6人組グループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉、俳優の濱田龍臣、貴島明日香、岡田結実が、きょう9月30日放送の日本テレビ『夏の日!風薫る?ドライブトリップ!』(深0:59~深1:59)に出演し、自由気ままな冒険の旅をする。同番組では、オープンワールドゲーム『原神』の冒険・自由・旅をオマージュした世界が広がる。人気ゲーム好き芸能人が『原神』をオマージュしたさまざまなミッションに挑戦し、友情と絆を深めていく、ひと夏の大冒険ドキュメント。4人はキャンピングカーに乗り込み、数々のミッションが待ち受ける冒険に出る。個性も異なるゲーム好きの4人がともにミッションをクリアする中、意外な素顔を見せる。冒険の先に待つものとは。
2024年09月30日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉が15日、都内で行われた映画『ブルー きみは大丈夫』の公開記念舞台あいさつに稲垣来泉、加瀬康之、浪川大輔、三森すずことともに参加した。ライアン・レイノルズとジョン・クラシンスキー監督がタッグを組んだ本作は、「子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になった今でもそばで見守ってくれているとしたら……」という独創的な発想から生まれた、孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語を描く。ブルーの日本語吹替を担当した宮田は、演じたキャラクターを意識して紫のシャツを着用。ブルーは自身に「そっくり」といい、「俺っぽいなと思えた。洗濯物の中から引っ張り出されるシーンは、リアクションが自分みたいだなって思った。共通点もありました。僕のイマジナリーフレンドでしたか? ってくらい、近しい存在だった」と語った。ブルーの父親役を演じた浪川とは、「師弟」の間柄。「4年前、初めて声のお芝居をしたときに師匠からたくさんレッスンをビシバシと受けまして」と振り返り、「浪川さんと同じ作品に出ることは目標の1つだった。これで1つ達成されました」と感慨。浪川は“弟子”との共演に「複雑なんですよ、きょうはドキドキしました」と照れ笑いを浮かべた。アフレコは別々で行われたが、浪川は「僕の次の日に宮田くんが収録すると聞いて行きたかったけど、仕事でどうしても行けなかった。なので『何卒宮田くんをよろしくお願いします!』とスタッフにお願いしました」と頭を下げていたことを告白。宮田の吹替については「自然とやっていた。本当に素晴らしかった」と合格点を出す。さらに「きょうは宮田くんのバーターで呼ばれたと思うので」と冗談交じりに話すと、すかさず「違いますよ! やめてください(笑)」と宮田からツッコまれていた。作品にかけ「誰かに背中を押された経験」を聞かれると、宮田は「アイドルをやりつつ、ずっとアニメが大好きだと公言してきた。そんなとき事務所から『きみはそれで大丈夫?』とよく言われた(笑)」と方向性を心配されたと明かし、「あの頃の僕に言ってやりたいです。『きみは大丈夫だよ』と」と作品の副題にかけてまとめると、周囲から「うまい!」と拍手を送られた。また、この日ジョン・クラシンスキー監督からのプレゼントが渡される場面も。何も聞かされていなかった宮田は「え!」と驚き、ブルーのイラストと感謝のメッセージが書かれた色紙を受け取った。「うわ、これはうれしい! 特注のフィギュアを飾る棚があるのですが、そこの1番いいところに飾ります」と大感激だった。
2024年06月15日●声の仕事に喜び「幸せだなと思いながら過ごしている」映画『ブルー きみは大丈夫』(6月14日公開)で実写吹き替えに初挑戦したKis-My-Ft2の宮田俊哉にインタビュー。声優業のやりがいや、自身の持ち味である全力姿勢への思い、今後の抱負など話を聞いた。本作は、「子供のときに一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になった今でもそばで見守ってくれているとしたら……」という独創的な発想から生まれた、孤独な少女ビーと子供にしか見えない“もふもふ”なブルーの物語。日本語吹き替え版のブルーの声を宮田俊哉、ブルーを助けるために立ち上がる少女ビーの声を稲垣来泉が演じた。アニメ声優はこれまでも多く務めてきた宮田。声優の仕事にとても喜びを感じているという。「声のお芝居はすごく好きです。もともとアニメが好きで、子供の頃からかっこいいなと思ったセリフを家で真似したりしていて、大人になった今、そういうお仕事をさせてもらえるのはすごく楽しくて、毎日幸せだなと思いながら過ごしています」実写吹き替えは今回が初めて。「もふもふしたくなるような声色にしたいとのことで、普段自分が話している声より少し高めにしました」と意識したことを明かし、「めちゃくちゃ難しかった」と吐露する。「日本語と英語を同時に聞きながらお芝居したのですが、つい日本語に反応してしまったり、僕、英検3級を持っていて中1レベルの英語は理解できるので、英語にも反応してしまったり(笑)。言葉に反応してしまうのを抑えて感情を言うのが難しいなと思いました。また、くしゃみを我慢する瞬間や、口を押さえられて『プププププ~!』と発するところなども難しくて、けっこう練習しました」そして、「楽しかったのであっという間に終わっちゃったなと。難しさと楽しさを同時に知った1日でした」と振り返った。○演じたブルーは「俺みたい」 全力姿勢や食の好みが似ているブルーのことを「不憫かわいい!」と愛おしそうに話す宮田は、「演じていくにつれて、『俺みたいなヤツだな』と思ってきて、ファンの方のコメントを見ても『みやっちじゃん』って。『俺こんな大きくないよ』と思いつつ、うれしかったです」と満面の笑み。自身とブルーの共通点について「ブルーもちょっと優柔不断で、弱気な部分もあるけど、頑張る。僕も全力というのをすごく意識しています」と語った。続けて、自身について「器用なタイプではなく、人より時間がかかるタイプ。だから人よりやらなきゃいけない」と述べ、だからこそ全力姿勢を大切にしているのだという。「何ならみんなと張り合えるかなと思ったときに、熱量だけは誰にも負けないようにしようと。ライブとかで少し力を抜いたパフォーマンスをかっこよく見せられる方もいますが、そういう技術が僕はあまりなく、全力でやるのが自分の持ち味だと思っているので、そういうところがブルーに似ているなと思います」本作のアフレコも全力で挑んだ宮田。「いろんな声優さんとお芝居させてもらったときに、動かずに表現する方もいれば、手を使ったり、全身で声を出す方もいて、いろんなスタイルあるんだなと思いました。自分のスタイル見つけようと思ったときに、やっぱり全力が俺のスタイルでした!」コーヒーとクロワッサンが好きなブルーとは、食の好みも似ているそうだ。「僕もコーヒーがめっちゃ好きで毎日飲むので、ブルーと一緒だって。パンも好きでよくパン屋さんに行っているので、好きなものが一緒だなと思いました。僕はクロワッサンよりももう少しヘルシーなものを食べています。でも、もふもふになるためにはクロワッサンか! もふもふになりたいですよね(笑)」●目指すは「エンターテイナー宮田俊哉」 グループと個人の夢も語る2005年にKis-My-Ft2を結成し、2011年にCDデビュー。グループの活動に加え、声優の仕事など活躍の幅を広げているが、個人の活動もグループに還元するという意識はずっと変わらないという。「僕はグループ活動がメインなので、1人の活動がグループにどうやったら返ってくるかなというのを常に意識しているというのは、ずっと変わっていません」その上で、変化も明かす。「年を重ねていくにつれてやりたいことがどんどん増えていき、グループの夢と個人の夢が分かれてきて、僕は欲張りなのでどっちも叶えたいんです。1人の仕事とメインであるグループの仕事、2つ叶えるためにはどうしようという風に考え方が変わってきました」そして、グループの夢について「CD100万枚売りたいという思いはずっとあって、あと、まだできていないドーム公演もやりたいなという夢を持っています」と述べ、個人の夢については「アニメを作るのが夢なので、アニメを作りたいと思っていますし、吹き替えのお仕事も好きで、アニメの声優のお仕事も好きなので、そういうのもずっと続けていきたいです」と説明。さらに、「芝居など表現することもそうですし、ものを作ることも好きで、アイドル宮田俊哉から、アイドルだけどエンターテイナーの宮田俊哉になっていきたいなと。何でもやるよ! というエンターテイナーになりたいです」と目を輝かせた。○声優業はずっと“1年生”の意識共演した声優たちから刺激もまた、声優が本業ではないからこそ、声の仕事をする際には「自分はずっと1年生だと思っている」と言い、「いろんな方の話を聞いて、『うわ~これできるの? すごいな!』と思うことがたくさんあるので、ずっと下っ端でいることが大事かなと思います」と語った。共演した声優たちから学ぶことは多いようで、主人公の声優を務めたテレビアニメ『カードファイト!! ヴァンガード Divinez』(テレビ東京)で、共演の福山潤から「人間の構造としてこうしたらいい」などさまざまなアドバイスをもらったことを明かし、「恵まれた環境にいるなと思いました」と感謝。『ブルー きみは大丈夫』でマジシャン・マウスの声を担当している島崎信長(崎はたつさきが正式表記)ともよく話をするそうで、「信長くんも芝居に熱くて、信長くんと話しているとすごく刺激を受けます。別の現場で会った時に『ブルー』の話もして、『自由に芝居できて楽しかった』という話を聞いて、『俺は自由に表現するって領域にまだ達してないな』と思いました」と語った。所属事務所の中でも声優に挑戦している人が増えているが、「みんなから刺激を受けます」と宮田。「佐久間とかうまいなと思います」とSnow Manの佐久間大介の名前を出した。●「僕は作られた陽キャ」と語るも常に笑顔を大切に子供にしか見えない空想の友達=イフ(イマジナリーフレンド)を描いた本作。宮田は本作が放つメッセージについて「全体的にすごくハッピーに見えるけど、そこじゃないというか、イフたちはパートナー探しをしていたり、満たされてないはずだけど楽しそうというのが素敵だなと。イフたちが放つ空気感が刺さりました」としみじみ。「落ち込んだり、満たされてないなと思うことって、たぶん皆さんあると思うんです。でも、『あぁ~』とならずに楽しそうにしている。そういう時は踊っちゃおう! というマインドになれるって、大事なことだなと思います」と語った。宮田自身まだそういうマインドになれてないそうで、「『みやっちダンスできるもんね』と言われたら、『できるよ!』と言って、そこで踊り出すぐらいのマインドになりたいんですけど、僕は作られた陽キャで、根は全然陽キャじゃないので、そこまで行けない(笑)。憧れはあるんですけど」と照れ笑い。陽キャを演じることで、そう変わりつつあるものの、完全には陽キャになりきれないという。「根本は陰キャなので、陰キャの核があるんです。周りを陽キャで埋め尽くしていますが、まだ陰キャの核が自我を持っていて(笑)。SixTONESのジェシーとかは真の陽キャなのでいいなと。僕も楽しそうに生きていきたいなと思います」作られた陽キャだという宮田だが、常に笑顔で周囲を明るくする陽のパワーを持っている。昔から笑顔は大切にしてきたそうで、「笑顔って大事だなというか、ピリついている現場が嫌なんです。楽しい方が絶対いいので。ふわっとした現場のほうがみんな楽しいなと思って、そこは意識しています」と述べ、「ピリッとしている方がかっこいいかなと思った時期もありましたが、僕は楽しく笑顔の現場の方が好きです」と笑った。○「家でイマジナリードッグを飼っている」 犬との暮らしを熱望また、宮田も「家でイマジナリードッグを飼っています。柴犬を2匹。名前は麦とホップです。僕、ビールが好きなので!」と驚きの告白。「麦!」「ホップ!」と声をかけて楽しんでいるそうで、「佐久間と一緒にペットショップを巡るというワンワンパトロールをしていた時期があって、その時期は本当に家にイマジナリードッグがいて、僕には見えていました(笑)」とうれしそうに話した。実際に飼う際も柴犬を飼いたいそうで、「柴犬が大好きなんです。かわいいじゃないですか。ブルーみたいでちょっと抜けているけど真っすぐで」と魅力を熱弁。「実家のワンちゃんとよく一緒に寝たりしていて、犬って温かいですよね。今はイマジナリーなので体温は感じられてないですけど。いつかワンちゃんと一緒に暮らしたいです」と犬との暮らしを熱望していた。■宮田俊哉1988年9月14日生まれ、神奈川県出身。2005年にKis-My-Ft2を結成し、2011年にCDデビュー。個人としては『アサデス。KBC』(九州朝日放送)、『燃(萌)えよ!ラジオ』(FMヨコハマ)などのレギュラー番組を持ち、俳優や声優としても活躍。今年放送されたテレビアニメ『カードファイト!! ヴァンガード Divinez』(テレビ東京)で初の主演声優を務めた。また、5月に『境界のメロディ』で作家デビューを果たした。(C)2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2024年06月03日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉が1日、東京・六本木ヒルズ 大屋根プラザで行われた映画『ブルー きみは大丈夫』(6月14日公開)のジャパンプレミア レッドカーペットに出席した。本作は、「子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になった今でもそばで見守ってくれているとしたら……」という独創的な発想から生まれた、孤独な少女ビーと子供にしか見えない“もふもふ”なブルーの物語。ケイリー・フレミングがビー役で初主演を務め、日本語吹き替え版のブルーの声を宮田俊哉、ビーの声を稲垣来泉が演じた。ジャパンプレミアには、日本語吹き替え声優の宮田と稲垣、そして、初来日したケイリーが出席し、初対面が実現。ブルーも登場してイベントを盛り上げた。宮田は取材する側でレッドカーペットに参加したことはあるものの、出演者としてレッドカーペットを歩くのは今回が初めて。「ついにこっち側に入ることができました!」と笑顔を見せ、「緊張しますね。でも明るいお二人と、もふもふのブルーがいてくれるので、すごく心強いなと思いましたし、緊張するけど、こういう空間って幸せが詰まっているなと思いました」と語った。会場には多くのファンが駆け付け、宮田の名前入りのうちわを持った人も。宮田がファンに近づくと、「みやっち」と名前を呼ぶ声が飛び交い、「みやっちおめでとう!」と祝福の声も上がった。宮田は自身のスマートフォンを取り出し、「撮っていい?」と許可を得てから、ファンをバックに動画撮影。「ありがとう」と感謝の言葉も届けた。そして、手を振ったり、手でハートマークを作ったり。笑顔全開でファンサービスをして盛り上げていた。
2024年06月01日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉が1日、東京・六本木ヒルズ 大屋根プラザで行われた映画『ブルー きみは大丈夫』(6月14日公開)のジャパンプレミア レッドカーペットに出席した。本作は、「子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になった今でもそばで見守ってくれているとしたら……」という独創的な発想から生まれた、孤独な少女ビーと子供にしか見えない“もふもふ”なブルーの物語。ケイリー・フレミングがビー役で初主演を務め、日本語吹き替え版のブルーの声を宮田俊哉、ビーの声を稲垣来泉が演じた。ジャパンプレミアには、日本語吹き替え声優の宮田と稲垣、そして、初来日したケイリーが出席し、初対面が実現。ブルーも登場してイベントを盛り上げた。宮田は、レッドカーペットを歩く際にブルーと手をつなぐようにしながらエスコート。「自分が想像していた以上に大きくて触ったらもふもふしていてかわいいなと思いました」とブルーの印象を述べた。宮田は取材する側でレッドカーペットに参加したことはあるものの、出演者としてレッドカーペットを歩くのは今回が初めて。「ついにこっち側に入ることができました!」と笑顔を見せ、「緊張しますね。でも明るいお二人と、もふもふのブルーがいてくれるので、すごく心強いなと思いましたし、緊張するけど、こういう空間って幸せが詰まっているなと思いました」と語った。ブルーはパープルブルーだが、宮田のメンバーカラーも紫。この日、宮田はスーツの胸ポケットから紫のポケットチーフをのぞかせていた。
2024年06月01日マキノノゾミ脚本、宮田慶子演出による劇団青年座第256回公演『ケエツブロウよ-伊藤野枝ただいま帰省中』が5月24日(金)〜6月2日(日)、東京・紀伊國屋ホールにて上演される。マキノノゾミと宮田慶子の“MMコンビ”は、これまでも明治〜昭和の文人たちを描いた作品で高い評価を獲得してきた。与謝野晶子と明治の若き文学者たちの交流を描いた『MOTHER』、物理学者・寺田寅彦とその家族を描いた『フユヒコ』、「坊っちゃん」の赤シャツと夏目漱石とを重ね合わせた『赤シャツ』の三作品は、いずれもおよそ2〜30年の長きに渡ってたびたび再演を繰り返している。劇団青年座70周年および紀伊國屋ホール60周年を記念した今作でマキノと宮田が取り上げるのは、昨年没後100年を迎えた伊藤野枝。アナキズム(無政府主義)を標榜し、現代よりも世間一般の貞操観念が厳しかった明治〜大正期にあって、男女間のあり方に自由を求めるあまり、世間からは理解されないことも多くあった彼女。平塚らいてうによる『青鞜』に関わるようになった17歳から、1923年(大正12年)の甘粕事件で殺害されるまでの12年間を描く。「ケエツブロウ」とは、伊藤が『青鞜』に寄せた詩の一節にある言葉だ。今作では、伊藤野枝がたびたび帰省していたという福岡県今宿の実家が舞台。女学校卒業後、決められていた地元の男との結婚。それが嫌で飛び出したのち、東京で平塚らいてうらと出会い、正式に離婚するために戻ってきた実家。再びの出奔。出産のための里帰り。実家に戻るたびに変化していく彼女と、その変化を受け止め始める周囲の人々……。主人公・ノエを演じるのは、青年座入団10年目を迎える那須凜。2022年には第29回読売演劇大賞 杉村春子賞を受賞し、ますます注目を集める俳優だ。2017年、やはり同じくマキノ脚本、宮田演出でチェーホフを描いた『わが兄の弟』にも出演していた。7年の経験を重ねた那須がノエとして短く濃い人生をどう生きるのか、楽しみだ。文:釣木文恵<公演情報>劇団青年座第256回公演『ケエツブロウよ-伊藤野枝ただいま帰省中』作:マキノノゾミ演出:宮田慶子出演:那須凜 / 綱島郷太郎 / 松熊つる松 / 松平春香 / 土屋美穂子 / 横堀悦夫 / 遠藤好 / 小豆畑雅一 / 伊東潤 / 角田萌果 / 松川真也 / 古谷陸 / 岡本大樹2024年5月24日(金)~6月2日(日)会場:東京・紀伊國屋ホールチケット情報()公式サイト
2024年05月23日映画『ブルー きみは大丈夫』(6月14日公開)の吹替版完成記念イベントが20日、都内で行われ、吹替声優を務めた宮田俊哉(Kis-My-Ft2)と稲垣来泉が登壇した。ライアン・レイノルズとジョン・クラシンスキー監督がタッグを組んだ本作は、「子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になった今でもそばで見守ってくれているとしたら……」という独創的な発想から生まれた、孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。日本語吹替版のブルーの声を宮田俊哉、ブルーを助けるために立ち上がる少女ビーの声を稲垣来泉が務める。イベント登場時、「もふもふ!」と扉から顔を出して会場を和ませた宮田は、「吹替というお仕事は挑戦してみたかった一つだったので、聞いたときはすごくうれしい気持ちでした」とオファーを受けたときの喜びを明かし、稲垣も「吹替のお仕事をしたいと、一つの目標として掲げていたので、本当にうれしくて、とてもうれしい気持ちでワクワクもふもふしながらアフレコに挑みました」と笑顔を見せた。2人で一緒にアフレコしたシーンもあったそうで、宮田は「本当にビーだなという声で、来泉ちゃんもすごくしっかりしている。少女なんだけど、僕より大人っぽい感じがするなと思っていて、登場するときも『もふ』ってひとボケしちゃうのが僕で、来泉ちゃんはすごくしっかりしていて、すごいなと思いました」と感心。稲垣が「私も登場するときに、『もふ』ってしたらよかったなと思いました」と言うと、宮田は「しなくていいの! 来泉ちゃんはそのままが素敵だから!」と返した。一方、稲垣は宮田について「すごくお元気な方で、本当に明るくて、宮田さんがアフレコ室に入られたとき、一気に場が明るくなって、『わ~すごい!』って思いました。声も芯のあって心に響きました」と述べ、宮田は「ありがとうございます! うれしい」と喜び、「来泉ちゃんの演じている声も刺さって、掛け合いできてよかったなと思います」と振り返った。また、宮田は演じたブルーについて、「けっこうまんま僕だなと思います。基本的にずっと楽しくいたいというのが僕自身もそうなので、そういうところは共通点かなと思いました」とコメント。稲垣も「ビーとブルーどちらに似ているかと言われたら、ブルーのほうが圧倒的に私の性格と似ていて、私も楽しみたい、自由でいたいという感じで、まだ子供のままがいいなと思うから、ビーとは反対でしたが、後半のビーの表情が豊かになるところからどんどん楽しくて、ビーの感情に寄り添いながらアフレコできたなと思いました」と語った。さらに、稲垣が宮田について「おちゃらけたりするところはブルーに似ているのかなと思います」と言うと、宮田は「確かにそこは似ているな」と納得していた。
2024年05月20日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉が20日、都内で行われた映画『ブルー きみは大丈夫』(6月14日公開)の吹替版完成記念イベントに、女優の稲垣来泉とともに出席した。ライアン・レイノルズとジョン・クラシンスキー監督がタッグを組んだ本作は、「子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になった今でもそばで見守ってくれているとしたら……」という独創的な発想から生まれた、孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。日本語吹替版のブルーの声を宮田俊哉、ブルーを助けるために立ち上がる少女ビーの声を稲垣来泉が務める。実写洋画の声優に初挑戦した宮田。「吹替というお仕事は挑戦してみたかった一つだったので、聞いたときはすごくうれしい気持ちでした」とオファーを受けたときの心境を明かし、「想像以上にもふもふしていて、どういう声なんだろうなというところから探りながら、自分で作れるブルーに向き合っていった感じです」と語った。最近、心がもふもふしたことを聞かれると、宮田はビーのパパ役を務めた声優の浪川大輔とのエピソードを披露。浪川は『劇場版BEM~BECOME HUMAN~』(20)で声優初挑戦だった宮田にレッスンをし、宮田が“師匠”と仰ぐ人物で、宮田は「浪川さんと同じ作品に出るというのが自分の目標としてあって、それがこの作品で達成されたなと思って、浪川さんに連絡して、『これからも頑張ります! もっと共演できるように頑張ります!』って送ったら、『僕もまだまだ頑張るよ』って。そのやりとりが師弟関係で、師匠と弟子みたいな感じで、お互い『まだ頑張ろう』ってなっているのが心がもふもふしました」とうれしそうに話した。さらに宮田は「『師匠、僕大きくなりました!』みたいな気持ちにもなって、浪川さんもすごく共演を喜んでくれたので、一つ達成されたなというので心がもふっとしました」と語っていた。
2024年05月20日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉が20日、都内で行われた映画『ブルー きみは大丈夫』(6月14日公開)の吹替版完成記念イベントに、女優の稲垣来泉とともに出席した。ライアン・レイノルズとジョン・クラシンスキー監督がタッグを組んだ本作は、「子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になった今でもそばで見守ってくれているとしたら……」という独創的な発想から生まれた、孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。日本語吹替版のブルーの声を宮田俊哉、ブルーを助けるために立ち上がる少女ビーの声を稲垣来泉が務める。実写洋画の声優に初挑戦した宮田。「吹替というお仕事は挑戦してみたかった一つだったので、聞いたときはすごくうれしい気持ちでした」とオファーを受けたときの喜びを語った。本作にちなみ“大切な存在”を聞かれると、宮田は「Kis-My-Ft2というグループで活動しているのでのメンバーかなと思います」と答え、「もう約20年一緒にいるので、僕基本的に笑っていますが、メンバーはなぜか僕の笑顔から、今疲れているとか、同じ笑顔でも些細な違いでいろんな感情に気づいてくれる。ここまで自分のことを理解してくれているのはメンバーだけかもなと思う瞬間ってたくさんあるので、大切な存在はキスマイですね!」と笑顔で話した。
2024年05月20日Kis-My-Ft2の宮田俊哉が、6月14日(金) に公開される映画『ブルー きみは大丈夫』で実写洋画吹替に初挑戦することが発表された。本作は、『クワイエット・プレイス』で知られるジョン・クラシンスキー監督の最新作で、「子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になった今でもそばで見守ってくれているとしたら……」という独創的な発想から生まれた、孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語だ。『ブルー きみは大丈夫』(C)2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.芸能界屈指のアニメ好きとして知られる宮田は、これまでにテレビアニメで3作(『デリシャスパーティ♡プリキュア』『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』『カードファイト!!ヴァンガード Divinez』)、そして映画では『劇場版 BEM~BECOME HUMAN~』のバージェス役と、アニメ作品の声優を多く務めてきた。今回、ハリウッド作品でメインキャラクターとなるブルー役のオファーを受けた宮田は、「吹替をやってみたいと思っていたので、嬉しかったです」とその喜びを語る。宮田演じるブルーは大きくてもふもふ、一生懸命だけどいつも空回り気味の不憫でかわいいキャラクター。そんなブルーの魅力は「そりゃもちろん、もふもふのわがままボディですよね!」と即答。そして、「一生懸命だけどちょっと足りないところが僕は好きです。不憫なんだけど、すごく前向きなところがあるので、ブルーみたいになりたいなって思わせてくれます」とブルーの心温まる推しポイントを熱く語った。また、「ただ可愛いだけではないドラマがあります。セリフの一つひとつがとても深いので、色々考えながら観られるのも楽しみ方のひとつだと思います」と、ブルーと“空想の友達”の存在が見える少女の絆を描く物語の中でたくさんの発見があったと明かした。さらに、オリジナルステッカー付ムビチケ前売券(カード)が、4月26日(金) より数量限定で発売されることが決定した。<作品情報>『ブルー きみは大丈夫』6月14日(金) 公開■『ブルー きみは大丈夫』 ムビチケ前売券(カード)価格:1,600円(税込)※前売り特典はチケット1枚につき1枚プレゼントいたします。※数に限りがあります。なくなり次第終了となります。オリジナルステッカー公式サイト: Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2024年04月15日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉が、映画『ブルー きみは大丈夫』(6月14日公開)で実写洋画の声優に初挑戦することが15日、発表された。ハリウッドの新進気鋭クリエイター、ジョン・クラシンスキーの最新作となる本作は、「子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になった今でも、そばであなたを見守ってくれているとしたら……という独創的な発想から生まれた、孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。この度、本作の中心キャラクターである、パープルブルーで大きなもふもふ・ブルーの声を宮田俊哉が演じることが決定した。芸能界屈指のアニメ好きでも知られる宮田はこれまでにテレビアニメでは3作(『デリシャスパーティ プリキュア』『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』『カードファイト!!ヴァンガード Divinez』)、そして映画では『劇場版 BEM~BECOME HUMAN~』のバージェス役と、アニメ作品の声優を多く務めてきた。本作でハリウッド作品でメインキャラクターであり、物語の中心であるブルー役のオファーを受けた宮田は、「吹替をやってみたいと思っていたので、うれしかったです」とその喜びを語る。宮田演じるブルーは、大きくてもふもふ、一生懸命だけどいつも空回り気味の不憫かわいいキャラクターで、子供にしか見えない“空想の友達”。そんなブルーの魅力は「そりゃもちろん、もふもふのわがままボディですよね!」と即答。そして、「一生懸命だけどちょっと足りないところが僕は好きです。不憫なんだけど、すごく前向きなところがあるので、ブルーみたいになりたいなって思わせてくれます」とブルーの心温まる推しポイントを熱く語った。本作の見どころはそれだけに留まらないといい、宮田は「ただ可愛いだけではないドラマがあります。セリフの一つひとつがとても深いので、色々考えながら観られるのも楽しみ方の一つだと思います」と紹介。本作ではビーが大人だけどブルーたちが見えるビーの隣人(ライアン・レイノルズ)とともに、子供に忘れられることで消えゆく運命にある彼らを助けようと大冒険を繰り広げるが、果たしてブルーとビーたちに、どんな奇跡が待ち受けるのか。【編集部MEMO】本作は、『デッドプール』シリーズや、『フリー・ガイ』(21)をはじめ、キレキレのユーモア溢れるキャラで世界中を虜にしてきたライアン・レイノルズと、『ウォーキング・デッド』シリーズのジュディス役で注目を集めた天才子役ケイリー・フレミングが主演。ブルーのことが見える少女ビーをケイリー・フレミング、ビーを助ける、同じマンションの住人であり、大人だけどブルーの事が見える隣人をライアン・レイノルズが演じる。(C)2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2024年04月15日映画『ブルー きみは大丈夫』に登場する中心キャラクター、ブルーの声を「Kis-My-Ft2」の宮田俊哉が演じることが分かった。子どものとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になったいまでも側で見守ってくれているとしたら――。本作は、孤独な少女と子どもにしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。これまで宮田さんは、TVアニメでは3作品に参加、そして『劇場版BEM~BECOME HUMAN~』ではバージェスの声優を担当したが、実写洋画の声優は本作が初挑戦。パープルブルーで大きなもふもふ”ブルー“の声を担当することとなった宮田さんは、「吹替をやってみたいと思っていたので、嬉しかったです」と喜ぶ。ブルーは一生懸命だけどいつも空回り気味の、不憫かわいいキャラクター。魅力について「そりゃもちろん、もふもふのわがままボディですよね!」と即答し、「一生懸命だけどちょっと足りないところが僕は好きです。不憫なんだけど、すごく前向きなところがあるので、ブルーみたいになりたいなって思わせてくれます」と熱く語った。また、「ただ可愛いだけではないドラマがあります。セリフの一つひとつがとても深いので、色々考えながら観られるのも楽しみ方の一つだと思います」と、ブルーとブルーたち“空想の友達”の存在が見える少女ビー(ケイリー・フレミング)の絆を描く物語の中でたくさんの発見があったとコメントしている。『ブルー きみは大丈夫』は6月14日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ブルー きみは大丈夫 2024年6月14日より全国にて公開©2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2024年04月15日青森県弘前市を舞台に、親しみを込めて“バカ塗り”とも呼ばれる津軽塗の職人の道に進もうとする女性・美也子を主人公にした映画『バカ塗りの娘』が公開された。主演を務めた堀田真由と、本作で共演した宮田俊哉(Kis-My-Ft2)が作品を振り返った。本作は、日本ならではの伝統工芸品が生まれていく様を、青森の豊かな土地をバックに丁寧に映し出しながら、家族のドラマを乗せて描く。堀田と宮田に、作品を振り返ってもらうとともに、自身の家族への思いを聞いた。また美也子が父や祖父から影響を受けてきたことにちなみ、仕事で影響を受けた先輩とそのエピソードについて尋ねると、堀田は富田靖子、宮田は中居正広と、それぞれの先輩の名を挙げた。○■「宮田さんは久しぶりに会っても変わらない」「堀田さんもちゃんと若者」――お芝居では初共演ですね。共演される前の印象と、共演されてみて変化した部分などはありますか?堀田:宮田さんはご一緒させていただく前と後とで、印象が変わりません。どんな方に対しても同じ距離感でいてくださって、今日も久しぶりにお会いしたのですが、そう感じさせない方。本編でも、私たち家族と、宮田さん演じる尚人さんも家族の一員として一緒にお酒を飲むシーンがありましたけど、みんなと家族のような感じで。もともとテレビでお見掛けしていた印象もそうでしたし、実際にお会いしたときの印象も、本当に気さくで、宮田さんは誰に対しても変わらずそこにいてくださいます。宮田:堀田さんとは、キスマイの番組にゲストで来てくださったときにもお会いしました。そのとき、すごく穏やかでゆっくりとお話される方だなと思ったんです。でも裏では意外とゲラゲラ笑っている姿を見たりして、「あ、堀田さんもちゃんと若者だ!」って、ちょっと安心しました(笑)堀田:番組のときは、番宣で「女優」って感じで猫かぶってたんですかね(笑)宮田:番組は「女優さんは女優さんって感じで来てくれ」って求めるんですよ(笑)堀田:たぶん緊張していたんです。普段とは違う場所に行かせていただくので。映画の撮影現場では安心して、さらにゲラゲラ笑っていたと思います。宮田:今回は僕が緊張してました。お芝居の現場は自分のフィールドではないので。堀田さんをはじめ、本当に素敵な役者さんやスタッフさんたちの、このチームの中に自分が入るということにはすごく緊張もしましたけど、楽しみでしたし、嬉しかったです。○■堀田は方言と津軽塗に挑戦、宮田は新宿二丁目のバーに――今回、堀田さんは津軽塗の職人として実際に漆に触りながらお芝居を、宮田さんは堀田さんの兄・ユウ(坂東龍汰)の恋人・尚人を演じました。それぞれに挑戦、苦労された点などはありましたか?堀田:方言と、やっぱり漆ですね。挑戦が詰まった作品でしたし、役柄としても、私は今までこうした内気なキャラクターはあまりありませんでした。勝ち気だったり芯が通った人物を演じることが多くて。関西出身なので、東北の言葉にも馴染みがなくて、頭で理解はしてもなかなか言えませんでした。年齢によって方言も違ってくるので、私と小林薫さんと、それぞれに先生が付いてくださったのですが、ちょっとでも違うと先生がすぐに走ってくるので、ふたりで「わー、来ないでー!」と叫びながらやってました。宮田:あはは!堀田:津軽塗職人で美也子のお父さん役の小林薫さんも「やめてくれ~」って。それぐらいふたりともいっぱいいっぱいでした。津軽塗は、職人さんに実際にご指導いただいて、ホテルに帰ってからもずっと練習していました。――宮田さんは、本作での挑戦はいかがでしたか。宮田:堀田さんと比べたらそんなに挑戦といったこともないんですけど、ピアノを弾くシーンが少しだけあったので、家で練習はしました。ユウの恋人ということに関しては、それが当たり前という役どころだったので、特別に立てることもなく。ただ、ちょっとお話を聞きたいなと新宿二丁目のバーのママに会いに行ったら、楽しくて通っちゃいました。ただただ愉快なママで、役の参考になったかは分かりません(笑)○■キャリアを積んでいくうえで影響を与えてくれた先輩――津軽での撮影でよく覚えていることはありますか?堀田:廃校で撮影しているときの空が本当にキレイでした。夕日も星もとてもキレイで。やっぱり空気が澄んでるなと思いましたね。あとは、私は自転車を漕ぐシーンが好きです。すごくのどかな場所でのびのびと撮影させていただいて。自分の地元にもちょっと近い感じがして、ほっとできた撮影期間でした。宮田:あの自転車を漕いでいるシーンはめちゃくちゃ気持ちよさそうでしたね! 僕は期間中に何軒かご飯屋さんに行ったんですけど、お店に入ると、「みんな友達なの?」って感じの距離感なんです。一度、店員さんから「キスマイの宮田さんですよね」と言われて、冗談めかして「シー! ナイショですよ」ってやったんです。そしたら、すぐあとに店の人が全員知ってて、「ナイショって言ったじゃん」と言ったら「みんな家族みたいなものなんで」と。「なんかいいな」って思いました。――美也子は職人の父や祖父の仕事を間近に見て、影響を受けてきました。お二人が今のお仕事で影響を与えられた方を教えてください。堀田:助言をいただいた先輩で浮かぶのは同じ事務所の富田靖子さんです。ご一緒させていただいたとき(『超高速! 参勤交代リターンズ』)、母と娘の役だったのですが、当時、泣く芝居にプレッシャーを感じていて、全然できなかったんです。そしたら富田さんが「泣けないときは泣けないんだよ。いいんだよ」と言ってくださって。絶対こうしなきゃいけないんだ! みたいな考えを覆してくださった。影響を与えてくださった先輩です。宮田:僕はいろんな話をしてくださった中居正広さんです。僕らは7人でデビューしたグループなのですが、「7人いるからって7分の1じゃなくて、ちゃんと全部1分の1できなきゃダメだ」と教えてくださったんです。確かにそうだなって。グループ活動していくうえで、今でも自分の心にある言葉です。○■芸能界に進もうとしたとき、それぞれの家族の反応は?――本作は、家族の物語でもあります。美也子の父は、娘が津軽塗の家業を継ぐことに難色を示しますが、お二人のご家族は、芸能界に入ろうとされたときどんな反応でしたか?堀田:祖母が、宝塚を大好きで、幼少期からよく観に行かせてもらっていました。母の兄である伯父も、舞台に出たりしていて、日本を離れてニューヨークに住んでいた人だったので、表舞台に立つことに対して家族に否定的な感覚はなく、私が芸能界に入りたいと言ったときも誰も否定しませんでした。むしろ「忙しくて帰ってこられないくらいになれ」と背中を押してもらいました。宮田:僕は母がKinKi Kidsの大ファンで、小さい頃から「硝子の少年」を聴きながら育ったので、母から「ジャニーズ事務所のオーディションに行くよ」と言われたときには、「ついにこの日が来たか」という感じでした。母は、自分が中学生の頃から「息子ができたらジャニーズに入れる」と周りに言っていたらしく、父もその頃から母を知っていたので、「母ちゃんはすごいんだ」と言ってます。――すごいですね。本作からは、“離れていても繋がっている”といった家族の形が伝わってきますが、では、お二人の場合は。堀田:私は休みの日でも家族に自分から電話して、3時間くらい喋っています。家族は絶対的な支えであり、見守ってくれる人なので、全部喋りますね。特に母には仕事のことはもちろん、友達関係のことも、恋愛のこともなんでも。ビデオ通話で話してます。母のほうは面倒くさそうですけど(笑)宮田:僕は母が近くに住んでいるのでよく会っています。他愛もない話をするのがいい時間だなと思っています。母も退職して、楽しそうにしていますが、デビューしたばかりの頃は、仕事で遅くなったりしてもご飯を作って待ってくれていたので、今は逆に僕のほうが母に何かしてあげたい気持ちになってきています。○■本編でも語られる、仕事を“続けていくこと”への思い――美也子のおじいちゃんが、“バカ塗り”は「面白くて、やればやるほどやめられなくなる」と思いを口にします。お二人は、現在のお仕事を“続けていくこと”にどんな思いがありますか?堀田:あのシーンはすごく好きです。美也子としてもとても心に残った言葉だと思いますが、私自身も一緒にそこで聞いている感覚がありました。「やり続けることか」と。お芝居を含め、お仕事って本当に摩訶不思議で、やればやるほどやめられなくなる。私自身もうすぐ8年になります。もちろん楽しいことだけでなくつらいこともありますけど、少しずついい意味で楽にもなってきて、自分らしくいられるようになってきたと感じています。宮田:続けることってすごく覚悟がいることだと思いますし、やめることも覚悟がいることだと思うんです。どっちを選んでも覚悟が必要だし、そう考えると、続けるというのは、覚悟し続けなきゃいけないことなんだと思うし、それってステキなことだと思います。僕自身はエンターテインメントを作ったり表現するのが好きなので、この映画を通して、改めて僕も続けようと思いました。――最後にひと言ずつお願いします。堀田:新しいものが周りにあふれていて、いろんなものが自動化したり機械化したりしています。手作業でものを作ることがどんどん減っているなか、こういった題材の作品に携わらせていただくという、私自身とても貴重な経験をさせていただきました。たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。宮田:すごくゆっくりと時間の流れる、本当にいい映画です。胸を張ってそう言える作品に出演させていただいて、この映画をいろんな人に伝えることのできる、今の環境をすごく幸せに感じています。ぜひいろんな方に観ていただいて日本の伝統を知ってもらって、もし行ってみたいと思ったら、青森に行ってみるというのも映画の楽しみのひとつかなと思います。聖地巡礼も楽しいと思います。ぜひ全部込み込み、増し増しで楽しんでください。■堀田真由1998年4月2日生まれ、滋賀県出身。2015年WOWOW『テミスの求刑』でデビュー。2016年NHK連続テレビ小説『わろてんか』で注目を集める。主な出演作にドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(19年)、映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』(21年)シリーズなど。2022年、『鎌倉殿の13人』でNHK大河ドラマ初出演。2023年は、ドラマ10『大奥』(NHK)で3代将軍・徳川家光を演じて高い評価を受け、その後もフジテレビ月9『風間公親-教場0-』をはじめ、話題作への出演が続いている。■宮田俊哉1988年9月14日生まれ、神奈川県出身。2011年にKis-My-Ft2のメンバーとしてCDデビュー。12年に、ドラマ『私立バカレア高校』、映画『劇場版 私立バカレア高校』でドラマ・映画ともに初出演を果たす。13年にはKis-My-Ft2の派生グループである舞祭組としてもCDデビューを果たす。歌手、俳優、タレント、声優などマルチに活躍。主な出演作に、ドラマ『華麗なる一族』(21年)、『ドクターホワイト』(22年)、アニメ『デリシャスパーティ プリキュア』(22年)、映画『劇場版 BEM 〜BECOME HUMAN〜』(20年)など。(C)2023「バカ塗りの娘」製作委員会
2023年09月03日映画 『バカ塗りの娘』(9月1日公開)の完成披露試写会が9日に都内で行われ、堀田真由、小林薫、坂東龍汰、宮田俊哉、鶴岡慧子監督が登場した。同作は青森の伝統工芸・津軽塗をテーマに、津軽塗職人を目指す娘・美也子(堀田真由)と寡黙な父・清史郎(小林薫)が、漆や家族と真摯に向き合う姿を、四季折々の風景や、土地に根付く食材と料理、そこに生きる人々の魅力を織り交ぜ描く。この度は、映画の完成披露試写会が行われ、オフィシャルレポートが到着した。○映画 『バカ塗りの娘』完成披露試写会オフィシャルレポート本作の主人公で津軽塗職人を目指す青木美也子を演じた堀田。先週末には青森県弘前市の舞台挨拶にも参加したが「地元の方が作品を観ていただくことに緊張はしましたが、皆さん優しく微笑んでくださって、とても暖かい雰囲気の中での舞台挨拶でした」と凱旋を報告。鶴岡監督も「舞台挨拶前日にねぶた祭があって『バカ塗りの娘』のねぶたを引かせていただき、感動しました」と撮影地の全面協力に感謝しきりだった。また堀田は役柄について「内気な役で等身大の女の子をイメージしました。セリフの少ない受け身の役でもあったので、しぐさや表情、動きに本質が見えると思い工夫をしました」と紹介。学校でのシーンを挙げて「宮田さんがカッコよく塀を乗り越えていますが、美也子は運動が苦手だと思うのでその違いも出せたらと思いました」と明かすと、当の宮田は「もしかしてイジっている? あれはあれでどうやろうか悩んだ結果です」と大テレで、堀田や坂東から「いや、最高でした!」と労われていた。美也子の父で津軽塗職人・清史郎役の小林。「津軽弁は大変なので、事前にセリフを削ってもらいました」とニヤリとするも「この親子関係として寡黙で不器用な人であった方がいいと思いました」とその狙いを解説。堀田から「今回は父娘として距離の縮まった濃密な時間を過ごせると思いました。弘前での3週間の撮影ではとても勉強になりました」とリスペクトされると、小林も「堀田さんは佇まいのいい人で、自然な演技をされる。僕もお父さんとして自然と向き合うことが出来ました」と返礼していた。青木家の長男で美也子の兄・ユウ役の坂東は「初めて髪の毛をド派手に染めました」とこだわりの役作りを報告しながら「堀田さんとは3度目の共演で3年おきにお会いしている気がする。普段からしっかりとされているので年上かと思ったら、さっき僕の方が1つ年上であることを知りました!」とまさかの事実にビックリ。美也子が一目ぼれする花屋の青年でユウのパートナー・鈴木尚人役の宮田は「演じる上では、一目ぼれされる男ってどんなんだ!? 難しくないか!?と考えました」と打ち明けるも、司会から一目ぼれ経験を聞かれると「うーん、NOじゃないですね!」と高笑いで場を盛り上げていた。○「バカ塗り」にちなんだトーク何度も塗り重ねて「バカ丁寧に作られる」という意味を込めて「バカ塗り」ともいわれる「津軽塗」。インパクト大の本作のタイトルについて鶴岡監督は「効率など関係なく、色々な工程をへて愚直にやらないと辿り着かないのが漆塗り。その素晴らしさを見習いたいと思うとともに、自分もそのような映画を作りたいと思いました」と命名理由を明かした。そんなタイトルにちなんで「バカみたいに続けていること」をそれぞれ発表。鶴岡監督は「映画館通い」といい、かなりのアニメ好きで知られる宮田は「アニメ鑑賞」と答えて「僕にとってアニメは生活の一部。歯を磨くのと同じような感覚で観ています。ギャップありました?」とイメージ通りの返答をしていた。多趣味という坂東は「あそび」と答えながら、どんな「あそび」なのかは「内緒です」。すると小林から「まさか女遊びじゃないだろうね!?」と鋭いツッコミを受けて「違います! カメラとか絵とか…あ、言ってしまった」と頭をかいていた。一方、小林は「仕事」といい「歳を重ねるとベテランと言われることが多くなったけれど、それは本人的には面白くない。初心を忘れず、ただひたすらにひた向きにやっていきたいと思います」と初心貫徹の構え。そして堀田は「母と電話」といい「やり続けているというより、やり続けちゃっている感じ? お母さんが友達みたいな感覚でほぼ毎日電話。休みの時は3,4時間くらいテレビ電話。二人でリモートカフェをしています」と照れながら打ち明けて、「可愛い~!」との声を掛けられていた。最後に主演の堀田は「この作品は津軽塗がテーマの作品で、津軽塗の魅力が最大限に出されている作品です。撮影させていただいた弘前の四季折々の風景や青森の食、出ていただいた青森の人々の笑顔などたくさんの魅力が詰まった作品です。静かな作品ではありますが、観終わった後に心地よかったと思える映画になりました」と胸を張ってアピールしていた。(C)2023「バカ塗りの娘」製作委員会
2023年08月10日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉が、『ヒプノシスマイク』伊弉冉一二三による歌唱曲「ポジティブ my life」の作詞を手がけたことが4日、明らかになった。「ポジティブ my life」は8月23日に発売が決定しているヒプノシスマイク初の2タイトル同時発売EP『The Block Party -HOMIEs-』と『The Block Party -HOODs-』から、『The Block Party -HOODs-』に収録される伊弉冉一二三による歌唱曲。同EPはソロやディビジョンの垣根を超えた歌唱キャラクター組み合わせに発売前から注目が集まっており、今回の「ポジティブ my life」は作詞を宮田が手がけ、作曲・編曲を音楽クリエイターギルドバンドの月蝕會議が手がけた。
2023年08月04日堀田真由主演映画『バカ塗りの娘』より、キーパーソンとなる「Kis-My-Ft2」の宮田俊哉が演じる花屋の青年・尚人の場面写真が公開された。つらいとき、楽しいときを塗り重ねるように日々を生きる父娘が、津軽塗を通して家族の絆を繋いでいく本作。宮田さんが演じる尚人は、漆塗りによってバラバラになってしまった主人公・美也子(堀田さん)の家族を繋ぎ、美也子が変わるきっかけのひとつになるキーパーソンだ。スーパーで働く美也子が、いつも自転車で通る際に見かける花屋の青年・尚人。今回は、津軽塗職人の父・清史郎(小林薫)の仕事を手伝う美也子が、父の手伝いで訪れた結婚式場で尚人と出会うシーンと、花屋で働く尚人が切り取られている。結婚式場で話すシーンは、美也子と尚人との交流が始まるきっかけとなる場面で、尚人のやわらかく爽やかな笑顔から、彼の明るく誰からも好かれる雰囲気が伝わってくる。本作について「普段忙しなく生きている僕にとってはとても緩やかな良い時間を過ごすことが出来ました。そして何より優しい気持ちになれる作品だと思いました。初めての挑戦が沢山あってやり甲斐を凄く感じ、とても幸せでした」と語る宮田さん。以前、「キスマイ超BUSAIKU!?」で堀田さんと共演しているが、そのときの印象とは異なり、堀田さんの持つ空気感がこの作品にとてもマッチしていたと感じたという。一方の堀田さんは、バラエティ番組や音楽番組で見ていた宮田さんと芝居をすることがとても新鮮で不思議だったと話しつつ、宮田さんが演じる尚人はまるで当て書きかのようなハマりっぷりだったと明かす。尚人に密かに元気づけられていた美也子は、尚人に淡い想いを抱くが、実は尚人は美也子の兄・ユウ(坂東龍汰)のパートナー。そのことを知った美也子にとって、尚人は次第に良き相談相手へと変わっていく。そして美也子に対し、「漆、継がないんですか?」とさりげなく背中を押し、変わるきっかけをつくることに。2人について原作者の高森美由紀は「伝統工芸が持つ『敷居が高い』『古い』『とっつきにくい』『重厚』『かたい』などの一般的なイメージとは対比で『とっつきやすい』『新しい』『軽やか』『やわらかい』をユウと尚人は体現しています。伝統工芸が持つイメージのその先を見せてくれそうな瑞々しさを持っていると思いました」とコメントしている。『バカ塗りの娘』は9月1日(金)より全国にて公開。※8月25日(金)青森県先行(シネマカフェ編集部)■関連作品:バカ塗りの娘 2023年9月1日より全国にて公開※青森県先行あり(C)2023「バカ塗りの娘」製作委員会
2023年07月28日●アイドルになって広がった世界 「変わってるんだ私」と発見も今年1月にアイドルグループ・日向坂46を卒業し、2月末に初の書籍『きらきらし』を刊行した宮田愛萌にインタビュー。5年半のアイドル人生を振り返るとともに、執筆業への思い、そして今後の活動について話を聞いた。――日向坂46を卒業されて心境の変化はいかがですか。アイドルだった頃もすごく楽しかったですが、アイドルではなくなってもあまり私は変わらず毎日楽しいです。――アイドルとしての5年半はどんな経験に?かけがえのない仲間に出会えて、ファンの方も老若男女、海外からも来てくださって、いろいろな経験をさせていただきました。その中で、こういう考え方もあるんだなと気づけたり、自分の中の世界を広げてもらったり、本当に大切な経験になりました。――考え方や自分の世界がどう広がったのでしょうか。私は狭いコミュニティで生活してきて、常識だと思っていたことが常識じゃなかったということがたくさんあってびっくりしました。例えば「LK」。『ライオンキング』のことで、私の周りの友達は「LK」で伝わるんですけど、一般的な略称ではないのだと知りました。『美女と野獣』は「BB」と呼んでいて、これも一般的ではないみたいで。そういうことがたくさんあって、ファンの方から「変わってるね」と言われて、「変わってるんだ私」って思いました(笑)――アイドル活動を経て成長できたなと感じていることも教えてください。少し社交的になったと思います。もともと人見知りはしないほうですが、あまり人と関わらないタイプだと親から言われていて。人と関わってみようと思って外の世界を見るようになったのは成長だと思いますし、それとは反対に自分の中で譲れないものも見えるようになりました。――譲れないものとは?人から「こうしたほうがいいよ」と言われたときに、自分も納得したことは取り入れるけど、違うなと思うことは言われても気にしないとか、自分の中で線引きをきっちりするようになりました。――外の世界を見るようになったということですが、どんな世界に踏み出したのでしょうか。自己啓発本を読むようになりました。あと哲学や心理学の本も読むように。――読んで何か変わりましたか?「なんでこの人はこういうことを書こうと思ったんだろう」「これを読んでどうして人は影響を受けるんだろう」と考えてしまって、自分にまではあまり手が回らなかったです(笑)――自分をしっかり持っているからでしょうか。そうですね。すごく頑固ではあると思います。●「学校司書を受けて落ちた」 履歴書には“日向坂46”記載せず――そして、卒業してすぐのタイミングで初の書籍『きらきらし』が発売に。素直にうれしかったです。もともとすごく書きたいと思っていたので、書かせていただけてうれしかったです。――2018年に短編小説集『最低な出会い、最高の恋』に参加されたこともありました。アイドルになってからブログを書いたり、テレビの企画「書き出し王」で小説の書き出しっぽいところを書いていたら、すごく褒められるようになって、もっと書きたいと思うようになりました。そして、書いて完成させるというだけで満足していましたが、『最低な出会い、最高の恋』で感想をもらったことで学びがあり、また小説を書いて出してみたいと思うようになりました。――今後の活動についてはどう思い描いていますか?書くことは続けたいなと思っています。それ以外だと、もっとたくさんの人に本を読んでほしいと思っていて、日本文学についてもっと知ってもらいたいという思いもあるので、その助けになるようなことができたらと思っています。――就職活動もされていると聞きました。そうなんです! 転職サイトに登録していろいろ見ていて、すでに学校司書を受けて落ちました。――履歴書の職歴には「日向坂46」と書かれているのでしょうか。職歴のところに「Seed & Flower合同会社 契約」と書き、「日向坂46」とは書かなかったです。職歴にアイドルって書くのも恥ずかしいなと思いましたし、ふざけていると思われそうでまだ書いていません(笑)――今後も就職活動を継続されるのでしょうか。私に合いそうないい会社があれば受けていきたいなと思っています。――司書など、本に関わる仕事を?本に関わる仕事ができたらいいなと思っています。教科書を作る会社も面白そうだなと思っていて、教育関係にも興味があります。まだ先のことは全然わからないので、いろいろな可能性を考えていけたらなと。でも無職になるので、働かないといけないと思い、バイトと派遣のサイトも登録しました。――バイト経験は?あります。大学生のときに半年間だけ、パン屋とピザ屋と塾講師を並行してやっていました。毎週末バイトしていて遊ぶ時間はゼロでした。――正式な就職先が決まるまでバイトを?やってみたいことをやっていきたいと思っていて、楽しそうなバイトあったらやりたいです。バイトに限らず、楽しそうなことは何でもやってみたいです!――どんなバイトに興味がありますか?本屋さんで働いてみたくて。あとは出版社さんとかいいなと思っています。でも、髪の色とネイルは派手にしたいので、髪の色・ネイル・服装は自由なところがいいです(笑)●「書くことは続けたい」 タレント業は「お声がかかったら…」――タレントとしても活動されていくのでしょうか。わからないです。どうなるんですかね。今、すごく宙ぶらりんで、お声がかかったら考えてみようかなという感じです。――書くことは続けたいということですので、出版社から話があれば今後も前向きに?そうですね。また書かせていただけるのであれば書きたいです。――歌やテレビ出演なども、お声がかかったらその都度考えるというスタンスでしょうか。歌は大丈夫です(笑)。テレビもそんなに興味があるわけではないのですが、本の紹介をさせてもらえるのであれば出演したいです!――興味のある仕事であれば、ということですね。そうですね。本に関わることだったり、私がやりたいと思うことはやっていけたらと思います。――将来的にはどんな未来を思い描いていますか?将来的には大型犬を飼いたいなと思っています。自分の生活もちゃんとできて、その上で犬を1匹ちゃんと養えるだけのお金を持っていられるように。大型犬のほうがお金がかかるので、目標として大型犬にしていますが、本当はダックスでもいいです。――執筆に関することで実現したいことがありましたら教えてください。恋愛小説も書いてみたいですし、エッセイも書いてみたいですし、いろいろ書けたらうれしいです。――文学賞を受賞したいという夢は?それは読んだ方が判断することなので、意識することではないのかなと思っていて、皆さんに刺さらなくても、誰か1人にでもめちゃめちゃ刺さったらいいなと思っています。■宮田愛萌(みやた・まなも)1998年4月28日生まれ、東京都出身。2017年、けやき坂46追加メンバー募集オーディションに合格し、けやき坂46の2期生としてデビュー。2019年2月の日向坂46へのグループ改名後も精力的に活動を続け、2022年9月にグループから卒業することを発表。2023年1月いっぱいで活動を終了した。
2023年03月26日●初の書籍刊行に喜び「すごく書きたいと思っていた」今年1月にアイドルグループ・日向坂46を卒業した宮田愛萌が、2月末に初の書籍『きらきらし』(新潮社)を刊行した。大好きな『万葉集』をモチーフとした連作短編小説集で、その小説を元に、『万葉集』の舞台・奈良を旅する様子も撮影。無邪気に喜ぶ笑顔から、大人びた表情まで、さまざまな表情を見せている。宮田にインタビューし、同書や『万葉集』の魅力、執筆に対する思いを聞いた。――初となる書籍の発売が決定したときの心境からお聞かせください。素直にうれしかったですし、新潮社さんの本は昔からたくさん読んでいたので、それもすごくうれしかったです。――2018年に短編小説集『最低な出会い、最高の恋』に参加されましたが、また書きたいという思いがあったそうですね。そうなんです。すごく書きたいと思っていて「書きたい」と言っていたら、書かせていただける機会をいただけてうれしかったです。――最初から『万葉集』をテーマにしようと決めていたのでしょうか。何を書くかは全然決まっていませんでした。出版が決まって、打ち合わせをしていく中で、『万葉集』をもとに書いたら面白いのではないかと思いつきました。――タイトル『きらきらし』に込めた思いも教えてください。短編集でいろんな主人公が登場するのですが、どの主人公の人生もきらきらしていて素敵だという意味を込めています。そして、人生はどれもきらきらしていて、『万葉集』の歌人にもきらきらした人生があるということも重ねました。――同書で特にこだわったことは?どのお話もちょっとだけリアリティがあるようにすることはすごく心がけて、現実とリンクするような、「この感情知っている!」というようなものを入れ込みました。――『万葉集』の歌から想像を膨らませて書いたということですが、頭の中でどんどんストーリーが浮かんでくるのでしょうか。そうですね。この歌だったらこういうシチュエーションも考えられるかもしれないと、全部「かもしれない」という妄想で膨らませていきました。――昔から『万葉集』をそのような読み方で楽しんでいましたか?もともと行間を読むことが好きで、ここはこういう風にとれるかもしれないと考えていたので、そういう経験が生きているのかもしれません。――絞り出して小説を生み出すのではなく、どんどんアイデアが膨らんでいく?そうですね。いろいろ思い浮かべている時間が楽しいです。ずっと書いていったら(アイデアが尽きて)苦しむかもしれませんが、まだ初めてなので。――今回の小説集には、ご自身の実体験も入っているのでしょうか。例えば、「紅梅色」の大学でのレジュメ作りのエピソードは私の経験からです。ほかにも、図書館で本を選ぶところなど、私がやっていることも合わせて入れました。基本的には想像ですが、私が考えている主人公なので似ているのではないかなと思います。●『万葉集』の魅力は「妄想し放題」 出会いも明かす――「つなぐ」では『万葉集』好きの叔母さんが登場します。ご自身と『万葉集』の出会いの話なのかなと思ったのですが、いかがでしょうか?けっこう似ています。私が最初に『万葉集』と出会ったのが大学のオープンキャンパスの授業だったのですが、そういうちょっとしたことがきっかけでハマるというのは重なっていると思います。――オープンキャンパスでの『万葉集』との出会いとは?私の母校なのですが、高校生のときに大学のオープンキャンパスに行って土佐(秀里)先生の体験授業を受けて、そこで『万葉集』って面白いと思い、この先生の授業をもっと受けたいと思って絶対にこの大学に入ると決めました。そして実際、土佐先生のクラスに入って『万葉集』を勉強していました。――卒論も『万葉集』について書きましたか?それが、4年生のときに土佐先生が国内留学してしまって、別れが突然……。なので、4年目は『万葉集』ではなく、『雨月物語』の授業を受けました。江戸時代の文学で、『万葉集』と関わりもあったので。――宮田さんがそこまでハマった『万葉集』の魅力とは?読み方が自由でいろんな解釈があって、正解がないんです。文章作品はどれも書き手の手を離れたら読み手に委ねられる部分が多いと思いますが、その中でも『万葉集』は古い時代のものなので自由な部分が多いですし、古い時代なのに同じ感情があって、そういうリンクを探したり、こうだったのかもしれないと考えを巡らせられるのが魅力だなと感じています。――正解がないからこそ自由に。はい。妄想し放題です!――『きらきらし』での現代語訳も宮田さんが担当されたそうですが、人によっては違う解釈もできるわけですね。全然あると思います。私はこういう解釈をしたというだけなので、皆さんも自分だけの解釈を見つけてほしいなと思います。――『万葉集』に影響を受けて変わったことはありますか?梅の花が好きになりました。『万葉集』で花といったら梅みたいなところがあるので、梅の花が咲いていると「梅だ!」という気持ちになります。●執筆の喜びや楽しさ実感! 読者の感想から学びも――ちなみに、書くことは昔から好きだったのでしょうか。好きというか、適当に選んだ単語3つを入れて物語を作るという遊びをずっとやっていたんです。中学・高校がメインですが、小学生のときもやっていて。45分でルーズリーフ1枚と決めて、休み時間に友達から単語を3つもらったり、辞書で3つピックアップして、物語を作って遊んでいました。その頃は書くことが好きとは思っていませんでしたが、アイドルになってブログを書いたり、テレビの企画「書き出し王」で小説の書き出しっぽいものを書いていたら、すごく褒められるようになって、もっと書きたいと思うようになりました。――3つの単語を使って物語を作る遊びをしていたという時点で、もともと書くことがお好きなんだろうなと感じました。昔、小説でそういう遊びが出てきて、面白そうだなと思ってやるようになりました。――短編小説集『最低な出会い、最高の恋』に参加したことは、どんな経験になりましたか?それまでは書いて完成させるだけで満足していましたが、発表して感想をもらったことで、「次はこういうのを書いてみたい」「こういう風にしたらよかったかな」「ここはこういう風に伝わるんだな」という学びもあり、また小説を書いて出したいなと思いました。――『きらきらし』も皆さんの感想を聞いて、より喜びを感じそうですね。そうですね。皆さんがこれを読んでどんな感想を抱くのか気になりますし、『万葉集』を好きになってもらえるのか、そういうところも楽しみにしています。――書くこと自体にも喜びや楽しさを感じていますか?自分の頭の中だけだったものが、実際に手元の紙に生まれるというのがすごく面白いです。人と共有することもできるし、もう1回読み返すと粗も見えて、そこからもっとブラッシュアップすることもできて、そこがいいなと思います。●恋愛小説に意欲「すべて妄想となってしまうのですが」――『万葉集』の舞台・奈良で撮影した写真もたっぷり掲載されていますが、奈良での撮影はいかがでしたか?すっごく楽しくて、幸せな時間でした。どの景色もきれいで、神社や古書店などに行きましたが、全部が楽しくてもう1回行きたいです!――お気に入りのカットは?全部お気に入りですが、部屋着でホテルの部屋で撮ったカットは、私の体が柔らかすぎて上半身と下半身のつながりがよくわからないと言われて、体の柔らかさが出たカットになっています。袴を着たカットもすごく気に入っています。実際に卒業式や成人式で着た袴をここで残せたらなと思って着させていただきました。――場所でよかったところは?朝早くに橿原神宮に行ったのですが、朝だったというのもあってすごく静かで空気が澄んでいて、神社を浴びたという感じがしてすごく楽しかったです。鴨とかもいて「かわいい!」って思いました。――今回訪れた場所は初めての場所ばかりでしたか?初めてばかりですね。奈良は中学の修学旅行で行きましたが、あまり覚えていなくて、それ以来2度目の奈良でした。すっごく楽しかったのでまた行きたいです!――次はどんな本を出したいですか?まだ全然考えていませんでしたが、恋愛小説とか書いてみたいです。――ご自身の経験も入れて書かれるのでしょうか。経験値がゼロなのですべて妄想となってしまうのですが、それでもよければ恋愛小説を書かせていただけたら(笑)。『きらきらし』も恋愛の話がありますが、友達に聞いたエピソードを入れたりしながら、ゼロから絞り出しました。■宮田愛萌(みやた・まなも)1998年4月28日生まれ、東京都出身。2017年、けやき坂46追加メンバー募集オーディションに合格し、けやき坂46の2期生としてデビュー。2019年2月の日向坂46へのグループ改名後も精力的に活動を続け、2022年9月にグループから卒業することを発表。2023年1月いっぱいで活動を終了した。
2023年03月24日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉が出演する、スマートフォン向けゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の新CM「熱中する宮田さん」編が、3月10日より放送される。新CMには、“バンドリの日”である28日にCMキャラクターに就任した宮田が登場。楽屋で出番を待つ宮田が、6周年を迎える同ゲームを体験し、ドキドキのライブ感、キラキラなステージ、豊かな表情に圧倒され、「実際すげーわ……」と感嘆する。TVアニメ『バンドリ!』第1期からのファンだという宮田。一足早く新モードのプレイ映像を視聴すると、「すごっ!」「この曲泣けるんですよね~」と撮影開始を前に早くもテンションが上がっている様子だった。撮影がスタートすると、「“宮田俊哉”のオタクの部分をグッと抑え、(オタク度)80%くらいで行かないと……」と自らに言い聞かせていた宮田だが、監督は「リアルな表情をいただきたいです」とリクエスト。それを聞いた宮田は吹っ切れたような生き生きとした表情を見せ、「“宮田俊哉”を120%出しちゃいました!」と仕上がりに自信をのぞかせた。また、同ゲームの魅力を聞かれると、「まず、リズムゲームとしてすごくクオリティが高くておもしろいんです。“オモテ”のリズムとか“ウラ”のリズムとか、ガルパをプレイすることで自分自身にリズム感が身につく。音楽を聴く耳が変わるというのが、音楽的にもおもしろいと思う」と力説。その後も止まらない様子で、ストーリーの魅力、キャラクターの魅力など、次々と独自の“推し”ポイントを紹介するも、「あれ? よくしゃべるなと思ってます?」と我に返り、笑いを誘った。
2023年02月28日アイドルグループ・日向坂46が18日、東京・有明アリーナでクリスマスライブ「ひなくり2022」を開催。グループからの卒業を発表している宮田愛萌が、ファンに向けて自身の思いを語った。けやき坂46時代から毎年クリスマスの時期に開催され、今回で5回目となる同ライブ。白とベージュを基調とした新衣装で登場し、最新シングルの表題曲「月と星が踊るMidnight」からライブがスタート。続く「青春の馬」では、長らく同曲のパフォーマンスに参加していなかった小坂菜緒がセンターポジションに復帰し、見事なパフォーマンスを見せた。MCパートでは、キャプテンの佐々木久美が「おひさまのみなさん、メリーひなクリスマスー!」と会場を盛り上げ、2期生の松田好花を中心にトークを展開。3期生の高橋未来虹は、同ライブを休演している影山優佳と楽屋で交流したことを明かし、影山の健在ぶりをファンに報告した。また、初のクリスマスライブ参加となる4期生の藤嶌果歩は、「おひさまのみなさんとクリスマスを過ごせるっていうほんとに素敵な時間を過ごさせていただいて、ほんとに幸せで、ありがとうございます。四期生一同、今日のためにいっぱい準備してきたので、今日はどうぞよろしくお願いします」と同期を代表して、ファンに向けて挨拶をした。その後、ユニット曲「ママのドレス」、2期生曲「世界にはThank you! が溢れている」、3期生曲「Right?」をクリスマスらしい演出で披露。最新シングルでセンターを務める齊藤京子は、ソロ曲「孤独な瞬間」を肩を大胆に露出した真っ黒なドレス姿で、パフォーマンスし、会場を沸かせた。1~3期生がステージに集合し、「一生一度の夏」をライブ初披露すると、再度MCコーナーに。昨日のライブで来年2月に「おもてなし会」の開催が発表された4期生を代表し、宮地すみれが「四期生の個性や新たな魅力をたくさんお見せしたいと思います。ぜひ会いに来てください。よろしくお願いします」と意気込む。これを聞いた佐々木も、「この数か月で四期生の伸びがほんとにすごくて。でもまたおもてなし会でいろんな壁にぶつかったりすると思うんですけど、先輩たちもできるだけ協力して、素敵なおもてなし会にできたらいいなと思います。頑張ってね!」とエールを送った。後半戦は「HEY! OHISAMA!」からスタートし、「君しか勝たん」「ドレミソラシド」とシングル曲を立て続けにパフォーマンス。さらに、ライブ定番曲「誰よりも高く跳べ! 2020」「キツネ」で会場を盛り上げた。本編ラストでは、久美の「みなさんへの今年の、今までの感謝を込めて、おひさまを思って、歌わせていただきます」という曲振りから、「知らないうちに愛されていた」を歌唱。会場に集まったファンと一緒に手を振り、一体感に包まれながら幕を閉じた。アンコールでは、佐々木の「今日はまだここに出ていないメンバーがいますね」という振りから、グループからの卒業を発表している宮田が、黒の大人っぽいドレスでステージに登場。「ひなくりの最後でこうやってご挨拶をできて、みんなの前に出れたのがすごいうれしい」と語り、ステージに立てる喜びを表現した。「私、加入して、大変なこともいっぱいあったなって。めっちゃつらいこといっぱいあったんですよ。大学と両立とかぜんぜんできないと思って」と自身の活動を振り返った宮田。「芽実さん(卒業生の柿崎芽実)とぶりっ子を2人でやらせていただいたときに、芽実さんが『疲れたね』って何気なく言ったんですよ。それが私すごいうれしくて。そのときほんとに両立とかで悩んでたから、そういう風に声をかけてもらって嬉しかった」と柿崎とのエピソードを語り、同じく卒業生の井口眞緒、現メンバー、スタッフに感謝を伝えた。また、自身のサイリウムカラーである赤とピンクに染まった会場を見て、「みんなありがとうね。配信のみんなもほんとに見てくれてありがとう。みんなのことほんっとうに大好きで、大切で、たぶん一生忘れないし。みんなに何か私のかけらがちょっとでも残ったらいいなってことは、すっごく思います。どうかね、残せたかね」とファンに問いかけると、会場からは大きな拍手が起こる。そして、「私は何があってもメンバーの味方でいるって思うし、絶対にメンバーがこれからすごい楽しかった、日向坂で良かったって卒業するようなグループになってくれたらいいなってほんとに思ってます。そのためにもおひさまのみんなの力がすごい必要だし、みんなが支えてくれればもっともっと良いグループになるって信じてるので、これからもよろしくお願いしします」とメッセージを送った。宮田の呼びかけで、同期の2期生がステージに登場すると、宮田を囲んで涙ながらに「君のため何ができるだろう」をアカペラで歌唱。その後、メンバーが再登場して最後の曲「JOYFUL LOVE」を披露し、ひとりステージ残った宮田は、「日向坂になって良かったかもしれない」と深々と頭を下げてステージを後にした。■日向坂46「ひなくり 2022」セットリストM1:月と星が踊るMidnightM2:青春の馬M3:ときめき草M4:アディショナルタイムM5:ママのドレスM6:My godM7:世界にはThank you! が溢れているM8:Right?M9:孤独な瞬間M10:ブルーベリー&ラズベリーM11:一生一度の夏M12:HEY! OHISAMA!M13:君しか勝たんM14:ドレミソラシドM15:誰よりも高く跳べ!2020M16:キツネM17:知らないうちに愛されていたEN1:キュンEN2:JOYFUL LOVE
2022年12月19日株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2022 年8月15日に『おっさん社会が生きづらい』(小島慶子 著/税込 1,188 円)を発売しました。小島慶子氏は、アナウンサーをしていた頃から“若くて可愛い女性に価値がある”といった「おっさん的感性」に疑問を感じていました。本書は、独善的で想像力に欠けコミュニケーションが一方的で、ハラスメントに無自覚な“おっさん性”が染みついた日本社会についての考察です。「おっさんは、私だった」と自覚した著者が、さまざまな立場から日本のジェンダーギャップ問題に警鐘を鳴らしている識者5人との対談を通して、脱おっさん社会のヒントを探ります。著者近影写真:鈴木愛子自分の内なる“おっさん性”に気づいた衝撃著者はもともと、年長の男性に権限や権力が集中する、構造的な問題を指摘したいと考えていました。その思いは、前出の超辛口な“おっさん性”の定義にもあらわれています。しかし皮肉なことに、おっさん社会の問題点と向き合う中で、「稼いでいる者が偉い」という意識を持ち、仕事をもたない夫を見下している自分に気づいてしまったのです。忌み嫌ってきたはずの“おっさん性”を自覚して衝撃を受け、危機感を覚えたことが、本書執筆の強い動機となりました。上野千鶴子、平野啓一郎氏らと対談性別や年齢を問わず、権力を振りかざす者が陥るのが“おっさん社会”です。5人の識者との対談には、おっさん社会に染まらないヒントが満載。ある時はそれぞれの専門分野から新たな視点を得ながら、またある時は自身の夫との関係を赤裸々に告白しながら、気炎を上げています。清田隆之さん(恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表)多賀太さん(男性学を研究する関西大学教授)熊谷普一郎さん(小児科医)平野啓一郎さん(小説家)上野千鶴子さん(東京大学名誉教授)独善的で想像力に欠けた一部の人間がハラスメントや差別を繰り返す“おっさん社会”をやり続けるのか、人々が皆、無理に強がることなく多様な弱さを認め合い、支え合うことで繫栄する社会に変わるのか、日本は今まさにその岐路を迎えているのだ。(本文より)『おっさん社会が生きづらい』について【著者】小島慶子(コジマケイコ]1972年、オーストラリア生まれ。エッセイスト、タレント。東京大学大学院情報学環客員研究員、昭和女子大学現代ビジネス研究所特別研究員。学習院大学卒業後、TBSに入社。アナウンサーとしてテレビ、ラジオに出演。2010年に独立後は、各メディア出演、講演、執筆など幅広く活動。2014年、オーストラリアに移住。自身は日本で働きながら、夫と二人の息子が暮らすオーストラリアとを行き来する生活を送る。著書に『解縛』(新潮文庫)、『不自由な男たち』(田中俊之氏との共著、祥伝社新書)など。『おっさん社会が生きづらい』書影【書誌情報】タイトル:おっさん社会が生きづらい著:小島慶子判型:新書判並製レーベル:PHP新書定価:1,188円(税込)発売日:2022年8月15日ISBN:978-4-569-84856-3発売元:株式会社PHP研究所 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月26日“宇宙生物駆除”専門の中小企業・宮田バスターズ(株)の奮闘を描く『帰ってきた宮田バスターズ(株)』が、8月20日(土)より、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開される。その予告編とポスタービジュアルが公開された。昨年11月、池袋シネマ・ロサで公開されると、低予算映画の枠を超えたものづくりへのこだわりと熱い企業ドラマに口コミが広がり、2度の延長上映を記録。その後、注目作としてTOHOシネマズ ピックアップ・シネマ第3弾に選出されると、上映は満席に。さらに、今年の沖縄国際映画祭で招待作品に選ばれるなど、勢いが止まらない本作。監督・脚本は、本作の元となった短編作『宮田バスターズ(株)』でカナザワ映画祭2019「期待の新人監督」に選出された坂田敦哉。主演はぴあフィルムフェスティバルPFFアワード2016グランプリ受賞作『食卓』の渡部直也、ヒロインに『春原さんのうた』の大須みづほ、共演に東大卒YouTuberの山本愛生、さらに宮崎美子が特別出演している。本作はオフィスや社用車など、多くのセットをすべてホームセンターで手に入る材料で手作りした“DIY”映画であることも話題を呼んだ。それゆえ、壁を破り、車が突っ込み、巨大ロボット大暴れ!?通常の セットでは叶わないような派手でリアルな特撮映像も楽しめる。「宮⽥バスターズ(株)にお任せください︕」。宇宙⽣物の⾶来により事故や怪我の被害が多発。そんな世の中を救うのが、 電話⼀本で駆けつける“宇宙⽣物駆除”専⾨の中⼩企業・宮⽥バスターズ(株)。 社⻑・ミヤタを中⼼とする総勢5⼈の社員たちは⽇々、業務に明け暮れていた。かつて多くの⼈々を救い、ヒーローのように崇められた宮⽥バスターズ(株)だったが、近年は駆除作業に伴う器物破損により苦情が殺到。追い討ちをかけるかのように、素⼈でも簡単に宇宙⽣物を駆除できる「光線銃」が発売され仕事も激減し、会社は廃業の危機に陥る。頭を抱えるミヤタ社⻑のもとへ颯爽と現れたコンサル会社の男が提案する起死回⽣の⼀⼿とは。バラバラになってしまった社員たちの⼼はもう⼀度⼀つになれるのか?それとも時代の波に飲まれてしまうのか。宮⽥バスターズ(株)の社運やいかに̶̶今回の劇場公開に伴い、宮田バスターズ(株)の人気マスコット“タンクくん”の誕生を描く宮田バスターズ外伝『タンクくん誕生!』も同時上映決定。リニューアルされたポスタービジュアルには、壁をぶち破り飛び出してくる宮田社長とタンクくんの姿が描かれている。【上映劇場・スケジュール】池袋シネマ・ロサ:8⽉20⽇(土)〜9⽉2⽇(金)⼤阪第七芸術劇場:9⽉公開予定名古屋・⼤須シネマ:8⽉29⽇(月)〜9⽉11⽇(日)『帰ってきた宮田バスターズ(株)』8月20日(土)より公開
2022年07月04日舞台『ようこそ、ミナト先生』のフォトコールが4日に東京・新国立劇場 中劇場で行われ、相葉雅紀、松平健、金子ありさ(脚本)、宮田慶子(演出)が取材に応じた。同作は脚本・金子ありさと演出・宮田慶子によるオリジナルストーリー。山あいの町・日永町を1年前に観光客として訪れた湊孝成(相葉雅紀)は、この町で非常勤の教師となって、高齢化社会や過疎化など、町の様々な問題に日々奔走していた。人々にも慕われ、町の中心人物となりつつあったが、実はある秘密を抱えていた。町や人生の “再生” をテーマにした心温まる物語となる。相葉のほか秋元才加、忍成修吾、濱田龍臣、須藤理彩、 青木さやか、中山祐一朗、松平健らが出演する。「定期的にやっていきたい」と舞台にも意欲を見せる相葉は、「自分がやりたいと思っていた舞台をこんなに素敵な皆さんに囲まれてできることを幸せに思いながら、毎日吸収できることを吸収しようという思いで、1カ月稽古を続けて、ようやく今日が来ました」としみじみ。「楽しんでいただけるように精一杯やるというのは大前提なんですけど、個人的にずっとお客様の前に立ちたくて。無観客の状態でやることが多かったので、少し緊張はしてるんですけど、楽しんでやりたいと思います」と意気込んだ。12年ぶりの舞台稽古について、相葉は「長かったです。結構しごいていただいたので、本当に吸収できることは吸収して。12年間空いたというのもあるんですけど、12年分のダメ出しが来るので、ハードな期間でした。今日を迎えられて本当に光栄です」と振り返る。「たまに(脚本の)金子さんが見に来られて、その時は本当に褒めてくれるのですごい嬉しかったです」と周囲を笑わせた。演出の宮田は「稽古の途中で『ごめんね、12年分のダメ出ししてるよね、それは消化できないよね』と言ったくらい」と同意。相葉について改めて「12年間本当にたくさんの成長をなさって、12年分ものすごく素敵な大人の男性になって中身が充実なさったのを実感しまして」と褒めつつ、「真摯にきちんと重ねていかないといけない役柄なので、きちんと向かい合ってる時に、大人になって中身が充実しちゃった分、どう受け止めてどう表現したらいいんだろうということを、日々探しながら深めていきました。ハードだけどここが楽しいと思って欲しいと思いながらも、しごいてました」と明かす。出会った頃について聞かれると、宮田は「16年くらい前、(相葉が)20代で舞台ほとんどやってなかったくらいで、もう追っかけまわしてダメ出ししてました。また、逃げるんですよ!」と暴露する。一方で、「そういうことがあったなあというのを懐かしく思い出すくらい、すごい大人になった」と相葉のことを称賛した。脚本の金子は「お二人の師弟関係がすごく信頼してお預けしただけなんですけど、相葉さんはかっこよくなったな、男前だなと頼もしく思って。それから12年前と同じチームなんですが、松平さんを迎えられることが光栄です」と喜ぶ。「私の持っていた相葉さんのイメージに、ファンタジーとリアリティの融合というのがありまして、身近に感じるんだけど存在しないような。そこをすごく意識して、ドラマや映画ではできない舞台ならではの役柄、表現方法を」と意図を説明した。相葉への舞台のアドバイスを求められた松平は「アドバイスなんてもう、すごい努力家なので」と恐縮。また俳優の風間俊介も舞台『恭しき娼婦』の初日を迎えることについて聞かれると、相葉は「風間くんも今日初日なので、さっきLINEしました。返って来ませんでした」と苦笑する。嵐のメンバーの反応について「松本くんは来ると言ってくれるんですけど、みんな忙しいので……ねえ?」と気遣う。「櫻井くんも二宮くんも連絡とって、ごはんに行こうという話をしてるし、けっこうみんなつながりありますよ」と語った。東京公演は新国立劇場 中劇場にて6月4日~19日、 大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて 6月29日~7月3日。
2022年06月04日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉が、30日(15:00~)に『キスマイ宮田のニコ生やったって it’s Alright!』をニコニコ生放送で配信する。宮田の冠番組となる同配信は、23日~30日に行われる「ニコニコ超会議2022」内のオンライン企画として開催。ニコニコ生放送の象徴である流れるコメント機能を使い、ユーザーと宮田が双方向のリアルタイムコミュニケーションを楽しむ。また、番組内では宮田から重大発表も行なう予定だ。
2022年04月20日浜辺美波主演の医療ドラマ「ドクターホワイト」特別編が3月27日オンエア。宮田俊哉演じる淳平の“その後”に「実ってよかった!」などの声が上がるとともに、高橋文哉演じる新平との共演にも「ガッツリ絡んでる」など喜びの声が集まっている。医療知識だけを知って育った雪村白夜が「それ、誤診です!」と病名を覆して患者の命を救っていく新感覚医療ミステリードラマとして放送されてきた本作。臓器移植用のクローンとして育てられたが、自由を得て医者になることを目指している雪村白夜を浜辺さんが演じ、最終回で白夜から“告白”された「月刊メディカルサーチ」の記者・狩岡将貴に柄本佑。白夜も参加する診断に特化した協議チーム(CDT)の高森麻里亜には瀧本美織。将貴の妹で脳動脈瘤の難手術が成功した狩岡晴汝に岡崎紗絵。将貴、麻里亜とは中学時代の同級生で将貴と白夜の正体を探った刑事の奥村淳平に宮田さん。CDTの皮膚科医でプレイボーイで女好きな夏樹拓実に勝地涼。恩師の死を乗り越え精神的にも成長したCDT若手研修医の佐久間新平に高橋さん。人間観察が趣味で好奇心の塊でもある精神科医の西島耕助に片桐仁。CDTの脳神経外科医で硬派で責任感が強く熱い男でもある仙道直樹に高橋努。高森総合病院の外科部長から院長になった真壁仁に小手伸也。麻里亜の兄で白夜を生み出した組織を追う高森勇気に毎熊克哉。高森総合病院の元院長・高森巌に石坂浩二といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。自由の身となった白夜はCDTで働きながら、亡くなった前院長の巌(石坂浩二)との約束を果たすべく、医者を目指して勉強に励んでいた。しかし医療の知識はあれだけ豊富な白夜だが、受験勉強となるとそうもいかず、このままでは非常に厳しい状況。そこで夏樹、仙道、西島らは翌日に大学共通テストを控えた白夜に最後の特訓を行うことに。そんななか勇気によって命を救われ再び看護学校に通い始めた晴汝が、胸の痛みを訴える淳平を連れてやって来て、佐久間が診察する…というのが特別編の展開。実は晴汝と淳平は交際をはじめていたが、将貴にはそのことを隠しており、そのストレスから淳平は帯状疱疹による肋間神経痛になっていた。この事態に「交際を隠してるのが結構ストレスだったとか…」「付き合ってるの秘密にしてたからか…」「淳平わりとストレスに弱そうだもんな…」などの反応が上がるとともに「淳平さんの恋が実ってよかった!ニコニコ、ラブラブで見てて嬉しくなった」「淳平さん晴汝ちゃんのカップル感」など、晴汝と付き合いはじめたことを祝福する声も。また「佐久間先生と淳平さんがガッツリ絡んでる」「激レアな佐久間先生と淳平さんツーショットつよい」「佐久間先生と淳平さんの共演シーンも最高だった」「佐久間先生頑張れ!淳平のことよろしく頼むよ!」など、淳平を演じる宮田さんと佐久間を演じる高橋さんの共演にも喜びの声が上がっている。(笠緒)
2022年03月29日嵐の相葉雅紀が、舞台『ようこそ、ミナト先生』の主演を務めることが3日、明らかになった。同作は脚本・金子ありさと演出・宮田慶子によるオリジナルストーリー。山あいの町・日永町を1年前に観光客として訪れた湊孝成(相葉雅紀)は、この町で非常勤の教師となって、高齢化社会や過疎化など、町の様々な問題に日々奔走していた。人々にも慕われ、町の中心人物となりつつあったが、実はある秘密を抱えていた。町や人生の “再生” をテーマにした心温まる物語となる。相葉は12年ぶりに舞台に出演。『恋はつづくよどこまでも』『着飾る恋には理由があって』などを手掛ける脚本家の金子と、多種多様な作品を手掛け緻密な演出で評価の高い宮田、嵐の活動休止以来ドラマ『和田家の男たち』主演や様々なバラエティ番組のMCなどテレビを中心に活躍している相葉が、12年前に相葉主演で上演した『君と見る千の夢』以来再集結した。東京公演は新国立劇場 中劇場にて6月4日~19日、 大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて 6月29日~7月3日。○相葉雅紀 コメント12年振りに舞台をやらせて頂くことになりました。そして、12年前にもお世話になった演出の宮田慶子さん、脚本の金子ありささんと再びご一緒できること、大変光栄に思っております。皆様に楽しんで貰えるよう、全身全霊をかけて向き合っていきます。楽しみに待っていただけたら嬉しいです。○金子ありさ コメントその人の本当の心の奥はわからない。そんな物語を書いてみたいと思いました。そしてどんな人の心の奥を覗いてみたいかと思った時に、相葉さんのような、はっきりとした『陽』の輪郭のある方こそ、その奥の『陰』が描けるのではないかと思いました。その町一番の人気者、ミナト先生。みんな、太陽のようなその人に照らされて日々の暮らしが明るくなります。ですが彼には、 秘密がありました。彼がひそかに抱えるある事情を、町の人々は知っていく事となります。前回、舞台『君と見る千の夢』でご一緒した相葉さん、宮田先生とのチーム再結成です。あれから12年、私達も、世の中も、そしておそらく相葉さんご自身も、大きな変化があったかと思います。その時の重なりを 実感しながら、またとない機会に感謝しながら、来てくださる全てのお客様に何かを届けられたらと願っております。○宮田慶子 コメント2010年に上演した『君と見る千の夢』以来、12年ぶりに相葉さんとのタッグが実現します。大きな飛躍と変化を重ねてきた相葉さんとの待ちに待った再会は、きっとまたお互いに、発見と進化の道のりになると思います。脚本は『君と見る千の夢』に引き続き、最も信頼する金子ありささんとの再タッグです。リアルで重量感のある脚本に向かいながら、じっくり時間をかけて練り上げる舞台作りの中でまた新たな顔を引き出せたらと、ワクワクしています。
2022年03月03日『恋はつづくよどこまでも』(TBS系・2020)、『着飾る恋には理由があって』(TBS系・2021)など、近年の人気ドラマの脚本を手掛け、数々の大ヒット作を生み出してきた脚本家の金子ありさが手掛ける舞台『ようこそ、ミナト先生』が、2022年6月、相葉雅紀を主演に迎え上演される。嵐の活動休止以来、テレビ朝日系連続ドラマ『和田家の男たち』での主演、また、様々なバラエティ番組のMCなど、テレビを中心に活躍している相葉が舞台に出演するのは実に12年ぶり。演出は青年座公演のほか、翻訳劇・古典・ミュージカルやオペラなど多種多様な作品を手掛け、緻密な演出で評価の高い宮田慶子が務める。金子ありさ×宮田慶子×相葉雅紀という、2010年の相葉主演舞台『君と見る千の夢』でタッグを組んだ3人が、再び集結することになった。12年ぶりの舞台出演に際し、相葉は「12年前にもお世話になった演出の宮田慶子さん、脚本の金子ありささんと再びご一緒できること、大変光栄に思っております。皆様に楽しんで貰えるよう、全身全霊をかけて向き合っていきます。」とコメントを寄せた。物語の舞台はとある山あいの町・日永(ひなが)町。1年前に観光客として訪れた湊孝成(みなとたかなり/相葉雅紀)は、この町で非常勤の教師となって、高齢化社会や過疎化など、町の様々な問題に日々奔走していた。人々にも慕われ、町の中心人物となりつつあったが、実はある秘密を抱えていて……。上演は6月4日(土)~6月19日(日)東京・新国立劇場 中劇場、6月29日(水)~7月3日(日)に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。【相葉雅紀コメント】12年振りに舞台をやらせて頂くことになりました。そして、12年前にもお世話になった演出の宮田慶子さん、脚本の金子ありささんと再びご一緒できること、大変光栄に思っております。皆様に楽しんで貰えるよう、全身全霊をかけて向き合っていきます。楽しみに待っていただけたら嬉しいです。【金子ありさ(脚本)コメント】その人の本当の心の奥はわからない。そんな物語を書いてみたいと思いました。そしてどんな人の心の奥を覗いてみたいかと思った時に、相葉さんのような、はっきりとした『陽』の輪郭のある方こそ、その奥の『陰』が描けるのではないかと思いました。その町一番の人気者、ミナト先生。みんな、太陽のようなその人に照らされて日々の暮らしが明るくなります。ですが彼には、 秘密がありました。彼がひそかに抱えるある事情を、町の人々は知っていく事となります。前回、舞台『君と見る千の夢』でご一緒した相葉さん、宮田先生とのチーム再結成です。あれから12年、私達も、世の中も、そしておそらく相葉さんご自身も、大きな変化があったかと思います。その時の重なりを実感しながら、またとない機会に感謝しながら、来てくださる全てのお客様に何かを届けられたらと願っております。【宮田慶子(演出)コメント】2010年に上演した『君と見る千の夢』以来、12年ぶりに相葉さんとのタッグが実現します。大きな飛躍と変化を重ねてきた相葉さんとの待ちに待った再会は、きっとまたお互いに、発見と進化の道のりになると思います。脚本は『君と見る千の夢』に引き続き、最も信頼する金子ありささんとの再タッグです。リアルで重量感のある脚本に向かいながら、じっくり時間をかけて練り上げる舞台作りの中でまた新たな顔を引き出せたらと、ワクワクしています。公演概要『ようこそ、ミナト先生』脚本:金子ありさ演出:宮田慶子主演:相葉雅紀【東京公演】2022年6月4日(土)~6月19日(日)新国立劇場 中劇場【大阪公演】2022年6月29日(水)~7月3日(日)梅田芸術劇場メインホール【問合せ先】東京公演:東京グローブ座 TEL:03-3366-4065大阪公演:キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888 (11:00〜16:00 ※日祝休業)公式サイト: 記事公開時、公式サイトのアドレスが誤っておりました。訂正してお詫び申し上げます。
2022年03月03日アイドルグループ・日向坂46の宮田愛萌と声優の石原夏織が、29日(18:00~)に放送される文化放送『文化放送サタデープレミアム まなもの部屋with石原夏織』でパーソナリティを務める。初の直接共演となる2人は、約10年前から石原のファンであると公言している宮田のもとに石原がサイン入りアルバムCDを届けたり、石原のYouTube配信で宮田からの手紙が読まれたり、間接的な交流を続けてきた。今回はタッグを組み、ラジオ特番でパーソナリティを務める。同番組では、宮田の名前からもじった「まなもの部屋」に石原が遊びに来る設定のもと、石原がいるからこそ見える宮田の姿や、一方で宮田が聞くからこそ見えてくる石原の姿を引き出していく。また、日向坂46レギュラーラジオの文化放送『日向坂46の「ひ」』(毎週日曜18:30~)のスタッフが集結し、番組内の人気コーナー「ワザトカワイイ」を実施。日向坂46随一の“ぶりっこキャラ”で“宮田プロ”と呼ばれる宮田と、プロの声優である石原が“あざとかわいさ”を披露し合う。
2022年01月14日俳優の浜辺美波さんを主演に迎えた、関西テレビ・フジテレビ系の新ドラマ『ドクターホワイト』に、アイドルグループ『Kis-My-Ft2』の宮田俊哉さんが出演することが発表されました。『ドクターホワイト』あらすじ豊富な医療知識があるものの医師ではない、正体不明の主人公・雪村白夜が、「それ、誤診です!」と病名をくつがえして患者の命を救っていく、新感覚の医療ミステリードラマである同作。原作は樹林伸氏の小説『ドクター・ホワイト千里眼のカルテ』『ドクター・ホワイト神の診断』で、医療ドラマとしての見ごたえはもちろん、クスッと笑えるエンタメ感もたっぷりだといいます。また、主演の浜辺さんのほか、わきを固めるのは豪華俳優陣。俳優の柄本佑さん、瀧本美織さん、勝地涼さん、片桐仁さんら、個性豊かな俳優陣が集結します。『ドクターホワイト』での宮田俊哉の役どころは?今回、追加キャストとして発表された宮田さんが同作で演じるのは、捜査二課の刑事・奥村淳平。刑事としては優秀ではあるものの、不器用で二課の『はぐれ者』的な存在という役どころです。宮田さんは出演決定にあたり、動画でコメントを寄せています。 #宮田俊哉 さんスペシャルな✨コメント動画いただいてます♀️ので…みなさまに、お届けします!いつも、ありがとうございます♪ #ドクターホワイト #1月17日スタート #15分拡大 #浜辺美波 #柄本佑 #瀧本美織 #岡崎紗絵 #勝地涼 #片桐仁 #高橋努 #高橋文哉 #宮田俊哉 #小手伸也 #石坂浩二 pic.twitter.com/OAMfXjfUdY — 『ドクターホワイト』公式 (@dr_white2022) December 8, 2021 個性豊かな俳優たちが織り成す、新感覚医療ドラマ『ドクターホワイト』は、2022年1月放送開始予定です。[文・構成/grape編集部]
2021年12月10日日本のチェロ界を牽引するトップランナー宮田大が11月、今年生誕100年(来年没後30年)のタンゴの巨匠アストル・ピアソラの作品集『Piazzolla』をリリースした。「ピアソラを弾くのはバルトークを弾くときと同じような気持ち。土地の言葉や風景、香り…。民族の音楽を弾く感覚です。ジャズのように即興を交えることもありますが、ピアソラはちゃんと楽譜があるので、たとえばベートーヴェンのmpを、mfの表現で弾いてみようかというのと同じような解釈です。今回のアルバムも、クラシックの演奏会を聴くように聴いていただけると思います」ピアソラの音楽は演奏家自身を投影すると話す。「誰が聴いてもピアソラとわかる個性があるけれども、すごくシンプルなメロディ。演奏家がどう弾くかにかかっているので、今の自分が感じていること、自分がどういう音楽家なのかということが投影されると思います。バッハの無伴奏を弾くのと似ています」グループとしてはピアソラ初挑戦というウェールズ弦楽四重奏団のキレキレの共演にも注目。「弦楽器奏者にしか感じられない解釈をお伝えできたらなと思いました。メンバーのうち三人は桐朋の同級生。気心知れた仲間で音楽作りができましたし、彼らにしか出せないウェールズの音があります」三浦一馬のバンドネオンも加わって一気にタンゴの気分を醸し出すアンサンブルの編曲とピアノは、赤丸急上昇中の山中惇史。「彼はヴァイオリンも少し演奏するので、やはり弦を知っている編曲だなと感じます。今回は山中惇史の作品集でもあると言えるぐらいの立役者です」2月には東京と大阪でCDと同じメンバーによる発売記念コンサートも[25日(金)東京オペラシティ/26日(土)ザ・シンフォニーホール]。収録曲の抜粋に〈リベルタンゴ〉の無伴奏版(小林幸太郎編曲)を加えたピアソラ集と、トルコのピアニスト・作曲家ファジル・サイのチェロ・ソナタ。「ピアソラの晩年とサイの若手時代は重なります。同じ時代の空気を吸った二人の作曲家。ピアソラはアルゼンチンの、サイはトルコの、民族の音楽を大切にしているという共通点もあります。あとは、山中くんと大作のソナタを弾きたいというのも大きな理由です。すごく愛着が湧いているアルバム。録音中に蓄えた多くのアイディアもあります。コンサートは、それを生かして、またみんなと音楽で対話しながら作っていきたいと思います」(取材・文:宮本明)
2021年12月01日