俳優の小松菜奈と坂口健太郎がW主演を務める映画『余命10年』のロケ地と場面写真が6日、公開された。同作は小坂流加による人気小説の実写化作。数万人に1人という不治の病で余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松)は、生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた。しかし地元の同窓会で和人(坂口)と出会い、茉莉の10年は大きく動いていく。3月4日より全国350スクリーンで公開となり、4月5日時点で累計動員数は190万人突破、興行収入24億円を記録する大ヒットとなった同作。2人が過ごした“10年間”の軌跡を辿るように聖地巡礼に赴くファンも多く、今回はロケ地を公開することとなった。まず原作者である故・小坂さんの生まれ故郷でもある静岡県の三島市では、中学校の同窓会に出席するために帰省した茉莉が父の明久(松重豊)と源兵衛川で散歩をする。国土交通省認定「水の郷百選」にも選定された三島を代表する水辺スポットとなっており、初夏の夜には蛍が舞い、美しい流れとなっている。さらに茉莉と和人が運命的な再会を果たした同窓会での帰り際、2人きりで会話をするシーンは源兵衛川からも近い三島広小路駅前で撮影された。同窓会での再会以降お互いに惹かれ合う茉莉と和人だが、どこか一歩を踏み出せずにいる。その関係が大きく変わる瞬間を描いた夜桜の下を歩くシーンは、石神井薬師堂橋付近で撮影された。撮影を振り返った小松は「あの桜のシーンは和人と茉莉の関係が始まっていく爽やかなシーン」、坂口も「この作品は桜が凄く印象的なところで映っていて、夜桜のシーンは風が吹いて、目が合って、凄く2人の美しい関係性のスイッチが入ったような気がしました」と明かしている。茉莉と和人が友人のタケル(山田裕貴)、沙苗(奈緒)と共に季節の行事を楽しむ様子については、千葉県のあけぼの山農業公園でお花見、蔵前橋で花火シーンを撮影。また海水浴でのシーンは静岡県下田市にある入田浜海水浴場で撮影された。SNSで「このシーン大好き」「ここで嗚咽が止まらなくなって、ずっと泣いてました」などの声が上がるほど鑑賞者の心を掴んでいる、和人が茉莉に自身の想いを伝えるシーンは日暮里駅前。その後スーパーで小競り合いしながら何を買うのかを話すシーンは亀有食品市場、帰り道に綺麗な夕陽が差し込む中で仲良く手を繋いで歩くシーンは谷中銀座での撮影となっている。物語の終盤、茉莉と和人が雪山デートを楽しみ決断をするシーンは軽井沢プリンスホテルスキー場、茉莉が和人に病気について明かすシーンは軽井沢プリンスホテルイーストでの撮影。このシーンは薄暮で限られた時間の中での撮りきらなければいけなかったと藤井監督は振り返っているが、そのような環境でキャスト・スタッフ陣が団結し作り上げた映像は幻想的かつ美しいものになっている。
2022年04月06日ベストセラー原作を小松菜奈、坂口健太郎のW主演、監督・藤井道人、音楽・「RADWIMPS」で映画化した『余命10年』。公開から4週目を迎え、累計動員数は160万人を突破、興行収入は20億円を記録する大ヒットとなり、SNSでは「この作品は映画を楽しむっていうより人の人生に触れる感じ」「毎年桜を見るとこの映画を思い出すんだろうな」と連日感動の声が届いており、「初見じゃないのに嗚咽するくらい泣いた」と複数回リピートする鑑賞者も現れている。そんな本作から、【映画鑑賞後の視聴推奨!】茉莉(小松菜奈)と和人(坂口健太郎)の抑えられない気持ちが1つになる、“二人の決断”を収めた本編映像が解禁された。20歳で難病となり、もう恋はしないと心に決めた茉莉と、生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人。惹かれ合いながらも距離をとり、別々の道を進んでいた2人だったが、和人が募る想いを茉莉にぶつけることでお互いの気持ちに正直に生きていくことを決断する姿を描いた本映像。本作において、重要かつ観客の感情を大きく揺さぶるシーンとなっている。「つまらない人生かもしれないけど隣には茉莉ちゃんがいる。死にたいって思っていた俺に生きたいって思わせてくれた茉莉ちゃんのために俺は生きる」と茉莉と共に歩む未来を夢だと伝える和人。さらに「一緒にいて下さい」とありったけの想いを言葉にする。限りある命だからと和人への好きという気持ちを抑え、心を閉ざしていた茉莉は、その言葉にこれまで堪えてきた想いが涙となって溢れ出し、幸せを噛み締めるように和人に抱きつく。茉莉は「同窓会なんて行くんじゃなかった」とつぶやくが、その言葉とは裏腹に2人は幸せそうに微笑む。2人がようやく共に生きていく未来を選んだ瞬間を切り取った1シーンとなっている。『余命10年』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年04月01日女優の小松菜奈が出演する、ジャックスの新CM「物以上の、物語を。」シリーズ全4編が5日より放送される。「物以上の、物語を。」シリーズは、“ためになる消費”をテーマに、新CMキャラクターの小松が買い物を通じて、彩り豊かな日々を送っている様子が描かれる。今回は、小松本人が実際に「買いたい物」を題材にし、CM撮影を実施。撮影の合間に、子どもたちと縄跳びをして遊んだり、キャンプファイヤーで焼いたマシュマロを楽しんだり、和やかな雰囲気で撮影は進行した。また、今回のCMについて、小松は「私の興味のある色々なシチュエーションでの撮影だったこともあり、お芝居というよりも自然体の私が映っていると思います。ぜひ、ご覧いただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。
2022年04月01日公開から4週目を迎え、累計動員数160万人、興行収入は20億円を突破する大ヒットとなっている小松菜奈&坂口健太郎W主演映画『余命10年』。映画公式Instagramにて、ここでしか見られない映像が公開された。劇中では、小松さん演じる茉莉が、ビデオカメラで日常を記録しており、そのビデオカメラの映像も映し出される。鑑賞者からは「茉莉が日々の思い出を撮り続けるビデオカメラの演出が印象的」、「茉莉ちゃんのビデオカメラに収まっていた大切な思い出の数々を一つ一つ見せてもらっているように感じました」といった感想が寄せられ、ひと際印象的に描かれている。そんなビデオカメラの映像は、実際に小松さんがカメラを持って撮影しており、小松さんは「撮影する時、本編の撮影カメラが現場からなくなって、茉莉のハンディカメラのみになるんです。『これが本編に使われるんで』って藤井監督に言われて、急にプレッシャーを感じました(笑)。茉莉の視点を感じてもらえたら良いなと撮影しました」とふり返っている。そして今回Instagramにて公開されたのは、坂口さん演じる和人と歩いた桜並木や、タケル(山田裕貴)や沙苗(奈緒)と楽しんだお花見など、茉莉が和人や友人、家族と過ごした愛おしい10年間が凝縮されている、本編未収録映像も含むビデオカメラの映像。本作を鑑賞した人も、未鑑賞の人も要チェックな、Instagramでしか見ることのできない必見のコンテンツとなっている。『余命10年』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月30日菅田将暉×小松菜奈W主演の話題作「映画『糸』テレビ特別版」が今夜20時57分より地上波初放送される。また、これを記念して本作の監督を務めた瀬々敬久からコメントが届いた。シンガーソングライター・中島みゆきの35枚目のシングル曲として1998年にリリースされた「糸」。糸を人に見立て、出逢いの奇跡と絆の大切さを歌ったこの楽曲は人気を博し、時を経た令和の現在でも多くのミュージシャンに愛される珠玉の名曲だ。本作はその名曲から着想を得て、「めぐり逢い」をテーマに、平成元年生まれの男女の人生を平成史の変遷と重ねて描写していく壮大なラブストーリー。2020年8月に公開され観客動員数は165万人以上、興行収入22.7億円を記録する大ヒットとなった。この度初放送されるのは再編集した「テレビ特別版」。 出演は人気実力ともに若手トップの俳優、菅田将暉と小松菜奈のW主演。さらに、榮倉奈々、斎藤工ら演技派俳優陣が顔を並べる。監督を『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『64-ロクヨン-』などの瀬々敬久、脚本を『永遠の0』などの林民夫が務めた。平成元年に生まれたある男女。北海道の地で出会い惹かれ合うも、遠く引き離されてしまう。それぞれ別の人生を歩んでいた2人だが、奇跡の糸を手繰り寄せながら平成の終わりに再会を果たす。その時、2人はどんな未来を選ぶのか…。日本最高峰のキャストとスタッフが紡ぐ壮大な愛と絆の物語。見逃せない地上波初放送だ。<監督・瀬々敬久コメント>映画『糸』の本質を失うことなく、より入りやすく、触れやすく、ギューッと凝縮した時間に再編集されたテレビ特別版。ぜひ、お茶の間でお楽しみください。「映画『糸』テレビ特別版」は3月29日(火)20時57分~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:糸 2020年8月21日(金)より全国にて公開予定©2020映画『糸』製作委員会
2022年03月29日小松菜奈と坂口健太郎がW主演、公開から3週目を迎え累計動員数は120万人を突破、興行収入15億円を記録する大ヒットとなっている映画『余命10年』。この度、撮影の舞台裏エピソードやそれぞれの思いが満載の“ネタバレあり”の特別鼎談映像が解禁。監督を務めた藤井道人と小松さん&坂口さんが約1年の撮影をふり返った。冒頭では、茉莉と和人が決断するシーンについて触れている。短い時間の中、撮影を行わなければならなかったため、小松さん、坂口さん、藤井監督含めスタッフは緊張に包まれていたのだそう。しかし、その緊張感は良い作用ももたらしたそうで、小松さんは「お互いの化学反応みたいな、惹きつける何かが生まれたなっていう感覚がすごくあった」と明かし、その日の撮影自体が「濃かった」と坂口さん。また、和人、友人のタケル(山田裕貴)、沙苗(奈緒)と一緒に楽しむ姿が描かれるシーンや、物語の終盤で描かれる茉莉の想像する未来についてのシーンは序盤に撮影したそうで、小松さんはその後、つらいシーンの撮影に進んでいく中で、茉莉として“楽しかった記憶”が鮮明にある分、切なかったと明かしている。そして、和人の表情が印象的なラストシーンについての話へ。現場では小松さんが茉莉として坂口さんの目線の先に立っていたそうで、小松さんは「(坂口さんの)あの顔はモニターで見ても、この映画が素晴らしいものになったんだなっていう確信がすごくあって、そこにぐっときて。すごくいい一枚だなって思いました」とふり返る。坂口さんもまた「映像的には映らないけど、菜奈ちゃんが目線に立ってくれて茉莉がそこにいるのを見るだけで、勝手に和人として正解の顔になれた。すごく美しいシーンだなって思いました」と自信を覗かせた。最後に、もう一度映画を鑑賞しようと思っている観客に向けて、藤井監督は「茉莉ちゃんの心情だったりとか願いだったり、色んなものが込められている、そういう部分を見てもらえたら嬉しいと思います」と語り、坂口さんは「観終わった後に、ひとつひとつのシーンや登場人物たちの表情がポンっと頭の中に輝き続けてくれる作品だと思うので、一度観た方もまた観に来てほしいし、色んな方にこの作品の素晴らしさを伝えてほしいなと思います」と話す。小松さんは「本当に自慢の作品になったと思います。末永く愛し続けてもらえたら一番私たちは幸せだなと思います。是非また何回も観てもらえたら嬉しいです」と、それぞれにメッセージを寄せた。さらに今回の映像の中には、茉莉と和人が結婚式を挙げるシーンも初解禁。幸せそうな2人の表情に感情が揺さぶられるシーンとなっている。『余命10年』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月25日俳優の小松菜奈と坂口健太郎がW主演を務める映画『余命10年』(3月4日公開)の興行収入、累計動員数が22日、明らかになった。同作は小坂流加による人気小説の実写化作。数万人に1人という不治の病で余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松)は、生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた。しかし地元の同窓会で和人(坂口)と出会い、茉莉の10年は大きく動いていく。3月4日より全国350スクリーンで公開となり、21日までの18日間で、累計観客動員数は1,243,720人を突破。累計興行収入は1,593,402,670円となり、昨年大ヒットした『花束みたいな恋をした』(最終興行収入38.1億円)よりも3日間早く15億円突破を記録した。26日には第2弾の入場者特典として 茉莉(小松)・和人(坂口)・タケル(山田裕貴)・沙苗(奈緒)の3人が海で遊ぶ様子を収めたアオハル感満載の「オリジナル・ポラロイド・フォトカード」を先着限定で配布する。
2022年03月22日俳優の小松菜奈と坂口健太郎がW主演を務める映画『余命10年』(3月4日公開)のメイキング写真が18日、公開された。同作は小坂流加による人気小説の実写化作。数万人に1人という不治の病で余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松)は、生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた。しかし地元の同窓会で和人(坂口)と出会い、茉莉の10年は大きく動いていく。今回解禁された写真では「部活の先輩・後輩感がある」という小松の言葉通りの雰囲気が感じ取れる藤井道人監督との2ショットや、藤井監督の演出を真剣な表情で受け止める坂口の姿、キャスト・スタッフ同士の仲の良さが垣間見られる山田裕貴と奈緒のクランクアップ時の様子なども確認できる。作品に寄せられる感想について、小松は「沢山のご感想を目にして色々な人の心に届いてくれているんだなと嬉しくて、心が満ちています。みんなで愛を込めて1年間かけて作り上げました。その愛も想いも、このスクリーンに映っていると思います」、坂口は「1年という長い時間をかけて、丁寧に作ってきた作品が皆さんのもとに届けられました。本当に感慨深いです」(坂口)とコメント。3月19日に第1弾、3月26日に第2弾と、2週連続入場者特典として先着限定でオリジナル・ポラロイド・フォトカードを配布することも決まっている。(C)2022 映画「余命10年」製作委員会
2022年03月18日余命10年の茉莉と生きることに迷っている和人を描く、現在公開中の小松菜奈&坂口健太郎W主演映画『余命10年』より、舞台裏を収めたメイキング写真が到着した。約1年間という時間をかけて、四季の移り変わりと共に撮影。キャスト・スタッフ陣が原作者・小坂流加さんの想いを継ぎ、全身全霊を込めた本作。到着した写真では、「部活の先輩・後輩感がある」という小松さんの言葉通りの雰囲気が感じ取れる、藤井監督との2ショットや藤井監督の演出を真剣な表情で受け止める坂口さんの姿、茉莉と和人の中学の同級生役の山田裕貴と、本の執筆を勧める茉莉の大学時代の親友役の奈緒のクランクアップの様子なども写し出されている。3月4日に公開がスタートしたばかりの本作は、実写邦画2週連続No.1を獲得し、公開11日間で興収10億円突破。SNS上では「最初から最後まで号泣でした」、「かけがえのない私の毎日をもっと大切に過ごす!と決めました」といった感動の声が広がり、早くもリピーターを生んでいる。そんな鑑賞者から届けられる多くの感動の声に対し、小松さんと坂口さんは「沢山のご感想を目にして色々な人の心に届いてくれているんだなと嬉しくて、心が満ちています。みんなで愛を込めて1年間かけて作り上げました。その愛も想いも、このスクリーンに映っていると思います」(小松さん)、「1年という長い時間をかけて、丁寧に作ってきた作品が皆さんのもとに届けられました。本当に感慨深いです」(坂口さん)と、本作への自信を覗かせると共に、感謝の気持ちを伝えている。『余命10年』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月18日映画『余命10年』(3月4日公開)の大ヒット記念舞台挨拶が17日に都内で行われ、小松菜奈、坂口健太郎、野田洋次郎が登場した。同作は小坂流加による人気小説の実写化作。数万人に1人という不治の病で余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松)は、生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた。しかし地元の同窓会で和人(坂口)と出会い、茉莉の10年は大きく動いていく。動員90万人、興行収入は11億円突破とヒット中の同作。主演の小松は登壇しながらも「地震が起きて、どうしよう、何をすればいいんだろうと、ちょっと冷静さを失ってしまった」と深夜に起きた東北地震について触れる。小松は「とっさに起きることって頭と体が動かなくて、 すごく怖がってしまう。夜もあんまり寝れずにいたんですけど、何が起こるかわからない日々の中で自分と大切な人を守り明日を生きること、この映画にもそんなメッセージがスクリーンの中に閉じ込められています」と紹介する。「皆さんが無事であってよかったと思いますし、これからももしかしたら余震もあるかもしれないですし、身を引き締めて緊張感を持って行動しなければいけないなと思いました」と語った。この日は劇伴も務めた野田が登場し、その場で主題歌「うるうびと」を生披露した。小松は「すごすぎます。もう言葉に言い表せないというか、超贅沢な時間だなと噛み締めちゃいました」と感動し、「感情を優しくえぐってくる感じというか、こんな素晴らしい曲で、この映画に命を吹き込んでくれて本当にありがとうございます」と感謝する。坂口は「もうなんか、ちょっとねえ? 」と言葉がない様子に。野田は「手が震えましたね。上手い演奏をするとかじゃなくて、(同曲を)人の前で歌うのが初めてだったので、2人の前で、そして見てくださった皆さんの前で初めて演奏できて幸せでした」と感想を述べた。
2022年03月17日ターニングポイント、生涯得難い経験、記念碑的作品――小松菜奈と坂口健太郎にとって、W主演を果たした映画『余命10年』は、言葉にするならばそういう類の、あまりにも特別な1作となった。完成した作品を観た後は、「初めまして」だった関係者の男性と涙ぐんで感想を話し合ったし、自分の作品を客観的に泣きながら観てしまった。そんなことは初めての経験だったと、ふたりは頷き合って言葉を交わす。第43回日本アカデミー賞6部門受賞の藤井道人監督が手掛けた『余命10年』は、小坂流加による同名原作の映画化。数万人にひとりという不治の病を患い、余命が10年であることを知らされた高林茉莉(小松さん)が、同窓会で真部和人(坂口さん)と再会するところから、物語は始まる。惹かれる気持ちはあるものの、恋はしないと決めていた茉莉は、和人と付き合うことを葛藤し最初は拒否。しかし、抑えられない恋心がスパークし、そこからは大切なふたりの日々が綴られる。いじらしくも残酷な10年という日常が、春夏秋冬のうつろいに乗せて描かれる。二人三脚となった小松さんと坂口さんは、およそ1年にまたがって行われた撮影期間を駆けた。インタビューでは、坂口さんからの「作品、どうでしたか?」という“逆質問”からスタート。余命という言葉が持つ儚さよりも、生きることの尊さと腹の底から湧き上がる愛しい気持ちが、ふたりの言葉からもあふれ出る。今までにない経験、観終わった後は「みんな同じ気持ち」――公開直前のインタビューになりました。今のお気持ちはいかがですか?坂口:あの…作品、いかがでしたか?小松:うん、聞きたいです!坂口:もうすぐ公開なので、「いろいろな人に観てもらえたらいいね」と菜奈ちゃんと話していたんですけど、自分たちは当事者として観ちゃっているから「本当のところ、どうなんだろうね!?」とすごく気になるんです。自分たちとしては、すごくいい作品だとは思っているんですけど。小松:本当に、そうですよね。――出演作は客観的に観られないという話は“俳優あるある”で伺いますが、おふたりはいかがですか?坂口:いつもはそうです。自分が出ていると、どうしても主観的になって観てしまうんだけど、今回は…めちゃくちゃ泣いちゃって。ちょっとびっくりしちゃいました。小松:わかります。試写で観終わった後、関係者の男性が感想を伝えてくださいりながら、すごく泣いていらして。その方のお話を聞いているうちに、私も泣いてしまって。「初めまして」の方でしたが、すごく隣で寄り添えるような感覚になりました。スタッフのみなさんとも観終わった後、2時間ぐらい立ち話をしていたんです。そんな経験、今までになかったなと思いました。坂口:本当にあまりないよね、ああいう試写後の空気感って。小松:そうそう。試写が終わると気恥ずかしさもちょっとあるからか、みんな「おつかれさまです」、「ありがとうございましたー」みたいな感じですけど、今回は違って。「みんな同じ気持ちだったんだ」と感じられたのは、すごく嬉しかったです。坂口:本当にそうだね。――言葉に表すなら、『余命10年』はおふたりにとって何がどう特別だったんでしょうか?坂口:僕は「藤井組だったから」という感じがあります。とにかく、この『余命10年』という作品にかけてくれたスタッフさんたちの熱量に尽きます。僕の役(和人)は、物語の中でもある種シンプルなんですよね。茉莉ちゃんのことをずっとちゃんと好きでいること、茉莉ちゃんに対してどこまで愛情を持っていられるか、ということがキーでした。シンプルなようですけど、そのエネルギーをちゃんと真実として見せられるかが、すごく難しかったです。この作品は約1年かけて撮っていったので、撮影が空く期間は別の作品に入っていたんですね。それでも、心のどこかで茉莉ちゃんのことも、作品のことも思っていました。逆にその時間があるからこそ、一歩引いて考えられたりもして、邁進しすぎないこともできましたし。和人と距離を置くわけではなく、そうした時間があったからこそ、考えた結果の芝居ができました。――時間があった分、役への寄り添いや臨み方も普段とは少し変わっていたんですね。坂口:いろいろなものに追われちゃっていると、考える前にセリフを言わなきゃいけないときも正直あったりするんです。けど、この長い期間をちゃんと使って、和人のこと、茉莉ちゃんのことを頭の中に置いてできたのは、すごくよかったです。――藤井監督とは初めてですが、どういうやり取りをされていたんですか?坂口:なんかね、すごく不思議だったんですけど、和人は僕と藤井監督の“共通の友人”みたいな感じだったんですよ。小松:へえ~!坂口:僕と監督のふたりで、「あいつってさ~」みたいな感じで和人の話をすることが多くて。演出はほとんどなかったんですけど、代わりにいろいろなパターンを撮りました。「こういう感情になる和人もいるだろうし、こっちの感情になる和人もいるだろうし」とカメラを回したことはすごく覚えています。例えば、焼鳥屋さんで玄さん(リリー・フランキー演じる和人のバイト先の店主)と話した後、茉莉ちゃんの元に走っていくシーンも、実はいろいろな感情の吐き方を撮りました。ラストの和人の歩いた最後の表情も、3~4パターンは撮っています。監督には「そのときに組んでみて、一番いいところをチョイスすると思う」と言われていましたし、僕もそうであるべきだなと思いました。だって、感情は一色ではないから。自分の中で整理がつく感情をいろいろ撮って、そこで一番いい形で歯車を合わせる作業をこの作品ではやっていましたね。『余命10年』は「生きた証」「大きなものが変わる作品」――小松さん、坂口さんの今のお話をずっと「うん、うん」と熱心に聞いていらっしゃいました。改めて、作品への思いはひとしおでしょうか?小松:本当に、そうですね。オファーをいただいたとき…そのとき監督が話している目から、もう違ったんです。だからこそ簡単には「やります」と言えなくて、すごく覚悟が必要な作品でした。撮影に入ってから、監督とは「大げさな演出はやめよう」と話しました。リアルさもあって、大げさでもなく、というところをちゃんと追求しようと。本当に「妥協なしで最後まで燃え尽きようね」と作品中もずっと話していたんです。だからこそ、茉莉を演じるときは、1分1秒を大事に生きなきゃ、と向き合っていました。作業的な感情は無理ですし、嘘の感情では、この茉莉の気持ちは届かないと思ったので。芝居は何度も何度もやりましたが、いつも新鮮でいたいという気持ちでやっていました。坂口:僕は近くで菜奈ちゃんを見ていたからこそ、すごく大変だっただろうなと思います。和人は本当に最後のほうに病気のことを知るけれども、茉莉ちゃんはずっと和人に黙っていなきゃいけないし、菜奈ちゃんは減量もあったし…1年、本当に大変だったよね。小松:役のために減量もしていたので、気持ちと体力が追いついていかなくて、感情が出なかったりしたときもありました。でも、ちゃんと気持ちにたどり着くまでは絶対嘘がないように演じたいと思って。…私、あまりにもずーっと作品や役のことを考えすぎちゃって、無意識に奥歯をかみしめすぎていたらしく、作品中に1本、奥歯が抜けちゃったんです(苦笑)。「藤井監督は日本アカデミー賞を獲られているんだ、この作品をダメにしたらどうしよう」とか、「RADWIMPSさんは絶対にいい曲を書いてくださるから、それに負けちゃったらどうしよう」とか、そんなことまで考えてしまって、自分に変なプレッシャーをかけすぎちゃっていたのもありました。――おふたりのすべてを注ぎ込んで完成された『余命10年』は、鑑賞した観客の心に深く残るものがある作品だと思います。小松:私も、茉莉を生きることで、自分の人生をやっと見つめ直せました。人とのコミュニケーションの大切さや、人と会うことの大切さに、改めて気づかされたりしましたし。限りある人生だと思ったら、「じゃあ何でもやってみよう」とポジティブに捉えられるようになったと思います。坂口:うん。初号を観て、「すごくちゃんと生きる話だな」と感じたんですよね。死に向かって、余命の残りの灯(ともしび)に向かって進んでいくというよりは、余命をどれだけ生き抜くか。だから、必ずしも悲観的なものというよりは、ちゃんと生き抜いた茉莉の姿がそこにあったので、生きた証のひとつの作品になったと感じています。小松:そうですよね。25歳(※撮影当時)にして、すごく深く刺さるものがありました。自分の役者という人生にとっても、大きなものが変わるというか、節目というか…旗が立てられるような作品になると直感的にちょっと感じました。出演させていただいた作品は、もちろんどれも愛情はあるんですけど、『余命10年』は違うステージだったというか、壮絶だったので、愛情のかけ方が今までとはまた違ったように思っています。【小松菜奈】スタイリスト:遠藤彩香ヘアメイク:DAKUZAKU(TRON)衣装クレジット:シャツ 22,000円 ジャンティーク/Tシャツ 8,800円 ステージ/パンツ 39,600円 トーガ プルラ/ブーツ 28,600円 センソイヤリング 57,000円 シャルロット シェネ/リング [左手ひとさし指](ゴールド)30,800円 フォーヴィレイム/(シルバー/2個セット)41,800円 ブランイリス/リング [左手小指] 30,800円 フォーヴィレイム(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月09日ひとりの人生の生きた証を育てたいただあなたがそこにいる。それだけで、世界がいとおしい。そんな人を愛する尊さをかみしめる映画が誕生した。3月4日(金)公開の映画『余命10年』は、数万人にひとりの難病を患い、余命10年となった女性と、生きる希望を失った男性のラブストーリー。難病と戦い、若くしてこの世を去った小坂流加さんの同名小説を原作に、藤井道人がメガホンをとった。主人公・茉莉を演じるのは、小松菜奈。役づくりにあたって、小坂流加さんのご家族とも話をしたと言う。「小坂流加さんがどんな方だったのか、どんなふうに小説を書いて、どういうことが好きだったか、そういうことを聞かせていただきました。中でも印象的だったのは、小坂流加さんは何かをしてもらったら『ありがとう』とちゃんと伝える人だったという話です。あとは、食事に関しても自分で塩分調節をしたり、病気についても自分で調べて、それをファイルにまとめて、どこに何があるのかもしっかり把握されていた。人として自立していて、自分の身の回りのことは自分でする人だったとおっしゃっていました」(小松)そうした小坂流加さんのことをよく知る人からの言葉は、茉莉を生きる上で血となり肉となった。「原作には、闘病中だった小坂流加さんの叶えたかった願いが込められていたように感じる部分もあった。それを、映画にすることで少しでも叶えたいという気持ちがありました。闘病のお話となると、どうしても悲観的な印象を持たれてしまうと思うんですが、このお話はそうじゃない。和人と出会って茉莉の中に生きる意味が芽生えていく。ひとりの人生の生きた証をちゃんとこの映画で育てたいなと思いながら演じていました」(小松)茉莉と出会う青年・和人を演じるのが、坂口健太郎だ。「茉莉が抱えていたものを和人が知るのは物語の結構後半の方で。極端な言い方をすると、そこまでの和人はただ茉莉に愛情を向けていられたらそれだけでいいという役なんです。でもそれってすごくシンプルなようで、とても大事なことで。和人がどういうふうに茉莉を見ていたかで作品の出来が変わってくる。茉莉を見つめる眼差しは大事にしたいなと思っていました」(坂口)だからこそ、和人が真実を知る場面は、坂口にとっても重要だった。「どんな気持ちになるんだろうって。ずっと何も知らなかった和人が茉莉から病気のことを打ち明けられる。そのときの感情のぶれは自分でもやってみるまではわからないだろうなと思った。だからこそ、その場面に至るまでの2人の時間を大事にしようと思ったし、そこで和人が茉莉をどう愛するかということをいつも心に置いていました」(坂口)別の作品に入っているときも、茉莉の存在を心の隅に置いていた撮影は、約1年にわたって行われた。春夏秋冬。4つの季節をまたいで役を生きたことは、2人にとって特別な経験となった。「1年通して季節を追っていくことで、夏にあった思い出が自分の中に記憶として焼き付いている。それがその後の楽しいシーンや悲しいシーンを演じているときにふっとよぎってきて、ちゃんと時が経ったんだと感じることができました」(小松)1年という時間を共に過ごすことで、現場の距離感もぐっと縮まった。「カメラと演者の距離感も全然違うんです。距離が縮まることで、ぐっとカメラが近づいてきたときに、自分の中で計画していたものがいい意味で全部崩されていくような感覚があったんです。何より初めて会ったときから撮影が終わるそのときまで、全員が同じ方向を向いてやれたことが幸せだなと思いました。全員が命と向き合って、それぞれの場所でまっすぐ戦ってきたからこそ、こういう作品をつくれたんだと思います」(小松)坂口も、同時にいくつかの作品を並行して撮影しながらも、常に心の中にこの『余命10年』があったと証言する。「別の作品に入っているときも、茉莉という存在を心の隅に置いておいたような感じはありました。1年という時間があった分、現場から離れているときにも作品について考えることができた。最初に台本を読んで瞬間的に『こういう言い回しなのかな?』と思っていたところが、ゆっくり考える時間をとれることで、こういう言い方もあるし、こういう解釈もあると頭の中で整理できたのは、すごく贅沢だったなと思います」(坂口)そして、くすぐったそうに頬をほころばせ、坂口はこう付け加えた。「少し時間があいて、またこの『余命10年』の現場に戻ったときに、久しぶりに会うんだけど、なんだか帰ってきたなという感覚があったんです。それはきっと藤井組の特色でもあると思うんですけど、すごくうれしかった。やり方によっては、2ヶ月でこの作品を撮ることもできたと思う。でも、そしたらまったく違う作品になっていただろうし。1年という時間をかけたからこそ撮れたものが映画の中に映っている気がします」(坂口)坂口さんは、人を愛する気持ちを目で伝えられる人茉莉と和人。ただふたりがそこにいるだけで、時にせつなさがこみ上げ、時に優しい気持ちになる。特別な関係を築き上げたふたりは、お互いの演技をどう見ていたのだろうか。「ラストに、風がばっと吹いて桜が舞い散るシーンがあるんですけど、そこの坂口さんのお芝居を私も現場で見ていたんですね。あのときの和人の表情だけで、茉莉と和人が過ごした時間が浮かんできて感動しました。坂口さんは人を愛するという繊細な気持ちを目で伝えられる人。その目には力強さもあれば危うさもあって。和人がどんどん成長していく姿が、グラデーションのように映し出されている。ちゃんと10年生きたんだということを、言葉じゃないところで伝えられるお芝居に惹き込まれました」(小松)「茉莉は、いとしい人に伝えなきゃいけないことを伝えきれない、だけどそれでも一緒にいたいという、複雑な感情が混ざり合ったお芝居をずっと要求される役。命がけで茉莉と向き合っているさまを見ていると、『大丈夫だよ』と肩に手を置いてあげたくなる瞬間もあったんですね。でも、茉莉を演じるには、それが100%正解で。ちょっと大げさかもしれないですけど、命を削りながらやらなきゃいけない役なんですよ。そんなふうにひとつの役を生き切るさまを近くで見させてもらったことは、僕にとっても宝物のような時間でした」(坂口)長いような、短いような、10年という時間。最後に、小松と坂口の「10年前」を聞いてみた。「10年前ということは20歳。俺はめちゃくちゃだったな。今ちゃんとしているかと言ったらわからないけど(笑)」(坂口)「ちゃんとしてるよ(笑)」(小松)「ありがとう(照)。10年前は、周りの友達は就職とか考えはじめる時期で。でも僕は就活もしてなかったし、自分の将来なんて何も決めないまま、わりとだらだら惰性のように生きていたというか。30歳でこんなふうにやっているなんてまったく想像していなかったし、かけらも思っていなかった。人生設計というものとまったく縁のない頃ですね」(坂口)「私もこの道に行くとは本当に思っていませんでした。むしろ苦手というか、向いていないなと思っていました。まだ学生だったので、毎日学校に通って、勉強して、友達と遊んで、帰り道に甘いもの食べて、そういうごく普通の生活を過ごしていて。そこから、お芝居と出会って、今もこうやって続けさせていただけているなんて不思議だなと思います。つくづく人生は出会いがすべて。出会いによって、いろんなことが変わる。逆に言うと、何が起こるかわからないから人生は楽しいなと思います」(小松)ただ漫然と生きていると、自分の人生に終わりが来る日なんて、まるで想像もできない。でも、命には限りがあると気づいたとき、ありきたりと思っていた何気ない風景までもが輝いて見える。平凡こそが、美しい。ただそこにあるものが、何よりかけがけのないものなのだ。『余命10年』が、そんな日々の眩しさを教えてくれた。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントおふたりのサイン入りポラを1名様にプレゼント!※受付は終了いたしました。【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明、(小松)ヘアメイク/小澤麻衣(mod’s hair)スタイリング/遠藤彩香、(坂口)ヘアメイク/廣瀬瑠美、スタイリング/壽村太一衣装協力(小松)/ジャケット ¥99,000 パンツ ¥49,500 ピン ¥20,900/以上TOGA(トーガ)シューズ ¥130,900/JIMMY CHOO(ジミー チュウ)リング(左手ひとさし指) [2個セット]¥41,800 /BLANCILIS(ブランイリス)
2022年03月05日小松菜奈と坂口健太郎共演、藤井道人監督の話題作『余命10年』よりキャラクター予告が解禁された。今回解禁となったのは小松さん、坂口さんが全身全霊で演じ切った茉莉と和人に迫るキャラクター予告。【茉莉編】は、どこにでもいる20代の女の子として友人との再会を楽しむ茉莉を映したシーンから始まる。“余命10年”という現実から、生きることに執着しないため、終わりの見えている恋はしないと決めていた茉莉だったが、中学時代の同級生・和人と再会し、彼女の運命は大きく変わっていく。自らが病に侵されていることを隠しながら、和人と楽しい時を重ねていく茉莉。2人の楽しい思い出が増えるたびに、ありふれた日常が愛おしくなっていく…。茉莉の「彼女にしてくれて、ありがとう」という言葉の先にあるものとは――。【和人編】は、生きることに迷い、影のある表情で窓辺に佇む和人の姿から始まる。“死にたい”とさえ考えていた和人は茉莉と恋に落ちたことで生きる希望を見つけ、新たな一歩を踏み出すことに。茉莉と和人、タケル(山田裕貴)と沙苗(奈緒)の仲良し4人組が春夏秋冬それぞれの季節を楽しみ、輝きだした日常。そして、茉莉と過ごす時間がなによりも幸せな和人は「今が楽しいから、このままがずっと続けばなって」と想いを明かすが、思い出が増えるたびに大切な時間は過ぎていく…。そして映像の最後で和人が流した涙の理由とは――。本作は初共演にしてW主演を務めた小松さん&坂口さんと、藤井道人監督をはじめとしたスタッフ陣が、茉莉と同じく難病を抱え、小説の文庫化を待たずして亡くなった原作者・小坂流加の想いを引き継ぎ、一切の妥協なく作り上げられた。減量にも向き合いながらヒロインの茉莉を演じた小松さんは「減量もあって集中力と体力が切れる瞬間もあったけれど、茉莉の気持ちに辿り着くまであきらめたくはありませんでした。撮影中は『新鮮な気持ち、新鮮な気持ち』と自分に言い聞かせながらお芝居をしていました」と本作に込めた想いを明かす。一方で坂口さんは「僕はシンプルに茉莉を愛することにウソをつかないようにと思って演じていました。和人が変化したのは茉莉に出会ったからこそ。人として茉莉のことをちゃんと愛し抜こうと思っていました」と茉莉への想いを軸に役作りに挑んだと語っている。キャスト、監督のこだわりと強い想いが込められた本作。生きることの希望にあふれた感動作だ。『余命10年』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月04日小松菜奈&坂口健太郎ダブル主演、音楽「RADWIMPS」で贈る藤井道人監督のラブストーリー『余命10年』より、本編映像が解禁された。自らの余命が10年であることを知り、生きることに執着しないためもう恋はしないと心に決めた茉莉(小松菜奈)。生きることに迷い自分の居場所を見失った和人(坂口健太郎)。本作は2人が惹かれ合い、お互いを想い合って生きた“10年間”が色鮮やかな四季の移ろいとともに描かれている。この度解禁されたのは、「RADWIMPS」の楽曲とともに、茉莉が和人や友人、家族たちと過ごす思い出の日々が映し出された本編映像(重なる四季編)。映像は、茉莉がビデオカメラを持ち撮影しているところから始まる。そのレンズの先にいるのは、晴天の空の下、海辺ではしゃぐ和人とタケル(山田裕貴)、そして沙苗(奈緒)。4人は桜の下でお花見をして、浴衣姿で花火大会に赴き、秋の紅葉やクリスマスにはホームパーティーで盛り上がり、移り変わるそれぞれの季節を楽しむのだった。また、茉莉が家族と和やかにおせちを囲むシーンや、幸せを噛み締めるような茉莉の表情が切り取られる。友人と無邪気に遊び楽しそうにはしゃぐ茉莉を映す一方、服薬しながら病と闘い孤独を感じている様子も描かれており、鮮やかな情景の中で生まれる何気ない日々が、忘れがたいかけがえのない思い出になっていくのだと感じさせる。本作の監督を引き受けるにあたって藤井監督は1年を通して撮影することにこだわったそうだ。「約1年間に劇中の10年間を置き換えるようにして、春夏秋冬の四季になぞらえ茉莉と和人の過ごした楽しくも切ない時間を丁寧に描きたかった」とその熱い想いを明かしている。その想いに呼応するかのように、「RADWIMPS」の美しい音楽が映像に寄り添い、観る者の心を惹きつける。この春一番の感動作だ。『余命10年』は3月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年03月01日3月4日公開の映画『余命10年』の高校生限定試写会イベントが27日、都内で行われ、ダブル主演の小松菜奈、坂口健太郎が出席した。"涙よりも切ない"恋愛小説として、発売以来SNSを中心に反響を呼んでいる小坂流加のベストセラー小説を小松菜奈、坂口健太郎のダブル主演で映画化した本作。20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた茉莉(松菜奈)と恋に落ちる和人(坂口健太郎)の切ない日々を感動的に描く。この日は高校生限定の試写会が行われ、試写会後に小松と坂口が登壇して舞台あいさつ。小松は「茉莉を演じる時は本当に全身全霊でという気持ちで演じさせていただきました。生きた感情でお芝居をしたいと入る前からずっと思っていたので、お母さんに今思っていることを吐き出すシーンはカメラが回っていないところでも涙が止まらなくて、お芝居をしていても気持ちが揺れ動き、何とも言えない感情になりながらお芝居をしていました」と母を演じた原日出子とのシーンが印象的だったそうで、「撮影前から緊張していて震えるというか毎日それを考えていて、歯ぎしりがすごくて奥歯を抜いていました。ずっと茉莉のことを考えていたので、すごい1年だったなと思います」と並々ならぬ思いで役を演じたという。坂口は「僕は基本的にシンプルに茉莉のことを愛している男の子で良かったです。彼女に出会ったことで大人になって少しずつ精悍な顔つきになる変化は難しい作業でしたが、茉莉のことをどれだけ愛せるのか、そこが嘘に見えてしまうとストーリーが希薄に見えるので、茉莉のことを好きでいようと現場ではずっと思っていましたね」と振り返った。イベントの後半では高校生の質問に答えるコーナーも。茉莉と和人が運命の出会いを果たした本作にちなみ、「運命が大きく変わった出来事は?」という質問に坂口は「仕事と考えるとモデルのオーディションかな。僕、オーディションの会場を間違えて別のビルで待っていたんです。そしたら警備員さんが声を掛けてくれて、教えてくれなかったらこの場にいなかったかもしれません。それがなかったらモデルもやっていなかったし、警備員さんが変えてくれたのかなと思います」と運命を変えた警備員に感謝しきり。また、「幸せに感じる時は?」という質問に「美味しい物を食べている時や古着屋で服を選んでいる時」と回答した小松は「家族でいる時もそうだし何気ないことが本当に幸せだと日々思いますね」と笑顔を見せていた。映画『余命10年』は、3月4日より全国公開。
2022年02月28日小松菜奈と坂口健太郎のW主演で贈る映画『余命10年』より、2人のコメントも挿入された、物語に「RADWIMPS」の音が寄り添う特別予告編が到着した。20歳で難病となり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉(小松さん)と、生きることに迷う和人(坂口さん)や、2人に関わる大切な人たちとのかけがえのない日々に寄り添う、「RADWIMPS」の音楽と世界が劇中に表れている。それもそのはずで、通常の映画製作では、撮影が終わった後に編集段階で音楽が作られることが多いが、本作は、撮影時にすでに作り上げられ、その音楽を聴きながら撮影に挑む、異例のスタイルがとられたのだ。藤井道人監督は「みんなトーンが一個になっていくというのは、これは発明だなと思った」とその手ごたえを語る。小松さんは「移動のときも毎日聴いていたし、オンとオフを与えてくれる、心の拠り所になった曲だった」と音楽について話す。坂口さんも「(主題歌の「うるうびと」は)和人目線で歌詞が書かれていて、この良さを最大限にするには、この作品の中でどれだけ茉莉を愛せるかだなと頑張ろうと思った」とバンドからのメッセージを受け取ったという。実写映画としては、初めて全編にわたり音楽・主題歌を手掛けた「RADWIMPS」。その音楽は、監督やキャストに多大なる影響を与え、相乗効果をもたらした。野田洋次郎は「間違いなくこの作品に携わったことでこの先の僕の人生を変えてくれた。これから観る人の人生も変わっていって欲しいなと思うし、どんな変化であれ間違いなく変わるだろうなとも思います」と作品の完成度に自信を覗かせている。『余命10年』は3月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年02月23日2017年の発売以来、切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続け、現在すでに65万部を突破している「余命10年」(小坂流加著/文芸社文庫NEO刊)を小松菜奈×坂口健太郎のダブル主演で実写化した『余命10年』より、スチールが解禁された。この度、2月22日(火)世界友情の日を記念して解禁されたのは、茉莉(小松菜奈)と和人(坂口健太郎)とタケル(山田裕貴)と沙苗(奈緒)がそれぞれ写る青春満載の場面写真。4人が海をバックに弾けんばかりの笑顔ではしゃいでいる姿を写したものや、神社にいる茉莉とタケルと沙苗を捉えた和人目線の1枚、お花見で大笑いして仲の良さが溢れ出ている茉莉と沙苗を撮影したもの、茉莉と和人の何気ない姿など、本作で描かれるかけがえのない絆を感じさせる瞬間を切り取ったショットとなっている。約1年間という異例ともいえる長い撮影を通じて作られた本作だが、その時間が4人の距離を縮めたようで、小松さんは「タケル(山田)がお花見のシーンで『桜も満開、俺も満開!』って言っていて凄く笑いました。タケルの存在って4人の中でも大きかったです。アドリブとか大変だったと思うんですけど、常に笑わせてくれました」と撮影時の裏話を明かした。また坂口さんも「4人でのシーンは楽しい撮影が多かったです。時間の経過を丁寧に映し出しているシーンがあって、そこではしっかりと時間の経過を4人でお芝居をしていて感じることが出来たんです。楽しく撮れましたね」と4人での撮影を回想している。4人が春夏秋冬を過ごす中で築いた、かけがえのない絆にも注目だ。『余命10年』は2022年3月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年02月22日新商品デイセラムの紹介も株式会社資生堂の展開する日焼け止めブランド「アネッサ」は、2022年2月15日(火)、「アネッサ新ミューズ就任・新TVCM発表会」を開催し、新たにアネッサミューズに就任した小松菜奈さんを迎え新CMを披露した。このイベントでは、同社が2022年2月21日(月)に日中用美容乳液「アネッサ デイセラム」などを発売することに先立ち、UVケア市場動向やユーザーの変化、2022年の戦略発表や新商品についての紹介も行われた。新商品「アネッサ デイセラム」は太陽の光を美容効果のある光に変換する世界初の成分アプローチ・サンデュアルケア技術を搭載。UVをカットするだけでなく味方にしてしまう画期的な機能性を持っている。アクティブな毎日のUVケアに新ミューズに就任した小松菜奈さんは、イベントにてCM撮影時のエピソードを披露し、ステージ上で新商品が紫外線を美肌光に変換する新技術のデモンストレーションを体験。小松さん流の美肌ケアトークセッションでは、美肌を目指す三種の神器を「アネッサ・ベッド・納豆」とし、過去に紫外線対策の重要性を感じたエピソードや、質の良い睡眠のためにベッドを変えたこと、冷蔵庫にストックをかかさない納豆のことなど自己流ケアについて語った。イベント翌日の2月16日に26歳の誕生日を控え、登山やランニングなどのアクティビティにもアネッサを使い、UVケアしながら挑戦したいという抱負と、将来の美肌への意気込みも述べた。(画像はプレスリリースより)【参考】※アネッサ ブランドサイト
2022年02月21日『新聞記者』の藤井道人監督が描くラブストーリー『余命10年』。この度、小松菜奈と坂口健太郎が演じる、茉莉と和人の切なくも幸せな恋がはじまる瞬間を映し出す本編映像が公開された。余命が10年であることを知り、生きることに執着しないために恋はしないと心に決めた茉莉と、彼女と恋に落ちることで自らの運命を大きく変えていく和人。公開された映像は、そんな2人がライトアップされた桜並木を歩くシーン。恋に落ちる編約1年間、四季の移ろいと共に撮影をした本作の中でも、春が描かれた美しいこのシーン。藤井監督は「決定的なセリフも説明もないけれど、絶対に伝わるから信じて欲しい」と語っている。小松さんはこの場面について「桜のシーンは和人と茉莉の関係が始まっていく爽やかなシーン。私は茉莉と和人が『何がきっかけで惹かれ合ったのか?』を明確にしていない所が凄く好きです」と語り、「『この人と一緒にいたいな』とか『この人を守りたいな』とか、この人の笑顔をずっと見ていたいっていう気持ちが茉莉の中にはあって。和人の屈託のない笑顔が茉莉にとっての救いだったんだなと思えるようなシーンでした」とふり返る。また坂口さんも「この作品は桜が凄く印象的なところで映っていて、夜桜のシーンは風が吹いて、目が合って、2人の美しい関係性のスイッチが入ったような気がしました」と話しており、2人の運命が変わるきっかけとなった重要なシーンでもある。『余命10年』は3月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年02月18日資生堂の日焼け止めブランド「アネッサ」から新製品「アネッサ デイセラム」が2月21日に発売。新CMのミューズである小松菜奈さんが出席した、新製品発表会の模様をお届けします。小松さん「小学生の頃から欠かさず日焼け止めを塗っています」小松菜奈さんもともとアネッサの日焼け止めを愛用していたという小松さん。MCから「いつ頃から日焼け止めを塗るようになりましたか?」と聞かれると「小学生の頃からです」と回答。「母から大人になると“シミ”ができるけど、今のうちにからケアすると将来違うからね」と言われたことがきっかけになったそう。「ちゃんと毎日日焼け止めを塗ってる自分を褒めてあげたい」と、徹底して紫外線ケアをしている様子。小松さんも驚きの太陽エステとは?「紫外線って敵だと思ってたけど、そうじゃないんだ」左 小松菜奈さん、右 株式会社資生堂 ブランド価値開発研究所 研究員 榎本 歩さん「アネッサ デイセラム」は、資生堂の最新技術「サンデュアルケア技術」が搭載した日焼け止め。従来の日焼け止めの役割である、紫外線から肌を守る機能に加えて、太陽の光(紫外線)を、美容効果のある光に変換する成分が配合されています。この技術により、太陽を浴びることで美肌を育む“太陽エステ”が可能に。新CMは、太陽エステがイメージされた映像になっているため、撮影時に説明を聞いたという小松さん。説明を聞いた時の感想を聞かれると「紫外線って敵だと思っていたけどそうじゃないんだ。こんなすごいことができちゃうんだと驚きました」と話していました。太陽を浴びることで美肌を育む“太陽エステ”アネッサ デイセラム 30mL ノープリントプライス 2022年2月21日発売上記画像が実際のアネッサ デイセラム。サッと肌になじみ、扱いやすい乳液タイプ。肌になじませた後の白浮きや、きしみ感は無く軽いつけ心地です。目には見えませんが、このなかに画期的な技術がつまっている最先端の日焼け止めです。美肌になるための”三種の神器”は「アネッサ、ベット、納豆」写真からも伝わる、小松さんの透き通るように白くみずみずしい肌。MCから「小松さんの美肌の三種の神器はなんですか?」と聞かれると「アネッサ、ベット、納豆」と回答。小松さん「アネッサは『美肌になるにはコレ!』という昔からの信頼があります。ベットは、質の良い睡眠は美肌に欠かせないので、ベットの質にもこだわっています。納豆は、健康にも良いし、いつも冷蔵庫にストックしていて無いと不安になってしまうくらい大好物です(笑)」と話し、健康と美肌の両方を気をつけて生活している様子。新製品発表会は、小松さんの26歳のお誕生日の前日ということもあり特製ケーキでお祝いするサプライズ演出も。26歳の抱負を聞かれると「富士山に登りたいってずっと思っているので実現できたらうれしい。山の紫外線ってジリジリとした強い光なのでアネッサを握りしめて登ろうと思います!」と話していました。今年は、小松さんと一緒にアネッサ デイセラムで太陽エステにトライしてみませんか?Informationアネッサanessa.shiseido.co.jpライター・玉絵のツイッターとインスタグラムもチェックしてくださいねツイッターインスタグラム文・玉絵ゆきの
2022年02月17日2月15日に資生堂 「アネッサ新ミューズ就任・新TVCM発表会」が行われ、新ミューズに就任した女優・小松菜奈さんが登壇。アネッサに搭載された新技術に触れたほか、小松さんの美肌を支える三種の神器、美肌の秘訣についても語ってくれました。ハリのある真っ白なワンピース姿で登場した小松さん。足元は白の華奢なサンダルを合わせて春を先取りし、ヘアスタイルはダークトーンの髪色でも、毛先を外ハネにして軽やかな印象です。白い衣装とヘアカラーのコントラストに、美しい白肌が映える!ミューズ就任前から愛用していたという小松さん。「普段から本当に愛用していたアネッサだったので、まさかあのアネッサのCMに私が出れるんだ!っていう驚きと嬉しさと、本当に光栄だなって思いました」と感激した様子で語り、撮影秘話も明かしていました。光の演出が印象的な『はじめよう、太陽エステ編』について、「寝っ転がってる椅子と、光が燦々と射していて、すごくこう…美術館みたいな空間が広がってたと言うか、すごくモダン」と、まずはセットに感動したと話し、強い光が射すイメージをしながらリラックスして撮影に臨んだのだそう。無数の光が射しこむ空間に、美しい小松さん……まるで映画のワンシーンのようなCM映像です。発表会では、アネッサに搭載された新技術の紹介も。紫外線の悪影響から肌を守るだけではなく、肌を美しくする光“美肌光”として、世界発の成分アプローチ「サンデュアルケア技術」について本製品の研究員が説明したほか、実際に美肌光のデモンストレーションも。小松さんは最新のサンケア技術に興味津々な様子で耳を傾けていました。■小松さん流美肌ケアは?「小松さん流美肌ケアトーク」と題して、小松さんの美の秘訣に迫るコーナーへ。「日焼け止めを塗るようになったのは?」の質問に、小松さんは「毎日塗るようにしてるんですけれど、自分を褒めてあげたいくらいちゃんと毎日塗ってる」と回答。その歴は驚くなかれ、なんと小学生の頃から!子どもの頃にお母さんから教わり、現在も継続しているのだとか。「『いまのうちからちゃんとケアしていた方が将来全然肌が違うからね』っていうのを教えてもらったので、それをなんとなく……。本当にそうなのかな?塗ってみよう、から始まってそれが習慣になって。たまに忘れちゃうときもあるんですけど(笑)いまはちゃんと塗ってます」と小松さん。まさに“美は一日にしてならず”。ヘルシーで美しい小松さんの肌は積み上げてきた習慣の賜物ですね。■小松菜奈流「美肌を目指す三種の神器」続いて、「美肌を目指す三種の神器」について聞かれると、「ずっと愛用していたアネッサとベッドとあと、納豆かなと(笑)」と回答。気になるワードばかり!アネッサについて、「これがあれば!という心強さがあるものなので、それは愛用してるからこそCMが決まった時は嬉しかったですし、自然に良さがすごくわかるのでこれは欠かせない一本だなと思います」。言い切る小松さんがカッコいい!ベッドについては、質のいい睡眠がとれるようにとベッドにこだわったのだそう。「やっぱり眠りも深くなりましたし、(仕事から)帰ってきてお風呂に入って寝て、また次の日仕事で…っていう生活も作品に入るとあるので、なるべくどんなに短くても良い睡眠がとれるように、お肌にもいいように」。続いて、3つ目の納豆については、「納豆は健康に良いなーって思うのと、あと個人的に好きだから(笑)」と微笑んだ小松さん。冷蔵庫には常にストックがあるそうで、無くなると不安になるほど大好きなのだとか。美の秘訣を解き明かす“三種の神器”エピソードからは、小松さんの美容に対する関心の高さが伝わってきましたが、アウタービューティー、インナービューティーの両面からアプローチしていること、それも無理せず、誰でもすぐに取り入れられるものばかり。これはマネしたい!子どもの頃からサンケアをしてきた小松さんですが、「うっかり日焼けしくじり話」では、旅行先での日焼けエピソードを告白。旅行先から帰った小松さんは日焼けしたこと気づかなかったものの、ヘアメイクさんに言われて認識したのだそう。小松さんは「こまめに塗ることが大事なんだなって」と、しくじり体験から学んだとしみじみ。■小松菜奈26歳バースデーケーキのサプライズに笑顔ここで、2月16日は小松さんの26歳の誕生日ということでサプライズが!ステージ下手からケーキが運ばれてくると、「はっ!ケーキ!!」と驚いた小松さん。3段の豪華でオシャレなケーキを前に、笑顔をみせていました。カメラ撮影中には「明日です♪」とひとこと、ムービー撮影時も「26歳になります」と両手を振ってみせるなど、おちゃめな一面も。26歳の抱負について聞かれると、「誕生日にはこれを聞かれますよね(笑)」と小松さん。しばし考えて「健康に暮らしたい」と語りました。また、プライベートでは山登りを挙げ、「あったかくなってきたら登りたいなと思っていて。26歳かは分からないですけど、富士山に登ってみたいなという夢がある」と、富士登山にも興味津々。「山は本当に日差しが強くて、ジリジリ射すような光なので。失敗……しくじってしまったエピソードもあるので、アネッサ握りしめて塗って塗りまくって(笑)登りたいです」と夢の実現にもアネッサは欠かせないよう。また、日常ではランニングを再開したいと話し、「運動ってすごくメンタルケアになるので、あとは健康でもいられますし」、「走ると無心になれてスッキリするので、走るのを始めてみようかなと思ってます」と小松さんにとってメンタルケアにもなっているのだとか。健康、美容、メンタルケアと、小松さんの発光するような美しさは、子どもの頃から続くサンケアにはじまり、日々のセルフケアによってつくられていると、“小松流”美の秘訣に触れられました。健康的で光輝く小松さんが何よりの証拠。日差しが強くなる季節を前に、ママはもちろん、お子さんのサンケア対策の参考にもなりそうです。(取材・文/mamagirlWEB編集部)
2022年02月15日小松菜奈×坂口健太郎のW主演、「RADWIMPS」書き下ろしの音楽・主題歌で全編を紡ぐ、涙よりも切ないラブ・ストーリー『余命10年』。この度、バレンタインデー記念として主演2人が演じる茉莉と和人の幸せ溢れるスチールが解禁された。今回、解禁となったのは茉莉(小松菜奈)と和人(坂口健太郎)の幸せな時間を切り取ったスチール。満開の桜のもと笑顔溢れる1枚や、夏に手持ち花火を楽しんだり、東京スカイツリーの展望台で撮った2ショット。そして、冬には雪山デートで自撮りした写真など、四季を通して2人の幸せが感じられるものとなっている。劇中で小松さんと坂口さんが見せる、ありふれた毎日を楽しむ等身大の姿は約1年間の撮影を通じて徐々に作られており、その時間の中で被写体とカメラの距離にも変化があったという。撮影監督の今村圭佑は「最初の頃はドキュメンタリー風に撮りたいという気持ちもあったので、ちょっと離れたところから客観性を持って撮ろうとしていたんです。でも時間が経つにつれて、カメラが2人に近い方がこの作品に合っているのかなと。小松さんや坂口さんの気持ちが季節ごとに変わっていったように、2人に対する僕たちの距離感も変わっていったと感じています」とふり返る。監督を務めた藤井道人も「季節の移り変わりによる暑さや寒さ、匂い、体温などと共に、それらが役者陣のお芝居にもたらすものをしっかり捉えたいという思いがありました」と語っており、実際に小松さんと坂口さんが茉莉と和人として春夏秋冬を過ごすことで作り上げられた、リアルな20代の男女のカップルとしての姿が丁寧に描かれている。日本を代表する映画監督の1人と言える藤井監督、初共演にしてW主演となる最旬実力派の小松さんと坂口さんが原作者・小坂流加の想いを引き継ぎ、全身全霊で作り上げた本作にさらに注目だ。『余命10年』は3月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年02月14日ベストセラーの映画化『余命10年』のジャパンプレミアが開催され、W主演の小松菜奈、坂口健太郎、そして劇中で彼らを優しく包み込む役柄を演じた山田裕貴、奈緒、黒木華、原日出子、松重豊、さらに藤井道人監督らが参加した。小松さんは「この企画のお話しを頂いた時から…本当に色々な物語があって完成し、今こうしてこの舞台に立っていることを嬉しく思いますし、感無量です」と挨拶、「この日を迎えられて幸せです」と涙を流し作品への想いが溢れる言葉で舞台挨拶はスタートした。坂口健太郎、四季を通じた撮影は「景色に感情移入しちゃうような感覚」色鮮やかな四季の移ろいと共に約1年の月日をかけてじっくり撮影された本作。そんな本作の中で、茉莉(小松さん)と和人(坂口さん)の恋の始まりを描いた印象的な夜桜のシーンについて聞かれた小松さんは、「あの桜のシーンは和人と茉莉の関係が始まっていく爽やかなシーン。私は茉莉と和人が『何がきっかけで惹かれ合ったのか?』を明確にしていない所が凄く好きです。『この人と一緒にいたいな』とか『この人を守りたいな』とか、この人の笑顔をずっと見ていたいっていう気持ちが茉莉の中にはあって。和人の屈託のない笑顔が茉莉にとっての救いだったんだなと思えるようなシーンでした」と“高林茉莉”を演じていた撮影当時をふり返る。その茉莉と出会い、自らの運命をも変えていく“真部和人”を演じた坂口さんも「この作品は桜が凄く印象的なところで映っていて、夜桜のシーンは風が吹いて、目が合って、凄く2人の美しい関係性のスイッチが入ったような気がしました。四季の美しい映像を美しい作品の中に、僕らもそこに身体を預けて撮影できたので、景色に感情移入しちゃうような感覚の中で撮影していましたね」と笑顔で撮影を懐かしんだ。小松菜奈「ふたつの人生を歩み続けたのは今までになかった」そして1年をかけての撮影に臨んだことについて聞かれた小松さんは「茉莉という役を演じ終えた後は抜け殻状態で燃え尽きました。すぐに次の仕事には進めないくらい不思議な時間でした。自分の人生と役の人生が重なって、ふたつの人生を歩み続けたのは今までになかったですし、凄く大好きな現場でしたし、皆さんと一緒にひとつの大切な作品を作れたのはかけがえのない、自分にとって凄く宝物になりました」と演じた役柄と作品への想いを語る。また、「4人(小松さん、山田さん、奈緒さん)でのシーンは楽しい撮影が多かったですね。今回、時間の経過を丁寧に映し出しているシーンがあって、そこではちゃんと時間の経過を4人でお芝居をしていて感じることが出来たんですよ。楽しく撮れましたね」と言う坂口さん。「僕がトランプで負けまくったんですよ、絶対に勝てないババ抜きをしたり(笑)」と思い出を話すと、小松さんが「タケル(山田さん)がお花見のシーンで『桜も満開、俺も満開!』って言っていて凄く笑いましたね。タケルの存在って4人の中でも大きかったです。アドリブとか大変だったと思うんですけど、常に笑わせてくれました」と山田さんの撮影中のエピソードを明かすと、山田さんも「台本の文字量より、アドリブの方が多かったですね笑」と返し笑いを誘った。奈緒さんも「本当に楽しかったです!1年かけてこの作品を撮っているので、桜の時期にお花見をするとか、夏に海に行ったりとか、友達と1年を通して行事を集まって遊んでいるという感覚がありました!」と劇中さながら和気藹々としたエピソードを披露した。「家族としてのドキュメンタリーが撮れた」ベテランも感謝そんな仲の良い友人たちと同様に、茉莉を支えた姉の“高林桔梗”、母親“高林百合子”、父親“高林明久”をそれぞれ演じた黒木さん、原さん、松重さんは藤井監督と話し合いを重ね高林家を作っていったと言う。「四季を追ってゆっくり撮影することは最近少なくなってきましたね。1年をかけて10年を表現する。気持ちを作るのに時間が沢山あったので感謝しています。家族は苦しい時間も過ごしましたけれど、元々この家族はお父さんを中心とした暖かい家庭。役作りが要らないくらい娘たちが可愛いくて、松重さん演じるお父さんも優しくてスッと家族になることができましたね」と本当の家族のような絆があったと原さん。松重さんも「本当に女性3人が家族という空気感で迎えてくれて、時間の経過を丁寧に映し出している家族シーンはスクリーンの中では一瞬かもしれませんが、実際は監督が丁寧に撮影してくださっているので、僕らの中でも家族としての時間を過ごすことが出来ましたよね。家族としてのドキュメンタリーが撮れたと思います」と、高林家を丁寧に撮影した藤井監督への感謝と作品への想いを明かした。最後に本作の公開が3月4日という春先の時期であることにちなみ、登壇者にはサプライズとなる桜の開花がMCから宣言されると、劇中でも印象的な満開の桜のシーンさながらピンク色のライトに会場が照らされ、幻想的な光景が広がる演出にステージ上の登壇者からも驚きの声が上がった。藤井監督は「久しぶりに皆と会って、1年間大変だったことも皆で乗り越えたと感じました。何かひとつでも皆さんの心の中に残ってもらえたら嬉しいです。この映画は皆さんの心に寄り添ってちょっとでも日常が豊かになってもらえるようにと命を懸けて作りました」とメッセージを贈り、ジャパンプレミアは幕を閉じた。『余命10年』は3月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年3月4日より全国にて公開©2022映画「余命10年」製作委員会
2022年01月25日映画『余命10年』(3月4日公開)のジャパンプレミアが24日に都内で行われ、小松菜奈、坂口健太郎、山田裕貴、奈緒、黒木華、原日出子、松重豊、藤井道人監督が登場した。同作は小坂流加による人気小説の実写化作。数万人に1人という不治の病で余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松)は、生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた。しかし地元の同窓会で和人(坂口)と出会い、茉莉の10年は大きく動いていく。1年の撮影を通して10年を描き、主演の小松は減量に挑むなど大変な作品だったというが、坂口は小松、山田、奈緒とのシーンについて「4人のシーンは楽しいシーンが多かったです。4人でごはん食べながらトランプしたりとか。点描がいくつかあったんですけど、そこでちゃんと時間の経過を感じるんですよね。いつの間にか2人がいい感じになってるとか。4人の撮影はにこにこ楽しく撮ってたって印象はありました」と振り返る。「ババ抜きをしたりとか、僕がトランプで負けまくるんですよ。絶対勝てない」と苦笑した。小松は山田について「お花見のシーズンでは『桜も満開、俺も満開』と言ってました。タケル(山田の役)の存在って4人の中でも大きくて、常に笑わせてくれる。アドリブは大変だったと思ってたんですけど」と笑いながら感謝し、坂口も「裕貴くん、めちゃくちゃしゃべってるよね」と同意。山田は「台本の文字量よりアドリブの方がしゃべってたかもしれない」と周囲を笑わせる。また、奈緒も「本当に楽しかったですね。定期的に撮っているので、本当に桜の時期に花見をするとか、夏に海に行くとか、友達と1年を通して行事ごとで集まって遊んでいるという感覚は自然と皆さんとの時間の中でできていた」と語った。さらにイベントでは「10年の間にやりたいこと」を発表するコーナーもあり、思い思いの回答をフリップで発表していた。
2022年01月25日映画『余命10年』(3月4日公開)のジャパンプレミアが24日に都内で行われ、小松菜奈、坂口健太郎、山田裕貴、奈緒、黒木華、原日出子、松重豊、藤井道人監督が登場した。同作は小坂流加による人気小説の実写化作。数万人に1人という不治の病で余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松)は、生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた。しかし地元の同窓会で和人(坂口)と出会い、茉莉の10年は大きく動いていく。昨年の11月15日に俳優の菅田将暉との結婚を発表し、初の公の場に登場した小松。最初の挨拶では「今観てもらったばかりということで、どうだったかなとすごく気になってはいたんですけど、この話をいただいてから本当に……」と言葉に詰まり、涙。「本当に色んな物語があって。こうして完成できたこと、今ここに立っていることを本当に嬉しく思いますし、感無量というか」と語る。1年かけて10年の時間経過を撮影した同作について「生き続けたこの1年、映画『余命10年』がこれから沢山の人に届いてほしいと心から願ってます」とメッセージを贈った。小松は「茉莉という役を演じ終えた後は、抜け殻状態だったというか、燃え尽きたなという気持ちがすごい大きくて、すぐに次の仕事に進めないくらい不思議な時間だった」と振り返る。「自分の人生と役の人生、本当に両方が重なって歩み続けて、今までにそういう役はなかったので、すごく大好きな現場でしたし、ここにいる皆さんと一緒に、一つの大切な作品を作れたことで自分にとってかけがえのないすごく宝物になりました」と思い入れを明かす。悪化していく病状を表すためにずっと減量をしていたそうで、「この現場では常にお腹が鳴っていたんですけど、茉莉の苦しさだったり、いっぱいいっぱいになっちゃう気持ちだったりを自分も味わえて、役として昇華することができた」と語った小松。母親役の原は「みるみる痩せていって、見てて途中で心配になっちゃった」と涙ぐみ、奈緒も「プライベートでも仲良くしていただいてたので、減量もしながらすごく大変な役に真剣に向き合っている姿を隣で見ながら、仲間としてもずっと知ってる友達としても、本当にかっこいいなと思ってました」と目元を拭う。さらに奈緒は「1年の中で、撮影中も自分自身がへこんじゃうこととかいろんなことがあって大変なのに、私自身すごく菜奈に相談したこともあったし、支えられたことがすごくあって。これだけ向き合ったみんなの時間が1本の映画にすごく詰まっているなと思ったので、観たときはいろんな気持ちが溢れてしまいました」と思いを吐露し、小松も再度涙を拭っていた。
2022年01月24日俳優の小松菜奈と坂口健太郎がW主演を務める映画『余命10年』(2022年春公開)の本予告映像、メインビジュアルが15日、公開された。同作は小坂流加による人気小説の実写化作。数万人に1人という不治の病で余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松)は、生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた。しかし地元の同窓会で和人(坂口)と出会い、茉莉の10年は大きく動いていく。今回追加キャストも明らかになり、茉莉と和人の中学の同級生で2人の理解者である富田タケル役には山田裕貴、茉莉の大学時代の親友で本の執筆を進める藤崎沙苗役に奈緒、茉莉と沙苗が大学時代の友人と通うお店の店長・三浦アキラ役には井口理(King Gnu)、そして茉莉の姉・桔梗には黒木華と演技派・個性派俳優陣が揃った。また、茉莉が通う病院の平田先生役には田中哲司、和人のバイト先の店長・梶原役にはリリー・フランキー、茉莉を優しく支える母・百合子役には原日出子、茉莉に対し少し過保護気味な無口な父・明久には松重豊と日本映画界を代表する俳優陣も名を連ねている。本予告映像では、小松が文庫化を待たずして亡くなった著者・小坂流加の想いを引き継ぎ全身全霊で役に挑む姿が収められており、坂口健太郎の演技も大きな見どころとなっている。○関口大輔エグゼクティブプロデューサー コメントこの映画は、10年という時間を描くため、四季を通じての撮影を行うことにしました。通常、映画は1ヶ月〜3ヶ月程で集中して撮影する場合が多いのですが、監督の「四季を通して茉莉の10年を追いかけ、その時彼女が感じた気持ちを映像で表現したい」という強い希望があり、1年を通した撮影となりました。桜や雪や夏の海はVFXではなく実際に撮影を行なっているのです。撮影のためには、出演者さんにご理解をいただき長期間のスケジュールを開けていただくことが必要になります。本作に出演される小松さん、坂口さんはじめ、今回発表させていただいた役者さんたちは、皆さんとても多忙です。それでも「余命10年」を1年かけて撮影するという意義に賛同してくださり、撮影に参加していただくことができました。長い期間を通して家族のような連帯感に包まれたキャスト陣は、映画で描かれる10年という時間をそれぞれのキャラクターとして表現してくださっています。これにより、映画「余命10年」は、2時間という時間の中に10年という月日が流れるような作品になりました。是非、映画館でこの美しい四季を通した10年を登場人物達と追体験していただければと思います。○川合紳二郎プロデューサー コメント藤井監督はじめ我々スタッフは、原作者の小坂流加さんが映画の主人公である茉莉と同じ難病を抱えながら、この小説を執筆し、日々を精一杯生きた、その証を残したいという思いで、小坂家の皆さまと一緒に、共に寄り添いながらこの映画を制作してきました。この小説は、ノンフィクションではありません。しかし、ご自分のリアルな状況や願望や思いを、この小説に込められて執筆されたのだろうと思います。そのような意味では、本作は、小説の「物語」、そして、原作者である小坂流加さんの「人生」が交差する、特徴的な映画となったと思います。本作では、小坂流加さんの生まれ故郷である静岡県・三島市での撮影を行っています。流加さんが幼少の頃、スイカを冷やしたり、川遊びをした源兵衛川のせせらぎ、素朴で人情味ある商店街、富士山の雄大な姿。また、撮影に使われている部屋の小物などの細部にまで、ここに生きた流加さんの息遣いを再現し、感じながら、撮影に望みました。主演である小松菜奈さんは、役作りに際して、三島を訪れ、また、小坂家の皆さまから幾度となくお話をお伺いし、全身全霊で高林茉莉役を演じてくださっています。コロナ禍で、大きく生活や価値観が変化する今こそ、「余命10年を生きた」高林茉莉を通して、多くの人に、少しでも勇気や前向きさを感じて頂ける作品になれば幸いです。(C)2022映画「余命10年」製作委員会
2021年12月15日西島秀俊主演の「真犯人フラグ」第8話が12月5日オンエア。原田知世演じる手塚菜奈と田中圭演じる翔太「あな番」カップルの登場に「菜奈ちゃんが生きてる世界線」など視聴者が沸くなか、妻・真帆が隠していた“DNA鑑定書”に視聴者の動揺が広がっている。秋元康×「あなたの番です」スタッフが再集結、妻と子どもたちに失踪された夫が、SNS投稿をきっかけに“悲劇の夫”から“疑惑の夫”になり社会的に追い詰められていく…というストーリーが繰り広げられている本作。キャストは妻子が失踪、犯人としてマスコミやYouTuberに追われるなど大変な思いをしながらも、家族の無事を信じ探し続ける相良凌介に西島さん。そんな凌介と一緒に家族探しをするなかで特別な感情を抱き始めた二宮瑞穂に芳根京子。凌介の娘・光莉と付き合っており、ITスキルを駆使して凌介を助ける橘一星に佐野勇斗。相良家の新居を担当する住宅メーカー営業マンで、凌介と妻・真帆の大学の後輩でもある林洋一に深水元基。凌介の妻・真帆のママ友で、凌介の自宅の鍵を持ち勝手に出入りしている菱田朋子に桜井ユキ。凌介の息子・篤斗のサッカー教室のコーチをしていた山田元哉に柿澤勇人。葬儀屋に勤務する本木陽香に生駒里奈。凌介の事件を追い続けるYouTuber・ぷろびんこと徳竹肇に柄本時生。凌介の友人で週刊誌「週刊追求」編集長の河村俊夫に田中哲司といった顔ぶれのほか、多くの俳優陣が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。8話では凌介の妻・真帆(宮沢りえ)と林の密会写真がSNSにも投稿され炎上する。それを知った林は凌介のもとを訪れ釈明、彼の話を聞いた凌介は林を信用するが、マスコミは真帆が不倫していたと半ば決めつけて報道、世間のバッシングの対象は真帆と林に移り、凌介は同情を集めることに。一方、瑞穂や一星は、失踪が真帆の仕組んだことではと疑念を抱き調べ始める。そんななか林が働く住愛ホームは釈明会見を行い、不倫は事実無根と主張、相良家の新居建築も再開すると発表。そして日野(迫田孝也)がやっている「至上の時」を訪れた凌介はある夫婦と出会う…という展開。凌介が出会ったのは手塚菜奈(原田さん)と翔太(田中さん)。凌介のファンだという翔太は「ハグさせてください」と凌介を抱きしめ、菜奈とともに彼を励ます…「あなたの番です」の“主役カップル”の登場にネットは「翔太とななちゃん出てきてぶち上がってる」「田中圭くんと原田さんとかビックリやわw」など盛り上がるとともに、「コラボ!?宣伝!!!???映画世界線か」「菜奈ちゃんが生きてる世界線だ」「新しい翔太くんと菜奈ちゃん、2人が話しているのを見れただけで幸せ」など、ドラマ版では折り返しタイミングで亡くなってしまった菜奈が生存、翔太と幸せな人生を歩み続けている姿を見られたことに喜びの声も上がっている。その後、一星の調べで林が真帆と11年前に出会っていたことが判明。ラストでは凌介の自宅に突如現れた菱田が、真帆の不倫について知っていると発言したうえ、自宅内をあさり“DNA鑑定書”を見つけ出す…。視聴者からは「やっぱり光莉か篤人どっちかは凌介との子供ではないってことですよね?」「不倫が本当なら篤斗は林の子って事になるんだね」と動揺する視聴者からの投稿が続出。一方で「DNA鑑定の封筒も菱田さんが用意してた物だったりして」という声もあり、ここに来て明かされてきた真帆の“秘密”に多くの視聴者が翻弄されている様子だ。(笠緒)
2021年12月06日主演・西島秀俊×秋元康企画・原案で贈るドラマ「真犯人フラグ」の第8話(12月5日放送)に、「あなたの番です」より菜奈と翔太がスペシャルゲスト出演することが分かった。本作は、突然、妻と子どもたちが消え、手がかりが見つからない中、夫に集まった同情が「あの旦那が殺したんじゃないの?」と一夜にして方向転換され、真犯人フラグが立ち、追い詰められていく…半年間のノンストップ考察ミステリー。原田知世演じる菜奈は、「あなたの番です」ドラマ版第10話で亡くなっているのだが、今回はドラマ第1話で交換殺人ゲームが始まらなかった『あなたの番です 劇場版』の世界線となっており、連続殺人に巻き込まれず、幸せな2年間を過ごした菜奈と翔太(田中圭)が登場。ミステリー好きの2人が訪れたのは、凌介(西島さん)が通うお馴染みのバー「至上の時」。マスターの日野(迫田孝也)と3人で炊飯器失踪事件の推理を繰り広げる。久々のオランウータンタイム。2人がフラグを立てた意外な人物に注目だ。「真犯人フラグ」は毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2021年12月04日「菅田さん夫妻はコロナ禍の状況を鑑みて、披露宴を断念。ですが機会を見て、お世話になった人たちへの“お礼の会”を開きたいと考えているそうです」(芸能関係者)11月15日に結婚を発表した菅田将暉(28)と小松菜奈(25)。過去に3度共演した撮影現場では仲睦まじい姿が、目撃されていたという。「お互いにファッションが好きなので、『このシャツかわいい!』と褒め合ったりしてはたから見ていて本当に良い雰囲気でした。また小松さんが『よく自炊しています』と話していた際には、家庭的な女性がタイプの菅田さんは、見て分かるほどテンションが上がっていましたよ(笑)」(前出・芸能関係者)交際順調であった2人だが、菅田のほうが結婚により強く憧れていたという。「ここ数年で、柄本時生さん(32)や矢本悠馬さん(31)などの俳優仲間の結婚が続きました。そのたび菅田さんは『いいなぁ、羨ましいなぁ』と漏らしていましたね。事務所の先輩で、交流のある松坂桃李さん(33)の結婚には特に刺激を受けた様子でした。『桃李くんが先に結婚するとは……』と言い、『デートはどこへ行くんですか?新婚生活はどうなんですか?』と本人から聞き出しては、はしゃいでいたそうです」(俳優仲間)先輩の結婚の刺激を受けるなか“焦り”も感じていたと続ける。「小松さんはとにかくモテるんです。撮影現場ではひときわ目をひいていますね。そのため交際開始から2年経っていましたし、菅田さんは『どうしても今すぐ結婚する!』と息巻いていました」(前出・俳優仲間)菅田といえば若手俳優の急先鋒。既に’22年は1月クールでの主演ドラマと、大河出演が決まっている。そんな彼にはある“懸念”があったと映画関係者は明かす。「仕事が次々舞い込んでくる状況のなか、『ひょっとしたら事務所に結婚を阻止されるのでは……』とまで考えていたそうです。そのため結婚の意志を事務所に伝えるときは、独立も辞さない覚悟だったそうですよ」“捨て身の直談判”に臨んだ菅田だったが、事務所側は“予想外の反応”だったという。「実は事務所は全く反対しなかったんです。菅田さんは長い間、多くの仕事をこなして事務所を支えてきた“功労者”。それに事務所も彼が小松さんをどれほど想っているのか理解していましたから」(前出・映画関係者)菅田の悲願を叶えたのは、公私ともに紡いできた“糸”だった――。
2021年11月30日『新聞記者』の藤井道人監督と、感動ラブストーリーの名手・岡田惠和、渡邉真子の初タッグとなる映画『余命10年』。この度、小松菜奈と坂口健太郎が演じる茉莉と和人の場面写真が公開された。不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた茉莉と、生きることに迷い、自分の居場所を見失う和人は、同窓会で再会したことで、惹かれあう。今回公開された場面写真では、自らの運命と懸命に向き合い、前を向く茉莉の姿や、どこか思い悩む表情の和人が切り取られている。また、和人を抱きしめて涙を流す茉莉のカットは、生きることに執着しないために、恋だけはしないと心に決めたはずだった茉莉が、和人の想いを受け止めたシーン。さらには、階段に座り込んで会話に夢中になっている様子や、手をつないで桜並木を見上げる姿、一緒にブランケットを羽織り、初日の出の瞬間を迎えて笑顔が溢れる場面と、2人の幸せな日常の写真も公開された。『余命10年』は2022年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:余命10年 2022年全国にて公開予定©2022映画「余命10年」製作委員会
2021年11月26日