青春小説として支持を集める相沢沙呼の小説「小説の神様」が映画化。佐藤⼤樹(EXILE/FANTASTICS)と橋本環奈がダブル主演を果たし、映画『⼩説の神様 君としか描けない物語』として2020年10月2日(金)より全国公開される。繊細な売れない作家×ドSな売れっ子人気作家の青春ストーリー『小説の神様』はナイーブで売れない作家と、ドSな売れっ子人気作家という二人の高校生小説家が、まさかの共作で大ベストセラーを目指す青春ストーリー。理想と現実、傷つきながらも夢にチャレンジしていく姿を描く。高校生小説家・千谷一也(佐藤大樹)中学生で作家デビュー。しかしリリースした作品は酷評&売り上げも伸びない。小説の主人公になり得ない人間だ…とナイーブで自分を見失い悩む。しかし、一部の人には才能を認められている。文芸部に所属。演じるのは佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)。高校生小説家・小余綾詩凪(橋本環奈)千谷と同じクラスの小説家。ヒット作を連発。クラスの人気ものでドSな性格。文芸部に所属する。詩凪には何か大きな秘密が…?演じるのは橋本環奈。部長・九ノ里(佐藤流司)九ノ里正樹(くのりまさき)は文芸部の部長。一也が小説家であることを知る数少ない友人。そして詩凪を文芸部に誘うなど、物語のキーマンでもある。演じる佐藤流司は、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの主演・加州清光を務めた。後輩・成瀬秋乃(柴田杏花)一也の小説の大ファン。彼に憧れを抱きながら、小説づくりに情熱を燃やす。担当編集・河埜(山本未來)編集者の河埜(こうの)は、一也と詩凪二人の高校生小説家の才能を見込み、共作というミッションを持ちかける。千谷昌也(片岡愛之助)&優理子(和久井映見)千谷一也の父・昌也は小説家。母、優理子は一也を励まし、あたたかく見守る。『小説の神様 君としか描けない物語』あらすじ「僕は小説の主人公になり得ない人間だ」中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……自分を見失い思い悩むナイーブな売れない高校生小説家・千谷一也。一方、同じクラスの人気者でドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪。性格、クラスでの立ち位置、売れている、売れていない……すべてが真逆の男女2人に、編集者から下されたミッション――それは、2人で協力し、1つの物語を作り、世の中の人の心を大きく動かす大ベストセラーを生み出すことだった!凸凹な全く真逆の2人が反発しあいながらも物語を一緒に作っていくうちに、やがて彼は彼女の抱える大きな秘密を知ってしまう……。友情を超えて近づく2人の距離。悩み傷つきながらも、好きなことをあきらめずに挑戦し続けた先で、2人が生み出す<物語>の行方はー?作品詳細『⼩説の神様 君としか描けない物語』公開日:2020年10月2日(金)監督:久保茂昭脚本:鎌田哲生出演:佐藤大樹、橋本環奈、佐藤流司、柴田杏花、莉子、坂口涼太郎、和久井映見、片岡愛之助、山本未來原作:相沢沙呼「小説の神様」(講談社タイガ刊)主題歌:伶「Call Me Sick」(Sony Music Labels Inc.)音楽:中野雄太制作プロダクション:CREDEUS配給:HIGH BROW CINEMA
2020年01月20日EXILE/FANTASTICSの佐藤大樹と女優の橋本環奈がW主演を務める、映画『小説の神様』(5月22日公開)の追加キャストが17日、明らかになった。同作は相沢沙呼による人気同名小説の実写化作。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……自分を見失い思い悩むナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也(佐藤)と、同じクラスの人気ものでドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪(橋本)。性格、クラスでの立ち位置、売れている/売れていないと、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッションが、2人で協力し、1つの物語を作り、ベストセラーを生み出すことだった。一也が小説家であることを知る数少ない友人で、詩凪を文芸部に誘うなど、物語のキーマンでもある頼れる文芸部部長・九ノ里正樹役に、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの加州清光を務める等舞台で人気を博し、ドラマ『HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O』、映画『HiGH&LOW THE WORST』での好演も記憶に新しい佐藤流司が決定した。また一也の小説の大ファンで彼に憧れを抱きながら、小説づくりに情熱を燃やす後輩・成瀬綾乃役には、子役時代から数多くの映画・ドラマで活躍する柴田杏花、一也と詩凪2人の高校生小説家の才能を見込み、共作を持ちかける担当編集者・河埜役に山本未來、一也のデビュー作の担当編集者・野中役には坂口涼太郎が決定。加えて、一也の父親で小説家でもある千谷昌也役として、歌舞伎役者の片岡愛之助、一也を励ましあたたかく見守る母親・千谷優理子役として和久井映見、一也の妹で病気で入院中の千谷雛子役としてティーンに大人気のモデル。莉子が出演する。(C)2020「小説の神様」製作委員会
2020年01月17日佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)と橋本環奈のダブル主演で贈る、5月22日(金)より全国公開の映画『小説の神様』。この度、追加キャスト7名が一挙公開された。夢を見失い、自身の才能と現実のギャップに悩み、傷つきながらも挑戦していく登場人物の姿がダイレクトに心に響く物語として、あっという間にSNSや書店員から話題が広まり、1年間で7刷が決まるほどの人気を集める講談社タイガレーベルの『小説の神様』。著者の相沢沙呼は、最新作『medium 霊媒探偵城塚翡翠』で“このミステリーがすごい!2020年版”、“2020本格ミステリ・ベスト10”で、ともに第1位を受賞するという快挙を遂げたばかりの、今、最も注目の集まる気鋭の作家だ。本作で、中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され、売り上げも振るわない。自分を見失い、思い悩む売れない高校生小説家の千谷一也を演じるのは佐藤。EXILE/FANTASTICSで活躍する一方で、俳優としても注目を集める存在だ。一方、同じクラスの人気者でドSな性格で、ヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪に橋本が扮する。そんなすべてが真逆のふたりに、編集者からミッションが下される。それはふたりでひとつの物語を共作し、大ベストセラーを生み出すことだ。ナイーブで売れない高校生小説家・一也と、ドSの売れっ子人気高校生小説家・詩凪と同じ文芸部に所属し、一也が小説家であることを知る数少ない友人であり、詩凪を文芸部に誘うなど、物語のキーマンでもある頼れる部長・九ノ里 正樹役に佐藤流司。彼はミュージカル『刀剣乱舞』シリーズの主演・加州清光を務める等、舞台で大人気を博し、映画『HiGH&LOW THE WORST』での好演も記憶に新しい俳優だ。一也の小説の大ファンで彼に憧れを抱きながら、小説づくりに情熱を燃やす後輩・成瀬秋乃役には、子役時代から数多くの映画・ドラマで活躍する柴田杏花。さらに、一也と詩凪ふたりの高校生小説家の才能を見込み、共作を持ちかける担当編集者・河埜役に山本未來が扮する。そのほか、一也のデビュー作の担当編集者・野中役に坂口涼太郎、一也の父親で小説家でもある千谷昌也役には片岡愛之助、一也を励まし温かく見守る母親・千谷優理子役を和久井映見が演じる。そして、一也の妹で、病気で入院中の千谷雛子役には、本作が長編映画初出演となるティーンに大人気のモデルの莉子が大抜擢。監督には、『HiGH&LOW』シリーズや、500本以上のMVを世に送り出した久保茂昭を迎え、繊細でドラマチックな物語に、これまでにないみずみずしくビビットな映像演出で挑む。友情を超えて近づくふたりの距離。苦悩、努力、そして挑戦し続けた先でふたりが共作し、生み出す物語の行方はいかに……。新たな青春映画の誕生の予感に、大いに期待感を煽られる。『小説の神様』5月22日(金)より全国公開
2020年01月17日佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)と橋本環奈のW主演により、実写映画『小説の神様』が2020年5月22日(金)に公開決定。それぞれ、ナイーブで売れない作家とドSな売れっ子作家という、正反対の高校生作家を演じる。原作は、最新作「medium 霊媒探偵城塚翡翠」にて「このミステリーがすごい!2020年版」「2020本格ミステリ・ベスト10」ともに第1位となった気鋭作家・相沢沙呼の同名小説。同作は、夢を見失い自身の才能と現実のギャップに悩み、傷つきながらも挑戦していく登場人物の姿がダイレクトに心に響く物語として、SNSや書店員から話題が広まり、1年間で7刷が決まるほど。講談社タイガレーベルの中で常にトップを走り続ける人気コンテンツとなっている。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない…自分を見失い思い悩むナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也を演じるのは、「EXILE/FANTASTICS」のパフォーマーとして活躍する一方、『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』『4月の君、スピカ。』などに出演し俳優としても注目を集める佐藤大樹。一方、彼と同じクラスの人気者で、ヒット作を連発するドSな性格の高校生小説家・小余綾詩凪には、『銀魂』シリーズ、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』をはじめ数々の話題作に出演、『午前0時、キスしに来てよ』では片寄涼太と共演している橋本環奈。性格、クラスでの立ち位置、小説の売り上げ…全てが真逆の2人に編集者から下されたミッションは、2人で協力して1つの物語を作り、世の中の人の心を大きく動かすベストセラーを生み出すこと!反発しあいながらも物語を共作するうち、やがて彼は彼女の抱える大きな秘密を知ってしまう、という物語。『HiGH&LOW』シリーズや500本以上のMVを世に送り出した久保茂昭を監督に迎え、繊細でドラマチックな物語に、これまでにないみずみずしくビビットな映像演出で挑む。佐藤さんは「僕が一番大好きで最も尊敬している久保監督から『この作品を一緒にやらないか?』とオファーを受けた時、断る理由が見つかりませんでした」とコメント。「僕が演じる一也は普段の僕とは真逆の見た目や性格でした。だからこそ演じ甲斐がありましたし、役作りやどんな作品にしたいかなどを監督と密に話し合い共に作りあげていきました!」と語る。そして、「相手役の橋本環奈さんは本当に素晴らしい女優さんで、彼女以外務まらなかったんだろうなとも感じました」と橋本さんとの共演をふり返り、「最強のスタッフが集まった久保組に新しい僕を引き出してもらえた気がします。自信作です!!」と力強い。また、橋本さんも、「高校生役は数多く演じさせて頂きましたがクラスに職業作家が二人いるというリアリティの有りそうで無さそうなこの役はある種新たなる挑戦でもありました。そんな詩凪と佐藤大樹さん演じる千谷一也が仲間とどう葛藤を乗り越え、また小説を紡いでいくのか久保監督演出の素晴らしい映像美と共に是非ご注目頂きたいと思います」と、監督の演出についてコメント。久保監督は本作を、「物語を『綴る』ことによって純粋であるがゆえに、喜び、苦しみ、仲間同士の中に存在する様々な気持ちの葛藤。それら全てを受け入れる自分の器の大きさ、自分自身と出会う物語」と語る。「生きていく中で何かを感じたらまずはそれを綴って欲しい。自分の器の限界、人生に行き詰まりを感じたとき、自分が世界に発信したいものができた時、その子の背中を押してあげる映画を作りたいと思いました」と思いを明かした。原作の相沢氏は、「青春小説とは名ばかりの、暗澹とした心理描写が延々と続くというこの作品は、あまり映像化には向いていないのかもしれません」としながらも、「恐らく、そこには作中物語と同じように、多くの困難とドラマが立ちはだかったことでしょう。主演のお二人をはじめ、監督やスタッフの皆さんが、どのようにこの困難に立ち向かい、そしてどのような映像作品へと変換されたのか。生まれる物語を、楽しみに待ちたいと思います」と期待を込めて語っている。『小説の神様』は2020年5月22日(金)より公開にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月16日「精霊の守り人」シリーズの作家・上橋菜穂子による、2015年本屋大賞受賞小説『鹿の王』がアニメ映画化。『君の名は。』の作画監督を務めた安藤雅司が初監督、「ハイキュー!!」シリーズでも知られる岸本卓が脚本を務め、映画『鹿の王 ユナと約束の旅』が2021年9月10日(金)に全国公開となる。2015年本屋大賞受賞作、ファンタジー小説「鹿の王」がアニメ映画化「小さなノーベル賞」と言われる「国際アンデルセン賞<作家賞>」を2014年に受賞した「精霊の守り人」シリーズをはじめ、数多くの作品を手掛けてきた作家、上橋菜穂子。そんな彼女の新たな代表作であり、2015年の本屋大賞に輝いた作品が、今回映画化される小説「鹿の王」だ。同作は、シリーズ累計190万部を突破した人気作で映像化が望まれていながら、壮大かつ複雑な世界観がゆえに映像化は不可能とも言われていた。「鹿の王」では、強大な帝国が支配する世界を舞台に、謎の病から生き延び、過酷な運命に立ち向かいながら旅を続ける血の繋がらない父と娘、そしてその病から多くの命を救おうとする医術師の“絆”と“出会い”の物語が描かれる。緻密な医療サスペンスと感動のストーリーを組み込んだ、唯一無二の冒険ファンタジーは、これまでも多くの人の心を掴んできた。Production I.G制作、日本を代表する3人のアニメーターが集結この壮大な世界をアニメ映画[『鹿の王 ユナと約束の旅』で実現するため、立ち上がったのは「PSYCHO-PASS サイコパス」や「黒子のバスケ」、「ハイキュー!!」といった人気テレビアニメ、『蒼穹のファフナー THE BEYOND』などの人気アニメ映画を世に送り出してきた制作スタジオ「Production I.G」。原作者である上橋も「Production I.Gさんが制作なさると聞いて安堵しました。I.Gさんなら原作に囚われ過ぎず、アニメとして面白い映画を創ってくださるでしょう。」と期待のコメントを寄せている。また、安藤雅司をはじめ日本を代表する3人のアニメーターが、今回の映画化に向けて動き出した。『もののけ姫』『君の名は。』の作画監督、安藤雅司が初監督監督を務める安藤雅司は、25歳の若さでスタジオジブリ制作の映画『もののけ姫』で作画監督を担当し、その後『千と千尋の神隠し』、新海誠監督作品『君の名は。』でも作画監督を務めた。邦画の歴代興行収入上位4作品のうち3作が、安藤の携わった作品だ。映画『鹿の王 ユナと約束の旅』は、初監督を務めるだけでなく、キャラクターデザイン、作画監督も同時に担当する。「ハイキュー!!」シリーズの岸本卓が脚本共同監督として共に映画を作り上げていくのは、『千と千尋の神隠し』では監督助手を、『伏 鉄砲娘の捕物帳』で映画初監督を務めた宮地昌幸。脚本は「ハイキュー!!」シリーズや「僕だけがいない街」など、話題作を数多く手がける脚本家・岸本卓が担当する。声優キャストに堤真一、竹内涼真、杏また、声優として豪華キャストが集結。物語の主人公・生き残った孤独な戦士ヴァンは、意外にも声優初挑戦となる堤真一が演じる。もう1人の主人公・謎の病の治療法を探す天才医師ホッサルには、竹内涼真。竹内涼真もアニメーションの声優は初となる。さらにヴァンを追う謎の女戦士サエは、杏が声を担当する。〈登場人物〉ヴァン(堤真一):物語の主人公。かつて<独角(どっかく)>の頭として、巨大帝国・東乎瑠(ツオル)を相手に戦ったが敗れ、岩塩鉱で奴隷となっている。山犬が岩塩鉱を襲撃した時に生き残り脱走した。ホッサル(竹内涼真):物語のもう一人の主人公。東乎瑠(ツオル)帝国の支配階層に名を轟かせる天才的な医術師。謎の病・黒狼熱(ミツツァル)の治療法を探す。サエ(杏):<跡追い(あとおい)>と呼ばれる狩人の中でも凄腕の女性。ヴァンの行方を追う。ストーリー飛鹿(ピュイカ)に跨り戦った最強の戦士団<独角(どっかく)>。その最後の頭であったヴァンは、強大な帝国・東乎瑠(ツオル)を相手に戦ったが敗れ、奴隷となり岩塩鉱に囚われていた。ある夜、ひと群れの不思議な山犬たちが岩塩鉱を襲い、死に至る謎の病<黒狼熱(ミツツァル)>が発生する。山犬に噛まれながらも生き残ったヴァンは、一人の幼い少女ユナを拾う。伝染する死に至る病―。東乎瑠(ツオル)の民だけが病にかかると噂が広がる王幡領では、天才医師ホッサルが、懸命にその治療法を探していた。孤高の戦士と抗体を求める天才医師、出会うはずのなかった二人は旅に出る。誰のために生きるのか。何のために生きるのか―。しかし、世界に広がる謎の病の背後には、想像を絶する思惑と、過酷で雄大な自然、そして巨大な陰謀が渦巻いていた―。【詳細】鹿の王 ユナと約束の旅公開日:2021年9月10日(金) 全国公開制作スタジオ:Production I.G監督:安藤雅司、宮地昌幸脚本:岸本卓キャラクターデザイン・作画監督:安藤雅司原作:上橋菜穂子『鹿の王』(角川文庫・角川つばさ文庫/KADOKAWA刊)出演:堤真一、竹内涼真、杏配給:東宝製作:「鹿の王」製作委員会
2019年12月13日小説「若草物語」が、シアーシャ・ローナンやエマ・ワトソンら豪華キャストを迎え実写化。映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』 として、2020年6月12日(金)に日本公開される。不朽の名作「若草物語」若き美しい4姉妹、次女のジョーにフォーカス「若草物語」は、19世紀後半を舞台にマーチ家の四人姉妹の成長を描いた、ルイーザ・メイ・オルコットによる自伝的小説。南北戦争という暗い時代背景を持ちながらも、優しい心を忘れずに健気に暮らす姉妹のハートフルな物語は、多くの読者の心を揺さぶり、これまでもアニメ化やミュージカル化、映画化を実現。そんな不朽の名作が、今回『レディ・バード』でアカデミー賞監督賞にノミネートされたグレタ・ガーウィグ監督によって再びスクリーンへと蘇る。マーチ家の四姉妹は、それぞれ異なる個性や才能を持ち合わせた若き美しいレディたち。今回の映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』でフォーカスされるのは、姉妹の次女ジョー。女性がアーティスト=表現者として成功をつかむことが難しかった時代に、夢を追う彼女を中心に描かれていく。四人姉妹に、シアーシャ・ローナンやエマ・ワトソンら<主人公>次女ジョー(シアーシャ・ローナン)活発で信念をまげない作家志望。⾃分を曲げられない性格でよく周りとぶつかる。作家になる夢を持ち続ける⼀途でまっすぐで情熱的なな女性。性別によって決められてしまう⼈⽣を乗り越えようと、想いを寄せる幼馴染のローリーからのプロポ ーズにも応じずひたすら夢を追い続ける。ジョーの役は『レディ・バード』のシアーシャ・ローナンが務める。長女メグ(エマ・ワトソン)美しくてしっかりもの。情熱的なジョーと違い、控えめな性格。ディズニー映画『美女と野獣』のエマ・ワトソンが演じる。三女ベス(エイザ・スカンレン)内気で繊細なピアニスト。病弱なこともあり、ジョーからは我が子のように愛される。末っ子エイミー(ローレンス・ピュー)人懐っこいが頑固者。オシャレにしか興味がない。ジョーとは喧嘩が絶えない。エイミーの役は『ミッドサマー』『ブラック・ウィドウ』のフローレンス・ピューが抜擢された。ローリー(ティモシー・シャラメ)資産家のローレンス家の⼀⼈息⼦で、マーチ一家の隣人の少年。ダンス・パーティで知り合ったジョーに想いを寄せる。飾らない性格。ジョーにプロポーズもするも、彼女は小説家の夢をあきらめず「私は結婚できない」と言われてしまう。『君の名前で僕を呼んで』で一躍その名を世に知らしめたティモシー・シャラメが演じる。メリル・ストリープやローラダンも4姉妹の母(ローラ・ダーン):娘たちを時に厳しくも温かく見守る、愛情豊かな母親。母役は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のローラ・ダーン。叔母・マーチ(メリル・ストリープ):偏屈者の叔母。アカデミー賞で<衣裳デザイン賞>を受賞また『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は、第92回アカデミー賞において、見事<衣裳デザイン賞>を受賞。デザインを手掛けたのは、『アンナ・カレーニナ』(2013)に続く2度目のオスカーを受賞したジャクリーン・デュランだ。衣装制作の裏側物語の中で、特に華となる4姉妹の衣装に、並々ならぬこだわりを詰め込んだジャクリーン。まず彼女たちの纏う衣装は、それぞれの個性を反映させた明確なカラーパレットで表現。少年のようにおてんばなジョーは燃えるような⾚、演劇と中世のおとぎ話が好きなメグはロマンチックなライラ ックと緑のグラデーション、姉妹の中で一番無邪気なベスは優しいピンク、そしてオシャレ好きなエイミ ーはフレッシュなトーンの⽔⾊をセレクトした。さらにガーウィグ監督の「触り⼼地が想像でき て、毎⽇着る洋服のような感覚で、“⾐裳”ではないもの。そういっ たことでモダンな感じが出して欲しい」というリクエストに応え、その素材使いにも一工夫。同じテキスタイルを所々で使って 姉妹の服を縫ったり、⼀つの時代で使った⽣地を次の時代でも使 うことで“マーチ家のおさがり・節約”を反映させている。ジャクリーン・デュランは、4姉妹の衣装制作に関して「それぞれのルッ クスが何らかの声明であることが⼤事だと感じたの。彼⼥たちはそれぞれ世界の⾒⽅があって、それはみんな違うけれども平等で⼤事な役割を持っているの」とコメント。映画鑑賞の際には、物語に深みを与えてくれる、その美しい衣装の数々にも注目してみてほしい。そのほか多数ノミネートなお本作は、受賞こそ逃したものの、各映画祭で多数の賞にノミネート。第77回ゴールデン・グローブ賞においては、主人公を演じるシアーシャ・ローナンが主演女優賞、本作の作曲を担当したアレクサンドル・デスプラが作曲賞に選出。アカデミー賞では作品賞を含む5部門にノミネートされた。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』あらすじ19世紀、アメリカ、マサチューセッツ州ボストン。マーチ家の四姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミー。情熱家で、⾃分を曲げられないため周りとぶつかってばかりの次⼥ジョーは、⼩説家を⽬指し執筆に励む⽇々。⾃分とは正反対の控えめで美しい姉メグが⼤好きで、病弱な妹ベスを我が⼦のように溺愛するが、オシャレにしか興味がない美⼈の妹エイミーとはケンカが絶えない。ある⽇ジョーは、ローレンス家の⼀⼈息⼦ローリーにダンス・パーティで出会う。彼の飾らない性格に、徐々に⼼惹かれていくジョー。しかしローリーからプロポーズされるも、結婚をして家に⼊ることで⼩説家になる夢が消えてしまうと信じるジョーは、「私は結婚できない。あなたはいつかきっと、もっと素敵な⼈と出会う」とローリーに告げる。⾃分の選択でありながらも、⼼に⼀抹の寂しさを抱えながらジョーは⼩説家として⾃⽴するため、ニューヨークに渡る。■作品詳細映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』公開日:2020年6⽉12⽇(⾦) ※当初2020年初夏公開予定だったが延期となっていた。監督・脚本:グレタ・ガーウィグ原作:ルイザ・メイ・オルコット出演:シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2019年11月10日映画『読まれなかった小説』が、2019年11月29日(金)に公開される。トルコの巨匠 ヌリ・ビルゲ・ジェイランが描く父子の物語映画『読まれなかった小説』を手掛けるのは、前作『雪の轍』で第67回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したトルコを代表する監督 ヌリ・ビルゲ・ジェイラン。今回そんな監督自身の人生も反映させたという本作は、作家を夢見る青年・シナンと、小さな街の教師として平凡に生きる父・イドリスとの関係を描いた親子の物語。まるで正反対の彼らは、互いの気持ちが永遠に交わらぬようにみえたが、意外にもそんな2人を繋いだのは、誰も読むことのなかったシナンの小説だったー。“ジェイラン監督史上、最も美しい映画”第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品である『読まれなかった小説』は、“ジェイラン監督作品中で最も美しい映画”と賞されるほど、芸術的な映像美も魅力の1つ。トルコを舞台にした広大な景色だけでなく、室内の装飾にいたるまで完璧に計算し尽くした美しいフレーミングは、3時間という長編作品であることを忘れさせてくれるほどだ。さらにバッハの旋律や、シナンが訪れる書店に飾られたフランツ・カフカやヴァージニア・ウルフの肖像、チェーホフ、ドストエフスキー、ニーチェら世界中の偉大な作家たちを感じさせ語り口も相まって、崇高な文学のような作品に昇華させている。■あらすじシナンの夢は作家になること。大学を卒業し、トロイ遺跡近くの故郷へ戻り、処女小説を出版しようと奔走するが、誰にも相手にされない。シナンの父イドリスは引退間際の教師。競馬好きな父とシナンは相容れない。気が進まぬままに教員試験を受けるシナン。父と同じ教師になって、この小さな町で平凡に生きるなんて……。父子の気持ちは交わらぬように見えた。しかし、ふたりを繋いだのは意外にも誰も読まなかったシナンの書いた小説だった――。【詳細】映画『読まれなかった小説』公開日:2019年11月29日(金)監督・編集:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン撮影監督:ギョクハン・ティリヤキ脚本:アキン・アクス、エブル・ジェイラン、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン音楽:ミルザ・タヒロヴィッチ挿入曲:J.S.バッハ「パッサカリア ハ短調BWV582」(編曲:レオポルド・ストコフスキー)出演:アイドゥン・ドウ・デミルコル、ムラト・ジェムジル、ベンヌ・ユルドゥルムラー、ハザール・エルグクルほか英題:The Wild Pear Tree配給:ビターズ・エンド
2019年09月05日南北戦争時代の米マサチューセッツを舞台に、牧師として従軍中の父を待つマーチ家の四姉妹が、家族や周りの人々に支えられながらそれぞれに成長する姿を描く『若草物語』と『続・若草物語』。ルイーザ・メイ・オルコットによるこの世界的名作小説を原作に、2005年にブロードウェイで初演されたミュージカルの日本語版『Little Women ~若草物語~』が、本日9月3日東京・にシアタークリエで開幕する。日本オリジナルミュージカル『生きる』でその才能を見せつけた作曲家、ジェイソン・ハウランドの代表作としても知られる作品だ。女性が職業を持つことがまだ稀だった時代に、小説家という夢を抱いて突き進む情熱の主人公、次女のジョーを演じるのは朝夏まなと。優しくおしとやかな長女メグには彩乃かなみ、病弱だが芯の強い三女ベスには乃木坂46の井上小百合、おしゃまで生意気な末っ子エイミーにはフェアリーズの下村実生と、イメージ通りのキャストが揃った。姉妹の“5人目のきょうだい”となる少年ローリーにジャニーズJr.の林翔太、メグと恋に落ちるジョンに川久保拓司、そしてジョーが下宿先のニューヨークで出会うベア教授にはLE VELVETSの宮原浩暢と、男性陣も適材適所。ここに姉妹の母役の香寿たつき、おば役の久野綾希子、ローリーの祖父役の村井國夫を加えた10人が、時には別の役にも扮しながら物語を紡ぐ。演出を務めるのは、多くのコンサートやショーを手がける一方、近年では『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』などの大作ミュージカルの日本語版でも手腕を発揮している小林香。心温まる少人数ミュージカルに、丁寧で細やかな演出が光る彼女とはやはり適役で、良質な日本版の誕生に期待が高まる。文:町田麻子
2019年09月03日「大人なガリガリ君」シリーズの新作アイスキャンディー「大人なガリガリ君巨峰」が、2019年8月20日(火)より全国で発売される。「大人なガリガリ君巨峰」は、巨峰味のアイスキャンディーに、巨峰味のガリガリとした食感のかき氷を入れた新味だ。アイスキャンディーには、ぶどうの果汁を44%使用。ぶどう本来のジューシーな甘みや酸味、渋みなど、本物の果汁感を味わえる。また、かき氷の粒度も調整され、ジェラートのような口当たりも楽しむことができる。【詳細】大人なガリガリ君巨峰発売日:2019年8月20日(火)発売エリア:全国価格:100円+税【問い合わせ先】赤城乳業 お客様相談室TEL:0120-571-591(9:00~18:00 日曜日、年末年始を除く)
2019年08月18日映画監督・脚本家であり、最近では脚本を手掛けた『町田くんの世界』も好評の片岡翔さんの小説第2作『あなたの右手は蜂蜜の香り』は、ある少女とクマの物語。孤独なクマを助け出そうとする少女。一途な思いの果てに広がる景色とは。「小説はまた書きたいと思っていました。アイデアはたくさんあって、そのひとつが“女の子が動物園からクマを逃がそうとする話”だったんです。僕も動物園は大好きなんですが、その一方で閉じ込められた動物がかわいそうだという矛盾した気持ちがある。それが発端です」主人公は北海道に暮らす雨子。幼い頃、道で遭遇したヒグマの母子に近づいたことで母グマは射殺され、子グマは仙台の動物園にひきとられてしまう。責任を感じた彼女は、将来クマの飼育員になって彼を助け出そうと決意。彼女が大人になるまでの長い時間が描かれるが、「一人の人生を長いスパンで描くことにチャレンジしてみたかった。飼育員をめざすきっかけはかなり辛い出来事ですが、トラウマを経験しないとここまで一途になれないのでは。両親が離婚しているなど複雑な家庭環境も、ぬくぬく育った女の子だったらこうならないなと思って。それに、親の愛情のかけ方一つで、子どもの人生が変わってしまうという危うさも、描きたかったところです」彼女の理解者となるのは、鳩に餌をやって近隣住人からひんしゅくをかっている老婦人、通称・鳩子さん。「ありがちな設定ですけれど、僕が小学生の頃に実際にこういう人がいたんですよ(笑)。だからどうしても描きたいなというのがありました」トナカイ公園でのアルバイト、幼馴染みの那智くんとの別れと再会、ようやく果たした動物園への就職…。その過程で雨子も、クマを逃がしていいのかどうか、迷っていく。「雨子が迷いながら成長していけたらいいなと思いましたし、動物園を否定する話にはしたくなかったので。最後はどうなるか分からなかった、という声が多いのですが、僕の中では最初から決まっていました」雨子のクマに対する思いは、罪の意識なのか愛なのか。「最初は罪の意識が大きかったけれど、ずっとそのクマのことを考え続けて愛になったのかなと感じます。僕はあまりラブストーリーには興味ないんですが、結果的にこれはラブストーリーとなりました(笑)」かたおか・しょう1982年、北海道生まれ。’14年に映画『1/11』を監督。脚本家として『町田くんの世界』『I’’s』『きいろいゾウ』などを手掛ける。’17年に初の小説『さよなら、ムッシュ』を上梓。本作が小説2作目。『あなたの右手は蜂蜜の香り』幼い頃、自分のせいで子グマが動物園に入れられてしまったと思う雨子は、大人になって飼育員となり、クマを救い出そうと決意するが…。新潮社1550円※『anan』2019年7月24日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2019年07月22日海外でも読まれている日本の小説はハルキだけじゃない。国内出版社の努力によって、さまざまな小説が各国の言語に翻訳され、人気を博しているのです。今、日本の小説の翻訳版が海外で健闘している。昨年末には村田沙耶香さんの『コンビニ人間』が『ニューヨーカー』誌の「The Best Books of 2018」の一冊に選出、今年は横山秀夫さんの警察小説『64』がドイツ・ミステリ大賞海外部門で1位を獲得。両作品の版元・文藝春秋のライツビジネス部で海外への翻訳出版を手掛ける新井宏さんによると、「欧米圏で他国の小説への関心が高いのはまず、フランス。アメリカよりイギリスです。『64』もイギリス版が英国推理作家協会賞の翻訳小説に贈られるインターナショナル・ダガー賞にノミネートされたことで各国が興味を示しました。村田さんの場合は以前、短編が英国の文芸誌『GRANTA』に掲載されたことで関心を集めていました」アジア圏でも日本文学は人気で、多くの作品が中国、韓国、台湾などで翻訳されている。「海外では再販制度がない、出版社によって出す本のジャンルが違う、1作家1出版社が基本など、日本と出版システムが全く違う。そこを意識したスキームづくりをしてきました。日本のコンテンツは多様性があり質が高いので、まだまだ可能性はある。“記念出版”ではなくビジネスとして成功したいと思っています」『CONVENIENCE STORE WOMAN』SAYAKA MURATA$20(Grove Press)米雑誌『ザ・ニューヨーカー』が選ぶThe Best Books of 2018選出2016年の芥川賞受賞作。コンビニでのアルバイト歴が実に18年となる、古倉恵子、36歳。恋愛や結婚に興味はなく、仕事を愛し日常に満足しているが、周囲はその生き方に批判的で…。現代社会における生き方と価値観の模索がアメリカでも共感を呼んだ模様。『64』HIDEO YOKOYAMA28ユーロ(ATRIUM)ドイツミステリ大賞海外部門1位たった7日間しかなかった「昭和64年」に起きた少女誘拐殺人事件。時効が迫り、元刑事で今は警察の広報官の三上は再び事件と対峙する。警察組織、記者クラブなど日本特有の文化、風習が盛り込まれた推理小説が海外で高評価を獲得するのは嬉しい驚き。あらい・ひろし文藝春秋・ライツビジネス部。文芸編集部を経て現職。日本の小説を欧米で翻訳出版することは、作家にとって大きな夢。その実現のためのサポートをするのがライツ担当の仕事です。※『anan』2019年7月10日号より。写真・中島慶子取材、文・瀧井朝世、三浦天紗子(by anan編集部)
2019年07月08日バナナマンがMCを務め、様々な業界の“神様”といえるカリスマに密着、浮かび上がった“数字”からその人生観をひも解く密着バラエティー「神様の数字 数字から見える人生観」が6月15日(土)放送。今回は大人気ホストのローランドに60日間完全密着する。今回はゲストにIKKO、俳優の高杉真宙、ローランドの大ファン・ローランダーとして知られる足立梨花を迎え、TV出演などでその“美貌”や放つワードが注目を浴び、ネットニュースをにぎわせている注目度No.1カリスマホストのローランドさんに密着。ローランドさんといえば「ソノサキ~知りたい見たいを大追跡!~」の密着企画で一躍有名人となり、2018年3月26日放送の最終回でバナナマンの2人と対面を果たしたのも記憶に新しい。今回はこの春古巣のホストクラブを卒業、4月には自分の店をオープンさせ経営者となったローランドさんの“経営者”として奮闘する姿に密着。新店のオープンが最終回より後だったため「『ソノサキ』が終わってから、なによりお店がどうなっているのかが気になっていた」とバナナマン・日村勇紀が言うように今回初めて目にする新店の様子に、バナナマンも興味津々。だがオープン初月5000万円という超強気な売上目標を掲げたローランドさんに過去最大級のトラブルがぼっ発。果たして目標は達成できるのか?「ソノサキ」時代から密着し続けてきたスタッフだからこそ撮れたローランドさんの大ピンチと初めて見せた悲しげな顔など、“経営者”として奮闘するローランドさんに注目だ。またローランドさんがカリスマになるまでの歴史が刻まれた“3億円の日記”や、様々なメディアで取り上げられる破格の数字とは別に本番組が初めてフォーカスする“数字”にも注目。なんとこだわりの日用品は1990円と超リーズナブル。「ホストのサービスを行う上で行き着いた最良の品」とローランドさんが語るその逸品とは…!?そしてカンボジアで政府関係者から勲章を授与されたローランドさん。象に乗って約1000人の住民たちに歓喜の渦で迎えられた彼はカンボジアで何を行ったのか。コチラも必見だ。「このスペックで生まれてくるって、俺、前世で星でも救ってるんじゃない?」と今回もローランド節がさく裂。ゲストのIKKOが「永久保存版にしたい」、バナナマン設楽統も「この先をもっと見たい」と語ったこの密着をお見逃しなく。今回のゲスト、高杉さんは7月11日(木)より毎週木曜21時~放送される新ドラマ「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」に出演。大森南朋が民放連続ドラマ単独初主演を務め、松雪泰子、飯豊まりえ、仲村トオルらも共演して法医学を軸に、“真の正義とは何か”を問うノンストップの群像サスペンスが展開する。「神様の数字 数字から見える人生観」が6月15日(土)23時15分~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2019年06月15日俳優の稲垣吾郎が主演を務めるミュージカル『君の輝く夜に~FREE TIME, SHOW TIME~』が、8月30日から9月23日まで東京・日本青年館ホールで上演されることが31日、わかった。同作は、2012年、2014年、2016年と3度にわたり上演された稲垣吾郎主演舞台「恋と音楽」シリーズのクリエイター陣が集結し、再び稲垣とタッグを組んだミュージカル。1人の男(稲垣)と3人の女たち(安寿ミラ、北村岳子、中島亜梨沙)による夏の終わりの“大人の恋の物語”で、歌やダンスによる華やかなショーを挟む。昨年夏に京都で上演され、大好評のうちに幕を閉じた舞台が、この秋、東京で上演されることに。音楽監督・ピアニストとして「恋と音楽」シリーズを支えた佐山雅弘氏への追悼の意を表して上演される。
2019年05月31日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週はスピリチュアルな友人から勧められた「日本の神様カード」を初体験しました!■「日本の神様カード」3,240円(税込み)。著/大野小百合・監修/三橋健(神道学博士)・イラスト/Denali・発行/(株)ヴィジョナリー・カンパニー『古事記』に出てくる代表的な神々48柱から、メッセージをいただけるこのカード。まずは一枚一枚手に取って神様たちにご挨拶をします。そして深呼吸を3回、心を落ち着かせ、カードをめくります。何枚でもいいのですが、今回は2枚めくって、現状とアドバイスをいただきます。1枚目のカードが現状を表します。めくると、神の言葉を伝える存在「事代主神」が出ました。にこやかな笑顔で「焦りは真理からあなたの目をそらさせます。旅はいつか終わりが来ます」とのこと。2枚目はアドバイス。「天之御中主神」という宇宙の中心に存在する根源の神でした。天使の羽をつけた大輪の花が「そんな小さい場所に居て息苦しくないのですか、そこから飛び出しなさい。恐れは無用です」とおっしゃっています。安心して未知なるものへチャレンジしなさい、とも。もしかしてこれは、人生初の胃カメラ挑戦にビビッている私への助言なのでしょうか!ビビる必要はない、と。さすが、神様はお見通しですね。家族や友人、大切な人と占っても楽しいこと間違いなしのカードでした。
2019年05月13日演劇集団キャラメルボックス『スロウハイツの神様』が、3月22日、東京・サンシャイン劇場で開幕した。辻村深月の同名小説を原作に、アパート“スロウハイツ”のオーナーである脚本家・赤羽環(原田樹里)と、住人の小説家チヨダ・コーキ(大内厚雄)、環の友人たちの共同生活が描かれてゆく。2017年に上演され、演劇好きのみならず、原作ファンからも高い評価を得た作品だ。【チケット情報はこちら】劇団史上最短での再演というが、観るとその理由に納得がいく。まずは初演時、SNSを中心に好評価が広まっていただけに、「観たかった!」という人のニーズを叶えていること。特に初演時は東京公演のみだったものの、今回は大阪公演も。待ちわびていた人も多いのでは?また、原作はもともと群像劇の要素が強い。環とコーキだけでなく、画家志望のすみれ(小林春世)、漫画家の卵である壮太(玉置玲央)、映画監督を目指す正義(松村泰一郎)らクリエイターへの夢を持つスロウハイツの他の住人たちとの関係性が、作品の印象に大きく影響してくる。初演時とほぼ変わらないキャストでの再演が叶ったことから、俳優陣のコンビネーションも強固なものとなり、会話もより自然なものに。もしかしたら中盤までは、初演よりもさらに静かな印象を受けるかもしれない。ただ重要なのは、この作品は彼らの何気ない会話ひとつひとつが見事な伏線となっているということ。スロウハイツでの生活のリアリティが増していることで、後半にやってくる“怒涛の伏線回収”の効果が増している。今作は“人と人との物語”であるのは当然だが、上質のミステリーでもあるのだ。ひとつの大きな謎が解けた後にもっと大きな謎の秘密が明かされ、観客に畳み掛けられていく構造の見事さ。しかもパズルのピースひとつひとつは、登場人物たちの“想い”だ。だから初演を観た観客は、記憶が新しいうちにこの再演を観られるのはとても幸運なことなのではないだろうか? 1度観たときには気がつけなかった、別の感動が訪れるはず。かつ、演出の成井豊によればこの再演では新たなシーンが追加されているとのこと。初見の観客も、ある意味“決定版”を観られるというわけだ。どうしても長編原作を舞台化する際にはカットせざるをえないエピソードが出てしまうものだが、今回は平日公演の開幕前に原作内のエピソードが短編演劇として上演される試みも。原作ファンとしてはたまらないし、その後の本編がより深く楽しめるような仕掛けになっている。小説の舞台化では定評のあるキャラメルボックスだが、こんなにも“幸せな舞台化”は珍しいのではないだろうか? 待望の再演、ぜひその機会を逃さないで欲しい。公演は3月31日(日)まで東京・サンシャイン劇場、4月5日(金)から7日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。取材・文:川口有紀※「辻村深月」の「辻」は二点しんにょう
2019年03月25日神様への接し方がわからないという声は多いですが、大切な目上の方への対応と同じと考えればわかりやすいはず。敬意を込めて、丁寧にご挨拶することから始めます。二礼二拍手一礼(二度お辞儀し、二度柏手を打ち、一度お辞儀する)はすべての基本です。鈴を鳴らして参拝を知らせ、お賽銭はそっと入れるお賽銭箱の前に進んだら、鈴を2~3回鳴らして参拝に来たことをお知らせします。なければそのままお賽銭箱の中にお賽銭をそっと入れます。投げ込むのはNG。乱暴に投げるのは失礼にあたります。そっと静かに入れましょう。二礼二拍一礼はすべての基本。住所と名前もしっかり伝える二礼二拍一礼では、心を込めて二回深くお辞儀し、二度柏手を打ちます。そして、「参拝に来させていただきありがとうございました」という感謝の気持ちと、住所と名前を心の中で神様に告げて、最後に一礼します。初詣であれば、去年一年を平穏に過ごせた感謝の気持ちを伝えましょう。感謝の気持ちでお参りしよう努力をせずにただ願いを叶えてください、という姿勢では、神様も聞いてはくれません。お参りでは、あまりお願いごとはせずに、あとで絵馬に書いてもOKです。基本的には感謝の気持ちを大切に。欲深くして、福も逃がさないように心がけましょう。取材・文/伊集院尚子出演/momoko
2019年03月15日恋愛がうまくいかないと、人生のモチベーションが一気に下がってしまうものです。そこで、ここでは恋愛に悩んでいる人のために「恋愛の神様がいる」とされる神社を紹介します。有名なパワースポットの地恋愛の神様がいることで全国的に有名な神社といえば、島根県出雲市にある「出雲大社」が挙げられます。平日でもたくさんの参拝者が訪れるほど、人気のある名所といえるでしょう。こちらには、縁結びの神様「大国主命大神」がいることで知られています。そもそも出雲大社の神様はあらゆる「ムスビ」の神様なので、男女の縁はもちろん子宝の縁、仕事の縁を結んでくれるご利益があるのです。出雲大社には「しあわせの鈴」「縁結びの糸」など縁結びに関する様々なお守りが販売されています。したがって、参拝に訪れた際は購入して身に着けてみてはいかがでしょうか。縁結びのご利益がある神社千葉県にある「千葉縁結び大社」も恋愛の神様がいることで有名なスポットです。とりわけ良縁祈願の力があると全国で評判になっている神社です。出雲神話で因幡の白兎を助けるなどされた大国主命という縁のともしびの神様がいるとされています。こちらでは縁結びのためのお守り・お札をウェブや郵送で送付してくれるので、興味があれば利用してみるといいでしょう。芸能人に人気のスポット世間的にあまり知られていませんが、神奈川県三浦群にある「森戸神社」も恋愛スポットとして有名です。森戸神社の祭神は、大山祗命(おおやまつみのみこと)と事代主命(ことしろぬしのみこと)といわれています。参拝する人が少なく静かに過ごせる場所であることから、芸能人がお忍びで訪れることが多いです。自然が豊かな場所にあるので、天気のいい日は境内から壮大な富士山や江ノ島を見渡すことができます。インスタ映えの写真が撮影できるので、行ってみて損はありません。
2019年03月04日「初詣では、日ごろお世話になっている神様、仏様に今年も無事に新年を迎えられたことを感謝するのが目的。神社でも寺院でも、ふだんからお参りに行く場所であることが重要でしょう。全国的には神社への初詣でが多いですが、関東では寺院へ行く人も多いといわれています」こう話すのは、寺と神社の旅研究家の吉田さらささん。神社仏閣に出かける際は、事前に少しの“予習”をしておくだけで、神様、仏様の世界が身近になり、お参りがぐっと楽しくなる。初詣でに出かける先にどんな神様、仏様が祭られているか、また、いつの時代のどんな建物があるかなどを調べておこう。「日本の神様を知るには、『古事記』を読むのが近道です。最近は大人向けのマンガ版もたくさん出ていますので、年末年始の休暇中にでも一度読んでみるといいでしょう。人間よりも人間くさいのでは?と思うほどの神様も登場し、見えない存在ながらも親近感が湧くはずです」(吉田さん)そこで、初詣でする前に知っておきたい「願いを成就する5人の神様」を紹介。【オオトシノカミ】お正月の「顔」ともいえる豊かな実りの神様・代表的な神社:葛木御歳神社(奈良県御所市)・ご利益:五穀豊穣五穀豊穣をつかさどり、正月に家々にやってくる「年神様」として知られ、しめ縄や鏡餅などのお正月飾りは、このオオトシノカミを迎え入れるためのもの。「祝い箸」の両端が細くなっているのは、おせち料理をいただく際に、一方は人間、一方はオオトシノカミが使うためだと考えられている。【コノハナサクヤヒメ】安産をつかさどる類いまれなる美貌の持ち主・代表的な神社:富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)・ご利益:安産類いまれな美貌で、アマテラスオオミカミの孫のニニギノミコトの妻となり3人の皇子を産んだ。たった一夜で皇子を身ごもったために不貞を疑われるが、燃え盛る炎の中で無事に出産し、その疑いを晴らした。木の花が咲き誇るような繁栄を象徴する一方、やがて散るはかなさも象徴している。【イワナガヒメ】永遠の命を象徴し長寿をもたらしてくれる・代表的な神社:磐長姫神社(兵庫県尼崎市)・ご利益:長寿コノハナサクヤヒメの姉で、岩のような永遠の命を象徴する。妹とともにニニギノミコトに嫁入りしたが、不美人なために父の元に返されてしまう。姉妹をめとることで「永遠の命」と「繁栄」を手にするはずだったニニギノミコトがイワナガヒメを返してしまったことから、人間にも寿命ができたといわれている。【トヨウケノオオカミ】おいしい食事のためにはるばる伊勢に呼ばれた(!?)・代表的な神社:伊勢神宮外宮(三重県伊勢市)・ご利益:食の恵みアマテラスオオミカミに食事を提供する「食の女神」。雄略天皇の夢枕に立ったアマテラスオオミカミが「私一人では安心して食事ができないので、丹波国にいるトヨウケノオオカミを近くに呼び寄せなさい」と指示したため、丹波から伊勢神宮のそばに移して祭られるようになったという。【アメノウズメノミコト】色気たっぷりの踊りで芸事の上達をサポート・代表的な神社:椿岸神社(三重県鈴鹿市)・ご利益:芸道上達アマテラスオオミカミが岩戸に隠れたとき、その前で踊りを披露した神様。乳房を出したお色気たっぷりの踊りにやおよろずの神たちが大笑いした逸話は有名。ニニギノミコトの天孫降臨に際しては、先導役を買って出たサルタヒコの正体を確かめたと伝わるが、そのときもやはり乳房を出していたとか。神社に祭られている神様がすべて『古事記』に登場するとは限らない。なじみのない神様でも、神社の公式ウェブサイトには主祭神にまつわるストーリーや神社の由来が紹介されていることも多いので、出かける前にチェックしておくと◎。
2019年01月02日エル・ファニングが主演を務め、200年にわたり愛され続けてきたゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」の作者の知られざる物語を描く『メアリーの総て』。この度、本作で主人公メアリー・シェリーを演じたエルのインタビュー映像が、いち早くシネマカフェに到着した。ティム・バートンやギレルモ・デル・トロ、デヴィッド・リンチ、リドリー・スコット、スティーヴン・スピルバーグら、錚々たる映画監督たちに影響を与え、女流作家として名を残してきたメアリー・シェリー。そんな彼女の人生を初めて映画化した本作でメアリー役を演じたエル。メアリーは当時としてはかなり急進的な考えを持っていた社会思想家で作家の父ウィリアム・ゴドウィン、“フェミニズムの先駆者”と呼ばれる母メアリ・ウルストンクラフトのもとに生まれた。エルは自身が演じたメアリーについて、「彼女は『フランケンシュタイン』を弱冠18歳で書いたのよ!ものすごく衝撃的だった。知性にあふれ時代の先を行くメアリー・シェリーを演じられるということで、とても心惹かれた」と興奮気味に語り、「今の世の中だからこそ、彼女の特別な物語を皆に知ってもらうべきだと思った。だからこの役を絶対に演じたいと思ったの」と熱意を持って挑んだ役だったことを真っ直ぐな瞳で語る。さらに映像の中では、「(メアリーは)怪奇小説が好きな女の子。でもそれをバカにされて、父親にさえ『馬鹿げてる、取るに足らない』と言われていて。そこから、いまや誰もが知っている『フランケンシュタイン』が生まれたのよ」と映画の魅力を熱弁する姿も。一方で、若手キャストたちとの共演を語る姿は20歳の等身大の女性そのものだ。また、ハイファ・アル=マンスール監督をはじめ、製作スタッフに女性が多い本作について「今回は編集もプロデューサーも女性だし制作陣は女性ばかり。彼女たちの強さは脚本にも表れているし、そのパワフルさは現場でも感じられたわ。すごく重要なことだと思う」と撮影をふり返っている。近年、映画業界でも男女格差についての訴えや#MeToo運動といった様々な声が上がる中、製作面からもいまの時代に繋がる物語であることに触れている。『メアリーの総て』は12月15日(土)よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリーの総て 2018年12月15日よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国にて順次公開© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
2018年12月13日花房観音さんをご存知ですか?昼はバスガイドとして修学旅行生などを案内、夜は濃厚な官能小説を執筆、と二足のわらじを履いている京都在住の作家さんです。経歴も興味深いのですが、彼女の小説には“醜女”、つまり不細工な女性が出てくることが多い、という特徴が。しかも官能小説ですから!そんな花房観音さんの、おすすめ“醜女小説”をご紹介しますね。■乾いた心に潤いを与える?怖い一冊『どうしてあんな女に私が』幻冬舎文庫もう、このタイトルがすごいですよね!こんなふうに呟いたことのある女性は少なくないのでは?「どうしてあんな女に私が負けるの?」「どうしてあんな女に私が彼氏を取られるの?」「どうしてあんな女に私が馬鹿にされなくちゃいけないの」……と、後に続く言葉もいろいろありそうです。◎どんな作品?本作の主人公は作家・桜川詩子。ルックスにコンプレックスを持つ42歳の女性です。一方、おデブでおブスな“さくら”は男性にモテモテで女神扱い。いったいどうして?この“さくら”の正体は徐々に明かされていきます。真相はぜひ、小説で確認してくださいね。ちなみに、単行本として出た当初は『黄泉醜女』というタイトルでしたが、文庫化の際に『どうしてあんな女に私が』に変わりました。◎女同士の醜い争いが勃発作者の分身のような存在と思われる詩子は“さくら”を題材に小説を書くことになり、取材を進めるうちに “醜女=さくら”に対する罵詈雑言が噴出!女たちの醜い争いが繰り広げられます。でも、そこは官能小説。随所に色っぽい表現が登場するので、心が乾燥気味の女性はリハビリを兼ねて読んでみてもいいかも。女ってそうだよね……と共感できる部分も多い作品です。■なぜか負の感情が浄化される!?『愛欲と情念の京都案内(京都しあわせ倶楽部)』PHP研究所こちらは、現役バスガイド&小説家ならではのエッセイ。花房さんはホラーテイストの小説を手掛けることも多いのですが、その作品の源泉は京都にあるんだな、ってことが伝わってくる一冊です。◎どんな作品?転ぶと三年後に死ぬという「三年坂」、その井戸の水を飲ませると相手との縁が切れる「鉄輪の井戸」、「みたらし団子」の本当の意味など、こんな京都があったの?とびっくりな“裏京都案内”を楽しめます。怨念、嫉妬、呪い、縁切り、性の禍々しさ、人間の情といった、誰の心にもあるような負の感情が綴られていて、逆に読んでいる自分の負の感情が浄化される気もするから不思議。■大人の女性におすすめ女性が書く官能小説が気になる人はもちろん、京都好きやホラー好き、女の業や性に興味津々、“醜女”にピンと来た……なんてみなさん、ぜひ花房観音さんの著書を手に取ってみてくださいね。あなたもエロティックで美しく、そして怖い、独特の世界観にハマってしまうかも。
2018年10月28日元SKE48で女優の松井玲奈が、集英社の文芸誌『小説すばる』の2018年11月号(10月17日発売)で、自身初の短編小説を発表することが12日、わかった。幼少期から読書好きで普段から多くの本を読んでいることから、小説誌への書評の投稿や有名作家の文庫解説の執筆など、これまでもさまざまな文筆活動を積み重ねてきた松井。このたび初めての短編小説を執筆し、小説家としての活動をスタートさせることとなった。『小説すばる』に掲載されるデビュー作のタイトルは『拭っても、拭っても』。過去の恋愛によってトラウマを抱えたアラサー女性の主人公が、小さな、しかし確かな希望を持って前を向くまでの物語で、過去にとらわれた主人公の姿をユーモラスかつ切実に描いている。なお、今後も『小説すばる』での執筆を予定しているという。松井は「頭の中にある映像を言葉で人に伝えるのは、とてもエネルギーのいる作業でしたが、どこかで物語の続きを考えて遊んでいた子供の頃を思い出して楽しんでいる自分がいました。書き続けることで、自分の新しい感性に出会える予感がしています」とコメントしている。また、集英社の月間読書情報誌『青春と読書』11月号(10月20日発売)に、初めての小説執筆に関する松井のエッセイが掲載される。
2018年10月12日女優の松井玲奈が、集英社の文芸誌「小説すばる」11月号で小説家デビューを果たすことが分かった。現在放送中のNHK連続テレビ小説「まんぷく」にレギュラー出演するなど、女優として活躍中の松井さん。幼少期からの読書好きが高じて、近年は書評の寄稿や文庫解説の執筆なども行ってきた彼女が、今回満を持して小説家デビューを飾る。掲載されるのは、短編小説「拭っても、拭っても」。過去の恋愛によって心に傷を負ったアラサー女性の主人公が、小さな、しかし確かな希望を持って前を向くまでを綴った、失恋と再生の物語だという。10月17日10時より、同誌公式サイトにて試し読みができる。また、本作執筆に関する松井さんのエッセイが集英社の月刊読書情報誌「青春と読書」11月号に掲載される予定となっており、松井さんは執筆をふり返り「頭の中にある映像を言葉で人に伝えるのは、とてもエネルギーのいる作業でしたが、どこかで物語の続きを考えて遊んでいた子供の頃を思い出して楽しんでいる自分がいました。書き続けることで、自分の新しい感性に出会える予感がしています」とコメントを寄せている。「小説すばる」といえば、村山由佳、萩原浩、堂場瞬一、朝井リョウといったそうそうたる作家たちを輩出したことでも知られ、現在、北方謙三、夢枕獏、冲方丁らの連載が掲載されている。今後も同誌での執筆が予定されており、小説家としてもどんな活躍を見せるのか期待したい。「小説すばる」11月号は10月17日(水)発売。「青春と読書」11月号は10月20日(土)発売。(text:cinemacafe.net)
2018年10月12日柴又駅前の寅さん像。左の草履に触ると幸運が訪れるというジンクスも。葛飾柴又…と聞いて思い浮かべるのは、やはり寅さんです。映画『男はつらいよ』の舞台としてあまりに有名で、その昔「フーテン」という職業に憧れていた(そういう職業があると思っていた)あの頃からは随分と大人になった今、縁がありこうして寅さんの聖地へとやってきました。 すぐ側を江戸川が流れる葛飾柴又は、昔ながらの風情や情緒が今も色濃く残るノスタルジックなエリア。参道のまち並みや賑わいなどが確かに息づき、日本人の生活や生業を理解するために欠かせない景観地のひとつとして、平成30年2月、国の重要文化的景観に選定されました。今回はそんな柴又の帝釈天を訪問します。 本当の名前は帝釈天ではなく「経栄山題経寺」総欅造りの二天門前にて。柴又帝釈天の正式名称は「経栄山題経寺(きょうえいざんだいきょうじ)」で、日蓮宗の寺院です。寛永年間(1624~1644)に中山法華経寺の禅那院日忠上人によって創建されたと伝えられています。それなのになぜこの寺院が「帝釈天」と呼ばれているのかというと…。その昔むかし、日蓮聖人が自分で彫った「帝釈天の本尊」が一時期行方不明になってしまったことがありました。ところが、今から約240年前にあたる安永8年(1779年)の春、本堂修理時に行方不明になっていた本尊が発見されたのです。本尊が見つかったこの日は、干支では「庚申(かのえさる)の日」でした。本尊が見つかった縁起の良い日であるとして、「庚申(かのえさる=こうしん)」がその後より「縁日」として定められました。二天門までの参道。昔の風情が色濃く残る。それからさらに後、日敬上人がこの帝釈天の本尊を背負って、飢饉や疫病に遭った江戸の人たちへ拝ませたところ、不思議なご利益を授かったそうです。こうして、帝釈天の本尊への信仰が広まっていくなか、ちょうど同じ頃、「庚申待(こうしんまち)」という”庚申の日には体内の虫がその人の悪事を天帝へ報告するため、それを一晩寝ずに阻止するという”民間信仰が流行していたため、それが帝釈天本尊への信仰と結びつき、「庚申の日に帝釈天を参詣する」という風俗が今日まで受け継がれてきました。現代でも60日ごとの庚申の日には「宵庚申」として帝釈天板本尊をご開帳し縁日として参道が多くの参拝客で賑わいます。このような歴史を経るなかで、経栄山題経寺は江戸時代から、ご利益をもたらした御本尊「帝釈天」の名で呼ばれるようになったそうです。宵庚申の纏の模型。昔の縁日風景を感じながら。浄行菩薩に祈る腰痛の治癒二天門をくぐると左側に見えるのが「浄行菩薩」です。浄行菩薩は法華経に出てくる菩薩様で、五行思想が元となる煩悩を清め注ぐ水徳を持つといわれています。病気や怪我など身体の痛むところだけでなく、心の病をも洗い清めてくれる功徳を授けてくれるそうです。ちなみに、最近は猫背がひどくなり腰痛が発生している私は、菩薩様の腰を真剣にさすり、ついでに頭と顔が良くならないだろうかと顔まわりも撫で回してしまいました。この際心根も直していただくようにお願いしたらよかったかも…。開山のきっかけになった御神水映画の寅さんは産湯としてこの御神水につかったという口上も有名。浄行菩薩の隣には御神水があります。柴又帝釈天の御神水は、そもそもこの場所に寺院を開山する元になった起源があります。日忠上人の弟子である題経院日栄上人が柴又へ寄った際に、そこで見事な枝ぶりの松の木を見つけたのですが、さらに近づいてみるとその松の下には霊泉が涌いていたのです。弟子の日栄上人は、師である日忠上人に開山するよう勧め、経栄山題経寺ができたのです。開山の元となった霊泉は今も湧き出していて、福徳・延命・無病息災の霊験があるとされる御神水を、地元の人も参拝し愛飲しています。 日栄上人が霊泉を見つけた瑞龍松。 御神水には金のとぐろを乗せた白蛇がいます。この蛇が意味することは謎のまま…。 経栄山題経寺、真の御本尊実は、柴又エリアには七福神もいらっしゃるのです。そのうちの「毘沙門天」が、なんとここ経栄山題経寺(=柴又帝釈天)に祀られているため、毘沙門天が授ける金運・恋愛・芸事などのご利益があると勘違いされることが多いようです。また、これまでの歴史的経緯から「帝釈天」が御本尊と思われがちですが、題経寺の御本尊は、実は「大曼荼羅」(だいまんだら)。二天門正面に見える「帝釈堂」が有名ですが、本来の本堂は「帝釈堂」の右に建つ「祖師堂」!正面のお堂は「帝釈堂」。本来の本堂はこの右隣…。事前にある程度のことは調べて行くものの、柴又帝釈天については巷で書かれているご利益情報が割とバラバラだったので、正直に言って「謎のパワースポット」でした。「行けばわかるさ!」と来てみましたが、御本尊が「大曼荼羅」とわかっても「曼荼羅って絵じゃないの…?」と不勉強を痛感。ということで、今回ばかりは寺院の方に伺うことにしました。僧侶様、「旅の者から質問です。」質問はしたいものの、どうやって聞いたらいいのか…。と悩むこと数分。ウロウロと、とにかく怪しかったことでしょう。最終的に「旅の恥はかき捨て」と開き直り、ようやく恰幅の良い僧侶のオジサマに声をかけます。ー質問(実践)中ー私「すみません、ちょっと教えてほしいのですが…。」僧「はい、なんでしょうか?」私「えーと、この寺院はどういうお寺なんでしょうか?」僧「ここは経栄山題経寺と言ってですね、~~(むずかしいお話)~~」私「……。(尋ね方を間違えたと気がつく)」僧「~~~~と、言うありがたいお寺です。」私「ほ、ほう。なるほど…。あの、ちなみにどのようなご利益があるのでしょうか?」僧「ご利益ですか?」私「すみません不勉強で…そういう、作法?とかよくわからなくて…。」僧「もしかして外国の方ですか?」私「えっ…?(純日本人顔)」僧「………(返事を待ってくれる優しい僧侶様)」私「ええ、えーと。そう、かもしれないです、ね…(フランス人から見たら私も外国人だと考えれば、まぁ)」僧「そうでしたか。こちらでは心に思うお願い事をしてくださって構いませんよ。例えば…(と、家内安全や無病息災などの意味をひとつずつ説明してくれる優しい僧侶様)」私「えーと?いうことは…(理解できず)どんなお願い事をしてもいいってことですか?」僧「はい。どんなお願いでもいいんです。ご自身の幸せを願うところですから。」私「え?自分の幸せを願うところ…ですか。」僧「詳しい作法は気にしなくていいので、まずは手を合わせてご自身が幸せになるためにお願いごとをしてください。」私「ん?…な、なるほど?わかりました、アリガトウゴザイマス!」 ーお参り中(妄想なし)ー私「先ほどの親切丁寧な説明を、実は全く理解できていないということは自分でもわかっています。それを承知でお願いです。」神様!!!ワタシ、幸せになりたい!!!!!!!アドバイスのとおり、シンプルな願い事をして退散します。 神様の言葉を代弁するためのお便り「おみくじ」旅の恥をかき捨て切れず、なぜか外国人を偽ってしまったことに激しく後悔しつつも、猛烈に幸せを願いました。では、神様の声を代弁するためにおみくじで運勢を確認します。ちなみに、柴又帝釈天のおみくじはすごく古風! おみくじを引いて、出た番号の引き出しから自分で結果を取り上げます運勢:大吉まさかの大吉!前回の旅で凶を引いた後の大吉。しかも猛烈に幸せを願った後の大吉。しかも柴又帝釈天のおみくじは凶が多いらしく(売店の奥様談)「大吉は珍しいですよ」と言ってもらえたので有頂天です。願望:叶う病人:回復す失物:出ずる縁談:大いによろし!最強です。もはや腰痛など治ったも同然!(の気分)見どころの多い柴又帝釈天柴又帝釈天は、別名「彫刻の寺」と言われています。寺院のなかに「帝釈堂彫刻ギャラリー」と「大庭園(邃渓園)」があり、緻密で迫力ある法華経説話を題材とした「法華経説話彫刻」と、回廊のどこから庭を眺めても美しく魅せる「池泉式」の悠然とした日本庭園を鑑賞することができます。(入場料400円がかかります)本尊を参った後、ギャラリーと庭園の静かさに身を委ねながら、ゆっくりと時間を過ごすのもおすすめです。『慈雨等潤の図(石川信光作)』羽衣の天女の彫像。一本の木から彫り出していると思うとすごい技術。池泉式の庭園(回廊より母屋を眺める)庭園内にも御神水が沸いています。ここにも猿がいます。幸せを願うとはなにか、考えてみる帰ってから改めて曼荼羅について調べてみました。曼荼羅とは、仏教(密教)の世界を絵柄で表したもので、宗派によってその意味や表す世界は異なるものの「悟りの境地」が示されてあると書かれています。 悟りの境地と聞いての勝手な解釈ですが…。これは、人々のどのような願いもそのすべては神様に見通されていて、その上で「あなたのお願い事はなんでも聞き入れますよ」と、曼荼羅は示しているということなのでしょう。だから、何か特定したご利益があるというわけではなく、家内安全も無病息災も学業成就も心願成就も、「願う事のすべてが=ご利益」ということに繋がります。「ここは自分の幸せを願うところ」という言葉の意味には、曼荼羅の示す「悟り」についてを集約して伝えた結果だと理解しました。帝釈天の敷地内にいる三猿。自分に都合の悪いことは見ないフリ…。…と、言うことは。柴又帝釈天について書かれていたいろいろなご利益情報は、なかには勘違いされているものもあったとして、どれもあながち間違ってもいないのかもしれません。ただ、願い事が叶うかどうかは結局自分次第で、信じて願う気持ちの強さと、それに伴う日頃の行動が大切なことには変わりないのかなと思います。つまり。神様は「見てますよ」ってことなんだろうな。柴又帝釈天(経栄山題経寺)
2018年10月09日現在、話題沸騰中の長編小説『青少年のための小説入門』。著者の久保寺健彦さんの7年ぶりの新刊だ。奇妙なコンビが作家を目指す!小説愛に溢れた熱い成長物語。「書いては捨て、書いては捨てを繰り返して、ずっと小説を完成させられない時期があったんです。あとから考えると、小説がなぜ世の中に必要なのかが自分の中にひっかかっていたからかもしれません。自分で自分を納得させるために、この本を書いたのかもしれないです」文字の読み書きが苦手なディスレクシアという学習障害を持つヤンキー青年・登さんが、中学生の一真に小説の朗読を頼む。「以前から人に本を読んでもらって作品世界に浸るという行為自体がすごくいいなと思っていて。それに、人と一緒に読むと感想を語り合えますよね。僕も仲がいい人と本について話し合う楽しみを知っているので、それが反映されていますね」実は登さん、無謀にも作家になろうと決意している。朗読は作品研究の一環であり、一真は登さんに代わって文章を書くため、表現力の訓練をする。具体的なトレーニング方法も出てくるのだが、「これらは実際に小説を書く上で役立つかもしれませんが、彼らがやっているのはまっとうな努力なので、決して近道ではないですよね(苦笑)。作中で二人が創作において悪戦苦闘するところは、僕自身が経験したことなので、リアリティが出ているのではないかと思います」実在の名作タイトルも多数登場して読書欲がそそられるうえ、彼らが創作する物語の冒頭やあらすじが紹介され、これがまた非常に面白そうで読みたくなる。小説の魅力が溢れた本作は、「小説がなぜ世の中に必要なのか」の答えそのものだ。「この小説を書いてみて、自分はまだまだ小説をなめていたなと思って。こっちが思っているよりもっと手ごわいし、自由でなんでもありなんだなと実感しました」では、ご自身にとって面白い作品とはどんなものになるのだろう。「こんなもの読んだことがないという新鮮味のあるものですね。物語のパターンは出尽くしているともいわれるけれど、僕はそれは怪しいと思う。同じ話でも角度を変えれば違うものになるし、新しい物語が生まれると読み手側の感性も変容していく。小説って、本当に面白いんですよ」『青少年のための小説入門』いじめられっ子の一真は、ある日助けてくれた青年・登さんから小説の朗読を頼まれる。実は彼は読み書きが困難だが、作家を目指していて…。集英社1650円くぼでら・たけひこ1969年生まれ。2007年に『みなさん、さようなら』でパピルス新人賞、『ブラック・ジャック・キッド』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞などを受賞し作家デビュー。※『anan』2018年10月10日号より。写真・土佐麻理子(久保寺さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(byanan編集部)
2018年10月03日テレビ東京では開局55周年特別企画として佐藤浩市、天海祐希の共演で薬丸岳の同名小説を映像化したドラマスペシャル「Aではない君と」を9月21日(金)今夜放送する。少年法を扱った「天使のナイフ」や少年犯の“その後”を描いて生田斗真、瑛太共演で映画化もされた「友罪」など“少年犯罪”を扱った数々の作品で知られる薬丸さんによる第37回吉川英治文学新人賞を受賞した同名小説を今回初めてテレビドラマ化した本作。大手建設会社に勤める吉永圭一(佐藤浩市)のもとに前妻・青葉純子(戸田菜穂)から突然の電話が。離れて暮らす中2の息子・青葉翼(杉田雷麟)が同級生への殺人容疑で逮捕されたという。翼の実名や個人情報がネットに晒され困惑した吉永は弁護士の長戸光孝(八嶋智人)を訪ねる。早速接見するも沈黙を貫き通す翼。記者・中尾俊樹(山本耕史)からの情報で翼が少し前に起こした万引き事件を収めたのが被害者の父で弁護士の藤井智康(仲村トオル)だと判明する。沈黙を続ける翼は“逆送”され公開の法廷で刑事審判を受ける可能性が高まっていく。現状を打破すべく長戸はお母さん弁護士の神崎京子(天海祐希)を吉永に紹介。神崎は献身的に吉永親子に向き合うが、翼は反抗的な態度を取り続ける。やがて神崎は保護者が弁護士同様の立場となる「付添人制度」の存在を知る…という物語。『起終点駅 ターミナル』『64-ロクヨン-』などの佐藤さんが突如息子が殺人犯となってしまう父を、映画『チア☆ダン』や「Chef~三ツ星の給食~」などの天海さんが殺人容疑で逮捕された息子の弁護を引き受ける弁護士をそれぞれ演じる。また「高嶺の花」などの戸田さん、『HERO』シリーズなど数々の作品で知られる八嶋さん、「トットちゃん!」などの山本さん、「ラストチャンス 再生請負人」の仲村さんをはじめ、吉永の現在の恋人であり部下でもある野依美咲役には「アンナチュラル」などの市川実日子、吉永の息子が働く居酒屋の店主・井川役に「バイプレイヤーズ」などの寺島進、家庭裁判所調査官の瀬戸役に「正義のセ」などの安田顕といったキャストが共演。そして吉永の息子・青葉翼を演じるのは本作のオーディションで選ばれた杉田さん。初の演技で難役に挑んだ杉田さんにも注目したい。テレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル「Aではない君と」は9月21日(金)21時~テレビ東京にて放送。(笠緒)
2018年09月21日「そのままの君が好き」と本心で言われたい!という思いが女性にはあると思います。しかし、問題はそのままの自分をどこまで相手に出すのか。男女が思う「そのままの君が好き」の意味が違うと気づいている人は「そのままの自分を見せてもダメ、それは理想論」と考えているのではないでしょう?うまく使いわけてこそ男性に「そのままの君が好き」と言われるのでしょうが、女性からするとものすごくジレンマですよね。実は「そのままの君が好き」と言われるために、今すぐできることがあるんです。■ 本当に甘えたい時には我慢すべし?恋人であれば、当然男性に甘えたい時が出てきます。甘えたい時って、ただ話を聞いて抱きしめてもらって、背中や頭をポンポンとされれば、だいたい気がすむものですよね。でも、男性のテンションが受け入れる態勢でなければ、甘えてもマイナスになってしまうでしょう。本当に甘えたい時には、やっぱり自分で気持ちをコントロールして「甘えたい欲」のピークをずらすと案外うまくいくものです。これは恋愛すべてにおいて言えることですが、自分の気持ちを一度に押しつけるよりも、小出しにする方が受け入れてもらえやすくなります。なので、会ってる時に「ついで」に甘えるという軽い感じが、彼にとっては「そのままの君」と映るのです。■ わがままの通し方はポジティブにものすごく腹が立つ事を、彼がしたとします。本当はブチ切れたい所をグッとがまん。そこで「えー!最悪!代わりに〇〇一緒に行ってよね」とか、連れてってね、とすぐに言える女性こそ、男性にはかわいく映るんです。反対に黙りこんでしまったり、態度が明らかに冷たくなるような女性は、男性も「そのままの君が好き」とは言えません。一旦機嫌を悪くしたのを見せたのに「じゃあ代わりにこれして」と言っても、彼にとっては義務にしか感じられないからです。しかし、ポジティブに言うことで、同じわがままでも印象が全然違ってきます。そんな思いやりがある彼女こそ、男性からすれば「そのままの君が好き」と言えるのでしょう。勝手気ままに彼のことを振り回すような甘えやわがままは、それこそ彼にとってはNGなのです。■ そのままの「姿」の君が好き「そのままの君が好き」……もちろん見た目の事をさします。女性のしっかり手入れされた見た目こそ、男性にとっての「そのままの君」。ムダ毛の処理や体型の維持がある程度できていないと、「そのままの姿の君が好き」ということにはなりません。女性がお手入れしているとこって男性が見る機会がほぼないため、お手入れ後の姿が、男性が考える「そのままの姿」なのです。「いつまでも変わらない」とか「そのままの君」とは、いくら長く付き合おうが、女子力や身だしなみは必要という意味ですよ。■ まとめ全然「そのままの君が好き」じゃないじゃない!と思った方、正解です。男女の考え方の差は埋まらず、そして理不尽なもの。男性の思う「そのままの君が好き」とは理想論であり、その理想論に近い女性ほどモテるのでしょう。でも、その実態を知ったからには、狙っている男性の理想に近づくためにも、ちょっとだけ頑張ってみてもいいかもしれません。(只野あさみ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年09月13日なにかのドラマのセリフで「チャンスの神様は前髪しかないのだから、今その時につかまなきゃチャンスを逃す」というのがありました。親や学校の先生も言っていたので、恐らく名言として語り継がれている言葉なのでしょう。■チャンスの神様って…当時ハタチそこそこだった私の頭脳では、それをよく理解できなかったのを覚えています。まず、チャンスの神様は、前髪にしか毛がないという特殊なハゲだというところがどうにも引っかかります。むしろ引っかかって仕方ありません。前髪の長さも気になります。できれば長いほうが助かりますが。もし、前髪をつかみ損ねたら頭ごとつかめばいいと学校の先生に言ったら、頭自体はものすごくツルツルで、とてもつかめたもんじゃないと言っていました。そもそもこれは、いったい誰が言い出した言葉なのでしょう。たとえがなぜ前髪?…考え出すとキリがないのでやめておきます。しかし、「運命の赤い糸」や「いたずらなタイミングの神様」はなんとなく理解できます。恋というのは、この二人の神様と一本の糸がうまく調和して、初めてハッピーエンドにつながるのかもしれません。■運命の赤い糸運命的に結ばれた恋人たちは、小指と小指が見えない赤い糸で結ばれているそうです。結ばれるか否かは置いておいて、二人の人間が出逢う……。紆余曲折あるカップルというのはだいたい別れを迎えます。でも頑張らなくても両想いになり、喧嘩をしても自然と一緒にいるような、波乱万丈とは無縁のカップルは高確率で結ばれるもの。今までの出逢いはなんだったのだろうと思うくらい、無理しなくても自然と出逢います。死に物狂いで合コンに行っても、運命の相手はそこにはいなかったりするんです。■タイミングの神様はいたずら好きタイミングというのはとても大事です。それが合わなかっただけで、出逢うこともなかったり、違う人と結ばれたり。出逢えはしたけれど、その時どちらかに恋人がいて付き合えない、二人の産まれるタイミングが合わなかったばかりに添い遂げられない、なんて場合も。わたしは以前、年下の男性と付き合っていたのですが、彼は華やかな業界の大手企業に就職することに。その就職が決まった直後に呼び出されました。いきなり「君と結婚はできない。なぜなら年が離れすぎているから」と彼。自分から結婚をにおわせたことはなかったのですが、わたしの年齢を気にして先に言っておかなくてはと思い、決心して話したといいます。そして「君がもう少し遅く生まれてきていたら、絶対に結婚した。あと、今はまだ遊びたい」。恨まれないための逃げのセリフを言った後に、本音が出てしまったのはご愛嬌としておきましょう。現実はどうにも変えられないし、華やかな世界に飛び立つ彼をつなぎ留めておくのは酷な話。その時は心底納得したし、若い男性との恋愛も考えものだなと思いました。けれど時が経ち、わたしはその彼より、さらに年下の男性と結婚しました。要はタイミングと赤い糸の問題です。■チャンスの神様の前髪ここでいうチャンスとは、ハッピーエンドのきっかけとなるハプニングや、プロポーズを決意する瞬間、そしてなにかしらの変化。風邪で寝込んだ恋人をさりげなく癒して感動されたり、ドラマティックな展開の数々がお互いの気持ちを盛り上げてスパークしたり、ずっと自分に自信がなかった子が一生懸命ダイエットしてきれいに変身し、恋が実ったり。勇気を出して話しかける瞬間やデートに誘うその時のことをチャンスと言うことも多いはず。恋愛におけるチャンスの前髪とは、人の心が動く瞬間なのかもしれません。■ハッピーエンドの定義「恋のハッピーエンド=運命」と定義する人も多くいると思います。それが本当なら、運命なので特に無理して出逢いの場に出かける必要もなく、いつかはきっと出逢うでしょう。タイミングも自然と訪れ、その瞬間をつかめばいいということになります。もしかしてもしかしたら現代人の大半は、無理して恋をしようとしすぎているのかもしれません。
2018年09月11日エマ・ワトソンが小説「若草物語」をベースとした『Little Women』(原題)で、エマ・ストーンの代役として四姉妹の長女メグ・マーチを演じるようだ。ストーンは主演作『The Favourite』(原題)のプロモーションなどでスケジュール調整がうまくいかず、来月撮影開始の『Little Women』に出演できなくなったという。「Variety」誌が報じた。『Little Women』は『レディ・バード』でアカデミー監督賞、脚本賞にノミネートされたグレタ・ガーウィグが再びメガホンを取り、脚本も担当するということで話題の最新作。キャストに『レディ・バード』で主演を務めたシアーシャ・ローナンやティモシー・シャラメを再び迎え、演技派のメリル・ストリープ、ローラ・ダーン、若手女優のフローレンス・ピューも出演する。ルイーザ・メイ・オルコット原作の「若草物語」は、アメリカの南北戦争時代を舞台としたマーチ家の四姉妹を描いた物語。過去に何度もテレビドラマ化、映画化されてきた名作で、昨年はイギリスの放送局BBCがミニドラマ化。イーサン・ホークとユマ・サーマンの長女マヤ・ホークの出演デビュー作となった。1994年製作の映画『若草物語』では、ウィノナ・ライダー、クレア・デインズ、キルスティン・ダンストらが出演している。(Hiromi Kaku)
2018年08月27日佐藤浩市と天海祐希の共演で、薬丸岳原作の小説「Aではない君と」を初の映像化。今秋、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャルとして放送する。■ストーリー大手建設会社に勤める吉永圭一(佐藤浩市)に、前妻・青葉純子(戸田菜穂)から突然の電話が入る。離れて暮らす中2の息子・青葉翼(杉田雷麟)が同級生への殺人容疑で逮捕されたという。ネット上には翼の実名や個人情報が晒され、困惑した吉永は弁護士の長戸光孝(八嶋智人)を訪ねる。早速接見するも沈黙を貫き通す翼。記者・中尾俊樹(山本耕史)からの情報で、翼が少し前に起こした万引き事件を収めたのが被害者の父で弁護士の藤井智康(仲村トオル)だと判明。そんな恩人の息子を殺したというのか…。翼の沈黙が災いし“逆送”、つまり公開の法廷で刑事審判を受ける可能性が高まっていくなか、現状を打破すべく長戸はお母さん弁護士の神崎京子(天海祐希)を吉永に紹介する。神崎は献身的に吉永親子に向き合うが、翼は反抗的な態度を取り続ける。やがて神崎は保護者が弁護士同様の立場となる「付添人制度」の存在を知ることに…。■佐藤浩市×天海祐希で第37回吉川英治文学新人賞受賞作品をドラマ化第37回吉川英治文学新人賞を受賞した「Aではない君と」の著者は、映画『友罪』の原作でも知られる、“少年犯罪”をテーマに扱った作品を多く世に生み出してきた作家・薬丸岳。そんな薬丸氏の原作を佐藤浩市と天海祐希の共演で今回初めてテレビドラマ化。本作は「自分の子どもが“殺人の罪”に問われたとき、どう向き合うか?」という、誰の身にも起こりうる、ただただ普遍的な親子の物語を描いた社会派の感動作。佐藤さんはひとり息子が起こした死体遺棄事件により、翻弄されていく会社員・吉永圭一を、また、そんな吉永を支える弁護士・神崎京子を天海さんがそれぞれ演じる。日本を代表する俳優2人が「少年犯罪」「加害者と被害者双方の苦しみ」「贖罪のあり方」など深く重いテーマに向き合っていく。■豪華共演者も決定!佐藤さんと天海さんの共演ですでに話題となっている本作だが、吉永の元妻・青葉純子役には、現在放送中のドラマ「高嶺の花」に出演中の戸田菜穂。吉永の恋人であり部下でもある野依美咲役には、映画『羊の木』やドラマ「アンナチュラル」の市川実日子。吉永家族を追う週刊誌記者・中尾俊樹役には、テレビ、映画、舞台など様々な場所で活躍する山本耕史。吉永が最初に頼る弁護士・長戸光孝役には、数々の映画やドラマで幅広い役をこなしてきた八嶋智人。吉永の息子が働く居酒屋の店主・井川役には、様々な作品に出演し日本のテレビ・映画界を支えてきた寺島進。家庭裁判所調査官・瀬戸調査官役には、各界から引っ張りだこでいま最も旬な俳優・安田顕。被害者少年の父であり弁護士・藤井智康役には、圧倒的な演技と存在感で魅せる仲村トオルと、実力派から個性派まで多彩なメンバーが集結。また、吉永の息子・青葉翼役には、本作の子役オーディションを勝ち抜いた期待の新人、杉田雷麟(らいる)が大抜擢。物語のキーパーソンとなるだけに、その演技に注目が集まる。さらに今回は、この豪華メンバーが勢揃いしたポスタービジュアルも公開となった。この秋一番の感動を呼び起こす、ヒューマン・サスペンスドラマをお見逃しなく。テレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル「Aではない君と」は9月21日(金)21時~テレビ東京にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年08月24日お笑い芸人のビートたけしの新作小説「キャバレー」が、22日発売の小説誌『オール讀物』9月号(文藝春秋)に掲載されることが明らかになった。「キャバレー」は漫才ブーム前夜の70年代を舞台に、若き日の綾小路きみまろやツービートら芸人たちの姿を描く成長物語で、書き下ろし200枚の力作。新宿のキャバレーの雇われ店長や地回りのヤクザ、その情婦の専属歌手といったキャラクターと実在の芸人たちが入り混じる内容で、執筆にあたっては自らの記憶だけでなく、綾小路きみまろに話を聞いて取材したという。また、挿絵もたけし自身が手がけたカットが複数掲載される。『週刊文春』8月16日・23日号の独占インタビューでは、「いま、俺にとっては〈書く〉ってことが一番面白いね」「口述じゃホントに言いたい意味が伝わってないところが多かったし(中略)自分のものじゃない違和感が残ってたの」「だから、『よし今度は自分で書こう』って決めたわけ」などと語っている。【「キャバレー」あらすじ】1970年代、田中角栄の日本列島改造論に乗った好景気のもとで、キャバレーブームが起こっていた頃。新宿・歌舞伎町のキャバレー「ナイトクイーン」の雇われ支配人、多田耕平は地回りのヤクザに翻弄されながら、なんとか店を回す日々だ。そんな多田の店に、金ラメの上着におかっぱ頭の綾小路きみまろが新人司会者として飛び込んでくる。きみまろが話芸で活躍の場を広げはじめたころ、キャバレー廻りの芸人仲間でツービートが話題になり始めた。彼らを気に懸けるが、ツービートは漫才ブームに乗って一躍スターに。きみまろとビートたけしは、別の道を歩んで行くが……。
2018年08月21日