掃除や洗濯、料理など、家事のさまざまなことに対してやる気が出ない、何をするにも面倒に感じる時ってありませんか。世の中の主婦の方はどのように乗り越えているのでしょうか。今回は20代〜50代の主婦の方にアンケートを実施。家事に対してやる気が出ない場合の対処法などを教えてもらいました。仕事や育児、人間関係など悩みが大きいほど家事をこなすことが難しくなります。そんな時、きちんと家事を終えることが出来る方はいったいどうやって自分をやる気にさせているのでしょうか。今回は20〜50代の女性50名にアンケートを実施。家庭を持ち子どもがいる主婦の方に、家事のやる気が出ない時どうするかを大調査しました。どうしても家事が手につかない経験のある方、必見です。■目次1.仕事や子育てによる「疲れ」「ストレス」が1番の大敵2.およそ半分の方が「掃除」はしたくないと回答3.家事がやる気でない時どうする?十人十色の対策法に迫る4.家事を手伝って!ヘルプを出す人はおよそ6割5.家事のやる気が出ない時のトラブルまとめ1.仕事や子育てによる「疲れ」「ストレス」が1番の大敵調査結果によると、家事のやる気が出ない時は「仕事で疲れている時」が24%とおよそ4分の1の方が回答。まずはその理由から聞いてみましょう。■「仕事で疲れていると家に帰ってからご飯を作ったり掃除をする気になれません。一度、座ってしまうと立ち上がるのがしんどいです。」(30代・パート)この「仕事で疲れている時」に続き、僅差で投票数が多かったのは「ストレスが溜まっている時」。5人にひとりがストレスに悩まされているようです。■「思春期の娘とのトラブルでストレスが溜まっている時は、本当に何もやる気が起きません。」(40代・専業主婦)家事も子育ても、休める時はありません。そのほかに多かった意見として、以下のようなものがありました。■「気圧が低い日や生理前などは体がだるくて家事をする気になれない時があります。」(40代・専業主婦)仕事のストレスや子育てからの睡眠不足、また生理前など、女性ホルモンのバランスが崩れた時に起こる体調不良に悩まされたことのある女性は多いでしょう。そんな時は家事などやる気にはなりません。現状を打破するためには、協力者の存在が必要です。2. およそ半分の方が「掃除」はしたくないと回答どの家事が最もやる気がでないと感じるか。この質問には「お風呂掃除」が26%、次いで「部屋掃除」22%で、およそ半分の方が「掃除」に対してやる気が出ないという結果に。みなさんは掃除に対して具体的にどのようなストレスを抱えているのでしょうか。「お風呂掃除」が最もやる気が出ないとお答えした方の意見を見てみましょう。■「細かい部分の汚れを落とさなければならないので。とくにゴム部分の汚れを落とすのが面倒くさいです。塩素系の洗剤を使うと目やのどが痛くなるのも嫌です。」(50代・専業主婦)意外と時間がかかるお風呂掃除。浴槽だけでなく壁や排水溝など、細かく掃除をしなければならないことが「嫌い」と言われてしまうゆえんのようです。特に排水溝回りはヌメヌメしていやだという声が多く聞かれました。次に「部屋掃除」に対してやる気が出ない方の意見を見てみましょう。■「子どもが小さくて片付けても汚れるし、掃除は少しぐらいしなくても問題ない家事だから。」(30代・専業主婦)片付けたそばから子どもは部屋を散らかし、さらに食べ物や飲み物をこぼすなどハプニングだらけ。そのため掃除をしてもキリがないと感じ、やる気が出なくなることがあるようです。次に多かった意見は「料理」。こちらは「もともと得意でないから」という意見がある一方で、こんな意見もありました。■「あれやだ、これやだ、と言われると何を作っていいのかわからなくなります。そうなると一気に作る気が失せます。」(30代・専業主婦)家族といっても食の好みがバラバラなことがあります。誰かが辛いものが苦手だったり、食べられない食材があるとレパートリーが減ってしまいます。頭を抱えて毎日考える献立に対して「それは嫌い!」と言われたら確かにやる気も失いそうですね。3. 家事がやる気でない時どうする?十人十色の対策法に迫る仕事や子育てなどで疲れている時、「掃除」はしたくない。こちらが最も多い意見でしたが、そんな時でもやっぱり家事はしなければなりません。いったいどうやって自分を励ましているのでしょうか。最も多かった意見は「やりたくないものはやらない」。えっ、やらなくていいの!?と思った方もぜひ参考にしてみてください。■「やりたくないのにやってもうまくいかないことが多いので、余計にストレスが溜まります。なのでやりたくないものはやらないことです。」(50代・専業主婦)■「やる気が出るまで自分の好きなことをして過ごします。結果、そのほうが効率よくできるので。」(40代・専業主婦)やりたくないのに家事をしては、自分にストレスが溜まるだけ。確かにそうですよね。「やりたくないものはやらない」と答えた方は、自分をきちんとコントロールしてやる気を入れるスイッチを知っている方のようです。■「その日やらなくてもいいもの、優先順位の低いもの、生命維持に問題のないものは明日やる。」(50代・専業主婦)優先順位を考えて家事をすることで、家事に「終わり」をつくることができます。手を動かしていたらいつの間にか最低限やらなければならないことが終わっていた、という状態だと嬉しいですね。次に多かった意見は「今これをやらなかったら後で面倒になる」と考えること。こちらは5人にひとりの方が実践されているようでした。■「『苦あれば楽あり、楽あれば苦あり』と声に出して言うようにしています。」(50代・個人事業主)■「いつやるの?いまでしょ!と言い聞かせて自分を応援してやるようにしています。」(30代・専業主婦)■「仕事や家事があることはわかっているので『ひとつひとつこなして行かないと自分の僅かな自由時間が少なくなる』と自分を叱咤してやる気を出します。」(50代・個人事業主)自分を激励する言葉や叱咤する言葉を決めておくという人が多いようです。そのほかの意見としては、以下のようなものもありました。■「お菓子や好きなものを食べていったん自分を甘やかす。罪悪感から家事をがんばろうと思う。」(30代・派遣社員)■「私がやるしかないので、家事のスペシャリストの動画を見たりしてやる気を出します。」(20代・専業主婦)■「音楽を聴きながらがんばってやってしまう。早く終わらせて休めるように。」(30代・パート)■「紙に今日中にするべきことと、明日でもいいことを整理して書き、集中してすべきことに専念するようにしています。」(50代・個人事業主)多くの主婦の方は自分がどうしたらやる気を出せるかを考え、家事に取り組んでいるようですね。今回紹介した中でやれそうなことがあれば、ぜひ試してみてください。自分なりの「やる気を出す対策法」が見つかるかもしれません。4. 家事を手伝って!ヘルプを出す人はおよそ6割家事を手伝ってもらうことはありますか?という質問に、6割の方が「はい」と回答。いったいどんな方に手伝ってもらうのでしょうか。【夫】■「どうしてもダメな時は、休みの日に夫に頼んで出来る範囲で手伝ってもらうことがあります。」(50代・専業主婦)■「夫に手伝ってもらうことが多いです。食事作りはあまり得意ではないようですが、洗濯物を干す、ゴミ出しをする、買い物をするなどは嫌がらずにやってくれるので頼みます。」(50代・専業主婦)1番多かった意見は「自分の夫」でした。家事を手伝ってくれる旦那さんがいると、とても助かりますね。水回りの掃除は夫がしてくれるといった意見や、料理ができるから休日は作ってもらうという方もいました。【子ども】■「子どもと一緒にするようにしています。そうすると遊びながら出来ますし、私もひとりでするより楽しくてやる気につながります。」(30代・個人事業主)次に多かったのは「子ども」。まだ小さいお子さんならば、お手伝いとして一緒に掃除をしたり、洗濯物をたたんだりできて楽しそうですね。また自分の部屋はきちんと掃除するとルールを決めている家庭も多くあるようです。家族で家事の分担を決めて、みんなが気持ちよく生活が出来るようになればいいですね。【親】■「育児でストレスが溜まって何もしたくなくてグダグダしていると、同居している母が手伝ってくれます。」(30代・専業主婦)育児や仕事、病気など、どうしても家事のやる気が出ない時「母」に頼る方も多いようです。自分の母だからこそ、家事の辛さや苦しさがわかるのでしょう。頼りたい時に頼れる関係性を保つことはとても大切です。また「家事を手伝ってもらうことはない」と答えた人は4割と少なくありません。そういった方の意見を見てみると「確かにそうかも」と頷いてしまうような意見も多くありました。■「やる気が出ない時に誰かに手伝ってもらうと余計にイライラするのでお願いしません。」(40代・専業主婦)きっと普段家事に慣れていない人が家事をすると、いつもより余計に時間がかかって無駄が発生してしまうからなのでしょう。家族の中で家事が上手なのはやっぱり主婦なのです。5. 家事のやる気が出ない時のトラブル家事のやる気がでない時、気になるのが家族の視線。あまりにも家事をしていないと、厳しくいわれてしまうという方もいらっしゃいました。■「家の中が散らかっていたにもかかわらず疲れて掃除をしなかったら、普段はあまり文句を言わない夫から『もっと綺麗にしろ』と言われた。」(50代・専業主婦)普段文句を言わない人だからこそ、急に言われたらドキッとしてしまいますよね。また水回りの掃除を怠っていると、生活に支障をきたすのみならず、新たにお金がかかってしまうことも……。■「洗いものをずっとしていなかった時がありました。当たり前ですが汚物が黒く変色し、溜めた水はにおってシンクはドロドロ。浸けっぱなしの箸は腐り、使いものにならなくなりました。見るに見兼ねて、夫が無言で洗い始めた事はあった。」(30代・専業主婦)■「キッチンの排水溝の掃除を怠っていたら、排水溝が詰まって業者に対応してもらったことがありました。」(20代・正社員)なかなかやる気が出ない時は難しいかもしれませんが、共同生活を送る上では家事をきちんとルール化してみんなで助け合いたいところ。自分ひとりでやりきることが難しい場合は家族の誰かに頼んだり、早めに業者を呼んで自分がやる気の出るところまで綺麗にしてもらう、というのもいいかもしれません。まとめ家事とひと口で言うと簡単に聞こえるかもしれませんが、毎日続けることは並大抵のことではありません。料理は3食分頭を悩ませて献立を考える必要がありますし、1日掃除をしないだけでホコリは溜まってしまうもの。キッチンやお風呂場など、水回りを清潔に保つには毎日のメンテナンスが不可欠です。どんな主婦も「やる気が出ない」状態と戦っています。そして誰もが対策をしようと自分なりの方法を試しています。もし家事が苦手でどうしてもやる気になれない人は、今回紹介した対策法をひとつずつ試してみてください。さまざまな方法を試しているうちに、自分なりのやる気スイッチの入れ方が見つかるかもしれません。家事は一生続く終わりなき仕事。時には適度に手を抜きながら、自分にとって継続できる1番いい方法を見つけて一緒に乗り越えましょう。アンケート実施日:2017年3月24日(金)対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年05月01日子育て中の大きな悩みとなることも多い“おねしょ”。兄弟・姉妹でも、スッと夜おしっこをしなくなる子もいれば、なかなかうまくいかず、“おねしょ”との付き合いが続いてしまう子もいるほど個人差の大きいものです。そこで今回は、「何歳までおねしょはOKなの?」「おねしょにうまく対処する方法はある?」などの“おねしょ”にまつわる疑問を解消するお話をまとめました。おねしょしてしまった子にはどう対応したらよいのか、おねしょ布団のケア方法など気になるあれこれもご紹介します。おねしょとは?寝ている間におしっこをしてしまうことを“おねしょ”といいます。排泄のコントロールがまだうまくできないうちは、寝ている間におしっこを膀胱に溜めておくことができないため、常におねしょをしているような状態ですが、身体の発達が追いついていない時期には“おねしょ”とは呼びません。それが段々と、成長とともに寝ている間におしっこをせずに過ごせるようになっていき、膀胱におしっこを溜めておけるようになっても、寝ている間におしっこをしてしまうと“おねしょ”と言うようになります。日中のお漏らしがなくなっても、夜間のおねしょがなかなか卒業できないのは時間にも関係があります。日中は2〜3時間ごとにトイレに行くことでお漏らしせずに過ごせるようになりますが、夜間は8〜10時間の睡眠時間中、ずっとおしっこを溜めておかなければなりません。夜のおむつはずしは昼間よりも時間がかかって当然なのです。そのため、日中はすっかりパンツで過ごせるようになっても、夜はおねしょをしてしまうケースも多く見られます。ある程度大きくなると“夜尿症”の疑いも出てきますが、就学前であれば基本的には「おねしょはするもの」と考えていてよいとされています。夜尿症との違いって?夜、寝ている間におしっこをしてしまうおねしょが長く続くと“夜尿症”という泌尿器疾患が疑われることがあります。大人にも見られることがある症状で、1週間に1回以上のおねしょが続いていると「夜尿症」として診断されるケースが多いです。夜尿症かどうかの判断基準は、昼間のおしっこの回数やにおい、夕方以降の水分摂取量などで、保護者にそれらの状況をヒアリングすることで医師が診断します。もし、子どものおねしょが気になったら、かかりつけの小児科や泌尿器科、泌尿器科を專門とする小児科などで診察を受けるようにしましょう。単なるおねしょとの違いは、日本泌尿器科学会によると以下のように定義されています。子どものおねしょ(夜尿症)は、「5歳を過ぎて週に2回以上の頻度で、少なくとも3か月以上の期間において夜間睡眠中の尿失禁を認めるもの」と定義されます引用元: 日本泌尿器科学会-The Japanese Urological Association (JUA) こんな症状があったら - 『おねしょ』(夜尿症)が治らない - 一般のみなさま向けサイト ただし、就学前(小学校に上がる前)の子どもであれば、夜尿症と安易に判断せずに様子を見ることが多く、小学生以上になると夜尿症も疑って診察されることが多いようです。夜尿症と診断されても、基本的には生活習慣の改善によって変化をゆっくり見ていくスタイルがとられることが多いようです。おねしょは何歳までOK?夜尿症と診断される年齢は“5歳”というのがひとつの目安となっているようです。しかし、5歳というと年中〜年長児の年齢で、排泄機能が未完成の場合も多く、「おねしょ」である可能性もあるので、小学校に上がった年齢頃から治療等を進めることが多いようです。また、5歳になる頃には「おねしょをすると恥ずかしい」「おねしょのためにおむつをして寝るのはイヤだ」という気持ちも芽生えはじめる時期です。なるべく本人の気持ちを尊重してあげながら、子ども心を傷つけない形でおねしょ対策をしていくようにしましょう。おねしょが気になるときは…子どものおねしょが気になり始めたら、まずは以下の5つのポイントを軸に対策してみましょう。1.水分補給は寝る2〜3時間前までにおねしょが多いなと思ったら、まずは寝る前の水分補給量をチェックしてみましょう。おねしょが気になる子の場合、できれば寝る2〜3時間前までに水分補給を済ませ、そこから寝るまでの間には最低限の水分補給のみで過ごします。たとえば、寝る時間が20時であれば、夕飯は遅くとも18時までに済ませ、お風呂上がりの水分補給も子ども用の小さいコップに1杯程度にして様子を見てみましょう。ただし、「寝る前2〜3時間は絶対に水分を補給してはいけない!」というわけではないため、お風呂上がりなど水分補給が必要なタイミングでは、しっかり飲ませるようにしてくださいね。2.寝る前のトイレを習慣づける寝る前には必ずトイレに行くという習慣を作りましょう。子どもが「出ないから行きたくない」と言っても、トイレに行かせるとしっかり出ることも多いものです。“寝る前は歯磨きをしてトイレに行って布団やベッドに入る”など、寝る前にやるべきことをルーティン化して、毎日同じように過ごさせることで習慣づけることができますよ。3.おねしょをしてしまっても怒らないおねしょ対策で大切なことは「起こさないこと・怒らないこと・焦らないこと」です。おねしょをされると、片づけや洗濯も大変になるのでついつい「またなの!」と怒りたくなってしまうものですが、本人もおねしょをしたくてしているわけではないので、グッと堪えて怒らないようにしてあげましょう。おねしょをする度に怒られていると「またおねしょをしてしまって怒られるかも」という不安感やストレスからおねしょをしてしまう悪循環に陥ってしまう可能性もあります。4.成功したらほめてあげよう朝起きたときにおねしょをしていなかったら…。「それが当たり前だ」という対応をせずに思いっきりほめてあげましょう。子どもはほめられると嬉しくなって、寝る前のトイレ習慣や水分補給を最低限にしておくことなど、嫌がりそうなこともすんなり受け入れてやってくれるようになっていきます。「よかったね、すごいね」と一緒に喜びを分かち合うような気持ちで声をかけてあげるとより効果的です。5.対策グッズの使い方片づけや洗濯が大変でイライラしてしまうときには、おねしょをされても大丈夫なように布団やベッドまわりに対策をすることで、怒らずに対応できるような環境を作っておくのがおすすめです。おねしょ対策グッズとして、布団の上に敷くシートや防水のパジャマなどさまざまな物が販売されています。片付けや洗濯の手間がかからなくなるため、ママやパパにとってはとてもありがたいグッズですが、子ども心を傷つけてしまう可能性もあるため、利用の際は注意が必要です。シーツの下にこっそり敷いておいたり、「新しいパジャマだよ」とおねしょグッズであることを告げずに着させたりなど対策グッズを使うときにも子どもの気持ちに寄り添ってあげるようにしましょう。ただ、本人がおねしょを兄弟や姉妹に知られたくないと思っているようなときには、「これでおねしょしてしまっても周りにはわからないから安心だね」とママやパパと本人だけの秘密という形で取り入れるのもひとつの手です。おねしょ布団の洗濯方法を知っておこう子どもにおねしょをされてしまった布団は、自宅の洗濯機には入りませんし、ベッドの場合には干すのも難しく、どう対処していいかわからず困ってはいませんか。 おねしょ布団やおしっこ汚れのついたベッドのマットレスはそのままにしてしまうとニオイがキツくなってしまい泣く泣く捨てなければならなくなることも。できるだけ、その日の朝にサッと対応して汚れを落とせるようにしておきましょう。■布団の洗い方布団におねしょをされてしまったときの効果的な洗い方は“ぬるま湯をかける”です。熱湯はNGです。熱湯をかけるとおしっこの中のタンパク質が固まってしまうため、繊維に固着し、落ちにくくなってしまいます。おねしょをされた部分にだけぬるま湯をかけ、そのまま天日干しをするだけでニオイが取れ、キレイになります。床が濡れてしまうのが心配なときにはその部分にタオルを敷いておき、上から多めにぬるま湯をかけるようにしましょう。雨の日や布団を干しても共働きで夜までしまえないようなときには、緊急対策として重曹を撒いてそのままにして、夕方帰宅したときに掃除機で重曹を吸い取ることでニオイや水分を取ることができます。ただし、緊急対策の方法となるので、時間が取れたときにぬるま湯をかけて天日干しをして、スッキリキレイにする機会を設けるようにしましょう。雨の日で布団が天日干しできない場合は、布団乾燥機や浴室乾燥、ドライヤーなどを使って乾かすとよいでしょう。■ベッドの場合ベッドのマットレスにおねしょをされてしまうと、洗うことも干すこともできないため困ってしまいますよね。ベッドにおねしょをされてしまったときは、紙おむつやペットシート、タオルなどでおしっこを吸い取り、クエン酸水(または酢水)や布用消臭スプレーなどをかけて乾燥させる方法がおすすめです。ポイントは、おしっこをしっかり吸い取ってから、クエン酸水などをスプレーすることです。紙おむつなどを置いた上に乗って足踏みするとしっかり吸い取ることができます。また、その後、防水シートをシーツの下に敷いておくなど、できるだけマットレスを濡らさないようにしておくと安心です。ママやパパが心がけておきたいことおねしょが気になるときの対策方法に「怒らないこと」というものがありましたが、子どもは気にしていないようで、意外とおねしょを気にしています。むしろ、おねしょが気にならない年齢のうちは、おねしょというよりも「夜間のおしっこは生理現象で仕方がないこと」であるため、ママやパパも気にしないことが多いです。「おねしょが気になる年齢=本人も気にしている」と考えて対応してあげましょう。■イライラしてしまうときは…それでも、やはり布団やベッドでおしっこをされてしまうと洗濯物が増えてしまい、イライラしてしまいがちです。一緒に寝ていると夜中におねしょで冷えた布団に気がついて、眠いなか対応しなければならなくなることもあり、余計にイライラが募ってしまうこともあると思います。それでも、怒らないで対応してあげたいのが“おねしょ”。起こされてしまってイライラするのはなかなか止められませんが、本人に「どうしておねしょが治らないの!」と言わないように気をつけて、寝室から出たところで深呼吸をするなどの対処法を身につけていくようにしましょう。また、洗濯物が増えることでイライラしてしまうようなら、なるべく洗濯物が出ないように対策グッズなどを積極的に取り入れて、気軽に対応できるようにしておくことをおすすめします。朝からイライラするのは、ママやパパにとっても気持ちのいいものではありません。しかし、「イライラしないようにしなきゃ!」と自分を責めてしまっても毎日の生活がつらくなっていってしまいます。イライラする原因はどこにあるのか、その理由を改善できる方法はないのかと前向きに考えて対策を取るようにしていきましょう。「昼間のおむつははずれたのに、いつまでも夜のおむつが取れない」「すっかりパンツ生活になっているのに、おねしょだけはしてしまう」そんなときには、ついつい子どもを怒ってしまいがちですが、生活を見直して対策しながらゆっくり見守ってあげましょう。また、おねしょが小学校にあがる頃まで続くようなら、一度かかりつけの小児科などで相談してみるのもおすすめです。“おねしょ”対策は、家族みんなが笑顔で気持ちよく朝を迎えられるように、根を詰めすぎずゆったりとした気持ちをもって取り組むようにしましょう!
2017年03月31日日焼け止めもしっかり塗っているし、紫外線対策はバッチリ!と思っているあなた。 本当にその紫外線対策、万全ですか?実は間違っているかもしれない、日焼け止めの塗り方やUV対策のコツをお教えします!日焼け止めの正しい塗り方日焼け止めの塗り方で注意しておきたいのが、①肌にしっかり馴染ませるため、外に出る30分前には塗っておくこと②ケチらず、たっぷりの量を塗ること③化粧水や乳液で肌を整えてから塗ること の3つのポイント。意外に見落としていることが多いこの3つのポイントをおさえておけば、日焼け止めの効果はグッと上がります!日傘も必須!特に夏場の強い紫外線は、日焼け止めだけではカバーできません。外を歩く時は日傘を持っておいた方が安心。折り畳みタイプの日傘などのコンパクトなタイプのものを選ぶと良いですね。帽子の選び方に注意!麦わら帽子など、日よけのために使う帽子は、選び方に注意。・素材がUVカットであるかどうか・つばの広さは十分かという点をチェックしつつ選びましょう。メッシュ素材のものは通気性が良いので快適にかぶれますが、十分に紫外線をカバーできない場合があります。最近はオシャレで紫外線対策もばっちりできる帽子が増えているので、タグなどに書いてある説明をよく読んでおきましょう。しっかり対策して、夏に備えよう!日焼け止めをしっかり塗っていたのに、結構焼けてしまった…。ということもあるでしょう。若いうちはいいですが、30代前後になると紫外線はシミの大きな原因となり危険です。しっかり対策しておけば夏の日差しも怖くない!少しのポイントで大きく変わるので、しっかり対策して夏に備えておきましょう!
2016年07月28日アシストは9月17日、標的型攻撃への対策を支援するために内部対策を重視した各種の施策を「標的型攻撃対策ソリューション」として体系化し、提供開始した。具体的には、マルウェアの侵入の予兆や状況の把握のため定期的なモニタリングを実施する「BlackDomainSensor」、内部対策として、特権IDを奪取されたとしてもデータを持ち出させず持ち出されても意味が無いようにするための多重対策として「マルウェア遮断ソリューション」「ダブルブラウザソリューション」「特権ID管理ソリューション」「ファイルサーバ情報漏洩防止ソリューション」の全5ソリューションを展開する。このうち、「マルウェア遮断ソリューション」は2015年10月に新設予定であり、「ダブルブラウザソリューション」は同月に機能強化版を提供開始する予定だ。BlackDomainSensorはセキュリティ・ログ分析エンジンを使い、インターネットのアクセス・ログとC&Cサーバのリストを突合せた結果と、Active Directoryに特権IDを模したトラップ・アカウントを仕掛け、おとりに引っ掛かったマルウェアの認証失敗ログを抽出したレポートを出力する。マルウェアによるC&Cサーバへ通信している端末の発見や、マルウェアによる特権ID奪取の挙動の発見に有効という。マルウェア遮断ソリューションは2015年10月に新設予定であり、マルウェアが侵入している可能性のある端末をネットワークから遮断する。遮断は管理者がリモートから実施可能。該当端末のC&Cサーバへの不正な通信のブロックや、データの不正な持ち出し・侵害拡大の防止に有効としている。ダブルブラウザソリューションは、インターネット・アクセス用のブラウザを仮想環境で提供し、業務用端末から外部へのインターネット・アクセス(HTTP通信)を禁止させ、業務用端末のインターネット・アクセスを分離する。なお、2015年10月に機能強化版のリリースを予定している。同ソリューションにより、マルウェアが侵入したとしても、標的型攻撃の出口となるC&Cサーバとのインターネット・アクセスを禁止することで攻撃を無効化できるとのこと。特権IDはワークフローにて申請を行い、承認を受けた場合のみ利用できるように制御する。また、重要サーバへはワークフロー経由の自動ログインのみを許可し、自動ログイン以外のローカル・ログインなどは全て禁止する。同ソリューションにより、ワークフローを経由しない重要サーバへのログインを一切禁止することで、万が一標的型攻撃によって特権IDを奪取された場合でも、不正なアクセスを防止できるという。ファイルサーバ情報漏洩防止ソリューションは、ファイル・サーバのデータを暗号化し、Windowsのアクセス権限とは別に独自のアクセス権を設定。また、ファイル・サーバに対してアクセスできるのは、専用クライアントを導入している端末のみに限定する。同ソリューションでは、独自のアクセス権限設定により専用端末以外からのデータ持ち出しを防止すると共に、Windowsの特権IDを奪取された際もデータの持ち出しリスクを軽減できるという。また標的型攻撃によりデータが直接持ち出された際も、データは暗号化された状態を維持するとのこと。
2015年09月18日老後を豊かに暮らすためには、どれくらいの費用が必要なのでしょうか?(公財)生命保険文化センター「平成25年度生活保障に関する調査」によると、夫婦2人で老後生活を送る上で必要と考える一カ月の最低日常生活費は、平均22.0万円となっています。また、ゆとりある老後生活を送るための費用として、最低日常生活費以外に必要と考える金額は平均13.4万円となっています。つまり、老後を豊かに暮らすための費用が、約35万円必要であると考えている人が平均的であるといえるでしょう。老後の生活費は実際にそんなにかかるの?実際、60歳以上の無職世帯の生活費は、1カ月にどれくらいかかっているのでしょうか。図1 世帯主が60歳以上の無職世帯(2人以上の世帯)の1カ月間の収入と支出資料:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)平成26年(2014年)」をもとに作成世帯主が60歳以上で無職である2人以上の世帯の家計における消費支出は約24.7万円となっています。一方で、手取り収入は約17.6万円となっており、毎月約7万円が不足しているという様子がわかります。では、世帯主が60歳以上単身の場合の無職世帯をみてみましょう。図2 世帯主が60歳以上の単身無職世帯の1カ月間の収入と支出資料:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)平成26年(2014年)」をもとに作成世帯主が60歳以上単身の無職世帯における消費支出は約14.3万円となっていて、手取り収入は約10.2万円となっています。無職である2人以上の世帯ほどではないにしても、毎月約4万円が不足しているのが現状です。老後の生活に不安を感じる?(公財)生命保険文化センター「平成25年度生活保障に関する調査」によると、自分の老後生活に不安を抱えている人の割合は9割近くにものぼります。その具体的な不安内容を見てみると、圧倒的に多いのは、「公的年金だけでは不十分」という回答。次いで、「日常生活に支障が出る」、「自助努力による準備が不足する」といった回答が続きます。図3老後生活に対する不安の内容(複数回答) 上位10項目資料:(公財)生命保険文化センター「平成25年度生活保障に関する調査」をもとに作成不安に対する対策を講じよう!図1と図2をみて分かるように、日常的な支出も預貯金等の切り崩しが必要になる可能性が高いといえます。さらに、ゆっくりと旅行などを楽しむことも老後のライフプランに思い描くのであれば、老後に備えて、今から少しずつ確実に資産形成を行っていくことが、必要といえるでしょう。そのため資産形成の方法は、積み立て預貯金商品のほかにも、個人年金保険など価格変動リスクが極めて低い商品で行うことが望ましいといえます。漠然とした不安にさいなまれるのではなく、自分たちの思い描く老後の生活のために、どれくらいの準備が今から必要なのか具体的に考えてみることをおすすめします。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2015年09月17日