「家出」について知りたいことや今話題の「家出」についての記事をチェック! (10/10)
夫は家事や育児をよく手伝ってくれます。周りのママ友に話すと「イクメン」と感心されることもありますが、最初からイクメンだったわけではありません。きっかけはワンオペ育児に不満がたまり、私がプチ家出をしたこと。夫がどのようにイクメンになっていったのかを紹介します。 ワンオペ育児に不満がたまる日々長女を出産したころ、夫は仕事で帰りが遅く、私はいつもひとりで家事、育児をこなす日々を過ごしていました。ワンオペ育児に不満がたまるなか、長女が生後10カ月のときに職場復帰。家事、育児にフルタイム勤務が加わり、私はストレスがたまる一方でした。 ある休日、私は夕飯づくりに時間がかかりイライラ。その横でのんびりしながら「何をそんなにイライラしてるの?」と言う夫の言葉に更にイライラが増し、「代わりに食事くらい作ってよ! 私は家政婦じゃないし!」と言い残し、家を飛び出してしまいました。 人生最初で最後のプチ家出衝動的にバッグだけ持って家を飛び出し、行くあてもなく車に乗ってドライブ。何となく近所の高台にある公園に行き、自動販売機で買ったコーヒーを飲みながら夜風にあたって冷静さを取り戻しました。不満がたまっていたとはいえ、当たってしまったことや、いくら夫がいても子どもを置いてきてしまったことなどを反省……。 家を出てから2時間くらいたったので家に帰りました。これが私にとって、人生最初で最後になるであろうプチ家出です。家に帰ってみると作りかけの食事はそのままでしたが、夫は長女には離乳食のストックをあげてお風呂に入れてくれていました。 話し合いで家事育児を分担長女を寝かしつけたあと、きちんと夫婦で話し合いをしました。仕事から帰ってひとりで長女の相手をしながら食事を作って食べさせ、お風呂に入れて寝かしつけ。食事の片づけに洗濯物にと、ワンオペ育児に疲れていたこと、それが当たり前だと思っている夫にイライラが募っていたことなど伝えました。 夫は、「短時間でもひとりで家事、育児をしてみて大変だった。いつもひとりで全部させて申し訳ない」と言ってくれました。とはいえ、仕事が終わって帰る時間が遅いことは変わらないので、食事の片づけや洗濯物たたみなど急いでしなくてもいい家事を分担することに。これが夫がイクメンになる1つのきっかけとなった1日でした。 その後は、家事や育児を一緒にしてくれるイクメンになった夫。料理だけは苦手で滅多にしてくれませんが、アイロンがけや掃除機をかけてくれるなど頼もしい存在です。不満をためて爆発してしまうより、夫婦で話し合って協力体制を作ることが大切だと実感しました。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:小林更紗中1・小4・2歳の三姉妹の母。通関士資格保有。長女が小学生になるタイミングで、勤めていた通関業者を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年10月09日モデルの“ゆきぽよ”こと木村有希が27日、東京・渋谷で生配信イベント「ゆきぽよの“めっかわ”ギャル祭り!」(13:00~20:00)を開催。報道陣向けに行われた囲み取材で、過去の破天荒なエピソードを明かした。ゆきぽよは、この日発売された「ゆきぽよのギャルの教科書『一生ギャル宣言!』スタイルブック」を紹介。ギャルメイクからファッション、ヘア、ギャルのルールまで、いますぐ実践できる技が詰まっているという。同書にちなんで「ギャルの定義」の話になると、ゆきぽよは「破天荒」と意見。そして、過去の破天荒なエピソードを聞かれると、「中学生のときにした家出とか…。家出は破天荒だったなって思う。2回くらい」と家出を明かした。そして、「1回目はお腹がすいて3日で断念した。3日目に家に帰ってお母さんに謝って。2回目の家出は、絶対に帰らないぞって、友達の家に居候させてもらったんだけど、結局お友達のお母さんに『これ以上逃げたらダメよ』って言われて帰りました。2週間くらい」と説明。「家のお手伝いをしなさいってすごいせがまれて、それが嫌だった。掃除機かけなさい、洗濯干しなさい、お皿洗いなさいってすごい量の家事を頼まれて、無理って思って家出した」と家出の理由も語った。また、「ギャルはポジティブ」とも言い、「すべてのことを簡単にとらえている。すごい楽観的にとらえているなって。ギャルがいるだけで日本は元気になるし、気難しそうな会議にギャルをぶちこめば楽しくなる。そういう存在!」と話した。同イベントでは、「渋谷から世界へ“めっかわ”を生配信!」をテーマに、ゆきぽよがファッションショーやトークイベントなどさまざまなステージを展開。ゆきぽよ&SLOTHの新曲「めっかわ~一生ギャル宣言!~」披露や、2nd写真集『Yukipoyogram 02ゆきぽよ写真集』発売記念イベントも行い、DJ Hello Kittyとゆきぽよのコラボ曲「Kawaii」の初披露も予定している。
2020年03月27日海外で暮らす日本人は約135万人。企業の駐在員や留学による長期滞在者はそ64%の86万人いるとのこと。わが家のようにいきなり海外赴任になることはもちろん、まわりに海外赴任や留学をされているお知り合いがいる方も少なくないでしょう。羨ましがられることも多いけれど、子連れで海外赴任になった人にしかわからない苦労、そして自分のまわりの人には言えない本音もあるのです。赴任前からワンオペ育児とワンオペ海外引っ越し準備わが家は、2019年の9月から夫の赴任でオーストラリアで暮らしています。海外への辞令を受けた後、赴任する本人は、研修、引継ぎ、送別会…と国内外を飛び回って、自宅にはほとんどいないというのはよくあること。実際、わが家の夫も赴任前からほとんど家にいませんでした。家族そろって赴任地へ赴く場合もあるようですが、会社の規約や引き継ぎの事情で、夫だけが先に現地入りし、「家族は後から」という場合も多いのです。そうなると、「国内でのワンオペ育児」からの、ほぼ「ワンオペの海外引っ越し」となります。まさにわが家もそうでした。わが家は国内での転勤を何度も経験してきましたが、今回実感しているのは、海外の引っ越しは、国内の引っ越しの3倍は大変だということ。まず海外への輸送の都合で、荷物の仕分けが厳しく、船便で持っていくもの、航空便で送るもの、手荷物にするもの、廃棄や実家や倉庫に預けるものと分けなければいけません。手続きも、銀行から保険、運転免許、カードの整理から郵便物の受け取り先まで、国内の引っ越しでは簡単に済むものも、プラスひと手間ずつかかり、ビザにかかる申請一式や無犯罪証明書の取得、車の処分と無事故証明書の申請、国際免許の取得、さらには、予防接種や渡航健診、学校に成績証明を依頼したり、事前に渡航先の学校とのやり取りをしたり、合間には語学レッスンを入れてと多岐にわたりました。夫不在のため、それらの手続きは、すべて私一人で進めました。パスポートをはじめ、子どもの予防接種や渡航健診も含めて、子どもを連れて手続きに回る日々が続いたのです。異国でのワンオペ手探り育児一方、海外に来てからゆっくりできるかと言えばそうでもありませんでした。住宅や最低限のインフラは、夫が協力してそろえてくれていましたが、慣れない海外の学校に通う子どもの世話をしつつ、まったく何がどこに売っているかさえ見当もつかない海外で、生活基盤を整えなければなりませんでした。小学生の子どもは送迎が必要ですし、留守番は基本NGです。渡航したばかりで銀行やカードも私の分はすぐに作れませんでした。ガスや電気の請求は当然夫名義ですが、本人でないと問い合わせも受けつけてもらえません。そして、宅配物は、日本のように時間指定ではないどころか、届かないなどのトラブルが相次ぎました。また、学校への書類や、住宅の契約、現地の免許への切り替えや車検、インターネットの接続に携帯電話の契約なども、日本でもやや面倒なのに、言葉が通じない分、余計に負担は倍増でした。夫に頼もうにも、夫だって新しい土地での仕事に必死で忙しい日々。日本の時間に合わせて仕事をし、かといって日本の休みが休みというわけではなかったのです。海外のワンオペが続き、海外で家出をしたという話もシンガポール、香港を経て、オーストラリアに赴任してきたママは、同じような海外のワンオペが続き、海外で家出をしたのよと話をしてくれました。この話を聞いた時、私だけじゃなかった!と逆にホッとしたのを覚えています。土地勘もなく、言葉だって不自由な上の海外で家出って、相当の度胸と覚悟です。「今思うとウツになっていたのね」と話していましたが、鬼気迫るものがあるほどに追い詰められる心理状態は私も体験しました。「夫が忙しすぎて、赴任前に前任の方に話を聞きたかったのに、取り次いでさえもらえなかった」という私が感じていたのと同じ文句を、ほかの駐在ママさんも言っていたことで、この大変さは一般的なんだなぁと感じました。そして、「そうか、この思いがいつかただのグチになるんだ」となんとか乗り切れたという部分もあります。頼る身内もまったくいない海外って本当にサバイバルです。海外赴任というと優雅なイメージだけれど…私も海外赴任の話が来るまでは、「海外に赴任なんて高給取りで優雅な生活なんだろうな~」という勝手なイメージを持っていました。けれど、準備に始まり、赴任時も帰国してからも出費がかなりの額になることに驚きました。電化製品は電圧の関係で海外で使えず、けれど数年も倉庫に入れておくと使えなくなることが多いため、すべて捨てて買い直さなければなりません。また、荷物の量なども制限があるので、家具一式、生活用品、学用品、それぞれ海外に行くときに買い替え、帰国する時にまた買い直す必要があるものが意外と多いです。ちなみに、オーストラリアは物価が2.2倍以上と言われます。スーパーの鮭1切れも1パック12個入りの卵も、日本円にして800円以上です。駐在の手当で給与が倍にはなったわが家ですが、物価からいうとあまりお得に感じません。それにもまして、渡航前から生活がかなり壮絶です。その渡航準備にかかる労力に対しては、当然ながらなんの補助もありません。準備に明け暮れた数か月、妻である私の無償労働の上にわが家の赴任準備は成り立っていました。赴任の手当は「日本国内と海外での妻の労働に対してだ!」と夫に豪語したくらい、今回の子ども連れの海外赴任は妻であり母である私にとって負担の大きい体験でした。<文・写真:ライター結生>
2020年03月17日夫は家事や育児をよく手伝ってくれます。周りのママ友に話すと「イクメン」と感心されることもありますが、最初からイクメンだったわけではありません。きっかけはワンオペ育児に不満がたまり、私がプチ家出をしたこと。夫がどのようにイクメンになっていったのかを紹介します。 ワンオペ育児に不満がたまる日々長女を出産したころ、夫は仕事で帰りが遅く、私はいつもひとりで家事育児をこなす日々を過ごしていました。ワンオペ育児に不満がたまるなか、長女が生後10カ月のときに職場復帰。家事、育児にフルタイム勤務が加わり、私はストレスがたまる一方でした。 ある休日、私は夕飯づくりに時間がかかりイライラ。その横でのんびりしながら「何をそんなにイライラしてるの?」と言う夫の言葉に更にイライラが増し、「代わりに食事くらい作ってよ! 私は家政婦じゃないし!」と言い残し、家を飛び出してしまいました。 人生最初で最後のプチ家出衝動的にバッグだけ持って家を飛び出し、行くあてもなく車に乗ってドライブ。何となく近所の高台にある公園に行き、自動販売機で買ったコーヒーを飲みながら夜風にあたって冷静さを取り戻しました。不満がたまっていたとはいえ、当たってしまったことや、いくら夫がいても子どもを置いてきてしまったことなどを反省……。 家を出てから2時間くらいたったので家に帰りました。これが私にとって、人生最初で最後になるであろうプチ家出です。家に帰ってみると作りかけの食事はそのままでしたが、夫は長女には離乳食のストックをあげてお風呂に入れてくれていました。 話し合いで家事育児を分担長女を寝かしつけた後、きちんと夫婦で話し合いをしました。仕事から帰ってひとりで長女の相手をしながら食事を作って食べさせ、お風呂に入れて寝かしつけ。食事の片づけに洗濯物にと、ワンオペ育児に疲れていたこと、それが当たり前だと思っている夫にイライラが募っていたことなど伝えました。 夫は、「短時間でもひとりで家事育児をしてみて大変だった。いつもひとりで全部させて申し訳ない」と言ってくれました。とはいえ、仕事が終わって帰る時間が遅いことは変わらないので、食事の片づけや洗濯物たたみなど急いでしなくてもいい家事を分担することに。これが夫がイクメンになる1つのきっかけとなった一日でした。 その後は、家事や育児を一緒にしてくれるイクメンになった夫。料理だけは苦手で滅多にしてくれませんが、アイロンがけや掃除機をかけてくれるなど頼もしい存在です。不満をためて爆発してしまうより、夫婦で話し合って協力体制を作ることが大切だと実感しました。著者:小林更紗中1・小4・2歳の三姉妹の母。通関士資格保有。長女が小学生になるタイミングで、勤めていた通関業者を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年10月05日『君の名は。』の新海誠監督の最新作『天気の子』が公開されている。本作は雨が降り続く東京の街で出会った家出少年の帆高と、祈ることでほんの少しの間だけ天気を晴れにすることのできる少女・陽菜の物語を描いているが、新海監督は「この映画では帆高たちに憂鬱や窮屈さを飛び越えてほしかった」という。本作で彼らはどんな困難に出会い、どうやってそれを飛び越えていくのだろうか?新海監督はほぼ独力で制作した短編『ほしのこえ』で2002年に監督デビューを果たし、そこから着実にファンを増やしてきた。2016年に公開された前作『君の名は。』で新海監督はそれまでとは比較にならないほどの数の観客に出会ったが、自分が創作を始めた頃と現在では「自分の考える観客像は少しずつ変わってきている」という。「SNSの存在は大きいです。『君の名は。』以前と現在では、世の中の成り立ちや透明度のようなものが違っていて、SNSによって世界が異様に透明なものに見えてきてしまっている。常に誰かが消費されている。それは政治家もそうだし、有名人もそうですし、一般の人も含めてそうですよね。僕自身もそういう対象になり得ることもあるだろうし。こんなにも息苦しい世界で現在の10代、20代の人は暮らしているのかと思うし、僕自身も苦しくなるような窮屈さを感じている。その時に、その窮屈さを飛び越えてしまうような少年少女を描きたいと思ったんです」家出してひとりで東京にやってきた帆高と、幼い弟とふたりで東京で暮らしている陽菜は居場所がなく、必死に生きているだけなのに少しずつ追いつめられていく。劇中では“天気”がモチーフになっているが、これも新海監督が感じたことを表現する上で重要な役割を果たしている。「子供の頃から温暖化が起きる、気候変動があるんだと繰り返し言われていて、僕は人間は何とかするんだろう、自分が大人になる頃には何とかなっているんだろうなと思っていたんです。でもここ数年で、はっきりと気候の変動期に入っている気がする。結局は止められなかったし、結局は変えられなかった、結局は何もしなかった。そして結局、本当に変わってしまった。その原因の一端には確実に自分たちの日常の生活があるんだけど、気候変動の話は大きすぎて、個人でできることは、ほとんど無に等しい。何かやりようはあるのかもしれないですけど、割と無力感の方が先に立つんですよね」しかし、本作の主人公たちは誰かが犠牲になってしまう現実や、物事を変えられない無力感に飲み込まれたり、大人の諦めや憂鬱に追随したりすることなく、全力で進んでいく。「これは無責任かもしれないですけど、この映画では帆高たちに憂鬱や窮屈さを飛び越えてほしかったんです。そこには僕たちの憂鬱を彼らに押し付けたくないという気持ちもあります。ただ同時に、自分と関係のないところで変わったのではなくて、自分がやったんだと感じる主人公でいてほしかった。その上で、大人の憂鬱と関係のないところで若い子には健やかに生きてほしい気持ちがある。だから、自分にはできないことを帆高たちには背負わせてしまっている感覚があるんですけど、そういう映画を世の中に出すことで、見えてくる風景があると思ったんです」『天気の子』の主人公たちは物語を通して何を引き受け、どんな風に憂鬱や窮屈さを飛び越えるのだろうか?そして彼らの跳躍を目にする観客に見えてくる景色は一体、どんなものだろうか?監督が「王道とは少し違うところで、見終わった後に意見が分かれる」と語る本作はこの夏、大きな話題を呼びそうだ。『天気の子』公開中
2019年08月01日グラビアアイドルの安位薫(やすい かおる)が28日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『花様年華』(発売中 4,104円税込 販売元:スパイスビジュアル)の発売記念イベントを行った。黒髪のショートカットに92cmのHカップバストで大人気の安位薫。2018年に雑誌でグラビアデビューを飾ると、リリースしたDVDがどれも好セールスを記録するなど人気も急上昇中で、次世代のグラビア界を担う逸材として注目を集めている。そんな彼女の通算4枚目となる同DVDは、今年4月に海外ロケとなる台湾で撮影。貧乏の家出少女役を演じた安位がお金持ちの男性に拾われて成長していくというストーリー仕立てだが、自身曰く「今までのDVDの中で一番セクシーな仕上がりです」と語るように、19歳とは思えない大人の雰囲気を漂わせたセクシーシーンのオンパレードだ。自らチョイスしたという紫のマイクロビキニで報道陣の取材に応じた安位は「今回は私が貧乏で家出をした少女役という設定で、お金持ちの男性に拾われて大人になっていくというストーリーになっています。一番最初のシーンが雨に打たれて拾われるんですが、本当に雨が降っていてめちゃくちゃ寒かったんですよ。頑張って撮影したのでぜひ見て欲しいですね」と最新作を紹介した。今回の作品は全編セクシーなシーンが満載だといい、特にオススメなのが「黒いセクシーな下着風水着を着たシーンでは女王様的なSっぽい感じになっています」とあげて、「鞭を持って軽く叩いています。何かに目覚めることはなかったんですが、意外と楽めました。ハマりそうかもしれません(笑)」と振り返った。また、安位の売りである92cmのHカップバストについても「ハプニングは普通にありました。その都度メイクさんが直しに入り、10回以上はポロリしちゃいました。DVDに入っているかは見てのお楽しみです(笑)」とエピソードを明かした。雑誌『週刊プレイボーイ』の企画「次世代グラドル恵体番付」で東の横綱に選ばれるなど、ファンのみならず業界関係者からも熱い視線を浴びている安位。「グラビアを始めた時と比べたら全然お仕事ももらえるようになりました。最初の頃はガチガチで緊張していましたが、今はちょっとずつ慣れてきましたしファンの方も増えてきています」と成長を実感している様子で、「正直に言って、雑誌に載っていることがいまだに信じられません。本当にありがたいことだと思っています」と語った。さらに、目標としているの人については「忍野さらさん」とで、その理由は「プライベートで一緒にご飯を食べることもありますが、本当に大好きなんです。目指しているというか憧れていますね」と羨望の眼差しを向けていた。
2019年07月29日『君の名は。』の新海誠監督の最新アニメーション映画『天気の子』で2000人を超えるオーディション参加者の中から主人公の家出少年・帆高と天気を操るヒロイン・陽菜のボイスキャストに選ばれた醍醐虎汰朗と森七菜。興行収入250億円という途方もない数字を積み上げた『君の名は。』の次の作品とあって、周囲の期待は高まるが、10代のふたりはどのようにこの状況を受け止め、何を感じているのか?天候の調和が狂った東京で出会った、離島から家出してきた少年・帆高と、祈ることで空に晴れを呼ぶ不思議な能力を持つ・陽菜。その能力を使って、晴れを届ける仕事を始めたふたりだったが、文字通り世界を変えるほどの大きな運命に巻き込まれていくことになる。事前に試写会が行われず、詳しい物語は謎に包まれたまま。新海監督自身「賛否を呼ぶことになる」と予告する本作だが、醍醐は帆高を演じた身として「僕にとって、この物語はハッピーエンド。帆高や陽菜の目線を通して、いろんなことを感じると思うし、見終わってプラスの方向に感情が動く映画だと思います」と語る。森は「身構えなくても映画が勝手にいろんな感情に連れて行ってくれる作品」と評し、新海作品が持つ魅力をこう説明する。「風景描写とか登場人物の悩み、人間関係などがすごくリアルなんですが、そこに現代アニメの表情だったり、現実離れした大きなテーマが重なり合っていく。現実離れした出来事が自分の近くにあるように感じさせてくれる構成で、アニメであることの意味を感じさせてくれると思います。帆高と陽菜が抱える漠然としたモヤモヤは、誰もが理解できるし、彼らが出会うことでふたりも変わり、世界も変わっていく。ふたりを見て、自分も行動したら、何かが変わるんじゃないか?と思えるんです」『君の名は。』に続いてRADWIMPSが音楽を担当する。ふたりはアフレコ以前に音楽を耳にしており、役を演じる上で、確実に音楽に背中を押されたという。もともと、RADWIMPSのファンだったという醍醐は初めて本作の楽曲を聴いた時について「神だな……と思いました(笑)」と振り返る。「野田(洋次郎)さんの歌詞って『誰も端っこで泣かないようにと君は地球を丸くしたんだろう?』(『有心論』)とか常人じゃ思いつかないなと思うんです。映像との調和という点でも『君の名は。』で、新海監督の映像×RADWIMPSの音楽が気持ちよくて、僕自身、その快感にやられて何度も映画館に行きました。今回も『ここ!』という気持ちいいタイミングで歌が流れて、登場人物たちの気持ちを代弁してくれてる。『愛にできることはまだあるかい?』というフレーズはすごく強いですよね」森は、RADWIMPSの音楽に「いつも心の温度を高めてもらった」と明かす。「(アフレコが)始まる前に、いつもメロディや歌詞を思い出して挑んでいました。“怖くないわけない でも止まんない”(主題歌『グランドエスケープ』)というフレーズがすごく好きで、そのシーンは現実離れしてるんですが、歌詞が観ている方と陽菜と帆高の距離を近づけるハシゴになってくれている気がします」本作だけでなく、醍醐も森も話題作への出演が続くが、ふたりともプレッシャーに押しつぶされるどころか、まさに“怖くないわけない でも止まんない”というフレーズそのまま、期待やワクワクに満ちている。醍醐は「最初のうちはあれこれ考えた」と明かしつつ「プレッシャーと緊張感は違うんだって気づいて、自分が考える必要のないこと、考えてもしょうがないことは考えないという割り切りを覚えた」と語り、森も「次の作品になったらどうなるかわかんないけど……」と前置きしつつ「あれこれ自分から考えなくとも、周りの人から『次の新海作品のヒロインでしょ?大変そうだね』とか言われるので(苦笑)、最初のうちはいろいろ考えてたけど、次第に『自分が陽菜』だという自覚と決意が芽生えて、そういう言葉に『はい。大丈夫です』と言えるようになりました。新海さんが『陽菜は七菜ちゃん以外考えられないから』と言ってくださったのが自信になったと思います」彼らの思いを乗せた作品はどこにたどり着くのか?ほどよい緊張感と期待を抱えて、いよいよ幕が開ける。『天気の子』公開中取材・文・写真:黒豆直樹
2019年07月20日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 「子はかすがい」 「かすがい」とは材木と材木とをつなぎとめるために打ち込む大きな釘のことで、異なる材木をつなぎとめる役割を担うことから、子どもの存在が夫婦関係をつなぎとめてくれるという意味で一般的に使われているそうです。※ネット調べ パピーちゃんと大きなケンカをするまでは、むしろ子どもがいるからケンカをしてしまうのでは? とそのことわざに全く共感していませんでした。昔の人のことわざは「なるほど!」と思うようなことが多いのに、なんでこんなに有名なことわざに全く共感できないんだろう? と……。 でも、今回のケンカで人生発の家出をしようとまで関係が悪化したときに、長女N子の存在のおかげで家出を踏みとどまったことを考えると、やっぱり「子はかすがい」なのかもしれないと思います。 うまくまとまったので、そもそも子どもがいなければ起こっていなかったケンカやったっていうコトには気づかないフリをしようと思います。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年06月19日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 279話からパピーちゃんと産後初モメしたお話を描かせて頂いておりますが今回もその続きでございます。 長女N子が生まれる前は、ケンカをしたらキレたいだけキレてスッキリしていたと思うのですが、いかんせん、カリスマ級にダメ母だった私は2000%の体力を余すとこなく育児に注いでいたので、キレる気力も体力も皆無、クソむかつく気持ちを持ったままN子の散歩に出かけました。 散歩しながら人生初の家出を思いついたのですが、よくよく考えてみたら……。 N子も連れて行かないといけない↓N子の荷物も用意しないといけない↓家出先でも一人でN子の世話をしないといけない 想像しただけでゲボー!でした。 私は高校2年生までは数学が得意な理系だったのでこの気持ちを数式に表してみたいと思います。 クソむかつくパピーちゃんがおる家に帰る嫌さ < N子を連れて家出をするめんどくささ こんな感じでしょうか? てな訳で初めての家出は実現しませんでした〜。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年06月12日「先日じぃじが『里華さん、私はいま本当に幸せだよ』って私の目を見て言ってくれたんです。認知症といっても、何もかもまったくわからないわけではないんです」そう語り始めるのは90歳の義父を自宅介護する高橋里華さん(47)だ。彼女は’87年、15歳のときに第1回全日本国民的美少女コンテストに入賞。その後60本のCMに出演し、’80年代から’00年代にかけてモデル・女優として活躍した。そして34歳のとき、いまの夫と結婚した当初から、早くも介護が始まる。実家のある埼玉県へ通い、実の祖父母のケアを担うことになったのだ。「新婚の夫には申し訳なかったけれど、夕食は作り置きをして週に3回は通うようになりました」実母と妹は仕事としてヘルパーをしていて多忙なため、主たる介護者は里華さん。糖尿病が悪化して人工透析を受ける祖母と、がんを患い悲観する祖父と向き合った。「祖父は夜中に短刀を自分自身に突きつけていることがありました。必死になだめて……。祖父母のときは経験が浅かったので悔やまれることが多いです」そして’11年から義父母との同居が始まる。「夫は次男なので、結婚前は介護が回ってくるとは思わなかった」と言う里華さんだが、もともと義父母とは良好な関係。長女はまだ1歳に満たなかったが、「同居したい」との申し出があったとき、『この義父母となら一緒に暮らせそう』とすんなりと承諾。「義父母は持病を抱えて心配でしたし、そのころ起こった東日本大震災もきっかけになりました」同居するとすぐに、里華さんが義父母の通院の付き添いと家事全般を担うことに。義母は料理、義父は掃除に関して、それぞれ譲れないルールがあり、里華さんは何度もダメ出しをされてしまう。「耐えられなくなり、1年で家出しました。夫は私の味方につこうと義父母に対して強い口調で怒ったり。それはそれでつらくて、真剣に夫との離婚も考えました」しかし、家を出て2週間もたつと「どうしているか心配になってきた」という里華さん。転がり込んだ先の妹からは「高齢者ってそんなものだよ」と諭された。思案した末、家に戻って一念発起する。「2人のやり方を教えてください、と。どうすればいいのかリクエストを聴きました」きれい好きの義父からは、徹底して掃除の仕方を教わり、料理上手な義母からは、だしの取り方から味付け、段取りまでそのすべてを伝授してもらった。「料理はほぼ義父母の好みどおりの味になったころ『ありがとう』とねぎらいの言葉をもらえました」こうしてようやく“義父母流”が板についてきたころ、義父の物忘れが激しくなる。「最初は年相応なのかなと思いましたが、温厚な義父にはありえない暴言を吐くようなことが増えて。義母に促され、受診しました」脳神経外科ではレビー型認知症と診断された。その後悪化していったのは、肝硬変を患っていた義母が’17年に他界したころからだ。「『ばぁさんどこへ行ったんだ』と探すのです。『ばぁばは亡くなったでしょう』と告げると、悲しい顔をして。時がたつとまた探すことの繰り返し。つらかったですが、認知症といってもごまかすことはしないと決めて向き合っています」義母の看取りでは「酸素吸入をせず、管もつけずに逝かせてね」という本人の意志を尊重することができた。そして、ギリギリまで自宅で過ごし、最後の食事は里華さんのこしらえた懐かしい郷土料理を、義母に食べてもらえたことを誇りにも感じているそうだ。どうしてそこまでできるの?という質問をされることがあるというが、「何かを工夫して、克服していく先にある達成感が好きなんです。達成感フェチといっていいくらいですね」と里華さん。実の祖父母にしてあげられなかったことがいまできていると実感できるのもうれしい、と目を輝かせる。
2019年06月06日無名の監督と主演にもかかわらず、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で93%フレッシュ(12月16日現在)という高評価をたたき出し、海外の映画祭でも絶賛された注目作『サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-』。この度、主人公ユリシーズが前向きな気持ちを取り戻す歌唱シーンの本編映像が、シネマカフェに到着した。初監督・初脚本となるデイモン・カーダシスの実体験とリサーチに基づく本作は、セクシュアル・マイノリティであることによるいじめや、家族でさえ自分のことを理解してくれない孤独や疎外感、家出などの辛い現実の一方で、土曜の夜の教会での新たな仲間との出会い、そして恋愛模様も描かれていく。しかし、物語が進むにつれて主人公ユリシーズには辛い経験が続き、現実逃避をするかのようにミュージカル調に歌い上げる空想も同調して増えていく。その空想は教会で出会う仲間たちにも広がり、彼らのダークな人生の中に光が射す瞬間をミュージカルタッチで描いているのも見どころのひとつだ。世界的大ヒット中の『ボヘミアン・ラプソディ』や『アリー/ スター誕生』も、音楽が感情を大きく揺り動かすシーンが印象的。本作も、主人公のユリシーズが学校でいじめられたときや、家出をしてストリートチルドレンになってしまったときなど、空想の中で溢れる想いを心いっぱいに歌い上げる健気な姿に心を揺さぶられる。これは、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で主演のビョーク(移民のセルマ役)があまりにも辛い現実から逃避するときに歌うシーンに、監督自身が影響を受けたからだという。この度届いた映像でも、学校でいじめられ、さらに追い打ちをかけるかのように家族にはありのままの自分を受け入れてもらえず、遂に家出してしまうユリシーズ。行く当てもなく街を彷徨い、ついには、ホームレスの収容施設に…。人生のどん底の夜、あまりの悲しみに、いつものように前向きな空想を始めると、一緒に寝ていたはずのホームレスたちも、いつの間にかともに踊り始める。弱い自分に“さよなら”し、自分は“病気なんかじゃない。おかしくなんかない。前に進むよ!”と力強く歌い上げるユリシーズ。すると、一大決心したユリシーズを祝福するかのように、たくさんの色とりどりの花びらが舞い落ちてくる。ユリシーズが歓喜の表情で歌う姿は、人生の新たな1歩を踏み出したい全ての人に勇気と感動を与えるシーンといえそうだ。『サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-』は2019年2月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所- 2019年2月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2016 Saturday Church Holding LLC ALL rights reserved.
2019年01月07日映画『荒野にて』が、2019年4月12日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開。天涯孤独の少年チャーリーが“自分の居場所を探す旅”に出る映画『荒野にて』の主人公は15歳の少年チャーリー。母が家出をしてしまい、小さい頃に母をなくしてしまった少年にとって、家族はその日暮らしの父だけ。家計を助けるために競走馬リーン・オン・ピートの世話をする仕事を始め、ささやかながら穏やかな生活を送っていた。しかし、彼にとって唯一の家族である父親が、愛人の夫に殺されてしまう。母に捨てられ、父を亡くし、突然天涯孤独となってしまった少年チャーリー。さらに追い打ちをかけるように、世話をしていた競走馬リーン・オン・ピートが、試合に勝てなくなったことを理由に殺処分命令をくだされてしまう。トラブルが続き、過酷な生活へと滑り落ちていくチャーリー。そんなとき彼は、ピートを連れ、“自分の居場所を探す旅”に出る。荒々しくも美しいアメリカの大自然を進み、唯一の親戚である叔母を尋ねる彼ら。しかし、そこに待っていたのは過酷な“現実”だった…。監督は映画『さざなみ』のアンドリュー・ヘイ監督は、長年連れ添った夫婦の絆が揺らぐ姿を描いた映画『さざなみ』のアンドリュー・ヘイ監督。2015年ベルリン国際映画祭 銀熊賞(主演女優賞、主演男優賞)をW受賞し、2015年全米映画批評化家協会賞 主演女優賞を獲得した、話題作だ。『Mommy/マミー』を手掛けた、グザヴィエ・ドラン監督は「アンドリュー・ヘイの世界に、ふっ飛ばされた。少年の絶望が、詩のような美しさで滲み出していく―。」と本作を称している。チャーリー・プラマーがやり場のない痛みを瑞々しく演じきる主人公のチャーリー役には、若き期待の新星チャーリー・プラマー。孤独、やり場のない痛みを瑞々しく演じ、映画『荒野にて』では、すでに第74回ヴェネチア国際映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞している。あらすじ小さい頃に母が家出し、その日暮らしの父と二人暮らしのチャーリー。家計を助けるために競走馬リーン・オン・ピートの世話をする仕事を始めるが、ある日父が愛人の夫に殺されてしまう。15歳で天涯孤独になってしまったチャーリーの元に、追い打ちをかけるように届いたのは、試合に勝てなくなったピートの殺処分の決定通知だった。チャーリーは一人馬を連れ、唯一の親戚である叔母を探す旅に出るが、彼らの前に広がるのは、あまりに広い荒野だった―。【作品情報】映画『荒野にて』公開日:2019年4月12日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開監督:アンドリュー・ヘイ出演:チャーリー・プラマー、スティーヴ・ブシェミ、クロエ・セヴィニー、トラヴィス・フィメル原題:LEAN ON PETE
2018年12月31日こんにちは、恋愛デトックスカウンセラーの下村さきです。先日、旦那さんと大ゲンカして(正確には私が一人で勝手にブチ切れて)1日家出をしました。家出中、男友達と「長続きするカップルの男性側の努力ってどんなこと?」という話題で盛り上がり、興味深かったので共有します。■1.我慢「結婚は我慢って言うくらいじゃん。我慢しかしてないくらい我慢してるよ(笑)でも、別にそれがストレスとかはない。俺が我慢することで仲良くいられるんなら全然それで良い」(20代/会社員)行きたいところ、やりたいことは全部相手の希望に沿うという彼。彼は興味のないミュージカルや映画に連れ回されてるそうですが、彼女がそれで喜んでるなら良いんだそう。女性のカウンセリングをしていると「私ばっかり我慢するなんて不公平!」と、よく言われますが、もしかしたら男性側は言わないだけで色んな場面で我慢してくれてるのかも・・・・・・と、私も反省しました。■2.嫌なことはすぐ伝える「ムカつくことはあるけど、そういうときはすぐ伝える。『これ、嫌だ』って。で、気持ち落ち着いたら、さっきは言い方キツくなってごめんって言って仲直りかな。シンプルに」(20代/会社員)シンプルだけど、大事なこと。小さなもやもやを溜めずにその場で解消するから、一気に爆発して破局・・・・・・ということがないのかもと話してました。そして、その小さなもやもやを具体的に聞いてみたら「改めて言われるとひとつも思い出せない(笑)」とのこと。もやもやを解決した時点で持ち越さないってことですね。学びました。■3.お互いに息抜き時間をとる「休日は家族優先。奥さんを一人で出かけさせて子どもの面倒を俺一人で見たり、奥さんが行きたいところに連れて行ったり家族サービスしっかりする。で、その代わりに平日の夜は俺が自由に遊ばせてもらってる。もちろん、『この日の平日は帰ってきてほしい』とか、『この日曜は出かけさせてほしい』とかっていうのは臨機応変にして。そんな感じでお互いに息抜き時間とってるから、そもそも何の不満もないよ。これ、付き合ったときからずっと守られてる約束」(30代/会社員)この夫婦、付き合い始めから数えると既に10年以上一緒にいるんだとか。そして、付き合ったときに男性側から提案した約束なんだそうです。同棲してるカップルとか既婚の夫婦は、お互いが自由に動ける息抜き時間って大事かもしれません。実際、私も家出して久しぶりに友達と一晩中飲んで、くだらない話をしたらスッキリしました。「いつも一緒にいたい!」と思うなら、あえてそれぞれの時間を大切にする・・・・・・ということをオススメします。■おわりに話を聞かせてくれたのは、全員カップル歴(既婚も含む)5年以上のベテラン男性。男性って何も考えてないようで色々考えてくれてるんだな・・・・・・と思えた私は無事に1日で家出から帰宅しました。彼のちょっとした努力・心遣いに気づいて感謝すれば、「この子、ちゃんとわかってくれてるんだな」と、ますます仲が深まるかもしれませんね。これから彼氏探し!という方は、ぜひ男性側がこうした思いやりを持ってくれているかどうかチェックしてみては?(下村さき/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年09月06日5月25日公開の映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』(山田洋次監督)の「奥さま感謝DAYイベント」が13日、都内で行われ、橋爪功、西村まさ彦、妻夫木聡が出席した。本作は、映画界の巨匠・山田洋次監督が国民的映画『男はつらいよ』シリーズ終了から20年の時を経て作り上げたファン待望の喜劇映画『家族はつらいよ』シリーズの第3作。第1作では「熟年離婚」、第2作では「無縁社会」をテーマに日本中の家族が持つ多くの問題を描いて大ヒットを記録した。第3作となる本作では、「主婦への讃歌」をテーマに、気遣いの無い夫の言葉に家出をしてしまった妻と、主婦がいなくなってしまった平田家の大騒動を描く。母の日にあたるこの日は、「奥さま感謝DAYイベント」と題して男性の一般客を招いての試写会が行われ、試写会後は橋爪功ら男性キャストが登壇してトークショー。本作の話題となり、妻の史枝(夏川結衣)に突然家出された平田家の長男・幸之助を演じた西村は「幸之助は、妻にヒドいことを言うんですが、そこから先は辛かったですね。結局救ってくれるのは家族なんですが、撮影が終わるまで心がそわそわしてました。必要以上に疲れた自分がいましたね」と感想を。幸之助と史枝の出会いのシーンを、劇中で涙ながらに訴えた妻夫木は「あのシーンはもともと長いシーンで、前日の夜に僕のセリフが5~6行足されました。文で見ると結構なこと言っていると思いましたが、実際に芝居で喋った時に自然と庄太の言葉として出ていました。あまり気にせず出来ましたが、監督もギリギリまで考えていらっしゃったんでしょうね」と振り返った。同イベントの前に女性限定イベントが5月1日に行われ、この日はそのイベントに出席した女性から寄せられたリアルな意見を発表。男性に対してかなり激しいコメントが赤裸々に披露され、それを見た妻夫木は「僕にとっては衝撃な言葉で、皆さんのイライラが詰まっていらっしゃいますね」と正直な感想を。最年長の橋爪は「私はあなたの親じゃない!」というコメントに目が行ったそうで、「子どもが生まれると亭主は概ねお母さんと呼ぶようになるんです。ある時にお母さんと言うと、『お母さんじゃない!』と言われて、確かにそうだなと。この辺から妻との間に距離ができたと思わなくもないですね。あれは良くないので、名前を呼ぶべきだと思います」と反省の言葉を口にしていた。映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』は、5月25日より全国公開。
2018年05月14日思うようにいかない子育て、家事にも育児にも非協力的な夫…。今の家庭に不満のあるママは少なくないと思いますが、我慢の限界を超え、家出をしたいと思ったことのある人は、実は7割もいるようです。調査で明らかになってきた妻たちの家で理由は夫起因?ママテナが独自に実施した「家出について」のアンケートによると、夫婦喧嘩がもとで、実家や友人宅など、自宅ではないところに一定期間滞在したことのある人は、回答者の28.6%という結果に。実家に戻りたくなることがある人と合わせると、実に67.2%、なんと約7割の人が家出をしたいと考えたり、実際に家出をしたことがあるようです。そんな家出を考えたり、実際にしたことがあるママの、きっかけとなった理由を見ていきましょう。1位:夫が家事や育児に非協力的…30.5%2位:思い出せないくらいの些細なケンカ…23.3%3位:嫁・姑問題…9.4%4位:夫または自身の借金など金銭問題…7.6%5位:夫もしくは自身の浮気など交遊関係…7.2%6位:子どもの教育方針のすれ違い…5.4%7位:夫の暴力…4.0%1位は「夫が家事や育児への非協力的」。男女平等やイクメンという言葉を良く耳にするようになって久しいものの、依然として家事も育児もママに任せっきりというパパは多いようです。かといって、それを当然のことと受け入れる訳にもいかず、大きなケンカになってしまうというケースが多いのではないでしょうか。2位には「思い出せないくらいの些細なケンカ」がランクイン。日頃の鬱憤がたまっていたり、ちょっと体調が悪いときに心ない言葉をかけられたり…。きっかけは小さなことでも、言い返したいことがたくさんあったり、ストレスがたまっていれば家出につながるような大きなケンカに発展してしまう人も多いようです。3位には「嫁・姑問題」が続きました。昔から良く聞くこの問題は、実際に姑の嫁いびりが厳しいだけではなく、家庭ごとの生活習慣などの違いに、どうしても折り合いがつかないというケースも多いのではないでしょうか。これからの人生をずっとともにすると決めて築いた新しい家庭。でも、そのすべてを投げ出して家出をしたくなるほど、その家庭を維持するということは難しいようです。家族円満であることは理想ですが、家出をする前に、溜め込んでいるものを家族でしっかり話し合うのが大事なのかもしれませんね。(文・姉崎マリオ)
2018年03月10日映画界の巨匠・山田洋次監督が描く喜劇映画『家族はつらいよ』シリーズ第3弾『妻よ薔薇のように家族はつらいよIII』。この度、本編映像初解禁となる本作の特報映像が到着した。あらすじ史枝(夏川結衣)は、育ち盛りの息子ふたりと夫・幸之助(西村まさ彦)、その両親三世代で暮らす主婦。ある日、家事の合間にうとうとしていた昼下がり、泥棒に入られ、冷蔵庫に隠しておいたへそくりを盗まれた!!夫から「俺の稼いだ金でへそくりをしていたのか!」と嫌味を言われ、余りに気遣いの無い言葉にそれまでたまっていた不満が爆発した史枝は、家を飛び出してしまう。一家の主婦が不在となった平田家は大混乱!身体の具合の悪い富子(幸之助の母/吉行和子)に代わり周造(幸之助の父/橋爪功)が掃除、洗濯、食事の準備と慣れない家事に挑戦するがそんなこと続くわけがない。家族揃って史枝の存在のありがたみをつくづく実感するのだが、史枝が戻ってくる気配は一向にない。家族会議、緊急召集!平田家崩壊の危機か!?ダメ夫を持つ全ての女性が笑って共感し、しみじみ泣けて励まされる。第1作目は「熟年離婚」、続く第2作目は「無縁社会」をテーマに描いてきた本シリーズ。山田監督が「今回は妻への賛歌です」と語っている今作では、三世代が同居する一家(平田家)の家事を担ってきた夏川結衣演じる主婦・史枝が家出をすることで、家族の暮らしが崩壊してゆく様をユーモラスに描いていく。公開された特報映像では、洗濯、料理、掃除、買い物…と家族のために“主婦の仕事”に励む史枝(夏川さん)の姿からスタート。しかしそんな史枝も我慢の限界に達し、家出!さらには、史枝の夫・幸之助(西村まさ彦)も家を飛び出す始末。ついに平田家崩壊!?この緊急事態を家族はどう乗り越えるのか…。『妻よ薔薇のように家族はつらいよIII』は5月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月15日『キングコング:髑髏島の巨神』のジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督による長編初監督作品で、あの『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせると話題を呼ぶ青春映画『キングス・オブ・サマー』のオンライン上映がスタートした。■『キングス・オブ・サマー』(2017年劇場公開作品)高校生のジョー(ニック・ロビンソン)と親友のパトリック(ガブリエル・バッソ)は、夏休み、ともに親への不満から家出を計画。2人は一風変わった少年ビアジオ(モイセス・アリアス)と一緒に、森に隠れ家を作る。しかし、そこにジョーが想いを寄せるクラスメイトのケリー(エリン・モリアーティ)がやってくると、少年たちの友情に亀裂が生じはじめ…。『キングコング:髑髏島の巨神』で世界的に注目を集めたヴォート=ロバーツ監督による鮮烈な長編デビュー作。プレミア上映されたサンダンス映画祭で絶賛され、類稀なビジュアル・センスに日本でもライムスター宇多丸が早くから賞賛するなど、注目度はすでに高い。主演を務めるのは、『ジュラシック・ワールド』『フィフス・ウェイブ』などで人気上昇中の若手俳優ニック・ロビンソン。『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせる新時代の青春映画で、親への不満から家出を計画した少年たちのひと夏が瑞々しく描かれる。■『ビーイング・チャーリー』(日本初公開)また、もう1本は『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督が、息子の実体験を基に描き上げた家族の物語。息子ニック・ライナーも脚本で参加した。思春期の少年がドラッグ問題を通じて家族や友人などの関わりの大切さを感じるヒューマン青春ドラマ。主演は『キングス・オブ・サマー』同様、ニック・ロビンソン。同じ思春期の少年でも、全く違う表情と輝きを放つニックの魅力は要注目!『キングス・オブ・サマー』『ビーイング・チャーリー』はオンライン上の映画館「デジタルスクリーン(TM)」にて上映中。(text:cinemacafe.net)
2017年11月09日第5話で平均視聴率14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大幅アップしたドラマ『奥様は、取り扱い注意』。今回は主婦3人の家出がテーマ。家出によって友情が固く結ばれた回でもあった。そして、ネットでも話題の玉山鉄二登場にも注目してみた。■主婦だって家出したくなるときがある今回の事件はなんと優里(広末涼子)の家出がきっかけだった。日々の生活に不満を募らせる主婦3人は優里の家出に付き合うために、そろって家出を決行することに。身軽になった菜美(綾瀬はるか)たちは、まずは主婦に縁遠いラーメン屋へ行って思う存分食べ、そのあと優里の昔の行きつけだというクラブへ行くことに。そこで勢いにまかせてお酒を飲んだ京子(本田翼)はダウン寸前。菜美と優里が少し目を離したすきに京子は若い男へ連れ去られてしまった。VIPルームで京子が男に襲われそうになっているところへ菜美が登場。今回は関節技も見事に決めるアクションで、男たちを蹴散らすのだった。朝まで遊んだ3人は朝日を見にビルの屋上へ向かった。そこで昇る太陽を見ながら、お互いに1つ秘密を話そうということになり、友情を深めるのだった。■妻が日々感じている夫への不満が爆発!いつもはラブラブの菜美と勇輝(西島秀俊)だが、今回はなんだかちょっと違う雰囲気。ガーデンセットを買いに行くと約束したのに、週末は家でゆっくりしたいからとなかなか買いに行こうとしない勇輝に、菜美は「そんなに外に出かけるのがイヤなの?」と詰め寄る。せっかく二人で行った買い物でも夫は「いいんじゃないかな」と関心がなさそうな態度で気に入らない。さらに家に帰ると、また夫が寝室に靴下を脱ぎっぱなしにしていることに気づきイライラ。「靴下脱ぎっぱなしにしとかないでって注意するの何度目?」「これから気をつけるよ」「そのセリフも何度目?」「そんなことで怒るなよ」「そんなことができないのはどっち?」という夫婦ケンカあるあるがこの二人にも起こっていた。一方、京子は義母から「子どもができないのは、あなたに女の魅力がないからだ」と言われ怒りMAX。休みの朝から「今日ラブホテルに行くの!」と夫にせまっていた。そんな妻に対して「勘弁してくれよ」と逃げ腰の夫は、うそをついて会社へと逃げてしまう。そして、家出を最初に決意した優里は、夫の非協力的な態度に息が詰まりそうになっていた。「部屋に入るときにはノックをしてから入れ」と言われ、子どもの習い事の送り迎えを頼めば、「(仕事中であることぐらい)見ればわかるだろ」と夫は妻を見ようともせずにパソコンへ向かうばかり。■息抜きする妻と家で暗くなる夫の対比妻たちのちりつもの不満は、山積みにならないと本人たちも気づけないもの。「こんな小さなことでイライラする自分がいけないのかな…」とフタをしてしまったら最後、大爆発までの時限爆弾を抱えたのと同じことなのだ。不満は小さいうちに吐き出して、スッキリ解消しておくことが大事なのかもしれない。しかし家出した妻に対して夫たちは「きっと、いまごろさみしがっている」と反省している妻の図を予想するが、実際には妻はおもいっきり楽しんでいる。「(夫が)汗水たらしているときに自由に過ごさせている」なんて発言は、妻からしたら激怒もんだろう。とくに優里は育児もあるし、何よりも働きたがっているのだから。ここら辺が「男ってわかっていない!」と思う女性心理をうまくついた展開だった。でもさすが勇輝は、「妻の優しさに甘え過ぎていました」と反省。そう、夫に感謝してもらったり、妻の話をちょっと聞いてくれるだけで、夫婦の関係はまったく変わってくるのだ。ただ豪邸に住める専業主婦という立場には、「妻からの夫への感謝」も忘れてはいけないように感じる。■謎の男・玉山鉄二は何者? 終盤へ向けて期待が高まる!家出から帰ってきた優里はあらためて働きたいと夫に言うが、やはり聞き入れてはもらえなかった。自暴自棄になった優里の心の隙を見計らったかのように、かねてから年下男子との合コンを誘ってきたママ友からLINEが来る。むしゃくしゃしていた優里はついにその話に乗ってしまった。しかしこの誘いはただのママ友からの「いけない遊び」ではなかったのだ。優里を合コンに誘ったママ友の家のシーンになると、謎の男とその仲間たちがいた。「今月のノルマはあと4人」と脅されているママ友。意味深に窓から街を見つめる謎の男を玉山鉄二が演じていた。この玉山登場にはSNSも大盛り上がり。綾瀬、西島とはNHK大河ドラマ『八重の桜』で共演していたつながりに喜ぶ人、玉山鉄二 VS. 西島秀俊を期待する人など。これまでやさしくてかわいい夫・勇輝にはいやされもしたが、やはり『MOZU』のような公安警察を期待したくなる。いままで一話完結で終わっていたストーリーとは別の伏線があることは間違いないようだ。最終回に向けてさらに期待が高まっている。玉山 VS. 西島だけでなく、綾瀬はるかとの三つ巴(どもえ)もあるかもしれない。
2017年11月07日「路上やネットで知り合う人だと、いきなり殺されたり、監禁されたりすることがあるかもしれません。でもお店で会う人なら安心できます」 前川喜平前文部科学事務次官(62)の報道で一躍注目を浴びている出会い系バー。10代だった数年前まで、そこに入り浸っていたA子さんはそう語る。実母の再婚相手の暴力がきっかけで、家を飛び出した彼女。友人の家を転々としながら、約1年間 “援助交際”で生計を立てていたことがある。 「普通のバイトをするにも住所が必要ですし、年齢的に風俗店で働くこともできませんでした。そこで新宿駅前の路上や出会い系サイトで知り合った人と“交際”してお金をもらっていました。でも、相手はどこの誰かわからない。危険な目にあったり、お金を貰えずに逃げられたこともあります」(A子さん) そんなとき、路上で知り合った同じ家出少女に教えて貰ったのが出会い系バーの存在だ。お店のシステムについて、現役の店員はこう語る。 「うちのお店は、女性は滞在費やドリンク代は無料。漫画や雑誌も置いてあるし、パソコンも自由に使える。いっぽう男性客は入会金を払い、会員登録をする。また、入店するたびに入店料を払う。店内で気になる女性がいれば、交渉の上、外に連れ出すことができる。店外に出た後のことは、店は関知しない」 店によって金額やシステムは違うが、入会金は1万円、入店料は2、3時間の滞在で5千円程度が相場なようだ。A子さんは語る。 「お客さんは会員登録するときにお店に身分を明かしているし、その人の評判を店員さんや他の女の子に聞くことができます。女の子からクレームが入れば、お店に出禁になります。ひどいことをする人やお金を払わない人はいませんでした」 もちろん売春は違法行為。だが、お店にはさまざまな背景を抱えた女の子が常に待機していたという。 「私のように親の暴力などで家出をしてきたコ、家が貧しくて稼いだお金を親に渡しているコもいました。いっぽうで、単に遊ぶお金がほしいという理由で来ている名門女子校のコもいました。でも、他よりも安心できるとみんな言っているのは同じでした」(A子さん) A子さんは補導されたことをきっかけに実父と住むようになり、この生活から抜け出した。現在は一般企業に就職している。 店に通っていた理由を「貧困女性の実地調査」と説明した前川氏。出会い系バーは売春の温床であるとともに、困窮した少女たちの最後の受け入れ先になっているようだ。
2017年06月03日宮沢りえがオダギリジョー、杉咲花らと家族を演じる主演最新作『湯を沸かすほどの熱い愛』。まもなく10月29日(土)に公開を控えた本作から、オダギリさん演じる“お父ちゃん”が、杉咲さんと新人子役の伊東蒼が演じる2人の娘を緊張した面持ちで抱きしめている場面写真がシネマカフェに到着した。余命2か月を宣告され、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく“お母ちゃん”。家出した夫を連れ帰り、家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に会わせる…。ほとばしるほどの熱い愛を注ぐ母と、遺される家族や関わった人々との絆を、『紙の月』以来の主演となる宮沢さんをはじめ、オダギリさん、杉咲さん、伊東さん、さらに松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎ら豪華実力派キャストで描く本作。本作が商業映画デビューとなる中野量太監督は、想像もつかない展開と衝撃のラストをオリジナル脚本で紡ぎ出した。今回到着した新たな場面写真は、幸野家を家出した“お父ちゃん”・一浩(オダギリさん)が、病院の待合室らしき場所で娘2人(杉咲さん・伊東さん)を抱きしめているカット。緊張した面持ちで娘たちを強く抱きしめながらも、その瞳は怯え、こちらに向けられた視線は何かを訴えかけているかのよう。ただならぬムードを漂わすこの写真、もしかしてお母ちゃん(宮沢さん)の身に何かが…。余命わずかのお母ちゃんの大きな愛に包まれ、頼りなかった“お父ちゃん”は成長し、娘たちを守る力強い父親に変貌しつつあることが伺えるが…。中野監督は、オダギリさんに一浩を演じてもらうにあたり、一浩の役柄を「だらしがなくてダメなお父ちゃんだけど、心の芯は家族を愛している憎めない人間」と説明し、撮影以外のところでも子どもたちと一緒にお弁当を食べたり、コミュニケーションをとったりしてほしいとリクエストをしたという。実生活でも父親であるオダギリさん。演じたお父ちゃんからも、親としての温かみが自然と滲み出ている様子は愛すべきポイントだ。死にゆく母の熱い愛は、遺される家族へ確かに伝わり、新たな愛を生み出す。本作では、何気ない、さまざまなシーンに散りばめられている熱い愛の形を、目撃することができるだろう。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月25日