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テレビ東京は18日、俳優の西田敏行さんがきのう17日に76歳で死去したことを受け、20日午後2時から追悼として「日曜ミステリー追悼西田敏行さん浅田次郎ドラマスペシャル『琥珀』を再放送することを発表した。公式サイトには「西田敏行さんのご冥福をお祈りいたします」とコメントが掲載された。2017年9月に放送された今作は西田さんが主演し、共演に鈴木京香、寺尾聰ら。浅田次郎氏原作を、脚本・岡田惠和でドラマ化した。米田勝己(西田さん)は定年間近の巡査部長。ある日、富山県魚津の喫茶店『琥珀』の記事を見つけ、突然魚津へ向かう。なぜか25年前の未解決事件「吉祥寺・放火殺人事件」の資料を持って…。謎多きマスター・荒井敏男(寺尾聰)、漁協で働く人妻で唯一の常連客・平井幸子(鈴木京香)…。店で出会った3人は徐々に交流を深めるが、実はそれぞれ“ある闇”を抱えていた…。彼らを待ち受ける運命とは。
2024年10月18日映画『海の沈黙』が、2024年11月22日(金)より全国公開される。倉本聰のオリジナル脚本で描く映画『海の沈黙』映画『海の沈黙』は、ドラマ「北の国から」や「やすらぎの郷」など数々の名作を手がけてきた倉本聰が原作・脚本を務める作品だ。主人公は、人々の前から姿を消した天才画家・津山竜次。竜次の秘めたる想いや、美と芸術への執念、忘れられない過去などを背景に、「美とは何か」を巡る金箔のドラマと大人のラブストーリーが描かれる。主演・本木雅弘、共演に小泉今日子や石坂浩二ら映画『海の沈黙』で主人公・津山竜次を演じるのは、2016年に公開された『永い言い訳』以来の映画出演となる本木雅弘。共演には、小泉今日子や石坂浩二、仲村トオル、佐野史郎、中井貴一など、豪華な俳優陣が名を連ねる。監督は、『空母いぶき』や『Fukushima 50』などを手掛けた若松節朗が務める。映画『海の沈黙』登場人物紹介主人公・津山竜次…本木雅弘かつて新進気鋭の天才画家と呼ばれるも、ある事件を機に人々の前から姿を消した。病気を患っており、余命幾ばくもない。田村修三…石坂浩二世界的な画家。自身の展覧会で展示作品のひとつが贋作だと判明する事件が起きる。田村安奈…小泉今日子かつての竜次の恋人で、現在は田村の妻。フィクサー ・スイケン…中井貴一竜次に長年仕える謎の人物。清家…仲村トオル贋作事件を追う美術鑑定の権威。牡丹…清水美砂全身刺青の女。アザミ…菅野恵竜次を慕うバーテンダー。映画『海の沈黙』あらすじ世界的な画家、田村修三の展覧会で大事件が起きた。展示作品のひとつが贋作だとわかったのだ。この絵を描いたのは一体、誰なのか? 連日報道が加熱する中、北海道 ・小樽で女の死体が発見される。このふたつの事件の間に浮かび上がった男。それは、かつて新進気鋭の天才画家と呼ばれるも、ある事件を機に人々の前から姿を消した津山竜次だった。かつての竜次の恋人で、現在は田村の妻・安奈は小樽へ向かう。もう会うことはないと思っていた竜次と再会する安奈、竜次に長年仕える謎のフィクサー ・スイケン、贋作事件を追う美術鑑定の権威・清家、全身刺青の女・牡丹、竜次を慕うバーテンダー・アザミ、それぞれのドラマが“真の美”を求め続ける竜次の想いと交錯していく……。【作品詳細】映画『海の沈黙』公開日:2024年11月22日(金)監督:若松節朗脚本:倉本聰出演:本木雅弘、小泉今日子、清水美砂、仲村トオル、菅野恵、石坂浩二、萩原聖人、村田雄浩、佐野史郎、田中健、三船美佳、津嘉山正種、中井貴一原作:倉本聰配給:ハピネットファントム・スタジオ
2024年08月12日日本が誇る名曲を再構築する”リバイバル”音楽プロジェクト『Newtro』(ニュートロ)が、第18弾楽曲「ルビーの指環 × Sala」のミュージックビデオを公開。今回リバイバルされる楽曲は、135万枚売り上げ、『第23回 日本レコード大賞』で、大賞・金賞・作詩賞・作曲賞・編曲賞を受賞し、作曲・寺尾聰、作詞・松本隆、編曲・井上鑑という日本を代表するレジェンドにより生み出された昭和を代表する名曲、寺尾聰の「ルビーの指環」。この伝説の名曲を、R&BやHIPHOPをベースにしたスタイルで、人々の心に寄り添う透明感のある歌声で注目を集め、リアルな日常を描く楽曲で今後のZ世代を代表する活躍を期待されるシンガーのSalaが、音楽プロデューサーのTeppei Kakudaによるアレンジで再構築。▼Newtro 第18弾『ルビーの指環』 × Sala / Newtroミュージックビデオ: <CREATOR>▼楽曲寺尾聰「ルビーの指環」(1981年)135万枚売り上げ、『第23回 日本レコード大賞』で、大賞・金賞・作詩賞・作曲賞・編曲賞を受賞し、作曲・寺尾聰、作詞・松本隆、編曲・井上鑑という日本を代表するレジェンドにより生み出された昭和を代表する名曲。▼アーティストSala(Arranged by Teppei Kakuda)Official Site: YouTube: X(※Twitter): Instagram: LINK: リアルな日常を描く楽曲で今後のZ世代を代表する活躍を期待されるアーティストの1人。新人ながら多数の主要プレイリストにも選出され、TVCMで歌唱を行うなど、今最も注目が集まるシンガー。自身のリリースの他、合成音声のプロモーション楽曲の制作や、歌い手・VTuberを中心に楽曲提供を精力的におこなう一方で、テレビ番組での特集を経験、ラジオ番組への出演、ライブ配信アプリのイベント審査員を担当するなど、その活動は音楽制作だけにとどまらず多岐にわたる。<Sala コメント>私自信80年代90年代の曲をカバーなどで知ったのがきっかけで好きになったりしたこともあったので、とても素敵な企画だなと思い参加させていただきました。今までレコーディングしてカバーするなどはしたことがなかったのでとても新鮮な気持ちで臨みました!「ルビーの指環」は候補曲にあがった曲の中でも聴き馴染みのある楽曲だったのが理由です。Teppeiさんプロデュースということでとてもワクワクしてました。誰もが知る名曲なので原曲の歌い方のイメージがすごく強く、カバーとなるとやはり歌い方が似ていきがちなのですが、なるべく意識せず自分らしく歌えるよう敢えて原曲を聴きすぎないようにしました。Teppeiさんによる、原曲をリスペクトしつつも現代ぽさをとても感じるトラックがとてつもなくかっこいいので是非そちらに注目して聴いていただきたいです!▼イラストレーター芳野(よしの)Official Site: X(※Twitter): -------------『Newtro』アーティストやイラストレーターによって「過去(Retro)の名曲」を再構築し、「現在や未来(New)」に新しい作品として生み出す音楽プロジェクト。古き良きモノと新時代が混じり合い、新しいクリエイティブが生まれる”交差点”を中心とした「近未来都市」を舞台に、楽曲の世界観や空気感にあわせたクリエイティブを通じて世界に発信していく。▼公式YouTubeチャンネル <PLAYLIST>ミュージックビデオ: BGM: <INFORMATION>▼Newtro YouTubeチャンネル ▼X(旧Twitter) ▼TikTok ▼Instagram ▼Threads <TV PROGRAM>▼MUSIC ON! TV(エムオン!)「Newtro-ニュートロ-」 ミュージックビデオ、アーティストによる選曲理由や、影響を受けた日本のレトロな音楽・文化についてのインタビューをお届け。放送日時:8/8(木):Salaのインタビューをお届け! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月02日目前に迫った大晦日の風物詩『第74回NHK紅白歌合戦』。薬師丸ひろこや寺尾聰といった特別企画枠の出演者が続々と発表されるなか、番組を締めくくる“トリ”のスクープが飛び出した。12月20日、スポーツ報知は白組の最終歌唱者を福山雅治(54)が、紅組はMISIA(45)が大トリを務めると報じたのだ。この通りなら、このトリの組み合わせは’20年から4年連続4回目となる。福山とMISIAが日本を代表する歌手であることは論を俟たないが、近年出場者の顔ぶれが“マンネリ化”していると批判を浴びることも多い紅白だけに、4年連続でトリが同じ組み合わせということに辟易する声が噴出。ネット上には、“新鮮味がない”“飽きた”といった声が相次いだ。果たして、本当に“紅白のトリにふさわしい”と国民が支持するアーティストは誰なのか。そこで、本誌は緊急アンケートを実施。特別企画枠を除く出場者を対象に、白組、紅組からそれぞれトリにふさわしいと思われている歌手について調査した。対象は20歳以上の男女500人とし、クロス・マーケティングのQiQUMOを利用。本稿では、白組の結果を公開する。まず、今回報じられた福山とMISIAの組み合わせについての賛否を聞いたところ、賛成は162人、反対が80人、どちらでもないが258人という結果に。ネットの声とは裏腹に、賛成が反対を倍以上上回る形に。ただ、「どちらでもない」を選択した人からは、「MISIAには異論はないが福山には賛成しかねます。そこまで歌唱力があるとも思えない」「ミーシャはいいと思うが、福山はトリとしては地味だと思う」といった福山単体への疑問や、そもそも「紅白を見ない」といった“紅白離れ”を感じさせる声が散見された。ここからは、「トリにふさわしい」白組歌手の上位3組を発表する。まず3位に選ばれたのは、今年で36回目の出場となる郷ひろみ(68)。今回の白組出場者の中では最多出場となり、50年以上にわたって第一線で活躍し続けてきたトップランナーだ。持ち前の華やかさと鮮やかなパフォーマンス、「GOLDFINGER’99」「2億4千万の瞳」といったポップな代表曲を多数持っていることから、ド派手なトリを期待する声が相次いだ。「スター性がある。みんなで盛り上がれる歌をお持ちなのでそれを歌って欲しい」「全年齢層が知っていて一番盛り上がると思ったから」「ベテランだし盛り上がるから」「盛り上げてトリを飾ってくれそう」続いて2位に選ばれたのは、内定報道が出ている福山雅治。4年連続でのトリに懐疑的な声も一部では出ているものの、これまで3枚のシングルがミリオンヒットを記録し、今でも毎年ドラマや映画の主演を務めている、圧倒的な実績から福山を推す声は多かった。「やっぱり福山雅治さんがトリの方が最後に締まる感じがするからです」「経験豊富で歌唱力もあるので」「貫禄がある」「出場回数や格を見て、1番相応しいと思う」そんな2人を抑えて栄えある1位に選ばれたのは、ゆず。今年で14回目の出場となり、「夏色」「栄光の架橋」といった誰もが知る代表曲も多いゆずだが、意外にもこれまでトリを務めたのは’17年の一度のみ。ポップなアップテンボの曲からしっとり聴かせるバラードまで、それぞれの曲調で有名曲を抱えていることから、“トリにふさわしい”と感じる人が多いようだ。「代表曲もあるし、そこそこ紅白に出ているのに、トリをした記憶があまりないからちょっとは雰囲気が変わるかなと」「福山雅治がマンネリ化と言われてしまうなら、福山雅治の次に国民的に知られてる曲が多いのはゆずなのかな?と思ったからです」「心を打つ曲が多いイメージなので、最後に盛り上がることができると思うから」「みんなが知っている曲がある」報道通り福山がトリを務めるかは現時点では定かではないが、懸念を吹き飛ばすパフォーマンスを期待してくれることを期待したい。【紅白歌合戦】「トリにふさわしい」白組歌手ランキング1位:ゆず(146票)2位:福山雅治(94票)3位:郷ひろみ(55票)4位:さだまさし(47票)5位:Official髭男dism(40票)
2023年12月22日アニメーション映画『屋根裏のラジャー』(12月15日公開)の公開初日舞台挨拶が15日に都内で行われ、寺田心、鈴木梨央、安藤サクラ、仲里依紗、山田孝之、寺尾聰、イッセー尾形、百瀬義行監督、西村義明プロデューサーが登壇した。同作は『メアリと魔女の花』で鮮烈なデビューを飾ったスタジオポノックの最新作。イギリスの作家・A.F.ハロルド氏の『The Imaginary』を原作とし、想像から生まれたイマジナリーフレンド達による人間には決して見えない大冒険をアニメーションで描いている。少女・アマンダ(鈴木)の想像から生まれた主人公・ラジャーの声を寺田が務めるほか、ラジャーを取り巻く個性的なキャラクターを安藤、イッセー、仲、山田、高畑淳子ら実力派キャストが演じる。○■寺田心、『屋根裏のラジャー』公開初日舞台挨拶に登場今作でアニメーション映画で声優初挑戦となった寺田は「僕はこの作品に出会って約2年。でもそれより前からスタッフの皆さんは何年も前から動かれています。今日というこの日を迎えることができて、ほっとした気持ちもあります。でも、これからがスタートなんだっていう気持ちもあります。この映画を世の中の皆さんにお届けできることができて、すごく嬉しく思います」と公開初日を迎えた心境を熱く語る。今回の舞台挨拶では、鏡開きを実施。寺田の掛け声に合わせて、登壇キャスト陣が勢いよく木槌を振り下ろし、大ヒットを祈願した。最後に寺田は、「皆さんは映画を観て、きっと大切な何かを受け取ってくれたと思います。きっと皆さんにも大切な友達がいたり、大事にしているものがあったりして、そういった存在が教えてくれることがあると思います。この映画を観て、その気持ちを忘れないでください。忘れたら、またこの映画を見に戻ってきてください」と挨拶し、舞台挨拶を締めくくった。
2023年12月15日スタジオポノックの長編アニメーション最新作『屋根裏のラジャー』に、寺尾聰と杉咲花が参加していることが明らかになった。イギリスの詩人・作家A.F.ハロルドによる感動作「The Imaginary」を原作とした本作。アニメーション映画へは今回が初参加となった寺尾さんが演じるのは、映画を牽引する重要なキャラクター、イマジナリの老犬。また、スタジオポノックの長編第1作『メアリと魔女の花』でヒロイン・メアリの声を務めた杉咲さんは、今回は謎に包まれたオーロラの声を担当。寺尾さんは「自分の声を出したときにそのキャラクターに一体化しているかどうか、アニメーションの中のキャラクターに命を与えられるかどうかとても責任重大で、難しくて怖がってこれまでアフレコのお仕事を一切やってこなかった」と今回初挑戦になった訳を語り、「映画の資料を拝見したとき、凄く素敵な話で引き込まれるものがあり、やってみたいと素直に思いお引き受けしました」と今作への参加の経緯を明かす。「大胆さと線の細さのどちらもを心に、まだ行ったことのない魅力的な惑星のなかへ、えいやっ と踏み出していくような時間でした」と参加をふり返った杉咲さんは、「一人の観客としてもとても楽しみです」と完成に期待を寄せている。『屋根裏のラジャー』は12月15日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:屋根裏のラジャー 2023年12月15日より全国にて公開© 2023 Ponoc
2023年10月23日スタジオポノックの長編アニメーション最新作『屋根裏のラジャー』に、寺尾聰と杉咲花が声優として参加していることが発表された。本作は、イギリスの詩人・作家のA・F・ハロルドによる感動作『The Imaginary』が原作。誰にも見えない少年・ラジャーを主人公に、想像から生まれたイマジナリーフレンドたちによる現実と想像が交錯する世界で繰り広げられる冒険譚だ。寺尾は、黒沢明監督作品『乱』や『夢』で注目を浴び、『雨あがる』『半落ち』では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、2008年には紫綬褒章を受章するなど日本映画界を代表する俳優だが、長いキャリアの中でアニメーション映画への参加は本作が初。「アニメーションの中のキャラクターに命を与えられるかどうかとても責任重大で、難しくて怖がってこれまでアフレコのお仕事は一切やってこなかった」という。今作では映画をけん引する重要なキャラクターとして、イマジナリの老犬に命を吹き込む。また、2017年公開のスタジオポノックの長編第一作『メアリと魔女の花』でヒロイン・メアリの声を務めた杉咲は、本作で謎に包まれたオーロラを演じる。「大胆さと線の細さのどちらもを心に、まだ行ったことのない魅力的な惑星のなかへ、えいやっ と踏み出していくような時間でした。参加することができて嬉しかったですし、一人の観客としてもとても楽しみです」とコメントしている。そのほか本作では、声の出演者として主人公・ラジャー役に寺田心、ラジャーを生み出した少女・アマンダ役に鈴木梨央、アマンダの母・リジー役に安藤サクラ、イマジナリの少女・エミリ役に仲里依紗、猫のジンザン役に山田孝之、リジーの母・ダウンビートおばあちゃん役に高畑淳子、謎の男・ミスターバンティング役にイッセー尾形らが声優を務める。■寺尾聰 コメントアニメーションに声を当てるということが、俳優人生で初めての経験でした。自分の声を出したときにそのキャラクターに一体化しているかどうか、アニメーションの中のキャラクターに命を与えられるかどうかとても責任重大で、難しくて怖がってこれまでアフレコのお仕事を一切やってこなかったのですが、今回オファーをいただいて、西村プロデューサーからいただいた映画の資料を拝見したとき、凄く素敵な話で引き込まれるものがあり、やってみたいと素直に思いお引き受けしました。初めての仕事でしたが百瀬監督や西村プロデューサーなどベテランの方たちから教わることが沢山あると思い、安心して寄りかからせて頂きながら、とても良い温度感を貰ってアフレコさせていただきました。後は映画をご覧になって頂く皆さまが、楽しんで喜んで帰ってくれるかなと、ワクワクして期待しています。■杉咲花 コメント大胆さと線の細さのどちらもを心に、まだ行ったことのない魅力的な惑星のなかへ、えいやっ と踏み出していくような時間でした。参加することができて嬉しかったですし、一人の観客としてもとても楽しみです。■プロデューサー 西村義明 コメントラフな格好でスタジオに入り、「うまくできるかな、俺。ま、やってみるよ」と微笑みながらアフレコブースに入っていった寺尾聰さんでしたが、その第一声が発せられた瞬間、スタジオ内が静まり返りました。そこにいた全スタッフが息を飲む、素晴らしい声の芝居。寺尾さんの声は、この映画に隠されたもう一つの物語を浮き彫りにしていきます。杉咲花さんは、『思い出のマーニー』では第三のヒロイン・彩香を、『メアリと魔女の花』ではヒロイン・メアリ役を演じていただきました。日本映画界で唯一無二の存在感を有した俳優である杉咲さんに、この映画で最も特殊なオーロラ役をお預けしたかった。彼女の声が発せられた時、映画は予想外の展開に引き込まれていきます。想像の友だち《イマジナリ》の人生を感じさせる、日本を代表する俳優・声優陣の素晴らしい声の演技に、ぜひご期待ください。<作品情報>『屋根裏のラジャー』12月15日(金) 公開原作:A・F・ハロルド『The Imaginary』(『ぼくが消えないうちに』こだまともこ訳・ポプラ社刊)監督:百瀬義行プロデューサー:西村義明制作:スタジオポノック■声の出演寺田心、鈴木梨央 / 安藤サクラ / 仲里依紗、杉咲花、山田孝之 / 高畑淳子、寺尾聰 / イッセー尾形公式HP:
2023年10月23日映画『こんにちは、母さん』(公開中)の公開中舞台挨拶が13日に都内で行われ、吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、宮藤官九郎、寺尾聰、山田洋次監督が登壇した。同作は山田洋次監督によるオリジナル作。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘(永野)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れると、割烹着を着ていたはずの母親が艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活していることに驚く。恋愛までしているようで戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。○永野芽郁の挑んだシーンに、大泉洋「すごいシーンだった」永野は「山田監督が現場でいつも『(演じた)舞ちゃんのおへそをもうちょっと見せてくれよ!』とおっしゃるので、そのために人生で1番腹筋を鍛えました」と暴露する。この指示について、山田監督は「言ってはいないと思いますけど、1回くらいは言ったかもしれない。大変申し訳ないと思います」と謝罪した。また永野は作中で涙を流すシーンについて「舞が思っていることを初めて告白するシーンだったので、緊張感もありながら撮影していたんですけど、1回目を撮った時に『思ったよりも涙を流してしまったな』なんて思いながらいたら、監督が『舞ちゃんはきれいに泣く必要ないです。顔を崩していいから、もう1度やってみようか』と言ってくださって。そのカットが使われていると思います」と明かす。「きれいに泣かなくていいってのも分かってはいたけど、どこかでセーブしながらやっているところがあったのは、きっと監督が気づいて声をかけて下さったので、自分の中でも思い入れの深いシーンになったなと思います」と語った。そのシーンは大泉も横で見ていたそうで「ウルトラD、Eの難度を見ているようなすごいシーンだったと思います。監督がいろいろ説明して『期待してます、スタート!』という掛け声だったんですよ。それがすごい技だなとおもって。なんでしょうね、本当にワールドカップの選手にテレビを見ている人の感想が届いているような『期待してます!』という言葉と共に『スタート!』と入ったから」と状況を説明。永野も「ちょっとパニックになりますけどね。『期待してます!』と言われると。よかったですけど、無事にできて」と苦笑すると、山田監督は「あんまり覚えてない、僕もちょっとパニック状態になってた」と明かし、会場には笑いが起こっていた。
2023年09月13日映画『こんにちは、母さん』(公開中)の公開中舞台挨拶が13日に都内で行われ、吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、宮藤官九郎、寺尾聰、山田洋次監督が登壇した。同作は山田洋次監督によるオリジナル作。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘(永野)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れると、割烹着を着ていたはずの母親が艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活していることに驚く。恋愛までしているようで戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。○吉永小百合がお祝いきょう13日に92歳の誕生日を迎えた山田監督は、元気な様子で登場。作中では大泉と宮藤の取っ組み合いの喧嘩シーンがあるが、宮藤は「やってると監督がツラツラって入って来たんですね。『もっと速く速く』とかって言って入ってきて、そうすると助監督さんが『危ない危ない』と引き下げる。で、やってるとまた『違う違う』と入っちゃうんで、『危ない危ない危ない』と言って、3人で喧嘩してるみたいな。すごい楽しかったです」と明かし、大泉も「熱の入った演出だったと記憶してます」と爆笑していた。イベントではこの日の観客とキャストからの寄せ書きメッセージボードも登場し、監督も「わあ、すごいなこれ」と喜ぶ。吉永が「お誕生日おめでとうございます。百寿、そして(監督作)100本を目指して、また歩いていただきたいと思います。私たちもついてまいります。おめでとうございます」とメッセージ。監督は「小百合さんにお祝いを言っていただくのは最高ですね」と喜んでいた。
2023年09月13日山田洋次監督最新作『こんにちは、母さん』の本編映像が公開された。山田監督にとって90本目の映画となる本作で描かれるのは、東京の下町で令和の時代を生きる、“等身大の家族”の姿。大企業の人事部長として神経をすり減らす毎日を送る神崎昭夫(大泉洋)は、職場でのトラブルに加え家庭での問題にも頭を悩ませる中、久しぶりに母・福江(吉永小百合)が暮らす東京下町の実家を訪ねる。そこには艶やかなファッションに身を包み、イキイキと暮らす母の姿が。おまけに母の恋愛事情まで耳にし、久々の実家にも居場所がなく戸惑う昭夫だったが、お節介が過ぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気づかされていく――。このたび公開されたのは、福江と牧師・荻生(寺尾聰)の“切ない恋の行方”を収めた本編映像。リサイタルと遊覧船デートを楽しんだ福江と荻生。デートを終えた帰り道、荻生が福江の自宅に立ち寄ると、荻生は福江にある大事な話を切り出す。荻生は教団から北海道の教会へ移るよう異動命令があったことを明かすが、予期せぬ突然の告白に驚いた表情を浮かべる福江。揺るがない覚悟と決意を打ち明ける荻生の言葉に、福江は静かに耳を傾ける。そして「あなたには最初にお伝えしたいと思っていました」と力強く語りかける荻生と、「今日(デートに)誘ってくださったのは、それをおっしゃるためだったのね。今の今まで今日はとっても楽しい日だと思っていたのに」と寂しそうに微笑む福江の姿も。ショックを隠しきれない恋する母・福江の切ない表情や、相思相愛ながらもうまくいかない大人の恋模様がうかがえる映像に仕上がっている。“恋仲”という役どころを演じた吉永と寺尾だが、ふたりの共演はきょうだい役を演じた1969年放送のTVドラマ『愛ある限り』以来、今回が54年ぶり。牧師・荻生役を演じた寺尾は、本作のオファーを受けた際、二つ返事で承諾するつもりが、牧師役での出演ということで当初は二の足を踏んでしまったとのことで「役を作るとき、演じる役の職業はその人の骨格になるもの。僕の人生で全く縁のなかった牧師という役だったので思わず悩んでしまったのですが、山田監督が何度も僕を訪ねてくださって、いろいろとお話しする中でお引き受けすることになりました」と語っている。そんな荻生に恋をする福江役を演じた吉永は「こういう牧師さんいるんじゃないかなって。宗教を押し付けるんじゃなくて、人柄で信者の方々を魅了するような、素敵な牧師さんでした。私だけではなくて、話を聞きに来た人はみんな恋をしちゃうんじゃないかなと思いました(笑)」と絶賛。さらに「恋をすることは、とても大事だと思います。どんなに歳を重ねても、ときめく心は持っていないといけない」と福江に共感しつつ、撮影についても「寺尾さんに恋する役というのは、なんだかウキウキして楽しかったです」と振り返った。映画『こんにちは、母さん』本編映像<作品情報>映画『こんにちは、母さん』9月1日(金) 公開公式サイト:「こんにちは、母さん」製作委員会
2023年08月27日女優の吉永小百合が主演を務める、映画『こんにちは、母さん』(9月1日公開)の本編映像が18日、公開された。同作は山田洋次監督によるオリジナル作。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘(永野芽郁)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉洋)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れると、割烹着を着ていたはずの母親が艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活していることに驚く。恋愛までしているようで戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。今回公開されたのは、福江と牧師・荻生(寺尾聰)が、夕陽が射す“ふたりきり”の教会で語り合う姿を捉えた本編映像。冒頭で映し出されるのは、椅子を修理する荻生と、その手助けをする福江の姿。荻生が信仰の道へ入るきっかけとなった学生時代の思い出を福江に明かしながら、2人だけでゆっくりとした時間を過ごす姿が収められている。修理が終わると、これからスーパーへ買い出しに行くという荻生に、福江が“お付き合いするわ”と告げ、荻生も大喜びで支度の準備に向かう。そんな微笑ましい2人の姿が、大人の淡い恋模様を感じさせる映像に仕上がっている。“恋仲”という役どころを演じた吉永と寺尾だが、共演はきょうだい役を演じたテレビドラマ『愛ある限り』(1969年)以来、54年振りとなる。寺尾は「俳優になってまもない頃に、きょうだいの役を一度吉永さんと演じさせていただいたことがありました。それ以来すれ違いもせず、全くお会いする機会もなかったのですが、お変わりない姿に驚きました」と明かしている。さらに吉永との共演シーンの撮影についても、「昨日も一緒にお芝居していたかのような、非常にリラックスした空気の中で演じることができました」と振り返る。一方、吉永も「(寺尾の父であり俳優の)宇野重吉さんと何度も親子の役を演じさせていただいて、宇野さんに憧れ続けてきたんですね。今回寺尾さんとご一緒して、とてもお父様に似てこられたなと。寺尾さんに恋をする役というのはなんだかウキウキして楽しかったです」と再会の喜びを明かしており、 本作での共演は互いにとって貴重な時間となった様子だった。
2023年08月18日植西 聰 著『くじけない心のつくりかた』2023年7月24日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は、植西 聰著 『くじけない心のつくりかた』 を2023年7月24日(月)に刊行いたします。どうすれば「くじけず」「楽しく」毎日を過ごすことができるのかちょっとした失敗、ちょっとしたトラブル、ちょっとした他人からのひと言に、思いのほか、深く傷ついたり、くじけたりすることはありませんか?人はくじけやすいと、ちょっとしたことで心が疲れ、パフォーマンスが下がってしまいます。さらに自分の可能性や未来を、自ら見捨ててしまうことになります。「くじけない心」を身につけると、毎日が充実し、未来が楽しみになります。著書累計500万部超の人気心理カウンセラーで産業カウンセラーの著者が、心理学と先人の知恵などを用いてあなたの人生を豊かにする、「くじけない心」をつくる方法を教えます。※以下、本書より一部抜粋要約「くじけないため」にもっとも大切な三つのコツ一つめは、「心を立て直す方法を知っておく」ということです。人ならば誰でも、落ち込むことがあります。しかし、落ち込んだままでは辛さは増すばかりです。上手に立ち直る方法を知っておけば、くじけそうになっても立ち直ることができます。二つめは、「失敗することを怖れない」ということです。「怖れ」という感情は、気持ちをくじけさせてしまう大きな原因です。ですから、なるべく楽天的に考え、楽天的に生きていくよう心がけることが大切です。三つめは、「工夫して困難を乗り越えていくことを楽しむ」ということです。「ああイヤだ」「堪えられない」というネガティブな感情が、心をくじけさせてしまいます。たとえ、うまくいかない状況にあっても、それを打開するためにいろいろと工夫することを「楽しむ」という意識を持つことが大切です。幸せで充実した人生を送るには、くじけて動けなくなってしまう時間が少ないに越したことはありません。「くじけない心」をつくる方法を紹介「明確な目標」が、くじけない心を育む「明確な目標」が、くじけない心を育むイラスト:川良くも「仕事でも、趣味でも、勉強でも、何をやっても途中で気持ちがくじけてしまう」という人は、「中途半端になる」ことが、その人の習慣になっています。イギリスの思想家であるバーナード・マンデヴィルは、「人間の強い習慣を変えるものは、一層強い願望のみである(意訳)」と述べました。できれば、その願望は、自分の利己的な欲を叶えるものではなく、世の中に大いに貢献できるもののほうがいいです。なぜなら、そういう形のほうが、より一層強い願望になるからです。強い願望を持つと、辛い試練に見舞われるようなことがあっても、「願望を実現するために、こんなことで負けてはいられない」という強い精神力が働くようになります。その結果、「くじけない人間」に生まれ変われるのです。失敗は「処置の仕方」で発見に変わる失敗は「処置の仕方」で発見に変わるイラスト:川良くも言語学者の金田一春彦は、「失敗は恐れるに当たらない。大切なのはその後の処置である」と述べました。この言葉にある「その後の処置」とは、具体的に言えば、「失敗から学ぶ」ということだと思います。失敗してしまった時は、「なぜ失敗したのか」を考え、そこから教訓を得て、次の現場に生かしていく、ということです。発明王として有名なエジソンは、白熱電球を発明するにあたり、何千回となく失敗を繰り返したといいます。失敗する度に、エジソンは、少しずつではあるのですが、自分が賢くなり、そして成長に一歩一歩近づいていることを実感できていたのです。だからこそ、途中で「もう、やめた」と投げ出すことなく、努力を続けることができたのです。「ほめノート」をつくって「くじけない力」を強くする「ほめノート」をつくって「くじけない力」を強くするイラスト:川良くも自分をほめる」ことも「くじけない力」を強めることに役立ちます。「自分をほめる」ことを習慣化する方法の一つに、「ほめノート」をつくるというものがあります。自分ががんばったこと、よくできたことをノートに書き出すのです。心の中で自分をほめるのでもいいのですが、文字にして書き出すことで、「私は強い」「私はたくましい人間だ」という信念が一層強まっていくのです。そのようにして日々自分をほめる習慣を持つことで、自分への自信がついてきます。強い自信がある人は、少々のことで気持ちがくじけてしまうことはありません。書籍情報表紙タイトル:くじけない心のつくりかた著者:植西聰ページ数:184ページ価格:1,485円(10%税込)発行日:2023年7月24日ISBN:978-4-86667-632-6書籍紹介ページ: amazon: 楽天: 目次第1章くじけやすい「心のくせ」を外す第2章「反発心」を持つ第3章「工夫する心」を忘れない第4章楽天的なくらい「前向き」でいる第5章「今日の目標」を決め、行動する第6章「自分の良さ」に目を向ける第7章日々の心がけで「くじけない心」をつくる第8章「立ち直る力」を身につける第9章「今」に集中して自分を生きる著者プロフィール植西 聰(うえにし・あきら)イラスト:川良くも著述家。東京都出身。学習院高等科・同大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、人生論の研究に従事する。独自の「成心学」理論を確立し、心を元気づける著述活動を開始。1995年、産業カウンセラー(労働大臣認定資格)を取得。ベストセラー『「折れない心」をつくるたった1つの習慣』(青春出版社)、『あなたはゼッタイ大丈夫 〜愛されネコが知っているHAPPYにゃルール〜』『心に刻みたい賢人の言葉』『悩みごとの9割は捨てられる―仕事、人生、人間関係がうまくいくコツ』(以上、あさ出版)ほか、著書多数。【報道関係各位】『くじけない心のつくりかた』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月21日『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』が、11月5日(日) に東京国際フォーラム ホールAで開催されることが決定した。本公演には、「September」「真夜中のドア 〜stay with me」「悲しい色やね」「悲しみがとまらない」「北ウイング」「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」「卒業 -GRADUATION-」など数々の名曲を産み出した林哲司の作曲活動50周年を記念して、ゆかりあるアーティストたちが一堂に集結。出演者は日本を代表するトップミュージシャンとともに、林哲司が手がけた楽曲を披露する。併せて第1弾出演者として杏里、稲垣潤一、上田正樹、菊池桃子、佐藤竹善、杉山清貴、寺尾聰、松本伊代ら14組のアーティストが発表された。チケットは7月6日(木) まで先行受付を実施中。<公演情報>『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』11月5日(日) 東京国際フォーラム ホールA開場16:00 / 開演17:00『~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート』ビジュアル【出演】杏里 / 伊東ゆかり / 稲垣潤一 / 上田正樹 / 菊池桃子 / 国分友里恵 / 佐藤竹善 / 杉山清貴 / 鈴木瑛美子 / 寺尾聰 / 林哲司 / 松本伊代 / 武藤彩未 / Little Black Dressand more……※50音順。都合により出演者が変更になる場合がございます。※本公演は特定のアーティストがメインとなるイベントではございません。【音楽監督】萩田光雄 / 船山基紀【演奏】■SAMURAI BAND今剛(Guitar) / 増崎孝司(Guitar) / 富樫春生(Keyboards) / 安部潤(Keyboards) / 髙水健司(Bass) / 江口信夫(Drums) / 斉藤ノヴ(Percussion) / 高尾直樹・大滝裕子・稲泉りん(Chorus) / ルイス・バジェ(Trumpet) / アンディ・ウルフ(Saxophone)※50音順。都合により出演者が変更になる場合がございます。【予定演奏曲目】全曲作曲:林哲司入江にて / 思い出のビーチクラブ / 悲しい色やね / 悲しみがいっぱい / 悲しみがとまらない / 逆転のレジーナ / The Stolen Memories / Just A Joke / 信じかたを教えて / 卒業 -GRADUATION- / 強がり / デビュー 〜Fly Me To Love / ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER / 真夜中のドア 〜stay with meand more……※50音順。都合により曲目が変更になる場合がございます。【チケット情報】全席指定:15,000円(税込)※未就学児入場不可■オフィシャル先行(抽選):7月6日(木) 23:59までオフィシャルサイト:
2023年06月30日映画『こんにちは、母さん』(9月1日公開)の完成報告会見が15日、都内で行われ、吉永小百合、大泉洋、永野芽郁、寺尾聰、宮藤官九郎、YOU、枝元萌、山田洋次監督が登壇した。山田監督90作目の作品となる同作。吉永をはじめ大泉、永野を中心に寺尾、宮藤、YOUら豪華キャストが顔を揃え、東京の下町で、いまこの時代を生きる等身大の家族の姿を描いている。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘・舞(永野)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れる。しかし、迎えてくれた母の様子がおかしく、割烹着を着ていたはずが艶やかなファッションに身を包み、恋愛までしている様子。久々の実家にも自分の居場所がなく、戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う母と新たに出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。山田監督作品に初参加で、吉永とも初共演となる大泉。「吉永小百合から大泉洋は生まれないだろうと思っていましたが、現場に入ると“なにか間違って俺は生まれたんだ!” と感じた」と独特な切り口で撮影を回顧。山田組の撮影スタイルにも驚いたそうで「(撮影が)朝の9時に始まって、17時に終わるんです。普通のサラリーマンのような生活で素晴らしかった」と明かし、「(別作品にクランクインしたときに)娘が『山田組はよかったね~』と言ったぐらいですよ」と笑いを誘った。また、大泉は吉永から「役作りのために幼少期の写真が欲しい」と頼まれ、渡したところ、実際に劇中での使用が決定。これを映画完成まで知らなかった大泉は「試写を見てびっくりしました! 最終的に映画に出ちゃったんですよ! 僕の親もびっくりしますよ!」と訴える。実際に役立ったようで、吉永は「大泉さんのお風呂上りの写真がかわいらしくて……これを見て“あ、私の息子!”と思いました」と話した。大泉は報道陣から「お馴染みの“ボヤキ”は山田組の現場でもあったか」と聞かれると、食い気味に「一切ボヤいてません! 恐ろしいことを言いますね! ボヤくなんてとんでもない!」と一蹴。しかし、共演シーンが多かったという宮藤は「ずっとボヤいてましたよ……」とチクリ。さらに司会の笠井信輔アナウンサーが吉永に「ボヤキは聞きましたか?」と問いかけると、大泉は「ボヤくわけないだろう! キミ、何を言ってるんだ! 日本で吉永さんにボヤくやつなんていないよ!」と焦ったようにツッコミをいれ、会場を笑いで包んだ。そんな大泉の様子を見た吉永は「一度も聞きませんでした」と大泉をフォローし、親子役らしい息の合った姿を見せた。
2023年03月15日福山雅治が主演する4月期の日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」に、吉田羊と寺尾聰の出演が決定。吉田さんは、大泉洋とは犬猿の仲の捜査一課の女性警部補に、寺尾さんは大泉さんの父である元警察庁長官を演じる。福山さんが演じるのは、アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官・皆実広見。人たらしな性格で愛嬌や社交性があり、いつも人の輪の中心にいるような人物。過去のある事故がきっかけで両目の視力を失っているが、鋭い分析力、嗅覚、触覚で事件をかならず終わらせる最後の切り札という意味で、FBIでは“ラストマン”と呼ばれていた。そんな皆実のアテンドを命じられた警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗役を演じるのが大泉さん。代々、警察庁長官を務めあげてきた由緒正しい“護道家”の人間である心太朗は、自ら現場を選択し、捜査一課で圧倒的な検挙数をあげていた。ある理由から悪を絶対に許さないという“並々ならぬ正義感”があり、犯人を捕らえるためにはどんな手段もいとわないいきすぎた一面も。本作は、そんな2人が凸凹バディを組んで難事件に挑んでいく、新時代の痛快なバディドラマ。このたび、福山×大泉の無敵のバディを支える最強チームメイトの1人として、凛としたかっこよさと柔らかさを兼ね備え、同性からの支持も厚い吉田さんの出演が決定。これまで、日曜劇場「半沢直樹」シリーズや、2014年7月期放送の「おやじの背中」、2017年4月期放送の「小さな巨人」など、数々の日曜劇場にゲスト出演しているが、レギュラーキャストとしての出演は今回が初めてとなる。演じるのは、捜査一課で検挙数トップのチームを率いる女性警部補・佐久良円花(さくら・まどか)。凛々しさと優しさを併せ持ったリーダーだが、大泉さん演じる心太朗とはワケあって犬猿の仲。公私共に相性のよいコンビである、大泉さんと吉田さんの“ようようコンビ”のやりとりは必見。さらに、心太朗の父・護道清二(ごどう・せいじ)役で寺尾さんが出演。2016年7月期放送の「仰げば尊し」や2017年10月期放送の「陸王」などで圧倒的な存在感を放ってきた寺尾さんが、約6年ぶりに日曜劇場に登場する。寺尾さん演じる護道清二は心太朗の父で、由緒正しい“護道家”を守り、自身も第21代警察庁長官を務めた。引退した現在は、海の見える別荘で人生を謳歌しているが、日本に来た皆実の動向を気にかけている、という役どころ。<佐久良円花役・吉田羊コメント>私が演じる佐久良は女性初の捜査一課長と目されている検挙数ナンバーワンの凄腕警察官という設定。彼女にとってのファーストプライオリティは犯人を挙げることではありますが、それがスタンドプレイではなく、あくまでチームワークとして地道な捜査を積み重ねて成し遂げようとするところが、根がまじめな人なのかなと感じます。爪を隠すタイプらしく、強さだけではなく内に熱さやしたたかさみたいなものを秘めつつも、あくまで人あたりは柔らかくしなやかで部下からの人望も厚いというキャラクターですので、説得力を持って演じられるように頑張りたいと思います。福山さんとは2作品ご一緒させていただいていますが、キャラクターが崩れるギリギリのアドリブが本当に秀逸で、今回も多く絡ませていただきますのでそれを楽しみにしています。大泉さんは、お芝居でもプライベートでも相手の良さを引き出してくれる方だなと思っています。圧倒的な演技力と人間力がおありの方なので、大泉さんの胸を借りつつ、でも仕掛けるところは仕掛けつつ、共演経験がある私たちだからこそ出せる雰囲気が作れたらいいなと思っています。警察ドラマならではの醍醐味がたっぷり詰まった痛快なエンターテインメント作品となっております。個性豊かなメンバーとともにチーム一丸となって、日曜の夜の楽しみを皆さんにお届けしたいと思います。皆様応援よろしくお願いいたします。<護道清二役・寺尾聰コメント>日曜劇場という枠のことだけで言えば、「仰げば尊し」という作品でとても楽しいドラマを作って、そのあと「陸王」でお声をかけていただいて出演しました。その後日曜劇場は当分ないかなと思っていたら、お声をかけていただいたので楽しみに思っています。脚本の黒岩(勉)さんとは、前に一度他局でご一緒したことがあり、非常に才能豊かなシナリオライターだと実感していたので、非常に惹かれます。どんな展開でどういう流れのドラマを作るのか、その中で私はどういう役割を果たせばいいのか楽しみに感じています。主演の福山さんはお芝居ではご一緒したことがないので、今回お芝居する場面があれば楽しみなのですが、福山さんと大泉さんの2人がお芝居でどういうふうにやり取りするのかなっていうのが視聴者のみなさんと同じようにすごく楽しみです。最近は、“これからスタートするぞ”っていう若い俳優さんとご一緒することがすごく楽しみでしたが、今回のメンバーを見ると皆さん完成されている方ばっかりで・・・ちょっとこっちが緊張しちゃう気がします(笑)。日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」は4月、毎週日曜21時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年03月05日映画『ラーゲリより愛を込めて』(12月9日公開)の初日舞台挨拶が9日に都内で行われ、二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、瀬々敬久監督、大吉(犬)が登場した。同作はノンフィクション作家・辺見じゅんによる著書の実写化作。第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人が不当に抑留され捕虜となったシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった山本幡男(二宮)の半生を描く。全国352スクリーンで公開され、すでに興行収入20億円突破を狙える大ヒットスタートを記録しているという同作。主演の二宮は「僕は友達が少ない方なので、あまり感想を聞いたりは無いですけど、SNSの反響も見させていただいて、『本当に始まったんだなあ』というのは感じます。我々の伝えたいことが伝わって、より感情に響いたのかな」と喜ぶ。またこの日は故・山本幡男さんの長男である山本顕一氏を演じた寺尾聰からの声のメッセージも、サプライズで届いた。寺尾は「30年前にテレビで山本幡男役を演じたことや、二宮君と昔、テレビシリーズで親子を演じた縁もあり、今回本当に短いシーンではありますが、ニノの主演作の応援が少しでもできればと思い出演させていただくことになりました」と語る。「青年だったニノも桃李も今や日本映画を代表する俳優になって、いつも遠くから見ていてうれしく思っていました」という寺尾は、実際の顕一氏からの手紙も代読した。このメッセージに、二宮は「改めて、やはりいい声しているなあと思いながら、贅沢でした」としみじみ。寺尾について「『お前が出てるから、なんかあったら自分が行くよ』とずっと言ってくれてたので、それで本当に出てくれることになって、感謝ですね」と明かす。顕一氏からは「二宮和也さんの姿は、父・幡男にそっくりで、驚きました」と言われており、二宮は「俺もちょっと似てる感じがあるなと思って、現場で『似てない?』と盛り上がったのは覚えてるんですよ。そうやって息子さんも思っていただけてたのは嬉しかったですね」と語っていた。○山本顕一氏 メッセージ(全文)山本幡男の長男、山本顕一です。映画の公開初日おめでとうございます。私は、この映画を試写会で二回観ましたが、見れば見るほど関心させられる映画であり、また試写を観た人たちの感想の言葉もとても感激的でした。ありがとうございました。映画が撮影に入る前に、瀬々監督が訪ねて来られ、父・幡男や母・モジミについて、色々とお話しました。父と最後に別れたのは私が10歳の時でしたが、当時の私から見た父・幡男について、そしてまた、父不在の中、懸命に私達を育ててくれた母・モジミについて、辺見じゅんさんの『収容所から来た遺書』には描かれていないエピソード等もお話し、そこから瀬々監督は、幡男とモジミの描き方を深めていかれたと伺いました。完成した映画を観て、強く感じたことは、過酷なラーゲリの状況が、実によく再現されているということでした。二宮和也さんの姿は、父・幡男にそっくりで、驚きました。何気ない仕草や表情が、私の記憶している父を彷彿させるのです。その二宮さんが、山本幡男を「偉人」としてではなく「普通に生きた一人の男」として演じられた事は、私にとって非常に好ましく嬉しいことでした。母の山本モジミは、最初の脚本では、いわゆる良妻賢母に描かれていました。瀬々監督にお会いした際に、モジミについて、一生懸命の努力家だったけど、実はとても不器用な人間だったこと、普段は一切涙を見せた事が無い人だったのに、幡男の死亡通知が届いた時に初めて泣いた、それも大声をあげて叫びながら泣いた、という話をしました。映画の中の北川景子さんを観て、その真っ直ぐな演技から、ひたむきに父・幡男の帰りを待ち続けていた母・モジミの姿が思い起こされ、胸が熱くなりました。今日から映画が公開されて、多くの人に観てもらえる事を、私も願っています。特に若い人達には、この映画をきっかけに、改めて過去の歴史を見つめなおしてもらえたらと思います。山本顕一
2022年12月09日成田凌主演の日本テレビ系新土曜ドラマ「逃亡医F」に、前田敦子、「ジャニーズWEST」桐山照史、和田聰宏、酒向芳、堺小春が出演することが分かった。今回新たに発表されたのは、成田さん演じる主人公・藤木圭介の恋人・妙子の死の謎に大きく関わる登場人物。バイオベンチャー企業「バイオネオ」所属のキャリアウーマンで、妙子とは中学からの付き合いで思春期を共に過ごしてきた大親友の烏丸京子を前田さん。帝都医大の脳外科医で藤木の後輩、重い病気を患っている妻がいる長谷川輝彦を桐山さん。妙子の死の謎を追う破天荒な刑事・筋川二平を和田さん。帝都医大で妙子と新薬の共同研究をしていた大学教授・都波健吾を酒向さん。「バイオネオ」で佐々木(安田顕)に心酔する研究員・幹こずえを堺さんが演じることが決定。それぞれ、一筋縄ではいかないキャラクターとして、真実を追い求める藤木と対峙していく。▼キャストコメント・前田敦子オファーをいただいたとき、先の展開が気になるとてもドキドキする脚本だと思いました。主演の成田さんは俳優さんとしても本当に信頼している方なので、お話をいただけて嬉しかったです。私の演じる烏丸は仕事バリバリのキャリアウーマンでかっこいい、そして謎だらけの女性です。衣装が華やかなこともあって、身の引き締まる思いです。成田さんはどんな世界観、役でもすんなりとそこに存在する、安心してお芝居を一緒にさせていただける方です。この作品ではまだお会いしていないので、楽しみです。先日撮影で松岡さんとご一緒させていただきましたが、明るく現場を引っ張る姿がみんなの兄貴でした。これから他のキャストのみなさんとの撮影が楽しみです。・桐山照史日本テレビのドラマにレギュラーで呼んでいただくのは「ごくせん(第3シリーズ)」以来、約14年ぶりになります。監督、スタッフの方々の中にも当時とてもお世話になった皆さんがいらして、懐かしい気持ちと、成長を見てもらえるということを本当に嬉しく思います。僕が演じる長谷川はすごくまっすぐな人間ですが、一癖も二癖もある登場人物たち、そして渦巻く陰謀の中で、長谷川がこれからどう翻弄されていくのか、僕自身も今からとても楽しみです。・和田聰宏この素晴らしい作品に、ふてぶてしさの中にどこか人間味のある刑事、筋川という役どころで参加させて頂けること、とても嬉しく思います。撮影初日がクランクイン当日というタイミングだったのですが、同い年の松岡さん演じる八神とのシーンは、心理的な駆け引きあり、アクションありと、程よい緊張感が心地よく、翌日筋肉痛になりながらも、確かな手応えを感じました。この先、八神との関係がどう発展していくのか、楽しみにしています。・酒向芳どんな新しい出会いがあるのか――。自分に何が出来るのか――。どんな作品に仕上がってゆくのか――。いつものことですが、それが楽しみです。劇画の世界を超えて?行くのは時に難しくもありますが、監督、スタッフ、俳優が、話し合いながら、時に討論しながらでも、新しいものを創り上げてゆくことができれば幸いです。オペ時に主人公が聴く○○○も楽しみの一つです。・堺小春この作品に参加させて頂ける有り難さと共に、緊張とワクワクが込み上げてきました。偉大なキャスト・スタッフの皆さんと一緒に作品作りが出来ることが何より嬉しいです。私の演じる幹こずえという役はとにかく(安田顕さん演じる)佐々木を崇拝している存在で、傍から見ると少し気持ち悪い関係性だと思いますが(笑)、幹にとっては純粋で真っ当な気持ちなんだと感じました。初めて演じる役柄ですが、開放的にお芝居が出来れば最高に楽しく出来るんじゃないかと、今から凄くドキドキしています。どんな事を言われても「佐々木は神」という精神で頑張ります!「逃亡医F」は2022年1月15日(土)22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月18日AJICOが、6月13日にNHK BSプレミアムで放送される音楽番組『The Covers』に初出演することが決定した。番組では寺尾聰「ルビーの指環」と井上陽水「リバーサイドホテル」のカバーに加え、5月26日にリリースされる新作EP『接続』より「地平線 Ma」も生演奏でパフォーマンスされる。なお今回はUA、浅井健一、TOKIE、椎野恭一のオリジナルメンバー4名に加え、サポートキーボーディストとして皆川真人が参加。AJICOの進化したバンドサウンドがいよいよテレビ初披露となる。AJICOは2000年に結成され、鮮烈な印象を残しながらもわずか1年で活動休止となったが、今年20年越しの再始動を発表。5月29日からはライブツアー『Tour 接続』を開催することが決定している。<番組情報>NHK BSプレミアム『The Covers』6月13日(日) 22:50~23:19番組公式サイト:<リリース情報>AJICO EP『接続』5月26日発売『接続』ジャケット●初回限定盤(CD+DVD / 紙ジャケE式ダブル)3,850円(税込)●通常盤(CD)1,650円(税込)【CD収録曲】01. 地平線 Ma02. 惑星のベンチ03. 接続04. L.L.M.S.D【初回限定盤付属DVD】AJICO Premium Live 2000.11.30 at Shinjuku Liquidroom01. 深緑02. すてきなあたしの夢03. 美しいこと04. 金の泥05. GARAGE DRIVE06. メロディ07. 青い⿃はいつも不満気08. カゲロウソング09. フリーダム10. 波動11. 庭AJICO ‒ EP & Tour 接続 Teaser<ツアー情報>AJICO Tour 接続5月29日(土) 名古屋 ダイアモンドホール ※SOLD OUT開場17:15 / 開演18:00問:JAILHOUSE 052-936-60416月5日(土) 佐賀 鳥栖市民文化会館開場17:15 / 開演18:00問:鳥栖市民文化会館 0942-85-3645 / LAND 092-710-61676月13日(日) 東京 中野サンプラザホール ※SOLD OUT開場17:00 / 開演18:00問:SOGO TOKYO 03-3405-99996月18日(金) 東京 恵比寿リキッドルーム ※追加公演開場17:30 / 開演18:30問:SOGO TOKYO 03-3405-99996月27日(日) 大阪 なんばHatch ※SOLD OUT開場17:15 / 開演18:00問:清水音泉 06-6357-3666※5月30日(日)の振替公演一般発売日:4月25日(日)(追加公演は6月5日(土) 10:00~)チケット代:8,800円(税込)関連リンクLinkfire:: Channel:公式サイトUA: : : Shiino:
2021年05月21日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代にはやった歌やドラマの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「小学生のときの宝ものは、誕生日に買ってもらった松田聖子さんのLPアルバム『Pineapple』(’82年)。レコードプレーヤーの蓋をパカッと開けて、わくわくしながら、ゆっくりと針を落とすんですね。曲が始まると、一緒に歌って踊るけど、その振動で音飛びしてしまったり(笑)」こう振り返るのは、『おかあさんといっしょ』(NHK)の17代目・うたのおねえさんで、’99年に『だんご3兄弟』が大ヒットした、歌手の茂森あゆみさん(49)。「’80年代の思い出といえば、やっぱり『ザ・ベストテン』(TBS系)。とはいっても、小学生だった当時、番組が放送される夜の9時から10時は大人の時間でしたので、4歳上の姉たちと、こっそり応接間に集まって見ていました。ベスト3くらいになると眠くなってしまうんですが、マッチを見たいし、『ルビーの指環』(’81年・寺尾聰)が今週も1位なのか気になるしで、頑張るんです」翌日の学校で話題にもなるため、見逃せないのだ。「聖子さんの『風は秋色』(’80年)が初登場したときの放送を見逃して、学校での話題にまったくついていけなかったことを、いまだに覚えています。DCブランドの『VIVAYOU』のワンピースをキョンキョンが着ていれば、デパートに色違いを探しに行ったりしました」『ザ・ベストテン』に夢中になった当時から3児の母になった現在に至るまで、一貫して“聖子ちゃんファン”であることを、茂森さんは自認している。「高1を筆頭に、小6、小4の子どもたちにとっては“アナ雪の神田沙也加さんの母”ですが、聖子さんがテレビに出ていると『ママが好きな人が出ているよ!』と知らせてくれます。カラオケでは『夏の扉』(’81年)や『天使のウインク』(’85年)を振りつきで。ベストテンでは歌われなかった隠れた名曲『制服』(’82年)もよく歌います。シングル盤ではこの曲のA面が『赤いスイートピー』(’82年)で、もちろん大好きなんですけど、すごく難しい曲なので、カラオケでは歌わないんです」「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月20日石原さとみ主演、「姉ちゃんの恋人」の岡田惠和オリジナル脚本で、余命宣告をうけた女性と彼女を取り巻く家族の絆を描いていく新春ドラマスペシャル「人生最高の贈りもの」が1月4日(月)オンエアされる。『北の零年』と『シン・ゴジラ』で日本アカデミー賞を受賞、「リッチマン、プアウーマン」「失恋ショコラティエ」「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」など数々のドラマが話題となり、2018年放送の「アンナチュラル」でも数々の賞に輝いた石原さん。そんな石原さんのテレビ東京ドラマ初主演作となる本作。脚本を手掛けるのは、連続テレビ小説「ひよっこ」や日曜劇場「この世界の片隅に」、先日まで放送された「姉ちゃんの恋人」も話題を呼んだ岡田さん。「姉ちゃんの恋人」放送後にはその“優しい世界”に魅了された視聴者からの声がSNSにあふれたのは記憶に新しい。元大学講師の翻訳家・笹井亮介は、妻に先立たれ一人暮らしとなったいまは、家事も料理も完璧にこなすが、仕事は自由奔放。〆切を守らない亮介に、担当編集者はいつも隣で頭を抱えていた。一方、亮介の一人娘・ゆり子は、長野ののどかな町で亮介の元教え子で教師の夫と暮らしていた。ところがある日、ゆり子が父のもとに帰ってくる。これまで父と娘の会話をろくにしてこなかったため、2人の間にはぎこちない雰囲気が漂う。こうして始まった父と娘の2人暮らし。緊張しつつも温かく穏やかに過ぎていくが、実は娘に残された時間はわずかだった――。自身の余命がわずかであることを知り、父のもとに帰省。父と最期の2人暮らしをすることとなるゆり子を石原さんが演じ、ゆり子の父親で元大学講師の翻訳家、久々に暮らすことになったゆり子に戸惑いながらも不器用な愛情を持って接していく笹井亮介には寺尾聰。亮介の元教え子で、今は英語教師をしているゆり子の夫・田渕繁行には向井理。締め切りを守らない亮介に頭を抱える亮介の担当編集者、野村には勝地涼。また笹井家のご近所さん、原口光代にはキムラ緑子。亮介の古くからの友人、田辺正一には角野卓造といったキャスト。新春ドラマスペシャル「人生最高の贈りもの」は2021年1月4日(月)20時~テレビ東京系にて放送。地上波放送終了後ひかりTVで配信。(笠緒)
2021年01月04日石原さとみ主演、岡田惠和脚本の父と娘の絆の物語を描く新春ドラマスペシャル「人生最高の贈りもの」。この度、寺尾聰、向井理、勝地涼、キムラ緑子、角野卓造の出演が明らかになった。物語は、自身の余命がわずかであることを知った石原さん演じる主人公・田渕ゆり子が、突然実家の父親のもとに帰省するところから始まる。これまで父と娘の会話をろくにしてこなかったゆり子と父の、ぎこちないながらも久しぶりの2人暮らし。温かく穏やかな生活を送る中で、娘の運命を知った父はその運命をどう受け入れ、どう向きあい、そしてどんな同じ時を過ごすのか――?ゆり子の父親で元大学講師の翻訳家・笹井亮介は、日本を代表する名俳優の寺尾聰が演じる。妻に先立たれ、小さな洋館に一人で暮らす亮介は、家事も料理も完璧にこなすが、仕事に対しては自由奔放。突如娘と久しぶりに暮らすことになり、戸惑いながらも不器用な愛情を持って接していく。「俳優という仕事をしていてもそうしょっちゅう出会えるわけじゃない、10年に一本出会えたらラッキーだというくらい良いシナリオで、久しぶりに鼻をすすったし、読みごたえを感じました」と台本を読んだ感想を明かした寺尾さんは、「石原さんは以前から、『どんな女優さんかな?』と注目していたので、今回初共演で親子役と聞いて、一緒に芝居をできることを楽しみにしていました。実際にやってみると、とてもよかった。表情も豊かで、演技も自然だった。やってるうちに『本当の父娘』のような気がしてくるほどでしたね」と石原さんについてコメントしている。亮介の元教え子で、英語教師のゆり子の夫・田渕繁行役は向井理。長野県安曇野ののどかな町で暮らす中、余命を知った妻のある思いを受け止め、優しく支えるという役どころ。「少しファンタジーのような印象で、現実的な話なのにどこかメルヘンチック」と物語の印象を明かした向井さん。「視聴者のみなさんに、お芝居を通して親子の関係や夫婦の関係、それぞれの関係を伝え、この作品の何か不思議なあたたかさを感じてもらえたらいいなと思います」と話した。また、亮介の担当編集者で締め切りを守らない亮介に頭を抱える野村役を勝地涼。亮介の亡き妻から「主人をよろしく」と頼まれたのを口実に、毎日のように勝手に笹井家に上がり込むご近所さん、原口光代役をキムラ緑子。亮介が本音を吐露できる古くからの友人・田辺正一役を角野卓造が演じる。勝地さんは「野村を演じるにあたっては、面白いセリフもいっぱいあるけれど笑わせるのではなくて、ほっこりするような、箸休め的な存在になれればと心がけたつもりです。笑いのバランスは難しかったですが、野村と緑子さん演じる光代さんとの掛け合いを楽しんでほしいです」と見どころをアピール。キムラさんは「はじめて台本を読んだとき、こんな優しさってあるのかなってくらいの『超がつく』優しさを感じて、本当にいいお話だなと思いました。ちょっと胸が痛いけどいい痛さというか、、、。ご覧くださる方が大切な誰かのことを考えたり思い出したりする時間になればいいなと思います」と物語について語り、角野さんは「出演者はそんなに多くないし、割と語らない、本音をすぐに言ってしまわないところにこのドラマの良さがあるなと思います。そこが大好きなので、そういったところを楽しんでいただければと思います」とコメントした。新春ドラマスペシャル「人生最高の贈りもの」は2021年1月4日(月)20時~テレビ東京系にて放送。地上波放送終了後ひかりTVで配信。(cinemacafe.net)
2020年12月08日古代インドの国民的な叙事詩であり、「世界3大叙事詩」ともいわれる『マハーバーラタ』。演出家・宮城聰の代表作『マハーバーラタ』では、その中の『ナラ王物語』に焦点を当て、「語る」俳優と「演じる」俳優、そして生演奏の三位一体で再構築。語り継がれてきた“物語”としての壮大な世界観を、絢爛豪華な舞台絵巻として現出させてきた。本日11月23日(土・祝)に池袋西口公園 野外劇場のこけら落としとして上演されるのは、その宮城版に新たなクリエイティブを重ねた、1日限りの豊島区バージョン。野外劇場ならではの開放的な空間に、360度の大パノラマ舞台を設置して、祝祭的なステージを展開する。物語は絶世の美女ダマヤンティ姫が、美貌の貴公子・ナラ王を夫に選ぶところから始まる。だが嫉妬に狂った悪魔カリの呪いによって、ナラ王は弟との賭博に負け、ついには王国をも失うことに。それでもナラに付き従おうとするダマヤンティだったが、眠っている間にナラは去ってしまう。さまようダマヤンティと、運命に翻弄されるナラ。ふたりは再会して、かつての王国を取り戻すことが出来るのか……。初演は2003年、宮城が主宰するク・ナウカ(活動休止中)での公演で、第3回朝日舞台芸術賞を受賞。その後も、宮城が芸術総監督を務める静岡県舞台芸術センター(SPAC)がインドネシアやフランスでも上演し、それぞれの場所にアダプテーションしたステージで高い評価を得た。2014年には、演劇の祭典として名高いフランスのアヴィニヨン演劇祭でも上演、日本で凱旋公演が行われている。それを観劇した尾上菊之助の依頼で、2017年には物語の後半部分(王位の後裔争い)を新作歌舞伎に仕立て、宮城自身の演出で上演されたことも記憶に新しい。常に異文化との化学反応を取り込みつつ成長してきた、宮城版『マハーバーラタ』。今回の豊島区バージョンでは、「インドの叙事詩が、“今の今”の池袋と出会ったらどんなふうに見えてくるのか?!を、皆さんに目撃してもらうスペシャル版」(公式サイトより)と宮城は語る。猥雑な繁華街が熱気を放つ一方で、今年から来年にかけては劇場や映画館のオープンが続き、かつて小説家や画家、劇作家たちが闊歩した“池袋モンパルナス”の雰囲気を取り戻しつつある池袋。こけら落とし公演として、これほどふさわしい演目はないだろう。文・佐藤さくら
2019年11月23日校内暴力や暴走族が社会問題となっていた ’80年、音楽業界に突如現れたリーゼントにサングラスの4人組。アウトローな見た目から繰り出される“本物感”と親しみやすくキャッチ―な音楽のギャップで一気にスターダムを駆け上がり、短期間で完全燃焼した伝説のグループがオリジナルメンバーで再結成!アラ還の“ツッパリ”たちが当時の思い出から現在の心境までを本音で語り合った。「音楽をやってるだけで十分楽しかった。だから、女のコにモテたいとかまったくなくて。有名になって、好きな車に乗れたら最高だなぁと思っていたよ(笑)」(翔・61)活動期間は3年3カ月と短かった。しかし40年がたった今も、’80年代の不良文化の代名詞として語り継がれる元祖ツッパリ「横浜銀蝿」。リーゼントに革ジャン、サングラス、とその風情は健在。「高校生のときの服が着られます」とJohnny(61)が言えば、高校時代から彼を知る翔は、「全員、シワは増えたけどな。でも、笑って生きてきた証しだよ」とうれしそうにメンバーの顔を眺める……。’80年9月、シングル『横須賀Baby』でレコードデビュー。『ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)』などのヒット曲を連発した。「初めてもらった給料は100万円だったかな。嵐さんが指をなめながら札を数えて平等に分けたんだ」と振り返るTAKU(58)。初給料で全員、念願の車を購入したという。「俺はシボレー・コルベット・スティングレイ。“売れたら、絶対買おう”って決めていた」(翔)’80年代といえば、歌番組の全盛期。『ザ・ベストテン』(TBS系)や『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ系)といった人気番組の常連組に横浜銀蝿も名を連ねた。「俺らも、トシちゃん(田原俊彦)や聖子ちゃん(松田聖子)と同じく花の’80年デビュー組。でも、全然仲よくなれなかったね。廊下とかですれ違うときも必ずマネージャーが間に入ってきて、まったく近づけなかった。異様だったよ」そう語る翔だが、アイドルと付き合ったりして?とツッコむと、「家の電話番号が書かれたメモを何枚かもらったよ(笑)」とまさかの告白。驚く一同は、「初めて聞いた!」(Johnny)、「40年後にそんな話を聞くなんて!」(TAKU)と大興奮。「ラジオ番組で2人きりになったとき、デスクの下からメモを渡されて。でも、返事はしなかったよ。彼女がいたし、俺、いちずなのよ(笑)」バレンタインデーともなれば、トラックでチョコレートが届いた。「Johnnyがいちばん多かった。2万個は来たよ」(翔)そんな人気絶頂のなか、わずか3年あまりでグループは解散。「デビューするときから2年間で解散する約束だった。シングル1位、アルバム1位、日本武道館を満タン。この3つの目標のなかでシングル1位だけ取れなくて、悔しいからもう1年やろう、と。俺たちのトップを阻んでいたのは、シャネルズと寺尾聰さん。みんなサングラスをかけていたね(笑)」(翔)公言していた目標を達成。’83年の大みそかのラストライブで完全燃焼した4人はそれぞれの道へ。結成40周年を迎える’20年。解散後、37年の時を経て、初めてJohnnyを加えたオリジナルメンバーで再結成する。「今、楽しくてしょうがない」と喜び全開の翔。いっぽう、再結成の誘いに最初は戸惑ったというJohnny。心境を語った。「ギターを20年以上も弾いてなかった俺が、いまさらステージに立てるわけがないと思いました。でも、死ぬほど練習すれば、なんとかまた、みんなの仲間にしてもらえるかなぁって。ゴルフクラブをギターに持ち替え、目下猛練習中です。この気持ちは、デビュー前のワクワク感と似ていますね」その言葉にうなずくTAKUは、「役者がそろった」と表現。「こうして並んで座っているだけでも実感する。銀蠅はこの4人なんだと。素直にうれしいですね」そして、誰よりもこのときを強く願っていた嵐(64)は抱負を語った。「来年は、TAKUも60歳になって全員60代になる。“ツッパリ”に少々疲れも見えますが、相撲の土俵際のような“うっちゃり”をお見せしたいなぁと思います(笑)」’20年2月にはオリジナルアルバムを発売予定。’20年の年末まで全国ツアーをはじめ精力的に活動する。
2019年09月15日これまで幾度となく映像化されてきた山崎豊子による名作を、テレビ朝日開局60周年を記念して「V6」岡田准一主演でスペシャルドラマ化する「白い巨塔」が、5月22日(水)今夜から5夜連続で放送される。原作は1963年からサンデー毎日に連載された山崎さんの一大ベストセラー長編小説。大阪の大学病院を舞台に医療ドラマの枠を超えて人間の本性に迫り、発行部数はシリーズ累計600万部を突破しており、1966年に映画化されて以降、その後幾度ものドラマ化、さらには海外での映像化も経て、今回、テレビ朝日の開局60周年を記念し超大型ドラマスペシャルとして制作された。野心と自信に溢れ、“第一外科・教授”の座に向かいなりふり構わず邁進していく財前五郎を演じて主演を務めるのは、『永遠の0』『関ヶ原』『散り椿』などの作品で俳優として高く評価される「V6」岡田さん。財前と同期で出世には一切関心がなく患者を第一に考える里見脩二には、『デスノート』『聖の青春』『関ヶ原』などの作品で知られる松山ケンイチ。財前の愛人でバー・ラディゲのホステス、花森ケイ子に『パッチギ!』『ヘルタースケルター』「ファーストクラス」などの沢尻エリカ。財前の師であり彼を後継者に推そうとする浪速大学医学部第一外科・教授の東貞蔵には『半落ち』や『博士の愛した数式』「陸王」など数々の作品に出演してきた寺尾聰。さらに松重豊、岸部一徳、満島真之介、八嶋智人、美村里江、市川実日子、小林薫、夏帆、市毛良枝、高島礼子、飯豊まりえ、椎名桔平、柳葉敏郎、岸本加世子、向井康二、斎藤工、山崎育三郎ら豪華かつ重厚な布陣の俳優陣が出演する。今夜放送の第一夜のストーリーは、浪速大学・滝村名誉教授の喜寿を祝うパーティの最中に“スペ患”である近畿新聞会長・山田音市の容態が急変。膵がんを患う山田は、執刀医に財前を指名。本来、山田は第一外科・東貞蔵教授の“スペ患”で、上司である東を差し置いて自分が執刀するわけには…と躊躇する財前だが、内心では期せずして舞い込んだチャンスにほくそ笑んでいた。手術は無事成功、財前には山田から高級ワインと数百万の現金が贈られる。財前によって自分の“スペ患”が救われたことに、表面上では平静を装いながらも、東はその事実を苦々しく受け止めていた。そんななか浪速大学医学部では東の退官に伴う教授選挙が近づいていた。「君を次期教授に推薦しようと思う」――そう、恩着せがましく財前に囁く東だったが、その実、腹の内では財前ではない人物をと考え始めていた。その矢先、同期である第一内科・准教授の里見脩二から胃がん再発患者のカルテを見せられ、財前の診断では、原発巣は胃ではなく膵臓。再発は誤診断である、と指摘するが、その診断を下したのが、浪速大学医学部長の鵜飼裕次だと分かった途端、翻意!教授選に備え、上層部に楯突くようなことは避けようとする財前を非難する里見だったが…。やがて、東が財前以外の人物を教授選候補に擁立することが判明。財前は、義父である財前又一の財力と政治力を最大限に活かし、浪速大学医学部第一外科教授という悲願に向けて様々な工作を開始する。欲望が渦巻く教授選は、思いもよらぬ展開へ…。そしてその後も、過酷な運命が財前を翻弄していくことになるというもの。なお、放送に先がけ、テレビ朝日YouTube公式チャンネルでは、本作に出演する豪華キャストを紹介するキャスト別PR動画を公開中。放送前に予習してみては?「白い巨塔」は5月22日(水)今夜21時~テレビ朝日系で放送。その後26日(日)まで5夜連続でオンエアされる。(笠緒)
2019年05月22日5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」と人気TVアニメ「クレヨンしんちゃん」がコラボすることが決定。主人公・財前五郎役の岡田准一が、「クレヨンしんちゃん」に初登場することが分かった。今回コラボでは、“白い巨塔”を思わせる大病院、その名も“スゴい巨塔”を舞台にした特別ショートアニメ「スゴい巨塔だゾ」を放送。岡田さん自らが声を担当する財前准教授が、野原しんのすけの部下という設定で登場。野原教授は、財前准教授に“非常に大切な患者”の手術を任せる。この手術を成功させれば、教授になれるという約束を野原教授から取りつけた財前は、懸命に治療にあたろうとするのだが…というストーリーだ。アニメの収録では、アフレコブースに入るやいなや、すぐさま役のコツをつかんだ様子で、監督の求める演出は徐々に高まり、細かな声の出し方など絶妙な指示が飛び出す場面も。本作らしいコミカルなストーリーの収録にもかかわらず、ドラマの世界さながらの心地よい緊張感に包まれた現場だったが、岡田さんの見事な演技でアフレコはあっという間に終了したそう。そんなアフレコ終了後、白衣姿のしんちゃんが登場。すると、「岡田くんみたいな強い男になりたくて、“鍛えているところ”があるんだゾ」と告白、すかさず後ろ向きになり、白衣をまくり上げ「ブリブリ~ブリブリ~」「岡田君は、オラみたいにお尻を鍛えてる?」としんちゃん。これには岡田さんも「毎日、鍛えてるよ!ぶりぶりやってる!」とノリノリで即答し、「ではご一緒に」としんちゃんに誘われ、お尻をブリブリしてみせる一幕も。そんなしんちゃんとの対面をふり返り、「お会いできて感激しました!『白い巨塔』にちなんで白衣を着てもらえたのもうれしかったです」と感想を語った岡田さん。今回のアフレコについては「細かく演出してくださってありがたかったですし、アニメの中にしっかりとキャラクターとして入れ込んでもらえて、ありがたかったですね。自分自身がアニメの中ではこういうふうに描かれるんだなあ、と画面を見ながらアフレコをして、非常に面白かったです」とコメント。ショートアニメについては「本編とは違う、しんちゃんと一緒にいるからこその財前が観られるので、そういったところを楽しみにしてもらえれば」と言い、ドラマについても「原作の、昭和の時代から褪せることのない人間ドラマも色濃く反映されていて、どろどろとした部分もあり、脂ののった男の幸福と絶望が描かれています」とそれぞれアピールしている。5夜連続で放送される「白い巨塔」は、山崎豊子が巨大病院を舞台に描いた社会派小説が原作。現代にも通ずる重厚な問題を扱い、発表から半世紀たったいまでも読み継がれる名作を、テレビ朝日開局60周年を記念して放送。岡田さんのほかにも、松山ケンイチ、沢尻エリカ、寺尾聰、松重豊、満島真之介、椎名桔平、斎藤工、山崎育三郎ら豪華俳優陣が出演する。TVアニメ「クレヨンしんちゃん」は毎週金曜日19時30分~テレビ朝日にて放送中。※「白い巨塔」とのコラボショートアニメ「スゴい巨塔だゾ」は5月17日(金)放送テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」は5月22日(水)~26日(日)21時よりテレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2019年05月12日笑福亭鶴瓶がゲストの関係者に自ら事前に徹底取材、サブMCを川栄李奈が担当するトーク番組「A-Studio」。その3月8日(金)今夜オンエア回に俳優の北村匠海がゲスト出演。伊藤健太郎をはじめ北村さんの親友や家族が明かす北村さんの素顔とは!?小学生時代にスカウトされ子役として活動を開始、映画『DIVE!!』などの作品に出演。『鈴木先生』『陽だまりの彼女』などへの出演を経て2016年に入ると『セーラー服と機関銃 -卒業-』や『ディストラクション・ベイビーズ』「仰げば尊し」などの注目作に相次いで出演、2017年公開の『君の膵臓をたべたい』では日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ各賞に輝いた北村さん。昨年末公開の『春待つ僕ら』にこの1月には注目若手俳優が集結した『十二人の死にたい子どもたち』の公開といまや次世代のエースと目される存在へと成長を遂げた。そんな北村さんを家族や友人はどう見ているのか!?今回は鶴瓶さんが北村さんとは同い年で親友でもある伊藤さんを極秘取材、ドラマ共演を機に意気投合したという北村さんと伊藤さんの熱い絆、そして交遊録に迫るほか、北村さんの両親に弟、幼なじみの大親友も直撃。そして大先輩・寺尾聰、小栗旬らからもらった“俳優として大きな糧となった言葉”についてなど北村さんの素顔が余す所なく明かされていく。今夜のゲスト、北村さんは放送中の日曜劇場「グッドワイフ」に新人弁護士・朝飛光太郎役で出演。同作は常盤貴子演じる主人公・蓮見杏子が唐沢寿明演じる夫・壮一郎の逮捕、不倫スキャンダルをきっかけに16年ぶりに弁護士に復帰するというストーリー。日曜劇場「グッドワイフ」は毎週日曜21時~TBS系で好評放送中。さらに女優・永野芽郁とW主演する『君は月夜に光り輝く』が3月15日(金)より全国東宝系で公開。こちらは永野さん演じる死が近づくにつれ肌が光る“発光病”を患う少女・渡良瀬まみずの願いを、北村さん演じる少年・岡田卓也が“代行体験”という形で叶えていく…という物語になっている。「A-Studio」は3月8日(金)今夜23時~TBS系でオンエア。(笠緒)
2019年03月08日岡田准一(38)が主演を務めるドラマ「白い巨塔」(テレビ朝日系)の放送日が5月22日から26日までの5日間に決定。さらに登場人物のキャストも合わせて発表され、大きな話題を呼んでいる。山崎豊子さん(享年89)による同名小説を原作とする「白い巨塔」。これまでも数々の映像作品が生み出されてきたが、今回は鶴橋康夫監督(79)のもと同局の開局60周年を記念して制作された。1月29日、主人公・財前五郎を演じる岡田以外に、里見脩二役の松山ケンイチ(34)と東貞蔵役の寺尾聰(71)が出演すると発表。さらに2月13日には、財前の愛人役を沢尻エリカ(32)が務めるとも報じられていた。各メディアによると今回発表されたキャストは小林薫(67)や松重豊(56)、岸部一徳(72)、椎名桔平(54)、夏帆(27)などそうそうたる俳優陣。他に斎藤工(37)や岸本加世子(58)、柳葉敏郎(58)、満島真之介(29)らも肩を並べており、同局の本気度がうかがえる。そのためTwitterでは《白い巨塔、キャスト豪華すぎ!好きな俳優さんばっかり》《やはりフジテレビ版と比べられるから対抗してここまで豪華にしてきたなどちらも実力派揃いですごい》《キャスト豪華すぎて唖然w この顔ぶれで座長岡田准一……震える(期待)》など歓喜の声が上がっている。なかでも今回注目を集めているのが、岡田と夏帆の共演。というのも夏帆は岡田がV6のメンバーとして出演していたバラエティ番組「学校へ行こう!」(TBS系)で、05年4月から08年9月までレギュラーを務めていたのだ。さらに今回、夏帆は岡田の妻役。番組で初出演した当時、夏帆はまだ13歳だった。そのため《学校へ行こうのあの少女が時を経て岡田くんの妻を演じる軌跡。なんか感慨深い》《夏帆ちゃん……!そんな再共演が見れるとは思ってなかったすごい!!!》《岡田と夏帆ちゃん夫婦役なんだ。なんか、しみじみするわ……笑》など感慨深いとのコメントが多かった。10年の時を経て、夫婦として共演する岡田と夏帆。そのやりとりにも注目したい。
2019年03月05日岡田准一が財前五郎、松山ケンイチが里見脩二を演じるほか、沢尻エリカ、寺尾聰が出演する5夜連続ドラマスペシャル「白い巨塔」。この度、本作の放送日が5月22日(水)からに決定し、併せて本作に出演する全キャストが発表された。■名優がガッチリ脇を固める!岡田さん演じる財前の義理の父で、圧倒的な財力を誇る産婦人科医・財前又一役には小林薫。学内政治にも精通する浪速大学医学部長・鵜飼裕次役には松重豊。そして、野心むきだしの財前をあまり快くは思っていない浪速大学病理学科教授・大河内恒夫役に岸部一徳が決定。これまで様々な作品に参加、彩を添えてきた小林さん、松重さん、岸部さん。今回、豪快かつ狡猾な人物を演じる小林さんは「彼はある意味とても正直な人だと思います。見る側からしたら、ここまで自分の欲望をあらわにする人は、むしろチャーミングに映るかもしれないですね」と役柄を分析。また「強い欲望をもった人が成功していくだけの物語だときっと面白くない。『白い巨塔』には、強い欲望だけでなく挫折もきちんと描かれているんです」「欲望と挫折、どちらの要素も含まれているのが何度も映像化されるゆえんでしょうね。時代が変わっても楽しめる作品だと思います」と何度も映像化される本作が愛される理由を推察。以前、山崎豊子作品に出演したことがあるという松重さんは、「原作の世界観を現代に置き換えて再生するのは大変ではないかと思ったのですが、台本を読んだ際には、見事に2019年のものに蘇っていると感じました」と言い、「私が演じる鵜飼という人物は、組織の中で上り詰めていくことが最高の目的であり、使命でもある。いつの時代にもこういう権威主義的な人間は組織の中に住みついているだろうと思うので、小気味よく憎まれ役に徹しようと思います(笑)」と意気込んだ。また「一人一人の中にある医者としての良心を形にしたような存在」「どちらかというと里見(松山ケンイチ)に近いタイプ」と自身が演じる大河内というキャラクターについて説明した岸部さんは、「岡田准一さんがこの『白い巨塔』を背負って、いろんな人が演じてきた財前をどんな風にやるんだろうというのも楽しみですね」と完成を期待している。■実力派から注目の若手まで! 2019年版「白い巨塔」を盛り上げるほかにも、浪速大学医学部の面々に満島真之介、八嶋智人、美村里江、市川実日子。財前の妻・杏子役に夏帆、財前の母・黒川キヌ役に市毛良枝。寺尾さん演じる東の妻・政子役に高島礼子。娘・佐枝子役に飯豊まりえ。東都大学医学部第二外科の教授・船尾徹役に椎名桔平。浪速大学に患者としてやってくる繊維問屋の店主・佐々木庸平役に柳葉敏郎、妻・よし江役に岸本加世子、息子・庸一役に向井康二。佐々木家の代理人弁護士・関口徹役を斎藤工。財前の代理人弁護士・国平幸一郎役に山崎育三郎が決定した。■岡田准一「和気あいあいと撮影ができた」今回の豪華キャストたちの発表について主演の岡田さんは、「こんなにも豪華なキャストのみなさんとお仕事をすることができ、とてもうれしく思っています。みなさんと一緒に『白い巨塔』という大作に挑めたことも楽しかったですし、鶴橋監督のもと、和気あいあいと撮影ができたこともいい経験になりました」とコメントを寄せている。テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子「白い巨塔」は5月22日(水)~26日(日)21時よりテレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2019年03月05日今月の人。Illustration:Hidemi Ito音楽家/文筆家寺尾紗穂さん1981年、東京都生まれ。大学時代に結成したバンド“Thousands Birdies’ Legs”でボーカル、作詞作曲を務める傍ら、弾き語りの活動を始める。2007年、ピアノ弾き語りによるメジャーデビューアルバム『御身』を発表。大林宣彦監督作品『転校生 さよならあなた』、安藤桃子監督作品『0.5ミリ』(安藤サクラ主演)の主題歌を担当したほか、CM、エッセイの分野でも活躍中。2010年よりビッグイシューサポートライブ『りんりんふぇす』を主催。2019年まで10年続けることを目標に取り組んでいる。2017年に最新アルバム『たよりないもののために』を発表。坂口恭平バンドや、あだち麗三郎、伊賀航と組んだトリオバンド“冬にわかれて”でも活動中。著書に『男装のエトランゼ 評伝 川島芳子』(文春新書)、『愛し、日々』(天然文庫)、『原発労働者』(講談社現代新書)、『南洋と私』(リトルモア)、『あのころのパラオをさがして 日本統治下の南洋を生きた人々』(集英社)、『彗星の孤独』(スタンド・ブックス)など。2018年より朝日新聞書評委員。主人公が悪いヤツという設定が好き!さんざん悪いことをしても、最後には受け止めてくれる存在がいる幸せ『あくたれラルフ』作:ジャック・ガントス絵:ニコール・ルーベル訳:いしいももこ¥1500/童話館出版セイラが飼っているネコのラルフは、とてもあくたれ。毎日いろいろな悪さをしては、セイラだけじゃなく、お父さんやお母さんもこまらせています。それでも、セイラはラルフが大好き。そんなある日、家族みんなでサーカスを観に行きました。しかし、そこでも、あくたれのかぎりをつくしたラルフは、とうとうサーカスに置き去りにされることに……。「主人公のラルフがめちゃくちゃ悪さをするところが、おもしろいんですよね。子どもなら、ちょっとやってみたいことを好き放題やっているので、見ていて気持ちいい(笑)。小さい頃に読んだときは、絵のカラフルな感じにすごく惹かれました。特に好きなのは、ゴミ捨て場で一夜を過ごしたラルフが“なまごみねつ”にかかってしまったシーン。“なまごみねつ” っていうネーミングが絶妙で、うちの子どもたちも、ここで必ず笑っていました(笑)「大きな愛を持ちなさい」という温かいメッセージをもらえる絵本ミュージシャンとして、また原発労働者や日本統治時代の南洋諸島を知るために取材し本を書く作家として、ジャンルやテーマを越え、自由に表現活動を続けている寺尾紗穂さん。いわゆる表舞台には出てこない人たち、ひとりひとりの多様な声に耳を傾けてきた彼女のスタンスは、実は子どもの頃から変わっていない。「もともと主役にはあんまり興味がなくて。学芸会でも、幼稚園のときの『オズの魔法使い』では、西の悪い魔女役でしたし、小学2年生のときは山姥の役をやっているんです。どちらも自分から立候補して(笑)」物語でも、どこか社会になじめないような、風変わりなところのあるキャラクターに惹かれてしまう。そんな寺尾さんにとって、子どもの頃から家で読んでいた『あくたれラルフ』は、まさに好みの絵本だった。主人公のネコが、とにかく悪さばかりする悪いヤツなのだ。「世の中には『悪いことをしていたら、悪い結果になって当たり前だよ』という話が多く語られていると思うんですけど、この話は逆なんです。とにかくラルフの飼い主である女の子、セイラの愛が大きいんですよね。いい子だから好きというのではなく、ラルフがどんなに悪さをしても『大好き』と言ってくれる。セイラだけじゃなく、一度はラルフのことを『サーカスに置いていく』と言ったパパも『おまえがいなくてさびしかったよ』と言って、家に迎え入れてくれる。悪いことばっかりしていた人でも、ハッピーエンドになれるんだよ、っていう救いがあるんです。ラルフみたいな感じの子って、今だと、じっとしていられないとか、ちょっと発達障害っぽい子に通ずる部分があると思うんです。でもそれって、当人の問題って距離をとるのではなくて、まわりがどう接するかが大事なんですよね。また、大人になって読めば『社会から一度はずれちゃった人をどうするのか?』という問題ともつながっている話だと感じられる。この絵本からは『すごく大きな愛を持ちなさい』って言われている気がします」絵本に出てくる歌を歌う場面はピアノを弾きながら、実際に歌って現在、小5、小3、小2の三姉妹のお母さんでもある寺尾さん。お子さんたちがもっと小さい頃は、たいてい3人一緒に、絵本の読み聞かせをしていた。最近は絵本を読み聞かせる機会はだいぶ少なくなったものの、一番下のお子さんは、今もたまに「読んで」と言って、寝る前に絵本を持ってくることがある。「絵本って、歌を歌うシーンがけっこうありますよね。たとえば『ぐるんぱのようちえん』だと、幼稚園を開いたぐるんぱが、ピアノを弾いて歌う場面が出てくるんですが、その歌詞の部分は、私も自分で歌にしていました。メロディもなんとなく定まってきて。子どもたちからも『あれ歌って』とリクエストされて、歌っていましたね。Illustration:Kashiwai以前、隠岐諸島の海士町の図書館で開いたライブでは、長い歌詞が出てくる『だれをのせるの、ユニコーン?』という絵本の読み聞かせをしたこともありました。図書館のスタッフの方に朗読をしてもらって、エレクトリックピアノがあったので、歌の部分はピアノでBGMをつけて、私が歌って。もともと娘たちに作って歌ってあげていた作品でした。音楽って記憶に残るので、うちの子どもたちが大人になっても、私が作ったメロディは何となく覚えているんじゃないかなと思いますね」深みのある色調の美しい絵の世界母が読んでくれた時間も良き思い出寺尾さん自身が小さい頃、お母さんに読んでもらった思い出の絵本は『ラ・タ・タ・タム− ちいさな機関車のふしぎな物語 − 』。ヨーロッパの名画をしのばせるような美しい絵は、子どもから大人まで、読むものの心に静かに訴えかける力を秘めている。「この絵本の英語版を母が持っていたんです。それで、物語の流れを私に教えつつ、母なりに訳しながら読んでくれたんですね。文字のない見開きページの場面は、色の感じも、不思議な風景もすごく印象に残っていて。大人になってから、ふと思い出して、母に『あの絵って、なんの絵本だったっけ?』って聞いたくらい。母に『この絵本よ』ってその絵本をもらって、今度は私が子どもたちに読んでいました」母から娘へ、そしてまたその子どもたちへ。三世代にわたって、読み継がれていく大切な絵本は、母と子の絆を自然に結びつけてくれる存在だ。「絵本は親子で読むものですよね。絵本を子どもに贈るっていうのは、ただ物をあげて終わりではない。自分が読んであげる、その一緒に過ごす “時間” を含めて与えることだなと、あるとき気づいたんです。親と子どもで、一緒の時間が生まれるきっかけ。子どもへのプレゼントとして、それはなかなかいいものだなと思っています」【寺尾紗穂さん、これもオススメ】画集のような感覚で味わえる丹念に描きこまれた幻想的な絵『ラ・タ・タ・タム−ちいさな機関車のふしぎな物語−』文:ペーター・ニクル絵:ビネッテ・シュレーダー訳:矢川澄子¥1800/岩波書店機関車が大好きな発明家のチッポケ・マチアスは、ある日、ちいさな白い機関車を完成させました。しかし、ちいさな機関車を気に入った工場長は、自宅の庭園に飾るために、マチアスから機関車を取り上げてしまいます。がっかりして町を出て行ったマチアス。彼の後を追って、ちいさな機関車のふしぎな旅が始まります――。ドイツ人の絵本作家ビネッテ・シュレーダーが絵を、彼女の夫である法律家のペーター・ニクルが物語を書いた絵本。「絵がとてもきれいなので、小さい頃はストーリーよりも、画集みたいな感覚でよく見ていました。ずっと記憶に残るような印象的な風景の絵がいくつもあって、その世界に入り込むという感じですね。色調が美しい幻想的な絵で、ユーモラスなのに、ちょっと怖さも感じられる。ちいさな機関車が工場長の家から逃げ出して、山をぐるぐるとまわりながら越えて走っていくシーンでは、ずっと続く線路を迷路みたいに指で追うのも好きでした」自分を生かせる場所が必ずある!じんわり勇気をもらえる一冊『ぐるんぱのようちえん』作:西内ミナミ絵:堀内誠一¥900/福音館書店ぐるんぱはひとりぼっちの大きなゾウです。ビスケット屋さん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場……。ぐるんぱは、いろいろな仕事場で一生懸命に働きますが、いつも作るものが大きすぎて失敗ばかり。そんなとき、ぐるんぱは、子どもがたくさんいるお母さんに出会います。子どもたちの世話を頼まれたぐるんぱが開いた幼稚園は、子どもたちを喜ばせ、大成功するのでした。時代を超えて愛され続ける、初版1966年のロングセラー絵本。「ひとりぼっちで、さびしくて、ちょっとのけ者にされていたゾウの主人公が、働きに出て修業をする。自分の体が大きすぎるせいで、行く先々でズレたものを作っちゃうんですが、『それを生かせる場所があるんだよ』というメッセージが伝わってくるお話です。私は食いしん坊だったので、一番好きなページは、ぐるんぱが大きなビスケットを作る場面。ぐるんぱが開いた幼稚園に行って、このビスケットを食べたいなと思っていました(笑)」自分を受け入れて生きていくこと斬新なテーマに取り組んだ意欲作Illustration:Kashiwaiひとりぼっちのおおかみが「け」という、含みのある台詞をつぶやきながら、仲間を探して町をさまよっています。「おれに似た子はいないかな?」。うさぎ、やぎ、ぶた、しか……いろいろな動物たちがいますが、どこへ行っても、おおかみは満足することができません。仲間に入りたいようで、入りたくないのです。とうとう、おばけがたくさんいる墓場までやってきたおおかみですが、はたして仲間を見つけることができるのでしょうか?『やっぱりおおかみ』作・絵:佐々木マキ¥900/福音館書店「これも居場所探しの話ですね。最後におおかみが、自分は乗らないまま、気球をつないでいた綱をはずして、気球を空に放すんです。気球は別世界に連れて行ってくれるかもしれない乗り物ですよね。つまり現実逃避しない、自分はここで生きていくという意思表示であって。究極ですよね、この悟りは。子どもの頃は絵柄に惹かれていましたが、大人になって読み返すと、すごく深いことを描いていると気づかされる。大事な絵本ですね」Illustration:Hidemi Ito/KashiwaiText:Keiko IshizukaConposition:Shiho Kodama
2019年01月31日テレビ朝日の開局60周年記念ドラマ「白い巨塔」が岡田准一(38)主演で今年に放送される。1月29日には財前五郎役を務める岡田のコメントが発表され、ネットでは大きな話題を呼んでいる。同作は山崎豊子さん(享年89)原作による、名作ドラマのリメイク版。財前のライバル医師・里見脩二を松山ケンイチ(33)が、財前の師である東貞蔵を寺尾聰(71)が演じる。各メディアによると岡田は「物語の後半になるにつれて、財前が追い込まれていくので、撮影も苦しくなることが多くなりました」とコメント。「これまでに財前を演じられてきた歴代の方々も苦しまれたんじゃないでしょうか。僕も最後まで悩みつつ、皆さんに喜んでいただけるようなお芝居ができたらと思っています」と語り、「原作と過去の作品をリスペクトしながらも全く別のものを作っている感覚があるので、皆さんにはまた新しい現代の『白い巨塔』を楽しんでもらえると思います」と結んだという。財前五郎は、傲慢で上昇志向が強い役どころだ。Twitterでは、そんな役柄を岡田がどう演じるかに期待の声が上がっている。《財前役が岡田准一……!!!演技に信頼感持ってる俳優さんだからめちゃくちゃ嬉しい……!!!》《岡田くんの白い巨塔も楽しみ 財前五郎の生き様を岡田くんがどう演じるのか》《岡田君とはある意味対極の人間 財前五郎を演じるのは本当に辛く悩みに悩んだんだろうな。それだけにどんな岡田財前を魅せてくれるのか放送が待ち遠しいです》「岡田さんは昨年、映画『散り椿』や『来る』で主演を務め話題を呼びました。先述の2作品とは、キャラクターがまったく異なります。また岡田さんは財前とは違い、謙虚で慕われるタイプ。今回の挑戦的な役柄には、業界でも期待の声が上がっています」(テレビ局関係者)
2019年01月29日