就寝中、不自然な姿勢で長時間寝ると、首や肩に負担がかかり、急性疼痛性頸部拘縮(通称:寝違え)を起こす可能性があります。痛みが引くまで1週間、長くて2週間ほどかかるといわれているため、寝違えを起こさないよう気を付ける必要があるでしょう。寝違えを訴えてきた夫「首が痛い、寝違えたかな」ある日、ここゆに(@corgi2516)さんは、夫からそんなひと言を投げかけられたといいます。「首が痛い」というひと言から、ここゆにさんも夫と同様に、寝違えを疑った様子。しかし、首の痛みの原因になり得る光景を目撃したのです。ここゆにさんがX(Twitter)で公開した1枚の写真を見れば、あなたもきっと「これだ」と思うでしょう…!夫の頭を押しのけるようにして、クッションの上に寝そべっているのは…愛犬である、コーギーの、ゆにさん!ゆにさんは、夫が使っているクッションと、もう1つのクッションとの間で眠りたかったのでしょうか。ゆにさんが無理やりお尻をねじ込んだことで、夫が首を痛めてしまったのかもしれません。写真には、「お尻がジャストフィット!」「温めて血行をよくしてあげているのかも」「すごい『ケツ圧』!」「幸せな痛み」といった声が集まりました。夫の首がこれ以上痛くならないよう、どちらかが寝床を譲る必要がありそうです…![文・構成/grape編集部]
2024年02月03日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。ぺぷりです。5歳の娘と2歳の息子と単身赴任中の夫との日々を描かせていただいています。■子どもとの添い寝で、寝違える日々突然ですが、私には夢があります。それは、ベッドで体を大の字に伸ばしてのびのび眠ることです。我が家の寝室では娘と息子と私の3人が寝るので(夫は別室)、シングル布団3つ並べて敷きます。私の布団を真ん中にして、左右に子どもたちの布団を配置しています。が、実際に使っているのはほぼ1つのシングル布団のみです。寝かしつけの時は、2人とも左右もしくは上にぴったりとくっついてきて眠ります。ただ、それでは私が寝られないので、子どもたちが眠りについたころにそれぞれの布団に運びます。しかし、なぜか30分もすればすぐに皆、真ん中のママ布団に集合しますが…(苦笑)。最近は子どもたちと一緒に寝落ちパターンが常なので、基本的に寝かしつけたポジション=朝までのポジションとなります。娘は地震が来ても起きないタイプなので、転がってきたところで多少転がし返しても大丈夫なのですが、息子は神経質タイプなので、少しでも触れようものならすぐに覚醒してしまいます。なので、子どもたちの隙間を縫って、無理な姿勢で寝るのが常です。寝違えは日常茶飯事で、起きても疲れが取れない日々が続いていました。そこである日、「今日は別々に寝よう」と子どもたちに提案してみたのです。■「今日は別々に寝よう」と子どもたちに提案してみた「今日だけはくっつきねんねをしないで寝かせて!」そう思っていたのですが…。■かわいい子どもたちの反応に、揺らぐココロ子どもたちのいじらしさに負けて、今日もくっついてねんねが止められません。体はつらいですが、いつかは嫌でも離れていってしまう子どもたち。将来一人のベッドでのびのび寝ながら、今の幸せな気持ちを思い出せるように、向こうからくっついてきてくれる今は、思う存分ぎゅうぎゅうくっついてねんねしようと思っています。もちろん、自分の体のケアも忘れずに…。
2017年09月08日朝は快適に目覚めたいものですが、首の痛みで頭を動かすことができないという「寝違え」は多くの人が経験しています。違和感や痛みはあるが、頭を動かすことは可能という人、痛みが強くてほとんど頭は動かせず、出勤するにも困った……という人。痛みの程度はひとそれぞれです。また、寝違えで痛みの出る範囲は、頸部(けいぶ)、頸部(けいぶ)~背中にかけて、肩甲骨付近と、頸部(けいぶ)に限らない場合もあります。ほとんどの頭の向きで痛みが出る人は、体ごと振り向くなど、動作自体がロボットのようになってしまいがちですが、軽度、もしくは、いくつかの方向のみで痛みが出る場合は、すべての日常生活に支障がでるわけではありません。さらに、これだけ、ポピュラーな症状であるのに、寝違えには明確な定義はなく、そのメカニズムもはっきりとはわかっていません。そして、要因もさまざまなものが考えられるため、突然起こる首の痛みの予防方法と思われるものを的確にすべて実践するのは、難しいとされています。では、日常生活において寝違えして困るのはどんなときでしょうか?■困るのはどんなとき?天井方向を向くことができない→うがいをするとき、棚の上のものを取るときに困る。振り向くことができない→人から呼ばれても振り向けない、車の運転で困る。下を向くことができない→パソコン、書類を書くなどデスクワーク、家事などがツライ。頭を傾けることができない→日常動作での頭の動きは、複合的な動きなので、着替えのときなど、ふとした動作に頭を傾く動きが加わることがあり、予想外の動作で痛みを感じることがある。ちょっとした日常動作のたびに、首が気になるので、少しでも自分で回復を早めようと、痛みのある部分に手を加え、かえって寝違えの症状をひどくしたり、長引かせてしまったり……ということが少なくありません。また、寝違えの対処法で悪化させてしまうものとしては……・全く頭を動かせないわけではないので、と、首の筋肉のストレッチを少々の痛みを我慢しつつ行ってしまう。・痛い部分を中心にセルフマッサージ、もしくは、家族や友達などに頼んでマッサージしてもらう。・肩こりの強まったような症状なので、取りあえずホットパックで温めてみた。・お風呂で体の芯から温まるようにした。痛みが出てすぐの状態(1~2日)で、これらを施してしまうと、悪化することがあるのです。病院や施術院などで、適切な部位をほぐしたり、温めたりすることとは違うため、できるだけご自身では上記のようなことは行わずないようにしましょう。痛みのある部位は、10分間ほど冷やして痛みを抑えるようにすると無難です。ほとんどの寝違えは、日ごとに痛みが和らいでいきます。和らいできたころに、ストレッチなどで効果が出ることがありますので、行うタイミングは早まらないように注意してください。(文檜垣暁子)■著者プロフィール檜垣 暁子(ひがき あきこ)オールアバウト肩こり・腰痛ガイドカイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。
2012年04月01日