2014年に亡くなった高倉健さんの俳優としての在り方に焦点を当てたドキュメンタリー映画『健さん』の製作が決定したことが11日、明らかになった。2016年春の完成を予定している本作には、『ウォール街』(88年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞、製作を担当した『カッコーの巣の上で』(76年)ではアカデミー賞作品賞を含む主要5部門を受賞するなど、俳優業だけでなくプロデューサーとしても多くの実績を残すマイケル・ダグラスが登場。『ブラック・レイン』(89年)で高倉さんと共演した当時の思い出や撮影秘話を初めて明かす。また、高倉さん主演『君よ憤怒の河を渉れ』(76年)の西村寿行氏による同名原作の再映画化作『追捕 MANHUNT』でメガホンを取ることが発表されたジョン・ウーも出演を快諾。かねてより大ファンと公言していた高倉さんへの思いを語っている。このほか、当時『ブラック・レイン』の撮影監督を務め、キアヌ・リーヴス主演『スピード』シリーズやアンジェリーナ・ジョリー主演『トゥームレーダー2』でメガホンを取ったヤン・デ・ボン、高倉さんが出演した『ザ・ヤクザ』(74)やロバート・デ・ニーロ主演『タクシードライバー』(76年)の脚本を手がけてきたポール・シュレイダーら、世界の名優・監督陣のインタビューを通じ、新たな「高倉健像」を浮き彫りにしていく。さらに、高倉さんの40年来の付き人である西村泰治氏が、プライベートのエピソードも紹介。中でも、西村氏の息子の結婚式に高倉さんが内緒で出席し、祝辞を述べる場面は、高倉さんの人としての優しさが垣間見え、本作の見どころの一つとなっている。監督は、ニューヨークを拠点に活動しており、写真家としての作品が世界の著名なコレクションに収蔵されている日比遊一。高倉さんが遺した言葉や作品を通して、国際的な視点から、映画や日本人の美学をひもといていく。「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのもの」と話す日比監督。「健さんファンに見ていただきたいのはもちろん、『健さん』を知らない若い世代の人たちにとっても『映画俳優、高倉健』との忘れられない出会いになることを、心から願っております」と希望を口にした。
2016年04月12日2014年11月に亡くなった映画俳優・高倉健に迫る長編ドキュメンタリー映画『健さん』の製作が発表になった。写真家・映画監督の日比遊一がメガホンを執り、マイケル・ダグラスやジョン・ウーらのインタビューを通し、日本が生んだ稀代の映画俳優の知られざる姿を浮き彫りにする。その他の写真『健さん』は、外国映画にも積極的に出演し続けた高倉健の俳優としての在り方に焦点を当てた記録映画で、ダグラスは『ブラック・レイン』で共演した当時の思い出や撮影秘話を初めて明かし、大の高倉健ファンを公言し、『君よ憤怒の河を渉れ』の西村寿行による同名原作を再映画化する『追捕 MANHUNT』(香港=中国合作・邦題未定)を監督するジョン・ウーは、健さんへの思いを存分に語っているという。そのほか、『ブラック・レイン』の撮影監督を務めたヤン・デ・ボンや、高倉健が出演したハリウッド映画『ザ・ヤクザ』で脚本を担当したポール・シュレイダー、そして40年来の付き人である西村泰治氏が、高倉健の貴重なプライベートのエピソードの数々を紹介する。日比監督は「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのものだと思います。健さんファンに観ていただきたいのはもちろん、“健さん”を知らない若い世代の人たちにとっても“映画俳優、高倉健”との忘れられない出会いになることを、心から願っております」とコメントを寄せており、インターナショナルな視点から、映画の美学、日本人の美学、ひいてはアジアの美学を紐解いていくドキュメンタリー映画になるという。『健さん』2016年全国公開
2016年04月12日日本を代表する映画俳優・高倉健が逝去して、早くも1年が経った。この度、高倉さんの知られざる姿を描く、高倉健長編ドキュメンタリー映画『健さん』の製作が決定。現在快調に製作が進んでおり、今年春の完成を予定していることが明らかになった。『鉄道員(ぽっぽや)』<a href="">『あなたへ』</a>など邦画史上に残るヒット作に出演し、享年83歳でこの世を去った高倉さん。 いまもなお映画の追悼上映や、旧交を深めた人々による回想が絶えることなく続き、改めて高倉さんが遺したものの偉大さは計り知れない。ニューヨークを拠点とし写真家としての作品は世界各国の著名なコレクションにも収蔵されている日比遊一が監督を務める本作では、高倉さんが遺した言葉や作品を通して、インターナショナルな視点から、映画の美学、日本人の美学、ひいては、アジアの美学を紐解いていくという。日本映画のみならず、外国映画にも積極的に出演し続けた高倉さんの俳優としての在り方に焦点を当てる本作には、『ウォール街』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、『カッコーの巣の上で』ではアカデミー賞作品賞を含む主要5部門を受賞し、プロデューサーとしても多くの実績を残すハリウッドの名優マイケル・ダグラスも出演。『ブラック・レイン』で高倉さんと共演した当時の思い出や撮影秘話を、初めて明かすという。さらに、高倉さんが主演した『君よ憤怒の河を渉れ』の西村寿行による同名原作の再映画化である『追捕 MANHUNT』(香港 =中国合作・邦題未定)を監督することが発表された世界的名匠・ジョン・ウーは、かねてより大の高倉健ファンを公言しており、本作への出演も快諾。その思いを存分に語っている。そのほかにも、『ブラック・レイン』の撮影監督を務めたヤン・デ・ボンや、『ザ・ヤクザ』で脚本を担当し、数々の作品の監督でも知られるポール・シュレイダーなど、高倉さんを知る世界の名優・監督陣のインタビューを通じ、新たな「高倉健像」を浮き彫りにする。さらに本作では、40年来の付き人である西村泰治氏が、高倉さんの貴重なプライベートのエピソードの数々を紹介。中でも、西村氏の息子の結婚式に高倉さんが内緒で出席し、祝辞を述べる場面は、高倉さんの人としての優しさが垣間見える本作の見どころのひとつとなるようだ。この度の製作決定にあたり、日比監督は「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのものだと思います。健さんファンに観ていただきたいのはもちろん、『健さん』を知らない若い世代の人たちにとっても『映画俳優、高倉健』と忘れられない出会いになること、心から願っております」とコメントを寄せた。世界の名優&名匠によって初めて明かされる “健さん”の知られざる姿。 いまもなお多くの人の心に残る高倉さんの偉大さを、本作を通して改めて感じることができそうだ。『健さん』は2016年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開(C) 2012「あなたへ」製作委員会
2016年04月12日俳優・菅田将暉が、漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート2016』(10月29日公開)で演じる紫苑優輝(しえん・ゆうき)の姿を映した場面写真が5日、公開された。本作の舞台は、かつての主人公とライバルである夜神月(やがみ・らいと)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界。デスノートによる大量殺人事件が再発したことで、6冊のノートの存在が判明し、続出するノート保持者に世界中が大混乱に陥る中、"キラウィルス"と呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散される。主人公・三島創を演じる東出のほか、池松壮亮、菅田将暉の3人がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる頭脳戦が繰り広げられる。紫苑は、高度なハッキング能力を駆使し、デスノート対策本部特別チームの捜査官・三島やLの遺伝子を継ぐ正統な後継者で世界的私立探偵・竜崎(池松)をも翻弄(ほんろう)する狂気の天才にして、サイバーテロリスト。世界の混乱の中、いち早くデスノート争奪戦に参加するのも紫苑だ。紫苑は一家全員を殺され、その犯人をキラが殺してくれたことから、キラを"神"とあがめている。また、キラの凶悪犯を粛正して新世界を目指した思想にも共鳴。ハッキング能力を駆使して世界中のテロ組織やテロ支援国家にサイバー攻撃を繰り返して自身の理想の新世界を夢想している。そんな紫苑を演じる菅田は、「(原作コミックにも登場した)メロとニアのトリッキーなキャラクターに現代っ子感を少し足したイメージ」と自身が演じるキャラクターについてその印象を語っている。公開された場面写真の1つは、街中で腕を組み、何かを鋭く見つめているような姿が捉えられている。キャスト発表の際に注目を浴びたのは、紫苑の服の色。キラとLでは、キラが黒、Lが白という印象で、本作の警察側の三島と世界的探偵の竜崎が黒、そして紫苑が白。この2つのカラーバランスが前作と本作のキャラクター関係を示唆している。もう1つの写真は、部屋で楽しげに"幾何学折り紙"を折りながら、パソコンを眺めている様子。机には、さまざまな形の完成した作品が並んでいる。幾何学折り紙とは、完成形を想像し、展開図の設計を行い、一枚の紙のみで作る折り紙。一見、簡単に見えるが、想像力と緻密な計算が必要で、天才のたしなみといったように見せつけている。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年04月05日菅田将暉が『デスノート 2016』で演じる紫苑優輝(しえん ゆうき)の場面写真が解禁になった。夜神月とLの死から10年後の世界を舞台にした作品で、キラを“神”と崇めるサイバーテロリスト・紫苑は、デスノート争奪戦で重要な役割を果たす。『デスノート 2016』/その他の画像『デスノート 2016』は、死神によって6冊のデスノートがばらまかれ、世界が大混乱に陥る中、デスノート対策本部チームの捜査官・三島創(東出昌大)と、Lの遺伝子を継ぐ私立探偵・竜崎(池松壮亮)、そして紫苑の3人を軸に、キラの復活を望む者、それを阻止する者たちの攻防が描かれる。紫苑には、家族全員を狂った男に殺された過去があり、その犯人をキラが殺してくれたことから彼を崇拝しており、ばらまかれたデスノートを誰よりも先に手に入れようとサイバーテロリストとして三島や、竜崎を翻弄していく。菅田は役作りについて「原作に出てくるLの2人の後継者=メロとニアからイメージを抽出した」「メロとニアのトリッキーなキャラクターに現代っ子感を少し足したイメージ」と明かしているが、気になるのは紫苑の服の色。過去に藤原竜也が演じたキラ/夜神月は黒で、松山ケンイチが演じたL/竜崎は白だったが、新作では三島と竜崎が黒で、紫苑が白。そこにはどんな意味があるのか? 想像がふくらむ写真になっている。『デスノート 2016』10月29日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国拡大ロードショー(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年04月05日俳優・池松壮亮が、漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート2016』(10月29日公開)で演じる竜崎の姿を映した場面写真が31日、公開された。本作の舞台は、かつての主人公とライバルである夜神月(やがみ・らいと)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界。デスノートによる大量殺人事件が再発したことで、6冊のノートの存在が判明し、続出するノート保持者に世界中が大混乱に陥る中、"キラウィルス"と呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散される。主人公・三島を演じる東出のほか、池松壮亮、菅田将暉の3人がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる頭脳戦が繰り広げられる。竜崎は、"Lの正統な後継者"である世界的名探偵。デスノートの「名前を書かれた人間は死ぬ。その人物の顔が頭に入っていないと効果は得られない」というルールへの防御策の一環で、Lが日本のキラ対策本部で10年前に使っていた偽名を受け継いでいる。Lと同様にイギリスのワイミーズハウス(高い知能を持ちながらも身寄りのない子どもが暮らす施設)で英才教育を受け、Lの亡後には、ワイミーズのメンバーと共に世界中の難事件を解決している竜崎。彼が"Lの正統な後継者"と呼ばれる理由は、Lが生前に遺した遺伝子から生まれた人物であるためだ。その才能からインターポールをはじめ、世界の諜報機関や捜査機関が一目を置きつつ、要注意人物として警戒もしている。原作や映画前作の中で、ファンから"L座り"と呼ばれた、椅子の上で体育座りに似た姿勢を取るLの特徴的な座り方。公開された場面写真の1つは、そんなLの後継者として、気だるげに椅子に座る竜崎を捉えている。何を考えているかわからない印象はLから受け継ぎつつ、Lとはまた異なる傲慢(ごうまん)で妖しげな雰囲気を醸し出している。もう1枚には、"ひょっとこ"のお面をつけた姿も。"ひょっとこ"もまたLを思わせる要素で、前作においてLが月に会うときに、顔を隠すためにかぶっていたアイテムだった。しかし、コミカルだったLの"ひょっとこ"と比較すると、竜崎のそれはかなり禍々(まがまが)しいデザイン。Lへのゆがんだ尊敬の表明なのか、性格の問題か、竜崎の特異なキャラクター性の一端をうかがい知ることもできる。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年03月31日佐藤健&神木隆之介という若手俳優の中でも人気、実力ともに兼ね備えた2人をW主演に、大ヒットコミックを実写化した映画<a href="">『バクマン。』</a>。4月20日(水)よりリリースされるBlu-ray&DVDの豪華版には様々な特典映像が収録されるが、この度、主演の佐藤さんと神木さん、大根仁監督と川村元気プロデューサーによる“撮り下ろし”ビジュアルコメンタリーの冒頭5分26秒がシネマカフェにて公開された。原作は、「DEATH NOTE」を手掛けた大場つぐみ×小畑健のタッグによる、累計1,500万部を超える大ヒットコミック。世界史上初“青春マンガ活劇”として昨年10月3日に実写化映画が公開され、「第39回日本アカデミー賞」では最優秀賞2部門受賞、優秀賞6部門を受賞、そして話題賞の作品部門を受賞し、作品の人気の高さを伺わせた。Blu-ray&DVD化にあたり、豪華華版には“友情”、“努力”、“勝利”と題したメイキング映像が収録。“友情”には、キャスト・スタッフの撮影現場に密着したメイキング映像、“努力”には、プロジェクションマッピングや、CG バトルの裏側など貴重なメイキング映像のほか、“勝利”には、佐藤さんと神木さん「全国BAKU走!1MAN。人舞台挨拶」として全国各地を回った、マスコミの取材も入っていない、貴重な映像が収められ、ファン必携の大ボリュームな内容に仕上がっている。この度、豪華版の特典映像の中から、大根監督、佐藤さん、神木さん、川村プロデューサーによるビジュアルコメンタリーの冒頭5分26秒が公開。映像内では、佐藤さんと神木さんが大根監督から衣装をいじられることろから始まり、クランクイン初日に撮影した映像や、佐藤さんと神木さんによるナレーションのシーンが収録。このナレーションについて、意外と難しかったと話す佐藤さんに神木さんが同意する場面や、収録が2人同時だったことが明かされる。さらに、本編に登場する漫画の絵を実際に役者が描いていたことなどを、4人が和気あいあいと語らう姿が映し出される。本特典映像では、ほかにも本編をすべてを観賞しながら、佐藤さんと神木さんがそのシーンにどう挑んだのか、また自分がいないシーンについては、大根監督や川村プロデューサーに質問したり、話題となったプロジェクションマッピングのシーンや、ペンを剣に見立てたアクション・シーンは、どの様に撮影したのか…など、様々な裏話が語られるそのほか豪華版には、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年03月30日俳優・東出昌大が、漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート2016』(10月29日公開)で演じる三島創(みしま・つくる)の姿を映した場面写真が24日、公開された。本作の舞台は、かつての主人公とライバルである夜神月(やがみ・らいと)とLの死から10年後の世界。デスノートによる大量殺人事件が再発したことで、6冊のノートの存在が判明し、続出するノート保持者に世界中が大混乱に陥る中、"キラウィルス"と呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散される。主人公・三島を演じる東出のほか、池松壮亮、菅田将暉の3人がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる頭脳戦が繰り広げられる。三島は、月の父・総一郎により警視庁内に立ち上げられた、デスノート対策本部特別チームの捜査官の一人。キラ事件と総一郎の資料から、月について調べあげた"研究ノート"を作成しており、"デスノートヲタク"と呼ばれるほど、対策本部で事件とルールに最も精通しているキャラクターだ。デスノートの「名前を書かれた人間は死ぬ。その人物の顔が頭に入っていないと効果は得られない」というルールに対する最大の防御策として、対策本部のメンバーは三島をはじめ、全員が偽名。お互いの本名が知らされていないだけでなく、過去の経歴も暴かれないよう、家族のいない人間を選抜するといったところまで徹底されている。公開された2枚の写真には、総一郎の亡き後、チームのリーダー的存在となった三島が。1枚はスーツ姿で、新たなキラ事件に立ち向かおうとする真剣なまなざしが映されており、もう1枚はモニターを前にして、驚きの表情を見せている。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年03月24日女優の戸田恵梨香(27)が、漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート2016』(10月29日公開)に出演し、8年ぶりに"ミサミサ"こと弥海砂(あまね・みさ)役を務めることが8日、明らかになった。かつての主人公とライバルである夜神月(やがみ・らいと)とLの死から10年後の世界が舞台の本作では、原作コミックに存在しながら使われていなかった"6冊ルール"を採用。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる究極の頭脳戦が繰り広げられる。『DEATH NOTE』(06年)で銀幕デビューを果たし、その後編となった『DEATH NOTE the Last name』やスピンオフ作『L change the WorLd』(08年)へも出演してきた戸田。それら3作で演じてきた海砂は、天真らんまんな一面を魅力とするトップアイドルでありながら、死神に魅入られたノート保持者でもあり、過激な行動力を持ったキャラクターだ。その異様とも言えるほどに月にいちずに恋する少女としての側面と、ノートによる抹殺を遂行する殺人者としての側面を持つ二面性から、演じた戸田とあわせて、人気を獲得してきた。本作での海砂は、10年前にノートの所有権を放棄したことから、デスノートに関する記憶を失っており、月への思いを持ち続けたまま、女優として活動を続けている存在。6冊のデスノートが持ち込まれた世界では、月とLの戦いを知る海砂の"記憶"が鍵となる。戸田は、海砂役でのシリーズ再登場について「うそでしょ! と思いました。本当ですか? って(笑)」と自身でもかなり驚いている様子。「10年前の作品で月とLも亡くなっているし、当時も10年後の物語を作ることはないだろう」と思っていたからだ。さらに、自身の映画デビュー作となったシリーズだけあって、強い思い入れがあったこともあって、「今回の参加は恐怖の方が強かった」とも吐露。役者としての仕事を始めてから1年もたたずの起用で「芝居もままならない状態」だった当時を振り返り、「恥ずかしくて仕方がない」とも打ち明ける。その上で、「今回はその当時に戻れるのか、戻っていいのか? 戻るべきなのか、進むべきなのか?」と葛藤し、「今の自分だったら、海砂をどう演じられるのだろうか?」と思い悩んだこともあったという。それでも、メガホンを取る佐藤信介監督は、そんな戸田の出演を「物語の一つの柱となり、そしてこの続編に、デスノートの息吹をふき込みました」と感慨深げに語る。また、佐藤貴博プロデューサーは、戸田演じる海砂の登場を本作の企画段階から、「必ず実現させたい」と熱望したほど。戸田のプレッシャーを肌で感じながらも、「美しく魅力的な『10年後の弥海砂』を作り上げるために、衣装やメイク、脚本にもたくさんのアイデアを提供してくれました」と女優として頼もしく成長したその姿を伝えた。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年03月09日「DEATH NOTE」を手がけた原作・大場つぐみ&漫画・小畑健の最強コンビが放つ大ヒット漫画を実写化した世界史上初“青春マンガ活劇”『バクマン。』。本作のBlu-ray&DVDが4月20日(水)よりリリースされるのに先駆け、豪華版に収録される映像特典から、佐藤健の涙、そして役者たちの絆を中心に映画の舞台裏を捉えたメイキングシーンの一部が公開された。原作は、優れた作画能力を持つサイコーこと真城最高と、巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリーが人気を博し、累計発行部数は1,500万部を超えた同名漫画。佐藤健、神木隆之介という実力派若手俳優を迎え実写化された本作は、第39回日本アカデミー賞にて優秀賞6部門受賞、そして話題賞(作品部門)を受賞するなど、再び大きな注目を集めている。今回、本作のBlu-ray&DVD豪華版に収録されているオリジナルメイキング“友情”から、佐藤さん演じる最高が体調も万全ではない中、執筆作業に没頭するシーンや、最高と神木さん演じる秋人を助けるため、仲間であり、ライバルでもある漫画家たちが集まって来るというシーンのメイキング映像が公開。最高と秋人が最もライバル視する天才漫画家と言われる、染谷将太演じる新妻エイジも現れ、彼の一言(一筆)が最高を駆り立てる、というクライマックスシーンも映し出され、現場の雰囲気が伝わる映像となっている。また、冒頭には最高が涙をこぼすシーン本編カットも。実はこの涙は、台本には書かれていない、佐藤さんのアドリブだったことが明かされている。佐藤さんは役作りのため、睡眠時間を削っていたそうで、最高と同じように限界まで疲弊している様子に、彼の役者魂が感じられる。オリジナルメイキング“友情”と“努力”のナレーションを務めるのは劇中で平丸一也を演じた新井浩文。大根仁監督からの指名で抜擢された新井さんは「滑舌が良くないとひしひしと感じた。うちはナレーターじゃないから」と謙遜したコメントを寄せつつも、収録はNGも少なくスムーズに行われたそう。最後に、「映画は映画館で見て欲しいという気持ちもあるけれど、Blu-ray、DVDでも見てもらえたら、さらに嬉しい」と話した。そのほか豪華版には、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年03月04日「元AKB48」の川栄李奈が史上最悪の“デスノート”所持者として出演することが明らかになり、ますます盛り上がりをみせる『デスノート 2016』。先日行われた「ベルリン国際映画祭」のEuropean Film Marketにて配布された専門誌「SCREEN Daily」の表紙を、本作の新ビジュアルが飾り大反響を呼んだようだ。デスノートを駆使して世の中に野放しになっていた凶悪犯を次々と死に追いやったキラこと夜神月と、命をかけてキラを食い止めたLとの対決から10年。再び死神が地上にデスノートをばらまき、世界中が大混乱に陥っていた。夜神総一郎が立ち上げた「デスノート対策本部」は存続しており、すでに亡くなった夜神総一郎の跡を継ぐべく、キラ事件に精通した三島を筆頭に、唯一10年前のキラ事件を経験した松田ほか5人の対策特別チームの捜査官たちを中心に警視庁内に本部を構えていたのだ。ロシア、ウォール街そして渋谷でのデスノートによる大量殺人が行われる中、世界的私立探偵にして、“Lの正統な後継者” 竜崎が加わり事件解明に当たり、地上には「6冊のデスノート」が存在する事が判明。そんな中キラウィルスと呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散された。そのメッセージとは「他の所有者に次ぐ。速やかに私に差し出せ」とデスノートの提出を呼びかけるものだった――。2003年、大場つぐみと小畑健により「週刊少年ジャンプ」(集英社)での読み切りから始まった本作は、名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート“デスノート”を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月と世界的名探偵・Lたちによる頭脳戦を描き、10年以上を経て現在も圧倒的な支持を得る大ヒットカリスマコミック。その後、実写映画『DEATH NOTE』『DEATH NOTE the Last name』、スピンオフ作『L change the WorLd』や、ほかにもアニメ、ドラマ、小説、舞台など展開し、日本国内のみならず、世界中で新たなファン層を獲得している。キャストには、デスノートを追う男・三島創役の東出昌大をはじめ、デスノートを封じる男・竜崎役の池松壮亮、デスノートを制する男・菅田将暉、そして先日新たに発表された6冊のデスノートのうちの1冊を所持する女・青井さくら役の川栄さんが出演している。日本公開に先立ち、2月11日から21日まで開催された「第66回ベルリン国際映画祭」のEuropean Film Marketにて、世界に向けたセールスが行われ、世界中の作品ブースがひしめき合う中、本作も今回の映画祭のためだけに制作されたスペシャルムービーを上映。するとたちまち「すぐに本編が観たい!」 とバイヤーも高揚感を隠せない様子で、一日のうちに何度もブースに足を運ぶバイヤーが続出した。普段、日本のコンテンツはアニメしか扱わない欧米の会社や、ハリウッド大作を中心に買い付ける会社など多数の問い合わせがあり、ほかにも韓国やスペインのバイヤーなども大きな期待を寄せ、まさに全世界が本作に注目していることが実証されたようだ。今回解禁された新画像は、本映画祭初日の会場で配布された有力映画専門誌「SCREEN Daily」の表紙のビジュアルで、池松さん演じる竜崎がひょっとこのお面を被り、真っ白な空間で座っている画像。よく見ると、その男が腰かけているのはトイレのように見え、また「ひょっとこ」は、前作『DEATH NOTE』で松山ケンイチ演じるLが藤原竜也演じる夜神月に会うときに顔を隠すために被っていた、飄々としたLならではのアイテムなのだ。会場では、Lの後継者である竜崎がLと同じようにひょっとこのお面を被っており、彼は何故ひょっとこのお面を被っているのか、また、彼がいる場所は一体どこなのか様々な憶測と議論を呼び、また床面に書かれた「The new saga begins」(=新たな伝説の始まり)という文字が大きな期待を抱かせ、それがまた世界中のバイヤーの更なる注目を集めていた。さらに“世界初解禁”となった本作の新画像が表紙飾ったとあって、用意された 約1万部が瞬時に棚から消えてしまうという映画祭関係者も驚きの現象が起きていた。『デスノート 2016』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月28日累計1,500万部を超える大ヒットコミックを、佐藤健、神木隆之介を迎え実写化した映画『バクマン。』。4月20日(水)よりリリースされる本作のBlu-ray&DVD豪華版に収録される映像特典から、佐藤さんと神木さんも感動コメントを寄せるCGアクションやプロジェクションマッピングなど、メイキング映像の一部が公開された。原作は、「DEATH NOTE」を手がけた原作・大場つぐみ&漫画・小畑健コンビが贈る大ヒット漫画「バクマン。」。佐藤さん演じる優れた作画能力を持つサイコーこと真城最高と、神木さん演じる巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリーが描かれ、第39回日本アカデミー賞にて優秀賞6部門受賞、さらに話題賞(作品部門)を受賞するなど、再び大きな注目を集めている。本作のBlu-ray&DVD豪華版には、主演の2人と大根監督、川村プロデューサーによる撮り下ろしビジュアルコメンタリーが収録されるほか、“友情”と題されたキャスト・スタッフの撮影現場に密着したメイキング映像と、“努力”と銘打ったプロジェクションマッピングやCGバトルの裏側を抑えたメイキング、そして“勝利”には、佐藤さんと神木さんが「全国BAKU走!1MAN。人舞台挨拶>として全国各地を回った、マスコミの取材も入っていない貴重な映像が収録される。今回は、オリジナルメイキングより、学校での撮影や、CGアクションシーン、プロジェクションマッピングのメイキング映像が一部公開!佐藤さんと神木さんが、新しい漫画のプランを学校の廊下で興奮しながら話し合うシーンで、どうやって“テンションが高い”心境を表現するか相談している姿や、大げさな表現で皆を笑わせるシーンなど、仲の良い現場の雰囲気が伺える。さらに、CGで表現されたペンを剣に見立て漫画を描くシーンでは、映画『るろうに剣心』でも見せた躍動感あふれる立ち回りを披露。撮影時の表情や撮影方法など、ほかでは見られないファン必見の映像に仕上がっている。公開時にも話題となったプロジェクションマッピングで演出されるシーンについて、「いままで演ったことがない。すごいですよね。最先端の技術で(気持ちが)上がりました」(佐藤さん)、「(映画の)画面でみて、みんなすごいな、と思ったと思うけど、実際現場にいた僕たちも、すごい!これ本当に浮かんで見える!って、平然と演技しているように見えるけど、内心は凄いと思っていた」(神木さん)とそれぞれにふり返り、そのシーンがいかに最先端で素晴らしい演出だったかを語った。そのほか豪華版には、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年02月26日漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート2016』(今秋公開)の新たな写真がイギリスの映画誌『SCREEN Daily』の表紙を飾り、その画像が26日、日本で公開された。かつての主人公とライバルである夜神月(やがみ・らいと)とLの死から10年後の世界が舞台の本作では、原作コミックに存在しながら使われていなかった"6冊ルール"を採用。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる究極の頭脳戦が繰り広げられる。新たに発表された画像は、竜崎(池松)が"ひょっとこ"のお面をかぶり、真っ白の空間でトイレの便座のようなもの座っているデザイン。ひょっとこは、前作でL(松山ケンイチ)が月(藤原竜也)に会うとき、顔を隠すために使っていた道具としても知られ、その後継者である竜崎がL同様にお面をかぶっていることも『SCREEN Daily』誌の読者らの議論と臆測を呼んだ。そんな禍々(まがまが)しいお面をかけた竜崎の足元には、「The new saga begins」(新たな伝説の始まり)という文字が。同誌は各国のバイヤーが集まった「第66回ベルリン国際映画祭」(今月11~21日の会期で開催)初日の会場にて、約1万部が並んだもののすぐに棚から消えてしまったという。同映画祭では、このためだけに制作されたスペシャルムービーを上映。それを見て、「すぐに本編が見たい!」と高揚した表情で、1日に何度もブースに足を運ぶバイヤーもいた。普段、日本のコンテンツはアニメしか扱わない欧米の会社や、ハリウッド大作を中心に買い付ける会社など多数の問い合わせもあった中、スペインのバイヤーは佐藤信介監督が本作を手がけることに強く期待を寄せている。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年02月26日夜神月とLの死から10年後の世界を舞台にした新作『デスノート 2016』に、川栄李奈が出演することが明らかになった。川栄は地上にばらまかれた6冊のデスノートのうちの1冊を所有する人物で、AKB48在籍時のキャッチフレーズ“弾ける笑顔でスマイルセンター”にある川栄スマイルを封印し、非道なデスノート所有者を演じる。その他の情報『デスノート 2016』は、原作に存在しながらも使われることのなかった“6冊ルール=人間界で同時に存在していいノートは6冊まで”を用いたストーリーで、東出昌大が主演を務め、池松壮亮、菅田将暉が出演し、『GANTZ』『図書館戦争』の佐藤信介がメガホンを執る。川栄が演じる青井さくらは、渋谷にいる一見普通の女の子だが、前作で藤原竜也が演じたキラ(夜神月)とは真逆の、思想を持たずに無差別殺人を行う残虐な人物で、佐藤監督は「サイコな若い女性で、デスノートを使い、人々を殺しまくるという役柄」と説明。2015年8月にAKB48を卒業した川栄は、その後、舞台『AZUMI 幕末編』で主演を努め、2016年1月クールの『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』や、『東京センチメンタル』にゲスト出演。4月からスタートするNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』への出演も決まっており、女優として活躍の場を広げている。川栄の起用理由についてプロデューサーの佐藤貴博は、「アイドルとしてステージでまぶしいほどの輝きを放ちながら、ドラマではアイドルの輝きを消して、その役柄の空気をキチンと纏うことができる俳優だと思っていましたので、今回の大きなギャップを持つキャラクターはまさにハマり役だと思い、オファーしました」と話す。川栄は「新しい挑戦をさせていただいて、とても嬉しい」と言い、「自分がデスノートを拾ったらどうなるんだろうとワクワクしながらも、周りで多くの人が死んでいくので不思議な感じですが、普通の女の子を意識して演じさせていただきました」とコメント。さらに佐藤プロデューサーは、「前作と違って今回は、6冊のデスノートが落ちてきて、6人以上(!)の個性豊かな所有者が登場します」と明かしており、川栄に続いて発表される追加キャストにも注目が集まる。『デスノート 2016』秋 全国超拡大ロードショー(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年02月24日東出昌大、池松壮亮、菅田将暉と人気・実力ともに最旬の若手俳優が競演し、原作に存在しながらもこれまで触れられてこなかった“6冊ルール”を適用して挑む「デスノート」シリーズ最新作『デスノート 2016』。このたび新たに「元AKB48」の川栄李奈がデスノート所持者の一人として参戦することが明らかになった。デスノートを使い、世の中に野放しになっていた凶悪犯を次々と死に追いやった“キラ”こと夜神月と、命をかけて彼を食い止めた“L”との天才同士の対決から10年。再び、死神が地上にデスノートをばらまき、世界は大混乱に陥っていた。だが、すでに亡くなった夜神総一郎が立ち上げた“デスノート対策本部”は警視庁内に存続。その中心となるのは、キラ事件に精通した捜査官・三島を筆頭に、唯一10年前のキラ事件を経験した松田ほか、5人の対策特別チーム。ロシア、ウォール街、そして渋谷でのデスノートによる大量殺人が行われる中、世界的私立探偵にして、“Lの正統な後継者”竜崎も事件解明に当たるようになり、地上には6冊のデスノートが存在することが判明する。その矢先、キラウィルスと呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散。そのメッセージは、「他の所有者に告ぐ。速やかに私に差し出せ」というデスノートの提出を呼びかけるものだった――。2003年、原作・大場つぐみ、作画・小畑健により読み切りから始まった伝説的コミック「デスノート」。名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート“デスノート”を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月と世界的名探偵・Lたちによる頭脳戦を描き、10年以上を経た現在も圧倒的な支持を得、日本国内累計発行部数3,000万部を誇る。原作に留まらず、映画、ア二メ、小説に舞台と展開され、世界中から注目を集めている。映画『DEATH NOTE』の誕生から10年となる今年、正統な続編の完全新作映画として誕生した本作。既に発表されているキャストには、デスノートを追う男・三島創役の東出さんをはじめ、デスノートを封じる男・竜崎役の池松さん、デスノートを制する男・キラ復活を目論むサイバーテロリストの紫苑優輝役に菅田さん。そして今回本作で重要な鍵を握るのは、原作に存在しながらも未だ使われていなかった “人間界で同時に存在していいノートは6冊まで”という「6冊ルール」。その死神界から地上に落とされ世界中に散らばった“デスノート”6冊のうち、1冊を手にする青井さくら役に、この度川栄さんが抜擢された。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」への出演も控え、今後の活躍に期待が寄せられる川栄さんが演じるのは、本作では一見普通の女の子だが、デスノートを用いて大群衆を恐怖に陥れるという重要なキャラクター。前作で藤原竜也さんが演じたキラ=夜神月とは真逆に思想を持たず無差別殺人を行う 史上最悪のデスノート所有者だ。近年では「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」や「東京センチメンタル」など本格的に女優として新たな一歩を踏み出した川栄さんは「こういう役はやったことがなかったので、すごくやってみたかったし、今回新しい挑戦をさせていただいて、とても嬉しいです」と意欲を見せると共に、「自分がデスノートを拾ったらどうなるんだろうとワクワクしながらも、周りで多くの人が死んでいくので不思議な感じですが、普通の女の子を意識して演じさせていただきました。私も好奇心旺盛なので、そこは(青井さくらと)似ていると思います」と語った。今回の川栄さんの起用にあたって佐藤貴博プロデューサーは「“普通に渋谷にいそうな女の子”のリアリティも表現しつつ、その裏側に潜む怖さをにじませる演技力を持っています。アイドルとしてステージでまぶしいほどの輝きを放ちながら、ドラマではアイドルの輝きを消して、その役柄の空気をキチンと纏うことができる俳優だと思っていましたので、今回の大きなギャップを持つキャラクターはまさにハマり役」と明かした。また佐藤信介監督は「デスノートで人を殺すと言っても、それは文字を書くという日常的な行為。しかし、その表情やムードでサイコな雰囲気を醸し、さらに川栄さんの真逆な見た目と性格が、一層それを際立たせました。本作の非常に大きな見所のシーンとなりました」と川栄さんの登場シーンについて証言している。人間界で同時に存在していいノートは6冊まで。その1冊目の所持者にして最悪の役どころとなった川栄さん。今後、どんなキャストが“所持者”として登場するのか、続報にも期待したい。『デスノート 2016』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月24日元AKB48で女優の川栄李奈(21)が、漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート2016』(今秋公開)に出演することが24日、発表された。かつての主人公とライバルである夜神月(やがみ・らいと)とLの死から10年。本作では、原作コミックに存在しながら使われていなかった"6冊ルール"を採用。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる究極の頭脳戦が繰り広げられる。昨年8月にAKB48を卒業後、今年4月スタートのNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』への出演も決まるなど、女優としてのキャリアを着実に重ねている川栄。本作では、藤原竜也が演じた「キラ=夜神月」とは真逆で思想を持たず、無差別殺人を繰り返す"史上最悪のデスノート所有者"青井さくらを演じる。出演に際し、「こういう役はやったことがなかったので、すごくやってみたかったし、今回新しい挑戦をさせていただいて、とてもうれしいです」と演じる喜びを実感。「自分がデスノートを拾ったらどうなるんだろうとワクワクしながらも、周りで多くの人が死んでいくので不思議な感じ」と想像を膨らませながら、「普通の女の子を意識して演じさせていただきました」と演技のポイントを説明する。また、「私も好奇心旺盛なので、そこは(青井さくらと)似ていると思います」と役柄と自身を比較し、「過去の作品は、どのようなラストになるのかワクワクしながら見ていたので、そのワクワクがこの作品でも感じていただけると思います。とても楽しみです」と正直な思いも口にした。本作でメガホンを取る佐藤信介監督は、「サイコな若い女性で、デスノートを使い、人々を殺しまくるという役柄を、川栄さんには淡々と演じていただけました」と高評価。シリーズを手だけてきた佐藤貴博プロデューサーも「『普通に渋谷にいそうな女の子』のリアリティも表現しつつ、その裏側に潜む怖さをにじませる演技力」とその素質に目を付け、「劇中で、大群衆を恐怖に陥れる際に見せる笑顔は、『恐ろしくてかわいい』強烈なインパクトを残してくれています」と呼びかけている。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年02月24日大ヒットコミックを佐藤健&神木隆之介をW主演に迎え実写化した映画『バクマン。』の、Blu-ray&DVDリリースが4月20日(水)に決定。この度、豪華版の特典映像である、佐藤さんと神木さん、そして大根仁監督と川村元気プロデューサーによる「撮り下ろしビジュアルコメンタリー」の収録が行われた。「DEATH NOTE」を手がけた原作・大場つぐみ&漫画・小畑健コンビが贈る漫画「バクマン。」。優れた作画能力を持つサイコーこと真城最高(佐藤さん)と、巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人(神木さん)の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリーが人気を博し、累計発行部数は1,500万部を超えている。そんな大ヒット漫画を実写化した本作は、第39回日本アカデミー賞にて優秀賞6部門受賞、そして話題賞(作品部門)を受賞するなど、再び大きな注目を集めている。本作のBlu-ray&DVD化にあたり、豪華版の特典映像として、主演の2人と大根監督、川村プロデューサーによる撮り下ろしビジュアルコメンタリーの収録が决定。『バクマン。』公開後も本作の主題歌を務めた「サカナクション」のライブなどで顔を合わせていたという4人。「懐かしい感じじゃなくて、あーこの感じだ。とすぐ馴染んだ。気負うことなく楽しく収録できた」と話す大根監督や「部活みたいに、『おはようございます』、みたいな」と神木さんが言うように、和気藹々とした雰囲気で収録が行われた。また、監督とプロデューサーは最高と秋人のカラーに合わせて青と赤の服を着るという気合の入れようだったようだ。収録がスタートすると、様々な撮影秘話が飛び交う展開に。小松菜奈演じる亜豆が登場するシーンでは、大根監督自らがカメラを持って撮影を行う“大根カメラ”のシーンだったそうで、佐藤さんが「オレをドキッとさせて、とか言って撮ってましたよね」と“ド変態プレイ”だったことを暴露。また、川村プロデューサーは、後半のある部分で「はじめの台本はこうではなかった」と話し、当初どんなシーンで描かれていたのかも語った。神木さんは、全体を通して自分の芝居はほとんど「素だった」と話し、2人の作業場となる最高の“おじさん”の部屋に入るシーンでのはしゃいだ芝居は「あれは、リハーサルでセットに入ったときと、同じテンション」だったと告白。映画もクライマックスに近づくと、4人は黙って見入ってしまうことも…。佐藤さんは「あらためて見ると、いい映画ですね~。」としみじみつぶやいた。収録後、感想を聞かれると、「すごく情報量の多い映画。お芝居とか音楽とか美術とかライティングとか撮影とか、いろんな見どころがある映画」(佐藤さん)、「映画を見るのは公開以来だけど、ひとりで観るのとこうやってみんなで観るのとでは、違う。色々共有出来るし、発見も多かった。面白い気付きもあって、新鮮だった」(神木さん)、「端から端まで力を抜いていない。暑苦しいくらいに。監督も俳優もスタッフも全力でやっていて、“若気の至り”って感じがしました」「世界中でこんな映画を作るのは日本人だけ。マンガという日本人が積み重ねてきたカルチュアの上に乗っかっている映画だから、異常なディティールとか日本人にしか作れない映画になっている」(川村プロデューサー)、「辛口の評論家たちも“このまま海外に持っていくべきだ”と言っていたらしい」(大根監督)と、それぞれに何度観ても面白い作品に仕上がっていると自信を見せた。豪華版には、このビジュアルコメンタリーのほかにも、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11 号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年02月16日実写映画『デスノート』シリーズを手がけてきた佐藤貴博プロデューサー(日本テレビ)が、俳優の東出昌大、池松壮亮、菅田将暉らの出演で映画化が発表された最新作『デスノート2016』(今秋公開)について、制作に至った経緯、物語やキャラクター設定の背景を明かした。本作で描かれるのは、過去のシリーズ作『DEATH NOTE』、『DEATH NOTE the Last name』(06年)で映された、かつての主人公とライバル・夜神月(やがみ・らいと)とLの死から10年を経た世界。原作コミックに存在しながらもいまだ使われていなかった"6冊ルール"を採用し、原作原案の大場つぐみ氏によるトリックアイデアを取り入れながら、高度情報化社会となった現代に世界観を合わせ、デスノートの封印という新たな展開を見せる。メガホンをとるのは、『GANTZ』シリーズや『図書館戦争』シリーズなどの佐藤信介監督。佐藤信介監督の解釈による新デザインの6冊のノートとともに、原作・作画担当の小畑健氏監修のもと、新たな死神も登場する。東出は主人公となるデスノート対策本部特別チームの捜査官・三島創(みしま・つくる)役を、池松はLが生前に遺していた遺伝子から生まれた、正当な後継者たる世界的探偵・竜崎役を、菅田は三島や竜崎をも翻弄(ほんろう)する狂気の天才にしてサイバーテロリストの紫苑優輝(しえん・ゆうき)役を務め、三つ巴の戦いを映し出す。佐藤貴博プロデューサーは、製作の経緯について、まずシリーズのスピンオフ作品『L change the world』(08年)を作った際のインタビューを振り返り、「『夜神月の物語』は『デスノート』で完全に完結したけれど、『Lの物語』はまだ終わっていない、『L』の物語をやりきるために『L~』の製作を決意しました…と答えていました」と回顧。続けて、「つまり月とLの物語は終わったけれども、『デスノートの物語』はまだ終わっていない…」という気付きに達したことを明かす。また、10年前と2016年現在を比較して「大きく違うのは日本人もテロや戦争の脅威をリアルに感じられる時代になってしまったこと」と分析。『デスノート』では主人公たる月が法律で裁けない犯罪者を粛清する物語だったが、本作では「さらにその先の"戦争をやめられない人間たち""暴力や恐怖で物事を解決しようとする人たち"という世界で実際に起きている問題にも立ち向かわなければならない」と主張し、「もう一度『デスノート』をやる意味がある」と力説する。さらに、本作を「月とLの次世代の物語」と位置づけ、「才能あふれる若い役者たちがモチベーションを高く持って挑めるキャラクター」像にこだわったとも告白。新たな主人公の三島は「物語を加速度的に進行させるために、『デスノート』に最短距離で関わることのできる人間」に設定し、狡猾な月とは異なる実直なキャラにこだわったという。次にLの後継者として竜崎を考え、「前作の月とLは対立していましたが、今回の三島と竜崎は共に捜査をする関係」とし、さらにそんな2人をもてあそぶ存在として紫苑を考えアクセントを付加したと打ち明けた。原作原案の大場氏は、「6冊のデスノートということは死神もたくさん出てくることになり、もうそれだけで面白いに決まってます!」と断言。「その6冊のノートや死神たちと豪華キャストがどう絡みどんな話になるのか!? 今からワクワクドキドキが止まりません!」と感激を示している。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年02月07日月(ライト)とLの死から10年後を舞台に、原作に存在しながらもこれまで触れられてこなかった“6冊ルール”に踏み込む最新映画『デスノート 2016』。本作で、東出昌大、池松壮亮、菅田将暉という人気・実力ともに最旬の若手俳優が競演、三つ巴で新たなる「デスノート」を継承することが分かった。デスノートを使い、世の中に野放しになっていた凶悪犯を次々と死に追いやった“キラ”こと夜神月と、命をかけて彼を食い止めた“L”との天才同士の対決から10年。再び、死神が地上にデスノートをばらまき、世界は大混乱に陥っていた。だが、すでに亡くなった夜神総一郎が立ち上げた“デスノート対策本部”は警視庁内に存続。その中心となるのは、キラ事件に精通した捜査官・三島を筆頭に、唯一10年前のキラ事件を経験した松田ほか、5人の対策特別チーム。ロシア、ウォール街、そして渋谷でのデスノートによる大量殺人が行われる中、世界的私立探偵にして、“Lの正統な後継者”竜崎も事件解明に当たるようになり、地上には6冊のデスノートが存在することが判明する。その矢先、キラウィルスと呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散。そのメッセージは、「他の所有者に告ぐ。速やかに私に差し出せ」というデスノートの提出を呼びかけるものだった――。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による国内累計発行部数3,000万部を誇る大ヒットカリスマコミックを原作にした、完全新作となる本作。名前を書いた人間を死なせることができる「デスノート」が6冊存在するという、これまでの映画・ドラマ・アニメ・舞台では描かれることのなかった“6冊ルール”を軸に、“キラ”復活を望む者とそれを阻止する者たちとの究極の争奪戦を、世界的サイバーテロが頻発する超高度情報社会となった現代に相応しく描き出していく。主人公となる“デスノートを追う男”、対策本部エース・三島創を演じるのは、朝ドラ「ごちそうさん」から『GONIN サーガ』『クリーピー』などまで、あくなき挑戦を続ける東出さん。三島は10年前のキラ事件と夜神総一郎の資料から、夜神月について徹底的に調べ上げた研究ノートを作成しており、“デスノートヲタク”と呼ばれるほどの人物だという。「もともと原作世代なので、前作の映画も観ていたし、その10年後を演じる意義やプレッシャーも感じますが、きっと池松くん、菅田くんと共演できたからこその物語になっていると思います」と東出さんはコメント。また、“デスノートを封じる男”として、三島とともにデスノートを追う世界的探偵・竜崎役には、一昨年『ぼくたちの家族』『紙の月』などの演技が評価され、第88回「キネマ旬報ベスト・テン」や第57回「ブルーリボン賞」など、数多くの映画賞を受賞した池松さん。2016年も『シェル・コレクター』『無伴奏』など待機作が数多く控えている。なんと竜崎は、Lが“生前に遺した”遺伝子から生まれた正統な後継者。「松山さんの作り出した歴史に残るLという凄いキャラクターを継承しつつ、やるからにははるかに凌駕するつもりで頑張ります」と意気込みを語る池松さん。Lの面影は残しつつも、松山ケンイチが演じたLとはひと味違う、行動力を伴うワイルドなキャラクターを独特の色気あるオーラで創り上げ、新風を吹き込んでいる。一方、“デスノートを制する男”、三島や竜崎をも翻弄する狂気の天才で、キラ復活を目論むサイバーテロリストの紫苑優輝には、菅田さん。2013年の『共喰い』や2014年の『そこのみにて光輝く』などで様々な映画賞を受賞し、auの人気CMでは“鬼ちゃん”として話題を呼びながら、池松さんとW主演を務める『セトウツミ』ほか話題作に相次いで出演する。元々原作ファンだという菅田さんは、「原作の夜神月とLの戦いから繋がる後半の物語も僕は大好きなので、そこに登場するメロとニアのトリッキーなキャラクターに現代っ子感を少し足したイメージです」と、自身が演じるキャラクターについてコメント。紫苑は、一家全員を殺された生き残りであり、その犯人をキラがデスノートで抹殺したことから彼を“神”と崇め、高度なハッキング能力を駆使して、世界中に落とされたデスノートの争奪にいち早く参戦する。さらに、メガホンをとる佐藤信介監督の新解釈により、リュークら死神たちの描かれ方は、10年間のVFXの進歩も相まって、よりスタイリッシュに進化。リュークの肌や髪・羽・皮の質感の表現は驚くべきリアリティを生み出し、そのトーンに合わせて「デスノート」自体の質感も向上。新たなデザインの6冊のノートとともに、それぞれ小畑氏の監修による新たな死神も登場する。10年後にふさわしい、さらにパワーアップした「デスノート」をその目で目撃してみて。<以下、コメント>■三島創:東出昌大今回の『デスノート』も天才対天才の対決を描いていて、しかも僕ら3人の人間関係が複雑に絡み合った天才同士の三つ巴の戦いになっています。もともと原作世代なので、前作の映画も観ていたし、その10年後を演じる意義やプレッシャーも感じますが、きっと池松くん、菅田くんと共演できたからこその物語になっていると思います。前作で『デスノート』の持つ極限のテーマに魅力を感じてご覧になっていた方は、もちろん今回も楽しんでいただけると思いますし、ここから観始める方でも楽しめる作品になっていると思います。■竜崎:池松壮亮人間はとても愚かで弱い生き物だということを、改めてもう一度デスノートに教えてもらっているような気がします。前作から10年を経て、新たな監督スタッフキャストで、前作を超えるべく日々撮影に挑んでいます。沢山の人にワクワクしてもらえるようなエンターテイメントとして、それからこの御時世にやる意味を込めて、この作品を送り出せたらなと思っています。松山さんの作り出した歴史に残るLという凄いキャラクターを継承しつつ、やるからにははるかに凌駕するつもりで頑張ります。駄目だったらネットで叩いて下さい。■紫苑優輝:菅田将暉前作を一観客として観ていたので、衣裳合わせの時や死神の造形物などを見て、「あっ、これが『デスノート』の世界なんだ」と素直に興奮しました。僕が演じる紫苑はキラを崇拝するサイバーテロリスト。役作りをする上で、原作に出てくるLの2人の後継者=メロとニアからイメージを抽出しました。原作の夜神月とLの戦いから繋がる後半の物語も僕は大好きなので、そこに登場するメロとニアのトリッキーなキャラクターに現代っ子感を少し足したイメージです。演じる上で日々本当に自問自答していますが、前作を凌駕する作品になればと思っています。■佐藤信介:監督デスノートをめぐる、人間のぶつかり合いを、描きたいと思っていました。6冊のデスノートを巡って、三者のぶつかり合いを描きたいと。東出さんは、この役にぴったりでした。キャラクターばかりでなく、立ち姿、そして、その人間性において。この映画の柱を支え、この物語を、現実的なものに着地させられたのは、豪快かつ繊細な、東出さんのパワーによります。池松さんは、『砂時計』という映画で、8年前にご一緒していました。今度はあのときとまったく異質な役。しかしこの役を池松さんは、想像以上の人物に育てられました。菅田さんは、変幻自在、自由闊達な役者です。自然味を保ちながらも、奇抜なフィクションをも演じられる、まさに「映画」が欲する役者だと思いました。デスノートを巡っての、この三者のぶつかり合いを、ぜひ、楽しんでいただきたいです。■原作者:大場つぐみ6冊のデスノートということは死神もたくさん出てくることになり、もうそれだけで面白いに決まってます! そしてその6冊のノートや死神たちと豪華キャスト(東出昌大さん、池松壮亮さん、菅田将暉さん)がどう絡みどんな話になるのか!?今からワクワクドキドキが止まりません!■佐藤貴博:プロデューサー(抜粋)10年前と現在で大きく違うのは、日本人もテロや戦争の脅威をリアルに感じられる時代になってしまったこと。夜神月が主人公の『デスノート』は、法律で裁けない犯罪者を裁く話でしたが、今回はさらにその先の“戦争をやめられない人間たち”“暴力や恐怖で物事を解決しようとする人間たち”という世界で実際に起きている問題にも立ち向かわなければならない。そこに、もう一度『デスノート』をやる意味があると思ったんです。本作は月とLの次世代の物語でもあるので、才能あふれる若い役者たちがモチベーションを高く持って挑めるキャラクターを作ったつもりです。天才vs天才vs天才という、前作よりパワーアップさせた三つ巴の頭脳戦を楽しんでいただきたいです。『デスノート 2016』は秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月05日佐藤健×神木隆之介のW主演作『バクマン。』が、興行収入13億円、動員数100万人を突破する大ヒットを記録した。高い絵の才能を持つ、真城最高(サイコー)。巧みな物語を書く、高木秋人(シュージン)。クラスメイトの亜豆美保(アズキ)への恋心をきっかけに、二人はコンビを組み、週刊少年ジャンプの頂きを目指す。編集者・服部に見いだされた最高と秋人。次々と生み出されていく漫画。だがそこに立ちはだかるジャンプ編集部。新進気鋭のライバルたち。そして突如現れ、遥か先を走り始めた若き天才漫画家・新妻エイジ。果たして二人はジャンプの頂点に立つことができるのか――。「DEATH NOTE」を手がけた大場つぐみ×小畑健のコンビによる累計1,500万部のヒット漫画を映画化した本作。主演の佐藤さん、神木さんに加え、染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキーら豪華キャストの出演が大きな話題を集めている。そしてこのほど、10月3日(土)の公開から25日を経て興行収入が13億円を突破!動員数も100万人を超え、土日前週比80%以上を記録している。監督を務めた大根仁は、自身のTwitterにて「公開以来順調に?1~2~3~4位。でもほんとここからがしつこいんだ、オレの映画は」とツイート。他作品の公開が続く中、粘り強い興行でどこまで結果を伸ばすのか、大いに期待が高まる。『バクマン。』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2015年10月29日計20巻、約4年にわたり連載された「バクマン。」の面白さの秘密はいくつもあるが、そのひとつは魅力的な脇役たちの存在!主人公のサイコー&シュージン、ヒロイン・亜豆や宿敵・エイジのみならず、多彩な登場人物たちがドラマを織りなし物語を盛り上げてきた。中でも個性的なキャラで高い人気を誇っていたのがサイコー&シュージンにとって、仲間であり、互いを刺激するライバルでもある漫画家たち。実写映画『バクマン。』では幾人かの登場人物たちは泣く泣くカットされたが、そんな中でもジャンプ連載さながらサバイバルを勝ち抜き、映画の中で原作に負けない個性をのぞかせているのが福田、平丸、中井の3人!彼らを魅力的に体現した桐谷健太、新井浩文、皆川猿時が語り合う!!――新井さんは、大根仁監督作には必ず出演すると決めていて、平丸役も“逆指名”で手にしたと聞いてますが…?新井:正確には最初「モテキ」の頃に大根さんが『バクマン。』をやると聞いて「平丸がやりたい」と伝えたんですよ。原作の中で一番好きなキャラだったので。でも「平丸は新井くんじゃないよ」と言われて「じゃあ台本を読んで決めさせてください」ってお願いしたんです。で、台本を読んだら川口たろう(※サイコーの亡くなった叔父で漫画家)が一番おいしかったので「これがいい!」と伝えたんです。でも2~3か月後に「宮藤官九郎さんになった」って(苦笑)。「は?じゃあ何?」って聞いたら結局、平丸だったんです(笑)。――桐谷さんは最初、福田役が決まった時の印象はいかがでした?桐谷:僕は原作を読んだことがなくて、読んでみたら台本と原作でやや福田の印象が違ったんですよね。だから原作を真似るのではなく、台本をベースに自分なりの福田を作れたらと思ってました。――皆川さんの演じた中井はアシスタントでの下積みを経て連載を勝ち獲る苦労人ですが、あの性格を含め、実は原作者の小畑健先生が最も感情移入した登場人物だったそうです。皆川:僕も出演が決まってから原作を読んだんですが、ヒドい男ですよね(笑)。まあ、ある意味、一番人間味があるというか…。――ただ映画ではそういった部分ではなく、苦労人の漫画家としての側面が描かれています。パンツ一丁でないとペン入れができないというのも映画オリジナルの設定ですね。かわいらしい裸を見せていますね!皆川:ありがとうございます(笑)。脱ぐのは抵抗ないんですけど、鏡で見える自分の裸の範囲って限られてるでしょ。完成した映画を見たら、普段は見ることがない背中とかも、普通に映ってて「気持ち悪い」って思いました。こんな裸で家の中をウロウロしてたのかと…。家族に謝りたいですね(笑)。――読者アンケートの順位が悪いと容赦なく連載が打ち切られる様子も描かれますが、ある意味で俳優の世界も同じシビアさがあり、共感したり重なる部分もあったのでは?新井:俳優も人気商売なのは事実ですが、自分がリアルに「いま何位」ってのは分かんないですからね。その意味ではジャンプのアンケート主義の方がずっとシビアですよ。桐谷:視聴率だって作品に対するもので、みんなで作ってるわけですからね。歌手のようにランキング何位とか何枚売れたとか、ライヴに何人来たってのもないしね。新井:「大人計画」ではないんですか?「いま、劇団内で何位くらいだな」とか?桐谷:明らかにセリフが多くなったり?皆川:うーん…まあ舞台はダイレクトにお客さんの反応が返ってくるからね。順位かあ…。今回はオレ、特にウケてるなとか思ったりすることもあるけど。ま、でも、全然ウケない時もあるし(笑)。ただ、卑屈になったらダメだから「オレは今、たぶんモテてるはずだ!」って気持ちは常に持ってるね(笑)。どこかで自分を誤魔化さないとやってられないというか。桐谷:でも俳優やってて、結果がリアルな数字で出てきたら…新井&皆川:キツイ(苦笑)!桐谷:そうすると今度はそっちに芝居を寄せるようになって、つまんなくなりそう。――同世代の俳優に対してライバル心はありますか?新井:うちは瑛太と(松田)龍平にはあるよ。まあ同世代ではないかもしれないけど、デビューが一緒だったから(『青い春』)。あの2人が出てる作品は刺激になるしね。桐谷:いい映画見たら、そこに出たかったという気持ちは生まれるけど、ライバル心は持たんようにしてるかな、おれは。さっきの話と同じで、意識したら面白くなくなると思うんですよ。だから漫画家さんの「今週、順位が一つ下がった…」みたいな生活はキツイ!そればかり気にする生活になりそうで…。この映画を見て、果たして漫画家に憧れる人がいるのか…(苦笑)?――サイコーとシュージンが編集部に漫画を持ち込んだりするのは、俳優の世界で言うならオーディションみたいなものですか?お三方とも若い頃はオーディションを受けたことも多かったのでは?新井:うちはかなり特殊だと思います。デビュー前にオーディションの途中で2回くらい帰ったことあるし。桐谷:え?オーディションの最中に?新井:●×監督の作品だったんだけど、これから一緒に作品を作るかもしれない俳優たちに対してあまりに態度がひどいんですよ。だから「なんか質問あるヤツいるか?」と聞かれて「はい」って手を挙げて「んー?新井?何だ?」、「なんで監督、さっきからそんなにエラそうなんですか?」って。「あ?文句あるなら帰れ」と言われて「失礼します」と帰った(笑)。うちもデビュー前で何も知らなかったけど、この態度はあまりにもないなって思ったから。皆川:これぜひ記事にしましょう(笑)。桐谷:名前だけ「●×監督」にして(笑)。おれはそんな感じの人に会ったことなかったなぁ。でも若い時は空回りしてましたよ。特技をやれと言われて、みんながバック宙とかダンスやってるのに、おれだけ「セブン」のブラピのマネしてシーンとしたり…(苦笑)。それこそ100以上受けたけど、最初は本当に受かんなかったな。新井:大人計画も入団はオーディションですか?皆川:そう。自己PRしたり。結構、面白い人がいましたよ。ずっと泣いてる情緒不安定な人とか、高熱を出してフラフラのSMの女王様とかいろいろ…まあ、その中でわりと普通っぽい人が残った感じなのかな?新井:いやいや、受かってる人も相当みなさん、変わってるでしょ(笑)!――今回、漫画家役をやってみて、改めて感じた漫画家のすごさや面白さなどはありましたか?新井:薄々感じてたけど、漫画家の印税ってすごいですよね。皆川:これ、平丸役(※金が大好き)は完全に大根さん、新井くんにあて書きでしょ(笑)!桐谷:まだ役作りが抜けてないんちゃう(笑)?新井:いやこれね、すごいんですよ。ミュージシャンとは%が違うらしいですから。アニメ化とかされてグッズにもなったりしたら凄まじいですよ。桐谷:でも週刊連載だとお金を遣う時間もあるのかなって感じですよね。小さい頃から漫画読んでても、作ってる側の世界を想像したことなかったから、今回、そっちの世界をのぞき見てハンパないなって思いましたね。自分がジャンプとか買って読んでる時に「今週の『○○』は休載です」とか出てると「おい、またかよ」とか怒ってたけど、いやいや、毎週の連載なんてすごいことなんだなと。皆川:漫画家役ということで漫画描く練習までさせられて(笑)、改めて自分には向いてないって思ったし、選ばれた才能を持つ人が描いてるんだなと思うと、それくらいの大金を手にするのも当然なのかなって気がしてきますね。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2015年10月06日2015年10月3日、4日の全国映画動員ランキングは、『バクマン。』(全国325館)が初登場で首位を飾った。配給の東宝によると、初日は20代女性や大学生・20~30代のカップルを中心に、40代、50代まで幅広い年代が足を運んでいるそうで、興行収入30億円を見込めるヒットスタートを切った。その他の画像/映画動員ランキング『バクマン。』は、原作・大場つぐみ×漫画・小畑健の同名人気コミックを、佐藤健、神木隆之介、染谷将太、小松菜奈ら豪華キャストで実写化した青春映画。漫画家としてコンビを組んだ高校生ふたりが、週刊少年ジャンプ誌上でライバルたちとしのぎを削る姿が描かれる。2位は『ヒロイン失格』(全国268館)、3位は『進撃の巨人 ATTACK ON TITANエンド オブ ザ ワールド』(全国332館)となり、週末に封切られた『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』(全国60館)は初登場で7位に入った。『バクマン。』公開中
2015年10月05日累計1500万部を誇る人気コミックを映画化した『バクマン。』(大根仁監督)が10月3日に、全国325スクリーンで封切られ、興行収入30億円を見込める好スタートを切った。東宝によると同日午前11時の時点で、2011年9月に公開された大根監督の『モテキ』(興収22.2億円)の138%を記録しているという。同日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で初日舞台あいさつが行われ、大根監督、主人公の高校生漫画家コンビを演じる佐藤健と神木隆之介をはじめ、染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、皆川猿時、山田孝之、リリー・フランキーが登壇。佐藤が「挑戦している日本映画に参加できて光栄」と喜びを語ると、大根監督は「ぜひ『ヒロイン失格』に勝ちたい」と現在興行ランキングの首位に立つ同作に、ライバル心を燃やしていた。『DEATH NOTE』の大場つぐみ×小畑健のコンビが漫画制作の裏側を描いた同名コミックを実写映画化。高い画力を持ったサイコーこと真城最高(佐藤)と、巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人(神木)が高校生漫画家コンビとしてデビューし、週刊少年ジャンプ誌上で、天才漫画家・エイジら個性豊かなライバルたちとしのぎを削る姿を描く。舞台あいさつでは、漫画家を演じた佐藤と神木による直筆のイラストが披露され、大根監督を描いた佐藤は「100点でしょ?監督は現場でいつもエプロンをしているんですよ」と自画自賛。当の大根監督は「裸エプロンみたい…」と苦笑いを浮かべた。神木はサイコー&シュージンの似顔絵を描いたが、「普通じゃない?」(佐藤)、「情緒不安定さが出ている」(リリー)と散々な評価だった。『バクマン。』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年10月03日映画『バクマン。』が10月3日(土)に公開を迎え、主演の佐藤健、神木隆之介をはじめ、染谷将太、小松奈菜、桐谷健太、皆川猿時、山田孝之、リリー・フランキー、大根仁監督が揃って舞台挨拶に登壇した。「DEATH NOTE」で知られる大場つぐみ×小畑健のコンビによる人気漫画を原作に、高校生の漫画家コンビが週刊少年ジャンプNo.1の漫画家を目指して奮闘するさまを描く。大歓声に迎えられた佐藤さんは「毎回、初日の前日は眠れないです。しかもついさっきまで自分たちが出ていた映画を見ていた人と対面するということでドキドキです」と緊張を口にしつつも観客の満足そうな表情や拍手にホッとした様子。「ここまでやってこれたのは支えてくださったみなさんのおかげです」と感謝を口にする。神木さんも1年以上前の撮影の日々を懐かしみつつ「(クランクアップした当時は)まだ1年以上先なんだ…と思っていた、今年に入ってもまだ半年以上先なんだと思ってましたが(主題歌のサカナクションの)『SHINTAKARAJIMA』を聴くにつれて、『ついに来たか』という感じで感動しています」と初日を迎えた感慨を口にする。この日は、撮影現場でキャスト陣やスタッフが書き込みをした「落書きボード」にあった佐藤さんと神木さんが描いた絵が公開されたが、神木さんは自身が演じたシュージン、佐藤さんが演じたサイコーを描いており、客席からは「かわいい!」と歓声が飛ぶ。劇中で担当編集者を演じた山田さんは意見を求められると「このヘッドフォンのサイズだと(頭に)入らないでしょ」とツッコミが入り、ジャンプの編集長役で、自身もイラストレーターであるリリーさんからは「情緒不安定」との診断(?)が…。一方、佐藤さんがボードに描いた大根監督の似顔絵も公表されたが佐藤さんは「渾身の作!点数つけるなら100点」と自信満々。再び意見を求められた山田さんは「指が折れてます」と細かいツッコミを入れ、会場は笑いに包まれた。また、ジャンプの「努力・友情・勝利」というコンセプトに合わせて「いま勝利したいこと」というお題に一同が回答したが、染谷さんは「ここ最近の低気圧。頭がクラクラしてダメなんです」とローテンション。リリーさんは「意志が弱い自分に勝ちたい」と立派な目標を掲げるも「やらなきゃいけないことやらないし、次の日早く起きなくちゃけないのにAV見ちゃうし、やっちゃいけないのに麻薬に手を出すし…」と例として爆弾発言を連発!前列に座る記者たちがペンを走らせるのを見て「マジで書かないでくださいね。最近のネットは冗談が通じないから…」と苦笑交じりに語っていた。山田さんは、勝ちたい相手として「来週の土曜には本がいっぱいあるところの映画が公開されるけど…」と来週公開の『図書館戦争 THE LAST MISSION』をライバル視!大根監督も「巨人が人を食べる映画(=『進撃の巨人』)にも負けたくないし、“高校生漫画対決”と言われているけど『ヒロイン失格』に勝ちたい!」と堂々と宣言する。ただし、『ヒロイン失格』主演の桐谷美玲について聞かれると「大好き!」と即答し、会場は再び笑いに包まれた。最後に再びマイクを握った佐藤さんは改めて本作について「挑戦している映画。いままでの日本映画にない作品になっていると思います」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『バクマン。』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2015年10月03日俳優の佐藤健と神木隆之介が9月某日、東京・新宿のシネマカフェ編集部を電撃訪問!10月3日(土)から公開される共演作『バクマン。』をアピールし、“努力”の汗を流した。「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビによる累計発行部数1,500万部を超える大人気コミックを映画化した本作。優れた作画能力を持つサイコーこと真城最高(佐藤さん)と、巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人(神木さん)の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリーだ。当日は週刊少年ジャンプの三大原則とされる“友情・勝利・努力”のうち、努力にスポットをあて、佐藤さん&神木さんコンビが体を張ったPR活動を展開。劇中、サイコー&シュージンがジャンプ編集部に原稿を持ち込むシーンにちなみ、ふたりが映画のチラシやサイン入りのポスターを手に、シネマカフェ編集部に参上すると、フロアのあちこちから熱烈歓迎の大歓声があがった。「お世話になります。映画『バクマン。』に出演している佐藤です!」「神木です!」と自己紹介を終えると、早速ふたりは二手に分かれて、次々と編集部員らに直接チラシを配り「ぜひ、よろしくお願いします」と熱のこもったアピール。さらに神木さんは、10月3日(土)に都内で開催される初日舞台挨拶のリリース(メディアに向けた案内状)を担当者に手渡し「ぜひ取材をお願いします!」とプロ顔負けの宣伝マンぶりを発揮した。「日本を代表する漫画雑誌の裏側や、漫画づくりの裏側を見ることができます」(佐藤さん)、「映像や音楽はもちろん、ジャンプ編集部に置いてある原稿やフィギュアなど細かいところにもこだわっています」(神木さん)と見どころのアピールにも余念がない。もちろん、シネマカフェ編集部も「全力で応援させていただきます」と確約!最後は編集部員らと一緒に記念撮影し、佐藤さん&神木さんによる“努力”のPR活動は幕を閉じた。『バクマン。』は10月3日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2015年09月30日おそらく、実写版『バクマン。』プロジェクトにおいて“最難関”と言えるキャラクターである。原作漫画連載中のキャラクター人気投票では主人公を抑え堂々の1位を獲得した新妻エイジ。原作においても最も漫画的と言えるキャラであり、主人公のサイコー&シュージンの前に立ちはだかる最強のライバルを実写の世界で成り立たせるというミッション。染谷将太に白羽の矢が立った。サイコー(佐藤健)&シュージン(神木隆之介)の配役を巡り、2人が逆では?と論争が起こったのは周知のとおりだが、一方、エイジを染谷さんが演じるということに対しては、多くのファンが驚くほどあっさりと納得した。「僕自身、元々、原作は読んでいて、エイジの存在も知っていたので、面白いというか、やりようがたくさんある役柄であり、チャレンジしがいのあるお仕事をいただけたなという喜びがありました」。若き天才漫画家というのが一般的なエイジのイメージだが、染谷さんはそんなエイジの中に「孤独と純粋性」を見た。「漫画こそが人生であり、そこにただ楽しさを覚えて常にハイになっている印象で、傍から見ると孤独でもあるんだけど、本人はその孤独に気づいてもいない。すごくピュアな少年だなと思いました」。演じるにあたって、衣裳合わせの席で染谷さんが大根仁監督に放ったのが「“L”にならないようにします」というひと言。Lとは、言わずと知れた、『バクマン。』と同じ大場つぐみ×小畑健のコンビによる名作『DEATH NOTE』に登場する探偵である。エキセントリックな一面を持つという意味で確かに類似点のある2人だが、この発言の真意は?「半分冗談で言ったようなものなんですけどね(笑)。やはり『DEATH NOTE』を読んでいて、僕自身、勝手ながらLとエイジは近い存在だなと思う部分はあったので、だからこそ『似ないように』という思いもあったし、エイジはダウナーな役にはしたくなかった。もっとアッパーでテンションが高いという思いがありました。でも単にはっちゃけているだけのハイな男ではサイコーとシュージンに対して何の脅威にもならない。いま振り返ると、ちょっとずれた、醒めた感じのテンションを現場でずっと探っていたんだなと思いますね。撮影の時も、徹夜でやっているみなさんの前に時々、現れては現場を荒らして帰るような感じでした(笑)。作品の中で“異物感”を感じてもらえたらと思います」。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2015年09月28日佐藤健と神木隆之介を主演に迎えたことで話題を呼んでいる、『デスノート』の大場つぐみ×小畑健コンビの傑作漫画の実写映画『バクマン。』。この度、友情、努力、勝利そして恋という4パターンのTVCM映像が公式サイトにて公開された。高い画力の才能を持つ、真城最高(サイコ―)は、巧みな物語を書く秀才のクラスメイト、高木秋人(シュージン)。声優を目指している片想いのクラスメイト亜豆美保(アズキ)と、「漫画家として、声優として、お互いの夢が実現したら結婚する」と約束したことから、漫画家への道を志すことになる。最高と秋人はコンビを組み、夢の週刊少年ジャンプの連載を目指して日々漫画づくりに明け暮れる。二人に立ちはだかるジャンプ編集部。新進気鋭のライバルたち。そして突如現れ、遥か先を走り始めた若き天才新妻エイジ。はたして二人はジャンプ連載を勝ち取ることができるのか――。『モテキ』で日本映画の新たな地平を切り開いた鬼才・大根仁監督がメガホンをとりメインキャストにはサイコーこと真城最高役に佐藤健、コンビを組むシュージンこと高木秋人役を神木隆之介。そして最高が恋心を抱くヒロイン亜豆役を『渇き。』も出演している小松菜奈が熱演。さらにライバルの天才マンガ家新妻エイジ役に『寄生獣』『映画 みんな!エスパーだよ!』の染谷将太、二人の才能を見抜き、支えるジャンプ編集部の服部役に『新宿スワン』の山田孝之、そんな二人を影で見守るジャンプ編集部編集長の佐々木役にリリー・フランキーと、豪華実力派俳優陣たちが個性豊かなキャラクターを熱演する本作品。今回到着した映像は、「週刊少年ジャンプ」のコンセプトと言われている「友情、努力、勝利」に今回は“恋”を追加した4つのテーマに沿った映像となっており、すべてのCMにそれぞれの違ったジャンプアニメに縁の深い声優たちがナレーションを担当している。“友情編”には「ワンピース」のルフィ役、「ドラゴンボール」のクリリン役でおなじみの田中真弓。“努力編”には「北斗の拳」のケンシロウ役、「シティーハンター」の冴羽りょう役などを演じている神谷明。“勝利編”には「ドラゴンボール」孫悟空役や「ど根性ガエル」のひろし役で有名な野沢雅子。そして今回新たに追加された“恋編”では「きまぐれオレンジロード」の鮎川まどか役、「ドラゴンボール」のブルマ役などを演じられた鶴ひろみが担当している。「ドラゴンボール」、「スラムダンク」、「ワンピース」…誰もが一度は聞いたことのある、伝説的なジャンプアニメに縁深い“声”に注目してみて。『バクマン。』は10月3日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2015年09月16日映画『バクマン。』の完成報告イベントが8日、東京・六本木ヒルズで行われ、キャストの佐藤健、神木隆之介、染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキーと大根仁監督が出席した。10月3日に全国公開する本作は、大場つぐみと小畑健の同名漫画を実写化した青春ストーリー。「週刊少年ジャンプ」で連載を目指す高校生コンビの真城最高(佐藤)と高木秋人(神木)は、漫画の世界で奮闘する――というストーリーで、劇中音楽&主題歌をサカナクションが務めている。レッドカーペットが敷かれたイベント会場に、佐藤、神木らが登場すると集まった約600人の観客は大歓声。女性客たちとにこやかに握手を交わした佐藤は、「すごく王道の青春ストーリーだけど、スタイリッシュでハイセンスな作品になった」と胸を張ってアピール。本作は、CGを使ったバトルシーン、プロジェクションマッピングなどの技術を駆使しており、神木は、「完成されたものを見てビックリ。想像していた以上で、唖然としました。さすがっす!」と仕上がりに大興奮だった。イベント後の舞台あいさつでは、佐藤&神木のコンビとライバル役・染谷のバトルシーンの話題になり、佐藤は、「まさか『バクマン。』でワイヤーで吊られるとは思ってなかった」とビックリ。続けて、「『るろうに剣心』対『寄生獣』だったね!」と笑顔を見せた神木に、「俺、ミギーがいないと何も出来ないから」と突っ込んだ染谷は、「本当にアクションがすごい。最近、"若年寄り"って言われてるので頑張りました」と苦笑いで撮影を振り返っていた。また、現在26歳ながら高校2年生を熱演し、「高校生に見えるように頑張りました」と語った佐藤。大根監督が、「童貞の高校生に見えるか心配だった。神木くんは大丈夫だと思ったけど、佐藤くんが……」と本音を暴露すると、「俺も正直心配だった。童貞に見えるかみなさんにチェックしてほしい」と苦笑い。その様子に、山田は、「見えない! 見えない!」とツッコミ、リリーも、「明日の見出しは、『佐藤健、童貞の演技に苦労する』だな」と悪ノリして笑いを誘っていた。
2015年09月09日大人気コミックを実写映画化した『バクマン。』の完成報告イベントが9月8日(火)、都内で行われ、高校生漫画家コンビを演じた佐藤健と神木隆之介が出席。神木さんの“珍行動”に、佐藤さんが「おれは絶対やらない!」と突き放した。イベントには佐藤さん&神木さんに加えて、共演する染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキー、大根仁監督、主題歌を手がける人気バンド「サカナクション」の山口一郎、岩寺基晴、草刈愛美、岡崎英美、江島啓一が勢ぞろい。秋雨が降りしきるなか、約600人の当選ファンが駆けつけ、会場となった東京・六本木ヒルズアリーナは大盛り上がりだった。撮影現場をふり返るトークで、山田さんが神木さんにユニークな筋トレを伝授したエピソードが披露されると、大根監督は「この場でやって見せたら?」とムチャぶり。神木さんは「いま、どんな画(え)になってます?」と照れくさそうに、“山田式筋トレ”を実践したが、これに対し佐藤さんは「えっ?おれも?おれは絶対やらない!」と突き放した。原作は「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビが、2008年より「週刊少年ジャンプ」で連載が始め、累計発行部数1,500万部を超える大人気コミック。高い絵の才能を持つ真城最高(佐藤さん)と、巧みな物語を書く高木秋人(神木さん)の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る週刊少年ジャンプ誌上で、若き天才漫画家・新妻エイジ(染谷さん)らライバルとしのぎを削る青春ストーリーだ。「すごく王道の青春映画に仕上がった。それに大根監督の手によって、最先端の映像技術も使われていて、とてもスタイリッシュでハイセンスな作品」と佐藤さん。漫画家同士のバトルをダイナミックに描いたアクションシーンについては、「まさか、『バクマン。』の映画化でワイヤーに吊るされるとは」(佐藤さん)、「白いスタジオで撮影し、どんな映像になるか想像もつかなかった。完成した映像を見て、感激しました」(神木さん)。大根監督は、染谷さんもまじえた撮影風景を「るろ剣vs.寄生獣」だと盛り上がった』と話していた。『バクマン。』は10月3日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月08日俳優の佐藤健が9月8日に、都内で行われた主演作『バクマン。』の完成報告イベントに出席。「すごく王道の青春映画に仕上がった。応援してくださるファンの皆さんに恩返しできる作品だと思う」と胸を張った。その他の画像/『バクマン。』完成報告『DEATH NOTE』の大場つぐみ×小畑健のコンビが漫画制作の裏側を描いた同名コミックを実写映画化。高い画力を持った真城最高(佐藤)と、巧みな物語を書く高木秋人が高校生漫画家コンビを組み、週刊少年ジャンプの連載を勝ちとり、天才漫画家・エイジら個性豊かなライバルたちとしのぎを削る姿が描かれる。イベントには佐藤をはじめ、コンビを組む秋人役の神木隆之介、共演する染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキー、大根仁監督、主題歌アーティストのサカナクション(山口一郎、岩寺基晴、草刈愛美、岡崎英美、江島啓一)が勢ぞろい。ステージ上には約5000冊の週刊少年ジャンプが積み上げられ、映画の世界観を再現していた。劇中には、最新のプロジェクションマッピングを駆使し、漫画家同士の激しいバトルを表現したシーンがあり、佐藤は「まさか『バクマン。』でワイヤーに吊るされるとは」と驚きの表情。神木も「撮影は真っ白なスタジオの中なので、どうなるのか分からなかったが、出来あがった映像が想像以上で感激しました」と興奮しきり。染谷が「映像を想像しながらのアクションは難しい」と振り返ると、大根監督は「佐藤君と染谷君が戦うんで、思わず『るろ剣』vs.『寄生獣』だと盛り上がった」と話していた。『バクマン。』10月3日(土)全国東宝系にてロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年09月08日