写真家・笠原秀信がヨーロッパ周遊旅行の途中で切り取ったランドスケープ「THE ROAD」の第12弾・フランス・ヴェルサイユ宮殿編をお届けします。第12弾の舞台は、フランス・ヴェルサイユ宮殿ヴェルサイユ宮殿はパリの南西22kmにある1682年にルイ14世が50年もの歳月をかけて建造した宮殿で左右対称のバロック様式となっている。1979年に世界遺産として登録。ヴェルサイユ宮殿の最大の魅力は豪華絢爛な部屋鏡の回廊、王や王妃の広間、礼拝堂など全てに豪華な装飾がされており絶対王政最盛期の太陽王の権威と力の象徴が伝わります。最初に目につくのは大きなルイ14世の騎馬像。ルイ14世の騎馬像黄金の門バロック様式のファサードは400メートルもあります。王室礼拝堂ルイ16世とマリー・アントワネットの結婚式が行われた場所。上層は歴代国王や王族、下層は信者の場所となっている2階建ての礼拝堂。礼拝堂全体は、高い天井によって華麗な印象を受ける空間となっています。王室礼拝堂1階王室礼拝堂1階「王室礼拝堂 2階」祭壇の上方の作品は「キリストの復活」天井画は、ルイ14世の宮廷画家であるシャルル•ル•ブランが新旧約聖書の三位一体(神:父、イエス、精霊)を描かれている作品。王室礼拝堂 2階像が並ぶ回廊ヘラクレスの間ヘラクレスの天井に神格化を描いたこの部屋は主にこの広間は、音楽会や舞踏会、大使の接待などに使用されました。ヘラクレスの間ヘラクレスの間ヘラクレスの間ヘラクレスの間他の部屋にも壁や天井などに沢山の絵画が飾られています。ヴィーナスの間ディアナの間ディアナの間マルスの間アポロン間アポロン間鏡の間最も絢爛豪華な場所と言われる[鏡の間]。17個のアーケードに天井からシャンデリアと357枚貼られた鏡が室内いたるところに敷き詰められ幻想的。華麗な空間は各国の王たちの憧れの的でした。長さは約75m、幅は約10m、高さは約12mもあります。マリー・アントワネットもここで頻繁に踊っていたそうです。鏡の間精巧を極めた24個のシャンデリアが輝いています。シャンデリア「飾り大燭台」はルブランが手掛けたもので、全80体あります。飾り大燭台平和の間温かみが感じられる作品が飾られています。平和の間平和の間楕円のルモワンヌの絵王妃の寝室歴代の王妃が日常の大部分を過ごした場所で、寝室として使われていた一室。歴代王妃で最後に使ったのはマリー・アントワネット。そして、歴代の王子たちをここで公開出産したと言われているので、歴代王子のはじまりの場所といっても過言ではありません。王妃の寝室-天井王妃の寝室-ベッド「王の寝台」宮殿の中央に位置している。太陽王ルイ14世は、寝室を自らの象徴である日の出に面するようにしたのだという。天蓋の上には、豪華な羽飾りがあります。寝御の間寝御の間寝御の間控えの間閣議の間庭園[水なき地に水を引く]セーヌ川に揚水装置を設置し、水道橋によって水のないヴェルサイユまで水を引くことに成功したそうです。庭園他にも沢山の美術品や絵画がありますので是非機会がありましたら、訪問してみてください。道と人々と街が織りなすストーリー「THE ROAD」。静かで温かな空気感をとらえる笠原秀信のアートのようなフォトグラフィーに、とくと注目したい。過去と現在、そして未来を見つめながら、私たちの道はまだまだ続いていく。「THE ROAD 」by Hidenobu Kasahara : Hidenobu KasaharaTHE ROAD 掲載中の写真を下記HPにて販売開始をいたしました。
2024年01月04日シャネル(CHANEL)が東京・銀座に展開するシャネル・ネクサス・ホールでは、森田恭通の写真展「In Praise of Shadows ─ ヴェルサイユ宮殿」を、2023年9月27日(水)から11月5日(日)まで開催する。バロック建築の傑作、その諸相を捉える森田恭通(もりた やすみち)は、1967年大阪に生まれ、インテリア、グラフィックやプロダクトなどを幅広く手がけるとともに、アーティストとしても積極的に活動を行っている。「In Praise of Shadows ─ ヴェルサイユ宮殿」展は、森田がフランスのヴェルサイユ宮殿を撮影した写真作品約100点を紹介する展覧会だ。1682年、当時のフランス国王ルイ14世によって、壮麗なバロック建築として生み出されたヴェルサイユ宮殿は、国王が変わるたび、その権力を誇示するかのように装いが塗り替えられ、それらが層をなしている。時代とともにミニマムになってゆくそのデザインに着目した森田は、数年にわたってヴェルサイユ宮殿を訪れ、四季折々の陽光に照らされた建築をモノクロ写真に収めたのだった。本展では、森田の視点から捉えられたヴェルサイユ宮殿の多様な表情を、光と影、表と裏、地上と地下といった対比を交えつつ紹介する。展覧会概要「In Praise of Shadows ─ ヴェルサイユ宮殿」森田恭通 写真展会期:2023年9月27日(水)〜11月5日(日) 会期中無休会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F開館時間:11:00〜19:00(9月27日(水)のみ18:00まで)※入場はいずれも閉館30分前まで入場料:無料予約不要【問い合わせ先】シャネル・ネクサス・ホール事務局TEL:03-6386-3071
2023年09月03日「プリンセスデザートビュッフェ~ピンクストロベリー宮殿~」が、2023年3月5日(日)、12日(日)、18日(土)の3日間限定で、神奈川の結婚式場「伊勢山ヒルズ」にて開催される。気分は“プリンセス”、いちご尽くし”のデザートビュッフェ「プリンセスデザートブッフェ~ピンクストロベリー宮殿~」は、旬の“いちご”を贅沢に使用したデザート&軽食約20種類を食べ放題で楽しめるデザートビュッフェ。プリンセス気分を味わえるような空間で、いちご尽くしのメニューを味わうことができる。スイーツは、「プリンセスドレスケーキ」に注目。ピンクカラーのボリュームたっぷりのドレスを着たプリンセスを表現し、華やかかつキュートなケーキに仕上げた。また、ハート型のマカロン、いちごをたっぷり使ったタルトやモンブラン、ティラミス、ムースなど、いちごを堪能できるスイーツが揃う。食事会場となるのは、伊勢山ヒルズ内の披露宴会場「パリブランシェ」邸。子どもの頃憧れた“かわいい”要素に、大人の洗練された華やかさを加えたエレガントでロマンティックな空間を作り上げた。プール付きテラスも華やかに装飾され、写真映えするアイテムやドレッシーな調度品に囲まれたフォトスポットも用意。デザートビュッフェに加えて、写真撮影も楽しむことができる。キッズパティシエ体験もさらにオプションとして、「キッズパティシエ体験」も用意。伊勢山ヒルズのパティシエによる本格パフェに、ハートや星型のチョコレート、王冠やハイヒール型のクッキーをデコレーションし、自分だけのオリジナルパフェを作ることが可能だ。完成後はコックコートを着用し、フォトスポットでの記念写真の撮影を楽しめるため、家族での思い出づくりにぜひ体験してみては。【詳細】「プリンセスデザートブッフェ~ピンクストロベリー宮殿~」開催日:2023年3月5日(日)、12日(日)、18日(土)※要予約開催時間:1部 11:30~13:00(11:15受付開始)、2部 14:00~15:30(13:45受付開始)場所:伊勢山ヒルズゲストハウス内住所:神奈川県横浜市西区宮崎町58-3料金:大人 4,800円、小学生 2,200円、未就学児 1,100円、3才未満無料※サービス料込メニュー例:・デザートプリンセスドレスケーキ、ベリーシフォン、苺のティラミス、苺のタルト、ベリーロール、フランボワーズオペラ、苺レアチーズ、苺のモンブラン、フレーズムース、ベリーシュークリーム、ベリーショコラマフィン、苺ソースのブランマンジェ、苺ジュレ、ピンクシャンパンジュレ、プリン、ハートマカロン・フード季節のサラダ 苺ヴィネグレット、春野菜のミネストローネ、ベリーローフのサーモンサンド・ドリンクコーヒー、紅茶、ソフトドリンクなど数種が飲み放題※メニューは食材の仕入れ状況により、一部内容が変更になる可能性あり。■「キッズパティシエ体験」所要時間:10分~※デザートブッフェの時間内で制作料金:1名 1,200円※サービス料込【問い合わせ先】TEL:045-275-0687
2023年02月17日アイドルグループ・BEYOOOOONDSが出演する演劇女子部の舞台公演『ビヨサイユ宮殿』が11日、東京・こくみん共済 coop ホール(全労済ホール)/スペース・ゼロで初日を迎えた。本作は現実とは別に存在する“パラレルワールド”で、歴史上の人物・マリーアントワネット(山崎夢羽)が現代日本へとタイムトリップし、そこでアイドルグループ「BURBOOOOONS(ブルボーンズ)」のメンバーとして活躍していく物語。マリーは侍女のリーナ(里吉うたの)と共に時代も国も全く異なる2つの世界を行き来しつつ、鳥籠の鳥のように不自由な境遇から、人々に愛される王妃・アイドルへとしなやかな成長を遂げていく。史実ではマリー・アントワネットは最後にフランス革命で処刑されるが、この物語は“パラレルワールド”。成長の先にマリーがどんな結末を掴むのか、最後まで目が離せないストーリーとなっている。作中ではキャスト陣の衣装も見どころ。クラシカルなシルエットに気品と贅沢な華やかさを感じさせる貴族階級の衣装、そして“君のお姫様”をコンセプトにした BURBOOOOONSがまとうアイドル衣装は、日頃のBEYOOOOONDSの活動ではなかなか見られないテイストのものも。18世紀のフランス側に登場するデュバリ(高瀬くるみ)、ドミニク(島倉りか)はマリーのファッション改革に直面して変身していく。一方で男役として脇を固めるルイ16世(江口紗耶)も、はじめは頑なながらマリーの改革に心を動かされ変わる人間のひとり。ストーリーテラーとして軽やかな口上で立ち回るルソー(平井美葉)も魅力的なキャラクターだ。現代日本側に登場するBURBOOOOONSはパラレルワールドならではの「どこかにいたかもしれないアイドルグループ」の内側を見せていく。メンバーのカメリア(西田汐里)、マグリット(前田こころ)、イリス(清野桃々姫)、リラ(一岡伶奈)、コクリコ(岡村美波)と、フランスの花から名付けられた5人はアイドルデビューという同じ目標を達成するまではまとまっていたものの、そのあとの思いは1人ひとりバラバラ。日々の密接な関わりを避けられない女の子たちの内輪だけの場が、18世紀のフランス貴族社会に重なる部分も。事務所の社長としてBURBOOOOONSを売り出していく桜木香奈(小林萌花)はそんなところに飛び込んできたマリーとリーナに可能性を見出し、2人をBURBOOOOONSへ加入させる。マリーはここでも1つずつ壁を乗り越えて改革を起こしていき、やがて物語はクライマックスへ。18世紀フランスをはじめとした貴族社会とアイドルには「彼女たちを見つめる大衆の存在なしには成り立たない」という共通点が。貴族社会では「民衆」、現代アイドルグループにとっては「ファン」と呼び名が変わっても、両世界を貫くテーマが、マリーの民を想う言葉に真の説得力を持たせる。『ビヨサイユ宮殿』公演は20日まで全15公演を上演予定。
2022年11月11日デンマークの首都コペンハーゲンにある、アマリエンボー宮殿。デンマーク王室の居住地として知られ、2022年6月現在もマルグレーテ女王が暮らしています。王室の衛兵がエスコートしているのは?デンマーク王室のInstagramに投稿された動画が、話題になっています。アマリエンボー宮殿は、常に衛兵が警護しています。その宮殿の裏庭で、勝手に住んでいた『親子』が見つかったのです。公開された動画には、衛兵たちに付き添われて、宮殿の外へ案内される親子の様子が映っているのですが…。周りにいた人たちが、思わずカメラを向けた理由がこちらです。 View this post on Instagram A post shared by DET DANSKE KONGEHUS (@detdanskekongehus) 宮殿の裏庭に住んでいたのは、カモの親子!アマリエンボー宮殿は港のすぐそばにあるため、どうやら親子は宮殿の中に入ってきてしまったようです。衛兵たちはカモの親子を『護衛』しながら、港のふ頭まで案内。こうして親子は道に迷うことなく、無事に水辺までたどり着くことができました。かわいらしいカモたちを紳士的にエスコートする衛兵の姿に、たくさんの称賛の声が上がっています。・かわいすぎる!ハートが温かくなった。・とても親切で、思いやりのある衛兵たちだね。・デンマーク人として、自分の国が誇らしいよ!宮殿内に侵入したカモの親子を、手荒に追い出すようなことはしなかった衛兵たち。両手を広げて「どうぞ、お帰りはこちらです」というように親子を案内する姿からは、カモへの敬意すら感じられます。衛兵たちの優しさと礼儀正しさに、世界中の人たちが彼らのファンになったようですね…![文・構成/grape編集部]
2022年06月06日日本に『魔王の宮殿』と呼ばれる場所があることを知っていますか。そこにあるのは夢いっぱいのファンタジーなのか、はたまた足がすくむような恐怖なのか…この世のものとは思えない『魔王の宮殿』を紹介しましょう。魔王の宮殿とは『魔王の宮殿』があるのは、沖縄県の宮古島です。宮古島は複雑な地形でダイバーからも人気を博す場所で、『魔王の宮殿』は宮古島にあるダイビングスポットの1つ。宮古島から橋を渡った『下地島』にある下地島空港のすぐ横に位置します。宮古島の港からはボートで約30分ほどで着くのだそう。この場所に潜るには、ダイビングのライセンスが必要です。3部屋からなる『魔王の宮殿』は、部屋と部屋が通路でつながる構造をしています。この名前の由来は、岩の形がマントを被った魔王に見えることや、暗く狭い通路やアーチを抜けて大きな広間に出るという独特な構造を持つことなど、諸説あるようです。宮殿の入り口は、小さな穴。1人ずつしか入れない小穴をくぐった先に続く真っ暗な通路を抜けると、宮殿にたどり着きます。この先に絶景があると分かっていながらも、ここで怖くなってしまうダイバーもいるのだとか…そんなところもまさに『魔王の宮殿』と呼ばれる所以なのではないでしょうか。禍々しいのか神々しいのか…前置きが長くなりましたが『魔王の宮殿』とは、一体どんなところなのでしょう。宮古島のダイビングショップ『BIGHOLIDAY』のInstagramから、写真におさめられた『魔王の宮殿』を見てみましょう。暗い通路を抜けた先、目の前にこの景色が広がったような気持ちでご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 宮古島ダイビングショップBIGHOLIDAY(@bigholiday_miyakojima)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る 宮古島ダイビングショップBIGHOLIDAY(@bigholiday_miyakojima)がシェアした投稿 真上から光が差す様子が、ドラマチックで不思議な場所です。目の前で見たら、きっと今の100倍感動するのではないでしょうか。まるで冒険のように岩肌をすり抜けて進むスリルや、名前からくる恐ろしいイメージとは裏腹に、心が震える体験ができる『魔王の宮殿』。魔王は忘れかけている自然の偉大さや美しさを、再発見させてくれるように思えます。魔王の宮殿の中には、『魔王の祭壇』や『魔王の寝室』と呼ばれる場所もあるのだそう。この場所の魅力をもっと知りたい人は、bigholiday_miyakojimaさんのInstagramをご覧ください。気が付いたら魔王のとりこになっているかもしれませんね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2022年02月12日スイーツブッフェ「マリー・アントワネットのストロベリー宮殿~sweets jewelry~」が、横浜アートグレイス ポートサイドヴィラ ゲストハウス内にて開催されます。日程は2020年10月24日(土)、11月3日(火・祝)、28日(土)の3日間、予約が必要です。“マリー・アントワネット”をイメージしたスイーツブッフェ「マリー・アントワネットのストロベリー宮殿~sweets jewelry~」は、フランス王妃“マリー・アントワネット”をイメージしたスイーツイベント。苺をメインに、紅茶や薔薇といったヨーロッパを彷彿とさせる素材も取り入れて、まるで宝石のように美しいスイーツが展開します。苺シュークリームやバラに見立てたリンゴタルトなど提供されるメニューは、スイーツ、サラダ、パスタなどの軽食も含めた約20種類。まずは、1stディッシュとして、フォアグラのムースやカボチャのキッシュ、サーモンマリネなどが提供されます。その他のデザートやフードは全て食べ放題。スイーツは、マリーアントワネットが愛したとされるマカロンや、苺とピスタチオのシュークリーム、フランボワーズとライチのムース、紅茶のシフォンケーキ、バラに見立てたリンゴのタルトなどを楽しむことができます。フードは、人参・リンゴ・レーズンのサラダや、トリュフ風味のたまごサラダ、牛肉とキノコのラグーソースをかけたペンネなどを味わうことが可能です。“フランスの王宮”モチーフの煌びやかな会場会場は、フランスの王宮をモチーフにした煌びやかな披露宴会場。華やかな調度品やマリー・アントワネットを彷彿させる宝飾品、ドレスが並ぶ、ピンクを基調とした空間に仕上げています。また、“王妃の部屋”をイメージしたフォトスポットも用意されています。【詳細】マリー・アントワネットのストロベリー宮殿~sweets jewelry~開催日:2020年10月24日(土)、11月3日(火・祝)・28日(土) ※要予約開催時間:1部11:00~12:30(受付10:30)/2部14:00~15:30(受付13:30)料金:大人4,000円/小学生1,800円/未就学児1,200円/3歳未満 無料※消費税・サービス料込※小学生以下には1stディッシュの提供はなし開催場所:横浜アートグレイス ポートサイドヴィラ ゲストハウス内住所:神奈川県横浜市神奈川区大野町1-4【予約・問い合わせ先】TEL:045-440-5588■メニュー【1stディッシュ】スタッフが席まで提供・フォアグラのムース紅茶風味ベリーのソース・カボチャのキッシュ・サーモンマリネローズヴィネガーのラヴィゴットソース・ビーツのタブレ柚子の香り・紫芋のポタージュ【フード】食べ放題・人参・リンゴ・レーズンのサラダクルミと柑橘のドレッシング・たまごサラダトリュフ風味・ライ麦パンのサンドイッチ・トマト・苺・モッツアレラのタルティーヌ・フライドポテト苺風味・牛肉とキノコのラグーペンネ【デザート】食べ放題・マリーアントワネットが愛したマカロン・ヴァリエ・フランボワーズとライチのムース・苺とピスタチオのシュークリーム・ビスキュイ・ド・サヴォア・パンナコッタベリーソース・紅茶のシフォンケーキ・ガトー・オ・フレーズ・ア・ラ・ヴェルサイユ・ザッハトルテ・カラフルロリポップ・バラに見立てたリンゴのタルト・ブリオッシュアイスサンド【ドリンク】数種類のソフトドリンクが飲み放題※食材の仕入れ状況によりメニュー内容に変更がある場合がある。※提供方法は変更となる場合がある。
2020年09月24日スイーツブッフェ「マリー・アントワネットのストロベリー宮殿~sweets jewelry~」が、横浜アートグレイス ポートサイドヴィラ ゲストハウス内にて開催される。日程は2020年10月24日(土)、11月3日(火・祝)、28日(土)の3日間。予約が必要。“マリー・アントワネット”をイメージしたスイーツブッフェ「マリー・アントワネットのストロベリー宮殿~sweets jewelry~」は、フランス王妃“マリー・アントワネット”をイメージしたスイーツイベント。苺をメインに、紅茶や薔薇といったヨーロッパを彷彿とさせる素材も取り入れて、まるで宝石のように美しいスイーツを展開する。苺シュークリームやバラに見立てたリンゴタルトなど提供されるメニューは、スイーツ、サラダ、パスタなどの軽食も含めた約20種類。まずは、1stディッシュとして、フォアグラのムースやカボチャのキッシュ、サーモンマリネなどが提供される。その他のデザートやフードは全て食べ放題。スイーツは、マリーアントワネットが愛したとされるマカロンや、苺とピスタチオのシュークリーム、フランボワーズとライチのムース、紅茶のシフォンケーキ、バラに見立てたリンゴのタルトなどを楽しむことができる。フードは、人参・リンゴ・レーズンのサラダや、トリュフ風味のたまごサラダ、牛肉とキノコのラグーソースをかけたペンネなどを味わうことが可能だ。“フランスの王宮”モチーフの煌びやかな会場会場は、フランスの王宮をモチーフにした煌びやかな披露宴会場。華やかな調度品やマリー・アントワネットを彷彿させる宝飾品、ドレスが並ぶ、ピンクを基調とした空間に仕上げている。また、“王妃の部屋”をイメージしたフォトスポットも用意した。【詳細】マリー・アントワネットのストロベリー宮殿~sweets jewelry~開催日:2020年10月24日(土)、11月3日(火・祝)・28日(土) ※要予約開催時間:1部11:00~12:30(受付10:30)/2部14:00~15:30(受付13:30)料金:大人4,000円/小学生1,800円/未就学児1,200円/3歳未満 無料※消費税・サービス料込※小学生以下には1stディッシュの提供はなし開催場所:横浜アートグレイス ポートサイドヴィラ ゲストハウス内住所:神奈川県横浜市神奈川区大野町1-4【予約・問い合わせ先】TEL:045-440-5588■メニュー【1stディッシュ】スタッフが席まで提供・フォアグラのムース紅茶風味ベリーのソース・カボチャのキッシュ・サーモンマリネローズヴィネガーのラヴィゴットソース・ビーツのタブレ柚子の香り・紫芋のポタージュ【フード】食べ放題・人参・リンゴ・レーズンのサラダクルミと柑橘のドレッシング・たまごサラダトリュフ風味・ライ麦パンのサンドイッチ・トマト・苺・モッツアレラのタルティーヌ・フライドポテト苺風味・牛肉とキノコのラグーペンネ【デザート】食べ放題・マリーアントワネットが愛したマカロン・ヴァリエ・フランボワーズとライチのムース・苺とピスタチオのシュークリーム・ビスキュイ・ド・サヴォア・パンナコッタベリーソース・紅茶のシフォンケーキ・ガトー・オ・フレーズ・ア・ラ・ヴェルサイユ・ザッハトルテ・カラフルロリポップ・バラに見立てたリンゴのタルト・ブリオッシュアイスサンド【ドリンク】数種類のソフトドリンクが飲み放題※食材の仕入れ状況によりメニュー内容に変更がある場合がある。※提供方法は変更となる場合がある。
2020年09月12日三陽商会が展開する「マッキントッシュ フィロソフィー」メンズから、ロンドンのシンボルであるバッキンガム宮殿を衛る熊の衛兵がモチーフとなった「Buckingham Bear」(バッキンガム ベア)のコレクションが登場いたします。カジュアルシャツやカットソー、ネクタイやマフラーなど様々なアイテムに、「Buckingham Bear」のモチーフがワンポイントで入った遊び心ある商品で、ギフトにも最適です。英国的なトラッドアイテムにさりげない遊び心を表現した「Buckingham Bear」のアイテムを全国百貨店、オンラインストア等で8月から11月にかけて順次発売いたします。 「Buckingham Bear」 概要型数 カジュアルシャツ7型、スウェット2型、ニット2型、マフラー2型、ネクタイ3型価格帯(すべて税込表示) カジュアルシャツ:1万7,600円~1万9,800円、 スウェット:1万7,600円~1万9,800円ニット:2万2,000円~2万6,400円、マフラー:1万3,200円~2万2,000円、ネクタイ:1万3,200円~1万5,400円展開売場 「MACKINTOSH PHILOSOPHY」メンズを展開する全国百貨店・直営店の計49売場※一部の商品は展開しない店舗もございます。発売日 8月中旬から11月にかけて発売「Buckingham Bear」 商品一例素材:綿100%色展開:ホワイト、グレー、ネイビー、イエロー、ピンク、サックスサイズ:38、40価格:1万7,600円 (税込)当社型番:H1P40-425発売日:9月16日特徴:スタンダードなラグランスリーブのスウェットシャツに、脇にリブ編みの大きなマチを付けて、運動量とゆったりとしたボリューム感を演出し、シルエットにアクセントを付けています。素材:綿100%色展開:ストライプ、デニム 計2色サイズ:38、40価格:1万7,600円 (税込)当社型番:H1M19-428発売日:8月12日特徴:適度なリラックス感のあるバンドカラーシャツ。シンプルなデザインで様々な着こなしが楽しめます。クレリック仕様のストライプ柄と、デニム生地の2パターンで展開。長めの着丈(80cm)と丸みのある裾のラウンドカットも特徴です。素材:アクリル75%、羊毛15%、アルパカ10%色展開:ホワイト、ネイビーサイズ:38、40価格:2万2,000円 (税込)当社型番:H1N46-434発売日:10月14日特徴:英国伝統のスポーツ、クリケットをプレーする人たちが着ていたセーターのデザインがベースになっています。袖口や裾には、左胸のバッキンガムベアーの制服とおそろいの赤いストライプが入りアクセントになっています。素材:絹100%色展開:レッド系、ネイビー系、ベージュ系、グリーン系価格:2万2,000円 (税込)当社型番:H1772-482発売日:11月11日素材:毛100%色展開:ブラック系、レッド×グリーン系、レッド×イエロー系、グリーン系価格:2万6,400円 (税込)当社型番:H1828-435発売日:9月16日ブランド「マッキントッシュ フィロソフィー」メンズについてコンセプト: 英国を代表する老舗ブランド、マッキントッシュ。そのセカンドラインとして誕生したマッキントッシュ フィロソフィーは、マッキントッシュのモノづくりの精神とクラシックで時代性のあるスタイルを受け継いだトータルコレクションです。展開店舗: 百貨店・商業施設計49店舗ブランド開始年度: 2007年企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月11日写真集『世界の宮殿廃墟 華麗なる一族の末路』が、2020年8月24日(月)より発売される。“廃墟の中の廃墟”宮殿廃墟にフォーカス『絶対に住めない 世界のゴーストタウン』『絶対に出る 世界の幽霊屋敷』に続く、廃墟シリーズ第3弾は、栄光から没落へと至った世界各地の宮殿・豪邸の廃墟にフォーカスを当てる。南北アメリカ大陸からヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア太平洋地域まで、世界各地で見つけた宮殿廃墟を136ヶ所一挙まとめて紹介する。中には、元イラク共和国の大統領サダム・フセインの家や、ハイチ ポルトープランス大統領宮殿など、かつて成功者らが贅を尽くして建てた豪邸の姿も。大富豪の豪邸や華麗な宮殿が栄華から没落へ大富豪の豪邸や別荘、中世から近世にかけ繁栄を極めたヨーロッパ諸国の王侯貴族らによる宮殿が、時を経て変化していった姿を写真とともに綴る。世界宮殿廃墟マップ付き見どころの一つとなるのが、東ヨーロッパ各地に残る宮殿廃墟。これまでベールに包まれ、知られることの少なかった、アブハジア・スメツキー公の宮殿やポーランド・ボシュクフ宮殿なども特集する。巻末には、書籍内で紹介した全廃墟の位置を記した、世界宮殿廃墟マップも付属。ぜひ美しい写真とともに“廃墟の中の廃墟”と呼ばれる宮殿廃墟を巡ってみて。【詳細】写真集『世界の宮殿廃墟 華麗なる一族の末路』2,000円+税発売日:2020年8月24日(月)仕様:232ページ/ソフトカバーマイケル・ケリガン著発行:日経ナショナル ジオグラフィック社<内容>■第一章 南北アメリカ大陸とカリブ海沿岸サン・スーシ宮殿(ハイチ)/パレンケ遺跡の宮殿(メキシコ)ほか■第二章 西ヨーロッパホッテンドルフ城(オーストリア)/アブレ城(ベルギー)ほか■第三章 東ヨーロッパスメツキー公の宮殿(アブハジア)/ボシュクフ宮殿(ポーランド)ほか■第四章 アフリカと中東スワヒリ宮殿(ケニア)/アンパン男爵宮殿(エジプト)ほか■第五章 アジア太平洋地域ダルラマン宮殿(アフガニスタン)/ブンディ宮殿(インド)ほか■巻末資料「世界宮殿廃墟マップ」
2020年08月15日英王室メーガン妃のお騒がせ親族がまた騒動を起こした。メーガン妃の異母姉にあたるサマンサ・マークル(51)が現地時間6日、ケンジントン宮殿に現れた。多発性硬化症を患うサマンサは、男性に車いすを押してもらいながら、門番のいるゲートに近づいた。目撃者によると、退去するよう言われたサマンサは門番に手紙を差し出し、何か言いたげに去って行ったという。彼女が異母妹の住む宮殿を訪問してから追い返されるまで、わずか2分ほどだったとか。サマンサはメーガン妃とヘンリー王子の交際が公になるや、タブロイド紙に彼女の悪評を吹聴し、暴露本まで出版。父親も、てきぱきと娘の結婚式の準備に勤しむ様子がパパラッチにキャッチされたが、これが後にやらせとわかり大顰蹙を買った。結果、この2人は結婚式には招待されず、実母のみが出席。サマンサはロイヤルウェディングに列席できなかったことをひどく悔やんでおり、出演したテレビ番組で「これまでの発言について謝罪したい」と申し出たが、メーガン妃側はそれを受け入れるつもりはないようだ。関係者がET Onlineに語ったところによると、「宮殿はこの件について一切触れたくないのです。火に油を注ぐだけですからね。サマンサは注目を浴びるのが大好き。メーガンは、サマンサとも父親とも全くコンタクトを取っていません」。メーガン妃はロイヤルファミリーの一員としての責任を重く受け止めると同時に、サセックス公妃という新しい役割をとても気に入っているという。「彼女の意識は女王と王室の名代を務めることに集中しています。ミスを犯さぬよう必死なんです」(前述の関係者)。足を引っ張るだけの存在となってしまったかつての家族が、宮殿に招待される日は来るのだろうか。
2018年10月09日フランス・ヴェルサイユ宮殿の現代美術プロジェクトとして、日本の現代美術作家・杉本博司の展覧会「SUGIMOTO VERSAILLES 展(仮)」を、10月16日から翌2019年1月20日まで開催する。©château de Versailles Thomas Garnier Vue arienne du Temple de l’amour au domaine de Trianon2008年より、ヴェルサイユ宮殿では年一回、国内外のアーティストによる展覧会を企画。2008年にジェフ・クーンズ(Jeff Koons)、2009年にグザヴィエ・ヴェイヤン(Xavier Veilhan)、2010年に村上隆、2011年にベルナール・ヴネ(Bernar Venet)、2012年にジョアンナ・ヴァスコンセロス(Joana Vasconcelos)、2013年にジュゼッペ・ペノーネ(Giuseppe Penone)、2014年にリー・ウーファン(Lee Ufan)、2015年にアニッシュ・カプーア(Anish Kapoor)、2016年にオラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)、そして2017年にはグループ展「Voyage d’Hiver/冬の旅」を開催し、それぞれの作品とヴェルサイユ宮殿、庭園との間に独自の対話を生み出してきた。第11回目となる、2018年の招聘作家に選ばれた杉本博司は、かつて王族のプライベートな場所として用いられていたトリアノン離宮を選び、主にプチ・トリアノンのフォリー(装飾的建築)および庭園にて作品を発表する。ルイ14世によって作られたこの区域には、グラン・トリアノンと呼ばれる大理石の宮殿が建てられた。その後、ルイ16世王妃、マリー・アントワネットがヴェルサイユ宮殿での窮屈な生活から逃れるため、この区域を改造し、プチ・トリアノンを隠れ家として用いるようになり、この地にフォリーや劇場、そして村里まで有するロマンティックな庭園を作らせた。杉本博司は、ヴェルサイユを象徴する場所のひとつであるこのトリアノン離宮を初めて使用し、アート、建築、ライブパフォーマンスで構成される展覧会を行う。Versailles Sugimoto 9434 ©Tadzio「ヴェルサイユに杉本博司を招聘することは、この偉大なる日本人アーティストの特異性を形成する折衷主義を迎え入れることでもあります。ルイ14世からナポレオン、マリー・アントワネットからオルレアン公へと受け継がれ、それぞれの時代の創作を生み出してきたトリアノン離宮が初めて使用され、杉本博司が現代的な解釈をもたらします。『ジャポニズム 2018』が開催される今年、ここヴェルサイユにて、杉本は日本とフランスの文化的関連性を明示するのです」と、ヴェルサイユ宮殿美術館館長カトリーヌ・ぺガールは語っている。杉本博司は、「私のアーティストとしての活動は2次元を扱う写真から始まった。その後使いにくい美術館空間での展覧会という難行苦行を重ね、自らが望む3次元空間を創出する為に建築家となった。3次元空間が出来てみると、その空間に時間の要素を加えた演劇に興味が向いていった。私のアーティストとしての一生は予定調和へと向かわずに支離滅裂へと向かっているようだ。この与えられた機会に感謝し、私自身を整理して、私の活動をどのように統合できるかを検討することにした」とコメントしている。キュレーションは、ヴェルサイユ現代美術展キュレーターであるアルフレッド・パックマン(Alfred Pacquement)と、パリの現代美術館パレ・ド・トーキョーの館長であるジャン・ド・ロワジー(Jean de Loisy)が務める。また本展覧会情報は、CHÂTEAU DE VERSAILLES公式HPでも確認できる。【展覧会情報】SUGIMOTO VERSAILLES 展(仮)会期:10月16日〜2019年1月20日会場:CHÂTEAU DE VERSAILLES
2018年08月02日千代田区有楽町に、都内最大級となる13スクリーン・約2,800席を有する「TOHOシネマズ日比谷」が3月29日(木)よりオープンすることが決定。“映画の宮殿 THE MOVIE PALACE(ザ・ムービーパレス)”をコンセプトに造られ、TOHOシネマズ初の「プレミアム シアター」が導入される。同日開業の東京ミッドタウン日比谷内の11スクリーン/約2,200席に加え、隣接する東京宝塚ビルのスカラ座・みゆき座を改装し、一体運営することで13スクリーン/約2,800席ものシネマコンプレックスとなる「TOHOシネマズ日比谷」。日比谷公園を一望できる開放的なロビーは、都会の喧騒から離れたまさに“ムービーパレス”。特に1番スクリーンは、TOHOシネマズ初の「TOHOシネマズプレミアム シアター」。“最高の映画体験”を追求するべく、「プレミアム ラージ フォーマット」「プレミアム サウンド」「プレミアム シート」という“3つのプレミアム”がポイント。Wall-to-Wall(左右の壁から壁まで)の壁一面に広がった「プレミアム ラージ フォーマット“TCX”」、コンサートホールのようなサウンドを商業映画館では日本初となるシアターの形状に最適化した形で導入する「カスタムオーダーメイドスピーカーシステム」ほか、フットレストの付いた革製のリクライニングシート「プレミア ラグジュアリー シート」や重厚な木目調ボックスで仕切られたセミプライベートな「プレミア ボックス シート」(5番・9番にも)とシートにもプレミアム感が満載。なお、次世代「イマーシブ・サウンド・システム」対応の「IMAXデジタルシアター」も4番スクリーンに採用されている。特別な空間を演出しつつ、日比谷の映画・演劇の歴史を継承しながら東京宝塚劇場、シアタークリエといった演劇の劇場と一体になり、日本が世界に誇れる映画・演劇の街、“HIBIYA・ブロードウェイ”を目指していくという。TOHOシネマズ日比谷は3月29日(木)よりオープン。TOHOシネマズスカラ座は2月24日(土)より、みゆき座は2月3日(土)より改装工事のため休館。(text:cinemacafe.net)
2018年01月09日ディオール(Dior)からヴェルサイユ宮殿の庭園をモチーフにしたハイジュエリーコレクション、「ディオール ア ヴェルサイユ, コテ ジャルダン 」が登場する。ヴェルサイユ宮殿の庭園をモチーフにヴェルサイユの庭園に息づく美しい植生。今回のハイジュエリーコレクションは、絶対王政の象徴・ヴェルサイユ宮殿の庭園から着想を得た。みずみずしく豊かに咲き誇る草花の自然の力が人の手により幾何学的に配置され、壮麗な景観を作り出しているさまに自然と文化の調和を見たクリエイター、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌは、小さなピースのなかにこれらの世界を再現した。庭園を歩いているかのような物語性をジュエリーに庭園中央に大きく設置された池の水の光の変化によるきらめきを、サファイアやトルマリンといったわずかにニュアンスの異なる石により表現。庭園を歩くなかで出会うだろう池の周りに整えられた花々には、葉についた露を示す透明なダイヤモンドが光る。宮殿の一部を象徴するようなジオメトリックな黄金によるモチーフは、緑の小道を表現したエメラルドにより縁どられている。異なるデザインのカップルが一つとなるイヤリング特に注目したいアイテムは、二つの異なるデザインが合わせられたイヤリング。勝利や豊かさといった幸福な象徴として同時に使われることも多い麦の穂と月桂樹をペアにしたデザインや、装飾のほどこされたデザインの異なる門扉やフェンスをモチーフにしたものなど、見た目こそ異なれど同じ一つのストーリーを示すものがペアになっている。【詳細】ディオール ハイジュエリーコレクション「ディオール ア ヴェルサイユ, コテ ジャルダン 」価格帯:11,000,000~300,000,000円【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2017年07月16日順調な交際が続いているイギリス王室のヘンリー王子とメーガン・マークルがケンジントン宮殿で同居の準備を進めているようだ。イギリスの大衆紙「The Daily Mail」によると、ケンジントン宮殿内のアパートで現在改装作業が進められていて、ヘンリー王子がひんぱんにそこを訪れては完成がいつになるか尋ねているという。昨年11月に交際を公にして以来、メーガンはヘンリー王子のノッティンガム・コテージを定期的に訪問しているが、現在改装中のアパートはヘンリー王子の兄・ウィリアム王子とキャサリン妃が2人の子ども(ジョージ王子とシャーロット王女)と暮らす場所のすぐ隣り。ウィリアム王子夫妻は最近、邸内に針葉樹を並木状に植えて、パパラッチや野次馬対策を講じたばかり。宮殿の西側は木々の壁で覆われることになり、プライバシーを守りたいヘンリー王子たちにとっても心強いはず。ケンジントン宮殿のスポークスパーソンは、ヘンリー王子の新居について「プライベートなこと」としてコメントを拒否した。(text:Yuki Tominaga)
2017年03月28日ドキュメンタリー映画『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』が、2017年4月29日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国の劇場で順次公開される。世界三大美術館といわれるのが、フランスのルーブル(1793年設立)、米国のメトロポリタン(1870年設立)、そしてロシアのエルミタージュ。1764年に創設されたエルミタージュ美術館の膨大な所蔵品は世界一と言われており、絵画、彫像、宝飾品、陶磁器、武具など300万点の至宝に、2,000の部屋、他のどの美術館よりも多い学芸員、年間366万人以上(2015年)の入場者と、世界最大級の美術館の名にふさわしい由緒ある美術館だ。そんなエルミタージュ美術館の真の姿と、250年もの時を超えて今なお特別な存在であり続ける理由に迫る本作。作中には、エカテリーナ2世のプライベートな宝石の一つ一つ、ルネサンスの三大巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの数少ない貴重な絵画、ミケランジェロの彫刻、ラファエロの絵画、ルーベンス、レンブラントなどの世界中のオールドマスター※1たちに加え、ゴーギャン、ゴッホ、マティス、ピカソらの作品も登場。その世界最高峰の美しいコレクションが、色鮮やかで高画質の映像で映し出される。※1 オールドマスター:18世紀以前に活動していたヨーロッパの優れた画家、または、その作品を示す美術用語。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロ、カラヴァッジオ、ルーベンス、ベラスケス、レンブラントらの名があげられる。また本作の撮影にあたり、エルミタージュ美術館のミハイル・ピオトロフスキー館長を初め、著名な彫刻家アントニー・ゴームリー、世界一の建築家とも言われるレム・コールハース、美術館の各専門の学芸員たち、レニングラード包囲戦を生き延びた生存者、『戦場のメリークリスマス』などで知られる俳優トム・コンティらも出演。ただ美術品を紹介するだけにとどまらず、その背景に寄り添う歴史と、人々のストーリーも合わせて披露していく。2017年3月18日(土)からは、東京・六本木で「大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」も開催予定。是非展覧会と合わせて、エルミタージュの魅力に迫る本作も鑑賞してみてはいかがだろう。【作品情報】『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』公開日:2017年4月29日(土)監督・脚本・製作:マージー・キンモンス出演:ピオトロフスキー館長、建築家レム・コールハース、彫刻家アントニー・ゴームリー、トム・コンティ(声の出演)『戦場のメリークリスマス』原題:Hermitage Revealed©Copyright 2014 by Foxtrot Films
2017年02月20日世界的ファッションデザイナーであり、写真家としても活躍するカール・ラガーフェルドの写真展「VERSAILLES A L'OMBRE DU SOLEIL太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影」が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールにて開催される。1987年、シャネルの広告キャンペーンを制作するためにカメラのレンズを覗く側に自らが立つことを決意したラガーフェルド。直感と第一印象による被写体への愛情が込められた作品の数々は権威あるファッション誌に掲載され、世界中で披露された。今回の展覧会では、08年に開催された写真展「VERSAILLES A L'OMBRE DU SOLEIL太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影」より選りすぐった作品を日本初公開。ヴェルサイユ宮殿の型破りで私的な光景を、映画のような世界観で表した作品の数々が展示される。羊皮紙を模した紙を用いてスクリーンプリントによって制作されており、鑑賞者が紙の質感や画像の細部まで堪能できるよう、ガラスやフレームなどで額装せずに直接壁に取り付けるというシンプルな方法で展示される。この展示方法により、ラガーフェルドが重きを置いたコントラストの表現を際立たせる。【展覧会情報】「VERSAILLES A L'OMBRE DU SOLEIL太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影」会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階会期:17年1月18日~2月26日時間:12:00~20:00入場無料会期中無休
2016年12月19日シャネル(CHANEL)銀座にある、シャネル・ネクサス・ホールにて、カール ラガーフェルド写真展「太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影(VERSAILLES A L’OMBRE DU SOLEIL)」が開催される。期間は、2017年1月18日(水)から2月26日(日)まで。写真家としても活躍する、カール ラガーフェルド現在、デザイナーとしてメゾンを支えているカール ラガーフェルドであるが、写真家としての一面も持っている。起点となったのは、1987年のシャネルの広告。初めてカメラのレンズを覗く側として制作に携わり、当時のニュールックを映し出した。その作品は多くのファッション誌に掲載され、瞬く間に世界中で話題となった。以後、多くのピースをこの世に送り出しているカールが、最も大切にしているのは、直感と第一印象による被写体への愛情。鋭い感性を武器に、上品な写真作品を仕上げている。想像性を高めてくれるヴェルサイユ宮殿17世紀後半、太陽王と謳われたルイ14世により建造されたヴェルサイユ宮。現在では、世界文化遺産に登録されている。このヴェルサイユ宮殿をカールは「具現化されたおとぎ話の世界であり、過去のものでありながら私たちの想像力に語りかけてくるところ」と表現する。本展では、ヴェルサイユ宮殿をテーマにドラマティックな物語を綴る。写真家としては型破りな方法で切り取り、私的な宮殿の光景を映画のような世界観で描き出している。モノトーンで映し出された光と影は美しく、遠近法やぼかしといった描写も幻想的にみせてくれる。日本初公開作品を額装はせず壁に貼り付け2008年にヴェルサイユ宮殿で開催された同展から選りすぐり、日本で初めて展示する。その展示法は斬新で、ガラスやフレーム等で額装はせずに、直接壁に取り付けるというシンプルなもの。そこには、鑑賞者が紙の質感や画像の細部まで堪能して欲しいと願いが込められている。プリントは羊皮紙を模した紙を用い、スクリーンプリントの古い技法によって制作した。「紙こそが、私が最も好む素材です。私にとっては、あらゆるクリエイティヴィティの出発点でもあります。そして写真の場合、それは最高潮に達した最終の成果なのです」と、カールは語っている。カール ラガーフェルド プロフィール1938年ドイツ、ハンブルク生まれ。3つの言語環境で教育を受け、1952年フランスの高校に進学。1954年末に国際羊毛事務局(現ザ・ウールマーク・カンパニー)主催のアマチュアファッションコンクールで優勝したのを機に退学し、55年にピエール バルマンのアシスタントとして働き始める。ファッションデザイナーとしての国際的なキャリアと並行して、87年にプロの写真家として活動を開始。受賞歴に93年ラッキーストライク デザイナー アワード、96年文化功労賞(ドイツ写真協会)、2007年特別功労賞(国際写真センター, ニューヨーク)がある。また、2000年にはパリに書店Librairie 7Lを開店し、2010年にはドイツ文学とノンフィクション専門の出版社、L.S.D.を設立。【イベント詳細】カール ラガーフェルド写真展「太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影」開催期間:2017年1月18日(水)~2月26日(日)時間:12:00~20:00 ※無休会場:シャネル・ネクサス・ホール住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F入場料:無料
2016年11月13日マリー・アントワネットの生涯に迫る「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」が、17年2月26日まで六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される。ヴェルサイユ宮殿の企画監修によるこの展覧会は、宮殿から持ち込まれた食器や家具などの愛用品をはじめ、故郷ウィーンに残る名画の数々、そして王妃が暮らした空間を原寸大で再現。200点に及ぶ美術品と資料が集められ、日本で初めての大規模な展覧会となった。オーストリア皇女として生まれ、天真爛漫な少女時代を送り、14歳でフランス国王ルイ16世と結婚。宮廷の華として栄華を極めた生活から一変、革命の波にのまれて37歳で処刑された悲劇の王妃。本展では歴史的な文脈で知る「マリー・アントワネットの生涯」から踏み込み、一人の女性として、彼女の人柄や生活の様子を生き生きと伝える構成となっている。結婚により飛び込んだ異国の宮廷のしきたりに馴染めなかったこと、世継ぎに恵まれずプレッシャーに耐えた日々。パリの華やかなファッションに魅せられておしゃれに夢中になったかと思えば、プライベート離宮のプチトリアノンで“憧れの田舎暮らし”に没頭してみたり。籠の中の鳥のような生活の中で、母として子育てに悩み、女として伯爵と恋に落ち、人生を謳歌したマリー・アントワネット。軽薄で浪費家の王妃として受けたギロチン処刑のインパクトの強さに隠れていた素顔が見て取れ、身近な存在に感じられる工夫が凝らされている。最期まで類稀なる美的センスと気品を失わなかったからこそ、後世でも幾度となく舞台や映画、漫画のモチーフに選ばれ、人々に支持されてきたのだろう。マリー・アントワネットがフランスの文化史に残した功績は大きく、香水一つをとっても、それまで一般的だったムスクの流行から、彼女の愛したバラの香りが世に広まったとも言われている。展示品が醸し出す“うっとり感”もさることながら、お土産のかわいさも見逃せない。ラデュレによる会場限定販売のマカロンボックス(税込3,575円)を始めとする「マリー・アントワネットコレクション」、あめやえいたろうのリップグロス型キャンディー「Sweet Lip」(全3種 各税込756円)など、乙女心をくすぐる可憐なグッズがそろう。【展覧会情報】「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10 六本木ヒルズ 森タワー52階会期:10月25日から17年2月26日(会期中無休)時間:10:00から20:00(火曜日、及び10月27日は17:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,800円、高校・大学生1,200円、小・中学生600円、小学生未満無料
2016年10月25日「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワ ネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」が、10月25日から17年2月26日まで六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて開催される。オーストリアに生まれ、14歳でフランスに嫁ぎ、革命の波にのまれて37歳で断頭台の露と消えたフランス王妃、マリー・アントワネット。同展では、マリー・アントワネットがルイ16世と結婚後、フランス革命までの約20年を過ごしたヴェルサイユ宮殿の企画・監修のもと、その激動の生涯を辿る。出展されるのは肖像画の他、王妃が愛用した食器や漆器、家具、身に着けた衣服、革命期の資料など約200点あまり。彼女が断頭台で亡くなる前、幽閉中に身につけていた肌着やヘアバンド、断頭台にのぼる際に脱げたとされる靴なども展示される。さらに、ヴェルサイユ宮殿内にある王妃のプライベート空間「プチ・アパルトマン」の浴室、図書室、居室を、当時の装飾や実際に使われた家具などとともに原寸大で再現。消失してしまった図書室は、かつての設計図をもとにバーチャルリアリティで再現するなど、これまでにない展覧会となっている。【展覧会情報】「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワ ネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10 六本木ヒルズ 森タワー52階会期:10月25日~17年2月26日(会期中無休)時間:10:00~20:00(火曜日、及び10月27日は17:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,800円、高校・大学生1,200円、小・中学生600円、小学生未満無料12
2016年08月10日著者撮影タイ王室の保養地として知られるリゾート地ホアヒンから南へ50kmほど進んだ場所に、タイ最古の海洋国立公園・カオ・サムローイ・ヨード国立公園があります。今回はこちらの公園内にある神秘の宮殿、クーハーカルハット宮殿をご紹介します。 まずはプラヤナコーン洞窟を目指そうカオ・サムローイ・ヨード国立公園はタイ最古の海洋国立公園で、300ほどの山頂を持つ石灰岩の山々に緑が生い茂ったとても美しい場所です。タイ人に人気のある観光スポットなのですが、なかでも目玉といえるのが今回ご紹介するクーハーカルハット宮殿。日本人観光客の方にもホアヒンに行く機会があれば是非足を延ばして頂きたい場所です。まずは宮殿が建つプラヤナコーン洞窟を目指します。洞窟へのアクセスは、近隣の村から洞窟最寄りのビーチまでボートに乗るか、約1時間ほどかけて山道を徒歩で越えるかの2種類が一般的なようですが、宿泊しているホテルから直接ボートで向かうこともできる場合もあります。今回私たちはホテル手配の漁船に乗船し、ホテルから直接、洞窟最寄りのビーチを目指しました。著者撮影最寄りの海岸からは山道を歩いて洞窟を目指します。外国人にはガイドをつけないかという勧誘がありますが、洞窟と宮殿を目指すのにガイドは不要。海岸には洞窟を目指すタイ人観光客がたくさんいますので、その後をついて歩いて行けば問題ありません。著者撮影この山道なのですが、正直なところ甘く見ていました・・。むき出しの岩が続く山道はかなり険しく、一気に登るのは困難。暑さに体力を消耗し、途中でくじけそうになりながらも、宮殿が見たい一心で洞窟を目指します。著者撮影 険しい山道の先には感動の風景が疲労でぼろぼろになりながら洞窟の入り口に到着すると、そこに広がる光景は圧倒的な大自然。映画「インディ・ジョーンズ」の世界そのもの。著者撮影著者撮影洞窟の中を進むとお目当てのクーハーカルハット宮殿の姿が。著者撮影なんともいえない神々しい雰囲気に圧倒されます。洞窟の中のひんやりとした空気もあいまって、何時間でもここに居られそうな気持ちになってしまいました。洞窟を訪れるベストの時間帯は午前10時~12時くらいの間と言われており、タイミングが良ければ、上方から差し込む光に照らされた神秘的な宮殿の姿を目にすることができますよ。ホアヒンに行く機会があれば、是非足を延ばしてみてください。濡れても良い服装、歩きやすいシューズで行かれることをおすすめします。
2016年05月08日©TRIPPING!「美しい庭園」の意味を持つジョグジャカルタの宮殿「タマンサリ」。「水の宮殿」としても知られている。現在も王族が暮らす王宮「クラトン」から程近いこの宮殿には、スルタン(王)に仕える女性たちが水浴びを楽しんだと言われる石造りの入浴場があり、現在も見学することができる。周りをとり囲む花園は、優雅で華やかな宮廷時代を彷彿させる。様々な役割を持つ離宮©TRIPPING!ジョグジャカルタの中心に位置するクラトンから西へ1キロ行ったところに、水の宮殿「Tamansari(タマンサリ)」がある。1758年、Sultan Hamengkubuwono I(ハメンクブウォノ1世)が、王室のレストハウスとして、また専用の庭園としてこの宮殿を創建。ボートや鹿狩り、伝統的な舞踊、ガムラン音楽を楽しむ多目的施設として利用された。また医療設備や大砲を有する2つの要塞もあり、スルタンを守るシェルターの役割も果たしたと言われている。1867年に大地震でダメージを受けるも、入浴プールを始め、一部の施設は復元されている。タマンサリの2つの建物©TRIPPING!この敷地には大きく2つの建築物がある。一つは、入浴場が併設する宮殿「Umbul Binangun」。スルタンに仕える女官たちが水浴びを楽しんだと言われるこの屋外入浴プールの周りには、何種類もの樹木や花が囲み、華やかな時代を思わせる。©TRIPPING! 3階に位置する部屋の小窓から眺めたプールプールの南側に隣接する3階建てのタワーには、スルタンの個人的な寝室や風呂の他、女官たちの水浴びを眺める小窓も。スルタンは、ここから気に入った女性を選び、夜を共にしていたと言われている。©TRIPPING! スルタンと女官が夜を共にしたとされる寝室もう一つは要塞の役割を持つ「Pulo Kenongo」と呼ばれる離宮。「Kenongo」とは花の名前で、その豊かな香りは宮殿中に広がったと言われている。宮殿と同様に、居間や寝室の他、伝統的なバティック(ろうけつ染め)を作るための部屋、伝統舞踊「Bedoyo」や「Srimpi」を披露するホールを擁する。ここから伸びる人工運河はクラトンにつながり、有事の際はここから脱出を図ったと言われている。ゲートや、兵士の待機するボックスなど、かつて要塞の役割を物語る設備も。©TRIPPING! 宮殿の敷地内にあるワヤン・クリの土産店敷地内には他にも、王が瞑想に使用したと言われる神秘的な場所や、地下通路などの見どころも。伝統工芸品を扱う土産物店も点在する。©TRIPPING!華やかな宮廷生活が偲ばれる美しい宮殿タマンサリ。ジョグジャカルタを訪れた際は、クラトンと合わせてぜひ足を伸ばしたい。Tamansari(タマンサリ)・時間:8:00~15:00・拝観料:Rp 15,000 ※カメラ持ち込み料金は追加でRp 2,000・アクセス方法:クラトン(王宮)より徒歩約15分。
2016年02月22日17世紀のフランスにおいて、ルイ14世の栄華のシンボルといわれているヴェルサイユ宮殿。330年以上経った今なお多くの人を魅了しつづける豪華絢爛の宮殿誕生の裏側と、ある女性庭師を描いた美しい愛のドラマが話題の映画『ヴェルサイユの宮廷庭師』。1682年、フランスの田園地方で女性庭師のサビーヌは、ひとり孤独に暮らしながら、造園家として樹木や土と格闘していた。そんなある日、サビーヌの元へ思いがけない知らせが届くことに。それは、フランス国王ルイ14世のヴェルサイユ宮殿の庭園建設計画への参加を求めるものだった。面接では責任者である庭園建築家ル・ノートルと対立してしまうものの、サビーヌの感性に新たな可能性を感じたル・ノートルはサビーヌに〈舞踏の間〉の建築を任命する。そして、ル・ノートルはサビーヌの仕事に対して真摯に向かう姿勢と人柄にいつしか惹かれていくことに……。ヴェルサイユ庭園誕生の裏側で名もない女性庭師が起こした奇跡、そして秘められたロマンスとは?オスカー女優のケイト・ウィンスレットは、撮影時に第3子を妊娠していたにも関わらず、「サビーヌはわたしよ!」と言って、厳しい撮影にも全身全霊で立ち向かって演じたとのこと。さまざまな困難に見舞われながらも、男性顔負けの力強さで乗り越え、誇りと信念を持ってまっすぐ前に進んでいくサビーヌの姿には同じ女性としてパワーをもらえます。本作は、「ヴェルサイユ宮殿の〈舞踏の間〉が女性造園家によって造られたものだったとしたら?」という設定をもとに女性脚本家が、実在の人物とサビーヌを巧みに組み合わせて誕生した稀有な愛と勇気の物語。仕事への情熱だけでなく、同じ目標を持つもの同士だからこそ生まれる恋愛の純粋さにも心を奪われます。そして、目を奪われるもう一つの見どころは、宮廷で繰り広げられる華やかな世界と美しいヴェルサイユ宮殿の景色。完成した庭園を見ることができる圧巻のシーンでは、まるで貴族の一員にでもなったような豪華な気分に浸ってください。しっかりとした土台を作り、一つ一つ積み上げて庭園を作り上げていく様子は、どんな仕事でも、いつの時代でも通ずる普遍的なもの。特に男社会で働く女性や新たなことに挑戦している女性にはグッとくること間違いなしです。美しい映像の数々は、ぜひスクリーンで堪能してください。イベントデータ:『ヴェルサイユの宮廷庭師』公開表記:10月10日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国公開配給:KADOKAWA© BRITISH BROADCASTING CORPORATION, LITTLE CHAOS LIMITED, 2014
2015年10月07日ヴェルサイユ宮殿誕生の裏側を描いたケイト・ウィンスレット主演映画『A LITTLE CHAOS』が、邦題『ヴェルサイユの宮廷庭師』として10月10日に全国公開されることが決定し、予告編とビジュアルが17日、公開された。本作は、17世紀フランスを舞台に、ヴェルサイユ宮殿誕生を巡って1人の女性庭師が起こす愛と奇跡の物語。国王ルイ14世が計画した宮殿の増改築において庭園建設を任された、国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートルと女性庭師サビーヌ・ド・バラが、苦楽を共にしながら惹かれあっていく姿を描く。主人公サビーヌを演じるのは、『愛を読むひと』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したケイン・ウィンスレット。撮影当時は、第3子妊娠中であったにも関わらず体当たりで、いかなる困難にも立ち向かう女性庭師を演じる。サビーヌのパートナーで実在の宮廷庭師ル・ノートル役は、『君と歩く世界』のマティアス・スーナールツ。監督は、『ウィンターズ・ゲスト』に続く2作目で、太陽王ルイ14世役で出演もしているアラン・リックマンが務める。公開された予告編では、冒頭で国王ルイ14世が「ついに宮殿をヴェルサイユに移転する。最高の庭園を造るのだ」と宣言。そして、無名の女性庭師であるサビーヌが、ル・ノートルとともに美しい庭園作りに奮闘する様子や、2人が恋に落ちていく様子を描写。また、「美しく繊細」、「ウィンスレットが最高に魅力的」といった英メディアによるレビューも収められている。(C)BRITISH BROADCASTING CORPORATION, LITTLE CHAOS LIMITED, 2014.
2015年06月17日フィレンツェのアルノ川のほとりに建つスピーニ・フェローニ宮殿にある「サルヴァトーレ・フェラガモ ミュージアム」では、フィレンツェがイタリア王都に定められた年から150周年を迎える記念行事の一環として、5月8日(金)~2016年4月3日(月)までの期間、「A PALACE AND THE CITY-パレス・アンド・ザ・シティ」と題した展覧会を開催中だ。フェラガモ本社とフィレンツェ本店、そして「サルヴァトーレ・フェラガモ ミュージアム」があるスピーニ・フェローニ宮殿は、フィレンツェ市の歴史的建造物指定を受けた観光スポットでもある。今回の展覧会のアートディレクターを務めたマウリツィオ・バローは、本展を説得力があり、かつ刺激的なデザインに仕上げた。この宮殿は、元は裕福な有力銀行家、ジェリ・スピーニのために1289年に建設されたが、これまでに幾度となく修復され、現在はフェラガモ・ファミリーによってその美しい姿をよみがえらせている。たとえば、著名な現代アーティストのデ・キリコやデ・ピージスなどの作品を展示したルイージ・ベリーニ・ギャラリーであったこともあり、また1834年から1846年までの間は、「ホテル・ド・ヨーロッパ」として運営され、当時のオーストリア首相のフォン・メッテルニヒ、後の皇帝アレクサンドル2世、作家のフランツ・リストなどが宿泊していた。本展ではその幾世期にもわたる軌跡を辿り、パリのポンピドゥーセンターやロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアムといった各国の主要な博物館や個人のコレクションから借用した、貴重な文書や優れた芸術品の幅広いセレクションを展示する。5月7日には、フェラガモ・ファミリーが各国の芸術界、文化界、ファッション界から多くの招待客を招いたオープニング・カクテル・パーティが開かれた。パーティでは、ゲストに振る舞われたワインに、19世紀初頭に流行したスポット「カフェ・デラルコ」のシグネチャーメニューだったレモンシャーベットが添えられた。(text:Miwa Ogata)
2015年05月26日