少女漫画界の巨星・大島弓子による自伝的コミックエッセイを、宮沢りえ主演でドラマ化した「連続ドラマWグーグーだって猫である」。この度、待望の続編となる「グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-」から、宮沢さんと猫の“グーグー”、前作からの続投キャストの長塚圭史、黒木華、田中泯、そして今回より参加する前田敦子が勢揃いしたポスタービジュアルが解禁となった。人気漫画家の小島麻子(宮沢さん)は、東京・吉祥寺の井の頭公園を望む自宅兼仕事場で、グーグー、ビーという名の2匹の猫と暮らしている。アシスタントのミナミ(黒木さん)は、麻子の非凡な才能に寄り添うように多忙な毎日を過ごしているが、漫画家としての独立を考え始めていた。そんな中、ミナミの後任としてアシスタント仲間の飯田(前田さん)が願い出るが…。原作は、1968年の漫画家デビューから数多くのヒット作を生み出してきた大島氏が、飼い猫たちとの愛しい日々を綴ったコミックエッセイ。2008年の映画化に続いて、2014年に連続ドラマ化された前作は、同年11月度ギャラクシー賞月間賞などに輝いた。そして約2年の歳月を経て、犬童一心監督のもと、主演の宮沢さんはじめ豪華キャスト陣と、脚本・高田亮、音楽・高田漣らスタッフも再結集して待望の続編が完成。今回は、前作では描き切れなかった“愛猫グーグー(good good)と過ごした15年8か月間”に起きた出来事を、原作の設定をもとに構築。長年のファンのみならず、本作から見る人も楽しめるようなオリジナルストーリーを作り上げている。到着したポスターでは、グーグーと幸せな時間を過ごした関わりある人々が勢揃い!グーグーと麻子の何気ない日常と心温まる物語を凝縮したような、ほっこりするポスタービジュアルとなっている。「連続ドラマWグーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-」は6月11日(土)より毎週土曜日22時~WOWOWにて放送開始(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2016年04月19日イギリスの劇作家、ジョン・フォードの代表作『あわれ彼女は娼婦』が今夏、東京・新国立劇場で上演される。17世紀に書かれ、兄と妹の禁断の愛を描いたこの戯曲は、実際にあった事件を参考につくられたもの。日本でも何度か舞台化された本作に今回挑むのは、浦井健治と蒼井優だ。舞台『あわれ彼女は娼婦』チケット情報ふたりは2012年、劇団☆新感線の『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』で共演して以来の再会。このときは完全なるコメディだったが、今回は非常にシリアスな物語だ。「『五右衛門~』のときは出演者みんな仲が良くて、常に笑っていたんです。その印象が強くて、久しぶりに蒼井さんと会ってもなんだか笑ってしまいます」という浦井。対する蒼井は「私も『五右衛門~』でシャルルという役をやっている浦井さんしか見ていない。でもその後作品を拝見するたびに違う人のように見えるので、今回は“知らない”浦井さんとお芝居をすることになるのかなと楽しみです」と語る。兄と妹との許されない愛を描く物語だが、脚本を読んだ感想を聞くと冗談交じりに「登場人物が多い!」と声をそろえるふたり。確かに、この作品はふたりを取り巻く周りの人々の思惑が折り重なって物語が展開していく。「一見共感しづらい作品に思えるけれど、脚本を読み進めると、決して近親相姦という部分がメインというわけではないことが見えてくる。兄妹間の純愛が軸にありつつも、そこから周りの憎悪やエゴが浮き彫りになってくる愛憎劇なんです」と浦井が一転真面目に話すと、蒼井は「浦井さんの言うとおりだと思います。だからこそ私たち兄妹はつっぱしらないといけない。それは自分たちの恋愛を表現するのではなく、作品がもつものを浮かび上がらせるために。そんなふうに今は思います」と続けた。演出を手掛けるのは栗山民也。浦井は『デスノート The Musical』で栗山演出を経験している。「栗山さんは、現場と作品に愛を持って挑まれる方だから安心感があります。栗山さんがもつ揺るがないビジョンに対して、自分が何を出せるか、つねに挑戦です」と決意を新たにする浦井。一方の蒼井は栗山にストレートプレイの演出を受けることが、かねてからの念願だったという。「一度だけ、宮沢賢治さんの作品の朗読劇でご一緒したことがあったんです。そのとき、事前の下調べの深さ、読解力のすごさに驚かされました。いつかこの人の演出を受けたいという願いが思いのほか早くかなってうれしいんです。栗山さんと同じくらいの熱量で稽古に挑まなくては……まずは登場人物の名前を覚えるところから頑張ります(笑)」公演は6月8日(水)から26日(日)まで、東京・新国立劇場 中劇場にて上演。一般発売は4月2日(土)。なお 、チケットぴあでは【ぴあスペシャルデー:6月25日(土)13時回】の最速先行《いち早プレリザーブ》を3月15日(火)11時から受付開始。また《プリセール》は3月21日(月・祝)10時より申込みを開始する。取材・文:釣木文恵
2016年03月14日イギリスの劇作家、ジョン・フォードの代表作『あわれ彼女は娼婦』が今夏、東京・新国立劇場で上演される。17世紀に書かれ、兄と妹の禁断の愛を描いたこの戯曲は、実際にあった事件を参考につくられたもの。日本でも何度か舞台化された本作に今回挑むのは、浦井健治と蒼井優だ。舞台『あわれ彼女は娼婦』チケット情報ふたりは2012年、劇団☆新感線の『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』で共演して以来の再会。このときは完全なるコメディだったが、今回は非常にシリアスな物語だ。「『五右衛門~』のときは出演者みんな仲が良くて、常に笑っていたんです。その印象が強くて、久しぶりに蒼井さんと会ってもなんだか笑ってしまいます」という浦井。対する蒼井は「私も『五右衛門~』でシャルルという役をやっている浦井さんしか見ていない。でもその後作品を拝見するたびに違う人のように見えるので、今回は“知らない”浦井さんとお芝居をすることになるのかなと楽しみです」と語る。兄と妹との許されない愛を描く物語だが、脚本を読んだ感想を聞くと冗談交じりに「登場人物が多い!」と声をそろえるふたり。確かに、この作品はふたりを取り巻く周りの人々の思惑が折り重なって物語が展開していく。「一見共感しづらい作品に思えるけれど、脚本を読み進めると、決して近親相姦という部分がメインというわけではないことが見えてくる。兄妹間の純愛が軸にありつつも、そこから周りの憎悪やエゴが浮き彫りになってくる愛憎劇なんです」と浦井が一転真面目に話すと、蒼井は「浦井さんの言うとおりだと思います。だからこそ私たち兄妹はつっぱしらないといけない。それは自分たちの恋愛を表現するのではなく、作品がもつものを浮かび上がらせるために。そんなふうに今は思います」と続けた。演出を手掛けるのは栗山民也。浦井は『デスノート The Musical』で栗山演出を経験している。「栗山さんは、現場と作品に愛を持って挑まれる方だから安心感があります。栗山さんがもつ揺るがないビジョンに対して、自分が何を出せるか、つねに挑戦です」と決意を新たにする浦井。一方の蒼井は栗山にストレートプレイの演出を受けることが、かねてからの念願だったという。「一度だけ、宮沢賢治さんの作品の朗読劇でご一緒したことがあったんです。そのとき、事前の下調べの深さ、読解力のすごさに驚かされました。いつかこの人の演出を受けたいという願いが思いのほか早くかなってうれしいんです。栗山さんと同じくらいの熱量で稽古に挑まなくては……まずは登場人物の名前を覚えるところから頑張ります(笑)」公演は6月8日(水)から26日(日)まで、東京・新国立劇場 中劇場にて上演。一般発売は4月2日(土)。なお 、チケットぴあでは【ぴあスペシャルデー:6月25日(土)13時回】の最速先行《いち早プレリザーブ》を3月15日(火)11時から受付開始。また《プリセール》は3月21日(月・祝)10時より申込みを開始する。取材・文:釣木文恵
2016年03月14日先日、2014年に宮沢りえ主演で放送された「グーグーだって猫である」の続編制作が決定した「グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-」。前作に引き続きお馴染みのメインキャストに加え、今回新たに前田敦子、イッセー尾形、西田尚美らも出演することが明らかになった。人気漫画家の小島麻子(宮沢りえ)は、自宅兼仕事場で“グーグー”“ビー”という2匹の猫と暮らしていた。アシスタントのミナミ(黒木華)は麻子の非凡な才能に寄り添うように多忙な毎日を過ごしているが、漫画家としての独立を考えていた。そんな中、ミナミの後任として飯田(前田敦子)が願い出るが…。原作は“グーグー”という飼い猫たちと作者・大島弓子との生活を綴ったエッセイ漫画。第12回手塚治虫文化賞短編賞を受賞し、2008年には小泉今日子主演で映画化されている。本作は2014年に連続ドラマW枠で放送されたドラマの続編で、主演の宮沢さんをはじめ編集者・大森役の長塚圭史、アシスタント・ミナミ役の黒木華、ホームレス役の田中泯といったキャストが引き続き出演している。そして今回続編から加わるキャストが決定。第1話から登場する麻子のアシスタント飯田千里役に前田さん。第2話からは、麻子の家に張り込みをさせて欲しいと頼みに来る初老の刑事・賀川役に、宮沢さんとは約12年ぶりの共演となるイッセーさん。第3話からは、麻子の大学時代の同級生・智子役に「白い巨塔」『図書館戦争』シリーズの西田さんが、自身の出身でもある広島の方言を駆使したキャラクターで新境地に挑んでいる。さらに「たけし軍団」のつまみ枝豆、「元毛皮のマリーズ」でいまは「ドレスコーズ」として活動する志磨遼平が出演し、新たな本作を彩る。また主演の宮沢さんと新キャストのひとり前田さんからコメントも到着。続編で再び演じる事が決定した宮沢さんは「初日は、麻子が自分の体にもう一度宿るまでに多少時間がかかり戸惑いはあったのですが、全く同じスタッフで、同じお家でグーグーに出会って時間を重ねると、あっという間に麻子が戻ってきて、身も心も自由に演じることができました」と役に入るまでに時間はかからなかったと語る。また『イニシエーション・ラブ』「ど根性ガエル」など話題作の出演が続く前田さんは「映画も観客としてみていました。なので今回のお話を頂いたときは素直に『やったー!』と思いました」と出演決定に喜びをコメント。さらに共演してお互いの印象を問われると、宮沢さんは「物怖じせず、その場所で心も体も縮こまらずにとても堂々としているところが飯田とすごく似ていますね。話をしているととても映画が好きらしくて、マニアック。それに、ロケ現場にロケバスで来るというところもすごくチャーミングだなと思います」とハマり役だと語り、また宮沢さんと2度目の共演となった前田さんは「とても贅沢な機会だと思っています。舞台の主役もたくさん経験されているりえさんの現場を引っ張っていく力はすごく、そのたくましさは圧巻です」と語っている。「猫と人間、人間と人間、猫と猫の交わりや心の交わりを皆さんに楽しんでいただけたら」と本作の魅力を語る宮沢さん。新キャストの加入で一体どんな新しい物語が繰り広げられるのだろうか。連続ドラマW「グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-」は6月、毎週土曜日22時~WOWOWにて放送予定(全5話)。(cinemacafe.net)
2016年02月27日WOWOWで2014年に放送された宮沢りえ主演の連続ドラマ『グーグーだって猫である』の続編『グーグーだって猫である2-good good the fortune cat-』が製作されることが7日、明らかになった。このドラマは少女漫画家・大島弓子の自伝的コミックエッセイをドラマ化したもので、パート2となる今作では、主人公・麻子(宮沢)と愛猫・グーグーたちとのふれあい、担当編集者・大森(長塚圭史)の結婚、麻子のアシスタント・ミナミ(黒木華)の独立、そして麻子とグーグーを引き合わせたホームレス(田中泯)の行方など、原作をもとにしたオリジナルストーリーを展開していく。監督は前作と同じ犬童一心。放送は6月予定。
2016年02月07日2014年に宮沢りえが主演を務め、小泉今日子主演の映画版を監督した犬童一心監督が自らまたメガホンをとったWOWOWの連続ドラマW「グーグーだって猫である」の続編製作が決定。宮沢さんに長塚圭史、黒木華、田中泯ら、おなじみのキャストが揃い、あのほっこり温かい世界観を再び届けることになった。本作は、少女漫画界の巨星、大島弓子の自伝的コミックエッセイのドラマ化第2弾。大島さんの原作を基に、前作では描ききれなかった“グーグーとともに過ごした”15年8か月の出来事をオリジナルストーリーで再び紡ぎ出す。大島さんの“分身”であり、柔和な雰囲気ながらも芯の通った主人公・小島麻子を演じるのは、映画『紙の月』で第38回日本アカデミー賞「最優秀主演女優賞」など、その年の各映画賞を総ナメにした宮沢りえ。連続ドラマ出演は、前作以来となる。また、前作に引き続き、編集者の大森役にはNHKの朝ドラ「あさが来た」の“炭鉱夫”で強い印象を残し、劇作家や演出家としても知られる長塚圭史。さらに、麻子のアシスタント、ミナミ役には、映画『小さいおうち』『母と暮せば』と好演を見せ、大河ドラマ「真田丸」ほか4月スタートの「重版出来!」で連ドラ初主演を果たす黒木華。前作で麻子と猫・グーグーを引き合わせたホームレスには、前クールの朝ドラ「まれ」でのコミカルかつ人間味あふれる職人役も記憶に新しい田中泯と、主要キャストが再集結。脚本は『そこのみにて光輝く』『セーラー服と機関銃-卒業-』の高田亮、音楽を『横道世之介』『箱入り息子の恋』の高田漣、そしてシリーズ構成と監督を犬童監督が務め、スタッフも続投する。空前の“猫ブーム”の中、約1年ぶりに帰ってくるグーグーと彼を取り巻く人々には今度も目が離せない。連続ドラマW「グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-」は6月、毎週土曜22時よりWOWOWにて放送予定(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2016年02月07日初演から36年が経った伝説の名作『元禄港歌―千年の恋の森―』に、宮沢りえが挑む。『近松心中物語』で知られる秋元松代の戯曲を初演と同じく蜷川幸雄が演出するこの舞台。許されない恋を抱えた瞽女を演じる宮沢は、情感あふれるこの物語にどう命を吹き込むのか。舞台『元禄港歌 -千年の恋の森-』チケット情報物語の舞台となるのは、江戸は元禄の時代の播州の港町。秘密を背負った母子、結ばれない男女など、瞽女の一行と大店の人々をめぐる幾重にも重なった宿命が、哀しく切なく描かれる。「野田秀樹さんや唐十郎さんといった、自分がこれまでやってきた舞台とはまったく異なる世界観の作品。女の情念みたいなものをそのままさらけ出すような、演じたことのない役でもあるので。蜷川さんがまた私にハードルを与えてくださったなと受け止めています」。演じる瞽女の初音は、これまでに太地喜和子や富司純子が演じてきた役。盲目の女芸人として生きる純粋な覚悟や女性としての激しさ、さまざまな情感を体現することを求められる。「目が見えない人間には何が見えるのか。目に映らないものが心にどう映るのか。そういう探求がこれから待っているかと思うとすごく楽しみなんです。深く考えれば考えるほど見えてくるものがあると思うから、その思索を大事にしたいですね」。瞽女一行をまとめる母のような存在を市川猿之助が演じるが、女方の共演はかつて坂東玉三郎と経験している。「女方の表現とどう交われるのかっていうのは、今度も緊張しますけど、だからこそ楽しみです。学ばせていただくこともきっといっぱいあるだろうなと思いますし、私も私なりにお返しできるような表現ができたらいいなと思いますし。ただ、お芝居というのは肉体ではなく魂の問題だと思うから。男性の猿之助さんも女性の私も同じところにいるんじゃないかなと思っています」。まさしくその魂が自由な人なのだろう。「お芝居のなかでは、誰を愛しても殺してもいい(笑)。不思議な仕事だなと思うけど、そういう意味では、お芝居をしているときがいちばん、身も心も自由になれて、深く呼吸ができる気がします」。今の時代にはない人間の関係や感情が描かれるこの舞台でもきっと、自在にあふれるものを見せてくれるはずだ。「今この作品をやる意味、私が参加させてもらう意味というのがあると思うので、それをちゃんと自覚しながら、この時代の人たちの思いを伝えることに試行錯誤したいです」。伝説の舞台は、心震わせるものをもたらしそうだ。公演は2016年1月7日(木)より東京・シアターコクーン、2月6日(土)より大阪・シアターBRAVA!にて上演。現在、ほぼ完売状態の東京公演は、チケットぴあにて立見券を発売中。取材・文:大内弓子
2015年12月11日2016年より放送開始予定のTVアニメ『文豪ストレイドッグス』より、国木田独歩(cv. 細谷佳正)、江戸川乱歩(cv. 神谷浩史)、谷崎潤一郎(cv. 豊永利行)、宮沢賢治(cv. 花倉洸幸)のキャラクターアニメ立ち絵ビジュアルが公開された。○TVアニメ『文豪ストレイドッグス』登場キャラクター紹介■国木田独歩 (cv. 細谷佳正) 能力名:独歩吟客異能力集団「武装探偵社」の一員。表紙に「理想」としたためた手帳を携行し、そこに記した内容を人生の道標としている。四角四面な堅物でスケジュールが狂うことを何よりも厭うが、自由人の太宰を相棒とするため苦労が絶えない。■江戸川乱歩 (cv. 神谷浩史) 能力名:超推理異能力集団「武装探偵社」の一員で名探偵。同僚たちからも一目置かれる鋭い観察眼を持ち、警察から依頼された難事件を解決に導いている名探偵。自信家で、ふてぶてしく子供っぽい言動が目立つ。座右の銘は「僕がよければすべてよし」。■谷崎潤一郎 (cv. 豊永利行)前髪をピンで留め、ダボダボのシャツを着た軟派そうな青年。■宮沢賢治 (cv. 花倉洸幸) 能力名:雨ニモマケズ異能力集団「武装探偵社」の一員。社長のスカウトを受けるまで、電気も通っていない田舎で暮らしていた。疑うことを知らず、どんな相手とも話せば分かり合えると考えている。街の"さまざまな人"から「賢ちゃん」と呼ばれ交友が広い。TVアニメ『文豪ストレイドッグス』は2016年放送予定。そのほか詳細は公式サイトをチェックしてほしい。(C)2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
2015年11月30日今年7月に広告代理店を退社した牧野圭太さんが設立したデザイン会社「文鳥社」。その取り組みのひとつが、短編を一編ずつ本にした文鳥文庫。長くてもたった16ページだ。「もともと本が好きで、スマホやSNSの普及により本があまり売れなくなったことが少し残念でした。短くてもとても深い物語はたくさんありますが、短編集になると分厚くなり、読まれないものもある。忙しい今の社会でも、物語に触れるきっかけができたらいいなと考えました」紙媒体で読む魅力は「手元に存在していること」と牧野さん。「電子書籍は、情報が固定されていません。紙は情報を“そこに固定する”ことができる。だからモノとして大切にしたくなると思います」慈しみたくなる美しさと繊細さがあるこのシリーズ、デザインは博報堂の柴田賢蔵さん。第一弾の8作は、牧野さんセレクトの古典名作。今後もラインナップを増やしていく。◇現在、主なお店は代官山の蔦屋書店と下北沢の本屋B&B。文鳥社のサイトで通販も()。1冊150円、8冊セットは1200円。新しい作家や書き下ろし、地域限定版の企画も構想中。◇左から『走れメロス』太宰治、『注文の多い料理店』 宮沢賢治、『白』 芥川龍之介、『変な音』 夏目漱石、『堕落論』 坂口安吾、『檸檬』梶井基次郎、『手袋を買いに』 新美南吉、『高瀬舟』 森鴎外※『anan』2015 年11月25日号より。写真・水野昭子文・瀧井朝世
2015年11月24日シュッピンは10月20日、MS-Optics社と共同開発したライカMマウント対応の単焦点レンズ「REIROAL(玲瓏) M35mm F1.4 MC プラチナクローム」の予約受付を、同社の運営する「マップカメラ」にて開始した。11月初旬から100本限定で発売する。販売価格は税込143,800円だ。REIROAL M35mm F1.4 MC プラチナクロームは、マップカメラ初のオリジナルレンズ。ライカのSummilux 35mm F1.4 1stモデルに近い構造を採用しており、絞り値によって大きく変わる描写が特徴だ。宮沢賢治の詩「青森挽歌」に登場する「玲瓏レンズ」という一節が名前の由来となっている。主な仕様は、レンズ構成が4群6枚のガウスタイプで8面マルチコート、画角が62度、絞り羽根枚数が12枚(円形絞り)、最短撮影距離が0.85m、最大撮影倍率が0.045倍、フィルター径が39mm(P0.5 逆ねじ込み式)となっている。フードを除いたサイズは最大径φ49mm×全長23mm、重量は90g。レンズ外装はプラチナ塗装。
2015年10月20日東京国立博物館で10月2日と3日に、移動映画館のキノ・イグルーと共催で「博物館で野外シネマ」が開催される。昨年行われた第1回目では、2日間で計8,600人の来場者を迎え、大好評を博した「博物館で野外シネマ」。第2回目となる今年は、宮沢賢治による名作を、ますむらひろしによる猫のキャラクターで長編アニメーション化した、杉井ギザブロー監督作『銀河鉄道の夜』を上映。より多くの人々が楽しめるよう、前回よりも大きなスクリーンで上映される予定だ。なお、同作の上映日限定で、夜間開館も実施。特別展「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」などを、映画鑑賞後に観覧することが出来る。その他、当日は「博物館でアジアの旅」も開催しており、アジアの展示やイベントとともに、アジア料理やアジアビール、コーヒーなども楽しめる。【イベント情報】「博物館で野外シネマ」会場:東京国立博物館本館前住所:東京都台東区上野公園13-9会期:10月2日~3日時間:19:00~料金:無料 ※当日の入館料は有
2015年09月28日女優の宮沢りえが、TOKIO・長瀬智也主演で宮藤官九郎監督がメガホンを取る映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016年2月6日公開)に出演することが24日、発表された。宮沢が宮藤監督の作品に出演するのは、今回が初となる。本作は"地獄"を舞台に描かれる、宮藤監督の完全オリジナル作品。地獄専属ロックバンド地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギターで地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK(長瀬)と、17歳の若さで地獄に落ちながらも、大好きなクラスメイトに会いたい一心で生き返りを目指す大助(神木隆之介)の地獄めぐりの様子を描く。宮沢が演じているのは、大助が思いを寄せるヒロイン・ひろ美の20年後の役。宮沢は「宮藤さんはお仕事をしたいなぁと思う人の1人でしたので、オファーを受けて即答しました」と前々から宮藤監督の仕事の魅力に惹かれていたことを明かし、「脚本を読んで、多少戸惑いはありましたが、振り切れた世界に、絶望と希望がまみれていて、参加できて、心からうれしいです…」と念願の夢がかなったことに歓喜。「今回はヒロイン的なポジションですが、またのチャンスがあれば、振り切り枠に、呼んでいただきたいな…と思ってます」と次作への出演も熱望している。一方の宮藤監督は、「ひろみ役は『たたずまいが印象的な大人の女性』が良いと思い、ダメもとで宮沢さんにお願いしましたところ、演っていただけるということで、とりあえずビックリしました」とコメント。「現場では、テストの時点でほぼ言う事がなく、スタッフの手前、なんか言った気もしますが、その度に芝居が変化し、その柔軟さにうならされました」とその演技力を絶賛している。また、宮沢から次作に向けての熱烈ラブコールを受け、「(『本当は地獄に出たかった』と言っていただきましたので)次はわちゃわちゃの方でお願いしたいです」と期待を寄せた。また、宮沢のほか4人の追加キャストも発表。地獄のガールズバンドのドラマー役にシシド・カフカ、ベーシスト役に清、大助の母親役に坂井真紀、そして役どころは明かされていないが荒川良々の出演も決定した。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2015年09月24日ブルガリの回顧展が始まる前夜パーティーに招待された『宮沢りえ』さん! ブルガリ ジャパン株式会社は11月29日まで、回顧展【アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝】 (THE ART OF BVLGARI 130YEARS OF ITALIAN MASTERPIECES) を東京国立博物館の表慶館で開催する。130年以上の長きにわたる250点ほどの華麗な作品が展示される回顧展の前夜に実施された盛大で華やかなパーティーに、国内で知られている『宮沢りえ』さんが招待された。日本の歌手やモデルとともに、世界のセレブたちが集まったパーティーで『宮沢りえ』さんはブルガリの煌めく高価なジュエリーを身につけ、濃いグリーン系のエレガントなロングドレスで登場した。『宮沢りえ』さんは、「どんな時も美しい宝石を纏うと、背中に優雅な羽が生えてフワッと、自分が望む場所へ飛んで行けるような感覚が心と身体を満たします」 (引用元はブルガリ ジャパン株式会社のプレスリリース PR TIMESより)と語った。『宮沢りえ』さんについて1973年生まれで東京都出身。歌手やファッションモデルおよび女優など幅広く活躍している。映画「紙の月」では第27回東京国際映画祭 最優秀女優賞や、ヨコハマ映画祭 主演女優賞など数多くの賞を獲得しており、今後のさらなる活躍を期待したい。(画像はプレスリリースより)【参考】・ブルガリ ジャパン株式会社 プレスリリース (PR TIMES)・Rie Miyazawa Official (facebook)
2015年09月12日10月2日(金)と3日(土)、東京国立博物館にて野外上映イベント「博物館で野外シネマ」が開催。杉井ギサブロー監督作のアニメーション『銀河鉄道の夜』が上映される。今年で2回目の開催を迎える「博物館で野外シネマ」。第一回目開催時には、『バケモノの子』が公開中の細田守監督作『時をかける少女』を上映し、8,600人もの来場者数を記録した。昨年と同様、移動映画館として活動する「キノ・イグルー」との共催で実施される今年は、1985年公開のアニメーション『銀河鉄道の夜』を上映。本作は、猫のキャラクターを登場人物に、多くの宮沢賢治原作の漫画化を手掛けるますむらひろしの漫画原作を、『タッチ』『あらしのよるに』などの杉井ギサブローが映画した作品。来年生誕120周年を迎える宮沢賢治は、東京国立博物館を愛し、足しげく通ったことが短歌や手紙に残されていることから、本作がセレクトされた。また、開催日の2日間は特別展「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」を含め、22時までの特別夜間開館を実施。さらに、同じく特別展の「博物館でアジアの旅」期間中つき、アジアの展示やイベントとともに、アジア料理の屋台やアジアビール、コーヒーなども楽しむことができる。秋の夜長のお出かけ先としてチェックしてみて。「博物館で野外シネマ」は、10月2日(金)、3日(土)東京国立博物館にて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年09月10日東京国立博物館は、移動映画館「キノ・イグルー」との共催によるイベント「博物館で野外シネマ」を開催する。開催日時は10月2日/3日 19:00~(1時間40分程度)。会場は東京都・上野の東京国立博物館本館前(上野公園内/野外開催時は人数制限無し、雨天時は先着380名で平成館大講堂にて実施)。鑑賞料は無料だが、当日の入館料(一般620円、大学生410円)が必要。「博物館で野外シネマ」は、東京国立博物館の本館前で映画を鑑賞できるイベントで、今回で2度目の開催となる。第2回の上映作品は、杉井ギサブロー監督によるアニメーション映画「銀河鉄道の夜」(1985年、KADOKAWA)。宮沢賢治は東京国立博物館を愛し、足しげく通ったことが短歌や手紙に残されている。ちなみに、多くの人が観覧できるよう、第1回よりも大きなスクリーンを用いるとのこと。加えて、上映期間中はアジアンフードを提供するケータリングカーが登場し、映画とともに食事を楽しむことも可能だという。また、「博物館で野外シネマ」上映日は、特別展「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」(入館料とは別途料金が必要)を含め、22:00まで(入館は閉館の30分前まで)の特別夜間開館を実施。そのため、映画鑑賞後に展示室を観覧することが可能だ。同館はこのイベント開催に際して、「今回の企画により、今まで博物館に来る機会のなかった方にも、賢治同様に博物館をお楽しみいただきたいと思います」とのコメントを寄せている。なお、同イベントの参加に際して事前の申し込みは不要。このイベント以降も宮沢賢治関連の催事は予定されており、10月17日 14:00~16:00には宮沢賢治にまつわる曲を四重弦楽により奏でる演奏会「宮沢賢治生誕120周年記念特別演奏会」(会場:平成館ラウンジ)が開催される。こちらも事前申し込み不要で鑑賞料は無料(入館料別途)とのこと。
2015年09月08日女優の宮沢りえが9月7日(月)、東京国立博物館で行われた展覧会「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」のガラ・パーティに、ブルガリ(BVLGARI)の高級ジュエリーを身につけて出席した。「まるでアートですね。身につけると、背中羽根が生えて、どこまでも飛べるような気がする」と夢見心地の宮沢さん。3,090万円のネックレスをはじめ、486万円のイヤリング、2,920万円のジュエリーウォッチ、55万円のバッグが宮沢さんの美しさを一段を引き立てていた。ちなみに、ドレスはラルフローレン(Ralph Lauren)だといい、「今日はジュエリーが主役ですから、できるだけシンプルに。宝石たちと仲良くなるグリーンを選んだ」のだとか。9月8日(火)から開幕する同展では、130年以上にわたる歴史が生み出した壮大なコレクションの中から、希少なアーカイブ作品約250点を展示。創業者ファミリーが手がけた銀の装飾品やアールデコ様式をはじめ、イングリッド・バーグマン、グレース・ケリー、ソフィア・ローレンら国際的な知名度を誇る女優たちがまとったジュエリーや、エリザベス・テイラーが映画『クレオパトラ』で着た衣装、結婚した俳優のリチャード・バートンから贈られたジュエリーなども披露される。ブルガリグループCEOのジャン-クリストフ・ババン氏は、「世界で最も重要な市場のひとつである日本に対する賛辞の印として、日本で大規模な回顧展を開催することは、私たちの長年の願いでした。このたび国内有数の博物館のご協力を得て、ついにその願いが実現することとなり、大変うれしく思っております。ご来館いただいた皆様には、ローマに根差した独自の伝統に支えられて130年以上続くブルガリのイノベーションの広がりとパワーをご覧いただけることでしょう」とコメントを寄せている。(text:cinemacafe.net)
2015年09月07日センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ(SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH)が8月21日より、15-16SSシーズンに引き続き、女優の宮沢りえをモデルに起用した15-16AWのイメージビジュアルを展開する。今回の撮影を手掛けたのは、11年に「イエール国際モード&写真フェスティバル」のファイナリストにノミネートされ、若手作家の登竜門として知られる「FOAM Talent」にも選出された、女性現代美術家のイナ・ジャン(INA JANG)。ブランドの広告ビジュアルのフォトグラファーには珍しい、商業写真家ではなく、生粋の現代美術家を起用。商業性と芸術性が融合した現代的なイメージビジュアルに仕上がった。今回は、“anonymous=匿名”をテーマに、宮沢りえに内在する“女としての尊厳”や“存在するだけで人の心を動かす力”といったエネルギーをビジュアル化したものとなっている。同ビジュアルで宮沢りえは、ロングシルエットのワンピースや、オーバーサイズのガウンコート、ベージュカラーやデニムなど、15-16AWコレクションのテーマである“70’s folklore(フォークロアテイストを取り入れた、ノスタルジックで祖族な70年代スタイル)”を代表するアイテムを着用した。今回のビジュアルについて、宮沢りえは「センスオブプレイスは、古田新太さんを起用した15年春のイメージビジュアルがとても刺激的で、創作の方向性にも好感を持ちました。世界で活躍するフォトグラファーたちとセッションすることで、一緒に面白い作品を作れればと思い、今回のオファーをお引き受けしました」とコメントを寄せている。
2015年08月20日SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH(センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ)は、8月21日より俳優・宮沢りえを起用した2015年 秋冬のイメージビジュアルを展開する。このたび公開されたイメージビジュアルには、フォトグラファーとして、ニューヨークを拠点に活躍する現代美術家・INA JANG(イ ジ ン)が招請された。アパレル企業の広告ビジュアルを、商業写真家ではなく現代美術家が手がけるケースは珍しい。今回発表されたビジュアルのテーマは「"anonymous"=匿名」。現代女性の憧れである宮沢りえに内在する「女しての尊厳」や「存在するだけで人の心を動かす力」 といったエネルギーのビジュアル化に挑戦したとのこと。宮沢りえ、INA JANG、そしてクリエイティブディレクターも含め女性で構成された制作体制だったことも、このテーマを象徴しているという。なお、同ブランドでは2015年春のビジュアルに俳優・古田新太がレディスファッションに身を包んだビジュアルを発表して注目を浴びたこともある。この次に発表された2015年春夏ビジュアルでも宮沢りえが起用されており、このときはカメラマンのQUENTIN JONES(クエンティン・ジョーンズ)が撮影を担当した。
2015年08月20日都心で星空を気軽に楽しむことができる六本木ヒルズ展望台東京シティビューにて、夏季限定イベントとして七夕の星空観察会やペルセウス座流星群解説セミナー、キッズワークショップなどが開催される。海抜270mの関東随一の高さを誇る六本木ヒルズ展望台東京シティビューでは、「六本木天文クラブ」として星空観察会や、天文の専門家“星のソムリエ”による天文セミナ―・ワークショップなどの天文イベントを開催している。参加者の約7割が女性である本クラブは、特別な会員組織ではなく、一年を通じて行うイベントには誰でも参加が可能であり、昨年は約17,000人の参加。“都会の星の聖地”として、国内のみならず、外国人観光客や海外メディアからも、眺望のベストスポットとして注目されている。このほど決定した夏季限定イベントでは、「七夕特別星空観察会」をはじめ、三大流星群の一つである「ペルセウス座流星群」の解説セミナー、自由研究にぴったりのキッズワークショップなど、カップルや、友人同士、家族と一緒に楽しめるイベントが多数開催される。7月7日(火)の七夕に開催される「七夕特別星空観察会」では、天文学の専門家と一緒に織姫・彦星や夏の大三角、土星などを観察。尚、毎年7月7日(クールアース・デー)は、環境省が推進する「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」により、東京タワーをはじめ、街の明かりが消灯されるため、星空観察にはうってつけの日となる。8月12日(水)開催の「ペルセウス座流星群解説セミナー」では、天文学の専門家が、夏の風物詩として定着しているペルセウス座流星群の観察のポイントや楽しみ方をレクチャー。13日の未明に特に多く出現するというペルセウス座流星群を見るための、事前セミナーとして開催される。8月20日(木)には、「伝統的七夕特別星空観察会」とキッズワークショップ「天体望遠鏡をつくろう」が開催。旧暦の七夕にあたるこの日に、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の中で“サファイアとトパーズ”と表現される美しい星「アルビレオ」を探す星空観察会と、子どもたちが月のクレーターや土星のリングもばっちり見える本格派望遠鏡を作るワークショップが開催される。都心で星空をのんびり眺めながら、星についての知識を身につけることができる本イベント。夏の夜のお出かけスポットとして、ぜひチェックしてみて。<開催概要>「七夕特別星空観察会」日時 :7月7日(火)20:00~22:00場所 :東京シティビュー「スカイデッキ」(森タワー屋上)参加費 :無料(東京シティビュー/スカイデッキへの入場券(一般2,300円)が必要です。)定員 :なし「ペルセウス座流星群解説セミナー」講師 :泉水朋寛氏(星のソムリエ/アストロアーツ)日時 :8月12日(水)20:00~21:00場所 :東京シティビュープレゼンテーションルーム(六本木ヒルズ森タワー3F)定員 :50名参加費 :2,300円(セミナー参加料金で、52F展望回廊、スカイデッキ、森美術館にも入館可。)「伝統的七夕特別星空観察会」日時 :8月20日(木)19:00~21:00場所 :東京シティビュー「スカイデッキ」(森タワー屋上)定員 :なし参加費 :無料(東京シティビュー/スカイデッキへの入場券(一般2,300円)が必要です。)キッズワークショップ「わくわくドキドキ星空観察六本木天文クラブpresents天体望遠鏡をつくろう」日時 :8月20日(木)17:00~18:30場所 :東京シティビュープレゼンテーションルーム(六本木ヒルズ森タワー3F)参加費 :6,000円※星空観察会開催の場合、参加者及び同伴者2名までスカイデッキへ入場可定員 :20名対象年齢 :小学生~中学生(text:cinemacafe.net)
2015年06月23日アーバンリサーチのブランド春夏イメージビジュアルに登場する『宮沢りえ』さん株式会社アーバンリサーチの運営する、ファストファッションのブランドSENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH“春夏イメージビジュアル”の第2弾に、人気女優の宮沢りえさんが登場する。6月16日から公開されるビジュアルについて、ワールドな流行を大事にしながらも【質】にこだわることで、同社のクオリティを具体化するイメージに仕上げられている。2種類あるビジュアル宮沢さんが登場しているビジュアルは2タイプあり、一つ目は鮮明な印象のイラストと、魅力的で艶やかな表情とともに色鮮やかな生け花のバックグラウンドが調和された華麗な1枚。もう一つは印象に残るピンクカラーの直線的なバックに、涼しげな表情を演出しているグラフィック的な1枚だ。宮沢りえさんについて1973年生まれで東京都出身。女優またファッションモデル。10代のころからモデルとして活動し、映画やテレビ、歌手、舞台およびCMなど幅広く活躍している。また数々の賞を受賞しており、2014年には映画「紙の月」で主演を務め、第27回:東京国際映画祭 最優秀女優賞を獲得した。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社アーバンリサーチ プレスリリース (PR TIMES)・株式会社アーバンリサーチ
2015年06月19日宮沢和史(ex THE BOOM)が6月12日より、ソロとなって初のツアー「弾き語りツアー寄り道2015『連れづれなるままに...』」をスタートさせた。【チケット情報はこちら】同ツアーは8月23日 (日)福島・いわきPITまで、12の会場で行われる。8月1日(土)の東京・渋谷公会堂公演にはTRICERATOPSがゲスト出演。2013年に夏限定で結成された宮沢和史&TRICERATOPSによるバンド「MIYATORA」が一夜限りの再結成を果たす。ツアーのスタートに際し、宮沢は「今回のツアーでは、自身の音楽的ルーツ、音楽の旅の軌跡を全部聴かせる、ここまでの総集編でもあります。レゲエ、ロック、ブラジル、フォーク、ニューミュージック、演歌、沖縄民謡などなど。カバー曲と自作曲は半々、カバーのがちょっと多いかな?どうかな??詩も朗読します!!」とコメントを寄せている。7月5日(日)稚内公演までのチケットは発売中。そのほか、8月1日(土)東京公演から9日(日)福岡公演までのチケットは7月5日(日)、8月14日(金)京都公演から21日(金)愛知公演までのチケットは7月11日(土)、8月23日(日)福島公演のチケットは7月18日(土)一般発売開始。■弾き語りツアー寄り道2015『連れづれなるままに...』6月17日(水)石垣島 ~島野菜カフェリハロウビーチ~ 野外ステージ(沖縄県石垣市)7月3日(金)Zepp Sapporo(北海道)7月5日(日)稚内えびなイベントホール(北海道)8月1日(土)渋谷公会堂(東京都)8月7日(金)松山EBC Vivit Hall(愛媛県)8月9日(日)都久志会館(福岡県)8月14日(金)京都府民ホールALTI(京都府)8月15日(土)いずみホール(大阪府)8月21日(金)中電ホール(愛知県)8月23日(日)いわきPIT(福島県)★★以下のリンクより「宮沢和史」をお気に入り登録して、情報をゲットしよう!
2015年06月16日女優の宮沢りえが、来秋に公開される映画『湯を沸かすほどの熱い愛』に主演することが10日、明らかになった。宮沢が今回演じるのは、会う人すべてを包みこむような、豊かな母性にあふれた女性・双葉。ある日突然、余命宣告を受け、"終活"として4つの行動を決意する。それは、「失踪した夫を連れ帰り、休業していた家業の銭湯を再開させること」「気が優しすぎる娘を独り立ちさせること」「娘をある人に合わせること」で、残りの1つは家族も知らない秘密だった。笑いあり涙ありな家族愛を描く。本作で監督を務めるのは、自主製作映画『チチを撮りに』が、ベルリン国際映画祭ほか、国内外10を超える映画祭で絶賛された中野量太氏。中野監督にとってはこれが商業用長編デビュー作となり、脚本も自ら手がけたオリジナルで挑む力の入れよう。宮沢の娘役には、日経トレンディが選ぶ「2015年の顔」に選出され、今年は『トイレのピエタ』、『愛を積むひと』など立て続けに出演映画の公開が続く若手女優・杉咲花を抜てきした。脚本に引かれて出演を決めたという宮沢は、「中野監督の思いのこもった脚本に私の心も沸かされました」と振り返り、「すてきな共演者の方々と、この作品に携われる喜びをガソリンにし、タイトルに負けないくらい燃え尽きたいと思います」と作品にかける熱い思いを語った。一方の宮沢と初共演となる杉咲も、「脚本を読みながら、"お母ちゃん"のセリフがどんどん、りえさんの声として身体に響いてきました。すてきなお母ちゃんの娘になることができて、光栄に思います」と喜び、「きっと、誰かのお母さんである方々にとっては、お母ちゃん(双葉)は羨ましくて、尊敬できるひとだと思います。お母ちゃんは、最高です」とその役柄も褒め称えた。中野監督は、「いつか宮沢さんと一緒に映画を作りたいと思っていました」と念願がかなったことを明かし、「熱い愛と深い哀しみを背負った双葉役を、宮沢さんがどう演じるのか? 想像できる様でできないんです。それはきっと想像してもその想像を超えてしまうだろうと思っているから」と分析。「宮沢さん演じる双葉を一番見たいのは、僕です」と撮影に向けて期待を寄せている。宮沢は、『八日目の蝉』で知られる小説家・角田光代の小説を『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が映画化した『紙の月』(2014年)で、東京国際映画祭・最優秀女優賞や日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞をはじめ、2014年の賞レースを総なめに。それに続く映画出演作には、大きな注目が集まっていた。映画は、6月7日からクランクイン。7月2日にクランクアップする予定だという。
2015年06月10日宮沢りえが主演映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で、でっかい母性を持った“おかあちゃん”を演じ、若手女優の杉咲花と母娘役で共演することが発表された。本作は、余命宣告を受けたちょっと破天荒な母の“終活”を描く家族の物語だ。本作は、死期を悟った双葉が、絶対にやっておくべき4つのこと(1、失踪した夫を連れ帰る。2、休業していた家業の銭湯を再開させる。3、気が優しすぎる娘を独り立ちさせ、ある人に合わせる。そして4、家族も知らない双葉だけの秘密)に取り組む姿が描かれる。杉咲は、『トイレのピエタ』『愛を積むひと』など出演作が立て続けに公開されている注目の女優で、母・双葉の大きな愛に包まれ、病に侵された母を強く支えていく娘・安澄を演じる。監督は、自主製作『チチを撮りに』が、ベルリン映画祭ジェネレーション部門に選出・上映されるなど、国内外の映画祭で高い評価を集めた中野量太。宮沢は「中野監督の想いのこもった脚本に私の心も沸かされました。そして、素敵な共演者の方々と、この作品に携われる喜びをガソリンにし、タイトルに負けないくらい燃え尽きたいと思います」と語り、杉咲は「脚本を読みながら、“お母ちゃん”のセリフがどんどん、りえさんの声として身体に響いてきました。素敵なお母ちゃんの娘になることができて、光栄に思います」とコメントを寄せている。中野監督は「『生』を描きたいから『死』を描きます。人はひとりじゃ生きていけないと思うから『家族』を描きます。誰もが感じ得るテーマを、独自の視点と感性で、唯一無二の映画にしたいと思っています」といい、宮沢について「熱い愛と深い哀しみを背負った双葉役を、宮沢さんがどう演じるのか?…想像出来る様で出来ないんです。それはきっと想像してもその想像を超えてしまうだろうと思っているから。宮沢さん演じる双葉を一番見たいのは、僕です」と話している。映画は、6月7日にクランクインしており、7月2日にクランクアップを迎える予定。『湯を沸かすほどの熱い愛』2016年秋全国公開
2015年06月10日「ももいろクローバーZ」(百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏)が初主演を務める舞台「幕が上がる」の開幕を前に4月30日(木)、リハーサルの模様が公開され、原作小説、劇場版とはまた違った物語が明らかになった。平田オリザが発表した青春小説を「踊る大捜査線」の本広克行監督が2月公開の映画に続いて「ももクロ」主演で舞台化。弱小の高校演劇部が、かつて“学生演劇の女王”の異名をとった新米教諭を顧問に迎え、全国大会出場を目標に奮闘するさまを描き出す。※以下、物語の内容や演出に踏み込んだ記述が出てきます。ご注意ください。舞台版の物語は演劇部の練習場となっている美術室のシーンで始まるのだが、上演開始の15分ほど前からすでに部員のひとりが“早練”で壇上に姿を見せ、台本を読みこんでおり、さらに高城さん演じるガルルが廊下をアラレちゃんのように「キーン!」などと意味不明の言葉を発しながら高速で走り抜けるなど、一風変わった演出で観客を楽しませる。また、開演前の注意のアナウンスを行なったのは百田さん!携帯電話についての注意や非常口の案内を行なった後に「百田でした!」と語ったが、全公演を通じて百田さんが務めるのか?それとも日替わりでメンバーが行うのかは不明…。この舞台版は原作者の平田さんが自ら脚本を執筆しているが、原作小説、映画と大きく異なるのは、舞台に出てくるのが「ももクロ」が演じる演劇部の主要メンバー5人(3年生4人と2年生1人)と彼女たち以外の7人の女優が演じる2年生、1年生部員――つまり合計12名の演劇部員のみで、親や教師といった大人が一人も登場しないという点。映画では黒木華が演じた吉岡先生が鮮烈に登場し、演劇部を導くさまが描かれるが、この舞台では吉岡先生が学校を去ったのち、百田さん演じる部長・さおりを中心に、生徒たちが苦悩し、もがきながらも自分たちの力で前進していく過程が描かれている。そして、舞台版の大きな見どころと言えるのは劇中劇の「銀河鉄道の夜」。映画では、演劇部の大会での上演演目である「銀河鉄道の夜」の描写はごく一部のシーンでしか見られなかったが、舞台版ではその稽古の模様がかなり詳細にわたって描かれている。劇中劇の描写によって登場人物たちの心情が映し出されるような場面もあり、この舞台の重要な要素となっている。また「銀河鉄道の夜」の作者・宮沢賢治は岩手県の出身だが、それも踏まえてこの舞台版では2011年の東日本大震災に関係する描写や設定も加えられている。この部分に関しては、リハーサル前の記者会見でも、メンバーが「ビックリしました。まさかこんなエピソードが…」と驚きを漏らしていたが、そこで語られるセリフは「きっと日本中のみんなが持っていてくれるんだろうという言葉であったりしたので、だからこそしっかりと届けて、胸にグサッと刺さればと思います」とも!また、ファンにとって嬉しいのは、随所に見られる、メンバーが歌うシーン。部室で、屋上で、そしてカラオケボックスで!決してミュージカル調ではなく、あくまで物語の中で自然に歌声が挿入されているのだが、誰が何を歌うのかは見てのお楽しみ!基本的にストーリーはほぼ原作に沿った形で進むのだが、シチュエーションやそれぞれのセリフなどは、ほとんど舞台オリジナルとなっている。同時多発的にあちこちで会話が始まり、重なり合う平田さん独特のセリフ回しも健在!原作小説を読んでいる人も、すでに劇場で映画を見た人も新鮮な気持ちで高校生たちが時に悩み、ぶつかり合いながらも成長を遂げていくさまを楽しめる作品となっている。舞台「幕が上がる」は5月1日(金)よりZeppブルーシアター六本木にて開幕。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日乃木坂46元メンバーでモデルの宮沢セイラ、お笑いコンビ・フォーリンラブのバービーが3日、千葉県内のスポーツクラブで行われた特集番組『WOWOWテニスデー』の収録に参加した。WOWOWでは、4月19日に『WOWOWテニスデー』と題したテニス番組を特集。日本人初・世界ランキング1位の錦織圭選手に焦点を当てた、「錦織圭という奇跡!」(13:00~)、「錦織圭だけじゃない! 新旧スーパースター列伝!」(15:15~)、「錦織圭 グランドスラム制覇への道!」(17:45~)を約8時間に渡って放送する。また、番組内では、宮沢とバービーが、テニスのレッスンや試合に挑んでいる。テニス初心者の宮沢は、レッスンを終えると、「スッキリしてストレス発散になる。当たった時の音が気持ち良い。趣味でやってもいいかなと思った」とすっかりハマったようで、「初心者でも楽しめるスポーツなので、番組を通して盛り上げていきたい」と笑顔でアピール。一方、テニス歴10年でインストラクター経験もあるバービーは、大活躍している錦織選手に対し、「テニスで食えないのは日本の常識だったけど、錦織くんのようなスターが現れた。上に行けば華やかな世界があるんだと、希望を与えてくれた」と喜びの表情を浮かべた。また、同番組で初共演した2人だが、担当コーチと共に宮沢を指導したバービーは、「セイラちゃんは『格好良い~!』って言って、コーチの腕の筋肉しか見てなかった」と含み笑いで暴露しつつ、「サーブ、ストローク、ボレー、スマッシュは一通り出来た。言ったことをすぐに実践して筋が良い」とその素質を称賛。元サッカー選手の宮澤ミシェルを父親に持ち、自身もバレエやサッカー、マラソンなどの経験を持つ宮沢は、「全部制覇して、スポーツと言ったら宮沢セイラと言われたい」と意気込むと、バービーは、「ポスト水野裕子!」と太鼓判を押していた。
2015年04月04日宮沢りえが映画『紙の月』の演技で、2月27日(金)に開催された「第38回日本アカデミー賞」授賞式で最優秀主演女優賞を受賞。宮沢さんはオープニング時は赤いドレスで出席したが、舞台公演のために途中で式を抜けており、同作の吉田大八監督が代わりにブロンズを受け取った。宮沢さんは同作で、平凡な妻であり、銀行員だったが、ふとしたきっかけで横領に手を染めていく主人公を好演。昨年の東京国際映画祭の最優秀女優賞受賞を皮切りに、今年の賞レースをリードし、この日本アカデミー賞「最優秀主演女優賞」も本命視されていた。今年は同数票のために例年よりも一人多い6名が「優秀主演女優賞」を受賞。宮沢さんに吉永小百合(『ふしぎな岬の物語』)、安藤サクラ(『0.5ミリ』)、池脇千鶴(『そこのみにて光輝く』)、井上真央(『白ゆき姫殺人事件』)、二階堂ふみ(『私の男』)と若手、ベテランの実力派が顔を揃えたが、宮沢さんが「最優秀賞」に輝いた。なお宮沢さんの「最優秀主演女優賞」受賞は2003年の『たそがれ清兵衛』以来、2度目となる。宮沢さんは真っ赤なドレス姿で他の5名の「優秀賞受賞者」と共にオープニングのレッドカーペットを歩いたが現在、舞台「三人姉妹」に出演中で、残念ながらセレモニーの最中に会場を後にせねばならず、「主演女優賞」の授与の際は不在。「優秀賞受賞者」のひとりずつの挨拶は、事前に収録されたメッセージがスクリーンに映し出され、そこで「『紙の月』という作品に出合った大きさを改めて感じています。私の歴史の1ページになったと思います」と喜びを語っていた。昨年の「最優秀主演男優賞」受賞者の松田龍平がプレゼンターを務め、「最優秀賞」に宮沢さんの名が読み上げられると会場は歓声に包まれた。宮沢さんの代わりに同作の吉田監督がブロンズを受け取ったが、吉田監督は、宮沢さんが長く演劇に活動の軸を移していた中で本作で7年ぶりの主演を務めたこと、そしてこの日も演劇のために出席が叶わなかった点に触れ「演劇のカレンダーは早いですが、映画の方ももう少し、(演劇に)負けない野心的な企画を持って行かないといけないと、彼女がいない席を見て思いました」と祝福の代わりに映画人を代表して“警鐘”を鳴らした。また、「最優秀助演女優賞」は『小さいおうち』の黒木華(くろき はる)が受賞。着物姿で登壇した黒木さんは「この作品は私をいろんなところに連れて行ってくれました。いろんな思いをしたし、いろんな経験をしたなと思います。役者さんになることができてから、賞をいただけると『このまま(役者を)やっていいんだ』と思えて嬉しいです。周りに助けていただいてばかりなので、そういう方が(黒木さんの受賞で)喜んでいただけるのが一番嬉しいです」と喜びを口にした。(text:cinemacafe.net)■関連作品:紙の月 2014年11月15日より全国にて公開(C) 2014「紙の月」製作委員会
2015年02月27日ダンサーで振付家の西島数博が芸術監督を務めるガラ公演「プレミアム・ダンス・ガラ」が4月24日(金)、東京・メルパルクTOKYOで行われる。「プレミアム・ダンス・ガラ」チケット情報西島が立ち上げた企画団体J.D.I(ジャパン・ダンス・イノベーション)による旗揚げ公演で、バレエ、タップ、ジャズ、コンテンポラリー、ストリート、アルゼンチンタンゴ、ボールルームダンスなど、様々なジャンルのトップダンサーが一堂に集結。タップのHIDEBOHと異ジャンルのダンサーによるコラボ作品、小尻健太振付の宮沢賢治「雨ニモマケズ」をコンセプトにした新作など12演目を上演する。「他のジャンルのダンサーとの壁をとっぱらいたかった。今まで一緒に舞台に立ったことのない方々に集まっていただいて、『こんなのアリだったんだ』と思ってもらえるような舞台をお見せできたら」と、12月に行われた会見で意気込みを語っている西島。西島自身は、東北の被災地を撮り続ける写真家とのコラボレーション作品を発表する予定だ。公演は4月24日(金)の昼夜2回。チケットの一般発売は1月17日(土)午前10時より。なお、チケットぴあでは本日午後6時より一般発売直前先行を実施。
2015年01月16日キャラメルボックスの新作公演『太陽の棘 彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう』が12月10日、東京・サンシャイン劇場にて開幕した。今作は脚本家・ほさかよう(演劇プロデュースユニット「空想組曲」主宰)に脚本を依頼し、劇団の成井豊が演出する新しい取り組みだ。キャラメルボックスと言えば「人が人を想う気持ち」をスローガンに掲げ、幾多の困難の末にその想いを成就させる物語を得意としている。だがこの舞台では「死別を契機に、残された人達が故人の本心を探る」という、劇団史上類を見ない物語に挑んだ。大切な存在に先立たれた人々のやりきれぬ心情を丁寧に描き、新たな刺激と可能性を呈示した意欲作に仕上がった。キャラメルボックス『太陽の棘彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう』チケット情報物語は、事故で恋人を失った女性と兄を亡くした弟と従姉妹が、兄が残した手紙を手掛かりに東北へ旅に出るところから始まる。今作で劇団公演に初主演する鍛治本大樹は、弟・永沢亮二を演じる。心根の優しい青年を全身で体現化し、見事大役を果たしていた。最愛の恋人を失った星宮明音役を務めるのは岡内美喜子。残された側の悲しみを背負い複雑に揺れ動く心状は、岡内の確かな演技力により一層の真実味を増していた。そして、物語のキーパーソンである兄の永沢恭一を演じるのは多田直人。宮沢賢治を敬愛し、聡明さと正義感を持つ恭一の姿に多田自身の存在が重なった。“自己犠牲の精神”ゆえに命を落とした恭一の心の奥を探る旅は、賢治の未発表童話『ペンネンノルデの伝記』になぞられたストーリーに彩られながら、ドラマの後半で徐々に明らかになっていく。近しい者同士であっても、感情のすれ違いやどうにもならない過去のエピソードなど、人間の清濁に迫ろうとするほさか脚本の特色が随所に見られる。また、白を基調としたセットが組まれ、全体的にソリッドな舞台空間に仕上がっているのは、作品が持つ哀感の影響か。背景の白壁に画像や照明を映し出す演出は、他のキャラメルボックス作品では見かけず新鮮な印象を残す。ほさかの脚本と、演劇への熱情を包み隠さず表現するキャラメルボックスの化学反応が新たな世界を広げたと言える。来年、創立30年を迎えるキャラメルボックス。新しい刺激を内包した今回のコラボレーションは、劇団の更なる挑戦を予感させた。公演は24日(水)まで。なお、同劇場では『ブリザード・ミュージック』を25日(木)まで同時上演中。チケットは公演前日までチケットぴあにて発売。取材・文:園田喬し
2014年12月12日北陸新幹線長野~金沢間開業にともない、石川県内の並行在来線を引き継ぐ会社は「IRいしかわ鉄道」だ。その名前の意味については、当連載第277回で紹介した通り。日本国内で会社名に英文字を表記する鉄道会社は珍しく、他にIGRいわて銀河鉄道があるくらい。いわば英文字入り鉄道会社名の"先輩"にあたる。IGRいわて銀河鉄道は、旧東北本線の盛岡~目時(青森県との県境付近)間を運営する鉄道会社だ。この路線は2002年、東北新幹線が盛岡駅から八戸駅まで延伸したとき、JR東日本から経営分離された。目時駅から北側、青森県内を運行する路線は青い森鉄道に移管された。IRいしかわ鉄道の「IR」は「Ishikawa Railway」の略だ。ならばIGRいわて銀河鉄道の「IGR」も「Iwate Ginga Railway」の略だろう……、と思ったら大間違い。「IGR」の「G」は、ローマ字の「Ginga」の略ではなく、英語で銀河を表す「Galaxy」の略である。ローマ字の頭文字を並べたわけではなかった。もっとも、「IGR」をローマ字で表記するなら「Iwate Ginga Tetsudo」となり、略して「IGT」になってしまう。IGRは「Iwate Galaxy Railway」で納得である。○英文字表記の理由は「法人登記」にあったIGRいわて銀河鉄道は「英文字入り鉄道会社名の元祖」といえそうだが、そもそもなぜ、「IGR」という英文字を併記しているのだろうか? その理由はなんと、法人登記の都合だった。鉄道趣味誌「鉄道ジャーナル」2002年10月号によると、当初は「いわて銀河鉄道」とする予定だった。しかし、盛岡市内に同じ名前の会社がすでに法人登記されていた。同じ名前は使えないから、会社名の先頭に略称の「IGR」を付けたという。ただし、正式社名は英文字ではなく、「アイジーアールいわて銀河鉄道」である。ちなみに、法人登記ではなく商標で「いわて銀河鉄道」を検索すると、先に登記したはずの「いわて銀河鉄道」は見当たらず、「IGRいわて銀河鉄道」が2件の商標を登録していた。先に法人登記した「いわて銀河鉄道」の実態は不明となっている。今回は「IGR」のほうに注目したけれど、「銀河鉄道」のほうはもちろん、岩手県出身の童話作家・宮沢賢治の代表作『銀河鉄道の夜』が由来となっている。余談だが、「銀河鉄道株式会社」は別にあり、東京都東村山市で路線バスや貸切バスを運行する会社だ。こちらも興味深いけれど、当連載は「鉄道トリビア」だから、名前だけの紹介にとどめておきたい。※写真は本文とは関係ありません。
2014年11月29日キャラメルボックス 2014 クリスマスツアー『ブリザード・ミュージック』が、11月22日、新神戸オリエンタル劇場で開幕した。1991年の初演以来4度目の再演となる人気作。心温まるファンタジーながら初日の舞台では、来年30周年を迎える劇団の“決意”のようなものを感じた。それは“一本の芝居を作る”という物語の中に詰め込まれた演劇人の率直な思い、そして4年ぶりに主役を演じる西川浩幸の役者魂ゆえだろう。キャラメルボックス『ブリザード・ミュージック』チケット情報西川は初演よりずっと梅原清吉役を演じている。13年ぶりの再演となった今回も自らの強い意志でこの役に挑んだ。「若人よ来たれ!君もクリスマスに芝居をやらないか!」という新聞広告を出した90歳の清吉。彼はなぜ、宮沢賢治の未発表童話『ペンネンノルデの伝記』を基にした脚本を書き、自ら主演すると言い出したのか。70年前の彼の秘めた想いが次第に明らかになっていく。物語は清吉の芝居を、クリスマスまでの1週間で作り上げるのを軸に展開していくが、いくつもの波乱が巻き起こる。まず大金をはたいた清吉に対して家族たちが大反対。特に息巻く息子の清一郎を演じた阿部丈二の、顔芸とも言える演技に笑いが起きる。3人の孫や清一郎の妻・妙子(坂口理恵)らは、いつの間にかサポート側に転じているのが微笑ましい。家族に向けた成井豊(脚本・演出)の温かい目線、さらに宮沢賢治へのリスペクトが作品を普遍的なものにしている。一方泥臭いぐらい熱いのが役者チーム。頼もしい筋トレを披露する釜石(三浦剛)、元タカラヅカ男役だと言う水沢(前田綾)、ジャッキー・チェーンに憧れる久慈(畑中智行)ら演技スタイルも様々な5人が、エチュードで芝居を作り上げるから支離滅裂でオカシイ。5人は宮沢賢治が生きた時代の若者を演じるうちに絆を深めていく。さらにキーパーソンとなるのが、清吉がつれてきた24歳の看護師・ミハル。彼女は清吉にとっての“ミューズ”なのだが、渡邊安理演じるミハルは現代的で明るくちょっと勝気な女性。だからこそ終盤、彼女が着物で演じ切ったもうひとりのミハルの意外な行動と台詞が心に響く。舞台は劇場という空間のみ。無造作に置かれた大道具を役者自らの手で動かし、命が吹き込まれる。物語は特に後半、ZABADAKの音楽と共に時空の壁を一気に超えるような爽快感と緊張感で加速していく。学生服を着た90歳の清吉じいさん。頑固な中にあるくもりなき純粋さ、死生観にまでたどり着くような台詞を、西川は強い目力で伝え切った。初日のカーテンコールでは、「今日のことは一生忘れないと思います」(西川)と感無量な表情。まさに劇団にとっても観客にとっても、忘れられない再演となるはずだ。神戸公演は11月27日(木)まで。その後東京・サンシャイン劇場で12月5日(金)から25日(木)まで上演。なお、東京公演では10日(水)から24日(水)まで、ほさかよう作、成井演出の新作『太陽の棘彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう』を同時上演する。取材・文:小野寺亜紀
2014年11月25日