小松台東の新作『ツマガリク〜ン』が本日11月28日(木)から12月8日(日)まで、東京・三鷹市芸術文化センター 星のホールで上演される。2010年旗揚げの小松台東。その劇団名は作・演出の松本哲也の出身地である、宮崎県の地名からとったもので、こまつだいひがし、と読む。全編宮崎弁で描かれる、日常のささやかなできごと、なにげない会話を繊細にすくいとる作品で評価を獲得している。ここ最近、『山笑う』『消す』『仮面』など、落ち着いたタイトルの作品が続いていた彼らだが、今回は一転、4コママンガのようなコミカルな雰囲気を漂わせる作品名だ。宮崎県に多くいるという「津曲(つまがり)」という苗字からとっているという。『ツマガリク〜ン』の舞台は、建設現場で使われる電気関係の材料を扱う「電材屋」。20代の頃、東京での仕事に挫折して故郷に戻った松本自身が3年ほど働き、あまりの忙しさから逃げるように辞めて再び東京へと向かった思い出の仕事場だ。そこで忙しく働く社長の息子ツマガリ君と、彼の会社の人々を描く。小松台東は今年、松本が公演のたびにキャスト・スタッフを集めるひとり体制から、4人体制へと変化を遂げた。松本に加え、これまでも彼の作品によく出演していた役者の瓜生和成、今村裕次郎、音響の佐藤こうじが小松台東所属に。番外公演を経て、今作が新体制で初となる本公演だ。松本作品ではおなじみの山田百次や荻野友里のほか、ナイロン100℃の廣川三憲も出演する。新しい局面を迎えたこの劇団が描き出す地方のある一日、その丁寧な筆致を味わいたい。文:釣木文恵
2019年11月28日人気声優の中村悠一と沢城みゆきが、エリザベス女王の愛犬をモデルにしたアニメーション映画『ロイヤルコーギー レックスの大冒険』の吹き替えを担当することが決定。併せてメインビジュアルも到着した。ストーリーバッキンガム宮殿に住むロイヤルコーギーのレックスは、エリザベス女王のトップドッグとして、贅沢でわがまま放題のセレブ生活を送っていた。ある日、大事な晩餐会を台無しにしてしまったレックスは、仲間のチャーリーと共に宮殿を抜け出すことに!しかし、トップドッグの座を狙うチャーリーの裏切りによって、池に落とされてしまう…。初めての外の世界、家を失った犬たちが住むシェルターに保護されたレックスは、様々な問題に直面しながらも、仲間の力を借りて宮殿へ戻ろうと計画する。ところが、彼らの前にシェルターのボス・タイソンが立ちはだかる!レックスは無事女王の元へ戻ることが出来るのか――。本作は、英国のエリザベス女王が幼いころより飼育していた愛犬、ロイヤルコーギーを主人公のモデルに、わがままに育ったレックスが宮殿を飛び出し、初めて外の世界と出会う物語が描かれる。中村悠一、セレブな主人公に「生命力にあふれた作品」本作の主人公は、ロイヤルコーギーのレックス。エリザベス女王一番のお気に入り犬としてわがままに育ったセレブな犬だ。このレックスを演じるのは、「マクロスF」「曇天に笑う」「おそ松さん」などのアニメ作品をはじめ、クリス・エヴァンス演じるキャプテン・アメリカなどの吹き替えも担当する中村悠一。中村さんは「映像の中には『まるで本物のような』沢山の命があります。表情のひとつをとっても本当に生きているかのような、生命力にあふれた作品です」と作品について明かし、「時には本物の犬の様に、時には人の様に…?色々な面を見せてくれるコーギーたちのドラマを、是非劇場で楽しんでいただけると嬉しいです」とコメントしている。沢城みゆき「レックスは必聴」「ルパン三世」の峰不二子役などでお馴染み、『ペット』シリーズでもかわいい犬を演じた沢城さんが担当するのは、美しいペルシャ・グレイハウンドのワンダ。レックスが外の世界で出会うヒロインだ。沢城さんは「本当に1匹1匹、個性の違う魅力的なキャラクター達を、日本語版でも個性豊かなメンバーが集まり吹き替えています。“あの”悠一君のとっても可愛いレックスは必聴です…!お楽しみに!」と期待を煽るコメントを寄せている。ほかにも犬たちがたくさん!レックスと共に宮殿に住むコーギー役に落合弘治、岩崎ひろし、清水はる香。トランプ大統領夫妻が飼うコーギー役をたかはし智秋。レックスが外の世界で出会うシェルターに住む犬たちを、佐藤せつじ、後藤光祐、菊池通武らが務める。『ロイヤルコーギー レックスの大冒険』は10月25日(金)よりイオンシネマほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年09月04日中島みゆきの名曲を基にした、菅田将暉×小松菜奈W主演映画『糸』。この度、榮倉奈々、斎藤工、倍賞美津子、成田凌、二階堂ふみ、高杉真宙ら主役級キャストたちの出演が発表された。本作は名曲「糸」に着想を得、平成元年に生まれた男女2人の、平成から令和を迎えるまでの31年間を、北海道をはじめ東京、沖縄、シンガポールを舞台に描く壮大な愛の物語。主人公の男女、高橋漣と園田葵を、これが3度目の共演となる菅田さんと小松さんが演じることが決定しているが、今回新たに2人を取り巻く新キャスト、榮倉奈々、斎藤工、山本美月、倍賞美津子、成田凌、二階堂ふみ、高杉真宙、馬場ふみか、永島敏行、竹原ピストル、松重豊、田中美佐子、山口紗弥加と、13名の出演が明らかに。漣と葵、2人が強く想い合いながらもすれ違い、それぞれに歩んでいく人生で出会う大切な相手役として、『アントキノイノチ』『64-ロクヨン- 前編/後編』に続き瀬々敬久監督と3度目のタッグとなる榮倉さんと、『シン・ウルトラマン』の主演も話題となっている斎藤さん。榮倉さんが、漣が働くチーズ工房の先輩で後に恋愛関係となる桐野香役。斎藤さんが、葵と恋愛関係になるファンドマネージャー・水島大介役に扮し、漣&葵と四角関係に…。榮倉さんは「キャストの皆さんは、はじめまして、という挨拶からスタートする方々ばかりで緊張していますが、その緊張が解けるのが今から楽しみです」と心境を明かし、「北海道の四季を感じ、瀬々組のみなさんに助けてもらいながら、頑張ります」と意気込み。一方、斎藤さんは「"糸"と言う誰しもの中に想い描かれている名曲を、瀬々敬久監督が菅田将暉さん、小松菜奈さんと映画にするのならば、名作になる要素しかない。また"平成"をぐるりと生きた人間として、この平成の足跡を辿る物語は、令和と言う時代の未来を照らす糸になると強く思いました」とコメントしている。さらに、『友罪』から2度目の瀬々監督作品となる山本さんが葵の同僚で親友・高木玲子。瀬々組初参加となる倍賞さんが「子ども食堂」の女主人・村田節子、成田さんが漣の幼なじみで親友・竹原直樹、二階堂さんが直樹の二番目の妻・山田利子を。そのほか、葵・玲子と共にシンガポールで一緒に事業を始める冴島亮太役を高杉さん、直樹の最初の妻・後藤弓役を馬場さん、香の父・昭三役を永島さん、香の母・春子役を田中さん、葵の叔父・矢野清役を竹原さん、葵の母・園田真由美役を山口さん、チーズ工房の工房長・富田幸太郎役を松重さんが演じる。『糸』2020年4月24日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2019年08月16日中島みゆきの名曲「糸」に着想を得た映画『糸』が、菅田将暉×小松菜奈を迎え、2020年8月21日(金)に公開。また8月12日(水)の1日限り、映画の公開に先がけ全国350館にて特別先行上映が実施される。中島みゆきの名曲「糸」映画化へ2000年以降、映画『涙そうそう』や、『ハナミズキ』、『雪の華』といった、名曲をもとにした話題作がヒットを記録。それらに続く形で今回映画化されるのは、中島みゆきの名曲「糸」だ。1992年にアルバム「EAST ASIA」内に収録された後、1998年2月に、「命の別名」と「糸」の両A面でリリースされた。中島みゆきが、知人の結婚式を祝して作った「糸」は、糸を人に見立て、男女の出逢いの奇跡と絆の大切さを歌った楽曲だ。ドラマや数多くのCMに起用された後、2004年にMr.Childrenの桜井和寿が率いるbankbandがカバー。クリス・ハート、森山直太朗、JUJU、福山雅治など120組にも及ぶアーティストが次々にカバーしたことでも注目を集めた。平成生まれの男女2人の壮大な愛の物語映画『糸』では、平成元年生まれの男女が出逢い、別れ、そして平成の終わりに再びめぐり逢うまでの18年間を、「生活者の視点から見た平成史の変遷」とともに描く。楽曲「糸」に乗せ、壮大な愛の物語が、雄大な北海道をはじめ、東京・沖縄・シンガポールを舞台に映し出されている。菅田将暉×小松菜奈 W主演高橋漣役 - 菅田将暉北海道で育ち、13歳の時に園田葵(小松菜奈)と恋に落ちる。遠く引き離されてしまい、その後、チーズ工房で働く。『糸』の主人公の高橋漣を演じる菅田将暉は『帝一の國』、『銀魂』シリーズ、ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」、『アルキメデスの大戦』と幅広い役柄を演じ、『あゝ、荒野』では第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞などを受賞した菅田将暉コメント「誰もが通る巡り合わせの遊歩道、糸。時に険しく、時に愉快な人間の性を、原曲へのリスペクトを忘れずに、仕合わせを掴み取る気持ちで挑んでいきたいなと思います。初めましての瀬々監督と、何度も共に闘ってきた小松菜奈というカップリングも純粋に楽しみです。どうか、良いめぐり逢わせでありますように。」園田葵役 - 小松菜奈もう1人の主人公、園田葵。13歳の頃、養父からの虐待に耐えかねて、町から逃げ出しす。一度は高橋漣(菅田将暉)と駆け落ちを決行するものの上手くはいかず、母親に連れられて北海道から移ることなる。大人になると世界中を飛び回って活躍することを望む。演じる小松菜奈は『渇き。』で鮮烈なデビューを飾り、『バクマン。』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、『恋は雨上がりのように』、『来る』、『沈黙 -サイレンス-』、『さよならくちびる』といった話題作にも出演する。小松菜奈コメント「曲の世界観を大切に、中島みゆきさんの歌詞を心の中に感じながら、これからの撮影に臨みます。菅田さんとは何回か共演させていただき、過酷な撮影も一緒に乗り越えて来ました。そんな同志のような2人だからこそ紡ぎだせる空気感を大事に、一意奮闘しながら、丁寧に描いていきたいと思います。」脇を固める豪華キャスト脇を固めるキャストも豪華で榮倉奈々、斎藤工、山本美月、倍賞美津子、成田凌など映画の主役級キャストたちが集結した。桐野香(榮倉奈々)高橋漣(菅田将暉)が働くチーズ工房の先輩で後に恋愛関係となる。演じるのは『余命1ヶ月の花嫁』で主演を務めた榮倉奈々。水島大介(斎藤工)園田葵(小松菜奈)と恋愛関係になるファンドマネージャー。斎藤工は、来る2021年に主演作『シン・ウルトラマン』の公開を予定している。高木玲子(山本美月)葵の同僚で親友。やがてシンガポールで一緒に事業を始める。村田節子(倍賞美津子)子どもに温かい食事を無償で提供する「子ども食堂」の女主人。佐々木(片寄涼太)ファンドマネージャー水島の部下。片寄涼太はGENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカルとして活躍し、近年では俳優業でも存在感を発揮するが起用される。成田凌:漣の幼馴染の親友、良き理解者である竹原直樹。二階堂ふみ:竹原直樹の二番目の妻・山田利子。高杉真宙:葵・玲子と共にシンガポールで一緒に事業を始める冴島亮太。馬場ふみか:葵・漣とも幼馴染で、直樹の最初の妻になる後藤弓。永島敏行:榮倉奈々演じる桐野香の父・桐野昭三。竹原ピストル:葵の叔父・矢野清。松重豊:漣が働くチーズ工房の工房長でチーズ作りの師匠・富田幸太郎。田中美佐子:桐野香の母・桐野春子。山口紗弥加:葵の母親・園田真由美。監督は、『64-ロクヨン- 前編/後編』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』など、骨太な社会派ドラマから感動の恋愛物語まで、多岐にわたるジャンルを手掛けてきた人間ドラマの名手、瀬々敬久が務める。そして原案・企画プロデュースは、『黄泉がえり』、『余命1ヶ月の花嫁』などの平野隆、脚本は『永遠の0』の林民夫が手掛ける。また、作品を彩る音楽は、東京事変の復活で2020年早々に話題をさらった亀田誠治が担当している。『糸』ストーリー―めぐり逢う、ふたつの物語。13歳、初恋。二人は遠く引き離された。21歳、再会。過ぎた時間は取り戻せなかった。31歳、現在。もし、もういちどだけ、あなたとめぐり逢えたなら…。平成元年生まれの高橋漣と園田葵。北海道で育った二人は13歳の時に出会い、初めての恋をする。そんなある日、葵が突然姿を消した。養父からの虐待に耐えかねて、町から逃げ出したのだった。真相を知った漣は、必死の思いで葵を探し出し、駆け落ちを決行する。しかし幼い二人の逃避行は行く当てもなく、すぐに警察に保護されてしまう。その直後、葵は、母親に連れられて北海道から移ることになった。漣は葵を見送ることすらできないまま、二人は遠く引き離された…。それから8年後。地元のチーズ工房で働いていた漣は、友人の結婚式に訪れた東京で、葵との再会を果たす。北海道で生きていくことを決意した漣と、世界中を飛び回って自分を試したい葵。もうすでに二人は、それぞれ別の人生を歩み始めていたのだった。そして10年後、平成最後の年となる2019年。運命は、もう一度だけ、二人をめぐり逢わせようとしていた…。【詳細】映画『糸』公開時期:2020年8月21日(金) 全国東宝系ロードショー特別先行上映:8月12日(水)1日限定、全国350館にて上映監督:瀬々敬久脚本:林民夫原案・企画プロデュース:平野隆音楽:亀田誠治出演:菅田将暉、小松菜奈、山本美月、高杉真宙、馬場ふみか、倍賞美津子、片寄涼太、永島敏行、竹原ピストル、二階堂ふみ、松重豊、田中美佐子、山口紗弥加、成田凌、斎藤工、榮倉奈々
2019年06月13日中島みゆき(67)の代表曲をモチーフにした映画「糸」(瀬々敬久監督、来年公開)が、菅田将暉(26)と小松菜奈(23)のW主演で製作されると各スポーツ紙が報じている。糸を人に見立て、男女の出会いの奇跡と絆の大切さを歌った同曲。これまで多くのアーティストがカバーしていることでも知られる。各紙によると今作は平成の集大成となる映画として約5年前に企画され、制作サイドが中島にオファー。歌詞の世界観を大切にしながら、入念にプロットを推敲。2年前に中島の快諾を得て、キャストを決定したという。2人が演じるのは平成元年生まれの男女。13歳で出会い別れ平成の終わりに再びめぐり合うまでの、壮大な愛の軌跡が描かれる。「菅田さんは小松さんと映画『溺れるナイフ』(16年)でW主演をつとめたこともあり、気心が知れています。どちらも高い演技力なので、感動作になりそうです。また平成の名曲では『涙そうそう』や『ハナミズキ』をモチーフにした映画が、いずれも大当たりしています。『糸』のヒットもかなり期待されています」(映画関係者)さらに同作では、とんでもないサプライズが実現する可能性もありそうだという。「中島さんが生歌を歌う機会はこれまで2回出場した紅白と、オリジナルのイベント『夜会』ぐらいでした。しかし『糸』は、中島さんにとって思い入れの深い曲。舞台あいさつなどに登場して生歌を歌ったり、PRイベントで稼働する可能性もありそうです。実現すれば、とんでもないサプライズになるでしょう」(レコード会社関係者)作品のみならず、関連イベントまで注目を浴びそうだ。
2019年06月10日様々なアーティストたちがカバーし、幅広い世代に親しまれている中島みゆきの名曲「糸」に着想を得た映画の製作が決定。菅田将暉と小松菜奈をW主演に迎え、平成元年生まれの男女が出逢い、別れ、そして平成の終わりに再びめぐり逢うまでの18年間を描く。ストーリー13歳、初恋。2人は遠く引き離された。21歳、再会。過ぎた時間は取り戻せなかった。31歳、現在。もし、もういちどだけ、あなたとめぐり逢えたとしたら…。人は奇跡のような確率で、誰かとめぐり逢っている。これは、運命に引き離された2人が、再びめぐり逢うまでの壮大な愛の物語。JUJU&福山雅治らがカバー! 名曲「糸」『キセキ -あの日のソビト-』『雪の華』『小さな恋のうた』と、近年、名曲をモチーフにした映画の公開が続き、『ボヘミアン・ラプソディ』『さよならくちびる』といった音楽映画もアツい。そんな中、今回映画のモチーフ曲となる「糸」は、中島さんが知人の結婚式を祝して作り、1992年10月に発表されたアルバム「EAST ASIA」収録曲を経て、1998年2月に「命の別名」と「糸」の両A面でリリース。糸を人に見立て、男女の出逢いの奇跡と絆の大切さを歌った楽曲は、ドラマや数多くのCMに起用。2004年に「Mr.Children」桜井和寿が率いる「Bank Band」がカバーしさらなる注目を集め、これまでJUJU、福山雅治など多くのアーティストたちがカバーしている。今回映画は、ある男女の出逢い、別れ、そして再びめぐり逢うまでを、「生活者の視点から見た平成史の変遷」と共に描きだす、壮大な愛の物語。名曲「糸」に乗せ、北海道をはじめ、東京、沖縄、シンガポールを舞台に描き、ロケも舞台となる各地で7月~9月、冬に敢行予定だ。主演は菅田将暉&小松菜奈主人公の男女、高橋漣と園田葵を演じるのは、『あゝ、荒野』『銀魂』など、俳優だけでなく歌手としても活躍する菅田さんと、『沈黙 -サイレンス-』ではハリウッドデビュー、『さよならくちびる』で見せる歌唱も話題の小松さん。『溺れるナイフ』やCMなど、これまでも共演経験のある2人がW主演を務める。監督は『64-ロクヨン-』『8年越しの花嫁奇跡の実話』の瀬々敬久。原案・企画プロデュースは、『黄泉がえり』『余命1ヶ月の花嫁』の平野隆。脚本は『永遠の0』林民夫という強力布陣が揃った。菅田将暉「原曲へのリスペクトを忘れずに」誰もが通る巡り合わせの遊歩道、糸。時に険しく、時に愉快な人間の性を、原曲へのリスペクトを忘れずに、仕合わせを掴み取る気持ちで挑んでいきたいなと思います。初めましての瀬々監督と、何度も共に闘ってきた小松菜奈というカップリングも純粋に楽しみです。どうか、良いめぐり逢わせでありますように。小松菜奈「同志のような2人だからこそ紡ぎだせる空気感を大事に」多くの人々に愛され続けてきた「糸」、今回その物語の一部として参加できることを嬉しく思います。曲の世界観を大切に、中島みゆきさんの歌詞を心の中に感じながら、これからの撮影に臨みます。菅田さんとは何回か共演させていただき、過酷な撮影も一緒に乗り越えて来ました。そんな同志のような2人だからこそ紡ぎだせる空気感を大事に、一意奮闘しながら、丁寧に描いていきたいと思います。劇中2人はそれぞれの人生を歩みながら、出逢いと別れを繰り返します。流れゆく時間の中で、仕合わせとは何か。その瞬間をしっかりと感じて、私らしい園田葵を演じられたらいいなと思います。今回の作品で私たちが、どんな糸で、どんな布を織りなすことができるのか、とても楽しみです。中島みゆきからコメント到着!「 糸 」 は、とても素朴な曲ですから、いろいろな方々に歌っていただく度に、さまざまな色があらわれて、いつも驚かされています。この度は映像の世界に用いていただくこととなり、ありがとうございます。また新たな「 糸 」に出会えるのを、楽しみにしています。『糸』は2020年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年06月10日女優の小松菜奈、門脇麦、俳優の成田凌、塩田明彦監督が31日、東京・TOHOシネマズ新宿で映画『さよならくちびる』の初日舞台あいさつを行った。『さよならくちびる』は、『害虫』(02)や『どろろ』(07)などで知られる塩田監督が脚本・原案を務め、小松演じるレオと、門脇演じるハルのインディーズデュオ・ハルレオが、ローディーとして2人を支える元ホスト・シマ(成田凌)と共に解散ツアーを巡る日々を描く。小松は、「北海道の最後のライブシーンで空き時間があって3人でなんとなくギター演奏して歌を歌って。気持ちもリラックスした中でやっていたので、3人がそろって何でもない空間で曲を弾いた時にすごく感動したというか。最初の頃は何もできなかったのに。うれしいというか感動して、頑張ってよかったと純粋に思いました」と楽器を懸命に練習して臨んだことも達成感につながったようだ。一方の塩田監督は、「ハルさん、レオさん、シマさんはそれぞれ歌いながら心を通わせて、歌いながら反発し合ったり、共感し合ったり」「歌のシーンであると同時に芝居のシーンだと思って、この人たちの歌詞をセリフをしゃべっているように撮ればいいと思って撮っていました」と説明し、「小松さんがインタビューで……」と取材時の小松の言葉を思い返した。小松がインタビュー時に語ったのは、「セリフを言うように歌えばいいんだと思ったら歌いやすくなった」。この言葉に塩田監督は、「思いは同じだった」と救われたという。ところが、このエピソードを終えた塩田監督から「何か一言」とコメントを求められた小松は、「怒られるのかと思いました!」と驚いた様子。塩田監督の“小松さんがインタビューで……”に身構えたようで、会場が笑いで包まれる中、司会も「お褒めの言葉でございました」とフォローしていた。イベントの締めくくりには、「この映画は秦基博さんとあいみょんさんのお二人が台本を読んでいただいて、一から書いていただいた曲。本当にすばらしい曲で、聴いた時は最初の感動が本当に忘れられなくて、その曲があってこの作品ができました」と2人の存在もしっかりとアピールした小松。「いろいろな年齢で感じ方も違うと思うので、淡々としている話の中にリアルな感情だったりとか、3人の愛おしい姿だったり、前向きになれる映画だと思うので、気に入っていただけたらうれしいです。何回も見てください」と観客に呼びかけていた。
2019年05月31日女優の小松菜奈と門脇麦が映画『さよならくちびる』(5月31日公開)で演じたギターデュオ・ハルレオの楽曲「さよならくちびる」が、音楽ストリーミングサービス・Spotifyの国内ウィークリーバイラルチャート(5月16日付)で2位になった。ハルレオは、門脇演じるハルと小松演じるレオで結成されたギターデュオ。孤独だった2人が出会い、路上から始めた活動はライブハウスを埋めるまで人気を獲得するが、やがて2人は解散を決断。映画では、解散ツアーで全国を巡る日々と葛藤を描いている。「さよならくちびる」は同作の主題歌で、シンガーソングライター・秦基博がプロデュースした楽曲。MVは、米津玄師「Lemon」やあいみょん「マリーゴールド」も手掛けた山田智和監督が担当し、ハルとレオ、マネージャー・シマ(成田凌)の3人で過ごす「最後の時間」をテーマに撮影した。バイラルチャートはSpotifyが独自の調査に基づき、SNSで話題の曲をランキング化したもの。同曲は「そうだ、映画行こう」「Buzz on TV」「演者、歌う」などのプレイリストにピックアップされ、再生数を伸ばしている。
2019年05月29日小松菜奈と門脇麦。初共演となった映画『さよならくちびる』では人気デュオ“ハルレオ”に扮し、初挑戦とは思えないほど流暢にギターをかき鳴らし、繊細なハーモニーを響かせた。フレッシュな魅力あふれる若手女優ながら、どこか肝が据わったような、凛とした佇まいのふたりだからこそ、「自分たちで演奏して歌い、演じる」という離れ業さえ、やり切れたのだろう。若手トップ女優の共演が実現「絶対にやりたい」『さよならくちびる』は『害虫』や『黄泉がえり』などで知られる塩田明彦監督によるオリジナル映画。アルバイト先のクリーニング工場で、ハル(門脇さん)に声をかけられ音楽を始めることになったレオ(小松さん)が、“ハルレオ”というデュオを結成する。やがて、ローディ兼マネージャーのシマ(成田凌)の支えもあり、インディーズ界で人気を博すようになったふたり。しかし、それぞれが一方通行に芽生えた恋心が火種となり、3人の仲はこじれ、とうとう解散ツアーが始まってしまう。出演の経緯を尋ねると、「塩田監督×オリジナル」、さらにはお互いの存在に強く惹かれたと、ふたりは声をそろえた。「オリジナルで音楽ものを、麦ちゃんと一緒にできる作品があると聞いたときに、私はもう、絶対にやりたいと思いました。関係性や設定もすごく素敵でしたし、とにかく惹かれましたね」と小松さんが告げると、門脇さんも「そうだよね、そうだよね」と相槌を打ちながら、「菜奈ちゃんと何か作品をやりましょう、というところから企画が始まっていたので、私も台本が来る前から楽しみで」と、打ち明けた。互いにトップ女優として多くの作品に出演してきた。共演前から「こうなる」予感のようなものはあったのかもしれない。「麦ちゃんとは、いつかはガッツリと共演できたらいいな、と思っていたんです。麦ちゃんは、いつもドンと構えている方で、すごく落ち着いているし、頼りがいがあるので、安心感がすごくて。作品を観ていると、自分にはないものを持っていて魅力的だな、と思うんです。そこは…だから役と一緒なんですよね。レオも自分にないものを持っていると、ハルについて思っているし。そういう部分で、すごく共感できました」とは、小松さんの弁。悩みを分かち合い、本物の“ハルレオ”が生まれた小松さんのラブコールに、さらに愛情を込める形で打ち返したのが、門脇さん。「私も、菜奈ちゃんとずっと仕事がしてみたくて。そもそもお客さんとして作品を観ていて、すごい好きな女優さんだったんです。実際、撮影の初日は、ふたりで部屋でギターをポロンって鳴らすところから始まったんですけど、その瞬間に“今日が初日じゃない感じ”だったというか…“初めましてな感じ”じゃなかったというか。菜奈ちゃんとは、すべてにおいて何の無理もない人だったので、すごく居心地がよかったんです。菜奈ちゃんは私を『落ち着いている』と言ってくれましたけど、菜奈ちゃんは私にはないエネルギーがある。本当に伸びやかで軽やかなので、私にはもっていけない何かがあったから、何度も何度もすごく助けられました」。特に、劇中で披露することになる、ふたりが初めて挑戦するギターに関しては、お互いの支えなしにはできなかった、とふり返る。門脇さんが「最初はまさか、正直、音楽物になるとは思ってもいなかったんです。だから、すごく予想外な形ではありました」と苦笑すれば、小松さんも「ギターに歌…初めてのことだらけで、すごい最初は戸惑いましたけど、いまとなってはすごくいい思い出で、巡り会えた作品だったと思います」とした。在りし日には、自主練を重ねた末、どちらからともなくマイクスタンドのあるカラオケを探して、ギターを背負い、渋谷の街を彷徨ったそう。その姿こそ、まさに “ハルレオ”といえそうだ。「そこで、いろいろ打ち解けたんです。『いまここで悩んでいて、突っかかっていて、うまくいかないんだよね』みたいなことを、麦ちゃんに自然に言えました。人によっては、ライバルというか…、負けたくないから(言わない)とかも、もちろんあると思うけど、素直に気持ちを伝えられることが、私には大事でした。すごくいい時間でした」(小松さん)。「家でギター練習をしても、なかなか思うようにうまくならないときもあって、本当に孤独な闘いなんです。そんな中で、初めてふたりで合わせたとき、お互いに『不安だよね』『つらいよね、練習』とか言うだけで、ひとりで闘っているわけじゃないんだな、共に闘っているんだなと思えて。私はますます頑張ろうと思えたので、あの時間は大きかったです。何かがいい方向に変わるターニングポイントだった気がします」(門脇さん)。劇中披露の楽曲「この素敵な曲をどう真摯に伝えられるか」ふたりが劇中で歌う楽曲に関して、シンガーソングライター・秦基博が主題歌「さよならくちびる」を、あいみょんが挿入歌「誰にだって訳がある」、「たちまち嵐」を提供している。豪華なラインナップには、歌う側のプレッシャーという受け止め方よりも、いかに“ハルレオ”として届けるかに、彼女たちは心を砕いた。「それぞれご本人の声でデモテープに吹き込まれていたので、それがある意味、完成形なんですよね。私が“素敵だな”と思った魅力をいかに減らさずというか、伝えられるかということなんだと思いました。音楽家ではない私たちだから、申し訳ないけど、どうやったってうまくはないので、この素敵な曲をどう真摯に伝えられるかを大事にしました。ライブ会場での歌唱も、エキストラの方とはいえ聴いてくださっているから、自然と楽しんでもらいたいなとか、少しでもいい時間だったな、と思って帰ってもらいたいなという気持ちが生まれてくるものでした」(門脇さん)。「私は、歌が苦手なので、いままで歌に関わるのが“恥ずかしい”みたいなコンプレックスがあったんです。でも…今回は役だし、ふたりのデュオだったからこそ楽しんでやろうと吹っ切れた感じになりました。お客さんが受けてくれるので、撮影の間だけはアーティストさんになった気分でいましたね(笑)。曲も本当に素敵でしたし、“これは自分たちだけの歌なんだ”って特別感みたいなものがあって、歌っていてもすごく気持ちよかったです」(小松さん)。心地のよい空気、やわらかにシンクロするような雰囲気があたりを包み、ふたりの呼吸が交わる。小松さんと門脇さんが“ハルレオ”として生きた時間は、スクリーンに誠実に刻み込まれている。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年05月27日5月31日公開の映画『さよならくちびる』の公開記念イベントが21日、東京・渋谷のタワーレコード渋谷店で行われ、ダブル主演の小松菜奈と門脇麦、成田凌が出席した。本作は人気ギターデュオ"ハルレオ"のハル(門脇麦)とレオ(小松菜奈)が、付き人兼ローディーのシマ(成田凌)と巡った解散ツアーを描いた青春音楽ロードムービー。ダブル主演を務めた小松と門脇が劇中でギターと歌を初披露しており、主題歌のプロデュースには秦基博が、挿入歌の作詞作曲をあいみょんが担当している。イベント前日には、本作でギター・デュオ"ハルレオ"として登場する2人(小松菜奈と門脇麦)がCD「さよならくちびる」をリリースし、実際にメジャーデビューを果たした。CD発売は初めての経験となる小松と門脇。異口同音に「うれしいですね」と喜び、主題歌「さよならくちびる」をプロデュースした秦基博や挿入歌を担当したあいみょんとは、撮影中はもちろん、作品が完成した後のプロモーション時にも会ったという。門脇は「終わってから色々とお話を聞かせていただき、そういう気持ちで作ったんだということが知れてまた好きになりました」と振り返れば、レコーディングに秦の指導を受けたという小松は「レコーディングの時はすごく優しかったですよ」と秦に感謝しきりだった。イベントの最後には観客とキャスト陣が「さよならくちびる」を歌うコーナーも実施。門脇が「すごい感動しました! うれしいですよ。皆さんに届いているんだなと実感したし、皆さんの歌声が想像以上に優しくて感動しました」と思わず目を潤ませる場面も。小松も目頭が熱くなったようで、「こうやっていい機会を作っていただき、私たちも撮影の時間を思い出しました。グッと来て、本当にいい歌だと思いまし皆さんで歌った一体感が素敵でしたね」と感動した様子。続けて「みんなで作り上げてこういう作品ができ、素晴らしい曲も提供していただいて、本当に幸せだなと思います。沢山の方に見ていただきたいですね」とアピールしていた。映画『さよならくちびる』は、5月31日より全国公開。
2019年05月22日小松菜奈と門脇麦がW主演で女性ギター・デュオを演じる『さよならくちびる』。その完成披露イベントが4月24日(水)に行われ、小松さん、門脇さんに成田凌、塩田明彦監督、さらにサプライズで主題歌をプロデュースした秦基博が登壇した。成田凌、開口一番「付き人」に恨み節いま最も旬なキャストによる注目作をいち早く観る機会とあって、会場は満員。座席チケットは販売開始2分で即完売という超プレミアイベントとなった。場内の期待感が高まるなか、劇中で人気ギター・デュオ“ハルレオ”を演じたレオ役・小松さんとハル役・門脇さん、付き人兼ローディのシマ役・成田さん、そして塩田監督が大歓声に包まれて登壇。挨拶では成田さんが「予告編を観たら、菜奈ちゃんや麦ちゃんの役は『カリスマ』とか『音楽の天才』とか紹介されてるのに、僕は『付き人』って言われて(笑)。確かにそうなんだけど…」と開口一番恨み節を披露し、さっそく会場を沸かせていた。小松菜奈「一緒の練習なら楽しい」小松さんと門脇さんに、成田さんも全員ギターにほぼ初挑戦ということで、毎日何時間もの猛特訓を積んだという。中でも、歌も初挑戦となった小松さんは「スタッフさんは私のことが一番不安だったと思います。演奏して歌うのが3曲と聞いて、それを『出来るのかな』という心配や、みんなの前で披露したものが公開されるという怖さもありました」と、当初の心境を素直に吐露。その一方、「淡々と練習する日々でしたが、麦ちゃんっていう信頼できる人がいたので。なかなか出来なくてイライラするときもあったけど、一緒の練習なら楽しいし、難しいところとかを素直に共有出来て、だんだん楽しくなりました」と、笑顔で明かした。また、音楽の天才・ハルを演じた門脇さんは、撮影開始の1か月半ほど前から練習を始めたといい、「最初は個人個人で先生についてもらって練習していたので、孤独な戦いでした」とふり返りつつ、「プライベートで渋谷の街を(小松菜奈と)二人でギターを背負って歩いて、一緒にカラオケに行って練習しました。お互い一人で孤独感を感じながら練習しているというのを聞いて、『共に戦っているんだ!』という気持ちになって、良いターニングポイントになりました」と告白。「しかも二人で演奏すると楽しいので、そもそも『音楽は楽しい』と言うところから始めたんだ、という大事な忘れかけていたことを思い出すタイミングになりました」と、練習時のエピソードを語った。「二人が楽しく練習しているのを今知ってショックです」ハルレオを支えるローディで、元バンドマンという役柄の成田さんは、「僕はギターもやりましたが、主にタンバリン担当なので(笑)」と再び観客を笑わせつつ、「僕は一人でストレスを溜めながら練習していたので、二人が楽しく練習しているのを今知ってショックです。シマは元バンドマンでギターがかなり上手いという設定だったので、大変でした。でも最後は『僕の手元を撮ってくれ』と監督に伝えました」と語った。そんな3人の演奏について、本作をオリジナル作品として完成させた塩田監督は「完璧でした!」と絶賛。「撮影に入る前にスタッフの前で衣装を着て、小松さんと門脇さんに歌と演奏を披露してもらいました。もう感動!『目の前にハルレオがいる!』と思ったし、感極まって泣いているスタッフも居たくらい。でもその頃成田くんは、控室で孤独に練習していました(笑)」と、成田さんをオチにしたエピソードを語ると、会場には大きな笑いが起こった。門脇麦「キノコネタで遊んでいました(笑)」今回、小松さんと門脇さんは初共演。お互いの印象について、「麦ちゃんはとにかく落ち着いていて、でもふざけるときは一緒にふざけてくれます」と小松さんが語ると、門脇さんは「劇中で二人ともマッシュヘアだったんです。でも菜奈ちゃんに、シメジって言われて、私はエノキって言い返しました。撮影中の写っていない時間の半分はキノコネタで遊んでいました(笑)」と微笑ましいエピソードを語り、その仲良しぶりに会場は温かい笑いに包まれた。そんな両人に塩田監督は絶賛を贈っており、小松さんには「インスピレーションの人。現場で感じたことをそのままふっと演じるから、あんまり細かい指示をするより、基本野放しにして面白い。動きの一つ一つが映画的でかっこいいので見とれちゃいました」とコメント。門脇さんについては、「ものすごく周到に準備してくるし、脚本も読み込んでくる。そのくせ現場に入ると、即座にフィットするんですよ。実際撮影に入ってみないと、演技の距離感とかは分からないんですが、どういう撮影でもアジャストする」と、それぞれ直球でベタ褒めした。秦基博「褒めた」のに「どうせお世辞」と言われ…本作では、劇中でハルレオたちが演奏する主題歌「さよならくちびる」を秦さんが、挿入歌「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」をあいみょんが提供していることも大きな話題となっている。本楽曲について小松さんは「最初に秦さんが歌っているデモテープをもらったんですが、それを聴いた時点で『もう完成している!』と思って…本当にこのまま秦さんが歌って出せちゃうという位、感動するものだったんです。それで台無しに出来ないというプレッシャーがありました」と吐露、「女性二人の心情が繊細で感動的で、大好きな曲です」と明かした。一方、門脇さんは「劇中ではハルがこの曲を作っているという設定でした。ハルがずっと仏頂面だったので、表現しきれない部分があるのではないかと不安でした。でもハルは台詞で自分の心情を説明するキャラクターではなく、この歌に全てが込められているので、この曲に何度も助けられました」と、演技への好影響を語った。また、サプライズ登場した秦さんは、レコーディングの際のエピソードについて「ボーカルブースって一人だし緊張感があるんですよ。ですから、今回“ハルレオ”の良いところはなるべく褒めて、伝えるようにしました。良い歌を収録できたと思ってたんですが、後日小松さんが『どうせお世辞だよ』て言っていたというのを聞いたので、『頑張って褒めたの返して』って思いました(笑)」と冗談交じりにコメント。「緊張していたし、最初は怖い人かと思って、怒られるんじゃないかと心配で…(笑)。優しいですけど実際は」と、小松さんが当時の気持ちを打ち明けると、会場は爆笑に包まれた。そして、塩田監督は「聴いたらブワーって鳥肌が立ちました。シナリオでもあり演技でもあり、全体のテーマでもある。つまり、一番大事なところを人に任せているんですよね。この1年毎日聞いているんですが、それでも聴き飽きない凄い曲です。本当に感謝です」と熱く語っていた。『さよならくちびる』は5月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年04月25日青春音楽映画『さよならくちびる』に登場する、小松菜奈と門脇麦が演じる劇中ギターデュオ「ハルレオ」が、この度メジャーデビューすることが決定。主題歌MVも到着した。小松さん演じるレオと門脇さん演じるハルで構成される人気ギター・デュオ「ハルレオ」。劇中、2人が披露する主題歌のプロデュースを秦基博が、挿入歌の作詞・作曲をあいみょんが担当することでも話題に。今回メジャーデビューということで、5月22日(水)にEP「さよならくちびる」をリリース。秦さんがプロデュースを担当した映画の主題歌「さよならくちびる」、あいみょんさんが作詞作曲を手掛けた挿入歌「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」が収録される。「ハルレオ」デビューにあたり、秦さんは「映画とともに、この『さよならくちびる』という歌も多くの方に楽しんで頂けたら嬉しいです」と言い、あいみょんさんも「この楽曲たちを歌ってくれてありがとうございます。デビュー、万歳」と祝福している。さらに、米津玄師の代表作「Lemon」のMVも手掛けた山田智和が監督した、「ハルレオ」が歌う主題歌「さよならくちびる」のMVも到着。秦さんが書き下ろした主題歌「さよならくちびる」は、別れとその先にある未来への希望を綴ったミディアムバラードとなっているが、MVでは“3人で過ごす最後の時間”をテーマに、本楽曲の詩世界が見事に描かれた映像作品に仕上がっている。MV撮影を終え、小松さんは「久しぶりに3人で会えて嬉しかったです。撮影中はとてもリラックスして、他愛もない話ばかりしていました(笑)」とふり返り、門脇さんも「映画を撮り終えて以来、久しぶりに3人で集まっての撮影でしたが、映画の中では過ごせなかった3人の穏やかな時間の流れが、心地良く愛おしく幸せな時間でした」と言い、映画と併せて楽しんでほしいとコメント。成田凌は「映画とは違った空気感もありながら、少しその匂いは残っている、絶妙な距離感のMVになっていると思います」と話し、「映画本編の撮影時、カレーを食べるシーンで少し食べ過ぎたので、今回は気をつけよう、とみんなで誓いあったのがいい思い出です(笑)」と裏話を明かしている。EP「さよならくちびる」は5月22日(水)リリース。※iTunesプリオーダー受付中『さよならくちびる』は5月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年04月18日北村匠海、小松菜奈、吉沢亮が、映画『さくら』(2020年初夏公開)に出演することが2日、わかった。同作は、西加奈子による同名ベストセラー小説を実写化。ハンサムで人気者の長男・一(吉沢)と、異常なまでに長男を愛する容姿端麗で破天荒な妹・ミキ(小松)。そして、平凡な次男のボクこと薫(北村)。風変わりだけど、幸せな家族だったが、一家のヒーロー的存在の兄が交通事故に遭ったことによって、運命が大きく変わっていく。そんな家族に愛犬のさくらはいつも寄り添っていた。長谷川家の次男、大学生の薫を北村、超美形の妹・ミキを小松、そして人気者の長男・一を吉沢が演じ、過酷な運命に立ち向かう3兄妹となる。監督は『三月のライオン』(ベルギー王室主催ルイス・ブニュエル「黄金時代賞」受賞)、『ストロベリーショートケイクス』(バルセロナ・アジア映画祭・国際審査員特別賞)など海外からも高い評価を受け、詩情溢れる作品を多数生み出してきた矢崎仁司が務める。○北村匠海 コメント吉沢亮さん小松菜奈さんをはじめとする本当に強力かつ個性のある共演者の皆様とお芝居できる時間がとても幸せに思います。一つの家族の大きな愛、小さな愛、一匹の犬にまつわる、愛情。端的には言えない、愛と情の物語です。丁寧に一言一言を紡いで力を合わせて作り上げていきたいと思います。頑張ります。○小松菜奈 コメント矢崎監督とのお仕事は今回が初めてで、共演者の方々と一つの家族になるのは緊張でもあり未知の世界ですが、これからこの家族にどんな色がついていくのかとても楽しみです。原作からも浮き出てくるリアルな家族のやり取りと喜怒哀楽の光景がとても微笑ましく、その中で感じる生きるとは何か・愛とは何か・家族とは何か、そんなメッセージが伝わる心温まる再生物語だと感じました。今回演じさせていただく末っ子のミキと常に向き合い、とても奮闘する日々になると思いますが、自分の感じた想いを大切にミキとして生きていきたいです。○吉沢亮 コメント矢崎監督、共演者の皆様は初めましての方ばかりで、皆様とどのような家族ができあがるのか、とても楽しみです。不安もありますが、監督と話し合いながらこの一家の光であり影である一という役を精一杯生きたいと思います。僕自身男4人兄弟で、女姉妹に憧れていました。妹、ワクワク。○関顕嗣プロデューサー コメント西加奈子『さくら』は、家族をテーマにした傑作小説です。映画化にあたり、配役はとても重要でした。 兄弟妹をどの俳優に相談すべきか?初心に戻り原作からのイメージをまとめてオファーを開始しました。 結果、望み通りのキャスティングに決まったのです。この出会いに感謝しています。 北村匠海、小松菜奈、吉沢亮、の三人の共通項は、その演技力にあると感じています。今を代表する人気俳優陣である事と同時に、彼らが演じる人物達は、強烈な存在感を観客に植え付けています。矢崎仁司監督のタクトによって、素晴らしい和音を奏でて頂けると期待しています。
2019年04月02日小松菜奈と門脇麦がW主演を務める映画『さよならくちびる』(5月31日公開)の本予告映像が21日、公開された。同作では、数々の大ヒット作を生み出してきた塩田明彦監督が、自らのオリジナル脚本をベースにキャリア初の“音楽映画”に挑戦。インディーズの音楽シーンで一時期話題になった2人組女性バンド“ハルレオ”。解散を決めたレオ(小松)とハル(門脇)は、バンドのサポートをする“ローディ”の志摩(成田凌)とともに、解散ツアーとして、全国を巡る。しかし、レオは志摩に恋を、志摩はハルに思いを寄せ、ハルもレオに友情を越えた感情を抱いていた。公開された本予告では、秦基博が手がけた主題歌楽曲「さよならくちびる」と、あいみょんが作詞作曲した「たちまち嵐」が、“ハルレオ”の歌声で披露される。突然解散を決めたレオとハルに、「2人とも本当に決心は変わらないんだな?」と問いかける付き人のシマや、全国ツアーの道中衝突を繰り返すレオ、ハル、シマの3人の姿が描かれる。途中のシーンでは、優しく慰めてくれたシマにキスを迫るレオの姿や、ステージの楽屋裏でハルに迫るシマの姿、そして、自販機にもたれかかるハルのくちびるを強引に奪うレオの姿といった、“衝撃的なキスシーン”の数々も。“ハルレオ”のキスの瞬間を捉えた印象的なカットも公開となった。劇中、小松と門脇の2人は、 “ハルレオ”の楽曲を実際に自らの歌声と演奏で披露。キャリア初の歌唱演技となる小松は、門脇と共に数ヶ月のトレーニングを経て、息の合ったコーラスはもちろん、ギター演奏も完璧にこなせるまでに上達し、エモーショナルなライブシーンの撮影を成功させた。
2019年03月15日●『サムライマラソン』の「難しい役」今から約5年前、小松菜奈は長編映画デビュー作『渇き。』での演技が高く評価され、第38回日本アカデミー賞で池松壮亮、上白石萌音、登坂広臣、能年玲奈(その後、のんに改名)、福士蒼汰と共に新人俳優賞を受賞した。授賞式のスピーチでは、このような言葉を残している。「新人の時にしかもらえないこんな素敵な賞をいただけて本当にうれしく思います。今までに感じたことのないプレッシャーだったり、不安だったり、また、新しい良い刺激を受けることができました。あらためてこの新人賞をいただけて、とても幸せです」その後の活躍は、多くの人の知るところ。『渇き。』以降、13作に出演し、あらゆる役柄に身を投じてきた。なぜ、彼女は映画界でここまで求められ続ける存在になれたのか。15作目に巡って来た『サムライマラソン』(2月22日公開)でも、佐藤健、森山未來、染谷将太、青木崇高、竹中直人、豊川悦司、長谷川博己というそうそうたる顔ぶれのなかでも異彩を放っている。幕府が開国を迫られる中、安中藩主・板倉勝明(長谷川博己)は危機感を抱き、藩士たちの心と身体を鍛えるために十五里(約58km)の徒歩競争を開催。「優勝者はどんな願いも叶えられる」と聞いて藩士たちが色めき立つ中、城を抜け出した勝明の娘・雪姫(小松菜奈)は男装で身を潜めるも、競技に参加することを決意する。俳優・女優のターニングポイントに焦点を当てるインタビュー連載「役者の岐路」の第6回は女優・小松菜奈。『渇き。』から多くの作品を経て、彼女の中には一体何が蓄積されているのか。約4年半ぶりのインタビューで、その変化と成長を探った。○■男装役・熊之助を演じる工夫――こうしてお話をうかがうのは、『渇き。』(14)以来です。ありがとうございます。――タイトル通り、「走る」ことが大きなテーマとなっている作品です。すごくつらそうな表情もストーリー展開に絡んで、観客を独特の興奮状態に引き込むようなが画力がありました。演技のみならず、求められる領域が広かった作品だったのではないでしょうか。そうですね。とにかくずっと走って(笑)。監督(バーナード・ローズ)は、雪姫という一人の女性を、海外の人が見ても「かっこいい」と思える女性として描きたいと。雪姫は好奇心にあふれていて、自ら外の世界に飛び出し、江戸や西洋で絵画を学びたいという夢を抱いています。父はそれに猛反対しているので、余計に反発する思いもあって。男装して熊之助と名乗り、外の世界に飛び出すと多くの人との出会いが待っていました。初めて人が斬られるところを目の前で見たり、そういうつらい体験もありますが、やっぱり何事にも飛び込んでいく勇気はかっこいいですし、人間味があってとても魅力的な人物です。熊之助は、一人の人間として、雪姫とは違う部分が伝わればいいなと思って、監督とも話し合いました。――監督が「難しい役」とおっしゃっていたのは、つまりはそういうことですか。撮影前からプレッシャーみたいなものはすごく感じていました。雪姫が大事な役どころでもあるので……その上、そうそうたる方々が出演されています。●「役者は役者を育てる」の真意――しかも、海外との共同制作。そうなんですよね。だからもう、あまり考え込まずに、「大丈夫」と言い聞かせながら(笑)。所作に気をつけて、雪姫の凛とした美しさを意識しつつ、熊之助になると、大胆に動いてみるとか。そういう違いを見せられたらいいのかなと思いながらの撮影でした。男性だけではなく、女性の所作も教えていただいて。それぞれを叩き込みつつ、熊之助にちょっと女性の所作が残っていてもいいのかな、とか。熊之助はそれまで男性として生きたことはないわけですから、女性の所作が残っていても自然ですよね。監督は、熊之助になった時の「汚れメイク」をすごく気にされていました。やっぱり、男の子っぽく見えないとダメなので。衣装合わせのときでも、結構細かくメイクテストを重ねました。そういう細かいところにもこだわりがありました。――汚れることやハプニング、アドリブもOKの現場だったんですよね。そうなのですが、私は高級な着物を着ていたので、スタッフさんからは「一枚しかないから、汚さないで」と言われていたのですが、監督は「そんなの気にしなくていいんだよ!」と(笑)。どちらも考えつつ、でも自由にやることも意識しました。アドリブも「どんどんやってほしい」という現場だったのですが、竹中(直人)さんがとにかくすごくて(笑)。竹中さんのアドリブがいつ飛び出すのか、気になっちゃいました(笑)。――確かにすごかったです(笑)。面白いですよね。ほかにも濃いキャラクターがたくさん出てくるので、そこにも注目してほしいです。――演じる上で刺激にもなりそうですね。そうですね。竹中さんに負けないよう、他の方とも「がんばりましょう!」と励まし合っていました(笑)。そういう、良い意味でのライバル意識みたいなものはありましたし、その中でもとにかく自分を出してそのキャラクターを際立たせなきゃみたいな気持ちで臨んでいました。○■主要キャストの中で紅一点――シンプルなストーリーなのですが、後半にいくにつれて、役者の方々のエネルギーに引き込まれました。小松さんは過去に「役者が役者を育てる」ということもおっしゃっていましたよね(公式サイトのインタビューより)。まさにそういう現場だったのでは?今回も一人ひとりの役のプロセスは、現場で決めていく感じだったのですが、もちろん台本もあって、そこと向き合って現場に入るということはもちろんですが、それとは別にあの環境下でもあるので、野性的なエネルギーを感じながらというか。――しかも、男だらけ(笑)。そうなんですよね。すごくパワーにあふれる現場でした。私、お兄ちゃんが2人いて育ったので全然違和感がなくて、すごく楽しくて(笑)。みんなで役に対しての話もしましたし、もちろん違う話も。1カ月半ほど、ずっと山形での撮影でした。ホテルに泊まって、東京と行き来する方もいましたが、私はずっと山形にいました。●『渇き。』の本音「なぜ泣かないといけない?」――そうやって、撮影期間は現場にしっかり入り込みたいタイプですか。そうですね。地方ロケということもあって、他の仕事ができないというのもありますが、撮影がはじまったら、その作品にどっぷりと浸かりたい。しっかり入り込めるので、地方ロケは好きなんです。都内の場合は自宅に帰ってリラックスしちゃって、気持ちも変わってきちゃったりするので。だったら、地方でガッツリ、みなさんと一緒にとことん追い込んでいくのが一番好きです。――その分、終わった時の喪失感もありそうですね。めちゃくちゃ寂しいんですよ! 現場ではいろいろな出来事が巻き起こっていたので、みなさんいろいろな思いがあるはずです(笑)。全員で駆け抜けた疾走感というか、達成感をすごく感じました。――実際に走ってましたもんね(笑)。結構走りました! 最後はみんな吐きそうになって(笑)。1日1日が濃い撮影だったので、いろいろなことが心に残る作品になりました。○■最近ようやく感じる「おもしろい」――ちなみに、「演技で蓄積されているもの」と聞いて何を思い浮かべますか? 『渇き。』は長編映画デビュー作となる、「女優・小松菜奈」にとっては“はじまり”の作品です。まっさらな状態で取材をさせていただいてから、約4年半が経ちました。当時のご自身と比較して、何が蓄積されていると思いますか。「感情移入」です。もちろん、生の感情なので、ただ単に「涙を流すこと」ではなくて。実は、いつもその「感情」の部分で苦労してきたんです。昔は、泣くお芝居になると違うことを想像して泣いたりするのかなと思ってたんです。でも、それだと「感情」とは全然違うから、やっぱりいけないと思って。『渇き。』の時は、「なぜ泣かないといけないんだろう」って思うこともあったんです。自分自身は悲しくもないのに泣いたり、怒りたくもないのに怒ったり。役者さんってすごいなと思っていて。でも、役を演じている中でスッと瞬間的にその気持ちに入ることができたり、相手役の方のお芝居を見ても新鮮な気持ちになれることもあったり。自分が台本を読んでいる中では「ここは泣けない」とか、そういう感情にならないのに、その人が演じることによって、役が物語に吹き込まれていく。自分が演じる中でも、相手のお芝居を見ていく中でも、そういうことをすごく感じることがこれまで何度もありました。お芝居の仕事は、それをすごく近くで見ることができるので、「おもしろい」と思えた。お芝居をしているんですけど、周りの方のお芝居をすごく見ちゃうんですよね。役として現場にいますけど、自分としても相手の役をつい見てしまう。だからこそ、「役者は役者を育てる」と思っています。その人のセリフのおかげで、自分の役の気持ちが成立している。それってすごいことなんですが、それを「おもしろい」とも最近ようやく感じることができるようになりました。だからこそ、その役としての感情でいることができて、その役の感情が自然と溢れ出てくる。――終わりというか、明確なゴールがないからこそ、難しくも魅力的な仕事ですね。そうですね。新しい作品に出させていただくと、そこには新たな出会いが待っています。――特定の作品によって、大きく変化したということでもなさそうですね。作品を重ねるにつれて、次第に変化していったというか。いろんな現場をやっていく中で……例えばセッティング中でも感情を続けないといけない。現場ではそうやって、どうしても感情を続けられない時が必ずあります。でも、もとの感情に引き戻す、持続する集中力も試される……というか、もちろんその集中力がないといけない。それを昔はできなかったのですが、「のめり込む瞬間」を感じた時、「昔の自分と変わった」と実感しました。別の作品では、3時間待ちの時もありました。それでも役の感情は続いているから、そこに持っていかないといけない。そのためには、エネルギーというかものすごいパワーが必要で。本番でそれを出しきれなかったりすると後悔するので、休憩中も必死に高めています。■プロフィール小松菜奈1996年2月16日生まれ。東京都出身。身長168cm。2008年からモデルとして雑誌を中心に活動し、多数のCMやPVに出演。役所広司が主演を務めた映画『渇き。』で長編映画デビューを飾り、第38回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞。その後も、『近キョリ恋愛』(14)、『予告犯』(15)、『バクマン。』(15)、『黒崎くんの言いなりになんてならない』(16)、『ヒーローマニア -生活-』(16)、『ディストラクション・ベイビーズ』(16)、『溺れるナイフ』(16)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『沈黙 -サイレンス-』(16)、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(17)、『坂道のアポロン』(18)、『恋は雨上がりのように』(18)、『来る』(18)に出演。公開待機作には『さよならくちびる』(2019年5月公開)、『閉鎖病棟(仮)』(2019年11月公開)がある。
2019年02月21日小松菜奈と門脇麦がW主演する映画『さよならくちびる』から、2人が劇中で組む人気デュオ「ハルレオ」の歌唱シーン初解禁されるショート予告、そして新カットが到着した。映画で人気ギター・デュオ「ハルレオ」として活躍する、小松さん演じるレオと門脇さん演じるハル。実際に2人共、自らの歌声で撮影に臨んでおり、ライブシーンにも挑んだ。今回到着した予告映像では、カリスマ的存在のレオと才能の持ち主ハルのデュオが、突然解散を決めるところからスタート。そして、キャリア初の歌唱を披露する小松さんと、門脇さんの2人でギターを弾きなが主題歌「さよならくちびる」を歌うシーンが収録。主題歌「さよならくちびる」は秦基博がプロデュース、挿入歌「たちまち嵐」はあいみょんが作詞・作曲をしており、映像ではこの2曲の一部を聞くことができる。また、ハルとレオのキス寸前(?)シーンもあり、成田凌扮するシマら3人の関係とその行く末が気になる映像となっている。そして、予告編と併せて到着した劇中写真では、ハルレオ、シマの3人が全国ツアーに向かう車中の様子、ハルとレオの練習風景と、何気ない瞬間を切り取ったものとなっている。さらに今回、本作のノベライズが4月5日(金)に発売されることも決定。相田冬二により、映画とは違うノベライズ独自の描写で3人の心情を浮き彫りにしている。『さよならくちびる』は5月31日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月31日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年02月21日小松菜奈と門脇麦がW主演を務める映画『さよならくちびる』(5月31日公開)のショート予告が21日、公開された。同作では、数々の大ヒット作を生み出してきた塩田明彦監督が、自らのオリジナル脚本をベースにキャリア初の“音楽映画”に挑戦。インディーズの音楽シーンで一時期話題になった2人組女性バンド“ハルレオ”。解散を決めたレオ(小松)とハル(門脇)は、バンドのサポートをする“ローディ”の志摩(成田凌)とともに、解散ツアーとして、全国を巡る。しかし、レオは志摩に恋を、志摩はハルに思いを寄せ、ハルもレオに友情を越えた感情を抱いていた。劇中で小松演じるレオ、門脇演じるハルで構成する、人気ギター・デュオ「ハルレオ」は実際に2人とも自らの歌声で撮影に臨んだ。小松、門脇共に数ヶ月のトレーニングを経て、実際にギター演奏をしながら楽曲を披露できるまでになり、ライブシーンの撮影を成功させたという。主題歌「さよならくちびる」は秦基博、挿入歌「たちまち嵐」をあいみょんが作詞・作曲しており、今回の予告で初公開された。予告編は、カリスマ的存在のレオと、才能の持ち主ハルのデュオが突然解散を決めるところからスタート。2人が秘めた想いを歌に乗せ奏でるほか、まさかのキスするようなカットも。シマを含めた3人の関係とその行く末が気になる予告となっている。併せて、ハルレオ、シマの3人が全国ツアーに向かう車中の様子を捉えたシーンや、ハルとレオの練習風景をおさえた劇中写真も公開された。さらに、4月5日には同作のノベライズが徳間文庫より発売されることも決定した。
2019年02月21日小松菜奈と門脇麦がW主演し、劇中では歌唱も披露する映画『さよならくちびる』のポスタービジュアルが到着した。本作は『どろろ』の塩田明彦監督が自らのオリジナル脚本をベースに、キャリア初の“音楽映画”に挑戦し、主題歌は秦 基博、挿入歌をあいみょんがプロデュースしていることでも話題になっている。今回完成したポスタービジュアルには、人気ギター・デュオ「ハルレオ」のレオ(小松さん)とハル(門脇さん)がギターを手に向き合う、写真家・川島小鳥が撮り下ろしたカットを使用。また、成田凌演じるシマを加え、3人がそれぞれステージに立つ姿も写し出されている。さらに追加キャストとして、「ダンドリ。~Dance☆Drill~」「忠臣蔵 瑤泉院の陰謀」の篠山輝信、「ホリデイラブ」「ブラックスキャンダル」の松本まりか、芸人・マキタスポーツらが出演していることも発表された。小松さんと門脇さんは数か月のトレーニングを経て、実際にギター演奏をしながら楽曲を披露できるまでになり、自らの歌声で撮影に臨んでいる。特に小松さんは映画やCMなど含めキャリア初の歌唱ということで要注目だ。『さよならくちびる』は5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:さよならくちびる 2019年5月、全国にて公開予定(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2019年02月06日NHK総合「SONGS」の1月26日(土)オンエア回は中島みゆきをフィーチャー。デビューから40年あまりにわたり多くの人々に愛され続ける中島さんの歌の魅力を今回TV初公開となる秘蔵ライブ映像と、中島さんを愛する3人の“表現者”の声から探っていく。1975年にデビュー、「わかれうた」「悪女」「空と君のあいだに」「地上の星」といった楽曲で1970年代、80年代、90年代、00年代の4つの年代でシングルチャート1位を獲得した唯一の女性アーティストである中島さん。自身だけでなく、ほかのアーティストに提供した「黄砂に吹かれて」などの楽曲も70~00年代の4年代に2010年代を加えた5つの年代でシングル1位を獲得。さらに平成が終わろうとしている現在も名だたるアーティストたちにカバーされた1992年発表の「糸」が100万ダウンロードを達成したほか、平成の幕開けと共に始まった舞台「夜会」も30周年を迎えるなどいまだ熱い支持を受け続けている。今回番組ではテレビ初公開となる「ホームにて」「蕎麦屋」「EAST ASIA」の貴重なライブ映像を紹介。「宙船(そらふね)」の歌詞を座右の銘としているという女優の土屋太鳳、中島さんが提供した「泣いてもいいんだよ」で初のシングル1位を獲得した「ももいろクローバーZ」のリーダー・百田夏菜子、昨年中島さんの「糸」をカバーし話題となった「いきものがかり」吉岡聖恵という3人の女性表現者も登場。古くからの中島さんファンよりもずっと若い世代の彼女たちに中島さんの歌はどう響いたのか?3人がそれぞれの“中島みゆき愛”を語る。中島さんの圧倒的な表現力を見せつけられる秘蔵ライブ映像に加え、2月1日(金)からは『七つの会議』の公開も控える土屋さん、4月20日(土)、21日(日)には「ももクロ春の一大事2019 in 黒部市」が開催される「ももいろクローバーZ」の百田さん、1月1日には「WE DO」を配信したばかりの「いきものがかり」吉岡さんらの言葉で、多面的に中島さんの楽曲の魅力に迫る今夜の「SONGS」は1月26日(土)23時~NHK総合でオンエア。(笠緒)
2019年01月26日マラソンの発祥とも言われる幕末に行われた“安政遠足”を舞台に描かれた『サムライマラソン』。佐藤健、小松菜奈、森山未來などの豪華キャスト共演でも話題を呼んでいる本作から、ポスタービジュアルと予告編が公開となった。日本のマラソンの発祥である史実「安政遠足」。幕末、迫る外国に備え藩士たちを鍛えるため、約58キロの山道を走る“遠足(とおあし)”が行われた。原作は、『超高速!参勤交代』や『引っ越し大名三千里』の原作者でもある、土橋章宏による『幕末まらそん侍』(ハルキ文庫)。監督は、イギリス人の映画監督、脚本家でもあるバーナード・ローズ。また、黒澤明監督作品『乱』でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したワダエミが衣装を手掛けた。主人公の唐沢甚内を演じるのは、佐藤健。唐沢は、幕府のスパイとして藩に潜り込み、戦いを止めるために遠足に参加することになった忍びという役柄だ。また、男装しながら遠足に参加する活発な娘・雪姫を小松菜奈、遠足を命じる藩主・勝明を長谷川博己、雪姫との結婚のためならなんでもする侍・辻村平九郎を森山未來、俊足の足軽・上杉広之進を染谷将太が演じる。そのほかに、青木崇高、竹中直人、豊川悦司など豪華俳優陣が名を連ねる。解禁された予告編では、登場人物それぞれにスポットが当てられ、次第に彼らが一致団結していく姿が映し出されている。スピード感のある映像からは、本作の壮大なスケールが伝わってくる。また同時に公開されたポスターでは「行きはマラソン帰りは戦」というコピーが使われ、これから始まる物語を予感させる。そして、登場人物ひとりひとりの表情からは侍としての勇ましい姿を見ることができる。『サムライマラソン』は2019年2月22日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サムライマラソン 2019年2月22日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©”SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners
2018年12月14日小松菜奈と門脇麦がW主演を務める、『どろろ』の塩田明彦監督キャリア初の音楽映画『さよならくちびる』。この度、劇中で小松さんと門脇さんが組むギター・デュオ「ハルレオ」が歌う楽曲のプロデュースを、秦 基博とあいみょんが担当することが決定した。今回、秦さん提供曲の主題歌「さよならくちびる」と、あいみょんさん提供曲の挿入歌「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」は、それぞれ本作のために書き下ろされた楽曲。劇中では、レオ役の小松さんとハル役の門脇さんが演奏し、歌唱する。小松さんにおいては、映画やCMなど含め、今回キャリア初の歌唱演技!さらに2人とも、数か月のトレーニングを経て、実際にギター演奏をしながら今回の楽曲を披露できるまでになり、ライブシーンの撮影を成功させたという。主題歌「さよならくちびる」をプロデュースした秦さんは、曲はもちろん、歌詞の全てまで手掛けており、「最初に頂いた脚本にあった『さよならくちびる』という塩田監督の言葉を元に、小松菜奈さん、門脇麦さんの演じるハルレオの声、この映画の世界をイメージしながら曲を書きました」と語り、「今回、お二人とレコーディングさせて頂きましたが、お二人の、飾らない真っ直ぐな歌声によって『さよならくちびる』という曲は完成するのだと改めて感じました。多くの方に、楽しんで頂ければ幸いです」とコメントしている。また、挿入歌2曲を作詞・作曲・プロデュースした最旬女性シンガーソングライター・あいみょんさんは、「たちまち嵐」について「楽観的だけど、芯のある楽曲をイメージしました」と言い、「誰にだって訳がある」については「皆それぞれ、理由があって今その場に立っていて、好きな物にも嫌いな物にもきっと理由がある。傷つくこと、泣きたくなることや嬉しくなることにも。沢山の感情を背負って心臓を走らせ生きているハルとレオに、少し訳ありの歌を作りたいと思いました」と楽曲に込められた思いを語っている。『さよならくちびる』は2019年5月、全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:さよならくちびる 2019年初夏、全国にて公開予定(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
2018年12月14日歌手の中島みゆきが、2013年4月から2018年9月まで月に一度放送されていたニッポン放送『中島みゆきのオールナイトニッポン月イチ』。放送終了を惜しむリスナーの声が多数寄せられたため、総集編を12月10日~13日(21:00~21:50)に、スペシャルプログラムとして放送されることが決定した。5年半の名場面だけでなく、12月19日にリリースされるライブアルバム『中島みゆき ライブ リクエスト ‐歌旅・縁会・一会‐』からの楽曲もいち早く放送される予定となっている。総集編のナビゲーターとして、『中島みゆきのオールナイトニッポン』(79年~87年)時代から中島と親交がある、『上柳昌彦 あさぼらけ』パーソナリティの上柳昌彦が担当する。
2018年11月26日女優の小松菜奈さんと吉田羊さんが都内で開かれたロッテ『乳酸菌ショコラ』のイベントに出席。季節の変わり目となるこの時期におすすめの “腸内環境改善トレーニング” について、おふたりが実演してくれました!トレーニング姿で登場!今回のイベントは、ロッテが開発した「1日3分腸内環境改善トレーニング」の発表会。ゲストとして、チョコレートブランド『乳酸菌ショコラ』のサポーター、小松菜奈さんと吉田羊さんがトレーニング姿で登場です!まずは、おふたりが声で出演されている「1日3分腸内環境改善トレーニング」の動画がお披露目されました。このトレーニングは、健美腸ドクターとして知られる医師の小林暁子先生とセントラルスポーツ株式会社との共同でつくられたもの。1日3分の簡単なトレーニングをすることで、腸内環境の改善が促されるそうです。このトレーニングについて、小松さんは、「運動を習慣づけようと思っても違うことしたり、今日は休んじゃおうとか思ったりするけど、3分なら続けられますね」とコメント。吉田さんは、「3分はあっという間ですし、ラーメンにお湯を入れてできあがるまでの間に運動ができるので、“ながら” トレーニングが可能ですね」と答えていました。小松さんのリズム感が…続いて、おふたりがステージでトレーニングにチャレンジです。音楽に合わせて膝を直角に上げる運動をするのですが、小松さんは「私、リズム感ないから大丈夫かな……」と不安そう。そんな彼女に「リズムにあわない菜奈ちゃんも見てみたい。かわいいだろうな」と声をかける吉田さん。仲の良い姉妹のようです。ということで、まずは小松さんからスタート。音楽がはじまり、リズムに合わせて膝を上げなければならないのですが、いまひとつリズムに乗り切れていないようです。いっぽうの吉田さんは、リズム感もバッチリで美しいトレーニング姿を披露されていました。たまらなくかわいい!トレーニングが無事終わり、ほっとした様子のおふたり。膝上げの感想を問われると…小松さんリズムとるのが難しかったんですけど、羊さんが優しく声かけしてくれて、楽しかったです。吉田さんリズムに乗れていないような菜奈ちゃんがたまらなくかわいいですね。(この運動は)簡単そうに見えますけど、片脚なので、体幹がしっかりしていないとふらつきます。なので、体幹も鍛えられるとてもよいトレーニングだと思います。その後、トレーニングのごほうびとして『乳酸菌ショコラ』を実食。「トレーニング後は甘いものを欲しているので、うれしいです!」とふたりともおいしそうに食べていました。鍛えたい部位は…?続いて行われたトークセッションでは、おふたりがトレーニングについて語ってくれました。小松さんは、ふだんから走ったりジムに行ったりして、運動することや汗をかくことが大好きとのこと。吉田さん菜奈ちゃんのイメージって、ヘルシーな美しさがありますよね。小松さんでもリズム感はないです(笑)。吉田さんリズム感はなさげですね(笑)。と再び小松さんのリズム感をネタにしながらも、おふたりは本当に仲がよさそうです。さらに、今後やってみたいトレーニングについてもふたりの意見は一致。小松さん私は背中がきれいだといいなと思っていて…。衣装で背中が見えるときに、背中がきれいだと女性らしさを感じてドキッとします。なので、背筋を鍛えたいです。吉田さん私も背中を鍛えたいと思っているんです。携帯依存症的なところがあり、スマホ首になりがちで、カメみたいになっちゃうんです。なので、背中の筋肉を鍛えたいです。この美しいおふたりが声で出演されているトレーニング動画は、10月17日からロッテの公式サイトで公開されています。優しく応援する「小松菜奈のチョコ指導ver」篇、厳しく指導する「吉田羊のムチ指導ver」篇の2篇があり、腸腰筋や大腰筋を刺激する6種類のトレーニングが紹介されているので、腸の調子を整えたい人はぜひチェックしてみてください。以上、『ロッテ 乳酸菌ショコラ「1日3分腸内環境改善トレーニング」』発表会イベントレポートでした!
2018年10月19日女優の小松菜奈と門脇麦が、新作映画『さよならくちびる』(2019年初夏公開)のW主演を務めることが24日、明らかになった。同作では、数々の大ヒット作を生み出してきた塩田明彦監督が、自らのオリジナル脚本をベースにキャリア初の“音楽映画”に挑戦。インディーズの音楽シーンで一時期話題になった2人組女性バンド“ハルレオ”。解散を決めたレオ(小松)とハル(門脇)は、バンドのサポートをする“ローディ”の志摩(成田凌)とともに、解散ツアーとして、全国を巡る。しかし、レオは志摩に恋を、志摩はハルに思いを寄せ、ハルもレオに友情を越えた感情を抱いていた。塩田監督は「日本映画の最前線を美しく、軽やかに疾走する小松菜奈さん、門脇麦さんと映画を撮るチャンスを頂いたとき、最初に脳裏に浮かんだのが“くちびる”という言葉でした」と明かす。「お二人の、あの美しいくちびるとくちびるの間からひとつの言葉、ひとつのメロディが生まれ、音楽として響く。そこに成田凌さんという、なんとも柔らかな魅力をもった青年が絡んで、音楽はさらに重層化していく。抽象的ですが、そんな映画をいま、彼らと力を合わせ、創り上げようとしております」と意気込みを語った。居場所を求める3人の若者たちが「言いたいけど言えない」という複雑な思いと、現実と折り合いの付かない夢のきらめきを胸に、旅を続ける同作。函館、大阪、新潟他、全国各地にて、主に今年の夏を中心にロケを実行する予定だ。○小松菜奈コメント不器用ながらももがいて自分の居場所をみつけようとしてる、そんなレオの人間臭いところにとても惹かれました。今回の撮影では自分が今まで経験したことのないことにも挑戦したり、不安は大きいですが私もレオのようにぶつかりながら作品の中で何かを見つけられるといいなと思います。そしてお二人とも初共演なので、門脇麦ちゃん(ハル)と成田凌さん(志摩)と監督やスタッフさん皆さんと切磋琢磨しながら一瞬一瞬を大事にしていきたいと思います。色々な場所でみんなと楽しく旅してきます。○門脇麦コメント映画に興味を持ち始めた10代の頃から憧れだった塩田監督、個人的にずっと前から大好きな菜奈ちゃん、3度目ということもありとても信頼感のある成田くん、そんな方達と作品を創れるなんて楽しみでしかありません。まだ詳しいことは言えませんが音楽映画ということで、劇中で流れる音楽、とってもとっても素敵です。撮影期間中、私は何度もこの音楽たちに救われるのだろうと思います。良い作品になるよう全力を尽くします。○成田凌コメント塩田明彦監督の、新作、そして、オリジナル作品、この作品に関われること、すごく嬉しく思います。ハルレオ、門脇麦さん小松菜奈さん。いい作品ができることは間違いないです。お楽しみに。
2018年06月24日映画『恋は雨上がりのように』(5月25日公開)の公開初日舞台挨拶が25日に都内で行われ、小松菜奈、大泉洋、清野菜名、磯村勇斗、葉山奨之、松本穂香、山本舞香、永井聡監督が登場した。同作は眉月じゅんによる人気同名コミックを実写化。「このマンガがすごい!」「マンガ大賞」「全国書店員が選んだおすすめコミック」など各賞にランクインしている。陸上の夢を怪我で断たれた女子高生のあきら(小松)が、冴えないファミレスの店長・近藤(大泉)の優しさに触れ、28歳差の片思いをする。舞台挨拶では、大泉がサプライズで小松にメッセージを送ることに。大泉は「撮影の時から映画を座長として引っ張っていました小松菜奈さんに、この場を借りて、皆さんを代表して私から言葉を贈りたいなと思っています」と改まって言葉を紡いでいく。「夏の映画でございまして、夏だと思ってご覧になったと思うんですけど、撮ったのは12月でございますから。本当に寒い中、みんな頑張ってたわけですけども」と、"大泉節"をきかせながら語る大泉。中でも寒いシーンが多かったという小松に「決して弱音を吐かない。『寒いでしょ』ってどんなに聞いても、『寒くないです』と言い張る。結局風邪をひくわけですけども『プライベートの風邪です』とよくわかんない言い訳をしながらですね、頑張ってきて」と撮影を振り返った。大泉はさらに映画のキャンペーンに忙しかった小松をねぎらい、「このように初日を迎えられたのはあなたのおかげだと思って感謝しております」と語る。「みなさんの思いの詰まった花束をお渡しできればと思います。菜奈ちゃん、どうも、お疲れ様でした。」と花束を渡した。大泉の話を聞きながら、目を潤ませていた小松は「こんなことあるんですか? 聞いてないです。全然」と驚きを表す。小松は「高校生とおじさんの恋と聞いたときに、どんなお話なんだろうなと思っていたんですけど、人を好きになることは理屈じゃないなと純粋に思える作品に出会えたのは初めて」と同作への思いを吐露。「最初はあきらに対して難しいなと思ってたんですけど、演じてる中であきらの真っ直ぐさが美しいなと思えて」と振り返り、「すごく毎日が楽しかった撮影でした」と改めて頭を下げた。
2018年05月25日“女子高生”・小松菜奈と“バツイチの中年男性”・大泉洋の恋愛と成長を描いた『恋は雨上がりのように』が5月25日(金)より公開される。年の差恋愛をテーマした本作の魅力、気になる共演者同士のエピソードをまとめた。■あらすじ陸上の夢を怪我で絶たれてしまった主人公の女子高生・橘あきら。偶然訪れたファミレスで放心しているところに、優しく声をかけてくれたのは店長の近藤正己だった。 それをきっかけに、あきらはファミレスでのバイトを始める。バツイチ子持ちで、ずっと年上の近藤に密かな恋心を抱きながら… 。 あきらの一見クールな佇まいと17歳という若さに、好意をもたれているとは思いもしない近藤。しかし、近藤への想いを抑えきれなくなったあきらはついに告白する。近藤は、そんな真っ直ぐな想いを、そのまま受け止めることもできず――。真っ直ぐすぎる17歳とバツイチ子持ちで冴えない45歳。年齢差28歳の2人の関係はやがて、それぞれが自分自身を見つめ直すきっかけとなり…。 陸上の夢を故障で経たれ、陸上と向き合うことを避けてきたあきらと、かつて夢見ていた小説家の夢から目を背けてきた近藤。ともに“夢をあきらめた”経験を抱えている2人は、片想いをきっかけに、やがてお互いが自分自身と向き合う“人生の雨宿り”となり、少しずつ勇気を取り戻して成長していく。■眉月じゅんによる同名漫画を実写化!原作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて連載中の眉月じゅんによる同名漫画。2014年の連載開始直後から話題となり、「このマンガがすごい!」「マンガ大賞」「全国書店員が選んだおすすめコミック」など各賞にランクイン。さらにはアニメ化もされるなど、勢いの止まらない人気を獲得している。そんな原作を読んだ小松さんは「最初は女子高生とおじさんの恋愛の話かなって思いましたが、読み進めていくと2人の成長物語のように思います。微笑ましく、ちょっぴり泣けたり、大切な想いだったり、人を好きになることだったり、読んでいてなんとなく背中を押してくれる感じがしました」と感動をあらわにしていた。■キャスト小松さんと大泉さんW主演が大きく取り上げられる中、脇を固めるキャストもフレッシュな顔ぶれが勢ぞろいしている。ここではそんな主要キャストを一挙紹介!主人公の女子高生・あきら役/小松菜奈主人公の女子高生・あきらを演じるのは、鮮烈なデビュー作『渇き。』で話題を集め、その後も『溺れるナイフ』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など話題作に出演する小松さん。近年ではマーティン・スコセッシ監督『沈黙-サイレンス-』で世界進出もし、若手実力派の仲間入りを果たした。モデルとしても活躍し「シャネル(CHANEL)」のブランドアンバサダーも務める。あきらの寡黙だが凛とした佇まい、細かな感情表現を演じるのに、小松さんはハマリ役といえるだろう。冴えないファミレス店長・近藤役/大泉洋あきらに恋心を寄せられるファミレス「ガーデン」の店長・近藤を演じるのは、『駈込み女と駆出し男』で第58回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞し、その後も『アイアムアヒーロー』など数々の作品に出演する大泉さん。『探偵はBARにいる』などの人気シリーズ作にも出演し、その存在感ある演技力はもちろん、声優、作家、歌手などマルチに活躍している。本作では幅広い年代から愛される大泉さんが、冴えないけれども、誠実で優しさにあふれた中年男性をどう演じるのか、注目を集めている。フレッシュな顔ぶれから演技派の俳優陣が多数出演!「トットちゃん!」で黒柳徹子役を演じて話題を集め、現在は連続テレビ小説「半分、青い。」に出演する清野菜名が、小松さん演じるあきらの親友で陸上部のキャプテン・喜屋武はるかを熱演。ファミレス・ガーデンの大学生バイト・加瀬亮介を、連続テレビ小説「ひよっこ」の磯村勇斗、あきらのクラスメイトでバイト仲間の吉澤タカシを「僕たちがやりました」の葉山奨之、あきらのバイト仲間・西田ユイを「コウノドリ」や連続テレビ小説「ひよっこ」の松本穂香。そして、他校の陸上部ながら、密かにあきらのことを目標にしてきた倉田みずきを、「南くんの恋人~my little lover」『未成年だけどコドモじゃない』の山本舞香が演じるなどフレッシュな顔ぶれも勢ぞろい。ほかにもファミレス・ガーデンのウェイトレス・久保を濱田マリ、大泉さん演じる近藤の旧友で人気作家の九条ちひろを戸次重幸、あきらの母・橘ともよを吉田羊と、演技派が脇を固める。■予告からも確認できる繊細な描写の数々予告編では、陸上という夢を失い、まさにどしゃぶりに濡れたあきらの心に、優しくそっと傘を差し出す店長。さらに、あきらが店長にストレートに告白するも、しかし店長には届かない…そんな切ないシーンが幾度となく流れてくる。あきらの怒っていると勘違いされる表情、気合いの入らないときの私服のダサさといった、原作ファンが唸る見事な再現度も確認できる。あきらのライバル・みずきの全力壁ドンなど、注目すべきシーンもたくさん詰まった予告編だ。そして、ポツポツとふる小雨からどしゃぶりの豪雨まで、様々な“雨”を駆使した映像表現が、2人の心情を切なくも繊細に描いていく。あきらがなぜ店長に想いを寄せるようになったのか、そのヒントも隠されているような予告となっている。■疾走感あふれる「フロントメモリー」が主題歌に本作の主題歌は、原作の眉月氏が「この漫画のテーマソング」と位置づける、「神聖かまってちゃん」の「フロントメモリー」。今回この楽曲を、規格外の歌唱力を発揮して歌番組やTVCMで話題になった次世代の歌姫・鈴木瑛美子と、大原櫻子らを見出した日本を代表する音楽プロデューサー・亀田誠治のコンビで全く新しく生まれ変わらせた。その楽曲が本作の主題歌として起用されるだけでなく、映画本編の映像を惜しげもなく使用したMVも公開された。眉月氏が描き下ろした主題歌のジャケット写真も話題を呼び、「まるで恋雨の集大成のようなMVだと思いました。携わってくださったすべての方に心より感謝いたします!『神聖かまってちゃん』は天才」とコメントした。■残酷な企画に傷つく(?)大泉洋劇中では28歳、そして実年齢では23歳の年齢差がある小松さんと大泉さん。そんな“年の差恋愛”にちなんで、年の差さん限定試写会が開催されると、2人の間のジェネレーションギャップがまざまざと露呈することに…。「相手が話していることがよくわからないけど、知っているふりをしたことがある?」という質問に、小松さんは申し訳なさそうに「YES」の札を上げる。大泉さんは「一体どこでそんなことが!?おじさんの話がわかんなかったのに、わかったふりをしていたのか?」と問い詰めると、小松さんは苦笑を浮かべつつ「大泉さんがすごくハシャいだ感じで、昔の番組のこととかを話してくださって…。全くわかんないけど『あぁ、そういう番組ありましたね』とか言ってました(笑)」と告白!これには大泉さんは深く傷ついたようで「『小松菜奈と話が合ってたよ』なんて言ってた自分が恥ずかしい。なんでこんな残酷な企画を…」とショックを口にし、会場は笑いに包まれていた。■小松菜奈の告白に、まんざらでもない大泉洋「役得」劇中では、あきらが近藤店長になんと5回も告白をするといわれる本作。小松さんは「どんな告白の仕方にしようと考えました。あきらとしての心情だったり、店長に対する気持ちをちゃんと5回に分けて伝えたいなと思いましたので、そこは真剣に取り組みました」と役作りに合わせて、セリフのもつ雰囲気にもこだわりを見せた。大泉さんも「確かに、全部雰囲気が違いました。告白の仕方といいますか。どれも、グッとくるといいますか」とコメント。「5回も告白をすると現場で大泉さんを好きになったりしませんでした?」との質問に対し、小松さんは「大泉洋さんは好きですよ」とキッパリ。しかし「でも、“そういう好き”じゃないです」と付け足した。それでも大泉さんは、「でも、いま、『大泉洋さんが好きです』と言われて、ちょっとドキっとしました。役得でしたけど」と心をトキメかせていた。恋愛要素だけでなく、世代の違う2人が関わりあうことで見えてくる成長も、本作の見どころといえるだろう。これまでにあまり見ることのなかった“年の差ラブストーリー”を是非チェックして。『恋は雨上がりのように』は5月25日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:恋は雨上がりのように 2018年5月25日より全国東宝系にて公開Ⓒ 2018映画「恋は雨上がりのように」製作委員会© 2014 眉月じゅん/小学館
2018年05月25日5月25日公開の映画『恋は雨上がりのように』の年の差さん限定試写会が17日、都内で行われ、小松菜奈、大泉洋が出席した。映画『恋は雨上がりのように』の年の差さん限定試写会に出席した小松菜奈、大泉洋(左から)2014年に『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載がスタートするやたちまち話題を集めた眉月じゅん原作の同名漫画を実写映画化した本作。主演の小松菜奈演じる女子高生の橘あきらと、あきらが片思いする28歳年上の近藤店長(大泉洋)の恋愛を描く。28歳差の男女の恋愛を描いた本作にちなみ、この日は年の差カップルや友人などを招いての試写会を実施。劇中では28歳の年の差という設定だったが、実際は23歳差の2人。撮影期間で年の差を感じた点を小松は「大泉さんと年の差を感じたことは1回もありませんでした」と明かすも、大泉は「ないとは言い切れないですよ。ものすごく優しいしおじさんに合わせてくれますからね」と小松の心遣いに感謝。本作について小松が「この作品ではあきらが真っ直ぐに店長にいき、店長の戸惑っている姿が可愛らしかったりと、共感してもらえるところがたくさんあると思います。色んな見方があると思いますので、たくさんの方に見ていただきたいです」とアピールしていた。舞台あいさつの後半では、「年の差ギャップクイズ」を実施。「同じことをしていても体力の差を感じる?」という質問に、大泉との共演で「YES」と答えた小松は「大泉さんは『疲れた』とは言わないんですけど、顔が疲れているなと(笑)」と明かすと、大泉は「一番痛々しいパターンですね(笑)」と苦笑いだった。また、「相手が話していることがよく分からないけど、思わず知っているフリをしてしまったことがある?」という問いに「YES」と回答した小松は「大泉さんが昔の番組の話をはしゃいでしてくれたんですけど、全く分かりませんでした。楽しくお話されていたので、『分からないです』と言えませんでしたね」と正直に告白。そんな小松に対して大泉は「めちゃくちゃ気を遣わせていたんじゃないですか! ショックです。今日は何ですか! 残酷な…」と動揺していたが、すかさず小松が「全部じゃないですよ」とフォローして大泉を安堵させていた。映画『恋は雨上がりのように』は、5月25日より全国公開。
2018年05月18日映画『恋は雨上がりのように』の公開を記念して5月17日(木)、劇中の大泉洋と小松菜奈の“年の差恋愛”にちなんで、年の差さん限定試写会が開催! 上映前に大泉さんと小松さんが登壇し、年の差にまつわるトークを繰り広げた。人気漫画を原作に、ケガで陸上競技をあきらめた女子高生が、バイト先のレストランのサエないバツイチ中年の店長に切ない片思いに落ちるさまを繊細に描き出していく。この日、招待されたのは恋人、夫婦、友人など関係性を問わず、10歳以上年齢の離れた“年の差さん”たち。トークでは年の差にまつわる質問に観客、そして小松さんと大泉さんが答えたが、ここで2人の間のジェネレーションギャップがまざまざと露呈することに…。小松菜奈、大泉洋に年齢差を感じたことは「ない」と答えていたが実は…劇中では28歳、そして実年齢では23歳の年齢差がある小松さんと大泉さんだが、小松さんは、大泉さんに対してジェネレーションギャップを感じたことは「一回もない」と断言!大泉さんは「なきゃないでそれも問題でしょ!『やはり大泉さんは大人でした』という発言があって然るべき」と苦言を呈しつつも、22歳の小松さんに年齢差を感じないと言われてまんざらでもない様子。しかし、「相手が話していることがよくわからないけど、思わず知っているふりをしたことがある?」という質問に、小松さんは申し訳なさそうに「YES」の札を上げる(ちなみに大泉さんは「NO」)。大泉さんが驚愕した様子で「一体どこでそんなことが!?おじさんの話がわかんなかったのに、わかったふりをしていたのか?」と問い詰めると、小松さんは苦笑を浮かべつつ「大泉さんがすごくハシャいだ感じで、昔の番組の番組のこととかを話してくださって…。全くわかんないけど『あぁ、そういう番組ありましたね』とか言ってました(笑)」と告白!これには大泉さんは深く傷ついたようで「僕は(年齢差を)感じませんでしたけど、それは彼女が感じてないふりをしてくれていたからってわけですね…。『小松菜奈と話が合ってたよ』なんて言ってた自分が恥ずかしい。なんでこんな残酷な企画を…」とショックを口にし、会場は笑いに包まれていた。大泉洋、口には出さずとも顔に疲れが…?また小松さんは大泉さんとの体力の差を感じたエピソードとして「結構、ぼやきますし、『疲れた』と口には出さないけど、顔がなんか疲れてるなと感じることがあった」と語り、大泉さんは「一番痛々しいパターン。『疲れた』と言わないのに顔に出てるって…」と苦笑いを浮かべていた。『恋は雨上がりのように』は5月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:恋は雨上がりのように 2018年5月25日より全国東宝系にて公開Ⓒ 2018映画「恋は雨上がりのように」製作委員会© 2014 眉月じゅん/小学館
2018年05月17日映画『恋は雨上がりのように』(5月25日公開)でW主演を務める小松菜奈と大泉洋が10日、大泉の母校である北海道・北海学園大学で特別講義を行った。同作は眉月じゅんによる人気同名コミックを実写化。「このマンガがすごい!」「マンガ大賞」「全国書店員が選んだおすすめコミック」など各賞にランクインしている。陸上の夢を怪我で断たれた女子高生のあきら(小松)が、冴えないファミレスの店長・近藤(大泉)の優しさに触れ、28歳差の片思いをする。2人が教室に入ると、学生たちは大歓声で出迎える。今回、会場となった60番教室は、大泉が25年前に授業を受けていた場所で、満席の場内に「60番教室がこんなに埋まったのを初めて見た」と感激していた。北海道は2度目という小松は、「大泉さんの出身校に来られるのをとても楽しみにしていました。それから、お昼ごはんに大泉さんが用意してくれた海鮮丼がとても美味しかった」と感激した様子。大泉はさらに北海道のおすすめとして、みよしの餃子と、びっくりドンキーを挙げた。会場の学生について「直属の後輩なので、弟みたいな気持ち」と言う大泉は、「学校はすごく楽しかった。授業はほとんど出なかったけど。お芝居ばかりやってました」と振り返る。学生時代に所属していた演劇研究会の、現役メンバーも参加しており、学生が「現在、70人以上所属しています。(メンバーが多いのは)NACSのおかげ。私もTEAM NACSにあこがれて演劇研究会に入りました」と明かすと、大泉は大喜びだった。大泉がテレビ番組でよく訪れていた村出身の学生が「自分の村は過疎化が激しいので、村に戻ってゆくゆくは村長になって、村を市にしたい。人口1万人を目標にしたい」という夢を語ると、大泉は「バンバン映画を誘致しよう。大ヒットさせて、村に人を呼ぼう」とアドバイス。その学生から「(映画に)出てくれますか?」と誘われると「出るよ」と約束、小松も「出ます」と宣言し、会場は大盛り上がりだった。最後に大泉は、「この大学でやりたいことを少しでも早く見つけ、そこに向かってまい進してください。勉強も大事だけど、人とのつながりを大事にして、自分の好きなことを見つけてください」と学生たちにメッセージ。小松も「大泉さんの出身校に来られて、楽しい大学生活だったんだろうな、という話をたくさん聞けてよかったです。夢に向かって頑張ってください。私もパワーをもらいました。私もがんばります」と決意を新たにした様子だった。
2018年05月11日女優の小松菜奈と俳優の大泉洋がW主演を務める映画『恋は雨上がりのように』(5月25日公開)の主題歌、「フロントメモリー」のMVが10日、公開された。同作は眉月じゅんによる人気同名コミックを実写化。「このマンガがすごい!」「マンガ大賞」「全国書店員が選んだおすすめコミック」など各賞にランクインしている。陸上の夢を怪我で断たれた女子高生のあきら(小松)が、冴えないファミレスの店長・近藤(大泉)の優しさに触れ、28歳差の片思いをする。主題歌の「フロントメモリー」は、ロックバンド・神聖かまってちゃんの名曲を、次世代の歌姫・鈴木瑛美子がカバー&アレンジし、音楽プロデューサーの亀田誠治がプロデュースした。11日から先行配信が開始されるのに先駆けて、ミュージックビデオが公開。『恋雨』の永井聡監督が制作した。原作の眉月が『恋雨』のテーマソングと位置づける「フロントメモリー」の楽曲にのせて、映画本編の映像が惜しげもなく使用された。MVでは、元陸上部員の主人公・あきら(小松)が全編にわたって、走る姿をこれでもかと見せていく。また、あきらがアルバイト先のファミレスの店長・近藤(大泉)に片想いを募らせていく様子が紡がれ、あきらの挫折が象徴的な雨とともに抒情的に語られるシーンや、激情をぶつけるシーンなど、映画の雰囲気を感じられる映像となっている。MVとあわせてジャケット写真も初解禁。ジャケットを描き下ろした眉月は「風が駆け抜ける学校のベランダであきらが『フロントメモリー』を聴いているイメージで描きました。の子さんの描く女の子のイラストもこっそりと校舎の壁に」と明かす。「大好きな曲のジャケットを描けるなんてとってもとっても嬉しいです!」と喜びを表した。MVについては、「晴れているようで曇ってて、元気なのに憂鬱で。 思春期の女の子にぴったりな曲だなぁと思いこの曲を勝手に あきらの、恋雨のテーマソングとして連載中ずっと聴いていました」と振り返る眉月。「連載を終え、アニメも映画も完成し、まるで恋雨の集大成のようなMVだと思いました。 携わってくださったすべての方に心より感謝いたします! 神聖かまってちゃんは天才」と語った。
2018年05月10日