女優の波瑠が出演する、ジェーシービー「QUICPay」の新CM「QUICPayクイックな人、増えています」編が、5日より順次放送される。○■波瑠「いま、クイックな人増えてます」新CMは、「クイックペイ」という決済音とともに、波瑠が「いま、クイックな人増えてます」と伝えるシーンからスタート。そして、コンビニやカフェなど、QUICPay が使える身近な店が登場しながら、波瑠がアパレルショップで買い物をするシーンへ。店内を楽しそうに歩いていると、購入したアイテムが「クイックペイ」という決済音と同時に次々とコーディネートされていく。さらに、シーンが切り替わり、QUICPayで決済する波瑠。支払いはかざすだけなので「超クイック!」とうれしそうな表情。そして、カメラに近づきこっそりと「あなたはまだクイックじゃないの?」と尋ねる。最後はショッピングバックを持って颯爽と歩く波瑠と、「クイックにいこう」というメッセージで締めくくられる。また、CM公開に合わせて、WEB ムービー「クイックペイの設定が簡単すぎる話」編と「クイックペイがすでに使えるかもって話」編も公開される。○■波瑠 インタビュー――撮影の感想をお願いします。前回撮影した時も思ったことが、携帯を持つ手の角度だったり、機械をタッチするのを美しく、平行に、このくらいというのを「そうだそうだ、こうやってやったんだ」と思い出しながら撮影しました。今回はロボットの動くカメラがあって、それとカウントで息を合わせながらスマホをタッチしたりするのが結構難しかったですが、初めてのことで面白かったです。もう一回(テイク)になったり、修正点を加えてまたトライするということは、よくあることなのですが、ロボットは正確に動くので、私のNGなんだなというのがすごくよくわかる撮影でした。コマーシャルの場合は、テンポも大事ですし、印象的にちゃんと聞き取りやすく色々な言葉を言わないといけないとか、限られた時間の中で伝えないといけないという、正確性やリズム感などはドラマや映画とは全然違いますし、撮影自体もものすごくテンポが早くて、もう大変。ついていくのに必死でした。――この秋、ショッピングで手に入れたいモノやコトを教えてください。迷いますね。クイックに答えたい、クイックに答えたいんですけど……。 気候が良くなって紅葉も見れたりするようになって、アウトドアというか、おでかけをしたくなるかなと思うので、最近全然していなかったですがアウトドアのグッズなどを揃えてみたいです。キャンプはすぐにはできないですが、トライしてみたいので、そういうグッズを揃えてみたいです。アウトドア自体は全然嫌いではないですが、実際にキャンプやバーベキューをしていたのは子供の頃に家族としていたのが最後です。大人になって自己責任でキャンプをしてみたいと思います。――波瑠さんが、これまでのショッピングで手に入れた今も大切にしているモノやコトを教えてください。いろいろあります。私、物持ちいい方で、使える間はずっと使ってしまう方なので。私が大人になって初めて「わっ! これはすごく勇気のいる金額だ」って思って買ったものは、絵ですね。すごく大きな海の絵なんですけど、その絵は正直とても持て余しているんです。もう、大きすぎて(笑)。その大きな絵を家の中に置いたら棚も置けないし、それが壁になるくらいの大きな絵なのですが、買うと決めたときの決断もそうですし、こんなに高くても初めて絵を自分の手元に置きたいと思った気持ちとか、色々なものが詰まっている絵なので、見るたびに色々な気持ちになるんですよね。癒されもするし、あの絵を買った時はこんな仕事してたな、こんなこと思ってたな、とかすごく色々なものが蘇ってくる絵で、それを今でも引越しのたびにえっさほいさと頑張って動かして持ってますね。生活の一部になっているので、必ず毎日見る絵です。――今、波瑠さんが普段の生活でクイックにできたらいいなと思うことは?いろいろあります。忙しいドラマを撮影していたりする時は、家に帰ってきたらすぐ寝たい、すぐ自分の時間になりたいので、全自動でメイクも落として髪も洗ってパジャマに着替えて、ここを通ったら全て完了するみたいな(笑)。それくらいすごい勢いで身の回りのことが終わったらいいのにと思います。最近は、朝のお掃除とか、一個一個やっているとなんだかんだすごく時間がかかってしまうので、その時間も嫌いじゃないですけど、「ピッ」ってやって終わったりしたら最高だなと思います。――波瑠さんの中でクイックにできていると思うことは?私、恥ずかしいんですけど、多分お風呂が結構はやいんじゃないかなって思うんです! 髪の毛を乾かすのは課題ですが、お風呂ははやいです。ちゃんとキレイにしていますけど、お風呂のはやさには自信があります。 あと、仕事が終わってから帰るまでの準備ですね(笑)。すごくはやいです(笑)。ドラマの時とかは、スタジオから私が私服に着替えて荷物を持って、エレベーターに乗って「お疲れ様でした!」という時にまだほかの共演者さんがスタジオから出るところだったりするくらい、結構差がつきますね。
2023年10月03日『アナログ』よりインスパイアソング「With」を書き下ろした幾田りらと、二宮和也、波瑠のスペシャルトーク映像が解禁された。本作は、ビートたけしによる原作小説を、二宮和也と波瑠共演で映画化したこの秋一番の感動作。この度解禁された映像では、幾田りら、主演の二宮和也、ヒロインの波瑠が、楽曲の制作秘話や映画の撮影の裏側を語っている。まずは映画の感想について聞かれると、幾田さんは「大号泣しました。生きるってなんだろう、愛ってなんだろうという気持ちで作品を鑑賞しました。お二人の演技やお話しも素晴らしくて、自分の生き方を立ち返れるような…大切なものを教えてもらえた映画でした」と、真剣な表情で答える。さらに、インスピレーションのまま書き上げたというインスパイアソング「With」の制作については、「映画を見た後に“こんな音が欲しい!”というのがすぐに下りてきて、そこから“こんなアレンジの提案をしてみよう!”というイメージもすぐに出来上がっていました。自分の人生を変えてくれるほどの運命的な出会いとは、それまでの色々な選択について辻褄があったように感じられる瞬間なのだと思っていて。映画を見たときに(この考えが)一致したので、そんな自分の経験をなぞらえながら書けたらいいなと思っていました」と、自身の経験を楽曲に落とし込んだと語った。幾田さんの楽曲について、二宮さんは「歌がうまいだけじゃない。表現とか感情が乗っかっているので、本当に良い曲に仕上がっています。映画に寄り添ってくれていると思いましたし、映画が輝く曲を作ってくれたのだと思いました」と手放しで称賛し、波瑠さんも、「キラキラしたものが耳から入ってきて心が動かされる。幾田さんのそんな魅力が伝わってきました」と、楽曲の持つパワーや魅力について話した。さらに、印象的なシーンとして二宮さんがあげたそば打ちシーンのメイキング映像も初解禁。1時間くらいかけてそば打ちの最初から撮影したにも関わらず、本編で使われていた部分は…というエピソードも必見。また、劇中で悟とみゆきが運命の出会いをしたように、自身もこれまでの運命の出会いがあったかと聞かれると、幾田さんは「19歳の頃に出会ったYOASOBIの相方のAyaseさんです。今のスタッフとAyaseさんが先にYOASOBIを立ち上げて、そのボーカルにSNSで歌の動画をアップロードしていた私を見つけてもらったんです。見つけてもらえるまでの過程も含めて運命だと思いました」と、いまや日本を超えて飛ぶ鳥を落とす勢いの人気を誇るユニット「YOASOBI」の結成秘話についても感慨深そうにふり返った。そのほかにも、3人が「最近号泣した」エピソードの秘話や、二宮さんと波瑠さんの運命だと思う出来事など、普段語られることのないスペシャルトーク映像となっている。『アナログ』は10月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アナログ 2023年10月6日より全国にて公開©︎2023「アナログ」製作委員会 ©︎T.N GON Co., Ltd.
2023年09月29日ホノルルマラソン日本事務局では、2023年12月10日(日)に開催する「ホノルルマラソン2023 応援サポーター&ランナー」として、お笑いタレントの小島よしおさんを任命いたしました。小島よしおさんメイン画像小島よしおさんは、フルマラソンに参加するほか、大会前日の「カラカウアメリーマイル」にも参加します。フルマラソンでは、サブ4の実力を持つ小島よしおさん。マラソン当日は、応援サポーターとして、参加者みなさんの完走を達成するサポートとなるよう、ランナーの皆さんに声掛けをしながら走っていただく予定です。ランナーの皆さんにはコース上で、小島さんからダイレクトに応援の声掛けをもらえるチャンスがあるかも。今回の応援サポーターの就任にあたり、「ホノルルマラソン2023 応援サポーター&ランナーに選んでいただいたことを本当にうれしく思います。ホノルルマラソンと聞いて頭に浮かぶのは、みんなが実に楽しそうに走っているということです。もちろん自分の記録と戦っている人もいるとは思いますが、すべての人が“すてきな想い出をつくりに来て、間違いなくつくることができている”そんな印象です。ホノルルマラソンの目標は、一緒に走るランナーのみなさんをひとりでも多く楽しませること。もちろん自分も楽しみながら。鼓舞できるようなギャグもいっぱい持っているので、みんなが笑顔になる、元気になれる、そんなランにしたいですね。」と抱負を語っています。定員もなく、制限時間もないランの祭典ともいえるホノルルマラソン。ホノルルマラソン日本事務局では現在参加ランナー募集中です。料金がお得な第1期エントリーの締め切りは10月11日となります。大会概要は公式サイト をご覧ください。【小島よしおさんプロフィール】1980年生まれ。沖縄県生まれ千葉県育ち。早稲田大学卒業。2007年に「そんなの関係ねえ」のギャグでブレイク。ランニングは2016年10月にゲスト参加した大町アルプスマラソンをきっかけに本格的に始動。コロナ禍でも一人、LSDやスピード走を続け月に150km以上走っていた。<自己ベスト>フルマラソン3時間59分59秒(2017年おかやま)ハーフマラソン1時間41分14秒(2017年仙台国際)今年、TBS春のオールスター感謝祭の名物企画“赤坂5丁目マラソン”で初優勝。インタビューでは、「テレビの前のピーヤ達、努力は裏切らないよ!」と呼びかけた。小島よしおさんプロフィール【一般の方からの大会に関するお問い合わせ先】ホノルルマラソン日本事務局E-mail: info@honolulumarathon.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月28日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第5回目のテーマは「乗り継ぎへの全力疾走」です。子供の頃、よく“全力疾走”したものだ。公園で、運動場で、河川敷の堤防で。何かを追いかけていたのか?何かに追われていたのか?誰かと競争していたのか?それとも、外の世界へ飛び出そうとしていたのか?ただ走るのが楽しかった。あれから50年。日常生活で走ることはなくなった。年齢的に“全力疾走”はやめた方がいいとインストラクターにも注意されている。6月末、セルビアでの撮影を終えて帰国する為、ベオグラード空港にチェックインした。東京までの直行便はない。フランクフルトで羽田行きの便に乗り継ぐ。乗り継ぎには2時間の余裕を取っていた。ラウンジで仕事の成功を祝う乾杯をしながら出発を待っていると、「フランクフルト行きの便が遅延」との案内。2時間近くもの遅れだ。航空会社に相談してみたものの、ギリギリ間に合うかどうか?とのこと。遅れると帰国便はもうない。案の定、2時間遅れでフランクフルトに到着する。真っ先にボーディング・ブリッジを駆け抜け、ターミナルビルに!そのつもりだったが、なんと、出口から伸びていたのは、地上へのタラップ?!しかも待機していたのは、数台連結のバス!乗客全員が乗り込むまでバスは出発しない!さらにバスが送り届けてくれたのは、隣のターミナルのA!乗り継ぎ便が待つのはターミナルのB!これはまずい!そう思った時、出口で「TOKYO」のプラカードを持った空港職員の40代くらいのドイツ人女性を発見!「20分以内でゲートに着かないと乗り遅れます!私について来てください!」と、女性はそう言って唐突に走り出した。「え?走るの?!」。僕は大きなバッグを背負い直して、彼女を真似て“小走り”を始めた。裏道をショートカットすると思いきや、そうではなかった。彼女は正規のルートを、一定のスピードを保ったまま進んでいく。走り慣れていない僕には、“小走り”さえもきつい。ただ乗り継ぎには、出入国管理場(パスポート・コントロール)は通過しない。それで時間が稼げる?!だがそこはトラムのホーム。どうやら、隣のターミナルまでトラムで移動するらしい。彼女は冷静沈着に、「あと10分!」と航空会社と無線連絡を交わしている。しかし、当のトラムはなかなか来ない。筋肉だけではなく、胃まで痛くなる。到着したトラムに駆け込み、ターミナルBで降りる。セキュリティ・チェックが待っていたが、問題なく通過。あの空港職員がいない!見失った?!と、彼女が廊下の向こうで手を振っている。ゲートはまだまだ先!停止している空港内の電動カートを尻目に、また“小走り”を再開する。今いるのは10番ゲート、目指すのは42番ゲート?!随分と先だ。彼女は、ペースを崩さず進んでいく。驚くべき体力。僕には、このラストスパートは辛かった。諦めてもいい?そんな弱音が一瞬、頭を過(よぎ)った。なんとか搭乗ゲートに到着。ヘロヘロになりながらも、ゴールイン。乗客がいなくなったゲートでチケットを見せる。航空会社のCAは「荷物は間に合わないかも知れません」。あの女性を探したが、“小走り”の天使の姿はもうなかった。お礼は伝えられなかった。彼女は幻だったのか。結局、離陸機が混雑していたとのことで、1時間以上遅れての離陸となった。おかげで絶望視していた荷物の積み込みも完了。本当にあそこまで走り続ける必要が、あったのだろうか。空港での乗り継ぎには、リスクが付き纏う。乗り遅れたり、荷物がなくなったり、スーツケースが壊れたり。なるべくなら、直行便が安心だ。でも、長い人生には、乗り継ぎや乗り越しは、必然。7年前、僕は大きな“乗り継ぎ”、いや、“乗り換え”を行った。30数年間勤めた会社を去り、自分の機体となる“コジプロ”を創った。僕が“全力疾走”していたのは、乗り継ぎの為ではなかった。“物創り”という大きな目的地に向けての“全力疾走”だったのだ。僕はもう機体を乗り換えない。同じ機体(スタジオ)で給油と乗組員(スタッフ)の交代をしながら飛び続ける。僕の新たな冒険はノンストップ便だ。だから、この旅は“トランスファー(注1)”ではなく、“トランジット(注2)”だ。もう自分の機体も、目的地も、変えるつもりはない。この機体で“全力疾走”を続ける。いま、僕は再び“乗り継ぎ”の危機に直面したフランクフルト空港にいる。ベオグラードからの便が、機材の遅延と雷の影響で離陸が大幅に遅れた為だ。ヨロヨロと迎えに来たバスに乗り込み、時計を確認する。出発時刻まで僅か10分!前回よりもシビアな状況だ。他の乗客たちも殺気立っている。乗り継げるかどうか?“全力疾走”が試される。注1:トランスファー目的地へ向かう途中の空港で飛行機から降り、最終目的地へ向かう別の飛行機へと乗り換えること。注2:トランジット目的地へ向かう途中の空港にいったん着陸し、燃料の補給や清掃、クルーの入れ替えを行い、再び同じ飛行機で最終目的地へ向かうこと。今月のCulture Favoriteフランクフルト空港での全力疾走の乗り継ぎの様子。映画『NOPE/ノープ』などで知られるジョーダン・ピール監督、ホイテ・ヴァン・ホイテマ撮影監督と、お揃いの上着で記念撮影。今年12月日本公開予定のホラー映画『Talk to Me』を監督した、フィリッポウ兄弟と。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。現在、その続編となる『DEATH STRANDING 2』の制作中。ドキュメンタリーフィルム『HIDEO KOJIMA ‐ CONNECTING WORLDS』の予告編が、KOJIMA PRODUCTIONSの公式YouTubeチャンネルで公開中。次回は、2368号(10月11日発売)です。※『anan』2023年9月20日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2023年09月17日眠れないほどの痒みに悶絶 この投稿をInstagramで見る 新井恵理那(@elina_arai)がシェアした投稿 新井恵理那さんは今年4月、キャスターを担当する朝の帯番組『グッド!モーニング』で、結婚と妊娠を発表。出産は秋を予定しており、6月末に同番組で「来週からはお休みに入らせていただきます」と産休入りを報告しました。8年間にわたり平日朝は3時起きの生活だったという新井さん。YouTubeにアップした近況動画では、「なんとなく自分の中では、ご無沙汰してますって感じ」と笑い、「産休中ですが朝は絶対『グッド!モーニング』の時間には起きる、と自分に課してる。今のところできてる」といいます。お腹の赤ちゃんは元気に健康に育っているそうで、音楽が好きなのか「音が鳴っているとリズミカルに動く」よう。というのも、サザンオールスターズのライブ動画を見ていたときにパワフルな胎動を感じ、「一定のリズムを刻んで動いていた」そうです。一方、新井さん自身の体調はというと、周囲からは「顔色や肌ツヤがすごくいい」と言われるものの、お腹など見えない部分にはたくさんの湿疹ができ、大変だったのだそう。最初はおへその周りにちょっとだけあった湿疹が、痒くて掻いていたらどんどん広がってしまい、お腹全部が真っ赤になって「痒くて痒くて毎日眠れなくて、特に寝ていると無意識に掻いちゃってもっと痒くなって……」というほどひどい状態に。痒みを抑えるため氷で冷やすと少しウトウトできるものの、やはり痒みで目が覚めて……を繰り返し、「何日も眠れない感じが続いてたんで、わりと病んでた」という新井さん。最終的には病院でもらった薬が効き、今はだいぶ痒みがおさまったといいます。妊娠中は皮膚が痒くなりがち妊娠中は皮膚が敏感になり、大きくなるお腹などでは皮膚が伸ばされ、痒みを感じやすくなります。痒みを引き起こしたり悪化させたりするのは、やはり乾燥や刺激など。妊娠中は保湿を心がけ、体を洗う洗浄料や下着なども低刺激なものにするなど、早めの対策をおすすめします。また、妊娠中にかかりやすい痒みを伴う疾患もあります。湿疹などはないのに全身に痒みが出る「妊娠性皮膚掻痒(そうよう)症」は、妊娠中にみられるもので、ホルモン増加や胆汁の流れが滞ることなどの影響で起こるとされています。中でも、発疹を伴う 「妊娠性痒疹(ようしん)症」では、ポツポツとした赤い皮膚のもりあがり(丘疹)が、腕の外側、手の甲、お腹や背中などにパラパラとちらばってでき、強い痒みがあります。そのほかにも、妊娠中に痒みが出る疾患があり、強く掻きすぎてしまうと、傷になったり、色素が沈着することもあります。かかりつけ医や妊娠中であることを伝えた上で皮膚科医に相談し、時期と症状に応じて塗り薬などを処方してもらいましょう。参照:【医師監修】かゆみ、シミ…妊娠中の肌荒れの原因と対策は?【皮膚科医監修】妊娠線がかゆい!原因と効果的な2つの対策・予防法
2023年09月06日2023年8月21日、タレントの小島瑠璃子さんがInstagramを更新。第1子を妊娠したことを報告しました。小島さんは、自身の近況をつづった文章を次のように公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 小島瑠璃子(@ruriko_kojima)がシェアした投稿 いつも応援してくださっている皆様へ。ご無沙汰しております、小島瑠璃子です。私事で恐縮ですが、この度新しい命を授かったことをご報告させていただきます。今回二人で産婦人科に通い、検査を重ねながら先生方のご指導のもと妊娠する事が出来ました。とても嬉しい反面、初めての妊娠で不安も多いです。現在安定期に入りましたが、出産まで油断は出来ないと思っておりますので引き続き無理せず安静に過ごしていければと思っております。ruriko_kojimaーより引用小島さんは同日現在、安定期に入っているといい、「引き続き無理せず、安静に過ごしていければ」と、思いをつづっていました。同年5月に、一般男性との結婚を発表した、小島さん。おめでたいニュースに、ファンからは「本当に嬉しいお知らせ」「おめでとう~!」「ご自愛ください」など、祝福の声が寄せられています。出産の日まで、母子ともに健康に、穏やかな日々を過ごしてほしいですね。小島さん、本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年08月21日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第4回目のテーマは「個性を“ オーダーメイド”する」です。トライベッカ映画祭(注1)で、ドキュメンタリー映画『HIDEO KOJIMA ‐ CONNECTING WORLDS(注2)』がワールドプレミア上映されるという。そこで、久しぶりにスーツに袖を通してみた。ところが、前ボタンが締まらない。太った?この間、スーツを着たのは、昨年の芸術選奨文部科学大臣賞の授賞式だったか。これでは登壇出来ない。痩せるか?あるいは、新調するか?スーツは、もともと立襟式の軍服から派生した。個を埋没させ、集団統制と画一化を目的にしたもの。その後、第一ボタンを外し、立襟を外側に折り返した民間用が、一般化して現在のスーツに。つまり、軍服も学生服もセーラー服もスーツも、“個”を縛る為の鎧ということになる。僕の父親は高度成長期に“企業戦士”と謳われた昭和のサラリーマンだった。春夏秋冬、ダークスーツにワイシャツ、ネクタイを締め、疲弊した革靴を履いては、家と職場を往復するモノクロな毎日。だから、スーツという鎧を纏う仕事を選ぶのには抵抗があった。公立の詰襟の制服を中高と纏わされていたせいもある。ゲーム業界に入った理由のひとつは、ラフな私服で通勤出来るからだった。しかし、日本では制服やスーツを纏わない私服ワーカーだと、遊び人の“不良オヤジ”として分類されてしまう。ジーパンにTシャツ、スニーカー姿なのに、学生でも定年退職者でもない中年の私服姿。30代、40代の頃、終電を逃すと、タクシーを拾って深夜に帰宅した。乗車早々、「飲み会ですか?」と不躾な態度で聞かれる。「仕事の帰りです」そう答えると「お互い大変ですね」と労いの言葉が返ってくる。それでも「お客さん、テレビ関係の人?」と、服装への偏見は生きたまま。ところが、これがスーツ姿となるとまるで違う。「お仕事、遅くまでお疲れ様です!」と、お礼まで言ってくれる。どうやらスーツは、「勤勉な日本国民」という社会的認定証のかわりになるらしい。コナミ在籍時は、役員会や経営会議、本社でのグループ会議と、月1ペースでスーツを引っ張り出していた。たまに纏うと、不思議と世界が違って見える。周囲の反応や態度が変わるのだ。だから、スーツで出勤した日は、普段は味わえないサラリーマン気分を満喫するよう努めた。行きつけのカフェでは、いつもは声をかけてこないお姉さんに「今日は素敵ですね」と褒められる。六本木の繁華街を歩けば、私服だと絶対に近寄っては来ない客引きの女性に肘を掴まれる。外来で医者にかかれば、いつもより丁寧に診てくれる。ネクタイを緩めてカラオケで流行歌を唄い、酩酊して山手線の吊り革にぶら下がる。マスに紛れ、自分をスーツに隠す。僕は“ソーシャル・ステルス”と呼んだ。ただオーダーメイドのスーツに頼るようになってから、それは間違いかも?と思うようになった。スーツのライン、デザイン、生地、色、ボタン。組み合わせは無限。スーツ創りは、完成図を頭に描きながら、細部を組み合わせていくクリエイティブな行為だ。個性を消し去るのでなく、ある秩序(ルール)の下で、自分らしさを如何に埋め込むかの勝負。まさに現代の社会で生きる我々の姿ではないか。数年ぶりに訪れたテイラーで今回、選んだ素材はこれ。ジャケットは、骸骨のカモフラ柄がストライプの間から垣間見える布地。下襟(ラペル)部分とズボンは、虎の顔が透かしで入った布地。裏地(ライニング)は、薔薇と骸骨のカラフルな柄布。フロントボタンは、2ボタン。裾はスリム用のセンターベント。トライベッカ映画祭当日。楽屋に出演者が顔を合わせた。前説を行うのは、朋友ニコラス・W・レフン監督。いつものように上から下まで新調のプラダでキメてきた(彼はプラダのアンバサダー)。上映後のQ&Aの司会役は、親友ジェフ・キーリー。そしてドキュメンタリーの監督は、僕の音楽の友グレン・ミルナー。彼らもこの特別な夜の為に、思い思いのオリジナル・スーツを新調してきた。3人の朋友たちと舞台に上がる。スーツメンは、画一性をもたらすどころか、それぞれの個性を引き立てるかのように、気ままに振る舞う。やがて4つの個性は、持ち寄った鎧を纏ったまま、壇上でひとつになる。その様は、セッションを演奏するバンドマンそのもの。こんなスーツなひとときも、気持ちいいものだ。もっと好きになってもいいかも。新しいもの、自分だけのものをオーダーする。そこに発見がある。人生も同じだ。注1:俳優のロバート・デニーロらによって設立された、ニューヨークで行われるインディペンデント映画祭。今年は6月7日~18日に開催された。注2:小島監督の幼少期のエピソード、独立スタジオの設立、『DEATH STRANDING』完成までの創作過程などに迫ったドキュメンタリー映画。今月のCulture Favorite『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』などを手掛けた映画監督のアリ・アスターとの2ショット。トライベッカ映画祭のために仕立てたオーダーメイドスーツ。トライベッカ映画祭ワールドプレミアにて。『ドライヴ』などで知られる映画監督ニコラス・W・レフン、「The Game Awards」の主催者でもあるジェフ・キーリー、今回のドキュメンタリーの監督を務めたグレン・ミルナーと。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。現在、その続編となる『DEATH STRANDING 2』の制作中。ドキュメンタリーフィルム『HIDEO KOJIMA ‐ CONNECTING WORLDS』の予告編が、KOJIMA PRODUCTIONSの公式YouTubeチャンネルで公開中。次回は、2364号(9月13日発売)です。※『anan』2023年8月16日‐23日合併号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2023年08月12日二宮和也主演のラブストーリー『アナログ』より、ヒロイン役の波瑠とのデートシーンを収めた場面写真が解禁された。本作は、ビートたけしが70歳にして初めて書き上げた恋愛小説が原作。二宮和也演じる主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性・みゆきは、携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せずに、週に1度だけ“会うこと”を大切にしてゆっくりと関係を紡いでいく。今回解禁された場面写真は、喫茶店「ピアノ」での初めての出会いから、木曜日の夜、悟のオススメの店で仲良くジャーマンポテトをほおばりながら会話を楽しむ姿、さらには、少し遠出をした海でのデートでみゆきと手をつなごうとする悟の姿など、互いに相手の心に寄り添いながら、ゆっくりと愛を育んでいく悟とみゆきの姿を捉えたものとなっている。ぎこちなさの残る初めての出会いから少しずつ互いを知り、穏やかな笑顔を見せ合うまでに深まっていくふたりの関係。「恋に落ちていくふたりのさまは、リアルなドキュメンタリーを撮っているような感覚でした」とタカハタ秀太監督は明かす。しかし、悟がプロポーズを決意した当日、みゆきは突然姿を消してしまい……。そしてふたりの恋をよりエモーショナルに魅せるのは、4人組バンドandropのVocal&Guitar・内澤崇仁が紡ぎ出す優しい音楽。そんな魅力的な劇伴の数々が収められたオリジナル・サウンドトラックが公開直前の10月4日(水)に発売されることが決定。バンド活動以外にも、映画『サヨナラまでの30分』での音楽プロデューサーや、映画『君は月夜に光り輝く』の劇中音楽などを担当する多才な内澤だが、映画の劇伴全編を内澤崇仁名義で担当するのは今回が初となる。内澤自身は本作の劇伴制作について、「タカハタ監督は一貫して妥協を許さない姿勢を持っており、監督の想いは常に映像に深く反映されています。監督の信念や想いを音楽という形で具現化することは非常に刺激的でやりがいのある挑戦であり、多くの大切な事を学ばさせて頂きました」と振り返った。『アナログ』10月6日(金)全国公開(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.「アナログオリジナル・サウンドトラック」10月4日(水)発売作曲:内澤崇仁収録内容:調整中3,300円(税込)
2023年08月07日電車やバスには、バリアフリー整備を目的とした優先席が設けられています。高齢者や妊娠中の人、障害のある人といった、座席を必要とする人の利用を優先する座席であり、車内では「優先席を必要とする人がいた場合は、お譲りください」といったアナウンスが流れていますよね。あくまでも『優先』のため、健常者も利用することが可能。他者を思いやる心によって成り立つシステムといえるでしょう。また、優先席以外の一般座席でも、座席を必要とする人に譲ろうとする気持ちは大切です。新井恵理那、『妊婦に座席を譲らない人』にモヤモヤ2023年7月28日、アナウンサーの新井恵理那さんが自身のYouTubeチャンネル『新井恵理那channel』を更新しました。同年4月に一般男性と結婚し、妊娠中であることを報告した、新井アナ。今回の動画では『同級生ママトーク』と題して、『子育ての先輩』である高校時代からの友人と、妊娠中の生活について想いを明かしました。新井アナは妊娠をしたことで、幸せなエピソードが増えたと同時に、つらい出来事に遭遇することもあるといいます。中でも新井アナがショックを受けたのは、電車での移動中。真剣な面持ちで、このように意見を述べました。電車の中とかも、みんなさ、スマホばっかり見てるし、「周りをあえて見ないようにしてるんじゃないか」っていう感じとかもやっぱあって。なんか、あたしもだけど、ほかの妊婦さんとかが立ちっぱなしなのとかも見て、周りの人全然周りを見てないし、気付かないようにしてるってのが結構ショックっていうか…。新井恵理那channelーより引用心身ともに大きな負担がかかる、妊娠。お腹が大きくなっていない状態でも、体内ではさまざまな変化が起こっています。そのため各自治体は、装着者が妊婦であることを可視化する『マタニティマーク』を配布し、交通機関などを利用する際に身に着けるよう推奨しているのです。いざ自分が妊婦の立場になることで、妊娠している人の存在に気付きやすくなったと同時に、座席を譲らない人の多さが気になるようになったという、新井アナ。そんな現状に悲しみを抱き、座席が空いた際、妊婦が近くにいた場合は、「空いていますよ」と積極的に声をかけるよう心掛けているといいます。「妊婦に席を譲る人が少ない」の意見に、賛否の声1人の妊婦の立場から、日常生活での疑問を挙げた、新井アナ。動画を見た人たちからは、さまざまな意見が寄せられています。【共感する声】・幼い子供を育てる母親です。確かに、現代は「妊婦を助けよう」という気持ちが全体的に薄れているようにも感じることがありますね…。・お腹が大きくなっていないと、なかなか気付いてもらえませんよね。自分から「譲っていただけませんか」と声をかけるのが、いいように感じます。・批判的なコメントを読んで、「これだからマタニティマークを付けにくいんだよな」と思った。なんて冷たい社会…。【疑問視する声】・『譲ってくれない人たち』にも、見た目では分からない事情があるかもしれない。体調が悪い人や、疲れきっている人もいるって考えてほしい。・スマホを見て何が悪いの?遊んでいると決めつけてる?体調が悪くて連絡をしたり、病院を探している人もいるかもしれないのに。・マタニティマークを付けていても、どうしても気付けないことがあるので、声をかけてもらえると助かるなあ。前述したように、優先席も含めたすべての座席に『譲らなくてはならない』という強制力はありません。善意に頼ったシステムであることに加えて、座席を必要としている人かが見た目では分かりづらいからこそ、立場によって意見が異なるのでしょう。きっと大半の人が、困っている人がいたら助けたいと思う心を持っているはず。他者を理解し、お互いに歩み寄ろうとする気持ちが、解決の糸口になるのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年07月30日二宮和也、波瑠共演の『アナログ』より、本予告と本ポスタービジュアルが解禁された。ビートたけしによる原作小説を、主演に二宮和也、共演に波瑠を迎えて映画化した本作。主人公の悟と携帯を持たない謎めいた女性・みゆきが、“会うこと”を大切にして紡ぐラブストーリーだ。この度解禁された予告編では、2人の出会いと突然の別れが映し出されていく。出会いは、行きつけの喫茶店「ピアノ」。デザイナーの悟(二宮和也)は携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)と連絡先を交換せずに週に一度、「木曜日にピアノで会いましょう」という約束を交わす。直接会うことでかけがえのない時間を丁寧に積み重ねていく、そんなふたりの関係性を、悟の親友の高木(桐谷健太)や山下(浜野謙太)らは「面白いかもな。時代に逆らったアナログな付き合い方」と温かく見守る。「幸せになりな」という母・玲子(高橋惠子)の言葉にも背中を押され、想いが募った悟はみゆきにプロポーズすることを決意。「来週、みゆきさんにちゃんとお話ししたい事があります」「私も、お話したいことがあります」翌週に会うことを約束し、笑顔で別れたふたり。しかし、約束のその日、彼女は現れなかった。その翌週も、翌月も…。彼女との在りし日を思い出し、孤独と喪失に包まれる悟。そんな悟を心配する大阪支社の後輩・島田(藤原丈一郎)や、友人たち。みゆきの姉・香津美(板谷由夏)からは「約束してほしいの。忘れるって」と言われるも、悟の意思は固く「どんなみゆきさんでも、みゆきさんに会いたいんです」と想いを口にする。みゆきが隠していた過去、そして秘められた想いとは…?最後は悟が涙を流す姿が映し出され、時を経て明かされる真実に、誰もが涙する感動の物語が垣間見える。悟の気持ちに寄り添い、予告編全編を切なく彩るのは幾田りらによるインスパイアソング「With」。映画本編を鑑賞し、号泣したという幾田さん。その勢いでインスピレーションのまま書き上げ、さらに自身の経験とも照らし合わせながら歌詞を紡いだ。幾田りらまた、劇伴及びインスパイアソングのプロデュースは、4人組バンド「androp」の Vocal&Guitar・内澤崇仁が担当している。さらに併せて、一筋の涙を流して微笑む悟と、無垢な笑顔を見せるみゆきの表情を切り取った本ポスタービジュアルも解禁。ラブストーリーにも関わらず、恋するふたりは上下に分割して配置されており、「会いたい。たとえ何があっても。」というコピーとともに、やがて会えなくなってしまう悟とみゆきの運命を暗示しているよう。この秋一番の感動作に期待が高まるビジュアルとなっている。【内澤崇仁(音楽):コメント】音楽を担当するという素晴らしい機会を頂き、緊張と期待でいっぱいでした。タカハタ監督は一貫して妥協を許さない姿勢を持っており、監督の想いは常に映像に深く反映されています。監督の信念や想いを音楽という形で具現化することは非常に刺激的でやりがいのある挑戦であり、多くの大切な事を学ばさせて頂きました。港さんの脚本とタカハタ監督の視点がデジタルでは捉えきれない微細な感情や人間関係のニュアンスを際立たせ、優れた演者陣の繊細な表情や仕草が作品へさらなる深みと命を吹き込んで、完成された映画を見終わったときは感動で動けませんでした。人を愛するとはどういうことなのか、人と人との絆とはどんなものなのかを改めて考えさせられました。また、幾田りらさんの楽曲「With」は情緒深く、真っ直ぐな愛の強さと繊細さを詩的に表現されており、幾田さんの切なく美しい歌 声にも感動しました。そんな素晴らしい楽曲を最大限引き立てることができるよう一生懸命臨ませていただきました。映画「アナログ」そして「With」が、観る方それぞれの心に深く響き、そしてそれぞれの人生の一部となることを心より願っております。『アナログ』は10月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アナログ 2023年10月6日より全国にて公開©︎2023「アナログ」製作委員会 ©︎T.N GON Co., Ltd.
2023年07月21日《小島よしおさんは、SDGsでお金を稼いでいるわけですね。なるほど。これは。。。簡単な答え合わせですね》7月15日、ねずみの絵文字を添えてこうツイートしたのは、自民党所属の杉並区議会議員・わたなべ友貴氏(38)。発端はタレントの小島よしお(42)が14日に『マンガでわかるLGBTQ+』(講談社)の写真を添えて、《同性婚がなんでダメなんだろう。あったほうがみんなハッピーになる気がするんだけどなぁ。。》と呟いたこと。わたなべ氏は小島のツイートを引用し、かつ、小島が’22年1月に《よしおのアルプス一万尺 SDGsバージョンだよ!》とTwitterアカウントの最上部に固定しているYouTube動画を紹介するツイートのスクリーンショットを添えていた。なお、『よしおのアルプス一万尺 〜SDGsバージョン〜』とは、SDGs(持続可能な開発目標)の17目標をわかりやすく紹介する動画だ。わたなべ氏が言う「答え合わせ」とは何を示すのか判然としないが、SDGsは’15年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択された世界共通の行動目標。日本では翌’16年5月に安倍政権下で「SDGs推進本部」が設置され、現在は政府や多くの民間企業が取り組んでいる。なお、SDGsでは5つ目に「ジェンダー平等を実現しよう」との目標が掲げられている。わたなべ氏も今年2月5日に、《私はLGBTQ当事者の友人がいますが、仮に友人がいなくても、差別を受けることのない世の中を目指すことは当然です。(政治家なら特に)》とツイートしていた。しかし、議員でありながら一個人を揶揄するようなツイートをしたわたなべ氏に、批判の声が続出している。《言いがかりすぎて、開いた口が塞がらない》《SDGsでお金稼いだら何がダメなの?さっぱりわかりませんが》《いまどきSDGsを揶揄する政治家って、あまりにも時代を知らないことを自白してるわよね。ちなみに日本政府の国策の一つよ?》《あれれ、岸田政権はSDGsを推進してませんでしたっけ?岸田政権って自民党ですよね?そのSDGsについて何かしら表現すると自民党の議員として「ありがとうございます」というなら理解もできますが「金を稼いでいる」とが揶揄しちゃうのは意味不明ですね》
2023年07月17日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第3回目のテーマは「誰かの齧りかけの林檎」です。30年にわたって齧り続けている“大好きな”ものがある。最初から好きだった訳ではない。齧り続けているうちに、やめられなくなったというのが本音だ。最初に乗った自転車から降りられなくなるような。もはや齧らない日常は、想像もつかない。なぜならこの“林檎”は、ふぞろいながらも、日々品種改良し、進化しているからだ。その“林檎”とはどういうものなのか?それは歯で咀嚼する果実ではない。脳で齧る“林檎”、つまりApple社製の“Mac”のことだ。先月、カリフォルニア州クパティーノで行われた“WWDC23”(注1)での基調講演の為、Apple Park(注2)を訪れた。そこには僕が齧り続けた“林檎”の過去と未来があった。テクノロジーと自然が調和した壮大な施設を前にして、確信した。好きなものをずっと齧り続けてきて良かったと。何かの対価を求めて齧り続けてきたのでも、他人の目を気にしていた訳でもない。たまたま漕ぎ出した自転車から一度も降りなかったのは、ただ好きだったからだ。僕がゲーム業界に入ったのは、80年代半ば。パソコンといえば、NECや富士通などの日本企業が席巻していた。入社したばかりの頃は、手書きで企画書や書類を書いていた。ところがある時、所属長から「お前の字は読みにくい。ワープロで提出しろ」と一喝され、仕方なく、“一太郎”(注3)などのワープロを見様見真似で、使い出した。それがパソコンを齧った最初の記憶だ。企画書や仕様書、脚本、原稿、提出書類など、全てキーボードで入力するようになった。神戸の技術研究所に所属していた90年代初頭、そこで運命のMacに出逢う。当時のMacは個人ではなかなか手が出せないくらい、高価だった。ところが、所内のパッケージ・デザイン室にMacとPhotoshopのセットが試験導入された。そこで、DTP(注4)を使った初めてのゲーム取説(PCエンジン版『SNATCHER』・注5)を制作した。MacでPhotoshopを齧る体験は、衝撃だった。その後、社内でAppleメールが採用され、普段の事務業務でもMacを使うようになった。映像編集(『POLICENAUTS』・注6)も、外部ストレージを繋いだMacを使って作業した。空いた時間には、インターネットに繋ぎ、WEBをサーフィンし、圧縮された映像を覗いた。そこには未来があった。仕事上のツールやワープロというだけではなく、音楽や映像、アート、エンタメを齧れる“魔法の箱”だったのだ。すぐに僕は“林檎”の虜になった。仲間からは、幾度となく、“Windows”を推奨されたが、家でも会社でも、頑なに“窓”は開けなかった。そもそも“窓”は齧れない。ところが、今では考えられないことだが、当時のMacはかなり頻繁にフリーズした。数時間使う度に、画面中央に“爆弾マーク”が出たものだ。爆弾処理の知識がない僕らは、こまめにセーブするしかなかった。もちろん、編集時の映像レンダリング中も例外ではない。帰宅する前、“かけ逃げ”(夜間に処理させる)して、朝戻ると、かなりの確率で落ちている。それが普通だった。当時のMacユーザーは、そんな“爆弾”との駆け引きさえも楽しんでいた。“林檎”はまだ青く、熟すまでには時間が必要だったのだ。それがかえってMacとの絆を強いものにした。ある種の人間臭さを感じたのだ。Macに話しかけ、機嫌をとりながら、対話する。そうやって、僕はMacを齧りながら、人生のビタミンを補給してきた。一度だけ“sad Mac(サッドマック)”を見たことがある。Macが故障した時に表示されるお別れ(故障)のマーク。さすがにあの時は、しばらく喪に服した。まるで愛犬が逝ったような喪失感を味わった。林檎は誘惑の果実といわれる。蛇がイブを誘惑して食べさせた禁断の林檎。白雪姫で魔女が食べさせた毒入り林檎。あらゆる神話や物語でアイコンとして描かれてきた。禁断の果実を追求し続ければ、いつかはその代償を払わされることになるかも知れない。だが、好きなものを齧れなくなる生活は虚しい。好きなものを齧り続ける、この些細な継続こそ、幸せではないのか。なんでもいい。目についた興味のあるものを、まずは皮も剥かずに齧ってみよう。毒や影響があるかもしれない。だからこそ、面白い。人の真似をして齧るより、まず自分の歯で齧り、自分の舌で味わってみよう。と、ここまで原稿を書いてきた手を休め、最先端の洗練されたMacと向き合う。“林檎”の木は、完璧なサービスの円環として社会に深く根を張っている。あの“爆弾”はもう見ることはない。どこか寂しさを覚えた瞬間、モニター内のタグにある“林檎”に目を留める。齧りかけの“林檎”は変わらず、誰にも食べられず、今もそこにある。そこで初めてこのマークの周到さに気づく。注1:WWDC232023年6月5日(現地時間)から開催された、Appleの開発者向け年次大型イベント。注2:Apple ParkAppleの本社ビルを中心とする施設。注3:一太郎ジャストシステム社が販売する、歴史の長い日本語ワープロソフト。注4:DTPDesktop Publishingの略。パソコン上で印刷物のデータを制作すること。注5:『SNATCHER』1988年発売のアドベンチャーゲーム。小島秀夫が企画・シナリオを手がけた。注6:『POLICENAUTS』小島秀夫による1994年発売のアドベンチャーゲーム。今月のCulture Favorite“WWDC23”で訪れたAppleの本社にて。パフォーマンスキャプチャー撮影現場での一コマ。GW休暇で別府温泉へ行った際の写真。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。現在、その続編となる『DEATH STRANDING 2』の制作中。ドキュメンタリーフィルム『HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS』の予告編が、KOJIMA PRODUCTIONSの公式YouTubeチャンネルで公開中。次回は、2360号(8月9日発売)です。※『anan』2023年7月19日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2023年07月15日出産は秋ごろを予定 この投稿をInstagramで見る 新井恵理那(@elina_arai)がシェアした投稿 新井恵理那さんは今年4月、自身がキャスターを担当する朝の帯番組『グッド!モーニング』にて、結婚と妊娠を発表。8年にわたって、番組出演のため朝3時起きの生活を続けてきて、良い出会いがなかなかなかったそうですが、昨夏に友人の紹介で出会った男性と意気投合し、今年2月に結婚していたと明かしました。30日の番組では、最後に「この秋に出産を予定しておりまして、来週からはお休みに入らせていただきます」と、産休入りを報告。復帰時期は未定だといいます。レギュラー出演していた『新・情報7days ニュースキャスター』(TBS系)は、5月末の放送を持って卒業していました。「たぶん昨日、熱中症になりました、、、」妊娠してからも毎朝の帯番組キャスターをはじめ、忙しく仕事をこなしていた新井さん。6月27日には、Instagramのストーリーズで「たぶん昨日、熱中症になりました、、、が復活できた!」と、体調を崩していたことを明かしていました。その後のInstagram投稿によると、26日の生放送を終えてから、テレビ朝日アナウンサーの斎藤ちはるさん、住田紗里さんとカフェのテラス席でランチをとって帰宅したところ、体調がおかしいことに気づいたといいます。「楽しくて時間を忘れてしまい…数時間。ジメジメっとしてなんだか暑いな、くらいの感じで過ごしていましたが、直射日光じゃないしまあ大丈夫か、といった体感で」「帰宅して気づいたら、これは、、、熱中症になってました」「暑くて、お腹は張って苦しいし、呼吸が浅くなり、経口補水液を飲んでも気持ち悪くて戻しそうになり…急いで首、脇、太ももの付け根を冷やして横になりました」(新井恵理那さんInstagramより)翌朝の出勤まで半日、水分を補給しながらぐったり横になっていたという新井さん。「幸い意識はあるし自分で水分をとることができたので、救急車を呼ぶまでには至らなかったけど、これはまずい、と思いました」と、いつもとは違う体調に不安な時間を過ごしたようです。新井さんは「妊娠中は体温が高くなっているから、熱中症になりやすい、ということも、わかっていたようでわかっていなかったです…すごく反省です」と振り返り、出演番組ではいつも熱中症の危険性や対策を伝えているため、「熱中症対策を、って耳タコで、わかってるよ!と思うかもしれませんが、みなさん、本当にお気をつけください」と呼びかけていました。妊婦さんは暑さに弱くなってる?妊娠中は、妊娠前と比べて暑さを感じやすくなります。体がほてったように感じられ、「夜の寝苦しさが特につらい」という妊婦さんもいるでしょう。成人女性の基礎体温は通常、低温相(低温期)と高温相(高温期)の2層に分かれています。排卵から生理の開始までは高温相が続き、妊娠していなかった場合はそこから基礎体温はぐっと下がり、低温相を示すのが一般的です。ただし、妊娠するとしばらくの間高温相が続いた状態になります。また、妊娠中は基礎代謝量が増加します。基礎代謝量とは生命活動を維持するために必要な最低限のエネルギーのことです。基礎代謝量の増加に伴い、エネルギー消費量、つまり消費するカロリーも増加します。エネルギー消費量が多いと体内で熱が多く産生されることになるので、妊婦さんは暑がりになる傾向があります。妊娠中は夜に眠りが浅くなって、睡眠不足になる人もいます。睡眠時間が短いまま翌日体を動かすと体温が高くなり、汗の量も多くなり、体温調節機能も低下します。睡眠不足は熱中症のリスクを上げるのです。屋外ではなく室内でも、熱中症になります。冷房をつけ、必要に応じて扇風機を使ったり、遮熱カーテンを使ったりして、暑さを和らげましょう。屋外では帽子や日傘を使い、なるべく日陰にいるようにして、あまりに暑い時には涼しいところに移動するようにしてください。保冷剤や冷たいタオルなどを使うのも効果的です。参考文献環境省「熱中症環境保健マニュアル2022」
2023年06月30日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第2回目のテーマは「“調理時間 500W 約4分30秒/600W 約3分40秒”の味」です。子供の頃、料理番組に嵌った。特にお気に入りだったのが、料理研究家グラハム・カーがオーナーを務めるカナダのTV番組『世界の料理ショー』。料理の作り方をなぞる今のYouTuberとは“味”が違った。世界中のレシピを選び、ワイングラスを手にしたグラハムが観客に語りながら、調理の過程を優雅に魅せる。選ばれた一人の観客が試食をする。創り手と観客が一体となって料理を楽しむユニークなエンタメ番組だった。僕は関西育ち。地元大阪のたこ焼き、神戸の明石焼き(たまご焼き)には目がない。関西では、たこ焼きは自分たちで焼くのが習わしで、友人たちと具材を持ち寄り、“たこ焼きパーティー”なるものもよく開催した。たこ焼きの魅力はその“味”の美味しさだけではない。創る過程も格別だ。たこ焼きが焼けないと、一人前として格好が付かない。子供の頃は、餃子包みやドーナツや天ぷら等、仕込みの手伝いをよく、オカンにやらされた。おかげで、両手にもった卵も片手でそれぞれ同時に割る芸当も出来るし、林檎も一度も皮を途切れさせずに最後まで剥ける。特に卵焼きやプレーンオムレツは、僕の十八番の料理でもあった。僕にとっての料理は、彫刻や粘土をこねるといった造形行為に近いものだったのだ。中でも熱を加えると固まり、形が変わる卵や粉物の料理には興奮した。完成時の美しさが問われる卵料理、揚げ物、お好み焼き、中でも完全なる球体を求められるたこ焼きは特別な存在だった。子供の頃、コンビニはまだなかった。出前を取るのは特別な機会に限る。学校から帰っても家に誰もいない“鍵っ子”だった僕にとっては、小腹が空いた時、台所に立つのは日常だった。あくまでも自分が食べる為だが、グラハム・カーのように食べる観客を妄想して、料理に挑む。ただ空腹を満たすだけでなく、孤独感も軽減してくれた。それは、創作行為であり、エンタテインメントでもあったのだ。上京して、関東発のたこ焼き“銀だこ”に出逢った。“銀だこ”は、表面を油で薄く揚げている。たこ焼きを揚げるなんて邪道だとは思ったが、食べてみてその食感と旨さに驚いた。たこ焼きは熱を含んだ状態では中の空気が膨張して球体を維持しているものの、皿に置くと萎んでしまう。その点、油で表面を焦がした“銀だこ”は、盛り付けしても形は崩れない。美しいドーム状を維持したまま。それから、大好物になった。そして、コロナ禍の孤立した環境下で、冷凍の“銀だこ”のお世話になることとなった。僅か数分、チンをするだけで老舗のたこ焼きが食べられる。コンビニに行けば、24時間、いつでも手に入る。素材も器具も場所も時間もいらない。失敗もしない。なんとも便利な時代になったものだ。ただ、これは僕が好きだったあの“たこ焼き”とは何処か違う気がする。既に工場で完成しているものを温め直すだけ。そこに、もの創りにおける創意工夫や興奮はない。素材やレシピとの緊張したあの駆け引きもない。味も外見も同じ。失敗と成功、落胆と喜びはない。創り手と食べる側に生まれるはずのドラマもない。これは、もはや子供の頃に熱中したあの“料理”ではないのだろうか。料理をエンタテインするグラハム・カーのショー魂は、どこにもいない。昨今の冷凍食品やレトルト、インスタント食品の進化には、眼を見張るものがある。AIが食卓に入る近い未来には、調理の風景は大きく変わることだろう。一度完成したものをチンする時代から、冷蔵庫にアプリが知らぬ間にストックした材料を、AIが瞬時に調理してくれる時代が来る。僕らは、ただ座って食べる側だけの楽しみしかない日常を送るのだろうか。何故、たこ焼きが球体なのか?何故、ピザが薄い円盤型なのか?料理をするプロセスが欠落した日常では、完成形を見たとしても、誰も疑問を抱くこともなくなるだろう。未来の新人類は何ごともなかったように、ブラックボックスの中で調理され、出力された完成形を食べるのだろうか。そんなことを思いながら、電子レンジに大好きな冷凍のたこ焼きを入れ、大好きだった『世界の料理ショー』のDVD‐BOXを取り出す。調理が終わるまでの僅か数分、僕はグラハム・カーの番組を観て料理の世界に食い入る。レンジが放つ“チン”音は僕の耳には聴こえない。今月のCulture Favoriteコジプロに遊びにきた朋友ギレルモ・デル・トロ監督とのツーショット。映画『NOPE』や『インターステラー』の天才撮影監督であるホイテ・ヴァン・ホイテマさんと邂逅。コロナ禍のためしばらく逢えなかったローレン・サイさんと再会。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。現在、その続編となる『DEATH STRANDING 2』の制作中。ドキュメンタリーフィルム『HIDEO KOJIMA‐CONNECTING WORLDS』が、6月17日トライベッカ映画祭でワールドプレミア上映される。次回は、2356号(7月12日発売)です。※『anan』2023年6月21日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2023年06月17日主演・二宮和也とヒロイン・波瑠を迎え、ビートたけしによる原作小説を映像化する『アナログ』。本日6月17日(土)は初共演の二宮さんと波瑠さん、2人の誕生日に合わせ、特別映像が解禁となった。運命的にも同じ日に生まれた2人のキャストが、偶然の出会いから始まり、やがて人生を変えるほどの運命的な恋を紡ぐ悟(二宮さん)とみゆき(波瑠さん)を演じる本作。そんな奇跡のような繋がりのある2人が誕生日に解禁された特別映像は、悟とみゆきだけの特別な恋模様を丁寧に映し出す。路地裏に佇むおしゃれな喫茶店で偶然出会った悟とみゆき。ひとめ惚れした悟は、みゆきが携帯電話を持っていないことを知る。そんなふたりが交わしたのは「毎週木曜日に、この場所で会いましょう」という、たったひとつの大切な約束。会えるか会えないかわからない関係性に対し、みゆきは「お互いに会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と微笑む。木曜日にだけ会い、不器用ながらも少しずつデートを重ねていくふたり。連絡先を交換せず、会えない日の方が多い恋。でも、だからこそ会えた時の喜びが増していく。しかし、強く引き寄せられ、恋を紡ぎ、運命を感じた矢先にみゆきは突然姿を消してしまう。「ただ、会えるだけでよかったのにーー」。その言葉が意味するものとは――?偶然の出会いから始まった恋は、やがて人生を変えるほどの運命の恋へ。2人だけの特別な恋模様を描き出す本映像は、柔らかい映画の雰囲気、二宮さんと波瑠さんが醸し出す優しい雰囲気がマッチしたエモーショナルな仕上がりとなっている。『アナログ』は10月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アナログ 2023年10月6日より全国にて公開©︎2023「アナログ」製作委員会 ©︎T.N GON Co., Ltd.
2023年06月17日JO1の與那城奨、大平祥生、金城碧海が、映画『OUT』に出演することが発表された。本作は、累計発行部数650万部を突破している同名ヤンキー漫画の実写映画。“狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也が、少年院から出所し、地元から遠く離れた叔父叔母のもと、焼肉店・三塁で働きながらの生活を始める。次喧嘩をすれば一発アウトな彼の前に現れたのは、暴走族「斬人」副総長の安倍要。この出会いが達也の壮絶な更生生活の始まりだった――。暴走族「斬人」特攻隊長の長嶋圭吾役の與那城は「一番苦労したのは、1対1で闘うシーン。手数も多いですし、かつ1対1なので、どううまく見せることができるかという点は難しかった。僕より大きい相手で、そのパンチを受け止めて、それに勝たないといけない、一番の山場だったと感じています。ものすごくパワフルな、そしてカッコイイ作品になっていると思います!ぜひ劇場で御覧ください」とコメント。また、「斬人」親衛隊長の目黒修也役の大平は「格闘技はやったことが無いので基本動作から教えていただき、正直大変でした(笑)。自分とは真反対で、それが逆に楽しめました。チームで心を込めて頑張ったので是非見に来てください!沢山楽しんでください!」と語った。そして「斬人」期待のルーキー沢村良役の金城は「元々鍛えているというのはあったんですが、更に動ける体に仕上げました。あとは、斬人メンバーの気持ちになって、というメンタル的な部分を鍛えました。僕自身、まだまだ俳優としての経験が浅くて何が正解か分からない状態で僕なりに精一杯演技させていただいたつもりです。皆さん是非劇場に足を運んで沢山観て下さい!」とコメントした。なお3人は本作が実写映画初出演となる。監督を務める品川ヒロシは、「3人ともダンスが上手いので絶対にアクションは出来ると信じていました。実際3人のアクションのキレは相当すごいです。沢村役の金城碧海くんは空手の有段者な上にもちろんダンスも上手いので、とにかくアクションがメチャクチャいい。圭吾役の與那城奨くんは、筋肉がやばい。木刀を構えた時の前腕の筋肉に浮かび上がる血管に惚れました。目黒役の大平祥生くんは、スピードとボクシングのダッキングが上手い。綺麗な顔立ちでスイスイと敵役のパンチを避ける姿は惚れ惚れする」とそれぞれを絶賛した。映画『OUT』は11月に公開される。與那城奨、大平祥生、金城碧海、品川ヒロシ監督のコメント全文■與那城奨・ご出演が決まった際のお気持ちメンバーと一緒にオーディションに参加しました。初めてのヤンキー映画で、アクションも含め、いつもの自分とは180度違うキャラクターでびっくりしました。撮影をしていくうちに圭吾になっていけたんじゃないかなと思います。・脚本・原作コミックを読まれて、どのようなお気持ちで撮影に挑まれましたか?品川監督の『ドロップ』に登場する井口達也の物語ということだけは知っていたんです。その中で、まさか!こんなにも!闘うなんて思ってもいなかったです(笑)。とにかく原作を全巻読んで、圭吾がどういう人物なのかを研究しました。演じた圭吾が特に強いキャラなので、そこは意識して撮影に挑みました。・今回の役どころを演じられていかがでしたでしょうか?元々、僕たちはダンスをやっていて、筋トレもしているんですが、やはりアクションになると、勝手が違う。動きを覚えて、かつ相手と合わせないといけない。最初は苦労しましたが撮影を重ねるうちに掴んでいけた感覚があります。(メイク完了後初めて自分をみて)「誰だ!?僕は誰なんだ……??」と(笑)。品川監督が、「圭吾だねぇ」と言ってくれたのが嬉しかったです。・品川ヒロシ監督について映画の出演自体初めてでしたので、撮影に入る前は勿論不安はありました。どの様に演じたらいいのか、セリフの言い回しなど、監督に確認して、話し合いながら、監督が思うものを表現していきました。アクションについては、監督が動けるので、様々追加されていて(笑)。そこに僕も対応できるようについてはいったんですけど、監督すごいです!・撮影はいかがでしたか?一番苦労したのは、1対1で闘うシーン。手数も多いですし、かつ1対1なので、どううまく見せることができるかという点は難しかった。僕より大きい相手で、そのパンチを受け止めて、それに勝たないといけない、一番の山場だったと感じています。・ご共演の、JO1メンバーについて僕と碧海は元々格闘技をやっていて、祥生は経験が無い。アクション練習では、アドバイスしあいながら事務所の練習場で、ミットや刀を使って、3人で協力しながらやっていました。・本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いしますものすごくパワフルな、そしてカッコイイ作品になっていると思います!ぜひ劇場で御覧ください。■大平祥生・ご出演が決まった際のお気持ちオーディションに受かって本当に嬉しかったです!目黒はかっこいい役だと思っていたので、めちゃくちゃ嬉しかったです。・今回の役どころを演じられていかがでしたでしょうか?役作りは?格闘技はやったことが無いので基本動作から教えていただきました。正直大変でした(笑)。自分とは真反対、喧嘩はしないし、「おらぁ!!」とか言わないですし(笑)。それが逆に楽しめました。ジムへ行って筋トレをやり出してから「デカくなったね」「ちょっと脱いでみてよ」「いい感じになってきたね」と言われることが。目黒の格闘技のアクションがボクシングスタイルなんですが、役作りでしっかり練習した事が僕的には大きかったです。・品川ヒロシ監督について監督は格闘技が出来る方なので、その場で教えていただく事が多く、「自ら教えてくださるんだ!」と、頑張ろうと思いました。現場の士気を下げないように盛り上げてくださる方で、凄く勉強になりました。・撮影はいかがでしたか?スクラップ工場のアクションシーン、あの日は寒い日だったんですが何も寒くなくて。アクションに必死で、絶対にここで良いシーンをという気持ちが強くて、常に練習しておかないと気が済まなかったです。一番大変な日でしたけどずっと集中していました。今回アクションをやってみて凄く楽しかったので、これからも続けていきたいと思います。・本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いしますチームで心を込めて頑張ったので是非見に来てください!沢山楽しんでください!■金城碧海・ご出演が決まった際のお気持ちこういう経験をさせていただけることがアーティスト活動をしていく中で普段は無いんです。品川組は今回が2作目なんですが、いつかまた一緒に仕事できたらなって思っていた矢先、お話をいただき、本当に嬉しくて。ガッツポーズして「よっしゃー!」みたいな。ありがとうございます!と感謝して挑む作品になりました。・脚本・原作コミックを読まれて、どのようなお気持ちで撮影に挑まれましたか?沢村は、最初は会話も少ないですしあまり目立たない役ではありますが、後々キーパーソンになってくる。今回のキャラクターを演じる上で、それまでの雰囲気や、感情など、原作にはない部分、そこをどう見せていくかも考えました。・役作りについて元々鍛えているというのはあったんですが、更に動ける体に仕上げて。あとは、斬人メンバーの気持ちになって、というメンタル的な部分を鍛えました。・撮影はいかがでしたか?品川組はめちゃくちゃ温かくて、フランクに接してくださる温かい人達ばかり。撮影に対してもそうですが、僕たち演者に対しての指導も暖かく、優しく、そして撮影の場を作ってくださるんです。感謝しています。・ご共演の、JO1メンバーについてJO1メンバーと演技で共演するのは初めて。JO1としての顔というよりは役者として演じている彼らの姿を見て、とても勉強になりました。メンバーがいると精神的にも落ち着きました。祥生と奨くんと三人でまた何かやりたいです。・本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いします今回、僕と大平祥生と與那城奨の3人がJO1から作品に参加させていただいています。僕自身、まだまだ俳優としての経験が浅くて何が正解か分からない状態でしたが僕なりに精一杯演技させていただいたつもりです。皆さん是非劇場に足を運んで沢山観て下さい!■品川ヒロシ監督まず3人とも見た目が似ている。そして3人ともダンスが上手いので絶対にアクションは出来ると信じていました。実際3人のアクションのキレは相当すごいです。沢村役の金城碧海くんはWOWOWのドラマ版『ドロップ』にも出てもらっていて、空手の有段者な上にもちろんダンスも上手いので、とにかくアクションがメチャクチャいい。圭吾役の與那城奨くんは、筋肉がやばい。強さに説得力が欲しかった。木刀を構えた時の前腕の筋肉に浮かび上がる血管に惚れました。目黒役の大平祥生くんは、スピードです。そしてボクシングのダッキングが上手い。その中性的で綺麗な顔立ちでスイスイと敵役のパンチを避ける姿は惚れ惚れする。それぞれの形の、それぞれの友情。バカで笑えるシーンもあるけれど、アクションシーンは派手なのはもちろん。痛みを意識しました。原作のアクションシーンを再現し、さらには映像の魅力を出すために、全員必死で挑みました。劇場で興奮してください。映画『OUT』與那城奨、大平祥生、金城碧海 コメント映像<作品情報>映画『OUT』11月全国公開公式サイト:『OUT』製作委員会
2023年06月14日波瑠主演「わたしのお嫁くん」の第9話が6月7日放送。波瑠さんと料理研究家役で出演した北香那との“共演”に「魔法のリノベを思い出した」という視聴者が続出。ラストのキスシーンには「キスシーン綺麗すぎた」「横顔がほんとに綺麗」などの声が上がっている。「Kiss」(講談社)連載中の柴なつみによる同名原作をドラマ化した本作は、仕事はできるがズボラ女子という主人公が、圧倒的な家事力を持つ年下男子と同居をはじめ恋に落ちる…という社会派ラブコメディ。知博に“自分が愛されてると実感して欲しい”と想いを伝えた速見穂香には波瑠さん。そんな穂香と恋人関係となった山本知博に高杉真宙。あざとさが売りの若手社員・花妻蘭に前田拳太郎。穂香“激推し”な人事部の赤嶺麗奈に仁村紗和。穂香と同じくズボラな一面を持つ古賀一織に中村蒼。山本の兄・正海に竹財輝之助。同じく兄の薫に古川雄大。穂香がよく相談する高橋君子にヒコロヒーといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。知博を押し倒すようにして顔を近づけていく穂香だが、知博は「充分愛されてると実感したんで大丈夫です」と彼女の口元を押さえる。穂香も付き合う前から一緒に住んでいたため、自宅だと生活感があって…と話す。それを受けて山本は自宅以外で2人が深い関係になれる場所を考えることに。そんななか、ラクーン・エレクトロニクスで全社員を対象にした新商品企画の社内コンペが開かれることになる。優勝賞品は沖縄旅行で入社当時、企画開発部志望だった知博はコンペへの参加を決意。一方赤嶺は、山本が速見と沖縄旅行に行こうと目論んでいることを察して花妻や、もともとコンペに参加予定だった古賀も巻き込み、山本の優勝を阻止しようとする。コンペ企画がすすむなか、穂香はネットで配信してる料理動画が人気の料理研究家の宮下(北香那)を紹介される。そこに知博もやってくるのだが、知博と宮下は知り合いの様子。穂香が知博に宮下との関係を問うと、最初ははぐらかしていたものの「元カノ」だったことを認める…というのが9話の展開。波瑠さんと北さんは以前「魔法のリノベ」でも共演しており「波瑠ちゃんと北香那ちゃんが元カノ・今カノの構図は、魔法のリノベを思い出した」「北香那さん、魔法のリノベ時の桜子の突き抜けてヤバい存在感が大きすぎて、わたしのお嫁くん見て「あ、こんなに小柄な人だったんだ」ってなった」「北香那ちゃんが悪い方の元カノだったらどうしよってソワソワしてたけどめちゃんこ良い子」など、前回の共演を思い出した視聴者も多かった模様。そしてコンペのアイデア出しのために穂香は知博を温泉に連れて行き、宿泊先で2人は結ばれることに…。その際、穂香は自分から知博の頬に手を添え、キスをする。すると知博も穂香の首に手を回して“お返しキス”をする…。「波瑠ちゃんからのキスシーン綺麗すぎたなあ良かった」「2人とも鼻高くてキスシーンの時の横顔がほんとに綺麗」「キスする前に速見先輩は顔に手を添えて山本くんは頭の後ろに手を回すの、どっちもたまんない」など、このキスシーンにも多くの反応が投稿されている。【第10話あらすじ】穂香と知博が暮らすマンションで餃子パーティーが開かれる。君子と赤嶺が参加、知博は最近一緒にいすぎ、という理由から、餃子の下ごしらえだけしてひとりで映画を見に行っているらしい。そこで君子は同棲していた恋人と結婚することになったと穂香に報告。君子から「山本くんとはそういう話になったりしないの?」と問われた穂香は複雑な表情をみせる…。「わたしのお嫁くん」は毎週水曜22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年06月08日株式会社Habitatの代表・北村功太氏と極秘結婚していたと文春オンラインで報じられた、タレントの小島瑠璃子(29)。同時に、長年所属していたホリプロを今年2月に退所していたことも明らかとなった。かねてから中国留学に向け準備中で、すでに日本のレギュラー番組も卒業。5月19日に久々の表舞台に出たことで、緊張しているそぶりを見せた。一時は「こじるり無双」という言葉が世間を賑わせるほど、頭の回転の速さやコメント力が高く評価されていたこじるり。出演本数でも女性タレント部門で1位に上り詰めたことがあったほどだ。しかし2020年8月、漫画「キングダム」(集英社)の作者・原泰久氏(47)との熱愛を週刊ポストがスクープ。出会った時点で原氏にはまだ妻がいたことから、こじるりの“略奪疑惑”が囁かれるようになった。記事内では原が独身になってからの交際だったとする関係者コメントがあり、原氏も自身のTwitterで同年3月に離婚していたと公表。だが離婚から熱愛報道までの時期が近かったため、そこから彼女の好感度は一気に落ちることとなる。また今回の結婚も、出会った時点で北村氏はまだ既婚者だったという。やはり文春オンラインの報道でも“重複期間”は否定されているが、不信感を抱く声は少なくない。コラムニストのおおしまりえさんは、「あれほど“賢さ”が評価されて好感度も高かった小島さんが、気づけば“したたか”と批判を受けるようになった。そこには、ターニングポイントがあったように思う」と話す。また彼女を見ながら感じる、「したたかさ」と「賢さ」の違いについても聞いた。■小島瑠璃子が好感度を一気に落としたのは略奪疑惑ではない小島さんが好感度を一気に落とすこととなったのは、やはり原氏との“略奪愛疑惑”が報じられたことでしょう。ただ、あの熱愛報道自体が彼女の好感度を一気に落としたわけではありません。彼女はあの報道から「赤裸々キャラ」を見せることで、出演番組で多数の恋愛観を語っていきました。そのキャラ変が、結果として好感度を下げることとなったのではないでしょうか。例えばバラエティ番組「グータンヌーボ2」では、「付き合う前に致します」といった発言が大きな話題となりました。当時は話題も集めたことで成功と見えましたが、結果として相手(原氏)の顔が視聴者に想起されたことで、彼女の好感度は下がることとなります。そもそも、小島さんのファン層は圧倒的に男性です。そのファンに対して恋愛に対する生々しさを醸し出す発言は、キャラ変の布石だったのかもしれませんが、やや方向転換しすぎた気がします。■あのとき、自分の言葉で真実を語ったら違ったのではないかそもそも小島さんは原氏との熱愛が出た際に自分の言葉できちんと事実を語ることなく、バラエティでの赤裸々発言へと移行しました。振り返れば“釈明なし”の歯切れの悪さは疑惑を残したまま奔放さだけ視聴者に伝えることとなり、不快な気持ちを露わにする層が増えてしまったのかもしれません。今の時代、多くの人が“疑惑”に対して不寛容です。そうした空気があれば、面倒でも「事実は白だ」と自分の言葉として発信しておく。それが、問題を収束させる力となります。その代表として最近筆者が思うのは、元AKB48の篠田麻里子さん(37)の“不倫疑惑”報道です。彼女は数々の証拠(らしきもの)がネットに流出している状況があるにもかかわらず、「不倫の事実はない」とはっきり明言しています。多くの人が「それは無理筋だろう」と思ったかもしれませんが、結果としてなんだかんだ問題は収束。彼女も新たな道を歩み始めているではありませんか。現在の芸能界が不倫に不寛容である状況を見ても、「否定しきる力」の強さを目の当たりにしたのでした。小島さんも原氏との関係に疑いが持たれていたなら、一度どこかで明言しておけば好感度の急低下は防げたのかもしれません。■「したたか」と「賢い」の違いはどこにある?「したたかさ」と「賢さ」の違いはどこにあるのか。彼女を見たときに思うのは「計算」や「保身」や「損得勘定」といった、自分に向く意識の強さによって分かれるのではないかということです。小島さんはとても賢かった反面、行動の裏にある目的がどこかで透けるような感覚を見る側に与えていました。それがより露呈し始めたのが、あの熱愛報道からの発言やキャラ作りだったのかもしれません。人妻となって中国進出し、新たな活路を見出す小島さん。はたして、中国ではどう受け止められるのでしょう。個人的には相性が良さそうな気もしますが、彼女が日本凱旋する日を待ちたいと思います。(文:おおしまりえ)
2023年06月02日小島秀夫の右脳が大好きなこと=を日常から切り取り、それを左脳で深掘りする、未来への考察&応援エッセイ「ゲームクリエイター小島秀夫のan‐an‐an、とっても大好き」。第1回目のテーマは「願望(ねがいごと)」です。“大好き”を探し求めれば、将来幸せになる今年の元旦、子供たちと久しぶりに初詣をすることが出来た。彼らと揃っての初詣はなんと3年ぶり。毎年恒例だった“おみくじ”もみんなで引いた。結果は3人とも「大吉」だった。普通なら「これで、今年は幸せになれる!」と喜ぶべきなのだろう。だが、パンデミックが忍び寄る2020年にも「大吉」を引いたのを思い起こすと、複雑な気持ちになる。また全員が揃って「大吉」となると、「大吉」の配分量を疑ってしまう。このご時世だから、“幸運”を増量、底上げしているのでは?と勘繰ってもしまう。しかし、僕はそれが幸せの指標であると思わない。結果(託宣)に歓喜している人は、幸せにはなれないと言いたい訳でもない。「大吉」でも、たとえ「小吉」を掴んだとしても、幸せと感じられるかどうか。ここが大切なのだ。幸せは、自分で引き寄せるもの。そもそも“おみくじ”は“引く”ものなのだから。昨年の秋から、Spotifyで僕のポッドキャスト番組『Hideo Kojima presents Brain Structure』の配信を行っている。日本語版と英語版を、全世界に同時配信するという実験的番組だ。ゲストに招いた映画監督のジョーダン・ピールと対談をした回の冒頭で、彼は、子供の頃に『MGS2』(※『メタルギアソリッド2』)をプレイし、自分の“物創り”に大きな影響を受けたと語ってくれた。『MGS2』には「フォーチュン」という悲劇のヴィランが登場する。彼女は、戦場では奇跡とも言える程に弾丸に当たらず、爆発を逃れ、擦り傷ひとつ負わない。だから「幸運の女王(フォーチュン)」と呼ばれ、恐れられている。しかし、彼女は日常生活では不遇に蝕まれている。実はこのキャラクターは、「幸せの本質」を考えてもらうために創ったのだ。幸運を全て戦場で使い切ってしまうため、日常ではその反動で不幸が噴出する。だから、「幸せはみんな平等に訪れる。不幸のどん底にあったとしても、幸福はどこかに転がっている」と、フォーチュン・クッキー=“おみくじ”の構図を、伝えたかった。ジョーダンは、このキャラクターが背負わされた、過酷な哀しみに惹かれたようだった。「“幸せ”とはなんだろう?」誰もが一度は自問自答したことだろう。その解答を求めて、書物や文献を繙いた人も多いだろう。そもそも“幸せ”とは眼に見えるものではない。計量できるものでもない。人によって、時代によって、地域によって、定義は変わる。普遍的なものではなく、哲学的で至極曖昧なものだ。果たして、平和だと幸せなのか?戦時下ならば不幸なのか?その答えは、誰にもわからない。幸せとは、好きなものに出逢う、好きなものを感じる、好きなものに囲まれている、という極当たり前の“偶然”から育まれる感情ではないのかと思う。だからこそ、人はその“偶然”を逃したくない。占いや、祈りはそのためにあるのかもしれない。初詣で“幸運(おみくじ)”を引くという行為も、幸せを感じ取る、ささやかな願いなのではないだろうか。もし世界に存在する幸せの出所が同じなら、誰もが平等に幸せに遭遇出来るはずだ。それは量でも質でもなく、大好きなものをどれだけ日常の中から見つけられるか?ではないだろうか。幸せを解析するのではなく、幸せと感じられる瞬間を引き出すこと。出逢えるかどうかではない。感じ取れるかどうか。盲目的であっては、幸せは遠のいてしまう。好きなものを、好きだと言える、その少しの感受性と自覚を持つこと。それらが小さな幸せに繋がるのではないだろうか。ということで、僕が日常の中で触れる「とっても大好き」なことを、小さな幸せの源を、このエッセイで紹介していこうかと思う。今月のCulture Favorite昨年、映画『NOPE/ノープ』が大きな話題となったジョーダン・ピール監督とのツーショット。ポッドキャスト『Hideo Kojima presents Brain Structure』の彼との対談回は必聴です。LAで実施された、パフォーマンスキャプチャーの現場の一コマ。ディズニーランドの「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」で作った(!)ライトセーバー。こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。現在、その続編となる『DEATH STRANDING 2』の制作中。次回は、2352号(6月14日発売)です。※『anan』2023年5月24日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)(by anan編集部)
2023年05月27日世界的ゲームクリエイター・小島秀夫さん。そのクリエイティブマインドに触れられるドキュメンタリー映画『HIDEO KOJIMA - CONNECTING WORLDS』が、今年のトライベッカ映画祭でワールドプレミア上映されることが発表された。小島秀夫さんのドキュメンタリー映画が公開決定!ゲームクリエイター・小島秀夫さんのドキュメンタリー映画が完成。イギリスで製作された『HIDEO KOJIMA – CONNECTING WORLDS』が、今年のトライベッカ映画祭にてワールドプレミア上映されることが決まった。トライベッカ映画祭は、2001年に俳優のロバート・デニーロ、ジェーン・ローゼンタール、クレイグ・ハトコフによって設立され、現在では米国を代表するインディペンデント映画祭のひとつ。創り出してきた唯一無二のゲームの数々が世界中の人々に愛されている小島監督。このドキュメンタリー映画は、これまであまり語られることのなかった小島監督の幼少期のエピソードや、独立スタジオの設立、『DEATH STRANDING』を完成させるまでの創造過程に迫る映像作品だという。海外のクリエイターとの親交の深さも話題に上ることの多い小島監督だが、今作にも、ギレルモ・デル・トロ、ニコラス・ウィンディング・レフン、ジョージ・ミラー、ノーマン・リーダス、グライムス 、ウッドキッド、チャーチズなど、映画や音楽のシーンで活躍する、さまざまなアーティストやクリエイターがコメンテーターとして登場するとのこと。6月17日に行われる上映会では、スペシャルイベントとして小島秀夫監督が登壇し、映像に関するトークや来場者とのQ&Aセッションも行う予定だ。小島秀夫ビデオゲームの枠を超えた作品を生み出す、シネマティックな映像表現とストーリーテリングのパイオニアとしても評価を集める。2015年12月16日、「From Sapiens to Ludens」の旗印のもと、独立インディーズゲームスタジオKOJIMA PRODUCTIONSを設立。2019年11月8日、スタジオ初のゲームタイトル『DEATH STRANDING』をリリース。発売以来、数々のゲームアワードを受賞し、今なお世界中で高い評価を得ている。雑誌『anan』ではゲーム特集などにもたびたび登場し、「anan award2022」も受賞した。同誌での月一エッセイ連載が始まったばかり。Photo by Hiromichi Uchida (The Voice)information上映日時:6/17(土) 17:00より ※北米時間会場:Spring Studios内 Indeed Theaterにて開催予定
2023年05月22日タレントの小島瑠璃子が19日、東京・角川シネマ有楽町で行われたドキュメンタリー映画『再会長江』の舞台挨拶に、竹内亮監督とともに出席。中国留学を決めた思いを語った。冒頭、小島は「メディアの方々の前に出るのは半年以上。ずっと家にいたのでフラッシュにびっくりしちゃっているんですけど、ご無沙汰しております小島瑠璃子です。とっても寝て食べて元気にやっておりました」と挨拶。中国語でも挨拶し、竹内監督が「こんなにうまくなるとは。すごいレベル上がったと思います」と絶賛した。日本での芸能活動を終了し、中国に留学する小島。「今29歳で、周りの小学校からの同級生と話していても、みんな転職を考えたり、ライフプランのことを考えたり、結婚するのかなとか考えたり、そういう年齢。私も15歳から芸能界にいたんですけどもれなく考えることがあって、そのときに芸能界にすごく守られて育ってきたので、一度自分で何ができるのか、そして私は何ができない人間なのか知らなきゃいけないなとぼんやり思っていたんです。そうしたら友達が中国語のレッスンに誘ってくれて、行ってみたら中国語が楽しかった」と中国語に触れたきっかけを明かした。続けて、「中国は距離はすごく近いけどわからないなと思って行ってみたんです。北京に5日間、知らないおばあちゃんの家にホームステイしたら、生活全部が違って。でもそのおばあちゃんが片言なのにすごくよくしてくれて温かくて、中国語を覚えてもっとそのおばあちゃんと話してみたいと思ったんです。それがどんどん広がっていって、中国語がどんどん勉強したくなって、その思いがピークに達したときに中国に住みたいなと思って」と説明。「中国は中途半端に芸能を続けながら行ったら何もわからないだろうと。中国の方たちは何も見せてくれないと思って。私が全部1回終わりにして行かないと見えない中国が見たいと思って、転職だ! と。一般企業でこれから働くかもしれないし、自分で何かやるのかもしれないし、また中国で芸能もトライしてみるのかもしれないですが、とにかく中国の生活と人を知りたいなというので中国に行くことにしました」と留学を決めた思いを語った。まずは現地の大学に通う。「留学生用のコースで、誰でも入れるコースがあるんですよ。行く大学はすごく優秀な大学なんですが、受験とかいらない。申し込んだら入れたんです。受け入れてくれるようになっているので。そこでバリバリ勉強して、というのをまず最初に。最初はもう中国語の勉強だけを集中して」と説明した。さらに、今月15日に会社経営者の男性との結婚が報じられた小島は「私事なんですが、先日結婚しまして」と自ら報告。「夫も応援してくれている。お互いに行ったり来たりしながら、結婚生活をしながら中国でのトライも。自分のキャリアはまっしぐらに頑張りつつ、結婚もやってみようかなと思いました」と笑顔で語った。5月19日から5月25日まで角川シネマ有楽町において、 映画祭「竹内亮のドキュメンタリーウィーク」を開催。アジア最大の大河・長江6300キロを2年かけて撮影した『再会長江』など4作品を上映する。小島は『再会長江』のナレーションを担当した。
2023年05月19日タレントの小島瑠璃子が19日、東京・角川シネマ有楽町で行われたドキュメンタリー映画『再会長江』の舞台挨拶に、竹内亮監督とともに出席。今月15日に会社経営者の男性との結婚が報じられた小島は、「私事なんですが、先日結婚しまして」と自ら報告した。冒頭、小島は「メディアの方々の前に出るのは半年以上。ずっと家にいたのでフラッシュにびっくりしちゃっているんですけど、ご無沙汰しております小島瑠璃子です。とっても寝て食べて元気にやっておりました」と挨拶。中国語でも挨拶し、竹内監督が「こんなにうまくなるとは。すごいレベル上がったと思います」と絶賛した。結婚後初の公の場となった小島は、「私事なんですが、先日結婚しまして」と自ら報告し、会場から祝福の拍手が起こると「ありがとうございます!」と感謝。中国に留学することを発表しているが、「夫も応援してくれている。お互いに行ったり来たりしながら、結婚生活をしながら中国でのトライも。自分のキャリアはまっしぐらに頑張りつつ、結婚もやってみようかなと思いました」と話した。5月19日から5月25日まで角川シネマ有楽町において、 映画祭「竹内亮のドキュメンタリーウィーク」を開催。アジア最大の大河・長江6300キロを2年かけて撮影した『再会長江』など4作品を上映する。小島は『再会長江』のナレーションを担当した。
2023年05月19日新作『DEATH STRANDING 2』制作真っ最中のゲームクリエイター・小島秀夫監督のインタビューをお届けします。小島監督が代表を務めるコジマプロダクションは昨年、“Spaceship Transformation”をテーマにスタジオを改装。思わず見惚れる洗練された空間デザインはもちろん、クリエイティブスタジオとしての高い機能性も拡張されたという。「宇宙船とは、『スター・トレック』のエンタープライズ号なんです。エンタープライズ号の艦長は白人ですが、アジア人や黒人もいて、隣にはスポックという宇宙人がいます。僕は、そんな、差別も偏見もない宇宙船で新天地を探しに行くというコンセプトに非常に感動したわけです。新しいエントランスは、人種や出自などは関係なく、一緒に最先端のテクノロジーで違う世界に行きましょう、ここから宇宙船に乗り込みましょうという気持ちを込めて作りました。また、撮影も音の収録も全部ここで行える、この中で世界に向けた物創りができる環境にしたかったんです。幸い、ワンフロアを借りられることになり、今まで諦めていた音声のスタジオや運動をするところ、広いカフェテリアを作ることが叶いました。敷居や壁のない、全フロア自由に行き来ができることもコンセプトの一つです」思わずため息が出るような素晴らしい空間だが、ゲームを作る環境として大事なことは「設備ではない」と話す。「一番重要なのは、人間の繋がりというか、“物を創るぞ”という空気、情熱の重力場を創り出すこと。一人だと頑張れないけど、スタジオへ行くと頑張っている人がいて、刺激を受けて、自分もより頑張れるような場所。自分の欠点を誰かが補ってくれて、自分のいいところを人のために使える場所になればいいなと」あるプロジェクトチームでは、毎日、朝礼と終礼を実施している。「今日の目標を一人ずつ話してもらい、コンセンサスをとります。そこで何をするかというと、社員の顔色を見るんです。例えば辛そうな人がいると話を聞いて、『あ、彼女に振られたんだ』とわかれば手も打てますが、定期的なリモート会議だけでは、なかなかわからなかったりしますから。また、終礼では起こった問題や目標の達成状況を発表してもらうことで、できるだけ早く解決ができるように。あと、朝礼では、“今日の一言”もやっています。1日1人、順番に、こんなことがあったとか、こんな映画を観たなど、10分程度話してもらうのですが、まず、プレゼン力のトレーニングになります。また、順番は決まっているものの都合で出席できない人がいたりと突然順番が回ってくる場合があり、そのために日々、アンテナを立ててネタをストックし、話をまとめておく必要が出てくるんです。そういう目線を持って過ごしていると結構、世の中が見えてきますから。さらに、ただ“映画を観た”という情報で終わらず、それを自分がどう思ったか、また、“自分は好きだけど興行的にはどうか?”など、クリエイターとしてどう思ったかを考えることが重要に。情報と主観とプロとしての視点を一つの話に入れていくことを1年くらいやっていると結構、普通の人間ではなくなります。いくらでもインタビューに答えられますよ」そんな監督自身が、社員とコミュニケーションをとるためにやっていることがある。その一つが映画の上映会だ。「映画の新作は大体、金曜から始まるじゃないですか。だから月曜には観ている状態というのが僕のルール。好き嫌いでなく流行っている映画はとりあえず観ることが当たり前だと思っていますが、社員に同じようにしてとは言えないということもあり、始めました。僕が前説と後説をやって、しかもポップコーンまで出てきます(笑)」新作『DEATH STRANDING 2』はどんな作品になる?「配達を通じて繋ぐことの重要性は残しながらも、“繋ぐべきだったのか”という前作とは逆のテーマを掲げています。それは、コロナ禍で配達がライフラインになるなど注目される一方、そこに行きすぎも感じ、やはり人と会って話すのがいいよねという方向に考え方が変わったから。賛否が分かれるかもしれませんが、とんがっているし、今回も最後の作品になっていいという気持ちで創っています」こじま・ひでお1963年、東京都生まれ。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。独立後初となるタイトル『DEATH STRANDING』が世界で大きな話題を呼んだ。※『anan』2023年5月17日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・奈良原友美取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年05月12日小島瑠璃子(29)が久しぶりの公の場に登場するーー。5月19日から25日まで東京・角川シネマ有楽町で映画祭『竹内亮のドキュメンタリーウィーク』が開催されるにあたって、その初日に公開される映画『再会長江』の舞台挨拶に竹内亮監督(44)と共に登壇すると発表されたのだ。竹内氏は、Weibo旅行関連で1位にも輝く“中国全土ナンバー1インフルエンサー”といわれる日本人監督。総SNSフォロワー数が628万人(Weibo・522万人、抖音・70万人など)、番組など含めると1000万人を超える。2021年にはNewsweekの「世界が尊敬する日本人100」にも選出されている。テレビ東京の『ガイアの夜明け』や『未来世紀ジパング』、NHKの『世界遺産』や『長江 天と地の大紀行』などを制作し、2007年に第45回ギャラクシー賞テレビコンペティション奨励賞を受賞。13年に中国人の妻と中国へ移住し、中国に住む日本人や日本に住む中国人など200人近くを密着してきた。そんななかで2015年より配信したドキュメンタリー紀行番組『私がここに住む理由』は、 Weibo「影響力のある十大旅行番組賞」を5年連続受賞。総視聴回数は6億回を超えている。今回の映画祭では大河・長江6300キロを2年かけて撮影した『再会長江』、コロナ禍の武漢を独自取材した『お久しぶりです、武漢』、そのほかにも『大涼山』『ファーウェイ100面相』の4作品が上映されるという。このなか小島は『再会長江』のナレーションを担当しており、今回の登壇となった。今年2月には本誌で小島の中国留学が2023年9月以降に変更になったと報じていたが、その前のイベント出演とあって注目が集まっている。19日の公開記念舞台挨拶では、竹内監督と小島が撮影秘話などのトークを行うという。果たして、どんな言葉が飛び出すのだろうか。
2023年05月02日主演を二宮和也、ヒロイン役を波瑠が務める映画『アナログ』のティザービジュアルが公開された。『アナログ』はビートたけしが70歳にして初めて書き上げた恋愛小説が原作。二宮演じる主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性・みゆきは、携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せずに、週に1度だけ“会うこと”を大切にしてゆっくりと関係を紡いでいく。公開されたティザービジュアルは、悟とみゆきが出会う喫茶店「ピアノ」で“木曜日”にしか会えないふたりが楽しそうに話している姿を窓越しに捉えたもの。自らが内装を手がけた「ピアノ」で出会い、自分と似た価値観を持つみゆきに惹かれた悟は、意を決して連絡先を聞くが、なぜか彼女は携帯を持っていなかった。コピーの「会えるのは、木曜日だけ。」が示すのは、悟がみゆきと会える“週に1度のかけがえのない時間”のこと。ビジュアルでは、その大切な時間の中で「ピアノ」で待ち合わせをするふたりの“恋の始まり”をエモーショナルに切り取っている。また本作の公開日が10月6日(金) に決定した。<作品情報>映画『アナログ』10月6日(金) 公開(c)2023「アナログ」製作委員会 (c)T.N GON Co., Ltd.関連リンク公式サイト:::
2023年04月27日2023年4月16日に結婚と妊娠を発表した、フリーアナウンサーの新井恵理那さん。幸せの絶頂かと思いきや、結婚発表から数日しか経っていない同月19日、自身に寄せられる心ないコメントに心を痛めていることを、Instagramで明かしました。いつもあたたかいコメントを下さってありがとうございました。全て読ませていただき、みなさんからのメッセージをいつも楽しみに更新していました^ ^その中で、心無い文章には耐える体力がいまのわたしには心身ともになく、コメントをオフにさせていただきました。申し訳ありません。elina_araiーより引用 この投稿をInstagramで見る 新井恵理那(@elina_arai)がシェアした投稿 人気情報番組で司会を務める新井さんだけに、結婚により、注目度が増したことはまちがいありません。祝福の声以外に、理不尽な誹謗中傷の的になってしまうのは、著名人という立場の弊害ともいえます。しかし、どんな立場であろうと、心ない言葉を投げかけられていいわけはありません。ネット上の誹謗中傷は深刻な社会問題となっており、誰もが被害者になる可能性をはらんでいます。新井さんが自身のInstagramのコメント機能をオフにした1件は話題を呼び、ネット上では憤りの声や励ましの声が寄せられました。・人の幸せを素直に喜んであげられない人にはなりたくない。・かわいそう。誹謗中傷でお祝いの雰囲気を壊すなんて、最低すぎる。・新井さんの自衛は正解。ちゃんと自分で自分のことを守っていこう。元気が出たら、また戻ってきてほしい。中には、誹謗中傷が寄せられることに「ある程度覚悟するべき」「嫌ならSNSなんてしなければいい」といった声もありますが、誰かを傷付け、また傷付けることを容認する社会には疑問が残ります。著名人にとってSNSのコメント欄はファンとの大切な交流の場。双方にとってメリットのある使い方ができるよう、改めてSNSとの付き合い方が問われます。[文・構成/grape編集部]
2023年04月20日《私、新井恵理那は、友人による紹介をきっかけに昨年夏から交際してきた方と今年に入り結婚致しました。また、みなさまへのご報告を予定していたなかで、お腹に命を授かったことがわかりました》4月16日、自身のInstagramにこう綴ったのはフリーアナウンサーの新井恵理那(33)だ。新井は『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)や『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)に出演し、’19年には『上半期タレント番組出演本数ランキング』で女性部門1位(ニホンモニター株式会社調べ)に輝いたこともあるなど超売れっ子。結婚と妊娠を同時に発表し、お相手について《同世代で大阪出身、現在は都内に会社勤めをしている、非常に陽気な方》《純真な彼の人柄に惚れ込んでおります》と伝えている。新井の結婚発表にあたり、コメント欄にはアナウンサー仲間からの《えりなちゃん 本当に本当におめでとう》《えりなさんおめでとうございます!》《えりーなさーん!!おめでとうございます》といった祝福の声が。そんななか、ネットでは俳優・土屋太鳳(28)の結婚発表を思い出すひとたちも多々いたようで。というのも土屋は今年1月1日、GENERATIONSの片寄涼太(28)との結婚と妊娠をInstagramで同時に明かし、さらにこう綴っている。《様々な節目における誠実な相談相手として、また刺激的な表現者として、私たちは尊敬し助け合いながら、出会ってからの月日を乗り越えてまいりました。その絆を未来へと繋げるべく、先輩方にアドバイスをいただきながら結婚に向けての準備を進めておりましたところ、そのステップの中で昨年末、私たちと一緒に歩もうとする新しい生命が芽生えていることに気づきました》土屋も、新井と同じく「結婚準備中に妊娠が判明した」と記しているのだ。そのため、ネットでは新井の妊娠報告に対して《土屋太鳳と同じパターンですね》《流行りなの?》といった声も。新井土屋パターンは、今後も続くだろうか?
2023年04月17日22年8月、中国での活動を見据え、23年から中国の大学に留学することを発表していた小島瑠璃子(29)。日本での芸能活動を徐々に減らし、9月には7年間MCを務めた『サタデープラス』(TBS系)を卒業。中国移住への準備が着々と進んでいるようだった。ところが、その小島について、驚きの現在が聞こえてきた。「小島さんは今も日本にいます。実家で暮らしているそうですよ」(芸能関係者)’22年8月8日に中国留学を発表した際は、自身のTwitterに《中国での活動を見据え、来年から中国の大学に留学します》と綴っていたが……。「中国では、春学期が2月末から3月初めにかけて、秋学期は8月末から9月初めにかけてスタートします。小島さんは当初、’23年2月末ごろから中国の大学に入学する予定でした。ところが、中国では’22年末から’23年2月上旬までの約2ヵ月間で、8万人以上が新型コロナウイルスのため死亡したとも報じられています。さらに日中関係の悪化もあり、留学するのには不安な時期だと感じたのではないでしょうか。現状では留学は延期しているとのことです」(前出・芸能関係者)小島の近況について所属事務所に問い合わせると、次のように回答があった。「2月期からの大学入学が決定していましたが世界情勢を鑑みて一度見送り、今年9月以降の入学を検討している状態です」思わぬ阻害を受ける形となった小島の海外進出。海の向こうから、彼女の活躍が聞こえる日はいつになるのか――。
2023年02月20日公益財団法人ソニー音楽財団(所在地:東京都千代田区、理事長:水野道訓)は、お笑い芸人小島よしおさんとコラボレーションして制作した「小島よしおの『作曲家のヒミツをさがピーヤ!』」を2023年2月9日(木)よりソニー音楽財団公式YouTubeチャンネル「こどものためのクラシック」にて公開いたします。URL: この動画は、小学生の子どもたちに向けて有名なクラシック作曲家について学ぶことができるシリーズです。子どもたちから絶大な人気を誇る小島よしおさんが、有名な作曲家の意外なエピソードや名曲について、おなじみの海パンの上にタキシードジャケットを羽織り、ギャグを散りばめながら紹介していきます。小島よしおの「作曲家のヒミツをさがピーヤ!」当シリーズは、全部で4つの動画の公開を予定しており、第1弾の「モーツァルト編」および第2弾の「ベートーヴェン編」を本日より公開いたします。第1弾 ほんとに「天才」作曲家!?モーツァルト編第2弾 情熱の人!ベートーヴェン編第3弾 守ってあげたい系男子!ショパン編第4弾 バレエ界のレジェンド!チャイコフスキー編■小島よしおさんコメント「実は私こう見えて、クラシックが好きなんです。大好きなクラシック音楽について改めて調べてみたら、びっくりするような話や笑ってしまうような話が出てくる出てくる…!学校の授業とは少し違った視点で、実はクラシック音楽は“面白い”ということをこの動画を通して多くの子どもたちに知ってもらい、身近に感じてもらえたら嬉しいです。」小島よしおの「作曲家のヒミツをさがピーヤ!」第1弾、第2弾動画より【小島よしおの「作曲家のヒミツをさがピーヤ!」概要】出演:小島よしお<プロフィール> ソニー音楽財団公式YouTubeチャンネル「こどものためのクラシック」 2月9日(木)AM11:00公開第1弾 ほんとに「天才」作曲家!?モーツァルト編動画URL: 第2弾 情熱の人!ベートーヴェン編動画URL: ※第3弾および第4弾動画は近日公開予定ソニー音楽財団は、2020年のコロナ禍以降、音楽に触れる機会が少なくなってしまった子どもたちが、いつでも音楽に触れることができる環境を提供したいという想いの下、YouTubeにて子ども向けのクラシック音楽コンテンツの無料配信を続けてまいりました。このシリーズにも、次世代を担う子どもたちにクラシック音楽の面白さを楽しく学んで欲しい、という願いが込められております。また、これらの動画はYouTubeからのご視聴のほか、ソニー音楽財団モバイルアプリ「子育てクラシックナビ」の動画タブから、より安全・安心にご視聴いただけます。親子でクラシック音楽を楽しく学べるよみものやゲームなどもお楽しみいただけます。ソニー音楽財団モバイルアプリ「子育てクラシックナビ」インストールURL(App Store) : (Google Play): ソニー音楽財団モバイルアプリ「子育てクラシックナビ」当財団はこれからも、クラシック音楽を通してすべての子どもたちが等しく感性豊かな心を育むことができる環境づくりに寄与すべく、活動してまいります。【財団概要】名称 : 公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)理事長: 水野道訓設立年: 1984年所在地: 〒102-8353 東京都千代田区六番町4-5 SME六番町ビルURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月09日夫である三浦清志氏の“太陽光詐欺疑惑”で、渦中の人となった三浦瑠麗氏(42)。報道以来、沈黙を貫いてきた瑠麗氏だが、2月6日に釈明コメントを発表した。しかし、納得が得られたとは言い難いようだ。清志氏は1月19日、自身が代表を務める投資会社「トライベイキャピタル」が建設見込みのない太陽光発電の建設計画を別会社の代表に持ちかけ、出資金として約10億円をだまし取ったという疑惑で刑事告訴されることに。合わせて、トライベイキャピタルと自宅が東京地検特捜部によって家宅捜査を受けたことも報じられた。これに対し妻の瑠麗氏は20日、自身が代表を務める「山猫総合研究所」の公式サイトで報道は《事実です》と認めた。《私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないことではございますが、捜査に全面的に協力する所存です》とも述べ、それ以降、レギュラー番組への出演を見合わせることに。さらに毎日のように更新していたTwitterを最後に23日で更新が途絶えていた。そんななか25日、清志氏の弁護人を旧統一教会の顧問弁護士でもある福本修也弁護士が務めていると「現代ビジネス」が報じた。福本弁護士といえば’22年9月、旧統一教会の会見に教団の出席し、声を荒げた上に記者の質疑を終了させようとした姿が話題になった人物だ。また教団の現役信者であるとも報じられている。すると2月6日、瑠麗氏は「山猫総合研究所」の公式サイトを更新し、こう綴った。《一部報道におきまして、夫のビジネスに関わる訴訟を担当している弁護士の方が旧統一教会関係者であるとの記述があり、夫に選任の経緯を確認しました。元検事の優秀な先生ということで5年前に取引先の業者にご紹介いただき、継続的に訴訟を担当していただいていたとのことでした。訴訟については、別の弁護士に担当を変わっていただくとのことです。正直、報道を見て驚いております。私としましては、旧統一教会による霊感商法等の活動を一切容認するものではありません》■「よく言えるよ」「後ろめたいことがあるのですか?」しかし、ネットでは瑠麗氏の釈明に異論が噴出している。’22年11月、瑠麗氏は日経とテレビ東京がつくるYouTubeチャンネル「日経テレ東大学」に出演し、安倍晋三元首相(享年67)を撃った山上徹也容疑者について言及。そして山上容疑者の家庭が旧統一教会に高額の献金を行い、財産を失ったことついて「これはそんなに同情すべきか、ってのはあって」といい、「みんな1億円の資産ある人なんていないですから、そんなに。競馬でスッたって同じ」と宗教2世問題とギャンブルを並べて、持論を展開していた。また、’22年10月には、Twitterに《政治と統一協会との関係調査に対する食傷感。過去調査は政党が勝手にやればいいけど、有権者はずーっとこのニュースを聴いていたいかといえば、そんなことないんじゃないかという話》とも呟いており、そういった姿勢に対して「旧統一教会を擁護している」という指摘も一部であがっていた。そのため「旧統一教会による霊感商法等の活動を一切容認するものではありません」という瑠麗氏に対して、SNSでは厳しい声がこう上がっている。《旧統一教会の霊感商法活動は一切、容認するものではないって?競馬ですったのと同じって言ってたの忘れたのか?》《統一教会被害を「競馬ですったようなもの」と言っていた人がよく言えるよ》《お前「献金で財産失ったのは競馬でスッたのと同じ」って言うてたじゃん》また瑠麗氏によると、福本弁護士は優秀で清志氏とは5年も付き合いがあるものの、《別の弁護士に担当を変わっていただく》という。そのため“弁護士チェンジ”を疑問視する声も、こう上がっている。《優秀な方だと認識しているなら、変える必要はないのではないですか?後ろめたいことがあるのですか?》《優秀なら変える必要なかったのでは》《うーん、なんで担当を変えるんですかね?変える理由てなんなんでしょうか?》
2023年02月07日