タレントの小川菜摘が15日に自身のアメブロを更新。自家製の調味料で作った料理を公開した。この日、小川は「用事をあれこれ済ませナショナルマーケットに寄りお惣菜を幾つか物色」と惣菜を購入したことを明かし「帰って来てメインの焼きうどんを作りました」と報告。「豚バラ人参ニラ椎茸玉ねぎにんにくチューブをオリーブオイルで温め」と食材を列挙した。続けて「軽く塩、味の素火が通ったらうどん2玉入れお酒少々回し入れ炒める」「韓国のダシダを振りかけ胡麻油も少々自家製のヤンニョムジャンを大さじ2.回し入れ最後にニラを入れて炒め合わせる」と作り方を説明し「ちょい韓国風焼きうどんの、完成です!」と料理の写真を公開。「あとは、お惣菜のタコのマリネサーモンマリネケイジャンチキン」と料理が並べられた食卓の様子も公開し「ごちそうさまでした」と満足そうにつづった。
2022年08月16日2022年2月にオープンし話題の〈小川珈琲 堺町錦店〉が、福岡の花瓶のセレクトショップ〈Blumo〉とのポップアップストアイベントを開催中です!“100 年先も続く店”をコンセプトに創業70周年の今年2022年2月に創業の地である錦市場からほど近い町家を改装してオープンした〈小川珈琲 堺町錦店〉。ラインナップされるコーヒーは、有機JAS 認証や国際フェアトレード認証をはじめとするエシカルコーヒーのみ、提供もネルドリップ、という日本の喫茶文化の原点を味わいながら、サスティナブルな取り組みにも自然と参加できるお店です。そんな〈小川珈琲 堺町錦店〉で、福岡の花瓶のセレクトショップ〈Blumo〉とのポップアップショップが8月21日(日)までの限定開催中。今回のイベントでは13 世紀にドイツ・ライン川流域で発祥した「塩釉」を用いたドイツの伝統的なスタイルの花器がラインナップ。これは〈Blumo〉として初めての試みだとか。その他、東ドイツのヴィンテージガラス花器や、Copper pot (植物の成長と共に、銅の経年変化を慈しんで頂ける〈Blumo〉オリジナルの鉢)も並びます。詳細はこちらから
2022年08月12日タレントの小川菜摘が30日に自身のアメブロを更新。思わず声が出た俳優の梅沢富美男からのプレゼントを公開した。この日、小川は「梅沢富美男さんからお届け物が」と切り出し「開けてびっくり梅沢富美男座長からの楽屋暖簾のプレゼント!!」と梅沢からのプレゼントの写真を公開。「驚きと嬉しさで思わずわぁ~!と声が出てしまいました」と感激した様子でつづった。続けて「梅沢座長からお手紙も入っていて泣いちゃいました、、、」と告白し、梅沢からの手紙の写真とともに「なんて、温かい方なんだろう」とコメント。「役者辞めないで舞台に復帰してよかった、、本当に心からそう思えました」としみじみ述べ「梅沢富美男さんにこんな風に誉めて頂きこんなに素敵な暖簾を作って頂き私、、幸せです」と心境を明かした。最後に「この暖簾に恥じぬ様これからも、役者として毎作品を大切に精進していきます」と意気込みをコメント。「梅沢富美男座長本当にありがとうございました」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2022年07月31日タレントの小川菜摘が24日に自身のアメブロを更新。ご飯に合う大好きな1品を紹介した。この日、小川は「じゃこと万願寺とうがらし」というタイトルでブログを更新。調理中の動画を公開し「じゃこと万願寺とうがらしを胡麻油で炒めて酒麺つゆラカントで炒め煮」「仕上げににんにく七味を混ぜました」と作り方を説明した。続けて、完成した料理の写真とともに「ご飯にかけてよし混ぜてよし」と食べ方について紹介。最後に「大好きな一品」とお気に入りの様子でつづり、ブログを締めくくった。
2022年07月25日タレントの小川菜摘が23日に自身のアメブロを更新。44年前に撮影した写真を公開した。この日、小川は「今日は7月23日」「なつみの日」と切り出し「想い出写真を一枚」と44年前に撮影したという写真を公開。写真について「私が15歳でデビューしたドラマ『ゆうひヶ丘の総理大臣』の共演者、北村優子ちゃんとロケの時に撮った1枚」と明かした。続けて、当時の自身について「この頃はまだ本名で仕事をしていました」と説明。「当時の写真は殆ど残ってなくてだからこの写真は大切な1枚」とつづった。さらに「優子ちゃん元気かなぁ?」と述べ「当時の女子生徒役の仲間達は皆引退してしまいました」と説明。「あれから44年か、、、あのメンバーに逢いたいな」としみじみコメントし「皆んなが元気でいてくれる事を祈ってます」(原文ママ)と心境をつづり、ブログを締めくくった。
2022年07月23日俳優で映画監督の小川紗良(26)が22日、自身のツイッターを更新し、結婚したことを公表した。小川はツイッターに直筆で「みなさまへ」とつづった書面を掲載し、「この度、私 小川紗良はかねてよりお付き合いしていた一般の方と入籍致しました」と報告。さらに「お世話になっている方々への感謝を一層深め、今後も私らしく活動して参ります!どうぞよろしくお願いいたします」とメッセージを伝え、署名を添えた。小川は、映画『イノセント15』で注目を集め、『聖なるもの』『リバーズ・エッジ』『ビューティフル・ドリーマー』などに主演。ドラマ『地獄先生ぬ~べ~』やNHK連続テレビ小説『まんぷく』などでも存在感を示してきた。一方で映画監督としても評価され、早稲田大学在学中に制作した『最期の星』は「ぴあフィルムフェスティバル」で入選。卒業後に監督した『海辺の金魚』は海外映画祭にも招待され、小説も発表した。
2022年07月22日タレントの小川菜摘が7日に自身のアメブロを更新。涙を流す歌手でタレントの研ナオコを見てもらい泣きした日の出来事を明かした。この日、小川は「7月7日は研ナオコさんのお誕生日」と明かし「座長梅沢富美男さんからのサプライズ企画で場当たり途中にケーキが登場」と稽古中にサプライズがあったことを報告。「座組みの皆様でお祝いをしました」と述べ、俳優の梅沢富美男や研など出演者らとの集合ショットを公開した。続けて「ナオコさんが感激されて涙」と涙を流す研の姿も公開し「私達もそれを見て感動してもらい泣き」とコメント。「とっても喜んでくださいました」と述べ「座長、梅沢富美男さんの愛がたっぷりサプライズは大成功」とつづった。最後に「ナオコさん改めて、お誕生日おめでとうございます」と祝福。「可愛らしくて最高に面白い、素敵な先輩の背中を追いかけます」と述べ、ブログを締めくくった。
2022年07月08日タレントの小川菜摘が29日に自身のアメブロを更新。自身の留守中に夫でお笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功がしてくれたことについてつづった。この日、小川は「大阪公演を終え自宅に戻りました」と報告。「留守の間親びんがテラスのお花と部屋のあちこちに置いてある観葉植物にお水をあげてくれてました」と留守中に浜田がしてくれたことについて明かした。一方で「何鉢かは、ここ最近の暑さでダメになってました」と告白。さらに「ふとTVの横に置いてある観葉植物を見たら」「きのこ生えてる爆笑」と驚いた様子でつづり、観葉植物の鉢からきのこが生えている様子を公開した。また「私が大阪公演に行く前はきのこなんか1ミリも生えてませんでしたよ、笑」とコメント。最後に「不思議な事が起こるもんですね」とつづり、ブログを締めくくった。
2022年06月30日タレントの小川菜摘が27日に自身のアメブロを更新。お笑いコンビ・ハイヒールのモモコとの再会に歓喜したことを明かした。この日、小川は「モモコちゃん」というタイトルでブログを更新。「やっとモモちゃんに会えました」と嬉しそうに報告し、モモコとの2ショットを公開した。続けて「短い時間のお茶だったけど会えて嬉しかったよー」と喜びのコメント。「舞台も観に来てくれてありがとう」とモモコへの感謝をつづりつつ「またね」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2022年06月28日歌手でタレントの研ナオコが24日に自身のアメブロを更新。タレントの小川菜摘から貰った品を公開した。この日、研は「菜摘ちゃんからいただいたマッサージガン!!」と小川からもらったマッサージ機を写真で公開。「真っ赤で私好みです」と気に入った様子で述べ「早速使わせていただいてます」とつづった。続けて、足をマッサージする様子を公開し「気持ちいいです」と嬉しそうにコメント。「菜摘ちゃんありがとう皆さんに労わってもらってます」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「足の疲れが取れるといいですね」「幸せですね」「少しは楽になるかもしれませんね」などのコメントが寄せられている。
2022年06月25日タレントの小川菜摘が22日に自身のアメブロを更新。夫でお笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功からの大量の差し入れを公開した。この日、小川は「おはようございます」と切り出し「最近みどり色の物ばかりチョイスしてしまいます」と緑色の服やバッグなどの写真を公開。「今日は11時からの一回公演」と自身が出演中の舞台『梅沢富美男劇団梅沢富美男・研ナオコ特別公演』について言及し「役者仲間が来てくれるので緊張する」とコメントした。その後、更新したブログでは「今日は中日でした」と述べ「大阪新歌舞伎座公演も折り返し」と説明。「親びんが千疋屋さんのバナナをたくさん入れてくれました」と浜田からの大量の差し入れを公開し「ありがとう」と感謝をつづった。最後に「本日もたくさんのご来場誠にありがとうございました」とコメントし、ブログを締めくくった。
2022年06月23日タレントの小川菜摘が13日に自身のアメブロを更新。家族で父の日をお祝いをしたことを報告した。この日、小川は「餃子パーリー」というタイトルでブログを更新。「父の日のお祝いを家族で」と切り出し「ホットプレートで餃子パーリー」とホットプレートに並んだ餃子の写真を公開した。続けて「キムチ餃子パクチー餃子大葉餃子ノーマル餃子」と準備した餃子の種類について言及し「皆んなで包んでワイワイ食べると美味しいね」(原文ママ)とコメント。最後に「お父さんいつもありがとう」と感謝の言葉を送り、ブログを締めくくった。
2022年06月14日タレントの小川菜摘が5月31日に自身のアメブロを更新。贅沢な夕食のメニューを公開した。この日、小川は「今夜は贅沢に」と切り出し、調理する様子を動画で公開。夕食のメニューについて「サムギョプサル」と説明し「辛ネギを作ってサニーレタスに荏胡麻の葉キムチフルーツトマトにそら豆をグリルで素焼き」とその他に準備したものを紹介した。続けて「お寿司のお土産買ってきちゃった」と嬉しそうに述べ、寿司の写真を公開。「贅沢なお夕飯でした」と満足した様子でつづり、ブログを締めくくった。
2022年06月01日俳優の梅沢富美男が19日に自身のアメブロを更新。お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功とタレントの小川菜摘夫婦からの差し入れを公開した。この日、梅沢は「なんと!今日も浜ちゃん菜摘ちゃん夫妻から差し入れをいただいてしまいました」と差し入れが届いたことを報告。「沢山のカップケーキ、可愛くて癒されます」と嬉しそうにつづった。また「浜ちゃん、菜摘ちゃん、いつもありがとうございます」と感謝を述べ、カップケーキを手にする自身の姿や“楽屋御見舞”と書かれたのし紙が付いた商品の写真を公開。「ごちそうさまです!」とコメントした。これに対し読者からは「美味しそうなカップケーキですね」「愛されてますねぇ」「かわいいケーキ」などのコメントが寄せられている。
2022年05月20日タレントの小川菜摘が17日に自身のアメブロを更新。夫でお笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功の発した一言を明かした。この日、小川は「頂いた時には全部蕾だった百合の花」と切り出し、満開に咲いた百合の写真を公開。「綺麗なピンク色に開きました」と述べつつ「花粉は丁寧にとらなくちゃね」とコメントした。続けて「玄関が、百合の香りに包まれています」と明かすも、浜田が「獣の匂いがする」と言っていたことを告白。浜田の発した一言に「どんな嗅覚してんだろか」と冗談まじりにつづり、ブログを締めくくった。
2022年05月17日タレントの小川菜摘が12日に自身のアメブロを更新。夫でお笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功が59歳の誕生日を迎えたことを報告した。この日、小川は「5月11日は親びん59歳のお誕生日でした」と浜田が誕生日を迎えたことを報告。「キルフェボンのケーキ」と述べ、“59”の数字のロウソクが立てられたフルーツタルト専門店『キルフェボン』の誕生日ケーキを公開した。続けて「家族と親しい仲間とお祝いしました」と報告し「テラスでサムギョプサル韓国おでんじゃがいも、ニラ、キムチチヂミ豆もやしのナムルキンパヤンニョムチキン、などなど韓国料理でお祝いしました」と写真とともに説明した。また「来年は遂に還暦」と明かし「家族として願うのは健康で!元気で」「好きなゴルフもたくさん行って後輩達や、スタッフさん達そして、家族とゲラゲラ笑って日々楽しく過ごして欲しい」とコメント。最後に「お誕生日おめでとう」と祝福し、ブログを締めくくった。
2022年05月12日俳優の渡辺徹が10日に自身のアメブロを更新。お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功とタレントの小川菜摘夫婦からの贈り物に感激したことを明かした。この日、渡辺は「8日の妻の誕生日が終わり引き続いて12日は私の誕生日である」と報告し「毎年この一週間は我が家のゴールデンウィークとなる」と説明。「早々と浜田雅功小川菜摘ご夫妻から素敵な花が届いた」と浜田と小川からの贈り物を公開した。続けて「『地球ドラマチック』の愛すべきスタッフからは神楽坂の美味しいお菓子」とスタッフから貰った菓子の写真を公開し「お世辞ではなくこれが、本当に美味しかったのである」と絶賛。「いくつになっても素敵な贈り物には心が踊る」「感謝です」と嬉しそうにつづり、ブログを締めくくった。
2022年05月10日タレントの小川菜摘が8日に自身のアメブロを更新。次男手製の料理を皆で堪能したことを明かした。この日、小川は「MOTHR'S DAY」というタイトルでブログを更新。花瓶に活けられた花の写真を公開し「息子達からもらった可愛いお花」と説明した。続けて「今夜は次男が夕飯を作ってくれて」と明かし「皆んなで食べました」(原文ママ)と報告。次男が作った生姜焼きを写真で公開し「とーっても嬉しかった」「どんなお店で食べるより美味しかった~」と嬉しそうにコメントした。また「何より嬉しいのはあなた達が元気で日々笑顔で居てくれること」と親心をつづり「あなた達に負けないよう母も仕事頑張ります」と意気込みをコメント。最後に「お兄ちゃんの料理中何かおこぼれを貰おうとへばりついているトコ」と調理中の次男の足元で待ち構える愛犬の様子を公開し、ブログを締めくくった。
2022年05月10日タレントの小川菜摘が3日に自身のアメブロを更新。デパ地下品に頼った夕食を公開した。この日、小川は「夕飯作る時間が無いなぁ~と今日は、デパ地下に頼りました」と報告。「揚げるだけになってるチューリップ唐揚げ(下味付き)砂肝レモンペッパー(炒めるだけ)お刺身の盛り合わせ」とデパ地下で購入した品を写真とともに紹介した。続けて「アスパラとエリンギのガーリックバター炒めこれは作りました」と説明し「あとは、大根のお味噌汁を作ってあっと言う間に夕飯の献立が出来ました」とコメント。最後に「デパ地下ありがたやー」と満足した様子でつづり、ブログを締めくくった。
2022年05月04日タレントの小川菜摘が4月30日に自身のアメブロを更新。次男と幼馴染の女優の土屋太鳳についてつづった。この日、小川は「土屋太鳳ちゃんのオフィシャルファンクラブ『TAOPRESS』にゲストとして出演」と報告し「私のレシピを5回にわたって一緒にチャレンジしてもらいました!」と説明。「本日1回目が配信となるようなので、ぜひチェックしてみてください!」と呼びかけ、「とーっても楽しかったです」と感想をつづった。続けて、土屋との2ショットとともに「太凰ちゃんとウチの次男は3歳の幼稚園から幼馴染」と明かし「太凰ちゃんは3歳の時から美少女でした」と回想。最後に「女優として頑張ってる太凰ちゃん」「変わらない真っ直ぐな瞳でこれからも頑張ってね」とエールを送り、ブログを締めくくった。
2022年05月01日タレントの小川菜摘が20日に自身のアメブロを更新。冷蔵庫に常にストックしている品を紹介した。この日、小川は「何時ぞやの簡単お家ランチ」と切り出し「スクランブルエッグパン」と写真とともに紹介。「バター牛乳塩胡椒」など材料を列挙し「タバスコケチャップを塗っています」と明かした。続けて「目玉焼きニラヤンニョムジャンご飯」と料理の写真を公開し「ぐちゃぐちゃ混ぜて焼き海苔をかけて」と説明。「ニラヤンニョムジャンは色々使えて本当に便利」と絶賛し「常に作って冷蔵庫に入れてます」とお気に入りの様子でつづり、ブログを締めくくった。
2022年04月22日新国立劇場のシリーズ企画「声議論、正論、極論、批判、対話…の物語」、その第1弾の舞台『アンチポデス』が4月8日に開幕する。ピュリッツァー賞受賞作家アニー・ベイカーによる「だれかが“おはなしをする”お話を描いた物語」を、芸術監督である小川絵梨子が演出。「私がこれまで手がけて来た中でも、1番変わった戯曲かもしれない」と笑う小川が、新たに見つめる議論や対話、そこで生まれる“物語”の正体とは…。“物語を作り出す”8人の会議室での悲喜こもごも――この『アンチポデス』の作者、アニー・ベイカーさんが書いたピュリッツァー賞受賞作『フリック』は、2016年に新国立劇場で上演されましたね(マキノノゾミ演出)。映画館で働く若者たちの日常を描いた作品で、溢れ出る言葉の妙に笑わされたり、考えさせられたりと非常に引き込まれた記憶があります。今回の作品はどういった経緯で浮上したのでしょうか。アニー・ベイカーさんはアメリカの若手劇作家として注目を浴びていて、私もずっと気になっていた方なんです。コロナ禍の中で、わりと新作に近いものを中心に何作か取り寄せて読んでいたのですが、『アンチポデス』もその一つでした。難しいけれどすごく面白いな、やれたらいいなと思いました。「声議論、正論、極論、批判、対話…の物語」と銘打ったシリーズテーマに合った戯曲を最初に5作ほど選び出しまして、まずシリーズでお願いする演出家の方(桑原裕子、五戸真理枝)にそれぞれ作品を選んでいただいたんです。それで残った中から…って言ったら言葉が良くないけど(笑)、私はこの『アンチポデス』を選びました。――会議室に集まった8人が、“物語を作り出す”作業を続けていく物語で、なんとも不思議な味わいを持った戯曲ですね。『アンチポデス』チラシそう、不思議な台本ですよね。会議室で起こる悲喜こもごもを描いていて、読んでいるとなかなか難しく、これは役者が立って、やってみたほうがわかりやすいなと。そしてコメディなんだな……とはなんとなく思いました。普通の人間たちの日常にある小さい機微が、どんどん積み重なっていって、物語になっていく台本だと感じたので、それですごく興味を引かれたんですね。――確かに、さりげない言葉に笑ってしまう瞬間が多々ありました。それと同時に登場人物たちのやりとり、そこに流れる空気に不穏な揺らぎがあるようにも感じます。そうですね。人間が社会活動をしていく中で、自分以外の他者といる、ということの面白さや難しさ、その中で物事を進めていく状況が、すごく敏感に書かれていると思います。書かれた言葉の内容も大事ですが、それよりも登場人物たちのあいだに起こっていることが、小さな日常の出来事から、神話が飛び出すところまで描かれていて、その小から大までをダイナミックに繋げていく構成に、あらためて面白い作家だなと感じましたね。「アンチポデス」=「世界の反対側」=理解できない他者の存在?――この8人がどういう職業で、なぜ“物語を作る”ためにさまざまな物語を語り合っているのかが明確に書かれていないけれど、会話が進むうちに、何かコンテンツを生み出そうとしているクリエイター集団かな…と予想がついて来ますね。アニー・ベイカーさんはおそらく、具体的に書かないことによって、どこにでもある普遍的なものにたどり着こうとしていて、「いわゆる映画業界の話なんだね」で終わっちゃうような要素はいらない、別に言わなくていいと考えたんだろうと思います。ただ「物語を作る人間たちの話なんだな」ということは絶対に伝えなきゃいけないことなので、私たちの中では、“テレビドラマシリーズを作るために、契約で雇われているライターたちの物語”という設定にしています。この8人が会議をしている中で、「世界の反対側」とか「怪物」といった言葉がいっぱい出て来ます。それはたぶん、たどり着けないもの、自分が理解出来ないもの、自分以外の他者という存在の比喩として、その言葉を出しているのだろうと。他者を本当に理解することは難しいけれど、なんとか知ろうとするために物語が存在している……、この台本はそういうことを書いているのだろうなと思っています。――それでアンチポデス=対蹠地、地球の裏側というタイトルであると。そうじゃないかなと私は思っていますね。アニー・ベイカーさんから「全然違うよ!」って言われるかもしれないけど(笑)。――戯曲について気になったのでお伺いしたいのですが、最初に「(登場人物の)エレノア(高田聖子)とアダム(亀田佳明)は人事部の圧力によって採用されたと想定して書いた」という作者の説明があり、「サンディ(白井晃)はいつも野球帽をかぶっている」などキャラクターの衣裳のことや、その様子についての細かいノートがいくつか書かれています。この説明はどういう意味なのか、また演出の際、これらのノートは指定と考えて反映させていくのでしょうか。そうですね、それを踏襲するか否かは次の段階で、まずはなぜこれが書かれていて、どういう意図を持っているのかを考えていきます。エレノアは、男性ばかりの会議の中で、ひとりだけ女性なんですね。で、アダムは実は黒人の男性であって。いわゆる白人男性優位主義のコミュニティ、つまりアメリカという社会の縮図の中に、女性や有色人種の人も参加させなきゃいけないだろうという会社の方針を“圧力”と感じる人間がいることを意味するのではないかなと。また、会議のリーダーであるサンディが野球帽をかぶっているのは、アメリカのヒエラルキーを表していると考えます。トランプ元大統領とか、よく帽子かぶってますよね(笑)。野球帽というのは、成功とか、パワーとか、権威といった意味合いが多分に込められていて、まあわかる人はわかる、わからない人はわからなくてもいい、というのがアニー・ベイカーさんのスタンスだとは思うのですが、いわゆる成功者とか、トップとか、そういう人たちの象徴なんだと思います。――そうした作者の投げかけを、どう受け取り、どう表すかは託されていると。そうですね。イギリスで上演された時のプロダクションでは、サンディは帽子をかぶっていませんでした。おそらくイギリスの文化圏だと野球帽の意図が通じないからだったんじゃないかと。今回は、サンディ役を白井晃さんがやってくださって、帽子をかぶっていただくことにしています。白井さん、「全然似合わないんだよ〜」なんておっしゃいながらご自身でも帽子を持ってきてくださって、ありがたいです(笑)。他者との向き合い方を、愛を持って探究する作品――最初から最後まで会議用テーブルを囲んで話し合う、まさしく声の劇であり、俳優の方々には負荷のかかる挑戦に思いますが、実力十分の面々が揃ったようですね。はい、ありがたいですね。一見とても抽象的に見える台本ですが、実はものすごく具体的に書かれていると私は思っていて。物事が同時多発で起こったり、各々で起こったりして、一人ひとりが各自でその事象をつなげていかなきゃいけないんですけど、それを一緒に積極的にやってくださる方々なので、すごく嬉しいし、楽しいです。――最初におっしゃっていたように、俳優さんが立って見せていくことで、戯曲に書かれていることがより明確になっていっている実感はありますか?そうですね。翻訳家の小田島創志さんも一緒に入って考えてくださるので、いろいろ見えて来たことがあります。ただワンシーンずつ、こういう物語が立ちあがってくればいいな〜と思って稽古を進めていくと、これって理解出来るかな?面白いのかな!?って疑問が湧いてきたりして(笑)。そのまんまやっていけば、私にはすごく面白い気がする!でも私たまにマニアックだからな……とか思って、隣にいる演出助手の方に「面白いですか?」って聞きながら稽古しています(笑)。やっぱり他者とどう向き合うか、そして、それぞれ皆、違うということがとても大事だと思うんです。同一民族だろうと、同一の宗教の中にいようと、どんなカテゴリーにいようと、人それぞれ、違うのが当たり前で、違っていいんだよと。その中でどうコミュニケーションをとるか、もしくはどう一緒に存在するか、その難しさと、楽しさと、大切さと。答えには永遠にたどり着けないけれど、頑張って目指して行こうか……、つまりそういうことが書かれている作品だと思っていますね。――SNSなどの文字だけのつながりじゃない、声を飛び交わせてつながろうとする人たちによる議論、正論、極論……、それらが目の前で展開するわけですね。芝居の中で、ものすごく正論を言うんだけど、全然それが機能していなかったり(笑)。会話しているようで全然していない!とか、議論じゃなくマウンティングで勝とうとしているんだな、とか。私たちの日常でも、意外と見かける光景もあって面白いです。そうそう、こういう側面ってあるよね〜と、象徴化されたドキュメンタリーみたいな感覚もあるかなと。会議室で現代人たちが話し合うという、ものすごく地続きな台本なので、あ〜私もこんなことやってるな〜とか、これはちょっと痛いな〜と、私自身もそういうふうに感じているんですね。その感覚をお客様にちゃんとシェア出来るように、作り上げていきたいと思っています。――語られるたくさんの物語が人と人のあいだでどう作用するのか、楽しみに目撃したいと思います。他者の存在について、とても温かい目で書かれている作品です。実はちょっとイヤなヤツも出て来ちゃうんですけど(笑)、アニー・ベイカーさんはそうした人たちのこともすごく愛おしく書いている。そういう意味でコメディなんですね。自分以外の存在であり、立場も考え方も違うと理解するのもやや難しい他者と、どう出会って、どう一緒にいるか。そのことをもう1回、愛を持って探究するために書かれた本だと思います。物語とは、別に小説という意味だけじゃない、テレビドラマでも演劇でも、映画でもゲームでも、音楽でも何でも……。他者と存在する時、物語の存在がいかに不可欠か、そのことを改めて考えるような、そんな舞台にしたいと思っています。取材・文:上野紀子撮影:藤田亜弓★『アンチポデス』と5月公演『ロビー・ヒーロー』、6月公演『貴婦人の来訪』の新国立劇場の演劇「シリーズ声」演劇3作品通し券発売中!(4月3日まで、3作品通し券特典あり)新国立劇場の演劇『アンチポデス』チケット情報
2022年03月26日今最も注目される米国演劇界の新星、ジェレミー・O・ハリス作の『ダディ』の日本語版が小川絵梨子演出、中山優馬主演で初上演されることが決定した。東京は7月9日(土)~7月27日(水)東京グローブ座、大阪は8月5日(金)~8月7日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演される。昨年開催された第74回トニー賞で、ストレートプレイでは最多となる12部門にノミネートされた『Slave Play』が大きな話題となり米国の演劇界で一躍脚光を浴びる存在となった、新進気鋭の劇作家ジェレミー・O・ハリス。本作『ダディ』は『Slave Play』以前に書かれた作品で、2019年に映画『チョコレート・ドーナツ』等でも著名なアラン・カミングら米国の実力派の俳優陣が揃い、オフ・ブロードウェイのヴィンヤード劇場で初演。人種、セクシュアリティ、家族、格差社会、モラル、アイデンティティといったテーマをリアルな会話で鋭く描き、大胆で刺激的な内容が非常に魅力的だと話題沸騰で、コロナ禍で延期していたロンドンでの初上演もまもなく開幕を迎える。そしてこの度、日本での初演も決定した。日本語版の演出は、海外作品の翻訳から演出まで手がけ、その精緻な演出に定評のある新国立劇場芸術監督の小川絵梨子が手掛ける。キャストには、主人公のアフリカ系アメリカ人のアーティストであるフランクリン役に、小川演出作品には初参加で、数々の話題作で幅広い役柄をこなし、近年では『ゲルニカ』や『偽義経冥界歌』などでの好演が光る中山優馬。フランクリンのパトロンで、年上の美術コレクターのアンドレ役に、文学座出身で実力派ベテラン俳優の大場泰正。フランクリンの友人であり青年俳優のマックス役に、『リチャード二世』での演技や『両国花錦闘士』での主役抜擢で一躍注目された原嘉孝。さらに2017年から俳優への道をまい進、『バレンタイン・ブルー』での主演、『ネバー・ザ・シナー』での好演も高く評価される前島亜美がSNSインフルエンサーのベラミー役を、実力派俳優の長野里美がフランクリンの才能を見出すアートディーラーのアレッシア役を演じるほか、谷口あかり、菜々香が出演する。また、第27回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した演技派の神野三鈴が、敬虔なクリスチャンで気難しいフランクリンの母親・ゾラ役に決定。小川絵梨子演出とこの実力派俳優陣の組み合わせで、今最も先鋭的といわれるジェレミーの劇作に挑んでいく。キャストコメント中山優馬非常に繊細な作品だと思います。色々な刺激に満ち溢れた作品で、今までの自分が体験した事のないであろう世界に出会える気がしています。この作品が皆様に届く頃には、小川絵梨子さんの演出のもとどんな自分に出会えるのか、どんな作品になるのか?今からとても楽しみです。コロナウイルスが引き続き猛威を振るう中、万全の対策のもと稽古に励みたいと思います。ぜひ劇場で見届けて下さい。大場泰正「ダディ」日本初演に参加できることを大変嬉しく思っています。登場人物達のあいだに、また彼らと私自身とのあいだに、どのような「愛」が成り立ちうるのか?理解することなどできない存在だからこそ、なおさら繋がりたい、出会いたい。「ダディ」という作品世界の海に、素っ裸で飛び込んでいこうと思います。原嘉孝人種差別、セクシュアリティ、政治が生む人間ドラマを生々しく、よりリアルに表現でき、お客さんにお届けできるのが舞台の素晴らしさの1つだと思います。そんな作品が、ニューヨークのオフ・ブロードウェイから日本にも上陸しましたよ!いまから稽古場がすごく楽しみです!是非劇場へお越しください!前島亜美ベラミー役の前島亜美です。この作品に携われること、出会いに心から感謝しています。アートに関わる人物が多く登場しますが、作品の根本的なテーマは、日常を生きる私たちにとっても身近なものであると感じました。「ダディ」という作品の美しさ、芸術を理解していけるよう学び、愛や痛みについてもしっかり目を向けていきたいと思います。谷口あかり様々な人物の、表と裏、喜びと悲しみ、それぞれの叫びが入り乱れる作品。影のシンガーと言う役は物語を大きく動かすことはありませんが、光にも闇にもなり、その場の空気感を作っていったり、誰かの心を代弁しうる存在なのかなと思っています。素晴らしい共演者の皆様の中、この作品の彩りになれるよう、楽しみながら挑戦していきたいと思っています!皆様に劇場でお会い出来るのを楽しみにしております!菜々香この度、影のシンガー役を務めさせていただきます。今回、「ダディ」が日本初上演の作品という事で、携わることが出来て、とても光栄に思います。LGBTがテーマになっている作品が増えている中で、私自身も考える事や感じる事が多くなっていました。その中で今回のこの作品のお話があり、とても興味深く感じました。私が演じる役は、フランクリンをはじめとする登場人物の魂として歌うのですが、私にとって初の試みになります。これから稽古を通してお客様に何を伝えられるのか、キャストの皆様と作品を深めていくのが楽しみです!皆様是非、劇場でお待ちしております!長野里美何から何まで初めて逢うタイプの作品です。たぶん、ビジュアル的に見たことのないような刺激的なものになるのではないかと…。その中で、この「鋭い目を持ったアートディーラー」のアレッシアという、私の役はどんな役割を果たすのか、今はまだ正直まったく分っていません。でも、遭遇したことのない美しさや面白み、そして初めて出会う演出家や共演者との共同作業を、初日までわくわくしながら追い続けたいと思います。神野三鈴小川絵梨子さんと作品を創りたい。熱を孕んだ稽古場でひとつの生き物をみんなで産み落とすような時間にまたこの身を差し出したい。その願いが叶うことに心から感謝しています。こんなに魅力的な仲間と一緒に冒険の旅に出られることに。父親を愛情込めて呼ぶダディ!でもその呼び声は胎内の羊水の中でまだ見ぬ不確かな父の姿を渇望するかのように聞こえる。それは神も同じ、、姿は見えないけど存在し支配、導いてくださるはずの万物の父、神。子の胎動を感じながら母になる。父はいつ父になるのだろう。父性の不在。ゾラが、私が、産まれてから渇望し愛し戦い続けているものに全身全霊で挑みたい。劇場という胎内で。【公演概要】『ダディ』作:ジェレミー・O・ハリス演出:小川絵梨子出演:中山優馬大場泰正原嘉孝前島亜美谷口あかり菜々香 / 長野里美神野三鈴<東京公演>会場:東京グローブ座日程:2022年7月9日(土)~7月27日(水)チケット料金:S席11,000円A席10,000円(全席指定・税込)チケットに関するお問い合わせキョードーインフォメーション0570-200-888(平日・土曜 11:00~16:00)<大阪公演>会場:COOL JAPAN PARK OSAKATTホール日程:2022年8月5日(金)~8月7日(日)チケット料金:11,000円(全席指定・税込)チケットに関するお問い合わせキョードーインフォメーション0570-200-888(平日・土曜 11:00~16:00)
2022年03月22日新国立劇場の開場25周年記念公演として、同劇場の演劇芸術監督・小川絵梨子の演出で2022年10月に上演が決定している名匠トム・ストッパードの最新作、『レオポルトシュタット』の出演者オーディションが開催される。本作は1899年末~1900年、1924年、1938年、1955年のウイーンを舞台とした、あるユダヤ系家族の4世代にわたる物語。『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『コースト・オブ・ユートピア』『アルカディア』など、日本でもこれまで多くの作品が上演されているストッパードが「最後の作品になるかもしれない」としたことから、上演前より大きな話題を呼び、2020年1月にロンドンで世界初演を迎えると瞬く間に絶賛され同年のオリヴィエ賞作品賞を受賞。ブロードウェイをはじめ英国国外での上演も既に決定している。日本初演となる本作には既に浜中文一、音月桂、村川絵梨、木村了、土屋佑壱、岡本玲、那須佐代子の出演が決定しているが、今回13役をオーディションで選考することが発表された。本日3月16日より応募を開始、4月から5月頭かけてオーディションを開催する。詳細は新国立劇場のホームページ( )にて。<ストーリー>20世紀初頭のウィーン。レオポルトシュタットは古くて過密なユダヤ人居住区だった。その一方で、キリスト教に改宗し、カトリック信者の妻を持つヘルマン・メルツはそこから一歩抜け出していた。街の瀟洒な地区に居を構えるメルツ家に集った一族は、クリスマスツリーを飾り付け、過越祭を祝う。ユダヤ人とカトリックが同じテーブルを囲み、実業家と学者が語らうメルツ家は、ヘルマンがユダヤ人ながらも手に入れた成功を象徴していた。しかし、オーストリアが激動の時代に突入していくと共にメルツ家の幸せも翳りを帯び始める。大切なものを奪われていく中で、ユダヤ人として生きることがどういうことであるかを一族は突き付けられる......公演概要演劇『レオポルトシュタット』会場:新国立劇場 中劇場公演日程:2022年10月作:トム・ストッパード翻訳:広田敦郎演出:小川絵梨子公演詳細: 一般発売日:2022年9月4日(日)10:00~料金:S席8,800円A席6,600円B席3,300円
2022年03月15日小川菜摘 昨年師走には関ジャニメンバー主演の舞台『大阪環状線大正駅編~愛のエイサー プロポーズ大作戦~』に出演、息子の恋に気を揉む母親役を演じた小川菜摘。実生活でも、2人の息子の母である。「コロナ禍以前には、夫の浜田雅功さんも小川さんの舞台を見に来ていたようですね」(舞台関係者)よき母、妻のイメージがある小川。かつてインタビューで《地方公演で1か月も家を空けられるのも、主人が理解してくれているからこそ。本当にありがたいです》と、家族との円満ぶりをアピールしていた。そんな小川も今年、還暦を迎える。自身のブログでは《今や老眼が進んで台本を読むのも大変。自分の台本だけ字を大きくしてもらったら分厚くなっちゃって(笑)》《物忘れがひどくて、冷蔵庫に4個入り玉ねぎの袋が3つあった》と、加齢なる(?)ほっこりエピソードを披露。夫の浜田には、同じトレーナーを2回プレゼントしてしまい、浜田からは「これくれたやん。前も同じのもろうた」と愛あるツッコミを受けたようだ。■ファスティングで減量成功そんなアラ還あるあるを笑い飛ばす小川だが、6~7年前からファスティング(断食)ダイエットに挑戦、減量に成功している。昨年末には自身のブログで“4年ぶりに撮った宣材写真”を披露。胸の谷間をチラ見せした黒いドレス姿はセクシーで、五十路も終わるとは思えない若さだ。ファスティングの効果はダイエットやデトックス、美肌のほか、腸内環境を改善させ“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンの分泌を促す。2014年に起こった浜田と元グラドルとの不倫騒動でも《主人は猛省しております。(中略)意気消沈ゴリラになっています。そんな彼を、私達は変わらず笑顔で支えて行こうと思っています!》とコメント。幸せホルモンの分泌を感じさせつつ女を上げた。夫・浜田との出会いについて《出会った頃から話すことが全部面白くて(中略)お金も全然なかったんだけど、お金がないのも面白くって》と語っている小川。その美の秘訣はファスティングのほか「笑い」にもあるのだろう。「実際、笑いはストレスを軽減し、美と健康をつかさどるホルモンの分泌を促進させます。肌のハリやツヤもアップします。また免疫力をアップさせるナチュラルキラー細胞も活性化し、見た目の若返りにも効果があります」(美容クリニック医師)浜ちゃんからの愛のツッコミが続く限り、小川の美は不変。いつまでも笑いの絶えない家庭を守ってほしい。
2022年01月24日ソリストとして活躍するピアノの小川典子が、ずっと温めてきたという歌曲公演のプランを、ホールアドバイザーを務めるミューザ川崎で実現する(2022年2月26日(土))。歌うのはソプラノの市原愛。公式には初共演のふたり。しかし実はプライベートで一曲だけ合わせたことがある。11年前のミュンヘン。留学生だった市原が、ミュンヘン国際コンクールの審査員を務めた小川を訪ねた際、小川が誘ってR.シュトラウス〈献呈〉を歌った。今回演奏するのもドイツ歌曲プロ。シューマン《女の愛と生涯》を軸に、もちろんふたりの出会いの〈献呈〉も。小川「溌剌とした声がとても印象に残っています。音楽的にも人間的にも波長が合わないと共演はできませんから、今回は、ぜひ市原愛さんと!とピンポイントでお願いしました」市原「コンサートを全部ドイツ歌曲で構成させてもらえることはなかなかないんです。特に大ホールで歌曲を歌うのはドイツでもあまりない機会。《女の愛と生涯》はソプラノにはちょっと低い音域なので、テンポなどもその広い空間で中音域をうまく響かせることに注意しながら曲作りしていきたいと思います」小川「高い声をお持ちの愛さんが、その“秘密兵器”を出すことなく、低めの声でずっと歌っていくわけですね。私はクラリネットとのデュオをずっとやっていて、シューマンは《幻想小曲集》など、音色をくぐもらせるために、華やかなB♭管の楽器でなく、わざわざA管を使うことが多いんです。それと似ていますね」市原「はい。シューマンはドラマティックな声の美しさより、しゃべるのに近いニュアンスで、歌詞を率直に聴かせたかったのではないでしょうか」小川は歌曲の魅力を、「声楽とピアノが頬を寄せ合うような息づかい」と語る。小川「そこが器楽の共演とは決定的に違うところです。しかも息が直接言葉になるのは声楽ならでは。ズキン!とするような大切な言葉がメロディのどこに来るのかとか、そのドラマの一部に私も一緒にいられる、一緒に旅をすることができるのが醍醐味です」市原「典子さんは外国語にも精通していて、言葉の流れを敏感に感じ取ってくださるので、歌手としてはありがたい存在です」公演では、歌詞訳や曲紹介の朗読(江原陽子)も入って聴衆をフォローしてくれる。ぜひプログラムの対訳から目を上げて、舞台上の二人の息づかいを感じながら、ピアニスト小川典子が魅せられた歌曲の世界を共有したい。(宮本明)ホールアドバイザー小川典子企画女の愛と生涯2022年2月26日(土) 14時開演13:20~13:40プレトーク出演ソプラノ:市原 愛ピアノ:小川典子朗読:江原陽子プレトーク出演:奥田佳道(音楽評論家)チケット情報
2021年12月30日ソリストとして活躍するピアノの小川典子が、ずっと温めてきたという歌曲公演のプランを、ホールアドバイザーを務めるミューザ川崎で実現する[2022年2月26日(土)]。歌うのはソプラノの市原愛。「ホールアドバイザー小川典子企画女の愛と生涯」のチケット情報はこちら公式には初共演の二人。しかし実はプライベートで一曲だけ合わせたことがある。11年前のミュンヘン。留学生だった市原が、ミュンヘン国際コンクールの審査員を務めた小川を訪ねた際、小川が誘ってシューマン〈献呈〉を歌った。今回演奏するのも、シューマン《女の愛と生涯》を軸にしたドイツ歌曲プロ。小川「溌剌とした声がとても印象に残っています。音楽的にも人間的にも波長が合わないと共演はできませんから、今回は、ぜひ市原愛さんと!とピンポイントでお願いしました」市原「コンサートを全部ドイツ歌曲で構成させてもらえることはなかなかないんです。特に大ホールで歌曲を歌うのはドイツでもあまりない機会。《女の愛と生涯》はソプラノにはちょっと低い音域なので、テンポなどもその広い空間で中音域をうまく響かせることに注意しながら曲作りしていきたいと思います」小川「高い声をお持ちの愛さんが、その〝秘密兵器〟を出すことなく、低めの声でずっと歌っていくわけですね。私はクラリネットとのデュオをずっとやっていて、シューマンは《幻想小曲集》など、音色をくぐもらせるために、華やかなB♭管の楽器でなく、わざわざA管を使うことが多いんです。それと似ていますね」市原「はい。シューマンはドラマティックな声の美しさより、しゃべるのに近いニュアンスで、歌詞を率直に聴かせたかったのではないでしょうか」小川は歌曲の魅力を、「声楽とピアノが頬を寄せ合うような息づかい」と語る。小川「そこが器楽の共演とは決定的に違うところです。しかも息が直接言葉になるのは声楽ならでは。ズキン!とするような大切な言葉がメロディのどこに来るのかとか、そのドラマの一部に私も一緒にいられる、一緒に旅をすることができるのが醍醐味です」市原「典子さんは外国語にも精通していて、言葉の流れを敏感に感じ取ってくださるので、歌手としてはありがたい存在です」公演では、歌詞訳や曲紹介の朗読(江原陽子)も入って聴衆をフォローしてくれる。ぜひプログラムの対訳から目を上げて、舞台上の二人の息づかいを感じながら、ピアニスト小川典子が魅せられた歌曲の世界を共有したい。(取材・文:宮本明)■ホールアドバイザー小川典子企画 女の愛と生涯日程:2022年2月26日(土) 14:00開演会場:ミューザ川崎シンフォニーホール (神奈川県)
2021年12月21日新国立劇場の演劇『イロアセル』が11月11日に開幕。作・演出の倉持裕と出演の箱田暁史からコメント、及び舞台写真が到着した。小川絵梨子芸術監督が、その就任とともに打ち出した支柱の一つ、「演劇システムの実験と開拓」として、すべての出演者をオーディションで決定する「フルオーディション企画」。第1弾『かもめ』(演出・鈴木裕美)、第2弾『反応工程』(演出・千葉哲也)、第3弾『斬られの仙太』(演出・上村聡史)に続く、第4弾として上演されるのは、2011年10月に倉持裕が新国立劇場に書き下ろした『イロアセル』。演出に作者でもある倉持裕自身を迎え、20年10月より公募を開始、11月末から約3週間をかけて開催したオーディションを経て、10名の出演者が決定した。物語の舞台は海に浮かぶ、小さな島。その島民たちの言葉にはそれぞれ固有の色がついている。それは風に乗って島の空を漂い、いつ、どこで発言しても、誰の言葉なのかが島のどこにいても特定されてしまう。だから島民たちはウソをつかない。ウソをつけない。ある日丘の上に檻が設置され、島の外から囚人と看守がやって来る。島民は気づく。彼らの前で話す時だけは、自分たちの言葉から色がなくなることにーー。ネット上に溢れる匿名だからこそ話せる抑えてきた本音、匿名という隠れ蓑を利用した無責任な発言。『イロアセル』は2020年代のSNS社会を揶揄したような架空の島のおとぎ話となっており、ネット社会やコロナ禍において、対面を必要とせず、言葉だけに頼るコミュニケーションツールが発達・増加した現代に、日常における対話や発言の在り方を、今改めて問いかける。<コメント>■演出:倉持裕フルオーディションによるキャスティング、稽古、スタッフミーティング、いずれもじっくり時間をかけて当たりました。おかげでいつもより平常心でこの日を迎えることが出来た気がします。この作品は、SNS社会に対する批評がベースにはありますが、人間の業を描いた喜劇でもあります。そんなテーマやストーリーのことなど考えず、色とりどりの仕掛けを眺めているだけでも楽しめると思います。皆様、ぜひご覧ください。■出演:箱田暁史コメント第4回目のフルオーディション公演『イロアセル』がいよいよ開幕となりました。「囚人」とはいったい何なのか?「色」とは?ずっと考えています。私たちはいつも他人の目を気にし評価を気にしています。それは必要なことです。より良い社会とはみんながちょっとずつ我慢することできっと成り立っている。出さなかった声があるということです。じゃあその我慢した声、思いはなかったことになるのか?そんなことできるのかな?みたいなことをぐるぐる考えているんです。こういうことって一言で言い表せないから物語が、演劇が存在しているんだと思います。ぜひ劇場で、体感していただけたらなと思っています。【公演概要】令和3年度(第76回)文化庁芸術祭主催公演演劇『イロアセル』作・演出:倉持 裕芸術監督:小川絵梨子主催:文化庁芸術祭執行委員会 / 新国立劇場出演:伊藤正之東風万智子高木 稟永岡 佑永田 凜西ノ園達大箱田暁史福原稚菜山崎清介山下容莉枝会場:新国立劇場小劇場公演日程:2021年11月11日(木)~28日(日)<チケット発売中>料金(税込):A席7,700円 / B席3,300円公演詳細: チケットに関するお問い合わせ:新国立劇場ボックスオフィス:03-5352-9999(10:00~18:00)Webボックスオフィス:
2021年11月12日小川紗良の初のフォトエッセイ『猫にまたたび』が、12月1日に発売されることが決定した。小川紗良は、朝ドラ『まんぷく』、映画『ビューティフル・ドリーマー』など、俳優としての活躍のほか、初長編監督作品『海辺の金魚』が本年6月に公開、小説版『海辺の金魚』も発売するなど、幅広い活躍を見せているクリエイター。本書には、映画、アニメ、ハロプロなど彼女を形作ったカルチャーたちへの愛、思春期の葛藤を赤裸々に書き記したエッセイを50ページ超収録されるほか、初長編監督作『海辺の金魚』の“メイキング”というべき描き下ろし特別絵日記、写真家・増田彩来とのふたり旅(「SARA OGAWA × SARA MASUDA 海辺のふたり旅 in 阿久根」)でさらけ出した素顔を記録した写真、恩師・是枝裕和監督の対談と、25歳を迎えた小川紗良の魅力がたっぷりと詰まった一冊となっている。■書籍情報『猫にまたたび』著者:小川紗良発売日:12月1日予定
2021年11月10日新国立劇場芸術監督の小川絵梨子が就任とともに打ち出した、「すべての出演者をオーディションで決定する」フルオーディション企画。その第5弾となる『エンジェルス・イン・アメリカ』を2023年4月〜5月に二部作で一挙上演することが決定した。今年4月に上演したフルオーディション第3弾『斬られの仙太』を手がけた上村聡史を演出に迎え、2021年10月25日(月)より出演者の応募を開始。12月にオーディションを開催し、合格者は23年2月からスタートする稽古に参加、4〜5月の連続上演の公演に出演することとなる。フルオーディション第5弾の開始にあたって、芸術監督の小川絵梨子、演出家の上村聡史より、応募者に向けたコメントが到着した。<コメント>●演劇芸術監督・小川絵梨子『かもめ』、『反応工程』、『斬られの仙太』、『イロアセル』に続く、フルオーディション第5弾が決定いたしました。作品は、1991,92年の初演から世界中で愛され続け、20世紀の最も重要な現代戯曲とも言われるトニー・クシュナー作『エンジェルス・イン・アメリカ』です。この作品は第一部「Millennium Approaches」と第二部「Perestroika」に分かれており、この度の公演では、第一部と第二部を新国立劇場小劇場にて一挙上演いたします。演出には『斬られの仙太』をフルオーディションで作り上げてくださった上村聡史さんを再びお迎えしました。個人的にも大好きな作品ですが、本作品は、変化が起こったとき、それを否定して安定を図るのか、それとも不安定でも進歩を選ぶのか、その葛藤と再生が描かれていると私は考えています。混乱と不安の今の時代に、根源的な人間の本質の一つでもある「変化すること」を、私たちはどう捉え、それにどう反応していくのかを考える機会になればと思っております。この作品に興味を持って下さった方には、是非、オーディションに参加していただけましたら幸いです。 今年のオーディションにて、新しい出会い、嬉しい再会がたくさんありますことを祈っております。●演出家・上村聡史フルオーディション企画も今回で5回目となり、回を追うごとに「自らの意思で創作現場へ赴むく」という企画の根幹が、すくすくと育まれ、本企画が心地よい刺激と熱量に溢れる作品を生み出しているように感じます。そのようなシリーズ企画に再び、取り組めることに喜びを覚えつつ、今回はシリーズの生長にふさわしい、20世紀を代表する名作、『エンジェルス・イン・アメリカ』に挑みます。今から約40年前、1980年代のニューヨークを舞台に、社会の変革期に生きる人々を、疫病によって混乱を引き起こす愛を、多様化への不寛容に苦しむ精神と肉体を、そして己の変革に果敢に挑む魂を、これらをユーモアに満ちた力強さで描きたいと思います。そして、その姿を通し、セクシャリティ、すなわち生きていく上での自由・解放に対し、今も強かな政治力でステレオタイプを固持する無意識、無自覚に一石を投じる作品を目指します。8名の出演者で8時間近い大作を上演することは並々ならぬ技術、個性、そして意気込みが必要になるかと思います。また、今回は二部作形式の上演で、稽古日程も多くなりますので、タフな体力と精神力も必要です。こう書くと、ゾッとするかもしれませんが、なによりも、作者トニー・クシュナーの宝石箱のような劇世界・文体を想像していく作業は、演じることの喜びに加え、表現の尊さを感じることのできる体験になるでしょう。是非、ご応募いただけたら何よりです。【公演概要】『エンジェルス・イン・アメリカ』公演日程:2023年4月上旬~5月末 予定会場:新国立劇場 小劇場作:トニー・クシュナー / 翻訳:小田島創志 / 演出:上村聡史芸術監督:小川絵梨子主催:新国立劇場オーディション詳細: 一般発売日:未定/料金:未定チケットに関するお問い合わせ:新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999(10:00〜18:00)
2021年10月18日