神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』の東京公演が、2024年3月20日(水・祝) にサンシャイン劇場で開幕。それに先駆け、演出・構成の野坂実、林一敬、小園凌央、加藤雅也、片岡鶴太郎による囲み取材と公開舞台稽古が行われた。本作は、世界の名作ミステリーを丁寧に舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」が、2023年8・9月に高木彬光の推理小説・神津恭介シリーズを初めて舞台化し好評を博した『呪縛の家』に続く神津恭介シリーズの第2弾。大阪公演を経て、東京初日を迎えるにあたっての心境や意気込みを聞かれた林は「稽古の時点でチームワークが良いカンパニーでしたが、大阪公演を経てさらに良くなった実感があります。たくさんの方に見てほしいですね」と自信を見せ、小園も「もともと仲が良いんですが、特に一高生グループは修学旅行みたいな雰囲気でした。もしかしたら当時もこんな感じだったのかなという感覚も芽生え、大阪公演が先にあって良かったと思います」と頷く。加藤が「大阪公演からスタートするのは僕にとって初めて。新鮮ですがいいなと思いました。ふたりはすごくいいことを言っていましたが、さっきまでは(大阪で)終わった感じがあって再演みたいな気分ですねと話していました」と暴露し、林と小園が慌てる一場面も。片岡は「皆さんがおっしゃっているように、一高生たちが修学旅行で私はその引率の先生という感じ(笑)。大阪はリピーターの方も多くいらっしゃいました。何回見ても楽しい作品ですので、ぜひ楽しみにしていてください」と呼びかけた。野坂は「神津恭介は日本三代名探偵のひとりですが、あまり知られていません。でも、舞台を見てリピートしてくださる方が多くて嬉しいなと思っています。また、個人的には林くんがどこまで成長するかも楽しみ。前回は内海(光司)さんがすごくフォローしてくれていて、今回は林くんが先輩として若い3人をどう見てあげるのか楽しみにしていました。大阪公演でお気に入りの中華屋さんに連れて行くつもりだと言っていて……」と座長の成長を語りだすが、林が「誘ったら断られちゃいました(笑)」と明かし、小園が「ふたりで行きました!」と話して一同は爆笑。代わりに大阪公演では後輩とたこ焼きを一緒に食べたそうで、林は「(関)翔馬の誕生日祝いを兼ねてご飯に行こうと言ってるんですけど、また断られたらやだな……」とぼやいてはいたが、終始座組みの仲の良さが垣間見えるやり取りを披露していた。野坂は「若い彼らを鶴太郎さんや加藤さんといった先輩たちがニコニコ導いてくれています。年齢が離れているけどチームとしてまとまっている。しっかりディスカッションをするメンバーが揃っているので、年齢による壁もない、仲の良い座組だなと思いますね」と、カンパニーの魅力をまとめた。前作に引き続き神津を演じる林は、「今回は学生時代。天才探偵が生まれる前の話です。前回は探偵として依頼を受け、事件を解決する話なのでわちゃわちゃしたにぎやかさはありませんでした。今回は先ほど話に出た後輩3人、僕と小園くんが一高生。みんなキャラクターが立っていて、楽しいシーンが多いと思います」と見どころを語る。また、ホームズとワトソンに例えられることもある神津と松下。演じる林との関係を聞かれた小園は「僕らは本当に仲が良くて、稽古中も大阪公演が終わってからもご飯に行っています。神津と松下は凸凹コンビだと思うんですが、プライベートでもそう。お互い足りないところを埋め合える関係なので、舞台上で表現できたらいいなと思います」と笑顔を見せた。大人ならではの目線で注目ポイント教えてほしいという質問が出ると、加藤は「難しい質問」と悩みつつ「ミステリーって登場人物を見ると犯人のあたりがつく。その中でどう話を展開させるかという意味で、面白く作れていると思います」と答える。前回とは違う役で再び出演する片岡は「前回の私は神津と対峙する役でしたが、今回は神津の先生。前回見ていただいた方には、その違いも楽しんでもらえるかと思います。今回は神津に対してアドリブを入れづらいので、他の一高生をあたふたさせようかと考えています」とお茶目に語った。最後に、公演を楽しみにしている方に向けて野坂は「稽古場でも皆さんがすごく話し合って作ってくれました。コミュニケーションを取れているので、お芝居も濃くて見応えがあります。推理ものの難しさ・硬さをできるだけなくしましたし、顔と名前を一致させるために皆さんに頻繁に出てきていただいて、覚えようとしなくても話の筋がわかるようにしています。気楽に見にきていただけると嬉しいです」とアピール。林は「僕からすると二度目の神津なので、前回からの成長を見てもらいたいです。座組の仲の良さも舞台から伝わると思いますし、神津の推理力にも注目しながら本作を楽しんでいただけたらと思います」と締め括った。今回は神津恭介が第一高等学校(一高)に通っていた時の事件を描いた表題作『わが一高時代の犯罪』と、その続編とも言える『輓歌』の2編を組み合わせた作品。時系列としては舞台第一弾である『呪縛の家』より前であり、若かりし頃の神津や松下が描かれる。神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』大阪公演より舞台稽古で披露されたのは冒頭20分ほど。林演じる神津と智恵子(能條愛未・中野郁海)が10年の時を経て再会するプロローグの後、一高生の日常から物語がスタートした。松下(小園)は、親近感の湧く語り手として客席と物語を繋いでくれる。短いシーンながら神津への尊敬や信頼がしっかり伝わってきて微笑ましい。プレイボーイの青野(関翔馬)、上昇志向が強い飯島(高橋曽良)、変わり者の妻木(小山龍之介)と、学友たちも個性豊か。エリートだが子どもらしさも残る高校生たちのやり取りが楽しく、その輪に入ると神津の一際落ち着いた物腰や聡明さが目を惹く。一方、師である天沼教授(片岡)とのシーンではまだ未熟な一面も見え、ギャップが魅力的だ。神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』大阪公演より神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』大阪公演より一高生たちの若さや勢いが眩しいぶん、大人たちの存在感も際立っている。軽いように見えて頼もしい天沼、優秀な実業家であり一高出身の先輩である水町(加藤)、彼の有能な秘書である稲田(細貝圭)、秘密を抱えているらしい章子(滝佑里)らが物語にどう関わってくるのか、続きが気になる公開稽古だった。<公演情報>神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』演出・構成:野坂実脚本:須貝英音楽:村井邦彦、上野耕路原作:高木彬光(光文社文庫)【出演】林一敬/小園凌央/能條愛未、中野郁海(Wキャスト)/関翔馬高橋曽良小山龍之介滝佑里/細貝圭/加藤雅也/片岡鶴太郎(特別出演)ほか※高橋曽良の「高」は「はしご高」が正式表記。【東京公演】日程:2024年3月20日(水・祝)~31日(日)会場:サンシャイン劇場チケット情報:公式サイト:
2024年03月21日都合の悪いことは全部嫁のせい…!? 自分の意見が正しいと思っている義母とわかり合える日はくるのか…?妊娠中の美沙さんは夫・和仁さんとともに義実家を訪れます。いつ行っても歓迎ムードの義父と違い、何を話しても否定的な言葉を返してくる義母。実は美沙さんは、思い通りにならないことは全て「嫁の家系のせい」にする義母との付き合いに悩んでいるのです。孫との写真撮影ですっかり機嫌が直った義母。胸をなでおろした美沙さんですが、茉奈ちゃんがぐずりだしたことで事態が急変。卵も小麦も食べさせていないはずなのに、子どもにアレルギー症状が出始めて…。■前回のあらすじ義母は卵を除去したと言うが、生魚を出すなど子育てに対する理解が足りない様子だった。卵不使用のケーキを出してきたが、茉奈が小麦粉にもアレルギーがあることはすっかり忘れていた。「神経質なママになんでも止められちゃってかわいそうに」と義母はつぶやくのだった。写真撮影をしている義両親はとても幸せそうで…。和やかになってホッとしたのも束の間、娘に軽いアレルギー症状が出てしまいました。初期対応をして様子を見つつ、原因を考えていたのですが、ケーキが欠けていると義父が青ざめていて…。茉奈といた義母に話を聞いてみれば、自分じゃないと否定はするものの、明らかに動揺しているのです。怪しんだ夫が義母を問い詰めれば、ケーキを一口あげたことを白状しました。そのうえで義母は「アレルギーなのに子どもから目を離した嫁が悪い」と全てを私のせいにして開き直ったのです…。次回に続く(全12話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・せりママ/イラスト・ ニタヨメ
2023年11月06日2020年12月5日、俳優の金城茉奈(きんじょう・まな)さんが亡くなったことが分かりました。25歳でした。所属事務所によると、金城さんは同月1日に亡くなったとのこと。病名は明らかになっていませんが、闘病生活を送っていたといいます。金城さんは2019年に特撮番組『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(テレビ朝日系)で龍井うい役として出演。作中、「海外に行く」という設定で突然出番がなくなったことから、ファンの間でも不安に思う声が上がっていました。金城さんが亡くなったことについて、所属事務所はこのようにコメントをしています。昨年よりお休みをいただき、復帰のために治療を頑張っていましたが叶わぬこととなってしまいました。今まで金城茉奈を応援してくださったみなさま、支えてくださった方々に心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。不器用だけど頑張り屋、何事にもまっすぐ取り組む金城茉奈。これからも、夢に向かっていた彼女の笑顔を忘れないでいただけたらと思います。Grickーより引用また、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のTwitterアカウントは金城さんに感謝の思いをつづりました。太陽のように明るくて、本当に素敵な方でした。カメラの前に立ってもなお、セリフを繰り返し練習ている姿が目に浮かびます。37話での名演は忘れません。いつでも一生懸命すぎる金城さん。これからもどこにいっても全力で真っ直ぐなあなたでいてください。ご冥福をお祈りいたします。関係者一同 pic.twitter.com/XJQfTlPLGM — 騎士竜戦隊リュウソウジャー (@ryusoulger_toei) December 4, 2020 日々俳優として自分をみがき、25歳という若さで旅立った金城さん。訃報を知った多くの人から「あのかわいい笑顔は一生忘れません」「『リュウソウジャー』ファンの子供が、ういちゃんのことを大好きでした」といった声が寄せられています。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年12月05日かわいらしく、見分けがつかないほどそっくりな顔立ちが人気を博した、一卵性双生児の子役ユニット『マナカナ』。1996年に放送された連続テレビ小説『ふたりっ子』(NHK)の出演をきっかけに10歳でデビューし、2020年現在は本名の三倉茉奈・三倉佳奈として活動しています。『マナカナ』の三倉茉奈が第1子妊娠を報告2020年8月16日、姉である茉奈さんがブログを更新。第1子を妊娠していることを明かしました。茉奈さんは2019年に一般男性と結婚。妹の佳奈さんは2012年に結婚しており、現在は2児の母親です。妊娠について茉奈さんは、ブログでこのように気持ちを明かしています。私事で大変恐縮ですが、このたび第一子を授かりましたことをご報告させて頂きます。現在は安定期に入っており、年内に出産予定です。初めての妊娠、そしてまだまだ落ち着かない状況に不安もありますが、新しい命を大切にしっかり守っていこうと思います。二児の母である妹の存在もとても心強く感じています。お仕事に関しましては、体調と相談しながら務めさせていただきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願い致します。新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息を願うとともに、暑さも厳しい折柄皆様、くれぐれもご自愛ください。三倉茉奈オフィシャルブログーより引用誰もが初めての妊娠・出産は不安を覚えるもの。また、2020年8月現在も新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が猛威をふるっています。そんな中、茉奈さんは妹でありながら『子育ての先輩』である佳奈さんの存在に感謝しているようです。おめでたいニュースに対し、ネットでは多くの人から祝福の声が上がっています。・小さかった頃から大好きなお2人!大人になっても相変わらず素敵ですね。・優しい母親になりそう。きっと大変な時は夫婦や姉妹で支え合って素敵な子育てをするんだろうな。・コロナウイルスで大変な時期だけど、無事に出産できますように。祈っています!茉奈さんと佳奈さんは幼い頃からテレビに出演していたため、『マナカナ』の2人を我が子のように思っている人も少なくないことでしょう。だからこそ、親戚のおめでたいニュースのような気分で喜んでしまいますね![文・構成/grape編集部]
2020年08月16日“マナカナ”として知られる双子姉妹の妹・三倉佳奈(32)が2日、自身のブログを更新。この日結婚した姉・三倉茉奈(32)を祝福した。佳奈は「茉奈おめでとう!!」と題してブログを更新。「茉奈、本当におめでとう!!!」と祝福し、「とっても幸せそうな茉奈の姿を見て、私も自分のことのように嬉しいです」と喜んだ。続けて、「茉奈はいつも私や家族のことを気に掛けて大切にしてくれて、仕事の現場でも誰よりも周りに気を配ることができる愛に溢れた人。そんな茉奈をどっしりとした大きな愛情で包んでくれる彼。安心して茉奈を託せます!」と、茉奈とお相手についてコメント。「笑顔が素敵な2人はとってもお似合いで、これから明るい家庭を築いていくんだろうなと思います」とつづった。そして、「仕事も変わらず続けていくとのことなので、是非引き続き茉奈のこと応援よろしくお願いします!」と呼びかけ、「茉奈、本当に本当におめでとう!これから家族ぐるみでよろしくねいつまでもお幸せに」とメッセージを送った。佳奈は、2012年12月に一般男性と結婚し、2014年10月に第1子女児、2016年4月に第2子男児を出産している。
2019年02月02日“マナカナ”として知られる双子姉妹の姉で女優の三倉茉奈(32)が2日、自身のブログを更新。かねてより交際していた同じ歳の一般男性と結婚したことを発表した。茉奈は「私事ではございますが、私、三倉茉奈は本日2月2日、以前よりお付き合いさせていただいていた方と入籍致しましたことをご報告させて頂きます」と報告。「相手は同じ歳で関西出身の一般男性です。彼の優しく誠実で芯の強い人柄に惹かれ、共に時間を過ごすうちに自然とこのような形となりました」と説明した。続けて、「双子の妹・佳奈が結婚して6年余り。茉奈はどうなんだと本当に沢山の方に心配して頂いていたので…笑、やっと良い報告が出来ることを嬉しく思います。佳奈をはじめ家族や親戚もとても喜んでくれています」と周囲の反応を伝え、「公私ともに支え合い笑顔の絶えない明るい家庭を築いていきたいと思いますので、温かく見守っていただけると幸いです」と呼びかけた。仕事については「これまでと変わらず続けていきます」とのこと。「感謝の気持ちを忘れず、更に気持ちを引き締めて精進して参りますので今後ともよろしくお願い致します」と記した。
2019年02月02日ドラマ脚本家として数々の名作を世に送り出してきた坂元裕二の書き下ろし『またここか』が、10月8日(月・祝) まで東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERで上演中だ。上演時間は休憩なしの2時間10分。坂元はこれまで『カルテット』『最高の離婚』『それでも生きてゆく』『anone』などで、珠玉の台詞と、人間関係の狭間から生まれる厳しくも優しい未来を描いてきた。【チケット情報はこちら】舞台は、東京サマーランド近くのガソリンスタンド。蝉の声が響く夏。ガソリンの匂いが漂う中、店長の若い男(吉村界人)と横柄な態度のバイトの女(小園茉奈)がまるで噛み合わない日常会話を繰り広げる。そんなところに、ひとりの女(木下あかり)を連れた中年男(岡部たかし)がやってくる。40歳をすぎた男は、20代の店長に向かって「わたくし、あなたの兄、兄の者でして」と挨拶をする。おそらく初対面だろう異母兄の出現に、弟は満面の笑顔で答える。「よく来てくださいました!」兄は、植物状態のふたりの父親が実は医療ミスのせいだと、病院を訴える画策をしていた。演じる岡部の小気味良い台詞が、物語を展開させていく。その横で女たちは身勝手に振る舞い、兄はイライラを募らせていく。それぞれが思惑通りに事を運ぼうと振る舞う中で、ひとりだけ笑顔を浮かべている、弟。周囲はいつしかその笑顔の正体が恐ろしい“何か”だと気づく。吉村は近年、映画『モリのいる場所』やドラマ『スモーキング』などで独特の佇まいを見せ、存在感を放ってきた。今回、初舞台とは思えない求心力で、劇場内の空気を震えさせていく。その吉村をうまく物語に乗せて転がしていく岡部。木下が垣間見せる女の業や、小園のふてぶてしい態度もあいまって、観客に考えるスキを与えない。吉村の、わかっているのかいないのか、考えているのか空虚なのかわからない狂気が、客席にジワジワと浸透していく……。演出は、坂元と長年の付き合いである俳優の豊原功補。2017年の芝居噺『名人長二』では企画・脚本・演出・主演の4役を務めたが、今回は初めて演出だけに専念した。丁寧に積み重ねられた演出に沿うように、照明が緩やかに変化し、夏を感じさせる。ちょっとした会話の運びや、飛び出す具体的なワードが、生々しく響く。登場人物のやりとりの狭間に狂気を孕む会話劇が進むうち、タイトル『またここか』の意味が浮かび上がる。人間の暗部を抉り出した先に、いつしかそれを包み込む坂元脚本が切なくも優しい。取材・文:河野桃子
2018年10月05日吉村界人主演舞台「またここか」が9月28日(金)から10月8日(月・祝) まで、東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERで上演される。ガソリンスタンドを舞台にした、異母兄弟を含む男女4人の危うい愛の会話劇だ。【チケット情報はこちら】2度目の演出となる豊原功補と、坂元裕二の脚本という、付き合い長く互いの魅力を知るタッグ。坂元はこれまでテレビドラマ『カルテット』『最高の離婚』『それでも生きてゆく』『anone』など数々のヒットドラマ作品を世に送り出しおり、今回は本舞台のための当て書き&書き下ろしとなる。脚本について豊原は「テレビドラマだと女性を主人公に描くことが多いですが、今回は男兄弟の話。かなり新しい気がする」と期待しているようだ。主演は、今回が初舞台の吉村界人。出演が決まった時には、緊張で逃げ出したかったそうだ。しかし同時にワクワクもしたと言う。「正念場。この舞台をクリアしないと役者としてやっていけない。自分をぶつけないといけない状況がきた」と力が入る。ガソリンスタンドで働く青年の役と知り、「ガソリンスタンドに行きバイトの相談をしました。「数時間になるのですが、見学だけでも」と頼みましたが、さすがにできなかった」と真顔で振り返る。これまで吉村は映画「モリのいる場所」や連続ドラマ「スモーキング」などで強い印象を残してきた。しかし役作りのために舞台の現場にまでリサーチしたことはなかったそうだ。初舞台に対する気合いの入りようが伺える。これを知った豊原は「嬉しいですね。俺も頑張ります」と笑顔を見せた。吉村が演じるのは、秘密を持ち、危うさのある青年・近杉。自らの妄想におびえるという役どころだが「やっちゃいけないことをやりたくなる衝動、わかります」と共感をつかんでいる。当て書きのため、稽古を重ねていくうちに役が変化し、吉村にしかできない舞台になるだろうことも楽しみだ。ほかの出演者は、舞台俳優として長年独特の存在感を放ってきた岡部たかし。映画『あゝ、荒野』で印象的なヒロインを演じた木下あかり。ナイロン100℃の小園茉奈。豊原は「負担はそれなりにあるだろうけれど、大丈夫でしょう」と信頼を見せる。取材の最後に豊原は、吉村について「異質感のある俳優で、一歩先へ行こうともがいている印象がいいなと思っていた。実際に会うと、役者に、芝居に、真剣に向き合ってる人だと言う印象。出っ張った感じが面白いですね」と期待が高まる様子だ。公演のチケットは発売中。取材・文:河野桃子
2018年08月30日俳優の大倉孝二さんが、劇作家で演出家のブルー&スカイさんと立ち上げた演劇コンビネーション、ジョンソン&ジャクソン。第3弾は、池谷のぶえさんといとうせいこうさんを迎えた新作『ニューレッスン』。とことん何もない、純度の高いナンセンスコメディ。大倉:そもそも、ジョンソン&ジャクソンを始めたのって、最近、やる機会が減ってしまった“くだらないこと”をやりたかったからなんですよね。今回、原点回帰じゃないですけど、ここまで“演劇”をやらなきゃという感じになっていたのをいったんリセットして、自分たちにリミッターを設けず、乱暴さを失わずにやりたいことをやろうと思いまして。恐れ多いですが、僕とブルー&スカイのやりたいことを理解してくださっている、いとうさんと池谷さんに出演をお願いしたんです。池谷:4年ぶりに誘っていただいて、嬉しかったんですが、ナンセンスコメディに対する純度が高いユニットだけに、期待に応えていけるか…。それに、頭の回転が速いせいこうさんに、こちらのことを見抜かれるんじゃないかって、緊張もあって。大倉:その不安はつきまといますよね。ブルー&スカイとも、あの頭脳を恐れずにいこうとは話してます。なんなら、僕らより先に台本の面白さとダメさをわかっているおふたり。僕らがそれを教わろうと思っています。それが今回のタイトルにも表れてるんですけど。池谷:今回、私は明るい元気な作品がくるんだろうと想像していたら、全然違う肌触りで驚きました。しっぽりと気が狂っている、みたいな。大倉:いま僕らがやりたい“くだらなさ”を探した時に、本人たちは真面目にやってるけど、とことん意味がないっていうのがいいなって。池谷:これがうまくいけば、すごく面白くなるんだろうと思います。大倉:じつはこのユニットを立ち上げたのには、ブルー&スカイという異形の才能を、多くの人に知ってほしいというのもあるんです。池谷:完全に、ブルー君のプロデューサーかマネージャーですよね。大倉:稽古中にすぐ「演出辞めたい」とか言い出すような困った人ですけれど(笑)、それでも独自の作風というかセンスは、何にも代えがたい無二のものがあると思っていて。池谷:ブルー君とは長い付き合いですけど、私もいまだに毎回びっくりさせられるし、何年経っても色褪せないですよね。今回も、きっと面白いものをお見せできると思います。大倉:「本当に何にもねーな」って言ってもらうのが理想です。その素晴らしさを味わってもらえたら。ジョンソン&ジャクソン『ニューレッスン』 6月21日(木)~7月1日(日)渋谷・CBGKシブゲキ!!出演/大倉孝二、いとうせいこう、ブルー&スカイ、小園茉奈、池谷のぶえ全席指定5000円(税込み)7月6~8日に大阪公演あり。キューブTEL:03・5485・2252(月~金曜12時~18時)おおくら・こうじナイロン100℃所属。映像作品への出演も多く、近作にドラマ『アンナチュラル』、映画『ロマンス』『HERO』など。出演映画『君が君で君だ』は7月7日公開。いけたに・のぶえブルー&スカイが主宰していた劇団・猫ニャーの看板女優として注目され、数々の舞台や映像で活躍。放送中の朝ドラ『半分、青い。』で岐阜の洋品店の木原田幸子役に。※『anan』2018年6月20日号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年06月15日するフジテレビ系新日9ドラマ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」。この度、4月23日(日)放送の本作第1話のゲストに、三倉茉奈と原田佳奈が“姉妹役”で出演することが分かった。本ドラマは、美人で名家のお嬢様だが三度の飯より「骨」を愛し、骨格標本を組み立てる標本士を職業にする女性・九条櫻子(観月ありさ)が、法医学・自然人類学の豊富な知識、類いまれなる観察眼、そして物事の本質を見抜く鋭い洞察力と人並み外れた想像力で、周囲の誰しもが気付かない、疑うことすらしない細部にまで着目し、難事件を次々に解決に導いていく物語。このほど、初回に登場するゲストが決定。原田さんが演じるのは、館脇正太郎(藤ヶ谷太輔)が住む、同じマンションの住人で、ハーブ専門店を経営する三島多香子。藤木達也(宇賀神亮介)と結婚の約束を交わしていたが、ある日、白骨死体となって発見される…という役どころ。一体なぜ、多香子は死ななくてはならなかったのか?また、その多香子の妹・由岐役には三倉さん。警察の捜査の手が、義理の兄になるはずだった藤木に及んだとき、由岐は“ある行動”に出て…と2人共第1話のキーマンとして登場する。三倉茉奈と原田佳奈の “マナカナ”姉妹が実現する。原田さんの印象について、「優しくてかわいいすてきなお姉さん」と語る三倉さん。「初めて台本を見たとき、出演者名に“茉奈”と“佳奈”が並んでいて、少しテンションが上がり、妹の佳奈にも報告しました!妹と同じお名前ということで、ご縁だなぁと勝手に親近感が湧いて、姉妹役もすんなりイメージできました」とコメント。一方原田さんは、「茉奈ちゃんと同じシーンがなかったので共演はできなかったのですが、同じ日に撮影があり、私がメーク中に茉奈ちゃんが来てくれて、開口一番『お姉ちゃん!』って(笑)それで一気に打ち解けちゃいました」と明かした。また、本作では死ぬ役を演じる原田さん。「もうかれこれ20回くらいは殺されているかなぁ。銃殺、爆死、刀で滅多刺しなどなど…」とふり返り、「なるべく息を止めるのがコツ」と意識している点を話し、「いままでいろんな手法で死んできましたが、今回はまた新たな展開で私自身もオンエアを楽しみにしています。第1話の冒頭からぜひご覧ください!」とメッセージを寄せた。「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」は4月23日(日)より毎週日曜日21時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年04月10日タレントのヒロミが、10日に放送されたTBS系料理バラエティ『新チューボーですよ!』(毎週土曜23:30~24:00)にゲスト出演。長男で俳優の小園凌央への"演技下手"という酷評について「ありがたいと思わないと…」と話した。ヒロミは凌央について聞かれると、「本当に申し訳ないなと思いながらね。みなさんにも気を遣ってもらって」とコメント。「舞台に出させてもらってて、ネットとかでは下手クソとか言われ続けて」と凌央への酷評に触れると、堺正章が「"下手"とか"良くない"って言われるのは注目されているってこと」と話した。するとヒロミも「そうなんです」と返し、「そのことさえ、言われることはありがたいと思わないとダメだよ」と凌央に話していると告白。堺が「一時のヒロミなんか、何も言われなかったもんな。10年間」と言うと、「あんたのせいだよ!」とツッコみ、この日「本当」と認めた"堺正章に干された"説をネタにして笑わせた。また、長男の凌央と高校生の次男について、「お兄ちゃんはママ似。雰囲気も性格も。弟はまったく俺」と明かし、「昨日も兄弟げんかしてたんですけど、ずっと(弟が)兄貴に向かって『おいっ二世芸能人! コノヤロー!』『お前なんかクソ芸能人なんだ』って(笑)」と暴露。次男は「俺はもし芸能界いくとしたらママのコネなんか一切使わないから。二芸芸能人みたいになんねぇから。俺はパパのコネしか使わねぇんだ」と言ったそうで、ヒロミは「お前も一緒じゃねぇか!」と笑いを誘った。
2016年12月11日俳優・小園凌央が10日、舞台『あずみ~戦国編』の公開ゲネプロ及び囲み取材に、川栄李奈、鈴木拡樹、早乙女友貴、小園凌央、有森也実、星田英利、構成・演出の岡村俊一とともに登場した。同作は小山ゆう原作の同名漫画を舞台化。幼い頃より刺客として育った美しい少女・あずみ(川栄)が、運命に抗いながらも、戦いに身を投じていく。小園は、あずみを敵と知らず好きになってしまう豊臣秀頼を演じた。タレント・ヒロミと松本伊代の息子というサラブレッドの小園だが、演出の岡村は「小園は下手です。ものすごい下手です!」と酷評。しかし「独特の味とかがあるし、舞台上で成長する役」と、期待をかけられていた。小園は「毎日今のようなことを言われ続けて、この1カ月間メンタルも強くなりました」とタフな姿を見せ、秀頼の母・淀君役の有森は「この初々しさは今しか見られないので!」とフォロー。小園は「秀頼成長記という感じで見てもらえたら嬉しいです」と希望を語った。川栄から「すごく天然な人、不思議な人です」と評された小園は「ずっとバカにしているんですよ僕のこと!」と憤慨。殺陣については、早乙女から「独特の個性があっていいんじゃないでしょうか」、鈴木から「必死に練習してる姿を見てますので、素晴らしいなと思います」と見守られていた。また小園は両親の来場について、母・松本は「多分毎日来るんじゃないですかね」と予想した。しかし父・ヒロミについては「父君は僕には予想できないですね。来てくれたら嬉しいんですけど、どうなることやら」と懐疑的な様子を見せた。
2016年11月10日俳優の小園凌央が、あす29日(21:00~22:54)に放送される読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『祝1000回突破 ダウンタウンDXDX 新装開店スペシャル』に出演。高畑裕太氏が逮捕された際に、父・ヒロミから「何もしてないのにブチ切れられました」と怒られたことを明かす。小園は、ヒロミ・松本伊代夫妻の息子で、今回が同番組初登場。自身と同じ2世タレントである高畑氏の逮捕を受け、ヒロミから「お前、最近調子に乗ってんのか!」とブチ切れられたそうで、責任ある行動を促されたと打ち明ける。このように、「めちゃくちゃ怖い」と恐れる父・ヒロミだが、「お母さん(伊代)にはすごく甘えるんですよ。チュッチュしてます」と、家庭での様子を暴露する。この日の放送には、国生さゆりも出演。お笑い芸人・メッセンジャー黒田と1年半ほど同棲していたが、「舞台を見に行ったり、できる限り、服を選んだり、スタイリストさんに失礼がないように下着も買ったり…。(奥さんみたいなことが)48歳だから楽しかった。でも、重かったみたいですね」と、破局の理由を初告白する。ほかにも、陣内孝則、柳葉敏郎、石田純一、東尾理子、具志堅用高、ゴリ(ガレッジセール)、出川哲朗、勝俣州和、上島竜兵(ダチョウ倶楽部)、土田晃之、新田恵利、叶姉妹、鈴木拓(ドランクドラゴン)、中岡創一(ロッチ)、若槻千夏、小島瑠璃子、川田裕美、春香クリスティーン、IMALU、白間美瑠(NMB48)、須藤凜々花(NMB48)が出演する。
2016年09月28日俳優の小園凌央が、10日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『ナカイの窓』(毎週水曜23:59~24:54)に出演し、自身のデビューのきっかけが、同番組MCのSMAP・中居正広だったことを明かした。小園は、タレント・ヒロミの長男で、芸能界入りする前、父の付き人をやっていたそう。その当時、ヒロミが『ナカイの窓』に出演することになり、中居に対してあいさつした際、「迷っているんです。(テレビに)出るかどうか…」と、自らの進路を相談したという。すると、その時の中居は「そこそこの顔してるから、出た方がいい」とアドバイス。これを受け、小園は「SMAPに言われたらやるしかねぇな!」と自信をつけて、芸能界入りを決断したことを明かした。しかし、この話を聞いた中居は「ごめん、あれウソだった!」と、社交辞令であったことを認めて謝罪。「勘違いで入ってきちゃったんだな!」と言われた小園は「えっそうなっちゃいます!?」と困惑を隠さなかった。芸能界の中でも、俳優という道を選択した理由について、小園は「(アイドルをやるにしても)歌もダンスもヘタくそだったので…」と説明。この言葉に敏感に反応した中居は「こんなこと言うのもなんだけど、大丈夫。俺、これで30年近くやってきている」と、実績を踏まえて強調した。一方、父と同じ芸人という道については「小さい頃はなりたかったです」と願望があったそうだが、ある出来事で挫折したそう。それは、小学校の時にヒロミとともに参加した岩城滉一のホームパーティーで、弟と2人でネタを披露したこと。結果、岩城をはじめ誰1人笑わなかったことがトラウマになっているそうで、「芸人だけは絶対なるもんか!」と強い決意を振り返ったが、バカリズムには「(プロの)芸人でも、その舞台は厳しい」と過酷なコンディションに同情されていた。
2016年08月11日女優で双子姉妹の三倉茉奈、三倉佳奈が、MBSテレビの特番『よしもと新喜劇 真夏の大感謝祭4時間ぶち抜きSP』(8月2日 12:54~)で7年ぶりにドラマ共演を果たすことになり17日、主演の吉本新喜劇座長・すっちーと大阪市天王寺区の安居神社でドラマの成功を祈願した。茉奈・佳奈姉妹が出演するのは、特番内で放送されるホラー・コメディドラマ。本人役で登場するすっちーのストーカー騒動をきっかけに、吉本新喜劇の座員たちが怪奇現象に巻き込まれていく。佳奈の役どころはすっちーの"ストーカー"、茉奈は物語のカギを握る"謎の女"役。「大坂夏の陣」の真田幸村軍にまつわる歴史ミステリーの要素も盛り込まれることから、幸村最期の地といわれる安居神社で撮影の安全とドラマの高視聴率を祈った。ドラマでの共演はNHK連続テレビ小説『だんだん』(2008~09年)以来となる"マナカナ"。茉奈は「以前は2人でいるのが当たり前だったけど、最近ではひとりずつの仕事が多いので、一緒にいるのが不思議な感じ」と心境を。佳奈も「久しぶりなので、2人で面と向かって芝居するのが恥ずかしい」と語り、「めっちゃテレる」と姉妹で笑い合うなど相変わらずの仲睦まじさを見せていた。私生活では、今年4月に佳奈が第2子となる長男を出産。今作が復帰後初のドラマ出演となる。茉奈は「私は完全に"伯母バカ"。姪っ子、甥っ子がすごくかわいい」と溺愛ぶりを報告。佳奈は「ドラマと関係ない話やん(笑)」とツッコミながらも「久々のドラマなので気合いが入ります。力を合わせていいものを作りたい」と意気込みを明かした。一方、本格的なドラマに初挑戦するすっちーは「普段は新喜劇でオバチャンの役をやっていますが、久々に普通の男性役。とりあえず、監督に『大丈夫?』と聞きました」と不安を漏らし、「撮影の終了時間が"30時"と書いてあったんですけど、なんやこれ!って(笑)。ドラマの世界ではよくあるんですか?」と戦々恐々。おなじみの"すち子"役では未体験のシリアスな演技にも挑むといい、「監督からダメ出しされて、38時ぐらいになってしまうかも?」と心配していた。また本作には、すっちー以外の吉本新喜劇の座員たちも本人の役で出演し、稽古風景など舞台裏も描かれる。「浅香あき恵、末成由美あたりは、普段からホラー的な要素がある」と笑わせたすっちーは「新喜劇の日常の様子に非日常のホラーも加わり、興味深い歴史的な要素もある。すごく見応えのあるドラマです」と見どころをPRした。なお、『よしもと新喜劇 真夏の大感謝祭4時間ぶち抜きSP』は3部構成。すっちー主演のホラーコメディドラマのほか、小籔千豊、川畑泰史、すっちーの3座長が出演するスペシャル新喜劇、座員たちが出演するバラエティー企画を送る。
2016年07月18日俳優の小園凌央が、きょう12日(19:56~22:54)に放送される日本テレビ系バラエティ番組『踊る踊る踊る!さんま御殿!! 最強2世が奇跡の集結 美女アスリート浴衣祭』(レギュラーは毎週火曜19:56~20:54)に出演し、父・ヒロミと母・松本伊代の恥ずかしい素顔を暴露する。ヒロミと伊代の長男である小園は今回、「2世芸能人」パートで同番組に初登場。ヒロミが「ママ~ママ~」と甘えた声で、伊代を呼び出したら、息子たちの退席の合図になっていることを明かす。こうしたヒロミの甘えん坊ぶりに、芸人の先輩である明石家さんまもショック。小園はさらに、ヒロミと伊代が起こす大ゲンカのくだらない原因まで暴露する。今夜の放送には他にも、「この夏 目が離せない芸能人が大集合」パートに、乃木坂46の生駒里奈が登場。テレビでやったことのないモノマネをふられて赤面で披露することになり、さすがのさんまも「それは無理だ…」とさじを投げてしまう。「2世芸能人」パートのゲストには、虻川美穂子、小沢一敬、香音、カンニング竹山、神部冬馬、紅蘭、下嶋兄、高橋真麻、高畑こと美、匠、長嶋一茂、愛弥が出演。「この夏 目が離せない芸能人が大集合」パートには、青柳翔、AKIRA、上田まりえ、おかずクラブ、武田玲奈、團遥香、トレンディエンジェル、中川翔子、永野、林家三平。「美女アスリートvs醜女芸人」パートでは、青木愛、浅田舞、尼神インター、伊藤華英、金田久美子、黒木優子、黒沢かずこ(森三中)、坂口佳穗、潮田玲子、永里亜紗乃、ハリセンボン、室伏由佳が登場する。
2016年07月12日NHKの次期連続テレビ小説「べっぴんさん」の取材会が本日16日(木)、大阪放送局にて行われ、新キャストとして本田博太郎、山村紅葉、三倉茉奈がお披露目された。戦後の焼け跡の中、娘や女性のために子供服作りにまい進し、日本中を元気に駆け抜けていくヒロイン・すみれとその家族、そして彼女の仲間たちが夢へと向かう物語。キャストには、ヒロイン・坂東すみれ役に抜擢された芳根京子をはじめ、すみれの3歳上の姉・ゆり役に蓮佛美沙子、坂東家女中・マツの娘小野明美役の谷村美月、すみれの父・五十八役に生瀬勝久、祖母役に中村玉緒らが出演する。連続テレビ小説初出演となった本田さんと山村さんが演じるのは、五十八の兄・坂東長太郎とその妻・節子。そして、「ふたりっ子」「だんだん」に続き、連続テレビ小説3回目の出演となった三倉さんは長太郎の息子・肇の妻、坂東静子として参加する。この日行われたのは、すみれ・ゆりたちの疎開先・近江の坂東家(本家)のシーンだ。神戸の空襲で屋敷を焼き出されてしまったすみれ。父・五十八の決断で、姉・ゆりらと一緒に、五十八が生まれ育った近江に疎開することになる。近江の坂東家・本家では、五十八の母・トク子(中村さん)のほか、五十八の兄・長太郎、長太郎の妻・節子、 長太郎の息子の妻・静子らが迎えてくれた。しかし、五十八と近江の実家には、ある因縁があって…。戦地からの夫たちの帰還を待ちながら、すみれたちの近江での生活が始まるのだった。会見で生瀬さんは初めて“朝ドラ”に出演したときのことを切り出し、「当時“槍魔栗三助”という芸名でやっていたんですけれど、それではNHKに出れないということで、本名の生瀬でやりまして。本当に本名に変えてよかったなと、いまつくづく(思っています)。こうやって立派に父親役を“生瀬勝久”でやらせていただいているということですね」と娘2人の前で告白。それを受け蓮佛さんは「ちょっといまお父様の過去を知って、びっくりしてますけども。そういうのも含めていままでの色々なお芝居されてきた経験だったりというのを教えていただいたりだとか、 本当に他愛ない話も含めて、『あ、これで約10か月ぐらい皆さんとやっていけるんだな』というのが本当に楽しくて仕方がない時期です。これからもっともっと頑張ろうという気持ちでいっぱいです」と語った。またヒロインの芳根さんは「毎日笑顔が絶えなくて、すごく楽しくて、私は毎日現場に来ることがすごく楽しみで、楽しくて仕方がなくて、もうこれは10か月、すごくすてきな時間になるんだろうなぁっていうわくわくも止まらなくて、精いっぱい、いまつかんできたすみれを、しっかり私も支え合いながら、一緒に頑張っていきたいなという風に思っています」と胸の内を述べた。連続テレビ小説「べっぴんさん」は10月3日(月)より毎週月曜日~土曜日、8時~NHK・総合にて放送(全151回)。(cinemacafe.net)
2016年06月16日伊藤英明と木村佳乃が夫婦役で共演するドラマ「僕のヤバイ妻」。この度、本作の新たなキャストとして、ヒロミと松本伊代の息子・小園凌央、そして竹下景子の息子・関口アナムが出演することが明らかになった。家庭生活の息苦しさに耐えきれず、妻を殺そうと決意した夫。しかし、帰宅してみると妻は血痕を残し、姿を消していた。想定外の誘拐事件に翻弄され、追い詰められる夫。自分が気づいていなかった妻の愛情を知り、夫は改心する。お金より何より、妻に無事に帰ってきてほしい。でも彼は何もわかっていなかった。事件の真相も、妻の本当の姿も。やがて誘拐騒動は殺人事件へと派生し、周囲の人間をも巻き込み思いもよらぬ方向へと展開してゆく。清楚で貞淑だった妻の恐ろしい正体を知ることになる夫。誰も信じられず、逃げようとしても絡め取られ、追い詰められながら、夫は考える。なぜ妻はここまで自分を苦しめるのか?「妻の真の目的は何なのか?そして、ついに明らかになる真相。そのとき、夫がくだす決断とは?この夫婦がむかえる結末とは――。本作は、「ストロベリーナイト」「dinner」「ようこそ、わが家へ」など数々のドラマの脚本を手掛け世に送り出す黒岩勉が、オリジナルで書き下ろした“大人の男と女の心理サスペンス” 。キャストには、主人公の“妻に翻弄されもがく夫”望月幸平役に伊藤さん、その美しき“ヤバ妻”真理亜役には木村さんが扮している。そして共演には、幸平の不倫相手・北里杏南役に相武紗季、幸平を疑い事件を追う刑事・相馬誠一郎役に佐藤隆太、相馬の部下で相棒の新米刑事役に浅香航大、そのほか眞島秀和、キムラ緑子、高橋一生、宮迫博之が顔を揃えている。これらのキャストに加え、今回新たに伊藤さん演じる幸平が経営するカフェの従業員役として、いまどきの若者・藤原龍太役に小園さん、相武さん演じる杏南に想いをよせる熊谷司役に関口さんの出演が決まった。タレントのヒロミさんと歌手・松本さんの息子である小園さんは、現役大学生。事務所に所属して約1年という小園さんにとって、連続ドラマの出演は今回が初めて。それを受けてヒロミさんは、 「こんないいチャンスを頂いたので、息子には頑張りなさいと伝えました」と激励のメッセージを送った事を明かし、また松本さんも「正直驚きました。私やヒロミさんと同じ芸能界で働くということに、不安も少なくないですが、周りの先輩や、大人の方々に厳しく育てて頂き、大きく成長してもらえたらと思います」と心配もしつつエールを送っている。そして小園さんは「初めての連続ドラマなのでとても緊張しますが、下手な演技をしたら両親から強烈なダメ出しがあるでしょう。想像しただけで家に帰るのが恐ろしいです。でも父は芸人?バラエティタレント?母はアイドル?歌手?なので芝居のことでとやかく言われたくないです」と早くも気合十分だ。一方女優・竹下さんを母に持つ関口さんは、写真家でもある父親・関口照生の影響もあり、武蔵野美術大学造形学部映像学科を卒業後、イギリス・ロンドンに2年ほど留学していたという経歴を持っている。裏方を目指していると思っていた竹下さんは 「“演者になる”と言われてびっくりしましたが、自分で決めた事は貫いて欲しいと思っています。演技については何もいいません。ただ“寝坊しないように”」と応援していると語る。それを受けて関口さんは、「帰ってきて、役者になると言いました。両親はちょっとの間沈黙していました。そして、甘い世界じゃないと言われました。それでも、役者がやりたいと言って、いまの道に進むことを決めました。初めてのドラマレギュラー出演です。チームヤバイ妻の一員として、DNAを覚醒させて、皆さんの記憶に残る作品にしたいです」と意気込みを語った。豪華共演陣が出演するだけでなく、大物芸能人2世二人が同時に出演するという本作。伊藤さんと木村さん演じる夫婦の結末だけでなく、今回発表された若き2人の活躍にも目が離せない。「僕のヤバイ妻」は4月19日(火)22時~フジテレビにて放送開始(初回21時~2時間拡大放送)。(cinemacafe.net)
2016年03月24日