小芝風花が主演を務める「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」が4月9日放送開始。主人公の澪を演じる小芝さんの演技に「表情の天才」など絶賛の声が集まるとともに、ゲスト出演した小久保寿人にも「河童でもかっこいい」といった反応が寄せられている。小芝さん演じる目黒澪が、男性に騙されすべてを失いボロボロのどん底に陥っていたところを、シェアハウスで暮らす妖怪たちに拾われ、妖怪たちと暮らしながらトラブルや悪い奴らを成敗、成長していく姿を描いた異色のホラーコメディとして、2020年7月期に放送された「妖怪シェアハウス」の続編となる本作。妖怪たちのもとを離れ自立、「妖怪シェアハウス」という小説を書き上げたものの、再びどん底生活に陥っている主人公の目黒澪を小芝さんが演じるほか、弁護士兼経営コンサルとして人間社会で生きているぬらりひょん=沼田飛世に大倉孝二、人間社会ではナースをしているお岩さん=四谷伊和に松本まりか、酒好き、女好き、合コン好きな酒呑童子=酒井涼に毎熊克哉、シェアハウスの世話好き寮母でもある座敷童子=和良部詩子に池谷のぶえといった面々が前作から続投。またシェアハウスの引っ越し先である閻魔寺の住職で、妖怪たちの世話をする佐藤周に池田成志。澪を何かと気にかけ心配する交番の巡査・佐藤満に豊田裕大といったキャストが本作から参加する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。小説を書きたいという夢も見つけ「自分らしく生きる!」と息巻いて“妖怪ヒラキナオリ”としてシェアハウスから羽ばたいていった澪だったが、現実は厳しく気づけば角も失い、再びどん底生活に陥っていた。フードデリバリー、清掃、ティッシュ配りとバイトに追われるも失敗ばかりでボロボロになった澪は、伊和たち妖怪たちと出くわしても気づかず、住まいも強制退去に。偶然、好条件の水泳教室のアルバイト募集のチラシを見つけ、教室のイケメン講師で社長の川辺雄介(小久保さん)を訪ねると、採用してもらえたうえオフィスに寝泊まりもさせてもらえることになる。しかし川辺の正体は“河童”で…というのが1話のストーリー。SNS上では「コメディエンヌ小芝風花 is Back!!!」「小芝風花ちゃんはほんとに表情の天才」「小芝風花ちゃん、本当にコメディやファンタジックな世界観をぐっと具体的にするパワーがすごい!」など小芝さんの演技に絶賛の声が集まる。人間が出したゴミを飲み込んだことでただの河童ではない存在になった川辺を演じた小久保さんには「ゲストの河童の方、演技うまくて雰囲気良くて、凄く良い役者さん」「妖怪シェアハウス面白かった!何より小久保さんがイケボすぎ」「小久保さんは河童でもかっこいいなあ」といった反応も数多く集まっている。(笠緒)
2022年04月10日2022年より双子選手としてJリーグで活躍し、日本代表でもプレーした佐藤勇人氏、佐藤寿人氏が、 ジュニア年代における国内最大規模のサッカー年間リーグ「プレミアリーグ U-11」のアンバサダーに就任したことが発表されました。【関連記事】プレミアリーグ U-11 チャンピオンシップ3 年ぶり開催お二人はアンバサダー就任にあたって以下のコメントを寄せました。佐藤勇人氏、佐藤寿人氏 コメント「子供たちにとって、試合をすることが何よりの喜びであり、成長の源です。そうやって僕たちも小さい頃から試合を経験して成長してきました。プレミアリーグ U-11の3 ピリオド制で全員が試合に出られる仕組みは素晴らしいと共感して、このたび2人でアンバサダーを務めさせていただくことになりました。日本中の子供たちがプレミアリーグU-11 を通じてたくさんの笑顔になって、たくましく成長していくことを願っています」<プレミアリーグU-11とは>「豊かなサッカー文化を日本中に広めること」、「少年サッカーに関わる人を幸せにする環境づくり」をミッションとし、サッカーの育成年代におけるソフト面のソリューションとして発足。2021年までに全国37都道府県に拡大、約600チームが参加、約4,000以上の試合を実施する日本最大の私設リーグ。負けたら終わりのトーナメント方式の公式戦では、いわゆる「上手な子」しか試合に出られない勝利(成績)至上主義が根強い日本のスポーツ文化の現状に対する問題意識からスタートしており、「力の拮抗した相手と、年間を通じてホーム&アウェイを戦う」カテゴリー分けされた育成重視のリーグ戦を編成し、「全員出場」「3ピリオド制」など、他にない独自の競技規則を設け、『補欠ゼロ』への取り組みを行なっています。大会ホームページはこちら>>お問い合わせプレミアリーグU-11実行委員会 事務局担当:佐々木電話:090-4590-5713Email:sasaki@pl11.jp
2021年12月24日昨シーズン限りで現役を退き、指導者として新たなスタートを切った佐藤寿人さん。Jリーグ通算220ゴールを決めたストライカーは自身の経験を子どもたちに伝えるために、様々な視点を持って指導に当たっています。前編で自身のキャリアを振り返りつつ、柏レイソルなどで活躍をした長谷川太郎氏が代表を務める一般社団法人TREが主催した"TRE2030 STRIKER PROJECT"の各ACADEMY(ストライカーアカデミー・TRE.Lab・朝TRE・ゴールスキルサーキット)の「SPECIALストライカークリニック」で子どもたちに伝えたかったことをお話しいただきました。後編の今回はストライカーとして持つべき心構えについて、教えていただきます。(取材・文:松尾祐希)(写真:松尾祐希)<<前編:J通算220ゴール、稀代のストライカー佐藤寿人が語る世界で活躍するストライカーの共通点■世界で通用するFWを育てるためには動きの「言語化」が大事――今、世界で得点王を取るようなストライカーが日本人ではまだいません。世界で通用するFWになるために何が必要なのでしょうか?FWに限らず選手を育てる上で、決まった枠組みはいらないと思っています。一人一人個性は違いますし、選手の特徴を少しでも伸ばしてあげたいからです。その上でより高いレベルでプレーできるように促してあげたいんです。自分はストライカーとして育ててもらいましたが、誰もが成功体験を持ってアプローチすることが難しいポジションです。GKであれば専門的なトレーニングができるコーチがいますが、FWはなかなかいません。まだまだFWの動きについて言語化されていないので、そういう落とし込みをしていくことは大事なのではないでしょうか。――言語化というところで、今日の練習ではチャレンジする姿勢についてお話をされていました。個人の意見ですが、GKと比較すると、FWは楽なポジションです。シュートミスをしたとしても、次のチャンスを決められればミスを帳消しにできるからです。一方でGKは一つのミスが失点に結び付きます。そう考えれば、FWは一つのミスを十分に挽回できるポジションなので、それも含めて指導者が向き合い、選手たちのメンタルを強化しないといけません。■メンタルを強くするためには「ミス」を次に生かす考え方が重要――メンタルを強化していく上で何が大事なのでしょうか。ミスをミスで終わらせないことが大事になります。ミスをすると、どうしても大きなミスとして捉えてしまいがちです。特にFWは周囲からのプレッシャーを感じてしまうポジションなので、一つのミスを「次に進むためのステップ」と捉えられるかが重要です。ミスのまま終わらせてしまうのか、ミスを次に生かせるか。考え方次第でミスの捉え方が変わってきます。僕はプロの世界で220得点を取っていますが、そのぐらい決めるためには合計で800本以上シュートを打っています。それだけシュートを外してきたので、それをいかにゴールに繋げるかが、ゴールを量産するためのカギかなと。子どもたちもミスをミスで終わらせないで、ミスから自分の技術や判断がどうだったのかを考えて、次に繋げられるかが大事になります。幼い頃からそのような思考で取り組んでいる選手と全くやってない選手であれば、その後の成長曲線がまるで違ってくるのではないでしょうか。――早い段階でそういう意識付けがされていると、全然違うんですね。そうだと思います。答えを選手自身に考えさせる。指導者が答えを与えるのではなく、選手が判断できるようになる。今回のトレーニングではそこを意識して指導していました。■自分が決めるという想いは持っていないといけない――ミスを次に繋げる姿勢を持った上で、FWとして大切にしてほしい部分はありますか?僕は中学時代に、この身体のサイズではプロは無理だと言われました。中3の時にポジションが2列目になって背番号も10番から9番になりましたが、全く嬉しくありませんでした。高1の時もMFで、「MFをやるぐらいならサッカーを辞めたい」と思っていたほどです。どのポジションをやってもFWとしてのこだわりは持っていましたね。誰よりもゴールを取るポジションをやりたったからです。プロ3年目にセレッソ大阪へ期限付き移籍をした際に左ウイングバックで出場する試合がありましたが、FWをやりたいという気持ちは持ち続けていました。FWとしてプレーする覚悟を持って、良い意味で我慢強くやって譲らない。もちろん他所からの意見やアドバイスには耳を傾けますが、自分が曲げられない部分、折れない部分を持つことがFWとして大事なのではないでしょうか。――FWであれば、状況を見つつ、エゴイスティックにゴールを狙うべきということですよね。やっぱり、自分が決めるという想いは持っていないといけません。味方が決めてくれればというメンタリティーでいけば、プロの世界で生き残れません。自分が決めるのではなく、「味方が決めてくれれば」と発言している時は、どこか自分に自信がなくてパフォーマンスが良くない時なんです。つまり、ゴールが取れない責任を他者に転嫁している時期。責任を全部自分が背負うぐらいでないといけないんです。味方がフリーな状況であれば、パスをする選択肢は持つべきですが、自分が打って決められると思うならシュートを選択すべき。もちろん、決められなかった時はその批判を受けないといけません。■シュート練習で重要なのは本数ではない――ゴールを決める自信を付けるためには、日々の取り組みが大事ですよね。シュート練習は本数ではなく、しっかり決めることが大事。それこそプロでもゴールに拘らず、決まらなかったら何本も打ち直す選手が少なくありません。でも、試合では1本のチャンスを決めないといけません。試合中にシュートを打つ場面は限られていますし、途中出場の選手だともっと打てません。結果を出さないと次はないという世界で生きているのに、普段の練習であれば10本打って決められない状況では試合で結果を出せません。また、練習で多くの選手はPA外からシュートを打ちます。試合中に離れた位置から打つ場面は多くないので、練習からより試合に近いシュチュエーションを作ってシュートを打たないといけません。■上手くいかない原因を逐一考えながら練習することで身についていく――クリニックで浮き球のシュートをされていたのは、試合を想定してということでしょうか。そうですね。浮き球のシュートは難しく、なかなか枠に飛ばせないかもしれません。大人でも難しいものです。少しでもボールがイレギュラーしたり、足の入れ方を間違えると、枠に向かわないですし、ボールが上に外れてしまいます。なので、1回ずつちゃんとボールを見て、しっかり打つ。それを重ねていくと、そのサイクルが日常になってしっかり打てるようになっていくと思います。確実に打てるようになるためには、先ほど話した通り、浮いてしまった原因を自分で考えないといけません。僕が「浮いた時はこうやらないといけない」と話しても、外側からの意見であって選手の感覚とはまた違います。選手が自分で考えて、練習に取り組めるようになることが望ましいと考えています。■世界で活躍しているストライカーの得点パターンで多かったのは......――今回のトレーニングではボレーシュートのメニューを行いました。また、ワンタッチで打つメニューもかなりありましたが、その狙いを教えてください。ワンタッチで打つことは大事。トラップをしてしまうと、相手に守備の機会を与えてしまうからです。カテゴリーが上がると、簡単にはゴールが決められません。ボールを持ってから仕掛けていく場合もありますが、極力相手に守備の機会を与えないようにしないといけないですし、得点王を取るためにはワンタッチシュートが絶対条件になります。トラップしてシュートを打てば、相手に守備の時間を与えてしまいます。なので、ワンタッチで打つ練習をしないといけません。トップレベルの選手でも、1回止めて外してから自分がやりたいようにシュートを打つ場合があります。もちろんそういうゴールもありますが、シーズンで20得点を決めても1つか2つしかない形です。そのスーパーゴールのために莫大の時間をかけるのであれば、もっとパーセンテージが高いシュートパターンに時間をかけて方がいいですよね。ワンタッチのシュート、横から来たボールをワンタッチで打つ形、振り向きざまに流して打つ。このようなトレーニングの方が効率的ですよね。僕は世界で活躍しているストライカーの得点パターンを調べました。すると、ほとんどがペナルティエリアの中でした。そして、ワンタッチ、2タッチ、3タッチ以上の比率を調べたら、やっぱりワンタッチの割合が多かったんです。つまりオフのところで相手を外して少ないタッチ数で打たないといけないし、今日のトレーニングでやったみたいに角度を作って打たないとワンタッチでシュートに持っていけません。いろんなタイプのストライカーがいますが、もっとデータをとって選手にあった形でアプローチできるといいですよね。今の日本人でワンタッチゴールが上手なのは上田綺世選手(鹿島)やオナイウ阿道選手(トゥールーズ/フランス)が上手ですよね。(オナイウ選手のように)J2やJ3で経験を積んで、成功体験を重ねた上で自分の形を作ることも大事です。何故ならば、出場機会を得られないと成功体験が得られないからです。特にFWは外国籍選手を獲得する可能性が高いポジションなので、日本人が活躍するのが難しいポジションです。そうした環境面も含め、生き残るためにピッチ上で自ら決断できるようになってほしいですね。
2021年09月17日7月18日(日)、柏レイソルなどで活躍した長谷川太郎氏が代表を務める一般社団法人TREが元日本代表で昨季までジェフユナイテッド千葉で活躍していた佐藤寿人氏をゲストに迎え、千葉県の"ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA"で「SPECIALストライカークリニック」を開催しました。今回のSPECIALストライカークリニックは一般社団法人TREが主催する"TRE2030 STRIKER PROJECT"の各ACADEMY(ストライカーアカデミー・TRE.Lab・朝TRE・ゴールスキルサーキット)に通う選手たちが参加。17時からスタートした第一部には小学校2、3年生の子どもたち、19時15分からスタートした第二部には小学校4年生から6年生の子どもたちが佐藤寿人氏とともに汗を流しました。(取材・文・写真:松尾祐希)クリニック(第一部)に参加した選手たちと記念撮影(C)松尾祐希■ピッチの中では自分で判断しなければならない長谷川太郎氏の依頼で実現した今回のSPECIALストライカークリニック。トレーニングでは佐藤寿人氏がデモンストレーションを行う場面もあり、子どもたちからは大きな歓声が上がりました。今回のトレーニングは佐藤氏が練習メニューを作成。さまざまなパターンのシュートにトライをさせましたが、その狙いについて佐藤氏はこう話します。「ストライカーに特化すると、判断の答えは選手たち自身で持たないといけません。育成年代のうちに考え方を整理し、アイデアを与えてあげることも大事なのですが、最終的な判断はピッチに立っている選手で行わないといけません。育成年代の時から意識をしないといけませんし、プロの世界では一人の選手として勝負する必要があります」「特にストライカーはそれが顕著になっていくので、将来を考えた上で今回のトレーニングメニューを作成しました。今回のクリニックをきっかけに考え方を整理してあげたい。自分でいかに判断をして、持っている技術を発揮していかにゴールを奪うか。これを今回のトレーニングメニューで落とし込みたいと考えていました」■高学年ではより実践に近い練習を実施選手たち自身が考えて動くことを重視して指導していた佐藤寿人さん(C)松尾祐希低学年の子どもたちを対象とした第一部では浮き球のシュートやステップワークを用いたシュート練習などをメインに実施。高学年の子どもたちを対象とした第二部ではステップワークだけではなく、より実戦に近い形でシュートを放つ形でトレーニングを実施。ランダムにボールを出すことでシューターに判断が求められるシュチュエーションとするなど、選手たちも技術の向上を目指して積極的にチャレンジをしていました。どちらのクリニックでも佐藤氏が練習メニューの意図を説明するだけではなく、選手たちのチャレンジする姿勢を引き出すような声掛けと自ら判断する重要性を助言。選手たちもJリーグ通算220得点を奪ったストライカーの言葉に対して、真剣に耳を傾けます。すると、時間の経過とともに動きが良くなり、終盤にはコーチ陣から何度も「ナイスシュート」という言葉が聞かれるようになりました。■最後はスペシャルマッチでプロの技を見せた一部、二部ともにシュートメニューを消化した後にミニゲームを行い、佐藤氏もフリーマンとして実際にピッチに入って選手たちの指導にあたりました。また、選手たち同士のミニゲームだけではなく、最後はコーチ陣と選手たちのスペシャルマッチを実施。佐藤氏だけではなく、長谷川氏も参加して元Jリーガーの技を惜しげもなく披露しました。練習後は佐藤氏にサインを求める列ができるなど、大盛況で幕を閉じた今回SPECIALストライカークリニック。主催したTREの長谷川氏も「本当にわかりやすくトレーニングを進めてもらいました。子どもたちも自分の考えをもとにプレーを遂行しようとしてくれていました。今後もまた協力してもらえると嬉しいです」と語り、子どもたちが新たな刺激を受けたことに頬を緩ませていました。
2021年07月28日竹内涼真が主演を務めた日本テレビ×Hulu共同制作ドラマ「君と世界が終わる日に」が3月21日の放送でフィナーレを迎え、滝藤賢一演じる首藤の“ラスボス”演技に「まさに狂気」などの声が続出。「season2」に期待する視聴者からの投稿も多数上がっている。自動車修理工をしている間宮響を竹内さんが演じ、響が恋人の研修医・小笠原来美にプロポーズしようとしていたその日にトンネル崩落事故に遭遇、数日後脱出してみると、人々がゴーレムウイルスと呼ばれる病原体によってゾンビのような“ゴーレム”となる世界が眼前に広がっていた…という本作。響の恋人だったが今はウイルスを研究する首藤の元にいる小笠原来美に中条あやみ。来美のことが好きな響の同級生・等々力比呂に笠松将。響が行動を共にするうちに想いを寄せるようになる柊木佳奈恵に飯豊まりえ。自衛官の桑田陸斗に浅香航大。響の母を“ゴーレム化”し、今は響に憎しみを抱く首藤教授に滝藤賢一。またマキタスポーツ、安藤玉恵、横溝菜帆、玄理、小久保寿人、田中道子、宇野祥平らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。来美から銃を向けられるも諦めきれない響は、皆が“希望の家”と名乗るシェルターを目指すなか、1人駐屯地に向かう。駐屯地に人質の姿を見た響は、来美が脅されていたことを見抜く。首藤から「殺し合え」と命じられた来美の手を取り、響は来美の手に握られたナイフを自らの腹に突き刺す。苦しむこともなく来美に命を奪われる道を選んだ響を見た首藤は「違う、こんなんじゃない!」と叫び、2人に大量の血を浴びせ逃走を計るが、ゴーレム化した沢(堀家一希)に噛まれゴーレム化。等々力、桑田らに救出された響に撃たれる…というのが最終回のストーリー。ついにこれまで謎に包まれてきた冷凍保存装置の中身が判明。それは首藤の妻の亡骸で、首藤は来美の遺伝子とゴーレムウイルスを使って妻をよみがえらせようとしていたのだった。狂気の果てにゴーレムと化して死んでいった首藤に「出てきたゾンビの中で首藤ゾンビが1番怖かった」という声が上がるとともに「滝藤賢一の怪演が素晴らしかったまさに狂気」「期待を裏切らない滝藤賢一さんの演技、何から何まで素晴らしい」など、滝藤さんの“ラスボス”演技に触れる声も多数。なお番組公式Twitterには滝藤さんが、劇中で自分を“噛んだ”側の堀家さんに噛みつく画像がアップされている。ではここで、本日の癒し写真をどうぞ。仲良くじゃれあう首藤教授(#滝藤賢一)と沢(#堀家一希)くん#君と世界が終わる日に pic.twitter.com/qLJT8bkSIP— 君と世界が終わる日に【公式】Season2 (@kimiseka_ntv) March 21, 2021そして視聴者からは「君と世界が終わる日に、竹内涼真がひたすらかっこよかった」など改めて竹内さんを讃える声が上がるなか、「いろんな愛があったいっぱい泣いた最終回 気になるからseson2みるしかないな」「ハッピーエンドでよかった。響はほんとかっこいい男だよ!season 2も楽しみます!」と、早速配信が始まった「season2」に期待を寄せる声も多数投稿されている。(笠緒)
2021年03月22日竹内涼真主演、中条あやみ、キム・ジェヒョン、飯豊まりえらが共演する「君と世界が終わる日に」の6話が2月21日オンエア。駐屯地に潜入した響が再会した来美と“もう1人の女性”の運命に不安と悲痛な声が上がっている。ゴーレムと呼ばれる“ゾンビ”を生み出すウイルスが蔓延、封鎖された三浦半島を舞台に、主人公とその仲間が逃亡を続けながら生き別れた恋人を探そうとするなかで、“ゾンビ”を研究する研究者と対決していく本作。弓が上手い自動車整備工の間宮響を竹内さんが演じ、響の恋人でゴーレムワクチンの実験台となる小笠原来美に中条あやみ、響と行動を共にする大学生の柊木佳奈恵に飯豊まりえ、同じく響と行動を共にする姉がゴーレムウイルスの研究をしているユン・ミンジュンにキム・ジェヒョン、甲本洋平にマキタスポーツ、三原紹子に安藤玉恵、ぜんそくを持つ娘の結月に横溝菜帆、響と袂を分かった等々力比呂に笠松将、ミンジュンの姉・ジアンに玄理、ゴーレムの研究が行われている横須賀駐屯地に勤務する自衛官・桑田陸斗に浅香航大、駐屯地でゴーレムウイルスの研究をしている首藤公貴に滝藤賢一、そのほか小久保寿人、田中道子、宇野祥平らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。船に乗り込んだ響たちだが漂流、猿島に漂着する。そこにはかつて敵対した刀集団の坪井(小久保寿人)たちがいた。坪井が助けた老人の病状が悪化してることを知った響は、武器と医薬品を入手するため横須賀駐屯地に行こうと坪井を説得する。その頃外部から孤立した駐屯地では、撤退を主張する自衛隊司令官の牛込(神保悟志)と、このまま駐屯地でワクチン開発をすべきだという首藤の間で意見が対立。首藤は自衛隊員や収容されている避難民を懐柔。駐屯地でワクチン開発を継続しようとする。響たちは駐屯地に潜入するが佳奈恵がゴーレムとなった愛奈(新津ちせ)に襲われ、響は愛奈の首にナイフを突き立てる。その頃等々力も来美を連れ脱走を図るが、その姿を見かけた響が後を追い、暗闇で来美と再会を果たすも等々力とともに捕われてしまう。ミンジュンと佳奈恵に助けられる響だが、来美を救うため研究所に引き返し、そこでゴーレムとなった母と出会う…というのが今回の物語。ゴーレムと化し鎖につながれた響の母親。呆然とする響に「こんなの生きていくの嫌になってしまうんじゃないかってくらいキツい」という反応や「彼女、母と、響にとって大切な女性が首藤にめちゃくちゃにされてる」と悲痛な声が上がる。一方響の母の足に刻まれた001の文字から「響の母親がゴーレムに→001ということは首藤が人為的に感染させた?」「ゴーレムの元は首藤教授の実験で響の母が人体実験に使われたのが原因」など、首藤による響の母への実験がゴーレムを誕生させたのではと推測する声も。またゴーレムとなった愛奈を救うため自らの身を捧げた来美は、愛奈にナイフを突き立てた相手が響とは知らず「殺す」とまで言い放つ。2人に走った決定的な“亀裂”に「来美と響が憎み合うのだけはあまりにも悲しい号泣」「来美が響に殺意を向ける日がきちゃうってこと!?」など不安の声も上がっている。(笠緒)
2021年02月22日竹内涼真主演、極限のサバイバルラブストーリー「君と世界が終わる日に」4話が2月7日オンエア。エンディングで明かされた響が幼い頃亡くなった母の死に首藤が関係している可能性に、視聴者から「やっぱり」「因縁がありそう」などの声が上がっている。竹内さんが日本テレビ連続ドラマ初主演を務め、“ゾンビ”がはびこる三浦半島を舞台にしたサバイバル×ラブストーリー×ミステリーとなる本作。自動車整備工として暮らしていた間宮響を竹内さんが演じ、響の恋人で研修医の小笠原来美に中条あやみ、響と来美の同級生だった警察官の等々力比呂に笠松将、大学生の柊木佳奈恵に飯豊まりえ、引っ越し屋の甲本洋平にマキタスポーツ、ユン・ミンジュンにキム・ジェヒョン、介護士の三原紹子に安藤玉恵、その娘の結月に横溝菜帆、ミンジュンの姉・ジアンに玄理、“化け物”を研究する首藤公貴に滝藤賢一、自衛隊員として神保悟志、浅香航大といったキャストも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美亜(芳根京子)に裏切られた響らは刀集団に捕らえられるがモールの発電機が故障、響は坪井(小久保寿人)に「修理ができる」と伝え、修理の隙を突いて脱出。一方、自衛隊とともにサンプル収集に出た来美も刀集団に捕まる。坪井は来美にけが人の老人の手当てを頼み、老人から坪井が地元の有力者の息子で、自分を支持した人々を守るために行動していることを聞く。その後、刀集団の射殺命令を受けた自衛隊がモールに突入、坪井たちは脱出を計るが、来美は坪井らと共にいた少女が響の婚約指輪を持っているのを発見。美亜は響にゴーレムの操り方を教え本当の恋人と運命を共にする。そして本郷(大谷亮平)を射殺した自衛隊への怒りを抑えられない等々力が響の弓で隊員を射抜き、響と等々力は決別。等々力は1人、来美の元へ向かう…というのが4話のストーリー。毎回エンディングで響の過去が描かれる本作。今回は「16年前」のテロップと共に幼い響の母が亡くなり、父が響を捨て家を出て行く様が描かれた。その際、響の母の担当医だったのが首藤で、響と首藤が過去に接点があったことが判明。このエンディングに「やっぱり、首藤さんと響のお母さん関係してた」「響さんの過去も首藤さんとも因縁がありそう」「響のお母さん、そのせいで亡くなったの?」など、響の母の死が首藤の研究と関係があるのではと推測する声が上がる。またゾンビと化した彼氏に噛まれ、自らも運命を共にすることを選んだ美亜。その最期に「芳根京子さんめっちゃ良かった」「芳根さんの最後、愛を貫きよき」などの反応も寄せられている。(笠緒)
2021年02月08日主演・竹内涼真とヒロイン・中条あやみで贈る日本テレビ×Huluの共同製作ドラマ「君と世界が終わる日に」。地上波ゴールデン帯の連続ドラマとしては日本初となる“終末世界”で繰り広げられる本格ゾンビ作品である本作に、新たな生存者として芳根京子、小久保寿人、田中道子の参加が決定した。第1話では響(竹内さん)と来美(中条さん)の幸せな生活が一変。“生ける屍”が襲い来る異常事態に。等々力(笠松将)、佳奈恵(飯豊まりえ)といった生き残りグループとの合流、“噛まれたら終わり”のアクションシーン、生き残りのうちの一人、吾妻(鈴之助)が生ける屍になってしまうなど衝撃的なシーンの連続。息をつかせないスリリングな展開となった。菅田将暉の主題歌にのせて流れるエンディングのように、響と来美は再びかつてのように結ばれることができるのか――?そして今回、竹内さんや笠松さんらの“放浪グループ”、中条さんが所属する“駐屯地グループ”に続いて、第3話で生存が判明するグループ“刀集団”の存在が明らかに。芳根京子演じる人気女優・美亜は第1話の冒頭で街中のポスターとして登場し、視聴者から芳根さんの出演に期待を寄せる声が上がっていた。芳根さん演じる美亜とは、響たちは封鎖区域の外を目指す中、逃げ込んだショッピングモールで遭遇する。さらに、刀で武装して生ける屍・ゴーレムを倒し、ショッピングモールを占拠する“刀集団”のリーダー・坪井役に小久保寿人、坪井の右腕であり刀集団のメンバー・ハル役に田中道子が決定。助けを求める美亜、そして響たちを狙う刀集団の目的とはいったい!?極限状態の中、さらなるピンチが響たちを襲う。自衛隊から“テロ集団”とみなされ、危険にさらされる響たち“放浪グループ”は、新たに出会う美亜や刀集団にも翻弄されることになる。一方、駐屯地に残された来美は響を見つけ出すため、危険な化け物たちの“サンプル採取”に同行し、駐屯地を飛び出す決意をする。芳根京子/中越美亜世間に名の知れた人気女優。街中でもよくポスターを見かける。巨大ショッピングモールに一人立て籠もっていたところ、響たちと遭遇することに。響たちに助けを求めた、その理由は……。「間宮さん達と共に行動しながら、この一変した世界の中で“大切なもの”を見つめ直します。間宮さん達はもちろん、視聴者の皆様にも衝撃を与えられるよう、たくさん相談しながら美亜をつくっていきました。女優としての美亜と、等身大の女の子の美亜。たくさん悩んで、たくさん葛藤して必死に生きている女性です。この世界で美亜が選ぶ道をどうか最後まで見守ってください」。小久保寿人/坪井大量の刀を所持する“刀集団”を率いているリーダー格の男。こざっぱりした見た目とフランクな口ぶりとは裏腹に、何をしでかすかわからない危険な目をしている。圧倒的な恐怖と圧力で、響たちを制圧しようとする。「僕の演じる坪井というキャラクターは、ある出来事がきっかけでそれがトラウマとなりそこから人間の『言葉』を信じることをやめた人間です。他者を見る時その人の行動しかみていない。だから自分も多くは語らず行動で示していく。冷静で現実的。コミュニティはとことん狭く深くの人間です。演じながら僕自身の器の小ささを突きつけられているようでたまに凹みます(笑)響チームの皆さんも快く迎え入れてくれたので毎回現場行くのが楽しみです。敢えてこのジャンルで勝負するチームきみセカの心意気に便乗して最後まで生き抜こうと思います」。田中道子/ハル大量の刀を所持する“刀集団”の1人。常に坪井と行動を共にしている。刀を自由自在に操るクールビューティー。「私が演じるハルは、人を人とも思わない恐ろしい女性のように映ると思います。しかし、彼女も元々は刀なんて持った事もない普通の女性でした。彼らも好んで戦っているわけではなく、自分や味方を守るための戦いです。台本にはない部分では迷いや葛藤もあるはず。恐ろしい一面の裏にはそんな人情味があり、みなさんに共感していただけるよう演じたいと思っています。主演の竹内さんはじめ出演者の皆さんが気さくに話してくださるので居心地も良く現場に行くのが楽しみな毎日です。視聴者の皆様にも楽しんでいただけるよう最後まで頑張ります!」「君と世界が終わる日に」Season1は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中(全10話)。Season2は3月、Huluにて配信(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2021年01月24日吉田羊が神奈川県警捜査一課の刑事・石川百合を演じるシリーズの最新作「コールドケース3 ~真実の扉~」に出演する新たなゲスト6名が発表された。第5話「夜のドライブ」に登場するのは、『恋の渦』の松澤匠、『コンフィデンスマンJP』シリーズに出演した織田梨沙、「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」「半沢直樹」などに参加した小久保寿人。物語は、身元不明の男で自称・鈴木和也が盗難車でスピード違反を起こしたと連絡が入り、盗難車が一昨年に行方不明となった弁護士・久保沙織が婚約パーティーの最中に駐車場で攫われた事件現場で目撃された車だったと判明。百合と高木(永山絢斗)は鈴木を連行中、ついに鈴木は沙織を誘拐した日のことを話し出す。そんな中、捜査を進める捜査一課の面々が、横須賀の空き家から腐敗した遺体を発見する――というストーリー。松澤さんは、身元不明の謎の容疑者・鈴木和也、織田さんは弁護士・久保沙織、沙織の婚約者・谷口翔馬を小久保さんが演じる。そして第6話「壁の女たちへ」には、「anego[アネゴ]」「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」「コウノドリ」の山口紗弥加、「過保護のカホコ」『ハローグッバイ』の久保田紗友、「仮面ライダービルド」の赤楚衛二がゲスト出演。今回の物語は、百合たちが大学キャンパス内で平山陽介が何者かに殺害された過去の事件を洗い直すことになるところからスタート。捜査を進めると、事件と同じ年に平山の名前が加害者として記載されたレイプの被害届が残っていた。被害者は牧村美里という平山と同じサークルに所属している苦学生。その後の捜査で平山が持っていたサークルの名簿から、美里以外にも多数の被害者がいたことが明らかになり、全員が容疑者となったが…。山口さんが演じるのは、被害者・牧村美里。若き日の美里を久保田さんが、レイプ犯で殺害された平山陽介を赤楚さんが演じる。ゲスト陣コメント松澤匠鈴木和也は謎が多い男です。生い立ちや家族などの背景も掴めない。名前ですら偽名です。「誰なんだ、こいつは…」と台本を初めて読んだ時思いました。おそらくこの情報解禁で、私の名前を知った多くの方々も同じことを感じられたかと思いますが…(笑)。でもそんな私だからこそ、鈴木を演じる意義みたいなものも感じましたし、内片監督とお話させて頂いたり、鈴木をイメージして作ってくださった衣裳などをヒントに創造することができました。現場ではシリーズを重ねてきた皆さんの団結力や空気作りのおかげで、有意義な時間を過ごすことができました。この得体の知れない鈴木和也を通して、2020年、見えない敵と戦っている多くの方々に何か届けられればいいなと思います。織田梨沙まさか自分が「コールドケース」に出られるなんて、と正直まだ実感が湧いておりません。それぐらい、出演させて頂けて嬉しかったです。今回誘拐される役を演じるにあたり、監禁場所やセリフの言い回しを自分なりに色々想定してから撮影に臨みました。ですが、スタッフの皆さんにヘアメイクや撮影セットなどを創りこんで頂いたこともあり、実際に芝居をしながら何度もリアルな恐怖を味わう瞬間が多々ありました。例えば、監禁されて犯人にライトを照らされるシーンは、演技だと分かっていても「犯人が目の前にいる」と感じて目を開けるのも本当に怖かったです。その恐怖感やリアルさが視聴者の皆様にもお伝えできればと思います。小久保寿人今回お声をかけていただいて本当に光栄でした。僕自身も(撮影当時)入籍したばかりだったので、役とすごくリンクするというか、タイミングってやっぱりあるんだなと思いながら、楽しみに撮影させていただきました。僕は普段、鈴木のような殺人鬼や犯人側などのミステリアスな役を演じることが多いのですが、今回は翔馬という被害者側をやらせていただけて。沙織と過ごしてきた日々を、セリフにはない、台本にはないところで深めようと思いました。一番大事にしていたところは、誰にでも起こり得る被害者側の心情をできるだけ丁寧に演じるということです。沙織を愛する強い気持ちが視聴者の皆さんにも伝われればいいなと思います。山口紗弥加数日の撮影でしたが、へとへとで、気分も重たくて、こんなにも役を自宅に持ち帰るのは初めてかもしれないぐらい、何とも言えない時間を過ごしました。事件が解決しても、人の心や問題を解決するのはなかなか難しいことだなと強く感じました。ただ、一見百合はドライな部分があるように見えて、羊さんが演じている百合だからこそ、心をこちら側に寄せてくださっているのがすごく伝わってきて、目を見ただけで演じながら涙が出てきてしまいました。今回、尊敬する偉大な先輩方とご一緒できてすごく嬉しかったですし、現場の雰囲気も「なんていいチームなんだろう」と本当に思いました。スタジオでも自然と羊さんを中心として皆さんが集まっていて。私も「あの中に入りたいなぁ、いいなぁ」と思っていました(笑)。でも新参者の私でも温かく迎え入れてくださって、本当に心地良かったです。視聴者の皆様には、やはり未解決事件の奥にあるもの、そして百合さんが一歩踏み込んだその先にあるものを感じとっていただけたらと思います。久保田紗友今回私は美里の過去のパートを演じさせていただきましたが、1人の人生を同じシーンで2人で演じるという経験は初めてでした。年代は違いますが、自分以外の人が同じ役を演じている姿、山口さんのお芝居を見て、かなりプレッシャーもありましたし緊張もしましたが、美里という役を、山口さんと共有できたことが嬉しかったですし、とても勉強になりました。脚本を初めて読んだ時、自分にとっての挑戦だと感じました。現代の社会問題(レイプなど)を調べていると、女性の3人に1人がそういう性被害にあったり、トラウマを持っているという記事を読んでとても悲しくなり、その重みを役を通してでも自分が背負うことができるのかとすごく不安だったからです。ですがそういった問題を世間に伝えることで、作品のメッセージ性を受けとって頂けると信じて撮影に挑ませていただきました。視聴者の皆さんの心に作品や美里の想いが届くと嬉しいです。赤楚衛二今回平山という役を演じながら、もちろん楽しい部分もあったのですが、ただ苦しいなという、常に2つの感情が入り混じっていました。ですが、無事撮影も終わったので平山君も成仏してくれたのではないかなと思います(笑)。平山の最初の印象は最低な奴だなと思ったのですが、次第に平山がただフォローやアフターケアがド下手くそな、本当に何も考えてない奴なのではと思い始めてからは、不思議と彼に人間味を感じることもできました。もちろん、彼がしたことは悪いことなんですけど。また、同世代の久保田さんとは初共演だったのですが、大胆さと繊細さを併せ持った女優さんだなと思いました。一緒にお仕事ができて楽しかったのですが、ほんとに後半に関しては怖かったですね(笑)。今回自分の中では色々思い切って挑戦した役ですので、そこに注目していただきたいという思いはありますが、やはり物語のテーマや被害者の女性たちの気持ちの部分を見て、現代を生きるみなさんに何かを感じていただけたらと思います。連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」は12月5日より毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全10話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年10月15日12月5日(土)よりWOWOWプライムにて放送される『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』の豪華ゲスト第3弾が発表された。本作は世界的人気ドラマ『コールドケース』の日本版。吉田羊演じる主人公の女性刑事・石川百合が、チームのメンバーと共に未解決事件の真相に迫り、解決していく姿を描いている。その第3シーズンがWOWOW開局30周年記念作品として放送されることが決定。これまで第1話・2話に江口洋介、井之脇海、戸田菜穂ら、第3話・4話に有村架純、岩田剛典ら豪華ゲストの出演が発表されている。そして今回、ゲスト第3弾として第5話・6話に出演するキャストが発表された。第5話のタイトルは「夜のドライブ」。長野県警から捜査一課の百合たちの元に、身元不明の男で自称・鈴木和也が盗難車でスピード違反を起こしたとの連絡が入る。その盗難車は、一昨年に行方不明となった弁護士の久保沙織が婚約パーティーの最中にさらわれているところを駐車場で目撃された車だった。さらに、当時現場に残されたコサージュに付着した血と鈴木和也の唾液のDNAが一致し、百合と信次郎(永山絢斗)は事件の真相を聞き出すために鈴木を長野から神奈川県警まで連行。鈴木は沙織を誘拐した日のことを話し出すが、その間捜査を進めていた捜査一課の面々が、横須賀の空き家から腐敗した遺体を見つける。謎に包まれた容疑者・鈴木を演じるのは松澤匠。行方不明の弁護士・久保役を織田梨沙、沙織の婚約者・谷口翔馬役を小久保寿人が務める。第6話のタイトルは「壁の女たちへ」。捜査一課の百合と信次郎が通報のあった大学のキャンパスを訪れると、そこには「平山陽介はレイプ犯」と落書きが。この平山は25年前にキャンパス内で何者かに殺害された当時大学4年生の男だった。成績優秀でスポーツ万能、親は大学に多額の寄付をするなどお金持ちで、大学のスターだった平山が殺された事件を百合たちは洗い直すことに。すると、事件と同じ年に平山の名前が加害者として記載されたレイプの被害届が見つかる。被害者は平山と同じサークルに所属している苦学生だった牧村美里。話を聞くと、彼女は今でもレイプの傷を背負いながら生きていた。その後の捜査で平山が持っていたサークルの名簿から、美里以外にも多数の被害者がいたことが明らかになる。被害にあった彼女たちの事情聴取を進めると、平山がいかに傲慢で卑劣な男だったかが浮かび上がるも、全員が「殺していない」と証言するのだった。レイプの被害者である牧村美里役を演じるのは、山口紗弥加。若き日の美里役に久保田紗友、レイプ犯で殺害された平山陽介役に赤楚衛二が抜擢された。果たして百合たち捜査一課のメンバーは2つの未解決事件の真相に辿りつけるのか。豪華キャストの参戦で、ますます『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』から目が離せない。<松澤匠>鈴木和也は謎が多い男です。生い立ちや家族などの背景も掴めない。名前ですら偽名です。「誰なんだ、こいつは……」と台本を初めて読んだ時思いました。おそらくこの情報解禁で、私の名前を知った多くの方々も同じことを感じられたかと思いますが…(笑)。でもそんな私だからこそ、鈴木を演じる意義みたいなものも感じましたし、内片監督とお話させて頂いたり、鈴木をイメージして作ってくださった衣裳などをヒントに創造することができました。現場ではシリーズを重ねてきた皆さんの団結力や空気作りのおかげで、有意義な時間を過ごすことができました。この得体の知れない鈴木和也を通して、2020 年、見えない敵と戦っている多くの方々に何か届けられればいいなと思います。<織田梨沙>まさか自分が「コールドケース」に出られるなんて、と正直まだ実感が湧いておりません。それぐらい、出演させて頂けて嬉しかったです。今回誘拐される役を演じるにあたり、監禁場所やセリフの言い回しを自分なりに色々想定してから撮影に臨みました。ですが、スタッフの皆さんにヘアメイクや撮影セットなどを創りこんで頂いたこともあり、実際に芝居をしながら何度もリアルな恐怖を味わう瞬間が多々ありました。例えば、監禁されて犯人にライトを照らされるシーンは、演技だと分かっていても「犯人が目の前にいる」と感じて目を開けるのも本当に怖かったです。その恐怖感やリアルさが視聴者の皆様にもお伝えできればと思います。<小久保寿人>今回お声をかけていただいて本当に光栄でした。僕自身も(撮影当時)入籍したばかりだったので、役とすごくリンクするというか、タイミングってやっぱりあるんだなと思いながら、楽しみに撮影させていただきました。僕は普段、鈴木のような殺人鬼や犯人側などのミステリアスな役を演じることが多いのですが、今回は翔馬という被害者側をやらせていただけて。沙織と過ごしてきた日々を、セリフにはない、台本にはないところで深めようと思いました。一番大事にしていたところは、誰にでも起こり得る被害者側の心情をできるだけ丁寧に演じるということです。沙織を愛する強い気持ちが視聴者の皆さんにも伝われればいいなと思います。<山口紗弥加>数日の撮影でしたが、へとへとで、気分も重たくて、こんなにも役を自宅に持ち帰るのは初めてかもしれないぐらい、何とも言えない時間を過ごしました。事件が解決しても、人の心や問題を解決するのはなかなか難しいことだなと強く感じました。ただ、一見百合はドライな部分があるように見えて、羊さんが演じている百合だからこそ、心をこちら側に寄せてくださっているのがすごく伝わってきて、目を見ただけで演じながら涙が出てきてしまいました。今回、尊敬する偉大な先輩方とご一緒できてすごく嬉しかったですし、現場の雰囲気も「なんていいチームなんだろう」と本当に思いました。スタジオでも自然と羊さんを中心として皆さんが集まっていて。私も「あの中に入りたいなぁ、いいなぁ」と思っていました(笑)。でも新参者の私でも温かく迎え入れてくださって、本当に心地良かったです。視聴者の皆様には、やはり未解決事件の奥にあるもの、そして百合さんが一歩踏み込んだその先にあるものを感じとっていただけたらと思います。<久保田紗友>今回私は美里の過去のパートを演じさせていただきましたが、1人の人生を同じシーンで2人で演じるという経験は初めてでした。年代は違いますが、自分以外の人が同じ役を演じている姿、山口さんのお芝居を見て、かなりプレッシャーもありましたし緊張もしましたが、美里という役を、山口さんと共有できたことが嬉しかったですし、とても勉強になりました。脚本を初めて読んだ時、自分にとっての挑戦だと感じました。現代の社会問題(レイプなど)を調べていると、女性の3人に1人がそういう性被害にあったり、トラウマを持っているという記事を読んでとても悲しくなり、その重みを役を通してでも自分が背負うことができるのかとすごく不安だったからです。ですがそういった問題を世間に伝えることで、作品のメッセージ性を受けとって頂けると信じて撮影に挑ませていただきました。視聴者の皆さんの心に作品や美里の想いが届くと嬉しいです。<赤楚衛二>今回平山という役を演じながら、もちろん楽しい部分もあったのですが、ただ苦しいなという、常に2つの感情が入り混じっていました。ですが、無事撮影も終わったので平山君も成仏してくれたのではないかなと思います(笑)。平山の最初の印象は最低な奴だなと思ったのですが、次第に平山がただフォローやアフターケアがド下手くそな、本当に何も考えてない奴なのではと思い始めてからは、不思議と彼に人間味を感じることもできました。もちろん、彼がしたことは悪いことなんですけど。また、同世代の久保田さんとは初共演だったのですが、大胆さと繊細さを併せ持った女優さんだなと思いました。一緒にお仕事ができて楽しかったのですが、ほんとに後半に関しては怖かったですね(笑)。今回自分の中では色々思い切って挑戦した役ですので、そこに注目していただきたいという思いはありますが、やはり物語のテーマや被害者の女性たちの気持ちの部分を見て、現代を生きるみなさんに何かを感じていただけたらと思います。『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』12月5日(土)より、WOWOWプライムにて放送スタート毎週土曜22時~全10話/第1話無料放送
2020年10月15日「乱反射」の貫井徳郎による大ヒットミステリー小説「微笑む人」が、松坂桃李主演でドラマスペシャルとして映像化決定。秦建日子が脚本を担当し、ドラマオリジナルの展開も盛り込まれる。貫井徳郎の“最恐”ミステリーが待望の初映像化!原作は、2010年に「後悔と真実の色」で第23回山本周五郎賞、「乱反射」で第63回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した貫井氏が、2012年に発表した小説。誰もがうらやむエリート銀行員が、妻子を殺害するという世間を騒がせた事件を追ううちに、彼の過去に隠された衝撃の真実が判明。次々と明らかになっていく事実と、ラストには驚愕の展開が待つ…というあらすじ。ドラマ化では、「刑事・雪平夏見シリーズ」や「天体観測」「サマーレスキュー~天空の診療所~」脚本の秦建日子が脚本を担当し、「世にも奇妙な物語」シリーズや『呪怨 終わりの始まり』の落合正幸が監督を務める。「映像化不可能」と言われた本作を、テレビドラマの“巧者”とも言える秦氏がドラマオリジナルの衝撃的な結末を用意し、落合監督の作り出す独特の世界観と融合。視聴者を物語の世界へと引き込む。ストーリー「本の置き場所が欲しかったからです」。妻子を殺害した罪で起訴された仁藤俊美(松坂桃李)は、公判で衝撃の動機を明かす。1年半前、神奈川県相模原市の西北部を流れる安住川で、仁藤が妻の抄子(かんこ)と娘の亜美菜(池谷美音)を溺死させたとされる「安住川事件」。被告人の仁藤は、日本最難関の大学に現役合格し、大手都市銀行に就職。結婚後は順風満帆な生活を送っていた。そんな仁藤がなぜ妻子を殺害するという凶行に至ったのか。事件前から仁藤とは面識があった週刊海潮の記者・鴨井晶(尾野真千子)は、その真相を明かすべくデスクの井上肇(生瀬勝久)に直談判。巻頭特集を約束された晶は仁藤の関係者に取材を続け、彼の人物像を掘り下げていく。だが知れば知るほど、仁藤への疑念を深めていく晶。自分が以前から知っていた仁藤と、捜査関係者から聞く仁藤、いったいどちらの姿が本当の彼なのか…。やがて仁藤にまつわる衝撃の過去が明らかになり、これまでに彼に関わる何人もの人間が不審な死を遂げていたことを知る――。松坂桃李、母子殺人事件の容疑者役に『孤狼の血』の若き刑事、『娼年』の娼夫、『新聞記者』の官僚と、近年役柄の幅を広げてきた松坂さんが今回演じるのは、妻子を殺害したエリート銀行員・仁藤俊美。一流大学を卒業後、大手都市銀行に就職し、妻子と共に幸せな生活を送っていたはずが、突然妻と娘を溺死させた罪に問われる役どころ。「不思議な感覚」「今回のような役柄は初めて」柔らかな微笑みの裏には思いもよらない顔も…。そんな謎多きエリートサラリーマンを怪演する松坂さんは「仁藤という男がやってきた行為は、もちろん許されるものではないのですが、台本を読んだ最初の印象では、なぜか嫌な感じがしなかったんです。彼の振る舞いや言動は、ある種の正論を言っている部分もあるので、不思議な感覚でした」とキャラクターの印象を明かす。また「仁藤はどの局面、どんな場面においてもフラット。だからあまり『こうだ』と決めつけることなく、そのフラットであるという部分だけを心に留めていました。作品の全編を通して感情の揺れ動きやテンションが一定、という今回のような役柄は初めてだったかもしれません」とこれまでとはまた違った役柄だったと語る。さらに「この作品に出てくる言葉には、心に刺さるものがすごく多い。『自分だったらどうするだろう』ということを考える時間ができるような作品なのではないかと思っています。現場でもとても熱量を感じた落合正幸監督がどんな風に料理して完成させてくれるのか、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せている。尾野真千子がドラマオリジナルキャラクター! 事件を追う女性記者にドラマオリジナルキャラクターとして登場する、週刊誌の女性記者・鴨井晶は、「週刊海潮」の契約記者で夫に家事を任せ、再び第一線の記者として活躍しようと奮闘。ドラマ内で仁藤の事件は、“晶の目線”で語られていく。そんな晶役を演じるのは尾野真千子。「この世界の片隅に」以来2度目の共演となり、姉弟役から一転、殺人事件の被告人と彼を追う週刊誌記者という立場で相対することに。「異様だな」尾野さんは「この作品を読んで、まず湧き上がったのは『異様だな』という感情でした」と本作の第一印象を語り、「完全に理解できるわけではないのだけれど、『あぁ結局人間っていうのはこういうものなのかな』と思わせるような、とてもリアルな人間の感情が描かれている気がしました」とコメント。演じる役柄については「私が演じる鴨井晶という女性は、いわゆる“ジャーナリスト”なのですが、ごく普通の主婦だった女性が、家事を夫に任せ、外に働きに出ている――特別なことは何もない女性でいたいと考えて現場に入りました」と言い、「この作品で仁藤が語る『殺害の動機』って、一見しただけだと『え、それってどうなの』というものだけれど、実は誰しもが心の中に持ち得る感情なのかもしれないと思うんです。感覚というものは、人それぞれである、という面白さと、現実世界においても理由付けが難しい事柄が起きている怖さを、お見せできたらなと思いました」と他人事ではないのでは、と話している。脇を固めるキャストに注目ほかにも、晶の上司である「週刊海潮」のデスク・井上肇役を生瀬勝久。晶とは旧知の仲で、仁藤の事件を担当した所轄の刑事・佐藤役を福田転球。拘置所の刑務官・滝沢役を田中要次。阿部亮平、薬丸翔、小久保寿人、佐藤乃莉らも出演する。ドラマスペシャル「微笑む人」は今春、テレビ朝日日曜プライム枠(毎週日曜よる9時)にて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年01月09日南果歩と小久保寿人が出演し、ミナモザの瀬戸山美咲が演出を手がける『あの出来事』が本日11月13日に東京・新国立劇場で開幕する。今作は、新国立劇場の演劇芸術監督である小川絵梨子が立ち上げたシリーズ「ことぜん」の第2弾。シリーズを通じて、「個と全」つまり個人と全体の関係性を描くプロジェクトで、10月にはゴーリキー作『どん底』が上演され、12月には『タージマハルの衛兵』の上演が控える。スコットランドのデイヴィッド・グレッグが書いた『あの出来事』は、2013年にエジンバラ演劇祭で初演、これが日本初演、初翻訳となる。新国立劇場初登場の瀬戸山に話を訊いた。「今回のお話をいただいたときは、まだ戯曲が決まっていない状況。いくつか候補を検討していたなかで、翻訳の谷岡健彦さんがふと、エジンバラ演劇祭で『あの出来事』をご覧になった話をしてくれたんです。戯曲を取り寄せて読んでみたら面白くて」映画『ウトヤ島、7月22日』の題材ともなった、2011年にノルウェーで起きた極右青年による銃乱射事件を題材にした物語。「英語は得意ではないんですけど、この作品は、初めて英語で読みきった戯曲でした。わからない単語をどんどん飛ばしながら読んだにもかかわらず、読み終えたら泣いてしまった。すぐ担当の方に電話して“ほかの候補作を一旦置いておいて、この戯曲にしたいので読んでいただけませんか”と伝えました」瀬戸山自身も、自らが戯曲を書く作品で現実の事件を扱うことがある。『あの出来事』を読んで、自分の追うテーマとの共通点を感じたという。「デイヴィッド・グレッグの興味のあるところが自分と近いな、とまず思いました。大きな出来事があって共同体がどう変化し、その中で個人がどうなるのか。その、再生の一歩を踏み出すまでのささやかだけど大きな戦いがこの作品には描かれている。あと、デイヴィッドとは物事が起きたときにすぐ反応するところが似ていると思います。2011年に起きた事件を2013年の時点で戯曲化している。批判もあると思いますが、やらなくてはという衝動と、それをきちんとフィクションの中に落とし込んでいるところがいい、私もこんなふうにできたらと思います」役者はたったふたり。生き残った合唱団の女性指導者・クレアと、犯人である少年。他にもさまざまな役柄が登場するが、そのすべてを少年役が演じることとなる。「日々発見のある戯曲です。とくに少年の演じる複数の役は外側から作ってみたり、内面を掘り下げてみたり……。なぜさまざまな役をひとりで演じるのかについてはいろんな解釈があります。ひとりの人間にいろいろな面があるともとれるし、クレアから見るとすべての人が少年に見えるともとれる。そういう存在を生身の人間が演じるってとても難しくて、ぎりぎりまで試行錯誤をしています」ある出来事に直面する女性・クレアを演じるのは南果歩。「事件前のクレアのオープンな感じが、果歩さんのポジティブさと重なる。クレアは大きい出来事によって傷を負い、そこから心の旅をしていくことになります。色んな経験を経て怒りや悲しみ、憎しみをくぐり抜けるという姿を、果歩さんは実感をもってやってくださる。こんなにぴったりのキャスティングはないと思います」少年役は、さいたまネクスト・シアター出身で蜷川幸雄のもと多数の作品に出演している小久保寿人。「正直言って、小久保さんは今、悩んでいます(笑)。でも悩まなくてはできない役だと思います。いろんな人物をただ声色や雰囲気で演じ分けるのではなく、ひとりひとりの背景をどこまで想像できるかの勝負だなと思って、稽古場でひとつひとつの役について全員で考えています。その分プレッシャーも大きくなると思いますが、まっすぐな方なので、とにかく一生懸命考えて毎日新しいものを持ってきてくれるんです」役者はふたりだが、この作品でもっとも特徴的なのは合唱団が登場すること。「上演地の合唱団が出ること」が上演の決まりとしてあるのだ。今回は既存の合唱団に依頼するのではなく、オーディションを行って今作のための合唱団を結成した。「条件は“楽譜が読めること”だけ。200人も応募してくださって、面白い方がたくさんいたので30人を選ぶのはたいへんでした。結果、プロの方もカルチャーセンターで合唱をしている方も、20代から70代までが集まりました」合唱団は歌詞を通じてふたりのキャストに訴えかけるなど、歌担当だけではない存在感を見せる。「彼らが舞台上にいることの持つパワーがとても大きいですね。合唱団が入ることで見え方がまったく変わったり、シーンの意味がわかったりもするんです」関わる全員で物語に対峙しながら、少しずつこの作品を形づくっている瀬戸山。「なぜこの事件が起きたのか、この事件に遭遇したときにどうあるべきか……。答えのない問題を、観ている間観客の方も考えることになると思います。分かり合えない人とも一緒に生きていくということについて考えつつ、前向きな気持ちで観終えられる作品にできたらと思っています」新国立劇場 小劇場にて11月26日(火)まで上演。取材・文:釣木文恵
2019年11月13日脚本家・坂元裕二によるオリジナル恋愛映画『花束みたいな恋をした』が、2021年1月29日(金)に公開。菅田将暉と有村架純がW主演を務める。連続ドラマの金字塔を手掛けてきた坂元裕二によるオリジナル映画脚本家・坂元裕二は、「東京ラブストーリー」をはじめ、「Mother」「最高の離婚」「カルテット」など、連続ドラマのヒット作を世に送り出してきた人物。今回そんな坂本が脚本を務める『花束みたいな恋をした』は、自身初となるオリジナル映画。また坂本が映画でラブストーリーを手掛けるのは、『世界の中心で愛を叫ぶ』(2004年・共同脚本)以来の出来事となる。現代の東京を舞台にした、5年間の恋の物語ストーリーの舞台は、現在の東京。井の頭線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った男女の“その夜”から始まる物語を描く。時代、時間、場所、すべての偶然が運命のようにシンクロしていく1つの恋の5年間の行方と、子供でも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく2人のリアルな姿。2000年代を生きる若者へ贈るラブストーリーが誕生する。菅田将暉×有村架純がW主演物語の主人公には、坂元裕二が執筆段階から主役に想定していたという注目俳優2人が抜擢された。大学生の山音麦は、『銀魂』シリーズ、『アルキメデスの大戦』など話題作が絶えない菅田将暉。その彼と恋に落ちる大学生、八谷絹(はちやきぬ)は、『コーヒーが冷めないうちに』『フォルトゥナの瞳』などで主演やヒロインを務めてきた有村架純が演じる。本作で、有村と菅田が、初のW主演による共演を果たす。ふたりを囲む登場人物/キャストまたふたりを取り囲む登場人物には、豪華キャスト勢が抜擢。麦と絹がかつてのお互いの姿を重ね合わせることになる若い男女の二人組、羽田凜役を『宇宙でいちばんあかるい屋根』の主演女優・清原果耶、水埜亘役を映画『町田くんの世界』で主人公・町田君を演じた細田佳央太がそれぞれ抜擢。また絹の勤務先であるイベント会社の社長、加持航平役をオダギリジョー、絹の両親役に戸田恵子&岩松了が演じるほか、麦の父親役は小林薫が務める。さらに劇中で、麦と絹が”神”として評する映画監督役に、『ガルム・ウォーズ』など、これまで数々の作品を生み出してきた押井守監督が本人役で出演。サブカルチャー好きの麦と絹を繋ぐきっかけとなる、大切な役割を担う。Awesome City Clubが楽曲提供映画の本予告に流れる「勿忘(わすれな)」を提供したのは、男女ツインボーカルの3人組グループ「Awesome City Club(オーサムシティクラブ)」。本作を鑑賞した際に感じた“ありのままの気持ち”を落とし込んだ、インスパイアソングとなっている。また映画の中では、メンバーのボーカルPORINも本人役として出演を果たしたほか、劇中のライブリハシーンにおいては、メンバー全員揃った姿も映し出されるという。監督に土井裕泰なお監督を務めるのは、『罪の声』の公開を控える土井裕泰。ドラマ「カルテット」で坂元と組んで以来、映画では初のタッグを組む。ストーリー東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った、大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)。好きな音楽や映画がほとんど同じで、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店してもスマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが──。【詳細】『花束みたいな恋をした』監督:土井裕泰公開日:2021 年1月29日(金)TOHO シネマズ日比谷ほか、全国公開脚本:坂元裕二主演:菅田将暉、有村架純 、清原果耶、細田佳央太、韓英恵、中崎敏、小久保寿人、瀧内公美、森優作、古川琴音、篠原悠伸、八木アリサ、押井守、Awesome City Club PORIN/佐藤寛太、岡部たかし、オダギリジョー、戸田恵子、岩松了、小林薫配給:東京テアトル、リトルモア
2019年11月02日今回ご紹介するのは〔Can★Do(キャンドゥ)〕で購入したキッチングッズ!小久保工業所の〔deLijoy(デリジョイ)〕シリーズです。食事になかなか集中してくれないお子さんでも、楽しんで食事ができるアイデアアイテムなので、ぜひチェックしてくださいね♪《deLijoy(デリジョイ)手もみジューサー》まずご紹介するのは《deLijoy(デリジョイ)手もみジューサー》。もちろん値段は100円(税別)です!中身はこれだけ。この袋だけでジュースが作れちゃうんです♪今回はいちごみるくを作ります。袋の中にイチゴと50ccの牛乳を入れて、口をぎゅっと握って、袋をもむだけ!実際にやってみたスタッフは「なんかやっちゃいけないことやってるみたいで楽しい……」と言っていました(笑)。間違いなく子どもは好きだと思います♪ただ中身を入れすぎてしまったり、勢いよくもんでしまうと中身が飛び出す恐れもあるので、親子で一緒にやってくださいね。ある程度イチゴが潰れたらコップに移し、牛乳を注いだら……。完成です♡あっという間にできました。洗うときも袋をひっくり返せば丸ごと洗えるので、とっても簡単!これはオススメです。今回はいちごみるくにしましたが、お好きなフルーツとドリンクでいろいろなドリンクを作って見てくださいね。《deLijoy(デリジョイ)豆腐スタンプ》続いてご紹介するのは《deLijoy(デリジョイ)豆腐スタンプ》。4つ入って100円(税別)だなんて、とてもお得ですよね!使い方は簡単。お豆腐にスタンプを押しつけるだけ!お醤油をかけると顔が浮かび上がってきました♪お豆腐が崩れちゃいそうでやさしく押したら、目の中の模様までうまく出なかったので、思い切り押してもいいかもしれませんね。デザインの種類はパパ、ママ、ボーイ、ガールの4種類。家族それぞれのスタンプを押して、食卓に出すのがオススメです!〔deLijoy(デリジョイ)〕シリーズで楽しい食卓を!小久保工業所の〔deLijoy(デリジョイ)〕シリーズから2商品ご紹介いたしました!〔Can★Do〕で手に入るので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。もちろん小久保工業所の通販でも手に入るので、そちらもチェックしてください♪〔deLijoy(デリジョイ)〕シリーズの通販はこちら!【Can★Do】子どもにもできる!《deLijoy》シリーズのキッチングッズで楽しくお料理♪【今週のLIMIA推し】Can★Do×小久保工業所の高見えキッチングッズ「ウィムッシュ」シリーズがおしゃれ!
2019年03月02日10月9日、『2015 WBSCプレミア12』に臨む、侍ジャパンのメンバー発表記者会見が行われた。【チケット詳細はこちら】小久保裕紀 侍ジャパン代表監督はメンバーについて、「今シーズンの選手たちの活躍、その中でも過去の『WBC』を含めた経験者の割り振りで決めた。日本の誇る投手陣というのが一番の強み」と語り、目標については「世界一です」とキッパリ。侍ジャパンのメンバーは以下の通り。【投手】松井裕樹(楽天)、菅野智之(巨人)、則本昂大(楽天)、澤村拓一(巨人)、大谷翔平(日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)、前田健太(広島)、増井浩俊(日本ハム)、西勇輝(オリックス)、大野雄大(中日)、山崎康晃(DeNA)、武田翔太(ソフトバンク)、牧田和久(西武)【捕手】炭谷銀仁朗(西武)、嶋基宏(楽天)、中村悠平(ヤクルト)【内野手】松田宣浩(ソフトバンク)、川端慎吾(ヤクルト)、坂本勇人(巨人)、中島卓也(日本ハム)、中田翔(日本ハム)、山田哲人(ヤクルト)、中村剛也(西武)【外野手】内川聖一(ソフトバンク)、平田良介(中日)、筒香嘉智(DeNA)、柳田悠岐(ソフトバンク)、秋山翔吾(西武)エースナンバー18は前田が背負う。小久保監督は「過去の経験も含めて、やはり前田健太が中心で引っ張っていってくれるだろう」と期待を込めた。トリプルスリーを達成した、打率.363・34本塁打・32盗塁の柳田、打率.329・38本塁打・34盗塁の山田の両名について指揮官は、「長いプレーの歴史を見ても素晴らしい成績を残したふたり。若いですけど、彼らが中心となりチームを引っ張っていく素質は十分兼ね備えている」と高い評価を与えた。小久保監督就任以降、中田が務めてきた4番は「中田翔でという思いはあるが、中村が入っている。今まで代表の試合には縁がなかったが、レギュラーシーズンをフルに出てホームラン王を獲っている実績のある選手。体調なども考慮しながら考えていく」とした。『2015 WBSCプレミア12』は、11月8日(日)・韓国戦・札幌ドームにて開幕する。その後はチャイニーズ・タイペイに舞台を移し、メキシコ戦、ドミニカ共和国戦、アメリカ戦、ベネズエラ戦、準々決勝を経て、11月19日(木)または20日(金)・準決勝、11月21日(土)・決勝および3位決定戦で東京ドームへ帰ってくる。1次ラウンドをしっかり勝ち抜き、凱旋することは最低限のノルマと言える。また、11月5日(木)・6日(金)・ヤフオクドームでプエルトリコとの『侍ジャパン強化試合』が開催される。『侍ジャパン強化試合』は、通常入場券のほか、ミズノウィメンズシート、ユニフォーム(レプリカ)付きチケット、アサヒビール飲み放題シートを発売中。『2015 WBSCプレミア12』は、10月19日(月)午後11時59分までサークルK・サンクス先行実施中。10月20日(火)午前10時よりチケット一般発売。
2015年10月13日10月9日、『2014 SUZUKI 日米野球』に臨む、侍ジャパンのメンバー発表記者会見が行われた。小久保裕紀監督はメンバーについて、「今回の『日米野球』は2017年『WBC』に向けての強化試合。ベテランでバリバリやっている選手よりも若い選手、経験を積ませたい選手を選んだ」と語った。2014 SUZUKI 日米野球 チケット情報侍ジャパンのメンバーは以下の通り。【投手】岸孝之(西武)/松葉貴大(オリックス)/ 則本昂大(楽天)/ 井納翔一(DeNA)/ 大谷翔平(日本ハム) /藤浪晋太郎(阪神)/前田健太(広島)/金子千尋(オリックス)/ 西勇輝(オリックス)/西野勇士(ロッテ)/ 小川泰弘(ヤクルト)/牧田和久(西武)/高橋朋己(西武)【捕手】小林誠司(巨人)/伊藤光(オリックス)/嶋基宏(楽天)【内野手】今宮健太(ソフトバンク)/松田宣浩(ソフトバンク)/菊池涼介(広島)/坂本勇人(巨人)/中田翔(日本ハム)/山田哲人(ヤクルト)/銀次(楽天)【外野手】内川聖一(ソフトバンク)/糸井嘉男(オリックス)/丸佳浩(広島)/ 柳田悠岐(ソフトバンク)/中村晃(ソフトバンク)二刀流で活躍した大谷については、「基本的に投手として考えている」と言う。さらに「初戦で中継ぎで投げ、最終戦での先発を予定している」と、本拠地・札幌ドームでのスターター起用を明かした。打線の核となる四番は、現時点でと前置きした上で、中田を指名。「日本人の中で長打力は中田が一番。長打とともにランナーを帰す仕事してほしい」と期待した。経験を積んでほしい初選出組については、打率.324・29本塁打・89打点の山田と、打率.317・15本塁打・70打点の柳田の名を挙げた。指揮官は「侍ジャパンの雰囲気を感じてほしい。今季開花した才能が、MLBに対してどれだけ通用するか楽しみ」と口にした。対するMLBオールスターチームはプホルス(エンゼルス)、カノ(マリナーズ)のビッグネーム、ア・リーグ首位打者・アルトゥーベ(アストロズ)、ナ・リーグ首位打者・モーノー(ロッキーズ)ら既報メンバーとともに、和田毅(カブス)、ロンゴリア(レイズ)など10名の追加メンバーを発表した。小久保監督は「勝ちに行く。長打が出るに越したことがないが、固執しない。基本的には投手がしっかりゲームを作る野球をしていく」と意気込みを語った。侍ジャパンvsMLBオールスターチームによる『2014 SUZUKI 日米野球』は11月12日(水)・京セラドーム大阪、11月14日(金)~16日(日)・東京ドーム、11月18日(火)・札幌ドームでプレーボール。11月20日(木)・沖縄セルラースタジアム那覇では同カードが親善試合として行われ、11月10日(月)・福岡ヤフオク!ドームでは侍ジャパンvsソフトバンク・日本ハム連合チーム、11月11日(火)・阪神甲子園球場では阪神・巨人連合チームvsMLBオールスターチームが開催される。チケット発売中。
2014年10月09日