株式会社丸井とメディアアーティスト落合陽一氏は、落合陽一氏個展「未知への追憶 ―イメージと物質||計算機と自然||質量への憧憬―」を、渋谷モディ2Fにて2020年7月23日~8月31日まで開催いたします。個展の見どころ「未知への追憶」は、2017年から2020年までの落合陽一氏の活動を俯瞰した個展となっています。2019年の「質量への憧憬」展以来の大規模な個展で660平方メートルを超える面積に、平面・立体・メディアアートを含む40点以上の作品が出展される予定です。落合陽一氏の活動を俯瞰するメディアアーティストとして活動する落合陽一氏は、アーティストステートメントに「物化する計算機自然と対峙し、映像と質量の間にある憧憬や情念を反芻する」と記しています。「未知への追憶」は、2020年に開設したYouTubeチャンネルのテーマでもあり、4年間の表現コンセプトを昇華させ、新しい日常から、新しい自然の再発見にいたるための探究活動として位置付けています。活動の中、探し、吟味し、新しい文脈を練り上げることで、「未知をめざす喜びや感動」を体験へと変換するために、過去作品の再構成、研究や社会活動としての膨大な活動を、スナップ写真として切り出すことによって作品に昇華するプロセスを内包しています。展示の内容2017年のマレーシアでの展覧会「Image and Matter」、東京六本木での展覧会「Imago et Materia」に通底したコンセプトである「映像と物質」や、2018年の展覧会「落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」から日本科学未来館の常設展「計算機と自然,計算機の自然」にいたる「計算機と自然」、2019年のアマナでの展覧会「質量への憧憬」、ライカでの展覧会「情念との反芻」、ヨウジヤマモトでの展覧会「燐光する霊性」、2020年のSXSWのディレクションでのコンセプト「ハイパー霊性」までに通底する「質量への憧憬」「民藝・霊性」といった4年間の表現コンセプトを軸に構成し、写真や立体物、映像を通じて、落合陽一の持つ新しい自然観と老荘思想との接続、バーチャルとの邂逅、民藝との接近にいたる背景を読み解き、鑑賞可能にすることをめざしました。個展概要タイトル:「未知への追憶 -イメージと物質||計算機と自然||質量への憧憬-」作家 :落合陽一企画制作:Emohaus Inc.開催期間:2020年7月23日(木・祝)~ 8月31日(月)開催時間:11:00~20:00(ご入場受付は19:30まで)開催会場:東京都渋谷区神南1-21-3 渋谷モディ2F入場料 :一般1,800円(大学生以下無料)展示内容:2017年から2020年までの4年間の表現コンセプトを軸に構成した立体作品、平面作品、映像作品。また、本個展開催を記念して、7月23日(木・祝)にオープニングトークのライブ配信(有料)や関連イベント開催、本個展グッズ販売を予定しています。※本企画は予告なく変更・中止となる場合がございます※7月23日(木・祝)~7月26日(日)の4日間のご入場は、混雑緩和のためスマートフォンからの事前抽選とさせていただきます(規定人数に達しない場合はフリー入場となります)※学生の方は学生証をご提示ください。お忘れの場合は有料でのご案内となります※本企画の詳細、事前抽選参加方法など、詳しくはこちらをご覧ください→【落合陽一氏 プロフィール】©蜷川実花メディアアーティスト。1987年生まれ、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター センター長、准教授・JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表。2015年World Technology Award、2016年Prix Ars Electronica、EUよりSTARTS Prizeを受賞。Laval Virtual Awardを2017年まで4年連続5回受賞、2019年SXSW Creative Experience ARROW Awards 受賞、2017年スイス・ザンガレンシンポジウムよりLeaders of Tomorrow選出。個展として「Image and Matter(マレーシア・2016)」、「質量への憧憬(東京・2019)」、「情念との反芻(ライカ銀座・2019)」など。その他の展示として、「AI展(バービカンセンター、イギリス・2019)」、「計算機自然(未来館・2020)」など多数出展。著作として「魔法の世紀(2015)」、「デジタルネイチャー(2018)」など。写真集「質量への憧憬(amana・2019)」など。メディアアートを計算機自然のヴァナキュラー的民藝と捉え、「物化する計算機 自然と対峙し、質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月10日コモリ(COMOLI)のデザイナー小森啓二郎とタッグを組んだ、レショップ(L’ÉCHOPPE)のオリジナルレーベル・エルイー(LE)から、新作ハリントンジャケットが登場。2020年3月14日(土)より、東京・青山のレショップにて販売される。今回登場するエルイーのハリントンジャケットは、オーセンティックなスタイルを追求した一着。2サイズで展開し、各サイズごとにロングとショートの2種類の着丈を用意する。カラーは、ベージュとブラックの2種をラインナップ。4つのサイズバランスから選べるフォルム、ベーシックなデザインとカラーで、長く愛用できる一着になること間違いなしだ。【詳細】エルイー 新作ハリントンジャケット発売日:2020年3月14日(土)販売店舗:レショップ住所:東京都港区南青山3-17-3価格:29,000円+税カラー:ベージュ、ブラック<店舗情報>レショップ営業時間:11:00~20:00住所:東京都港区南青山3-17-3TEL:03-5413-4714
2020年03月15日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSの小森隼が5日、東京・日本青年館ホールで行われた朗読劇『BOOK ACT』メディア向け公開ゲネプロ後に、劇団EXILEの鈴木伸之、E-girlsの石井杏奈、脚本・演出の鈴木おさむ氏とともに囲み取材に応じ、タイトルにちなんで交換日記をしてみたい相手を聞かれると、「1回メンバーとはやってみたい」と答えた。LDHが贈る新たな朗読劇『BOOK ACT』は、「ヒーローよ 安らかに眠れ」、「もう一度君と踊りたい」、「芸人交換日記」の3つの作品を、総勢37人のLDH所属アーティストや俳優、モデルがキャストを組み替えながら演じるというもの。初日は、芸人同士の悩みや葛藤を描いた「芸人交換日記」(脚本・演出:鈴木おさむ)を上演し、売れない芸人コンビ・イエローハーツの田中を鈴木、相方・甲本を小森、甲本の彼女・久美を石井が演じる。1月にも芸人と組んで田中役で『芸人交換日記』に出演していた小森は、「そのときは田中役をやって、今回その相手役の甲本役。短い期間に2人の役をやらせていただいて、すごく気合いが入りますし、よりこの作品に対して思いも強まっている」と熱く語り、「僕たちが今日初日を迎えてからほかのメンバーにバトンをパスしていく形で『BOOK ACT』は始まっていくので、いいスタートが切れるように頑張りたいなと思います」と意気込んだ。また、「僕は今まで舞台とかに立ってきた人間ではなので、自分のできることだったり、僕はGENERATIONSというグループを組んでいるので、自分がもし解散するなら、相手に向けて何かを言うときには、もし仲が悪くなっちゃったら、とか自分なりに自分のグループに当てはめて一生懸命とりあえずやるっていうことを意識してやっています」と、所属するGENERATIONSと重ねながら演じていると明かした。さらに、タイトルにちなんで交換日記をしたい相手を聞かれると、「1回メンバーとはやってみたいですね」と回答。「会ってたら言えないことってあると思う。交換日記をして文章にすることで普段言葉にできないことを相手に伝えられるんじゃないかなと思うので、1回メンバーとはやってみたい」と興味を示すも、「ただ、僕の性格上、2週目くらいで僕からやめちゃうだろうなというのがあるので絶対提案できないですけど」と笑った。
2020年02月05日劇団EXILEの鈴木伸之、GENERATIONSの小森隼、E-girlsの石井杏奈が5日、東京・日本青年館ホールで行われた朗読劇『BOOK ACT』メディア向け公開ゲネプロに参加。鈴木がトイレを我慢できずゲネプロ中に一時退席する場面があり、相手役を演じた小森は囲み取材で「新手のドッキリかと思いました」と笑った。LDHが贈る新たな朗読劇『BOOK ACT』は、「ヒーローよ 安らかに眠れ」、「もう一度君と踊りたい」、「芸人交換日記」の3つの作品を、総勢37人のLDH所属アーティストや俳優、モデルが日替わりでキャストを組み替えながら上演するというもの。2月5日の初日は、鈴木、小森、石井のキャストによる「芸人交換日記」を上演する。放送作家の鈴木おさむ氏が脚本・演出を手掛ける「芸人交換日記」は、芸人同士のリアルな悩みや葛藤を描いた物語。売れない芸人コンビ・イエローハーツの田中を鈴木、相方・甲本を小森、甲本の彼女・久美を石井が演じる。ゲネプロでは、交換日記を通じて互いの思いをぶつけ合うコンビを鈴木と小森が熱演。夢に向かって突っ走る熱い演技や、壁にぶつかったときの涙の演技を見せ、漫才のシーンでは息の合った掛け合いを披露した。途中、鈴木がトイレを我慢できずに一時退席するハプニングも。囲み取材で鈴木は「今回ずっと出ずっぱなので、今日どうしてもお手洗いに行きたくなってしまって。すごい考えたんです。ここは絶対行ってはダメだと。ものすごい大事な終盤のシーンで。だけど、行くならここしかないなと。ここで行かなかったもっと大変なことになるなと思ってあそこを選びました」と申し訳なさそうに話した。小森は「僕、新手のドッキリかと思ってカメラ探しました。横とか上とか見ましたもん。『どうしたどうした!?』と」と驚いたそうで、「本番は3人で頑張り切りたいと思っています」とコメント。また、鈴木が「しっかり手を洗って出てきました」と言うと、「あんな短い間に手まで洗ってきたんですか。さすがです!」と笑っていた。『BOOK ACT』は、2月5日~16日に東京・日本青年館ホールにて、2月18日~23日に兵庫県立芸術文化センター阪急 中ホールにて上演。
2020年02月05日GENERATIONSの小森隼が6日、東京・恵比寿ガーデンホールで行われたBOOK ACT『芸人交換日記』の公開ゲネプロに登場し、塙宣之(ナイツ)、森田想、鈴木おさむ(脚本・演出)とともに取材に応じた。同作は放送作家・鈴木おさむによる小説の朗読劇作品で、原作はこれまでに何度も舞台化、映画化されている。売れない芸人コンビ・イエローハーツの甲本(塙)と田中(小森)が交換日記を始め、芸人としての葛藤や夢への思いが描かれる。公演は6日〜8日に行われ、甲本役を相田周二(三四郎)平子祐希(アルコ&ピース)、みやぞん(ANZEN漫才)、りんたろー。(EXIT)が回替わりで務める。初の舞台、初のゲネプロを経験した小森は「作品は小説で読ませていただいたり舞台を見させていただいたので、まさか田中の役をやるなんてイメージもしてなかった。経験もなかったし、不安もありましたし、おさむさんに相談もさせていただきました」と振り返る。「今までたくさんいろんなステージに立たせてもらって、1回も動かないということが初めてなので、緊張感の中でやらせてもらいます。立ってるだけでも足踏みしたい自分なんですけど、じっと堪えながら」と心境を明かした。5人の芸人の中では、「おさむさん、俺のために書きましたよね」と言う人もいた、という小森だが、塙からさっそく「りんたろー。だろ」とつっこまれ、「りんたろー。さんもおっしゃるくらい。稽古から涙」と暴露。さらに「僕は100%全てを理解した中でできることはないんですけど、いろいろな稽古をやらせていただくことで、自分の中で新しい引き出しになりましたし、経験にもなりましたし、やりがいを感じています」と笑顔を見せる。また同作のために黒髪にし、「デビューしてから初の黒髪。7年ぶりくらいの……恥ずかしくてしょうがないですから。高校生ぶりなので」とはにかむ。「田中のためだけに、今日染めました、楽屋で。本当に恥ずかしいです。スタッフさんと会う時に、服を着ていない気持ちになります。金髪をなくすと、自分がいなくなった気持ちになります」と黒髪を撫でる。昨年末には、GENERATIONSとして初の紅白歌合戦にも参加したが、小森「なにより、家族からおめでとうと言われました。母親から『泣きました』というLINEが届いたりとか。お正月で会う人全員が、どこにいっても『紅白見ました』と言ってくださって、皆さんに応援していただいてるんだなと言うんのを物凄く感じています」と反響を語る。「紅白以来、初めてファンの皆さんに立たせてもらうので、今日見ていただくファンの方が、どういう感想をもってくださるのか、興味深いです」と期待した。今後は、LDH「BOOK ACT」の第3弾公演も予定。LDH所属のアーティストや俳優、モデルなど総勢36名が出演する。
2020年01月06日新木優子と高良健吾が主演を務める現在放送中のドラマ「モトカレマニア」の最終話に、「GENERATIONS」小森隼が出演することが決定。連続ドラマ初出演を果たす。小森さんが演じるのは、SNSでも話題の「ガンバレルーヤ」よしこ扮する周防ひろ美の旦那・克也。「自分のことを“MKMM”と言っているくらい、僕、“モトカレマニア”マニアなんです(笑)」とドラマファンだと語る小森さんは、「ひろ美の旦那役(克也)を頂いたことを聞いてとてもビックリしましたし、僕はリアルタイム視聴者だったので、急に不安な気持ちと、すごくうれしい気持ちと、ワクワクと、かなり複雑な気持ちに陥りました(笑)」と今回の出演についてコメント。また「撮影現場に最初に入ったのはチロリアン不動産に来店したシーンだったのですが、テレビで何気なくみていた光景がその場に現れた時って、あんなにも心が躍るんですね(笑)。小学生の時の社会科見学の時のようにワクワクしていました」と現場に入った感想を明かし、「とても緊張したのですが、自分の思う克也を心から楽しみつつ、全力で演じさせて頂きました!テレビの画面を通して、ひろ美と克也のツーショットを早く観たいです!」と自身も放送が楽しみだと語っている。さらに、すでに本作に白井忠文役で出演中の関口メンディー(EXILE/GENERATIONS)からは「心配することは何一つないよ」「新木優子さんはじめ、高良健吾さん、出演者の皆さんは本当に優しい方ばかりで、現場のスタッフさんも気さくで本当にいい現場だよ!だから緊張せずに楽しんで!」とアドバイスがあったと言い、「現場ではずっと側にいてくれました(笑)。メンディーさんのことを、あんなにも頼もしいと思ったのは3年ぶりくらいです(笑)」と現場でも支えになっていたそう。「現場に初めて行かせて頂いた時に、新木優子さんからは、“Twitter見てます!ありがとうございます!”と声をかけていただき、高良健吾さんにはお会いした瞬間に、握手をしてくださって“ありがとう!”と言ってくれたり、僕の妻役のよしこさんはミカンをくれたり(笑)。スタッフの皆さんは、緊張している僕に話しかけて下さったり、モトカレマニアの現場は本当に素敵な現場だなと思いました!」とほかのキャストについても明かし、「そんなステキな人たちに囲まれながら演じた克也が、みてくださる皆さんの“モトカレマニア”の心の1ページに残ることを楽しみにしていますので、皆さん最終回をぜひ楽しんでください」とアピールしている。<最終話あらすじ>マコチ(高良健吾)と桃香(矢田亜希子)の関係を疑ってしまったユリカ(新木優子)は、彼に対する気持ちがわからなくなっていた。事情を知った山下(浜野謙太)は、マコチと向き合えないことを悩むのは、向き合おうと思っているからだ、とユリカを励ます。同じ頃、さくら(山口紗弥加)は、元カレの和真(淵上泰史)から「絶対幸せにするから待っていてほしい」と、言われるが、さくらは一人で考えたいと返す。さくらは、アパートに帰ることができずに訪ねてきたユリカに、和真のことを打ち明けた。あくる日、桃香の家を訪れたマコチは、自分で染めた草木染めをユリカにプレゼントするサプライズに失敗したことを話す。その話を聞いた桃香は、マコチの恋人がユリカだと気づき、誤解を解くためにチロリアン不動産を訪ねる。その夜、さくらのマンションにいきなり白井(関口メンディー)が訪ねてくる。冷え性のさくらのためにプロテインを差し入れた白井は、さくらの人気シリーズ「がんそば」を読み始める。それがさくらの実体験だと知った白井は…。「モトカレマニア」第9話(最終話)は12月12日(木)22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年12月10日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの小森隼が出演する、ニッポン放送『GENERATIONS小森隼のGood Laugh and Sleep』(毎週火曜 21:30~21:50)が、10月1日よりスタートする。番組では、小森の近況に関するトークはもちろん、プライベートなエピソードを披露するほか、ゲストを迎えて仕事の話や毎日の生活に欠かせない睡眠やリラックスに関する話などにも迫る。初回の収録では、小森自身がつけた番組タイトル「Good Laugh and Sleep」の意味や思いに触れ、さらには最近笑顔になった瞬間、涙してしまったエピソードなども語った。また、眠りのプロフェッショナル「スリープマスター」とも対談し、自身の睡眠に関する疑問を投げかける場面も。初回収録を終えた小森は「初めての収録はすごく緊張しました(笑)! まだ手探りな自分がいて、皆さんの耳に届くのがすごく不安です。普段はグループでの活動ですが今回のラジオは1人ということで、明るいところやおしゃべりなところといった自分らしさを出していきたいです。ポジティブ思考で頑張ります!」とコメントした。
2019年09月30日『キャプテン翼』の原作者・高橋陽一氏と、元サッカー日本代表でタレントの前園真聖が12日、都内で行われた『Rakuten CUP Supported by スカルプD』開催記念FC バルセロナの期間限定ストア「BARCA JAPAN TOUR 2019 OFFICIAL STORE」メディア向けオープンイベントに出席した。同店は、7月23日・27日に行われる「Rakuten CUP」の開催を記念し、「FCバルセロナ」の日本国内初の期間限定ストアを、原宿店と神戸店に明日13日から8月4日までオープン。「FC バルセロナ」監修のもと、オリジナルデザインのアパレルやタオル、さらに2009年5月6日のチャンピオンズ・リーグ準決勝第2レグのチェルシー戦で、アンドレス・イニエスタ選手が決めた歴史的ゴールシーンをモチーフにした限定アイテムなど約40点が展開される。『キャプテン翼』の主人公・大空翼も作中で「FCバルセロナ」に所属していることから、高橋氏は「翼くんのグッズも置いてくれたらよかったんですけど」と冗談交じりにアピール。イニエスタTシャツに翼くんの顔を描くライブドローイングを行うと、前園は「かっこいいですね」と大絶賛。『Rakuten CUP』は、23日にFCバルセロナ-チェルシーFC戦、27日にFCバルセロナ-ヴィッセル神戸戦が行われるが、期待の選手を問われると高橋氏は、バルセロナは「グリーズマン」と回答。チェルシーは「ペドロ選手」、ヴィッセル神戸は「イニエスタ」の名を挙げていた。また前園は、バルセロナは、「ブスケツ」、チェルシーはランパード新監督、ヴィッセル神戸はビジャ選手を挙げていた。
2019年07月12日秋公開の映画『HiGH&LOW THE WORST』の新キャストとして「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のパフォーマー、中務裕太と小森隼の出演が決定。俳優デビューを果たす。2人が演じるのは、“希望ヶ丘団地”と名付けられていたマンモス団地で育ち、絶大なパワーを持つ“兄弟”尾々地真也と尾々地正也。中務さんが真也、小森さんが正也を演じ、通称“オロチ兄弟”として参加する。なお、劇中では激しいアクションシーンにも初挑戦し、さらに鬼邪高校の絶対的番長・村山(山田裕貴)との共演シーンも多数あるという。中務さんは「ずっとHIROさんに『HiGH&LOWに出たいです』と直談判していましたので、オファーを受けた時は夢が叶ったと、すごく喜んだのを覚えています。不安な気持ちよりワクワクの気持ちの方が大きかったです」と出演を熱望していたと明かし、「アクションは不良上がりの鳶職の役という事で、綺麗なアクションではなく出来るだけ泥臭くなるようにワザと荒くやってみたりしました。普段からアクロバットなど身体を使う事は得意なのですが、アクションはアクロバットとはまた違う感覚で練習から楽しんで取り組む事ができました」とアクションシーンについてコメントしている。一方、「オファーを受けた時は正直何も考えられませんでした」と率直な感想を語った小森さん。「自分が役者として現場に行くこと、どの様な姿勢で取り組むべきなのか本当にイメージ出来ませんでした。ですが、新しく何かにチャレンジする時の根拠のない自信が湧いて来ましたし、それに比例するように不安があったのも事実です。今はお話を頂けて良かったと思ってます」とコメント。アクションについても「アクション練習はとても楽しかったです!なんせ身体を動かすことは慣れているので!連日の演技練習で自分の中では答えを見つけられないモドカシイ気持ちの中でのアクション練習でしたので、体を動かすアクション練習は本当に楽しんでました。こうすればよりカッコよくアクションが見える!とか、こう動きたい!とか頭の中で答えを見つけられるのですが、アクションも自分の思うように動かない身体にとても悩みました」と語っている。そして、オロチ兄弟と同じ団地で過ごした幼なじみとして、すでに発表されている花岡楓士雄(川村壱馬)に加えて、桐原誠司役を白洲迅、石井マドカ役を富田望生。本作のキーマンともなる前川新太役を矢野聖人が演じる。祖父の看病のため、団地から離れていた花岡楓士雄は、数年ぶりに街にへ。帰ってきた早々、全国から粗暴者が集まる鬼邪高校へ転入し、“テッペンをとる”と決意表明。いつものノリと変わらず盛り上がっているオロチ兄弟ら幼なじみたちだが、そこにはいるはずの新太の姿がない…。「鬼邪高校VS鳳仙学園」の最強の学校同士の大激突の裏で、新太の行方を探しながら絆を深めて成長していく幼なじみたちの友情物語が描かれ、想像を超える衝撃のストーリー内容となるようだ。そして、オロチ兄弟のテーマ曲として「GENERATIONS」の新書き下ろし楽曲「SNAKE PIT」が決定。アップテンポな曲調と爽快なメロディーで映画をさらに盛り上げる。さらに、友情物語を彩る新書き下ろし劇中歌「Nostalgie」は、「GENERATIONS」のボーカル、数原龍友が自身初のソロでバラード曲を歌い上げる。「やっとソロでの楽曲に挑戦させてもらえる…その喜びの気持ちでいっぱいでした」と喜んだ数原さんは、楽曲については「この楽曲はすごく自分を投影しやすく、自然と歌詞が入って来ました。2番の歌詞で『変わることは勇気だと 大人になる度 そう 気がついた』と、ありますがちょうどこの曲をレコーディングした時期に、自分自身、心を、今までの考えを、大きく変なければいけない決断が迫られている時期でした。そんな時にこの歌詞が浮かび、自分が変わることは今までの生き方を変えるという事でもあり、未知な部分や怖さがありましたが、この歌詞に救われました。まさか自分が歌う楽曲に自分が救われるとは思ってもみなかったので驚きましたがその分、思い入れが強くなりました」と思いを明かし、「何か変わらなければいけない。決断が迫られている。そんな方々に変わることは怖いかもしれないけれど、自分が変わることでまた道が拓けるかもしれない…そんな想いが伝わると嬉しいです」と話している。『HiGH&LOW THE WORST』は10月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:HiGH&LOW THE WORST 2019年10月4日より全国にて公開Ⓒ2019「HiGH&LOW」製作委員会
2019年07月05日メディアアーティスト・落合陽一手掛ける展覧会「質量への憧憬 〜前計算機自然のパースペクティブ〜」が、2019年1月24日(木)から2月6日(水)まで、東京・天王洲アイルのアマナスクエアにて開催される。世界的なメディアアート賞であるアルス・エレクトロニカ賞を受賞するなど、国内外で注目を集める落合陽一。そんな彼がメディアアートを含めた一連の制作において探求し続けたのが、「イメージによる表現」と「物質による表現」の間の表現の可能性だ。今回は、その表現方法の1つである“写真”にフォーカスし、展覧会の為に撮り下ろした作品を含む約20点の連続写真を展示。またインスタレーションも鑑賞することが出来る。会場に並ぶのは、落合陽一が切り取る不可逆的な瞬間、視点、またその集合体として捉えた風景。それらはデジタル表現化されることで、独特な美的感覚を人々に提供する。落合陽一は写真という表現方法について、「僕が写真を撮るとき、アナログな身体と光の中でそこにあるデジタルを研ぎ澄ます。デジタルでしか見えない世界認識で、失われつつあるものを切り取り、手触りを与えるプロセスを通じ、時間と空間の解像度との対話をしている。」と説明する。レンズを通した二次元の表現方法で、どこまで人々の感性を刺激できるのか。質感や物質性そのものに注目した作品から、落合陽一の“写真家”としての一面に迫り、その美的感覚の根底を探ってみてはいかがだろう。【詳細】「質量への憧憬 〜前計算機自然のパースペクティブ〜」会期:2019年1月24日(木)~2月6日(水)場所:アマナスクエア(session hall/IMA gallery/IMA cafe)住所:品川区東品川2-2-43 T33ビル1F入場料:無料
2018年12月23日東京・天王洲アイルにあるアマナ スクエアにて、メディアアーティスト・落合陽一の展覧会「質量への憧憬 〜前計算機自然のパースペクティブ〜」を2019年1月24日から2月6日まで開催する。世界的なメディアアート賞であるアルス・エレクトロニカ賞を受賞するなど、国内外で注目されている落合陽一。メディアアートを含めた一連の制作において「イメージによる表現」と「物質による表現」の間にある表現の可能性について探求し続けている。言葉を超えてデジタルで表現される、落合陽一が切り取る不可逆的な瞬間や視点、またその集合体としての風景は、独特な美的感覚をもって見る者に提供される。「質量への憧憬 〜前計算機自然のパースペクティブ〜」では、“写真家”としての落合陽一にクローズアップし、本展のために撮り下ろした作品を含む約20点の連作写真や、インスタレーション作品を展示。落合陽一による言葉やビジュアル、メディアアートにおける表現の間にある、質感や物質性そのものに注目し制作された作品を通して、二次元の表現方法がどこまで人々の感性を刺激できるのか、その美的感覚の根底を探るような内容となっている。【イベント情報】メディアアーティスト・落合陽一の世界「質量への憧憬 〜前計算機自然のパースペクティブ〜」会期:2019年1月24日~2月6日会場:アマナ スクエア(session hall/IMA gallery/IMA cafe)時間:11:00〜21:00住所:品川区東品川2-2-43 T33ビル1F料金:無料公式HP:
2018年12月20日映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』(10月26日公開)の公開記念舞台挨拶が27日、都内で行われ、波瑠、西島秀俊、岡山天音、深水元基、濱田マリ、波多野貴文監督が登場した。同作は、小森陽一による小説『オズの世界』を実写化。彼氏と同じ超一流ホテルチェーンに就職した波平久瑠美(波瑠)は、地方の遊園地グリーンランドへの配属辞令を受けてふてくされるが、“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦(西島)と個性的な従業員たちに囲まれる日々を過ごすうち、少しずつ働くことの楽しさ・やりがいに気づいていく。波多野監督は「水がかかるシーンで波瑠ちゃんが全く濡れなかった」と撮影中のエピソードを披露。「あんなにみんな濡れたのに、すごかったよね」と振り返ると、西島も「奇跡みたいな事?」と驚く。波瑠は「彼氏(中村倫也)が向かい側にいて、私にもこっち側から水が来たんだけど、全く濡れてなかったの! 風に守られて、彼だけがビチョ濡れになって、水の量を増やしてもう1回やりました」と明かした。また西島は「アイドルの子たちのシーンが好きで。僕は光るペンを持っていたんですよ。誰も気づいてないと思うんですけど、しょっちゅう光らせてたんですよ。でも、全然映ってない」と苦笑。「すごい楽しくて、浮かれてました。壊れる勢いでやってた」と語ると、深水も「電池がなくなるからってちょっともったいぶってましたよね」と思い出し、西島は「ちょっとスタッフに怒られてた」と告白した。
2018年10月27日波瑠を主演に迎えた、がんばるアナタにポジティブな魔法をかける“お仕事エンターテインメント”『オズランド笑顔の魔法おしえます。』。本作から、珍しく(?)笑顔全開のカリスマ上司を演じる西島秀俊と、遠距離恋愛中の癒やし系彼氏を演じる中村倫也を徹底比較する胸キュン映像が公開。疲れたアナタを元気にしてくれるのは、果たしてどっち!?熊本県に実際にあるグリーンランドリゾートの全面協力のもと、ありそうでなかった“遊園地”という夢と笑顔を与える仕事の裏側を描く本作。“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司や、ひと癖もふた癖もある従業員たちに囲まれ、主人公が成長していく様子を爽やかに描き出す。■西島秀俊・近くにいるカリスマ上司編「お前、今いい顔してる」遊園地グリーンランドで“魔法使い”と呼ばれている伝説的企画マン・小塚慶彦(西島さん)は、ふてくされながらも日々成長を見せていく新入社員の波平久瑠美(波瑠さん)を温かく見守り、いつしか久瑠美にも笑顔が増えていくように。久瑠美がお客様のために出した指示を「良い指示だった」と手放しで褒めたかと思えば、泣きそうになった久瑠美に帽子をぐいっと「被っとけ」!夜の遊園地での活躍に「お前、今いい顔してる」と優しい笑顔…。褒めるところは褒め、支えてくれる姿はまさに理想の上司!■中村倫也・遠恋中の癒し系彼氏編「俺達なら大丈夫」熊本にあるグリーンランドに赴任することになった久瑠美は、超一流ホテルチェーンに勤める彼氏・トシくん(中村倫也)と遠距離恋愛中。電話で話すたび、「やったね」「すごいよ」「遠距離恋愛を楽しもう」「俺達なら大丈夫」と応援してくれる上、元気のない久瑠美を励まそうと勤務先のグリーンランドに突撃訪問!爽やかなトシくんスマイル&ハグが疲れた心を元気にしてくれそう!『オズランド笑顔の魔法おしえます。』は10月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オズランド 笑顔の魔法おしえます。 2018年10月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開予定Ⓒ小森陽一/集英社Ⓒ2018 映画「オズランド」製作委員会
2018年10月15日映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』(10月26日公開)のプレミア上映会が4日、都内で行われ、波瑠、西島秀俊、岡山天音、深水元基、中村倫也、濱田マリ、柄本明、波多野貴文監督が登場した。同作は、小森陽一による小説『オズの世界』を実写化。彼氏と同じ超一流ホテルチェーンに就職した波平久瑠美(波瑠)は、地方の遊園地グリーンランドへの配属辞令を受けてふてくされるが、“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦(西島)と個性的な従業員たちに囲まれる日々を過ごすうち、少しずつ働くことの楽しさ・やりがいに気づいていく。実際に熊本の遊園地・グリーンランドで撮影されたが、波瑠は「本当に広くて、アトラクションの数もありますし、空き時間に乗りに行ったけど全然遊びきれなかった」と振り返る。第二子誕生を祝福されていた西島も、「営業中にずっと撮影させていただいていたので、実際はお客様がいて、待っていただいたり。食事に行くすると、『西島さん、オレオレ! さっき待ってたの!」と話しかけられて『わあ、すいません! ありがとうございました! みたいな感じ」とフレンドリーな様子を明かした。キャスト陣は実際の制服を着て撮影していたため、岡山は「僕はよく、アトラクションの場所聞かれましたね」と、完全に従業員と間違えられていたという。「僕もよくわからないので、『待っててください』と言って、事務所で場所を聞いて、『あっちらしいです』というやり取りが何回かありましたね」ときちんと対応していた様子。深水は「僕は気を使って、上着を絶対着替えてました」、濱田は「乗り物には乗りませんでした『私、スタッフやし』と思って、妙にプロ根性が芽生ええてしまって」とそれぞれ過ごし方を説明した。柄本も「しょっちゅう間違えられてました。『写真撮ってください』とか、『あそこはどこですか』とか」と語り、しまいには「わざと間違えられようと思ってずっと立ってたりして、そうすると色々聞いてくる人がいましたね」と従業員ライフを楽しんでいたよう。一方、従業員チームではなかった中村は、「空き時間に回りましたよ。動物ふれあい広場があったので、1時間くらいベンチに座ってソフトクリームを食べながら、鴨とフラミンゴをずっと見てました」と振り返った。舞台挨拶の最後には、熊本のゆるキャラ・くまモンが花束を持って登場し、波瑠は久々の再会に「熊本からはるばる来てくださったんですね。すいません、ありがとうございます」と丁寧に感謝。くまモンは、はける際に波瑠とハイタッチし、西島、中村、濱田から順番に抱きつかれていた。
2018年10月04日秘密を抱えた公安捜査官や謎多き天才ドクターなど、知的でクールなイメージが根強い一方、TVCMで披露する爽やかな笑顔も印象的、現在公開中の『ペンギン・ハイウェイ』や2013年の宮崎駿監督作品『風立ちぬ』で披露した“イケボ”にも定評がある西島秀俊。しかし、今秋に連続公開される出演映画では、役回りがこれまでとは少々違っているようだ。9月28日(金)公開の『散り椿』では岡田准一演じる主人公の“親友”にしてかつての恋敵、11月16日(金)公開『人魚の眠る家』では篠原涼子の“夫”役で東野圭吾のミステリーに挑む。さらに、10月26日(金)公開『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』では主演・波瑠に“笑顔の魔法”を伝授する人物に扮するという。そんな西島さんの魅力に改めて注目してみた。「あすなろ白書」の後、活動の場は映画へ!1971年3月29日生まれ、今年47歳となった西島さん。横浜国立大学在学中(後に中退)に東京アクターズスタジオ第1期生となり、「はぐれ刑事純情派V」で俳優デビュー。1993年、石田ひかりや筒井道隆、木村拓哉、鈴木杏樹らが出演した月9ドラマ「あすなろ白書」でゲイの青年を繊細に演じて人気を博した。1994年、『居酒屋ゆうれい』で映画初出演。以降は、諏訪敦彦監督のもと台本なしの撮影に挑戦した『2/デュオ』(’97)や、黒沢清監督による初主演作『ニンゲン合格』(’99)など、気鋭監督の独立系映画で徐々に注目を集めるようになる。西島さんは後のインタビューで、「この2人の監督と出会ったことが大きい」と自身の俳優人生をふり返っており、「『映画ってこんなにもとてつもないものなんだ』と見方が変わってきた」と明かしていた(2015年『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』公開時)。さらに、2002年の北野武監督『Dolls/ドールズ』では菅野美穂と赤い糸でつながり、当てもなく彷徨い続ける恋人同士を演じた。憧れでもあった北野監督ことビートたけしとは、その後もドラマ「菊次郎とさき」で“たけし”の担任教師役を務める縁があり、『劇場版MOZU』(’15)では役者として初共演(しかも宿敵役!)、香港出身の名匠ウェイン・ワン監督『女が眠る時』(’16)でも共演が実現した。当時のインタビューではこの豪華タッグに、「現場でももちろん勉強になりましたけど、完成した映画を見て『一からやり直そう』って思いました」と激白、「こういうアート映画に北野さんがいらっしゃるともう全然、勝負になりません」「心を入れ替えてやり方を探していかないとっていう思いで、いろんな意味でインパクトを受けた作品でした」と、“衝撃”の共演について語る姿が印象的だった。テレビに映画、エンタメ大作からアート系まで縦横無尽に活躍その後は、2004年に北海道のコンビニを舞台にした『銀のエンゼル』、井口奈己監督の『犬猫』、紀里谷和明監督の『CASSHERN』にも出演。死刑囚を演じた2008年の主演作『休暇』も高く評価されたほか、ラブストーリー『さよならみどりちゃん』、柴咲コウの上司を演じた『メゾン・ド・ヒミコ』、加瀬亮と共演した『東南角部屋二階の女』、SABU監督による小林多喜二原作『蟹工船』、松本清張の原作を犬童一心監督が映画化した『ゼロの焦点』、阿部寛と共演したフランス・カナダ合作『メモリーズ・コーナー』といった多彩な作品と巡りあっていく。そして、2000年代はじめにテレビに戻ってきた西島さん。仲間由紀恵主演の「大奥~第一章~」(’04)では徳川家光を演じ、2006年の映画『大奥』にも別の役柄で参加。連続ドラマ「アンフェア」では、雪平(篠原涼子)と関係を持ちながら、「アンフェアなのは誰か」と書かれたしおりを事件現場に残すキーパーソンに扮した。2010年には、「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」で救命救急センター部長・速水晃一役を得る。「ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)」の異名を持つクールで天才的な救命医で、ときにその手腕は強引さが過ぎるほど。しかも、棒付きキャンディーを常に持ち歩いているという、どこか謎めいたキャラクターはハマリ役の1つとなった。その後、「チーム・バチスタSP2011~さらばジェネラル!天才救命医は愛する人を救えるか」でもメインキャストを務め、2014年の「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」と映画『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』でも同役を演じている。NHKの連続テレビ小説では、宮崎あおいがヒロインを務めた「純情きらり」(’06)に出演、10年ぶりとなった「とと姉ちゃん」では高畑充希ら三姉妹の心の支えとなる父親役を演じ、出演回はわずかながら最後まで強い印象を残した。また、大河ドラマでは「毛利元就」以来16年ぶりに出演した「八重の桜」(’13)が代表作に。演じたのは主人公・八重(綾瀬はるか)の兄・山本覚馬役だが、過去の作品でもたびたび披露してきた“脱いだらスゴイ”筋肉がさらにたくましく仕上がっており、大きな話題を呼んだ。2015年には直木賞作家・重松清のベストセラー小説を原作にした「流星ワゴン」と、「チーム・バチスタ」シリーズの伊藤淳史とコンビを組み、“神の診察眼”を持つ天才医師を演じた「無痛~診える眼~」といった主演ドラマが続き、1930年代の満洲国で理想に燃える天皇の料理番を演じた『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』が昨年公開されるなど、大ブレイク以降も躍進。そんな中、2014年11月には悲鳴に近いファンの声を背に、16才年下の一般女性との結婚を発表、現在は1児の父となっている。「ストロベリーナイト」菊田役で多くのファンを虜に西島さんの人気を決定づけた作品といえば、2010年のスペシャルドラマから連続ドラマとなり、2013年、劇場版で完結した竹内結子主演の警察ミステリー「ストロベリーナイト」だろう。演じた菊田和男は、姫川(竹内さん)への絶対的な信頼と敬愛(以上のもの?)を胸に秘めながら、実は甘党だったり、ガチパンチのツッコミを入れたりする多面的なキャラクターが幅広い世代の女性を夢中にさせた。さらに、TBS×WOWOWの「ダブルフェイス」チームと再び組んだ重厚なサスペンスアクション「MOZU」シリーズにおいても、公安のエースといわれるほど有能でありながら、娘も妻(石田ゆり子)も失い、悲しみと混乱を抱えて真相に挑む主人公・倉木が当たり役に。ドラマは「ギャラクシー賞」2014年7月度月間賞や「東京ドラマアウォード2014」などを受賞し、国際エミー賞にもノミネートされた。記憶に新しいところでは、初共演の小栗旬とバディを組んだ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(’17)の田丸も、ストイックな男っぽさがハマった。小栗さんとの息の合ったキレキレアクションやテレビドラマの枠を超えたスケールは回を重ねるごとに話題となり、その幕引きは「映画化や続編がありそう」と物議を醸すことに。「ストロベリーナイト」や「MOZU」と同様、今作をスクリーンで目にしてみたいファンは多いはずだ。ちなみに小栗さんは、西島さんについて「かなりナチュラルな方で、現場でほとんど笑っているんです」と暴露、「すごくチャーミングなので、野武士みたいなイメージは覆されました」と明かしていた。また、共演回数の多い石田さんに至っては「笑った顔が子犬のように可愛くて…なんだかもうズルいですよね、ズルい!(笑)」とコメント。やはりその素顔は、ドラマでのハードボイルドな姿とはまるで違うらしい!?これまでの出演作の中から、意外な表情にハッとする作品をピックアップしてみた。必死に生きる姿がいじらしい『ニンゲン合格』“姫”竹内さんが妻、“盟友”香川照之が奇妙な隣人を演じた『クリーピー 偽りの隣人』をはじめ、4度もタッグ組んでいる黒沢清作品の記念すべき1作目『ニンゲン合格』。事故で昏睡状態となり、10年ぶりに目覚めたら家族がバラバラになっていた青年・吉井豊を好演した。見た目は24歳でも(貴重なロン毛)、中身は14歳のまま。それでも前向きに生きていこうとする、その必死さがときに愛らしく、思わず頬が緩む。父親の友人役で役所広司、事故に関わった男で大杉漣、妹役で麻生久美子、その彼氏役で哀川翔らが出演。突然“父性”に目覚める!?『帰郷』母の再婚を機に帰郷し、元カノと“再会”したら、彼女が1人娘を置いて行方不明に。ひょっとして、この子は僕の子…?女の子の母親探しに翻弄される『帰郷』(’05)の主人公・晴男は、優しくて真面目ゆえにちょっとトボケて見える姿が新鮮。そんな若き日の西島さんからは、「ソフラン」のCMのような“パパの顔”が時折、覗いている。『サヨナライツカ』女性を落とす罪な笑顔婚約者(石田さん)がいながら、出張先のタイで奔放な女性・沓子(中山美穂)に惹かれ、2人の間で揺れ動く「好青年」とは名ばかりの罪な男・豊を演じた『サヨナライツカ』(’10)。当時の初日舞台挨拶では、そんな男の性に「しょうがない」を連発していたが、沓子との異国デートはかなりデレデレで楽しんでいたような…。シャワー上がりの濡れ肌に白シャツ+バスタオルという斬新な格好も披露。『CUT』唯一の“笑顔”を見逃さないでイランの名匠アミール・ナデリ監督との渾身のタッグ作『CUT』(’11)では、亡くなった兄の借金を“殴られ屋”で返済しようとする映画監督の秀二役に。血まみれになりながら秀二が訴えるのは、シネコンで上映する商業娯楽映画が主流となり、アート系映画の“居場所”がなくなっている映画業界の現状。やがて、彼の“返済”は壮絶な展開を迎えるものの、秀二が行うシネフィル上映会では、映画を楽しむ観客の笑顔に思わず笑みがこぼれる姿が!また、撮影時にはギリギリまで体脂肪を落としたそうで、本格的に鍛える以前の細マッチョな西島さんも必見。“風見鶏”なコミカル演技『脳内ポイズンベリー』年下のアート系男子(古川雄輝)に恋した主人公(真木よう子)の脳内で行われる会議が、現実に騒動を巻き起こしていく『脳内ポイズンベリー』(’15)。冷静沈着で知性に溢れた西島さんが、脳内会議の議長で“理性”の吉田を演じるのは納得。とはいえ、ポジティブ(神木隆之介)、ネガティブ(吉田羊)、衝動(桜田ひより)、記憶(浅野和之)をまとめきれずに混乱するあまり、メガネにピキッとヒビが入るところなどは爆笑必至。ドラマ「奥様は、取り扱い注意」優しい旦那の裏の顔は!?「CRISIS」の金城一紀が原案・脚本を手がけた綾瀬はるか主演ドラマ「奥様は、取り扱い注意」(’17)では、菜美が合コンで知り合った“旦那さん”を演じた西島さん。「アフラック」のCMにも近い、絵に描いたように温和で妻の背中をそっと押してくれる夫かと思いきや、実は裏の顔が…!笑顔の西島さんが「今日は何してた?」と食卓で訊いてくれるのなら、許せる!?『オズランド』“こんな明るい役は何年ぶりかな”このところ、ハードボイルドな役が多かった西島さんは、今作では主人公の新入社員・波平久瑠美(波瑠)をはじめ、遊園地・グリーンランドで働く仲間を見守る笑顔がすてきな優しい上司・小塚慶彦を演じている。小塚は病気のブタに添い寝したり、社員にドッキリを仕掛けたりするちょっぴり天然な三枚目キャラ。それでいて、“魔法使い”と呼ばれるほど、数々の企画を見事成功させてきたカリスマ社員。ただし、お酒は少々弱いらしい。原作者の小森陽一氏は、「僕の印象にあるストイックな西島さんとは違って、遊園地の中にいる西島さんは終始穏やかでにこやか。お芝居をしている時も、待ち時間も、ずっと笑顔を絶やさない優しいオーラの人でした」と語り、「あんな笑顔を見たら、男でも女でもみんな好きになってしまいます。これぞまさに魔法使いの真骨頂だと思います」と、西島さんの笑顔にすっかり魅了された様子。プロデューサーによれば、「西島さん自身も『こんな明るい役が来たのは何年ぶりかな』とおっしゃっていましたが、同時に『こういった役柄が好きなんですよね』」との言葉も。波瑠さん演じる波平との凸凹なやりとりには萌えポイントが多々あり、しかも、波平の彼氏役である“今年の男”、中村倫也との間には火花が散る予感?西島さんの、これほどまでに弾けた明るいキャラクターは久々となるだけに要注目だ。一転、木村大作監督の『散り椿』で演じるのは、頭脳明晰で藩の中でも頭角を現す榊原采女という人物。岡田さん演じる主人公・新兵衛にとって、かつての親友であり、同じ女性を想った恋敵であり、新兵衛が藩を追われた理由にも関わっている。予告編映像では、2人が刀を交える緊迫したシーンもあり、彼らの因縁が気にならずにはいられない。一方、堤幸彦監督による『人魚の眠る家』は、西島さん“らしい”役柄といえるかもしれない。最先端の医療テクノロジーを取り扱う企業に身を置くことから、脳死状態の我が子にかつてない延命措置をとるも、やがて離婚寸前だった妻・薫子(篠原さん)の常軌を逸した行動に深く苦悩していくことに。これら3作ではいずれも、西島さんは“二番手”だ。主演作も多数ある西島さんだが、例えば「ストロベリーナイト」の“菊田”や「CRISIS」の“田丸”のように、主人公の葛藤する姿や成長を傍らで見守り、ときに手を差し伸べながら、自分自身が抱える問題にも改めて立ち向かっていく“二番手”という立ち位置で、さらなる新境地を見せてくれることだろう。(text:Reiko Uehara)■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.CUT 2011年12月17日、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© CUT LLC2011ストロベリーナイト 2013年1月26日より全国東宝系にて公開© 2013フジテレビジョンS・D・P東宝共同テレビジョンFNS27社光文社脳内ポイズンベリー 2015年5月9日より全国東宝系にて公開© 水城せとな/集英社 © 2015フジテレビジョン 集英社 東宝劇場版 MOZU 2015年11月7日より全国東宝系にて公開© 2015劇場版「MOZU」製作委員会 © 逢坂剛/集英社オズランド 笑顔の魔法おしえます。 2018年10月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開予定Ⓒ小森陽一/集英社Ⓒ2018 映画「オズランド」製作委員会散り椿 2018年9月28日より全国東宝系にて公開Ⓒ2018「散り椿」製作委員会人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年08月29日「変態する音楽会 - Transforming Orchestra -」が、2018年8月27日(月)に東京オペラシティコンサートホールで開催される。落合陽一×日本フィルによる、全く新しいコンサート「変態する音楽会」は、オーケストラにテクノロジーを取り入れることで、全く新しいアートに進化させる、というコンサート。演出に“現代の魔法使い”とも呼ばれるメディアアーティストの落合陽一を迎え、日本フィルハーモニー交響楽団が演奏を担当する。音楽と映像を“並列の関係性”にオーケストラが誕生してから約300年。その間に写真や映像といった様々メディアが生まれ、それぞれが独自の進化を遂げてきたものの、指揮者と楽器奏者で構成されるオーケストラの構造は基本的に変わっていない。このコンサートでは、「映像装置」を楽器奏者として加えることで、オーケストラの編成を「変態=トランスフォーム」させる。落合陽一が楽器としての映像装置のスコア(楽譜)を新たに書き起こし、曲目ごとに音楽が映像に従う、あるいは映像に音楽を合わせるのではなく、あくまで並列の関係性でオーケストラとして再構築するという。演目はラヴェル「ボレロ」やブラームス「ハンガリー舞曲第1番」など演奏曲目は、ドヴォルザーク「スラヴ舞曲第1番」や、ブラームス「ハンガリー舞曲第1番」、ラヴェル「ボレロ」など。開演前には、落合陽一によるプレトークも行われる予定だ。開催概要「変態する音楽会 - Transforming Orchestra -」開催日:2018年8月27日(月)時間:開演19:00(ロビー開場18:00)場所:東京オペラシティ コンサートホール タケミツ メモリアル(東京都新宿区西新宿 3 丁目 20-2)出演者:・日本フィルハーモニー交響楽団・落合陽一(演出)・海老原光(指揮)・WOW(ビジュアルデザイン)・江原陽子(進行アシスタント)対象:小学生以上料金:SS席 24,000円〜B席 5,000円※障害者手帳の所持者は各席割引あり。※Ys(25歳以下)、Gs(65歳以上)割引あり。<チケット申し込み>日本フィル・サービスセンターTEL:03-5378-5911(平日10:00〜17:00)※各プレイガイドでも取り扱い有。<演奏曲目>・ドヴォルザーク/スラヴ舞曲第1番・ブラームス:ハンガリー舞曲第1番・サン=サーンス:交響詩《死の舞踏》(ヴァイオリン・ソロ:鎌田泉)・ビゼーによる舞踊組曲(海老原光編)《アルルの女》第2組曲 - ファランドール《カルメン組曲》- ハバネラ、アラゴネーズ、セギディーリャ、ジプシーの踊り・ラヴェル:ボレロ※開演前18:50より、落合陽一によるプレトークを実施。
2018年08月04日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼が1日、『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』内の『アエイオウ』舞台挨拶に登場した。同作は6つの詩から生まれた6つの新たな楽曲を6編のショートフィルムで描くオリジナル作。白濱は、安藤桃子監督『アエイオウ』の主演を務め、主題歌「何もかもがせつない」を同グループが担当した。主演の白濱は「音楽からショートフィルムが生まれるってLDHらしいプロジェクトだと思った」と語る。「台本を読んでいて、『これってどういうことなんですか?』と監督と話す機会が多かったので。見れば見るほど自分なりの答えが見つかってくる作品だなと感じました」と作品について振り返った。パフォーマーの小森は「改めてこの並びで、なんでお前なんだ感半端ない!」と苦笑。「グループのメンバーですけど、ボーカル(片寄)は歌って、亜嵐君は主演して。僕は曲聴いて『いいな』、映画観て『ちょっと難しいな』って。考えた時、どっちかというとこっちなんじゃないかな?」と客席側に立とうとする。片寄も「隼の存在意義みたいなのは、5日くらいかけて話してるんですよ」と明かした。主題歌にかけて最近あった「何もかもがせつない」エピソードを聞かれると、片寄は「小森の存在」とさらに小森いじり。小森は「SNSで僕の名前が出た時から、何もかもがせつない! 景色がすべて曇って見える」と嘆く。白濱は「隼の状況もそうなんですけど、こないだ(関口)メンディー君が始球式を投げて、133km/hで話題になったじゃないですか。すぐ樽美酒さんに抜かれましたね」と、それぞれメンバーのせつなさに注目していたようだった。また、作品にちなみ「ア・エ・イ・オ・ウ」のカードに書かれた質問に答えることに。「メンバーに感謝したこと、されたこと」という質問を引いた片寄は「もう、毎日っすね」と答え、会場からも感嘆の声が上がる。小森が「久々に会ったけどね」と言うと、片寄は「そんなことないでしょう。昨日会わなかっただけじゃない?」と指摘。小森は「1日会わなかったら久しぶりな感じするよね。今日朝、おはようって言うの緊張した」と告白し、白濱も「お前今日俺に言わなかったからね、『おはよう』って!!」と訴え、小森は「声が出なくて! なんかわからないけど亜嵐くんを見つめるだけの状況になった」と説明した。さらに小森は「昨日この登壇が心配すぎて、深夜に涼太くんに連絡したんですよ。なおさら挨拶しづらい」と複雑な心境を吐露。片寄が「感謝されてる感じはした。昨日LINEしてよかったでしょ?」と尋ねると、小森も「ちょっと心がほっこりした」と振り返った。
2018年07月01日波瑠と西島秀俊が初共演を果たした、遊園地を舞台に描くお仕事エンターテインメント『オズランド』から、このたび新たに、物語の舞台である熊本県出身の女優、橋本愛が出演していることが明らかになった。■あらすじ夢と希望にあふれて、彼氏と同じ超一流ホテルチェーンに就職した波平久瑠美(波瑠)に言い渡されたのは、系列会社が運営する地方の遊園地グリーンランドへの配属辞令だった…!彼女の前には、広大な田園風景とそこに突如現れる遊園地。そして数々の企画を成功させ“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦(西島秀俊)と一癖も二癖もある従業員たち。都会と田舎、理想と現実のギャップに不満を抱える彼女を支えるのはサクッと仕事で成果を出して、好きな部署に異動できる「MVP社員」になるという目標!ところが、やることなすこと失敗だらけで、自分の未熟さを痛感する久瑠美。それでも小塚や仲間たちと一緒に、遊園地で巻き起こるトラブルを乗り越えていく中で少しずつ働くことの楽しさ・やりがいに気がついていく。小塚に対して、憧れとも恋ともわからない感情を抱きだしたある日、久瑠美は小塚の秘密を知ってしまう…。■橋本愛、“地元”が舞台の本作に凱旋出演!人気作家・小森陽一の「オズの世界」を原作にした本作は、熊本県に実際にある「グリーンランドリゾート」の全面協力のもと撮影された。同じく熊本県出身の橋本さんは、原作では達観したような雰囲気を持つ経験豊富な先輩社員・玉地弥生を、映画では「ぐぐっと若々しく、ぐぐっと弾けた明るさを持った」キャラクターとして演じているという。撮影現場では幼い頃から来ていた遊園地「グリーンランド」に感慨深い様子で、「時間があるときにはひたすら遊ばせていただき、遊園地ラブな気持ちを満タンにして現場に戻ることができたので有難かったです」と、肩の力を抜いて演技に挑むことができたとのこと。また、本作の台本を読んだ橋本さんは、「物語の中に起承転結が5個くらいあり、バタバタと音が聞こえるような盛り沢山ぶりで、これはわちゃわちゃ騒がしい映画にしたいなと思いました」と出演を喜んでいる。プロデューサーも、橋本さんが熊本県出身ということもあり、「地元だから出せる表現がある」と完成した作品に自信たっぷり。「橋本さんは、空き時間に遊園地をふらりと歩いていたり、花火が打ち上がるシーンではお客さんに紛れてご覧になっていたようです。撮影の合間で地元愛を充電できたことで肩の力が抜けて、今回の演技につながったのではないかと思っております」と撮影裏話を語っている。熊本県出身の橋本さんが、馴染みのある地元遊園地でどのようにスクリーンに映るのか、注目したい。『オズランド』は2018年秋、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月09日メディアアーティスト・落合陽一の新作や近年の作品を集めた個展「落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」が、表参道にあるジャイル(GYRE)にて4月20日から6月28日まで、開催される。世界的なメディアアート賞であるアルスエレクトロニカ賞など、国内外で受賞歴があり、筑波大学准教授も務める落合陽一。本展では、彼がアーティストとして向かい合ってきた「映像と物質」の間の探求をテーマにした近作や、「東洋の持っている“物化”の過程を詩的に体感する旅路」 として制作した複数の新作を、 近年の落合の制作のテーゼである「計算機自然」をモチーフに構成。ジャイル3階のギャラリー、EYE OF GYREにて「Morpho Scenery」など新作4点を含む、計15点を展示する。また本展覧会に先駆け「Media Ambition Tokyo 2018」のサテライト企画として、ジャイルのアトリウム(吹き抜け空間)では、5月13日まで作品が展示される。【イベント情報】落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然会期:4月20日〜6月28日会場:EYE OF GYRE 住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3階時間:11:00〜20:00料金:無料Morpho Scenery in GYRE: Optical Scale and Mind Scale会期:2月20日〜5月13日(予定)会場:GYRE 吹き抜けスペース住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1時間:11:00〜22:00
2018年04月02日「ああ…!全然いいですよ!」、そう言って、小森悠冊は軽やかにステップを踏み始めた。現在大ヒット中のヒュー・ジャックマンが主演するミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』より、主題歌の「This is me」に乗せて、まるで重力など存在しないかのように、スーツ姿のまま艶やかに舞った小森さんは、あたりの空気を一瞬にして華やかに染め上げる。これぞプロの魅せる技、ハリウッドが求めた人材だと唸らされる。NYで生まれ、一流ダンサーの母・小森美紀の影響を強く受け、舞踏家として育った小森さんは、2016年、初めて映画のオーディションを受け、『グレイテスト・ショーマン』にてチャン&エン兄弟のチャン役を射止めた。多種多様な人物が躍動する物語の中で、小森さんは唯一の日本人キャストとして抜擢。これまで舞台をベースに活動してきた小森さんにとっては、初のハリウッド映画出演となった。「撮影よりも取材のほうが緊張しますよ(笑)」と屈託なく微笑んだ彼に、作品への思い入れやヒューに受けた影響、NYでの活動や、ポジティブなマインドの秘訣まで、話を聞いた。――『グレイテスト・ショーマン』にはオーディションで選抜されたと伺いました。小森:そうですね。元々僕はダンサーなので、舞台で踊ることが多かったんですが、2016年の夏頃にNYの事務所に所属したんです。所属後、すぐに「オーディションがあるよ」と呼んでいただき、受けに行きました。踊って終わりかなと思ったら、「では、ひとりずつ歌ってください」と言われて。ミュージカル作品ということは知っていたんですけど、オーディションではダンスだけかと思い、歌うことを知らなくて…。よくよく周りを見渡したら、会場にいた人たちは楽譜を持っていたり、ピアノを弾くような人もいたんです(苦笑)。僕は何も用意していなかったので、素直に「すみません!何も用意していないので、バースデーソングを歌わせてください!」と言って、その日、誕生日の人のために「ハッピーバースデー」を歌いました。それが受けたのか、監督には1回目で選んでもらえたんです。何が起こるか、わからないですよね?――すごい勝負強さですね。出演が決まって、周りの方々も喜んだのでは?小森:母親がNYで活躍していた舞踏家だったこともあり、僕はずっと「母を超えたい」というのが自分の中でありました。この映画に出演できたことで、やっと胸を張って母に言える仕事ができたと思ったんです。先日、ジャパンプレミアで母親と一緒に観て、「悠冊、最高だったよ!」と言ってもらえて…、やっと親孝行できたと実感しました。また、僕、中高は日本の学校に通っていたんですけど、学生時代の友達もやっぱりすごく喜んでくれて。近々、映画館を貸し切って「皆で観よう!」という話になっているので、すごく楽しみです!――演じたチャン(&エン兄弟)は結合双生児なので、表現上のご苦労もかなりあったのではないですか?小森:もう、あそこまで誰かとくっついているのは初めてでしたね。ベストみたいなものを中に着て、ベルトでつながれて、その上からさらに衣装を着た感じだったので、着脱だけで5分はかかるんです。なかなかトイレにも行けず、Danial Sonと何回一緒にトイレに行ったか(笑)!気の合うパートナーでよかったです。――主演のヒュー・ジャックマンと一緒になる機会も多かったですか?小森:ヒューとはリハーサルの初日から会っていました。僕は、やっぱりウルヴァリン(※『X-MEN』でヒューが演じた役)の印象が強かったんです。自分が思っていた倍以上、すごく気さくな方で、毎朝会うたびに「Yusaku!」とハグしてくれましたし、ウルヴァリンもやってくれたりして(笑)。ヒューを見ていると「だから成功できたんだろうな」と感じるところが、とにかくたくさんありました。元々、彼もブロードウェイ出身なので、ダンサーの気持ちが人一倍わかってくれていましたし、だからこそ、誰よりも練習熱心で、休憩中でも、いつもひとりで振りを確認したり、帽子を回す練習もしていて。ヒューを始めとした一流の方々の演技や気遣いの行動を間近で見られて、とても贅沢で、すごく幸せでした。――中でも、印象的な撮影の思い出を教えてください。小森:すごく思い出深いシーンがふたつあります。ひとつ目は、火事のシーン。ほぼ本物の火というか、完全に(セットを)燃やして撮影をしていたんです。だけど予想以上に火が大きくなってしまって、セットの隣にある楽屋まで火が燃え移ってしまって…!向こうでニュースになったほど。皆、無事でけが人が出なかったのがよかったことですけど、規模が大きいだけにアクシデントも大きいなあ、と。感動的なシーンで言えば、劇中「From Now On」という曲を歌うシーンがあるんですね。P・T・バーナム(ヒュー演じる)がすべてを失ってしまい、バーでひとりで飲んでいるときに、僕も含むサーカスの皆が集まってくるという場面。一番最初、リハーサルをしたときに、ヒューが感極まって号泣したんです。それで、全員もらい泣きをしてしまい、全員で号泣しながらリハーサルをするという、わけのわからない状況で。もちろん、僕も号泣(笑)。すごく心に残っている思い出です。――小森さんは若くして大きなチャンスを掴んだ印象も受けますが、ご自身では現状をどう捉えていますか?小森:僕は日本で高校を卒業して、すぐに「The AILEY School」に特待生として入れてもらえたんです。そこでは半年くらいで「AILEYll」という若手精鋭団みたいなところに所属させてもらえて、2年間、世界中をツアーで回りました。その後、「Bad Boys of Dance」という別のカンパニーで1年くらいやらせてもらって。そこからNYに戻ってきたときに、個人で1からフリーランスでやり始めたんですね。いまの事務所に所属するまでは2年弱かかったんですが、その間は結構大変で…。昼はダンサーをして、夜はシェフもやっているという二重生活。踊り以外をしたことがなかったので、初めて違うことをやりました。もちろんいい経験にはなったんですが。――違う世界に身を置いてみて、表現を生業にしていくという目標がクリアになった。小森:そうですね。シェフをやるためにNYに行ったわけではないので、最初はすごく悔しかったです…。けど、負けていられない気持ちが、自分の中でより強くなったのはあります。――NYであれLAであれ、日本でも、成功を手にしたい人は巨万といるはず。小森さんがチャンスをものにできたのはなぜだと分析しますか?小森:向こうは骨格の大きさが全然違って、僕は決して身体が大きいほうではない。その中で、どうやって違いを出していくか、悪目立ちせずに自分を見せるかを、いつも思っていました。だから、日本人の繊細な部分を生かして、「自分は“小型高性能”なんだ」と言い聞かせていたんです。見てくれている人は見てくれていると信じていましたし、何よりも、本当に自分を信じて誰よりも強い気持ちでやってきたから、いまがあるのかもしれません。――今後も、やはりNYを拠点に活動される予定ですか?小森:日本では東京、アメリカではNYが僕の故郷です。生まれ故郷でもあるので、NYでまずはやっていきたい気持ちが強いですが、今後日本でも活動していきたいと考えてます。いままでは舞台で踊る仕事が多かったんですが、映像に携わる仕事をしていきたいです。今回すごく貴重な経験をさせてもらって、感謝の気持ちでいっぱいなんですけど、自分の人生から見れば、ひとつの通過点でしかないと思っています。もっと、もっと高みを目指していきたいです。――これからさらにご活躍していく小森さんにとって、本作への出演はキャリアの財産になりそうですね。小森:この映画に携わったことは、本当にいい経験になりましたし、自信にもなりました。これまでアーティストさんのMVに出演したことはあっても、これだけの規模の仕事はやったことがなかったので。『グレイテスト・ショーマン』の主人公に自分を置き換えるならば、僕は物語のまだまだ序盤。P・T・バーナムがサーカスの建物を買って、やっと人が集まってきたかな、くらいのところだと思っているんです。この先、壁に当たることも多くあると思いますが、いかに乗り越えられるかが大事かと思っています。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:グレイテスト・ショーマン 2018年2月16日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年02月24日ヒュー・ジャックマンとキアラ・セトルの来日に沸いたミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』。実は本作に、NY在住の舞踏家・小森悠冊(Yusaku Komori)が唯一の日本人キャストとして参加していることが分かった。全米ではクリスマスから公開され、8週連続でベストテンにランクインしている本作。第75回ゴールデン・グローブ賞では作品賞ほか主要3部門にノミネートされ、『ラ・ラ・ランド』の音楽チームが担当した「This Is Me」が主題歌賞を受賞。日本時間3月5日に発表される第90回アカデミー賞でも主題歌賞にノミネートされている。同曲を含むサウンドトラックは現在、65以上の国々で1位を獲得するなど大人気だ。小森さんが演じているのは、主人公P.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)のサーカスの一座に加わり、一世を風靡する実在した結合双生児チャン&エン兄弟のチャン役。1811年に誕生した彼らは、体が向き合ったまま胸部が結合していた。パーナムのもと、ヨーロッパではヴィクトリア女王やロシア皇帝の前で芸を披露したことも。差別や偏見と闘いながら、レティ(キアラ・セトル)ら仲間とともに成長していく姿が描かれている。小森さんはNYを拠点に活動する舞踏家。幼少の頃、マイケル・ジャクソンと、海外で活躍するダンサーであった実母・小森美紀の影響を受けダンスを始める。東京、アムステルダムで育ち、名門「The AILEY School」から特待制度を受けて高校卒業後に渡米、わずか半年で同学校の若手精鋭グループ「AILEYll」に抜擢され、2年間世界中をツアー。その後、NYに拠点を置きながら「Macy’s Thanks Giving Day Parade」のオープニングダンサーや、CM、MV出演など多方面で活躍。今回は、日本人唯一のキャストとして映画を盛り上げ、もちろん「This Is Me」や「Come Alive」などのパフォーマンスにも参加している。『グレイテスト・ショーマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年02月17日主演に波瑠、共演に西島秀俊と初共演の2人を迎え、人気作家・小森陽一の「オズの世界」(集英社文庫刊)を原作とした映画『オズランド』が、秋に公開されることが決定した。■ふしぎの国(遊園地)で出会った上司は“魔法使い”――原作は、「海猿」「S -最後の警官-」などの作品が映画・ドラマ化されている人気作家・小森氏の「オズの世界」。遊園地の知られざる裏側と不慣れな地で奮闘する新米社員を描くお仕事小説だ。それを今回、ドラマスペシャル「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」『SP THE MOTION PICTURE』の波多野貴文監督、『ヒロイン失格』『センセイ君主』の吉田恵里香の脚本で映画化する。新入社員として、彼氏も勤める超一流ホテルチェーンに就職してきた波平久瑠美22歳。そんな会社に期待していた彼女を待っていたのは、系列会社が運営する地方の遊園地グリーンランドへの配属辞令だった…。絶叫と共に、転勤する久瑠美。彼女の前に広がるのは、広大な田園風景とそこに突如現れる遊園地。そして、数々の企画を成功させ、「魔法使い」と呼ばれる天才社員・小塚慶彦と個性的過ぎる従業員の面々。小塚から、ごみ拾いやお客様の案内ばかり指示され、憂鬱な気持ちを抱えていた久瑠美だが、各支社で目覚しい成果を上げたMVP社員は、好きな部署に異動出来るということを知る。そこで久瑠美は、MVP社員になるべく仕事に邁進するのだが、やることなすこと失敗だらけで、自分が社会人として未熟であることを痛感させられる。だが、小塚の叱咤を受けながらも、様々な失敗や成功を積み重ねて行くなか、徐々に働くことの楽しさに気がついていく久瑠美。果たして、久瑠美は目標としていたMVP社員を獲得し、東京へ戻ってしまうのか?そしてある日、久瑠美は小塚の秘密を知ってしまう――。■波瑠が新入社員、西島秀俊は“魔法使い”に?主人公で不本意に地方の遊園地に配属となってしまった新入社員・波平久瑠美を演じるのは、波瑠。連続テレビ小説「あさが来た」や「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」、話題作「あなたのことはそれほど」で主演を務め、現在は「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」に出演中の波瑠さん。今作で彼女は、全国拡大公開映画としては初の主演を飾る。また、“魔法使い”と呼ばれる遊園地の伝説的企画マンで、久瑠美の上司となる小塚慶彦を西島秀俊が演じる。近年、「MOZU」シリーズや「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」など多くのハードボイルド作品でシリアスな役どころを演じ、また綾瀬はるか主演ドラマ「奥様は、取り扱い注意」での役柄も話題となった西島さん。本作では、仕事はできるが少々ナンパなキャラクターをユーモアたっぷりに演じる。■波瑠、現場での愛称は“ナミヘイ”?台本を読み、「今回は嫌な人が登場しない物語だったので、波平が挫折や困難に感じることは全部自分に原因があるということを意識していました」と話す波瑠さん。「先輩の言うことを意地悪に感じたり、自分はもっと大きな仕事ができると思い込んだり。社会人になった多くの人が通った道ではないでしょうか。環境や状況のほとんどは、自分の感じ方や向き合い方でどうにでも変わっていくのだと波平として過ごした時間の中で、私も改めて考えることができました」と役を通して感じたことを明かす。また今回初共演となる西島さんについては、「これからもご一緒したい大好きな先輩です。まっすぐで思いやりのある魔法使いは西島さん以外にはできません」とコメント。また役名が波平久瑠美(なみひらくるみ)とあって、現場ではたくさんの人にナミヘイと呼ばれたと言う波瑠さん。「波多野監督が撮影の始まった当初は僕だけでもちゃんとナミヒラと呼びますよ!と言ってくれたのですが、結局終わる頃にはナミヘイになってました(笑)でもナミヘイと呼ばれ続けた1か月がいまはとても愛しいのです」と撮影でのエピソードを披露。■西島秀俊、撮影をふり返り「夢を見て過ごしているような…」「とにかく面白い台本で、是非参加させてもらいたいと思いました」と初めて台本を読んだときの印象を明かした西島さん。「この映画の登場人物たちはとてもチャーミングですが、実際に遊園地で働いていらっしゃる方をモデルにしています。皆さん個性的かつ魅力的な方々で、実際お会いしてからより演技が楽しくなりました」とコメント。波瑠さんについては、「第一印象は『頭のいい人』です。また、素直でまっすぐな心を持った真面目な方だと思いました。撮影に入ってから色々と話していると、とにかく頭の回転が早くて面白い。また是非共演したいと思います」と語り、「毎日遊園地で撮影していたこともあって、1か月夢を見て過ごしているような素晴らしい現場でした。その空気がきっとこの作品に魔法をかけていると思います」と楽しい撮影だったとふり返っている。『オズランド』は2018年秋、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月13日4月6日、モデル・タレントの小森純さん(30)が、第2子出産の1週間前に撮影したマタニティフォトを自身のInstagramにて公開しました。小森さんは3月19日に第2子を出産。 Instagramのコメントでは『産まれる1週間くらい前』に撮影したと説明し、『次男坊は、よく泣き、よくおっぱい飲んでくれる!!』と育児のよろこびをつづっています。●「なんで公開するの?」ペニオク騒動&マタニティフォトへのW嫌悪で批判殺到なんともめでたい話題ですが、ネットの反応は冷ややかです。小森さんといえば、2012年の『ペニーオークション詐欺事件』にまつわる騒動で話題となり、現在はテレビ出演も控えめですが、この騒動以降の評判は決して良いものではない様子。また、近年の妊婦のトレンドである「マタニティフォト」についても、近しい関係でない人にとってはいまだに良いものではないようで、『人を騙した不信感が消えないだけ』『なんで母になったらペニオクが払拭できると思うわけ?』『今となっちゃペニオク関係なく、需要がないだけでしょ。いーんじゃない?育児に専念できるし』『自慢なの?…って、とられそう』『こういう写真、私も妊娠中に記念に撮ったけど、他人には見せてない。見せられても困るし、なんか気持ち悪いんですけど』『身内のはめでたいと思うが、他人のは気持ち悪いだけ』『マタニティは身内だけもの。話題作りや人気取りに見せるモノじゃない』といった厳しい反応が多数を占めていました。----------料理の腕がプロ並みであることでも知られる小森純さん。これからは2児を育てる料理上手なママタレントとしての活躍が見られるかもしれませんね。【画像出典元】・小森純・VIEGER・(@vieger_official)(Instagram)/(文/パピマミ編集部・楠)
2016年04月08日公開初日を迎えた映画『Sエス―最後の警官―奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』の舞台あいさつが29日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われ、向井理、綾野剛、新垣結衣、吹石一恵、青木崇高、大森南朋、平野俊一監督が出席した。小森陽一の同名漫画を実写化して話題を集めた2014年放送のTBS系ドラマ『S-最後の警官-』。その映画版となる本作は、犯人を殺さずに捕えるNPS隊員の神御蔵一號(向井)、天才スナイパーのSAT隊員・蘇我伊織(綾野)などが、日本壊滅を狙う国際テロリスト・正木圭吾(オダギリジョー)に立ち向かうストーリーとなっている。主演の向井は「本当に長い長い戦いでした。テレビから数えれば、撮影は2年ぐらい掛かってますし、たくさんの人と時間を費やしてここまで来れました。皆さんと共有できて本当に幸せです」とあいさつ。公開初日を迎えて「素直に言うとホッとしています。あとは『S』と関わるのが最後になるので、寂しい気持ちというか複雑な気持ちですね」と話し、綾野も「素直に感謝の気持ちで一杯です。ここに立てることに感謝していますし、本当に走り抜いた作品ですね」とやり切った様子だった。そんな向井と綾野はプライベートでも大の仲良し。それについて向井は「共演シーンは多くありませんでしたが、少ないシーンの中で色んな関係性を出していければと思っていました」と話し始めると、新垣が「よく触り合ってましたよね。とにかく触り合っていましたよ」と横槍を入れる場面も。新垣に応じた綾野は「本番中に尻とか触ってきて対応できませんでしたよ」と観客を笑わせつつ、「ドラマから映画にかけての1年間、身体を作りながら精神的にも保っていた。走り抜いた向井に感謝申し上げたいし、色んな意味で向井理が立ち続けたのがこの作品の本質。向井理! お疲れ!」と労いの言葉。思わず照れ笑いを浮かべた向井は「みんなが同じ目標に走ったことがチームワークにつながりました」と謙遜しながらも「良いチームワークを(次回作以降の)現場で発揮できればと思います」とシリーズ化に意欲を見せていた。
2015年08月30日映画『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』が8月29日(土)に公開を迎え、向井理と綾野剛の公私にわたっての仲睦まじい様子が明らかにされた。「海猿」の原案で知られる小森陽一による人気漫画を原作にした連続ドラマの劇場版。犯人を生かしたまま確保することを任務とする特殊部隊「警察庁特殊急襲捜査班」(NPS)の面々が他部隊との協力の下、核燃料を積んだタンカーを占拠したテロリストと対決するさまを描く。連ドラ、劇場版と主演として作品を引っ張ってきた向井さんは「ここまで来るには長い長い戦いがあり、たくさんの人とたくさんの時間を積み重ねてきました。みなさんとそれを共有することができて幸せです。率直にホッとしていますし、あとは寂しい気持ちもあります」と胸の内を明かす。綾野さんは「ドラマは序章で映画は第2章。長い付き合いの作品になると改めて感じていますが、それにはみなさんの愛が必要です!」とさらなる続編を熱望し、そのための応援を呼びかける。向井さんと綾野さんはプライベートでも仲が良いそうで一緒に飲みに行ったり、食事に行くこともあるよう。共演の新垣結衣からは「とにかく常に触り合ってましたね。集合写真を撮ったときもそう」という証言も…。綾野さんは「本番中に(向井さんが)おれの尻とかを…」と撮影の最中さえもボディタッチがあると告白し、会場をわかせていた。改めて綾野さんは向井さんについて「主役として立った上で、自分ではなく周りの誰かのためにいろんなことを気づいてくれる主演です」と現場での周囲を気遣う姿勢を絶賛する。一方、向井さんは「この前、(綾野さんと)飯を食おうと18時くらいにメールしたら、19時くらいに返ってきて『寝てた』と。19時まで寝る生活って?ベールに包まれてます」と綾野さんのミステリアスな一面を明かし、壇上でも仲の良い様子をうかがわせた。最後に綾野さんは、現場を引っ張り、精力的にプロモーションもこなした向井さんを称え「理、おつかれ!」とねぎらい、がっちりと握手!向井さんは自身の役柄だけでなく個性的な面々にあふれる本作だからこそ「まだまだ続く可能性があるのかな?と思います」とさらなる続編への意欲をのぞかせ、会場は期待を込めた拍手に包まれた。『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE 2015年8月29日より全国東宝系にて公開(C) 2015「S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」製作委員会 (C) 小森陽一、藤堂 裕/小学館
2015年08月29日向井理は自ら出演作品を選ぶということをしない。マネージャーが持ってきた仕事をこなす。そして、そこに強いこだわりや哲学を持っているわけでもない。「それが事務所の方針なので。マネジメントをするのがマネージャーの仕事。そこで『なんで?』と思ったこともない。仕事ですから。僕は台本と向き合うだけ」。「仕事だから」という素っ気なくも感じられる言葉に、この男の強い責任感と誇りが込められている。「自分で強く望んで選んだ作品だったとしても、与えられたものだったとしても、仕事を一生懸命やることは変わらないです。もし、自分で選んだ作品だから一生懸命やりますというのは、逆に失礼な話で、こちらは選んでいただいたからにはやりますという気持ちです」。そんな変わらぬ思いを胸に、向井さんが文字通り、命懸けで挑んだのが『S-最後の警官 -奪還 RECOVERY_OF OUR FUTURE-』である。「海猿」でも知られる小森陽一の原作による人気漫画の実写化作品として昨年放送された連続ドラマ「S-最後の警官-」の劇場版となる本作。「SAT(警視庁特殊部隊)」、「SIT(警視庁特殊犯捜査係)」に続く“第3のS”として発足し、犯人を生かしたまま捉える“確保”を主眼にした部隊「NPS(警察庁特殊急襲捜査班)」が国際テロリストによる核燃料を積んだ巨大タンカー乗っ取り事件に立ち向かう。連ドラの放送開始時には映画化が決まっているという、これまでの連続ドラマの映画化とはやや異なる流れで製作された本作だが、実は「連ドラの放送が終了した時点(※昨年3月)でも、(原作のエピソードの中で)何を映画にするのか、まだ決まってなかった」という。「キャストもスタッフも当初から『プルトニウム編』(原作10巻~12巻)をやりたいという思いはあったんですけど、とはいえ内容的には非常にタイムリーなテーマであり、世相に関わってくるので、どうなるか…?とは聞かされていたんですが、実際に台本が上がってきたら、こういう話になっていて、非常にありがたいなと思いました」。連ドラ時から映画のような映像や激しいアクションが魅力であったが、今回の劇場版ではそれをさらに上回るスケールで物語が展開する。「台本を読んでも正直、壮大過ぎて想像がつかない部分も多かったです。タンカーの上を走るといっても、どれくらいの大きさのタンカーなのか分からないし…。台本はすごくシンプルで、2~3行の説明しかないんですよ(苦笑)。そこは台本を全く信用してなかったです(笑)」。「今回、アクションに関してはほとんど吹き替えを使ってないんです。アクション用の防具は普段つけているものと比べて軽く片方で3キロ程度なので、そんなに重くなかったですね。オダギリさんとのアクションシーンは朝の9時に撮影を始めて、終わったのは翌朝の4時くらい。正直、もっと掛かると思ってたので早く終わってラッキーでした」。……。淡々と発せられる言葉の数々から本作のアクションの凄まじさ、そしてそれを当然の“仕事”として受け止めてしまう向井さんの覚悟、プロ意識の高さがうかがえる。実際、本作のために特殊部隊の動きなどを学んだことで、単に役柄のためというだけ以上に多くのものを得たと感じている。「怖さというのをすごく感じたし、実際に人々のために命を張っている人がいるということも強く感じるようになりました。そこからニュースを見る目がガラリと変わったと思います。マンションに男が立てこもり、特殊部隊が突入するという事件が実際にありましたが、おそらくは陽動のためなんでしょうが、本当に僕らが映画の中でやらせてもらったように、隊員たちがロープで降りていくのを見て、『自分たちがドラマでやってることは本当のことだったんだ…』と実感しました。パリの出版社襲撃事件の時も、現地のテロ制圧の特殊部隊の装備を見て、つけている肘あて、ヒザあてなどの装備が僕らのと変わらないもので、そこに生々しさと恐怖を強く感じました」。画面を通してリアリティを見る者に伝える。そこに俳優という仕事の面白さを感じている。「いろんなことを伝えられると思うし、その分、責任もある、NPSは架空の存在ですがSATやSITは実在するし、そういう人たちが陰にいて、活動してくれているということを知ってもらえる。そこに僕らの仕事の意味はあるのかなと思ってます」。冒頭の作品を自分では「選ばない」ということとも繋がるが、常に目の前の作品に全力で没頭し、ディティールを積み重ねてきた。だからだろうか?世間ではNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で一気にブレイクし、その後、スター街道をひた走ってきたというイメージが強いが、当人はそんな意識は全くないという。「作品が『当たった』と思ったことはないんですよね。それはあくまでも周りが言うことで、僕としては常に変わらずモチベーションを保ってやってきたつもり。だから正直『この作品でこうなりましたね』と言われても、正直、ピンときたことがないんです。それまでに積み重ねたものがあって、その作品に呼ばれているわけで『ゲゲゲの女房』で言うなら、プロデューサーがそれ以前の僕の作品を見て、キャスティングしてくださった。いきなりあれでデビューしたのでもないし、あの役をいきなり任されてもできなかっただろうと思うくらい難しい役でしたし。あまりひとつの役や作品でターニングポイントを迎えたという感覚はないんです」。今年で33歳を迎えたが、年齢に関しても「俳優という仕事に実年齢はあまり関係ないと思っている」とも。「与えられた役の年齢がその俳優の年齢なんだと思います。それさえも、極端なことを言えば周りが決めることなのかなと思います。この年齢になったからこういう役を…とかこんなイメージで…とかそこも結局、自分ではなく周りが決める事であって、それでいいんじゃないかと思ってます。さすがに最近は学生役はぱったり来なくなりましたし、まあ当然ですが(笑)、それも周りが決めることで、お話をいただけるのであればやりますよ」。淡々と飄々と。それでも向井理は常に全力なのだ。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE 2015年8月29日より全国東宝系にて公開(C) 2015「S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」製作委員会 (C) 小森陽一、藤堂 裕/小学館
2015年08月28日映画『Sエス―最後の警官―奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』の公開直前納涼イベントが25日、都内で行われ、キャストの向井理、綾野剛、新垣結衣、吹石一恵、池内博之、平山浩行、高橋努、大森南朋が、涼やかな浴衣姿で出席した。29日に全国公開する本作は、小森陽一の同名漫画を実写化した警察ドラマ。犯人を殺さずに捕えるNPS隊員・神御蔵一號(向井)、天才スナイパーのSAT隊員・蘇我伊織(綾野)らは、国際テロリスト・正木圭吾(オダギリジョー)が引き起こす“日本壊滅”の危機に立ち向かう――というストーリーで、2014年にTBS系で連続ドラマが放送されている。観客の黄色い歓声で迎えられた主演の向井は、「3年弱付き合った作品なので感慨深い。ドラマとはスケールが全然違うし、一號の人間的な成長も見て欲しい。命懸けで取り組んだ作品なので、1人でも多くの人に届けたい」とあいさつ。一方、ライバル役でもある綾野は、浴衣姿の女性客たちに、「みなさん可愛いですね~」と笑顔を見せながら、「理のアクションは生で見てて、本当にすごかったし迫力があった。オダギリさんとのシーンは見入って欲しい。そこは期待して!」と熱心にアピールした。また、ブルーの浴衣姿の新垣が、「浴衣を着る機会がないから、今日は浴衣指定でラッキーでした!」と照れ笑いを浮かべると、観客からは、「可愛い~!」と絶賛の声。イベントではドラマの名シーンを振り返り、「新垣さんの登場シーンが好き。素敵でした」という向井に、林イルマ役の新垣は、「最後の2話しか登場しないのにうれしいです。良いスパイスになれるように頑張りました。みなさんが温かく受け入れてくれたので、心から楽しんで撮影できました」と笑顔で振り返っていた。
2015年08月26日俳優の向井理と綾野剛が8月25日(火)、都内で行われた共演作『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』の納涼イベントに涼しげな浴衣姿で登場。駆けつけた女性ファンが大きな歓声をあげていた。当の向井さんは「ちょっと恥ずかしいですね」と照れ笑い。会場には約340人のファンが駆けつけ、その大半が浴衣姿の女性とあって、綾野さんが照れくさそうにしていると、向井さんは「照れるなよ!」とツッコミを入れ、“Sコンビ”の名バディぶりを披露していた。2014年1月期のドラマ放送前から映画化が決定し、大きな注目を集めていた本作。犯人の生死を問わない“制圧”ではなく、“確保”を目的とした警察庁直轄の警察特殊急襲捜査班(National Police Safetyrescue=通称:NPS)の隊員たちが、要求なきバスジャック事件、核燃料を積んだ巨大貨物船の乗っ取りという凶悪事件に立ち向かう。映画の封切りを目前に控えて、「ドラマから3年弱付き合ってきたので、感慨深いですね。映画ならではのスケールで、僕らの成長を感じてもらえるはず」(向井さん)、「事故もなく、無事に映画を皆さんにお届けできることに感謝している。ぜひラストまで見入っていただければ」(綾野さん)とアピールにも熱がこもった。また、イベントではドラマシリーズの名シーンランキングが発表され、第1話のセリフと向井さんの写真がスクリーンに映し出されると、向井さんは「これを撮影したのは2013年の10月くらいですね。この写真、なんか若いですね。この後、何があったんですかねえ…」としみじみ語っていた。この日は向井さん、綾野さんに加えて、新垣結衣、吹石一恵、池内博之、平山浩行、高橋努、大森南朋が浴衣姿で勢ぞろいした。映画『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』は8月29日(土)から全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE 2015年8月29日より全国東宝系にて公開(C) 2015「S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」製作委員会 (C) 小森陽一、藤堂 裕/小学館
2015年08月25日映画『S エス―最後の警官―奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』の完成披露試写会が11日、都内で行われ、キャストの向井理、綾野剛、新垣結衣、吹石一恵、青木崇高、池内博之、平山浩行、高橋努、大森南朋と平野俊一監督が出席した。29日に全国公開する本作は、小森陽一の同名漫画を実写化した警察アクションドラマ。犯人を生かしたまま捕えるNPS隊員・神御蔵一號(向井)、天才スナイパーのSAT隊員・蘇我伊織(綾野)らは、日本壊滅という事態を回避するために奮闘する――というストーリーで、2014年にTBS系で連続ドラマが放送された。主演の向井は、「命を削って作った作品。とにかく何かを受け取ってもらえれば、僕らも作ったかいがある」と仕上がりに胸を張り、「もう1度『S』が作れるように、宜しくお願いします!」と早くも続編に意欲。また、印象に残ったシーンを振り返り、「迫力あるシーンがたくさんあるけど、蘇我と短く言葉を交わすシーンが良かった」と話すと、綾野も向井に対し、「共演者でもあり、友人でもある。関係性が深まって、長い付き合いになると思う。10年後とか、お互い隊長になってたら面白いな」と笑顔を見せた。そんな向井は、「クランクインの時に思いっ切りコケて、1カ月くらい血が止まらなかった。ケガをしないでもっとやりたかった」と悔やむ場面もあったが、平野監督は、「向井くんの気合いの入り方にシビれたし、みんなが引っ張られた」とその熱量を称賛。一方、登壇時の炎の演出に、「熱いですね~! 火が出ましたね~!」と大興奮していた新垣は、NPSの紅一点・林イルマを演じ、「見るだけでも熱い気持ちにさせてもらった。ドラマではなかったチームワークが見せれたかな」と笑顔でアピールした。
2015年08月12日映画『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』の完成披露試写会が8月11日(火)に開催され、主演の向井理をはじめ、綾野剛、新垣結衣、吹石一恵、青木崇高、池内博之、平山浩行、高橋努、大森南朋、平野俊一監督が舞台挨拶に登壇した。『海猿』シリーズの原案を務める小森陽一による人気漫画(作画:藤堂裕)を原作に製作された人気連続ドラマの劇場版。巨大な輸送船が海上で乗っ取られるという事態に一號(向井さん)をはじめ、それぞれに国や家族、仲間の命を背負った者たちが解決に向けて奔走する。この日の会場にはレッドカーペットが敷かれ、舞台からせり出した花道を一人ずつ歩いて登場したが、最初に向井さんが姿を見せると、会場のボルテージは一気に上がる。続いて、綾野さんが登壇し、花道中央で向井さんとガッチリと男の抱擁を交わし、会場は大歓声に包まれた。途中、吹石さんが履いていたサンダルの留め金が、歩いている最中に外れてしまうハプニングがあったが、すぐに綾野さんが機転を利かせ、落ちた金具を拾い上げた。向井さんは、連ドラ放送の段階で発表されていた劇場版のお披露目に「やっとこの日を迎えました」と感慨深げ。ドラマ放送時にはケガで撮影が中断することもあったそうで「命を削りながら作っていた作品」と強い思いを口にした。向井さんと綾野さんは同い年。綾野さんは向井さんについて「共演者を超えて、友人関係でもある」と語る。プライベートで一緒に飲みに行くこともあるそうだが「映画の話はほとんどしないです」と笑う。本作を通じて長い時間を過ごし「素直に長い付き合いにあると思った」とも語り、本作の今後にも言及。NPS(警察庁特殊急襲捜査班)の一號(向井さん)とSAT(警視庁特殊部隊)の蘇我(綾野さん)について「10年後に隊長になってたらいいですね」とさらなる続編への意欲をのぞかせた。向井さんも同じ気持ちを持っているようで、会場に詰めかけた観客に「もう一度『S』を作れるように…みなさんの頑張りにかかってます!」と呼びかけ、会場は期待を込めた熱い拍手に包まれた。『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』は8月29日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE 2015年8月29日より全国東宝系にて公開(C) 2015「S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」製作委員会 (C) 小森陽一、藤堂 裕/小学館
2015年08月11日