石原さとみ×峯田和伸共演によるドラマ「高嶺の花」の第1話先行披露試写会が7月3日(火)、日本テレビ局内にて行われ、両者が記者会見に出席した。石原さとみ、熱唱に感動「ラブシーンができそうです!」山形訛りで独特な語り口の峯田節を炸裂させ、場内の注目を一身に集めていた峯田さんだが、主題歌「ラヴ・ミー・テンダー」をギター一本で歌うという「サプライズ」歌唱が行われると、場の空気は一変。「いつもの自分のライブより全然緊張しました」と打ち明けた峯田さんの熱唱には、石原さんも「感動です…初めて聴きました!」と目を大きく見開いた。さらには「ラブシーンができそうです!今日の会見に、本当に感謝です!」と言うと、峯田さんは「不安だったってことですよね」と頭をかいた。石原さんが「不安というより、これまでカジュアルな会話が多かったので。色っぽい一面を見て、とてもドキドキしました。撮影が楽しみです」と峯田さんに熱視線を送った。「高嶺の花」は、「101回目のプロポーズ」、「高校教師」など数々の名作を生み出した野島伸司が脚本で贈る純愛エンターテインメント。華道の名門「月島流」本家に生まれ、すべてを持ち合わせた女、月島もも(石原さん)は婚約者の二股交際が発覚し、式当日の結婚破談という最悪の事態を迎える。すべてを失ったももの前に現れたのは、平凡な自転車店主・風間直人(峯田さん)だったが、ももは恋に落ちてしまう。念願の野島ドラマの台本は「うれしくて震えた」念願の「野島ドラマ」への出演に、石原さんは「一番最初に台本をいただいたとき、震えました、とてもうれしくて。でも難解で。台詞が実は(ストーリーの前後で)つながっているのをわかっているので、野島さんは連続ドラマっていう可能性をとても信じていらっしゃると、とても思いました」と真摯に語った。「台詞を変えずに丁寧に言うことが、野島さんが書かれた思いが細かくつながっていくんだなと思っています」とこれから見る視聴者へのメッセージに変える。石原さんとは初共演となった峯田さんは、印象について、「現場で“ここ、わからない”とか“どうしたらいい”とかのとき、僕は黙っちゃうんですね。あまり言わないんです。でも石原さんは、ちゃんと自分は納得してやりたいと丁寧に監督にもぶつける。物を作っている現場にいると見てわかるので、それがすごくうれしい」と率直な感想を話した。「やっぱりものづくりっていいなって思いますね。石原さんがもも役で楽しみだし、うれしい」と満面の笑みを広げた。記者会見には、そのほか、芳根京子、千葉雄大、戸田菜穂、小日向文世が出席した。ドラマ「高嶺の花」は7月11日(水)より毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送、初回10分拡大。(cinamacafe.net)
2018年07月03日長澤まさみ、東出昌大、小日向文世がコンフィデンスマン(信用詐欺師)を好演して大きな話題となったドラマ「コンフィデンスマンJP」のBlu-ray&DVDが、9月19日(水)に発売されることが決定。主演3人のコメントも緊急で到着した。本作は、3人のコンフィデンスマン役の長澤さん、東出さん、小日向さんの熱演が話題を集めた、フジテレビの月9ドラマ。3人が壮大で奇想天外な計画で欲望にまみれた人間たちから大金をだましとるという痛快な物語だ。ありとあらゆる業界の、さまざまな職業人に扮することが得意なダー子役の長澤さんは、「ストーリーであったり、ダー子・ボクちゃん・リチャードであったり、騙されるターゲットであったり、視聴者であったり、誰かが必ず騙されるところが面白いドラマです!スタッフとキャスト皆が仲良く、とても楽しい現場で、見ている人に少しでも気に入ってもらえるように皆で努力しました。台本を読みながらあんな風にこんな風にとアイデアを考える事がとても楽しかったですし、それを楽しんで頂けた事が嬉しかったです。私もダー子が可愛くて仕方がないです!」とコメントした。小心者でダー子に振り回されているボクちゃん役の東出さんは、「『大体詐欺師なんだから、作品として残るなんてもっての他だろ!』って言ってるボクの話を、リチャードは紅茶すすりながら聞いてんだか聞いてないんだか。ダー子は金になるってはしゃいでるし。『まぁ、いいだろ』って、いたのか!五十嵐!う~ん、まぁいっか。楽しんで下さい」とコメント。そして百戦錬磨のリチャード役の小日向文世さんは、「ダー子、ボクちゃん、リチャード、五十嵐達詐欺師の騙し手口、変装ぶりを思いっきり楽しんでください!1クールのドラマの中でこんなに色んな役を演じたのは初めてでした。毎回シチュエーションが全く変わり、古沢良太ワールド全開です!いや~~大変だった…けど、楽しかった!!」とアピールした。セルの特典映像にはメイキングや副音声企画「五十嵐のスウィートルーム」など盛りだくさんの特典が収録予定。世界が注目する当代随一の脚本家・古沢良太による息をつかせないドラマ展開を充実の特典と満喫して。「コンフィデンスマンJP」Blu-ray&DVDは2018年9月19日(水)よりリリース開始。※レンタル同日開始(text:cinemacafe.net)
2018年06月12日長澤まさみ、東出昌大、小日向文世がスゴ腕“信用詐欺師”に扮し、毎回様々な世界を舞台に壮大なスケールで大金をだましとる「コンフィデンスマンJP」の最終回が6月11日に放送。今回もまさかの“どんでん返し”に視聴者から賞賛の声が届いている。長澤さんが天才的コンフィデンスマン(信用詐欺師)・ダー子を演じ、東出さん演じるボクちゃん、小日向さん演じるリチャードと共に繰り広げてきた物語も今夜で最終回。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。なんと今回はダー子がかつて15億を奪った中国マフィアの親分の息子が復讐のために3人の部屋に乗り込んでくるという展開。詐欺から足を洗って1年、引っ越し屋で働くボクちゃんの部下の青年・鉢巻秀男(佐藤隆太)が実はその息子で、結婚詐欺に遭ったという秀男が書いた犯人の似顔絵がダー子とリチャードにそっくりだったことから、ボクちゃんはダー子たちのホテルの部屋に秀男を上げてしまうのだが、そこに秀男の手下たちが乗り込んでくる。父の仇を討とうとする秀男はリチャード、ボクちゃん、ダー子それぞれを個別に尋問、そのなかで3人の本当の名や過去が語られていく…というストーリー。今回は物語がダー子たちの部屋だけで繰り広げられたのだが、これに「「キサラギ」ばりのワンシチュエーションサスペンス!」「最終回にまさかの密室劇もってくるセンスさすがです。キサラギか!?」など映画『キサラギ』を連想したという声が多数。その後、3人は預金を全て秀男の口座に送金、さらに秀男は3人を撃って意気揚々とホテルを後にするのだが、実は秀男の復讐計画をダー子は事前に知っており、3人の過去も作り話。銃もすり替えられたもの。しかもラストでは最終回が第1話「ゴッドファーザー編」につながる“0話”であることまで判明。「これ0話かー」「今日のコンフィデンスマンJPは見てる方も騙された」「最終回最高すぎる。こういうすべてが繋がる系だいすき」など、まさかの大大逆転ラストに多くの視聴者が驚いていた様子だった。(笠緒)
2018年06月11日長澤まさみ(31)主演のフジテレビ系月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」が映画化されると、4日放送の第9話の最後に発表された。 同ドラマは信用詐欺師のダー子(長澤)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が壮大かつ奇想天外な計画で大金をだましとる痛快コメディー作品。脚本は「リーガルハイ」シリーズで知られる古沢良太氏(44)が手がけたオリジナル作品だ。 「低迷続きの月9だけに、古沢氏の手腕にフジの幹部も期待していました。しかし視聴率は第8話まで初回の9.4%が最高で、2ケタ超えならず。ところが長澤さんのコスプレや副音声の放送、毎回名作アニメやドラマのセリフを登場させるなどしてネット上で話題になっています。もともと映画化ありきだったので発表タイミングを待っていたようですが、第9話視聴率はこれまで最高の9.5%。映画化に勢いをつけるためにも、11日放送の最終回は2ケタを超えたいところです」(芸能記者) とはいえ、同ドラマの映画化はなかなかの賭けになりそうだというのだ。 「ここ数年フジのドラマで映画化したのは『昼顔』『信長協奏曲』、そして公開を控えた『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』など。いずれもドラマが当たったものばかりで映画もヒットしました。『コンフィデンスマンJP』は決してドラマとして当たったとはいえません。もしそれで映画が当たれば、“下剋上”ともいえる快挙。今後、ドラマを映画化しやすくなるでしょう」(映画業界関係者) いろんな意味で「コンフィデンスマンJP」の映画版が期待されそうだ。
2018年06月05日石原さとみ主演、野島伸司脚本で、7月からスタートする日本テレビ系水曜ドラマ「高嶺の花」に、芳根京子、千葉雄大が出演することが明らかとなった。併せて、追加キャストからのコメントも到着した。■ストーリー華やかな世界に生きる主人公の名門華道家・月島もも(石原さとみ)。ももは、式当日に婚約者の二股交際が発覚、結婚が破談となり、心に大きな傷を負う。しかし、商店街の自転車店主・風間直人(峯田和伸)と偶然出会い、まさかの「運命の恋」に落ちてゆく――。■後継争いで石原さとみと芳根京子が対立!? ほかにも豪華キャストが集結今回、新たに発表になったのは、月島流本家の次女で、ももの異母妹・月島なな役に芳根京子。圧倒的な才能を持つ姉を大いに慕い、素直に敬意を表する心優しい妹だが、やがて家元の地位をめぐる後継争いに巻き込まれ、華道家としての自尊心や新興華道家・宇都宮龍一への恋心が生まれることで、姉・ももを追い詰める存在へと反転していくという役どころを演じる。そして、新興流派『宇都宮龍彗会』を率い、華道界を席巻しつつあるクールなイケメン華道家・宇都宮龍一役に千葉雄大。月島流の乗っ取りを企て、直人と心を通わせていくももに近づき、同時に、ななの心をもざわつかせていく、一癖も二癖もある男を演じる。さらに、長い病床生活のうえ亡くなった直人の母・風間節子役に十朱幸代、月島家のリムジンを操るお抱え運転手・高井雄一役に升毅、月島流家元である市松の妻で、ももにとっては血の繋がらない継母・月島ルリ子役に戸田菜穂、日本華道界の名門『月島流』の家元で、ももとなな姉妹の父・月島市松役に小日向文世ほか、豪華キャストが続々決定。石原さん、峯田さんの脇をしっかり支え、重厚な演技を見せてくれそうだ。■芳根京子、千葉雄大からもコメントが到着芳根京子(月島なな役)石原さんの妹役をやらせてもらえるという事で、緊張と喜びが爆発しております。はじめてお会いした石原さんは、すごくあたたかくてパワフルな方で、ななとしても私自身としてもご一緒できるのがすごく心強いです。せっかくいただいたこのチャンスにしがみついて、少しでも近くで背中を追いかけていきたいです。今回野島さんが、私をイメージして月島ななという女の子を描いてくださったと聞きました。家族の複雑な関係、そして華道の家元の娘という環境の中、真っ直ぐに育った、真っ直ぐに育ってしまったななと、いろんな景色を見ながら成長していきたいと思います。千葉雄大(宇都宮龍一役)僕が演じる宇都宮龍一はすごく興味深い人物で、演じさせていただけることを本当に嬉しく思います。自分の中で挑戦ではありますが、役柄同様、虎視眈々と高みを目指したいと思います。主演の石原さとみさんとは、以前共演させていただいたことがあるのですが、また何年ぶりかでご一緒させていただけるのでとても楽しみです。作品ごとに違った印象になられるので尊敬しております。そして、お着物がとってもお似合いになるなと頬を赤らめました。また、脚本の野島伸司さんは過去の作品を拝見していたので、なんだか不思議な気持ちです。血の通った龍一という人間を精一杯演じさせていただきたいと思いますが、武者震い致します。僕も一個人として早く続きが読みたいので、皆様にも早く次のお話が観たいと思ってもらえるような作品になるよう力を尽くしたいと思います。水曜ドラマ「高嶺の花」は7月より毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月02日長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる「コンフィデンスマンJP」。このほど、6月4日(月)放送の第9話のゲストとして、小池徹平と卓球選手の平野美宇が出演することが分かった。■小池徹平演じるスポーツ大好き、成り上がりIT社長が次のターゲット第9話ゲストの小池徹平が演じるのは、人気アプリ「モスモス」の開発によって、億万長者となった若きIT社長・桂公彦(かつら・きみひこ)。桂は、大のスポーツ好きのようで、野球やサッカーなど、これまでさまざまなプロスポーツクラブを買収してきた。しかし、高額年俸選手の解雇や、コーチ陣の入れ替えなどを独断で行い、その横暴な現場介入ぶりからチームやファンとの衝突が絶えない。また、所属選手に対して「お前ら、俺の持ち物なんだよ」などの暴言を吐くことでも有名で、それによってチームが崩壊し、立て直しが困難になると放り出すことを繰り返している。今回は、ダー子たち(長澤さん)の仲間・ちょび髭(瀧川英次)が応援していたチームを桂にボロボロにされたと、ダー子たちに怒りまじりに訴え、彼らは桂を次のターゲットに定める。最近、桂は卓球バーが行きつけという情報をつかんだダー子は、彼が次に目を付けるのはプロ化目前の卓球だと推測。ダー子は、有力選手・鴨井ミワ(平野美宇)が所属する強豪卓球チーム・東京ジェッツが、さらに強力な中国人選手の招聘に成功したというプランを思いつき、自分は元・中国ナショナルチームの楊珊珊(やん・しゃんしゃん)、ボクちゃん(東出さん)は張彬彬(ちゃん・びんびん)となって、桂に買収話を売り込む。しかし、なぜか桂は、この話には乗ってこない!?情報収集を続けていた五十嵐(小手伸也)によれば、どうやら桂はプロバスケットボールチームを狙っているとのこと。そこでダー子は、ホームレス同様の生活を送っていた元日本代表候補の半原敦(和田聰宏)や、街中で見つけた素人外国人らを巻き込み、架空のバスケチーム「熱海チーターズ」を結成する…!この第9話「スポーツ編」には、小池さん以外にも、和田聰宏ら多くのゲストが出演。特に注目なのは、日本を代表する卓球選手の平野美宇(18歳)。今回がドラマ初出演で、演技初挑戦となる。また、今回、長澤さんはドラマ内でラップを披露するらしく、こちらも見逃せない!■小池徹平「ちょっと“こチャラい感”を出すように」フジテレビの連続ドラマには「医龍4」(2014年1月クール)以来、4年ぶりの出演となる小池さんは「むちゃくちゃ久しぶりですよ(笑)」とうれしそう。脚本について「読みながら笑ってました(笑)。いい意味でけっこうふざけていて(笑)」と語り、「“月9”って最初に聞いたとき、恋愛っぽい話なのかなって思って読んでたら、全然違っていて。すごく気持ちのいい終わり方だし、読みやすいのに、とても読み応えがありました」とコメント。今回演じるのは、あらゆるプロチームを買収しまくるスポーツ好きのIT社長。「おそらく僕のイメージにあまりない役どころなので、“悪いヤツをやるんだな”ということで楽しみにしていただけたらと思います」と期待を込めてアピールする。演じる桂公彦というキャラクターについては、「最初はずっと嫌なヤツに描かれてて、でも嫌なヤツだけで終わってしまうのではなく、なぜそうなってしまったのかということがちゃんと描かれています」と語り、「監督ともずっと話していたんですけど、頭がいい人に見せたいというのがあって、早口でしゃべったりとか、嫌なヤツなんだけど、それをあからさまには見せないで、雰囲気やしゃべり方などでそう感じさせるような役作りを意識しました」と言及、「普通すぎても面白くないので、ちょっと“こチャラい感”を出すようにしました」と、渾身の(?)役づくりを明かしている。また、共演の長澤さんとはミュージカル「キャバレー」(2017年1月)以来、約1年ぶりの共演「何も変わらないですよ、あの子は(笑)。本当に取っつきやすいです。僕は現場にいる彼女がすごく好きで、いつもみんなのことを気にかけてくれて、空気がフワッと和らぐんですよ。芝居でも今回のダー子が扮するキャラはいい意味でふざけてくれているし、面白くてお芝居中に笑いそうになったりもしました。本当に相変わらずで、すごくやりやすい人ですね」と厚い信頼を寄せている様子だ。■今夜放送の第8話は…長澤まさみvs“美のカリスマ”りょうターゲットは、元モデルで女医の美濃部ミカ(りょう)。以前、リチャードは福田ほのか(堀川杏美)が経営しているメンズエステ店に通っていた。だが、店を畳んでミカの会社に転職したほのかは、ミカから酷いパワハラを受け続けたことが原因で心身ともに病み、退職に追い込まれてしまったという。ほのかは、弁護士を名乗っていたリチャードに、ミカの暴言を録音したボイスレコーダーを託し、謝罪と慰謝料を求めていた。そのミカは、美容整形クリニックを開業後、「ミカアスレチック」「ミカフーズ」「ミカサロン」などさまざまな事業を立ち上げて成功を収めた総合商社「ミカブランド」の代表。モデル時代に結婚、二児を設けるも離婚。事業で成功してからは育児もシッター任せにしていた。毎年、ミス・ミカブランドコンテストを主催していたが、一番目立っているのは優勝者ではなく審査委員長のミカ自身という出たがりぶり。リチャードは、ダー子のデリカシーのない発言に憤慨し、ボクちゃんと2人で騙そうとするが、ミカはボクちゃんが考えた作戦には興味を示さない。そこでダー子は、フランスの老舗高級ブランドのお家騒動を利用してミカに近づこうとするが…。「コンフィデンスマンJP」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2018年05月28日2009年の『ヘンリー六世』に始まり、『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と鵜山仁の演出で、浦井健治、岡本健一らを迎えシェイクスピアの歴史劇を上演してきた新国立劇場。その集大成とも言える『ヘンリー五世』がまもなく幕を開ける。【チケット情報はこちら】前作『ヘンリー四世』(2016年)では、浦井はハル王子として、放蕩三昧の暮らしを送ったかと思えば、あっさり悪い仲間たちと手を切り、戴冠しヘンリー五世に即位した。本作では冒頭から、王子時代の若気など一切感じさせぬ、怜悧かつ威厳に溢れた王の姿を体現。ハル王子時代はヘッドフォンを首から下げ、ハイテンションの芝居が印象的だったが、今回は王冠に王笏、ローブという“王道”スタイルで、目は据わり、セリフ回しにもどっしりと重みが感じられる。仏王の挑発を落ち着いて受け止め、裏切り者の諸侯を苛烈に処断し、戦争となれば、先頭に立って躍動し、勇ましく兵たちを率いていく。『ヘンリー四世』でタイトルロール、つまりハル王子の父親を演じたのは、昨年、急逝した中嶋しゅう。演出の鵜山は「このシリーズはいわば、浦井健治がいろんなものを食べて、成長していくという話。しゅうさんのことも含めて、いろんな“エコー”を背負って、吸収し、変化していくのを感じる」と浦井が背負うドラマに言及する。そんな王が象徴する「国家」と相反する「個」を象徴する存在として描かれるのが、王にとっては王子時代の悪友であるピストル。前作に続き、岡本が演じているが、こちらは子どもがそのまま大きくなったかのような悪童ぶり。言葉遣いは乱暴で酒好き。欲張りで器が小っちゃく、勇ましいことは言いつつも戦には及び腰、しかし仲間の命のために奔走する情の厚さも持つ男を岡本は人間臭く、魅力的に演じている。鵜山はこのピストルを「大義名分よりも個の幸せや欲望。大陸を巻き込んだグローバルに対するローカルを象徴している」と評す。浦井と岡本は過去のシリーズでは、様々な関係性で一騎打ちを見せてきたが、本作では直接やりあうシーンはない。後半、ふたりが顔を合わせるシーンでは、ピストルは目の前の相手が王でかつての悪友であることを認識せぬまま、王に対する評価を口にする。「直接、ぶつからないのが厄介(笑)。このすれ違いを掘り下げていくと何か見えるんじゃないか」(鵜山)。もうひとり、物語…というよりも歴史の歯車を大きく回すことになるのが、中嶋朋子が演じるフランス王女でヘンリー五世に嫁ぐことになるキャサリン。英語の会話もままならぬ状態で、“戦果”として英国に渡ることになるが、彼女の存在が『ヘンリー六世』、そして『リチャード三世』へと繋がっていくことを想像しながら見ていると、英語を必死で練習し、片言で受け答えをするコミカルなやり取りがどこか恐ろしく感じられる。『ヘンリー五世』は5月17日(木)より東京・新国立劇場中劇場で上演。取材・文・撮影:黒豆直樹
2018年05月16日長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が出演する月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」。この度、5月21日(月)放送の第7話に、竜雷太、岡田義徳、桜井ユキ、中尾明慶、前田敦子らがゲスト出演することが明らかに。あわせて、14日放送の第6話の場面写真「今週のダー子」も公開された。長澤さん演じるダー子らが、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる様子を描いていく本作。第7話では、とある“経済ヤクザ”の資産をダー子らが狙う「家族編」が展開。今回ゲストで登場する竜雷太が演じるのが、そんな若いころは違法すれすれの株式操作で荒稼ぎした経済ヤクザで、現在闘病中の与論要造だ。ダー子とボクちゃん(東出さん)は、リチャード(小日向さん)の知り合いで服役中の矢島理花(佐津川愛美)が資産家の末娘…そう、与論の娘だと知る。理花は、与論が愛人に産ませた子どもだったため、母親や兄姉からひどい苛めを受けていたらしく、10歳のときに与論のもとを離れ、以来18年間一度も連絡を取っていなかったという。そこで、ダー子は理花に成りすまし、与論の10億円の資産を狙うことに。しかし、岡田義徳扮する理花の兄・祐弥、桜井ユキ扮する姉の弥栄は、突然現れたダー子に疑いの目を向け…というあらすじだ。「貴族探偵」以来の月9ドラマ出演となった竜さんは、「他人とでも楽しく生きられるものだということを教えてくれる、新しい“大人の童話”として演じさせてもらいました」と本作に参加した感想を語り、演じた役柄については「このおじさんはとっても好きですね(笑)。こんな生き方がいいですね。なかなかシャレたもんだと思いますよ。私自身、こういうおじさんに憧れます(笑)」とコメント。主演の長澤さんについては、「今回が初共演なのですが、彼女独特の“間”を持っていらっしゃるようで、とても魅力的だと思いました」と話している。また与論役の竜さん、与論の子どもたちを演じる岡田さん、桜井さんのほかにも、第7話では中尾明慶と前田敦子がサプライズ出演!一体どんな役どころで登場するのかは…放送をお楽しみに。「コンフィデンスマンJP」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年05月14日“コンゲーム”を題材に、主演の長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が華やかな世界を舞台に欲望にまみれた人間たちから大金をだましとっていく様子を描く月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」。この度、5月7日(月)放送の第5話のゲストとして、かたせ梨乃、永井大、正名僕蔵、そして山田孝之の出演が明らかになった。第5話は、長澤さん扮する“ダー子”らが野々宮総合病院理事長の野々宮ナンシーを新たなターゲットにして繰り広げられる「スーパードクター編」。今回ゲストとして出演するかたせさんが演じるのは、若いころに芸能界で活躍した元モデルで、開業医と結婚し玉の輿に乗った野々宮ナンシー。夫を亡くした後、野々宮総合病院理事長として病院の経営を引き継ぎ、モデル時代に培った知名度とイメージ戦略で患者を集め、大成功を収めている。そして、同じくゲストの永井さんが演じるのは、野々宮総合病院のスーパードクターとしてメディアにも取り上げられるほど注目を集めているナンシーの息子・新琉。卓越したオペ技術で困難な手術を次々と成功させていたが、しかし実際に手術を行っていたのは、正名さんが演じる田淵安晴。田淵はあまりの理不尽な扱いと薄給に耐えきれず、ほかの病院に移ろうとするのだが、ナンシーがありもしない医療過誤を数々でっち上げ、彼を医学界から締め出してしまうのだ。実は、リチャード(小日向さん)が虫垂炎で入院した際、この田淵に執刀された縁があり、今回ダー子たちはナンシーをターゲットに定める!さらに、サプライズゲストとして長澤さんと『50回目のファーストキス』で共演した山田さんがカメオ出演!物語後半で鍵を握るジョージ松原として登場するという。今回ターゲットになる“悪役”に扮したかたせさんは、「悪いなりに一生懸命生きている人で、彼女はまったく悪いと思っていなくて、一生懸命生きている結果が悪い人になっちゃっただけなんですよね(笑)。“人生一発逆転”でやってきた人です」と役どころについて説明し、主演の長澤さんについては「こういうタッチのドラマの方が彼女には近い感じがします。楽しんで演じていらっしゃるのが伝わってきました」と共演した感想を明かしている。また、4月30日(月)放送の第4話の場面写真「今週のダー子」も公開!いずれもターゲット役の佐野史郎を騙すために、中国の国民的女優マギー・リンに扮装したダー子の姿となっている。「コンフィデンスマンJP」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年04月30日●『あの夏、いちばん静かな海。』抜てき秘話昨年10月から11月にかけて、「暴走の黒幕」と題して映画『アウトレイジ 最終章』スタッフ5名のインタビューを掲載した(第1回:監督・北野武第2回:プロデューサー・森昌行第3回:音楽・鈴木慶一第4回:美術・磯田典宏第5回:チーフ助監督・稲葉博文)反響が大きかったため、同作のDVD・Blu-rayが4月24日に発売されるタイミングに合わせて、新たに3名への追加取材を行なったのだが、ビートたけしがオフィス北野を去ったのは、取材を終えた矢先の出来事だった。北野映画は一体どうなるのか。行く末は不透明なままだが、同作で重責を担ってきたスタッフ2名、役者1名の言葉を、「“北野映画最新作”の証言者」としてここに記録したい。録音・久連石由文氏に続いて2人目は、同作で北野武と共に第41回日本アカデミー賞・優秀編集賞を受賞した太田義則氏。北野監督の3作目『あの夏、いちばん静かな海。』(91)から『アウトレイジ 最終章』まで北野武と16作の編集タッグを組んできたキーマンだ。編集室の中ではどのようなやりとりで作業が進められているのか。メディア初取材の太田氏が27年前まで遡り、北野映画の編集イズムを初めて明かす。○「何を欲しているのか」を常に意識――北野武監督とは約27年の付き合いになるそうですね。そうですね。北野監督の1本目『その男、凶暴につき』(89)、2本目『3-4×10月』(90)までは別の方だったんですが、『あの夏、いちばん静かな海。』(91)から今のスタイルで監督と一緒に編集を担当しています。――最初にオファーされた時、率直にどう思われましたか?自分にできるのか(笑)。最初にお会いしたのは、確か東宝の会議室だったと思います。そこで衣裳の打ち合わせをしていると聞いて、あいさつをしに行くことに。――そこでの会話は覚えてますか?「やぁ」で終わりでした(笑)。監督が取り込み中ということもありましたが、たぶん時間がある時でもそのような感じだったんじゃないかと思います。というのも、その頃の監督は、まだ映画スタッフに慣れてない頃。そもそも監督は人見知りですからね。――一緒に作業をしていくと、そのあたりの距離も縮まっていきそうですね。いまだに考えていることは分からないです(笑)。――そうですか(笑)。第41回日本アカデミー賞で北野監督と共に優秀編集賞を受賞されました。おめでとうございます。受賞コメント「毎作品違う監督と作業しているようで、今作も混乱と新鮮な驚きの編集作業の日々でした」がとても印象的でした。作品ごとにどのような違いがあるんですか?えーっと……やる気(笑)? ものすごくテンションが乗っている時もありますし、作ろうとするものの違いもあります。だから、作品とは別に「対監督」として、「何を欲しているのか」をいつも意識するようにしています。○北野流の編集用語が増えていく――以前、北野監督を取材した時、「編集が一番楽しい」とおっしゃっていました。どのような分担で作業しているんですか?基本的にはずっと同じで、素材を見ながら監督が選んでいきます。現場ではカットナンバーが振ってありますが、それは撮影順の番号で、編集する順番ではないんですよね。監督の「こっちからいきたい」とか「ここからこのセリフを使って、返しの顔をこれにしたい」とか、そういう意向に従って作業を進めます。あとは監督が望むリズム、セリフの間でつないで。――16作品を共にして、よりスムーズになっていくものですか?そうですね。一番最初の作品でも、「目を動かすところからはじめて、終わったら止めて」みたいな指示で。「止めて」は「そこでカット」という意味です。監督ならではの用語も徐々に覚えていきました(笑)。例えば、「ストップモーション」「スローモーション」「オーバーラップ」のような編集用語も最初の頃の監督は使っていなくて、「止めて」が、ある時は「そこで切る」、ある時は「ストップモーション」の意味だったり。そのあたりの違いは自然と読み取っていきました。フィルムからデジタルになっても、監督が指示したものをすぐに形にするのを目標にしています。やっぱり監督は忙しい方ですから何度も試行錯誤できないので、その「1回でベストを目指す」のはすごく緊張します。監督がおっしゃったとおりにつないで微調整せずにそのまま公開になったこともありました。もちろん、これまで直したこともありますが、そこで自分がミスをすると取り返しのつかないことになってしまう、そういう緊張感がいつもあります。●『龍三と七人の子分たち』で驚きの要望○『ビヨンド』に潜む『キッズ・リターン』の色――「緊張感」は北野組の柱となっているように感じます。取材をすると、みなさん口をそろえておっしゃいます。監督は基本的に自分のペースなんですが、指示されたものをお見せる時が一番緊張します。構成を頭の中で考えていらっしゃって、素材を見ないで10カット~20カットの指示をされるので、それを記憶に留めながらつないで。つないだものをご覧になった時の判断は速いです。――そういえば、北野監督は、『アウトレイジ ビヨンド』で大友(ビートたけし)が片岡(小日向文世)にボディを入れるシーンの編集がうまくいったとおっしゃっていました。ボクシング経験者ですからね。「あのカウンターはすごく良い演出をした」と喜んでいらっしゃいました(笑)。いつもアクションカットの編集はそこまで意識されないんですが、そこは特にこだわっていらして。その時にふと思ったのは、『キッズ・リターン』(96)のボディブローのタイミングに似ているような気がして。過去の作品が今も生きているんだなと思いました。○事前の話し合いはしない――「アウトレイジ」シリーズで編集の違いはあるんですか?まず、『アウトレイジ』でセリフの応酬のタイミングが形作られて、『ビヨンド』ではさらにセリフが増えて間が被さるように。山王会と花菱会のやりとりは重なって、重なって、でも会話は続くようなつなぎ方です。『最終章』は大友の心情も含めてそこがとかれていったというか、そういう演出はしてないんですが、瞬発力があって速い部分もありつつ、大友が時代を経ての老いというかちょっとの間の遅れがありました。はっきりとは意識してないんですが。――そういうところは事前に話し合ったりするものですか?いいえ、全くないです(笑)。いつもやりながら。台本をもとに考えることもなく、撮り終えたお芝居の素材を見て判断していらっしゃるんだと思います。それに従ってつないで、監督にお見せしていく流れです。『ビヨンド』で木村(中野英雄)が自分の小指を噛み切るシーンがありますが、そこは会話が重なるような雰囲気を望んでいらっしゃるような気がしたので、そこも意識しながら進めました。○「お久しぶりです」「じゃあ、やろうか」――ほとんど現場での作業なんですね。一切事前に準備ができないわけですから、それも不安や緊張に。そうですね。編集室に入って、いつも何年かぶりに会って(笑)。毎回、「お久しぶりです」からはじまって、「じゃあ、やろうか」。これは初めての時も同じでした。関係性は、今もほぼ変わらずです。――監督の「太田さん、おめでとう。編集を一緒に組んでもう約27年ですね。思い返すと一緒に長くやってきましたね。色々ありました」(アカデミー賞の受賞コメント)。「色々」と聞いて思い出されることはありますか。いや、特には(笑)。ご自身も受賞されているのに、「おめでとうございます」って他人事みたいですね(笑)。――太田さんのコメントにあった「今作も混乱と驚きの編集作業の日々」。どのようなことが起こった時に「混乱」するんですか?たとえば……『龍三と七人の子分たち』(15)の時、「全編に日本語字幕をつけたい」とおっしゃったんです。意味分かりますか?――いえ、どういうことですか?もちろんセリフはすべて日本語なんですが、バラエティ番組にテロップが出ますよね? あれをつけたものを見てみたいという意味だったんです。1週間時間をもらって、編集室ですべてに日本語字幕をつけてご覧頂きました。10分ぐらいのチェックで「疲れちゃうね(笑)」。結局、ナシになりました(笑)。洋画で字幕には慣れているはずなんですが、理解できない言葉をつなぐものじゃないと確かに疲れると感じました。ラッシュ(試写)の1週間ぐらい前の出来事でした(笑)。●『キッズ・リターン』幻のシーン――監督のひらめきや疑問を解消できたという意味では、たとえボツになっても編集としては「前進」ですね。そうですね。監督が思い浮かべたことを「やってみせる」のが仕事なので。『あの夏、いちばん静かな海。』(91)で初めて就いた時、ベテランのスクリプターさんが監督のサポートをしていたんですが、その方からは「動きがつながらなくてもやってみせてほしい」「ダメと言わないで」と言われました。それまではベテランの方が編集をされていて、監督のアイデアを「映画的にそれはない」「うまくいかない」みたいに却下することもあったそうです。監督はやってみたいことができなかった。だから、当時そこまで経験のない自分を指名されたんだと思います。『HANA-BI』(98)でも間に絵が入りますが、できあがったものを観ると面白いですよね。スクリーンを通して全体から観るとそれがよく感じられるので、とにかく「やってみせる」はとても大切なことです。――「アウトレイジ」シリーズでそういうことはあったんですか?実は、『最終章』の序盤に西野(西田敏行)と中田(塩見三省)が料亭で密談するシーンがありました。その掛け合いがすごく面白かったんですね。怒鳴り合いまではいかないんですが、探り合いながら互いの野心が見え隠れして。それが丸々カットされてました。全体のバランスを見た上で、関西・花菱会のイメージが強くなったからそのように判断されたのかもしれません。○撮影現場にあえて行かないワケ――北野監督はあらゆる面で”引き算”的な思考をされるみたいですが、それは編集においても。そうですね。最初の頃は、台本がどんどん変わっていました。ある役者さんが良い演技をすると次の撮影までに結末が変更されたりすることもあって、撮影内容が変わることも多かったです。ファーストシーンから順番に撮って、編集したものを見てからスタッフに変更点を伝えて、翌週のロケが組まれていました。監督が映画の撮影に慣れていったこともあると思いますが、次第にすべてを撮り終えてからまとめて編集するようになりました。大杉漣さんもお芝居が良くて、登場シーンが増えていった方です。『TAKESHIS’』(05)は、構成をかなり変えた作品でした。つなぎながら撮って、それを前や後ろに持っていったり。ストーリーというより、どのような作品にするのかという点ですごく迷われていたような記憶があります。『みんな~やってるか!』(95)、『TAKESHIS’』、『監督・ばんざい!』(07)は特にそのような変更が多かった作品でした。――先ほど大杉漣さんのお話が出ましたが、直接会われたことはありますか?いえ、ありません。現場に行くこともほぼありませんし、現場の大変なところも見ないようにしています。やっぱり、大変な部分を見てしまうと、編集でカットする時に心が痛くなりますから。編集で完成したものを自分の中でのベストにしたい。ただ、『BROTHER』(01)はロサンゼルスの撮影だったので、そこに機材を持ち込んで作業することになって、現地のアシスタントの子が「現場を見たい」というので渋々連れて行ったことはありました(笑)。○北野武とのかけがえのない距離感――あえて行かない理由がよく分かりました(笑)。編集という仕事の醍醐味は何ですか?そうですね……「アウトレイジ」シリーズ以外もそうなんですけど、「幻のバージョン」を自分だけ観られるのはすごく幸せなことです。『キッズ・リターン』も最初は2時間半ぐらいのバージョンがあって、それはロードワークとかスパーリングのシーンが含まれていて、ドキュメンタリータッチですごく良かったんですが、諸事情で2時間になりました。もう二度と観ることのできない幻の『キッズ・リターン』。3分ぐらいのスパーリング、とても迫力がありました。「どこで終わるんだろう?」と思っていたら、ゴングの合図で終わるんですよね。「その時しか観ることのできない」映像は各作品のラッシュの度にあります。しかも、効果音や音楽もついてないので、“素”の状態で役者さんの演技を観ることができる貴重な時間です。――それは特権ですね! うらやましいです。面白い作品だったら幸せなんですが、そうじゃない時は地獄のような時間で(笑)。もちろん、監督の作品じゃないですけど。それから、ラッシュを観る時は編集のことは全部忘れて、「初めて観る」状態を心掛けています。――約30年、毎回「お久しぶり」から作業がスタート。そういう関係性の中で感じる、北野監督の魅力は何でしょうか?そうですね……最初に会ってから今までずっと丁寧で紳士的に接してくだっています。「お前」みたいに呼ばれたこともありませんし、スタッフとして対等に話してくださるというか。その距離感がほぼ変わってないと自分では思っています。作業的に大変な指示をされても、急かされるようなこともありません。――編集室にこもって一緒に作業をしてこられたわけですから、プライベートも共にされるような親密な間柄だと思い込んでいました。やっぱり、慣れは良くないですからね。緊張感の中から良い作品が生まれているので、このままの関係性が良いのかなと思っています。
2018年04月30日4月1日の夜、都内にある焼肉店の前に1台のワンボックスカーが止まった。運転手にうながされて後部座席から出てきたのは、長澤まさみ(30)だった。実はこの日、ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の打ち上げが行われていたのだ。 長澤と東出昌大(30)と小日向文世(64)ら3人の信用詐欺師が日本中の悪徳大富豪たちと頭脳戦を繰り広げ、大金をだまし取る物語。9日に放送がスタートしたばかりだが、その痛快な内容が早くも話題になっている。 だが、打ち上げが行われていたのは放送開始より1週間以上も前だった。いったいなぜなのか。ドラマ関係者が次のように明かす。 「実はドラマスケジュールが前倒しになっていて、すでにすべての撮影が終了しているんです。クランクインは昨年11月で、3月26日にオールアップでした。だから放送開始日よりも先に打ち上げを行うという“異変”が起きたのです」 さらに、前倒しで撮影を終わらせなくてはならない理由がもう1つあった。じつはこのドラマ、すでに映画化が決定しているというのだ。 「映画の撮影はドラマ放送中の6月からで、来年の公開を予定。海外で撮影を行うことも決まっています。長澤さんにとって、主演ドラマの映画化は初めてのケース。彼女も『いまは女優として試されているときなので頑張りたいです!』と意気込んでいますね」(前出・ドラマ関係者) 長澤が月9の主演を務めるのは、じつに11年ぶり。さらに映画化も予定されていることで、プレッシャーも感じているはずだ。打ち上げでも、彼女の本音が垣間見える瞬間もあったという。 「長澤さんは打ち上げで『放送前に撮影が全部終わってホッとしています』と挨拶していました。今回の役どころは中国語や山形弁を喋ったり、変装した職業の専門用語を覚えたりする必要がありました。そのため通常の連ドラよりも、かなり大変だったのです」(ドラマスタッフ) そんな長澤を支えていたのが、ほかならぬ小日向と東出だった。ドラマの公式ツイッターでは2人の誕生日を祝う長澤の姿がアップされていた。そして2人も長澤がナーバスにならないよう、和気あいあいとした空気を作ってくれていたのだ。 「ムードメーカーはいつも小日向さん。いつも長澤さんがタジタジになるような質問をして、それを見ている東出さんが笑うという関係ができあがっていました。3人の仲の良さは、打ち上げでもそれは同じ。小日向さんが飲みすぎて、それを長澤さんが突っ込む。そんな2人を見て、東出さんが爆笑していました。結局、3人は4時間近くも喋りっぱなし。2次会のカラオケにも喜んで参加していましたよ」(前出・ドラマスタッフ) 宴の最後には、「あとは映画に向けてまた頑張ります!」と力強く宣言していたという長澤。早めの打ち上げは、映画に向けての“決起集会”でもあったようだ。
2018年04月11日長澤まさみ主演、“コンゲーム”をテーマにしたこの春の月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」が4月9日からスタート。30分拡大で放送された第1話は江口洋介扮する“ゴッドファーザー”との対決で、何度も繰り返すどんでん返しに視聴者から熱い反応が寄せられている。本作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作品。「コンゲーム」とは信用詐欺のことでこれまでも数々の映画などでテーマになってきたが、今回は主人公のコンフィデンスマン(信用詐欺師)・ダー子を長澤さんが演じ、ダー子が東出昌大演じるボクちゃん、小日向文世演じるリチャードと共に、毎回様々業界の華やかな世界を舞台に壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる物語が展開する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第1話は「ゴッドファーザー編」ということで、15年ぶりの月9出演となる江口洋介が、表向きは慈善団体の高潔な紳士を装いながら、裏ではヤクザの黒幕として暗躍する“日本のゴッドファーザー”、悪徳公益財団「あかぼし」の会長・赤星栄介を演じた。物語は赤星が現金で保有する裏金を海外に持ち出そうとしているとにらんだダー子が壮大なスケールで赤星を騙し、20億もの大金を奪いとるという展開。冒頭では闇カジノのオーナーとして丁半のツボ振りを行ない、その後は赤星を騙すためCA姿で行動する長澤さんには「綺麗な長澤まさみのスタイルとファッション見てるだけでも楽しめるドラマだわ」「いろんなお姿の長澤まさみ様が見られるの最高」「キャビンアテンダント姿美しすぎよ」などの声が。さらに映画『マルサの女』のパロディで“マルサ”姿にも扮した長澤さん。これには「面白いよ!!!このまま突き進んでもらいたい」という反応も寄せられていた。また東出さんには「ほんとにかっこいい」「かわいい」「わざとらしさ感がたまんなくおもろい」などのコメントが。ボクちゃんのキャラクターは視聴者から好感を持って受け止められたようだ。ラストは赤星を騙すために壮大な計画を建てすぎて分け前が小銭程度しかないというオチだったのだが、その壮大でどこまでがウソでどこからが本当なのかわからないダー子の“コンゲーム”には「もはや空港から仕込みとか規模大きすぎでしょwwwwww」など驚きの反応と共に「予算の少ない今、どうやって企画を通したのか実に気になる。」という投稿も。番組終了後には「悪い事を描きながらこんなにもスカッとするドラマはさすが」「早く次の話が観たいよ」という声がタイムラインが溢れかえっていた。(笠緒)
2018年04月09日女優の寺島しのぶの主演舞台『ヘッダ・ガブラー』が、7日に初日を迎えた。会場は東京・Bunkamuraシアターコクーンで、他、小日向文世、水野美紀、池田成志、段田安則らが出演している。『近代演劇の父』と称され、『人形の家』等の代表作でも知られるヘンリック・イプセンの戯曲『ヘッダ・ガブラー』。主人公のヘッダは、発表当時から「悪魔的、破滅的」と形容されてきたという。「将軍の娘」として恵まれた環境に育ち、自由で享楽的なようで、実は臆病で社会の規範から外れることを恐れている。常に何かを渇望しながら、それが何かが自分ではわからず、いつもフラストレーションを抱え、他人が何か「生きがい」や「目的」に目を輝かせるのは面白くなく徹底的に邪魔をする、という主役に寺島が挑む。ヘッダの夫・イェルゲンを小日向、ヘッダの元恋人で、最後には彼女の歪んだ美学に捕われる男・レェーヴボルクを池田、自立を期す女性・エルヴステード夫人を水野、衝撃の結末のカギを握る男・ブラック判事を段田が演じる。演出は栗山民也が務めた。公演は4月7日〜30日。
2018年04月08日主演に長澤まさみを迎え、古沢良太脚本で贈る4月スタートのフジテレビ新月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」。この度、30分拡大スペシャルとなる第1話に、サブゲストとして「ピンク・レディー」未唯mieが登場することが決定。あわせて先日発表されたゲスト江口洋介からコメントが到着した。本作は、長澤さん演じる信用詐欺師のダー子、東出昌大演じるボクちゃん、小日向文世演じるリチャードが、毎回様々な業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で欲望にまみれた人間たちから大金をだましとっていくというストーリー。記念すべき第1話のゲストには、私利私欲にまみれた悪徳公益財団「あかぼし」の会長・赤星栄介役として江口さんが出演。表向きは慈善団体の高潔な紳士を装いながら、裏ではヤクザの黒幕として暗躍し、“日本のゴッドファーザー”とまで呼ばれる男に扮する。撮影に参加した江口さんは、「カメラマンは映画を撮られている方だし、ロケ場所も本格的で、毎日集中して撮影に臨むことができました」とふり返り、「僕もいままで色んな連ドラに出演させていただきましたが、ストーリーの中にダイナミズムというか、うねりが見える脚本だと思いました。それでいてコメディーで、見た人をちゃんと笑わせて、爽快な気持ちにさせるというのは、最近のドラマではあまりない感覚だったので、非常に楽しくやらせてもらいました」とコメント。また、“日本のゴッドファーザー”赤星というキャラクターについては、「“ゴッドファーザー”と言えばやっぱりマーロン・ブランドで、マーロン・ブランドや、(ロバート・)デ・ニーロのようなイメージとかいろいろ考えたんですけどね。でも、実際やってみたら赤星だったという(笑)最初にオファーをいただいたときに、“オーシャンズ11”の(アンディ・)ガルシアのようなイメージと聞いて、見直したんですけど、髪型はオールバックだなとか、スーツはスリーピースだなとか、パーツをスタッフと作っていくうちに、危険な香りもする“金と欲望の男”ができ上がってきたんです」と語っている。そして、本作について、「オリジナル作品で娯楽性が高くて、一方でシリアスな部分もあって、幅広い人が楽しめる作品です。何より新しいですよね」と話す江口さん。「一度見始めたら止まらないジェットコースターのようなドラマで、“金と欲望”というテーマにしても、何歩も先を進んでいて、見てくれた人がどういう風に反応してくれるかが楽しみです。フジの持っている王道のパワーに期待する人もいっぱいいると思うし、そこを裏切らない面白い作品になっていると思います」と期待を寄せている。さらに、物語の冒頭でダー子たち3人の最初の詐欺のターゲットとなるホストクラブオーナー・矢代久美子役として未唯mieさんが登場する。第1話あらすじダー子(長澤まさみ)は、天才的な頭脳と抜群の集中力で、どれほど難解な専門知識も短期間でマスターしてしまうコンフィデンスウーマン=信用詐欺師。高級ホテルのスイートルームに居を構える、破天荒な上に天然で、いい加減なところもある女性だ。そんなダー子と組んでいるのは、お人よしで小心者ゆえにいつもダー子に振り回され、早く詐欺師稼業から足を洗って真っ当に生きたいと願っているボクちゃん(東出昌大)と、超一流の変装技術を持ち、生まれながらの品の良さを生かして相手を騙すリチャード(小日向文世)。ダー子が新たなターゲットとして目を付けたのは、公益財団「あかぼし」の会長・赤星栄介(江口洋介)。表の顔は文化芸術やスポーツの振興、慈善事業に勤しむ名士だが、その裏では経済ヤクザとして暗躍し、日本のゴッドファーザーとも呼ばれる男だった。赤星は何よりも仲間を大切にし、そのファミリーは鉄の結束で結ばれているとも言われていた。ダー子は、国税庁からマークされている赤星が、莫大な現金資産を海外に持ち出そうと目論んでいると推測。貨物船舶の船長に扮したリチャードを赤星に接触させる。ところが、何故かその正体がバレてしまったリチャードは瀕死の重傷を負い、病院に収容されてしまう。詐欺師稼業を止めて一度はダー子のもとを離れていたボクちゃんは、知らせを受けてリチャードの敵を討つと決意。ダー子とともに赤星を騙すための作戦を立てるが…。「コンフィデンスマンJP」は4月9日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送(初回30分拡大スペシャル)。(cinemacafe.net)
2018年04月02日赤塚不二夫の不朽の名作「天才バカボン」実写ドラマ化第3弾が、日本テレビ系の新キャンペーン“ゴールデンまなびウィーク”のスペシャルドラマとしてゴールデンウィークに放送されることが決定。さらにスペシャルゲストとして、俳優・西田敏行が出演することが分かった。「くりぃむしちゅー」上田晋也がバカボンのパパ、松下奈緒がバカボンのママを演じ、初めて実写化されたのが2016年3月の「天才バカボン~家族の絆」。漫画の世界観を忠実に再現しつつ、現代の視聴者にも通じる、実写化ならではの「家族愛」を描いた、笑いあり涙ありのホーム・コメディーとなり、続く昨年の「天才バカボン2」では、バカボン一家の年末年始を描きながら、天才児ハジメちゃんが大活躍するサスペンス的な要素も盛り込んだエンターテインメント・コメディーとなっていた。そしてシリーズ3作目となる今作では、バカボンのパパの母校「バカ田大学」が舞台。パパが学生時代から天才だった秘密が、パパがママと初めて出会った秘密の出来事が。さらに、パパの恩師である紙一重教授との奇妙な研究プロジェクトなどが、次々と明らかになる。また今回は、レレレのおじさん(小日向文世)、おまわりさん(高嶋政伸)、バカボン(オカリナ)など、原作に登場する名物キャラ演じるレギュラー出演者に加え、新たに西田さんがバカ田大学の紙一重教授として登場!紙一重は、人生をかけて「動物とのコミュニケーション方法」を研究している、一風変わった教授。しかし、バカボンのパパが参加することで、その驚きの研究はどんどん進んでいいくのだが…。西田さんは「実は、ドラマの中で飼っている愛犬の名前が“アインシュタイン”という設定なので、自分も急きょアインシュタイン風に変身させていただきました」と明かし、「私は、70歳になるんですが、この年になっても学ぶことは多いです。逆に、私が教えられることはまだ無いように思います。この撮影現場でも、皆さんが、僕に無いものを一杯持っていらっしゃるので、吸い取りたい気持ちです」とコメントしている。そんな西田さんとの共演について上田さんは、「毎回、台本には無いアドリブがあったり、セリフの行間を描くような芝居が入ってきたり、『同じセリフでも、こんな表現方法や伝え方があるんだ!』と学ばせていただいています」と話し、松下さんは「西田敏行さんと作品でご一緒するのは初めてで、とても緊張しました」と感想を述べている。「天才バカボン3」は日本テレビ系「ゴールデンまなびウィーク」のスペシャルドラマとして放送。(cinemacafe.net)
2018年03月30日映画『ルイ14世の死』が、2018年5月26日(土)にシアター・イメージフォーラムほか全国で公開される。『ルイ14世の死』の題材は、フランスの王・ルイ14世。“太陽王”と呼ばれ、豪奢を尽くしてヴェルサイユ宮殿を作った、ルイ14世の最期の数週間を辿る。ゴージャスなヴェルサイユの王の寝室で、衰弱し食欲も失せた王がビスケットを口にしただけで「ブラヴォー!」と叫ぶ、貴族たちの陳腐な空気感を絶妙に描き出している。宮廷の生活を細かく記録したサン=シモン公の『回想録』と廷臣ダンジョーの『覚え書、別名ルイ14世宮廷日誌』をもとに、死にゆく王と、その周りの医師や側近、貴族達を、ドラマチックなクライマックスを排除し、仔細かつ大胆に表現した作品だ。監督は、カタルーニャ出身の異才アルベルト・セラ。風車の出てこないドン・ホーテ物語『騎士の名誉』やカサノバとドラキュラが出会う『私の死の物語』など、古典や歴史上の人物を革新的に描き出し、世界で高く評価されている。また、映画作品以外にも、戯曲の執、舞台の演出、映像によるインスタレーション、パフォーマンスなど幅広い活躍を見せ、「21世紀の前衛」と称されている。18世紀に死を遂げたルイ14世を演じるのは、ヌーヴェルヴァーグの申し子とも呼ばれるジャン=ピエール・レオ。左脚の壊疽から死に向かう王の姿をほぼベッドの上で演じている。【詳細】映画『ルイ14世の死』公開日:2018年5月26日(土)監督:アルベルト・セラ出演:ジャン=ピエール・レオ、パトリック・ダスマサオ、マルク・スジーニ、イレーヌ・シルヴァーニ配給:ムヴィオラ原題:La Mort de Louis XIV©CAPRICCI FILMS,ROSA FILMES,ANDERCRAUN FILMS,BOBI LUX 2016
2018年03月19日4月スタートの長澤まさみ主演新月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」。この度、本作に江口洋介、内村光良、吉瀬美智子の3人がゲスト出演することが明らかになった。本作は、脚本家・古沢良太が描き出す“コンゲーム”を題材にしたオリジナル作品。コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤さん)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が毎回様々業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる物語。■江口洋介、15年ぶりの月9出演!今回ゲスト出演が決定した3人が演じるのは、そんな詐欺のターゲット。まず第1話のゲストは、2003年放送の「東京ラブ・シネマ」以来、15年ぶりの月9出演となる江口洋介。本作では、私利私欲にまみれた悪徳公益財団「あかぼし」の会長・赤星栄介役で出演。表向きは慈善団体の高潔な紳士を装いながら、裏ではヤクザの黒幕として暗躍し、“日本のゴッドファーザー”とまで呼ばれる男だ。江口さんは、「“日本のゴッドファーザー”ということで役を作っていくうちに、このドラマの大きなテーマでもある、危険な香りのする“金と欲望の男”ができ上がりました。一度見始めたら止まらないジェットコースターのようなドラマで、“金と欲望”というテーマにしても、何歩も先を進んでいて、見てくれた人がどういう風に反応してくれるかが楽しみです」とコメント。これまでも共演経験のある長澤さんについては、「最初に会ったときは、すごく物静かな子だなと思いましたが、彼女がどんどん成長していく過程も見ていましたし、今回もとても楽しみにしていました。このドラマは彼女の持っているちょっと“飛んでる”部分がすごく出ていると思います」と話している。■内村光良、長澤まさみと「いい思い出を作ることが出来ました(笑)」また2話以降では、内村光良が出演。昨年の「紅白歌合戦」での司会も記憶に新しく、今回スペシャルドラマ「一瞬の風になれ」以来10年ぶりのフジテレビドラマ出演となる内村さんが演じるのは、自治体に町おこしプロジェクトを持ちかけ安く土地を購入しながら、業者と結託してはすぐに転売し、私腹を肥やす悪徳コンサルタント。内村さんは、「久々の悪役なんで、ちょっといつもの私と違う面を楽しんでいただければと思います。悪人が最後はやられちゃう爽快感があります」とアピールし、ドラマでは初の共演となる長澤さんについては「いい思い出を作ることが出来ました(笑)いっしょにお芝居ができて良かったです。もう最初から圧倒的なオーラと華のある人で、今回、間近で見られて良かったです(笑)瞬時の(芝居の)スイッチの入れ方が、やっぱりすごいなと。特にコメディーなので、早口でまくし立てるところとか大変だったと思うし、あのパワーの入れ方が、“おお、すげえな”と、改めて圧倒されました」と共演した感想を述べている。■吉瀬美智子、「“ドSキャラ”タイプの役は初めて」そして、吉瀬美智子も2話以降に登場。「オトナ女子」「セシルのもくろみ」などフジテレビの連続ドラマには欠かせない存在となり、4月スタートの「シグナル 長期未解決事件捜査班」にも出演が決定している吉瀬さんは、収賄、談合、地上げ…あらゆる手を使ってこの国の観光業界を牛耳ろうとするリゾート会社の女社長を演じる。吉瀬さんは、「こういったいわゆる“ドSキャラ”タイプの役は初めてで、振り切れる演技が出来るので、演じていても楽しかったです。今回は大胆に自分をさらけ出すというか、怒り狂ったりもしますし、躊躇せずに楽しく演じさせていただきました。衣装もかなり派手ですし、絶対に普段の私は着ないであろう柄のものをあえて選んで着てみました。いままでに見たことのないような作品になると思っています」とこれまでの吉瀬さんとはまた違った一面が見られそう。さらに、長澤さんについては、「本当に面白いお芝居をされる方でした。撮影の最初は、笑いそうになってしまいました(笑)それでいて素の感じはすごくかわいいし、とても雰囲気が良い方なので共演していてすごく楽しかったです」と印象を明かしている。「コンフィデンスマンJP」は4月9日(月)より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送(初回30分拡大スペシャル)。(cinemacafe.net)
2018年03月12日3月30日(金)夜9時は、竹野内豊主演で贈るテレビ東京春の開局記念ドラマ「ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実」を放送。この度、本作に3年ぶりのドラマ出演となる上戸彩が出演することが決定。竹野内さんと7年ぶりの共演となる上戸さんは、「毎日楽しく演じることができました。シリーズ化を狙っています(笑)」とコメントしている。■本城雅人作品、初の映像化!竹野内豊×上戸彩の豪華2ショット実現!本城雅人の「ミッドナイト・ジャーナル」を原作に描く本作は、竹野内さん演じる妻を亡くし子どもと離れて暮らすことになってしまった仕事命の不器用な男、新聞記者・関口豪太郎が主人公。誤報を打ち左遷された事件記者たちが、7年越しで未解決連続誘拐殺人事件の犯人を追い詰めるため、新聞社内の軋轢や警察との葛藤を乗り越え、真実を求めて奮闘するヒューマンサスペンスだ。今回出演が発表された上戸さんが演じるのは、豪太郎に心を寄せ、共に連続誘拐殺人事件を追うマドンナ、新聞記者・藤瀬祐里。2人は真実に近づき、「誤報コンビ」と言われた汚名を返上することができるのか…。■上戸彩「“社会派の作品に出たい”と思っていた」本作への出演決定にあたり上戸さんは、「色々な作品を見たり、読んだりしている中で『社会派の作品に出たい』と思っていたのでお話をいただいたときは『やった!』と思いました」と心境を明かし、「私が演じた祐里はとても心があったかい女性だなと感じたので、その部分を大切に演じました。また、竹野内さんが主演ということで喜んでやらせていただきたいと思いました。新聞記者役は初めてでしたが、新聞記者の方々は責任を持って取材し、多くの読者の方に届ける。それはとても大変なことなんだと思いました」とコメント。さらに、「映画を撮影しているスタッフさんが集結しているというのもありますが、ドラマという枠を超えた、とてもクオリティの高い作品に仕上がっています。ぜひ多くの方にご覧いただきたいです」とアピールしている。なお、本作には竹野内さんと上戸さん2人のほかにも、寛一郎、徳重聡、松尾諭、水沢エレナ、升毅、松重豊らが出演している。■ストーリー「被害者の女児は死亡」――中央新聞の記者・関口豪太郎(竹野内豊)と藤瀬祐里(上戸彩)は、世間を震撼させた連続誘拐殺人事件で世紀の大誤報を打ち、豪太郎は支社に左遷され、祐里は遊軍にされてしまった。凶悪事件から7年。誤報の責任を負わされた豪太郎は、各地を転々としていた。いまは須賀誠(升毅)らが在籍するさいたま支局で、「読者が望んでいるのは真実をより早く、正しく伝えること。それがジャーナルだ」という口癖で新人記者・岡田昇太(寛一郎)を叱責しながら、粛々と事件を追い続ける毎日だった。そんな折、女児が誘拐される事件が2件発生。岡田の調べで判明したある事実に、豪太郎は7年前の連続誘拐殺人事件との関連性を疑う。事件当時、豪太郎たちは「犯人2人説」を主張していた。「事件にはやはり共犯者がいて、7年前に逃げきった共犯者が、今回、再び事件を起こしているのではないだろうか…」。事件は解決していない。そう思った豪太郎は本社社会部部長となった元上司の外山義柾(木下ほうか)に連絡し、本社からさいたま支局への応援要請をするが、取り合ってもらえない。豪太郎の過去を知る本社の辻本剛志(徳重聡)、井上美沙(水沢エレナ)、加藤拓三(松尾諭)らも応援に行きたがらない。手を挙げたのは遊軍記者となっていた祐里だけだった。地道な取材を続ける豪太郎、岡田に祐里も合流。祐里は元東都新聞記者で、3年前に中央新聞へ転職した警察庁担当・二階堂實(小日向文世)に話を聞きに行く。だが7年前との関連性を否定されてしまう。一方、豪太郎は情報を得るべく、埼玉県警管理官・山上光顕(松重豊)の自宅へ通いつめていた。その甲斐あって、足立区で第3の誘拐事件が起きたことを知る。また一方、本社社会部の外山や記者たちから目に見えない圧力を受ける祐里だったが、豪太郎の言葉に引っ張られ、調査を続ける…。テレビ東京春の開局記念ドラマ「ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実」は3月30日(金)21時~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月02日「放送は4月からですが、撮影は昨年11月から始まっています。3月中旬までに撮り終える予定です。局としてもこの作品にかなり力を入れていて、『視聴率は最低10%以上』というのが至上命題になっています」(テレビ局関係者) 4月クールの月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)で4年半ぶりの連ドラ主演をつとめる長澤まさみ(30)。月9主演は実に、11年ぶりとなる。 物語の中心となるのは長澤と東出昌大(30)、小日向文世(64)が演じる3人の信用詐欺師たち。彼らが日本中の悪徳大富豪と高度な頭脳戦を繰り広げて大金をだまし取る、コメディ色の強いエンターテインメント作品だ。 その撮影が2月1日、千葉県内の山奥にある自動車工場で行われていた。この日の現場は気温2度。降り出した小雨が、深夜には雪に変わる寒い日だった。都心から車で1時間半かかるこの現場、いちばん乗りしたのは長澤だ。 時計の針は、午前7時半すぎ。まだ眠いようで、目のまわりをこすっている。冷え込む空気のなか吐く息が白くなるが、彼女は笑顔でスタッフに挨拶していた。 「外でのロケが多いので、体調を崩す人が増えています。そんななか、長澤さんは『体調維持の秘訣は食べること』と言って、スタッフを激励しています。そのほか、現場でもヘアメークやスタイリストの女性たちと『これ、おいしい!最新のやつだ!』と言いながらお菓子を食べていますね。ああいった女子トークも、長澤さん流の“座長としての気配り”なんでしょう」(ドラマ関係者) ドラマの公式ツイッターやインスタグラムでも、小日向や東出の誕生日を祝う写真が公開されている。いっしょにケーキを囲んでいる長澤の笑顔を見れば、スタッフや共演者たちとのチームワークの良さは一目瞭然だ。 月9主演で、しかも信用詐欺師という難しい役を与えられた長澤。当然、大きなプレッシャーを感じていることだろう。しかし、彼女は率先して現場を盛り立てているという。 「長澤さんはいろいろな職業に変装する役柄なので、特に台詞が多いんです。専門用語も多くて、自宅で調べながら本読みをしていると聞きました。その努力もあってか、現場ではほとんどNGを出していません。おかげで予定より2時間も早く撮影が終わることもありました。そういうときは長澤さんが決まって『チョレイ!』と連呼。卓球の張本智和選手(14)が点を取ったときに叫ぶ掛け声ですね(笑)。おかげで、現場でも撮影に対する熱がどんどん高まってきていますよ」(前出・ドラマ関係者)
2018年02月09日名バイプレーヤーの小日向文世が主演するドラマ、日曜ワイド「欠点だらけの刑事」が2月4日(日)に放送されることが決定。なお、小日向さんがテレビ朝日のドラマで主演するのは今回が初となる。■あらすじ百野冬美男(小日向文世)は凄腕の刑事だが、自分が決めたルールを破ることができない、不器用な男。別れた妻・紗代(西尾まり)と、その再婚相手の橋本岳太郎(大谷亮介)が営む鍋料理店の2階に住んでいる。変わり者すぎてこれまで単独行動を認められていたが、年下の上司・九十九健作(林家正蔵)から、生活安全課出身の刑事・万城目千鶴(森口瑤子)とペアを組むよう命じられる。大雑把な肝っ玉母さん的な性格の千鶴に百野はイライラするが、千鶴もまた、細かいところにこだわる百野に早くも辟易する。その矢先、洋菓子のプロデュース会社を営む天野陶子(高橋惠子)のセミナー会場の楽屋で、彼女の部下・坂本菜摘(芳野友美)が殺害。第一発見者の秘書・武山沙織(土居志央梨)は事件直前、陶子の夫・翔平(比留間由哲)と菜摘が抱き合っているところを見たと証言する。なんと、翔平は社員の飯塚妙子(海老瀬はな)とも不倫関係にあるらしい。だが百野は突然、沙織が嘘をついていると言い出して…!?■本作プロデューサーが明かす!“小日向文世”オファーのきっかけは?本作は、「自身の欠点を生かして事件の謎に挑む、そういうアプローチの仕方をする刑事がいてもよいのではないか」という着眼点から生まれたオリジナル企画。不器用だが、凄腕の名刑事である百野冬美男が、ある日大雑把な性格の刑事・万城目千鶴とコンビを組み、有名スイーツプロデューサーの周辺で起きた殺人事件の謎に挑んでいく。以前、撮影現場で身ぶり手ぶりで飼っているエビとメダカについて熱く語っている小日向さんの姿をプロデューサーが見て、「クセのある主人公をかわいく、コミカルに演じてくださるに違いない」と考えオファーしたという今回。百野を演じる小日向さんは、「これまで2時間ドラマの刑事役はいろいろ演じてきましたが、これだけ人間と交わるのが苦手な男は初めてです」「演じたことのない新たなキャラクターに出会いました」語り、「百野の個性がしっかり台本に描かれていたので役作りの苦労は少なかったですが、セリフが独特でしかもセリフ量が多かったので大変でした。この撮影はちょうど舞台の仕事が終わった直後だったので、心身共に疲労のピークの中、よく乗り切ったなと思っています」と撮影をふり返っている。小日向文世、高校時代の不思議な失恋話を告白また欠点だらけの刑事にちなみ、自身の欠点について小日向さんは、「とにかく行動範囲が狭いこと!家族サービスが、すべてウチの中なんです」と回答。そして、百野は自身のトラウマとなった小学生時代の出来事を「一生涯、心に深く刻まれる傷となった…」と語るのがクセ、ということで同じような経験ついて聞いてみると、高校時代の失恋話が飛び出す。告白するもフラれてしまい、ショックで学校を早退したと言う小日向さん。「帰る途中、後ろからタッタッタ…と足音が聞こえてきて、ふり返ったら小さな犬がついてきていて…。僕が立ち止まると止まって、歩きはじめると同じように歩を進めて、家までついて来たんですよ。なんだか、ものすごく心が通じ合っているような気がしました」と切ないエピソードを披露している。主演の小日向さんのほかにも、百野のパートナー・万城目千鶴役を、「温泉(秘)大作戦」シリーズや『八日目の蝉』などに出演する森口瑤子が演じるほか、西尾まり、今野浩喜、大谷亮介、林家正蔵、高橋惠子らが出演する。日曜ワイド「欠点だらけの刑事」は2月4日(日)10時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2018年02月02日2月より放送スタートする遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、松重豊、光石研出演ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」。この度、本作に本田望結、吉田羊、岡田将生、役所広司らが出演することが決定した。今作は、テレビ東京がスタートさせる朝ドラ「しまっこさん」で共演することになったバイプレイヤーズたちだが、なぜかロケ地を間違い無人島に漂流、突然南の島でのサバイバル生活を強いられるという物語が展開していく。■テレ東朝ドラ「しまっこさん」ストーリー今回発表された俳優陣が出演するのが、このドラマの劇中劇、朝ドラ「しまっこさん」。過疎化が進む南の島にやってきた少女・花崎志麻子が、土地の守り神の精霊“しまっこ”たちと出会い、島民の優しさに触れ、やがて島を守るため、廃校寸前の学校を存続すべく教師になっていく、少しファンタジックな青春物語を描く。■本田望結が朝ドラヒロイン! 「撮影を楽しんでいます」島を守る志麻神社の巫女の末裔で、ヒロイン・花崎志麻子を演じるのは、「家政婦のミタ」『母と暮せば』などに出演し、フィギュアスケート選手としても活躍する本田望結。「今回お話をいただいた役名を聞いた瞬間は驚きと笑いでした」と心境を明かした本田さん。「本田望結の役であり、私ではない部分を役者として演者になりきり…と、難しさもありますが私自身、撮影を楽しんでいます」と撮影の様子を語り、「ご覧になっていただける皆様が、毎週楽しみにしていただけますと嬉しいです」とメッセージを寄せている。■吉田羊&岡田将生らも参加! 役所広司はキーマンに?また、ヒロインの母・礼子役で吉田羊、担任教師・岡山太郎役で岡田将生、図書館の館長で礼子の元恋人・光井賢二役で甲本雅裕、志麻子の学校の校長・松家重光役で森下能幸、島の教育委員長・田中友樹役で野間口徹、そして小日向文世、菅田俊と実力派キャストが脇を固める。さらに、役所広司がカギを握るとんでもない役を怪演するとか…。■キャストコメント到着念願のバイプレイヤーズの出演依頼に思わず小躍りしたと言う吉田さん。「テレ東の朝ドラ…架空の設定ですけどこれって…布石ですよね(笑)?テレ東さん、期待しております!」とコメント。岡田さんは、「岡田将生役の岡田将生さんでーす!と始まる現場はこの現場だけだろう。前回も参加させてもらったときのことを思い出しました。スタッフキャストの皆さんがとても素敵でいい緊張感と遊び心がある現場で、また今回も参加させてもらえることを嬉しく思ってます」と出演への喜びを語る。一方、甲本さんは「この話を頂いたとき、やっとバイプレイヤーズの仲間入りかと大喜びでした。がしかし、テレ東の朝ドラ?なんじゃそれ?…面白れーじゃねーかー!ふざけたことを真剣にできる最高の現場でした!次はレギュラーで…」と撮影を楽しんだ様子。森下さんも「全力で取り組んで参ります!宜しくお願い致します!」と意気込み。ずっと出演したいと思っていたと言う野間口さんは、「嬉しかったのですが、その役柄を聞いてかなりのプレッシャーでした。ただ、現場はとても楽しかったので、いまからオンエアが楽しみです」と話し、役所さんは「とても楽しい現場でした!なにより、番組の一ファンとして第2弾がどうなっていくのか、楽しみでたまりません!」とこれからの展開が気になっていると述べた。なお、「しまっこさん」公式Webサイトもオープン中。本編はもちろん、豪華キャストで贈る劇中ドラマも見逃せない。「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」は2月7日(水)より毎週水曜日21時54分~テレビ東京ほかにて放送(初回のみ15分拡大)。(cinemacafe.net)
2018年01月18日興行収入14.6億円超の大ヒットを記録した、新垣結衣、瑛太ダブル主演のロマンティックコメディ『ミックス。』が、早くもファン待望のBlu-rayとDVDとなって5月2日(水)に発売になることがわかった。その豪華版には、豪華版でしか観られない撮影現場の裏側を収録したメイキング集や、豪華キャストの素顔が垣間見えるインタビュー集などを収録する。映画『ミックス。』はTVドラマ「リーガルハイ」シリーズ、「デート~恋とはどんなものかしら~」などのヒットメーカー、古沢良太の待望の作品で、いまや国民的女優との呼び声も高い新垣結衣と、話題作への出演が絶えない実力派俳優・瑛太のダブル主演のヒット作。主演の2人に加え、広末涼子、瀬戸康史、永野芽郁、斎藤司(トレンディエンジェル)、蒼井優、真木よう子、吉田鋼太郎、生瀬勝久、遠藤憲一、小日向文世という超豪華キャストが集い、笑いと感動、そして思わずキュンとなる切ない恋を“ミックス”した娯楽作だ。今回発売のBlu-ray&DVDの豪華版には、撮影現場の裏側を収録したメイキングや各種イベント集、豪華キャストの素顔が垣間見えるオフィシャルのインタビュー集などを収録する予定だ。劇場で観た人も観ていない人も楽しめる内容で、本編と併せて見届けてほしい。<『ミックス。』リリース情報>『ミックス。』豪華版Blu-ray価格:6,700円(本体)+税『ミックス。』豪華版DVD価格:5,800円(本体)+税『ミックス。』通常版Blu-ray価格:4,700円(本体)+税『ミックス。』通常版DVD価格:3,800円(本体)+税発売日:2018年5月2日(水) ※DVDレンタル同日開始発売元:フジテレビジョン販売元:ポニーキャニオン(C) 2017 フジテレビジョン 東宝(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミックス。 2017年秋 全国東宝系にて公開(C) 2017 フジテレビジョン
2018年01月17日杉咲花や神木隆之介らが声で出演を果たしたことでも話題となった、米林宏昌監督作『メアリと魔女の花』のブルーレイとDVDが、2018年3月20日(火)よりリリース、7日(水)より先行デジタル配信がスタートすることが明らかに。併せて予告映像も到着した。本作は、スタジオジブリを退社したプロデューサー・西村義明が、新たに立ち上げたアニメーション制作会社「スタジオポノック」の第1回長編アニメーション映画。ジブリ作品の『思い出のマーニー』に続き、米林監督と2度目のタッグを組んで今年夏に公開された本作は、禁断の“魔女の花”の力で魔女となった少女メアリの奇想天外な大冒険と、やがて”小さな勇気”を持って自分の力で失敗や困難に立ち向う姿を描いた“出会いと希望の物語”だ。またキャストには、メアリ役を数々の映画賞を総なめにし話題となった杉咲さんが、メアリと冒険をともにする少年ピーター役を神木さんが演じたほか、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、遠藤憲一、渡辺えり、大竹しのぶら日本映画界を代表する豪華キャスト陣が集結。「SEKAI NO OWARI」の書き下ろし主題歌「RAIN」も注目を集め、興行収入32.9億円という大ヒットを記録した。そして本作は日本だけにとどまらず、海外100か国・地域での配給が決定し、さらにアニメーション界のアカデミー賞ともいわれる第45回アニー賞で脚本賞と美術賞でWノミネートされ、年明け早々に発表されるアカデミー賞ノミネートにも期待が高まっている。そんな中、本作が「ブルーレイ」と「DVD」、「4K Ultra HD」、そして「デジタル配信」で登場!ブルーレイにはアウターケース、DVDはリバーシブル・ジャケットが初回限定特典として付属。さらに、ファン垂涎のコレクターズ・エディション:4K Ultra HD+ブルーレイ(数量限定)には、メアリが偶然見つけた「呪文の神髄」が表紙になった三方背ケース入りで、4K Ultra HDとブルーレイの2枚組のほか、50Pの特製ガイドブック、完成台本(縮小版)、米林監督描き下ろしアートが同梱されている。『メアリと魔女の花』ブルーレイ&DVDは2018年3月20日(火)リリース。先行デジタル配信は3月7日(水)開始。(cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年12月19日今年7月に公開され興行収入32.9億円を記録したアニメ映画『メアリと魔女の花』のBlu-ray・DVDが、2018年3月20日に発売されることが19日、発表された。同作は、スタジオジブリを退社したプロデューサー・西村義明氏が立ち上げたアニメーション制作会社・スタジオポノックの第1弾長編アニメーション映画。ジブリ作品『思い出のマーニー』に続いて米林宏昌監督と2度目のタッグを組み、子どもから大人まで幅広い世代に支持された。物語は、禁断の"魔女の花"の力で魔女となった少女・メアリが奇想天外な大冒険と、やがて"小さな勇気"を持って自分の力で失敗や困難に立ち向かう姿を描く。杉咲花、神木隆之介、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、遠藤憲一、渡辺えり、大竹しのぶといった日本映画界を代表する俳優たちが声優を務めた。主題歌は、ロックバンド・SEKAI NO OWARIが書き下ろした「RAIN」。海外100カ国・地域での配給が決定し、第45回アニー賞で脚本賞と美術賞のWでノミネートされた。Blu-ray(デジタルコピー付き)が5,800円(税別・以下同)、DVDが4,700円で発売されるほか、「4K Ultra HD」とBlu-rayをセットにした「コレクターズ・エディション:4K Ultra HD」(数量限定)が12,000円で発売。同日にレンタルも開始し、3月7日には先行デジタル配信される。初回限定特典は、Blu-rayがアウターケース付き、DVDがリバーシブル・ジャケット仕様。コレクターズ・エディションは、メアリが偶然見つけた「呪文の神髄」が表紙になった三方背ケース入りで、4K Ultra HDとブルーレイの2枚組のほか、特製ガイドブック(50ページ)、完成台本(縮小版)、米林監督描き下ろしアートが同梱される。
2017年12月19日女優の長澤まさみ(30)が来年4月期のフジテレビ系月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」で11年ぶり2度目の月9主演をつとめることになった。 同ドラマは「リーガルハイ」シリーズなどを手がけた脚本家の古沢良太氏(44)が手がけ、東出昌大(29)や小日向文世(63)らと共演。長澤は仲間とともに、欲にまみれた人間から大金をだましとる姿を描いた痛快コメディーだという。 「長澤の役どころは、ハニートラップを使いたがるが仲間に制止される天才&天然の詐欺師・ダー子。さまざまな業界に潜り込みコスプレも披露するというから、男性視聴者が期待するお色気シーンもありそうです」(フジテレビ関係者) 長澤の月9主演の前作は、山下智久(33)とW主演した「プロポーズ大作戦」。07年4月クールに放送され、全11話の平均視聴率は17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するヒット作となっていたが……。 「当時まだ月9は好調でしたが、今クールの篠原涼子主演の『民衆の敵』は5%台を記録するなど低迷しています。来年1月クールの芳根京子主演の『海月姫』からバトンを受けるのが長澤さんとあって、局内でも『救世主だ!』と大きな期待がかかっています。彼女自身も気合は十分で、スキャンダルで騒ぎになるのを恐れて『ドラマが終わるまでは“恋愛封印”!』と早くも宣言しているそうです」(映画業界関係者) 長澤は低迷する月9を救うことができるのだろうか?
2017年12月18日女優・長澤まさみが、2018年4月スタートのフジテレビ系月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」で主演を務めることが決定。今回の月9ドラマは、「リーガルハイ」『ミックス。』の脚本家・古沢良太が描き出す、“コンゲーム”を題材にしたオリジナル作品。共演には東出昌大、小日向文世らを迎えることも明らかになった。本作は、“欲望”や“金”をテーマに、一見平凡で善良そうな姿をしたダー子&ボクちゃん&リチャードという3人の信用詐欺師たちが、金融業界、不動産業界、美術界、芸能界、美容業界など…毎回様々な業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる、痛快エンターテインメントコメディー作品。古沢良太脚本ドラマ、今回のテーマは“コンゲーム”今回脚本を手掛けるのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』での「第29回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞」をはじめ数々の受賞歴を誇る、当代随一の脚本家・古沢氏。「リーガルハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」『エイプリルフールズ』『ミックス。』など、これまで様々なジャンルの物語を巧みに描き上げてきた彼が、「デート」以来約3年ぶりに描く連続ドラマの題材として選んだのが“コンゲーム”。“コンゲーム”は、信用詐欺、取り込み詐欺師、さらには、だましだまされ二転三転するストーリーのジャンルを意味し、代表的なコンゲーム映画としては、『スティング』『ミッション:インポッシブル』『オーシャンズ11』シリーズなどが挙げられる。古沢氏がコンゲームを描くのは自身初で、月9ドラマとしても史上初の試みだ。久々の月9主演となる長澤まさみが演じるのは…詐欺師! 変幻自在なコスプレに注目!?山下智久とW主演を務めた「プロポーズ大作戦」以来、およそ11年ぶりの月9ドラマ主演、また連続ドラマ主演は「高校入試」以来およそ5年ぶりとなる長澤まさみ。演じるのは、本作の主人公で、毎回とんでもないターゲットと常識外れの計画を持ち込む、リーダー的存在のコンフィデンスウーマン(信用詐欺師)のダー子。天才的な知能と抜群の集中力で、どんな難解な専門知識も短期間でマスターできる才能を持ちながらも、かなり無軌道な性格な上に天然、さらにいい加減で詰めが甘く、その不完全さゆえにどこか憎めない女性…というキャラクターだ。また、ありとあらゆる業界のさまざまな職業人に扮し、ターゲットの懐に入り込むことを得意とするダー子。劇中では、キャビンアテンダント、秘書、海外の大物女優など、七変化以上に様々な職業人になりすますダー子が見られるという。台本を読み、すぐにのめり込むことができたと言う長澤さん。役どころについては、「常に、ふざけてしまうんですが、芯のしっかりとした女性です。強い思いや意思はあるものの、自分が真剣になることが恥ずかしいと思っている所があって、そこに乙女心的なものが見え隠れしているのかな」と説明し、劇中で様々なコスプレを披露することについては、「例えば、方言をしゃべる女性であったり、オタクっぽい雰囲気の女性だったり、いままでキャラクター的に特徴のある役を演じてみたいと思っていたので、その願いが一気にかなってしまいそうです(笑)そういう意味でも、このドラマの脚本には夢がいっぱい詰まっていて、私にとってもエンターテインメント作品だなと思います」と撮影を楽しみにしていると語っている。詐欺師仲間役の共演者には演技派が集結!小心者コンフィデンスマン・ボクちゃんを演じるのは、連続テレビ小説「ごちそうさん」や『デスノート Light up the NEW world』に出演し、今回月9ドラマ初出演となる東出昌大。だますことも得意だが、お人よしでだまされることも多く、早く詐欺稼業から足を洗い地道にまっとうに生きていきたいと心の底から願っているものの、結局いつもダー子に丸め込まれてしまう…という役どころ。また、変装の腕は超一流、生まれながらの品の良さを武器にどんな職業人にでもなりすまし、手練手管を使って相手をだます百戦錬磨のコンフィデンスマン・リチャードを、映画界、ドラマ界、演劇界にとってなくてはならない唯一無二の俳優・小日向文世が演じる。月9ドラマ初出演となる東出さんは、「これまで数々の名作ドラマを生み出してきた枠ですので、先人の方々の偉大さというものをひしひしと感じますが、僕自身は自分のできる精いっぱいでお応えするしかないなと思っています」と話し、「脚本の段階でこれだけ面白いので、後はもう頑張るしかないなと。ある意味、役者にとってはプレッシャーでもありますが、臆することや、それを不安に思うようなことはなく、皆さまに素晴らしい作品をお届けできるという希望だけを持っています」とコメント。「みんなで一人をだまし合う感じが、映画“スティング”のようで面白かった」と言う小日向さんは、「いままでの連続ドラマとしては見たことがないものになると思います。1話完結なのですが、1話ごとの完成度が非常に高くて驚きました。連続ドラマですので、2話以降は、僕たちが詐欺師であることを視聴者の皆さまが分かっている前提となりますので、演じる立場からすると、正直、ハードルは高いですね」と不安も明かす。“同学年”の長澤&東出が初共演! 印象は…?今回共演の3人は、長澤さんと東出さんは映画『散歩する侵略者』に出演しているものの共演シーンはなく、実質的に今回が初共演で、また東出さんと小日向さんも初共演。そして、小日向さんと長澤さんは大河ドラマ「真田丸」以来。長澤さんは「こんな大役は、とてもじゃないですが一人では乗り切れないので、新しい風を感じる、いまをときめく東出さん、役者には輝く瞬間が幾度となく訪れるということを確信させてくれる存在の小日向さんのお2人と一緒に頑張りたいです」とコメント。東出さんは、「長澤さんは、若いころからずっと第一線で活躍されている方で、共演させていただくのは本当に光栄で、とても同学年とは思えないです。現場で実際にご一緒させていただいて、長澤さんがものすごく細かい所から妥協なく、お芝居をされている姿に触れて、改めてすごい女優さんだなと痛感しました。小日向さんは、愛くるしいお人柄がそのまま画面に出ていらっしゃいます。普段から本当に優しくて現場のムードメーカーなのですが、お芝居に入った瞬間にコロッと豹変される所が少し怖くもあります(笑)」と印象を明かす。また、そんな長澤さんと東出さんに対し「2人は同学年なので、僕はもう親みたいなものですよ(笑)」と言う小日向さんは、「まさみちゃんは天真爛漫で、今回のダー子はぴったりだと思います。東出くんは、とにかく背の大きさにびっくりしました(笑)」と話している。ストーリーこの物語の主人公・ダー子(長澤まさみ)は年齢不詳、正体不明、とにかく規格外で無軌道なコンフィデンスウーマン。お金とファッションとおいしい食べ物に目がない、やや天然な女性。都内の高級ホテルのスイートルームに居を構え、業界を牛耳る悪徳大富豪たちをターゲットに日夜、詐欺の計画を練っている。彼女の目的は、彼らのばく大な財産を根こそぎだまし取ること。行動を共にするのは真面目で小心者の若きコンフィデンスマン・ボクちゃん(東出昌大)と、百戦錬磨のベテランコンフィデンスマン・リチャード(小日向文世)。このチームが、悪徳企業のドンやマフィアのボスなど欲望にまみれた金の亡者たちから、あらゆる手段を使って金を巻き上げようとチームとして動くのだ。武器は、ダー子の天才的知能と抜群の集中力。彼女はあらゆる職業の専門知識を短期間でマスターし、様々な職業人になりすます。彼らは、抜群のチームワークで常識外れの作戦を仕掛け、一度狙ったターゲットは絶対に逃さない。だまし、だまされ、時には味方さえ欺くことも。彼らが、どんな奇想天外なトリックでターゲットから巧妙に金を奪うのか。予想もつかないだまし合いが始まる――!「コンフィデンスマンJP」は2018年4月、毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年12月14日映画『祈りの幕が下りる時』(2018年1月27日公開)の日本橋レッドカーペットイベントが12日、都内で行われ、主演の阿部寛、共演の松嶋菜々子、溝端淳平、田中麗奈、春風亭昇太、飯豊まりえ、伊藤蘭、小日向文世、メガホンをとった福澤克雄監督が出席した。同作は、2010年4月に連続ドラマとしてスタートし、阿部寛演じる日本橋署に異動してきた刑事・加賀恭一郎が、謎に包まれた殺人事件の真犯人を探すミステリー要素と、事件の裏に隠された人の心の謎を解くというヒューマンドラマ要素で、"泣けるミステリー"と話題となった東野圭吾原作の『新参者』シリーズ完結作。同シリーズがついに完結して加賀恭一郎役と別れる心境を尋ねられた阿部は「僕はそれまでエキセントリックな変わった役が多くて、ここまで真っ直ぐな役をやらせていただくことはなかったんですけど、8年やらせてもらった加賀恭一郎という役は僕の基盤で、何年かに1度帰って来られる役者の芯の部分だと思っていました」としみじみと語り、「その役が今回最後というのは寂しい思いがありますけど、その分だけ素晴らしい作品に仕上げようと頑張りました」と胸を張った。一方、事件の鍵を握る美しき舞台演出家・浅居博美を演じる松嶋は、同シリーズ初出演となったが「ドラマなどを拝見させていただいておりましたので、初めて阿部さんとお会いしたときに"加賀さんがいる!"って思いまして、いろんな意味で感激いたしました」と声を弾ませ、「今回の役はちょっと謎めいた女性なんですけど、ポイントポイントで印象に残る役作りができればと思って演じました」と明かした。そんな阿部と松嶋は今回が初共演だったそうで、お互いの印象を聞かれると、阿部は「心からお芝居をされる方だなと思いました。勝手に『家政婦のミタ』のイメージを持っていて、クールでかたい人なのかと思っていたら全然で、初めてご一緒させていただいたとは思えないほど温かいものを感じました」と話し、松嶋は「加賀恭一郎さんはお茶目で、そういうところもきっと持ち合わしていらっしゃる方だなと思いましたし、もちろんカッコいい方でもありますので、ぜひまた違った役でもご一緒させていただきたいなと思いました」と笑顔を見せた。さらに、加賀恭一郎が浅居博美に対して「やっぱりキレイだな」と言うセリフを、福澤監督が阿部と相談した上で「やっぱり超キレイだな」に変更したそうで、初共演の松嶋に対してそのセリフを言った感想を聞かれた阿部は「本当に言いやすかったです。完全に1発OKでしたね」と心の底から語り、「加賀の表情の中で1番気に入っているシーンです」とコメント。これに松嶋は「役柄がそういう設定でしたので、頑張って言っていただけて嬉しかったです(笑)」と恐縮しきりだった。
2017年12月13日東野圭吾のベストセラーを阿部寛主演でドラマ化、映画化してきた『新参者』シリーズの最新作にして完結編となる『祈りの幕が下りる時』の完成を記念してシリーズの舞台である日本橋にて12月12日(火)にレッドカーペットイベントが開催!主演の阿部寛をはじめ、松嶋菜々子、溝端淳平、田中麗奈、春風亭昇太、飯豊まりえ、伊藤蘭、小日向文世、福澤克維監督が出席し、約50メートルのレッドカーペットを歩いた。ドラマ放送時以来のレッドカーペットに阿部寛、溝端淳平ら感激!刑事・加賀恭一郎を主人公に、2010年に始まった人気シリーズの劇場版第2弾にして完結編。社会現象になったドラマ「半沢直樹」や放送中の人気ドラマ「陸王」の演出を務める福澤監督が本シリーズでは初めてメガホンを握り、ある殺人事件の謎と共に加賀がなぜ“新参者”として日本橋に来たのかが明かされる。12月の寒空の下、レッドカーペットの脇には多くの人々が詰めかけ、登壇陣に熱い声援を送った。2010年にドラマの放送が始まった際に、同じく物語の舞台である人形町でレッドカーペットイベントが開催されたが、阿部さん、溝端さんらレギュラー陣は当時を思い出し、しみじみ。阿部さんが8年ぶりの凱旋の喜びを「感無量です」と語れば、溝端さんも「7年を経て、この場所でこんなに温かく迎えていただいて…」と感慨深げ。阿部寛、加賀恭一郎役は「僕の基盤であり役者としての芯」2010年の連ドラ「新参者」に翌2011年のSPドラマ「赤い指」、2012年の劇場版『麒麟の翼~劇場版・新参者~』、さらに2014年のSPドラマ「眠りの森」と度々、加賀恭一郎を演じてきた阿部さんは、同役について「8年間、加賀をやらせていただきましたが、僕はそれまでエキセントリックな変わった役が多く、ここまでまっすぐな役をやらせてもらったことはありませんでした。加賀は僕の基盤であり、何年かに一度、帰ってこられる役者としての芯ともいえる部分です」と強い思いを明かす。「今回で最後ということで寂しいという思いはあるけど、その分、素晴らしい作品に仕上げようと頑張りました。スタッフ、共演者のみなさんに恵まれて、いい作品になったと思います」と自信をうかがわせた。松嶋菜々子のあまりの美しさに監督がセリフ「キレイ」から「超キレイ」に変更!シリーズのファンだったという松嶋さんは今回、加賀と対峙する謎めいた美女・浅居博美を演じている。意外にも阿部さんとは初共演となったが「初めてお会いしたとき、「加賀さんがいる!』と感激しました」とニッコリ。一方の阿部さんは、松嶋さんについて「心からお芝居される方でした。勝手に『家政婦のミタ』のイメージでクールで固い人だと思ってたんですが、全然、そんなことなくて、初めてお仕事させていただく方と思えない温かさを感じてやりやすかったです」と感謝と称賛を口にする。ちなみに、予告編で加賀が博美を見て口にする「やっぱ超きれいだな」というセリフがあるが、この“超”という言葉は、当初の脚本になかったにもかかわらず、福澤監督が松嶋さんを見て加えたものだという。福澤監督は「美しい方なんで(笑)。阿部さんと相談して書かせていただきました」と説明。阿部さんは「本当に言いやすかったです!完全一発OKで、加賀の表情の中でも気に入っているとこです」と笑顔でふり返る。松嶋さんは「感想は聞かなくていいです(苦笑)」と照れくさそうに制し、「役柄がそういう設定だったので、頑張って言っていただいて嬉しかったです」と困ったように語っていた。また、今回、初めて登場する加賀の母親を演じた伊藤さんは、阿部さんが俳優デビューした当初の1988年放送のドラマ「花嵐の森ふかく」以来の再共演。いまや押しも押されもせぬ日本を代表する俳優となった阿部さんに「すっかり大人の、渋い俳優になって、嬉しい限りです」とこちらも感慨深げに語っていた。「祈りの幕が下りる時』は2018年1月27日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月12日2016年にTV アニメが2 クールにわたって放送され、大ブレイクした『文豪ストレイドッグス』。今後さらに盛り上がること間違いなし、の『文スト』。未見の人も楽しめる、魅力をたっぷりとご紹介!実在した文豪の逸話が、元ネタになっている。登場人物のほとんどは文豪の名前を持ち、文豪の作品にまつわる“異能力”を持つ。例えば国木田独歩は、手帳に書いた言葉を実現化するという異能力を持っているのだが、これは国木田が「事実を美化せず、そのままに表す」という自然主義文学の先駆者だったことにヒントを得ている。また第13話で太宰が旧友の織田作之助、坂口安吾とバー『ルパン』で酒を飲み交わすシーンがあり、これも実話のオマージュ。文学的側面からも楽しめる作品だ。リアルな横浜で魅せるアクション。物語の舞台は〈ヨコハマ〉。これはもちろん、神奈川県の県庁所在地・横浜がモデルだ。敦たちが所属する〈武装探偵社〉と、芥川らの〈ポートマフィア〉、そして第2シーズンでは、北米の異能力集団である組合(ギルド)も加わり、3社がヨコハマの地で戦火を交えた。美しい作画で描かれる現代の横浜の街並みを模した空間は、とてもリアル。そこで繰り広げられる激しいアクションシーンから、目が離せない!ロケ地巡りをするファンも多数。原作者である朝霧カフカ、春河35全面協力による、完全新作ストーリーとして、劇場アニメが来年3月3日(土)より公開!メインキャストはもちろん、監督・五十嵐卓哉、脚本・榎戸洋司、音響監督・若林和弘ら、TVアニメのスタッフが再集合。今度はいったい、どんな戦いやミステリーが綴られる?(C)2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会(C)2018 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグスDA製作委員会※『anan』2017年12月6日号より。取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2017年12月03日映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)の公開記念舞台挨拶が2日、都内で行われ、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、内山信二、佐藤隆太、小日向文世、松雪泰子、水石亜飛夢、曽利文彦監督が登場した。本郷奏多原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリックの物語を描く。命をテーマにした同作にかけ、出演者陣が「〇〇命」と思っているものを聞かれると、山田は「ゲーム好きで、本当に休みの日は1日中やってる」と明かし、「ゲーム命」というフリップを掲げた。「家族命」と書いたディーンは、「迷ったんですよ、睡眠が大事だから"宿"にしようかと思ったけど"宿命"になっちゃうから重いかな」と、最終的に基本の"家族"にたどり着いた経緯を説明した。また「ノーライス、ノーライフなんで」と、「コメ命」を掲げた佐藤がその場で1本線を書き足し「ヨメ命」にすると、山田は「好感度バク上がり中ですね!」とニヤリ。さらに本郷が「山田きゅん命」と言うと、照れた様子を見せた。本郷が「もともと顔もかわいいし好きだったんですけど」と告白すると、山田は「奏多くんそんな感じだったっけ!?」と驚く。本郷は「純粋に綺麗な造形物として好きだったんですけど、今回、お芝居見てさらに好きになった」と語った。さらに本郷は「11月15日にあったジャパンプレミアの日が誕生日でして、粛々と帰ろうとしてたら、実にスマートなタイミングで山田くんが『奏多くん、これ』ってプレゼントを渡してくれたんですよ」と振り返る。本郷は「その瞬間キューンときて、なんだこの気持ちはと思って、余計に好きになりました。スマートすぎる! かっこいい」と"山田きゅん愛"を熱く語っていた。
2017年12月02日