はじめに「NOGUCHI -酒造りの神様-」より農口さんが杜氏を務める「農口尚彦研究所」は、石川県小松市観音下(かながそ)という小さな里山にあります。米と水だけでつくる日本酒は、水が要。霊峰・白山に降り積もった雪が、長い年月をかけて地層の奥深くに浸透して生まれる清らかな伏流水を見つけた農口さんは、この水を使うためにこの場所を選びました。「NOGUCHI -酒造りの神様-」より“あと何年酒造りができるかわからない”“酒は飲んだらなにも残らない、口笛のように消えてしまう。私は後世になにを遺せるのか”引退と現役復帰を三度繰り返し、”引退を諦めた”91歳。16歳から75年間、その人生のほとんどを日本酒に注いできた農口さん。日本酒に関わる人にとって、彼は永遠の憧れであり伝説であることは言うまでもないですが、常に前を見据えて高みを目指す生き様は、誰が見ても尊敬の念を抱かずにはいられないでしょう。“わしが残していくものは、ここにあった”あらすじ「NOGUCHI -酒造りの神様-」より2020年10月、例年通り農口尚彦さんの酒造りが開始します。蔵入から半年間、蔵人たちは共同生活を送りながら、全ての時間を蔵で共に過ごし、酒造りに没頭します。この年に集まった蔵人は、8名。半数は、酒造りとは全く異なる経歴を持ち、初めて酒蔵に入る方です。農口さんは、一度見どころがないとみなせば二度とその蔵人を呼ぶことはありません。「NOGUCHI -酒造りの神様-」よりそんな中、生産計画の中には「20BY山廃純米大吟醸」の文字。「世界の人たちの価値観が変わるような酒を造りたい」という農口さんの想いからつくられる酒です。山廃純米大吟醸は、大吟醸の淡麗さと、山廃の芳醇さという反対の性質を持つ、難しい酒造りです。さらに通常より仕込みに時間がかかり、蔵人たちにも大きな負担がかかります。蔵入りから3ヶ月目を迎え、いよいよ山廃純米大吟醸の仕込みが開始。果たして、この蔵人たちの手で最高の「山廃純米大吟醸酒」は無事に完成するのでしょうか……?「NOGUCHI -酒造りの神様-」より映像のなかで、農口さんや蔵人たちが日本酒に向き合う姿には目を見張るものがあります。「酒造りは繊細だ」と分かってはいても、実際に時間は秒単位、温度も1度単位で調整をしながら、まとまった睡眠は取らずに「生き物」を扱う、そのまっすぐな姿勢を目の当たりにして、大きく心が動きました。詳しい内容は実際に映画を見ていただきたいのですが、必ず何か得るものがあると思います。「NOGUCHI -酒造りの神様-」より酒造りでは“鬼の農口”さんですが、散歩と銭湯を愛する“好好爺”の日常も写されています「NOGUCHI -酒造りの神様-」より日本酒の知識が全くなくとも、日本酒の造り方や構造、種類についても簡単にまとめられていてとても勉強になります農口さんにインタビュー――今回が初の長編ドキュメンタリー映像とのことですが、実現するまでの経緯や、受けられた理由を教えていただけますか?農口さん:良いお酒を造るために、どれだけ一生懸命に努力しても、皆様に知っていただかなければ意味がないと考えております。以前もいくつかのテレビドキュメンタリーに出たことがありますが、その経験から、お受けすることになりました。今後は、ドキュメンタリーを通じて海外の方にも知っていただけたらと期待しているところです。――実際に映像をご覧になって、いかがでしたか?農口さん:ちょうど酒造り期間中でありましたので、まだ完成品を見ておりません。終わったらゆっくり視聴する予定です。――この映画を通して視聴者に最も伝えたいことは、どのようなことですか?農口さん:一人でも多くの方に、私が人生を捧げた日本酒造りの奥深さや、世界に誇れる日本文化を再認識していただけるきっかけになってくれたらと思っております。――1月の能登半島地震。「農口尚彦研究所」や能登にいらっしゃる農口さんのご家族はご無事だったと伺い、ホッとしました。当時の様子はどのようなものだったのでしょうか。農口さん:地震があった時は、杜氏室で酒造りの経過簿をまとめる事務作業中でした。机の前の窓ガラスが飛んでくるかと思うくらいの揺れでした。頭をよぎったのは家族のこと。幸いにも妻は、元旦を長女、孫と過ごすために、白山市に住む娘の家に出てきていたので、すぐに連絡が取れました。能登に嫁いだ次女とは4日間連絡が取れませんでしたが、避難しており無事でした。走って蔵中を確認しましたが、奇跡的にお酒も割れておりませんし、設備も無事でした。たくさんの方からご心配のご連絡をいただきましたが、酒造りに影響はありませんでした。――能登半島は農口さんのご実家も含め日本有数の酒造りの地で、多くの酒蔵に被害が出ました。現在の想いをお聞かせいただけますか。農口さん:地元能登にあるいくつかの酒蔵は、建物が崩壊し再建も困難な状況と聞きます。また能登外に出ている能登出身の杜氏や蔵人も、正月休みに帰省した能登で被災して酒造りに復帰できない者や、被災を免れても、酒造りが終わった後に帰る家がなくなってしまった者もいると聞いており、心配しております。――「世界の人たちの価値観が変わるような日本酒をつくりたい」という、農口さんの30年来の夢は「20BY山廃純米大吟醸」が叶えていくのだと思います。農口さんの現在の夢を教えてください。農口さん:やはり、世界中のお客様に「美味しい」と言っていただけるお酒を造ることです。原料の酒米は、気候によって状態が毎年変わります。毎年造り始めは初心の気持ちで原料米と向き合います。ですので一生かけても「酒造りはわかった」ということはありません。それがやりがいでもあります。「NOGUCHI -酒造りの神様-」より「NOGUCHI -酒造りの神様-」“酒造りの神様”の異名を持つ、日本で最も有名な日本酒醸造家の1人・農口尚彦。彼がこれまで誰にも見せなかった仕事の神髄と“NOGUCHI”の酒の秘密に迫る。2023年/77分
2024年03月19日皆さんは、恋人の夢を聞いたことはありますか?今回は、無職の彼氏と付き合っていた女性のエピソードとその感想を紹介します。イラスト:まのもなお彼の夢は小説家小説家を目指している彼と交際中の主人公。作品作りのために必要な備品は、無職の彼の代わりに主人公が購入していました。ある日、友人と彼との結婚の話になると…。もうすぐ28歳だから…出典:愛カツ主人公は、両親に彼が無職だということを伝えていませんでした。彼が大きな賞を受賞したら結婚をしようと考える主人公。その反面、彼は「小説の参考になるんだ!」と主人公のクレジットカードでゲームを購入していました。小説を書かずに、ゲームに明け暮れる彼…。我慢の限界に達した主人公は「ヒモを飼うつもりはない」と彼を追い出しお別れします。その後、別の男性と出会い結婚し、幸せをつかんだ主人公なのでした。読者の感想結婚相手が無職だと、両親の反応が怖いと思ってしまいます。夢を追いかけているにしろ、バイトくらいしてほしいと思いました。(30代/女性)夢を追っているのであれば、努力する姿くらい見せてほしいですね。主人公に甘えて、ゲームばかりになってしまった彼にはがっかりしました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月06日皆さんは職場でトラブルに巻き込まれたことはありますか?今回は「神様だと言い張る客」を紹介します。イラスト:モナ・リザの戯言カフェにやってきた客主人公はカフェでアルバイトをしています。ある日、来店してきた2人の客が主人公をゆとり世代と言ってバカにしてきました。周りの客が聞いていて気分が悪くなるほどです。主人公の同僚が、大声でバカにしてくる2人の客を注意したのですが…。お客様は神様?出典:モナ・リザの戯言2人の客は「お客様は神様だぞ!」と文句を言ってきます。それを見かねた若い客が2人の客に「何言ってんの?」と注意。そして2人の客は結局バカにしていたゆとり世代にたしなめられる構図になり…。2人の客は悔しそうにしながら帰っていったのでした。世代は関係ない頭ごなしにゆとり世代をバカにしていた2人の客。そんな客が成敗されたエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年08月30日ディストピア小説やアンソロジー作品、詩人の書く小説について、ライターの三浦天紗子さんと吉田大助さんに語っていただきました。本読みライターの対談で見えてくる、小説界の新潮流とは?ディストピアの世界から新しい価値観や勇気を得る。吉田大助(以下、吉田):世界的には9.11、日本では3.11以降とくに、終末的な世界や監視社会を描くディストピア小説が盛り上がってきました。そのなかで、今すぐ海外出版されてほしいと思わずにいられない衝撃作が夕木春央さんの『方舟』です。簡単に言うと「誰か一人を犠牲にすれば全員が助かるけどどうする?」という、いわゆるトロッコ問題の話ですが、『方舟』は「それは…アリなの!?」と頭を抱えたくなるくらい究極の結論を出したんです。三浦天紗子(以下、三浦):読みました。面白かったけどモヤモヤしたところも多かったかな(笑)。吉田:この作品は人間の醜さや暗黒的な心理描写が特徴の「イヤミス」的な話でもある。つまり、人として越えちゃいけない一線を踏み越えることをOKとすることで可能となった物語。現実では体験しえない感情に小説を通して触れるという意味では、小説らしい小説ともいえる。三浦:それはたしかにそうですね。登場人物と同じ状況に陥ったときに自分ならどうするかと考えたり、思いがけない価値観と出合うのも小説を読む醍醐味のひとつですからね。吉田:ディストピア小説って、いま三浦さんがおっしゃったように「自分ならどうする?」ということや倫理観を突き付けられる思考実験の要素が強いですよね。その意味で、安野貴博さんの『サーキット・スイッチャー』もおすすめです。誰かの犠牲が避けられない状況で、自動運転を担うAIは命の重さをどう判断するかという、これまたトロッコ問題がテーマですが、ハリウッドばりのアクション・スリラーで、何より素晴らしいのは最後に希望を見出していること。ディストピア的想像力をキックする、「ホープパンク」「ソーラーパンク」といった海外SFの潮流とのリンクを感じました。三浦:私はディストピアでは、川野芽生(めぐみ)さんの『無垢なる花たちのためのユートピア』を推したいです。気鋭の歌人である川野さんの初の小説集ということで話題になっていますが、歌人というフックなしに単純にすごい才能の作家が現れたなと。とくに印象的だった一編「卒業の終わり」は、ある秘密を抱えた女学園を舞台に、主人公がどう生きていくかや女性性を問う物語。ハッピーエンドではないけれど、過酷な現実のなかで思いを巡らせて立ち向かうこと自体が美しいのだと気づかせてくれました。若い世代も勇気をもらえる一作だと思います。テーマ切りのアンソロジーは読書の幅を広げるツール。三浦:複数の作家の短編を集めたアンソロジーはこの5年くらいブームです。読書の入り口としても、いろんな作家を知る入り口としても価値があると思います。吉田:アンソロジーでは、昨年末に日韓同時発売された『絶縁』があらゆる意味で感動的でした。村田沙耶香さんを含むアジア9都市9人の作家による“絶縁”をテーマにした作品を編んだもので、冒頭に置かれた村田さんの短編「無」から大傑作。これだけで十分元をとれる素晴らしさです。三浦:韓国実力派作家、チョン・セランさんの発案らしいですね。日韓中、タイやシンガポールなどの気鋭作家が集まり、すべて書き下ろし。「奇跡のアンソロジー」といわれているのも納得です。吉田:出版文化遺産になってもいいくらい前代未聞の本だと思います。制作に約3年かけたみたいですし、本当によくぞやってくれましたと編集者に大拍手です。それぞれの国の今の息吹が反映されていてどれも良作。『絶縁』がアジアの作家を知る入り口になってくれるはずです。三浦:アンソロジーってなかなか売り上げにつながりにくいなかで、想像以上に売れたのが百合小説の『彼女。』です。相沢沙呼さん、織守きょうやさん、斜線堂有紀さんら豪華なラインナップも魅力ですし、ガールズラブという側面だけでなく、女性同士の関係性からジェンダーの問題にまで肉薄し、読みごたえ十分。吉田:百合というポップな看板を入り口にして、女性性の議論にまでたどり着くのは、すごくいい届け方ですね。三浦:最近、詩や短歌の世界から小説への流入が目立っています。それも詩や短歌界のスターが満を持して小説デビューしたというより、小説の完成度でまず注目されて実は詩や短歌の有望株だったというケースが多い印象です。吉田:川野芽生さんも歌人でしたよね。僕はあまりこのジャンルは詳しくないんです。ほかにはどんな方がいますか?三浦:すごいと思ったのは、山﨑修平さん。彼は詩人と文芸評論家の二足のわらじを履きながら小説の世界に来た人。初小説の『テーゲベックのきれいな香り』は、詩人である主人公が「書くとは何か」という問いに向き合う連作集で、わかりやすいストーリーがあるわけじゃないけど、読み進めた先に私自身が見知ったような懐かしい風景や感情がふと現れたりする。そういう面白さが魅力です。吉田:ある意味、新しい小説と位置づけられそうな作品ですね。気になるな~。三浦:中原中也賞を獲った期待の詩人・水沢なおさんも最近、初小説『うみみたい』を出しました。彼女の書く詩は、生と性を連想させるSF散文詩というか、もともと小説っぽかった。そこに物語の仕組みを加えた感じですね。きっと編集者は彼女に小説を書かせるだろうと思っていたから、やっぱりそうだよねと。吉田:この間『この世の喜びよ』で芥川賞を受賞した井戸川射子さんも、出発点は詩でした。詩や短歌と小説の垣根が、薄くなりつつあるのかもしれません。三浦:それはあるかも。若い世代は文学を自由に捉えて表現していますね。トロッコ問題に通じる!?ディストピア小説。最悪の状況のなかで、死んでもいいのは“誰”?『方舟』夕木春央大学時代の6人の友人と従兄と共に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った3人家族と共に一夜を過ごすことになった。ところが、明け方に地震が起き、扉が塞がれ、さらに浸水してきていることがわかる。そんな状況下で殺人が起こり…。1760円(講談社)AIのトロッコ問題解決法とは!?『サーキット・スイッチャー』安野貴博完全自動運転車が普及した2029年の東京。自動運転のアルゴリズムを開発する企業の社長が車内で襲われ拘束された。襲撃犯は車に爆弾を仕掛けて首都高の封鎖を要求するが…。現役SEが専門知識を駆使して描く疾走感あふれるサスペンス。1870円(早川書房)美しく残酷な幻想世界を凝縮。『無垢なる花たちのためのユートピア』川野芽生第一歌集『Lilith』で現代歌人協会賞を受賞した著者の初の小説集。花の名前を持つ77人の少年たちと7人の指導者を乗せて伝説の楽園を目指す船で起きた悲劇を描く表題作ほか5編を収録。1870円(東京創元社)トロッコ問題とは、「ある人を助けるために誰かを犠牲にするのは許されるか」という倫理的葛藤を問うもの。世界中で議論が交わされている。「リスクとリスクを天秤にかける、選択と決断の問題でもある。極端に言えばすべての物語がトロッコ問題をテーマとして孕んでいるんです」(吉田さん)ホープパンクの台頭について吉田さんは、「とてつもない絶望のなかに一縷の希望を描くうまさは、伊坂幸太郎さんが天才的。伊坂さんの作品が今続々と新装版で刊行し直されているのは、“絶望だけでなく希望も読みたい”というトレンドに合致している気がします」。編集のセンスが光る!アンソロジー。発想の違いにも注目したいスカート発のとりどりの世界。『朝倉かすみリクエスト!スカートのアンソロジー』朝倉かすみ北大路公子佐藤亜紀佐原ひかり高山羽根子津原泰水中島京子藤野可織吉川トリコひとりの作家が好きな作家たちにお題に沿った短編をリクエストするシリーズ作。元事務員の友人が遺した9号から15号の制服スカート、痴漢の手をかみちぎるスカートの歯、制服の自由化でスカートをはく彼氏…。スカートにまつわる9編を。748円(光文社文庫)コアファンにもビギナーにも。百合の多様性を味わう短編集。『彼女。百合小説アンソロジー』相沢沙呼青崎有吾乾くるみ織守きょうや斜線堂有紀武田綾乃円居 挽新作の百合小説7編と7人のイラストレーターによる扉絵がコラボレーション。女性同士の切実な関係性とルッキズムを描いた斜線堂有紀「百合である値打ちもない」、ミステリー要素を含んだ乾くるみ「九百十七円は高すぎる」などを収録。1925円(実業之日本社)どんなお題で誰に書いてもらうか、テーマ選定と作家のラインナップがアンソロジーのキモと、三浦さんは話す。「ふつうの小説以上に企画力や編集者の腕がものをいう本だと思います。『彼女。』がヒットしたのは、キャッチーな装丁込みで“読みたい”と思わせるバランスが素晴らしかったから。それぞれの作品の扉イラストも小説の世界観を際立ててグッときます。また、作家の朝倉かすみさんが選んだ9人の好きな作家たちに“スカート”というお題で書いてもらった『スカートのアンソロジー』もおすすめ。これも裏テーマとしてフェミニズムがあり、スカートから広がる多彩な物語は示唆に富んでいます」詩人の書く小説に注目。“超小説”で未知の読書体験を。『テーゲベックのきれいな香り』山﨑修平物語は2028年の東京を舞台にスタート。詩人の「わたし」が住む街が災厄に見舞われ、暮らしが混乱をきたすなか、「書くとは何か」「詩とは何か」という問いを追いかける記憶の旅が始まる。装画を手がけたのは浅野忠信さん。1980円(河出書房新社)「生まれる」「産む」生殖行為を考える物語。『うみみたい』水沢なお卵生生物を孵化させるアルバイトをしながら、性行為に対して後ろ向きなうみ。そして、「生まれたくなかった」と思い続けているみみ。美大の同級生だったふたりは同居しながら制作を続けているが…。表題作ほか、3編収録。1760円(河出書房新社)「東直子さんや加藤千恵さん、雪舟えまさん、最近だと、小佐野彈さん、くどうれいんさんなど、歌人で小説を書く人はわりと多いのですが、ここのところ若手詩人の小説デビューが増えていて面白い」と三浦さん。山﨑修平さんと水沢なおさんはその注目株。歌人や詩人の書く小説は、言葉の美しさやリズム感、独特な物語構成や連想的な場面転換など、歌や詩のフィールドで培った巧みな表現力が魅力と三浦さんは言う。「ストーリーや文章の意味をなかなかつかめなくても、磨かれた言葉の美しさや遊びを味わい、書き手の思考の片鱗に触れるのも小説体験として意義が。構えずに手に取ってほしいです」三浦天紗子さんライター、ブックカウンセラー。女性誌や文芸誌、Webメディアで書評やインタビュー、メディカル記事を担当。著書に『そろそろ産まなきゃ』(CCCメディアハウス)など。吉田大助さんライター。雑誌を中心に、書評や作家インタビューなどを手がける。編者を務めたアンソロジー『僕たちの月曜日』(角川文庫)が発売中。ツイッターは@readabookreview※『anan』2023年4月19日号より。写真・中島慶子取材、文・熊坂麻美(by anan編集部)
2023年04月15日YOASOBI(ヨアソビ)が新曲「セブンティーン」を発表。直木賞作家・宮部みゆきの書き下ろし小説が原作。宮部みゆきの書き下ろし小説を音楽に“小説を音楽にするユニット”YOASOBIの「セブンティーン」は、直木賞作家とのコラボレーションプロジェクト第4弾となる楽曲。宮部みゆきが“はじめて〇〇したときに読む物語”をテーマに書き下ろした小説「『色違いのトランプ』――はじめて容疑者になったときに読む物語」を楽曲化した。物語のあらすじは、「並行世界で起きたテロへの関与を疑われて捕らわれた愛娘の夏穂を救うため、父親の宗一が単身、もう一つの〝鏡界〞へと向かう」というものだ。スリーブから新曲が聴ける!?ローソンとのコラボラテなお全国のローソン店舗では、2023年1月17日(火)より、YOASOBIとコラボレーションした新作ドリンク「YOASOBI ハニーカフェラテ」を発売。ラテのスリーブに記載されている二次元コードを読み込むことで、新曲「セブンティーン」をいち早く試聴することができる。「YOASOBI ハニーカフェラテ」は、ミルクのコクとエスプレッソの苦みに、ハチミツの甘い香りがマッチした、冬にぴったりの1杯。ラテには、YOASOBIのアートワークを数多く手掛ける藍にいなによるイラストを配したスリーブ&シロップが付属する。【詳細】YOASOBI 新曲「セブンティーン」※配信日・CD発売日等リリース情報未定。作詞・作曲・編曲:Ayase歌唱:ikura原作:「『色違いのトランプ』――はじめて容疑者になったときに読む物語」 (宮部みゆき 著 / [『はじめての』(水鈴社 刊)より])<あらすじ>並行世界で起きたテロへの関与を疑われ、捕らわれた愛娘の夏穂。宗一は夏穂を救いに、単身、もう一つの〝鏡界〞へと向かう。■ローソン×YOASOBI新作ドリンク「YOASOBI ハニーカフェラテ」発売日:2023年1月17日(火)取扱店舗:全国のローソン店舗価格:280円キャンペーン内容:スリーブに記載の二次元コードを読み込むことで、未発表の新曲「セブンティーン」を試聴可能。
2023年01月16日神様シリーズ、入荷いたしました…!?驚きますが、本当に商品名が「神様」なんです。・ 拭き掃除がノンストップ、台所の神様・ ピカピカ状態が続く、お風呂場の神様・ 拭いた跡を残さない、窓の神様という、新着「そうじの神様」シリーズに加えて、毎シーズン不動の人気を誇る大掃除グッズの計6選。これがあれば、去年の大掃除よりも間違いなくラクになるという、大掃除必勝アイテムをご紹介します。【1】4面マイクロファイバー、台所の神様コンロを拭いて、クロスを水洗い。シンクを拭いて、また水洗い。 掃除の途中でクロスをいちいち水洗いするのが手間。神様~!そこで、ノンストップな拭き掃除を叶える神様「パタパタクロス」が登場です。・ 4面のクロスが本のようになっていて、・ ページをめくるように面を替えながら、・ 油汚れ、皮脂汚れ、細かいホコリまで、極細繊維がしっかりキャッチします。この神様とお掃除をすると…、1枚でレンジ周り→コンロ→シンク→床まで、何度もクロスを水洗いすることなく、スイスイ拭き掃除が進みます。しかも、使い古したタオルでは落ちにくいような汚れも、超極細マイクロファイバーで拭き残し無し!大掃除だけでなく、いつものお掃除習慣に取り入れたいですね。 【ご紹介したアイテム】まるで本のようにパタパタめくれるお掃除クロス。コンロやシンクも1枚で続けてお掃除できます。凹凸のあるクロスが、水垢・油汚れ・くもり汚れも水拭きだけできれいに。⇒ パタパタクロス/そうじの神様 【2】キレイが続く、お風呂場の神様頑張って早めに大掃除したお風呂場が、大晦日にはもう汚れている、悲しい。このピカピカ状態をキープできたらいいのに。そこで、バスルームの水垢対策に役立つ神様「浴室用吸水&拭き上げクロス」です。・ 吸水+拭き掃除がコレ1枚。・ 大判サイズでガシガシお掃除できるのに、薄手だから乾きやすい。・ 出し置きしても違和感のないシンプルな見た目。▲ プロにお掃除をお願いした後のセルフメンテナンスにも。ザザーッと拭けば吸水できて、同時に拭き掃除もできて、絞ってまたすぐ拭ける。目指せ、デイリーお風呂掃除5分未満です。今まで水切りワイパーやクロスをいくつ揃えてもお掃除が長続きしなかった方へ…、これなら、クロス1枚で、たっぷり吸水しながら拭き掃除まで完結です。 【ご紹介したアイテム】浴室の水垢や石鹸カスなどの汚れを簡単にすっきり落とせるクロスです。水滴の拭き上げ、水垢予防、ウロコ対策に◎。吊るして干してすぐ乾きます。⇒ 浴室用吸水&拭き上げクロス/そうじの神様 【3】窓拭きのニガテ克服、窓の神様窓拭き掃除、コツが掴めずスッキリしない。何枚タオルを使っても、拭き残しあり。窓拭き掃除をもっと効率よく上達させる方法はない?そこで、2つの顔を持つ窓掃除の神様「窓拭き用Wフェイスクロス」の出番です。こんなの欲しかった、リバーシブル仕様。A面<汚れ拭き> 砂、ホコリ、花粉。B面<仕上げ拭き> 拭き筋や毛羽を残さない。お庭やベランダに何枚もクロスを持ち運ばなくても、窓の汚れ落としから拭き上げまでこれ1枚でOK。▲ 水拭きしたら、固く絞って、そのまま裏面で仕上げ拭き。窓拭き掃除に自信がつくと、お掃除ハードルが下がって窓掃除頻度が上がりそうですよね。年末年始だけでなく1年を通して、お部屋も気分も明るくなるという好循環。窓拭き掃除のニガテを、この神様クロスで克服しましょう。 【ご紹介したアイテム】汚れ拭き+仕上げ拭きが1枚でできる、リバーシブルのお掃除クロスです。汚れ落とし面で水拭きした後、固く絞って仕上げ面で拭けば、窓掃除が簡単に完了します。⇒ 窓拭き用Wフェイスクロス/そうじの神様 さて、ここからはアンジェの人気お掃除グッズたち。【4】これぞ大掃除、隙間汚れモップ見て見ぬフリ。。。ホコリがあるのは知っている。家具の隙間、冷蔵庫のまわり、洗面台と壁の隙間、照明のシェードなど。でも、掃除機のヘッドを付け替えるの面倒だし、床ワイパーは入り込めないし、(もう大掃除の時でいっか)と先延ばしに。「いつも届かないところの埃がごっそりとれて気持ち良いです。」「冷蔵庫とシステムキッチンとの間や、食器棚と壁との僅かな隙間に貯まって見えていた埃の塊がサッと取れてすっきりしました。」「テレビボードの下や色んな隙間の掃除が楽になりました。しなるのが、使い易いです。」(お客様レビュー)このモップを片手に、なまはげ気分で「ホコリはいねぇが~」と探したくなるほど、隙間の埃取りにアツくなれます。大掃除したー!という達成感を味わいたい方におすすめの道具です。 【ご紹介したアイテム】厚さ約1cmの薄型モップ。パドルみたいな形と良くしなる性質で、ソファ下や冷蔵庫下などの狭い隙間も掃除できます。マイクロファイバーの専用クロス付き。⇒ 日頃お掃除できない隙間の汚れをキャッチ ブレイドモップ/wakiyaku 【5】 大掃除=お試しセットがちょうどいい何本もズラリと洗剤を揃えると、その分収納スペースも必要になる…。たまにしか使わない洗剤がまた増えるのか?そこで、優れもの洗剤を「お試しセット」でコンパクトに揃えるという発想です。「シンクまわりに蓄積した白い汚れや、やかんの側面にこびりついた黒い汚れがかなりキレイになりました!今後まめにお掃除したらもっとキレイになりそうです。お試しセットはお値段的にもお得で良かったです。」(お客様レビュー)1. カビ取りパッキンのカビが目立たなくなる2. 水垢ウロコ取り研磨剤不使用でピカピカ3. 油汚れ力要らずで汚れ落とし以上の3本セットです。 【ご紹介したアイテム】業務用洗剤を使いやすいサイズとデザインにしました。頑固な油汚れや黒カビ、水垢も汚れの特徴に合わせた成分配合や掃除で、簡単&キレイに落とせます。⇒ 119シリーズ お試し トライアル3本セット40ml 水アカ取り・カビ取り・油汚れ 【6】お掃除のプロ監修、達人ブラシ歯ブラシや指にクロスを巻きつけただけでは落としきれない汚れ。ドアや窓の溝のカサカサ汚れ、排水口や蛇口周りのヌルヌル汚れ。できれば手を汚さずに掃除したい!「お風呂のヌルヌル掃除が楽になりました。こしがあるので本当に使いやすい。複数購入してお風呂に、キッチンにとそれぞれの場所に置いています。」「隅っこまで綺麗になりました。サッシの窓枠の溝の角になっているところや、隅のところが綺麗にとれてスッキリしました。ブラシもへたることなく使え、ついた埃も洗ってすぐとれました。」(お客様レビュー)お掃除好きさんにも、そうでない方にも手に取っていただきたい “お掃除25年のプロ”が監修した汚れ一掃ブラシです。プロが認めた道具で、音楽を聴きながらとか隙間時間に、ササッと気軽にお掃除できます。隅々までキレイになって、お掃除後のスッキリ感が格別。家がちょっぴり若返ったような大掃除ができるんです。 【ご紹介したアイテム】普段のお掃除で手の届きにくいドアの溝や蛇口の隙間、コンロ周りや排水口などに。細かいところまで届いてスッキリ綺麗にできる、プロ仕様のお掃除ブラシです。⇒ Jカーブで汚れを落とす 大津式 J型お掃除ブラシ いかがでしたか?何度も擦っていた頑固な汚れがサッと落とせたり、届かなかった隙間がラクラクお掃除できたりするスグレモノたち。大掃除に小さな感動と時間の余裕が生まれるグッズを相棒に、去年よりもキレイでラクチンな大掃除を目指したいと思います。 T.Kitahara作って食べて、会話が弾む。家族との大切な日常に、ほんのひと手間、幸せの仕掛けを。
2022年12月18日「『現代用語の基礎知識』選 2022ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップテンが1日に発表され、「村神様」(東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆)が大賞を受賞した。講評では「10月3日、東京ヤクルトスワローズ対横浜DeNAベイスターズ戦、村上宗隆選手が王貞治さんの記録を超える日本選手シーズン最多の56本ホームランを放った。今期最終戦の最終打席に生まれたミラクル弾。この劇的瞬間は記録とともに人々の記録に強く刻まれた。プロ5年目の22歳、村上選手の記録を挙げるときりがない。三冠王、史上初5打席連続ホームラン、通算150本塁打、2試合連続満塁ホームラン……。そのすべてに『史上最年少』の冠がつく。序盤、中盤、終盤そしてサヨナラ。右に左にセンターに。特大アーチを量産する彼をファンは『神』とよび熱狂し、東京ヤクルトスワローズをリーグ優勝に導いた。打った瞬間打球を見上げ、しゃがみこんでから1塁へ走り出す『確信しゃがみ』に、そしてくじらの飛びこみを彷彿とさせる迫力のヘッドスライディングも大きな魅力。動画ですべてを見た気になっている今、球場のリアルで見たいビッグヒーローだ」とコメントされている。トップテンには、「キーウ」(受賞者:東京外国語大学 名誉教授 中澤英彦氏)、「きつねダンス」(受賞者:株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント)、「国葬儀」(受賞者:中央大学文学部教授 宮間純一氏)、「宗教2世」(受賞者:一般社団法人 社会調査支援機構チキラボ)、「知らんけど」(受賞者:知らんけどを使用している皆さん)、「スマホショルダー」(受賞者:スマホショルダーを使用している皆さん)、「てまえどり」(受賞者:生活協同組合コープこうべ・神戸市、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会、消費者庁・環境庁・農林水産省・農林水産省(BUZZ MAFF撮影メンバー))、「Yakult(ヤクルト)1000」(受賞者:株式会社ヤクルト本社)、「悪い円安」(受賞者:日本経済新聞 編集委員 小栗太氏)が選ばれた。今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、『現代用語の基礎知識』編集長の大塚陽子氏。ノミネート30語は、以下の通り。「インティマシー・コーディネーター」、「インボイス制度」、「大谷ルール」、「オーディオブック」、「OBN(オールド・ボーイズ・ネットワーク)」、「オミクロン株」、「顔パンツ」、「ガチ中華」、「キーウ」、「きつねダンス」、「国葬儀」、「こども家庭庁」、「宗教2世」、「知らんけど」、「SPY×FAMILY」、「スマホショルダー」、「7青春って、すごく密なので」、「#ちむどんどん反省会」、「丁寧な説明」、「てまえどり」、「ヌン活」、「BIGBOSS」、「村神様」、「メタバース」、「ヤー! パワー!」、「Yakult(ヤクルト)1000」、「リスキリング」、「ルッキズム」、「令和の怪物」、「悪い円安」
2022年12月01日お客様が神様に見えたことはありますか……?@monrrow_love30さんの『携帯ショップでの出来事』を紹介します。クレームの嵐……疲弊する店員……1人のお客様が……労いの言葉に感動……※この漫画はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。お客様のクレームに対し、何もできない状況はツライですよね。そんなときは何気ないお客様の優しさに癒されます……。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@monrrow_love30)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2022年11月26日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!お客様は神様私が小学生だった頃の話です。ファストフード店にひとりで買い物に行き、会計待ちをしていました。すると、隣でお会計をしていた中年の男性が、怒った口調で店員さんに「お客様は神様なんだぞ!丁寧に接しろ」などと言っているのが聞こえました。対応している店員さんはすごく困っているようでした。そこへ店長らしき人が現れ「お客様は神様です。しかし、ほかにもお並びになっている神様(お客さん)がいるので、少し配慮してもらえませんか?」と言ったのです。中年の男性はなにも言い返せず、黙ってお会計を終わらせて帰っていったので、なんだかスカッとしました!(男性/大学生)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年11月25日皆さんは、日常生活で何かトラブルに巻き込まれたことはありますか? 今回は「トラブルエピソード」を募集して作成した記事について、読者からの感想をまとめてみました!「神様はおこないを見ている」出典:lamireその日はとても混雑していた…出典:lamire店内の待合席が空いた…!出典:lamire突然男性が大声で…出典:lamire椅子を全て独占…出典:lamire外で待った後店内へ…出典:lamire先ほどの男性家族を見かけたけど…出典:lamire男性がいない…?出典:lamire外で電話する男性出典:lamire私たちが食事を終えても…出典:lamireどうやら謝っている様子…出典:lamire天罰にスカッと!出典:lamire読者の感想こんなひどい男が結婚をしていて子どもまでいるなんて信じられません。奥さんはダンナさんの行動に気づいてないのかと不思議に思います。会社からの電話にペコペコお辞儀をして謝罪をしている様子を見ると、きっと仕事も出来ないダメな男なんだろうなと思ってしまいます。私も読んでスカッとしました。(58歳/主婦)そうやって威張っている人はどこかしらストレスがあるかもしれないですね。その男性は仕事によるストレスを、見ず知らずの家族に向けていたのでしょうね。だいたいそんな人は遅かれ早かれ天罰が下ると私も思ってます。(匿名)スカッとする出来事でしたね。会社では立場的に上になることができないため、家族の前だったり、他人には、特に女性には強気に出ることで、会社のストレスを吐き出しているかわいそうな人のように感じました。(35歳/主婦)次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。(lamire編集部)(イラスト/crono)"
2022年11月01日●TikTok上半期トレンド大賞でようやく再ブレイク実感1990年代に「ロマンスの神様」をはじめ数々のヒット曲を生み出した音楽家の広瀬香美が、令和に再ブレイク。2020年にYouTubeの“歌ってみた”動画が人気を博し、今年はTikTokで「ロマンスの神様」がブームに。今月15日に発表された「TikTok2022上半期トレンド」で同楽曲が大賞に輝いた。SNSで輝きを放つ広瀬にインタビューし、再ブレイクの心境や「ロマンスの神様」への思いを聞いた。TikTokでは、TikTokクリエイター・タイガの振り付けが今年2月に「ロマンスの神様」の“踊ってみた”動画を投稿したことがきっかけで同楽曲が広まり、広瀬自身も「私も踊ってみた!」とダンス動画を投稿。関連動画の総再生数は16億回を超え、「Billbard JAPAN TikTok Weekly Top 20」で1位にもなった。SNSでブームを巻き起こしているが、広瀬自身は再ブレイクの実感があまりなかったという。「『再ブレイクしていますね』ってよく言われるんですけど、あまり実感が湧いていなくて。ネットの世界のことなので、動画を撮ってYouTubeやTikTokに上げて、そこの反応でしかないので、これを再ブレイクって言うんだって、ちょっとギャップがありました」だが、「TikTok2022上半期トレンド」で「ロマンスの神様」が大賞に選ばれ、ようやくブレイクを実感。「TikTok自体すごくブレイクしているので、それの大賞ということは! という感じでようやく気持ちがついていきました。トロフィーもいただいて。本当にありがとうございます!」と感謝した。YouTube、TikTokと、新しいツールで輝きを放つ広瀬だが、2009年にはTwitterでも注目を集め、「Twitterの女王」とも呼ばれていた。「自分の指針として、5人ぐらいの人から言われたらやってみるという、第一陣ではないんです。早いほうだと思いますが、第二陣の性格をしていて、Twitterのときも何人かに勧められて始めて。YouTubeのときも複数の方から『やったほうがいいよ』と言われ、そのときコロナ禍だったので家にいないといけなくて、コンサートもレコーディングもなくなって何もすることがないからやってみようかって始めました。そしてTikTokも、『(『ロマンスの神様』が)バズってます!』って3人のスタッフから強く言われて、見てみたら本当にバズっていて、そうしたら体が動いて次の日に自分も踊った動画を上げていました(笑)」Twitterでの成功体験があったからこそ、YouTubeやTikTokも前向きに挑戦。「楽しいんですよね!」と心からどのツールも楽しんでいる。ただTikTokに関しては、「ロマンスの神様」がバズる前からアカウントを開設していたものの、コンサートやYouTubeの告知程度からスタート。「層が違うSNSさんだと思っていたので、みんな私のこと知らないと思いますけど、知ってねって感じでお付き合いしていました」と少し遠慮していたという。そして、「ロマンスの神様」がバズっていることを知り、「動画を見ると小さいお子様も、違う国の方々も踊っていて、すごいなあと。世界規模なのだと知り、私が踊っても違和感ないなと思ったので踊ってみました」と自身もダンスに挑戦。そこからは“違う層のSNSさん”という遠慮はなくなった。最初に「ロマンスの神様」のダンス動画を投稿した2日後には、「雪山からありがとう~」とスキー場で踊る動画も投稿。このフットワークの軽さとノリの良さに驚かされる。今ではTikTokにドハマり。「もう大好きです! よくできていますよね~気づいたら1時間くらいずっと見てしまって。ハマっています(笑)」とのめり込んでいる。●「ロマンスの神様」を生み出すために生まれてきたと言っても…「ロマンスの神様」は1993年にリリースされた楽曲で、スキー用品店「アルペン」のCMソングとして起用され、ミリオンセラーを記録した。広瀬は「まだ無名で、デビューして2年目の頃だったのでよくわからないまま、CMで流れんだというところから作り始めて、CMに乗っかってバーンと!」と当時を振り返る。そして、「『ロマンスの神様』のメロディー自体は、5歳の頃から作曲家になりたくてずっと曲は作って面白いメロディーをたくさん貯めていて、パーツパーツをつなぎあわせて作りました。歌詞に関しては、CMソングなのでハッピーソングでお願いしますというご依頼もあって。(CMが)スキーショップやスキー場で恋が芽生えるようなストーリーだと聞き、ぜひたくさんの恋が芽生えるようにと思いながら作ったので、私がロマンスの神様みたいになりました(笑)」と曲に込めた思いを説明した。「ロマンスの神様」はブレイクのきっかけになった曲であり、再ブレイクも呼び込んでくれた曲に。広瀬にとってどんな曲になっているか尋ねると「もう私の人生ですね」と表現。「こうなってくると、私は『ロマンスの神様』を生み出すために生まれてきて、これを歌い続けるために生きていると言っても過言ではないなと。大切な人生なので、一生大事に歌っていこうと思っています」と愛おしそうに話し、「20年後またヒットして、世界的TikTok大賞みたいな、それを狙っています(笑)」と冗談交じりに野望を口にした。1992年にデビューしてから30周年という節目に人気が再燃。今年は徹底的に「ロマンスの神様」をフィーチャーしていくつもりだという。「30周年という節目の年に『ロマンスの神様』がまた皆様に歌っていただけるようになって本当にありがたいなと思っていますので、また冬にコンサートがやってきますが、もう最初と中盤と最後と、3回ぐらい歌ってもいいくらいの年かなと(笑)。『ロマンスの神様コンサート』というタイトルでいいんじゃないのって言っているくらいフィーチャーしていきたいと思っています」●今の時代ならではの曲の作り方で新曲を生み出したいYouTube、TikTokという新たなツールを用いるようになって、音楽に関して新たな気づきもあったという。「昔のCMソングの作り方とは違うなと。私はアルバムをたくさん聴いていただくという時代にデビューさせていただきましたが、今はサビの部分だけ作って、バズったらその前後を作っていくという、そのような若者の作り方は見習わないといけないし、それを得意になっていかないと生き残っていけないと感じています」今後は、TikTokで学んだ今の時代ならではの曲の作り方で、新曲制作にチャレンジしていきたいと考えている。「TikTokさんらしい曲の作り方をしてバズっていく、そこから新曲を生み出していくというのが私の目標です。『ロマンスの神様』をきっかけに私のことを知ってくださった皆さまにも刺さるような楽曲を生み出せたら」と力を籠め、「音楽の先生というか、新人アーティストでもいいかな(笑)。あの人貫禄あるけど新人っていう、そういう音楽家になっていきたいと思います」柔軟な発想とフットワークの軽さで、若い世代の心もつかんだ広瀬。動画から伝わる明るいキャラクターも人気の秘訣だろう。時代にあわせて進化していく広瀬の今後の挑戦からも目が離せない。■広瀬香美福岡県太宰府出身。5歳より音楽の英才教育を受け作曲家を志す。福岡女学院中学校・高等学校(音楽科)、国立音楽大学音楽学部作曲学科卒業後に渡米。LAにて、マイケル・ジャクソンのヴォイス トレーナーであるセス・リッグス氏に師事。 滞在中に制作した自作のデモ音源がレコード会社の耳に留まり、1992年にビクター音楽産業(現・ビクターエンタテインメント)よりデビュー。「ロマンスの神様」「ゲレンデがとけるほど恋したい」などのヒット曲を生み出し「冬の女王」と呼ばれる。2020年にYouTubeの“歌ってみた”動画が人気となり再ブレイク、2022年にはTikTokクリエイター・タイガの振り付けが「ロマンスの神様」の“踊ってみた”動画を投稿したことをきっかけに同楽曲の人気が再燃。同楽曲が「TikTok2022上半期トレンド」の大賞に輝いた。
2022年07月22日・異世界感がすごい!・福島で、こんなに美しい景色が見られるなんて知りませんでした。・別世界。まるで、神様がいるようだ。ねぼすけ(@neevolandscape)さんが福島県で撮影した1枚の風景写真に、そんな絶賛の声が寄せられています。撮影者「水墨画じゃないです」「自然がつくりだすファンタジーな瞬間」をテーマに、風景写真を撮影している、ねぼすけさん。話題を呼んでいる福島県で撮影した1枚も、現実の世界とは思えない、幻想的な雰囲気にあふれていました。福島で撮れた写真。水墨画じゃないです。 pic.twitter.com/tsu5wWyKx3 — ねぼすけ | neevosk (@neevolandscape) June 9, 2022 霞がかった水面は、まるでファンタジー映画のワンシーンかのような美しさ。福島県で撮影されたと知らなければ、そもそも日本で実際に見られる光景とは思えないでしょう。あまりの美しさに、しばし時間を忘れて見惚れてしまう1枚は反響を呼び「美しすぎる」「水墨画のようだ」と、多くのコメントが寄せられています。また、海を越え、海外の言葉で、ねぼすけさんが撮影したこの1枚を絶賛するコメントも数多く見られました。なお、撮影地の詳細は明かしていない、ねぼすけさん。一体福島県のどこに、こんなにも幻想的な風景が広がっているのか…想像するだけで、胸がときめきますね。ねぼすけさんの、ほかの作品はこちらからねぼすけさんは、Twitterのほかに、InstagramやYouTubeでも作品や動画を公開しています。気になった人は、ぜひご覧ください。Instagram:neevolandscapeTwitter:@neevolandscapeYouTube:ねぼすけジオグラフィック[文・構成/grape編集部]
2022年06月10日“悲しみをたべて育つバンド”あたらよが、小説紹介クリエイターのけんごとコラボレーションすることが発表された。あたらよは東京を中心に活動する4ピースバンドで、ひとみ(Vo / G)を中心に作詞作曲を行い、アートワークや映像もセルフプロデュース。グループ名の「あたらよ」は“明けるのが惜しいほど美しい夜”という意味の可惜夜(あたらよ)から由来している。けんごは自身の動画の総再生数1.1億回超えるインフルエンサーで、TikTokで薦めた作品が続々重版決定。4月28日には小説『ワカレ花』(双葉社)を発売し小説家デビューする。けんご今回のコラボは、けんごがあたらよの楽曲がお気に入りだったということ、そしてあたらよボーカルのひとみが小説が好きでけんごのTikTokをフォローしよく観ていたことがきっかけとなり生まれたもので、『ワカレ花』の作中にはあたらよの記述が登場するとのこと。また、けんごのTikTokアカウントでは、あたらよ初のオリジナル曲「10月無口な君を忘れる」を使用した動画がアップされる予定となっている。■あたらよ ひとみ コメント皆さんこんにちは。あたらよのVo&Gのひとみです。この度、けんごさんのデビュー作となる『ワカレ花』にあたらよを登場させて頂いたということで、本当に嬉しいです。私自身、普段から本を読むことが大好きなので、いつも目にしていた本の中の世界に自分のバンドが存在していることがとても不思議な気持ちになりました。読み終えた後に心の奥がじんわりと温くなるような、こんな素敵な作品に名前を使って頂けたことを嬉しく思います。本当にありがとうございます。■けんご コメント小説紹介クリエイター・小説家のけんごです。「小説の魅力を多くの人に届けたい」僕は、この一心で活動を続けてきました。今回、小説を執筆したのも、この想いがあってのことです。正直なところ、小説は他のエンタメに比べて、作品と出会う"きっかけ"が少ないように思えます。だからこそ、あたらよさんとのコラボは大変光栄です!素敵な音楽と掛け合わさることで、小説の可能性を大きく広げることができると思いました。『ワカレ花』をきっかけに、小説にしかない魅力と、人の心を動かすほどの力がある、あたらよさんの音楽が、たくさんの方に届くことを願っています。<リリース情報>あたらよ1stアルバム『極夜において月は語らず』発売中※初回盤は「あたらよ Acoustic Session」CDを加えた2ディスク仕様配信リンク:【収録曲】01. 交差点02. 夏霞03. 極夜04. 祥月05. 「知りたくなかった、失うのなら」06. 悲しいラブソング07. 嘘つき08. outcry09. 5210. 10月無口な君を忘れる11. 差異【初回限定盤付属Disc2】■「あたらよ Acoustic Session」01. 10月無口な君を忘れる(Piano ver.)02. 夏霞03. 晴るる04. 8.805. ピアス06. 祥月07. 嘘つき08. 優しいエイプリルフール(demo)<ライブ情報>『あたらよ 1st TOUR「極夜において月は語らず」』5月5日(木・祝) 東京・WWWX5月21日(土) 大阪・シャングリラ5月22日(日) 名古屋・SPADE BOX関連リンクオフィシャルサイト
2022年04月12日角田光代さんが5年ぶりに小説を上梓!新作『タラント』は、間違いなく胸が熱くなる長篇小説だ。与えられた命を、どう使うのか。心も魂も揺さぶる5年ぶりの長篇。「ずっと『源氏物語』の現代語訳にとりかかっていて、久々に小説を書こうとしたらプロットの立て方も資料の使い方も忘れていて大変でした」30代後半のみのりは、東京で夫と二人暮らし。故郷の香川に住む甥の陸が不登校と知り、しばらく預かることに。彼らは一通の手紙を機に、寡黙な祖父・清美の過去に思いをはせていく。戦地で片足を失い、義足をつけた祖父の秘めた思いとは――。表紙にも義足で高跳びをする人が描かれているため、未読の人でもこれがパラスポーツが関わる話だとは想像できるだろう。「最初に連載を頼まれた時、東京オリンピックについても触れてほしいという話があって。それで調べているうちに、パラリンピックはイギリスの病院で、戦争で脊髄を損傷した人たちのリハビリのために開いた競技会がおおもとだと知ったんです。平和の祭典と呼ばれているものが戦争がきっかけで始まったことに驚きました。そういうことを考えている時、ふと、“命を使うということ”について書きたいと思ったんです」本作ではみのりの過去も語られる。大学進学で上京、ボランティアのサークルに参加して国内外で活動していた様子も丁寧に描かれる。「日本って、ボランティアや寄付の文化が根付いていないと感じていました。自分がいいことをするのに対して照れと罪悪感があるし、誰かがいいことをすると“偽善だ”という声が出てくる。それこそ昨今はバッシング社会で、人の失敗を絶対に許さない風潮がある。そういう世の中で、なにか善意で行動して失敗したら、もう動けなくなってしまうことってあると思う。それをみのりという人に背負わせました」角田さん自身、NGOの活動に参加しているという。「国際NGOのプラン・インターナショナルのスポンサーになって、いろんな国を視察し、人身売買など女の子たちが虐げられている状況を見てきました。最初に誘われた時には私も、自分がボランティアをやって何になるんだろうと身構えたんです。実際に関わってみると、そういうことではないと思うと同時に、ボランティアの難しさや歯がゆさも感じるようになった気がします」みのりの周囲の人間も、ボランティアに対する姿勢はさまざまだ。きっと読者も、彼らの異なる立場からの言動に心揺れるはず。「迷いなくできる人や、使命を感じられる人もいる。でも大半の人はみのりのようにためらったり迷ったりするんじゃないかと思うんです」作中、何度か登場するのが「タラント」という言葉。〈才能〉〈賜物〉や、〈使命〉といった意味合いだ。「プロテスタントの学校に通っていたので、聖書に出てくる言葉として馴染みがありました。それとは別に大人になってから、人の才能の有る無しってなんだろうとつねづね考えるようになっていて」当初、本作では、どんな人にも与えられた使命があると書こうと考えていたという。だが、「書き終わった時、もしかして自分は、若くして亡くなった人たちにもタラントがあって、それは死んで失われるのではなく、他の人たちが受け継いで生きていくんだ、ってことが書きたかったのかな…と。私は、死んだ人たちのほうを書きたかったのかもしれないです」読み終えたら、角田さんのこの言葉が深く、深く響くはず。角田光代『タラント』東京で夫と暮らすみのりの故郷は香川県。寡黙な祖父にたびたび東京から手紙が届いていると知った彼女は、甥の陸と共に祖父の過去に興味を持つ。一方、そんなみのりには苦い過去があって…。中央公論新社1980円かくた・みつよ2005年『対岸の彼女』で直木賞、’07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、’12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、’21年『源氏物語』の完全新訳で読売文学賞など、数多くの賞を受賞。※『anan』2022年3月23日号より。写真・森山祐子(角田さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2022年03月22日『TikTok』フォロワー28万人、総再生数1.1億回超!薦めた作品は続々重版!話題の小説紹介クリエイター・けんごが手がけた初の小説は、花をモチーフにした恋愛小説。知念実希人さんを始め、推薦コメントも多数いただいております。出会い、失恋、両思い、別れ――わたしのそばには、いつも花があった。四季折々の恋模様を鮮烈に描いたあまりに切ない物語〈内容紹介〉高校生の遥は通学の電車で、気の立った白猫に遭遇した。戸惑う彼女を助けたのは男子高校生。毎朝、同じ電車で見かける彼を振り向かせようと、遥が取った行動とは。(「始業式」)同じく高校生の冬紗は、入学前から長い入院生活を送っている。ある日、主治医に告げられた過酷な現実。泣いていた彼女に、かつての入院仲間だった春人は声をかける。(「散り桜」)ほか、「夕立ち」「花火」「落ち葉」「コスモス」「雪景色」「ユキヤナギ」の全8編を収録した、2つのストーリーで紡がれる恋愛小説。●早くも大絶賛!推薦コメント多数!知念実希人さん(小説家)「初めての小説と聞いて、なめていました!ごめんなさい。柔らかい筆致から生み出される瑞々しく透明感あふれる空気が、全身の細胞を満たしていく。どこまでもピュアな優しさで彩られる物語に、ぜひ心癒やされて下さい」汐見夏衛さん(小説家)「大切な人のために何かをしたいという思いが、彼らを成長させていく。恋には人を変える力があるのだと改めて感じました」カツセマサヒコさん(小説家)「好きだったから、悲しいし、怒るんだ。ページをめくるたび、やさしさと寂しさがが雪のように降りてきました」●作品特設ページ 〈書籍概要〉【タイトル】ワカレ花【著者名】けんご【発売日】2022年4月28日(木)【予価】1320円(税込)【判型】四六判並製〈著者プロフィール〉けんご小説紹介クリエイター。ショートムービープラットフォーム「TikTok」などのSNSで、わずか30秒ほどで小説の読みどころを紹介する動画を次々に投稿。作品の的確な説明と魅力的なアピールに、SNS世代の10〜20代から絶大な支持を得ている。2021年7月、30年以上前に発表された筒井康隆著『残像に口紅を』(中公文庫)を取り上げたところ、話題となり、年末までに11万部を超える大重版。他にも、小坂流加著『余命10年』(文芸社文庫)、楪一志著『レゾンデートルの祈り』(KADOKAWA)も、紹介をきっかけにヒットにつながり、出版関係者や書店員からは「日本でいちばん本を売るTikTokクリエイター」とも呼ばれている。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月15日原田マハの小説を山田洋次監督が映画化した、“映画の神様”を信じ続けた男とその家族に起こる奇跡の物語『キネマの神様』。この度、Blu-ray&DVDが2月2日(水)本日リリースされたことを記念して、菅田将暉と野田洋次郎が繰り返し観てほしいおすすめシーンを語る特別映像が公開された。菅田さんが本作で演じているのは、映画の撮影所で働く主人公ゴウの若き日。野田さんは、ゴウと共に撮影所で青春を駆け抜け、映画に夢を見た盟友・テラシンを演じている。今回公開された映像では、ゴウと師匠・出水宏(リリー・フランキー)のやり取りが好きだと語る野田さん。繰り返し観てほしいシーンは、「あの太陽を止めてこい!」と出水に言われ、ゴウが海に向かって走り出すシーンだと語る。そして菅田さんは、「海に走った瞬間、帽子が取れてしまったので、そこで一時停止してほしい。奇跡のワンカットが撮れてます」と注目ポイントを明かしている。『キネマの神様』見どころフリートーク映像なお、数量限定生産の<豪華版Blu-ray>には、主要キャストが本作の撮影への意気込みや思いを語るインタビュー集や、イベント映像集のほか、封入特典としてブックレットが付属されている。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2022年02月02日~幻冬舎グループが運営する「話題の本.com」で小説連載しませんか?~株式会社幻冬舎ゴールドオンライン(本社:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-9-7、代表取締役:山下征孝)が運営する話題の本.com( にて、短編小説の連載作品の募集が開始しました。小説家を志す方、文章を書くことが好きな方など年齢性別を問わず誰でも応募が可能。編集部の審査を経てWEBに連載記事を投稿することができます。1話あたり2,000~3,000文字程度。月2~3話の更新で、計5~10話の連載をご担当いただきます。純文学、エッセイ、SF、ファンタジー、ミステリー等々ジャンルは自由。たくさんのご応募お待ちしています。小説応募はこちら : 募集概要・応募条件:年齢・経験不問(審査あり)・募集時期:随時・話題の本.comの小説ページ( )にて掲載・連載回数:1作品につき5~10話・文字数:1話につき2,000字~3,000字程度・更新頻度:月2~3話(相談可)・ジャンル:不問※公序良俗に反する内容/表現は禁止いたします。(暴力、賭博、麻薬、売春などの行為を肯定・美化するもの、醜悪、残虐、猟奇的で不快感を与える恐れがあるものなど)※金銭のやり取りは行いません小説連載までの流れ1.小説連載応募フォーム( )に必要事項を記載の上ご応募ください・お名前・メールアドレス・ペンネーム・作品タイトル(仮)・連載回数(仮)↓2.編集部担当者よりメールにてご連絡をいたします。メール宛に今までご自身が書かれた作品(なければ執筆する小説の1話)を送付※ファイル形式は問いません↓3.編集部にて連載可否を審査いたします編集部担当者よりご連絡させて頂きます↓4.連載開始話題の本 .com小説連載応募フォーム : 会社概要商号 : 株式会社幻冬舎ゴールドオンライン代表者 : 代表取締役 山下征孝所在地 : 〒151-0051東京都渋谷区千駄ヶ谷4-9-7事業内容 : WEBメディア運営事業・WEBマーケティング支援事業・WEB広告事業・WEBサイト・コンテンツ制作事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月08日山田洋次監督が手がける松竹映画100周年記念作品『キネマの神様』に野田洋次郎が出演している。野田はRADWIMPSのメンバーとして活動するだけでなく、俳優や映画音楽の制作など様々な分野で活躍しているが、その際、単に“映画をつくるためのメンバー”として参加するのではなく、自身と映画のつくり手の間に起こる化学反応を重視しているという。野田は音楽活動を続けながら、俳優として松永大司監督の『トイレのピエタ』や、豊田利晃監督の『泣き虫しょったんの奇跡』などに出演してきた。「単純に“その役を演じてみたい”という気持ちは非常に大事なことだと思っています」と語る野田は「その一方で、その作品に出演するかどうかはいつも冷静に判断している部分もあります」と説明する。「その役を自分が演じることが一番良いと思えるか?は考えます。演じている時は常に自分をなくす作業なんです。映画の劇伴をつくっている時も同じで、いつも“その映画にとって一番大事なものは何か? 音楽で何ができるのか?”を考えているんですけど、役者でいる時も気持ちは同じかもしれないですね。だから良い意味で“我がない”というか、監督が旗振り役をしてくれますから、自分がいかに誠実にそこに向き合うかを考えていると思います」野田にとって俳優や映画音楽を手がけることは、作業や出演の一部を担うだけでなく、自身が映画のつくり手の“伴走者”になることなのかもしれない。「そういう部分は間違いなくあると思います。僕がその映画に関わることによって、そこに良い意味での変化が起きるべきだと思うんです。僕が参加したことによって明らかに良い変化が起こる。でなければ僕がそこにいる価値はないと思いますし、いかに変化を起こせるのか、どうすれば作品の輝きを増すことができるのかをいつも意識していますし、そうあり続けたいなと思っています。だから僕は“監督と俳優”として、めまぐるしく過ぎていく日常の中で刹那的にすれ違うみたいに参加することは、これからもない気がしていて、やっぱり監督とじっくりと話したり、面白いと思っているものについて話したり……これまでもそうやってきたんです。僕は俳優をやることがメインではないというのもあるとは思うんですけど、いかにして面白いものを世の中に出していくのか……自由研究みたいな部分があるのかもしれないです(笑)。だからこそ自分をとことんまで突き詰めてやっている部分もあります」「テラシンみたいなヤツが僕にもいてくれたらな、と思います」そんな野田が本作で伴走するのは、日本映画史に残る作品を数多く手がけてきた山田洋次監督だ。「常に燃えたぎっていて情熱があるし、つねに新しいものをつくろうとするし、すごく研究熱心で新人たちの映画も観ている。あそこまで表現を愛し続けている人に出会うことは本当に励みになりますよね。だけど山田監督からもらってばっかりだとダメだし、自分としても与えたい。だから思考し続けたいし、映画に出続けることのできる人間でいたいなと思います」自身の役を全うするだけでなく、少し離れた位置や、様々な視点から作品を眺め、自分だけでなく“作品そのもの”が輝く方法がないか探る野田の姿勢は、本作で演じた役と重なる部分がある。映画『キネマの神様』は、現在はギャンブル漬けで借金まみれのダメ親父・ゴウと妻の淑子、その娘の歩、孫の勇太のドラマから始まる。かつてゴウは映画撮影所で汗を流す助監督で、いつかは自分で映画監督になる日を夢見ていた。そんなゴウと同じ撮影所で映写技師として働き、友人であるゴウを見守り、彼の才能を信じ続ける心優しい男、それが野田が演じるテラシンだ。「テラシンはめちゃめちゃいいヤツですよね」と語る野田は、テラシンがゴウの才能を信じる強さがこの映画の土台になる、と分析する。「僕としてはこの映画はあくまでもゴウの物語であってほしいんです。その時にテラシンは、ゴウの才能を心の底から100パーセント信じ続ける男の役だから、そのシーンがどれだけ強いかによってこの物語の土台というか強さみたいなものは決まるなと。やっぱり才能を持ち合わせた人は大事だし必要だけど、そのことに気づかせてあげる人は同じぐらい世の中には必要だし、両者は同じぐらい価値があると思うんですね。才能のある人を心の底から全身全霊で信じて、なにかをつくる人が心が折れそうになったりとか、才能に気づけなかったり、自分自身がすごく平凡なものに感じてしまう瞬間がある時に全身全霊でそれを支えて、愛し続ける。その構図がブレてしまったら、この物語はどこかに嘘が含まれてしまう。だから演じる上では、ゴウを支え続ける覚悟をするべきだなと思いました」野田が演じた若き日のテラシン、名優・小林稔侍が演じる現代のテラシンはどちらもゴウを信じ、映画を愛する心優しい男として描かれており、もし“キネマの神様”が存在するのだとしたら、テラシンはその神様がつかわした天使のような役目を担っている。そういうと野田は「テラシンみたいなヤツが僕にもいてくれたらな、と思います」と笑顔を見せる。「改めて“自分はミュージシャンなんだな”と思います」ゴウの才能と未来を信じ、撮影所で奮闘する日々を通じて生まれた想いや、コロナ渦で撮影が中断してしまったこと、当初、映画に主演予定だった志村けん氏がこの世を去ったことなど様々な想いが積み重なり、野田はひとつの曲を書いた。「アイデアのようなポツポツと浮かぶものは撮影中にも台本に書いたり、携帯にメモしたりしていたんですけど、だんだん撮影が中断し、志村さんが倒れ、その後にお亡くなりになり、映画の撮影が長期でとまった時に、“あれ?あれだけの時間が幻に終わっちゃうのかな”という雰囲気さえ感じるようになって。だから自分の中ではあの時の美しかった経験を残したかったですし、志村さんのことも含めて、現実とフィクションの境界線が曖昧になっていて、あの世界だけは自分の手で何とかして残したいという気持ちが起きて、撮影が終わって1ヶ月後だと思うんですけど自粛期間中にデモをつくって、プロデューサーの方にお渡ししました」野田がプロデューサーに渡した楽曲『うたかた歌』は、その後にRADWIMPSと本作に出演した菅田将暉によってレコーディングされ、映画の主題歌になった。「だから改めて“自分はミュージシャンなんだな”と思います。そこでいただいた感情、通過した感情だったり、経験した想い、触れてきた人々みたいなものをやっぱり自分は音楽で残したい人なんだなと。それが映画と結びついて主題歌になってくれるパターンもあるとは思うですけど、そうじゃないパターンもあって、やっぱり僕にとっては通過した上で曲を作って、音楽にすることで、ひとつの区切りになるのかな、という気がしましたね」映画そのものと伴走し、演技し、結果として主題歌を手がけることになった野田洋次郎。観客は、彼が本作の制作を通じて感じたものや、想いを映画『キネマの神様』の随所に観て、感じることができるはずだ。『キネマの神様』8月6日(金) 公開(c)2021「キネマの神様」製作委員会撮影:杉映貴子
2021年08月02日マイケル・ジャクソンを始め、世界中の俳優やミュージシャン、ダンサーたちに影響を与えた“パントマイムの神様”マルセル・マルソーの実体験に基づく感動作『沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~』の予告編が到着した。1938年、親をナチに殺されたユダヤ人孤児たち123人をフランス・ストラスブールで迎えるマルセル。自身もポーランド系ユダヤ人のマルセルは、「戦時中だからこそ子どもたちを笑わせたい」という思いから緊張に包まれた孤児たちをパントマイムで和ませる。しかし、世の中ではますますユダヤ人迫害が激化。“リヨンの虐殺者”と恐れられたナチのクラウス・バルビー親衛隊中尉が閉ざされた場所でユダヤ人やその協力者たちを拷問し、無慈悲に射殺していた…。“パントマイムの神様”と称されるマルセル・マルソー。マイケル・ジャクソンの“ムーンウォーク”は彼のパフォーマンスからヒントを得たというエピソードがあるなど、世界中の俳優やミュージシャン、ダンサーたちに影響を与えた。本作では、第二次大戦中にナチと協力関係にあったフランス政権に立ち向かうべく、レジスタンス運動に身を投じていたこれまで語られてこなかった彼の実体験を描いている。今回到着した予告編では、ジョージ・S・パットン(エド・ハリス)が、大勢の兵士たちに「驚くべき話」として耳に入れたエピソードを披露するシーンから始まる。“アメリカ軍の英雄”の心を動かしたエピソードの主人公こそがマルセル・マルソー(ジェシー・アイゼンバーグ)だ。映像ではマルセルがユダヤ人孤児たちをパントマイムで笑わせ和ませる姿が映し出される。しかし世の中ではますますユダヤ人迫害が激化し、閉ざされた場所でユダヤ人やその協力者たちが拷問され無慈悲に射殺されていた。マルセルはユダヤ人孤児たちをフランスからスイスへと逃がそうと提案するが、無事にスイスにたどり着くことができるのか…。マルセルを演じるのは、『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされたジェシー・アイゼンバーグ。自身もユダヤ人で母親がプロの道化師だったという生い立ちを活かし、人間味豊かな魅力的な人物に変わっていく姿を生き生きと演じている。『ハリー・ポッター』シリーズのフラー・デラクール役のクレマンス・ポエジーが、マルセルが恋心を抱くエマを演じ、当時、“リヨンの虐殺者”と恐れられたナチのクラウス・バルビー親衛隊中尉は、『ワルキューレ』のマティアス・シュヴァイクホファーが演じている。また4度アカデミー賞にノミネートされた名優エド・ハリスが、アメリカ陸軍大尉ジョージ・S・パットン役で出演する。監督はポーランド系ユダヤ人で、ベネズエラで最も著名な映画監督であり脚本家、ベストセラー作家でもあるジョナタン・ヤクボウィッツが務める。代表作『ベネズエラ・サバイバル』はベネズエラ史上NO.1のヒットを記録し、ロバート・デ・ニーロ出演の『ハンズ・オブ・ストーン』はカンヌ国際映画祭に出品され喝采を浴びた。その確かな手腕で、負の歴史に隠された人間の命への讃歌を描き出す。『沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~』は8月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~ 2021年8月27日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2019 Resistance Pictures Limited.
2021年06月29日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』(8月6日公開)のキャンペーンが行われることが21日、明らかになった。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。1920年から映画の製作、配給、興行を続けてきた松竹映画は昨年2020年に100周年を迎えた。そんな松竹映画100周年を記念した同作は、映画を愛し、挫折を味わいながらも“映画の神様”を信じた男に訪れた奇跡を描いた作品であることから、日本国内で上映中のすべての映画を対象にした半券キャンペーンが実施されることが決定した。同キャンペーンでは、すべての劇場公開作品を対象に、期間中に映画館で映画を鑑賞した方1,000名様に『キネマの神様』のムビチケをプレゼントする。日付のわかる映画の半券の写真とともに、Twitter 上で共通ハッシュタグ「#キネマで繋がる」とツイートすると、応募完了となる(〜7月31日)。多くの映画が公開延期・配信切り替えとなり、映画館は時短営業、休業、閉館を余儀なくされるなど、新型コロナウイルスに苦しめられている今の映画界。本作でも主演の志村けんさんの逝去、撮影の中断や2度の公開延期など、コロナによって数々の困難に直面しました。いま、改めて「“映画館で映画を公開できること”のありがたさを感じている」と松竹は語る。松竹は「本作『キネマの神様』はタイトルと題材のとおり、映画界全体を盛り上げることが使命であると考えております」と、同キャンペーンの裏側にある思いを明かした。苦境に立たされた映画界全体を盛り上げることを目的としたキャンペーンの始動にあたり、自身の出演作を映画館に無償提供する形で映画館へのエールを発表したばかりの笑福亭鶴瓶や、日本各地で長きにわたり映画体験を届けてきた各劇場から賛同コメントも到着した。○笑福亭鶴瓶 コメント・初めての映画館の思い出親父に連れていかれて。戸を開けたら人がいっぱいだった。で、観られへんし、親父が肩車してくれて。揺れながら見たんですよ。親父が前のおっさんの足踏んだかなんだでエライ喧嘩しだして。オレ肩車されてんのに、思いっきり喧嘩して。「一旦出ましょ」みたいになって。「いやいや、オレ観とんがな。出んのかい」ってなって。それが映画の思い出やわ。・映画館で映画を観ることの醍醐味集中するじゃないですか映画に。すると、自然と“いい台詞”が長いこと耳の中に残っている。ああ、いい台詞やなあっていう醍醐味はありますよ。・コロナ禍で励む映画館に向けて僕は『ディア・ドクター』で、本当に全国のシネコンにお世話になったんですよね。はじめ単館で少なくやりだしたのが噂になって、すごく広がって、色んな賞をいただくようになったから。そのときにお世話になったことは忘れないです。映画人でもないのにこんなことを喋るのはおこがましいんですけど、本当にお世話になってるので、何か返せるもんは返したいなって思いますね。・映画館に足を運べないお客さんに向けて映画館に足を運んで楽しんでもらいたい。“楽しんでもらいたい”っていうのが根本ですよね。いかに映画というものが良いのかということを、いっぺん訪ねて、観て、経験していただいて。そんなに怖い所じゃないっていうのが、わかりますからね。そういう意味では自分も寄席も出てるし、同じように人が集まる所を盛り上げたい気持ちがあります。ぜひ、映画館に来ていただきたいし、寄席にも顔を出していただきたいなと思いますね。○各映画興行会社社長からのキャンペーン応援コメント(全文・順不同)『キネマの神様』は当館が原作小説のモデルとなっています。いつの時代も大勢の熱い思いで映画は完成し、公開され、鑑賞されてきました。いま映画界も厳しい状況に直面していますが、きっと『キネマの神様』が守ってくれると信じています。(ギンレイホール)大変残念ながら映画への出演はかないませんでしたが、故志村けんさんのエンタテインメントへの思いを継ぐ『キネマの神様』という作品が、映画界だけでなく日本のエンタテインメント業界を再び明るいものとするきっかけとなっていただければと思います。(シネマサンシャイン/佐々木興業株式会社代表取締役社長佐々木伸一)映画は人々を笑顔にします。映画は人々に感動を与えます。映画は世の中を明るくします。ぜひ、この『キネマの神様』という作品を通じて多くの人々に「生きる喜び」を実感して頂けることを切に願っております。(コロナワールド/株式会社コロナワールド代表取締役社長室橋義隆)私は、映画の持っている力を信じています。この夏、遠くにお出かけするのは、まだ難しいかもしれません。そんな時は、手軽に非日常が楽しめるお近くの映画館で、映画を是非楽しんでください。万全の感染症対策をしてお待ちしております。(ピカデリー、MOVIX、東劇、神戸国際松竹/松竹マルチプレックスシアターズ代表取締役社長森口和則)
2021年06月21日山田洋次監督が原田マハの小説を映画化する『キネマの神様』。この度、主人公ゴウ役の菅田将暉と、盟友テラシン役の野田洋次郎が「RADWIMPS feat.菅田将暉」として主題歌「うたかた歌」を歌唱することが分かった。劇中では、撮影所で働く盟友として熱い絆を結んだ2人。野田さんが作詞作曲を務め、ゲストボーカルとして菅田さんを迎えるという形となり、劇中のゴウとテラシンの役柄と重なり合うよう、歌詞に合わせて歌い分けされているという。今回の主題歌について野田さんは「最初は主題歌になるとかならないとかそういう話は全く無く、撮影中に歌の言葉の断片みたいなものをちょっとずつためていました。全部の撮影が終わった時に、感謝の気持ちを込めて『監督にこのデモをお渡しください』という感じで贈ったのが一番最初です」と明かす。一方、菅田さんは野田さんと一緒に主題歌を担当することについて「いやびっくりしました。謎でした。こんなありがたいことはないです。クランクアップした少し後に、野田さんから感謝の気持ちとして『こんなのできたから』ということでこの曲のデモを送ってもらって、それを聴いて『わぁ~!』と思っていたので、なんだか不思議な気持ちでした」と驚きを隠せなかった様子。また、2人で一緒に主題歌をレコーディングした際のことをふり返り、野田さんは「レコーディングは楽しかったですね。菅田君が色んな表情や色んなテイクを見せてくれたので」と語り、菅田さんは「二回レコーディングしたんです。それが良かったですし、今思えば、山田組っぽいですよね(笑)。良い作品にするためにリテイクするって。1日やって本当に難しくて表現しきれなかったこともたくさんあって、もう一回やることになりました。すると野田さんが『こういう風なリズムでやると歌いやすくなるかも』といったメールをくれて。それがとても良かったです。主題歌では野田さんが演出家で僕が演者みたいな気持ちでした」とその様子を語った。なお、主題歌の音源は近日中に公開予定。野田さんは「僕自身本当に大好きな曲ですし、『キネマの神様』があったから生まれた曲で、あの世界が音としてもこの世にずっと残っていって欲しいという願いがずっとあったので、本当に心から嬉しく思っています」と思いを述べ、菅田さんは「完成版の楽曲は、映画のエンディング版とは曲の尺が違うので、フル尺でもぜひ聴いてもらいたいですね」と楽しみに待つ方へメッセージを寄せている。『キネマの神様』は8月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2021年04月09日松竹映画100周年記念作品として、原田マハの同名小説を映画化した『キネマの神様』の完成報告会見が3月29日、都内で行われ、主演を務めた菅田将暉、共演する永野芽郁、野田洋次郎、寺島しのぶ、小林稔侍、宮本信子、山田洋次監督が出席した。この日は当初、菅田とともにダブル主演を務める予定だった故・志村けんさんの命日。作品の完成を喜ぶとともに、そこに至る紆余曲折に対する思いも語られた。志村さんの急逝と、その遺志を引き継いだ沢田研二の起用、緊急事態宣言による撮影の長期中断、2度の公開延期とさまざまな出来事が起こった本作。現在は8月6日の全国ロードショーが決定しており、映画監督になる夢を追いかけ、挫折を味わうも映画を愛し続ける主人公ゴウ(現在:沢田 / 過去:菅田)と、彼を取り巻く人々の青春と晩年の奇跡が描かれる。若き日の主人公を演じた菅田は「まさか、自分が山田洋次監督の作品の真ん中に立つなんて……」と神妙な面持ち。「完成したと言えるのが、一番の喜び」と笑顔を見せる一方、「ここまで来るのに『本来なら…』という、いろんな出来事があり過ぎて、個人的にはうまく言葉にできない」と複雑な心境も明かした。それでも「いろんなことを経たからこそ、たくさんのメッセージが詰まっている。映画館で見るべき映画になっている」と胸を張った。山田組を振り返り「ほかの映画の現場とまるで違う。準備期間や時間の使い方、撮影のシステムも含めて、執念の塊というか…」と圧倒された様子。「粘りに粘って、でも次の日リテイクだったり(笑)。でも、俳優としては、そこまで求められるのがうれしい」と明かした。また、志村さんの代役を果たした沢田については「ものすごくパワフル。チャーミングで、ダメだけど色気がある魅力的なゴウ像だと思った」と話していた。「準備も含めて、2年以上が経ち、ようやくこの日が来たかと。長い映画人生でもこんな体験は初めて」と感慨しきりに語る山田監督は、「何といっても、本読みまで進めた段階で、主役が亡くなるというのは体験がなく、非常に混乱したことを今でも思い出す」。代役を務めあげた沢田に対しては、「最初はどうなるか不安もあったけれど、志村さんとはまったく違う、別の魅力をもった主人公を演じてくれて、今はホッとしております。きっと、ずいぶん悩んだと思いますよ」と感謝の意を表した。そして「コロナ禍で、世界中の映画人が課題を突き付けられているが、僕は『映画館よ、永遠なれ』と言いたい」と“キネマ”へのあふれる思いを語っていた。取材・文・写真=内田涼『キネマの神様』8月6日(金)公開
2021年03月29日原田マハの小説を山田洋次監督が映画化した『キネマの神様』の新公開日が8月6日(金)に決定し、本ビジュアルと特別映像が到着した。本ビジュアルには、沢田研二と菅田将暉が演じる主人公ゴウをはじめ、若きゴウが想いを寄せる永野芽郁扮する食堂の娘、年月が経ちゴウの妻となった宮本信子扮する淑子など、彼の人生に欠かすことのできないメインキャラクターたちの柔らかな表情が写し出されている。そして合わせて到着した特別映像は、撮影の様子を収めたメイキングシーンからスタート。今作ではVFX監修を山崎貴(『永遠の0』『STAND BY MEドラえもん』ほか)が担当していることが明らかになり、演出について熱心に話し合う山田監督と山崎監督のカメラテストの様子が映し出されている。続けて、現在と過去のゴウを繋ぐ重要な本編シーンも公開。山崎監督が本作で手掛けたのは、現在のゴウが過去に思いを馳せながら映画を観ていると、主演を務める桂園子(北川景子)の瞳がクローズアップされ、若き日のゴウが働く撮影現場の様子が浮かび上がっていくシーン。山崎監督の技術によって、エモーショナルな映像に仕上がった。山崎監督は「敬愛するレジェンドが僕の何かしらに期待してくれて、仕事を頼んでくれるなら、それは何を置いてもはせ参じなくてはと思いました」と今回の参加への思いを明かし、「山田監督は新しい玩具を手にしたように楽しんでいらしたような気がします。僕はその玩具の可能性を出来るだけ広がりが持てるようにレクチャーしていく感じでした」と撮影をふり返っている。またさらに追加キャストとして、片桐はいりと原田泰造の出演も明らかに。片桐さんは、ゴウとはかつての撮影所仲間のテラシン(小林稔侍)が営む映画館“テアトル銀幕”の常連の女性客役。原田さんは、ゴウのギャンブル依存に悩まされる淑子と娘・歩(寺島しのぶ)が訪れる相談会の主催者を演じる。『キネマの神様』は8月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2021年03月17日夏川草介の人気小説を福士蒼汰主演でドラマ化した「神様のカルテ」第四夜が3月8日放送。大学病院に舞台を移した今回、膵癌患者を演じた貫地谷しほりの演技に「迫真」「すごい」といった反応や、続編、スピンオフ希望の声も多数寄せられている。原作は良い医師とは何かを考え、患者と正面から向き合う、1人の若き医師の苦悩と成長を描いたシリーズ累計330万部を超える大ベストセラー小説。「神様のカルテ」「神様のカルテ2」「神様のカルテ3」「新章 神様のカルテ」の計4冊にわたる長編を2時間×4話、計8時間という大型スペシャルドラマ化してきた本作。本庄病院に勤務していたが最先端医療を学ぶべく信濃大学医学部付属病院に移って4年目の内科医、栗原一止に福士さん。一止の妻で子どもが生まれ山岳写真家の仕事は休止中の榛名に清野菜名。本庄病院では“怪獣”の異名を持ち、今は一止と同じ大学病院にいる外科医・砂山次郎に上杉柊平。本庄病院の救急看護師長・外村勝子に新山千春。病棟主任看護師を務める東西直美に大島優子。“大狸”こと本庄病院消化器内科部長の板垣源蔵に北大路欣也。今回のエピソードで登場したのが、信濃大学病院の消化器内科医で一止が“利休”と呼ぶ新発田大里に森永悠希。まわりから“お嬢”と呼ばれる研修医・鮎川めぐみに矢作穂香。“鬼切り”の異名を持つキャバクラ好きの第四内科第三班班長の北条陽介に市原隼人。例え話の内容から“パン屋”と呼ばれる第四内科の准教授・宇佐美正隆に北村有起哉。膵癌患者の二木美桜に貫地谷しほり。膵癌の疑いがかかる岡信弘に濱津隆之といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。4話は美桜の膵癌が確定。美桜は内視鏡を担当した一止に診て欲しいと希望、一止の所属する第四内科第三班で引き受けることになる。大学病院の規則に縛られ、宇佐美から注意を受けながらも患者と向き合っていこうとする一止だが、いったん退院した美桜が発熱。再び搬送されてくる。しかし美桜は入院を拒否。「今度入院したら家に帰れない。死ぬ時は家で」と言う美桜の想いを尊重する一止だが、そこで取った行動の責任を問われることに…という展開。放送が始まると、進行性膵癌が悪化していく美桜を演じた貫地谷さんに「貫地谷しほりさん演技が迫真」「演技良いなぁ…。素敵な女優さん」「貫地谷しほりさんの「神様のカルテ」の演技すごいなぁ」などの声が次々と上がる。また「福士蒼汰!すーごい良かった こんな素敵な演技するんだー 好きになった」「原作ももちろん泣けましたが、福士蒼汰さんの栗原一止先生も素晴らしくて、涙ボロボロ」「素晴らしい演技で、主人公栗原一止は実写化でその魅力が増大したと思います」など、改めて福士さんの一止役にも高い評価が送られているほか、「福士蒼汰くんの役所良かったわ…でも市原隼人くんの役所も良くて…うぅ続編頼む…!」「市原隼人を配役にした北条先生絡みのエピソードがまだまだ全然ある気がして、私の中で勝手に続編が決定している」といった続編やスピンオフ希望の声も多数寄せられている。(笠緒)
2021年03月08日夏川草介の人気小説を福士蒼汰主演でドラマ化する「神様のカルテ」の第二夜が2月22日放送。中村蒼演じる進藤が語る“現在の医療現場の姿”と、一止の恩師である古狐の最期に慟哭する“大狸”板垣を演じた北大路欣也の演技に胸打たれる視聴者が続出している。映画化もされたシリーズ累計330万部を超える大ベストセラー小説から、「神様のカルテ」「神様のカルテ2」「神様のカルテ3」「新章 神様のカルテ」の計4冊にわたる長編を2時間×4話、計8時間という大型スペシャルドラマ化する本作。夏目漱石を敬愛するゆえに話し方が古風で、周りからは変人と呼ばれている「本庄病院」勤務の5年目の内科医、栗原一止を福士蒼汰が演じ、世界を飛び回る山岳写真家でもある一止の妻・榛名に清野菜名。“怪獣”の異名を持つ外科医・砂山次郎に上杉柊平。病棟主任看護師を務める東西直美に大島優子。新人看護師・水無陽子に伊原六花。病棟看護師・御影深雪に上原実矩。救急看護師長の外村勝子に新山千春。一止が“自若”と呼ぶ循環器内科医の小山田英秋に村杉蝉之介。「御嶽荘」の住人で売れない画家の“男爵”に大倉孝二。“古狐先生”こと本庄病院内科副部長の内藤鴨一にイッセー尾形。“大狸先生”こと本庄病院消化器内科部長の板垣源蔵に北大路さんといった顔ぶれが共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2夜では一止の大学時代の同期・進藤辰也(中村さん)が本庄病院に加わる。大学時代、医学部の良心と呼ばれていたほどの進藤だが、休日に患者が急変しても電話に出ず、回診も短く済ますなど、患者や看護師と対立。一止とも衝突してしまう。一止に話を聞くと妻の千夏は小児科医となり娘も生まれ幸せな日々を送っていたが、産休明けに過労で倒れてからは仕事に没頭。子どもの面倒を見ていた進藤にも“仕事と両立できていない”と批判の声が上がったという。「日本の医療は医者とその家族を犠牲にしてやっと成り立っている。そんなのは狂ってる」という進藤のセリフに「進藤先生は、全然 間違ったことやってない。医者は働かされすぎ」「日本の医療は医者とその家族の犠牲のうえに成り立っている」のセリフにちょっとうるっときてしまった」「コロナ渦でこのドラマ見てたら医療従事者への感謝しかない」などの声が上がる。後半では一止の恩師である古狐こと内藤に悪性リンパ腫が発覚、進藤らの必死の治療の甲斐もなく内藤は息を引き取るという展開に。内藤と40年前、医学部時代に「この町に誰もが、いつでも診てもらえる病院を作る」という約束を交わした仲だった板垣は、棺の中に笑顔で眠る古狐に「当直終わったぞ」と語りかけ、「今までみたいにご苦労様でしたって言ってくれよ」と慟哭する…。このシーンにも「北大路欣也さんが流石の迫力」「大狸先生の棺の中の戦友(古狐先生)に語りかけるシーンは涙腺を崩壊させた」「事務長との話し合いのときの演技が、すごすぎて、魅入ってました」など、その演技に圧倒された視聴者からの声が続々と寄せられている。(笠緒)
2021年02月23日福士蒼汰主演で夏川草介のベストセラー小説をドラマ化する「神様のカルテ」が2月15日から放送開始。福士さんの演技に「新たな一面を見た」「躍進に期待」などの声が上がるとともに、看護師役で出演した大島優子にも多くの反応が集まっている。原作は良い医師とは何かを考え、患者と正面から向き合う、1人の若き医師の苦悩と成長を描いたシリーズ累計330万部を超える大ベストセラー小説。映画化もされた同名原作を新たにドラマ化する本作。信州の本庄病院に勤務する5年目の内科医で、夏目漱石を敬愛、話し方が古風で周りからは変人扱いされている内科医・栗原一止に福士蒼汰。一止の妻で世界を飛び回る山岳写真家の榛名に清野菜名。「本庄病院」で“怪獣”の異名を持つ外科医の砂山次郎に上杉柊平。救急看護師長の外村勝子に新山千春。新人看護師の水無陽子に伊原六花。同じく病棟看護師の御影深雪に上原実矩。病棟主任看護師の東西直美に大島優子。一止が“自若”と呼ぶ循環器内科医の小山田英秋に村杉蝉之介。一止と榛名が暮らす「御嶽荘」の住人で年齢不詳の売れない画家、“男爵”に大倉孝二。「御嶽荘」の住人で信濃大学大学院文学部に在籍しているという“学士”こと橘仙介に岡山天音。本庄病院の内科副部長で一止が“古狐先生”と呼ぶ内藤鴨一にイッセー尾形。本庄病院消化器内科部長で“信州のゴッドハンド”と呼ばれるほどの技術を持つ一止の師匠、“大狸先生”板垣源蔵に北大路欣也といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では長時間の過酷な勤務をこなす一止がある日、大学病院に誘われ、最先端医療への興味を抱きつつも悩むなか、一度大学病院を紹介したものの、手術は難しいと断られ本庄病院に戻ってきた“癒しの安曇”こと安曇清子(風吹ジュン)との交流のなかで「良い医師とは何か?」を見つめ直していくストーリーを軸に、自らを大学院生と名乗る橘が、実は地元で神童と呼ばれるも大学には合格できず、そのことを母に言えないまま、母が天国に旅立ち、そのショックからオーバードーズして…といった様々なエピソードも絡めて物語が進んだ。独特の言葉遣いをする一止を演じた福士さんに、視聴者からは「しゃべり方がクセになる」「文豪を敬愛する医師!福士蒼汰の新たな一面垣間見た!」「役者、福士蒼汰さんのこれからの躍進に期待」などの声が。また「浦島さんを経て進化した福士さんがいる」「坊っちゃん語りを聞いてると、浦島さんが思い出される」と昨年秋に出演した舞台「浦島さん」を連想した視聴者も。また「福士蒼汰、大島優子キャストがいい」「優子さん、NICEな役頂いたなぁ~めっちゃいい」「一止先生を励ますのも、患者さんに良い対応する為の根回しを持ち掛けるのも、東西主任こと優ちゃん上手い」など、共演した大島さんにも多くの感想が寄せられている。(笠緒)
2021年02月15日3匹の猫と暮らしている飼い主(@maihimemoco)さん。ある日、自宅に幸運が訪れる『パワースポット』が誕生したといいます。『もふもふ猫神社』と書かれた神社の前に、お供え物を置くと…。我が家にパワースポットができたよ pic.twitter.com/Fpo4NN0n95 — コトのおちり ねこ休み展 (@maihimemoco) February 11, 2021 神社の中から、猫神様の手が伸びてきました!お供え物に目がない猫神様。飼い主の願いごとなどよそに、夢中でお供え物を食べています。動画には「即効性がありますね」「なんて自由な神様」「ご利益ありそう」などの声が寄せられていました。こんなにかわいい猫神様が出てくるなら、たくさんお供え物を置きたくなってしまうでしょう。猫神社の神様は、気まぐれな性格なだけに、願いごとの成就も気まぐれかもしれませんね…![文・構成/grape編集部]
2021年02月13日シリーズ累計330万部を超える夏川草介の大ベストセラー小説「神様のカルテ」を、福士蒼汰主演で1月にドラマ化。この度、主人公を支えるキャラクターとして、清野菜名と北大路欣也の出演が明らかになった。本作では、原作の「神様のカルテ」「神様のカルテ2」「神様のカルテ3」「新章 神様のカルテ」という計4冊の長編を、2時間×4話、計8時間という大型スペシャルドラマとして放送。今回出演が明らかになった清野さんが演じるのは、栗原一止(福士さん)の妻“ハル”こと栗原榛名。信州の医療現場で幾つもの試練に立ち向かう夫を温かく支える、山岳写真家という役どころ。また、「半沢直樹」の中野渡頭取役も話題となった北大路さんが、一止の師匠で“信州のゴッドハンド”と呼ばれる消化器内科部長・大狸先生(板垣源蔵)を演じる。清野さんは「今回、新しい枠へのチャレンジに参加できることがとても光栄です。医療の現場で働いている皆様に、改めて尊敬の念を込めて、作品づくりをしていこうと思います」と今作へ意気込み、「みなさんの、心のどこかを少しでも支えられるような作品になると嬉しいです」とコメント。「自然体で参加したい」と話す北大路さんは、「初心(うぶ)な心を大事に素直に生き抜く男、大狸先生に憧れます」と演じるキャラクターについて語っている。またキャスト発表と共に、福士さん演じる一止を含む3名の役写真も到着した。ドラマスペシャル「神様のカルテ」は2021年1月、テレビ東京系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年12月06日山田洋次監督がメガホンがとる、松竹映画100周年記念作品『キネマの神様』に、沢田研二、菅田将暉、永野芽郁、宮本信子に続いて「RADWIMPS」の野田洋次郎が出演することが決定した。野田さんが演じるのは、ゴウ(菅田さん)とともに撮影所で青春を駆け抜け、映画に夢を見た盟友・テラシン。野田さんといえば、言わずと知れた4人組ロックバンド「RADWIMPS」として活動し、独特の世界観で特に若い世代から熱狂的支持を集めている。illionとしてのソロ活動をはじめ、大物アーティストへの楽曲提供や、映画『君の名は。』『天気の子』の主題歌・劇中歌を手掛け空前の大ヒットを生み出すなど、まさに日本を代表するアーティスト。その一方、“俳優”野田洋次郎は2015年公開『トイレのピエタ』で初主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。今年はNHK連続テレビ小説「エール」に出演し、その飄々とした佇まいと存在感に世間が注目した。そんな彼がついに、巨匠・山田洋次監督作品に初出演。菅田さんとは、2018年のドラマ「dele」の第4話にゲスト出演して以来、約2年半ぶり二度目の共演となる。若き日のテラシンは、主人公のゴウと共に撮影所で映写技師として働き、「将来は自分の名画座を持ちたい」と熱く夢を語る真面目で誠実な男だが、女性に対してはめっきり不器用という役どころ。芯があって愛情深く、それでいて哀愁漂う、深みのある役を見事に演じ切り、俳優・野田洋次郎の新境地を見せている。今回新たに公開されたビジュアルには、その誠実でひたむきな、心優しいテラシンの姿が映し出されている。今回解禁されたビジュアルは、先日公開された4名のビジュアルとともに虹の架け橋で繋がるデザインとなっており、野田さんが物語に新しい風を吹き込んでいる。今後新たに発表されるキャストも、一人一人のビジュアルが徐々に繋がっていく予定という、野田洋次郎 コメントこの度『キネマの神様』に参加させて頂きました。物心ついた時からずっと山田監督の映画の世界に触れていた者として、今回頂いたお話はどこか絵空事のようでした。山田監督の演出は明確で、緻密で、何より映画への愛が溢れ出していました。もっともっと触れていたいと、監督の話を聞いてみたいと終盤に向かうに連れ名残惜しくなりました。きっとご覧になった誰しもが映画の持つ魔法に心を強く打たれることと思います。『キネマの神様』をどうぞお楽しみに。『キネマの神様』は2021年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年公開予定©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2020年10月22日Twitterユーザーのアマンダ(@cloudcat28)さんが投稿した愛猫の写真に大きな反響が上がっています。写っているのは彼女が飼っているラグドールとメインクーンのミックス猫『クライド』です。ある日、アマンダさんが外出しようとした時、留守番をすることになったクライドが窓から彼女のことを見ていたのだそう。そんなクライドの写真を撮ったところ、ものすごい写真が撮れたのです。それがこちら!Took a pic of the cat lookin out the window and accidentally turned him into some sort of god. pic.twitter.com/xjN4W6peSJ — Amanda (@cloudcat28) October 1, 2020 窓の外を見ている猫の写真を撮ったら、ある種の神様みたいになった。@cloudcat28ーより引用(和訳)愛猫が…神になった。まるで雲の上に座っている『猫の神』のようなクライド。これは合成写真ではありません。窓に写っている雲と室内でキャットタワーの上に座っているクライドが絶妙な位置で重なって、神々しいショットが撮れてしまったのだそう。投稿には142万件以上の『いいね』と、たくさんのコメントが寄せられています。・なんというハンサムな神様なんだ!・この写真をパソコンの壁紙にしてしまった。・彼がコップの水を雲のテーブルに倒した時、雨が降るんだよ。クライドの顔が少し下を向いていることで、「下界を見下ろす神様感」がさらに増しているように見えますね。ちなみに彼は正面を向くとこんなにハンサムな猫なのです。 この投稿をInstagramで見る Clyde(@clydethecloudcat)がシェアした投稿 - 2020年10月月7日午前2時26分PDT白い猫と白い雲が偶然生み出した奇跡の1枚。『猫の神』と化したクライドの写真はご利益がありそうで、思わず両手を合わせて拝みたくなってしまいますね![文・構成/grape編集部]
2020年10月19日