「宮藤官九郎」について知りたいことや今話題の「宮藤官九郎」についての記事をチェック! (3/18)
宮藤官九郎が企画・監督・脚本を手掛けたドラマ「季節のない街」が、Disney+(ディズニープラス)「スター」にて8月9日(水)より全話一挙配信。本作の主人公・半助こと田中新助に宮藤組初参加となる池松壮亮、さらに仲野太賀、渡辺大知ほか、宮藤組の常連から初出演まで超豪華なキャストが大集合する中、『ドライブ・マイ・カー』で話題を呼んだ三浦透子が宮藤作品に初出演。表情で見せる演技で、仮設の「街」で生きる女性を熱演している。本作は、宮藤さんが長年温めてきた企画で、山本周五郎の小説「季節のない街」の映像化。黒澤明監督によって『どですかでん』のタイトルで映画化され、1970年に公開された。この傑作小説をベースに、本作では舞台となる「街」を、12年前に起きた“ナニ”の災害を経て、建てられた仮設住宅のある「街」へ置き換え、現代の物語として再構築した。三浦さんが本作で演じているのは、街いちばんの無口な女性“かつ子”。かつ子はクセ者揃いの仮設の「街」で、実の母親から叔母夫婦に預けられ、叔母の夫である飲んだくれの叔父と3人で暮らしている。ほとんど感情を表に出さない内気な性格で、叔母が病気で倒れても酒ばかり飲んで働かない叔父を尻目に、生活のために無理をしながら昼も夜も黙々と内職に励んでいる。そんな辛い境遇にありながらも、かつ子に恋心を抱いている青年部のオカベ(渡辺大知)との交流を通して、少しずつ心を通わせていき変化していくというキャラクターだ。元々子役として活躍しており、芸歴20年以上のキャリアを誇る三浦さんは、アカデミー賞国際長編映画賞ほか、多くの映画賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』での寡黙なドライバー役で大ブレイク。その後も、他人に恋愛感情を抱かず、性的にも惹かれない“アロマンティック・アセクシャル”の女性を演じた初の単独主演作の映画『そばかす』や、冤罪事件の端緒となる女性を演じたドラマ「エルピスー希望、あるいは災いー」、バカリズムによる緻密な脚本が話題を呼んだタイムリープコメディ「ブラッシュアップライフ」では主人公に関わるタイムリーパー役と、シリアスからコミカルな役どころまで、その確かな演技力で表現し、話題作に引っ張りだことなっている。本作で、かつ子の物語が2話に渡り描かれる第7話・8話の「がんもどき」というエピソードでは、いつも笑顔で明るいオカベと無口なかつ子という正反対なキャラクターである2人のぎこちなさがありつつも、純粋さを感じられるやり取りが見どころ。物語はある衝撃的な展開を迎えるが、それを経て2人の関係性がどう変わっていくのか注目してほしい。かつ子は登場シーンではほとんど喋らない無口な女性だが、オカベにしか分からないような細かい表情の演技や、少しの歩き方の変化でその日のコンディションを表現するなど、ちょっとした佇まいの変化で何かを訴えかけてくるような様子は場面写真からも伺うことができる。長いキャリアで培った抜群の表現力で、出演する作品ごとに見る者に深い印象を残す三浦さんと宮藤作品の化学反応に刮目してほしい。「季節のない街」は8月9日(水)よりディズニープラス「スター」にて一挙配信(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月31日映画『こんにちは、母さん』(9月1日公開)の完成披露試写会が31日に都内で行われ、主演を務める吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、宮藤官九郎、田中泯、山田洋次監督が登壇した。同作は山田洋次監督によるオリジナル作。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘(永野)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れると、割烹着を着ていたはずの母親が艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活していることに驚く。恋愛までしているようで戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。大泉の娘で吉永の孫を演じた永野は「山田組には2度目の参加だったんですが、久しぶりに山田監督とご一緒できて、そしてこれだけ素晴らしい先輩方とご一緒できたことが光栄でした」と挨拶。そして、吉永・大泉が浴衣姿をみせるためにターンを披露した流れを汲み取り、「では、1周回ります」とターンをして見せ、爽やかな浴衣姿で観客を魅了していた。父・昭夫を演じた大泉について、永野は「やっぱり父や母に対してのある種の甘えみたいなものはあるので、大泉さんを前にするといつも以上に自分の気持ちが高ぶる瞬間もあれば、ぶつけたくなったりもして。でも大泉さんが全部受け止めてくださったので、すごく好きな父でした」と笑顔を見せる。永野から絶賛を受けた大泉も目尻を下げ、「ありがとうございます……」と喜びをかみしめていた。また、撮影期間中の思い出を聞かれると、「大泉さんは本当にカメラが回っていないときでもお話が面白いです……」と回顧。そのほとんどが食べ物の話だったそうで、「撮影が終わったあとに、おいしいご飯屋さんに連れて行ってくださって、父のようにかわいがってくださいました」と本当の父娘のようなエピソードを披露した。一方で、祖母を演じた吉永についても、「(共演できて)すごく光栄でした。現場でミシンを動かされている姿を見させていただいたときに、吉永さんなんですが、その町でその場所にいらっしゃる本当のおばあちゃんに見えて、女優として憧れました」と話す。撮影の合間には差し入れももらったそうで、「『ちょっとお腹空いたら食べてね』と和菓子ももらったので、大事に大事に食べました(笑)」と振り返っていた。
2023年07月31日映画『こんにちは、母さん』(9月1日公開)の完成披露試写会が31日に都内で行われ、主演を務める吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、宮藤官九郎、田中泯、山田洋次監督が登壇した。同作は山田洋次監督によるオリジナル作。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘(永野)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れると、割烹着を着ていたはずの母親が艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活していることに驚く。恋愛までしているようで戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。MCの笠井信輔アナウンサーからの要望に応じ、浴衣姿で1周回った吉永の姿を見た大泉も挨拶を前にターンを披露。笠井アナからは「回らなくて結構です!」と声がかかるも、会場は大きな盛り上がりを見せる。「なんで回らなくて結構なんですか! 回らせてくださいよ」と早くもボヤキが止まらない大泉は、「(劇中には)吉永さんの息子役の私、さらに私から生まれた永野芽郁ちゃん。吉永さんから永野芽郁ちゃんはまぁわかる。いったい何が起きて、(大泉自身を指して)これが生まれたのかが、分からないです。映画の中でも突然変異ということで処理させていただいております」と話し、笑いを誘う。続けて、「ただ、映画の中にいる昭夫とお母さんは親子にしか見えないと思いますので手放しで観てください。山田監督が作られました古き良き日本の姿だと思うんですけど、我々もしくは若い人たちからすると、新しさも感じる映画でございます」とアピールした。イベント中盤、クロストークのために笠井アナから「マイクをお持ちください」とキャスト陣に声がかかると、大泉はマイクではなく飲み物を持つというボケを披露。しかし、田中も同タイミングで飲み物を飲もうとしており、「まさか泯さんとボケが被るとは! やるなぁ泯さん……」とコメントし、会場を盛り上げる。今作で寺尾聰演じる牧師に恋をする母親を演じた吉永が「恋はとても大事だと思います。どんなに年を重ねても、ときめく心というのはなきゃいけない」と話すと、恋する母親を否定する息子を演じた大泉も「うちの母が86歳で、この映画の設定のように、もし早くに父を亡くしてるのであれば、母にそういう人ができたのであれば、僕は正直喜ぶと思う」と自身に置き換えてコメントする。続けて話を展開しようとするも、早く次の話題に行こうとする笠井アナの動きが気になったようで、「ないんですか? 時間」「聞いてますか? 私の話を!」とボヤキが炸裂。最後には、「まぁまぁまぁそういうことですよ……」と拗ねたような表情を見せていた。また、タイトルにちなみ「最近、“こんにちは”したことは?」というテーマでトークが展開されると、大泉は答えに悩んでいる様子で、「全然浮かばない……」とポツリ。順番を最後にさせそうになると、「後にされてもキツイな!」と言い、「この間、休暇でロサンゼルスに行ってきまして、エンゼルスの試合を観てちょっと離れたところから大谷翔平選手に『こんにちは』できました」となんとかエピソードを披露し、安堵の表情を見せていた。
2023年07月31日映画『こんにちは、母さん』(9月1日公開)の完成披露試写会が31日に都内で行われ、主演を務める吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、宮藤官九郎、田中泯、山田洋次監督が登壇した。同作は山田洋次監督によるオリジナル作。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘(永野)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れると、割烹着を着ていたはずの母親が艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活していることに驚く。恋愛までしているようで戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。吉永らキャスト陣は、涼しげな浴衣姿で登場。吉永は「山田監督作品『母べえ』『母と暮せば』では、戦前から戦後で大変つらい時期を苦しみながら耐える母を演じさせていただきました。今回のお母さんはちょっと飛んでて、明るくてみんなと一緒に生きていくという母親です」と挨拶する。MCからの「せっかくきれいな浴衣姿ですので、1周回って帯なども見せていただければ……」という要望に、吉永は「1周まわって、ワンっ! って言う……?」と冗談を交えながらも対応し、艶やかな和装姿で集まった観客を魅了していた。今作で下町の母を演じた吉永は役作りについて聞かれると、「大泉さんのことを『お前』と呼ぶんですよね。それが生まれて初めてのことで。最初とまどいがあったんですけど、そのうちに慣れてきました」と振り返る。一方で、吉永から“お前”と呼ばれた大泉は「セットに入って吉永さんにお会いすると、母さんにしか思えない。その中で母さんから“お前”って普通に言われるのは、何の違和感もなくて、本当に昔から言われていたような気がしました」としみじみと語った。また宮藤が、撮影中に急遽山田監督からかなりの量のセリフを追加されたというエピソードを披露すると、山田監督作品にこれまで6本出演している吉永は、「監督のそういうのを“号外”と呼んでおりました。『号外が来たぞ!』と(笑)。(もともと台本に)書いてあったものと違うセリフになって、必死で覚えて当日やることもあります」と日常的に行なわれていることだと明かした。イベント終盤、今作のタイトルにちなみ、「最近、“こんにちは”したものは?」というテーマでトークが展開されると、「その赤ちゃんは、大泉さんより前の作品で息子役をやってくださった、某和也さんという方のお嬢ちゃん。お会いすることができました」と説明し、『母と暮せば』で息子役を演じた二宮和也を示唆し会場を驚かせた。そして、「ぜひ大泉さんのお嬢さんにもお会いしたいと思っています」と笑顔を見せていた。
2023年07月31日ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」にて宮藤官九郎が、企画・監督・脚本を手掛けるドラマ「季節のない街」。この度、池松壮亮演じる主人公の相棒猫・トラの“裏”の顔を、皆川猿時が演じていることが分かった。本作は、希望を失い、12年前“ナニ”が起きた「街」にやってきた主人公が「街」の住人たちの姿に希望をみつけ、人生を再生していく青春群像エンターテインメント。本作の主人公で、街の住人を観察し、それを報告して収入を得るために街に潜入した半助こと田中新助を池松壮亮、半助を街の青年部に引き入れるタツヤを仲野太賀、タツヤと同じく青年部のメンバーで酒屋の息子・オカベを渡辺大知が演じ、3人が所属する青年部が仮設の「街」での物語をリードする。池松さん演じる本作の主人公の半助は、12年前の“ナニ”と呼ばれる災害で住む場所を失った人たちが集まる街の住人の情報を、依頼主に報告することで収入を得ている孤独な男。そんな半助の唯一の家族であり、相棒でもある猫のトラは、人間と猫という関係性を超えて半助と半助を取り巻く超個性的な住人たちと対等に渡り合う威風堂々とした猫。このトラを演じているのは映画『ねことじいちゃん』での名演でも話題になり、俳優猫として確固たるキャリアを築いているアメリカンショートヘアーのベーコン(8)。半助曰く「でっぷりと肥えていて、サッカーボールのように大きくて顔も丸い」というトラを、ベーコンのもふもふフォルムとベテランの風格でそのまま体現している。実はこのトラ、半助の家の中と外では別の顔を持っている。その姿をWキャストとして皆川猿時が演じている。大きな体で尻尾をピンと立て、相手を威嚇しては腕っぷしの強さで日々縄張りを拡大している街の“ボス猫”の一面を持っている一方で、街で揚げ物屋を営むくに子(片桐はいり)が作ったコロッケを狙う“食いしん坊猫”でもある。今回さらに、ベーコン“トラ”と皆川“トラ”の可愛すぎるメイキング写真も到着。秘密を抱え、街に潜入した半助が相棒猫・トラと共に過ごす“街”での日々は、半助をどのように変えていくのか、気になるところだ。「季節のない街」は8月9日(水)よりディズニープラス「スター」にて配信開始(全10話一挙配信)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月20日宮藤官九郎が企画・監督・脚本を務めるディズニープラス独占配信ドラマ『季節のない街』の本予告映像が公開された。本作は、宮藤が長年温めてきた企画で、山本周五郎の小説『季節のない街』の映像化。黒澤明監督によって『どですかでん』のタイトルで映画化され、1970年に公開されたことでも知られている。本作では、舞台となる“街”を、12年前に起きた“ナニ”の災害を経て、建てられた仮設住宅のある街へ置き換え、現代の物語として再構築。希望を失いこの街にやってきた主人公が、街の住人たちの姿に希望をみつけ、人生を再生していく青春群像エンターテイメントとして描く。このたび公開されたのは、全員いわくつきな街の住人たちを収めた本予告映像。主人公・田中新助(池松壮亮)が相棒猫・トラ(ベーコン)と街にやってくるシーンから始まる。“ナニ”と呼ばれる災害で被災した人々が暮らす仮設住宅が建てられてから12年が経ち、世間からは“忘れられた街”となっている。街で見たものや聞いた話をメールで報告するだけで報酬がもらえるという怪しい仕事のためにやってきた新助は、早速「どですかでん~、どですかでん」と毎日見えない電車を走らせる六ちゃん(濱田岳)に遭遇。六ちゃんから、半ズボンを履いているからという理由だけで「半助」と命名される。また、半助を街の青年部に引き入れるタツヤ(仲野太賀)、青年部のメンバーで酒屋の息子・オカベ(渡辺大知)の姿のほか、無口なかつ子(三浦透子)、六ちゃんとともに仏壇に手を合わせる母・くに子(片桐はいり)、街を見守るたんばさん(ベンガル)、タツヤの母・しのぶ(坂井真紀)とタツヤの兄・シンゴ(YOUNG DAIS)が再会するシーンも。さらに、隣に住む大親友の益夫(増子直純)と初太郎(荒川良々)の楽しげな様子、その妻・光代(高橋メアリージュン)と良江(MEGUMI)、博識なホームレス父(又吉直樹)と息子(大沢一菜)、気品をまとった男・島さん(藤井隆)と、そのワイフ(LiLiCo)がキャベツを手に八百屋に啖呵をきる姿、街の暴れん坊・熊(奥野瑛太)などに加え、優しい夫・良太郎(塚地武雅)の妻でともに5人の子どもを育てる、元アイドルのみさお(前田敦子)のビフォーアフターも映し出される。終盤では、この街に暮らし、次第にここが自分の居場所だと感じはじめた半助と、この街に変化が訪れることを予感させる映像に仕上がっている。『季節のない街』本予告映像<作品情報>『季節のない街』8月9日(水) よりディズニープラス「スター」で全10話独占配信ディズニープラス 公式サイト:
2023年07月14日名匠・黒澤明監督が『どですかでん』のタイトルで映画化した傑作小説をベースに、宮藤官九郎が企画・監督・脚本を手掛けるドラマ「季節のない街」が「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」にて8月9日(水)より全話一挙配信される。宮藤さんは、物語の舞台となる「街」を、12年前に起きた“ナニ”の災害を経て建てられた仮設住宅のある「街」へ置き換え、現代の物語として再構築。希望を失いこの「街」にやってきた主人公が「街」の住人たちの姿に希望をみつけ、人生を再生していく青春群像エンターテインメントとして描いた。「季節のない街」宮藤さんといえば、いまなお絶大な人気を誇る2000年のドラマ「池袋ウエストゲートパーク」で連続ドラマの脚本家デビュー。翌年には映画『GO』で映画脚本のデビューを果たすと、日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。以降も「木更津キャッツアイ」シリーズや「タイガー&ドラゴン」、現在再放送中の連続テレビ小説「あまちゃん」、映画化される「ゆとりですがなにか」などでその都度ブームを引き起こし、映画では『舞妓Haaaan!!!』や『なくもんか』などのヒット作を連発。脚本作品『1秒先の彼』今年はNetflixとタッグを組んだドラマシリーズ「離婚しようよ」で大石静と共同脚本を務め、台湾で大ヒットを記録した『1秒先の彼女』のリメイク『1秒先の彼』が7月7日(金)より公開、劇場版『ゆとりですがなにか インターナショナル』の公開が10月に控えており、いま勢いが止まらない。常に新作が期待される、日本を代表する脚本家のひとりだ。脚本作品『ゆとりですがなにか インターナショナル』さらに、俳優、作曲家、放送作家、演出家、ミュージシャンなど多彩な顔を持つ宮藤さんは、監督としても活躍。これまでに監督・脚本を手掛けた作品を過去4本生み出している。宮藤さんならではの奇想天外でコミカルな世界観を舞台に、一度見たら忘れられないインパクトと人間味溢れるキャラクターが躍動する。そんな“クドカン”ワールドが堪能できる監督・脚本兼任作品を、最新作ドラマ「季節のない街」の配信を前にふり返ってみた。1.監督デビュー作!『真夜中の弥次さん喜多さん』(05)「池袋ウエストゲートパーク」(IWGP)でもタッグを組んだ長瀬智也と、歌舞伎役者の二代目 中村七之助をW主演に迎え、しりあがり寿による傑作コミックを映像化。恋人同士である、ワイルドな弥次さん(長瀬さん)と薬物中毒の役者の喜多さん(七之助さん)がお伊勢様を目指す旅を描く。過去には是枝裕和監督も受賞した、新人映画監督に送られる「新藤兼人賞金賞」を受賞した。2.名優たちの吹っ切れた演技が魅力『少年メリケンサック』(09)主演の宮崎あおいをはじめ、バンドのリーダーを演じた佐藤浩市などの吹っ切れたような演技が見どころ。レコード会社で働く新人OLのかんな(宮崎さん)が、4人組の中年パンクバンドのツアーに同行するハメになる…。元「ナンバーガール」の向井秀徳が音楽を担当し、宮藤さんがパンクへの愛を爆発させたロード・ムービー。3.草彅剛を主演に迎えたオリジナル作『中学生円山』(13)妄想ばかりしている中学生の円山(平岡拓真)が、草彅剛演じる、同じ団地に越してきた謎のシングルファーザーとの出会いを経て成長していくさまを、CGやアクションを駆使した妄想シーンを交えて描く。熱演を見せた子役出身の平岡さんや草彅さんのほか、『息もできない』をはじめ自身も監督や俳優を務める韓国俳優のヤン・イクチュン、シンガーソングライターの遠藤賢司など、ユニークなキャスティングが話題となった。4.現世へ戻るべく決死の地獄めぐり!『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(16)不慮の事故で17歳で命を落とし、地獄に落とされた高校生の大助(神木隆之介)が現世へ戻るべく悪戦苦闘する、という物語。大助が地獄で出会う、地獄専属のロックバンド「地獄図(ヘルズ)」を率いる赤鬼のキラーK(長瀬智也)やCOZY(桐谷健太)らのド派手な特殊メイクや振り切った演技が注目を集めた。また、「地獄図(ヘルズ)」が主題歌「TOO YOUNG TO DIE!」でCDデビューを果たし、野外ロックフェス「METROCK」にも参加した。企画・脚本・監督も務める最新作ドラマ「季節のない街」は「第2章の幕開け」約7年ぶりの監督作となるドラマ「季節のない街」は、宮藤さんが長年お気に入り作品として挙げる黒澤明監督『どですかでん』の原作でもある山本周五郎の同名小説の映像化作品。念願の企画とあって自ら「第2章の幕開け」と語るほどの入魂作だ。仮設住宅のある「街」を舞台に、ワケありの住人たちを描く群像劇で、『どですかでん』では描かれなかったエピソードも。突然、街にやってきた半助(池松壮亮)と半助を街の青年部に引き入れるタツヤ(仲野太賀)、タツヤと同じく青年部のメンバーで酒屋の息子・オカベ(渡辺大知)の3人を中心に、個性的なキャラクターたちがそれぞれ事情や問題を抱えながらも必死に前を向いて生きる姿が描かれる。新たなステージへ入った宮藤監督作品に注目だ。「季節のない街」は8月9日(水)よりディズニープラス「スター」にて全10話一挙独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:少年メリケンサック 2009年2月14日より全国にて公開© 2009「少年メリケンサック」製作委員会中学生円山 2013年5月18日より全国にて公開© 『中学生円山』製作委員会TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開© 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会ゆとりですがなにか インターナショナル 2023年10月13日より全国にて公開©2023「ゆとりですがなにか」製作委員会
2023年07月09日山下敦弘監督最新作『1秒先の彼』よりメイキング写真が解禁された。本作は、岡田将生、清原果耶W主演、宮藤官九郎脚本の山下敦弘監督最新作。京都を舞台に、テンポの違う男女による“消えた1日”を巡る物語を描く。この度解禁されたメイキング写真では、『天然コケッコー』以来16年ぶりのタッグとなった岡田さんと山下監督の姿も捉えられている。イベントで山下監督は「お互い若い頃を知っていて、久しぶりに会って照れてしまった」と語っていたが、撮影現場ではお互いの信頼度がさらに増したといい、解禁となった写真では山下監督から真剣に演技指導を受ける岡田さんの姿や、監督自らが岡田さんに直々にポーズを示してみせる場面も切り取られている。ほかにも、映画の鍵を握るバス運転手を演じた荒川良々の楽しそうな笑顔や、郵便窓口でワンテンポ早いハジメとワンテンポ遅いレイカのタイミングを探る岡田さんと清原さん、弾き語りを練習する桜子役の福室莉音とその姿をケータイで撮影する岡田さんの姿があり、岡田さんと清原さんをはじめ出演者全員が「とっても優しくて楽しい現場だった!」と口を揃えて語っていたように、ほがらかな空気感漂う撮影現場の様子が垣間見える。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年07月02日現在配信中のNetflixシリーズ「離婚しようよ」より、夫婦役を演じた松坂桃李と仲里依紗、脚本を担当した宮藤官九郎と大石静の4名が撮影秘話を語るスペシャル映像が公開された。6月22日から全世界配信スタートとなり、日本では今日のTV番組1位を獲得、世界でもTop10入りしている本作(6月28日現在)。宮藤さんと大石さんの共同脚本、しかも交換日記のように、交互に脚本を書き継いでいくスタイルによるオリジナルストーリーで、気持ちはすでに冷めきったものの、それぞれの事情ですぐには離婚できない夫婦のすれ違いを描くコメディ作品となっている。今回到着したのは、4名が本編シーンを観ながら撮影の舞台裏を明かす映像。仲さん演じる国民的女優・ゆいの決め台詞「かしこみ、かしこみ~」と揃えて、オープニングから楽しそうな様子が伝わる中、映像は夫婦喧嘩が映し出されると、「常に怒ってるんですよ、このセットの中」と仲さん。女性にだらしなく能天気な三世議員の夫・大志が、喧嘩の原因は何だったのか、自分の言動を顧み、これまでの流れを反芻するシーンに続くと、宮藤さんは「こういうことないですか?怒られてる途中で何が良くなかったんだろう?あの時違うことを言ってたら怒られなくて済むのかな?ってシミュレーションするんだけど、、、」と脚本の制作秘話を語り出し、大石さんが「その話よく言われたけど、宮藤さん家そうなんだなーといつも思ってた(笑)」と暴露。さらに、離婚協議に臨む緊迫したシーンへと移り変わっていく。不甲斐ない大志の尻を叩き離婚協議を進めていく敏腕弁護士・印田薫を演じる板谷由夏、うさん臭いが腕は立つ、ゆいの担当弁護士・石原ヘンリーKを演じる古田新太とともに、4人で離婚調停について話し合う…かと思いきや突如、大志以外の4人がノースリーブになり、煩悩の塊の大志の心が乱されていく、というコメディ色全開のこのシーン。松坂さんが「こんな状況下でも煩悩ですもんね(笑)」と素直なキャラに触れると、仲さんは「すんごい見てる(笑)」と二の腕を凝視する大志を演じたコメディセンス抜群な演技を絶賛。また、古田さんの二の腕が披露されるや否や、仲さんが「古田さんめちゃくちゃキレイなんです!肌がめっちゃ白くて!!」と意外なダークホースの登場に4人が盛りあがる一幕も。続いて、大志とゆいが双方のパートナーについて語り、愚痴を言い合うシーンへ。仲さんが「海外みたい。お互いのパートナーについて愚痴を言い合うって」と語りだすと、宮藤さんも賛同。そして、「離婚すると10年くらい寿命が縮まるって聞いたことがあって」という仲さんの言葉に全員が驚愕する中、「それぐらい体力だったり精神的に疲れるって聞いたことがあるんですけど、海外だと”おめでとう!”という感じで離婚するじゃないですか、自分の幸せのために離婚するっていう意識だから」と続き、全員が共感。「この作品では、大志もゆいもどんどん幸せな方向に向かっていくし、そういう意識が少しでも変わるといいなとは思いましたね」と明かしており、離婚というネガティブなイメージを抱きがちな事柄を経て、幸せへと向かっていく姿描いた本作への思いを吐露している。Netflixシリーズ「離婚しようよ」は全世界独占配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年06月29日皆さんは就活で苦労をしたことはありますか?今回はトンデモ面接官と戦った女性のスカッとエピソードを紹介します!イラスト:モナ・リザの戯言どうしても働きたい会社主人公は就活中の大学生。母親の体調が悪く、なるべく近所で働ける就職先を探していました。そんなときに、希望する職種の新しい会社が近所にできました。企業理念にも共感した主人公は、選考を受けることに。ところが一次面接の面接官は、人を見た目で判断するトンデモ面接官だったのです。面接が終わり、主人公が帰ろうとすると、後ろからトンデモ面接官が追いかけて来て…!?ふさわしくない出典:モナ・リザの戯言面接官は主人公に「どうせ不採用だから選考辞退しろ」と言います。失礼な発言をする面接官に驚きながらも、逆に闘志を燃やす主人公。その後実力で選考を突破し、見事希望のポジションで内定をもらいます。一方、失礼なトンデモ面接官はその悪行が社長にまで知れ渡り、会社をクビになってしまうのでした。報われる結果でよかった真面目な主人公が報われる結果になってよかったです。面接官の失礼すぎる行動には驚きましたが、自業自得な結果にスカッとしたエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月27日監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組み、岡田将生と清原果耶がW主演を務める『1秒先の彼』が現在開催中の第25回台北映画祭のガラ・プレゼンテーション部門に正式出品され、岡田さん、山下監督、宮藤さんが記者会見やプレミア上映に参加した。第57回台湾アカデミー賞を最多受賞したチェン・ユーシュン監督作『1秒先の彼女』を原作に、日本版では男女の設定を反転し、舞台を京都に移して描く本作。6月23日に行われた記者会見では大勢の台湾メディアが駆けつけ、それぞれまずは「こんにちは」と中国語で挨拶。台湾は初めてという岡田さんは「オリジナル版を観た時に、ぜひ台湾に行ってみたいと思っていたので、1つ夢が叶いました」と話し、同じく宮藤さんは「普通、脚本家はあまり映画祭に行かないのですが、『台北映画祭にはぜひ行かせてくれ』と言って何か月も前からスケジュールを空けていました」と楽しみにしていたと話した。司会が「この3人が揃って台湾にいらっしゃるということは、日本のコンテンツが好きな台湾人にとってたまらない光景かと思います」と話し、岡田さん、山下監督、宮藤さんの台湾での人気ぶりが伺えた同日の夜は台湾プレミアの上映後Q&Aに登壇。台湾プレミアのチケットは、発売開始後に約600席が即時完売。台北映画祭の上映作品のなかで最も早く“10秒”で完売したという。あまりの人気ぶりに、SNSでは「チケットを手に入れるには、1秒どころか5秒早い必要がある」と冗談を交えて嘆く台湾現地のファンが多数いたほど。上映前の熱気溢れる満席の会場に山下監督、岡田さん、宮藤さんが入場すると、満場の拍手が沸き起こり、3人は台湾版のキャスト・スタッフ、そして観客とともに客席で映画を鑑賞した。上映中は細かいセリフや仕草の1つ1つに笑いや反応があり、ときには笑い声がセリフに被るほど。劇中ではハジメが「(その地域が)洛中か洛外かどうか」についてこだわるシーンが度々登場するが(※京都市中心部とその周辺を示す言葉で、中心部を「洛中」、その周辺を「洛外」という)、一部の京都人は「洛中か洛外か」に強いこだわりがある人がいるため。これは台湾人にとっても一種の「あるある」ネタのようで、その面白さが通じ、上映中に何度も会場から大きな笑いが起きていた。エンドロールの主題歌までかみしめた満席の観客は場内が明るくなると、一斉に拍手喝采。3人が拍手に応えるために立ち上がるとさらに大きな拍手が巻き起こった。プレミア上映後にはQ&Aを実施山下監督「すごく不思議な映画になった」観客からのQ&Aでは客席から一斉に手があがり、我先に質問をしようと熱烈にアピール。まず、山下監督は「チェン・ユーシュン監督の隣の席で一緒に上映を観ていたので、めちゃくちゃ緊張していました。観客のみなさんも笑えるところでちゃんと笑ってくれて。今まで観客と一緒に観たことなかったので、すごく嬉しかったです」と感謝を語る。日本リメイクに際して問われると、「岡田くんが郵便局員をやったら面白そうという期待はあったけど、映画になる形は見えてなかったんです」と明かし、「レイカ役の清原さんやほかのキャストも決まって、撮影しながら探っていって。編集して完成するギリギリまでどうなるだろう、と思ってました。今日も観て、すごく不思議な映画になったと思いました。リメイクで形も変わっているのだけど、何故かラストは同じ。不思議なリメイク作品になったと思いました」と話した。岡田さんは役づくりについて、「監督とリハーサルを兼ねて一緒にハジメくんというキャラクターを作っていきました。まず『人より”1秒早い”ってどういうことだろう』というところから話して、それがちゃんと成立するようにお芝居を作っていくと、キャラクターが個性豊かになっていきました」と語り、「あともうひとつは、京都弁のセリフを話すことによってキャラクターがものすごい勢いで走り出した感覚が自分の中でありました。監督とそういうのものを一緒に感じながら作り上げていきましたね」と回答。質問者のなかには「初めまして。初めましてですが、岡田さんのことが15年間ずっと大好きです」と日本語で想いを伝えるファンも。「撮影では何が大変でしたか?」と問われると「京都弁です。すごく大変でした(笑)。でも、キャラクターを作り上げるのにはこの京都弁にすごく助けられました。ものすごく練習しました」と改めてふり返った。さらに、山下監督作品の『天然コケッコー』に出演し、宮藤作品にも数多く出演したが、改めてこの2人と組んだ感想を問われると、「すごく緊張しましたね。お二人を知ってるからこその緊張感」と岡田さん。「山下監督とご一緒するのは約16年ぶりですが、当時僕は高校生だったので、大人になった姿をみせたいっていう気持ちがあって。その緊張感を踏まえてハジメくんという役と向き合えたのは、僕にとってかけがえのない時間でした。宮藤さんは本当に毎回チャレンジングな役を僕に与えてくださって(笑)。宮藤さんとお仕事するときは毎回大変な役ばかりなんです。ちょっとだけ恨んでます(笑)」と正直に(?)明かした。Q&A終了後には、原作『1秒先の彼女』チェン・ユーシュン監督とメインキャストのリー・ペイユーとリウ・グァンティン、プロデューサーらも登壇。チェン・ユーシュン監督は感想を問われると「今日初めてリメイク版を観ましたが、とても良かったです。『1秒先の彼女』をリメイクしてくださり、感謝しています」と話し、「ハジメを演じた岡田さんが素晴らしかった。役柄に合っていると思いました」と大絶賛。『1秒先の彼女』で“1秒遅い彼”を演じたリウ・グァンティンは上映を観ている間、登場人物たちの一挙手一投足に、時に大きく笑い、時にはじっとスクリーンを見入っていた。そして“1秒早い彼女”を演じたリー・ペイユーと、日本版『1秒先の彼』で“1秒早い彼”を演じた岡田さんが初対面、全員でフォトセッションを行った。翌6月24日も満席で熱気あふれる会場で上映後のQ&Aに3人が登壇。9月1日からの台湾劇場公開に向けて、「チェン・ユーシュン監督のオリジナル版がとても素敵で面白くて。リメイクするにあたり、皆ですごく悩みながら作りました。日本で、なおかつ僕らならではの意味を込めて作ることができたと思っているので、劇場公開時にもまたぜひ観てください」と山下監督がアピールし、大盛況のQ&Aを締めくくった。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年06月26日宮藤官九郎が企画・監督・脚本を手掛け、池松壮亮、仲野太賀、渡辺大知が初共演するドラマ「季節のない街」に出演する超豪華キャストが一挙発表。個性的な住人たちのキャラクターポスターも解禁された。本作は現在、朝ドラ「あまちゃん」が再放送中の宮藤さんが長年温めてきた企画で、山本周五郎の小説「季節のない街」の映像化。黒澤明監督によって『どですかでん』のタイトルで映画化され、1970年に公開されたことでも知られる不朽の名作。この傑作小説をベースに、本作では、舞台となる「街」を、12年前に起きた“ナニ”の災害を経て、建てられた仮設住宅のある「街」へ置き換え、現代の物語として再構築。希望を失いこの「街」にやってきた主人公が、「街」の住人たちの姿に希望をみつけ、人生を再生していく青春群像エンターテインメントとして描く。主人公の半助こと田中新助役を池松壮亮、街の青年部を率いるタツヤを仲野太賀、青年部のメンバーで酒屋の息子・オカベを渡辺大知に続く、第2弾キャストが発表。併せて解禁された9種類のキャラクターポスターは、主人公・半助(池松さん)を取り巻く、個性的でワケありな街の住人を世帯やグループごとに分けてデザインされたもの。それぞれのキャッチコピーは、街の住人を観察し、それを報告すると収入を得ることができるため、街に潜入した半助目線の説明になっており、キャラクター同士の関係性や街での立ち位置が伝わるものになっている。池松さん演じる半助と相棒の猫・トラとの2ショットのキャラクターポスターのコピーは「この街には、イロイロあるんです。」というもの。街を見守る半助と住人たちが今後どう交わっていくのか期待が高まるものに。トラは、アニマル界の名優・ベーコンが演じている。仲野さん演じるタツヤ一家のポスターのコピーは、「この街には、いびつな親子関係がある。」というもの。母・しのぶを坂井真紀、タツヤの兄・シンゴをラッパーとしても活躍するYOUNG DAISが演じている。タツヤの表情からも一筋縄ではいかない親子関係が伺える。渡辺さん演じるオカベが恋する、街でいちばん内気なかつ子を演じるのは三浦透子。第94回米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』以降話題作への出演が続くが、宮藤関連作は初参加。コピーは「この街には、一方通行の愛がある。」。2人の恋模様は想像を超えた事件を引き起こす!?“どですかでん”と叫びながら、街の中を毎日一人で見えない電車を運転する六ちゃんを演じるのは濱田岳。その六ちゃんの母・くに子を宮藤組常連の片桐はいり、六ちゃんの良き理解者であり、住人たちの愚痴を聞き、街を見守るたんばさんをベンガルが演じる。コピーは「この街には、電車が走っている。」。向かいあった仮設住宅に暮らし、夫婦揃って大親友の増田益夫と河口初太郎をそれぞれ増子直純(怒髪天)と荒川良々、その妻である増田光代と河口良江を宮藤関連作へ初参加の高橋メアリージュンとMEGUMIが演じている。「この街には、夫婦を超えた関係がある。」という意味深なコピーから、誰も観たことのないような夫婦の形に想像が膨らむ。この街に慰問で訪れ、そのまま住みついてしまった元アイドル・沢上みさおを演じるのは、宮藤関連作初参加の前田敦子。アイドル時代のみさおの熱心なファンで、5人の子どもを育てる優しい夫・沢上良太郎を塚地武雅が演じる。コピーは、「この街には、大家族の絆がある。」。誰ひとり、夫の良太郎には似ていない5人の子どもたちとこの夫婦たち家族の絆はどのような展開になるのか?突然、街へやってきた気品をまとった男・島さんには宮藤さんからの信頼が厚い藤井隆、その島さんの愛するワイフを、ド派手な衣装と奇抜なメイクで演じるのは宮藤組初参加のLiLiCo。一見アンバランスな2人の関係は「この街には、究極の愛がある。」と表現されている。この街には、気品あるホームレスの親子も住んでいる。ホームレス父を、宮藤関連作へは初参加となるが、NHK「おやすみ日本 眠いいね!」で宮藤さんと共同MCをつとめている又吉直樹が演じ、『こちらあみ子』で鮮烈なデビューを飾った大沢一菜がホームレスの息子を演じる。コピーは「この街には、金はないが夢がある。」。2人が語る「夢」とは!?最後は、半助を雇い、街の情報を得ている怪しい男・三木本を演じる鶴見辰吾と、街の暴れん坊・熊を演じる奥野瑛太。「この街には、ヤバいやつがいる。」という問題だらけの仮設の街の“裏”を匂わせるコピーに。また、その他、かつ子の育ての親である叔母・妙子を広岡由里子、その夫・京太を岩松了、半助の元彼女を佐津川愛美が演じている。宮藤さんが初めて企画としてクレジットされる意欲作に、超豪華なキャストたちが大集結した。企画・監督・脚本:宮藤官九郎 コメント黒澤明監督の『どですかでん』には、当時の名優、怪優が顔を揃える。田中邦衛さん、井川比佐志さん、伴淳三郎さん、三波伸介さん、三谷昇さん、菅井きんさん。53年の時を経て、令和版を作るなら、誰を誰に変換しよう。映画好きの飲み会でいちばん盛り上がるやつ。楽しくないわけがありません。似てればいいってもんじゃない。例えば、濱田岳くんと別現場で会った際に、その優しい声と、スイッチが入った瞬間、うっすら目に狂気が宿るところが、六ちゃんにピッタリだと思ったけど「電車バカの役、やりません?」とは言いづらかったし、本人も「喜んで!」とはならないだろうから慎重に交渉しました。お母さん役の片桐はいりさん、荒川良々&MEGUMIさん夫婦、増子直純&高橋メアリージュンさん夫婦のように、他いないでしょう!というくらいバチっとハマるケースもあったし、藤井隆さんが溺愛する“ワイフ”のキャスティングで悩んだ末、自分の口からLiLiCoさんの名前が出た時は、ひょっとして俺、天才なのか?と勘違いしたし、塚地武雅さんと前田敦子さんの大家族を想像しただけでニヤニヤした。もう撮らなくていいかってくらい楽しかったです。さらに撮影が始まると、現場は驚きの連続でした。いつか建てる家の話を淡々と語るホームレス親子。あんな表情豊かな又吉さん、見たことないです。大沢一菜さんの、時折、誰よりも大人に見える眼力の強さ。長男ばかり可愛がるお母さん役、坂井真紀さんの歪んだ母性、YOUNG DAISくんの飄々とした佇まい。長老役のベンガルさんの軽さと哀愁、ほぼ声を発しない三浦透子さんの説得力。飲んだくれの屁理屈男をあんな風にナチュラルに演じられるのは岩松了さんしかいないし、その奥さん役、広岡由里子さんの肝の据わった無表情。ただ一人、街に染まらない主人公の元恋人を好演してくださった佐津川愛美さん、ただひたすら危険な男を躊躇なく演じ切った奥野瑛太さん、白い黒幕、鶴見辰吾さん、季節はないけど個性はある街。どっちを向いても個性しかない。皆さんの素晴らしい瞬間をカメラに収めるだけで精一杯でした。「季節のない街」は8月9日(水)よりディズニープラス「スター」にて全10話一挙配信。(シネマカフェ編集部)
2023年06月15日台湾で大ヒットした奇跡のラブファンタジーを、宮藤官九郎があの抜群のセンスで脚本化し、『ハード・コア』の山下敦弘監督がリメイクした。タイトルは『1秒先の彼』。いよいよ7月7日(金) に公開される。何をやってもワンテンポ早くてうまくいかない彼と、何をやってもワンテンポ遅くてうまくいかない彼女、なんだかズレているこの男女に起きた奇妙なできごとと、思いもよらぬ恋の行方を、ちょっぴりコミカルに、なんだか壮大に、描く。実は、時をめぐる深~いイミがあるおとなの映画です。『1秒先の彼』あらすじは、こんなふう。ハジメ(岡田将生)は、子どもの頃から、せっかち。何をやってもいつも1秒早い。50m走はフライングするし、お笑いをみても人よりワンテンポ早く笑い出す。タイミングがあわないのだ。だから写真も目をつむったものばかり。高校を卒業して郵便局につとめ、配達員になるが、ついたあだなは「ワイルドスピード」。度重なる信号無視とスピード違反で免許停止をくらい、いまは窓口業務の担当だ。恋愛は不得手。せっかちな性格が禍いしてか、例えば職場の新入社員から交際を申し込まれるが、26日間であっさりふられる。ひとことでいうと「残念なイケメン」クンだ。そのハジメが勤める郵便局に、毎日のようにやってきて、切手を1枚だけ買い、私書箱宛の配送を依頼する生真面目そうな女子がいる。名前はレイカ(清原果耶)。彼女は何をやってもワンテンポ遅れる。テスト用紙に氏名を書き終わったころ、他の人は6問目ぐらいに進んでいる。結局大学もなかなか卒業できず7回生だ。趣味は父親の形見のカメラで写真を撮ること。バイト代は学費に消えるので、写真部の部室に住み込んでいる。どうみても、ちょっと変わっている彼女だ。そんなふたりが、京都の町で遭遇する奇妙なアクシデント。そして、1日が消えてしまう謎……とくるのだが。これ以上はネタバレ、書きたいが書けない……。千年の古都なら起きてもおかしくない、それはそれはロマンチックでおかしみのあるファンタジー、だ。元になった台湾映画の邦題は『1秒先の彼女』だけれど、このリメイク版は『1秒先の彼』。男女の設定を逆にしてしまったのだ。宮藤官九郎によれば「台湾版のキャスティングは完璧すぎて、当たり前になぞっても新しいものは生まれないし、忠実なリメイクを作ってもしょうがないし、男女反転という強引な改変で、一気に世界が開けた気がします」。山下監督によれば「男女を反転させる、というアイデアが飛び出したとき、自然と“岡田将生”と“清原果耶”が頭に浮かびました」。せっかちで残念なイケメンのハジメくんに岡田を、ひたむきで芯があるけど不器用なレイカに清原を当てたことで、映画がうごきだした。ほかのキャストも凝っていて。大人計画の荒川良々が謎のバス運転手役、伊勢志摩はいじわるな郵便局員。ハジメの両親役が羽野晶紀、加藤雅也。ラジオDJの声と写真屋の店主を演じたのは、この作品が遺作となってしまった笑福亭笑瓶。少年時代のハジメ役、どこかで見た顔だと思ったら『怪物』の子役、柊木陽太だ。舞台を京都にしたことも、これまた魅力。監督によれば「京都人はせっかちなのにのんびり。その時間感覚も生かしたいと思った」とのこと。そんな日本ならではの特別な味付けと、随所にちりばめられた小ネタが、かなりおかしい。例えば、観たらクスリとする“パピコ”の使い方とか。氏名も漢字で書くと、ハジメ君は皇一(すめらぎ・はじめ)、レイカさんは長宗我部麗華(ちょうそかべ・れいか)。画数からして、それぞれのキャラが現われている。この「画数ネタ」も、いろいろでてくる。「せっかく山下監督が撮るんだからと欲張って、人生の苦み、もどかしさ、おかしみなどのエッセンスを盛り込み、我ながらいい塩梅に変換できたと思います」と、宮藤は自信をのぞかせる。台湾映画『1秒先の彼女』は配信などで観られるが、もしまだご覧になっていないのなら、この日本のリメイク版を先に観るのがオススメ。そのほうがオリジナルはこうだったのか、と種明かし的な楽しみがあるような気がしてマス。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年06月12日皆さんは、面接でモヤッとした経験はありますか? 今回は「企業の面接で無茶な質問をされた話」と、その感想を紹介します。面接官の質問とある企業の面接を受けていた主人公。「定年までうちで働く気ある?」という質問をされた主人公は…。「与えられた仕事を全力で取り組む」と答えました。確約をせまる面接官出典:lamire確約できない内容の質問にかかわらず、面接官は「確約してくれないと」と言ってきます。すると主人公は「会社が定年まで存続する確証はあるのか」と逆質問をしたのです…。結局、面接官のその質問は打ち切られ、主人公はスッキリしたのでした。読者の感想そんな切り返しをするなんて、主人公は賢いなと思いました。約束をさせようとする会社は信用できないですし、私なら働きなくないですね…。(32歳/主婦)人の人生を1つの会社に縛り付けようとするような、面接官の質問にはびっくりしてしまいました。そんなことを言う会社があるなんて驚きですが…。面接官に対して、同じような質問をぶつけられた主人公がすごいと思いました!(匿名)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。イラスト:副島あすか
2023年06月06日岡田将生と清原果耶がW主演を務める映画『1秒先の彼』が、「第25回台北映画祭」のガラ・プレゼンテーション部門へ正式出品が決定。岡田さん、山下敦弘監督、脚本・宮藤官九郎が参加する。現地では、記者会見やフォトコール、Q&Aを実施予定。2021年に台湾アカデミー賞(金馬奨)の最多5部門(作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞)を受賞した原作、『1秒先の彼女』を手掛けたチェン・ユーシュン監督、キャストのリー・ペイユー、リウ・グァンティンの特別参加も決定しており、オリジナル版キャスト・スタッフと初めて交流することになる。『1秒先の彼女』なお、本作は「第25回上海国際映画祭」GALA部門でのワールドプレミア上映も決定。『苦役列車』以来11年ぶりの参加となる山下監督の舞台挨拶の登壇も予定されている。▼山下敦弘監督コメント台北映画祭で『1秒先の彼』を上映していただけること、とても光栄です。台北映画祭には2019年に審査員として参加しました。その映画祭に今度は自分の映画で参加できることが、とても嬉しいです。チェン・ユーシュン監督作品は面白くて完成された世界観を持っています。僕たちなりに日本でリメイクすることの意味を考えながら、悩みに悩み、素敵なスタッフ・キャストとともに『1秒先の彼』という作品を完成させました。オリジナルとは設定を少し変更し、舞台を京都にしたことで、日本でのリメイク作品としての意義を持ち、物語やキャラクターが生き生きとしたものになったと思います。『1秒先の彼女』を観て、「台湾に行きたい!」と思いましたが、『1秒先の彼』を観て、台湾の方々にも「京都に行きたい!」と思ってもらえたら嬉しいです。台湾の皆さんがこの作品を観て、どう思うのかな……と緊張しながらも、チェン・ユーシュン監督はじめ、オリジナルのキャスト・スタッフの皆さんにも楽しんでいただける作品になっていたら本望です。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:1秒先の彼女 2021年6月25日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©︎MandarinVision Co, Ltd1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年05月31日日常で理不尽に感じたモヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は、そんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれるかもしれないスカッとシーンとその感想を紹介します。(イラスト/ちーず)『人によって態度を変える面接官』主人公は就活生の男性。志望した会社の面接中に起きた出来事です。担当した面接官の対応に、違和感を覚えていました。出典:lamire人によって態度を変えている…?出典:lamire私は、我慢できず…出典:lamire面接官の言動に嫌気がさした主人公は、面接官を一喝。その会社の面接を辞退し、帰宅したのでした…。読者の感想相手の性別や見た目によって明らかに態度を変えてしまう面接官がいるなんて…。信じられない気持ちでいっぱいです。そんな方が面接官を担当していると、その会社に不安を感じてしまいます。(匿名)人によって態度を変える方、確かに一定数いるなと感じました。面接担当者は会社の顔でもあるので態度を見直した方がいいと思います。入社後も同じような態度を続けられそうなので、辞退して正解だと思います。(24歳/女性/システムエンジニア)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年05月23日監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組む『1秒先の彼』の主題歌を幾田りらが担当することが決定し、主題歌「P.S.」を収めた30秒予告の映像と新場面写真が解禁された。本作は京都を舞台に、何をするにも人より1秒早いハジメと1秒遅いレイカの“消えた1日”を巡る物語。岡田将生と清原果耶がダブル主演を務め、荒川良々、羽野晶紀、加藤雅也、福室莉音、片山友希、しみけん、松本妃代、伊勢志摩、柊木陽太、加藤柚凪、朝井大智、山内圭哉ら個性豊かな俳優陣が脇を固める。また、先日惜しくも他界した笑福亭笑瓶が、飾らない人柄そのままに本人役でハジメが聴いているラジオ番組のDJと写真店店主の一人二役として出演している。本作の主題歌を務めるのは、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIのikuraとしても活動する、シンガーソングライター幾田りら。初の映画主題歌書き下ろしとなる新曲「P.S.」がこの度、30秒予告で初解禁。併せてコメントも到着し、「麗華の育む思いやりでできた恋心は、まるで初夏の温かな風のようで、そんな優しくも凛とした強さを楽曲に込めたいと思いました」と楽曲の制作秘話を明かしている。予告では1秒早いハジメの身に起きた不可解な出来事の数々と消えた1日の謎、そしてその秘密を握る1秒遅いレイカとの交流が描かれる。幾田ワールド全開の爽やかでドラマチックな楽曲が、ふたりに起きる奇跡を甘酸っぱく鮮やかに彩る。また主題歌を聞いた岡田と清原と山下監督の感想コメントも到着。山下監督は「主題歌『P.S.』が映画にひとつの答えを導き出してくれました。『1秒先の彼』という映画は“相手を想う気持ち”についての映画です」とこの楽曲による映画への影響の大きさを述べ、岡田は「ハジメくんとレイカちゃんのふたりを軽やかに包み込んでくれて、とても嬉しくなりました」と歓喜し、清原は「切なくて、むず痒くて、けれどこのまま側に寄り添ってほしいと思わせてくれるような心温まる曲」と楽曲への想いを綴った。さらに本作の新場面写真も初解禁。“消えた1日”の謎が解かれていく4点の写真では、“消えた1日”の鍵を握るもうひとりの登場人物であるバス運転手のミクルベ(荒川良々)とレイカが困惑した表情を浮かべる姿、真っ赤に日焼けし見覚えのない写真を手にするハジメ、笑福亭笑瓶演じる写真屋の店主、そして幼き日のハジメとレイカが病室にいる姿が切り取られ、ふたりが過去に出会っていたことが明らかに。ふたりの幼少期を、是枝裕和監督最新作『怪物』でメインキャストとして出演する柊木陽太と、映画、ドラマ、CMと多数出演する人気子役の加藤柚凪が演じる。『1秒先の彼』予告編【コメント】■幾田りら今回初めて映画主題歌を書かせていただき、緊張感を感じつつも、エンドロールで流れ出すその瞬間を何度もイメージしワクワクしながら制作に臨んでいました。恋に落ちて、時間を共にして、心に想いを募らせていくこと。生まれ育った環境も違えば、あらゆる好き嫌いや価値観も違う。話すスピード、歩幅の大きさ、心拍の速度。生きていくテンポは人それぞれ違うものを刻んでいるけれど、不思議と釣られていくことが心地いいと感じる相手。そこに「好き」の入り口があるような気がしています。麗華の育む思いやりでできた恋心は、まるで初夏の温かな風のようで、そんな優しくも凛とした強さを楽曲に込めたいと思いました。是非映画と共に楽しんでいただけたら嬉しいです。■岡田将生映画が終わると、素敵な歌声が、ハジメくんとレイカちゃんのふたりを軽やかに包み込んでくれて、とても嬉しくなりました。幾田さんの少女時代の思い出が詰まっている気がして、映画を観た方にも、この曲を聴いた方にもきっと共感してもらえると思います。素晴らしい主題歌のおかげで、より可愛らしい映画になりました!■清原果耶本編が終わって、エンドロールに流れてくる柔らかなメロディと幾田りらさんの優しい語りに、心を掴まれました。切なくて、むず痒くて、けれどこのまま側に寄り添ってほしいと思わせてくれるような心温まる曲です。「P.S.」を聴いた後、劇場を出た皆さんの足取りが、より朗らかなものになれば嬉しいなと思います。■山下敦弘監督幾田さんが作ってくれた主題歌「P.S.」が映画にひとつの答えを導き出してくれました。『1秒先の彼』という映画は“相手を想う気持ち”についての映画です。素直で優しくて等身大の歌をありがとうございました。俺もまた劇場に聴きに行きます!『1秒先の彼』()7月7日(金)公開(C)2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年05月12日黒澤明監督作『どですかでん』の原作小説を宮藤官九郎が企画・脚本・監督でドラマ化した「季節のない街」が、8月9日(水)よりディズニープラスにて独占配信されることが決定。ティザービジュアルとコメントが到着した。山本周五郎の小説「季節のない街」を映像化した本作は、宮藤官九郎が長年温めてきた企画。この小説は、黒澤明監督が映画化し、『どですかでん』のタイトルで1970年に公開されたことでも知られる不朽の名作だ。誰もがその日の暮らしに追われる、裕福とはいえない“街”を舞台に弱さや狡さを隠さずに逞しく生きる、個性豊かな住人たちの悲喜を紡いだ物語となっている。この傑作小説をベースに、本作では、舞台となる「街」を、12年前に起きた“ナニ”の災害を経て建てられた仮設住宅のある「街」へ置き換え、現代の物語として再構築。希望を失いこの「街」にやってきた主人公が、「街」の住人たちの姿に希望をみつけ、人生を再生していく青春群像エンターテインメントとして描く。宮藤監督が、映像作品の監督を手掛けるのは映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(16)以来。本作を支えるスタッフには、第一線で日本の映像界を支えるスタッフが揃った。宮藤監督とともに、監督を務めるのは、『いとみち』などの横浜聡子、『ドライブ・マイ・カー』に監督補として参加した渡辺直樹。音楽には「あまちゃん」「いだてん~東京オリムピック噺~」など宮藤脚本の作品のほか、「エルピス」の音楽も手掛けた大友良英。撮影には『ある男』『万引き家族』の近藤龍人、美術に『すばらしき世界』などの三ツ松けいこ。そして衣装には多くのアーティストのスタイリングを担当し、宮藤作品にも多数関わる伊賀大介が参加している。今回解禁されたビジュアルには、壁に大きく電車が描かれた仮設住宅と、この街に住む様々な人々が暮らしている様子が垣間見える生活感あふれる物たちがコラージュされている。中央には、大きな「大漁旗」がたなびき、この「街」に住む人々の力強い生命力あふれる姿を象徴する彩色豊かなビジュアルに仕上がっている。企画・監督・脚本:宮藤官九郎 コメント黒澤明監督作品の中で『どですかでん』がいちばん好きで、その原作小説『季節のない街』に20歳で出会い、その昂ぶりのまま演劇を始めました。以来、事あるごとに原作を読み、なぜ黒澤さんはこのエピソードを削除し、あのエピソードを膨らませたのだろう、という疑問が沸き始めました。そもそも短編集なので1話完結の連続ドラマになるんじゃないか?(…と思ったら60年前に森繁久彌主演でドラマ化されてました)とか、現代に置き換えるなら、舞台は仮設住宅かな?とか、電車バカの六ちゃんは誰がいい?とか、伴淳三郎さんの役はあの人?田中邦衛さんの役はアイツしかいないとか、そんな妄想を抱きつつ30年、無理だよな、無理なんだろうな、と諦めかけていたところに、ディズニープラスさんが面白がってくれて日の目を見ました。びっくりするくらい素晴らしいキャスト、最高のスタッフ、びっくりするくらい寒暖差の激しいロケ地、怖いほど条件が揃ってしまったので、失敗は許されないというプレッシャーと闘いながら、二ヶ月半のロケは夢のように過ぎていきました。どうしよう。今回は自信がある。紛れもなく、いちばんやりたかった作品で、これを世に出したら、自分の第二章が始まるような気がしています。世界中の人に観てほしいので拡散お願いします。「季節のない街」は8月9日(水)よりディズニープラス「スター」にて独占配信(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2023年05月11日宮藤官九郎が、自身の脚本で、全10話からなるドラマ『季節のない街』の監督を務めることが決定し、ディズニープラス「スター」で、8月9日(水)全10話一挙独占配信されることが発表された。これに併せて、ティザービジュアルと宮藤からのコメントも到着した。本作は、宮藤が長年温めてきた企画で、山本周五郎の小説『季節のない街』を映像化。この小説は、黒澤明監督が映画化し、『どですかでん』のタイトルで1970年に公開されたことでも知られる不朽の名作。誰もがその日の暮らしに追われる、裕福とはいえない“街”を舞台に弱さや狡さを隠さずに逞しく生きる、個性豊かな住人たちの悲喜を紡いだ物語である。この小説をベースに、本作では、舞台となる“街”を、12年前に起きた“ナニ”の災害を経て建てられた仮設住宅のある“街”へ置き換え、現代の物語として再構築。希望を失いこの“街”にやってきた主人公が、“街”の住人たちの姿に希望をみつけ、人生を再生していく青春群像エンターテイメントとして描く。宮藤が、映像作品の監督を手がけるのは映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(16)以来。今回解禁されたビジュアルには、壁に大きく電車が描かれた仮設住宅と、この街に住むさまざまな人々の暮らしている様子が垣間見える生活感あふれる物たちがコラージュされ、中央には、大きな“大漁旗”がたなびき、この“街”に住む人々の力強い生命力あふれる姿を象徴する彩色豊かなビジュアルに仕上がっている。本作を支えるスタッフには、第一線で日本の映像界を支えるスタッフが集結。宮藤とともに、監督を務めるのは、『いとみち』などの横浜聡子、『ドライブ・マイ・カー』に監督補として参加した渡辺直樹、そして、音楽には『あまちゃん』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』など宮藤脚本の作品のほか、『エルピス』の音楽も手がけた大友良英、撮影には『ある男』『万引き家族』の近藤龍人、美術に『すばらしき世界』などの三ツ松けいこ、そして衣装には多くのアーティストのスタイリングを担当し、宮藤作品にも多数関わる伊賀大介が参加している。【企画・監督・脚本:宮藤官九郎 コメント】黒澤明監督作品の中で『どですかでん』がいちばん好きで、その原作小説『季節のない街』に20歳で出会い、その昂ぶりのまま演劇を始めました。以来、事あるごとに原作を読み、なぜ黒澤さんはこのエピソードを削除し、あのエピソードを膨らませたのだろう、という疑問が沸き始めました。そもそも短編集なので1話完結の連続ドラマになるんじゃないか?(…と思ったら60年前に森繁久彌主演でドラマ化されてました)とか、現代に置き換えるなら、舞台は仮設住宅かな?とか、電車バカの六ちゃんは誰がいい? とか、伴淳三郎さんの役はあの人?田中邦衛さんの役はアイツしかいないとか、そんな妄想を抱きつつ30年、無理だよな、無理なんだろうな、と諦めかけていたところに、ディズニープラスさんが面白がってくれて日の目を見ました。びっくりするくらい素晴らしいキャスト、最高のスタッフ、びっくりするくらい寒暖差の激しいロケ地、怖いほど条件が揃ってしまったので、失敗は許されないというプレッシャーと闘いながら、2ヶ月半のロケは夢のように過ぎていきました。どうしよう。今回は自信がある。紛れもなく、いちばんやりたかった作品で、これを世に出したら、自分の第二章が始まるような気がしています。世界中の人に観てほしいので拡散お願いします。『季節のない街』()ディズニープラス「スター」で8月9日(水)より全10話一挙独占配信(C)2023 Disney and related entities
2023年05月11日岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、脚本:宮藤官九郎、監督:水田伸生で2016年4月期に放送された連続ドラマ「ゆとりですがなにか」の映画化が決定。『ゆとりですがなにか インターナショナル』として10月13日(金)より公開される。日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で放送された「ゆとりですがなにか」は、“野心がない”“競争意識がない”“協調性がない”と揶揄される「ゆとり世代」と社会に括られた、岡田将生演じる坂間正和、松坂桃李演じる山路一豊、柳楽優弥演じる道上まりぶの3人が、仕事に、家族に、恋に、友情に、迷い、あがきながらも懸命に立ち向かうストーリー。当時熱い支持を集め、第4回コンフィデンスアワード・ドラマ賞、第89回ザテレビジョンドラマアカデミー賞、コンフィデンスアワード・ドラマ賞年間大賞2016などで数々の賞を獲得。人気と実力を兼ね備えたキャスト陣の競演も話題となり日本中を席巻。大ヒット作品を生み出してきた宮藤官九郎による脚本と、水田伸生監督によって、笑いあり涙ありの痛快社会派コメディとして描かれ、「ゆとり世代の心の叫びを代弁してくれている!」「心に突き刺さる!」と多くの共感を誘うオリジナル脚本の秀逸さで第67回芸術選奨文部科学大臣賞も獲得。連続ドラマ終了後ファンからはドラマを惜しむ声も多く、翌2017年には、スペシャルドラマ「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」が2週連続放送、さらにスピンオフドラマ「山岸ですがなにか」もHuluで配信されるなど、多くの視聴者に愛される人気作となった。いまや日本を代表する俳優となった超豪華トリオが奇跡の再集結今回、そのキャスト・スタッフが再集結し、心にゆとりなんて忘れつつある令和の時代に映画化。引き続き、坂間正和を演じるのは、第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』で物語を大きく動かすキーパーソンを演じ、日本国内にとどまらず海外からも高い評価を受け、飛躍し続けている岡田将生。サラリーマンを辞め家業を継ぐも、契約打ち切り寸前に追い込まれるなど、時代の波にイマイチ乗り切れていない男・坂間正和を再び魅力たっぷりに演じる。「自分の中でもとても大切な作品、大切なチーム」と語る岡田さんは、「宮藤さんの本は役者の皆さんを刺激してくれるし、どの役にも愛情を感じます。撮影現場では友人と会っている感覚に陥ってしまうほどアットホームな現場で常にみんなで正解を探していくセッションは心地よく、この現場ならではと思いました」と撮影での手応えを語る。山路一豊役には、近年だけでも様々な賞を総なめにした『孤狼の血』『孤狼の血LEVEL2』、『流浪の月』などの注目作に出演し、『新聞記者』では第43回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞、破竹の勢いで存在感を増している松坂桃李。その定評のある演技力で、優しく真面目だが女性経験のない小学校教師・山路一豊をコミカルに演じる。松坂さんも「率直に帰ってきたな、という感じです」と語り、「岡田、柳楽とはプライベートで交流があったので、久々感はあまり無く、すぐに『まーちん』『りぶ』『山路』に戻れました」とコメント。「これを機にゆとり世代が奮闘する軽妙な物語を皆さんにお届けできたら良いなと思います」と語る。道上まりぶを演じるのは、『浅草キッド』(NETFLIX)やドラマ「ガンニバル」(Disney+)などの話題作に出演し、コメディからスリラー作品まで、幅広いジャンル・役柄を巧みに演じ切る柳楽優弥。元客引きで、11浪目にして悲願の大学合格を果たすも卒業後に中国での事業が失敗し、結局出戻りでフリーターとなる破天荒な男・道上まりぶを熱演。「ドラマ版も宮藤さんの脚本は読み進める中で素で笑ってしまうようなセリフやシチュエーションがたくさんあったのですが、今回の劇場版にもそういう要素が沢山詰め込まれています。作品を通して深まった絆を持っているキャストと良い緊張感の中作品に向き合うことができました」と、柳楽さんもコメントする。脚本は、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」で連続ドラマデビューして以降「タイガー&ドラゴン」(2005)、連続テレビ小説「あまちゃん」、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」などの名作を生み出し続ける宮藤官九郎。監督は、ドラマ「Mother」「Woman」「anone」などの坂本裕二脚本や「獣になれない私たち」、最新映画『アイ・アム まきもと』などを手掛け、人間ドラマからコメディ作品まで多様なジャンルを丁寧に紡ぐことに定評がある水田伸生。これまで数多くの人気ドラマを手掛けてきた日本を代表するヒットメーカー2人が、映画では『舞妓Haaaan!!!』(2007/興収20.8億円)、『謝罪の王様』(2013/興収21.8億円)以来、10年ぶりとなる再タッグに挑む。「確か『いだてん』の現場だったと思うのですが、桃李くんから『ゆとりで『ハングオーバー!』みたいなの、やれませんか?』と提案されました」と明かす宮藤さん。「八王子~高円寺間で起こる国際問題を描きました。なので、思いつきではなく、実は4年越しの映画化なのです。ハングオーバー要素も少ぉし残ってます。楽しみです」と明かし、「これがヒットしたら(しなくても)、また連ドラやりたいですね」とも明かす。水田監督も「あの3人パワーアップしています!宮藤脚本、最高です!」とコメントを寄せた。映画化発表にあわせて2種類の最新ビジュアルが解禁まず、「映画化ですがなにか」というコピーと共に3人が首をかしげているビジュアルは、「なにか?」という声が今にも聞こえてきそうな表情が印象的で、「本作でも心の叫びを代弁してくれるかも…!」と予感させる1枚。細部には3人の名前の一部が傾いていたり、「映画化ですがなにか」の文字に一升瓶を抱える像が隠れていたりと、遊び心が散りばめられている。そして、仲良く肩を組み笑顔でこちらを向いているビジュアルは、劇中での3人の仲睦まじい様子が伝わる1枚になっており、「ついにあの“ゆとり3人組”が帰ってきた!」と心躍るビジュアルに仕上がっている。『ゆとりですがなにか インターナショナル』は10月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月24日日常で理不尽に感じたモヤモヤするような出来事はありませんか?そこで今回は「無茶ぶり面接官」を紹介します!(イラスト/副島あすか)無茶ぶり面接官とある企業の面接を受けていた投稿者さん。そこで「定年までうちで働く気ある?」という質問をされました。確約できない質問に、投稿者さんは与えられた仕事を全力で取り組むと答えました。すると、面接官は定年まで働いてくれる確証が欲しいと言い出したので…。確約?出典:lamire面接官の質問が、答えられるものではないことを説明した投稿者さん。結局、その質問は打ち切られたのでスッキリした投稿者さんなのでした。面接官の質問は…せっかく入社した新卒がすぐに辞めてしまったら…という思いが面接官に無茶な質問をさせてしまったのでしょうか…。こんな質問をしなくてはならない会社では、入社をするのが心配になってしまいます。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年04月23日ウーマンリブvol.15『もうがまんできない』が、本日4月14日(金) に本多劇場で初日を迎えた。宮藤官九郎が作・演出を手がけ、1996年よりスタートした「ウーマンリブ」シリーズは、宮藤が何物にもとらわれず、今やりたいことを自由に、ストレートに表現する大人計画の公演。その第15弾となる本公演は、ウーマンリブ vol.14の作品として2020年に上演される予定だったが、コロナ禍により中止に。このたび3年越しに上演される運びとなった。出演者は、阿部サダヲ、仲野太賀、永山絢斗、皆川猿時、荒川良々、宮崎吐夢、平岩紙、少路勇介、中井千聖、そして宮藤が名を連ねている。宮藤は「日々の暮らしの中で、俺は、私は、本当はこう思ってるけど、そういうこと声に出して言うと今、怒られる時代だからなぁ、そんな風に我慢して飲み込んだ、あんなこと、こんなことを、皆さんに代わって叫ぶ、そんなスカっとするお芝居です。あくまで物語の登場人物の発言ですから寛大に受け止めて頂けたら幸いです」とコメント。また阿部は「“お客さんの生の笑い声が聴きたいっ”って言ってから3年。ようやく初日が迎えられます!!」と初日を迎えられたことへの喜びを語った。『もうがまんできない』は5月14日(日) まで同所で上演。その後、5月18日(木) から31日(水) にサンケイホールブリーゼで上演される。■宮藤官九郎(作・演出・出演) コメントお待たせして申し訳ありませんでした。『もうがまんできない』ようやく日の目を見ます。日々の暮らしの中で、俺は、私は、本当はこう思ってるけど、そういうこと声に出して言うと今、怒られる時代だからなぁ、そんな風に我慢して飲み込んだ、あんなこと、こんなことを、皆さんに代わって叫ぶ、そんなスカっとするお芝居です。あくまで物語の登場人物の発言ですから寛大に受け止めて頂けたら幸いです。■阿部サダヲ コメント「お客さんの生の笑い声が聴きたいっ」って言ってから3年。ようやく初日が迎えられます!!まだマスク着用のがまんはありますが、思いっきり笑って楽しんでいただけるように頑張ります!■仲野太賀 コメント無事初日を迎えることが出来て嬉しいです。今作を待ち望んでくださったお客さん!もう我慢しなくていいです!たくさん笑いに来てください!!是非、劇場でお待ちしております。■永山絢斗 コメント初日を迎えることが出来て嬉しいです!皆さんの日々の疲れを吹っ飛ばせるように最後までがんばります!!■皆川猿時 コメント奥さん。いよいよ開幕ですって。うおー!!ギャーッ!!うべべべべべー!!おっけ。非っ常に興奮しております。オレ、ヤル、ゼッタイ。はしゃぎすぎてポロリしちゃったらごめんなさいね(笑)。本多劇場で待ってるどー!!■荒川良々 コメント3年前緊急事態宣言やらで出来なくなりまして今回皆さんの前でやる事が出来るようになりました。本多劇場で無観客で配信収録のためにやりましたがやはりお客さんの笑い声がないと舞台は成立しないんだと改めて痛感しました。始まります。さあ皆様笑いに来てください!■宮崎吐夢 コメント今回の『もうがまんできない』で私は、劇場で販売される公演パンフレットの出演者全員への稽古場インタビューを行いました。演技に関して褒められることは稽古中一度もありませんでしたが、インタビュー原稿は褒めていただいたりもしました。パンフレットは劇団HPの通販でも販売されるそうです。今回の作品以外のことについてお聞きした部分をなるべく増やし、観劇されない方でも楽しんでもらえる内容になるよう精一杯努めました。劇場に観に来られないという方にも一読していただけたら幸いです。■平岩紙 コメント三年前、上演出来なくなって以来の舞台出演になります。ちゃんと歳を重ね、いろんな衰えを感じつつも気持ちだけはフレッシュ、お客様にお会いできる事にドキドキしております。新しいメンバーで、また面白い稽古を重ね、やっぱり隅々まで面白く、あとは、お客様に笑って頂くのみです。どうぞ、よろしくお願い致します!■少路勇介 コメント3年前より、おっさんになりました。3年前より、面白いと思います!■中井千聖 コメントいつのまにか稽古が終わっちゃいました。でもまだまだ、これから本当に始まるんですね!でも本当なのかな?本当にちゃんと始まる?お客さんが来て席に座ってくれるまで信じられそうにないです。約2時間の"屋上コント"、ぜひ来て、目撃してください、よろしくお願いします!撮影:田中亜紀<公演情報>ウーマンリブ vol.15『もうがまんできない』作・演出:宮藤官九郎出演:阿部サダヲ仲野太賀永山絢斗皆川猿時荒川良々宮崎吐夢平岩紙少路勇介中井千聖宮藤官九郎【東京公演】4月14日(金)〜5月14日(日) 本多劇場チケット料金指定席:8,000円(税込)ヤング券:3,800円(税込)(観劇当日22歳以下・チケットぴあのみ取扱)お問い合わせ:大人計画TEL:03-3327-4312(平日11~19時)【大阪公演】5月18日(木)〜5月31日(水) サンケイホールブリーゼチケット料金指定席:8,500円(税込)ブリーゼシート:6,000円(税込)ヤング券:3,800円(税込)(観劇当日22歳以下・チケットぴあのみ取扱)※ブリーゼシートはバルコニーからの観劇となるためご覧になりにくいお席です。お問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11~18時 ※日祝休み)詳細はこちら:<配信情報>ウーマンリブvol.15『もうがまんできない』ライブ配信4月26日(水) 18:00~※アーカイブ配信:4月26日(水) 23:59までチケット料金:3,500円(税込)販売期間:4月26日(水) 20:00まで『もうがまんできない2020無観客版』視聴期間:4月26日(水) 18:00まで出演:阿部サダヲ柄本佑宮崎吐夢荒川良々平岩紙少路勇介中井千聖宮藤官九郎要潤松尾スズキチケット料金:2,500円(税込)販売期間:4月25日(火) 23:59まで
2023年04月14日2023年3月30日に女優でグラビアアイドルの宮藤あどねが10冊目の写真集「aria」をリリースすることが分かりました。現在、ABEMAで放映されているプロフェッショナル修斗にてアンバサダーに就任、解説席のお姉さんを務めレギュラー出演もこなし、Instagramのフォロワーは30万人を超える、今、話題のインフルエンサーであり、舞台や映画テレビ出演をこなす女優でもあります。そんな多彩な彼女が、今回グラマラスで減り張りある身体を大胆に使い、自身の掲げるキャッチコピーである「一度は抱きたいカラダ」を存分に発揮し体現した形になった本作。フェッテッシュを掻き立てるようなショットや、太陽の光の下、アートなグラビアにもチャレンジした写真集をリリースしました。宮藤あどね「aria」1「aria」宮藤あどね 写真集 ■宮藤あどねコメントたくさんの皆様のお陰で、遂に起業した当初から目標としていた。10冊目の写真集のリリースすることが叶いました。本当に感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございます。今回の撮影は当日天候に恵まれて、楽しい撮影になりました。夏空の下いつもよりおしりのカットが多めです。どう女性らしい丸みを撮るかをカメラマンのYP3さんと相談し議論しながら撮影して参りました。パンデミックが訪れて、世界中が変わってしまい、必然として自分の環境や人生が変わりました。当初は本の作り方も分からず、起業し独立して右も左もわからずとても大変だったのですが、このデジタル写真集プロジェクトによってInstagramのフォロワーが増えたり、運命を変えることができたと言っても過言ではありません。思い入れのあるプロジェクトです。今後ともより自己を研鑽してモデルとして、プロデューサーとして皆さまにエンターテイメントを届けられるように努力してまいります。■商品概要タイトル:aria 宮藤あどね10th写真集価格 :2,200円(税込)発売日 :2023年3月25日ページ数:100p発行元 :合同会社Astory発売元 :合同会社Astory■プロフィール 宮藤あどね「一度は抱きたいカラダ」というキャッチコピーで知られる女優グラビアアイドルである。小学館ミスビジュアルWEBSグランプリを受賞。数々の舞台で主演を務め、最近は映画、テレビの出演もこなす。現在はABEMAにて放映されている総合格闘技プロフェッショナル修斗にてイメージガールと解説席にてレギュラー出演する、合同会社A StoryのCEO。宮藤あどね「aria」3■各種SNSInstagram@adochan121212( )Twitter@adone1206( )オフィシャルブログ( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月07日脚本家の宮藤官九郎氏と大石静氏がタッグを組んだNetflixシリーズ『離婚しようよ』の配信日が6月22日に決定し、初映像となるティザー予告とキーアートが31日、公開された。宮藤氏(『池袋ウエストゲートパーク』『俺の家の話』『いだてん~東京オリムピック噺~』)と大石氏(「『セカンドバージン』『家売るオンナ』『大恋愛~僕を忘れる君と』)の共同脚本が実現。交換日記のように、交互に脚本を書き継いでいくスタイルによるオリジナルストーリーで、気持ちはすでに冷めきったものの、それぞれの事情ですぐには離婚できない夫婦のすれ違いを描くコメディ作品となる。妻の人気にあやかり、選挙での勝利を目指す政治家の夫と、お嫁さんにしたい女優ナンバー1ともてはやされ、ドラマに映画、CMと引っ張りだこの妻が、別れに伴うリスクを背負いながらも、一致団結して離婚という揺るぎない目標に向かっていく。主演を務めるのは松坂桃李。女性にだらしなく能天気で、世間知らずのまま育った愛媛の三世議員・東海林大志を軽妙に演じている。大志の妻には仲里依紗。連続ドラマ『巫女ちゃん』で大ブレイクしたあと、絶大な人気を誇り、SNSのフォロワーは100万人に達する国民的女優・黒澤ゆいを魅力的に演じた。ともにこれまでとはタイプの異なる役柄に扮し、新たな境地を見せている。さらに、ゆいと親密な仲になる色気ダダ漏れの自称アーティスト・加納恭二に錦戸亮。不甲斐ない大志の尻を叩き離婚協議を進めていく敏腕弁護士・印田薫に板谷由夏。歌と話が上手い大志の対立議員候補・想田豪に山本耕史。うさん臭いが腕は立つ、ゆいの担当弁護士・石原ヘンリーKに古田新太と、個性豊かな俳優たちがクセの強いキャラクターを演じた。プロデューサーは宮藤氏とともに『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』、大石氏と『大恋愛~僕を忘れる君と』ほか、数々のヒットドラマを生み出してきた磯山晶氏。チーフ演出は、宮藤氏や大石氏の脚本作に加え、『逃げるは恥だが役に立つ』などの話題作を手がけてきた金子文紀氏が務める。誰もが共感せずにいられない結婚生活での不満、葛藤、衝突。そして自由に、自分らしく生きたいという願い。「自分の意志で結婚した相手とは、自分の意志で別れたいじゃん」。かつて恋をした2人の、そんな気持ちに深くうなずきながら、笑って、泣いて、心から楽しめる離婚コメディが誕生した。公開されたティザー予告映像は、「なんで結婚したんだっけ・・・」、そんな風に離婚について話し合う大志とゆい――どこか寂しげな2人のシーンからスタートする。結婚5年目。2人はSNSの生配信「YUIチャンネル」で息の合う姿を見せているが、それは表の顔。すでに互いに愛が冷めきってしまっていた。大志は過去に不倫したアナウンサーへ絶対離婚すると宣言する一方、ゆいも、ある日、謎めいた男・恭二と運命的な出会いを果たす。相変わらず女にだらしない大志は離婚相談中にも関わらず弁護士から説教されたり、ゆいは新たな出会いに心が動かされる中、離婚に向けての話し合いは進んでいく。そんな状況にも関わらず、急遽大志の選挙戦がスタートしてしまう。強力な対立候補との選挙に勝って離婚するという約束を交わした2人。愛が冷めきった二人の選挙戦は一体どんなものになってしまうのか?笑いあり、涙ありの離婚ストーリー。はたして、2人は離婚という目標にたどり着けるのか!?あわせて公開されたキーアートには、雨の中、真っ赤な傘を持つ大志にゆいが抱きつき、満面の笑みの2人が描かれている。離婚のイメージを全く感じさせないほどの幸せそうな笑顔を見せる2人だが、果たして、本作では一体どんな物語が紡がれるのか――。
2023年03月31日元自衛官である、お笑いタレントの、やす子さん。「はい~」というゆるい返事で、多くの人に癒しと笑いを届けています。そんなやす子さんが2023年3月26日に投稿した、1枚の写真に19万件以上の『いいね』が寄せられました。癒し系なキャラクターとのギャップに笑ってしまう1枚がこちらです。はい〜 pic.twitter.com/XVumpBG4W5 — やす子 (@yasuko_sma) March 26, 2023 この日、やす子さんは静岡県熱海市でロケを行っていたそうです。景色がいい場所で、記念に1枚撮影したのでしょう。海をバックに、満面の笑みを浮かべていますが、右手にはエアガンが…!やす子さんを写した1枚に、さまざまな声が寄せられました。・めっちゃ笑った。引き金に指をかけていないあたり、さすが元自衛官!・今月で1番笑ったかもしれん。なんでこんなに面白いのか。・「はい~」だけでこんなに笑えるの、ずるいわ。・なぜかはうまく説明できないけど、この写真を見て元気が出た。じわじわと笑いがこみ上げるのは、周囲を和やかにさせる、やす子さんのキャラクターあってのものなのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2023年03月27日映画『こんにちは、母さん』(9月1日公開)の完成報告会見が15日、都内で行われ、吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、寺尾聰、宮藤官九郎、YOU、枝元萌、山田洋次監督が登壇した。山田監督90作目の作品となる同作。吉永をはじめ大泉、永野を中心に寺尾、宮藤、YOUら豪華キャストが顔を揃え、東京の下町で、いまこの時代を生きる等身大の家族の姿を描いている。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘・舞(永野)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れる。しかし、迎えてくれた母の様子がおかしく、割烹着を着ていたはずが艶やかなファッションに身を包み、恋愛までしている様子。久々の実家にも自分の居場所がなく、戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う母と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。山田監督作品に初参加で、吉永とも初共演となる大泉。「吉永小百合から大泉洋は生まれないだろうと思っていましたが、現場に入ると“なにか間違って俺は生まれたんだ!” と感じた」と独特な切り口で撮影を回顧。山田組の撮影スタイルにも驚いたそうで「(撮影が)朝の9時に始まって、17時に終わるんです。普通のサラリーマンのような生活で素晴らしかった」と明かし、「(別作品にクランクインしたときに)娘が『山田組はよかったね~』と言ったぐらいですよ」と笑いを誘った。また、大泉は吉永から「役作りのために幼少期の写真が欲しい」と頼まれ、渡したところ、実際に劇中での使用が決定。これを映画完成まで知らなかった大泉は「試写を見てびっくりしました! 最終的に映画に出ちゃったんですよ! 僕の親もびっくりしますよ!」と訴える。実際に役立ったようで、吉永は「大泉さんのお風呂上りの写真がかわいらしくて……これを見て“あ、私の息子!”と思いました」と話した。大泉は報道陣から「お馴染みの“ボヤキ”は山田組の現場でもあったか」と聞かれると、食い気味に「一切ボヤいてません! 恐ろしいことを言いますね! ボヤくなんてとんでもない!」と一蹴。しかし、共演シーンが多かったという宮藤は「ずっとボヤいてましたよ……」とチクリ。さらに司会の笠井信輔アナウンサーが吉永に「ボヤキは聞きましたか?」と問いかけると、大泉は「ボヤくわけないだろう! キミ、何を言ってるんだ! 日本で吉永さんにボヤくやつなんていないよ!」と焦ったようにツッコミをいれ、会場を笑いで包んだ。そんな大泉の様子を見た吉永は「一度も聞きませんでした」と大泉をフォローし、親子役らしい息の合った姿を見せた。
2023年03月15日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事もあるのではないでしょうか?そこで今回は、実際に募集した“モヤモヤを吹き飛ばしたスカッと体験談”「面接でのミスマッチ」を漫画にしてご紹介します!「面接でのミスマッチ」あっという間に内定!?ところが…笑顔でとんでもないことを言う面接官思わず反論!言いたいことを言ってスカッと!面接中にスキルレベルを査定し、求人内容より低い給料を提示するなんて、失礼な面接官ですね…。このような方がいる会社なら、辞退して正解かもしれませんね。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/いのくち)"
2023年01月01日宮藤官九郎が作・演出を手掛ける今春上演予定のウーマンリブvol.15「もうがまんできない」より、迫力あるビジュアルが初公開された。東京は渋谷。ラブホテルや雑居ビルが立ち並ぶ猥雑な裏街。できたばかりのセレブリティなマンションの前に、古びたビルがある。そんな猥雑な街の一角で、メジャーになれない解散寸前のお笑いコンビ、デリヘル嬢と店長、浮気妻と間男など、訳ありな人々がたまたま出会い、ワンシチュエーションで交差し、ノンストップで駆け抜ける物語――。本作は、宮藤さんが何物にもとらわれず、いまやりたいことを自由に、ストレートに表現する、大人計画の公演。1996年のウーマンリブvol.1「ナオミの夢」からスタートした同シリーズでは、大人計画メンバーに加え、作品ごとに個性豊かなゲストを迎えて上演されてきた。今回の上演では、阿部サダヲや大人計画の舞台初出演の仲野太賀をはじめ、永山絢斗、皆川猿時、荒川良々、宮崎吐夢、平岩紙、少路勇介、中井千聖、さらに宮藤さん自身も出演。完成したビジュアルは、そんなキャストたちが球体に閉じ込められ、「もうがまんの限界!!」と言わんばかりの勢いある一枚となっている。なおチラシ表面は、ウーマンリブシリーズvol.1より本作までずっと宣伝イラストを手掛ける篠崎真紀の描きおろし。今回も、ストレスフルに耐える女性を、リアルかつキュートに仕上げた。ウーマンリブvol.15「もうがまんできない」は4月14日(金)~5月14日(日)本多劇場、5月18日(木)~31日(水)サンケイホールブリーゼにて上演。(cinemacafe.net)
2023年01月01日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事もあるのではないでしょうか?そこで今回は、実際に募集した“モヤモヤを吹き飛ばしたスカッと体験談”「態度最悪な面接官に…」を漫画にしてご紹介します!「態度最悪な面接官に…」その後面接は進み…質問すると?曖昧な回答…ズバッと指摘!終始態度の悪い面接官…ひどいですね。投稿者さんの反撃にスカッとしました!次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/todo961)"
2022年12月30日皆さんは、日常生活で何かトラブルに巻き込まれたことはありますか? 今回は「トラブルエピソード」を募集して作成した記事について、読者からの感想をまとめてみました!「無茶ぶり面接官」なんだか上から目線…そんな無茶な…質問返し!質問は打ち切られ…スッキリ!読者の感想返し方がうますぎて驚きました。面接官の“定年まで”という言葉は極端すぎるなぁとも思いましたが、辞められたら困るという気持ちからそう言ってしまったのかもしれませんね。とはいえ、こんな会社に就職したら苦労しそうです…。(30歳/主婦)投稿者さんは、すごい勇気がありますね。入社する気がないならともかく、なかなかこんなことを言える勇気は出ないと思います。面接官はかなり驚いたでしょうね。(44歳/パート)面接で約束したとしても辞めるときは辞めるでしょうし、無意味な質問をしてくる面接官に驚きました。こんな約束をさせるような面接官がいる会社では働きたくないなと思いました。(35歳/主婦)※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/副島あすか)"
2022年12月23日