を抱えながらの家探し・引っ越し……妻は不安が募ります。マンションを退去しなければならない事実を告げられ、次の住まいについて話し合う夫婦。 妻は「会社の補助が出る近くのマンションに引っ越そう」と言いますが、夫は「この機会にここを出て違うとこ住もうよ」と意見が食い違います。 しかし金銭面を考えると妻は意見を曲げられず…⋯。新築マンションを見学。そしてまさかの展開に…! 当時一家が住んでいたマンションは、古い5階建てでエレベータなし、湿気とカビがすごい、月に1回の外掃除が義務、自治会の役員が回ってくるなど様々なマイナスポイントはあったものの、会社から補助が出るので家賃が安く、駅やスーパーも近いというメリットもあり、工夫しながら快適な生活を送っていました。 あまり環境を変えたくない妻は、「もう少し安いところに住んでお金を貯めたい」と言います。しかし夫は、「後々引っ越す予定があるなら今でも良くない? 荷造りとか手続きとか色々大変やん」と、引き下がりません。 そして夫はあるチラシを妻に見せます。それは、近くにできる新築マンションのチラシでした。駅も近く、間取りも妻の好み。値段も想像していたより高くない。そこで夫婦は、その新築マンションの見学へ! 初めてのマンション見学。担当の女性スタッフから周辺エリアの土地状況、資産価値など様々な説明を受け、「後々売ることがあっても、今より高く売れると見込んでいます」と言われ、心動かされた夫婦。なんと初回来場で、「いいですね! ここに決めたいと思ってます!」と、その新築マンションに申込みをしてしまいました。 物件のチラシを見たり、実際に内覧したりと、ワクワクする作業です。さらにスタッフの方から「将来この物件はもっと価値が上がる」なんて説明をされたら、心躍ってしまうのも無理はありません。しかし、住宅は一生に一度の大きな買い物。慎重に検討したいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター みほ女の子と男の子のママ。
2023年01月18日■前回のあらすじ出産した子どもの肺に異常があり、子どもはNICUのある病院へ転院。私のメンタルは弱り、義家族が会いに来たいとの申し出も断ってもらう。しかし翌日、アポなしで義家族が来襲。産院の文句を言って、帰るのでした。■俺の実家って変かな? と聞かれ…■やっとわかってくれた!?妻のお願いより、第三者の言葉で気づくというのが少し悲しいけれど…、同期のみなさま、ありがとうございます!そしてこれがキッカケとなり、夫は実家ではなく、目の前にいる家族を優先してくれるようになるのです…!次回に続く「実家大好き夫今昔物語」(全7話)は12時更新!
2023年01月04日2018年生まれの男の子と2021年生まれの女の子の育児に奮闘中のイラストレーター・あきばさやかさんの連載。育児はいつだって予想外! もはや、笑うしかない育児のエピソードを毎月ご紹介。みなさんのお家でも似たようなこと、起こっていませんか?息子も髪の毛が薄い方でしたが、娘はさらに薄い!どんなにリボンやフリルが着いた服を着ても「小坊主」に見えるのがたまらなく可愛いです……!いつかヘアアレンジできる日を楽しみにしつつ、今だけのこの赤ちゃんヘアーを堪能しようと思います。PROFILEあきばさやかさん2018年生まれの息子「おっくん」と2021年生まれの娘「とりちゃん」の育児中。漫画をブログやInstagramで描いています。書籍『おしゃれなママっていわれたい!』(マイナビ出版)など()
2022年12月28日「母親だから、家事も育児もきちんとやらねば」という見えない圧力に押しつぶされそうになりながら、家事育児に奮闘するなな子さん。一方の夫は、「父親になったのだから、たくさん働いて稼がないといけない」そう思ってがむしゃらに働きます。この思いが、のちに夫婦のすれ違いをうんでしまうとは、2人は知らなかったのです――。家に帰り、スーパーであったことを夫に話したなな子さん。それを聞いた夫は「知らない人にそんなこと言われたの?」とびっくりした様子でした。 そして、「またその人と会う可能性もあるし、これを機にまとめ買いにしてみたら?」「その方が何回も行かなくてすむし、節約にもなるんじゃない?」と夫。 なな子さんは、夫に話を聞いてほしかっただけなのに、アドバイスをされてモヤモヤしてしまったのでした。スーパーに行く回数は減らしたけれど、ある問題が… 「かわいそうに…」 スーパーで見知らぬ人に言われてから、なな子さんはスーパーに行く頻度を減らしました。 しかし、そうすることで家の中で息子と2人きりの時間が長くなってしまいます。 「雨だと散歩にも行けない……。どうしよう……。」 そのとき、支援センターという文字が目に入ってきたのです。なな子さんは、早速支援センターに行くことに。そして、到着して扉を開けてみました。 家で息子と2人きりの時間が増えてしまったなな子さん。支援センターに行って少しでも気分転換ができると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター みほはは男の子ふたりの母。専業主婦だったが「お母さんでもきっとできることがある!」と一念発起し、フリーランスのイラストレーターとして独立。SNSでは子どもたちとの思い出や夫婦のことをテーマにマンガを公開している。
2022年12月23日「母親だから、家事も育児もきちんとやらねば」という見えない圧力に押しつぶされそうになりながら、家事育児に奮闘するなな子さん。一方の夫は、「父親になったのだから、たくさん働いて稼がないといけない」そう思ってがむしゃらに働きます。この思いが、のちに夫婦のすれ違いをうんでしまうとは、2人は知らなかったのです――。スーパーで初めて会った女性に、「その子何カ月?」と聞かれたなな子さん。 「生後1カ月です」となな子さんが答えると、「風邪がはやっている時期に、そんな小さい子どもを連れてくるなんて……」そう、女性は言ってきたのです。 そして次の言葉は、さらになな子さんの胸に突き刺さりました。 「かわいそうに……」 息子を見てくれる人がいない、なな子さん。家に息子を置いて来られるわけありません。 初めての子育てでいっぱいいっぱいだったなな子さんは、見知らぬ女性の心ない言葉に深く傷ついてしまいました。家に息子と2人きりがつらい… 家に帰り、スーパーであったことを夫に話したなな子さん。それを聞いた夫は「知らない人にそんなこと言われたの?」とびっくりした様子でした。 そして、「またその人と会う可能性もあるし、これを機にまとめ買いにしてみたら?」「その方が何回も行かなくてすむし、節約にもなるんじゃない?」と夫。 なな子さんは、夫に話を聞いてほしかっただけなのに、アドバイスをされてモヤモヤしてしまったのでした。 パパはママのためを思って解決策を考えてくれたけれど、ママはただパパに聞いて共感してほしかったのですね。ちょっとしたすれ違いですが、積み重っていく取り返しのなんていうことにもつながりかねません。違和感を覚えたりモヤモヤとしたら、放置せずにうまく相手に伝えられると良さそうですね。 著者:マンガ家・イラストレーター みほはは男の子ふたりの母。専業主婦だったが「お母さんでもきっとできることがある!」と一念発起し、フリーランスのイラストレーターとして独立。SNSでは子どもたちとの思い出や夫婦のことをテーマにマンガを公開している。
2022年12月22日登場人物おかめ:毎日ヘトヘトのフリーランスおかん。年々体力の衰えを感じて切なくなる。おまめ:2015年夏に生まれた我が家の長男。電車と恐竜に夢中。無類のうどん好き。香川県に行きたい。こまめ:2021年冬に生まれた我が家の長女。絵本とお絵かきと砂場での土いじりが大好き。もうすぐクリスマス…編集後記子どもと3人で初めて迎えようとしている今年のクリスマス。クリスマスツリーを飾っても、まだ小さなこまめちゃんがその飾りで遊んでしまったり、口に入れてしまったりと危険などが伴います。そのためおかめさんは、ツリーを飾るのを今年は断念しようと考えていたようです。そんなときふと街を歩いていたところ、カード型の小さなクリスマスツリーに出会いました。お兄ちゃんのおまめくんが欲しそうに見つめた、そのキラキラと綺麗に光るカードを買うことに。こまめちゃんにも安全で、おかめさんのお悩みも解決してくれる、我が家にぴったりのツリーですね。子ども達も大喜び、ハッピークリスマス♪(ままのて編集部)おかめさんの近況はこちらおかめさんの妊娠糖尿病に関する体験談はこちら妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひチェックしてみてください!過去のエピソード著者情報
2022年12月12日初めて尽くしの子育て奮闘記ーー『シンママのはじめて育児は自閉症の子でした』この本の著者は、発達ナビの連載ライターでもある、まるさんです。まるさんの息子リュウくんには、自閉スペクトラム症と軽度知的障害があります。2歳ごろ、保育園の先生から「リュウくんの発達が気になる」と伝えられたことをきっかけに、まるさんはリュウくんに発達障害があることに気づきます。発達支援センター、発達外来、療育…初めて聞く言葉に初めて行く場所、初めてのことばかりで不安になりながらも、「今できることを少しずつ」と奮闘するまるさんと、一歩一歩確実に成長していくリュウくんの姿がたっぷり詰まった一冊です。児童精神科医の岡田俊先生からのアドバイスや解説にも勇気づけられます。発達障害の特性は一人ひとり違います。育児の中で、不安や孤独感を感じることもあるかもしれません。そんなときはぜひこの本を開いてみてください。マイペースで予測不可能、でも楽しい!そんな家族の日常ーー『自閉スペクトラム症 マイペースなきみに家族はすったもんだ』自閉スペクトラム症がある子どもの特性はさまざま。子育てをしていると、振り回されることもあれば、「そんな風に考えるのか!」と新たな気づきが得られることもあるでしょう。この本では、自閉スペクトラム症がある子どもたちとその家族の日常生活でのエピソードがたくさん紹介されています。本書は、「全国手をつなぐ育成会」の機関紙に掲載されていた4コマ漫画をもとに作成されました。「学校」「施設・病院」「行事・外出」「家・日常生活」の4つの章ごとに、困ったこと、できるようになったこと、ほのぼのしたことなど、さまざまなエピソードが掲載されているほか、発達ナビにもご寄稿いただいている井上雅彦先生のコメント、アドバイスも読むことができます。子どもの行動に「すったもんだ」しながらもなんだかんだ楽しい、そんなエピソードに「あるある!」「なるほどそういう視点もあるのか!」など、子どもや自分自身の生活を重ねながら楽しめる一冊になっているのではないでしょうか。自閉スペクトラムとメンタルヘルスの理解と支援ーー『おとなの自閉スペクトラムーメンタルヘルスケアガイド』子どもの自閉スペクトラム症(ASD)については、比較的情報が得やすい時代になったものの、大人の自閉スペクトラム(AS)については、知りたい情報になかなかたどり着けないなんてこともまだまだあるのではないでしょうか。この本では、大島郁葉先生編集、本田秀夫先生監修のもと、数々の先生により、大人の自閉スペクトラム(AS)とそのメンタルヘルスの問題について詳しく記されています。本書では、「障害(disorder)」から切り離して特性をとらえるために「自閉スペクトラム(AS)」という言葉が用いられており、前半では、自閉スペクトラムの感覚、アイデンティティ、パーソナリティ、スティグマなどについて、後半では自閉スペクトラムのトラウマ、不安、抑うつ、依存などのメンタルヘルスの問題と必要な支援について、理解を深められる構成になっています。この本は、当事者にとっても支援者にとっても、知りたかった情報が幅広く網羅されており、かなり読み応えがある一冊になっています。自閉スペクトラムの特性がある成人の方が直面する課題について理解を深めたいと思ったとき、この本は救いの手を差し伸べてくれるのではないでしょうか。子どもと親に向き合う児童精神科の思いーー『僕の児童精神科外来の覚書』精神障害や発達障害、不登校、虐待、子どもたちが抱えるさまざまな課題に向き合う児童精神科とはどんなところなのでしょうか。この本では、児童精神科にはどのような人が来るのか、児童精神科医はどのように子どもや親に向き合うのか、関係機関とどう連携しながら支援を行うのか、就学前、小学校入学時、学校生活、不登校、それぞれの時期に必要な関わり方などについて詳しく書かれています。カルテを見て想像し、診察室に入ってくる子どもを見る。そして実際に話を聞き、面談や検査を通して「診立て」を行い、その後も長期的に関わり続けていく。その一連の流れの中で直面する、難しさや葛藤などについて、児童精神科医の田中康雄先生の率直な思い、言葉がつづられています。児童精神科では、子どもの抱える課題にのみ焦点を当てるのではなく、そこに付随する問題や親が抱える課題にも同時に向き合っていく必要があるそうです。田中康雄先生の言葉と共に、子どもの抱えるさまざまな課題について考えてみてはいかがでしょうか。児童精神科を利用したことがある方も、利用を考えている方も、さまざまな方におすすめの一冊です。科学的な視点から正しくHSPを理解するーー『HSPの心理学』「HSP」という言葉は、近年、国内でも急速に認知度が高まってきました。しかし、さまざまな情報があふれており、いったい何が正しいのか判断することが難しくなっているのが現状です。HSPは「繊細で生きづらい人」というイメージ、ネットにあふれる「HSPあるある」、HSPは「能力」なのか「遺伝」なのか、○○型HSPなどの分類…「HSP」という言葉が、「生きづらさ」の代名詞として使われるほど、そのイメージはどんどん科学的知見からかけ離れたものになってしまっています。そんな現状の問題点を整理し、科学的な根拠をもって改めて「HSPとは何か」について理解を深めるため、書かれたのがこの本です。本書では、HSP研究の第一人者である飯村周平先生により、本来のHSPの定義やHSPの考えられる原因、「環境感受性が高い」「良くも悪くも影響を受けやすい」とはどういうことか、また必要なケアなどについて詳しく説明されています。何らかの生きづらさや困りごとを抱えているとき、その生きづらさの原因に名前が付くと少し安心することもあるかもしれません。しかしそれだけでは、何かが改善するわけではありません。情報があふれている「HSPブーム」の今だからこそ。HSPを科学的な視点から理解することで、自分の困りごと、生きづらさに対する適切な知識、ケアの方法が見えてくるのではないでしょうか。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2022年12月11日「母親だから、家事も育児もきちんとやらねば」という見えない圧力に押しつぶされそうになりながら、家事育児に奮闘するなな子さん。一方の夫は、「父親になったのだから、たくさん働いて稼がないといけない」そう思ってがむしゃらに働きます。この思いが、のちに夫婦のすれ違いをうんでしまうとは、2人は知らなかったのです――。なな子さんは息子の泣き声を聞いていることができず、外へ行くことに。ベビーカーに乗せてゆっくり歩いていると、家では泣いていた息子も、泣き止みました。 しかし赤信号で止まってしまうと、また泣き出してしまいます。ずっと外を歩くのもラクではないと思ったなな子さんは、スーパーへ。 日中息子と2人きりのなな子さんにとって、スーパーは息子を見た人から「かわいいわね」などと声をかけてもらえたりして、ひとりではないと感じられる唯一の場所だったのです。 しかし、この日は知らない人から言われたまさかの言葉に、なな子さんはショックを受けてしまいました……。初めて知らない人に冷たいことを言われてしまい… スーパーで会った女性に、「その子何カ月?」と聞かれたなな子さん。 「生後1カ月です」となな子さんが答えると、「風邪がはやっている時期に、そんな小さい子どもを連れてくるなんて……」そう、女性は言ってきたのです。 そして次の言葉は、さらになな子さんの胸に突き刺さりました。 「かわいそうに……」 息子を見てくれる人がいないなな子さん。家に息子を置いて来られるわけありません。 初めての子育てでいっぱいいっぱいだったなな子さんは、見知らぬ女性の心ない言葉に深く傷ついてしまいました。 著者:マンガ家・イラストレーター みほはは男の子ふたりの母。専業主婦だったが「お母さんでもきっとできることがある!」と一念発起し、フリーランスのイラストレーターとして独立。SNSでは子どもたちとの思い出や夫婦のことをテーマにマンガを公開している。
2022年11月30日「母親だから、家事も育児もきちんとやらねば」という見えない圧力に押しつぶされそうになりながら、家事育児に奮闘するなな子さん。一方の夫は、「父親になったのだから、たくさん働いて稼がないといけない」そう思ってがむしゃらに働きます。この思いが、のちに夫婦のすれ違いをうんでしまうとは、2人は知らなかったのです――。なな子さんは息子が生まれる前、家族3人での新生活を心待ちにしていました。 しかし、思い描いていた幸せな生活とはほど遠い現実に、だんだん疲れてしまいます。 息子と2人きりの生活。慣れない育児と寝不足の毎日……。 次第になな子さんは、息子と2人きりの状態がつらく、さらには怖いと思い始めるようになってしまったのです。私にとってスーパーは… 家の中で、子どもの泣いている声を聞いていたらおかしくなってしまいそうだと思ったなな子さんは、外に出ることに。外に出ただけで、気分が切り替わりホッとしました。そして、ベビーカーに乗せてゆっくり歩いていると、家では泣いていた息子も、泣き止み一安心。 しかし赤信号で止まってしまうと、また泣き出してしまいます。ずっと外を歩くのもラクではないと思ったなな子さんは、スーパーへ。 すると、見知らぬ高齢の女性がなな子さんの息子を見て、「あら何カ月? かわいい~」 と微笑みながら声をかけてくれました。 息子のことを「かわいくていやし」と言ってもらい、なな子さんはうれしくなりました。 1日中息子と2人きりのなな子さんにとって、スーパーは唯一人と話せる場所だったのです。 しかし、見知らぬ人からの声かけは良いものばかりではなくて……? 著者:マンガ家・イラストレーター みほはは男の子ふたりの母。専業主婦だったが「お母さんでもきっとできることがある!」と一念発起し、フリーランスのイラストレーターとして独立。SNSでは子どもたちとの思い出や夫婦のことをテーマにマンガを公開している。
2022年11月29日