大きな黄色い看板が目印のお店。気軽に訪れたい居酒屋3枚の黄色い大きな看板が、遠くから来店するお客さんの目を引く、大阪・心斎橋の「どぎゃん」。炭火焼鳥、宮崎郷土料理と麺料理、という文字が踊る看板の下には提灯が並び、賑やかな印象です。階段を上って2階が店舗の入り口です。店内にはテーブル席にカウンター席、小上がりの席があり、1人でも大人数でも訪れやすい空間。壁には著名人のサインが多数飾られており、お店の人気ぶりが伺えます。ざっくばらんな雰囲気なので、肩ひじ張らずにお食事やお酒を楽しみましょう。大阪では珍しい宮崎料理のお店! ラーメンも大人気!宮崎名物の真っ黒い焼き鳥を食べられるお店がなかったため、店主が一念発起して作ったのが、こちらの「どぎゃん」です。お店の創業以来、仕事帰りのサラリーマンのグループや、美味しいものが大好きな女性のグループで賑わっています。また、看板に「麺料理」と記載しているだけあり「どぎゃん」のラーメンは人気が高く、その味を求めてラーメン愛好家も多く訪れます。「高井田中華そば」の真っ黒いスープを味わってみよう「高井田中華そば」はお店の人気メニュー。席に運ばれてくると、その色が濃いスープに驚かされます。大量の鶏ガラでとられたコクの深いスープに、たまり醬油を合わせて作られており、見た目のインパクトに反して塩辛くはありません。麺は極太で、スープがよく絡むのが特徴です。香ばしく炙られたチャーシューやメンマ、ネギのトッピングと一緒に味わうと、更に風味が豊かに感じられます。このラーメンを求めて、わざわざ遠方から足を運ぶお客さんもいるのが頷ける絶品ラーメンです。香ばしくてクセになる! 「炭火もも燻し焼き」「炭火もも燻し焼き」は、本場宮崎の味が堪能できるイチオシ名物メニュー。高く上がる炎の中、網に入れた鶏もも肉をいぶしながら焼いて仕上げた一品です。香ばしい鶏肉の良い熱々の状態でお皿に乗っており、鶏の旨みがしみ出した油がじゅうじゅうと音を立て、香りがあたりに広がり食欲を刺激します。炭火で香ばしく焼かれた鶏は、コリコリの食感に仕上がっており、クセになるおいしさ。宮崎旅行せずとも、宮崎の旨いものに出会えるお店「お友達や同僚と気軽にお店に来てほしい」と語る店主が作る料理は、どれも本場宮崎の味に負けない絶品のお品。宮崎までわざわざ足を運ばずとも、宮崎の味を堪能できるとあり、連日多くのお客さんでお店は賑わいます。宮崎が発祥と言われるサクサクの「チキン南蛮」や、ぷりっぷりのせせりを秘伝のタレで焼き上げた「名物せせりタレ炭火焼」など、食べるとその美味しさのトリコになることでしょう。また、大阪名物の「あぶらかすそば」もあるので、〆にどうぞ。OsakaMetro御堂筋線の「本町駅」徒歩5分の距離にあります。12番出口を出たら、「南久宝町3丁目交差点」を目指して進みましょう。交差点を左折し2つ目の角を右折するとお店が見えます。「どぎゃん」で気心知れた仲間と、宮崎料理に舌鼓を打ってみませんか?スポット情報スポット名:どぎゃん住所:大阪府大阪市中央区博労町3-1-13 戎センタービル2F電話番号:06-6241-6689
2018年05月31日安田大サーカスのクロちゃんが女優の宮崎あおいさんにツイッター上で対抗しているのでは?とネット上で話題になっています。今回はついに宮崎あおいさんに対抗する形?でネット上を騒がせているクロちゃん。対抗しているとされたのは、宮崎あおいさんの資格取得についての芸能記事をクロちゃんがリツイートする形で発覚しました。宮崎さんの芸能記事の中身は大型免許の資格を取得したという内容だったのですが、それに対してクロちゃんのコメントは以下です。「クロちゃんはアロマコーディネーターだしんよー!アロマとクロちゃんで2重に癒しちゃうしん!!」(原文まま)同記事の中で、他の芸能人の資格事情として、クロちゃんにも触れられていますが、触れられ方としては、「その他」的な扱い。資格という点で、自分もアロマコーディネーターであることをアピールし、宮崎さんに対抗したかったようです。このようなクロちゃんのツイートに対してネット上では、「いやいや、何言ってんの?」「アロマとクロちゃんで、アクマだね」「2重で癒しちゃうって…ダブルで損なのですが。」など宮崎さんに対抗している以外にも、コメントが気持ち悪いとの「通常営業」の反応も見られます。収束しているかと思ったクロちゃんの炎上商法。今後も続きそうです。●ライター/ぶるーす(芸能ライター)
2018年05月15日今年4月5日に亡くなった高畑勲監督(享年82歳)を偲ぶ「高畑勲 お別れの会」が5月15日(火)、東京・三鷹の森ジブリ美術館で行われた。このお別れの会は、宮崎駿監督と鈴木敏夫プロデューサーの「ジブリとして盛大なお別れの会で見送りたい」という言葉に従い、高畑監督も生前大好きだった三鷹の森ジブリ美術館で開催。宮崎監督が実行委員長を務め、スタジオジブリと公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団の協力で執り行われた。「開会の辞」を担った宮崎監督は、追悼コメントとして、高畑監督の出会いや思い出を回想。時折、涙ぐみ、言葉につまる場面もあった。宮崎駿監督追悼のコメント(全文)パクさんというあだ名のいわれは定かではないんですが、だいたいがとにかく朝が苦手な男でして、東映動画に勤め始めたときも、ギリギリに駆け込むのが常でして、買ってきたパンを、タイムカードを押してから“パクパク”と食べて、水道の蛇口からそのまま水を飲んでいたという。それでパクさんになったという噂です。追悼文という形ではありませんが、今日は書いてきたものは読ませていただきます。パクさんは95歳まで生きると思い込んでいた。そのパクさんが亡くなってしまった。自分にもあんまり時間がないんだなと思った。9年前、私たちの主治医から電話が入った。「友だちなら、高畑監督のタバコをやめさせない」。真剣な怖い声だった。主治医の迫力に恐れをなして、僕と鈴木さん(鈴木敏夫プロデューサー)は、パクさんとテーブルを挟んで向かい合った。姿勢を正して話すなんて、初めてのことだった。「パクさん、タバコをやめてください」と僕。「仕事を続けるために、やめてください」。これは鈴木さんの言葉です。弁解や反論が怒涛のように噴き出てくると思ったのに、「ありがとうございます、やめます」とパクさんはきっぱり言い、頭を下げた。そして、パクさんは本当にタバコをやめてしまった。僕はわざとパクさんのそばで、タバコを吸った。「いい匂いだと思うよ。でも、全然吸いたいと思わない」とパクさん。彼のほうが、役者が上であった。やっぱり95歳まで生きる人だなと思いました。1963年、パクさんが27歳。僕が22歳のとき、僕らは初めて出会いました。初めて言葉を交わした日のことは、いまでもよく覚えています。黄昏時のバス停で、僕は練馬行きのバスを待っていた。雨上がりの水たまりの残る通りを、ひとりの青年が近づいてきた。穏やかで賢そうな表情がそこにはあった。それが高畑勲ことパクさんと出会った瞬間だった。55年前のことなのに、ハッキリ覚えているのだろう。あのときのパクさんの顔を、いまもありありと思い出す。次にパクさんに出会ったのは、東映動画の労働組合の役員に押し出されてしまったときだった。パクさんは副委員長。僕は緊張で吐き気に苦しむような日々が始まった。それでも組合事務所のプレハブに泊まり込んで、僕はパクさんと夢中で語り明かした。ありとあらゆること。僕らは仕事に満足していなかった。もっと遠く、もっと深く、誇りを持てる仕事がしたかった。何を作ればいいのか…。パクさんの教養は圧倒的だった。僕は得難い人に出会えたのだとうれしかった。(高畑監督が演出を手がけた『太陽の王子 ホルスの大冒険』の)製作は難航した。スタッフは新しい方向性に不器用だった。仕事は遅れに遅れ、会社全体を巻き込む事件になっていった。パクさんの粘りは超人的だった。会社の偉い人に脅され、泣きつかれても、踏ん張っていた。僕は夏のエアコンが止まった休日で、ひとりで大きな紙を相手に背景原画を書いたりした。会社と組合の協定で、休日出勤は許されていなくても、構っていられなかった。タイムカードを押さなければいい。初号(試写)を見終えたとき、僕は動けなかった。感動ではなく、驚愕に叩きのめされていた。会社の圧力で、“迷いの森”のシーンは削る削らないの騒ぎになっているのは知っていた。パクさんは粘り強く会社側と交渉し、ついにカットごとの作画枚数まで約束し、必要製作日数まで約束せざるを得なくなっていた。当然のごとく、約束ははみ出し、そのたびにパクさんは始末書を書いた。一体、パクさんは何枚の始末書を書いたのだろう。僕も手いっぱいの仕事を抱えて、パクさんの苦闘に寄り添う暇はなかった。僕は初号で初めて、“迷いの森”のヒルダのシーンを見た。何という圧倒的な表現だったろう。何という強い絵。何という優しさだったろう。パクさんはこれを表現したかったんだと初めてわかった。パクさんは仕事を成し遂げていた。公開から30年が経った西暦2000年に、パクさんの発案で、映画の関係者の集まりが行われた。当時の会社の責任者、重役たち、会社と現場の板挟みに苦しんだ中間管理職の人々、制作進行、作画スタッフ、背景や彩色の女性たち、撮影、録音、編集の各スタッフがたくさん集まってくれた。興行は振るわなかったが、もう誰も気にしてはいなかった。パクさん、僕らはあのとき、精いっぱい生きたんだ。パクさんの生き方は、僕らのものだったんだ。ありがとう、パクさん。55年前に、あの雨上がりのバス停で声をかけてくれたパクさんのことを、忘れない。どうも、すみません。▽高畑勲監督プロフィールアニメーション映画監督。1935年10月29日、三重県伊勢市に生まれ、岡山で育つ。1959年に東京大学仏文科卒業後、東映動画に入社し、劇場用映画『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968)で初監督。退社後、「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」といったTVアニメの演出・監督を務めた。1985年、スタジオジブリの設立に参加し、『火垂るの墓』(1988)、『おもひでぽろぽろ』(1991)、『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994)、『ホーホケキョ となりの山田くん』(1999)を発表。2013年には、製作に8年を費やした待望の新作『かぐや姫の物語』が公開され、米国アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞にノミネートされた。1998年、紫綬褒章を受章。2018年4月5日(木)午前1時19分、帝京大学医学部附属病院にて、逝去。死因は肺がんだった。(text:cinemacafe.net)
2018年05月15日グルメな人々からアツい注目を集める街、宮崎市。温暖な気候が作り出す色の濃い野菜に、豊かな自然のなかで育てられる牛や鶏、美しい海で採れる魚介など、素晴らしい素材が揃ってます。素材を活かした美味しいものをいただけるのが宮崎市の魅力のひとつです。そんな宮崎市で先日、堀江貴文さんと名店10軒をハシゴするイベントが開催されました。宮崎市の中心街に位置する西橘通りのほか、中央通りや西銀座通りなどを中心に、1000軒を超える店が連なる通称・ニシタチの、グルメ通御用達のディープな店をめぐりました。今回堀江さんが回った10軒のうち、『DRESS』目線で5軒をセレクト。イベント中に堀江さんが食したメニュー1品のほか、お店がおすすめする1品をご紹介します。宮崎市を訪れる際の店選びの参考にしてください。■素材を大切にするイタリアン「ジーリ」「オステリア ジーリ(OSTERIA GIGLI)」は、宮崎市内の有名なイタリア料理店。東京や京都にあるイタリアン「イル ギオットーネ」で修行した、若きオーナーシェフ外山慎さんが腕をふるいます。こだわりは厳選した宮崎県産の食材を使うこと。無農薬有機栽培の野菜を作ったり、狩猟にいったりと、自ら足を動かして“素材”にふれ、素材を五感で感じようとするのが外山さんのスタイルです。宮崎生まれの良質な素材を活かし、素晴らしい料理を作り出すために、素材と日々真剣に向き合っています。■季節の食材を贅沢に使ったパスタこの日いただいたのは、「たけのことわかめとブリのタリアテッレ」(1800円・税別)。「地のものを使い、季節感を出すのを大切にしています」と外山さん。ぷりぷりとした肉厚なわかめの食感が楽しいです。からすみや山椒など、エッジの効いた食材同士がぶつからず、うっとりするコラボレーションを生み出しています。こしのある平打ちパスタと素材そのものの濃い味がよく合います。他にもトマトを使ったパスタが多いジーリ。定番メニューの「シンプルトマトソーススパゲティーナポリ人好み」(1600円・税別)もおすすめです。■日替わりのドルチェは芸術作品のようジーリはドルチェメニューにも定評があります。日替わりで楽しめるドルチェ、この日は「ティラミス」(780円・税別)でした。なんとも美しく、繊細なビジュアルのティラミス。植物を目の前にしているかのようです。周りの土っぽいものはガトーショコラ。上のつるんとしたゼリー状のものはコーヒーをベースに作られています。すっとスプーンを通すと、いちごとマスカルポーネチーズのムースの内側にはスポンジケーキが……!見るだけでも、匂うだけでも幸福感が漂います。贅沢すぎるドルチェでした。店に入ってすぐのところの壁は、コルク栓でびっしりと覆い尽くされています。2011年のオープン当時から店で飲まれたワインたちが、店が歩んできた歴史を伝えてくれているようです。ふるさと・宮崎を愛し、そこで生まれる素材を深く知ろうと努め、人々を感動させる料理を作り続ける外山さん。ジーリの進化は止まりません。■オステリア ジーリ宮崎県宮崎市中央通3-22TEL 0985-55-0780・Photo/池田園子取材協力/宮崎市
2018年04月27日「宮崎あおい(32)や多部未華子(29)の所属事務所として知られるヒラタオフィスですが、いま大きな変化が起こっているのです」 そう語るのは、芸能プロダクションの関係者。ヒラタオフィスは設立から29年になる“老舗芸能プロダクション”だが、今年3月末に新しい社長としてA氏が就任したという。前出のプロダクション関係者が続ける。 「この新社長就任の時期にあわせて、宮崎と多部の2大看板女優がひっそりと別の事務所である『ヒラタインターナショナル』に移籍しているのです。こちらには3月末に女性の社長が就任しています。彼女は長年、宮崎のマネージャーを務めている人物です」 プライベートでは昨年12月にV6・岡田准一(37)との結婚を発表した宮崎。実は女優業のほうでも新しい局面を迎えているというのだ。 「ヒラタオフィスとヒラタインターナショナルは系列としては同じということになっていますし、それぞれの所在地も同じビル内です。しかし仕事の方針はかなり異なっており、特に宮崎はA氏のもとで仕事をすることに拒絶反応を示したと聞いています。彼女はヒラタオフィスの新社長・A氏に対して、根強い不信感を抱いているそうです」 宮崎の移籍理由について、ヒラタインターナショナルに聞いた。 「(宮崎は)女優として、より大きな目標を掲げ、事務所の名前どおり、大きな広い場所、国際的な場面で活動したいと願い、移籍しました。移籍時期は1年ほど前ですので、A氏の社長就任とは関係ないと考えています」 だが前出の芸能プロダクション関係者は言う。 「前向きな理由であればもっと移籍を大々的にアピールしても良いと思うのですが。それに移籍先のヒラタインターナショナルはつい最近ホームページを作成し、本格的に活動を始めたばかりです」 宮崎のA氏に対する不信は、12年ほど前から芽生えていたという。 「’05年に宮崎が出演した映画『NANA』は大ヒットしました。ただ彼女は自分が演じたヒロインに共感することができず、’06年公開の続編への出演を拒否していたのです。しかしA氏は宮崎のそうした意向を無視し、彼女の出演を強引に進めようとしたそうです。宮崎は女優のなかでも特に役柄にこだわるタイプなのですが、その後もA氏と何度も衝突したと聞いています」 移籍は、宮崎の女優人生飛躍への契機になるのか。
2018年04月25日最後にご紹介する作品は、2013年7月に公開の宮崎駿監督作『風立ちぬ』です。宮崎駿監督は本作公開後の2013年9月に引退を発表。その後、2017年5月に引退発言を撤回しましたが、本作が宮崎駿監督の集大成的な作品であるのは間違いないでしょう。 『風立ちぬ』(宮崎駿監督/2013年公開)© 2013 Studio Ghibli・NDHDMTK “美しい飛行機を作ること”を夢見て、設計士になった主人公本作は、1920~30年代を舞台に、飛行機の設計家として活躍した主人公・二郎の半生を描いています。主人公のモデルは、零式艦上戦闘機を作った実在の人物・堀越二郎。宮崎駿監督は、そこに同時代の文学者・堀辰雄の小説「風立ちぬ」のエッセンスを交えて、大胆に脚色。幼い頃から、“美しい飛行機を作ること”を夢見て、飛行機の設計家となった二郎。しかし、彼が飛行機設計にかかわった時代は、日本が戦争へと突入し、破滅へと向かう道のりとともにありました。劇中、夢を実現しようと邁進する二郎の姿は、現代の私たちの胸にも熱く響きます。小学生の二郎は、辞書を片手に英語の航空雑誌を読み、イタリアの航空技師・カプローニ伯爵に憧れていました。そして、夢の中で尊敬するカプローニ伯爵と出会う二郎。現実と大胆に交差する、この夢の世界の描写は、本作の見どころのひとつ。異国情緒漂う風景の中をたくさんの人を乗せて飛行機が飛んでいく様子は、主人公の壮大な夢を具現化したとても素敵なシーンです。 ★印象的な名セリフ「近眼でも飛行機の設計はできますか?」空に憧れる主人公・二郎は、視力が悪いせいで、飛行機の操縦はできないと諦めます。そんな彼が、憧れの人物・カプローニ伯爵に向かって発したのがこのセリフ。カプローニ伯爵は「飛行機は美しい夢だ」と二郎に向かって語り、設計家の仕事をは夢に形を与えることだと説明します。操縦士という夢は叶わないながらも、飛行機の設計という新しい夢を見つけた二郎。幼いながらも固い決意で一歩を踏み出す、物語上のきっかけとなるセリフです。その後、戦争に向かう時代の中で、二郎は戦闘機を設計することになります。それが彼にとって幸せだったのかはさておき、子どもの頃からの夢を死ぬまで追いかけ続けた姿に、胸を熱くせずにはいられません。 ★印象的な名セリフ「あなた 生きて」本作では、主人公・二郎と、結核を患った妻・菜穂子の恋模様、短いながらも幸せだった結婚生活も描かれています。映画の終盤で、二郎の夢の中に、先に亡くなった菜穂子が姿を現します。夫をずっと待ち続けていた彼女が発した言葉は、二郎に生きてほしいと願う「あなた 生きて」というものでした。このセリフ、続いて紹介するドキュメンタリー『夢と狂気の王国』を見ると分かるのですが、当初は違うセリフが想定されていたとか。主人公に、生きて使命をまっとうするという希望を託したセリフは、本作に通底するメッセージともとれるような印象的なものです。 物語の中を吹き抜ける“風”これまでのジブリ映画がそうであるように、本作で描かれる風景の数々が美しいのは言うまでもありません。なかでも特筆すべきなのは、『風立ちぬ』というタイトルからも分かる通り、劇中の“風”の表現。二郎と妻・菜穂子との出会いのシーン。カプローニ伯爵と夢の中で飛行機に乗るシーン…多くの大事なシーンで風が吹いているのが印象的です。風は、あるときは登場人物たちの帽子を空高くまで飛ばし、あるときは、新緑の草原を勢いよく波立たせます。そんな風の描き方は本当に美しく、主人公・二郎の生きる決意を表現しているかのよう。そして、観ている私たちの心にも強い風が通り抜けるような、爽やかな感動を与えてくれます。 あわせて観たい、ドキュメンタリー『夢と狂気の王国』©2013 dwango 先述の通り、『風立ちぬ』は、宮崎駿監督が一旦は引退を決意することになった、ひとつの区切りといえる作品です。観客側も、本作にこれまでの宮崎駿作品の痕跡やテーマを感じとらずにはいられません。そういった背景を踏まえながら、もっと深く作品世界を楽しみたいという人にオススメなのが、『夢と狂気の王国』という作品。これは、映画『風立ちぬ』の制作過程をとらえたスタジオジブリのドキュメンタリーです。宮崎駿監督の創作現場はもちろん、ジブリを支える鈴木敏夫プロデューサーの仕事にもスポットが当てられています。そして、宮崎駿の先輩であり、数々の作品で一緒に仕事をしながら切磋琢磨してきた高畑勲監督のエピソードも。高畑勲、宮崎駿両監督のアニメーション映画制作を原点にスタートした、スタジオジブリの軌跡を知る貴重な映像作品となっています。また、先に『風立ちぬ』を観た人は、主人公・二郎役の声優さがしに難航し、決定にいたるまでの経緯など、映画完成までの舞台裏を知ってさらに楽しめること間違いナシです! さて、ここまで3回に分けて、大人にオススメしたいジブリ映画をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。私たちの思い出とともにあるジブリ映画ですが、大人になってからはあまり観ていない、というペルル読者もいるのでは? 今回は、大人にもオススメ、むしろ大人になって観てこそ、より深く楽しめる作品を取り上げてみましたが、『となりのトトロ』も、『魔女の宅急便』ももちろんオススメ!これをきっかけに、久々にまたジブリ映画を観てみようかなーと思っていただけると幸いです! ----------------------------------------------------------------------- 【DVD発売情報】『風立ちぬ』(宮崎駿監督/2013年製作)【発売元】 ウォルト・ディズニー・ジャパン【価格】4700円(税別)© 2013 Studio Ghibli・NDHDMTK 『夢と狂気の王国』(砂田麻美監督/2013年製作)【発売元】 ウォルト・ディズニー・ジャパン【価格】4700円(税別)©2013 dwango-----------------------------------------------------------------------
2018年04月23日映画界の生けるレジェンド、スティーブン・スピルバーグが、世界中で大旋風を巻き起こしている監督最新作『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)を携えて日本に降臨! 『宇宙戦争』(05)以来13年ぶりの来日を果たしたスピルバーグ監督が、インタビューで日本への愛を語ってくれた。これまで『A.I.』(01)や『マイノリティ・リポート』(02)など、最新テクノロジーの脅威をエンターテインメントに落とし込み、警鐘を鳴らしてきたスピルバーグ監督。今回は観る者がVR(バーチャル・リアリティー)ワールドを体感できる、規格外の映画を打ち出した。ゴーグルをつけ、自分の夢を叶えられる場所“オアシス”へ逃避する若者たち。彼らが天才創設者の遺言に仕掛けられた3つの謎と、56兆円という莫大な財産を巡る世界規模の争奪戦にトライする。本作はすでに、アメリカ、フランス、スペイン、中国など各国でメガヒットを記録している。○三船敏郎をアバターに起用した理由――森崎ウィン演じるダイトウのアバター・トシロウが三船敏郎さんという点が面白かったです。三船さんはスピルバーグ監督の『1941』(79)にも出演されていますが、今回アバターに起用された理由を聞かせてください。アメリカの観客にとって、三船敏郎といえば黒澤明監督、黒澤明監督といえば三船敏郎なんだ。僕はお二人の映画では『蜘蛛巣城』(57)が大好きだよ。三船さんが1977年にLAに来た時、僕の監督する『1941』にぜひ出てほしいとオファーして、出てもらったよ。そういう交友関係があったので、今回は息子さんに許可を得て、アバターとして出演してもらうことになったんだ。○スピルバーグ監督のお宝が劇中に!?――VRのゴーグルをつけてないのに臨場感たっぷりの映像が楽しめました。何か観客を魅了させるトリックを使ったのですか?ものすごい褒め言葉だね。トリックはないけど、あるとしたらストーリーが良かったことじゃないかな。また、アバターが実写の人間と同じくらいリアルなところがいいんじゃないかと。本作は今まで手掛けてきた中では技術的に一番複雑な映画で、制作に3年もかかってしまった。僕の監督作の中では一番時間を掛けたのが『未知との遭遇』(77)で、本作は2番目に長くかかった映画となった。アーネスト・クラインの原作はもちろん、ザック・ネンの脚本も素晴らしかった。僕は3年間、ずっとザックと話し合ってきた。今回は僕と同じくらい想像力に長けた人たちと組んで、オアシスのイメージを伝える手伝いをしてもらったよ。観客に、バーチャルワールドにいるような感覚を味わってほしかったから。――VRの中でお宝を探していきますが、監督ご自身がこの映画に隠したお宝映像はあるのでしょうか?あるよ。今は言えないけど、僕とすごく親密なものを発見できるんじゃないかな。ILMが特殊効果をやってくれたんだけど、彼らが僕を驚かせるためにイースターエッグをいろんなところへ入れてくれたんだ。ある時、エフェクトの作業中にグレムリンが走っていく姿を見つけたよ(笑)。それは一瞬の出来事だった。どうやらそれは僕へのサプライズで、本当は見つけちゃいけなかったけど、驚かされちゃったよ。○最新テクノロジーへの危機感――スピルバーグ監督は、これまで最新テクノロジーをテーマに、それがもたらす夢と共に脅威も描いてきました。今、現実世界において未来に期待しているテクノロジーと、危惧しているテクノロジーについて教えてください。『ジュラシック・パーク』(93)などは、まさに最新テクノロジーがあったからこそできた映画だ。僕が少し恐れているのは、ロボット工学における感覚をもつロボットかな。AIがどんどん発達しているから、人間より賢いものを作ってしまうとコントロールできなくなるから怖いよね。また、サイボーグのように体をいじり、機械を組み込んだりすることも恐ろしい。ただ、30年後、50年後を考えると、当然そういうサイボーグ的なものが生産されていくと思う。また、僕が今一番恐れているのがスマートフォンなんだ。要するに人間が目と目を向き合って話す機会をなくしてしまっている。本作のVRでは、アバター同士が目を見て会話をしているから、ずっとスマホを見て下を向いている状況よりはまだマシなんじゃないかと思う。○宮崎駿監督にシンパシー――童心を忘れないために、何か心がけていることはありますか?それは自分がそういう人間だからだと思う。童心は捨てようと思っても、捨てられない。朝起きる時も夜寝る時も、僕はそういう心をもったままなんだ。でも、この業界にいて、いろんな物語を語れることは、非常にラッキーだとも思う。――スピルバーグ監督は、普段、どういうものからイマジネーションを受けているのですか?僕は常日頃から空想の世界にいる。そのことは家族に聞けばわかると思うよ。よく子どもに「今、どこにいたの?」と聞かれるから(笑)。数年前、スタジオジブリにおじゃまして、宮崎駿監督にお会いした時、彼にとてもシンパシーを感じた。きっと彼も自分と同じようにいつも空想しているんじゃないかと思ったよ。○『レディプレ』で伝えたいメッセージ――本作は80年代のカルチャーへの愛が詰まった作品になっています。監督にとって80年代は、映画監督としてどういう時代だったと思いますか?80年代はイノセンスの時代だった。レーガン大統領がいて、経済もまあまあ良くて、仕事もあって、文化がすべてコントロールされていた。映画、ファッション、テレビにもイノセントな要素があった。原作者アーネスト・クラインが本作の舞台を2045年に設定しているけど、描かれている文化は80年代のものだ。現実の世界はすごくディストピアになっているけど、オアシスは私たちが戻りたい80年代になっている。私が『E.T.』(82)を撮ったのも80年代で、本作は映画史上、最も大ヒットした映画になった。でももし、今の2018年にあの映画をあのまま作ったとしても、あそこまでヒットしないと思う。80年代だから受けたけど、今の時代はシニカルだからきっと受けないと思う。ただ、僕が本作を手掛けたのは、そういうシニシズムを打ち破るような映画を作りたかったからなんだ。自分が子どもに戻れるような作品を作りたかったよ。――この映画でいちばん伝えたいメッセージはどんなものですか?これまでの映画なら「こういうメッセージだよ」と伝えられたんだけど、この映画に関してはメッセージがありすぎる。だから、観客には自分のメッセージを自分で見つけてほしいと思う。テーマの1つとして言えるのはチームワークの大切さだ。1人でいろいろとやるよりも、5人の友だちと一緒に解決する方がいい。そういうことをこの映画は言いたいんだと思う。■プロフィールスティーブン・スピルバーグ1946年12月18日、アメリカ出身。映画監督でプロデューサー。『JAWS/ジョーズ』(75)、『E.T.』(82)、「インディ・ジョーンズ」シリーズ(81, 84, 89, 08)、『ジュラシック・パーク』(93)など、数々の大ヒット作を手がける。『シンドラーのリスト』(93)で、アカデミー賞最優秀監督賞と最優秀作品賞をW受賞、『プライベート・ライアン』(98)で、最優秀監督賞を受賞。近作は『ブリッジ・オブ・スパイ』(15)、『BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(16)、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(17)。今後『インディ・ジョーンズ5』が待機中■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTSRESERVED
2018年04月21日スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)の公開を記念して19日、スピルバーグ監督、タイ・シェリダン(主役ウェイド)、オリビア・クック(ヒロインのサマンサ役)、そして森崎ウィン(トシロウ役)が、都内で行われたトークセッションイベントに出席。会場に集まった未来の映像クリエイターたちへ映画製作を直々に伝授した。若手キャストたちと一緒に登場したスピルバーグ監督は、満席の会場を見るなり「将来のフィルムメーカーたちが大勢集まってくれて、日本の将来が楽しみです。自分も勇気付けられる」と笑顔でコメント。「映画は文化の壁を超えるので、日本語や英語ではなく、映画という共通言語を話せばいい。そうすればきずなで結ばれると思います」とメッセージを送った。数々の名作で人々を魅了し続けるアイデアやイマジネーションの生み出し方についての質問が飛び出すと、「想像力は皆が持っているもので、オンラインで買えるものではなく、そこにあるものだよ」とスピルバーグ監督は回答。「子どもの頃、ファンタジーを想像していたと思うけれど、そういうものをチャネリングして、ストーリーテリングしていくことだ。アイデアが浮かんだら、書き留めることも大事だね」とアドバイスしていた。また、好きな日本のキャラクターについては、主演のタイが「どこの国のプレミアでもガンダムが出てくると、歓声がすごかったよ。日本のキャラクターをうまいこと見せられたからだと思うので、みなさんにも喜んでもらえれば。僕は『君の名は。』が好きだよ(笑)」と語ると、オリビアも「ハローキティが好き! 小さい時にパジャマを着ていました(笑)」と告白。森崎もガンダムのファンだと言い、「ロンドンやLAのプレミアで観客のみなさんと一緒に映画を観たわけですが、すごく緊張していたけれど、"あのセリフ"を言った後の盛り上がりが本当にすごくて(笑)。みんなのベクトルが上がっていることをこの身で経験したので、この作品に出たこと誇りに思いました」とエピソードを報告した。スピルバーグ監督は『AKIRA』のバイクのファンだそうで、「若い時にバイクをやっていたからね」と意外(?)な趣味を告白して笑いを誘った。ちなみに仮に続編があるなら「ウルトラマン」を出してほしいという声が出ると、「実は今回、権利関係のクリアが難しかったよ。もちろん許可が下りれば、ぜひ出したいね」とすでに今回調整していたことも説明した。そして日本人のクリエイティビティーについての質問が出ると、スピルバーグ監督は「宮崎駿監督の世界は本当に素晴らしい。特に『千と千尋の神隠し』はディズニーのどの作品よりもすごい!」と宮崎駿監督を絶賛。また、「11カ月くらい前、アニメーションの仕事をしている娘と一緒に宮崎さんと会うことができて、彼女は天国のような素晴らしい体験だと言っていました」と3人で会っていたことも告白した。その際、作品作りのプロセスについて話したそうで、「キャラクターかストーリーか、どちらが先かの話をしたよ。宮崎さんは『キャラクターがストーリーそのものなので、キャラクターが語ってくれるから、キャラクターを見つけることが大事だ』と言っていたよ」と、名作誕生の秘訣について語り合っていたことを明かした。
2018年04月20日まるで自宅にいるような落ち着く雰囲気の店内赤坂に2017年4月にオープンした宮崎の郷土料理を楽しめる話食酒房 トロントロン。赤いクッションのソファとイスが目を引く店内には、落ち着いた和の空間に木の色合いのカウンターとテーブルが並びます。カウンター内のガラス張りの棚には、九州、宮崎県内の本格焼酎が多数置かれていて、見ているだけでも心が躍る風景です。宮崎の家庭的な郷土料理をつまみながら、プレミア焼酎や珍しいお酒をゆっくり嗜むことができます。まるで自宅にいるかのような、くつろぎと癒しの隠れ家空間です。あたたかい人柄の店主とふるさとの懐かしい味店主のふるさとである宮崎には、長く愛される郷土料理が多数あります。その美味しさを、都会でも味わってほしいという思いから赤坂の地でお店を開きました。東京には宮崎出身の人も多くいます。ふるさとの懐かしい味を、店主との会話を楽しみながら味わうことができます。疲れた心に癒しを提供してくれる、第二のふるさとになりそうです。トロントロン自慢のチキン南蛮と本格焼酎で乾杯!話食酒房 トロントロン自慢の料理の数々をご紹介します。まずは宮崎名物「チキン南蛮」。甘酢を絡めたチキンと自家製タルタルソースが相性抜群です。鶏ムネ肉を使用しているのでさっぱりとヘルシーにいただくことができます。鶏料理といえば「宮崎地鶏」も忘れてはいけません。宮崎より直送された地鶏を炭火焼きで香ばしく焼き上げ、お酒の進む一品。宮崎ブランド豚である「うるおいレディポーク」を使用した「しゃぶしゃぶサラダ」は、女性にうれしいコラーゲンが豊富で、美肌の元になるサラダです。予算に合わせて頼めるおまかせコースがお得!話食酒房 トロントロンでは、予算に合わせていくつか料理を出してもらえる「おまかせコース」もあります。内容はその日によって異なりますので、希望などを伝えて注文しましょう。飲み物も宮崎尽くしのお店です。東京にいながら、まるで南国のリゾートにいるかのようなジューシーさを味わえる「宮崎マンゴージュース」は、濃厚な果汁とフルーティな香りで女性に人気があります。心のこもったおもてなしで都会のオアシスに優しいふるさと宮崎の味を提供する話食酒房 トロントロンの店主。味と共に、ふるさとへの思いも込められ、心のこもった数々の料理が人々の疲れを癒してくれます。家庭的な雰囲気の中で、ふるさとを思い出すような宮崎料理をぜひ堪能してみてください。東京メトロ銀座線・丸ノ内線の赤坂見附駅から徒歩3分の距離に位置し、アクセスの良さもうれしいポイント。ビル名はディアシティ赤坂・一ツ木館で、お店は地下1階です。基本的な定休日は土日祝ですが、予約すれば定休日でも営業対応してもらえるとのこと。都会の喧騒から離れ、ビルの地下1階へ降りれば、そこは宮崎のふるさとへの扉です。スポット情報スポット名:話食酒房 トロントロン住所:東京都港区赤坂4-2-3 ディアシティ赤坂・一ツ木館 B1F電話番号:03-6886-8168
2018年04月14日グルメな人々からアツい注目を集める街、宮崎市。温暖な気候が作り出す色の濃い野菜に、豊かな自然のなかで育てられる牛や鶏、美しい海で採れる魚介など、素晴らしい素材が揃ってます。素材を活かした美味しいものをいただけるのが宮崎市の魅力のひとつです。そんな宮崎市で先日、堀江貴文さんと名店10軒をハシゴするイベントが開催されました。宮崎市の中心街に位置する西橘通りのほか、中央通りや西銀座通りなどを中心に、1000軒を超える店が連なる通称・ニシタチの、グルメ通御用達のディープな店をめぐりました。今回堀江さんが回った10軒のうち、『DRESS』目線で5軒をセレクト。イベント中に堀江さんが食したメニュー1品のほか、お店がおすすめする1品をご紹介します。宮崎市を訪れる際の店選びの参考にしてください。■貴重な「南の島豚」を食べられる「AUBE.鉄板料理 つむぎ」「南の島豚」という宮崎生まれの豚肉をご存じでしょうか?南の島豚とは、肉質の良さで知られる沖縄在来種で、頭数が少なく貴重な「島豚(アグー)」とサシが入りやすい「赤豚(デュロック)」を掛け合わせて作られたブランド豚のこと。作っているのは、美味しい肉を求めて50年余、農林大臣賞受賞経験もある、宮崎県川南町永田種豚場。宮崎県内で永田さんだけが作っている、ということで、とても貴重な豚肉というわけです。この南の島豚をいただける店が、宮崎市街にある人気店「AUBE.鉄板料理 つむぎ」。2007年6月にオープンした同店には、南の島豚や宮崎牛で作られる料理を求めて、地元客のみならず全国からお客さんが訪れます。■おかわり確実!甘みのある豚と葱のコラボがたまらない「南の島豚の葱しゃぶ」南の島豚を使った料理でおすすめなのは「南の島豚の葱しゃぶ」。「和製イベリコ豚」とも呼ばれる南の島豚は、肉のきめの細かさが特徴です。薄いピンク色がはっとするほど美しい……。「肉が硬くなると味わいが変わるので、ピンク色が少し残るくらいでさっと上げて食べてください」と話すのは、マネージャーの藤原康人さん。たっぷりの葱を南の島豚で包んで、蕎麦つゆをベースにしたタレをつけていただきます。脂身の濃厚な甘みがありながら、やさしい旨みが口の中いっぱいに広がっていく――。一口食べるだけでにんまりしてしまう、幸福な味わいです。薬味として添えられた、柚子胡椒や大葉、柚子の皮はお好みで。あっさりした味わいなので、豚も葱もおかわりするお客さんが多いようです。南の島豚の旨みをたっぷり含んだ出汁で作るシメも絶品。「南の島豚の葱しゃぶ」価格1人前1900円おかわり豚1人前1000円おかわり葱1人前700円雑炊1人前360円うどん1人前650円■極上のブランド牛・宮崎牛の魅力が詰まった餃子続いていただくのは、宮崎牛を使った「サーロインたっぷり餃子」(830円・税込)。有名ブランド牛のひとつとして知られる宮崎牛は、とても厳しい条件で作られています。・宮崎県内で生産肥育された黒毛和種であること・日本食肉格付協会による格付で、肉質等級(1〜5等級)が4等級以上のものであること・県内種雄牛もしくは家畜改良のため指定された種雄牛を一代祖に持つことといった定義がなされています。「宮崎牛の特徴はしつこい印象がない、さらっとした脂であること」と藤原さんが話すように、サーロインたっぷり餃子も肉汁たっぷりで、ジューシーさを楽しめながらも、どこかあっさりとしているのが特徴です。「ジャポネソースを鉄板で焦がして作るこだわりのタレを餃子にかけて、上から黒胡椒を振っています」肉たっぷりの餃子を食べている!といった印象なのに、胃もたれする感はなく、さらさらしているのが不思議です。見た目もおしゃれで新感覚の餃子。宮崎産のブランド豚とブランド牛を最高な味で、お手頃価格で堪能できるAUBE.鉄板料理 つむぎ。宮崎市を代表する名店のひとつです。■AUBE.鉄板料理 つむぎ宮崎県宮崎市中央通8-23 大丸ビル2FTEL 0985-27-8839HPText/池田園子Photo/サトウナホ取材協力/宮崎市
2018年04月10日巨匠・宮崎駿の記念すべき映画初監督作品となる『ルパン三世 カリオストロの城』が1月19日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」でオンエア。宮崎監督の新作「毛虫のボロ」の上映、ルパン新シリーズの放送を控えたいま、改めて宮崎監督にとっての“原点”的本作をふり返ってみては!?アニメーターとして様々な作品に携わり「未来少年コナン」でTVアニメの監督を手がけた宮崎監督。その後1979年に初めて劇場用アニメの監督を手がけたのが本作『カリオストロの城』だ。その後の監督の活躍はご存じの通り、『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『紅の豚』『もののけ姫』といずれも現在まで愛される作品を世に送り出し、『千と千尋の神隠し』では日本歴代興行収入第1位という金字塔を打ち立てた。そんな宮崎監督の映画作りの“原点”が詰まっているといえる本作。「ルパン」TVアニメ第2シリーズの放送中の公開作ながら宮崎監督らしいアレンジが施されたキャラクターたち、そしてナウシカ以降の作品に通じるものがあるヒロイン・クラリスなど、「ルパン三世」の映画ながら「宮崎アニメ」でもある、アニメファンにとっては“二度おいしい”作品に仕上がっている。モナコのカジノから大金を強奪したルパン(山田康雄)と次元(小林清志)だったが、ルパンはその金がカリオストロ公国で作られている幻の偽札“ゴート札”であることに気付く。“ゴート札”の秘密を暴くためカリオストロに向かうルパンだが、その途中謎の男たちに追われる花嫁姿の美少女・クラリス(島本須美)と出会う。クラリスはカリオストロ大公家の跡継ぎで彼女と結婚してカリオストロを支配し、城の秘宝を手に入れようと目論むカリオストロ伯爵(石田太郎)から逃げてきたのだ。ルパンに救出されたが逃げ場がないと悟ったクラリスは、大公家に伝わる指輪をルパンに預け、伯爵の元へ戻っていくが、ルパンは銭形警部(納谷悟朗)を利用し、伯爵に近づいていた不二子(増山江威子)の協力を得てクラリスを救出しようとする…という物語。宮崎監督だが『風立ちぬ』以降初めて手がける新作短編アニメーション映画「毛虫のボロ」が三鷹の森ジブリ美術館内「土星座」にて3月21日(水・祝)より上映予定。さらにアニメ新シリーズ「ルパン三世 PART5」の放送が決定。今夜の『カリオストロの城』オンエア内で一部本編映像が初披露されるとのことなのでお見逃しなく。金曜ロードSHOW!『ルパン三世 カリオストロの城』は1月19日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版 2014年5月9日より全国にて順次公開(C) 2013 BANDAI VISUAL, BITTERS END, OFFICE KITANO
2018年01月19日女優の宮崎あおいが16日、都内で行われた総合転職情報サイト「マイナビ転職」新CM発表会に出席。V6の岡田准一と12月23日に結婚した宮崎へ、報道陣から祝福の言葉がかけられると、「ありがとうございます」と笑顔を見せた。宮崎あおい左手薬指に指輪はなかった宮崎だが、会見の最後に報道陣から「結婚おめでとうございます」と声をかけられると、「ありがとうございます」とにっこり。「幸せですか?」と聞かれると、照れ笑いを浮かべながら会釈し、「ありがとうございます」とお礼の言葉を繰り返した。宮崎は、22日より放送される「マイナビ転職」の新CMに、主人公"あたらしい生き方を応援する謎の旅人"役で出演。「賛成!あたらしい生き方。」をコンセプトにしたストーリーで、宮崎演じる旅人が、キャリアチェンジや転職などあたらしい生き方を選択する人たちにエールを送る。宮崎は「今の状況を変えて新しいことを始めるのは勇気がいることだと思いますが、意志がちゃんとあればきっと何があっても力強く進んでいけると思う。そういう方を応援するCMになっていると思いますし、私も陰ながら応援しています」と語った。
2018年01月16日2013年公開の長編アニメーション『風立ちぬ』以降、スタジオジブリの宮崎駿監督が初めて手がける映像作品「毛虫のボロ」が、三鷹の森ジブリ美術館の映像展示室「土星座」にて3月21日(水・祝)より上映されることが分かった。宮崎監督が、原作・脚本・監督を務める本作。物語の主人公は、草むらのなか、夜が明ける前に卵からかえった毛虫のボロ。初めて見る朝陽はとてもまぶしくて、世界はおいしそうな空気にあふれいた。ボロはボロギクの根元に降り立ち、毛虫の仲間たちや外敵が行き来する世界へと踏み出す。本作は、宮崎監督が映画『風立ちぬ』公開以降初めて手掛けた映像作品であり、ジブリ美術館だけで上映されるオリジナル短編アニメーションとしては10本目。宮崎監督は、“虫の目から見た世界”を描く企画を長年あたためていたそうだ。既に、ジブリ美術館では、絵の描かれたガラス板を重ねて作られた奥行きのある世界をのぞいて楽しめる展示物“パノラマボックス”のひとつで、「毛虫のボロ」を紹介している。2013年公開の長編アニメーション『風立ちぬ』で、長編映画の制作から引退することを正式に発表した宮崎監督。だが、その後2017年5月には、宮崎駿監督の新作長編アニメーション映画制作のためのスタッフ(新人)募集を開始するなど、本格的な始動が心待ちにされている。なお、三鷹の森ジブリ美術館の入場チケットはすべて日時指定の事前予約制となっており、従来の一般販売は、毎月10日に翌月分のチケットをローソンにて日にち&入場時間別に選択して購入するというもの。3月入場分のチケットは、2月10日(土)より発売が開始される。短編アニメーション映画「毛虫のボロ」は、三鷹の森ジブリ美術館内「土星座」にて3月21日(水・祝)より上映。(text:cinemacafe.net)
2018年01月09日「金曜ロードSHOW!」では「冬もジブリ」と題し2週にわたってスタジオジブリ作品を放送。1月5日(金)今夜は1989年公開の宮崎駿監督作品『魔女の宅急便』をオンエアする。本作は『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』に続いて宮崎監督がスタジオジブリで手がけた長編アニメ映画であり、魔女の女の子・キキが人間社会での様々な出会いを通して成長していく様を描いた作品。“魔法”というファンタジーの要素がありながらも、そこに登場する人々は親近感溢れる“普通の人々”であり、誰もが親しめ共感できる心温まる一作となっており、2014年には原作小説が実写映画化、さらには何度もミュージカル化されるなど根強い人気を保ち続けている。魔女のおかあさん・コキリと人間のおとうさん・オキノに愛されて育った天真爛漫な魔女の女の子・キキは、魔女の掟に従い、一人前の魔女になるため知らない街で一人暮らしをする旅に出る。海沿いの大都会・コリコを「新居」にしようと決めるも、大都会に戸惑い騒動を巻き起こしてしまう。落ち込むキキだがパン屋のおかみさん・おソノと知り合い、彼女の家の離れに下宿しながら、魔女の空を飛ぶ力を使って「お届け屋さん」をすることになる。新生活に少しずつ慣れ始めていたある日、街で初めて声をかけてくれた少年・トンボがキキをパーティーに誘う。初めてのパーティーに胸をときめかせるキキは、大急ぎで仕事を片付けようとするのだが…。主人公・キキの声優は「名探偵コナン」の江戸川コナン役をはじめ、数々の名作に出演してきた高山みなみが担当。トンボ役は「ONE PIECE」のウソップ役など、こちらも数々の作品で知られる山口勝平が、おソノ役は声優としてだけでなく女優としても「ショムニ」シリーズや「ちゅらさん」などに出演している戸田恵子がそれぞれ担当している。またテーマ曲には荒井由実の「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」が起用され、作品世界の暖かい雰囲気をより盛り上げている。金曜ロードSHOW!『魔女の宅急便』は1月5日(金)21時~日本テレビ系にて放送。「冬もジブリ」2週目となる来週1月12日(金)は『ゲド戦記』を放送する。(笠緒)■関連作品:魔女の宅急便 2014年3月1日より全国にて公開(C) 2014「魔女の宅急便」フィルムパートナーズ
2018年01月05日結婚間近であることが報じられていたV6の岡田准一(37)と女優の宮崎あおい(32)が12月24日、結婚を正式に発表した。 岡田の事務所が連名でのファクスをマスコミ各社に送信。23日に婚姻届けを提出したことを報告し、「未熟な二人ではございますが、皆様のご期待に沿えるよう、これからも邁進して参ります」とコメントした。 「2人は08年に映画『陰日向に咲く』の共演をきっかけに知り合った。交際は15年の春から。V6は井ノ原快彦さん、長野博さんに続いて3人目の結婚。彼らの結婚も、岡田さんの結婚を後押ししたのでしょう」(芸能デスク) 宮崎は今回で再婚。07年6月に俳優の高岡奏輔(35)と結婚したが、11年12月に離婚している。そこで気になるのが、高岡の離婚後の活動だ。 「もともと高岡のツイッターへの書き込みが原因で所属事務所を事実上クビになりました。その後もフリーで活動を続けていたが、14年夏に篠原涼子らの所属事務所へ移籍。映画『千年の愉悦』、『闇金ドッグス』、ドラマ『テミスの求刑』(WOWOW)や舞台などに出演。細々とだが俳優活動をこなしていました」(テレビ局関係者) ところが16年の年明け早々に口論となった男性の顔面を数発殴り軽傷を負わせたとして傷害の疑いで逮捕され、大々的に報じられた。後に示談が成立し不起訴処分となったものの、その後目立った活動はなし。事務所のタレント一覧からも名前が消えている。 「事件のダメージはかなり深刻で、なかなか仕事が入らなかったようです。今年3月いっぱいで高岡が自ら退社を申し出てフリーになったそうです」(前出・テレビ局関係者) かつては映画「クローズZERO」シリーズなどでひときわ存在感のある演技を見せていた高岡だけに、俳優としての再起が望まれる。
2017年12月24日演技派のアラサー女優が数多くいる中、一際輝いて見える宮崎あおいさんと満島ひかりさん。宮崎さんは交際中とされる岡田准一さんと「結婚秒読みか?」って話が幾度も出ていますが、どうなのでしょう?満島さんも、永山絢斗さんとのお付き合いは現在も順調そう?など、2組のカップルの行く末を見守るファンの声を耳にします。■同じ日生まれだと似た運命を辿るの?実は宮崎あおいさんと満島ひかりさん 、お2人とも1985年11月30日生まれ(太陽射手座)で、共通する点が多いんです。周知のことだけど、宮崎さんは子役&モデル出身、満島さんはアイドルとして、子どもの頃から芸能界に。宮崎さんはお兄さんが俳優、満島さんは4人兄弟で、弟たちは俳優とバスケ選手、妹はモデルと、みなさん活躍しています。そして、宮崎さんも満島さんも、2人とも早くに結婚して離婚も経験済み。本当にビックリするほど共通する点が多いけど、それはお誕生日が一緒だからなの?まぁ離婚はともかく、お誕生日が同じだと似たような運命を辿るのか?って気になりますよね。ということで、恋愛は放っておけ!というご意見もあるでしょうが、今回は西洋占星術で、射手座生まれの彼女たちの共通点を探っていきます。■射手座生まれは恋に盲目!?◎宮崎あおい、満島ひかり(1985年11月30日生まれ)彼女たちの出生ホロスコープによると、太陽は射手座、月は蟹座、金星は蠍座、火星は天秤座にあります。◎太陽は射手座射手座の魅力は、自由奔放で創造力が豊かなところ。そして寛大で親切な人が多いんです。探求心にあふれているので、気の向くままに当てのない旅を続ける勉強好きの放浪者となるか、道を見出して知恵の賢者となるかのどちらか。彼女たちは、きっと女優業を走り続けるのでしょうね。コレだ!というモノを見つけた、新しい世界に飛び込み輝く射手座は、周囲から憧れの的になりやすいでしょう。射手座生まれを誕生日期間ごとに分けると…【11/23~12/2生まれ】かわいらしく前向きな人が多い【12/3~12/11生まれ】イケメン好きの情熱家が多い【12/12~12/21生まれ】美形で寛大で恋に一途な人が多い◎射手座の恋は盲目で情熱的射手座生まれは誰が何と言おうと愛を求めて走り続けます。なので、彼女たちのように少々行きすぎな(?)恋の出会いと別れを繰り返したりして、自然と恋愛経験値が増していきます。そして周りに翻弄されることなく、発見や研究を重ね続けるスペシャリスト。人生を楽しみ、いろいろなことを経験していく中で、魅力を増していくのが射手座生まれです。宮崎さんと満島さんは、 上記の「かわいらしく前向きな人」に当てはまりますね。ホロスコープの星たちがギュギュッと集まっている人は、個性の強さが表れている傾向があります。根を詰めるというか、徹底して物事を極めようとするプロフェッショナルなところもあって、かわいらしく前向きなイメージとは逆に、やや極論に走り、気性が激しい面と冷ややかな面も。唯一、ポツンと外れた月の様子は、彼女たちの本音や秘めた想い。それに気づくのは限られた人でしょう。◎身近に射手座生まれがいると…ご参考までにですが、みなさんの周りに射手座生まれの人はいますか?例えば、あなたに射手座の上司がいるなら、取り扱いが大変?上司は常に先を行く憧れの存在で、ついて行くのもやっと。なんとか追いついても、すでにまた次の目標を提示しそう。射手座の同級生なら、明るくムードメーカーでプラス思考だったり。射手座の部下だったら、チャレンジ精神はたいしたもの。ひょうきんなタイプが多いかも。■噂のお相手たちにも共通点があった!基本的に射手座と相性がいいのは、火の星座(牡羊座・獅子座・射手座)です。恋愛や結婚は、金星、火星、月などを含めて詳しく占うので、彼女たちの好みは火の星座ですが、恋愛や結婚で相性がいいのは、水の星座(蟹座・蠍座・魚座)の人でしょう。そうなると、彼女たちの愛し方と求める愛され方には、刺激的且つ相容れない関係性が生まれやすいかもしれませんね。◎岡田准一(1980年11月18日生まれ)◎永山絢斗(1989年3月7日生まれ)岡田准一さんは太陽星座が蠍座、永山絢斗さんは魚座と、ここでも彼女たちのお相手が水の星座という共通点がありました!これを偶然と思いますか?岡田さんも永山さんも、ホロスコープの星たちがギュギュッと集まっています。つまり、彼女たちと似たホロスコープのイメージ。共通して似た性質の相手を選んだということになります。例えば、個性の強さは歴然、プライドの高さ、情熱的なところもそう。ちなみに岡田准一さんに関しては略奪愛をも辞さない激しさも!■それぞれのカップルは結婚する?ということで、彼らは申し分ない相手。後は、お互いの気持ちとタイミング次第です。筆者は岡田さんと宮崎さんの結婚は、本当に秒読みなのではないかと期待しています。来年は特にオススメな時期ですし。一方、 永山さんはもともと年上の女性とご縁が生まれやすいようですね。今の時代、結婚したからといって、お仕事に支障はなさそうですが、永山さんは、お仕事のビッグチャンスが来年以降にも控えていそうで、結婚はまだ先かと。噂にあるように、満島さんとの恋愛は今後の流れ次第と思われます。■彼女たちの恋愛や結婚は?運勢を見ると、彼女たちは、今年の暮れあたりには、運命の相手を引き寄せていくはず。運命の相手と一緒に過ごしたくなる可能性が高いから、同棲や結婚を始めたりする可能性も。ただ、現在モテ期でもある彼女たち、女性の魅力も増すばかりで、今後も出会いに恵まれそうです。■射手座の現在の仕事運は?宮崎さんは、映画『ラストレシピ 麒麟の舌の記憶』が先日公開されたばかり。満島さんは、現在クドカンのドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)に出演中ですね。今月がお誕生日月ということもあり、現在の仕事は注目度が高く、世代的にも上昇期を迎えていて、ますますご活躍されることと思います。■射手座はご褒美が与えられる時期同じ日にこの世に生を受けた彼女たち。モテ期も同じ、恋の相手にも共通する点が見つかりました。でも、やはり相手によって結婚のタイミングは変化しそうです。これは双子の姉妹でも同じこと。本来は生まれた時間や環境でも運勢は異なってくるので、当然といえば当然ですね。射手座生まれの運勢はちょうど、様々な試練に打ち勝った者たちにご褒美が与えられる時期に差しかかります。このことは仕事だけでなく恋の努力にも通じます。近い将来、2人の幸せな報告を聞けますように!ライタープロフィールはゆき咲くら土と陽の独自メソッドで占い。新宿、町田、東京タワーの占い処に不定期で出没中!略歴:相性研究家・プロ占い師。メディア&雑誌多数連載。昭和レトロな商店街生まれ。お風呂から見上げる宙とタロットと猫と格安ランチが大好き
2017年11月10日女優の宮崎あおい(31)が1日、東京・六本木で開催中の第30回東京国際映画祭の特別企画「Japan Now 銀幕のミューズたち」として上映された映画『怒り』と『EUREKA』のトークイベントに出席し、シースルー衣装を披露した。宮崎は、白のシースルー素材とグレン・チェック柄を組み合わせた衣装で登場し、美肌をのぞかせて魅了。『怒り』のイベントでは長い髪を下ろし、『EUREKA』ではアップにしたヘアスタイルにイメージチェンジして登場した。イベントは、観客からの質問に答える形でトークを展開。「ずっとファンです」という長年のファンも駆けつけ、宮崎は質問に一つ一つ丁寧に答えた。また、「あおいちゃーん!」と声をかけられると優しい笑顔を見せていた。今年の東京国際映画祭では、「Japan Now銀幕のミューズたち」と題して、同世代の女優4人、安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮崎あおいの最新作やターニングポイントとなった作品などを上映。初日の10月25日に行われたレッドカーペットイベントとオープニングセレモニーでは、4人がそろって登場し、華やかな幕開けとなった。
2017年11月01日女優の安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮崎あおいが25日、東京・EXシアター六本木で行われた第30回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングセレモニーにそろって出席。蒼井が「この4人を使って監督しようという方がいらっしゃればいいなと思います」と共演を熱望した。今年の東京国際映画祭では、「Japan Now銀幕のミューズたち」と題して、安藤、蒼井、満島、宮崎を特集。同世代でありながら別々の個性を持ち、日本映画シーンを牽引する4人の最新作やターニングポイントとなった作品などを上映する。蒼井は「30代に入ってから、同世代の役者さんがいるというのはこんなに心強いんだと感じていて、そのタイミングでこのお話をいただいた」とコメント。「機会があれば、この4人を使って監督しようという方がいらっしゃればいいなと思います」と願望を告白すると、会場から拍手が起こった。蒼井はまた、「85年組の女優さんたちがすごく好きで、あーよかったなって思うし、地道に一本一本やっていたら、こういう場所でまた再会できるんだなと思ってとってもうれしいです」と感激。「映画によってだれかがつながれたり、同じ空間で知らない人と見る時間がとても好き。お祭りの最中みなさんが楽しんでくださればいいなと思いますし、自分も楽しめたら」と話した。満島も「ここにいるみんなそれぞれのお芝居が大好き。自然とかその場の空気とか、その日のものを自分の力に変えて、より多く感じて、より少なく表現するようなすてきな俳優さんたちだと思っていて、一緒に立てていることをすごくうれしく思います」と感慨深げ。安藤と宮崎も「今までこんな風にそろうことはなかったですし、これからもなかなかない機会」「4人でここに立てるということをすごく光栄に思っています」と喜んだ。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。30回目となる今年は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催される。最高賞であるグランプリを競う「コンペティション部門」では、国内外から集まった1538本の応募から15本を選出。日本からは、瀬々敬久監督の『最低。』と、大九明子監督の『勝手にふるえてろ』が出品される。撮影:蔦野裕
2017年10月26日「金曜ロードSHOW!」では「秋のジブリ」と題し、9月22日(金)と29日(金)に宮崎駿監督による『崖の上のポニョ』『天空の城ラピュタ』を2週連続放送。スタジオジブリ作品としては初めて、放送当日にスマホとデータ放送で参加できる「好きなシーンランキング」を実施することになった。まず9月22日(金)には、2008年、主題歌と共に日本中で社会現象になった冒険ファンタジー『崖の上のポニョ』がノーカット放送で登場。海辺の小さな町に住む5歳の男の子・宗介がある日出会ったのは、ジャムの瓶に入り込んでしまったさかなの女の子・ポニョ。宗介は、瓶を割ってポニョを助けだすと「ぼくが守ってあげるからね」と約束。ポニョは宗介が大好きになり、宗介もポニョを好きになる。父・フジモトによって海の中に連れ戻されてしまったポニョだったが、「人間になりたい」と強く願うように。ポニョは、いもうとたちの力を借りてフジモトの魔法を盗み出すと、宗介の元へと向かっていく――。どこまでもピュアな2人の大冒険に、心が弾む!声の出演には、奈良柚莉愛、土井洋輝、山口智子、長嶋一茂、天海祐希、所ジョージら豪華な顔ぶれが揃う。9月29日(金)には、公開から30年以上がたったいまでも色褪せることがない、好奇心と夢にあふれた伝説的名作『天空の城ラピュタ』をノーカット放送。鉱山で働く見習い機械工の少年・パズーのもとに、空から少女が降りてくる。彼女の名前はシータ。彼女は光り輝くペンダントを首にかけていた。翌朝、パズーの住む小屋で目を覚ましたシータは、彼の家で不思議な写真を目にする。その写真はパズーの父親が撮ったもので、空に浮かぶ伝説の島・ラピュタを写したものだった。しかし、その写真は誰からも信じてもらえないままだったという。父の汚名を晴らすために、いつの日かラピュタを見つけたいと願っていたパズーは…。声の出演には田中真弓、横沢啓子、初井言榮、寺田農、永井一郎、常田富士男が名を連ねる。宮崎監督が手掛けた大傑作冒険ファンタジーが、2週連続で登場する「秋のジブリ」。しかも、今回の放送中は、番組の特設サイトとデータ放送で作品の見どころを紹介する恒例企画「シーンガイド」とともに、新企画「みんなで選ぶ!好きなシーンランキング」を実施。放送に合わせて表示されるシーンガイドを観ながら「このシーンが好き!」と思ったら特設サイトの「大好きボタン」(またはデータ放送で決定ボタン)を押して投票するというもので、投票結果がランキングで発表される。日本テレビの谷生俊治プロデューサーは、スタジオジブリ作品の放送時には毎回多くの視聴者が参加しているというデジタル企画について、「『シーンランキング』企画はスタジオジブリ作品で実施するのは初めてで、多くの方になじみがある『崖の上のポニョ』、『天空の城ラピュタ』という2作品の魅力を再発見していただければ嬉しく思います」とコメントを寄せる。何度観ても、色褪せない魅力を放つ2作品。あなたの好きな名シーンが何位になるか、楽しみながら参加してみて。金曜ロードSHOW!『崖の上のポニョ』は9月22日(金)21時~、『天空の城ラピュタ』は9月29日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月08日夏休み映画の目玉作品『メアリと魔女の花』の米林宏昌監督にインタビュー。後編では、スタジオジブリの制作部解散後の葛藤や、新天地・スタジオポノックでの奮闘をはじめ、恩師である宮崎駿監督や高畑勲監督とのエピソードについて語ってもらいました。■スタジオジブリ退社後、喫茶店で始めた脚本作りスタジオポノックを立ち上げたのは、『思い出のマーニー』(14)で米林監督と組んだ、元スタジオジブリの西村義明プロデューサーです。>>前編はこちら言わば戦友ともいえるおふたり。また次の作品を作りたいという情熱に駆られた米林監督は、再び西村プロデューサーとのタッグを選びました。「『思い出のマーニー』制作中に、スタジオジブリの制作部が解散することが決まり、終わった後は何も見えない状態でした。でも、また映画を作ると決めてからは動くことができたんです。メアリー・スチュアートの原作を見つけ、まだ、スタジオがないから、西村プロデューサーと喫茶店で脚本を練っていきました。西村プロデューサーは不動産も探しながらの作業で、その後、脚本家の坂口理子さん(『かぐや姫の物語』)が合流し、3人で喫茶店に長時間いすわって脚本を作っていきました」■宮崎駿監督作『魔女の宅急便』とはココが違う宮崎駿監督作『魔女の宅急便』といえば、言わずと知れた傑作です。当然ながら“魔女”つながりで、『メアリと魔女の花』と比較されそうですが、米林監督は「根本的に違う作品」と言い切ります。「『魔女の宅急便』は、魔女のキキが途中でスランプに陥り、魔法が使えなくなります。その後で復活し、魔女に戻るという話です。『メアリと魔女の花』は全く逆で、普通の女の子が偶然魔法の力を手に入れますが、肝心なところで魔法の力がなくなってしまいます。つまり、普通の女の子に戻ってから何ができるのか?という話です」自分の力で道を切り開いていくこと。米林監督は、メアリに自分たちを重ねたそうです。「それがいちばんやりたかったことでした。スタジオジブリという魔法を使って映画を作っていた僕たちが、その魔法の力をなくしてしまった後、どんな映画を作れるのだろうかと。誰もがみんな、仲間たちや信頼関係などの魔法の力を得て生きています。でも3.11以降、本当に信じていたものの信頼が地に落ちたり、価値観が大きく変わったりしました。そんな中で自分が何をより所としていけばいいのかと考えるようになって。魔法の力を失った後、前へ一歩進もうとする勇気になってもらえたらいいなと思い、この作品を作りました」■宮崎駿監督や高畑勲監督への思い本作を手がける前に、米林監督は宮崎監督のもとへ挨拶をしに行ったそうです。「『今度こういう作品をやろうと思っています』とお伝えした時、宮崎さんは『うれしいよ』と言って喜んでくださいました。そんなことを素直に言ってくださる人なんだと改めて感動した次第です。その時はうれしかったと同時に、期待に応えなければいけないと、改めて身を引き締めました。『覚悟してやれ』とも言われたので、とにかくがむしゃらに作りました」「高畑勲監督、宮崎駿監督、鈴木敏夫プロデューサーのお三方にはものすごく感謝しています。宮崎さんは『大丈夫か?間に合うのか?』と心配してスタジオまで来て激励してくださいました。ありがたいことです。高畑さんには、音楽面でアドバイスをいただきました。それがハンマー・ダルシマーという打弦楽器のアイデアです。実際、これまで20年間ずっと感謝してきたという思いもあるし、この映画を作れたのはお三方の力があったからだと思っています」その後、宮崎駿監督が76歳にして最後の長編アニメーション映画に取り組むという驚きのニュースが舞い込みました。米林監督は「僕は本当に楽しみです。また、宮崎さんの作品が観られるなんて。もちろん作り上げること自体が相当大変だと思いますが、その覚悟をもって次に臨まれたのだから、心から尊敬します」と熱いエールを贈ります。■子どもに「こうしなさい」とつい言ってしまうパパ・ママたちへのメッセージも最後に、『メアリと魔女の花』をお子さんと観るママたちにもメッセージをいただきました。「この作品では、“変身”が1つのモチーフになっています。壮大な変身実験の物語だけではなく、メアリやピーターも自分を変えたい、変身したいと思っているので。マダムやドクターたちは他者を変身させようとしますが、メアリたちは自分で変身したいと思っているんです。これは僕たち親と子どもとの関係に通じるところがある気がします。親は子どもに『そうじゃなくてこうしなさい』と言って、自分の思い通りに操ろうとしがちです。でも、そうではなく、子どもの気持ちを尊重し、子どもにどう向き合うべきかと考えた方がいいのかなと。ということで、パパ、ママたちもぜひご覧になってください!」>>西村プロデューサーのインタビューはこちらメアリと魔女の花2017年7月8日(土) 全国東宝系にてロードショー 「メアリと魔法の花」公式ホームページ 監督・米林宏昌がスタジオジブリ退社後の第一作目として、満を持して発表する長編アニメーション映画『メアリと魔女の花』。監督が最新作に選んだ題材は、かつて師である宮崎駿監督が選んだ題材と同じ「魔女」。あらゆる世代の心を揺さぶる夏のエンターテインメント超大作が誕生! 【声の出演・スタッフ】杉咲花 神木隆之介 / 天海祐希 小日向文世 / 満島ひかり 佐藤二朗 遠藤憲一 渡辺えり / 大竹しのぶ 原作:メアリー・スチュアート「The Little Broomstick」脚本:坂口理子脚本・監督:米林宏昌音楽:村松崇継
2017年07月14日高畑勲監督作『かぐや姫の物語』(13)の西村義明プロデューサーが、『思い出のマーニー』(14)に続き、再び米林宏昌監督と組んだ『メアリと魔女の花』が、いよいよ7月8日(土)より公開されました。明るくて天真爛漫だけど、自分の赤毛にコンプレックスを抱えた少女メアリ(声優:杉咲花)が、7年に一度しか咲かない魔女の花「夜間飛行」を手にしたことで不思議な力を身につけ、大冒険へと繰り出します。本作はスタジオジブリの作品ではなく、西村プロデューサーがジブリを退社後に立ち上げたスタジオポノックでの第1作目。公開を前にしたインタビューで今の心境を聞くと「ほっとしたの同時に、怖さを感じました」と神妙な面持ちをされました。それは、ジブリ作品を愛してジブリに入社し、働いてきた西村プロデューサーだからこそ、ジブリ作品のクオリティーを誰よりも知っているからです。本作はジブリの制作部が解散した後、米林監督と二人三脚でゼロから始めた企画ということで、全身全霊で臨みました。その渾身の映画『メアリと魔女の花』の制作秘話や、宮崎駿監督、高畑勲監督、鈴木敏夫プロデューサーから得たもの、また現役復帰宣言をされた宮崎監督への思いについてもうかがいました。■ジブリ退社後の苦労を激白イベント登壇時、10kg痩せたと言っていた西村プロデューサーが、独立後の苦労を吐露しました。「ジブリのときは、ジブリという傘の下で守られていたんです。『かぐや姫の物語』は完成するのに8年かかりましたが、高畑さんが作りたいものを信じてやっていけばいいと思っていたし、『思い出のマーニー』は宮崎さんが大好きな原作を基に、最後はジブリ制作部の総力をあげて邁進するだけでよかった。ジブリの制作部門が解散して、クリエイターが散り散りになりました。業界を去った方も多い。そんな中、子どもから大人まで楽しめる価値あるアニメーションは作り続けるべきだと思ったし、その火は絶やしてはいけないと思っていました。待ってても誰も始めてはくれないのなら、痩せ我慢でも自分が始めようと。今回は何の拠り所もないわけで、お金もなければ、スタッフも環境もない。でも、始めたからには責任があります。アニメーション映画は、人の数や期間がべらぼうにかかる。クリエイター400人だけではなく、製作委員会や映画館の方々も含め、その人生を費やしてくださるわけですから」本作を手がける前に、西村プロデューサーは米林監督と共に高畑監督、宮崎監督、鈴木プロデューサーのもとにあいさつをしに行ったそうです。「その時に『覚悟をもってやれ』と言われましたが、覚悟なんて当たり前なんです。でも、その覚悟すら揺らぐことが多くあったし、肉体的にも精神的にもぎりぎりでしたね。ジブリじゃないってことが、ここまで苦しいとは思わなかったですよね。■映画では珍しい「感謝」のクレジットの意味とは? ジブリを退社後、鈴木プロデューサーの偉大さをかみしめたという西村プロデューサー。「ジブリを出た今だから言えますが、鈴木さんは、尊敬に値するプロデューサーです。ジブリ時代は常に鈴木さんに相談しながらやってきましたが、今回は自分の足で立っているわけだから、相談はしないと決めていたし、鈴木さんにもそう伝えました。ただ、あいさつに行った時、帰りがけに鈴木さんが『お前、大変だと思うけど、ここぞというときは俺に言いに来いよ。なにか一個だけ協力してやるから』と言ってくれて。かっこいい人ですよね」高畑監督は、本作の映画音楽に関してヒントをくれたそうです。「ハンマー・ダルシマーという楽器を具体的に提案してくれました。また『ジブリの制作部が解散した今、スタジオポノックはアニメーション映画の牙城になるかもしれませんね。何でも協力しますよ』と言ってくれて」宮崎監督については「もしも映画を観て喜んでくれるんだったらもう現役じゃないのかもしれないです。彼はまだ現役ですから、観たら手厳しいことを言ってくれると思います」とどこかうれしそうに語ってくれました。■宮崎監督の現役復帰宣言に対しての思い今年に入り、宮崎監督が新作長編の準備に入ったと報道され、日本中がざわめきました。西村プロデューサーは「ああ、作るんだ!と。だったら引退するなんて言わなければよかったのにと思いました」と苦笑い。「ただ、『風立ちぬ』(13)で宮崎さんは体力の限界まですり減っていたことを、『メアリ』を作ったクリエイターはみんなわかっています。76歳でまた1本の映画を作ろうとするなんてすごいことです。やれば自分がどうなるのかは、宮崎さんがいちばんわかっているはず。本当に命懸けになるかもしれない。僕はそこが心配です。すごい覚悟をされて決断したんだろうなと。ただ、高畑さんは81歳で宮崎さんは76歳、その年齢でしか作れない映画があるし、作るべき作品があると僕は思います。一方で、今の宮崎さんに『天空の城ラピュタ』(86)や『魔女の宅急便』(89)みたいな冒険物語を求めてるのも酷です。もう過去に作ってきたわけだから。その年齢だからこそ作れる、作るべき作品があると僕は思っています」後編では、敢えて宮崎駿監督作『魔女の宅急便』と同じ“魔女”がモチーフの映画にした理由や、杉咲花や神木隆之介ら声優陣のキャスティング、SEKAI NO OWARIの主題歌「RAIN」の制作秘話などをお届けします。>>後編はこちらメアリと魔法の花2017年7月8日(土) 全国東宝系にてロードショー 「メアリと魔女の花」公式ホームページ 監督・米林宏昌がスタジオジブリ退社後の第一作目として、満を持して発表する長編アニメーション映画『メアリと魔女の花』。監督が最新作に選んだ題材は、かつて師である宮崎駿監督が選んだ題材と同じ「魔女」。あらゆる世代の心を揺さぶる夏のエンターテインメント超大作が誕生! 【声の出演・スタッフ】杉咲花 神木隆之介 / 天海祐希 小日向文世 / 満島ひかり 佐藤二朗 遠藤憲一 渡辺えり / 大竹しのぶ 原作:メアリー・スチュアート「The Little Broomstick」脚本:坂口理子脚本・監督:米林宏昌音楽:村松崇継
2017年07月12日スタジオポノック第1回長編作品『メアリと魔女の花』のスペシャルトークイベントが6月22日(木)に行われ、杉咲花(メアリ役)、神木隆之介(ピーター役)、メガホンをとった米林宏昌監督(『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』)らが出席した。スタジオジブリ出身の米林監督が3度目の長編メガホンをとる本作。イギリスの児童文学を原作に、7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を偶然見つけた主人公のメアリの大冒険が描かれる。一夜限りの不思議な力を発揮し、魔法世界の最高学府であるエンドア大学への入学を許可されたメアリだが、彼女がついたウソが大切な人を大事件に巻き込んでしまう。都内で行われたイベントには杉咲さんと神木さん、米林監督に加えて、小日向文世(エンドア大学の魔法科学者、ドクター・デイ役)、佐藤二朗(エンドア大学のほうき小屋の番人、フラナガン役)、遠藤憲一(庭師のゼベティ役)、大竹しのぶ(メアリの大叔母、シャーロット役)、プロデューサーの西村義明が駆けつけた。先日、米林監督と西村プロデューサーは完成したばかりの本作を携えて、“古巣”であるスタジオジブリを訪ねたのだとか。ただ、米林監督によると「宮崎(駿)さんは、『俺は観ない』って言って、観てくれなかった」という。それでも「よく頑張った」とねぎらいの言葉があったそうで、「(スケジュールが)遅れに遅れていたので、『本当にできるのか?』ととても心配してくださった。無事に完成を報告できてうれしい」としみじみ喜びをかみしめていた。ちなみに、高畑勲監督と鈴木敏夫プロデューサーは本作を鑑賞しており、西村プロデューサーは「鈴木さんからは『ジブリの呪縛から解き放たれたお前たちは、こういう映画を作るのか。素直にのびのびと良い作品だね』と言葉をかけてくれた」「高畑さんは、そもそもファンタジー映画が嫌いなんですが(笑)、好感を持てる映画だと言ってくださった」と両氏の率直な感想を、ファンに報告していた。その上で、西村プロデューサーは「ジブリを超えようとは思っていない。米林監督にとっては勝負の3作目で、約20年ジブリで培ったものすべてを詰め込んだ。ただ面白いだけじゃなく、作る価値がある作品として、監督の“新しさ”が出ている」と強調。そんな言葉に、米林監督は「このような晴れの場に立てて、夢のよう」と感無量の面持ちだった。『メアリと魔女の花』は7月8日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年06月22日子どもから大人までを魅了するディズニー/ピクサーが贈る『カーズ』シリーズ最新作『カーズ/クロスロード』。6月10日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスにてワールドプレミアが行われ、ブライアン・フィー監督を始め、声優を務めたオーウェン・ウィルソン、アーミー・ハマーらに加え、製作総指揮者ジョン・ラセターもレッドカーペットに登場した。いままで華々しく活躍してきた天才レーサー“マックィーン”がクラッシュ事故に遭ってしまい、“人生の岐路(クロスロード)”に立たされる姿を描く本作。室内で行われた今回のプレミア。会場には『カーズ/クロスロード』の装飾が施され、ライトニング・マックィーン、クルーズ・ラミレス、ジャクソン・ストーム3台が揃った。レッドカーペットでは、リバー・スコット役のイザイア・ウィットロック・Jrや本作に登場する強烈なキャラクター、ミス・フリッター役のリー・デラリアらが登場。その後もオーウェンやアーミー、ケイト・ワシントンらが登場し、ファンは大盛り上がり。本作のプロデューサー、ケヴィン・レハー&アンドレア・ウォーレンは「とてもエキサイティングだわ。私たちはこの映画を6年間とかやっていたのよ。ある人たちはね。みんなと分かち合うことにとても興奮しているわ。みなさんが、私たちが大好きなのと同じくらい気に入ってくださると嬉しいわ」と話した。監督のブライアン・フィーは娘と登場。「彼女は2度も作品を観たんだ」とフィー監督。感想を聞いてみると「とても素晴らしい映画だった」と父親の仕事ぶりをたたえていた。そんなフィー監督は「実は、僕は日本に行くんです。日本に行って、この映画のことをお話出来るんです。日本の皆さんにお会い出来ることが待ち切れないです。『カーズ/クロスロード』が公開されることが待ち切れないです。美味しい食べ物を楽しみにしています(笑)」と日本に向けてメッセージ。続いて登場したマックィーンを演じたオーウェン。ドック・ハドンソンの再出演について「僕にとって、一作目の仕事をすることで、とてもエキサイティングだったのは、ポール・ニューマンに会って、彼と仕事をしたと言えることだった。だから、彼がカンバックするというアイディアや、この作品に彼の声が入っているというのは、とてもスペシャルだったね」とコメント。そしてキャストが登場する中、多くの取材陣への対応で一番最後となってしまったラセター氏。毎回“アロハシャツ”を着てプレミアに参加するのが恒例となっているが、新キャラクターのストームが描かれた『カーズ/クロスロード』仕様で登場!「こんにちは、ジョン・ラセターです。僕は最新作『カーズ/クロスロード』をすごく誇りに思っているんだ。クルーズ・ラミレスっていうすばらしい女性のキャラクターがいるから楽しみにしてね。彼女にきっと泣かされるよ。本当に特別な作品だから是非観に来てください」とアピールした。さらに新作長編アニメーション映画制作を本格始動したジブリスタジオの宮崎駿監督について「次に日本で引退会見をするときは、誰も来ないよって言ったんだよ!」「この話は、マックィーンのキャリアの後半で何をすべきかを考えようとする内容なんだ。彼はまさに人生の岐路に立たされているんだよ。宮崎さんは新しい映画をいま作っていて、私たちはみんなそのことにすごく興奮しているんだよね。きっと彼にはまだ伝えたい話がいっぱいあるんだって。マックィーンのように彼も走り続けるだろうね」。『カーズ/クロスロード』は7月15日(土)より全国にて公開。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(text:cinemacafe.net)
2017年06月11日ダウンタウンの松本人志(53)が6月4日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、アニメ映画を手掛ける宮崎駿監督(76)の引退撤回を報じた放送回での誤報について言及した。 同番組では5月28日放送回にて「宮崎駿『引退撤回』新作長編アニメ始動!」というニュースを取り上げ、宮崎監督による“過去の引退宣言集”を紹介した。ところが実際には宮崎監督本人の発言ではなく、Twitterでは誤りに気付いた視聴者により放送直後から《ぼくのネタツイート(当然ながら宮崎駿が言ったセリフではない)がテレビで使われてる》などの投稿が相次いでいた。 フジテレビは29日、公式サイトにて「お詫び」と題したコメントを発表。この日の放送回でも司会の東野幸治(49)ら出演者が改めて頭を下げた。 東野から話を振られた松本は、「スタッフに責任を丸投げするのは嫌なんです」と前置きしつつも、「正直言うと『知らんがな!』ですよ。我々は与えられた情報を信じて喋るしかない。それをやめるならば、東野も俺も何時間も前にスタジオに入ってニュースを全部決めて、文言も全部確認して、裏取りもしないといけない。そんなことできるわけないし、我々の仕事ではない」と、自身に責任はないことを断言した。 それでも松本は、「今度こういうことがあったときは、僕はもう『ワイドナショー』を降りようと思っている」と話したため、スタジオは騒然。焦った東野が「ちょっと待ってください。ボケなのかマジなのか」と尋ねると、松本は「マジです。責任を取るという意味じゃないですよ。そんな格好のいいものではなくて。それくらい失敗のないように緊張感を持って。ニュースを扱うとは、そういうことなんだと」と、場を戒めた。 続けて松本は、この誤報を取り上げたニュースにも言及。「すごく嫌な記事を見たんですよ。『言っていない文言を取り上げてスタジオで小馬鹿にして笑っていた』というふうに書かれていたんですけど、それはないよね!」と、内容についてきっぱりと否定。「『すげーな!』と、盛り上がっていただけ。馬鹿にする空気は一切なかったんですが、そう書かれているニュースが(宮崎)監督の耳に入ったら嫌じゃないですか」と、不快感をあらわにした。
2017年06月04日スタジオジブリのアニメーション世界を体験できる「三鷹の森ジブリ美術館」の新企画展示「食べるを描く。」の内覧会が5月26日(金)に行われ、企画・監修を務めた宮崎吾朗氏が挨拶した。吾朗氏の挨拶を前に、館長の中島清文氏は「皆さん、宮崎駿監督の新作について何か聞いて帰りたいと思ってらっしゃるかもしれませんが、何も情報がございません(笑)、あらかじめご了承ください」とけん制。先週、新作長編アニメーション映画制作のためのスタッフ(新人)募集を開始した宮崎駿監督の“引退撤回”については、吾朗氏も語ることはなかった。日常を丹念に描くジブリ作品に残る数々の“食事シーン”を取り上げた新企画展示。『天空の城ラピュタ』でパズーとシータが一緒に食べる目玉焼きトースト、『千と千尋の神隠し』の千尋がハクにもらい、泣きながら食べたおにぎり、『ハウルの動く城』でハウルが手作りし、ソフィーやマルクルたちと食べたベーコンエッグ…などなど、思い出すだけで、ついニンマリしてしまう、おいしそうな食事と、それを口にするキャラクターたちの至福に秘められたこだわりとは?吾朗氏は「簡単なことではなかったですが、宮崎駿作品はどうしてご飯がおいしそうに見えるのか、を知ってもらうのは、アニメーション技術そのものを知ってもらうことだと考えた」と企画意図を説明。「要はおいしそうに見せているわけで、作画はもちろん、(登場人物に)どんな文脈で、どう食べさせるか。すべての要素が合わさって、おいしそうに見えるんです」と優れたアニメーション技法に基づいた食事シーンの裏側を説明した。また、『ハウルの動く城』に登場するベーコンエッグについて、「宮崎駿は家では、必ずベーコンエッグを作る」と興味深いエピソードも披露。「ゆで卵やオムレツでは、調理の仕方など好き嫌いも分かれますし、白と黄色のシンプルな配色が、映像の中ではすごく際立つ」とベーコンエッグ登場の理由を明かしていた。レトロな洋食レストラン風の第一室では、各作品の記憶に残る食のシーンを取り上げ、わずか数秒間のために描かれた原画や絵コンテから、噛み切る動作や箸さばきなど、食べる動きをアニメーションで描く工夫や意図を紹介。展示室内のダイニングテーブルには“お箸”が用意されており、実際に食べる動作をしてみることで、観察力の重要さを知ることもできる。食事を作るシーンを取り上げる第二室では、『となりのトトロ』のサツキとメイの家の台所、『天空の城ラピュタ』のタイガーモス号のキッチンを実物大で再現。サツキやシータが調理をこなした空間に、来場者が立ち、改めて映画の世界を体感。また“食”を通して、登場人物たちの暮らしぶりや文化を描くための資料、参考図書を紹介するコーナーも設けられた。「三鷹の森ジブリ美術館」の入場チケットはすべて日時指定の事前予約制で、5月25日(木)より7月分、6月25日(日)より8月分の夏休みシーズンチケットの “先行抽選販売”を実施。また、7月入場分より全チケットに購入者の名前を印字され、入場時にチケット購入者の本人確認を行う場合がある。新企画展示「食べるを描く。」は5月27日(土)~2018年5月(予定)三鷹の森ジブリ美術館にて開催。(C)Studio Ghibli(C)Museo d’Arte Ghibli(text:cinemacafe.net)
2017年05月26日『となりのトトロ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』で知られるスタジオジブリが、5月19日(金)、公式サイトにて宮崎駿監督の新作長編アニメーション映画制作のためのスタッフ(新人)募集を開始した。2013年公開の長編アニメーション『風立ちぬ』で、長編映画の制作から引退することを正式に発表した宮崎監督。だがその後も、ジブリ美術館用の新作短編アニメ「毛虫のボロ」を制作するなど現場に立ち続け、2016年には、NHKで放送された特別番組「終わらない人 宮崎駿」の番組内で長編映画制作の企画があることが放送され話題を呼んでいた。また「Oscar Week 2017」では鈴木敏夫プロデューサーが、宮崎監督の長編映画制作復帰に言及し、本格的な復帰が期待されていた。そして本日、公式サイトにて宮崎監督の新作長編アニメーション映画制作のためのスタッフ募集が公表。サイトでは「すでにテレビ等でご存じかと思いますが、宮崎駿監督は最後の長編アニメーション映画に取り組み始めました」と明言され、新作が本格始動することが決まった。「『風立ちぬ』から4年、三鷹の森ジブリ美術館のための短編映画『毛虫のボロ』で、若いスタッフと共に苦手なCG技術にも野心的に向き合い、ついに完成させました。一方、この間、昔からの大切な仲間を何人も亡くし、自分自身の終焉に関してより深く考える日々が続きました」「ここに至り、宮崎監督は『引退撤回』を決断し、長編アニメーション映画の制作を決めました。作るに値する題材を見出したからにほかなりません。年齢的には、今度こそ、本当に最後の監督作品になるでしょう」と、今回の経緯が報告されている。さらに「この映画制作完遂のために、若い力を貸して下さい。期間は3年間です。一緒に制作に加わってくださる方を募集します」と熱い想いが綴られている。今夏には、スタジオジブリ出身の米林宏昌監督&西村義明プロデューサーで贈る『メアリと魔女の花』が公開予定であり、今後も日本のアニメーション作品が世界中のファンを魅了してやまないだろう。(text:cinemacafe.net)
2017年05月19日2月25日、宮崎駿監督(76)が新たな長編アニメーション映画の製作準備に入っていることが明らかになった。13年9月の引退宣言から3年半、“引退撤回”の陰にいったい何があったのか。映画関係者がこう明かす。 「スタジオジブリで色彩設計を担当していた保田道世さんが昨年10月に亡くなったのです。がん闘病の末、77歳で天国へと旅立ったそうです。『風の谷のナウシカ』からジブリを支えてきた人で、監督も“戦友”と呼ぶほど手腕を認めていた。彼女は宮崎作品の復活を願い続けていました。監督も復帰することで元気づけようとしていたのでしょうね」 1月29日放送されたNHKドキュメンタリー番組『終わらない人宮崎駿』のなかでも、宮崎監督は保田さんについてこう語っている。 「ヤッチンが『もう1本やりなよ』って盛んに言っていたんだよね……」 宮崎監督が新作映画の企画を出したのは、保田さんが存命中の昨年7月だったという。もう一度、新作を――。それは闘病中の彼女が託した“遺言”だったのだろう。 復帰報道後の3月初旬、宮崎監督は愛車のシトロエンに乗り埼玉県の自宅を出た。向かった先はスタジオジブリ近くにあるアトリエ。早くも制作の準備に取り掛かっているようだ。 翌日、自宅近くを散歩していた宮崎監督。新作にかける思いについて聞くべく声をかけた。 「今は言える段階ではないんですよ……」 そう語る宮崎監督。保田さんについて聞いてみた。 ――復帰は、保田さんのためでもあるのでしょうか? 「いやぁ、やっぱりね……」 何か言いかけると言葉を濁す。それでも「公開されたら3回見ます!」と言葉をかけると「はい、ふふふ」と笑った宮崎監督。そこには新作への強い意欲がうかがえた。
2017年03月09日去る2月27日、第89回アカデミー賞授賞式の終了直後に『レッドタートル ある島の物語』が長編アニメーション映画賞にノミネートされていた「スタジオジブリ」鈴木敏夫プロデューサーに、ライブ配信サービス「LINE LIVE(ラインライブ)」が現地で直撃。そのインタビューと記者懇談会の模様が配信された。まさかのハプニングで幕を閉じた第89回アカデミー賞授賞式。「スタジオジブリ」初の海外共同制作作品『レッドタートル ある島の物語』は長編アニメーション映画賞にノミネートされ注目を集めていたが、栄冠は『ズートピア』に。授賞式終了後、「LINE LIVE」で生配信された記者懇談会&独占インタビューで、鈴木プロデューサーは「今回は期待していた」と残念がった。「ジブリでプロデュースして、制作現場はフランス、スタッフはヨーロッパの方々。その組み合わせも面白いし、近ごろ騒がしい映画が多い中、こういう静かな映画っていうのは人の目をひくんじゃないかなと思っていた」と悔しさをにじませながらも、「僕自身は英語ができないんですけど、発表の直前まで、どうやってしゃべろうかなって考えてたんですよ(笑)」と明るく答えた。そして、長編アニメーション映画賞を受賞したディズニーの『ズートピア』については「大好きな映画」と明かし、「ディズニーの方からのお願いで日本公開前に作品を観たら、すごくいい映画だなって感動しちゃってね。だから戦わなきゃいけなくなったのは、つらかったよね」と正直な気持ちを激白。「『レッドタートル』に獲ってほしかったけど、好きな映画だったから納得した」と語った。2年ぶりの授賞式への出席については、「結構楽しめた」とのこと。「ハリウッドがトランプさんのことをどう思っているか、政治的メッセージもところどころにあったし、若いころのすごく大事な映画だった『俺たちに明日はない』のウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが出てきたときはグッときた」とうれしそう。ファンだったというスカーレット・ヨハンソンを生で見た感想は、「パッと見てびっくりした。映画のイメージと実際の彼女の間にギャップがあった。会わないほうがよかったかな(笑)」と語り、授賞式については満喫した様子だ。また、宮崎駿監督の復帰について質問があがると、「それはわからない。引退を発表してからもいろんな企画を出す人なんですよ。最近もね。だから延々続くんですよね」と返答。三鷹の森ジブリ美術館の上映用に宮崎監督が制作中のショートフィルムについては「まもなく完成する」と明かし、「最初は10分と言ってたけど、もう少し長くなる予定。さすがおもしろいものになっている」と太鼓判!この作品で宮崎監督がCGを取り入れたことについては、「CGがあがってくると、それはダメだって手で描いちゃう。CGでできないことを要求しちゃうんだよね。でも、短編の中には結構CGが入ってますよ」と言及。その完成が楽しみになる言葉を寄せている。(text:cinemacafe.net)
2017年03月02日ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』の日本語吹き替え声優を務める女優・夏木マリが、バラエティ番組「ダウンタウンなう」の人気企画「本音でハシゴ酒」にゲスト出演。『千と千尋の神隠し』の湯婆婆役で声優を務めた際の知られざる宮崎駿監督とのエピソードを明かす。「ダウンタウン」の浜田雅功、松本人志と坂上忍の3人が、豪華ゲストたちとお酒を飲みながら本音で語り合う人気企画「本音でハシゴ酒」。今回のゲストには、夏木さんのほか、野村忠宏、「千鳥」の大悟、ノブが登場。また、飲み仲間として、草刈正雄の娘でタレントの紅蘭が参加する。女性たちが憧れる「カッコイイ女性」の代表格と言われる夏木さん。前述したディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』の日本語吹き替えのほかにも、2001年に公開されたジブリ映画『千と千尋の神隠し』では湯婆婆役で“声優”としてもその演技力を発揮。今回は、本作出演時の宮崎監督とのエピソードを披露。また、2011年の熟年結婚の真相などを語り尽くす。さらに、1971年に中島淳子という名前で歌手デビューした際のエピソードトークでは、いまでは当たり前となったプロモーションビデオを、夏木が日本で初めて制作した事実が明らかに…!ロケ現場では夏木さんと一緒に一同がその貴重な映像を見ることに。当時19歳の夏木が衝撃のビキニ姿を披露しており、およそ46年前のプロモーションビデオは視聴者必見だ。そして、柔道界史上初、前人未到のオリンピック3連覇という偉業を成し遂げた野村さんは、「柔道家・野村忠宏、天才ゆえの疑問」というテーマでトークが展開。“なぜ金メダル3個の自分が国民栄誉賞をもらえないのか”について、正直な思いを吐露する。また、松本さんとプライベートでも食事に行くという「千鳥」の大悟さんとノブさんが登場すると、大悟さんはトーク開始早々に、坂上さんや松本さんから昨年の不倫騒動に関してイジられることに。さらにトークは、昨年、写真週刊誌に「美女とデート、まさかのゲス不倫!?」と報じられたノブさんの不倫騒動にも飛び火することに…。夏木さんが登場する「ダウンタウンなう」は2月24日(金)21時55分よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年02月24日•宮崎地鶏の香ばしさがたまらない! 「鶏の炭火焼」宮崎市橘通の和風バル「喜作」は、旬の鶏料理や魚、日本酒が味わえる地元でも人気の居酒屋。“気さく”に来てほしいとの思いからつけられた店名の通り、気さくなマスターのいる居心地のいいお店です。なんといっても名物は、その日の朝に絞めた新鮮な鶏。弾力があって食べ応えのある地鶏に、炭火の香ばしい風味が食欲をそそる「鶏のもも焼」(1,200円)は必食メニューです。•ぷりぷりの「伊勢海老」で、新鮮な海の幸を思う存分堪能日南海岸沿いに佇む「日南水産」は海の家のようなシンプルな店構えで、開放的な眺めで新鮮な海の幸が味わえます。ぷりぷりで身が甘い、特大の「伊勢海老定食」(2人前7,020円~)は絶品! 他にも宮崎ならではの貝類やお魚も味わえます。•いくらでも入りそう! 専門店で食べる「宮崎牛」日本一の宮崎牛が食べられると言っても過言ではないのが、黒毛和牛の最高級・宮崎牛の専門店「ミヤチク」。鉄板焼、焼肉、しゃぶしゃぶ、すきやきなどあらゆる食べ方で存分に堪能できます。鉄板で焼いた牛肉は、パンの上にのせることで、肉に火が通り過ぎず、アツアツの状態で、最後の肉汁まで味わえます。(2,900円)制作協力:宮崎市企画編集:ルトロン編集部
2017年02月14日