看護師になって10年が経つ堤素野子が勤務しているのは〈二子玉川グレース病院〉の東療養病棟。後期高齢者が多く、終末期を活き活きと過ごせるよう尽くしている。南杏子さん著書の『ヴァイタル・サイン』は、素野子を軸に、看護師たちの過酷な日常業務の様子を描いた医療小説だ。看護師が背負う、日常業務の過酷さ。実は、誰もに通じる苦悩と希望の物語。著者の南さんは作家業のかたわら、終末期医療に携わる現役の医師でもある。これまでは女性医師の目線で、医療現場の問題や人間関係の難しさ、患者やその家族との軋轢、女性としての生きづらさなどを描いてきたが、本書は初の看護師視点になっている。「医師と看護師で立場は違えど、悩んでいることはオーバーラップする部分が多々あるんです。作中で起きる出来事は、自分の体験や見聞きしたことから作ったフィクションですが、感情という点ではウソのない物語にしたかったんですね」作中にも出てくる〈ヒエラルキーのミルフィーユ〉や〈感情労働〉という言葉は、素野子が日々晒されているストレスの元凶。「看護師たちは、患者さんにとっていちばん身近で頼れる存在である分、自分の心身をすり減らしてまでも細かな要求にも誠心誠意応えています。それでも、いつもニコニコと“白衣の天使”でいるのが当然のように扱われるというか、そうしたイメージを押しつけられすぎていると感じています」クレーマーのような患者家族、ちょっと自己中心的な後輩看護師、難題を押しつけてくる医師などに振り回され、疲弊していく素野子。あるとき、看護師の本音を綴ったらしいSNSを見つけて、そのどす黒い気持ちにも動揺する。「素野子もそうですが、仕事熱心で責任感が強い人ほど追い詰められてしまうところがありますよね。私はすべての働く人たちに、自分を追い詰めすぎないで、と言いたいです。つらそうな人を見て『なんとかしてあげたい』と思う気持ちを自分に対しても向けてほしいのです」素野子も次第に気づく。自分を慰撫し、ハッピーでいることの大切さを。そういう意味で、描かれているのはとても普遍的な物語だ。「私は問題提起しただけ。作品を読んだ人が『こう考えることもできる』と新しい視点を見つけて、苦しい思いをしている誰かを救うきっかけになれたら…と思うんです」『ヴァイタル・サイン』南さんは、出版社勤務を経て33歳の時に医学部に学士入学し、医療の道に入った異色の経歴を持つ。現場を知るゆえのリアリティは圧巻。小学館1760円みなみ・きょうこ1961年、徳島県生まれ。作家、医師。2016年『サイレント・ブレス』でデビュー。『ディア・ペイシェント』はNHKでドラマ化、『いのちの停車場』は映画化もされた。撮影:永井守※『anan』2021年10月20日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年10月17日小笠原伯爵邸併設のカフェ&バル「オガバル バイ 小笠原伯爵邸」より「極旬パフェ」が登場。2021年10月2日(土)から24日(日)の週末限定で提供される。旬の厳選フルーツをメインにした週末限定「極旬パフェ」ペストリーシェフ高橋草哉による「極旬パフェ」は、この時期に旬を迎える個性豊かなフルーツを主役にしたパフェ。シェフが厳選した果物に、ハーブやスパイス、風味付けのリキュールを組み合わせており、レストランで提供されるデザートがそのままパフェになったような“おとなの味わい”を楽しめる。ナガノパープル×花とハーブのパフェ10月は、2種類のパフェがそれぞれ2週ずつ登場する。10月2日(土)から10日(日)の4日間に登場するのは、長野県産ブドウ・ナガノパープルをメインにした「ナガノパープル×花とハーブのパフェ」。ナガノパープルを贅沢にあしらいつつ、レモンバーベナやタラゴンといった花やハーブの香り、さらに未熟ブドウを使った酸味のあるジュース「ヴェルジュ」を加えることで、高い糖度を誇るナガノパープルの味わいをより一層引き立てている。「中山栗と太秋柿のパフェ」10月16日(土)から24日(日)の4日間に登場するのは、中山栗と太秋柿を使用したパフェ。和栗特有の香り高さと柔らかな甘味に、太秋柿のシャキシャキとした食感がベストマッチな1品だ。栗と柿の味わいに奥行きを出すため、ナッツと完熟フルーツのような香味のラム酒「ロンアブエロ12年」を合わせている。詳細「極旬パフェ」販売場所:オガバル バイ 小笠原伯爵邸住所:東京都新宿区河田町10-10時間:11:30~18:30(L.O.) ※パフェは19:30閉店。TEL:03-3359-5830※HPからの事前予約制。限定数に達し次第受付終了。※席は1時間制。■「ナガノパープル×花とハーブのパフェ」 2,400円日時:2021年10月2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)■「中山栗と太秋柿のパフェ」 2,400円日時:2021年10月16日(土)・17日・23日(土)・24日(日)
2021年09月27日小笠原伯爵邸併設のカフェ&バル「オガバル バイ 小笠原伯爵邸」よりアフタヌーンティーが登場。通年で提供し、メニューは季節によって変更する。小笠原伯爵邸内で提供する初のアフタヌーンティーとなる今回は、16種類のスイーツと3種のセイボリーをラインナップ。ペストリーシェフ・高橋草哉によるオリジナルスイーツとシェフのゴンサロ・アルバレスによるスパニッシュなセイボリーを楽しむことが出来る。2021年春のスイーツは「レモンのババロアケーキ」「30年熟成のシェリー酒が薫るバスクチーズケーキ」「ラズベリーロリポップ」「ペルー産シングルオリジンチョコレートのミニパフェ」などを用意。セイボリーは「イベリコ豚プレサのトースト」「ミニサーモンバーガー」「樹齢500年のオリーブ」を展開する。なお、アフターヌ―ンティーを提供する席は、カフェ席のほか、中庭のパティオ席、暖かい日差しが降り注ぐ2階席、小笠原伯爵邸のシンボルツリーのオリーブの樹を見下ろす屋上庭園席をセッティング。歴史的建造物の小笠原伯爵邸ならではの空間で優雅なひと時を過ごすことが可能だ。【詳細】小笠原伯爵邸 カフェ&バル「オガバル バイ 小笠原伯爵邸」アフタヌーンティー提供時間:平日 15:00~19:00(最終入店17:00)、土日祝 15:00/16:45の2部制提供場所:オガバル バイ 小笠原伯爵邸住所:東京都新宿区河田町10-10料金:6,600円(税込)※平日は1名より、土日祝は2名より予約可能。平日は2時間制、土日祝は各部90分制。※アフタヌーンティーは通年で提供。メニューは季節により異なる。<メニュー例(2021年春)>■スイーツ願いが叶うポルボロン、レモンのババロアケーキ、チョコレートケーキ・オレンジのアクセント、フィナンシェ・エスペシャル フランス産レモンツリー蜂蜜とタヒチバニラの香り、パッションのゴミノラ(ゼリー)、ラズベリーロリポップ、ミニシューいちご/ミニシューレモン、桃の生マシュマロ、30年熟成のシェリー酒が薫るバスクチーズケーキ、モンブラン・ユニーク 愛媛産中山栗とフランス産マロンペーストに赤スグリジャムを忍ばせて、ラズベリーとホワイトチョコレートのムース、ペルー産シングルオリジンチョコレートのミニパフェ、オオカミぐちのブリティッシュスコーン(長野県安曇野ピンクレディーりんごのジャム/ラズベリージャム/クロテッドクリーム・トラディショナルをそえて)■セイボリーイベリコ豚プレサのトースト、ミニサーモンバーガー、樹齢500年のオリーブ■ドリンク・紅茶/ハーブティーダージリン、アッサム、セイロンオーガニックウヴァ、ティータイムブレンド、キームントップクオリティダージリンアールグレイ、ベリーローズティー、カモミール、レモンバーベナ・コーヒーブレンド、エスプレッソ、カプチーノ、カフェラテ・ソフトドリンクアイスティー、綾部茶、アイスコーヒー、アイスカフェラテ、オレンジ、クランベリー、パイナップル【予約・問い合わせ先】小笠原伯爵邸TEL:03-3359-5830
2021年03月22日小笠原伯爵邸よりバレンタイン限定ケーキが登場。2021年2月6日(土)から2月14日(日)までの期間、事前予約制にて販売される。小笠原伯爵邸がバレンタインケーキを販売するのは今回が初。アジアを中心に長年星付きレストランでキャリアを積んだ新ペストリーシェフ・高橋草哉の独自レシピによる、こだわりの一品を用意する。多層構造のケーキは、ペルー産シングルオリジンのチョコレートの華やかな香りと味わいが特徴。表面はチョコレートのグラサージュでコーティングし、中にはチョコレートのムースをセット。さらにその中では、濃厚なチョコレートのビスキュイ、果実を丸ごと使ったフルーティなラズベリーゼリー、ラズベリー風味のチョコレートクリームなどを層にした。【詳細】小笠原伯爵邸 バレンタインケーキ予約販売期間:2021年2月6日(土)~2月14日(日)販売店舗:OGA BAR by 小笠原伯爵邸営業時間:11:30~19:00住所:東京都新宿区河田町10-10価格:12cm 4,500円+税※予約販売のみ。【予約・問い合わせ先】OGA BAR by 小笠原伯爵邸TEL:03-3359-5830
2021年02月08日日本酒「獺祭」を使用したパフェ「獺祭のエスプーマが薫る、シャインマスカットと和梨のパフェ」が東京・小笠原伯爵邸にて、2020年10月31日(土)までの期間、事前予約制で提供される。今回登場する「獺祭のエスプーマが薫る、シャインマスカットと和梨のパフェ」は、日本が世界に誇る日本酒「獺祭」と小笠原伯爵邸のコラボレーションによって誕生する限定パフェ。小笠原伯爵邸のペストリーシェフ・四方裕次郎が考案し、フルーティーな味わいの「獺祭」に、岡山県産シャインマスカット「晴王」と千葉県産和梨を併せた贅沢な一品だ。グラスの中には、フレッシュシャインマスカットと和梨、和梨のソルベ、和梨のパンナコッタ、「獺祭」のアイスクリームをセット。「獺祭」のアイスクリームには「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」、獺祭の酒粕、酒米・山田錦を使用した。また、食感のアクセントとして、酒米・山田錦の甘く炊いたリオレとチップをプラスしている。さらに、提供する直前に、ゲストの目の前で「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」を泡状に仕立てたエスプーマをトッピング。一口頬張ると瑞々しくフルーティーな獺祭ならではの香りが鼻を抜ける、大人のパフェに仕上がっている。【詳細】獺祭のエスプーマが薫る、シャインマスカットと和梨のパフェ ※事前予約制提供期間:2020年9月12日(土)~10月31日(土)提供時間:12:00~19:00提供場所:OGA BAR by 小笠原伯爵邸住所:東京都新宿区河田町10-10価格:1,650円+税【予約・問い合わせ先】OGA BAR by 小笠原伯爵邸TEL:03-3359-5830
2020年09月17日読売テレビ・日本テレビ系「木曜ドラマF」枠では5月14日(木)深夜、中村アン主演、大谷亮平、古川雄輝らの出演で2018年に放送され話題となった「ラブリラン」の第1話を緊急放送する。天沢アキによる同名コミックをドラマ化、15年間幼なじみへの片想いをこじらせた結果、30歳にして男性経験がなく、さらに3か月の記憶を失ってしまう地味女子・南さやかを中村さんが演じる本作。さやかが片思いを続けてきた「ワイルド甘々男子」鷺沢亮介を大谷さんが、記憶を失くしてる間にさやかが同棲していた「ドSツンデレ男子」町田翔平を古川さんが、亮介の恋人・青山瑞希を片瀬那奈が、翔平の元カノでトップモデルの小笠原杏子を大政絢がそれぞれ演じる。1話は片思いを続けてきた亮介への想いを伝えようと決意して眠りについたさやかが、目覚めるとそこは見知らぬ家で、地味女子だったはずのさやかは服装も髪型も変化。そんな自分に驚いたのもつかの間、なんとさやかは「ドSツンデレ男子」町田翔平と一緒に暮らしていた…。3か月間記憶を失っている間に、見た目だけでなく性格も変わり、翔平と付き合って同棲までしていたのだ。片思いを続けていた亮介の家に向かうも亮介は不在。亮介と交際中のイラストレーター・青山瑞希に出くわす。さらに自分の住んでいた家も友人に譲っていたさやかは行くあてもない。そんなさやかのもとに翔平がやってきて「変わろうとしているあなたが好きだった」と告げる。さやかは翔平と暮らしながら失った3か月を取り戻そうと決意する…という物語。放送当時、古川さん演じる翔平の“ドSクールイケメン”ぶりに「マジイケメン」「最高だな……」といった反応が殺到。今回の放送に際しても「ラブリランの古川雄輝最高なんだよな」「今夜は、久しぶりのまっちー毎週、キャーキャー言ってたなぁ」「また、まっち~ファンが増えちゃうかも~」といった声がすでにSNS上に上がっており、放送への期待に胸を膨らませる視聴者多数。なお3話までが放送された「ギルティ~この恋は罪ですか?~」の4話は近日放送予定。新川優愛が夫と初恋の人の間で揺れ動く荻野爽役で主演、町田啓太が爽の高校時代の元恋人・秋山慶一、小池徹平が爽の夫・荻野一真役で出演。“登場人物全員裏切り者”という斬新ドロキュンストーリーのその後にも期待が高まるところ。木曜ドラマF「ラブリラン」第1話は5月14日(木)23時59分~読売テレビ・日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年05月14日6500万年前に誕生した原始の地球の風景が残る、世界自然遺産最後の楽園・小笠原諸島を訪れ、4年に渡り撮影をしたドキュメンタリー映画『プラネティスト』が4月11日(土)公開。この度、本作の本予告映像と様々な小笠原の夕日が写し出されたポスタービジュアルが到着した。小笠原諸島・父島で自然と共に歩み生きるレジェンドサーファー・宮川典継は、島を訪れる旅人を受け入れる島文化のパイオニア。小笠原を訪れ魅了された豊田利晃監督が、宮川氏との出会いをきっかけに住民票を島に移してドキュメンタリー映画の製作に着手した。そして、俳優やミュージシャンをここに呼び、歓喜と興奮に満ち溢れた奇跡と出逢う島とのセッションの瞬間が広がる――。『空中庭園』『泣き虫しょったんの奇跡』の豊田監督が、2018年版より再編集し新たに完成させた本作。出演しているのは、俳優・窪塚洋介や渋川清彦をはじめ、高次脳機能障がいを持ちながらディジュリドゥ奏者・画家として活躍するGOMA、元「BLANKEY JET CITY」の中村達也、孤高のギタリストのヤマジカズヒデ。さらに、ナレーションは小泉今日子が担当。また、窪塚さんの息子・愛流さんも一緒に島を訪れている。今回到着した予告編では、2011年に世界遺産登録された<ボニン・アイランド>小笠原諸島の海や島、空や星、優雅に泳ぐイルカたちなどが映し出される。そして、窪塚さんや渋川さんらキャストたちの姿も確認することができる。なお、この小笠原との出会いから誕生し、再々公演が決定した豊田利晃作・演出、窪塚さん、渋川さん、芋生悠出演の<ライブシネマ演劇+音楽+舞台>「怪獣の教え THE FINAL」が、4月24日(金)~5月3日(日)に横浜赤レンガ倉庫にて上演が決定した。『プラネティスト』は4月11日(土)よりユーロスペース、ジャック&ベティほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2020年03月10日第33回目のお散歩は新宿区河田町にある〈小笠原伯爵邸〉にお邪魔させていただきました。思わずため息が漏れでる素晴らしい建築とお料理で、特別な日の思い出がより一層特別になること間違いなしの素敵な空間へ皆様をお連れしたいと思いますそれでは早速行ってまいりましょ~う!歴史の重みを感じるスペインレストラン〈小笠原伯爵邸〉へ。エントランスからもう素敵!葡萄棚のデザインが施されたキャノピー。植木の形が鳥さんの形に刈り込まれていてとってもチャーミング!邸内に入ると、天井の図テンドグラスから優しい光が差し込みます。〈小笠原伯爵邸〉は別名「小鳥の館」とも呼ばれていて、随所に小鳥のモチーフが散りばめられています。いつも酔っ払ってしまうので(笑)、今回はお食事の前に館内をゆっくりと案内していただきました。こちらは唯一現存する当時のままの小川三知氏オリジナルのステンドグラス。軽やかでまるで可憐な少女のよう。荘厳な雰囲気のこちらは、かつての正餐用食堂。この大きなテーブルは実際に使用されていたもので、唯一現存する家具なのだそう。この伯爵邸にはどのような暮らしぶりがあったのでしょうか。歴史の重みを感じます。なんとこの〈小笠原伯爵邸〉、戦後GHQに接収され、その後長年廃墟と化し、そして一時は取り壊しの危機さえもあったのだそう。本当に驚きです。屋上の床面のタイルはボランティアの方々が丁寧に磨き直されたのだそう。老朽化が進んだ状態から調度品も含め、ここまで当時の様子を再現されるなんて!感服いたします。洋館でいただく美しいモダンスパニッシュ。「帆立のソテー 茶豆 セルフィーユ 魚のエッセンス」ここで少しだけこの日のお料理をご紹介。「帆立のソテー 茶豆 セルフィーユ 魚のエッセンス」。たくさんのお花があしらわれており、目にも鮮やか。お料理が目の前に運ばれてきたその瞬間から、おいしさがバシバシと伝わってきます。「イベリコプルマ 2種のズッキーニのカネロニ 発芽マスタードソース」こちらはメインディッシュの「イベリコプルマ 2種のズッキーニのカネロニ 発芽マスタードソース」。もう、どのお料理も脳がビリビリして、クラクラしまうほどのおいしさ…!!一皿ごとに合わせられた7種類のスペインワインのマリアージュもまた格別で、これぞ至福!っという素晴らしい時間を過ごさせていただきました。心ときめく、まさに憧れの空間。お食事を終えてから少しお庭を散策。ほとんどが剥がれ落ちてしまっていたシガールームの外壁は当時の色タイルの発色を一枚一枚確認しながら焼き上げられ、丁寧に修復されたのだそう。その数1,600パーツ!頭が下がります。そして庭園にはガーデンチャペルもあるんです四季折々の花々に囲まれ、伝統と格式が息づくこの空間でのウエディングなんて…!ロマン溢れますね~!最後にシガールームで一休み。スパニッシュ様式の建築の中、こちらのシガールームはイスラム風の造りになっています。心ときめく、まさに憧れの空間。この窓から季節の移ろいをのんびりと眺めてみたいものです。柔らかな光が差し込む中、美しい庭園を眺めながらのランチタイム。様々な時代を歩んできた素晴らしい空間で、これからのことをゆっくり語らう朗らかな午後を過ごすことができました。年を重ねてもこんなひだまりのようなあたたかい日を迎えられるように、またそんな特別な日には小笠原伯爵邸を訪ねてみようと思います。それでは、みなさまも良いお散歩を~第32回「福岡県・糸島で見つけた癒しスポット。海風に吹かれながらおさんぽへ。」はコチラから!『本山順子の東京さんぽ道』記事一覧ページはコチラから!
2019年09月21日東京竹芝桟橋から船で24時間、南南東へ1000キロメートル。太平洋に突然現れる溶岩の島、小笠原諸島。世界一のフリーダイバー、ジャック・マイヨールが「最後の楽園」と呼んだその島々には、ひとりひとりの中に眠る原始のエネルギーを呼び起こす、不思議な力がある。「小笠原に来たことがない人も、あそこには何かあるんじゃないか、いつか行ってみたいってぼんやりと思っているでしょう。それはきっと美しいものを見たい、美しいものに出会いたいという万人共通の思いだよね。今、息が詰まるような世界で暮らす人たちが求めるものが、ここ“惑星ボニン”にあるんだよ」小笠原で初めてサーフィンをし、サーフポイントを開拓した伝説のサーファー、宮川典継さん(65)は、自らが暮らす小笠原諸島の父島を「惑星ボニン」と呼ぶ。小笠原自然観察指導員宮川典継さん小笠原は長く「無人島(ぶにんじま)=ボニンアイランド」だった。初の定住者は、1830年に移り住んだ米国人のナサニエル・セーボレーを含む30名。間もなく父島は捕鯨船の拠点となった。「それ以前から、世界中の海賊、交易船、軍隊の調査船などが立ち寄って、巨大なクジラと財宝、荒くれ者が行き交っていたはずだ。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のような世界だったんじゃないかな」そう言って笑う宮川さんは、1974年、19歳のときに父島に移り住み、以来、父島とともに生きてきた。◇◇◇祖父の宮川龍之介さんは伊豆大島の漁師だったが、戦前に硫黄島に移住し硫黄を採掘する集団「宮川組」の頭領となった。父の典男さんは硫黄島で生まれ、1944年、強制疎開で家族と大島へ戻った。宮川さんはその10年後、1954年に大島で生まれている。「じいちゃんは180センチ、110キロと桁外(けたはず)れにデカかった。力もあるし、人の3倍働いた。大島に戻ってからも、漁業協同組合長や町会議員、伊豆大島の観光ブームの火つけ役にもなった。島のドンだったよ。親父は大島で建設の仕事をしていて、戦後は米軍のコーストガード(沿岸警備隊)の基地を作っていたんだ」終戦後、小笠原諸島は米国統治下に置かれ、1968年に返還。その2年後、父の典男さんは、故郷である硫黄島に近い小笠原の父島に移住を決めたという。「親父は戦争で失った故郷に帰りたいという思いを持っていた。帰島運動、遺骨収集運動も起こして、戦後処理のような活動もした。俺はそういう日本的なしがらみを抜け出したくて、アメリカやフリーダムに憧れていた。若かったんだね」当時、東京から父島までは、船で52時間。アメリカや新しい文化に魅力を感じていた宮川さんは家族にこう言った。「俺はそんな遠いところへは行かねえよ」家族の中でひとり大島に残ることを選んだ。当時15歳、高校に入ったばかりのことだ。■アメリカンカルチャーに憧れて子どものころ、大島では父が建設に関わったコーストガードの基地に自由に出入りすることができた。そこは宮川さんにとって最高の遊び場。毎日のように高台の芝生で野球をして、海に沈む夕日を眺めた。「基地の中は、まさしく大島にあるアメリカだった。ハンバーガー、コカ・コーラ、ボウリング、すべてが輝いていた。プレスリーの映画もそこで見たんだ」高校時代は寮生活。たびたび抜け出しては、映画『イージー・ライダー』を見てバイクに乗り、ジュークボックスのあるカフェでバイトをした。貯めたバイト代で東京へ行って水玉模様の上質なシャツを仕立て、バンドを組んで熱海のホテルに小遣い稼ぎにも出かけた。ファッションも、思想も、大島の同年代からは明らかに浮いていて、話が合うのは、都会の最先端の大人たちだった。高校卒業後、「最新の流行やアートを知りたい」と東京に出て、目黒の『鷹美術研究所』に通い始める。「目指したのはヒッピー。ラブ&ピース。そんな時代だった。アクセサリーや詩集を作って路上で売りロックコンサートの手伝いをした。でもしっくりこない。世の中は物質的な価値を求めていた。ラブ&ピースを歌ってた先輩たちは長い髪を切り就職し始めた。それからようやく、俺は小笠原に目が向いたんだよね」先に家族が移住した父島に、初めて渡ったときのことを鮮明に覚えていた。「16歳の夏休み。父島にはアメリカに統治されていたころの空気が残っていた。パームツリー並木の横にアメリカンハウスが建っていて、ハイビスカスが咲き、魚はカラフルだった。大島とも東京とも何もかも違う。親父は扇浦(おうぎうら)という浜の近くの土地を開拓して住んでいた。100人の仕事師を抱え、土木に従事していたんだ」東京ではつかめなかったものが父島で見つかるかもしれない。見つけたい。家族が移住した4年後、ようやく宮川さんも19歳で父島に渡り住む決意をした。■19歳、ジャングルで自給自足島に来ても、アウトサイダーという感覚は変わらなかった。自分と同じ感覚の人間はひとりもいない。父が携わっていた土木の仕事をしようとは思えない。それなら自活するしかない。「親父は怒っていたよ。男は15歳から働くもんだってね。俺はジャングルの木を切って開拓し、自分で小屋を建てた。電気は自家発電、水を引いて海で魚を釣って自活した」1975年には観光客相手に小さなライブハウス兼民宿『RAO(ラオ)』を始めた。客がいない時期はひとりでくまなく島を歩き探索。カヌーで島の周りを巡り、無人島にも渡って地図を作った。「島には珍しい石や植物がある。365日、毎日、沈む圧倒的な夕日を眺めた。はるかな昔から変わらず、陽は昇り沈んでいる。自然と対峙(たいじ)するひとりの時間は、どんなアートよりも美しいと気がついたんだ」宮川さんは23歳のころ、19歳のゆき乃さんと夫婦になった。横浜で生まれ育ち、観光客として小笠原で宮川さんと出会い、結婚した。これまで仕事のサポートもしながらともに歩み続けてきた。「そのころの島の暮らしはとても不便でした。生活に余裕もなくて大変だったけど、ただひたすら目の前のことをやってきた。若くて純粋だったからできたんでしょうね(笑)。でも、彼が新しいことにチャレンジする姿は見ていて飽きませんでした。きっとあのころ、彼は孤独だったと思うんです。すごくとんがっていたから理解者がなかなかいなかったんだと思います」(ゆき乃さん)父島の中心は港のある大村で、扇浦は少し人里離れたところにある。「1度だけ、親父の仕事を手伝った。当時、扇浦のビーチはチリ地震で打ち上げられた岩石が散乱してひどい状態で、親父と一緒に整地作業を始めた。ただ、どんな目的であっても、国立公園の自然に許可なく手をつけることは許されない。役所とのトラブルが絶えなかった。だけど、親父は聖者のようで尊い人だったよ」そのとき、父の典男さんは、宮川さんにこう言った。「昔の風景を取り戻すぞ。その場所に住んでいる者が住んでいるところを美しくしなければならないんだ」今、宮川さんの中で核となっている「ローカリズム」の本質は、この言葉から始まった。「自然は人間の手が入ることで本来の姿を取り戻す」。そして36年後、この言葉が想像を超える形で結実することになる。■「元祖イルカ遊び」で観光客が殺到サーフィンを始めたのは20代半ば。旅先のセイシェルでサーファーに出会った。映画『ビッグ・ウェンズデー』にも影響を受けた。友人に湘南でサーフィンを教わってサーフボードをもらい、島に持ち帰ってから世界は変わった。店を細々と続けながら港の荷役の仕事も始め、自分で探索して作った地図を頼りにサーフポイントを探した。「板の上に立つと海、波のエネルギーが足裏から全身に伝わってくる。サーフィンを始めて島に住む意味、自分の軸ができた。海、地球、宇宙のおかげで信じるものを見つけられた。何者かになりたかったけど、求めるものはどこか遠いところじゃなく海にあった。自分の中にあったんだ」自分の住む場所に誇りを持ったとき、外の世界の人たちも、そこに集まってくることに気づいた。’82年ごろ、内地や海外からサーファーがやってくるようになった。フランス海軍が使っていた「ゾディアック」というゴムボートを購入し、サーフボードをのせて誰も知らないサーフポイントに案内することも増えた。イルカとの出会いも、サーフィンがきっかけだった。「俺たちサーファーは、移動中にイルカを見つけるとボートを止めて一緒に遊び泳ぐようになった。イルカの邪魔をしないように静かに海に入りぐるぐる身体を回すと、イルカもまねをする。イルカがこちらを向くと、眉間がチクチクして、何かメッセージを送ってきた。サーフィンをしたときの地球と交信しているような感覚。ものすごい快感だった。ボートに這(は)い上がって気絶したよ」宮川さんは、野生のイルカと遊ぶように泳ぐ「ドルフィンスイム」のパイオニアでもある。「イルカと泳いだときに感じたあの感覚、素晴らしさを多くの人に知ってほしい。サーファーだけでなく、旅行者や観光客、通勤電車や雑踏から逃げてきた人たちに、素敵な気分になって帰ってもらいたい」そう思った。’92年から「元祖イルカ遊び」と命名してツアーを始めると、その未知の体験はじわじわと口コミで広がり、ブームとなっていった。火がつくと認知は爆発的に広がる。そのころから新聞や雑誌の取材も殺到。撮影コーディネートやクジラの生態調査などの協力も頼まれるようになった。世界では環境破壊が問題になり、エコブームに突入していた。研究者や著名人が小笠原を訪れ、テレビ番組や映画も作られた。20年以上の仕事仲間であり友人でもある編集者・作家の森永博志さん(68)は、宮川さんとの出会いをこう語る。「’96年、写真家の関口照生さんと製作した小笠原のドキュメンタリー映画の撮影をコーディネートしてくれたのが典継です。僕はそれまで世界中の島をいくつも訪れていたけど、小笠原ほど雄大な海は初めてで、圧倒されました」そのころ、日本はオウムのサリン無差別テロや世紀末の空気に包まれていた。「小笠原に来ると、解放されるような感覚になりました。真っ黒に日焼けした典継は、まさにアイランドって感じなのに、’60年代のカウンターカルチャーに傾倒していて、とても先端的だった」撮影の合間にたくさんの話をした。アートや音楽、文学、話もアイデアも尽きない。宮川さんはジャンルを超えて幅広い知識を持っていた。「カルチャーだけじゃない。宇宙、科学、禅─。すべてにおいて好奇心旺盛だった。島にいるから流行に影響を受けない。僕たちより何事においても一歩早い感じがした。まさに開拓者のイメージです」森永さんは、宮川さんを島に住むシャーマンとして登場させた小説『PLANETISTNEVER DIES』を雑誌に連載したことも。「海に出たら頼るものは何もない。サーファーでありボートを操る典継は身体ひとつで自然と対峙している。精神的・肉体的にも超人的な賢者。まさにプラネティストです」惑星ボニンの住人。地球という小さな惑星の小さな父島には、ひとつの惑星に匹敵する世界が広がっている。■逆転の発想で「楽しい自然保護」2011年、小笠原諸島は世界自然遺産に登録された。宮川さんは、そのキーパーソンでもある。移住後、島や海の魅力を各地に伝える役割を担ったように、小笠原の空港建設問題についてもサーフポイントや自然を壊さない方向性を探り続けた。世界自然遺産の登録に欠かせない要素として、ひとつのエピソードがある。絶滅危惧(きぐ)種アカガシラカラスバトを守る『東平(ひがしだいら)アカガシラカラスバト・サンクチュアリー』(保護地区)設立だ。小笠原自然文化研究所(通称アイボ)の佐々木哲朗さん(42)に話を聞いた。「私がアイボに入った’05年、アカガシラカラスバトのコアな繁殖地はノリさん(宮川さん)が代表を務めていた小笠原自然観察指導員連絡会が管理していました。野生化したノネコが海鳥やハトを襲って問題になっていて、ノネコを近づけないよう周りに柵を作ることになりました」しかし、問題は山積みだった。ノネコはもともと飼い猫で、自然保護と愛護の問題が絡み合う。確保して殺処分するべきなのか。国定公園内の木を切り柵を作ることは生態系の破壊につながらないのか─。環境省、林野庁、東京都、小笠原村、研究者、事業者、島民の意見をまとめるのは至難のワザだった。「ノリさんはサンクチュアリーの管理もしていたから現場も知っていたし、土木の知識もありました。行政の担当者や事業者が何を目的として仕事をしているかを俯瞰(ふかん)してつながりを見ていた。第一印象はめちゃくちゃ怖かった。目的を忘れそうになると、このプロジェクトで何を大切にしているのか、それぞれの担当は何をするべきなのか厳しく問われるんです」宮川さんの哲学は明快だ。期日や費用に重点が置かれそうになれば、原点に必ず立ち返る。「生物の命、島民の生活、コストパフォーマンス」の優先順序に妥協はしない。これまで、生態学者、行政、土木の事業者は日本各地で対立してきた。それぞれの立場で主張し合い、何か問題が起きるたびに作業も硬直する。「ノリさんは存在感も圧があるし、強面(こわもて)の抵抗勢力かと思われがちですが(笑)、仕事を必ずやり遂げます。よりよいものを作るにはどうすればいいかを検討するために本気でぶつかるんです。ノリさんは研究者の意図を翻訳しポジティブな解決策に導いてくれる翻訳者でもあります。今は繁殖期だから工事を止めてくれ、納期は譲れないとなれば施工順序を提案してくれる。オカヤドカリの山と海岸との往来を遮りたくないといえば柵の構造のアイデアを出してくれる。捕獲したノネコを東京へ送り里親を探す活動の認知を広めるための施設『ねこ待合所』も、もっとみんなにアピールできるよう猫のデザインにしようとノリさんが提案し、施工してくれました」それぞれの価値観を認め、よりよい方法を探る。価値観が違っても、それぞれがやるべきことが見えてくると、すべてはポジティブに回りだす。宮川さんは全体のグランドデザインを提示する日本初の「保全工事アドバイザー」となり、父島の自然保護に重要な役割を担うようになっていった。自然保護は1度柵を作れば終わりではない。多くの人に興味を持ち続けてもらうことが必要だと宮川さんは語る。「なんでも作りっぱなしはいけない。みんなとコミットメントして動かしていくことが大事なの。俺がやりたいのは“楽しい自然保護”。人が興味を持たない保全活動は長続きしない。エコツーリズムという形で自然保護の啓蒙活動、島民の経済活動を両立させることができれば、学者、行政、島民が一体となって自然を守ることができる。それを観光客が見守り続けてくれる」2000年、40羽まで減っていたアカガシラカラスバトの現在の推定数はおよそ400羽といわれている。絶滅危惧種を守るためには人を締め出すことを考えがちだが、あえてエコツーリズムを推進し、自然保護を啓蒙することで思いをつなげることが可能となった。世界自然遺産登録のためにIUCN(国際自然保護連合)の査察官が来たときも、環境省の担当者だけではなく、アイボの研究者や島民でガイドでもある宮川さんがそれぞれの持ち場の役割や思いを伝えた。佐々木さんは、「その土地の人たちがそれぞれの役割を果たしながら自然を守っているこの小笠原のスタイルも、2011年の世界自然遺産登録の大きな決め手になったと思います」と話してくれた。■窪塚洋介も魅せられた「小さな惑星」「俺はサーファーで、波に興味があってアートが好きなだけ。別にハトに興味があったわけじゃない。だけど、この島には原資がない。圧倒的な自然しかない。人が来るにも時間がかかる。そういう負の要素をすべて逆転させる必要があったんだよ。俺には学歴も資格もないけど、必要性を説いて説得するにはそれだけの知識がなきゃいけない。生物学、地質学、幅広い科学の知識を独学で学んできた」宮川さんは、世界自然遺産にすることで、自然保護と経済の活性化をワンパッケージにできると思っていた。イルカの島と認知されたことで人が来て、類いまれなる自然に触れ、ここでしかできない体験をすればそこから認知されていく。やがて、人々は小笠原諸島に注目し、憧れの場所となっていった。今年、アメリカから返還されて50周年を迎えた。「ここまで30年以上かかったよ。なんだかわからない宿命を背負っちゃって、やらされているような強迫観念があった。でも、それが今なくなった。ああ、大切なものを守ることができたって、そういう気持ち。今初めて人としてスタート地点に立っている感覚なんだ。やり遂げるまでにたくさん学んだし、インテリジェンスも身につけた。今はただ生きていることに満足してる。これから初めて俺にとっての本物の運命がやってくるんじゃないかと楽しみだよ」今年、宮川さんを中心に据えたドキュメンタリー映画『プラネティスト』(2019年5月、順次ロードショー)が完成した。監督の豊田利晃さんは、前出の森永さんの書いた小説を読み、小笠原と宮川さんに惹かれていた。2014年から4年かけて原始の地球の姿を撮影した『プラネティスト』。人はこの島に来て何を感じるのか。小笠原の自然に触れたアーティストたちが、新たな気づきを得て、魂の本来の力を取り戻していく。その克明な記録がフィルムに焼きつけられた。俳優でアーティストである窪塚洋介さんもそのひとりだ。小笠原を訪れた感想をこう述べている。「あの地を訪れたことのある者としての“誇り”のようなものが心のどこかにあるような気がしてます。言葉を超えた『青』や『透明』との出会い、息づく生態系、風の声、そのすべてが何か別の惑星のようにも思える。当時、小学生の息子も行きましたが、この時期にあの途方もない自然とその力に触れることができて親としてとてもよかったと思います。彼のDNAに刻まれたその記憶はきっと一生の宝物や支えになるんじゃないでしょうか。ひとりでも多くの人に、あの島の魅力が伝わることを願っています。これからの時代に必要な自然や叡智や歴史、閃(ひらめ)きの宝箱だと思います」世界自然遺産に登録され、ドキュメンタリー映画が完成しても、宮川さんの物語は終わらない。祖父から父へ、宮川さんへと受け継がれた魂は、娘や孫たち、そして、宮川さんの魂に共鳴する次の世代に引き継がれ、脈々とつながっていく。6年前に父島に移住したスフォルツァ・ルディさん(37)はイタリアにルーツを持ち、日本、スイスなどさまざまな土地で暮らしてきた。「最近まで自分の故郷はないなと思っていたけど、今は父島に家族ができて、ここが帰ってくる場所と思えるようになりました」現在、翻訳業を営みながら小笠原諸島のフリーペーパー『ORB』を発行している。「ノリさんは僕にとって人生の案内人です。父島のためにできることを何か始めたい、すでにフィーチャーされている自然だけでなく、文化的な側面を打ち出していきたいと思っていました。雑誌に助言をくれ、背中を押してくださったのがノリさんです」宮川さんは、インタビューの最後をこう締めくくった。「俺はこれまで、アート作品を作ってきたんじゃないかと思う。ヒッピーだからね、コラージュが得意なんだよ。宇宙の成り立ちや禅の教えを自然保護に応用してきた。世界自然遺産になったことだって、アートだよね。アートには哲学がある。この世でいちばん美しいアートは自然だよね」■島がくれた「ブレない軸」42年、宮川さんとともに歩んできた妻のゆき乃さんは、こう振り返る。「いろいろなことをやってきたようだけど、彼の中にはずっと1本貫いている軸がありました。信じてやり続けることで、それを理解して人が集まってきてくれるようになった。これからも思うままにやりきってほしい。子育て中はいろいろ大変なこともあったけど、この年齢になって振り返ってみると、私がこの島に来て彼のそばにいた意味がわかるようになりました」長女の空(くう)さんは、「家族らしくなったのはここ数年」と笑う。「土日も夏休みも観光業はハイシーズン。父はほとんど家にいませんでした。3年前に私の娘、父にとっては初孫が生まれて、ずいぶん変わりましたね。スーパーに買い物に行くことなんて今までなかったのに、孫と2人でスーパーに行ってお菓子を買ってきたりするんですから(笑)」空さんの夫で、ともにコーヒーショップを営むサーファーの雄介さんも、「伝説のサーファー・ノリさんがこんなになるなんて、島の波動が変わるくらいの出来事です!」と言うほどだ。宮川さんがずっと持ち続けてきた「軸」とはなんだったのだろうか。「要するに、“絶対に人は美を求めて生きる”という信念なんです。人は困ったときは天に従おうぜっていうのが俺の提案。本当の自然に触れて、自分の中に起こることを感じれば、夢も希望もない社会に、夢と希望を与えることができる。そのきっかけとなるのが、この惑星、ボニンアイランドなんだと思っています」宮川さんは自然の翻訳者であり、案内人だ。ひとつひとつの命、ひとりひとりの価値観の違いをつなげ、世界を回す。波のいい日は海に出て波に乗り、父島の森を見回る。頼まれればガイドをし、林野庁や環境省との会議にも顔を出す。知り合いにサーフィンを教えることもあれば、撮影のコーディネートをすることもある。孫との散歩も楽しんでいる。そして今日もひとり、サーフボードを抱え、小さな惑星の波をとらえるため、海に出かけていく。(取材・文/太田美由紀撮影/伊藤和幸)おおた・みゆき◎大阪府生まれ。フリーライター、編集者。育児、教育、福祉、医療など「生きる」を軸に多数の雑誌、書籍に関わる。取材対象は赤ちゃんからダライ・ラマ14世まで。取材で培った知識を生かし、2017年、保育士免許取得。NHK Eテレ『すくすく子育て』リサーチャー。家族は息子2人と猫のトラ。現在、初の著書執筆中
2018年12月09日メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」の小笠原海が、窪田正孝主演の映画『東京喰種 トーキョーグール2(仮)』(2019年夏公開)に続投することが6日、明らかになった。同作は、石田スイによる累計発行部数3700万部を誇る同名コミックを実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種の臓器を移植されたことで、喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田)が戦いの中で自分自身と向き合っていく。カネキの最大の宿敵である喰種・月山習役に松田翔太、ヒロインの霧嶋董香役に山本舞香、西尾錦役に白石隼也と出演者が発表されていた同作。小笠原は、前作に引き続き、カネキの親友で唯一心を許せる貴重な存在・ヒデこと永近英良を演じる。もともと大の原作ファンである小笠原は、続編で再びヒデ役を演じることについて「心から幸せな時間」と感激の様子。また、出番がない日も現場に行き、一ファンとして存分にその空気を楽しんだという。○小笠原海 コメント再びヒデとして東京喰種の世界に帰ってくることができて原作の大ファンとして心から幸せな時間でした!あの現場の熱量を毎回楽しみにしており、今でも恋しく思います。ヒデという人物が親友カネキにとっての柱、そしてそっと寄り添える光であれるように、という気持ちで演じさせていただきました。今作では勝手にカネキと月山さんとで三角関係だと思っていました……(笑)前作よりもクレッシェンドしている喰種の世界を皆様に堪能してもらえることを楽しみにしています。(C)石田スイ/集英社 (C)2019「東京喰種 トーキョーグール2」製作委員会
2018年12月06日江波杏子さんが10月27日、肺気腫の急性増悪のため亡くなった。76歳だった。各スポーツ紙によると江波さんは肺気腫を長年患っていたが、これまで日常生活に支障はなかったという。しかし先月26日に体調不良を訴え、緊急入院。翌日の午後、息を引き取った。66年の映画「女の賭場」で演じた女賭博師役が評判を呼び、以降“映画女優”として活躍した江波さん。近年では11年「カーネーション」や16年「べっぴんさん」といったNHK朝の連続テレビ小説にも出演し、お茶の間でもその存在感を発揮していた。あまりに突然すぎる死――。Twitterでは驚きとともに、悲しみの声が上がっている。《一本筋の通った女性が持つ美しさ、凛としたかっこよさ。若い頃もお歳を召してからも実にお美しかった》《語り、表情、所作、美しさ、儚さ、今でも忘れられません》《かっこよくて好きな女優さんでした。残念……》公開されているものでは、今年4月に公開された松坂桃李(30)の主演作「娼年」が最後の映画作品。同作で江波さんは松坂演じる男娼を”買う”老女を演じ、その艷やかな演技が大評判。ファン層をさらに広げていた。実は江波さんにとって、同作はターニングポイントだったようだ。「江波さんは年齢のこともあり、『娼年』のオファーを受けるまで引退を考えていたそうです。しかし同作で濡れ場に挑戦し、女優魂が再燃。仕事に対し、さらに積極的になっていました。亡くなった当時は来年のスケジュールも予定にあったと聞きます。ですからファンのみならず、周囲も動揺が隠せないようですね……」(映画関係者)その姿は、観た者の記憶の中で生き続けるだろう――。
2018年11月02日去る2018年10月27日、名女優・江波杏子さんが肺気腫(慢性閉塞性肺疾患)の急性増悪のため、急逝したことが所属事務所より発表された。76歳だった。1942年10月15日生まれ、1960年公開の『おとうと』で映画デビューを果たし、その後初主演作『女の賭場』が大ヒットとなり、『女賭博師』シリーズとして17本がつくられ大映の看板スターになった江波さん。近年では、「女王の教室」「ごくせん」や連続テレビ小説「カーネーション」「べっぴんさん」などに出演。さらに、松坂桃李主演の映画『娼年』では、舞台版に引き続き上品な老女役で出演していた。この度の急逝に関して、所属事務所は「あまりに突然の出来事に言葉もありません」とコメント。さらに、「肺気腫は長年患っておりましたが、日常生活には差し障りなく女優業に励んでおりました。現に10月22日(月)まで、NHKのラジオドラマの収録をしておりましたし、11月以降から来年にかけて、いくつかのドラマのオファーにもお引き受けすべく、私共スタッフとミーティングも重ねておりました」と明かしている。この訃報にネットでは、「また一人、格好良い女優さんが旅立たれた」「江波杏子さんは、この間まで再放送していた朝ドラカーネーションに出ていたからショック。好きな女優さんの一人」「また一人大好きな女優さんが逝ってしまった」「嘘でしょ… ショック…」といった悼む声が後を絶たない。また、舞台版「娼年」で共演した女優・須藤理彩は、SNSにて共演をふり返りつつ「また成長してお会いしたかったです。ありがとうございます」と悲しみの声を寄せている。なお、江波さんが出演したドラマは今後も放送していく予定だという。素晴らしい演技で多くの人々を魅了してきた江波さん――心よりご冥福をお祈りいたします。・「カラスになったおれは地上の世界を見おろした。」11月10日(土)22時~NHKBSプレミアム・「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車37 猫を抱いた死体」11月16日(金)19時57分~フジテレビ・「FMシアター 罵詈雑言忠臣蔵」(ラジオドラマ)12月8日(土)22時~NHKFM・「小吉の女房」2019年1月11日(金)20時~(全8回)NHKBSプレミアム(cinemacafe.net)
2018年11月02日中村アン、古川雄輝、大谷亮平らが出演した木曜ドラマF「ラブリラン」の最終回が6月7日(木)深夜に放送され、古川さん演じる町田翔平がついに笑顔を見せた。SNS上には「古川くんのこと好きになりました」など“古川=町田”ファンの声が溢れている。天沢アキの人気コミックを原作にドラマ化された本作。中村さん演じる南さやかは男性経験のない30歳地味女子。元々は大谷さん演じる「ワイルド甘々男子」鷺沢亮介に15年間片思いを続けていたのだが、古川さん演じる「ドSツンデレ男子」町田翔平と同棲、地味女子とは正反対の女性へと変貌を遂げる。しかしある日記憶を失ってしまう。そしてさやかと町田の“二度目の恋”に大政絢演じる町田の元カノのモデル・小笠原杏子。片瀬那奈演じる亮介の恋人・青山瑞希が絡んで…というストーリー展開。最終回ではこれまで断片的にしか蘇ってなかったさやかの記憶が復活。さやかが町田に別れを告げた真の理由が明かされた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。町田は以前の会社でミスを犯し会社を追われた。その後かつての上司からロンドン行きを誘われ、それを元カノの杏子に相談していたのだが、さやかは浮気と誤解。二人の仲が上手く行かなくなっていた頃、杏子がさやかのもとを訪れ「町田君をロンドンに行かせてほしい」と説得。さやかは町田の夢のために別れを決意。亮介が好きだとうそをついて町田と別れたのだった。さやかの記憶が戻りお互いの想いを伝え合った2人。ラストは渡英した町田が帰国、それを空港で待っていたさやかが「おかえり」と町田に抱きつく…というハッピーエンド。もちろん亮介はさやかに振られるのだが、瑞希とはより深い絆を築いて、それぞれが新たな道を歩む…という展開。渡英直前、会社のお別れ会で初めて笑顔をみせる町田に「最後にあんな笑顔見せられてもっと好きになってしまった」「まっちーの笑顔がみれて最後までキュンとしたぁ」などの声多数。「ラブリランで古川くんのこと好きになりました。毎週木曜日の夜が楽しみでした」「週一の楽しみが終わってしまったー古川雄輝すきだー」「ドSツンデレ男子の雄輝くんを見れて幸せでした」といった古川さんへの賛辞の言葉がネット上にあふれたほか、「古川くんの次回作が何なのか、楽しみ」という反応も。本作でこれまで以上に大きな注目を浴びた古川さんの今後の活躍に期待が高まる最終回となった。(笠緒)
2018年06月08日中村アン、古川雄輝、大谷亮平、大政絢、片瀬那奈らを迎えた切なさ全開のラブストーリー、木曜ドラマF「ラブリラン」の第9話が5月31日(木)深夜にオンエアされた。本作は天沢アキの人気コミックをドラマ化。記憶を失った3か月の間に別人のように華やかに生まれ変わった30歳地味女子・南さやかを中村さんが演じ、記憶を失くしてる間さやかが同棲していた「ドSツンデレ男子」町田翔平に古川さん、さやかが元々片思いを続けていた「ワイルド甘々男子」鷺沢亮介に大谷さん、町田の元恋人のトップモデル・小笠原杏子に大政さん、亮介の恋人の青山瑞希に片瀬さんを迎え、それぞれが織りなすラブストーリーが毎週視聴者をヤキモキさせ続けてきた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ついにラスト前1話となった今回、なんとさやかが“地味女子”に戻ってしまう。そんなさやかに驚く周囲だが亮介は平然とした表情で「広島に一泊で同行取材したい」と言い出し、さやかもそれを承諾。町田の誕生日に2人は広島へ旅行に行ってしまうことに。一方、杏子は町田にロンドンからのスカウトの話を持ち込む。町田はさやかにロンドン行きは告げないつもりでいたが、自分の誕生日の話題を振られ、記憶を失くす前のさやかと思い出の公園で誕生日を祝おうと話したことを思い出す。そして町田の誕生日の6月3日、さやかもそのことを思い出し、引き留める亮介を振り切り町田にメッセージを送って公園に向かうのだが、そのメッセージに気付いた杏子は町田がメッセージを閲覧する前に削除。公園で町田を待ち続けるさやかだが、そこに現れたのはさやかを追ってきた亮介だった…というのが今回のストーリー。ロンドンへの転職に際しての面談で英語を駆使する町田には「雄輝くんの英語に溺れる」「まっちーの英語かっこよかったなぁ」といった声が集まった。また、さやかのメッセージと着信を勝手に削除した杏子に対し、視聴者からは「メッセージ消すのはクソすぎる」「杏子に幻滅、イライラする!」「今までいい女とおもってたのに」など怒りの投稿も。いよいよ次週で最終回となる本作。「次で最後なんてさみしい」「最後は上手くまとまってください」などの投稿も多数見受けられ、さやかたちの切なすぎる恋愛の結末に多くの人が注目している様子だった。木曜ドラマF「ラブリラン」は毎週木曜深夜11:59~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2018年06月01日大人気アイドルグループ・超特急のメンバーとして活躍しながら、俳優としてもメキメキ頭角を現している小笠原海さん。ドラマ『アンナチュラル』での自然体の演技は、記憶に新しいところです。注目俳優・小笠原海さんとカメラマン・佐野方美さんの出会いが生んだときめきの瞬間。小笠原:屋上での撮影、すっごく気持ちよかったです!佐野:最初から屋上で撮りたかったんですよ。男の子が高い場所にいると、青春ぽさとかやんちゃ感が出るので、小笠原さんに合うんじゃないかと思って。小笠原:高いところ、大好き!天気もすごく良かったし、ついついはしゃいじゃいました。後ろに足がちょこんと出ているカットなんて、ただの子供みたいですもんね(笑)。佐野:これ、すごくいい瞬間!もともとクールな顔立ちなのに、ノリノリで登ってる。そのギャップに、女子はキュンときます。小笠原:ただ楽しくて遊んでただけなんですけどね(笑)。本名の“小笠原海”で撮られる時は、どちらかというとほんとうの自分に近いんです。とくに今日は、僕そのものって感じで、素がまんま出ちゃいました。佐野:小笠原さんは、初対面の人にもオープンマインドですよね。何も説明しないまま始めたのに、すっと雰囲気に馴染んでくれて。小笠原:そういえば「登って」くらいしか指示がなかったですね(笑)。初めての方と作品を作るのも好きなんですよ。知らない自分が引き出されて、世界が広がるんです。とくに煽った角度のカットに、新鮮な僕がいました。佐野:顔の輪郭が美しいから、煽りがいがありました(笑)。横顔もきれい。日本人には難しい角度なのに、あまりに素敵だからたくさん撮っちゃいました。次は、きっちりメイクした“カイ”さんを撮ってみたい。小笠原:ぜひ、お願いします!実は、佐野さんが超特急を撮ったらどうだろうって思ってたんです。バッキバキのメイクで再会しましょう(笑)。おがさわら・かい1994年9月27日生まれ。神奈川県出身。メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急のメンバー。出演作は映画『東京喰種 トーキョーグール』など。衣装はスタイリスト私物さの・まさみKiKi所属。水原希子、玉城ティナなどのフォトブックのほか、ファッションブランドカタログ、MVを多数手がける。昨年、自身の初写真集『SLASH』を発表。※『anan』2018年5月30日号より。スタイリスト・小林 新(UM)ヘア&メイク・堤 紗也香取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2018年05月26日中村アン連続ドラマ初主演作「ラブリラン」第8話が5月24日深夜放送。中村さん演じるさやかと古川雄輝演じる町田翔平との“別れの真実”が判明、視聴者からは「まっちー可哀想」など町田への共感と声援の声が続々と寄せられている。本作は天沢アキによる同名コミックを原作に、中村さん演じる“地味女子”南さやかが、15年想い続けている“ワイルド甘々男子”鷺沢亮介と“ドSツンデレ男子”町田翔平の間で揺れ動く三角関係に、亮介の恋人・青山瑞希、町田の元カノのモデル・小笠原杏子らも関わって展開されるラブストーリー。町田を古川雄輝が、亮介を大谷亮平が、瑞希を片瀬那奈が、杏子を大政絢がそれぞれ演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。亮介とベッドでキスをしようとした記憶が蘇ったさやかは、町田に「私たちが別れた原因をどうしても知りたいの」と尋ね、さやかが「亮介が忘れられないから別れよう」と言ったことを知る。さやかはいまの自分の気持ちを伝えようとするが突き放されてしまう。罪悪感から仕事に打ち込むさやかは貧血で倒れてしまう。さやかを巡り亮介と町田が“対決”。目覚めたさやかに亮介は「キスしようとしたが俺たちは何もなかった」と、さやかが亮介を遮って「町田君が好き」と告げたことを明かす。さやかは町田に「私はずっと町田君が好きだった」と伝えるが、町田はさやかが記憶を失くしたのはやり直すためだったんだと言い「正しい場所に戻ろう」と告げ家を出ていき、杏子のもとに向かう。その頃亮介の家でも瑞希が亮介に別れを告げて出ていく…というのが7話の展開。とにかく今回は町田君が“切ない”展開ということでSNSにも「ほんとにここに来て一番辛いの町田くん」「町田くんだけが可哀想じゃないか」などの声が続々と投稿される。特にさやかと亮介の会話を立ち聞きしてショックを受ける場面では「まっちーの顔!悲しそう」「まっちーが傷ついてるのが見てられない」「まっちーのあの顔せつねー」などの反応が殺到。また帰宅した際の町田のネクタイをゆるめた姿に“萌える”ファンも多数。「マッチーのネクタイゆるゆるに萌える深夜」「町田君はどこまでも優しくて不器用な男の子だな~~~!ネクタイとかプレゼントしてあげたい!養いたい!」など“町田君推し”のツイートがタイムラインをにぎわせている。(笠緒)
2018年05月25日中村アン、古川雄輝、大谷亮平の3人が織りなすラブストーリー、木曜ドラマF「ラブリラン」の第7話が5月17日(木)深夜オンエア。ゲストに“中国のガッキー”ことロン・モンロウが出演、ラストの衝撃展開と今回も見どころ満載で視聴者を熱くさせた。原作は天沢アキの人気コミック。中村さん演じる南さやかは男性経験のない30歳地味女子だったが、記憶を失った3か月の間に古川さん演じる「ドSツンデレ男子」町田翔平と同棲、別人のような生活を送っていた。元々さやかは大谷さん演じる「ワイルド甘々男子」鷺沢亮介に15年間片思いを続けていたはず。これまでの展開のなかで徐々に記憶が戻ってきたさやかに、町田は「記憶が戻ったら家から出て行ってほしい」と冷たく接する。この3人の関係に、大政絢演じる町田の元カノのモデル・小笠原杏子。片瀬那奈演じる亮介の恋人・青山瑞希が絡んでくる…というのがこれまでの展開。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第7話は町田に拒まれた理由を探るために「振られた理由」を思い出そうとするさやかを軸にストーリーが展開。もう1度やり直したいというさやかを「俺たちは同じことを繰り返す」とかたくなに拒む町田。ペアで購入したマグカップが割れて同じものを探そうとするが見つからず泣きながら街を歩くさやかのもとに、自分の気持ちに気付いた亮介と町田が向かうのだが、先に着いたのは亮介。亮介は町田を思って泣くさやかを「幼なじみの兄貴なんてもう無理だ」と抱きしめる。そのときさやかは記憶を失っている間に亮介にキスされそうになっている自分の姿を思い出す。そしてそこに町田もやってきてしまう…というストーリー。これまで謎だった町田がさやかを冷たく拒む理由が亮介との“浮気”だったのでは?というラストに、「てか、亮ちゃん!今更なんなの!」「まっちー一発なぐったれ!」と怒りの声が続々SNS上に上がり、一方古川さん演じる町田には「町田くん、最後可哀想すぎ」「古川くんの切ない表情がすごく良い」などの反応が。「このままじゃ全員幸せにならないよ」など、登場人物が全員“失恋”している状況を嘆く投稿も。また今回ゲストとして出演したロン・モンロウさんには「ロン・モンロウちゃん可愛かった…」「めちゃくちゃかわいいやないかい」など、その可愛さを絶賛する声が多数寄せられている。さやかの恋はどんな決着をみせるのか?ラストに向け走り出した「ラブリラン」から目が離せない。木曜ドラマF「ラブリラン」は毎週木曜日23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2018年05月18日中村アン演じる男性経験のない30歳女子のラブストーリー木曜ドラマF「ラブリラン」の第6話が5月10日放送。“ドSツンデレ男子”を演じてきた古川雄輝のタキシードやエプロン“料理男子”姿に視聴者からの“絶叫”ツイートが多数寄せられている。本作は天沢アキの人気コミックをドラマ化。15年間幼なじみに片思いを続けていた30歳地味女子・南さやかを中村さんが演じて主演。さやかが記憶を失った3か月の間に同棲していた「ドSツンデレ男子」町田翔平を古川さんが演じているほか、さやかが片思いを続けてきた「ワイルド甘々男子」鷺沢亮介を大谷亮平が、さやかから町田を奪おうとする町田の“元カノ”小笠原杏子に大政絢、亮介の恋人・青山瑞希に片瀬那奈。第6話にはさやかの母親役で榊原郁恵がゲスト出演した。※以下、ネタバレを含む表現があります。ご了承ください。今回はさやかの母親が突然自宅を訪れ会社や仕事先に押しかけてくる…という展開。町田のことを見たかったという母親に対し、町田はすでに別れたにも関わらずまだ恋人の振りをする。前半では町田が杏子のウェディング撮影で急きょ相手役モデルを努めることになり白いタキシード姿に。それを見ていた視聴者からは思わず「タキシード仮面!!!!!」の声が。「町田くん(タキシードver.)カッコよすぎる」「古川さん演じる町田くん白馬の王子様かよ」「古川くんの白タキシードなにーー?似合いすぎ~~」などのツイートが相次ぐ。さらにさやかの母は自宅に亮介や瑞希を招いて食事会を催し、そこで町田に娘に対する真意を問いただす。耐えきれなくなったさやかは「もう別れた」と告白し家を飛び出してしまう。食事会ではエプロン姿で料理を手伝う町田の姿も。するとSNS上には「えぷろぉぉん!!」と叫びにも似たツイートが。さらに「エプロン可愛い!料理上手そう」「エプロンまっちーきた(笑)」「スーツにピンクエプロン」「エプロン町田くんにおかえりって言われたい~」などの古川さんのエプロン姿に興奮を抑えきれない視聴者の声が殺到。なかには「実際町田くんの中の人も料理男子です」というツイートも見られた。今回、ラストでさやかは町田に「好き」と告白するのだが、町田は「だったら早く出て行ってください」と冷たく言い放つ。一方瑞希も亮介に「結婚を考え直そう」と伝えて…次回の「ラブリラン」も目が離せない。「ラブリラン」は毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2018年05月11日中村アンが古川雄輝、大谷亮平演じる2人の男性との間で揺れ動くヒロインに扮した木曜ドラマF「ラブリラン」の第5話が5月3日深夜オンエア。今回は古川さん演じるクールな町田がピンチに!古川さんの演技に「可愛い」「愛おしい」の声が続出中だ。天沢アキの人気コミックをドラマ化した本作。記憶を失った3か月の間に別人のような生活を送っていた30歳地味女子・南さやかを中村さんが演じて主演、さやかが15年間片思いを続けていた「ワイルド甘々男子」鷺沢亮介に大谷さん、記憶を失くしてる間さやかが同棲していた「ドSツンデレ男子」町田翔平を古川さんが演じ、町田の元恋人のトップモデル・小笠原杏子に大政絢、亮介の恋人のデザイナー・青山瑞希に片瀬那奈といったキャスト。第5話には町田に恨みを持つ元取引相手の小松役で尾上寛之がゲスト出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。杏子の発案で記憶を取り戻すため“再現デート”をすることになったさやかと町田。最初はなかなか記憶が戻らなかったさやかだが水族館で優しい町田の姿を思い出す。そんなさやかに杏子は「記憶が戻ったら私が戻ることになってるの」と復縁するつもりだと伝える。その頃町田はさやかが進めていたジュエリーの案件が突如キャンセルになったことを知らされる。原因はかつての仕事相手で町田に恨みを持つ小松の仕業だった。立場が逆転したことで復讐しようとする小松に頭を下げ、徹夜で資料を作る町田だが高熱で倒れてしまい…というのが第5話のストーリー。今回の見どころはなんといってもこれまでクールな姿が印象強かった町田の優しさが見えるシーンの数々。今まであまり見せることのなかった笑顔には「今の笑顔可愛い」「町田くん優しいがすぎる」「デートで楽しそうに笑う町田くんが愛おしい…」などの声が続出。さらにさやかに対し「急に振り向かないでください」と照れをみせる場面には「鳥肌レベルかっこいい」「クールな人が照れたときほどにやけが止まらない」「普段ツンツンしてる人が照れるのはマジ可愛い」と、これまでクールなキャラだった分“キュン死”する視聴者が続出。古川さんの「ラブリラン」“新規”ファンが大量発生している模様だ。(笠緒)
2018年05月04日中村アンの連続ドラマ初主演作となる新木曜ドラマF「ラブリラン」の第4話が4月26日深夜に放送された。大政絢演じる町田の元カノで人気モデルの小笠原杏子と中村さん演じるさやかとの“バトル”に思わず胸キュンなラスト…今回の第4話にネットの反応は?30歳にして男性経験のない地味女子で3か月にわたり記憶を失っている南さやかを中村さんが演じ、さやかがずっと片思いを続けてきた「ワイルド甘々男子」鷺沢亮介を大谷亮平が、さやかが記憶を失っている間に付き合っていた「ドSツンデレ男子」町田翔平を古川雄輝が演じる本作。※以下、ネタバレを含む表現があります。ご了承ください。前回のラスト、大政絢演じる翔平の元カノでトップモデルの小笠原杏子がいきなりさやかをビンタ。今回の4話ではさやかが化粧品のWEB展開のチーフを任されることになったものの、そのイメージモデルに杏子が起用され、撮影現場でさやかは杏子から無理難題を押しつけられる。上手くディレクションできないさやかは現場を外されることに。落ち込むさやかだが翔平からのヒントで記憶を思い出し杏子を説得。撮影を成功させる…という展開。今回の見どころは2人の“元カノ”の間で揺れる翔平の姿。「町田くんクール過ぎて何を考えてるのか分からない」「町田くんの横顔ステキ…」「町田くんの睫毛ですら愛おしい」など、基本クールながらもそのなかに微妙な感情の動きを表現する古川さんとその演技を評価する声が続々とSNSに上がっている。今回、バレンタインに翔平からの告白でさやかとの交際がスタートしたことが明かされ、2人のキスシーンも。「今日のキスシーン良かったなぁ」「古川さんのキスの仕方って、見てる方もドキドキしますね」「古川くんのキスの仕方エロい」「このキスの仕方すごいタイプ」など、古川さんの“キス”に心ときめいた女性ファンからの声も。さらにラストでは杏子が翔平にキスする場面も。本格的な恋のバトルに発展しそうな次回に「来週どうなるんだろ?早く続きが見たい」「また1週間待つなんて耐えられん!」などの反応も多数寄せられている。木曜ドラマF「ラブリラン」は毎週木曜日23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2018年04月27日モダンスパニッシュ・レストラン「小笠原伯爵邸」では、毎年恒例となった一夜限りのスペシャルイベント「スペインナイト 2018」を5月31日(木)に開催する。「小笠原伯爵邸」最大級の一大フェスタ昭和初期の1927年に小笠原長幹伯爵の邸宅として建てられたスパニッシュ様式の洋館「小笠原伯爵邸」を舞台に、フラメンコやカジノなどのエンターテインメントや、ピンチョスのフルコースをはじめ、スペイン各地からのチーズ、子豚の丸焼きコチニージョ、大鍋のパエリア、ガーデンでのグリル料理など、目にも鮮やかな料理の数々をスペイン全土から集まるワインとともに楽しめる本イベントは、毎年250名超の参加者が集まり、キャンセル待ちが出る人気イベントだ。日本スペイン外交関係樹立150周年!さらに今年は、日本スペイン外交関係樹立150 周年記念イヤー。本年度のフラメンコは、「平成29 年度 文化庁芸術祭大賞」を受賞した、石井智子氏に決定。目の前で繰り広げられる情熱的な舞がイベントを盛り上げる。ドレスコードは、スペインの情熱的な夜にぴったりな装い。会費は、女性16,000円、男性18,000円(税サービス料込)。スペイン気分で盛り上がる初夏のパーティへ、ドレスアップしてお出かけしてみてはいかが。申し込みはWebサイトより先着順。小笠原伯爵邸「スペインナイト 2018」開催概要日時:5月31日(木)18:30開場 19:00開会 ※雨天決行会費:お一人様 女性 16,000円 / 男性 18,000円(料飲税サ込)会場:小笠原伯爵邸(東京都新宿区河田町10-10)ドレスコード:スペインの情熱的な夜にぴったりな装い形式:ピンチョススタイル(text:cinemacafe.net)
2018年04月24日「スペインナイト 2018」が、モダンスパニッシュ・レストラン「小笠原伯爵邸」にて2018年5月31日(木)に開催される。11年連続ミシュラン1ツ星獲得の「小笠原伯爵邸」にて毎年開催される「スペインナイト」。1927年に建てられたスパニッシュ様式の洋館で、スペイン料理の提供やスペイン音楽が奏でられる一夜限りの情熱的なイベントだ。軽食"ピンチョス"のフルコースや、シェフが焼き上げる巨大パエリア、仔豚の丸焼きなど、邸内のいたるところで豪華スペイン料理が提供される。さらに、普段は非公開のワインセラーにこの日限りのバーが出現。スペイン全土から選りすぐったワインを存分に楽しむことができるのだ。2018年は、日本とスペインの外交関係樹立150周年。この記念すべき年にフラメンコを踊るのは、「平成29年度文化庁芸術祭大賞」を受賞した石井智子。情熱的で迫力満点な舞が目の前で繰り広げられる。他にもカジノやトゥナの生演奏などが予定されており、スペイン文化を直に感じられる貴重なイベントとなっている。【詳細】スペインナイト 2018開催日時:2018年5月31日(木) 18:30開場・19:00開会 ※雨天決行 会場:小笠原伯爵邸住所:東京都新宿区河田町10-10会費:1人 女性 16,000円/男性 18,000円(飲食代・税金・サービス料込み)ドレスコード:スペインの情熱的な夜にぴったりな装い
2018年04月21日中村アン、古川雄輝、大谷亮平らの共演で描く木曜ドラマF「ラブリラン」の第3話が4月19日深夜放送。ヒロイン・さやかに嫉妬する町田を演じた古川さんに「切ない」「かっこよ過ぎ」という声が寄せられた。天沢アキによる同名コミックをドラマ化。中村さんが15年間幼なじみへの片想いをこじらせた結果、30歳にして男性経験がなく、さらに3か月の記憶を失ってしまう地味女子・南さやかを演じ、さやかが片思いを続けてきた「ワイルド甘々男子」鷺沢亮介を大谷さんが、記憶を失くしてる間にさやかが同棲していた「ドSツンデレ男子」町田翔平を古川さんが演じている。そして亮介の恋人・青山瑞希には片瀬那奈。翔平の元カノでトップモデルの小笠原杏子には大政絢といったキャストが出演している。※以下、ネタバレを含む表現があります。ご了承ください。19日放送の第3話では亮介に告白することを決意したさやかだが、亮介が自分を妹としか見ていないことに気付いて告白をあきらめる。そんなさやかに「(亮介に)便利使いされているだけ」と冷ややかな態度をみせながらも「リングに上がれ」と告げる町田。その言葉に意を決しさやかは亮介に告白するが、実は記憶を失くしている間にもさやかは亮介に告白していた。さやかは亮介への想いを断ち切り新たな一歩を踏み出すという展開。さやかのもとに杏子が現れ突然のビンタ……という衝撃的なラストで幕を閉じた。今回のオンエアで視聴者の多くが反応したのが、町田がさやかに嫉妬の感情をみせるシーン。クールを装いながらもそのなかに強い感情をみせる町田に「町田くん ちょっと今ドキッてした?」「町田くんやきもちか」「まっちーが切ない」「拗ねちゃってるじゃん」などの声が続出。そんな町田を演じる古川さんにも「古川雄輝さんの魅力にどハマりしてます」「古川雄輝がイケメンすぎてすごい」など多数の反応が寄せられていた。3話までの放送を経て「きゅんきゅんして、毎週楽しみで、見たくなる内容ー!」「ラブリラン最高じゃないですか?」「早く来週にならないかと思ってるぐらい楽しみです」などドラマ自体も高く評価されている模様。さらに今後の展開が期待できそうな「ラブリラン」は毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2018年04月20日中村アンが男性経験のない30歳女子を演じて主演、大谷亮平、古川雄輝との間で揺れ動く木曜ドラマF「ラブリラン」が4月5日放送を開始。ネット上では“ドSツンデレ男子”を演じる古川さんに「めっちゃかっこいい」「マジイケメン」などの声が相次いでいる。本作は天沢アキによる同名コミックのドラマ化作品。中村さんが演じる南さやかは15年間幼なじみへの片想いをこじらせた結果、30歳にして男性経験のない地味女子。片思いを続けてきた「ワイルド甘々男子」鷺沢亮介への想いを伝えようと決意して眠りにつくが、目覚めると知らないそこは見知らぬ家。服装も髪型も全然違う自分に驚くさやかだが、さらにその家でさやかは「ドSツンデレ男子」町田翔平と一緒に暮らしていた。さやかは3か月間の記憶を失っており、その間に見た目だけでなく性格も変わり、翔平と付き合って同棲までしていた。片思いを続けていた亮介の家に向かうが亮介は不在で、亮介と交際中のイラストレーター・青山瑞希に出くわしてしまう。さらに自分の住んでいた家も友人に譲っており、居場所もなく1人泣いているさやかのもとに翔平がやってきて「変わろうとしているあなたが好きだった」と告げる。さやかは翔平と暮らしながら失った3か月を取り戻そうと決意する…というのが1話のストーリー。さやかが片思いを続けてきた鷺沢亮介を演じるのは「逃げるは恥だが役に立つ」「奪い愛、冬」の大谷亮平、さやかの同僚で同棲している町田翔平を演じるのは連続テレビ小説「べっぴんさん」『曇天に笑う』の古川雄輝。また亮介の恋人、青山瑞希には片瀬那奈。翔平の元カノでトップモデルの小笠原杏子には大政絢といったキャスト。注目の第1話、放送が開始すると翔平役の古川さんに対する反応が続々と投稿。「古川くんマジイケメン」「相変わらず最高だな……」などファンからとみられる反応のほか、「古川雄輝かっこいい。何者。」「まちださんって役の人がクールイケメンだった!!」といった今作で古川さんの存在を知ったと思われる声も。そのほかにも「どSな古川くんが萌えます!!!」など役柄のイメージを重ねた感想なども見られた。また「中村アンちゃんかわいい」「大谷亮平さんかっこよすぎ無理」など主演の中村さん、そして大谷さんに対する声も多数。「ラブリアン絶対好きな系統のドラマだから楽しみにしてたー」「ラブリアンきゅんきゅんや」などストーリーに反応したツイートも数多く見られた。第2話もさらに面白くなりそうな「ラブリラン」は毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2018年04月06日ミシュラン1ツ星のモダンスパニッシュ・レストラン「小笠原伯爵邸」では、毎年恒例となったブラックタイ・クリスマスパーティ「聖なる薔薇の夜会」が、12月23日(金・祝)の夜に開催となる。◆インスタ映えも抜群!ドレスアップして特別な一夜を楽しむクリスマスムード一色に飾られた邸内。イベント当日のドレスコードは、ブラックタイ。つまり、フォーマルな装いまたはそれに準ずる服装にドレスアップして楽しむ場だ。料理はブッフェスタイルとなっており、カラフルなピンチョスに生ハム、ガーデンでは香ばしいグリル料理が並び、食事のあとは、クリスマスならではの可愛らしいデザートビュッフェを楽しめる。かつて伯爵の邸宅であった当時の趣を残す邸宅を舞台に、クリスマスナンバーのジャズ生演奏やカジノに興じたり、集まった人々と談笑を楽しみながら、特別な一夜を過ごせる。聖夜にふさわしく、真っ赤な薔薇色にライトアップされた邸内で、ドレスアップした紳士・淑女たちが集うスペシャルな一夜限りのクリスマスイベントをチェックしてみて。■イベント概要「大人のクリスマスパーティ 聖なる薔薇の夜会」日時:12月23日(土・祝)18:00開場/18:30開宴会費:男性 18,000円/女性 16,000円(料理・飲物含む、税サ込)会場:小笠原伯爵邸スタイル:ブッフェスタイルドレスコード:ブラックタイもしくはそれに準ずるフォーマルな服装予約申込方法:「小笠原伯爵邸」公式ホームページより受付中(text:cinemacafe.net)
2017年11月22日レストラン「小笠原伯爵邸」でクリスマスパーティ「聖なる薔薇の夜会」が2017年12月23日(土)に開催される。「小笠原伯爵邸」は10年連続ミシュラン1つ星を獲得したモダンスパニッシュ・レストラン。1927年に建てられたスパニッシュ様式の洋館を改装した店内や創作スペイン料理で人気を集めている。そんな「小笠原伯爵邸」でクリスマスパーティ「聖なる薔薇の夜会」が開催。ドレスコードをブラックタイに設定したこの大人のクリスマスパーティでは、邸内をクリスマスムード一色に装飾する。薔薇色にライトアップされた邸内では、カラフルなピンチョスに生ハム、ガーデンではグリル料理を提供。また、食事の後に楽しめるクリスマスならではの可愛らしいデザートビュッフェも用意される。パーティでは、特別な一夜を彩るクリスマスナンバーのジャズ生演奏や、カジノも実施。さらに、邸内にはクラシックスタイルのラウンジや、イスラム様式の内装が美しいシガールームなど、写真映えするスポットも多数あるので、華やかな雰囲気を写真で残すことも可能だ。【詳細】小笠原伯爵邸 大人のクリスマスパーティ 聖なる薔薇の夜会開催日:2017年12月23日(土)開催時間:開場 18:00 開宴 18:30会費:男性 18,000円、女性 16,000円(料理・ドリンク・サービス料、税込)会場:小笠原伯爵邸住所:東京都新宿区河田町10-10ドレスコード:ブラックタイもしくはそれに準ずるフォーマルな服装申込方法:小笠原伯爵邸公式ホームページより【問い合わせ先】小笠原伯爵邸TEL:03-3359-5830
2017年11月10日TBSにて来年1月より放送予定の金曜ドラマ「アンナチュラル」。この度、本作で主演を務める石原さとみの弟役として、「超特急」のメンバー・カイこと小笠原海が出演することが決定した。大ブームを巻き起こしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の脚本家・野木亜紀子が手掛ける本作は、日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」で働く人々の人間ドラマを中心に描き、「死」の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく、1話完結型の医療サスペンス作品。死因究明のスペシャリストである解剖医・三澄ミコト役を石原さんが演じるほか、井浦新、窪田正孝、市川実日子、松重豊と豪華キャストが決定している。そして今回新たに出演が決定したのは、「超特急」のメンバーとして活躍し、映画『東京喰種 トーキョーグール』などにも出演する小笠原さん。今作で彼が演じるのは、石原さん演じるミコトの弟・秋彦(25)。真面目で責任感が強い秋彦は、大学時代にアルバイトをしていた予備校に就職し、講師として学生指導にあたっている。また。不在がちな両親のかわりに姉と過ごすことが多かったせいでお姉ちゃんっ子として育つが、ミコトから“秋ちゃん”と呼ばれることを最近は少々照れくさいと思っている、という役どころだ。連続ドラマに出演するのは今回が初となった小笠原さんは、「心からうれしかったです。演技をすることがいまとても楽しくて、新鮮な経験なので連続ドラマにレギュラー出演できることが幸せです」と喜び、「普段家族といるときには何も意識せずに話しているので、その感覚を演技で自然に出すことを考えました。あとは、役柄と同じ予備校講師の動画などを見たりしました」と役作りについて明かす。共演の石原さんについては、「演技中はもちろんのこと、カメラの回っていないところでも気さくに話しかけてくださって、本当の姉のように慕っています!また、役に対して真摯に向き合っている姿にとても刺激を受けています!」と印象を語る。また今後について、「連続ドラマや映画、チャンスがあればいろいろんなことに挑戦していきたい」と目標を明かす彼は、「普段の自分では有り得ないトリッキーな役柄も演じてみたいです。超特急のカイとしても、俳優の小笠原海としてもより上のステージに上がっていきたいと思います」と話している。なお、本作に医大生・久部六郎役として出演する窪田さんとは、『東京喰種 トーキョーグール』にて親友役で共演している小笠原さん。2人の再共演にも注目だ。金曜ドラマ「アンナチュラル」は2018年1月より毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年11月05日俳優の窪田正孝、鈴木伸之、「超特急」小笠原海ら映画『東京喰種トーキョーグール』のキャストたちが、7月25日(火)今夜放送の日本テレビ系「火曜サプライズ」にゲスト出演。東京の信濃町を舞台に“アポなし旅”を繰り広げる。旅とグルメをテーマにしたロケバラエティとして多くの視聴者に愛される本番組。なんといってもメインMCのウエンツ瑛士が毎回登場するゲストとともに様々な街にロケに赴き、ゲストたちが自力でロケする店と交渉する“アポなしグルメ旅”が人気だ。“アポなし旅”に登場するのは今回で5回目となる窪田さん、今回同企画では初めて年下の俳優である鈴木さんとの出演となり、張り切ろうとするが果たして上手く行くのか。まずは駅前で地元の人に聞いた人気のラーメン店へ向かう。交渉は成功するのか?さらに映画で共演した小笠原さんも合流。3人のプライベートや素顔にせまるトークが展開する。また江原啓之と「オリエンタルラジオ」の2人による「隠れ家で待つ怪しい女」にはタレントの小倉優子が登場。先日離婚を発表した小倉さんからの悩み相談に江原さんは「ゆうこりんは再婚します」と衝撃発言。その真相とは!?放送をお楽しみに。今回アポなし旅にゲスト出演した窪田さん、鈴木さん、小笠原さんが出演している映画『東京喰種トーキョーグール』は「週刊ヤングジャンプ」連載の人気コミックが原作。人の姿をしながら、人を喰らう怪人“喰種”が潜む東京が舞台。窪田さん演じる読書好きの平凡な大学生・金木研は、通い詰める喫茶店「あんていく」で自分と同じ作家の本を愛読するリゼと出会い思いを寄せるが、リゼは喰種だった…。半分人間・半分喰種となったカネキが人の命を奪い、喰い生き永らえる“喰種”の存在に疑問と葛藤を抱きながら、模索し生きる姿を描くストーリーが展開する。窪田さんがカネキ役で主演を務めるほか、鈴木さんは喰種を敵対視する「CCG」のメンバー役で、小笠原さんはカネキの唯一の親友・ヒデ役で出演。そのほか喰種の女子高生・トーカ役で清水富美加、リゼ役を蒼井優、桜田ひより、村井國夫、浜野謙太、佐々木希、白石隼也、相田翔子、柳俊太郎、坂東巳之助、大泉洋らが脇をかためる。『東京喰種トーキョーグール』は7月29日(土)より全国公開。「火曜サプライズ」は7月25日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年7月29日より全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年07月25日今月末29日(土)に公開が迫る、窪田正孝主演映画『東京喰種トーキョーグール』。このほど永近英良“ヒデ”役として出演する「超特急」カイこと小笠原海が、本作を引っさげシネマカフェ編集部に訪問した。人の姿をしながらも人を喰らう怪人、“喰種(グール)”。水とコーヒー以外で摂取できるのは“人体”のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。半喰種となった金木研(カネキ)は、喰種たちが集う喫茶店「あんていく」で働きはじめ、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いに巻き込まれていく――。世界累計発行部数3,000万部突破を誇る石田スイの超人気コミックから、アニメ化、舞台化、ゲーム化を経て、待望の実写映画化となった本作。カネキ役に窪田さん、トーカ役に清水富美加をはじめ、蒼井優、大泉洋、「劇団EXILE」鈴木伸之など、豪華キャストが集結し、原作ファンも映画ファンも期待が高まる仕上がりになっている。このほど編集部を訪問した小笠原さんは、俳優業にも活躍を見せる「超特急」のメンバーのひとり。本作ではカネキの幼なじみで、同じ大学に通うカネキの唯一の友人・ヒデを演じている。小笠原さんは編集部に到着すると、「(『東京喰種』の)チラシ、貰ってくださーい!」と両手を挙げ元気よく作品をアピール!社内で「超特急」のことが話題に上がると「知ってくださっているんですか!?」と、こちらでも神対応を披露。小笠原さんは終始笑顔で、社員ひとりひとりにチラシを配り歩いてくれた。最後に、シネマカフェの読者に向けて小笠原さんからのコメントも到着!読者へのメッセージ「この映画はグールと人間という違った種族にスポットライトを当てることで人間らしさとは何かというものを改めて問いかける作品となっています。ぜひ劇場に足を運んでいただいて、この映画を通して僕たちからのメッセージを受け取っていただけたら嬉しいなと思います」。小笠原さんは今回の編集部訪問でオフィスを回ってみて「緊張しました。でもみなさんが温かく迎えてくださったのですごく良かったです」と訪問を終えて少しほっとしたような様子だった。小笠原さんも出演する本作を、是非劇場でチェックして。『東京喰種トーキョーグール』は7月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年夏、全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年07月12日大人の夏祭り「ゆかた de カルネ 2017」が東京・レストラン「小笠原伯爵邸」にて2017年8月13日(日)開催。10年連続ミシュラン1ツ星のモダンスパニッシュ・レストラン「小笠原伯爵邸」。「ゆかた de カルネ 2017」は、ドレスコードの浴衣姿に身を包んだ紳士淑女が、20年代に建てられた閑静で趣深い洋館に集う”大人の夏祭り”だ。よく冷えたスペインワインを片手にBBQや美しくモダンなフィンガーフードを楽しみながら、情緒溢れる贅沢な夏の夜を過ごすことができる。ガーデンには炭火で香ばしく焼き上げた牛肉や、海鮮、旬の野菜のグリル料理など、スペシャルなBBQメニューがずらり。また、シェフ・ゴンサロ・アルバレスによる自慢のパエリアや色鮮やかなピンチョスが並び、まるで異国のパーティにいるような空気に包まれる。夏祭りには欠かせない冷たいスイーツも用意した。さらに、邸宅の館内やガーデンを背景にゆかた姿で撮影ができるフォトスポットを設置。恋人や、夫婦、友達との特別な夏の思い出を彩ってくれる。【詳細】「ゆかた de カルネ 2017」開催日:2017年8月13日(日)会場:小笠原伯爵邸住所: 東京都新宿区河田町10-10開催時間:18:00 開場 18:30 開会 ※雨天決行会費:1名 女性 16,000円 / 男性 18,000円 (料飲税サ込)ドレスコード:ゆかた【問い合わせ先】小笠原伯爵邸TEL:03-3359-5830
2017年07月02日