バスケットボール日本代表男子の富永啓生が15日、自身のインスタグラムを更新。かねてから交際していた女性との婚約を発表した。富永選手は「ご報告です」と題して「この度お付き合いしていた方と婚約をすることになりました」と報告。続けて「これからも2人で支え合い楽しい日々を過ごしていきたいと思います!応援のほどよろしくお願いします」としたためた。
2024年04月15日ミュージカル『ルームメイトと謎解きを』の公開ゲネプロが17日に東京・サンシャイン劇場にて行われ、小野塚勇人(劇団EXILE)、富永勇也、長江崚行、健人、加藤将、横山賀三、山野光、松村優、加藤良輔、陳内将、青野紗穂、鈴木壮麻、板垣恭一(演出)が取材に応じた。同作は楠谷佑氏全寮制男子校×本格ミステリのミュージカル化作。 脚本・作詞・演出を板垣恭一氏が務める。全寮制男子校で起きた不可解な殺人事件を、兎川雛太を小野塚勇人(劇団EXILE)、武藤潤(原因は自分にある。)がWキャストで主演、そして雛太役とW主演となる鷹宮絵愛を富永勇也が演じ、全寮制男子校で起きた、不可解な殺人事件に迫る。公開ゲネプロには、小野塚が出演した。○■ミュージカル『ルームメイトと謎解きを』小野塚勇人&富永勇也が公開ゲネプロ小野塚は「このメンバーと限られた時間の中で、密度の濃い稽古をしてきたので、明日からこの世界を観に来ていただける皆さんに感じてもらえると、すごく楽しみにしております」、冨永は「まずはここまで無事に辿り着けたことに安心しているのと同時に、またこれからお客さんに観てもらうということなので、今まで稽古で培ってきたことをお客さんに向けられるように頑張りたいと思います」と喜びを表す。長江は「稽古場も和気あいあいと楽しく、男子高校生ノリみたいなものが、見ているお客さんに楽しんでもらえるポイント」と語り、加藤将が「本番も、今日のゲネプロも思いっきりミスっても誰かのためにお芝居してやろうと思います」と言うと、周囲は「ミスらないで」とツッコミ。陳内は「詳しくは言えないんですけども、(本役の)大河原先生以外の感覚みたいなものを持っている瞬間がございまして。今のこの身なりからはちょっと想像がつかないかもしれないんですけども、『そうきたか』みたいなことも個人的にはあります」と含みを持たせた。大ベテランの鈴木は「僕は演出家の板垣さんと、作曲の桑原レディズ(桑原まこ、桑原あい)がタッグを組んだ作品に出たいなと思っていたので、ご縁をいただけて本当にわくわくしてから稽古に通いました。瞬発力がすごい若者たちを目の当たりにして、稽古場でどうやったらいいんだろうってずっと思ってたんですけども、彼らからいっぱい刺激を受けて、楽しい稽古期間を過ごすことができました」」と振り返る。板垣は「原作を書評サイトで偶然見つけまして、タイトルを見てパッと開いて、表紙の絵を見て『これひょっとして芝居になるんじゃないかな』という勘と共に読み始めて、読み終わって『ミュージカルにしてみたいな』と思ったのが最初でございました」と経緯を説明。「原作の面白さと音楽の良さを見どころとしてお伝えしたいのと、演劇だから足せる情報の足し方を演出的に織り込んでいるつもりでございます」と自信を見せた。最後に小野塚は「僕、今年で30歳になるんですけども、約年齢の半分の16歳に挑戦させていただいて。15〜6年くらい前の自分を思い出して、稽古場からみんなで男子校ノリみたいなことをやっています。今が1番、『自分、若いな』と思ってます」と宣言。「この作品を通して、ミステリーの謎を解くというドキドキ感と、若いみんなが舞台上ではちゃめちゃにイキイキと演じている姿を観て、パワーやエネルギーを受け取ってもらえるように、明日から1公演1公演必死にやりますのでぜひ劇場でお待ちしてます」とアピールした。公演は東京・サンシャイン劇場にて11月18日〜26日。
2023年11月17日プチバトー(PETIT BATEAU)が4月21日、第31回イエール国際モード&写真フェスティバルのファッション部門でグランプリを受賞した富永航(Wataru Tominaga)によるカプセルコレクションを、全国のプチバトーブティックとオンラインブティックにて発売する。毎年4月に南仏のリゾート地・イエールで開催される同フェスティバルは、若手ファッションデザイナーとフォトグラファーの登竜門として知られ、過去の受賞者にはヴィクター&ロルフやサンローランのクリエイティブディレクター、アンソニー・ヴァカレロらが名を連ねる。プチバトーは2013年から同フェスティバルとパートナーシップを結び、グランプリ受賞者とのコラボレーションアイテムを発表している。今回のカプセルコレクションでは、富永の持ち味である色彩に富んだウィメンズ4アイテムとユニセックス2アイテムが登場。「シンプルな要素を大胆に組み合わせることで、リズミカルで美しい旋律のデザインが生まれる」と富永が語るように、マリニエール、Tシャツ、プチキュロットといった誕生から100年ほど経つプチバトーのアイコニックなアイテムが、新しい解釈によりフレッシュなデザインへと生まれ変わった。ジャージー素材のロングドレス(2万円)は、異なるトーンのストライプを重ねて躍動感のあるスタイルに。ボートネックトップ(1万4,500円)は、全面にあしらわれたブルーの花々が赤いボーダーと交わりグラフィカルな表情を覗かせる。ユニセックスのTシャツ(8,300円)とショーツ(5,800円)は、ブルーやグリーンのストライプがチェッカーボード柄と組み合わされ、調和のとれたユニセックススタイルを生み出している。富永航は、武蔵野美術大学とヘルシンキのアールト大学でテキスタイルデザインを学んだ後、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズ校を卒業。今回のフェスティバルで審査員長を務めたジュリアン・ドッセーナ氏は、富永を「若き三宅一生のようだ」と評している。
2017年03月27日プチバトー(PETIT BATEAU)が、イエール国際モード&写真フェスティバルとコラボレーション。グランプリ受賞者である富永航がデザインした、カプセルコレクションが2017年4月21日(金)より全国のプチバトーブティック、オンラインストアにて発売される。富永航は過激で大胆なスタイルを生み出すデザイナー。カプセルコレクションのためにレディースとユニセックスのアイテムをデザインした。ストライプがチェッカーボード柄と組み合わさったり、赤のストライプが一面の花とともにあしらわれたり、シンプルな要素を大胆に組み合わせたデザインに仕上がっている。さまざまな色がはじけ、ぶつかり合うこのコレクションでは、誕生から100年も経ったアイコニックなアイテムであるマリニエール、Tシャツ、プチ・キュロットが彼の新しい解釈で生まれ変わった。【詳細】プチバトー×イエール国際モード 写真フェスティバル発売日:2017年4月21日(金)アイテム:<レディース>・ロングドレス(XXS〜L) 20,000円+税・ボートネックトップ(XXS〜L) 14,500円+税・ハーフスリーブトップ(XXS〜L) 9,300円+税・ショーツ3枚組(XXS〜L) 5,800円+税<メンズ・ユニセックス>・Tシャツ(XXS〜L) 8,300円+税・トランクス(XXS〜L) 5,800円+税取り扱い店舗:全国のプチバトーブティック、オンラインストアALL IMAGES © OSMA HARVILAHTI【問い合わせ先】プチバトー・カスタマーセンターTEL:0120-190-770(9:00〜18:00)
2017年03月25日菓子、アイスクリームなどの製造を行っているロッテは10月2日に全国発売予定の新商品「カフカ(袋)<極うまミルク味>」のプロモーションとして、「泣きやみ動画」を9月18日にYouTubeでWeb配信する。同動画は、子持ちの女性たちの悩みである「子どものグズり泣き」のため、科学的根拠に基づいて開発された。タイトルは「ふかふか かふかのうた」。安らぎ感・ふかふか食感を体現した不思議キャラ、「カフカくん」が登場するという。制作にあたって、日本音響研究所所長の鈴木松美氏を監修に迎え、音楽プロデュースは、エステー「消臭力」のCM音楽を作曲した福井洋介氏、映像監督は、映画「食堂かたつむり」の監督を手がけた富永まい氏が担当している。なお、0~3歳児52名を対象に行った実証実験調査(調査期間8月25~26日)においては、96.2%の子どもが同動画を見て泣きやむという結果が出ているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月18日わずか10歳にして余命を宣告された少年・オスカー。医師も、そして両親でさえも彼を気遣い真実を告げることができない中で偶然出会ったデリバリーピザの店主・ローズは、誰よりも正直に彼に接し、残されたこの世界での日々の少なさに落ち込む少年にこんな提案をする。「1日を10年と考えて過ごすこと。毎日神様に宛てて手紙を書くこと」。このときから少年の人生は大きく動き始める――。想像力を武器に100歳の人生を駆け抜けた少年と彼との交流の中で人生に確かな“愛”を灯していく周囲の人々の姿を描いた『100歳の少年と12通の手紙』。この命の奇跡の物語を手掛けたのは『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』の原作と脚本、そして『地上5センチの恋心』の監督として知られるエリック=エマニュエル・シュミット。このたび、本作に強く共鳴したという『食堂かたつむり』の富永まい監督と来日を果たしたシュミット監督の対談が実現!“命”や“死”を温かさをもって描いてきた2人が熱く語り合った。ファンタジーのなかで描かれる確かなリアリティ富永:映画を拝見して感動したと同時にすごくハッピーな気持ちになりました。私自身、監督として映画を作る上で、人の心の内面や精神世界を映像にしたいという欲求が高いので、そうした作品に感銘を受けることが多いんです。この作品がすごく刺激になって、まず嬉しかったのと、加えて一人の観客として感動したのは、非常に人物を公平に描いていること。命の長さ、短さ、子供、大人に関係なく、命というものが平等で公平なものだということを映像の美しさと共に描かれていたということに感動しました。シュミット:ありがとうございます。私自身も映画のどこに興味があるかと言うと、やはり登場人物の魂の中にどれだけカメラが入り込めるか、彼らの内面をどれだけ映し出せるかというところなんです。今回の作品についても、オスカーの目を通して彼が見た世界や人物を描くのであって、あくまでオスカーの主観に沿っている。オスカーの頭の中に描かれる映像がその映画の中で描き出される、という作りにしました。時に面白いシーンも残酷なシーンもあるけれど、それは彼の目を通した世界だから、そこには嘘はないと思うんです。実は私は、あまりリアリズムな映画には関心がなくて、主観的な物語、映像を大切にしているんです。私にとってカメラというのはペンと同じ存在なんです。劇中の舞台もリアルな場所ではなく、あくまでもオスカーが見たその場所が映し出されており、リアルな場所ではありません。富永:いまおっしゃられたようにリアリティとは離れた世界ではあるんですけど、ある意味ものすごくリアルさを感じるんですね。ファンタジックに描くときに私も気をつける部分でもあるんですが、シュミット監督の作品の素晴らしいところは、人間の内面を映像化しているんだけれど、それが決してただのファンタジーではなくて、心と繋がっているある種のリアリティになっているところ。これは理想ですがすごく難しいことだと思うので、すごく感銘しました。シュミット:確かに想像というのはリアルな世界ではない。けれども存在するんです。人間の心や頭の中に存在する、それはそれでリアルなものだと思います。想像は人生をものすごく豊かにするものだと自分では思っているんです。1日を10年だと思って生きるというローズの提案、それはオスカーにとっては人生最大のプレゼントだったんじゃないかと思います。それがあったからこそ――もちろん、想像の中ではあったけれども――彼は人生の様々なときを経験することができ、深みのある味わい深い人生になったと思います。少年が遺したものシュミット:劇中、“砂漠の花”というものが出てくるんですけど、一日で枯れちゃう花です。「枯れた花のあとに種が残るでしょ」ってローズが言うんです。この言葉はある意味、オスカーにとっては残酷なシーンだと感じていました。なぜなら、彼は想像の中では100歳を超えて生きるけれど、実際はそうではなく、子孫を残すことができませんよね。でも、後になって考えてみたら、オスカーが遺したもの――ローズや両親に伝えた彼の愛情は、しっかりと彼らの記憶に残るでしょう。生きている人たちが彼の死後も人生経験をできると考えたとき、肉体はなくなっても遺すものはあったんだ、と。あれは彼の人生のメタファーなんだと思いました。富永:素敵なシーンでした。陽気に描かれているのも良いですね。日本にも難病の子が死んでしまう映画が山ほどありまして「いかに映画館に泣きに行くか、泣きに行かせるか」が命題だったりするわけです。誰でも幼い子供が難病で死んでしまえば泣きますよ。でも、この映画はかわいそうで泣くんじゃない。この少年が素晴らしく生きたことに感動させてくれる。これが人間の持ってる力なんだと感じさせてくれる。“難病モノ”という点で同じ題材だけど到達点が違うんです。泣く映画を観に行く日本人にぜひ観てほしいと思いました。“命”はみんなに公平――それを象徴するローズ富永:ローズという人物は、乱暴に見えるけど公平な人物に思えました。死ぬんだと言われてる子に「そうだよ」と言うところから2人の関係が始まる。それは勇気がいるし、残酷なことかもしれないけど公平なんですよね、命はみんないつかなくなる、というところで。前作の『地上5センチの恋心』の主人公のオレットさん(カトリーヌ・フロ)も公平な人物であり、そこが魅力的でした。シュミット:2人とも大人の女性ですが幼児性が抜けてない。嘘がつけなくて言動がダイレクトなんです。オスカーがいじけてロッカーで過ごすシーンがあります。ローズはそのことについてオスカーに「楽しかった?」と聞くんです。普通の大人なら「なぜそんなことしたの?」と聞くか説教じみたことを言うものです。そうやって話しながら、彼女が意識してるわけでもないのにオスカーの苦痛は和らいでいく。『地上5センチの恋心』のオレットと作家の関係も同じです。作家が抱える重い問題が、オレットとのやり取りを通じて軽くなっていく。それは、ローズやオレットが持っている率直さ、真っ直ぐな物の見方が作用してる。私は作家として同じようにありたいと思います。話題にされないことについて壁を打ち砕き、言葉でタブーを破るのが作家である、と。富永:2人のようでありたいと憧れますが、一生、子供でいるには才能がいりそうですね(笑)。それから、ひと目見て魅了されてしまうオスカーくん。彼を演じた子役と接する上で、特に今回は難病を抱えた少年ですが、どんなことを大切にされたんですか?シュミット:私と(オスカー役の)アミール、(ローズ役の)ミシェル・ラロックと3人で台本を繰り返し読んで練習しましたね。病気を抱えている、というところを表現するのが難しかったようですが、ミシェルも難しさを感じていたようです。というのも彼女はアミールに心から愛情を感じてかわいがっていたので、それが演技に出ると良くない。突き放す、あっさりした感じで表現しないといけません。堂々とさらっと演じてるようですが、カットが掛かってから外で泣いていたこともありました。富永:自分だったらメロメロで正しい判断ができなくなると思います(笑)。毎回、編集室で「しまった!」と思うんです(苦笑)。最後に、映画からは離れてしまいますが、日本はいかがですか?シュミット:日本を訪れるのは2回目です。来る前はどこかで先入観を持っていたのですが、着いたとたんに日本に魅了されてしまいました。『ロスト・イン・トランスレーション』のように、異国で自分を見失うような感覚を味わっています。ある意味で、日本に対する憧憬が強くなった感じもします。「太れない相撲取り」という短い小説を書いたのですが、今度はそれを日本で映画に撮りたいです。不思議と日本にいると、パリにいるより気持ちよくて違和感がないですよ。富永:私は東京で毎日、違和感を持ってますけど…(苦笑)。シュミット:ここで生活しているわけではないから居心地がいいんでしょう。きっとあなたはパリが気に入ると思いますよ。私の方はパリは大嫌いです(笑)!■関連作品:100歳の少年と12通の手紙 2010年11月6日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2008 Pan-Europeenne-Studiocanal-Oscar Films-TF1 Films Production-Cinemaginaire-RTBF (Belgian Telecision) 地上5センチの恋心 2008年3月1日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開© 2008 Crest International Inc. All rights reserved.■関連記事:ゆうこりん、羽根付きドレスで登場し大胆発言、次の夢は敏腕デイトレーダー?第33回セザール賞ノミネート発表!『秘密』と『エディット・ピアフ』の行方は?ありきたりの日常をバラ色に!『地上5センチの恋心』試写会に10組20名様ご招待
2010年11月11日女優の柴咲コウが3月17日(水)、東京・神宮前のレストラン「bamboo」でフォトブック「0805」(SDP刊)の発売を記念した初のトークイベントを行い、「ゆくゆくは写真詩集とかできたら」と抱負を語った。デビュー12年目にして初の撮り下ろしで、自身のリクエストで初めてスウェーデン、フィンランドに赴き撮影。1月26日より発売されている。ロケ地のセレクションは「福山雅治さんと『ガリレオ』で共演した際に、『コウちゃんはエコを気にしているから(環境先進国の)スウェーデンが合うんじゃない?』と勧められた」ことがきっかけ。同イベントは写真集の購入者特典で、約1万人の応募から約83倍を勝ち抜いたファン約120人を招待しており、後半はファンサービスで客席からの質問に回答。いまの職業は好き?と聞かれ、「スカウトされて芸能界に入ったので、右も左も分からず、最初はぶっちゃけ、お金を稼ぐ手段でしかなかった。でもそこからいろいろな人と関わって、自分がどう生きるかだけでなく、人に何をしてあげられるかと考える空間に変わった」と真摯に語った。同写真集については「自己主張が苦手で、『私を見てください』っていうキャラじゃない。主人公の陰で『やっちまえ!』と言っている、ジャイアンの陰に隠れているようなタイプ」と照れくさそうに前置き。「初めての撮り下ろしで、いろいろ勉強になりましたが、お金を出して買っていただくためにはいろいろ反省点もあって改善しなきゃと思いました」と厳しい自己評価。とはいえプロ根性が刺激された様子で「これからも自分磨きをして、見た目だけではなく葛藤や叫びも伝えていきたい。ゆくゆくは写真詩集とかできたら」と抱負。「ファンの方の声も反映していきたいしファンレターは全部読んでいますので、こんな絵や声がほしい、とか、悩みでも、寄せてください」と呼びかけて、ファンを喜ばせていた。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:食堂かたつむり 2010年2月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2010「食堂かたつむり」フィルムパートナーズ大奥 (2010) 2010年10月1日より全国にて公開© 男女逆転「大奥」製作委員会■関連記事:『大奥』新キャストに掘北、玉木、阿部サダヲ、大倉忠義!二宮との決闘も!?柴咲コウ、「前の自分より優しくなれた」『食堂かたつむり』初日にチョコ配布『食堂かたつむり』富永まい監督インタビューリアルとファンタジーの間にある愛柴咲コウ、楽しく1人自炊生活中?「七草がゆで心が温まりました」柴咲コウ、正月に手作りおせち3段中6個分配布、評判は「まあまあ」
2010年03月17日女優の柴咲コウが2月6日(土)、TOHOシネマズシャンテで主演映画『食堂かたつむり』の初日舞台挨拶を行い、ひと足早いバレンタインデーとしてかたつむり型チョコレートを共演者、観客ら来場者全員にプレゼントした。かたつむり型チョコについて、司会のTBS青木裕子アナウンサーが「柴咲さんのはからいでみなさんにお配りします。打ち合わせになかったからみなさん、ビックリされていると思いますが」と紹介。柴咲さんはカゴに入った同チョコを富永まい監督、共演の余貴美子、ブラザートムと順番に手渡しつつ「撮影ではお世話になりました」と頭をちょこんっと下げて感謝の弁。「もったいなくて食べられない」と感激する余さんに「ちょっと見つめてちょっと食べてください」と勧めた。同作は、失恋のショックで心因性失声症になった倫子(柴咲さん)が、故郷に戻って始めた食堂で独創的料理をふるまい周囲の人々を幸せにし、確執があった母親・ルリコ(余さん)との関係を修復していく物語。柴咲さんは「この作品に関わったことで前の自分より優しくなれた気がします。家族とか友人とかの枠組みの前に一個人であることを受け入れられたらもっとハートフルな関係を築くことができると思う。それを目標に生きていきたいです」と柔らかい表情で観客に語りかけた。劇中に引っ掛け青木アナが「家族、友人、恋人などとのスイートでハッピーなひとときを教えてください」と質問すると、柴咲さんは「スイート? ハッピー? 家族とか?」と質問に違和感を感じた様子で疑問の声。すかさずトムさんから「ちょっとすみません、ケンカ売ってんの?」と“注意”され、「私の言い方がぶっきらぼうで、そんなつもりはございませんで、申し訳ございません」と苦笑いでお詫び。質問に「家族でも友人でも恋人でも同じ食卓で食べられること」と答えた。一方で、余さんは、初共演となった柴咲さんについて「写真集をいただいたし、今度ライヴにも行こうと思っています」と仲良しモード全開。トムさんは「写真集…いただけていないしライヴもいま知りました。これだけの距離感があったんだ…」とショックを受けた様子。柴咲さんは「後で…」となだめ、観客の笑いを誘っていた。『食堂かたつむり』はTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:食堂かたつむり 2010年2月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2010「食堂かたつむり」フィルムパートナーズ■関連記事:『食堂かたつむり』富永まい監督インタビューリアルとファンタジーの間にある愛柴咲コウ、楽しく1人自炊生活中?「七草がゆで心が温まりました」柴咲コウ、正月に手作りおせち3段中6個分配布、評判は「まあまあ」愛情たっぷりのご飯がもたらす奇跡『食堂かたつむり』試写会に10組20名様ご招待映画と食の新たなコラボレーション“生”の食材当たる『食堂かたつむり』前売券発売
2010年02月06日冒頭、柴咲コウの泥にまみれたひどい(でもかわいい!)顔がアップで映し出され、何やらワクワク。かと思えば、全編を通じて“ミュージカル絵本”とでも言うべきキュートな世界観が展開。おまけに物語は“食”や“いのちを食べる”といったことについて考えさせつつ、母と娘の心の絆にほっこりさせてくれたりと楽しみどころ満載のこの映画の名は『食堂かたつむり』。小川糸の同名ベストセラー小説に柴咲コウ、余貴美子、ブラザートムら強力なキャスト陣などなど、魅力的な“材料”を得て、新鋭女流監督・富永まいはどのように“調理”し、映画を作り上げていったのか?公開を前に富永監督に語ってもらった。失恋のショックで失語症になった柴咲さん演じる倫子が、故郷で食堂を開き、その料理で周囲の人々を幸せにしていくという物語。監督はまず原作を読んで、自分の頭の中に浮かんだイメージを絵として描いたという。「倫子の心象風景ですね。(倫子の故郷の村から見える)おっぱい山の景色を眺めているんだけど、おっぱい山はまさにお母さんのおっぱいで、風景がお母さんのように見えてくる、という。物語を読んで、こういう絵が見たいなという感じで浮かんだものをパッと描いた感じです。私の場合、いつも発想は絵からなんです」。失語症の倫子は当然のことながら、劇中、ほとんど言葉を発しない。言葉以外の部分で複雑な内面、感情を表現する。監督が柴咲さんに求めたのは、「倫子の芯の強さを内側に秘める」ということだった。「柴咲さんのことは会って話をして、一緒に仕事をするまで、芯が強くブレない女性というイメージを持ってたんです。実際に接してみると、そうした面ももちろん持っているんですが、同時に女性的な柔らかさも備えた人だった。倫子という子は、ちっちゃな体で言葉を使わずにとんでもないことをする役。これは相当な根性を秘めてないとできない。だから、私が元々、柴咲さんに対して抱いていた彼女のイメージ――芯の強さといった部分――を表に出さず内側にしまう演技をしてほしいとお願いしました」。冒頭に触れた泥んこのシーンは、撮影初日に撮られたものだったとか。柴咲コウが泥まみれに…さぞや楽しい(!)撮影だったのでは?「はい(笑)。早朝の本当に初っ端から、全力でぶつかってくる感じがびんびん伝わってきて。アップのカット見て『やるなぁ、柴咲コウ!』って感じで(笑)。現場もあれで凄くいい雰囲気で入れましたね」。現実と、おとぎの国の境目の場所のような…どこかメルヘンチックな世界観が本作の魅力。この部分を魅力的に感じられるのは、何より登場人物の佇まいや関係性、距離感といった部分のリアリティあってこそ!「ファンタジーって、架空の世界だから“何でもあり”ってなりがちですが、だからこそ、リアリティがないと誰にも信じてもらえない。優秀なファンタジーほど、リアルにできているものだと思います。ハリウッドと違って、全てを作りこんで世界を作ることは不可能だから、日本のどこかの風景を使うことになる。その実在の風景の中で、架空の物語が展開して、でもそこに登場する人物は生きていて、血が通ってないといけない。脚本をお願いする段階から、そこのバランスは考えてました」。では、物語の根幹を成す2つのテーマ、“食”の部分と“母と娘の関係性”という部分については?「まず、原作を読んで純粋に、“生きるということは命をもらうということ”というシンプルなメッセージが心にあった。そこに尽きるな、と。母と娘の部分に関しては、私が母親ではないので、娘の視点の方が近いというのはあります。ただ、私自身、母が自分に“無償の愛”を注いでくれたという実感を持ってる。産んだ瞬間から死ぬまで絶対に頭から離れることはない――ある意味で“かわいそう”って感じるくらい切ない思いを母親というのは背負ってるんだと思う。だから、どんなにひどいことを言っても、根っこの部分で愛があるというのは信じられます」。最後に、“食”にちなんだ質問をひとつ。監督のこれまでの人生で、最も強烈な“食体験”は?「私は基本的に好き嫌いがないんですが、中国を訪れたとき、卵の中身の半分がヒヨコで半分が卵という食べ物が出てきて…。あれは食べられなかったですね(苦笑)。普段は何でも食べるのに、あれだけは食べられなかった自分の軟弱さを感じました」。■関連作品:食堂かたつむり 2010年2月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2010「食堂かたつむり」フィルムパートナーズ■関連記事:柴咲コウ、楽しく1人自炊生活中?「七草がゆで心が温まりました」柴咲コウ、正月に手作りおせち3段中6個分配布、評判は「まあまあ」愛情たっぷりのご飯がもたらす奇跡『食堂かたつむり』試写会に10組20名様ご招待映画と食の新たなコラボレーション“生”の食材当たる『食堂かたつむり』前売券発売
2010年02月04日女優の柴咲コウが1月10日(日)、東京・金刀比羅宮(ことひらぐう)で主演映画『食堂かたつむり』の大ヒット祈願イベントを、共演の余貴美子、ブラザートム、富永まい監督と行った。同作は、失恋をきっかけに心因性失語症になった主人公の倫子(柴咲さん)が、小さな食堂で料理を作ることで人を幸せにし、自身も癒し、確執があった母との関係を温めていく姿を描く物語。実生活でも料理が得意な柴咲さんが吹き替えナシで料理シーンをこなしていることで話題を呼んでいる。祈願を終えて、自身が過ごした年末年始について柴咲さんは「おせちを作りました。3段重で6個なので18段。家族も含めてお世話になっている人に配りました」と報告。MCから評判は?と聞かれると「まあまあでした。おせちは毎年作りますが、今回初めて黒豆を煮ました。初めてにしてはよくできたかなと。この作品を昨年の5、6月に撮って、それから食に対しての気持ち、向き合い方を学んだ気がして、年末のおせち作りにもつながったと思います」と微笑んだ。さらに今年の抱負については「去年はくすぶっていた部分があるので、今年は飛ぶ、飛び立つ、コツコツやってきたことをつなげて形にして飛躍の年にしたい。『食堂かたつむり』に始まり、ライヴツアーもあるので、その時その時あることを見据えてやっていきたい」とヤル気が充満。一方、成人式が近いとあって自身の20歳をふり返り「19、20の頃はいろんなことがあり過ぎて苦労…という言葉が正しいか分かりませんが、悩んだ時期でした。大人と子供の狭間で揺れ動いて葛藤しましたが、そこから逃げないでいっぱい悩んだ方がいいと思う」と新成人にエール。トムさんも「自分たちが一番正しいと思い、やりたいことをやってほしい」と激励の言葉。余さんは、「劇団で働いていたのでいつの間にかこんな年になってしまい、悲しい青春時代でした。私のようにならないように」と自虐メッセージで共演陣、関係者の笑いを誘っていた。『食堂かたつむり』は2月6日(土)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:食堂かたつむり 2010年2月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2010「食堂かたつむり」フィルムパートナーズ■関連記事:愛情たっぷりのご飯がもたらす奇跡『食堂かたつむり』試写会に10組20名様ご招待映画と食の新たなコラボレーション“生”の食材当たる『食堂かたつむり』前売券発売
2010年01月11日