《井上康生も既婚女性と密会報道とかもう誰も信じられない》井上康生(44)が揺れている。4月25日、『文春オンライン』で滝沢カレン似の30代既婚女性との“ホテル密会”が報じられたのだ。記事によると昨年10月、井上は女性と別々に都心のホテルへ。それぞれ別の部屋へ入ったものの、約5分後に井上は白いバスローブに“黒帯”を締めて廊下に登場。そのまま女性の部屋へ入り、約1時間滞在したという。井上は『週刊文春』の取材に対して部屋へ入ったことは認めたものの、不貞行為は否定している。シドニー五輪金メダリストで、男子日本代表の監督も務めるなど柔道界の象徴的存在の井上。いっぽう2008年には東原亜希(40)と結婚、4児が誕生。2016年には『イクメン オブ ザ イヤー』を受賞するなど、これまで“清廉潔白”なイメージを貫いてきていた。それだけに、今回の密会報道には失望の声が相次いでいる。Twitterでは冒頭のような声のほか、《井上康生お前もか》《子供4人もいるのに何やってんだ》《この人のこんなニュースは見たくなかったな…》『イクメン オブ ザ イヤー』といえば、ryuchell(27)も2018年に受賞していた。だが昨年8月にpeco(27)と離婚すると、波紋を呼ぶこととなった。「ryuchellさんは、pecoさんについて『女性を好きになることは、僕の人生の中で、初めての事でした』としたうえで『“夫”であることには、辛さを感じてしまう』と告白。離婚後は『 “夫”と“妻”ではなく、人生のパートナー、そしてかけがえのない息子の親として、家族で人生を過ごしていこう』と発表。“新しい家族の形” を築いていくと宣言していました。しかし昨年12月25日にはpecoさんがInstagramに、ryuchellさん不在のまま息子や愛犬とクリスマスを過ごしたことを投稿。また今年2月にはryuchellさんが1週間以上も自宅に帰らず、ほぼすべての育児をpecoさんが “ワンオペ”でこなしていたと『FLASH』で報じられることになりました。pecoさんは取材に対して別居疑惑を否定していましたが、ryuchellさんはその後もInstagramに女性的な姿を連投。あくまで自身の自由を謳歌する姿には、批判の声が続出していました。また一部では、『イクメン オブ ザ イヤー』の受賞自体にも疑問の声が見られていました」(芸能記者)『ベストマザー賞』でも、同様の現象が見られていた。昨年8月には、2021年の受賞者である篠田麻里子(37)にドロ沼騒動が勃発。『NEWSポストセブン』で篠田の浮気を疑った夫が長女と家出したと報じられると、その後も互いの醜聞が暴露される事態となった。篠田は《私が不倫したという事実はありません》と否定し、最後は今年3月に離婚が成立。夫側も《麻里子の言葉を信じることにしました》と連名でコメントしていた。だが、やはり『ベストマザー賞』を受賞していた篠田のイメージダウンは避けられず、厳しい声が上がっていたことは記憶に新しい。「『イクメン オブ ザ イヤー』にしてもそうですが、結局、受賞者がその後も夫婦関係を生涯にわたって円満に維持し続けられる保証はどこにもないのです。反面、今回の井上さんのように選ばれた人にスキャンダルが出たときのダメージは倍増してしまいます。これからも受賞者の醜聞が伝えられるたびに、その意義が問われることになるでしょうね」(前出・芸能記者)果たして、井上は今回の件にどう対応するのか。世間からの注目が集まっているーー。
2023年04月26日『FIBA アジアカップ 2022』へ向けて、頼もしいふたりが合流した。バスケットボール男子日本代表に渡邊雄太と富樫勇樹が新たに加わったのだ。トム・ホーバス体制となって初めて招集された渡邊と今回キャプテンを務める富樫の存在は、『FIBA バスケットボールワールドカップ 2023』アジア地区予選Window 3を戦った若い日本代表に心強いことだろう。もちろん指揮官も大歓迎である。トム・ホーバスHCは7月9日・メディア対応でこのように期待を寄せた。「Window 3が終わって、オーストラリア戦(52-98)はいいバスケはできなかったが、チャイニーズ・タイペイ戦(89-49)はいいバスケをした。日本に戻って来た時、みんな自信を得た。渡邊選手と富樫選手が入って、いい練習ができた。短い時間でうちのベースのオフェンスとディフェンスをすぐに理解してくれた。ふたりはプロ、早く体育館に入って、スムーズにトレーニングに入っている。これからすごく面白いと思う」ホーバスHCは渡邊に期待する点をこう挙げた。「4番で使う。今まではできなかったが、彼は3ポイントシュートが入るし、アグレッシブにドライブでペイントアタックもできる。オン・ザ・コートでスター選手の存在が大きいのは当たり前、オフ・ザ・コードの態度も素晴らしく、積極的に声を出していい雰囲気を作ってくれている」渡邊と富樫がもたらした化学反応を喜んだ。「雄太が今回合流し、来年すごくアジャストしやすくなったと思う。彼はオフェンスもディフェンスも上手、気持ちも出している。若い選手が渡邊選手、富樫選手と初めてやって、みんなすごく上手になった。ふたりが入ったインパクトは思ったより大きい。Window 3のキャプテンは張本(天傑)選手だが、今回は富樫選手がキャプテン。彼はオン・ザ・コートでコントロールするのは上手。リーダーシップがあるので、もっともっと声を出してもらいたい。渡邊選手はキャプテンではないが、声を積極的に出している。今回のリーダーは3人いる、今回のリーダーシップは強い」HCは『アジアカップ』のターゲットはまずグループステージ1位突破に定めた。「まずグループステージで1位になりたい。こういう大会はまずグループ1位になることが大事。グループ1位になって次の目標を作っていきたい。もちろん勝ちたいし、優勝したい」同日には渡邊と富樫もオンライン取材に登場した。渡邊は移籍先がまだ決まらない中、今回代表の活動を選択した理由を明かした。「今回代表に合流することにしたのは、時間があれば代表として活動したいという思いがあったから。7月はいいタイミングだと思った。リーダーとして、国際大会を経験している者として今まで経験したこと、学んだことを若い選手に伝えていくのも自分の役割だと思う。若い選手が本当に増えてきた中、HCも変わり、今までと全然バスケの形が違うので、自分自身がまずアジャストしていかないといけない。数少ない練習の中で自分に求められるプレー、HCのやりたいバスケをしっかり覚えていかないといけない」渡邊はホーバスHCの目指すバスケにフィットすると言う。「彼のバスケのスタイルは近代バスケと言うか、ミドルレンジの2Pを打たず、スモールラインナップで5人でしっかり足を動かしてペイントか3Pというシュートをクリエイティブするスタイル。NBAのチームにも多いし、自分も好きなスタイル。彼のバスケにアジャストする時間は少なくできると思う。トムのバスケはしっかり走って展開を速くしていかないといけない。日本が勝つためにやっていかないといけないことだと思うし、彼のことを信じてやっていきたい」ホーバスHCのバスケを突き詰めれば世界で戦えるという手応えを口にした。「高さはほかの国に負けているが、展開の速さや運動量、今自分たちが追及している部分を徹底できれば日本の強みになり、日本の勝ちにつながっていくと思う」渡邊は最近の代表の戦いぶりをこう見ていた。「やっぱりまだ経験不足の選手はたくさんいるので、言い訳にしてはいけないが、そこで大敗したからと言って彼らを責めるのは違うと自分は思っている。僕にとって、『はじめまして』の選手が半数以上。そういった選手のことやプレーを今僕も学んでいる状態だが、『アジアカップ』や今後の代表で僕がリーダーになって経験や学んできたことをしっかり伝えていければと思っている」一方、練習の甘さも指摘した。「日本は練習の強度がまだまだ。日本の甘さはアメリカで痛感した。試合のための準備を練習からしていく姿勢を見せたい。強度や高さの準備をしていないと、悲惨な結果になる。その準備をしていきたい」若いメンバーで臨むからといって、『アジアカップ』を経験を積む場だと割り切ったりはしない。「もちろん若い選手が多いからと言って経験だけで終わらせるつもりはないし、勝つつもりでいく。HCから『まず予選ラウンド3つを全勝でいこう』と言われているので、まずその3つを全勝でいきたい」富樫も結果と経験の両方を求めるとコメントした。「経験がない選手が多いので、雄太とプレー面で引っ張っていかないといけないと思っている。試合はもちろん、練習も含め、彼がいることによって、日本代表の形が見えてくると思う。(八村)塁、(馬場)雄大とプレーできていないが、雄太とプレーすることでトムさんのやりたいバスケが見えてくるんじゃないかなと思う。『五輪』のメンバーがベストメンバーだったと思うが、若い選手が入ってきて『アジアカップ』はグループリーグ3連勝をまず目標にやるが、若い選手の経験も必要。結果と若い選手の成長の両面が求められると思う」主将として、PGとしてチームを引っ張っていく心積もりだ。「キャプテンとして、チームを引っ張れれば。初めてコートに立つ選手が半分以上いるので、しっかりコミュニケーションを取って引っ張っていければと思う。ランキングで上のチームがいるのでチャレンジになるが、ランキングに関係なく勝ちにいきたい。ここ数試合いい結果を見せられていないので、日本代表としていい内容、いい結果を見せていきたい」富樫は渡邊との再会を喜んだ。「雄太とプレーできるのは本当に楽しみ。『アジアカップ』で確認すると言うより本当に身体に沁み込ませるしかない。トムさんのバスケをどう表現するか、試合で見せていくしかない。雄太がいるかいないで特別なプレーをするのではなく、トムさんになって3回のwindow、彼もトムさんのバスケを理解してやっていかないといけない。少ない練習の中で試合になるので、彼もしっかり新しいバスケを理解しないといけないが、雄太の良さをしっかり出していきたい」ふたりは河村勇輝、富永啓生の将来性も高く買った。渡邊「彼らもまだまだ経験不足な中、これから色んなことを学んでいくと思う。彼らのこれからが楽しみ」富樫「思い切りよく自分の良さを出してくれている。富永選手の得点力はこのチームの武器になるので、PGとしてしっかりリードしたい。(テーブス海を含めた)3人のPGでしっかりトムさんのやりたいバスケをコントロールしていきたい。PGのポジション争いがある。毎練習がアピールのポイントになる。前回の『五輪』に出たからと言って、何のアドバンテージにもならない。しっかりプレーしていきたい」【バスケットボール男子日本代表『FIBA アジアカップ 2022』大会出場選手】2富樫勇樹(PG/千葉ジェッツ)3ルーク・エヴァンス(C/ファイティングイーグルス名古屋)12渡邊雄太(SF/-)16佐藤卓磨(SF/千葉ジェッツ)17須田侑太郎(SG/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)19西田優大(SG/シーホース三河)33河村勇輝(PG/横浜ビー・コルセアーズ)39富永啓生(SG/ネブラスカ大学)45テーブス海(PG/滋賀レイクス)71井上宗一郎(PF/サンロッカーズ渋谷)81張本天傑(PF/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)91吉井裕鷹(SF/アルバルク東京)※所属は7月5日現在。『FIBA アジアカップ 2022』は7月12日(火)~24日(日)・インドネシアにて開催。グループCに属す日本は13日(水)・カザフスタン、15日(金)・シリア、17日(日)・イランと対戦。20日(水)から決勝トーナメントに突入。試合の模様はBSフジにて録画放送。
2022年07月12日オリックス・バファローズの山本由伸が28日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にて、千葉ジェッツ・富樫勇樹とコラボ配信を行い、シーズン中のスケジュールを明かした。コラボ配信では、山本と富樫が同じ質問に答え、プロ野球選手とプロバスケットボール選手でどのような違いがあるのかを探る企画を実施。「シーズン中のスケジュールを教えてください」という質問に対し、山本は食事をとる時間や睡眠時間など、ナイターの試合が行われる1日のタイムスケジュールを円グラフにまとめた。その中でスタッフが、円グラフのほとんど半分の割合を「睡眠」の項目が占めていることに着目。富樫も「10時間くらいですよね」と驚くと、山本は「僕は結構眠りが浅いので、長く眠らないと眠いんです」と説明した。続いて、食事の詳細を聞かれ、山本は「試合前は炭水化物系が多いメニューを食べています」と回答。また球場入り前のルーティーンとして、「お風呂に20分くらい入って、ストレッチを1時間くらいしてますね」「シーズン中は疲れも溜まりますので、ケガをしないように入念にやってます」と明かした。
2021年12月30日オリックス・バファローズの山本由伸と千葉ジェッツ・富樫勇樹が28日、ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」にてコラボ配信を実施。お互いの第一印象を語った。今回が初対面となった山本と富樫。お互いの第一印象として、富樫は「今年はずっとすごい」と山本の今シーズンの活躍を讃えながら、「正直もっと小さいと思ってました。想像してたより体が大きかったですね」と驚いたことを明かした。一方の山本は「今日お会いした時の服装がすごくおしゃれで、髪型もすごくカッコよくて、そこが気になりましたね(笑)」「僕が着こなせないような服を着こなしてたんで、それがすごくカッコよかったです」と伝え、笑いを誘った。コラボ配信では、山本と富樫が同じ質問に答え、プロ野球選手とプロバスケットボール選手でどのような違いがあるのかを探る企画を実施。「調子が悪くなった時の改善法」や「試合中に意識していること」、「別のプロスポーツで活躍できるとしたら何をやりたいか」などにそれぞれが回答した。
2021年12月29日柔道男子100㎏級金メダリストのウルフ・アロンと柔道家の井上康生が出演する、キリンビール・本麒麟の新CM「あなたの最高の一杯になる」編が、23日より放送される。新CMでは俳優の江口洋介が、カウンターに座るアロン、井上、タモリに向かって「本麒麟いかがでしたか?」と声をかける。ウルフが感想を述べると、井上は「語るねぇ」と笑顔で相槌。実は2人での乾杯がこれまで一度もないことが井上の口から明かされ、「そうなの?」「意外ですね」と驚くタモリと江口。「ずっと楽しみにしてました」と語るウルフに井上が「本当かよ」と照れながら返すなど、師弟ならではの仲の良さが感じられる仕上がりになっている。また、ウルフは今回が初のCM出演で、恩師・井上とも初共演となる。■井上康生、ウルフ・アロン インタビュー――CM初共演の感想を教えてください。井上:教え子のウルフとこうやって柔道以外の仕事ができることに、非常に恥ずかしさと、逆に嬉しさっていう気持ちになった時間だったなというふうには思ってます。ウルフ:そうですね、僕としてもこうやってCMとか、また、たくさん他の仕事で共演できることがやっぱり嬉しいですし。これからも頑張っていかなきゃなっていうふうに強く思いますね。井上:そうだね。まずは、タモリさんのオーラに1歩2歩引いてしまった部分がありましたし、江口さんのカッコよさにまた度肝を抜かれた瞬間でもあったんで。たぶん、お二方が入ってきた瞬間、ウルフと私は2人とも黙りこくってしまって緊張が倍増しちゃったよね?ウルフ:そうですね。やっぱり、タモリさんも江口さんも、お2人ともすごい雰囲気のオーラがあるお方で、それでも気さくに話してくれて、すごい嬉しかったですし。そういった意味では最初は緊張しましたし、CM撮影は初めてでしたけど、楽しくやれました。――「本麒麟」は以前から知っていましたか?井上:もちろん、知っておりましたし、よく店舗に赤いラベルがですね、並んであるのが非常に気になって、まあ、自分自身、やはり、ゲン担ぎに赤っていうものを選ぶ機会が多いので、特にこう、大事な試合だとか、行事とかの前には、よくゲン担ぎで飲んだり、買ったりしてたなというふうには思います。ウルフ:そうですね、僕も普段結構、「本麒麟」飲んでて、すごいうまみの強いお酒だなっていうふうに感じてて。僕自身、魚をさばいたりとかするので、そういう、なんですかね、和食にもすごい合うなっていうふうに普段から感じてます。――ウルフ選手のお酒に関するこだわりは?ウルフ:やっぱり、柔道でも何でもそうなんですけど、妥協したくないっていう気持ちがあって。お酒でも飲むからには、やっぱり、いいお酒というか、おいしいお酒を飲みたいなっていうふうに普段からすごい思ってるので、僕としても、「本麒麟」はすごいうまみの強いお酒で、飲んでても飽きないというか、要は、自分のつくった料理とかに合わして、おいしい料理においしいお酒っていうところで、普段から飲めて、とてもおいしいです。井上:大事だよねえ。ウルフ:大事ですね。井上:極めることは大事だからね。ウルフ:何事でもそうですね。――お2人で飲む機会はありますか?ウルフ:そうですね、やっぱりこんなご時世なので、今年入って乾杯をするのは今日が初めてですし、また、2人で乾杯するのは、たぶん人生で今日が初めてなので、なんか少し気恥ずかしい気持ちもあります。井上:一緒(笑)。ご時世の中なんで、これは受け入れていかなきゃいけない部分っていうのはありますけど、改めて何度も言うように、こういう機会を設けてもらって2人でこう飲める、また、このおいしいお酒とともに時間をつくれるっていうのは最高だけどね。ウルフ:そうですね。井上:いい時間だよね。ウルフ:ほんといい日ですよね。いや…、誘えないっすよ。井上:(笑)。ウルフ:やっぱり普段からお忙しい方なので、これから誘ってみようかなあ。井上:落ち着いたら。ウルフ:そうですね、落ち着いたら。井上:やりましょうよ、ねえ。楽しみだね。ウルフ:その時の乾杯は「本麒麟」で。井上:ほんとだな。未来について、また熱く語りたいなとは思いますね。ウルフ:楽しみです。――自粛が続いた1年、どのようにコミュニケーションをとっていましたか?ウルフ:そうですね、苦労っていうわけじゃないんですけど、やっぱりどうしても対面で会うことのできる機会が少なくなってきた中で、井上先生からメールとかで、「体調どうだ」とか、「怪我の調子どうだ」とか、「柔道の調子どうだ」っていう風なお言葉をいただいたりとかして、そういった中で密にコミュニケーションを取って、まぁそういう、会うことはできなくても身近でサポートをしていただきましたね。井上:アロンは、こういう意味で自立して、そして主体的に動ける人間だったかなっていうふうに思うし、いろんな選手と向き合う中でも、そういう風な私は立ち位置の中でですね、接してた部分があったかなっていうふうに思うので、彼自身がなにかちょっと弱気になったりとか、ちょっとこうね、迷ってたりとかというときに、少し後押しができるように、ぐらいの準備をしておけばよかったかなと。ほんとに彼自身は自分自身で準備でき、そして戦える人間だったかなというふうにも思うので、素晴らしい選手ですよね――ウルフ選手が「先生」と呼ぶ理由は?ウルフ:僕としては同じ大学の先生ですので、やっぱり「井上先生」って呼ぶことが多いのかなっていうふうに思いますね。他の呼び方が見つからないというか。井上:嬉しいですよ。ウルフに先生って呼ばれるのはね、いつまで経ってもそうやって呼んでくれるんですごくうれしく思うし、これからも良き先生であり続けるためにも、まだまだ努力しなきゃいけないなっていうふうには思ってるところで、何度も言うようにだけど、そんなね、教え子との関係性の中で、こんな素晴らしい時間が持てるっていうのはねー。なかなかこれまでなかったもんねウルフ:ほんと柔道以外で、こんな時間をともにしたことが初めてかもしれないですね。――自宅でのお酒に関するエピソードを教えてください。井上:そうですね、やっぱり、ほんとに自宅で飲むお酒っていうのは、また違う味があって、特に仕事が終わったあとに、こう1杯、そんなに飲まないんですけど、1杯、2杯っていうのはすごくホッとできる時間かなというふうには思ってます。で、飲んだあとに、家族と一緒に食事を楽しんだり、会話を楽しんだりしながら、ゆっくりできる時間、あれは最高だなと。そのあと、子どもたちなんかまだちっちゃいんで、寝かしつけに行くんですけど、そのまま寝ちゃうんだよね。すごく早く寝ちゃうから、時々、家族からブーイングくらうときありますけどね。ウルフ:寝るのは良いことですからね。僕は男の3人兄弟で、真ん中なんですけど、家で兄弟3人でも飲むこともありますし、また、柔道部の後輩とかと一緒に飲むこともあるんですけど、僕、結構しゃべるタイプなので、後輩とかと一緒にお酒飲むと、僕がずっと話してるんですけど、兄弟と飲むと、僕以上に話す兄弟のうちなので、その兄弟の会話を聞きながら飲むお酒が意外と楽しかったりしますね。――選手と飲むお酒は特別に感じますか?井上:そうですね、やっぱコミュニケーションとか、いわゆる対話っていうのは、その選手たちのことを理解するっていう中では、非常に重要なものでしたし、また、我々は道場とか、トレーニング場とか、それ以外のところでコミュニケーションを図っていきながら、やるっていうのはなんか違う、その選手たちの一面っていうものを見ることができましたので、こうやって、ね、お酒を使ったりだとか、その他の場所を使ったりしながら、やる時間というのは、また新たな発見とか、自分自身の学びというのがあったので、非常に活用してたなっていうふうには思うけど。――現役時代の井上さんVSウルフ選手、どっちが勝つ?井上:お互い、柔道界のあらゆる大会を優勝してきた2人であるので、まあ相当面白い試合が見れるんじゃないかなと思うんですけど、結局は全部僕が勝っちゃうでしょうね(笑)。ウルフ:完璧な振りでしたね、今の(笑)。何を言うのかなと思ったら、そういうオチに持っていったんですね。いやぁ、でも、やってみたい気持ちはありますね。でも、やるんだとしたら、もう、徹底的に対策をして。井上:いやー。ウルフ:もう、嫌のとこ、いやなとこ、全部ついていきたいなと思いますね。井上:いやー、やっぱね、さっきのは冗談だけど。いや、強いよ。アロンの強さは、同じ階級で戦うのもそうだし、無差別で戦っていく中でのアロンとの戦い方も、これもまた違うだろうしで、いやー、どうかね?ウルフ:どうなるんですかね?井上:一緒の時代じゃなくてよかったよ。ウルフ:いや、ほんとにそうです。そういうことですね。井上:じゃないと、今日こんな時間設けられないから。バチバチだったら、二人で(笑)。ウルフ:そうですね。「本麒麟」が飲めなかったかもしれないです。井上:飲めなかったよ。よかった。ウルフ:いやー、でも、世代が違ったからこその時間なのかもしれない。井上:そのとおり。結果オーライ。ウルフ:結果オーライですね。井上:でも、やっぱり、そういうイメージ持つのって、歴代のすごい先生とか選手とか、どんだけ強かったんだろうって、本能的に思っちゃうよね。ウルフ:いや、思いますね。それこそ山下先生とか。どれぐらい強かったんだろうなっていう。井上:ほんとだ。その中の一人だよね。ウルフ:いやー、もっとこれから井上先生の結果に近付けるように頑張っていきます。井上:頑張りたまえ。ウルフ:はい(笑)。――お互いに向けて一言。ウルフ:これからもよろしくお願いしますというか、ほんとにその言葉に限りますね。井上:そうですね、先ほども言いましたけど、まずは現役時代というところにおいては、アロンしかできない柔道をつくり上げて、より一層活躍してもらうことを心から期待したいなっていうふうには思うところが1点と、これから先においても、柔道家だけではなく、いちウルフ・アロンという人間もですね、いろんな分野で活躍していきながら、先ほど言ったように柔道の発展、スポーツの発展にも寄与していくような、そういう大きな人間に育っていくことを楽しみにしたいなというふうには心から思っています。まぁ、一緒にこれからもね、仕事をしたりだとか、時間をともにしたりすることも多々出てくるんじゃないかなと思うので、そのときはよろしくお願いします。
2021年11月23日9月4日、雑誌『VERY』の主催するイベント『VERY児童館』10回目にモデルの東原亜希(38)と夫で柔道家の井上康生(43)が登場。一家の家事分担術を明かした――。柔道日本代表を率い、東京五輪で史上最多となる5つの金メダルを獲得した井上。そんな夫のそばで共に戦ってきたのが、東原だった。東原は井上と’08年に結婚し、翌年5月に第一子となる女児を出産。’10年11月に男児が、’15年7月には第3子・第4子となる双子の女児が誕生している。公私ともに多忙な生活を送ってきた東原。30歳で『株式会社Mother』を設立し、直後に双子の妊娠と出産を経験。さらに井上が’12年11月から柔道日本男子代表の監督を務めていたため、生活面のサポートも欠かせなかった。9月3日にアップされた『VERY web』でのインタビューで、彼女は当時についてこう語っている。「私だって平気ではなかったですよ。自分でもビックリするくらい詰め込みすぎでしょって。でもタイミングってやっぱりあると思うんです。双子の妊娠は想定外でしたけど、おかげで“一人で頑張らない”ことができるようになりました。双子が生まれたとき、『もう一人じゃ無理!』って、自分自身に一度ギブアップしたんです。遠慮とかしている場合ではなく、親や兄妹や協力してくれる人たちには素直に助けを求めようと。だからこそ今、私はママをしながら仕事ができていると思います」そんな東原と井上が参加した今回のイベントは、「プロ・先輩ママたちが教える!土曜日の朝1時間で掃除を攻略する方法&平日のおうち整えテクニック」というもの。“日ごろの面倒な掃除をいかにしてスムーズにこなすか“がテーマだった。東原は掃除について、「パパが休みの日は家族の時間に使いたいので、毎日気づいたらチョコチョコやる。年末の大掃除もしたくないので(笑)」とコメント。いっぽうで「パパも掃除をすごいしてくれるんですよ」と明かすと、井上は「何気ないことが、家族にとって助かる部分があるんだなと。コロナ禍になって、より一層感じました」と語った。■掃除は子どもと一緒に、そしてスイーツ好き…“硬派”な井上氏の意外な一面さらに東原は家事参加が苦手な夫へのアプローチ法を求められると、「奥さんの言い方、大事じゃないですか?」と提案。これに対して井上も「態度や言葉で“やれよオーラ”を出されると、意地になってしまうことがあると思うんですよね。ですから子供たちと遊んでもらうとか、何気なくラクなものを『やって』っていってもらう形のほうが……。あとは一緒にやるとか」とコメント。そして「妻はやってくれたことに対して『ありがとう』といってくれるので、一言だけでも全然やり甲斐が違うのでは」と、実感のこもったエピソードを明かしていた。また東原は片付けについて「パパが号令をかけると子供たちはする」と井上家のリアルな掃除事情も告白。ママだと聞き流されてしまうこともあるというが、「レアキャラの言うことは聞いてくれる」と“パパの力”を語る。すると、井上も「楽しく一緒にやることが大事だなと感じる」と続けた。掃除のエピソードからも、家庭円満がうかがえる井上家。その秘訣について、東原が「(井上は)1週間とか2週間とか海外にいても、子供が学校に行く時間に合わせてテレビ電話をしてくるんですよ。時差とかどうやって計算しているんだろうって思うんだけど(笑)」という知られざるエピソードを披露。井上も「エネルギーにもなりますし。高校時代の恩師から『忙しくても何しても一回はコミュニケーションを取るんだぞ』と教えていただいて。大事にしないとなって思っていて」と語っていた。またイベントでは、井上の意外な一面も明らかになった。見た目は硬派な井上だが、東原によると「甘いものが大好き」だという。実際に『VERY』10月号のスイーツ特集が紹介されると、井上は「今のページが今日イチ食いつきがいい(笑)」と告白。会場を笑わせる一幕もあった。『VERY児童館』のイベント中も終始、笑顔が絶えなかった東原と井上。2人の飾らない関係に、今後も注目が集まりそうだ。
2021年09月04日タレントの東原亜希が24日、枕専門ブランドであるロフテー社の新商品発表会に出席。夫で柔道男子日本代表の井上康生監督のサポートについて語った。東原は今回、同社の初代ブランドスプレッダーに就任。モデル業、会社経営、家事育児を行うパワーの秘訣を問われて「私もそうですし、子供たちや家族にとっても一番大事なのは食事と睡眠。それが守られて、やっと日頃パワフルに、元気に動ける」と持論を語った。また、井上監督のサポートについて「私は何もできない。普通でいることと言いますか、4人の子供の子育てで本当に精一杯。子供と家庭のことを心配せずに、(井上監督に)全力を尽くしてもらえるように、家を全力で守っていきたい」とほほ笑んだ。イベントには、井上監督もスペシャルゲストとしてリモート出演。枕は「感覚的なものを重要視している。枕は高くないと寝づらい」と好みを明かし、間近に迫る東京オリンピックに向けて「このような世の中だからこそ、スポーツ、オリンピックを通じて皆様に少しでも明るい希望を与えられる戦いをしていきたい」と意気込んだ。同社は今回、寝具に合わせて高さを微調整できる「快眠枕 LEシリーズ」を新発売。東原さんは、ステージで同商品を使うデモンストレーションを実施。また、東原さんのインタビューを掲載したロフテーのスペシャルサイトがオープンする。
2021年06月24日玉木宏主演のテレビ朝日系木曜ドラマ「桜の塔」の6話が5月20日放送。岡田健史演じる富樫の“変化”に「わっるい感じになってる」「面構えが良くなってきた」などの反応が集まるとともに、漣と同期たちの友情にも「癒し」などの感想が集まっている。妻の父でもある尊敬する上司が自らの父親の敵だった上條漣を玉木さんが演じ、漣の幼なじみで捜査一課刑事の水樹爽を広末涼子が演じる本作。かつて不正を隠蔽するため漣の父に自死を強要した警視庁刑事部長・千堂大善に椎名桔平。漣と結婚した大善の娘、優愛に仲里依紗。大善と権力闘争を繰り広げる「東大派」警務部長・吉永晴樹に光石研。「薩摩派」警備部長・権藤秀夫に吉田鋼太郎。漣の同期でこちらも出世争いをしていた新垣広海に馬場徹。警察に復帰した漣の同期、馳道忠に渡辺大知。若手キャリア刑事の富樫遊馬に岡田健史。漣の父と同僚だった刈谷銀次郎に橋本じゅん。漣を子ども時代から知る高級クラブママ・小宮志歩に高岡早紀といった顔ぶれも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。父の死の秘密を突き止めるため悪に染まってまで権力の階段を駆け上がってきた漣だが、千堂が父に自死を強要したことを知り“クーデター”を計るも失敗。その後、優愛と結婚して5年が経過、漣は警視庁刑事部捜査二課の課長となり、千堂は副総監となり「外様派」は一大派閥「千堂派」となっていた。漣は国会議員・加森沙代里(中田有紀)の受託収賄罪の証拠をつかむが、千堂から立件許可が下りない。さらに加森議員の立件に必要なデータが消えてしまう…というのが今回のストーリー。「加森議員の収賄の証拠が消えた」という漣の言葉に「本当ですか!?」と驚いた顔を見せる富樫だが、漣は富樫を疑う。5年を経てオールバック姿になり、立ち振る舞いも堂々としたものとなった富樫に「富樫、ずいぶん偉そうにしているな。」「わっるい感じになってるなー」「面構えが良くなってきたよねえ~:といった反応とともに、証拠隠滅には「富樫か!??富樫のなのか?」「証拠が消えた…富樫くんがやったの???」など驚きの声が上がる。一方、漣は加森逮捕を強行。新垣、馳も合流、権藤が後見人となって千堂に対し「改革派」の立ち上げを宣言する…というラストに「同期の3人が一緒に派閥つくるくらいずっと仲良しなのが唯一の癒し」「きゃー!同期派閥なんか。青いけどちょっといいやん」「同期組何だかんだ仲良いの良いよねえ」と、同期の絆が続いていることを喜ぶ声とともに、「後見についてくれるのね、権藤さ~ん!」「きたー!権藤さんがバックなのね」といった反応も集まっている。(笠緒)
2021年05月20日’11年3月11日。東日本大震災を境に、東北の人々の生活は大きく変わった。厚生労働省の調査によれば、’15年9月の時点で、ひとり親になった18歳未満の子ども(震災遺児)は1,538人。そして両親ともに失った子ども(震災孤児)は244人。あしなが育英会東北事務所の富樫康生さんはこう語る。 「“親族里親”というのですが、震災で両親を失った児童のほとんどが祖父母や親のきょうだいに引き取られました。環境の変化に戸惑う子どもたちもいます。祖父母が引き取った場合、年々高齢になる保護者が、思春期を迎える子どもをどう育てていくかということも課題になっています」 仙台市で生まれ育ち、岩手県陸前高田市の祖父母宅に引き取られた熊谷海音さん(13)も、大きな環境の変化にさらされた。小学1年生で被災し、両親と姉の家族全員を失ったのだ。しかし海音さんは歌が上手で、小学生時代は復興支援イベントで独唱するなど大活躍。 その姿はテレビ番組でも取り上げられ、「涙を見せない」「弱音を吐かない」「元気で明るい」と、評判だった。それでも祖母の熊谷隆子さん(76)には心配がある。 「海音はいまでも1人では2階の自分の部屋へ行けないんです。1人でいると津波を思い出して怖くなるって……。だからいつも居間で、私と2人で寝るんです」(隆子さん) 昨年、祖父の廉さんが75歳で他界。海音さんは、隆子さんと2人暮らしになった。 「おじいちゃんが亡くなったときはショックだったみたいです。ただ同じころに、作文コンクールで入選して、ハワイに行くことになって……」(隆子さん) 震災で大切な人を失った18歳以下の子どもたちが対象のコンテストで、海音さんは《(仙台の)友達とずっと仲良しでいられるように》と、書いた。いつもは涙を見せない海音さんだが、長期休みのたびに会いに行く仙台の友達と別れて、帰るときだけは必ず泣いてしまう。 《「またすぐ会えるから」とメールがくるたびドキッとする。もう会えなくなってしまわないかと、不安になるから》 まだ13歳なのに大切な人との別れを何度も経験した海音さん。明るい笑顔の根っこに消えない悲しみの種がある。昨年3月、2泊3日のハワイ旅行で海音さんは、新しい目標をつかんで帰ってきた。《高校で留学する》。自分でそう書いた目標の紙を、居間の壁に貼っている。 海音さんは、記者の目をしっかりと見て、「オーストリアに行って、歌の勉強をしたいの」と、夢を語ってくれた。 海音さんと同じ陸前高田市立第一中学校に通う及川佳紀くん(15)、晴翔くん(13)は、震災直後から本誌が見守ってきた兄弟だ。白砂青松の名勝「高田松原」で知られた陸前高田市も大津波で大きな被害を受けた。黒い壁となって襲いかかった津波は、自宅にいた兄弟の両親をのみ込んだ。 母方の祖父母に引き取られた及川兄弟は仮設住宅で暮らしていたが、今回、現地を訪ねてみると、昨年7月から入居が始まった県営災害公営住宅に引っ越したことがわかった。 持病が悪化し、避難直後から入院していた祖父は、2年前に亡くなっていた。いまでは祖母・村上五百子さん(74)と兄弟の3人暮らし。仏壇にほほ笑む両親の遺影が飾られていた。大切な行事がある日の朝は、佳紀くんも晴翔くんも、両親に手を合わせてから出かけるそうだ。県立高校の入学試験を間近に控えた佳紀くんは高校受験真っただ中。 「私の前では、兄弟げんかもしないんですよね。おなかがすいたら、兄弟で食事を作って食べていることも。特に佳紀はなんでも作れる。シチューや唐揚げはおいしいですよ。私が教えたわけではないんですけど」(五百子さん) 給食のない日も、「ばあちゃん。休んでていいぞ。俺が作るよ」と、自分でお弁当を作って、中学校のサッカー部の練習や試合に行く。勉強の合間に飲み物を取りにきた佳紀くんに1つだけ質問した。 「将来の夢ですか?自動車関係の仕事につくことです。車の免許を早く取りたいです」(佳紀くん) 車があれば祖母の買い物も楽になる。そんなことを考えていそうな表情だった。
2017年03月11日