主演・田中圭、メイン監督・堤幸彦の最強タッグで贈るHuluオリジナル「死神さん」の主題歌に、現在ソロとしても活躍する宮本浩次(エレファントカシマシ)が書き下ろした楽曲「浮世小路のblues」(うきよこうじのブルーズ)が決定。宮本さんの魂の歌声が響く予告編映像も解禁された。原作は、大倉崇裕の同名小説(幻冬舎文庫)。主演の田中さんが演じるのは、警視庁内にある謎の部署で、無罪判決が出た事件を再捜査するクセモノ刑事・儀藤堅忍。警察組織にとって掘り返されたくない事件の証拠を、徹底的に洗い直して真犯人を検挙していくため「死神」と呼ばれている。本作は、そんな儀藤が「逃げ得は許しません」という決めゼリフとともに、事件ごとに相棒を替えながら、“闇”に葬られた真相をあぶり出し、事件の全貌を180度転換していく「コロンボ」スタイルの痛快ミステリードラマ。宮本さんは今回の楽曲について、「田中圭さんは非常に存在感のあるプロフェッショナルな方という印象を私はもっていましたので、彼のことを思いながら自分も思い切って腰を据えて、『死神さん』の自分なりの解釈をこの『浮世小路のblues』に込めることができました」とコメント。“浮世小路”とは人の世を縮図に例えた言葉。「“死神さん”こと儀藤堅忍は非常にクセのある人物で、ただその真実を追求する姿勢に関しては同僚から一目も二目も置かれている、すごい刑事であると。そして『死神さん』というすごいインパクトのあるタイトル。とても明快なイメージをいただきました」と語るとおりに、「浮世小路に真実だけが足りない憧れの明日を取り戻せ闇に埋もれしかすかな光」という歌詞で、周囲からどんなに疎まれようとも、ただ事件の真相だけを追い続ける儀藤の姿を象徴した。そんな宮本さんの想いが詰まった主題歌に、堤監督は「誰にも聞かせたくないほど、見事にドラマのみならず時代の芯を食った曲! 感動! ありがたや!」と絶賛。心に訴えかける歌詞と、一度聴いたら耳から離れない哀愁漂うキャッチーなメロディ、宮本さん独特のこぶしがさく裂する魂の歌声がドラマの世界観を彩っている。なお、そんな主題歌「浮世小路のblues」が流れる予告編映像も初公開。本作は、事件ごとに儀藤が相棒を替えて再捜査するというスタイルも本作の大きな見どころの1つとなっているが、その相棒を演じる俳優陣については順次発表される。Huluオリジナル「死神さん」は9月17日(金)より毎週金曜日1エピソードずつ配信(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2021年08月10日宮本浩次の新曲「浮世小路のblues」(読み:うきよこうじのブルーズ)が、9月17日からHuluで独占配信されるドラマ『死神さん』の主題歌に決定した。本ドラマのために書き下ろされた「浮世小路のblues」は、硬質なロックサウンドにのせて駆け上がる宮本の激唱が印象的な楽曲で、宮本とメイン監督を務める堤幸彦が対話を重ね制作された。『死神さん』は大倉崇裕の同名小説を原作にしたミステリードラマで、「死神」という異名を持つクセモノ刑事・儀藤堅忍(田中圭)が事件ごとに相棒を替えながら、“闇”に葬られた真相をあぶり出し事件の全貌を明らかにしていく。なお田中と堤がタッグを組むのは2007年公開の映画『包帯クラブ』以来14年ぶりとなる。■宮本浩次 コメント堤幸彦監督と様々な話をしました。田中圭さん演ずるところの主人公、“死神さん”こと儀藤堅忍は非常にクセのある人物で、ただその真実を追求する姿勢に関しては同僚から一目も二目も置かれている、すごい刑事であると。そして「死神さん」というすごいインパクトのあるタイトル。とても明快なイメージをいただきました。田中圭さんは非常に存在感のあるプロフェッショナルな方という印象を私はもっていましたので、彼のことを思いながら自分も思い切って腰を据えて、「死神さん」の自分なりの解釈をこの「浮世小路のblues」に込めることができました。儀藤堅忍がかっこ良く見えるように、それを思って作りました。■堤幸彦監督 コメントこの作品で、宮本浩次さんで、と聞いたときに、喜びとともに、ああ完成した、、と思った。リクエストのイメージはひとつ、時代を超えた“孤独な、いなたいロック”、それである。そしてわくわくして待ったこの曲、誰にも聞かせたくないほど、見事にドラマのみならず時代の芯を食った曲!感動!ありがたや!Huluオリジナル『死神さん』予告編映像<ドラマ情報>Huluオリジナル『死神さん』9月17日(金)から Huluで毎週金曜1エピソードずつ配信(全6話)各話約50分Huluオリジナル『死神さん』メインビジュアル(C)HJホールディングス出演:田中圭 / 前田敦子 ほか原作:大倉崇裕『死神さん』(幻冬舎文庫)演出:堤幸彦(第壱話・第弐話・最終話)、藤原知之(第参話・第肆話)、稲留武(第伍話)脚本:渡辺雄介『死神さん』公式サイト:『死神さん』公式Twitter:関連リンク宮本浩次 HP宮本浩次 Instagram宮本浩次 Twitter宮本浩次 YouTube
2021年08月10日6月12日に行なわれた宮本浩次のバースデーライブがWOWOWにて放送されることが決定した。(ライブレポートは こちら() )ソロ活動を開始した2019年の開催以降、3回目のバースデーライブとなった本公演。過去の2回はいずれもギターの弾き語りで進行したが、3回目となる今回はソロデビュー曲「冬の花」以来宮本とたびたびタッグを組み、アルバム『ROMANCE』でもプロデューサーを務めた小林武史、そして同じく『ROMANCE』のレコーディングメンバーでもある名越由貴夫、キタダ マキ、玉田豊夢を迎えて初めてバンド編成でのライブとなった。『宮本浩次縦横無尽』という公演タイトルが示すように、ソロ楽曲、アーティストとのコラボレーションナンバー、『ROMANCE』に収録された1970年代の女性ポップスのカバー、そしてエレファントカシマシの楽曲とあらゆる角度から宮本浩次というパーソナリティーが堪能できるライブとなった。会場の観客を魅了したパフォーマンスに期待してほしい。<番組情報>『宮本浩次縦横無尽』8月8日(日・祝) 午後3:30〜WOWOWライブ / WOWOWオンデマンドにて放送※放送終了翌日〜2週間アーカイブ配信収録日:2021年6月12日収録場所:東京 東京ガーデンシアター<関連番組>『2020 612 宮本浩次バースデイコンサートat作業場 「宮本、独歩。」ひきがたり』7月14日(水) 午後0:00〜WOWOWライブ / WOWOWオンデマンドにて放送※放送終了翌日〜2週間アーカイブ配信『宮本浩次 Works 2019-2020』7月14日(水) 午後1:30〜WOWOWライブ / WOWOWオンデマンドにて放送※放送終了翌日〜2週間アーカイブ配信<番組サイト:
2021年06月30日演出家の宮本亞門氏(63)が東京オリンピック・パラリンピックを厳しく批判した。その発言が波紋を呼んでいる。宮本氏は6月20日、『日刊ゲンダイDIGITAL』にアップされた記事で“コロナ禍で世界的な格差が進んでいるため、選考もフェアでない状況が生まれている”とコメント。「五輪憲章が言う『人類の尊厳や平和な社会の模範』とは、正反対の強引な弱肉強食で強権的な状況です」と指摘し、こんなエピソードを語っていたのだ。「東京の招致決定後、あるトップの方とお会いした時、招致が決まった会場で、裏でいかに大金の現金を札束で渡して招致を決めたか、自慢げに話してくれたのです。驚いた私は『それ本当の話ですか?』と言ったら笑われました。『亞門ちゃん若いね。そんなド正直な考え方で世の中は成り立ってないよ』」「五輪憲章に反するのでは」といい、裏金の存在も示唆した宮本氏。ネットでは、こんな声が上がっている。《そんな当たり前に「裏金」って言うてた人がおったんか。それが当たり前だったんか》《五輪憲章に照らした問いはシンプルだが重い》《本当に誰のための五輪なんだろう》■「復興五輪も架空だった」…宮本氏の悔恨17年、東京五輪の公式イベントで演出を担当した宮本氏。しかし今年3月、『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)では東京五輪に対して「日本から中止の意思を表明するべきだと思います」と発言。そして、こう話している。「オリンピックは日本だけのものでなく、世界のものであり、先進国だけでなく、後進国のものでもあります。今の感染状況の世界を冷静に見てて、インド、ブラジルを含めて……。皆さん切り裂かれちゃうんですよ、国民の気持ちが」さらに5月には『東京新聞』の取材に対し、「招致決定当初、『世界一お金がかからない五輪』や『復興五輪』といった発言を信じようとした」と明かしながらも「大会経費は倍以上に膨れ上がり、福島第一原発事故の後処理も進まない、全て誘致のための架空のものだった」「悲惨な現実を見て『何ということに加担してしまったんだ』と罪悪感にさいなまれました」と悔恨を明かしている。Twitterでは宮本氏の言動に対し《今更そんな話されても信じるかよ?卑怯者の裏切者にしか見えんよ》《もっと早くに云えよ》との声も上がる。そのいっぽうで《オリンピック開催の裏側に行って尚倫理観を持ち続けられた亞門さんを尊敬します》《よりたくさんの人に亞門さんの言葉を知ってほしいと思います》との声も。大事なのは“いま何を考え、どうするか”ではないだろうか。
2021年06月21日宮本佳林によるソロライブ「宮本佳林 LIVE 2021 春~アマリリス~」が、6月19日、中野サンプラザにて開催された。今回のライブは、緊急事態宣言の影響により5月から開催が延期されていた振替公演。タイトルには“輝くばかりの美しさ”という花言葉を有するアマリリスの名が掲げられ、宮本にとっては Juice=Juice およびハロー!プロジェクト卒業以来、中野サンプラザで初めて開くソロライブとなった。宮本のイメージカラーであるブドウ色のペンライトの光が観客席を満たす中、ステージの緞帳が上がり、宮本が花束を拾い上げる一幕からライブはスタート。疾走感のある「若者ブランド」でソロアーティスト・宮本佳林としての存在感を見せると、続いてはJuice=Juice が4月にリリースしたシュガー・ベイブのカバー曲「DOWN TOWN」で軽やかな手拍子に包まれながらパフォーマンスを楽しんでみせる。3曲目ではハロプロ研修生ユニットもダンス&コーラスに加わり、「Vivid Midnight」では小気味好いフェイクを交えて会場の温度を上げていく。観客席いっぱいのファンに向き合いながら「この感謝の気持ちをパフォーマンスを通して伝えていきます!」と宮本は語りかける。熱を切らさず突入したカバー曲ブロックではJuice=Juice時代にカバーしたKANの「ポップミュージック」をゴージャスに歌い上げ、さらに森高千里の「やっちまいな」をカバー。MCでは、「朝から“あー楽しみだなー!”とドキドキした感じで会場に入りました。中野サンプラザのステージに立つなんて夢みたいって」と気持ちを述べ、さらに「この日のために準備してきました」と新曲2曲を一挙に披露。切ない中にも振り付けで一瞬激しさを見せる「愛してるの言葉だけで」、大人な歌詞にシティバラード調のメロディが合う「優柔不断だね、Guilty」を立て続けに披露した。「ずっと歌ってみたいなと思っていたんですが、一人では息継ぎが間に合わない曲でした」という紹介からハロプロ研修生ユニットを再度迎えて披露したのは「誤爆 ~WeCan’t Go Back~」。宮本本人が語ったとおり息継ぎが続かないパートは研修生ユニットにも歌割りが振られ、この曲に関してはフォーメーションも必ず宮本がセンターというわけではない。宮本が自身のライブでソロならではの表現とグループならではの表現をテンポよく織り交ぜてくる姿には、宮本の“見せたいパフォーマンス”に対する視野の広さが垣間見えた。さらに「禁断少女」では会場も手振りを合わせ、揺れるペンライトの光もパフォーマンスの一部になっているかのような光景で盛り上げる。研修生ユニットが2曲を披露したあと、ライブは後半へと突入してゆく。ダンスブロックでは、ミニテーブルに生けられたアマリリスの花とステージにおちる一束の光の下で宮本が一人踊るというストイックな演出が観客を惹きつける。そこから「少女 K」でアーティストとしてのハングリーな姿を演じきった。畳み掛けるようにドラマチックな「風に吹かれて」から、EDMのきいた「タメライ」をクールに歌い上げる。太陽とシスコムーン曲「ガタメキラ」でのコブシのきいたパワフルな歌唱から「プラトニック・プラネット」、そしてロックナンバー「どうして僕らにはやる気がないのか」と、隅々まで研ぎ澄まされたノンストップ・パフォーマンスで本編は締めくくられた。アンコールでは、会場へ宮本の声によるアナウンスが流れ、ここまでの道のりを振り返る感慨深い時間に。そんな空気から宮本がステージに登場し、弾むような前向きナンバー「落ちこぼれのガラクタだって」で会場を明るく照らした。最後には、秋の単独ライブ開催決定を発表。9月4日(土)にはNHK大阪ホール、9月20日(月祝)には中野サンプラザの2公演が行われる。「皆さんの応援のおかげで秋のライブも決定しました。ありがとうございます!」と声をあげた宮本佳林は、これまでも公言していたように、これからもパフォーマンスに感謝の気持ちをこめて伝えていくと意気込みを改めて口にした。■セットリスト<宮本佳林 LIVE 2021 春~アマリリス~>2021 年 6 月 19 日(土)中野サンプラザ1.若者ブランド2.DOWN TOWN3.Vivid Midnight4.ポップミュージック5.やっちまいな6.愛してるの言葉だけで7.優柔不断だね、Guilty8.誤爆 ~We Can’t Go Back~9.禁断少女10.ミステイク(ハロプロ研修生ユニット)11.悪いヒト(ハロプロ研修生ユニット)【DANCE TRACK】12.少女 K13.風に吹かれて14.タメライ15.ガタメキラ16.プラトニック・プラネット17.どうして僕らにはやる気がないのかEN1.落ちこぼれのガラクタだって■宮本佳林ソロライブ9月4日(土)@NHK 大阪ホール9月20日(月)@中野サンプラザ■ライブ出演情報<M-line Special 2021〜Make a Wish!〜>7月24日(土)@KT Zepp Yokohama(神奈川)7月25日(日)@Zepp Namba(大阪)■宮本佳林 アーティストページ
2021年06月21日映画『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』(2021年全国公開)製作発表記者会見が19日、都内で行われ、主演の宮本茉由らが登壇した。太宰治の代表作の一つ『斜陽』の執筆75周年記念作品である同作。故・増村保造監督と、当時助監督を務めていた近藤明男監督が、40年以上前に二人で書いた脚本で、今回ついに映画化することになった。宮本が主人公・島崎かずこ役を、かずこの年の離れた恋人の作家・上原二郎役を安藤政信が演じる。念願だった作品の映画化について、近藤監督は「幻の企画と言われていた作品を手がけられることがうれしく、10月のクランクインに向け、素晴らしい才能の発見となった宮本茉由さんと、彼が太宰を演じたら数年は誰も太宰を演じる俳優がいなくなるのではと思う安藤さんを起用できた」と主要キャラクターである二人の起用に自信をのぞかせた。今作が映画初出演かつ初主演となる宮本は「初主演なので純白にしました」と清純を思わせる白いワンピース姿で登壇。「まだクランクイン前なので、実感がないですが、撮影が楽しみです」と初めての映画現場への期待を語った。また、共演の安藤については「バラエティで見る印象と作品で見る印象が違うなと思っていましたが、今日お会いして素敵な方だなと思いました」とコメント。一方の安藤は「恵比寿駅にある、宮本さんのチョーヤ梅酒の看板を見ていて、素敵な人だなと思っていました。今回共演するというのは不思議な縁ですね」と話した。同作は、10月17日より五所川原にてクランクインし、来年6月中旬の公開を目指す。(C)「鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽」製作委員会配給:彩プロ
2021年06月21日サントリーホー「サントリーホール ARKクラシックス」の公演情報はこちらルとエイベックス・クラシックスが共催する音楽祭「サントリーホール ARKクラシックス」。二人のアーティスティック・リーダー、ヴァイオリニスト三浦文彰とピアニスト辻井伸行らが出席して、今年の開催概要の発表会見が開かれた(6月9日・サントリーホール ブルーローズ)。2018年に新設されたフレッシュな音楽祭は、ARKヒルズと周辺施設で広域に開催される都市型音楽イベント「ARK Hills Music Week」のフィナーレを飾る位置付け。今年は10月8~11日。ソロ、室内楽からオーケストラまでヴァラエティに富んだプログラムが用意された。三浦文彰「若い人たちと経験のある演奏家たちが一緒に音楽を作っていくARKシンフォニエッタは、リハーサルの段階から刺激的で、みんなで新しい発見を感じながら演奏している素晴らしいオーケストラ。音楽祭の軸となっている室内楽も、ラヴェル特集やシューベルト《ます》などもあり楽しいコンサートになると思う。外国人演奏家が少ないのは今はしょうがないが、信頼する同世代の素晴らしいチェリスト、ジョナタン・ローゼマンが『ファミリーとして参加したい』と言って来てくれる」辻井伸行「ARKクラシックスはいろんな仲間たちと演奏できるのが楽しみ。ベートーヴェンの協奏曲第4番や、室内楽の《ます》、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ《春》は新たに取り組む作品。楽しみにしているし、楽しんでいただける音楽祭にしたい」ARKシンフォニエッタは2019年にこの音楽祭のために創設されたレジデント・オーケストラ。辻井のソロ、三浦の指揮によるモーツァルトの交響曲&ベートーヴェンの協奏曲の2プログラムと、小編成の弦楽合奏によるバッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番&ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番に出演。楽器を置いて指揮者としてモーツァルトの第29番と第41番《ジュピター》を振る三浦は、「指揮者としてはまだまだ赤ちゃん。ジュピターは大曲で難しいが、この素晴らしいオーケストラとできるのは非常に勉強になる」と抱負を語った。今年はさらに、レジデント・ブラス・アンサンブルとして「ARK BRASS」が新たに組織された。1970~80年代に大活躍した英国のフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルへのリスペクトを込めて、そのスタイルとレパートリーを、新たなテイストで踏襲していくというコンセプト。会見には主要メンバーのトランペット佐藤友紀とホルン福川伸陽が出席。「金管アンサンブルの熱を再び取り戻したい」(佐藤)、「音楽的会話ができるメンバー。それがお客様にも伝わることを楽しみにしている」(福川)と期待を口にした。会場はサントリーホール大ホールおよびブルーローズ。8つの注目公演がぎゅっと詰め込まれた4日間になるはずだ(プログラム等詳細は「ARKクラシックス2021」で検索)。(宮本明)
2021年06月15日宮本浩次が本格的にソロ活動をスタートさせた2019年。その年、宮本の誕生日である6月12日に初のソロライブを行なって以来、3年連続で宮本浩次のバースデーライブは行われている。3回目となる今年は、初めてバンドセットでのコンサートとなり、会場となった東京ガーデンシアターにシンガー宮本浩次の歌声が響き渡った。『宮本浩次縦横無尽』と題された今年のバースデーソロコンサート。その歌は時に繊細に、時に力強く、終始オーディエンスの心を激しく揺さぶった。終演後にもその余韻がなかなか消えずにいる。素晴らしいメンバーたちが織りなすバンドサウンドに後押しされながら、宮本の歌はまさに縦横無尽で、聴く者に様々な感情を呼び起こさせた。宮本が表現する歌世界を見事なバンドサウンドで彩ったメンバーは、名越由貴夫(Guitar)、玉田豊夢(Drums)、キタダ マキ(Bass)、そしてバンマスの小林武史(Key)。小林と名越は初シングル『冬の花』から、玉田は『P.S. I love you』から、そして最新アルバム『ROMANCE』ではキタダも迎え入れ、今回のメンバー4人が揃ってレコーディングに参加した。言わば宮本の音楽の良き理解者であり、盟友とも言える存在のメンバーたち。その盤石なバンドサウンドを後ろ盾にし、この日の宮本の姿は歌うことの喜びに溢れていた。そしてフレッシュな衝動に満ちていた。2年前、初のソロライブは、恵比寿リキッドルームという、宮本浩次がライブを行うにしてはキャパの小さなライブハウスが会場に選ばれた。まだソロとしての楽曲は少なかったが、エレカシの楽曲も含め、ひとりステージに立って弾き語りで表現する宮本の歌は、バンドとは違った凄みと引力で観客を圧倒し、魅了した。翌2020年は、コロナ禍で迎えるバースデーだった。そのため、無観客の配信コンサートという形ではあったが、ソロとしての1stアルバム『宮本、独歩。』の楽曲をすべて弾き語りのライブ演奏で披露し、シンガーソングライター宮本浩次は、また新たな試みで歌を届けてくれた。宮本浩次そして迎えた今回は、有観客で(会場キャパの半数以下に動員は抑えられていたが)、加えて生配信も行うという、また新たなスタイルでのコンサートとなった。そして、昨年11月にリリースした『ROMANCE』を携えてのコンサートでもある。この、女性歌手が歌う名曲の並ぶカヴァーアルバムに収録された楽曲たちが、今回のコンサートでどのように披露されるかも、大きな期待のひとつだった。1970年代の日本の歌謡曲にある叙情的なメロディが、宮本の歌唱によってどのような景色を生み出していったのかは、後述することにして──。ライブは、薄暗い夜の闇の中、宮本がランタンを片手に登場するところから始まる。紗幕の向こう、オーガニックなバンドサウンドが響いて、宮本の力強く伸びやかな歌声が重なる。徐々に開けていく空と大地をイメージさせるスクリーン映像とライティング。「夜明けのうた」が、この日のオープニングを、そして宮本浩次のシンガーとしての真の目覚めを彩るような、そんな壮大な始まりだった。そのスケール感は、続く「異邦人」(久保田早紀のカヴァー)に見事に引き継がれる。哀愁漂うバンドサウンドに艶のあるボーカルが異国の景色を浮かび上がらせ、アウトロのバンドアレンジは、空が崩れ落ちそうな混沌を表す。宮本はそのカオスを身を以て表現する。そして上着を脱ぎ捨てステージ前方に飛び出すと、そこはなんとせり上がりの仕掛けで、宮本が上へ上へと上がっていき、始まったのは「解き放て、我らが新時代」。オーディエンスのハンドクラップだけをバックにラップするパートなど、ラフで自由な空気がとても心地好い。そして「きみに会いたい-Dance with you-」は、TV番組『The Covers』で披露したスペシャルアレンジを踏襲する形で披露された。バンマス小林武史とのピアノとボーカルの応酬からバンドサウンドへと展開し、ブラックミュージックのフィール満載で突き刺さる歌声にゾクゾクする。素晴らしいダンスチューンだった。新たに魅力をみせた『ROMANCE』コーナー「良い曲たくさん用意してきましたので、リラックスして、心熱くして楽しんでください」と告げたあと、ステージにテーブルとチェアが用意されると“『ROMANCE』コーナー”に入っていく。ジャジーなバンドアンサンブルでスタイリッシュにアップデートされた「二人でお酒を」(梓みちよのカヴァー)は、宮本の少ししゃがれた歌声が、乾いた大人の別れをシアトリカルに描く。70年代、良き時代の歌謡曲のニュアンスはしっかりと引き継ぎながら、楽曲の魅力を再発見させるカヴァーであり、また宮本の歌唱の新たな魅力に出会う楽曲でもあった。続く「化粧」(中島みゆきのカヴァー)では、もうその歌の世界から抜け出すことはできなかった。この歌の持つ叙情。打ちひしがれる女の情念。これをライブで、ここまで濃密に感じさせることができることに圧倒された。「歌」が、「声」が、それだけでひとつの物語だった。その「歌」に感じたのは共感だとか、同情だとか、そんなよくある感情ではなくて、ひたすら「悲しい」という思いの発現だった。《流れるな涙 心で止まれ》と繰り返す歌に、どうしようもなく涙が溢れた。心が震えた。「ジョニィへの伝言」(ペドロ&カプリシャスのカヴァー)で感じた「さみしい」という感情も、「あなた」(小坂明子のカヴァー)がもたらした「切ない」という感情もそうだった。自分を重ね合わせたり、何かを思い出したりするような、いわゆるポップミュージックに感じる共感とはまた別物の、感情の根源を揺さぶるような体験がそこにあった。これこそが宮本浩次の歌の力なのだと、大げさでもなんでもなく驚愕する。2018年に生まれた、椎名林檎との共演曲「獣ゆく細道」は、この日は宮本ひとりで歌い上げるバージョンで披露されたが、ダークにスウィングするバンドアンサンブルが、とびきりリッチなラテンのムードを醸していた。そこからシームレスに「ロマンス」(岩崎宏美のカヴァー)へと進むと、この歌の持つエモーションが、よりロックなサウンドアレンジで心を揺さぶる。歪んだギターの音にのせて切実な女心を激しく歌う宮本。こうして数々のカヴァー曲をライブで聴くにつけ、やはり『ROMANCE』というアルバムは、「歌」というものの本質に向き合うものだったのだと思う。それは聴き手にとってはもちろん、制作した宮本自身にとっても。歌が引き連れてくる感情とは何なのか、歌が心を動かすとはどういうことなのか。この日のコンサートで、ひとつ新たな境地を見たような気がする。だからこそ、カヴァー曲だけでなく宮本自身のソロ曲にもまた、この日は抑えようのない衝動を感じる場面が少なくなかった。「Do you remember?」のエネルギーの放出、魂の叫びは凄まじかった。自分の持てる歌への思いをすべてさらけ出すような歌。そして宮本のソロデビュー曲である「冬の花」は、この日、このセットリストの中で、その意義、本質を浮き彫りにしていた。宮本がソロとして表現したかった音楽が、いま理想的な形でライブ披露され、見事に心を射抜いた。この日の宮本は、コンサートの合間に何度も何度もバンドメンバーの名前を紹介していた。このバンド編成でのコンサート、その実現に高揚していることがよくわかる。第一部のラストは「P.S.I love you」だった。《I love you》という一番シンプルで普遍的な言葉を歌にした楽曲は、歌とメロディという、日本の音楽の魅力の大元へと立ち返るような名曲である。腕を大きく広げて歌い終えた宮本は、充足感に満ちたとてもいい顔をしていた。そして一部の終了を告げ、「そう遠くない時間にまた会おう」とステージを後にした。希望のエネルギーに満ちた第二部へ第二部は、豊かなバンドサウンドに乗って自由に音楽を楽しむような、そして、とてもポジティブに歌の力を受け取るような時間だった。「passion」で響く陽のロックサウンド。軽やかな鍵盤の音色に心まで弾む。2018年に東京スカパラダイスオーケストラにフィーチャリングで参加した楽曲「明日以外すべて燃やせ」から、エレカシの名曲「ガストロンジャー」と続く流れには、何をどうしてもそこにロックが宿る宮本浩次というシンガーの根源を思う。ファンキーな鍵盤のアレンジ、独自のグルーヴを宿す宮本のアジテーションに、客席ではたくさんの拳が突き上げられる。さらに「今宵の月のように」で抗いようのない歌の良さをかみしめたあと、「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」が、とても力強く心に響いた。この日もう何度目かのメンバー紹介を織り交ぜながら、そのサウンドを心底楽しむかのように歌う宮本の姿は、音楽に対する希望そのものだった。そしてエネルギーのすべてを燃やし尽くすような「昇る太陽」から、手書きで書きなぐった歌詞がスクリーンに映し出される「ハレルヤ」へ。《幸あれ》の大写しの文字が、歌の強さと相まって、胸に刻まれる。歌は人の心を開かせるものでもあることを実感する。ラストは「sha・la・la・la」。あたたかい光が射すような照明演出とともに、このポップソングがゴスペルのように胸に沁みてくる。ミラーボールのまぶしい光と左右に大きく揺れるオーディエンス。とても希望に満ちたエンディングだった。すべての演奏を終えると、宮本はバンドメンバーたちと握手を交わしたり、肩を抱き合ったり。そのとびきりの笑顔が何よりこの日のコンサートの充実を物語る。会場で観ることがかなわなかった人も、生配信を見逃してしまった人も、6月15日(火) 23:59まで、この『宮本浩次縦横無尽』はアーカイブ視聴が可能だ。間に合うようならぜひ、このライブを見届けてほしいと思う。歴史に残る名コンサートを見逃す手はない。<公演情報>『宮本浩次縦横無尽』6月12日(土) 東京・東京ガーデンシアター配信チケット:3,850円(税込)アーカイブ視聴可能期間:6月15日(火) 23:59まで配信チケット購入ページ:セットリスト第一部1. 夜明けのうた2. 異邦人3. 解き放て、我らが新時代4. going my way5. きみに会いたい -Dance with you-6. 二人でお酒を7. 化粧8. ジョニィへの伝言9. あなた10. shining11. 獣ゆく細道12. ロマンス13. Do you remember?14. 冬の花15. 悲しみの果て16. P.S.I love you第二部17. passion18. 明日以外すべて燃やせ19. ガストロンジャー20. 今宵の月のように21. あなたのやさしさをオレは何に例えよう22. 昇る太陽23. ハレルヤ24. sha・la・la・la<リリース情報>宮本浩次『sha・la・la・la』2021年6月16日(水) リリース宮本浩次『sha・la・la・la』ジャケット(画像は初回限定盤)●初回限定盤(CD+CD+PHOTOBOOK):2,200円(税込)●通常盤(CDのみ):1,320円(税込)【収録曲】1. sha・la・la・la2. passion3. shining4. sha・la・la・la(Instrumental)5. passion(Instrumental)6. shining(Instrumental)【初回限定盤】・DISC2『Live from JAPAN JAM 2021』1. 夜明けのうた2. 異邦人3. 悲しみの果て4. Do you remember?5. P.S. I love you6. sha・la・la・la7. ハレルヤ・PHOTOBOOK:岡田貴之氏撮影の『JAPAN JAM 2021』ライブ&バックステージフォトを収めた20Pドキュメントフォトブック宮本浩次「sha・la・la・la」MV宮本浩次『sha・la・la・la』初回限定盤ボーナスCD『JAPAN JAM 2021』ダイジェスト関連リンク宮本浩次 HP宮本浩次 Instagram宮本浩次 Twitter宮本浩次 YouTube
2021年06月14日宮本浩次が6月16日にリリースするニューシングル「sha・la・la・la」のMusic Videoを公開した。今回のMVで宮本は、幼いころに夢見た大人の自分、そして大人になった今の自分という歌の主人公に扮している。語り部のように歌う宮本の多彩な表情や所作、衣装が見どころで、昭和風の町並みを颯爽と闊歩する姿と「明日も夢追い続けるのさ」という歌詞も相まって活力にあふれた作品となっている。監督は、椎名林檎との「獣ゆく細道」やソロデビュー曲「冬の花」、「異邦人」「あなた」を担当した児玉裕一氏が務めている。宮本浩次「sha・la・la・la」MV<リリース情報>宮本浩次『sha・la・la・la』2021年6月16日(水) リリース宮本浩次『sha・la・la・la』ジャケット(画像は初回限定盤)●初回限定盤(CD+CD+PHOTOBOOK):2,200円(税込)●通常盤(CDのみ):1,320円(税込)【収録曲】1. sha・la・la・la2. passion3. shining4. sha・la・la・la(Instrumental)5. passion(Instrumental)6. shining(Instrumental)【初回限定盤】・DISC2『Live from JAPAN JAM 2021』1. 夜明けのうた2. 異邦人3. 悲しみの果て4. Do you remember?5. P.S. I love you6. sha・la・la・la7. ハレルヤ・PHOTOBOOK:岡田貴之氏撮影の『JAPAN JAM 2021』ライブ&バックステージフォトを収めた20Pドキュメントフォトブック宮本浩次『sha・la・la・la』初回限定盤ボーナスCD『JAPAN JAM 2021』ダイジェスト<ライブ情報>『宮本浩次縦横無尽』6月12日(土) 東京・東京ガーデンシアター開場 16:00 / 開演 17:30【チケット料金】■ライブチケット 指定席 9,900円(税込) / 注釈付き指定席 9,900円※注釈付き指定席は、演出等により出演者及びステージの一部が見えづらい場合がございます。受付詳細:■配信チケット 3,850円(税込)5月21日(金) 18:00発売※アーカイブ視聴可能期間 2021年6月15日(火) 23:59まで【配信プラットフォーム】・イープラス「Streaming+」受付サイト:・ぴあ「PIA LIVE STREAM」受付サイト:【問い合わせ】ディスクガレージ:050-5533-0888(平日 12:00〜19:00)関連リンク宮本浩次 HP宮本浩次 Instagram宮本浩次 Twitter宮本浩次 YouTube
2021年06月10日宮本浩次が、ニューシングル『sha・la・la・la』初回限定盤ボーナスCDに収録される『JAPAN JAM 2021』ライブ音源の全曲ダイジェスト映像を公開した。『JAPAN JAM 2021』は5月2日から5日にかけて千葉市蘇我スポーツ公園にて開催され、宮本は名越由貴夫(Gt)、キタダ マキ(Ba)、玉田豊夢(Dr)、ソウル・フラワー・ユニオンの奥野真哉(Key)という布陣で最終日に出演。公開された映像ではファースト・ソロアルバム『宮本、独歩。』、カバーアルバム『ROMANCE』の収録曲や最新曲「sha・la・la・la」、さらにエレファントカシマシ「悲しみの果て」が披露されたライブの一部を聴くことができる。なおダイジェストには、同じく初回限定盤付属となる岡田貴之撮影の『JAPAN JAM 2021』ライブ&バックステージフォトを収めた20pドキュメントフォトブックより抜粋された写真が使用されている。宮本浩次『sha・la・la・la』初回限定盤ボーナスCD『JAPAN JAM 2021』ダイジェスト<リリース情報>宮本浩次『sha・la・la・la』2021年6月16日(水) リリース宮本浩次『sha・la・la・la』ジャケット(画像は初回限定盤)●初回限定盤(CD+CD+PHOTOBOOK):2,200円(税込)●通常盤(CDのみ):1,320円(税込)【収録曲】1. sha・la・la・la2. passion3. shining4. sha・la・la・la(Instrumental)5. passion(Instrumental)6. shining(Instrumental)【初回限定盤】・DISC2『Live from JAPAN JAM 2021』1. 夜明けのうた2. 異邦人3. 悲しみの果て4. Do you remember?5. P.S. I love you6. sha・la・la・la7. ハレルヤ・PHOTOBOOK:岡田貴之氏撮影の『JAPAN JAM 2021』ライブ&バックステージフォトを収めた20Pドキュメントフォトブック<ライブ情報>『宮本浩次縦横無尽』6月12日(土) 東京・東京ガーデンシアター開場 16:00 / 開演 17:30【チケット料金】■ライブチケット 指定席 9,900円(税込) / 注釈付き指定席 9,900円※注釈付き指定席は、演出等により出演者及びステージの一部が見えづらい場合がございます。受付詳細:■配信チケット 3,850円(税込)5月21日(金) 18:00発売※アーカイブ視聴可能期間 2021年6月15日(火) 23:59まで【配信プラットフォーム】・イープラス「Streaming+」受付サイト:・ぴあ「PIA LIVE STREAM」受付サイト:【問い合わせ】ディスクガレージ:050-5533-0888(平日 12:00〜19:00)関連リンク宮本浩次 HP宮本浩次 Instagram宮本浩次 Twitter宮本浩次 YouTube
2021年06月08日宮本浩次のニューシングル『sha・la・la・la』にNHK『みんなのうた』への書き下ろし曲「passion」が収録されることが決定した。宮本が『みんなのうた』の楽曲を歌唱するのは、1976年8月から9月に放送された東京放送児童合唱団(現・NHK 東京児童合唱団)時代に歌った「はじめての僕デス」、エレファントカシマシとして参加し、2017年6月から7月に放送された「風と共に」に続いて3回目。「passion」は本日6月1日よりNHK総合テレビ・Eテレ他にて連日放送される。また、今回の発表により『sha・la・la・la』の全収録曲が決定。今作には「passion」に加え、テレビ朝日木曜ドラマ『桜の塔』主題歌「sha・la・la・la」、市川海老蔵が主演を務めた特別ドラマ『桶狭間〜織田信長覇王の誕生〜』主題歌「shining」の3曲が収録される。<リリース情報>宮本浩次『sha・la・la・la』2021年6月16日(水) リリース宮本浩次『sha・la・la・la』ジャケット(画像は初回限定盤)●初回限定盤(CD+CD+PHOTOBOOK):2,200円(税込)●通常盤(CDのみ):1,320円(税込)【収録曲】1. sha・la・la・la2. passion3. shining4. sha・la・la・la(Instrumental)5. passion(Instrumental)6. shining(Instrumental)【初回限定盤】・DISC2『Live from JAPAN JAM 2021』1. 夜明けのうた2. 異邦人3. 悲しみの果て4. Do you remember?5. P.S. I love you6. sha・la・la・la7. ハレルヤ・PHOTOBOOK:岡田貴之氏撮影の『JAPAN JAM 2021』ライブ&バックステージフォトを収めた20Pドキュメントフォトブック<ライブ情報>『宮本浩次縦横無尽』6月12日(土) 東京・東京ガーデンシアター開場 16:00 / 開演 17:30【チケット料金】■ライブチケット 指定席 9,900円(税込) / 注釈付き指定席 9,900円※注釈付き指定席は、演出等により出演者及びステージの一部が見えづらい場合がございます。一般抽選二次受付:6月1日(火) 23:59まで受付詳細:■配信チケット 3,850円(税込)5月21日(金) 18:00発売※アーカイブ視聴可能期間 2021年6月15日(火) 23:59まで【配信プラットフォーム】・イープラス「Streaming+」受付サイト:・ぴあ「PIA LIVE STREAM」受付サイト:【問い合わせ】ディスクガレージ:050-5533-0888(平日 12:00〜19:00)関連リンク宮本浩次 HP宮本浩次 Instagram宮本浩次 Twitter宮本浩次 YouTube
2021年06月01日宮本浩次が、6月12日に東京ガーデンシアターにて『宮本浩次縦横無尽』の開催を決定した。宮本がバースデーライブを開催するのは、2019年のLIQUIDROOMにて開催した『ソロ初ライヴ!宮本、弾き語り』、2020年の宮本の作業場より生配信を行った『2020 612 宮本浩次バースデイコンサート at 作業場「宮本、独歩。」ひきがたり』につづき3回目となる。また、6月16日にリリースされるニューシングル『sha・la・la・la』の初回限定盤ボーナスCDに収録される『JAPAN JAM 2021』のライブ音源の曲目も発表された。今作には現在放送中のテレビ朝日木曜ドラマ『桜の塔』の主題歌で、"sha・la・la・la"というリフレインで一気に空へと広がっていくような開かれたメロディーが印象的な表題曲「sha・la・la・la」と、フジテレビ系特別ドラマ『桶狭間〜織田信長覇王の誕生〜』の主題歌で、宮本自身も新境地と語るトリッキーなギターイントロの「shining」を含む全3曲を収録される。初回限定盤には、ボーナスCDに宮本のヴォーカルに名越由貴夫(Gt)、キタダ マキ(Ba)、玉田豊夢(Dr)、ソウル・フラワー・ユニオンの奥野真哉(Key)という布陣でファースト・ソロアルバム『宮本、独歩。』、カバーアルバム『ROMANCE』の収録曲から最新曲「sha・la・la・la」まで、さらにはエレファントカシマシ「悲しみの果て」も含む楽曲を披露した貴重な音源を収録。さらにその一日を友人であるカメラマン岡田貴之氏が追いかけたドキュメントフォトブックが付属する。<リリース情報>宮本浩次『sha・la・la・la』2021年6月16日(水) リリース宮本浩次『sha・la・la・la』ジャケット(画像は初回限定盤)●初回限定盤(CD+CD+PHOTOBOOK):2,200円(税込)●通常盤(CDのみ):1,320円(税込)【収録曲】1. sha・la・la・la2. タイトル未定3. shining4. sha・la・la・la (Instrumental)5. タイトル未定 (Instrumental)6. shining (Instrumental)【初回限定盤】・DISC2『Live from JAPAN JAM 2021』1. 夜明けのうた2. 異邦人3. 悲しみの果て4. Do you remember?5. P.S. I love you6. sha・la・la・la7. ハレルヤ・PHOTOBOOK:岡田貴之氏撮影の『JAPAN JAM 2021』ライブ&バックステージフォトを収めた20Pドキュメントフォトブック<ライブ情報>『宮本浩次縦横無尽』6月12日(土) 東京・東京ガーデンシアター開場 16:00 / 開演 17:30【問い合わせ】ディスクガレージ:050-5533-0888(平日 12:00〜19:00)【チケット料金】■ライブチケット 指定席 9,900円(税込)一般抽選受付:5月21日(金) 18:00〜25日(火) 23:59受付詳細:■配信チケット 3,850円(税込)5月21日(金) 18:00発売※アーカイブ視聴可能期間 2021年6月15日(火) 23:59まで【配信プラットフォーム】・イープラス「Streaming+」受付サイト:・ぴあ「PIA LIVE STREAM」受付サイト:関連リンク宮本浩次 HP宮本浩次 Instagram宮本浩次 Twitter宮本浩次 YouTube
2021年05月21日俳優の仲里依紗さんが、2021年5月15日に放送されたバラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)に出演。同じく俳優で夫の、中尾明慶さんとの結婚秘話を明かしました。仲さんは、同年4月18日に中尾さんと結婚8周年を記念して食事に行ったことをInstagramで報告しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 仲里依紗 RIISA NAKA(@riisa1018naka)がシェアした投稿 ケンカをしながらも、仲むつまじい姿は「理想の夫婦」と呼ばれることも。しかし、そんな仲さんですが「好きな人はできたことがない」といいます。中尾さんと結婚した経緯をこのように明かしました。なんか好きとか「ウェー…」みたいな感じで。「ウケるんだけど~」っていっちゃって、延長で結婚してますね。あざとくて何が悪いの?ーより引用好きという恋愛感情ではなく、中尾さんとは波長があうため、結婚を決めたという仲さん。自分自身でも「なんでだろう」と、コメントしていました。また、出演者の田中みな実さんから「好きっていわないんですか」と問われた仲さん。中尾さんに「好きなの?」と聞くと、返答は…。「なーに!好きだよ!?」みたいな感じで、「ウケる!」みたいな感じ。あざとくて何が悪いの?ーより引用照れながらも、「好き」と答えてくれるという中尾さん。それでも、すぐに「ウケる!」と、2人ならではの軽い雰囲気に包まれるようです。ネット上では、仲さんと中尾さんの関係に憧れる声も寄せられていました。・仲さんたちみたいな結婚が、一番理想的なのかも。・『仲のいい友達』という感覚で結婚できるのは、いいな。毎日が楽しそう!・結婚するのに『好き』という感情だけではなくて、仲さんみたいな考え方も必要だと思う!結婚の決め手は人それぞれ。恋愛感情だけではなく、波長や価値観が合う人と結婚するのも1つの選択肢です。仲さんと中尾さんの結婚の考え方やとらえ方も、「理想の夫婦」と呼ばれる理由なのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月16日宮本浩次がニューシングル『sha・la・la・la』を6月16日にリリースすることが決定した。昨年9月にリリースされたシングル『P.S.I love you』以来となる今作は、現在放送中のテレビ朝日木曜ドラマ『桜の塔』の主題歌で、"sha・la・la・la"というリフレインで一気に空へと広がっていくような開かれたメロディーが印象的な表題曲「sha・la・la・la」と、フジテレビ系特別ドラマ『桶狭間〜織田信長覇王の誕生〜』の主題歌で、宮本自身も新境地と語るトリッキーなギターイントロの「shining」を含む全3曲を収録。いずれも独自性を持ちながら誰しもに真っ直ぐ伝わる歌詞、独創的なメロディー、表現力と説得力に溢れた歌唱と、宮本にしか生み出せない魅力に満ちた楽曲となっている。初回限定盤には、5月5日に出演した野外フェス『JAPAN JAM 2021』のライブ音源と、その一日を友人であるカメラマン岡田貴之氏が追いかけたドキュメントフォトブックが付属する。合わせて、今作のジャケット写真と最新アーティスト写真も公開され、シングルリリースに先駆け「sha・la・la・la」が5月13日に先行配信されることも決定した。<リリース情報>宮本浩次『sha・la・la・la』2021年6月16日(水) リリース宮本浩次『sha・la・la・la』ジャケット(画像は初回限定盤)●初回限定盤(CD+CD+PHOTOBOOK):2,200円(税込)●通常盤(CDのみ):1,320円(税込)【収録曲】1. sha・la・la・la2. タイトル未定3. shining4. sha・la・la・la (Instrumental)5. タイトル未定 (Instrumental)6. shining (Instrumental)【初回限定盤】・DISC2:2021年5月5日に出演した『JAPAN JAM 2021』でのライブ音源を収録・PHOTOBOOK:岡田貴之氏撮影の『JAPAN JAM 2021』ライブ&バックステージフォトを収めた20Pドキュメントフォトブック関連リンク宮本浩次 HP宮本浩次 Instagram宮本浩次 Twitter宮本浩次 YouTube
2021年05月07日2021年3月からスタートした、バラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)は、お笑いコンビ『麒麟』の川島明さんと、田村真子アナウンサーがMCを務めています。同年4月26日の放送回で、体調不良を原因に、休みを取った田村アナ。翌日の放送では、元気な姿を見せました。番組の冒頭に、田村アナは「新型コロナウイルス感染症が流行している中で、体調が優れなかったため、大事を取って休みをもらった。今は回復し、感染の疑いもないことを確認済みです」と報告。すると横に立っていた川島さんは、田村アナに向かって「おかえりなさい」といい、スタジオの共演者に向けて、こう声をかけました。本当になんか、もうね、ちょっと違和感があったら休んだほうがいい時代です、今は。みなさんも、なんかちょっと前髪が決まらなかったとか、ちょっと靴ずれだと、そういう時も、全然休んでいただいて結構なんで。ラヴィット!ーより引用川島さんは、場の雰囲気を和ませるように、笑いをまじえて「何か体調に違和感があれば遠慮なく休みを取ってほしい」と伝えます。出演者であるお笑いタレントのビビる大木さんが「本番中にネタがすべったら、途中退席をしてもいいか?」と冗談をいうと「本番中にすべって具合が悪くなるのは『お笑いタレントあるある』なんで、すぐ帰っていただいて結構です」と答えました。最後に、川島さんは周囲に対してこうメッセージを送ります。来やすい、休みやすい職場にしましょう。ラヴィット!ーより引用田村アナを労わるだけでなく、周囲にとって働きやすい環境を望む川島さんの発言は、ネット上で反響を呼びました。・川島さんの発言が優しくて、すごいよかった。・和んだ。私も前髪が決まらないので、休んでもいいかな…。・川島さんのこういうところが好き。上司になってほしい。かつては「多少の体調不良なら、休まずに働く」という風潮がありましたが、本来、体調が優れない際は身体を休め、治すことが最優先です。また、新型コロナウイルス感染症がまん延する現代では、少しでも異変を感じたら人との接触を避ける行動を心がけ、感染拡大を防ぐことに注力すべきでしょう。川島さんのいうように、体調不良の際は、遠慮せずに休みを取りやすい職場の環境を作っていけたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月27日藤原竜也が主演、柄本明が演出と出演を務め、松井周の書き下ろし脚本で話題沸騰となった舞台「てにあまる」。WOWOWで2021年1月5日(火)に生中継した舞台を4月18日(日)15:00から放送することが決定。その放送に先立ち、1月8日(金)の舞台を終えた後の藤原と柄本に直撃したインタビューが到着した。本作はある家族を描きながら、人間という動物のあらがえない欲望を見つめるサスペンスドラマ。脚本は、2011年に岸田國士戯曲賞を受賞し、主宰する個人ユニット、サンプルで活動する劇作家の松井による書き下ろし。柄本も大きな信頼を寄せる松井独自の視点で、“どのような人間関係も、それぞれがオリジナルでしかない”という真理をあぶり出す。自身の劇団で数多くの作品の演出を手掛けている柄本が演出を担い、出演者としても、その才能を認めた藤原と親子を演じ、心理的戦いを繰り広げる。そして、俳優として成長を続ける高杉真宙、本作が舞台初出演となる佐久間由衣と、若手実力派キャストも集結。確かな演技力を持つ4人の役者が織り成す、濃密な会話劇に期待してほしい。■柄本明&藤原竜也インタビューーーお互いの印象をお聞かせください柄本:(舞台での共演は)これで2度目です。演出は初めてですけど。藤原:(柄本さんはけいこ場を)面白そうに見ていましたよ。演出して視界を広くして自分も出るというのは僕もやったことないし、大変なことやっているなと思いながら柄本さんのことを見ていました。楽しかったです。ーーけいこ場の雰囲気はどんな感じでしたか?藤原:柄本さんの演出は、的確にというか、自分が芝居的にはしってしまったり勢いづいてしまった時にうまく修正してくれますし、難しい台本だったので柄本さんが僕ら役者を救ってくれた感じです。この難しい本に対して、俳優という立場で僕らを導いてくれたのはうれしかったです。柄本:難しい本でした。(藤原を指して)この人で救われましたよ。この人じゃないとダメだったね。とにかくスピードがある。藤原竜也という人を見ていて思うのは、「あ、藤原竜也なんだな」ということがものすごく刻まれます。ーー本作は松井さんの書き下ろしです。台本を最初に読んだ時の感想は?柄本:松井さんとは初めてで何度も話したし、うちのけいこ場にも来てもらい芝居も見にきてもらいました。僕はいつもそうなのですが、人が書いているものだからわからないですよ。それは、松井さんの本でなくても。それと、スマートフォンが芝居に出てくるとか世代を感じたかな。ーーお気に入りのシーンやセリフは?藤原:僕が最後に柄本さんにスマートフォンを渡すとき、心の中で「今日も1日終わりました」と言っていました。そこですね。柄本:まだまだ僕なんかせりふが言えていない感じだから、たまに何回かやっていて自分が思わなかった声に出会うとうれしいですね。【番組情報】舞台「てにあまる」放送・配信日:4月18日(日)15:00より、WOWOWライブ・WOWOWオンデマンドにて放送&配信収録⽇:2021年1⽉5⽇収録場所:東京 東京芸術劇場 プレイハウス<スタッフ・キャスト>脚本:松井周 / 演出:柄本明出演:藤原⻯也、⾼杉真宙、佐久間由⾐、柄本明番組URL:
2021年04月12日新国立劇場の新制作公演、ストラヴィンスキー《夜鳴きうぐいす》とチャイコフスキー《イオランタ》のダブルビル(二本立て上演)が4月4日(日)に初日を迎えた。入国規制のため演出のヤニス・コッコスが来日できず、パリからのリモート演出で作り上げた舞台。《夜鳴きうぐいす》はストラヴィンスキーの最初のオペラ。アンデルセンの童話が原作の短編で、人々の心を癒す鳴き声を持つ不思議なうぐいすが、最後にはその歌声で瀕死の王をも救う。その声は「真の芸術」の象徴でもあり、まやかしの芸術を象徴する機械仕掛けのメカうぐいすとの対峙も描かれる。三宅理恵(ソプラノ)のうぐいす役が大正解。いわば「声」そのものが主役という、歌い手の真価が問われそうな難役。透明感のあるやわらかなリリコに巧みなコロラトゥーラも織り交ぜて鮮やかに歌いきり、劇中の神秘の鳥さながらに、聴き手の心を癒してくれた。物語の案内人である漁師役の若いテノール伊藤達人の安定した美声も印象に残った。一方の《イオランタ》はチャイコフスキーの最後のオペラ。生まれながら目の見えないイオランタ姫が、偶然に出会った騎士ヴォデオンによって愛と光の世界を知り、二人は結ばれる。題名役のソプラノ大隅智佳子が終始圧倒的な存在感を示した。しっかりしたボディのある豊潤な声がじつに心地よく響く。父王ルネの妻屋秀和も貫禄の歌唱。ロシア・オペラらしい深いバスの魅力を見せつけてくれた。演出家コッコスは劇場サイトで公開されている「オペラトーク」で、時代も音楽の性格も異なるこの2作品は一見まったく似ていないが、その共通性にすぐに気づいたといい、2つのオペラがひとつの舞台作品となるよう、美術的な観点からも密かな橋渡しを施したと語っている。それを踏まえて舞台装置を眺めれば、両作品に通底する、類似の、あるいは不変のさまざなモチーフが仕掛けられているのに気づくはずだ。ゼロから新たに作り上げる新制作上演だけにリモートでの演出には困難もあったろうが、そんな、ダブルビルの「意味」を滑り込ませた心憎い演出。音楽的にも、知的な音楽作りに定評ある高関健のタクトが鮮やかに織りなすストラヴィンスキーとチャイコフスキーのコントラストが、まるであらかじめひとつの作品として意図されていたかのような錯覚さえ覚える。これもコッコス・マジックゆえかもしれない。2作品ともおとぎ話なので、退廃的な悲恋も愛憎渦巻く殺人も出てこない。表現主義絵画から飛び出してきたような2次元風の舞台美術やカラフルな衣裳も幻想的で、小さな子供でもまったく抵抗なく楽しめそうな、素敵なプロダクションだ。新国立劇場の《夜鳴きうぐいす/イオランタ》はこのあと4月6日(火)、8日(木)、11日(日)。初台の新国立劇場オペラパレスで。(宮本明)
2021年04月05日宮本浩次の新曲「sha・la・la・la」が、4月15日スタートのテレビ朝日木曜ドラマ『桜の塔』の主題歌に決定した。同ドラマのために書き下ろされた「sha・la・la・la」は、幼いころを想い返しながら現在の自分に問い、語りかけるように歌う宮本の歌唱と、“sha・la・la・la”というリフレインが非常に印象的な楽曲。ドラマの初回放送で初オンエアされる。「sha・la・la・la」が主題歌を務める『桜の塔』は、ドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』でネット社会の闇に警鐘を鳴らし、東京ドラマアワードグランプリなど数々の賞を総なめにした脚本家・武藤将吾が脚本を手掛ける完全オリジナルドラマ。桜の代紋をシンボルとする警察を舞台に、その頂点である警視総監を目指し巻き起こる組織内のパワーゲームと野望と正義が入り乱れる人間ドラマを描いている。主演は玉木宏が務め、そのほか広末涼子、仲里依紗、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平、森崎ウィン、橋本じゅん、高岡早紀ら実力派キャストが出演する。■宮本浩次 コメント「桜の塔」というドラマの概要をうかがったときに、玉木宏さん演ずるところの主人公上條漣は、警視総監を目指している野心家であるということを聞きました。それを聞いて私は、我々が夢を追い続けるということにも通じる、強さとその裏返しの儚さのようなものを思いました。彼が体現しているその心情が、我々の人生そのもののような気がしたのです。夢を追いかけ、敗れ、そしてまた立ち上がるという、我々の人生そのもののように。そして私は夢を追いかけることを大きなテーマに、「sha・la・la・la」という曲を作りました。ドラマの中の彼の心の機微、生き様の中でどうやって使われていくのか非常に楽しみですし、何よりもこのドラマをご覧になっている方々が、ドラマともどもこの歌を楽しんでいただけたらこんなに嬉しいことはありません。<番組情報>テレビ朝日木曜ドラマ『桜の塔』放送日時:4月15日(木) スタート毎週木曜 夜9時出演:玉木宏 / 広末涼子 / 仲里依紗 / 光石研 / 吉田鋼太郎 / 椎名桔平 / 森崎ウィン / 橋本じゅん / 高岡早紀『桜の塔』公式HP『桜の塔』Twitter『桜の塔』Instagram関連リンク宮本浩次 HP宮本浩次 Instagram宮本浩次 Twitter宮本浩次 YouTube
2021年04月05日テノールの西村悟が新境地、ドイツ歌曲の世界に臨む。自身初のリート・リサイタル[3月31日(水)Hakuju Hall]でベートーヴェンの歌曲集とシューマン《詩人の恋》を歌う。コロナ禍による活動停止中、自宅でひたすら自分の声と向き合ううち、テクニックの進化に気づいたと語る。「声のコントロールです。若い頃はオケに負けない声の“圧”を出すことが前提でしたが、声を繊細に操るテクニックが身につき始めていることに気づいた。そんな自分の声だけで表現することに魅力を感じて、だったら歌曲を歌ってみようと」学生時代からイタリア・オペラひとすじだった西村。数年前から、宿命が彼をリートの世界に導いていたようだ。まずは2017年にびわ湖ホールの《ラインの黄金》でローゲを歌ったこと。「沼尻竜典さんのご指名。初のドイツ語オペラでした。ローゲはすべて語り口調のような、流暢なドイツ語が必要です。しかもドイツの大御所ミヒャエル・ハンペの演出。1年かけて徹底的に仕込まれ、最終的にはとても好評をいただきました」その翌年には、クラウス・フロリアン・フォークトのリート・リサイタルで衝撃を受けた。「彼はヒロイックな声でわーっと持っていくようなワーグナー歌いではなく、一本のラインの上で声を操るような感覚の現代的な歌い手。オペラ歌手のリートはいいなと、その時に思いました」そして、ドイツ語体験と自らの声の変化が徐々にリンクしてリート挑戦を思い描き始めた頃、ピアニストの仲道郁代から、彼女のリサイタルで《詩人の恋》を歌ってみないかと誘われた。「二つ返事でやらせていただきました。仲道さんの音から、僕が感じていたのと同じ景色が見えて、漠然としていた感覚が確信に変わりました」「僕の表現力はオペラで培ってきたものです。大劇場で歌うオペラは、表現を拡大する世界。一方、歌曲の繊細な世界でも、その表現を凝縮して届けることで、より幅が広がるんじゃないかと思っています」もうひとつ、物語性へのこだわりもオペラと繋がる。「特に《詩人の恋》。物語性がオペラと似ているように感じています。詩の言葉だけでなく、歌の旋律やピアノ伴奏からも物語の背景が見えてくる。僕の感じた背景を知っていただき、同じ目線で物語を見ることで、より面白く感じていただけると思います」いわばオリジナルの「標題」だ。そんな丁寧な姿勢からも、彼の「リート愛」がひしひしと伝わってくるではないか。西村悟の新たな顔、新鮮な《詩人の恋》を目の当たりにできそうだ。(宮本明)
2021年03月26日宮本浩次が、特別ドラマ『桶狭間〜織田信長覇王の誕生〜』の主題歌「shining」を3月27日に配信リリースすることが決定した。2020年9月に発売した「P.S. I love you」以来6カ月ぶりとなる新曲「shining」は同ドラマのために書き下ろされた楽曲で、宮本は市川海老蔵演じる織田信長をはじめ登場人物たちに想いを馳せながら同曲を制作したという。「shining」が主題歌を務めるドラマ『桶狭間〜織田信長覇王の誕生〜』は本日3月26日21時よりフジテレビで放送される。ドラマでは織田信長を一躍戦国時代の主役に押し上げた伝説の一戦、“桶狭間の戦い”が描かれており、主演の市川海老蔵のほか、三上博史、広瀬すず、竹中直人、北村一輝、堀越勸玄、黒木瞳、佐藤浩市ら豪華キャストが出演する。<リリース情報>宮本浩次「shining」配信URL:※3月27日(土) 0:00より各サイトで順次配信開始<番組概要>十三代目市川團十郎白猿襲名記念特別企画『桶狭間〜織田信長覇王の誕生〜』十三代目市川團十郎白猿襲名記念特別企画『桶狭間〜織田信長覇王の誕生〜』キービジュアル (c)フジテレビ■放送日時:3月26日(金) 21:00~23:32(フジテレビ)■出演者:市川海老蔵 / 三上博史 / 広瀬すず / 中尾明慶 / 竹中直人 / 北村一輝 / 味方良介 / 鈴鹿央士 / 堀井新太 / 市川ぼたん / 堀越勸玄 / 松田龍平 / 黒木 瞳 / 佐藤浩市 ほか『桶狭間〜織田信長覇王の誕生〜』公式HP:関連リンク宮本浩次 HP宮本浩次 Instagram宮本浩次 Twitter宮本浩次 YouTube
2021年03月26日真夏の川崎に日本のオーケストラが大集合する「フェスタサマーミューザKAWASAKI」。開催概要の記者発表会が開かれた(3月23日・ミューザ川崎シンフォニーホール)。昨年は緊急事態宣言の解除後、世の中のコンサート活動が再開し始めてまもない時期に、感染対策を確立してほぼ全日程を完走。ライヴ配信を併用する興行形態も注目を集めた。この実績に対して、2020年度ミュージック・ペンクラブ音楽賞功労賞が贈られた。この日登壇したミューザ川崎シンフォニーホールのチーフアドバイザー秋山和慶は、こんな言葉で昨年を振り返った。「(長い活動停止のあと)ここでやっと息ができた」音楽ファンも同じ思いだったはず。その息づかいを、この夏もまた共有できる。今年のサマーミューザは7月22日(木祝)~8月9日(火祝)の19日間全20公演。現時点では座席を100%使用する予定で、一方、昨年3万回を超える視聴数を記録したライヴ配信も継続。新百合ヶ丘のテアトロ・ジーリオ・ショウワ(昭和音楽大学)を会場とする「出張サマーミューザ@しんゆり」も復活する。11のプロ・オーケストラが集まるオーケストラの祭典は、ミューザ川崎を本拠とする東響がホスト役としてオープニングとクロージングを飾る。それを含め3公演に登場する東響を指揮するのは、音楽監督J・ノット、桂冠指揮者・秋山和慶、4月から正指揮者に就任する新鋭・原田慶太楼という充実の布陣。詳述する余裕はないが、オケ公演を指揮者との組み合わせで紹介する。4年ぶり出演のアンサンブル金沢は注目のロベルト・ゴンザレス=モンハスがソリスト・指揮者の二刀流で登場。都響はアジアの新星カーチュン・ウォンと、これが初顔合わせ。読響は首席客演指揮者・山田和樹がサマーミューザ初登場。N響は指揮者なしの室内オケ編成で。シティ・フィルは高関健が常任指揮者就任時に振った《わが祖国》で6年間の成果を問う。神奈川フィルは古楽の匠・鈴木秀美とのロマン派プロ。地元の神奈川フィルはもう1公演、渡邊一正とのバレエ音楽も。初登場の京都市響は今年がラストイヤーの常任指揮者・広上淳一が率いる。ニューシティ管は次期音楽監督・飯森範親の就任披露となる。東フィルは首席指揮者バッティストーニがついにサマーミューザ初登場。日本フィルは下野竜也がアイディア豊かな卓抜プロを聴かせる。他に、川崎市内にキャンパスを置く洗足学園と昭和音大の各オケも例年どおり登場。また、ピアニスト小川典子が子供向けコンサートとサックスの須川展也との共演の2本立ての一日や、デビュー50周年の渡辺香津美のジャズ・ナイト、オルガン音楽の原点をとことん味わう恒例の「真夏のバッハ」など、どれも聴き逃せない。でも万が一聴き逃しそうになったら、先述のライヴ配信なら日本全国から視聴可能だ。サマーミューザが新しいコンサート体験を提供してくれる。(宮本明)
2021年03月25日宮本浩次の新曲「shining」が、3月26日21時よりフジテレビで放送される特別ドラマ『桶狭間〜織田信長覇王の誕生〜』の主題歌に決定した。「shining」は同ドラマのために書き下ろされた楽曲で、宮本は市川海老蔵演じる織田信長をはじめ、登場人物たちに想いを馳せながら同曲を制作したという。激情と哀切が入り混じるサウンドにダイナミックでエモーショナルな宮本の歌、そして主人公織田信長の生き様にも重ね合わせられる歌詞が乗せられた「shining」は、特別ドラマにふさわしい楽曲でありながらも宮本にしか生み出すことができない楽曲に仕上がっている。同曲が主題歌を務める特別ドラマ『桶狭間〜織田信長覇王の誕生〜』は、今川義元の大軍を数的に遥かに劣る織田軍が打ち破り、日本史上最大の逆転劇と謳(うた)われ、織田信長を一躍戦国時代の主役に押し上げた伝説の一戦、“桶狭間の戦い”を題材とした本格歴史エンターテインメント。主演の市川海老蔵のほか、三上博史、広瀬すず、竹中直人、北村一輝、堀越勸玄、黒木瞳、佐藤浩市ら豪華キャストが出演する。■宮本浩次 コメント完成した状態で見せていただいたこの「桶狭間」という作品。海老蔵さんの信長、迫力のある合戦のシーン、どろどろとした人間模様、名優たちの気迫のこもった共演など実に見どころがたくさんあり、歴史的事実に疎いわたくしでも非常に楽しく一気にこの長編作品を無条件で堪能することができました。随所に挿入される海老蔵さんの信長と広瀬すずさんの濃姫のシーンは、うるおいとやさしさにあふれていて見るものをほっと温かい気持ちにさせるシーンで印象的でした。この作品のエンディングはさらにひとつの独立した作品として展開していて、監督はじめ制作スタッフはかなり明快なイメージとこだわりを持っておられました。数度にわたる会議を経て私もその都度気持ちを引き締めなおし、この仕事に全力で取り組むことができました。自分にとっても新境地を開けたと実感できる苦しくも楽しい時間でございました。なお『shining』というこの曲のタイトル、桶狭間を一度通してみた後に自然に浮かんできたワードで、この作品を象徴する言葉なのではないかとわたくしなりに考えております。ドラマともどもこの曲が流れることが誇らしいです。どうかみなさん楽しんでください宮本浩次■市川海老蔵 コメント「『桶狭間』という作品を観て、私を見て歌を作ってくださったと聞きました。改めて、宮本さんの曲を拝聴して思うことは、“芸術だな”ということ。ご自身の世界観に対して素直に美しい声を出す人物なんだろうと感じました。ですから、改めて、もう一回聴きたいという気持ちが沸き立ってくるんです。宮本さんのストイックな感じが、歌からも聴こえてくる。声からも感じられて、私もすっかり宮本さんのファンになりました」■高井一郎(プロデューサー) コメント「宮本さんは、河毛監督と私がドラマの説明をするのを一つ一つメモされて“一生懸命作ります!”とおっしゃってくださり、1カ月後、届いたデモテープは、ギター一本弾きに宮本さんの生声が乗っかったそれはそれは荒々しく魂が揺さぶられるもので、このドラマの本質を見事に体現していました。その後、小林武史さんの手が入って完成した楽曲は、大げさに聞こえるかもしれませんが、さらに気高く神々しいものに仕上がっていました。ドラマのラストにこの歌が流れることで、織田信長という時代の革命児の背負った宿命を、とてつもなく大きく圧倒的なものにみせてくれると思います」<番組概要>十三代目市川團十郎白猿襲名記念特別企画『桶狭間〜織田信長覇王の誕生〜』十三代目市川團十郎白猿襲名記念特別企画『桶狭間〜織田信長覇王の誕生〜』キービジュアル (c)フジテレビ■放送日時:3月26日(金) 21:00~23:32(フジテレビ)■出演者:市川海老蔵 / 三上博史 / 広瀬すず / 中尾明慶 / 竹中直人 / 北村一輝 / 味方良介 / 鈴鹿央士 / 堀井新太 / 市川ぼたん / 堀越勸玄 / 松田龍平 / 黒木 瞳 / 佐藤浩市 ほか『桶狭間〜織田信長覇王の誕生〜』公式HP:関連リンク宮本浩次 HP宮本浩次 Instagram宮本浩次 Twitter宮本浩次 YouTube
2021年03月18日新国立劇場の2021/2022シーズン(2021年10月~2022年7月)のオペラ公演ライナップが発表され、芸術監督の大野和士が会見に臨んだ(3月2日・新国立劇場オペラパレス・ホワイエ)。演目は10演目全45公演。うち新制作が4演目で、ロッシーニ《チェネレントラ》(2021年10月)、ワーグナー《ニュルンベルクのマイスタージンガー》(同11~12月)、グルック《オルフェオとエウリディーチェ》(2022年5月)、ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》(同7月)というラインナップ。大野は、この4本をある流れで括れることに「ピンと来た」という。会見で語ったのは以下のような内容。グルックといえば「オペラ改革」。装飾的な声の名技性に偏りがちだった18世紀のバロック・オペラは、グルック以降、ドラマを重視し、音楽と言葉が結びついたオペラへと変貌していく。19世紀に入って、その精神を継承した一人がワーグナーで、ドイツのためのドイツ語のオペラは頂点を迎える。一方でそれ以前にロッシーニが書いていたオペラは、より人間的な、19世紀の庶民の「個人」を確立しているという意味で現代の私たちとつながっている。ワーグナーに心酔していたドビュッシーは、やがてそのドイツ・オペラのあり方から離反し、グルックの改革をも否定する。大野は、たとえばワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》で、延々1時間もかけて描かれた愛の表出が、フランス・オペラの金字塔である《ペレアスとメリザンド》では、たったひとこと「Je t’aime」で描かれていることを象徴的な例として挙げた。オペラにおける「真実」の変遷といえばいいだろうか。新制作4本に、大野芸術監督はそんな連環を見出しているようだ。《チェネレントラ》はイタリアの巨匠マウリツィオ・ベニーニの指揮、粟國淳の演出。主役アンジェリーナを脇園彩が演じる。大野自身が指揮する《ニュルンベルクのマイスタージンガー》は、イエンス=ダニエル・ヘルツォークの演出。昨年夏に予定されていた「オペラの夏の祭典」のプロダクションで、ザルツブルク・イースター音楽祭、ザクセン州立歌劇場、そして東京文化会館との国際共同制作だ。昨年予定されていたキャストとまったく同じキャストでの上演を、大野は「奇跡的」と語った。《オルフェオとエウリディーチェ》は鈴木優人指揮、勅使川原三郎演出の初顔合わせ。(ダンスのない)ウィーン版と、改訂された(バレエ曲のある)パリ版をミックスした上演で、勅使川原だけにダンスの要素が大いに期待される。シーズン掉尾を飾る《ペレアスとメリザンド》も大野の指揮。どちらかというと脇役であるペレアスの母親ジュヌヴィエーヴを、大野監督自身が直電で依頼したという浜田理恵が初役で歌う。他のレパートリー演目にもそれぞれに適役を得た。コロナとの兼ね合いが気がかりだが、予定どおりの上演を心から願う。(宮本明)
2021年03月03日3月から新たにスタートする神奈川県立音楽堂での「アフタヌーンコンサート」シリーズ(主催:神奈川芸術協会)に出演する、NHK交響楽団第1コンサートマスター篠崎史紀。「音楽堂はすごく響きのいいホール。客席がせり上がっていてお客の顔が見えるので一体になりやすい。僕が大好きな、サロンの感じがあるよね」聴衆と奏者が近くで感じ合える小規模のサロン・コンサートには、音楽会本来の醍醐味があるという。今回も、演奏曲目の半分は当日のトークで発表という、親密なサロンの雰囲気を醸し出す。でも、単なる名曲コンサートにしないのがこの人らしいところ。あらかじめ発表されているシューベルトとドヴォルザークの作品には、「アイデンティティの提示」というテーマが隠れている。「シューベルトは一生をウィーンで過ごした唯一の大作曲家。ウィーンの“地”の作曲家だから、歌いまわしにウィーン風の訛りが、理屈でなく、当たり前に入っている。自分のアイデンティティをそのまま出せた音楽家だった。一方でドヴォルザークは、誰に聞いたってチェコの作曲家だけど、実は当時のチェコはハプスブルク家が統治するオーストリア。自分たちのアイデンティティをもぎ取られた民族だったわけです。アメリカへ行って作曲した《新世界より》では、チェコの音楽にアメリカ先住民の音楽を取り入れていますが、あれはドヴォルザークが、虐げられた民族同士の共通点を感じたんだと。僕はそれを18歳でウィーンに留学した時に音楽史の先生に教わった。実は先生自身がチェコから亡命して来た人だったんだけど、『お前もアメリカに占領された日本の人間なんだからわかるだろう?』と言われてハッとしました。その頃、そんなこと考えたことがなかったから」「アイデンティティ」を切り口にすると、実に対照的な二人の作曲家ということになるのだ。でももちろん政治的なメッセージを音楽で声高に主張するのではない。ゆったりと楽しむ平日午後のコンサートらしく、両者の、愛らしい《ソナチネ》を聴かせてくれる。共演のピアノは若き名手・入江一雄。「作曲家への最大の敬意を持ちつつ、音楽に一番大事な独自性、彼にしかできないことを示すことができる」と、才能を高く評価し、「惚れた」と告白する。公演は3月12日。あの3・11から10年。今またわれわれは困難な日常に見舞われている。「音楽は記憶の引き出しだと思うんです。聴くことによって、忘れていた記憶を呼び戻してくれたり、それが未来へのスタートになったりする。逆に、だからこそ今、記憶に留めておかなければならないことがあるはず。そうすることで初めて、未来を、夢を考え始めることができる。『夢があるから人生が輝く』というのが僕の好きな言葉。未来へ向かう、その瞬間を一緒に味わえたらいいなと思います」取材・文:宮本明
2021年03月03日俳優の中尾明慶が先月30日、スピードワゴン・井戸田潤のYouTube公式チャンネル『ハンバーグ師匠チャンネル』に出演。動画「【本音】マブダチの中尾明慶くんと、お酒を飲みながら腹を割って色々話してみたら…【聞き上手師匠】」内で、バラエティ番組に出演することへの葛藤を打ち明けた。テレビのバラエティ番組にはもちろん、同チャンネルにもたびたび登場し、バラエティ力の高さを発揮している中尾。井戸田に、「中尾くんて、バラエティ対応がエグいよね。めちゃめちゃ上手いよね。ロケが終わるたびに、みんなで絶賛してんのよ。さすがだなって。中尾くんがいて、本当に助かりましたよって」と称賛されると、「本当ですか? 僕も思います。助けたなって(笑)」と照れ笑い。一方で、親しいプロデューサーから、「バラエティに出過ぎ」とアドバイスされることもあるそうで、「自分でも思ったこともあるんで。俳優業をやる上で、それってどうなのかな? と思った葛藤はありましたよ。でも好きだし、楽しいから……」と、正直な気持ちを吐露。ドラマや映画の番宣で、「出なきゃいけないときもある」と言いつつ、「バラエティ番組にちょっとでも出たことがあると、MCの人が優しくしてくれることもあって。話を振ってくれたり。だからやっぱり良いこともある」と話していた。
2021年02月09日俳優の中尾明慶が5日、YouTube公式チャンネル『中尾明慶のきつねさーん』で、映画化もされたTBS系大ヒットドラマ『ROOKIES(ルーキーズ)』を回顧し、共演した佐藤隆太について語った。「【まさかのあの人から】ウーバーイーツしながら変な質問に答えるよ」と題した今回の動画では、1月6日に自身のインスタグラムで募集した“変な質問”に中尾が次々回答。「630番目に好きな食べ物は?」や「前歯は何センチですか?」など、一風変わった質問は1,000件以上集まったという。動画の冒頭から「とびきりスペシャルな人からも質問来てる」「これは皆嬉しいと思う」と予告していた中尾だが、後半にその相手が『ROOKIES』で共演した佐藤であることを明かした。そんな佐藤から寄せられた質問は「湿布を貼る時に聞いている曲ベスト5を教えて下さいっ!!」。これには中尾も「バカだね、隆太くんバカだよ。隆太くん面白いわ」とつぶやき、耐えきれないかのように声を上げて笑う。先日、佐藤の舞台を見に行った中尾。「すごく素敵な話で。今こういう時期だから会えないけどね。遠目で隆太くんに会えた」と話し、「一緒に1つの作品を作った人が頑張ってるっていうのはすごいなぁって思うし、刺激にもなるし、俺も頑張ろうとも思う」と感慨深げ。そして質問に戻り「ベスト5って……これはもう、1本ですよ」と歌い出したのは『ROOKIES』の主題歌、GReeeeNの「キセキ」。当時の佐藤と、さらに桐谷健太の記憶を辿り、「あのとき、隆太くんとか健太くんとか……29とか30くらい? 今の俺くらいじゃん。俺は9個とか10個とか下で。あんな生意気な奴がいたのかと思うと本当に……」と溜めて「『隆太くんごめんなさい』としか思えない」と頭を下げた。最後に「そういう話したいな」と吐露し、佐藤へ「待ってます。隆太くん、待ってます」と熱烈なオファーを送った。
2021年02月07日俳優の中尾明慶が先月30日、スピードワゴン・井戸田潤のYouTube公式チャンネル『ハンバーグ師匠チャンネル』にゲスト出演。「【本音】マブダチの中尾明慶くんと、お酒を飲みながら腹を割って色々話してみたら…【聞き上手師匠】」と題された動画内で、自身のチャンネルに対する思いを語った。YouTube公式チャンネル『中尾明慶のきつねさーん』で、プライベート感あふれる動画を公開している中尾。井戸田に、チャンネル開設の理由を聞かれると、「ドラマや映画でお芝居してても、なかなか観てる人と近くなるというか、より近いファンになってもらえる機会が少なくて。そういう人が欲しかったです。純粋に、より近いファンが欲しくて始めました」と、熱い思いを吐露した。また、「映画や舞台をやっても、人を呼ぶって難しいじゃないですか。テレビドラマでどんなに有名になっても、舞台やりますって言ったときに、人が来てくれないっていうのも見えてた」と話し、自身のYouTubeをきっかけに、「(ドラマや映画、舞台を)観てみようかなっていう人が、一人でも増えたらいいな」という、役者としての思いも打ち明けた。さらに、「結構、真面目なところで始めたんですよ。芸能界も含めて、やっぱりこの先、どうなっていくのか分からないじゃないですか。お芝居ができる環境がいつまであるかも分かんないし」と、真剣な表情で語った中尾。そういった考えから、「自分で生み出せる力を勉強したい」といい、「全部、自分でやろうと思ったものがやれる。YouTubeはそれが面白いです」と、笑顔で話していた。
2021年02月05日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優、声優の宮本侑芽さんです。「一人暮らしを開始。ペット飼いたい欲が高まっています」と語る宮本さんの素顔に迫りました。芸歴20年。女優、声優として演技の幅を広げ続ける!公開中の『ジョゼと虎と魚たち』で二ノ宮舞の声を担当。「負けず嫌いな性格に共感しています。私もブームに乗れなかったのが悔しくて、嫌いなパクチーを4日間で克服したり、ジムのトレーニングもあえてキツくしたりするから(笑)」。趣味は、人間観察。「演じる上で、周りの人の話し方や声の出し方を参考にしています。色んな役を演じたいけど、特に年下の役や男の子役に挑戦してみたいな」。インスタでは「#侑飯」で食べたものを投稿。「卵焼き器を購入したので練習中。食べ歩きも大好きです!」矢沢永吉さんの最新アルバムをゲット。芸能界に憧れたきっかけは矢沢さん。父の影響で小さい頃から大好きです。週3~4回、ジムで背筋と体幹を鍛え中。可愛いウェアでモチベーションアップ。猫背が改善された気がします。一人でも行っちゃう神座(かむくら)のラーメン。小学生の頃、舞台終わりに母とよく食べていた思い出の味です。みやもと・ゆめ1997年生まれ。子役でデビューし、女優、声優として舞台やドラマなどで活躍。Webラジオ『宮本侑芽のぽじ×ぽじ』、アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』に出演中。※『anan』2021年1月13日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2021年01月11日2016年「第1回ミス美しい20代コンテスト」にて審査員特別賞を受賞し、同年12月『CanCam』専属モデルに抜擢された宮本茉由(25)。その後、2018年にテレビ朝日系『リーガル V~元弁護士・小鳥遊翔子~』で女優デビューし、2020年は日本テレビ系『トップナイフー天才脳外科医の条件』、フジテレビ系『竜の道 二つの顔の復讐者』、テレビ朝日系『妖怪シェアハウス』、そしてフジテレビ系『監察医 朝顔』(第2シーズン)へのレギュラー出演など、立て続けにドラマ出演を果たす。女優として急成長を遂げている宮本が、昨年12月2日の「オスカープロモーション2021年新春晴れ着お披露目」で2020年を振り返り、2021年の展望を語った。2020年は宮本にとって充実した一年となった一方、「今までのことを振り返る時間」にもなった。「とても幸せな毎日を過ごせていたんだなと感じました。そして当たり前のように人に会えたり、お仕事させていただけていた日常に、改めて感謝の想いでいっぱい」と日々の掛け替えのなさも噛み締めた。なかでも一番嬉しかったことは、「たくさんの素敵なドラマに出演させていただいたこと」。「ファンの方々から『ドラマ見たよ! 面白かったよ~!』とSNSなどからメッセージをいただいたのがとても嬉しかったです」とファンの存在の大きさも身にしみて感じ、「改めて『想いを伝える』という大切なお仕事であることを実感し、さらに努力していきたいと思いました」と決意を新たにした。自分の負けず嫌いな一面とも向き合った。「習い事や学業などでは、努力してる人には敵わないなと思う自分がいました。でも、ふと今、女優というお仕事を振り返った時に、できない自分、届かない自分ではいたくない。あきらめない。という気持ちが強く、自分に負けたくない。と感じていることに気付かされました」とさらなる高みに向けて意欲を燃やす。2021年については「サメやゾンビの倒し方(妄想)に詳しいので、2021年はサスペンスやホラーアクション作品に出演したい」と仕事上での抱負を語りつつ、プライベートでも「毎年言っていてまだ叶っていませんが、スカイダイビングができたら」と目標を掲げた。
2021年01月04日2002年のチャイコフスキー・コンクール・ピアノ部門で、女性初の、そして日本人初の第1位獲得という快挙を成し遂げた上原彩子。2022年のデビュー20周年に向けた3年がかりのカウントダウン企画第2弾では、自身が名ピアニストでもあったショパンとラフマニノフを弾く(2021年1月13日・東京オペラシティコンサートホール)。「ラフマニノフは、ショパンから最も大きな影響を受けています。ピアノを愛した二人の作曲家を並べることで、ちょっと特別な感覚で聴いていただけると思います」プログラムのメインは、その二人の関係を象徴するような、ラフマニノフの《ショパンの主題による変奏曲》。ショパンの《24の前奏曲集》作品28の第20番ハ短調を主題に、22の変奏で構成された、いわばラフマニノフによるショパンへのオマージュのような作品だ。「演奏される機会の少ない作品も含めてラフマニノフの良さを知ってほしいという気持ちで選びました。今回は前半に、元になったショパンの作品28の全曲も弾くので、面白く聴いてください」ロシア音楽を軸に活躍する上原のショパンは案外レアだ。《24の前奏曲集》は、すべての長・短調である24の調性で書かれた作品集。胃腸薬のCMで使われた第7番や、第15番〈雨だれ〉がよく知られるが、ラフマニノフが主題に用いた第20番も有名で、〈葬送〉の呼び名がある。それぞれが独立した小曲の集まりだが、「24曲全部を聴いてこそわかる」と上原は言う。「わたしのなかでは、始めのほうは長調の曲の幸せな印象が強くて、その春の暖かさが、だんだん暗い影に覆われて、第20番のところでどん底に引きずり込まれます。全曲を通していろいろなドラマがあって、弾いていても聴いていても、それを感じるのが醍醐味です」そしてこの2つの作品のあいだを、さらに二人の前奏曲でつなぐ「前奏曲づくし」の構成。「ショパンの作品45の前奏曲嬰ハ短調からラフマニノフへ。たぶん、作曲家が変わったかどうかわからないぐらいの変化で、不思議な感じでつながります。時代も国も違うのに空気が似ているのです。そしてラフマニノフの前奏曲作品23から2曲。ラフマニノフは、小品のほうが彼の飾らない素の部分が表現されているように感じます。そのシンプルなメロディを弾いていくのは、難しいですがとても大事です」キャリアを重ねるなか、背中など身体全体の使い方を考えるようになり、手の負担が軽減され、音も太くなってきたと感じている。筋トレも欠かさないが、大事なのは音量や打鍵の強さではなく、太く、減衰せずに伸びる音で弾くこと。そのためには余分な力を抜くことが大切なのだと教えてくれた。ますます充実するピアニズム。「ピアノという楽器を、純粋にピアノの音として捉えた作品。ピアノの素晴らしさを感じてもらえるプログラム」と語る今回のリサイタルでも、それが十分に発揮されるにちがいない。(宮本明)
2020年12月21日