スタジオジブリ最新作、宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』が、第48回トロント国際映画祭で“邦画初”、そしてアニメーションとしては“世界初”のオープニング上映作品に決定した。本作は公開4日間で、2001年公開の同監督作品『千と千尋の神隠し』の初動4日間の興行収入を超え、観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破。7月26日(水)までの公開13日間では観客動員数261万人、興行収入40.1億円を超える大ヒットスタートとなっている。そんな本作のトロント国際映画祭オープニング上映作品への選出は、邦画としては初めて。アニメーション作品としては世界初でオープニングを飾る。カナダ最大の都市で毎年開催されるトロント国際映画祭といえば、受賞作品が米国アカデミー賞をはじめとする、そのほかの主要な映画祭でも快挙を成し遂げていることから、今後の賞レースの行方を占う重要な映画祭として知られており、“アカデミー賞前哨戦“とも呼ばれている。2002年には『千と千尋の神隠し』が第27回に出品され、その翌年の第75回アカデミー賞で長編アニメーション映画賞を受賞。そのほかスタジオジブリ作品としては、『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『レッドタートル ある島の物語』など計6作品が同映画祭に出品されており、本作で7作品目となる。同映画祭CEOキャメロン・ベイリー氏は本作品の選出理由に関して、「第48回トロント国際映画祭を、偉大なる映画のアーティストの中の一人の作品によって開幕することを光栄に思います。日本ではすでに傑作として賞賛されている宮崎駿の新作は、喪失と愛というシンプルなストーリーから始まり驚異的な想像の作品に昇華されています。トロントの観客が、そのミステリアスな作品に出会うことが楽しみであり、唯一無二の斬新な体験をお約束します」とコメントを発表している。第48回トロント国際映画祭は現地時間9月7日(木)から9月17日(日)までの11日間開催され、オープニング作品の上映は映画祭初日となる9月7日(木)、ロイ・トンプソン・ホール(Roy Thompson Hall)にて行われる。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月28日宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』の主題歌として米津玄師が書き下ろした「地球儀」。屋久島の大自然で撮影されたミュージックビデオ(MV)が公開され、米津玄師名義として発表された曲が、今作「地球儀」で100曲目を迎えたことが発表された。映画『君たちはどう生きるか』は、宮崎監督原作・脚本によるオリジナルストーリーの“冒険活劇ファンタジー”。タイトルは、宮崎監督が少年時代に読んで感動した吉野源三郎の著書(1937年刊)からとられている。今回の「地球儀」MVは、世界自然遺産の島・屋久島で撮影が敢行された。原生林が生い茂る森や、樹齢数千年といわれる屋久杉が立ち並ぶ中、その圧倒的な生命の豊さを感じる映像となっている。生命力溢れる大地に、伸びやかに響く「地球儀」が堪能できる。MV監督は、映画監督の奥山大史が担当。奥山監督は、米津玄師が作詞・作曲・プロデュースを手掛けたFoorin「パプリカ」の「あしたにたねをまこう!」MVを監督した縁があり、米津玄師としては今回が初タッグ。監督は、20代でサンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞の最年少記録を持ち、「地球儀」をみずみずしい視点で構築した。米津玄師名義として「地球儀」で100曲目を迎えたことがSNSで発表されると、スタジオジブリからもアオサギのイラストと“「地球儀」100曲目おめでとうございます”との祝福メッセージが寄せられている。7月26日(水)に発売を迎えた「地球儀」シングルCDパッケージは、「初回版」、「通常版」の2形態で展開。商品内容は「地球儀」1曲を収録したCDに、米津さんと宮崎監督、鈴木敏夫プロデューサーとの楽曲制作に纏わる5年にもわたるドキュメンタリー写真集160ページが収められた。巻末には米津さんと鈴木敏夫プロデューサーとの対談が収録。装丁はそれぞれ異なり、「初回版」はモスグリーンのハードカバーに、彫刻版で葉の絵柄やサギの絵が施され、クラフト紙のケースに収納。「通常版」はソフトカバー仕様となっている。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。米津玄師New Single「地球儀」はデジタル配信中、シングルCD発売中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月26日「もしチャレンジするなら最後かもしれないと」 この投稿をInstagramで見る nobuko.miyazaki(@miyazaki_nobuko)がシェアした投稿 宮崎宣子さんは、2021年12月に10才年下の大手航空会社パイロットの男性と再婚。20日、現在妊娠7ヶ月であるとInstagramで公表しました。 出産予定時期には44歳になるそうで、再婚してから「子供は諦めていましたが、もしチャレンジするなら最後かもしれないと思い、どんな結果になっても後悔しないようにしたい」と不妊治療をしていたことを明かしました。夫は「出来たら嬉しいけど、できなくてもいい」という考えで、宮崎さんが後悔しないようにできることをやろうと不妊治療に賛同。「プレッシャーをかけないように、寄り添って」くれたといいます。宮崎さんは2022年から早稲田大学大学院の経営管理研究科に在籍していますが、昨年度は不妊治療に専念するためにお休みしていたそう。今年4月より復帰し、「色んな方々が助けてくれて、何とか明日で春学期を終えることができます」と、周囲のサポートにより大学院を続けられているようです。「まだまだ不安はありますが、この奇跡に心から感謝しています」と、喜びを綴っていました。妊娠を発表する前には、大学院で「発表と試験とレポート」が重なり、さらに「13時10分から22時までという長時間での授業が2日間」あったと明かし、「木曜日が終わると、腰が痛くて痛くて、金曜日はコルセット巻いて、腰を庇いながら授業を受けました」と腰痛に悩まされていると説明していた宮崎さん。妊娠中は腰痛などのマイナートラブルも多いですが、症状の現れ方は千差万別。無理せず自分の体調と向き合いながら、出産まで過ごしてほしいですね。妊娠中はなぜ腰痛になる?妊娠中には分泌されるホルモンの影響で腰痛が起こりやすくなり、妊娠初期〜中期にかけて、多くの妊婦さんが腰痛に悩まされます。中でもリラキシンというホルモンには出産に備えて赤ちゃんが産道を通りやすいよう、骨盤の靭帯をゆるめる作用があります。そのため、骨盤のつなぎ目の関節がゆるむことで腰や背中の筋肉に負担がかかり、腰痛が起きやすくなるのです。そして妊娠中期以降、特に妊娠後期は腰痛に悩む妊婦さんが多くなる時期で、痛みの程度も大きくなります。赤ちゃんが成長するにつれてお腹がせり出し、妊婦さん自身の体重も増加すると、重心が前方に移動して骨盤も前の方へ傾くため、バランスをとろうとして上体がさらに反るような姿勢になり、腰椎や骨盤の関節を支える筋肉にいっそう負荷がかかるのです。腰痛を完全に予防することは難しいのですが、日常の姿勢を意識することで悪化を防いだり、痛みを軽減することができます。同じ姿勢を長時間取り続けることは避け、できるだけ腰に負担をかけないように体を使いましょう。たとえば起き上がる時。まずは体を横に向け、膝を軽く曲げます。床(ベッド)に近い側のひじをつき、もう一方の手で体を支えるようにして腕の力を使って起き上がると、腰の負担を軽減できます。ストレッチなどの緩和方法も試しながら、つらい時期を乗り切っていきましょう。参照:【医師監修】妊婦の腰痛の原因と4つの対処法!効果的なストレッチとは?
2023年07月21日82歳となった宮崎駿監督の10年ぶりの新作『君たちはどう生きるか』が公開中だ。ネット上では連日様々な感想や推測が行き交っている。作中に登場する吉野源三郎の小説「君たちはどう生きるか」(1937年)、設定に共通点が多いジョン・コナリーの児童文学「失われたものたちの本」(2006年)、景観が似ているアルノルト・ベックリンの絵画『死の島』(1880年~1886年)など、様々な影響が語られており、多事争論の様相だ。それらの指摘も賛否の声もそれぞれ興味深く、一方向に評価が収斂されるより健全で新鮮だ。全ては鈴木敏夫プロデューサーの「事前宣伝・制作者側の情報発信なし」の破天荒な方針を貫いた成果と言える。本作は鮮烈な火災シーンで幕を開け、主人公の少年・牧眞人の丁寧な日常描写を経て、幻想的な異界へと進む。以降は旅とも冒険ともおぼつかない迷宮の如きイメージが交錯する。そこに監督自身の生い立ちや戦中の栃木県宇都宮市への疎開経験、「宮崎航空機製作所」の工場長であった父、戦後病床に臥せていた母の面影などを見出すことも可能だが、本稿では触れない。宮崎監督は自作を肯定的に語る際、度々「漫画映画」という用語を使用して来た。宮崎監督は生来アニメーターであり、脚本家でも演出家でもない。映画制作は常に絵作りと一体である。本稿では「漫画映画」という観点から本作にアプローチしてみたい。「描きたい」というアニメーターの衝動が最優先少年が慣れない地で不思議な生き物に異界へと誘われ、異常な体験を通して成長を遂げ、元の世界へ帰還する。本作の骨子は御伽噺に通じる古典的ファンタジーそのものだ。入口と出口は定形であり、要諦は中盤の異界表現である。不可解・不条理に満ちた絢爛豪華なイメージの断片を「これでもか」と詰め込み、その総和で「成長した」と納得させる。個々の場面の分散的突出が、戯作的順列や脈絡を突き破り、動く画の特異な活力が押し寄せる。この進行は、複雑な設定や物語のカタルシスを楽しむ「アニメ」よりも、プリミティブな「漫画映画」に近い。「漫画映画」は元々即興的な短編からスタートしており、長編制作が開始されてからも、脚本よりも絵作りが先行する「骨子明快+末端肥大」型だった。かつてのディズニーも東映動画(現東映アニメーション)も、アニメーターたちが「イメージボード」に奇抜・滑稽・華麗なアイディアを描いて持ち寄り、そのリレーによって長編が形成されていた。時に作品の統一感を破壊する個性的な断片まで混在し、それが本筋を食ってしまうほど強烈なインパクトを残しても良かった。トーキングアニマル(しゃべるマスコット)の活躍、歌と踊りのミュージカルシーンなどはその典型だ。脚本・演出主導の整合性や統一感よりも絵作りの総合力で勝負していたとも言える。それは数百人の分業による集団創作という制作工程にも適合していた。過去の「漫画映画」と本作が大きく異なるのは、集団創作でありながら監督の個性が濃厚に反映されている点だ。「こういうシーンを描きたい」というアニメーターとしての衝動が最優先されている点は同じだ。かつて宮崎監督はアニメーター志望の若者に向けて、以下のように記している。「ある種の気分、かすかな情景の断片、なんであれ、それは君が心ひかれるもの、君が描きたいものでなくてはならない。他人が面白がりそうなものではなく、自分自身がみたいものでなくてはならない」(宮崎駿「発想からフィルムまで(1)」『月刊絵本別冊アニメーション』1979年7月号)作品の中盤以降は、生と死・秩序と混乱・破滅と再生など寓意的詩的な「情景の断片」が錯綜する。それらは「漫画映画」の境界線を踏み越える危うさに満ちており、子供向けの直截な素朴さはない。しかし、どれほど世界が混乱しようが、主人公たちは刹那的な多幸感に包まれて帰還を果たす。つまり、明快な「漫画映画」の枠組みは最後まで守られている。宮崎監督は「少年少女に対する善意」「世界の楽観的肯定」を制作の動機に挙げており、常にそこに立ち返る重要性を語って来た。それは、かつて自身の進路を決定づけた日本初のカラー長編漫画映画『白蛇伝』(1958年)やロシア(ソ連)の『雪の女王』(1957年)といった先行作品の志を受け継ぐものでもある。『白蛇伝』の演出を担当した薮下泰司は次のような言葉を遺している。「漫画映画の殆どすべては(略)先ず少年たちに対する善意から出発する」(藪下泰司「漫画映画とその技術」島崎清彦編『映画講座4 映画の技術』1954年)本作は「漫画映画の志」を後世に手渡す一作であったと考える。日本を代表するアニメーターをはじめとする精鋭スタッフによって、制作作業が担われた意義も大きい。つじつまを無視した「クルミわり人形」との出会い2011年、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故を経て宮崎駿監督は以下のように記していた。「今ファンタジーを僕らはつくれません。子どもたちが楽しみに観るような、そういう幸せな映画を当面つくれないと思っています」(宮崎駿著『本へのとびら──岩波少年文庫を語る』2011年)この発言の2年後、『風立ちぬ』(2013年)が公開された。『風立ちぬ』は、確かに「子供向けのファンタジー」ではなかった。以降、本作までの10年間に、宮崎駿監督が最も精力的に取り組んだ仕事が三鷹の森ジブリ美術館の企画展である。特に「クルミわり人形とネズミの王さま展」2014~2015年)「幽霊塔へようこそ展」(2015~2016年)は、その規模・内容に於いて圧巻であった。この二つの展示に関わる作業が実質的に本作を準備したと考える。筆者私物「クルミわり人形とネズミの王さま展」、「幽霊塔へようこそ展」パンフレット宮崎監督は2013年にE・T・A・ホフマンの「クルミわり人形とネズミの王さま」(1816年)を初めて読んだという。イメージの洪水と言うべき小説で理屈では読み解けない部分が多く、その魅力の解析に宮崎監督は頭を悩ませた。しかし、それらの整合性よりも、まろやかなイメージそのものを楽しむことの重要性に気づいたという。「ホフマンが「君、何でつじつまがそんなに必要なんだね」と言っている感じなんです。そうすると「つじつまというやつは本当に愚劣な行為なんだな」とか、僕も思い始めるようになりましたね(中略)初めからルールは見ないという感じでやっている(笑)。そういう考え方があるんだと思ったら、それはそれで僕は納得しました、確かにそうかもしれないと(中略)僕は以前アニメーションでファンタジーはもう無理だと言っていましたが、ファンタジーはあり得ると思うようになりました」(宮崎駿インタビュー「クルミわり人形との出会い」「熱風 2014年7月号」)「ホフマンは幻想と現実が入り乱れて境目が判らなくなる めくるめく世界を書きました。まるでクリスマスツリーの中にまよいこんだようです。そしてやっとツリーの幹がまん中にまっすぐのびているのに気がつきました」(「クルミわり人形とネズミの王さま展」パンフレット 2014年)ホフマンの作品と生涯に触発された宮崎監督は、王道の骨子を堅持しつつ、つじつまを無視して個々のデコレーションをとことん追求する、新たなファンタジーの模索を開始したと思われる。それは一アニメーターの初心に戻ることでもあったのではないか。宮崎監督は、この結語と同様の内容を35年前に記している。「マンガ映画はクリスマスツリーのようなもので、一番目につくデコレーションのキラキラピカピカをだれもが楽しむし、つくり手も力を入れたがる。しかし、デコレーションは枝と葉がなければつけられない。その枝葉も外からは見えない幹と根があってはじめて繁る」(前述「発想からフィルムまで(1)」)余談だが、本作に登場するインコ大王が率いる大群は、「クルミわり」のネズミの群れと王様を彷彿とさせる。江戸川乱歩の「幽霊塔」と縦型の密室宮崎監督は、『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)のカリオストロ伯爵の城から『千と千尋の神隠し』(2001年)の湯屋「油屋」まで、迷路のような高層建築物を好んで舞台に採用して来た。作中ではキャクターが上下に動き回り、螺旋階段・橋・地下牢など各階層に異なる見せ場が用意される。本作にも奇怪な円筒形の塔が併設された廃墟が登場し、中盤以降の舞台はほぼその内部だ。こうした「縦型舞台」の源泉がフランスのポール・グリモー監督の社会派漫画映画『やぶにらみの暴君』(1952年)であったことはよく知られている。宮崎監督は、この作品と出会ったことで「縦型の密室こそ、漫画映画にふさわしい舞台である」と気づいたという。その影響は早速『長靴をはいた猫』(1969年)の魔王ルシファーの城に活かされ、以降何度も応用・活用された。このアイディアにはもう一つ源泉が存在する。古い時計塔のある邸宅を舞台に起きる殺人事件を描いた江戸川乱歩の推理小説「幽霊塔」(1937年)である。アリス・マリエル・ウィリアムソンの小説「灰色の女」(1898年)を黒岩涙香が翻案した小説「幽霊塔」(1899年)を、乱歩が日本を舞台としてリメイクしたものだ。宮崎監督は、少年時代に涙香版と乱歩版の双方に強い刺激を受けたという。2015年開催の「幽霊塔へようこそ」展では、宮崎監督自らデザインした巨大な時計塔のセットが展示され、「映画化するなら」と、一部シーンの絵コンテまで描き下ろした。「カリオストロの城は幽霊塔の子孫です」と記された自筆の解説まで展示された。乱歩版は、吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」と同年の発行である。そこには、当時の風俗も含めて深い共振があった筈だ。「涙香も乱歩も、時計塔の構造には矛盾が多いんです。たとえば、真ん中に建っている建築物は、塔だと思っていると塔じゃない。どう考えても、建築工法からいって、そんな木造漆喰仕立ての3階建ての上でも平気な塔なんか建てられるわけないんです。さらに、そこに筒抜けで地下までトンネルの穴が開いているわけで、どう考えてもあやしいんです(中略)時計塔にしても、時計塔と呼ばれるほど立派なものなんて、昔はなかったですね」(宮崎駿インタビュー「途切れることのない通俗文化の大きな流れ」「熱風 2015年7月号」)かつて「時計塔」は時間を支配する権力の象徴であり、物語の舞台としても神秘的な魅力を放っていた。しかし、日本には欧州のような高層の塔はなく、時計の意義も異なる。展示の出口は時計塔が破壊される絵であった。本作の舞台が「時計」のない「塔」であったのは、こうした展示の成果と考える。「笑い」の復活と引き継がれる志最後に「漫画映画」の大切な要素である「笑い」について記す。本作で繰り返されるアオサギ男の奮闘シーンでは、劇場内に笑い声が聞かれた。台詞や設定で笑わせるのではなく、ドタバタしたアクションの滑稽さに於いて、アオサギ男は「漫画映画的」だ。そして、味方のようでなかなか加勢しない不安定な存在感は、「クルミわり人形」のドロッセルマイアー(作者のホフマン自身が投影されているとされる)にも似ている。そこには、前後の脈絡もつじつまも棚上げした脱力と解放感があり、同情や共感も滲んでいた。これまでも、宮崎作品には『もののけ姫』(1997年)のジコ坊や『風立ちぬ』のカプローニなど、主人公を誘うトリックスターが度々登場して来た。しかし、劇的展開の緊張感や深刻さに比重が置かれ、意図して笑いを誘うシーンは影を潜めていた。彼らは『長靴をはいた猫』の魔王シルファーや「未来少年コナン」のダイス船長のようなコメディリリーフではなかった。かつて高畑勲監督は、宮崎監督のアニメーションを全身の誇張を駆使して迫真性と実在感を伴って笑わせる「肉体の軽業師」と称賛していた。(解説・高畑勲『「ホルス」の映像表現』1983年)しかし、後年の『千と千尋の神隠し』には「奇想天外なものが次から次へと出てくるのに、劇場で笑う人がほとんどいません」「笑う、ということも、少し引いたところから見るのでなければ不可能なことだから」と記し、「日本のアニメ」全般が主観的緊張感に観客を巻き込む作風に傾倒していることへの懸念を訴えていた。(高畑勲「『漫画映画の志 『やぶにらみの暴君』と『王と鳥』」2007年)その高畑監督は2018年4月5日に死去した。そして、「懸命に動き回るほど、周囲からは滑稽に見える」キャラクターは、アニメーター大塚康生が『少年猿飛佐助』(1959年)で描いた夜叉姫の最期が元祖であったといわれる。大塚は宮崎監督に作画の基礎を教えた恩師であり、盟友であった。大塚は2021年3月15日に死去した。本作は単に宮崎監督個人の総括でなく、歴史の産物である。宮崎監督の言葉を借りれば、文学・絵画・映像のジャンルを超えた「通俗文化の巨大な流れ」の一部だ。本作を「漫画映画」への回帰と考える根拠は、共に歩み続けた先達の遺志が継承されていると感じるからでもある。高畑は「楽しみつつ考えさせる」絵作りと物語を同時に追求する稀有なアニメーション監督であった。大塚は、縦横無尽に空間を飛び回る活力あふれるアニメーションを描く職人だった。二人共『やぶにらみの暴君』に魅せられ、宮崎監督ら後輩を巻き込んでその継承と発展の方法を模索した。今回は宣伝も取材も皆無なので、現時点では宮崎監督の去就も白紙だ。「漫画映画」に絶滅の悲壮感は似合わない。その灯火が、本作から世界に拡散することを願う。(叶 精二)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月21日宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』(公開中)が、14日の公開から4日間で観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破したことが、わかった。宮崎監督の10年ぶりの最新作となる同作は、宮崎監督が少年時代に読み、感動したという吉野源三郎氏の同名小説にインスパイア・制作されたオリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”だ。14日に公開された同作は、17日までの4日間で、同じく宮崎監督が手掛けた『千と千尋の神隠し』(01)の初動4日間の興行収入を超え、観客動員135万人を突破し、興行収入は21.4億円を記録。2013年公開『風立ちぬ』との興行収入対比150%を超える好発進となった。
2023年07月19日宮崎駿監督最新作映画『君たちはどう生きるか』が公開中の「スタジオジブリ」が監修する、8月10日(木)刊行の「子どもりょうり絵本 ジブリの食卓 天空の城ラピュタ」が、ネット書店予約を開始した。本作は、スタジオジブリの作品から生まれた料理レシピ絵本の3作目。これまで、『アーヤと魔女』、『となりのトトロ』のレシピ絵本が刊行された。子どもりょうり絵本 ジブリの食卓 天空の城ラピュタ画像:amazon.co.jp今回、作品に登場した食べ物や、作品世界からイメージして制作したオリジナルレシピを掲載。どうくつの中でシータとパズーが食べた目玉焼きパンや、かいぞくたちがタイガーモス号で夢中で食べたシチューなど、数々の食シーンをふり返りながら、家で作るための調理プロセスを紹介している。「子どもりょうり絵本 ジブリの食卓 天空の城ラピュタ」は8月10日(木)発売。(シネマカフェ編集部)
2023年07月18日宮崎駿監督10年ぶりの最新作『君たちはどう生きるか』が、7月14日(金)の公開から7月17日(月・祝)までの4日間で、観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破した。この数字は、2001年公開の宮崎監督作品『千と千尋の神隠し』の初動4日間の興行収入を超えるもの。2013年7月20日(土)公開の前作『風立ちぬ』との興行収入対比では150%を超える好発進となっている。宮崎駿が原作・脚本・監督を手掛けた本作は、監督が少年時代に感銘を受けた書籍「君たちはどう生きるか」からタイトルを採用し、まったく別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー映画。山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、さらに木村拓哉、大竹しのぶらが声優として出演し、米津玄師が主題歌「地球儀」を書き下ろしている。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月18日7月14日(金)、7月15日(土)、7月16日(日) の全国映画動員ランキングは、『君たちはどう生きるか』が初登場1位となった。2013年公開の『風立ちぬ』以来約10年ぶりとなる宮崎駿の監督作。映画タイトルは吉野源三郎による同名児童文学の題名を冠するが、内容はそれに準じずオリジナルの物語が展開される。『風立ちぬ』以降には、長編映画の制作から引退するとの話があったが、本作は宮崎駿が監督・脚本を務め、スタジオジブリのファンのみならずとも期待の1作だ。先週1位だった『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は2位に後退した。3位は初登場の『五等分の花嫁∽』。2023年夏に放送されるTVスペシャルを上映する。春場ねぎの同名漫画を基に、TVアニメシリーズでは描かれなかったエピソードを映像化したラブコメディ。問題ばかりの五つ子と家庭教師のアルバイトをしている男子高校生が迎える、高校最後の夏休みを描く。監督は宮本幸裕。声の出演は松岡禎丞、花澤香菜、竹達彩奈、伊藤美来、佐倉綾音ら。4位は、先週2位だった『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』が2ランクダウン。先週5位だった『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』はそのまま順位をキープした。公開6週目の『リトル・マーメイド』は6位に、公開2週目の『交換ウソ日記』は3位から7位へとダウンした。今週は『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『おそ松さん〜魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会〜』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君たちはどう生きるか』2位『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』3位『五等分の花嫁∽』4位『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』5位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』6位『リトル・マーメイド』7位『交換ウソ日記』8位『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』9位『それいけ!アンパンマンロボリィとぽかぽかプレゼント』10位『怪物』
2023年07月18日7月14日に公開された宮崎駿監督(82)の10年ぶり長編アニメ『君たちはどう生きるか』。事前のPRを一切行わないという異例の封切りが功を奏したか、Twitterでトレンド入りするなど大きな話題となっている。予告編もなかったため、内容とあわせて声優のキャスティングもさまざまな憶測を呼んでいた。特に注目されていたのが木村拓哉(50)だった。木村は昨年末にインスタグラムで《久しぶりにお会いする監督の元、とある作業へと向かいます》《久々の都内郊外のスタジオ。最初は緊張したなぁ…》などと投稿。さらにスタジオジブリの公式ツイッターが、木村が以前演じた『ハウルの動く城』の主人公・ハウルの画像とともに『ありがとう』と投稿したため、新作の打ち合わせではないかと言われていたのだ。「木村さんの投稿がちょうど『君たちはどう生きるか』の公開日が発表された時期だったので、“キムタクが主役!?”とも言われていました。しかし、ふたを開けてみれば、木村さんは“特別出演”という形で、演じたのは主人公の父親でした。ほかにも菅田将暉さん、柴咲コウさん、大竹しのぶさんなど有名俳優たちが声を担当しています」(映画関係者)ややもすればアニメファンから批判をあびがちな“芸能人声優”。だが今作の木村はかなり役に馴染んでいるという。「木村さんに関しては事前に出演がなんとなくですがわかっていたので、誰を演じているのか探しながら観ていたのですが、正直まったくわかりませんでした。劇場を出てからネットで調べて驚きましたよ」(前出・映画関係者)ネット上でも木村拓哉らしさが封印された名演に高い評価の声が上がっている。《えっキムタクいたの?全部声優さんだと思って観てたから…そのくらいすごい演技力!》《キムタクすげぇ声優上手いです。ハウルの時よりもキムタク感が出ない役なのも良かったのかと思いますが上手いです》《この声、もしかしてシャア(cv池田秀一)か!?と思ったら木村拓哉だった。最近はあんまりキムタクっぽい演技なさらないのですね》《キムタクはやっぱりもっと声優の仕事してくれ》デビューから30年以上が過ぎ、完全に定着したと思われていた木村拓哉のイメージだが、本人は“ちょ待てよ!”と言いたいに違いない。
2023年07月18日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(松尾駿、長田庄平)が15日、全国7都市をめぐる単独ライブ「CHOCOLATE PLANET LIVE TOUR 2023『PLANET TRAIN』」を、東京・博品館劇場からスタートさせた。本ライブは、人気劇団・ヨーロッパ企画の諏訪雅を演出に迎えたコント劇。満員の客席から大きな拍手が起こる中、サラリーマン姿で登場した長田。コント「開かずの踏切」が始まると、仙人のような格好の松尾が登場し「20年踏切が開くのを待っている」と発言する。そこから言葉と動きで魅せるテンポの良いやり取りに、会場は大いに沸く。コントが終わるとアニメーション映像に。「PLANET TRAIN」というツアータイトルにちなんで、未来都市を走る列車の座席に隣同士で座る長田と松尾が、漫才のような掛け合いで次の駅(コント)へと誘導する映像はとてもスタイリッシュだ。お次のコントは「偏食」。長田の家に遊びに来た松尾が「お腹が空いた」ということで、長田が料理を振る舞うことになるが……。続くコントは「ラスボス」。そして「爆弾処理」。どちらも一筋縄ではいかないストーリーラインと、長田、松尾の絶妙な掛け合いと間によって、会場は大盛り上がり。特に30秒で爆弾を処理しなければならないというシチュエーションのなか、タイムリミットをネタにしたストーリーに、大きな笑い声が響き渡った。また松尾が町中華の店主、長田がお笑い芸人の客となったコント「赤字覚悟でやってます」は、テンポの良い会話のやり取りが行われるなか、ラストはまさかの展開。客席からは悲鳴に近いような笑い声が上がっていた。コント「新曲」では、熱血ボーカリストの長田がステージ上でマイクパフォーマンスを見せ、会場を盛り上げる長田に松尾がツッコミ。客席もこの日一番の盛り上がりを見せていた。そして列車が最終駅に向かうなか、ラストはまさに人気劇団・ヨーロッパ企画とタッグを組んだことにふさわしいような、まったく予期せぬ、圧倒的な展開が待ち受ける。ストレートな笑いから、大いなる変化球の笑い、さらには「PLANET TRAIN」というツアータイトルにふさわしい壮大な世界観まで、さまざまなエンターテインメントが詰まったライブ。カーテンコールに登場した長田は「これはかなりしんどい」と苦笑いを浮かべ、松尾も「あっちにいったり、こっちにいったり、かなり大変ですね」と縦横無尽にステージを駆け巡る展開に充実感をにじませ、全国7都市、17公演に渡るツアーへの意気込みを語っていた。同ツアーは今後、8月5日に大阪、8月12日に宮城、8月16日に札幌、9月1日・2日に京都、9月23日に愛知、10月9日に福岡にて開催(京都公演はまだ余裕があり、札幌・宮城公演は残りわずか、ほか地方は完売)。
2023年07月17日映画『君たちはどう生きるか』の主題歌である米津玄師「地球儀」が7月17日(月)0時、配信リリースを迎え、そのジャケットが宮崎駿監督による“レイアウト原画”であることが米津さんのSNSにて発表。また、主題歌制作を追ったドキュメンタリー写真集がシングルに同梱されることが分かった。本作は、宮崎監督が少年時代に書籍「君たちはどう生きるか」に強い感銘を受け、いまでも大切な本として映画のタイトルに採用し、まったく別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー映画。この度、初公開となった「地球儀」のジャケットは、机に向かう少年の後ろ姿を切り取ったカットとなり、本作のワンシーンにあたる。絵コンテを読み込んだ米津さん自ら宮崎監督へ直々にオファーして決定したカットで、宮崎監督の直筆により描かれた鉛筆のタッチからは、映画制作中の息づかいが感じられる、大変貴重なジャケットとなった。また同ジャケットを表紙に飾った、「地球儀」シングルCDの商品写真も公開。「初回版」「通常版」2形態のシングルは、どちらの形態にも、「地球儀」1曲を収録したCDにA5版160ページの写真集が同梱。この写真集は、米津さんと宮崎監督、鈴木敏夫プロデューサーとの5年に渡るドキュメンタリー写真となっており、撮影はスタジオジブリ石井朋彦氏が手がけた。本作『君たちはどう生きるか』の主題歌制作における過程が記録され、米津さんが主題歌を宮崎監督に提出した際の緊張感や、監督が楽曲を聴いて涙するシーンなど、臨場感そのままの写真が収められている。さらに巻末には、米津さんと鈴木プロデューサーの対談も収録。初回版CD+写真集 160ページ(A5版ハードカバー仕様+ケース)「地球儀」シングルは、宮崎監督の想いに捧げ、主題歌を制作した大切な時間を、形に残るものとして1冊の本として作り上げたことがうかがえる。それぞれ装丁が異なり、「初回版」はモスグリーンのハードカバーに、彫刻版で葉の絵柄やサギの絵が施され、クラフト紙のケースに収納。「通常版」はソフトカバー仕様となり、7月26日にリリースとなる。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月17日米津玄師が、監督・宮﨑駿によるスタジオジブリのアニメーション映画『君たちはどう生きるか』の主題歌となる新曲「地球儀」を発表。2023年7月17日(月)に配信リリース、7月26日(水)にシングルCDが発売される。米津玄師の新曲「地球儀」かねてより、監督・宮﨑駿のことを敬愛し、作家としても道標のような存在として大きな影響を受けていることを公言していた米津玄師。自身の幼少期から現在に至るまで大きな祝福を受けてきた宮﨑駿との制作が、今回4年の歳月を経てついに形となった。宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』の主題歌として書き下ろし“宣伝をしない宣伝”として、その内容やキャスト、スタッフなど、あらゆる情報が伏せられたまま公開を迎えた『君たちはどう生きるか』。米津玄師が作詞・作曲・歌唱の全てを手掛けた「地球儀」は、オリジナルストーリーによる冒険活劇ファンタジーをどう彩るのか。ぜひ劇場でも体験してみてほしい。劇中のワンシーンをジャケットに「地球儀」のジャケットには、映画『君たちはどう生きるか』のワンシーンにあたる、机に向かう少年の後ろ姿を切り取ったカットを採用。同カットは、絵コンテを読み込んだ米津玄師自ら宮﨑駿へ直々に提案して決定したカットだという。今回のシングルは、「初回版」「通常版」の2形態で7月26日(水)より展開される。どちらの形態にも、「地球儀」1曲を収録したCDに、A5版160ページの写真集が同梱。それぞれ装丁が異なり、「初回版」はモスグリーンのハードカバーに彫刻版で葉の絵柄やサギの絵を施し、クラフト紙のケースに収納。「通常版」はソフトカバー仕様になっている。写真集には、スタジオジブリの石井朋彦が撮影を担当した、米津玄師・宮﨑駿・鈴木敏夫の5年にわたるドキュメンタリー写真を掲載。映画『君たちはどう生きるか』の主題歌制作における過程が記録されており、米津玄師が主題歌を監督・宮﨑駿に提出した際の緊張感や、宮﨑駿が楽曲を聴いて涙するシーンなど、臨場感そのままの写真が収められている。さらに巻末には、米津玄師と鈴木敏夫の対談も収録した。米津玄師によるコメント「君たちはどう生きるか」の主題歌として「地球儀」という曲を作らせてもらいました。 お話を頂いたのはもう4年ほど前のことです。一番最初は驚愕すると同時に「何故自分なのか」と困惑しました。曰く、宮﨑さんがFoorinのパプリカをラジオで耳にしたのをきっかけにわたしに白羽の矢が立ったようです。5冊分にもなる重たい絵コンテを頂き、宮﨑さんから説明を受け、恐る恐る作曲に取り掛かりました。今や遥か遠い昔の出来事のように感じています。 この4年間のあいだ、幾度か小金井のスタジオへと足を運び、宮﨑さんや鈴木さんとお話をさせて頂いたのですが、その殆どが不思議なくらい気持ちよく晴れた日でした。近所にいる園児の声を聞きながら、黒々と落ちた木陰の中を歩いたのをおぼえています。常日ごろ狭い部屋で独り過去の記憶を辿りながら作曲をしている身からすると、それは豊かと呼ぶ他ない体験でした。 小さな子供の頃から宮﨑さんの映画を見て育ちました。いつしかわたしは大人になり、音楽を作る人間になりました。その音楽を沢山の人に受け取ってもらえるようにもなりました。まだ至らぬ部分も数え切れないほどありますが、至らなさも含めて確かにここまで生きてきたのだと思えます。 「地球儀」は「君たちはどう生きるか」の為の曲であり、わたしが今まで宮﨑さんから受けとったものをお返しする為の曲でもあります。今まで映画を作り続けてくれてありがとうございました。そしてこれからもずっと作り続けてください。作品情報米津玄師 新曲「地球儀」配信リリース日:2023年7月17日(月)シングルCD発売日:2023年7月26日(水)CD価格:[初回版]CD+写真集 160ページ 4,800円[通常版]CD+写真集 160ページ 2,200円宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』主題歌©2023 Studio Ghibli
2023年07月17日7月14日に公開を開始した、宮崎駿監督によるスタジオジブリの最新長編映画『君たちはどう生きるか』。’16年夏ごろから企画がスタートしていたという本作品は、宮崎駿監督の10年ぶりの最新作となった。ただ今回は、’17年10月に宮崎監督がタイトルを明らかにして以降、あらすじやキャストなどの予告が一切ないまま公開を迎えるなど、その異例ぶりが注目を集めている。とはいえ、本作品は全く情報がないながらも、ネット上では公開を期待する声が多くあがっていた。それはひとえに、過去に公開された数あるスタジオジブリ作品の多くが高い評価を得ていることが、理由としてあげられるだろう。果たして、過去作品の中でも評価の高いジブリ作品とはどのようなものなのだろうか。今回は「好きなジブリ作品」と「苦手なジブリ作品」についてアンケートを実施。今回は「好きなジブリ作品」の結果を公表する。3位に選ばれたのは『千と千尋の神隠し』。’01年7月に公開された本作品は、’20年6月から8月までの再上映を含めて、国内興行収入は316.8億円を突破。スタジオジブリ作品として最高額であり、今もなお日本の歴代興行収入ランキング2位を記録している。本作は、主人公である10歳の千尋が両親とともに引っ越し先へと向かう道中、八百万の神々が住む異世界へと迷い込んでしまうところからストーリーが始まる。異世界の食べ物によってブタへと変えられてしまった両親を救うため、千尋は魔女の湯婆婆が経営する神様のための銭湯で働くことになるのだ。人間界と対照的な、神々の住む異世界に加えて、その中で浮かび上がる登場人物のキャラクター性が精巧に描かれていたことが、ファンからも高く評価されたようだ。《映画の世界観が壮大で好き。異世界に連れて行ってくれる印象がある》《話の内容も面白かったし、背景も懐かしいような印象深かったです》《人物の設定、舞台となる世界観、ストーリーが良かった》《全てが面白かった。ストーリー・登場人物などすべてが面白く楽しかった》2位に選ばれたのは、『天空の城ラピュタ』。原作のないアニメオリジナル作品としては初となるスタジオジブリ作品であり、’86年8月に公開された。興行収入は11.6億円と、“千と千尋”ほどではないものの、何度もテレビ放映されていることから見たことがあるという人も多いだろう。本作は、架空の存在とされていた天空の城ラピュタと、その存在を復活させるという不思議な飛行石をめぐって物語が展開される。飛行石を狙うのは、ムスカ大佐が率いる政府機関と空中海賊のドーラ一家。ラピュタの存在を信じる主人公の少年パズーは、飛行石を持つ少女シータと偶然出会ったことをきっかけに、自ら渦中へと飛び込んでいく。年齢を問わず楽しめる非現実的な設定や冒険物語を評価する声は多く、また、ストーリー性に沿った音楽によってより没入感が高まるという人も少なくないようだ。本作品の主題歌『君をのせて』に関しては、作詞を宮崎監督自らが手がけており、歌を担当した井上あずみは、後のスタジオジブリ作品でも数多くの主題歌や挿入歌を担当していた。《空に浮かぶ島、という奇想天外な設定で、ドタバタしながら解決に向かっていくのが楽しい》《何度観ても新鮮に感じてのめり込んでしまうところ》《ストーリーに入り込みやすい、映画音楽が素晴らしくて何度も口ずさんでしまう。毎回テーマが有ってその内容に圧倒されてしまいます》《音楽とストーリーがマッチしていて見入ってしまう》そして、堂々の1位に選ばれたのは『となりのトトロ』。’88年4月に公開され、興行収入は11. 7億円。国内で数多くの映画関連の賞を受賞している。昨年18回目のテレビ放映がなされた際の平均世帯視聴率が13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となるなど、根強い人気をもつ不朽の名作である。病弱な母親をもつ一家が、療養のために田舎の一軒家へと引っ越してきたところからストーリーが始まる。小学6年生のサツキと4歳のメイの二人姉妹は、「お化け屋敷」と呼ばれた新しい家の中やその付近の森で、たくさんの不思議な生きものに出会っていく。マックロクロスケやトトロ、ネコバスなど、存在自体は不思議ながらも可愛らしいキャラクターたちや、サツキやメイを取り巻く田舎ののどかな環境を美しく描いた本作品は、何度見ても飽きないと評価する声が多く寄せられた。《何度観ても飽きない。昔懐かしい村の風景と人々の暮らし、トトロとのかかわりの温かみが素敵》《ストーリーの内容、画像ともに新鮮で、日本アニメの代表格になると感じた》《トトロが大っきくてかわいい》《ジブリ映画も色々見ましたが、色んなドラマがありどれも良いと思いましたがキャラクターでトトロを選びました》《何回見ても飽きないし、完コピできるくらい覚えているけど、ついついみてしまうコワイシーンがない》【好きなジブリ映画ランキング】1位:となりのトトロ2位:天空の城ラピュタ3位:千と千尋の神隠し4位:魔女の宅急便5位:その他(具体的に入力してください)6位:ハウルの動く城6位:紅の豚8位:火垂るの墓9位:劇場版 アーヤと魔女10位:もののけ姫調査日:2023年7月4日調査対象:20~60代の男女400人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年07月16日7月14日、スタジオジブリの宮崎駿監督の新作映画となる「君たちはどう生きるか」の公開が始まった。宮崎監督による新作作品の公開は10年ぶりとなる。日本のアニメーションを代表する制作会社であるスタジオジブリからは、これまでに23作品の長編アニメ映画が発表されている。’01年に公開された『千と千尋の神隠し』は日本国内で当時の歴代興行収入を塗り替える大ヒットとなったうえ、海外でも絶賛。第75回アカデミー賞ではアカデミー長編アニメ映画賞を受賞した。このように、歴史に残る名作を生み出すスタジオジブリだが、全ての作品がヒットしてきたわけではない。観客がジブリに求めるものとはどのようなものなのだろうか。そこで、今回は「好きなジブリ作品」と「苦手なジブリ作品」についてアンケートを実施。今回は「苦手なジブリ作品」の結果を公表する。3位に選ばれたのは『劇場版 アーヤと魔女』。監督は宮崎駿氏の長男、宮崎吾朗監督。原作は『ハウルの動く城』の著者でもある、ダイアナ・ウィン・ジョーンズだ。孤児院で育った10歳の少女・アーヤは太った魔女のベラの家に引き取られることに。ベラの元で魔法を教えてもらうことを条件に、助手として働き始めるアーヤの立ち回りを描く。’21年8月に劇場公開された本作はスタジオジブリ史上初の3DCGによるアニメーション作品にもかかわらず、初週の興行収入ランキングでは8位に留まった。実はコロナ禍のため’20年に先んじてテレビ放送がなされていたのだが、その際の評価がイマイチだったことも要因かもしれない。また、ジブリに求める映像要素と、CGアニメの相性も悪かったようで“絵が苦手”という感想も。観客が期待するジブリの作品とは良くも悪くもかけ離れてしまったことが、低評価の一因なようだ。《二番煎じ感が拭えないです》《絵が苦手》《CGは好きではないから》2位に選ばれたのは『ゲド戦記』。宮崎吾郎氏の初監督作品。父親である国王を殺してしまい国を飛び出したアレンは、世界に起こる災いの原因を探すゲドに出会い、共に災のもとを探す旅に出ることになる。原作はSFの女王・アーシュラ・K・ル=グウィンの小説『ゲド戦記』。全6巻のうちの第3巻『さいはての島へ』部分が、使用されている。さらに、宮崎駿氏による絵物語『シュナの旅』も原案とするという複雑な構成だ。興行収入は78.4億円と報じられるなどヒットしたといえる本作だが、ストーリーの難解さから苦手、がっかりしたと感じる人が多かったようだ。実は原作者のル=グウィンも自身のWEBサイトで、吾郎氏からこの映画を気に入ったか聞かれた際に、「はい。これは私の本ではありません。あなたの映画です。良い映画です」と答えたことを明かすほど、原作との乖離があるという。ル=グウィンは、自分の本の映画だと思ってこの作品を見ると、“映画の多くの部分は支離滅裂だと感じた”と語っている。そもそも非常に長い話の一部を映画として切り取った本作。それだけでもストーリーをまとめるのは容易ではないうえに、別の作品のコンセプトを取り入れてしまったことで“支離滅裂”加減が高まってしまったのだろうか。《いまいちストーリーがわかりにくかった》《内容が難しかった》《内容が良くわからなかった》《意味不明》第1位は『火垂るの墓』。’88年に公開され、高畑勲さんが監督を務めた。原作は野坂昭如さんの戦争体験をもとにした同名小説で、戦時下の日本をリアルに描く作品だ。主人公の清太とその妹・節子は、空襲で母と家を亡くし親戚の家に疎開するものの、邪魔者扱いをされてしまう。そのため清太は家を出て妹と二人きりで暮らすことを決意し、懸命に生き抜こうとする。当時の興行収入こそ伸び悩んだものの、その後13回もテレビ放映されたこともあり、見たことがあるという人はかなり多い本作。映画内で登場したサクマ式ドロップスを覚えている人も多いのではないか。節子が空になった缶に、水を入れて飲むシーンやドロップと勘違いしておはじきを食べる場面は戦後の食糧難の悲惨さを際立たせる。当時の時代描写なども含め、非常にリアルに描かれた本作。だからこそ観ると“落ちこんでしまう”という声が寄せられた。今回は苦手な作品として1位になってしまったが、それは見る人の心に強く訴えかける作品だったということだろう。《戦争で気分が下がってしまう》《戦争物は悲しい、つまらないことはないけど、現実的にあったと考えると辛くなってくる》《決してつまらない訳では無いが、やはり見たあとに心が重くなるから》《戦争のシーンがとてもリアルに描かれていて怖かったから》宮崎駿監督の最後の作品とも噂される『君たちはどう生きるか』は、果たしてどのような評価をなされるのだろうか。【苦手なジブリ映画ランキング】1位:火垂るの墓2位:ゲド戦記3位:劇場版 アーヤと魔女4位:平成狸合戦ぽんぽこ4位:ホーホケキョ となりの山田くん6位:紅の豚7位:崖の上のポニョ8位:もののけ姫9位:ハウルの動く城9位:天空の城ラピュタ調査日:2023年7月4日調査対象:20~60代の男女400人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年07月16日宮崎駿監督10年ぶりの長編映画『君たちはどう生きるか』が、7月14日(金)よりついに公開。宣伝をしない宣伝として、事前にポスタービジュアルが発表されたのみ、予告映像などは一切なく、内容やキャスト・スタッフなどの情報が伏せられたまま公開日を迎えたが、声優として参加した豪華俳優陣やアーティストが公式SNSを通じて本作への出演をファンに知らせている。本作は、宮崎監督が自ら原作・脚本を手がけたオリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”。タイトルは、宮崎監督が少年時代に読んで感動した吉野源三郎の著書(1937年刊)からとられたもので、同作は2017年に刊行された漫画版も話題となった。まず、主人公・眞人役を務めたのは、『約束のネバーランド』『ラーゲリより愛を込めて』『CUBE 一度入ったら、最後』などに出演し、日本テレビ系新土曜ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」にも生徒役でレギュラー出演する山時聡真。「エンドロールで名前を見つけて、とても驚きました」「今年の夏は山ちゃんに注目が集まるかも」と、ファンからも驚きと喜びの声が寄せられている。山時さんと『CUBE 一度入ったら、最後』で“兄弟”役で共演した所属事務所の先輩である菅田将暉、同じく木村佳乃も出演。菅田さんは公式Twitterで「公開おめでとうございます。カヘへッ。」とコメントを寄せている。また、ヒミの声を朝ドラ「らんまん」の主題歌も話題のあいみょんが担当していることが明らかに。さらに、木村拓哉が「宮崎駿監督、スタジオジブリの皆さん、『君たちはどう生きるか』初日おめでとう御座います」と自身のInstagramに投稿。そして、あいこ役で出演した大竹しのぶは、「宮崎駿さんの作品『君たちはどう生きるか』。私も参加しています。宮崎駿監督は、やはりすごい存在感」と記し、「参加できて嬉しかったなあ」とコメントを寄せている。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月15日2022年末に鳥のような絵のポスターが公開され、反響を集めた、宮崎駿監督の長編アニメ映画『君たちはどう生きるか』。宮崎監督がおよそ10年ぶりに手掛けた、スタジオジブリの新作です。しかし、情報解禁がされてから公開日である2023年7月14日まで、『君たちはどう生きるか』についての事前プロモーションは一切なく、謎に包まれた作品として世間をざわつかせています。『君たちはどう生きるか』の主題歌が判明同日、歌手の米津玄師(よねづ・けんし)さんがTwitterを更新。『君たちはどう生きるか』の主題歌として、『地球儀』というタイトルの楽曲を制作したことを明らかにしました。米津さんが主題歌の話をもらったのは、4年も前のこと。米津さんが作詞・作曲・プロデュースを担当した、小・中学生の5人で構成された男女混合ユニット『Foorin』の『パプリカ』という曲を、宮崎監督がラジオで聞いたことがきっかけになったそうです。オファーを受けた時の心境や、その後の4年間を、米津さんは次のように振り返っています。お話を頂いたのはもう4年ほど前のことです。一番最初は驚愕すると同時に「何故自分なのか」と困惑しました。曰く、宮﨑さんがFoorinのパプリカをラジオで耳にしたのをきっかけにわたしに白羽の矢が立ったようです。5冊分にもなる重たい絵コンテを頂き、宮﨑さんから説明を受け、恐る恐る作曲に取り掛かりました。今や遥か遠い昔の出来事のように感じています。この4年間のあいだ、幾度か小金井のスタジオへと足を運び、宮﨑さんや鈴木さんとお話をさせて頂いたのですが、その殆どが不思議なくらい気持ちよく晴れた日でした。近所にいる園児の声を聞きながら、黒々と落ちた木陰の中を歩いたのをおぼえています。常日ごろ狭い部屋で独り過去の記憶を辿りながら作曲をしている身からすると、それは豊かと呼ぶ他ない体験でした。@hachi_08ーより引用5冊分の絵コンテをもらい、作曲に取り掛かったという、米津さん。東京都小金井市にある株式会社スタジオジブリに何度か足を運び、宮崎監督や鈴木敏夫プロデューサーと話したそうです。米津さん自身、宮崎監督の作品を観て育ったそうで、宮崎監督や鈴木プロデューサーと過ごした時間を「豊かと呼ぶほかない体験」とつづっていました。最後に、米津さんは、自身が手掛けた『地球儀』という曲について、このように明かしています。「地球儀」は「君たちはどう生きるか」の為の曲であり、わたしが今まで宮﨑さんから受けとったものをお返しする為の曲でもあります。今まで映画を作り続けてくれてありがとうございました。そしてこれからもずっと作り続けてください。@hachi_08ーより引用『君たちはどう生きるか』を同日に観た人たちからは、米津さんの歌に関する絶賛のコメントが数多く寄せられました。・映画の最後に優しい米津さんの声が響き渡り、思わず涙してしまいました。『君たちはどう生きるか』に、とてもぴったりな曲だと思います。・たった今映画を観てきました。作品が楽しかったのはもちろんのこと、米津さんの歌声が流れて、とても嬉しかったです。・なんとも優しい歌。最後に心がふわっと、優しさに包まれました。この『地球儀』という曲で締まった気がします。宮崎監督と米津さんの想いが込もった作品と歌声を、映画館で堪能してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2023年07月14日宮崎駿監督の10年ぶりの長編映画『君たちはどう生きるか』が、本日7月14日(金)に公開を迎えたということで、何度でも繰り返し観たくなる、監督がこれまで手掛けてきた「スタジオジブリ」の長編映画を一挙ご紹介。『天空の城ラピュタ』(1986年8月2日公開)『ルパン三世 カリオストロの城』、『風の谷のナウシカ』に続き、監督と脚本を手掛けた『天空の城ラピュタ』。ムスカ率いる謎の男たちによって連れ去られた少女・シータと、落下するシータを発見する少年・パズーが、かつて栄えた空の王国・ラピュタを探す冒険に出る、好奇心と夢にあふれた伝説的名作だ。『となりのトトロ』(1988年4月16日公開)サツキとメイの姉妹と、森で出会う不思議ないきもの“トトロ”との交流を描くファンタジー『となりのトトロ』。トトロのほかにも、小さくて真っ黒なオバケ“マックロクロスケ”、不思議なネコバスなど魅力的なキャラクターの登場も必見。昨年は、イギリスの名門演劇カンパニー、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)と日本テレビの共同制作で、舞台化されたことも話題に。『魔女の宅急便』(1989年7月29日公開)魔女の女の子・キキが、人間社会での様々な出会いを通して、成長していく物語『魔女の宅急便』。魔女のおかあさんと人間のおとうさんに育てられたキキは、“13歳になったら一人前の魔女になるために知らない街で一人暮らしをする”という魔女の掟に従い、相棒・ジジと共に故郷を旅立つ…。「名探偵コナン」シリーズでお馴染みの高山みなみと山口勝平、さらに戸田恵子と、豪華キャストの参加、荒井由実の名曲にも注目。アニメーション映画のほかにも、2014年には、小芝風花を迎えて原作小説が実写映画化。また、上白石萌歌、福本莉子ら出演で何度も舞台化されるほど人気作品となっている。『紅の豚』(1992年7月18日公開)監督が自らを投影したキャラクターを主人公に、空を飛ぶことへのこだわりと思いを込めた『紅の豚』。誇りと、女と、金をかけて、ポルコ対カーチスのロマン溢れる男同士の空中対決がスタート!「カッコイイ」とは、何か――?哀愁漂うオトナなファンタジー作品だ。ヒロインのマダム・ジーナを演じた加藤登紀子が歌う主題歌「さくらんぼの実る頃」にも注目。スタジオジブリ史上初めて、ヒロインを演じた役者が主題歌を歌った作品となっている。『もののけ姫』(1997年7月12日公開)公開当時の日本の興行収入記録を塗り替え、日本だけではなく世界中で絶賛された『もののけ姫』。自然界と人間との関わりについて描いた壮大な物語は、自然と人間は共に生きることができるのかという、人類の命題とも言える大きなテーマに挑んでいる。石田ゆり子、田中裕子、小林薫、西村雅彦、森光子ら俳優陣が声優を務めているのも見どころのひとつだ。『千と千尋の神隠し』(2001年7月20日公開)第75回アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞、2002年ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した『千と千尋の神隠し』。少女・千尋が、両親と共に不思議なトンネルで迷い込んでしまうところから始まる物語。両親はブタにされてしまい、戻るための道もなくなった千尋は、神々の集う湯屋である「油屋」で働くしかなく――。舞台化は、昨年に引き続き、橋本環奈&上白石萌音の続投で再演が決定しており、大きな注目を集めている。『ハウルの動く城』(2004年11月20日公開)魔女の呪いで老婆に変えられてしまった少女ソフィーと、美しい魔法使いの青年ハウルが心を通わせていく、真実の愛の物語『ハウルの動く城』。生きることの素晴らしさ、戦うことの愚かさが描かれている。ボイスキャストには、ソフィーを倍賞千恵子、ハウルは木村拓哉が演じているほか、美輪明宏、神木隆之介、大泉洋らが声をあてた個性的なキャラクターたちも登場する。『崖の上のポニョ』(2008年7月19日公開)さかなの子・ポニョと、人間の男の子・宗介の間に生まれた絆を描く、全編手書きで製作された『崖の上のポニョ』。海辺の小さな町に住む5歳の男の子・宗介は、ジャムの瓶に入り込んでしまったポニョと出会う。瓶を割って助け出すと、ポニョは宗介が大好きになり、宗介もポニョを好きになる。父・フジモトによって海の中に連れ戻されてしまったポニョだったが、「人間になりたい」と強く願うように。ポニョは、妹たちの力を借りてフジモトの魔法を盗み出すと、宗介の元へと向かっていく――。主題歌と共に日本中で社会現象になった本作。どこまでもピュアな2人の大冒険に、心が弾むこと間違いなし。『風立ちぬ』(2013年7月20日公開)これまでの宮崎監督作品とは異なる“大人のラブストーリー”『風立ちぬ』。第二次世界大戦時、零戦の設計者として活躍した堀越二郎をモデルに、堀辰夫の同名小説をリンクさせ、主人公とヒロインとの恋、そして恋から愛へと成熟していく夫婦の絆が描かれている。宮崎監督の“最後”の長編映画として当時話題となった本作。主人公役は庵野秀明、ヒロイン役は瀧本美織が務めたほか、西島秀俊、竹下景子、大竹しのぶ、志田未来らが出演していることにも注目。『君たちはどう生きるか』(公開中)『風立ちぬ』から10年、宮崎監督最新作『君たちはどう生きるか』。原作・脚本も務めた本作のタイトルは、宮崎監督が少年時代に読んで感動した吉野源三郎の著書から借りたそう。スタジオジブリ作品としては初めてとなる、IMAX上映も行われる。なお、昨年11月には、スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」が開園し話題に。7月は、『コクリコ坂から』、『もののけ姫』の金曜ロードショー放送も決定しており、こちらも要チェックだ。(シネマカフェ編集部)■関連作品:崖の上のポニョ 2008年7月19日より全国東宝系にて公開© 2008 二馬力・GNDHDDT風立ちぬ 2013年7月20日より全国東宝系にて公開© 2013 二馬力・GNDHDDTK魔女の宅急便 2014年3月1日より全国にて公開© 2014「魔女の宅急便」フィルムパートナーズハウルの動く城 2004年11月20日より日比谷スカラ座ほか全国東宝洋画系にて公開©2004二馬力・TGNDDDTとなりのトトロ 1988年4月16日より公開もののけ姫 1997年7月12日より公開紅の豚 1992年7月18日より公開君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月14日シンガーソングライターの米津玄師が、宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』(公開中)の主題歌を担当することが14日、わかった。宮崎監督の10年ぶりの最新作となる同作は、宮崎監督が少年時代に読み、感動したという吉野源三郎氏の同名小説にインスパイア・制作されたオリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”だ。同作の主題歌「地球儀」は、かねてより宮崎監督のことを敬愛し、作家としても大きな影響を受けていることを公言していた米津が書き下ろした。17日にデジタル配信、26日にCD発売される。SNSに投稿されたコメント全文は以下の通り。■米津玄師『君たちはどう生きるか』の主題歌として「地球儀」という曲を作らせてもらいました。お話を頂いたのはもう4年ほど前のことです。一番最初は驚愕すると同時に「何故自分なのか」と困惑しました。曰く、宮崎さんがFoorinのパプリカをラジオで耳にしたのをきっかけにわたしに白羽の矢が立ったようです。5冊分にもなる重たい絵コンテを頂き、宮崎さんから説明を受け、恐る恐る作曲に取り掛かりました。今や遥か遠い昔の出来事のように感じています。この4年間のあいだ、幾度か小金井のスタジオへと足を運び、宮崎さんや鈴木さんとお話をさせて頂いたのですが、そのほとんどが不思議なくらい気持ちよく晴れた日でした。近所にいる園児の声を聞きながら、黒々と落ちた木陰の中を歩いたのをおぼえています。常日ごろ狭い部屋で独り過去の記憶を辿りながら作曲をしている身からすると、それは豊かと呼ぶほかない体験でした。小さな子供の頃から宮崎さんの映画を見て育ちました。いつしかわたしは大人になり、音楽を作る人間になりました。その音楽を沢山の人に受け取ってもらえるようにもなりました。まだ至らぬ部分も数え切れないほどありますが、至らなさも含めて確かにここまで生きてきたのだと思えます。「地球儀」は『君たちはどう生きるか』のための曲であり、わたしが今まで宮崎さんから受けとったものをお返しする為の曲でもあります。今まで映画を作り続けてくれてありがとうございました。そしてこれからもずっと作り続けてください。
2023年07月14日7月14日、ついに公開日を迎えたスタジオ・ジブリの最新作にして、宮崎駿監督による10年ぶりの新作でもある劇場用長編アニメーション映画『君たちはどう生きるか』。徐々に情報が明らかにされているが、関係者たちの心境は戦々恐々のようだ。’13年公開の映画『風立ちぬ』を最後に長編映画の制作から引退することが発表されていた宮崎監督だが、’17年2月に長編映画制作に取り組んでいることが明かされ、同年10月に新作のタイトルは『君たちはどう生きるか』になると発表された。しかし、昨年12月に公開日は発表されたものの、出演者や主題歌の情報はおろか映画の具体的な内容さえも一切明かされず。そして6月には、スタジオジブリの代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫氏が、一切宣伝を行わない方針であることを明言。6月28日に都内で開催された「金曜ロードショーとジブリ展」の開会セレモニーに出席した際、鈴木氏はその理由についてこう語っている。「いままでいろいろな情報を出しすぎていて、観る方の興味を削いでしまっていたのかもしれないと思ったんです。最初は通り一辺倒の宣伝だけでもしようかなと思っていたのですが、一切宣伝しなかったらどうなるのか興味があった。これだけ情報化された時代に、情報がないことが、エンターテインメントになると思ったんです」最近では、昨年12月に公開されたアニメーション映画『THE FIRST SLAM DUNK』が事前にあらすじを公開せずに国内興収140億円超えという偉業を成し遂げている。しかし、今回のジブリ新作の徹底した“宣伝ナシ”ぶりは類を見ないと、ある映画関係者は言う。「『THE FIRST SLAM DUNK』はあらすじこそ明かしていませんでしたが、声優キャストや全貌を明かさない予告編などを小出しにして期待感を高め、その結果大ヒットしました。しかし、『君たちはどう生きるか』はチラシ、予告編も作らず、すべての情報を明かさないという徹底ぶり。事前の試写会さえも行っていないといいます。映画の内容を公開日までほとんど明かさないというプロモーションは今までもありましたが、ここまで隠した映画は聞いたことがありません。内容に絶対の自信があり、公開されたら口コミで話題になることを確信しているのだと思いますが、かなりの賭けであることは間違いありません」異例ぶりはそれだけではない。通常は公開と同時に映画館で発売される作品パンフレットも上映劇場および通信販売にて後日販売されることが明かされている(発売日は未定)。これまで『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』といった数々の名作を生み出し、興収面でも特大ヒットを連発してきたジブリと宮崎監督。そんな宮崎監督の10年ぶりの新作、かつ事前の情報もないとくれば観客の期待感は高まるばかりだが、携わる関係者にとってはそうではないようだ。「“宮崎監督の新作”というネームバリューは、日本の映画業界では最強クラスの効果があることは間違いありません。これまで数々の国民的映画を送り出してきたジブリと宮崎監督だけにファンの数も計り知れないほどいますし、事前情報がなくても見に行く人は多いでしょう。とはいえ、ここまで一切宣伝をしなかった作品の前例がないのも事実。鈴木プロデューサーも宮崎監督から『宣伝しなくて大丈夫かな?』と心配されたことを明かしていますし、ある出演者も興収面への不安を周囲に漏らしていたといいます。実際、SNS上では、“ジブリの新作が公開されることを知らなかった”という声も目にします。映画館にとっても同様で、事前の情報がないゆえに一日の上映回数やスクリーンの大きさを決めるのにかなり苦慮したといいます。作品を見た流れで購入する人が多いパンフレットが後日販売、かつネットでも買えるというのも、劇場の収入面にとっても痛手です」(前出・映画関係者)東京・立川にあるシネコン「CinemeCity」の6月30日に公式Twitterで、同館の室長の言葉をこう紹介している。《チラシも予告編もなければ公式HPもない、まったく宣伝しないという前代未聞のスタイルで挑む、全世界待望の宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』は完全に秘密のヴェールに包まれており「冒険活劇ファンタジー」であること、宮崎監督の伝記的要素のある作品であるということだけが、発表されている。期待しかないのだが、映画館スタッフとしては心配で仕方ないという二律背反》出演者、映画館も巻き込む、鈴木プロデューサーの“宣伝しない宣伝”スタイル。しかし、大きな賭けに出られる理由があるという。「これまでのジブリの映画といえば、様々な企業が資金を出資する製作委員会方式がほとんどでした。この方式の場合、ヒットさせて資金を回収する必要がありますから、内容や宣伝方式などにおいて、出資企業の意向を少なからず反映させる必要があります。ただ、今回の『君たちはどう生きるか』はスタジオジブリの単独出資で製作されています。製作費をジブリですべて出している以上、ヒットしなければ大幅な赤字を背負うリスクもありますが、内容や宣伝方針について口を出す“部外者”もいません。ジブリとしては、それだけこだわって『君たちはどう生きるか』を作ったということでしょうし、覚悟のあらわれなのだと思います」(前出・映画関係者)公開日を迎えて、声の出演者として菅田将暉、木村拓哉や柴咲コウといった豪華俳優陣が務め、主題歌を米津玄師が担当することが判明している『君たちはどう生きるか』。果たして、ジブリの“賭け”はどう活きるのか――。
2023年07月14日米津玄師が、宮﨑駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』の主題歌として「地球儀」を書き下ろしたことをSNSを通じて発表した。米津は、小学生の時に『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』を映画館で見た時に衝撃を受け、漫画版『風の谷のナウシカ』を創作の指針としていることなど、宮﨑監督からは自身の幼少期から現在に至るまで大きな影響を受け育ってきたという。SNSに投稿されたコメントでは「お話を頂いたのはもう4年ほど前のことです。一番最初は驚愕すると同時に“何故自分なのか”と困惑しました」と明かし、「『地球儀』は『君たちはどう生きるか』の為の曲であり、わたしが今まで宮﨑さんから受けとったものをお返しする為の曲でもあります。今まで映画を作り続けてくれてありがとうございました。そしてこれからもずっと作り続けてください」と綴っている。「地球儀」は、7月17日(月・祝) にデジタル配信、7月26日(水) にシングルCDとして発売される。シングルは「地球儀」のCDに写真集160ページを同梱したパッケージとなり、初回版・通常版の2形態でのリリースとなる。映画『君たちはどう生きるか』は、宮﨑監督オリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”。『風立ちぬ』から10年ぶりとなる宮﨑監督の長編作品に期待が高まる中、公開まで内容・キャスト・スタッフなどの情報が伏せられていることが大きな話題となり、本日7月14日(金) に公開日を迎えた。■米津玄師 コメント(7月14日(金) SNS投稿文)『君たちはどう生きるか』の主題歌として「地球儀」という曲を作らせてもらいました。お話を頂いたのはもう4年ほど前のことです。一番最初は驚愕すると同時に「何故自分なのか」と困惑しました。曰く、宮﨑さんがFoorinのパプリカをラジオで耳にしたのをきっかけにわたしに白羽の矢が立ったようです。5冊分にもなる重たい絵コンテを頂き、宮﨑さんから説明を受け、恐る恐る作曲に取り掛かりました。今や遥か遠い昔の出来事のように感じています。この4年間のあいだ、幾度か小金井のスタジオへと足を運び、宮﨑さんや鈴木さんとお話をさせて頂いたのですが、その殆どが不思議なくらい気持ちよく晴れた日でした。近所にいる園児の声を聞きながら、黒々と落ちた木陰の中を歩いたのをおぼえています。常日ごろ狭い部屋で独り過去の記憶を辿りながら作曲をしている身からすると、それは豊かと呼ぶ他ない体験でした。小さな子どもの頃から宮﨑さんの映画を見て育ちました。いつしかわたしは大人になり、音楽を作る人間になりました。その音楽を沢山の人に受け取ってもらえるようにもなりました。まだ至らぬ部分も数え切れないほどありますが、至らなさも含めて確かにここまで生きてきたのだと思えます。「地球儀」は『君たちはどう生きるか』の為の曲であり、わたしが今まで宮﨑さんから受けとったものをお返しする為の曲でもあります。今まで映画を作り続けてくれてありがとうございました。そしてこれからもずっと作り続けてください。<作品情報>映画『君たちはどう生きるか』公開中映画『君たちはどう生きるか』ポスタービジュアル (C)2023 Studio Ghibli公開劇場一覧:<配信情報>米津玄師「地球儀」7月17日(月・祝) 配信リリース配信リンク:※配信日より有効<リリース情報>米津玄師 ニューシングル『地球儀』7月26日(水) リリース●初回版(CD+写真集 160ページ):4,800円(税込)●通常版(CD+写真集 160ページ):2,200円(税込)関連リンク米津玄師 オフィシャルHP米津玄師 YouTube米津玄師 Twitter米津玄師 Instagram米津玄師 TikTok
2023年07月14日米津玄師がSNSを通じて、本日7月14日(金)に公開された宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』の主題歌として「地球儀」を書き下ろしたことを発表した。米津さんは、かねてより宮崎駿監督を敬愛し、作家としても道標のような存在として大きな影響を受けていることを公言してきていた。小学生の時に『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』を映画館で見た衝撃や、漫画版「風の谷のナウシカ」を創作の指針としていることなど、宮崎監督からは、自身の幼少期から現在に至るまで大きな祝福を受け育ってきたという。今回、米津さん自身の長年の思いが実を結ぶような形で、宮崎監督との制作が4年の歳月を経て形となった。これに合わせて、「スタジオジブリ」も「米津玄師さんすばらしい音楽ありがとうございました」という宮崎監督直筆のメッセージとイラストが入った色紙をアップしている。主題歌「地球儀」は米津さんが作詞、作曲、歌唱。アーティスト写真も初公開となり、カメラマン・木村和平氏による幻想的な風景が切り取られた。「地球儀」は7月17日(月)にデジタル配信、7月26日(水)にシングルCD発売。シングルは「地球儀」のCDに写真集160ページを同梱したパッケージとなり、初回版・通常版の2形態でリリースされる。本作『君たちはどう生きるか』は、宮崎監督オリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”。『風立ちぬ』から10年ぶりとなる宮崎監督の長編作品に期待が高まるなか、宣伝をしない宣伝として、公開まで内容・キャスト・スタッフなどの情報が伏せられていることが大きな話題となり、公開された。■米津玄師コメント(7月14日 SNS投稿文)「君たちはどう生きるか」の主題歌として「地球儀」という曲を作らせてもらいました。お話を頂いたのはもう4年ほど前のことです。一番最初は驚愕すると同時に「何故自分なのか」と困惑しました。曰く、宮崎さんがFoorinのパプリカをラジオで耳にしたのをきっかけにわたしに白羽の矢が立ったようです。5冊分にもなる重たい絵コンテを頂き、宮崎さんから説明を受け、恐る恐る作曲に取り掛かりました。今や遥か遠い昔の出来事のように感じています。この4年間のあいだ、幾度か小金井のスタジオへと足を運び、宮崎さんや鈴木さんとお話をさせて頂いたのですが、その殆どが不思議なくらい気持ちよく晴れた日でした。近所にいる園児の声を聞きながら、黒々と落ちた木陰の中を歩いたのをおぼえています。常日ごろ狭い部屋で独り過去の記憶を辿りながら作曲をしている身からすると、それは豊かと呼ぶ他ない体験でした。小さな子供の頃から宮崎さんの映画を見て育ちました。いつしかわたしは大人になり、音楽を作る人間になりました。その音楽を沢山の人に受け取ってもらえるようにもなりました。まだ至らぬ部分も数え切れないほどありますが、至らなさも含めて確かにここまで生きてきたのだと思えます。「地球儀」は「君たちはどう生きるか」の為の曲であり、わたしが今まで宮崎さんから受けとったものをお返しする為の曲でもあります。今まで映画を作り続けてくれてありがとうございました。そしてこれからもずっと作り続けてください。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月14日今週公開の宮崎駿監督最新作映画『君たちはどう生きるか』が、劇場パンフレットは後日発売予定となることを発表した。宮崎監督による、『風立ちぬ』から10年ぶりの長編映画となる本作。宮崎監督が原作・脚本も兼任する本作のタイトルは、監督が少年時代に読んで感動したという吉野源三郎の著書から借りたそう。先日、スタジオジブリ作品として初めてとなるIMAX上映も発表され、話題に。そして今回、東宝映画公式Twitterでは、本作の劇場パンフレットについて、「上映劇場および通信販売にて、後日発売予定です」と発表された。そんな珍しい試みに、「初日に見に行っても、パンフは売られてないのね…」、「そこまで『極秘』にしないと成り立たないの!?」、「徹底ぶりは凄いけど、観た直後にパンフを読めないのはちょっとな…」といった困惑の声や、各上映予定の劇場も反応。逆に、「観たくなってきた」、「ますます気になる」といったポジティブなコメントも寄せられている。『君たちはどう生きるか』は7月14日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日©2023 Studio Ghibli
2023年07月10日宮崎駿監督によるアニメーション映画『風の谷のナウシカ』が、映画番組『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で放送された、2023年7月7日。『金曜ロードショー』のTwitterアカウントでは、同作品についての裏エピソードが公開され、話題を呼びました。『風の谷のナウシカ』の裏エピソードに驚きの声1984年に公開された『風の谷のナウシカ』は、スタジオジブリの作品として知られていますが、正確には、『トップクラフト』というアニメーション制作会社で制作されたもの。同作が公開された当時、スタジオジブリはありませんでした。『風の谷のナウシカ』の原作、脚本、監督は宮﨑駿監督が務め、宮﨑監督とアニメーションを作り続けてきた高畑勲監督が、初めてプロデューサーを担当した作品。『風の谷のナウシカ』のヒットが、スタジオジブリの設立の大きなきっかけになったのだそうです。「 #風の谷のナウシカ 」は1984年公開の作品です。「トップクラフト」で制作されましたが、本作のヒットが「スタジオジブリ」設立の大きなきっかけとなりました。 pic.twitter.com/eYu6gNht6d — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 原作、脚本、監督を宮﨑駿監督が務め、宮﨑監督とアニメーションを作り続けてきた高畑勲監督が初めてプロデューサーを担当しました。「日本アニメ史上、最強、最大のコンビ」が生んだ作品として大きな話題となりました。— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 作品内で流れた『少女の歌声』の秘密主人公のナウシカが、王蟲と交流するシーンでは、たびたび「ラン、ランララランランラン…」と、女の子が歌う曲が流れます。『風の谷のナウシカ』を詳しく知らなくても、口ずさめる人は多いのではないでしょうか。作曲家の久石譲さんが作曲を担当した『王蟲(オーム)との交流』という曲なのですが、歌っているのは、久石さんの娘である、麻衣さんなのだとか。このナウシカの感じたイメージを表すシーンで流れている曲は「王蟲(オーム)との交流」という曲です。本作の作曲は久石譲さんが担当し、この場面では久石さんの娘・麻衣さん(当時4歳)が歌っています。麻衣さんは現在も音楽活動をしており、父・久石譲さんとも共演しています #風の谷のナウシカ pic.twitter.com/M9OFaLkC6b — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 当時4歳だった麻衣さんの、かわいらしくも音程がしっかりととれている歌声は、久石さんのDNAを感じさせますね。麻衣さんは2023年現在も音楽活動をしており、久石さんと共演することもあるようです。巨神兵の原画を担当した人物が?『風の谷のナウシカ』のストーリーに欠かせない、巨神兵というインパクトのあるキャラクター。当時、巨神兵の原画を担当したのは、『エヴァンゲリオン』シリーズの総監督を務める、庵野秀明さんです。庵野監督は、学生時代に自分が描いた絵を持ち、本作の制作会社『トップクラフト』にやってきたのだそう。巨神兵の原画を描いたのはのちに「エヴァンゲリオン」シリーズの総監督を務める庵野秀明さんです。本作の制作途中から原画として参加しました。庵野さんは学生時代に自分が描いた絵を持って本作の制作会社「トップクラフト」にやってきました。続く pic.twitter.com/aMWQNKeTC7 — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 続きそれを見た宮﨑監督はすぐに採用。アニメーションの世界では普通動画をやってから原画を描くという段階を踏みますが、宮﨑監督は庵野さんにいきなり巨神兵の原画を全て任せることを決断しました。鈴木敏夫プロデューサーはそのときの様子を“まるで道場やぶり”だったと語っています。続く— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 続きこのときから庵野さんと宮﨑監督との師弟関係が始まったのでした。宮﨑監督は「風立ちぬ」の主人公の声に庵野さんを抜擢するなど、2人の親交は今も続いています。 #風の谷のナウシカ #金曜ロードショー — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 絵を見た宮崎監督は、すぐに庵野監督を採用。『風の谷のナウシカ』の制作途中で巨神兵の原画をすべて任せたのです。この頃から、宮崎監督と庵野監督の師弟関係が始まったのだとか。2013年に公開された『風立ちぬ』の主人公の声に、宮崎監督が庵野監督を抜擢するなど、2人の親交は今でも続いています。『風の谷のナウシカ』の放映とともに、『金曜ロードショー』のTwitterアカウントで次々と明かされた裏エピソードに、多くのファンが驚きの声を上げました。・麻衣さんの歌声が、作品の世界観にピッタリなこともすごすぎる。・久石さんの娘さんが歌われていたのか!あの曲を聞くと、しばらく頭から離れなくなるんだよなあ。・え!?庵野監督が巨神兵の原画を担当していたなんて知らなかった…。・巨神兵のシーンだけがいい意味で別物だったのは、そのためだったのか。これを見て納得できた。『風の谷のナウシカ』をより深く知ることができ、喜んだファンは多いはず。今回の件を知った後に作品を見返せば、新たな魅力に気が付くことができそうです。2023年7月14日には、スタジオジブリの作品『コクリコ坂から』が『金曜ロードショー』にて放送予定。また、同日には、スタジオジブリ最新作映画『君たちはどう生きるか』が公開されます。テレビでも映画でも、スタジオジブリ作品を堪能できる1日になりそうです![文・構成/grape編集部]
2023年07月08日宮崎駿監督10年ぶりとなる最新作『君たちはどう生きるか』のIMAX同時公開が決定した。スタジオジブリ作品としては、IMAX上映は今作が初めて。特許を持つ最新鋭の映像処理技術を最大限に駆使したIMAXは、床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンに映し出される鮮明な映像と、高精度なサウンドで、まるで映画の中にいるかのような臨場感をもって体験することができる。さらに、立体的な音響を体感できるDolby Atmos(ドルビーアトモス)、ハイクラスな音響に加えてDolby Vision(ドルビービジョン)による鮮やかなHDR映像で観られるDolby Cinema(ドルビーシネマ)、邦画作品初のIAB DCP対応作品として、没入感抜群のイマーシブサウンドで楽しめるDTS:Xスクリーンでも公開初日より上映される。『君たちはどう生きるか』は7月14日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日©2023 Studio Ghibli
2023年07月07日映画『大名倒産』より、神木隆之介や宮崎あおいら出演者が、「GReeeeN」の主題歌「WONDERFUL」にあわせて踊る本編映像が公開された。今回公開されたのは、鑑賞者の間でも話題のエンドロールを飾るハッピーでキュートなダンスシーンの一部。幼少期の小四郎と育ての親・作兵衛(小日向文世)、母・なつ(宮崎さん)の楽しそうな様子から始まり、“らんまんコンビ”神木さんとの親子シーン、新次郎(松山ケンイチ)や喜三郎(桜田通)という“松平家三兄弟”の姿も。縦横無尽に動き回る茶目っ気たっぷりな彼らの姿からは、仲睦まじい撮影の裏側が伝わる映像に仕上がっている。また、エンドロールのダンスシーンには、ほかにも豪華キャストが登場している。『大名倒産』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:大名倒産 2023年6月23日より公開© 2023『⼤名倒産』製作委員会
2023年07月06日この度、宮﨑駿が製作を務め、高畑勲が監督を務めた唯一のドキュメンタリー作品である「柳川堀割物語」を、Morc阿佐ヶ谷(所在地:東京都杉並区阿佐谷北2-12-19-B1F)にて2023年6月30日(金)から7月27日(木)まで再上映します。『柳川掘割物語』チラシ「柳川堀割物語」は、阿佐ヶ谷で設立された「二馬力」で企画・制作された作品です。2023年3月のMorc阿佐ヶ谷での上映では、20数年ぶりの劇場上映ということもあり、度重なる満席を記録しました。7月半ばに宮﨑駿監督による新作が公開されますが、重なるタイミングで「柳川堀割物語」を上映できることは、当館にとって大変光栄です。新作の公開が待ち遠しい中、ぜひ「柳川堀割物語」も併せてご覧いただければ幸いです。『柳川掘割物語』カット1【『もうひとつのナウシカ』】『風の谷のナウシカ』('84)のヒットに続き、次のアニメーション作品の舞台を福岡県柳川市の水郷にしようと模索していた宮﨑駿と高畑勲。その際、水路を埋め立てる計画を、役所の一係長が止め、浄化と市民の手による清掃を提案し、柳川の水が見事に甦った話を知る。この話に感銘を受け、永年記録映画に興味を持っていた高畑が監督を、宮﨑は製作を務め、前作『ナウシカ』と製作・監督の役割を入れ替えた形で本作が制作された。人と水のかかわり合いを美しい実写とアニメーションで描いた本作は、その経緯と内容から『もうひとつのナウシカ』と呼ばれる。『柳川掘割物語』カット2【上映内容】『柳川堀割物語』1987年/167分/日本■監督・脚本:高畑勲■製作 :宮﨑駿(C) Studio Ghibli上映期間 : 2023年6月30日(金)~2023年7月27日(木)料金(税込) : 一般 1,500円/シニア・学生 1,300円/会員 1,200円上映時間の詳細: Morc阿佐ヶ谷 外観【Morc阿佐ヶ谷概要】■所在地 : 東京都杉並区阿佐谷北2-12-19-B1F■ホームページ: ■Instagram : morc.asagaya ■Twitter : @morc_staff ■サービスデー: 毎週月曜日と木曜日、毎月1日、一律税込1,000円(一部例外有)■座席数 : 41席(補助席込み45席) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月16日ティモシー・シャラメが主演、宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』やジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ』シリーズにも大きな影響を与えた人気小説の映画化『DUNE/デューン 砂の惑星』。その続編『デューン 砂の惑星 PART2』から、待望の予告映像とティザーポスターが全世界で解禁となった。『DUNE/デューン 砂の惑星』は2021年に劇場公開されると、その完璧な映像体験が世界中から絶賛され、世界34の国と地域で初登場No.1、全世界で4億ドルを超す大ヒットを記録。第94回アカデミー賞では最多6部門を受賞した。砂漠に覆われ巨大砂虫サンドワームが支配する過酷な惑星の中で交錯する政治・陰謀・裏切り…。全宇宙から命を狙われるひとりの青年、ポール・アトレイデスの運命を描いた続編がついに解禁。物語・キャスト・VFXの全てがスケールアップした。『DUNE/デューン 砂の惑星』プレミア4月25日にラスベガスで開催されたCinemaCon 2023のパネルに登場したドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は「アクション満載のはるかに濃密な映画になる」と断言。つめかけた観客に大歓声で迎えられた。宇宙帝国を統べる皇帝の命により、過酷な砂の惑星デューンへと移住したアトレイデス家のポール(ティモシー・シャラメ)。しかしこれは、アトレイデス家の滅亡を企てた、皇帝と宿敵ハルコンネン家の共謀だった。父は殺され、母と共に命からがら刺客の手を逃れたポールは、砂漠に暮らす先住民のフレメンたちに助けられ、そこでチャニ(ゼンデイヤ)と出会う。解禁された予告編は、圧巻の砂漠を前にしたポールとチャニから始まる。「惑星アラキスには無数の秘密がある。最大の秘密は明かされない」と意味深な発言をするのは、皇帝の娘イルーラン(フローレンス・ピュー)。惑星を支配する極悪非道なハルコンネン家の面々に一族を滅ぼされたポールは、復讐の心を内に秘めるのだった。「ただひたすら、前を進め」と、砂を駆けるポールは、なんと巨大砂虫のサンドワームに飲み込まれながら、誰もが為しえなかったサンドワームを乗りこなすのだったー。そして、キスを交わすポールとチャニ。ついに、反撃の狼煙を上げ、最終決戦の様子が明らかになる。やがて、現れたのはハルコネン家の次期男爵フェイド=ラウサ(オースティン・バトラー)。「お前の、剣を砕いてやる」剣を構えるポールの目は、砂の民の象徴でもある青色に輝いている…。全宇宙の覇権を賭けた壮大な物語がいま、始まる。同時に解禁されたティザーポスターは、群衆を鼓舞し、まさに最終決戦に挑もうとするポールとチャニの姿が映される。彼らの姿はまだ暗い。一族を滅ぼされたポールとフレメンのチャニの物語は本作から始まることが予感される印象的なビジュアルになっている。主演は、ティモシー・シャラメ。2023年は、ルカ・グァダニーノ監督と再タッグを組んだ『ボーンズ アンド オール』でプロデューサーデビューも果たし、今後も『チャーリーとチョコレート工場』でジョニー・デップが演じたウィリー・ウォンカの物語『Wonka』(原題)の主演など、超大作の出演が続くハリウッドのトップスター。スタイルアイコンとしても注目を集めている共演は「ユーフォリア/EUPHORIA」でエミー賞史上最年少での主演女優賞の受賞や『スパイダーマン』シリーズにも出演するゼンデイヤをはじめ、レベッカ・ファーガソン、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリンなど。さらに、本作から『エルヴィス』で第95回アカデミー賞主演男優賞ノミネートのオースティン・バトラー、『ブラック・ウィドウ』のフローレンス・ピュー、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のレア・セドゥも加わり、この壮大な物語に夢のオールスターキャストが集結。監督は、前作に引き続き不可能を映像化する男ドゥニ・ヴィルヌーヴ。音楽には、映画音楽の巨匠ハンス・ジマーが顔を揃える。『デューン 砂の惑星 PART2』は近日公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:DUNE/デューン 砂の惑星 2021年10月15日より全国にて公開©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2023年05月04日野外音楽フェス「ザ ドロップフェスティバル 2023 イン ジャパン(THE DROP FESTIVAL 2023 in Japan)」が、2023年9月30日(土)、宮崎・みやざき臨海公園多目的芝広場にて開催される。音楽フェス「ザ ドロップフェスティバル」とは「ザ ドロップフェスティバル」は、世界サーフィン連盟が開催する大会に紐づく形で開催される、オーストラリア発祥のサーフとリップ追従型の音楽フェス。2022年には、“自然×音楽×食×スポーツ”を掲げて日本初上陸し、宮崎・青島の会場を熱気で包み込んだ。そんな「ザ ドロップフェスティバル」が、2023年も開催へ。会場をみやざき臨海公園に移し、パワーアップして帰ってくる。海に囲まれた最高のロケーションの中、音楽ライブを楽しめば、最高に“チル”なムードを楽しむことができそうだ。注目の出演アーティスト2023年も、「オトナブルー」などの楽曲で注目を集めるアイドルグループ・新しい学校のリーダーズをはじめ、ACIDMAN(アシッドマン)、Def Tech(デフテック)、Little Glee Monster(リトル グリー モンスター)など、豪華アーティストが出演する。出演アーティスト一覧ACIDMAN / 新しい学校のリーダーズ / The BONEZ / Def Tech / Dragon Ash / Blue Vintage / HEY-SMITH / Little Glee Monster※第1弾出演アーティスト情報。開催概要音楽フェス「ザ ドロップフェスティバル 2023 イン ジャパン」開催日:2023年9月30日(土)時間:開場 11:00/開演 12:00予定 ※雨天決行、荒天中止会場:みやざき臨海公園多目的芝広場住所:宮崎市新別府町前浜 1400-16チケット情報チケット価格:一般 9,900円、中高生 8,500円、小学生 1,000円チケット最速先行:5月13日(土)10:00~オフィシャルサイトおよびローチケにて開始※全てブロック指定※未就学児入場無料(要保護者同伴・指定エリアのみ、子供 1 名に付き大人 1 名のチケットが必要)※小学生以下は後方の指定エリアのみ【問い合わせ先】GAKUON ユニティ・フェイスTEL:0985-20-7111 (平日:11:00~18:00)
2023年05月01日株式会社雲仙宮崎旅館(代表取締役:宮崎 高一)は、[BON VOYAGE CAFE(ボンボヤージュカフェ)]を雲仙温泉 雲仙宮崎旅館(長崎県雲仙市小浜町雲仙320番地)1階に、2023年5月11日(木)オープンいたします。またグランドオープンに先駆け、5月9日(火)にメディア関係の皆さまに向けたプレオープンを実施いたします。〈プレオープン〉2023年5月9日(火) 11:00~16:00(ランチタイム 11:00~14:00)〈グランドオープン〉2023年5月11日(木) 11:00~16:00(ランチタイム 11:00~14:00)雲仙宮崎旅館ホームページ : BON VOYAGE CAFE Instagram: 外観[コンセプト]「ボンボヤージュ(よい旅を)」幕末に、シーボルトの著書の中でヨーロッパに紹介されたのがきっかけで、明治、大正、昭和初期まで雲仙は外国人たちの避暑地として脚光を浴びるようになりました。「BON VOYAGE CAFE」は雲仙宮崎旅館がご提供する、カフェ兼オリジナルブランドとして、雲仙を旅する中で、ほっとひと息つきたい時や、雲仙の街を一緒に歩き回れるドリンクやスイーツ、旅の思い出やお土産などをご用意しております。内観(1)[BON VOYAGE CAFEのこだわり]スタイリッシュな店内で目の前に広がる日本庭園の移りゆく自然を眺めながら、こだわりのコーヒーやドリンク、手作りのスイーツやランチを楽しみながら、ゆったりとお過ごしいただけるような空間を作りました。BON VOYAGE CAFEのお時間が雲仙での思い出に残るひと時になればと思います。[長崎が誇るスペシャリティコーヒーショップのコーヒー]コーヒーは「カリオモンズコーヒー」(長崎県長崎市)のスペシャリティコーヒーを使用。「BON VOYAGE CAFE」の為にブレンドされたオリジナルのコーヒーを「フレンチプレス」で一杯ずつ抽出します。BON VOYAGE オリジナルコーヒー[カフェメニュー]ドリンク・フレンチプレスコーヒー 550円(HOT/ICE)・雲仙煎茶 450円(HOT/ICE)・雲仙和紅茶 450円(HOT/ICE)・雲仙ほうじ茶 450円(HOT/ICE)・抹茶 500円・自家製ジンジャーエール 550円・甘夏ジュース 450円・抹茶ラテ 600円(HOT/ICE)・ほうじ茶ラテ 600円(HOT/ICE)・ラッシー(自家製ヨーグルトドリンク) 550円・ハートランドビール 700円・グラスワイン(赤、白) 800円スイーツ・フルーツかんざらし 650円・桜のモンブラン 550円・ほうじ茶のロールケーキ 450円・ライスプディング 750円+400円でドリンクセットあり(コーヒー~ほうじ茶まで)ランチ・雲仙いなり、うどんセット 1,600円・スパイスカレー・オーガニックサラダ・自家製ラッシーセット 1,300円・花かご、おにぎり、雲仙茶セット 1,800円■店舗概要店舗名 : [BON VOYAGE CAFE(ボンボヤージュカフェ)]開店日 : 2023年5月11日(木)所在地 : 〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙320番地 雲仙宮崎旅館1階営業時間 : 11:00~16:00(ランチタイム 11:00~14:00)定休日 : 不定休席数 : 16席ホームページ: Instagram : 〈メディア関係の皆さまに向けたプレオープン 詳細〉2023年5月11日(木)のグランドオープンに先駆け、2023年5月9日(火)のプレオープンにお越しいただいたメディア関係者のみなさまへ、お食事とお飲み物の提供を予定しております。誠に恐縮ですがご取材・ご来臨いただけるメディア関係者のみなさまは、下記ご出席シートにご記入いただき返信先メールにてご返信をお願い申し上げます。●プレオープン詳細開催日程 : 2023年5月9日(火)開催時間 : 11:00~16:00(ランチタイム 11:00~14:00)開催場所 : 雲仙温泉 雲仙宮崎旅館所在地 長崎県雲仙市小浜町雲仙320番地返信先メール: unzen@miyazaki-ryokan.co.jp お問合せTEL : 0957-73-3331●プレオープンご出席返信シート貴社名 :貴媒体名/番組名(所属部署名):ご来館者氏名 :ご来館人数 :合計 名様TEL/FAX :E-mail :撮影 :有(スチール/ムービー)・無通信欄 :ご返信期限は、2023年5月7日(日)までとさせていただきます。ご不明点などはお気軽にお問合せくださいませ。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月28日本年は我が国が議長国となり、主要7カ国首脳会議(G7)サミットが開催されます。当省関係では4月22日(土)から23日(日)に、宮崎県宮崎市(シーガイアコンベンションセンター)において、G7宮崎農業大臣会合を開催いたします。皆様におかれましては、会合期間中は警備上の都合等により、現地で取材活動を行う際には、当方で発行するIDの着用が必要となります。つきましては、別添「登録規定」を御参照の上、4月10日(月)までに、プレス登録の手続を行っていただくようお願いいたします。御不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。※ 取材要領につきましては、詳細が決まり次第、配布させていただきます。※ G7宮崎農業大臣会合の情報につきましては、当省ホームページも併せて御覧ください。URL: 【登録に関するお問合せ先】農林水産省輸出・国際局 国際戦略グループG7宮崎農業大臣会合準備室直通 : 03-6738-6147Email: G7press@maff.go.jp 【取材に関するお問合せ先】農林水産省輸出・国際局 G7宮崎農業大臣会合準備室担当:川上 (直通:03-3501-7402)藤本 (直通:03-3592-0313)【その他 お問合せ先】農林水産省輸出・国際局 国際戦略グループG7宮崎農業大臣会合準備室担当:齋藤、東田代表:03-3502-8111(内線 3502)直通:03-6738-6147■概要【G7宮崎農業大臣会合】1. 日程 2023年4月22日(土)、23日(日)2. 会場 シーガイアコンベンションセンター〒880-8545 宮崎県宮崎市山崎町浜山TEL.0985-21-1111(大代表) 3. プログラム(予定)*4月22日(土)には、宮崎市内、現地視察先をまわるプレスツアーを予定しております。(未定)*上記プレスツアーの詳細は、追ってご案内いたします。*下記プログラムは、変更になる場合があります。*日本と各国の二国間会談日程については、確定次第、別途「お知らせ」いたします。[G7宮崎農業大臣会合開催プログラム(予定)]G7宮崎農業大臣会合開催プログラム(予定)■プレス登録について【G7宮崎農業大臣会合】1. プレス登録G7宮崎農業大臣会合の取材には、登録が必要となります。取材を希望するメディアは、下記情報をプレス事務局(登録メールアドレス)までご連絡ください。・氏名・所属・電話番号・メールアドレス・媒体名・媒体URL取材申請の承認を受けたプレスには事務局より、プレス登録サイトをご案内いたします。電話によるお申込みは受け付けておりません。G7宮崎農業大臣会合 プレス事務局【登録メールアドレス: G7press@maff.go.jp 】2. IDカードの発行・交付登録が完了したプレスには当日現地でIDカード(顔写真付き)を発行します。会合期間中、プレスセンターなど会場施設への入場には、IDカードが必要ですので、会場内及び取材場所では常時IDカードをご着用ください。IDカードは、本会場に隣接するシェラトン・グランデ・オーシャンリゾート1FのIDセンターにてお受け取りください。【登録に関するお問合せ先】農林水産省輸出・国際局 国際戦略グループG7宮崎農業大臣会合準備室直通 : 03-6738-6147Email: G7press@maff.go.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月24日