子育てで欠かせない寝かしつけは、絵本を読んだり添い寝をしたりして、子供のスムースな入眠をサポートするものです。子供が寝てくれたら、親はそっと寝室を出て、家事や仕事を片付けようと計画している場合も多いでしょう。しかし寝かしつけをしていると、親もうっかり寝てしまうということが少なくないようです。子供から何かが放出されている?子育て漫画を描いている伊藤ぽんぽこ(ito_ponpoko)さんも、寝かしつけ中にどうしても寝落ちしてしまうそう。その原因について、「子供から放出される『ねむり粉』のせいに違いない」という持論を展開しました。「ほんとこれ!」と多くの共感のコメントが集まった漫画がこちらです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 伊藤ぽんぽこ(@ito_ponpoko)がシェアした投稿 子供を寝かしつけながら、「洗濯機を回して、ドラマを見ながらアイスを食べて…」と、後でやりたいことを考えていた伊藤さん。ところが、子供から『眠り粉』が放出されて、朝まで寝てしまいました。翌朝起きた時には「え、なぜ朝?」と、状況把握が追いついていないようですね。この現象は子育て中の多くの人が経験したことがあるようで、「ねむり粉、分かる!」というコメントがたくさん寄せられていました。・なるほど!私も粉まみれです。子育て前はあんなに夜も起きていられたのに…。・小学生の『ねむり粉』もすごいよ。抜群に効く!・我が家も毎回、子供が寝たら「あれしよう、これしよう」と思っているのに、起きたら朝。漫画には『ねむり粉』の効能も書かれています。あくまでも伊藤さんの持論ですが、漢方薬の広告にありそうな具体的な内容で、妙な説得力があり笑ってしまいますね。今日もどこかで、たくさんの親たちが『ねむり粉』で寝かされてしまっていることでしょう…![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年08月23日YouTube「このいち日記」は、このちゃんといちちゃんの成長や家族の日常をご覧いただけるチャンネルです。可愛い2人の姿はもちろん、家族での楽しい日常を見ることができると人気ですよ。今回は、とある日の深夜の様子をご紹介します。みんなが寝ている中で一人元気一杯のいちちゃん…笑。なかなか寝てくれないいちちゃんにパパもお手上げ状態。さて、いちちゃんは眠ることができるのかな!? 深夜に活動開始!? 家族みんなで寝ていると…突然、いちちゃんがゴソゴソと活動し始めました! 寝ているママの上に乗ってみたり… 「ママ、起きてよー!」「一緒に遊ぼ」とでも言っているかのように動き回っています。 なんだか、とても楽しそう…(笑) 深夜なのに元気一杯!?みんなはぐっすり眠っていますが…どうやらいちちゃんはすっかり目が覚めてしまった様子。 ママが起きないようなので…いちちゃん、お次はパパの元へ向かいます♪ いちちゃんが動き回っている様子はぜひ動画でもご覧くださいね。思わずクスッと笑ってしまいますよ♪ 今日はパパがいちちゃんのお相手に♪ いつもは、ママが夜も起きていちちゃんを寝かしつけてくれていますが、この日はお疲れの様子。 パパが代わりにいちちゃんのお相手をしてくれます♪ひとまず、ミルクを作ることに! 深夜の育児は眠気もあって大変。ママだけでなく、パパも交代で子どもの面倒をみてくれると、ママも体を休めることができて助かりますよね。 パパがミルクを作りに行っている間… いちちゃんはやはり、眠っているママの元へ(笑)深夜ですが、元気いっぱいですね! お姉ちゃんまで起きちゃった… いちちゃんが動き回っているので、どうやらお姉ちゃんも起きてしまったようです。 いちちゃん、寝てくれるかな?眠たいお姉ちゃんと、眠りそうにないいちちゃん。 パパ、まずはいちちゃんにミルクを飲ませて寝かせてみることに。 しかし… いちちゃん、まだまだ眠たくないようで、元気いっぱいです。 お姉ちゃんやママの方にハイハイしていきます(笑) 作戦を変えて、まずはお姉ちゃんの寝かしつけ いちちゃんはまだまだ寝ないと察知したパパ。 まずは、お姉ちゃんを再び寝かせてあげることに。お姉ちゃんの隣にパパが寝て、バリケードになります! 一方、いちちゃんは… まだまだ眠る気配はありません!ずっと動き回っています。 全く寝ない、いちちゃん(笑) パパがお姉ちゃんを寝かしつけいている間に、いちちゃんはママの元へ。ようやく、いちちゃんも眠たくなってきたのかな… と思っていたのですが… ママの元へ行ってもまだまだ元気な様子です。ママに乗ってみたり、常にガサゴソ…。 やはり寝そうにありません(汗) パパ、寝かしつけに再チャレンジ!お姉ちゃんが眠ったので、パパがもう一度いちちゃんの寝かしつけにチャレンジ! 今度は、思う存分暴れさせて眠くなるのを待つことにしたパパ。 寝かしつけって、本当に大変ですよね。特に、姉妹・兄弟がいると余計に同時に寝かせることは困難に。なぜか覚醒して一向に寝てくれない日は、ママもパパもお手上げになることも多いですよね。 コメントでも、「お疲れ様です!」の声がたくさん届いていましたよ。 ようやく夢の中へ ひとしきり動き回ったいちちゃん。思う存分、深夜の徘徊を楽しむことができたかな?(笑) パパの作戦は成功したようで…ようやく、いちちゃんも眠りにつくことができたようです。パパもお疲れ様でした!これでみんなゆっくり眠れそうですね♪ YouTube「このいち日記」では、他にも思わず微笑んでしまうような動画がたくさん! 可愛らしい姉妹のやりとりや、家族の姿にほっこり癒されますよ。インスタグラムも更新しているのでぜひ、そちらもご覧くださいね。 画像提供・協力/このいち日記
2023年08月20日保育士の中田馨さんが、子どものお昼寝や睡眠について教えてくれました。お昼寝をさせたいのになかなか寝てくれない……とお悩みのママもいることでしょう。子どもをスムーズにお昼寝させるコツも教えてくれているのでぜひ、参考にしてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。毎日暑い夏だからこそ、生活の中に取り入れてほしいのが「お昼寝」。保育園では、毎日だいたい決まった時間にお昼寝タイムがあります。今回は、お家でも活かせる、保育園の「お昼寝時に気を付けていること」をお話しします。 お昼寝は必要?まだ、体力がない乳幼児さん。お昼寝はそんな乳幼児さんの体と脳を休息させることが目的。特に低年齢児のお子さんは、まだ昼寝が欲しいものです。お昼寝をすることで、体力を回復させて午後からまた元気に活動することができますよ。 とはいえ、お昼寝にも個人差はあります。「もうそろそろ起きようか」というくらいグッスリ寝る子もいれば、お昼寝の時間が短かったり、寝ない日がある子もいます。「必ずしなければいけない」という気合や寝かしつけが、親子の負担になるくらいなら、時にはあきらめも必要です。 「今日は、眠たくないのかもなぁ」と思う日は、子どもの雰囲気でママも分かるはず。そんなときは、ママと一緒にマットやお布団の上でゴロゴロする時間を設けるなど、意識的に体を休息させてあげるのがよいでしょう。 暑い夏のお昼寝で気をつけたいこと特に暑い夏の日のお昼寝で気をつけたいことは、部屋の温度や湿度です。暑いだろうとエアコンや扇風機をかけていると、思った以上に体を冷やしてしまい風邪気味に……! なんてこともありますし、エアコンや扇風機が直接当たらないように気を付けていたら、おでこに汗をかいているなんてことも。 例えば保育園では、一度に何人もの子どもが寝るので、部屋の場所によって温度が違うので難しいものです。特に、部屋の角に寝ている子は、汗をかきやすいんですよ。もし、お子さんが汗をかきやすいようだったら、寝る位置を少し変えるだけで解消されることもあります。 また、子どもがお昼寝しているときは、体を時々触って汗をかいていないか? 冷えすぎていないか? などの確認をしていると安心ですね。パジャマや寝具も汗を吸い取りやすい素材のものがいいでしょう。 声かけの仕方お昼寝の時間は、毎日だいたい同じ時間に設定します。そのときの声のかけ方が重要になります。「今から寝る?」と子どもに聞かないでくださいね。だって、「うん! 寝る! 」なんて答える子どもはなかなかいません。寝る、寝ないは、子どもが決めるのではなく親が決めます。「さあ、寝ようね」と決まり事として布団に連れていきます。 「今から寝る?」と子供に意見をゆだねると、おのずと親の方も「この子、今日は寝てくれるかな……」という気持ちになってしまいます。「さあ、寝ようね」と決まり事にすると、親自身にも寝かしつける決心がつきますね。寝かしつけに限らず、しなければいけない物事のときは、言い切るようにしてみてください。 お昼寝は、子どもにとって「気持ちの良い時間」ということを伝えつつ、子どもが寝ている時間はママも休息してくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年08月20日皆さんは、義両親の行動に困ったことはありますか?今回は、赤ちゃんの寝かしつけに関するエピソードを紹介します。イラスト:シイダ義両親にとっての初孫第一子を出産後、主人公が赤ちゃんを連れて義両親に会いに行ったときのことです。初孫ということもあり、義両親は赤ちゃんをとても可愛がってくれました。やっとの思いで赤ちゃんを寝かしつけた主人公が、抱っこから解放されると思っていると…。子どもが起きてしまった出典:Grappsお酒を飲んで酔っ払った義父が「あれ~寝ちゃったの?」と大きな声で話しかけてきたのです。その声を聞いた赤ちゃんは、起きて泣いてしまいました。赤ちゃんをあやす主人公に、さらに話しかけてくる義父。するとその様子に気づいた義母が「ちょっと…?」とやってきて「じゃましないで静かに飲んでな!」と義父を一喝してくれたのです。そして義父をその場から連れ出す義母。そんな義母に感謝し、改めて尊敬した主人公でした。義母に感謝!主人公の状況を理解し、酔っ払った義父に喝を入れてくれた義母。その義母に強く感謝した主人公でした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月17日そろそろ寝る時間と思いきや……。寝かしつけをするはずが……むしろテンションUP!!!!(笑)。とっても楽しそうな光景に、自然と笑みがこぼれます♡@hello_fujiyama 寝室にきたらテンション上がる子ども達…あるあるですか?#おすすめ #子育て #育児 ♬ オリジナル楽曲 - ふじやま家族※動画が再生できない場合はこちらのページでごらんください。“布団に入ったらテンション上がる”あるある~子どもが寝ようとすると楽しくなっちゃうのって、なんなんでしょうね(笑)。「寝る前の興奮ありますよねw」「お母様の笑い方につられた(笑)」「お兄ちゃんナイスボケw」「お父さん…笑わせてどないするw」「更に目がギンギンw」「こりゃ楽しすぎて寝られんなw」寝なさい~ってイライラしちゃうこともあるけど、こちらのパパさんの対応……神すぎます♡幸せな光景に癒やされます笑い声あふれる日常風景を見て、これが理想といった声が多数寄せられています。「毎日が楽しそう!こういう家庭を作りたいです!」「幸せのカタチじゃん(泣)」「これじゃあ楽しくて寝たくなくなるねw」「パパ大人気!」幸せのおすそ分け、ありがとうございます♡仲良し家族の日常を深掘りとっても楽しい日常風景で、見る人を癒やしてくれたふじやま家族さん。気になる普段の様子について、お母さんにお話を伺ったので、ご覧ください。──寝かしつけはお父さんが担当することが多いのですか?お母さん寝かしつけは夫婦2人ですることがほとんどです!だいたい夜9時には就寝できるように、いろいろと済ませて家族4人そろって「おやすみなさい」と言うのが日課です!──素敵な日課ですね♡ 寝かしつけの際のエピソードが他にもあれば教えてください。お母さん子どもあるあるなのか分かりませんが、寝室に行くとテンションが上がる子ども達で、ベッドの上をピョンピョン跳ねたり、ふざけて取っ組み合いが始まったり……(笑)。それに便乗してお父さんも一緒になってふざけて、結局寝る前に汗だくになって私に怒られることもあります!(笑)。こうやって1つの寝室に家族4人が寝るのも今のうちだなと思い、微笑ましく見守る事もあります♡──お父さんも一緒に怒られるんですね(笑)。お父さんとお子さんたちの最近の様子について、教えてください。お母さん次男のあお君も2歳になり、兄弟2人で遊べる事が増えて、前以上に遊び方が激しくなってきました!!戦いごっこだったり家中を走り回ったり、いつも賑やかです!それにお父さんが加わると、兄弟2人とも「キャーキャー!! 」と逃げ回り「お父さんこれやって! あれやって! 」と沢山要求され、お父さんもヒーヒー言いながら子どもたちと遊んでいます!(笑)。──お子さんたちも嬉しくて仕方ないでしょうね。心温まるお話をたくさんお聞かせいただき、ありがとうございました。「ふじやま家族」さんのTikTokでは、そんなふじやま家族さんの様々な日常を見ることができます。全力で子どもたちと遊ぶお父さんの姿は必見、ぜひ覗いてみてくださいね!======================投稿主「ふじやま家族」さんTikTokhello_fujiyama(取材・文=齋藤 優子)✅日本一おいしそうに食べる1歳児の、100点満点なリアクションがこちらです!✅「帰ったらパパがいる」娘が大歓喜!⇒そして3年後……反応はどうなる?✅パパが仕事中にスマホでベビーカメラを覗いたら…赤ちゃんとママのやり取りに驚かされる!
2023年08月16日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、乳幼児の夏の就寝について教えてくれました。寝苦しい夏の夜は、エアコンをつけっぱなしで寝ると赤ちゃんには寒すぎ? どんな服装で寝るのが良い? などのママの疑問に答えてくれていますよ! ぜひ参考にしてくださいね。夏の暑い日は、エアコンを一晩中使うお家も多いかと思います。しかし、赤ちゃんには寒すぎない? 大丈夫なの? と悩むママやパパも多いことでしょう。今回は、夏でも寝やすくなるような乳幼児に合わせた空調の調整や寝具、服装などについてお話ししていきます。 赤ちゃんの夏の寝る時の服装は?寝る時は汗をかきやすいので、肌着は必ず着るようにしましょう。脇の汗を吸い取るために袖付きで、汗の吸収が良い綿や汗をかいても乾きやすい速乾性のドライメッシュ素材がおすすめです。 乳児の場合は、紙おむつをつけているだけでも蒸れて暑くなるので、肌着一枚でも良いかと思います。そのほかにも幼児の場合は、お腹が出ないように肌着をズボンの中に入れるようにしたり、夏用のガーゼ腹巻きや腹巻き付きのパジャマズボンなどがおすすめです。 エアコンはどう使う?夏の暑い時期は、エアコンを一晩中つけっぱなしで使っているご家庭も多いかと思います。タイマーなどで夜間冷房が切れるようにしてしまうと、暑くて起きてしまうことがあるので、一晩中つけっぱなしにすること自体は問題ありませんが、室温に注意しながら、低くなりすぎないように注意しましょう。 室温は26〜28℃が適切と言われています。室温だけに注目するのではなく、湿度が高いと暑く感じやすいので、湿度も調整してみましょう。湿度は50%が適切です。また、扇風機を使用する場合は扇風機の風が乳児に直接あたると、体が冷えすぎてしまうことがあります。直接風が当たらないように、風向きを調整しましょう。エアコンの風も同様です。 また、冷気は下に溜まりやすいので床や畳にお布団をひいている場合は、冷えすぎてしまう場合もあります。温度計をおく場合は、赤ちゃんの寝ている場所の近くに置くようにして確認することも大切です。サーキュレーターで室内の空気を循環させるのも良いでしょう。 気づくとお布団がかかっていないことも…寝具で気をつけることは?寝る前に布団をかけても、夜中起きて赤ちゃんの様子を見ると、足などで蹴って布団を履いでいて何もかけないで寝ていることがあります。赤ちゃんによっては、お腹が冷えてしまうと体調を崩しやすくなる場合があるので、ガーゼケットなど薄手のものを、手足は出して、お腹と胸が隠れるようにかけると良いでしょう。 また、ガーゼ素材の夏用スリーパーを着用する場合、赤ちゃんによっては、熱がこもりやすいために暑くて汗をかいてしまい起きてしまうことがあります。その場合は汗を拭き取り寝苦しくないようにしましょう。 布団がおしっこの漏れなどで濡れないように、ベッドパッドやシーツの下に、防水シーツをしいている場合がありますが、これによって熱がこもってしまうこともあります。夏場は防水シーツを外したり、冷感タイプの布団やシーツを使うなどの工夫をすると、寝やすくなりますよ。 まとめ汗をかきやすかったり、体温が高めの赤ちゃんは特に気を使いますね。赤ちゃんの様子に合わせて、工夫してみてくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年08月07日私は9歳の長男、5歳の次男、生後4カ月の長女を育てています。長女が生まれて2カ月経ったころのこと。私は3人の生活リズムが崩れないようにと、毎日必死に子育てをしていました。ある日、私はいつものように寝室で長女を寝かしつけて、次男のいるリビングへ戻りました。すると、次男は……! 生活リズムにこだわるあまり…1日の中でも特にバタバタするのが、入浴の時間です。長女の沐浴を終えると、おっぱいをあげて、寝かしつけをするため、一度2階の寝室へ向かうのが私の日課。就寝時間が遅くならないよう、このタイミングで長男がひとりで入浴することがルールになっています。 ある日のこと、長女が無事に就寝し、1階へ下りてくると、次男がしくしくと泣いていたのです……。理由を聞くと、毎日長男が入浴中に部屋でひとりになるのが寂しかったとのこと。 私が「しょうがないでしょ。□□(次男の名前)はまだお兄ちゃんと2人で入れないでしょ?」と言うと、次男が「△△(長女の名前)なんか産んでほしくなかった! おっぱいの時間がなかったら僕がひとりにならないのに!」と号泣。それを聞いた私はハッとしました。 私は生活リズムにこだわるあまり、次男の気持ちを考えていなかったのです。長女が悪いわけではないのに、次男に「産んでほしくなかった」なんて言葉を言わせてしまったことに申し訳なくなり、私は次男に「ごめんね」と謝りました。 次男の言葉を聞いて猛省した私は、その後は生活リズムにこだわりすぎず、どうしたら子どもたちが楽しく過ごせるのかを考えて行動するようにしました。また、次男がリビングでひとりになる時間をなるべく作らないようにスケジュールを調整しています。その結果、今までよりも入浴や食事の時間が遅くなることはありますが、子どもたちと一緒に過ごす時間が多くなり、会話や笑顔が増えました。私自身、「完璧じゃなくてもいいんだ」と思うと、心に余裕が出て、育児を楽しいと感じることができています。これからも子どもたちの気持ちに寄り添って、親として成長していきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:森井さやか
2023年07月31日皆さんは、夫の行動にイライラしたことはありますか?今回は飲酒して寝かしつけを放棄した夫を紹介します!イラスト:CHIHIRO子どもの寝かしつけ主人公は、夫と産まれたばかりの子どもと3人暮らしです。夜間の授乳や寝かしつけは主人公が担当していました。ある日、夫が「子どもが起きたら俺が寝かしつけるから、今日は君は休んで」と言ってくれたので任せることにした主人公。しかし、子どもの夜泣きで目を覚ましてしまいます。夫が寝かしつけると言ってくれていたはずなのに…と思いながらリビングに行ってみると…。起きない夫出典:愛カツ子どもが泣いているにもかかわらず爆睡している夫。そばにはお酒の缶がいくつも転がっています。主人公は夫を起こし「今日は寝かしつけをやってくれるんじゃなかったの?」と聞きます。すると夫は「しょうがないだろ…眠いんだから」と無責任な返答を…。言い合いをしていると子どもがさらに泣き出してしまったので、結局主人公が寝かしつけをしたのでした。寝かしつけを放棄した夫やると言っておきながら放り出して眠ってしまうのは、あまりいいことではありませんよね。自分が言った言葉には責任を持てるといいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月09日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「育休取ったのに子育てしない夫を待っていた人物」を紹介します。28歳のパニ子と夫・ショージは同じ会社で職場恋愛の末に結婚。アットホームな会社で社長をはじめ皆に祝福され、とても幸せな結婚生活を送っていたのですが……。 始めての出産。夫が育休を取ったのに……パニ子は妊娠を機に退職。その後、出産。社長もとても喜んでくれ、ショージの育児休暇を3カ月間、認めてもらえたのです。初の出産で不安だったパニ子にとって、ショージがいてくれるのはとても心強いと思っていました。 しかし、育児休暇を取得したショージは、夜泣きするパニ美を見て「毎日こんなじゃ、たまんないよ~。全然寝られないから、リビング行くわ」と何もせず寝室を出る始末。結局パニ子が1人で育児をしています。 ショージは買い物や簡単な料理を担当しているものの、金額を気にせずに買い物をしたり、料理の片づけを全くしないため、パニ子のイライラは溜まっていく一方です。 家事も育児も協力しない夫が「自分へのご褒美に一人旅♪」ショージは料理や家事にも日を追うごとに飽きてきた様子。「家の中ばっかりいたら、息がつまっちゃうんだよ」と言い、平日の午前中から買い物巡りに出てしまう日々が続きます。 さらに、「パニ美は俺には懐かないからさ~俺はノータッチで!」と言って、少しの時間ですらパニ美を抱っこしてくれません。さらに、「いや~、育児休暇は大変だなぁ。この1カ月間、俺、頑張ったよね。自分へのご褒美に明日から1人旅に行ってくるわ!」と驚きの行動に出ようとします。 驚いたパニ子は、すぐさま反撃の根回しをすることに……。 一人旅に出ようとする夫を待ち構えていた人物翌朝、ショージが旅行に行こうとしたところ、1台の車から社長が降りてきたではありませんか……! ショージの旅行計画を聞いたパニ子が、こっそり社長に育児休暇中のショージの様子を全て伝えていたのです。「育休休暇中に子どもと妻を置いて旅行する奴の言い訳など聞かん!」と社長はご立腹。 憤る社長に、パニ子は「私たちの仲人である社長に、ぜひご覧いただきたいものがありまして」とある1枚の写真を取り出しました。その写真には、ショージが若い女性と白昼堂々、じゃれ合いながら街を歩いている姿が! 買い出しへ行くフリをしながら、ジョージは不倫を楽しんでいたのです。社長は「女性への冒涜、会社への裏切り、そして家族への背徳行為だ!!」と激怒しています。 自分勝手なふるまいをした夫の末路その後、育休中の不貞行為は会社にも知れ渡り、ショージは退職することに。パニ子はショージに慰謝料と養育費を、不倫相手に慰謝料を請求しました。ショージは借金を重ねたことで日々の暮らしに困り、昼夜働いているとのこと。因果応報の結末となりました。 一方、パニ子はパニ美と遠方の実家に戻り、離婚後は社長の知り合いの会社を紹介してもらい仕事復帰。そこで素敵な出会いがあり、3年後に再婚して家族3人で新しい人生送っています。 育児休暇は夫婦で協力しながら家事育児をするための期間。ショージのように自分勝手に過ごして妻のストレスを増やしていては意味がありません。自分には何ができるのかを考えて、夫婦でコミュニケーションを積極的に取り、相手を思いやりながら過ごしたいものですね。著者:ライター パニコレ
2023年06月18日もし子どもの寝かしつけを頼んだ夫が先に寝てしまったら、あなたならどうしますか?。今回は「寝かしつけをすっぽかす夫」を紹介します。寝坊する夫昨日の出来事実は常習犯!反省のしるし次こそは!子育てに協力せず、自分だけ寝てしまう夫に呆れていた主人公。今度こそはお酒をやめ、真剣に向き合ってくれるといいですね。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年06月16日皆さんは、義両親の行動に困ったことはありますか?今回は、酔っ払った義父のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:シイダ義両親にとっての初孫寝かしつけが終わると…子どもが起きてしまった…母は強し!子どもを可愛がってもらえるのは嬉しいですが、寝ているときは静かにしてほしいですね…。酔っ払う義父に対して、義母が喝を入れてくれてよかったです!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月13日何時間抱っこしていても大泣きしたまま眠ってくれないわが子。おまけに、夫は多忙でワンオペ状態。実家は遠く、転勤してきたばかりだったため周囲の誰にも頼ることができない毎日。夜中まで泣き続ける子どもの声は寝不足の私にはきつく、身も心も追い詰められていったのです……。 なんでうちの子だけ寝てくれないの!?わが子は生まれたときから音や振動に敏感で、とにかく眠るのが下手な子でした。抱っこが大好きで、抱っこしていないとずっと泣き続けます。2時間以上抱っこしながらスクワットしていることもありました。 抱っこのしすぎで手は腱鞘炎になりかけ、腰痛も激しくなりました。寝不足と疲労で体が悲鳴をあげ、やがて、限界を感じるように。抱っこですぐに眠ってくれる赤ちゃんや、ネントレしてひとりで寝てくれるようになった赤ちゃんの話を聞くたびに、「なぜうちの子だけ寝てくれないの!?」とイライラがつのっていきました。 え、うそでしょ…そんなある日、私が掃除機をかけようとしたら、泣いて抱っこをせがむ子どもの姿。仕方がないのでおんぶしながら掃除機をかけることに。すると、数分後、背中から「すう〜。すう〜」と子どもの寝息が聞こえてきたのです! 「まさか! 眠っているの!?」 どうやら、わが子は掃除機のゴーという音が子守歌となって、おんぶの安心感とともに寝てくれたようです。あんなに寝かしつけに時間がかかっていた子が、一瞬で寝てくれるなんて!と、私は抱っこしなくても眠ってくれたことに感動し、それ以来、抱っこに頼らないラクな寝かしつけ方法を模索するようになりました。 寝かしつけを楽しくする方法が見つかった!バランスボールを使って寝かしつけをしてみると、体の負担が軽減されるだけでなく、エクササイズも兼ねて楽しみながらできました。また、なかなかお昼寝をしてくれず、家の中で煮詰まってしまうときは、気分転換に車に乗せてドライブで寝かしつけをすることに。子どもが眠ったら、ドライブスルーでコーヒーを買って休憩です。子どものかわいい寝顔を見ながらのコーヒータイムは私にとって至福のときとなり、笑顔で家に帰ることができました。 また、どうしても寝てくれなくて、寝かしつけに時間がかったときはいったんあきらめたり、翌日は、頑張った自分をとことん甘やかしたりしました。ごはんはデリバリーで済ませ、買い物はネットスーパーを活用、そして大好きなケーキを食べてOKと、自分にご褒美です。なかなか寝てくれなくても、次の日にご褒美が待っていると思うことで、苦痛でしかなかった寝かしつけの時間は少しずつ楽しい時間に変わっていきました。 理想の母親像を追い求め、子どもの要求通りに抱っこで寝かしつけをしていたときは、「こんなに頑張っているのになんで寝ないの!」と、いつもイライラしていました。子どもの要求とは少し違うものの、私自身が楽しみながらできる寝かしつけをすることで、子どもの前で笑っていられるようになったので結果的によかったと思っています。これからも、無理しすぎず、子どもだけでなく私自身もハッピーになれる子育てを続けていきたいと思います。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/しおん著者:斉藤菜々子
2023年05月26日わが家の双子は、2歳の終わりごろまで一般的な育児スケジュールを参考に1日を過ごしていました。しかし、子どもたちのお昼寝の寝かしつけがストレスに。寝かせるために午前中は公園で体を動かさせますが、それでもなかなか寝てくれない双子たち。寝つく時間がずれることもしばしばあり、お昼寝時間に休憩をとりたい私はイライラ……。寝かしつけが苦痛になっていきました。すべてをお昼寝に合わせたスケジュール子どもたちが2歳の終わりごろまで、わが家ではお昼寝をさせる習慣がありました。昼食後に1時間ほど寝かせることで私自身の休息の時間になること、そして夕方の中途半端な時間に寝てしまうことを防ぐための習慣だったのですが、これが大きなストレスになることもしばしば。 スムーズにお昼寝できるよう午前中はなるべく公園で体を動かさせ、昼食も遅くならないよう気を付け、すべてをお昼寝のために調整していました。順調にお昼寝をしてくれると良いのですが、そううまくいかない日も……。 なかなか寝ない子どもたちにイライラ早く休みたい私の気持ちにはお構いなしに、なかなかお昼寝をしない子どもたち。さらに2人のお昼寝のタイミングがずれることもよくあり、だんだんと私のイライラが募っていきました。また、それだけではなく、お昼寝の時間がずれることはその後のスケジュールにも影響を及ぼし、夜の寝かしつけの時間も遅くなっていってしまいました。 1人は順調に寝てくれたのにもう1人が起きていると、「いつまで遊んでいるの! 早く寝なさい!」と叱ってしまうことも。子どもたちは悪くないのに、自分の都合を押し付けてイライラしてしまう自分に疲弊していました。 逆転の発想そんなストレスをママ友に相談すると、「あえてお昼寝をさせないで、その分早くスケジュールを進めて夜早く寝かせたら?」というアドバイスをもらいました。模範的なスケジュールを意識していた私にとって、目からウロコの逆転の発想でした。試しにやってみると、なんてラクなんでしょう! お昼寝をカットした分、夕飯やお風呂を早め、就寝時間は大幅に繰り上がりました。また、以前の寝かしつけは1時間ぐらいかかっていましたが、お昼寝をなくしてからはすんなり寝てくれるように。寝かしつけにかかる時間は5分ほど! お昼寝がないので日中の休憩時間はありませんが、その分、夜の時間にゆったりと休めるようになりました。 お昼寝をなくしたことで、お昼寝をさせるために午前中ハードに動く必要もなくなり、自分の体もラクになりました。これまで何となく「夕飯は6時」と決めていましたが、今は日によって4時半だったり5時だったりまちまちです。生活リズムを一定にしたり、お昼寝をさせることは、大切なことかもしれません。しかし私にとってはイライラする毎日になってしまっていました。一般的な育児スケジュールに当てはめようとするのではなく、自分がラクできるように柔軟に変えることで、こんなにもストレスが軽減されるのだな、と実感した体験です。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:村上 素子3歳の男女双子のママ。ドタバタな育児生活と並行し、フリーライターとして活動中。
2023年05月23日息子を寝かしつける際、自分も一緒に寝てしまうことに悩んでいた私。寝落ちを防ぐため、どうにか添い寝することなく寝かしつけをしようと試行錯誤していましたが、ある意外なひと言をきっかけに息子がひとりで布団に入るように! 寝落ちを回避できるようになった魔法の言葉をご紹介します。寝落ちでなくなる自由時間…息子が寝たあと、ホッとひと息コーヒーを飲むのが一番のリフレッシュタイムになっている私。しかし、寝かしつけで寝落ちしてしまうと、この貴重な時間がなくなってしまい、私にとって大きなストレスでした。さらに寒い冬の時季、あたたかいお布団の誘惑ったら……。 1度入ったらもう2度と出ることができず、結局、息子と一緒に夢の中へ。そして翌朝、溜まった家事にゾッとしたこともしばしば。冬の寝かしつけは寝落ちをしないようにするのが、特に大変で必死でした。 どうにか寝落ちを防ぐ方法を模索!この寝落ちを防ぐために、何か良い方法はないだろうかと考えた私。布団で横になると睡魔に勝つことができないので、息子の横に座っていようと考えたものの「ママも一緒にねんねして!」と息子が許してくれません。 どうにか「ママ、トントンするね」「おてて繋ぐね」など、添い寝以外の方法で寝かしつけようと説得したのですが、すべて効かず……。「やっぱり一緒に布団に入るしかないか……」と諦めていたとき、息子に何気なく言ったひと言が、まさかの効果を発揮しました。 寝落ちを防いでくれた魔法の言葉添い寝せず寝かしつけができるようになった魔法のひと言、それは「足マッサージしてあげるね!」です。 足をマッサージすると寝つきが良くなるとどこかで聞いたことをふと思い出し、たまたま発したひと言だったのですが、この言葉を言って息子の足元に座るとすんなりとひとりで布団に入ってくれました。そして実際に足をもんであげると気持ちがよかったようで、息子も満足げ。そのまま添い寝することなく眠りにつきました。 あんなに添い寝にこだわっていた息子が、私の何気なく発したひと言ですんなり布団に入ってくれるなんて。とても驚きました。この方法だと、私は座ったままなので寝落ちする心配がなくなり、息子が寝たあと、しっかりと自分の時間を取ることができるようになりました。ひとりの時間を楽しんだあとは、「また明日も息子と楽しく過ごそう」と気持ちを切り替えることができ、日々の育児にも前向きになれた気がします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:咲良ゆいか2歳と0歳の男の子のママ。北欧風インテリアに関心があり、家づくりや子育て、日々の暮らしについて綴るブログを運営。趣味はカフェめぐり。
2023年05月15日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、安全な赤ちゃんの寝かしつけやねんねについて教えてくれました。赤ちゃんがよく眠ってくれるから…と良かれと思ってやっている寝かしつけ方法が実は危険な場合も……!?添い寝をすると、赤ちゃんの変化に気づきやすくなり、身体をそんなに動かすことなく赤ちゃんのお世話をすることができます。ママの負担も軽減され、赤ちゃんも安心してよく眠ってくれるので、添い寝をしているという方も多いのではないでしょうか?。しかし、添い寝には危険が潜んでいることもあるんです。今回は、添い寝やねんねについてのお話しをしていきます。 どうして添い寝だと赤ちゃんがよく眠ってくれるの?抱っこしていたり、添い寝をすると寝てくれるのに、ベビーベットや赤ちゃん布団に置いて寝かせようとするとぱっちり起きてしまう……という経験をされている方は多いかと思います。 母乳育児をされている場合、泣いてもすぐに対応することができ、添い寝は夜間の授乳の負担を減らすことができます。 ママやパパがそばにいたり、手を握ったり、身体の一部をくっつけるなどのスキンシップで赤ちゃんが安心することがあります。お腹の中で聞き慣れたママの呼吸音や心音が聞こえることが、安心感につながることもあるようです。 また、月齢が浅い赤ちゃんは眠りが浅いのですが、添い寝をすることで眠り続けることができるという報告もあります。 実は危険も潜んでる!添い寝はSIDSのリスクが上がる?母乳育児がSIDS予防になる!米国小児科学会(AAP)は、乳幼児突然死症候群(通称SIDS)の危険性があるため子どもとの添い寝を控えるよう警告しています。しかしながら、赤ちゃんと一緒に寝ることがSIDS の危険要因であるかは未だ明らかではありません。 各国の関係団体は、赤ちゃんをママと別の布団やベットで寝かせることを推奨していますが、安全に一緒に寝る方法についても明確にしています。 また、添い寝は同床(一緒の布団やベットで眠る)を意味することが多いので、赤ちゃんの様子がわかるように、布団は別で同じ部屋のそばで寝る「同室寝」をすすめています。 母乳育児をしていると眠りが浅く、夜間覚醒する回数が多い傾向がありSIDSの予防になるといわれています。そのために、添い寝をする親子へは可能な限り母乳で育てることを推奨しています。 添い寝する時の寝具などの注意点では、実際に赤ちゃんを寝かしつける際にはどんなことに注意すれば良いのでしょうか?ここでは、注意すべき具体的事例をいくつかあげています。赤ちゃんを寝かしつけの際の参考にして下さいね。こんなことも!?という些細なことが、赤ちゃんにとっては命の危険につながる場合もありますよ。 •飲酒した母親(父親の場合も)は、寝入ってしまうと赤ちゃんの変化に気づきにくいので、添い寝をしない。 •寝具以外の場所で寝かしつけしない。 •両親の間に寝かせない。 •布団は硬いマットレスにして身体が沈まないようにする。(大人のマットレスの上に赤ちゃん用の硬いマットを敷くという方法も) •大人の布団は赤ちゃんにとっては重いためリスクが高い。同じ掛け布団にはせずに、赤ちゃんと別にして、児の体格に適切な掛物をかける。 ・赤ちゃんを暖めすぎず、厚着をさせたり重い布団を使用しない。室温を調節し、赤ちゃんが自由に動けるような着衣、寝具が大切です。 ・同床で授乳した場合、赤ちゃんが眠ったらベビーベットや布団に移動するようにする。 ・タオル類やぬいぐるみなどの窒息の原因につながるようなものを枕元におかない。 最近では、大人のベットの横に置く添い寝ベビーベットや、大人のマットの上において赤ちゃんのスペースを作るベッドインベッドなどもあるので、そういったものを利用するのもおすすめです。 まとめ夜間頻回に起きてしまうタイプの赤ちゃんであれば、添い寝はママの身体を休める方法のひとつです。 添い寝をされる場合は、安全対策を十分に心がけて上手に取り入れてくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年05月12日幼い子供を育てている親は、子供が就寝してから家事をしたり、自分の時間を過ごしたりすることがあるでしょう。イラストレーターのchaz(chaz_comic)さん夫婦は、息子さんが眠りについてから楽しみにしていることがあるといいます。息子が保育園に行った日の夜に行う、夫婦の『小さな楽しみ』chazさん夫婦の息子さんは、保育園に通っています。夫婦の『小さな楽しみ』は、息子さんが保育園に行った日にあるのだそうです。息子さんを迎えに行き、食事や入浴、寝かしつけを終えてから、chazさんがニヤニヤしながら手に取ったものとは…。chazさん夫婦が楽しそうに読んでいるのは、息子さんが通う保育園の連絡帳。保育園からの連絡事項だけでなく、その日に息子さんが保育園でどのように過ごしていたのかが記載されているのだそうです。ワゴンに乗って散歩をしたことや、お昼寝の際にたくさんお喋りしていたことなど、連絡帳に書かれていることを読んだchazさん夫婦は想像を膨らませます。実際に自分の目で見ていなくても、息子さんの成長を感じられる内容に「あー…ほっこりする…」とつぶやきながら、2人で頬をゆるめたのでした。この投稿は、子供の連絡帳を読むのを楽しみにしている親から多くの共感を呼んでいます。・連絡帳が楽しみなの、めっちゃ分かります!・私も、連絡帳を読む時間が癒しのひと時でした。・会えない時間があるぶん、連絡帳を読んで想像するのがとても楽しいですよね。・私は連絡帳を見るのが楽しみすぎて、帰り道で読んじゃいます!・忙しい中書いてくださる保育士さんに、本当に感謝です。中には、保育士として働く人たちから「喜んでもらえていると思うと嬉しい」といった声も多く寄せられていました。子供は、保育園の先生や友達と過ごすことでさまざまなことを学び、多くの知識を吸収します。連絡帳を読んで、家にいる時とは違った一面を知ることもあるかもしれません。子供の成長過程を形として残すことができる連絡帳は、きっとどの家庭でも宝物となることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年04月29日赤ちゃんのときから添い乳で寝かしつけていたため、2歳になっても添い乳が基本。お酒が飲めない以外に不便さはなく、寝かしつけのラクさに添い乳を続けていました。そろそろ3歳になるので、断乳をしようかと重い腰を上げたところ……? 「おっぱいバイバイよ!」その言葉に息子の反応は…? 2歳の誕生日当日、「今日でおっぱいバイバイよ!」のひと言に息子は大泣き。なだめようとあやしてみたり、ドライブをしたり、あの手この手で断乳しようとしますが、ギャン泣き……。まったく寝る気配もなく、気づけば夜中の2時過ぎに。「もう寝たい、あきらめよう」という夫のひと言でひとまず断念し、その日は添い乳で寝かせました。 ある日、義実家に行くと、義母から「まだ飲んでるの?」と言われ恥ずかしさを感じましたが、息子はおっぱいをやめることを「嫌だ!」と断固拒否。授乳は保育園で頑張る息子の精神安定剤のようなものかと思い、無理に断乳することをやめました。 結局それから1年が経過し、3歳の誕生日が迫っていました。いつものように授乳をしていると急に「ちち出なくなった!」と言う息子。これはチャンスと思い「もう終わりみたい。乳なしで寝ようか」と提案しました。息子は「そっか! 終わりなんだ」と納得し、授乳なしで入眠! 次の日からも授乳することはありませんでした。あっさりとした卒乳に寂しさも感じましたが、卒乳できてひと安心。断乳自体は悪いものではないのですが、うちの子には卒乳が合っていたようです。子どもが納得できる方法を見つけてあげることが、重要だととしみじみ思いました。 作画/ひのっしー著者:佐々木なみほ
2023年04月26日夜になっても、なかなか寝てくれない生後10カ月の娘。私自身、読書好きだったこともあり、かつて私の母に読んでもらったことがある絵本を、自分の娘に読み聞かせることにしました。私も大好きだった『おつきさまこんばんは』、友人が出産祝いにくれた『だるまさんが』など、好みの本を読み聞かせると、娘はにこにこと笑ってくれます。ですが、少しでも目を離すと、娘は絵本を引っ張ったり、破ろうとしたりしてしまいました。大好きな読み聞かせが苦痛に絵本を読むことは苦にならなかったのですが、寝かしつけのたびに娘から本を守ることに対し、私はストレスを感じるようになりました。「まだ0歳児。絵本なんて、いくらでも破ったらいいよ」と、寛大な気持ちでいられたらよかったものの……もともと本が好きだったこともあり、物を大切に扱いたいという気持ちが自分の中に大きく、どうしても破れてしまった絵本を見ることがつらかったのです。 とはいえ、絵本を読み聞かせると娘の機嫌は良く、寝つきもよかったため、読み聞かせでの寝かしつけ自体は続けたいのにな……と私は悩んでしまいました。 実家で愚痴をこぼしたことがきっかけで久しぶりに、娘と2人で私の実家に顔を出したときのこと。たまたま仕事が休みだった父がいて、「元気か? 孫は最近どうなんだ?」と話しかけてきました。父は、子育てとは無縁の仕事人間でしたが、孫はかわいいようです。 こんな話をしてもな、とも思いつつも、「最近、娘が寝るときに絵本を読んでいるんだけど、何冊もビリビリに破られちゃって困っているんだよね」と少し愚痴っぽく話をしました。そのあと、母がごちそうを用意してくれており、そのままみんなで昼食に。娘に離乳食を食べさせることに必死になっていた私は、父に愚痴をこぼしたことなど、すっかり忘れていたのです。 届いたのは不器用なやさしさ実家に顔を出した日から2日後、私宛に荷物が届きました。差出人は実父。母からお米などの救援物資が届くことはあるものの、父から荷物が届くことは初めてでした。開けてみると、福音館書店の0.1.2えほん『ごぶごぶ ごぼごぼ』。 カラフルな色合いと、さまざまな形が出てくる楽しい絵本です。慌てて父にメールをすると「もうすぐ1歳の誕生日だからな」と。厚紙絵本なので、娘が投げようが、かじろうが、舐めようが大丈夫。不器用な父のやさしさを感じました。 絵本について調べていくなかで、動画やスマートフォンアプリなど、探せば紙の絵本以外にも、さまざまな絵本の楽しみ方があることにも気がつきました。父からもらった絵本がきっかけとなり、自分の中にある「こうあるべき」という考えを柔軟に変えていくことが、子育てには必要なことなのだと改めて感じた体験でした。 監修/助産師 松田玲子著者:西垣かおり7歳女児のママ。元転勤族の妻で、子どもは1人だが、3度の保活経験あり。縁もゆかりもない街で戸惑いながらも、初めての子育てを楽しんだエピソード中心に執筆中。
2023年04月26日この記事では赤ちゃんの寝かしつけ方法をマンガで紹介します。絵本の読み聞かせ、背中をトントンするなどを含めて、助産師おすすめの6つの寝かしつけ方法をお伝えします。寝かしつけに悩むママ・パパはぜひチェックしてみてくださいね!赤ちゃんがなかなか寝てくれなかったり、寝かせてもすぐに起きてしまうなど、寝かしつけを負担に感じているママは少なくないと思います。ここでは、寝かしつける方法やコツをお伝えしますのでぜひ参考にしてください。 寝かしつける方法その1 「絵本の読み聞かせ」寝る前に絵本の読み聞かせを習慣にすると、赤ちゃんにとって本を読んでもらうことが入眠儀式になります。ママが絵本を読んでくれることで、子どもは寝る時間を意識できるようになるのです。赤ちゃんにとって、ママの声は安心できるもの。そのため大好きなママが絵本を読んでくれる時間は赤ちゃんにとって楽しみになるでしょう。 絵本の読み聞かせは単にお話を聞かせるだけでなく、ママと赤ちゃんの大切なスキンシップの時間でもあります。さらに寝る前の読み聞かせで本好きになったり、想像力豊かになったりするというメリットもあるでしょう。「ねんね」がテーマになった絵本もたくさんありますので、読んでいるうちに眠くなってくれるよう、寝かしつけ用の本にしてみるのもよさそうですね。 寝かしつける方法その2「背中をトントンしてあげる」悲しいときや疲れたときなど、背中をトントンされると大人でも落ち着くこともあるかと思います。単調なリズムは眠気を誘うことがあるようです。赤ちゃんは背中をトントンされることで、ママのおなかの中にいたときの心音を思い出すと言われています。心地よかった胎内を思い出し、安心感に満たされて眠くなってくるのかもしれません。 寝かしつける方法その3「ママの子守歌や音楽で眠りにつかせる」寝かしつけに子守歌は定番です。背中をトントンしながら子守歌を歌ってあげると赤ちゃんも安心感に包まれるでしょう。しかし、すぐに寝てくれる赤ちゃんならいいでしょうが、なかなか寝ない赤ちゃんに子守歌を歌い続けるのもなかなか大変です。寝かしつけのために作られたCDやオルゴールのCD、寝かしつけのためのアプリなどを利用するのもよいでしょう。 また、赤ちゃんは胎内にいるときに聞いていたママの心音を聞くと落ち着きます。そのためママの心音が聞こえるように抱っこしてあげるのもよいでしょう。音楽と心音で赤ちゃんをリラックスさせて、自然と眠りにつくようにしてあげてはいかがでしょうか。 寝かしつける方法その4「添い寝して寝たふりをする」ママが添い寝をしてくれると、温もりやママのにおいで赤ちゃんも安心できます。しかし、添い寝をしてもなかなか寝てくれない赤ちゃんもいますよね。そんなときは、ママが寝たふりをしてみましょう。寝てしまったら遊びもおしゃべりもおしまいになるので、赤ちゃんもあきらめて一緒に寝るしかありません。 寝かしつける方法その5「布団を温めておく」ママに抱っこされていると安心して眠ってくれますが、布団に寝かせた途端に目を覚ましてしまうことはよくありますよね。やっと寝てくれたと思ったのに、また起きてしまうとママもガッカリしてしまうでしょう。布団に寝かせた途端に目を覚ますのは、寒い季節のひんやりした布団が原因ということもあります。赤ちゃんが気持ちよく寝られるように布団を快適に整えておきましょう。 寝かしつける方法その6「生活リズムを整える」生まれたばかりの赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごしますが、徐々に生活のリズムが整っていきます。寝るときはパジャマを着せるようにすると、これから寝る時間だということを意識しやすくなります。朝起きたときは着替えるようにすることで昼夜の区別がつくようになるでしょう。 起きる時間や授乳・食事の時間を一定にすることで、体内時計が整っていきます。昼間は外に連れて行く、夕方に昼寝をさせないようにすることなどでも生活リズムが整って寝かしつけやすくなるでしょう。 ※参考:ベビーカレンダー 基礎知識(ベビー)「ママ必見!赤ちゃんを寝かしつける6つの方法」 寝かしつけの体験談 赤ちゃんの寝かしつけのときに私を救ってくれた「三種の神器」の1つ目はバランスボールです。魔の3週目あたりからは、立ってゆらゆらしないと大泣きするようになってしまいました。ところが、バランスボールに座って抱っこをしながらやさしくゆれると、あら不思議! すんなり寝てくれるようになりました。2つ目は抱っこひも。後追いが日に日に激しくなった生後10カ月の息子を、抱っこひもで抱っこやおんぶをしたまま洗濯を干したり洗い物をしたり。抱っこひもを使うと両手が自由になるので、家事のほかにも、ごはんやカフェタイムにするのもおすすめです。3つ目はチャイルドシート。いつも赤ちゃんとママの2人きりばかりだと、赤ちゃんも退屈してグズグズ……。そんなとき、わが家ではチャイルドシートに乗せてドライブに出かけています!(田中麻奈さん) 当時、わが子は1歳。夜9時には寝かしつけたいところでしたが、なかなか思うようにはいきませんでした。たどりついた方法は「自分も一緒に寝てしまうこと」でした。ママも一緒に布団に入ることで、わが子も安心するのか、この方法だとすんなり眠ってくれるようになりました。あと、夕方に、子どもと活動的な遊びをたくさんすることで寝かしつけがスムーズにいく、というママ友がいました。日中に限らず、お昼寝をしたあとの夕方も活動的な遊びをすることがポイントだとか。そうすると、ほどよく疲れて夜はすんなり眠ってくれると言います。もう1人の私のママ友は寝かしつけの際に、スマートフォンでオルゴールの音楽を子どもに聴かせていました。最初は「あまり意味がないかも」と感じたそうですが、毎日根気よく続けているうちに、スムーズに眠ってくれるようになったと言います。赤ちゃんや子どもが寝るときにおこなう習慣「入眠儀式」をつくり、あきらめずに習慣化するまで続けてみることも大切かもしれません。ほかにも、眉毛や耳たぶをやさしくさわる、ママの鼻息を子どもの顔にフーっと吹きかけると自然と眠ってくれるという話も聞きました。(田中由惟さん) 第一子の長男は、生後半年までは育児用ミルクを与えるとすんなり寝てくれて助かっていましたが、生後半年を過ぎたころに変化がありました。なぜか寝ぐずりがひどくなり、お昼寝や夜の寝かしつけに1時間以上かかることもありました。そんな長男の寝かしつけ成功率が高かったのは、おんぶひもでおんぶです。おんぶでも寝かしつけることができなかったときは、長男を抱っこして童謡を歌いながらリズムを取っていました。長男は横抱きがあまり好きではない、縦抱き派。抱っこの仕方を変えるだけでも落ち着いて寝てくれることがありました。また、わが家の長男は、童謡の「ことりのうた」が好みだったようで、寝かしつけ成功率も高く感じました。このほかにも、赤ちゃんを抱っこしながら体を上下に動かしたり、腰を捻って歩いてみたりと、抱っこしているときのリズムも試行錯誤しました。寝かしつけは体力を使いますね。(武山あゆみさん) 体遊びをしたり、大量の絵本を読んだり、歌を歌ったり。いろいろな手で必死で寝かしつけをして、手ごわい娘もやっと布団に転がってうつらうつらし始めたとき……。ガチャ! バタン! そう、パパの帰宅です。「お父さんだ!」と閉じかけていた目をぱっちりと開け、うれしそうに布団から抜け出ていく娘。「ただいま~」と娘に会えて喜んで喜んでいる夫の声を聞きながら、「なぜ今!」と何度も心の中でつっこんだものです。またよくあるのは、すうすうと寝息を立て始めた娘をみて、添い寝していた布団からそっと抜け出し、部屋を出ようとすると、ぱちりと開く娘の目。もう一度隣にもどる私。また娘が寝入り、やっと部屋を抜け出すことに成功! そう思いきや、ドアを閉める気配でぱちり! 再び娘の隣にもどります。そして今度は長めに時間をおき、そ~っと布団を出てそ~っと歩き、そ~っとドアを閉めて、閉め終わってから数秒中の様子を伺ったあと、ようやく寝かしつけ完了のため息をつけるのでした。 苦戦したときは、「あるある!」と笑いの種にして、育児を楽しもうと心がけていました。(里川まちこさん) 先輩ママたちもやはり赤ちゃんの寝かしつけには苦労して試行錯誤されているようですね。いろいろな方法を試してみて、自分の赤ちゃんに合う方法が見つけられるといいですね。また、ママはなかなか寝てくれないとイライラしてしまうこともあると思いますが、赤ちゃんに伝わってしまいますので、できるだけ大らかな気持ちで接してあげるようにしましょう。 作画/はたこ監修/助産師 松田玲子
2023年04月24日赤ちゃんが夜にすんなり眠ってくれると、ママもパパも大助かりですよね。私も産後1カ月半で仕事に出たために、夜は赤ちゃんがすぐに眠ってくれることを願う日々を過ごしていました。しかし、なかなか眠ってくれず……。ところが、あることをするだけで赤ちゃんがすぐに眠るようになったのです。泣き続けて眠らない赤ちゃんじょうずに寝かしつけをするためには、赤ちゃんの体内で昼夜の区別がつくようになることが大切だということを聞いたことがあった私は、生後1カ月ごろから明るい昼間はなるべく散歩に出かけたり、夜寝るときは部屋を真っ暗にしたりして、赤ちゃんが明暗をはっきりと体感できるように心がけていました。 しかし、いくら昼と夜とで明暗の差をはっきりつけても夜になると赤ちゃんがすんなり眠るということはなく、むしろひどく泣き続けるばかり。「一体何がいけないのか……」と悩む日々が続いていました。 赤ちゃんも暗いところは怖い?すでに働きに出ていた私は、睡眠不足を解消すべく、できるだけ早く赤ちゃんが夜ぐっすりと眠れるようになってほしいと考えていました。そこで、インターネットで寝かしつけの方法を検索してみると、こんな言葉を見つけたのです。 「赤ちゃんも真っ暗だと怖くて眠れないことがあります」 この言葉を見た私はとても衝撃を受けました。それまで昼と夜の明暗を体験させることに固執していたので、正反対のことをすすめているこの言葉に驚いたのと同時に、赤ちゃんにももう「怖い」という感情が備わっているかもしれないということに驚いたのです。 半信半疑で常夜灯を付けてみると…「こんなに小さな赤ちゃんにも、もう怖いという気持ちがあるのかな?」と思いつつ、その夜は常夜灯をつけっぱなしにして眠ってみることにしました。すると、いつもよりも赤ちゃんは泣きません。多少ぐずつきはしたものの、比較的スムーズに眠りにつきました。 それからは毎日常夜灯をつけたまま眠るようにしたのですが、やはりスムーズに寝かしつけをできるようになりました。赤ちゃんが本当に「暗いのが怖い」という気持ちになっているかはわかりませんが、寝かしつけがうまくできるようになってとても助かりました。 わが家の赤ちゃんがうまく眠ることができなかったのが、真っ暗な場所だったからなのかはわかりません。でも、昼夜の区別をつけるために真っ暗にすることに固執せず、常夜灯を付けることで赤ちゃんがぐっすり眠るようになるなんてと驚くと同時にうれしい発見になりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2023年04月23日子供を寝かしつけようとすると、思わぬ出来事が起こるのは育児あるある。これはInstagramに育児漫画を投稿する、ぽぽママ(po_po_ch_an)さんが描いたエピソード。ぽぽママさんの旦那さんが、5歳のぽぽちゃんを寝かしつけようと布団に入っていました。時おり寝ているかどうか、子供のほうへ静かに視線を向けると…。まぶたをシワシワにさせながらも起き続けるぽぽちゃん。パパが何度ふり返っても笑顔を向けている姿に、思わずほっこりしてしまいますよね。「もう寝ただろう」と思っていた旦那さんはドキッとしたそうな…。冷静に考えてみると、5歳の男の子が20分もの間話すことなく、じっと待っていたかと思うと驚きです。投稿のコメント欄には、共感の声が寄せられていました。「かわいい!子供はよくシワシワになっているよね」「笑った。軽くホラーだね!」「布団が擦れる音さえも立てたくないの激しく同意します」「旦那さんの表情!笑」旦那さんいわく、ぽぽちゃんは半分寝そうになりながらも、頑張って笑いかけていたとのこと。眠気と戦いながらも、大好きなお父さんの姿を見つめていると思うと、その健気さに心が洗われますね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月14日子供を育てる親が、避けては通れないであろう、我が子の寝かしつけ。性格や、その日の子供の体力によって寝るまでのスピードが異なるため、苦労する親もいるでしょう。娘の寝かしつけをしていたら?1歳の娘さんを育てる、J.えんどう(@ys_endo)さんがTwitterに投稿した作品をご紹介します。投稿者さんは、ある晩、20時頃にベッドに入り、娘さんの寝かしつけていました。しかし、当の娘さんは元気いっぱい!自分で作ったであろうオリジナルの歌を口ずさみながら、投稿者さんのお腹を叩いたり、ベッドの上でゴロゴロと回転したりしていました。本日の寝かし付け。(2/2) pic.twitter.com/Wul1OfBAZh — J.えんどう1y子育て (@ys_endo) April 12, 2023 気付いたら横で眠っていた娘さんのかわいさに、胸をときめかせていた投稿者さん。そして、スマホに表示された時刻を見て気が付くのです。自分が寝落ちしていたことに…!投稿者さんのように、寝かしつけの最中一緒に眠り、夜中や朝に目覚めた親は少なくありません。しかし、自覚なく、1時間の時を超えた投稿者さんは、驚きを隠せなかったのでした。投稿者さんの体験談には、「子育てあるある」「癒された」「分かる~!」などの声が上がっています。毎晩我が子の寝かしつけに奮闘する親たちに、ねぎらいの言葉を贈りたくなりますね…![文・構成/grape編集部]
2023年04月13日独身のときから不規則な生活だった私。母親になり、娘を早く寝かせ規則正しい生活にしようと思っていました。しかし、いつの間にか娘も遅寝遅起きの生活になってしまったのです……。 独身のときから不規則な生活だった私私は子どものころから早起きが苦手で、娘が生まれるまで不規則な生活をしていました。仕事の日は朝7時半に起きていましたが、休みの日は昼12時起き。寝る時間も遅くなり、毎日夜12時を過ぎていました。仕事中も体が怠く、夕方家に帰ってきて昼寝してしまうこともありました。 また、夫は交代勤務の仕事で夜勤があり、寝る時間も起きる時間もバラバラ。夫婦互いに気にせず、だらしない生活を送っていましたが、娘には規則正しい生活をしてほしいと思い、最初は張り切って寝かしつけをしていたのです。 娘の寝る時間が遅くなってしまった娘が生まれてから毎日夜9時までに寝かせようと、2人で寝室に行き絵本を読み、寝かしつけをしていました。しかし、娘が大きくなり体力がついてくると、寝る時間がどんどん遅くなるように……。その間、夫は別室でゲームをしているので、さっさと寝る支度をして手伝ってくれればいいのにとイライラすることが増えました。 娘が2歳になるころには、私は早く寝かせることを諦めるように……。寝る時間が夫や私と同じ夜11時を過ぎ、起きる時間も朝9時~10時と遅く、娘の生活リズムが大きく崩れてしまいました。 だらしない生活になってしまいごめんね今でも、予定がないと早起きができない私。自分のせいで、娘の生活リズムが遅寝遅起きになってしまったことをとても後悔しています。毎日早起きして娘を起こし、夫と協力して、夜9時には電気を消して寝る環境を作るべきでした。 これから幼稚園や学校が始まるにつれて、娘がうまく生活リズムを作れるのか不安です。新生活に向けて私も娘も、規則正しい生活に改善していきたいです。だらしない母親で娘に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 子どもだからといって早寝早起きができるわけではなく、親も規則正しい生活を心がけなければ、生活リズムが崩れてしまうことを身をもって知りました。また、娘が2歳になると、夫が一緒に寝ていないことに気づいて目が覚めてしまうこともあり、寝かしつけは家族の協力が必要だと感じました。幼稚園や学校生活に適応できるように改善していきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:渡邊なつ
2023年04月11日私は19歳で息子を出産し、39歳で2人目となる娘を出産しました。1人目のとき、母や祖母にもらった育児の助言が2人目の寝かしつけにとても役立ちました。自分自身にも余裕ができ、実践してよかった育児法をお伝えします。若いころに言われた祖母の言葉を思い出す1人目の出産は19歳で、そのときに祖母から「赤ちゃんのころから寝る時間をしっかり決めて寝かせたほうがラクだからね」と言われていました。 2人目のとき、私が実際におこなった寝かしつけは決まった時間に布団へ入ること。そして午前も午後も出かけることを心がけました。支援センターに行ったり、公園に行ったりして疲れさせることに必死になっていました。 早く寝る習慣をつけることで、2人目である娘は時間がまだわからないのに、寝かしつける時間になると自然と眠そうにしていました。 生後6カ月から2歳までは19時に就寝娘は生後6カ月から2歳まで、お昼寝をしっかり2時間ほど寝てくれていたので、夜は遅くても19時ころには寝てくれていました。 娘を寝かしつけることで苦戦したことは指で数えるほど。そのおかげで、寝かしつけてから残っていた家事をおこなう時間や自分の時間を持つことができていました。 2歳になった途端昼寝なし娘は2歳になった途端にお昼寝はまったくしなくなりました。一緒にお昼寝していたので、はじめは私のほうが正直つらかったです。しかし、お昼寝をしない分、夜寝る時間がさらに早くなり、18時には寝るようになりました。早いときは17時半くらいに寝ることもあり、習慣づけることはとても大切なんだと感じています。 現在3歳になった娘ですが、相変わらずお昼寝はせず、寝る時間も18時から19時には寝てくれるので、こうして現在はライターの仕事もできるようになりました。 若いころは母や祖母の言葉を「いちいちうるさいな……」と思っていました。しかし、子育てを実際に経験してきた母や祖母の言葉は、間違いないなと思っています。3歳になった娘の子育てはまだまだ続くので、覚えているかぎりの母や祖母の言葉を実践していきたいと思っています。 監修/助産師 松田玲子著者:のろ ゆうこ結婚3回目にして幸せを手に入れた北海道出身ライター。23年前に息子を出産し、20年ぶりの出産を経て現在は3歳の女の子をワンオペで育てています。美味しいものを食べ歩くことが大好きなアラフォーです。
2023年04月03日子育てのなかでも手を焼くことの1つといえば、寝かしつけ。子供が寝るまで添い寝をしたり、背中をポンポンし続けたり…自分の時間も取られるため、想像以上にハードです。Instagramで漫画を投稿する、前田シェリーかりんこ(karincolife)さんも、そんな経験をしているお母さんの1人。いつも2〜3時間かけてようやく子供を寝かしつけるそうなのですが…。長い戦いの末、寝かしつけが無事終了。お菓子を食べながら、アニメやSNSを観ようと浮かれていたものの…。扉の奥からかすかに聞こえる「…まんま…」のひと言で、一気に現実に引き戻されてしまうのでした。せっかく寝かしつけたのに!初めての子育てだった彼女は「こんなに大変だなんて聞いていないぞ」と嘆きます。投稿のコメント欄には、同じ子を持つ親たちから共感の声が寄せられていました。「分かりみが深い…」「本当あるある。楽しみがある時にかぎって寝ない」「食べようとした瞬間に起きるよね」「なんともいえない、あの目がかわいいですよね」「懐かしい。そんなことあったな」とはいえ、前田シェリーかりん子さんは「スヤスヤいいながら寝ていく様子を1番近くで見れるのって寝かしつけ係の特権だよね」ともいいます。数年しかない寝かしつけ期間、大変なことも多いですが、後にいい思い出になるのは間違いないでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年03月31日パパとの間に授かった待望の第一子。長男がまだ新生児のころ、私は産後の回復が遅く、そこに寝不足も加わって疲れきっていました。そんな私を気づかい、パパが夜の寝かしつけを担当してくれることに。軽く1時間を超えたであろうパパの初めての寝かしつけ体験談をお伝えします。疲れと戸惑いを感じた初めての育児長男を無事出産し、パパと一緒に私の実家へと里帰りをしたばかりのころ、私は初めての育児に戸惑ってばかりいました。母乳がうまく出てくれず、長男もじょうずにおっぱいを吸えない。産後の体調の回復も遅く、さらに追い討ちをかけるように寝不足も加わって体は疲弊しきっていました。 精神的にも不安定で、うまくいかない育児に対し、すべて私の何かが悪いんだと決めつけて塞ぎ込んでいました。 私を気づかってくれたパパ生後20日ほど経った夜のこと。なかなか寝てくれない長男を抱っこしていると、「俺が寝かしつけるよ」とパパがやさしく声をかけてくれました。きっと私に気をつかってくれたのでしょう。仕事終わりで疲れているにもかかわらず、長男をひょいと抱き上げて「俺が寝かしつけるからゆっくり寝てな」と寝かしつけを代わってくれたのです。 力強いパパの腕の中にいる長男は、居心地がいいのかトロンとした目でパパの顔を見上げていました。 昔話を延々と語る「昔むかし、あるところに……」と、とてもやさしい顔で桃太郎の物語を長男に語りだしたパパ。それから私は1時間ほど眠ることができたのですが、隣の部屋からする話し声で目が覚めました。かさ地蔵の話をしているパパの声です。 ドアを開けると、「寝てくれないんだ」とパパが笑って白旗をあげていました。結局1時間経っても長男の目はらんらん。昔話は一体何話目に突入したのかパパもわからないほどで、私はおなかを抱えて笑ってしまいました。 結局パパの寝かしつけは失敗しましたが、そんな育児の失敗や戸惑いもパパと一緒に笑い合うことで、かけがえのない時間になるということを実感しました。パパの長男を見るやさしい顔は、5年経った今でも目に焼きついています。 イラスト/マメ美監修/助産師 松田玲子著者:堀江ゆうき二男の母。現在第三子を妊娠中。現在はフリーランスとして育児をしながら、体験談・出産・妊娠についての記事を執筆。
2023年03月28日幼い子供を育てる親にとって、大変な仕事の1つが寝かしつけでしょう。子供が寝静まった後は、親にとって貴重な『自分の時間』。「早く寝かしつけて、日々の疲れをリフレッシュしたい」と願う親は多いはずです。「寝かしつけたはずでは!?」まさかの光景に吹き出す2児の母親である、しょうわがーる(@en0629en)さん。ある日、1歳になる次女を寝かしつけ『そろ~りそろ~り』と、細心の注意を払いながら部屋を後にしました。脱出に成功した、しょうわがーるさんが振り返った時、目にした光景がこちら。寝かしつけして、音をたてないようにソロ〜リソロ〜リ細心の注意を払って出てきて、振り返ったらこれだった。 pic.twitter.com/8SRBeSN9av — しょうわがーる4y+1y0m (@en0629en) March 7, 2023 寝かしつけたはずの娘さんが、こっそりついてきているではありませんか!そして、娘さんの口元にご注目ください。にんまりと笑顔を浮かべていますね。しょうわがーるさんがこっそり出ていく姿を見ていたのでしょう。「実は寝てなかったんだよ?」と、しょうわがーるさんを驚かせたくて、ワクワクしていたのかもしれません!この光景を目にした、しょうわがーるさんの口からは「寝てへんのかーい!」というひと言が飛び出たといいます。かわいらしい娘さんの姿に、「笑った」という声が寄せられました。・えーっ!かわいすぎてびっくりしました!癒しをありがとう。・したり顔なのがまたイイですね!爆笑してしまいました。・親としてはがっかりしつつも笑ってしまう瞬間ですね…!お疲れ様です!・なんともいえない、ドヤ顔!お母さんの真似をして『そろ~りそろ~り』と出てきたのが伝わってきます!しょうわがーるさんは、娘さんが寝ていなかったことに肩を落としたものの、写真を見た人々から「笑った」という声をもらい、元気になったそうです。さまざまなハプニングが起こる子育て。日々頑張っている親たちに、エールと拍手を送りたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年03月09日6歳と4歳の女の子を育てている、母親の、ふらい(@flymimizu)さん。ある夜、絵本を読んで子供たちを寝かしつけていました。詠み終わった頃、子供たちはほとんど寝ていたので、ふらいさんは、2人を起こさないよう静かにベッドを出て、トイレに向かいました。その後、ふらいさんがベッドに戻ってくると…目の前にあらわれた、驚きの光景がこちら!ここ最近で1番衝撃だったのは、夜9時過ぎに寝室で絵本を読み終えたら子供達がほぼ寝ていたので起こさないようにそぉーっとベッドを抜け出してトイレに行って戻って来たら4歳次女がこの状態だったことですね。 pic.twitter.com/kQqDXRxh0p — ふらい (@flymimizu) March 6, 2023 ベッドの上で、4歳の次女が、手を使わずに逆立ちしていたのです…!ふらいさんによると、次女はニコニコしながら逆立ちしていたとのこと。奇想天外な展開に、ふらいさんのツイートには、たくさんのコメントが寄せられました。・夢?これって夢だよね?・子供あるあるな、謎行動。おかげさまで、1日の疲れが飛びました。・『犬神家の一族』の、湖から足が出ているシーンみたい…。・我が家でも似たようなことがあって、小さく悲鳴を上げてしまいました!普段から運動が大好きという、ふらいさんの次女は、3歳の頃から逆立ちをし始め、たまに不意打ちを仕掛けてくるようです。子供の奇抜な行動に、度肝を抜かれてしまいますね…![文・構成/grape編集部]
2023年03月08日育児のなかでも苦労するのが、寝かしつけ。なかなか寝ずに1時間以上かかることも少なくなく、眠りにつくまで絵本を読んだりトントンし続けるのは想像以上に大変なことです。Instagramで育児漫画を投稿する、hanemi(hanma_ma)さんも3人の寝かしつけを経験したお母さん。先日もいつものように末っ子のヨウくんを寝かしつけていました。部屋を抜け出そうとすると、ガシッと腕をつかまれ引き止められるhanemiさんでしたが…。寝かしつけ終了のお知らせに浮かれるも、今までを振り返り涙がこぼれてしまうhanemiさん。「本当、育児ってなんなんだよ…。どれだけの幸せがそこにあったのかと終わってから気づくなよ…」とつぶやきます。数年におよぶ寝かしつけのなかには苦労だけではなく、子供たちとの愛おしい思い出が詰まっていることに、あらためて気付かされたのですね。投稿のコメント欄には子育てをするママたちから、深い共感の声が寄せられていました。「号泣。子育て、最高です」「ゆっくり眠りたいと思う日々ですが、その日は着実にやってくるんですよね」「1人で寝るなんて言われた日には涙でるわ」「涙が出ました。共感しかない」「出産後は死ぬほど大変で、血管がブチ切れるような毎日なのに振り返ると愛しさしかない」hanemiさんの場合は兄妹ともにママにべったり、夜泣きも多く相当苦労したといいます。きっと発狂したくなる夜は何度も訪れたことでしょう。それでもhanemiさんが「悔しいことによいことしか思い出せない」というように、子育ては素晴らしいものだと思えるように出来ているのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年03月04日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、室内遊びの多くなる寒い時期の赤ちゃんの寝かしつけについて教えてくれました。「赤ちゃんがなかなか寝てくれない」、「新生児のころはぐっすり寝てくれていたのに…」とお悩みの方もいることでしょう。良かれと思ってやっている赤ちゃんへの睡眠対策が実は寝かしつけにも影響しているかも…!?赤ちゃんの睡眠に関する疑問や、おすすめの対策も紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。 赤ちゃんの寝かしつけに苦労されているご家庭は多いかと思います。室内で過ごすことが多くなる寒い時期は、さらに寝つきが悪くなることもあるようです。そこで今回は、試してみてほしい寝かしつけのポイントについてお話していきます。 うちの子だけ?赤ちゃんがなかなか眠らない時期ってあるの?赤ちゃんがなかなか寝つかなかったり、夜間に何度も起きるようになったという悩みは、生後4~6カ月ぐらいに多いといわれています。この時期は赤ちゃんの脳が急激に発達するころといわれ、感情や情動も発達してきます。眠たいのに上手に眠りに入れないことで、苛立ってしまったり興奮することでますます眠れなくなってしまうことがあります。また、赤ちゃんが夜に何度も起きてしまったり、お昼寝が短くなってしまうこともあります。「新生児の頃はよく眠っていたのに、最近はなかなか赤ちゃんが寝てくれない…」とお悩みのママやパパもいることでしょう。これは、新生児の頃はまだ出来上がっていない体内時計が、生後3~4カ月ごろから出来上がってくることが影響しています。更に、生後2~6カ月で浅いレム睡眠と深いノンレム睡眠が交互に訪れる大人と同じ睡眠サイクルが現れはじめます。睡眠サイクルが完成してくると、それまでよく寝ていたはずの赤ちゃんが、夜に起きてしまったり、昼寝が短くなったりすることがあるのです。 生活リズムをつけるのには、午前中の活動がカギ新生児から1歳前の赤ちゃんは、1日に12~17時間の睡眠が必要だといわれています。しかし、睡眠時間や体力には個人差が大きく、もっと短かったり、もっと長かったりすることがあります。それぞれのお子さんにあった睡眠時間を確保するためには、生活のリズムを作るようにすることが大切です。まずは、昼間の特に午前中の活動量を増やして、身体をしっかり動かすことがポイントです。睡眠時間が足りているか判断するポイントとしては、起きている時間の機嫌や元気よく遊べているかなどの活動状況だったり、目をこすっているかなどの仕草をみていきましょう。 室内で過ごすことが多いこの時期、寝かしつけで工夫できることは?まだ肌寒い時期が続くので、散歩や外遊びなどを避けて、室内で過ごすことも多いかと思います。日中の活動量が少ないと、昼寝が上手にできなかったり、昼寝の時間が遅くなってしまうことで夜の睡眠に影響することがあります。寝つきをよくするためには、睡眠の土台となる生活リズムを整えたり、赤ちゃんが快適に眠れるような工夫をすることが大切です!赤ちゃんの寝かしつけに苦労している…という方は以下のことを試してみましょう。 ・朝起きたら日差しが入るリビングなど、生活音がする明るい場所へ移動するなどして、生活にメリハリをつけましょう。 ・午前中は歌に合わせて踊ったり・歌ったり、ブロックを積んだり身体を使った遊びをするなどして活動量を増やしてみましょう。 ・活発に動く遊びや午睡は15時ぐらいまでには終わらせ、夕寝も控えるのが賢明です。もしも夕寝をした場合には、なるべく短い時間で起こしてあげるようにしましょう。 ・夜寝る前に長時間テレビなどを見ると、夜泣きや寝付きが悪くなるなど睡眠の乱れに繋がりやすくなります。寝る前には、視覚からの刺激が多くなりすぎないように、テレビやスマホの動画などを見せるのは避けるようにしましょう。 ・寒い冬は湯冷めしないようにと、お風呂に入れてすぐ寝かしつけをする方もいますが、これは実はNG!眠りにつきやすくなるのは、温まった体温が下がってきた頃となります。お風呂を入れてすぐに寝かしつけるのではなく、保湿やお着替え、授乳などを行い、入浴後1時間頃を目安に寝かしつけをするようにしましょう。 ・「風邪を引かせないように…」と、厚手の布団をかけてあげたくなりますが、赤ちゃんは暑がりで汗もよくかくので、大人と同じように布団を何枚もかける必要はありません。厚手の布団をかけることでかえって動きづらくなり、赤ちゃんの寝付きが悪くなってしまう場合もあります。綿や羽毛などの軽い素材の布団をかける程度にしましょう。 まとめ日中の過ごし方を工夫して、寒い時期に崩れがちな生活リズムをつくっていけると良いですね。 引用参考文献:『家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』(ダイヤモンド社)引用参考文献:「ママと赤ちゃんのぐっすり本」(講談社)参考記事:悩ましい2~4カ月の赤ちゃんの寝かしつけ…。寝つきがよくなる日中の過ごし方って?【助産師が解説】|ベビーカレンダー 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2023年02月28日