前大阪市長の橋下徹が7日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系新バラエティ番組『橋下×羽鳥の新番組(仮)』(11日スタート、毎週月曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)の制作発表会見に登場。久々のバラエティ復帰に戸惑いながらも、随所で"橋下節"をのぞかせた。この番組は、早稲田大学同級生のフリーアナウンサー・羽鳥慎一とタッグを組み、3月に放送された特番で実施した3つの"お試し企画"から展開。初回は、ゲストが"今の日本はここがおかしい!"と思っていることを訴える「橋下さん!日本のこんな所オカしくないですか?」を放送し、尾木直樹、加藤紗里、小島慶子、テリー伊藤、東国原英夫が登場する。大阪府知事・市長時代は、激しい言動で世間の注目を集めた橋下だったが、市長退任時以来の会見が金びょうぶをバックに行われることに「こんな温かい会見は無かったです」と戸惑い気味。3月の特番について、周囲から「いい人キャンペーンみたいな番組は見たくなかった」と言われたそうだが、羽鳥は「(レギュラーの夜)11時台になって、橋下さんもだいぶ雰囲気が変わってきまして、ギスギスした方向に行くような気がしています」と期待を寄せた。橋下は、何か激しい発言をしてほしいというスタッフからのプレッシャーを感じ取っているそうで「まだ市役所の方が吹っ切れてましたよ(笑)」と、8年ぶりのバラエティ番組でエンジン全開ではない様子。羽鳥から「収録の時は、テレビ朝日のバランス感覚に全幅の信頼を寄せて発言してほしい」と要請されたが、「大丈夫なんですか? 週刊誌に必ず内情を話す"テレビ朝日関係者"が出てくるじゃないですか」と疑心暗鬼になっていた。しかし、政治家時代に度々バトルを繰り広げた、朝日新聞の記者から質問を受けると、「バシッと来てよ!」とスイッチオン。おおさか維新の会の"法律政策顧問"という肩書と、放送番組の出演者をどう切り替えていくかを問われると「正式な名称は"法律顧問弁護士"です。だから法律政策顧問は誤報です。それだと党の役職の1つになるけど、顧問弁護士なら政治とは無関係なので、放送法には抵触しません」と断言した。それでも、朝日新聞の記者が「政策に助言すると言いましたが…」と食い下がると、橋下は「その組織にマズいな…ということがあれば、事前に助言するのが顧問弁護士。朝日新聞だってそうだと思いますよ。でもその顧問弁護士が助言してなかったから、慰安婦報道で失敗したんですよ」とまくし立て、変わらぬ"橋下節"に記者も苦笑いするしかなかった。そんな中、羽鳥は、橋下に対してやはりどうしても気になる懸念点があるようで、今後選挙に「本当に出ないですよね?」と確認。橋下は「100%出ません」と強調し、逆に羽鳥に対して「出ませんよね? テレビで知名度を広げて出馬するというのはよくあるパターンじゃないですか」と問いただした。これを受けて羽鳥は「私は出ないですよ」ときっぱり否定したが、将来的に挑戦したいことを聞かれると「夜の報道番組とかやってみたいなと思ってます」と、新キャスターに交代したばかりの『報道ステーション』への色気をにおわせていた。
2016年04月07日元AKB48の板野友美とタレントの小島瑠璃子が1日(火)、都内で行われた「LINE presents 表参道イルミネーション2015」の点灯式に出席した。表参道一体を輝かせた小島さんは「クリスマスは仕事」というものの「結婚して、ダンナと子供とこの道を歩くのも素晴らしい。堂々と歩くのが夢です」と未来を妄想。同じく「クリスマスの予定は未定」という板野さんも「いつかは素敵なダンナさんと歩きたい。今は相手もいないので」と独り身を嘆きつつ、幸せな将来に思いをはせていた。番組共演をきっかけに、公私ともに付き合いがあるという2人だが、板野さんは「コジルリからLINEで食事の誘いを受けたので“友もゴハンに行きたい、いつ空いているの?”と送ったら既読スルーされた」と小島さんの冷たい態度に不満気味。小島さんは「風邪をひいていまして……。治すのに大変だったから」と弁解するも、板野さんは「LINEって簡単だから、すぐに打てるよね?昔は謙虚に返してくれたのに。変わったね」と追い詰め、当の小島さんは「やめて!テングになってないから~」と平身低頭だった。表参道といえば先日、板野さんの妹でタレントの板野成美が芸能イベントデビューを果たした場所。板野さんは「昨日その動画を一緒にチェックしました。お姉さんながらに『もっとゆっくりと喋った方がいいよ』とアドバイスしたけれど、それを見ながら自分も勉強しました」と仲睦まじい様子を報告。今後は「妹は妹らしく、姉妹で切磋琢磨していきたい」といい、姉妹共演については「恥ずかしいけれど、いつか共演出来たら嬉しい」と期待した。同イルミネーションでは、表参道一体を約50万個の電球で彩る。12月25日(金)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2015年12月01日アン・ハサウェイが熱望し、名優ロバート・デ・ニーロと初共演を果たすことで話題の映画『マイ・インターン』。公開2日にして、観客動員数130,717人、興行収入178,082,900円を記録し洋画作品ナンバー1になったことが明らかとなった。ファッションサイトの社長ジュールズ(アン・ハサウェイ)のもとに、会社の福祉事業としてシニア・インターンのベン(ロバート・デ・ニーロ)が雇われることから始まる。仕事と家庭の両立に奮闘するジュールズにとって、最初は40歳も年上の部下ベンは迷惑な存在だが、ベンの“経験豊かな知識”によるアドバイスによって、次第にジュールズに変化が訪れる…。監督は『ホリデイ』『恋愛適齢期』などで日本でも大ヒットを連発し、ハリウッドでは数少ない女性ヒットメーカー監督として名を馳せているナンシー・マイヤーズ監督だが、そんなマイヤーズ監督が本作でさらに日本での公開開始2日間オープニング成績の記録を塗りかえ、マイヤーズ監督史上最高のオープニング数字で大ヒットスタートを切った。さらに12日(月)を含めると観客動員数199,000人、興行収入268,607,200円となり、アン・ハサウェイの代表作『プラダを着た悪魔』の先行公開分とオープニング3日間の興行数字2.33億を超え、『プラダを着た悪魔』を大きく引き離すこととなる。公開前から注目を集めていた本作。客層は20代~60代と幅広く、映画の設定と同様に若い世代とシニア世代まで幅広い客層が劇場に押し寄せ、老若男女楽しめる映画となっている。また、公開とともに20代~30代の女性中心に高評価の口コミが増幅中で、ジュールズのオシャレなリアルクローズに憧れながら、一生懸命働くその姿に共感し、「泣いた、笑えた」「もう一回見る」との声が数多く上がっている。<著名人からのコメント>■LiLiCo(映画コメンテーター)超爽やかなエネルギーを注入された!気分は最高!いただいた元気はこれからの生きる原動力になります。■ピーコ(ファッション評論家)ロバート・デ・ニーロって凄い上手い!70歳のシニア・インターンを微笑ましく、お茶目に演じていて、威厳を持って問題に対処する演技にも魅了されました。アン・ハサウェイの衣装もブランドをさり気なくミックスしていて、いい感じ!!■スザンヌ(タレント)観終わってすぐ思ったこと。あーっなんかモヤモヤがぜーんぶ吹き飛んですっきりしたー!観終わってすぐ言ったこと。ふぁー良かったー!アン・ハサウェイ演じるジュールズの喜びや葛藤には、映画館でこんなうんうんって頷いたことはないくらいに、共感できて、ロバート・デ・ニーロにベンの大きな愛情にほろっと涙が出て、ベンと仲間の友情とハプニングにゲラゲラ笑って、ジュールズの悩みに一緒に泣いて。おしゃれで可愛いお洋服にテンションもあがるし、最後は、心が優しさで満ちていく、もうほんっとに素敵な映画でした。■舞川あいく(モデル)女性が働く今の時代にすごくリアルな映画で観終わった後、とても心がスッキリしました!「仕事と愛」の両立は難しいかもしれないけれど、ジュールズみたいに優しく、素直で、誠意をもって生きていたら、必ず幸せは訪れる。すべての女性の背中を押してくれる素敵な映画でした。ぜひ次は父と観に行きたいです。■小島慶子(タレント、エッセイスト)山積みの書類、ママ友の視線、夫とのすれ違い…働く女性のしんどさも、頑張る彼女を支える夫の葛藤も、思い当たることばかり。そしてああ、もしもベンみたいな素敵な人がそばにいてくれたら…笑って泣いて、見終わるとなぜか心が軽くなっていた。すべての頑張る女性に贈る、感動のデトックスムービー。『プラダを着た悪魔』に次ぐ新たなる女性のバイブルとなりそう。『マイ・インターン』は新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:マイ・インターン 10月10日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国(C) 2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年10月13日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、現在大河ドラマにも出演中の女優・小島藤子さんです!小学生の時スカウトされ、ティーン誌モデルを経て女優に。「NHKの朝ドラに出演した18歳の頃、一致団結して作品をつくる現場に感動し、女優として生きたいと思うようになりました」。最近はコメディ系作品が続いているとか。10月放映のドラマ『永久就職試験』(日本テレビ)では、御曹司の結婚相手の座をライバルと奪い合う、腹黒めの“ゆるふわ”系女子を演じている。「普段絶対着ない服を着てぶりっこ口調で演じるのはストレス発散になります!男受けする仕草を日々研究中(笑)」◇日課と言っていいほどゲームをしています!「最近PS4を買いました。よくやるのはホラーやアクション系」◇休日はおうち派だけど美術館巡りは好き。「最近だと三菱一号館美術館でやっていた河鍋暁斎展がよかった!」◇イヤリングをコレクション。「唯一の女子的趣味(笑)。ヴィンテージショップで買うことが多いです」◇こじま・ふじこ1993年生まれ。大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK)に出演中。9/16リリースのロックバンドindigo la Endの『雫に恋して/忘れて花束』のCDジャケット・PVにも登場。※『anan』2015年10月7日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年10月06日アン・ハサウェイ、ロバート・デ・ニーロ共演の映画『マイ・インターン』の試写会が9月14日(月)に都内で開催され、映画の舞台であるニューヨーク出身のモデルで女優の河北麻友子と働く母親の代表として小島慶子がトークイベントに出席した。『プラダを着た悪魔』でファッション誌の編集部で夢をかなえるために奮闘したアン・ハサウェイが、本作では家庭も仕事も手に入れたファッションサイトの女性社長ジュールズを演じる。彼女の会社に70歳にしてインターンのベンが雇われ、彼女はたびたび彼の的確なアドバイスに救われるのだが、そんな中で彼女に人生最大の危機が…!劇中のジュールズが着る衣裳をイメージして、河北さんも小島さんも真っ赤なドレスで登場!2人ともデ・ニーロ演じるベンの包容力や温かさにメロメロのよう。河北さんが「結構、ずっと笑いっぱなしでしたが、ベンさんの言葉に打たれて感動して泣きました!」と言えば、小島さんも「この感じ分かる!と自分が仕事のときに感じた挫折感とか共感する部分があったんですが、(ベンを見て)こんな人にそばにいてほしい!って思いました」とうっとりとした表情で語る。ニューヨーク育ちの帰国子女で「英語の方が得意」という河北さんはこの日もネイティブの発音を会話の端々で響かせていたが、女優としてのハリウッド進出の意欲を問われると「もちろんあります!」と即答。憧れの女優として国内外で活躍する菊地凛子の名を挙げ、海外の作品への出演を「夢」と語る。小島さんは、ジュールズと同様に自身が働き、夫が主夫として家庭のことや子どもの世話をするという生活を送っているが「私の場合は出稼ぎ生活ですから。日本で2~3週間、出稼ぎで働いて、また(生活拠点の)オーストラリアのパースに帰る。こっちにいる間は、彼が家庭や子どものことを全てやってくれているので、彼がいないと成り立たない!頼もしいです」と夫の支えと理解のありがたみについて語る。小島さんは、ジュールズの夫が弱音を吐くシーンについて「ウチの夫婦を元にした会話かと思いました!」と苦笑を浮かべつつ「女性が働く場を増やすだけでなく男性のための場も広げていかないと。性別に関係なく、仕事の大変さ、家庭の大変さをシェアできるのが一番いい」とも訴える。河北さんはそんな小島さんのスタイルに共感。河北さんの両親は共働きだったそうで「ウチもダディがたくさん家事やってました」と明かし、結婚観について問われると「いつもうちのお父さんが理想なんですが、ベンも年も近いのでそう見えました。落ち込んでいるとき、アドバイスがほしいときに、ほしい言葉をくれるんです。ハンカチーフを常に女性が泣いたときに差し出せるように持っているのもすごくジェントルマン。みんなそうなってほしい!」とデ・ニーロを見習うべき(?)と世の男性に注文。「優しいけど時に厳しく、笑いのツボが一緒で食も合う人がいい」と理想を語り、高すぎるという指摘にも「理想だから!」と強気の態度。小島さんは結婚15年目となるが「10代の頃は商社マン妻になって海外のあちこちに行くのが夢で、20代で私が知らないことを知っている経験豊かな男性がいいと思ったけど、結婚してからいままでは、楽天的なら誰でもよくなった(笑)」と理想の結婚の変遷を明かしたが、この楽天主義という部分にも河北さんは深く共感していた。『マイ・インターン』は10月10日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月14日●マキタスポーツに「うっせえ! ハゲ!」今年6月17日、女優・小島梨里杏は自身のブログでそれまでの「梨里杏」から「小島梨里杏」に改名したことを報告。続けて同年7月期のドラマ"オモコー"こと『表参道高校合唱部!』にレギュラー出演することを発表した。演じるのは、スクールカーストのある高校でトップ集団"一軍"に君臨する竹内風香。主人公らをいじめてクラスの和を乱す言わばヒール役。役柄を象徴するように、ブログには「素敵なハーモニーをかき乱し、ブチ壊していきたい」と並々ならぬ意気込みがつづられていた。現在6話までが放送され、一部で「今期の満足度1位」と報じられるなど話題になり、強烈なイメージを残すいじめ役にも自然と注目が集まっている。昨年の『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)に抜てきされて多くの人に知られる存在となったものの、彼女は女優として生きていく決意とそのきっかけを探していた。改名が大きな決断だったことは本人も認めるところではあるが、憧れていた園子温監督シリーズのスピンオフ作『みんな!エスパーだよ! ~欲望だらけのラブウォーズ~』(dTVで配信中)でヒロインの声が掛かるなど、今では"再スタート"のきっかけになったと捉えている。近況の出演エピソードを交えながら、改名の真相と決断の裏にある思いに迫る。――『みんな!エスパーだよ!』はテレビシリーズから観ていたそうですね。同作ではヒロインとして、嘉郎らチームエスパーの憩いの場である喫茶シーホースでアルバイトをすることに。後に人を酔っ払いに変える能力を持ったエスパーが現れ、街は大混乱に陥ります。前から園監督の作品を観ていたので、『みんな!エスパーだよ!』もその中の1つでした。今回お話をいただいた時は、観ていた世界に入れることがうれしかったですし、出来上がったものを観て場面の切り替わりや音など『エスパー』独特の編集の仕方を実感できたので、シリーズのファンとしても楽しむことができました。――"パンチラ"などの下ネタがおなじみとなっているシリーズです。ご自身が出演することに抵抗は?全くありませんでした(笑)。――ヒロインという立場でしたが、双子を演じる一人二役。難しい役どころだったと思います。台本を読んだ時、私の中の2人のイメージは対照的でした。クランクインの日が妹の今日子のシーンで、アーケード街を酔っ払いのおじさんたちと練り歩いて、最後にツバを吐く場面。綾部監督(園子温は総監督)から「もっと女王様感出していいよ!」と言われたので、女王様な一面は残しながらもそんなに悪い子にしないイメージで演じました。――その女王様モードを一番感じたのが、マキタスポーツさんを「うっせえ! ハゲ!」と罵倒するシーン。笑いすぎて腹筋がつりそうになりました。ちゃんと台本にあったセリフでした(笑)。物語の終盤で和やかムードの中、なぜそこまで言うのか、私も台本を読んだ時に不思議でした。最初のアーケード街のシーンだったらまだ分かりますよね? でも、今日子ちゃんが心を入れ替えたところでの「うっせえ! ハゲ!」(笑)。自分自身でも演じていて面白かったです。――そのほか、事前情報では「セクシー七変化」とも言われていましたが、短パンやノースリーブ、メイド服などさまざまな衣装も見どころですね。役を演じること自体に恥ずかしさはありませんが、普段は着ることのない露出度の高い衣装だったので、そこに関しては「私が着ていいのかな…」みたいな気持ちはありました(笑)。着てお芝居をしている時は全然気になりませんが、カメラが回っていない時は恥ずかしかったです。私がメイド服着てる…って(笑)。――テレビシリーズから続く座組の中に、ヒロインという立場で加わるのはどのような心境でしたか。緊張しました。このシリーズだけじゃなくて、ほかの作品でも観ていた女優さん、俳優さんだったので、楽しみな半面緊張しましたし、出来上がっているものを崩せない責任感と、良い意味で崩したい意欲と。そんなプレッシャーみたいなものがありました。――しかし、小島さんもほかの出演者の方と同じように、ここ最近は特に注目が集まっていると思います。実感はありますか。注目度…うーん…どうでしょう(笑)。ツイッターなどでコメントをいただける数が増えてきて、そういう反響はとてもうれしいです。――最近でもツイッターでフォロワーが4万人を超えたことを喜んでいらっしゃいました。そうですね。ツイッターをはじめたのは、『トッキュウジャー』ぐらいだったと思いますが、最初は全然フォロワーさんがいなかったんです(笑)。●『トッキュウジャー』終了後の決断――『表参道高校合唱部!』ではイジメっ子役。自分と真逆の役柄を演じることは「役者として喜び」と感じる人もいるみたいですが、小島さんはいかがですか。「いじめる」だけを考えると、自分の中では絶対にしたくないことだと思ってしまいます。イジメっ子集団の中でトップが優里亞(吉本実憂)で私が演じる風香が二番手。風香にはその悔しさもあったと思いますが、5話で優里亞から「こんなセリフだけで役作りなんていらない」とお芝居のことをバカにされたことが、風香が黒幕となって優里亞をいじめていくきっかけになります。風香はきっとお芝居がとても大好きだと思うんです。自分をバカにされたことに加えて、お芝居をバカにされたことが彼女の怒りに触れた。そういう「許さない」という気持ちを根底に演じたので、優里亞に詰め寄るシーンはスムーズにやることができたと思います。――黒幕の存在に気づいた優里亞に、風香は不気味な笑みを浮かべながら「ビ~ンゴ~」と言います。「うっせえ! ハゲ!」と同じく鳥肌シーンでした。なんでここで「うっせえ! ハゲ!」が出てくるんですか(笑)。実は2話で優里亞が快人(志尊淳)とカフェでお茶をしているところで、自身の悪事を言い当てられて「ビンゴ」と言うシーンがありました。このセリフを言われた優里亞は絶対に腹立つだろうなと思って、そこをヒントに盗みました(笑)。台本では「ニヤリと笑う」ぐらいしか書かかれていなかったので、リハーサルの時に監督に「"ビンゴ"やりたい」とお願いしてみたところ、「いいよ」と言っていただけたので思い切ってやってみました。――ほかの作品含めて、そういうアイデアは積極的に伝えるタイプ?すでに台本に書かれていることやセリフは必ず守らなければならないと思っています。そこにプラスしてよりよくなると思ったので、今回は提案させていただきました。――今回の『エスパー』で、そういうシーンはありましたか。ありました! でも、恥ずかしくて言えない…(笑)。――わかりました(笑)。話は変わりますが、今年6月から芸名が「梨里杏」から「小島梨里杏」に変わりましたね。改名後初の連ドラが『表参道高校合唱部!』だったわけですが、そこにはどのような思いが込められていたのでしょうか。「梨里杏」時代もお芝居で頑張ってはいたのですが、『トッキュウジャー』を終えて、よりお芝居に力を入れていきたいと思いましたし、「女優として生きていく」と心に決めた時により私らしさ、人間らしさを求めていくなら苗字からはじまる名前にした方がいいと思ったんです。マネージャーさんと話し合って決めました。名前を変えて、今回の『エスパー』や映画『先輩と彼女』(10月17日公開)とお仕事が順調に続いているので、自分としては良い区切りになったんじゃないかなと思っています。――さらにさかのぼると、芸能界デビューは子役でした。この世界に入るきっかけは?女優になりたいとかは全く考えていなくて、『天才てれびくんワイド』で同世代よりちょっと上のお兄さんやお姉さんたちが頑張っている姿を見て「カッコイイ!」と思ったのがきっかけです。この仕事をやるなら事務所に入らないといけないと母から聞かされて、「ふーん」と思ったのを覚えています(笑)。小学校のころは学業を優先していてレギュラーのお仕事はできなかったので、主演の方の幼少期とかをやらせていただいていました。あとはCMや広告もが多かったです。――その後の『トッキュウジャー』でも知名度が急上昇したと思います。こうして仕事がつながりはじめた今は小島さんにとってどのような状況ですか。『トッキュウジャー』の現場に入った時もスタートラインのような感じだったんですけど、1年間同じ役をやり続けたので視聴者の方々にもその"ミオ"のイメージが定着していると思います。私自身も1年間"ミオ"でいたので、自分でありながら"ミオ"でいるのが日常でした。だから、あまり考えずに演じることができましたが、『トッキュウジャー』を終えた時に「このままじゃダメだ」と思いました。名前を変えた今は新しいスタートラインに立った感じですし、今まで"ミオ"と思って観てくれていた方々が「こんな一面もあるのか」と驚いてもらえるとうれしいです。いろいろな役をやっている自分としても成長を実感することができるので、最近はとても充実しています。■プロフィール小島梨里杏(こじま・りりあ)1993年12月18日生まれ。東京都出身。身長159センチ。2011年の「グラビアJAPAN」で週刊プレイボーイグランプリを受賞した後、ドラマや映画、舞台など女優業を中心に活動。2014年の映画『絶狼〈ZERO〉-BLACK BLOOD-』ではヒロイン・ユナ役で初のアクションにも挑戦。同年2月から翌年2月に放送されたスーパー戦隊シリーズ『列車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)でトッキュウ3号・ミオ役を演じた。現在、TBS系『表参道高校合唱部!』(15年7月-9月)にレギュラー出演中で、10月17日には出演映画『先輩と彼女』が公開される。
2015年09月02日昨年のスーパー歌舞伎への出演に続き、今は舞台で一人20役に挑戦している佐々木蔵之介さん。時に飄々と、また時には力強く相手を牽引するかのような、しなやかなその魅力から目が離せない。タレントでエッセイストの小島慶子さんも「中年男性の平凡な、でも時々ハッとするほどセクシーな存在感がある」と語る、佐々木さんの魅力に急接近すべく、現在公演中の舞台『マクベス』の公演直前、稽古場にお邪魔。すると、心地よい疲労感と達成感に包まれた佐々木さんがそこに居た。「20役は、しんどいですよ。稽古中はわりと孤独だったし、一人で台詞を言っても相手がいないと返ってこない、何もない状態というか。でも、本格的な稽古に入ると音響が入ったり、スコットランドから1か月半かけて舞台セットが船便で運ばれてきたり、演出家の笑顔があったり。そういうものすべてが大きな力になっています」実は今回、稽古に入る前に佐々木さんは自らスタジオを借り、いわゆる“自主練”をしていたそう。「普段、他の舞台ではまったくしないんですが、今回に限っては稽古前に少しでも台詞を入れておきたかったんです。公民館の施設を1時間1500円か2000円くらいで借りて、転々としていましたね。いっぺん、キッチンスタジオみたいな場所しか空いていない時があって、そこで稽古したこともありました。さすがに『何やっとんねん!』と自分でも思いましたけど(笑)。でも、学生の時はそうやって小さな稽古場を借りて練習したりもしていたので、久しぶりに初心に帰るような新鮮な体験ができました」佐々木さんといえば、実家は京都の造り酒屋。学生時代「家業を継ぐのに人前に出ることに慣れるため」劇団に入ったのが、俳優をはじめたきっかけという。自らの芝居のルーツが演劇にあるからこそ、舞台には人一倍の想いがある。「ドラマや映画と違って、舞台は稽古からはじめて約3か月半、毎日ずっと同じ芝居と向き合わないといけないから、持久力が必要になってきます。特に歌舞伎なんかはそうですよ。去年スーパー歌舞伎に出演させてもらった時に亀ちゃん(市川猿之助)が、『兄さん、山に登るんじゃなくて、下山するまでが公演ですよ』って。だから、今日どんなに頑張ったからといって、明日できない演技では仕方がない。そうやって最後まで一つの作品と向き合うことが、今の僕の使命だと思っています」◇ささき・くらのすけ1968年2 月4 日生まれ。京都府出身。舞台『マクベス』はパルコ劇場にて上演中。オフィシャルフォトブック『動く森―スコットランド『マクベス』紀行―』発売中。ベスト¥48,000シャツ¥39,000パンツ¥43,000(以上フランク リーダー/マッハ55リミテッドTEL:03・5413・5530)※『anan』2015年7月29日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・勝見宜人(Koa Hole inc.)ヘア&メイク・西岡達也(vitamins)文・瀬尾麻美
2015年07月22日タレントの小島瑠璃子が19日(日)、都内で行われた『思い出のマーニー』特別上映会スペシャル・トークショーに出席した。本イベントは、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが(株)文芸春秋と共同で、7月17日(金)より“ジブリがいっぱいCOLLECTION×文春ジブリ文庫サマーキャンペーン”を実施することを記念して開催。「祖父母の経営するペンションの大きなスクリーンで『天空の城ラピュタ』を観たことがきっかけで、ジブリ作品の大ファンになった」という小島さん。司会者から夢を聞かれると、「私はゴリゴリのバラエティ班で演技をしたことがないので、素のままで明るくできるヒロイン役の声優をしてみたい!」と恐縮しながらも、大きな夢に目を輝かせた。そんな小島さんが真のジブリファンなのかをジャッジをするため、スタジオジブリ制作業務部取締役部長の野中晋輔さんが登場!野中さんといえば、「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」ジブリ支局でおなじみの、「スタジオジブリの生き字引」と言われるほど。「ナウシカで原作のみに出てくるのは誰?」という質問や、「『パンダコパンダ』のミミ子の元となった作品は何?」というファンでなければ解らない3択問題が5問投げかけられ、見事すべて正解!野中さんから真のスタジオジブリファンに認定された。「実は『もののけ姫』の歌詞は、宮崎駿さんが久石譲さんに音楽をお願いする際に、イメージを言葉にして渡したもの」「高畑勲監督を口説き落とすのに実は1年半もかかった」など、野中さんから裏話を含めた解説に目を丸くしながら耳を傾けていた小島さん。「この肩書きに恥じぬよう、これからも知識を深めていこうと思います」と気持ちを新たにした。『思い出のマーニー』『セロ弾きのゴーシュ』『パンダコパンダ』など、すべてのスタジオジブリ関連作品のブルーレイディスク・DVDを購入すると、その場でプレミアムグッズ「文春ジブリ文庫:ジブリの教科書〈特別編〉」がもらえる。プレミアムグッズには立花隆さん、岩井俊二さん、山田洋次さんらの原稿を集めた全3冊ならびに、風吹ジュンさんのインタビューが収録。キャンペーンは2015年7月17日(金)~プレミアムグッズがなくなり次第終了となる。(text:cinemacafe.net)■関連作品:思い出のマーニー 2014年7月19日より全国東宝系にて公開(C) 2014 GNDHDDTK
2015年07月19日タレントの小島瑠璃子が2日、東京・六本木の泉ガーデンギャラリーで開催される体感型エキシビション「アベンジャーズ200%ホットトイズ」のプレスプレビューにフリーアナウンサーの小林麻耶とともに出席した。「アベンジャーズ」シリーズの大ファンだという2人。小島は「シリーズを全部見ていて、今日ファンとしてこれが開催されるのを知っていたので、いち早く来ることができて幸せです」と笑顔を見せ、小林は「『アイアンマン』が2008年に公開されてから、トニー・スタークさんとアイアンマンが大好きすぎちゃって、本当に恋に落ちてしまいたした」と幸せそうな表情を浮かべた。さらに、先に内覧を行ったという小島は、映画で実際に使われたソファーが展示されている『トニー・スタークのリビング』を訪れたそうで、「"トニー・スタークはどこに座っていたんだろう"と思いながら色んな場所に座ったり、"もしかしたらここにトニー・スタークのお尻があったかもしれない"って思って寝そべって顔を付けたりしました(笑)」と興奮気味に語った。また、同展では著名人がデザインしたオリジナルのアイアンマンが展示されており、2人がデザインしたアイアンマンも初お披露目。実物を初めて見た小島は「本当にイメージ通り」と感動し、「ハワイをイメージしてデザインしました。名前はハワイアンマンっていうんですけど、ハワイの免許証やナンバープレートに虹が入っているので、体が7色になるようにしました」と嬉しそうに紹介し、小林は「こちらはアイアンマーヤといいます。白にしたのはウェディングドレスをイメージして、ちょっと恋をするとピンクが出てきちゃうんです」と説明し、「左手の薬指に指輪が入っています。これは願望です」とコメントし会場を沸かせた。同展は、「トニー・スタークの秘密基地、六本木に上陸」をテーマとし、約1000平米の巨大フロアに映画「アベンジャーズ」の世界を再現。関連フィギュアや劇中の家具、アベンジャーズが使用する乗り物の展示や、映画本編で最高潮の盛り上がりを見せるハルクバスターとハルクの激突のシーンを、4メートルを超える等身大で再現するなど、企画が目白押し。7月4日(土)~20日(月)まで泉ガーデンギャラリーにて開催。
2015年07月03日ミア・ワシコウシカが主演を務め、オーストラリアの広大な砂漠2000マイル(約3000km)を踏破した女性の驚くべき実話の映画化『奇跡の2000マイル』。このほど、本作の第2弾ポスタービジュアルが解禁となり、各界著名人よる絶賛コメントが公開された。砂埃が舞うオーストラリア中央部の町アリス・スプリングス。うまくいかない人生に変化を求め、家族や友だちから離れて、たったひとり都会からこの町にやってきた24歳の女性ロビン。彼女がこの地を訪れた目的は、とてつもなく広大な西部の砂漠地帯を踏破し、インド洋を目指す冒険の旅に出ること。町のパブで働きながら牧場でラクダの調教を学び、旅の準備を整えたロビンは、荷物持ちとなる4頭のラクダと、いつも心の支えになってくれる愛犬を引き連れて、いよいよ町を出発。圧倒的な大自然のなかを、自らの足でしっかりと大地を踏みしめて一歩ずつ前進していく。やがてこの波乱に満ちた旅の道程で、ロビンは一生の宝物になるような出会いと経験を重ねていくのだった…。18以上もの言語に翻訳され世界的ベストセラーとなった、ロビン・デヴィッドソンの冒険の旅を綴った回顧録「TRACKS」を、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞した製作チームによって映画化された本作。『アリス・イン・ワンダーランド』『マップ・トゥ・ザ・スターズ』と話題作への出演が続くミア・ワシコウシカが主演を務め、『フランシス・ハ』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』出演で注目を集める若手俳優アダム・ドライバーと共演する。今回公開された第2弾ポスターは、彼女の旅を影で見守る、ナショナルジオグラフィックのカメラマン演じるアダム・ドライバーとミアが見つめあう印象的なビジュアルに仕上がっている。「その瞬間が、きっと一生の宝物になる」というキャッチが示す通り、旅の途中、広大な砂漠の真ん中で2人が優しく見つめ合うその一瞬が、とてもロマンティックに映し出されている。そしてこのほど、著名人よりコメントが到着。ミア演じるロビンの力強い姿に、多くの絶賛が寄せられている。<小島慶子(タレント、エッセイスト)>失くしたものを見つけに行く旅ではない。欲しいものを手に入れるための旅でもない。彼女の旅路は「女子の憧れ」要素ゼロだけど、絵になる人生作りに疲れたあなたを、きっと自由にしてくれる。<KIKI (モデル)>旅することはなんて苦しく、淋しくありながら、どうしようもなく輝かしく、美しいのだろうか。進むべき道の、どこかに奇跡が待ち受けているかもしれない彼女たちと歩む旅は、そんな希望を抱きたくなる時間だった。<はな(モデル、タレント)>日本最北端から日本最南端まで歩いて約3000 キロ。同じ距離の砂漠地帯をラクダ4 頭と犬と横断した一人の女性。動物たちとロビンが前に進む姿を観ているだけで、なぜか泣けてくる。リアルなのにポエティックな作品!<鈴木ちなみ(女優、モデル)>同世代の女性が過酷な旅に挑む姿… ハラハラさせられたし、彼女の強さに心打たれた。自分の行くべき道を見つめる女性のまなざしはいつだって美しい。遠景に写る4頭のラクダと、青空の下の砂漠で見つめ合う2人が映し出された今回のポスタービジュアル。壮大な旅がもたらす感動的なストーリーを、まずはこのビジュアルから覗いてみて。『奇跡の2000マイル』7月18日(土)より有楽町スバル座、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:奇跡の2000マイル 2015年7月18日より有楽町スバル座、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2013 SEE-SAW (TRACKS) HOLDINGS PTY LIMITED, A.P. FACILITIES PTY LIMITED, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, SCREEN NSW AND ADELAIDE FILM FESTIVAL
2015年06月25日講談社は6月12日、「FRaU」7月号(税込650円)を発売した。特集は「母と私」。大人になった今だからこそ、自分も親になった今だからこそわかる母の思い、あるいは母への思い……さまざまな女性たちのたくさんの「思い」、たくさんの「母娘」の物語が詰まった特集となっているとのこと。表紙とインタビューには、宮沢りえさんが登場。撮影は篠山紀信さん。「女優・宮沢りえ」の人生についてはもちろん、宮沢さんの母親について、母親としての宮沢さんについて語っているという。また、「"母娘だから"の悩みをスッキリさせる」として、「ちょっと理不尽な母の謎を解く」「グロリアス星子の最強母娘占い『私の性格なんでこうなった?』」「老親とお金、7つの"えっ"」「母の呪縛からは逃げられる」といった内容を収録。さらに、「母に泣く」をテーマとしたスペシャルインタビューには、小島慶子さん、片瀬那奈さん、いとうあさこさんが答える。特別対談「なるのか、させられるのか母という大役」に、女優の尾野真千子さん、映画監督の呉美保さんが登場する。そのほか、「映画・小説・マンガで読み解く 母と娘のカンケイ」「有名人2世母娘:スーパーマトリックス」「ママも娘もみんな強烈! ハリウッドセレブの母列伝」「母の喜ぶ顔が見たいから 『ありがとう』を形に変えた贈りもの」「青山有紀×青山隆子 "私の体はママの手料理でできていた" 『思い出の味、伝えたい味』」「意外な一面を発見するかも! 仲が深まる“母娘で体験"の旅」などが収録されている。
2015年06月12日小島瑠璃子が、8月に来日する体感型ドラムエンタテインメント『ドラムストラック』のオフィシャルサポーターに就任した。『ドラムストラック』チケット上j方『ドラムストラック』は南アフリカで生まれたエンタテインメント。全ての客席にジェンベと呼ばれるドラムが置かれ、観客全員がこれを叩いてパフォーマンスに参加できる体感型イベントだ。オフ・ブロードウェイに進出するや、『ストンプ』『ブルーマン』などに並ぶ人気を博している。日本には2008年に初上陸。以来毎年、日本の夏を賑わしている。オフィシャルサポーターに就任にあたって小島は「『ドラムストラック』オフィシャルサポーターに就任しました小島瑠璃子です。毎年日本に来ている大人気のイベントなので、私もちょっとでも力になってイベントを盛り上げられたらと思います。『ドラムストラック』は、客席全員でお客さんもジェンベを叩いて楽しめる、夏を熱くしてくれるイベントです。大人も子供も、家族みんなで、カップルで、または友達同士で、みんなで遊びに来てくださいね。そして、私かなりときめいちゃったんですけど、終演後にビール飲み放題や、クルージングが出来るチケットがあります!ここに来れば夏が楽しめます! みなさん『ドラムストラック』で暑い夏を一緒に楽しみましょう!!」とコメントを寄せている。公演は8月19日(水)から30日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。チケット発売中。飲み放題付きチケット、東京湾クルーズ付きチケットも期間限定にて発売中。
2015年05月18日毎日放送はこのほど、5月21日に阪神甲子園球場で開催される阪神タイガース対読売ジャイアンツの試合前に、タレントの小島瑠璃子さんがファーストピッチセレモニーを行うことを明らかにした。テレビやCM、グラビアなどで活躍している小島さんは、4月から始まった毎日放送発の全国ネット番組「サタデープラス」のMCを務めており、同番組のPRを兼ねてファーストピッチセレモニーを行うとのこと。当日は17時35分ごろからファーストピッチセレモニーが予定されているが、時間は前後する可能性がある。また、雨天などでグラウンドコンディション不良などの場合、実施できないケースもあるという。
2015年05月18日頭の中にはいつだって理想の自分像があるのに、なぜか現実はままならない。そんな現状に不安はあるものの、何から手をつけるかわからないという女子は少なくないはず。 そこで、自分の不安や不満の原因がどこにあるのかを自覚すべく、女子的人生の歩き方を「生」の声から学んでみるのはいかが?リアル女子社会でもなかなか聞けない本音と実感を味わえる3冊のエッセイ&対談集を紹介します。 ■『雨宮まみ対談集だって、女子だもん!!』雨宮まみ、峰なゆか、湯山玲子、能町みね子、小島慶子、おかざき真里 コンプレックスをこじらせた結果、人生の沼地に足をとられかけている女子の心の処方箋的対談集。<「ゲロブス」自意識からの旅立ち><処女のままで死ねない>など、イタ切なさがたまらない!ポット出版1300円 ■『女子漂流うさぎとしをんのないしょのはなし』中村うさぎ×三浦しをん 女の欲望に振り回され続ける中村うさぎと、いわゆる女子戦線から離脱し、我が道を行く三浦しをん。共に女子校育ちのふたりが、女子の生態について語り尽くす対談集。エロ問題にも言及します。毎日新聞出版1200円 ■『アナタたち、「いつか結婚できる」と思っているでしょ?』荒木久美子 ジュリ扇片手に「荒木師匠」と呼ばれた日から早幾年。婚活トレーナーとして活躍する著者が、結婚をとりまく現実を示しつつ「正しい結婚」を得るための心構えを教えてくれる指南書。泰文堂1200円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月10日映画『HERO』『単騎、千里を走る。』ほか、北京五輪開会式やAPEC歓迎式典の演出も手がける巨匠チャン・イーモウ監督が、かつてのミューズ、コン・リーと再タッグを組んだ『妻への家路』。このほど、本作をいち早く鑑賞した著名人から感涙のコメントが到着。数年前に最愛の伴侶が他界した、みのもんたや萬田久子、池波志乃、夏木マリら多数の著名人が絶賛の声を寄せていることが分かった。世界でも高く評価されるチャン・イーモウにとって20本目の監督作となる本作は、「パワフルで深い。涙が止まらなかった」と、あのスティーヴン・スピルバーグも感服した、この世で最も切ない夫婦の愛の物語。文化大革命が集結し、20年ぶりに解放され家路につく夫が見たものは、夫を待つ心労のあまり記憶障害となり、夫の記憶だけを失っていた妻だった。夫の隣で、ひたすら夫の帰りを待ち続ける妻と、20年書き溜めた何百通もの手紙を読み聞かせ、どうにかして妻の記憶を取り戻そうと寄り添い続ける夫の姿を描き出していく。マスコミ向け試写会でも、目を真っ赤にして試写室を後にする関係者が多いなか、今回届いた著名人からも感涙のコメントが相次いでいる。伴侶を失ったみのさんや萬田さんからは、夫婦愛を噛みしめるようなコメントが寄せられたほか、「自分を支える大事な存在に改めて気付かされる」(片岡愛之助)と、大切な人がいることの尊さを問いかけている。「究極の夫婦愛とは添い遂げること、たとえどんな形であっても」(池波志乃)というコメントにもあるように、本作のテーマは究極の夫婦愛の形。記憶喪失の妻役を演じたのは、『赤いコーリャン』『秋菊の物語』『活きる』などで各国の映画祭の栄えある賞を席巻し、チャン・イーモウ監督とともに映画の歴史を生み出してきた、コン・リーだ。撮影が始まる前に、実際に病院と老人ホームで生活し、多くの観察と研究を行い、この病気を患った人たちの肉体と心理を体感した彼女の演技力にも、「痛いほど感じるコン・リーの演技には殺られました」(夏木マリ)と絶賛の声が上がっている。誰よりも互いを求めているのに、決して心を通い合わせることのできないふたりが、やがて見つけたその先にあるものとは…。この春、ハンカチ必須の1本となりそうだ。<著名人コメント>■みのもんた(キャスター)妻に先立たれて三年。お釈迦様の手の平の上の自分が見えてきました。夫婦の愛、どうしてもっと妻を…どうしてもっと女房を…■萬田久子(女優)なんて美しいもどかしさ。いままで感じたことのない“疼(うずき)”が全身をかけめぐり大人げない戸惑いに久しぶりに嗚咽した。やっと逢えたのに…やっと触れあえるのに…こんなに遠くにいるなんて。■夏木マリその温度、その匂い、そして、時間…チャン・イーモウという監督はなんという人なんでしょう。いい映画でした。そしてすばらしい3人のキャスト。痛いほど感じるコン・リーの演技にはやられました。■池波志乃(女優・エッセイスト)涙が止まらず立ち上がることさえ出来なかった。 心で寄り添うことが、連れ添うことだと気づかされた。究極の夫婦愛とは添い遂げること、たとえどんな形であっても。■片岡愛之助(歌舞伎俳優)チャン・イーモウ監督の最新作、やはり素晴らしかった! 一つの大きな愛の形に圧倒されました。自分を支える大事な存在に改めて気付かされる作品です。■小島慶子(タレント、エッセイスト)私たちはみんな、こんな風にすれ違っているのかもしれない。切なく美しい物語は、誰かと生きることの本質を静かに描いている。■佐伯チズ(美肌師・生活アドバイザー)溢れる心の涙が止まらない。これこそが純愛であり、最上級の愛の形。切なくも一途できれいな真の夫婦愛。是非、愛する人や愛したい人と一緒に観ていただきたい映画です。■よしもとばなな(小説家)東洋人である私たち全員が魂で知っている静かな戦い、決して手放さない愛のやり方です。『妻への旅路』は3月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:妻への家路 2015年3月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2014, Le Vision Pictures Co.,Ltd. All Rights Reserved
2015年02月20日CS放送・女性チャンネル♪LaLaTVのドラマ『エンドレスアフェア~終わりなき情事~』の放送直前プレミア試写会が20日、都内で行われ、キャストの戸次重幸、小島聖、酒井若菜、長谷川朝晴が出席した。同ドラマは、"SNS不倫"をテーマに描く大人のラブ・サスペンス。ビッグプロジェクトを何としても成功させたい一流商社マンの立花康介(戸次)は、キーマンとつながる元彼女・麻里衣(小島)にSNSで連絡をとる。妻・奈保子(酒井)に後ろめたさを感じながらも、20数年ぶりの再会で麻里衣と一夜を共にしてしまった康介は、その後キーマンと接触できたが――というストーリーで、前編を23日、後編を30日(両日22:00~)に放送する。過去のイベントなどで「異性と見て欲しい」と語っていた主演で演劇ユニット・TEAM NACSメンバーの戸次は、「男性は正直な感想を女性に言いづらい。同性と見て本音を語り合って」と発言を修正しつつアピール。同ドラマでは、戸次と小島のラブシーンも見どころとなっており、戸次が「濡れ場は男性の方が映るから、服を脱ぐシーンの前は筋トレをしてた。プロデューサーに『女性から見て美しい体にしてきて』と言われたので」と照れながら明かすと、小島は「いつも筋トレをしてました。素敵だったと思われます」と戸次の裸体を笑顔で称賛した。一方、戸次のライバル役を演じる長谷川は、現在、活動停止中の演劇ユニット・ジョビジョバに所属していることもあり、「『TEAM NACSめ!』と思いながら演じました」と笑いを誘うと、酒井は「(ジョビジョバリーダーの)マギーさんは前哨戦って言ってたけど、TEAM NACS対ジョビジョバが見れて個人的には萌えました」とニンマリ。また、酒井から子役にデレデレだったことを暴露された戸次は、「会った瞬間に『パパ、大好き!』ってチュッとされて。将来が心配……」と独身ながらも父親のような表情を浮かべ、「ずっと一緒にやりたくて、わざとNGを出したり。別れる時は悲しくて目を合わせられなかった」と撮影中を振り返っていた。
2014年08月21日仕事でも恋愛でもコミュニケーション力は必要不可欠です。コミュニケーション力があれば、異性へのアプローチも臆せずできるもの。となれば、ふたりの距離は縮まりやすく、相手のことも早く知ることができますよね。そこで今回は、デキる女子が持ち合わせているコミュニケーション力をピックアップ。元TBSアナウンサーで、現在フリーのアナウンサーとして活躍する小島慶子さんの著書『コスプレ上手は、仕事上手』を参考に、男性に好感を持たれる接し方について迫ってみたいと思います。■1.コミュニケーションは衣装選び「服装の傾向を変えたら、自分自身が根底から変わってしまう、なんて思っている人はまずいませんよね?服は服、自分は自分。」デート時の服を決める際、彼に「その服いいね」と褒められたくて服をチョイスする女子は多いはず。コミュニケーションもそれと同じように、相手に応じた着こなし方が大切です。あなたの服のバリエーションが増えたとき、気になる彼との関係も劇的に変わるはずですよ。■2.こうではなくてはいけないという思い込みを捨てる「人間は誰しも、『こうではなくてはならない』という思い込みから解放され、『そうではなくても構わない』と考えられるようになるまでには、時間がかかるものです。」世の中には沢山の人がいるのだから、自分の考えていることが必ずしも相手と同じ価値観とは限りません。たとえば「彼とは食べ物の趣味が合わないから相性が悪い」とあなたが思っていたとしても、彼はそう思っていないかも。世の中の恋愛セオリーがその都度、ふたりの恋に当てはまるとは限りません。恋愛の形にこだわりすぎている女子は注意してみて。■3.傷つくことを恐れない「人は基本的に臆病なものです。誰だって傷つきたくはないから、何枚もの扉の中に自分を仕舞い込んで、大切に守っています。でも本当はみんな、ちょっとした喜びや人との交流を求めて生きているはず。ネクタイを褒めたり、コーヒーを淹れてみたり、たったそれだけのことで相手は安心して、心の扉をパタパタと開いて出てきてくれることがあるのです。」気になる相手がなかなか打ち解けようとしてくれない。バイト先でも職場でも、似たような状況を経験したことはありませんか?声をかけても素っ気なくて、なにを考えているかわからない。その場は悲しくなるかもしれませんが、のちのち彼が自分の気持ちに応えてくれる瞬間はきっと来ます。傷つくことを恐れず、人と接する前向きさを大切にしましょう。■4.容易に嫌われたと思わない「幸せそうな恋人同士の話を聞くと素直にリアクションできなかったり、友達が結婚すると聞いても、心からおめでとうと言えなかったり・・・・・・。それは決して、その話をした相手が悪いわけではないですよね。ただ自分に空いてを祝福してあげられる、心の余裕がないだけ。」逆に自分が話をした時に、相手の地雷を踏んでしまったのか。相手のリアクションがあまり良くなかったなんてことは、コミュニケーションにおいてよくあることです。なので、相手の機嫌を損ねてしまった。嫌われたと思って声をかけるのをいちいち躊躇ってしまうのは、少しもったいないかも。たまたまタイミングが悪かったと割り切って、積極的なアプローチを忘れないようにしたいですね。■おわりにコミュニケーションは一回で終わるわけではありません。相手との関係が一度こじれたからといって、「もう彼とは付き合いたくない」と簡単に決めつけてしまっては、相手との関係は平行線のままです。それこそ気になる彼と距離を縮めたいとき、恋人と喧嘩してしまったとき、一度ちゃんと話し合ってみる。そんな心遣いがふたりの関係をより深いものにするのではないでしょうか。(柚木深つばさ/ハウコレ)【参考文献】「コスプレ上手は、仕事上手!」小島慶子著(集英社)
2014年07月10日ミステリーの本場イギリスで人気の“体験型ミステリーツアー”。事件のシナリオが仕込まれたツアーに、犯人、被害者、容疑者、刑事を演じる俳優が客に紛れている。“探偵”としてツアーに参加する客は、次々に起こる事件を、現場で、リアルタイムに体験しながら刻々と変化する事態を“当事者”として観察して手がかりを掴み、犯人を推理していく…。そんなミステリーツアーを体験できてしまう番組「謎解きLIVE 英国式ウイークエンド殺人事件」が、BSプレミアムで2夜連続で生放送される。この番組は、体験型ミステリーツアーを密着取材したVTRを見ながら、スタジオの知的なゲストと共に視聴者もツアーに参加。リアルタイムで進行する事件を“体験”する形で、実際に推理に挑戦する、新たな視聴者参加型推理エンターテインメントだ。今回取り上げるミステリーツアーは「マーダーウイークエンド」。ロンドン郊外にある豪華な元貴族の屋敷を舞台に、“ある目的”のために開かれたパーティーで連続殺人事件が起こる…。“体験型ミステリーツアー”の創始者であり、エリザベス女王から勲章を授与された作家ジョイ・スウィフト氏が手がけた傑作だ。この伝統と人気を兼ね備えたツアーに、三宅民夫アナウンサーとモデルの絵美里さんが“客(=探偵)”として潜入。日本の番組として初の密着取材を行った。スタジオで一発勝負の推理に挑むゲストには、「本格ミステリ作家クラブ」会長で推理作家の法月綸太郎氏、映画や音楽などジャンルを越えて活躍するマキタスポーツ、切れ味鋭いコメントが魅力の小島慶子の3人。番組の案内人には、来年のNHK連続テレビ小説「花子とアン」にも出演している高梨臨。謎の執事として番組を進行していく。リアルタイムで進行する事件を推理するという、この新感覚の番組。ライヴ感あるれるだけに、SNSで情報交換しながら…なんてのも楽しいかもしれない。予測不可能な体験を味わってみて。「謎解きLIVE 英国式ウイークエンド殺人事件」はNHK BSプレミアムにて12月7日(土)21:00~22:29<第一夜>、8日(日)23:00~23:59<第二夜>放送。(text:cinemacafe.net)
2013年12月02日(画像はプレスリリースより)「チュチュアンナ」のブランド・キャラクターに起用された「小島藤子」モデルから女優に転身した「小島藤子」は「チュチュアンナ」のブランド・キャラクターに起用されることになった。テレビのCMや店頭のポスター、また8月下旬に新しくなったウェブサイトや雑誌、交通広告などに登場することになる。「今日をいちばんカワイイ日にする」が、今後の、ブランド・認知度の向上のため、広範囲に発信していくことになる、2013年(秋・冬)のコミュニケーション・メッセージだ。9月12日から25日まで、テレビCMが全国で放送される。このテレビCM「身支度編」の中で、小島藤子は、不思議な女の子を演じており、カワイイ部屋にインナーや靴下が飾られているハート型の額から、インナーや靴下を選んで、身支度をしていく、というストーリーだ。今後も更なる活躍を期待されている、若手の演技派・女優の一人である。「小島藤子」について1993年12月、東京生まれ。2005年に芸能界でデビューした。その後モデルとして、小学生向けの「ラブベリー」などのファッション雑誌で活躍。女優に転身して、2011年ドラマ「明日の光をつかめ2」で主役を演じた。また「35歳の高校生」などにも出演するなど活躍している。【参考】▼株式会社チュチュアンナ▼小島藤子のオフィシャルブログただの除毛とはわけが違う! 毛穴の奥からゴッソリ抜ける本格脱毛剤が新登場!(9月8日)実年齢マイナス20歳!愛用者の91%が満足する魔法のコスメとは?(9月3日)4カ月老ける研究結果も!! 知らないと怖い「お肌の悪習慣」(8月29日)30代女性に向けたブログメディア、「ANGIE」が登場。仕事や恋愛で悩みが多いこの世代に、楽しく生きるためのヒントを提案。(7月29日)元の記事を読む
2013年09月16日映画『綱引いちゃった!』が11月23日(祝・金)に公開を迎え、主演の井上真央を始め、松坂慶子、玉山鉄二、浅茅陽子、西田尚美、ソニン、渡辺直美、中鉢明子、水田伸生監督が都内劇場で舞台挨拶に登壇した。かつては正式オリンピック競技だったこともある綱引きを題材にした本作。大分市のPR、市の給食センター存続を目的に綱引きに励むことになった8人の女性たちのドラマをコミカルに描き出す。昨年11月に大分で撮影が行われたが、井上さんは「1年前にみんなで綱引きを頑張って、その後もいろんな方の力をお借りしてここまでたどり着けたと思います」と公開に万感の思い。この日も壇上では映画さながらにワイワイガヤガヤと賑やかに語り合うチーム“綱娘”たちの姿が見られたが、井上さんは「最初からこのままの感じでいろんな話をしたりしました。みんなが揃うと女子高のようで楽しかったです」と笑顔を見せた。綱引きのコーチを務めるシイタケ農家の青年を演じた玉山さんは「“シイタケボーイ”の玉山です(笑)」と挨拶。「普段はトリッキーで毒のある役や二枚目の役が多いんですが(笑)、今回は日々ものすごく役作りを頑張ってシイタケボーイになりました。感無量です」とおどけて笑いを誘っていた。女性陣の中で男性一人とあって、さぞや居心地が悪かったかと思いきや「僕は姉が3人いて、女性のキタナイ話は聞いて慣れてます」とケロリ。「渡辺さんのワキ汗がひどくて、バスで1時間ワキ汗の話を聞かされたこともありました」と“告発”し客席は笑いに包まれた。その渡辺さんはビシッと決まった(?)派手な衣裳で登場し「“女優”の渡辺直美です」とアピールするも、さっそく玉山さんから「ちょっとポップなバスガイドという感じ」とツッコミが…。「シリアスなシーンが多くて…」と現場で体感した役柄へのアプローチの難しさを明かすも、共演陣は一様に首をかしげる。さらに井上さんから「泣くシーンで笑ってスタッフさんに怒られていた」と暴露され苦笑いを浮かべていた。西田さんは難しい年頃の息子に悩む母親を演じたが「息子がすごくかわいくて、演じながら泣きそうになっちゃって『泣いちゃいけない!』と思いながら演じたことを鮮明に思い出しました」と感慨深げに語った。この日は大分を舞台にした『綱引いちゃった!』にちなんで、登壇陣一人一人が、特定の場所を舞台に「○○を○○しちゃった」という次回作の構想を発表する「大喜利」を開催。登壇陣からは「なぜここで大喜利!?」とムチャぶりに対してブーイングも出たが、さすが個性豊かな“綱娘”&シイタケボーイの面々とあって、次々と珍解答が飛び出した。「(日本で最も訪問客が少ないとされる)島根を舞台にゴスペル合唱団を組んで『韻ふんじゃった!』」と提案したのは中鉢さん。最近、釣りにハマっているという浅茅さんは、自身の出身地・静岡を舞台にした『アジ釣っちゃった!』を希望。玉山さんは「マグロ漁船で『ツナ釣っちゃった!』がいい。井上真央主演で健気に彼女を待つ夫役を演じたい」と配役の希望まで伝える周到ぶりを見せた。劇中の自身の「ムラムラしてきた」というセリフが気に入ったという松坂さん。ちなみにこのセリフに関しては、松坂さんに井上さんの母親役をオファーする前に監督やスタッフが「このセリフを理由に松坂さんに断れらるのでは?」と懸念し、会議まで開かれたとか。だが、予想に反して松坂さんにとっては「かなり好きなセリフ」になったという。そんな松坂さんは“ムラムラ”するような作品を作るべく「みんなで草のスカートにココナッツブラをして、ワイキキで『フラしちゃった!』がいい」と提案した。井上さんは「次にやるなら芸人さんの役をやりたい」と語り、「『(ヨシモト)∞ホールでネタ披露しちゃった!』でどうですか?」と希望を発表。「チケット売ります!」とやる気満々だった。『綱引いちゃった!』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開© 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月23日今年、公開された映画の中で「ベスト親子賞」を選ぶなら井上真央と松坂慶子が『綱引いちゃった!』で演じた娘と母は有力候補となること間違いなしである。井上さんにとってはNHKの連続テレビ小説「おひさま」後に出演した最初の作品。「おひさま」では愛情あふれる家族の絆が描き出されたが、本作でも母と娘の2人ながらも「おひさま」に負けず劣らず温かい親子の姿が映し出される。かつてはオリンピックの正式種目だったという歴史を持つスポーツ“綱引き”を題材にした本作。「いつかご一緒させていただきたいと思っていたけれど、初共演でまさか一緒に綱を引くことになるとは…(笑)」とふり返る松坂さんとの共演を始め、大分で行われた撮影、本気で挑んだ綱引きなどについて井上さんが語ってくれた。井上さんが演じた千晶は大分市の広報課職員。市長の命令で市のPRを目的に女性だけの綱引きチームを結成する。「最初は綱引きと聞いて、スポ根映画をイメージして、綱引きをガムシャラにやる汗と涙の結晶という感じだろうと思いましたし、映画になるのかな?という思いもありました」と井上さんはふり返る。千晶という役柄については「私と結構、近かったかもしれない。だからこそ難しかったのかな?」とも。だが「役づくりは、綱引き!」と語る通り、役の内面については事前に作り込むことはせず、現場で方向性を決めていったという。「千晶を明るく演じるのか?それともしっかり者のキャリアウーマンとして演じるのか?すごく難しかったですが、ずっと大分にいて大分弁を話す中で段々と『こんな感じかな』という形が出来上がっていきました。何より、綱引きを一生懸命やって技術がアップしてチームも一つになっていく過程が、お芝居にリンクしていけばいいなと思っていましたので。だから現場では、いかに姿勢を保つかとか、どうやって綱を引っ張るかといった話し合いをみんなでしていましたね」。ちなみに綱引きのシーンに関しては「全てガチです!」。劇中のチーム「綱娘」さながら毎日トレーニングを積んで撮影に臨んだ。「最初にみんなで大会を見に行ったら、想像以上にパワフルで地面に着くんじゃないかってくらい低い姿勢なんですよ。松坂さんも最初、綱引き部分にはスタントがいると思っていらしたみたいです(笑)。『あの姿勢を?』と思いつつやってみたら、1人や2人で引くのと8人で引くのとでは全く違って、体力だけでなく全員で息を合わせる大変さがありました。やっていくうちに1日でも綱を引かないと落ち着かなくて(笑)、感覚を忘れないよう『早く引きたい!』って気持ちでした」。「相当、インパクトのある作品じゃないと『おひさま』の陽子役は抜けきらないと思った」という井上さんは、『舞妓 Haaaan!!!』や『なくもんか』といったコメディ映画を世に送り出してきた水田伸生監督の下で新たなスタートを切った。千晶はどちらかと言えば、周囲のボケにビシバシとツッコミを入れる役柄だが、水田監督が求める独特の笑いを存分に楽しんだようだ。「水田監督は結構、その場で思いついたことを提案して、たまたま見た人がクスっと笑ってしまうような小さな笑いを散りばめるので、笑いを堪えるのが大変でした。お芝居をしている本番の最中に監督の笑い声が響いて、音声さんが『シーっ!』って怒っているような現場でした(笑)。逆に感動的なシーンでフッと監督を見たら、号泣されているんです(笑)。監督が一番のお客さんでしたね」。しっかり者としてツッコミを入れるだけでなく今後、コメディエンヌとしてボケ倒す井上さんを見てみたい気もするが…。「どうでしょう…(笑)?笑いのツボはみんなそれぞれ違うので、難しくもありますがコメディは楽しいですね。面白いと思ってやっていても『あれ?』となることもあるから、脚本を読んで面白ければ面白いほどプレッシャーもあります。テンポがちょっと違うだけで面白くなくなったり、セリフ一つ削るだけで面白くなったり、本当に難しい。でも現場で笑いが起きるのはやっぱり楽しいです。私もどちらかというと思い切り笑わせるというよりも、地味に小さく笑えるようなものが好きなので、そういう作品もやれたらいいですね」。そして、ギャグシーンではないのに観ているだけで思わずクスっと笑ってしまうのが井上さんと松坂さんの母娘のやりとりだ。年の功でチーム「綱娘」をまとめる精神的な支柱であり、家ではまるで友達のように娘・千晶と何でも言い合える母・容子。井上さんは「小さい頃から映画館で観てきた作品に出ていた大好きな女優さん」という松坂さんとの共演をこうふり返る。「チームメイトであり親子でもあるという2人の距離が、緊張や遠慮もなく自然にできたと思います。松坂さんは誰に対しても壁を作られることが全くないので、一緒にいたら甘えたくなっちゃうような本当に優しいお母さん。家での2人のシーンのときは『こないだウチの娘がね』と娘さんやお母さまの話をしてくださったり。『おひさま』を見てくださっていたのでその話をしたりもしました」。特に家で松坂さんとマッサージをし合うシーンは、井上さんにとってもお気に入りになったようだ。「日常の親子の雰囲気が好きですね。台本には『マッサージをし合う』とは書いてなかったんですが、松坂さんが私の上に乗ってきたので、その場で思わず『重い~!』とアドリブで言ってしまいました。後で考えると、とても失礼なセリフなんですが、私自身が実際に母とそういうやり取りをしたことがあったので。完成した映画を観たら、ウチの母とのやり取りに近くて、自然にできた良いシーンになっていました」。多くの俳優が、朝ドラや大河ドラマへの出演をきっかけに成長や変化を感じると口にしている。井上さんは慎重に言葉を選びながら「確かに10か月も同じ役をやるというのは大きなことです」とうなずく。自らの変化を知覚するのはこれからかもしれないが、ハッキリと感じるのは周囲の反応の変化だ。「いままでは若い人に声を掛けられることが多かったのですが、最近は、おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんの世代の方にも『見ていました』と言っていただけて嬉しいです。大分でも『陽子ちゃん、陽子ちゃん』と声を掛けていただきました(笑)」。そして、最後にこうつぶやいた。「何より震災があった年にあの作品に出られたというのが一番大きなことかもしれません」。年が明けて少し経てば26歳になる。20代の後半戦、女優・井上真央はどのような道を歩んでいくのか?楽しみに待ちたい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開(C) 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月20日向田邦子の名作ドラマを原作にした舞台『阿修羅のごとく』の製作発表が11月5日、都内で行われ、主人公の四姉妹を演じる浅野温子、荻野目慶子、高岡早紀、奥菜恵をはじめ、 母親役の加賀まりこ、父親役の林隆三らが揃って会見に出席した。「阿修羅のごとく」公演情報年老いた父親に愛人と子どもがいることを知った四人の娘たち。それを機に一見平穏に見えた彼女たちの日常は揺らぎ始める。様々な秘密が露呈していく中、家族間に密かに渦巻く嫉妬や猜疑心を繊細に描いていく。原作は、和田勉演出により1979年からNHKで放映されたドラマで、2003年には森田芳光監督により映画化もされている向田作品の中でも人気の一作だ。夫に先立たれ華道の師匠として生活、出入りの料亭主人と不倫中の長女・綱子役に浅野温子。浅野は「名作に出させていただけるだけでもう十分。あとは、舞台があたるよう体当たりでやらせていいただくしかないと思っております」と決意表明。銀行員の夫の浮気を疑いノイローゼ気味の次女・巻子役には荻野目慶子。荻野目は、中学生の時にドラマ版パート2に巻子の娘役で出演していたことを明かし、「その時、憧れの女優たちを見て、興奮したのを覚えている。八千草薫さんの役をやらせていただくのだと思うと感慨無量です。修羅場をくぐって女優を続けてきてよかった」と笑顔で喜びを語った。恋愛下手で潔癖症、独り身の三女・滝子を演じる高岡早紀は、「これまで先輩の女優さんとやらせていただく機会が少なかった。今回はすばらしい女優さんからお勉強させていただく」と意気込みを語り、喫茶店でバイトしながらボクサーの卵と同棲中の四女・咲子を演じる奥菜恵は「このような豪華な顔ぶれの中、家族の一員として参加できて光栄です」と期待に胸を高鳴らせた。公演は、来年1月11日(金)より東京・ル テアトル銀座 by PARCOで幕開け。その後、1月31日(木)から大阪・森ノ宮ピロティホール、2月9日(土)より愛知・名鉄ホールでも上演。チケットの一般発売はいずれも11月17日(土)より。なお、チケットぴあでは東京公演のインターネット先行先着「プリセール」も実施中。11月9日(金)18時まで受付。
2012年11月06日『百万円と苦虫女』で知られる気鋭、タナダユキ監督が10月23日(火)、4年ぶりとなる新作『ふがいない僕は空を見た』の女子限定試写会に出席し、原作者の窪美澄、タレントでエッセイストの小島慶子と共に“女子会トーク”に花を咲かせた。第37回トロント国際映画祭にも出品された注目作。赤裸々に“性”と“生”を描き出し、女性読者を中心に高い人気を集め、2011年本屋大賞2位、第24回山本周五郎賞を受賞した同名小説を映画化した。主演を務めるのは若手注目俳優の永山絢斗と、実力派女優の田畑智子。母子家庭で育った高校生・卓巳(永山さん)とアニメ好きの主婦・あんず(田畑さん)が偶然の出会いから体を重ね合わせる姿を通して、孤独を埋め合う2人と周囲の人々の苦しみ、葛藤を映し出す。R-18指定を受けた本作で主演の2人は、コスプレに興じての大胆な濡れ場を演じており、タナダ監督は「永山くんは感情を表に出すタイプではないので、逆に何のケアもなく撮影を始めた。田畑さんは本当に男前でした。何か迷いや悩みがあるか聞いても『何もありません』って…。肩の力が抜けて、こっちが安心できた」とふり返る。窪さんは原作者の立場から「観終わってしばらくは感想が出てこなかった。小説という自分の頭の中の妄想がリアルに再現されるドキドキ感を味わった」とコメント。理屈だけでは説明できない登場人物たちの行動について「不可解な要素こそが、人物像に奥行きを与えてくれる」と説明すると、タナダ監督も「たとえ周りが理解できなくても、人それぞれ“正しい”と思って行動しているもの。そんな原作の視点は大切にしたかった」と頷いた。小島さんは「コスプレしているあんずは一見、不思議ちゃんに思えるが、特に女性は社会に出たり、家庭に入ったりするたび精神的なコスプレをしているもの」と分析。「人はみんな生き延びるために、物の見方を歪めて、時には過ちも犯す。それが正しいことか、神聖なことか分からないが、生きていることは“いいこと”だと思う」と語っていた。『ふがいない僕は空を見た』は11月17日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:ふがいない僕は空を見た 2012年11月17日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012「ふがいない僕は空を見た」製作委員会
2012年10月24日ベン・アフレックが監督・主演を務める映画『アルゴ』の特別試写会が12日に行われ、ゲーム『メタルギア・ソリッド』シリーズを手がける小島秀夫がトークショーに登壇した。その他の写真本作は、1979年のイラン革命の際に実際に起こった、CIAによる人質救出作戦の全貌を映画化した作品。CIA局員のトニー(アフレック)は、過激派によるアメリカ大使館襲撃から逃れてカナダ大使宅に身を潜めた職員6人を国外に脱出させようと“ニセの映画製作”計画を考案。6人を映画クルーに変装させ、作戦を決行する姿を描く。小島は、著書『僕の体の70%は映画でできている―小島秀夫を創った映画群』を執筆するなど、映画通としても知られている存在で、トークショーでは本作が今年観た映画の中でダントツの1位だと評価。『ゴーン・ベイビー・ゴーン』『ザ・タウン』に続き、本作でも監督を務めるアフレックに対しても、「アフレックは『俺は世界中のもの凄いデキる監督と仕事をしてきた』と言ってたけれど、そんな人に勝てるわけがない(笑)。クリント・イーストウッドも凄い人だけど、彼は多分その上にもいける人。ぜひ友だちになりたい」と絶賛した。そんな小島が手がけるゲーム『メタルギア・ソリッド』シリーズは、スネークと呼ばれる主人公を操作し、敵に見つからないように隠れながら敵地へ潜入するというもので、累計販売本数3240万本、今年で生誕25周年を迎える人気作だ。スネークと本作の主人公・トニーの立場はどこか共通する部分が多いのだが、小島自身も以前、ワシントンD.C.にある国際スパイ博物館を訪れたことがあるそうで、トークショーでは映画『アルゴ』が基にした事件の写真を見学する小島の様子がスクリーンに映し出された。劇中では、人質がイランを脱出するために変装をしたり、全く違う人物になりすますためにトニーから指導を受けるシーンが登場するが小島は、「映画製作がカモフラージュになるなんてアホな作戦、フィクションでは考えつかないですよ。でも、映画製作と特殊メイクが人を救った。それを描いたアフレックは本当にうまい」と言い、「こんなにワクワクする映画はないと思う。自信を持ってオススメできます。僕の身体の20%はアフレックになりつつありますけどね(笑)」と、会場の笑いをとっていた。『アルゴ』10月26日(金)丸の内ピカデリーほか全国公開
2012年10月16日